連載でもやります
隔日連載「会津小話――恩讐の木枯らし」
1
それは11月の後半、うすらさむい夜半のことであった。
会津入児(男、20歳、大学2年生)は、バイトの帰り道をてくてくと歩いて、T字路にさしかかった。
道が壁につきあたり、左右にわかれている。彼の家はそのT字路を右にまがってすぐである。と、
その右側の道のほうから足音が聞こえてきた。
ダダダダダと猛烈にダッシュしている。さらに「あ〜〜〜〜〜!」などと叫んでいる男の声も聞こえた。
入児は(なんや、変態か?)と考え、思わず足を止め、身を硬くした。T字路のつきあたりには街灯があり、
足もとを照らしている。そこにあらわれるのは何者なのか?
入児がそこに止まること数秒――あらわれた!
T字路のつきあたりを、右から左に駆けていったのは、確かに男であった。なおも「あ〜〜〜〜〜!」と
叫んでいる。街灯に一瞬だけ照らされたその姿はまだ若く、入児よりも年下かも知れない。白い息をはき
ながら、必死の形相で走りぬけていった。
わけがわからない。
いったい彼は何故叫びながら走っていったのか?
1.過剰に鬱屈した若者が「15の夜」(他の歌でも可)を閉じた心の中でリフレインさせているうちに思い
ついた過剰なストレス発散法。→よく聞くと叫び方にリズムがあるはず。
2.友達間の罰ゲームでロッキーのマネをやらされている。思いついたのはやんちゃなリーダー格の若者で
切れ者風な目つきと顔立ち→右の角をまがると路上に座っているはず。
3.誰か(警官かも知れないね)に追いかけられている。叫び声をあげているのはまだ余裕があるためか、
それとも走り疲れた自分を鼓舞するためにか?→右の角をまがると追いかけてきた人物・動物等が見える
はず。
4.ドッキリ
5.それ以外の何らかの理由(原因らしきものを発見することが可能)
6.それ以外の何らかの理由(原因らしきものを発見することが不可能)
入児は、なんなんや、と思わずつぶやきながら、そんなことを考えていた。
男の足音と叫び声が充分に遠のいてから、ようやく再び歩きはじめる。
(2か3か4だったら、30000ペソ!)
そんなことを、首だけはまだ左のとおりを見ながら、角を右にまがった。つきあたりの街灯の明かりの下に
入った、そのときである。。
「ひぃぃぃぃぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい」
先ほど男の来た道から、悲鳴かと思えるような、高く大きな声。それからヒタヒタという規則正しい音が聞
こえてきた。
「な、なんやっ!」
入児は思わず向きなおり、街灯のない、暗い道を凝視する。
翌々週のことを先取りしてキメッ☆
隔週連載「会津小話――恩讐の木枯らし」第2話
2
つきあたりの街灯が照らすのは、蛍光灯の真下から半径10メートル。視界にうっすらと見えるだけ
なら15メートルほどであった。「ひぃぃぃ(略)いいいいい」という声の主は、とうとう光のテリ
トリーのなかに足を踏み入れた。
観察時間は1秒もなかった。
約15メートル先に見えたのは女にしては背の高い、がっしりとした人影である。頭上になにかをか
かげていた。だが異常なのはその人影の「色」であった。人影は全身まっ白なのである。いや、膝下
から足の先までは肌色であった。ヒタヒタという音は素足で走る音であったのだ。そして、人影は
首の上までも白かった。
悲鳴の主は入児にまっすぐ走ってきていた。よけようともせずに。
女は般若の面をつけていた。体には白装束を羽織っていた。この糞寒いなかでそれ一枚らしく、は
だけたすそから素足が見えた。
そして、頭に大きなカマをかかげていた。
相手が、その全貌をはっきりと見せうる距離――約10メートル――に足を踏み入れた次の瞬間、入
児が般若女をよけず、立ちすくみもせず、驚くよりもはやく、まわれ右をして駆け出していたのは
正解であった。奇跡であった。
迫っていたのは異常ではなく、物理的な危険だったのである。
「おまえも殺すぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅううううううううううううう」
般若女は、まちがいなく、そう言った。
入児の背後でヒタヒタという足音のほかに(正確にはヒタタタタという音であったが)、ブーンと
いう風切り音があがる。般若女が数瞬前まで彼のいた場所を、得物で切り裂いただ。
入児は声にならない声をあげて、さきほどの男が逃げていった道を走りはじめる。曲がり角のない
道だったので、前方の遠くに男の姿がみえた。といっても男とのアドバンスは10秒ほどだろうが、入児にはおそろしく遠い距離に思えた。
「あ〜〜〜〜〜〜〜!」
入児は悲鳴をあげて、全力で走りはじめた。
いろいろ、まちがっているだろ?ってところが散見されると思われますが、あとでなおしますんでご容赦ください
いやぁぁぁぁぁぁ
いや、話は続かなくてもいいんだけども
部活とか講習の帰り道が怖くなった、
T字路は無いんだけれども。
いい話や・・・
桜色BUMP最高!!
