1 :
名無しさん@明日があるさ :
02/01/28 12:30 では、数学好きの皆さん、どうぞ!
リーマン如何学
立てたら、あ・か・ん〜♪ 立てたら、あ・か・ん〜♪ 糞スレ立てずに 家建てて〜♪ 楽しいネットは2チャンネル!
リーマン幾何も元をたどるとガウスに逝き付きます。 ガウスは曲面論において曲面上に固定されたアメーバみたいな生き物でも認識 出来るような曲率を定義し、これを内在的曲率と定義した訳です。 これをリーマンは「幾何学の基礎をなす仮説について」という論文でこのような "曲面"をつなぎあわせ(接続)たようなものを考えましたのです。これが現在いうところ のn次元微分多様体と呼ばれるものです。以下、他のリーマン方にバトンタッチします。 長文スマソ。 下げに免じて許してください。
ちなみに私は一瞬このスレタイトルを 「リーマンがリーマン幾何学を語る無かれ」 と読んでしまいました。 まあ、そんなことは無いですよね。 好き嫌いに関わらず、語れば良いと思います。 聞いてみたら面白くなったてなことも良くあることですし。
6 :
名無しさん@明日があるさ :02/01/28 14:50
いつもは、 「通勤途中にうんこもらした!第2波」 みたいなのばっかり見てるが、たまにはこんなの見たい。 面白そうな訳わかんないような
>>4 よ、お前頭いいな。
もっと語ってくれ。
他がアホ板ばかりだからな。
>リーマン幾何も元をたどるとガウスに逝き付きます。 >ガウスは曲面論において| スマソ、ここでストップしました・・・
9 :
名無しさん@明日があるさ :02/02/06 21:36
>>4 よ
確率微分方程式ってなんだ?
どういうものなの?
知っていたら教えてくれ。
10 :
名無しさん@明日があるさ :02/02/06 21:59
リーマン幾何学とは、いろいろな種類の幾何学を総称したものです。ユークリッド幾何も双曲幾何も浮き袋幾何もこの中にみんな含まれます よく、直線の定義の話がリーマン幾何学と単純な古典幾何学(ユークリッド幾何学)との考えかたの違いの例として持ち出されます。 それはいいとして、リーマン幾何学をリーマンがなんに使うっての? フロイドの精神分析学でも読んだ方がまだ役に立つと思うけどね そういえば理系的エッセンスを詰め込んだギャグ満載の「トリック」って面白いよね
11 :
名無しさん@明日があるさ :02/02/06 22:00
>ギャグ満載の「トリック」って面白いよね それイタダキ
>>10 それはいいとして、リーマン幾何学をリーマンがなんに使うっての?
何の役にも立てないよ。
でも俺は知を愛するのさ。
愛知 フィロソフィーってやつ。
頭のイイ奴の御託を聞くのが好きなだけ。
13 :
リーマソ ◆.t4dJfuU :02/02/06 22:22
うわ、! 上がってる!
畏れながらレスをつけさせて頂きます:
>>7 お世辞でも嬉しいっす。
>>8 これに答えるのは難しいです。地球の表面上に住んでる我々が地球の外側から
見なくても、自分たちの世界がまっ平らな空間ではないぞってことを認識出来る
ということをガウスは示したんです。俺よりもっと詳しい人が居たら書いて下さい。
>>9 確率微分方程式っすか? これはもっと難しいですね。本格的には関数空間論
と積分論の知識が必須ですね。仕事で必要になったんですか? なんかの予測とか?
たしか、ブラウン運動とかの話ですね。これ以上を私に聞かれても困ります。
答えになってないですね。スマソ
>>10 大学の数学の先生もリーマンですから… で勘弁して下さい。
ちなみに私はリーマン専門ではないリーマンです。先生でもないです。
畏こ
>>13 出てきたな。待っていたぞ。
大学の数学の先生でもないなら、助手か何かか?
それでも凄いよ。
まっ、ヒマ見て書いてチョ。
13リーマソの書く文章は比ゆが面白い。判ったような気になるよ。
自分の得意な分野でいいから、4で書いた感じで好きなこと書いてよ。
今回の13の>>8、>>9向けに書いたヤツも面白かった。
気が向いたらでイイからね。
それでは、お調子に乗らせて頂きます。 リーマンの大先輩ガウスは何言ったのかをまたしても言いますと: 神様の視点からでなくても、世界の内側から認識出来るような"曲がり"や"歪み" つうのが考えられますよ。てなことを言い出した訳です。同時代の人々にはなかなか理解されませんでした。 (但しガウス的な内側からの見方では球面と平面の区別は出来ますが、円柱面と平面の区別は出来ません。 円柱面(茶筒の面)は歪めることなく平面に真っ直ぐ展開出来るというのが主な理由) 細かいことは兎も角、リーマンはそれを受け継いで、近所の様子は良く分かるけど 遠くの様子は分からないガウス達が住んでるような世界を考えて、「拡がった多様体」 と名付けました。 うだうだ書きましたが、要点は「外側」というか全てを見渡せる神の視点を 持ち出さなくても幾何学は出来るとガウスは主張し、それを貼り合せることによって世界の 全体像について語ることも可能だというふうにリーマンは継承したんだと思いますです。
あとね、余計なことだけど: 高校あたりから、数学だけじゃなくて数学史も少しは 教えた方がいいと私は思います。昔のエライ人も間違いばっかしやりながら数学を 作り上げたんだという事、いまも間違いながら作り続けてる最中だということは強調したほうが イイ。 マイナスの数だって、つい200年前は大数学者の中にもそんなの考えちゃ いかん! てなことを大真面目に言ってたひとがたーくさん居たんだよね。 今回はここまで。
>>15 面白かったぞ。
>>16 数学史も少しは、教えた方がいいと私は思います。
俺も同意だ。ヒーローが沢山出てきて(ガウスとか)、数学に興味がわくよな。
興味がやる気の源だぜ。
>>16 いまも間違いながら作り続けてる最中
そうなのか。知らなかった。
ご声援有難う御座います。お言葉に甘えまして、お伽を続けましょう。 幾何学とは広義には位置付けに関する学問です。そこには自己と他者を位置付け たいという欲求が根底に横たわっていると思います。 その意味ではリーマン板名物年収スレも幾何学精神の産物と申せましょう。 あの定番スレは「おまいの年収、幾ら?何ぼ?」という意味でも「幾何」ですね。 リーマン幾何。…………………。………………………。………スマソ 気を取り直しまして、幾何学の歴史の話に戻ります。
幾何学は紀元前エジプトの測量技術とかに遡れるそうです。 なんとなくピラミッドなんかの建造に精密測量が必要になったのかなあと思っており ましたが、少しく調べてみますと、この辺の事情にはナイル川が絡んでるらしい。 ナイルは定期的に大氾濫を起こす為、その度に水浸しになった土地の境界が不鮮明 になってしまうので、土地境界再確定を専門とする「縄張り師」と呼ばれる測量技師 集団が形成されたようです。 幾何学は英語でgeometryですが、これはgeo「地」+metry「測量」に端を発してます。
ナイルの大氾濫の時期を予測する為にエジプトでは暦つうか天文学も発達しました。 水と暦を支配する者が王権を掌握した訳です。王(ファラオ)は太陽神と同一視され、 想像を絶する特権を与えられましたが、大天災が生じた時は、 「神様としての職務を怠った」罪を問われて殺されちゃうということもあったそうです。 昔も今も社長さん(の一部)が大変なのは変わりません。俺はヒラでホントに良かった。 話が若干脱線しましたが、この時代には既に三角形の相似を用いて長さを計算する 方法や直角の作図法なんかが考案されてます
エジプトの測量技術をまとめたのが「ギリシャ七賢」のひとりタ−レスであります。(紀元前6世紀) 二等辺三角形の両底角は合等しいとか、三角形の内角の和は180度とかを証明したといわれてますが、 実際のところはそれまでの知識をまとめたといったところでしょう。 「万物は水である」という言葉でも彼は有名ですね。 「水」でも「砂」でも何でもいいんですが、「万物」なんていうイメージを抱けた処がスゴイです。 ここには彼が商人出身という事情も絡んでんじゃないでしょうか。山の向こう側には ”ひと”ではなく”物の怪”が住んでるような時代には、「こちら側」と「あちら側」を あまねく見渡せるような視点を獲得するのは極めて困難なことであります。 これに比して、あちこちの村落国々を通商出来る立場の人間はヒト一般とかモノ一般 とかいうイメージを持ち易いのではないかと愚考致す次第です。 ただ、彼が天上の星をも水から生成したものと考えていたかどうかは定かではありません。
ターレスの弟子が有名なピタゴラスです。 彼は師匠の言葉をさらに先鋭化して、「万物は数である」と言い切っちゃいました。 人類初の数量的世界観の提出ですね。が、彼は数学者というより怪しいオヤジです。 ターレスの下で学んだあと、エジプト留学中に侵略して来たバビロニアの捕虜と なってバビロンで学んだりしてから、イタリア半島のクロトンでピタゴラス学派を 作ったそうです。これは学派というより、教団というべき代物で、自前の軍隊まで 抱えてたという話もあります。死ね死ね団とかオウム真理教みたいなもんだったの かも知れません。
マトモな面を先に述べましょう。 三平方の定理でも有名な彼は自身の世界観に則り、数にも原子のような最小単位が あると考えました。そうしますと、あらゆる数はその「最小単位」の整数倍ということ になる。勿論1も「最小単位」の整数倍ですから、あらゆる数は「整数÷整数」で表せる 数、今でいうところの有理数でなければなりません。ところが、我々が厨房の時に 習ったように例えば2の平方根は「整数÷整数」では表せないことを証明してしまった。 これは神をも恐れぬ所業だということで、この事実を門外不出の秘儀としてしまい、 これを洩らした弟子ヒッパソスを断崖から突き落としたそうな。
斯くの如き過激な理性に走る反面、 「豆食うな」とか訳の分からぬ戒律を弟子に守らせたりもしています。 胡散臭がられた挙句、彼の教団は叡山焼き討ちの目に遭ってしまいました。 業火からは逃れたものの、豆畑まで逃げたところで、死んだほうがマシと 殺される方を択んだと言い伝えられております。
まあ、色々脱線しましたが、古代ギリシャ以前にも「万物」というイメ−ジや 数量的世界観が既に提出されていたという事ですね。これが要点。 で、次はいよいよ古代ギリシャ、地上と天上を統一して語ろうとする情熱の民族 の登場であります。 ああ疲れた。 俺、確定申告の用意もあるし。なんでオメェが?ていう質問ありますか? ない? あ、そう。 ないのに答えとくと、実は俺去年の給与所得が2000万超えちゃったから。 という訳では全然ありません。もちろん。 ささやかだけど、副収入があったんす。 年末ジャンボ宝くじ。当選金600円(300×2)。これも申告しないと脱税でニュースなって 東京地検連れてかれて実刑喰らう恐れもあるよねぇ。ないか? というところで今回はここまで
ウーム、今回も勉強になった。
ピタゴラス教団というのは知っていたよ。ターレスはオリーブオイルの搾油器
の権利の売買で現代のオプション取引に似た方法で儲けたりもしてなかったっけ?
>>25 古代ギリシャ、地上と天上を統一して語ろうとする情熱の民族
の登場であります。
ワクワク
>>25 ああ疲れた。 ヒマな時でいいぞ。
年度末なもので公私にわたって忙しい。 何故か銀行との揉め事まで起きた。風邪はひいてません。 色々書いてみたいことはあるんだけどね。
>>27 マターリ待ってるよ。
沈みそうになったら適当に上げとく。
>>27銀行との揉め事
銀行、俺も大嫌い! 御同情申し上げるよ。
絶対負けるなよ。2ちゃんでスレッドでも建てるか?
そういう問題でもないか・・・
健闘を祈る!
29 :
名無しさん@明日があるさ :02/02/18 21:47
マジで学者気質あるな。 リーマンやめて学者になったら? 文系の俺には何を言ってるのか理解できないけど。
いいスレだな。 ここと比べると自分の立てたスレがどんなにクソスレかわかるな。
>>29 マジで学者気質あるな。
リーマンやめて学者になったら?
これは俺にコト?
俺は本当はなりたいんだよ。
でも先立つモノがないのよ。
それは知能!
もっと利口だったら、なってるよ。
お気に入りにいれといてみる。
33 :
名無しさん@明日があるさ :02/02/20 10:58
幾何学限定? じゃなければガロアと群論あたりが聞きたいなぁ。
>>33 ガロアと群論あたりが聞きたいなぁ
俺も聞きたい。
どっかに利口者はおらんか?
スレタイはとりあえず面白いとおもうよ。でもなー。
>>1 はラーメン板にラーメン力学のすれたてたらどう?
ラーメン板は偏狭なやつの集まりだからサンドバッグ経験したいなら
うってつけだとおもうよ。
スレタイうんぬんより、リーマン板では稀な「激しくガイシュツ」だろ。
あ、そーだったの(W
リーマン幾何学ってどう使うの? 量子がどうしたとかって言うので聞いた気がするんだけど
えーと、レスだけ付けさせて頂きます。 >勉強好き様 いつも応援有難う御座います。マイペースで頑張らせていただきます。 >あっきー様,かべぎわどん様 お褒め頂き嬉しいです >33 様 >>幾何学限定? じゃなければガロアと群論あたりが聞きたいなぁ。 これは私も聞きたい。どなたか代数学が得意な方が書いて下されば良いのですが。 19世紀後半の幾何学になると、群論と絡み合ってきますね。が、このスレは まだ紀元前をさまよってます。18世紀まで辿り着くには何ヶ月かかることやら(w 2000年かかったりして >38 様 ええと、リーマン幾何学は一般相対性理論で使います。宇宙の"歪み"を宇宙の 「内部」から認識可能とする為に必要な道具立てになってくる訳です。 確か、重力場によって空間のガウス曲率が変化すると想定したと思います。 量子力学を一般相対論の上で展開する一般相対論的量子力学では勿論使うのでしょう が、現在のところその試みが上手くいってるのか否かは私の理解力を遥かに超えます。
リーマン幾何学というのは具体的にどういうものなの?(数式とか) オプションのプライシングとかでは、リーマン積分とか使うけど、 これとはまた別なんだろうしね。
>>40 >リーマン幾何学というのは具体的にどういうものなの?(数式とか)
中学高校で習った直交座標系では微小ベクトル(dx,dy)(線素)の長さdsは、
ds^2=dx^2+dy^2 (ピタゴラスの定理っすね)
で与えられますが、リーマン幾何ではもっと一般的な曲線座標系を用います。
で、その上に上式(平方和)をより一般化して、
ds^2=○dx^2+2△dx・dy+■dy^2
という形で「(微小)長さ」dsを定義して、幾何を展開します。
ここで、上の○は文字gの横に小さくxxを書いた量
上の△は文字gの横に小さくxyを書いた量
上の■は文字gの横に小さくyyを書いた量
で「基本計量テンソル」と呼ばれる量です。
これだけでは、何のことか支離滅裂ですね。
下のページなんかはいかがでしょうか?
www.sci.osaka-cu.ac.jp/~hashimot/oldessays/geom.html
といったところですが、余り入門的なページは見つかりません。
書籍としては、うーん、探しておきましょう。
>オプションのプライシングとかでは、リーマン積分とか使うけど、 これとはまた別なんだろうしね。 はい、確かに別です。リーマン積分もリーマンが定式化したものですが、リーマン幾何 とは別の文脈で現れます。問題意識も別です。こちらの方は19世紀に入って色々ヘンな関 数が出現して定積分を単純に”グラフの下の面積”と捉え切れなくなったときに、リーマンが 「定積分はこんな風に定義してはどうか?」と提出した概念です。高校で習った区分求積法 を一般化したものと思えば宜しかろうと思います。定義の飲み込み易さはありますが、 理論上は様々な制限があります。 >オプションのプライシングとかでは、 プライシングて何ですか? どんなことやるの? 教えて下さい。
以下は余談です。 高校課程では「微分」→「積分」の順番に習いますが、定積分の萌芽は ギリシャ時代には既にありましてエウドクソスという人が「取り尽くし法」と呼ばれる 見事な論法を用いて円の面積や円錐の体積を正確に論じています。これに対し、 微分のほうは御存知の通り近代のニュートン,ライプニッツに至ってからです。 ギリシャ人は運動の数学的解析は好まなかったというよりも、それ以前の哲学的 問題に拘泥して微分に辿り着けなかったようです。この辺の問題も面白いです。 無理やり歴史にこじつけちゃいましたぁ。じゃあ、またねー
随分進んでいる。嬉しい。
>>38 リーマン幾何学ってどう使うの?量子がどうしたとかって
ナイスなツッコミです。おかげで
>>39 のようなまたまた実に面白い解答が聞けました。
宇宙の"歪み"を宇宙の「内部」から認識可能とする為に必要な道具立てになってくる。
そうなのか! うーん面白過ぎ! 興奮する。なるほど俺には役に立たなくても、そうやって使うのね。
>>40 あっきーさん、またまたナイスな質問! インテリですね。
>>41 ,42,43
面白い! 実に良い。2000年と言わず、2000日位でお願いします。
ナイスな質問者と解答者で、このスレは充実する。今後に期待!
