1 :
9:
2
2 :
9:2001/06/12(火) 15:32 ID:???
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3 :
9:2001/06/12(火) 15:32 ID:???
32
4 :
26:2001/06/12(火) 15:32 ID:???
32 3
5 :
30番です:2001/06/12(火) 15:33 ID:???
564
6 :
30番です:2001/06/12(火) 15:33 ID:???
終了
7 :
NN:2001/06/12(火) 15:35 ID:???
了解しました
30番はまだいいです
9 :
いつぞやの5:2001/06/14(木) 02:07 ID:???
間違えてうっかりageちまった・・・。
まぁいいや。駄文でも書くか。
その電話がかかってきたのは、
私にとっては渾沌としている時間・・・午後の4時の事だった。
見覚えのない番号だ。
「あ、もしもし?」
どこかで聞いたことのある声。
相手は昔、一緒に働いていた友人であった。
「元気だった?」
「知らない番号だったからびっくりしたよ」
「新しい番号教えてなかったっけ?」
「最近どうよ?今何してるの?」
社交事例的な、他愛のない会話が続く。
しかし話がその男のことに及んだ時に、私は背中に一気に冷や汗をかいた。
「この前中島さんと杉山さんと飲んでさ。」
「へぇ・・・二人とも元気だった?」
「うん・・・。」
「何かあったんだろう?杉山さんと。」
「え?」
「中島さんが、”杉山は君の事が好きだったから”とか言ってたからさ」
「そんな事ないよ。考えすぎだって。」
杉山は2年前、私が職場を辞めて引っ越すまで近所に住んでいた。
当時彼は結構名の知れた大学の学生であり、バイトで私の会社に来ていた。
近所に住んでいるよしみ・・・のような感じで、
御飯を作ったと言えば彼を呼び、
夜に酒が飲みたいと言えば飲みに行くような関係であった。
杉山に「性」を感じる事は、これっぽっちもなかった。
当時、私には遠距離ながらも彼氏がいたし、
杉山も大学に好きな子がいるというのを知っていたので、
お互いそんな気など起こらないと私は信じて疑わなかったのだ。
そう・・・あの日までは
tuduki kibonnu
激しくキボンヌ
その日も例のごとく、杉山はうちに遅い晩御飯を食べに来ていた。
一服し、夜もふけてきている。
明日は私も仕事だし、さあそろそろ帰るかな・・・と思いつつも、
その日はお互い別れるのがなんとなく名残惜しい雰囲気であった。
「どこか、ドライブに行きませんか?久しぶりに車、運転したいし。」
切り出したのは杉山の方であった。
「いいね。あてのないドライブに行こうか。」
私を乗せた杉山の車は、夜の闇の中に消えていった。
小雨のパラつく夜だった。
(はい、今日はここまで。続きはまた今度気が向いた時ね。)
20 :
名無し?:2001/06/14(木) 20:10 ID:???
続きが読みたくて
ついここを「お気に入り」に入れてしまいました・・・
(ありがとうございます。期待にそえるかは不明ですが・・・。)
「次は右に曲ってみようよ」
本当にあてのない旅だった。
時間はもう午前0時を過ぎている。
遠くの方で高速道路のオレンジ色のライトが、ぼんやりと揺れている。
「あの高速道路に乗ったら、一体どこに着くんだろう?」
「さぁ・・・たぶん熱海の方だと思うんですけど」
「海、見に行こうよ。」
私の心は、海の方へと向いていた。
海が見たい。ただそれだけの衝動だった。
明日の事など、もうかわないない。
彼は私のそんな心を悟ったのか、高速道路の方へ車を走らせた。
24 :
名無し?:2001/06/15(金) 18:49 ID:???
ふむふむ・・・
果てしなく続いているようなまっすぐな高速道路。
規則的な間隔で並ぶオレンジ色の灯り。
それらの作られた風景や色とは対照的に、
遠くの山々は無気味なくらい静かにその自然なままの姿で佇んでいる。
「夜中に高速道路から見る遠くの山の風景って、なんだか不安にならない?」
あの黒い山々に吸い込まれそうな感覚に襲われる。
いや吸い込まれると言うよりは、山が私をさらっていくような感覚だ。
不規則なあの形と深い深い闇に、
心の中までも黒く塗りつぶされてそのまま自分自身が「山」となってしまうような。
26 :
ギコ帽子:2001/06/16(土) 10:42 ID:???
ぽけー。
(いらっしゃい。ぼけーっとしてってください。)
28 :
名無し?:2001/06/16(土) 21:21 ID:???
ちら。
(いらっしゃい。今日は続き書かないかも。)
30 :
名無し?:2001/06/17(日) 01:05 ID:???
わかりました。んじゃ、また来ます。
(ちょっとやばそうなので保守。)
ゆきのふも又来ますね。
33 :
名無し?:2001/06/18(月) 18:44 ID:???
今日も覗いてみる。
(
>>32いらっしゃいヽ(´ー`)ノ マターリ
>>33すまんね。今日はこれから仕事だ・・・つ・・・続きが(泣 )
35 :
名無し?:2001/06/18(月) 22:43 ID:???
おつかれさまです・・・無理せずに・・・
(ありがとうございます。では続きをば。)
カーステレオからは、不協和音を列ねた様な音楽が流れている。
心の中にある傷を、羽根でそっと撫でるような音。
気づけば左側には海が広がっていた。
砂浜はない。
ただ真っ黒の海。
「海の色って、空の色を映したものだったのね。改めてそう思った。」
空も海も、どこまでも続くような漆黒であった。
おお…激しく期待。
(生きてた(*゚▽゚*))
40 :
名無し?:2001/06/20(水) 18:32 ID:???
>>37 昔好きな人に
「海と空が繋がる絵を描いて」って頼んだこと、思い出したよ。
マターリ頑張ってください。
(
>>38ノロくてごめんね・・・。
>>39無事でした(*´ー`*)
>>40素敵な思い出ですね。絵は描いていただけたのでしょうか?
すまんが、しばらく仕事です。合間みて必ず書くぞぉ〜。)
42 :
ギコ帽子:2001/06/21(木) 15:12 ID:???
ほしゅーりん。待ってるよぅ。
43 :
名無し?:2001/06/21(木) 18:52 ID:???
わしも待ってみ(=゚ω゚)ノょぅ。
漏れも