この世はゲームと漫画中心に回れば良いと思った

　時給１５００円のバイトを１年ほど続けたおかげで、
今年は完全にバイトする気もなく、目減りする貯蓄をボンヤリとながめながら、
半分ヒキコモリのような生活を送っています♪

ちなみに携帯料金の推移。

大学１年　平均６千円

大学２年　平均４５００円

大学３年　平均２５００円

　この結果から解る通り、僕は大学生になる共に、
順調にヒキモリの道を歩みはじめました。
今年の就職活動とかも『まぁなんとかなるんじゃん？（働かなくても）』
とか、そんなノリの大学３年生であります。

　それがオレ様！！それがＰＯＫＯＮＹＡＮ！！

　そう独り言をつぶやき、今日も僕はゲームの電源をいれるのであった・・・

あqwせdrftgyふじこlp；

>>1

そうか。

あｑｗｓｆｒｔｇひゅじｋぉｐ；

うんこ

時給1500円のバイトって何ですか

ホモの相手

　　こ　　の　　ス　　レ　　は　　な　　ん　　で　　す　　か　　？

(･∀･)

ぽこたん、変わったね
でも僕のぽこたんへの思いは変わらないよ

とんだあまちゃんだな、





















ｵﾚ

>>1
お前なんか死んじゃえよぉウハハハハハ
ｹﾞﾗﾌﾟ

　さて、僕のもっぱら最近のお気に入りはなんといっても
『スーパーファミコン』
２日前は、倉庫未使用、風来のシレンクリア。
昨日は、ドラクエ�V、ぶらり勇者１人旅を見事にクリアした。
凄腕のプロゲーマーだ！！
ちなみに、ゲームなら１日中ぶっとうしてやっても平気だけど、
例えばコレが就職活動の情報収集だったり、ＳＰＩ（っていうの？）
なんかそういうのの学習とかだと、１０分後には何故か手首をきって、浴槽でゲンナリしてる僕が発見できるほどの実力者さ♪

　そんな僕は、夢見る青年♪　
ピーターパンのように、大人になれない大人ってカンジかな☆

　じゃあ、今日は『ファイアエムブレム』
ノーセーブクリアを目指すかな☆（ウィンクしながら）

　２章は長そうだから、１章で♪

（ ´-｀）。o0（ｳﾙｾｰ馬鹿>>1）

■ ■
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こんな感じの人生ですか?

ダウン症の子＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞>>1

　第一部　暗黒竜と光の剣

【ルール】今から、誰が死のうと、ノーセーブで進撃。
全滅したらそこで終了。ゲームの唯一の利点である、
『現実とちがいやりなおしができる』を完全に廃した。

　第一部にしたのは、２部にはアイテム増殖とか、成長率アップなどのアイテムがあり、
オール２０キャラが簡単につくれてしまい、キャラごとの個性がいまいち前面にでないので好きではないから。

それをウィザードリィでできたら神

騎士傭兵×でクリアしてよ

　ボタンをおすと、僕の暗黒戦争がまくをあけた。
やぁ、皆、僕は”マルス”。アヌスじゃないよ、マルスだよ（爆笑）
こう見えてもアリティアの王子様なんだぜ！
今からアカネイア大陸をドルーア帝国の魔の手から救うんだ！！！



　第一章　マルスの旅立ち。

　祖国を追われ、辺境の小国タリスにみをよせる僕。
そこは『就職活動』とか『学校のテスト』なんかがない僕だけの楽園。
幼馴染のシーダとか、マジで可愛いんだぜ！！！

　しかし、そこにやってきた海賊集団！！！！
アリティア騎士団の出撃だ！！いけいけ、僕の兵隊達っ！！

出撃メンバー　
マルス　カイン　アベル　ドーガ　ジェイガン　ゴードン　シーダ

アベルがマップ3でしにそう！

ｼｰﾀﾞを前面に押し出せ！

　シーダたんの細身の槍が、不細工な山賊のボスの顔面をエグッた。
鮮血にそまった彼女は、ペロリと口のまわりを舐め、
『ウフフ』と恍惚そうな笑顔を浮かべる。
それが、僕の幼馴染、シーダたんだ！！(*´p｀*)はあはぁ

　第一章ごときで、誰か死なせたりとかするやつ。
うん、いたら地球から退去しろよ（ゲラゲラ
それくらい僕は楽勝にコマを進めた。なりたくない職業は？
と聞かれたら、『ファイアーエムブレムのマップ１に出てくる山賊達です』
と答えられるほど、奴らは哀れで、僕らに経験値だけを与えて死んでいった。

　方針として、カインたんと、シーダたんの強化。
カインは最初のレベルアップで力があがり！！
シーダたんは、防御とＨＰがＵＰ！！
こいつら聖戦士かよ！！と嬉しさのあまり僕が射精をしたのは言うまでもない。
（ちなみに、力とぼうぎょ以外のステはあまり関心がないのでそのつもりでたのむ）

しかし、２人はレベル３になったわけだが、
２→３の上昇では、どちらも力も守備力もあがらず、
僕は射精した分の精子を返せ！！と今現在激しく問い詰めているのである。

ともあれ、貧乏人共の村をおとずれ、５０００Ｇを徴収し、きずぐすりもゲット。
全然、楽チンなのであった。。

　２章　ガルダの海賊

　祖国解放を目指し、タリスを旅立つ前にゴミ掃除。
僕らは金と経験値を求めて、タリスの山賊共の巣窟に歩を進めた。
その前に誰かしらない人から『きろくをしますか？』とか聞かれた気したけど、
当然、『いいえ』と即答！！それよりおまえ誰だよ！！誰が僕にささやいているんだよ！！
ここは現実なんだ！！セーブなんてないんだ！！！これは現実・・・そう、僕にとってはここだけがリアルなんだ・・・

　こうして、新戦力のオグマ隊長とサジマジバーツの３ピン達も加わり、
僕の軍は確実に覇王の道を進み始める！！

出撃メンバー　
マルス　カイン　アベル　ドーガ　ジェイガン　ゴードン　シーダ
オグマ　サジ　マジ　バーツ　

うちの妹もオグマ隊長ってよんでる
アベルはつかわないの？
うちはハーディンとろしぇつかったりするけど

忙しくない状態が続くと、自分って存在してるんだろうか？って疑問にぶつからない（￣ー￣）？
麻美、ひきこもってた時期あるから良く分かるよο

http://www.avx.tv/?endou

　１章は単純に、左から来る敵を、殺す、ただ、経験値を稼がせたいキャラで殺す。
その作業の繰り返しだったが、今回の敵は、上と左に配置されており、
多少の戦略が必要となる。

　基本的な戦術として、ドーガや何も持たないジェイガンを盾にしておびきよせ、
削ったところを、シーダかアベルで殺す！だ！！！！

　ところが、上の敵が攻めてくる橋をドーガ君で封鎖したところ・・・
山賊の攻撃、ドーガに１ダメージ（プっ、こいつカスすぎんぞｗ）
ドーガの攻撃、クリティカルっ！！！！！！！（おｓｊｆじゃｓ；ｆｊ；ｊ！！）

　なんと、反撃でドーガの馬鹿が、クリティカルで山賊を一匹しとめてしまった。
『マルス様、見てくれましたか？』キラキラ輝く瞳で、活躍をアピールするドーガ。
『このボンクラがああああああ！！！！』
しかし、僕は鬼の形相でドーガをぶん殴った。
『誰が殺していいといったかあああああああああ！！！！
おまえは、ただ盾になってりゃいいんだよ！！！技３でクリティカルとか出してんじゃねーよ。
このクズっ！このクズっ！！！！』

　そうこうする内に、左からは売国奴のカシムと共に、騎馬２騎がやってくる。
そんな時に活躍するのがジェイガン！！こいつは何も持たない！！
何も持たないから、経験値は絶対に入らない！！我が軍で唯一人、不殺の信念をつらぬく、
頼れる老人さ♪
あと、懐柔の女王、ことシーダたんが、あっさりカシムを手なずけて我が軍へ。

　”ゴメス”とかいう『そんな名前つけられたら、親殺すよマジでｗ』な名前をつけられたボスを、
元手下のカシムがぶっ殺す。主に弓を引く行為とはまさにこの事か！（超うますぎ）

　そんなわけで難なくクリア・・・なのだが。

　カイン！おまえちょっとこい。こっちこい。
なぁ、おまえレベル５じゃん？その間、主要ステータスが、力１しかあがってないってどういうことだ？
わざとか素早さとか武器レベルあげるために、おまえに投資してんじゃねーんだよ！ボケっ！！！

　赤い髪の馬鹿ナイトをどつきながら、次ステージへ・・・

　
　第三章　デビルマウンテン

　僕らは祖国のアリティアを目指すため、
けわしい山脈にやってきた・・・その名はデビルマウンテン。
山賊達がすみつく危険な場所さ。

　でも僕は、就職活動とかそういうのに目を向けるより、
山賊達と戦う方が心が休まる。ううん、むしろ安心なんだ。
僕の現実は、山賊を倒す事・・・山賊を倒して、アカネイアをとりもどすんだ。
それだけが目的なんだ・・それだけでいい・・・それだけで・・・

出撃メンバー　
マルス　カイン　アベル　ドーガ　ジェイガン　ゴードン　シーダ
オグマ　サジ　マジ　バーツ　カシム　ジュリアン　レナ

山賊やっつけても1万ゴールドがもらえるだけでカカネイアは開放できないよ

　上から来る山賊達（あとナバール）に追われるジュリアンとレナたんを回収して、
ナバールをシーダたんで懐柔♪あとは、カインとオグマ隊長でフタをすればＯＫ(*´p｀*)

　冴え渡るぽこにゃん采配！そして、そして・・・


　ついに最初の犠牲者が・・・


　山賊×３を、クリティカルを出して皆殺しにしたオグマ隊長。（全部攻撃くらいながら）
僕は、オグマがクリティカルを出すたびにヒヤヒヤしたんだ・・・
『やりすぎだよ、隊長・・・隊長・・・』
　そして、最後の敵、アーチャーの攻撃がもろ直撃☆

（マルス様・・・宇宙を手に・・・）

　うわああぁぁぁぁ隊長がああああああああああああああああああああｓぁｄｊｆｌ；あｓｊｆｄｌ；か！！！！！
いきなり、未来のエースを失った我が軍は悲しみに明け暮れる・・・

『まぁ、ナバールいるしｗ』
『レベル２個あげた分の経験値がもったいなすぎ！！』

　そんな故人をしのびながらも僕らは進むのだった・・・
ところで、僕、ことマルス様、現在レベル４にして、毎回、力が上昇するというカリスマっぷり！
えーと・・オグ、なんていったっけ？なんとかという人はいないけど、まぁいいんじゃない？

やっぱりマップ3で犠牲者が････しかもオグマ隊長

　第四章　オルレアンの戦士達

　アカネイアに向かいながらも、かつての同盟国、オルレアンへ訪れた僕ら。
そこは、侵略者のマケドニア軍と、オルレアンの騎士達の生き残りの戦いのさなかだった・・・
戦争と、戦争と、戦争だけがある世界。
でも、職業選択の自由とか、ぶっちゃけ就職活動とか、そういうのが無いのなら、
それはきっと素敵な事だと思うんだ。

　僕は『いよいよ稼ぎ場所にきたな』とニヤリと笑った・・・

出撃メンバー　
マルス　カイン　シーダ　カシム　ナバール　レナ　ジュリアン
ドーガ　ジェイガン　バーツ

　オルレアンの奴ら２ターン動かし忘れるとか、そんなのしてたら、
敵に囲まれちゃってウルフが死ぬという出来事さえなければ、
特にコレといった過ちは犯していない進軍だったと言えるだろう。
こんな調子でゴミみたいなキャラは死にまくればいいんだと思った。
例えば、今回仲間になったマチスとかいう馬鹿兄貴がそれの筆頭候補なのだが、
今後こいつが前線に出る事はないので、仲間になった瞬間、こいつの生還は約束されたようなものだった。
どういう遺伝子配合したら、レナとマチスの二人が産まれるのか謎で仕方ないが、
最近の兄妹は、血のつながりがないのでデフォなので、きっとそうなんだろうな。と思った。

　今回の増援ポイントを叩きまくりで、ジュリアン・シーダ・カインのレベルをまんべんなく上げる。

　現在のマルス様ランキング報告。

カイン。力１０守備８　僕らのエースだ！
シーダ　力６　守備９　面白い成長してる。
ジュリアン　力７　守備５　即死しない盗賊
カシム　力９　守備４　力の成長率ならやはりこいつ

＠どうにかしたいヤツ＠
ナバール　力６　守備６　

第五章　ファイアーエムブレム

　城内戦に突入した僕達、マルス様開放戦線。
中の宝箱を強奪したり、扉をあけたりするためだけに生きている奴ら！
それが盗賊☆僕らの軍のジュリアン、とかいうヤツも、そんな社会の底辺の職種に部類する連中達と同類なのさ☆
城内は盗賊共が多すぎだけど☆僕らはそんな盗賊どもをぶち殺してアイテムゲットするぜ！！
ダッテ・・・宝とか、命とか、強奪しまくるために僕ラハ生キテイルノｄカアラ

出撃メンバー　
マルス　カイン　シーダ　カシム　ナバール　レナ　ジュリアン　マリク
ドーガ　ジェイガン　ハーディン

ワープ使う奴は素人

オ
　タ
ク
スレキモイ

ごめんやっぱうそ
良スレだった
なんかさいきん目がおかしいの

【美少女】ラウンジのアイドル氷結娘【女子高生】
http://etc.2ch.net/test/read.cgi/intro/1072453420/
【可愛すぎ】氷結娘【女子高生】
http://etc.2ch.net/test/read.cgi/intro/1074958199/

　このエリアにいる、左上の方にいる盗賊を追いかけて殺すには、
移動力のある強キャラを毎ターンめいっぱい移動させなきゃいけないんだけど、
場所配置が悪すぎて、１ターン目、頭１つぬけて進撃したのは、
ハーディンや、バーツ。といった育てる気もないゴミキャラだった時の僕の気持ちはわかるかな？
こういう時にやりなおせれば良いんだけど、これは”現実”なんだから無理な話さ。
（就職活動？なにそれ？僕はアリティア開放で忙しいのですよ）

　で、盗賊の鬼ゴッコは結局、あと２歩の距離までハーディンがつめよるも、
その後の鬼ゴッコは、盗賊移動力７　ハーディンは６。
もう、明らかにおいつけない。本当に使えないよハーディン。おまえ、盗賊おいかけたまま、帰ってこなくていい。
ほんと、ハーディンとか言って、しょせん盗賊にもおいつけないゴミ騎士じゃん（嘲笑）

まぁ、『キルソードなんて大したアイテムじゃないし』とハーディンは下卑た笑いで言い訳がましく謝罪してきたので、
僕は、『ハーディンよりは価値があったのは確実かな？』と答えて、その場を去った。
まさか、後にこの事がキッカケでハーディンが謀反を起こすことになろうとは僕は知る由も無かったのだが・・・

　あと、リカードとかウェンデルとかいったいてもいなくても問題ないヤツが仲間になったのだけど。
僕はこいつらを対等だなんて一度も思った事がないのだから、仲間というよりは”下僕”とでも呼んだ方が良いのかもしれない。

　で、ナバールさん、レベル９にして、力７　守備６というゴミ能力値です。
『カインはレベル１０で、力１１　守備８なのにね・・・』とか、
『オグマがいればな』などなどの陰口が叩かれていますが、
一番つらいのは本人だと思います。

第６章　レフガンディの罠

　オルレアンを解放した、僕達マルス地球防衛軍☆
ニーナたんから覇者の証としてファイアーエムブレムを受け取り、アカネイア目指して、
進軍するのでした。そのために、マケドニア軍の砦を突破しなければならない！！！
そして・・・・再び稼ぎステージがやってくる。
　
出撃メンバー　
マルス　カイン　シーダ　カシム　ナバール　レナ　ジュリアン　マリク
ドーガ　ジェイガン　ハーディン　バーツ

　まずは、マルス軍のすぐ下にある村を訪れます。
調子こいてシーダを弓兵に突撃させたら、殺しきれないで、
どうしても弓兵残るカンジになるという、オープニングから危機をむかえます。

『シーダアアアアアアア』

　僕はかけよりました。愛しの幼馴染のもとへ。そして・・・

『えっと、えっと・・・特に深い意味はないけど、君の”ぎんのやり”を輸送隊にあずけるよ☆。』

　もうすでに”おまえ死ぬし”というカンジのオーラをただよわせて、
僕はシーダたんの装備を全部奪いました。

『後、最後に言うけど、オレ本当はチキたんの方が好きだから。』

　何かブルブル震えていたシーダをほっといてターン終了。
シーダに最後の時がせまろうとした時でした。
弓兵が動く前に、下にいたようへいがやってきて、唯一あいていた、
シーダから２マス離れたスペースにやってきて、マルス様に攻撃をしかけやがりました。
そこはさすがオレ様、隣にシーダとかいるけど、クリティカルも出さずに、ＨＰ４で残す。

　シーダ生還！！！　

『あ・・あの・・・えっと・・・えっと・・・』
　僕はすごくキマヅイ雰囲気の中で、シーダに槍とかを返しました。

　その後にやってくる、飛空部隊、守備力１３のドラゴンナイトを、
カシムでＧＯ『こやつめ、ハハハハ』と笑いながら叩き落とすカシム。
弓兵なんて目もくれずに突撃してくる敵共は、しょせんコンピューターなんだし、
人間様にはかなわんなガハハ！！と僕は高笑いしたのでした。

　増援部隊叩きではは何気に死闘を演じて。

シーダはレベル１４に！　力７　守備９・・・・
ナバールはレベル１１に！　力７　守備６・・・・


　いいかんじに弱いなオマエラ（*＾ヮ＾）死ね！

ちょっと１だまれよ
>>17
これなんて書いてあるの？
まじでわからん

まあ俺は時給５０００円のバイトしてるけどな

　第７章　港町ワーレン

　アカネイア領内にいよいよ侵入。
祖国奪還のためなら、オレ、まじで悪魔に魂売ってもいいっす！
とりあえず、港町ワーレンで骨休めをしようとか思った矢先に、グルニア兵の奇襲ですよ。
よ〜しパパ、防衛ラインはっちゃうぞ〜。
しかし、弱兵ばかりで、盾になれる人材がいない事にいまだに気付いた我らがマルス親衛隊・・・

　いよいよ新たな戦死者を出す予感・・・

>>48
なんですか、なんですか！！

忘れてた・・・
　
出撃メンバー　
マルス　カイン　シーダ　カシム　ナバール　レナ　ジュリアン　マリク
ドーガ　ジェイガン　ハーディン　バーツ　バヌトゥ

オナニースレ発見しました。
俺もオナニーしていいですか？
ゲームボーイのSaGa2あたりの。

>>1
アニメも入れろや

２ｃｈも入れろや

　槍と弓による騎馬軍団。
および、アーマーナイトとアーチャー軍団の波状攻撃。
ただただ連戦をしいられるわけですが、ここでいけないのは３章のオグマ隊長のやったように、
殺しすぎて、連戦して死ぬ！です。
シーダたんが、いいかんじのステ、力７　守備９なので、天使のはごろもでＨＰも増強して壁役に任命。
その隣に、バヌトウゥ先生の火竜をおいて完璧。

　地形のまぁ、よさげな場所で防衛戦線をしいての死闘の始まりです。
壁役の前で止まった敵を、カシム・マリクの遠距離攻撃により、
毎ターン２匹ずつ、駆除。駆除！駆除！！！！

　見たか！！これがオレ様の采配よおおお、ゲハハハハ！！！！
完全に敵の部隊を封殺！！列をなして死ににやってくるわ♪と高笑い。


　しかし、そこでやはり戦死者が・・・・・



　普通に、増援叩いてる時、ナバールさん死去。（うっかり☆）
うん、えーと、ＨＰ２０くらいだった時で、リブローするかしないか迷ったの覚えてる（*＾ヮ＾）

　ちなみに、レベル１５で、力７　守備７　のゴミステータス。
死んで詫びろ！ってカンジだったんだけど、まさか本当に死ぬとは＾＾；
あれ”きっとサムトーだったんだろ？”僕は、ボソリとつぶやきながら、次のステージを目指した。

マルス・ランキング☆（全体的にみて弱兵ぞろい）

カイン　LV14 STR13 DEF8（そこそこでしかないけど、現エース）
シーダ LV18 STR9 DEF9 （速さ・幸運・武器は２０なので、成長は良い・技は１５）
カシム　LV11 STR12 DEF5（平均的カシム。力だけ）
ジュリアン LV11 STR11 DEF6（すでに戦力に数えられてる盗賊！）
マリク LV6 STR2 DEF5（対アーマーナイト）

死んだ人。
オグマ隊長・ナバール・ウルフ

今日は中断しよ。
書きながらだとやはり進行おそいな・・・

戦死者が出た時点で
紋章の謎のエンディングが最後まで見れませんよね。

もうちょっと建設的に生きようぜ

( ﾟ∀ﾟ)ｳｪｰﾊ八八ﾉヽﾉヽﾉヽﾉ ＼ /　＼　/　　＼

ダーマ＆グレッグみよう

ぶっとうした　×
ぶっとおした　◎

　第７章　プリンセス・ミネルバ

　港町での激戦を潜り抜けた僕達、マルス青少年育成隊。
突如やってきたペガサスナイトのカチュアたん。
ミネルバのドルーア帝国反逆の条件として、
囚われている妹のマリアたん救出をしなければいけないと言う。
ディール要塞に進軍して、マリアを救出してくれないか？ともちかけられた。

　その時、『それはミネルバの罠だろ？』と言ったのはカシムだった・・・
カシムはニヤニヤ笑いながらカチュアを舐め回すような視線で見つめた。
そう、ひたすら嫌悪感を感じ、どこか卑屈な表情で・・・ただ、ニヤニヤと・・・
『なぁ、罠なんだろ？なぁ？証拠、あるの？証拠は？？』
　カシムの性格がこんなにヒネくれているのは、誰のせいでもない。
貧乏な家に生まれると、そうなってしまうの。ただ・・・それだけの事なのだ。
僕は、この卑小なクズハンターに侮蔑の視線を一度投げかけた後、
鼻っつらに鉄拳をめりこせ、何事も無かったかのように全員に知らせた。

『マリア王女救出のために、ディール要塞に突撃する！！』

　僕には確信があったのだ！
かつて見た、あのミネルバの瞳・・・あれは『同じシスコンの目っっ！』
実の姉妹を、”性の対象として”愛してやまないフリーク（変態）特有の目だ！

出撃メンバー　
マルス　カイン　シーダ　カシム　レナ　ジュリアン　マリク
ジェイガン　ハーディン　バーツ　ラディ

　僕らはマリアの囚われているディール要塞へ進撃。
待ち受ける敵と、２方向からやってくる、飛空部隊に騎馬部隊という展開だ。

　とにかく、ひたすら砦に進軍。
先陣をきったのは、僕らのエースのカイン君！
アーマーナイトを１ターンで殺せる、破格のパワー！！！
砦内の敵は簡単に一掃できそうだった。　

　そして冴え渡るぽこにゃん采配！
奥の方にいるアーチャー達は残して、未来の大勇者ラディ君の経験値にするよう指示。

　その間、騎馬部隊と、飛空部隊におわれる中で、全員を砦内に収用。
盾役にシーダを配置して後ろからカシムやマリクでゆっくり駆除！

『マルス様、今回の戦は楽に進みましたな』
　ジェイガンが一息ついて、お茶をすすり、生肉をクチャクチャむそぼり食いながら語りかけてくる。
『うん、それに見ろよ、ラディのやつがレベル２になって、力があがったぞ
ここで手に入った”ゆうしゃのあかし”は彼にわたそうと思うよ』
『ラディという若者、ワシの昔を見ているようです。きっと立派な勇者に成長してくれる事でしょう』　

　そんな事をノンビリ話していたので・・・
砦内にいた雑魚アーチャーにまぎれて、スナイパーもいた事に気付かないでいた。

ＨＰが微妙に減っていたジュリアンに敵スナイパーが奇襲！

　そう、・・・・それは、一瞬の出来事だった・・・

『レナたあああああああん』ヽ(｡∀ﾟ)ﾉ

　ジュリアンの眼球に突き刺さったはがねの矢は、そのまま頭部を貫通。
僕らの盗賊にして、貴重な戦力だったジュリアンは、ただの肉塊となったのでした。

　『ギニャアアアアアアアア』（僕、飲みかけの牛乳を噴出して絶叫）

　うわー、ありえねー。なんでスナイパーいんだよ。
おまえ。なんで、なんで・・・・
ひとまず、壁と人を利用して、スナイパーの動きを完全に封鎖。
後でジワジワ殺してやるから、貴様はそこでそうしてろや！！

　そして敵のターン・・・
スナイパーのいる壁の向こうには、盾役のシーダたんが配置されているのに気付いたのは今まさに、シーダにむけて矢が放たれようとしている時だった。

　スナイパーの攻撃　シーダに致死量のダメージ（ズバシュウウウウ！！！！）

　『あｓｄｊｆｌ；かｊ；ｌｊｆｊ；ｌじゃ；ｄｆｌ！！』

　うわ；ぁぁぁっぁぁぁぁ！！！！！
ぼ、僕は、と、取り返しの、取り返しのつかない事をしてしまった。。。。

　懐柔の女王シーダ。
ロレンス将軍を陥落する前に散るっっ！！

　・・・・・気が付くと、僕は何故か手首をきって浴槽の中にいた
生気を失った顔で『シーダが・・・シーダが・・・』とうめいていたのだが、
現実というものをしっかり見据えて、再び戦場に戻る。
僕は、アリティアの王子マルスだ！！こんな事でくじけてはいけない！！

　たった２ターンで、貴重な戦力の２人を失った我らがマルス軍・・・

『この腐れスナイパーがあああああああああ！！！！！』
　怒りの矛先は、敵軍のＭＶＰ。アーチャーにまぎていたスナイパーただ一点に。
しかしこいつを細切れにした後も僕の喪失感を埋める事はできないでいた。

　そして、悲劇はそれだけでは終わらない。

　犠牲を出しながらも、砦を防衛した矢先に、増援で騎馬８騎が襲来。
万全の体勢で向かいうち、順調に未来の勇者様ラディの経験値となっていったのだが・・・

　残り１騎を残し、敵のターン。
ゴミのようなソシアルナイトとＨＰ全快のラディとのタイマン。

そこで、ソシアルナイトの攻撃がクリティカル━━━━(･×･)━━━━!!!!!!
　
　ブシュウウ！！と心臓を貫かれて、ラディ即死。
『えええええ！！！あり、ありえねええええ！！』
即座に確認したが敵のレベルは３で、装備も鉄のやり。技も２しかない。
こんなクズに一撃で殺される状況つくる方が難しいぞおい！！

　僕は、この章で手に入れた”ゆうしゃのあかし”を、
ゴミ傭兵シーザーに使う以外に選択肢が無いという状況に、ただただ笑うしかなかった。

　その後、即座に増援を叩き、城もあっさり制圧。
しかし、今回失ったものはあまりにも大きい・・・

なにこれ

ｵﾏｲﾗしねば？

ぽこにゃんって本当に幼稚だね

ラウンジ＠アーケードゲーム部
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/entrance/1076072944/

こっちでゲーセンのゲームの対戦日記でもかけやアホ

　第９章　ノルダの奴隷市場

　無事にマリア姫とミネルバ様の２名を仲間に加えた、マルス地方自治隊。
や〜、どんどん僕の下に仲間が集まるね。こりゃ世界征服も目前かな？と浮かれたものの、
仲間を３人犠牲にしているわけで、

『２−３＝−１』
おい、むしろ仲間減ってるじゃん！
僕がこの日、２度目のリスカに踏み切ったのは言うまでもない。

　特に最愛の恋人、シーダを失った僕と、
ジュリアンを失ったレナは誰よりも心をいためた。
その一方で相棒のラディを失ったシーザ君は、笑顔爆裂！！
もう、これでもかってくらい至福の表情で、周りからは”下衆野郎”という目を向けられても全然気にしない。
『うひょひょ〜、ようやく僕の出番にだ〜♪』
　と叫び、裸で踊り狂ったシーザの姿は各地で目撃されている。

　本来ならばオグマにナバールにラディ・・・勇者になれる人材は優秀で豊富だった。
ところが、ぽこにゃんのうっかり☆采配および、死神の見えざる手により、
いまや、シーザだけが生き残り、普通なら目も向けられないカス傭兵は、
『勇者になってくれ』と頭を下げられる立場になってしまったのだった。。

　それでも僕等は、アカネイアの王宮パレスに向かって進軍する。
誰を出撃させるか選択するときに・；・・・
僕、カイン、カシム、レナ、マリクの５名しか育っていない事に気付いた時には思わず爆笑。
この日、三度目の手首に切り込みが入った・・・

出撃メンバー
カインLV17 カシムLV12 レナLV9 マリクLV7 リカードLV1
シーザLV3　マリアLV3　ミネルバLV1　ハーディンLV6
バーツLV6　バヌトゥLV1　ロシェLV3

　山脈に囲まれるようにしてアカネイアパレス王宮が見える。
が、僕らがまず目指すのは、右の方に見える村。雑魚傭兵が６匹防衛してるので、
こいつらをシーザ、リカードという嫌でも育てなければいけない雑魚どもの経験値にするよう指示。
　
　パレスからは、一直線にやってくるペガサス３騎と、
山を迂回してやってくる盗賊と、騎馬隊。
こいつらは、僕らのエース。カイン君とカシム君で迎撃に向かわせる。

　村へは、１ターンに１匹づつ誘いこんで、リカードやシーザで殲滅というまったり進軍。
一方、カイン君は、村を襲う盗賊を倒すために、敵の騎馬隊にむけて一騎駆を決行。
ところが、これが無茶しすぎ（爆笑）
カインの突撃で、盗賊を倒したまでは良かったが・・・
敵のターンで、度重なる波状攻撃がカインを襲う。

　『マルス様、こいつらの攻撃はい、痛いであります！！』

　敵のはがねの槍をもろに喰らいまくって、あっという間にカイン君のＨＰは２。
よく考えたら、力１４で、速さ１９というので、すごく頼もしく感じてたけど、
肝心の守備は８しかないんだったね☆（うっかり）

　そして、まだ騎馬弓の攻撃が残っているし、
よく見ると、下の方の傭兵２人からも狙われる位置にいる事に気付き僕はつぶやいた。
『・・・こいつ死んだな』

　唯一の戦力が消えて、本当にこの先どうしようかと僕は４度目の手首カットに踏み切ろうとした時・・・

　スカッ！と弓をかわしたカイン君。

　しかし、おそいかかる敵の傭兵は残り２人。
HPは２で、守備力８のカインは、力５のリカード君でも殺せる状況なのだ・・・

　
　だが、再びスカッ！と敵の攻撃をかいくぐり、ズガン！とはがねの槍を振り下ろす。

　スゲー、スゲーよ！カイン。２連続で危機を回避。
でも、最後のこの傭兵の攻撃もかわせないといけない。

　スカっ！

　僕は神（フィン）が降臨したのを見た！
『死にたくない！！』という一心で目を血走らせながら、
カイン君、残りの傭兵も串刺しにして、奇跡の３連回避達成。
フシューフシューと息を荒げながら、なんとか生還！！！！！！！

　その後、村を開放すると、リンダとジョルジュが仲間に加わった。
ジョルジュからは、銀の弓を奪ってそっこう２軍落ちなんだけど、
ミロア司祭の娘にして、超絶魔法オーラの使い手リンダたんは新戦力になれる！！
しかし、今はリカードとシーザを育てるのでいっぱいっぱいヽ(｡∀ﾟ)ﾉ
まぁ、後ろでチクチク、ファイアとか使わせれば勝手にレベルあがるでしょう。

　残りの王宮パレス周辺にいるロングアーチャー、火竜、スナイパーは、
難なく殲滅完了。

　で、今回手に入った、力の指輪。
このアイテムのためなら、靴の裏でも平気で舐めますという人間がいるほど貴重なアイテムだ。
しかし、ここは絶対に魔術師系に使わせるべきだと判断。

『おい。マリクちょっと来なさい』
『はっ、なんでしょうかマルス様』
『僕の足の裏を舐めろ！！』

　こうしてマリクの力は、２→６に増強。（足の裏を舐めながら）
僕らは王宮パレスに乗り込んだ。

　第１０章 アカネイア・パレス

　そうですね、あの時（敵に囲まれた時）はさすがに自分でも死ぬんじゃないかなと覚悟しましたよ、ハイ。
ほんと、敵がひっきりなしでしたもんね。

　え、うちの軍のエース？いや、とんでもないです。
自分なんて本当に運良く生き残ったって、ただそれだけですよ。
これまでオグマさん、ナバールさん、シーダ様とかと肩を並べるので必死だったんですから。
自分なんかじゃとても敵わないです、本当に惜しい人達をなくしましたよ。

　今後の意気込みですか？
現状では、やはり自分が頑張らなきゃ！という感じではあります。
こんな自分ですが、皆の期待にできるだけこたえられればいいなと思います。
それで、やっぱり生き残りたいですね。

