276 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :
277 :
名無しさん?:04/02/21 03:03 ID:y/2tbL+v
夜中の3時に替え歌を作る、そんな生活を送るぽこにゃんに一目ボレ
続きマダー?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄
☆チン
チン☆ ∧_∧
ヽ___\(\・∀・)
\_/ ⊂ ⊂_)
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| 愛媛みかん |/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ここに触発されて紋章一部ノーセーブやり始めたよ
テキトーにやってたら7章でラディが、たった今10章でリンダが死んだ
パラメータの上がりが悪かったらリセットとかやってた見からすると凄い新鮮。
こんな弱い軍でやっていけるのかと・・・
281 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/02/22 01:31 ID:Mfp5Oubf
増援部隊の中には、弓とナイトキラーを持つユニットが混じっているので、
カインやペガサス姉妹は地上に降りて戦う事になる。
まず、騎馬部隊がこちらの防衛ラインにやってくる。
ひとまずトムスを壁にして、ミネルバ・カチュア・パオラ・カインなどの精鋭で一気に殲滅。
その後も、騎馬隊は後から後からやってくるが、それだけを食い止めるならば問題はない。
しかし、その間、下の方からは、アーマーナイトとアーチャー達も列をなしてゾロゾロと近づいてくる。
同時に対処するのは難儀しそうだった。
僕達は、ジワジワと防衛ラインを下げて騎馬隊だけに対応していたが、
すぐに、川沿いまで下がってしまい、ここで、全てをくいとめなくてはいけなくなった。
文字通りの背水の陣になり、
チキが神竜に、チェイニーがレナに変身で壁を増強させる。
騎馬隊の方を、トムス・チキで壁をつくり、パオラ・シーザで殲滅させるが、
それだけでは、手が足りないので、マリアを囮に使い、
深く進撃してきた敵を、マリクやリンダで倒させる。
282 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/02/22 01:32 ID:Mfp5Oubf
アーマー・アーチャー隊は、
僕・カイン・ミネルバ・カチュアで突撃し、
レナと変身レナを壁として配置する事で、1人が集中攻撃をされる事を防ぐ。
時には前線を上げて、また下がる。なんとか防衛の体勢を維持しようと努めるが、
どうしても敵がたまってしまい、パオラが集中攻撃をあびたりとヒヤッとする場面もある。
さらに幸運の低いリカードなんかは、
『あぶなー・・・今、敵からクリティカルもらってたら死んでたっす・・・』
一撃が致命傷になる場合もあるので、常に気が抜けない。
そんな風にジリジリと消耗戦が続けられていたが、ついに増援部隊は途切れ、
僕達は、グルニアの怒涛の突撃を全てさえぎる事に成功した。
283 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/02/22 01:33 ID:Mfp5Oubf
ジェイガンからのテレパシーが送られたのはそんな時だった。
(マルス様、ニーナ様が見当たらないと、オルレアンの2軍連中が騒いでおります。そちらでみかけてませんか?)
『げ!!見かけていないけど、どこに向かってるかは何となくわかるよ』
(連れ戻せそうですか?)
『う〜ん、大丈夫だと思うけど』
(では、オルレアンのゴク潰しどもには、お腹が減ったら帰ってくるだろうと伝えておきましょう。
長話すると料金がかかるので、この辺で失礼させていただきますぞ)
プツッ、とジェイガンからのテレパシーが途切れた。
『え、料金って???』
あの老いぼれの不可解な言動がまた一つ増えた事と、ニーナ様がこっちにきちゃった事を知り僕は頭を抱えたくなった。
しかしグルニアの増援叩きが終わり、城の制圧に向けて進軍する中で、
目の良いリカードが人影に気付き、
『マルス様、誰かいるっすよ。』
僕達は早い段階でニーナ様を見つける事ができた。
284 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/02/22 01:35 ID:Mfp5Oubf
ニーナ様をさっそく問い詰める。
『・・・・なんで、戦場まできちゃうんですか』
『思い上がりかもしれないけれど、私なら、カミュを説得できると思って・・・』
バツの悪そうな顔をして言うニーナ様。
『無理ですよ。グルニアの騎士達と戦ってわかりましたが、
彼らは、祖国を誇りに思っています。国を裏切るような真似だけは絶対にしません』
末端の兵士ですらそうなんだ、その国の将軍ともなるとなおさらな気がした。
けれど、ニーナ様の覚悟も相当なものだ。
僕がここに残りニーナ様を足止めする必要があると思った。
そして、その間にレナとペガサス3姉妹を進撃させれば良い。
そして僕はコッソリと城制圧の指示を終え、ニーナ様を落ち着かせようとしたその矢先に、
『マルス王子、お願いだから行かせてください。私だって、説得したところでどうにかなるなんて思っていません。
けれど、最後にカミュを一目見るだけでいいのです。今いかなければ、きっと二度と会えなくなるのでしょ?』
僕の雰囲気からか、それとも女の勘だろうか。
ニーナ様はなんとなく僕の目論見に気付いてしまったようだ。
285 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/02/22 01:38 ID:Mfp5Oubf
『・・・・・・・・・・』
僕が黙っていると・・・
『わがまま言ってごめんなさいマルス王子。
けれどこのままカミュと会えないというのなら・・・・・』
そう言って、取り出したのはカミソリ。
ニーナ様は自分の手首にソレを当てた。
『勢いあまって、自分が何してしまうかわからなくなると思うの』
『そういうのはちょっと子供っぽくないですか・・・
ここから先は本当に危険なんだし、そんな事してもダメですよ。』
僕は呆れたように言うが、ニーナ様は止まらない。
『こっちで会えないのなら、あっちで会うしかありませんものね。
ああ、せっかちな私は今すぐこのカミソリを動かしてしまいそうだわ。』
バレバレの演技だったが、僕は折れた。
『・・・解りました、僕の負けです。説得の機会をつくりましょう。』
286 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/02/22 01:39 ID:Mfp5Oubf
一方、先行したレナは森の中をゆっくり進んでいた。
そこに、城の防衛のジェネラル×2とロングアーチ×2が待ち受ける。
その中には、ロレンス将軍の姿もあった。
長距離攻撃をスイスイ避けながら、何事もないかのように平然とした表情で接近するレナ。
『あ、当たらねー、当たらねーよ!!』
半狂乱になりながら、ロングアーチは撃ちつづける。
しかし、レナの距離がすぐそこまで迫り、
『地獄の業火で燃え尽きなさい!』
ボルガノンの炎がロングアーチを包み、全てを焼き尽くした。
その光景を見て、ロレンスはうめいた。
『魔女メ・・・・』
レナは、そんな敵の将軍をチラリと見て言った。
『私の役目はロングアーチの排除だけ。手を出さなければ、何もしない』
まるで、路上に落ちている石コロを見るような目だった。
ロレンスの隣にいたジェネラルは、そんなレナに完全に威圧されてしまい、身動きがとれない。
だが、ロレンスは違った。
『グルニアに栄光あれーーっっ!!!』
叫びながら、玉砕覚悟で突っ込む。
だが渾身の力でふった銀の槍も、アッサリとかわされてしまう。
『愚かな事をするのね』
レナは、反撃のボルガノンを放った。
灼熱の炎が、一瞬にしてロレンスを包み込む。
そして・・・そこにはもう何も残らない。
こうして、レナは何一つ危うげなく役目を果たした。
それほどまでに、強くなりすぎてしまっていた。
もっとも、そんなレナでも今回気付けなかった事があったのだけど・・・
287 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/02/22 01:40 ID:Mfp5Oubf
レナがカミュへの道を切り開いてくれたので、
僕はニーナ様を連れて安全に進む事ができた。
そして・・・2人は再会する。
カミュは当然ながら、ニーナ様の姿を見て驚いた。
『ニーナ、何故ここに・・・』
『か、カミュ、あの・・・戦争を・やめ、やめて・・私たちと・・・』
そこまで言いかけてニーナ様は、ううん、そうじゃない、と首を振り、今度はハッキリと言った。
『カミュ!お願いです。私の側にいてください!!』
それは、本当に切実な願いだった。
カミュはしばらく無言でいたが、何か決意を固めた表情で馬から下りてツカツカとニーナ様の側に歩み寄り、
『か、カミュ?』
その先は、ニーナ様が期待した態度とは正反対のものだった。
『ここは戦場だ。女はひっこんでいろ』
そう言って、パーンと、ニーナ様の頬をはった。
手加減なしの、容赦無し!本当にヒドイ事する男だった。
でも僕は、カミュのもう一方の手はギュッと握りしめられたままだったのを知っている。
288 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/02/22 01:40 ID:Mfp5Oubf
そして、茫然自失といった表情で、真っ赤になった張られた頬をおさえていたニーナ様だったが、
ポロポロと涙が流れ、嗚咽を漏らしながらそのまま泣き崩れた。
もう、完全に修羅場そのものなわけで・・・
こうなるのは目に見えていたはずなんだけど、
なんで、ニーナ様はここに来ようとしたのだろうか。僕にはわからない。
そして今度は僕が、ギロリとカミュににらまれる。
『マルス王子・・・ニーナを連れて行け。ここにいると邪魔だ』
それにはおとなしく従って、僕はニーナ様を立たせて、何とか歩かせる。
『行きましょう・・・』
それ以上、かける言葉がなかった。
ニーナ様のノロノロした歩調に合わせて、ゆっくりとカミュから遠ざかる。
そんな中、背後から声をかけられた。
『マルス王子!!貴公には、ニーナをここに連れて来た責任がある。
だから、せいぜい慰めてやるのだな』
それは不器用な男の、ニーナ様への最後の気遣いだったように思える。
ともあれ、僕はニーナ様を連れてその場から去った。
後は、この付近の上空に待機させているペガサス3姉妹に任せる・・・
いや、是非このままで。
プレイ日記が小説になりつつあるな
引っ張る=いいところまで伸ばしておいて「次回をお楽しみに」
293 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/02/23 06:12 ID:Yxdkg3ek
上空から、姉達と一緒にカミュとニーナのやりとりを見ていたエストは、
『あ〜あ、あの調子じゃ私なんかじゃ説得の対象にもならないよ』
そう言って口を尖らせた。
彼女もまた、ニーナ同様にカミュに命を助けられたという恩がある。
おまけに美形だったので、なんとか仲間にできないものか考えていたが、
どうも認識が甘かったようだ・・・
こうなると、カミュを倒す事に協力しないといけないわけで気が重い。
『ね〜、カチュア姉ちゃん。本当にアレやるの〜?』
『ブラックナイトのカミュ。3種の武器のグラディウス持ち。
相手にとって不足はないでしょ』
『そうじゃなくて〜、可愛い妹が薄情なヤツになったら嫌じゃない?』
『エストはもとから薄情なんだし問題ないじゃん』
『ぱ、パオラお姉ちゃ〜ん。カチュア姉ちゃんがヒドイ事言った〜』
『あらあら、エストちゃんは自覚なかったの?』
『うわ、ヒドスギっっ!』
自由気ままに生きるエストだったが、姉の2人に対してだけは絶対服従を強いられている。
だから、ブツクサ言いつつも、やるしかなかった。
(カミュさん、ごめん)と内心で呟きながら・・・
294 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/02/23 06:12 ID:Yxdkg3ek
カチュアは、カミュを見て思った。
(確かにカミュは強い・・・でも、人間の域を越えていない。
対メディウス用の、人知を超えた化け物を相手にするために編み出したあの技なら1撃だ!)
『行こう!!』
姉と妹に合図を送る。
ペガサスナイトの3騎はカミュめがけて一斉に突撃した。
カミュの側面にエストが現れる。
『・・・お、お久しぶりです』
もう一方の側面にパオラが、
『先日、妹がお世話になったそうで、お礼を申し上げたいのですがそうもいかないみたいですね。』
そして、前方には、ペガサスから降りたカチュアが片手にメリクルソードを持って立っていた。
そこから問答無用で、奥義を発動させる。
『トライアングルアターーーック!!!』
3本の線は1つの点へと集約する。
カチュアのメリクルソードが、カミュの胸部を貫き、一瞬にして勝敗は決してしまった。
295 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/02/23 06:13 ID:Yxdkg3ek
体を貫かれたカミュは、馬から落ちその場で仰向けに倒れていた。
息はあったし意識もあったが、このまま放っておかれれば死ぬるだろう。
それで良いと思った・・・だが、
『ま、私も妹の恩人を殺せるほど非情じゃないわよ。
攻撃のインパクトの瞬間の刹那にわずかに剣先をズラしといたから』
朦朧とする意識の中で、自分を倒した相手の声が聞こえてきた。
『エスト、この色男を治療したらペガサスでかついでどっか適当な場所に置いてきな。
運次第だけど、死なずにすむかもね』
『わーん!カチュア姉ちゃん愛してるーー!』
『わ、コラ、・・やめろ・・・』
そんな中で、カミュはフラフラと立ち上がった・・・
致命傷ギリギリで、意思の力でどうにかなる問題ではないはずだったが。
根性とか、その辺でどうにかカバーしたぽい。
何か喋ろうとしたが、グボッと血を吐いてしまい、何も言えない。
『・・・・・・』
ゼーゼーと荒く息をしながら、無言でカミュは、カチュアを必死でにらむ。
296 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/02/23 06:13 ID:Yxdkg3ek
それをあっけにとられた顔で見ていた3姉妹。
『お、おとなしくしててよ』
慌ててエストは、カミュに近寄ろうとしたがパオラが手でさえぎった。
『この人は、トドメを刺せって言いたいんだと思う』
それを聞いて、カチュアも納得した。
『そっか・・・敵に情けをかけるなんて無粋な真似だったかもね。
どうして私は、その辺の空気とか読めないんだろうなぁ』
そう言って、カミュに近づいて、おもいっきりぶん殴った。
吹っ飛んだカミュは今度こそ、ピクリとも動けない。
『でも、あんたは敗者なんだから、勝者の意見に従うしかないの。
私は身内の恩人は殺せない。だから、命拾っときなさい』
『い、いや、だったら今の、普通に死ねそうな一撃は必要ないよ・・・・・』
エストがツッコミをいれたがカチュアは無視した。
『エストちゃん、これ』
パオラから傷薬を渡されて、エストはカミュに駆け寄る。
そして応急手当を始めた時に・・・
『あらあら、それはさすがに見過ごして良いものか迷いますね』
姉妹がいた背後から声が聞こえた。
カミュばかりに気をとられていて、他に誰かがいた事に全く気付けなかった。
振り向くと、そこにはレナが立っていた。
297 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/02/23 06:16 ID:Yxdkg3ek
レナの登場で、とても不穏な空気が流れる中、カチュアは質問した。
『な、なんでレナがここにいるの?』
『あとは、お城を制圧するだけだと思い、近くで待機してました』
『いつごろからいたの??』
『ニーナ様がカミュを説得しようとしている時からいました』
・・・・・・・・・・気まずい沈黙が流れる。
『別に隠れていたわけではないのですが、ずっと声をかけるべきタイミングを見失っていたもので』
『そ。。。そう・・・』
ヤバイなぁ・・・と思いながらカチュアは生返事をした。
そんな中で、カミュに簡単な処置をほどこした後、エストがレナの方に詰め寄る。
『おい、この事を誰かにゲロしたら、あたしらのトライアングルアタックくらわせるからな!』
レナが何かを言う前に、カチュアがエストの頭をパシッとはたく。
『下品な言葉を使わないの。カミュの手当てがすんだのなら、さっさとどっかに運んじゃいな』
姉には絶対服従なので、『う、うん』と頷きながら、おとなしくカミュのもとに戻り、
うんしょ、と抱えながらなんとかペガサスに積む。
チラリ、とレナを見たが静観しているようなので、そのまま飛行。
カミュを抱えながら、ペガサスに乗ったエストが遠ざかっていった・・・
298 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/02/23 06:19 ID:Yxdkg3ek
それを見届けた後、最初に口を開いたのはパオラだった。
『で・・・、この事はマルス様に報告なされたりするのですか?』
『さすがに、私でもアレをもらったら死ぬのでよしときます』
レナは、エストの脅しの事を言っているらしい。軽く肩をすくめてみせ、続けた。
『それに・・・グラディウスと国を失った以上、カミュはもはや問題になりませんしね
私が仲間内に敵をつくってまで伝える事ではないでしょう』
レナらしい意見だと思ったので、姉妹はとりあえず信用する事にした。
なんにせよ、それしか選択肢がないわけだし。
その時、ヒュー、と乾いた風が吹く。
カチュアには、それが今回の戦争の終わりを告げるもののように思えた。
レナも同じ事を感じたのかもしれない。
『次は・・・マケドニアですね。
私にとっては、捨てた故郷ですけれど・・』
そう言ってレナは、何かを思い出したのか、フッとうっすら笑った。
マケドニアと聞いて、姉妹は少し複雑な表情になる。
今でもそこが故郷だと思っているから・・・
299 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/02/23 06:19 ID:Yxdkg3ek
次回予告!!『16章外伝 カーテンコールな人達』
長い長い16章が終わり、ようやくマケドニアへと進む事ができる我らマルス特選隊。
そんな中で忍び寄る外伝という名の悪夢!!