やっぱ頭のイイ奴っているんだな。楽しいよ。
>リーマソさん オプションのプライシングとはオプションに値段をつけることです。 ご存知かも知れませんが、オプションとはいわゆる権利のことです。 例えば「1年後に1ドルを130円で買えるオプション」というものがあります。 これを買ったとして1年後に1ドル160円になっていたら、オプションを使えば 1ドルを130円で買うことができるので30円儲かります。 逆に100円になっていたら、オプションを放棄してしまえば良いのです。 このどちらの場合もオプション料が掛かります。 このオプション料をいくつかの仮定のもとに算出するのがプライシングという 作業です。ブラック=ショールズのモデルは余りにも有名ですね、
上記の仮定のひとつに株価の変化を「ブラウン運動」と考えるものがあります。 これは、株価は過去の動きに関係なくデタラメに上がったり下がったりする というものです。 もし、これが正しいのなら過去の変化を分析するチャート等というものは 全くの無駄な作業ということになります。
なんか社会人大学みたいでイイ感じ。 昨日、本屋で「ファイナンスの数学」とかいう本を立ち読んで参りました。 数学以前に「デリバティブ」「オプション」「ポートフォリオ」などの経済用語が分かってないんですが、 まあそれはそれとして。 「伊藤積分」とか「確率微分方程式」とか、初めて見聞きするものばかり。 当然、数式はまるで理解できなかったけど、、 とにかく、モデルに時系列の確率変動要素を組み込むことが、大変な作業な訳ですな。 で、株価の時系列変化をブラウン運動と仮定し、正規分布に従うとして、 ある境界条件のもとに方程式を解くことで、ブラック=ショールズのモデルが得られると。 これは熱拡散方程式を解くことによっても求められるとか。 ああ、ほとんど理解できてないですが、とにかく金融工学は物理学みたいなもんなんですね。
おいおいどうした、続々アタマのイイ奴参入だな。
>>46 株価は過去の動きに関係なくデタラメに上がったり下がったりする
株価のランダムウォーク仮説ですね。
>>47 伊藤積分 伊藤のレンマってやつね。日本の誇り伊藤先生。
>>47 株価の時系列変化をブラウン運動と仮定し、正規分布に従うとして、
ある境界条件のもとに方程式を解くと、これは熱拡散方程式を・・
これで一応の理解になっている。
数式はともかく、概念の理解はされてると思うよ。
立ち読みでここまで理解したのなら、相当の秀才!
勉強は楽しいよな。
金融工学から、数学の歴史まで色々カキコしましょうね。
投資の勉強をしていて面白いと思った命題を紹介します。直感というのは当てに ならないものです。 以下のギャンブルを想定してください。 「ここに3つのドアがあり、そのうちの1つの後ろに賞金が置かれています。 あなたが一つのドアを選んだ後、第三者が残った2つのうち”ハズレ”のドアを 開けて見せたとします」 「さてあなたはここで選択を変えますか?」 という問題です。大抵の人はそのまま最初の選択肢を変えようとしません。なぜって どちらも当たる確率は2分の1だから…。しかし正しくは変えるべきなのです。 最初に選んだドアが当たる確率は3分の1でもう一つは3分の2だからです。 これって直感に合いませんね。しかし嘘ではないのです。 モンティ・ホールのジレンマと呼ばれる20年ほど前、米国で大議論になった 確率の問題です。ちょっと不思議じゃないですか? スレ違い失礼。では、リーマン幾何学に戻してください。
>>49 面白い!!
>>49 スレ違い失礼。
また書いて下さい。ちいともスレ違いじゃないです!
今後もよろしく!
講師が一人増えたようです。
51 :
Astor ◆Gj6yfJqI :02/02/26 21:40
>48 勉強好きさん はじめまして。 あっし頭は悪いんですが、訳のわからん理論や数式や 楽譜を眺めるのが好きという変な趣味をもってまして。 それにしても、どんな話題にもすらすらっとレス書けちゃう 勉強好き殿ってスゴイ。 日本が誇る数学者といえば、「フェルマーの最終定理」証明の 決め手となったという「谷山=志村予想」の両氏の名前を思い出します。 楕円方程式がモジュラーなどという、全然わけわからんがスゴイ仕事。 結局ワイルズがガロア群論等を駆使して真と証明したわけで これもまたスゴイ。 >49 あっきーさん なかなか興味深い問題ですね。 直感だと「なぜ選択を変えた方が良いのか」さっぱりわからんです。 A,B,CのうちAを選んでおいて、Cをオープンしてハズレだからといって Aの当たる確率が1/3→1/2にあがる訳ではないことは納得いきますが・・・ ん、Bの当たる確率=Aが当たらない確率、それで2/3であるというわけですか? なにか狐につままれた気分です。
Astor ◆Gj6yfJqI さんありがとう。
でも47でのあなたのまとめは本当に見事! 単純にして明快!俺には出来ん。
恥ずかしい! それを立ち読みでまとめてくるとは・・・
>>訳のわからん理論や数式や楽譜を眺めるのが好きと
俺と似ている(笑)。でもそれが知を愛するフィロソフィーかも。と都合よく解釈するのだ。
>>フェルマーの最終定理」証明の決め手となったという「谷山=志村予想」・・・
楕円方程式がモジュラー
フェルマー問題はブルーバックスの本を読んだけど、ちっとも判らんかった。
>>51 Bの当たる確率=Aが当たらない確率、それで2/3であるというわけですか?
またまた俺の1歩先をいく見事なまとめ。
俺も今一よくわからん・・・情けな。
フィロソフィスト同士仲良くしような。
見事にまとめてまた教えてくれ。
やっぱり解せない
>>49 の話。だから興味が沸いてしまう。
>>51 >A,B,CのうちAを選んでおいて、Cをオープンしてハズレだからといって
>Aの当たる確率が1/3→1/2にあがる訳ではないことは納得いきますが・・・
これは単純に1/2に上がりませんか?
そのあとBをオープンしてハズレたらいきなり1/1ですか?
Cをオープンしてハズレだったとき、
「さてあなたはここで選択を変えますか?」 とありますが、
「そこでわたしは選択を変えられるのですか?」っていうのが重要だと思う。
正直、選択を変えられるのなら、当たる確率は1/2だと思うのです。
2つの扉に当たりが一つ。どっちかを選べる。それだけ。
「Cをオープンしてハズレだった」という事象を目撃したかしないかで
当たる確率は変わりますか?
最初に選んだのがAでCのはずれが確定し、Bに選択変更の余地がないと
いうケースにちょっと複雑になるのかなと直感で思います。
Aが当たりの確率1/3 BかCが当たりの確率2/3 これは正しいでしょう。 ただし、Cのはずれが先に確定したのなら、 Aの当たり確率はあがり、BかCが当たりの確率は下がると思うのですが、どうなんでしょうね。
確かにピンと来づらい問題かもしれません。 この問題に関してはパターンが少ないので事象を全て挙げれば分かりやすいです。 3つの箱をA、B、Cとして、Aが当たりだとします。1回目と2回目に選んだ 箱を(B,A)と書いてみます。 1、箱を変えない場合 (A、A)当たり (B、B)ハズレ (C、C)ハズレ よって、この場合は1/3の確率であたります。 2、箱を変える場合 (A、B)ハズレ・・これは(A、C)も同様です。 (B、A)当たり (C、A)当たり よって、この場合は2/3の確率で当たります。
ミクロ経済の勉強から 需要と供給のバランスが取れた状態が市場利益(取り引き者間の利益)が大きい。 ↑ミクロ経済のごくごく初心者なので間違ってたらスイマセン。 会社のことも会社のペイ(お金+α)と私のニーズ(お金、その他)の バランスの取れた状態がお互いの円満関係になるのだろうか?
>>55 粘着ですいません。好きなんです。こういうの。
当たりがA
第一選択はAかB
第三者のはずれ明かしをC
とします。
(Cを選んでいることはありえない、
第三者のはずれ明かしは第一選択以外のものだから。)
A→A(変えないケース:当たり)
A→B(変えたケース:はずれ)
A→C(選ぶ事ができない)
B→A(変えたケース:当たり)
B→B(変えないケース:はずれ)
B→C(選ぶ事ができない)
C→A(ありえない)
C→B(ありえない)
C→C(ありえない)
やっぱり1/2だと思ってしまう。。。。素人なんです。理解できないんです。
つまり、二つあるはずれのうち一つが明かされた時点で C→A B→A のケース(可能性)のいずれかがなくなりますよね。 C、あるいはBを選んでいなかった。 って事が明かされたわけですから。
>55 あっきーさん モンティ・ホールのジレンマについて >あなたが一つのドアを選んだ後、第三者が残った2つのうち”ハズレ”のドアを >開けて見せたとします」 よくよく考えてみると、この「第三者」の立場がくせものなわけですね。 「第三者」が「あなた」と同じ「ギャンブラー」であって(アタリの情報を知らない)、 「第三者」がたまたま”ハズレ”のドアを開いた状況下では、 (注意:この場合、「第三者」が”アタリ”を引いて、ゲームが成り立たなくなる可能性もある!) 残りのドアにどちらかに"アタリ”が入っている確率は等しいので 我々の直感、>53-54のかべぎわさんの主張が正しいことになります。 しかし「第三者」がアタリの情報を正確に知っていて、ギャンブラーにハズレのドアを一個 開いてみせたとすると(「モンティ・ホール」での仮定はこれですよね?) ギャンブラーが次の一回に、どちらかを選ぶギャンブルが必ず成立し >55であっきーさんがまとめた状況になる。 (しかし、ギャンブルの前提を知っていても、確かに直感には反しますね)
>56 とらさん すみません、経済学わからないのでろくにコメントできないですが、 そういうものなんですか? ちと調べてみよう。 雇用者とリーマンの関係は「円満関係」をどう定義するかですね。 >57 かべぎわさん そういう風に、基本に返って素直に考えてみる態度が重要ですね。 私はどうもそういうことをサボってしまう傾向にあり、 しかも権威に流される傾向があるようです。 日々気をつけよう。
>>57 第一選択でCを選ぶ場合もありえますよ。
そのとき、第三者はBを空けるわけです。
>>59 この問題では、第三者は当たりの箱を知っているという前提ですね。
知らない場合だと、別の確率になりますね。
>>56 とらさん
うーん。前提の需要と供給のバランスが取れた状態がわかんないや。
価格で調整されるので、常にバランスは取れているようなイメージが・・・。
解説ありがとう!第三者はギャンブラーじゃなかったのね!
63 :
名無しさん@明日があるさ :02/02/28 11:07
<@箱を変えるという方針のもとゲームを行う> ×を1個選べば「必ず」もう一つの×も消える→必然的に○を選択 最初に×を選ぶ確率=○が選ばれずに残る確率=2/3=賞金を得る確率 <A箱を変えない方針のもとゲームを行う> 最初に○を選ぶ確率=1/3=賞金を得る確率 <B箱を変えるかどうか決めずにゲームを行う> ○を選ぶ確率=1/2=賞金を得る確率 ルールが同じでドアの数が3以上の時にはどうなんでしょ?
すごーい! リーマン板て面白いスレがたつのね。 あやも勉強しよーっと
俺もやっと判った。
みんなが苦労して、分かり安くなってから読む私は卑怯者です。
みなさんご苦労さまでした。
松浦あやさんの本物も来ているみたいですし、
>>56 とらさんの話は、完全競争下の需給曲線が均衡価格で一致するっていう
ヤツじゃないよな・・・
ゴメン完全に違いますね。
俺もたまには難しげなことを書いてみたいのよ。許してチョ。
>ルールが同じでドアの数が3以上の時にはどうなんでしょ? 箱の数 :N ハズレの箱を空ける第三者の数 :K 箱を変えない場合 1/N 箱を変える場合 (K+1)/N となるのではないでしょうか。
67 :
名無しさん@明日があるさ :02/03/02 23:35
中田ガウス
亀レスです。あっきー様、御回答有難う御座いました。全然知らなかったです。 あっきー氏の問題は面白い問題ですね。 この問題は「問題の前提条件を考えさせる問題」という点で非常にイイ問題だと 思います。かべぎわ氏とAstor氏の本問への肉薄の仕方は良い勉強になりました。 箱見せ係が、「 @こちらが選んだ箱は開かない A必ずハズレの箱を開く 」 というルールで動いてることを確実な情報として掴んでいるならば、 1〕 既に私が当りを選んでる場合(確率1/3)、 選択を変更すると、絶対外れるから、当る確率は0 2)最初はハズレを掴んでいる場合(確率2/3) 選択を変更して、未公開のドアにすれば必ず当るから当る確率は1 1),2)より、選択を変更して当る確率は (1/3)×0+(2/3)×1=2/3 てなところが”答案”でしょうか? でも、なんとなくしっくり来ないことも事実ですね。
>ルールが同じでドアの数が3以上の時にはどうなんでしょ? あっきー氏に従って、 箱の数 :N ハズレの箱を空ける第三者の数 :K と表記しますと、上記と同様にして、 (1/N)×0+{(N−1)/N}×{1/(N−K−1)}={(N−1)/N}×{1/(N−K−1)} ---(※) [ {(N-1)÷N}×{1÷(N−K−1)}のこと ] が求める確率となり、上式の(N−1)/Nが補正乗数とでも言うべき量になるの だと思います。 当然、Nが大きくなれば補正項(N−1)/Nは1に近づきますから、選択を変更 しようがしまいが、大した差はありません。くどくど言うと、N>>>K>1の条件下では 上式は1/(N−K)にほぼ等しくなります。 奇妙なことに、3ではなくて、Nにした方が心理的にも受け入れ易いです。
全箱数Nが大きくても、ハズレ箱を開ける個数KがNと同程度の大きさの場合はどうか? 例えば、N=100,K=98 の場合は、(※)式に代入すると、 変更した時に当る確率=(99/100)×(1/1)=0.99 となり、変更した方が圧倒的に有利(的中率99%!)ということになります。 またしても、首を傾げたくなりますが。今、目の前には箱が2個だけ残っていて そのどちらかがアタリなのは確実ゆえ、選択変更してハズレを引いちゃう確率は 最初にアタリを引いてた確率(1%)に等しいことに思い至れば納得が行くかと 思われます。 イイ問題だったなあ。
ま、私もこれを機に少しだけファイナンスていうのをかじって見ました。 話題も思弁(=speculation=投機)も分散した方がリスクヘッジになると 思います。言葉の用法を誤ってたらゴメンナサイです。 前にもチョコッと書きましたが、商取引によってモノだけでなくイメージの 流通も生じるというのはスゴーク重要だと思います。これ無しには近代科学つうか 近代そのものが誕生しなかったでしょう。それはそれとして、映画版ハリポタの 主人公て、のび太に似てませんか? “メガネくん”のイメージって万国共通? では、また。
前レス69及び70の訂正及び補足: @レス69で「Nが大きくなれば」は、「NがK(>=1)より遥かに大きい場合は」と 訂正しておきます。 Aレス70の >全箱数Nが大きくても、ハズレ箱を開ける個数KもNと同程度の大きさの場合 に蛇足ながら注釈付けときます: この場合は補正乗数項(N−1)/Nの効果は無視出来るのですが、第2項の 分母N−K−1 の”−1”の効果が大きい訳です。
数式難しい。 理解の為の時間稼ぎアゲ。
74 :
アホでごめん :02/03/05 02:57
うーん、68の回答はとてもイメージ掴みやすかった。サンクス。
週末定期アゲ
おっぱいダイスキ。
下がりすぎですな。 数学の定理等で仕事で使ってはいるけれど、納得できていないものは しばしばありますよね。また、余裕があったら書いて見ます。 みんなで考えるというのは勉強になりますね。
78 :
名無しさん@明日があるさ :02/03/13 01:43
リーマソ幾何学懐かしい。 といっても、一般相対論でちょこっとかじっただけだけど。
本来勉強ってこうあるべきなんだよね
みなさま、おはよう御座いますです。 お元気ですかぁ。 私は年度末にあたり、左遷か栄転か辞職勧告なのか訳分からん辞令を喰らいまして 現在引越し準備と引き継ぎにオオワラワであります。こういう場合も人生のコースを 変更した方がアタリの率が高くなるんでしょうか、なんて考えると泥沼ですな。 また、カキコさせて頂きます。 皆様におかれましても色々頑張って下さいです。
お久しぶりです。 リーマソさんお忙しいようですが頑張ってください。 一段落ついたらまた講義でもお願いいたします。
>>私は年度末にあたり、左遷か栄転か辞職勧告なのか訳分からん辞令を喰らいまして 現在引越し準備と引き継ぎにオオワラワであります 大変ですね。ご無理のなきように・・・ 週末、マターリ上げ。
>>81 ,82
ご心配有難う御座います。
ストリチナヤ呑みながら、片付けつーかゴミ出しをしておりましたが、
肝心のストリチナヤが日本の市場から姿を消しております。私のストックも尽きました。
宗男ハウスへ逝けば良いのでしょうか。鬱
学生さんは春休みだけど、ワシらリーマンは年度末。 大河ドラマは「利家とまつ」。皆様もお忙しいことでしょう。 今度はギリシャの続きを書く予定であります。(あくまで予定)
救出必死アゲ。
時間について教えなさい。(20点)
>>86 またもー、難しい問題を…
私たちは時間を瞬間の積み重ね或いは映画のコマ落しと捉えることに慣れ切って
おります。言い換えると、「或る時刻tには、かべぎとわん氏は或る位置xに存在する」
という文が明確かつ一義的に意味を持つ世界にぼくらはみんな生きていると。
ここで、「時刻」,「位置」ていうのを今の我々は単純に幅を持たない「点」と
してイメージ出来ます。これは実のところ、近代のガリレオ→ニュートン達が苦労して