　はい、こちらこそありがとうございました。

（アリティア解放軍〜カインへのインタビュー〜）

マルス陣営は、現在パレス突入前に、今回の勝利を祝い休養をとっていた。
特にカインの奇跡の生還と、その活躍を褒め称える声が大きい。

　しかし、その一方で・・・
『なぁ、あいつ２個もレベルあげてもらって、力も守備もあげられなかったんだぜ』
『大丈夫なのか・・・あいつで・・・』
『ほんとう、なんであんなのが・・』
　ヒソヒソと万年２軍の連中から陰口を叩かれるのは、今回、大抜擢されたシーザ君。

　彼はこれまで安全な位置で、誰からも必要とされない男だったので、
この時になって初めて実感したのだった。”期待される事の重圧”という物を。
エリートコースに乗ってみて初めて味わうプレッシャー。
『世間は、何よりもただ結果だけを求めている・・・』
　それも、自分の実力よりもはるかに過大な結果をだ・・・

　これまで、浮かれ気分だったシーザは一転してうちのめされる。
しかし、そんな彼を理解しようという者が一人いた。
ジュリアン亡き後、１軍の盗賊として抜擢されたリカードその人である。
彼も、今回、温室育ちでレベルが１つあがったにも関わらず、
主要ステを何一つあげられないでいた。

　遠くの方でひざを抱えたまま落ち込んでいる、同じ悩みを抱えたシーザ。
その肩をポンと叩き、『僕らは僕らでやるしかないっすよ』とリカードは語りかけようとした。

　のだが・・・

　カインの勝利者インタビューをハサミでジョキジョキきり刻み、
『ちくしょー、こいつさえ死ねば・・・こいつさえ死ねば・・・』
とブツブツ言ってるのを見て、リカードは、
『ああ、こいつは心底のクズっスね』
と思い、その場を去ったのだった・・・

　そしてマルス軍はいいよ王都パレスに突入する。

ﾎﾟｺﾆｬﾝにゃん♪

ピーターパン症候群の>>1がいるスレはここでつか？

>>17

　パレス王宮に乗り込んだ我らがマルス学級委員会。
囚われの騎士達の処刑阻止と、盗賊の殲滅がまず第一。
めいいっぱいの進撃で頭１つ飛び出したのは、僕とマリク。

　手前にいる盗賊は、リカードやシーザでも十分おいつけるので、
奥にいる盗賊をターゲットにして、マリクと共にダッシュ！！

『思い出すなぁマリク、こうして必死に走ってると小学生の頃の万引きを。』
『常習犯でしたからねマルス様。まぁ今回は、万引き小僧を追いかける側ですけどね。』

　立ちふさがるアーマーナイトを、マリクのファイアで瞬殺！
パワーリング効果で、雑魚相手なら敵じゃなくなっている。

『おまえが八百屋でスイカをパクッた時、マジ笑ったんだけど』
『それを言うならマルス様の”でらべっぴん”だって命知らずですよ。
もし捕まって親に報告されたら、自殺ものですよ？』

　微笑ましい幼年児の万引き雑談に花を咲かせながら、
僕のサンダーソード、マリクのファイアの遠距離攻撃を駆使して盗賊をブチ殺したのだった☆

まだやってたのか

　玉座の方から向かってきた魔術師２人は、一定の距離を保って間合いを計っている。
『マルス様、どうやらこちらから近づかない限りは向かって来る心配はなさそうですね』
　ジェイガンが、お茶をすすりつつ、好物の生肉をクチャクチャむさぼって助言してくる。
２軍落ちしてるので、もちろんこの場にはいない。
ご存知、ジェイガンの得意技テレパシーでだ。

（なら、下の魔術師は無視して、上で、
囚われた騎士達をチクチク攻撃してるやつらに専念できるな）

　追いついてきた、カインとリカードを連れて騎士達の救出作戦。
ひとまず、騎士達を安全な場所に移動させたら、残った敵を、シーザでとどめをささせる。。
シーザのレベルが上がり、相変わらず力と守備は上昇せず！！！

『・・・・・・（*＾ヮ＾）シネ』

　
　その後は下の方でウロチョロしていた魔術師を速やかに処理し、
その先にいる火竜、ジェネラル、スナイパーを、
マルス・カイン・カシムの精鋭により撃破。
銀の槍をもったソルジャー×３のいる部屋ではブーツを入手して僕は思わず射精した！！

そろそろ削除以来出してこいよ

　残った敵将のボルガノンの威力には思わず鼻血を出しつつ、
僕らのエースのカイン君がきっちり駆除。
こうして、僕達の王都奪還は成功した。

　なお今回、シーザ君のレベルは４個もあがったのだが、
力・守備の上昇は０っっっっっっっっ！！！！！！！！
リカードはレベル２個あがって、力と守備をそれぞれ１つづつ上げたのに、
本当にこいつはクズ野郎としかいいようがねーーー！！！！

　僕はさっそくシーザを呼び寄せた。
『シーザ君。ここに花が１００００輪ある。』
　用意された大量の花々を見て、シーザは目を白黒させている。
『何のためにあるのか解らないようだから説明しよう、
今から、君に向けられたため息の数だけ花束（ブーケ）を束ねてもらう。
以上だ、理解したらさっさと始めたまへ！！』
　シーザはその日、ずっとブーケを束ねつづけた。
そんな、星屑のロンリネス・・・ともあれ僕はついに王都奪還に成功した！！

>>85
とりあえず迷惑だからsageてくだサイ

>>85
まず誰も読んでないということをわかれよカス

>>86
キモイ（*＾ヮ＾）

>>88
オマエモナー

( ´Д`)σ)Д`)←>>91

>>89
だから粘着キモイ（*＾ヮ＾）

どっちもｷﾓｲ

こっからスルーな

ぽこにゃんのFEの日記面白いな





本人はちょっとアレだが（;´Д`）

>>93
１行レスしかできない粘着キモ名無しが偉そうに仕切ってるのを見て笑いがこみ上げてきた。

今度バハムートラグーンやって。

>>94
アリガト、名無したん。僕、頑張るよ。
（アレって何だよアレってよー！！とペットの犬を虐待しながら）

>>95
いいから死ぬまでｹﾞｰﾑやってろよ

>>98
だからスルーしとけよ

こんな良スレ始めてみた

こんな糞スレ初めてみた

スレ初めてみた

初めてを誤字った。
いや、マジですごいんじゃない。よく書きながらプレイ出来るなぁと思うし
ノーセーブで実況しながらFEって斬新じゃん。

音楽が中心になればいいなぁ

( ´_ゝ｀)ﾌｰﾝ 　

自分が中心になればいいなぁ

はやく続きが読みたい…（ ´Д｀）　

1は意味追求族から、まったり族に転向したのだ。
ある意味健全だよ。

やっぱりプリンセスミネルバのところで死んじゃったね

　第１１章　悲しみの大地グラ

　王都を解放して勢いにのる僕達マルス愚連隊。
現在、よくこんな会話が繰り広げられていた。
『そーいやよ〜〜、２年前の戦争によぉぉ〜同盟国のグラってのあったべ？』
『お〜、いたいた！あいつらが裏切ったからアリティア落とされたんだよな。』
『まじ、あいつらだきゃ〜、許せね〜よなあァァァァ〜』

　そう・・・皆は過去の屈辱を思い出していた。。
僕の親父もそうだ、グラの裏切りで死んだも同然なのだ・・・
こいつぁ、きっちり落とし前だけはつけないといけないなぁ！！！！
僕は全軍に通知した。

『よし、今からグラに復讐するぞ！！！裏切り者には死を！！！』

　うおおおおおお！と周りから喝采があがる。
そして、『裏切り者には死を！！』の声が響きわたった。
士気は万全だ！！今から、グラのアホ共を皆殺しに行く！！

　その時・・・・カシムだけは微妙なツラをしていた。
ウフフ・・・と気持ち悪く笑い、『裏切り者には死を！！』という言葉を聞くたび、
舌を噛み千切って死にたくなる衝動に駆られていた。

『どうしたんすか？カシムさん、青い顔してるっすよ』
　そんなカシムに声をかけてきたのはリカードだった。
『え・・・い、いや・・・そそそそ、そんな事な・ナイあるヨ・・・』
　タリスを裏切り山賊につき、山賊を裏切りマルス軍についた、
変わり身の早さだけなら、右に出る者はないカシム君はおもいっきりキョドった。
『ほんと、どうしたんすか〜？それより、前の戦いで、オリオンの矢を手に入れたんで、渡しとくっすよ。』
『え・・・ああ・・そ、そういえばもうじきオレ、クラスチェンジか。』
『カインさんはすでにパラディンになったっすけどね。
次は絶対にカシムさんすよ。うちのツートップの一人なんだし、活躍期待してるっすよ』
　裏表の無いリカードの笑顔を見て、カシムは心の何処かが救われた気がした。
（そうだよ・・・何を怯えているんだオレは。オレはもうここの正式な一員なんだから・・・）

　その時、ジェイガンが好物の生肉をクチャクチャ食べながら、
マルスに続いて、みんなに語りかけている時であった・・・
（ちなみに、何の肉なのかは誰も知らない）

『というわけで、グラなんぞという弱小国は我々と同盟しなければ生き残る事すら困難だった。
その恩を忘れて、長いものには巻かれろ的にドルーアに寝返った奴等だけは許しておけん！！』
　
　うおおおお！！と、再び、熱狂的に『裏切り者には死を！』のコールが巻き起こる。
そしてついにカシムも、それに加わり、精一杯の声でさけんだ。
『裏切り者には死を！！』

　そして、全員一同による総ツッコミ。

『『『おまえが言うな！！！』』』

　カシムは皆からリンチにあいながら、
ちょっと調子にのりすぎた自分を反省した・・・

　しゅつげきメンバー

カインLV21　カシムLV15　レナLV10　マリクlv8　リカードlv4
シーザlv8　マリアlv7　ミネルバlv1　バヌトゥlv1　リンダlv1　
ミディアlv1　トムスlv4

良ｽﾚ保守

　ジェイガンが軍師ヅラして、『さて、どのように攻めますか？』と聞いてきた。
毎度の事ながら、生肉をクチャクチャむさぼっているので、生臭い口臭は不快だった。
しかし、僕は気にしないで簡易的な軍議を開始した。

『まずは、リカードで、吊橋をあける。』
『その橋をはさんだ場所にスナイパーがいるので、放っておくとリカードが死にますな』
『スナイパーを攻撃できるスペースは１つしかないが、カインなら倒せるだろう』
（だから、臭いんだよおまえ）
『しかし、その先にいるアーマーナイトがナイトキラーを持ってますが・・・』
『カインなら耐えられるよ。』
（ほんと、いつも食べてるソレ、何の肉？）
『では、下の方の盗賊への対応は誰がやりますか？』
『カ・イ・ン！　カ・イ・ン！』

　ようするに、”基本的にカイン任せ”！！！！
実際、カインは１人でその３役を難なくこなしてしまう。
特に意味は無いが、お前の姉ちゃん次世代カインだな！というフレーズが、何故か頭に浮かんだ。

　戦場を駆ける一輪の愛。
ミディアの説得で勇者アストリアは僕等の仲間に加わったのだが。
なにやら辺りをキョロキョロ見回していて、僕に声をかけてきた。
『ところで、マルス様の軍には、一流の傭兵がいると聞きましたが、オグマやナバールはどこにいるんですか？』
『え・・・えと、皆、戦死しちゃって、今は彼しかいないんだ・・・』
　そういって、アストリアにシーザを見せる。
『よ、ようへいは・・あの目つきの悪い彼だけなんですか・・・・？』
『う・・・うん・・・・・・』
『・・・・・・・・・・・・』
『・・・・・・・・・・・・』
　とても気まずい沈黙が流れた。

　続いて、カチュア・パオラのペガサス姉妹が僕らの仲間に加わった。
『君達が仲間になってくれて、本気で嬉しいよ』
　人材不足の僕の軍だ。思わず、その場でしゃ精しそうになった。
すると、何度かうちの軍を戦場で観た事があるカチュアが冗談ぽく言った。
『マルス様の軍は美形揃いだから私たちも嬉しいです。
特にほら、傭兵の人達かっこいいですよね。』
『え・・・えと、皆、戦死しちゃって、今は彼しかいないんだ・・・』
　そういって、カチュアとパオラにシーザを見せる。
『・・・・・・・・・・・・』
『・・・・・・・・・・・・』
『・・・・・・・・・・・・』
　とても気まずい沈黙が流れた。

　ともあれ、最初の熾烈な攻防や、盗賊との追いかけっこは、カインが全て解決してくれたので、後はいつも通りに、シーザとリカードの経験値集めに専念。
砦内のアーチャーを一匹づつ誘い込み、まったりと殲滅している最中、
毎ターン、ペガサス２騎の増援部隊もやってくる。

　戦局は増援叩きへと移行していった。

『さてと・・・ここで、やってくるペガサスをずっと叩いていればいいのか。』
　内心で呟きながら、指示された場所に配置されたシーザ君。
背後には、いつでもライブをかけてくれるマリアたんが完備。
（チラリと見ると、嫌な顔をされた。）
増援を殺しきれなかった時のサポートにカシムもいる。
（陰気なツラで無言。本来なら近寄りたくもない相手だが）
シーザは、いわゆるエリート街道を進んでいた。

　しかし、レベル８になって、いまだに力と守備の成長は０で・・・

　さきほど仲間になったアストリアや、ペガサス姉妹には、
何か”哀れみの目”を向けられ・・・・

　軍内では既に、シーザの悪い噂が流れまくりである・・・・・
（初対面の相手と話す場合、何かと共通の話題を探すものだが、
マルス軍の場合は、『そういえばシーザって知ってる？』
と言えば、『ああ、あいつねｗ』と切り替えしてもらえるので、
新作の映画の話なんかをするよりも、シーザの噂話をするほうが
簡単に共通の話題ができあがってしまうのだった。）

　ある日を境に、まるでピエロのような人生を歩む。
シーザはいっそ敵のペガサスに殺して欲しいと思った。
しかし、傷つけばマリアが目をあわせずに極めて事務的にライブをかける。
死にたくても死ねなかった・・・

　今回、そんなシーザの隣には、前のパレス奪還で仲間に加わったアーマナイトのトムスが配置された。

『こんちゃー、新参者のトムスでーす。よろしくー。』
　シーザは、幼女の一人や二人を監禁してそうな極悪ヅラに似合わず、中身は軽そうなハゲだなという印象を持った。
『アーマーナイトか・・・珍しいな。』
　意外だった。ドーガは扱いがひどかったし、今では２軍落ちしているので、
マルス様はアーマーナイトが嫌いなのだと思っていた。
『なにやら、城内戦でも槍が使える人材を欲しがってるみたいですわ。
シーダ様が死んでしまったので、急遽、俺が抜擢されました』
　最強の槍のグラディウス。それを城内で使いこなせる人材がいるとすれば、
敵将のロレンスしかいないと言われていた。しかし、マリア救出作戦で、懐柔の女王は還らず・・・
『シーダ様か・・・良い女だったな・・・オレと名前似てたし。』
　いつか、”シーダ様ってオレと名前似てますよね（笑）”
というのを会話の切り口にして話しかけて、あわよくば恋が芽生えれば良いと思っていたので、とても残念だった。
『ギャハハハハ、ほんまや、シーザとシーダって似てますな』
　感傷にひたろうとしてる中、バンバンと手を叩いて喜ぶハゲをぶん殴りそうになった。

　ペガサスの増援を叩きながらシーザは気付いたが、
トムスが大抜擢されたといっても、今回は、後ろのカチュアが手槍でとどめを刺すための削りと、
盾の役目でしかないようだ。
しょせんアーマーナイトだもんな。シーザは親近感をもって邪笑した。

　チラリと、遠くの砦で、アーチャーを倒したリカードを見た。
『レベルがあがったっす！力があがったっすーー！』
　ウヒョヒョーと馬鹿ヅラで喜んでいる姿には殺意が芽生える。
あんな三下ばかり順調に成長しやがって、チクショーチクショー！

　しかし、そんなシーザにも奇跡が・・・

　ズガンとペガサスを叩き、レベルＵＰ！！
『おれの力が！！！力があがった！！！！』
　その時シーザのレベルは１０。
ようやく主要ステータスの力が１上昇した・・・

　しかし、トムスは驚いたように、告げた。
『それだけやないで、シーザさん。あんた、魔法防御も！』
『！！！！！！！！！！！！！！！！！』

　魔法防御！！！！
そんなのカインだって上げた事ないんじゃないだろうかってくらい、
そのステータスは誰もがあげるのを絶望視されているステータス。
それをマルス軍の憂鬱、ピエロのエース、でっちあげの勇者様、様々な異名を持つ、
カスみたいな成長を遂げていたシーザが上昇させてしまった。

　そんな、ささやかな幸せをシーザに届けながら、
僕達マルス珍走団は、グラ国王を血祭りにし、敵の城をさっさと陥落！！

いじめられっこの唯一の逃げ場所はキモイ空想世界かｗ

　第１２章　魔道の国カダイン

　いつも何かの生肉をクチャクチャむさぼり食べているジェイガンの軍内での評判は、お世辞にも良いとは言えない。

『あの老人の食べている肉は何なんだ？』
『そもそも、あの肉をどこで調達してるかも謎らしいぞ』

　疑惑は深まるばかりだった。
だが、皆もご存知の通り、ジェイガンは普段は好々爺のごとく振舞うが、
生肉の事になると、人が変わったように、とても繊細で、
そして些細な事でも烈火のごとく怒り狂うキチガイと化す。
だから、僕は極秘で”ジェイガン調査隊”というものを編成した。
しかし、『深夜に包丁片手に”ヒヒヒ”と呟きながら、何処かへ消えていったジェイガン』の報告を聞き、
僕は”このヤマはヤバすぎる”と悟り、この調査を即効で打ち切った・・・

　それは、そうと、今回来ている土地はカダイン。
暗黒司祭のガーネフが、グラから持ち去ったファルシオンを追ってやってきた。
ファルシオン・・・それさえあれば、邪竜メディウスを倒す事ができる。
なんとしても手に入れないといけない武器だ！！！！
　
　
出撃メンバー
カインlv22　カシムlv16　レナlv11　マリクlv9　リカードlv6
シーザlv11　マリアlv10　ミネルバlv3　リンダlv2　カチュアlv6　パオラlv8

『マルス様、ガーネフの装備、”マフー”デスヨ。
マフー、相手の攻撃無効。僕達、倒セナイヨ。』
　マリクが焦った時にだけ見せる外人喋りを聞いて、早くもガーネフを倒す事ができないと悟った。

『じゃあ、逃げよっかマリク君、かつての万引きしてた頃のように♪（*＾ヮ＾）』
『そうですね、マルス様は常習犯だったからなぁ♪（*＾ヮ＾）』

　そんな風に和やかに話しながら、左からくるガーネフを避けるため、本体は上へ直進！
ペガサス姉妹だけは盗賊殲滅のために、右へ向かった！
　
　そして早くもむかえる大ピンチ。　

右からアークマージ達と、ガーネフ。

上からはアークマージ達と、ドラゴンナイト隊にペガサスナイト隊。
完全に包囲網をしかれた。

『来るっ！ガーネフがくるううう』
『囲まれたあああああぁぁっぁぁｌ』
『ｓｆｍぁｓｊｆｌｋｊｋぁｊｆぁｊ』
『オタスケー』

　僕達が、かつてない危機を迎えたのは言うまでもない。

一方その頃、盗賊を追いかけるペガサス姉妹のカチュアさんとパオラさん。
多くの仲間は、砂漠で足をとられ移動力が激減する中で、
ペガサスナイト２人は空を飛んで、楽々と進軍。

『マジカルバナナ！♪♪★☆バナナといったら黄色！』
『黄色と言ったら ”注意”！！』
『注意と行ったら信号！』

　マジカルバナナをしながら、ガーネフからのマフー安全圏で和やかに進軍していた。

『えー、姉さん、黄色→注意は、信号とかかってるんだから、無しなんじゃない？』
『え？そうなの？』
『も〜、本当に天然なんだから。まぁ、いいけどねー。信号といったら”くーるーま”』

　血なまぐさい戦いが繰り広げられているカダインで、
そこだけはのどかな空気が流れていた・・・

シーザ成長ｷﾀ━━━(ﾟ∀ﾟ)━( ﾟ∀)━( 　ﾟ)━(　　)━(　　)━(ﾟ 　)━(∀ﾟ )━(ﾟ∀ﾟ)━━━!!

　マルス軍本体は、敵と味方が入り乱れて、前線もへったくれもなくなっていた。
目の前にいる敵を皆殺しにしないと、誰かが死ぬ！そんな極限状態での戦いが続く。
『マリクとリンダは、出し惜しみしないで、エクスカリバーとオーラをぶっぱなせ！！
リカードとシーザ、アークマージは確実に殺せええええ！！』
『マルス様、カインが、突っ込みました！！』
『ドーラーゴーンーナーイートーがーくーるーぞー』
『マリアの守りが空いてるから！！固めろぉぉぉ』

　マルス軍本体の防衛は、相当シビアなものになっていた。
このターン、全員の突撃力があと少しでも弱ければ、確実に死人を出していただろう・・・
特に仲間の大半は魔法防御が無いに等しいので、敵のアークマージ軍団の攻撃は脅威だった・・・

　一方、盗賊を叩きに進撃したペガサス姉妹もアークマージに囲まれる状況になったが、　
ペガサスナイトは、魔法防御が高いので、アークマージは絶好のカモである。

『車といったら事故(クリティカル)♪』
　逃げる盗賊に、パオラの必殺の一撃が炸裂。
『事故（クリティカル）といったら死亡♪』
　カチュアの銀の槍が、アークマージの喉元を貫く。
『じゃ、ここで増援のアークマージ叩いてればいいんだよね♪』
『や〜、一撃で殺せるって気持ちいいね姉さん♪』

　その日、姉妹のペガサスの翼はアークマージの血で真っ赤に染まったという・・・

　マルス軍本体は、包囲網を抜けた後、
カインの必殺の一撃が敵将を貫き、カダインを制圧した。
こうして、後世の歴史家達が、『死闘』と書き記すほどの激戦は幕を閉じたのだった・・・

ぽこにゃんの話 面白いのにまったくレスつかんね（；´Д｀）
ぽこにゃんかわいそう

>>127
だって俺ファイアーエンブレムの面白さわかんねえし('A`)

　第１３章　アリティアの戦い

　マルス軍には『マルス会報軍』という名前で、解放の文字をかけた、会報が存在する。

　低俗な週刊誌のごとく、”○○ランキング”といったものもあり、
匿名の記者、そして匿名の投票で行われているのだが、
その中でも、ひそかに人気を集め、白熱しているコーナーが、
”抱かれたくない男ランキング”だ。
別名”戦場で死んで欲しい奴ランキング”と言うのは周知の事実。
平気で男が”抱かれたくない男”を投票しているのがそれを裏づけていている。

　なお、最近ぶっちぎりで１位を獲得しているのがシーザ君。その人である。

　調査の結果、LV12のシーザが、LV8のカチュアに勝てるステータスは、
スキル（それも１だけ）とＨＰだけである事が判明。

　彼の１位は今後も不動のものとなるであろう・・・

　まぁ、それはそうと、ガトー様のテレパシーで、
マフーに対抗するスターライトの存在を知ったりしつつ、
僕達はいよいよアリティアへとやってきた。
２年前のあの日から奪われた祖国。今こそ取り返す！！！

　出撃メンバー

カインlv22　カシムlv17　レナlv11　マリクlv9　リカードlv7
シーザlv12　マリアlv11　ミネルバlv4　リンダlv2　カチュアlv8
パオラlv10　トムスlv5

保守

　カインとカチュアは、本体から外れて、盗賊から村を防衛するために急ぎ足で進軍したのだが、
無言で突き進むカインに、カチュアは少し居心地の悪さを感じていた。
お姉ちゃんと一緒だと気楽なんだけどな、と思いつつ、自分からはなしかけてみる。
『あ〜、軍の本体の方はドラゴンナイト来てますけど大丈夫ですかね』
　さすがに、真面目そうな騎士相手にマジカルバナナしましょう、とは言えないので、
無難なところで軍の心配なんかをしてみる。これなら不真面目な印象は与えないはずだ。
すると、カインはキッパリと答えた。
『ああ、カシムがいるからな。まず大丈夫だろう』
『あ〜、あの人か・・・』
　その名前を聞いて、カチュアはゲンナリした顔になる。
マリア姫の救援を頼んだ時に、”ミネルバの罠だろ？”ってネチっこく言った奴だ・・・・
『なんか、あの人は好きになれないんですよ。
ペガサスナイトと弓兵だから相性悪いんですかね。。』
　本心ではもっとこう、言ってやりたい事は腐るほどあったが、
カチュアは、すごく控えめな表現で探りを入れてみた。
『あいつは陰気だし、根性曲がってるからなぁ』
　ハハハと爽やかに笑うカイン。
『ですよね〜♪』
　すかさず同意を入れるカチュア。
『私なんて、抱かれたくない男ランキングにいつもカシム投票してますよ』
　つい調子にのって口をすべらせてしまった。
そう自覚したのは、カインの苦笑いした表情を見てから。
別名、”戦場で死んで欲しい奴ランキング”それを戦場で話題に出すのは、
あまりにも不謹慎すぎたかもしれない。。。

『あ、あの、それじゃ、私、盗賊倒してきますね。』
　カチュアは慌てて、話題をそらして、盗賊に一直線に向かう。
それを見てカインは、万が一倒し損ねた場合を考えて、村の入り口で待機しにいった。

『ヤバー、カインさん、さすがにヒイてた・・・私って何でこうなんだろう。』
　カチュアは”もっと、おしとやかにしなきゃ”と少し反省しながら盗賊を銀の槍でつらぬき殺した。
『ピギィ』という断末魔が同情を誘うものであったが、
カチュアは乙女の悩みの真っ最中。そんなものは聞こえてないようであった。

稀に見る良スレ

結構オモロイ。

>>さすがに、真面目そうな騎士相手にマジカルバナナしましょう、とは
ワラタ（　´∀｀）ノ

次はカチュアたん辺りを下さいな

『よーし、じゃあ防衛ラインはここにしよう』
　マルス軍本体は、一直線にやってきたドラゴンナイトを倒したので、
城から大きく迂回してやってくる、騎馬隊達に備えていた。
細い道を、トムスで壁をつくり、後ろには、弓と魔法で殲滅できるように配置。
完璧な陣形・・・なのだが・・・
『カチュアとカインはまだ戻ってこないのか・・・』
　僕達は遠くの戦況を見守っていた。

　遠くの方では、カチュアがソシアルナイトと３連戦して、死体の山を築いている。
『できるだけ騎馬隊も削ってきて、とは言ったけど、あそこまで戦えるとはなぁ』
『すごいね・・・カチュアさん・・・』
　僕達はゴクリと息をのみこんだ。
『成長率とかも半端ねーっすね・・・』
　そう、特に恐ろしいのは、潜在能力のすさまじさだった。

『あ、カチュアのやつ、今度は敵のパラディンも食ったぞ。化け物ダナ。』
　トムスがシーザの横で呟いた・・
シーザは『へ、へ〜・・』とか生返事をしながら、その光景を見ないようにしている。
密かにライバル視している相手なので、いきなり自信喪失したくないからだ。
周りからはすでに比較対象にもされないだろうが、その事に本人だけは気付いていなかった。

　多くの仲間は狂戦士のような戦いっぷりに、ただただ戦慄するだけだったのだが。
しかし、姉のパオラはニコニコと笑いながら、
『あの子、良い所みせようとすると、ついはりきっちゃうんですよ♪』
　”このワンちゃん可愛いよね♪”と言うような口調だ。
『うん、カチュアらしいな』
　賛同したのはミネルバだけだった・・・・

　近くの砦から増援部隊がでてきたあたりで、
さすがにカチュア達も戦線をさげ、トムスを盾にして増援叩きに突入する。
毎ターン近くの砦から、騎馬弓　騎馬　騎馬。
下の砦からは、アーマーナイトがノロノロとやってくる。

　細い道でトムスが道をふさぎ、防衛戦に入る。
『おいカシム、バトンタッチだ』
　カインはそう言って、後列までさがる。
防衛戦になると、カシムが最も頼りになる。
常に前線で華々しい活躍をするカインとは対照的なもう１人のエースだった。
紳士で謙虚でツラの良いカインと、貧乏人で根性曲がりでツラの悪いカシムは、本当にあらゆる面で対照的だったのだが・・・

　多くの仲間を失いながら、今では最も付き合いの長い戦友になっていた。

　だから、この増援叩きが終わった後にカシムがクラスチェンジした時、
『よお、カシムようやく、おまえもクラスチェンジか。おめでとう。
だが苦労するのはこれからだぜ、ハハハ。』
　バンバンとカシムの背中を叩きながら、誰よりも嬉しそうにしているのはカインだった。
カインは、うちの軍の看板をしょってる人間なのだが、
カシムがクラスチェンジする事で、その重みが少し軽くなった気がした。
そして、陰険で根性曲がりのカシムだったが、その時は照れながら・・・
本当に幸せそうに笑っていた。
カシムがクラスチェンジした瞬間が、人生最高の晴れ舞台というやつだった。

お前ピーターパン症候群だ、心療内科行け。立派な病気だ。

『なんか、カシムが輝いて見えるぜ・・・』
『あいつ・・・あんな笑顔もできるんだな』
『すげーっす！ついに２大エースの誕生っす！』
　皆もカシムを祝福している。
カチュアだけは、ちょっと複雑な表情だったのだけど。

『よし、それじゃあ、残った砦にいる勇者２人を、
カイン、カシムで殲滅。リカードは扉だけを開けてやってくれ。』
　僕は速やかに命じた。

　２人のエースが並んで、戦場を駆け抜けていく。
『真面目なカインが、あんな風に軽口叩ける相手ってカシムだけだよね』
『陰険なカシムが、あんな風に笑える相手ってカインだけだよね』
『案外、良いコンビだよね、あの２人』
　周囲の仲間達は、そんな風に語りながら、２人の背中を心底頼もしく見つめているのであった。
主に、カシム君の株が急上昇した瞬間だった。

また始まったよ、馬鹿の妄想が

　そんな中で、扉をはさんで、銀の剣を持った勇者をカシムが瞬殺した後の敵のターン。
残った、サンダーソードを持った勇者がカシムに遠距離攻撃をしかけ、
それが見事にクリティカルだったもんで僕は、人生の儚さを垣間見た気がした。

　敵の攻撃力10が３倍でドン！！！
カシムは、HP30で、魔法防御0

　・・・・・・・・・・・・ピッタリと死亡☆

　ハイ(σ･∀･)σデ・ポン

『ｓｄｊｆｌじゃｌｋｓｊｆ；ｌじゃ；ｌｊぁあｊ！！！！』

　クラスチェンジアイテムと、投資した経験値が一瞬で消えていく中、
『カシムって何だったろう』と僕は思わずにはいられなかった。
パルティア持たせていなかった事だけが救いと言えば救いだった・・・

　そして目前で、そんな信じられない光景を見ていたカインは、
口を大きくあけたまま、茫然自失といった状態だった。
『カ・・・カインさん・・・』
　リカードはおそるおそる、カインに声をかけたが、
その後のカインの表情の変わりようを見て、ビクッとした。
『扉を・・・』
　静かに指示され、黙って鍵開けをするリカード。
もしも、カインがこのターンで勇者を倒す事ができなければ、今度は自分がサンダーソードの餌食になるのだが、リカードはそんな心配を微塵もしていなかった。
（おまえ、死ぬっすよ・・・）
むしろ、その勇者に同情してすらいた。

　そして、カインの銀の槍によって、サンダーソードを持った勇者は可哀想な目にあう。

【イヤッハァーレス】
このレスを見た人はイヤッハァーでもいいので
10分以内に3つのスレへイヤッハァー！！
そうすれば１４日後好きな人からイヤッハァーされるわイヤッハァーは当たるわ
イヤッハァーしまくるわ体の悪い所全部イヤッハァーでえらいイヤッハァーです

　カチュアが、先行したカイン達に追いついたのはその時。
『何、この黒コゲの汚らわしい物体。キモッ』
『わー、それ、カシムさんっすよ〜』
　汚い何かを、ペガサスで蹴っとばそうとしたが、リカードに止められた。
『え・・・カシム？え・・・？』
　カチュアが正確に事情を理解したのは、カインが砦から出てきた直後。
痛々しいほど悲壮感ただよう表情を見て、カチュアは自分が非難されている気がした。
（だって・・だって・・・本当に死ぬなんて・・・）
”死んで欲しい奴ランキング”にカシムの名前をあげてしまった事が、とても後ろめたかった。

『あ、あの・・・』
　何とか声をかけようとしたのだが、カインはそのまま無言で通りすぎていってしまった。
遠くの方では、リンダとマリクが敵将を魔法でチクチク削っているのが見える。
カインも一応、そっちへ向かうみたいだ・・・

　あんなに頼もしかったエースの背中が、その時だけはとても弱々しくみえた。

　そして戦いは・・・城内戦へ。

【イヤッハァーレス】
このレスを見た人はイヤッハァーでもいいので
10分以内に3つのスレへイヤッハァー！！
そうすれば１４日後好きな人からイヤッハァーされるわイヤッハァーは当たるわ
イヤッハァーしまくるわ体の悪い所全部イヤッハァーでえらいイヤッハァーです

戦記続きｷﾀ━━━━(Дﾟ(○=(ﾟ∀ﾟ)=○)Дﾟ)━━━━━!!