おれもレビューやるか
愛してる〜この響きだけで強く〜なれる気がしたよ
ラウンジ規制中
なんか書くかな
俺なんか連投規制っぽいのに引っ掛かってるんだが・・・
謎だ。
それはそうとそろそろ昴の新小説読みたーい
運転手がヒッチハイカーを見つける。歳は小学生か中学生かの女の子で、行き先を書いた
大きなホワイトボードを掲げている。運転手は交差点で信号待ちをしている。後ろの席か
ら主人が声をかける「どうやらあの子は私たちと行く方向が同じのようだ」。この街道で
はヒッチハイカーは珍しくないし、ヒッチハイカーを乗せてやることも珍しくない。
運転手はうなずいて、アクセルを踏む。路肩によって女の子の前に車を停める。女の子が
よってくる。主人が「窓を開けろ」と命じる。運転手は後部座席の窓を開ける。主人が窓
から顔を出して女の子に声をかける。温和な微笑をもつ老婆の善意によって、女の子は車
の中に迎え入れられることになる。運転手は車の外に出て、老婆の座っている側のドアを
開ける。老婆が移動して女の子を座らせる。老婆がこのようなヒッチハイカーの迎えかた
を好むことを運転手は知っている。運転手はホワイトボードとリュックを女の子から受け
取ってトランクにしまう。運転手は運転席にもどる。
3人を乗せた車が走り出す。信号はすでに青になっている。交差点をわたって街道を行く。
中原という街に向かっているのだ。
ららら〜間違いだらけのブル〜ス
>>182 初心者板に逝ってくださいね、とかいう奴?
じゃあもういいだろうよ
なんかすぐに規制解除されるし
小説はねえ
なんか難しいことになりそう
書きはじめてはみたけれど
543 :高句麗 ◆LOUNGE/uAM :03/11/22 04:49 ID:???
