たまにはヤムチャが活躍する話を考えようぜpart24
1 :
Classical名無しさん:
2 :
Classical名無しさん:04/09/03 19:44 ID:s5dBnqEI
*****5^(n+1)+6^(2n-1)が31の倍数であることの数学的帰納法による証明が
>>2をゲット!*****
n=k+1 のとき与式は
5^(k+2) + 6^(2k+1)
>>3 ●N個、○N個の合計2N個の玉がある。
である。この式を変形すると これらすべてを円形に並べる並べ方の総数を求めよ。
5*5^(k+1) + 36*6^(2k-1)
>>4 ∫[0≦x≦1]x(log(x))^2dx を求めよ。
となる。この式の5^(k+1)に
>>5 レムニスケート曲線 x^2+y^2=a√(x^2-y^2) (a>0) 上の任意の点(x、y)
5^(k+1) + 6^(2k-1) = 31m での接線の方程式を微分計算により求めよ。
より得られる
>>6 f(t)=e^(-t)sinwt をラプラス変換せよ。
5^(k+1) = 31m - 6^(2k-1)
>>7 正多面体が4,6,8,12,20の五つしかないことを証明せよ。
を代入する。すると与式は
>>8 U_n(cosθ)=sin((n+1)θ)/sinθ とし、母関数展開、
31m*5 + 31*6^(2k-1) = 31*[5m + 6^(2k-1)] 1/(1-2xξ+ξ^2)=Σ[n=0〜∞](U_n(x)ξ^n) を証明せよ。
となる。
>>9 D=((X、Y)∈R^2|1<X、0<Y<X^α
よって数学的帰納法により、 0<α<1 ならば次の広義積分は収束することをしめせ。
すべての自然数nの値において I=∬1/x^2+Y^2 dxdy
与式が正しいことが示せた。
>>10 0以上の実数x,y,zが x+y^2+z^3=3 を満たしている
証明終 L=x+y+z とおくときLの最小値mが m<(3/2) であることを示せ
>>11 5+3=x xを求めよ。
22 名前:k ◆loUZiLh1JQ メェル:sage 投稿日:04/09/03 00:29 ID:???
前スレ
>>563-568 3年間
------------------------------
第38話 狂・愛
------------------------------
「さぁて、最後の決着を着けようじゃないか!」
俺は、ゆっくりと歩きながら、苦笑いを浮かべる。
―乾いた笑い。
恐らく、その意味が判るほど
長くは生きていないであろう『彼』と対峙する。
彼は、得体の知れないモノを目の当たりにしたような、
焦燥の表情を浮かべている。
「ボ、ボクが負けるはずないんだ!!」
この辺はやはり子供なんだろう。
感情を隠すこともなく、ふてくされた表情を浮かべる。
(俺も、タダでは負けてやらないぜ)
俺は、またも一歩前進する。
彼は後退する。
23 名前:k ◆loUZiLh1JQ メェル:sage 投稿日:04/09/03 00:29 ID:???
そして俺は静かに『死』を覚悟する。
― 刹那
「うわぁああー!!!」
突然、『彼』は自らの困惑を吹き飛ばすように、
奇声を発しながら飛び掛ってきた。
―おいおい、戦いってのは隙を見せちゃダメなんだぜ?
そんな隙だらけの体制で飛び込んできたら、
よっぽどの実力差が無い限り当たるはずないだろう?
なんて事を考える余裕がある。
ここまでリアルな『死』と直面すると、
こんなにも冷静になれるんだろうか?
俺の身体はまるで反応できない。
それほどの超スピードでの攻撃だったのに、だ。
25 名前:k ◆loUZiLh1JQ メェル:sage 投稿日:04/09/03 00:31 ID:???
頭はいくつもの思考が浮かんでは消える。
スローモーションで時が進む…
俺が、防御のために動かそうとしている手は
いまだ腰の辺りで止まっている。
まったく我ながら鈍い身体だ……
俺は防御を諦め、彼のほうを見た。
そういえばコイツ、誰かに似てるなぁ…
誰だっけ?
自分を倒すべく、攻撃を仕掛けている相手を前にして
妙な事を考えるものだ。
自分で自分に呆れつつ、苦笑する。
俺の人生の中で、最も永い『一瞬』だったかもしれない。
苦笑という名の吐息が口から零れるその前に、
激しい衝撃が俺の全身を襲った。
全身の筋肉が千切れるような感覚がする。
『時』が急速に実時間の速度へと戻っていく。
そして『現実』へと引き戻される。
…もうすぐだ。もうすぐ俺は死ぬんだろうな。
26 名前:k ◆loUZiLh1JQ メェル:sage 投稿日:04/09/03 00:32 ID:???
一撃だった・・・
たったの一撃で、身体の半分以上が
動かせないほどの重症を負ってしまった。
「・・・!」
声にならない声で呻く。
なんてこった。これじゃ仙豆が何粒あっても一緒だな。
たったの一撃でこのダメージじゃ、どうしようもない。
これが彼の本気の一撃だろうか?
いや、違うな。きっと、もっと出せるはずだろう。
彼は目の前で笑っていた。
何がそんなに可笑しいのか…
(あぁ、そうか・・・)
その瞬間、俺は全てを悟った。
誰かに似てると思ったら、そういう事か。
何だかムカツク面だと思ったんだ。
「ラルフ……」
27 名前:k ◆loUZiLh1JQ メェル:sage 投稿日:04/09/03 00:33 ID:???
面倒なことだ。
彼女を救いだすという目的を果たした今、
このまま『負け』ても構わない、
そう思っていたというのに…
『戦う理由』が出来てしまったじゃないか。
怒りが込み上げてくる。
「ゆるせ・・・ねぇなぁ・・・」
全身を切り裂くような痛みに耐え、
俺はゆっくりと立ち上がる。
「このまま負けてやろうと思ったんだけどな」
「気が変わったよ。」
「なんだと!?」
もっと早く気付いてやるべきだったんだ。
この異常な空間が俺の洞察力を鈍らせていたのだろうか?
いや、違うか。俺はもともと鈍感だったんだ。
そのせいで今までどれだけ苦労した事か…
こいつの異常な強さ、さっき戦ったヤツらの防護スーツ、
異質な『壁』、そして痛みを感じなくする薬……
全てが線となって繋がり一つの『答え』を導き出す。
ココは『研究所』だ、と言ったラルフの言葉を
俺はようやく理解する。
ラルフは・・・彼は、
自分の息子を『実験』に使っていたのだ。
こいつは、もう『人間』じゃ無い・・・
そう、服の隙間から見えるこいつの身体は、
その半分以上が『無機質なモノ』で出来ていた。
はいはいこっちが本スレあるよ〜
28 名前:k ◆loUZiLh1JQ メェル:sage 投稿日:04/09/03 00:34 ID:???
彼は自分の事を知っているのだろうか?
それとも何も知らないだろうか?
あの『薬』のせいで思考が麻痺してるかもしれない。
むしろ、彼は『狂っている』方が幸せかもしれない。
正気になり、事実と直面したら・・・・・
恐らく事実はこうだ。
彼はきっと、一度死に掛けたのだろう(あるいは一度死んだ)
ラルフは何としてでも息子を助けたいと思った。
その願いが、思いが、狂愛となり、
『かのフランケンシュタインの・・・』という、
この狂気の研究に足を踏み入れさせたのだろう。
硬質な物質で生身の肉体を置き換える。
そうすることで、恐らく半永久的な生命活動が可能になる。
強靭な生命力を持った怪物として生き続ける事が出来る。
人体に異質なものを埋めるのだ。
想像を絶する痛みを伴うだろう。
それを打ち消す役目が、おそらくはあの薬だったのだろう。
あれを体内に吸収し続けることで、異常な状態でも
痛みを感じずに、普通に行動できるようになる。
だが―― その代わりに心が壊れて逝くだろう。
ラルフは、息子にそれを望んだのだろうか?
29 名前:k ◆loUZiLh1JQ メェル:sage 投稿日:04/09/03 00:35 ID:???
ただ、ただ…人として生きることを望んだはずだ。
異常なモノとして生きるより、人間として死んだ方が幸せなこともある。
俺は、『一度生き返った者』として、どこか他人ごとじゃない気がした。
ラルフはきっと、息子の変貌ぶりに我が目を疑い、
泣き晴らしたに違いない。
狂った力、狂った心・・・
そして、彼らは闇に堕ち、
狂気に心まで喰われてしまった。
ラルフもまた哀しみを背負って生きているのだ。
少しだけ同情する。
どうして世の中には、こうも哀しみばかりが溢れているのだろうか?
世界ってやつは、人生ってやつは、
思った以上に切ないものなのだろう。
ランファン・・・今はお前も闇に居るのか?
ランファン・・・俺の『愛』も狂っていたのかな?
答えなんか出やしない。
目の前では、狂った笑い上戸な子供が飛び掛ってきている。
どうやら俺は戦うしかないのだろう。
例えこの先に、ハッピーエンドなど見えなくても・・・
『insane love』
連載中作品
YamuNote
押収のヤムチャ
ヤムロット伝3
Wolf
3年間
Saiyan killer 他
k氏…作品投下時は少しだけ空気読んでくだつぁいorz
荒らしと取られるのを覚悟で言うけど、
こんな事ばかり繰り返してると本当にどこにも居場所無くなるよ、ヤムスレ。
クラウン住民にも失礼だよ。
でも、始まった以上は頑張ってな。
>>1乙
>>13 言い訳にしか過ぎないが常駐の住人なら
今回のような行動はしないってのは分かってる訳だし
アクシデントって事で片付けられないかな。
15 :
Classical名無しさん:04/09/03 21:03 ID:Ez/e0RPs
もう潰れていいわ、ヤムスレ。
サイヤンの件も呆れてたけど、今回ので完全に見限った。さようなら
>>15 さようなら。
荒らしは少ないほうがいい。
これで元の綺麗なヤムスレに戻ったな
いや、まだ
>>13みたいなクソ荒らしが残ってるぞ。
自分で開き直って荒らしとか言ってる。クズだな。
458 :マロン名無しさん :04/09/03 22:23 ID:???
週末あたりにヤムチャのタイムスリップ物を書こうと思う。
新人だからうまく書けないと思うけど、小説の「リプレイ」のDB版。
なんか面白そうな新作が来そうなヨカーン
首長くして待ってような、みんな!
ヤムチャ大戦 :04/09/03 18:06 ID:rdPYEj/Y
俺たちは日本についた。
「で、これからどうするテリーマン?」
「日本と言ったらサムライにゲイシャにハラキリだろ」
オレはテリーマンの進言を採用し、サムライとゲイシャガールを探すことにした。
すると目の前にかわいい女の子があらわれた。その後ろには悪人面の男がいる。
突然悪人面が女の子のもっていたカバンをひったくった!
「へへへこれはオレ様がいただいてやるぜ!」
「そうはさせん!操気弾!」
バシッ!操気弾はひったくりに命中した。ひったくりは死んだ。
「大丈夫でしたかお嬢さん?」
「ありがとうございます、なんとお礼を言っていいのやら」
「それならサムライがいそうな場所を教えてはくれませんか?」
オレは女の子からサムライの居場所を聞き出した。
続く
ゼットソードを抜くことを決めて二週間
ゼットソードはまったく動く気配すらせず
俺の根性が抜けかかってきた今日・・・
界王拳を使って挑戦をすることにした・・・
「といっても、界王拳を使って抜くことが出来るなら
こんなに苦労はしないんだがなぁ〜」
ひとり、そうボヤきながら
すでに日課となった、ゼットソードの前に立つ・・・
界王神様は、飽きもせずに俺の苦闘を眺め続けている
「うぉぉぉお〜!!」
「界王拳、2倍だー!!」
ゴゥッ!!赤いオーラと共に気が体を駆けめぐり
ゼットソードは・・・!!
・・・
抜けない・・・
「2.1倍!!・・・2.2倍!!・・・2.3倍!!・・・2.4倍!!」
「当社比2.5倍!!」
界王様ならきっと爆笑してくれただろう
苦し紛れのボケをかましつつ、倍率を上げていく・・・
「3倍だぁ〜!!!」
その時・・・ゼットソードが!!
次回、ヤムチャの咆哮!!セットソード未だ動かず・・・
「ハァッ・・・ハァッ・・・ハァッ・・・」
「畜生・・・俺の最高の界王拳を使ってもビクともしやがらねぇ・・・」
こうなれば・・・限界ギリギリの界王拳を使うしかねぇな・・・
体に負担がかかるが・・・ここままじゃ埒があかねぇ・・・
・・・その頃・・・界王神様は・・・
「キビトさん・・・あの地球人はなかなか頑張りますね」
界王神は自分の部下であるキビトににこやかに訪ねていた
「ただの悪足掻きにしか見えませんが・・・」
キビトはヤムチャの事が気に入らないのだろう
身の程知らずが・・・そんな顔をしてヤムチャの方を観ている・・・
「キビトさん・・・彼は確かにヘタレ人間です・・・しかし・・・
こう・・・変わったエネルギーを感じませんか?」
「しかし、歴代の界王神が挑戦して成し得なかった
ゼットソードをたかが地球の人間ごときに抜くことができるでしょうか?」
「それはどうでしょう?
彼は、最後の賭をするみたいですよ?」
界王神はヤムチャの方に向き直り・・・
目を細めながら呟いた・・・
「界王拳の限界に・・・体が保てば良いが・・・」
「ふんッ!!」
「界王拳!!3.1415926535 8979323846 2643383279 5028841971倍だぁ〜ッ!!」
かなり強そうな倍率に見えるが、実際は3.1倍少しである・・・
しかし、少なくともヤムチャにとっては命を削った界王拳なのだッ!!
「ぬ、ぬぉぉぉぉ〜!!」
ビキッ、ビキキキィッ!!
しかし、現実は非情かな・・・
ヤムチャが限界を出し尽くした界王拳でもゼットソードは動かず
ただ、足下の岩をへこませヒビを入れただけであった・・・
「フンっ!たかが地球人!界王神様、所詮あの程度の男ですよ・・・」
キビトが鼻を鳴らし界王神に意見を述べる
その時・・・界王神の目に光が宿った・・・
「チクショウ〜!!」
ヤムチャが悔しさのあまりに、地面を殴った・・・
ピシィッ・・・!!
「なんで抜けねぇんだぁぁあぁぁ!!」
「・・・あ?」
今、地面が・・・割れたよな・・・少し・・・
「・・・」
やってみるか・・・ダメで元々だ・・・
「・・・・・・・・スゥ〜・・・・・・」
「つぇぇええいッ!!狼牙風風拳!!」
ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガッ!!!
限界一杯の界王拳を使用した狼牙風風拳は・・・
ゼットソードではなく・・・
その地面を抉り出した!!少しずつではあるが・・・しかし確実に!!
「バッ・・・バカなっ!!?」
キビトは驚愕の顔でヤムチャの行為をみつめ・・・
界王神は・・・まるでこうなることを予測していたかのごとく
だた、ヤムチャを見つめるだけであった・・・
「おお!!いける!!いけるぞッ!!」
さながら骨を掘り出す狼の如く、ヤムチャは地面を抉っていく・・・
そう・・・ヤムチャの考えは・・・
剣が抜けないなら、刺さっている地面を破壊して剣を取り出す・・・
まさに、人類の英知が界王神星の常識を打ち破った瞬間でもあった・・・
(と、ヤムチャの脳内でナレーションは流れていた・・・)
「あの男が・・・あの男がゼットソードを・・・」
キビトはただ現に今起きている・・・歴代の界王神の誰もが成し遂げることが
出来なかった事実を・・・みつめていた・・・
そして、小一時間が経過した頃・・・
「ゼットソードを抜いたぞ〜!!」
なんとも嬉しそうな、狼の咆哮が界王神星を揺るがした・・・
「界王神様〜!!俺、やりましたよ〜!!」
ヤムチャが界王神に向かって、思いっきり手を振っている
そして・・・
「あっ!!ヤムチャさん危ない!!」
界王神がそう叫ぶのと
ほんの少しのバランスで刺さっていたゼットソードが
ヤムチャの足下に倒れるのと同時だった・・・
「あんぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ヤムチャはお留守な足下を抜け落ちたゼットソードの直撃で
潰されていた・・・
「よかったですね、ヤムチャさん!!これで足下がお留守になりませんよ!!」
たぶん、この事態まで予測していた界王神様は満面の笑顔で
ヤムチャに叫んだのであった・・・
「冗談は良いから、はやく助けてくださいよ〜ッ!!」
俺は半ベソをかきながら、界王神様に助けを求めた
「・・・むぅ、冗談などでは無かったのですが・・・」
「キビトさん、助けて差し上げなさい」
キビトは嫌々ながらも、主人である界王神には逆らえず
ヤムチャの元へ飛び、ゼットソードを持ち上げようとした・・・が?
「ぐっぐぎぎぎぎッ・・・ハァッ・・・ハァッ」
「界王神様、無理です・・・」
「ふうむ・・・足を千切りますか・・・」
界王神様が恐ろしい事を言ってのけたとき、俺は正直半泣きになったぜ?
いや、むしろ泣いたね・・・
「ハッ・・・」
言うが速いが、キビトは俺の足を手刀で切り落としたんだ・・・
「ぎぃやぁぁぁぁぁぁぁ!!」
界王神星に、ゼットソードを抜いた勇者の叫びが響き渡った・・・
俺がゼットソードを引き抜いてから三日・・・
俺は千切れた足をキビトさんに回復で繋げて貰い
(正直、これをして貰うまでは俺の人生は終わったと思ったぜ・・・)
今では、ゼットソードを使った修行をしている
最後にキビトさんが、こんなお留守な足は観たことが無いとか
呟いてたけど・・・そんなに俺の足は酷いのか・・・?
「ヤムチャさん〜、剣を持ち上げることはできましたか〜??」
界王神様が俺に毎日聞いてくる・・・
ゼットソードを持ち上げる訓練で俺は界王拳も少し上達した・・・
なにせ、界王拳を使いながら気を抜くとスグに足下に剣が落ちるからな・・・
にしても、こんなんでヘタレが治るのか?
サイヤ人が来るまでに時間が無いってえのに・・・
ゼットソードの修行から2ヶ月・・・
俺は、軽快に・・・とまでは行かなくても
なんとか振り回せるぐらいにはゼットソードを扱えるようになっていた・・・
「界王神様〜!本当にこれでヘタレが治るんですか〜?」
俺はゼットソードを振り回しながら、界王神様に日頃の疑問をぶつけてみた
「言い伝えでは・・・そう聞いているのですが・・・」
界王神様は考え込んでいるようだ・・・一応真剣に・・・
「そうだ・・・ヤムチャさん!!カッチン鋼を斬ってみましょう!!」
「これさえ有れば、全宇宙の何でも斬ることが出来ますよ!!」
界王神様は、誰も意義のないナイスアイディアとばかりに
俺の答えも聞かずにカッチン鋼やらを飛ばしてきた!!・・・思いっきり!!
ポッキーン!!
なんとも、耳にキーンと来る音を残しながら
ゼットソードは哀れ中腹から見事に真っ二つに折れてしまった・・・
俺と界王神様は、しばし呆然としていたんだが・・・
「キビトさん!!!アナタがカッチン鋼を試せと言うから試したら
ゼットソードが折れてしまったではありませんかッ!!!」
いきなり、界王神様がキビトさんに向かってキレだした!!
「いえ、界王神様・・・私は何も・・・」
キビトさんは、突然降りかかった災難に賢明に立ち向かったようだが・・・
「ええいッ!だまらっしゃい!!アナタの顔など見たくもありません!
今すぐどこかに消えておしまいなさい!!」
・・・界王神様・・・ひでぇ・・・
俺は、キビトさんを哀れみながらキビトさんが去るのを見つめていた・・・
「うぉっほん・・・」
界王神様の後ろにはいつの間にか一人の爺さんが突っ立っていた・・・
「誰・・・?」
あんな爺さんここに居たっけ?
俺は脳内で1000人のヤムチャ会議を行い結論は生き別れの界王神様の父
という結論に落ち着いたが・・・
「ワシは十五代前の界王神じゃよ・・・」
爺さん・・・じゃなかった。十五代前の界王神様の発言でヤムチャ会議の
結論はまったく無意味な物となってしまった・・・
とりあえず、十五代前の界王神様・・・めんどくさいから老界王神様と呼ぶが
老界王神様によると・・・昔に老界王神様の能力を恐れた敵が
老界王神様をゼットソードに封じ込めたそうだ・・・
ちなみに、老界王神様の封印を解いたと言うことで
キビトさんは呼び戻されていた。<キビトさんは何も悪いことはしてないのだが
「一体、老界王神様の能力とはどんな力なんですか?」
俺は、恐る恐る老界王神様に質問をしてみた・・・
「聞きたいか・・・?」
「是非!!」
「では、教えてやろう・・・ワシの能力とは・・・
パワーを引き出す能力じゃ・・・」
も、もしかしてこれは・・・!!
「老界王神様!!ヘタレを、俺のヘタレを治すことは出来ますか!?」
老界王神様はニヤリと笑うと・・・
「あったりまえじゃ!ワシにとってはそんな事、造作も無いわい」
俺は・・・ついにその言葉を聞くことが出来たんだ・・・
「で?どうすればいいんですか?」
俺のヘタレが治ると思えば、気分もなんとなく晴れやかな気がしてくる・・・
どんな修行でも耐えてみせるさ!!
「まぁ、そこに座れ・・・」
老界王神様に言われるままに俺は腰をその場に下ろして
「どんな修行をするんですか?」
そう聞いてみた・・・
「ん?お主はそこに座ってるだけでええ」
座ってるだけ?それだけでヘタレが治るのか?
神々の間をたらい回しされてきた、俺は一抹の不安を感じながらも
老界王神様の話を信じて座ることにする・・・
・・・が、老界王神様は俺の周りを踊ったり
俺の向かいに座りながら、漫画を読み耽ったりと・・・
アナタはホントにカミサマデスカ・・・?
俺は正直、不安でたまらなかった・・・
連投にひっかかってID変わってます
ちょっとヤムチャっぽさが薄いかもしれませんが
頑張りますのでよろしくお願いしまっす
でわわ〜
>宇宙ぶっちぎりのスゲェ奴!!(別の意味で)
お疲れさま。果たしてヤムチャはヘタレを克服してしまうんでしょうか?(笑
しかし悟飯でさえあれだけ手こずったゼットソードを、界王拳を使ったとしても
何とか扱えるヤムチャは、もしかしたら相当強くなってるのでは…?
とりあえず先が楽しみです。これからもがんばってください!
39 :
Classical名無しさん:04/09/04 05:33 ID:WvQ9EkGg
マジ詰まんなかった。史ねよ
>>21 ヤムチャのタイムスリップ物ですか〜。
楽しみにしています。
>ヤムチャ大戦
次はサムライとゲイシャガールですか・・。
どんなキャラが出てくるのか楽しみです。
>三年間
敵の少年はラルクの子供だったんですね。
息子を生き返らせるために必死になって、あんなふうになってしまったというマッドサイエンス的な愛はいいと思います。
死を覚悟して闘い続けるヤムチャはかっこいいですね。
>宇宙ぶっちぎりのスゲェ奴!!(別の意味で)
ヤムチャの知恵が歴代の界王神を上回って地面を割るという展開は予想外でしたw
足を切られたヤムチャや 界王神に責任を押し付けられるキビトはかわいそう・・(笑)
いよいよヘタレ克服の手がかりが出てきましたね。
>>40 語ろうぜスレからのコピペだよ、
>>21は。
最後の一行だけコピペしてない。多分わざと。期待はしない方がいい。
>宇宙 文章量すごいな。
>宇宙ぶっちぎりのスゲェ奴!!(別の意味で)
意外と楽しみになってきたのは俺だけか…?
>宇宙ぶっちぎりのスゲェ奴!!(別の意味で)
今回の更新で一番いい所は、文章量が多いところですね。
次に作品レスが多い。そしてボリュームがある。最後に文字数が多い。
逆に惜しいところは、量が多いだけで中身がスカスカで読みごたえが無く
大変つまらないところでしょうか。
>>42 いいんじゃないでしょうか。他にこのスレで楽しみは無いでしょうし。
44 :
哀・戦士:04/09/04 17:50 ID:fWgZVZek
久しぶりですね。
スレ乱立してるようですがまだあったんですね。
驚きましたyo!
サイヤンが最初からいなければ、こんなことにはならなかったのに。
もうリアル生活で市ねよ。
>>41 他スレのコピペ文でしたか・・。
じゃあ期待はできないかな。
ていうか、おそらく
>>21を書いた人はバキスレに上げるみたいだな、
ヤムチャ主役の作品をw
>>48 よそはよそ。
うちはうち。
そんなにバキスレがいいならバキスレの子になればいいのに。
>>12 23への誤爆(?)すまなかったです。
確かに考えれば急にID無しに飛ぶのはおかしいですね。
荒れるのはもうコリゴリですので、
自分も気をつけます。
>>40 いつも感想つけてくださってる方でしょうか?
ありがとうございます!
マッドサイエンス的な・・・っていうのは、
今回の作品のテーマみたいなもんなんで、
そう言っていただけると嬉しいです。
今、執筆中の箇所が、まだ上手くまとまってないので、
来週末には上げたいと思ってます。
よろしくです
>>宇宙ぶっちぎりのスゲェ奴!!(別の意味で)
いやぁオモシロイですね。
いきなりサイヤ人戦の前に界王神様と会っちゃいましたかw
ゼットソードを抜くんじゃなくって掘るってのは
確かに!て感じで笑えました。
ホントにヤムチャのヘタレは治るのか!?
楽しみに待ってます
52 :
ヤムチャ大戦:04/09/05 01:43 ID:S2Mwjutc
「ハロー、ゲイシャガール」
テリーマンがナンパしている。オレは椅子に座ってお茶を飲んだ。
最初の一杯は落ち着くためにぬるく。
次の一杯は程よい熱さで。
そして最後の一杯は最高の熱さでお茶の味を演出している。
「ほめほめ、よきかなよきかな。なっはっはっ」
笑いながら、茶を入れた小姓の頭をなでてやる。
なでられた小姓もちろん美形は、頬を少し赤らめながら去っていった。
どうやらオレの格好良さに惚れてしまったらしい。美しいと言うのも罪なものだ。
とりあえず、お城を見つけた俺たちは中に入ることにした。
当座の目的は姫の夜這いである。はーとふるである。
俺たちは、城の中を散探して回った。
続く
もういいって。
第二の青流刀は。
案外パオあたりが狙って書いてるのかもしれん>ヤムチャ大戦
青龍刀褒めてたし。
いくらなんでも違うだろw
というわけでトモ氏復活期待age
いくらなんでも厳しいだろw
突っ込みしやすいな君w
第八幕「フリーザの陰謀、ベジータの陰毛」前回のおはなし>>part22スレの662-667
みんなで神の宮殿に集まった日から三ヶ月がたった。
悟空たちはせっせと修行にはげんでいる。
ヤムチャは下界で休養中だ。
ピッコロは逃げたまま帰ってこない。
それを追いかけていった悟飯も依然として帰らない。
フリーザ軍はドラゴンボールを見つけられぬ苛立ちから地球人の殺戮にはしっている。
人口の70%までもがすでに殺されてしまっていた。
キングキャッスル―――。
ドタドタッという激しい足音のあとに王の間の扉が開く。
「・・・そんなに大きな足音をたててどうしたのですか?ザーボンさん」
「ふ、フリーザ様!新型スカウターが東方にじゅ、18万の戦闘力を察知しましたっ!!」
「18万?・・・ああ、東といえばいまベジータたちがドラゴンボール探索をしていましたね。
おそらく大猿になって暴れているのでしょう」
「ああ、なるほど・・・!しかし18万とは恐ろしい戦闘力ですね。
サイヤ人連中は間違いなく危険因子です。いまのうちに始末なされてはいかがでしょう?」
「ザーボンさん、あなたはそんな報告をしにきたのですか?
それよりも早くドラゴンボールを見つけ出して欲しいですね・・・。
もう地球に来て四ヶ月以上になるのにドラゴンボールの情報すら得られてないんですよ?」
「はっ・・・はいっ!!申し訳ありませんでした!!」
一礼のあと足早に去っていくザーボン。
フリーザはおおげさにため息をついて見せた後、ギニューを側に呼んだ。
「さきほどの話、聞いていましたよね?ギニュー隊長はサイヤ人の処理についてどう考えますか?」
「はっ。おそれながら私の考えを述べさせていただきますと
やはりサイヤ人は危険であり、力をつける前に殺しておくのがベストだと思われます」
「そうですか。ベジータたちも私のことをこころよく思っていないでしょうしね。
しかし大義名分もなしに奴らを殺してしまっては、他の部下の忠誠心に影響するし難しいですね」
そう言ったあと、フリーザはしばらく考え込んだ。
「・・・ギニュー隊長、今から一般の部下を数人連れてラディッツを痛めつけにいってくれませんか?」
「特選隊のメンバーではなく一般の部下ですか?しかし何故ラディッツを?
・・・・・・ああ、なるほど!それはいい考えですね。では、さっそく行って来ます」
一方、東の都付近で活動をおこなっていたベジータとラディッツは人間に戻って休憩していた。
といっても、ラディッツはジュースをとりにパシらされているのだが。
キングキャッスルは昼だが、こっちは時差でもう夜だった。
ナッパは今日は別の場所でドラゴンボールを探している。
(今日もドラゴンボールの収穫はなかったな・・・。
だが久々に大猿で暴れてスッキリしたし良しとするか。ラディッツのやつ遅いな)
色々と考え事にふけるベジータ。
ラディッツがパシりに行ってからもう15分はたっている。
と、ピピピッと突然ベジータのスカウターが鳴った。
近くに1000を超える反応がいくつかある。フリーザ兵だろうか。
気になったベジータはその場所まで見に行った。
「・・・・・・!!」
ベジータは我が目を疑った。
なんとフリーザ兵がラディッツを囲んでボコボコにしているのだ。
「よお、ベジータさん!ちょうど弱虫ラディッツの野郎をいじめて遊んでたんだ。
あんたもまざるかい?いつもナッパさんと二人でいじめてるんだろ?」
そう言うと、フリーザ兵はみんなではははと笑いあう。
ラディッツはうずくまりながら涙と鼻水をたらしている。
ベジータは無言のままラディッツのほうへ歩み寄った。
「おっ、さすがベジータさん!一緒にコイツいじめて遊ぼうぜ!はは・・・はっ?」
いつの間にかこのフリーザ兵の首はベジータに刈り取られていた。
そしてベジータはさらに手刀で他の兵の体を貫いていく。
一分とたたないうちに、その場にいたフリーザ兵は全員息絶えていた。
「す・・・すまねえベジータさん・・・!」
ラディッツがヨロヨロと立ち上がりながら礼をいう。
「フン、勘違いするな。助けたわけじゃない。
お前をいじめていいのはオレたちサイヤ人だけだからな」
ちなみにベジータとナッパがラディッツをいじめる一番の理由は
ラディッツの髪の多さがムカつくからだった・・・。
最近抜け毛に悩んでいるベジータからすればラディッツの髪の量は嫌味でしかない。
ナッパにいたっては髪の毛一本すらない。下の毛はすごいけどね。
突然、またスカウターがけたたましく鳴る。
上を見上げると、軍最高幹部の男がこちらを見て笑っていた。
「お、お前は・・・ギニュー!?」
「やあベジータ。よくも軍内の兵士に手を出してくれたな。これはフリーザ様に対する反逆だぞ」
「・・・・・・・・・」
「だがフリーザ様は慈悲深い。30分だけ逃げる時間をくれるそうだ。
ただし、地球上のどこへ逃げても刺客が追いかけてくるがな!」
フリーザが30分逃げる時間をくれるという発言を既にしていることがおかしい。
ハメられた、ベジータは一瞬のうちにそう悟った。
「くそったれーーーーっ!!!」
ベジータはラディッツの髪をむんずとつかむと猛スピードで飛び出った。
「ははははは!!どこへでも行くがいい!すぐにスカウターで見つけ出してやるぞ!!」
ヤムチャとプーアルは野原に寝っころがってぼーっとしていた。
ゴロゴロしていると、遠くから誰かがこちらへ飛んでくるのが見えた。
「あれは・・・クリリリン?クリリリンじゃないか?」
「ヤムチャさま、リが一回多いです」
そうこうしてるうちにクリリンがやってきた。
「どうしたんだマリリン。何かオレに用か?」
「ヤムチャさま、わざと間違えてるでしょ・・・」
「えっと神様から伝言です。ベジータがフリーザ軍に追われている・・・と」
「な、なんだってーーー!?」
(続きます)
えっと新スレここでいいんですよね?
>>1おつです。
なんか体調悪いわ。。。便所行って来ます。
63 :
Classical名無しさん:04/09/05 19:00 ID:l4K.rllc
>クリリリンにワロタw
俺もクリリリンに笑った。
ほかは特になし。
65 :
Classical名無しさん:04/09/05 19:14 ID:l4K.rllc
>下の毛はすごいけどね。にもワロタw
感想ありがとです。地震怖かった!
便所で命尽きるかとオモタよ。
2話目「ヤムチャ氏」
ナッパを倒した後、ヤムチャの祖先が現れた。
祖先はヤムチャの力を覚醒させるという。ヤムチャは了承した。
ヤムチャ「うわー力が溢れるー%」
パワーアップしたヤムチャは祖先を殺して木星へと向かった。
木星に着くと、新たな敵が待っていた。
まんこ好き「ひひひ」
ヤムチャ「俺はヤムチャだ」
まんこ好き「知るか」
ヤムチャ「くらえーローガフーフーケンー」
まんこ好き「マンコッ」
まんこ好きは砕け散った。
ヤムチャはそのまま木星へと降り立った。でもすぐに出た。
土製が見えたのでヤムチャは土製へ向かった。敵がいた。
テソシソハソ「久しぶりだなヤムチャ」
ヤムチャ「お前はテソシソハソじゃないか。ケツがうずいてきたのか?」
テソシソハソ「ああだからお前のモノをぶちこんでくれ」
ヤムチャ「わかったズブズブ」
テソシソハソ「ああそのままおしっこを出してくれ」
ヤムチャ「氏ね」
ヤムチャはちんこから気功弾を出して天津版を殺した。
次の目的地は一気にマゼラン星雲となった。
3話へ続く%
68 :
ヤムチャ大戦:04/09/06 00:11 ID:uitMvUwE
オレたちは城に潜入した。
「まったく不気味なところだぜ!ヤムチャ、生きてるかぁ!?」
「ああ、なんとかな…ッ!テリーマン!上から来るぜ気をつけろぉ!」
雨あられと降り注ぐ矢の嵐。次々と現れる落とし穴。
オレたちはとんでもない罠をこれでもかと乗り越えていった。
「なんだ!この階段は!?」
テリーマンが叫ぶのが聞こえる。見やると、確かにそこには地下に通ずる階段があった。
そしてその先には三つの扉が…赤、青、緑に色分けされた鈍重な扉が、オレたちを待ち構えていた。
「せっかくだからオレはこの赤の扉を選ぶぜ!」
オレは勢いよく赤い扉を開けた。途端に、室内からの強烈な輝きがオレたちを照らし出す。
なんとそこは宝物庫だった。
「イ、イヤッホー!」
先走るテリーマン。グワシャ、と言う音と共に、つり天井の下敷きになった。
テリーマン死亡。
続く
>>50 k氏は今回の騒動で馬脚を現したな。
あんまり突っ込まれてないが、
コイツの意見や行動をみてると、
間違いなくコイツは荒らしの一員だったぞ。
空気を読んでないのではない。
「意図的に」サイヤンを葬ろうとしたんだ。
>>69 正直俺もそう思ってたけど煽りと思われるから書けなかった。
やっぱ絶対そうだよな?
まあぶっちゃけ作品面白いからどうでもいいけど
>>69-70 程度の低い釣りは完全スルーするけどあんまり落ち込むなよ。
>>71 どうしてキミはスルーが出来ないのか?
>ヤムチャ大戦
乙
オマエモナー
っていっぺん言ってみたかったんだよなー。
3話目「新たな敵」
マゼラン星雲についたヤムチャは宇宙船から出る。敵がいた。
ヤムチャ「なんだお前は」
反町「俺の海を探しているんだ」
ヤムチャ「はぁ?」
反町「だって夏だし」
ヤムチャ「氏ね」
反町「アブフェッッ」
砕け散った。ヤムチャはマゼラン星雲をあとにした。
次の目的地はシリウスだった。そこには最強の敵がいた。
サイバイマン「けけけ」
ヤムチャ「ひー助けてー%」
サイバイマン「お前氏ねよ ドゴッ」
ヤムチャ「ぶりぶりー!」
次の瞬間、ヤムチャは日比谷線の電車内にいた。八丁堀で降りると
ヤムチャはホームにいた人々を惨殺した。
続く
しかしクズみたいな作品しかこねーなw
こんなゴミつぶしても仕方ない。
サイヤン来ないかな。作品と作者潰し同時に楽しめる。
「これからはケンカモードだ、どんどん来い」はまだ有効だよね?
今年の夏は長いな・・こりゃあのままサロンに逝ってたらどうなっていたか
新スレに来た作品
・ヤムチャ大戦
・ヤムチャ〜星の戦士〜
・ヤムロット伝3
3分の1しかまともなの来てない・・・
サイヤンカムバック。
「しっかりしろよ、悟空!」
声をかけるが、悟空はぐったりとしたまま返事を返さない。
人造人間との戦いで心臓病の発作が起きた悟空を家に送り届けるために、オレは空中を飛んでいた。
とにかく今は少しでも早く悟空に薬を飲まさねばならない。オレはスピードを更に上げ、飛ぶことに全ての力を傾けた。
――だからだろう、奴らの接近に気が付かなかったのは――
突然、辺りの空気が変わった。閃光が走る。次に衝撃。
視界が回転する。ぐるりと回って、吐きそうなほどに気持ち悪い。
次に暗転。何も見えず、ただ粗雑な耳鳴りが鳴り響いているだけ。
脳が警鐘を鳴らしている。何か危険が迫っていると叫んでいる。
いつの間にか、オレは、大地に叩きつけられていた。
状況を確認するために、辺りを見渡す。
悟空はすぐ近くに倒れている。空中にはいまだ余韻を残している爆発の残光。
(エネルギー波で後ろから狙い撃ちにされた? 油断していたかッ!)
ギリッ……と、唇を噛む。直撃を食らった背中が痛むが、そんなことを気にしている暇は無い。
ふと空を見上げると、残光の中から三人の人間が姿をあらわした。
どうやら、奴らも人造人間らしい。気をまったく感じない。
「いきなり不意打ちとは……やってくれるぜ……!」
拳を握る。意識だけは敵に向け、気を集中させる。
見れば、悟空は完全に意識を失っている。急いで薬を飲まさなければならない。
「速攻で行かせてもらう! 界王拳10倍!」
オレの体が、赤い光に包まれる。そのまま手近な奴を狙って、気孔波を打ち込んだ。
瞬間、敵の姿が消える。後に残ったのは何も無いところへ虚しく飛んでいくオレの気孔波のみ。
後ろからの衝撃に、オレの意識が一瞬飛ぶ。視界がブラックアウトする。
なんとか持ちこたえ、振り向きざまに蹴りを放つ。が、それもまた空間を切り裂くだけだった。
「さすがだな、赤い彗星」
目の前の崖から聞こえてくる声に、視線を向ける。
そこには三人の人造人間が、オレを見下ろしながら笑っていた。
「だが、こいつはわたしにやらせて貰う……」
先ほどオレが狙った奴とは別の人造人間が、誘う様に右手をこちらへと差し出した。
そこに光が溢れる。放出されるエネルギーが、オレを狙っているのがわかる。
「ハッ!」
掛け声と共に放たれたソレは、寸分たがわずオレの位置を貫くだろう。
だが、そんな見え見えの攻撃に当たってやるつもりはさらさらない。足に力を込め、跳躍する。
轟音が響き、爆発が起こる。だがソレは、オレの予想とは違い、下ではなく上で起きた。
衝撃に、オレの体が跳ねる。先ほどまで立っていた大地に向かい、落ちる。
そこに迫るエネルギーに、オレは回避運動を取ることも出来ずに飲み込まれた。
そして起きる第二の爆発。なんとか意識は飛ばずにすんだが、身体の方が悲鳴を上げている。
「なん…だ…今のは……」
理不尽な展開に、怒りすら覚えながら、オレはそんなことを口にした。
答えなど求めてはいない問いかけに、敵が応える。
「先ほど、貴様が赤い彗星と戯れている間に、この辺り一帯に見えない機雷を仕掛けさせてもらった。少しでも触れれば、ボン! だ……」
なんと、単純な話ではある。頭の中で理解しながら、敵の次の言葉を待った。
「戦いをまともにしようとするから、こういうことになるのだよ!」
それが、敵の言葉。武道家の風上にもおけない、卑怯でつまらない行動原理。
――そうか、そっちが卑怯な手を使ってまで勝ちにいこうってんなら――
胸中で呟く。身体はもうバラバラになる寸前。だが精神の力で持ちこたえている。
今の状態では、今よりも強い界王拳には耐えられないだろう。それでも、オレは気を高めた。
「界王拳……20倍……」
先ほどよりも遥かに強い光が、そして力が……オレの中から溢れるのを感じる。
オレから放たれた気は衝撃となって、敵の設置したらしい機雷を全て爆発させた。
連鎖が起き、爆発が広がる。余韻を残した空間をしかし、オレは敵に向かって跳んだ。
一瞬で接敵し、高めていた気を放出する。
円形として表現されたその気は、敵の装甲を貫くのに十分すぎる威力を持っていた。
「ゼロ距離攻撃かッ! ……あの壷を届けてくれよ! あれは……いいものだァー!
一人、倒した。
爆発と共に飛び散る敵の残骸は、オイルと機械の匂いが混ざり合った不快なものだった。
「なにッ!? 人造人間を破壊しただと!」
大仰に驚いている敵に、オレは跳んだ。
身体がはね、回る。敵はこちらの動きにはついてこれない。
「は、早いッ!?」
拳を打ち出す。直撃した敵は、もんどりうって倒れる。
身体を反転させ蹴りを放つ。ソレは的確に敵の腹を貫いた。
吹き飛ぶ敵に追撃をかけることもなく、その場で意識を全方向に向ける。
心配していたもう一体からの奇襲が来る事もなく……敵は、二人揃って前方の岩場に佇んでいた。
「焦るな! 落ち着いてさえいれば、どうということはない!」
「わたしが焦っているだと!? わたしは冷静だ!」
先ほどオレに蹴られた敵が、おもむろに突っ込んでくる。
軽くかわし拳を打ち出す。瞬間、もう一体の敵から放たれるエネルギー波に貫かれる。
だが、貫かれたのはオレではなく、敵の方であった。
「な、何故……?」
「キミはいい友人であったが……キミのお父上がいけないのだよ!」
「謀ったな! 謀ったなーーーーー!」
「わたしとて男だ! 無駄死にはしない!」
怒声と共に、敵の身体が膨らむ。次の瞬間には、敵はもう一体の敵へと全力で跳んでいた。
「く、くるな! 来るんじゃない!」
「……Drゲロに栄光あれー!」
絶叫を残し、敵が爆発する。抱き付かれた形で、もう一体の敵も爆発に飲み込まれた。
「認めたくないものだな……若さゆえの過ちというものを……」
気付いたときには、二人まとめて消失していた。
「なんだったんだ? こいつら……」
呟きを残して、オレも倒れる。無理をしすぎたせいで、身体はもう動きそうに無かった。
そのころ、Drゲロは……
「孫悟空追撃にあの9、10、11号を差し向けたが、上手くいっているだろうか? 奴らのAIには特殊なものを積んでいるからなぁ……」
Z戦士から逃げ回りつつ、そっと呟いていた。
その後、界王拳の反動で身体の内側をズタズタにされたオレは仙豆を食べたが、結局オレの身体は治らなかった。
それを機に、オレは戦士としての人生に終わりを感じ、引退することになる……
終わり
>>81 ふざけ半分・ネタでSSのっけてる奴がしゃべるなってことでしょ。
俺の目にもあなたの作品は人を馬鹿にした出来にしか見えない。
>追撃!トリプル人造人間!
また投げ出し作品か。
と思ったら短編ね。乙。
>>87 チャパプットみたいに面白いと思ってやっているんだろう、ま、ほっといてやれ。
>追撃!トリプル人造人間!
元ネタありそうだけど・・よくわからない。ゴメソ。
第4ページ「攻撃」
「俺が小鬼とはな・・・・嘗められたもんだ・・・・クククッ」
奴がDEATH NOTEを知っていることから、所持していないとも限らない。
そう思い、咄嗟に狼牙風風拳の構えを取る。
足元お留守、と良く言われたものだが、
その欠点を知らない相手にとっちゃ威嚇程度にはなるし、
大して実力の無い奴なら、この技でも十分に仕留めることが出来るからだ。
だが、危険と恐怖もヤムチャは感じていた。
凄まじく危険で、恐ろしい『何か』を。
気を読み取る。そんな高度な物ではない。
この場に居合わせれば、馬鹿でも分かる。
第六感は、ただ『ヤバイ』と、そうヤムチャに教えていた。
「ほうほう、争うか。やってみるがいい。無駄だと思うがな」
油断している隙を見つけ、小鬼に襲い掛かるヤムチャ。
恐ろしく、とても危険だが、抵抗しなければ死が訪れる、
そうヤムチャはそう思った。
「ククク」とヤムチャを見据えて笑う小鬼。
ズダダダダッ――――。
カウンター等は食らっていない。
間違いなく、狼牙風風拳の餌食になった、その筈だった。
ヤムチャの前に立つのは、他ならぬあの小鬼だった。
「無謀なお前に一言。俺は大概の事では死なない」
余りにもお留守なヤムチャの足元を蹴り付ける小鬼。
強烈とは言えなかったが、ヤムチャは仰向けに倒れそうになった。
ヤムチャは体勢を立て直すと、ゆっくりと、警戒しながら後退りして小鬼との間を空ける。
「・・・・お前の用件は?」
「一番始めに言った筈だが?」
小鬼は静かに、そして即座に言った。
ヤムチャは黙りこくる。
「俺は鬼達の中でも特別エリートでな。
閻魔大王は俺等を『死鬼』と読んでいる、影のトップだ。
今お前の部屋にあるデスノートを使って、厄介者と死に追いやる。
それが俺の仕事だ。お前の仲間が倒した奴等も殆ど俺等が殺したようなもんだ」
「それで?」
ヤムチャは恐る恐る聞いた。
DEATH NOTEを奪われるのでは無いか?
と、心配していたからだ。
自分の計画していたのも、全てパアになる。
それだけは避けたい、何としても・・・・とヤムチャは思った。
小鬼、もとい、死鬼は再びヤムチャの心を見透かしたかのように微笑み、鋭く言った。
死鬼のその微笑みが、ヤムチャにとってはこの上無い程気持ち悪かったが。
「ククク・・・・おかしな事を考える奴だ。俺はお前に『何もしない』」
何も・・・・しない!?
ヤムチャの心はほっと落ち着いた。
91 :
トグサ :04/09/06 20:24 ID:5FcddtZI
俺は街のとても固い地面の上を走っている。
これが、体が感じる物の感触なのか。
これが、風を切る、ということか。
これが、体の各部位を機能させて動かすということなのか。
全てが新鮮で、全てが受け容れ易いモノ。
そうだ、これがリアル≠セ。俺が漆黒の闇の中、永く永く求め続けていたものだ。
脳が指令を送る――全身がそれに応える――行動として具現化される。
たったこれだけのこと、紙や画面の中では感じることが出来なかった。
解き放て。全てを受け容れ、世界と溶け合い、自分とそれとを順応させろ。
それだけで、俺は全てを捻じ伏せる最強の狼となる。
この世界には、俺以外バケモノはいないハズなんだ。
傷だらけの狼は、もういない。昔の名は忘れてしまっていた。
92 :
トグサ:04/09/06 20:25 ID:5FcddtZI
「!」
上空から放たれた歪な気配を、トグサ≠フ鋭敏となった感覚は逃さなかった。
上を見上げる。抜ける青空と、オレンジ色のガレキで形作られた屋根。いる。
「降りて来いよ。いるだろ、2人」
トグサ≠フ芯の通った声が辺りに響いた。暫し残響が残りし後、音も無く落ちて来た
2人の男。
格好は同じだった。全身と顔を覆う、まるで隠遁者のような姿。布の隙間から僅かに覗く
鋭い眼光が、トグサ≠スだ一点に向けられる。
「お前が稀少品だな」
「これがァ? なんかヒョロイなおい。こんな華奢な学生みてーなヤツがそんな必死に
なるモン?」
「いいから黙ってあれを捕らえ、あの方々の所に突き出せばよいのだ。それだけで、
家が建つ」
「ええー、イヤだよぉー。オレはあいつを原型を留めないくらいにボッコボコにして、それから
リスボンの港にコンクリ漬けにして――」
「お前は……本当、救えないバカ者だ。バカ世界一決定トーナメントにでも出て大金稼ぐがよい」
「はあ!? この利発でセンシティブなオレ様がなんでー!」
格好は同じなのに、性格はまるで違う。対照的だ。
93 :
トグサ:04/09/06 20:26 ID:5FcddtZI
トグサ≠ヘ、全てを受け容れつつも冷静沈着だった。敵の力量も読み取れず(読み取ろうと
もせず)、自分達が無様に敗北するイメージを描けない雑魚ども。早々に見切りをつけ、深く、深く
呼吸をする。世界と溶け合う、そして、放つ。攻撃の際は常に力を抜いて、インパクトの瞬間、一気
に力を外に放つ。イメージだ。そう、あの2人を一撃で地面に寝転ばすイメージ――
「いいか!? オレは世界中のどの男よりもモテ――」
アホトークを続けたバカ男と、それをダルそうに聞いてた男。
その、2人の世界は同時に一回転した。トグサ≠フ超高速水面蹴り。
2人は、頭からコンクリの地面に激しく激突し、静かになった。
「うああ……」
トグサ≠ヘ、あまりの気持ちよさに震えが止まらなかった。体がビリビリして動けない、それほどの
快感――思わず、情けない喘ぎ声も漏れる。
(技をキレイに繰り出すって……相手を倒すって、リアルだとこんなにも気持ちいいモンなのか……!)
気持ちよさに抗おうと、思い切り息を吸い込み、叫んだ。
「お前らァッ!! 足元がお留守だぞおおおおおおおおおおおッッ!!!」
叫びながら、走り去っていった――気持ち、よすぎ……。
>トグサ
1レスくらい間を空けろヴォケ
良いじゃん別に。
面白ければそこら辺の体裁はどうでも良い。
1レス毎に別々の作品が交互に来るような事がなければな。。
96 :
リ・バース:04/09/06 21:37 ID:55IZkDbY
私たちはいわば2回この世に生まれてくる。
一回目はただ存在する為に。二回目は、生きる為に。 ルソー
誰でも一度はふと考える事がある。
この自分の人生は、本当に、「本当」の自分の人生なのだろうか?
あの時、もしああしていれば、人生は光溢れていたんじゃないだろうか?
選択ミスの連続で、今の「偽り」の自分があるんじゃないのか?
もし予め自分に起こる事件。生涯の系譜を、最初に知っていたとしたら。
最初から、絶対に迷わない成功へのコンパスを握っていたとしたら。
人生は劇的に変わるんじゃないだろうか?
詮無き事。
どんな成功者も、一度も後悔無しには人生を終えられないように、
どんな人間も、人生のやり直しも出来やしない。
これから起こりうる事を予測など出来やしない。
だけどもし、ある男が過去にさかのぼって、これから起こる歴史を全て、
「知っている」としたら。
そして、その男が超人的な能力を持っていたとしたら。
そして、その力を使い、歴史を自分に都合よく変えるとしたら。
この世は、その男の者となるかもしれない。
なぜならその男は、歴史の改ざん者であり、未来の絶対なる預言者なのだから。
バキスレの作品をコピペするなよw
>>82追撃!トリプル人造人間!
マ・クベ、ガルマ、シャアのAIか、こういったネタのみで突っ走ったヤツは短編の方が面白いな。
「う〜む・・・」
老界王神様が俺の目の前で踊り続けて丸一日・・・
ヘタレが治ってきた〜!治ってきたぞ〜!!!
な、実感は・・・全くない!!!
「老界王神様・・・」
「ん?なんじゃい?」
「私のヘタレは何時治るのでしょう??」
「お?おぉ、とっくに終わっとるぞ。」
「・・・は?と申しますと今踊ってらっしゃるのは?」
「ああ、久々に封印から解放されたので体のウォーミングアップじゃよ!
かっかっかっかっか!!」
「それにな・・・」
「お主の能力の上限も上げておいてやったわい!」
「ほ、本当ですか!!」
「あったりまえじゃ〜!その代わり・・・」
「・・・代わり・・・?」
な、何を代償に取られるのだろうか・・・
若さとか、寿命とか・・・まさか金じゃないよな!?
俺は一人、まだ見ぬ要求に脅えていると・・・
「今度、ワシを合コンに招待せい・・・」
「・・・」
「嫌かの?嫌ならすぐにでもヘタレに戻してやるぞ。」
「い、いいえ〜!とびっきりの可愛いコを集めておきますよ!」
「そうか、そうか!なら良し!!」
界王神様とキビトさんは複雑な表情で、こちらの様子を見つめていた・・・
俺の脳内で、武天老師様、神様、老界王神様をメンバーに
合コンのセッティングを考えながら、俺は悟空の事を思い出した・・・
「界王神様〜!!」
「ん?なんですか?ヤムチャさん?」
「界王神様は何でも出来ますよね??」
「それは勿論です、界王神の私に出来ない事は何もありませんよ」
「何せ私はフリーザを一撃で倒せますよ・・・」
フリーザって・・・誰?