何故カインより成長率の高いロシェを使わないのか疑問

ロシェはFC版の方が圧倒的にカコイイ数少ないキャラ

SFC版のロシェは殴りつけたくなるような坊ちゃん顔だな
FC版のロシェは涼しいｲｲ漢なのに

　第１４章　スターロードマルス

　城内戦に向けて、一時休養にとる事になった僕等。
しかし、頼りのエースのカインが、死んだ魚のような目をして沈んでいる。

『カシムが死んで相当こたえているみたいですな』
　ジェイガンが生肉をクチャクチャやりながら話しかけてくる。
『それもあるけど、常に前線にでてたし、いい加減、限界なのかな。』
　僕は、1stガンダム中期のアムロのような壊れ方をしているカインを見て、
しかし、コレでは士気に関わるな、と心配になった。
『現代っ子は軟弱ですな。ワシが闘魂注入してきましょうか？』
　僕らは体罰上等のマルス軍。うん、おじいちゃん、カインの頬をひっぱたいてきて。
と言おうとしたが・・・
ジェイガンが行く前に、カチュアがカインの前に立っていた。

　カインの目には、カチュアなど写っていないかのようだったが、
カチュアは気にせず、カインの胸倉をつかみよせ、鉄拳を鼻っつらめがけて振り下ろした。

（ビンタじゃないの？？）
遠巻きに見ていた仲間達は、各々、内心でツッコミをいれる。

　しかしカチュアの必死の訴えは、カインに届く・・・
『しっかりしてください！アナタがそんなのでどうするんですか！』
ダラダラと鼻血を出しながらも、カインの目には意思の光が宿り始めた。
『あ・・・』
　ありがとう、と言おうとした時、
カインのアゴに、カチュアの蹴りが綺麗に入った。

（追撃入れちゃったー！！）
『私も、私ももっと強くなりますから、元気だしてください！！』
　と言う、カチュアの声が今度は届いていないのが解った。
カインは白目を向いてＫＯされていたから・・・
それはさすがにやりすぎなんじゃ、と仲間達は思った。

　周りの仲間達が言葉を失っている中で・・
『あの子、ついつい頑張りすぎて、度を越す事があるんですよ♪』
　そう微笑ましく語ったパオラさん。
それに同意しつつ、『うん、良い蹴りだ。』と感想をもらしたミネルバさん。

　マケドニアの女はどこかが変らしい。

　そして、いよいよ城内戦。
祖国解放をかけて、メディウスの配下のマムクートと対決する。

出撃メンバー

カインlv23　レナlv11　マリクlv11　リカードlv7　シーザlv14
マリアlv14　ミネルバlv5　リンダlv4　カチュアlv11　パオラlv10
トムスlv6　バヌトゥlv1　トーマスlv8　

おれの携帯料金なんて平均200円くらいだぜ

ぽこにゃんの文章凄い好き

保守

　僕達は、まずは玉座にいる敵をほっといて全軍左へ。
宝物庫を荒らす盗賊達を殲滅しに向かう。

　頭一つ飛びぬけたのは、僕とマリクとカイン。
『マリク君、万引き小僧共に熱いお灸をすえてやりますかね（*＾ヮ＾）』
『学校に通報して、親呼び出しましょうマルス様。（*＾ヮ＾）』

　そんな風に僕とマリクはダッシュ。
カインも、しっかりした表情でついてくる。

　そして僕達の前に立ちふさがる、
スナイパー。勇者。アーマーナイト。アークマージ。火竜！

　後列のペガサス姉妹などが追いつけば、全員の突撃で倒せるが、
先行した３人だけでは無理。
しかし、盗賊を追いかけたいので、ギリギリのラインまで踏み込まないといけない。
奥にいる火竜の射程内には入らないようにして、
カイン・僕・マリクで防衛。
僕やマリクが集中攻撃をもらえば確実に死ねるが、
そこは頼れる僕達のエース。。カインが武器を持たずに、敵を挑発して攻撃を集める。
（HP1でギリギリ残る）

『もういやだ・・・こんな生活・・・』

　カインはいつもこんな役回り・・・

　そして、追いついた仲間達の突撃で、敵はあらかた殲滅。
適当にシーザに盗賊を退治させて、玉座制圧に向かった。

　玉座への扉をあけ、手前のアーマーナイト×２をおびきよせながら、
まったりと進軍していると部屋の奥の方からアーマーナイト×２とアーチャーの増援がやってくる。

　毎ターン、ワラワラと沸いてくるアーマイトとアーチャの軍団が、
ゆっくりとこちらに進撃開始。
ヒットアンドアウェイで削りたいのだが、
敵将の隣にいるウォームの射程が怖くて、こちらから向かい撃つ事ができない。
前線を下げて、防衛ラインをはって、敵が来るのをひたすら待つ事にした。

　シーザは盗賊退治を終えて、本体と合流した。
（なんで、こんなに前線さげてるんだ？）
　と疑問に思ったが、向こうからアーマーナイトとアーチャーが、
大量にゾロゾロむかってきているのを見て吐きそうになった。

　これまでのパターンからして、増援叩きはシーザの役目。
（こりゃ、長期戦になるな・・・）とか思いながら、
壁役のトムスを誘って前線に行こうとしたが、マルスに止められた。

『え、オレ・・・行かなくていいんですか・・・は、はぁ・・・そうですか』
　
　なんでも今から、カチュアが、新品のアーマーキラーを持って１０人斬りに挑むらしい。

（へ・・へへへ・・・ついに仕事（増援叩き）をほされたか・・・）

　シーザは半泣きのまま後ろの方へ下がった後、
ボーッとしながらアホ面でカチュアを眺めていた。
気が付けば、襲い掛かるアーマーナイトに一歩も退かずに切り伏せるカチュアの動きに完全に見とれていた。
手に持ったアーマーキラーが、血の色でギラリと妖しい光沢を発している。
そんなものさえ、カチュアが持つと美しいと思えた。

まだやってたのか。

　シーザは、誰に何を言われようと、いつか自分は英雄になれると思っていた。
そのためのバックアップだってされていたはずだ。
でも・・・真の英雄っていうのは・・・・作られるものじゃなくて、
ああいう風に、自然にできあがるものなんだな。
『オレなんかじゃとても敵わねぇ・・・カチュア・・おまえがナンバー１だ。』
　シーザはボソリと呟いた。

　それがうっかり聞こえてしまったトムスは、
（シーザ、それはベジータ級のライバルが言うセリフであって、
ヤムチャとかその辺の雑魚が言ってもギャグにしかならないぞ）
　と思ったが、本気でヘコんでいるみたいなので、口にはしなかった。

　マルス軍は、流れてきたアーチャーだけを楽に叩いている。
こういう雑魚のトドメをさすのもシーザ君の役割だったが、それすら声がかからずに、
パオラやミネルバで、楽に駆除している。

（よく考えたら・・・これまでのオレの扱いが優遇されすぎだったんだな・・・）

　いつものポジションに戻っただけ・・・そう、それだけの事なのに・・・
”持ち上げられて、叩き落とされる”というのは何て惨めな事なのだろうか。
シーザは憂鬱なツラで、故郷に帰りたくなった。

ま、次の章で星のオーブが手に入るんで、成長がおもわしくないシーザたんも救われるんでない？

　完全に有利な戦況を作りだす事に成功したかのように見えた僕達、マルス軍。
しかし、増援の半分を叩いたあたりでカチュアのアーマキラーが壊れた。
そしてそれは、カチュアの１０人斬りが達成された瞬間でもある。

『よし、それじゃあ、いつも通りに防衛戦に入るぞ！』
　僕は、全軍に伝えた。
カチュアが下がり、トムスを前に出す。
『ボサッとすんなシーザ！おまえは、トムスの隣だ』
　ボーッとしてるシーザに蹴りをいれて指示を出す。
それを聞き、ポカーンと僕を見つめる、我が軍のピエロ。　
『え、オレ、経験値稼いでいいんすか？』
『おまえにどれだけ投資したと思ってるんだ！カスっ！！』
　今さら引き返せないんだよ！と僕が血の涙を流しそうになった時、
シーザは、ニヘッと笑い、僕はあまりの気持ち悪さに吐きそうになった。

『おっす、シーザ行ってきます』
　主に、トムスに攻撃を集め、後ろからマリク・リンダで殲滅する体勢になり、
シーザはほとんど敵を倒す事ができなかったが・・・
それでも、彼はどこか生き生きとしていた。

　そして、この防衛戦の後、残った司祭とかを駆除したシーザはレベル１９になる。
僕は、ドラゴンキラーを渡して、敵将に突っ込むように指示。
『こいつで、レベルを２０にあげてこい』
『このシーザにおまかせあれっ！！』
　いつもよりも、気合の入った返事がかえってきた。

『わしは　メディウス皇帝の第一のしもべバジリスクのモーゼス！！
くく・・・おろかな　人間ども。我ら　魔竜族の恐ろしさを　おもいしるがいい！』
　シーザは開き直ったように叫んだ。
『オレは、マルス軍一のダメ傭兵！ピエロのシーザ！！
これまで、これといった手柄をたてることなく、楽にレベル上げだけをしてきたぜ！』

　なんで、こいつ自信タップリにそんな事を言えるんだ！
と、モーゼスが思ったかどうかは知らない・・・

　シーザのドラゴンキラーは確実にモーゼスをつらぬく！！
お馴染みの、ＨＰ・技、だけの成長を見せ、シーザはついにレベル２０達成！！

『決めたぞ！！オレの生き方を！オレは！オレはピエロのままでいい！！』
　シーザは何故か晴々れとした表情でクラスチェンジをした。
なお、守備力が上がったのはこの時が始めてである。
（ようするにレベルアップで上がった事がない）

　そして、念願の祖国解放により、一斉に乾杯の声が響き渡る祝勝会で、
芸術的な域まで到達したシーザの裸踊りが目撃されたと言う。
その時のシーザは、かつて見たことが無いほどの良い表情をしていたとか。
この日から、宴会芸をやらせたらマルス軍で右に出る者無し！とシーザは語られるようになる。

　・・・・僕達マルス軍が心血を注いで育て上げた勇者は、そんな風になっちゃった♪

sageでやれよカス

　次回予告！！！　　『１４章外伝。　そして、サブキャラ達』

　ついに祖国解放を果たした我らがマルス陸軍自衛隊。
主要キャラみたいになっちゃってる３人（カチュア・カイン・シーザ）は置いといて、
次回、１４章での、サブキャラにもスポットが当たる！！
読み飛ばしても問題ないから外伝扱い。そんなカンジのマルス軍の裏事情。

・トーマスの雑談日和。
・レナの憂鬱。
・ミネルバの秘密のお店。

　次回、この３本をお送りいたします。（いたしまーす）
じゃん・・・けん・・・『エロ本何冊？』ヽ(｡∀ﾟ)ﾉ

　しゅつげきメンバー。
１４章と同じ。

sageでやれよカス

>>169
キ・モ・イ。

さすがラウンジはヒキヲタが多いな

ヒキでもヲタでは無いと全力で主張！！
（ノートにカチュアの絵を描いてハァハァしてる姿を目撃されながら）

無償にFEがやりたくなるｽﾚはここですね

ここまで来ると戦死者が出ないからつまらんな。

　や〜、ここまで来ると、キャラクターへの感情移入がハンパなくて、
ノーリセットルールが吐き気するほど重圧ですよ、とマルスは語ったと言う。
（早いうちに亡くなったオグマとかは、まぁアレなんだけど、
１３章でカシムが死んだ時の喪失感たらもう・・・）

　こうやってレス返すのは控えて、黙々とＵＰした方がいいカンジだと思うんだけど、
日記の方は一段落ついたってカンジなので、まぁ、今回くらいは・・・うん、まぁ・・・
と、マルスはゴニョゴニョと呟いた。

良スレかも

滅茶面白いです。ｶﾞﾝｶﾞﾚ~
でもsage進行にしないのは何故？

>>177
煽りも叩きも、気にならないから。


・・・というのが、一番の理由なんだけど、
このスレは、ある程度書き溜めたヤツをいっぺんにＵＰしてるわけで、
１日に浮上する頻度って、基本的には１度か２度だから、別にsageる必要も無いと思ってます。
（上がると過剰反応する名無しがいるけど、きちんと放置されてるし問題なくね？）

まあIDがAUなわけだが

なるほど、納得です。
ではでは一部クリア目指して頑張ってくだされ。楽しみにしてます。
二部編や聖戦編なんかも期待していいでしょうか？ｗ

>>180
二部や聖戦やるかは、とりあえず暗黒戦争終わらせたら考えます。（今後の人生の事とかも）

ともあれ、もうしばらくお付き合いいただけると幸いです。
僕達の活躍を見ててくれ！とマルスが言っています。(*´p｀*)

アランとサムソンどっち仲間にしたんだろう。。。

アドンとサムソンどっち仲間にしたんだろう。。。

兄貴と私
ぼでぃーびる

　１４章外伝�@　ミネルバの秘密の店

『合言葉は・・・』
『Bee！（ビー！）』
　ミネルバが答えると、扉は自動で開いた。
ここは世界各地に存在する、秘密クラブ、アカネイア城支店。
そこは、城主すらも存在を知らない。
１クセも２クセもある者達のためだけの非公式な溜まり場・・・

　ミネルバはここの会員で、
当然ながらマルス達には内緒でやってきている。

　カウンターに座ると、ママ（兼マスター）がオーダーを聞く。
常連客の１人は、アキバの自販機にだけ存在する『おでん』を食べている。
ミネルバは、『メローイエロー』を注文した。
ママは黙って奥に行き、黄色い缶を取り出し、それをグラスに注ぐ。
　なお、もしもここで、ペプシだとかアクエリアスを注文していたら、
メンバーカードを剥奪され、即座に店をたたき出されていただろう。
（ウィスキーやカクテル系は論外、その場合殺されても文句は言えない）

　ミネルバはまず、メローイエローの風味を存分に楽しんだ後、
クイッと飲み干してから、『ママ、そういえば店の雰囲気変わったね』と話しかける。
雑談を小一時間ほど楽しみ、ミネルバが４杯目を注文し終えた頃に、ようやく
『そういえば、何かいるものはあるかい？』
　と尋ねられた。もちろん、ここで待ってましたとばかりに、
『リブローの杖が欲しい！』などと言ってはいけない。
ミネルバは『ママの笑顔を』と冗談ぽく言い、ママから和やかに笑ってもらわなければならないのだ。
　そうして、ようやく本題に入れる。それがここの秘密クラブの流儀だった。
その辺の事を熟知し、その空気を楽しむ事ができるのは、マルス軍でミネルバ唯一人である！

　・・・・・リブローの杖と、シェイバーの魔道書を抱えて帰ってきたミネルバに、『これどうしたの？』とマルスは尋ねたが、
『ちょっと馴染みの店でね』とだけ答え、ミネルバはそれ以上を決して語らなかった。

１４章外伝�A　トーマスの雑談日和

　アカネイア城で、アーマナイトやアーチャーがワラワラやってきて、
カチュアが１０人斬りしたり、シーザが落ち込んだりしたけど私は元気です。
とか、精神状態の起伏を上下させてる時、
　
　トーマス・リカード・バヌトゥの３人は最後尾で、その戦いを眺めていた。
『トムスの中の人も大変だなあ』
　敵にうもれながら、必死に銀のヤリを振るうアーマーナイトを見て、
トーマスは他人事のように呟いた。
『トーマスしゃん・・・ご飯はまだですよ・・・』
　モゴモゴと口を動かすバヌトゥ。
『ご飯はまだだそうっすよ、トーマスさん』
　リカードも楽しそうに続ける。
『知ってるよ！本当に、こんなボケかけのジイさんまで戦場につれてきて、
マルス様の事はよくわからんぜ・・・』
　その後に、なんで、オレ使わないんだよ・・・と、ブツブツ漏らす。
今回、カシムのかわりの弓兵として抜擢され、将来的にパルティアの使い手になるはず・・・・なのだが。
トーマスはまだ１度も矢をうっていないし、この後もその機会が無さそうな戦況だ。

『敵はアーマーナイトで固いすから、魔法で倒すしかないっすよ。
アーチャーからは反撃くらうし、相性悪いんすよトーマスさん』
　リカードの戦術眼は的確だ。
『チキは・・・かしこいのぅ・・・』
　そんなリカードの頭をなでるバヌトゥ。
『だ、誰がチキっすか？？』
『なぁ・・・このジイさんも、本当に竜になったりするの？？』
　目前で敵のマムクートが変身する様を見せつけられているのだが、トーマスはどうも信じられなかった。

　増援部隊はあらかた叩き終わり、残った敵の弓兵が囲まれて身動きができなくなった状態で、リカードが呼び出される。
『あ、じゃあ経験値稼いでくるっすね』
よっと、立ち上がりリカードは駆け出して行った。

　トーマスは『頑張れよ』と声をかけ、そんなリカードを見送りながら、
『誰かの代わりってつらいよな・・・』とため息をついた。
『トーマスしゃん、ご飯はまだですよ』
『・・・忠告ありがとう。ジイさん』
　トーマスは再びため息をつく。

１４章外伝�B　レナの憂鬱

　念願であった祖国を取り戻す戦争が終わり、連日にわたって宴会が繰り広げられていた。
まだ戦いは終わらないのだが、一区切りついたため休暇が続いている。

　レナは、深夜のベランダのテラスに出て、１人で静かにお茶を飲む。
いつものように夜空を見上げると、星になった彼を思い出す。

『レナさんは、どんな事があってもオレが守るよ』

　そう言って笑うジュリアンの顔が、空に浮かんでは消える。
ジュリアンが死んだあの日から、レナは毎日、星を眺めるようになっていた。

　そして、今日も繰り返す、静かなため息。
星達のきらめきだけが、そんなレナをいつも見ていた。

　第１５章　マムクート・プリンセス

　アカネイア解放から、しばらくの期間。
僕達は、宴に次ぐ宴を繰り返し、いいかんじに戦争とかを忘れていた。

　シーザの宴会芸だけは日増しにメキメキと上達し、
”この才能が戦いの方にも発揮されれば”と周囲からため息をつかれ、
マルス軍一の憂鬱メーカーぶりはいまだに健在と言えた。

　ともあれ、僕らは平和の中にいた・・・

　ジェイガンが生肉を喉に詰まらせて、一時本気で危機を迎えた事や、
カインが平和を楽しめなくて、終始ソワソワしていて、
多くの失態を演じて萌え路線に走ってしまったり、
（例えば、何も無い場所で転ぶとか、バケツの水をこぼすとか。）
着替えをのぞかれたとかで、マケドニアの女勢がマリクを半殺しにし、
それが、子供の風船をとってあげるために木に登ったという誤解だと解ったから、
なんとか命だけは無事にすんだというものだったり、
万年２軍の連中（アベルやドーガとか）はすでに存在を忘れかけられてたり、
チェイニーとサムソンなんて仲間になった事すら触れられてなかったり、
（アランは選ばれませんでした。理由・銀の剣がほしかったから。）
バヌトゥがボケてたり、
ボア司祭がボケてたり、
ウェンデル司祭がボケてたり、
リカードが寝る前に歯を磨くのを忘れてたり、
リンダがちゃんと宿題をやらなかったりとか、

　そう言った事をのぞけば、本当に平和な日々だった・・・

　しかし、僕らはマルス世界征服共和連盟。（？）

　うん、まぁ、とにかく、メディウスを倒す目的だけは忘れてはいけない。
光と星のオーブを求めて、カシミアのラーマン神殿にむかった。

　そしてドルーア兵と交戦する中で、僕達は強大かつ神秘的な力の存在を知る。

　星の輝きの中で・・・・

　しゅつげきメンバー。
カインlv24　レナlv12　マリクlv14　リカードlv8　シーザlv21
マリアlv19　ミネルバlv6　リンダlv6　カチュアlv15　トムスlv9
バヌトゥlv1

さて就活逝ってくるか

サムソン：銀の剣
アラン：銀の剣＋鉄の槍

損したね。

>>193
！！！！！！！！！！！！

でもシーザに万一のことがあったときの保険としてはサムソンでも悪くはない。
保険と鉄の槍とどちらを取るかはぽこにゃん氏の自由。

鸚鵡の杖いくつあっても足りませんね。

オームの杖で生き返らせようとして
エリスが火竜に焼かれる展開に15へぇ

火のブレスは避けるものの
その後近づいてきた勇者の必殺で殺られるに20ビラク

ゲームが現実ということはマルスが死んだ時点で>>1も。。。(ry

200get

普通なら何てことのない、Dat落ちを待つだけの糞スレなのに今ではしっかり賑わっている。
これが２ｃｈの醍醐味

　数ある宝物庫の奥で、敵軍達が待ち受ける。
僕らは、カチュア・カインを先頭に立たせ、おそいかかる傭兵と勇者を切り伏せていった。

『マリク君、また万引き小僧共がいるな（*＾ヮ＾）』
『なんか、過去の僕等の万引き体験が、この年になって清算されてるってカンジですね、マルス様（*＾ヮ＾）』
　
　万引き犯の上前をはねるのが、果たして善行になるかは疑問だが、　
奥の方にいる盗賊達を目指して、僕らはひたすら進撃。
４人の盗賊を殲滅して、残り１人。
一番奥の宝物庫から宝を奪い、脱出しようとする盗賊を追いかける。
しかし、その先には銀の剣を持った勇者と、サンダーソードを持った勇者がまちうけていた。

『でた・・・いやらしいセット』
　勇者のクリティカルは、トラウマできそうなほど怖い。　
ひとまず遠距離攻撃で盗賊を倒せれば、銀の剣勇者からは狙われないのでサンダーソードを使う事にした。
その時、前に出ていたミネルバにマジック防御上昇の魔法をかけた後、盗賊を駆除してもらう。
その後、勇者ＶＳミネルバのサンダーソード対決を地味に演じたりしつつ、
銀の剣を持った勇者は、カインでおびきよせて倒す！

　そんな風にして僕達は・・・・星のオーブと光のオーブを手に入れた。

『へ〜、これが星のオーブか。。』
　僕が手にとって眺める。神秘的な光をたたえたオーブから、何かの力の存在を確かに感じとれた。
そんな星のオーブを見つめていると、フラフラとした足どりでレナが近づいてくる。
『あ・・・ああ・・・・あ・・・・』
　言葉にならない呻きを漏らし、何かとてつもなく様子がおかしい。
星のオーブしか目に入っていないかのような状態で、僕の手から星のオーブを奪ってしまった。

　そして、星のオーブをうっとりとした表情で眺めながら、レナは何かを呟く。
『・・・リ・・アン・・・』
　そして、カッ！とレナの目が見開いたかと思うと、
『う・・あ・・あああああああああああああああ！』
　レナの絶叫が響きわたる。

　どこかのメンヘル女が書いた小説のような、まさに異色の光景だった！！
前フリ無しで急に壊れたレナに僕らはどよめいた。

　リカードは呆然としながら、仲間達とそんなレナを眺めていたが
『う〜ん、レナに素質はあると思ったが、本当に真性電波ちゃんだったとはな〜』
　そう、シーザが呟いたのを聞き、リカードはシーザのスネに蹴りをぶち込んだ。
『あっひいぃ』と言って、飛び上がるシーザ。
そのリアクションを見て、トムスは舌を巻いたとか。
（やっぱり、シーザさん、あんた面白い人や・・・）

　そんな事してると、レナは正気を取り戻したかのように落ち着いた表情になる。
そして、いつも以上にしっかりした声で、
『申し訳ありませんでした』
　そう言って、僕に星のオーブを返した。
『あ・・ああ・・・』
　なんだ・・・何があったんだろう・・・・
錯覚だろうか、レナが何か不思議なオーラに包まれている気もする

『なんか、雰囲気かわっちゃいましたよね・・・』
　横でマリクが呟いた。
そうなのだ、これまでのレナは、なんていうか、いつも悲しそうにしていた。
電波ちゃん、というわけではないのだが・・・
遠くの方を眺めては、ため息をついているような子だったのに。
それがどうした事だろう、今は足取りも軽く、
『さぁ、早く先に進みましょう』
　と、進言してくるくらいだ。

　そんなレナの変化に僕達がビックリしている中で、
今度は突然、リカードがキレた。
『おまえっ！！おまえ、レナさんに何をしたああああああああ』
　そう言って、周りが止める間もなく、レナに駆け寄るリカード。
しかし、レナにつかみかかろうとした時、何か目に見えない障壁のような物で弾き飛ばされた。

　ざわ・・・ざわ・・・

『え・・・、今のレナがやったのか？』
『リカードもちょっとおかしくないか・・・』
『というか今回、まるで作風がかわっちゃいましたね』
『トムスしゃん・・・メシはまだですぞ』
　マルス軍が再びどよめく。

　吹っ飛ばされたリカードは、ヨロヨロと立ち上がり、
『ちくしょー、おまえは誰なんだ！レナさんはそんな人じゃなかった。ちくしょー！
レナさんを返せ！！レナさんを返せよっ！！！』
　今回、ドラマの部分が力入りすぎだと思う諸兄も多いと思う。
でも、特別に増援もなく、敵も少ないこのマップでは、
こうなってしまうのはいささか仕方無いのではなかろうか。
僕は、ブツブツと天井にむかって呟いた。

『私は・・・私よ。』
　そしてレナは、リカードに向き合って静かに答えた。
『傷ついていたの・・彼が死んでから・・・
でも、皆も同じ心の傷を抱えていて、そういう素振りを見せまいとしている中で、
私だけが、それに耐える事ができなかった・・・
それって弱い事だとは思わない、リカード。』
　レナは・・・続けた。
『だから私は、弱さを切り捨てたの。』
　シーンと静寂が広がる。

このスレにもシーンと静寂が広がる。

いつものことだな

　とても気まずい状況になっちまったなぁ・・と僕は思った。

『じゃ、じゃあ、とりあえず進撃しよっか、うん』
　手をパンパン叩き、気を取り直してそれぞれに指示を与える事にする。
リカードは決して納得した顔ではなかったが、宝物庫の鍵開けに向かった。

　つまり、レナは何かを失う事で、強さを手に入れたのだ。
それは、弱さを克服した、というものではなく、
弱さを”無かった事にした”というもののようで、僕達は違和感を覚えている。
結果だけ見ると、その違いなんてないかのように思えるのだけど。

　そして僕は、自分の手の中にある星のオーブを眺める。
レナは、こいつのせいでああなってしまった。
ちょっと不安になり、シーザに星のオーブを渡してから言った。
『なぁ、シーザ、おまえ弱いじゃん？なぁ。
こんど、闘技場でちょっち鍛えられてみねぇ？闘技場で〜』
『ひっひぎいいい、オレなんかじゃ死にますよ〜〜。か、勘弁してくださいよ〜』
　ブルブルと首をふり、鼻水を流しながら訴えるシーザは、星のオーブを手にしても弱さの代名詞そのものだった。

　それを見て、僕は結論をつけた。
やっぱり、誰もが変わってしまうわけではない。
星のオーブに魅入られた者、そう、おそらくレナだけが・・・・

　別人のようになったレナはひとまず置いといて、
バヌトゥのおじいちゃんが『チキだ、チキだ・・』とか呟きながら、
フラフラと敵の勇者に近寄っていき、うっかり惨殺されそうになるのを必死で食い止めながら、敵の殲滅を終える。

　その後、バヌトゥの説得により、神竜のチキたんが仲間に加わった。
巨神兵器の幼女チキたん。そして星に魅入られた魔女と呼ばれるようになるレナ。
マルス軍に、頼もしい強力な新戦力が加わわった事になる。

　取り扱いについては厳重注意な仲間だったが・・・

　１５章外伝　マチスの憂鬱。

『な、なぁ、レナ、最近・・・何かあったのかな？』
　出撃した妹がかえってきて、いつもと様子がおかしいと思ったマチスは探りを入れてみた。
それに対してレナはうっすらと笑いながら、質問を無視して、
『お兄様は、お変わりになられないのですね』
　え・・・？とマチスが言おうとした時、
『ようするに、相変わらずダメな奴って事ですよ。フフフ、
ずっと思ってましたけれど、こんな兄を持った妹は不幸ですわね。』
　そう言って、嘲り笑うレナの表情を見て、
『う、うわぁぁぁぁぁぁぁajsldj;a』
　マチスは、あのＡＡの表情で、泣きながらその場を去ってしまった。

（妹が・・・妹がついに反抗期にっ！！！！！）
　マチスは少しだけ、ズレている。

　弱さを切り捨てたレナからは、”兄へのおもいやり”も無くなっている。
けれども、それに関してだけは誰にも気付かれる事もなく、問題視される事がなかった。

sageでやってよ

（・・・・意外と上手いね
そうとうやりこんでる？
んがんぐ）

　第１６章　ブラックナイト・カミュ

　ついに星と光のオーブを手にした我らがマルス旅団。

　マケドニアの北の村にいるというガトーを目指して進軍する僕等。
しかし、現在のグルニア領内で、黒騎士団が僕らを迎え撃つ！
大陸最強！その名を欲しいままにしたグルニアも、ドルーア帝国との合併以降、
今や衰弱し、かつての権勢は見る影も無い。
しかし、敵の総大将は、あの名将ブラックナイトのカミュ！

　戦場で控えてる僕にニーナ様が話し掛けてきた。
『いよいよ、カミュと戦わなければならないのですね』
　幼い頃、カミュに命を救われたというニーナ様は悲しそうにうつむく。
『僕は、よく知らないんですけど、カミュってどんな人だったんですか？』
　
　その一言から、ニーナ様がドルーアに囚われていた日々の、
カミュとの思い出話を永遠と始めてしまい、僕は聞いてしまった事を後悔する・・・

　まず、カミュと出合った時は、すごく嫌なヤツだと思った、というモノから始まり、
割り勘の飲みで、持ち合わせが少なかったニーナの分をカミュが出してくれた事、
始めての手料理で失敗してしまったけれど、それを黙々と食べてくれた事、
ニーナ様の好きなブランドのマフラーを贈ってくれた誕生日、
（海外製なので、通販でしか手に入らないけれど、手間をかけて探してくれた）
一緒にデュエットしたクリスマスパーティー、
素直になれずにチロルチョコを渡してしまったバレンタイン、
新年会では風邪をひいてしまったのだけど、その時に付きっきりで看病してくれた事・・・・

　ダラダラ、ダラダラと、永遠にどーでもいいことをトークし続けられる女を見ると、僕はどういうわけか、大猿に変身して暴れたくなる人間だ。
この時もその例にもれず、突如現れた凶暴な大猿のせいでニューヨークとかが大変な目にあっていた。（僕の脳内で）

『あと・・これが、カミュと一緒に撮った時のプリクラね。
私、ちょっと目つき変なんだけど・・・』

　いよいよ、彼氏自慢されてるカンジの雰囲気もでてきた。
『あの・・・ニーナ様そろそろやめましょう、世界観とかが・・・』
　僕はおそるおそる進言した。

『あとね、そういえばカミュって、ブリーフ派なのよ。』
『あ・・・あの・・・・』
　ニーナは語るのをやめない。

『ってやだ、誤解しないでね。洗濯物干してるの見ただけなんだから、
あ〜、それでもはずかし〜♪』
『誰かこの女を止めろおおぉぉォォｌ！！！』

　・・・・・・・・・こうして、
グルニア軍との、長い長い戦いが始まろうとしていた。

　しゅつげきメンバー。

カインlv24　レナlv14　マリクlv15　リカードlv9　シーザlv21
マリアlv20　ミネルバlv9　リンダlv7　カチュアlv18　パオラlv12
トムスlv9　チキlv5　トーマスlv8　チェイニーlv1

ｷﾀｰ

　　　　　　,..r'''''''ヽ, ,..-''''''ー:､ 　　　　　|
　　　　,.:'"::;::-':::::::::ヾ､::::::`ヽ;::::＼ 　 　 |
　　 ／:::／::／:::::::::ツ::ゞ､::::::::ヾ::::＼ 　 |
　 ./:::::/::::/::;r;ﾂ""　　　 ｀ヾ;:::::ヾ::::ﾞ:;.　|
　 j;;:::::l::l::::::/　´　　　　　　 ﾞヾﾘ;:::::::::| │
　 {::::::l::::l;;/　 _,,,__　　　　　 _,,,,. l;:::::::| │
　 ',:::::::::i'　　''''ー-ヽ　　　ヾ''''"　|;:::ﾘ │　つ〜ぶ〜さ〜れ〜る〜
　　Y'ﾂ､!　　-<_@ヾ; ;　 ,r'f''@,ゝ 'ﾘ´　|
　　 | l!｀!　　＿,.........--┴- ､..____/　　|
　　 ｀ヽ､ヾf´　　　　　　　　　　　 | 　 |
　　　　　l､| 　 　　　　-- 　 　 　 | 　 |
　　 　 　fﾞ{ ,,..　　　　...　....　　　 /　 .|
　　　　_/l::ヾ:､　　　-;;::::::-　　,ｨ'　　 |
ｨ''''ヾ'"::ヽ､:::ゞ:ﾞヽ.､_　　__,. -''"ﾉ.､.___|
|:::::::|:::::::|::::l｀l:､::::::::ヾ'''ﾂ::::;:-''"|:|ヾヾ|
::::::::|:::::::|::::|::::|::::|::::::::Ｈ:|::|:::|:::|:::|:|:::|::|
:::::::|:::::::|:::::|:::::|:::|:::::::{ﾆ}|::|::::|:::|:::|:|::|::|