>>541 くしのさしかた
ツール
↓
インターネットオプション
↓
接続
↓
LANの設定
↓
プロクシサーバーの中の「プロクシサーバーにアクセス」にチェック
↓
アドレスの中に串アドレス、ポートの中にポートアドレス(80や8080等)を入れてOKを押す。
↓
完了。
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意味なく保守
lヽ ノ l l l l ヽ ヽ
)'ーーノ( | | | 、 / l| l ハヽ |ー‐''"l
/ D | | |/| ハ / / ,/ /|ノ /l / l l l| l D ヽ
l ・ i´ | ヽ、| |r|| | //--‐'" `'メ、_lノ| / ・ /
| V l トー-トヽ| |ノ ''"´` rー-/// | V |
| ・ |/ | l ||、 ''""" j ""''/ | |ヽl ・ |
| D | | l | ヽ, ― / | | l D |
| !! | / | | | ` ー-‐ ' ´|| ,ノ| | | !! |
ノー‐---、,| / │l、l |レ' ,ノノ ノハ、_ノヽ
/ / ノ⌒ヾ、 ヽ ノハ, |
,/ ,イーf'´ /´ \ | ,/´ |ヽl |
/-ト、| ┼―- 、_ヽメr' , -=l''"ハ | l
,/ | ヽ \ _,ノーf' ´ ノノ ヽ | |
、_ _ ‐''l `ー‐―''" ⌒'ー--‐'´`ヽ、_ _,ノ ノ
 ̄ ̄ | /  ̄
だれかこれの元ネタ教えてくれ
保守。
192 :
(*´゚.゚) ◆blue.UaY :03/11/30 16:14 ID:6Qsm7IbY
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|::ヽ. ′
|::::::ヽ,.,
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/ |::::::::| ヽ ゝ
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/' \| に | \
お次 お |
前世 い. |ヽ
の代 付. | ヽ,_
姉.D き /
ち.V |\ !!! ./
ゃ.D | \_/
んだ /
.な /
>>193 なんでもガイドラインをつくってまうんやな
そのためのガイドライン板なんだろうけどなあ
個人的には
>>194が好きだyp
色っぽいね
現実は我武者羅に来るし〜
書こうと思っていたネタが既に小説に書かれていて、しかもそれが賞を取っていたんだな
あれかな?地震を持っていいのかな、ゴゴゴゴ
まぁそのネタが選考理由すべてでは無いけどね。
作者独特の書き方とか色々。
まぁ少なくとも「ネタでつまらん!」
といわれることはない、ということだね。
書き込むと201-が点灯
夢は夜ひらくわけです
『蓬莱学園』新城十馬
プロローグ〜第3章くらいまでのあらすじ(プロ+7章+エピの構成)
春4月。蓬莱学園の新入生朝比奈純一は見たところ目に輝く意志の強さ以外なんのとりえもない、冴えない小柄な少年である。
入学初日、怒涛のクラブ勧誘の渦のなかをふらふらと彷徨ううち、公安委員会のベアトリス香沼(悲観論者で数学が好きで公安
委員会に絶対の忠誠を誓っている)に捕まって、新入生歓迎の学内遊覧飛行船に押し込まれる。飛び立った飛行船のなかで、純
一は占い師の女生徒と知り合い、彼女に言われるがままに望遠鏡で地上を見下ろす。と、純一は遥か眼下に喧騒の中をポツンと
ひとり立っている女の子を見つける。彼女は儚げな表情で、遥か上空の遊覧船を見上げている。その表情は純一の心のなかの「
トゲのある小さな何か」を動かす。一目惚れで。純一は恋に落ちてしまった。
翌日から飛行船を見上げていた「あの娘」の探索が始まる。なにしろ生徒数10万人の学校である。しかも生徒のデータの管理が
いい加減で「あの娘」の名前も学年も所属しているクラブもわからない。途中で、純一はクラブに入っていない「最後の未登録
生徒」であることがバレて、勧誘をしようとする生徒たちや蓬莱学園のテレビ局に追いまわされる。トラブルメイカーの純一を
見張って「あの娘」探しにつきあうことになった公安委員会のベアトリス香沼は、再三「あの娘」探しをやめるよう純一に忠告