まぁ、界王神様が一撃で倒せるってんだからウーロンレベルだな(笑)
ははははは・・・おっと・・・
「いえ、一人の人間を生き返らせて貰いたいのですが・・・」
「その者の名前は?」
「孫悟空と言う、地球育ちのサイヤ人です」
「よろしいでしょう・・・」
「かっ、界王神様!!界王神様のお命をたかが
地球人にくれてやるなどと!!」
いきなりの俺の提案に、キビトさんがあわてて口を挟む・・・
しかし・・・
「キビトさん・・・いつ私の命を孫悟空にあげると言いましたか?」
「・・・は?」
「キビトさん!アナタの命を分けて差し上げなさい!!」
「えっ!!いや、しかし!!」
「それとも、何ですか?界王神である私の命を分けろと言うのですか!」
キビトさんは、泣きそうな顔をしている・・・
正直この界王神様に仕えるのは、もの凄い重圧なのかもしれない・・・
「はっ・・・わかりました・・・」
俺がそんなことを考えている間に・・・キビトさんは折れた・・・
「一億年も差し上げれば良いですかね?」
他人事の界王神様は、楽しそうに俺に語りかけてくるが・・・
「いえ、90年もあれば・・・十分です」
「たった、それだけで良いのですか?つまらないですねぇ」
「・・・」
キビトさんは、もう何も言わず・・・ただ静かに座っていた・・・
「孫悟空は生き返りましたよ、ヤムチャさん」
おれは90歳老けたであろうキビトさんを横目で見ながら
界王神様とキビトさんに礼を述べた。(特にキビトさんに)
「さて・・・じゃあ、俺は行きます!!」
「老界王神様!界王神様!キビトさん・・・お世話になりましたッ!!」
「キビトさん、北の界王星まで送って差し上げなさい」
「はっ・・・カイカイ!!」
俺は、界王神界から消える瞬間に界王神様が何かこちらに
叫びながら手をこちらに親指を立ててる姿を見た・・・
声は聞こえなかったが・・・なんとなくその言葉がわかった気がした・・・
それはたぶん、俺が言いたかったことと同じだろうから・・・
時は少し戻って界王神界・・・
キビトがヤムチャを送り届ける様を眺めながら・・・界王神は・・・
「ヤムチャさん・・・お前がヘタレナンバーワンだ・・・!!」
・・・ヤムチャが言いたかった事と、界王神が言ったこと・・・
「すいません、キビトさん・・・」
「うむ?」
「悟空を生き返らせるために、キビトさんの命を分けて頂いて・・・」
「気にするな、界王神様の命令は絶対なのだ」
「でも、キビトさん・・・あの人の下に仕えるのは・・・大変ですね・・・」
その時、キビトさんの目にキラリと何かが光った気がした・・・
「ヤムチャ殿、私からの贈り物だ・・・」
そう言って、キビトさんが取り出したのは亀仙流のブーツだった。
「これは?」
「カッチン鋼で編み込んだブーツだ・・・お主のお留守な足下を護ってくれる
良き相棒になってくれるだろう・・・」
「もっとも、老界王神様に強化して頂いたお主ならこんな物が無くとも
十分に戦えると思うが・・・」
「いえ、喜んで頂きます。」
「ヤムチャとキビトの間に奇妙な友情が生まれつつあった・・・」
「界王星に着いた・・・ではヤムチャ殿・・・御達者で・・・」
「キビトさんも・・・」
「カイカイッ!!」
キビトさんは、どう考えてもギャグとしか思えない台詞を残して
界王星から去っていった・・・
「おんやぁ〜?オメエは・・・天津飯!やっぱり天津飯だ!!」
「違うッ!!俺はヤムチャだ!ヤムチャだよ悟空!!」
「冗談、冗談だよ〜」
「オラも界王様にボケを習ってみたからな〜」
「どうだ?ビックリしたか?」
俺は、痛む頭を抱えてしばらく界王星の地面に座り込んだ・・・
悟空の話によると、俺が界王星を旅立ってから
毎日、界王様のギャグを習っていたそうだ・・・
「悟空・・・お前、今の界王拳の倍率は何倍だ?」
「5倍・・・かな?体に負担がかかっけど6倍か7倍はいけるかもしれねぇ」
「そうか・・・俺もお前と同じぐらいだな・・・」
「にしても、オメエがオラを生き返らせてくれたのか?」
「ああ、界王神様に頼んで特別にな・・・」
おれは悟空に、生き返った経緯を手短に説明した後に
俺は、久しぶりに会った界王様に挨拶を述べると
サイヤ人襲来まであと何日か聞いてみた・・・
「三日じゃな・・・」
「イイッ!?」「ええっ!?」
俺と悟空が仲良くハモって驚いていると界王様が
「お主達なら、三日でも帰れるじゃろう・・・」
「悟空、お前は先に帰れ!俺はキビトさんに飛ばして貰う!」
「わかった、ヤムチャ!!オラが帰るまでみんなを守ってくれ!!」
「ああ、任せとけ!!」
くぅ〜・・・俺もついにヒーローっぽくなってきたぜ〜
一人で感慨に耽りながらも界王神様に頼んでキビトさんと
交信をして、キビトさんに界王星に来て貰った
「すいません、キビトさん・・・」
「なに、寿命を90年取られたことに比べれば容易いことだ・・・」
「いぇっ!?」
「冗談だ・・・」
「では・・・下界のカメハウスなる所で良いのだな?」
「はいッ!!」
「ああ、それと・・・」
「合コンをするときは、私も呼んでくれ・・・」
キビトさんは、また冗談か本気か解らない難問を問いかけて
「カイカイッ!!」
俺をカメハウスへ送ってくれた・・・
「たっだいまぁ〜!!」
俺は理由はどうあれ、皆に無断でドラゴンボールを使って
界王星に修行に行った・・・上手く謝ろうと明るいノリでカメハウスへ
乗り込んだのだが・・・
「おお〜ヤムチャ!!良く帰ってきたな」
カメハウスに居たのは武天老師様一人だった・・・
「はい、武天老師様もお元気でなによりです」
「ところで・・・皆はどこへ?」
「ああ、神様の所で修行をつけてもらっとるよ」
「そうですか・・・」
「お主も、大分修行を積んだようじゃな・・・」
「ええ・・・それとサイヤ人があと三日で来ます・・・」
俺は武天老師様に手短にサイヤ人襲来と悟空の復活を告げた。
「なッ!!なんじゃとッ!!」
「後一ヶ月はあるはずじゃぞっ!?」
「ええい、ヤムチャ!急いで天界へ行き皆にしらせい!」
「はいッ」
俺はまだ見ぬサイヤ人との戦いに少し心を躍らせていた・・・
「ヤムチャ!!」
天津飯、クリリン、餃子が揃いも揃って同時に声をかけてきた・・・
「貴様ぁ!貴様のせいで孫は生き返られなくなったんだぞ!!」
天津飯が俺の襟首を締め上げてガクンガクン振り回す。
「ちょっ!やめっ!天津飯!ぐふっ・・・」
「天津飯さん、やめてください!ヤムチャさんがせっかく帰ってきたんじゃないですか」
「そうだよ〜、天さん・・・やっちゃえ!」
五分後・・・やっと落ち着いた天津飯に修行の事(全てではない)と悟空の事を話すと
とりあえず、こいつらにもサイヤ人が後三日で来ることを伝え
荒野で三日後に落ち合うことにした・・・
ピッコロとは連絡がつかなかったのだが・・・
まぁ、アイツなら大丈夫だろう・・・
クリリン、天津飯、餃子のハゲトリオを後にしつつ
俺は神殿の方へ向かった・・・
「神様・・・」
「ふぅむ・・・良き目をするようになったな・・・ヤムチャよ・・・」
「すべて、貴方の御陰です・・・」
「では・・・お主の戦いをここからじっくりと見せて貰うとしよう」
俺は神殿から出て空に目を向けた・・・
雲の上にある神殿の空にはただ一面の青い空のみが広がっている・・・
そしてその向こうにはサイヤ人が居るのだ・・・
さぁ・・・かかって来やがれ!!サイヤ人!!
俺は太陽に向かって拳を突き出すと、静かに闘志を燃やし始めた・・・
えーっと、感想をくれた皆様
どうも有り難うございました。
次回からやっと、サイヤ人戦です<終わりじゃ無いのです(笑)
ではまた〜
さて・・・
保管どうする?誰か立候補者いる?
俺には出来ないと思う。3、4回ほど個人サイト作って全部放り出したくらいだから。
最悪、保管なしでも仕方ないんじゃない?
まさかバレ氏にお願いするわけにもいくまい。
つーか未完作品ばかりなのに保管するの意味があるか?
もともと最強への道っていう大ヒット作を保管しようということでまとめサイトが作られたのに
今は保管するレベルのもんでもないだろ。保管して誰かが見るか?
ほとんどが未完で終わるとわかっているような作品をバレ氏に依頼するのも酷だ。
>>115 同意。病的さんに今までそんな無茶な事をやってもらってたって事が異常。
全面的にバレさんにお願いするんではなく、一部の完結作品のみを依頼するって形ならどうだろう?
それなら投げ出しも経るかもしれないし。ちょっと書きたいぐらいの人なら、そもそも
保管されるされないは問題じゃないだろうから、スレと共に消えていっても気にしないでしょ。
117 :
Classical名無しさん:04/09/07 11:43 ID:GktSeSUk
>トグサ
「足元がお留守…」の文字が見えたが、これはいったい…?
トグサって関係ないSSを貼ってる荒らしと思ってたのに…。
正直すまんかった。
でもやっぱり作品読む気にはなれないけどね。ゴメン(´・ω・`)
>>117 ぶっちゃけ言うならまずはちゃんと調べてから書き込め。
ヤムチャ大戦は保管されてない。
結局病的さんが消えたら保管は無しってことでいいのかな?
作品を残しておきたいって職人は自分でサイトを作ればいいわけだし。
wikiにすれば?
>>119 すまんこ。つーかワロタ。
>>120 本来ならそれが正しいかもな。まとめサイトはそんなに作られるもんじゃないし公開したい香具師が
各自作ればモウマンタイ。つーか投下してる本人もぶっちゃけ保管するもんでもないと思ってるかもな。
正直、保管したけりゃ自分のPCにテキストなりHTMLなりで保存しときゃいいしな。
誰かの手を煩わせることも無いでしょう。
俺が保管するよ。
ところで、wikiとかテキストとかHTMLって何のこと?
フロッピーディスクのことなの?
全部、まるっと、一切、どこまでも面白くないよ。
>>124 そんなネタ提供しなくとも「保管は必要なし」と結論が出たんだからいいよ。
>>124 ネタじゃなかったら頼む。頑張ってヤムチャ大戦とか誰もみないSSを保管していってくれ
そういやまとめサイト見にきてる人ってサイヤンとか三年間は読んでいると思うが、
青竜刀とかヤムチャ大戦とか読んでんのかなw
128 :
124:04/09/07 19:08 ID:GrrYRoWk
>>127 いいよ。俺ワードを少し使えるだけだけど、どうやってまとめサイト作るの?
130 :
124:04/09/07 19:52 ID:GrrYRoWk
めんどくさそうだからいいや。
俺がやらなくても、誰かがやるだろう。
>>130 確かにサイト作成と運営は難しくないけど、メンドくせーと思う
とうとうヤムスレも終焉の時か。ヤムまが終わって3年間ももうすぐクライマックスだし
キリがいいっちゃいいけどな。
まあな。正直見るに耐えない作品ばかりだし。しかも未完ラッシュ。
病的氏、仕事が忙しくなりそうだからって話だけど、案外モチベーションが
激低下したのかもな。こないだのサイヤンの件とかで
あれはサイヤンが悪いよ。厨房杉
荒らし叩きなんて2ちゃんで相手にしてたらきりがない。
「ここからは県下」とかいった瞬間にだめだこいつ、とオモタ
以前に本スレでも今年度内にやめるとは言っていたが、モチベーションも下がったとは言ってたな。
サイヤンのことは知らね。つかサイヤン復活すんのかな。
>>136 もうサイヤンはいらん。また荒れる。
それに本人の精神的にも良くないだろ。
作品は技量は高いと思ったけど、
面白いとはあんまり思わなかったな、平坦で。
>>135 まぁそう言うな。確かにサイヤンもアレだが、言い訳を見てたら気の毒ではあるよ。
あれだけ長い話を書いてて、その間に自演疑惑をかけられ、さらにはあんな得体の知れない
パクリ連呼の粘着に絡まれて、まだ平静でいろって言う方が無茶かもしれん。
ここは2chだし、そういうのはスルーと決まってても、いざ自分がその立場になって
それを貫けるかはあんまり自信ないね。漏れはw
もうだめぽ
141 :
ヤムチャ大戦:04/09/07 23:46 ID:cNZFG5LE
オレが見つけたのは、金色に輝くお宝の数々だった。
「おうスゲーぜ!大漁だぜ!」
手にとって見ると、その重さから本物の金であることがうかがえる。
その中から一番大きなサイズの球体を取り出し、懐にしまった。
「さて脱出だ!」
オレが部屋から出ると、警報が鳴った。
罠だ!まずい、オレはそう判断して、とっさに横にとんだ。
すると天井から手裏剣が降ってきた。どうやら忍者部隊の待ち伏せを受けたらしい。
忍者の気配を感じながら、オレは構えをとった。
気配のあったところへとかめはめ波を打つが、命中した様子はない。
それどころか、オレのかめはめ波の威力が大きすぎたせいで城が崩れだした。
オレは脱出した。外に出た俺は、テリーマンの冥福を祈りつつ、言った。
「テリーマン、この城がおまえの墓標だ・・・満足か?こんなにでっかい墓標が立てられて・・・」
オレは、崩れ行く城に背を向け、前を向いて歩くことにした。
仲間の死を乗り越え、またひとつ成長した自分を感じながら・・・
続く
スペース空けます
声はインターホンから聞こえてくる。学者らしく、冷静で感情の入らない口調だ。
間違いなくドクター・ゲロだった。
声質は老人のものだ。気も一般的な老人とそう変わらない。
とりあえず腕っ節で負けそうにはないことに、俺は安堵した。
「キューとアールの両親がそこにいるだろう」
俺は言った。インターホンから、ややノイズの混じった返答があった。
「オーとペーか。いるとも。いるにはな」
「出せ」
「出してどうするつもりだ?」
「村に戻るに決まってるだろ」
キューが静かに答えた。
意外に冷静だと思ったが、表情を見て嵐の前の静けさでしかないことが分かった。
「村に戻る? どうやって戻る気だ」
「バカなことを聞くな」
アールが苛立った口調で答えた。
「歩いてでも車でもなんでもいい。お前を道中引きずって帰ったっていいんだ」
「そういう問題ではない」
ゲロは抑揚のない口調で言った。
「お前たちは村に帰ろうにも、
村の位置も分からず名前も覚えていないだろうということを言っているのだ。
その場に立っても分からないのではないのか?
少なくとも以前に写真を見せたときは分からなかったな。
催眠状態で尋ねたのだから、嘘だとは思わなかったが」
キューとアールが虚を突かれた表情になった。
そして思いを凝らすように首をひねったが、
ゲロのいうことが嘘でないらしいことは、見て取れた。
「し、調べればすむことだろうが」
「調べるか!
確か警察は名前を入力することで個人情報を検索できる機械を装備していたな。
家の番地をうっかり忘れてしまったとしても、名前が分かれば帰れるわけだ。
さあ、お前たちの本名はなんと言う? 両親の名前でもいいが」
「本名……?」
キューとアールが再び考える表情になった。
今度はあせっていた。答えは、出てこないようだった。
「どうした? クーとかエルなんてアルファベットを名前につける親はあるまい?
本当の名前があるんだろう?」
「うるせえな! お前が自分で忘れさせたくせにグダグダと……」
キューが怒鳴った。苦し紛れの表情だった。
ゲロの洗脳は、すでにかなり深いところまで進んでいたらしい。
「村の場所なんてどうでもいい。さがせばいつか見つかるはずだ。
話をそらすんじゃない! 親父はどこだ?」
「しかし、重要な話だろう」
ゲロは低い笑い声を上げた。
「さがせば見つかる、はたしてそうかな?
敗北したとはいえ、我がレッドリボン軍の勢力範囲は広い。
お前たちはこの近辺をたまたまうろついていてたまたま拾われたわけではないぞ。
捜索範囲は世界中だ。
世界にいくつ滅びた小村があると思うね?
そのうち世間が把握しているのはいくつだ?
お前たちが故郷を見つけたころには、
お前たちの両親は年老いて動けなくなっていることだろう。
その前に、自分の名前も分からない体たらくでまともに捜索できるのか?
お前たちは世界の首都がどこかわかるか?」
ゲロは早口でまくし立てた。キューとアールはひるんだように口をつぐんだ。
「分からないだろう。お前たちには普通に生活するだけの知識すらないのだ。
身の程に余る夢は捨てて牢に戻るがいい。
必要な知識と名前は、私がのちのち与えてやる。
人造人間19号と20号、これがお前たちに与えられる名前だ。
ソン・ゴクウを殺すこと。これがお前たちに必要な知識のすべてだ」
「キングキャッスル、だ」
俺は口を挟んでいた。これ以上双子とゲロを会話させたくなかった。
「世界の首都はキングキャッスルだ。
お前が老人ボケで忘れてるなら言っておくが、俺の名前はヤムチャだ。
俺は幸い、世界を回るなんてたやすいし、暇なんでね。
お前が老衰で死ぬより先にこいつらの故郷を探し出す自信はある」
「興味がないといったろう。貴様の名前を覚える気は無い。
この先貴様がクリリンや天津飯程度にでも活躍できたなら考えてやろうじゃないか。
ところで、何とか君」
ゲロはまだ口調を変えなかった。感情の読み取れない相手だ。
「貴様は何故私に敵対するのだ?」
「何故、だと? この状況でそれを言うのか?
自分が何をしてるのかも分からないほどボケたのか?」
「貴様が自分が何をしているのか分からないほどボケていないのなら、
質問に答えてほしいものだ。
私が代わりに言ってやるが、
貴様は何かで私のことを知り、
将来私によって加えられるかもしれない危害を避けるために、
先手を打ってここに攻めてきたわけだろう。
ところで私は、
ソン・ゴクウによって滅ぼされたレッドリボンの敵討ちのために行動している。
そもそもの原因はソン側、そちら側にあるのではないのか?」
俺は少し面食らった。
レッドリボンと悟空の争いのそもそもの最初はどっちが仕掛けたんだったか。
シルバー大佐の部下と、悟空。どっちだったか。
だが俺は言った。
「滅ぼされるだけの理由があったとは考えないわけか?
慈善事業をしてて滅ぼされたわけじゃまさかないだろう?」
「結果的に慈善事業もしていた、残した、とはいえるだろうな」
俺は少し驚いてインターホンを凝視した。ゲロは変わらない口調で、
「私は昔から人造人間の研究をしていた。
その過程で人体に関する膨大な知識を手に入れた。
そいつを医療関係の会社や研究所に提供して
研究を後押ししてやったことはあるぞ。医学の発展に協力したわけだ。
当然ロイヤリティはもらう予定だったが、
レッドリボンがつぶれたせいでうやむやになった。
ただ働きだな。慈善事業とは呼べないかね?」
ゲロは自分の業績を淡々と語った。
「今も私のつかんだノウハウは医療関係の業界では重要な役割を果たしている。
あと5年ほどで、現在不治の病と言われている
とあるウィルス性の心臓病に対する特効薬が開発される予定だが、
それなどほとんど私のアイデアのみで出来ているようなものだ。
何人かの命が、それで救われるだろう。
私のおかげでな。製薬会社は明らかにはしないだろうが」
そして突然、ゲロの口調がガラッと変わって荒々しくなった。
声がしわがれて高くなり、インターホンの音が割れた。
「あのソン・ゴクウがどれだけ立派だというのだ!
あいつは地球を幾度か救ったが、地球を窮地に陥れたのはそもそも誰だ?
ピッコロを、ラディッツを、ベジータを呼び込んだのは?
あまつさえそいつを見逃したのは誰だったか?
レッドリボンの業績は褒められたものではないが、
ソン・ゴクウも貴様らが褒めそやすほどのものではないぞ。
われわれは所詮、身に降る火の粉を払いあっているだけの同じ穴のムジナだ。
私は貴様もうち払う。
貴様がわれわれにとって子供の花火にも劣る小さな火の粉でしかなかったとしても、
全力で払って踏み消してやる。
ソン・ゴクウの仲間に、触れられるのはごめんだからだ」
その言葉を合図に、突然周囲の壁が忍者屋敷みたいに割れて開いた。
中からは小さなロボットがたくさん、えーと、20匹ぐらい出てきた。
人造人間ではなかったと思う。
人型じゃなかった。ペンギンみたいな。
そのペンギンは俺たちを取り囲み、
口を大きく開けると、赤く燃える炎を勢いよく吐き出した。
さらにペンギンのトサカの部分が、ノコギリのような刃を回転させながら飛んできた。
口で説明すると笑えるが、そのときは脅威だった。
「私は貴様らの能力を全て知り尽くしている。
貴様らソン・ゴクウと取り巻きどもは打撃にはすこぶる強いが、
切る攻撃や温度変化、酸などへの耐性は高くは無い。体力はあるがな。
そのゴキブリのような生命力が尽きるまでせいぜい苦しむがいい」
ゲロは捨てゼリフを吐いて通信を切った。俺はそれどころではなかった。
とりあえずペンギンを蹴飛ばしてみる。
壊れない。どうやらこいつも打撃にはかなり強いらしい。
続けざまにエネルギー波を放った。
今度は効いた。ペンギンの一匹が音を立てて爆発する。
俺はそれを確認すると、急いで後ろを振り返った。
キューとアールが、
そのスピードを最大限に振り絞ってノコギリをよけ続けている。
だがそろそろ限界だ。炎の第二弾が放たれる。
俺は地面を蹴ると、
タックルするようにしてキューとアールを地面に倒し、かばった。
背中が焼ける。火傷は今でも少し痛い。
このときは痛みよりとにかく熱かった。
アールの右腕に巻かれたスカーフが焼け落ち、
傷を負った皮膚に炎の舌が触れるのを、俺は煙に曇った眼で見た。
俺は思った。
ゲロは自分は降りかかる火の粉を払っているだけだと言うが、ではこの双子は何だ?
人造人間の素材に向いていたというだけで、
故郷と、自由と、両親と、そして命も奪われようとしている。
どんな言い訳も通用しない。お前は悪だ。
お前がこいつらに降りかかる火の粉だとするなら、俺が代わりに払ってやる。
たとえお前が、ちょっと俺の手にはあまるぐらい、大きな炎だとしてもだ。
>ヤムロット伝3
惑星戦士にいじめられるラディッツは哀れ・・(苦笑)。
ベジータやナッパがラディッツをいじめるのは髪の多さへの嫉妬だったというのが笑えましたw
ギニューたちから逃げるベジータは果たしてどうなるのか楽しみです。
>ヤムチャ大戦
早くもテリーマン死亡ですか・・(苦笑)。
いよいよ敵との接触も出てきましたね。
>追撃!トリプル人造人間!
ヤムチャが病気の悟空を抱えて帰る時に人造人間9号・10号・11号が襲ってくるという展開は衝撃的でした。
見えない機雷が仕掛けられているという戦闘手段は斬新ですね。
無理をして戦ったために、これを期に戦士としての引退を決意する事になったという影れエピソードがいいと思います。
>YamuNote
死神ならぬ死鬼というのはDBらしいですねw
自分が殺されるかじゃなくてデスノートを取られるかという事を心配するヤムチャが笑えましたw
>宇宙ぶっちぎりのスゲェ奴!!(別の意味で)
界王神に悟空を生き返らせるために命を分け与えろと命じられたキビトがかわいそう・・(苦笑)。
ヤムチャとキビトに芽生えた奇妙な友情というのはいいですねw
ヤムチャ復活への流れはおもしろかったし、いよいよサイヤ人戦開戦という事で期待しています。
>押収のヤムチャ
ドクター・ゲロが医療機関に役立っていたという自らの正義を語る場面は、ゲロなりに悟空たちの存在を恨んでいるというのが伺えていいですね。
キューとアールが悟空たちの前に現れた時もヤムチャとの記憶がなくなっているという事になるのかな。
温度変化や酸といった普段と違う攻撃にどのように立ち向かうのか楽しみです。
義務を感じながら長々感想レスをつけられるよりも
投下直後に率直で短い感想をつけられる方がうれしい。
今まで書き込みできなくてすいませんでした
『ヘタレ王 ヤムチャ伝説』
待ってなかった人は邪魔になるでしょうがそこら辺はご了承ください
未完は嫌がられる存在らしいですし、私自身も作品を未完にしたくないので書きます
ちなみにpart21の作品です
其之二十四 天津飯天津飯
「緑色の雑魚が・・・
すぐに消してやるぜ」
ヤムチャ同様自分より弱そうな奴になると強気になる天津飯
そして栽培マンに襲い掛かる
「うりゃぁ!!」
ばきっ
栽培マンは天津飯のダッシュパンチを片手でガードする
栽培マンはさしてダメージを受けていない
逆にダメージを受けていたのは・・・
「いててて!!いて!いっったぁぁぁぁ!!
右腕折れた!!」
天津飯の右腕はぷらんぷらんと垂れ下がっていた
昔ヤムチャの足を曲がってはいけない方向に曲がらせたことがあったが、その時の罰が当たったようだ
「助けて神様ぁぁぁぁ!!」
そのとき神様はただ天界で静観していただけだった
其之二十五 第二のヘタレ
「おいおいベジータ・・・
あいつあの程度の力で俺等に挑もうとしていたのか?」
天津飯の、ヤムチャにも劣らないヘタレぶりに呆れるナッパ
それとは対照的にベジータは楽しそうだ
「いいから見てようぜ、ナッパ
どのくらいあの雑魚が踏ん張れるのかをな」
クックックと含み笑いをしながらベジータは言う
「何なんだあの三つ目は
気持ち悪いだけでなくて弱いじゃないか」
ピッコロも緑色で気持ち悪いくせに、あきれながら天津飯を見ながらいう
「しょうがないよピッコロ」
ピッコロに説明しようとするクリリンからもあきらめの表情が出ている
「あいつ天下一武道会だって餃子の手助けがなかったら勝てなかったしな」
「ようするに存在的にはヤムチャ同レベルって事か」
「まぁね
一応ヤムチャさんよりちょっと強いけどね」
其之二十六 ぼろぼろ天津飯
ばきっどかっぐしゃっ
栽培マンに一方的に攻撃される天津飯
「えーんえーん、痛いよ助けてママ〜〜」
自分からやらせてくれと言っといてボロボロにされている
一応天津飯もパンチをするがぜんぜん効かない
シュバッ
足払いをかけられて転倒する天津飯
「ёлфИЦФ!」
やはり言語はロシア文字か
げしっげしっげしっ
そして栽培マンにけり転がされ・・・
どんっどんっどんっ
スタンピングされる
そのころ悟空は蛇の道を急いで戻っていた
「小さな気が余計に小さくなっていく・・・!!
みんな・・!!待っててくれ!!」
其之二十七
最初は面白がってみていたベジータ・・・
しかしだんだん天津飯のヘタレぶりにいらいらしてきた
「栽培マン!!面倒だ!そのまま心臓を握りつぶしてしまえ!!」
こめかみに血管を浮かび上がらせて言う
ベジータが心臓を握りつぶせといったとき『あ!!俺のせりふを!!』とピッコロがひそかに思ったのは誰も知らない事実だった
天津飯は栽培マンに心臓を握りつぶされようとされていた
だが彼は余裕だった
(こういうときは必ず悟空が助けてくれるんだ。ピッコロのときもそうだった。
やってみろ緑色!貴様は必ず悟空に殺られるぜ!!)
しかし運命は二度天津飯を助けることはなかった
グチュッ
>チャパプットさん
語ろうスレに行くのはやめたほうがいいと思いますよ。
>>152 またそういう余計な・・。もうこんないらねーレスしかできねー奴しかいなくなったのか?
わざとスレを廃れさせようとしているのかもしれないが、まともな住人なら
そんないちいちケチをつけるようなこと言わないでくれ。
>>153 頼むから語ろうスレにその名前で書き込みしないでくれ。
いざこざ起こす必要ないだろ?
ヤムスレもうだめぽ・・・。
チャパプット氏ねよ、マジで。
161 名前:Classical名無しさん メェル:sage 投稿日:04/09/08 19:46 ID:nVf31SYE
チャパプット氏ねよ、マジで。
>>159 スルーできないお前が一番厨。
お前自身が一番の煽りになってることに気づけよバカ。
オレモナー('A`)
>>162 いや荒らしならともかく
>>152をスルーするとせっかく
>>151の感想をつけてくれた人が
嫌な思いをするんじゃないかって・・。
俺も以前、そういうことがあって誰からも援護がなくて悲しかったときもあるし・・。
チャパプットについては・・微妙。これで語ろうスレに書き込んだら荒らしケテーイでスルーするようにする。
166 :
Classical名無しさん:04/09/08 20:23 ID:u/58KJ2Q
>>164 >これで語ろうスレに書き込んだら荒らしケテーイ
何故?
>>166 私を含めても二人、やめてね、って言ってるのに、それを無視してむこうに書き込み続けるのは荒らしまがいの行為でしょ。
もともと荒らしくさいけどさ。どっちにしてもやめてほしい。
つーか、みんなダイヤルアップ?
なんで一度も出たことないIDばっかなの?
だから、なんで「向こうに書くのをやめて」って思うんだ?
>>168 それを説明するのか・・。これまでのこととむこうのスレの性質を考えればわかると思うし、
あなた以外はわかっている気がするが。
|
| ('A`) サイヤンガカエッテキタラナー…
/ ̄ノ(ヘヘ
みんなでサイヤンコールでもするかー
■ルール
復活を願う人は、
書き込みの文末には必ず「サイヤン復活マダァ?」をつけること。
サイヤン復活マダァ?
172 :
Classical名無しさん:04/09/08 22:12 ID:cKxuyuDI
荒れるからマジでいらん>サイヤン
本人も精神的におかしくなってまでやらんだろ。
どうしてもやるんならサイトBBSで書いてくれ。
それより、新職人が生まれて欲しい。
それにしても、
>>171のようなレスを見ると
このスレ落ちる所まで落ちたという気がする。
こんなのは嫌だ! ヤムチャが悟空
ヤムチャ「オッス、オラヤムチャ。
おめぇ強えな。おら胸がバクバクしてきたべ
ションベンちびっちまったし、ミも漏れそうだ
でもな、オラはもっと弱え奴と戦いてえんだ
全力で逃げさせてもらうぞ」
ヤムチャ「なあ、界王神さま。どっかにおっどろくぐれえ無茶苦茶に弱え奴いねえかなぁ
オラが余裕で倒せるぐれえすげえ奴と戦いたいんだ」
すいません
私は語ろうスレに行ったことも見たこともありません
多分私の名前をかたっている別の誰かでしょう
もしくはこの名前を昔から使っている誰かとか・・・
ご了承ください
殺す。殺す。殺す。殺す。殺す。殺す。殺す。殺す。殺す。殺す。殺す。殺す。
殺す。殺す。殺す。殺す。殺す。殺す。殺す。殺す。殺す。殺す。殺す。殺す。
殺す。殺す。殺す。殺す。殺す。殺す。殺す。殺す。殺す。殺す。殺す。殺す。
>>チャパプット
前に連載してたころから読んでるよ
何かが起こる前にトリップ付けることを推奨する
>>172 下2行はいらんだろ
そんなに荒らしたいのかと
サイヤン読みたい・・作者さん何とか頑張ってくれい!
というわけで
サイヤン復活マダァ?
サイヤン復活=サイヤン叩き復活だしなぁ。
むしろ後者に復活してもらいたい香具師もいたりしてな。
トリップをつけることにしました。
これで偽者は現れないでしょう。
其之二十八 出番だヤムチャ
サイバイマンは天津飯の心臓を握りつぶした。
口をパクパクさせ、天津飯は絶命。最期の言葉さえ発しなかった。
それを見てヤムチャは叫んだ。
「くそ!サイヤ人ども、今度は俺が相手だ!」
・・・もの凄い小声で。
「貴様などあてにはしていない。今度は俺が行こう」
ピッコロが言った。
ヤムチャはその影に隠れてピッコロを応援した。
「やっちまえピッコロ!あんなやつらは雑魚だ!」
結局ヤムチャの出番ではなかった。
其之二十九 ピッコロ強し
ピッコロは余裕の態度で前に出る。
それを見たベジータは
「ほう、あいつは他の奴らとは別みたいだな」
とこぼす。
栽培マン達はピッコロを取り囲んだ。
全員で一気に襲い掛かる気だ。
「キー」「キー」
「さっさとかかってこい。お前らと遊んでる暇は無い。」
「キー!」
栽培マン6体が襲い掛かる。
バキバキドカズカドコッッ
一瞬にして栽培マンは全滅した。
「つえぇ・・・ピッコロのやつ、あんなに強かったのか」
ヤムチャは内心ほっとしながら言った。
俺行かなくてよかった・・・
「こんな雑魚相手にしてもつまらん。お前ら、かかってこい」
ピッコロはナッパとベジータを挑発した。
今日はこれまで。何故か投稿規制にかかって連続投稿ができませんでした。
読んでない方はともかく、楽しみにしてる方にはご迷惑をおかけしました。
・・・すいません
こんな事を言うのは何ですが、人の名をかたるのはやめてください
あ・・
>>180,181,182,183に言ってるんですよ
私の物語は、まだヤムチャが現場に来てないし・・・
てかなんで私なのでしょう?
それと自分ひとりでそこまで物語を書けるのだから、人の物の続きではなく自分ではじめから作れば良いと思います
ついさっきやり方を調べたのでトリップつけます
>>177さんご助言ありがとうございました
それとIDは『xqiFsB8U』ですからあしからず
先日やもっと前『ヘタレ王』を投稿した時のID見ればすぐ分かります
じゃ、『ヘタレ王 ヤムチャ伝説』を出します
つまらない人はつまらないでしょーが、そんときはスルーしてください
其之二十八 さらば誇り無き戦士
天津飯は白目をむいて死亡
最後の言葉『げびょっ』
一応ここで天津飯が死んだので戦闘力をお教えしましょう
天津飯 職業『三つ目』
戦闘力 347 全開まで気を高めて581
栽培マンは1200なんであっさり殺られるわけである
其之二十九 餃子喜ぶ
天津飯は死んだ
餃子はそれを見てプププと笑いながら
「ようやく死んでくれたか・・・
せいせいするぜ」
「え?あの三つ目さんは仲間じゃなかったの?」
それをきいた悟飯は質問する
餃子はあきれた顔をする
「はぁ〜・・・何も分かってないね
あれは僕の下僕!召使い!
仲間なんて高等なもんじゃない!!」
「・・そうなんですか?」
「そうだ
それにいちいち目立ちたがるからいい加減うざかったところだよ」
餃子はお顔を化粧しながら言う
あの美白は化粧でたもっていたらしい
其之三十 二番手はチャパ!!アフロの力を見せてやれ!!
「話は後だ
次は誰が行く?」
唐突に話を切り替えるナメック星人ピッコロ
それで『さ〜て、次こそは・・・』と用意していたクリリンだったが、やはり邪魔者はいた
「私が行こう」
チャパ王が髪をくしでとかしながら言う
この男、自信があるみたいだ
クリリンは天津飯のときはいやいやながら交代していた
しかし
「チャパ王さんなら文句ないや
がんばってください!」
と気持ちよく送り出す
なぜチャパならいいのだろう?
其之三十一 チャパ王強し!!
栽培マンとチャパ王は対峙した
「пЁЫЬЩ!!!!」
栽培マンはチャパ王に襲い掛かる!
ガッ!!
栽培マンのダッシュパンチはチャパ王の右手によって受け止められる
「П!!Й!!Г!!」
シャッシャッシャッ!!
栽培マンはパンチ、蹴り、頭突き、手刀などを繰り返すがすべてよけられる
「ふっ・・動きがなっていないな」
チャパ王は栽培マンの攻撃をよけながら言う
チャパ王の言った言葉はは栽培マンをあせらせた
てか強いな黒人アフロ
天津飯とはえらい違いだ
其之三十二 腕グチュ
ガシッ!!
チャパ王は栽培マンの右腕をつかむ
「ふん!!」
グチュ
チャパ王は手に気を込めると、栽培マンの右腕を握りちぎった
「Йввввввввв!!!!」
栽培マンは絶叫する
そりゃそーだろう
右腕をちぎられたのだ。その痛みは計り知れない
「ふん、もろい生物だ」
チャパ王は体についた栽培マンの血液を手ではたきながら余裕の表情で言う
あれだけのうごきをしながら
「この分なら八手拳をつかうまでもないな」
チャパ王は髪をくしでとかしながら言ったのだった
>>184で書いた『ID』大作戦は
『日によってIDが変わるらしい』ので失敗に終わりました
だからチャパプットたる私にしか知らない事をお教えします
『饅頭』はまだPCぶっ壊れてるらしいので、書き込みできないそうです
自分のホームページさえも更新できないようです
『饅頭』を楽しみにしている人へのメッセージ
・・・プラス私が本物だという証拠メッセージ
サイヤン復活希望。あのまま終わったんじゃ展開が気になってしょうがない。
というわけで
サイヤン復活マダァ?
何回も(偽も含めて)投稿すいません
・・・今気づいたんですが
偽のやつの物語って栽培マンが『サイバイマン』と全部カタカナになってるじゃありませんか
つーわけでそこんところでもご理解ください
>チャパプット
見た事のない作品が急に途中の話数から始まったと思ったら以前に書かれていたんですね。
天津飯がドラム戦の再現を期待しながら敗れてしまったり、圧倒的に強いチャパ王に笑えましたw
腕を引きちぎられた時の栽培マンの鳴き声がなんとも言えずいいですねw
天津飯のへたれなどここまでの話の流れもおもしろそうだし、以前の話も読んでみたいと思います。
完結に向けてがんばってください。
失礼しました。
チャパプットは「ヤムチャ王 ヘタレ伝説」の続きだったんですね。
少し前に以前の話も読ませてもらっていました。
10日くらいかかったけど、や〜っと過去ログ全部読んだぞ〜。
つうても読みとばしばっかで状況把握できてないけど・・・
サイヤンは作者云々はともかく作品自体は個人的に面白かった。
ここに来る来ないは別として、何とか無事に完結して欲しいな。
ほとぼり冷めるまで書きためて全部書き終わったら投稿してよ
サイヤン氏にはぜひ復活してほしいな。
このスレの崩壊と、一人の人間の人格破壊を楽しめる事になるw
あれだけ荒れる原因を作ったサイヤンを持ち上げ、
今、作品を投稿してくれる職人には感想をほとんど付けない。
おかしなスレだね、本当に。
これじゃサイヤンがもし復活して完結させても、もう気合入れて
長編書こうという人は出てこないだろう。
個人的には、荒れる原因なのでサイヤンは復活しても
サイトの掲示板でうぷして欲しい。もう喧嘩モードとやらは勘弁。
199 :
ヤムチャ大戦:04/09/10 00:38 ID:VGbaKm5o
オレが歩いていると、クリリンと会った。
「クリリン、ここで会ったが百年目!覚悟ー!」
オレはいきなり襲い掛かった。だがあっさりとかわされた。
「ヤムチャさんいきなり何を!?気円斬!」
ほわほわほわーっと、クリリンがかざした手の上に円状の気が固まりになって表れた。
「ゲゲェーーー!あれは気円斬!?」
「知っているのかテリーマン!?というか生きていたのかテリーマン!」
「うむ、あれこそまさに気円斬・・・
〜五分でわかる気円斬〜
その昔、中国の奥地に住んでいた仙人が山を降りてきた時に出会った少女に一目ぼれしてしまった。
だが、許されない恋に悶え苦しむ二人をあざ笑うかのように、少女の結婚が決まってしまう。
仙人は時の帝を説得し、なんとか少女と結婚することが出来るように取り計らってもらおうとしたが失敗。
こうなったら少女の結婚相手を殺すしかないと思いつめた結果、その恐るべき考えを行動に移した。
仙人は二人の結婚式に押し入り、少女の結婚相手を切り殺したのだ。その時に少女が『仙人が気炎(結婚相手の名前)を斬った!』と叫んだことから
この時に用いられた刀を『気円斬』と呼ぶようになったという。
ちなみにその少女は仙人のことなど好きでもなんでもなかったらしく、結局は世を儚んで自殺した。
これは太古の中国の時代より、すでに電波サイコなストーカーがいたという事実を世に知らしめることとなるであろう。
―民明書房刊『太古の必殺技50選』より―
という、何とも恐ろしい技だ!完成する前に術者を叩くしかない!」
「くっ、お前の長い説明の間に気円斬が完成してしまった!」
「な、なんだってーーーー!?」
「ふははははーッ!覚悟しろヤムチャーーーッ!貴様など未熟ッ、未熟ッ、未熟ゥ〜!」
「クリリンのやつめ!キャラクターが変わっちまってるぜ!」
「これも気円斬を使用することの反動か!?くそうどうする!?」
続く
200 :
ヤムチャ大戦:04/09/10 00:59 ID:VGbaKm5o
「ふははははッ!お困りのようだな!」
高笑いと共に現れたのはチャパ王だった。
アフロをなびかせ、ヤムチャとクリリンの間に割ってはいる。
「ここはわしに任せろ!とあっ、八手け・・・ッ!」
すべてを言い終わる前に、クリリンの気円残がチャパ王の身体を切り裂いていた。
真っ二つに切れ、そのままどさりと崩れ落ちる。チャパ王は死んだ。
「ケッ!チャパ王出しただけで笑いが取れるとでも思ってんのか?甘いっつーの。
今更チャパ王なんて出したってもうマンネリだっつうの。ちったぁ捻れやドアホゥ!
ギャグ要員ならサタンでも出しとけっつの。チャパ王?ハッ!初期の頃ならともかく、今出したって『ああまたか』って思われて終わりだっつうの」
「ク、クリリンが壊れた・・・」
「恐るべし気円斬・・・」
くるりと、クリリンがオレの方を向いた。
心なしか怒っているようにも見える。ピンチだヤバイ。
「テリーマン、ここは任せたぜ!」
叫んで、飛んだ。そのままさっさと飛び去る。
くっすまないテリーマンゆるしてくれーいつか助けにいくからなー
続く
語ろうぜスレに誘導されて保管庫の掲示板見たけど・・・
やっぱりそうだったか・・・。
Yamunote面白い!
誰が「L」の立場に!?
>>202 少なくともパート22のID:nu31riNYは掲示板の奴とは違うよ。
だって俺だもの、ID:nu31riNYは。
サイヤン、復活してまた俺と戦おうぜ!
「ケンカモード」は続行中だよなwww
敵前逃亡はみっともないぞwww
もうパート24でヤムスレ終了でもいいかもね。
ほとんど、SS投稿者を作品面や人格面で叩くスレと化してるし。
SSスレとしてはあまりいい姿じゃないような気がするね。
>>205 簡単に終了とか言うなよ、クソ荒らしが。
このスレをまだ楽しみにしている、善良な住民もいるんだよ。
嫌なレスをあげて、人に不快感与えて楽しいか?
レス上げる前に読み直して、失礼が無いかくらい確認しろよ。
>>207 誰かが荒らしに注意しないと、正しい方向へ向かないからな。
俺だってこんな事言いたくないよ。だけど、心を鬼にしてあえて言った。
全てはこのスレが良くなるように、と思ってな。
それにしてもサイヤン作者さん、復活しないかな。歓迎会を開いてあげるのに。
良いから相手すんなよ。彼は相手して欲しくてやってるんだから。
長時間放置すれば消えるよ。
211 :
Classical名無しさん:04/09/10 21:28 ID:LXsyVJao
よし!このすきにみんなで作品の感想を書きまくろうぜ
よっしゃああああああ
書くぞおおおおおおおおおお
うおおおおおおおおお
書くぞおおおおおおおおおお
いいなあああああああ
書くぞおおおおおおおおおお
感想書くぞおおおおおおおお
感想になると誰も書かない・・・・・それがヤムスレ。
哀しいものよ
俺も現スレで終了に賛成。巻き返しはもう難しいだろう。
もうすぐサイトも閉鎖するみたいだし、ちょうどいい。
愛着のあるスレだが、それだけに引き際はきちんとして欲しい。
前は栄華を誇っただけに、晩節を汚して欲しくない。
連載作はどうするんだ?
まとめサイトのBBSででもやるのか?バキスレに行くのか?
連載作はこれだけあるみたい。
宇宙ぶっちぎりのスゲェ奴!!(別の意味で)、YamuNote、押収のヤムチャ、ヤムロット伝3、3年間、Saiyan killer、トグサ
(ヤムチャ大戦、ヘタレ王、星の戦士、青竜刀、饅頭、Wolf)
職人がSSをただただうpしていくだけのスレとして残してもいいんじゃない?
実質終わりだけど、職人としても観客の判断で終了とかしてもらいたくないだろう。
SSが載る。感想は一切つかない。そんなスレでもいいんじゃない?
217 :
214:04/09/10 22:08 ID:qiUgpgnw
>>215 >>215 3年間はもうすぐ終わる。これは問題ない。
サイヤンは
>>204みたいな基地外のおかげで続行不明。
だけど既に連絡が無くなって2週間たつ。
今月中に連絡無ければ諦めた方がいいだろう。
押収とヤムノートは、現スレ中で終わるかどうかは分からないな。
俺が読んでいるのは申し訳ないけどこれだけ。後は分からない。
ならば次スレで終了か?難しいところだな。
一番にいいのは、また強力な作品が来てくれ盛る事だが、
厳しいだろうな、今のスレ状況じゃ。
218 :
214:04/09/10 22:14 ID:qiUgpgnw
>SSが載る。感想は一切つかない
これで職人たちやる気おきるかな。寂しいスレだな。
ただ、現時点でそれに近い形になってるのは残念だ。
なんにせよ、まだレスが500以上残ってる。先の話だな、1ヶ月は。
終了派はスレを見なければ良いのではないか
まだ連載作品を楽しく見ている人もいるのにそんなに終了させたいか
寂しかろうとなんだろうと、多少書き込みがあるということは
多少はまだ需要もあるんだろ
220 :
トグサ:04/09/10 22:35 ID:ZIC1e.Wc
ポルトガル富裕層の住宅が結集する地区。その真中にそびえ立つ超高層ビルに、彼らは居た。
「さて……あの件だが、どうだね。首尾よく事は進んだかね?」
ビル内の一室――その気になれば、セガサターンを何万台も詰め込めるだろう程の広大な部屋
――に、これまた巨大で豪壮な丸テーブル――それでいて何万人乗っても大丈夫に違いない造り
――が自らの存在をしっかと誇示していた。
丸テーブルを囲むのは、あんまりにもいかにも過ぎて、読む人にも作者の狭く浅い知識を思いっ
きり露呈しまくっているんだろうがどうせ読まれてないしどうでもいいや、な黒服のマフィア達。
テーブルを囲む、と一口に言ったが、実際とても巨大な部屋にあるとても巨大なテーブル(部屋の
半分を占める。テーブルクロスは小さいので代わりにじゅうたんを敷いている)である。
つまり、今部屋には数百人の『いかにもな人達』が詰っている。そして、皆一様に青い顔をして震え
ながら俯いているのだ。
なぜか。
それは、ある人物がこれから怒り狂うであろうことを皆知っているからだ。そして、それを今、現時点
で止める術が無いだろう事も――
221 :
トグサ:04/09/10 22:36 ID:ZIC1e.Wc
「ボ……ボス、そ、それが、そそそそのですね……」
『ボス』は、部屋の一番奥の方にどっかと鎮座していた。笑顔である。それも満面の。それでいて、狭
くなった眼の奥から鋭い光を発し、全体を見るともなく見回していた。
マフィアの世界では恐らく、「眼の力」こそ、対人戦においてはもっとも力を発揮するものなのではなか
ろうか。知らないけど。とにかく、皆を恐れに追い込むほどにボスの「眼の力」は凄まじかった。
「……まさか、まだ捕獲していないのかね。例の『トグサ』とやらを」
「はっ……!! 私ども直臣から末端まで一体となってそれこそ必死の捕獲活動を……」
「そのわりには、それほど力を入れてるようには見えないが? マヌケな工作員ばかり使っているとの報
告が届いているぞ」
「いっいえ! 決してそのようなことは……」
「ルイス」
ルイスとは、このテンパってる男の名前である。本来は割と偉い方の立場に当たる人物であり、このように
人にへつらう必要はないはずの人だが、相手はボスなのでどうしようもない。
「黙れ。これ以上俺を怒らせると……一族郎党皆アドリア海に沈めてやっても構わんぞ? 本望だろう?
イタリアの美しき風光に囲まれて逝けるんだ。羨ましいなあ、ルイス。なあみんな? そう思わんか」
いきなり話を振られた「その他の黒服」は、最初あんまりにもあんまりな内容に怯えを来したが、とりあえず
自分や家族、部下の命を守るため、首が折れんばかりの勢いで首っつーか体全体を揺らした。明日は皆首と
背中が痛くて仕事にならないだろうことが容易に想像できる。
ルイスはボスのボディーガードに両脇を抱えられて、連れ出されようとしていた。行き先は美しきイタリア。の
海の底。家族や部下も引き連れての命を運賃にした一大旅行だ。
「うんうん、いい声で鳴いてるねぇルイス。いい旅を……」
『これ以上怒らせたら〜』ってあの時点でオレ死亡確定っつーか挽回チャンス皆無かよ!! と声にならない
声に瀕死の思いを乗せ嬌声を上げ続けるルイスなのだった。今回は本当に全くドラゴンボール関係なかったが
別にいいや。
まぁ栄華を誇ったっていっても最初の1,2スレだけだが・・。
三年間はどこでヤムスレを知ったかしらないが、サイヤン含め、ヤムロット、押収は初期からヤムスレを知ってる人たち。
力ある新人は望めないだろう。
(ヤムチャ大戦、ヘタレ王、星の戦士、青竜刀、饅頭、Wolf)このへんの連中は荒らしか、外部から飛んできた厨房くさいし
こんなのがぽつぽつ投下されてスレが長引いてもますますひどくなるだけだと思う。
なんだか、終わろう話が出てますね…
自分が知ったのは、、、なんだっけ?
飛び回って、病的さんのまとめサイトにたどり着いて、
そこから、、って記憶があります。たぶん。
3年間は数人の方がおっしゃてる様に、もうすぐ終わりを迎えます。
あと4,5話だと想います。
もし読んでくださってる方がいらっしゃいましたら、
最後までお付き合い頂ければ幸いです^^
個人的にも好きなスレですので、例えばDB全般を扱う、
などと拡張する形ででも存続すればなぁと想ってます。
台風の中、出張先に取り残され、帰れなかった日々を乗り越え、
何とか週末に間に合いましたw
では投下しまっす。
>>3-11 3年間
------------------------------
第39話 生きるという事
------------------------------
子供らしい、稚拙な攻撃。
基本的な技術も何もあったもんじゃない。
ただ――
圧倒的なスピードとパワー。
それだけだ。
ただそれだけの違いが、絶望的な差を生み出す。
俺はどうすることもできない。
「狼牙風風拳!!」
通常の倍以上の超速度で繰り出す俺の必殺の……
なんてもう言えないな。
「クス♪ どうしたの〜?」
『彼』は余裕たっぷりに避けている。
まぁ仮に例え当たったとしてもダメージなんて無いだろう。
そして俺は、当たり前のように反撃を喰らう。
木偶の坊のように、抵抗する事さえ出来ずに……
俺は、死と隣り合わせの攻撃を受けながら、
必死に打開策を考える。
―どうすれば・・・? どうすればいい?
その時突然、後方で巨大な『気』が集まっているのを感じた。
「気功砲!!!」
あの野郎・・・まだ逃げてなかったのか。
言って逃げるようなヤツじゃない・・・か。
バカなんだよな、こいつは。
まぁバカだからこそ、俺たちは仲間なんだろう。
「あはは。まだ生きてたんだー。意外とタフじゃないか!」
『彼』は相変わらず余裕の表情で、
迫り来る気功砲を避けようともしていない。
軽く右手をかざす。
そして気功の波は、さながらモーゼの十戒のごとく、
彼の右手を中心に左右に別れていった。
俺は正直、その攻撃に期待していた。
俺の、俺たちの今持てる中で最高の必殺技。
だが、結果は何も変わらなかった。
「クスクス♪ そろそろ終りかな?
じゃあ2人まとめて殺してあげるよ♪」
――何とか、何とかならないのか!?
遠くで逃げ遅れた人々の叫び声が聞こえた。
上に居た、狂った道化達は、
次なる実験体か、それともただの金蔓か。
まぁいい。何よりそんなに熟慮する暇もなさそうだ。
迫り来る攻撃から、必死の想いで
逃げて、逃けて、
耐えて、耐えて、
逃げて、逃けて、
耐えて、耐えて、
耐えて、耐えて・・・・・
それから何分経ったのだろうか?
ほんの数秒だろうか?
それとも数時間だろうか?
時間の感覚が判らない。
ただ永遠とも思える痛みが俺の身体を襲い続ける。
まだ生きている…
それが奇跡に思える。
俺の心は穏やかだ。
いずれ必ずやってくる『死』を受け入れることも出来るだろう。
俺の中に棲んでいた『闇』という名の悪魔は
どうやら、俺より先に逝ってしまったようだ。
俺に出来る事は全てやったんだ。
もう何もする必要はない……
俺の心は穏やかだ。
周囲のもの、全てを憎んでいたときもあった。
誰かの優しさに苛立つ事もあった。
何もかもがどうでもいいと思う日もあった。
そんな日々が遠い過去に思える。
今は、ただ……愛しく思う。
愛するものが、
仲間が、
この世界が、
そして何より生命が……愛しい。
コレが『生きる』という事なんだろう。
この世を愛しく想い、
誰かのため、何かのために魂を燃やす。
それが生きているって事だろう。
屍のように腐ったあの日々は、
『生きている』とは言えない日々だった。
どうやら俺は死の間際に、ようやく闇から抜け出せたようだ。
きっと『彼』は昔の俺と同じなんだろう……
生きている、などとは言えない時間を過ごしている。
暗い、暗い、闇の中で……
ふと 想う…… 『彼』は何て…
何て可哀想なヤツなんだろう…
ベジータが聞いたら「甘い!」と怒鳴るだろうか?
だが、それでいい……
俺は、『強さ』のために何もかもを捨てる事は出来ない。
弱くたっていい。この甘さも、俺の大事な心なんだから。
俺は俺の想うように生きよう…
勝てる、勝てない、とかじゃない。
俺はこいつと戦いたくない。
こんなにも、可哀そうな子供とは。
『修行とは、敵に勝つためではない!
己に打ち勝つためのものじゃ!!!』
我が師……亀仙人の言葉が頭をよぎる。
その意味が、やっと判った。
(まったく、不出来な弟子ですまなかったな)
だが、最後の最期で、俺はアンタの教えを理解したぜ。
これで…ホントの弟子だと認めてもらえるかな?
ははっ、もう、遅い……かな。
『彼』の攻撃は、スデに肉体の痛みの限界を通り越している。
どんな攻撃をされているかも、良く判らない。
あとは、いつこの身体が、魂が、朽ち果てるのか……
残り僅かな『生』の中、俺は静かにその瞬間を待っている。
『The meaning of "living"』
>ヤムチャ大戦さん
最初は何か普通かなぁと想ってたんですが、じわじわとギャグがww
壊れたクリリンやら、けっこうキャラがおもしろいす。
なぜかテリーマンの位置づけが原作のヤムチャに思えるw
>トグサさん
最初のころの1、2話とかも、とても変わった書き方で・・・
DBに関係ないと想ってましたが、思いっきりヤムチャでしたねw
壊れた精神状態を反映させたような、本当に『書きなぐった』感じのする
文体は好きですよー。
>押収さん
いやぁ先の展開が楽しみです!
悟空の正義には色々と矛盾も多いので、このゲロの考えは斬新かつ
目からうろこ、、みたいな(無論ゲロの言う事が全て正しくは無いですけど)
文章も独特ですし、ストーリーも 続きが気になってしまう!
>宇宙ぶっちぎりの…さん
オモロイすwww
とにかく界王神たちのキャラがいい感じに壊れててw
さらーっと人間をバカにしてみたり、やっぱりヘタレだったりww
ヤムチャの活躍はこれからっすかね?
ヘタレも治って、ふつーに頑張るのか、やっぱりダメなのか?
>>219 確かにスレ見なきゃ済むけど、作者叩きみたいなのは横行するわけだろ?
金貰ってやっているわけじゃないんだし、中の人がどんな場合であれ菩薩のように振舞えるなんてそうそうありえないよ。
てか、お前の論理だと需要さえあれば麻薬だろうが覚醒剤だろうが認められそうだね。
まあ
>>219はSS作者も嫌なら投稿すんなって言いたいのかもしれませんが。
>三年間
乙カレー。あと4,5話で終わりか。どうやってこの危機を脱するのか楽しみだけど
ランファンともどうなるのかね。ちょっとこの敵との戦いの意味がわからないが
エンディングに向けての伏線になるのか!?