一時間かけて全部読んだ。
ここまでキャラに感情移入してやる奴を初めて見た。

前ドラクエ3の勇者一人スレ読んだ時、無性にやりたくなって
ファミコン引っ張り出してきてやったけどピラミッドで爪取ろうとする所で
セーブデータ消えてやる気なくした。
だからまたファミコン引っ張り出したい気持ちになったけど出さない。

×永遠
○延々

>>219
61の人かな・・・今回は素で勘違い。
指摘されなきゃ永遠に気付かなかったと思う。トンクス。

AA荒らしでここ潰してやろうかな

>>213-215
wﾛﾀ。あんた最高。

　　　　　 ≡　(ﾟ(ﾟ(ﾟ(ﾟ∀ﾟ )ｽｷｽｷｽｷｯｽ×４
　　　　　≡　〜( ( ( ( 〜)
　　　　　　≡ 　ノノノノ ノ

　( ﾟ∀ﾟ)ﾟ)ﾟ)ﾟ)　≡　ｽｷｽｷｽｷｯｽ×４　
　(〜 ) ) ) )〜　≡
　く　くくくく　≡　　

ぽこにゃんの文章は包茎マックスのと同じくらい好きだ

http://www.page.sannet.ne.jp/kumano/

http://www.pegasusknight.com/mb/fe3/ud_pergrow.html
この辺の成長率とかを見ながら日記を見ればより楽しめるのではないかと

一気に読んだ。
ぽこにゃんがんばれよー。ここまできたらシーザ殺すなよー

　一方、グルニア陣営・・・すでにマルス軍の姿を確認していた。

『マルス・・・きたか』
　カミュは、自軍の陣形を完全に整えるように指示を出す。
彼は今、病死した王に代わって、グルニア王国そのものを指揮するようになっていた。
現在、残った兵力を結集させてみると、意外にも強力な布陣をしく事ができそうで、カミュ自身も驚いているところだった。
（グルニアの最後の底力・・・というヤツか）
そんな中、ロレンス将軍がやってきた。
すでに、何を報告されるか知っていたので、カミュは先にたずねる。
『王子と王女の退去はすんだな？』
　どんな事でも、自ら先手を打つのが好きだった。
返事は期待通りのものだった。
『はい、今さっき。隠し通路から、例のアジトに向かっています』
　それを聞いて安心した、と頷いた後、『あ〜、そう言えば・・・』
と前置きをおいて、カミュは再びロレンスに尋ねる。
『タリスと縁のある将軍では・・・今回の戦、やりづらいのではないのかな？』
『いえ、シーダ姫もオグマも戦死したと聞いています。
逆にマルス軍には、恨み言の一つは言ってやらねば気がすみません』
　ロレンスの意思はすでに固まっていた。

　・・・・・カミュはフッ、と笑い無言で頷いた後、
『・・・・で、でもまぁ、将軍はずっとドルーアとの合併に反対してたわけだし、どうしても投降したいと言うのなら、
私は止めたりしないのだが・・・・人それぞれの自由だし。』
『ハハハッ、どんな事があろうとも祖国だけは裏切れませんよ。
仮にシーダ姫が生きていようとも私の身は常に、栄光あるグルニアと共にあります。』
　本当にそうかな？と自問自答しながらも、老獪な将軍はキッパリと答えた。
『う、うん・・・だよねー！ほんとそう、同感。』
　カミュはどこか残念そうな顔で、白々しく相槌をうつ。
そんな姿を見て、今度は逆にロレンスが疑いの目を向けた。
『まさか、ブラックナイト・カミュともあろうものが、
敵軍に投降するなどという事を考えているわけではありますまいな・・・』
『ばっ！馬鹿！！んなのするわけねーじゃん！！仮に味方が投降しても、
自分は栄光あるグルニア騎士団の一人として最後まで戦う覚悟だっての！！』
　しねーよ、マジしない！と、今風の兄ちゃんぽく否定するカミュを見て、ロレンスは追撃を入れる。
『そういえば、マルス軍に同行しているニーナ姫とは、随分と仲が良ろしかったとか』
『えええ、ありえなくね？！いやっ！てゆーか、、そっ・・・そんな事でうう裏切るわけ・・な、ないじゃん？』
　最後が疑問系だった。

『ええ、裏切るわけないと思っていますとも・・・』
　ロレンスはニコリと笑った後、
『そんな事をすれば、グルニア中の者が怒り狂い、アナタを追い詰めるでしょうからな！』
　ドスの聞いた言葉で締めくくる。
カミュは、背中からいや〜な汗をかいた。
『それでは、私も配置に戻ろうと思います。全ては祖国のために！』
　形式にのっとった敬礼をした後、ロレンスはその場から去っていった。
　
（ふ。。。フフフ・・・解ってるとも。もう、やるしかないのだ。やるしかっ！！）
　カミュは覚悟を決めるしかなかったとか。

　そして僕は、ジェイガンと一緒に、敵の布陣を眺めていた。
『グルニア必死だな。すさまじい勢力をそろえてきたものだ』
『さすがに国の存亡がかかってますからな』
　そして、相変わらず生肉をクチャクチャやってるジェイガンが助言をする。
『ロングアーチの周りに騎士達を配置という事は、敵は防衛戦という形をとりそうですな。』
『なら、一つづつ確実に拠点を潰していってやろう。
後は、左下の村を襲う盗賊への対応か。ま、カイン任せで大丈夫かな』
　それにしてもこれは長い戦いになりそうだ、僕は覚悟を決めた。
ひとまず、それぞれに指示を与えようとする。
その時、ポツリとジェイガンが漏らした言葉が聞こえてしまった。

『こりゃ、死肉調達のやりがいがありそうな戦場じゃわい。。イヒヒヒ・・・』

　！！！！！！！！！！！！！！！！！
・・・・・・いや、聞こえなかった・・・僕には、何も聞こえちゃいない・・・


　僕達マルス軍の侵攻がいよいよ始まる。

BUMP　OF CHICKEN　「メロディーフラッグ」
1　「疲れたらちょっとさそこに座って話そうか
　　いつだって僕らは休む間も無くさまよった」
2　「響く鐘の音の様な　あのメロディーはなんだっけ」
3　「こうやって　いくつも　お気に入りは汚れてった」
4　「何も無かったかの様に　世界は昨日を消してく」

作詞：新堂敦士で発表されている曲
1　「疲れたらそんときは　小さなラグで話そうか
　　最近の僕らは　休むことなく　ずっと
　　探したり…　さまよったり…」
2　「時々僕らを迷わせる　この歌ってどうだっけ？」
3　「そんな風に　たくさんのお気に入りは　汚れていった」
4　「全部なかったかのように　世界は昨日を消してゆく」

【hideｲｴﾓﾝ岡村ﾐｽﾁﾙ桑田BUMP】新堂ﾊﾟｸﾘ7【他大勢】
http://news4.2ch.net/test/read.cgi/news/1077006929/
これまでの検証まとめサイト(･∀･)ﾆﾔﾆﾔ
ttp://www.geocities.co.jp/Technopolis/3478/

ぽこにゃんマダー？

カミュに皆殺しにされると思った。
そしてまたアレを使ってるのかなとも思った。

今頃は闘技場で頑張ってる所かな

ノーリセットで闘技場は怖いぞ…

　まず、すぐ側を流れる川を隔てた位置にいるロングアーチが邪魔だった。
その近くには、ジェネラル×２が待機している。
僕は、ペガサス姉妹を派遣する事にした。

　パオラの銀の槍でロングアーチを駆除。
『よし。。まずは１つ！』
　僕はニヤリと笑った。
続いてペガサスから降りたカチュアがアーマーキラーでジェネラルを倒す。
残りの敵はジェネラル１体。川向こうの陸地は、ひとまずこれで大丈夫だな、と思った。

　そして僕らの正面には、ロングアーチ×２と、パラディン４騎が待ち受けている。
その下方には村があり、カインを敵と交戦させないように大きく迂回させながら向かわせた。

　グルニアの騎馬隊、黒騎士団。かつて大陸最強を名乗っただけあってこれまでの敵とは別格の精鋭揃い。
僕達本体は、トムスを盾にして慎重にパラディン隊をおびきよせ、
確実に１騎ずつ削っていく作戦をとった。

　その時、遠くの陣営で、カミュが『罠にかかったな』と含み笑いしたのを僕達は知らない。
川向かいの陸地にて孤立したペガサス姉妹。
そこにむけて、敵のパラディン３騎が進撃してくる。

『ゲ、ゲエエ！防衛戦してくるかと思ったら、向こうから動いてきやがった！！』
　ま、まさか、あのロングアーチとジェネラルはおとりだったのか！！
僕はゲロ吐きそうなほどの、緊張感を味わう事になる。

『私は先手を打つのが好きでね・・・』
　カミュは満足気に呟いたとか。

　パラディン３騎が迫った事で、ペガサス姉妹がピンチを迎える。
吊橋が上がったままで、退路を断たれた陸地。
カチュアはアーマーキラーでジェネラルを倒すためにペガサスから降りていたので、
逃げ場が無い状況だった。
目の前にいるジェネラルを倒せば、パラディン３騎からの集中攻撃をくらう。
後退すれば、パラディン２騎と、ジェネラルの攻撃をくらう。

　どのように選択しても、高い確率で死の危険がつきまとう状況だった。

川を背にしてパオラと並べれば、それぞれが攻撃されるスペースは２人分しかなくなる。
けれど、カチュアは敵の攻撃を２回耐えられるが、
パオラは２回もらえば死ぬ状況だった。

　整理するとこうなる。
パオラを川に囲まれた陸地から逃がさないと高確率で死ぬ。
しかし、パオラがいなくなるとカチュアが高確率で死ぬ。

　姉妹のどちらが欠けても・・・戦力は大幅にダウンする。
こんな所では、絶対に死なせるわけにはいかなかった！
しかし、この状況は非常にマズイ。
なんとかする方法を必死で考えていると・・・・『！！！』ある事に気付けた。

　僕がとった選択は・・・・・・・

　チキがトコトコとシーザの所に歩み寄ってくる。
『シーザ、武器全部ちょ〜だい』
　ソデをひっぱられながら、そんな事を言われてシーザは、はぁ？と疑問符を浮かべた。
『マルスお兄ちゃんの指示なんだから、早くし〜て〜よ〜』
『マルス様の指示？え、なんで？？？』
　質問しながらも、シーザは武器を全てチキに渡してしまった。
『じゃ、ほら、アッチの陸地いってね。今、川渡れる人は勇者のシーザだけなんでしょう？』
　そう言ってチキが指し示す方向は、ペガサス姉妹が窮地に立たされている陸地だ。
『えっと・・・マルス様が本当にそんな事を言ったのか？？』
『チキがそんな嘘つくわけないじゃん』
　それを聞き、まぁ、確かにそ〜だな、と思うシーザ。
それ以上の疑問はもたずに、さっさと、武器を持たずに川を渡る事にした。
（それを遠巻きに見ていたトムスは、シーザが三途の川を渡ってる光景に見えた、と後に語ったとか）

『ダメよ、姉さんは逃げて！』
『そんな事、できるわけないじゃない！』
　なにやらペガサス姉妹が揉めてるみたいだったので、
『ヘイヘイ、そこの喧嘩してるお二人さん！勇者シーザ様がきたからには安心だぜ。
姉妹は仲良くしなきゃな、ワハハハハ！！！』
　とりあえず、威勢よくカッコつけてみたピエロのシーザ。
すると、顔面蒼白だった姉妹が、『シーザ、アナタがなんでここに？？』
という顔をしているのが解った。
　なるほど、現場に来ればよく解る。パオラかカチュアのどちらかが詰みそうな状況だったんだな、とシーザが理解した。
（そこで、オレが派遣されたわけか。
武器のないオレに攻撃が集中して、めでたく姉妹は無事に危機を脱出っと♪）

　『って・・・・え？？？』

　そ・・・そして、オレは・・・どうなるの？？と、シーザは不安になった。

　シーザに、考えちゃいけない雑念が紛れ込む。
（もしも・・・もしもだ、カチュアとパオラと・・・・そして俺・・・・
誰かが死なないといけない状況だったとしよう。
果たして、司令官は誰を切る？？？？）

　・・・・・・・考えるまでもない事だった。
　
『フ・・・フハハハ・・・・そんなまさか、
もしかして言いづらい事だったから、マルス様は幼女に伝令を頼んだのかな、
なんちゃって、考えすぎ、オレ。・・・う、うん、きっと意味はない、きっと・・・』
　シーザは何かを必死で否定した。

　そんなシーザをよそに、カチュアがアーマーキラーでジェネラルを倒したところで、パラディン３騎が迫る。

　１番奥にいたパラディンはシーザに攻撃できる距離にいない。
そのため、まずパオラに攻撃がいった。

　スカッ！！

　そこでパオラは、敵の攻撃を見事にかわし、
”仮にシーザがこなくても生還していた”結果になる。

『・・・へへへ・・・敵の攻撃をここ１番でかわすなんてパオラすごいな〜・・・へ、へへへ・・・
オレ、ここにこなくて良かっただなんて・・・本当に愉快だな〜。。。』
　カインみたいに英雄的行為をしようとするとコレだ。シーザはもう、笑うしかなかった。

　そして、パカラッパカラッ！と音をたてて、
シーザに迫り来る、銀の槍をもったパラディン２騎。
一撃目があたりまえのようにシーザに直撃。
それだけでシーザは気が遠くなるのを感じた・・・

　そんなシーザを、ハラハラしながら見守っていたのは、
川の向こう側にいるトムス。
（シーザ・・・頑張れ！！ここで、ここで敵の攻撃をかわせば、
もうピエロなんかじゃない、アンタは立派な勇者だよ！！）

　そして、２騎目のパラディンの攻撃が振り下ろされる直前、
シーザがポツリと呟いた声を、気まぐれな風がトムスに届けた。

『シーダ様って・・・オレと名前が似てますよね・・』

（天国（あっちの世界）に行く前の予行練習しちゃってるーー！！！！）
　トムスはこんな時でも、きっちりとツッコミをいれた。

　そして無常にも・・・敵のパラディンの銀の槍はしっかりとシーザに直撃。
シーザの意識はそこで途切れた。

　そして・・・・・・・シーザは死んだ。

　

　かのように見えたし、本人もそう思った。

『あれ、ここは・・・オレは・・・』
　マリアのリブローによって、意識を取り戻したシーザはあたりを見回す。
ペガサス姉妹が処理した、敵のパラディンが側に倒れているのを見て、
そこで、ハッと気付く、『え、オレ生きてる！！』

　敵の攻撃力は２５で、シーザの防御力は９。（恐ろしい事に１も成長していない）
１６のダメージ×２をもらい、並のキャラなら死ねるのだが、
HPだけは順調に成長していて33あった。
そんなわけでＨＰ１残る。
それを知った時、僕はシーザがこの時のためだけに成長してた気すらした。

『今回、いなくても問題なかったけれどシーザありがとね』
　カチュアがペガサスに乗りながら礼を言い、それにパオラも続く。
『あそこで死なれたら夢見が悪くなるところでした♪』
　軽いノリだったが、２人はシーザに本気で感謝していた。
『でもまぁ、ちょっと見直したよ』そう言って、姉妹は本体に合流しに飛び立って行った。

　そんな姉妹を見送りながらシーザは、ヘタッと地面に座り込む。
今になって震えが止まらなくて、立っていられない状況だった。
『いやぁ、英雄行為は本気でオレに向いてねーな』
　なんだかサッパリした顔だったとか。

ｼﾈﾊﾞﾖｶｯﾀﾉﾆ…

シーザ輝いてるなぁ

普通にプレイしてたら出番すらないくせに
オイシイとこもっていきすぎだぞ( ´ｰ`)σ)Д`)←シーザ

しかしピンチになればなるほど日記が面白くなるというのは皮肉だな

最後まで生き残ったら笑って拍手を送るよ＞シーザ

ほんとにノーセーブでやってんのか？
2週間スーファミの電源入れっぱなしかよ

リセット禁止って書けばよかったのにな

>>250
”中断”はありってことでやってる。ようするに、ノーセーブっていうかリセット不可って事だね・・・

『あ、お姉ちゃん達だ！おーーい！！』
　そこには、３姉妹の末っ子エストがいた。
『ちょっとエスト、あんた今まで、どこをほっつき歩いていたの？？？』
　それを見てカチュアの第一声がコレで、
『エストちゃんがいなくなった日、私のプリンもなくなっていたんですけど心当たりはありませんか？』
　パオラがコレだったもんで、エストは苦笑いした。
『せっかくの再会なんだし、もうちょっとドラマッチクに行こうよ』

　エストはこれまでのいきさつを簡単に話した。
アカネイアにあるという３種の武器の存在を知り、それを探し（パクリ）に家を出たのだと言う。
しかし、アカネイアパレスについた頃には、グルニア軍が持ち去った後で、
それを追ってグルニアへ。いろいろな細工を凝らし、危機の連続にもめげず、
なんとかグルニア城内にもぐりこみ、目当てのものを発見したまでは良かったが、
敵の兵士に気付かれ、あわやの大ピンチ。
しかし、敵であるはずのカミュに逃がしてもらう事ができ、３種の武器の一つメリクルソードを持ち帰る事ができたのだと言う。
そこへ、姉達がお世話になってるというマルス軍の登場、エストも仲間に加わる事にしたのだとか・・・

『というわけで、これが私がギッてきたメリクルでーす』
　じゃーん、とか言いながらその剣を誇らしげに見せるエスト。
直後、その頭をボカッと殴られ、『没収！』とカチュアに言われて、
メリクルソードを奪われてしまった。

『なななな！！なんでえーーーーー！！！ｊｆｌｌ』
　エストはショックで発狂しかけそうになった。
『殴ったのは、何も言わずに勝手に家出したり、盗賊の真似事したりする馬鹿な妹へのお仕置き。
それとこれは、アカネイアパレスにあったものでしょ。ニーナ様に返してくるからね』
『ぎにゃああーーん！！！！』
　エストは発狂しかけた・・・

やあ、お元気そうで何よりです。>>1


漫画のような世の中、ゲームの如き人生・・・。
・・・・私の現実そのまま、かも。(*´ー`*)y-┛~~~

ねぇ、1さん、ｱﾝﾘﾐﾃｯﾄﾞｻｶﾞっていうゲームが、近所の中古ｹﾞｰﾑ屋で、300円くらいで売ってるから、
やってみそ

>>17
?

　そんな風に３姉妹が再会してる時、僕はグルニアの村で、
レナの”おじいちゃん”を名乗る人から、魔法の杖を渡されていた。

　だが、受け取ってみたのはいいものの・・・・
『しかし・・・これは、一体なんなんだ・・・？？』
　全体がピンク系の配色で、安っぽさ全開のガラス細工の宝石がゴテゴテとついていて、先端部分がデカイ星形だ。
ようするに、オモチャ売り場で売ってそうな、ちゃっちい魔法のステッキだった。
あのじいさんボケてたのかな。

　しかし、それをレナに見せると反応は意外なもので
『まぁ・・・ハマーンの杖。私自身で祖父の家をたずねようと思っていたところです、ありがとうございました。』
　オモチャそのものな杖を見て、レナは喜んだ。
そして、僕のポカーンとした表情を見て説明をしてくれた。
『これは、私が子供の頃に愛用していた魔法の杖で、
デザインも子供用のものになっているんですけど、いろんな奇跡を起こせたんですよ。』

　そしてレナは、このハマーンの杖を使って活躍した少女時代の様々な体験を話してくれた。

魔法の国からやってきたような素振りで、学校の火事を鎮火した事、
魔界の時期女王選抜試験の候補者に選ばれて、何故かその調査官とドロドロの争いを演じつつ、一般人を洗脳したりした事、
魔法のカードを探したりしつつ、ご町内の平和を守ったり、
魔法で大人に変身して、ご町内に夢を与えていたらトラックに跳ねられた事、
ハマーンの杖に乗って空を飛び、宅配便をやった事、
悪の組織と戦うのは良いが、変身する時に裸になるのがいただけなかった事、
魔法の力で変身して芸能活動した事、
魔法の力で変身してマジシャンになった事・・・・

　ちなみに、大半はサイト巡りして植え付けられたにわか知識なので、
そのテの話をふられても困る。とか思いながら僕はレナの話を聞いていた。

『けれど、私は大人になるにつれてかつての能力は引き出せなくなってしまいました。
今この杖は、武器を修理するのと、私が人類最強の力を手にするくらいの効果しかありません。』
　かなりどうでも良い話だと思っていたので、ふ〜んってカンジで僕は適当に聞き流していたが、
最後の最後にレナが何かとんでもない事を言った気がした。

『星のオーブ、ハマーンの杖、しさいの指輪。
この３つがそろった事だし、久しぶりにやりますね・・・』
　そう言って、レナは杖を構えた。
背景が突然オレンジ色になり、シャボン玉のような何かがパッと出現して・・・

（ゲ、ゲエエーー！レナが、目まぐるしく変化するアングルの中で、踊りながら杖を振り回しているーー！！）

『にゃんぽこりん！ぽこぽこにゃん！！ふんにゃかりんのふんにゃかりん！！
いにしえより輝く星よ、私に力を貸せ！！！』

（何か魔法の呪文を唱えちゃったーーー！！）

　ゴウッ！とレナの周りから力の波動が天を駆け登っていった後、
今後はカッ！とレナが眩い光に包まれたかと思うと、
シスターから、司祭へとクラスチェンジをとげていた。

『にゃんぽこりん！ぽこぽこにゃん！！ふんにゃかりんのふんにゃかりん！！
いにしえより輝く星よ、私に力を貸せ！！！』

（呪文詠唱、２回目っ？？！！）

　再び、ゴウッ！！とレナの体から力の波動がほどばしり、天をつらぬく。
その中でレナは魔女的な微笑みを浮かべて言った。

『地獄の業火で消し炭よ☆』

（決めゼリフが暗黒寄りだーー！！！）

　僕はその後の光景を見て、ツッコミを入れまくった。

　・・・・こうしてレナは、いろんな意味で、でたらめなパワーアップを果たした事になる。
その後でちょっと補足してきた。
『それと、これは子供の時にすでに用意されていたアクションで、
私の趣味でやってるわけではありませんからね。』
　レナにもちょっと照れがあったらしい。

>>256
発売日から１月後あたりに、２９８０円で買いました。
未クリアの１stプレイデータ（ローラ編）が今もヒッソリと眠り続けています・・・・
（ぽこにゃんはうつむいたまま、それ以上の事を語ろうとしませんでした）

うわ・・・コピペをミスってる・・・死にたい・・・

>>253の、冒頭部分です・・・。

　そして本体は、ジワジワと進撃しながら正面のパラディン×４とロングアーチ×２を倒し、
カインも村を狙う盗賊を排除してくれて、僕は無事に村を訪れる事ができた。
ペガサス姉妹が合流したのは、そんな時期。

　そして、ペガサス３姉妹が合流し、シーザも本体に追いついた所で、
僕達マルス軍は再び一箇所に集結した。

（さて、どうするか・・・）

　目の前に広がる、多数の砦が目に入った。
いかにも増援がウジャ〜ってでそうな雰囲気・・・
僕はしばらく静観する事にした。　

　一方、カミュ。
『進撃を止めたか・・・では、こちらから行かせてもらうぞ』
　カミュは全軍に伝達を回す。
『城の守備をのぞいて、全軍今よりマルス軍に突撃開始！！』
　
　砦内でドラの音が響き渡る。出撃の合図だ。
『果てし〜なくつづく大地　祖国　我が祖国よ♪
栄光と勝利の歌　海に山にみちて〜♪』
　それと共に、グルニア軍の間では合唱がなされたという。

　上の方の砦からは、ソシアルナイト×３　ホースメン
下の方の砦からははアーチャー×２　アーマーナイト×２
毎ターン、これがゾロゾロゾロゾロ出てくる事になる。慌てて、僕らも防衛ラインをはる。
『まずは、トムスが壁になって、足の速い騎馬から迎え撃つよ！』

　大量におしよせてくるグルニアの増援部隊と共に、
戦場では、グルニア軍の祖国を称えた軍歌が響き渡る・・・

　果てしなくつづく大地　
　祖国　我が祖国よ
　栄光と勝利の歌　
　海に山にみちて
　輝く希望にたてる　
　ゆるぎなき祖国よ
　グルニアに高なる鐘　南に北に
　果てしなきわが国に　
　歓喜をひびかせて
　あふるる泉のごと　
　栄光は地にみちて
　われらは希望にもえて　
　明るき途すすむ

つまんねえよ三太夫

くどくなってきたな。
こういうのは叩かれてるときの方がいいものが書けるものだ。

レナのステータスみたいな

ぽこにゃんって何のバイトしてたの？
もうすぐ大学生になるから教えてくれよ

みづらいからageとくわ

>>267
後半もっとクドくなる・・・・１６章長くなった・・・
>>268
オール２０（魔法防14）HP28
>>269
クレジットカードの勧誘（OMCカード）

『敵軍のやつ不気味な歌なんか歌いながら近づいてくるけど、自暴自棄ってやつ？』
　リンダが不思議な顔をした。
現代っ子だから、戦争で士気を高揚させるために歌があった事とか理解できないようである。
かくいう僕もいまひとつピンとこないのだけど。

（いけませんマルス様、こちらも対抗せねば相手に呑まれてしまいますぞ）

　そんな時、ジェイガンからのテレパシーが届いた。
『しかし、対抗するったってどうやって？』

（むろん、歌には歌ですじゃ！！）

　こうして、敵の増援部隊と直接戦闘が行われる前に、
僕達、マルス軍も負けじと歌う事になった。
　しかし、マリクが困った風に声をかけてきた。
『マルス様・・・うちの軍は惰弱なPOP系しか聞いていないものが大半ですよ』
『そうなんだよなぁ・・・でもここはやるしかない！』

さぁ、誰を指名しようか？

シーザだ>>273
リンダだ>>274
レナだ！>>275

　僕は、シーザを指名した。
『マルス軍のピエロ！シーザ出番だ！！』
『よーーし、みんな、オレのテーマソングを聞けーーーー！！！』

【タッチ（シーザver）】

レベルを上げて一秒　
あなた真剣な目をしたから♪
そこから何も上がらなくなるの
星屑ロンリネス♪

きっと育てる人を　選択ミスで　
知らずに貧弱なのね
無駄な経験値　見ないふり　
しゅびりょくや　まほうぼうぎょを
あと何回上げたら　
エースと呼ばれるの
お願い　タッチ　タッチ
ここにタッチ　あなたから
タッチ手をのばして　受けとってよ　
ためいきの花だけ　束ねたシーザ♪

『アニソンじゃねーかよ！！』
『笑えないんだよ！！』
『ひっこめーー！！』
　・・・歌い終わった後にみんなから空き缶やら腐ったミカンやらを投げつけられるシーザ。
なんで僕はこんな奴に何かを期待してしまったのだろう・・・

　士気がくじかれた僕らは何もかもがどうでもよくなり、家に帰って寝た。

　　　　　　ＢＡＤ　ＥＮＤ　　

『よし、リンダ任せたぞ！』
『えー・・カラオケなら、私が強いんだけど、ここではちょっと歌いたくない』
　リンダはブツブツ文句を言った。
彼女は、”リンダ困っちゃう”を主軸に、
ブルーハーツの”リンダリンダ”など自分の名前をからめた持ちネタを上手く利用して、場を盛り上げる天才だ。
あと普通に浜崎とかうまいのでカラオケの女王としてマルス軍に君臨している。
しかし、この戦場の空気の中ではさすがにお手上げだった。
　こうして僕等は、戦える場所がカラオケにしかないと悟り、『歌広場』に向かう事になった。
皆で、モーニング娘。とかを歌ったら、幸せな一時を過ごす事ができた。
平和ってのいうのは、こういう身近な場所にあったのかもしれない・・・

　　　ＢＡＤ　ＥＮＤ　

『レナ、たのむ。』
『はい、私にお任せください・・・』
　そう言ってレナは、凛とした表情で、マイクを持ち、前に出る。

【お祭り（戦争）マンボ】

私のとなりのおじさんは
平民の生まれで チャキチャキ庶民
お祭り（戦争）参加が大好きで
てつとはがねの そろいの装備
雨が降ろうが ヤリが降ろうが
朝から晩まで 刃物をかついで
ワッショイワッショイ
ワッショイワッショイ
レベルをあげろ 最前線おくれ
ワッショイワッショイ
ワッショイワッショイ
ソーレ ソレソレ お祭り（戦争）だ

　堅く目をつぶって、握りこぶしをつくり、
美しい美声を発するレナの姿がそこにあった・・・
こぶしのきかせかたと独特の節回しはレナによるアレンジで、
聞くものの心に直接訴えかけ、胸の奥から熱い気持ちがこみあげてくる・・・
星に魅入られた存在のレナ。そのスター性は計り知れないものがあるようだ。

　僕達、マルス軍の中で大喝采と拍手の後、
ワッショイコールが巻き起こった。
『ワッシイワッショイ！！』
『ワッショイワッショーーイ！！！！』
　こちらの士気も万全だ。
こうして、グルニアの増援部隊との戦闘が幕をあけた。↓↓↓に続く。
http://ex2.2ch.net/test/read.cgi/entrance/1076059772/276-

※歌の元ネタ

『グルニアの軍歌』
ソビエト連邦（現ロシア）が祖国を称えた歌。（軍歌ではないが雰囲気ピッタリだと思った）
歌詞が若干替えられてます。
・参考サイト
ttp://utagoekissa.web.infoseek.co.jp/sokokunouta.html

『タッチ（シーザver）』
　アニメ”タッチ”の主題歌の替え歌。現在もカラオケではよく歌われているそうな。

『お祭り（戦争）マンボ』
　”お祭りマンボ”の替え歌。演歌の女王、美空ひぼりの歌。

夜中の3時に替え歌を作る、そんな生活を送るぽこにゃんに一目ボレ

http://jp.y42.photos.yahoo.co.jp/bc/fine770/vwp?.dir=/Yahoo!%a5%d5%a5%a9%a5%c8%a5%a2%a5%eb%a5%d0%a5%e0&.
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続きマダー？
￣￣￣￣￣￣∨￣￣
☆チン
　チン☆ ∧＿∧
ヽ＿＿_＼(＼･∀･)
＼＿／ ⊂　⊂＿)
／￣￣￣￣￣￣／|
|￣￣￣￣￣￣￣|　 |
|　愛媛みかん　　|／
￣￣￣￣￣￣￣

ここに触発されて紋章一部ノーセーブやり始めたよ

テキトーにやってたら７章でラディが、たった今10章でリンダが死んだ

パラメータの上がりが悪かったらリセットとかやってた見からすると凄い新鮮。

こんな弱い軍でやっていけるのかと・・・

　増援部隊の中には、弓とナイトキラーを持つユニットが混じっているので、
カインやペガサス姉妹は地上に降りて戦う事になる。
まず、騎馬部隊がこちらの防衛ラインにやってくる。
ひとまずトムスを壁にして、ミネルバ・カチュア・パオラ・カインなどの精鋭で一気に殲滅。
その後も、騎馬隊は後から後からやってくるが、それだけを食い止めるならば問題はない。
しかし、その間、下の方からは、アーマーナイトとアーチャー達も列をなしてゾロゾロと近づいてくる。
同時に対処するのは難儀しそうだった。
僕達は、ジワジワと防衛ラインを下げて騎馬隊だけに対応していたが、
すぐに、川沿いまで下がってしまい、ここで、全てをくいとめなくてはいけなくなった。
文字通りの背水の陣になり、
チキが神竜に、チェイニーがレナに変身で壁を増強させる。

　騎馬隊の方を、トムス・チキで壁をつくり、パオラ・シーザで殲滅させるが、
それだけでは、手が足りないので、マリアを囮に使い、
深く進撃してきた敵を、マリクやリンダで倒させる。

　アーマー・アーチャー隊は、
僕・カイン・ミネルバ・カチュアで突撃し、
レナと変身レナを壁として配置する事で、１人が集中攻撃をされる事を防ぐ。

　時には前線を上げて、また下がる。なんとか防衛の体勢を維持しようと努めるが、
どうしても敵がたまってしまい、パオラが集中攻撃をあびたりとヒヤッとする場面もある。
　さらに幸運の低いリカードなんかは、
『あぶなー・・・今、敵からクリティカルもらってたら死んでたっす・・・』
　一撃が致命傷になる場合もあるので、常に気が抜けない。

　そんな風にジリジリと消耗戦が続けられていたが、ついに増援部隊は途切れ、
僕達は、グルニアの怒涛の突撃を全てさえぎる事に成功した。

　ジェイガンからのテレパシーが送られたのはそんな時だった。
（マルス様、ニーナ様が見当たらないと、オルレアンの２軍連中が騒いでおります。そちらでみかけてませんか？）
『げ！！見かけていないけど、どこに向かってるかは何となくわかるよ』
（連れ戻せそうですか？）
『う〜ん、大丈夫だと思うけど』
（では、オルレアンのゴク潰しどもには、お腹が減ったら帰ってくるだろうと伝えておきましょう。
長話すると料金がかかるので、この辺で失礼させていただきますぞ）
　プツッ、とジェイガンからのテレパシーが途切れた。
『え、料金って？？？』
　あの老いぼれの不可解な言動がまた一つ増えた事と、ニーナ様がこっちにきちゃった事を知り僕は頭を抱えたくなった。