作り上げた創造物だと思います。
じゃあ、古代の人はどんな風に捉えていたかというと…
(まだ採点しないで下さい)
でも、この問題、いっぺん書いてみたかった問題です。 これに関して一番重要なのは、ゼノンの逆理ですよね。 やっぱり、ギリシャだ。 続きはいずれ… まあ、あれです。ギリシャ人は運動を「時刻→位置」の対応という風に 単純化して捉えることには強い抵抗があったみたいです。「点」という概念は 勿論あったんですが、目の前の直線だけでなく、時間も「点」の集まり,連続とは 考えにくかったんじゃないか。 (試験場を途中退室。追試決定)
お久しぶりです>ALL 時間の問題といえば、 昨晩寝床の中で考えていたのだけど、既出の株価の問題ってあったよね。 ブラック=ショールズモデルの導出では、実際は離散的なモデルを連続関数の世界に持ち込み、 解析学を用いて解いていたわけですが、 これを離散モデルのままアルゴリズム化して、コンピュータでシミュレーションした研究の例って あるのかなぁと。 確率過程も離散モデルのほうが扱いやすいのではと、ふと思ったわけで。 根拠はないのですが・・・ モデル導出が難しくなるのか、はたまた計算過程でカオス現象が起こるのか。
アゲて良かった。 時間についての質問。もっともイマジネーションを刺激されるテーマ。 かべぎわどんの見事な問いかけ・・・ 果たしてどんな展開になるのか? リ−マソさんの87はまず解りました。 虚時間なんてのは数学的な整合性を得る為の、概念的なものなんだろうか・・・ Astorさんもすごいこと考えながら寝てますねぇ・・・
時間とは人間の認識を越えたものである。 日常での時間の認識は時間性というものであり、真の時間ではない。 相対性理論が明らかにしたように、宇宙を4次元世界として幾何学的空間 として捉えた場合、時間軸は虚数軸でなければならなない。 これをミンコフスキー空間という。 この虚数軸の体験を認識するのは不可能である。 時間や空間という概念は、人間の意識が生み出したもので、宇宙における 絶対的な枠組みではない。 しかし、カントのいう、時間と空間は人間がア・プリオリに持っている 概念だから、時間や空間のない世界を想像することは出来ないのだ。 その例として、光子という存在を考える。 光子は光速で宇宙を飛ぶ。 光速で飛ぶから、空間は無限に縮み、時間も無限に縮む。(相対性理論) 1つの光子がビックバンと同時に産まれ、仮に吸収されずに宇宙の終焉 まで残ったとする。 何百億年という宇宙の全歴史を生き、何百億光年という旅をする。 ではその光子は何を見るか? 光速で飛ぶから、時間はゼロ、空間もゼロ。 何も見ることはない! 時間も空間も存在しない。 こうなると、勿論、光子は「我々のような意識」をもつことはない。 しかし宇宙に光子は存在する。光子にとっての宇宙はそういうモノである。 よって時間、空間とは人間の意識が作りだした概念にすぎない。 以上 「われ思うゆえに思考実験あり」 橋元淳一郎著 早川書房 からのコピペです。 スマソ。
ふむふむ
時というのは、「今ここに(now here)」あると思った瞬間には 「何処にもない(nowhere)」ですね。このような、 now here → nowhere の繰り返しが「時の流れ」と言うものだと思います。 私は今日勤務中にこの素晴らしいダジャレを思いつき、机に飛び乗って 踊りかけましたが、上司と眼が合ったので止めました。 ●5点 次回はも少しマトモなこと書きます。
こういう生活的哲学好きです。
一口に時間と言いましても、色々御座いましょう。 時間というのが客観的に存在するかどうかはさて置きまして、 @社会的時間:我々が日常生活で"時間"と呼び慣らわしてるもの A自然科学的時間:物理のテストに出てくる時間 B実存的時間:通勤途中にうんこを我慢してる時間。とか と三大別出来るんではないかと試案してみました。 まあ、なんてゆうか、産業革命によって@に大変革が起こり、それが結晶化して Aが析出し、数量的世界観,機械論的自然観が成立したと思う訳です。 これに対する反動つうか、オレは雲子製造機じゃねーっ!!という叫びがBの形で 近代の特産品として出現したというのが大体の構図だと思いますんですよ。 むつかしいなぁ。
かわいい女の子といっしょにいる楽しい時間と ストーブに直に手をあてている辛い時間。 長く感じたり、短く感じたりと。それが相対性理論だ。とEinsteinが。
↑言うてないと思います。 私はかわいい女の子に直に手をあてている時間が一番楽しい。 ストーブに直に手をあてるとヤケドする。女でヤケドすると一番辛い。 とは、Einsteinも思ってたんだろうなぁ
>>89 >>ブラック=ショールズモデルの導出では、実際は離散的なモデルを連続関数の世界に持ち込み、
解析学を用いて解いていたわけですが
オプションの適正価格を出すのがブラック=ですからこれはこれで
良いわけですね。
>>これを離散モデルのままアルゴリズム化して、コンピュータで
シミュレーションした研究の例ってあるのかなぁと。
あるようです。
それによるとアメリカ株式のSP500でフラクタル次元で2.33。
ドル円で2.20といわれているようです。
ちなみにフラクタル次元の定義は「ある図形が1/Aに縮小したミニチュアAのD乗個
によって構成されているとき、この図形の次元をDと定義するそうです。」
はい、みんなコぺピでした。
100 :
Astor ◆Gj6yfJqI :02/04/12 23:41
リーマン幾何学スレ 祝・100記念あげ
>>99 勉強好き殿
いま飲み会帰りなんですけど、
素晴らしいレス、サンクスです。
適正価格は連続モデルでOKなわけですね。
で、ぶったまげたんですが
離散的なアメリカ株価モデルの研究があって、しかも、
SP500(っていわゆるS&P格付けのことですか?)と
ドル円市場で、フラクタル次元が違ってくるってことですか?!
それってむちゃくちゃエキサイティングな研究ですね。
もしよろしければサイト教えて下さい。
101 :
勉強好き改めデリバティブ@MOG :02/04/12 23:52
サイトではないです。 「カオスで挑む金融市場」 倉都康行著 ブルーバックス刊です。 でも 倉都さんは「リスク再考」シグマベイスキャピタル刊のほうがカオスを 扱っていて面白いです。 こっちにはハースト指数というのが出てきます。
カオスとかエントロピーとか、なんか好き。
みなさま、こんにちは。難しい話が出て来てますね。でも、面白いです。 Norton Internet Security 2002をインストールしたんですが、 ファイアウォールを無効にしないと、書き込み出来なくなっちゃいました。 何か、良い方法ありますでしょうか? 禿しく擦れ違いです。すみません。
あ、そー言えばエントロピーと時間(の一方向性)は関係大蟻ですね。 エントロピー増大則以外の物理法則は全て可逆的ですな。 無理やり、関係付けちゃったけど。 相変わらず、火壁を無効にしないと、 ブラウザ変ですよん。(referer1)Blocked by Norton ていうメッセージを喰らいます。 いま、火壁は無効。びくびく。 フラクタルっていうと、至る所微分不可能な曲線との関連がありますな。 至る所微分不可能な曲線は19世紀には既に独逸のワイエルストラスが ハケーンしております。こういう曲線はどんな高倍率の顕微鏡で覗いても ギザギザしか見えませんです。「一寸先は闇」なんだけど、大域的な傾向 なんかは分析出来たりするんでしょうか? 多分、そう信じてる人たちが 一生懸命研究してるんでしょうけど。
んーと、微分の話が出ましたが(私が勝手に出したんですけど)、 これは基本的には高校で習ったように速度(velocity)のイメージが第一次的 ですね。先ずは、横軸を時間と捉えてダイナミックに考えた方が理解し易い のでしょう。一様に流れる時間というイメージの流布と微分の成立はほぼ同時期 だったのだろうと思います。 速度に対して、密度としての微分のイメージもありますね。 これは、大学に行ってから学びますですね。これだと時間概念を経由しなくても 良いから論理的にはスッキリしそうな気もしますが、重積分の逆演算ですから 理解がかなり難しいのでしょう。 密度としての微分は測度(measure)という概念につながります。 どちらのイメージも日本語では、"そくど"なんですね。 ただ、これが言いたかっただけなんですね。スマソ
金融の話が出てきてる訳なんですが、利息ていうのは時間を金銭価値に換算 するシステムだな、と思うんですよ。 粗っぽく言えば、時間→カネ の交換ですよね。そー言えば、「時間給」なんてぇ のもこの範囲かな。 でも、経済学では時間ていうのはどのように規定されているのか? というと 明示的な定義は見当たんないんです。 不思議です。 こんなアホな疑問持つやつは居らんからかも知れんけど。
つーか、引越しも済んで、仕事も一段落。昨日今日と何故か閑なんです。 「門」のなかに「木」があると何故ヒマなのか?という問題を考えちゃう位ヒマ。 こんなことなら、勉強好き殿が挙げておられた「カオスで挑む金融市場」を 昨日中に買って、仕事場で読んでりゃ良かったと心から思います。 ちなみに今日、私が読んだのは姫野カオルコの「受難」でした。 これはこれで面白かったんですけど。忙しい皆様もいつなんどきヒマに襲われる か判りません。そんな時の為に文庫本かノーパソ+AIR H"。これ最強
108 :
名無しさん@明日があるさ :02/04/17 20:07
すみません。全然、全く、完全に、擦れ違いなんですけど どさくさに紛れて「有事法制」とやらが制定されようとしています。 私個人としては、リーマン幾何や時間やらB−S式を語ることに 幾百倍の意義を認めますが。 はっきり言って、国会議員がオカネを使いこんだってドーデモいいんですよ。 でも、「有事法制」はちとキナ臭いんです。うーん。 困った。
「カオスで挑む金融市場」読んじゃったんですね。 自分で勧めといてなんですが、アレは少し古いでしょ。 ワイエルストラス関数は凄いカッコしてますよね。 顕微鏡で見ても微分不可でしたか・・・私はグラフでしか見た事なくて、これ細かい とこなら微分出来そう・・なんて思っていました。藁w そんなことないよな・・・厳格な数学の世界でさ。 姫野カオルコなんて読むんですね。 私は小説はミステリー系が多いです。
あ、すみません。>108は私なんです。HNとsageを忘れてました。 血が騒いだもので… >「カオスで挑む金融市場」読んじゃったんですね。 未だ読んでないです。書店で見つからなかったんです。 >姫野カオルコなんて読むんですね。 いやぁ。あーゆーヘンな真面目さを持ったヒトが好きなんです。 女流だと、山田詠美とか柳美里なんかも結構好きだったりします。 >私は小説はミステリー系が多いです。 江戸川乱歩なら半分以上読みました。変態的真面目さも好きなんです。 松本清長に凝った時期もあります。人間ひとりひとりが持つ”どうしようもない” 部分を書かせたらあのヒトはスゴイですね。 「黒い画集」なんかは… 実を言いますと、正統派のクリスティとかE.クィーンとかは殆んど読んでないです。 フィリップ.マーロウものとか大薮春彦とかがスキだったりもします。 彼らはミステリーつうより、ハードボイルドですね。
111 :
勉強好き ◆8O/mx0Yw :02/04/18 23:29
カオスで挑むより、どうせ読むなら「リスク再考」のほうがオススメ。 松本清張いいですね。黒い画集・・懐かしい。 大藪も大好きです。これも懐かしい。 小池真理子なんてどうですか・・・「うわさ」あたりは。 数学史の話楽しみにしています。またやってね。
>>111 すみません。「松本清長」じゃなくて、「松本清張」でしたね。
小池真理子は一冊も読んでませんが、見かけたら読んでみます。
あと、全然関係ないけど、「マークスの山」の高村薫は実は男じゃないか
と思っていたりするんです。 ホントに関係ねーなー。
また、数学の話に戻します。後日。
久々にレス。
>>101 ,109 勉強好き殿
なんつうかブルーバックスだったんですね。
遅ればせながら感謝。
といいつつ、書店にはなかったです。残念。
>>102 かべぎとわん殿
なぜか「カオスとフラクタル」つうブルーバックスは持っていたんです。
読もうと思ったけどどこかへいってしまった。
>>104 リーマソ殿
>エントロピー増大則
なんつうか、割れた珈琲カップは自然に元の形には戻らない
>「至るところ微分不可能な関数」
ご存じとは思いますが「高木関数」ってやつもありますね。
高さが1,1/2,1/4・・・の直角二等辺三角形群を無数に重ね合わせてできるやつ。
ワイエルストラス関数をちと丸っこくしたかたち。
逆に[0,1]のすべての区間で微分可能、かつほとんどすべての区間で微分係数0
しかし0・・・1/2・・・1と増加する「悪魔の階段」つう関数があるそうですが
(増加する点は、実数軸上のカントール集合に属する点だとか)
これも不思議ですね。
>>113 悪魔の階段について:
これは、
1)[0,1]全区間にわたって連続
2)Cantor集合上を除いて微分可能でかつ微分係数=0
(全区間での微分可能性は成り立ってないことに注意)
ですね。増加点を掻き集めても、"長さ"(測度)はゼロなんですが、
グラフはいつの間にやら0から1へ増加しちゃうと。
かのコーシーまでは連続性(つながり)と微分可能性(滑らかさ)との間には
あまり隔たりはないと思っていたようですし、コーシー自身も連続関数
は全て、少なくとも区分的には微分可能だと信じてたようです。
で、「連続」(つながってる)と「微分可能」(滑らかにつながってる)との間には 深―い溝があるってことが、ワイエルストラス関数の発見によって露見し、 19世紀のセンセーションになった訳です。 20世紀に入って、ルベーグが「長さ」の拡張概念である「測度」を提起すると、 「連続」と「微分可能」との中間に「絶対連続」というクラスが考えられるように なります。 絶対連続っていうのは、どういうことかと言うと、上記の "悪魔の階段"みたいに知らん間に関数値が増減することはないという意味です。 @絶対連続ならば"殆んど至る所"微分可能であり、 A絶対連続かつ微分係数が(殆んど至る所)ゼロならば、その関数は実は定数関数 だということ、 即ち高校で習う常識が通用するということが導出出来ますです。
とか何とか言ってる内に休日は終わったんです。 いま、なにげに昼休みだったりします。 時間についてフニャフニャ考えてみたりするんです。 仕事しなきゃならねーけど
>>114 遅レスですが、
悪魔の階段はカントール集合の点では微分できないんですか。
知らなかったつうかウソおぼえてたかも。
ご指摘感謝。
こうしている間にも時間が。
4行上で「微分できない」と記入した時間はもう2度と帰ってこない。
なんか哲学的だな・・・
>>117 「連続」の定義は今でも基本的には19世紀に大コーシーが定めた定義に従って
いるんですね。(ε―δ論法として定式化したのはワイエルストラスですが)
コーシーは注目する点の付近の増加のオーダーだけで「連続性」を定義
しちゃったんです。増減の激しさ(振動)はドーデモ良いと考えてたかどうか
は分からないんですが、これが禍根の元つうかカオスつうかフラクタル解析
の元凶或いは母体になってると思うんです。
これまた面白い問題なんです。
さて、昼下がりです。金毘羅ふねふね〜唄いながら時間について考えては
みたんですが、まとまらないです。当たり前だけど。
ま、話は壮大な方が良いかなと思って、googleで「宇宙の寿命」を検索し
たんですね。すると、まぁ、アレなHP(“と”系)がいっぱいあって目を回した
んですが、ひとつ感動したのは高校にも科学史の教育に力を入れてる先生
がいることです:
ttp://www.infosnow.ne.jp/~w_teru/konbu/KB005.htm#jugyou03 私見では、中学校までは”真理の押付け”的に教育するのもやむなしと思う
(歴史性を強調すると大半の生徒は混乱するでしょう)んですが、高校生に
なったら、科学の歴史性,社会性つうか、雑多な主観が統合されて出来て
いくんだということを小出しに教えた方がイイと思うんですよ。
でないと、大学入って、イキナリ自由に戸惑った挙句、変てこな
宗教に入ったりするヒトも出て来るんじゃないかなと。
で、コピペなんですけど >有限の閉じた宇宙はビッグバンから膨張を始めて、最大膨張に達した >後は収縮して、ビッグクランチで終わる。 という説がありました。 これによる見積もりでは宇宙の寿命は500億年程度 って、ふーん、宇宙さんて逝く前に沢山お昼ご飯を食べるんだぁ、と思っ たら、ランチじゃなくて”ク”ランチでした。よく見たら。
じゃ、クランチて何?と思って辞書ひいたら、 crunch v, n. がりがり[ばりばり]かむ(こと,音) (on); ざくざく踏む(こと,音); (普通the 〜) 危機, どたん場, (決定的)対決; 【コンピユータ】 大量のデータ処理(を行う). て、書いてある。 私が結構スキだったりするロッテのクランチチョコレートって噛んだ音 に由来するんだという事を初めて知ったんです。まこと知に優る悦びは御 座いません。 ただ、肝心の「ビッグクランチ」は未だ分かんなかったりします。宇宙さ んが入滅前にチョコを大食いするという意味ではなさそうです。
一応保守
>>122 お久しぶりですね。お元気ですか?
私の方は連休もお仕事です。今もお仕事中ですよ〜。一応
こんなに進んでいた。 アゲます。 これからゆっくりと読みます。
ここは良スレだね。がんばーて!
126 :
名無しさん@明日があるさ :02/05/06 15:07
このスレ全部読んだけど、(・∀・)イイ!