>ヤムチャ大戦
テリーマン生きていたのか!(笑)
壊れていたクリリンに笑えました。
>三年間
ついにヤムチャが闇から抜け出しましたね。
ここで亀仙人の教えが出てくるというのはヤムチャの原点回帰らしいエピソードでいいと思います。
あまいところを捨てたくないと自分の信念を貫くところはいいですね。
天津飯が気功砲を撃つ場面もかっこよかったし、いよいよクライマックスのようで楽しみです。
>>231 確かに見捨てるなら勝手に見捨てればいいというのも主張の一つだわな。
それはそれでいいんだが
そういう人に限って感想レスの一つもつけることでスレに貢献しようとは思わないんだよな。
不思議なことに。
荒らしや煽りが来たときだけご丁寧に応戦してくれるw
前々からそうだったんだけどな。
でも、作者同士で感想書きあったりしながら続いてきたわけだが
>>152みたいにコメンテーターつぶしも現れる。
ま、つまりはもともとつぶれる要因が多かったってわけだ。
今まで続いてきたのは奇跡に近い。
・・というか、職人がいやな思いしてまで作品うpしつづけてくれたおかげだと思う。
「なじみ深い場所」という住人はいるけどこんな職人に対して冷たい場所はないよ。
>>234のようなスレ自体の評もかなり邪魔だよな、職人にしてみれば。
せめてそれ用のスレで書くくらいの良識は欲しいところだ。
そりゃいるいらないで言ったらいらないレスだろうな。
でも、俺のようないらないレスばっかに反応して作品にレスの一つも返さないようなことしてるから
寂れるというくらいの良識はほしいところだ。
第九幕「戦え!ベジータ」前回のおはなし
>>58-61 人気ない丘に降り立つ影があった。
瀕死のラディッツを背負ったベジータである。
「こんなとこに逃げてもスカウターですぐ見つけられちまうだろうな。
宇宙船はフリーザの近くだし・・・さて、どうするか」
ベジータの額に汗が光る。彼はかなり焦っていた。
こんなことをしてる間にもフリーザの刺客がやってくるかもしれないのだ。
しかもラディッツはボロボロで今は意識を失っている。
足手まといになることは間違いないだろう。
(くそったれ・・・このままじゃまずいな・・・)
突然、ピピピと音が鳴った。
スカウターの音――ではない。
携帯を開くと、大石オブジョイトイなる女性からメールが来ていた。
「なになに・・・セックスフレンド希望だと!?ったく、この非常時に・・・!!」
急いで返事を打つベジータ。
だが今度は、スカウターがうるさく鳴り始めた。と同時に、ベジータに影が重なる。
「よおベジータぁ〜。フリーザ様の命令で始末しに来たぜ。
へっへっへ・・・これで鬱陶しかったお前を堂々と殺せるわけだ」
ベジータの上空でニヤつく、フリーザ軍の戦士キュイ。
戦闘力18000を誇るエリートだ。
さらにその周りには手下の惑星戦士たち。
ベジータにとってまず最初のピンチがやってきたのである。
だがベジータは、キュイたちのことなど無視してひたすらメールを打っていた。
オブジョイトイと小声で連呼しながら鼻の下を伸ばしている。
(おいおいベジータ、それスパムメールだぞ・・・。こいつ救えねェ!!!)
一方、ベジータがピンチとの知らせを聞いたヤムチャ。
なぜか彼は今、息を切らしながら走っている。
「ヤムチャさま、どうして飛んでいかないんですか?」
「フリーザとの再戦まではなるべく気を使わずにいこうと思ってな。
気を使うとオレのガラスの体にひびくからな・・・・はぁっ・・・はぁっ・・・」
自分の体をガラスにたとえる詩人ヤムチャ。サラッと言えるとこがとてもカッコイイ。
ちなみにクリリンは、ヤムチャに頼まれて一足先にベジータの救助に向かっていた。
「はぁ・・・はぁ・・・いてっ!いててててっ!!横っ腹いたたたたた・・・・・」
突然、ヤムチャがガラスの横っ腹をガラスの手で押さえだす。
さらにヒビ入りガラスの足がもつれてこけてしまった。
「はぁ・・・ダメだ、ベジータの所まで走っていくのはきつすぎる!
かと言って飛んでいくのもきついし、いったいどうすれば・・・・・・はっ、あれは!?」
ヤムチャの目がキラリと光る。その視線の先には民家があった。
そこに自転車が置いてある。
「ヤムチャさま、何する気ですか?まさか・・・」
「ふふ・・・・・・元盗賊の血がさわぐぜっ!!」
ヤムチャはゴキブリのようにコソコソと民家に近寄ると、勇敢に自転車へ飛び乗った。
えらく格好悪い盗賊だな・・・と思うプーアルだがあえて何も言わなかった。
「あれ?このチャリ前に進まないぞ・・・ってゆうか鍵かかってるじゃないか!!」
当たり前である。
「ふふっこんな鍵ぶっ壊してやるぜ。アチョーッ!!!」
バキッという音とともに鍵とヤムチャの拳が壊れる。
しかしヤムチャの掛け声をききつけた番犬がヤムチャたちの進路をふさいだ。
「ワンッ!ワンワンワンッ!!」
「ほう・・・そんなに天国が旅したいか?ならば見せてやろう、狼牙風々拳をッ!!」
おいおい犬相手に奥義出すなよ!と悲しくなるプーアルであった。
「へっ、どうしたベジータ?サイヤ人の王子ともあろうお方がだらしねぇぜ」
そういいながら、キュイが赤く染まった拳を拭いている。ケタケタ笑う惑星戦士たち。
ベジータは口から血をたらしながら、ヨロヨロと立ち上がった。
ベジータとキュイはほぼ互角の戦闘力であったが、キュイは十人もの手下を連れている。
一方のベジータは瀕死のラディッツを守りながらの戦闘である。
両者の差は歴然だった。
「役立たずのクズを守って大変そうだなベジータ。そろそろ死んどくか?」
「・・・さぁな」
にらみ合う二人。お互いに隙を狙っている。
その間に惑星戦士の一人が、少し離れたところで倒れているラディッツへと飛び掛った。
「ちィ・・・くそったれがーーっ!!」
あわてて助けにいこうとするベジータ。
しかしダメージのせいで思うように体が動かない。
ラディッツに惑星戦士の手刀が振り下ろされようとした瞬間―――
・・・惑星戦士が破裂して粉々になった!
上から飛んできたエネルギー波に直撃したのである。
「よくも俺様の部下を〜・・・!誰だっ!!」
キュイが怒り叫ぶ。
上を見上げると・・・美しい流線型のスキンヘッドが輝く凛々しいナイスミドルがいた。
「ベジータ、このオレを置いて行くなんてひでぇんじゃねーか!?」
「ナッパ・・・」
ナッパと呼ばれた男はラディッツの近くに降り立つと、腕をパキパキと鳴らした。
その周りを、五人の惑星戦士たちが囲む。
「生意気なサイヤ人の猿が・・・この人数に勝てると思ってんのかァ?」
そう言うと一人の惑星戦士がナッパに殴りかかる。
だがナッパは一歩も動かずに左手でこれを受け止めた。
「まあそういきり立つなよ・・・こいつは挨拶がわりだぜ」
ナッパが右手の指をクンッと曲げる。
と同時に、周囲にすさまじい爆発が巻き起こり、五人の惑星戦士は跡形もなく消え去っていた。
「ラディッツの心配ならいらねえぜ!!だから思う存分に戦え、ベジータ!!!」
「ふん・・・格好つけやがって」
ベジータは憎まれ口をたたきながらも嬉しそうだった。
「ヤムチャさま〜・・・この調子で間に合いますかね?」
プーアルが買い物カゴからひょっこり顔を出す。
「間に合わせてみせるさ!ベジータには前に助けてもらった借りがあるからな!」
そう言いながら必死に自転車をこぐヤムチャ。
上半身はなんともないがズボンはズタボロに引き裂かれている。
犬に足元だけを集中的に狙われたらしい。
これじゃあ間に合っても役立たずなんじゃあ・・・と人知れず不安になるプーアルだった。
(続く)
次スレは立っても肉スレやお題スレの同じ有様になりそうだな・・・・
SSが来るって時点で肉・お題よかマシだろ。
観客は確実に減ってるが。
ヤムロ乙
>ヤムロット伝3
ベジータを助けに来たナッパがかっこいいです。
自転車を盗むヤムチャがなさけない・・(笑)。
ゆっくりとこのスレの衰亡と消滅を見届けるのも趣がある。
まあ、サイトがなくなりゃさすがに終了だろうけどね。
保管どうするんだろう。バレさんに頼むのは流石に筋違いだろうし。
>>245 だいたいそれが本末転倒だってわからんかね
最初は最強への道が投下して誰かがまとめサイト作りたいといった。
これが普通だろ?別にすべてのSSが保管
される意味はない。何でもかんでも保管されるから、ゴミのようなネタでも保管されてまとめサイトの意味がない
まとめサイトがなくても読者を喜ばせようとネタを投下するのが職人じゃないのか?まとめサイトがなくなったからと言って
連載やめるような奴はハナっから甘えてんだよ。オマエ、保管されるから投下してんのちゃうんかと
>>246 極端な意見だな。
職人に対しての配慮が全くない。
要は俺たちを楽しませるために、職人たちは我慢しろって事だろ?
大体なんだ、「甘え」って。別に書く義理も義務もない。
読者を楽しませるためにネタを投下をするのが職人、って決め付けは何?
職人はスレの奴隷ではない。
保管についてはあれだな、
上でも言われてたけど必要を感じたら職人自身が各自サイトを開いて保管すればいいよな。
自作だけの保管なら簡単でしょ。
>>247 確かに極端だったかもな。
247の言うこともわかる。それならそれでまとめサイト云々もごちゃごちゃ言う必要なくね?
職人が自分のために書いているんならまとめサイトなくてもいいわけだし、本当に自分から
「ここのSSおもしれーから保管サイト作ってやる」って人が現れるまでほっときゃいいんじゃねーのってこと。
それについては意見があれば
>>245の
>まあ、サイトがなくなりゃさすがに終了だろうけどね。
にレスってくれよ。
っておい、今気づいたがクラウンのタイムスタンプは秒単位では表示されないんだな。
251 :
247:04/09/11 21:52 ID:STx60Rl.
>>249 いや申し訳ないけど、俺も
>>245に近い意見。
即時終了とは思わないけど、終了の危険性がますます高まると思う。
サイトが無くなる事により、今より衰退するのは間違いないと思う。
やはり同じ目的で書かれた作品群の中に、
自分の作品が記録されてるっていうのは嬉しいし、やりがいもあるよ。
俺もヘタレ作品を昔保管してもらったけど、結構嬉しかったもの。
どの作品かは恥ずかしくていえないけどさw
>>251 いや俺は
>>249だがほとんど
>>251に書いてあることに同意なんだが・・w
>自分の作品が記録されてるっていうのは嬉しいし、やりがいもあるよ。
>俺もヘタレ作品を昔保管してもらったけど、結構嬉しかったもの。
みんなあんたみたいな人だったらいいんだが、保管されてよーがやめていく奴が80%以上いそうだからな(完結させる奴はほとんど固定だしな・・)。
まあ俺はただ「これ保管したいな」っていう人が出てくるまで待てばいいんじゃないの?
職人はまとめサイト乗っける目的でやってるわけじゃないから(
>>251のような人もいるだろうが)って言いたいだけね。
253 :
247:04/09/11 22:21 ID:STx60Rl.
>>252 ごめん、俺も投げ出しなんだwだから恥ずかしくて言えなかった。
しかし、サイト無くなるとますます厳しくなるだろうな。
構想を練った、本格的な長編ほどバキスレへ流れる気がする。
心血注いだ作品が消え物になるのは、かなり辛いと思うよ。
ヤムドラやサイヤンみたいな作品はもう出てこないかも。
適当に書いてる(だろう)、ヤムチャ○○とかなら別だろうけどさ。
あんまりこういうの書くと作品うぷの邪魔になるからもう止めとくか。
こういう時は語ろうスレを利用すると良いよ。
あそこはそのくらいしか役に立たないし。
255 :
トグサ:04/09/12 09:45 ID:Aiue0SY.
ああ、久々だ。
久々にまともな夢だ。
ここんトコ、ヘンな怪文やらなんたらでロクにこっちに来れなかったものなあ……。
まあ、今はそんなことどーでもいい。みんな、久しぶりだね。
アサミ。カスミ。サヨコ。ローレン。サラ。ラヴィーン。……僕の理想郷。
トグサ番外編(夢)『世界がもし100人の幼女だったら』
98人がバスト70以下。
2人がバスト90以上。
95人が黄色人種で5人が白人。
100人が初潮に達して
『ダメじゃねえか』
256 :
トグサ:04/09/12 09:45 ID:Aiue0SY.
脳に直接響く音波。頭が揺らされる感覚がして、トグサは気持ち悪くなり飛び起きた。
「なッ……! だ、誰だッ!!」
『この犯罪者め。オレだよオレ』
「わっ……ワケわからん……つか思ってるだけで犯罪になるか! いいじゃないか!
個人の嗜好を尊重してやってくれよ! 実際に手はださねえよ!」
『声が頭に直接届いてるカンジしないか? つまり、そういうことだ』
「んなことはどうでも……ああ!」
突然、トグサは頭を押さえ倒れ込む。とてつもない痛みの波が彼に届き、引いては繰
り返してゆく。脳の中に、何か残っている気がする。なんだろう、この、妙な異物感は。
トグサの中で目くるめく痛みと思考。中からまた声が響く。
『お前は頭に銃弾を叩き込まれたんだ。覚えてないだろうがな。あの時は、もうほとんど
オレが表に出ていたから』
「……ッ、なら、なぜ、僕は、生きて、る?」
『知らねぇ。まだ決めてない』
「は、はやく決め、とけよ、手抜きヤロー……――」
限界を超えたトグサは、痛みの波に意識を流された。
『オレはお前の思考・発想・行動など、全て把握できる。お前はオレが表に出てるときの行動
を一切知り得ないし、また関わることも出来ない。どちらがこの体における優位性を持ってい
るか、馬鹿でも分かるよな? って聞こえてねえか……オレのことは『ロボ』と呼べ』
『ロボ』とは、ポルトガル語で『狼』を意味する。
渾身のギャグのつもりなのだろうが・・・
ひとつ空けます。
第116話
「…伝説の超サイヤ人ともあろう男が…ずいぶんと慎重だな。あの男を
ぶつけてわたしの力を見るつもりだったのなら…とんだ節穴だな。
貴様の目は…」
にやり、と笑いながら近づいてきた男に挑発の言葉をぶつける。しかしそんな
言葉をするりと悟空はかわす。
「そんなつもりは無かったんだけど…まぁしょうがねぇかな。そう思われても」
へっへっへっ、と悟空が笑う。だが視線はマーリンを捉えて離さないままだ。
「…だが、わたしも見せてもらった。瞬間移動…話には聞いていたが、
実際に見るのは初めてだった。これは…おあいこという事…かな?」
マーリンもふふふ、と笑う。これだけを見れば親しい二人が談笑している
ようにも見える光景だろう。だが、わずかに亀裂の走っていく地面が、この
二人の関係を雄弁に物語る。
「…でも、やっぱその程度じゃ…オラには勝てねぇぞ。こんな短ぇ間で、
そこまで強くなったのはたいしたもんだけどな」
やや間を置いて、きっ、と急に悟空が真顔でマーリンに言う。
「おめぇがまだ力を出し切ってねぇのは知ってる。でも、そいつを計算
に入れても…本気のオラにはまるで届かねぇ。おめぇにだってホントは
判ってるんじゃねぇのか?」
まるでこの戦いをやめさせようと言わんばかりの悟空の態度に、マーリンが
冷ややかな表情を浮かべながら返す。
「…それはどうかな…? だいたい、お前が本当にそう思っているとは
思えないがな……ふふっ」
にやり、と悟空も再び笑う。確かにその通りだ。さっきまでならともかく、
垣間見ただけとはいえ、この少女の力はベジータやピッコロをはるかに
凌いでいる。
ナメック星以来、本気の戦いから遠ざかって久しい悟空は、手に入れた宇
宙最強の力を持て余す毎日だった。超サイヤ人にならなくとも、悟空の力は
いまだピッコロたちの及ぶ所では無い。
時折悟空は夢を見ていた。ナメック星での、フリーザとのまさに命をかけた
ギリギリの戦いの夢を。あの時は必死で、とてもそんな事を感じている余裕
など無かったが、今思い返せば、間違いなく自分はあの時、かつてない興奮を
感じていた。魂そのものを削りあうような、そんな戦いの喜びに打ち震えて
いたのだ。
それから遠ざかってもうずいぶんになる。フリーザ親子をトランクスに
倒された事は、正直に言えば少し不満だった。もう一度フリーザとあの
戦いの再現ができるかと思っていたところを、突然見知らぬ誰かにその
チャンスを奪われたのだ。丸い宇宙船の暗闇の中で、密かに悟空は歯噛み
していた。
だが、それから一年が過ぎ、突然自分の目の前に現れた少女は、それには
及ばないまでも、格別の力の持ち主だ。後2年たてば人造人間との決戦が
待っているとはいえ、戦いに飢えている悟空にとって、少女…マーリンは
格別のご馳走のようにも見えた。
「へへっ…オラの事…サイヤ人の事をよーく判ってるみてぇだな…。
ならもう何も言わねぇ…武道家としてこの勝負…受けた!!」
第117話
ズォウッッ!!!
悟空の全身から気が立ち昇る。こちらも赤い紅蓮のオーラが。
「……どういうつもりだ…? なぜ超サイヤ人にならない……?」
少し怒気をはらんだ声をマーリンがぶつける。
「へへっ…そう焦るなよ…。オラ、こんな戦いは久しぶりなんだ……
おめぇと超サイヤ人になったオラじゃ、あっという間に終わっちまう
かもしれねぇからな…!」
界王拳による激しい戦闘力の上昇を行いながら、なお穏やかな口調のままに
マーリンに語りかける。
「それに…おめぇの界王拳とオラの界王拳…どちらが上か勝負してぇ
じゃねぇか。武道家としてはよ?」
確かにそれもあるだろう。しかし悟空の本音はやはりそこには無い。一瞬で
この戦いが終わってしまう事への不安。そしてもう一つの不安も。
この少女の力は確かに凄まじい。自分の読みが正しければ、例え超サイヤ人に
なったとしても、楽々と手を抜いて倒せる相手ではない。その危ういバランスは、
運が悪ければ本当に一瞬で終わってしまいかねない。戦いに飢えていた悟空に
とって、それが到底受け入れられる事ではないのも紛れも無い事実ではある。
「フン…まぁいいだろう……だがすぐに後悔する事になる…あの時に
超サイヤ人になっておけばとな…!」
マーリンの身体からも再び赤いオーラが噴き出す。そしてゆっくりと構える。
しなやかな肉食獣が今まさに獲物に飛びかからんとするかのように。
じり、じり、と両者が近づく。噴き上がるその二人のオーラも少しづつ、
少しづつ近づいていく。
…パァンッ……!!!
それが触れ、スパークが起きた瞬間、悟空とマーリン、その二人も閃光の
ように弾けた。
悟空の左拳が唸りを上げてマーリンに襲い掛かる。それを軽くかわして
カウンターの蹴りを打ち込むマーリン。すかさずガードし、受けた右足を
払いのけるように腕を振るう。だがその反動を生かし、今度は回転しながら
マーリンの左足が悟空の顔面を襲う。これにはさすがに反応し切れず、悟空
はもろにそれを食らってしまった。
ぐらり、と悟空の身体が揺れる。だがその両足はしっかりと地面を捕らえ、
それ以上のマーリンの追撃を許さなかった。
「なるほど…ホントにたいしたもんだ…。前とは別人みてぇだ……」
蹴りを受けた頬をさすりながら、そう悟空が賞賛の声をあげる。実際、
以前に戦った時とは何もかもが違う。闇雲にパワーだけで気功波を撃って
いた、あの稚拙な戦い方をしていた少女と同一人物とはにわかには信じ
がたいほどだ。
「でも…まだキレが足りねぇみてぇだな…。付け焼刃じゃオラは倒せねぇ…!」
第118話
「…強がりはそれぐらいにしておくんだな…今のお前ではわたしには
勝てない。絶対にな……」
そう言いながらも、す…っと再びマーリンが構えを戻す。やはり超サイヤ人
にならなくとも、この男、孫悟空はただならぬ強さだと感じていた。体捌き
や判断力、どれをとっても今まで戦った相手とは桁が違う。むろんヤムチャ
とも。マーリンもまた、前回の戦いでは感じる事すらできなかった悟空の本当
の実力に舌を巻いていた。たまたまうまく一撃を入れる事は出来たが、格闘
技術はいまだ悟空の方がはるかに高い。純粋な格闘では、いまだヤムチャに
さえ及ばなかったマーリンなので、仕方ないとは言えるのだが。
わずかな太刀合わせで瞬時にそこまでを認識する。ならば方法は一つしかない。
ピ…ピ…ピ…
スカウターの数値は305万を表示している。これが彼の限界なのかは判ら
ないが、少なくとも半分以下である事は無さそうだ。もしそうならヤムチャ
から聞いた500万以上という超サイヤ人の戦闘力を超えてしまい、超化が
無意味なものになってしまう。
マーリンの目的はあくまで超サイヤ人に勝つ事だ。そのためにはこんな所で
遊びに付き合っている余裕などない。
「……遊びは終わりだ…。次は少し本気で行く。…死ぬんじゃないぞ…」
そう言って大きく息を吸い、それを裂帛の気合と共に吐き出す。同時に、
少女の身体から、さらなる巨大なオーラの嵐が巻き起こる。
ズゥアォォォ!!!!
「……ッ…! こ…こりゃ…とんでもねぇ気だ…っ!!」
さしもの悟空も、目の前の少女から放たれる想像以上の力に圧倒される。
「こ…ここまで力を隠してたのかよ…。へへ…ホントに後悔するかも…な」
だがそう言いながらも悟空の顔は笑っていた。いつもいつもそうだった。
圧倒的な力を誇る相手の、針の先ほどの隙をついて逆転し、勝つ。それが
当たり前だった悟空にとって、むしろそれは嬉しい誤算だったのかもしれない。
「いくぞッッ!!!」
ヴァオッッッ!!!
マーリンが大地を大きく蹴り、悟空との距離を一瞬にしてゼロにする。蹴ら
れた大地は大きく陥没し、クレーターの中にさらにもう一つクレーターを
作る。
「……!!!!????…」
悟空の目にはマーリンの姿は消えたようにしか写らなかった。先ほどまで少女
がいた場所が大きな砂煙を上げ、べこり、と陥没する瞬間を捉えた時、同時に
身体に強い衝撃を感じた。
「ぐっ……はあああぁぁぁぁッッ!!!」
復活おめでとう。
第119話
悟空がたまらず叫んだ。消えたように見えたマーリンは目の前にいた。
その小さな拳が自分のわき腹に突き刺さっている。みしり、と音を立てて。
「ぐ…くあぁぁっッ!!!」
痛みをこらえてマーリンに反撃する。焦りのためか、やや大振りなパンチを
マーリンに向けて送り込む。
だが、少女はそのパンチをさらにかわすと、今度は回転しながらの肘を悟空の
腹に潜り込むようにして叩き込む。
「〜〜〜〜〜〜ッ!!」
声にならないうめき声を上げつつ、よろよろと悟空が後ずさる。だがマーリンは
いたって涼しい顔のまま、そんな悟空を見つめていた。
「…さすがにタフだな…だがもういいだろう? さっさと超サイヤ人に
なるんだ。今のお前ではわたしには勝て…っ!?」
今度はマーリンが絶句する番だった。かなりのダメージを受けたはずなのに
それを意に介さないように再びマーリンに悟空が迫る。先ほどの攻撃を受けて、
これほどすぐに反撃に出られるとは思ってもいなかったのだ。
「まだまだぁァァ……!!!!」
口から血を流し、それでも顔は笑っていた。何か鬼気迫るものを感じつつ
マーリンは悟空の放つ攻撃を易々とかわしていく。だが。
ぴッ…
「な…にッ…!?」
悟空のパンチがかすかにマーリンの頬を捉えた。掠っただけに過ぎなかったが、
それでもマーリンは驚きを隠せない。そしてまた一つが掠る。今度は先ほど
よりも深く。
「ば……バカな…ッ。こんな程度の攻撃が…完全にかわせないだと…ッ!?」
徐々に悟空の攻撃が鋭さを増していく。パワーやスピードが決定的に増した
訳ではない。それなのに何故かかわしきれない。少女の表情にかすかに焦り
の色が浮かぶ。
「ちぃっ……ッ!!」
一瞬攻撃がやんだ瞬間、マーリンが反撃に出る。受けに回るだけではまずい。
劣勢を挽回しなければ。そんな思いで放った蹴りを悟空はたやすく避け、お
返しとばかりに蹴りを打ち返してきた。
ガツッ!!
何とかガードが間に合ったものの、受けた腕にびりびりと痛みが走る。
「………っ……!!!」
「…へへっ…言っただろ? 付け焼刃じゃオラには通じねぇって…。
おめぇの動きはもう見切っちまったからな……!」
第120話
「…見切った…だと…?」
ぴくりとマーリンの眉が上がる。ふざけるな、と喉まで言葉が出掛かるが、
何とかそれを飲み込み、その代わりに悟空を強く睨みつける。そして再び
じりじりと間合いを詰め、もう一度飛び掛った。
ヴァオッッ!!!
今度は真正面ではない。横っ飛びで一度悟空の視界から消え、そのまま
後ろに回りこんで、がら空きの背中に渾身のパンチを放つ。しかしそれを
読んでいたのか、あるいは本当に見切っているのか、振り向きすらせずに
そのマーリンの攻撃をジャンプしてかわし、流れのままに蹴りを繰り出す。
ブンッッッ……!!
少女の延髄に迫る悟空の背面蹴り。直撃すれば例え戦闘力にここまでの差が
あったとしても、ダメージは避けられない。
ぞくりとマーリンの全身が総毛立つ。見えてはいないが、何か危険な物が
自分の身体に迫っている事を直感する。だが回避は間に合わない。
「ちぃぃぃっっっ!!!」
とっさに少女は驚くべき手段でそれをかわした。いや、かわしたのでは
なく、自分からそれに当たりに行ったのだ。
後頭部を狙う蹴り、それにとっさに頭を動かし、延髄ではなく頭頂部を
ぶつけたのだ。強引に身体をのけぞらせてヒットポイントをずらし、狙い
通りの場所ではなく、堅い部位であえて受ける事で、悟空の追撃をも回避
しようとする、まさに肉を切らせて骨を絶つギリギリの選択。
ゴロゴロゴロ……ッ!!
だがそれでも悟空の蹴りが狙い通りの場所では無いにせよ、ヒットしたのは
確かだった。つんのめるように前に倒れこみ、2度3度地面を転がってようやく
立ち上がる。
「…ハァ…ハァ…く………ッ……!!」
ダメージはさほど無い。疲労も思ったほどではないが、予想外の苦戦に
少女の精神が少しづつ削られていく。
「…なぜだ……わたしの戦闘力は確実に奴を超えているのに…」
ぼそりとつぶやいたマーリンの言葉を悟空は聞き逃さなかった。
「おめぇ、まだそんな事言ってんのか。それじゃオラに勝つなんて10年
かかっても無理だぞ!!」
そう言うが早いか、悟空がさらに少女に迫る。矢継ぎ早に繰り出される
拳にただ翻弄されるがままのマーリン。避け、そして受けるが、するりと
そのガードをすり抜けるように、悟空のパンチがマーリンの顎を捉えた。
ガギィィィッッッ!!
「…おめぇの力はそんなもんかぁぁぁッ!! 今までヤムチャから何を
教わったんだーーーーッ!!!」
吹き飛ばされるマーリンに、悟空が吐き捨てるように絶叫した。
今日はここまでです。それでは。
乙彼です。
悟空ってこんな性格だったかぁ?と疑問のあるところもあったけど楽しく読めたよ。
この調子で完結までつっぱしてくれ。あと煽りっぽいのは判断してスルーするようにね。
覚えてる人は物凄く少ないでしょうけど名とトリップ(できてるかわからないけど)
を付けて帰ってまいりました。温泉饅頭の人です。名の由来は羊羹と饅頭っつー事
で。当初スレで一週間休むといったくせにPCを本格的にぶっ壊して結局全く進ん
でおらず、日曜の今日を使って急いである程度書き溜めたのをとりあえず投下しよ
うかと思います。
では、以下ヤムチャの覚醒。ピッコロと温泉饅頭です。
「よぉベジータ・・・こんなところで何やってるんだ?」
こそこそ隠れながら飛んでいた所を声をかけられベジータは驚いて背後を向く。そこにはピンク色の
肌の気持ち悪いトゲが体中から生えた気持ち悪い生物・・・もといドドリアが数人の部下を連れて立
っていた。気持ち悪い顔で気持ち悪い笑みを浮かべている。全く持って気持ち悪いやつだ。と、いつ
もなら腹の底で考えているところだが今は勝手が違う。自分は裏切り者でドドリアはフリーザ軍随一
の実力者の一人だ。ベジータは全身から冷や汗が吹き出る。さらには体全身が震え、ビビッてるのが
どこから見てもわかるほどビビリまくっている。ドドリアはそれを見てさらに顔を気持ち悪く歪ませ
る。
「ド、ドドリアさまがこの私めに何の御用でございますか?」
いきなりすごく下手に出るベジータ。さらには揉み手をして靴を舐めましょうか?とか言い始める始
末。悟空の超化がベジータに誇りを完全に捨てさせるほどのショックだったようだ。いまのベジータ
なら生き残るために何でもするだろう。というか、返事を聞かずにもうドドリアの靴を舐め始めてい
る。ドドリアはベジータが舌を這わしている足を思い切り振り上げた。
「ぐぉっ?!」
当然ベジータは上に蹴り上げられる。地面に落ち、口を押さえてのた打ち回る。どうやら口の中を切
ったらしい。ドドリア他数名はそれを見て腹筋が割れるほど笑う。ベジータはドドリア達に向かっ
情けない声を上げる。
「ド、ドドリアさま・・・!私が何か無礼をしましたでしょうか?!それなら謝ります!どうかお許
しを・・・!」
ベジータは這いつくばり、涙を浮かべ口を押さえながらドドリアに言った。ドドリアは何も言わず、
気持ち悪い笑みを浮かべて大声で嘲笑った。ベジータはゴキブリの如く動き回り、逃げようとした。
が、すぐにドドリアの部下たちに包囲され、急いでまたもといた場所に戻る。
「いいザマだな、サイヤ人の王子、超エリートが・・・はっはっはっは!」
ドドリアがさらに表情を歪めて言う。その表情に部下達ですら戦慄した。要するにすげぇキモイって
事なのだが、その足元にいるベジータの表情にはも嫌悪も、恐怖の色も示していなかった。ただ一つ
、ベジータの心に有る物、それは果てしなく情けない自分と、目の前にいるもの、そしてナッパを一
瞬で葬り、自分をこんな腰抜けに変えた下級戦士に対する怒りだった。ベジータは拳を硬く握り、ド
ドリアの笑いをかき消して叫んだ。
「黙れぇぇぇぇぇぇ!」
ベジータの叫びが大気を揺らす。ベジータを取り囲んでいた者達はその気迫に押され数歩後退りする。
「どうした?腰抜け王子様。誰に口聞いてるのかわかってるのか?」
ドドリアは、薄ら笑いを浮かべたまま言ったが、感情を抑えきれておらず、言葉から殺意をひしひし
と感じる。
「黙れ!」
「もう一度言う。誰に口を聞いているのかわかってるか?」
ドドリアが笑みを消して先ほどまでとは比べ物にならない殺気を含んだ言葉を吐きかける。が、ベジ
ータは怯まない。
「どうやら死にたいらしいなベジータ!人が遊んでやっていたというのに少し死期が早まったぞ!」
ドドリアはそう叫んでベジータに突っ込んだ。
ドドリアが醜悪な顔を歪ませて向かってくる。が、その動きはとてつもなく鈍重だ。少なくともベジ
ータから見れば遅すぎる。ドドリアが拳を振り上げ、ベジータの眼前に迫る。ベジータはその拳が頭
上に振り上げられている間に拳をきつく握り、体制を低く構える。その体制で体を限界まで捻る。そ
してドドリアの拳がベジータに向かって振り下ろされるのにあわせて渾身の一撃を繰り出す。ベジー
タの拳は、とてつもない速さでドドリアの腹部を抉り、貫き、緑色の血の雨を当たりに降らせた。
(馬鹿な・・・)
ドドリアには、驚く事しかできなかった。ベジータの腕が貫いている部分の痛みすら感じない。驚愕
と恐怖、その二つがドドリアを支配していた。ベジータへの打撃、その途中で眼前からベジータが消
えた。次の瞬間にはベジータは現れ、体に衝撃が走った。何をされたかわかったのはその数秒後だっ
た。
(馬鹿・・・な・・・)
信じられない。たかがサイヤ人如きに自分が殺られるなど・・・そう考えると同時に、自分の上司が
最も恐れていたものの事が頭に浮かんだ。
『宇宙最強、千年に一人現れる伝説の戦士・・・』
(まさか・・・こいつが・・・超・・・)
そして、眼前に見える黄金の髪と膨大なエネルギーを感じた時点でドドリアの思考は途絶えた。
ズオォォォ!
ベジータの放ったエネルギー波でドドリアは息絶えた。ドドリアの部下達はそれを見て一瞬狼狽
し、手際よくばらばらに飛んで逃げた。おそらく何度も訓練したのだろう。散り散りになる雑魚
を放ってベジータはドドリアの血で汚れた手袋を投げ捨てる。
「あれほどの戦闘力を誇っていたドドリアを一撃で・・・」
いまだに信じられずに自分の両手を見る。そしてベジータは笑った。
「ふふふ・・・はっはっは!今の俺ならカカロットにもフリーザにも負けん!俺が宇宙一だぁぁ
ぁぁ!たぶん!いや、きっと・・・おそらく・・・宇宙一という可能性は否定できない・・・気
がする・・・かも・・・」
台詞の後半は自分でもよく聞き取れないくらい小声になっていた。ベジータは肩を落として何処
かへ飛び去った。
「おい、俺の名を言ってみろ・・・」
「偉大なるご主人様孫悟飯様でございます!」
悟飯の下から天津飯が即座に答えた。悟飯はおもむろに拳を振り上げ、天津飯に頭に軽く叩きつ
ける。軽くといっても界王拳を使っていない天津飯には結構な威力なのだが。
「おほぅぁ!」
天津飯がうめき声をあげて頭を両手で押さえる。
「遅いわ・・・あと0.3185秒早くしろ・・・」
悟飯はそう言うと天津飯の頭に右足を乗せてぐりぐりと踏みにじる。天津飯は振り落として気功
砲を撃ってやろうかと思ったが、悟飯が怒って魔閃光を撃って来たら怖いっつーか死んじゃうの
で我慢する。
「ところで偉大なるご主人様悟飯様、なぜこの方向に向かっておられるので?」
「ふっ・・・屑が・・・」
悟飯は見下した目で天津飯を見る。天津飯は本気で前述をやろうかと思ったが、再び前述の理由
で我慢した。
「この微弱な気の乱れも感知できぬのか?キサマは?」
「は・・・わからないわけないだろう!」
わかりません、と素直に言おうとして、言葉を摩り替える。が、
「偉そうにするなゴミめが!」
言葉遣いが気に入らなかったらしく、悟飯のエルボーが天津飯の背骨を直撃する。天津飯は悶え
ながら数メートル落ちる。
「す、すみませんでした・・・悟飯様・・・」
涙目になりながら急いで謝る。悟飯はいつの間にか構えていた魔閃光のポーズを解いてとても子
供には見せられないような暴言(自粛)を吐きまくる。その度に天津飯は『すみません』と『許し
てください』を連発した。
「おそらく、この先でドラゴンボールをめぐって争いが起きているのだろう。我が師の故郷を荒
らすとは・・・こいつら、死ぬしかないな・・・ふふふ・・・」
悟飯が子供に似つかわしくないどす黒い笑みを浮かべる。天津飯は怖いので何も言わない。と、
水ばかりだった風景がひとつ山を越えると一変する。山のすぐふもとに村があった。天津飯はそ
れを悟飯に教えようと上を向いて、悟飯のパンチを顔面に喰らい叩き落された。天津飯はうめき
声を上げながら音を立てて地面と激突する。悟飯は颯爽と地面に降り立った。天津飯は殴られた
顔面と地面に叩きつけられた後頭部を手で押さえながら悟飯に訊く。
「な、何故・・・」
「様子見だ。そんなこともわからないのか愚物が」
悟飯は天津飯に顔も合わせずに遠くを見ている。天津飯は地面に『の』の字をかいていじけなが
ら本気で攻撃して逃げようかと画策し始めた。
「見っつけたぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
ヤムチャは少し土で汚れたドラゴンレーダーを掲げて叫ぶ。その目には涙が滝のように流れ出し
ている。
「うぅ・・・苦節三十分・・・ひたすら地面を掘り返しやっと見つけた・・・これで俺の命は保
障されたんだ・・・」
ヤムチャはそう言うと大声で泣き叫んだ。が、すぐに背後に邪悪で少し小さめの気を感じて泣く
のをやめて背後に目を向ける。
「天津飯か?!」
どうやらヤムチャの脳内では邪悪で小さい気=天津飯らしい。本人にばれたら友好関係が崩れる
ことは間違いない。が、ヤムチャを変な目で見ていたのは天津飯ではなかった。
ヤムチャの見たものは、赤い色の気持ち悪い筋肉質な化け物と、青くて小さいキモイ顔した化け
物だった。ヤムチャがピッコロ以上のキモさに呆然としている。が、赤いやつが両脇に抱えてる
ものを見て血相を変えて叫ぶ。
「あぁぁぁ!そこの赤いの!そのドラゴンボールは俺のだ!返せドロボー!」
ヤムチャはそういって赤いやつが両脇に抱えているドラゴンボールを腕を交差させ左右の薬指で
指した。薬指なので少しプルプルいって狙いが定まっていない。
「これか?これはそこらへんに落ちていたので我々が頂いたのさ・・・文句でもあるか?」
「ヘィ!アリマスェン!」
赤いやつが言ったのと同時に青いやつがキーキー声で言う。
「よし、なら帰るぞ!」
「ちょっと待て!俺はコント見にきたんじゃないぞ!」
「馬鹿が・・・コントなら出演料を貰っている所だぞ・・・ただで見せてやったのだ。礼くらい
いったらどうだ?」
「あ、それはどうも・・・」
「では、我々はもう行く」
「逝ケ!」
「待てぃ!俺は置いて行けって言ってるんだ!」
「強情な奴だ・・・なら戦って奪えばいいだろう?えーと、青いきしょいの。こいつの戦闘力をは
かれ」
「名前くらい覚えてやれよおい・・・仲間だろお前ら・・・」
ヤムチャが額から汗を流しながら赤いやつに言う。が、二人とも全く気にしていない。
「ケケケ!オレノスカウターハサイシンシキダ!テメーナンカコノスカウターデイチゲキダゼ!」
「スカウターで?!それって計測器だろ?!」
「ちゃんと突っ込むとは律儀なやつだ・・・賞賛に値する・・・」
「いや、別に値しなくていいから」
「ケケケ!モウスグダ!」
そして、三十分後・・・
「ふふふ・・・貴様の命もあと僅かよ・・・」
「もうそれ二十回は聞いたぞ」
ヤムチャがやたらと自信満々な赤いやつに言う。青いやつはまだ飽きずに宇宙から発信される電波
をキャッチしている。何もないところを見たり目の焦点があってなかったりする奴をみるのはちょ
っと怖い。
「今度こそ本当に僅かだ・・・そろそろ貴様の命が本当に後僅かなわけを教えてやろう・・・」
「いや、別にいい」
ヤムチャが適当に答えるが赤いやつは聞かずに説明し始める。
「何故なら我等の戦闘力は合計で二万もあるのだ!」
「な、何ぃぃぃぃ!」
「そして青いのは100以上の数を数えられない!だから貴様の戦闘力は必然的に100以下になる!」
「な、何ぃぃぃぃ!」
「そして私の戦闘力は13900!貴様には勝ち目はない!ちなみに青いのは戦闘力100だ!はっはっは
!」
「いや、それじゃ合計14000だし・・・」
赤いやつの高笑いが止まる。赤いやつは笑いながら・・・額から滝汗を流しているが・・・驚いて
た癖に平然とあくびをしてるヤムチャを見た。
「・・・マジ?」
「マジだ」
ヤムチャが事も無げに答える。赤いやつは膝をついてなんか打ちひしがれた表情をする。
「くそ・・・まさか私が九九を間違うなんて・・・」
「足し算だろおい」
と、ヤムチャが言ったところでけたたましい音が青いやつの方向から鳴り響いた。ヤムチ
ャはびっくりして青いやつを見る。青いやつは薄ら笑いを浮かべてこちらを見ている。
「結果がでたか!きしょいの!」
赤いのが青いのに向かって叫ぶ。青いのは『きしょい』とか言われても全く気にした様子
はない。
「ケケケ!キサマノセントウリョクハ・・・タッタノ13ダ!」
「な、何だと?!」
今度は本当に驚くヤムチャ。だいぶ強くなったはずだったが、いつの間にか二桁にまで下
がっていたらしい。武天老師様より低い。ヤムチャは戦闘力14900+100の敵を前にしてすげ
ぇビビる。思わず石に躓いて後頭部を打ってしまうくらい。
「はっはっは!雑魚めが!貴様など俺一人で十分だ!はぁーーー!」
赤いやつが『お前邪魔だから来るな』と遠まわしに青いやつに言ってヤムチャに飛び掛る。
ヤムチャはびびって目を瞑り自分の前で手をばたばた振る。
べしぃ
「あぎゃ?」
ヤムチャが手ごたえと変な声に驚いて目を開くと、頬を押さえて目を白黒させてる赤いやつ
がいた。
「・・・」
ヤムチャは黙って赤いやつに近づいてみる。赤いやつはヤムチャに右ストレートを放つ。が、
あっさりとヤムチャが避け、ヤムチャのかなり力を抑えた左ジャブが顔面に直撃する。再び
うめき声を上げながら数メートル吹っ飛んだ。
「ば、馬鹿な・・・たかが戦闘力13の奴が・・・!有り得ん!」
赤いやつはそういって自分のスカウターのスイッチを押した。何故か数秒で結果が出る。
「せ、戦闘力13万2854だと?!」
赤いやつは驚愕して青いやつを見る。青いやつはこともなげに
「オレスウジガオオスギテワカラナイカラサイショノフタツダケヨンダンダ!」
「この馬鹿ーーーーーー!!」
赤いやつがそう叫んで逃げ出すより先に、ヤムチャの二発目の左ジャブが赤いやつに到達
するほうが圧倒的に早かった。赤いやつはとてつもないスピードで飛んで行き、岩盤を数
枚貫いて目測で海を30メートルほど割って見えなくなった。
「これあの地獄の修行の成果か・・・これなら本当にベジータも敵じゃないな・・・」
ヤムチャはそう呟いて、背後のドラゴンボールを脇に抱えて飛んでいこうとしている青い
やつをボコボコにして赤いやつの隣に捨ててやった。
「くそ・・・フリーザ様に連絡して救助を・・・あいつら、必ずブッ殺してやる・・・」
赤いやつは朦朧とする意識の中で救助信号を送った・・・つもりだった。しかし、赤いや
つが押したのは本隊への救助スイッチではなく、現在近くで星の制圧をしているギニュー
特戦隊への救援スイッチだった。もちろん、救助が来るはずはなく二人は約一時間後に天
に召された。
「悟飯様・・・敵の観察が終わったらいったいどうなさるんで?」
天津飯が恐る恐る横で観察をしてる悟飯に聞く。悟飯はどす黒い笑みを浮かべて答える。
「わかりきったことを聞くな、屑が・・・」
天津飯はその言葉に震え上がる。『皆殺し』と『一方的な虐殺』がこの後待っているのは
確かに聞くまでもなく分かっていたことだ。天津飯はこれ以上悟飯を刺激しないように少
し離れて自分も観察を始める。緑色の人達がサイヤ人どもが着ていた服と同じ服を着た、
銃を装備しているやつらに掴まっているようだった。その戦闘服を着ているほうのやたら
偉そうな、変な乗り物に乗った奴が太めのナメック星人(二人の子持ち)に近づいた。
「こんにちは、貴方がこの村の長老ですね?名前くらい聞いたことあると思いますが私は
フリーザと申すものです」
その名前を聞いてナメック星人達と天津飯は驚く。
「フリーザ・・・そう言えば界王様が言っていたな・・・」
天津飯は一人で回想シーンに突入する。宇宙船の中、死に掛けている最中に突然話しかけ
て忠告してきた。
『いいか、フリーザには手をだすな。お前らと言えど負けて死んで煮て焼いて食われるか
もしれん・・・それに界王星はフリーザ達から闇ルートで買ったものだからフリーザにバ
レたら契約破棄になって襲ってくるかもしれないし・・・』
「今思えば、フリーザ達は重力が10倍の星なんて要らないから適当に売り払いたかったん
じゃないか・・・?」
天津飯が余計な事を考えていると、横から悟飯の右ジャブが入った。天津飯は少しよろけ
る。
「集中して見ていろ、本人が気にしていないのだ。問題なかろう」
天津飯はいちいち殴るなとか言いたかったがまた殴られるので止めた。再びフリーザ達に
目線を戻す。
「早速ですが、ドラゴンボールをいただきにきました・・・渡してくれるでしょう?」
長老は少し押し黙ってから口を開く。
「パタッツコルペラボルパ・・・」
「ナメック語以外で話せるのはわかっています。普通に喋りなさい」
あのわけわからないのがナメック語か・・・天津飯は岩場に隠れながらわかったようなふり
を悟飯に見せ付ける。全く意味はないのだが。
「ビビビバルゴンダッパザンタンバ・・・」
「ナミック語以外でも話せるのはわかっています」
「ナミック?!」
天津飯が小声で驚く。
「ハミルルルヘルカッパモンペルト・・・」
「ナメッコ語もダメです!その調子ならナマッコ語も使えるでしょうが、それも不可です!」
「てめーらにドラゴンボールなんてわたさねーよ厨房が、わかったら家帰って回線切って首つ
って市ね」
「2ch語も使ってはいけません!それにカタコトではないですか!使うならちゃんと習得し
てから使いなさい!」
「わけわかんねぇぇぇぇぇぇぇ!」
がごぉ
フリーザとナメック星人の目が一斉に天津飯の方向に向く。間一髪悟飯の踵落としが天津飯の
後頭部にヒットしたおかげで見つからずにすんだ。フリーザ達とナメック星人達はふたたび向
かい合った。
「馬鹿めが・・・見つかったらどうするつもりだ・・・」
「す、すびばぜん・・・」
天津飯はテメーの蹴る音が五月蝿かったからだろ、とは怖くて言えなかった。
「・・・ドラゴンボールをどうするつもりだ・・・」
ようやく長老がまともに口をきいた。フリーザは笑みを浮かべて答える。
「不老不死になってちょっと永遠に宇宙を支配しようかと思っただけですよ・・・他の長老
方は素直に渡してくれましたよ・・・」
「嘘をつくな!」
「長老達がそんな簡単に渡すはずない!」
長老の両脇にいた二人が思わず前にでる。フリーザは薄ら笑いを浮かべる。
「本当ですよ・・・こうしたらすぐに渡してくれました・・・」
フリーザはそういって指を鳴らした。と、同時にフリーザ側の戦士数名が長老の両脇の二人に
襲い掛かる。当然の如くナメック星人はズタズタにされた。が、それは片方だけだった。長老
の右側にいたナメック星人は三人の戦士を一瞬で葬り、涼しい顔で腕を組んでいた。
「ほう・・・なかなかやりますね・・・」
「当たり前だ。私はこの星随一の格闘観戦好き、見ているうちになんか試したくなってきたの
だ・・・」
格闘好きのナメック星人はそう言って笑う。
「じゃあザーボンさん、行って来なさい」
「はっ、フリーザ様・・・」
フリーザがそう言うと、フリーザの横にいた肌の青い男が前に出た。格闘好きのナメック星人
はすぐに飛び掛ってきた。が、ザーボンの放った拳に貫かれ、苦悶の表情を浮かべて倒れた。
「さぁ、早くドラゴンボールを渡してもらいましょうか・・・さもなくば、今度はそこにいる
人達を殺しますよ?」
フリーザはそう言うと長老の側にいる二人の子供を指差した。長老が目を見開いて狼狽する。
「き、貴様・・・子供まで殺す気か・・・」
「言うことを聞かないなら、仕方ないでしょう?」
フリーザはそう言うと、長老の右側にいる子供に指を向ける。
「う、うわぁ〜〜〜!!」
長老の左側にいた子供が声を上げ、走って逃げ出した。が、次の瞬間何かが一瞬光って逃げ出
した子供を焼き尽くした。
「カ、カルゴーーー!」
残った方の子供が残骸に向かって叫ぶ。フリーザは笑う。
「逃げ出そうとするからそうなるんです。さぁ、ドラゴンボールを渡してくれませんか?」
フリーザの言葉が終わった後にザーボンが長老達に歩み寄る。
(くっ・・・こいつらはあの目に付けている機械で我々の位置を探っているようだが・・・
あの機械を壊せば他の村は助かる・・・隙を見せれば・・・!)
「あいつら・・・子供まで・・・!」
天津飯が拳を近くの岩盤に叩きつけ、悟飯を見る。
「悟飯様!いつまで観察しているのですか!あいつらをさっさと・・・たお・・・」
天津飯は、邪悪な気を放つ悟飯を見てビビる。悟飯はゆっくりと立ち上がるとよく聞
き取れない程度の声で一言呟いてフリーザ達のいる方向へ飛んでいった。
「わ、わかった・・・ドラゴンボールを渡す・・・だからこの子だけでも助けてくれ
・・・」
フリーザはそう聞くと笑った。
「では、早くその場所に案内を・・・」
フリーザがそういった次の瞬間、前にいたザーボンに何かが当たって真横に吹っ飛ん
だ。フリーザは一瞬見えた光の角度を見てその元であろう場所を見上げる。そこには
腕を組んだ悟飯が仁王立ちをしていた。
「貴様ら・・・許さんぞ、外道が・・・!」
悟飯がフリーザに向かってそう吐き捨てる。フリーザは不愉快そうな顔をして吹っ飛
んだザーボンを見る。
「まだ子供ではないですか・・・ザーボンさん、何をしているんです?」
「くっ・・・あのガキ・・・」
ザーボンが頭を抑えながら立ち上がる。
「生意気なガキですね・・・ザーボンさん、殺ってしまいなさい」
一瞬、フリーザに隙が生まれる。長老はその隙を見逃さずに気功波をフリーザに・・・
フリーザのスカウターに当てた。
「・・・何のつもりですか?まさかこんな攻撃で私を倒せるとでも・・・」
長老はフリーザの言葉を聞かずに、地面に落ちているスカウターと、ザーボンの付けて
いるスカウターを破壊した。フリーザが目的に気付き、血相を変える。
「まさか!私達のスカウターを!」
「そこの子供を連れて逃げてくだされ!」
悟飯はとっさに子供を抱え、飛び立った。同時にフリーザもザーボンに命令する。
「あのガキどもを逃がすな!絶対にです!」
ザーボンは返事よりも先に飛び立っていた。フリーザは一人残った長老を睨みつける。
「キサマ・・・余計なマネを・・・!」
「これでお前らはドラゴンボールを揃えられん・・・どうせすべて揃えても貴様らには使
えんだろうがな・・・」
長老が言い終えた時、フリーザの腕が長老の腹部を貫いていた。長老はその一撃で崩れ落
ちる。と、同時に何かがすぐ近くに落ちてきた。丸いものだ。その扉が開いて中から何か
が出てくる。
「グルド!」
右端の球体から出てきた緑色の異星人が叫ぶ。次に、その逆側の球体から青い異星人が表
れ、叫んだ。
「バータ!」
さらに、中心を残した球体が開き、同時に二人が出てきた。
「リクーム!」
「ジース!」
そして、残った最後のひとつが姿を現し、四人と同じように叫んだ。
「ギニュー!」
そして、その五人が一箇所に集まる。
『五人そろって!ギニュー特戦隊!』
五人がそれぞれポーズを取って、止まった。
フリーザは口元を引きつらせて額から汗を流している。五人は誰も反応してくれないので
ポーズをやめてフリーザに近寄る。
「フリーザ様、どういったご用件で我々を呼んだのですか?」
「呼んだ?そんな覚えはありませんが・・・」
フリーザが怪訝顔をする。
「しかし、我々の宇宙船に救援信号が届きましたが・・・近くを飛んでいたので確認する
より直接来るほうが早いかと・・・」
「まぁ、いいでしょう。妙な奴らがこの星に集まっているようですし・・・」
フリーザがギニューの顔を覗き込む。正確には、ギニューの付けているスカウターを、だ
が。
「ギニューさん、スカウターの予備はどのくらいありますか?」
「私達が付けているのを除くと、各自一つずつ宇宙船に積んでありますが?」
「それで十分です。至急持ってきてください」
「はっ!ジース!グルド!」
ギニューが赤い色のナイスガイと緑色の肌の目が沢山ある奴に命令すると二人は迅速にスカ
ウターをとりに戻った。フリーザはその様子を見てから、足元に転がっている死に掛けの長
老を見下ろす。
「貴方のしたことは無駄な足掻きでしたね。あの子供もすぐにザーボンさんが跡形もなく消
しさるでしょう。素直に渡していればもう少し寿命が延びたものを・・・」
フリーザはそう言うと、長老を焼き尽くした。
なんか、妙に長くなってしまいましたが、文中の気になると思う部分を
補正しときます。
>>275ナッパを一
瞬で葬り、自分をこんな腰抜けに変えた下級戦士に対する怒りだった
ただの八つ当たりです。あんまり気にしないでください。それから
ベジータは自分が超サイヤ人だと言うことにまだ気づいてません。
悟空みたいに戦闘力がコントロールできないので自由になったりも
できません。本当に怒ったときだけです。
自分ではこのくらいしか思い浮かばなかったのですが質問があれば
できる限り答えるので問題点はどんどん指摘してください。あと
日にとてつもない量をうpするのは不可能です。ご了承ください。
それでは
乙。つまらなくはないが、完結までの見通したってる?
言っちゃわるいがいつ逃げ出してもおかしくない雰囲気がただよってんのよ(w
勢いだけで書くのは悪いことじゃないんだが、なんつーかそれだけに物語の終わりも考えてないようでさ。
>>301完結までの見通しですか・・・一応ブウ辺の最後あたりまで続ける
つもりなんであまり具体的に固まってないです。フリーザ編の最後なら
だいたい決まってますが。
そうか・・。ブウ編つーことはこれまでのペースから考えて先は長そうだな。
別に具体的にする必要はないけど、やっぱどうやって完結させるかぐらいは最初に頭にいれていてほしい。
そうじゃなきゃ終わらせる気力なんか続かないだろ。
ラスト考えているのはほんの一握りなんだろうな。これじゃ未完ばかりなのも当たり前かも・・。
住民がほぼ見捨てたのも無理ないな。
せっかくヤム飯いるんだからヤムロットみたいに
活躍させることできないかな・・・?
