>>880の続き
>不良債権問題を個人資産で解決しようとしていることか。
我ながら素晴らしい。
これ以上、短く且つ適切に説明することができるだろうか…。
とは言うものの、いくらなんでも短すぎるからウマー形式で表現してみよう。
1.不良債権の総額をハッキリさせる
↓
2.サービサーというところに不良債権を買い取らせる
↓
3.サービサーは買い取った証券を小口化し、個人投資家に買わせる
↓
4.市場活性化、経済回復
↓
(゚д゚) ウマー
んで、ナンバリングしたのは、ちょこちょと補足を入れるため。
今から書き始めます。
1.不良債権の総額をハッキリさせる
これは当然。総額がわからなきゃ処理のしようがない。
現在のところ、完全に焦げ付いている債権と、
『こ、これは…もしかして・・いや、見なかったことにしよう…』と、
ほったらかされてる債権があるのね。
この際、グレーゾーンにある債権も、勇気を持って不良債権と認めてしまおうというわけ。
2.サービサーというところに不良債権を買い取らせる
サービサーというところに銀行が持っている不良債権を買い取ってもらう、と。
そんで、そのための金は国が出すよ、と。
なんで銀行に金を与えないで、サービサーに金を与えるかと言えば、、、
こいつらは取り立ての専門家なのね。
キリキリと締め付けて、出ない鼻血も搾り取ってもらう、と。
ちなみに、サービサーってこんなトコ。
http://www.kaisyukikou.co.jp/index.html
3.サービサーは買い取った証券を小口化し、個人投資家に買わせる
利益率がイイもの、安全性の高いものから個人投資家に買ってもらう。
現行の銀行が設定している金利よりも設けられるから旨い話だよ、
小口だから買いやすいよ、なんて呼びかけているわけですな。
んで、一番危ないものは銀行が買い取り、
二番目に危ないのは国が買ってあげるから心配ないよ、と。
『どちら様も、よっといで〜〜〜♥』
それはどうかな?( ̄ー ̄)
ここが一番あやしいポイントだと思うが。
昔から、旨い話には裏があると言いまして。そんなに上手くいかないのです。
この理論で言うと、銀行や大手の企業に大きな負担がかかるわけです。
本文中では『借金漬けのポンコツ企業を生かし続けるのは、穴の開いたバケツに水を注ぎ続けるよなモノ』
とバッサリ切り捨てられております。
>>709-710で紹介したとおり、企業も銀行も、それぞれの『網』を持っております。
なにも日本に限った話ではありませんが、連関関係が非常に大切にされるわけです。
このように一方を切り捨てれば乗り切れる問題なら、とっくに解決しています。
そして、その不安定な土台の元で個人資産は築かれている。
そういうことを考えれば、この理論は上っ面だけを捉えたものであると言えるでしょう。
てなわけで、、、
『騙されん!ワシは騙されんぞ〜〜!!!タワケがっ!』 byカルパッチョ~~┗──ο(´c_` )