意外と評判良かったりするんですね。喜ばしいことです。 ちょっと偏向してるかも知れませんが、やっぱり、「時刻」ていう観念がどのように 成立するのか、我々一人一人がソレをどのように獲得していく(きた)のか?という問題に 関心がある訳なんです。個人的には。 例えば、「おやつの時間」なんて言う場合、コレは”おやつを食し始める時刻”を指すのか、 “おやつを食し始めてから食べ終わるまでの時間“を指すのか曖昧だったりしますね。 このような例は幾らでも考えつくと思います。「時」または「時間」と言った場合、 @或る時点を指すのか、A或る時点から他の時点までの幅を指すのか、日常生活では 明瞭に区別していないし、我々がそれで不便を感じる機会は余りない。
こういった事情は英語でも同じで、”time”の一語で、「時間」も意にもなれば 「時刻」の意にもなる。”remaining time”といえば、「残り時間」だし、”time-table”と 言えば「時刻表」であります。 ま、私は外国語に通じておる訳ではないので、もし日常生活でも「時間」と「時刻」を 峻別してる言語があれば是非ご一報下されたく存じます。 そう致しますと、時間を空間図形に譬えた場合、実は時間に関しては我々は 「点」(point)と「線分」(interval)を明確に区別せずに日常をやり過ごしておるということ になりそうなんです。私なんかも、日常明確に区別しておるのは「始業時刻」,「休み時間」, 「終業時刻」,「電車の時刻」だけだったりする。最後の「時刻表」ですら時々「時間表」なんて 言ったりします。コレはどういう訳か? なんてのがワタシの気を惹くんです。
消防くらいで、「時刻」と「時間」の違いを明確に教わった記憶がありますね。 わたしは。 ただ、日々それを気にしているかというとそうでもありません。 人はあたりまえの事に対して気にしなくなるという学習能力が ネガな方向に結果を導くことがあるんですよね。 (飛躍すると、家族や恋人に対しておざなりにしてしまったりw) あたりまえからの脱出が新しいものへのトリガですから。 この着目は重要です。
数行で脱線してしまった。。。 時間と時刻。そうですね。そもそも「今」という言葉自体が曖昧さを もっていますね。 いつかだれかが言った、「今は既に過去」ですから。 ある程度のスパンを「今」という言葉にあててやらないといけません。 0.1秒程度の「今」から、ここ1年くらいを「今」という場合もあるでしょう
>>128 >そう致しますと、時間を空間図形に譬えた場合、実は時間に関しては我々は
>「点」(point)と「線分」(interval)を明確に区別せずに日常をやり過ごしておるということ
>になりそうなんです。
点の定義も微妙ですが、日常の時間概念について人は曖昧ですね。
少なくとも秒まで意識する日常はほとんどないでしょうし、分も曖昧です。
今何時?ときかれて12:28だったとき、「12時半」と答える事も多いでしょう。
だから私が思うに、俗に言う時刻というものも線であるし、時間というものは
線と線を結んだ線だと思うんですね。
あ、ちょっと返事待って下さい。答えるの難しいもん
今週中には稟議書まとめます。社長!
なかなかアレなとこ衝いて来ますね。アレ。
なんて言いながら日々の業務をこなしてるところがワタシは偉いです。
>>131 >点の定義も微妙ですが、
確かに微妙ていうか曖昧なんです。時間軸上の点だけでなく、平面における直線上の点
だって、同様にあいまいです。しかし、空間内の点に関しては、ギリシャ時代には既に受け
容れられてるのに、時間線上の点(時刻)に関しては、半分以上の人間が受け容れるのは
近代以降だと思います。
この約2000年のラグが気になるんです
という訳で、ギリシャ時代のユークリッド原論では「点」「線」がどんな風に定義されてるか改めて 調べてみたんです。 と、やっぱり、微妙つうかヘンなんです: ユークリッド「原論」の中での「点」「線」の定義(らしきもの)を抜き出すと: 1.点とは部分を持たないものである.: 「点」は最小単位だと言いたいんでしょうね 2.線とは幅のない長さである. :まぁ、いいか 3.線の源は点である. :これはチョト意味不明です。線は点の動いた軌跡だと言いたいのかな 4.直線とはその上にある点について一様に横たわる線である. :う〜〜ん。直線は「まーっすぐ」延びたもんだという意味か? これ勿論、ユークリッドの悪口を言ってる訳ではないです。「線」「点」の”定義”を強いてしよう とすれば、このレベルを超えるのを作ることは極めて難しい、つか、無理。 そんなこんなで、御存知のとおり「点」「線」は無定義なんですね。現代数学の枠内では。 「点」「線」がそれぞれ”ナニか?”を問題にすると話が泥沼化しちゃうから、「点と●●である」 とかいう形での定義は止めましょう無駄だからということで合意が成立してるんです。 「点」と「線」との”関係性”のみを問題にしようというのが20世紀以降の流儀ですね。
本題に入る前に、ついでに、ユークリッドの提出した公準(今の用語法では公理)も抜き出して おくんです: 第1公準:与えられた二点A、Bに対して、ABを結ぶ線分を一つ、そしてただ一つ 引くことができる 上記の公準から次の定理が派生します: [定理] 2つの直線が一点を共有すれば、その一点のみで交わるか、完全に一致するか のいずれかである。 これは、公準の「ただ一つ」と言うことから直ちに導けることです。が、 この定理は極めて重要だと思います。「点」とは、「線」と「線」との 交点であるという新たな視点を提供している命題であり、定義から一歩踏み出てます。 “最小性”を経由せずに、「線」との関係性のみで「点」を規定してるという意味で凄く重要。 これによって、「点」は大きさを持つか否かなんていう問題を回避出来るというか、無化 出来るというか、あびせ落としと言うか、兎に角色んな意味で肝要だと思います。 この定理は「線」をもう一本の「線」で切ったときの「切れ目」こそが「点」なんだと主張し てる訳です。も少し敷衍致しますと、直線を2つの半直線に分断したとき、その ”境い目”が「点」なんだという視点が得られます。 コレが19世紀末の実数論にとって大変大変重要な意味を持ちますです。
但し、ココで注意すべきは”もう一本の”線が登場しなきゃならないということです。
つまり、平面上の「点」は線と線との交わりと言う形で把握可能なんですが、時間軸上の
場合は”もう一本の”時間軸との交わりというのを我々は想像出来ない為、時間軸上の
「点」(時刻)は、このような「交点」というイメージでは把握出来ない。「幅」の問題を処理
するプロトコルつうか何か別種の抽象化が必要なんです。この相違が、古典古代と近代との
ギャップの源なんじゃないでしょうか。ワタシ個人はコレで何となく納得してるんですけど。
で、次に、↓
>>131 >だから私が思うに、俗に言う時刻というものも線であるし、時間というものは
線と線を結んだ線だと思うんですね。
という論点になります。
もし仮に、「長さ」に”最小単位”があれば、その”最小単位”を「点」と呼ぶことにすれば、
時刻←→点(“最小単位”), 時間←→点と点を結んだ線分
ということで万事オッケーなんです。
でも、「長さ」に”最小単位”を設定するのは不可能だと言うのが、古代ピタゴラス派による
無理数(通約不可能量)の発見の眼目であったりするんですね。(
>>23 )
ゆえに、形式論理的整合性を保持せんとすれば、時刻を有限の幅を持ったものと観念 する訳にはいかないということになります。ま、「時刻」というのは或る時間幅を持った ”出来事”の「端っこ」(始まりと終わり)なんだとでも、暫定的にイメージなんかしてみたり するんです。 じゃあ、「端っこ」て何よ? とか 「始まる」や「終わる」なんてこと自体も各々ひとつ のプロセスじゃねーか! なんていう疑惑が持ち上がるのも尤もなんですが、まあ、 兎に角、これは一先ず措いとくんです。ま。あとで解決されるかも知れねぇし、そうは 行かないかも知れない。でも秘書が勝手にナシをつけてくれるかも知れない。そしたら、 予算委員会で証人喚問されたりもしますが、その件に関しましては前向きの姿勢で善処 致します,出処進退に関しましては後日お母さんと相談致す所存ですと答弁するのが 社会人のたしなみかと思量いたす次第です。
ええと、話を元に戻すと、時間軸上に「点」を想定する為には、「幅」の問題をどうにかし なきゃならんということでした。振り出しに戻っただけという気がしないでもないでも ないですけど。 手続きの一つは、問題となってる「幅」を限りなく狭めていくことですね。これをば 数直線上で展開致しますと、例えば、”2”という数を想像するに際して、次第に狭まって いく区間列 [1.9,2.1],[1.99,2.01],[1.999,2.001],[1.9999,2.0001].......... の極限だと言う風に把握することだと思うんです。ここで、[1.9,2.1]は0.1秒精度での 計測を意味し、[1.99,2.01]は0.01秒精度での計測を意味して、...なんていう風に イメージしてみるのも一つの解釈だと思います。 この背景には、16世紀にステヴィンつう人が考案した小数記法によって任意に小さな数が 手軽に想像出来るようになったことがあるんじゃじゃないでしょうか。このような 捉え方は近代に切り拓かれた地平でしょう。多分。
ここで注目すべきは、「時点」を純化していくことが極限概念とパラレルになってると いうことです。神様は2000年のギャップと引き換えに微分概念を提供してくれたのでは ないかと思いますです。「運動」を時刻→位置の対応と看做すことが自動的に微分(速度) 概念に直結してるんだといえば言い過ぎで御座いましょうか。本来ならココでニュートンを執拗 に叩いたバークリの反論についても一言コメント致すべきなのですが余裕がない、つーより精し く知らないんです。 どなたかバークリとかヒュームについて何かコメントして下されば幸いです。 区間を狭めた極限としての「点」,「数」のイメージは時間概念の変転を契機としてガリレオ, ニュートン以来17世紀にはカナリ流布してたと思います。バークリなんかは「んなもなぁナイ! ヒトの アタマが勝手に作り上げたフィクションだ。」なんて言ってたでしょうけど。 こういう数概念は、古典古代の数概念とは一線を画すものだったと思うんです。ただ 、上記のようなイメージの持ち方の問題点が数学内部で明文化,意識化されるのは御大 コーシーからでしょう。コーシーですら問題点を鋭く浮き彫りにしたものの、自身も重大な思い違 いをしたりしています。それから、ボルツァーノ(彼もバークリと同じく坊さんです)やらハイネ,ボレル ,赤色巨星ワイエルストラスを経て19世紀末のデデキントによって一応の最終解決が図られると いった流れになるんじゃないでしょうか。
以上要約致しますと: 1) 空間内の「点」(位置)は「線」と「線」の交点として捉えられるのに対し、時間上の「点」 (時刻)は区間幅を縮めた極限として捉えられる。時刻は”幅を限りなく縮めた時間”で あり、「位置」と「時刻」とは発生の仕方が本質的に異なっている。 2) 「時刻」は”幅を(限りなく)狭めた「時間」”であるからして、「時刻」と「時間」との混同が 起こるのも無理からぬことと推量致す所存であるが、如何で御座ろうか。 3) 運動を時刻→位置の対応として把握した時点で、既に極限〜微分概念を胚胎してお るんではないじゃろか。 4) 位置のイメージと時刻のイメージは実数論において19世紀末に到ってようやく統合 された、ようだ。(残念乍ら上記本文には書いておりませぬ。機会あらばまた書きます) 5) こんなコト書いてるヒマあったら仕事しろ。 といったところです。
あとは余談なんです。 「時刻」が要請される契機になったのは、産業革命によって工場等での精密な同期作業が 広範に要求されたことでありましょう。 24時間体制の工業生産が一様かつ単調に 流れる時間というイメージをも流布せしめるのに一役買ったであろうことも疑いを容れ ません。かくの如き精緻な同期化は近代以前は村祭りの際にみんなで踊り狂ったり、 隣の国と戦闘したりといった非―生産活動の時間にのみ要請されたのではないかと思い ます。近代を迎えると、この時間様式が生産時間の方に組み入れられたんじゃないか と思量致す次第なんです。産業革命がもたらした「労働時間」とは一体どういう性格の 時間なのでしょうか? 「村びと」ではなく、「リーマン」として組織された我々の 「労働時間」は日常/非日常の二項分類には組み込み切れない時間なのではないでしょうか。 てなこと言いつつ仕事をするんで御座いますよ。ふにふにと
すげぇね。いやぁ読んだ読んだ。 長レスに時間を割いていただきありがとう。 。。。。。っと、「割く」か。時間は割かれたりもするんですね。 たとえば大根を二つに切るって行為 きっと大根はある点で二つに切られますね。 さて、大根が二つに切れました。 切った点はどっちの大根にありますか?切った点はどこに行きましたか? かべぎわどんの「経験論」の部分がこういうことで悩んだりするんです。 でもあれよね。 「今何時〜?」「そうね、だいたいねぇ〜」 ってなもんで、人間の実生活上は曖昧・適当の宝庫かもしれませんね。
>>143 >さて、大根が二つに切れました。
切った点はどっちの大根にありますか?切った点はどこに行きましたか?
コレですね。コレ
コレがデデキント実数論の要諦で御座いますね。
先ず、有理数で大根Qを作るんです。作り方は知りませんが、ドイツの農協にはそんな種
が売ってたのかも知れません。 でもって、例えば、
A=0未満、または、平方すると2未満の数の集まり
B=0以上、かつ、平方すると2以上の数の集まり
とすると、ダイコンQはAとBの二つに分断されてることは明らかなんですが、
「切った点」は何処にも無い。何処かに逝ってしまったんじゃなくて最初っから無い。
つまり、Qという有理数ダイコンはギッシリ点が詰まってるんだけど、ベターッとはつながっ
てなくて、実はスカスカだったということが分かる訳です。
ということで、上のような場合にも『切った点』を想定してソレも「数」だということ
にしてその「数」を”ルート2”とでも呼びましょうてな具合。その新しい「数」は有理数
じゃないから「無理数」と呼びましょうと。「無理数」の再発見つうか発明ですね。
有理数に”切り口”を充填すればベターッとつながったモノになるだろうということで、この
ベターッとつながったモノを「実数の集まり」Rと言うことにしましたよ。
この枠組みで初めて、コーシーも悩んだりしてた(と思うんだけど)「有界かつ単調増加
(減少)する数列は必ず収束点を持つ」ことも”証明出来る事柄”になります。
Rをその数列が到達し得ない領域Aとそれ以下の領域Bに2分割すれば。AとBとの
切れ目が収束点となるというのが証明の道筋になりまする。
ここまでは、マァイイ、倉木マイとして、このデデキントの友人にカントールという人が居たりして、 カントールは上記の話の中で、有理数と”有理数の切り口”(無理数)とではどちらが 「多い」か? なんて疑問を持ってしまった。 一見した所、有理数と有理数の間のスキマが無理数なんだから、大体おんなじくらいの 個数と見積もって間違いなかろうというのが人情ですが、実はダイコンの粒々よりもスキマ の方が圧倒的に多い。ムチャクチャ多い。ダイコンの粒々の数だけダイコンを用意して、粒々 の総数と比べても一つのダイコンに含まれてるスキマの個数には敵わない、てなことを証明 してしまった。 有理数ダイコンQは実のところ、スキマの間に漂う塵であるということになった。 こうなると、どっちが”隙間”なのか分からんてなことになって来ましたです。 そんなこんなでみんながアタマを抱える一方で、ダイコンの切り口で悩むより ダイコンの料理法を考えるのが本道じゃろが!なんてこと言う保守反動オヤジも登場し ます。その筆頭がクロネッカーつう人ですね。彼は最初はカントールを評価してたりするんですが、 カントールが集合論を提唱して集合の基数概念(通常の個数に当る概念)を唱えたりすると、 執拗に叩きまくります。大概の数学史では悪役のイメージで描かれたりしてて実はチョト 可哀相なヒトでもあります。
(・∀・)イイ!
