1.( is )第一文型 動詞を修飾する語句のないもの(Years passedなど) もあるが、一般的には修飾語として副詞的語句を伴う。 完全自動詞を使った文につく副詞的語句にも、これを取り去ると文として成り立たなく なるものがある。いわゆる付加語Aである。特に付加語Aを必要とする第一文型を <S+V+A>として第一文型の特別な型とすることもある。 1.の文章はこの<S+V+A>にあたるex.Mother is in the kitchen.
上の方で1.は第二文型ではないかとのご指摘があった。 確かにwalkを補語と捉えれば、第二文型の要素を満たすことになる。 しかし個人的にはwalkはあくまで副詞的要素に感じられ、 ロイヤルの示す付加語Aに属すると思われる。 「第一文型はS+Vのみで文を完結出来る」は間違い。 多くの場合、副詞的要素を伴い、これを省略することはできない。 ex. Spring has come.(春が来た)←S+Vのみで文が完結できる形。 ex. Shizuka-chan is in the bathroom now.←in the bathroomを省略することはできない。
a man of your ability:「of+抽象名詞」で形容詞となる。 of your abilityをYou are able.と置き換えるとわかりやすい。 ex.Dekisugi-kun is a man of ability.=Dekisugi-kun is an able man. (できすぎ君は有能だ)
should:主節が「当然、意外、遺憾」を示すとき、それに続く名詞節では感情を強く表現するために shouldを用いる。 ex. It is surprising that Nobita should get full marks in the test. (のび太がテストで満点とるなんて驚きだ)
is getting:これも第二文型 getについて:定義としては「(人や物などが、自然に)〜(の状態)になる。」 becomeに近いが、becomeより口語的。このgetは第二文型のみ。 もっと細かく言うと、「一時的な状態」を表す場合に使われる。 「永続的な状態」を表す形容詞・過去分詞と用いる場合はbecomeを使う。 ex. (×)Shizuka-chan got more pretty. (○)Shizuka-chan became more pretty.
さらにもっと細かく言うと、C(補語)が名詞の場合はget Cではなく、get to be Cとなる。 (becomeの場合はbecome Cでよい)。 ただしCが形容詞でもたまにto be を入れるときもある。 getを用いる場合、Cに名詞が来ることは少ないので、あまり気にしなくていいかも。 ex. I know that my Mom is getting to be old, Draemon.(ママがだんだん年老いてきてるなんてわかってるよ、ドラえもん)
つづき colder and colder:補語 比較級and比較級で(だんだん〜、ますます〜)。比較級の多くは形容詞が変化したもの(念のため) ex. Hey, Nobita! Cheer up! Your test score will be better. (おい、のび太君、元気出せよ! 君のテストの点数はこれ以上悪くなることはないんだ。)
will:助動詞 「単純未来」を表す(〜だろう)
the morning and evening, red or yellow andとor:等位接続詞 文法的に等しい関係の語と語、句と句、節と節を結びつける。(ロイヤルP589) この「文法的に等しい」というのがものすごく重要。 文が長くなると、等位接続詞が何と何を結んでいるのかわかりづらくなってくる。 あくまで「文法的に」解釈しよう。 等位接続詞の種類としては、and, or, but, for。(forは文語的)
12.behaved:第三文型 behaveを「他動詞」として用いる場合、「S+V+oneself」の用法しかない。 再帰代名詞を目的語に置くことにより、自動詞的に解釈できる。他にもこの用法を使う動詞がいくつかあるが、大体は文語調で成句のように扱ってよい。ただし、必ずしも日本語の「自分自身を〜する」には相当しない場合が多い。(ロイヤルP191) ex. Suneo absented himself from school. (スネ夫は昨日学校を休んだ。)
so as not to:「目的」をあらわすto不定詞の用法で、so asやin orderをつけることがある。 so as to〜、in order to〜:〜するために 注意すべきは否定notの位置。 so as not to〜、in order not to〜とtoの前に置くこと。
13.Both:形容詞 (1)形容詞なら「両方の〜」。所有格などがあるときはその前に置くこと。 ex. Both these secret tools are of no use.(このひみつ道具二つとも役に立たないね。) (2)代名詞なら「両方とも」 ex. “Which tools do you want to use?” “I’ll take both.”(どっちの道具がいい?)(両方持ってくよ。) (3)副詞で「both A and B」「AもBも両方とも」 →61. 181. 615.参照。
understood:第三文型
one another:副詞じゃないよ、代名詞だよ。(文の要素になれるんだよ。) each otherと違うの?→まとめサイト参照。
had:第三文型
a mutual respect:aは必要なんかな?て思って調べたら、こんな記述が。 respectに形容詞がつくと、不定冠詞が入ることがある。(ジーニアス英和辞典、respectの項)
最新版は直ってるかもしれないが一応挙げときます。 ・195のcomment (誤)There seems [to be] no need to go now. (正)There seems (to be) no need to go now.
・85のcomment that seen in the city=the color of...which are seen in the city とあるが、
isではなくareで受けてるのが何故なのか ↓ 旧700選だと、85の例文自体が In the country the colours of the sky and of the foliage are entirely different from those seen in the city. となっているので、その複数形をひきずった誤りと思われる。
15. All you have to do is (to) write:これは決まりきった言い方。このまま覚えちまうのが早いと思うんだけど。 「〜しさえすればよい」一応解説すると、Allをyou have to doが修飾。 Allとyouの間にthatの省略。多くの場合toを省略できるが、どういう場合かは→まとめサイト参照。
was to:14.と違ってこちらは助動詞と捉えるのがいい。しかしあくまでto不定詞とする場合も多い。 まとめサイトも助動詞としているので、ここでもそれを尊重したい。 be to doの形で「予定」「運命」「義務・命令」「可能」「意志」を表す。 話し手の文脈に合わせて解釈すること。 この場合は「予定」を表す。→38.参照。「義務・命令」→17.参照(700選では「必要」としている。)「可能」→18.参照。「意志」→19.参照。「運命」の用例を挙げておく。 ex. Nobita is not to see his grandma any longer.(のび太はもうおばあちゃんに会えない。)
17. home:副詞 →7.参照。 yet:「否定文」で使われる場合はほぼ「まだ〜」。→270.参照。「肯定文」でもほぼ「まだ〜」。 ex. Nobita is crying yet.(のび太はまだ泣いてる。) 「肯定の疑問文」では注意。「まだ〜」ではなくalreadyに近い「もう〜」。 ex. Mom:Dora-chan, has Nobi-chan come home yet? (ドラちゃん、のびちゃんもう帰ってきた?) Draemon:Not yet.(まだだよ)。
arrive:未来のこといってるんだからwill arriveのはずだ!誤植にも困ったもんだ。と思ってる人は注意。「時・条件を表す副詞節では、動詞は未来形を使わず現在形を使う」というルールを聞いたことがあるはず。よってwill arriveではなく現在形のarriveを使う。 ここで気をつけたいのは「副詞節」のみにこのルールが適用されるということ。 ex. “The time will come when Gian will become a famous singer.” “You’re kidding.” (ジャイアンが有名な歌手になる時が来るだろう。)(冗談だろ。) この場合はwhen節が形容詞節なので「時・条件〜」のルールは適用されない。will becomeでよい。
18. was to:16.の説明参照。 be heard:受動態。 受動態が作れる文型は「能動態で第三文型と第四文型と第五文型。」 つまり能動態の文の中に必ず目的語を必要とする。 能動態だと→I was to hear nothing. 第三文型。 これの目的語nothingを主語にし、hearをbe heardに変えて受動態を作る。 ちなみにAnything was not to be heard.これは間違い。 英語では「否定」を表す語はなるべく文の最初に持ってくるという原則がある。 commentの用例Not a star・・・参照。
(a)if節は文頭で主語になれない。ただし、仮主語のitを使えばif節でも主語になれる。 (b)if節は補語になれない。 (c)if節は前置詞の目的語になれない。 (d)if節は同格節になれない。 [誤] There remains the question if she knew the secret. [正] There remains the question whether she knew the secret. (彼女がその秘密を知っていたかどうかは疑問が残る) (e)if の直後に or not をつけることはできない。if...or not と離れている場合は差しつかえない。
注:〈whether to 〜〉 〈S+V〉の形ではないが,同様の場合として, 〈whether+to不定詞〉の whether の代わりに,if を用いることはできない。 [誤] I can't decide if to go or not. [正] I can't decide whether to go or not. (行くべきかどうか決心がつかない)
what は関係代名詞で、関係詞節内の主語(s)になっています (関係詞については、(B)の第7章を参照)。
most necessary は、necessary の最上級。 for の基本は「目標とする方向」(〜に向かって)で、 その派生として「恩恵/利益」(〜にとって、〜のために)を意味します。 なお、necessary は「It is necessary that...」の形で使えますが、 その場合、that節内は「仮定法現在(米)か、should をつける(英)」パターンです。