饅頭が書き込むと連絡が来ました
実際に書き込まれてました
なんか新しい名前になっていました
触発されて私も投下します
『ヘタレ王 ヤムチャ伝説』
つまんないと思う人は、スルーしちゃって結構です
其之三十三 栽培マン抵抗
どずっ!!
チャパ王は腕がちぎれた栽培マンの腹にパンチをかます
大ダメージを受けた栽培マンは地面へと倒れ付す
「次はどいつだ!!まとめて私が片付けてやろうか!?」
さして疲れてもなさそうにチャパ王は言う
実際余裕なのだ
しかし、チビサイヤ人とハゲサイヤ人はこちらを見てにやついている
「クックック・・・、油断したな・・・・」
「何!?」
ベジータが放ったその言葉に驚愕するチャパ王
気づいたときには遅かった・・・・
ガシッ!!
唐突に片腕がちぎれた栽培マンはチャパ王にしがみついた
其之三十四 命をかけた攻撃 〜栽培マン1よ、永遠に・・・〜
「ねぇ!離してよ!!怖いよ!!冗談はやめてよ!!
僕のママに言いつけるよ!?」
チャパ王は恐怖のあまり幼児言葉で必死で栽培マンを説得するが、効果なし
・・・ていうか言葉通じるのかどうかさえも疑問だ
「終わったな・・・」
ベジータがそうつぶやいたのと同時期だった・・・
どおおおおおおおおおおおおおおおおお・・・・・!!!!!
栽培マンが命を賭して自爆をしたのは・・・
其之三十五 そして
自爆によって舞い上がった煙が退いていく・・・
誰もがボロクズのように倒れふしたチャパ王を思い浮かべる
しかし・・・
「ふう、驚かせやがって・・・」
煙の中から現れたのは、ただ単に服がボロボロになっただけの黒人アフロ
「変な行動を見せるから少しびびっちまったじゃねぇか」
そう言いながら、自爆によってばらばらになった栽培マンの肉片を踏みにじる
なぜここまでチャパ王が強いのか
誰もが不思議に思った
・・・・・ただの黒人アフロなのに
其之三十六 回想1
数年前の天下一武道会・・・
予選でチャパ王は『孫悟空』という名のツンツン頭に手刀一発でノックダウン
しかしチャパ王は聞いていた
奴の仲間が『無に気づいていないチャパ王は勝てない』と言った事を
数日後
彼は日頃のサラリーマン稼業だけでは越えられない壁
そして『無』というものの謎
チャパ王はこれと戦っていた
やはり普通の修行もしたほうがいいのか?
無とは何なのか?
答えは見出せなかった
そのときだった
「お前チャパ王とかいったな
お前ついてくる、きっと強くなれる」
後ろからなんか声が聞こえてきたのは・・・
其之三十七 回想2 (ネーミング安直ですんません)
ふりむけばそこに自分より黒い人物がいた
なんか変態っぽい目つきだ
それがじゅうたんになんか乗っているから余計に怪しさ爆発である
インド人も真っ青の黒人は口を開く
「お前神様の宮殿来る
きっと強くなれる
お前素質ある、神様が言ってた」
「わ・・私に素質が・・・!?」
チャパ王は驚いていた
神様がじきじきに鍛えてくれるといっているのだ
チャパ王は答えた
「神様が鍛えてくれるというのか
願ってもない申し出だ
・・・だが、三時間だけ待ってくれないか?」
「なぜ待つ?」
「会社に有給休暇の交渉してくる」
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
319 :
Classical名無しさん:04/09/13 08:23 ID:L5Jef0g6
あぼーん
321 :
Classical名無しさん:04/09/13 08:26 ID:Hvd0yIPs
とりあえずサイヤン氏の名誉を守るために
彼の発言をコピペした。俺っていい奴。
まだ半分以上あるけどそれはまた次回。
くだらないことしてないでさっさと学校行けよリア厨
正直、サイヤン氏の作品を別に好きじゃない俺からすると
まとめサイトでやって欲しかった。
俺から見ればサイヤン氏は荒らしの頭目と変わらん。
これから作品のたびに毎度荒れるのか。嫌だなぁ。
どうせ復活すると思ってたけど、サイヤン氏も、荒らしも。
>>322 おまえ、ちょっとそこ座れ…。
せっかく全住民が完全無視してたのに…
…それとも釣りか?
>>323 荒れてない。みんなちゃんと「サイヤン語録」をNGワードに設定してる。
漏れみたいな2chブラウザ使ってない香具師はNGワードが使えんのよ。
これを機に導入するべきか。ギコナビでNG出来るのかどうかは知らんが。
2chブラウザ使わないと人大杉うざくない?
327 :
323:04/09/13 19:42 ID:gJ1C.ooY
>>324 なぜ、サイヤン氏のために2chブラウザを導入せねばならないのか。
面倒くさい。IEでなんの不自由も無いっていうのに。
「みんなちゃんと」って、あのなあ。お前の世界だけで語るなよ。
荒れてないって言っても、コピペ馬鹿がしっかり荒らしてるだろうが。
というか、サイヤン氏の自演か?
こうして・・無駄な煽りでまたスレが無駄に消費していくのであった。
どっちかというと323に同意かな。
俺はマーリンとの修行の退屈さにサイヤンキラー投げだしたので、
あまりサイヤン作者の復活は歓迎してない。荒れるの嫌だ。
書くなとは言わないが、サイトで続けるか、最後まで書き終えてから
一気に2・3日で終わらせて欲しかった。
人気を盾にわがままを通してる気がする。俺は3年間の方がずっと面白いけどな。
悪いけど、同情を引くようなレスを書く→しばらく姿を消す→住人のラブコールで
「最後まで完結させる事が私の責任」とか言って復活するいつものパターンだなと思った。
パオとか1985のさ。もしかしてすべて自演か?
『ヘタレ王 ヤムチャ伝説』投下いたします
前回のお話
>>306-310です
ではいつもの発言をします
つまんないと思う人は、スルーしちゃって結構です
其之三十八 回想3
もともと戦闘力は強かったチャパ王
一ヶ月間、神様の下で修行して『無』を習得したときには、すでにナッパクラスの力をつけていた
「これが・・・『無』!!」
「そうだ・・・それが無なのだ」
気持ち悪い緑色の生物(神様)は、戦いに参加する気もないくせに偉そうに言う
戦闘力が下のくせに偉そうな態度ををとれるところを尊敬する
「ありがとうございます、キモ緑」
チャパ王は神様にえしゃくをする
そしておもむろに自分の髪の毛を一本抜き、それを神様に差し出す
「これは感謝の念です
とっておいてください」
「すまない、これはいらない」
其之三十九 回想終了
そしてそのあとは独自の修行でパワーアップを果たした
いまやナッパを超えるほどの力はあるだろう
現在
「さぁ!!次の相手はどいつだ!!
そこの緑か!それともそこの緑か!?」
栽培マンを撃破したチャパ王は、残った栽培マンや栽培ラディッツを指差す
「・・・すごいや!」
悟飯はチャパ王の戦いを見て感嘆をもらす
それを見ていた栽培ラディッツ
悟飯が一番弱いとみたか、チャパ王の死角をついて悟飯に襲い掛かる
弱そうな奴を狙うとは・・・やはりヘタレ
「え・・!?」
悟飯が気づいたときには・・・栽培ラディッツは眼前にいた
其之四十 救世主(?)参上
『しまった!!』
ピッコロやチャパ王を含むその他大勢は異口同音に叫ぶ
「死ねやガキィィィィィィっ!!」
栽培ラディッツは狂気の笑みを浮かべながら悟飯に殴りかかる・・・
だが!!
ゴゥゥゥ・・・・ン!!!
何者かが放った光弾によってはじかれた
砂煙が立ち上る・・・
栽培ラディッツは吹っ飛ばされて吹っ飛ばされて・・・山の向こうまで飛んでいった
「あなたは・・・?」
その男と面識のない悟飯は問う
しかしその男は何も語らない・・・
其之四十一
砂煙がひいてきて、男の姿があらわになってくる
先ほどの緑色の男と同じようなロンゲ、クリリンと同じ胴着、左頬の十字傷
脇にはもこもこした体毛、猫を思わせるような姿をした生物もいる
「ヤムチャさん!!」
「孫悟空の仲間か・・・」
「天下一武道会のとき、三つ目の脇にいた奴・・・」
「プーアル!!」
クリリン、ピッコロ、チャパ王はヤムチャを呼ぶ
だが、餃子にはプーアルしか脳内にはいないようだ
あーっとスルー!
_
r'::::::::i
トーf/__
/ イ| 、ヽ
//_〉 l_l i_ノ、
\\ (_ニノ 〉____〉〉 〉
/ } / ,_-‐、
/\/,ー 'ヾ i"_Y 〈i
〈 < / ゝ^-'"
\i"ヽ、 \\ //
├ i\i カ ,、
|_,,i ノ_ソ ) ゝ
ノ_/〉 ⌒ `
サイヤンキラー作者はシナリオ通りの復活か。
ここまで型通りだと、本当に全部自演に見えるな。
あのさ、サイヤン作者さん。
俺は序盤早々、あんたの作品の平坦さに苦痛覚えて投げ出した人間だから、
あんたがパクろうが自演を繰り返そうが、もしくはそれがデマであろうが、
まったく興味ないのよ。
あるのはただひとつ、あんたのせいでスレが荒れたって事だけだ。
だからBBSであんたが言ってた、「作品を完結させるのが責任」だのは
あんたの作品を読まない人間に対しては、何の責任消化にもならないの。
もしあんたが荒れた事の責任を本当に感じてて、それを清算したいというなら、
その方法はたったひとつだけだよ。
それは病的氏を引き継いで、ヤムスレのまとめサイトを継続させる事だけだ。
本当に責任を感じてるんなら、やれよそれを。
あんたに同情を感じる所はあるが、発端はあんたの暴言だし、荒らしを拡大させたのも
あんたのスルー出来ない幼児染みた人間性のせいだろう。
BBSでは「続けるのは私のわがまま」とも書いてたが、そこまでスレを私物化するのなら、
サイトまで面倒見ろよ。いいとこ取りばっかりはいくら何でも無責任だろう。
荒れてたのは別にサイヤンのせいじゃないだろ。
荒れてたのだってもう過去の話しなんだからいいじゃないか。
まとめサイトだって別にいらないよ。
>>337 そこまで擁護し過ぎるのはおかしいぞ。サイヤンのせいじゃない?どこがだ?
語ろうぜスレまで出張して、他スレの蔑みとも取られかねない発言をして、
荒らしをまったくスルー出来ず、最後には「かかって来い」と荒らしを煽る発言。
これのどこが「サイヤンのせいじゃない」だ?50%以上彼の責任だろう。
過去の話っていっても、現にまた荒らしが沸いてきたし。
まとめサイトが要らない?本気でそう思ってるのか?あるとないでは絶対に違うぞ。
どっちにしろ、サイヤンは
>>336をスルーするだろうけどね。
>>338 俺にはサイヤン作者氏擁護に見えるのは
>>337の1行目くらいなのだが。
それも無理してみないと擁護には見えないのだが。
それに対して、
>そこまで擁護し過ぎるのはおかしいぞ。
これ。
キモイ。
ここ最近の流れはかなり粘着が多くてキモかったが、君もかなりのモンだ。
書いてる内容を見ると、このスレを嫌いではないようだし、荒らしも嫌いのようだが、
これだけキモいと話にならん。
とにかくキモイ。
粘着はやめよう。
いくらなんでも無茶な話だな。
どうして荒れた原因からサイトの補完にすっ飛ぶのか分からん。
やるのはも大変だろうし、たとえ始めたとしてもすぐに投げ出すぞ。
166 名前:162[sage] 投稿日:04/09/13 23:08:21 ID:???
>>163-164 俺もやつはスルーすると思ってる。今までのやつのレスを見る限り間違いない。
ただ万が一サイトをやる、といったら儲けものと思ってね。
しかしサイヤン読んでない俺としては、奴はゴミ門と変わらないクズなんだが。
作品も伏線は立派らしいけど、「その時の面白さ」みたいなもんが全く無くて
苦痛感じて投げちゃったし。
↑
サイヤン読んでないのならどうでもいいことだろうに。
つーか作品の一つにもレスしない奴がまとめサイトだ責任だ、なんてちゃんちゃらおかしいわ。
お前はただサイヤンたたきたいだけちゃうんか、と問いたい。
342 :
338:04/09/13 23:35 ID:i.ylVoJw
>>339 もう少し話に内容を込めような。キモいばかりじゃなくて。
>>340 無茶は承知。ていうか、俺もサイヤンなんかに期待してないよ。
最初からこいつがいいとこ取りばかりする奴ってのは分かってる。
ただ、サイヤンからは「自分は何をやっても許される」みたいな
雰囲気がぷんぷんするんだよ。
BBSへの作品投下は寂しいから嫌だだの、ここからは喧嘩だの。
お前のスレかよって感じだ。正直、黄泉の門と同じだよこいつは。
考えてるのは自分の事ばかり。最後は泣き落とし。救えない。
343 :
338:04/09/13 23:37 ID:i.ylVoJw
>>341 そう思うんならそう思えばいいんじゃない?
別にこいつが叩かれるような事しなければ、誰にも叩かれんと思うけどね。
これ以上は他作品に迷惑だから、もう書き込まないがな。
どうせサイヤンはスルーだろうし。
172 名前:マロン名無しさん メール:sage 投稿日:04/09/13 23:34:08 ID:???
まぁ、自業自得だわな。
でもやっぱ無視した方が良いんじゃないだろうか?
叩いた所でどうせ何もしないだろうし、他の作品投稿しにくい空気作るだけだしさ。
なによりこうやって荒れてるのが荒らしの思うつぼだと思うけど。
いつもいつも、つまらないことで荒れるスレですね。
>>343 うん。書き込まないでね(またサイヤンが書き込んだら粘着するんだろうが)。
傍から見てると、「サイヤンのストーカーか?」と思うほどキモイのよ。
スレのため、みたいなこと書いてるけど、ほとんど自分がむかつくから噛み付いてるようにしか見えない。
サイヤンたたきのためにスレを私的に使っているのは誰だ?
スレが荒れた責任をとれ、と言ってるけどあんたの粘着のせいでスレが荒れた責任はどうでもいいのな。
そんなに責任云々言うんなら、せめてスレを活性化させるために作品にレスをつける努力くらいしたらどうだ?
煽 り 合 い 空 間
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
境 界 線
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
マ タ 〜 リ 空 間
348 :
338:04/09/13 23:54 ID:i.ylVoJw
>>346 作品にレスつける?自分はしてるのか?
もう終わらした気なのに、煽ってくんなよ。しつこい。
349 :
338:04/09/14 00:02 ID:zJUicehY
住人の方なのか、そうでないのか微妙な感じの方ですが…一応レスします。
>あんたが言ってた、「作品を完結させるのが責任」
言ってません。よく読んでください。と言うか、すぐ下でちゃんと理解して
下さってるように思えるんですが。
それとまとめサイトの件ですが、申し訳ないですけどそれは無理です。私には
HPの知識も何もありませんし、とても適任とは思えません。
また、荒らした事とサイト運営がどうしてつながるのかが判りません。確かに
責任は感じていますが、それとこれは話が違うのではないかと。
ですが、それとは別にして、まとめサイトの引継ぎは私も考えなくは無いです。
ただ、今はそれを考えている余裕がありませんので、現時点ではNOとさせて
頂きます。
とりあえず最後にサイヤンの回答レス張っとくわ。
わざわざむこうに書くんじゃねえよ。
すげぇ粘着っぷり。ダメだこいつは。自分勝手すぎる・・・・。
>>346 >>349 落ち着け。
気持ちは痛いほど分かるけど、本人が言いたいことは言い終わったって
言ってんだから我慢してスルーしといてやれ。
どっちかが妥協しなきゃ永遠に終わらないんだからここはこらえてくれ。
まぁ漏れからすれば
>>350も上のサイヤン嫌悪もサイヤン本人も粘着なわけで。
どうでもいいから三年間キボンヌ、とか言ったら叩かれるんだろうなぁ。
俺かよ・・。
叩くか煽るしかないのかここは・・w
スレの趣旨から言って餓鬼が多そうだしね。
一気にたくさん小説が来ましたね。
>Saiyan killer
続きを楽しみにしていたので復活されてよかったです。
これからもがんばってください!
いよいよ悟空とマーリンの戦いが開戦ですね。
最強対決にふさわしくバトル内容にも迫力を感じます。
超サイヤ人になれば一瞬で勝負が終わりかねない事を危惧する悟空のサイヤ人らしさがいいと思います。
マーリンはヤムチャに教わった事を出し切れていないという事かな・・?
>ヤムチャの覚醒。ピッコロと温泉饅頭
劣勢かと思われながらも13万のヤムチャの圧勝はかっこよかったです。
へたれ天津飯と不良悟飯のつっこみやりとりがおもしろいですねw
早くもギニュー特戦隊が到着しておもしろくなってきました。
>ヘタレ王 ヤムチャ伝説
栽培マンの自爆にも平気なチャパ王が凄ぇ・・(笑)
神様に稽古を付けてもらっていたんですね。
ヤムチャも到着したし、ナッパ以上のチャパ王がどのように活躍していくのか楽しみです。
本当に劣等スレになったな。
簡単に煽りの手中で転がされる馬鹿な作者に、
周りが投げ出し前提のクズばかりなので
伏線だけで盛り上がりのないSSを神格化して
必死にそれを繋ぎ止めようとする哀れな住人。
実質終わったスレに未練タラタラの連中が
ただ続かせているだけに見える。笑えるな。
荒らしと煽りと罵り合い以外で盛り上がれんのか。
おい、サイヤン、ケンカモードなんだろ?
スレ盛り上げる為に荒らしのケンカかってやれよ。
ヤム隠しはどうした
やむノートも死んだか
夏・夏・夏・夏・ココナッツw
おお!
アフォの発言が自動あぼーんされてる(・∀・)
荒らしのレスを読みながら、職人は信じられないものを見た
確かに自分のSSを見ておきながらまったく関心を示さず通り過ぎていく読者
職人はその時 全てを理解した
ヤ ム ス レ 住 人 は SS に 興 味 が な い
ヤムスレ住人とってSSは無くなってもいいし、連載してもいい存在だった
つまりどうでもよかった
連載してれば暇がつぶせるし なくなれば巡回するスレが一つへる
それだけだ
SS語ろうスレに行くなとは ヤムスレ職人が原因で他スレで面倒ごとが起きれば
結局しわよせがヤムスレ住人に行くから
あの言葉はヤムスレ職人のためなどではなく100%ヤムスレ住人のためのもの
職人とはSS職人のこと
否
SS職人とは バキスレ職人のこと
職人に迷惑をかけるな
ヤムスレはSSスレじゃなかったんだ
職人はしばらくして立ち上がり、たまたま語ろうスレにいた連中に罵声を浴びせて
2ちゃんねるを後にした
363 :
Classical名無しさん:04/09/14 21:35 ID:iNECyMhM
だから荒らしたり廃れさせたりしたいならヨソでやれ。サイヤンも三年間もトグサとか温泉とかも続きを楽しみに待ってるぞ。俺は。
364 :
ヤムチャの拳:04/09/14 22:44 ID:9PWSaI72
世紀末ヘタレ救世主伝説 ヤムチャの拳
第一羽「救世主ヤムチャ」
「ヤムチャチャチャチャチャチャチャチャ、ヤムチャアア!」
ヤムチャのろうがふうふう拳が火を噴いた。
悪党は全身から血を噴出して死んだ。
だが、悪党を倒した後ヤムチャは倒れた。
ノドが乾いて死にそうだったのだ。バタン、キュー。
ヤムチャ「水、水をくれー、駄目だ、ガクリ」
ヤムチャは砂漠で気を失った。そしてそのまま寝込んだ。
365 :
ヤムチャの拳:04/09/14 22:44 ID:9PWSaI72
199X年、世界は格の炎に包まれた。
海は枯れ水は果て、生き物は死に絶えたと思われていたが、
人類は巣滅していなかった!
これは後に世紀末ヘタレ救世主となる、ヤムチャのそうだいな物語である。
ヤム「もうだまだ、このまま俺は、干上がって死ぬんか」
ヤムチャの脳裏を絶望を支配さる。机上に歩いていたヤムだが、ついに倒れた。
だけどその時、女が立っていた。女はコップに入った水をヤムに渡して言った。
ブルマ「これを飲んで元気になって下さい」
ヤム「ありがとう。ごくごく」
ヤムチャは生き返った。女と豚の二人ずれだった。ヤムチャは美しい女に尋ねた。
ヤム「ありがとう。君の名前は?」
ブル「………」
美しい女は困ったような顔で首を振るだけだった。豚がしゃべった。
プーアル「無駄だぜ。そいつは、言葉を失ってるんだ。親を目の前で殺されてな」
ヤム「何だと?貴様、それでも人間か!」
ウー「馬鹿が、俺は豚だ。ちなみにその女の名はブルマ。俺はウーロン。
この町は西の都で、ウサギ団という連中に狙われてる。や、奴らだ!」
目の前に、ウサギ団の軍団がやってきた。
続く
366 :
ヤム拳:04/09/14 22:47 ID:9PWSaI72
少しでもヤムスレのお役に立ちたいと思って、SSを書き始めました!
北斗の拳をベースにした、壮大な格闘ロマンです。
3部構成で全30羽くらいを考えています。がんばりますので応援よろしく尾P願いします。
ブルマしゃべってるじゃんw
369 :
ヤム拳:04/09/14 22:58 ID:9PWSaI72
>>367 応援ありがとうございます。
>>368 す、すいません。十分遂行したつもりなのですが、つじつまが合いませんね。
最初の言葉はプーアルの台詞にして下さい。
申し訳ありませんが病的さん、保管の際は変更をお願いします。
早速の激励レス嬉しかったです。がんばりますので期待しててください!
370 :
ヤム拳 ◆KqvICYnb.s :04/09/14 23:07 ID:9PWSaI72
すみません。今、語ろうぜスレを見てて木になったので、これだけは書かせて下さい。
僕は荒らしじゃありません!
ヤムスレの昔からの住民で、今のスレ現状をうれいていました。
少しでも力になりたい、と思って書いた次第です。
文章は施設ですが、内容は練りこんでいくつもりですので、期待してください!
語ろうスレの話題をここに持ち込むこと自体(ry
>>370 なんだ。釣りか。天然じゃないんじゃあツマンネ
わざとくさい誤字。病的さん、保存しなくていいですから。
374 :
ヤム拳 ◆KqvICYnb.s :04/09/14 23:21 ID:9PWSaI72
ID:i3Xb39rkさんは、きっと普段はサイヤンさんを
叩いている方なんでしょうね。
荒らしがなんと言おうと、完結まで連載しますから。
大体、未完だらけのこちらでは、まず完結させつ事に
意義があるんじゃないですか?
375 :
Classical名無しさん:04/09/14 23:22 ID:SXwBlWyE
ヤム拳にレスをしないでください。荒らしに餌を与えないで下さい。
376 :
ヤム拳 ◆KqvICYnb.s :04/09/14 23:25 ID:9PWSaI72
なんとでも言って下さい。
完結だけは必ずさせます。
それに、新しく作品を始めるのを禁するなら、。
スレが成り立たなくなりますよ。
377 :
ヤム拳 ◆KqvICYnb.s :04/09/14 23:52 ID:9PWSaI72
ひどいですね、皆さん。荒らし扱い決定ですか。
言っておきますが、ヤムスレを本格的に荒らすなんて簡単ですよ。
まじめな感じのssを一話だけ書いて、2話以降を投げ出し。
これを数回繰り返せばいいだけですから。
モチロンその都度、名前も文体も変えてね。
一話だけならこのくらい楽勝ですよ。
じゃ、明日か明後日から本格的な新連載を始めましょうかね。
1話だけですが。ヒヒヒ。
「さーて、これからどうしようかな〜、もうドラゴンボールは二つ集めたわけだしこれ以上
はりきって怪我すんのも嫌だし・・・そろそろ他のみんなと合流するか。天津飯も心配だし
、一応」
ヤムチャはドラゴンレーダーをぼーっと見ながら言ってみたりする。今他のみんなと合流し
てもドラゴンボールを二つも集めたとなればある程度自分のランクは上がるだろう。少なく
ても天津飯よりは優遇されるはずだ。とりあえずそれで十分だと、ヤムチャは立ち上がり、
飛ぶ・・・が、すぐにレーダーの異変に気づいた。ドラゴンボールが二つ、とんでもない速
さで近づいてくる。敵か、ヤムチャは慌ててその方向を見た。そして、遠くに小さい人型の
影が現れた。ヤムチャはドラゴンボールを置いて、狼牙風々拳の構えを取った。
「よ、ヤムチャ!」
影は目の前に降り立つと片手を挙げて名前を呼んできた。ヤムチャの緊張が解け、ヤムチャ
もその影に声をかける。
「悟空・・・いきなり行っちまったと思ったらいきなり現れて・・・勝手な奴だなお前は・
・・」
「わりぃわりぃ。ん?天津飯はどうした?」
心の全くこもっていない謝罪の後に悟空が聞く。ヤムチャは遠い方向を見て、
「さぁな・・・生死すら定かじゃない・・・」
「じゃあそんなことはどうでもいいけどよ」
「いや、ちょっとは気にしてやれよ・・・」
ヤムチャが悟空に言うが、悟空は全く気にも留めずにヤムチャの脇にあるものを指差して訊
ねた。
「わかった・・・ヤムチャ、そこまで言うならオラは何もいわねぇ・・・」
「全っ然わかってないような言い方だが・・・まぁいいか・・・」
説明に使った時間の無駄さにヤムチャは頭を抱える。と、悟空がヤムチャの肩に手を乗せる。
ヤムチャは頭に添えていた手を下げて悟空の顔を見る。
「じゃあ、オラはまた他のドラゴンボールを探してくるからこの二つ、よろしくなヤムチャ!」
「待て!」
ヤムチャは今度こそしっかりと悟空の足を掴んだ。悟空が露骨に嫌そうな顔をする。
「何だ?一人が怖いのか?」
「勝手に行くなといいたいんだ!どうしてお前はそう重要な役目を俺に任せるんだ!もしかして
俺を困らせたいだけなんじゃないか?!」
悟空の体が一瞬、ぴくっと揺れた。
「あ、お前!やっぱそうなんだろ!そういえば宇宙船でも俺に壊れた奴の世話任せたし!お前そ
ういう奴だったのか!俺が昔腹減ってるときにボコボコにした恨みか!そうなんだろ!」
ヤムチャが一気にまくし立てる。悟空は手を振り解こうと足を振りまくる。ヤムチャは振り落と
されまいと必死で足に掴まる。
「ヤムチャ!オラの言うことがきけねぇのか!」
悟空が物凄い剣幕でヤムチャに向かって言い放つ。ヤムチャはひっ、と呻いて手を緩める。もち
ろん、その間も悟空は足を降り続けている。遠心力でヤムチャの手は滑ってすっぽ抜けた。ヤム
チャはそのまま近くの岩盤に叩きつけられる。
「じゃあな、ヤムチャ!ちなみにオラはただおめぇの十字傷が気に入らなかっただけだ!」
悟空はそれだけ言うと再び物凄いスピードで飛び去っていった。ヤムチャは悟空が本気ではなか
ったおかげでたいしたダメージは無かったが、悟空に対する信頼が少し減った。ヤムチャは陰口
叩きながらドラゴンボールを一箇所に集める。が、ヤムチャはすぐ背後に迫る影にまたしても気
づかないのであった・・・
すいません、一回22に間違って書いてしまいました。とりあえずがんばって
これだけ書いてみましたが少しPCできる時間が減ってしまったので少し以
前より少なくなるかもしれません。色々ごめんなさい。
>>303最後は六割方くらいなら決まっています。細かい設定を詰め込みながら
書くので微妙な部分はブウ編に入ってから決めようかと、まずはナメック編
を終わらせないと人造人間編すら始まりませんし・・・
大丈夫。ほとんどの人間からすれば空気だから、お前の作品。
見てのとおり、作品のほかにつくレスと言えば荒らしと煽りと荒らしSSがほとんどという最悪の状況。
荒らしも本格的に潰しにかかっている。
俺としては現スレできっぱり止めたほうがいいと思うのだが。
職人さんたちはここで続けていくつもりか?バキスレのようにまとめサイトの掲示板で続けるのも手だと思う。
ここにレスしてるのは語ろうスレの住民ばかりだし、職人さんにも酷。
職人さんの意見を求む。
名無しさんの意見はイラネ(荒らしが含まれているとワケワカンネから)。
ヤムチャ最後の戦い〜勝つのはオレだ!生き残りをかけた最終決戦〜
―――――戦ってきた……
……戦い抜いてきた……
……だが、その戦いも、恐らくは今日で終わる……
「フリーザ……!」
オレの目の前には、DB最強の敵――フリーザ――が、余裕の表情で立っている。
この場に残った戦士はオレだけだ。たったの一人で、フリーザを相手にしなければならない。
一対一、勝つか負けるか、生きるか死ぬかの、やり直しの効かない一本勝負。
フリーザの部下は……数百人以上もいた惑星戦士たちは、オレの仲間たちが引き受けてくれた。
ドドリアとはkが、ザーボンとはサイヤンキラーがそれぞれ戦っている。
チャオズ様はキュイを受け持ってくれた。残った百人を下らない惑星戦士たちも、病的を筆頭としたみんなが食い止めてくれている。
……オレはただ、この戦いにすべてを集中させればいい。
「さて、もう死ぬ覚悟は出来ましたか?」
フリーザが――悪の帝王が、冷たく言い放つ。
その目に、慈悲の光は浮かんではいない。ただ冷酷な光が宿っているのみである。
ぞっとするような冷たさと、心臓を鷲掴みにするような恐怖を持ち合った瞳に見つめられ、オレはぞっとする。
……だが今更、そんなことを恐れるわけにはいかない。覚悟なら、とっくの昔に出来ている。
――オレは静かに、フリーザに向かって跳躍した――
「……ッ!」
右の拳を、牽制の意味を込めて軽く打ち出す。
軽くとはいえ超速で打ち出されたその拳はしかし、フリーザにかすりもしなかった。
次いで、蹴りを放つ。美しい弧を描いて、つま先の更に先端がフリーザの身体をえぐる様に突き刺さる……
……はずの足は、ただ虚しく空間を切り裂いただけだった。
だがここまでは予想通り。もとより、フリーザを相手にこの程度の攻撃が通用するとは思っていない。
反転し、身体を戻す。瞬時にして構えを戻すと、そのままロケットのようにフリーザ目掛けて突撃する。
……ように見せかけて、オレは空中を跳んだ。オレの残像は狙い通りフリーザに突き進んでいる。
空中で身体のバランスを戻し、手のひらに気を集中させる。
集中された気は形を成し、フリーザに突き刺さる光となって現れる。そんなイメージを思い浮かべる。
拳を突き出す。ただし拳自体は開いたまま、手のひらだけはフリーザに向けて……
……そして、叫ぶ!
「かめはめ波ーーーーーー!!」
突き出された拳のその先端、フリーザに向けられた手のひらから、光が溢れる。
それはイメージどおりの形を作り、フリーザ目掛けて直進した。
フリーザはそれを避けようともしない。あっけないほど簡単に、エネルギーの塊がフリーザを飲み込んだ。
……亀仙流奥義『かめはめ波』
気を集め、エネルギーの塊にして打ち出すという、放出系の基本とも言える技。
そんな単純な技ではあるが、それでも奥義とまで言われている技だ。その威力は並みのものではない。
オレ自身、完全に極めたとは言えない技だが……それでも、今の俺が使える技の中では最高の威力を持っている。
最初から全力で最高の技を放ったのは、そんな技でもなければフリーザには効果がないと思ったからだ。
考えたくも無いが、もしもこれがまったく効かなかったなら……もう、オレに打つ手はない。
かめはめ波の衝撃で起こった爆発が、余韻を残したまま消える。
もうもうと立ち込める煙の中に、フリーザの姿は見えない。気も……集中力を欠いているからか、上手くは捉えられないが、感じなかった。
「勝った……のか?」
あまりにもあっけない展開に、逆に不安になる。
確かにかめはめ波は今の自分にとっての最高の技ではある。
だが、最高の技とはいえ、実際のところフリーザに対して有効かと聞かれれば自信を持ってハイとは言えなかった。
ただ少し威力が高いだけの基本的な放出系の技である。その威力も、フリーザを倒せるほどとは思えない。
だからこそ、例え直撃したとしてもよくて軽症、悪ければ無傷だと思って、最初から腹をくくっていた。
少しでも傷を付けられれば儲け物だと思っていた。
ゆっくりと、煙が晴れていく。薄くなってきてはいるものの、やはりフリーザの姿は確認できない。
あの一撃で完全に消滅させることが出来たのだろうかと、少し楽観的にまでなってしまう。
……そして、煙が完全に晴れる。その中に、フリーザの姿を確認することは出来なかった。
「終わった……」
やっとのことで勝利の実感が湧く。本当に、オレがフリーザを倒したんだと言う実感が湧いてくる。
これでもう、何も恐れることは無い。このスレも平和になることだろう。
だが、どうやら仲間たちの戦いはまだ終わってないらしい。助けに行かなければならない。
とは言っても、フリーザのいない惑星戦士軍団など、今のオレにとっては脅威にすら思えなかった。
ふわりと、飛び上がる。そしてそのまま、仲間たちの下へ駆けつけようとして……
「油断したね!」
……気付いたときには、オレは大きな岩に叩きつけられていた。
背骨が折れたのを感じる。肋骨がバラバラになっていく感覚もある。
叩きつけられた衝撃で、左足と左腕がぐにゃりと折れる。
……たったの一撃で、オレはこんなにも満身創痍になってしまった。
「な、何だと……!?」
頭だけを動かして、空中に静止している敵をじっと睨みつける。
そこには、軽症どころか、まったくの無傷で――フリーザが、笑っていた。
……勝てない。
遠くで、サイヤンキラーが瀕死になっているのがわかる。kももはや虫の息だ。
チャオズ様はキュイを倒したものの、その後に続いた連戦でもはやボロボロである。
惑星戦士を相手にしていた病的やみんなも、それぞれ大なり小なり傷を負っているのを感じる。
……もう、ヤムスレは駄目なのか?
……オレたちの長い戦いは……オレたちの想いの全てが、水泡に帰すと言うのか?
そんなことには耐えられない。そんなことにさせるわけにはいかない。
……それでも、身体は動かない。
圧倒的な実力差を見せ付けられて、精神の方も悲鳴を上げかかっている。
もう、限界だ。
「諦めるな! まだ全てが終わったわけではない!」
……だが、覚悟したオレの耳に、確かに鋭い叱咤の声が響くのを感じた。
「オレたちも力を貸そう! さあ、立ち上がるんだ!」
聞こえてくる声は誰の物だろう……? その昔、まだヤムスレが出来て間もない頃に聞いたような声……
その声を聞いていると、身体に力が溢れてくる。強い想いが、全身を満たしていくのを感じることが出来る。
……まだ、オレは立ち上がれる。そんな気になる。
オレは、力を振り絞り、なんとか立ち上がった。
ボロボロの身体はそのまま、気力だけが満たされたような感覚。
そんな中、確かに声の主の姿を見た気がした。
……あれはいつだったろう? 1000人のヤムチャ?
ともすれば、オレを助けてくれたのは……
「最強への、道……」
オレは、静かに呟く。
……そして、先ほどと同じように、構えを取った。
「かめはめ波……オレの、最高の攻撃……!」
さっきはまったくと言っていいほど効かなかった、オレの必殺技……
「行くぞ! フリーザアァァァァーーーーー!!」
そしてオレは、最後の攻撃を仕掛けた。
「ヤムチャ! 後はお前だけが頼りだ! やっちまえーーー!」
聞こえてくる声に振り向く、と、そこには病的の姿があった。
「バキスレのみんなが助けてくれたんだ! あのパオも来てくれたぞ!」
「さあ、バキスレの面々も力を貸そう! ヤムチャ、フリーザを倒せ!」
病的に続いて、バレが叫ぶ。
……そうだ、ヤムスレは孤独な存在じゃない。
いつもそばには、バキスレと言う兄弟のような存在がいてくれたじゃないか。
「……今こそ、オレの力を、この拳に託す……」
拳が、ゆっくりと輝きだす。その熱い力は、先ほどのかめはめ波とは比べ物にならないほどのものだった。
さすがに焦ったのだろう、フリーザが向かってくる。だがそれを、間一髪の所で食い止めた影があった。
「ヤムチャ! 早くやっちまいな!」
その影が……パオが、フリーザを食い止める。
「……オレの力と、みんなの想いのすべてを込めて!」
拳の輝きが増す。それは、悟空のかめはめ波と比べても差が無いほどに……
むしろ、こちらの方が強くも思えるほどに、燦々と輝いていた。
「流派亀仙流、最終奥義! か〜め〜は〜め〜……波ァーーーーーーー!!!」
放たれた光は、フリーザを飲み込むと、今度こそ完全に消滅させた。
その後……
なんとか生き延びたヤムスレの戦士たちは、それぞれの道を歩み始めた。
病的はまだ引退すべきときではないと宣言し、まとめサイトを続けることを決意する。
サイヤンキラーは荒らしにも負けず、作品を完結させた。
kは三年間を書き終えた後もヤムスレに残り、気持ちも新たに新連載を始める。
チャオズ様はヤムロットを続け、今ではヤムロット伝説10の連載をしている。
バキスレとはお互いに友好関係を築き上げ、真の友人と、兄弟とも言えるほどの良関係を作り上げた。
職人も、入れ替わりは激しいものの新たに増え、住民もなるべくよい雰囲気を作ろうと努めている。
西暦2010年4月……
今では、ヤムスレとバキスレと言えば世界最大手のSSサイトと呼ばれるほどになっている……
〜FIN〜
>>384 ……と、たまに短編読みきりをちまちま上げる漏れとしてはこうなって欲しいと思う。
つっても病的さんがやめるってんなら『続けてくれ!』と強制は出来んし、このまままとめサイトが消えるのなら
>>384の意見に賛成。
392 :
樽漬け:04/09/15 01:36 ID:i6cRYws6
初めまして。嘘です。何回か名無しで感想つけたりしてました。漏れはこのスレ好きだ!続いて欲しい!ので小説とか投下してみたり。
393 :
樽漬け:04/09/15 01:52 ID:i6cRYws6
すごいの?ヤムチャさん。
ぷろろーぐ〜その時歴史は変わった〜
空を翔ける、それなりに乗車(?)定員の多そうな飛行機の中。
チチが、カリン様の首を絞めながら叫んでいる。
「ほんとに!ほんとに悟飯ちゃんさ生きてるだな!生きてるんだな!」
「たっ、多分大丈夫と言っとろうがっ!」
「多分って何よっ!多分じゃ困るのよー!」
「そっ、そんな事言ったって…」
飛行機の中には、他にも乗員はいたが、そのチチが恐いので、止めに入ろうとはしないのだった。
「しかし、気掛かりなのは…4人…いや、5、6…6人か…全ての気が、もうわずかにしか感じられん事じゃ…一体、どうなったのか…」
飛行機の助手席に乗っている亀仙人が、深刻な面持ちで言った。
飛行機は、眩しい光を発する球体に向かい、飛んで行く…。
「おお〜い!」
到着した先に居た、クリリンの姿を確認した亀仙人が叫ぶ。
ほぼ同時に、チチが、「悟飯ちゃーん!」と叫びながら飛行機から飛び出た。
チチは、遠くに倒れる我が子を確認すると、途中に倒れる悟空を無視して、真っ直ぐ走っていった。
それ以外の一行は、クリリンに事の次第を聞く事にした。
394 :
樽漬け:04/09/15 01:56 ID:i6cRYws6
「あ…あいつ…強いなんてもんじゃないすよ…ブ…ブルマさん…ヤムチャさんも…俺たち4人以外はみんな、や…やられて…」
生き残ったクリリンと悟空が、状況を説明する。
サイヤ人を逃がした事。
ピッコロが死に、神様も死んでしまったために、ドラゴンボールが使えなくなってしまった事。
生き残ったもう一人はヤジロベーだった事。
その時の事だ。
「で…では…ワシの感じたもう一つの気は一体…」
「え、もう一人?」
「ああ。お主らが最初にサイヤ人と戦っていた場所に、小さすぎて誰だか分からんが、もう一つだけ、気を感じるぞ。」
「残念だが、それはありえん…先程、神殿におられるはずの神様の気配が消え去った…ピッコロは死んだ、間違いなく…」
「じゃ、じゃあ天津飯だ!きっと、無意識の内に、気功砲を弱めてたんだ!」
嬉しそうに叫ぶクリリン。悟空も、
「そうか…天津飯か…そいつは心強ぇや…」
と頷いていた。
だが。
そこにいるのは雑魚の始末も出来ず、THE・油断の末、敵に汚いボロクズとか罵られ、お遊びは終わりって事を教えてやれなかったあの男だった。
395 :
Classical名無しさん:04/09/15 02:36 ID:3YPxUFZg
面白くない。才能ないよ。青竜刀並。
>>395 そんな事を言っては失礼だ。
青竜刀には、思わず読んでしまう魔力があった。
うみにんサンか。臭え。臭すぎる。たまらん。でもイイ。
懐かしく、嗅ぎたくなる臭さ。脱ぎたての靴下。
こういう臭さを書く力を持ってはじめて一人前といえるんじゃないだろうか。
最後の戦いのことよ
>ヤムチャの覚醒。ピッコロと温泉饅頭
ヤムチャや天津飯に冷たい悟空は酷い・・w
昔の狼牙風風拳の時の事を持ち出したヤムチャがなんとも言えないですw
>樽漬け
生き残ったのはヤムチャ・・?
続きを楽しみにしています。
サイヤンキラーがヤムスレに現われてから、
どんどんこのスレの雰囲気が悪くなってる気がする。
俺はこいつの作品読んでないから、ただこいつが憎い。
何が私のわがままだよ。一日で終わらせて二度と来るな。
>>400 そういうレスをするやつがいるから雰囲気が悪くなるんだろ?
わざとですかそうですか。
ぬるぽ
403 :
Classical名無しさん:04/09/15 13:50 ID:eOojTsZY
>>400 作品は読んでないのにコメントは逐一覚えてるのな。
コメントも読み飛ばせば憎しみも消えるかもよ。
時は過ぎて・・・
サイヤ人到着の日の荒野・・・
「ピッコロさん・・・あの人の気大きいですね〜」
悟空の息子が俺の方を見ながら横にいるピッコロと話している・・・
「フン!!気だけデカくても戦力になるかわからん!」
ピッコロはピッコロで、まだ俺の事を信じていないらしい・・・
「ねぇ、ヤムチャさん?俺たち勝てるかなぁ??」
半ばビビッた顔をしながら、クリリンが不安げに俺に尋ねてきた
「ああ、悟空もこっちに向かっているし勝てるだろう」
「そ、そうですね!勝てますよね!」
「それに・・・お前も特訓して技を開発したんだろ?」
「えぇ〜?ヤムチャさん知ってたんですか?」
「お前の気がだいぶ練れてるからな・・・わかるよ」
「ヤムチャさんも一年前とは別人みたいですよ〜」
「まぁな、これでも大変な修行をくぐり抜けてきたんだぜ?」
俺は軽口を叩きながら、界王様のギャグの事、界王神様のヘタレの事
正直苦々しい思い出を思い浮かべながらクリリンと話していた。
「っツツツツツ・・・」
「どうしたんですか?ヤムチャさん?」
「急に腹が・・・イツツツツ・・・」
俺はうずくまりながら、必死に腹を抑える・・・
周りからの冷たい視線が俺に突き刺さる・・・
ピッコロなんか、やはりな・・・こんなヤツは役にたたん!って顔してやがる・・・
「イツツツ・・・なんか悪い物喰ったかな・・・イツツ」
俺はあまりの腹痛に顔を上げた時に・・・
俺は目があった・・・餃子と・・・
「餃子〜!!!!」
俺に向けて、超能力の構えを取っていた餃子が
突然声をかけられてビクッと構えを解くと同時に腹痛は治まった・・・
「貴様、髪の毛を抜かれたいかァ〜〜!!」
「ち、ちがう!サイヤ人戦の前に超能力のウォーミングアップしただけ」
顔面蒼白になった餃子が(元からだが)必死に弁明しながら
天津飯の後ろに隠れる・・・
「ヤムチャよ・・・俺が餃子に指示したのだ・・・」
「失望したぞヤムチャ!!餃子如きの超能力で腹痛を起こすなど笑止千万!!」
「天さん、如きとはヒドイよ・・・」
Z戦士達の心はバラバラになりかけていた・・・
「来たぞッ!!」
チームの中で一番まともな位置になりつつあるピッコロが
空を見上げた!!
ズドォォォン!!
サイヤ人達のポッドが大地を抉り目の前に落下してきた。
プシュゥゥゥゥ・・・
「あれが・・・サイヤ人・・・」
ピッコロを除いて、サイヤ人を見たことが無い俺たちは
生サイヤ人を食い入るように見つめていた・・・
そして・・・出てきたのは・・・
「ふん、ご丁寧に俺たちを出迎えに来てくれてるぜ?ベジータ」
「どいつもこいつもゴミ揃いってとこか・・・」
ハゲとチビだった・・・
小さい方のサイヤ人が俺たちに向かって叫んで来た・・・
「貴様ら!!ドラゴンボールを知っているか!!!
貴様らがドラゴンボールを差し出せば、命だけは助けてやろう!!」
「ふざけるなッ!!誰がお前達に教えるかッ!!」
威勢の良いクリリンが同族嫌悪のハゲサイヤ人に吼えかかった!!
「ハッ!じゃあ貴様から片付けてやろう!!」
ちなみに、ハゲのサイヤ人も同族嫌悪でクリリンが嫌いらしい・・・
というか・・・俺らのチーム、悟飯と俺以外ハゲじゃないかッ!!
いかん!味方が危ない!!
そのとき・・・
「やめろナッパ!!」ビクッ!!「す、すまねぇベジータ・・・」
小さい方のサイヤ人(たぶんベジータ)がハゲ(たぶんナッパ)を制止した・・・
あのベジータとか言うヤツの方が・・・強いのか・・・?
貴様ら・・・ゲームをしよう・・・
ベジータとか言うサイヤ人はそう提案してきたんだ・・・
「しめたッ!!良いなお前ら!孫のヤツが戻るまでゲームとやらで
なんとか時間を稼ぐんだ!!」
ピッコロが俺たちに力説しながら作戦を立てていた頃・・・
「おい、ナッパ!!栽培マンは何粒ある?」
「6粒だ・・・丁度あいつらと同じだな・・・」
「この土なら、イイ栽培マンが育つぜベジータ・・・」
ナッパが何か種を植えようとしたとき・・・
俺の頭に、何かヤバイと直感が知らせた・・・
こう、キュピーン!!と・・・
「波ぁぁッ!!」
俺は種埋め、5秒前の体勢に入っていたナッパと栽培マンとやらの種に
エネルギー波を放っていた・・・
「うぉぉぉぉ〜!!」
ナッパの叫びと共にナッパの姿が光に呑まれていく・・・
「凄いや!ヤムチャさん!ゲームに乗ると見せかけて不意打ちだ!」
クリリンが微妙に勘違いしながら解説をしていた・・・
「貴様ぁ!!孫のヤツが来るまでに時間稼ぎをすると言ったろうが!!」
ピッコロのヤツが、俺の胸ぐらを掴んで揺さぶる。
「い、いや・・・何か嫌な予感がしたんだ・・・
たぶん、栽培マンとやらと戦っていたら誰か死んでいた・・・そんな気がしたんだ・・・」
「へっへっへ・・・こいつはおもしれぇ!!」
砂煙の中から、プロテクターが半壊して半裸のナッパが出てきた・・・
「ウ、ウソだろ・・・今のはヤムチャさんの全力のエネルギー波だったはずだ・・・」
クリリンが後ずさりながら完全に解説役に回っていた・・・
「まずは・・・貴様だ!!」
俺は身構えながら、ナッパに向けて意識を集中しつつ
界王拳の気を練り始めていた・・・
刹那!!吹っ飛んだのは悟飯だった!!
俺も含めてZ戦士はナッパが俺に向かってくるとばかりに思っていた為に
悟飯はまさにノーガードだった・・・
「悟飯ーー!!」
ピッコロが悲痛な叫びと共に悟飯に駆けつける!
(あの野郎・・・いつの間にか甘いヤツになっちまったな・・・)
悟飯は幸い息があるようだが、しばらく動けなさそうだ・・・
「ぐふふふふ・・・トドメを刺してやる!!」
「爆裂魔光砲ーーーーーーーーーーーーー!!」
ピッコロの放った純粋なエネルギーはナッパを確かに飲み込んだ・・・
しかし・・・
爆裂魔光砲はナッパを半裸から全裸寸前に追い込んだだけであった・・・
黒いパンツ一丁になったナッパ・・・
「相当早死にしたいらしいな・・・」
チィッ!ここからじゃピッコロの所へ飛ぶのが精一杯だ・・・
悟飯とピッコロを助けるには間に合わん!!
「死ねぇいッ!!」
ナッパの口から放たれた閃光ががまっすぐに悟飯を包もうとする・・・
その時、ピッコロが悟飯の前に立ちはだかった!
いかん、このままではピッコロが死んでしまう!
その時・・・俺の頭に・・・閃きが起きた・・・
「キビトさん!技を借ります!!」
俺、そしてピッコロと悟飯・・・
ナッパの閃光に3人が呑まれた後に・・・俺たちは生きていた・・・
呑まれる瞬間・・・
界王拳でなんとかピッコロの元に辿り着いた俺は
ピッコロの首をキビトさん直伝の手刀で切り落として
ピッコロの頭部と悟飯を守ったのだ!!
・・・体は真っ黒に焦げついたが・・・
「ぐふふふふ・・・しつこい奴らだ・・・グァパッ!!」
「チクショウ!二発目を撃つつもりかっ!!」
解説クリリンが分かり切った事を大声で叫んでいる頃・・・
「早く体を再生しろーーーーーーーーーーーーーーッ!!」
「アホかーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!」
俺とピッコロの悲痛な叫びが荒野にこだました・・・
俺は天津飯達にピッコロ(頭)と悟飯を放り投げると
ナッパのエネルギー波を界王拳でかわしながら
ナッパの後ろに回り込んだ・・・
「フッ・・・貴様の攻撃なんざ狼の前じゃ止まって見えるぜ!!」
チクショウ!もっとスマートに決めるはずがピッコロ達のせいで
ギャグになっちまったじゃねぇか!
俺はナッパを目の前に余裕で考えているとき
「ベジータ!コイツの戦闘力はいくつだ!!」
「今は4000だが・・・さっき一瞬だが8000まで上がったな・・・」
「なに!?8000だって!?壊れてるんじゃねえのか!?」
ナッパは明らかに狼狽しながらベジータに叫んでいる・・・
話から判断すると、界王拳二倍の時点では俺はナッパを超えてはいるが
ベジータとやらは8000以上の持ち主らしい・・・
「フン!!故障だと良いがな・・・」
「絶対故障に決まってらぁ!!」
あまりに、ベジータとナッパの会話が長いので
俺は、ナッパの足にローキックを入れてみた・・・
「ぐほぉ!!」
「足下がお留守だぜ?ナッパさんよ!!」
俺はこの台詞は必ず一度は言いたかった・・・
「かかって来な!ナッパさんよ!!」
「ふざけやがって!!ぶち殺してやる!!」
「死ぬのはテメェだ!狼牙風風拳!!!」
あ、死んだな(ヤムチャが)・・・<Z戦士全員の心の声
今!!Z戦士達の心が一つになった!!!
えー、ナッパがしつこくてなかなか話が進みません・・・
悟飯に至っては戦闘前にリタイヤ・・・天津飯達は台詞さえありません(笑)
ではでは〜
あーっとスルー!
_
r'::::::::i
トーf/__
/ イ| 、ヽ
//_〉 l_l i_ノ、
\\ (_ニノ 〉____〉〉 〉
/ } / ,_-‐、
/\/,ー 'ヾ i"_Y 〈i
〈 < / ゝ^-'"
\i"ヽ、 \\ //
├ i\i カ ,、
|_,,i ノ_ソ ) ゝ
ノ_/〉 ⌒ `
とはいえすぐにゲロを倒すわけにもいかない。
まずはペンギン型のロボットからだ。
炎を放ち終わったペンギンたちは、今度はトサカのノコギリを装填し始めたらしい。
このとき、一瞬だが攻撃がやんだ。少なくともやんだ気がした。
その一瞬に気を爆発させた。
俺は繰気弾を放つと、自分をとりまくように全速力で回転させた。
西の都にいたとき、サーカスか何かで
球状の金網の中をバイクがぐるぐる回る出し物を見たことがあるが、
はたから見れば多分あんな感じだ。
繰気弾はあたりのものをなぎ払いながら、徐々に回転の半径を広げていった。
ノコギリが弾かれたらしい金属音と、ペンギンが壊れたらしい爆発音と、
繰気弾が空気を切り裂く音がごちゃまぜになって聞こえてきた。
地面に突っ伏しているから目で見ることは出来ないが、
感覚では繰気弾は全員に命中していた。
起き上がってみると、確かにペンギンは全滅していた。
会心の繰気弾だったわけだ。
俺は研究室のドアの方に向き直り、
繰気弾を呼び寄せると、思い切り振りかぶって投げつけた。
ドアは壊れた。
俺たちは素早く研究室に突入し、あたりを見回した。
普通の半分ほどの大きさの、やや狭い部屋だ。
他とは違った白い壁、白い床が清潔そうだった。
だが机の上は大量の実験器具であふれていた。
ゲロの姿はない。
あのインターホンは無線でも作動させられるのかもしれない。逃げられたのだ。
ゲロの奴に一泡吹かせてやりたい気持ちは強かったが、
まあいい、それは3年後のお楽しみだ。
部屋を歩き回る。
何に使うのか分からないもの、
そもそも何なのかよく分からないもの、
分かるような気がするけど想像したくないものなどがたくさん置いてある。
アールが一つ咳をした。
それで気づいたが、この部屋は少し息苦しい。
何か臭うような気もする。
空気に何か混ざっている。霧か、ガスのような……。
そこで、ものすごくいやな予感がしたことを覚えている。
その予感が考えとしてまとまる前に、身体が動いた。
エネルギー波で床に大穴を開けた。
そして部屋に散らばっていたキューとアールをひっつかみ、穴の中に放り込んだ。
最後に俺が穴に飛び込んだ。そして穴にフタをする。
その直前、部屋の片隅で花火のような炎が閃くのが、かすかに見えた。
少しの間があって部屋の中で大爆発が起こった。
というより、部屋が爆発した。
地面ごと身体が大きく揺れた。
穴のフタがわりに置いておいた机が、一瞬のうちにどこかに飛んで消えた。
開いた出口に、何かの実験器具の残骸らしき物体が、すぐに倒れてきた。
おかげで爆風にさらされることはなくて済んだ。
様子が落ち着いたころを見計らって、俺はエネルギー波で出口を開いた。
穴から這い出すと、研究室は火の海と化していた。
俺は水道管を探し出して切断し、あたりに水をばらまいた。
あの時間違えて隣のガス管を切っていたら、おそらく今ここに俺はいない。
「部屋中にガスを充満させて火をつけやがった……。
さっきの会話はこれを仕掛けるための時間稼ぎか」
今になって思えば、
確かにゲロは話をそらすような言動が多かった気がする。
いいように操られていたわけだ。
アールがまた咳をした。
爆発で何かの薬品が漏れ出したんじゃないかと不安になる。
そして、もっと不安に思うべきことがあったのに気づいた。
「……空気!」
部屋の空気は急激に悪くなっていった。
空気とガスを混ぜて爆発させたんだから当然といえば当然だ。
俺は急いでドアへと向かった。
しかしドアの向こうは一面土に埋まっていた。
爆発の影響で落盤があったのだ。
閉じ込められると同時に、空気が限られた。
「まずいな……。この土砂をどけなきゃ出られないぞ。
ちょっとばかり時間を食いそうだ」
爆発音がした。音の響きから見て、土の向こうだ。
「爆発か、それともペンギンの炎のせいか?