でもね。チョトカンガエタノ。 2cmの線を二つに切ったら1cmと1cmになるの。合ってる? 左端から1cmの点が存在して右端から1cmの点が存在して 二つに切った時にその点が両方に存在しないとすると、 どっちかの切れ端は1cmに満たなくなるの。どうなのかな。って。
んで、その切った1cmと1cmをくっつけたとき、 くっついた接着点てのはやっぱりひとつの点になって 左から1cmでもあり、右から1cmでもあるよね。たぶん。 左から1cm、右から1cm。そのふたつの点がひとつの点になって 2cmの線になったと考える。 点ってなに????ってなって。 線と線の交点って定義がガイシュツであって。 そうか。じゃぁ2cmの線の真ん中を十字に切った線を想像して その交点が点だぞ。と。 んで、そうすると縦に切った線の太さは?? きっと太さは0って仮定なんだよね。たぶん。きっと。 。。。。。じゃぁ 点ってば存在しないじゃない!? とか思ってみたり。
いや、リーマソ博士の話によれば点は最小単位の長さって言ってるから。 縦に切った線も最小単位の太さをもってるってことなのかな。。。 いやいや太さ0の線って考えられないかな。。。
太さ0の線、太さ0の線、太さ0の線、太さ0の線 。。。。なにもない大平原の地平線って太さ0の線かな。(正確には曲線だけど) 空と大地を二つにわける線。その太さが0だとすると やっぱ大きさ0の点ってのが存在してもいいよね。きっと。
なにを言いたいのか良く分からない冗長レスですいません。。。
大きさ0の点の連続が線って定義を聞くけど。あれね。ぴんとこないね。 だから考えた。大きさ0の点が2cmまっすぐ動いた時の軌跡が線だと。 そもそも大きさ0っていうのがピンとこないかもしれないけど。 光ってのが質量0っていう噂がありますね。 理論的に素粒子(陽子とか電子とかよりとにかく小さい粒子)は質量が0 じゃないといけないとかって噂も。 世の中って全て0でできていて、そいつらが激しく動いてるものを 「存在」として錯覚しているのかな。とか妄想したりして。 でもアインシュタイン様の有名な式だか予言だかで「E=mc2」って 質量って、それすなわちエネルギーだよってことで。 まさにそういう事言ってるのかなって勝手な妄想してみたり。 あ〜。オナニーロマン。
誰かにバトンタッチ。
なんだか、ほんのりとアルコールの香りが致しますです。 また、アレします。
今日は仕事場なんです。仕事場。あんまし仕事はないんだけど。 こういう時が怒濤の腐れレスのチャンスなんです。 さて、
>>147 う〜んと、答え方に困りますけどね、
A) 数学的には:
もし、閉区間[0,2]
0▲___________________▲2
を2つに分断すれば、
半開区間[0,1] 0▲________△1 と
閉区間[1,2] 1▲________▲2
に分かれると解します。 [0,2]=[0,1)∪[1,2]
勿論、[0,1]と(1,2]に分かれるとしても構いません。
要は、端点1はどちらか一方にだけ属すると考えるということ。
長さに関しましては、1点のみから成る区間[1,1]の長さは0と想定致しますから、
長さ1の二つの部分に分かれるということで矛盾は生じません。
半開区間 0▲________△1 の長さが1て言われると何だか落ち着きませんが、
上述のように、閉区間0▲________▲1から長さ0の区間 1▲1 を抜いたんだと考えれば良いかと思います。
(現代)数学の文脈では、実体はどうであれ、と言うより「点」「線」といった個々の実体に
ついては定義はしないで(定義するのは諦めて)、関係性のみを規定し、矛盾さえしなきゃ
ソレで良し、としちゃいます。
B) 物理的には:
ま、”ホントに真っ二つかどうか”は観測精度の問題ですわね。
極端な場合を申し上げれば、分子が(100億+1)個並んでるテープは
分子を一個抜かなきゃ「完全に真っ二つ」に切断するのは、どないしても無理やで。
という結論に落ち着くんじゃないかと。
C) 子供相談室的には:
いいトコに気がついたね。
オジサンもむか〜しソンナコトで悩んだなぁって思い出したよ。
キミもそのうちコンナコトよりオンナノコのほうが、ず〜〜っと気になるようになるよ。
キミがうらやましいなぁ。
>>148 先日の書き込みを俯瞰致しますと、
「点は有である」 :「点」は空間の最小単位である。(
>>135 )
→「否、点は無である」 :「点」に正の長さを設定すると矛盾が生じる。(
>>137 )
→「否、点は有にして無である」 :「点」は区間を狭めた極限であり、「線」の”切れ目”である
てな感じの道行きが看て取れると思います。ま、コレはコレで思考の雛型にはなっておるんで
すが、こんな感じでエンエンと続けちゃうと、
→「否、点は原罪である」→「否、点は弥陀の本願である」→「善人なおもて往生を遂ぐ」
………→「点は長谷川京子タンである。ハァハァ」
なんてお題目へ逝ってしまう惧れ無しとは言えません。
コレ、「点は○○である」という形での定義を求める限り、ストーカーの如く付き纏うというか、
ストーカーと思って捕まえてみたら自分の影だったというか、何一点のか分からんというか、
兎も角難題なんですね。そもさん!の世界です。一休さん。
ただ、「○○であり、かつ、○○でない」てな言い方認めちゃうと、形式論理的整合性は
崩壊しますから「数学であって数学でない」という事態を招きます。困ります。
>>149-150 「線」に関しましても事情は同様な訳です。と申しますか、先日のレス
>>136 ではその辺の
問題を誤魔化してた訳です。悪事はすぐに露見致しますね。2日で喚問に応じるオレ>>ムネヲ。
“線の太さ”という問題に対しては、幾つかの方策が考えられます。
A] 太さを限りなく細くした帯を「線」と考える。
:コレはコレで良いんですけど、余りにも逝き当りばったりという印象を拭えません。と申
しますのは、先日、古典古代には極限概念が発達しなかったと言った舌先が乾かぬうちに
ソノ科白はないじゃろが、ということですね。ギリシャ時代でも現場で測量作業を行ってた人達
は既にこんな感じで「線」を捉えたりしてたかも知れませんが、寝転がって大層な議論にウツツ
を抜かすのが好きな御連中は実効性よりも論理的整合性を優先してたでしょう。
B]「太さ」は「線」の規定には含まれていないのだ、と考える。
:黒板に色んな線を書いてみるんです。
「白くて太い9cmの線」やら「青色で細い12cmの線」「真っ黒で極太23.5cmの線」とかが描け
ます。さすれば、「白でも青でも黒でも線は線」ということですから、”色”は「線」にとっては
どうでも良い属性だと。ソレと同様にして、「太さ」も「線」にとってはどうでもイイもんだと考
える。「太さを持たない線」というのはアタマのなかにしか存在しませんが、「線」と呼ばれる
資格はあるんだと。これに対して、「線」は”延長”をイメージ化したものであり、「長さを
持たない線」というのは「線」と呼ばれる資格無しと考えれば如何なものか。プラトンなんか
だと、例のイデアとかいう幽霊みたいなのを持ち出したと思います。
要は、「点とは○○である」「線とは××である」という形の定義を追求する限り二律背反 に遭遇するということで御座いますね。 カントールが集合論を提起した辺りから、この辺の問題がクローズアップされます。矛盾しなきゃ ソレでヨシ、まではイイんだけど、足元から矛盾しておるではないか!つうことになってくる。 さぞかし悩ましかったことでしょう。紆余曲折の挙句、妖しくも19世紀最後の年に大御所 ヒルベルトが「幾何学の基礎」という本の中で、これからは「点」や「線」は”無定義述語”ちゅうこと にしよ、と言ってくれた御蔭で、そやそや、ほなソレでいこ、つうことで、現在では常識と なってる公理的構成という手法が始まった訳です。つまり、「点」「線」とかは定義しないで おいて、「点」と「線」の関係性のみを矛盾が生じないように規定してココから一連の定理群を 導き出しましょうということになりましたです。こういうやり方は直ぐに他の分野にも 導入されて主流になっちゃいました。その代わり、数学を専門外の人間が見ると古代象形 文字の羅列にしか見えなくなってしまったのも事実ですが。 何はともあれ、これが近→現代の転回点だと思います。
でもって、「長さ」「太さ」の問題ですが、コレは20世紀初頭にルベーグが創始した測度論で ほぼ完全に扱われます。 測度論の枠内では「点の大きさ」は定義しません。「点の大きさ=0」じゃなくて、 点」に「大きさ」は無いんです。 「大きさ」は“点の集まり”(集合)に対してのみ考えます。「点1の大きさ」は考えません が、ただ一つの元から成る集合{1}の大きさは”1と1との間の長さ”と看做してゼロと します。 これまた、何だかヤヤコシイですね。「かべぎわの売上高」ていう言葉は意味を為さないけど、 「個人商店{かべぎわ}の売上高」は幾ら幾らていう意味を持つてぇのと同じというかなんと いうか…
>>152 >世の中って全て0でできていて、そいつらが激しく動いてるものを
「存在」として錯覚しているのかな。とか妄想したりして。
ボクのオヤジの釈迦ていうひとが同じようなこと言ってたような気がしたりしなかっり
、します。今度実家に帰った時に問いただしてみます。色即是空ですね。
長谷川京子タンもこのスレ見てたらいいなぁ。
>>156 の
半開区間[0,1] 0▲_________△1
は、半開区間[0,1)の誤記です。スマソ
念のため申し上げますと、
小括弧()は端点を含まない意で、大括弧[]は端点を含む意です。ハァハァ
E.マッハの著作を読んだ方、どなたかいらっしゃいませんでしょうか? 何か書いて下さい。 おながいします。
あの〜、歴史学では「近代」て、いつ頃から始まるとされてるんですかね? 日本の場合、江戸時代は近代か中世かどっちに分類されてるんですか? 基本的な質問なんすけど。チョト分かんないんです。
E.マッハ(1838-1916)は批判的力学史なんてのを著して、NewtonとEinsteinの橋渡しを したというか、相対論の生みの親のあような人なんですが、ま、チラチラと眼を通して見たんです。 そしたら、チョト面白いこと書いてありました。 対数(log)を発明したのは16世紀のネピアという人なんですが、彼は同時に熱心な 神学者でもあって、イスラム教徒は直翅類(バッタ・コオロギ・キリギリスの仲間)だと 説いてたそうなんです。どうして「悪魔」じゃなくて「バッタ」なのか理解に苦しむとこ なんですが。 ま、マッハがこういった例を幾つか挙げて主張してることは、自然科学vs教会権力ていう ’対立の構図’は少しく単純過ぎるんじゃないかということです。実際のところは、近代科学 はキリスト教の正統教義,異端教義,魔術(錬金術など),手工業技術なんかが複雑に絡み合 い、対立-融合を繰り返しながら成立したと言う所なんでしょう。 でも、私の眼を惹くのは「イスラム教徒=バッタども」という公式と対数の公式とが 同一人物のなかで成立したという馬鹿馬鹿しい面白さなんです。 で、本文の方は未だ読んでないんです。例によって。 お読みになった方いらっしゃれば何かカキコして下さいなんです。他力本願
いま、仕事中なんです。でも読書。 ま、いいか。
平和な日々だと思ってたら、今日クレーム処理に追われました。 困るんです。ホントに困りました。"お客"には理屈は通じません、なんて言ったら 逃げになるけど。まぁ、兎に角、"点と線"について改めて考えて見るんで御座いますよ。 松本清張みたい。だけど
age
>165 リーマソ殿 お久しぶりでおじゃまします。 興味ふかい一連のレスを読ませていただきました。 なんつうか、昆虫は昔から悪魔の象徴だったらしい。 有名な新約聖書の「ヨハネの黙示録」に 知恵のあるものは獣の数字を解くがいい。その数字は666である。 という一節がありますが、 獣とは昆虫、特にバッタ、イナゴの類を指し(大量発生→穀物→飢饉の構図) 666とは、6つの足、6つの目(?)、6つの体節を表す、 といわれています。 ユダヤ教の時代には、かのモーゼが「偶像を崇拝するな」と言いましたが、 中東、アフリカの地域では、当時農業の神様「バール神」が信仰されていて、 これがユダヤ教の「偶像崇拝禁止」によりひどく迫害され、 バール神は悪の象徴である「ベルゼブブ(蠅の王)」になった、といいます。 このあたりは、言い伝えの伝聞で、ねじ曲げられた部分があるかと思いますが。
>>168 スレ保全に御協力頂き有難う御座います。
>>169 お久しぶりです。お元気でいらっしゃいますか?
御指摘有難う御座います。腑に落ちましたです。
私思いますに、”イスラム教徒=こん虫”説は16世紀当時に西欧がイスラム圏に対して抱
いてた恐怖とコンプレックスが作り出したモノじゃないかと。 御存知の通り、ルネサンス以前はイスラ
ム圏から見たら西欧キリスト圏は”無学文盲の大陸”といって良い状態だったと思います。
アリストテレス等の古典古代の知恵はアレクサンドリア経由でアラビア世界に入って、イスラム教徒が保持発展
させますね。ユークリッド原論も、その価値を逸早く見抜き自国語に翻訳したのは西欧人ではな
くてアラビア人です。 コレに対して、西欧キリスト圏は自分たちの聖典(新約聖書)ですら自国語に
翻訳したのは漸く16世紀の宗教改革になってからだったりします。それ以前のヨーロッパ農民
は一体如何なる意味で「キリスト教徒」だったのか?なんて疑問が生じるんですけどコレは措
いときます。 ま、中世西欧の聖職者(知識階級)たちはイスラムに比べると自分達の文化レベル
は圧倒的に劣ってるという自覚はあったでしょう。「神学大全」のトマス.アクィナスなんかはソレを明
確に意識してたみたいです。
今の西欧諸科学は自分達が一旦放棄した古典古代文化を異教徒たるイスラム圏人が保全発展
せしめた基礎の上に成り立ってると思うんです。今でも、イスラム圏のインテリ層にしたら、
西欧に対しては“オレ達が知恵を吹き込んでやった”くらいの思いは抱いてるんじゃないで
しょうか。コレが今の紛争の背景にあったりするんじゃないかと思うんです。
またまた、脱線しちゃいました。
チェキ。
チョキ。
>170 前からおもっとったんですが、改めまして リーマソ殿って、マッドに博学ですね。スゲー 「御存知の通り」って、全然知らないちゅうねん・・・(w
>>173 いやぁ、何と申しましょうか、
「博学」と言えるのは以下の条件を全て満たしてるような御方だと思うんです:
1) 新・旧約聖書,コーラン,般若心経を全てソラんじている。もちろん原語で。
2) 和歌,漢詩を詠む。 ラテン語で日記をつけている。
3) シェクスピアと鶴屋南北の比較が出来る。
4) コンビニで”BOMB!”を立ち読みしたことがない。デラべっぴんは論外
5) カーマ・スートラ以外のエロ本を知らない。
6) 毎食後歯磨きする。
7) 長谷川京子タンの生年月日,所属事務所,出演CM三つ以上を言える。
上の条件のうち私が満たしてるのは、一つだけです。タハハ...
>174 俺は激しくデラべっぴん愛読者です。
>175 私と共にこのスレで罪を償いましょう。 神は己の罪を知る者にこそ印を賜ります。 デラべっぴんを軽侮する者はパリサイ人である、とイエス様も仰言ったかと思います。
昼下がりです。 どういう方向に話が進んでいくか考えてみたりするんです。 予測がつかないです。 それにしても暑い。
178 :
勉強好き ◆S8Z/wzw. :02/05/30 21:02
>178 おはよう御座います。お元気でいらっしゃいますか? 今日は蒸し暑いです。仕事が面倒。
どなたか、アリストテレスが空間時間についてどう捉えてたか御存知の方 いらっしゃいませんか? もし居らしたら何か書いて下さい。 おながいします。
181 :
勉強好き ◆8O/mx0Yw :02/06/03 21:35
>>179 名無しで定期アゲしてました。がんばってますね。
俺も仕事が忙しいよ。
明日は日本戦。なるべく早くから見たいものです。
「無限に・・・」という、カントールの本読んでるよ。
職場の仲間とWカップの優勝チーム賭けをしています。
一人はブラジル、ポルトガルに賭けて、
私はイタリア優勝。理由はビエラ、トッティ、インザーキ、デルピエロ、
モンッテラ、デルベッキオとFWの近来にない充実です。
今夜の好調は嬉しい。
でも掛け金はラーメン1杯だけどね。セコイ賭け! ショボーンです。
182 :
勉強好き ◆8O/mx0Yw :02/06/03 21:57
>>181 ゴメン、ビエラではなく、ビエリね。ビエラはフランスのボランチですた。
モンッラではなくモンテッラです。
鬱だ・・・疲れてる。
183 :
かべもーど ◆P503Datk :02/06/03 22:13
このスレのファンです
184 :
かべもーど ◆P503Datk :02/06/03 22:13
このスレのファンです
>>181-182 日本が勝ち点を取ったみたいですね。残念ながらサッカーについては「ベッカムはカコイイ」
と言うこと位しか知らないんです。ベッカムは何で知ってるかと言うと職場の
女の子と話を合わせる為だったりするんです。情けないです。
体を壊さないようにして下さい。
>>183-184 オレもこのスレのファンです
オレもこのスレのファンです
また、アレヤコレヤ書きたいと思います。 今、チョト公私でアレヤコレヤなんです。皆様も御多忙でしょうけど。
>>164 今、はじめてこのスレを見つけたものですが、チョト劇亀レス。
近代は、記憶が確かなら産業革命以降でなかったでしょうか?
日本の場合は、鎖国の関係上、産業革命から取り残されている為、
敢えて近世としてカテゴられております。
>>187 有難う御座います。
確かにそうですね。おっしゃる通り、日本の場合は産業革命ていう目印が
ないから混乱しちゃいますね。「近世」ていうカテゴリーもちょっと苦渋の産物
ていう気がしますね。 「近代」か「中世」か一体ドッチや!って小一時間
問い詰めたくなりませんか?
鎖国してるにも拘らず、鶴屋南北は「四谷怪談」で「マクベス」に通じる世界を
展開してますし(但し、コレは後世の我々から見た解釈ですが)、和算では今日謂う
ところの「微積分」や「行列式」の概念まで到達してたらしいんです。
そこら辺がスゴーク謎なんです。
>>187 時々はこのスレ覗いて色々カキコして下さいなんです。
私としては、リーマン幾何学だけじゃなくて、「個人」がどのようにして成立したか?
いう問題にも興味があるんです。
おながいします。
哲学マンセー
>190 梅雨入りですよ。 鬱陶しいんです。夏が近い。 日本が露西亜に勝つなんて日本海海戦以来ですね。 なんて思ってたら、昔はバレーボールでソ連を破ったりしてたんですね。 クチュクチュと調べ物なんかしてるんです。 どんなテーマが良いかな? ってなコト考えるのも面白いんですが。
192 :
勉強好き ◆/p.Xm6KY :02/06/12 20:30
下がってるよ。
今日は日曜日ですね。 みなさん、「個人」ていうと、どんなイメージを抱きますか?