　しかしグルニアの増援叩きが終わり、城の制圧に向けて進軍する中で、
目の良いリカードが人影に気付き、
『マルス様、誰かいるっすよ。』
　僕達は早い段階でニーナ様を見つける事ができた。

　ニーナ様をさっそく問い詰める。
『・・・・なんで、戦場まできちゃうんですか』
『思い上がりかもしれないけれど、私なら、カミュを説得できると思って・・・』
　バツの悪そうな顔をして言うニーナ様。
『無理ですよ。グルニアの騎士達と戦ってわかりましたが、
彼らは、祖国を誇りに思っています。国を裏切るような真似だけは絶対にしません』
　末端の兵士ですらそうなんだ、その国の将軍ともなるとなおさらな気がした。
けれど、ニーナ様の覚悟も相当なものだ。
僕がここに残りニーナ様を足止めする必要があると思った。
そして、その間にレナとペガサス３姉妹を進撃させれば良い。

　そして僕はコッソリと城制圧の指示を終え、ニーナ様を落ち着かせようとしたその矢先に、
『マルス王子、お願いだから行かせてください。私だって、説得したところでどうにかなるなんて思っていません。
けれど、最後にカミュを一目見るだけでいいのです。今いかなければ、きっと二度と会えなくなるのでしょ？』
　僕の雰囲気からか、それとも女の勘だろうか。
ニーナ様はなんとなく僕の目論見に気付いてしまったようだ。

『・・・・・・・・・・』
　僕が黙っていると・・・
『わがまま言ってごめんなさいマルス王子。
けれどこのままカミュと会えないというのなら・・・・・』
　そう言って、取り出したのはカミソリ。
ニーナ様は自分の手首にソレを当てた。
『勢いあまって、自分が何してしまうかわからなくなると思うの』
『そういうのはちょっと子供っぽくないですか・・・
ここから先は本当に危険なんだし、そんな事してもダメですよ。』
　僕は呆れたように言うが、ニーナ様は止まらない。
『こっちで会えないのなら、あっちで会うしかありませんものね。
ああ、せっかちな私は今すぐこのカミソリを動かしてしまいそうだわ。』
　バレバレの演技だったが、僕は折れた。
『・・・解りました、僕の負けです。説得の機会をつくりましょう。』

　一方、先行したレナは森の中をゆっくり進んでいた。
そこに、城の防衛のジェネラル×２とロングアーチ×２が待ち受ける。
その中には、ロレンス将軍の姿もあった。

　長距離攻撃をスイスイ避けながら、何事もないかのように平然とした表情で接近するレナ。
『あ、当たらねー、当たらねーよ！！』
　半狂乱になりながら、ロングアーチは撃ちつづける。
しかし、レナの距離がすぐそこまで迫り、
『地獄の業火で燃え尽きなさい！』
　ボルガノンの炎がロングアーチを包み、全てを焼き尽くした。

　その光景を見て、ロレンスはうめいた。
『魔女メ・・・・』
レナは、そんな敵の将軍をチラリと見て言った。
『私の役目はロングアーチの排除だけ。手を出さなければ、何もしない』
　まるで、路上に落ちている石コロを見るような目だった。
ロレンスの隣にいたジェネラルは、そんなレナに完全に威圧されてしまい、身動きがとれない。
だが、ロレンスは違った。
『グルニアに栄光あれーーっっ！！！』
　叫びながら、玉砕覚悟で突っ込む。
だが渾身の力でふった銀の槍も、アッサリとかわされてしまう。
『愚かな事をするのね』
　レナは、反撃のボルガノンを放った。
灼熱の炎が、一瞬にしてロレンスを包み込む。
そして・・・そこにはもう何も残らない。

　こうして、レナは何一つ危うげなく役目を果たした。
それほどまでに、強くなりすぎてしまっていた。
もっとも、そんなレナでも今回気付けなかった事があったのだけど・・・

　レナがカミュへの道を切り開いてくれたので、
僕はニーナ様を連れて安全に進む事ができた。

　そして・・・２人は再会する。

　カミュは当然ながら、ニーナ様の姿を見て驚いた。
『ニーナ、何故ここに・・・』
『か、カミュ、あの・・・戦争を・やめ、やめて・・私たちと・・・』
　そこまで言いかけてニーナ様は、ううん、そうじゃない、と首を振り、今度はハッキリと言った。
『カミュ！お願いです。私の側にいてください！！』　
　それは、本当に切実な願いだった。
カミュはしばらく無言でいたが、何か決意を固めた表情で馬から下りてツカツカとニーナ様の側に歩み寄り、
『か、カミュ？』
　その先は、ニーナ様が期待した態度とは正反対のものだった。
『ここは戦場だ。女はひっこんでいろ』
　そう言って、パーンと、ニーナ様の頬をはった。
手加減なしの、容赦無し！本当にヒドイ事する男だった。
でも僕は、カミュのもう一方の手はギュッと握りしめられたままだったのを知っている。

　そして、茫然自失といった表情で、真っ赤になった張られた頬をおさえていたニーナ様だったが、
ポロポロと涙が流れ、嗚咽を漏らしながらそのまま泣き崩れた。

　もう、完全に修羅場そのものなわけで・・・
こうなるのは目に見えていたはずなんだけど、
なんで、ニーナ様はここに来ようとしたのだろうか。僕にはわからない。

　そして今度は僕が、ギロリとカミュににらまれる。
『マルス王子・・・ニーナを連れて行け。ここにいると邪魔だ』
　それにはおとなしく従って、僕はニーナ様を立たせて、何とか歩かせる。
『行きましょう・・・』
　それ以上、かける言葉がなかった。
ニーナ様のノロノロした歩調に合わせて、ゆっくりとカミュから遠ざかる。

　そんな中、背後から声をかけられた。
『マルス王子！！貴公には、ニーナをここに連れて来た責任がある。
だから、せいぜい慰めてやるのだな』
　それは不器用な男の、ニーナ様への最後の気遣いだったように思える。

　ともあれ、僕はニーナ様を連れてその場から去った。　
後は、この付近の上空に待機させているペガサス３姉妹に任せる・・・

>>288
物語を引っ張りすぎ(´Д｀)

いや、是非このままで。

プレイ日記が小説になりつつあるな

引っ張る＝いいところまで伸ばしておいて「次回をお楽しみに」

　上空から、姉達と一緒にカミュとニーナのやりとりを見ていたエストは、
『あ〜あ、あの調子じゃ私なんかじゃ説得の対象にもならないよ』
　そう言って口を尖らせた。
彼女もまた、ニーナ同様にカミュに命を助けられたという恩がある。
おまけに美形だったので、なんとか仲間にできないものか考えていたが、
どうも認識が甘かったようだ・・・
こうなると、カミュを倒す事に協力しないといけないわけで気が重い。
『ね〜、カチュア姉ちゃん。本当にアレやるの〜？』
『ブラックナイトのカミュ。３種の武器のグラディウス持ち。
相手にとって不足はないでしょ』
『そうじゃなくて〜、可愛い妹が薄情なヤツになったら嫌じゃない？』
『エストはもとから薄情なんだし問題ないじゃん』　
『ぱ、パオラお姉ちゃ〜ん。カチュア姉ちゃんがヒドイ事言った〜』
『あらあら、エストちゃんは自覚なかったの？』
『うわ、ヒドスギっっ！』
　自由気ままに生きるエストだったが、姉の２人に対してだけは絶対服従を強いられている。
だから、ブツクサ言いつつも、やるしかなかった。
（カミュさん、ごめん）と内心で呟きながら・・・

　カチュアは、カミュを見て思った。
（確かにカミュは強い・・・でも、人間の域を越えていない。
対メディウス用の、人知を超えた化け物を相手にするために編み出したあの技なら１撃だ！）
『行こう！！』　
　姉と妹に合図を送る。

　ペガサスナイトの３騎はカミュめがけて一斉に突撃した。
カミュの側面にエストが現れる。
『・・・お、お久しぶりです』
もう一方の側面にパオラが、
『先日、妹がお世話になったそうで、お礼を申し上げたいのですがそうもいかないみたいですね。』

　そして、前方には、ペガサスから降りたカチュアが片手にメリクルソードを持って立っていた。
そこから問答無用で、奥義を発動させる。
『トライアングルアターーーック！！！』
　３本の線は１つの点へと集約する。
カチュアのメリクルソードが、カミュの胸部を貫き、一瞬にして勝敗は決してしまった。

　体を貫かれたカミュは、馬から落ちその場で仰向けに倒れていた。
息はあったし意識もあったが、このまま放っておかれれば死ぬるだろう。
それで良いと思った・・・だが、

『ま、私も妹の恩人を殺せるほど非情じゃないわよ。
攻撃のインパクトの瞬間の刹那にわずかに剣先をズラしといたから』
　朦朧とする意識の中で、自分を倒した相手の声が聞こえてきた。
『エスト、この色男を治療したらペガサスでかついでどっか適当な場所に置いてきな。
運次第だけど、死なずにすむかもね』
『わーん！カチュア姉ちゃん愛してるーー！』
『わ、コラ、・・やめろ・・・』
　
　そんな中で、カミュはフラフラと立ち上がった・・・
致命傷ギリギリで、意思の力でどうにかなる問題ではないはずだったが。
根性とか、その辺でどうにかカバーしたぽい。
何か喋ろうとしたが、グボッと血を吐いてしまい、何も言えない。
『・・・・・・』
　ゼーゼーと荒く息をしながら、無言でカミュは、カチュアを必死でにらむ。

　それをあっけにとられた顔で見ていた３姉妹。
『お、おとなしくしててよ』
　慌ててエストは、カミュに近寄ろうとしたがパオラが手でさえぎった。
『この人は、トドメを刺せって言いたいんだと思う』
　それを聞いて、カチュアも納得した。
『そっか・・・敵に情けをかけるなんて無粋な真似だったかもね。
どうして私は、その辺の空気とか読めないんだろうなぁ』
　そう言って、カミュに近づいて、おもいっきりぶん殴った。
吹っ飛んだカミュは今度こそ、ピクリとも動けない。
『でも、あんたは敗者なんだから、勝者の意見に従うしかないの。
私は身内の恩人は殺せない。だから、命拾っときなさい』
『い、いや、だったら今の、普通に死ねそうな一撃は必要ないよ・・・・・』
　エストがツッコミをいれたがカチュアは無視した。
『エストちゃん、これ』
　パオラから傷薬を渡されて、エストはカミュに駆け寄る。
そして応急手当を始めた時に・・・

『あらあら、それはさすがに見過ごして良いものか迷いますね』

　姉妹がいた背後から声が聞こえた。
カミュばかりに気をとられていて、他に誰かがいた事に全く気付けなかった。
振り向くと、そこにはレナが立っていた。

　レナの登場で、とても不穏な空気が流れる中、カチュアは質問した。
『な、なんでレナがここにいるの？』
『あとは、お城を制圧するだけだと思い、近くで待機してました』
『いつごろからいたの？？』
『ニーナ様がカミュを説得しようとしている時からいました』

　・・・・・・・・・・気まずい沈黙が流れる。

『別に隠れていたわけではないのですが、ずっと声をかけるべきタイミングを見失っていたもので』
『そ。。。そう・・・』
　ヤバイなぁ・・・と思いながらカチュアは生返事をした。
そんな中で、カミュに簡単な処置をほどこした後、エストがレナの方に詰め寄る。
『おい、この事を誰かにゲロしたら、あたしらのトライアングルアタックくらわせるからな！』
　レナが何かを言う前に、カチュアがエストの頭をパシッとはたく。
『下品な言葉を使わないの。カミュの手当てがすんだのなら、さっさとどっかに運んじゃいな』
　姉には絶対服従なので、『う、うん』と頷きながら、おとなしくカミュのもとに戻り、
うんしょ、と抱えながらなんとかペガサスに積む。
チラリ、とレナを見たが静観しているようなので、そのまま飛行。

　カミュを抱えながら、ペガサスに乗ったエストが遠ざかっていった・・・

　それを見届けた後、最初に口を開いたのはパオラだった。
『で・・・、この事はマルス様に報告なされたりするのですか？』
『さすがに、私でもアレをもらったら死ぬのでよしときます』
　レナは、エストの脅しの事を言っているらしい。軽く肩をすくめてみせ、続けた。
『それに・・・グラディウスと国を失った以上、カミュはもはや問題になりませんしね
私が仲間内に敵をつくってまで伝える事ではないでしょう』
　レナらしい意見だと思ったので、姉妹はとりあえず信用する事にした。
なんにせよ、それしか選択肢がないわけだし。
　その時、ヒュー、と乾いた風が吹く。
カチュアには、それが今回の戦争の終わりを告げるもののように思えた。
レナも同じ事を感じたのかもしれない。
『次は・・・マケドニアですね。
私にとっては、捨てた故郷ですけれど・・』
　そう言ってレナは、何かを思い出したのか、フッとうっすら笑った。
マケドニアと聞いて、姉妹は少し複雑な表情になる。

　今でもそこが故郷だと思っているから・・・

　次回予告！！『１６章外伝　カーテンコールな人達』

　長い長い１６章が終わり、ようやくマケドニアへと進む事ができる我らマルス特選隊。
そんな中で忍び寄る外伝という名の悪夢！！
『これで最後だから・・ほんと・・これで・・・最後・・なぁ、たのむよ・・・ヘヘヘ』
　そう言って僕は卑屈に笑う。

　そう・・・まだ・・・終わらないんだ。まだ・・・・終わらない・・１６章・・・そんな外伝。

・あの人のその後
・エストの盗賊日和
・この人のその後

　以上の３本をお送りいたします（いたしまーす）

　じゃん・けん・『目ん玉何個？』ヽ(｡∀ﾟ)ﾉ

´_ゝ`)

ぽこにゃんの影響でノーリセットプレイを始めた人が多数いる予感

くどくなってきなね、ぽこにゃん
スレ最初の頃みたいに軽い文章のほうが面白いﾖｰ

　１６章外伝�@　ロレンスのその後

『こ・・・ここは・・・！！』
　ロレンスは、マルス軍の魔女の反撃によって自分は死んだと思った。
だが炎に包まれた瞬間、視界がかわったかと思うと、ロレンスは室内にいた。
『ロレンスー！！』
　そして、２人の子供が抱きついてくる。
しかしロレンスの鎧はレナのボルガノンによって熱をおびていたので、
『ギャー！熱いーー！！』
『地獄の業火に焼かれているようだわー！』
　そんな悲鳴をあげながら、ゴロゴロと床を転げ回ているのは・・・
ユベロ王子と、ユミナ王女。戦いが始まる前に逃がした双子だった。
ロレンスはまったく状況がつかめない。
『これはいったい・・・』　
『ユミナがロレンスをよんだんだ』
『あのね、この杖を使ったの』
　王女の片手にはレスキューの杖が握られていた。

　ポカーンとした表情のロレンスを見て、双子は不安げな顔になった。
『ごめんね、ロレンス。戦ってたんだもんね・・・』
『でもね、ユミナが心細くてどうしてもって・・』
『ちっ、違うよ、ユベロだよ！』
　罪のなすりつけあいを開始した双子をよそに、ロレンスに様々な気持ちがこみ上げてくる。
グルニアは・・・負けたのだろうか。このまま滅亡するしかないのだろうか・・・
『ロ、ロレンスどうしたの？』
『・・・・・泣いてるの？』
　魂が抜けたように突っ立っているロレンスを見て、心配そうな顔でのぞきこんでくる双子。
それをを見て、ロレンスはハッと気付く。
・・・いや、この子達がいる限りグルニアは滅びない。いや、滅ぼさせてはいけない！
そうだ、今ここに、グルニアの希望がある！！
ロレンスは思わず双子をギュッと抱きしめた。
『ギャアアーーー！燃えるーー！！』
『灼熱の炎に焦がされているようだわー！』
　もちろん、レナのボルガノンで鎧は熱をおびたままだったので、まさに文字通りの熱い抱擁となった。
再び子供達の悲鳴が響き渡る・・・

　その後、ロレンスは戦後疲弊しきったグルニアの統治を行う事になる。
国を立てなおそうと奮闘し、そして悲運な最期を遂げる事になるのだが、
その最後の時まで、グルニアの王子と王女に忠誠を尽くした。

　グルニアの宿将　ロレンス　０勝１敗　０ＥＸＰ

消えろ、クズ！！

　＊更新速度のお知らせ＊

　マルス軍の悶々とした日常を描くファイアーエムブレム日記をご愛読の皆様いつもありがとうございます。
２３日・２４日・２５日とピンポイントで忙しめな日が続くので、
ここしばらくは微妙な速度で更新していこうと思います。

　マルス軍からのお知らせでした。

俺の楽しみの一つが

なぁぽこにゃん、このまま2部もやってくれるよな？

別のゲームをやってほしい

この頃、肝心のプレイ内容がどっか行ったな

次世代カインの出番もめっきり無くなっちゃったし。
味方ユニットがバタバタ倒れていた序盤の方が良かったさね。
まあ、目的はゲームクリアだから戦死者が少なくて当然なんだが、読んでいてドキドキ感が減ったように思われる。

シーザーが生き残れるかどうかが気になるな。

シィィィィザァァァァ！

バヌトゥーーー！！

ラピュタかよ

　１６章外伝�A　エストの盗賊日和
　
　まだマルス軍との戦いが始まる前、グルニア城での出来事。
戦いをひかえて、城内は大忙しで人が動いていた。
そのスキをついてエストは忍び込む事に成功していた。
『フッフッフ、ちょろいもんよ』
　ニヤニヤ笑いながら、グルニアのいくつもある宝物庫を物色し始めるエスト。
しょっぱなの宝物庫から、正真正銘の宝の山が広がっていた。
『わおっ、里見の謎だ！！ちゃんとオススメシールまでついてる♪
ややっ、ここにあるのは、バーチャルボーーーイッ！！！
うわー、あたりまえのように暴れん坊天狗とかもあるーー！
さらに、サターン最後のエロゲー若草物語まで！！こういう記念品までそろえるとは恐れ入るわ〜。』
　微妙に偏った趣向の人間にしか愛されないお宝だったが・・・
一つ一つにツッコミをいれながら、エストは小躍りした。
『あ〜グルニアきて良かったな〜♪でも、まず本来の目的も忘れちゃいけないよね』
　テヘッと笑いながら別の宝物庫をあける。
そこには、まさしくエストが求めていたそれがあった・・・
『メリクルちゃ〜〜〜ん♪』
　長年の恋人と再会したかのように、鞘におさまっているメリクルソードを抱きしめる。
しばらく、その幸せをかみ締めていたが、なんとなく自分の用意してきた剣に嫉妬されてるような錯覚も覚えた。
　この日のためのとっておき。別の大陸からきたというスリープの剣。
宝物庫の見張りなどはコレによって眠らせていた。
『ああ、もちろんこれもみんなアンタのおかげだよ。ありがとよ相棒』
　エストはそういって自分の剣にチュッとキスをした。
『あいて・・』
　その時、うっかり刃の部分が唇をかすめる。
エストがヤバイ！と思ったのは一瞬で、すぐに猛烈な睡魔におそわれてしまった。

　起きたら、縄で縛られていて、何やら兵隊さん達が、
『殺せ！』だの『吊るせ！』だの物騒な事をいっぱい喋っていた。
最初は他人事かと思ったら、どうやらエストの進路相談を本人の動向無視で行っている事がわかった。

　選択肢はたくさんあるようだが、結果がどれも一緒になるので、
エストは抗議したかったが、猿ぐつわまでされていて『ンー』とか『ムー！』とかしか言えない。
どうやら、死ぬまでクソゲーを強制的にプレイさせられる、というのが可決ぎみらしく、
デスクリムゾン、コンボイの謎、魔可魔可、などの拷問的ラインナップが次々とあげられていく。
そして、まず最初にたけしの挑戦状を、パワーグローブ着用でクリアしなければならない事を聞かされ、
さすがに死ねると思った。
　そんな風に死を覚悟したのは、幼い頃に姉のドレスを黙って着て外を歩き、
近所の男の子にからかわれてカッとなり乱闘を演じ、ドレスをボロボロにしてしまった時以来かもしれない。

そんな中でやってきたのがカミュ、その人。
『戦争を前にして気持ちが高ぶるのは解るが、まだ子供ではないか。逃がしてやれ』
　そう言って、エストを解放した。
そしてカミュは、側にあった見慣れない剣を見て、
『これは君のだろう』と言ってエストに渡す。
　そこで何かを言おうとした兵士を一喝して黙らせるカミュ。
エストを逃がす事について抗議されると思い先手を打ったのだけど、
兵士が言おうとしたのは、『それうちの宝物庫にあったメリクルソードです』だった。

　・・・・カミュがその事実に気付くのは、エストがとっくに逃げ延びた後。
『あれだけはまじヤバイって！！なんで敵軍かもしれない人間に渡しちゃったんだあぁｌｓｊｄｆぁ；！！』
　と、激しく取り乱した姿をエストは知らない・・・

　１６章外伝�B　カミュのその後

　ドライアングルアタックに敗れ、エストに運ばれて行ったカミュが気付いたのは、森の中だった。
体は思うように動かないが、どうやら傷口を消毒されたり塞がれたり止血されたりしている事に気付き、
このまま死ぬ事はないのだろうと思った。
『あ、気付いた？』
　どこかで見たことのある顔の少女がのぞきこんでくる。
『運んでる途中に死にそうな顔してたから、ここでちょっと安静にしといたの。
もうちょいしたら、村まで届けるからおとなしくしててね』
　普段ならそこで、あ、あの時のだれだれだ。と思い出せそうなものだが、
何故か絶望的に思い出す事ができない。そして、他人の事だけでなく
『・・・・ここはどこで、私は誰だ？何故、怪我をしているんだ・・・』
　自分の記憶もいまいちわからない。
ニーナ・・・グルニア・・・意味を理解する事ができない単語が頭をグルグルと駆け巡る。
そんなカミュの様子を見て、エストはギョッとした顔になる。
『え・・・あ、あの・・・』
『だめだ、何も思い出せん』
『カチュア姉ちゃんの最後のアレ、打ち所が悪くきまっちゃった・・かな？？』
　ど、どうしよう、と言いながらエストは慌てたが、逆にカミュは落ち着いた表情で声をかける。
『すまんが、水をもらえないだろうか。ノドがカラカラなんだ』
『えっと・・・う、うん、すぐ汲んでくるからそこでおとなしくしててね』
　そう言ってペガサスの方へかけていくエスト。
バサッと軽く飛翔し、『絶対にそこから動かないでね。後でいろいろ聞かせてあげるから』と念を押した後に、飛び立って行った。

　その姿が見えなくなるのを確認して、カミュは立ち上がり、
フラフラとよろけながら、その場から移動する。
『・・・どういうわけか、今、人に頼ると自分がダメになる気がする』
　”ダメになる”という事が、自分にとってとるにたらない事なのか、
それとも死ぬ方がマシという事なのかは解らなかったが、
『ぶっちゃけ、こうやって先手を打つのが好きなだけなのかもな・・・』
　そう言ってカミュは、そのまま森の奥へと消えていった・・・・・

　その後、カミュは別の大陸に渡りしばらく放浪した後で記憶を取り戻す。
そして、再びマルス軍の前に姿をあらわす事になる。今度は味方として・・・

×シリウス＝カミユ
○シリウス＝リフ

　第１７章　天空を駆ける騎士

　昔は、カイン１枚岩のマルス軍だったのだが、やたら長かった１６章が終わると、僕達は素晴らしくパワーアップしていた。
主に、星のオーブとメリクルソード効果で、ミネルバ、カチュア、パオラの３人が急成長をとげていた。
さらに、反則的な力を覚醒させたレナ。
そんなレナとセットで強いチェイニー。
パワーリングを合計２個使用してて、ちゃっかり強化されているマリク。
宴会部長になったシーザ・・・は関係ないとしても。みんな頼もしくなったものだ。

　そんな中で、ジェイガンのおじいちゃんはニコニコしながら話す。
『ウチの軍も、８５年度の阪神並に強い軍団になってきましたな』
『うん、そうだね・・・ってあれ？』
　そこで、ジェイガンがいつもの生肉を何故か食べていないのに気付いた。
『どうかしましたか・・・マルス様』
『い、いや・・・なんでもない。ハハハ・・・』
　慌てて誤魔化し、僕は手に持っていた生肉にかぶりつい・・・
『ってなんでだーーーー！！！』
　生肉を地面にたたきつけて、ノリツッコミをいれる。
あぶねー、あやうく食べるところだったぞ。というか、何故、僕の手に生肉が？
すると目の前では、ジェイガンが何故か舌打ちをしたような気がした。
ゾクッと悪寒が走る。もしも、口にしていたら、僕はどうなっていたんだろう・・・
いや、それ以上は何も考えちゃだめだ。

　なにはともあれ、マケドニアへ！

　マケドニアは飛竜の産地として有名で、もとは平和な国だった。
けれど、王子のミシェイルの野心からドルーア側につきその形態を変貌させる。
飛竜部隊の機動力と戦闘力を武器に軍事力を誇るようになったのは最近の事。

　またしても、避けられない戦いが始まろうとしていた・・・

　しゅつげきメンバー

カインlv30　レナlv40　マリクlv19　シーザlv22　マリアlv20
ミネルバlv18　リンダlv11　カチュアlv23 パオラlv20　トムスlv10
チキlv6　トーマスlv8　チェイニーlv1　エストlv10

　一方、ミシェイルは、マケドニアの村へきていた。
『急な来訪で失礼する』
　この国において、彼が敬意を払う人間は数少ない。
相手は大賢者のガトーその人だった。
ガトーは、好物の生肉をクチャクチャやりながらミシェイルを迎え入れた。
『ご老人、また生肉か。いつもどこから調達して・・・』
　ミシェイルが触れてはいけない事に触れたので、キシャアアアー！！と奇声をあげるガトー。
それにビクッとなり、ミシェイルは言葉を失った。
（一流の闘気を発していた・・・喰われるかと思った）
　今後、この事については触れないでおこうと思いながらミシェイルは話をそらした。
『こ、ここは戦場になる。おとなしく避難されるがいい』
『そうか、マルス軍と戦うのか。良いのかミシェイル、中には妹達もいるのだろう？』
『・・・・・・・・・』
　ミシェイルは苦渋の表情を浮かべながら返事をする。
『・・・私とて、ミネルバやマリアとは戦いたくない・・・
きっと、あの２人も同じ気持ちだろう・・・』
　その頃のミネルバは、槍の手入れをしながら、
『父殺しの男など、もはや兄ではない』と、
この上なく殺気をみなぎらせていたのだがミシェイルは知らない。

　そんなミシェイルを見て、ガトーはため息をついた。
『ドルーアなぞに加担しなければ、仲の良い兄妹だったろうに』
『仲の良い、程度ではないぞ！！心底愛し合っていて、お互いが何よりも大事な存在で、
それでいて、ちょっぴり異性を意識しちゃうような、そんな兄妹になったはずだ！』
　そんな風に語りだしたミシェイルを見て、ガトーはよくわからないなと思った。
『・・・・つまり今は、自分のした事を後悔しているのか？』
『そうではない！！私の野望は野望で大事なものだ』
　ミシェイルはキッパリと言ってのけた後に続けた。
『それに、お互いがもう少し素直になれば今からでも遅くはないのだ！！
思えば、私とて愛情の裏返しで冷たく接してしまった事もあった。
だが、今はもう違うぞ！いなくなって解った。私はこんなにも妹達を愛している。
ミネルバとマリアも同じ気持ちでいる事だろう・・・』
　その頃、マリアがミネルバに、
『お姉ちゃんにもしもの事があったら、私がお兄ちゃんを倒す』と言った事をミシェイルは知らない。
『だから、マルス軍を倒して野望を成就させると同時に、妹達を取り戻すのだ！！』
　ミシェイルは握りこぶしをつくって力説をした、が、
クチャクチャ・・・・クチャクチャ・・・という音だけがかえってくる。
見るとガトーは無邪気な顔で、むそぼっている生肉に夢中のご様子だった。
『・・・・・・・・・んあ、何を黙っているんじゃ、ミシェイル？』
『じじい、人の話はちゃんと聞けよ・・・』

　僕達、マルス軍はすでに布陣を整えて、進撃を開始した。
高い山の上で、城壁に囲まれた城が見える。あそこを制圧する。
今回、ミネルバ・カチュア・パオラの３人はスタート位置もよく一気に先行していった。
敵も、城付近から騎馬・飛行ユニットで進撃してくる。
歩兵・騎馬ユニットの場合は両軍、山で大きく外周りし細い道を進むしかなく、
逆に、飛行ユニットだと、山を通過して最短距離で進む事ができる。

　まずは、空で戦闘が行われようとしていた。
そして、敵の飛空部隊の中には、敵将のミシェイルもいるようだ・・・

　僕は、ちょっと感心した。
『・・・・勇敢なヤツだね、ミシェイル』
　それを聞いて、レナが説明してくれる。
『マケドニアでは、戦場で常に前線に立つのが王としての義務なのです。
しかしミシェイルは、そんな中でも特に傑出した人物と言えるでしょう。
勇敢で、才幹もあり、覇気もある、王者としての資質がうまくそろっています』
　それが聞こえたマリアは、ちょっと複雑な顔になる。
喜んでいいのか、どうしようかという顔だった。レナは続けた。
『しかし・・・残念ながら本人はその才能をよく自覚できていないのでしょう。
ちっぽけな野心に目をうばわれて、小策士に成り下がりました』
　それを聞いて、マリアはまた複雑な顔になる。

　そこで僕はちょっと思った事を口にした
『レナは、ミシェイルの事をよく知っているんだね』
『ちょっとした因縁みたいなものがあるのです。
私は、あの人との結婚を避けるために国を捨てました。
お金と容姿は申し分なかったのですが・・・私は政略結婚というのが嫌でしたから。
それに、あの人には、他に愛している方がいたようですしね』
　その時、え！？とマリアが声をあげる。
うっかり声を出してしまい、しまった、と口をふさぐが、その後に思い切って質問をした。
『お兄ちゃんに、好きな人がいたの？？』
　そんなマリアを、レナは不思議そうな顔で見つめていたが、
『・・・・・まぁ・・・知らなかったのなら、聞かない方がいいですわ』
　笑顔で返事を曖昧なものにした。
僕はそれで何となく気付いてしまい、ミシェイルと出会う場所が戦場でなければ、
肩を並べて熱く語り合えたのだろうな、と深く残念に思った。

ミネルバとミシェイルの関係はラケシスとエ（ｒｙ

　　　　　　　　　　　　　　　∧　　　　　　　 ∧　　ﾏﾁｸﾀﾋﾞﾚﾀ〜　　　　　ﾏﾁｸﾀﾋﾞﾚﾀ〜
　ﾏﾁｸﾀﾋﾞﾚﾀ〜 　　　　　./　ヽ　　　　　　/　 ヽ　　　　　 ﾏﾁｸﾀﾋﾞﾚﾀ〜
　　　　　　　　　　　　　 /　　　ヽ―――/　　　ヽ 　　ﾏﾁｸﾀﾋﾞﾚﾀ〜　　ﾏﾁｸﾀﾋﾞﾚﾀ〜
　　　ﾏﾁｸﾀﾋﾞﾚﾀ〜　 ／　　　　　 　 l＿＿＿l　　　＼ 　　　　　　　ﾏﾁｸﾀﾋﾞﾚﾀ〜
　　　　　　　　　　　　|　　　　　 ● 　|　　　 |　　●　 |　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　へ　　　 |　　　 へ　　　　ヽ　 ./　　　　　|　＜　ねえ、続きまだぁー？
　　　　　　　 ＼＼　　＼　　＼＼　　　 ヽ/　　　　 ／ 　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
チン　　　　　　 ＼＼　　.＞　 ＼＼　　　　　　　　　 ヽ
　　　チン　　　　　＼＼/　　　 　＼＼　　＿　　　　 　 | 　ﾏﾁｸﾀﾋﾞﾚﾀ〜
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　先行した、ミネルバ・カチュア・パオラの３人はすでに敵の姿を確認していた。
決して、パオラは弱くはなかったが、敵の数がちょっと多い。
『分断しましょう』
そう言ってパオラは、数匹のドラゴンナイトをひきつけて一端下がる。

　カチュアとミネルバの２人で突撃し、奥にいた２騎のホースメンを殲滅。
敵に囲まれてはいるが、他のペガサスナイト・ソシアルナイトの攻撃は脅威にならない。
あと問題なのは、ミシェイルだけだった。

　ミシェイルは、こちらに向かってくるドラゴンナイトのうち１騎がミネルバである事を確認していた。
『来ると思ったぞ、ミネルバ・・・』
　向こうもこちらに気付いたようだ。
戦意剥き出しの視線を投げかけられて、ミシェイルは少し傷ついた。
きっと・・・きっと、ミネルバは悲壮な覚悟から、搾り出すように戦意を保っているのだ。

　本当は戦いたくないに決まっている。私には優しい子だったのだ・・・
そう言い聞かせて、ミシェイルはミネルバを説得しようとした。
『ミネルバ！武器を捨てろ！！兄妹が何故殺し合いをせねばならないのだ』
『自分の胸に聞いてみるがいい。全てはアナタの行動の結果でしかないのだから』
　揺るがないミネルバを見て、そうだったな、とミシェイルは含み笑いをした。
一度決めた事は、決して覆さない子であったな。
そんな妹を私は愛しくてたまらないのだ・・・
ミシェイルの目に愛と言う名の狂気が宿る。
『では、私を殺せるものなら殺してみろ！』
　そう言ってミシェイルは無防備に突っ込んだ。彼にとっては、賭けにもならない賭け。
ミネルバがこの兄を攻撃できるはずがないと、心から信じていたから。