とにかくここの外にも火が広がってるみたいだな。
なおさら早く出ないと空気がやばい」
「どこかの壁をブチ破ればいいんじゃない?」
アールが平然と物騒なことを言う。俺はにやりと笑ってうなずいた。
「俺もちょうどそう思っていたところだ。
狼牙! 風風拳!」
俺はいつものように拳で壁をやぶろうとした。
が、手にいつもと違った衝撃を受けて身を引いた。
突き指していた。つまり、壁が硬い。
見ると壁の白い塗装の下に、
入り口の扉に使ってあった例の頑丈な金属が隠れていた。
壁は壊れていない。
そのくせ衝撃だけは伝わったらしく、天井がミシっといやな音を立てた。
「こいつは……、本格的にやばくなってきたな。
下手に暴れたら天井が崩れかねん。上手いこと閉じ込められたわけだ。
ゲロの奴、力じゃ俺たちにかなわないと判断して、即座にこの作戦を思いついたのか。
慎重な戦い方のできる奴だ。
自分の研究を犠牲にするっていう決断も早い。
ん? 研究?」
俺はきょろきょろとあたりを見回した。
「そういえば、人造人間の研究関係のものが見当たらないな。
お前らの親御さんも」
「どこか別の場所だったとか」
「いや、わざわざ壁を金属で補強したのは、
人造人間のパワーにそなえるためのはずだ。
この場所にあるはずなんだが……。あるいは」
俺は精神を気配を読むことに集中した。
ゲロの気を、遠く10時の方角に捉える。
その方向の壁を探ると、
テレビのリモコンみたいなものが貼り付けてあるのが分かった。
……隠し扉のスイッチだ。
思ったとおり、ここにはもう一つ部屋がある。
ゲロもそこを使って逃げたわけだ。
俺は小さくバックステップすると、
思い切り体重をかけて肩から壁にぶつかった。
壁の塗装部分が砕け、
埋まっていた金属製の板が、きしむような音を立てて倒れた。道が開けた。
俺たちはなだれ込むように新たな部屋に押し入った。
白い床、白い壁の小さな部屋だった。
机の隣に、それほど大きくはないベッドが置いてあった。
その上に、それほど大きくはない体格の男女が寝かされていた。
キューとアールが何か叫んだ。
ゲロは見えない。気配も遠くだ。
あたりを見回すと、壁のダストシュートが開いているのが見えた。
ゲロはこれで脱出したようだ。
覗き込んでみると、強烈な刺激臭がした。
俺たちがここを通ることを防ぐために、何か薬品を撒いておいたらしい。
別の場所から脱出しなければならないわけだ。
机の上を見てみた。
今まで見た机ほど乱雑ではなく、
置いてあるのは20ページほどをクリップでまとめた書類が二束だ。
俺はタイトルを読んで驚喜した。
そのものずばり、"人造人間17号設計"と"人造人間18号設計"だった。
慌てて中身も確認する。
終わりごろのページに、"緊急停止装置"についての記述が見つかった。
詳しい内容は分かるはずもないが、
図面を見た限りでは、17号と18号には同じ停止装置が取り付けられるようだ。
ということは、19号と20号にも同じものが搭載される可能性は高い。
こいつをブルマに見せれば、きっと何か対策を見つけてくれる。
「やったぞ!」と俺は双子に向かって叫んだ。
が、双子の反応は鈍く、表情もややうつろだった。
俺はハッとしてベッドに駆け寄った。
寝かされているのが双子の両親だというのは、顔で分かった。
身体に触れてみる。両親は呼吸をしていなかった。脈もすでになかった。
まさに手術が行われる直前だったらしい。
手術中よりはましだが、突入のタイミングが悪かった。
何か改造を施すために、肉体を死んだ状態におく必要があったのだろう。
麻酔か何かか。
本来は一時的な仮死状態だったはずだが、
ゲロによる蘇生が望めない今の状況では、本当に死んでしまったのと何も変わらない。
「やっぱり、死んでるんだろう? 悪かったな、ここまでついてきて」
キューが暗い声で言った。
「死んでるのは確かだが、まだ大丈夫だ。
ドラゴンボールのことは話したよな? あれで生き返らせることが出来る」
しかし双子の反応はなかった。むしろ表情が暗くなったかもしれない。
「どうした?」
「ドラゴンボールのことは聞いたよ」
アールが言った。
「生き返るのは、肉体がある場所でなんだろ?」
「そりゃそうだが―」
遺体を運べばすむじゃないか、と言おうとして、
事態がそう簡単じゃないことに気づいた。
遺体を運ぶ方法はどうするか?
順当にいけば、俺が運ぶことになる。俺なら2人ぶんの体重は軽い。
ただ、軽いというのはあくまで重さの話で、
2人の人間を担げばどうしても動作は不自由になるだろう。
俺たちはこれからここを脱出しなければならない。
レッドリボンの残党はまだまだいる。銃弾だって飛んでくる。
しかし遺体を抱えた俺は、双子のカバーまで手が回らないだろう。
怪我をしているとはいえ双子の戦闘能力は高い。
その点は信頼してはいるが、それでも兵士たちと正面から戦ったら分が悪いはずだ。
兵士と戦って勝てるのなら、
双子は俺と会う前にでも研究所を脱出できているはずだからだ。
じゃあ、遺体を双子が運ぶとしたら。いや、そいつも無理だ。
この空気の足りない状況、
俺たちはこれからここを急いで脱出しなければならない。
キューとアールには大人の体重は重すぎる。
高い身体能力があるとはいえ、とても脱出は間に合わないだろう。
結局、双子を危険にさらすか、
両親をおいていかない限り、脱出は不可能だということになる。
2人はこのことに気づいている。
そして俺が、死んでしまった両親の生き返る可能性より、
双子が安全にここを出られる可能性を取ると言うことも、2人はすでに気づいている。
自分たちがついてきていなければ、両親は助かったのだということにも。
双子がおらず、俺が2人ぶんの遺体を抱えて逃げるというだけなら、
俺は撃たれても平気だし、遺体の傷はあとで治るんだから、丸く収まった。
そのはずだった。
双子は両親のためを思ってここまで来た。
しかしここまで来たまさにそのことのために、両親を置いて帰る必要に迫られている。
唇をかみ締めた。
時間が迫っている。
俺はせめて、両親を置いていく決断を、
双子の口からは言い出させないようにしなければならない。
「行こう」
暗い声で言った。
「俺たちは急がなきゃいけない。さっきの廊下の土を掘るんだ」
口では急ぐと言いながらも、俺の足取りは重かった。
双子の足はそれよりもさらに遅かった。
研究室に戻り、土砂に埋まった廊下に出るために土を掻き分ける作業をはじめた。
双子はそれを手伝いながら、両親を残した小部屋の方角を、じっと見つめていた。
ひとつ空けます。新作を投下します。
ミッシング ヤムチャとブルマとべジータと
2年前・・・オレ達の前に謎の少年が現れた。
未来からやって来たその少年は、人造人間によってもたらされる地獄のような
未来の情報をオレ達にもたらし、心臓病によって死亡する悟空に
病の特効薬を渡した。これできっと、未来は変わる。少年はそう信じていたのだろう。
オレ達戦士達は、3年後の再会を約束し、各々の修行を開始した。
3年前、悟空との別れ際。悟空はこんなことを言った。
「ブルマ、丈夫な赤ん坊を産めよ」
オレは、悟空もそんなマセたことを言うようになったな、と微笑した。
と同じに、オレはオレの将来が安泰しているということを悟った。
悟空から突然出た、ブルマの妊娠予測。
予測というより、悟空は知っていたのだろう。
ブルマが、3年以内に妊娠するということを。
よく考えてみれば、結婚という言葉を知らない悟空が、軽々しくそんな発言をするわけがない。
未来から来た少年。彼から、悟空は聞いたのだ。
オレとブルマが3年以内に結婚し、愛のあるセックスをし、2人の愛の結晶が誕生するということを。
悟空達と別れた後、オレはブルマと、もっと楽に付き合うことにした。
修行もしなければならない。それよりも、将来結婚することがわかっている。
多少会う機会を減らしたって、ブルマの方から誘いをかけてくるだろう。
そして・・そうだな・・・。
一年半もすれば、あっちから結婚についての話を持ちかけてくるだろう。
ブルマとのデートは、正直しんどかった。あいつは本当にわがままだった。
将来の安泰が約束されている以上、しんどいデートをする意味は特に無い。
修行が忙しいということを口実に、オレはブルマとのデートに手を抜き始めた。
ところがどうだ。ブルマは一向に結婚についての話をして来ない。
してくるのは、デートの誘いだけ。オレも、たまにはデートに付き合ってやった。
だが、デートの最中も話は結婚には行かない。オレがベッドへ誘っても、拒否られる。
おかしい・・・もう一年経つ・・・。一年半もしたら、結婚してなくては
悟空の言葉のつじつまが合わない。時は、あっという間に流れた。
ブルマとの仲は、一年半が過ぎても一向に変わらなかった・・・。オレは焦りだした・・・。
そして・・・。
フリーザ一味の、地球強襲から約2年後の、ヤムチャの部屋・・・。
薄暗く、狭い部屋。小さな窓から、朝日が部屋を照らす。
小さな部屋の、小さなベッド。ヤムチャと上半身裸の女が横になっている。
昨日の夜は、激しかったのか。修行で疲れたのだろうか。ヤムチャは目覚めない。
先に目を覚ました女が、ヤムチャを起こす。
「ヤムチャ〜 起きてよ〜 ねえってば〜」
女が隣に寝ているヤムチャの身体をゆする。
「・・・朝か・・・」
ヤムチャはむくっと身体を起こす。そして横の女には目もくれず
洗面所へと向かう。水道のじゃぐちを全快にし、ヤムチャは顔を洗う。
勢いよく流れる水で、ボサボサの髪の毛も洗う。洗顔後、タオルで顔を拭くヤムチャ。
女が後ろから抱き付いてくる。
「ヤムチャ、昨日も激しかったね・・・。また来ていい?」
鼻に触る香水の匂い・・。耳障りな甘えん坊声。目障り・・・・。
なんで、こんな奴と寝てるんだ・・・・?
ヤムチャは女を無視し、別の部屋で寝ているプーアルの元へと向かう。
女はむすっとした表情で追いかけてきた。「なんで無視するのよ!」
ヤムチャは振り返り、女を見てふっと優しい笑顔を浮かべる。女の顔がほころぶ。
女の身体をぎゅっと抱きしめる。そして女の手に、そっと札束を入れる。
「昨日の行為、良かったよ。まあ3万ゼニーってとこだな。これはお礼だ。とっておけ」
小声でそうつぶやくヤムチャ。その言葉を聞いた瞬間、女の表情が豹変する。
札束をヤムチャに投げつけ、そそくさと部屋を出て行く女。「あんたは最低の男よ!」
朝っぱらから、ヤムチャに罵声が飛ぶ。こんなこと、もう何回目だろうか・・・。
ヤムチャは毎日後悔する。毎日、同じことに対して。ブルマを失ったということを・・
ブルマがヤムチャと破局し、べジータと付き合うまでをヤムチャ視点で
見る作品です。これからよろしくお願いします。
>>399 >>377などの前のレスを読めばわかるとおり、これから投下されるであろう新作は
荒らしによるSSだからレスしないでくださいね。
無論、
>>427-430もね。
飽きるのを待つしかない。
433 :
Classical名無しさん:04/09/15 19:50 ID:3YPxUFZg
ミッシング。文章が単調でヘタ。
>>ミッシング
おい、俺の書いた作品勝手に使うなよw
まぁ投げ出しだから別にいいっちゃいいんだが。
なるほど、バレてたかw
ま、一番ヘタクソでどうしようもなく文章の下手な投げ出し作品を
未完倉庫で拾ってタイトル変えて貼り付けただけだからなw
>>433、正解!この作品の文章はクソヘタクソ。
ま、このスレに新作は育たない、投稿しても無駄という雰囲気が
出来ればそれでいいやwもう出来てるがなwwww
おまいがどうこうするまでもなく、今は新作が育つような雰囲気じゃないよ・・。
レスする人も一人か二人だし。
今は作者が自由に投稿するだけのスレ(あとは煽り合戦)。
別に荒らしても意味ないですよ。
自分で楽しいならいいんですけど。
>宇宙ぶっちぎりのスゲェ奴!!(別の意味で)
文量も多く、ある意味今一番期待してますw
>半裸から全裸寸前に追い込んだ
この表現めっちゃツボに入りました。
あと散々修行したのに披露した技がキビトさん直伝の手刀とか
>押収のヤムチャ
>球状の金網の中をバイクがぐるぐる回る出し物
ゲーッ! バイクマン!? …とまあ、そんなくだらない事はさて置き、
物語も佳境でしょうか。
人造人間としての披検体の二人の結末とか、気になる所です
>宇宙ぶっちぎりのスゲェ奴!!(別の意味で)
ヤムチャが足元がお留守発言を決めるなど ナッパを圧倒するのがかっこいいですね。
決戦の行方が楽しみです。
>押収のヤムチャ
自分たちが着いてきてしまったおかげで両親を置いて帰らないといけないと悲しむキューたちという物悲しい展開がいいと思います。
これから先、新作はヤムケンの荒らしと疑われるのか。
終わったな完全にこのスレ。
どう考えても荒らしが続発した起爆剤はサイヤンだけど、
このスレの住民はそれを許容するんだな。
サイヤンキラー読んでない俺にとっては奴も荒らしだけどな。
サイヤン復帰と引き換えにスレ崩壊を選んだ住民と、
ヤムスレを道連れにしても作品完結を選んだサイヤン。
この時点でスレの命運は決まってたのかも。
言っておくが、俺はヤムケンでもなければ
今までサイヤンを粘着してた奴でもないぞ。
別に同一人物と決め付けられてもいいけどさ。
それしか自己防衛出来ないだろうから。
>>441 分かったからそんなことをいちいち書き込まないでくれ
明らかにスレのふいんき(←なぜか変換できない)が悪くなるようなことを
平気で書き込んでる時点で、同一人物かどうかは関係なく
俺にはおまえも一連の荒らしも一緒に見えるよ
443 :
樽漬け:04/09/15 23:27 ID:i6cRYws6
俺の目にはこのスレも終わり、とか宣言する時点で皆、荒らしにみえるんですよ。という訳で、続き落としていきます。つまらないでしょうが、荒らしと一緒にされるのは嫌なんで、しばらく続けます。
441の意見はともかく、このスレ住民のサイヤン氏への特権授与は異常だな。
例えに出して悪いが、もしヤムロットや菓子職人がサイヤン氏と同じ行いをしたら
さすがに住民も叩いて追放するだろう。
なぜそこまで、サイヤン氏だけを甘やかすのか分からんな。
まじめにずっと連載してるK氏たちがかわいそうだ。
サイヤン氏も、その自分の人気を「自分なら何やっても許される」と勘違いしたのではないか。
俺に言わせれば、伏線が凄いだのは作品の一要素に過ぎないんだが。
それ以外の評価は聞こえてこないし。ちなみに俺は修行がつまらなくて投げた。
>>442 雰囲気<ふんいき
ふいんきでは一生でない
もちついて勉強しなおせ
>>445 ふいんきネタはツッコミまでが一連のネタです。ツッコミ乙
447 :
樽漬け:04/09/15 23:34 ID:i6cRYws6
すごいの?ヤムチャさん。
第一話
〜日記〜
〇月×日(晴れ)
朝、起きたら知らない部屋で寝ていた。
何でも、あの栽培マン、とかいう奴に自爆されて、全治三週間らしい。
隣に寝ている、ボロクズみたいな悟空の笑顔が、妙にムカついた。
〇月△日(曇り)
両腕の怪我はたいしたことがなかったので、オナ%#&*@…本を読んだりして暇が潰せるので、助かる。
今日も、エロ£¢#&…推理小説などを楽しんだ。
隣に寝ている、悟空の汚いものを見るような顔が、妙にムカついた。
〇月□日(快晴)
ブルマたちがナメック星に行った。
移動中に怪我が完治するだろという理由で、俺も連れていかれそうになった。
クソが。
怪我人だっつーの。
ブルマのいる手前、後で悟空と一緒に追い掛けると言ったが。
隣に寝ている、悟空が一緒に追い掛けると言った時の露骨な嫌そうな顔が、妙にムカついた。
>>441 >これから先、新作はヤムケンの荒らしと疑われるのか。
無条件で疑うのは読解力のないひとと
合ってようが違ってようが疑いのレスを書きこむ荒らしだけですが。
あなたは前者?後者?
>終わったな完全にこのスレ。
みっともない。口調くらい変えようよ。
449 :
樽漬け:04/09/15 23:40 ID:i6cRYws6
〇月◇日(雨)
このまま悟空と一緒にナメック星に行こうとすると、十中八九宇宙船の中の修行についてこれず、死ぬと宣告された。
入院中に、界王拳とかいう技の原理を教えるから、退院したら精神と時の部屋で修行するよう勧められた。
あんな寂しい部屋に一人でいたら発狂するといったら、武天老子とかミスターポポとかを連れてけばいいとか言われた。
ダボが。
隣に寝ている、悟空の何も悪気が無さそうな顔が、妙にムカついた。
〇月*日(曇り)
今日で退院出来るらしい。
当面の目標は、界王拳の修得と基礎能力の向上だが、あの部屋に篭ると思うと、正直、鬱になる。
ポポは昔入ってた事があったらしく、修行のパートナーは武天老子だ。
ジジイと二人であの部屋に篭ると思うと、正直、鬱になる。
悟空が勝手に取り決めた事だが、ありがた迷惑だ。
どうせならランチさんとか、チチさんとかが良かった。
隣に寝ている、悟空の、いい事したぞ、オラって顔が、妙にムカついた。
とりあえず樽漬けはヤム拳ではないと思うが、本人のおっしゃる通り
絶望的につまらないのは確か。ちらしの裏(略
上で出てたが、これうみにん氏ではないよな、いくらなんでも。
これがうみにん氏なら出木杉はまぐれ当たりと言うことになる。
というか、力の入れ方が違いすぎるという事になるしな。
うみにんは最後の戦いだよ。
まあ実際のところは違うけどなー。>最後の戦いの作者はうみにん?
>>451 ああ、そっちならまだ納得。>最後の戦いの作者
あれは楽屋オチとはいえそれなりに楽しめた。
少し涙も誘ったし。
>樽漬け
今回は頑張るな、ヤム拳。
3回目くらいで投げ出しか?
その方が効果的かもな。
しかし釣りや荒らし目的にしろ
もう少しまともなの書け。
驚異的につまらん。
同意。
つまらんものが終わっても意味がない。読んでないし。
続き読みてぇってくらいの書いてみろよ。
うーむ・・・
確かに樽漬けはこれ以上ないという位つまらんな。
青流刀をはるかに下回る。投げ出さなくても現時点で荒らしって感じだ。
ある意味素晴らしい。
ところで、サイヤンはあれから一回書いただけかよ!
これだけ騒がしておいて。氏ね。
∧ ∧ ┌────────
( ´ー`) < シナネーヨ
\ < └───/|────
\.\______//
\ /
∪∪ ̄∪∪
樽漬け=ヤム拳はもう確定なのかw
俺にとってはどっちでもいいけどな、本当のところは。
ヤム拳だろうが、本当に真面目に書いてる奴だろうが、
このつまらなさは読み飛ばす以外に方法が無い。
サイヤンさん来ないかな。作品は読んでないけど。
「ここからはケンカモードだ、かかってこい!」
かっこいいな、男だぜ!そんな台詞言ってみたいよ。
漏れは樽漬けさんの作品を読んでるし、面白いと思うから是非頑張って欲しい。
とりあえずみんな、もっとマターリしようよ。
>>460 荒らしは上手でも、自演は下手だなやむけん。
そのレスで、お前も樽漬けもやむけんと分かってしまう。
もう少し考えてレスした方がいい。頭悪いなお前w
少しはサイヤンさんの自演を見習えよ。あれは芸術の域。
>>461 ほう? で、このレスをどう見れば漏れが樽漬けorヤム拳であるとわかるんだ?
>>462 あんな落書きを面白いと言っているところ。
義務教育を受けた人間なら、普通は樽漬けなんかスルー。
それを面白いというのは書いた本人か荒らしだけ。
君がとてつもなくIQ低いか小学校低学年なら、俺のミス。
素直に謝るよ。
それにしても、今度は煽りかよ、ヤム拳!
いい加減に市ね。スレを荒らすな馬鹿。
>>89-90 第5ページ「眼球」
ヤムチャは死鬼が仲間だと分かった途端、DEATH NOTEについて事細かに、詳しく聞きだした。
彼の名はガレル。やや苦々しげにだが、聞かれた事に対しては全て話した。
「よし、俺の聞きたい事はそれまでだ」
ガレルも、そしてヤムチャ自身もひと段落着いた、という表情だ。
刹那、ヤムチャの頭に閃光が走った。
とてつもなく邪魔で、自分の致命的なミスを見逃すと、ばれてしまう。
そんな存在を。
「占いババ様・・・・・・。いや、占いババ」
ヤムチャは静かに呟く。
占いババ。それはあの世とこの世を行き来する事が出来る存在。
口封じに殺した奴をこの世に呼び出す事が出来るのは、彼女ぐらいだろう。
何かミスを犯す前に、始末しなければ・・・・・・。
ヤムチャは焦った。もう既にミスを犯してしまったかもしれない。
そうでは無い事を祈るのみだ。とにかく、ヤムチャは自分の部屋に駆け込む。
そして壁に見せかけた引き出しから、
黒い一冊のノート―――DEATH NOTE―――とシャーペンを取り出す。
面白そうにそれを眺め、追いかけるガレル。
待てよ・・・・?
ヤムチャは立ち止まった。
「殺す奴の本名が分からない、か」
>>463 んー、結構面白いと思うけどなあ。
日記の、ヤムチャの悟空に対しての反応とか、悟空のキャラ立てとか。
どことなく無邪気そうで、実は結構嫌な性格をしてる悟空ってのが漏れは好きだし。
しかしIQて、あれは別に高いからって人間が出来てるってわけでもないような。
ようするに閃きがすごいってだけじゃなかったっけ?
ガレルはヤムチャを見据えて言う。
どうやらガレルはヤムチャの心を見透かしたようだ。
「名前を知る手立てで、何か便利な物は無いのか?」
ヤムチャは頭痛を起こしそうだった。
神龍を使うか?いや、前使ったから次使うまでにはおよそ二ヶ月は掛かる。
それまでにボロを出しかねない。いや、間違いなく出すだろう。
そんなヤムチャの思考を完全に見透かし、死鬼はニタリと笑う。
「俺の眼はお前みたいな眼じゃなくてな。そいつの顔を見れば名前と寿命がはっきり分かる眼を持っている
だからと言ってお前に殺す奴の名前を教える訳にもいかない。
それでな・・・・。お前の眼球を俺の眼球のようにする事が出来る。
ただしそれは・・・・お前の残り寿命の半分の寿命をもらうというデメリット付きだがな・・・・」
クククと笑いながらヤムチャに話すガレル。
当然、ヤムチャの答えは「OK」。
そう言った瞬間、ヤムチャの眼は赤く変色し、ヤムチャの見える世界はもう殆ど白黒。
まあ恐らく通常の眼に一時戻す事も可能だろうからその点は問題無いだろう。
そして此処に、遮る物の無い最強の殺戮マシーンが誕生した訳だ。
>YamuNote
作品投下中に書き込みしちまったスマソorz
>>467 もういい。俺もお前も邪魔になる。消えよう。
ていうか、お前も謝る前に感想くらい書けよ。
>デスノート
乙。凄いな。面白いよ。最高。続き楽しみ。
ヤムチャかっこいい。ワンダフル。
>>467 ボリュームがちょっと寂しいが、面白い。
しかしいきなり死神の目か。
>名前: Saiyan killer作者 投稿日: 2004/09/13(月) 23:34
>ええ。了解しております。最初は頭に血が上っていたせいで、もう訳が判らない
>状態だったのですが、どうも頭のおかしな方だったようですね(苦笑)。
>それが判らなくて必死に反論しようとしてしまったのが、そもそもの私の間違い
>だったみたいで…あの時は本当にご迷惑をおかけしました。ですがもう大丈夫と
>思います。いくら私でも、最初から言葉が通じないと言うか、ただ叩きたいだけの
>人と判った以上、相手なんか致しませんから(笑)。
煽ってるね煽ってるねサイヤン。荒らしを安い言葉で挑発しまくってるね。
頭のおかしな人に遊ばれて泣いてたくせに、またケンカを売ってるね。
まじで天然煽り体質かこいつ。
>>470=頭のおかしな人 wwwwwwwwwwwwwww
違うよ、ただの便乗。(荒らしには違いないがw)
確かに俺もサイヤンちょっと叩いたけどな。
いじめられっこの泣きながらキレる様子は面白い。
>YamuNote
一番警戒すべき相手が占いババというのはなかなかおもしろそうな展開ですね。
死神の目を手にしたヤムチャがどのように行動するのか楽しみです。
>>473 いつも感想つけてくれる人でつか?
もうあなたしかまともな人はおらんです。
>>470 わざわざサイト掲示板からコピペするお前もクズだが、
サイヤンも徹底的に馬鹿だな。「スルーします」の一言でいいものを、
わざわざ漬け込まれるような、煽っているような事を・・。
その発言自体が、荒らしをスルー出来てないって分からないのかね。
僕を叩いて下さい、スレを荒らして下さいと言ってるのと同じだよ。
サイヤンキラーを読まない俺としては、
本当にわざと荒らしを煽ってるとしか思えないんだが。
本当に懲りないなサイヤンキラー作者は。ねたが尽きないというか。マゾじゃないか?w
冗談はさておき、つまらない軽口で自らの首を絞める癖はいい加減にした方がいい。
作品だけあげて、あとは大人しくしてな。
>>473 努力は買うけど、もう少し言葉のバリエーション増やした方がいいんでない?
いつも最後は「楽しみです」か「気になります」ばっかだもん。
感想強要厨出現注意報
>>461 それはそうと、うみにん氏らの自演は
迷惑になるどころかプラスになってるからな
自演とはかくあるべきだ。見習え
478 :
樽漬け:04/09/17 02:09 ID:k.I8UE2U
いや〜、スゴい言われようですね〜。詰まんないだの、そのままでも荒らしだの。荒らしじゃないです。ヤム拳でもないです。続けます。本当に詰まらないから止めてくれ、どうしても。という人がいたら、それとなく言ってください。スレの状況を見て、やめるんで。
479 :
Classical名無しさん:04/09/17 02:14 ID:JEbkh.rM
480 :
樽漬け:04/09/17 02:15 ID:k.I8UE2U
すごいの?ヤムチャさん。
白く、澄みわたった空。どこまでもに広がる白い大地。普段は町の雑踏の中、見ることの叶わない地平線。ヤムチャは大きく息を吸い、おもいっきり伸びををして。
ドズンッ!
大地にへばりついた
「重っ!!」
第二話
〜重力〜
ここは精神と時の部屋。重力10倍、空気は薄く、気温もめまぐるしく変わる空間。ヤムチャの眼前では、先に入っていた亀仙人が潰れている。
「役立たねーな、このジジイ。舞空術は使えねーわ、重力に耐えられねーわ…」
「ハッハッハ、俺が倒れたのは油断ですよ、油断。武天老子様とは違うのですよ、武天老子様とは。」
そう言いながらも、かなり足元がおぼつかない感じがする。コイツ、前の天下一武道会の時の弱点、そのままじゃん。神様の下で特訓した意味ねーじゃん。とか亀仙人は思った。
「とりあえず立ち上がってくださいよ〜、武天老子様よ〜。武術の神様、なんでしょ〜?そのグラサンは伊達ですかー?ニゥガソダムは伊達じゃないんですかー?」
481 :
樽漬け:04/09/17 02:19 ID:k.I8UE2U
ヤンキー座りで、見下ろす体勢からイヤミを言うヤムチャ。ムカツクので、足払いをかけたら簡単にすっ転んだ。ついでに全力で立ち上がって、足刀を喉にいれた。
重力十倍、打ち下ろしの技なら威力もアップ。渋川〇気の技が最強に成りそうな空間。ヤムチャは泡をふいて動かなくなった。
「ふぅ。楽しみを奪ってくれるな。この武天老子、あと200年は現役じゃわい。」
亀仙人は訳の解らない台詞を吐き捨て、十倍の重力を克服すべく歩き出した。
ヤムチャの戦闘力
1500
界王拳…原理は知ってる?
亀仙人の戦闘力
142
界王拳…何ソレ?
続…けられるのか?
482 :
樽漬け:04/09/17 02:24 ID:k.I8UE2U
済みません、前半部分一部、打ち損ねてました。読んでないかもしれませんが、もう一度。
すごいの?ヤムチャさん。
白く、澄みわたった空。どこまでもに広がる白い大地。普段は町の雑踏の中、見ることの叶わない地平線。ヤムチャは大きく息を吸い、おもいっきり伸びををして。
ドズンッ!
大地にへばりついた
「重っ!!」
第二話
〜重力〜
ここは精神と時の部屋。重力10倍、空気は薄く、気温もめまぐるしく変わる空間。ヤムチャの眼前では、先に入っていた亀仙人が潰れている。
「役立たねーな、このジジイ。舞空術は使えねーわ、重力に耐えられねーわ…」
「お主も地面にへばりついとるくせに、よう言うわい。」
「ああ、生きてたんですか、武天老子様。てっきり圧死したものと…」
とりあえず、全身に軽く気を込めて立ち上がるヤムチャ。
「ハッハッハ、俺が倒れたのは油断ですよ、油断。武天老子様とは違うのですよ、武天老子様とは。」
そう言いながらも、かなり足元がおぼつかない感じがする。コイツ、前の天下一武道会の時の弱点、そのままじゃん。神様の下で特訓した意味ねーじゃん。とか亀仙人は思った。
「とりあえず立ち上がってくださいよ〜、武天老子様よ〜。武術の神様、なんでしょ〜?そのグラサンは伊達ですかー?ニゥガソダムは伊達じゃないんですかー?」
483 :
樽漬け:04/09/17 02:41 ID:k.I8UE2U
んでもって、今度から感想付けます。荒らしじゃないんで。
〉押収の…ヤムチャが一人でできるのは…という限界みたいなのが巧いと思います。実際の人造人間編に行くのか、オリジナルの展開へ向かうのか、楽しみです。
〉ぶっちぎりの…思ってたより戦闘力の上がっていないヤムチャが良いです。結局悟空頼みかよっ、て感じでナイスです。 〉ヤムノート…次の標的が意外でした。そして何の躊躇いもなく寿命を減らすヤムチャ。ドラゴンボール在っての事ですね。良かったです。
486 :
Classical名無しさん:04/09/17 08:19 ID:zp6gRHNk
>>470 すげえなサイヤン。香ばしい。
十分すぎるほど煽り文なのに、これでスルー出来ると言うとは。
頭のおかしい荒らしと精神に異常を持つサイヤンの戦いは
今後ますます激化しそうだな。迷惑この上ない。
スルーってのは一切その話題に触れない、余計な事を一切書かない事を言うんだよ。
お前には無理だサイヤン。天然だもの。
487 :
Classical名無しさん:04/09/17 08:22 ID:zp6gRHNk
ところで樽漬け乙。ヤム拳では無いようだな。
青竜刀はもう少しマシなもの書くし、本当に新人か。
頑張れよ。暇な誰かはきっと読むさ。
俺はつまんないから読まないけど。
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
以上、サイヤン氏にどうしてもどうしてもかまってほしいという関●学園厨学3年・松永くん、
「バキスレの方がエライからココは荒らしてやるヽ(`Д´)ノウワアン!」というP・Nパオ命くん、
ほか数名による「イマイチ知的盛り上がりに欠ける荒らしの見本」劇場でした〜(゚∀゚)ラヴィ!
う〜ん・・・
普段覗いてる漫画SSスレで今閲覧できるのはここだけか。
そういう意味でもクラウンに移ったのは正解かもね。
もっとも、読むべきものなんかありゃしないんだが。
樽漬けは携帯から打ち込んでいるヤム拳(ID対策)
>すごいの?ヤムチャさん
とりあえず誤字。武天「老師」ね。さておき、一話毎に日記を挟むのでしょうか。
精神と時の部屋での人員割り振りにヤムチャと亀ちゃんなのが涙を誘いますね。
味方からもその程度にしか見られてなかったのか、と同情。
ナメック星行きまでにたくましくなってほしいものです。でもヤムチャじゃなあ(笑
ついに逃亡したか?サイヤンキラー。
誰かやつに「スルー」って言葉の意味を教えてやれよ。
サイヤン氏にかまって欲しいんじゃなくて、
奴が掛かって来いと宣言したから、仕方なくかまってやってるんだがな。
ちなみに、俺以外のサイヤン叩きは3人はいる。多分。
↑以上、Saiyan氏にかまってほしくてたまらない煽りA君でした〜。
釣れるね釣れるねここの釣堀は。早くも一匹だよw
荒らしと煽りの間の休憩に駄文があるって感じだな。
正直、サイヤンなんて俺はどうでもいい。
楽しくスレが荒れてればそれでいい。
荒れてないヤムスレなんてヤムスレじゃないからな。
↑以上、釣り名人のA君でした〜。
↑以上、釣られ池沼のB君でした〜
497 :
B:04/09/17 19:42 ID:Xg8uwDUU
ねえA君。どうせ作者も降臨しないことだし、
この俺とじっくり語ろうじゃないか。
大多数の住民は嫌がるだろうが、荒らしの本音を聞くのは結構
好きなんだよ。ぢつのところ。
きみはリアル世界ではどんな人間なんだい?
「狼牙風風拳!!」
「へっ!足下がお留守じゃねえかッ!!」
(やっぱり・・・)<Z戦士の心の声
「ところが!そうでも無いんだな!!」
俺は、界王拳二倍でナッパの足払いを軽くかわすと
ナッパの顔面に打撃を叩き込んだ!!
(ついでに、ヒゲも眉毛も一本ずつ抜いた)
「ふはははははは!!身体中から毛を抜き去ってやるぞナッパ!!」
「す、凄いや!ヤムチャさん!!」
「ね?クリリンさん??」
悟飯はクリリンに同意を求めようと顔を向けると・・・
そこには、青ざめたクリリンと天津飯&餃子が居た・・・
1分後・・・
体毛という体毛を全て抜かれたナッパがそこにいた・・・
「さぁ、地球から出て行け!」
「そのパンツの中身までも抜かれたくは無いだろう!」
「ぢぐしょぅ!!ぢぐしょぉぉぉぉぉ!!」
「こうなったら、アイツもハゲにしてくれるわッ!!」
しまった!!ヤツの狙いは悟飯かッ!?
「悟飯!逃げろー!!」
ピッコロが叫んだが・・・
「だめだっ!間に合わん!!」
「界王拳三倍!!」
ドゴォッ!!
「な・・・なん・・・で・・」
俺は間一髪、文字通りに悟飯のハゲを未然に防ぐことに成功したのだった・・・
ドサッ・・・
「そのツルッパゲを連れて地球から出て行け!!」
俺はベジータにナッパを放り投げると
背を向けて歩き出した・・・
「ベジータ・・・すまねぇな・・・」
ブゥンッ!!
「毛の無いサイヤ人など必要ない!!」
「ベジータ!!ベージィィタァァア!!」
ドオォォーーーーーーーーーン!!
「なんて野郎だ・・・仲間を殺りやがった!」
「あんなヤツはもう要らん!!」
「待たせたな・・・次は俺が相手をしてやろう・・・」
平気で荒らしまわる常駐荒らしと、平気で釣られまくる知恵遅れ住民。
そしてスレの平和など考えずに、ただ自分の都合と感情だけを
優先させて、天然で荒らしを煽りまくるサイヤンキラー。
SSスレとしては完全に終わってるが、その荒れ具合が楽しいな。GJ!
前回の話
>>331-334 というわけで投下します
『ヘタレ王 ヤムチャ伝説』
もう定例となってる言葉
『つまんないと思う人は、スルーしちゃって結構です』
「貴様・・・名は?」
「俺か?俺はヤムチャだ・・・」
ベジータは俺を一瞥すると・・・
「ふぅむ、大した物だ・・・カカロット以外に
ナッパを倒せるヤツがこの星に居るとはな・・・」
「だが・・・貴様の戦闘力は最高で8000!!」
「俺様は倍以上の17000だ!!」
「戦闘民族サイヤ人の王子である俺様に
貴様ら如きゴミ虫共が抗えると思うてかーーッ!!」
「へぇ・・・そうかい!!」
「界王拳!4倍だぁーーーーーーーッ!!」
其之四十二
「あなたが・・・ヤムチャさん?」
悟飯はヤムチャに問う
ヤムチャは今度の問いには答えた
「・・そうだ
おれが噂の荒野のハイエナ、ヤムチャだ」
ぜんぜん噂になっていないのだが、ヤムチャは自信を持って答えた
ヤムチャはもこもこした体毛を持つ生き物『プーアル』を引きつれ、チャパ王に近づく
「そうか
とてつもなくでかい気の正体はお前だったのか、チャパ王」
「わたしも大きな気が二つ来るから誰か分からなかったぞ」
・・・でかい気が『二つ』!?
プーアルも強くなっているのか!?
「なっ!?戦闘力が16000まで上昇しただとッ!?」
「ちぃっ!こいつら力を自在に操りやがるッ!!」
(おいおい・・・ラディッツの時からだろう・・・)
(俺たちZ戦士は心の中でベジータにツッこんでいた)
「チッ・・・スカウターなど役にたたん!」
ベジータはそう呟いてスカウターを握りつぶした・・・
チクショウ・・・早く来やがれ悟空!!
界王拳維持のまま長時間は疲れるんだよ・・・
・・・その頃・・・
天津飯と餃子は弁当を食べていた・・・
其之四十三
「プーアル」
「何だ?師よ」
なんか北斗の拳のキャラみたいな言葉遣いになっているプーアルは答える
「あんなキモイやつらはお前一人で充分なはずだ」
「うむ、確かに
では殺ってくる」
プーアルは顔までそれ系の顔になって、栽培マンたちに近づく
「うぬらがサイヤ人か?」
「дглфЭЪ!!」
プーアルが問うも、ロシア文字で答える栽培マン
「ふむ、違ったようだ
では行くぞ!!」
ボンッ!!
プーアルは近くの栽培マンを一撃で粉砕する!!
其之四十四
「な・・!?
栽培マンの戦闘力は1200あたりなんだぞ!?
何であんなもこもこしたかわいい奴が倒せるんだ!?」
ナッパはプーアルの攻撃の破壊力を見て驚愕する
それに対してベジータは冷静だ
「やつの戦闘力はそれを超えるんだろ
簡単な計算だ」
「弱い!!弱すぎるぞ!!」
プーアルはすでに数体栽培マンを破壊した
残るは二匹!!
「ждфяШ!!」
一匹の栽培マンは無謀にも真正面からプーアルに襲い掛かる!!
ボンッ!!
だがやはりプーアルの一撃のもとに粉砕される
「脆弱なり!!」
プーアルは豪語する
しかし・・・もう一匹の栽培マンは姿を消していた
其之四十五
姿を消した栽培マン・・・
それはプーアルの後ろをとっていた
その栽培マンは無言でプーアルに襲い掛かる
「お前はもう死んでいる」
いきなりプーアルは言う・・
すると
ボンッ!!
後ろから襲い掛かってきた栽培マンの体が四散する
強い・・
強すぎる男(?)・・・それが、プーアル
てか北斗の拳化してないか?
宇宙ぶっちぎりのスゲェ奴!!(別の意味で) を書いてる人すいませんでした
こんどからはこういうことないように気をつけます
「砕けて無くなれーーーーーーーッ!!」
ベジータが空からエネルギー波を放ってきた!!
「なにッ!?俺のかめはめ波とそっくりだとっ!?」
ベジータのヤツも亀仙流を習得していたのか!!
いきなりのヤツの技に俺は少々テンパっていた・・・
「フハハハハハッ!!ギャリック砲を舐めるなぁ!!」
俺に対して、ベジータはかなりのハイテンションだ・・・
ヤツの中でも威力の高い必殺技なんだろう・・・
あの技でやられはしないが・・・
キュピーン!!
その時、俺の頭に閃きが起きた・・・
「か〜め〜は〜め〜波〜!!」
俺は出来るだけベジータのギャリック砲と同じ威力の
かめはめ波でギャリック砲を押しとどめる。
押されてもいけない、押し返してもいけない・・・
ギリギリの威力を綱渡りのようにバランスを調節しながら
ギャリック砲とかめはめ波を拮抗させながら俺は叫んだ
「今だー!!ヤツを攻撃しろーーッ!!」
このままでは、俺とヤツは互角だ・・・
しかし、俺には味方が居る!!
ナッパ亡きベジータを攻撃させることは簡単だった・・・
俺が威力を調節してる限り、ベジータは
進むことも退くことも出来ない・・・
「天津飯達の攻撃にやられるか、俺のかめはめ波に呑まれるか
・・・二つに一つだ!!ベジィータァー!!!」
叫んでいるうちに、悟飯の魔閃光、クリリンのかめはめ波
天津飯の気功砲、餃子のどどん波がベジータに向かって突き進む!!
・・・あれ?魔貫光殺砲は?アレじゃないとトドメを刺せないぞ!?
俺は辺りを見回すと・・・
ピッコロは居た・・・頭部のままで・・・
「ピッコロのアホーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!」
俺の叫びが荒野にこだました・・・
仲間達の攻撃はベジータの体力を少しずつ削り取っていた・・・
しかしピッコロが使えない今、決定打に欠けていた・・・
くそッ!!俺はベジータの足止めが精一杯だ・・・
早く来やがれ悟空!!
しかし、さすがサイヤ人だけあるな・・・
俺たちなら今頃死んでるぜ・・・
そろそろ、トドメを刺すか・・・
「界王拳5倍のかめはめ波だぁーーーーーーーーーーッ!!」
「なにッ!?」
光の奔流がベジータを包み押し上げていく・・・
・・・そしてベジータは空の彼方へと消え去った・・・
「ふぅ・・・悟空が居なくてもなんとか勝てたか・・・」
気を抜いたのがマズかった・・・
俺の悪いクセだ・・・畜生・・・
「雲からギャリック砲が降ってきた・・・ピッコロの方角へ」
「ピッコロー!!」
砂煙が風に流された後には・・・ピッコロは消えていた・・・
「フハハハハハッ・・・クズ共にしては良くやったぞ!!」
「だが、この星のドラゴンボールなど要らん!!
貴様らゴミ虫共を残らず叩き潰してくれるわッ!!」
「貴様らにサイヤ人の真の恐ろしさを見せてやるッ!!」
「弾けて混ざれいッ!!」
ベジータの野郎は光の弾を出してそう叫びやがった・・・
チャパプットさん、私も最初同じ事をしちゃいました(笑)
気にしないで下さい〜
逢魔が刻 (前編・バキスレ風)
闇が迫り、太陽が地平に隠れたその刹那を、「逢魔が刻」と呼ぶらしい。
昼と夜の境目。闇が太陽を呑み込むその一瞬を、古来の人々は恐れ敬ったそうだ。
人界と魔の間の蓋が開き、物の怪が忍び込むと信じていたからだ。
魔と出逢う刻。魔が人の世の闇を蹂躙し始める百鬼夜行の合図。
「逢魔が刻」とは、そんな人々の暗い情念と迷信が生んだ忌み語である。
幕末の世。
後に日本の近代化への礎となる、明治維新直前の夜明け前。
歴史に特記すべき人材が塵芥のごとく生まれ、そして散っていった混沌の時代。
歴史家によれば、この時代(時代というには生臭い、僅かな期間ではあるが)の
動乱の京都こそ、魑魅魍魎が徘徊する「逢魔が刻」だったらしい。
後に、この時代の人材として煌びやかに歴史に名を残す傑物たちは、
例外なく京都の街で人を斬ったと言われている。
例えば日本の大人物を代表する坂本竜馬。初代総理大臣の伊藤博文。
この国の偉人の代名詞の彼らですら、間違いなく人を斬っていた。
それが多いか少ないか、直接手を下したか暗殺させていたかだけの違いである。
動乱の時代は、言い換えれば狂気の時代である。
生温い時代に生きる我々のモラルや常識など、一切通用しない。
数分外を歩けば、魔と出逢う刻に生きた人間の深層など、所詮我々には分からないのだ。
そんな逢魔が刻の世。
太陽が隠れた時代の京都に、「人斬り」と呼ばれた男と、「壬生狼」と呼ばれた集団がいた。
長州藩の刺客・人斬り抜刀斎と、幕府最強の人斬り集団・新撰組である。
今まで何度と無く抜刀斎と新撰組は斬りあってきた。
お互いの心底でどこか認め合いながらも、討幕派と佐幕派の最強を担うものとして、
道を譲る事は出来なかったのである。どちらかが斃れて果てるまで。
剣を抜かぬという事は、己を抜かぬという事だからだ。信念を嗄らす事である。
そして今また、逢魔が刻に男たちの運命が結びついた。
後に奇妙な戦友にして宿敵となる、緋村剣心と参番隊組長・斉藤一が出逢ったのである。
お互いの刀の鯉口が静かに開かれる。血と剣風の宴が始まったのだ。
逢魔が刻 (後編・ヤムスレ風)
斉藤「抜刀斎め。ここで決着をつけてやる。いくぞ」
剣心「いくぞ、うりゃー」 シャキーン!
斉藤「うりゃうりゃ」 カーン!
剣心「うりゃうりゃうりゃ」 バシバシバシ!
すごい戦いが続く。まtったく互角の戦いだ。一歩もお互い引かない。
(中 略)
斉藤「今日のところは引き分けか」
剣心「そうだな」
斉藤一の戦闘力 2300
パワー 850 スピード 450 必殺技 900
緋村剣心の戦闘力 2250
パワー 550 スピード 850 必殺技 850
剣心と斉藤、何回も戦いを繰り返す
↓
結局最後まで勝負がつかない
↓
明治10年、また再開(るろうに剣心)
↓
おしまい
打ち切りっぽく終了
乙かれー
どうでもいいけど坂本竜馬は一度も人を切らなかったことで有名なんだが。
前回の私の書いた感想は荒らしの中に沈んじゃってるな。
作者さん(樽付けさん)見つけてくださるかな。
ということで今回は
>>498 って風にアンカー付けておきます。
>宇宙ぶっちぎりのスゲェ奴!!(別の意味で)
早くもナッパ戦の決着ついちゃいましたね。
活躍どころか再生することすらなく昇天したピッコロさんに合掌。
そしてベジータ=亀仙流と界王神に稽古を付けてもらったのにえらく視野の狭いヤムチャさん。
でも俺たちなら死んでるぜ、とか自己評価が出来る辺り成長はしてるんでしょう。たぶん
>>520 それは俗説。と、いうか民衆の願望だな。
人斬っている事が記載されている文献も残っている。
(殺したかどうかは書いてないが)
ちなみに竜馬といえば薩長同盟締結への尽力が有名だけど、
これも嘘(らしい)。実際はパシリだったらしい。
薩摩藩に操られていた、という説が現代では有力。(異説もある)
それにしても、
>>516-519は御代スレに俺が書いたねただ。
勝手にコピペするな。
523 :
Classical名無しさん:04/09/17 23:27 ID:X3Pf0bhY
こんばんわ。いっこ空けますね。
>>270 第121話
顎に悟空のアッパーを受け、槍投げの槍のような放物線を描いて吹き飛んで
行くマーリン。だが、少女はインパクトの瞬間、とっさに自らジャンプして威力を
半減させていた。手応えからそれを悟った悟空ではあったが、自らも空中に
飛ぶ事はせず、地上からただマーリンを凝視する。
自ら飛んで衝撃を減らしたものの、それでも強い痛みと衝撃がマーリンを
襲っていた。朦朧とする意識の中、ヤムチャの声が聞こえたような気がした。
『おまえは俺から何を学んだんだ…!』
はっと意識が覚醒する。また自分が力に溺れていた事に気づく。ベジータを
圧倒し、ねじ伏せた事で生まれた慢心が、超化すらせずに戦おうとする悟空
への苛立ちと相まって、あれほどヤムチャから学んだはずの事をすっかり置き
去りにしてしまっていた事に気が付いた。
『いいか? 前にも言ったが、精神と肉体をバランスさせ、統一しなけりゃ
大きなパワーは引き出せない。無理にパワーだけを引き出したとしても
精神がそれをコントロールできなければ意味が無いんだ。
常に協調し、2つをひとつにするんだ。今のお前になら…それが出来る』
「はぁッ……!!」
くるりと空中で身体を捻る。そしてそのまま空中に留まり、悟空の方へ向き
直る。そんなマーリンを悟空がじっと見つめていた。まるでそうなるのを待っ
ていたかのように。
すぅっ、と悟空の身体も宙に浮かんでいく。ゆっくりとマーリンのいる高度に
達し、再び構えなおす。
「…ふぅぅぅぅ……」
小さく息を吐き、マーリンも構える。目的はあくまで超サイヤ人の悟空を
倒す事だ。だが、今の悟空をも倒せない者が、それを口にしていいはずが
無い。超サイヤ人は究極のサイヤ人なのだから。
ボゥッ…!!
再びマーリンが赤いオーラをまとう。だがあえてパワーは先ほどとほぼ同じ
に抑えてあった。それを敏感に感じた悟空が眉をひそめる。
「…どういうつもりだ? 今のはそれほど効いちゃいねぇはずだ…」
先ほどの結果を考えれば、無理やりにでもパワーをさらに上げるならともかく、
ほとんど変化させないなど考えられない。ダメージでパワーが落ちたのなら
それもあり得るが、それも無いはずだった。怪訝そうな表情で、それでも油
断はせずに少女を悟空は見つめていた。
「ふ……今のお前などに全力は必要ない。当然だろう?」
マーリンの精一杯の強がりだった。だがそれを聞いて悟空の表情がさらに
険しくなる。
「……オラの買いかぶりだったみてぇだな…前みてぇにガムシャラな戦いの
おめぇは嫌いじゃなかったが…。
もういい。終わりにすっぞ!!」
第122話
余力を残しての敗北。それは敗北には違いないが、一方では自身が認めな
ければ敗北ではない。
「全力なら負けなかった」
そう言い訳が出来る。例え出していたとしても覆らない可能性があっても
それを信じて自分を慰める事は出来る。
もはやマーリンは勝負を捨てたと悟空は感じた。そのつまらない言い訳に
すがるために、全力を出さずに負ける事を選んだのだと。
バンッッッ!!
今度は悟空がマーリンに襲い掛かる。一刻も早くこんな茶番に堕した戦いを
終わらせたい。そんな悟空の思いを乗せた拳が、何の遠慮もなく少女を襲う。
ドズッ! バキィッ!! ズガァッ!!
立ち尽くし、身体を丸めてただひたすらマーリンはガードに徹する。だがそれ
が破られるのも時間の問題だった。パワーだけならいまだ少女の方が上回って
いるが、それでも悟空のこの連撃をいつまでも受け続ける事など出来ない。
ブゥゥンンッッ!!! ドガァッッ!!!
悟空のハンマーパンチが振り下ろされる。そのまま地上に叩きつけられそうに
なる少女だったが、かろうじて体勢を整える。しかし悟空の追撃は止まない。
真上からの急降下蹴り。それを何とか回避したマーリンに着地と同時にかめ
はめ波を撃つ。
それも何とかガードしたものの、もはやマーリンの手は攻撃する事を忘れたか
のように、ただただがっちりと身を守るだけに使われていた。
半ばうんざりしながらも悟空の手が止まる事は無かった。ガードの上から
執拗に拳を叩きつける。
そして…ついにマーリンのガードがわずかに下がった。ここぞとばかりに渾身の
一撃をそこへ滑り込ませようとする悟空。だが、わずかに開いたガードの隙間
から見えたマーリンの目は、勝負を捨てた者の目ではなかった。
ブンッ!!!!
悟空の鉄拳がマーリンの顔面に迫る。だが。
…バキィッッ!!!
「ぐっ……はぁァッ!!??」
次の瞬間、悟空はそれをかわしつつ放たれたカウンターを少女から叩き込ま
れていた。
体重の乗った、タイミングも完璧なカウンターだった。悟空の鼻からポタポタ
と血が滴り落ちる。
「な…にぃ……!?」
すっかり勝負を諦めたとばかり考えていただけに、マーリンの反撃は全くの
予想外だった。だが、状況にほとんど変わりはない。ならばもう一度繰り返
せばいいだけの事である。
再び慎重にマーリンに近づく。先ほどのは勝利を確信し、それで生まれた隙を
たまたま突かれただけの事。引き締めてかかれば何の問題も無い。
「…おりゃあァァっ!!」
もう一度マーリンにパンチを打ち込む。フルパワーではない、むしろ
スピードに重点を置いたジャブのようなパンチだった。パワーこそ少女に
劣るが、無駄なく洗練された、まさにお手本のようなジャブだった。
第123話
『よし、いいぞマーリン! 相手の攻撃を目で見るんじゃない。そうやって
気を感じるんだ!』
頭にヤムチャの声が響く。精神と時の部屋で過ごした4ヶ月にも及ぶ修行の
中で、ヤムチャが口を酸っぱくしてマーリンに説いてきた言葉が。
「…気で感じる。気で…かわす…」
ぶつぶつとうわごとの様にそれを繰り返すマーリン。目の前にはすでに悟空の
拳が迫っている。だが。
ブゥゥゥンンッッ!!
凄まじい音を立てて、それはマーリンの顔すれすれのところを通り過ぎて
いった。
「!!??」
悟空が信じられない、という表情で、自身の拳を凝視していた。外すつもり
など毛頭なかった。少女のかわす気配も感知できなかったのだ。
「ちぇぇぇいぃッッ!! りゃりゃりゃりゃりゃぁぁぁぁーーッ!!」
もう一度拳を振り上げる。いや、一度ではなくダース単位で必倒の連打を
叩き込む。
「…気の流れ…強さ…そしてバランス…協調……」
ぼそぼそとつぶやく少女。驚いた事にその目は塞がれていた。だがその状態で
マーリンは次々と襲い掛かる悟空の拳をことごとく避けてみせる。
「…な…っ……!…」
避けられ続けた連打の最後の一撃。しかし避けるのではなく、あえてそれを
マーリンは払いのけた。バランスを崩しかけた一瞬、そこへマーリンの反撃が
襲い掛かる。
「…っちぃィッ…!」
バババッ!!
しかしさすがは歴戦の兵の悟空である。難なくそれをかわし、さらに反撃に
移る。攻守が目まぐるしく入れ替わっていく。
すでにマーリンの目は開いている。しかしその目はひとつひとつの攻撃を
追うのではなく、ただ悟空本人をしっかりと捉えていた。
状況は拮抗していた。両者ともに一歩も引かず、その場に立ち止まったまま
拳だけが交錯する異様な光景。お互いに直撃は無く、永遠に続くかのように
思われたこの状態だったが、徐々に変化が現れ始めた。
「ぐぐっ……くっ!」
じりじりと悟空の足元が土を引っかき始めた。1センチ、また1センチ後ろに
悟空の身体が押し出されていく。悟空の表情に混乱と焦りと驚きが浮かぶ。
そしてそれは見物しているピッコロたちにしてもそうだった。
第124話
「バっ……バカな!! 孫が押されているだとッ!? なぜだ!!