>>189 ども、たいしたことはカキコミできないと思いますが、
お言葉に甘えて、たまにカキコませていただきます。
sage進行でよろしい?
「個人」ですか、やはり有名な命題は「我、思うゆえに我あり」ってやつですか。
しかし、この命題では自己(というか自我)しか立証しえないと思うのですが、
他者と自己の区別、他者の存在証明については、実在論ではどのように展開されていくのでしょう?
あぁ学生時代にもっと勉強しておくんでした。
中国では逆に”荘子”の中に胡蝶の夢というのがありますよね。
ある意味で、自らの徳により徹底した個人化をすすめるのが儒教であり、
大いなるもの(道)により全てを大局観として捉えるのが老荘思想なのかとも思います。
なんだか何が言いたいのかわからなくなってきましたね。
哲板にでも逝って勉強が必要かもしれません。
自分は哲学課でしたが儒教が専攻でしたし、不良学生でしたので、
哲板のようにたいしたことを語れるオツムはありませんね。
あ、あとも一つだけ。
>>170 でユークリッド原論の話が出てましたが、あれってインドが原点って説ありませんでしたっけ?
神学もあっちの影響をかなり受けてるって話も聞いたような、聞かないような。
うろ覚えの聞きかじりばっかでダメだね。こりゃ。
↑上に貼ったスレよんでみたけど、 自分どころか存在自体が結局立証不可能なのか・・・。目から鱗だ。
>>187 様
有難う御座います。
ワタシとしては、"自己"の確立の為には「鏡」としての他者が必要なんだということ
をエヘラエヘラ,ダラダラと展開する積りだったんです。
その辺が、
>他者と自己の区別、他者の存在証明については、実在論ではどのように展開されていくのでしょう?
ていう問いに収束して行くんだろうと思います。
いきなり核心を衝かれると困るんですね。(w
コレ、勿論ワタシの手には負えません。 これからフニャフニャと考えて行くんです。
まあ、「自己の存在証明」と「他者の存在証明」は等価なんでしょう。
論理的には説明出来ないけど、オレの経験上はそうなんです。 (w
この辺の問題と近代の"恋愛至上主義"の発生とが絡み合ったり
したら結構面白いかなあと、思っていたんです。 また、改めて。
200 :
名無しさん@明日があるさ :02/06/17 22:50
200!!!!!!!!!!!! うおおやったやったやったやったーーーーーーーーーーーーー
うん、本当の自由を手に入れたら自己を失うね 外からの束縛こそが自己の証明
そういう意味で、いわゆる「無視」ってやつによってうけるダメージがわかる。 きっと自分が見えなくなってくるんだと思う。 自分自身に束縛かける人もいるね。 stoicになる人とか、引きこもる人とか(藁 勝手なイメージかもしれないけど個人種目のスポーツ選手の方が チーム競技の選手よりstoicな気がする。 束縛っていうと言葉が良くないかな。干渉。これかな。 粒子レベルでは+とーであったり、身近では良きも悪きも人間関係。 この束縛やら干渉やらがなくなるとモノはどうなるのだろう。 人という種が他の種の束縛を受けなくなった。どうなっただろう。 一方的な干渉。これには気をつけていきたい。 いろんな意味で。
また、話の筋そらしてしまった。。。。。
>>195 >自らの徳により徹底した個人化をすすめるのが儒教であり、
大いなるもの(道)により全てを大局観として捉えるのが老荘思想なのか
とも思います。
すみませんが、儒教に関しては「孔子暗黒伝」つうマンガでしか知らないん
です。あのマンガでは孔子は大いに怪力乱神を語ってますけど。何か我々の
イメージでは儒教ていうと”家族の道徳”なんです。コレ大いなる偏見なんでしょ
うね。東洋的個人主義の源だとしたら興味が湧きますね。
老荘も全然知らんのです。でも、「タオ」ていうのが一部の西欧人に馬鹿
受けした時期があるコトは知ってんです。今、東洋思想は西洋経由で日本に
輸入されるコトが多いんじゃないでしょうか。自分達の昔にエキゾチシズムを感
じるのもヘンなんですけど。100年後には我が国は仏蘭西辺りから演歌を
輸入してるかも知れません。
>自分は哲学課でしたが儒教が専攻でしたし、
何かスゴいですね。教室の入口に”男女七歳にして席を同じうせず”
なんて書いてありそうですね。ど素人考えでは。
また色々教えて下さいです。
>>196
>>170 でユークリッド原論の話が出てましたが、あれってインドが原点
って説ありませんでしたっけ?
うーん、コレは不明です。 「ゼロの発見」はインドですけど。
東洋人の我々が「唯一の存在(神)」ていう観念に馴染み難いように、西洋の
人達は「無常」とか「無」には馴染み難いみたいなんです。で、丁度真ん中の
印度の人達は「ゼロ」ていう”無の存在”を作り上げたのかな。
って、話が出来過ぎ。
「ゼロの焦点」は松本清張ですね。関係ねぇな。 スマソ
>>197 > 〜哲板/独我論を論破してください〜
http://academy.2ch.net/test/read.cgi/philo/1002665842/l50 私もこのスレ覗いて見ました。まあ、こういう問いは通例、挑発的と言
うか、確信犯的と言うか、独我論は証明も反証も出来ないことを十二分に
承知した上でアヤをつけて来るていう感じです。ハタチ前後の若者がこういう
質問すると、周囲の大人がニコニコ対応してくれるやも知れませんが、三十路
過ぎのオサーンが周囲にこんな問いかけバカーリしてると世間から爪弾きにされ
て「我独り」の世界がめでたく実現致します。
冗談はさておき、私の関心としましては、斯くの如き質問をひとがした
場合、この問いかけが質問者自身にとってどの程度のリアリティを持っておる
のか? て言う方向へ逝ってしまいます。 これもキリがありませんね。
>>200 おめでとう御座います。私からのささやかなプレゼントでした。
つうのは、ウソです。 悔しいです(泪
>>201 >外からの束縛こそが自己の証明
そうかも知れん。 チョト嫌だけどな。嫌。嫌嫌嫌。厭厭厭。
>>202 >そういう意味で、いわゆる「無視」ってやつによってうけるダメージ
がわかる。
きっと自分が見えなくなってくるんだと思う。
「自分が見えなくなってくる」ていうのは、”鏡”にどっかへ逝かれてしまうという感じでしょうか? チョト真意がつかみ難いです。この辺をまた展
開して下さいまし。
>一方的な干渉。これには気をつけていきたい。
いろんな意味で。
同意なんです。烈しく。
でも、「いろんな意味で」に何だかビミョーなニュアンスがありますね。うん。
>>203 >また、話の筋そらしてしまった。。。。。
いや、未だ話の筋らしきものは御座いません。「そらして」る内に「何処
からソレたのか?」てな感じで筋が見えて来ることもあるんじゃないか
と。。。。。
「自分が見えなくなってくる」ていうのは、”鏡”にどっかへ逝かれてしまうという感じでしょうか? チョト真意がつかみ難いです。この辺をまた展 開して下さいまし。 いえ。たとえるならば、鏡に囲まれてた生活から ガラスに囲まれた生活にかわっていくイメージを。
>>199 > >他者と自己の区別、他者の存在証明については、実在論ではどのように展開されていくのでしょう?
> ていう問いに収束して行くんだろうと思います。
> いきなり核心を衝かれると困るんですね。(w
あうち、先走り過ぎましたか。
というか、私の場合、微妙に論点がズレてるかもしれませんね。
個人にとっての個人がいかに確立するかって話でしょうか?
その論点だと、社会心理学?とかそのへんのアプローチになるのかも。
リーマン氏の論を待ちたいと思います。
自分は、哲学史上、いかに個人が扱われていくか?ってアプローチなのですが、
(とはいえ、高校倫理、大学般教レベルですし、記憶に頼って書いてるんで勘違いの大間違い
もあるやもしれません。)
もう少し噛み砕いて内容を書いてみると、
ギリシャ時代の哲学は、個人の存在については論理の俎上に上がってこなかったんですね。
むしろ世界の空想の段階な訳です。(イデア論とか元素論ですね)
なにしろ自分の住んでる町から一歩も出たことがないような人間ばかりでしたから。
自分なんてのも「オレ様はオレ様。(゚ε゚)キニシナイ!!」で完結しちゃうんですね。
ところが、化学が発達するに従い、世界の全体像がおぼろげながらも掴めてくると、
今までの常識がどんどん覆されていくわけです。「地球は丸いのか?Σ(゚д゚lll)ガーン」とかね。
そうすると、今の常識で世界を考える事じたいがナンセンスになって悩むわけです。
そこで出てくるのが懐疑主義ってやつです。
全ての常識も先入観も捨てて、疑うことから全てをはじめようってスタンスですね。
女性と名乗るコテハンにとりあえず「お前ネカマ?」って聞くような疑心暗鬼な訳です。
疑いに疑った結果、デカルトが到達した答えが。”疑っているオレ様の存在は疑えないYO!!”
という結論です。これがかの有名な「我思う、ゆえに我あり。」(コギト・エルゴ・スム)
って命題です。オレ様マンセーなんです。
ここで、「世界ってのはオレ様が知覚した事物の集合体だと言ってみるテスト」ってことで一端収まるんです。
んで、長いんで次に続いてみたりします。
>>210 のつづき
ところが、「それじゃ自分自身しか結局立証できてないじゃん。」ってツッコミが入り、
ハイデガーとかキルケゴールとかニーチェとか世界中のヒッキー共が大論争する訳です。
その中で、誰が言ったのか覚えてなかったりするんですが、とびきりのヒッキーが思いついたのが、
独我論(唯我論)ってやつです。
つまり、「世界はオレ様の妄想で、妄想するように皆に騙されてる罠」ってアイディアです。
んなわきゃ〜〜ない。ってなもんで相手にされないわけですが、ところがこれが否定できなかったりするんです。
「オレ様が知覚したのが世界なら、妄想だろうが何だろうが、知覚さえすれば世界ってことでどうよ?」
ってことになっちゃうんですね。
これに輪をかけたのが、脳医学とSFってジャンルの発達です。
「水槽の中の脳みそ」ってやつですね。
門外漢なので知りませんが、脳の特定の部分に刺激を与えると、
お花畑が見えちゃったり、死んだオバァちゃんが枕もとに立ったり、
八頭身モナーに頃されちゃったり、(;´Д`)ハァハァしちゃったりしちゃうらしいですね。
一時期のアメリカじゃそういったロボトミーな実験が禿しく行われてたようですね。
けっきょく知覚なんてのは脳みそに流れる微弱電流にすぎないんだから、
その微弱電流さえ流せれば、実はそれでいいんちゃう?って話です。本末転倒です。
味噌汁作るのメンドくさいから味噌とお湯と豆腐そのまま食えば(・∀・)/ イイ!! じゃん。
出る時ゃいっしょいっしょ。ってなもんです。
それをどうやって否定すりゃいいのさ?って話なんですが。
実は結論は、「そんな妄想ヲタみたいなこと言ってないで、働けやヴォケリーマン共(゚Д゚)ゴルァ!」
だったりするんですね〜。世界は無情です。
> まあ、「自己の存在証明」と「他者の存在証明」は等価なんでしょう。
> 論理的には説明出来ないけど、オレの経験上はそうなんです。 (w
前述のスレでも出てましたが、やはりそう考えるのが王道のようですね。
論理的ではないが感覚的に正しいってことなんでしょう。
上の二つで禿しく長文でしたので、中国編はまたの機会に。
チョロチョロと手短にレスしましょう。
>>204 儒教とか老荘思想は意外と身近なところにその痕跡を残してますよ。
故事成語なんてのは、かなりこういったとこから出てますね。
> 何かスゴいですね。教室の入口に”男女七歳にして席を同じうせず”
> なんて書いてありそうですね。ど素人考えでは。
いえいえ、入り口にはでっかく”カンタイ(字忘れた)我をか如何せん”
(カンタイのような凡人が、オレ様のように天に祝福された漢をどうこうできる訳ないYO!!
⇒凡人がオレ様に歯向かえるわけないじゃん。⇒凡人、必死だな(ワラ )
って書いてありました。嘘ですけど。
ところで、教育勅語で有名なこのフレーズ。
”男女七人夏物語”でなくて、”男女七歳にして〜”は、
儒教(孔孟思想)の後継である朱子学の朱子が書いた”小学”から引用されています。
>>205 そのうち関連スレでも見つけたらお知らせします。
>>206 > 冗談はさておき、私の関心としましては、斯くの如き質問をひとがした
>場合、この問いかけが質問者自身にとってどの程度のリアリティを持っておる
>のか? て言う方向へ逝ってしまいます。 これもキリがありませんね。
自分が思うには、最近、哲板で”子供の頃の妄想ウンヌン”ってスレがありまして、
哲板住人の多くは幼少期に独我論に陥ってるてのが発覚したんですね。
ところが、大人になってもそれが間違いだって言える確証がさっぱりない。
んで、たまにまだその妄想が脳をよぎるので誰か助けろ。おながいします。
ってとこからスレが立ったのではないかと。
あ、そいえば書こうと思って書くの忘れましたが、 昨日は本屋に逝って、哲板でよく名前が出てくるウィトゲンシュタインの本を 立ち読みしてみたんです。・・・・・・・・さっぱりわかりませんでした。 どうやら、数学的な論理学(を推し進めた理論哲学考証)のようなんですが、 ギリシャ文字自体高校以来ほとんど見てないため、開始数ページで脳から湯気が出たので、 帰って寝ました。リーマン氏のように数学センスのある人間ならば理解できるかもしれません。 それだけ、ほいでは。
ありゃ、難問山積ですね。うへぇ〜…
今日のところは、
>>209 のみにレスをつけさせて頂きます。
>>210 以降へのレスはまた後日私なりの見解を。
>>209 >たとえるならば、鏡に囲まれてた生活から
ガラスに囲まれた生活にかわっていくイメージを。
半分程解るような気はします。「鏡に囲まれてた生活」というのも、
暖かい家族或いは愛人に囲まれたような生活なのか、容赦のない自己像を
見せつけられる生活を指すのかで意味は正反対になりますけど、コレは措い
ておきます。また引っ掛かるのは後半の「ガラスに囲まれた生活」なんです。
「ガラス」の向う側には一体何があるんでしょう? 何も無ければ荒涼と
はしてるものの、或る意味”自由の極限”みたいな救いがあるとは思うんで
す。もし、向う側にモノを見つめてるような眼があったりしたら、こちらは
石になっちゃいますね。こういう瞬間は誰しも味わうんじゃないでしょうか。
今日のところはコレで精一杯です。
とか言いながら、ストリチナヤ飲んだりするんだけど。
かべ様、また誤解,ズレがあれば、また補足レスを下さい。
>>187 様に対しましては、また改めてエヘラエヘラとレスさせて頂きます。
(レスがいつになるのか分らんのがこのスレの特徴だったりするんですが。)
ええと、すみません。 ゴチャゴチャ忙しいんです。 レス待って下さい。或いはどなたか色々書き込んで下さいまし。御願い。 言い訳がましくてスマソ。
216 :
名無しさん@明日があるさ :02/06/26 20:00
>>216 有難う御座います。 と、言うべきなんでしょうか? タハハ…
218 :
名無しさん@明日があるさ :02/06/27 17:47
なんだかもー。
>>187 氏へのレスはいつになったら出来るのやら。トホホ…
>>219 気長に逝きましょう。マターリマターリ
余談ですが、最近通勤電車の中で講談社+α文庫のマンガで読むシリーズの老荘思想のやつ
を読んでます。暇があれば、辞書片手に原文読むのが一番理解しやすいんですが、そんな時間な〜い。
あと二冊くらいシリーズの中国思想物があるので、しばらくはもちますね。
>>220 どうも、御返事遅れてすみません。
社会人ならではの、ノタリノタリした展開なんです。未だレスは返せません。
幸か不幸か、「仕事」が有るお陰でこういう問題に関する思考は強制的に中断
されます。"健康的な生活"て、こういう物かなぁと思ったりするんです。
「仕事」があるのは色んな意味で有難い。
学生時代を振り返って見ると、一日中自分の尻尾を追いかけてクルクル回っていたような。
言い訳にもなってませんな。こりゃ。 また、断片的にでもアレコレ書きます。
えーと、まーだレスつけられないんですけど。難しいんで。 確か、中国のお話にカラダが裏返ってしまう話ってなかったでしたっけ? 全然覚えてないんすけど。 これと個人の発生とは関係ないですね。スマソ 私事ですが、一応スレタイに合わせてというか、あんまり関係ないんだけど、 解析力学をもう一辺勉強し直したりしてるんです。あんまり、本には書いてない んですけど、Lagrange方程式はエネルギー保存則+αのみから導けるみたい。 そちらの方が私のような学生さんにとっては分かり易く記述出来る。 あんまり大したことじゃないんだろうけど、私個人は結構興奮気味でして、 仕事の合間にルーズリーフとか広告の裏にグチグチ落書きしてるんです。 夕方には間違いに気付いて"が〜ん!"となることが一日おき。 でね、支離滅裂になるんですけど、猿って居ますね。猿山の猿。 アレ、猿がサル山からはぐれちゃった場合、その猿は「個猿」にはならんのでしょうか? それとも単なる「浮浪猿」なのか?