『これで最後だから・・ほんと・・これで・・・最後・・なぁ、たのむよ・・・ヘヘヘ』
そう言って僕は卑屈に笑う。
そう・・・まだ・・・終わらないんだ。まだ・・・・終わらない・・16章・・・そんな外伝。
・あの人のその後
・エストの盗賊日和
・この人のその後
以上の3本をお送りいたします(いたしまーす)
じゃん・けん・『目ん玉何個?』ヽ(。∀゚)ノ
300 :
名無しさん?:04/02/23 11:35 ID:y0zSWlvk
´_ゝ`)
ぽこにゃんの影響でノーリセットプレイを始めた人が多数いる予感
くどくなってきなね、ぽこにゃん
スレ最初の頃みたいに軽い文章のほうが面白いヨー
303 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/02/24 01:33 ID:G1oe99R6
16章外伝@ ロレンスのその後
『こ・・・ここは・・・!!』
ロレンスは、マルス軍の魔女の反撃によって自分は死んだと思った。
だが炎に包まれた瞬間、視界がかわったかと思うと、ロレンスは室内にいた。
『ロレンスー!!』
そして、2人の子供が抱きついてくる。
しかしロレンスの鎧はレナのボルガノンによって熱をおびていたので、
『ギャー!熱いーー!!』
『地獄の業火に焼かれているようだわー!』
そんな悲鳴をあげながら、ゴロゴロと床を転げ回ているのは・・・
ユベロ王子と、ユミナ王女。戦いが始まる前に逃がした双子だった。
ロレンスはまったく状況がつかめない。
『これはいったい・・・』
『ユミナがロレンスをよんだんだ』
『あのね、この杖を使ったの』
王女の片手にはレスキューの杖が握られていた。
304 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/02/24 01:33 ID:G1oe99R6
ポカーンとした表情のロレンスを見て、双子は不安げな顔になった。
『ごめんね、ロレンス。戦ってたんだもんね・・・』
『でもね、ユミナが心細くてどうしてもって・・』
『ちっ、違うよ、ユベロだよ!』
罪のなすりつけあいを開始した双子をよそに、ロレンスに様々な気持ちがこみ上げてくる。
グルニアは・・・負けたのだろうか。このまま滅亡するしかないのだろうか・・・
『ロ、ロレンスどうしたの?』
『・・・・・泣いてるの?』
魂が抜けたように突っ立っているロレンスを見て、心配そうな顔でのぞきこんでくる双子。
それをを見て、ロレンスはハッと気付く。
・・・いや、この子達がいる限りグルニアは滅びない。いや、滅ぼさせてはいけない!
そうだ、今ここに、グルニアの希望がある!!
ロレンスは思わず双子をギュッと抱きしめた。
『ギャアアーーー!燃えるーー!!』
『灼熱の炎に焦がされているようだわー!』
もちろん、レナのボルガノンで鎧は熱をおびたままだったので、まさに文字通りの熱い抱擁となった。
再び子供達の悲鳴が響き渡る・・・
その後、ロレンスは戦後疲弊しきったグルニアの統治を行う事になる。
国を立てなおそうと奮闘し、そして悲運な最期を遂げる事になるのだが、
その最後の時まで、グルニアの王子と王女に忠誠を尽くした。
グルニアの宿将 ロレンス 0勝1敗 0EXP
消えろ、クズ!!
*更新速度のお知らせ*
マルス軍の悶々とした日常を描くファイアーエムブレム日記をご愛読の皆様いつもありがとうございます。
23日・24日・25日とピンポイントで忙しめな日が続くので、
ここしばらくは微妙な速度で更新していこうと思います。
マルス軍からのお知らせでした。
307 :
名無しさん?:04/02/24 01:40 ID:ecfRA8ok
俺の楽しみの一つが
なぁぽこにゃん、このまま2部もやってくれるよな?
別のゲームをやってほしい
この頃、肝心のプレイ内容がどっか行ったな
次世代カインの出番もめっきり無くなっちゃったし。
味方ユニットがバタバタ倒れていた序盤の方が良かったさね。
まあ、目的はゲームクリアだから戦死者が少なくて当然なんだが、読んでいてドキドキ感が減ったように思われる。
シーザーが生き残れるかどうかが気になるな。
シィィィィザァァァァ!
バヌトゥーーー!!
ラピュタかよ
316 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/02/25 00:48 ID:m70/ilLt
16章外伝A エストの盗賊日和
まだマルス軍との戦いが始まる前、グルニア城での出来事。
戦いをひかえて、城内は大忙しで人が動いていた。
そのスキをついてエストは忍び込む事に成功していた。
『フッフッフ、ちょろいもんよ』
ニヤニヤ笑いながら、グルニアのいくつもある宝物庫を物色し始めるエスト。
しょっぱなの宝物庫から、正真正銘の宝の山が広がっていた。
『わおっ、里見の謎だ!!ちゃんとオススメシールまでついてる♪
ややっ、ここにあるのは、バーチャルボーーーイッ!!!
うわー、あたりまえのように暴れん坊天狗とかもあるーー!
さらに、サターン最後のエロゲー若草物語まで!!こういう記念品までそろえるとは恐れ入るわ〜。』
微妙に偏った趣向の人間にしか愛されないお宝だったが・・・
一つ一つにツッコミをいれながら、エストは小躍りした。
『あ〜グルニアきて良かったな〜♪でも、まず本来の目的も忘れちゃいけないよね』
テヘッと笑いながら別の宝物庫をあける。
そこには、まさしくエストが求めていたそれがあった・・・
『メリクルちゃ〜〜〜ん♪』
長年の恋人と再会したかのように、鞘におさまっているメリクルソードを抱きしめる。
しばらく、その幸せをかみ締めていたが、なんとなく自分の用意してきた剣に嫉妬されてるような錯覚も覚えた。
この日のためのとっておき。別の大陸からきたというスリープの剣。
宝物庫の見張りなどはコレによって眠らせていた。
『ああ、もちろんこれもみんなアンタのおかげだよ。ありがとよ相棒』
エストはそういって自分の剣にチュッとキスをした。
『あいて・・』
その時、うっかり刃の部分が唇をかすめる。
エストがヤバイ!と思ったのは一瞬で、すぐに猛烈な睡魔におそわれてしまった。
317 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/02/25 00:49 ID:m70/ilLt
起きたら、縄で縛られていて、何やら兵隊さん達が、
『殺せ!』だの『吊るせ!』だの物騒な事をいっぱい喋っていた。
最初は他人事かと思ったら、どうやらエストの進路相談を本人の動向無視で行っている事がわかった。
選択肢はたくさんあるようだが、結果がどれも一緒になるので、
エストは抗議したかったが、猿ぐつわまでされていて『ンー』とか『ムー!』とかしか言えない。
どうやら、死ぬまでクソゲーを強制的にプレイさせられる、というのが可決ぎみらしく、
デスクリムゾン、コンボイの謎、魔可魔可、などの拷問的ラインナップが次々とあげられていく。
そして、まず最初にたけしの挑戦状を、パワーグローブ着用でクリアしなければならない事を聞かされ、
さすがに死ねると思った。
そんな風に死を覚悟したのは、幼い頃に姉のドレスを黙って着て外を歩き、
近所の男の子にからかわれてカッとなり乱闘を演じ、ドレスをボロボロにしてしまった時以来かもしれない。
318 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/02/25 00:50 ID:m70/ilLt
そんな中でやってきたのがカミュ、その人。
『戦争を前にして気持ちが高ぶるのは解るが、まだ子供ではないか。逃がしてやれ』
そう言って、エストを解放した。
そしてカミュは、側にあった見慣れない剣を見て、
『これは君のだろう』と言ってエストに渡す。
そこで何かを言おうとした兵士を一喝して黙らせるカミュ。
エストを逃がす事について抗議されると思い先手を打ったのだけど、
兵士が言おうとしたのは、『それうちの宝物庫にあったメリクルソードです』だった。
・・・・カミュがその事実に気付くのは、エストがとっくに逃げ延びた後。
『あれだけはまじヤバイって!!なんで敵軍かもしれない人間に渡しちゃったんだあぁlsjdfぁ;!!』
と、激しく取り乱した姿をエストは知らない・・・
319 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/02/25 23:23 ID:m70/ilLt
16章外伝B カミュのその後
ドライアングルアタックに敗れ、エストに運ばれて行ったカミュが気付いたのは、森の中だった。
体は思うように動かないが、どうやら傷口を消毒されたり塞がれたり止血されたりしている事に気付き、
このまま死ぬ事はないのだろうと思った。
『あ、気付いた?』
どこかで見たことのある顔の少女がのぞきこんでくる。
『運んでる途中に死にそうな顔してたから、ここでちょっと安静にしといたの。
もうちょいしたら、村まで届けるからおとなしくしててね』
普段ならそこで、あ、あの時のだれだれだ。と思い出せそうなものだが、
何故か絶望的に思い出す事ができない。そして、他人の事だけでなく
『・・・・ここはどこで、私は誰だ?何故、怪我をしているんだ・・・』
自分の記憶もいまいちわからない。
ニーナ・・・グルニア・・・意味を理解する事ができない単語が頭をグルグルと駆け巡る。
そんなカミュの様子を見て、エストはギョッとした顔になる。
『え・・・あ、あの・・・』
『だめだ、何も思い出せん』
『カチュア姉ちゃんの最後のアレ、打ち所が悪くきまっちゃった・・かな??』
ど、どうしよう、と言いながらエストは慌てたが、逆にカミュは落ち着いた表情で声をかける。
『すまんが、水をもらえないだろうか。ノドがカラカラなんだ』
『えっと・・・う、うん、すぐ汲んでくるからそこでおとなしくしててね』
そう言ってペガサスの方へかけていくエスト。
バサッと軽く飛翔し、『絶対にそこから動かないでね。後でいろいろ聞かせてあげるから』と念を押した後に、飛び立って行った。
320 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/02/25 23:24 ID:m70/ilLt
その姿が見えなくなるのを確認して、カミュは立ち上がり、
フラフラとよろけながら、その場から移動する。
『・・・どういうわけか、今、人に頼ると自分がダメになる気がする』
”ダメになる”という事が、自分にとってとるにたらない事なのか、
それとも死ぬ方がマシという事なのかは解らなかったが、
『ぶっちゃけ、こうやって先手を打つのが好きなだけなのかもな・・・』
そう言ってカミュは、そのまま森の奥へと消えていった・・・・・
その後、カミュは別の大陸に渡りしばらく放浪した後で記憶を取り戻す。
そして、再びマルス軍の前に姿をあらわす事になる。今度は味方として・・・
×シリウス=カミユ
○シリウス=リフ
322 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/02/27 00:40 ID:l1yfTbR3
第17章 天空を駆ける騎士
昔は、カイン1枚岩のマルス軍だったのだが、やたら長かった16章が終わると、僕達は素晴らしくパワーアップしていた。
主に、星のオーブとメリクルソード効果で、ミネルバ、カチュア、パオラの3人が急成長をとげていた。
さらに、反則的な力を覚醒させたレナ。
そんなレナとセットで強いチェイニー。
パワーリングを合計2個使用してて、ちゃっかり強化されているマリク。
宴会部長になったシーザ・・・は関係ないとしても。みんな頼もしくなったものだ。
そんな中で、ジェイガンのおじいちゃんはニコニコしながら話す。
『ウチの軍も、85年度の阪神並に強い軍団になってきましたな』
『うん、そうだね・・・ってあれ?』
そこで、ジェイガンがいつもの生肉を何故か食べていないのに気付いた。
『どうかしましたか・・・マルス様』
『い、いや・・・なんでもない。ハハハ・・・』
慌てて誤魔化し、僕は手に持っていた生肉にかぶりつい・・・
『ってなんでだーーーー!!!』
生肉を地面にたたきつけて、ノリツッコミをいれる。
あぶねー、あやうく食べるところだったぞ。というか、何故、僕の手に生肉が?
すると目の前では、ジェイガンが何故か舌打ちをしたような気がした。
ゾクッと悪寒が走る。もしも、口にしていたら、僕はどうなっていたんだろう・・・
いや、それ以上は何も考えちゃだめだ。
323 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/02/27 00:40 ID:l1yfTbR3
なにはともあれ、マケドニアへ!
マケドニアは飛竜の産地として有名で、もとは平和な国だった。
けれど、王子のミシェイルの野心からドルーア側につきその形態を変貌させる。
飛竜部隊の機動力と戦闘力を武器に軍事力を誇るようになったのは最近の事。
またしても、避けられない戦いが始まろうとしていた・・・
しゅつげきメンバー
カインlv30 レナlv40 マリクlv19 シーザlv22 マリアlv20
ミネルバlv18 リンダlv11 カチュアlv23 パオラlv20 トムスlv10
チキlv6 トーマスlv8 チェイニーlv1 エストlv10
324 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/02/27 00:42 ID:l1yfTbR3
一方、ミシェイルは、マケドニアの村へきていた。
『急な来訪で失礼する』
この国において、彼が敬意を払う人間は数少ない。
相手は大賢者のガトーその人だった。
ガトーは、好物の生肉をクチャクチャやりながらミシェイルを迎え入れた。
『ご老人、また生肉か。いつもどこから調達して・・・』
ミシェイルが触れてはいけない事に触れたので、キシャアアアー!!と奇声をあげるガトー。
それにビクッとなり、ミシェイルは言葉を失った。
(一流の闘気を発していた・・・喰われるかと思った)
今後、この事については触れないでおこうと思いながらミシェイルは話をそらした。
『こ、ここは戦場になる。おとなしく避難されるがいい』
『そうか、マルス軍と戦うのか。良いのかミシェイル、中には妹達もいるのだろう?』
『・・・・・・・・・』
ミシェイルは苦渋の表情を浮かべながら返事をする。
『・・・私とて、ミネルバやマリアとは戦いたくない・・・
きっと、あの2人も同じ気持ちだろう・・・』
その頃のミネルバは、槍の手入れをしながら、
『父殺しの男など、もはや兄ではない』と、
この上なく殺気をみなぎらせていたのだがミシェイルは知らない。
325 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/02/27 00:43 ID:l1yfTbR3
そんなミシェイルを見て、ガトーはため息をついた。
『ドルーアなぞに加担しなければ、仲の良い兄妹だったろうに』
『仲の良い、程度ではないぞ!!心底愛し合っていて、お互いが何よりも大事な存在で、
それでいて、ちょっぴり異性を意識しちゃうような、そんな兄妹になったはずだ!』
そんな風に語りだしたミシェイルを見て、ガトーはよくわからないなと思った。
『・・・・つまり今は、自分のした事を後悔しているのか?』
『そうではない!!私の野望は野望で大事なものだ』
ミシェイルはキッパリと言ってのけた後に続けた。
『それに、お互いがもう少し素直になれば今からでも遅くはないのだ!!
思えば、私とて愛情の裏返しで冷たく接してしまった事もあった。
だが、今はもう違うぞ!いなくなって解った。私はこんなにも妹達を愛している。
ミネルバとマリアも同じ気持ちでいる事だろう・・・』
その頃、マリアがミネルバに、
『お姉ちゃんにもしもの事があったら、私がお兄ちゃんを倒す』と言った事をミシェイルは知らない。
『だから、マルス軍を倒して野望を成就させると同時に、妹達を取り戻すのだ!!』
ミシェイルは握りこぶしをつくって力説をした、が、
クチャクチャ・・・・クチャクチャ・・・という音だけがかえってくる。
見るとガトーは無邪気な顔で、むそぼっている生肉に夢中のご様子だった。
『・・・・・・・・・んあ、何を黙っているんじゃ、ミシェイル?』
『じじい、人の話はちゃんと聞けよ・・・』
326 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/02/27 00:47 ID:l1yfTbR3
僕達、マルス軍はすでに布陣を整えて、進撃を開始した。
高い山の上で、城壁に囲まれた城が見える。あそこを制圧する。
今回、ミネルバ・カチュア・パオラの3人はスタート位置もよく一気に先行していった。
敵も、城付近から騎馬・飛行ユニットで進撃してくる。
歩兵・騎馬ユニットの場合は両軍、山で大きく外周りし細い道を進むしかなく、
逆に、飛行ユニットだと、山を通過して最短距離で進む事ができる。
まずは、空で戦闘が行われようとしていた。
そして、敵の飛空部隊の中には、敵将のミシェイルもいるようだ・・・
僕は、ちょっと感心した。
『・・・・勇敢なヤツだね、ミシェイル』
それを聞いて、レナが説明してくれる。
『マケドニアでは、戦場で常に前線に立つのが王としての義務なのです。
しかしミシェイルは、そんな中でも特に傑出した人物と言えるでしょう。
勇敢で、才幹もあり、覇気もある、王者としての資質がうまくそろっています』
それが聞こえたマリアは、ちょっと複雑な顔になる。
喜んでいいのか、どうしようかという顔だった。レナは続けた。
『しかし・・・残念ながら本人はその才能をよく自覚できていないのでしょう。
ちっぽけな野心に目をうばわれて、小策士に成り下がりました』
それを聞いて、マリアはまた複雑な顔になる。
327 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/02/27 00:48 ID:l1yfTbR3
そこで僕はちょっと思った事を口にした
『レナは、ミシェイルの事をよく知っているんだね』
『ちょっとした因縁みたいなものがあるのです。
私は、あの人との結婚を避けるために国を捨てました。
お金と容姿は申し分なかったのですが・・・私は政略結婚というのが嫌でしたから。
それに、あの人には、他に愛している方がいたようですしね』
その時、え!?とマリアが声をあげる。
うっかり声を出してしまい、しまった、と口をふさぐが、その後に思い切って質問をした。
『お兄ちゃんに、好きな人がいたの??』
そんなマリアを、レナは不思議そうな顔で見つめていたが、
『・・・・・まぁ・・・知らなかったのなら、聞かない方がいいですわ』
笑顔で返事を曖昧なものにした。
僕はそれで何となく気付いてしまい、ミシェイルと出会う場所が戦場でなければ、
肩を並べて熱く語り合えたのだろうな、と深く残念に思った。
ミネルバとミシェイルの関係はラケシスとエ(ry
∧ ∧ マチクタビレタ〜 マチクタビレタ〜
マチクタビレタ〜 ./ ヽ / ヽ マチクタビレタ〜
/ ヽ―――/ ヽ マチクタビレタ〜 マチクタビレタ〜
マチクタビレタ〜 / l___l \ マチクタビレタ〜
| ● | | ● | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
へ | へ ヽ ./ | < ねえ、続きまだぁー?