「What is...」をみただけでは、 (1)関係詞節なのか(例:What is necessary for people is C.) (2)疑問文なのか(例:What is necessary for people?)、 判断できないので、「何か必要なものがあるんだ」という筆者の問題意識を理解しつつ、 「必要なものがあるよね、それって○○なんだよ」 「必要なものがあるよね、それって何でしょう?」 と、2つの展開に備えるのがよいでしょう。
132.(続き) to develop...は、to不定詞の名詞的用法(例文14参照) thinking...は、動名詞。動名詞は前置詞の目的語になれます。 habit of thinking の of は「同格の of」で、「habit of doing」で「〜する習慣」となります。 for oneself は、「独力で」、「自分のために」。 (『ロイヤル』§92 再帰代名詞、[2] 再帰代名詞の用法、【3】 前置詞の目的語になる)
133.(主語になる名詞節) <(Just) when s v x> / remains / C. (文型:S V C)
when節内は<s v o> when節も、(1)副詞節、(2)名詞節の場合があります(例文131参照)。
just は「焦点化の副詞」と言われるもので、 「その右側にくる要素が新情報の焦点であることをシグナルする働きをもつ」(安藤 p.528)。 典型は「only」で、この種類の副詞の場合のみ、句・節や名詞・代名詞を修飾できます (『ロイヤル』§144 その他の注意すべき副詞、[1] only の用法、(3) 句・節,あるいは文を修飾する場合)。
○○ remains to be seen. のところはこんな感じです。 We are to see ○○. (われわれは○○をこれから見る/わかる = まだ見てない/わかっていない) →○○ is to be seen. (○○はこれから見られる/わかられる = まだ見られていない/わかられていない) →○○ remains to be seen. (○○は依然として見られていない/わかられていない)
134.(主語になる名詞節) <How much s v x> / is / C. (文型:S V C)
how の用法は、大きく2つにわかれます。 (1)単独で「どのように?」と方法,手段,状態を尋ねる(way を尋ねる) (2)〈How+形容詞/副詞...〉の形で「どのくらい○○か?」と程度を尋ねる(degree を尋ねる) (『ロイヤル』§111 疑問副詞、[2] 疑問副詞の用法、(4) how の用法)
(2)の用法では、形容詞/副詞を引き連れてくること、 形容詞が名詞を修飾している場合、名詞まで引き連れくること、に注意。そしてその語順にも注意。 疑問文の例:How big an apartment do you want?(どのくらいの大きさのアパートがほしいのですか) (too、so、as も同様の語順になります) (§79 冠詞の位置、[2] ふつうの語順をとらない場合、(2) 〈as+形容詞+a [an]+名詞〉など)
much はここでは単独で使われていますが、本来は形容詞(数量詞、限定詞)。 「how much (money)」と考えると良いでしょう。 how節内で、pay の目的語になっています(how節は s v o m)。
still は副詞。例文3(>>43)参照。一度辞書を熟読しておきましょう。 (§140 時・頻度の副詞、[2] already, yet, still の用法) have to はセットで助動詞。ちなみに「must は主観的、have to は客観的」といった違いがあります。 (§201 have to の用法)
136.(補語になる名詞節) S / is / <that s v x>. (文型:S V C) あるいは、気持ちとしては、 M2 (that) S V O. (文副詞+(目印)+S V O)
that節が主語補語になる場合、ちょっと特殊な形があります。 the trouble / point / fact / truth / thing is <that s v x>. といった形で、 「困ったことに〜、要は〜、実は〜」というように、 主文の主語が、機能としては文副詞のような感じで使われるものです。 日本語にするときも副詞として訳す方がしっくりきます。 本当の文副詞のように、thatを省略してカンマを付けることも多いようです。
[注] 補語になる that 節の that の省略: くだけた言い方では that を省略することがある。省略した印にコンマをつける。 The truth is, I have never seen you before. (実はあなたにお目にかかったことがないのです) The chances are, our team will win the tournament. (たぶん私たちのチームがトーナメントで優勝するでしょう) (§291 名詞節を導く接続詞、[1] that の用法、(2) that節が補語の場合)
同様の形として、The question is... もよく使われる形です(that節以外のことも多い)。 また、理由の説明として、The reason...is <that s v x>. の形がありますが、 The reason...is <because s v x>. も、略式体ではよく使わるそうです(安藤 pp.599)。
too は、何に対して「あまりにも」なのかを示すときは、for を使ったり、to不定詞を使ったりします。 ちなみに、『ロイヤル』(§219 to不定詞の副詞用法、[2] 形容詞・副詞を修飾する用法、(2) 程度を示す)に、 This problem is too difficult for me to solve. (この問題は私には難しすぎて解けない) (=This problem is so difficult that I cannot solve it.) という例文がありますが、 This problem is too difficult for me to solve it. (最後に it がある) も間違いではありません。 ジーニアスでは「problem と solve が近いときは it を用いない」としていますが、 「for を伴うときは it を付けることができる」とする説明もあります(安藤 p.795)。 いずれにせよ、次の文は非文です。 × This problem is too difficult to solve it. (○ This problem is too difficult to solve.)
138.(補語になる名詞節) S / is / <whether s v x>. (文型:S V C)
test は、「試す手段、試金石、試練、(判断などの)基準」 Adversity is a test of character.(逆境は性格を試す試金石だ)(『ランダムハウス』) Poverty is a test of character.(貧乏によって人格が試される)(『ジーニアス』) 例文の骨格を逐語訳風にすると、こんな感じ。 「○○を判断する基準は、それが◇◇なのか△△なのか、である」
want to do のように、to不定詞が目的語になるパターンは、 未来指向的な意味をもっているものが多いです 前置詞 to の基本は「方向/到達点」で、to不定詞で使われる場合もこの基本が元になっています。 ・to不定詞だけを目的語にとる動詞の代表例(§252 動名詞と不定詞) agree、aim、choose、decide、desire、determine、expect、fail(〜しない)、hope、 learn(〜するようになる)、like、long(切望する)、manage(何とかやる)、mean(つもりである)、 offer(申し出る)、plan、prefer、pretend(ふりをする)、promise(約束する)、 refuse(拒否する)、resolve(決心する)、seek(しようと努める)、try、want、wish(したいと思う)
最後の並列構造は、以下の通り。 ((only once)) or ((more than once))
139.(補語になる名詞節) S / is / <what s v (a)>. (文型:S V C)
文頭の that は、単なる代名詞。この文の前に that の内容があったはずです。 (§93 this [these], that [those] の用法、[1]-(3) this,that が先行する文(の一部)の内容をさす場合)
what節のところは、 The...people expect somthing of their Queen. (文型:S V O A) から目的語がwhatになって変形したもの。 <what {← the...people expect of their Queen}>
expect O of [out of / from] ○○ で、「Oに○○を(当然のこととして)期待する、当てにする」。 一緒に expect O to do の形も憶えておきましょう。
of の基本的は「分離/起源」。off と語源は同じです。(§332 of) 「分離/起源」でも「動き」を示す場合は、out of(〜の中から)となりやすいです。
people は、集合名詞の中でも、わりと扱いがやっかいなので、 「§41 集合名詞」とその「[3] 注意すべき集合名詞」あたりを参照。 ちなみに、集合名詞を単数扱いにするか複数扱いにするか、が微妙なとき、 文中に所有格がでてくると複数扱いになりやすい(悩まずに their で済むから)、 という傾向があるようです(『実例英文法』2-12-H)。
140.(補語になる名詞節) V such O {←as v o}, they say. That/ is / <why s v x>. (後半の文型:S V C)
前半は、命令文に「they say」が挿入的(追加的)に使われています。 この they は「総称人称」と言われるもので(§88 総称人称)、 特定の人でなく、世間一般の人を指します。 「They [People] say...」、あるいは受動態にして「It is said that...」 として表現することもできます(§394 Itを主語にした変換、(3) It is said that … の形になるもの)。
as は、such と呼応して使われる擬似関係詞。 『§309 疑似関係代名詞』 元来接続詞である as,but,than が,関係代名詞のように用いられることがある。これを疑似関係代名詞という。 『[1] as の用法、(1) such,as,the same と相関的に用いられる場合』 【1】 〈such A as B〉:「BするようなA」 Choose such friends as will listen to you quietly. (as節の主語が欠けている) (静かにあなたの言うことを聞いてくれるような友人を選びなさい) I gave Sarah such money as I had with me. (as節の目的語が欠けている) (私は手持ちの金をサラに与えた)