　しかし、そんなミシェイルの前にカチュアが立ちふさがる。
『ここはいかせない！』
　突然の障害物に、ミシェイルはカッとなり武器を構えた。
『なぜ邪魔をするっっ！！！』
　ミシェイルとカチュアのドラゴンが交差する。
カチュアが銀の槍で肩口を貫かれ、そこから血が噴出す。
そのままミシェイルはミネルバの目前で止まり、何かを語ろうとした、が、
あまりにも無警戒すぎた。ドスンっ！とクリティカルな衝撃が貫く。
カチュアのキラーランスの一撃が背後から決まった。
『馬鹿げている。ここは戦場ですよ』
　そう言ってカチュアは、ためらう事なく追撃をいれた。
再びクリティカルな一撃が決まる。確実な手ごたえ、致命傷であるはずだった・・・・

　なのに、ミシェイルの目は死んでいない。
チラリと背後のカチュアを見たかと思うと、意に関せずといった風に、
再びミネルバに視線を戻す。
（この人は・・・私が目に入っていない・・・）
　カチュアは寒気がした。
致命傷なはずなのに・・・気力や根性だけでもどうにもならないはずなのに・・・

きも・・・

　ゴホッと吐血しながらも、歪んだ愛の力に支えられて、ミシェイルはミネルバに語りかけた。
『兄さんは・・・おまえが優しい子だって知っている。。
ふふ・・気丈に振舞っているけれど、寂しがりやな一面もおまえには・・・ある』
『兄上・・・』
　そんなミシェイルを、ミネルバは困った顔で見つめる。
『兄上、もう遅いのです。何をいまさら・・・』
『コレを、覚えているか・・・・』
　そう言って懐から取り出したのは、１通の封筒だった。
中にはミネルバが兄にあてた手紙が入っている。
結婚式の当日に開けてくれと言われて渡されたもので、
花嫁が逃亡したために、未だに開封はされていない。
『私は・・・てっきり、おまえから嫌われていると思っていた・・・』
　当時は、ドルーアとの合併話で猛烈に反対されていて、兄妹仲は冷たい関係になっていた。
さらに、結婚自体も、戦争を視野にいれたための政略結婚というもので反感を買っていた。
それでも渡してくれたこの手紙が嬉しかった。
（その時は、『フン、いまだにオママゴトが好きか？』とか悪態をついて受け取ってしまったのだけど）

　もちろん、ミネルバもその封筒の事は覚えていた。
『兄上は・・・まだそれを読んでいなかったですか・・・』
『ああ、結婚した後に読めと言われたからな、その時にこそ開けようと持っていた。
だが・・いつものまにか、戦場でのお守りがわりになっていたよ・・・』
『では・・・この場で、開けて読んでみてください。
そこに、今もかわらぬ私の気持ちが書かれています』
　そう言われて、ミシェイルは多少躊躇したものの、手紙をあけてみた。
そのやりとりを黙って見る事にしていたカチュアには、何となくオチが読めてしまった。
手紙には、『お兄ちゃん大嫌い』とだけ、デカデカと書かれていた。
　ああ、やっぱり。と苦笑いするカチュア。
信じられないという気持ちで、呆然とするミシェイル。
ミネルバは、最後の追撃の一言を放った。
『兄上なんか、大嫌いだ！』
　言葉の槍はミシェイルの胸にクリティカルヒット。
グルッと白目をむいてドラゴンからずり落ち、山岳地帯に転落していった。
主を失った事に気付き、ミシェイルのドラゴンはあわてて追いかける。

『・・・どちらにせよ、あの傷では助からないだろう』
　感情をおさえたまま、ミネルバは兄が転落した先を見つめていた。　
その間、カチュアは村をおそう盗賊を倒す。
現在、ミシェイルを倒し、敵のペガサスナイトやソシアルナイトに囲まれている状況。
２人にとって敵ではなかったが、いったん本体と合流しに引き返す。

　カチュアは、ミネルバがいつもと変わらずしっかりした顔つきなのを見て安心した。
マケドニアの人間は、男も女も関係なく『泣いてはいけない』と言って育てられる。
だから、例え肉親が死んだ場面でも、泣きたくても泣けない者は多い。
しかし落ち込んだ素振りすら見せていない。そんな敬愛する上官を見て、カチュアは頼もしく思った。
　・・・・もっともカチュアの気付いていないところでは、確かにミネルバは落ち込んでいたのだけど。
（兄上許せ・・・・私は最後まで素直になれそうにない）
　その事は、誰にも気付かせない。思えば父も兄もそういう人間だった・・・

　カチュアとミネルバが大量の敵を引き連れて帰ってきたかとおもうと、
さらに、増援部隊まで現れて、僕達は防衛に大忙しだった。
現在、僕等の軍は３種の武器を使える人材が鋭く求められている。

　メリクルソードは、誰でも使えるカンジなのだが、
パルティアと、グラディウス（城内）の使い手が皆無だった。
しかし、ここでついに伝説の武器の使い手が誕生する。

　これまで、敵を削る攻撃を２回しただけ、というアレな成績しか残していないトーマスだったが、今回は大活躍。
銀の矢を猛烈にうちまくり、ペガサスナイトを撃墜しまくった。
『オラーー！！落ちんかい！！蚊トンボどもが！！！』
　戦場にはでれても、まったくコレといった活躍ができなかったうっぷんを、ここぞとばかりに晴らしまくる姿が目撃されている。

　トムスはこれまで堅実に壁役としてゆっくりと成長してきた。
その成果がついに実を結び、この章でレベルが１つあがった時、武器レベルは１２に到達。
　
　このようにして、パルティアとグラディウスの使い手は誕生し、
今回の戦場でも、グラディウスとパルティアが乱れ飛んだのだが、
どうもいまいち２人は、ステータス的にショボイ。（とくにトーマス）

おいおい、ひきこもりぽこにゃんのゲーム日記じゃなかったのか？

　そこで、ちょっとポリシーに反するけれど、
増援叩き終了の後、２人はまだレベル２０になってないけどクラスチェンジでＧＯ。

　トーマス・レベル１４からスナイパー。
　トムス　・レベル１８からジェネラル。

　どちらも、クラスチェンジ時のステータス上昇が良く、
（特にスナイパーの、技・速さ＋５がイイ！）

　トーマスは力１２・守備９　技・速さ１５程度　幸運９
　トムスは　力１８守備２０　技・速さ１０ちょい　幸運９

　星のオーブ効果もあって、それなりの実力を身に付けた。

　そして、僕は光と星のオーブを届けて、スターライトをもらったのだけど、
何故かその時、ガトー様は生肉を食べていた。
クチャクチャと、あたりまえのうに無邪気な顔で、ただ、クチャクチャと・・・
うちの軍のあの老人とどのような関連性があるのかは僕は考えないようにした。
この事で、決して踏み込んではいけない領域なのだ、という想いを逆に強める結果となった。

　こうして、１７章は幕を閉じる・・・

>>338
あくまでもゲーム日記だと全力で主張。（プレイ内容には忠実だから）

そっか
というかこれはこれで面白いからがんばってくれ

ttp://www.puniket.com/nai/
キモイよ、、、

今日もぽこにゃんの日記見れて結構幸せ　寝よ（　´∀｀）　

お茶姫がんばｗ

　１７章外伝　ミネルバの秘密のお店２

『合言葉は・・・・』
『あなたともえもえ、ときめきラブ』
　ミネルバが答えると、扉は自動で開いた。
ここは世界各地に存在する、秘密クラブ、マケドニア支店。
そこは、城主すらも存在を知らない。
１クセも２クセもある者達のためだけの非公式な溜まり場・・・

　そこは”秘密クラブ”には相応しくないくらい、広い建物だった。
１階にある会場の奥の舞台の上では、良い年したお姉さんが子供のようなカッコをして、猿の人形と話しながら、歌ったり、踊ったりしている。
なお、吹き抜けになっている２階と３階からでも、その舞台を眺める事ができる。

（相変わらず、ポッケ兄さんは現役のようだな）
　そんな光景を見て、ミネルバは微笑した。
ポッケ兄さん、というのは猿の人形の事で、
最初はポッケ、ポッケちゃんと呼ばれていたのだが、
今では、この秘密クラブにおいて最も長い大ベテランとなり、
ポッケさん、ポッケ兄さんと呼ばれるようになっている。

　その建物には万単位の人間が入っており、それぞれのスタイルにあった見方をして、
そのステージを楽しんでいる。
なお半数以上の人間はストレートに観ないで、独自の解釈を見出して邪笑したりする。
そんな風に、いろんな角度から舞台を観る事ができるのがここの大きな特徴だった。
なお常連は、毎日ここに通いつめるのが基本である。

『おい・・あれ・・・』
『ああ・・・間違いない、プラダさんだ・・・』

　ミネルバを見て、常連の客達がヒソヒソと話す。
かつて、彼女は名子役としてデビューした実績がある。
１〜２歳の子供達を舞台によんで、犬のマスコットキャラと一緒に歌ったり、踊ったりしたのだった。
ちなみに、その時、まだ９歳。
だが、周囲の大人達は『演技がうますぎる』『子供の扱いがプロ並だ』と舌をまいた。

　その４年後は、変な宇宙人みたいなマスコットキャラと、ホストくずれみたいなお兄さん達と一緒に歌ったり踊ったりしつつ、
ボケたり、ツッコミいれたりといった舞台を演じた時代もあった。

　だが、戦争が始まり、ミネルバ（芸名プラダさん）は秘密クラブから姿を消す・・・

　果たして、現役を離れた私で目当てのものが手に入るかな・・・
そう内心で呟きながら、ミネルバはプロデューサーの部屋を訪れた。

　ミネルバは、コンコンと楽屋裏にある部屋を叩き、かつてのプロデューサーに挨拶をした。
懐かしいなぁ、と再会を果たし、これまでの事をお互い簡単に話しあった。
プロデューサーは、ミネルバの事をあきらめきれてなかったのだけど、
話の内容から、なんとなく悟ってしまい、残念そうに質問した。
『そうか、では、やはり復帰はできそうにないのかい？』
『申し訳ありません』
　ミネルバは、やはり、私はここにいるべき人間ではないな、という気持ちになり、
早いうちに去ろうと思った、だが・・・
『そういえば、最後のあの日のギャラがまだだったね』
　そう言って、しさいのゆびわを取り出し、ミネルバに渡した。
『これは・・・』
『君が何故ここにきたのか・・僕にはわかる。
でも、よかったら最後に今日だけでも舞台にのぼってみないかい？』

　ハッチポーチスタージオ♪
　ハッチポーチスタージオ♪

　軽いノリのオープニングテーマが流れて、舞台にはミネルバが登場した。
『は〜〜い、こんにちは♪今日だけ復活のプラダさんです。
みんなお久しぶり〜〜〜』
　それを、ちょっと不細工でシンプルな造形をした人形達が、
『もうプラダさんの事覚えている人なんていないよ、ゲラゲラ』
『自意識過剰の馬鹿女うざすぎですわ、オホホホ』
　と、陽気にけなし始める。
『よくも言ったな！この〜〜！！』
『うわ〜〜、工具のペンチでつねるのやめて〜』
『この暴力女ーー！』
　舞台の周りでは、微笑ましい笑いが巻き起こった。
『それじゃあ、サークルゲームいってみよーーー♪』
『今日のお題は、山田君がフラれた女の子の名前だよ』
『山田ってだれーー？？』

　その日、マケドニアの秘密クラブでは、
伝説の名子役プラダさんが復活したとか・・・

　・・・・・そして、そんな舞台を、遠くの方で眺めている男がいた。
服の上からでは気付けないが、体中は包帯がグルグルと巻かれていて、
相当の重傷をおっている。
『ミネルバ、かわいいよ、ミネルバ・・・』
　秘密クラブで、プラダさんの本名を知るものはごくごく少数のはずだったが、
その男は確かにそう呟いた。

　直に２人が再会するのはもうしばらく先の話・・・

　第１８章　悪の司祭ガーネフ

　スターライトを手に入れた今、あとはガーネフを倒すだけだった。
さっそく、大賢者ガトー様の力により古代都市テーベにやってきた僕等。
カダインの北のオアシスにある幻の都市だとか、なんかそんなのだそうだ。

『昔、超文明を誇ってたらしいけど、センス悪いね・・・』
　僕は２つの丸いものの中心から、象の鼻のようなものが長く伸びているオブジェを見てそう思った。
『まるで・・・・チンコのようだ・・・』
　ストレートに表現しすぎて、周りからヒンシュクを買ったのだが、
これもガーネフの罠だったのだろうか・・・・

　ともあれ、僕等は城内戦に挑む！ここでの目的は３つだ。

　ガーネフを倒す。ファルシオンを手に入れる。そして姉さんを救出する事！！

　姉さん救出作戦でもある、今回の戦い、
『待っててくださいね・・・エリス様・・・』
　そんな風にやけに気合の入っているマリクに僕は声をかけた。
『そういえばマリク覚えているか、姉さんのパンツ貸すって条件で、
おまえからヘッドロココもらった時の事。』
『懐かしいですね、マルス様。あれは史上かつてないほどの好取引でしたよ』
『あの時、おまえ鼻血出して、姉さんのパンツにつけちゃったじゃん。
その後、僕はそのまま洗濯カゴに入れたんだけど、親が何を勘違いしたのか、その日、赤飯炊いちゃったんだよね。』
　僕は遠い目をした。
『・・・・・そ、そうなんですか・・・』
『うん、今になってやっとその意味がわかったよ。そんな、姉さんとも・・・・いよいよ再会だな』
『え、ええ・・・』
　何故かマリクはちょっと微妙なツラになっていた・・・・

　しゅつげきメンバー。
　カインlv31　レナlv40　マリクlv23　シーザlv22　ミネルバlv20　カチュアlv25　
パオラlv21　トムスlv21　トーマスlv23　エストlv11　リカードlv9

乗っ取っちゃおうかな・・・。

許可します

おまいら田代砲で遊ばないか
現在
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=borujoa
を攻撃中
どんどんいくべし

田代砲パック
ttp://f24.aaacafe.ne.jp/~kokukyou/tashiro-pack.zi
（2chからだといけないので、アドレスコピペすべし）
（拡張子がziなので、落としてからpを追加して解凍すべし）

PCのマシンパワーに自身のある香具師は「神田代砲」を使うべし

※このコピペはどんどんまわすべし　　

http://childa.jpn.ph/~aki/classic/topex/conte.html
ここのＨＰの作者について詳細希望。
絵はアレだけど内容はネット漫画にしてはかなりレベル高いんではないでしょうか。
何年も前から更新が止まってるのが気になる。

大規模オンラインゲームリネージュのプレイヤー。
脱ぎますた。

http://homepage3.nifty.com/teftef/matemate/060.htm

♂「というわけでFC版女神転生２を東京見物を兼ねつつ記していくよ。」
友「旧約はうんこだよね。人しょぼくなっちゃったし、音楽も（以下略
♂「だねー。」

♂「デビルバスターは書くことないから省略するよ」
友「おいおいしょっぱなだろ」
♂「牛倒すだけだもんねぇ。ゲームの中のゲームだし、２Ｄマップだし。」
友「ところでシェルター内にゾンビがウヨウヨしてるぞ」
♂「まぁ、俺たちのせいなんだけどねｗ」
　　あの兄ちゃんワルサー２丁で悪魔に対抗しろってのがねぇ。
　　俺らはルパン３世かと小１時間ｒｙ
　　あ、姉ちゃん、俺スーパーミルクの７番ね。」
友「またマイナーなネタを・・で、ネビロスどうすんの？」
♂「放置。まずは外で仲魔集め＆豚（オーク）狩りだ。」

【羽田】
♂「いやー久々の外は気持ちいいなぁ」
友「かつての国内各地へのターミナルもこのザマか。。。」
♂「現実はこんな感じだけどね
　　ttp://www7.plala.or.jp/mewtwo777/photo/haneda/
ん・・。」
ピクシー「こんにちはー！また仲間に・・・ギニャァァア！！！」
♂「うーむさすがにゾンビ程には効かないか。所詮ワルサーPPK。」
ピクシー「な、なんで・・・」
♂「３６マッカぐらいで釣られるような尻軽援助交際妖精はいらないよ
　　それに今の僕にはアルラウネたんがいるからね。
　　露出度もおっぱいも君より上だよ。やっぱり今の時代は全裸だよね♪」
ピクシー「こ、この外ど・・;=ｰ(ﾟдﾟ)･∵. ﾀｰﾝ」
アルラウネ「ほんと今度の主人は外道ね。救いようがないわ」
♂「経験値＆宝玉＆アイテムの為の犠牲は仕方のないものさ」

【再び京浜第３シェルター】
♂「さぁ、ネビロスの前まできたぞ。準備はいいか？」
　　ドワーフはひたすらハマオン
　　アルラウネたんはディアマ
　　アクワンスライムとカー君は俺らとアルたんの盾ね。
　　あ、暇があったらジオとディでも唱えてて。」
ドワーフ「承知！」
アルラウネ「わかったわ」
アクワンスライム＆カーバンクル「・・・・」
ネビロス「ファファファ来たな。ジオマで一掃してくれる」
ドワーフ「貧弱！貧弱ゥ！ハマオン！！」
ネビロス「あぱぺぱぁぇえｓじゃｋ＠け！！！」
♂「備えた割にはたいしたことなかったね」
友「ドワーフいなかったら死んでたけどな」
♂「さてお前のスケから割符貰って品川へ行くべか」

【品川】
♂「おっ！！エルフたんハケーン！！(;ﾟ∀ﾟ)=3ﾊｧﾊｧ早速仲魔に！！」
アルラウネ「露出度の高い悪魔ときたら見境ないのね」
♂「ネェネェ、君、ウチで働いてみる気はないかい？」
エルフ「(ﾟДﾟ)ﾊｧ?風俗の勧誘かなんかですか？」
♂「いやいや、ちょっと××××や※※※するだけで・・」
アルラウネ「パピルマ」
♂「０う４ｍｊｊｂｄ９０ｊ９０４？？？」
エルフ「・・・・」
アルラウネ「ごめんなさいね。この人、ちょっとイっちゃってて・・。
　　　　　　すぐ病院に戻しますから」
エルフ「はぁ・・・。」

♂「品川プリンセスホテルにつきましたよ」
友「３０年後にこうなってるとは到底思えないけどな
　　（ちなみにこのゲームの舞台は２０３６年です）」
♂「まぁそもそも１９９×年に恐怖の大王もミサイルも来なかったしね。所詮ゲーム。」
　　ちなみに現実のプリ○スホテルはこんな感じね
　　ttp://www2.princehotels.co.jp/app_room/piq0010.asp?hotel=007」
♂「ここはボスもいないし、さっさとオルちゃん仲魔にして
　　ウージー買ってずらかるよ」
友「ルパンの次はあぶない刑事ってわけな」
アルラウネ「柴田恭平渋かったワァ（n‘∀‘)η」

ぽこにゃんのが面白い(･∀･)

だねだね(･∀･)

次に誰が氏ぬのか賭けようぜ。掛け金の単位はバーツだ。

[名前]　　[倍率]
シーザ　　　1.34
トムス　　 　2.00
カイン　　　 5.25
パオラ　　　9.45
カチュア　 19.00
エスト　　　 7.50
レナ　　　　25.75
マリク　　　 9.55
ミネルバ　　10.15
トーマス　　3.10
リカード　　4.00
ぽこにゃん　9.50

　城内に侵入すると、そこでガーネフが達が待ち受けていた。
６人に分身、なんていう気持ち悪いまねまでしてくれている上に、
勇者、ジェネラル、スナイパーといった上級職ばかりでそろえている。

『でも、万引き小僧共がいないしゆっくり進軍できそうだな（*＾ヮ＾）』
『数も少ないし、楽なんじゃないですかね、マルス様（*＾ヮ＾）』
　僕とマリクの顔はゆるんでいた。

　今回のマップは、右と左の分かれ道ができていて、その先で合流できるつくりになっている。
僕は部隊を２つにわけて、進撃する事にした。

　左は、トムスを前にだし、カイン、トーマス、シーザ、マリクの男の子チーム！
右は、ミネルバ（魔法防御が素で７ある）を前に出して、ペガサス３姉妹、レナの女の子チーム。
僕とリカードはその場に留まり、宝箱への道ができるまで正座して待っている、という寸法だった。

　レベル上げとかしなくなっちゃった盗賊に、僕は少しきまずぞうに語りかける。
『リカード君、育てたいのはヤマヤマだったんだけど・・・あの・・・その・・・』
『いいっすよ、おれ武器レベルも幸運も低いっすから。』
　そう言ってリカードは少し寂しそうに笑った。
『それに、リンダさんやマリアさんの気持ちも考えたら・・・』
　２軍に降格気味の２人に触れられて、僕はズキッと胸がいたんだ。
『い、いや・・・あの子達もね、クラスチェンジ後に、
星のオーブ持って、リカバー使いまくれば、それだけで凶悪な実力になるんだけど・・・』
　”レナとかぶるからダメ”とギリギリのラインをぶっちぎった発言をしそうになり、僕は慌てて言葉をかえた。
『星のオーブの力で成長しても・・・不安定なままな気がするんだ。
いつか、なくなってしまう力のような、うん、そんなカンジ。レナは別格だけど。』
『・・・・そっすね。でも、レナさんもどうなんでしょうね・・・』
　そう言ってリカードは、また寂しそうに笑った・・・
レナは、別人になったというわけではないのだが、それでも大きく変化した。
リカードはその変化にまだ釈然としないものを感じているようだ・・・

　そのころ、左の道を突き進んだ。男の子軍団。
『オレはカチュアだな・・・』
　しばらく進軍した後、真っ先に口を開いたシーザの言葉がそれだった。
それだけで、みんなは何を言いたいのか理解した。
『いやいや、ミネルバ様』
　トムスが言った
『オレもミネルバ様！』
　トーマスが言った。
『おまえらなぁ・・・・』
　カインはちょっと呆れながら、何かを言おうとしたがマリクにはばまれた。
『おまえら、エリス様を見てからそういう発言をするんだな！！』
　しかし、その発言は皆からの反発をかった
『ちげーよ、今いる中（というかマケドニアの女勢）での一番だよ。
そんな事言ったら、オレはシーダ様だろうが！』
　シーザは空気の読めない魔法使いをしかりつけた。
『そっか、スマン』
　素直に頭をさげたマリクに、カインは”いや、謝るなよ”と思った。
『じゃあ、オレはパオラだなぁ』
　姉属性が好きなマリク的には当然の選択。
カインは”いや、きちんと答えるなよ”と思った。
『で、カインは？』
　シーザがあたりまえのように話をふってきたので、カインは言ってやった。
『・・・・オレ的にはエストだ！』

　一方、右の通路を行った女の子軍団は・・・
『結局、威力が問題でしょ。はがねの方が絶対に優れてると思うよ』
『そう？命中と軽さの方が絶対に大事だと思うのだけど・・』
『ようするに使いどころによると思うのだが、私もはがねの方が良いな』
　カチュアと、パオラと、ミネルバの３人は、鉄とはがね、どちらが使えるか、
で熱く議論を交わしていた。そんな中、エストだけは冷めていて、
『あのさぁ、そんな事より、みんなマルス軍の男の子で誰が一番かっこいいかとか話さない？』
　そんな事を言ったのだが、姉の『却下！』の一言で、
こんな色気の何もない話が続いている・・・
後ろの方で、黙ってレナがついてきている。
レナだって女の子なんだしこんな話好きなわけないよね。
と、エストは共感を覚えて話しかけてみた。
『レナさん、色恋沙汰そっちのけで、
武器性能について嬉々として語り合う、うちの姉達をどう思います〜？』
　私たちは私たちで女の子らしい会話しよ〜と思った、のだがレナの返事が・・・
『私は武器よりも、魔法書の性能について関心がありますね』
『そ・・・そうですか・・・・』
　その後、レナはファイアとサンダーの違いについて喋り始めた。
それを聞きながらエストは、ここでまともなのは、あたしだけか・・・
と、ちょっとだけ切なくなった。

http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1078062197.jpg
ぽこにゃんの寝室を盗撮してきますた

　左から進軍した男の子軍は、
主に、トムス・トーマスの、グラディウスとパルティアで殲滅し、

　右から進軍した女の子軍は、
エストのメリクルソードでアークマージやスナイパーを狩った。

　よ〜しハマーンあるし、３種の武器使いまくっちゃうぞ〜。
という方針で、経験値を稼ぎまくる作戦をとった。
エストがガーネフの分身を追いかけたら、その先にアークマージの増援がでてきてヒヤッとしたり、
（ボルガノンとか持ってたらアウトだったけど、下級魔法だったので助かった）
キルソードもった勇者の攻撃をマリクがくらって、あやうく死ぬ（クリティカる）ところだったりと、
そんな自体もあったのだけど、なんとか皆無事に、ガーネフを追い詰める事ができた。

　そして、レナがガーネフの前に立つ。
『暗黒魔法の使い手ガーネフ、そのマフーは脅威の対象となりえるのだけれど、
その術数権謀の用い方にも頭がさがるわね。
けれどその組み合わせがあっても、私の見たところ大陸で２番目』
　レナは、フッと魔女の冷笑を浮かべた後に続けた。
『ここに、スターライトを持った私がいるから！』
　子供の頃、魔法少女してた事のあるレナは、悪の親玉を前にしてちょっとノリノリだった。（つづく）

>>362
誰も死なないなぽ
まぁ賭けるならシーザ

死人０　　1.10

どうでもいいけど、今日のぽこにゃんはキモかった。

>>371
これやってる間は厨房行為をひかえてたけど、今日はどうしてもテンションをあげたかった(*´p｀*)ＳＯＲＲＹ

　　　　　　　　 _,,_
（ﾟДﾟ≡ﾟДﾟ） (ﾟДﾟ)ﾏﾀﾞｰ?

　ガーネフは、そんな怪傑ズ○ットみたいなレナを見て、うぬぬ、とうめく。
『ワシには解るぞ。星に魅入られて弱さを切り捨てたな。
貴様が人類最強なのは認めよう！！だが無敵の強さというわけではあるまい』
『・・・・・』
　レナはそれに対して返事をしなかったが、内心では同意していた。
例えば今のマリクと戦えば、５回に１度は負けるだろう。
そして、暗黒皇帝メディウスには、いくらレナでも勝てる相手ではない。
『そこで貴様は、ワシと手を組む。というのはどうだろうか！』
　ガーネフは突然、説得を始めた。
マフーとファルシオンを持ったガーネフは、レナの弱点を補う存在なのだ。
『弱さを切り捨てたおまえは、仲間を捨てる事もためらうまい！』
　レナはガーネフの洞察力を認めた。
『やはり、アナタは恐ろしい人ね・・・それなら大陸の覇権も手に入るでしょう』
　思えば、カミュやミシェイルほどの人間が道を誤ったのも、この暗黒司祭の手腕によるもだ。

　しかし、レナはキッパリと拒絶する。
『でも悪いけどアナタは趣味じゃない。強いけれど、それだけでしかない。
カミュやミシェイルの方がよっぽど魅力的なのよ』
『そっ、そんな理由で断るのか！！！
おまえは、おまえは弱さを克服したかったのではないのか？？』
　ガーネフは、信じられん、といった表情になる。
『それは結果でしかない。私が求めたものは違うの・・・』
『では、一体何だと言うんだ！！』
『私が求めたのは、何があっても私を守ってくれると言った彼よ』
　冷たく言い放つレナに、ガーネフは叫んだ。
『まさか・・・まさか、星のオーブは”その言葉通りの”力を与えたのか？？』
『そう、何があっても私を守る、これはそれだけの力でしかない。
ガーネフ、アナタの誤算は、私の根本的な部分、星の魔女でいるためのルールを知らなかった事。』
　そう言って、スターライトの準備に入るレナを見て、ガーネフは半狂乱になってマフーを放った。
暗黒の衝撃は、レナをかすめて手傷をおわせる事はできたが、
”攻撃を封じる”という本来の効果は発揮されない。
『スターライト・エクスプロージョンっっ！！！』
　反撃で、星達の輝きが降り注ぐ。
１撃は何とか耐える事ができたガーネフだが、次にくる追撃に死を覚悟した。
最後にレナに質問をする・・・
『そのルールとはなんなんだ？』
『彼の望まない事はしない。それだけよ』
（だから私は、もう悲しむ事も、泣く事もしない・・・）
　レナの言葉と共に２撃目のスターライトが降り注ぎ、ガーネフは爆発の渦に飲み込まれる。。
それが、暗黒司祭ガーネフの最期だった。

　第１９章 マムクートの王国

　ガーネフを倒し、僕の姉さんを助け出す事に成功した我らがマルス農林水産省。

　姉さんは、ドルーアにある神殿にいけば、死者を１人だけ生き返らせる事ができると言う。
その発言でざわつくマルス軍。
連日、誰を生き返らせるんですか？と様々な人間から問い詰められるようになった僕。

　事が事だけに、ここは半端に決めるわけにはいかねーと思った。
そこで、僕はある方策をとって死者蘇生の人間をチョイスする事に決める。
全員を一同に集めて、僕は告げた。
『みんな、ここは投票で決めたいと思う！！民主的に数の暴力でものをいわせたら勝ちだ！
万年２軍の連中でも、１軍でバリバリやってる人間でも、ここでは同じ１票でいくよ！！』

　ざわ・・・ざわ・・・

　みんながどよめく中で、僕は最後に告げた。
『もちろん、誰を生き返らせるかでモメるのはダメだ。それぞれの意思で決めてくれ。
ドルーアに到着したら投票を行おうと思う！！』

　こうして・・・死者復活の座をかけてマルス軍内部では決戦投票が行われようとしていた。

　候補者は７名・・・
　オグマ　ウルフ　ナバール　ジュリアン　シーダ　ラディ　カシム

いまさら小熊を復活させても役に立たんだろ



ウルフに一票

ジュリアン

クリリン

CCまでしたカシムだろ

カシム

カ・シ・ム！　カ・シ・ム！

　　　　　　　シーダ

おまいらに投票を仰いでるわけではないと思うが

お茶姫に一票！

貸し無

シーダたん

ジュリアンたん

お茶姫

復活したラディとシーザの絡みが見たいな

ぞうえんたいとかはあらかじめしらべてないの？

>>389
お茶姫って何だよ？
ぽこにゃんに関係ないこと書くなよ}{age！！

　僕と姉さんは、いわば主催者みたいなものなので、投票権は無い。
ただし、同率１位が出た場合の決定権を持つ事になっている。

『マルス様とエリス様が投票を放棄するなら、自分も投票しないどきます♪』
　マリクもそういって、投票権を辞退。
そして、同じように投票を辞退した人達。
リンダ・ミシェラン・ボア・ウェンデル・ジョルジュ・サムソン

　ジェイガンは生肉をクチャクチャやりながら、何も言わずにシーダに一票を投じた。

　アベル・ドーガ・ゴードン。
アリティア軍の忘れられつつある３名も、何も言わずシーダに投票。

　サジ・マジ・バーツ。
３人は、シーダに票を入れようとした、実際に投票の話を聞いた時はそれ１択だったのだが、
罪悪感からか？３人は投票日が迫る中、オグマの夢でうなされる毎日をすごす。
ゲッソリした顔で、隊長のオグマに票を投じたとか。

『ウルフだな・・・』
『ウルフですね・・・』
『ウルフ・・・』
『うん、ウルフ・・・』
　オルレアンの、ハーディン・ロシェ・ビラク・ザガロの４人は当然のようにウルフに。

　
『おじいちゃん、誰かを生き返らせられるんだって』
『そうか・・・じゃあ田中さんを生き返らせたいのう・・・』
『３０００年前に亡くなった田中さんかぁ、懐かしいなぁ。チキもそうしよっと』

　チキとバヌトゥ　無効票。

『ところで、ミディアは誰に入れるか決めたのか？』
『ううん、アストリアは？』
『オグマもいいが・・・ナバールにしようと思う』
『そう・・・じゃあ、私も決めたわ』
『そうなのか、誰に？』
『ウフフ・・・知ってるくせに♪』
　バカップルはどんなイベントでもイチャつくのを忘れなかった。

　アストリア・ミディア。ナバールに投票。

　そんな風にして、投票は行われた。

　しゅつげきメンバー。

　カインlv31　レナlv40　マリクlv26　シーザlv24　ミネルバlv20　
カチュアlv25　パオラlv21　トムスlv26　トーマスlv26　エストlv14　
リカードlv9　リンダlv11　チキlv7　チェイニーlv1

　今回の城への進行ルートは２つ。
最短ルートでは、山が連なっている場所を進むか、
遠回りして山を迂回するかのどちらか。

　最短ルートをいけば、狭くて移動力が奪われる戦局になるので、
マリク・レナ・リンダ・チキ・トーマスといった遠距離攻撃のできる人間を前面に出す。

　山を迂回して進むのは、カイン、トムス、シーザ

　僕と姉さんとリカードは、ひとまずその場に待機。
位置的には、最短ルート進行メンバー達の近く。

　そして、ドルーアの神殿の宝を狙う盗賊を討伐しに向かため、
ひとまず山脈地帯の中のさらに高い山の上、戦場の中心地とも言える場所に、
ミネルバと３姉妹が飛び立っていき、そこで戦況をみきわめてから進軍する事になった。

　高い山に囲まれた中で、かろうじて通る事のできる道がある山脈地帯。
そこを通過すれば、ドルーア城はすぐそこにある。

　しかし、山をはさんだその向こうからは、
火竜×３、スナイパー×２、エルファイアーを持った司祭がやってくる。
ジリジリとお互い間合いをつめ、山脈の中で攻防戦が行われようとしていた。

『レナ先生、それじゃいつものヤツいきまっす』
　チェイニーはレナの隣にやってきて、
『ピリカピリララポポリナペペルト〜星の魔女にな〜れ』
　呪文を唱えて、パッとレナに変身してみせる。
（今回は、お邪魔なアレできたか・・・・）
　毎回、唱える呪文が違うので、レナはいつも内心でツッコミを入れる事にしている。
　レナはその後、前線に出ようとしたら、
『レナさん、頑張れっすーー！！』
　リカードから大声で声援を送られた。
それを聞いたチェイニーが、”レナの姿で”、
『うん、私頑張るね、チュッ☆』
　とか投げキスをやって、本物のレナから殴られる。
『バカやってないで、アナタは後方いってなさい』
　能力値は一緒でも、チェイニーはＨＰが低いので、
防御無視の火竜の攻撃一発で死ぬので、今回は壁役ではなく杖担当になる。
そのままさっさと前線に向かったレナを見てチェイニーは思った。
星の魔女さんとリカード君の関係って、これまで殺伐とした空気があったけど、
最近は和やかになったもんだな、と。
これって、『普段、私の世話になっているんだから』とレナが圧力をかけてきた、
あの投票の事が原因なのだろうか、とか考えていた。

可哀相な1が居るスレはここですか？

　投票日が迫った時、
リカードはレナのところにやってきて率直に質問をした。
『レナさん、アニキにいれるっすよね！』
　その時レナは冗談ぽく、戦力的にはカシムの方がいいのでは？、と言おうとしたが、
あまりにも必死な表情だったので、からかうのはやめようと思った。
『ま、他に投票するべき人もいないし、彼にしとくわ』
　極めて義務的な物言いをする。
しかし、それを聞いてリカードは心底安心した顔になった。
『そうっすか良かった・・・ならいいっす』
　そう言ってそのまま去ろうとしたが、レナが声をかけた。
『ところでリカードは、昔の私に戻って欲しいと思う？』
『・・・・・・・』
　何を言ってるんだろう、という顔でリカードは見つめてくる。
レナはリカードになら、いっそ話そうかと思っていた。
この力は星のオーブに魅入られた事で、ジュリアンが与えてくれた力。
『レナさんは何があっても守るよ』そう言った彼の言葉が根本的な支えになっている。
そのため、自分の身を守るためにしか行使できない事。
そして、”そうしなかった場合は力を失ってしまう事。”
それはレナにとっての弱点で、誰にも知られてはいけない事だったはずだけど・・・
『それはそれで、レナさんがレナさんでなくなる気もするっす。
だって今のレナさんだって、レナさんなんでしょ？』
　レナが何かを言う前に、リカードはそう答えた。
『・・・そうね・・・そうなのかもね・・・』
　レナは軽く頷いた後、言うまでもない事なのかもしれないなと思った。

　レナ・リカード・チェイニー（レナの圧力で）・マチス（レナの圧力で）

この４人は、ジュリアンに投票していた。

ﾄﾞｷﾄﾞｷ...