\\ \ \\ ヽ/ / \____________
チン \\ .> \\ ヽ
チン \\/ \\ _ | マチクタビレタ〜
\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ / ̄ ヽ / _
\回回回回回/ ̄ ̄ヽ / ̄ ̄/| マチクタビレタ〜
\___/ ヽ____/ / .| マチクタビレタ〜
/ | マチクタビレタ〜
__________________/ .|
| | マチクタビレタ〜
330 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/02/27 22:48 ID:l1yfTbR3
先行した、ミネルバ・カチュア・パオラの3人はすでに敵の姿を確認していた。
決して、パオラは弱くはなかったが、敵の数がちょっと多い。
『分断しましょう』
そう言ってパオラは、数匹のドラゴンナイトをひきつけて一端下がる。
カチュアとミネルバの2人で突撃し、奥にいた2騎のホースメンを殲滅。
敵に囲まれてはいるが、他のペガサスナイト・ソシアルナイトの攻撃は脅威にならない。
あと問題なのは、ミシェイルだけだった。
ミシェイルは、こちらに向かってくるドラゴンナイトのうち1騎がミネルバである事を確認していた。
『来ると思ったぞ、ミネルバ・・・』
向こうもこちらに気付いたようだ。
戦意剥き出しの視線を投げかけられて、ミシェイルは少し傷ついた。
きっと・・・きっと、ミネルバは悲壮な覚悟から、搾り出すように戦意を保っているのだ。
331 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/02/27 22:49 ID:l1yfTbR3
本当は戦いたくないに決まっている。私には優しい子だったのだ・・・
そう言い聞かせて、ミシェイルはミネルバを説得しようとした。
『ミネルバ!武器を捨てろ!!兄妹が何故殺し合いをせねばならないのだ』
『自分の胸に聞いてみるがいい。全てはアナタの行動の結果でしかないのだから』
揺るがないミネルバを見て、そうだったな、とミシェイルは含み笑いをした。
一度決めた事は、決して覆さない子であったな。
そんな妹を私は愛しくてたまらないのだ・・・
ミシェイルの目に愛と言う名の狂気が宿る。
『では、私を殺せるものなら殺してみろ!』
そう言ってミシェイルは無防備に突っ込んだ。彼にとっては、賭けにもならない賭け。
ミネルバがこの兄を攻撃できるはずがないと、心から信じていたから。
332 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/02/27 22:50 ID:l1yfTbR3
しかし、そんなミシェイルの前にカチュアが立ちふさがる。
『ここはいかせない!』
突然の障害物に、ミシェイルはカッとなり武器を構えた。
『なぜ邪魔をするっっ!!!』
ミシェイルとカチュアのドラゴンが交差する。
カチュアが銀の槍で肩口を貫かれ、そこから血が噴出す。
そのままミシェイルはミネルバの目前で止まり、何かを語ろうとした、が、
あまりにも無警戒すぎた。ドスンっ!とクリティカルな衝撃が貫く。
カチュアのキラーランスの一撃が背後から決まった。
『馬鹿げている。ここは戦場ですよ』
そう言ってカチュアは、ためらう事なく追撃をいれた。
再びクリティカルな一撃が決まる。確実な手ごたえ、致命傷であるはずだった・・・・
なのに、ミシェイルの目は死んでいない。
チラリと背後のカチュアを見たかと思うと、意に関せずといった風に、
再びミネルバに視線を戻す。
(この人は・・・私が目に入っていない・・・)
カチュアは寒気がした。
致命傷なはずなのに・・・気力や根性だけでもどうにもならないはずなのに・・・
きも・・・
334 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/02/27 22:50 ID:l1yfTbR3
ゴホッと吐血しながらも、歪んだ愛の力に支えられて、ミシェイルはミネルバに語りかけた。
『兄さんは・・・おまえが優しい子だって知っている。。
ふふ・・気丈に振舞っているけれど、寂しがりやな一面もおまえには・・・ある』
『兄上・・・』
そんなミシェイルを、ミネルバは困った顔で見つめる。
『兄上、もう遅いのです。何をいまさら・・・』
『コレを、覚えているか・・・・』
そう言って懐から取り出したのは、1通の封筒だった。
中にはミネルバが兄にあてた手紙が入っている。
結婚式の当日に開けてくれと言われて渡されたもので、
花嫁が逃亡したために、未だに開封はされていない。
『私は・・・てっきり、おまえから嫌われていると思っていた・・・』
当時は、ドルーアとの合併話で猛烈に反対されていて、兄妹仲は冷たい関係になっていた。
さらに、結婚自体も、戦争を視野にいれたための政略結婚というもので反感を買っていた。
それでも渡してくれたこの手紙が嬉しかった。
(その時は、『フン、いまだにオママゴトが好きか?』とか悪態をついて受け取ってしまったのだけど)
335 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/02/27 22:51 ID:l1yfTbR3
もちろん、ミネルバもその封筒の事は覚えていた。
『兄上は・・・まだそれを読んでいなかったですか・・・』
『ああ、結婚した後に読めと言われたからな、その時にこそ開けようと持っていた。
だが・・いつものまにか、戦場でのお守りがわりになっていたよ・・・』
『では・・・この場で、開けて読んでみてください。
そこに、今もかわらぬ私の気持ちが書かれています』
そう言われて、ミシェイルは多少躊躇したものの、手紙をあけてみた。
そのやりとりを黙って見る事にしていたカチュアには、何となくオチが読めてしまった。
手紙には、『お兄ちゃん大嫌い』とだけ、デカデカと書かれていた。
ああ、やっぱり。と苦笑いするカチュア。
信じられないという気持ちで、呆然とするミシェイル。
ミネルバは、最後の追撃の一言を放った。
『兄上なんか、大嫌いだ!』
言葉の槍はミシェイルの胸にクリティカルヒット。
グルッと白目をむいてドラゴンからずり落ち、山岳地帯に転落していった。
主を失った事に気付き、ミシェイルのドラゴンはあわてて追いかける。
336 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/02/27 22:51 ID:l1yfTbR3
『・・・どちらにせよ、あの傷では助からないだろう』
感情をおさえたまま、ミネルバは兄が転落した先を見つめていた。
その間、カチュアは村をおそう盗賊を倒す。
現在、ミシェイルを倒し、敵のペガサスナイトやソシアルナイトに囲まれている状況。
2人にとって敵ではなかったが、いったん本体と合流しに引き返す。
カチュアは、ミネルバがいつもと変わらずしっかりした顔つきなのを見て安心した。
マケドニアの人間は、男も女も関係なく『泣いてはいけない』と言って育てられる。
だから、例え肉親が死んだ場面でも、泣きたくても泣けない者は多い。
しかし落ち込んだ素振りすら見せていない。そんな敬愛する上官を見て、カチュアは頼もしく思った。
・・・・もっともカチュアの気付いていないところでは、確かにミネルバは落ち込んでいたのだけど。
(兄上許せ・・・・私は最後まで素直になれそうにない)
その事は、誰にも気付かせない。思えば父も兄もそういう人間だった・・・
337 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/02/27 23:20 ID:l1yfTbR3
カチュアとミネルバが大量の敵を引き連れて帰ってきたかとおもうと、
さらに、増援部隊まで現れて、僕達は防衛に大忙しだった。
現在、僕等の軍は3種の武器を使える人材が鋭く求められている。
メリクルソードは、誰でも使えるカンジなのだが、
パルティアと、グラディウス(城内)の使い手が皆無だった。
しかし、ここでついに伝説の武器の使い手が誕生する。
これまで、敵を削る攻撃を2回しただけ、というアレな成績しか残していないトーマスだったが、今回は大活躍。
銀の矢を猛烈にうちまくり、ペガサスナイトを撃墜しまくった。
『オラーー!!落ちんかい!!蚊トンボどもが!!!』
戦場にはでれても、まったくコレといった活躍ができなかったうっぷんを、ここぞとばかりに晴らしまくる姿が目撃されている。
トムスはこれまで堅実に壁役としてゆっくりと成長してきた。
その成果がついに実を結び、この章でレベルが1つあがった時、武器レベルは12に到達。
このようにして、パルティアとグラディウスの使い手は誕生し、
今回の戦場でも、グラディウスとパルティアが乱れ飛んだのだが、
どうもいまいち2人は、ステータス的にショボイ。(とくにトーマス)
338 :
名無しさん?:04/02/27 23:21 ID:aqq4Yrgn
おいおい、ひきこもりぽこにゃんのゲーム日記じゃなかったのか?
339 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/02/27 23:21 ID:l1yfTbR3
そこで、ちょっとポリシーに反するけれど、
増援叩き終了の後、2人はまだレベル20になってないけどクラスチェンジでGO。
トーマス・レベル14からスナイパー。
トムス ・レベル18からジェネラル。
どちらも、クラスチェンジ時のステータス上昇が良く、
(特にスナイパーの、技・速さ+5がイイ!)
トーマスは力12・守備9 技・速さ15程度 幸運9
トムスは 力18守備20 技・速さ10ちょい 幸運9
星のオーブ効果もあって、それなりの実力を身に付けた。
そして、僕は光と星のオーブを届けて、スターライトをもらったのだけど、
何故かその時、ガトー様は生肉を食べていた。
クチャクチャと、あたりまえのうに無邪気な顔で、ただ、クチャクチャと・・・
うちの軍のあの老人とどのような関連性があるのかは僕は考えないようにした。
この事で、決して踏み込んではいけない領域なのだ、という想いを逆に強める結果となった。
こうして、17章は幕を閉じる・・・
>>338 あくまでもゲーム日記だと全力で主張。(プレイ内容には忠実だから)
341 :
名無しさん?:04/02/27 23:30 ID:aqq4Yrgn
そっか
というかこれはこれで面白いからがんばってくれ
342 :
名無しさん?:04/02/27 23:41 ID:GWdSjTuW
今日もぽこにゃんの日記見れて結構幸せ 寝よ( ´∀`)
344 :
名無しさん?:04/02/28 20:06 ID:gnBYRCdP
お茶姫がんばw
345 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/02/28 20:50 ID:oSulUMhD
17章外伝 ミネルバの秘密のお店2
『合言葉は・・・・』
『あなたともえもえ、ときめきラブ』
ミネルバが答えると、扉は自動で開いた。
ここは世界各地に存在する、秘密クラブ、マケドニア支店。
そこは、城主すらも存在を知らない。
1クセも2クセもある者達のためだけの非公式な溜まり場・・・
そこは”秘密クラブ”には相応しくないくらい、広い建物だった。
1階にある会場の奥の舞台の上では、良い年したお姉さんが子供のようなカッコをして、猿の人形と話しながら、歌ったり、踊ったりしている。
なお、吹き抜けになっている2階と3階からでも、その舞台を眺める事ができる。
(相変わらず、ポッケ兄さんは現役のようだな)
そんな光景を見て、ミネルバは微笑した。
ポッケ兄さん、というのは猿の人形の事で、
最初はポッケ、ポッケちゃんと呼ばれていたのだが、
今では、この秘密クラブにおいて最も長い大ベテランとなり、
ポッケさん、ポッケ兄さんと呼ばれるようになっている。
346 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/02/28 20:50 ID:oSulUMhD
その建物には万単位の人間が入っており、それぞれのスタイルにあった見方をして、
そのステージを楽しんでいる。
なお半数以上の人間はストレートに観ないで、独自の解釈を見出して邪笑したりする。
そんな風に、いろんな角度から舞台を観る事ができるのがここの大きな特徴だった。
なお常連は、毎日ここに通いつめるのが基本である。
『おい・・あれ・・・』
『ああ・・・間違いない、プラダさんだ・・・』
ミネルバを見て、常連の客達がヒソヒソと話す。
かつて、彼女は名子役としてデビューした実績がある。
1〜2歳の子供達を舞台によんで、犬のマスコットキャラと一緒に歌ったり、踊ったりしたのだった。
ちなみに、その時、まだ9歳。
だが、周囲の大人達は『演技がうますぎる』『子供の扱いがプロ並だ』と舌をまいた。
その4年後は、変な宇宙人みたいなマスコットキャラと、ホストくずれみたいなお兄さん達と一緒に歌ったり踊ったりしつつ、
ボケたり、ツッコミいれたりといった舞台を演じた時代もあった。
だが、戦争が始まり、ミネルバ(芸名プラダさん)は秘密クラブから姿を消す・・・
果たして、現役を離れた私で目当てのものが手に入るかな・・・
そう内心で呟きながら、ミネルバはプロデューサーの部屋を訪れた。
347 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/02/28 20:51 ID:oSulUMhD
ミネルバは、コンコンと楽屋裏にある部屋を叩き、かつてのプロデューサーに挨拶をした。
懐かしいなぁ、と再会を果たし、これまでの事をお互い簡単に話しあった。
プロデューサーは、ミネルバの事をあきらめきれてなかったのだけど、
話の内容から、なんとなく悟ってしまい、残念そうに質問した。
『そうか、では、やはり復帰はできそうにないのかい?』
『申し訳ありません』
ミネルバは、やはり、私はここにいるべき人間ではないな、という気持ちになり、
早いうちに去ろうと思った、だが・・・
『そういえば、最後のあの日のギャラがまだだったね』
そう言って、しさいのゆびわを取り出し、ミネルバに渡した。
『これは・・・』
『君が何故ここにきたのか・・僕にはわかる。
でも、よかったら最後に今日だけでも舞台にのぼってみないかい?』
348 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/02/28 20:51 ID:oSulUMhD
ハッチポーチスタージオ♪
ハッチポーチスタージオ♪
軽いノリのオープニングテーマが流れて、舞台にはミネルバが登場した。
『は〜〜い、こんにちは♪今日だけ復活のプラダさんです。
みんなお久しぶり〜〜〜』
それを、ちょっと不細工でシンプルな造形をした人形達が、
『もうプラダさんの事覚えている人なんていないよ、ゲラゲラ』
『自意識過剰の馬鹿女うざすぎですわ、オホホホ』
と、陽気にけなし始める。
『よくも言ったな!この〜〜!!』
『うわ〜〜、工具のペンチでつねるのやめて〜』
『この暴力女ーー!』
舞台の周りでは、微笑ましい笑いが巻き起こった。
『それじゃあ、サークルゲームいってみよーーー♪』
『今日のお題は、山田君がフラれた女の子の名前だよ』
『山田ってだれーー??』
その日、マケドニアの秘密クラブでは、
伝説の名子役プラダさんが復活したとか・・・
・・・・・そして、そんな舞台を、遠くの方で眺めている男がいた。
服の上からでは気付けないが、体中は包帯がグルグルと巻かれていて、
相当の重傷をおっている。
『ミネルバ、かわいいよ、ミネルバ・・・』
秘密クラブで、プラダさんの本名を知るものはごくごく少数のはずだったが、
その男は確かにそう呟いた。
直に2人が再会するのはもうしばらく先の話・・・
349 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/02/28 20:51 ID:oSulUMhD
第18章 悪の司祭ガーネフ
スターライトを手に入れた今、あとはガーネフを倒すだけだった。
さっそく、大賢者ガトー様の力により古代都市テーベにやってきた僕等。
カダインの北のオアシスにある幻の都市だとか、なんかそんなのだそうだ。
『昔、超文明を誇ってたらしいけど、センス悪いね・・・』
僕は2つの丸いものの中心から、象の鼻のようなものが長く伸びているオブジェを見てそう思った。
『まるで・・・・チンコのようだ・・・』
ストレートに表現しすぎて、周りからヒンシュクを買ったのだが、
これもガーネフの罠だったのだろうか・・・・
ともあれ、僕等は城内戦に挑む!ここでの目的は3つだ。
ガーネフを倒す。ファルシオンを手に入れる。そして姉さんを救出する事!!