パワーはさっきとは変わっていないのに……
……あの女の技…腕が急に上がったとでも言うのかっ!!??」
これ以上無いという驚きの表情でピッコロが叫ぶ。それは当然の事だろう。
悟空の戦闘・格闘技術の高さはピッコロが一番良く知っていると言っても
過言ではない。生死をかけて戦った天下一武道会、そして共に戦ったラディ
ッツとの戦い、フリーザとの死闘、そしてどういう因果か、今は何故か組み
手の修行を一緒に行っているが、その分、誰よりも悟空の技術の高さを肌身を
持って知っているのだ。その悟空が、パワーが少々上だけの相手に遅れをとる
など考えられない。ならば、今悟空と鎬を削りあっている少女は、戦いながら
腕を上げているとしか考えられないのだ。
悟飯も同様に、半ば呆然としながら眼前で繰り広げられる、超ハイレベルな
死闘に息を呑んで見入っていた。
それとは対照的に、ヤムチャはほっと安堵の表情を浮かべていた。
『…冷や冷やさせやがる……追い込まれてやっとスイッチが入ったみたい
だな…。超サイヤ人が相手じゃなかったのが幸いだったかもな…』
やれやれと嘆息するヤムチャだったが、悟空と互角以上に打ち合うマーリン
を見て、本音の所では少し驚きもしていた。修行していた時とは桁違いに集
中できている。ピッコロが言った事もあながち間違いでは無かったのだ。
戦いの最中に、なおもマーリンは進化を続けていた。
クレーターの中心で激しい戦いが続いていた。先ほどまでは手に取るように
判った少女の攻撃が、一転して悟空にはまるで掴めなくなっていた。無駄な
パワーを使わない、洗練された技は非常に見切る事が困難である。ましてや
元々パワーは悟空の方が低いのだ。
スピードとパワーが上ならば、技のレベルが近づきつつある今では悟空の
不利は当然と言えた。
ドガッ!! ズンッ!! ベキィッ!!
「くっ…こ…このままじゃ……!!」
すでに完全に状況は逆転している。マーリンの攻撃を亀のように丸くして
凌ぐしか悟空には出来なかった。先のマーリンのように隙をついて反撃する
しか道は無い。腕の間から覗いて見える少女の隙を必死で探す。
「……!! そこだぁぁぁっっ!!」
わずかに見えた少女の隙。そこに悟空は拳を繰り出す。だがそれを読んで
いたのか、しゃがんで回避すると同時に、さっきのお返しといわんばかりに
飛び上がってのボディアッパーをお見舞いした。
ド…ズゥッッッッンッッ!!
「お…ぐ……っあ……!!……」
身体に大穴が空いたような錯覚すら覚えるほどの一撃。血と胃液を地面に
振りまきながら悟空の足がたたらを踏む。しかし少女は追撃の手を全く
緩めない。さらに激しくなっていく嵐のような攻撃に、もはや悟空の敗北は
時間の問題に思えた。だが。
「……ッッ…!…か…界…王…拳………、20倍だぁぁぁぁぁっっっっ!!!」
今日はここまでです。ではではまた来週に。
>>524 >Saiyan Killer
全力じゃないとはいえ悟空を圧倒と、ついにマーリンが真価を発揮し出しましたね。
嫌っていた肉弾戦も様になっているようで、目に見えて成長した感じがします
ていうか、ヤムチャとラブラブですね。絆があるというか。いいぞもっとやれ。
むしろ天下無敵のお父さんが女の子にボコられてる光景を目にしている悟飯が心配です(笑
535 :
ヤムチャ〜青龍刀伝説〜◇:04/09/18 00:41 ID:wO5qjzIk
お久しぶりです。
ここからは不定期更新で行こうと思っています。
では
536 :
ヤムチャ〜青龍刀伝説〜 ◆vNFYAR5c0g :04/09/18 00:46 ID:wO5qjzIk
第四十一話「時間」
「まあ、まて魔人ブウ、この砂時計が全て落ちるまで待つんだ」
しぶしぶ引き受けた魔人ブウをよそに、ヤムチャと餃子は精神と時の部屋に行き、修行をすることに。
ピッコロが砂時計を裏返したりする頭脳プレイによって、なんとか二時間(精神と時の部屋では約三十五日)
持ちこたえ、ヤムチャ達に休むことを命じてから、精神と時の部屋までの道を遠回りして時間稼ぎしていた。
「やっと戦えるのか………」
そして、一応仙豆を持ったピッコロが魔人ブウを部屋に入れた。
「待っていたぞ魔人ブウ!!!」
そう言ってフュージョンするヤムチャと餃子。
「ウルフ化や覚醒なしでフュージョンしやがった……」
537 :
ヤムチャ〜青龍刀伝説〜 ◆vNFYAR5c0g :04/09/18 00:46 ID:wO5qjzIk
ヤムチャオズの攻撃は全く効かず、ついにウルフ化した。
餃子の白い部分が毛の所に行き、銀色の毛をしたシルバーウルフヤムチャオズといった感じになった。
「狼牙風風斬!!!」
すごい速度で斬りかかり、切り裂くが、すぐに元に戻る。
斬りかかった後のスキを狙い、蹴り飛ばされる。
「ぐぉっ!!!」
さらに倒れた後に、エネルギー波を撃つ。
「くぅっ、強い!!!」
その時、ヤムチャの荷物の所が光り、青龍刀も光り出し、一本になった。
「真に強い敵が現れた時、三つは一つになる」
「こういうことか」
「体に力がみなぎる………これなら勝てるかもしれない」
その頃、神界………
悟飯が座り、その周りを老界王神が踊りながら回る。
「(変な儀式だな………)」
「あと二十一時間じゃ!」
戦闘能力
プイプイ(故)…1200万
ヤコン(故)…8000万
バビディ(故)…6500万
ダーブラ(故)…8億8000万
デブブウ…75億
魔人ブウ…150億
ヤムチャオズ…4400万(ウルフ化で130億)
つづく
538 :
樽漬け:04/09/18 02:04 ID:7b/5cN0U
感想と間違いの指摘、及びsageしろという指摘、有難うございます。止めろ、という意見も無さそうなので、もう少し続けます。スルーしかない、という人は沢山いましたが(笑)
539 :
樽漬け:04/09/18 02:06 ID:7b/5cN0U
すごいの?ヤムチャさん。
真っ白な空間。その空間に映える、赤の光。その中心に居るのは…古今無双の武術の達人と言われる老人だった。
第三話
〜力〜
ヤムチャは焦っていた。自分の持つ力に置ける、圧倒的優位。この老人と二人なら、それは揺るがない。筈だった。
この、武天老師という老人の何百年という時を費やして手に入れた、力。
ヤムチャは僅か数年という期間で、それを遥かに上回る力を手に入れた。
自分は、老人を遥かに上回る才能と、若さとエネルギーが溢れる肉体を持っている。
どこをとっても同じ修行、同じ期間なら、その老人が自分を追い越す要因は、有りはしない。筈だった。
だが。
現状は。
精神と時の部屋で、既に一ヶ月を越す時間が流れようとしていた。
最初は、この部屋での禁欲生活に耐えられない。そう感じていた。それは慣れと、時折外の世界に出て、物資を補給する事により何とかなった。
だが、ヤムチャが自分の「欲」を押さえ込んだ頃、ある事に気が付いた。
武天老師と、自分との力の差が埋まってきている。
最初は気のせいだと思っていた。
だが。
540 :
樽漬け:04/09/18 02:09 ID:7b/5cN0U
ある時ふと気が付いたら、それは既に背後にいた。
もちろん、自分が修行をサボっていたわけではない。
10倍の重力も、苦にならなくなった。
力の調整はうまくいかないが、界王拳らしいものができるようになった。
たった。たった一ヶ月で、だ。
だが、武天老師は。
10倍の重力でも普段と何の遜色も無く動けるように、いや、むしろ以前の重力下にいた時の動きより、鋭くなった印象すら受ける。
さらに、自由自在に力を増す、完成した界王拳を使うようになった。
同じ修行を同じ期間だけやっていた筈なのに。
もう、自分に優位は無かった。まだまだ総合的なパワーは、実力は、自分が上だ。だが、相手の老練な技術は自分の遥か上を行く。さらに界王拳の差。
俺は追い付かれるのか?また、負けるのか?
嫌だ。嫌だ。嫌だ嫌だ。俺は負けたくない。誰にも…誰にも、だ。
ヤムチャの戦闘力
2300
界王拳…未完成
亀仙人の戦闘力
1450
界王拳…完成したものが使えるが、2倍は体が耐えらない。
541 :
樽漬け:04/09/18 02:39 ID:7b/5cN0U
感想です。
>ぶっちぎりの…生首でマターリしてるピッコロはある意味ホラーですね。報われないヤムチャの努力が楽しいです。
>ヘタレ王…もはやヤムチャの預かり知らぬ所で話が動いてますね。コワモテプーアルがカッコいいです。
>サイヤン…ヤムチャの修行の成果と経験で悟空を圧倒。燃えるシチュエーションですね。この時点では宇宙最強の女の子でしょうねぇ…
>青龍刀…以前のを読んでないのでどうにもな感じですが、チャオズって他人と混ぜると不気味生物になりそうで笑えました。単純に強いヤムチャオズもカッコいいです。
おお、青龍刀が帰ってきた!
糞つまんねぇのに!
サイヤン、職人以外感想1レスに笑った。
荒らしが相手にしないと空気かよw
青龍刀復活おめでとう。ヤムスレ真の看板はおまえ。
パオも語ろうぜスレでそう言ってたしな。
樽付けは青龍刀の後釜狙ってたのか?器が違うって。
青龍刀復活おめでとう!
だれも読んでないけどがんばってくださいね!
この雰囲気じゃ、現スレで終わりでも仕方ないな。
まともな住民が本当にいなくなっちまった。
次スレを立てても今と同じような雰囲気になるだろうし、次スレはどうするのかと職人に聞いてもスルーだし。
まともな住民がいない今、職人が頑張ってスレを立て直していかなくちゃいけないのに、SS投下するだけじゃ
何も変わらないよ。
まともな住人は書き込まないで達観してるだけだからだって
荒らしなんていちいち相手にしてられないって
先日はすいませんでした…。やはりこちらで書かせて頂いた方が
いいのでしょうか?
この間の事は…私もひたすら反省しているつもりです。もう荒らしが
来ても関わらないつもりではあるのですが、それがヤムスレに迷惑を
かけるのなら、こちらで引き継いで作品を続けさせて頂きたいと思います。
ここならば皆さんの忌憚のない意見を聞かせてもらっても大丈夫
でしょうか?
すいません…でも、何度も言いましたが、私はヤムスレが好きなんです。
黙々とSSのみをうぷし続けるのは、個人的にはさびしいと思いますし、
他の職人さんとも交流したいし、感想のレスをつけて下さった方へも
無視するようで嫌なんです。
率直に言わせていただくなら、それをするぐらいならもう書くのをやめろ、
と言われる方がマシです。
今でもう120話近くです。おそらくですが150話を少し超えるぐらいで
お話は完結すると思います。あと少しだけ、ヤムスレに書かせてもらえない
でしょうか?
>病的さま
いつもありがとうございます。そしてご迷惑をおかけしてます。
「トグサ」は今のところ、あまりDBに関係ないと思いますけど、
もう少し待ってからでもいいと思います。ここからどう繋がるのか、
あるいは本当に関係ないSSなのか、それを見極めてからでもいいと
思います。個人的には興味深いSSだと思いますし(汗
それにしても本当にもう…なんでこんな事になったのか…。
私のせいでスレをメチャクチャにしてしまった事は、いくらお詫びをしても
し足りないと思います。
あの時は本当におかしくなっていました。もう何が何だか判らない程…。
ですが、決して正当化するつもりでは無いですが言わせてください。私は
機械じゃありません。自作自演疑惑の頃から、私はずっと耐えてきました。
その上、あそこまで理由無く侮辱されれば、例え私でなくとも爆発したく
なる気持ちはあると思います。
我慢が足りなかったと言われればそれまでです。それは十二分に反省しなければ
いけない事だと自分でも思っています。でも、まるでスレが荒れたのは私一人の
責任のように言われるのは心外です。荒らしには何を言っても無駄だから、
文句を言いやすい私に責任を被せたいのですか?
自分で言うのはおかしいですが、私をそこまで追い詰めた人たちには何の
お咎めもなしに?
…すいません、また興奮してきてしまいました。
ダメですね。私はもう本当にダメかもしれない。ごめんなさい。
私もヤムスレが好きです。だからあなたの言葉もよく理解出来ます。
私があなたでも同じ事を書いたかもしれません。立場が同じなら。
もう少しだけ、時間を頂きたいと思います…。
続きです。
正直言って、もうヤムスレに書くのは止めようかとも思います。確かにみな
さんが仰るのも事実だと思います。嫌な言い方ですが、私がスレに存在するだけで、
いつまた荒らしが来ないとも限らないようにも思います。
それを防ぐには、やはり私がスレから去るのが一番のように思います。
残念ですし悲しいですが…。
本当、どうしようもないですね…(苦笑
もしかしたら、最初から私は何かを間違えていたのかもしれない。そもそも
最初からこんな事をするべきじゃなかったのかもしれない。それが今、こんな
問題につながってるのかもしれないですね。こんなSSなんか書かなければ
こんな事にはならなくって、ヤムスレも私も、平和で楽しい時間が過ぎて
いっただけだったのかも。
…もう私は書けないかもしれません。こんな事書いたらまた叩かれそうですね(ニガワラ
「やめたいならやめれば?」本当、その通りだと思います。こんな思いをして
まで続ける意味があるのか私には判らないです。でも未練があるのも確か。
少なくともここまで騒ぎを大きくしてしまった以上、もうヤムスレには戻れないし
戻りたくないとも思います。スレに迷惑だけはもう掛けたくありませんので。
その上でこちらで続けさせていただくか、あるいはやめるかをしばらく考えたいと
思います。
>>547 >>548 本物か騙りかは知らんが、頼むからそういうことを書き込まないでくれ(特に548)
そういう『自分はかわいそうなやつなんだから同情しろ』的な(的に見える)書き込みは、荒らしを煽ってるようにしか見えない。
別に他の職人さんと交流するのも大切なことだと思うし、感想レスに対してレスを返すのもいいことだ。
でも、いちいち煽るような書き込みをするなら書くのを止めろ。
>>543 そうでもないよ。
ただ何も言わないだけで,相手にしてないわけじゃないよ。
感想がなかったら誰も気にしてないってワケじゃないよ。
俺は感想つけなかったけど,サイヤン面白いと思ったよ。
ヤムチャというネタの期限はすでに切れている今、ここの職人さん達は偉いと思う。
既存のネタとかぶらないものを作るのは大変かと思うが頑張って欲しい。
影ながら応援してますんで。
感想レスもめんどくさがらずに書くようにしますね。
本当、頑張ってください!
>>552さんの言葉は励みになります
ありがとうございます
他にも私の物語を待っている人へ(少ないと思いますが)
がんばってこの作品を完結させますね
前回の話
>>504,
>>506-508 途中で区切ってあるのは私が阿呆な事をしたためです
でははじめます、『ヘタレ王 ヤムチャ伝説』
もはや義務化してる言葉
『つまんないと思う人は、スルーしちゃって結構です』
其之四十六
「練習台にもならぬわ!!」
プーアルはそう言い捨てると、ヤムチャとチャパ王の元へ戻る
「師よ
言われたとおりに皆殺しにしてきた」
「よくやった」
笑みを浮かべ、プーアルをほめるヤムチャ
私の個人的見解によると本当はヤムチャよりプーアルのほうが強いのでは・・・?
「さぁて・・・今度は俺がやるかな?」
ヤムチャは首をコキッコキッと鳴らして、残ったハゲサイヤ人『ナッパ』を見る
「みんな!
次は俺がやるけどいいか?」
ヤムチャは存在感のないほかの仲間(悟飯、ピッコロ、クリリン、餃子)に言う
「僕は・・もう少し戦い方を勉強します」
「次は貴様か。面白そうだ」
「がんばってください!ヤムチャさん!!」
・・・とみんな言うが、餃子は露骨にいやな顔をしていた
其之四十七
「今度は僕がやりたい」
ほっぺたが真っ赤な美白野郎はほざく
「餃子・・
分かった、がんばって来い」
ヤムチャは気楽にOKを出す
しかしヤムチャは分からなかった・・
これが新たな悲劇への幕開けだった事を・・・
「ベジータ
今度は俺が行くが、いいか?」
「好きにしろ」
ナッパの発言に同意するベジータ
ナッパはやる気満々だ
何ヶ月も体を動かしてないからだろう
其之四十七
一人ずつ戦うという地球人(プラスナメック星人)の作戦は正しかった
救世主孫悟空が蛇の道を通る時間を稼いでいるからだ
「待ってろよ!!みんな!!!」
悟空は界王拳を使い蛇の道を渡っている
「しょっぱなから本気で行くぜ!!」
ナッパはそう宣言すると、気を高める
ゴゴゴゴゴゴ・・・・・・!!
かたや餃子も
「ならば・・・僕も本気を出していく・・」
餃子はそう宣言すると、帽子を脱ぎ捨てる
ザンッ
・・・帽子がなんか重い音を立てたのは気のせいだろうか?
其之四十八
「ちゃ・・餃子も悟空みたいに重い防具をつけていたのか・・!!」
クリリンは驚愕する
そう・・、餃子は重い帽子をつけて修行していたのだ
脱いだ後の餃子の髪の毛はへにゃっと曲がっていたが・・
「行くよ!!筋肉マッチョハゲ!!」
「黙りやがれ!!一本毛!!」
ガシッ!!
両方ともあいての手を握り、力比べに走る
「ぐぐぐぐ・・!!」
「ぎぎぎぎ・・・・!!!!」
はじめは力比べは互角だったが、少しずつ餃子は押されていく・・
「ぐぐぐぐ・・・」
其之四十九
「ぺっ!!」
餃子はいきなりナッパに向かってつばを吐く
「うわっ!!汚ねっ!!」
ナッパは後ろに引く
その隙を狙った餃子
「喰らえ!
どどん波どどん波どどん波どどん波どどん波!!!!」
ドドドドドドドドドドド!!
容赦ないどどん波の連撃は続く
「ち・・・び・・・〜〜〜〜〜〜っ!!!」
攻撃に耐えながらもナッパは逆上していた
そりゃそうだろう
美白野郎に苦戦しているのだ
其之五十 (わーいわーい!!ついに五十!!)
「ぶっ殺してやる!!」
どどん波に耐えながら餃子に向かって突進していく
肉弾戦に持っていこうというのだ
それに気づいた餃子もあえてどどん波をやめてナッパと肉弾戦を始める
ガガガガガガガガッ!!!
一進一退の攻防だ
ナッパはパワーで勝っていたが、餃子はそれをスピードでカバーしている
だが・・・
バキッ!!
ナッパのパンチが餃子の顔面を捉えた
其之五十一
「ナッパ様をなめるなよ!!」
餃子の顔面を捉えた
その事実はナッパを冷静に戻していた
餃子は鼻血をたらしていた・・
「おのれ・・・・!!
よくも僕のビューティフルフェイスを・・・!!」
今度は餃子が逆上している
「許さんぞきさまぁぁぁぁぁ!!!
木っ端微塵にしてやる!!」
餃子は間合いをあける
そして
「喰らえ・・
僕の気をすべて込めたどどん波だ・・!!!」
其之五十二
「どどん波ーーーーーーーーっ!!!!!」
餃子の指から超特大のどどん波が飛び出る!!
「ふっ、くだらん技だ」
ナッパはよけようともせず、受けようとする
しかしベジータは叫ぶ
「よけろ!!ナッパ!!!」
「え!?」
ベジータの言葉に促されてどどん波をよける
よけられたどどん波はそのままピッコロに向かっていた
「あ!?」
ピッコロはよけようとするが、よけきれなかった
「ぐああああああああああああああ!!!!!!」
ちゅどーーーーむ!!!
ピッコロは跡形もなく吹き飛んでいた
其之五十三
ピッコロ 職業 魔族
戦闘力 1220
しかし戦闘もせずに塵と化す
「うわあああああ!!!」
悟飯は号泣する
師とも呼べる男、ピッコロが死んだのだ
ベジータはスカウターでその戦闘力を測定する
「戦闘力2800!!
こいつら・・やはり戦闘力を自在に操りやがる!!」
・・と、ここでベジータは好奇心からか他の奴の戦闘力もはかってみることにした
「ハゲヤローが981、似たような胴着を着たロンゲの奴が2200
こ・・黒人アフロが6200!?あの猫が8390・・・!?
どうなってやがるんだ・・!こ・・この星は・・!!」
いや・・作者たる私にも分からん
其之五十四
「魔閃光ーーーっ!!」
悟飯は強力なエネルギー弾を放つ
・・・ナッパではなく、ピッコロを殺した張本人の餃子に
「へ・・?」
餃子は何が起こったのかわからなかった
そしてよける間もなく
どおおおおおお・・・・・・ん!!!
「ぶぎゃんっ!!」
本来ならこの程度の攻撃を受けても平気な餃子だが
どどん波ですべての気を使い果たしていたせいか、他界してしまった
餃子 職業 美白
戦闘力 4000 どどん波時8300
魔閃光によりて死す・・・・
書き込みしてから分かったけど
ここまで多く書いてたのか・・・
何の考えもなしに適当に書いてるもんだからすぐに書けるから・・
スルーしたい人へ
こんなに多く投下しちゃってすいませんでした
>>547-549 「かかって来い」とか勇ましい事いいながら(他人から見たら馬鹿丸出しだがw)
しばらくしたら信じられないほどヘタレまくるサイヤン作者の情けなさにワラタ
いじめられっこが不良に絡まれたら、下手な抵抗などせずさっさと土下座して
財布を差し出せって事だな。さすがはサイヤン作者、素晴らしいw
>>564 >何の考えもなしに適当に書いてるもんだからすぐに書けるから・・
本当にこんな奴ばっかりだな。お前といい青龍刀といい樽漬けといい。
サイヤン作者は多少は考えてるみたいだが、パクリ疑惑は付いてまわるし
作者レスが感情的な荒らしへの反射レスばかりだしな。
>>553 すげぇ。
>>552を自分への言葉として受け止めちゃってるよ。
職人でもないのに。
>他にも私の物語を待っている人へ(少ないと思いますが)
読んでる人がいると思ってるところがまたすごい。
まぁせいぜいがんばってくれ。
>>568 すいません
>>552は物語書いてる人全員へのメッセージだと思ってたんで
あと読んでいる人がいると言ったのは
感想つけてくれている人がいるからですね
無駄なレスすいませんでした
>チャパプット
素でそう思ってるのか釣りなのかわからないが
スルーしちゃっていいですとかいちいち言わなくてもいいよ。
読んでない人は普通に読んでないだろうし。それは他の作者も一緒。
餃子職業美白かよ。死んだのは残念。
話とは関係ないが、ちゅどーむに少し笑った。
>>569 荒らしにいちいちレスするな
取り違えてたとか云々よりこっちの方が問題
チャパプットはじめ、職人さん達はもっとでかい気分でいたほうがいいと思われ。
色々あるが、いちいち気にしてたらキリがないよ。
573 :
トグサ:04/09/18 20:15 ID:ULqw9eUU
チャカチャンチャンチャ〜ン♪
何が楽しいのか分からないが、漫才が始まる。
『どうも〜』
『お前ら死ね!』
『出ていきなりなんや!! お前が死ね!!』
ポルトガルで今一番勢いのある若手漫才コンビ『B組』。常に社会にケンカを売るその
スタイルを支持する人は多い。
そもそも、ポルトガルに漫才が伝わったのは1938年。大阪の大御所漫才師であった
『片栗オミルコミル』の片玉オミルがポルトガルはリスボンに偶然漂着したことから始まる。
オミルの日本語は勿論理解されなかったが、関西弁のイントネーションの面白みと、関
西人特有のパワーは、言葉の壁を越え、ポルトガル人の魂を揺さぶった。それ以降、オミ
ルの喋りを形から真似ることから始まり、研鑽を重ねる中、徐々に彼ら独特の『マンザイ』
は完成していくのである。
『まーしかしね、忙しい』
『ありがたいことやないの。これも応援してくれる皆様のおかげです』
『オレは応援してなんてゆうてないけど』
『いや、自分こういう場ではとりあえずゆうとけや!』
『こう忙しいとパソコンやる時間もないねえ』
『なんか煩わしいしな』
『SS書く時間なんてないわ。勉強もせなあかんねん』
『SSってなんやねん』
574 :
トグサ:04/09/18 20:16 ID:ULqw9eUU
『エ……』
『いや、なんやねんて?』
『待って、今考える』
『今考えるんかい! ネタ出しん時にいうとけや!!』
『……セクシー・センテンス?』
『エロ文かい! お前は官能小説でも書いとんのか』
『……セレブリティ・ショッピング』
『一生無理やな』
『まあ、嘘なんですけど』
『分かっとるわ』
『なんか、ダレてきましたね。今日はダメや。見に来たお客さんは運が悪かったね』
『それでええんかい! ところで、自分何勉強してん?』
『四十八手』
『どうでもええわ。ありがとうございました』
『お前ら死ね!』
『だから、それやめろっちゅうねん!』
『ああ!? 命令すんなダボが!! なんならここでやったるぞこのインポ野郎が!』
『やめろや! テレビで流れとるんやぞ!』
『関係あるか! オレがやるっつったらやるんじゃオイこいや!』
『知らんぞ! 全部ぶっ壊したるからな!! 知らんぞ!!』
〜〜CM〜〜
575 :
トグサ:04/09/18 20:18 ID:ULqw9eUU
「相変わらず、マジギレ部分だけは面白いなこいつら」
トグサは、激痛に苛まれながらもこのマンザイだけは楽しみにしていたようだ。客観的に見て
糞な内容だが、後半のマジギレ部分だけが見所らしい。前半から中盤にかけてどんどんグダグダ
になっていくところが好きだという人も……3人くらいはいる。
『おい、いい加減外に出ようぜ』
ロボは闘う為だけに現世に現れた。自分の強さを自分で確信したいがために。それだけのために。
しかし、ほんのただそれだけのことを為さねば彼のトラウマは消えないのだ。
主人公の最初のライバルなのに、酷い扱い。
必殺技がただのコンビネーション。
勝てない。勝てても味方のフォローのおかげ。
傷を忘れられる。
最終回でセリフなし。
その他数々の屈辱を乗り越えるためには、彼の目的を達成するだけでは駄目だ。それでは彼は一
時的に満ちるのみで、結局また過去の記憶に苦しめられることになる。
乗り越えるには――復讐。
しかし、彼の頭の中にそれはない。誰に復讐すればよいのかさえ、分からないのだから。
闘い続ければ、自ずと見えてくるだろう。そうなるはずだ。それは、彼の生まれた国にあるのだから。
「じゃあ、買い物に行こうか。頭の中の銃弾が死にたいほど痛むけど」
トグサは環境音楽とCM明け後の『しばらくお待ち下さい』の画面が出続けているテレビを消し、ドア
を開けた。んで閉めた。
トグサさん乙
段々とヤムチャの目的などがあかされてきましたね。
これからも頑張ってください
>>536 ヤムチャ〜青龍刀伝説〜
復活おめでとうございます。相変わらずハイスピードな展開ですね。
白い部分が毛の所に行くってリアルで見てたら相当キモそう。
赤いほっぺはどこ行っちゃったんでしょうね?(笑 まだほっぺの場所にあるとか
悟飯の儀式はあと二十一時間。なんか戦いに加われないんじゃないかという心配が。
>>538 すごいの?ヤムチャさん
亀ちゃん強ぇよ! 若い頃より伸び率が高いって何ですかこの爺さんは。
ヤムチャも時折外に出たりしてるからそうなっちゃったんでしょうね。
必要なもの部屋にあるのにねえ。その辺がヤムチャたる所以ですか。
爺さんに対して危機感を持ってきたヤムチャがどうするのか、期待しております。
えー 多忙につき、作品のみの投下でご容赦を。
何はともあれSSも増えてきたみたいで
後でまとめて読むつもりです^^何気に楽しみ
では 投下します
>>224-229 3年間
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第40話 終焉
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「どうしたの?もっと掛かって来なよ♪
遊んであげるからさぁ〜」
こいつはもう人間じゃない。
『彼』の精神は明らかに異常だ。
いっそ、悪魔の姿でもしてくれてれば良かった…
こんなにも、愛らしい笑顔で、
夢と希望に溢れる少年のような顔で、
そんな表情で、狂ったセリフを吐かないでくれ。
「クスクス♪そっちから来ないなら、こっちから行っちゃうよ?」
……きっとこいつも俺と同じなんだ。
世の中に存在を許されていない存在なのだろう。
そう気付いたとき、俺は『彼』の心を見た気がした。
俺は、その攻撃を無防備で受けた。
今までに経験したことの無いほどの激痛が走る。
もし彼が『気』というものを扱えたのなら、
この世界そのものの存続が危ういほどの力があるだろう。
「あはは♪もう降参なの?」
彼は、とても楽しそうに次々と攻撃を加えてくる。
一撃で十分に気絶しうる程、威力のある攻撃。
俺はそれを、ただ受け続ける。
反撃する気は………もう無い。
反撃しても無駄、というワケじゃない。
彼が あまりにも哀れで… 哀しくて…
『彼』が戦うのはラルフに言われたからなのか。
それとも自らに巣食う闇のせいなのか。
――きっと
きっと『彼』は、やりきれない怒りや悲しみを
こういった形でしか発散できないのだろう。
望まず、化け物じみた力を持ってしまった。
こんな『存在』では普通の生活など送れやしない。
『彼』の目は、暗く淀んでいる。
『―何も ―誰も 信じない』と想っていた、あの頃の俺と同じだ。
砂漠に独りで捨てられて、
人間全てを恨んでいたあの頃の俺と……
ランファンにした事は許せない。
だが一方で、コイツラも被害者なのだ、と想う。
もう辞めろ…
どうか気付いてくれ。
「あははははっ。もう諦めちゃったのかなぁ?」
「つまんないの〜!」
俺の意図が判ったのだろうか?
天津飯も、ただ隣で見ているだけだった。
真に憎むべきは、こいつらじゃない…
コイツラを憎んで戦ったところで、新たな闇が微笑むだけだろう。
――人を狂気へと誘う闇―― それこそが憎むべき存在だ。
だが、俺はどうすれば?
「・・・お前も、悲しい存在なんだな……」
「クスクス♪さぁそろそろ殺してあげようか!?」
俺の言葉は届かない。
深い、深い、闇の底にある彼の心には。
重い、重い一撃が俺の身体に付き刺さる。
・・・そして、俺は気を失った。
―― 俺は『彼』の泣き声が聞こえた気がしたんだ
―― だから、俺は………
「もうお前の負けだろ!?」
「うああぁぁ!!」
『彼』はイライラした様子で、俺を殴り続けていた(ようだ)
その攻撃は、深い『哀しみ』に包まれていた気がする…
―― だから、頼む!! 殺さないでやってくれないか?
―― ふん、相変わらず甘いヤツだ…
―― …まぁ、気を失いながらも、立ち上がり続けた
そのプライドだけは認めてやろう…
幾度となく繰り返される攻撃。
確実に死への階段を一歩ずつ上り続ける俺の身体…
だが、俺は死ななかった。
俺には『彼』を倒すことは出来なかった。
だが……
『純粋なる力の差』
それをもってすれば、これほどの強敵であろうとも、
勝つことが出来るんだろう。
『この男』は、それだけの力を持っているのだから。
―― 元々は貴様の事件だ。後は勝手にするんだな!
―― すまない、……感謝するぜ
そうだな。
こいつは、誰よりも強くあるために、
誰よりも努力し続けてきた男だ。
俺が『絶対に敵わない』と想った相手でも、
この男からすれば、物足りない相手だったのかもしれない…
その証拠に、恐らくは全力ではない状態で、
そう労せずして、『彼』の身体から自由を奪ってしまっていた。
力では解決できない闇もある。
だが、闇なる力は意味を為さない事以上に、
力無き光は、意味の無いものなのかもしれない。
例えば俺が、ここで力尽きていたとしても、
『彼ら』の闇を晴らす事など出来なかったように…
力無き者の宿命を誰よりも知っているこの男は、
力有る者の闇へと堕ちた無様を誰よりも知っているこの男は、
それでも敢えて、全てを超える『力』を求めてるのだろう。
血がそうさせるのか?真意など理解できない。
俺はこれからもきっと、彼の背中を見続けるだろう。
ある種の尊敬と、畏敬の念を抱きながら…
彼の生き様には、周囲の人間を魅了する『何か』がある。
現に俺もそんな彼の辿り着く場所がどんな場所なのか、
知りたいと想っている。
まぁそれはいい。
まずはこの事件を終わらせよう。
全てを壊した『力』は果てた。
"終焉"という名の物語の最期が俺を待っている。
どんな結末になるのか見届けようじゃないか。
『The Final』
585 :
樽漬け:04/09/19 02:51 ID:0gfNdXRg
今日も行きます。
586 :
樽漬け:04/09/19 02:55 ID:0gfNdXRg
すごいの?ヤムチャさん。
「ハッ!」
目を覚ます、ヤムチャ。寝巻きにしているランニングシャツは汗でグチャグチャだった。
一呼吸して、伸びをした。そしてしばらくボケーッとする。
「夢…か」
「そうか、夢だよな。」
「いくら何でも武天老師があんなに強い訳がない。」
「あーあ、何て夢見てんだよ、俺。」
「腹減ったな、飯にするか。」
「飯っていっても粉しかないんだよな〜。」
「あ〜ぁあ、町の飯が恋しいなぁ。」
「あ、武天老師様、何ですか?」
「え、組手?ハッハッハ、いっちょもんでやりますか!」
グシャアァ…!
…痛ぇ…
…あれ?もしかして、俺、吹っ飛んでる?
…夢、じゃないじゃん…
第四話
〜理由〜
時がたつのは早いもので…精神と時の部屋に入って、もう半年にもなろうとしていた。
その間、ヤムチャと亀仙人は重力を克服し、界王拳をも身に付けていた。
「ほらほら、足元がお留守じゃぞぃ。」
「攻撃を当てたからといって、すぐ油断しおって。」
「繰気弾、とかいって手を動かしてる暇があったら攻撃せんかぃ。足元だけじゃなく、手元までお留守じゃわい。」
587 :
樽漬け:04/09/19 02:58 ID:0gfNdXRg
気が付いたら、ヤムチャは全く勝てなくなっていた。
精神と時の部屋に入った時には亀仙人に負ける日が来るとは思ってもいなかった。
かつての師との力の差に、密かに優越感すら感じていた。
しかし、今は負けている。
今、ヤムチャの視線の先にいるのは、舞空術で自在に空を飛び、その肉体は地球人のソレを遥かに上回り、さらに経験に裏打ちされた最高の技術を持つ、まさに武術の神、と呼ぶにふさわしい老人だった。
時の部屋に入った最初の日。ヤムチャは老人を侮った。
この程度で、何が武術の神か、と。
そして己に慢心していた。
しかし、それも途中までの話。
一ヶ月が過ぎる頃から、死ぬ気で修行に励むようになっていた。
老人に負けないために。
己の誇りのために。
「ヤムチャよ。」
「そのままでは永遠に追い付けんぞ。」
「ワシに、じゃない。いや、今ではワシにすら追い付けんか。」
「悟空は何故強いと思う?」
「お主が何故強くなりたいか、少し考えてみろ。」
「それが何であれ、今よりはきっと強くなれる筈じゃ、お主ならな。」
…強くなる、理由…
ヤムチャの戦闘力
5100
界王拳…2倍まで使用可能
亀仙人の戦闘力
5600
界王拳…ギリギリ3倍まで使用可能
588 :
樽漬け:04/09/19 03:03 ID:0gfNdXRg
すみません、感想は時間的に無理っぽいです。
>>464 >>466 第6ページ「疑惑」
カプセルコーポレーションのマークが付いた白衣を纏い、
黙々と研究室に篭り、電子顕微鏡を眺め、何かをしている中年の女性、ブルマ。
彼女には悟空の死に、疑惑を抱いていた。
というよりも、抱かざるを得なかった。
病気、という物は本来ならば長期間罹っていなければ、症状は現れない。
当然悟空の死因である心臓病も無論、最低でも5年は罹らなければ発症する筈が無い。
その為、毎年悟空は某十字病院へ定期的に検査を受けていた訳であるが、
その病院の検査は、何れも『発病していない』という結果であった。
ブルマはそれが何かの偶然では無い、と悟ったのだ。
そして電子顕微鏡には、原因となった心臓病と、
以前罹った心臓病の二つの拡大図が映っている訳だが、同じものである事に間違いは無かった。
「博士、入りますよ」
同じく白衣を纏った女性が、ドアを開け、ブルマの元へ歩み寄ってくる。
女性の右手には山程の書類が、左手には何かのサンプルがあった。
「あの心臓病のデータね。待ち焦がれたわ」
ブルマは振り返り、書類とサンプルを受け取る。
そして、ブルマが書類に目を通している時、衝撃的な文がブルマの眼に映った。
「この病気は一度罹れば二度目は罹る事は無い、ですってぇ!?」
「はい、一度この病気を乗り切ってしまえば、
二度目には抵抗力が働き、『絶対に』罹りはしません」
女性はその文章に指を指しながら、静かに言った。
―――もう何が何だか分からない―――。
ブルマはちょっぴり、期待していた。
心臓病のデータに、何か重大なヒントが隠れているかもしれない、と。
それなのに、データによると、二度目は罹らない、なんて。
神龍に頼んだって、そんな事は不可能だ。
孫君は神様――デンデ――の力を大幅に上回っている。
そういう者の体については、流石の神龍も出来ない筈だもの。
「博士?何かボーっとしてませんか?」
「あ、い、いや。他に何かデータがあれば、またお願いね」
「はい、じゃあ、これで」
去っていくその女性。消えていく可能性。
だけど、まだ0%になった訳ではない。
実際に、それが起こっているのだから。
例え可能性が1%になったって、諦めるものですか。
天才の名に賭けて、探し出してみせる。
その決意を胸に、ブルマは書類をガサガサと漁った。
591 :
YN:04/09/19 11:42 ID:EYXzg3lU
どうも、YamuNoteの作者です。
題名から名前取ってるとか、そんなの気にしない気にしない。
微妙に死神のデスノートと効力が違う、等は禁句ですよ。
何せ死鬼のデスノートなんですから。
取り敢えず感想でも送りたいとこですが、時間が無いのでまた次回。
それでは。
時間が無いだのなんだのと・・・
樽もヤムノートも他作品読んでないなら読んでないと言え。
>>三年間
いつもながら詩のような文章で読みやすいです。
この人造人間との戦いがちょっとダレ気味かな〜とも思いましたが、
いよいよ戦いも終焉ですね。エンディングに向けてラストスパート頑張って下さい。
>>Yamunote
面白いけど、もう少しボリュームがほしいです。
どうでもいいが、50歳をこえているヤムチャ、寿命の半分を取られても大丈夫なの!?
>>592 同意。
いくらこのスレは住民が少ないとはいえ
職人がいちいち他へ感想をあげる義理はない。
樽漬けやチャパプットや青龍刀作者を
職人といえるかどうかはまた別問題だが。
あっちのスレなら作品うぷすら許されない
レベルだな。本当に。
>>578 3年間
ついに物語が終結へと進んでいきますね。
ランファンが、と言うよりヤムチャは幸せを掴めるのでしょうか。
昔の状態が酷かった分、大団円となって欲しいものです。
でもとりあえずはお疲れ様ヤムチャ、でしょう。本当に。
>>585 すごいの?ヤムチャさん
亀ちゃん、つおいだけじゃなく格好いいですね。年の功。あと師匠。
既に追い抜かれてしまいましたがヤムチャもまだ伸びるはず。
戦闘力的に見れば十分戦力になれる数値ですね。まだヘタレるには早いぞ、ヤムチャ。
修行シーンは得てしてダレ気味ですがヤムチャの奮闘を期待してますよ
このスレには出来るだけ長く続いてほしいな。
ここが消えたら、荒らしや低質職人があっちへ流れる気がするから。
ここ最近は作品のうぷが連続してていい感じだと思う。
色々ありますが、職人さん達気にせず自分のやりたいようにSSを投下してください。
〜第一幕〜 「萌心・ムラムラ抜筆斎」
もえる「萌えオタ抜筆斎!!」
もえる「とうとう見つけたわ」
「2ヶ月にもおよぶ夏コミの準備も今夜でお終いよ 覚悟なさい!」
萌心「おろ」
もえる「とぼけるな!こんな夜中に廃入稿令を無視して原稿を持ち歩くなんて他にない!!」
萌心「とっ」
もえる「!!」
もえる「くっ!」
萌心「お」(ゴキッ)
もえる「・・・あっけない・・・これがあの萌えヲタ抜筆斎?」
萌心「萌人」
萌心「拙者は萌人
あてのない旅の萌侍でござるよ
今さっきこの町に着いたばかりなのに 夏コミの準備と言われてもなんのことやら―――― 」
モエル「 〜〜〜〜〜〜
じゃ・・・じゃあ 腰の原稿はどう説明する気?
萌侍だからって帯原稿は許されないわよ!(びしっ」
し ゃ ん ・ ・ ・ ・ ・ ・
モエル「 ・・・何これ・・・先なしペン・・・?」
萌心「このペンですんなり原稿をあげれるでござるか」
モエル「 ・・・・・・できないわね・・・
第一 このペン噛んだ後どころか
インクの匂いも指紋の曇りも全くない
一度も使ってない新品同様だわ
あなた本当にただの・・・」
萌心「そ♥ 萌人」
カオル「でも何でわざわざこんな使えないペンを」
ピイイイイイイイイ〜〜〜〜〜〜
「!」
モエル「警察の呼笛!今度こそ・・・!!(ぽい」
萌心「おろ;;;」
萌心 「 ――――・・・どうやら
拙者の知らない所で祭りが生じてる様でござるな」
「 ぎ ゃ あ あ あ っ 」 ザシュゥゥゥゥゥゥッッッッッッ
ド ォ オ オ オ オ ン
抜筆斎「萎え!!」
抜筆斎「萎え萎え萎え萎え!!」
「うぬら 萌えなさ過ぎるわぁ!!」
警察「う・・・上手すぎる この絵の上手さはまさに・・・」
「話に聞くあの抜筆斎!!」
ばっ
もえる「そこまでよ 抜筆斎!!」
ガ キ ャ ス ザ ザ ザ ザ ザ ザ
もえる「!!」
「く」
何事もなかったように↓
ド ッ
モエル「!!」
萌心「ったく 無茶する御仁でござる」
モエル「萌――」
萌心「 お 」 ゴ キ ン
萌心「股 関 勃 起 上 げ ( ヒ ゚ ク ヒ ゚ ク ヒ ゚ ク 」
モエル「どーしてあなたはもう―――!」
抜筆斎「――――ふん 我 は 抜 筆 斎 ! 」
警察官( ビクッ )
抜筆斎「"紙屋活萌流"ムラムラ抜筆斎!!人呼んで「萌えヲタ抜筆斎」!!!」
モエル「待て!(バッ」
萌心「待った(ぐい」
モエル「?!?!?(ゴ キ ッ 」
萌心「ネタ被りでの入稿は命取りでござるよ 相手はサークル名を名のってるのだからあせらずとも---」
もえる「紙屋活萌流はウチのサークルよ!!」
「ヤツは紙屋活萌流の名を騙って盗作を繰り返しているのよ!!」
「ひっ捕らえて---」 ダッ
萌心「だから深追いはダメだってば」
萌心「どのみち今からでは(印刷所が閉まってて)入稿できないって」
「とにかく警察のやかましい詮議の前にここは失せるでござるよ」
>>598-604 乙。
少なくとも、樽漬けの駄作より数倍面白い。
これってどこかのコピペか?
漫画総合のバキスレでやってくれ。ここはドラゴンボールネタのみだ。
・・と荒らしに言っても無駄なんだろうな。
607 :
樽漬け:04/09/19 23:57 ID:0gfNdXRg
どうも。今回はやることも一段落ついて時間もあるので感想までいきます。
それにしても相も変わらずメタクソ言われてますね、自分。まぁ天然荒らしとまで言われましたから、今更って感じですが。投げ出すのもアレですし、まだ、続けます。引き続き、やめろ、糞野郎という意見は受け付けておりますので、ご一報を。
608 :
樽漬け:04/09/19 23:57 ID:0gfNdXRg
すごいの?ヤムチャさん。
第五話
〜堕落〜
〇月∇日(晴れ)
今日から精神と時の部屋で修行だ。だが、ジジイと二人じゃどうにも盛り上がらない。
ジジイといえば、あの武天老師の野郎、俺の力をひがんでやがるのか、いきなり攻撃してきやがった。もちろん、後でボコボコにしてやったが。
武天老師の、脅えた顔が、妙に笑えた。
〇月∇日(晴れ)
よく考えたら、この部屋ではしばらくずっと〇月∇日のままだ。何か嫌だ。しかも重力が強すぎてシャーペンが壊れる。まあ、すぐに武天老師を連れて外にいって、お義父さんのところから頑丈なヤツをとってきたが。
ついでに特殊な条件下でも使えるゲーム機とか保存食のテストとかも頼まれた。これでしばらく修行に専念できる。
武天老師の、俺のパンチで腫れた顔が、妙に笑えた。
〇月∇日(晴れ)
こっちに来て、もうかなりになる。ようやく、お義父さんにもらったゲームを全クリした。
ラスボスの足払い攻撃に苦戦したが、所詮俺の敵ではなかったな。
こんなことをしてる間に、武天老師がかなり強くなっていてビックリした。
武天老師の、真面目に頑張る姿が、妙にムカついた。
609 :
樽漬け:04/09/20 00:01 ID:v/bMh9MA
〇月∇日(晴れ)
ヤバい。このままだと武天老師に追い付かれそうだ。生意気にもあのジジイ、俺より先に界王拳を身に付けやがった。
まぁ、実力ではまだまだ俺のが上だ。所詮武天老師よ。
武天老師の、界王拳で光る頭が、妙に笑えた。
〇月∇日(晴れ)
マズい。かなりマズい。
武天老師が強くなってる。
ヤバい、真面目に修行しないと追い付かれるかも。悟空とかピッコロとかならまだしも、こんなジジイに抜かれたとあっちゃあ荒野のハイエナの名が廃る。
明日から真面目にやろう。
武天老師の、舞空術で空を飛ぶ姿が、妙にムカついた。
〇月∇日(晴れ)
ヤバい。今度こそマジでヤバい。ここに入ってから、初めて組手で負けた。
大袈裟に喜びやがって。死ね、クソジジイが。
どうせ俺が気を抜いてたに決まってる。
武天老師の、得意気な顔が、妙にムカついた。
610 :
樽漬け:04/09/20 00:03 ID:v/bMh9MA
〇月∇日(晴れ)
もう駄目だ。あのジジイ、無茶苦茶強い。畜生、同じ修行してるのに何で勝てない。
しかも、最近偉そうに説教までしてくるようになった。
滅茶苦茶ウザい。
武天老師の、諭すような態度が、妙にムカついた。
〇月∇日(晴れ)
ここんとこ、毎日武天老師の説教が続いた。強くなる理由?そんなん知るか。
しかもあのジジイ、おとなしく聞いてやっていたってのに、何故かいきなり怒りだしやがった。なんなんだ?あのジジイ。
武天老師の、呆れたような顔が、妙にムカついた。
ヤムチャの戦闘力
5250
界王拳…2倍まで使用可能
亀仙人の戦闘力
5800
界王拳…ギリギリ3倍まで使用可能
611 :
樽漬け:04/09/20 00:06 ID:v/bMh9MA
感想デェス。
>ヘタレ王…力が、力関係が…!もう悟空無しで殺っちまえ!!って感じです。でもタイトルがコレですからね。ヤムチャのヘタレっぷりを期待します。
>トグサ…カ、カンニ〇グ…!?ポルトガルに!?トグサさん、スゴく頭、痛そうです。それにしてもロボの復讐は一体どこに向かうのか、すごく楽しみです。まさかトリ〇マとかではないでしょうが。
>三年間…ヤムチャの過去と『彼』。表現に感服です。『あの男』の強さ。そして、ヤムチャはどのような行動で闇に立ち向かうのか。どのような結末になるのか、楽しみです。個人的には大団円を向かえてほしいです。
>ヤムノート…そういえば、天才でしたね、あの人。ヤムチャで勝てるのでしょうか?でも、ブルマもどこか抜けてる人ですからね。ヤムチャは何か目的があるのか、気になります。
>るろうに(?)…荒らしでないと、仮定して一応…なんか嫌なろまんたんですね(笑)ほぼ原作通りすすんでアホってるのが良いです。でもここはヤムスレです。できれば他で…後、IDが何かいい感じの取れてましたね。
612 :
樽漬け:04/09/20 00:16 ID:v/bMh9MA
日をまたいでIDが変わってますね。全部自分です、一応…
トリップつければ?
>※ヤムチャ以外の小説・ネタも大歓迎!おまえらも妄想爆発させようぜ?
とあることですし、るろうに萌剣も問題は無いんじゃないでしょうか?
まあそれはともかくとして……
ここで作品を上げさせていただきますね。
タイトルは『ヤム拳』です。
第一話『ヤムチャ現る』
「ま、町だ……」
やっとのことで町にたどり着いたヤムチャは、ほうっと身体の力を抜いた。
後ろを振り向けば、見渡す限りの荒野が広がっているだろう。
その永遠と続いてるかのような荒野を、三日かけて歩き続けてきたのだ。もう体力はほとんど残っていない。
喉が熱い。水は二日目にして飲みきってしまっていた。食料は一日目で底を付いた。
もう丸一日は飲まず食わずで強行軍を続けてきたのだ。飢えを感じるのも当然ではある。
そもそも、どうしてこんなことになったのだろうか?
三日前の朝、ヤムチャは自分のアジトでラーメンを食べていた。
そこへ、プーアルが飛び込んできた。獲物を捕らえたという知らせを持って。
ヤムチャはすぐに立ち上がると、いつものように青龍刀を抱えてジェットモモンガに飛び乗った。
盗賊として生計を立てていたヤムチャではあったが、近頃はその悪行が有名になってしまったせいか
ヤムチャの縄張りであるこの荒野を通ろうとする者は少ない。
お陰で、最近はこれっぽっちも稼ぎを上げることが出来ないでいた。
だからこそ、この獲物を逃がすことは出来なかった。何よりプーアルの報告ではガキと女と言うことになっている。
簡単な仕事だ。軽く考え、ジェットモモンガのエンジンを吹かした。
ジェットモモンガの加速力は高い。身体に大量のGが掛かるのを感じながら、ヤムチャはアクセルを更に強く踏み込んだ。
直後、衝撃が走る。早すぎる加速についていけなかったタイヤがスリップし、そのまま岩に突っ込んだのだ。
ジェットモモンガから振り下ろされた身体は勢いよく飛んで、そのままヤムチャの意識も一緒に飛んでいた。
気付いた時には、プーアルとジェットモモンガは消え、周りには見たことも無いような荒野が広がっていた。
「……しかし、本当に誰もいないな」
まるでゴーストタウンの様な人気の無い町の大通りをヤムチャは歩いていた。
まだ太陽は頭の真上にある。昼間だというのに、通りを歩いている者は誰もいなかった。
恐らくは露店でも開かれていたのだろう。テントのような物はあちこちに張ってあるが、人の気配は無い。
もちろん、商品も無い。結局のところ、食べるものも飲むものも無いということだ。
仕方なく、手近な家のドアを叩く。少しして、中から顔も出さずに声だけで返事があった。
「……誰じゃ?」
「オレはヤムチャ、旅のものなんですが、食料や水が底を付いてしまって……少し分けては貰えないでしょうか?」
聞こえてくる声が老人のものだったことに少しホッとしながら、ヤムチャは礼儀よく頼んだ。
もしも女性の声であったのなら、ヤムチャは今頃気絶でもしていたであろう。
「すまんが、分けてやれるほどの物は残ってはおらんよ……ケンシロウと言う男に奪われてしもうたからな」
思ってもいなかった拒絶の声ではあったが、驚きはしなかった。
いきなり押しかけてきた見も知らぬただの旅人に、何かを恵んでやることの方が稀だろう。
だがそんなことよりも気になったのは『ケンシロウ』と言う名前のほうだった。
ケンシロウ……聞いたことは無いが、どうやらこの老人は『ケンシロウ』とやらを恐れているらしい。
『奪われた』と言う言葉から考えるに、恐らくケンシロウはこの町の権力者か、もしくは盗賊かのどちらかであろう。
領主だとすれば人民に嫌われる悪の領主と言うことになるし、盗賊だったのならばそれ自体が既に悪だ。
……尤も、荒野のハイエナであるヤムチャが盗賊を悪だのどうのと言うことなど出来ないだろうが。
ケンシロウが悪人だというのなら話は早い。
「爺さん、オレがそのケンシロウとやらを倒してやる……倒しますよ」
その言葉に、恐らく老人はドアの向こうで驚いたのだろう。息を呑む気配が伝わってくる気がした。
「や、やめなされ! お主が誰かは知らんが、確実に殺されますぞ!」
老人が怒りを含んだ口調で叫ぶ、が、ヤムチャは気にも留めない。
むしろ、意に反する言葉が出てきたことをいぶかしんですらいた。
「けど、オレがそのケンシロウとやらを倒せば、オレは食料や水にありつけるし、あんたらにも平和が戻ってくる。いいことづくめじゃないですか」
「……とにかく、駄目じゃ! 考え直しなされ!」
言い争いは続く。どうしてこの老人がヤムチャを押し留めようとするのか、それがヤムチャにはわからない。
だがどうしても、ヤムチャはこの老人からケンシロウの居場所を聞き出さなければならなかった。
他の住民に聞くことも考えたが、もしも女性のいる家をうっかり選んでしまったら目も当てられないことになる。
ドア越しに声を聞くだけでも、今のヤムチャであれば気絶くらいはしてしまうだろう。そのまま飢えとかで死ぬかもしれない。
そんな死に方は、いくらなんでも嫌だ。
……と、その時、遠くのほうから車のエンジン音が鳴り響いてきた。
「け、ケンシロウじゃー! 悪魔が来たのじゃー!」
突然だけ叫びだすと共に、老人が奥のほうへ引っ込んでいく音が聞こえる。
どうやらヤムチャを引きとめようという気はあっても、家の中へ匿おうという気持ちは無いらしい。薄情なことだ。
もっとも、今のヤムチャが家の中に隠れるとは思えはしないが。
「だがま、向こうから来たってんなら、それはそれで好都合か……」
呟きながら、ヤムチャは車が来るのを待った。青龍刀は放浪途中で捨ててしまった。武器になりそうなものは何も無い。
それでも、自分には盗賊として生き抜いてきたこの拳がある。そこらの拳法家になら勝てるくらいの自信もある。
少しして、何台かのバギーがヤムチャの視界に入った。
「おい、こんな所に見慣れないヤツがいるぜ!」
一番先頭のバギーに乗っていたモヒカンの男が車を停め、ヤムチャの方へと歩み寄る。
ヤムチャは逃げようともせずにモヒカンを待った。目の前にまで来たモヒカンは、ヤムチャを品定めするように見回した後、後ろにいる男達に合図した。
と、男達の中でも一番巨体の男が――これは、モヒカンではない――波を掻き分けるようにして前に出てくる。
「おい、お前、オレの名を言ってみろ!」
ゴツイ兜――と言うよりも、鉄仮面と言った方が正しいが――をかぶったその男は、閉口一番、こう言い放った。
「……」
ヤムチャは言葉を失った。それはそうだ、突然こんな質問をされてなんと返せばいいんだろうか?
