【さようなら】2chの最後【さようなら】

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1゜3゚ スズキヒカル ◆d10/Me7bu.
みんなでサライでも歌いながらその瞬間を待とうか。
2名無しさん?:03/09/08 13:50 ID:???
ん      
3ヒダリ ◆LEFT74ecYE :03/09/08 13:50 ID:V87j1pa5
  . ∞丿))∞   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
   /)゚8゚(ヾ, < アッチョンブリケ  |
   ヽ||  ||/  . \_____/
  ∽∽∽∽
    ∪∪
4名無しさん?:03/09/08 13:51 ID:???
小説うpする場もなくなっちゃうよ?
5゜3゚ スズキヒカル ◆d10/Me7bu. :03/09/08 13:51 ID:GgaDzhxW
ようするに今日は審判の日だったと。
これから人類vs機械の戦争が始まるんですね
わくわく
6名無しさん?:03/09/08 13:52 ID:???
2chは永遠
7名無しさん?:03/09/08 13:52 ID:GfK8yGzr
>>5は戦死第一号
8゜3゚ スズキヒカル ◆d10/Me7bu. :03/09/08 13:52 ID:GgaDzhxW
>>4
まあ多分ここが第5話うpスレになるんでしょうが
9名無しさん?:03/09/08 13:53 ID:3DJDhOBs
誰か100キロ走れ
10゜3゚ スズキヒカル ◆d10/Me7bu. :03/09/08 13:54 ID:GgaDzhxW
>>7
You are tarminated...
11名無しさん?:03/09/08 13:54 ID:???
あ〜〜〜 フォエバーヨラー(フォエバーヨラー)

ポイズン
12名無しさん?:03/09/08 13:55 ID:???
遠い夢 すてきれずに 故郷をすてた
13゜3゚ スズキヒカル ◆d10/Me7bu. :03/09/08 13:55 ID:GgaDzhxW
まて。
俺は重大なミスを犯してしまった。
 
 
サ ラ イ の 前 に は
 
   「 負 け な い で 」 を
 
            歌 わ ね ば !
14名無しさん?:03/09/08 13:56 ID:???
負けないでもう少し♪
15顔ばっか見てる ◆7DvcAx3C1c :03/09/08 13:56 ID:???
うごき〜はじ〜めた〜きしゃの〜なんとか〜
っていつの時代の歌なんだろ?これ
24時間テレビの歌なのにね
16名無しさん?:03/09/08 13:56 ID:???
誰か殺してください
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/entrance/1062934716/

ラウンジにスレスト登場
17゜3゚ スズキヒカル ◆d10/Me7bu. :03/09/08 13:58 ID:GgaDzhxW
ラウンジでスレスト久しぶりに見た
18゜3゚ スズキヒカル ◆d10/Me7bu. :03/09/08 14:04 ID:GgaDzhxW
19顔ばっか見てる ◆7DvcAx3C1c :03/09/08 14:11 ID:???
なるへそね、視聴者のエピソードなわけか
20゜3゚ スズキヒカル ◆d10/Me7bu. :03/09/08 15:02 ID:9LYBQsvw
なんか沈静化しちゃったね。
閉鎖は無しか。
つまんね。
21名無しさん?:03/09/09 19:16 ID:Js1noIDN
test
22゜3゚ スズキヒカル ◆d10/Me7bu. :03/09/09 19:16 ID:Js1noIDN
test
23びーらぶど ◆KUROYUMEr. :03/09/09 19:16 ID:rRRTCF8T
てst
24ハイな宴 ◆TRASHvfVMc :03/09/09 19:17 ID:???
なにかと思ったぜ・・・
25゜3゚ スズキヒカル ◆d10/Me7bu. :03/09/10 00:06 ID:Huu5mpj7
はいはい予想通り。自分で立てた糞スレを自分で再利用しますよ。
お待たせ致しました、第5話!予想に反して結構時間がかかりました。その甲斐もあって、ボリュームたっぷり!
とりあえず第1部・完?ということで一段落。
さぁ、どうぞお楽しみくださいませ。
 