350 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/02/28 20:53 ID:oSulUMhD
姉さん救出作戦でもある、今回の戦い、
『待っててくださいね・・・エリス様・・・』
そんな風にやけに気合の入っているマリクに僕は声をかけた。
『そういえばマリク覚えているか、姉さんのパンツ貸すって条件で、
おまえからヘッドロココもらった時の事。』
『懐かしいですね、マルス様。あれは史上かつてないほどの好取引でしたよ』
『あの時、おまえ鼻血出して、姉さんのパンツにつけちゃったじゃん。
その後、僕はそのまま洗濯カゴに入れたんだけど、親が何を勘違いしたのか、その日、赤飯炊いちゃったんだよね。』
僕は遠い目をした。
『・・・・・そ、そうなんですか・・・』
『うん、今になってやっとその意味がわかったよ。そんな、姉さんとも・・・・いよいよ再会だな』
『え、ええ・・・』
何故かマリクはちょっと微妙なツラになっていた・・・・
しゅつげきメンバー。
カインlv31 レナlv40 マリクlv23 シーザlv22 ミネルバlv20 カチュアlv25
パオラlv21 トムスlv21 トーマスlv23 エストlv11 リカードlv9
乗っ取っちゃおうかな・・・。
352 :
名無しさん?:04/02/29 02:24 ID:Vr8YMM/1
許可します
354 :
名無しさん?:04/02/29 02:47 ID:9LTwY+kG
♂「というわけでFC版女神転生2を東京見物を兼ねつつ記していくよ。」
友「旧約はうんこだよね。人しょぼくなっちゃったし、音楽も(以下略
♂「だねー。」
♂「デビルバスターは書くことないから省略するよ」
友「おいおいしょっぱなだろ」
♂「牛倒すだけだもんねぇ。ゲームの中のゲームだし、2Dマップだし。」
友「ところでシェルター内にゾンビがウヨウヨしてるぞ」
♂「まぁ、俺たちのせいなんだけどねw」
あの兄ちゃんワルサー2丁で悪魔に対抗しろってのがねぇ。
俺らはルパン3世かと小1時間ry
あ、姉ちゃん、俺スーパーミルクの7番ね。」
友「またマイナーなネタを・・で、ネビロスどうすんの?」
♂「放置。まずは外で仲魔集め&豚(オーク)狩りだ。」
【羽田】
♂「いやー久々の外は気持ちいいなぁ」
友「かつての国内各地へのターミナルもこのザマか。。。」
♂「現実はこんな感じだけどね
ttp://www7.plala.or.jp/mewtwo777/photo/haneda/ ん・・。」
ピクシー「こんにちはー!また仲間に・・・ギニャァァア!!!」
♂「うーむさすがにゾンビ程には効かないか。所詮ワルサーPPK。」
ピクシー「な、なんで・・・」
♂「36マッカぐらいで釣られるような尻軽援助交際妖精はいらないよ
それに今の僕にはアルラウネたんがいるからね。
露出度もおっぱいも君より上だよ。やっぱり今の時代は全裸だよね♪」
ピクシー「こ、この外ど・・;=ー(゚д゚)・∵. ターン」
アルラウネ「ほんと今度の主人は外道ね。救いようがないわ」
♂「経験値&宝玉&アイテムの為の犠牲は仕方のないものさ」
【再び京浜第3シェルター】
♂「さぁ、ネビロスの前まできたぞ。準備はいいか?」
ドワーフはひたすらハマオン
アルラウネたんはディアマ
アクワンスライムとカー君は俺らとアルたんの盾ね。
あ、暇があったらジオとディでも唱えてて。」
ドワーフ「承知!」
アルラウネ「わかったわ」
アクワンスライム&カーバンクル「・・・・」
ネビロス「ファファファ来たな。ジオマで一掃してくれる」
ドワーフ「貧弱!貧弱ゥ!ハマオン!!」
ネビロス「あぱぺぱぁぇえsじゃk@け!!!」
♂「備えた割にはたいしたことなかったね」
友「ドワーフいなかったら死んでたけどな」
♂「さてお前のスケから割符貰って品川へ行くべか」
【品川】
♂「おっ!!エルフたんハケーン!!(;゚∀゚)=3ハァハァ早速仲魔に!!」
アルラウネ「露出度の高い悪魔ときたら見境ないのね」
♂「ネェネェ、君、ウチで働いてみる気はないかい?」
エルフ「(゚Д゚)ハァ?風俗の勧誘かなんかですか?」
♂「いやいや、ちょっと××××や※※※するだけで・・」
アルラウネ「パピルマ」
♂「0う4mjjbd90j904???」
エルフ「・・・・」
アルラウネ「ごめんなさいね。この人、ちょっとイっちゃってて・・。
すぐ病院に戻しますから」
エルフ「はぁ・・・。」
♂「品川プリンセスホテルにつきましたよ」
友「30年後にこうなってるとは到底思えないけどな
(ちなみにこのゲームの舞台は2036年です)」
♂「まぁそもそも199×年に恐怖の大王もミサイルも来なかったしね。所詮ゲーム。」
ちなみに現実のプリ○スホテルはこんな感じね
ttp://www2.princehotels.co.jp/app_room/piq0010.asp?hotel=007」
♂「ここはボスもいないし、さっさとオルちゃん仲魔にして
ウージー買ってずらかるよ」
友「ルパンの次はあぶない刑事ってわけな」
アルラウネ「柴田恭平渋かったワァ(n‘∀‘)η」
ぽこにゃんのが面白い(・∀・)
だねだね(・∀・)
362 :
氏に神:04/02/29 19:29 ID:???
次に誰が氏ぬのか賭けようぜ。掛け金の単位はバーツだ。
[名前] [倍率]
シーザ 1.34
トムス 2.00
カイン 5.25
パオラ 9.45
カチュア 19.00
エスト 7.50
レナ 25.75
マリク 9.55
ミネルバ 10.15
トーマス 3.10
リカード 4.00
ぽこにゃん 9.50
363 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/02/29 22:47 ID:3PGpUDww
城内に侵入すると、そこでガーネフが達が待ち受けていた。
6人に分身、なんていう気持ち悪いまねまでしてくれている上に、
勇者、ジェネラル、スナイパーといった上級職ばかりでそろえている。
『でも、万引き小僧共がいないしゆっくり進軍できそうだな(*^ヮ^)』
『数も少ないし、楽なんじゃないですかね、マルス様(*^ヮ^)』
僕とマリクの顔はゆるんでいた。
今回のマップは、右と左の分かれ道ができていて、その先で合流できるつくりになっている。
僕は部隊を2つにわけて、進撃する事にした。
左は、トムスを前にだし、カイン、トーマス、シーザ、マリクの男の子チーム!
右は、ミネルバ(魔法防御が素で7ある)を前に出して、ペガサス3姉妹、レナの女の子チーム。
僕とリカードはその場に留まり、宝箱への道ができるまで正座して待っている、という寸法だった。
364 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/02/29 22:48 ID:3PGpUDww
レベル上げとかしなくなっちゃった盗賊に、僕は少しきまずぞうに語りかける。
『リカード君、育てたいのはヤマヤマだったんだけど・・・あの・・・その・・・』
『いいっすよ、おれ武器レベルも幸運も低いっすから。』
そう言ってリカードは少し寂しそうに笑った。
『それに、リンダさんやマリアさんの気持ちも考えたら・・・』
2軍に降格気味の2人に触れられて、僕はズキッと胸がいたんだ。
『い、いや・・・あの子達もね、クラスチェンジ後に、
星のオーブ持って、リカバー使いまくれば、それだけで凶悪な実力になるんだけど・・・』
”レナとかぶるからダメ”とギリギリのラインをぶっちぎった発言をしそうになり、僕は慌てて言葉をかえた。
『星のオーブの力で成長しても・・・不安定なままな気がするんだ。
いつか、なくなってしまう力のような、うん、そんなカンジ。レナは別格だけど。』
『・・・・そっすね。でも、レナさんもどうなんでしょうね・・・』
そう言ってリカードは、また寂しそうに笑った・・・
レナは、別人になったというわけではないのだが、それでも大きく変化した。
リカードはその変化にまだ釈然としないものを感じているようだ・・・
365 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/02/29 22:49 ID:3PGpUDww
そのころ、左の道を突き進んだ。男の子軍団。
『オレはカチュアだな・・・』
しばらく進軍した後、真っ先に口を開いたシーザの言葉がそれだった。
それだけで、みんなは何を言いたいのか理解した。
『いやいや、ミネルバ様』
トムスが言った
『オレもミネルバ様!』
トーマスが言った。
『おまえらなぁ・・・・』
カインはちょっと呆れながら、何かを言おうとしたがマリクにはばまれた。
『おまえら、エリス様を見てからそういう発言をするんだな!!』
しかし、その発言は皆からの反発をかった
『ちげーよ、今いる中(というかマケドニアの女勢)での一番だよ。
そんな事言ったら、オレはシーダ様だろうが!』
シーザは空気の読めない魔法使いをしかりつけた。
『そっか、スマン』
素直に頭をさげたマリクに、カインは”いや、謝るなよ”と思った。
『じゃあ、オレはパオラだなぁ』
姉属性が好きなマリク的には当然の選択。
カインは”いや、きちんと答えるなよ”と思った。
『で、カインは?』
シーザがあたりまえのように話をふってきたので、カインは言ってやった。
『・・・・オレ的にはエストだ!』
366 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/02/29 22:49 ID:3PGpUDww
一方、右の通路を行った女の子軍団は・・・
『結局、威力が問題でしょ。はがねの方が絶対に優れてると思うよ』
『そう?命中と軽さの方が絶対に大事だと思うのだけど・・』
『ようするに使いどころによると思うのだが、私もはがねの方が良いな』
カチュアと、パオラと、ミネルバの3人は、鉄とはがね、どちらが使えるか、
で熱く議論を交わしていた。そんな中、エストだけは冷めていて、
『あのさぁ、そんな事より、みんなマルス軍の男の子で誰が一番かっこいいかとか話さない?』
そんな事を言ったのだが、姉の『却下!』の一言で、
こんな色気の何もない話が続いている・・・
後ろの方で、黙ってレナがついてきている。
レナだって女の子なんだしこんな話好きなわけないよね。
と、エストは共感を覚えて話しかけてみた。
『レナさん、色恋沙汰そっちのけで、
武器性能について嬉々として語り合う、うちの姉達をどう思います〜?』
私たちは私たちで女の子らしい会話しよ〜と思った、のだがレナの返事が・・・
『私は武器よりも、魔法書の性能について関心がありますね』
『そ・・・そうですか・・・・』
その後、レナはファイアとサンダーの違いについて喋り始めた。
それを聞きながらエストは、ここでまともなのは、あたしだけか・・・
と、ちょっとだけ切なくなった。
368 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/02/29 22:50 ID:3PGpUDww
左から進軍した男の子軍は、
主に、トムス・トーマスの、グラディウスとパルティアで殲滅し、
右から進軍した女の子軍は、
エストのメリクルソードでアークマージやスナイパーを狩った。
よ〜しハマーンあるし、3種の武器使いまくっちゃうぞ〜。
という方針で、経験値を稼ぎまくる作戦をとった。
エストがガーネフの分身を追いかけたら、その先にアークマージの増援がでてきてヒヤッとしたり、
(ボルガノンとか持ってたらアウトだったけど、下級魔法だったので助かった)
キルソードもった勇者の攻撃をマリクがくらって、あやうく死ぬ(クリティカる)ところだったりと、
そんな自体もあったのだけど、なんとか皆無事に、ガーネフを追い詰める事ができた。
そして、レナがガーネフの前に立つ。
『暗黒魔法の使い手ガーネフ、そのマフーは脅威の対象となりえるのだけれど、
その術数権謀の用い方にも頭がさがるわね。
けれどその組み合わせがあっても、私の見たところ大陸で2番目』
レナは、フッと魔女の冷笑を浮かべた後に続けた。
『ここに、スターライトを持った私がいるから!』
子供の頃、魔法少女してた事のあるレナは、悪の親玉を前にしてちょっとノリノリだった。(つづく)
>>362 誰も死なないなぽ
まぁ賭けるならシーザ
死人0 1.10
どうでもいいけど、今日のぽこにゃんはキモかった。
>>371 これやってる間は厨房行為をひかえてたけど、今日はどうしてもテンションをあげたかった(*´p`*)SORRY
373 :
名無しさん?:04/03/02 01:16 ID:wzh0P7nQ
_,,_
(゚Д゚≡゚Д゚) (゚Д゚)マダー?
374 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/02 06:16 ID:m18I7Dfl
ガーネフは、そんな怪傑ズ○ットみたいなレナを見て、うぬぬ、とうめく。
『ワシには解るぞ。星に魅入られて弱さを切り捨てたな。
貴様が人類最強なのは認めよう!!だが無敵の強さというわけではあるまい』
『・・・・・』
レナはそれに対して返事をしなかったが、内心では同意していた。
例えば今のマリクと戦えば、5回に1度は負けるだろう。
そして、暗黒皇帝メディウスには、いくらレナでも勝てる相手ではない。
『そこで貴様は、ワシと手を組む。というのはどうだろうか!』
ガーネフは突然、説得を始めた。
マフーとファルシオンを持ったガーネフは、レナの弱点を補う存在なのだ。
『弱さを切り捨てたおまえは、仲間を捨てる事もためらうまい!』
レナはガーネフの洞察力を認めた。
『やはり、アナタは恐ろしい人ね・・・それなら大陸の覇権も手に入るでしょう』
思えば、カミュやミシェイルほどの人間が道を誤ったのも、この暗黒司祭の手腕によるもだ。
375 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/02 06:18 ID:m18I7Dfl
しかし、レナはキッパリと拒絶する。
『でも悪いけどアナタは趣味じゃない。強いけれど、それだけでしかない。
カミュやミシェイルの方がよっぽど魅力的なのよ』
『そっ、そんな理由で断るのか!!!
おまえは、おまえは弱さを克服したかったのではないのか??』
ガーネフは、信じられん、といった表情になる。
『それは結果でしかない。私が求めたものは違うの・・・』
『では、一体何だと言うんだ!!』
『私が求めたのは、何があっても私を守ってくれると言った彼よ』
冷たく言い放つレナに、ガーネフは叫んだ。
『まさか・・・まさか、星のオーブは”その言葉通りの”力を与えたのか??』
『そう、何があっても私を守る、これはそれだけの力でしかない。
ガーネフ、アナタの誤算は、私の根本的な部分、星の魔女でいるためのルールを知らなかった事。』
そう言って、スターライトの準備に入るレナを見て、ガーネフは半狂乱になってマフーを放った。
暗黒の衝撃は、レナをかすめて手傷をおわせる事はできたが、
”攻撃を封じる”という本来の効果は発揮されない。
『スターライト・エクスプロージョンっっ!!!』
反撃で、星達の輝きが降り注ぐ。
1撃は何とか耐える事ができたガーネフだが、次にくる追撃に死を覚悟した。
最後にレナに質問をする・・・
『そのルールとはなんなんだ?』
『彼の望まない事はしない。それだけよ』
(だから私は、もう悲しむ事も、泣く事もしない・・・)
レナの言葉と共に2撃目のスターライトが降り注ぎ、ガーネフは爆発の渦に飲み込まれる。。
それが、暗黒司祭ガーネフの最期だった。
376 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/02 06:20 ID:m18I7Dfl
第19章 マムクートの王国
ガーネフを倒し、僕の姉さんを助け出す事に成功した我らがマルス農林水産省。
姉さんは、ドルーアにある神殿にいけば、死者を1人だけ生き返らせる事ができると言う。
その発言でざわつくマルス軍。
連日、誰を生き返らせるんですか?と様々な人間から問い詰められるようになった僕。
事が事だけに、ここは半端に決めるわけにはいかねーと思った。
そこで、僕はある方策をとって死者蘇生の人間をチョイスする事に決める。
全員を一同に集めて、僕は告げた。
『みんな、ここは投票で決めたいと思う!!民主的に数の暴力でものをいわせたら勝ちだ!
万年2軍の連中でも、1軍でバリバリやってる人間でも、ここでは同じ1票でいくよ!!』
ざわ・・・ざわ・・・
みんながどよめく中で、僕は最後に告げた。
『もちろん、誰を生き返らせるかでモメるのはダメだ。それぞれの意思で決めてくれ。
ドルーアに到着したら投票を行おうと思う!!』
こうして・・・死者復活の座をかけてマルス軍内部では決戦投票が行われようとしていた。
候補者は7名・・・
オグマ ウルフ ナバール ジュリアン シーダ ラディ カシム
いまさら小熊を復活させても役に立たんだろ
ウルフに一票
ジュリアン
クリリン
CCまでしたカシムだろ
カシム
カ・シ・ム! カ・シ・ム!