節内はtheyがS、wentがV、throughは前置詞。wentとなっているのは時制の一致のせい。 まとめサイトにもあるとおりgo through O で[<苦しみなど><治療など>を経験する]の意味。 →(ex.go through hardships 苦痛を味わう commentも参照。Oに特に苦しみを意味する語がなくてもgo throughそれ自身だけで 苦労するという意味合いを含んでいる。
今回の文でgo through OのOになっているのはwhat。 to educate〜は不定詞の副詞用法。whatをsomethingに変えて元の語順にするとこんな感じ。 they go(went) through something(what) to educate their children 子供の教育のために彼らが経験した物、事(go throughから察するにそれは苦労)
141.(補語になる名詞節) This / is / <how s v x>. (文型:S V C) あるいは、気持ちとしては、 (This is how) S V O. (文型:文副詞+S V O)
【直訳】「これが、彼がその難しい問題を解いた方法です。」
例文140と同じように、関係詞節(関係副詞節)が補語になるパターンです。 how節は先行詞はとらず、「the way how にはならない」という話は有名だと思います。 how を使わずに、「This is the way s v x」としても内容は同じです。
また、why節の場合、先行詞の「the reason」が省略されることが多いと言いましたが、 when節/where節も、補語、あるいは前置詞の目的語になる場合、 先行詞(それぞれ「the place / point」/「the time」)が省略されます。 Spring is when the garden is most beautiful. (春は庭が一番美しいときである) The library is where I spend most of my time. (図書館は私が多くの時間を過ごす場所である)
140.(補足) 品詞分解サイトで、 terms:補語 と書いてありますが、「on...terms:why節内の補語」ということだと思います。 前置詞句が補語にくると、文型が微妙になりますが、 「副詞も補語になれる」と考えれば(江川 p.133)、S V C で、 あるいは、8文型なら S V A ということになります。
142.(補語になる名詞節) S / is / not so much <what s v x> as <how s v x>. (文型:S V C)
【直訳】「問題は、「それが何であるのか」ではなく「それがどのように見えるのか」である。」
not so much A as B は、「A というよりも B」「A ではなく B」。 「A」の度合いと「B」の度合いのどちらが多いのか、を比べているわけで、 「A の度合いは B の度合いほど多くない」ということになります。 「A の度合いはそんなに多くないよ」→「そんなに、ってどれほど?」→「B の度合いほど」 こんなのを、駿台では「予告と展開」とか言ってたような気がする。
同意表現として、not A so much as B、more B than A、rather B than A、B rather than A (A と B の関係に注意!) (§158 原級を用いた重要構文、(4) 〈not so much 〜 as …〉) どの表現も「instead of」として考えた方がわかりやすいです。 (『英単語のあぶない常識』 p.143)
<what it is>は、「it is ○○.」から補語(名詞)が what になって変形したもの。 「what s be」の形は、動詞に注目して意味をとらえると良いと思います(例文248、460、461参照)。 「what I am」なら「現在の自分」、「what I was」なら「過去の自分」など。 同様に、<how it looks>は、「it looks △△.」から補語(形容詞または義務的副詞句)が how になって変形したもの。 どちらも、関係詞か疑問詞か微妙ですが、「どちらにとってもよい」が一番の答えでしょう。 (Q&A 94 Tell me what you want. の what は関係代名詞か,疑問代名詞か?)
143.(目的語になる名詞節) They / say / <that s v x>. (文型:S V O) あるいは、気持ちとしては、 M2 (that) M2 S V A[C]. (文副詞+(目印)+S V A[C])
They say <that s v x>. は、直訳すれば「人々(彼ら)は〜ということを言っている。」 「総称人称」については、例文140参照。
that節の中は、(副詞句) S (副詞) V (副詞句) ((in tropical countries)) people ((usually)) marry ((in their teens)) ここで重要なのは、 「in tropical countries」が that をこえて前の say にかかることはない、 ということ。 『ビジュアル英文解釈 PART 1』(pp.153-155) ルール10:接続詞+M2+S+V の文では M2 は必ずあとの動詞へかかる
ロイヤルや辞書でひろった用例を挙げておきます。特に「be married with」に注意。 My sister married a bank clerk. (姉は銀行員と結婚した)(動作) He got married to her. (彼は彼女と結婚した)(動作) He was married to her. (彼は彼女と結婚していた)(状態) He is married with three children. (彼は結婚していて子供が3人いる)(状態) John and Mary were married by Father Brown. (ジョンとメアリーはブラウン神父によって結ばれた) The minister married Susan and Ed. (牧師はスーザンとエドの結婚式を執り行った) Her father wants to marry her to his friend's son. (父親は娘を自分の友人の息子に嫁がせたいと思っている) She married young and married for money. (彼女は若い時に、しかも金目当ての結婚をした)
144.(目的語になる名詞節) S / could not persuade / him / <that s v x>. (文型:S V O A)
「persuade O that節」は、 (1)「O を説得して〜させる」=「S V O to do」(O がthat節内の主語、that節では should が使われる) (2)「O に〜だと確信させる」=「S V O of 名詞 [wh節]」 の意味があり、ここでは(2)です。 文型の区分は微妙ですが、ofでの書き換えができるので、S V O A ではないかと思います。 (§11 第3文型 〈S+V+O〉、[2] 〈S+V+O+A〉) まあ、文型区分にこだわるより、動詞ごとの語法を身に付けた方が良いのでしょう。 例文を書き換えると、 I could not persuade him of its trueness.
参考:『§326 動詞・形容詞と前置詞との結合、[1]-(2) 〈他動詞+目的語+前置詞〉』 【2】 inform A of B 型の動詞 convince(確信させる) inform(知らせる) persuade(説得する) remind(思い出させる) warn(警告する) このパターンは「B の A を〜する」と誤訳しやすいので要注意です(『英語正読マニュアル』 p.128)。
>>209 I want John to win. のような「S V O to do」の形がありますよね。 この文は「I want John.」とは構造が違って、I want <<John to win>> というように、 「John が win する」というネクサス全体が目的語になっているわけです。
例文98の wait の場合、くっ付く前置詞が for なので、>>209さんの解釈もできるのですが、 例文99の depend on と一緒に考えた方が良いのではないかと思います。 つまり、 want O to do wait for O to do depend on O to do どれも同じ構造だと考えられるというわけです。「O が do することを(に)〜する」
147.(目的語になる名詞節) M2,/ S / had better ask / yourself / <whether s v x>. (文型:S V O O)
「Before buying anything,」は、「接続詞+分詞構文」とも「前置詞+動名詞」ともとれます。 (§239 分詞構文の形、[Q&A 80] While staying in Paris, I met Jane. は分詞構文か?)
whether節については、例文131参照。「or not」がついていないパターンです。
do without... は、基本的な熟語として憶えておきましょう。 「§169 be, do, have の用法、[2] do の用法、(3) do を含む慣用句」 【1】 do with 〜:「〜でなんとか我慢する」「〜を処理する」「〜があればありがたい」 【2】 do without 〜:「〜なしですます」(=dispense with)
149.(目的語になる名詞節) S / does not say / <what time s v x>. (文型:S V O)
「what time」は、what節の中では、名詞の副詞的用法(副詞的目的格)になっています。 伊藤さんの本ではおなじみでしょう。 what節は、 She will come up to Tokyo ((at that time)). ってな形からの変形。「at はいらないの?」という人は下記参照。
「§66 副詞的目的格」 時・距離・方法・程度などを表す名詞が,副詞的に働くことがある。 What time did he come back? (彼は何時に帰ったの?) 注:At what time did he come back? のように前置詞を補うこともできる。 ただし,歴史的には前置詞はなく,time は目的語だったので, このような形を副詞的目的格ということがある。
「§111 疑問副詞、[2] 疑問副詞の用法、(1) when の用法」 【1】 一般用法:「いつ?」と時間を尋ねるときに用いる。 特に「時刻」を尋ねていることをはっきりさせるには What time … ? を用いる。
「§10 第2文型 〈S+V+C〉、[2] 〈S+V+C+A〉」 〈S+V+C〉の文型の補語になる形容詞に,〈of+名詞〉などある決まった前置詞つきの句がついて, 〈be+形容詞+前置詞〉が1つの動詞に相当することがある。 この場合,文型的に見ると,〈S+V+C〉のC(形容詞)に削除できない付加語(A)として 〈of+名詞〉などがついた形になっているので,〈S+V+C+A〉という第2文型の特別な型とみることもある。 また,そうした前置詞つきの句を that 節に書き換えられるものもあるが,その場合は前置詞は脱落する。 I am sure of his honesty. (彼は確かに正直だと思います) →I am sure that he is honest.
>>251 出口さんのサイトや>>255さんも指摘しているとおり、 最初の it は、「(you are) (to) know about the real world」を指していると思います。 (§85 人称代名詞の一般用法、[3] it と they の一般用法、【4】 前に出た句や節,文の内容をさす。)
また、ここでの be は、広い意味では「存在する」ということになりますが、 「(出来事・行為などが)行われる、起こる、生じる」(=happen, occur, take place) という意味になると思います。 この用法は、ジーニアスでは、【2】[存在を示す] の中に含まれていますが、 ランダムハウスでは、【1】[存在の be]、【2】[連結語の be]、【3】[出来事の be]、 として独立しています(研究社大英和も同様)。 The meeting was last month.(会合は先月あった)(ジーニアス) The wedding was last week.(結婚式は先週行われた)(ランダムハウス) (「§169 be, do, have の用法、[1] be の用法」参照)
似た用例として、「安藤 p.164」に以下の文がありました。 I had hoped to go to Paris, but it was not to be. (パリへ行きたいと思っていたが、そうはならなかった)(be = happen)
>>260さんの言うとおりですね。mutualを「共通の」とするとちょっと誤訳かも。 「have a 名詞」の形は下記参照。 訳文は、「comment」欄の書き換えをふまるとわかりやすいかと。
「§169 be, do, have の用法、[3] have の用法、(3) 慣用表現」 【4】 have a talk など: 英語では talk,dream などの1語の動詞を使う代わりに, have a talk,have a dream のように〈have a+動詞派生の名詞〉の形を用いることが多い。
「§72 名詞の慣用表現、[3] 〈動詞+名詞〉の慣用表現 名詞表現、【1】 have」 「付録1 類例リスト、30. 《〈have a look〉などの言い方》」
160.(形式主語のit:真主語がto不定詞) It / took / O / O <to v o>. (文型:S V O O)
この it は、形式主語ととらえて良いと思いますが、「時間」を表すit だと考える人もいるようです。 「§90 It の特別用法、[1] 非人称の it」 [注] 「It takes …」のitは,非人称のitとも形式主語のitとも考えられる。(江川 p.50 も参照)
to不定詞の部分は、 to dig a hole / ((one meter→)) in diameter and ((two meter→)) in depth 「one meter」「two meter」は、副詞的目的格でそれぞれ後ろの前置詞句(副詞句)を修飾。 in は、限定(範囲):「〜のうちで,〜の点で,〜において」(§331 in、(1)-【3】)
また、結果目的語についても確認しておきましょう。 「§5 目的語 (Object)、[Q&A 2] 「穴を掘る」は dig a hole でよいのか?」 よい。「道路に穴を掘る」というとき,直接掘るのは道路で,その結果できるのが穴だが, 英語でも hole(穴)を目的語にして, The men dug a hole in the road.(男たちは道路に穴を掘った)という。 write a letter, bake a cake なども同じ例で,これを「結果(の)目的語」という。 (なお、I dig the ground.(地面を掘る)だと、ふつうの目的語です)
161.(形式主語のit:真主語がto不定詞) It / cost / O / O <to v o c>. (文型:S V O O)
cost は、過去形です。
to不定詞の部分は、 to have <{所有格→} <名詞→名詞>> repaired 「have O 過去分詞」については以下を参照。 「§170 使役動詞、[1] let, make, have の用法、(3) have、【2】 〈have+目的語+過去分詞〉」 「§236 〈have [get]+目的語+過去分詞〉」
162.(形式主語のit:真主語がto不定詞) It / is / advisable <(for s) to v o>. (文型:S V C)
that節で書き換えると、 It is advisable that a person (should) acquire an accomplishment.
to不定詞の意味上の主語を for を使って示す、というのは有名でしょう。 (§226 不定詞の意味上の主語の表し方、(2) 意味上の主語を〈for+目的格〉で表す場合)
ただし、「この for は『〜にとって』と訳してはいけない」とするのはちょっと危険です。 「§227 It is〜for [of] A to… 構文と that節、[1] 〈It is 〜 for A to …〉」 「…することは〜である」という意味で,ある事柄についての判断を述べる形である。 もとは「…することはAにとって〜である」という意味で for が用いられていたのが, for A to … の形で,意味上の主語としてto不定詞との結びつきのほうが強くなったものであるとされている。 そこで,「〜にとって」の意味が依然として強く感じられるものと, to不定詞の意味上の主語の性格の強いものとの2つに分けて考えるとわかりやすい。 前者は原則として that 節に書き換えられないが,後者は書き換えられる。 ただしこの区別は厳密なものではなく,両方の性格を持つものもある。 (1) 〈It is 〜 that …〉の構文に書き換えられないもの (2) 〈It is 〜 that …〉の構文に書き換えることができるもの
前置詞の for と真主語目印の for が両方ある例: It is important for me for you to visit my mother. (あなたが私の母を訪ねてくれることが、私にとっては重要なんです)(安藤 p.796)
「[Q&A 78] It was wise for you to go there with him. は誤りか?」 正しい英文である。 「彼といっしょに行ったとは君は賢明だった」という意味で,「君」の人物評価をしているのであれば, It was wise of you to go there with him. (=You were wise to go there with him.) となるが,「君が彼といっしょに行ったこと」が賢明なことであったというなら, For you to go there with him was wise. つまり, It was wise for you to go there with him. となる。 wise という形容詞は人物の評価にも事柄の評価にも用いることのできる語であるから, 文脈しだいで for かofかになるわけである。 このようなケースは,wise や foolish のように「賢明だ」「愚かだ」という意味を表す形容詞や, right や wrong のように「良い」「悪い」の意味を表す形容詞の場合に多い。
>>284 It is 〜 of A to・・・のような表現は It is a careless part of you to be late.(遅刻するのは君のそそっかしい一面だね) のような言い方が簡素化されて It is careless of you to be late.(遅刻するなんて君はそそっかしいね) となったそうです。参考まで。
>>306 うーん、すいません。内容がよくわかりません。 ただ、文法的に理解することと、決まった形を憶えることとは別の話なんじゃないかと思います。 たとえば、「It is no use crying over spilt milk.」は文法的に説明できますが、 それとは別に、これ全体で1つの諺だと知ることも大事だと思います。
さて、次はちょっと特殊な形です。まずはロイヤルの解説を確認。
「§14 特殊な文型、[2] 〈It seems that …〉」 「〜のようだ」という意味を表す It seems that …, It appears that … などの構文では, it が that 以下の節を導入する働きをしている。 形の上では〈主語+動詞〉となるので,第1文型として扱われることが多いが, 特殊な文型としておくほうがよい。 [注] It seems that … 型と一般の形式主語構文: 〈It seems that …〉型構文では,that 節を文頭に置くことはできない。 [正] It seems that John dislikes his boss. [誤] That John dislikes his boss seems. 次の文と比較:これは第2文型である。 It is obvious that money doesn't grow on trees.(お金が木にならないことは明らかだ) (=That money doesn't grow on trees is obvious.) ただし、that節が前に出ることは少なく,It is 〜 that … のほうがふつう。
It is no useなんの用途もないよね→crying over spilt milk. It seems thatそのようだね。→ John dislikes his boss. It happened that 偶然だったんだけどね→I had no money with me.
ちなみにseemは自分がこう思ってるという主観的な見方に基づいてる事。appearは外見上そう見えるけど、実際は違うと思ってるときに使う。 lookは外見に基づいてそうであろうと思っている事。 It seems that John dislikes his boss.言ってる奴がそう思ってるってこと。 It appears that John dislikes his boss.そう見えてるけど実は何かわけがあると思ってる。 実は慕っているが自分を振り向かせようとしてるだけとか、実際はどうだという話に話題が流れやすい。
「§293 原因・理由の副詞節を導く接続詞、[1] because, since, as の用法、(1) because」 【2】 否定文で,because が「〜だからといって(…ではない)」という意味を表すことがある。 たとえば、 I don't like her because she is conservative. この文はどちらの意味にもとれます。 「私は彼女が保守的だからといって好きなのではない」(not は 主文とbecause節の文全体にかかる) 「私は彼女が保守的だから好きではない」(not は主文だけにかかる)
You can depend on me to do it. この文は me と to do の間に主語述語関係が見られるので5文型と 考えるってある本に書いてあったんですけど、これを品詞分解するとしたら いったいどうなるんでしょうか?on me をto不定詞の意味上の主語とすれば いいのかと思ったんですけどそれなら普通 for me にするはずだし、 depend on を1個の他動詞のように見れば納得だけどそんなことしていいのか謎・・・ どなたかご教授くださいm(_ _)m
>>214 depend on meで私に依存してるのは分かるがどの部分で依存してるかをto不定詞で付けたしてるだけ。 私に頼ってる→〜することにおいて →私が〜するのに頼ってる 主語述語関係が結果として出来るだけであって、それを強調してやれ第5文型だ意味上の主語だなどと言い出すと >>321のように >on me をto不定詞の意味上の主語とすればいいのかと思ったんですけどそれなら普通 for me にするはずだし、 とかわけのわからないデススパイラルに陥るのでやめた方がいい。
>depend on を1個の他動詞のように見れば納得 It depends to ___________________________________________________ _____________________ on ________________________________
>>324 安易に熟語として憶えてはいけないという点に関してはまったく同感ですが、 「主語述語関係が結果として出来るだけ」ということではないと思います。 ・depend on O to do ← on の後なので、意味上の主語の指標 for が入れない(省略される) ・depend on it that s v x ← on の後なので、直接 that節が置けず虚字のitが入る(wh節だと on が省略可能) という関係なのではないでしょうか。 指標の for は隠れて存在していることもあります。たとえば、 (1) I want John to win. の場合、very much が入ると、 (2) I want very much for John to win. というように for が必要になります。(1)と(2)の文型が異なるということはないでしょう。
>>336 えーっと、フォローなのか、質問なのか、いいがかりなのか、よくわかりませんが、 いずれの文章も例文99とは関係ないですよね? 「depend on は必ずネクサスを目的語にとる」と言ってるわけではありません。 to不定詞の意味上の主語をきちんと考えることが重要だと思います。
many of these fruit trees depend on bees / ((for pollination to produce high quality fruits)) ・depend on の目的語は「bees」 ・to不定詞は副詞的用法。意味上の主語は「pollination」(for が目印)。
the completion of transactions does not depend on <waiting for writes to reach the disk> ・depend on の目的語は「waiting...」(動名詞句)。 ・wait for O to do については、例文98参照。
If our legislature were to depend on <requisitions {←for money}> / ((to answer the ends of government)) ・depend on の目的語は「requisitions」 ・to不定詞は副詞的用法。意味上の主語は「our legislature」(主文の主語)。
>>337 >(2)の目的語はmuch。後はつけたし。 ということではないようです(他の副詞にしても同じですし、どの辞書・文法書でも同じ説明です)。 ちなみに、擬似分裂文にしても「for」が表れます。 What I want is for John to win. >>249の場合と同様、本来あるはずのものが形式上消えたものと考えられます。
【訂正】 many of these fruit trees depend on bees for pollination / ((to produce high quality fruits)) ・depend on の目的語は「bees」。「depend on ○○ for △△」=△△について○○に頼る ・to不定詞は副詞的用法。意味上の主語は「many of these fruit trees」(主文の主語)。
>3つ目は If our legislature were to depend on requisitions for money to answer the ends of government, then, sir, the absurdity and sophistry of the arguments urged in defence of such a mode of procuring money would strike the weakest intellect. 我々議会が政府最終案の回答を出すのに利害要求が通るかどうかそれ次第ということなら、その時は先生、お金を生み出すそのような方法が最も知性の弱いものだという印象づける反論を、議論の不合理性・詭弁によって展開させてしまいますよ。
175.(形式主語のit:真主語がthat節) It / is / a matter for congratulation [a matter of joy] / <that s v x>. (文型:S V C)
that節内は、S / were / lost / M2((in...accident)) (受動態)
176.(形式主語のit:真主語がthat節) It / goes / A / <that s v x>. (文型:S V A)
「It goes without saying that...」は、定型表現として慣れておくと良いかも。 意味は、「〜は言うまでもない、論を待たない、当然のことだ、むろんだ」 (§250 動名詞を用いた慣用構文、(5) It goes without saying that …) ただし、「江口 p.359」は、 「これは堅い表現で、同じ意味は It is obvious that... で表すのがよい」としています。
that節内は、S / must respect / O
最初のthoseは、「〜な人々」。 「〈those who …〉 は「…する人々」の意味で人に用いる」 (§94 that の注意すべき用法、[2] that which と those who)
後ろのthoseは、「the rights」の繰り返しを避ける代名詞。 (§94 that の注意すべき用法、[1] 名詞の繰り返しを避ける that)
depend 頼る。つまり他の要因に影響されそれによって決定されること(will be affected or decided[collins])。 on:頼るものを繋ぐときはon。onは接点を示すがそこに加重がかかりもたれかかるイメージがくることがある。 その意味でここでは頼るものにはonを用いる。
depend on 頼るもの to do[infinitive] to不定詞はdependが具体的に何に関して頼るのかの説明を付け足している It depends on 頼るもの to do itについては>>311 仮主語がなんたらは俺は好きじゃないんでね。 You can depend→on the timetable→to tell you when→trains leave. (聞いてる人に対して)頼れるよ→時刻表にね→(何を時刻表に頼れるの?)→いつか教えてくれる事→(いつって)→列車が発射するとき。 =列車がいつ出るか時刻表でわかるよ。
「S V O C」や「S V O A」で、O が複雑な場合、 形式目的語を置いて真目的語を文末(右方)に移動させます(文末重心の原理)(安藤 pp.862-863)。
177.(形式目的語のit:真目的語がthat節) S / think / it / C / <that s v x>. (文型:S V O C)
that節内は、S / (should have) died / ((so→)) C (文型:S V O)
「§6 補語 (Complement)、[3] 補語に相当する語(句)」 補語がなくても文として一応成り立つ場合に,補語に相当する語(句)がつけ加えられて, 主語や目的語の状態を説明することがある。 (1) 主格補語に相当する場合 Jane married young.(ジェーンは若くして結婚した)
O+C の部分(ネクサス)を、独立した文に変形すると、 It is a great pity <that s v x>. (形式主語のit:真主語がthat節)
「§207 should の用法、(4) 主観的判断や感情の強調の表現 【1】 It is 〜 that … の構文の that 節の中で、(b) 感情の強調」 驚き,憐れみなどの感情を強調するために用いられ,“感情の should”と呼ばれることもある。 特に感情を強調しないなら直説法を用いればよい。
>>374 to不定詞が条件を示すには何が必要だと思う? He would be glad to hear that.はwouldだから条件としても捉えれるわけ。 He is glad to hear that.はそれを聞いたら嬉しいんじゃなくて、聞いて嬉しいんだろ。
つまり助動詞で仮定法として捉えられる時に限られると思うけど。 You can depend on me to do it. それをやるのを私に頼ってくれていいよ。 You could depend on me to do it. としたところで、(私が)やるなら私に頼ってくれていいですよ、とするのはどうだろうか?意味ワカメなのだが。 この場合はon meなので結果的に意味上の主語としか捉えられないだろう?
I think it a great pity→that he died so young. [ホント残念だね]→彼がそんなに若くして死んじゃったのは。 ↑まずこの塊を言いきっちゃう カッコのshould haveをつけるととどういう意味に変わるか分かるかな。 勝手口さんの説明でもいいけど、shouldをつけるとこれ仮定法なんだわ。 I think it a great pity that he died so young若くして死んだことに対して残念に思ってる I think it a great pity that he should have died so young若くして死んだことを考えるだけで残念な気持ちになる、残念だ。 そういう意味で I think it a pity that he should have died very young.とは言えるけど I think it a pity that he should have died very young.はおかしい。greatやsoがあるからこそ感情のshouldが生きる。
「§90 It の特別用法、[5] It is 〜 that … の強調構文」 〈It is 〜 that …〉の 〜 の部分に主語・目的語・補語などの名詞・代名詞や副詞(句・節)を入れて 「…するのは〜だ」と強調することがある。 強調されるものが名詞・代名詞の場合は that のほかに, 「人」の場合に who, 「物」の場合に which などが用いられることもあるが, who に比べると which の用例はきわめて少ない。 副詞(句・節)を強調する場合はふつう that が用いられる。 また,that は省略されることもある。
・293ではspeak well ofの受身がis well spoken ofとなっていますが 294ではmake much ofの受身がare made much ofとなっています。 この場合のwellやmuchといった副詞の位置は受身になると変わる場合と 変わらない場合があるということなのでしょうか。バカな質問かもしれませんが どなたかよろしくお願いします。
181.(強調構文:主語を強調) It/ is / C / <which v o>. (文型:S V O の強調構文)
強調されている要素(主文のC)は、which節内では主語。 強調しない形に変形すると、 The audience / ((really)) / determines / <both the matter and manner {←of every broadcast}>.
A and B of C の修飾関係は、 ・まず均衡のとれた形で考える(<A of C> and <B of C>) ・それで意味が通らない場合にかぎって、A and <B of C> と読む というのが原則です(『英文解釈教室』p.274)。 ここでは冠詞があるのでわかりますけど、冠詞がない場合でもこの原則で読みましょう。
182.(強調構文:副詞要素を強調) It/ was / A[C] / <that s v a>. (文型:S V A M2 の強調構文)
強調されている要素(主文のA[C])は、that節内では副詞句(M2)。 強調しない形に変形すると、 I / arrived / in London / M2((on the morning...ninth)).
It's strange that she knows nothing about it. 彼女がその事をまったく知らないという事実を挙げてそれに対するstrangeという評価。 →彼女がその事をまったく知らないなんておかしいですね。 It's strange that she know nothing about it. It's strange that she should know nothing about it. 彼女がその事をまったく知らないという事実でなく、その事を頭の中で仮定した事象に関してstrange以上の主観的評価を表そうとしてる。 →彼女ともあろう人が、そんな事も知らないなんて到底考えられない。
183.(強調構文:副詞要素を強調) It/ was / A[C] / <that s v o m2>. (文型:S V O M2 M2 の強調構文)
強調されている要素(主文のA[C])は、that節内では副詞節(M2)。 強調しない形に変形すると、 We / see / lightning / M2((before...thunder)) / M2((because...soound)). (でも、従属節の連続はあまりきれいじゃない) before節は、文型:S V O because節は、文型:S V
184.(強調構文:副詞要素を強調) It/ was / not A[C] / <that s v o>. (文型:S V O M2 の強調構文)
「§377 否定を表す慣用表現、[2] 注意すべき否定形の慣用表現」 【11】 〈not … until 〜〉:「〜するまで…ない,〜して初めて…する」 He did not turn up until the meal was over. (彼は食事が終わるまで現れなかった[彼は食事が終わってからやっと現れた]) この文の until … over を It was … that を用いて強調すると It was not until the meal was over that he turned up. となる。
what節は、I had been such a fool. ってな形からの変形。 (文型:S V C) <what a fool I had been> で「自分がどんなにバカだったのか(に気づいた)」。 語順については、例文157(>>267)を復習。
>>【11】 〈not … until 〜〉:「〜するまで…ない,〜して初めて…する」 この語感が、なかなかよく理解できなかった覚えがある。
今は、not until...... と聞くと、なんとなく「おあずけ」をくらったような感じがする。
新商品発売!とあっても、"NOT UNTIL DECEMBER" とあれば、 「なんだよ、12月まで出ないのかよ、けっ」となる。
あと、しつけにもよく使われるフレ―ズで、終わるまでしちゃだめという場合
Not until you finish your plate.(残さず食べるまでダメ!) No dessert until you finish your vegetables.(野菜を食べないと、デザ―トはなしよ!) No video games until you finish your homework!(宿題が終わるまでゲ―ムはダメ)
「おあずけ」感が漂ってきますよね。
It was not until the meal was over that he turned up. みんな、彼が現れるのを今か今かと待ち望んでいるのに、食事が終わるまで現れなかった。 一種の「おあずけ」と考えてもいいような気がするが、どうでしょう?
以上は、個人的に感じてる印象なので、確固たる根拠があるわけではありませんが...
最後に、付き合ってる彼女といい雰囲気になったときに彼女がひとこと Not until we're married. 「おあずけ」でしょ?やっぱり。
It is because light travels faster than sound これで「光速は音速を上回る」という科学の一般法則をまず最初に述べているわけで、 多分科学の授業の中での先生の発言なのだろう。 実際に光速や音速など体感できない概念を前にこれだけでいまいち掴みきれてない生徒が多いと思う。 そこでIt is becauseと前置きしながら先に法則から述べておいて 続けて that we see lightning before we hear thunder. と具体例をあげているわけだ。 It is because 法則 で授業のテーマの法則を投げかけておいて、that説で具体例を例示してる。
しかも、おかしなことに英文184は、なぜか語順を整えてある。 It is not until A that節を「AしてやっとBだ」とか定型訳があるからそうしているのだろうか? ならば定型訳がないものに関してはアウトになってしまわないのか? なぜ183を 光速は音速を上回るから、雷の音が聞こえる前に光って見えるんだよ。 とか語順を整えてなかったのか疑問に残る。
>>464 光速は音速を上回るから、雷の音が聞こえる前に光って見えるんだよ であれば、 Because light travels faster than sound that, we see lightning before we hear thunder. でいいんじゃない?強調構文だからそういう風に訳してるんじゃない?
>>466 それだとwe see lightning before we hear thunder.が旧情報に見えないかい? 英文183はwe see...を後に持ってきたいからああいう形態になってるんだと思うが、 >>466はどちらかというとBecause light...を前に持っていく形態なんだと思う。 つまり理由に主眼を置いて、先に釘を刺しておいて論理(we see...)を展開してる感じがする。 英文183はどちらかというと主語をitで曖昧にして結論を先に述べ、その後でもう1つ新情報で例示してる形に見える。
we concluded that our current rates were in line with this overall analysis and that we had to remain vigilant.And I insist on this element of vigilance ? it is something that is extremely important. [It is because] everybody knows that we are vigilant [that] expectations, which we have to look at very carefully, are in line with our definition of price stability. http://www.ecb.int/press/pressconf/2005/html/is050203.en.html
・everybody knows that we are vigilant ・expectations are in line with our definition of price stability どっちが新情報? Because we are vigilant, expectations, which we have to look at very carefully, are in line with our definition of price stability. じゃあ、話が違ってくるような。
It is because anything that is said is a lie, because what is true can never be the content of any word or phrase, it is very important that we try to speak the truth. The trying is very important. http://www.davidchess.com/words/log.20060811.html この使い方も面白いね。ちょっとbrokenだけどw
I remember my mentor telling me once that, It is because that Entrepreneurs believe that they could so something better that they go out and swim against the current to make their dreams happen. So in a sense, every Entrepreneur is a critic who looks at the situation, says how it can be done differently, but goes the distance in doing it himself. As the cliche goes, With an Entrepreneur, every problem is a possibility. http://www.newdelhitimes.org/archives/2005/12/definition_of_a.html これはそのまま覚えたいくらいの文だね。人生の教訓にもなる。 これも後ろから訳すのw ※この前goの話が出たから最後まで載せてみた。
>>464 強調構文の論理構造は「It is 断定内容 that 前提」で、 話し手が「前提」におく事柄は、「聞き手もわかるはず、と話し手が判断すること」であれば良く、 文脈上の「既出」でなくでもよいはずです。 日本語の情報構造にあわせた訳出のパターンは (1) 「前提」は「断定内容」 (2) 「断定内容」こそ「前提」 で、どちらも誤訳とは言えません(どちらが適切かは前後によって決まると思いますけど)。 例文183の訳文は、 生徒たちが「we see lightning before we hear thunder」をわかっていて、 でも、その原理を知らない、という状況であれば、適切な訳だと思います。 (詳細は『謎解きの英文法 文の意味』第8章、参照)
Not unless you finish your plate.(残さず食べない限りダメ!) No dessert unless you finish your vegetables.(野菜を食べない限りは、デザ―トはなしよ!) No video games unless you finish your homework!(宿題が終わらない限りはゲ―ムはダメ) Not unless we're married.(結婚しない限りだめ)
>>494 参考に、ロイヤルの該当箇所を挙げておきます。 「§295 条件・譲歩の副詞節を導く接続詞、[1] 条件の副詞節を導く接続詞、(1) if,unless」 【2】 unless:「もしも〜しなければ,〜しない限り」 unless は if not となる場合が多いが,except if(〜という条件の場合を除いて,〜でない限り) の意味なので,そうした意味を含まず単に「〜でないなら」というだけの場合には, if not と置き換えられない。 [誤] I'll be surprised unless she wins. [正] I'll be surprised if she doesn't win. (彼女が勝たなければ驚きだね――きっと彼女が勝つと思うよ)
「江川 §265」にも詳しく説明されていて、 「X unless Y」は主文Xに重点があり、「X if not Y」は従属節Yに重点がある、としています。 まさに>>494の説明通りですね。
>Death, unless you do what you have to do. >ナニ人かわからない不気味さと冷酷さが漂ってたら成功。 If you do NOT return my money all you've got , YOU DIE.
>>528の勝手口さんの >unless は if not となる場合が多いが,except if(〜という条件の場合を除いて,〜でない限り) >の意味なので,そうした意味を含まず単に「〜でないなら」というだけの場合には, >if not と置き換えられない。 もあるから、脅しというより生命の危機を警告してるように聞こえる。 >You'll be dead unless you return all the money you've stolen. だから、これは脅しているというより誰かに殺されるよっていう警告に聞こえないかなぁ。 You had better return all the money or someone kills you.みたいな。
>>529 英文187 oneも一応指摘。一般論で人、人間というもの、我々などの意味で使う。 なんで我々なのになんでoneで複数じゃないかは、我々人間の総称として捉えてるから。 The tigerがトラという動物一般を指すのに対し、oneは我々人全般の総称。 まあitと同じで敢えて訳す必要はないと思われ。
so long as 〜の限りでもいいけど、〜と同じくらいず〜と長い期間続けばね→〜の限りではね so far as〜:〜とであるのと同じくらいずーと遠くにあるくらいなら→〜の限りでは in so far as〜:上にinがついただけ。言ってる状況の範囲内の話だよということを明示してるだけ→〜の限りでは You are so kind as to do:あなたすごーく親切、〜するのと同じほどにね→〜するほど親切だ。 so as to do:そんなかんじね、〜するのと同じように→〜するほど she went so far as to call him a liar. 彼女はとっても遠くにイッちゃった、かれにウソつきとのたまうのと同じレベルまでね→ウソつきとまで(さえ)のたまった。 ※このgoは行くじゃない、自分の思ってる彼女像に焦点が当たってそこから離れてく動きをgoとしてる。 go crazy/go nutsの類かな。 だから She didn't go so far as to Boston.がボストンとまではならないwということにならずに、ここでは行くだよね。 ボストンまで(それほど遠くに)は行かなかった。
英文188 これも前から訳した方がよくないか? 不思議ほどまざまざと、その光景は記憶に刻まれている。 It's strange(おかしいんだよ)→how vividly(どんなにはっきりしてるかってことがさ)→I remember the scene. まざまざはよかった。
次は、there構文です。「存在文」とか「提示文」とか呼ばれますね。 該当箇所: 「§14 特殊な文型、[1] 〈There+be動詞+主語〉」 「§141 場所の副詞、[1] here と there の用法、(2) 〈There is …〉 構文」
基本的な文型は、There is[are] S C[A]. ポイントは、 ・主語(S)は新情報(聞き手にとって未知の事柄)。 ・there は意味上の主語ではないが、文法的には主語のように機能する。 ・be動詞以外にも、存在や往来を表す動詞で使われる。 ・「There is 複数名詞」となることもよくある(ただし、英作文では避けた方が無難かと)。 ・There is[are] S {(主格関係代名詞) v x}. の場合は、主格でも関係詞が省略されることが多い(口語)。 といったところでしょうか。
189.(there構文) There / is / <something {←refined}> {←about him}. (文型:There V S) He / is said to / have been c. (文型:S is said to do)
後半の文については、例文57でも質問がでていましたが(>>372、>>373)、 文型的にはやっかいな形です(「*say O to do」という能動態はありません)。 便宜的ですが、「is said to」を助動詞的に考える、 または、said を likely などの形容詞のように考える、 といった感じが理解しやすいと思います。 該当箇所: 「§221 〈seem to 〜〉 と 〈be to 〜〉、[1] 〈seem to 〜〉 (3) 類似の構文をとることができる動詞、[注] 〈be said to 〜〉」 参考: 「§122 形容詞と to不定詞構文、(5) 「しきりに〜したがっている」型/(6) 「きっと〜する」型」
「It is said that s v x」⇔「s is said to v x」の書き換えについては、例文57のcomment欄を参照。
ネイティブとの会話で、なかなか英語が出てこなくて so......, so......, とsoを連発する人の気持ちが わかるだろうか。俺はわかる。ネイティブの先生に、"So ?" と聞かれて、「う―ん、That's all. 」orz
so と発言したからには、「何か続けて喋らなくてはいけないというプレッシャ―」を感じるのが正しい 語感ではなかろうか。つまり、so は、「これから詳しく説明しますよという目印」みたいなものだから。
so long といったら、「それくらい長い」なのだが、かなり言いっぱなしな感じがする。as や that を 使って、どのくらい長いのかを説明する必要性を感じるべきでしょう。
I will give you the book so long as you return it.(返してくれるなら、持っていっていいよ。) long [長い間] だけだと10年20年経っても、返ってこないかもしれない。やべえ、long の長さを説明しなくては。 そんな気持ちか。「その本持っていってもいいよ、長い間っつっても、ちゃんと返してね。」
so long as to reach the bottom of the hole. すごい長い→どのくらい?→穴の底まで届くくらい長い so long as to keep him quiet 彼をおとなしくさせているくらいの長い間(時間)→彼をおとなしくさせている間は ちゃんと説明しないと、「物理的な長さ」なのか「時間的な長さ」なのかすら判然としない。 なので、so と言った場合は、as や that を使って説明する責任を感じることが大切だと思う。
ただし、デパ―トのウィンドウで、ヴィトンのバッグを見た彼女が、 That handbag is so cute ! この場合は、軽い興奮状態にあるので、so の内容を説明する責任を全く感じていない。無責任な感じ。 辞書には、女性や子供が好んで使うとある。失礼な辞書だw
でも、1日経って少し冷静になれば、 That handbag was so cute that I was satisfied with seeing it. このぐらい冷静になってほしいものだ。
191.(there構文) There / were / ((already)) / S / C. (文型:There V S C)
主語(S)を説明するCには、現在分詞/過去分詞もくることができます。 この場合、分詞が後ろからSを修飾していると考えるのではなく、 SとCの部分をネクサスとしてとらえた方が良いと思います。 該当箇所: 「§141-[1]-(2) 〈There is …〉 構文、 【4】 There is[are]A 〜ing[done]で「A が〜している[される]」の意を表す」
S C の部分(ネクサス)を、独立した文に変形すると、 <a...people> / were waiting M2((in a line)) M2((in front of...theater)) (文型:S V) (ただし、この文だと「大勢の人は...待っていた」という若干不自然な内容になります。 微妙ですけど、この場合「は」と「が」の違いが旧情報/新情報に相当します)
192.(there構文) There / were / S / C. (文型:There V S C)
S C の部分(ネクサス)を、独立した文に変形すると、 <several stars> / were / seen / M2((in the sky)) (文型:S V C)(受動態)
大西もsoについて確かそんな感じの話をしてた。 so→だからveryと違ってパッチンパッチンパッチン何かもっと言い足りない事を言いたい。 I will give you the book so long/as you return it ずっと長い間貸してあげるよ/返してくれるのと同じ期間だけどね。 この説明もわかりやすい。
>That handbag was so cute that I was satisfied with seeing it. それじゃso cuteじゃない!!enoughでしょw まあしつこい店員へのあてつけならOKか? soなら That handbag was so cute as to be satisfied with seeing it. なんでasが付いてるかって話だと思う。それがないとただのso that構文。
>>613 there構文補足 これ話の導入の形なんだな。勝手口さんの言うようにS(新情報)まずはスポットを当てて注目させて その主語に対してああだこうだ後付けで説明がくる。 英文189のようにsomethingなんか来るとさらにそのスポットを当てたものもぼやかしちゃってるわけで そこからやんわりとした言いわましが生まれてきたりする。 There is something/refined about him なにかありますよ(こんなものがありますよ)→彼のあちこちに上品さが出ている。 Something is refined about him (言葉使いなのか態度なのか敢えて言わないけど)何かそういうものが彼の[周りで]洗練されている/上品さが醸し出されている →彼にはどこか上品なところがある。 aboutに注意。
a man of〜が好きだね、この本は。例文4も参照。theじゃなくてaね。どういう種類の男か示しているだけで その人しかそう称されるべきではないという意味合いじゃないからaで他の似たような人の含みを残してる。 どういう男なのかofで繋げて関係性を示してる。 a man of your abilityあなたの才能に関係する人物はyou以外いないのだが、一般論に立ち返ろうとしてるように見える。 あなたの才能を持った人物(がいたとして、その人物)が今だに世に出ないなんて残念でならない。 もしかして仮定法的な意味合いも含んでいるかもね。まあ結果やわらかい語調になってるのではないかな? a man ofがない時と比較。 英文189に戻って He had respectable position. he was a man of respectable position. 違いに注意。positionが冠詞なしってのも注目点。数えられないってことは形のない漠然としたpositionのこと。 職だったりポストだったりと具体的なものではなく、地位や身分といった漠然とした意味になる。 be said to have been:過去の事をto不定詞で言いたいからセットバック=完了形。
英文190-192 まずthere文の流れをおさえよう。 主語をまず話題に出して、それがどうなんだということを分詞でつなげる流れ。 There must have been a tacit/understanding between them. 絶対暗黙の了解があったんだって/2人の間でわかるようなね。 There were already a lot of people/ waiting in a line in front of the movie theater. 大勢の人がいて列を作ってるって訳してもいいかもね。 in a lineのaはいるか?わざわざaをいれてるのは1列ということを強調してるのか? それなら訳に「1列に」といれて然るべきなんジャマイカ? 192ぐらいに短ければネクサスで訳した方が自然に聞こえるね。
>>That handbag was so cute that I was satisfied with seeing it. >それじゃso cuteじゃない!!enoughでしょw >まあしつこい店員へのあてつけならOKか? >soなら >That handbag was so cute as to be satisfied with seeing it. >なんでasが付いてるかって話だと思う。それがないとただのso that構文。
「There is nothing for it but to do」は成句表現として慣れておきましょう。 it は、状況のit(江川 p.49)。but は、except の意味の前置詞。 該当箇所: 「§108 nobody, nothing などの用法、[2] nothing、(3) 慣用表現」 「§217 to不定詞の名詞用法、[2] 目的語としての用法、(2) 前置詞の目的語」
to不定詞のところは、to leave / the matter / in his hands (文型:(S) V O A[C])
例えば、明日のプレゼンの資料がなかなか完成せずに残業。夜中の3時をまわってもまだ終わらない。 明け方の5時にやっと完成。ふ―。 Did I make it! (やった終わった!)