前スレ
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/entrance/1062497300/l50
 
現在、まとめサイト製作中。つーか誰か作ってくれ。
1話見逃したーって人は、もう少しだけ待っててくださいね。
26゜3゚ スズキヒカル ◆d10/Me7bu. :03/09/10 00:07 ID:Huu5mpj7
第5話 【さようなら】2chの最後【さようなら】
 
「先に聞いてもいいか?」
少しだけ沈黙が流れ、俺が先に口を開いた。
いつもは別に気にしない、時計の針の音や電化製品の音なんかが、やけに大きく聞こえた。
「…何から聞いたらいいのかな…うん、あの、さ。桂子は…大樹の母さんは、俺のこと、なんて言ってた?」
いまさら疑うとか、そういうつもりはない。
だけど、桂子は大事なこと、なんにも俺には教えてくれなかった。
なにか言えない理由でもあったか?
今となっては、桂子に聞くことは出来ないが…それでも、大樹の話の中から、少しでもそれを汲み取ることが出来れば…。
「…最初は、素敵なお友達、って」
「お友達…ね」
まあ、いきなり自分の息子に「恋人が出来た」とは言わないわな。
「守さんって男の人だって。母さん、普段はおとなしくて、あんまり喋るほうじゃなかったんだけど」
そうか?そんな感じはしなかったが。
「でも、守さんのことを話してるときは、ほんとに楽しそうでさ。俺もまだ小さかったけど、そんな母さん見てたら、なんとなくわかった。母さん、その人が好きなんだなって、さ」
「…」
「でも、俺は守って男の人が、嫌いだった」
「うえっ、え?な、なんで!」
「そりゃそうだよ。母さん、いつだって守さんの話ばっかりだし」
…ははぁ、なるほど。
「おまえ、俺にヤキモチやいてたのか?」
「ち…そんなんじゃねえよ!それに、今は中学生だけど、あの時はまだ小学校低学年だったんだから、しかたないじゃん!」
些細なことで顔を赤くして、表情をくるくると変える大樹を見て、俺は思わず吹き出した。
なんだか可愛い。息子とかがいたらこんな感じだろうな。今までまったくと言っていいほど子供に縁のなかった俺だ。こういう雰囲気は、新鮮でいい。
さっきまでの気まずさは、もうなかった。
27゜3゚ スズキヒカル ◆d10/Me7bu. :03/09/10 00:08 ID:Huu5mpj7
「わ、笑うなよ、馬鹿!」
「はは…悪い悪い。で、今も嫌いか?」
「…今は…そんなことないよ。だって母さんの好きだった人だもん。悪い人な訳がない。でしょ?」
「うーん、まあ少なくとも、焼いて食うつもりはないよ」
和やかな雰囲気だ。こういうのも悪くない。
「じゃあ、今度は、俺が聞いていい?」
「ん?ああ、なんだ?」
一度も会ったことのない俺に、大樹がずっと聞きたかったこと。
検討もつかない。名前しか知らないやつに聞きたいことだなんて。ゲーノージンでもない限りは。
「…守さんは…母さんのこと、ほんとに、好きだった?」
「…どうしてだ?」
予想もしていなかった問いに、少し驚いた。
「…ううん。俺が知りたいだけ」
「…」
そりゃあ好きさ。好きだった。それどころか今も好きなままだ。
…きっと、好きだった。あれは、確かに恋だったはずだ。
「…なぁ大樹。俺は…あんまり、その、女性経験ってもんがないんだ。わかるか?」
「うん」
「そりゃあ、俺がお前くらいのときは、誰かを好きになったり、まあ、少しだけだが…女の子に告白されたりもした」
「へえ」
「でもな…その、俺は…苦手なんだ。そういうのが。女と付き合って、いろんなとこにデートに行ったりとか、その後に…」
「後に?」
「…いや、まあ、とにかくいろいろだ。そういうのが苦手だった。だから…まあそういうわけで、殆ど経験がないから、好きとか嫌いとか…よくわかんないんだ、正直」