なんだか、定視点を持たずひたすら掻き回してるだけなんですが…
知られ猿
風と共に猿
マ・猿
ふっと猿 悩ましい。 まとまりません、書くまでは。
蒸し暑い日々が続いております。台風も来ました。 皆様どうお過ごしでしょうか? 「個人」の問題は未だにウニウニと考えあぐねておるのですが、 解析力学の方は小さな山場をやっと解決したところです。 そこにリーマン幾何を応用する処まではまーだまだ時間がかかる訳ですが。 (一般相対論の話になってしまいます) 社会人なってから、こんな機会が持てるとは思いませんでした。 皆様に感謝致す次第です。 夏休みの宿題やってるみたい。
うん。いいよね。
先生に誉められたような気分ですね。台風が来てますけど。
あんたと飲みたいよ。台風続々だけど
ソレって良いですよね。 と、ストリチナヤ呑みながらレス。 まーた台風。列島縦断ですよ。 社会人ならではのノタリノタリ展開です。問題点はドコか? を巡ってフラフラしておりまする。 学生同士だと、こーは行かねぇんだろうなぁ。 ハハハ…
台風じゃねぇけど、今日も大雨。 職場でコソコソ読書。
台風も過ぎて、暑い日々です。 皆様はどう御過ごしでしょうか。 最近、日本でもラップが大流行なんです。チョト気付いた点を書きます: 1)メンバー全員、揃いも揃って「世間をナメ切った」顔つきをしてる。 例えば、リップ.ス●イムていうグループなんかはコレが顕著。 TOKIOのリーダーとかV6のイノッチの方が余程、苦労人の顔付きだぞ。 2)必ず、一人は「デブ」が居てアナログ盤をギシギシやる役をやらされたりしてる。 コレも理由が良く分りません。踊らせてもサマにならんから? 3)若いクセして、モミアゲしてるヤツも多い。 なんだか不潔だ。 モミアゲまで染めるな。 呑みながらMTV見つつ、こんなこと書いてるオレが一番アレですね。アレなんです。 要するに、スレ保全の為の埋め草です。スマソ 次回から、何とかスレ本来の話題へ
うにゃうにゃ言ってるんですが、
>>187 氏へのレスがま〜だ出来ない。すみませんです。
他の皆様におかれましても、何でもかんでもカキコして下さいです。
夏休みの絵日記みたくなって参りました。
>>222 で、
>Lagrange方程式はエネルギー保存則+αのみから導けるみたい。
と書いた訳なんですが、この+αつうのは仮想仕事の原理です。
で、これを積分の形に書き直したものが最小作用の原理なんじゃないか?
と言ったところが今までの結論です。 今は正準変換でアタマをウニウニにしてるんです。
仕事の最中に内職。 実は今も仕事してる(コトになってる)んですけど。
>>187 様
今更ながらですが、答えられる部分だけレスさせて頂きます。
ウィトゲンシュタインの名が挙がってたんですが、あの人頭良さそうですね。
どの辺がどう賢いのかオレには見当つかないくらい(w
オレも年取ったせいか、早熟型の天才様の言うことには余り興味無くなって
来たです。今となっては、ひたすら迷走するタイプの人に興味があります。
作家では町田康とか。あの人或る意味では早熟型だけど。
絵日記を続けさせて頂きます。個人的なお勉強の方はマアマア進んでるんで す。学生時代より肩の力が程よくダラリと抜けてるのがイイのかも知れない。 この調子で逝くと死ぬ三日前くらいには超弦理論をマスター出来るかもし れない。朝に真理を聞かば、夕べに死すとも…の世界ですね。 中高生時代の夏休みはこの時間には自転車で太陽を追いかけてました。 ああいうのが楽しくて堪らなかったです。で、家に帰ったら昼過ぎまで ゴロ寝。起きたら散歩。たまにゲーセン。思い起こすと我ながら厨ですな。
高2の夏休みね。マックでイキがって煙草吸いながら夏休みの宿題を独りでヤッツケ仕事 してたんですわ。今思い起こしたら顔から火が出るほど恥かしい行為だけど。 工房のカワユイ意気がり振りね。煙草くらいが何だ?ちゅーの。 その時、隣の机に同じく独りで煙草ふかしてる20台真ん中か後半くらいのお姉さん が居たのね。ソレが突然オレの方を向いて、「あの、… (つづく)
えええと、ヤパーリ正準変換とかの話をします。 ハミルトンの正準方程式: d/dt(q,p)=(∂H/∂p,-∂H/∂q) ね、コレ(q,p)空間(相空間)における軌道(trajectory)の速度ベクトルが ですね、Hの勾配ベクトル∇H≡(∂H/∂q,∂H/∂p)に垂直だつうコトも 含意しております。ツマーリ、各軌道においてHは一定に保たれているのでは ないか?と言う予想も立て易いんです。多変数の場合も同様。 コレ意外と書物には書かれてないです。 ツッコミが来る前に言うとくと、Hが時刻にアラワに依存しない場合は上の予想は アタリます。 (つづく)
あああ、疲れた。夏ばて、でありましょうか。 水分と塩分(但し少量)の補給には皆様におかれましても気をつけて下さい。
お久しぶりです、リーマソ殿。 今、ホーキングの最新宇宙論を読んでいるんだけど、ファインマンの経路和、 というのが今ひとつ解りません。 ご指導願いましたら幸いです。
最近心理学
お前ら何難しい話してるんだよ! そんな話より、キン肉マンの超人パワーについて語ろうよ
>>243 おひさしぶりです。
お元気ですか。
>>244 なんか笑った。
レスが増えていたから、リーマソ殿から返事がきたかと思ったよ。
246 :
名無しさん@明日があるさ :02/08/05 00:57
1%の閃き 99%の汗 まぁ、閃きを金に変えるのは努力が必要という事ですかね、特許王。
今日ひさしぶりに大きい本屋いったんです。 やっぱり本屋ってたのしいですね。 → 哲学のコーナー物理のコーナー数学のコーナー宗教のコーナー精神科のコーナー経済のコーナー経営のコーナー歴史のコーナーPCのコーナー、ボブ・ホーナー
>>242 妖しくも、丁度ファインマンの講演録「物理法則はいかにして発見されたか」
(岩波現代文庫;\1,100)を読んでおったところです。解析力学が一段落
したら、量子力学→経路積分てな具合に来年か再来年或いは死ぬ2週間
前くらいまでには勉強しておきたいなぁと思ったものですから。
で、残念ながら説明は出来ません。一応、上記の書にアイデアの端緒が
素人には難解ながら書いてあります。でも、この本は他にも為になるコトが
色々書いてあるし文庫版だしお勧めなんです。
パラパラめくった限りでの印象を申し上げますと: ファインマン以前の量子力学、特にシュレジンガーでは位置,運動量等の確率分布を 与える波動関数を考えますが、ファインマンはコレを発展させて例えば電子が 位置Aから位置Bへ動いていく経路が或る確率分布によって与えられる のだという描像を考えたようです。
古典力学では例えば小物体が斜面上を位置Aから位置Bへ滑り落ちて行 く場合、ラグランジアンL(運動エネルギ-から位置エネルギーを引いたモノ)で定まる関数 S(≡∫Ldt:作用)を最小にする経路が(現実に生ずる)運動経路として 一つだけ定まります。この最小経路を求めるのがラグランジュ方程式であり、 コレが(古典)解析力学の要となる柱であります。 確率分布で言うと、古典力学では作用を最小にする経路だけに分布が 集中してて、他の経路は確率ゼロということですね。
ファインマンはココで、実は如何なる経路も生じうるのだと想定し、考え得る 一つ一つの経路に対して、確率分布の重み付けとしてexp[(i/h)S] (S≡∫Ldt:作用)という因子をかけてみたらウマク行くんじゃないかと 思って、ガンガン計算してみたらウマーつうコトになったみたいです。 まあ、勉強するのはこれからであります。修了がいつになるかは 分らんのですが。
>>243 心理学ですか。テレビで時々見かける富田ナントカは何だか怪しいオヤヂですね。
昔はワクワクしながら心理学教室に進んでみたらネズミの実験やらされたな
んて話を聞いたものですが、今はどうなってるんでしょう?
知り合いに臨床心理の何とかいう資格をとってカウンセラーやってるヤシが居る
んですが、他人の秘密を抱え込むコトが多くて、「王様の耳はロバの耳」て毎朝、木の根っこに叫んでるそうです。 つうのはウソです。
なんて言いながら毎朝「めざましテレビ」でしっかり自分の運勢チェックしてか
ら出かけるオレはステキな野郎です。。
>>244 いつの間にか、筋肉マンは2世になってますね。
ラーメンマンは「がチンコ!」で頑張ってます。
>>245 レスが増えてます。悦ばしきコトです。
>>246 特許の出願には色々な書類に定型書式で書き込まなきゃいけない
ので、大半の人は代書屋さんに頼むそうです。今でも、「暗闇でも
装着可能」をウリにした”夜光塗料付きコンドーム”なんてのを出願する人
が後を絶たないそうな。類似スレの検索が大事というコトですね。
>>247 →写真集コーナー →ビニルを破って鑑賞 →書店の親父に見つかる
→走って逃げる →道でコケて顔面損傷
なんてコトを工房時代にしたのはオレの友人です。オレじゃないです。
>>248 ,249,250,251
スゲエ!
さすがだ!リーマソ殿。分かった気になった。
俺の場合分かった気になる! でOKなのでこれで結構です。
>>247 大きい本屋はいいよなぁ。
俺は文庫ミステリー→エッセイノンフィク関係→経済関係→科学関係→美術書→スポーツ関連→雑誌です。
2周目行く時もあります。
255 :
名無しさん@明日があるさ :02/08/06 13:06
>>254 >>251 のexp[(i/h)S]の中のhはh/2π(≡h/2π)
の間違いです。訂正しておきます。プランク定数hを2πで割った量は
量子力学で良く使われ、hに斜線を入れた文字で表されますが、
残念ながら2chにカキコすると、?となってしまいます。
>>255 何処で私が「大好きな人」であるコトを知り得たのかは存じ上げませぬが、
局部だけでは何だかなーと思いますので今回は遠慮させて頂きます。
今日、日本を代表する「大きい本屋」のひとつ三●堂へ行ったんです。 そしたら、新刊「シュタイナーの100冊のノート」つう本が5800円で 売ってました。買うかどうか迷ってるんですけど、どなたか買った方 いらっしゃいませんか? ビニ本状態で中身が確認出来ないんです。 ま、私としては、この本が宜保愛子の隣に置かれてたコトにビクーリしてるんです。 ●省堂の見識の高さに脱帽。 君もシュタイナー先生に前世を占ってもらおう!
てなコト言いながら、私は夏休みが御座いません。 幸運にして夏休みのある方は、どうか堪能して下さいませ。
259 :
勉強好き、改めホンダ乗り :02/08/10 00:10
>>257 シュタイナーってルドルフ・シュタイナー?
神秘主義者のですか?
5800円はギャンブルですねぇ。
上手くすれば激しく面白そう! でもなんじゃコリャの可能性も・・・
せめて中を覗いてから買うべきでしょう。
580円なら見ずテンの買いだけどねぇ。
ホーキング、新刊出しました ネ?
261 :
勉強好き、改めホンダ乗り :02/08/10 00:40
>>260 ほんと!
最近、仕事、仕事で本屋にすら行けないよ!
明日も仕事。日曜も半日仕事だ!
この間読んでいたのはずっと前に買って放置していた奴。
でも来週の半ばから5日ほど休めるので、今その間何を読もうか思案中。
小栗虫太郎の「黒死館」に挑戦するか、もう少し普通の奴でお茶を濁すか
・・・・
またお話しようね。今日は明日があるから寝ます。
>>259 ええ、そうなんです。神秘主義者というか、何と言ってイイか分からない
ルドルフ.シュタイナーです。あの辺の陳列棚は無政府状態でした。
>>260 初めまして。小生、ホーキングの本は残念ながら一冊も読んだコトないんです。
でありますから、ホーキングと言えば私にとっては靴なんです。10年以内に
は読んでみたいモノであります。
>>261 その昔、江戸川乱歩に凝っていた頃、小栗虫太郎の短編も幾つか読ん
だ記憶があります。雑誌「新青年」は一冊でもあれば家宝モノでしょうね。
今度、神田に行った時に捜してみようかな。手が出ないでしょうけど。
えーと、今日は古本屋街でアレする予定だったんですが、仕事まがいが 割り込んでしまい行けませんでした。残念です。 悔し紛れに「どうぶつ奇想天外!」なんて見てるんです。 なんだか今やってるのは「ザリガニにアジの身ばっかり食わすとどーなるか?」 ていうクイズなんですけどね、正解は… 「体の色が白くなる」だそうです。 殻の色素が抜けちゃうんですと。へぇー。
とか言ってる内に日が沈むのも早くなって参りました。 秋ですね。
265 :
ホンダ乗り ◆/p.Xm6KY :02/08/17 23:59
リーマソさん、今日シュタイナーの本見てきました。 私には読むというより、資料、或いは見て楽しむ本と思えました。 リーマソ様のレベルなら解らないけど、私なら買わないなぁ。 休日に読んだのは折原一「失踪者」読了。まぁまぁね。 小栗の黒死館は後、150ページくらい・・・読み難い! 今日買った本は「どすこい」京極 夏彦(安)軽装版 「さみしい男」ちくま新書「現代絵画入門」中公新書「百鬼園随筆集」 内田百間「B型平次捕物控」いしいひさいち「百物語」平谷美樹 「奇跡の食品」J・カーパー・・・後、仕事関係の専門書1冊です。 最後の1冊以外みんな文庫か新書! 安い!
「どすこい」の軽装版が出たんですか。じゃあ、買います。 内田百閧ヘ借金苦の話を面白おかしく書いてるんですが、現実には凄く悲しい 目に遭ってたみたいなんです。「B型平次捕物控」は私も読みました。
267 :
ホンダ乗り ◆/p.Xm6KY :02/08/18 12:36
京極も読んでるのね。リーマソさんは読書家ですね。 いしいひさいちはおもしろいよね。 俺も今回はつまらない本ばかり買ったよ。 仕事、仕事で手応えのある、本という名に値するモノを読む気力体力が残って いないよ。 さびしいね。 本屋や図書館に行くといつも思う。 手応えのある本ときちんと読んでみたいと。 しかし読書では生活が出来ないという罠。
>>267 いや、京極夏彦は読んだこと無いんです。
「どすこい」は書店で見たときに面白そうだな〜と思ったんですけど、
デカイので買うのをやめてたんです。後、水木しげるの書評書いてたり
するのをチラチラ読んだりしてました。
小生、繁忙期と閑散期の波が激しい仕事してるもので、読書は閑散期に
まとめ読みですね。
269 :
ホンダ乗り ◆/p.Xm6KY :02/08/18 23:20
>>小生、繁忙期と閑散期の波が激しい仕事してるもので、読書は閑散期に まとめ読みですね。 でも読書というに相応しい本をお読みですよね。 ホーキングを読んでいない処が、ある意味凄味。 確かにあの人の本は一般向け。リーマソ殿には物足りないかも・・・ >>京極夏彦は読んだこと無いんです。 勝った!(涙・・俺は京極はほとんど読んでます。 って問題じゃないかw。。 結構面白いですよ。 明日から仕事だな。やりますかね・・・ 確かに日は短くなったなぁ。 もう秋ですね。
いやーおひさです。 すっかり読書スレになってるね。 勉強好き改めホンダ乗りさんはHN変えたんですね。 今日は久々に素数の本引っ張り出して読んでます。 ちょっとした公式や定理も、自分の頭で考えて読むと面白さ格別。 同時に脳のヘタレ具合もよく分かって複雑な気分ですが・・・
271 :
ホンダ乗り ◆/p.Xm6KY :02/08/18 23:33
>>バイクは15年もまえに降りて、今はシビックだけなんだけどねw >>ちょっとした公式や定理も、自分の頭で考えて読むと面白さ格別。 これが出来るだけでかなりの頭脳です。 私はその気力すらないね。
>>269 ええ、また書店へ駆けつけて見るんです。
秋とは言え、台風の影響で雨が降ってます。鬱陶しい限りです。
お仕事頑張って下さい。
>>270 本当にお久しぶりです。何だか御元気なようですね。安心しました。
いつの間にか読書日記みたくなってるんです。時々パンティかぶっても
イイですから、ネタ振って下さい。ネタ。
(但し、エロ系は他のスレにアレして下さい)
273 :
名無しさん@明日があるさ :02/08/18 23:52
>>271 事故に気をつけて下さい。
雨降ってるし。
私は徒歩か自転車の方が妄想に浸れるんで、好きなんです。
自動車は常に前を注視しなきゃならないのが、面倒と言えば面倒。
ありゃ、HNとsageを忘れちゃった…
275 :
ホンダ乗り ◆/p.Xm6KY :02/08/19 21:34
>>事故に気をつけて下さい。雨降ってるし。 おお、ありがとう。リーマソさんは、教養がある上に優しいね。 俺はじつはスピード狂。運転する前は、クルマなんて興味なかったんだけど、自分で乗りだしたら 目覚めてしまった。 スピードに酔う感覚は、面白い小説や映画、音楽、絵画に感動している時とは別種の、 しかし逆らい難い興奮があるのです。 でもどちらも快感というのは同じ。 大脳生理学的にいうと、スピードのもたらす快感は、視覚への流体刺激というの だそうです。。。(間違っていたらスマソ)
276 :
名無しさん@明日があるさ :02/08/20 10:29
>>275 それって、川の流れとか滝とか見てるのも一緒?