シーダ
おまいらに投票を仰いでるわけではないと思うが
お茶姫に一票!
貸し無
シーダたん
ジュリアンたん
お茶姫
復活したラディとシーザの絡みが見たいな
ぞうえんたいとかはあらかじめしらべてないの?
>>389 お茶姫って何だよ?
ぽこにゃんに関係ないこと書くなよ}{age!!
393 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/03 22:30 ID:PhsXaYdG
僕と姉さんは、いわば主催者みたいなものなので、投票権は無い。
ただし、同率1位が出た場合の決定権を持つ事になっている。
『マルス様とエリス様が投票を放棄するなら、自分も投票しないどきます♪』
マリクもそういって、投票権を辞退。
そして、同じように投票を辞退した人達。
リンダ・ミシェラン・ボア・ウェンデル・ジョルジュ・サムソン
ジェイガンは生肉をクチャクチャやりながら、何も言わずにシーダに一票を投じた。
アベル・ドーガ・ゴードン。
アリティア軍の忘れられつつある3名も、何も言わずシーダに投票。
サジ・マジ・バーツ。
3人は、シーダに票を入れようとした、実際に投票の話を聞いた時はそれ1択だったのだが、
罪悪感からか?3人は投票日が迫る中、オグマの夢でうなされる毎日をすごす。
ゲッソリした顔で、隊長のオグマに票を投じたとか。
『ウルフだな・・・』
『ウルフですね・・・』
『ウルフ・・・』
『うん、ウルフ・・・』
オルレアンの、ハーディン・ロシェ・ビラク・ザガロの4人は当然のようにウルフに。
394 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/03 22:30 ID:PhsXaYdG
『おじいちゃん、誰かを生き返らせられるんだって』
『そうか・・・じゃあ田中さんを生き返らせたいのう・・・』
『3000年前に亡くなった田中さんかぁ、懐かしいなぁ。チキもそうしよっと』
チキとバヌトゥ 無効票。
『ところで、ミディアは誰に入れるか決めたのか?』
『ううん、アストリアは?』
『オグマもいいが・・・ナバールにしようと思う』
『そう・・・じゃあ、私も決めたわ』
『そうなのか、誰に?』
『ウフフ・・・知ってるくせに♪』
バカップルはどんなイベントでもイチャつくのを忘れなかった。
アストリア・ミディア。ナバールに投票。
そんな風にして、投票は行われた。
しゅつげきメンバー。
カインlv31 レナlv40 マリクlv26 シーザlv24 ミネルバlv20
カチュアlv25 パオラlv21 トムスlv26 トーマスlv26 エストlv14
リカードlv9 リンダlv11 チキlv7 チェイニーlv1
395 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/03 22:33 ID:PhsXaYdG
今回の城への進行ルートは2つ。
最短ルートでは、山が連なっている場所を進むか、
遠回りして山を迂回するかのどちらか。
最短ルートをいけば、狭くて移動力が奪われる戦局になるので、
マリク・レナ・リンダ・チキ・トーマスといった遠距離攻撃のできる人間を前面に出す。
山を迂回して進むのは、カイン、トムス、シーザ
僕と姉さんとリカードは、ひとまずその場に待機。
位置的には、最短ルート進行メンバー達の近く。
そして、ドルーアの神殿の宝を狙う盗賊を討伐しに向かため、
ひとまず山脈地帯の中のさらに高い山の上、戦場の中心地とも言える場所に、
ミネルバと3姉妹が飛び立っていき、そこで戦況をみきわめてから進軍する事になった。
396 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/03 22:36 ID:PhsXaYdG
高い山に囲まれた中で、かろうじて通る事のできる道がある山脈地帯。
そこを通過すれば、ドルーア城はすぐそこにある。
しかし、山をはさんだその向こうからは、
火竜×3、スナイパー×2、エルファイアーを持った司祭がやってくる。
ジリジリとお互い間合いをつめ、山脈の中で攻防戦が行われようとしていた。
『レナ先生、それじゃいつものヤツいきまっす』
チェイニーはレナの隣にやってきて、
『ピリカピリララポポリナペペルト〜星の魔女にな〜れ』
呪文を唱えて、パッとレナに変身してみせる。
(今回は、お邪魔なアレできたか・・・・)
毎回、唱える呪文が違うので、レナはいつも内心でツッコミを入れる事にしている。
レナはその後、前線に出ようとしたら、
『レナさん、頑張れっすーー!!』
リカードから大声で声援を送られた。
それを聞いたチェイニーが、”レナの姿で”、
『うん、私頑張るね、チュッ☆』
とか投げキスをやって、本物のレナから殴られる。
『バカやってないで、アナタは後方いってなさい』
能力値は一緒でも、チェイニーはHPが低いので、
防御無視の火竜の攻撃一発で死ぬので、今回は壁役ではなく杖担当になる。
そのままさっさと前線に向かったレナを見てチェイニーは思った。
星の魔女さんとリカード君の関係って、これまで殺伐とした空気があったけど、
最近は和やかになったもんだな、と。
これって、『普段、私の世話になっているんだから』とレナが圧力をかけてきた、
あの投票の事が原因なのだろうか、とか考えていた。
397 :
Metal ◆xyk1FuL/eE :04/03/03 22:36 ID:3kNbAiFL
可哀相な1が居るスレはここですか?
398 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/03 22:37 ID:PhsXaYdG
投票日が迫った時、
リカードはレナのところにやってきて率直に質問をした。
『レナさん、アニキにいれるっすよね!』
その時レナは冗談ぽく、戦力的にはカシムの方がいいのでは?、と言おうとしたが、
あまりにも必死な表情だったので、からかうのはやめようと思った。
『ま、他に投票するべき人もいないし、彼にしとくわ』
極めて義務的な物言いをする。
しかし、それを聞いてリカードは心底安心した顔になった。
『そうっすか良かった・・・ならいいっす』
そう言ってそのまま去ろうとしたが、レナが声をかけた。
『ところでリカードは、昔の私に戻って欲しいと思う?』
『・・・・・・・』
何を言ってるんだろう、という顔でリカードは見つめてくる。
レナはリカードになら、いっそ話そうかと思っていた。
この力は星のオーブに魅入られた事で、ジュリアンが与えてくれた力。
『レナさんは何があっても守るよ』そう言った彼の言葉が根本的な支えになっている。
そのため、自分の身を守るためにしか行使できない事。
そして、”そうしなかった場合は力を失ってしまう事。”
それはレナにとっての弱点で、誰にも知られてはいけない事だったはずだけど・・・
『それはそれで、レナさんがレナさんでなくなる気もするっす。
だって今のレナさんだって、レナさんなんでしょ?』
レナが何かを言う前に、リカードはそう答えた。
『・・・そうね・・・そうなのかもね・・・』
レナは軽く頷いた後、言うまでもない事なのかもしれないなと思った。
レナ・リカード・チェイニー(レナの圧力で)・マチス(レナの圧力で)
この4人は、ジュリアンに投票していた。
ドキドキ...
結局どうなるんだYO
気になって夜も眠れないYOヽ(`Д´)ノ
401 :
h.:04/03/03 22:45 ID:ae2GVX65
集計
・θ 4票
・小熊 3票
・醤油 4票
・ロリコン 2票
・リフィス 4票
さてさて…
醤油?ウルフの事だよね
なんで醤油?
醤油顔なんでしょ。
405 :
名無しさん?:04/03/04 00:00 ID:PQm07EV0
もとネタ知らんけどおもしろいぞこのスレ
すごいなよく続いてるよ
あげ
_,,_
(゚Д゚≡゚Д゚) (゚Д゚)マダー?
もしかして、19章の火竜軍団にマルス頃された?
○素が頃される=連載中止 ってことか・・・。
ぽこにゃん相手してくれてありがとう〜
もう荒らさないよ〜
某韓国ゲーム国際鯖住人一堂より
412 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/05 03:25 ID:nAYKS6ff
高い山の上の戦場の中心地にて、戦況を見極める事になったミネルバと3姉妹。
近寄ってきた、スナイパー×2と火竜を1ターンの突撃で殲滅し、
ドルーア神殿に向けて飛び立って行った。
盗賊はすでに神殿に侵入した後。
無理に追うと、火竜×2と勇者から集中攻撃を受けてしまう。
ドルーア神殿に包囲網をしいて、敵を1体づつおびきよせて殲滅する事にした。
(ここが死者を生き返らせられる神殿か)
神殿にやってきて、エストは、
『どこが他と違うのかわかんないね』
と率直な意見を言った。
『そうだね、レナとかなら解るんだろうけど・・・』
カチュアも同意した。エストはそんな姉を見て、
『それにしても意外だったなぁ、カチュア姉ちゃんがあんな趣味悪かったなんて』
『なっ・・だから、違うって言ってるでしょ!!』
エストは投票での事を言ってるらしい。
413 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/05 03:25 ID:nAYKS6ff
死者復活投票の事を知った時、ペガサス3姉妹は・・・
『私は、ナバールにする〜。美形らしいんだ♪お姉ちゃん達は決まったの?』
エストが浮かれながらそんな事を言った。
『そうね〜、私は誰でもいいんだけど、このさい顔で選ぶのも悪くないわね〜』
パオラもそんな風に答えたが、カチュアは何やら深刻な顔をして・・・
『・・・・私は・・・カシムにしようと思う』
『ゲー!趣味悪っ』
そう言ったエストを、カチュアはギロリとにらんで反論する。
『馬鹿!戦力的にカシムが一番じゃない』
『私にはそんなのより美形の方が大事だも〜ん』
おちゃらけたエストの言い方に、カチュアはムッとした顔になったが、
そのまま何も言わずにどこかへ行ってしまった。
しばらくして・・・
カチュアがミネルバと一緒にやってきて、エストはギョッとした。
414 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/05 03:26 ID:nAYKS6ff
『ミネルバ様、エストが顔で選ぶとか言ってるんです。』
そういって非難の顔で、エストの方を指差す。
『コラ、カチュアを困らせたらダメだぞ』
ミネルバは、お説教モードになっていた。
エストは、『そ、それ、反則っ!』と思った。
パオラは、カチュアには他に何かカシムに投票したい事情があるのだろうと思った。
思い当たる事は少しある。カシムが死んだ時に、カインがへこんでいた。
その時に元気づけた(?)のがカチュアだった。
なんとなくだが、カインはカシムに投票すると思う。それが原因かもしれない。
けれどあの子は”愛に狂う”というタイプではない。
本心がどうであれ、何かの負い目があるのかもしれない。
『そうですね、戦力的に考えてカシムが一番でしょう』
けれど、余計な詮索はせずに、ここは素直に賛同する事にした。
姉としてできる事はそれだけだろう。
カイン・パオラ・カチュア・エスト(姉の圧力で)・ミネルバ・マリア。
カシムに投票。
416 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/05 05:43 ID:nAYKS6ff
山脈地帯を迂回するルートを行ったカイン・トムス・シーザ。
『それにしても、伝説の武器は頼もしいよな』
カインが2人に声をかける。
今回、トムスがグラディウス、シーザがメリクルソードを持っていて、
遠くの方ではトーマスがパルティアを使ってる。
それを聞き、シーザは、フムと頷いてから、
『言外に、おまえらはクズだけど武器性能のおかげでなんとか戦えているな、
というものが含まれているに違いないと素早くキャッチしたぞオレは』
それにすかさずトムスがツッコム。
『それ、事実やないですか』
そう言った後にトムスとシーザは馬鹿笑いをした。
カインは、そんな2人を見て、呆れながらも顔をゆるめた。
『確かに3馬鹿に3種の武器はもったいないかもな』
『おい、言外にオレ達より3種の武器の方がスゴイってのが含まれてるぞ!』
『言外も何もそのままですやん』
417 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/05 05:43 ID:nAYKS6ff
そんな、シーザ・トムス・トーマスの3馬鹿の投票は、
酒の席で、誰に投票するか話し合って決定されていた。
シーザは、自分の隣にもう一つの杯を置いて、そこになみなみと酒をついだ。
『こいつはラディの分だ。高い酒をチビチビやる派のオレと違って、
安酒をガバガバ飲むのが好きだったんだ』
そこへ間髪いれず、トムスが、
『あとシーザさんと違って、才能のある傭兵だったそうですな』
『そうそう、オレとは違って才能が、ってコラーー!!!』
トムスの禿頭にノリツッコミをいれるシーザ。
そして、ギャハハハ、と馬鹿そのものな笑いが巻き起こる。
それが彼等のいつもの光景になっていた。
『そういやさ〜、おまえら誰にいれるの?』
見慣れたやりとりの中で、トーマスが質問をした。
シーザは真面目な顔になって答える。
『ラディとオレは、いろんな面で正反対だったが、
女の趣味だけは一緒だった。シーダ様にいれればヤツも喜ぶだろう』
『・・・というのは建前で、普通にシーダ様が好きなんやろ?』
トムスのツッコミに、シーザはデヘッとだらしなく顔を崩した。
そしてまた馬鹿笑いが発生した。
そんなやりとりを見てトーマスは『ラディ、浮かばれないよな・・・』とちょっと同情した。
シーザは、そんな不幸な相棒のために、その日はトムス達と一緒に安酒をガバガバと飲んだ。
それが彼なりの供養だったのかもしれない・・・・
シーザ・トムス・トーマス。
なんだかんだで、全員シーダに投票。
FEでよくこんなに沢山文章書けるな
結構面白いしぽこにゃん文才あるぽ
ぽんぽこりんの、へんぽこりんの、にゃ〜〜〜〜〜ん。
し ね ぽ こ り ん。
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>>419が氏ね
ミ ● ● ミ
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ミ ,.,.,...':,_ミ ○ ;ミ '; ;ミ ○ ;ミ_:'
ミ,.,;.,.;,,. 丶, ,:"丶,,:" ミ,.,;.;,.丶
こんな釣りにひっかかる420は低脳にゃん。
420のほうが死んだほうがいいにゃん。
422 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/06 17:04 ID:CFJAeVV9
結果発表
1位シーダ 7票
2位カシム 6票
3位ジュリアン 4票
3位ウルフ 4票
5位オグマ 3票
6位ナバール 2票
7位ラディ 0票
こうして・・・・シーダが生き返る事になったとか。
だが、まさかあんな結果になろうとは・・・・
僕は天井に向かってブツブツ呟いた。
423 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/06 17:04 ID:CFJAeVV9
敵はあらかた殲滅し、ドルーア神殿への道が開けたので、
僕と姉さんは、ゆっくり山を迂回しながら向かった。
そんな中で増援部隊が現れる。
点在する各砦から、Pナイトやら勇者やら火竜などが出現。
ドルーア神殿付近で待機させている仲間達の近くにはスナイパーが!!
突如現れたスナイパーさんはパオラに攻撃。
弓は飛兵に3倍ダメージの法則で、攻撃力63の銀の矢が、パオラの胸を貫きサドン・デス☆
*その時の心象風景
∧_∧
_Å__ ( ´Д⊂ヽ
| -_-|ノ 三● ⊂ ノ
.ノ|_ トマト| 人 Y
丿 ヽ し (_)
424 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/06 17:05 ID:CFJAeVV9
『あsぁいdjlさk;flじゃ!!!』
突然のありえない死に僕は絶叫。
その後、白目を向いてブツブツ言ってる僕に姉さんは話し掛けた。
『ところで、マルス。この場合でもシーダさんを生き返らせた方がいいの?』
う・・・と言葉につまる。
考えてなかった、まさかこの戦いで死者が出るなんて想像もしなかったなぁ。
ドルーア神殿では、残された姉妹2人が放心状態で真っ白な顔で立ちすくんでいる。
僕が判断に迷ってると、姉さんがさらに質問してきた。
『マルス、そういえばシーダさんの体はありますか?』
『え、そんなものないよ・・』
『オームの杖は、魂を呼び戻す事はできますが、そのための器が必要ですよ』
肉体が無いから、鋼の鎧を器にして生き返らせる・・・
それが今回の”オチ”だったはずなんだけど・・・僕は苦笑した。
『じゃあ、しょうがないから生き返らせるのはパオラにしよう』
というわけで・・・結局、生き返ったのはパオラさん!!
その後は難なくドルーア城を制圧。
いよいよ、メディウスとの対決が迫る!
悪いけど・・才能無いね
まさか増援部隊の情報なしでプレイしてるの?