実際、俺と桂子だって、恋人同士っつってもどっかに行ったわけでもなく…それどころか、一度も…したことがない。
相手は病人で、病院から出れないんだから、当たり前と言えば当たり前だが…。
せいぜいしたって、キスくらいだ。まるで中学生みたいな恋だ。
そりゃ確かに桂子のことは、好きだった。今でも好きだ。
…好きな、はずなんだが…。
28゜3゚ スズキヒカル ◆d10/Me7bu. :03/09/10 00:09 ID:Huu5mpj7
「その…あんまり自信がないんだ」
「自信?」
「恋人らしいことも出来なかったし、それに、すごい短い間しか一緒にいられなかった。…はっきりと、好きだって言える自信がないんだ」
これはほんとに、恋なのか?
俺にとっては恋でも…周りの誰かからみて、それは恋といえるのだろうか?
「ふーん…。でもさ、そういうのって、関係なくない?」
「えっ?」
唐突に言われ、また俺は少し驚く。
大樹の言葉の意味を、俺は探していた。
「それはどういう…」
「守さんは結局、母さんのこと、好きなの?」
「それは…まあ…うん…」
「なんか曖昧だなぁ」
ああ、そうだな…はっきり言いきれない自分が情けないよ。
「好きなんでしょ?」
「う…」
「好きなんでしょ??」
「お、おう」
ずい、と顔を寄せて、強引に聞いてくる大樹に、つい勢いで答える。
はは。俺はとことんこの顔に弱い。
「それなら、結果とかがどうであれ、その気持ちに自信は持てない?」
「…」
「他の人がどんな恋をしてようと、守さんは守さんなりに、母さんのことを好きだったんでしょ?なら、その気持ちに自信持てばいいじゃん」
「…!」
まるで、心を見透かされてるようで。大樹の鋭い言葉に、俺はもう声も出なくなっていた。
…こんなとこまで、そっくりなんだな。
29゜3゚ スズキヒカル ◆d10/Me7bu. :03/09/10 00:10 ID:Huu5mpj7
「…ああ、そうだな。俺は何を迷ってたんだ。馬鹿みてぇだ」
まさか、10歳と少しのこんな少年に、そんな大事なことを教えられるなんて思わなかった。
急に心が晴れた気がした。
「じゃあさ、ちゃんと聞かせてよ」
「な、何を?」
「まだ聞いてない。…だからもう一回聞くよ。…守さんは、母さんのこと、ほんとに好きだった?」
…恋人らしいこと、なんにも出来なかった。
たった1ヶ月の恋だった。
だけど、今なら、自信もって、胸張って言える。
「…ああ。好きだった。それどころか、今だって、世界で一番…愛してる」
思えば、愛してる、だなんて、直接言った事、なかったんだっけ。
ああ。これか。俺の心に引っかかっていたのは。
あの時、ちゃんと伝えられなかった想い。ずいぶんと時間がかかったが…やっと言えた。
「…ありがとう、大樹…」
俺は、大樹の小さな身体を、強く抱きしめていた。
 
 
つづく。
30名無しさん?:03/09/10 00:12 ID:???
キタワァ.*・゚゚・*:.。..。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゚゚・*
31゜3゚ スズキヒカル ◆d10/Me7bu. :03/09/10 00:14 ID:Huu5mpj7
たまには感想もほしいぞ
32゜3゚ スズキヒカル ◆d10/Me7bu. :03/09/10 00:15 ID:Huu5mpj7
でも今日はもう寝る。
続きは明日か明後日ー。
ノシ
33名無しさん?:03/09/10 00:20 ID:???
やっと読み終わった。
こういうの好き。
34゜3゚ スズキヒカル ◆d10/Me7bu. :03/09/11 02:36 ID:99UeWBl5
35名無しさん?:03/09/11 02:40 ID:???
やっと読み終わった 3行目まで
36゜3゚ スズキヒカル ◆d10/Me7bu.
おせーよ