結局どうなるんだYO
気になって夜も眠れないYOヽ(`Д´)ﾉ

http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Asagao/1956/kunthi-4.JPG

集計
・θ　４票
・小熊　３票
・醤油　４票
・ロリコン　２票
・リフィス　４票

さてさて…

醤油？ウルフの事だよね
なんで醤油？

醤油顔なんでしょ。

もとネタ知らんけどおもしろいぞこのスレ

すごいなよく続いてるよ

あげ

　　　　　　　　 _,,_
（ﾟДﾟ≡ﾟДﾟ） (ﾟДﾟ)ﾏﾀﾞｰ?

もしかして、19章の火竜軍団にマルス頃された？

○素が頃される＝連載中止　ってことか・・・。

ぽこにゃん相手してくれてありがとう〜
もう荒らさないよ〜

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　某韓国ゲーム国際鯖住人一堂より

　高い山の上の戦場の中心地にて、戦況を見極める事になったミネルバと３姉妹。
近寄ってきた、スナイパー×２と火竜を１ターンの突撃で殲滅し、
ドルーア神殿に向けて飛び立って行った。
　盗賊はすでに神殿に侵入した後。
無理に追うと、火竜×２と勇者から集中攻撃を受けてしまう。
ドルーア神殿に包囲網をしいて、敵を１体づつおびきよせて殲滅する事にした。

（ここが死者を生き返らせられる神殿か）
神殿にやってきて、エストは、
『どこが他と違うのかわかんないね』
　と率直な意見を言った。
『そうだね、レナとかなら解るんだろうけど・・・』
　カチュアも同意した。エストはそんな姉を見て、
『それにしても意外だったなぁ、カチュア姉ちゃんがあんな趣味悪かったなんて』
『なっ・・だから、違うって言ってるでしょ！！』
　エストは投票での事を言ってるらしい。

　死者復活投票の事を知った時、ペガサス３姉妹は・・・
『私は、ナバールにする〜。美形らしいんだ♪お姉ちゃん達は決まったの？』
　エストが浮かれながらそんな事を言った。
『そうね〜、私は誰でもいいんだけど、このさい顔で選ぶのも悪くないわね〜』
　パオラもそんな風に答えたが、カチュアは何やら深刻な顔をして・・・
『・・・・私は・・・カシムにしようと思う』
『ゲー！趣味悪っ』
　そう言ったエストを、カチュアはギロリとにらんで反論する。
『馬鹿！戦力的にカシムが一番じゃない』
『私にはそんなのより美形の方が大事だも〜ん』
　おちゃらけたエストの言い方に、カチュアはムッとした顔になったが、
そのまま何も言わずにどこかへ行ってしまった。

　しばらくして・・・

　カチュアがミネルバと一緒にやってきて、エストはギョッとした。

『ミネルバ様、エストが顔で選ぶとか言ってるんです。』
　そういって非難の顔で、エストの方を指差す。
『コラ、カチュアを困らせたらダメだぞ』
　ミネルバは、お説教モードになっていた。
エストは、『そ、それ、反則っ！』と思った。
パオラは、カチュアには他に何かカシムに投票したい事情があるのだろうと思った。
　思い当たる事は少しある。カシムが死んだ時に、カインがへこんでいた。
その時に元気づけた（？）のがカチュアだった。
なんとなくだが、カインはカシムに投票すると思う。それが原因かもしれない。
　けれどあの子は”愛に狂う”というタイプではない。
本心がどうであれ、何かの負い目があるのかもしれない。
『そうですね、戦力的に考えてカシムが一番でしょう』
　けれど、余計な詮索はせずに、ここは素直に賛同する事にした。
姉としてできる事はそれだけだろう。

　カイン・パオラ・カチュア・エスト（姉の圧力で）・ミネルバ・マリア。
カシムに投票。

>>17

　山脈地帯を迂回するルートを行ったカイン・トムス・シーザ。
『それにしても、伝説の武器は頼もしいよな』
　カインが２人に声をかける。
今回、トムスがグラディウス、シーザがメリクルソードを持っていて、
遠くの方ではトーマスがパルティアを使ってる。
それを聞き、シーザは、フムと頷いてから、
『言外に、おまえらはクズだけど武器性能のおかげでなんとか戦えているな、
というものが含まれているに違いないと素早くキャッチしたぞオレは』
　それにすかさずトムスがツッコム。
『それ、事実やないですか』
　そう言った後にトムスとシーザは馬鹿笑いをした。
カインは、そんな２人を見て、呆れながらも顔をゆるめた。
『確かに３馬鹿に３種の武器はもったいないかもな』
『おい、言外にオレ達より３種の武器の方がスゴイってのが含まれてるぞ！』
『言外も何もそのままですやん』

　そんな、シーザ・トムス・トーマスの３馬鹿の投票は、
酒の席で、誰に投票するか話し合って決定されていた。

　シーザは、自分の隣にもう一つの杯を置いて、そこになみなみと酒をついだ。
『こいつはラディの分だ。高い酒をチビチビやる派のオレと違って、
安酒をガバガバ飲むのが好きだったんだ』
　そこへ間髪いれず、トムスが、
『あとシーザさんと違って、才能のある傭兵だったそうですな』
『そうそう、オレとは違って才能が、ってコラーー！！！』
　トムスの禿頭にノリツッコミをいれるシーザ。
そして、ギャハハハ、と馬鹿そのものな笑いが巻き起こる。
それが彼等のいつもの光景になっていた。
『そういやさ〜、おまえら誰にいれるの？』
　見慣れたやりとりの中で、トーマスが質問をした。
シーザは真面目な顔になって答える。
『ラディとオレは、いろんな面で正反対だったが、
女の趣味だけは一緒だった。シーダ様にいれればヤツも喜ぶだろう』
『・・・というのは建前で、普通にシーダ様が好きなんやろ？』
　トムスのツッコミに、シーザはデヘッとだらしなく顔を崩した。
そしてまた馬鹿笑いが発生した。
そんなやりとりを見てトーマスは『ラディ、浮かばれないよな・・・』とちょっと同情した。

　シーザは、そんな不幸な相棒のために、その日はトムス達と一緒に安酒をガバガバと飲んだ。
それが彼なりの供養だったのかもしれない・・・・

　シーザ・トムス・トーマス。
なんだかんだで、全員シーダに投票。

ＦＥでよくこんなに沢山文章書けるな
結構面白いしぽこにゃん文才あるぽ

ぽんぽこりんの、へんぽこりんの、にゃ〜〜〜〜〜ん。













し　　ね　　ぽ　　こ　　り　　ん。　

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こんな釣りにひっかかる４２０は低脳にゃん。
４２０のほうが死んだほうがいいにゃん。

　結果発表

　１位シーダ　７票
　２位カシム　６票
　３位ジュリアン　４票
　３位ウルフ　４票
　５位オグマ　３票
　６位ナバール　２票
　７位ラディ　０票

　こうして・・・・シーダが生き返る事になったとか。
だが、まさかあんな結果になろうとは・・・・
僕は天井に向かってブツブツ呟いた。

　敵はあらかた殲滅し、ドルーア神殿への道が開けたので、
僕と姉さんは、ゆっくり山を迂回しながら向かった。
そんな中で増援部隊が現れる。

　点在する各砦から、Ｐナイトやら勇者やら火竜などが出現。
ドルーア神殿付近で待機させている仲間達の近くにはスナイパーが！！

　突如現れたスナイパーさんはパオラに攻撃。

弓は飛兵に３倍ダメージの法則で、攻撃力６３の銀の矢が、パオラの胸を貫きサドン・デス☆

＊その時の心象風景
　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧＿∧
　＿Å__　　　　　　　　　　　　　（　´Д⊂ヽ
　| -＿-|ノ　　　　　　　三●　⊂　　　　ノ
.ﾉ|_ ﾄﾏﾄ|　　　　　　　　　　　　　 人　 Ｙ
　 丿 ヽ　　　　　　　　　　　　　 し （＿）

　

　

『あｓぁいｄｊｌさｋ；ｆｌじゃ！！！』

　突然のありえない死に僕は絶叫。
その後、白目を向いてブツブツ言ってる僕に姉さんは話し掛けた。

『ところで、マルス。この場合でもシーダさんを生き返らせた方がいいの？』
　う・・・と言葉につまる。
考えてなかった、まさかこの戦いで死者が出るなんて想像もしなかったなぁ。

　ドルーア神殿では、残された姉妹２人が放心状態で真っ白な顔で立ちすくんでいる。

　僕が判断に迷ってると、姉さんがさらに質問してきた。
『マルス、そういえばシーダさんの体はありますか？』
『え、そんなものないよ・・』
『オームの杖は、魂を呼び戻す事はできますが、そのための器が必要ですよ』
　肉体が無いから、鋼の鎧を器にして生き返らせる・・・
それが今回の”オチ”だったはずなんだけど・・・僕は苦笑した。

『じゃあ、しょうがないから生き返らせるのはパオラにしよう』

　というわけで・・・結局、生き返ったのはパオラさん！！
その後は難なくドルーア城を制圧。
　
　いよいよ、メディウスとの対決が迫る！

悪いけど・・才能無いね

まさか増援部隊の情報なしでプレイしてるの？

隠しショップ知ってんだから一度クリアするなりしてんじゃないかな

相当やり込んでるだろ
自称プロゲーマーだし

ぽこにゃんあれな。
ﾉﾘで生きるのも悪くないぜ

かわき茶亭ってサイトの攻略のポイントってのだけ読んでやってた。

＞増援など怖くない
＞10ターン目に1度だけ増援が出るが、弱いので別に気にしなくてもいい。
＞ただ出ることだけは覚えておかないと、まさかの事態を招くことになるので念のため。

最初の１行目に踊らされた・・・（'A`)

茶亭の管理人に抗議しとけ。
20章は部隊４つに分けるんだよな。どういう分け方するんだろ。

別れ方によっては死人でるね

だがそれがいい。

　１９章外伝�@　カチュアのドキドキメモリアル

　ドルーア城への進撃を控えて、一時の休息をとる事になったマルス軍。
カインは座り込んで小説を読んでいた。
もっとも小説の文字をただ追っているだけで頭に入ってはいない。
ただ、戦場の前は頭をカラッポにしたかった。
そんなカインの前にいつのまにかカチュアが立っていた。
『邪魔・・・でしたら言ってくださいね』
『いや、そんな事ないよ』
　カインはそういって本を閉じて、カチュアを見る。
『あ・・・どんな本を読んでいたんですか？』
『恋愛小説』
『え、なんか意外ですね』
『子供の時から好きだったんだ。なんでだろうなって自分でも思う。
他のジャンルはまったくダメなんだけどね』
『それは、もしや素敵な恋愛への憧れから、ですか？』
　カチュアは冗談ぽく言ったが、カインはちょっと考えてから、
『そうかも、憧れ・・・・それと、諦めから、かな。
騎士として生きようって決めた時に、何故か恋愛は邪魔だと思ったんだろう
だから物語の中だけでも、それを求めたのかもしれない』
『ですよね！私たちに恋愛は邪魔ですよね！』
　カチュアは無駄に力をこめて言った。
『え・・・うん。そうかな・・・』
　別に、他人に同意されるような類の物ではないと思っていたので、カインはちょっと戸惑った。
そんなカインを見て、私また空気読めてないかも、とカチュアは思ったが、
『私は、そうなんです』
　もう強引に押し切った。そしたらカインは好意的に頷いて、
『そうか・・・じゃあ、お気に入りの恋愛小説を今度貸そうか？』
『は、はい！』
　良かった、何が良かったのか知らないが、カチュアはなんか嬉しかった。
たまに空気が読めないで失敗しそうになる事が長年の乙女の悩みだったが、
私はなんとかやっていける。そういう自信が芽生えたからかもしれない。

　１９章外伝�A　カインのさえないメモリアル

　カチュアにお気に入りの恋愛小説『ふぁいなるふぁんたじー８』を渡したカイン。
主人公のスコールという青年が、電波気質の強い女の子との大恋愛を描ききった超大作である。
そこで、カインはちょっと気付いたように、
『そういえば何か用でもあったの？』
　カチュアも忘れかけていたらしい。今、思い出したかのように、
『あ・・・、えーと、私が約束したの、覚えていますか？』
　・・・約束？と呟きながら。カインは首をかしげた。
カチュアはちょっと言いにくそうに、視線をアチコチにさまよわせながら、
『あ、あの、カシムが死んでカインさんが沈んでいた時で、
私がカインさんの鼻ツラにパンチをして、アゴを蹴り上げた後の約束だったんですけど・・・』
　あ〜、あの時か、とカインは軽くひきつった笑いを浮かべた。
完全に気を失っていたので覚えているわけがなかった。
『あの時、カシムがいない代わりに私が強くなりますって、言ったんです』
『そうだったのか。そんな約束をしていたのか・・・』
　カインはちょっと真剣な顔をして黙った後、ニコリと笑って、
『カチュア、強くなったな』
『あ、ありがとうございます！』
　カチュアは力一杯、お辞儀をした。
カインは、正直オレより強いよ・・・とか言いそうになったが、
それを言うと、自分が惨めな気持ちになりそうなのでやめておいた。
　頑張ります！と言って走り去っていくカチュアを見て、
カインは確かにときめいた。しかし、その気持ちは無意識の内に打ち消される。
剣のみに生きてきた騎士には不要な感情のようだったから・・・

　１９章外伝�B　ミネルバの秘密のお店３

『合言葉は・・・・』
『迷える子羊には愛のムチよ』
　ミネルバが答えると、扉は自動で開いた。
ここは世界各地に存在する、秘密クラブ、ドルーア支店。
そこは、城主すらも存在を知らない。
１クセも２クセもある者達のためだけの非公式な溜まり場・・・

　地下にある狭いスナックで、数名の客しか入っていない。
ミネルバは適当にウーロン茶を注文した後は無言で、常連の１人が歌っているカラオケに耳を傾けた。

　タイトルは空耳ケーキ。
まったり癒し系なアニソンのようで、
特殊なソプラノ声と、ハードな息継ぎが要求される高レベルの曲。

　３０近くの男性が、顔を真っ赤にしながら、死にそうになりながら歌い上げようとしている。
そして、完全に周囲は沈黙。表情も完全に無表情である。

『ワンダーランっ！　ようこそ君には
ふぇありぃらんっ！　愛の魔法なの　』

　イタイ歌声だけが響き続ける。そんな不可思議ワールド・・

　歌っていない常連達が、ノートに何かを書き込んでは回しているのが見える。
ミネルバの方にもそのノートが回ってきた。
ノートの表紙には、コミュニケーションノートと書かれている。
そこには一文字、『見事すぎるほどキモイ』だの、
『完全に原曲をぶち壊してはいるが、そこが素晴らしい』だの『聞いていて寒気がする』
だの、書かれていた。
ミネルバも、『原曲からして好きではないが、ここまでヒドイと脱帽』と記入した。
この秘密クラブでは、カラオケがメインなのだが、発言を禁じられている。
それだけでなく、手拍子なども一切してはいけない。
歌を歌うか、ノートに書く意外のコミュニーケションの方法は一切ないと言える。

　また、その場のルールが常に定められていて、
今回は、”イタイ歌”もしくは”普通の人と行く時は絶対歌えない歌”と言ったところだろう。
仮に、”盛り上がる曲を歌う”というルールであっても、
盛り上がっているのは、歌っている人間だけで、
他の客達は沈黙と共に、ただただコミュニケーションノートを回すだけである。
異様な光景と言えるが、客達はそんな空気だからこそ楽しめている。

　しばらく静観していたミネルバだったが、　
他の客が、”ＡＢＣの歌”を無理やり”オッパイ占い”の歌詞で歌おうとして、
限りなくスベッている様を見て確信した。
今のルールは、”サムイ歌い方”なのではなかろうか・・・

　ミネルバはまず最初に『ちょっときいてな』を選曲。

　延々と同じテンポで、陰鬱な口調の関西弁を使い、
小学校の思い出を語り続ける、鬱ソングだ。

　ネタで歌うにしても、選曲じたいが最強にサムイ！
ミネルバは普通に歌い続けた。

　コミュニケーションノートには『死にたくなった』だの、
『心地よい苦痛でした』だの、『ビーマニでも使われたよね』とか書き込まれる。

　そんな風にして常連達に混じり、程よく歌い続けていると、
メニューの書かれたプレートが別の物になっていた。
ソフトドリンク、カクテル、サワーなどのありがちな定番メニューの他に、
パワーリング、りゅうのたて、てんしのはごろも、などが付け加えられている。

　ミネルバは、オーナーにアイコンタクトとサインだけで注文を全て終えた後、
りゅうのたて、てんしのはごろも、を大量に抱えてマルス軍のもとへ帰っていった。

＞ぽこにゃん
ワロタ。いつもながらＧＪ

カイン落ちこぼれてきたのか

ttp://homepage3.nifty.com/buri_dai/　ここからゲーム集→エンドレスバトル
【羅雲時】に入国しる。
皆で強くなり最強国をつくり天下統一じゃ！！！

何かカチュアのキャラがムカつくな。
ブレスに焼かれて氏ねよ

第二部・英雄戦争編のプレイ日記も是非書いてくれ。
ｵﾓﾛｲ。

444

こりゃオモロすぎる。ＦＥやりこんだ人間にはたまらないものがありまふ。
がんばれ！

　第２０章　選ばれし者達

　ドルーア城内に敵を追い込み、
４方の門から突入した我らがマルス解放軍。
いよいよ最後の決戦が始まろうとしていた・・・・

　しゅつげきメンバー。☆最終ランキング☆　
（パラディン・ドラゴンナイトなどは降りた状態）

　上位クラス

【レナ】lv40
・星とハマーン効果で、司祭でありながら魔防１４をのぞいてオール２０。
ノードーピングで最強の魔女（HP28でも問題なし）

【カチュア】lv28
・STR17 LUC18 DEF19 魔防5 他20 HP44
常に安定した強さをほこる。（19章でDEFとHPを１回ドーピング）

【カイン】lv32
・SKL19 DEF15 魔防4 他20 HP45
序盤からSTR・SPDが高く脅威の突撃力をほこる。
中盤の要だったが、終盤は守備力に難アリ(19章でDEF2回 HP1回ドーピング）

　最終メンバー・中位クラス　

【マリク】LV28
STR17 SKL19 SPD18 DEF10 魔防10 他20 HP41
HPの伸びが良い優秀な司祭。
（STR2回ドーピング）

【パオラ】lv22
・SKL18 SPD15 LUC13 WEP18 魔防2 他20 HP40
竜から降りるとやや見劣り。
(STR1回 DEF2回 HP1回ドーピング)

【ミネルバ】lv20
・STR18 SKL12 LUC19 DEF15 魔防7 他20 HP39
星のオーブに頼って強化。３姉妹に支援つくのも嬉しい。
（DEF・HP1回ドーピング）

【エスト】lv18
・STR18 SKL13 SPD19 DEF14 魔防0 他20 HP39
とにかく登場遅いので、活躍の機会は少ない。
(HP2回ドーピング）

【トムス】lv27
・SKL17 SPD14 LUC9 魔防5 他20 HP35
壁キャラだけど、LUCに難アリ。専用武器と化したグラディウスの性能はすさまじい。
（ブーツ使用）

【マルス】lv20
・STR18 SKL13 SPD19 LUC20 WEP15 DEF18 魔防6 HP49
中盤の人材不足のおかげで嫌でも成長。（16章でレベル20達成）
星のオーブで強化する前にレベル上げすぎた。
（魔防1回 DEF2回 HP3回ドーピング）

　最終メンバー・下位クラス

【トーマス】lv30
STR13 SKL18 SPD14 LUC10 DEF10 魔防5 HP29
急造のパルティア使い。カシムが銀の弓使うのとあまりかわらなかったり。
（ノードーピング）

【シーザ】lv29
STR13 SKL19 SPD18 LUC10 WEP14 DEF12 魔防5 HP40
19章で、守備２連続アップという奇跡がおきたおかげで質の悪いカチュアってカンジの安定感はある。
何一つ20いったステがない！
（ノードピング）

【リンダ】lv11
・STR2 SKL10 SPD15 LUC14 WEP15 DEF6 魔防4 HP23
レナとマリクいたので育てないまま終わったけど、オーラには何度か助けられた。
このステでも使いどころはある。
（DEF１回ドーピング）

【リカード】lv9
・STR9 SKL3 SPD13 LUC4 WEP3 DEF4 魔防0 HP20
何度かクリティカルの危機を回避しているので、リアル幸運は高い。
リカードを使うと、とにかくジュリアンの優秀さがわかる。

　最終メンバー・特殊なクラス

【チキ】LV7　
・初期ステータスに＋１程度。　HP23
（HP1回ドーピングで竜変身時の耐久値アップ）

【チェイニー】lv1
・初期ステータスのまま。
レナと並べる事で強い。

20章がラストなん？

ちがうよ

第一部は２０でラスト
第二部もある

第二部もやれってことですなＷ↑

丁度500近いし、折り返し地点に丁度いいな。

　まず最初に、４つに別れる部隊配置をしっかり決める。
城の見取り図的に、下の方から進撃するのが、僕・マリク・カイン・リンダ・チキ。
僕らの位置から左の壁を隔てた場所にいるのが、シーザ・トムス・トーマス。
左上に、レナ・チェイニー・リカード。
右上に、ミネルバ・３姉妹。という風に分散している。

　僕等のグループは、扉をあけた先に、勇者・ジェネラル・スナイパー・マムクートが立ちふさがる。
『よし、次世代カインいってこい！』
　僕らはカ・イ・ン！カ・イ・ン！と声援をおくる。
とにもかくにも、カインなくしてマルス軍は語れない。
なんだかんだで頼りになる赤色のナイトだった。
『こんな生活もこれで最後か・・・』
　そう言ってカインが前に出て、戦闘開始！

『いよいよ最後の戦いだな、マリク君や（*＾ヮ＾）』
『こんなに燃える戦いは久しぶりですね、マルス様
ミニ四駆のジャパンカップ以来ですかね。』

　僕とマリクも、使用禁止のハイパーダッシュモーターを偽装してレースで使った事が発覚して、
ミニヨンファイターにコッテリしかられた事なんかを思い出しつつ、目の前の敵を殲滅しにいった。

　トムス・シーザ・トーマスの３人組は、
早い内にマルスのいるグループと合流したかったが、
先に進むと、トロン持ちの司祭の射程範囲に入ってしまう。
全員、幸運９か１０しかないので必殺率１８に怯える。

『じゃ、壁際でおとなしくしようぜ〜！』
　シーザは我先にと一番後ろまで後退。
『うむう、確かにトロンは怖い』
　トムスも壁際に移動。
『まぁ、ゆっくりやるかな』
　トーマスもそれに続く。

　馬鹿３人組、トロンの前に身動きできず。

　見取り図的に、左上の方から進んだグループは・・・

『目の前には、マムクート、勇者・スナイパーっすね。
その後、ジェネラルと勇者もきそうっす。』
　リカードが敵影を確認。
『そう、問題ないわ』
　レナがスターライトを持って、部屋の入り口の前に立つ。
後ろでは、リカードの他にチャイニーがレナに変身して、リザーブの杖をいつでも振れるように待機している。
（メディウスの部下だけあって、精鋭揃いだけど、相手が悪いや）
　とか思いながらチェイニーは、星の輝きと共に消滅していくドルーアの兵達を見届けた。

『レナさん、この戦いが終わったらどうするんすか？』
　目の前の敵をあらかた殲滅した後にリカードは質問した。
レナは、どうでも良い事のように軽く答える。
『マケドニアの修道院に戻るんじゃないかしら。他に帰る場所もないのだし』
『そっすか・・おいらは盗賊稼業に戻ると思うっす』
『そう、アナタもこりないのね』
『おいらは、おいらでアニキの歩んだ道を追おうと思うっすよ
でも、たまにアニキの話をしに修道院に寄らせてもらっていいっすか？』
『別に構わないわよ』
　たまには彼の事を思い出すのも悪くない。そう言って頷いた後に微笑んだレナを見て、
なんだ、そういう表情もちゃんとできるじゃないすか、とリカードはひそかに安心した。

　そして、見取り図の右上にいるマケドニアの女勢・・・

（これ終わったら、別の大陸を気ままに冒険したいな〜）
　とか思いながら、エストは司祭のボルガノンをヒョイとよけ、銀の剣を振る。
（戦いだけじゃなくて、そろそろ他の生き方も見つけた方がいいかもしれない）
　とか思いながら、ジェネラルに必殺の一撃を繰り出すカチュア。
（この後はマケドニアの復興で今より大変になるけど、二人共わかってるのかな）
　そんな妹達の気持ちをそれとなく察しているパオラはちょっと心配気な表情。
『パオラ・カチュア・エスト。後の増援などは私に任せて、
メディウスに向けて進みなさい』
　ミネルバは３姉妹の指揮をとった。
（メディウスを倒したら、か・・・）
　今は考えないようにしていた。

　そして、トロンが怖くて動きを封殺されていたシーザら３人だったが、
司祭がトムスの範囲内までやってきたので、グラディウスの１撃で殲滅。
その後、左の通路を進み、メディウスまでの道を進む。

　ジェネラルや火竜が立ちふさがるが、３人はノッていた。
『おらー、必殺さえなければこいつら怖くねーぞ！』
　ドラゴンキラーで火竜を解体したシーザは、うおおお！と雄たけびをあげる。
ジェネラルは、パルティアで削り、トムスがグラディウスでトドメをさす。

『この戦いが終われば、オレらも英雄ってやつなのかな〜。フヘヘ。』
　シーザがこの上なくだらしない笑顔で言う。
『いや、この戦いが終われば、オレ達なんて用なしなんじゃない？』
　しかし、トーマスは冷静だ。そこへトムスが、
『何言ってるんですか。この戦いの後こそ！シーザさんが天下とるんやないですか！』
『え・・・天下って？』
『前から思ってましたが、シーザさんが何やっても笑いに直結するのは才能だと思います』
　なぁ、なんの話？とシーザは理解できていないが、トーマスには解ったようだ。
『でも、バカには無理なんじゃないかな？』
　シーザを指差して言う。
『天然素材のシーザさんを、ワシとトーマスさんでサポートですわ。
いけますって！暗黒戦争ネタちゅー、すごいオイシイ武器もありますやん』
『なるほど、３人のコンピか・・・悪くないかもな』
　トーマスが何やら考え込む。
『おいっ！だから何の話なんだよ、おまえらっ！！』
　シーザはサッパリ理解できていなかった・・・

　僕・カイン・マリク・チキ・リンダのグループは、
目の前の敵を殲滅してメディウスへ向けて右の通路を進む。
『いよいよメディウスとの戦いだ』
　ファルシオンを持つ手に力が入る。
そこへ、遠くから増援で魔竜４体やらがワラワラ出てきて、
僕は、今後の進撃にあたって、それぞれに指示を与えた。

　レナ達はその場で待機で杖係
　カインやチキは、メディウスまでの道を切り開くためそのまま僕と進撃。
　シーザ・トムス・トーマス・リンダは増援の魔竜退治。
　マリクを３姉妹のもとへ向かわせる。

　そして、真っ先にメディウスと戦う事になったのは・・・

『ウエ、ワープ気持ち悪い・・・』
　エストが転送先についた時には、すでに先にワープでやってきた姉達が周りの敵をほとんど退治していた。
カチュアが声をかける。
『エスト、あとはこいつだけだから、アレ行くよ』
　目の前には地竜に変身したメディウスがいた。
『うっわ・・・本当にいたよ・・・メディ公』

　３姉妹は、マリクのワープによってメディウスのいる位置までいっきに転送されていた。
メディウスの両脇と、正面に立ってお決まりの陣形を形成する３姉妹。

『わしのねむりをさまたげる、反乱軍の者どもよ
地獄の炎の中で苦しみながら焼け死ぬがよい』
　メディウスの暗黒のブレスがおそうが、パオラはなんとか耐えた。
その後で、ニコッと笑って告げる。
『トライアングルアタック。３連続でいきますよ♪』

　僕が到着した頃、メディウスはすでにかなり衰弱していた。
『さ、王子、後はお任せします』
　パオラがそう言って、３姉妹は下がる。
メディウスの前に立つと、なんかすでに息絶えそうなカンジなんだけど、僕は構わず告げた。
『えーと・・・メディウスよ。今こそ決着つけちゃうぞ』
『・・・グ・・・グォォ・・・』
　弱々しい返事がかえってきて、僕はちょっと気がひけたが、
この戦いを終わらせる一撃を放つため、ダッシュする。
その時、キュピーンと光がファルシオンに集まり、僕に力があふれた。
これが、これが、かの英雄王アンリの力か！！
『うおおぉぉ、こいつぁすごいぜ！！！』
　そのままメディウスの眉間をつらぬいた。

　崩れゆくメディウス。
ドルーア帝国の野望もこれで終わる。
こうして、５年の永きに続いたアカネイア大陸の戦乱は幕を閉じた・・・・・

　次回予告！　『エンディング』

　ついに、メディウスを打倒した我らがマルス同盟軍。
最後に、総ターン数や、勝敗を含めたエンディングなんかもやるとか。

ぽこにゃん　クリアおめでとう！
20章クリアまで日記続けるなんて偉いYO（　´∀｀）　

ぽこにゃんはものすごいダメ人間だけど、このスレは面白いな。

おもろいなー
次はＵ：サガ実況してほしい
>>262
なにかあったのかｗ

タクティクスオウガで

ぼこにゃんたんが持っていないことにはどうしようもない。

純粋に素晴らしかった。

ぽこにゃんってﾋｷｰでしょ？
なのに何で自殺しないの？＠＠

ヒキーがみんな自殺するならヒキーなんて存在しない。
矛盾してるよ

>>471
ヒキーの自殺する確率が圧倒的に高い場合、
自殺しない人に対してはどうして自殺しないのか
という疑問が生じても不思議じゃないだろ？
だから、それだけでは矛盾とは言えない。