隠しショップ知ってんだから一度クリアするなりしてんじゃないかな
428 :
名無しさん?:04/03/06 21:39 ID:uIIvU0TC
相当やり込んでるだろ
自称プロゲーマーだし
429 :
ひょう:04/03/06 21:50 ID:PXBFaLjg
ぽこにゃんあれな。
ノリで生きるのも悪くないぜ
かわき茶亭ってサイトの攻略のポイントってのだけ読んでやってた。
>増援など怖くない
>10ターン目に1度だけ増援が出るが、弱いので別に気にしなくてもいい。
>ただ出ることだけは覚えておかないと、まさかの事態を招くことになるので念のため。
最初の1行目に踊らされた・・・('A`)
茶亭の管理人に抗議しとけ。
20章は部隊4つに分けるんだよな。どういう分け方するんだろ。
別れ方によっては死人でるね
だがそれがいい。
434 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/07 21:42 ID:6ymg9SJY
19章外伝@ カチュアのドキドキメモリアル
ドルーア城への進撃を控えて、一時の休息をとる事になったマルス軍。
カインは座り込んで小説を読んでいた。
もっとも小説の文字をただ追っているだけで頭に入ってはいない。
ただ、戦場の前は頭をカラッポにしたかった。
そんなカインの前にいつのまにかカチュアが立っていた。
『邪魔・・・でしたら言ってくださいね』
『いや、そんな事ないよ』
カインはそういって本を閉じて、カチュアを見る。
『あ・・・どんな本を読んでいたんですか?』
『恋愛小説』
『え、なんか意外ですね』
『子供の時から好きだったんだ。なんでだろうなって自分でも思う。
他のジャンルはまったくダメなんだけどね』
『それは、もしや素敵な恋愛への憧れから、ですか?』
カチュアは冗談ぽく言ったが、カインはちょっと考えてから、
『そうかも、憧れ・・・・それと、諦めから、かな。
騎士として生きようって決めた時に、何故か恋愛は邪魔だと思ったんだろう
だから物語の中だけでも、それを求めたのかもしれない』
『ですよね!私たちに恋愛は邪魔ですよね!』
カチュアは無駄に力をこめて言った。
『え・・・うん。そうかな・・・』
別に、他人に同意されるような類の物ではないと思っていたので、カインはちょっと戸惑った。
そんなカインを見て、私また空気読めてないかも、とカチュアは思ったが、
『私は、そうなんです』
もう強引に押し切った。そしたらカインは好意的に頷いて、
『そうか・・・じゃあ、お気に入りの恋愛小説を今度貸そうか?』
『は、はい!』
良かった、何が良かったのか知らないが、カチュアはなんか嬉しかった。
たまに空気が読めないで失敗しそうになる事が長年の乙女の悩みだったが、
私はなんとかやっていける。そういう自信が芽生えたからかもしれない。
435 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/07 21:43 ID:6ymg9SJY
19章外伝A カインのさえないメモリアル
カチュアにお気に入りの恋愛小説『ふぁいなるふぁんたじー8』を渡したカイン。
主人公のスコールという青年が、電波気質の強い女の子との大恋愛を描ききった超大作である。
そこで、カインはちょっと気付いたように、
『そういえば何か用でもあったの?』
カチュアも忘れかけていたらしい。今、思い出したかのように、
『あ・・・、えーと、私が約束したの、覚えていますか?』
・・・約束?と呟きながら。カインは首をかしげた。
カチュアはちょっと言いにくそうに、視線をアチコチにさまよわせながら、
『あ、あの、カシムが死んでカインさんが沈んでいた時で、
私がカインさんの鼻ツラにパンチをして、アゴを蹴り上げた後の約束だったんですけど・・・』
あ〜、あの時か、とカインは軽くひきつった笑いを浮かべた。
完全に気を失っていたので覚えているわけがなかった。
『あの時、カシムがいない代わりに私が強くなりますって、言ったんです』
『そうだったのか。そんな約束をしていたのか・・・』
カインはちょっと真剣な顔をして黙った後、ニコリと笑って、
『カチュア、強くなったな』
『あ、ありがとうございます!』
カチュアは力一杯、お辞儀をした。
カインは、正直オレより強いよ・・・とか言いそうになったが、
それを言うと、自分が惨めな気持ちになりそうなのでやめておいた。
頑張ります!と言って走り去っていくカチュアを見て、
カインは確かにときめいた。しかし、その気持ちは無意識の内に打ち消される。
剣のみに生きてきた騎士には不要な感情のようだったから・・・
436 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/07 21:45 ID:6ymg9SJY
19章外伝B ミネルバの秘密のお店3
『合言葉は・・・・』
『迷える子羊には愛のムチよ』
ミネルバが答えると、扉は自動で開いた。
ここは世界各地に存在する、秘密クラブ、ドルーア支店。
そこは、城主すらも存在を知らない。
1クセも2クセもある者達のためだけの非公式な溜まり場・・・
地下にある狭いスナックで、数名の客しか入っていない。
ミネルバは適当にウーロン茶を注文した後は無言で、常連の1人が歌っているカラオケに耳を傾けた。
タイトルは空耳ケーキ。
まったり癒し系なアニソンのようで、
特殊なソプラノ声と、ハードな息継ぎが要求される高レベルの曲。
30近くの男性が、顔を真っ赤にしながら、死にそうになりながら歌い上げようとしている。
そして、完全に周囲は沈黙。表情も完全に無表情である。
『ワンダーランっ! ようこそ君には
ふぇありぃらんっ! 愛の魔法なの 』
イタイ歌声だけが響き続ける。そんな不可思議ワールド・・
437 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/07 21:46 ID:6ymg9SJY
歌っていない常連達が、ノートに何かを書き込んでは回しているのが見える。
ミネルバの方にもそのノートが回ってきた。
ノートの表紙には、コミュニケーションノートと書かれている。
そこには一文字、『見事すぎるほどキモイ』だの、
『完全に原曲をぶち壊してはいるが、そこが素晴らしい』だの『聞いていて寒気がする』
だの、書かれていた。
ミネルバも、『原曲からして好きではないが、ここまでヒドイと脱帽』と記入した。
この秘密クラブでは、カラオケがメインなのだが、発言を禁じられている。
それだけでなく、手拍子なども一切してはいけない。
歌を歌うか、ノートに書く意外のコミュニーケションの方法は一切ないと言える。
また、その場のルールが常に定められていて、
今回は、”イタイ歌”もしくは”普通の人と行く時は絶対歌えない歌”と言ったところだろう。
仮に、”盛り上がる曲を歌う”というルールであっても、
盛り上がっているのは、歌っている人間だけで、
他の客達は沈黙と共に、ただただコミュニケーションノートを回すだけである。
異様な光景と言えるが、客達はそんな空気だからこそ楽しめている。
しばらく静観していたミネルバだったが、
他の客が、”ABCの歌”を無理やり”オッパイ占い”の歌詞で歌おうとして、
限りなくスベッている様を見て確信した。
今のルールは、”サムイ歌い方”なのではなかろうか・・・
438 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/07 21:47 ID:6ymg9SJY
ミネルバはまず最初に『ちょっときいてな』を選曲。
延々と同じテンポで、陰鬱な口調の関西弁を使い、
小学校の思い出を語り続ける、鬱ソングだ。
ネタで歌うにしても、選曲じたいが最強にサムイ!
ミネルバは普通に歌い続けた。
コミュニケーションノートには『死にたくなった』だの、
『心地よい苦痛でした』だの、『ビーマニでも使われたよね』とか書き込まれる。
そんな風にして常連達に混じり、程よく歌い続けていると、
メニューの書かれたプレートが別の物になっていた。
ソフトドリンク、カクテル、サワーなどのありがちな定番メニューの他に、
パワーリング、りゅうのたて、てんしのはごろも、などが付け加えられている。
ミネルバは、オーナーにアイコンタクトとサインだけで注文を全て終えた後、
りゅうのたて、てんしのはごろも、を大量に抱えてマルス軍のもとへ帰っていった。
>ぽこにゃん
ワロタ。いつもながらGJ
440 :
名無しさん?:04/03/07 22:45 ID:ndjEDbnr
カイン落ちこぼれてきたのか
何かカチュアのキャラがムカつくな。
ブレスに焼かれて氏ねよ
第二部・英雄戦争編のプレイ日記も是非書いてくれ。
オモロイ。
444
こりゃオモロすぎる。FEやりこんだ人間にはたまらないものがありまふ。
がんばれ!
446 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/09 19:13 ID:4iC7JMIO
第20章 選ばれし者達
ドルーア城内に敵を追い込み、
4方の門から突入した我らがマルス解放軍。
いよいよ最後の決戦が始まろうとしていた・・・・
しゅつげきメンバー。☆最終ランキング☆
(パラディン・ドラゴンナイトなどは降りた状態)
上位クラス
【レナ】lv40
・星とハマーン効果で、司祭でありながら魔防14をのぞいてオール20。
ノードーピングで最強の魔女(HP28でも問題なし)
【カチュア】lv28
・STR17 LUC18 DEF19 魔防5 他20 HP44
常に安定した強さをほこる。(19章でDEFとHPを1回ドーピング)
【カイン】lv32
・SKL19 DEF15 魔防4 他20 HP45
序盤からSTR・SPDが高く脅威の突撃力をほこる。
中盤の要だったが、終盤は守備力に難アリ(19章でDEF2回 HP1回ドーピング)
447 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/09 19:14 ID:4iC7JMIO
最終メンバー・中位クラス
【マリク】LV28
STR17 SKL19 SPD18 DEF10 魔防10 他20 HP41
HPの伸びが良い優秀な司祭。
(STR2回ドーピング)
【パオラ】lv22
・SKL18 SPD15 LUC13 WEP18 魔防2 他20 HP40
竜から降りるとやや見劣り。
(STR1回 DEF2回 HP1回ドーピング)
【ミネルバ】lv20
・STR18 SKL12 LUC19 DEF15 魔防7 他20 HP39
星のオーブに頼って強化。3姉妹に支援つくのも嬉しい。
(DEF・HP1回ドーピング)
【エスト】lv18
・STR18 SKL13 SPD19 DEF14 魔防0 他20 HP39
とにかく登場遅いので、活躍の機会は少ない。
(HP2回ドーピング)
【トムス】lv27
・SKL17 SPD14 LUC9 魔防5 他20 HP35
壁キャラだけど、LUCに難アリ。専用武器と化したグラディウスの性能はすさまじい。
(ブーツ使用)
【マルス】lv20
・STR18 SKL13 SPD19 LUC20 WEP15 DEF18 魔防6 HP49
中盤の人材不足のおかげで嫌でも成長。(16章でレベル20達成)
星のオーブで強化する前にレベル上げすぎた。
(魔防1回 DEF2回 HP3回ドーピング)
448 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/09 19:15 ID:4iC7JMIO
最終メンバー・下位クラス
【トーマス】lv30
STR13 SKL18 SPD14 LUC10 DEF10 魔防5 HP29
急造のパルティア使い。カシムが銀の弓使うのとあまりかわらなかったり。
(ノードーピング)
【シーザ】lv29
STR13 SKL19 SPD18 LUC10 WEP14 DEF12 魔防5 HP40
19章で、守備2連続アップという奇跡がおきたおかげで質の悪いカチュアってカンジの安定感はある。
何一つ20いったステがない!
(ノードピング)
【リンダ】lv11
・STR2 SKL10 SPD15 LUC14 WEP15 DEF6 魔防4 HP23
レナとマリクいたので育てないまま終わったけど、オーラには何度か助けられた。
このステでも使いどころはある。
(DEF1回ドーピング)
【リカード】lv9
・STR9 SKL3 SPD13 LUC4 WEP3 DEF4 魔防0 HP20
何度かクリティカルの危機を回避しているので、リアル幸運は高い。
リカードを使うと、とにかくジュリアンの優秀さがわかる。
449 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/09 19:16 ID:4iC7JMIO
最終メンバー・特殊なクラス
【チキ】LV7
・初期ステータスに+1程度。 HP23
(HP1回ドーピングで竜変身時の耐久値アップ)
【チェイニー】lv1
・初期ステータスのまま。
レナと並べる事で強い。
450 :
名無しさん?:04/03/09 19:44 ID:biwhK+E4
20章がラストなん?
ちがうよ
第一部は20でラスト
第二部もある
第二部もやれってことですなW↑
丁度500近いし、折り返し地点に丁度いいな。
455 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/10 02:41 ID:QSNdlIdk
まず最初に、4つに別れる部隊配置をしっかり決める。
城の見取り図的に、下の方から進撃するのが、僕・マリク・カイン・リンダ・チキ。
僕らの位置から左の壁を隔てた場所にいるのが、シーザ・トムス・トーマス。
左上に、レナ・チェイニー・リカード。
右上に、ミネルバ・3姉妹。という風に分散している。
僕等のグループは、扉をあけた先に、勇者・ジェネラル・スナイパー・マムクートが立ちふさがる。
『よし、次世代カインいってこい!』
僕らはカ・イ・ン!カ・イ・ン!と声援をおくる。
とにもかくにも、カインなくしてマルス軍は語れない。
なんだかんだで頼りになる赤色のナイトだった。
『こんな生活もこれで最後か・・・』
そう言ってカインが前に出て、戦闘開始!
『いよいよ最後の戦いだな、マリク君や(*^ヮ^)』
『こんなに燃える戦いは久しぶりですね、マルス様
ミニ四駆のジャパンカップ以来ですかね。』
僕とマリクも、使用禁止のハイパーダッシュモーターを偽装してレースで使った事が発覚して、
ミニヨンファイターにコッテリしかられた事なんかを思い出しつつ、目の前の敵を殲滅しにいった。
456 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/10 02:42 ID:QSNdlIdk
トムス・シーザ・トーマスの3人組は、
早い内にマルスのいるグループと合流したかったが、
先に進むと、トロン持ちの司祭の射程範囲に入ってしまう。
全員、幸運9か10しかないので必殺率18に怯える。
『じゃ、壁際でおとなしくしようぜ〜!』
シーザは我先にと一番後ろまで後退。
『うむう、確かにトロンは怖い』
トムスも壁際に移動。
『まぁ、ゆっくりやるかな』
トーマスもそれに続く。
馬鹿3人組、トロンの前に身動きできず。
457 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/10 02:43 ID:QSNdlIdk
見取り図的に、左上の方から進んだグループは・・・
『目の前には、マムクート、勇者・スナイパーっすね。
その後、ジェネラルと勇者もきそうっす。』
リカードが敵影を確認。
『そう、問題ないわ』
レナがスターライトを持って、部屋の入り口の前に立つ。
後ろでは、リカードの他にチャイニーがレナに変身して、リザーブの杖をいつでも振れるように待機している。
(メディウスの部下だけあって、精鋭揃いだけど、相手が悪いや)
とか思いながらチェイニーは、星の輝きと共に消滅していくドルーアの兵達を見届けた。
『レナさん、この戦いが終わったらどうするんすか?』
目の前の敵をあらかた殲滅した後にリカードは質問した。
レナは、どうでも良い事のように軽く答える。
『マケドニアの修道院に戻るんじゃないかしら。他に帰る場所もないのだし』
『そっすか・・おいらは盗賊稼業に戻ると思うっす』
『そう、アナタもこりないのね』
『おいらは、おいらでアニキの歩んだ道を追おうと思うっすよ
でも、たまにアニキの話をしに修道院に寄らせてもらっていいっすか?』
『別に構わないわよ』
たまには彼の事を思い出すのも悪くない。そう言って頷いた後に微笑んだレナを見て、
なんだ、そういう表情もちゃんとできるじゃないすか、とリカードはひそかに安心した。
458 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/10 02:44 ID:QSNdlIdk
そして、見取り図の右上にいるマケドニアの女勢・・・
(これ終わったら、別の大陸を気ままに冒険したいな〜)
とか思いながら、エストは司祭のボルガノンをヒョイとよけ、銀の剣を振る。
(戦いだけじゃなくて、そろそろ他の生き方も見つけた方がいいかもしれない)
とか思いながら、ジェネラルに必殺の一撃を繰り出すカチュア。
(この後はマケドニアの復興で今より大変になるけど、二人共わかってるのかな)
そんな妹達の気持ちをそれとなく察しているパオラはちょっと心配気な表情。
『パオラ・カチュア・エスト。後の増援などは私に任せて、
メディウスに向けて進みなさい』
ミネルバは3姉妹の指揮をとった。
(メディウスを倒したら、か・・・)
今は考えないようにしていた。
459 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/10 02:46 ID:QSNdlIdk
そして、トロンが怖くて動きを封殺されていたシーザら3人だったが、
司祭がトムスの範囲内までやってきたので、グラディウスの1撃で殲滅。
その後、左の通路を進み、メディウスまでの道を進む。
ジェネラルや火竜が立ちふさがるが、3人はノッていた。
『おらー、必殺さえなければこいつら怖くねーぞ!』
ドラゴンキラーで火竜を解体したシーザは、うおおお!と雄たけびをあげる。
ジェネラルは、パルティアで削り、トムスがグラディウスでトドメをさす。
『この戦いが終われば、オレらも英雄ってやつなのかな〜。フヘヘ。』
シーザがこの上なくだらしない笑顔で言う。
『いや、この戦いが終われば、オレ達なんて用なしなんじゃない?』
しかし、トーマスは冷静だ。そこへトムスが、
『何言ってるんですか。この戦いの後こそ!シーザさんが天下とるんやないですか!』
『え・・・天下って?』
『前から思ってましたが、シーザさんが何やっても笑いに直結するのは才能だと思います』
なぁ、なんの話?とシーザは理解できていないが、トーマスには解ったようだ。
『でも、バカには無理なんじゃないかな?』
シーザを指差して言う。
『天然素材のシーザさんを、ワシとトーマスさんでサポートですわ。
いけますって!暗黒戦争ネタちゅー、すごいオイシイ武器もありますやん』
『なるほど、3人のコンピか・・・悪くないかもな』
トーマスが何やら考え込む。
『おいっ!だから何の話なんだよ、おまえらっ!!』
シーザはサッパリ理解できていなかった・・・
460 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/10 02:51 ID:QSNdlIdk
僕・カイン・マリク・チキ・リンダのグループは、
目の前の敵を殲滅してメディウスへ向けて右の通路を進む。
『いよいよメディウスとの戦いだ』
ファルシオンを持つ手に力が入る。
そこへ、遠くから増援で魔竜4体やらがワラワラ出てきて、
僕は、今後の進撃にあたって、それぞれに指示を与えた。
レナ達はその場で待機で杖係
カインやチキは、メディウスまでの道を切り開くためそのまま僕と進撃。
シーザ・トムス・トーマス・リンダは増援の魔竜退治。
マリクを3姉妹のもとへ向かわせる。
461 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/10 02:51 ID:QSNdlIdk
そして、真っ先にメディウスと戦う事になったのは・・・
『ウエ、ワープ気持ち悪い・・・』
エストが転送先についた時には、すでに先にワープでやってきた姉達が周りの敵をほとんど退治していた。
カチュアが声をかける。
『エスト、あとはこいつだけだから、アレ行くよ』
目の前には地竜に変身したメディウスがいた。
『うっわ・・・本当にいたよ・・・メディ公』
3姉妹は、マリクのワープによってメディウスのいる位置までいっきに転送されていた。
メディウスの両脇と、正面に立ってお決まりの陣形を形成する3姉妹。
『わしのねむりをさまたげる、反乱軍の者どもよ
地獄の炎の中で苦しみながら焼け死ぬがよい』
メディウスの暗黒のブレスがおそうが、パオラはなんとか耐えた。
その後で、ニコッと笑って告げる。
『トライアングルアタック。3連続でいきますよ♪』
462 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/10 02:52 ID:QSNdlIdk
僕が到着した頃、メディウスはすでにかなり衰弱していた。
『さ、王子、後はお任せします』
パオラがそう言って、3姉妹は下がる。
メディウスの前に立つと、なんかすでに息絶えそうなカンジなんだけど、僕は構わず告げた。
『えーと・・・メディウスよ。今こそ決着つけちゃうぞ』
『・・・グ・・・グォォ・・・』
弱々しい返事がかえってきて、僕はちょっと気がひけたが、
この戦いを終わらせる一撃を放つため、ダッシュする。
その時、キュピーンと光がファルシオンに集まり、僕に力があふれた。
これが、これが、かの英雄王アンリの力か!!