だが男は質問をやめようとはしない。それどころか己の服をはだき、胸をあらわにした。
筋肉隆々とした鍛え抜かれた身体。だがそんなことよりもヤムチャの目をひいたのは、北斗七星の形に並んだ七つの傷跡だった。
「この七つの傷を見てもわかんねぇのかー?」
モヒカンの野次が飛ぶ。だが、そう言われても七つの傷なんてヤムチャは知らない。だから答えられるはずがない。
そのことに気付いたのか、それとも単にいつまで待っても答えないヤムチャに業を煮やしただけなのか。
「オレ様は、ケンシロウ様だー!」
それはわからないが、傷を持った男は自分の名前を叫んだ。
「……ケンシロウ? そうか、お前がケンシロウか」
言って、睨む。そのまま、相手が反応すらしないうちに速攻で拳を放った。
放たれた拳はしかし、ケンシロウに当たることは無かった。虚しく空を切る感覚を感じながら、ヤムチャは少し驚く。
――こいつ、出切る
「てめぇ! いきなり何しやがる!」
ケンシロウが叫ぶ。気付けば、ヤムチャとケンシロウの間合いは先ほどよりもかなり開いていた。
……あの一瞬、ヤムチャが拳を打ち出した瞬間にそこまで跳び退いたというのだ。この男は。
腹が減っていてスピードは落ちているとはいえ、それでもヤムチャはスピードにだけは自信があった。
(なら、油断できる相手じゃないってことか……)
ヤムチャは目測で間合いを計り、それが一手で飛び込める程度の距離だということを確認する。
「お前、一体なんだってオレを攻撃する?」
ケンシロウは腕を組んで、それこそ余裕の表情でヤムチャに問いかけた。
「……お前に恨みは無いが、お前を倒せば少なくとも水や食料にはありつけそうなんでな、ここで倒させてもらう」
「賞金稼ぎか、そっち系の奴か?」
「賞金稼ぎ? 違うな……オレは荒野のハイエナ、盗賊のヤムチャ様だ!」
言うが早いか、ヤムチャの左足が大地を蹴った。まるで爆発でも起きたかのような轟音と共に、ヤムチャの身体が跳ぶ。
弾丸のように撃ち出された身体は、まるで狼のように鋭く、ケンシロウへと突き進む。
「食らいやがれ! 狼牙風風拳!」
叫びと共に放たれた高速の突きが、マシンガンの様な速度と量を持ってケンシロウへと突き刺さる。
そのまま、ケンシロウの腹をえぐり、鉄火面を砕き、顔面を殴りつける……
……筈だった。
むしろ、これまでの敵なら、間違いなくそうなっていた。ヤムチャ最強の技……
……だが、
「何だと!?」
ヤムチャは驚愕した。ケンシロウには拳の一撃すらも届いてはいない。
一秒間に五発は打っている、その拳を、まるで遊びだとでも言わんばかりに受け流している。
――それも、ただの片手で――
「く、くっそォ!」
一旦攻撃の手を休め、少し間合いを取るために後ろに跳躍する。
……そう見せかけて、回し蹴りを放つ。楕円を描いて突き進むそれは、完全にケンシロウの頭を捉えていた。
だが、ダメージを受けたのはヤムチャの方だった。
いつの間にか打ち出されていたケンシロウの拳に弾き飛ばされ、また間合いが開く。
「児戯だな。攻撃ってのは、こうやるんだよ!」
ケンシロウの腕が、シュッと、空気を裂いた。
はじめ、何をしているのかヤムチャにはわからなかった。怪訝そうな顔で、ケンシロウを見据える。
次の瞬間、ヤムチャの左腕から鮮血が舞った。ボトリと鈍い音を立てて、ヤムチャの左腕がそれこそスッパリと切れて落ちる。
「ぐあああああッ!」
あまりの痛みに耐え切れず、叫びを上げる。が、それもすぐに途絶えた。
ドサリと倒れ落ち、気絶する。意識が闇に落ちるのを感じながら、ヤムチャの視界はだんだんと消え去っていった……
「ケンシロウ様! こいつを殺さずに行くんですか!?」
「……こいつは、どこも弟とは似ていない。むしろオレと……いや、何でもない。行くぞ!」
最後にそんな言葉が聞こえた気もしたが……ヤムチャの意識は、ここで完全に闇へと落ちた。
続く
サイヤンさんもお帰りなさい^^ です。
ゴクウのイヤミな感じとか、新鮮ですねー
確かに純粋な分、身近にいたら、いやなやつかも・・・
マーリンの過去のことや、惑星での事件など、
まだまだ色々とありそうですね。
楽しみに待ってます♪
YNさん
何かダークな感じ漂う雰囲気で好きですわ〜
自分を超える力を殺すために、自分の寿命を平気で差し出すヤムチャ・・・
なかなか怖そうで楽しみです★
樽漬けさん
日記の言葉がちょっとオモロイすw
妙に〜シリーズはずっと続くのですか?
これまた珍しい感じの文なんで、がんばってほしいです^^
トグサさん
またまた逝っちゃってる感じですねー
突拍子の無いセリフ廻しや唐突な展開・・・
先が読めないというか、なんというか、、、
もっとトンじゃってるヤムチャが出てくるのを期待してますw
では 自分も作品落とします
>>579-584 3年間
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第41話 『闇』の憂い
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「ああああぁぁぁ!!」
声に為り切れぬまま発声された『叫び』が部屋に響き渡っていた。
狂死曲? 鎮魂歌?
そんな上等なもんじゃない。
在るのはきっと、哀しいまでの生への執着。
『彼』の身体に渦巻く闇が叫んでいるのだ。
あんなにも、哀しくて、儚くて、、、
だからこそ狂ってしまった親子。
―― 俺にはコイツらが他人には思えなかったんだ…
人間の心と無機質な身体を持った
不安定な異質な存在…
その葛藤を餌に棲み付いた闇という名の悪魔。
その悪魔の断末魔の鳴き声があの叫びだったのだろうか。
その『声ならぬ声』が途切れた頃、
俺はようやく意識を取り戻した。
そこには一人の男が立っていた。
そして俺は理解した。
なぜ自分が生きているのか。
なぜ『彼』の攻撃が止まったのか。
――助けに……来てくれたんだな。
ホントに俺は、恵まれた仲間を持ったもんだ。
(性格は捻じ曲がっているが)
今は亡き、滅亡した星の王子にして、
サイヤ人最強の男。
――ふん!勘違いするなよ。誰が貴様なんぞ助けるか!
彼の名はベジータ……
惑星の名を授かるほどの戦いの超エリート。
俺が意識を取り戻した頃、ベジータはすでに『彼』を倒していた。
俺が攻撃を受けてる時から居たらしいが、
無防備な行動に意味があるのだろう、と
彼なりに意図を汲んでくれていたようだ。
それで、俺が意識を失ってから出てきてくれたのだ。
いっそ殺してしまおうと想ったようだが、
自分が結末を付けるのはマズイだろうと想い、
俺が起きるまで待っててくれたのだという。
(コイツ、こんなに気が利かせられるヤツだっけ?)
ふとした疑問…
きっとブルマと一緒に居るせいだろう。
彼女のお陰で、彼の精神にも何らかの変化があったに違いない。
俺は嬉しくもあり、今さらながら、少しだけ寂しい気がした。
ブルマとは、別の道を歩き始めている。
その道はいつしか、遠く見えないほど離れてしまったんだろう。
暫くして『彼』は目を覚ました。
さすがに凄い耐久力だ。
だが、圧倒的な力を目にしたせいか、
どことなく怯えた表情をしていた。
そして その目は、無邪気な少年のようで…
「安心しろ…もうお前には何もしないよ」
「え!?」
決して饒舌とは言えないベジータを横に、
俺は先に口を開いた。
もっとも自分が倒したワケではないので、
微妙にかっこ悪い立場ではあるのだが。
彼はひどく驚いた様子だった。
おそらく、狂気の力ゆえに、こんな場所に閉じ込められ、
出会う人間といえば敵対する者ばかりだったのだろう。
ましてや自分を超える存在などは皆無であったろうから、
この状況を理解できず、ひたすら困惑しているようだ。
「俺は、もう目的を果たせたんだ」
「後は自由に『生きる』んだな」
彼は意味が判らないといった表情できょとんとしていた。
負けた・・という事が判って、それでも殺されない・・・
というのが理解出来ないのだろう。
つくづく哀れな子供だと想う。
それから程なくラルフも目を覚ました。
俺は彼に対しても、もう何もする気はなかった。
彼は息子が敗れたことを知ると、
魂が抜けたようにその場に座り込んでしまった。
気付けば彼からは、狂気の陰が消え、
しがないただの中年の親父の顔になっていた。
まるで、物の怪が憑いていたような、
そして、それがきれいに祓われたかのような…
きっとラルフからも、闇が去ったのだろう。
そんな彼を待っていたのは『本当の』警察の大群だった。
さしたる抵抗もせず、彼はおとなしくパトカーへと乗せられ、
どこかへと連れられていった。
最期に『すまなかった』という言葉を残して……
その謝罪は俺に対してだろうか?
それとも息子に向けられたものだろうか?
ともあれ、あの親子の不幸はきっとまだまだ続くのだろう。
もしかしたらまた狂気に堕ちてしまうかもしれない。
その時は…
俺が彼らの闇を止めれるような力を身につけておかなきゃ……だな。
『世の中に見捨てられた者』
俺も一歩間違えば、ラルフのようになっていたかもしれない。
何だかやりきれない想いが去来する。
長すぎた夜を終え、少し肌寒くなってきた風を浴びながら、
俺たちは、それぞれ帰るべき場所へと戻っていった。
途中、近くの山陰に隠れていたチャオズから彼女を引き取った。
本当にこいつらには感謝してもしきれない。
ふっと雲が月を隠していった。
月灯かりが消え、暗闇と静寂がこの世を支配する。
『闇』なんてものは、こんな瞬間に生まれるのだろうか?
きっと今日も何処かで誰かが、この世を嘆き、憂い、憎み……
そんな彼らの心の奥に闇が棲み付くのだろう。
俺は、まだ目覚めぬ彼女をしっかりと抱きしめながら、
静かな静かな暗闇の空を駆けていった。
『Anxiety of "Darkness"』
茶番はいいです。
面白いのさえ読めれば。
このスレから茶番と荒らし引いたら何もなくなるよ。
職人同士の馴れ合いで、なんとかスレが継続してるだけだし。
俺はスレの荒れっぷりと住民の哀れな必死さを楽しんでる。
作品は読んでない。
>>550 ID:tebXVWyc
ホンモノはトリップ付いてるだろ。
今まで何を見てたんだ?
早漏のくせにレスは遅いんですよ
>>438 投げるのか。想像してワロタ
雹なんかだと広範囲攻撃になるからメリットあるのでは。
絶対零度とか言ってる奴は冷気で熱を奪う方が多いと思う
凍結させて足止めしたり破砕したりするのな。
635 :
菓子職人:04/09/20 15:23 ID:MqEOwg5Q
「おい、キサマ・・・」
「ひょへぅ?!」
ヤムチャは背後から急に声を掛けられてびっくりして飛び上がり、足を滑らせて側頭部を岩にぶつ
け、頭を抑えてごろごろ回っていたら海に落ちてしまった。ヤムチャはすぐに陸上に上がる。すぐ
目の前にはベジータが腕を組んで立っていた。
「おうぇあぁぁぁぁ?!」
再び甲高い奇声を発しながら飛び上がるヤムチャ。とりあえず岩の陰に隠れて様子を見てみる。す
ぐにわかったが地球にいたころと何かが少し違う。地球にいたころは無駄に自信満々だったのに対
し今は表情が少し暗いし、生え際も前より後退している。他といえば気がかなり大幅に増大してい
る事だけだった。
「べ、ベジータ!俺に何のようだ?ナッパとかいうハゲを殺したのは悟空であって俺は全く何もし
ていないぞ!殺るなら悟空だ!頼む!見逃してくれ!俺にできることなら戦い以外何でもするから!」
636 :
菓子職人:04/09/20 15:23 ID:MqEOwg5Q
ヤムチャは頭を地面すれすれまで下げて岩の陰からベジータに頼み込む。もっともベジータからは
岩が邪魔で何も見えないのだが。ヤムチャはほぼ100%ダメだと思っていたが、ベジータの口から発
せられた言葉は全く逆だった。
「いいだろう・・・」
「へ?」
ヤムチャがマヌケ面をして素っ頓狂な声を上げる。
「ただし、そのドラゴンボールは置いていってもらおう・・・星の模様からして二つはもともと俺の
物だしな・・・残りは利子といった所か・・・」
数時間足らずで二倍の利子なんて明らかに違法ですが、とヤムチャは言いかけたがそんな事いったら
殺されるし、そもそも地球の法律なんて宇宙人には関係ないので喉の途中で押しとどめた。
637 :
菓子職人:04/09/20 15:23 ID:MqEOwg5Q
これでヤムチャは悟空の思惑通り再び苦境に立たされた。ドラゴンボールを渡せば天津飯に
罵られまくった挙句悟飯、ピッコロ、悟空によって存在が抹消されるだろう。ほぼ100%の
確立で。渡さなければ渡さないでベジータと戦う事になる。確証は無いがベジータがもし悟
空の戦ってきた一味の仲間だったらもし倒せたとしても悟空と仲良くお尋ね者になるかもし
れない。今感じるベジータの気はせいぜい自分の界王拳五倍と同等程度だが、もしかしたら
何か秘策があるかもしれないし、勝っても前述の通りになる可能性が非常ォ〜に高い。どち
らにせよ死ぬ確立は非常に高い。高すぎる。ベジータから逃げ切れるという選択肢もあるが、
ヤムチャは混乱しているので思いつかない。究極の二者択一。今高確率で死ぬか、後で100%
の可能性で死ぬか、ヤムチャは非常に悩んだ。が、所詮はヤムチャの脳、今死にたくないとい
う思考が打ち勝った。
638 :
菓子職人:04/09/20 15:24 ID:MqEOwg5Q
「どうぞお持ちください・・・」
ヤムチャはドラゴンボール四つを器用に積み重ねてベジータに手渡した。
「ふっ・・・中々頭がいいようだな・・・」
ベジータは見下した顔でそう言うと準備よく持っていた風呂敷でドラゴンボールを包み、毛が
抜けないように生え際を両手で押さえて飛んでいった。ヤムチャは額の冷や汗を手の甲で拭い
息をついた。が、すぐに表情が暗くなる。
「どうしよう・・・悟空達に何されるか・・・」
ヤムチャは地面に手を付いて震えだした。
639 :
菓子職人:04/09/20 15:24 ID:MqEOwg5Q
「もう少し遠くまで行ったら一旦止まるか・・・」
悟飯が敵の気を振り切ったのを確認して言った。
「あ、あの・・・」
「何だ?若造・・・」
悟飯が自分が右手で掴んでいる緑色の生物に男らしく言う。
「いや何か若造って言うのはちょっと・・・それよりもあのその人大丈夫なんですか?」
緑色の生物・・・もといデンデが悟飯が左手で首を掴んで地面に顔面を擦り付けながら悲鳴みたいな
変な音を立てている三つ目のハゲを指差して言う。何処からどうみても大丈夫ではないのはわかって
いるが聞かずにはいられなかったようだ。悟飯がすかさず答える。
「大丈夫なら盾に使える。ダメになれば重量が減る。その程度の存在だそんな奴は・・・」
「ひ、ひでぶ・・・」
天津飯が鼻血を撒き散らしながら呻いた
640 :
菓子職人:04/09/20 15:25 ID:MqEOwg5Q
悟飯は当然の如くシカトしてさらに高度を少し下げた。もちろん天津飯の首を握っている手は緩めな
い。
「そういえば名を聞くのを忘れていたな・・・我が名は悟飯。そこの奴はゴミだ」
悟飯がさらっと酷い事を言う。
「ボクの名前はデンデです・・・あ、前危ないですよ悟飯さん」
デンデが前方ある岩を見て言う。悟飯は軽々とそれを避け・・・ようとして考え直し、左手を前に突
き出す。天津飯が一瞬恐怖の表情を浮かべたが、誰にもその表情を見られずに前方の岩にぶつかって
消された。悟飯がどことなく満足げな表情を浮かべている。
「大丈夫ですか?ゴミさん・・・」
デンデがまるで心配したように天津飯を見ながら言う。『本気でゴミっつー名前だと思ってんのか』
と言ってやりたかったが顔面が痛い上に悟飯が怖いのでやっぱりやめた。
641 :
菓子職人:04/09/20 15:27 ID:MqEOwg5Q
「そのような人間公害に話しかけるとバカと三つ目が移るぞ」
「うわ、そんなことになったら人生お終いですね」
デンデは結構酷いことをさらっというと少し天津飯から距離を置いた。再び地面に擦られている天津
飯はちょっぴり泣いたりする。例によって誰にも見えないが。
「・・・あの、悟飯さんと人生の落伍者さんに案内したい場所があるんですが・・・」
デンデが何か、意を決したかのような表情で悟飯に言った。悟飯はすぐに頷いた。
「どの方角だ・・・」
デンデが現在地から見て左を指差した。悟飯はすぐ左折し、速度を上げた。天津飯が遠心力で岩盤に
叩きつけられたが気にするものは誰もいなかった。
途中付け忘れましたが、本物です。たまにしかこられないとか言っても
さすがにさすがに来るのが少なすぎるとか言う苦情はあんまり受け付け
られません。第一にPCに触れる時間が少ないのでその苦情すら見れる
かわかりませんし・・・まぁ少ない時間でダラダラやっていくのでよろ
しくお願いします
乙。
しかしそういう言い訳はいらんなぁw
「俺はなぜここにいるのだろう?
何をしていたのだろう?
ここはどこだ?」
長髪の髪に整った顔、しかしどこか陰のある雰囲気をもつ青年が
孤島の海岸で天を見上げながらつぶやいた。
彼はしばらく考え込んだがなぜここにいるのかは全く思い出せなかった。
そして考えるのをあきらめ立ち上がり辺りをを散策することにした。
彼は体を回しながら360度、今ここから見える範囲をすべて
見渡した。前方には海が無限に広がり、後方には森になっていた。
(何か禍々しい雰囲気の森だな…。)
彼はまず海岸沿いに歩き出した。森は危険だと直感的に感じたからだ。
しばらくは左手に海、右手に森と最初の地点と全く変わらぬ景色が続き、
他にはなにも見当たらなかったがしばらくするとレンガ造りの建物が見え始めた。
(人がいるかも知れないな、そうすればここがどこであるかもわかるだろう。)
彼はその建物に向かって歩き出した。
ヤム拳うざい。ヤムチャSSですらないし。
3年間終わったら俺はこのスレを見限る。あとクズばっかりだし。
ま、3年間も惰性で読んでいるんだが。いいキリだわ。
最後にワンポイントアドバイス。
惰性だけでスレ続けてても、なんの発展性もないよ。
今まで惰性で、何の発展も無く続いてきたのがヤムスレ。
Part6あたりでも既に「もうやめようぜ」的なことは言われてたし。
あんた1人が消えたところでこれからもだらだらと続くだろう。
バキスレには背中も見えないほど先を走られ、
肉スレにも一時期は大きく差を開けられ、
お題スレにすら劣っていた時期もあるよな。
それ考えると凄いな、ここまで生き恥を晒してまで続くってのも。
案外、最後まで生き残るのはヤムスレかも。ゴキブリみたいに。
確かに、ここが一番盛ってたのは最強への道連載当時で、
あとは下がりっぱなしだな。
1,2で盛り上がって,3で急激に失速。4で危機。
5で移転して6〜9まで安定。10でサロンに移転して第二次危機。
11〜16ではSS数自体は多かったが、荒らしも多かった。16では第三次危機
17〜22、最近までは安定してたがサイヤン騒動で大荒れ。
23〜24、第四次危機。
こんばんわ。ひとつ空けます。
>>532 第125話
ズァゴオォォォッッッ!!!!
途轍もない気が悟空の身体から放たれた。そのオーラはバリヤーにすらなり、
殴りつけたマーリンをも弾き返した。
「ハァッ…ハァッ……ハァッ………」
だがそこまでだった。悟空は20倍どころか界王拳そのものを止め、急速に
気がしぼんでいった。戦いは終わったとばかりに。
「…ハァッ…ハァ……おめぇ…おめぇはやっぱスゲェヤツだ……バカに
したような事言っちまって…悪かったな…ハァ…ハァ…ッ」
しゃべりかけながら、必死で乱れた呼吸を元に戻す。起き上がりながら
マーリンもそれに答える。
「わたしもだ…超サイヤ人でなくとも、お前は超一流の戦士だった…
甘く見た発言は撤回する。さすがだと言わせてもらおうか。ソン・ゴクウ」
少し息を切らせながら、マーリンも悟空にそう言って賛辞を送る。まるで
戦いが終わった後のような、そんな空気すら流れていた。
さぁぁぁぁぁ……
二人の間に風が流れていった。静かな、つかの間の穏やかな時間を押し流す
ように。すっかり息を整えた悟空が、穏やかにマーリンに声を掛ける。
「……ここで終わりにする……ってのは無理なんだよな……?」
「もちろんだ…」
そっか、とだけ悟空はつぶやいた。少女の力はよく理解できた。だがそれ
故にここからの戦いがどうなってしまうのかも悟空には予測できてしまう。
「…わかった……。それがおめぇの望みなら……仕方ねぇ…」
すっ、と悟空が目を閉じる。そして次の瞬間。
「はぁぁぁぁぁっっっッッ……!!!」
ズゥアオオォォォッッッ!!!!
目もくらむような金色のオーラが噴き放たれる。その中心にいる悟空も
金色に染まっていた。サイヤ人の特徴の黒髪も金色に染まり、青く輝く
瞳はどこか神々しさすら感じさせていた。
「………ッッ……!」
以前にもこれを見た事はあったはずだが、あの時は意識も朦朧としており、
はっきりとは覚えていない。ましてやあの時の自分は未熟で、スカウター
無しでは相手の力すら測れなかった。だが今、眼前の男から感じられる力は、
文字通り桁が違う。マーリンの持つスカウターであっても、測ろうものなら
瞬時に爆発してしまうだろう。
『たぶん500万はあるな』
そんな風に言っていたヤムチャの言葉を思い出す。まったく冗談ではない。
「…何が勝ちをもらうだけ、だ…」
思わずマーリンの顔に苦笑いと冷や汗が浮かぶ。だがその目は相変わらず
勝負を捨ててなどいなかった。
第126話
「…言っておく…やめるなら今のうちだぞ……」
悟空が今までとは少し違う口調で声を掛ける。どれだけ激しい戦いであっても
どこか余裕すら感じさせていた丸い口調ではなく、迸るような低い声と突き
刺さるような口調だった。
悟空は自分の感情が乱れている事を自覚していた。激しく突き動かされる
ような戦いへの欲望と、それとは全く逆に、少女への気遣いが心の中で混沌
としていた。超サイヤ人になるといつもそうだ。得体の知れないどす黒い
感情がぐるぐるととぐろを巻いて心の中に居座り始める。まるで遠い日に
失った、本来のサイヤ人としての感情がこの時だけ蘇ったかのように。
上手くそれを抑えられればいい。だが、いつかそのタガが外れそうな予感は
常にある。戦いが激しければ激しいほどに。そうなった時、自分はいったい
何をしてしまうのか…?
目の前の少女は強い。おそらくはフリーザに匹敵するほどだろう。いや、
フリーザが持たなかった武術の技をも習得している事を考えれば、総合的
な実力はフリーザ以上だ。そんな実力者と戦って、最後まで冷静でいられる
自信など悟空にはない。気が付いた時、自分は少女をバラバラに引き裂いて
その血で全身を染め上げ、狂気の笑みを浮かべているかもしれない。
以前はそんなサイヤ人の性格など、まるで想像も出来なかったし、理解も
出来なかった。だが、超サイヤ人に目覚めてから、自分もまぎれもなくサイヤ
人なのだと強く実感するようになったのだ。失った訳ではなく、単に心の奥底
に普段は眠っているだけで、サイヤ人としての本質は依然悟空の内にしっかり
と存在しているのだと。
だから出来れば界王拳で倒しておきたかった。自分が自分でいられる限界の
力で。だがそれは適わなかった。
ならば。たとえどうなろうと真の力で相手をする他は無い。少女もそれを
望んでいるのだ。五体満足で終われるなど、そもそもマーリンは考えてすら
ないだろう。自分を見失うなど、それに比べれば些細な恐れでしかない。
ましてやこの少女を殺したくない、などという考えは傲慢であり侮辱である。
ただ全力を持って倒す。それだけが戦士として、武道家としてマーリンに
応える唯一の手段なのだから。
ボゥッッッ!!
これが返事だ、と言わんばかりに、マーリンの身体からも再び赤いオーラが
噴き上がる。それを見て悟空がふぅ、とため息をもらしながらつぶやいた。
「いいんだな……。さっきのお前の言葉じゃないが…死ぬんじゃないぞ…」
ギュアッッ!!!
「!!??」
マーリンの視界から一瞬にして悟空が消えた。金色のオーラをたなびかせて。
>>650 >17〜22、最近までは安定してたがサイヤン騒動で大荒れ
この直後に馬鹿が狙ったようなタイミングで現れて笑ったw
こいつ荒らしじゃねえか?
第127話
ぞくり、とマーリンは背中に気配を感じた。
「な…」
何だと、そう言おうとした少女だったが、その言葉は最後まで発する事は
出来なかった。
ズギャッッッ!!!!
超サイヤ人と化した悟空の拳がマーリンを襲う。振り向こうとする少女の
横っ面に直撃だった。
「が…ぎゃっ……!!!」
無様な叫び声を残してマーリンが吹っ飛んでいく。地面と平行に数十メー
トル、そしてそのまま水面を跳ねる石ころのように、何度もバウンドして
さらに数十メートル。地面を削りながらようやく止まったところに、さらに
悟空が飛ぶ。
たったの一撃でマーリンの意識は完全に刈り取られていた。痛みなどは無く、
ただ突然麻酔でもかけられたように意識が断ち切られたのだ。全身をボロ
クズのようにされて、ようやく意識が戻り始めた。しかし身体がいう事を
まるで聞かない。
ごう、と風を巻く音が耳鳴りのように聞こえる。気を感じるまでもない、
悟空だ。この追撃をかわせなければ……再び少女は暗黒の世界に戻される
だろう。あるいは再び目覚める事の無い暗黒の世界に。
「ぐっ……あぁぁぁぁぁっ!!!!」
かろうじて繋がれている精神と肉体を必死に再統合する。ようやく身体に
力が戻り始める。そしてばね仕掛けの人形のように跳ね起きた。そのほんの
わずかな後、先ほどまで自分が倒れていた場所に悟空が降り立つ。その充
分な威力を込められた拳が大地を激しく穿ちながら。
「…へぇ……、よく起き上がれたな…
もう終わりかとガッカリしかけたんだがな……」
拳を戻しながら悟空がそうつぶやく。だが、その表情はまるで変わっていない。
しかし、はぁはぁと荒い息をつきながらマーリンがふらふらと立ち上がると、
わずかに嬉しそうな笑みをこぼす。
かろうじて立ち上がれたものの、少女はただの一撃で甚大なダメージを負って
いた。それは肉体だけではなく、むしろ精神へのダメージだった。
「く……そ……っ。…」
折れた奥歯を何本か吐き出し、口元の血をぬぐいながら弱弱しくそれをつぶやく
のが精一杯だった。目で捉える、気で捉えるなどというレベルの話ではない。
今の悟空のスピードは、もはやそういう次元の問題ではないのだ。
初動を気で感知できたとしても、それに対応した行動を取る前に悟空は自身の
攻撃を完了させてしまう。つまり、仮に悟空の動きが全て読めたとしても、防
御や反撃でマーリンが腕を動かす速度より、悟空の全ての速度が単純に上回って
いるのだ。
…真正面からぶつかる限り、少女には一片の可能性も残されてはいない事を
思い知った。全く予想以上…しかし…「予想外」ではない!
第128話
「…くくくくくっ……あはは……ははははっ……!!」
「………??……」
突如大声で笑い声をあげ始めたマーリンに、思わず悟空が呆気に取られる。
ちらりとそんな悟空を見やり、なおも声を上げて笑い続ける。その嘲笑に
徐々に悟空の神経が苛立ち始めた。
「…何を笑ってる……さっきので頭でも打ったのか…?」
にわかに眉間に寄せる皺が濃くなる。明らかに不快を感じている悟空に
マーリンは無遠慮に嘲笑の声を浴びせ続けた。
「貴様…どういうつもりだ…ふざけてい……」
「…ふざけてなどいないさ、ソン・ゴクウ。
なに、伝説の超サイヤ人とやらの力がこんな程度だったとは……と
思ってな。笑うな、と言う方が無理ではないかな?
くっくっく………」
ぴしり、と今度は悟空のこめかみに血管が走る。たった今、その超サイヤ
人に為すすべも無く倒し伏され、今もまだ足元がおぼつかない者が口にして
許される言葉ではない。
しかしそんな事など意に介さないように、マーリンがさらに畳み掛ける。
「確かになかなかのパンチだったが…一撃でわたしを仕留められない
ようでは……ずいぶんと伝説とやらも誇張されたもののようだな…。
それとも、お前が超サイヤ人にしては弱い方なのかな……?」
ひとつ、またひとつ悟空の額に血管が顕わになる。だがそれも当然の事と
言えよう。フリーザとの死闘を制し、宇宙最強となった悟空をここまでコケ
にしたものなど居るはずが無い。悟空の心に残されていた自制心が少しづつ
闇に溶けていく。
ズゴアァァァッッ!!!!
悟空の身体から再び先ほど以上の金色のオーラが噴き上がる。離れた場所の
ピッコロたちですら恐怖を感じるほどの。
「この期に及んでたいした減らず口だ…そいつもヤムチャから習ったのか?」
淡々とした口調。しかしそこには先ほどには無かった、かすかな殺意が確かに
込められていた。
「…ふっ…、これは生まれつきでね。それにヤムチャから学んだものは…
こんな程度じゃない。すぐに判るさ…すぐにな……!!」
ズゥオゥッッッ!!!
マーリンの身体からも再び赤いオーラが巻き起こる。界王拳の理論限界点
である10倍だ。
戦力比は甘く見積もっても2倍以上。到底まともにやりあえるレベルではない。
だがマーリンには勝算があった。そして漠然としていたその勝算は確信に
変わろうとしていた。先ほどの太刀合わせと、今の悟空から感じられる気の
質に。
今日は後でもう一回うぷします。ではまた後ほど。
>Saiyan
ちょっと悟空がマジになりすぎだな〜w
仲間との手合わせならもうちょっと穏やかな奴だったはず。
それともマーリンを既に敵として見ているのか・・
>Saiyan killer
死闘だな。
ねりにねられたストーリー展開。白熱のバトル。
クライマックスってとこか。
ずいぶん長かったな、ここまで来るのに。
まったく読んだか読んでないか分からない感想が続くなw
とくに
>>663、こいつは確実に読んでない。
さて、3年間が終わったらさようならヤムスレ特集でも組みますか。
いい加減誰かが区切らないと、だらだら生き恥をさらし続けるだけ。
続きうぷします。
>>660 第129話
「いくぞっッッ!!!!」
一際大きくオーラをスパークさせるマーリン。だが、次の瞬間、少女は
驚くべき行動に出た。
「はぁぁぁぁぁぁっッ!!!」
ズババババババッッ!!
「なにっ!!」
最大限にまで高めた気を、何を思ったのかマーリンは、そのまま周囲に
めくら撃ちに放つ。あっという間にクレーターの中が濛々たる砂塵に包ま
れ、一瞬度肝を抜かれた悟空だったが、即座に意図を理解する。
「…こんな小細工がオレに通用すると思ってるのか!!」
たとえ視界が失われたとしても、そもそも悟空ほどの武道家にとっては
さほどのマイナスにはなり得ない。それはさっきの戦いで証明済みである。
しかし。
「……っ!? なんだっ……、気…気を感じねぇ…!!」
渦巻く砂塵の中で悟空が狼狽する。マーリンの気が完全に消えうせていた。
時折大きく膨れ上がったかと思うと、次の瞬間にはまた完全にゼロになる。
まるで動きが読めない。空中に現れたかと思えば地中からも。
「ちぃッ…!!」
咄嗟に感知したところへ気功波を放つ。しかしまるで手応えなど無い。何発
かを放ったところで、ただ砂塵を余計にかき混ぜるだけに過ぎなかった。
それならば、と自分自身もと考えた瞬間、悟空は衝撃的な事実に気が付いた。
「まずい…このままじゃ…オレは気が消せない……!」
そう、超サイヤ人となった悟空は、その桁外れな戦闘力を完全にコントロール
する事ができないのだ。気を最大限に抑えれば、それは自動的に超サイヤ人
の状態を解除する事になる。そんな状態を狙われればひとたまりもない。
つまり、この状況では悟空にはマーリンの位置は判らないが、マーリンからは
悟空の位置は丸見えである事を余儀なくされたのだ。
焦る悟空にさらなる驚きが待ち受けていた。
いつの間にか、悟空の回りから感じられる気が増えていた。移動しながら
時折大きくなるマーリンの気が、そのままそこへ残像のように置かれたまま
次の場所に移動し、そしてまた気だけが置き去られていっているかのように。
「くっ…なんだ…どういう事だ……っ」
動揺する悟空。そしてそんな悟空に、今まで置き去りにされていたマーリンの
残像…幻影が……一気に襲い掛かった。
第130話
ゆらり、と砂のベールの向こうからマーリンの影が迫る。
「ちっ……いぃぃぃぃっッッ!!」
ヴァウッッ!!
混乱しながらも悟空は渾身の一撃をそれに見舞う。しかし。
パァァッンンンッッ…!!
「…手応えがっ……! コイツは偽者か……ッ!?」
悟空の一撃を受け、それが木っ端微塵に弾け飛ぶが、それは小さな人型の
気の塊に過ぎなかった。ふと気づくと、辺り一面に何らかの気の塊が自分を
包囲している事に悟空は息を呑む。
「くそっ!! そんな子供だまし…オレには通用しないぞっ…!!」
そう言いながらも、内心悟空は動揺していた。普段の自分ならば確かに
こんなものは子供だましに過ぎない。しかし、どういう訳か、今の悟空
にはマーリンの影であるこれらの塊の微妙な違いが捉えられないのだ。
「気」を感知する事は出来る。しかし、それがマーリン本人なのか、ただの
気の塊なのか、その差までを感じ取る事が出来なくなっていた。
また一つ悟空に影が迫る。半ばキレ気味に拳を振るうが、やはり手応えは
ない。その苛立った背中にもう一つ影が迫る。
バキィィィッッ!!!
「ぐっ…あぁぁぁっ!!」
それは影ではなく、マーリン本人だった。あわてて振り向くが、すでに
マーリンは気を消し、幾多の影に紛れていく。そしてまた影が迫る。
混乱は深まり、動揺が焦りを呼び、散々嘲笑を浴びせかけた事と相まって、
悟空の心からますます冷静さが奪われていく。
クレーターの中に立ちこめる砂煙で、状況を上手く掴めないのは悟空だけ
ではなかった。ピッコロたちも同様に混乱していた。ただし、悟空とは違う
意味でだが。
「な…何をしてる……孫のヤツは…! こんな目くらましなど、オレたち
には無意味のはずだろうが!!」
彼らにはよく状況が「見えて」いる。それだけに悟空が何故こんな愚にも
つかない作戦に引っかかっているのが理解出来ない。次々と襲い掛かる
気の塊に翻弄される、まるで素人のような無様な戦いぶり。
「ヤムチャ…! どういう事だ、これは! キサマ…あの女に何をさせた!?」
「え…? い…いや、俺にも実はよく判らないのかなー…なんて…」
いきなりピッコロに話を振られたものの、ヤムチャはそれへの答えなど持ち
合わせてはいなかった。思い当たる節は無いではないが、はっきりと断言できる
ものではない。今起きている現象は、彼にとっても不可解なものだったのだ。
だが、そのとき悟飯が口を開いた。
「…お…おとうさん…、もしかしてあの人の気が判らないんじゃ……!?」
第131話
まず驚き、次に平静を装ってピッコロが嗤う。
「フ……フフ…な…何をバカな……。孫に限ってそんな事があるはずが無い!
ヤツの腕は悔しいがオレ以上だ…いくら冷静さを欠いたとしても、相手の
気が読めなくなるなど……有り得ん…!!」
そう言って、きっ、と悟飯を睨みつける。だが、悟飯はそんなピッコロの
視線を真っ直ぐに受け止める。それに気圧された訳では無かろうが、少し
づつピッコロも先ほどの己の言葉への自信が揺らいでいく。
「…何だ…何か気づいたというのか…悟飯?」
渋々、と言った風情でピッコロがようやく悟飯に続きを促す。
「……ピッコロさんなら判ると思いますけど…ボクはカッとなったり
自分で自分を抑えられなくなった時…力がどんどんと膨れ上がるんです…」
修行の最中やナッパ、そしてフリーザとの戦いをピッコロが回想する。
「確かにそうだったな…だが、それと今の悟空と何の関係が……」
「…ボクがそのパワーでメチャクチャな戦いをしてしまうのは…ボクが
その大き過ぎる力を…まるでコントロールできないからなんです。
今のおとうさんも…もしかしたら超サイヤ人の力を上手く操れなくて
そのせいでいつもより上手に戦えないんじゃ…」
悟飯の恐るべき推測に息を呑むピッコロ。そしてその推測は当たっていた。
超サイヤ人に変身すれば、確かに桁外れのパワーを得る事が出来る。だが
それを操る悟空本人のスキルまでが上がる訳では無いのだ。
もともと悟空の戦闘力は30万ほどで、彼のスキル、技術はそれをフルに
使いこなせるレベルであって、10倍界王拳までならまだしも、それを
軽く上回る超サイヤ人状態の超絶パワーまでも完全に制御できる訳ではない。
また、超化する事で、心には得体の知れないサイヤ人本来の性格が現れる。
普段は穏やかな悟空であるがゆえに、そのギャップは計り知れないほどの
ざわざわと常に落ち着かない心理状態になってしまう。こんな状態では
パワーの数値を除いては、むしろ戦力はダウンしていると言っても過言
ではない。
マーリンの挑発により、すでに武道家としてもっとも大切な平常心すら失い
かけた今の状態では、まともに気を読み取る事すら困難に違いない。かろ
うじて気を感知できるだけでも悟空のセンスが卓抜したものの証左なのだ。
もっとも、本来ならばそれを差し引いても余りあるだけのパワーアップ
ではある。だがすでにマーリンはただのパワー自慢の戦士では無くなって
いる。フリーザのような相手ならいざしらず、機転も利き、武術の腕前も
すでにかなりのものである少女は、想像以上に危険な相手だった。
あるいは超化などせず、無理にでも界王拳で戦っていた方がまだいい勝負に
なっていたかもしれない。ちらりとそんな考えが悟空の頭をよぎるが
伝説とまで称えられた超サイヤ人としては、それは到底受け入れられない。
少しづつ削られていく体力と精神に、悟空のストレスが底なしに大きく
なっていく。
第132話
ドガァッ!!
「ぐっ…はァ…!」
バキィッ!
「がっ…!!」
ゆらり、またゆらりと現れては消えるマーリンに、悟空の苛立ちが最高潮に
達する。
「い…いい加減にしやがれ…! それでも戦士かお前ッ……!!!」
そう吠えながら気功波を影に撃ち込んでいく。しかし相変わらず手応えは
感じられない。それどころか、影をいくら消しても全く数が減る事が無い。
むしろ分裂し、数が増えているかのように感じられていた。そしてその事
がようやく少し悟空に冷静さを取り戻させる。
「…へっ…よく考えてみりゃ…簡単な事じゃねぇか…」
そう言って悟空が大きく息を吸い込む。にやりとその顔が歪んだ。
「ハァッッッ!!!」
ズヴォォォッッッ!!!
悟空の身体をまとうオーラが一際大きく輝く。そして全方位に放たれた
気が、さながら大爆発を起こしたかのように、みるみる内にクレーターの
中に充満していた砂塵を吹き飛ばしていく。
「………」
完全に視界がクリアになる。そしてそこで悟空が目にしたものは…ふわ
ふわと浮かぶ気の塊だけだった。
「…な…に…、ヤツは…どこだ……!?」
きょろきょろと辺りを伺い、一応気も探ってみる。しかし全く気配がない。
「くそッ…どこに行きやがった……!?」
そんな悟空をあざ笑うかのように、ふわふわと気の塊が彼の周りで愉快
そうに踊る。
「きっ…消えろッッ!!」
ボウッ!
悟空の手からエネルギーが撃ち出される。しかし。
ギュルッ!
「何ッッ…!!??」
その気の塊が、悟空から放たれたエネルギーを浴びる寸前に形を変えた。
ふわふわとしたものではなく、小さく丸い形状に。それによって外れた悟空
の気功波が大地を激しく揺らす。
ふと回りを見渡せば、全てのふわふわが同じく小さく変形していた。数に
しておよそ10はくだらない。
この形…どこかで見た記憶があった。もう何年前だったかも定かではないが、
生まれて初めて自分が強敵と感じた男が、かつての師の一人を敗北寸前にまで
追い込んだ時に使った技…。
「……操気弾か…ッ!!!!」
本日はここまでです。それでは。
>>651 Saiyan Killer
おお!? デッドヒートが続いてますね。
最強である悟空の未熟な部分を突く、というのは中々ない展開。
そして、ついにあの技が! かく乱のためだけど。
受け継いでいた師匠の技を使うというのは燃える展開ですね。
現スレで3年間終わって、
次スレでサイヤン終わる。次スレで終わりだな、実質。
どうせまだ見苦しく続けるんだろうが。
俺はサイヤン見てないしあの作者の事大嫌いだから、
俺にとっては現スレで終わり。
ところでサイヤンって、ヤムスレにとって+か−か微妙だな。
評判聞くと良作のようだが、最強の道みたいに住人を集めた訳でなく
逆に、サイヤン作者の大荒れで住民が減ったと思う。
少なくとも俺の連れの一人は、あの騒動でヤムスレ見限ったと言っていた。
ヤムドラ好きな奴だったのに。数少ないROMだったろうに。
>>664 この人はなぜいつも感想書いた他人のことを
読んでないことにしたがるのだろう。
究極のジャンプ 至高のジャンプ
・ドラゴンボール <鳥山枠> ・Dr.スランプ
・幽遊白書 <冨樫枠> ・HUNTER×HUNTER(休載無し!)
・ONE PIECE <看板枠1> ・北斗の拳
・るろうに剣心 <看板枠2> ・キン肉マン
・スラムダンク <スポーツ枠> ・キャプテン翼
・遊戯王 <ゲーム枠> ・ダイの大冒険
・DEATH NOTE <サスペンス枠> ・アウターゾーン
・NARUTO‐ナルト‐ <忍者枠> ・NINKU‐忍空‐
・すごいよ!マサルさん <ギャグ枠1> ・幕張
・ボボボーボ・ボーボボ <ギャグ枠2> ・珍遊記
・BOY <不良枠> ・ろくでなしBLUES
・封神演義 <歴史枠> ・はだしのゲン
・テニスの王子様 <男達枠> ・魁!男塾
・いちご100% <エロ枠> ・I”s
・(略)たけし!(犯罪前)<島袋枠> ・(略)たけし!(犯罪後強制続投)
・ジョジョ(4・5・6部) <荒木枠> ・ジョジョ(1・2・3部)
・こち亀(末期) <秋本枠> ・こち亀(初期)
・じゃんぷる <投稿枠> ・ジャンプ放送局
どちらか一方しか読めないとしたら、貴方はどちらを採りますか?
>>Saiyan
100話くらいまで読みましたが、面白いですね。
ヤムチャが修行に嫌気が刺してブチ切れたとことか、緊張感抜群だった。
マーリンの過去の生い立ちは悲劇という他ないですな。
もうすぐ追いつきます。頑張って下さい。
ブチ切れたところなら、サイヤン作者が荒らしにキレたところの方が
緊張感あったよ。ヤムスレを存亡の危機まで追い込んだし。
本人ぐじゅぐじゅ言い訳ばっかりして、子供みたいに泣き出したしw
俺も面白かったから便乗して泣かしてやったけどねw
一人だけメッチャ必死な奴がいるな
トリップって…こうでしたっけ?1年振りくらい…ずっと名無しだったから…
すごいの?ヤムチャさん。
どうして、ああなってしまったのか。
少なくとも、昔のあやつはああではなかった。
はじめて天下一武道会で戦った時には、この若さで、よくこれ程の修練を積んだものだと思ったものだ。しかも、独学と言うではないか。いやいや、驚いた。
ナムさんの次に。
このまま強大な力を、中途半端な気持ちで持つようになれば、あやつはどうなってしまうのだろうか。
悟空達に、背を向けた道を歩みだすやもしれん。
その前に正さねばなるまい。あやつの師、として。
…まぁ、あやつが道を誤ったとて、どうにでもなる気がするが…
第六話
〜手段〜
この前ワシが叱りつけてしまって以来、前にもましてあやつは話を聞かなくなった。
まぁ、ワシがいくら説得したところで、今のあやつには馬の耳に念仏だがの。
しかしどうしたものか。
頭の中まですっかり腐りきっとるからのう。
だが、腐っても我が弟子。
…弟子?
そうか、あやつが弟子だからワシが頭を痛めねばならんのか。
…いっそ破門するか。
悟空とクリリンがいれば亀仙流的には安泰じゃしな。
…いやいや、いかんいかん。ワシとした事がなんという事を…
うーむ。
本意ではないが、多少手荒になっても仕方あるまい。
少なくとも、悪の道に踏みいれる事はないようにせねばなるまい。
その為にはどうするか。
…いっそ一時的にアレをしてしまうか。
そのまま、少しずつ更正させてやればよい。
幸い、この精神と時の部屋は何処を見ても白い空間だ。
そして、ワシの長年をかけて培ってきた技術。
それを使えば…
いやいや、それは正しい事なのか?
強くなって、楽しく人生を過ごすという目的から逸脱してしまってはいないか?
…まぁ、いっか。
「ど う せ 、 ヤ ム チ ャ だ し 。」
ヤムチャの戦闘力
5300
界王拳…2倍まで使用可能
亀仙人の戦闘力
5840
界王拳…ギリギリ3倍まで使用可能
感想です。読むだけら楽なのに、いざ感想と言うと大変ですね。
>ヤム拳…これは、マジでしょうか?それと、例の荒らしなんでしょうか。るろうにの時も引っ掛かったてしまったし、感想はパスします。
>三年間…後はエピローグ、といった感じですね。お疲れ様です。ずっと読んでいただけに、嬉しいような、寂しいような気分です。それにしても、後に残された『彼』は、機械の体のままどうなってしまうのでしょうか…
>温泉…ヘタレ オブ ヘタレ、ヤムチャ。まだ、天津飯がいますが。にしても何かベジータが老けたような感じで笑えます。ピッコロのせいなのか、すっかり不良の悟飯とデンデの絡みも良いです。
>機械仕掛けの…まだ、何ともなってないのでどうとも…これからが楽しみです。
>サイヤン…一気に大量にきましたね。コッチもクライマックスですね。やっぱり嬉しいような(ry
キレ気味悟空が何か悪人みたいです。繰気弾にで身代わりを作り、マーリンは何処へ。『気』の効果が上手いですね。
>>676 荒らしにレスつけるのもあれだけど、サイヤンはヤムスレにマイナスでしょ。
少なくとも人寄せにはなっていない。スレを大荒れにしたのは事実だけど。
職人層の厚いバキスレで同じ事やったら追放だろう。
俺は、サイヤンの対応でここは荒らしフリーになってしまったと思ってる。
その問題児を必死に擁護する住民。
弱小スレの悲しさだが、はたから見たら異様に見える。哀れだな、と。
バキスレがあるから終わっても俺は別にいいけど、だらだらと続いていくんだろうな。
チャパプット曰く、「何の考えもなしに適当に書いてるだけの」作品ばかりになって。
こう書くと「バキスレの子になりなさい」とかいう奴出てくるんだけど、
そういう奴に限ってこう言うんだな。「保管はとりあえずバレさんに依頼しよう」と。
>>676の下2行の作り話も面白いな。
そうまでしてサイヤンを潰したいか。
もうサイヤンには個人攻撃は効かないと思うけどな。
もっと大々的な荒らしをすれば別だろうけど。
う
う
っ
ワラタ
語ろうスレ、消滅確認!
このスレは必要なんだけどな。気楽に荒らして楽しめる。
まだケンカモード続行中なんだろ?だったら中途半端はいけないでしょ。
でもサイヤンはケンカモードとかいいながらサイトに引きこもったからな。
とりあえず、奴がここで「ボクの負けでちゅ、許して下さい」というまで
暇つぶしに叩く事にする。
言っておくが、オレ以外に確実に一人はいるぞ、サイヤン叩き。
逆ギレという言葉は自分が悪いのに開き直ってキレることでしょう
私は少なくとも自分が悪いなどとは思っていないんですよ。この盗作疑惑
に関しては特に。あなたの思い込みにしぎない事で人を逆ギレ呼ばわり
しないで欲しいですね
理由は簡単ですよ。やる気が無かったからです。普通に働いててしかも
書いた事も無いSSを書き上げるなんて、よほどやる気が無ければ無理に
きまってるでしょう。
思いついて頭の中で申そうしてるのが楽しかっただけで、ちゃんと形作る
まではやらなかっただけです。あなたもやってみたらどうですか?
たぶん想像以上に大変な事だと判ると思いますが。
それでも実際に書こうと思ったのは、ここに触発されたというのが一番大きい
です。それ荷あこがれて自分もやってみようと決心できたからですよ。
下らない言いがかりですね。どうして思いついたらすぐに書かないと
いけないんですか? だいたいDB二次創作サイトに書くなんて言った
覚えは無いですが?
私は世の中にはいくつもあると書いただけで、そこに発表するつもりが
あったなんて一言もいってませんが。
だいたい私の言葉は信じられないんでしょう? なのになぜその所だけは
信じるんですか? 筋が通ってませんねw
私が書いたのはパスタではありませんでしたが?
鈴木今日は確かそのあとに眠ってしまったはずですが?
人物関係でいうなら先にあげたレオンの方が似てるのでは?
そもそもリターナーのそのシーン事態、前例があったとは
かんがえないんですか?
もうケンカモードですからどんどんどうぞw
|/
∧_∧
;y=ー (∀・ )・∵. ターン
ヽ|〃 (∩∩ )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
saiyan頑張り過ぎないように頑張れ
途中で放棄だけはやめてくれよな
699 :
トグサ:04/09/21 17:59 ID:pPUJiWe.
ポルトガルはリスボン、町外れの放置された場所で、今、シリアスな
空気が流れていた。
「あなたとも今日で最後ね」
目元が鋭く、背の高い、赤いドレスの毅然とした女が突き放すような
口調で言葉を吐いた。
「…なあ、本当にいいのか? 俺はいいさ。だが、あの子が、メリアが
可哀想だとは――」
「思わないわ」
2人は夫婦だった。夫はリスボン署の新進気鋭の刑事。妻は結婚する
前は弁護士だったが、夫の強い望みで家庭に入った。ヨーロッパでは
(多分)珍しい。
「思わないわ……だって、一番可哀想なのは私! 刑事のあなたと結
婚して、仕事も奪われて……ここまでどれ程乾いた日々を過ごしてきた
か……あなたにはわからないんでしょうね」
「俺のどこが駄目なんだ? 恥ずかしい話、未だに、この離婚の判を押
そうという日になっても、わからない……わからないんだよ、アニー」
夫は、目を潤ませながら言葉を搾り出した。妻は、唇をキュッと締め、
「そんなこと、もうどうでもいいの! とにかく、今の私にはあなたに対す
る愛はおろか、娘の……可愛いメリアにすら愛を向けることも出来ないの
よ!」
「そう……か。もう、駄目なんだね、アニー」
「ええ……ええ、そうよ。もう、どうしようも、ないの」
アニーは、いつの間にか目を腫らし、嗚咽を漏らしていた。
たとえヤムスレ住民が次スレイラネって思ってもzoOnK2dc等の荒らしが
叩き目的に次スレを立てる気がする。
701 :
トグサ:04/09/21 18:00 ID:pPUJiWe.
舞台は変わって、リスボン市内。
「いてええええええ!! 頭チョーいてぇぇぇ!! だれか、だれか今すぐ
僕をっ……ころ……」
トグサは、日ごとに生きようとする気持ちが減退してきていた。常にこの地
獄の痛みを伴う生など享受したくねえよ! という感じだった。
『お前……町の往来で……』
中のロボはただ呆れていた。自分をこんなヘタレの体の中に押し入れた神
を密かに呪ったりしていたがそれはまあいい。どうでも。
「はっ!」
絶望の淵にいたトグサを救おうとする神聖なる光があった。トグサが好きで
好きでしょうがなく、だがしかし、色んな事情(社会通念とか、法律とか、葛藤
とか)で今まで手を出せなかったもの――
「そ、そうだ……僕は死のう。だが……ど、どうせ死ぬのなら……最期は幼
女の胸の中でェェェェ――――!!!!」
死を覚悟した人間を止める術はない。ロボも必死に犯罪行為を止めようとし
たが(刑務所に入ると色々やり難いからだろう)、トグサの純真で研ぎ澄まさ
れた体の全神経がそれを堪えた。今のトグサはさながら、セリヌンティウスを
救うためだけにただ走り続けたメロスのようである。地を覆う大火でも、橋を押
し流す川の氾濫でも、今のトグサを止めることは出来ないであろう。
702 :
トグサ:04/09/21 18:01 ID:pPUJiWe.