確かにそうだけど>>470がそんな意図で聞いてるようにはみえんでしょ

>>470が悪意を持って質問をしていることは明白だが、
矛盾している発言だと言い切ることはできない。
煽りに感情的になりながら反論しているように感じたので、
試しに突っ込んでみただけだ。気にするな。

＞悪意を持って質問をしている

ああいうのはネタレスっつーんだ

　　　　　エンディング・シナリオ終了ターン

　第１章　マルスの旅立ち　　　　　　　　１４ターン
>>22>>25マルス軍出動。

　第２章　ガルダの海賊　　　　　　　　　１１ターン
>>26>>30-31気楽な進撃

　第３章　デビルマウンテン　　　　　　　１５ターン
>>32>>34オグマよ永遠に・・　

　第４章　オレルアンの戦士達　　　　　　３４ターン
>>36-37ウルフ散り・増援叩き

　第５章　ファイアーエムブレム　　　　　１４ターン
>>38>>43キルソード以下のハーディン

　第６章　レフカンディの罠　　　　　　　３０ターン
>>44-46シーダ危機一髪

　第７章　港町ワーレン　　　　　　　　　３０ターン
>>49>>51>>55-56ナバールよ永遠に・・

　第８章　プリンセス・ミネルバ　　　　　３１ターン
>>62-66マルス軍最大の惨劇

　第９章　ノルダの奴隷市場　　　　　　　２８ターン
>>71-74人材不足の中、エースは死地から生還

　第１０章　アカネイア・パレス　　　　　　４０ターン
>>75-77エースとピエロ。
>>81-85鬱メーカー・シーザ

　第１１章　悲しみの大地・グラ　　　　　　３１ターン
>>110-112裏切り者の憂鬱
>>114次世代エース
>>115-119ピエロ勇者の事情

　第１２章　魔道の国カダイン　　　　　　　１４ターン
>>121-126死闘をよそに、姉妹は仲良し☆

　第１３章　アリティアの戦い　　　　　　　３９ターン
>>129-132カチュアとカイン
>>137-138カチュア張り切る
>>139-143カシム栄光と死
>>144-146落ち込みカイン

　第１４章　スターロード・マルス　　　　　５５ターン
>>152-154カチュアとカイン２
>>158-166シーザは勇者へ
>>185-189１４章外伝

　第１５章　マムクート・プリンセス　　　　４４ターン
>>190-191戦いは終わらない
>>201-204レナの変化に僕等はただただ驚く。
>>205-209星の輝きはレナの弱さをなくして
>>210１５章外伝

　第１６章　ブラックナイツ・カミュ　　　１０８ターン
>>213-215ニーナはカミュを語る
>>228-230グルニア陣営
>>231ジェイガンの呟き
>>237-245ピエロは能天気に死地におもむく
>>263>>253-254ペガサス３姉妹再会
>>258-261レナのでたらめなパワーアップ
>>264-265>>272-276軍歌対決！

>>281-282グルニア増援VSマルス軍
>>283-285ニーナの想い
>>286レナVSロレンス
>>287-288カミュとニーナ
>>293-296カミュVS３姉妹
>>297-298終戦
>>303-304>>316-320１６章外伝

　第１７章　天空を駆ける騎士　　　　　　　５２ターン
>>322-327ミシェイルという男
>>330-336兄妹の再会と対決
>>337-339３種の武器の使い手誕生
>>345-348１７章外伝

　第１８章　悪の司祭ガーネフ　　　　　　　１５ターン
>>349-350僕とマリクと姉さんの思い出
>>363-364僕とリカード
>>365-366左の男の軍団と右の女の子軍団
>>368>>374-375レナVSガーネフ

　第１９章　マムクートの王国　　　　　　　３９ターン
>>376>>393-398>>412-417死者復活決戦投票
>>422-424そのオチ
>>434-438１９章外伝

　第２０章　選ばれし者達　　　　　　　　　２０ターン
>>446-449マルス☆ランキング
>>455-460それぞれの戦い
>>461-462対決！メディウス

　　　第１部　総ターン数　　　　　６６４ターン

個人戦績とかの後日談

戦死者の皆さん。

悲運の傭兵　オグマ　　第３章デビルマウンテンにて倒れる　　　　　　　
７勝１敗　２４０ＥＸＰ
オレルアンの戦士　ウルフ　　第４章オレルアンの戦士達にて倒れる
０勝１敗　１２ＥＸＰ
パッとしなかった剣士　ナバール　第７章　港町ワーレンにて倒れる
３４勝１敗　１２７５ＥＸＰ
優秀な盗賊　ジュリアン　第８章プリンセス・ミネルバにて倒れる
２５勝１敗　９１４ＥＸＰ
未来の大勇者　ラディ　第８章プリンセス・ミネルバにて倒れる
４勝１敗　１８１ＥＸＰ
懐柔の女王・シーダ　第８章プリンセス・ミネルバにて倒れる
４４勝１敗　１７８１ＥＸＰ
最強の弓兵　カシム　第１３章アリティアの戦いにて倒れる
４６勝１敗　１７５５ＥＸＰ

　それぞれの地へと帰っていったマイナーキャラの皆さん達

　マケドニア
馬鹿兄貴　マチス
　０勝０敗　０ＥＸＰ

　グラ
シグルド似の傭兵　サムソン
　０勝０敗　０ＥＸＰ

　カダイン
カダインの高司祭　ウェンデル
　０勝０敗　０ＥＸＰ

　ドルーア
火竜族のまつえい　バヌトゥ
　０勝０敗　２０ＥＸＰ
ドッペル・レナ　チェイニー
　１勝０敗　９０ＥＸＰ
最終兵器幼女　チキ
　８勝０敗　３１５ＥＸＰ

　アリティア
使われなかった騎士　アベル
　０勝０敗　６９ＥＸＰ
使われなかった壁　ドーガ
　１勝０敗　１４７ＥＸＰ
使われなかった弓兵　ゴードン
　０勝０敗　４３ＥＸＰ

　タリス
使えない斧使い　サジ
　０勝０敗　０ＥＸＰ
使えない斧使い　マジ
　０勝０敗　０ＥＸＰ
使えるんだけど使わなかった斧使い　バーツ
　１勝０敗　１０３ＥＸＰ

　オルレアン
オレルアンの王弟　ハーディン
　１勝０敗　７１ＥＸＰ
オレルアンの戦士　ザガロ
　２勝０敗　６４ＥＸＰ
オレルアンの戦士　ロシェ
　０勝０敗　０ＥＸＰ
やらないかの戦士　ビラク
　０勝０敗　１５ＥＸＰ

　 　∧ ∧
　 　(　・ω・)
　　/_ つ⌒と
　 （_/　´_ゝ`） NEW・YORK・FM（VAN BULLEN MIX）
　　　|　 　　/
　　　Ｕ￣Ｕ 　　

次はリネを題材にして頑張ってくれ！！＞ぽこにゃん

　アカネイアへ帰るみんなを僕は見送る

『これらのおかげで、なんとか勝てましたよ』
　僕は別れ際にニーナ様に３種の武器とファイアーエムブレムを返した。
『あと、リンダの事とか、大陸の事とか、とにかくいろいろよろしくお願いします』
　任せてください、とニーナ様は力強く頷いた。
『もう、誰かが悲しむ事があってはいけませんものね』
　ニーナ様はカミュの死から完全に立ち直ったわけではないけれど、
それでも強く生きていこうと言う前向きな姿勢がある。
ファイアーエムブレムの伝承。覇権を手にするかわりに愛する人をなくす。
僕はシーダを、ニーナ様はカミュを、お互い失う事になった。
『っ！！！』
　そこで僕は気付いた。　
『ということは・・・どっちかというと、今のニーナ様に相応しいのは僕？？
ハーディンなんかより僕こそが、アカネイア国王を名乗って良いのでは！！』
『マルス王子？？』
　あっ、うっかり声に出していたらしい。ニーナ様は怪訝な顔をしている。

僕はあわててフォローをした。
『あっ、いや、別に僕も愛しい人を失ったし、こうなったら大陸の覇権とか手にしたいだなんて言う気ないですよ。』
『なんだ、良かった。私はてっきり・・・』
　ニーナ様は安心したように、
『てっきり、お互い傷心の中で芽生える恋心っていうドラマチックな展開になるんじゃないかって心配になりましたわ』
『ですよね、似たもの同士でくっつくだなんてありきたりすぎますよね』
　僕とニーナ様はハハハと笑いあったが、次第に無言で見つめあい・・・
『・・・・・・』
『・・・・・・あの、』
　・・僕が何かを言おうとしたとき、
『ニーナ様ー！何やってるんですか〜。もう皆、準備整ってますよ〜』
　リンダの呼び声が聞こえてきた。僕達はハッと我にかえり、
『あ、それじゃあお元気で』
『マルス王子も』
　そう言って僕とニーナ様は、最後に握手をして別れた・・・

オーラマンセー　リンダ
　２８勝０敗　１２１９ＥＸＰ
大陸一の美形　ジョルジュ
　０勝０敗　０ＥＸＰ
アカネイアの司祭　ボア
　０勝０敗　０ＥＸＰ
アカネイアの騎士　ミシェラン
　０勝０敗　０ＥＸＰ
アカネイアの傭兵　アストリア
　０勝０敗　０ＥＸＰ
アカネイアの騎士　ミディア
　０勝０敗　０ＥＸＰ

　アリティアに帰ってきた僕達だけど、
姉さんとマリクはすぐに出発する。

　姉さんは、諸国を旅して歩くと言う。
なんでも、マムクートオーブとか言うのを探したいとか。
明日には出発すると言うので、マリクもカダインまでは着いていくらしい。
最後に僕はマリクとの別れをおしんだ。

『マリク、行っちゃうのか・・・』
『マルス様、しばらくカダインでどうしてもやりたい事があるんです』
　そうかと頷き、僕はマリクにコッソリとあるノートを渡した。
『姉さんが子供時代に書いてた、片腹痛い電波ポエムだ』
『・・・』
　マリクは、パラパラとページをめくると・・・
宿命に振り回されずに乗り越えてゆこう。太陽のような何十個の幸せ。
教えて神様、私にどんな試練をくださるの？とか書いてある。（イラスト付き）
『うっうわぁ・・・エリス様の幼少期の過ち！こいつはレア物だーー！！』
　その時、マリクの興奮値が８５を越えたので、鼻血が出た。
『僕のとっておきのコレクションなんだけど、餞別にやるよ。
姉さんにバレたら命にかかわるからくれぐれも用心しろよ』
　こうして僕は、姉と幼馴染とは一時の別れをする。

半ズボン魔道士　マリク
　４８勝０敗　２９３５ＥＸＰ
アリティアの王女　エリス
　０勝０敗　５８ＥＸＰ

『はいはいはい！ども、メリクルと〜』
『パルティアと』
『グラディウス〜の』

『『『３種の武器です♪』』』

　舞台の上に、シーザ・トーマス・トムス、３人の姿があった。
首都アカネイアにある、漫才のメッカとされる聖地にて、
ニーナの後援もあって、ちゃっかりと電撃デビューを果たした３人組。
グループ名、３種の武器は、暗黒戦争でマルス同盟軍に加わり大活躍した３人という、
言ってる事がどこまで本当なのか分からないお笑いグループだ。

『それじゃあ、行きますよ。こんな暗黒戦争は嫌だ』
　トーマスは、表紙に”パルティア”と書かれたスケッチブックを持ち出す。
弓を捨てた彼の、新しい武器だ。
『出撃メンバー１５人とかで、戦争やってる。』
　ピラッとページをめくると、広い土地の中で、ちっちゃく描かれた人間が、
少人数でワーワーとなんかやりあってる絵が描かれている。
『少なすぎやっ！』
　そこへすかさず、トムスがつっこみいれにかかるが、トーマスは続ける。
『敵のターンは動く事ができない』
『ターンってなんやねん！』
『投げた手やりが戻ってくる』
『んなアホな！』
　ドッと笑いが巻き起こる中で、
『なぁ、それって・・・事実じゃん』
　そう言ったシーザを、トムスは笑って指差した。
『アハハハ、んなわけあらへん。ほんとこの人面白い事ゆーな〜』
　トーマスも同意して客席に話しかける。
『こいつ天然なんですよ。戦争の時だって・・・』

　・・・・・お笑いグループ３種の武器。
各地をツアーし、暗黒戦争を笑い飛ばす事で一世を風靡する。
後世語り継がれる、ファイアーエムブレムサーガではほとんど名前が出てこない３人だが、
ショートコント『対決メディウス』『対決カミュ』『対決ガーネフ』
この対決シリーズが秀逸でお笑い会では長く語り継がれる。
なお、お笑い好きの人間の正史では、メディウスやガーネフを倒したのは、この３人という事になっている。

（オレの人生、どうしてこうなったんだ？）

　シーザはそんな疑問を浮かべつつも、その後、全国ツアーで各地に笑いを届けに渡り歩く事になる。
こうして３人は、戦いの中から姿を消した。

波乱万丈勇者　シーザ
　５４勝０敗　２６１７ＥＸＰ
壁役でナンボの　トムス
　２９勝０敗　２５９９ＥＸＰ
急造パルティアラー　トーマス
　２４勝０敗　１７５３ＥＸＰ

　あたしは、もうちょっと自分をみつめなおすための旅にでます。
しょうじき、マケドニアの復興とかは役に立たないと思うし。
お姉ちゃん達に、ミネルバ様の事とかまかせるよ。じゃあね♪

　ＰＳ　絶対に探さないでください。　エストより。

　
　マケドニアに帰ると、光の速さでエストが蒸発した。
置手紙を発見したカチュアはパオラにその事を知らせる。
『あらあら、エストちゃんらしいったらエストちゃんらしいわね
そういえば別の大陸行きたいとか、こないだ行ってた気が。』
『え〜、あっちってまだ戦乱が続いているんじゃなかった？
あいつ何にでも首つっこみたがるし、ちょっと連れ戻した方がよくない？』
『ん〜、でも、ミネルバ様が心配よね〜』
　マケドニアにはミシェイルが亡くなったため後継者問題がある。
現在、ミネルバがリーダーシップをとってはいるが、王位は継いでいない。
というのも、父殺しの兄が王になった事を絶対に認められないように、
兄を殺したミネルバは、自身が王位につく事だけは否定した。
マケドニアでの王位継承に悪しき習慣ができるのを避けるためだった。

　けれど、何代か後の国家問題だけでなく、目先の問題も気にしなければならない。
現在、王位が空いている事で国が不安定な状態になっている。
ミネルバの決断が後世にどのように受け止められるかは、これからが正念場だった。

　そんな中でパオラに突発的なアイディアが浮かぶ。
『たまには、エストの真似事をしても良いかもしれませんね♪
コッソリ書置きをそえて、エストを探しにいきませんか？』
『えっ、お姉ちゃん本気？』
　パオラはニコッと笑って言う、
『ただし、ミネルバ様の前から消える前に、敵対する野心家達を謀殺しましょう♪』
　まるで、今からコンビニ行かない？ってノリで話したが、この事はマケドニア史に残る。
”３姉妹の高飛び”と呼ばれて、後世の歴史家達からは賛否両論。
『それいいね、じゃあ、まずリュッケとか粛正しよう』
『その人は１人じゃ何もできない小物ですよ、この人やあの人とかの方が危ないわ』
『なるほど・・・やっぱりお姉ちゃんは目のつけどころが違うなぁ』
　ともあれ、姉妹がミネルバにとっての危険因子をあらかた一掃した事で、戦後の復興に一役かったのは確かだった。

『来るっ・・・お姉ちゃん達がくるっ・・・』

　なお、その日、エストが夢でうなされた事は誰も知らない・・・

　マケドニアの国のはずれにて・・・
ミネルバとマリアは墓地にやってきた。
『マリア、父上にこれまでの事を報告をするぞ』
　本当は兄をこの場で謝罪させたかった。ミネルバの胸に乾いた気持ちが去来する。
『あれ、先に訪れている人がいたみたいだよ』
　マリアが指差す父の墓には、すでに花が活けてあった。
それはなんてことのない、マケドニアのどこにでも咲いている野草。赤紫色のセージ。
子供の頃、宮廷の庭にもよく咲いていて、ミネルバは、この花でつくった冠を兄にあげた事をおもいだした。
（・・・でも・・・まさかな・・・）

　マケドニアが復興を果たすためには、まだ多くの血が流れる必要があったのだが、
その日のミネルバには、穏やかな一時を与えた・・・　

秘密の店常連王女　ミネルバ
　４２勝０敗　１９００ＥＸＰ
属性・妹　マリア
　０勝０敗　１９４０ＥＸＰ
しっかりお姉さん　パオラ
　３６勝１敗　１５００ＥＸＰ
ヒロイン次女　カチュア
　５６勝０敗　２５６６ＥＸＰ
気ままな末っ子　エスト
　２９勝０敗　１３５４ＥＸＰ

　暗黒戦争から半年。
マケドニアの片隅にある修道院をリカードが訪れる。
『いらっしゃい、リカード』
　レナが笑顔で招き入れる。
かつて星の魔女と呼ばれ、仲間内からも恐れられたレナだが、
今では辺境の聖女と呼ばれて、孤児院で子供の世話をしている。
とても優しい笑い方をするようになったものだが、
星のオーブに魅入られた時のように急激に変化したというのではなく、
ゆっくりと時間をかけ、少しづつレナが何かを取り戻している事をリカードは知っている。

『というわけで、コレがマムクートオーブっす』
　丸い玉のようなものの中に星が４つ入っている。
それを手にとってレナは眺める。
『なんだか、不思議な力を感じるわ・・・』
『エリス様が５つ集めたらしいんで、後１つで全部そろうんすけど・・・』
　マムクートオーブというのは世界に７つあるという玉。
それぞれ、１〜７個の星が入っている。
全てそろえると、どんな願いもかなえてくれるらしい。とリカードは説明した。
『それで、エリス様は暗黒戦争で死んだ仲間達を生き返らせようとしているんすよ』
　それを聞いて、レナはしばらく考えた後、パッと顔を輝かせる。
『まぁ、では、ジュリアンも？』
『だからおいら、急いでコレをエリス様に届けないといけないんすけど、
前置きなしにジュリアンのアニキがレナさんに会いにきたらビックリするでしょ。
だから、事前にどうしても伝えておきたかったんすよ』
　へへへ、と照れたように笑うリカード。
『リカード・・・ありがとう・・・』
『レ、レナさん泣かれると、ちょっとこまっ、困るっすよ・・・』
　レナもリカードも気付いていないが、
星の魔女になってから始めて流した涙は、レナから与えられた魔力を消失させていた。
けれど、もう必要のない力だった。
リカードはそんなレナを見て満面の笑顔になる。
（レナさん、本当に良かったっすね。）
　次会うときは、アニキと一緒です。そう約束をして、リカードはエリスのもとへ向かったのだった。

　その日の夜、修道院にある秘密の地下室にレナはやってくる。
部屋の中央の巨大な鍋には、グツグツと煮立っている緑色の禍々しい液体が入っている。
ボコボコ言いながら、異様な臭気を発していた。
周囲の本棚には、メディウスすらかすむ邪悪な悪魔関係の召喚の本などの、
余裕で発禁扱いの本がズラリと並び、
他の棚にある薬物関係には、大陸の人類を余裕で死滅させるだけの毒やら、ヤバ気なウィルスやらが収用させられている。
『・・・・・』
　レナはそれらを無言で眺め、
『どうやら必要なかったわね☆』
　ペロっと舌を出して呟いた。
表では聖女ヅラしてても、裏ではしっかり魔女やってたレナさん。
ジュリアン復活の儀式のためにあらゆる場所から、あらゆる物を集めまくって研究を重ねていた
この実験が失敗していたら人類は確実に滅ぶしかなかったわけだが・・・・
（成功する見込みがどれくらいあったのかはレナしか知りようがない）

　ともあれ、人類の危機は人知れず回避された。そんなレナを星だけが知っていた♪

聖なる魔女　レナ
　１０勝０敗　３６００ＥＸＰ
ジュリアンの弟分　リカード
　２０勝０敗　９５２ＥＸＰ

　アリティアで、平和な時をすごしている僕等。
にぎやかだった同盟軍だったが、現在、周りにいるのはアリティア騎士団員だけ。
現在、新米の騎士とかが入団しちゃったりとか、そんなカンジ。
カインは、スパルタ体育会系教師にみたいになって、新人騎士をシゴキまくっている。
それで、本人は嫌われ役を演じようとしているんだけど、
面倒見の良い性格やら生真面目さやらが原因で、何か親しまれている。
戦場に出なくなっても、アリティアで最も頼りにされている。
平和に居場所を見出せない愚直な男は、何よりその生き様が長く人々に語り継がれるものになる。

ぽこにゃんの分身のようで後半から別人格　マルス
　４４勝０敗　１９００ＥＸＰ
不思議系老人　ジェイガン
　０勝０敗　０ＥＸＰ
次世代エース！　カイン
　８１勝０敗　０ＥＸＰ

　僕は、ジェイガンと一緒にお茶を飲んだり、部屋に閉じこもってインターネットしたりとか、そういう日々を繰り返していた。

『マルス様、そろそろ就職活動しないといけないのではないですか？』
　ジェイガンのおじいちゃんが、生肉をクチャクチャさせないで話しかけてくる。
『いや、王子の僕にいわれても・・・』
　僕は意味不明の事を言う老人の正気をうたがった。
『早い業界だと４月までに内定とるそうですな』
　ジェイガンは生肉をクチャクチャ”させないで”しつこく話しかけてくる。
うるさい、それはぽこにゃんに言えよ！と僕がいい加減キレそうになった時。
ん？と疑問に思った。そういえば最近、
このおじいちゃんが生肉をクチャクチャやっているのを見ていない。
『なぁ、ジェイガン、生肉・・・どうしたの？』
　おそるおそる質問してみた。
『はぁ。。生肉って何の話ですか？』
　するとジェイガンはとぼけた。・・・かのように見えた。
しかし、その後、しつこく尋ねても、本気で意味が分からないという風に返事をしてくる。
次第にこの老人から、逆に僕の正気が疑われていると気付き質問をやめた。

　なんかモヤモヤした気持ちに包まれた気分で僕は、
『なぁ、ジェイガンっていつも生肉をクチャクチャむそぼってたよな？』
ってカインとかにも質問したのだが、”なんだその冗談、笑えねーよ”みたいな顔をされてしまう。
皆、忘れているのか？？？それとも僕が、僕が見ていたのは錯覚？
僕には何がなにやらわからなくなっていた。
あのおじいちゃんの謎に迫ろうとすると、いつも一桁大きな謎がおそいかかる。
もう、僕は本気でジェイガンについて何か考えるのをやめようと思った。

　とにかく強引にまとめると、アリティアは平和を取り戻した・・・という事になる。
僕の暗黒戦争はこれで完全におしまい。

　〜ＦＩＮ〜

面白かった
このゲームやったことないけど充分楽しめた
またそのうちやってね

も・ん・しょう！　も・ん・しょう！
お前（ｒｙ

>>ぽこにゃん
乙カレー。
やっぱあんた文才あるわ。
また機会があれば是非、二部のプレイ日記も書いてくれ。

ぽこにゃんを俺のが選ぶ2004優良コテグランプリにノミネートしておきました

おもしろかった

で、次はどーすんだぽこにゃん

こんなに一生懸命たくさんの文章を書いて、もう疲れたでしょう。
ゆっくり休養を取った方が貴方の健康によろしいのではないですか？

>>507
リネ日記！

(*´p｀*)２部はやるとしても夏休みにやると思う。とりあえず間隔あけたい。

　ともあれ、ここまで読んでくれた皆さんアリガトウ。

乙

2部はハマーンと財宝増殖の裏技封印でやってほしい

問題はどうやって夏休みまでこのスレをもたせるかだが。

>>513
また新しくスレ立てるだろうから
いちいち保守する必要ないだろ

【家宅捜索】Winny作者宅からｱｸｾｽﾛｸﾞ、ｿｰｽｺｰﾄﾞ押収【一斉検挙前夜】

http://news10.2ch.net/test/read.cgi/news7/1077884705/

誰か夏にそなえてログ保存よろ

捕手age

誘導

過去の栄光
http://bubble.2ch.net/test/read.cgi/mukashi/1067604132/

一気に読んだ、時間掛かったけど面白かった

>>518
　　||
　Λ||Λ
（ / ⌒ヽ　
　| | 　　|
　∪ 亅|
　 |　|　|
　 ∪∪
　　 ：
　　 ：

　‐ニ三ニ‐

み、み、みるまらっっ！！！
￣￣∨￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　，‐ ' ´　 ヽ
／　i　lﾚノ）))
　/ 人il.ﾟ ヮﾉ
　　 ⊂)Ｙib　　　　／⌒)
　　　 く|: _ﾌつ／@ニ)'
　　　　 ∪ ／　,／
　　　　._／@二)
　　　　`ー―'"

唐揚げ

a

　　 　 　 　 ,.、　,.、
　　　　　　 i,!';　,!i';
　　　　　　 ; lj: ;,ﾘ;'
　　　　　　;'　"´ﾞヽ
　　　　　 ;' ;. ‘,,λ ）
　　　　　;'　 (,,・Д・) ＜おっぱいが〜どっきんぐ〜
　　　　,.;ﾞ; （ﾉ　　　';） おっぱいが〜どっきんぐ〜
　　　　`'ヾ;,（つ;,;,（つ

http://www.frgm.org/cgi-bin/slg/249.php
これでもやっとけ暇人

面白いから。今俺12章

>>525
[プレイ時間１５分]
[感想]
　ボスが強く設定されすぎな気する。
２章ボスで、一番強いラクチェをつっこませたら、手斧クリティカルで１撃死のゲームオーバー。
１章はレイピアで倒す事に気付かないと詰まるしね。
しかし増援の出し方は上手だった。
半分ＦＥで、もう半分は別物と考えた方が良いと思った。

[最後までプレイする気にならなかった理由]
・アニメＯＦＦないからタルイ。
・スキルがない平民同然のラクチェ・スカサハは萎える。
・フリーソフトのＳＬＧはあまり好きじゃない。

捕手

>>527
　このスレは、このまま沈んでも良いと思うのだけど、
何かまたゲーム日記しようか？(*´p｀*)

☆候補☆

・ときめきメモリアル１or２or３
・ワンダープロジェクトＪ
・ドカポン王国〜怒りの鉄拳〜（VS CPU）

ドカポンきぼんぬ！！！！！！！！！！

俺もドカポンきぼん

ドカポン激しく希望！
このゲーム大好きだよ

ドカポン希望
このスレ面白い。次ゲームに期待age

じゃあ、ドカポンにけてい（*＾ヮ＾）

アクトレイザーにしろよ

リネ〜〜〜














遅かったか＿|￣|○ il||li

ドカポンはSFC版しかｼﾗﾈ
出来るなら４ｷﾎﾞﾝﾇ

【なんで】ﾄﾞﾗｸｴ ｵﾝﾗｲﾝ【PSX専用】

http://news10.2ch.net/test/read.cgi/news7/1077884705/1

三国無双3でやってほしいな

【なんで】三国無双 3D ｵﾝﾗｲﾝ【PSX専用】

http://news10.2ch.net/test/read.cgi/news7/1077884705/1

　・・・・・（*＾ヮ＾）

＊＊＊＊＊＊　重要　＊＊＊＊＊＊

ドカポン中止のお知らせ

2004年３月に開催予定のドカポン王国プレイ日記は誠に勝手ながら中止とさせていただきます。
　
　気合の入り方が、ＦＥ１０なら、ドカポンは２くらいで、ママーリやろうとしたんですが、
なんだかまた魂削ってやっちゃいそうなので中止になりました。

　中止、ならびにこの告知が遅れたことにつきまして、
楽しみにしておられた方々・関係者各位には謹んでお詫び申し上げます。

ソンナアアアアアアアアアアア

ドカポソより紋章２部のために精力を蓄えてもらった方が個人的にはいいさね。

ぽこにゃんのばかぁ！
最思わせぶりな発言するなよ（；´∀｀）

ぽこにゃんのこと見損ないました。


http://tmp2.2ch.net/test/read.cgi/download/1079764664/113-114

113 名前：[名無し]さん(bin+cue).rar[sage] 投稿日：04/03/21 00:18 ID:4KYq1E32
長介が死んで何がｲﾔだって
いかりや長介追悼番組なんかが始まって
予定通りにｱﾆﾒがやらないことが　死　活　問　題

114 名前：[名無し]さん(bin+cue).rar[sage] 投稿日：04/03/21 00:21 ID:QCGlEQd0
そのとおり。深夜アニメの時間変更が発生してキャプミス祭りの予感。
芸能人が死んだくらいでいちいち騒ぐな。誰だコイツ？

そうだね

ロマンジのプレイ日記ｷﾎﾞﾝﾇ

紋章2部楽しみにしています。
新スレ立ったら誘導おながいします。

ﾆｭｰ速。ぽこにゃんは大丈夫なのか？

http://ex4.2ch.net/test/read.cgi/news/1079853274/
http://ex4.2ch.net/test/read.cgi/news/1079853329/
http://ex4.2ch.net/test/read.cgi/news/1079856610/

ドカポソはまじごめ。
夏前に就活をサクッと終わらせて、
紋章の方をきっちりやりたいと思います。(*´p｀*）

>>548
つーか、それみてビビッたよ。。
さすがに、３度も同じネタで警察のお世話になるのはどうかなぁ（'A`)

お前逮捕されるんじゃないか？

>>549
応援してるよ

捕手

ﾗｳﾝｼﾞで三国志NETを制覇しようぜ
　　↑
これの参戦記希望

>>549
健闘を祈る。

ぽこにゃんの影響で紋章はじめました。
シーザ使おうかどうか悩み中。

●週刊ポスト最新号（3/22号）掲載の
「無料で見られるヤフー「女性器丸見え」動画に騒然！」
http://www.zasshi.com/ZASSHI_SOKUHOU/data/syuukanpost.html　参照

当該動画公開中！

お祭り会場はこちら↓(現在Part4)
http://news10.2ch.net/test/read.cgi/news7/1077884705/

保守

bbspink

アヌス　は　ヴァギナ　をとなえた！

4月1日から、フジテレビで｢24 TWENTY FOUR｣というアメリカのドラマを
深夜に一挙放送するんだけど（全24話・1日に2〜3話）、
これが最高に面白い。間違いなくハマる。

どんでん返しのラストでビックリするよ。押さえておきたいのは、

　　　黒　幕　が　愛　人　の　ニ　ー　ナ

だということね。あと、最終回のポイントとなった

　　　妻　の　テ　リ　ー　が　殺　さ　れ　る

というバッドエンドも良かった。絶対に面白いから！オススメ！

（；´Д｀）ﾊｧﾊァ おもしれぇな　あげ

（；´Д｀）ﾊｧﾊァ　ぽこにゃんはスーファミばっかやっとるん？？

>>561
レトロゲームまんせー、ってわけでもないんだけど最近はスーファミが一番好きかも。
グラフィックや演出がしょぼいと思うけど、テンポが良いのと脳内補完が楽しめるのがイイ！

>>559
ぶっちゃけありえない

＞ ぽこにゃん
ｽｰﾌｧﾐいいね〜、特にPSに比べて読み込みが早いのがｗ
ROMの容量制限も厳しいから、殆どのゲームが24時間あればｸﾘｱできるのも(・∀・)ｲｲ!!
正直ﾄﾞﾗｸｴVIIなんか長すぎてやる気しねえ〜（ｸﾘｱしたけどｗｗｗ）

（；´Д｀）ﾊｧﾊァ 　おいらも　最近　スーファミにはまってる　おもしれぇよな。

>>562
三国志NETやらないか？

なにやってるか書かなきゃ
うちは大航海時代2
んがんぐ

>>567
（；´Д｀）ﾊｧﾊァ おまいにそんな難しそうなゲームできんの？

交易のときどこ選べばいいって悩むけど
有名なところ抑えとけば十分だったりしまつ
新大陸の金とかナガサキの銀
インドのナツメグとか
慣れるとゲームの属性の相性みたいに定説になりまつ
んがんぐ

青き狼と白き雌鹿な漏れは異端児でつか？

この速さじゃ、ぬるぽなんてとてもじゃないが言えない。

>>571
ｶﾞｯ

カルピスからの一言
　　　∧＿∧　 　　 ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　 （　 ´Д｀）　　＜　スーファミのゲームをやるのはいいぞｗおめー
　　　_,　i -ｲ、　　　 ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　（⌒`　　　 ⌒ヽ
　 ヽ　 ~~⌒γ⌒）
　 　ヽー―'^ー-'　
　 　　〉　　　 |
　　 /　　　　 |
　　{　　　　　 }
　　|　　　　　 |
　　{　　,ｲ　　ﾉ

　　　∧＿∧　
　　 （　 ´Д｀）　　
　　　_,　i -ｲ、　　
　（⌒`　　　 ⌒ヽ
　 ヽ　 ~~⌒γ⌒）
　 　ヽー―'^ー-'　
　 　　〉　　　 |
　　 /　　　　 |
　　{　　　　　 }
　　|. 　　っ　 |
　　{　　,ｲ　　ﾉ

ぽこにゃんって、確かリネージュつうネットゲームでネカマやってた奴だよ。

カルピスからの一言
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　　 （　 ´Д｀）　　＜　ぽこにゃんを愛せよ
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