『うおおぉぉ、こいつぁすごいぜ!!!』
そのままメディウスの眉間をつらぬいた。
崩れゆくメディウス。
ドルーア帝国の野望もこれで終わる。
こうして、5年の永きに続いたアカネイア大陸の戦乱は幕を閉じた・・・・・
463 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/10 02:53 ID:QSNdlIdk
次回予告! 『エンディング』
ついに、メディウスを打倒した我らがマルス同盟軍。
最後に、総ターン数や、勝敗を含めたエンディングなんかもやるとか。
ぽこにゃん クリアおめでとう!
20章クリアまで日記続けるなんて偉いYO( ´∀`)
ぽこにゃんはものすごいダメ人間だけど、このスレは面白いな。
おもろいなー
次はU:サガ実況してほしい
>>262 なにかあったのかw
タクティクスオウガで
ぼこにゃんたんが持っていないことにはどうしようもない。
純粋に素晴らしかった。
ぽこにゃんってヒキーでしょ?
なのに何で自殺しないの?@@
ヒキーがみんな自殺するならヒキーなんて存在しない。
矛盾してるよ
>>471 ヒキーの自殺する確率が圧倒的に高い場合、
自殺しない人に対してはどうして自殺しないのか
という疑問が生じても不思議じゃないだろ?
だから、それだけでは矛盾とは言えない。
確かにそうだけど
>>470がそんな意図で聞いてるようにはみえんでしょ
>>470が悪意を持って質問をしていることは明白だが、
矛盾している発言だと言い切ることはできない。
煽りに感情的になりながら反論しているように感じたので、
試しに突っ込んでみただけだ。気にするな。
>悪意を持って質問をしている
ああいうのはネタレスっつーんだ
476 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/11 02:27 ID:LenhVb5q
477 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/11 02:27 ID:LenhVb5q
478 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/11 02:27 ID:LenhVb5q
479 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/11 02:28 ID:LenhVb5q
480 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/11 02:29 ID:LenhVb5q
481 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/11 02:29 ID:LenhVb5q
482 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/11 02:29 ID:LenhVb5q
483 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/11 02:30 ID:LenhVb5q
484 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/11 02:33 ID:LenhVb5q
個人戦績とかの後日談
戦死者の皆さん。
悲運の傭兵 オグマ 第3章デビルマウンテンにて倒れる
7勝1敗 240EXP
オレルアンの戦士 ウルフ 第4章オレルアンの戦士達にて倒れる
0勝1敗 12EXP
パッとしなかった剣士 ナバール 第7章 港町ワーレンにて倒れる
34勝1敗 1275EXP
優秀な盗賊 ジュリアン 第8章プリンセス・ミネルバにて倒れる
25勝1敗 914EXP
未来の大勇者 ラディ 第8章プリンセス・ミネルバにて倒れる
4勝1敗 181EXP
懐柔の女王・シーダ 第8章プリンセス・ミネルバにて倒れる
44勝1敗 1781EXP
最強の弓兵 カシム 第13章アリティアの戦いにて倒れる
46勝1敗 1755EXP
485 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/11 02:35 ID:LenhVb5q
それぞれの地へと帰っていったマイナーキャラの皆さん達
マケドニア
馬鹿兄貴 マチス
0勝0敗 0EXP
グラ
シグルド似の傭兵 サムソン
0勝0敗 0EXP
カダイン
カダインの高司祭 ウェンデル
0勝0敗 0EXP
ドルーア
火竜族のまつえい バヌトゥ
0勝0敗 20EXP
ドッペル・レナ チェイニー
1勝0敗 90EXP
最終兵器幼女 チキ
8勝0敗 315EXP
486 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/11 02:36 ID:LenhVb5q
アリティア
使われなかった騎士 アベル
0勝0敗 69EXP
使われなかった壁 ドーガ
1勝0敗 147EXP
使われなかった弓兵 ゴードン
0勝0敗 43EXP
タリス
使えない斧使い サジ
0勝0敗 0EXP
使えない斧使い マジ
0勝0敗 0EXP
使えるんだけど使わなかった斧使い バーツ
1勝0敗 103EXP
オルレアン
オレルアンの王弟 ハーディン
1勝0敗 71EXP
オレルアンの戦士 ザガロ
2勝0敗 64EXP
オレルアンの戦士 ロシェ
0勝0敗 0EXP
やらないかの戦士 ビラク
0勝0敗 15EXP
∧ ∧
( ・ω・)
/_ つ⌒と
(_/ ´_ゝ`) NEW・YORK・FM(VAN BULLEN MIX)
| /
U ̄U
次はリネを題材にして頑張ってくれ!!>ぽこにゃん
489 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/11 04:46 ID:LenhVb5q
アカネイアへ帰るみんなを僕は見送る
『これらのおかげで、なんとか勝てましたよ』
僕は別れ際にニーナ様に3種の武器とファイアーエムブレムを返した。
『あと、リンダの事とか、大陸の事とか、とにかくいろいろよろしくお願いします』
任せてください、とニーナ様は力強く頷いた。
『もう、誰かが悲しむ事があってはいけませんものね』
ニーナ様はカミュの死から完全に立ち直ったわけではないけれど、
それでも強く生きていこうと言う前向きな姿勢がある。
ファイアーエムブレムの伝承。覇権を手にするかわりに愛する人をなくす。
僕はシーダを、ニーナ様はカミュを、お互い失う事になった。
『っ!!!』
そこで僕は気付いた。
『ということは・・・どっちかというと、今のニーナ様に相応しいのは僕??
ハーディンなんかより僕こそが、アカネイア国王を名乗って良いのでは!!』
『マルス王子??』
あっ、うっかり声に出していたらしい。ニーナ様は怪訝な顔をしている。
490 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/11 04:46 ID:LenhVb5q
僕はあわててフォローをした。
『あっ、いや、別に僕も愛しい人を失ったし、こうなったら大陸の覇権とか手にしたいだなんて言う気ないですよ。』
『なんだ、良かった。私はてっきり・・・』
ニーナ様は安心したように、
『てっきり、お互い傷心の中で芽生える恋心っていうドラマチックな展開になるんじゃないかって心配になりましたわ』
『ですよね、似たもの同士でくっつくだなんてありきたりすぎますよね』
僕とニーナ様はハハハと笑いあったが、次第に無言で見つめあい・・・
『・・・・・・』
『・・・・・・あの、』
・・僕が何かを言おうとしたとき、
『ニーナ様ー!何やってるんですか〜。もう皆、準備整ってますよ〜』
リンダの呼び声が聞こえてきた。僕達はハッと我にかえり、
『あ、それじゃあお元気で』
『マルス王子も』
そう言って僕とニーナ様は、最後に握手をして別れた・・・
オーラマンセー リンダ
28勝0敗 1219EXP
大陸一の美形 ジョルジュ
0勝0敗 0EXP
アカネイアの司祭 ボア
0勝0敗 0EXP
アカネイアの騎士 ミシェラン
0勝0敗 0EXP
アカネイアの傭兵 アストリア
0勝0敗 0EXP
アカネイアの騎士 ミディア
0勝0敗 0EXP
491 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/11 04:47 ID:LenhVb5q
アリティアに帰ってきた僕達だけど、
姉さんとマリクはすぐに出発する。
姉さんは、諸国を旅して歩くと言う。
なんでも、マムクートオーブとか言うのを探したいとか。
明日には出発すると言うので、マリクもカダインまでは着いていくらしい。
最後に僕はマリクとの別れをおしんだ。
『マリク、行っちゃうのか・・・』
『マルス様、しばらくカダインでどうしてもやりたい事があるんです』
そうかと頷き、僕はマリクにコッソリとあるノートを渡した。
『姉さんが子供時代に書いてた、片腹痛い電波ポエムだ』
『・・・』
マリクは、パラパラとページをめくると・・・
宿命に振り回されずに乗り越えてゆこう。太陽のような何十個の幸せ。
教えて神様、私にどんな試練をくださるの?とか書いてある。(イラスト付き)
『うっうわぁ・・・エリス様の幼少期の過ち!こいつはレア物だーー!!』
その時、マリクの興奮値が85を越えたので、鼻血が出た。
『僕のとっておきのコレクションなんだけど、餞別にやるよ。
姉さんにバレたら命にかかわるからくれぐれも用心しろよ』
こうして僕は、姉と幼馴染とは一時の別れをする。
半ズボン魔道士 マリク
48勝0敗 2935EXP
アリティアの王女 エリス
0勝0敗 58EXP
492 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/11 04:47 ID:LenhVb5q
『はいはいはい!ども、メリクルと〜』
『パルティアと』
『グラディウス〜の』
『『『3種の武器です♪』』』
舞台の上に、シーザ・トーマス・トムス、3人の姿があった。
首都アカネイアにある、漫才のメッカとされる聖地にて、
ニーナの後援もあって、ちゃっかりと電撃デビューを果たした3人組。
グループ名、3種の武器は、暗黒戦争でマルス同盟軍に加わり大活躍した3人という、
言ってる事がどこまで本当なのか分からないお笑いグループだ。
『それじゃあ、行きますよ。こんな暗黒戦争は嫌だ』
トーマスは、表紙に”パルティア”と書かれたスケッチブックを持ち出す。
弓を捨てた彼の、新しい武器だ。
『出撃メンバー15人とかで、戦争やってる。』
ピラッとページをめくると、広い土地の中で、ちっちゃく描かれた人間が、
少人数でワーワーとなんかやりあってる絵が描かれている。
『少なすぎやっ!』
そこへすかさず、トムスがつっこみいれにかかるが、トーマスは続ける。
『敵のターンは動く事ができない』
『ターンってなんやねん!』
『投げた手やりが戻ってくる』
『んなアホな!』
ドッと笑いが巻き起こる中で、
『なぁ、それって・・・事実じゃん』
そう言ったシーザを、トムスは笑って指差した。
『アハハハ、んなわけあらへん。ほんとこの人面白い事ゆーな〜』
トーマスも同意して客席に話しかける。
『こいつ天然なんですよ。戦争の時だって・・・』
493 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/11 04:48 ID:LenhVb5q
・・・・・お笑いグループ3種の武器。
各地をツアーし、暗黒戦争を笑い飛ばす事で一世を風靡する。
後世語り継がれる、ファイアーエムブレムサーガではほとんど名前が出てこない3人だが、
ショートコント『対決メディウス』『対決カミュ』『対決ガーネフ』
この対決シリーズが秀逸でお笑い会では長く語り継がれる。
なお、お笑い好きの人間の正史では、メディウスやガーネフを倒したのは、この3人という事になっている。
(オレの人生、どうしてこうなったんだ?)
シーザはそんな疑問を浮かべつつも、その後、全国ツアーで各地に笑いを届けに渡り歩く事になる。
こうして3人は、戦いの中から姿を消した。
波乱万丈勇者 シーザ
54勝0敗 2617EXP
壁役でナンボの トムス
29勝0敗 2599EXP
急造パルティアラー トーマス
24勝0敗 1753EXP
494 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/11 07:51 ID:LenhVb5q
あたしは、もうちょっと自分をみつめなおすための旅にでます。
しょうじき、マケドニアの復興とかは役に立たないと思うし。
お姉ちゃん達に、ミネルバ様の事とかまかせるよ。じゃあね♪
PS 絶対に探さないでください。 エストより。
マケドニアに帰ると、光の速さでエストが蒸発した。
置手紙を発見したカチュアはパオラにその事を知らせる。
『あらあら、エストちゃんらしいったらエストちゃんらしいわね
そういえば別の大陸行きたいとか、こないだ行ってた気が。』
『え〜、あっちってまだ戦乱が続いているんじゃなかった?