する。だが、純一は「あの娘」探しを止めない。捜索が行き詰まるたびに「あの娘」の顔が甦り、心の中の「トゲのある小さな
何か」がチクチクとしはじめ、純一を駆り立てる。
何日目かの朝、純一は学内の路面電車に乗る「あの娘」の姿を見つけて、鉄道委員会の運転手を騙して路面電車を乗っ取り、「
あの娘」を追いかける。しかし、無茶な運転で電車は脱線。そこに学園銃士隊と校内巡回班(ふたつとも学園の治安組織)が駆
け込んできて、純一は拘束される。その混雑の中でベアトリス香沼は「あの娘」が群集から逃げるようにして去っていく姿を見
ていぶかる。
校内巡回班に尋問を受けることになった純一は神酒坂兵衛(みわさかひょうえ。万年金欠の不良隊士。超利己的で異常に金に汚
い)に賄賂を渡すという約束をして騙し、彼とともに巡回班の包囲網を突破。「あの娘」探しに5万人の女生徒がいる弁天寮へ
と向かう。一方、わずかな手がかりから論理的な思考を駆使して「あの娘」の招待を推理しはじめたベアトリス香沼は、「あの
娘」探しに走りまわる純一が、期せずして徐々に学園の陰部に迫っていることに気づく。
『蓬莱学園』新城十馬
プロローグ〜第3章くらいまでのあらすじ(プロ+7章+エピの構成)
春4月。蓬莱学園の新入生朝比奈純一は見たところ目に輝く意志の強さ以外なんのとりえもない、冴えない
小柄な少年である。入学初日、怒涛のクラブ勧誘の渦のなかをふらふらと彷徨ううち、公安委員会のベアト
リス香沼(悲観論者で数学が好きで公安委員会に絶対の忠誠を誓っている)に捕まって、新入生歓迎の学内
遊覧飛行船に押し込まれる。飛び立った飛行船のなかで、純一は占い師の女生徒と知り合い、彼女に言われ
るがままに望遠鏡で地上を見下ろす。と、純一は遥か眼下に喧騒の中をポツンとひとり立っている女の子を
見つける。彼女は儚げな表情で、遥か上空の遊覧船を見上げている。その表情は純一の心のなかの「
トゲのある小さな何か」を動かす。一目惚れ。純一は恋に落ちてしまった。
翌日から飛行船を見上げていた「あの娘」の探索が始まる。なにしろ生徒数10万人の学校である。しかも生徒
のデータの管理がいい加減で「あの娘」の名前も学年も所属しているクラブもわからない。途中で、純一はク
ラブに入っていない「最後の未登録生徒」であることがバレて、勧誘をしようとする生徒たちや蓬莱学園のテ
レビ局に追いまわされる。トラブルメイカーの純一を見張って「あの娘」探しにつきあうことになった公安委
員会のベアトリス香沼は、再三「あの娘」探しをやめるよう純一に忠告する。だが、純一は「あの娘」探しを
止めない。捜索が行き詰まるたびに「あの娘」の顔が甦り、心の中の「トゲのある小さな何か」がチクチクと
しはじめ、純一を駆り立てる。何日目かの朝、純一は学内の路面電車に乗る「あの娘」の姿を見つけて、鉄道
委員会の運転手を騙して路面電車を乗っ取り、「あの娘」を追いかける。しかし、無茶な運転で電車は脱線。
そこに学園銃士隊と校内巡回班(ふたつとも学園の治安組織)が駆け込んできて、純一は拘束される。その混
雑の中でベアトリス香沼は「あの娘」が群集から逃げるようにして去っていく姿を見ていぶかる。
校内巡回班に尋問を受けることになった純一は神酒坂兵衛(みわさかひょうえ。万年金欠の不良隊士。超利己
的で異常に金に汚い)に賄賂を渡すという約束をして騙し、彼とともに巡回班の包囲網を突破。「あの娘」探
しに5万人の女生徒がいる弁天寮へと向かう。一方、わずかな手がかりから論理的な思考を駆使して「あの娘」
の招待を推理しはじめたベアトリス香沼は、「あの娘」探しに走りまわる純一が、期せずして徐々に学園の陰
部に迫っていることに気づく。
陰部じゃなくて暗部じゃねえかよ・・・
5打数3安打1四球1本塁打1打点
ちがう
4打席4打数2安打1四球1本塁打1打点
おしえてください
この世に生きとし生けるものの
すべての生命に 限りがあるのならば
海は死にますか 山は死にますか
風はどうですか 空もそうですか
おしえてください
私は時折 苦しみについて考えます
誰もが等しく抱いた悲しみについて
生きる苦しみと 老いてゆく悲しみと
病いの苦しみと 死にゆく悲しみと
パリでの自分と
212 :
(*´゚.゚) ◆blue.UaY :03/12/11 01:48 ID:c.5A3/Ws
ん?そのスレの
(σ・3・)〜♪ ◆LjzbY53UNE
が昴?