「たすけておとーさんおかーさーん」
「げっへへへぇぇぇ!! 今のキミを真の意味で助けることができるのは僕だ
けだぜええええ」
見るに、3、4歳といったところの幼女を大人気なくも全力で追いかける獣。
それも、町の中心部。しかも日曜日。街行く一般民は見て見ぬふりしたり、通報
していたり、あまりの事にただ見てるしかなかったり、色々だ。今のトグサにとっ
てはどうでもいいことだろうが。勿論、彼の脳にめっこり埋め込まれている銃弾が
揺れ、脳内出血しまくってそれは致死量に達しようともしているが、それでも、事を
達するまで彼は止まらないだろう。
「いやあっ!」
道の隙間に足を掛け、こてんとすっ転んだ幼女。トグサの面が醜く歪んだ。
「僕は……抑圧されてきた。ずっと、ずっとだ。僕はキミみたいな小さくて可愛い
女の子が好きだ。我慢できない。大好きだ。でも、世の中が僕の性癖を拒んだ…
…」
『化けの皮が剥がれた』とは、このことをいうのだろう。ここまで常識人面で歩んで
きた人生が、今まさに崩壊した。しかし、本人は、『性』を意識してから十年来溜め込
んできた鬱積を晴らせた喜びと、これから待っているだろう悦びが同時に攻めて来て、
なんだか気持ちがよくて堪らなかった。
「だれか……たすけてよう」
「大好きだ――――――――――!!!!!!!!!!!!!!!!」
何者かが空気を鋭く切った。それは人と云う大きな塊だった。塊はトグサの頬をとて
も力強く蹴り上げ、とても遠くに飛ばした。
今にも抱き締めようと、両腕を広げ突進していったトグサに、それはカウンターの大ダ
メージだった。一瞬意識が途切れ、鋭敏だった神経もまた途切れた。その隙にロボが体
を乗っ取った。塊は幼女の頭を撫で、避難させた後、トグサ≠一瞥する。
また、闘いが始まる――
>>700 ああ、立てるよオレが次スレ。
オレが建てなくとも他の荒らしが建てるだろ。
ここはパラダイスだからな。
サイヤンが誠意を込めた降伏文を書いたら、
オレは止めてやるけどな、ケンカ。
決着はつけないといけないし。まだ続行中だし。
>>703 はっきり言ってどうでもいいことだが、
サイヤンがずっと喪前を無視しつづけて無事完結してそのまま逃亡したら
どうすんだw
そこで「俺の勝ち」宣言してもかっこ悪いだけだぞ。
>>703 ここに書いてもサイヤンは相手にしてくれないと思うぞ。
お前の目的はサイヤンを泣かせる事なんだろ?だったら
まとめサイトの掲示板でやれや。
サイヤン、まとめ掲示板で
>>663にレスしてたな。
死
ね
ク
ず
に。
707 :
YN:04/09/21 18:39 ID:MckXPMzQ
<<589-590
第7ページ「対決」
「占いババ様ー!」
古びた玄関にある白いボタンを押し、
呼び出し音を鳴らしながら大声を出すヤムチャ。
占いババと呼ばれる老女は占いをしているが、今は休養を取っている。
占いババ曰く、古びた家は落ち着くらしい。
「何じゃ、騒がしいのぅ」
ドアを開け、浮いた水晶球――直径10cmはあろう水晶球―――に正座で乗っかりながら占いババは現れる。
刹那、ヤムチャの眼球は血のような赤色に染まる。
クククク・・・・。
ヤムチャの眼には、占いババの寿命と名前がはっきり見えた。
名前はピカソの本名よりも長かったが、それはまた別の機会に話す事としよう。
「いや、ちょっと元気かなー、と思っただけで・・・」
会話を短く終わらせ、占いババの隠れ家を舞空術で去るヤムチャ。
自分の家の前でヤムチャは紙切れとシャーペンをポケットから取り出す。
当然紙切れはDEATH NOTEの切れ端。
5分程時間を掛け、占いババの名前を書き終えるヤムチャ。
死鬼の眼には正確な記憶能力も備わっており、占いババの名前は忘れる事は無かった。
今から40秒後、占いババは心臓麻痺で死ぬ。
そう思うと、自然と笑いがこみ上げて来た。
――クックック・・・・何も知らずに逝くなんてなぁ・・・・ハッハッハァ――。
その姿は、狂気そのもの。
そしてヤムチャの計画はもう直ぐ実行出来る。
もう全てはヤムチャの思惑通り、の筈だ。
だが、その様子を覗く者が一人居た―――。
708 :
YN:04/09/21 18:44 ID:MckXPMzQ
ドカーンッ―――。
突然、大爆発がヤムチャの後ろで起こる。
ヤムチャの顔からは笑いが消え、驚いた様子だった。
「貴様、何をした」
ヤムチャが振り返ると、マントとターバンを着た真緑の皮膚をした者が空高く舞っていた。
「ピッコロ・・・・?」
彼の名はピッコロ。
多彩な能力を持ったナメック星人であり、戦闘力はヤムチャを遥かに上回る。
「貴様の行動を四六時中神眼で見張っていた。
孫とあのばあさんに何をした?」
ピッコロの持つ神眼は地球全域何処でも見渡す能力がある。
すっかりその能力を忘れていたヤムチャは、ただ驚くだけであった。
「く・・・・」
「答えないつもりらしいな・・・・まぁ半殺しにでもすれば口を割るだろうがな」
そう言い放ち、即座にヤムチャに接近するピッコロ。
戦いは、始まった―――。
>>704-705 ダイヤルアップの人が一旦回線切って繋ぎなおすと、IDの頭が一緒になることがあるって聞いたことがある。
過疎ってる時間帯で1分後に同様のレスってのもなんだかね。
特に意味は無いよ
710 :
YN:04/09/21 18:48 ID:MckXPMzQ
取り敢えず感想です。
>>kさん
いつも、参考に見させて頂いてます。
そのキャラの感情や周りの状況がしっかり現されていて、とても読みやすいです。
これから遂にクライマックスですね。
最後の最後も気を抜かず、頑張って下さい。
>>菓子職人さん
足を滑らせる程気弱なヤムチャさんに笑いました。
PCに触れる時間が少ないそうですが、めげずに続けてください。
>>機械仕掛けのforestさん
初回・・・?ですよね。
面白そうな出出しですね。
次回をお待ちしております。
711 :
YN:04/09/21 18:48 ID:MckXPMzQ
>>サイヤンさん
悟空があのベジータよりも冷酷に思えてきた・・・・。
とは言え、流石超サイヤ人ですね。
マーリンはああ言ってますが一撃のパンチであれだけのダメージを与えるとは・・・・。
しかしその力をコントロール出来ないとは、意外です。
繰気弾でどのように戦うか楽しみです。
>>樽漬けさん
感想有難う御座います。
楽しみにして頂ければ、幸いです。
亀仙人の考えが良く出ていますね。
最後の「どうせヤムチャだし」に笑いました。
>>トグサさん
某芸能人が出ているのに笑いました。
かなり執筆が上手いですね。
参考にさせてもらってます。
YamuNote乙。
>「貴様の行動を四六時中神眼で見張っていた。
>孫とあのばあさんに何をした?」
・・って変じゃない?w
713 :
703:04/09/21 18:51 ID:zoOnK2dc
>>704-705 サイヤンはそんな奴じゃないよ。
ケンカと自分からいって逃げるなんてヘタレ杉だろ。
キミはオレのケンカ友達を馬鹿にしてるのか!
それに掲示板でやったら病的がすぐ削除しやがるからな。
それはフェアじゃない。
ま、遊びだからな荒らしなんて。みんなが楽しめればいい。
ちなみに、オレはパート22でサイヤン追い込んでた奴じゃないよ。
オレ以外に最低1人、たぶん3人は荒らしがいると思う。
714 :
YN:04/09/21 18:52 ID:MckXPMzQ
>>YN
占いババの本名も気になりますが、いきなりヤムチャ大ピンチですね。
ピッコロをデスノートの餌食に出来るのか?
>>713 たぶんサイヤンはこのまま表面上は荒らし無視しながら完結させて二度と戻ってこないと思う。
喪前ら荒らしだけがサイヤンを煽るだけで。
要は最初がどっちにしろ、サイヤンにケンカふっかけられて無視られて吠えまくっている喪前らの方が
今は情けなくみえるんだわ。
このままサイヤンが完結後に消えたらサイヤン一人勝ちに思えるから不思議。
荒らすのやめてねっつってもやめないのはわかってるから止めはしないが、もうすぐ消えるのがわかってる
職人潰しても空しいだけだと思うがな〜。
(でもサイヤンはここを立ち去るときまた何かグダグダと書きそうなんで怖いけど・・)
ヤムノート乙です。ヤムチャ大ピンチですなw
もしかしてすでにピッコロの名前を書いた切れ端を持ち歩いてるとか。。。でも
ピッコロは確か本名じゃないはずだし。。。どうなるんだろワクワク
>>713 よしわかった。じゃあ漏れがレンタル掲示板借りてやるから、そこで思う存分やれ。
お前だけでなく、他の荒らしもそっちでやれよ。
泣かせたいのが目的なんだったら、別にここである必要は無いだろ?
>>ID:0s3wsxzw
何だか気が合うねw
>>718 同時に二つのIDから叩かれると荒らしには自演に見えるようだから注意が
必要だけどね。
>レンタル掲示板借りてやるから
いい考えだけど、荒らしいかないだろうな。反応してくれる相手がいないと
寂しくて何もできないから。
>>703 お前の負けは覆らないと思うけどなー(´・ω・`)
恥の上塗りをしたいなら余所でやれ。
俺もはっきりいってサイヤンを出汁に
荒らして楽しんでるだけなんだけどな。
哀戦士のときから、俺は遊んでたし。
ただ、サイヤンの以前の反応が異常だったから
それきっかけに爆発しただけで。
荒らしに勝ちとか負けとかは無いよ。
ただ純粋に楽しめればいいだけ。それが2ちゃんだろ?
勝ち負けとか考えている奴は人間が小さいよ。
ID:zoOnK2dcがどう考えてるか知らんけど。
>>663 そうですね…(汗 自分でもここまで長くなるとは思ってもいませんでした。
おまけにまだしばらくは終わりそうにありません…。150話ぐらいで終わる
予定だったんですけど…(泣
(サイトBBSのサイヤンキラー作者のレス)
ちなみに663は
死闘だな。
ねりにねられたストーリー展開。白熱のバトル。
クライマックスってとこか。
ずいぶん長かったな、ここまで来るのに。
縦読みすると「死ねクズ」
サイヤンキラー作者に、荒らしスルーは無理とまた証明されまつた
723 :
哀・戦士:04/09/21 20:40 ID:GdQnGMN2
>>721 俺もあの時は面白かった。端末の前でクスクス笑ってたね。
>>722 そうですか。
やむのーとはじめ、毎日順調にうぷされてますね。
いいことだ。
騙り北かw
本物なら意地でも終わらせます発言はどうなったんだよクズ
次は黄泉の門の騙りキボン
出来ればあの大好評だった批評付きでw
725 :
Classical名無しさん:04/09/21 20:48 ID:5FJMoDpo
サイヤンはまだ当分終わらないのか。何か無駄にダラダラしている気が。ここで展開変えたら今までが意味不明になるし。
>> ID:/1e21aZo
こいつはサイヤン関係なしの真性荒らしにつき、スルーよろ>>ALL
>>725 無駄にダラダラしてるのは今までだってそうだったしw
俺はいいと思うよ。当分はバトルっぽいからね
>>726 スルー?笑わせるぜw
今まで俺が常駐して十数スレになるが、
一度もまともにスルーされた事なんぞ無いぞw釣り放題。
第一、荒らしがいなくなったら
半ば機能の止まるスレが無理すんなw
>>ID:0oamCmE2
ていうか、無駄にレス消費してるお前だって荒らしと似たようなもんじゃない。
少なくとも726と727はひとつにまとめられるはず。同志よ。
730 :
Classical名無しさん:04/09/21 20:57 ID:5FJMoDpo
いやサイヤンが何をやりたいのか、目的がわからないんだよね。マーリンの成長日誌にしちゃあペラペラだし。
>>730 何をやりたいかなんてのは、さすがに作者じゃないとわかんないだろうなw
マーリンタソの大活躍SSじゃまずいわけ?
つうかペラペラって?内容が薄いって事?
なんか煽りっぽいけど一応マジですので誤解しないでねw
荒れ放題だなw楽しい。
ID:0oamCmE2よ、おまえは確実に俺以外の2、3人の荒らしのうちの一人だろw
頑張って荒らしてくれ。俺はも疲れたから今日はもう終了。あとは頼んだ、同志。
733 :
Classical名無しさん:04/09/21 21:57 ID:5FJMoDpo
>>730 なんていうのかな・・。最初は、不思議な少女がヤムチャのもとに来てどうなるのか・・ヤムチャも宇宙へ行くのかな、とかいろいろ楽しみだったんだが、
マーリンという少女がきて、修行して強くなりました、ってだけでこれだけ長い話になってるでしょ。
そりゃマーリンの過去話とか入れて、彼女のキャラを立たせたのは凄いんだけど・・なんてーか、それだけって感じ。
物語がどう動くか、ってずっとワクワクしてたんだけど、修行、修行、そして悟空と戦って・・・おわり?みたいな?
悪い意味で裏切られた感じなんだよな
>>733 なるほどね。俺はあんまり先とか考えずに読んでたから、そんな風には思わんかったけど、
言われてみればそうかもね。。。
思うに、やっぱこれは成長物語なんだとおもうよ。DBのキャラと世界を借りたさ。
確かに宇宙に行ったりしても面白かったかもしれんけど、そしたらストーリーがもっと
グダグダになってたかもしれん。展開が地味だって言われてたのはその辺が理由なんだろうけど
話が破綻してても華がある方がいいのか、地味だけどまとまってるのがいいかはわからん。
その辺は好みだろうしね。。。
まぁでも、今の対決が終わったら、今度こそ宇宙に行くかもしれんから期待してましょうやw
735 :
Classical名無しさん:04/09/21 22:39 ID:5FJMoDpo
>思うに、やっぱこれは成長物語なんだとおもうよ。DBのキャラと世界を借りたさ。
これはわかるんだよね。でも欲を言えば、架空でもいいからDBキャラと関わりがある人物がよかったなぁ。例えばベジータの親族とかね。
サイヤ人という設定はちょっと曖昧で、悪く言えば単に利用しているだけ、に見える。
まあ、これだけ丁寧にマーリンを形作って、説得力のあるキャラに仕立てたのは凄いと素直に思う。
でもなぁ・・・「いる」だけなんだよな。これを使って面白い物語を作れればよかったんだが。今後に期待したいが、宇宙編は何話になるんだw
ID:/1e21aZoとID:5FJMoDpoとID:0oamCmE2の
荒らし3馬鹿いい加減にしろ。
語ろうぜスレへ帰れ。お前らの専用スレか。
しかしどうやらサイヤンは尻すぼみらしいな。
荒らしの評価を見て判断を下すのは何だが。
俺は修行編で読むのを止めたが、ある意味正解か。
内容が地味だからな。コアなファンはつかむだろうが、
スレの起爆剤にはならないだろうとは思った。
作者とファンには申し訳ないけどね。
今度は荒らしが他人を荒らし扱いしてスレを雰囲気悪くさせようと必死だな。
>>735 ストーリー作るのがうまい人と、キャラ作るのがうまい人で言えばサイヤン作者は後者かも。
(ストーリー重視のSSを書かせたらうまいのかもしれないけど)
オリキャラに抵抗がなくて、華々しさよりも緻密さに魅力がある人は面白いと思う。
ドラゴンボール二次創作でこれだけ詳細に修行編を書いたSSって2ch外含めてもあんまりないと思うし。
まぁマーリンが悟空戦後にどう動くのかに期待。
おいおい、気に食わない奴は何でも荒らしかよ。
むちゃくちゃだな。
>>736 またおかしなのが湧いてきたなw
まじめに作品を語ってるのに字も読めないのかお前はw
たぶんこいつはさっきの荒らしだから、皆さんスルーね
いやいや、それはあなたも、でしょ?
740は
>>738へ
これだけでは何なので。もう400kB越えている。
作品が何作も連投されることはないだろうから、450kB越えたあたりでも
次スレは大丈夫かな?
なんだそりゃ。
罵しり合いが常態なのかこのスレは。
>>736 俺も荒らしかよw
いきなり新IDで荒らす奴って全部同じ奴に見えてしまう。お前等釣られすぎってのはナシね
スルーよろって言っといて相手するのも何だけど。。。
>>738が荒らしじゃないって言い張るなら、なんか作品について語ってみろよ
ヤムノートなりトグサなりさ。住人なんだったら簡単だろ?
>>737 >>これだけ詳細に修行編を書いたSSって2ch外含めてもあんまりないと思うし。
そうなの?俺は外のSSはよく知らないからへぇ〜って感じだけど、サイヤンは良く考えてると思った
『気』って概念をちゃんと消化してるっていうかさ。
鳥山だってここまでは絶対考えてないだろwみたいなw
わざわざ1レス程度に収まるような薄っぺらい意見を、
3レスも4レスもかけて書くなって言ってるんだよ。
ハッキリ言って名無しのたわ言なんぞまったく興味は無いんだよ。
ほかの人間からすれば。しかも、残りわずかになってるのに、メモリ。
この意見も荒らしか?
>>743 5FJMoDpoと0oamCmE2は俺から見ても荒らしじゃないぞ。
むしろ、雰囲気を悪くしたのはあんただぞ。
>>744前半
あんたも落ち着けいw
>>744後半
2ch外のドラゴンボールSSではこれほど修行に徹底したSSは見たことないな。
気の概念はサイヤン独特だよね。けっこう詳細に説明されていると思う。
>>745 おいおい。ちょっと待て。
ここじゃ自由な意見や感想のやりとりも禁止かい?
>薄っぺらい意見を
って誰が薄っぺらいか薄っぺらくないか判断するんだ?
>まったく興味は無いんだよ。
興味ないときはSSもスルーだろ?
いつからそんな息苦しいスレになったんだ?
ちなみにあなたが荒らしじゃないと思っているからレスします。
要は俺様がつまらないことは書くな、書いたら荒らし・・ってことか・・。
>>745 それはあんたの考えでしょ?なんでそれに従わなきゃいかんの?
自分一人の意見かもしれないのに、なんでそんな偉そうなの?
少なくともそんな意味不明の説教より、作品について語る方がよっぽど
有意義だと思うね。俺は
>>746 状況ってものがあるだろう。
今日になってから、いったい君と5FJMoDpoと0oamCmE2が何レスしたんだよ?
意見のやり取りが悪いとは言わんが、400KB超えて次スレ以降かどうかって時に。
これが移行した後なら何も言わんよ。
しかし、もし今作品上げたがってる人がいたらあげ辛いだろう。
確かに
>>736は少し口が悪かった。それは謝ろう。
ただ、作品待ってる者にとっては長過ぎる論議は荒らしとあまり変わらない。
作品うぷの邪魔になりかねんからね。何のためにサイトBBSがあるんだ?
あなたはまだ話が通じるみたいだけど、
俺は残りの2人に荒らし認定されたみたいだからもうこのスレを去るよ。
さすがに荒らし呼ばわりは嫌だからね。他の住民に迷惑も掛けたくないし。
あとは勝手に叩いておくれ。でも、
>>736はその前に前面撤回しておく。
>>749 まぁ最初からそう書いてくれれば、と思ったが、
>作品うぷの邪魔になりかねんからね。
ま、これは同意。
でも、さっきのサイヤンについてのやりとりより今の言い合いのほうが
無駄になっている罠w
しかし残り100kBもあるし、あなたの言うくだらん議論でまず埋まることはないかと。
人も少ないしね。100kBといえば長編SSまるまる一本入る大きさだし。
つーわけで作品うp待機している作者さんがいたらかまわずうpキボンヌ。
>>749 >>意見のやり取りが悪いとは言わんが
>>745 >>名無しのたわ言なんぞまったく興味は無いんだよ。
言ってるじゃんw
ま、荒らしかどうかは微妙な感じだけど、普通の住人でも無さそだな
では何事もなかったように作品うpドゾー
>>749の意見だけ見ると5FJMoDpoや0oamCmE2より正しいな。
その証拠に
>>751みたいな揚げ足取りみたいな意見しか来ないし。
その前の意見があれだが。
しかし、荒らしレッテル貼りや論議規制や空気読まない長論議や
仕切り厨や荒らしの大暴れや、本当に何とかならないのか。
ID:0oamCmE2
おまえ、ぽこにゃんだろ…。
>>752 あなたのような人ほど動かない。言うだけで。
>>753 ぽこにゃんって何?
>>754 いや、動かない方がいいだろ。
迷惑を回りに振り撒くより。それに君は何かやってるの?
釣られたか?
>>755 やってないけど、何かスレを変えたがっているからさ・・。
しかし荒らしレッテル貼りと荒らしの大暴れはともかく
論議規制厨・空気読まない長論議厨・仕切り厨をどうにかしたい、といってるが
あなたはコメンテーター(ROM以外の読み手ね)に何を望むの?
SS→短い感想→SS→短い感想という理路整然としたスレを望んでいるかもしれないがそれは無理でしょう。
議論好きな人がいろいろSSに感想をつけてきたことであるだろうし、
仕切り厨がスレを動かしたことだってあるし。
正直言って、荒らしは論外としても、自分が気に食わない奴がレスしただけで目くじらを
たてているなら、このスレにはいないほうがいいと思う。
そんな思い通りに動かないと思うから。
でも本気でスレを変えたいと思うのなら、尊敬するけどね。
ID:0s3wsxzw→意外と大人で好感
ID:WoXWd342→ムカついたが749で納得
ID:5FJMoDpo→荒らし寸前。邪魔
ID:0oamCmE2→荒らし寸前。邪魔
俺は下3人を本当にムカついて見てた。
ぽこにゃんって本当になんだよ。教えてくれ。
>>756 そりゃ俺の勝手だろ。いるいないは。
議論好きはいいけどいいたいのは空気嫁って事だけ。
ムカついて見てた。
>>757の4人のやり取り。
757よ。笑えるが落ち着け。お前さんもその三人と全く同じだぞ。そのうちの一人だってことは内緒にしておく。
論議は長引けば長引くほど萎えるんだよな。
ID表示だから人がいない事わかってしまうし。またこいつらかって感じ。
結局論議といいつつ、意地の張り合いみたいな展開になるしな。
仕切り厨も実際は成功率低いからなあ。
お題スレと肉スレなんか壊滅状態だ。ミスリードが多過ぎるし。
バキスレに比べ連載作品が少ない分、作品と作品の間が雑談で埋まるのは
スレの特色で結構だけど、実際は荒らしと罵り合いが7割占めてるからな。
> ID:qMO59yMc
言っていい?
あんたのレス数もたったの30分で4レス。上の連中を荒らしとするなら
あんたも荒らしと思うけど?
>>759 は?
ID:WoXWd342じゃないぞ。ID:0oamCmE2でもない。
別にどう思われてもいいけど。
>>761 ああ別にいいよどうでも。
どうせ2ちゃんなんて暇つぶしだし。
認定されても痛くも痒くもないし。
お前4匹の内の一匹か?
もう寝るわ。お休み。
荒らしじゃ無かったとしても、すさまじい厨だなw
ID:qMO59yMcはw
まぁでもやっぱ荒らしだろうな。。。。。
とゆーわけで、そろそろSSうpキボンヌ
>>758 「俺の勝手」と来たかw
そう言ってる奴がなぜ、「他人の勝手」を許すことができないんだろう。
ま、いいけどね。愚痴言いたいときもあるからな・・。
しかし何でもかんでも無駄な議論、無駄な意見とか言われちゃうと、うかつに
書き込めないし・・それがスレの退廃にもつながると思うんだが・・。
ただでさえ、粘着荒らしがわいているのに、自分のことを棚にあげて気にいらないやつを
お前が荒らしだ、いやお前だと罵りあって・・。
qMO59yMcが他人のレスをうざがるのはわかるけど、作品にレスがあまりつかない現状で、
毒にも薬にもならん議論うぜぇんじゃと文句を言うのもどうかなぁ。
それじゃそれこそ無駄な煽り合いの引き金にしかならないと思うよ・・。
767 :
ヤムチャ〜青龍刀伝説〜 ◆vNFYAR5c0g :04/09/22 01:00 ID:mkOHJW0c
第四十二話「入り口」
「狼牙風風斬!!!」
さっきとは段違いのパワーとスピード………
素早く連続で切り裂きバラバラにする。
「今だ!!今、完全に消滅させるんだ!!!」
ヤムチャオズは急いでどどん波を放つが、消滅させられなかった。
「せめて、かめはめ波だろ」
結局、元に戻ってしまった。
ヤムチャオズは急いで狼牙風風斬を撃つが、同じ技は何度も通用せず、懐に潜り込まれる。
そして、どてっ腹に一発パンチが………
「ぐおぉっ!!!」
この一撃により、ヤムチャオズはダウンしてしまう。
そこにブウがどどん波を撃つ。
身を翻し、紙一重でかわすヤムチャオズ。
「人の技を一度見ただけで撃てるようになるとはな………しかし、これはどうかな?」
そう言って、特大の操気弾を刀から放つ。
しかし、かわされてしまう。
「ほめるのはまだ早いんじゃないか?」
この台詞が言いたいがために、ほめてないのにほめたことにするヤムチャオズ。
「餃子の人格が少ない気がするな………」
密かにツッコむピッコロをよそに、ヤムチャオズは刀をを動かし、操気弾を操って、後ろから当てていた。
そして、それをくらったブウは消滅しかけだった。
「今度こそ消滅させてやるぜ!ウルフハリケーン!!!」
ヤムチャは第七話に登場したウルフハリケーンを放ったが、またしても、消滅させられなかった。
「だから、せめてかめはめ波だろ………遊んでるんじゃないんだぞ………」
768 :
ヤムチャ〜青龍刀伝説〜 ◆vNFYAR5c0g :04/09/22 01:01 ID:mkOHJW0c
結局、元に戻る。
そして、今度はブウが操気弾を放つ。
「そ、そんな………」
ヤムチャはかめはめ波で操気弾を相殺するも、操気弾をブウに撃たれたことにショックを受けていた。
「もう、無理だ………」
それを聞いたピッコロは精神と時の部屋の入り口を破壊した。
「なっ!?」
「これで俺達はここから出られないが、ドラゴンボールを使えば、でてこられる」
「ここから出られない……?」
魔人ブウの血管が浮き出る。
「そんなの嫌だー!!!」
子供みたいにそう叫んだ時に精神と時の部屋に穴があいた。
そこから、魔人ブウは部屋を出て行った。
「し、しまった!!」
ヤムチャオズはまだショックを受けていた。
「落ち着け、ヤムチャオズ!!!あのブウが使った操気弾はでかくなかったろ?奴は所詮見よう見まねだ
あいつにでかい操気弾は撃てん!」
「そ、そうだったのか………」
なんとかヤムチャオズをやる気にさせたピッコロだった。
つづく
>>756 例の仕切り厨ハケーン
わかりやすいです。
肉スレとお題スレをなげっぱなさないでくださいよw
ヒャァホゥ―z_ッ!さすが、青龍刀ッ!
常人が(思いついても)やらない事を平然とやってのけるッ!
そこに、シビレルゥゥッ!!(でも、)憧れないィィッ!!!
入ります。
すごいの?ヤムチャさん。
第七話
〜経過〜
〇月∇日(晴れ)
武天老師が、修行のためにと、亀水とかいう怪しげな液体を差し入れしてくれた。
もしかして、この前キレた事に対する、ご機嫌取りの意味もあるかもしれない。これが、ナカナカイケる。
何でも、集中力を高める効果があるらしく、能率的な修行ができるそうだ。
武天老師の、グラサンの光沢が、妙にムカついた。
〇月@日(晴れ)
外で物資を補給してる間に、日付が変わった。今日も晴れだそうだ。まあ、この空間には関係のないことだが。
にしても亀水は美味い。武天老師さまさまだ。だが、最近亀水を飲んだ後の記憶が薄い気がする。
武天老師が言うには、極度の集中で、頭が疲れているから、との事だが、本当にそんな事があるのだろうか?
武天老師の、焦る姿が、妙に怪しかった。
〇月@日(晴れ)
こっちに来て、もう1年ちょいになる。俺も、武天老師様も、かなりウデをあげた。
おそらく、今なら悟空にも勝てるだろう。
…多分。
それにしても、武天老師様は強い。だが、俺も負けるわけにはいかない。荒野のハイエナの意地に賭けて。
武天老師様の、手加減のない鋭い足払いが、妙に嫌だった。
〇月@日(晴れ)
亀水が美味い。疲れた時にはコレ一杯。飲んだ後にボーッとするが、そんなのどうでも良いくらい美味しいです。ビバ、武天老師様。
修行中、真っ白な空間を見て、ふと宗教のセミナーとかを思い出した。刷りこみにはよさげな空間だ。
まぁ、武天老師様と二人なので、そんなことを心配する余地など、ありはしないのですが。
武天老師様の、多彩な技が、妙に冴えておられました。
〇月∴日(晴れ)
もうすぐ、この部屋にきて、2年になるそうです。
武天老師様と二人、修行に励んだ日々が、夢のようです。
最初はこんな高齢な方と、などと思っていましたが、今では、このお方の素晴らしさに敬服の一言です。
思えば、僕はこの方にお世話になってばかりでした。
界王拳のコツ、精神面の脆さ、及び足元の克服、新技の開発。
全て武天老師様のお陰です。
武天老師の、偉大なその背中に、妙にカリスマを感じます。
〇月∴日(晴れ)
今日で修行も最終日です。外界に出て今日はゆっくり休み、明日、悟空に報告に行く、という事です。
仙豆が出来るまでもうしばらくかかるそうなので、報告した後、しばらくはカメハウスで武天老師様と修行です。
久しぶりの普通の重力で、ぐっすり眠れそうです。
そうそう、寝る時には修行のために枕元に武天老師様のお声の入ったカセットテープをかけておくように、との事でした。
武天老師様の、寝るときの修行まで考えてくださるお心遣いが、妙に胸に染みました。
ヤムチャの戦闘力
18800
界王拳…4倍まで使用可能
亀仙人の戦闘力
15200
界王拳…4倍まで使用可能
感想です。この調子だと、このスレで終れませんね、三年間。
>トグサ…器もヘタレのロボ。あわれ。それにしても、上手で羨ましいです。外の世界で敵らしき人と遭遇してしまいましたね。ロボが活躍できるよう祈ります。
>ヤムノート…五分もかかる名前。そういえば、亀仙人の運転免許は武天老師で登録されてましたね。話に関係ないですけど。ピッコロと遭遇してしまいましたが、ピッコロはどうやってヤムチャにアタリをつけたのでしょうか。対決が気になります。
>青龍刀…ピッコロさん、出口破壊。ヤムチャごときに出れるのでしょうか…まぁチャオズ分があるから。ってどっちもヘタレじゃん。まぁ青龍刀がありますからね。
>>769 仕切り厨はむしろID:qMO59yMcとWoXWd342だと思ふ。
450kbこえたらスレ立ててもいいかな?
そういやサブタイぜんぜん変わってねぇな。もういらないか。
>樽漬け
洗脳されてる━━━━(゚∀゚)━━━━!!
つかその戦闘力はギニュー以外の特戦隊に勝てるな
昨日も論議荒らしや煽り荒らし、仲裁荒らしが大活躍だったみたいだな。
俺も負けないぞ。他の荒らし職人さんたちも頑張ってね。
俺も次スレも頑張るから。
ここは、俺たち荒らし職人がいないとスレ進行しないからなー。
田代まさし 覚せい剤でまた逮捕
元タレントで会社員の田代まさし容疑者(48)=東京都杉並区=が、再び覚せい剤に手を染めていたことが21日、明らかになった。
20日夜、都内の路上で警視庁野方署員に職務質問を受け、銃刀法違反容疑で現行犯逮捕された際、乾燥大麻や覚せい剤を所持していたことが発覚。
大麻、覚せい剤取締法違反(いずれも所持)の疑いで21日、再逮捕された。田代容疑者は、押収された覚せい剤などについて「自分のもの」と認めている。
盗撮に始まり、のぞき、覚せい剤…。何度、過ちを繰り返せばいいのか。田代容疑者が再び逮捕された。
田代容疑者は20日午後10時半ごろ、東京都中野区の路上に止めた乗用車内に、知人の無職の女といたところを野方署員に職務質問された。
車内から刃渡り8センチのバタフライナイフが見つかったため、銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕。その後の調べで、
女が持っていたリュックサックの中から乾燥大麻約4グラムと覚せい剤約2グラムが見つかった。
女は「リュックと薬物は田代容疑者の持ち物」と供述。
田代容疑者も「自分のもの」と認めたため、野方署は田代容疑者と女を、覚せい剤と大麻の共同所持の疑いで逮捕。
田代容疑者の自宅などを捜索した。入手経路について捜査するとともに、覚せい剤などの使用についても追及している。
田代容疑者は、素直に取り調べに応じているといい、バタフライナイフについては「以前、仕事で使ったことがある」などと説明しているという。
田代容疑者は、02年2月、覚せい剤取締法違反(使用など)の罪で懲役2年、執行猶予3年の有罪判決を受け、執行猶予中だった。判決後は、かつての仲間に支えられ、
ビデオ映画産業のスタッフとして活動し、芸能界復帰の道を模索。その際には「今度、過ちを犯したら自分は終わり。絶対にしません」と語っていた。
しかし、今年6月、乗用車を運転中に人身事故を起こし、執行猶予期間明けの本格復帰が白紙に戻ったばかりだった。今回の逮捕で、タレント活動再開への道が完全に閉ざされるのは必至。
「反省」の言葉や「(製作する)作品を見てもらって勝負したい」と強調していたが、いかなる釈明も、もはや通用しそうにない
次スレも荒れ4割、作品3割、罵り合い煽りあい2割、感想1割の
黄金分率でいきたいね。俺も頑張るから、みんな次も頑張れ!
あとサイヤンさん、いつまで逃げ回るの?
>名前: 青龍刀作者 投稿日: 2004/09/22(水) 01:14
>>Saiyan killer
>他の人はどうか知りませんが、戦闘シーンの描写はうまいし、いいですね。
>完結まで頑張ってください。
青龍刀はサイヤン以外の作者をどうでもいいと思ってるらしいねw
俺はサイヤンすらどうでもいい。職人の一人として全力を尽くすのみ。
書き込みテスト
何を書いても文句が出るのはヤムスレだけ!
787 :
哀・戦士:04/09/22 10:51 ID:Mdq6e29I
>>724 めんどくさくなったからやめただけだよ。
確かに意地でも終らすとか言ったけど。
SS書く時間があるんだったら、何か他にやれることあるだろって思った。
ま、そう思った時点で書く気が一気に消え去ったね。これはどうしようもない。
何回かやる気が起こってきた時もあって更新もしたが、もう無理だね。
実際書きたくないのに苦しみながら書いててもつまんないしね。
ヤムスレは一応読んでるよ。作品は読んでないけど。長く続くといいね。
ウンコッ
騙りうぜぇ
2ちゃんには4年近くいるが、こんな病的な荒らしがいるスレは初めてみました。
・厨房と荒らしの巣窟の漫画サロン出身
・次スレが立つ可能性が大きい(ずっと荒らし続けられる)
・老舗スレで見ている人も多い(自分の力を他人に見てもらいたい)
・まともな住民もいる(反応がほしい)
・叩かれやすそうなコテがいる
・新SSが投下されたりして一応の話題がある(話題のループしない)
・SS語ろうスレからの出張(荒らし培養専門スレの存在)
・・ま、いろんな原因があるだろーけど。
↑ごめん、意味ワカラン(´・ω・`)
徹底比較! バキスレ(優良スレ)対ヤムスレ(劣等スレ)
1・連載作品の質 バキスレ>ヤムスレ 一部除いて勝負にならず
2・連載作品の量 バキスレ>ヤムスレ 実稼動のみカウント
3・既存作品の量 バキスレ<ヤムスレ 作品点数はヤムは一番多い
4・完結率 バキスレ>ヤムスレ 勝負にならず
5・スレの雰囲気 バキスレ>ヤムスレ 勝負にならず
6・荒らしの数 バキスレ<ヤムスレ ヤムスレ超圧勝!
7・将来性 バキスレ>ヤムスレ ヤムスレ先細り厳しそう
8・サイトについて バキスレ>ヤムスレ 管理人の質、持続性考えて
9・住人数 バキスレ=ヤムスレ 正直わからん。バキスレの方が多いと思うが
10・サイトヒット数 バキスレ>ヤムスレ これは明確にバキスレが上
ヤムスレから見て2勝7敗一分け。
勝ったのが荒らしと作品数(逆から考えればそれだけ書き逃げが多いって事)。
意外と健闘してるかなw
>>789 お前、病的さんを馬鹿にするなよ。
彼はこの先、何年もずっと作品を保管してくれる大事な人材だぞ。
あの人に限って、HPを投げ出すなんて事はしないからな。
ヤムスレがある限り。そんな病的氏を本当に尊敬している。
ただバキスレとヤムスレをどっちが好きかといえば、俺はヤムスレだな。
読むSSが多いのはバキスレだけど、あっちはSSを楽しむだけだから。
こっちはその点いろいろ楽しめる。
>>794 ごめん、ますますワカラン(´・ω・`)
>>793 お前
はこの先、何年もずっと
H を しないからな。
本当に尊敬している。
釣られんぞ!
>>797 ) ア 釣/ ri^^ヽ, r)^^)
ゝ ア っ \ \ < ,rー 、 ) ソ
つ ア た < ヽ `〜、 c `ゝ' ) , 〜~ /
) ア /~ ヾ_ヽ-' -、ヘ;;(ラ;ir('^~ィ __ノ
`),.'7/Vヽ!\| ⌒ヾ ) '')~ ノ^~
,,,,,, . | `〜'^〜/
(っ) . | i‐ キ-||
/~ (⌒i'~)`) |iiiiiiiiiiiiiiiiii|
//ヘ 肉∧| || ∧ |
( ) ノllllll| () ,| | |
|llllllllll, | | |
llllllll'^ lllll . | | ノ
'--` '-‐┘ ( | /-'~
)| (
>>796 荒らしがわいた原因だって言ってるのに。ま、わからんならいいよ。
重要なことじゃないし。
つか、こんなグダグダじゃ職人も投下しにくいだろうから、新スレたてるか?
>>799 最新50見たけどお前ずっといるな。
ID:0s3wsxzw だろ?
確かに社会の風は厳しいが、逃げるな。
歯を食いしばって頑張れよ。俺は応援してるぞ。
あと俺は荒らし職人とやらじゃないぞ。
本当にただのスレ応援屋さん。
新スレ頼む
>>799 794 名前:Classical名無しさん メェル:sage 投稿日:04/09/22 17:58 ID:sUqQGc4U
>>791 >>790の原因ってことで。
つまり、ご自身(
>>790)が荒らしであるという宣言でしたか!
やっとわかりました! ありがとうございます!
>>800 ありがとう。
でも俺より、釣ったぁ、とかバカやってる奴に言ってくれ。
奴のほうがその暖かい言葉、必要としてるぜ。きっとな。
805 :
800:04/09/22 18:26 ID:hyR9nRBo
>>802 そうか。
ID:sUqQGc4U=ID:0s3wsxzw は荒らしという事か。
昨日は割合まともな事いってたのに、良い住民と思ってたのに。
ショックでオナニーも一日3回しか出来ないよ。
イチローが記録達成できなかったら、お前のせいだからな!
ID:sUqQGc4U!
本当にいい加減、スレを荒らすのは止めてくれ。
純粋に作品を楽しみにしてる人もいるんだよ。勘弁してくれ。
サイヤンの首やるから。
あのね、こんなことも許容できないようじゃ荒れちゃうよ。
と、釣られてみるテスト。
さて、シブく俺が決めたところでメシでも食いに行くか。
荒らすなよてめえら。
俺は荒らす奴を本当に許さない。あとイチロー頑張れ。
記録達成したらヤムスレをあげてお祭りしようぜ!
記録達成できなかったらID:sUqQGc4Uのせい。イチローは悪くない。
日に日に酷くなっていく状況だ。
IMD.S7uw、hyR9nRBo
こいつらよほど暇なんだろうが、本当に荒らしだけしかいないスレに成り下がったな。
どうやら連中のブームは他人を荒らし呼ばわりして荒らすことらしい。
新スレ立ててくれ、とは言ったがやっぱり望まん。
>>
マジレスすると、許容範囲が狭すぎることが問題かと。
狭量な人間の「いい加減にしてくれ宣言」が
スレを殺伐とさせてることが気づかないオマイにバカの壁を感じるよ…。
荒らし呼ばわりして荒らしてるのはどっちかほんの少しだけ考えてみ。
この程度は許容しながらマターリしてるスレなんていくらでもあるよ。
どうしても我慢できんのなら来なきゃいいじゃん。
アンタにゃ悪いが「荒らし」が減ってせいせいするヤシ多いと思うよ。
俺以外の住民はみんな荒らしだな。
ごはんうまかったー。
三好亭のステーキ丼は最高。みんな食いにいけ!
俺んちから歩いて5分だから、通行にも便利。
さーて、次スレでも頑張るぞ。
俺ってヤムスレの応援団長ってカンジ?
順調に腐っていってる。
qMO59yMcは腐ってる。
前の感想遅れました。だからまとめて。
>>682 >>775 すごいの?ヤムチャさん
ヤムチャさん洗脳されたー!? いよいよタイトル通りなことに。
一応は弟子の事も考えてあげる亀仙人にほろり。方法はこの際置いておいて。
ともあれ、何とか無事に修行は終了したようですね。力もなんとか逆転し返したみたいですし
ヤムチャが洗脳ヘタレからただのヘタレに戻れる日は来るのか!?
名前:Classical名無しさん 投稿日:04/09/22 00:10 ID:qMO59yMc
>>749の意見だけ見ると5FJMoDpoや0oamCmE2より正しいな。
その証拠に
>>751みたいな揚げ足取りみたいな意見しか来ないし。
その前の意見があれだが。
しかし、荒らしレッテル貼りや論議規制や空気読まない長論議や
仕切り厨や荒らしの大暴れや、本当に何とかならないのか。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
こいつ昨日はこんな事言ってたくせに、とうとう馬脚を現したなw
次スレは新しく立て直した方がいいんじゃないか?
まだ作品は出せますかね?
まぁ量もそんなに無いんで、こっちに投下します^^
感想くれた方々、本当にありがとうございます。
励みになります♪
まぁかなりの部分で勉強不足というか、力量不足は痛感してますが、
もう あとわずかですので、最期まで頑張ります。
では
>>623-628 3年間
------------------------------
第42話 憂鬱の日曜日
------------------------------
「全く最低だな…」
吐き捨てるようにつぶやいた。
次の日、『全ての事件の犯人はラルフだった』と警察は発表した。
『これで平穏な日々が戻る!』
相次ぐ失踪事件に不安がっていた市民も
ほっと胸をなでおろした事だろう。
ようやく、全てが終わった。
だけど、俺達には、こんな結末しか許されていないのだろうか?
窓をあけて外を見る。
どんよりとした曇り空だ。
いつかの曇り空と良く似ている。
ここの風は淀んだ匂いがする。
(嫌な匂いだ…)
俺は慌てて窓を閉めた。
やっぱり風は、俺に冷たく当たってくるようだった。
―――結局、彼女が目覚めることは無かった。
「なぁ、早く起きてくれよ?二人で行きたい所が沢山あるんだ…」
「そろそろ髪切らなきゃだぜ?ちょっと伸びすぎだぞ…」
「おやすみ……今日はゆっくり休めよ」
・・・・・・
「おはよう、ランファン♪」
「何か食べるか?こう見えても俺は、料理得意なんだぜ!」
・・・・・・
あれからどれ位経っただろうか?
時間の感覚が判らない。
俺は彼女の部屋で彼女と共に居る。
部屋には虚しく俺の声だけが響いていた。
テーブルの上には枯れ行く花。
もう水は差さずに眺めるだけ……
この場所だけ時間が止まってしまったような……
彼女は目覚めない。それは判っている。
頭では理解できても、心がそれを認めようとしない。
あの後、どんな病院に行っても回復は無理だと言われた。
無論、仙豆もまるで効かない。
重度の麻薬中毒。全身不随。脳の衰退……
小難しい言葉を並べられたが、簡単に言うと、
彼女は一生『植物人間状態だ』という事だった。
唯一にして幸いな事は、彼女の借金の殆どが、
不正に水増しされた事が発覚した事くらいだろうか。
彼女は自由になれたのだ。
あの店で働く必要もない。
借金取りに追われる心配もない。
自由に遊んで、自由に働いて、自由に生きていける!
これから彼女は、今まで不幸だった分まで、
いや、それ以上に幸せになれるはずだった。
だけど………
彼女はもう、指1本動かす事さえ出来ない。
涙が溢れてきた。
彼女はかろうじて生きている(本当だろうか?)
身体は痩せ細り、左腕には痛々しい注射の跡。
右腕には、かろうじて『生命』を長引かせるための点滴の管。
もはや生きているとは呼べないような状態だ。
言うなれば『死んでは居ない』って事か。
窓から差し込む日差しが強くなってきた。
そろそろ朝になるのだろう。
蝉の悲鳴が聞こえ出す。
夏の終わり……死に逝くものの最後の泣き声。
対照的に、希望に満ちた人々の笑い声が段々と大きくなってきた。
そのギャップがヤケに耳につく。
今日は日曜日。
窓の外が、にわかに活気付いてきた。
『Melancholy Sunday』
次スレはどうしたらいいか、もう職人自身が考えるべきだと思う。
荒らしの立てたスレで、今後も荒らしと共存しながらやっていきたいならそちらでどうぞ。
そんなのは許せないのなら、新しく立てて、
>>814を削除依頼する。職人自身が。
俺ら職人様が動くことじゃねーよって言うのならかまわずここに投下して埋めなされ。後は知らん。
全部いやなら、まとめサイトにでも投下するか、潔くやめるか。
スレを動かしていくのは、ほかでもない。そう。職人自身だから。
酷だけど言ってみた。
というわけで、ほとんど終わりかけです。
いやー思いのほか長かった^^;
あと3話かなぁ……中身は書いてるんで、
文体とかチェックして、来週末までには全て終わらせるつもりです。
次スレになりそうですね
ついでに、書き殴った番外編を落としていきますw
もし気に入らなければスルーでww
------------------------------
〜 3年間 番外編 〜
『紅い月』
------------------------------
月を眺める。
ずっと地球に背を向けて、廻り続ける月は道化師。
陽の光を反射して、輝く月は嘘灯かり。
きっと俺と良く似ている。
「お前は、そんなにキレイじゃないだろ?」
月に向かって問いかける。
近づけば良く見える、月の醜さを嘲笑ってみても、
虚しさだけが溢れるばかり……
紅く輝く月の雫が、俺の頬を伝って落ちる。
俺の横には猫が一匹。
他に何も無い部屋だから・・・
静か過ぎる夜、夢か現か判らなくなる。
この部屋の隅っこで、
セルロイドで出来た "君"の抜け殻 一つ飾られ
俺だけに見える 影絵の君が動き出す
〜おはよう〜
朝になれば、言葉の魔法で
君の影も消えるだろう。
それまで、ずっと眺めていよう。
月の光と君の破片を。
俺の身体に染み付いた、
君の香りが幻影となる。
今日は満月。
君の夢を見てもいいだろ?
静かにそっと瞳を閉じる。
紅い月が見る夢は・・・きっとこんな哀しみ色
動かぬ君が見る夢にも・・・きっと紅い月が泣いている?
『紅い月』 完
828 :
Classical名無しさん:04/09/23 00:27 ID:k0WNx9Lo
>>三年間
もうすぐ終わりだな。第一話と同じ冒頭なのにヤムチャの心情がまったく変わっているのが巧妙。あと三話でどう動くのか楽しみだ(これで終わってればある意味、後味悪くて面白いのだがw)
>>823 ここは主体的な職人いないからな。青龍刀とか菓子とか樽漬けとか押収とか何て答えるんだろう。たぶん無視するんだろうが。
>>828 ありがとうございます^^
1話めと同じと気付いていただけて嬉しいです★
>>823 んー次スレですかぁ。どうしましょ?
とりあえず ↑のはマズそうな・・・
職人の誰かが立てて、削除依頼出しますかー。
とは言っても 皆 誰かするだろー って想いそうw
さてさてどうしましょ? ↓↓↓↓↓
気に入らないとすぐに立て直すな、ここの住人。何様だ。
馬鹿みたいに移転は繰り返すし。
仕方があるまい。
こんな腐ったスレを放置したら2ちゃんがますます混沌とする。
苦渋の決断だが、俺も次スレから荒らしに参加する。
これは、正義の荒らしだ。
自分が泥をかぶり、板の正常化に微力を尽くそうと思う。
おら、とっとと新スレ立てやがれ。
涙を飲んで荒らしてやる。
本当に悲しいが誰かがやらないと、ここの連中はますます腐る。
>2ちゃんがますます混沌とする
2ちゃんは便所の落書きで元々混沌としてる場所なわけだが。
他所の健全なサイトへいったら?
832 :
急襲:04/09/23 10:41 ID:7BdSV2Bo
新スレ、テンプレがないぐらいなら普通に利用することもできそうな気がするけど。
って削除依頼が出てから言っても遅いですが。
1.削除依頼の結果が出るまで待って対応を決める
→長期間スレが止まりそう。というか埋まりそう
2.新スレを立てる
→スレの印象悪化
3.削除依頼を取り下げて25スレ利用
→今回を容認すると次々スレ以降も似たような事態になるかも
「テンプレがないので分からなかった〜」と言った感じでスレ違いレスが増えそう
4.マロンにある23スレを使う
→荒れそう
5.にせやむちゃんねるにいく
→スレ終焉
個人的には4が面白いかなーとか
2個立っちゃってますね。
まぁ出来てしまったものは仕方ないか・・・
ココが埋まる前に、どうするか決めないとですね
スレの印象悪化というは確かにありますけど、
既に2個ある状態では、どちらかを選ばないといけないですな。
削除依頼出してるのが本当であれば、
新スレのほうを選ぶしかないですけど。
皆で決めますかw
1.削除依頼の結果が出るまで待って対応を決める
→長期間スレが止まりそう。というか埋まりそう
2.新スレを立てる
→スレの印象悪化
3.削除依頼を取り下げて25スレ利用
→今回を容認すると次々スレ以降も似たような事態になるかも
「テンプレがないので分からなかった〜」と言った感じでスレ違いレスが増えそう
4.マロンにある23スレを使う
→荒れそう
5.にせやむちゃんねるにいく
→スレ終焉
6.何事も無かったように、新25スレで開始
自分的には6かなぁ。何とか健全に進められそうな・・・
久しぶりに・・・といっても久しぶりってほどでもないんですが
こーゆー話し合いがおこなわれてるじゃありませんか
ん〜・・・私としてはkさんの6番に賛成ですかね
一番無難かと・・・
それと話の腰を折って悪いんですが新作を投下します
『ヤムチャの願い 最後の戦い』
ヘタレ王を書きながら漠然と考えてたやつです
それとヘタレ王はちゃんと完結させますんで
ちなみにいつもの発言は別にやんなくてもよいと注意されたことがあるんで
今回からはやらないようにいたします
あの魔人ブウを倒した日から十年後・・・
その日、それは行なわれていた
地獄の悪人どもの魂を浄化し、新たな生命体に変える
これを昔は閻魔大王自らが行なっていたのだが、最近それを自動で行なう装置を
占いババが開発した
よって近年は子鬼が一人で見張っているだけとなっている
「はいはい、一列になって並んでください」
・・・と、言っても並ぶ奴などいない
純粋悪魔人ブウやフリーザなんかも抵抗する・・・が、魂のみの姿なので無駄だ
攻撃がすり抜けてしまう
「抵抗は無駄ですよ
それと魂のみの姿なのであの世から逃げ出すことも不可能です」
子鬼は事務的に言う
抗うこともできずに浄化される悪人たち
魔人ブウ、レッドリボン軍総帥のレッド、キュイ、フリーザ、クウラ
一人ずつ浄化されていく・・・
(・・・次は私の番だ・・・
嫌だ・・・嫌だ・・・嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!!!!
私は消されたくない!!ずっと自分のままでいたい!!)
セルは強くそう思う
セル・・彼はその昔レッドリボン軍の科学者『ゲロ』によって作られた人造人間
セルがここにいるということは人造人間にも魂はできるらしい
子鬼はセルに近づいていく
魂の姿のままでは抗うことができない
セルはタックルをかますが、すり抜けてしまう
「抵抗は無駄ですよー」
くだけた感じで子鬼はいう
この子鬼は浄化される側の気持ちが分からないからこんな態度をとっているのだろう
それがよけいに浄化される側の不安をあおった
まぁ、こういうことされるのは因果応報だろという意見が大きいが
セルは何度もタックルをする
恐怖と混乱でパニックになり、何度も・・何度も・・・・・
そして何十回のタックルが行なわれただろうか?
そのとき突然セルの魂の姿が消えた
「え・・!?」
子鬼は焦って周りを見渡すが、セルらしき魂はどこにもいない
すると突然頭痛がしてくる
眠くなってきたのは気のせいだろうか?
そして意識の奥底で言葉を聞いた気がした
(消えろ・・目障りだ・・・・)
どこかで聞いたような声で・・・・
『憑依』
そう、子鬼は憑依をされていた
悪の科学者によって作られた人造人間『セル』に
「私は・・・この鬼を支配できた!!
これで元の世界に戻れるぞ!!
ふはははははははははは!!!」
鬼を乗っ取ったセルは笑いながら瞬間移動する
その昔、自分が殺された星
地球へと・・・
新作投下終了いたします
ちゃんとヘタレ王も終わらせますので
私としてはこのスレが好きなので、kさんの六番を選ばせていただきました
それでは
>>842のスレッド削除依頼、誰かお願いします。
(自分は規制されてて書き込めない)
1日来なかっただけでよく分からない状況に…何処に行けば良いんですか?
>>845 決定権はスレを支えているあなたにあります
あなたの行動次第
849 :
樽漬け ◆uD3fO/U2s. :04/09/24 02:03 ID:hadjUXN6
分かり易い解説を、ありがとうございました。それにしても、1日来なかっただけでスレが分裂するとは…
分裂というか荒らしが暴れただけだと思うけど
851 :
ヤムチャ〜青龍刀伝説〜 ◆vNFYAR5c0g :04/09/25 16:01 ID:UWug/GjI
第四十三話「真気功砲」
精神と時の部屋から、なんとか脱出したヤムチャオズは魔人ブウに追いつき、何も無いところで戦わせようとする。
一応同意し、ついてきた魔人ブウ。そこに第三十六話で石化してから、回復した天津飯も居た。
ピッコロは一応事情を説明。
「悟飯は儀式に時間がかかっているのか、ならば真気功砲で奴を止める!!」
「ちなみに、真気功砲は約20時間、時間を稼げる」
ということで天津飯は後ろに隠れていた。
ヤムチャオズは
「おい、こっちだ!!!」
と言って、ブウを天津飯に背中を向けさせた。
「よし」
天津飯は気配を消しながら、上空へと向かう。
「真・気功砲!!!」
魔人ブウが地面に埋まり、這い上がってくる。
「はぁっ!はぁっ!…………」
埋まっては這い上がりを繰り返す魔人ブウ。
「よし、このスキに精神と時の部屋に修行しに行くぞ」
「280日ぐらいがタイムリミットだからな、それと一度フュージョンが切れると
183時間(精神と時の部屋内では)ぐらいフュージョン出来ないからな!」
よく一瞬で計算できるなと思いつつ、ピッコロを天津飯の見張りにおいて、精神と時の部屋に行った。
修行と言っても、戦闘能力はもうピークなので上がらないので、やはり新技開発。
その頃、地球のドラゴンボールが使われ、悪人を除いた、今日死んだ人を生き返らせた。(悟空、べジータなど)
もう一つの願いで、仙豆を出来るだけ作ってもらった。(1000粒くらい)
つづく
852 :
ヤムチャ〜青龍刀伝説〜 ◆vNFYAR5c0g :04/09/25 16:02 ID:UWug/GjI
間違いました。現スレに書きなおします。
けっきょく誰一人として荒らしが立てたにスレ削除を出さず、
何でも人任せ。糞ばっかりだな。
住人の質は言うまでもないが、職人達もSSだけ投下できればいいという糞ばっかり。
糞スレ、糞住人、糞職人。
事実ではあるが
一番の糞がそんなこと言っても何の意味も無い
あい
あい
857 :
: