>>163 >>212 そうなんですよね。
住民税は去年の収入に対してかかっているんだから、所得税の減税は1年前にやらなければいけない。
以前に老年者控除を廃止したときは、平成17年に所得税を増税して、平成18年度に住民税を増税した
のに今回は同じ年にやっているから、普通の所得層は1年分搾取されています。
今回の「税源移譲という名の搾取」がなかったら、所得税と住民税の合計がいくらになるかを表にして比較します。
(比較しやすいように、定率減税の廃止は計算しません)
所得 移譲なし 移譲あり 税額の増減
100万円(年収約223万円) 154,000 204,000 50,000増
500万円(年収約740万円) 1,070,000 1,170,000 100,000増
1500万円( 〃約1798万円) 4,914,000 4,774,000 140,000減
結局、200万以下の所得への住民税の税率を5%から10%へ増やしたので、住民税の税率が下がる
高額所得者が得する分を他の人が貢いでいる形になっています。単純計算で年間所得約1050万以上の
人だけが得するようになっている1年限りの「隠し増税」だったのですね。