あいつ何にでも首つっこみたがるし、ちょっと連れ戻した方がよくない?』
『ん〜、でも、ミネルバ様が心配よね〜』
マケドニアにはミシェイルが亡くなったため後継者問題がある。
現在、ミネルバがリーダーシップをとってはいるが、王位は継いでいない。
というのも、父殺しの兄が王になった事を絶対に認められないように、
兄を殺したミネルバは、自身が王位につく事だけは否定した。
マケドニアでの王位継承に悪しき習慣ができるのを避けるためだった。
495 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/11 07:52 ID:LenhVb5q
けれど、何代か後の国家問題だけでなく、目先の問題も気にしなければならない。
現在、王位が空いている事で国が不安定な状態になっている。
ミネルバの決断が後世にどのように受け止められるかは、これからが正念場だった。
そんな中でパオラに突発的なアイディアが浮かぶ。
『たまには、エストの真似事をしても良いかもしれませんね♪
コッソリ書置きをそえて、エストを探しにいきませんか?』
『えっ、お姉ちゃん本気?』
パオラはニコッと笑って言う、
『ただし、ミネルバ様の前から消える前に、敵対する野心家達を謀殺しましょう♪』
まるで、今からコンビニ行かない?ってノリで話したが、この事はマケドニア史に残る。
”3姉妹の高飛び”と呼ばれて、後世の歴史家達からは賛否両論。
『それいいね、じゃあ、まずリュッケとか粛正しよう』
『その人は1人じゃ何もできない小物ですよ、この人やあの人とかの方が危ないわ』
『なるほど・・・やっぱりお姉ちゃんは目のつけどころが違うなぁ』
ともあれ、姉妹がミネルバにとっての危険因子をあらかた一掃した事で、戦後の復興に一役かったのは確かだった。
『来るっ・・・お姉ちゃん達がくるっ・・・』
なお、その日、エストが夢でうなされた事は誰も知らない・・・
496 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/11 07:53 ID:LenhVb5q
マケドニアの国のはずれにて・・・
ミネルバとマリアは墓地にやってきた。
『マリア、父上にこれまでの事を報告をするぞ』
本当は兄をこの場で謝罪させたかった。ミネルバの胸に乾いた気持ちが去来する。
『あれ、先に訪れている人がいたみたいだよ』
マリアが指差す父の墓には、すでに花が活けてあった。
それはなんてことのない、マケドニアのどこにでも咲いている野草。赤紫色のセージ。
子供の頃、宮廷の庭にもよく咲いていて、ミネルバは、この花でつくった冠を兄にあげた事をおもいだした。
(・・・でも・・・まさかな・・・)
マケドニアが復興を果たすためには、まだ多くの血が流れる必要があったのだが、
その日のミネルバには、穏やかな一時を与えた・・・
秘密の店常連王女 ミネルバ
42勝0敗 1900EXP
属性・妹 マリア
0勝0敗 1940EXP
しっかりお姉さん パオラ
36勝1敗 1500EXP
ヒロイン次女 カチュア
56勝0敗 2566EXP
気ままな末っ子 エスト
29勝0敗 1354EXP
497 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/11 07:54 ID:LenhVb5q
暗黒戦争から半年。
マケドニアの片隅にある修道院をリカードが訪れる。
『いらっしゃい、リカード』
レナが笑顔で招き入れる。
かつて星の魔女と呼ばれ、仲間内からも恐れられたレナだが、
今では辺境の聖女と呼ばれて、孤児院で子供の世話をしている。
とても優しい笑い方をするようになったものだが、
星のオーブに魅入られた時のように急激に変化したというのではなく、
ゆっくりと時間をかけ、少しづつレナが何かを取り戻している事をリカードは知っている。
498 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/11 07:55 ID:LenhVb5q
『というわけで、コレがマムクートオーブっす』
丸い玉のようなものの中に星が4つ入っている。
それを手にとってレナは眺める。
『なんだか、不思議な力を感じるわ・・・』
『エリス様が5つ集めたらしいんで、後1つで全部そろうんすけど・・・』
マムクートオーブというのは世界に7つあるという玉。
それぞれ、1〜7個の星が入っている。
全てそろえると、どんな願いもかなえてくれるらしい。とリカードは説明した。
『それで、エリス様は暗黒戦争で死んだ仲間達を生き返らせようとしているんすよ』
それを聞いて、レナはしばらく考えた後、パッと顔を輝かせる。
『まぁ、では、ジュリアンも?』
『だからおいら、急いでコレをエリス様に届けないといけないんすけど、
前置きなしにジュリアンのアニキがレナさんに会いにきたらビックリするでしょ。
だから、事前にどうしても伝えておきたかったんすよ』
へへへ、と照れたように笑うリカード。
『リカード・・・ありがとう・・・』
『レ、レナさん泣かれると、ちょっとこまっ、困るっすよ・・・』
レナもリカードも気付いていないが、
星の魔女になってから始めて流した涙は、レナから与えられた魔力を消失させていた。
けれど、もう必要のない力だった。
リカードはそんなレナを見て満面の笑顔になる。
(レナさん、本当に良かったっすね。)
次会うときは、アニキと一緒です。そう約束をして、リカードはエリスのもとへ向かったのだった。
499 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/11 07:56 ID:LenhVb5q
その日の夜、修道院にある秘密の地下室にレナはやってくる。
部屋の中央の巨大な鍋には、グツグツと煮立っている緑色の禍々しい液体が入っている。
ボコボコ言いながら、異様な臭気を発していた。
周囲の本棚には、メディウスすらかすむ邪悪な悪魔関係の召喚の本などの、
余裕で発禁扱いの本がズラリと並び、
他の棚にある薬物関係には、大陸の人類を余裕で死滅させるだけの毒やら、ヤバ気なウィルスやらが収用させられている。
『・・・・・』
レナはそれらを無言で眺め、
『どうやら必要なかったわね☆』
ペロっと舌を出して呟いた。
表では聖女ヅラしてても、裏ではしっかり魔女やってたレナさん。
ジュリアン復活の儀式のためにあらゆる場所から、あらゆる物を集めまくって研究を重ねていた
この実験が失敗していたら人類は確実に滅ぶしかなかったわけだが・・・・
(成功する見込みがどれくらいあったのかはレナしか知りようがない)
ともあれ、人類の危機は人知れず回避された。そんなレナを星だけが知っていた♪
聖なる魔女 レナ
10勝0敗 3600EXP
ジュリアンの弟分 リカード
20勝0敗 952EXP
500 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/11 07:56 ID:LenhVb5q
アリティアで、平和な時をすごしている僕等。
にぎやかだった同盟軍だったが、現在、周りにいるのはアリティア騎士団員だけ。
現在、新米の騎士とかが入団しちゃったりとか、そんなカンジ。
カインは、スパルタ体育会系教師にみたいになって、新人騎士をシゴキまくっている。
それで、本人は嫌われ役を演じようとしているんだけど、
面倒見の良い性格やら生真面目さやらが原因で、何か親しまれている。
戦場に出なくなっても、アリティアで最も頼りにされている。
平和に居場所を見出せない愚直な男は、何よりその生き様が長く人々に語り継がれるものになる。
ぽこにゃんの分身のようで後半から別人格 マルス
44勝0敗 1900EXP
不思議系老人 ジェイガン
0勝0敗 0EXP
次世代エース! カイン
81勝0敗 0EXP
501 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/11 07:57 ID:LenhVb5q
僕は、ジェイガンと一緒にお茶を飲んだり、部屋に閉じこもってインターネットしたりとか、そういう日々を繰り返していた。
『マルス様、そろそろ就職活動しないといけないのではないですか?』
ジェイガンのおじいちゃんが、生肉をクチャクチャさせないで話しかけてくる。
『いや、王子の僕にいわれても・・・』
僕は意味不明の事を言う老人の正気をうたがった。
『早い業界だと4月までに内定とるそうですな』
ジェイガンは生肉をクチャクチャ”させないで”しつこく話しかけてくる。
うるさい、それはぽこにゃんに言えよ!と僕がいい加減キレそうになった時。
ん?と疑問に思った。そういえば最近、
このおじいちゃんが生肉をクチャクチャやっているのを見ていない。
『なぁ、ジェイガン、生肉・・・どうしたの?』
おそるおそる質問してみた。
『はぁ。。生肉って何の話ですか?』
するとジェイガンはとぼけた。・・・かのように見えた。
しかし、その後、しつこく尋ねても、本気で意味が分からないという風に返事をしてくる。
次第にこの老人から、逆に僕の正気が疑われていると気付き質問をやめた。
なんかモヤモヤした気持ちに包まれた気分で僕は、
『なぁ、ジェイガンっていつも生肉をクチャクチャむそぼってたよな?』
ってカインとかにも質問したのだが、”なんだその冗談、笑えねーよ”みたいな顔をされてしまう。
皆、忘れているのか???それとも僕が、僕が見ていたのは錯覚?
僕には何がなにやらわからなくなっていた。
あのおじいちゃんの謎に迫ろうとすると、いつも一桁大きな謎がおそいかかる。
もう、僕は本気でジェイガンについて何か考えるのをやめようと思った。
とにかく強引にまとめると、アリティアは平和を取り戻した・・・という事になる。
僕の暗黒戦争はこれで完全におしまい。
〜FIN〜
面白かった
このゲームやったことないけど充分楽しめた
またそのうちやってね
も・ん・しょう! も・ん・しょう!
お前(ry
>>ぽこにゃん
乙カレー。
やっぱあんた文才あるわ。
また機会があれば是非、二部のプレイ日記も書いてくれ。
ぽこにゃんを俺のが選ぶ2004優良コテグランプリにノミネートしておきました
おもしろかった
507 :
名無しさん?:04/03/11 22:22 ID:DU8sLd5i
で、次はどーすんだぽこにゃん
こんなに一生懸命たくさんの文章を書いて、もう疲れたでしょう。
ゆっくり休養を取った方が貴方の健康によろしいのではないですか?
510 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/12 07:31 ID:8jpRItf5
(*´p`*)2部はやるとしても夏休みにやると思う。とりあえず間隔あけたい。
ともあれ、ここまで読んでくれた皆さんアリガトウ。
乙
2部はハマーンと財宝増殖の裏技封印でやってほしい
問題はどうやって夏休みまでこのスレをもたせるかだが。
>>513 また新しくスレ立てるだろうから
いちいち保守する必要ないだろ
誰か夏にそなえてログ保存よろ
捕手age
一気に読んだ、時間掛かったけど面白かった
>>518 ||
Λ||Λ
( / ⌒ヽ
| | |
∪ 亅|
| | |
∪∪
:
:
‐ニ三ニ‐
み、み、みるまらっっ!!!
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
,‐ ' ´ ヽ
/ i lレノ)))
/ 人il.゚ ヮノ
⊂)Yib /⌒)
く|: _フつ/@ニ)'
∪ / ,/
._/@二)
`ー―'"
唐揚げ
a
524 :
名無しさん?:04/03/15 23:58 ID:bijsIwCR
,.、 ,.、
i,!'; ,!i';
; lj: ;,リ;'
;' "´゙ヽ
;' ;. ‘,,λ )
;' (,,・Д・) <おっぱいが〜どっきんぐ〜
,.;゙; (ノ ';) おっぱいが〜どっきんぐ〜
`'ヾ;,(つ;,;,(つ
526 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/16 07:12 ID:H7mphc0N
>>525 [プレイ時間15分]
[感想]
ボスが強く設定されすぎな気する。
2章ボスで、一番強いラクチェをつっこませたら、手斧クリティカルで1撃死のゲームオーバー。
1章はレイピアで倒す事に気付かないと詰まるしね。
しかし増援の出し方は上手だった。
半分FEで、もう半分は別物と考えた方が良いと思った。
[最後までプレイする気にならなかった理由]
・アニメOFFないからタルイ。
・スキルがない平民同然のラクチェ・スカサハは萎える。
・フリーソフトのSLGはあまり好きじゃない。
捕手
528 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/17 13:56 ID:vWjRaFQI
>>527 このスレは、このまま沈んでも良いと思うのだけど、
何かまたゲーム日記しようか?(*´p`*)
☆候補☆
・ときめきメモリアル1or2or3
・ワンダープロジェクトJ
・ドカポン王国〜怒りの鉄拳〜(VS CPU)
529 :
名無しさん?:04/03/17 14:06 ID:XsVRql+b
ドカポンきぼんぬ!!!!!!!!!!
530 :
名無しさん?:04/03/17 14:15 ID:SJMfOGdh
俺もドカポンきぼん
ドカポン激しく希望!
このゲーム大好きだよ
532 :
名無しさん?:04/03/17 20:37 ID:j2HOl2VW
ドカポン希望
このスレ面白い。次ゲームに期待age
533 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/17 21:06 ID:vWjRaFQI
じゃあ、ドカポンにけてい(*^ヮ^)
アクトレイザーにしろよ
リネ〜〜〜
遅かったか_| ̄|○ il||li
ドカポンはSFC版しかシラネ
出来るなら4キボンヌ
538 :
名無しさん?:04/03/19 18:20 ID:HeRnSOb6
三国無双3でやってほしいな
540 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/20 15:02 ID:cORfu85b
・・・・・(*^ヮ^)
****** 重要 ******
ドカポン中止のお知らせ
2004年3月に開催予定のドカポン王国プレイ日記は誠に勝手ながら中止とさせていただきます。
気合の入り方が、FE10なら、ドカポンは2くらいで、ママーリやろうとしたんですが、
なんだかまた魂削ってやっちゃいそうなので中止になりました。
中止、ならびにこの告知が遅れたことにつきまして、
楽しみにしておられた方々・関係者各位には謹んでお詫び申し上げます。
541 :
名無しさん?:04/03/20 15:38 ID:l/X+tQ1u
ソンナアアアアアアアアアアア
ドカポソより紋章2部のために精力を蓄えてもらった方が個人的にはいいさね。
ぽこにゃんのばかぁ!
最思わせぶりな発言するなよ(;´∀`)
ぽこにゃんのこと見損ないました。
http://tmp2.2ch.net/test/read.cgi/download/1079764664/113-114 113 名前:[名無し]さん(bin+cue).rar[sage] 投稿日:04/03/21 00:18 ID:4KYq1E32
長介が死んで何がイヤだって
いかりや長介追悼番組なんかが始まって
予定通りにアニメがやらないことが 死 活 問 題
114 名前:[名無し]さん(bin+cue).rar[sage] 投稿日:04/03/21 00:21 ID:QCGlEQd0
そのとおり。深夜アニメの時間変更が発生してキャプミス祭りの予感。
芸能人が死んだくらいでいちいち騒ぐな。誰だコイツ?
そうだね
ロマンジのプレイ日記キボンヌ
紋章2部楽しみにしています。
新スレ立ったら誘導おながいします。
549 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/21 21:03 ID:Muma3aor
ドカポソはまじごめ。
夏前に就活をサクッと終わらせて、
紋章の方をきっちりやりたいと思います。(*´p`*)
550 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/21 21:04 ID:Muma3aor
>>548 つーか、それみてビビッたよ。。
さすがに、3度も同じネタで警察のお世話になるのはどうかなぁ('A`)
お前逮捕されるんじゃないか?
553 :
名無しさん?:04/03/23 02:23 ID:BBhmmUAA
捕手
ラウンジで三国志NETを制覇しようぜ
↑
これの参戦記希望
>>549 健闘を祈る。
ぽこにゃんの影響で紋章はじめました。
シーザ使おうかどうか悩み中。
556 :
名無しさん?:04/03/24 21:58 ID:0Mxu2Q1n
557 :
(゚Д゚) ◆GIKO.4/BOY :04/03/27 01:43 ID:RTj+b4fF
保守
bbspink
アヌス は ヴァギナ をとなえた!
559 :
(゚Д゚) ◆GIKO.4/BOY :04/03/27 17:40 ID:RTj+b4fF
4月1日から、フジテレビで「24 TWENTY FOUR」というアメリカのドラマを
深夜に一挙放送するんだけど(全24話・1日に2〜3話)、
これが最高に面白い。間違いなくハマる。
どんでん返しのラストでビックリするよ。押さえておきたいのは、
黒 幕 が 愛 人 の ニ ー ナ
だということね。あと、最終回のポイントとなった
妻 の テ リ ー が 殺 さ れ る
というバッドエンドも良かった。絶対に面白いから!オススメ!
560 :
ホットカルピス(;´Д`)ハァハァ ◆RMY0YBWRMY :04/03/28 13:25 ID:C6OsSqRq
(;´Д`)ハァハァ おもしれぇな あげ
561 :
ホットカルピス(;´Д`)ハァハァ ◆RMY0YBWRMY :04/03/28 15:50 ID:C6OsSqRq
(;´Д`)ハァハァ ぽこにゃんはスーファミばっかやっとるん??
562 :
ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU :04/03/28 23:50 ID:bSJ1a4Dz
>>561 レトロゲームまんせー、ってわけでもないんだけど最近はスーファミが一番好きかも。
グラフィックや演出がしょぼいと思うけど、テンポが良いのと脳内補完が楽しめるのがイイ!
563 :
名無しさん?:04/03/29 01:11 ID:6pxBgYRy
564 :
名も無き冒険者:04/03/29 04:31 ID:ZdqgND12
> ぽこにゃん
スーファミいいね〜、特にPSに比べて読み込みが早いのがw
ROMの容量制限も厳しいから、殆どのゲームが24時間あればクリアできるのも(・∀・)イイ!!
正直ドラクエVIIなんか長すぎてやる気しねえ〜(クリアしたけどwww)
565 :
ホットカルピス(;´Д`)ハァハァ ◆RMY0YBWRMY :04/03/29 10:19 ID:JQZrH/na
(;´Д`)ハァハァ おいらも 最近 スーファミにはまってる おもしれぇよな。
なにやってるか書かなきゃ
うちは大航海時代2
んがんぐ
568 :
ホットカルピス(;´Д`)ハァハァ ◆RMY0YBWRMY :04/03/29 11:03 ID:JQZrH/na
>>567 (;´Д`)ハァハァ おまいにそんな難しそうなゲームできんの?
交易のときどこ選べばいいって悩むけど
有名なところ抑えとけば十分だったりしまつ
新大陸の金とかナガサキの銀
インドのナツメグとか
慣れるとゲームの属性の相性みたいに定説になりまつ
んがんぐ
570 :
名無しさん?:04/03/29 23:50 ID:ZdqgND12
青き狼と白き雌鹿な漏れは異端児でつか?
571 :
名無しさん?:04/04/01 00:47 ID:thDGULPY
この速さじゃ、ぬるぽなんてとてもじゃないが言えない。
573 :
ホットカルピス(;´Д`)ハァハァ ◆RMY0YBWRMY :04/04/02 09:30 ID:P+vTvrcQ
カルピスからの一言
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´Д`) < スーファミのゲームをやるのはいいぞwおめー
_, i -イ、 \________________
(⌒` ⌒ヽ
ヽ ~~⌒γ⌒)
ヽー―'^ー-'
〉 |
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{ }
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{ ,イ ノ
∧_∧
( ´Д`)
_, i -イ、
(⌒` ⌒ヽ
ヽ ~~⌒γ⌒)
ヽー―'^ー-'
〉 |
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ぽこにゃんって、確かリネージュつうネットゲームでネカマやってた奴だよ。
576 :
ホットカルピス(;´Д`)ハァハァ ◆RMY0YBWRMY :
カルピスからの一言
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´Д`) < ぽこにゃんを愛せよ
_, i -イ、 \________________
(⌒` ⌒ヽ
ヽ ~~⌒γ⌒)
ヽー―'^ー-'
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