帰宅時のお父さん。 Did I have a day! (はぁ―、終わった、1日終わった)*いつもと違って大変な1日だったと想像できる。
他にも、ニュ―ヨ―クの五番街を歩いていたら、金髪をちょんまげにして、ふんどし1枚で 歩いてる男がいたとする。隣にいた友人が「日本じゃ、みんな、ああなんだろ?」 Never in Japan! (ね―よ!日本でだって) 文章を続けると、 Never in Japan have I seen such a thing. (ね―よ!日本でだって!そんなの見たことね―よ)
最後の例、80歳を越えたおばあちゃんがひとこと「私の裸が見たいんでしょ?」 Not enough money in the universe, not under threat of death would I look at that woman naked. ここまで来ると、思わず語順が逆転してしまったというより、ねらって言ってるとしか思えないが。
>>778 excerpt をざっとみた感じだと、2文のような気がしますが、どうでしょう? "(There is) Not enough money in the universe," my father said. "Not under threat of death would I look at that woman naked."
200.(倒置:否定語強調による倒置) M2((Only if s v x)) / can / S / understand / O. (文型:S V O)
if節内は、S / has read / {much→} <{English→} poetry> (文型:S V O) 強調しないならこんな形。 S can understand O ((only if s v x))
201.(倒置:soによる倒置) 【話者Sa】: "Sb / must go / A((to bed)) / M2((now))." (文型:S V A) 【話者Sb】: "So Sb must, // and so must Sa." (文型:S V (A), and S V (A)) (so は両方とも「go to bed now」)
202.(倒置:soによる倒置) So M2 / did/ S / V // that s v x. (文型:S V)
「so...that...」や「such...that...」の呼応でも、倒置になることがあります(江川 p.485)。 強調しないならこんな形(通常の語順では did は現れません)。 He ran so fast that s v x.
「so...that...」の基本については、 「§294 目的・結果の副詞節を導く接続詞、[2] 結果を表す副詞節を導く接続詞、 (1) 〈so 〜 that …〉, 〈such 〜 that …〉」
that節内は、S / couldn't catch ((up)) / with O (文型:S V A) あるいは、S / couldn't catch up with / O (文型:S V O) 「catch up with」は熟語として憶えておいた方が良いでしょうね。 該当箇所: 「§178 〈動詞+副詞〉、[2] 〈動詞+副詞+前置詞〉」 「付録1 類例リスト、34. 《おもな〈動詞+副詞[名詞]+前置詞〉の句》」
203.(倒置:補語強調による倒置) C / is / S {←who v o}. (文型:S V C)
S V C の文型で、補語を文頭に出して強調すると、C V S の語順になります (ただし、主語が代名詞の場合は、C S V)。 主語に長い修飾語がついて「重い」ので文末に移動する(文末重心の原理)という説明もあります。 特に C が形容詞要素の場合、主語が長くなければ、通常倒置はしません。 (江川 p.485、安藤 p.756)
該当箇所: 「§379 強調のための倒置、(1) 補語を文頭に置いて強調する場合」
ちなみに、そこには代名詞のケースとして「Unlucky they are who don't like their work.」という例文があげられています。 知らないとびっくりですね。
207.(倒置:文章のリズムによる倒置) ((In...autumn)) / are seen / S, {which v c}. (文型:S V C M2)(受動態)
通常の文であればこんな形。 S, {which v c}, are seen ((in...autumun)). 出口さんのサイトでは「which:関代(前文を先行詞とする)」とありますが、 which の先行詞は「the tints of color」と考えた方が良いと思います。理由は、 (1) which節の動詞が are。 (2) 新情報の主語に長い説明が続くために倒置した、と考えられるから。
次は、目的語を文頭に置いて強調するケースです。この場合、主語と動詞の倒置はおこりません。 つまり、S V O であれば、O S V の語順になります(前置詞の目的語でも同様です)。 主語と動詞の語順が変わらないので、厳密な意味では「倒置」じゃありません(単なる前置)。 なお、文頭に出す目的語が否定語の場合は「否定語強調による倒置」がおきます。 該当箇所: 「§379 強調のための倒置、(2) 目的語を文頭に置いて強調する場合」
語順が「名詞要素+S+V」になるので、 「名詞要素 {←(that) S V}」という関係代名詞が省略されたケースと混同しやすく、注意が必要です。
208.(倒置:目的語の前置) <One thing> / S / left / A((to me)), // and / S / was / C. (文型:S V O A, and S V C)
前半の文を通常の語順にするとこんな形。 S / left / <one thing> / ((to me)).
209.(倒置:目的語の前置) <What s v to do>, / V / without. (文型:(S) V A)(命令文)
前置詞の目的語が前置しているパターンです。 通常の語順にするとこんな形。 V / without <what s v to do>.
what節のところは、 You / cannot afford / to buy something. (文型:S V O) から buy の目的語が what になって変形したもの。
211.(同格語句) S, (=King of England,) / was / C. (文型:S V C)
A as well as B は、受験英語だと、「BだけでなくAも」と訳し「動詞はAに一致させる」と言われますが (§346 複合主語と動詞、[1] 2つの主語が接続詞で結ばれている場合、(4) 〈A as well as B〉)、 実際には、and の代わりとして(and だと並列がわかりにくいときに)よく使われます。 (『英単語のあぶない常識』p.15、安藤 p.685) ジーニアスにも「and と同様の意味を持つと解される時は、複数形動詞で受けることもある」とあります。 「BだけでなくAも」と訳せるのは、「B が旧情報(前提)で A が新情報」の場合だけです。 (例文211は「B が旧情報(前提)で A が新情報」なので「BだけでなくAも」で問題ありません)
211.(同格語句) S / has / O, (=o1 and o2). (文型:S V O)
出口さんのサイトにもあるとおり、「A, B and C」という形なので注意が必要です。 はっきり同格だと示したいなら、コロンを使って「O: o1 and o2」とすると良いでしょう (ハイフンでもいいです)。 参考: 「付録2 句読法」
>>902 205の文 In the middle of the wall ..... is a large window. この倒置表現ですが、一体なにを強調してるのか。当然、a large window になるわけですが、 受ける印象は、「じらしておいて、あとで、ば―んと強調する」感じではないかと思います。