277 :
ホンダ乗り ◆/p.Xm6KY :02/08/20 21:17
>>276 川の流れとか滝とか見てるのも一緒?
そうです。ですから滝には飛び込みたくなります!
な、わけないですねw
どうも自分の前方から、自分に向かってくる、ようするにスピード感ってやつでしょうか?
そういう刺激に、脳内麻薬を活発に分泌するタイプがいるらしく、私はそういう
奴らしい。そういう人はスピード好きらしいです・・・
278 :
名無しさん@明日があるさ :02/08/20 21:43
じゃあホンダ乗りさんに告白する女性は、 近付くとき前方からダッシュすれば ok間違い無しなんですね。
279 :
ホンダ乗り ◆/p.Xm6KY :02/08/20 21:48
>>278 warata.
あいにく女は、たいがいダッシュし逃げます。
一応、妻がいるしなぁ・・・
でも結婚した時の文句は「もうこのさい俺でいいじゃん」
「うん、いいよ」
と田舎の地味ーな公園での一幕デスタ。
お粗末なのでお仕舞い。
科学からみた快感っておもしろそ
>277 >ホンダ乗り殿 私もドライブ結構好きです(運転はへたくそですが・・・) ちょっとウツだったりクサクサしてたりの時には ドライブで癒されるんですね。 しかし・・・ >どうも自分の前方から、自分に向かってくる、ようするにスピード感ってやつでしょうか? >そういう刺激に、脳内麻薬を活発に分泌するタイプがいるらしく、私はそういう >奴らしい。そういう人はスピード好きらしいです・・・ 遊園地の絶叫マシンとか乗りたがる若者って、そういう傾向なんでしょうか。 この前、高低差では世界一と呼ばれる、 長島スパーランドのスチールドラゴン2000つう絶叫マシンを見てきました。 仲間は乗ったけど、俺は一見して絶対に乗れないとおもいました。 正直、あーいうのに乗りたがる人をOHクレージーって思っちゃうんですが、 乗った仲間も「あんな楽しいものに何で乗りたがらない?」と、不思議がってました。
282 :
ホンダ乗り ◆/p.Xm6KY :02/08/21 20:50
>>280 科学からみた快感っておもしろそ
良く分からないけどドーパミンとかβエンドルフィンとかという、所詮、化学物質の放出、と
リセプターの受容なんですよね・・違った?
>>281 ちょっとウツだったりクサクサしてたりの時には
ドライブで癒されるんですね。
同意! 無理に飛ばさなくても、ゆったりクルマを走らせているだけで気分は変わるよね。
渋滞はイヤだけどさ・・・俺はどれだけ救われたか・・・
>>絶叫マシンを見てきました。俺は一見して絶対に乗れないとおもいました
実をいうと俺も苦手!
言われて見れば不思議!
自分で飛ばすより、遥かに安全だよね。
でも自分でバイクやクルマを飛ばすのは平気でも、俺もこの手はダメです。
でも映像でのスピード感は好きなんだよな。マッドマックスの1とかさ・・・
すげぇ盛り上がってますね。 オレも実生活ではメリーゴーランドも怖くて乗れないんですが、映像的な スピード感は好きですね。マッドマックスの1は確かに面白かったです。 スピード感もあるし、高倉健の出て来るヤクザ映画的な面白さ(主人公が 我慢に我慢を重ねてラストで大爆発&後は野となれ山となれ)が大好物なオレ としては。 皆様も好きでしょうけど。 でも、労働者となってからは、劇場で映画見てないなぁ。 余談だけど、後は野となれ山となれつうコトを仕出かしたのは今までに3回位はある。 (勿論、正義の味方としてじゃなくて、単に虫の居所で) 社会人としての平均値と比べて多いか少ないかは分らないんですけど。
284 :
ホンダ乗り ◆/p.Xm6KY :02/08/21 21:50
>>283 リーマソ殿だ。
こんど「超ひも理論の」本を読みますので、またよろしく。
と,勝手に頼んでしまう俺・・・
>280 >かべもーど殿 そういえば昔QUARKつう科学雑誌あったですね。 大学生協で立ち読んでたけど、 そーいうテーマばっかり扱ってて、 イラストやモデルも下手なエロ本より綺麗で、 科学雑誌の皮をかぶったビニ本だった。 QUARKのバックナンバー全部持っている奴がいて、 そいつの家でむさぼり読んだですよ。
>282 >ホンダ乗り殿 そうですか、絶叫は苦手でしたか・・・ 高速で思い切りぶち抜いてく二輪ライダーも結構見ててこわいんだけど、 絶叫マシンに比べたら、あの後ろの方がまだマシと思う。 危険度は二輪の方が1000倍ぐらい大きいんだろうけど。 やっぱり墜ちていくGですよ。コワイのは >283 >リーマソ殿 メリーゴーランドは・・・酔いますねとにかく。 2巡ぐらい回ったら吐けると思う。 で、案外コワイのが観覧車。 回転軸をXY座標の原点とすると、 ちょうどX軸を横切るあたり(半分上がったあたり)がコワイんだね。 これは新発見。 >284 「超ひも理論」かぁ。 提唱者の名前忘れましたが日本人でしたっけ。 秋の科学読み物はそれにしようかな・・・ サイモン・シンの「暗号解読」もまだ読んでなかったな・・・
287 :
ホンダ乗り ◆/p.Xm6KY :02/08/22 20:32
Astorさんこんばんは。
>>286 「超ひも理論」かぁ。
提唱者の名前忘れましたが日本人でしたっけ。
そうなの知らなかったよ。
じつはM・グリーンだっけ? 「エレガントな宇宙」が出て即買おうって本屋で見たん
だけど難しそう・・・挫折の予感で、もっと簡単そうな、「入門超ひも理論」広瀬立成
を買いました・・でもそれでも放りっぱなし、という罠・・・
>>283 劇場で映画見てないなぁ
俺ももっぱらWOWOW専門です。でも「ハンニバル」は見たかなぁ・
小説が最高だったから。
288 :
かべもーど ◆P503Datk :02/08/22 20:55
なつかしい くわ〜く
.>287 ホンダ乗りさん、こんばんは。 こんな風に書くとニフティのフォーラムにいる気分だなぁ。 ハンニバルはちと、アレですね。 「羊たちの沈黙」のジョディ・フォスターがビビって降板したと曰く付きでしたね。 でも、小説版のあのおぞましいラストは、劇場版では結局リライトされたので、 降板しなくてもよかったんじゃないかな、と思ったのですが・・・
>>289 降板しなくてもよかったんじゃないかな、と思ったのですが・・・
俺もそう思うよ。映画のヤツも十分気持ち悪かったけどね。
j・ムーアは一生懸命だったけど、やっぱりj・フォスターのイメージでT・ハリス
が書いているからね。J・フォスターの独特の中性的な魅力は、彼女独特のモノだからね。
俺はヨーロッパオタクっていうか、欧州のあのアレガントな雰囲気に弱くてな・・・
だからとくに原作のフィレンツエ編とか好きなんだよ。
映画でも殺されるイタリアの刑事が、自慢の女房を連れて屋外のオペラコンサートに
いくシーンがあったでしょう。
ああいうの見ていると、「いいなぁ」と・・ね。
ミーハーなんですけどね、結局はさ。
こんばんわ。 学生時代、罵り合ってた恩師が何時の間にやら死んでました。 まあ、ハッキリ言って私は今も昔も厨房です。 この先生はオレの厨ぶりを目ざとく見つけては、怒鳴るでもなく、グサリとくるような 一言を耳元で囁くような誠にイヤな野郎でした。 いつか見返してやろうと思ってたら、何時の間にやら死んでやがった。 こんなヤツの為に泣く気にはなれんのです。 どうか、オレの代わりに御冥福を祈ってあげて下さい。
>>291 こういう書き込みをすること自体、冥福になってるよ。
南無阿弥陀仏。
えーと、何だかんだのうちに8月も終わってしまいました。 残暑が身に沁みます。
またね、仕事の合間にえへろえへろ、雑読及び落書きをしてるんですね。 この次か、この次の次くらいは、も少しマトモなコト書きます。 では、また。
age
山本義隆「古典力学の形成」(日本評論社)を図書館で借りて読んでおります。 コレは労作なんです。興味のある方は借りるか、金線的余裕のある方々は 6000円+税で買って、著者の資料収集費を助けて差し上げて下さい。 現代の我々が「ニュートン力学」と呼び習わしてるものは、18世紀の科学者達 (オイラー等)がニュートンの思想を解析的に洗練したものだということを詳しく書いてます。 (ニュートンによる論証は図形的かつ名人芸的。"補助線"のオンパレード) この本はラグランジュによって解析力学の途が切り拓かれたところで終わってます。 今から解析力学を学びたいという学生さんにもお勧め。 私としては是非続編を希望してるところなんです。
下がりすぎじゃーー
残暑も和らいでまいりました。皆様は如何お過ごしでしょうか。 「秋の夜長」とは申しますものの、オレ自身の感想でいくと、これを実感したのも 中高生の間ですね。夏休みが明けると、お日様の昇るのが遅くなるなぁと 痛感しておりました。朝のママチャリサイクリングの時間が短くなってしまうんです。 今日は季節の雑感しか書いてません。 また、フニャフニャ進行するんです。
正直期待age
300 :
Astor ◆S.crxW3U :02/09/15 22:54
そういうわけで300げっと。 300といえば これは数学の話じゃないかもしれませんが、 ハインリッヒの法則ってやつ。 1つの大事故の背後には29の小事故、さらに事故にならない300の事故があるってやつ。 (こういう表現でよかったかな?) これはホンマか?どうやってこんな数字が出てきたのかな、とふと思ったんです。
一つの夫婦別れには29の小競り合いと300のしょうもない諍いが控えてる という感じでしょうか。 結婚してないオレには分からないんですけど。 事故の分布としては、古典的にはポアソン分布が有名ですね。19世紀に落馬事故で 死亡したドイツ将校の数ていうのが、ポアソン分布に従っているなんて話が教科書に 載っていて、笑っていいのか悩んだ記憶があります。
まあ何だかんだ忙しいと言いますか。ね。 内職と称して広告の裏にコチャコチャ落書き致したりしておる訳ですが。
ああ、今朝ね。 夢見た。 学校で先生に指されるの。 「不確定性原理」って答えたの。
正解だったよ。すごいでしょ。
何の授業中だったか分りませんが、スゴイですね。 不確定性原理つうのも、訳の分らん原理ですけど。
今、私宅の片付けに忙しいです。 まあ、何か御質問があれば書き込んで下さいませ。 ユクーリと皆で考えましょう。
偶然だかなんだか、ふらっとよった本屋で 「不確定性原理」って本みつけたの。 これ、、、、すげぇよ。
「不確定性原理」 ブルーバックス版なら先日立ち読みしました。 「巨人の星」の大リーグボールの話が延々と書かれていて、 なかなか本題に入らないw
不確定性原理ねぇ… 難しいわなぁ。
ああ、ソレと「光の圧力」ていうのもイメージ難しいですね。 手の平を懐中電灯で照らしても風を感じたりしたコトないし。 マジンガーZは光子力研究所で作られたことは知ってますけど。
Δx・Δp=h 素敵だ。。。
Δxはxは「位置」だと言う事でマァイイとしてですね、 問題なのはΔpです。「運動量」って何?ていうのが大変な問題を孕んでます。 はらんでます。とんでもない問題を。 波乱で富んだ人生、なんて言いたくなる程。
こちらでは初めましてです。 記憶が正しければ。 運動量でデルタピーつうと、強制振り子運動、 すなわちアレのそれしか思い浮かばないっす。 あー、数学つうよりアルゴリズムの話なんですが、 トリップ解析の計算量のオーダーってナンボなんですか? 総当たりで桁数の指数オーダーってことは見当つくんですが。
あ、チョト待って下さい。 大問題だし。 ツンパ洗いながら考えます。 あ、ソレとですね、計算量の問題に関しましてはオレ全く分らないです。 申し訳御座いませんです。関係ないけど、最近、長谷川京子タンすっかり人気者ですね。
れっつごー大問題
保守
あ、すみません。 まぁ、とにかく大問題なもので、未だまとまらないんです。 このスレで前半に私が言ったことも引っくり返さざるを得ないかも知れない問題なんです。 ゆっくり行きましょか。 かのEinsteinも納得しなかった問題なんですし。 ね。 雨も降ってるし。 やだなぁ。
今日は早く家に帰れたなぁと思ったら、サイレンの音。 何台も何台もの音が致しまして、一体何処に行くんだろうと耳を澄ませておりますと、 ドップラー効果によって音が低くなる前にサイレンが鳴り止んじゃうんです。どのサイレンも。 コレは新しい物理現象かと思いながら表に出てみますと、裏の家に消防車が止まって たんです。 また今度、本題に戻します。すみません。
(●´ー`●)
ええと、「運動量」はNewton的には「質量×速度」と定義されます。 このNewton式定義のままでは不確定性原理は意味を為しません。 と申しますのは、
リーマン面とラーメンマンはちょっと似ている
リーマン面をチョト捩じるとラーメンマンになりますね。 ここから、リーマンは解析接続という概念に到達したとかしてないとか。
うーん、すみません。 続きはまたね。
326 :
名無しさん@明日があるさ :02/11/13 00:35
保全あげ
ごめん。 今、あれこれ忙しくて。
なんて言いながら、仕事の合間に電磁気の復習したりしてるんですけど。
>>322 の続きはいずれまた。
wait for your good job
ホントにすみません。
てなこと言ってる内に11月も終わろうとしております。 運動量の問題はこれまた大きい問題なんです。う〜ん。ウニウニ カニ食いに行こか、なんて同僚と相談したりしてるんだけど。 今年はクラゲの影響で値段が高くなりそうですな。
>330 名前は忘れましたが 網は破るわ毒があるわ図体はでかいわつうクラゲが大繁殖しているTV画像 先日見たことがあります。 かさが橙色してて、きもい奴でした。せめて食えれば使えるんでしょうが。
件のクラゲはヒゼンクラゲですね。
ttp://www.pref.saga.jp/suisan/gyosei/fish069.html によりますと:
>傘の直径が50〜70cmにもなる大型の食用クラゲ
>少なくなったこともあり、商品価値が高く、大型の個体では市場で
1尾1万円以上する時もある。
>中華料理の食材として利用されるが、ナマスやきゅうりと胡麻和えに
すればコリコリと歯ごたえがありおいしい。
今年の冬はカニ鋤の代わりにクラゲ鍋なんか如何でしょうか。
で、初めて知ったんですが、クラゲのことを英語では"jelly fish"て言うんですね。
jerryと言われりゃ確かにそうなんだけど、fishかどうかは何ともはや。
そういうわけで3ゾロゲット >332 えー、あれ食えるんですか。 じゃんじゃん捕って庶民にも回してくれるといいのに。 なんつうか、発電所のタービンも壊してしまうヤツらしいですね。
とまぁ、クラゲの如くふわふわのたりのたりと進行してる訳なんです。 このスレも。
スーパーとかに売っているクラゲとキュウリの和え物って大好きです。 あんなきもい奴だったとは知らなかった・・・
私は子供の頃、「うにくら」(ウニとクラゲの和え物)が好きでした。
なんだかんだ忙しい日々ですねぇ… と、書き込んでおきます。 「運動量」は古典的には(質量)×(速度)で定義されるベクトル量です。 ま、この辺から反省及び検討を加えたいと、前向きの姿勢で善処致しておる次第です。
先ずは「速度」の検討からなんですが、… コレに先立ちましては、「時間」の検討があるべきですがコレ幸いなことに 「時間」に関しましてはこのスレで序論的検討が為されておる訳です。 ソレを下敷きにして行こうかなと、思っております。 それはそうとして、先日スーパーをぶらついてると「クラゲ入り春雨サラダ」なる物 が売ってました。 アレに入ってるのは例のクラゲなんでしょうか? イヤン。 じゃぁ、また。
光陰矢の如し公務員矢野五郎(32)痴漢で逮捕と申しますが、 今年も残すところ後4時間足らずとなってしまいました。 難問先送りのまま来る年を迎えねばならぬとは口惜しい限りであります。 来年も宜しく御願いします。皆様におかれましても良いお年を。
340 :
名無しさん@明日があるさ :03/01/01 16:17
おめでたく保全アゲ
今年こそは遊びへの誘惑に負けずに 勉強に励めますように。
(^^)
遅ればせながら、おめでとう御座います。 電磁気の復習はやっと半分ほど完了致しました。 何とかかんとか、「運動量」の問題点について論じたいものです。
344 :
名無しさん@明日があるさ :03/01/18 11:59
漁スレage
(^^)
そもそも、マクロの世界とミクロの世界の違いが混乱を招きますね。 マクロの世界では観測っつーのはつまり見る。ってことで、 必然的に光ってやつを使ってるんですよね。 光ってのを絶対として。 思考をその光と同等レベルまでミクロに落としていった時、 観測っていう概念がどうも混乱するんです。 まぁ、そんな事より超ひも理論とかずいぶん前から水面下で 騒いでますが、そろそろ表舞台にあがってフィーバーするんじゃないか とか、そんな事思います。 ニュートリノの小柴さんが、ようやくノーベル賞ってとこですけどね。
>>346 あけましておめでとう御座います。
小柴さんを引き合いに出すのはナンですが、最近のノーベル賞は映画に例えますと
監督或いはプロデューサーだけがアカデミー賞を貰ってるという感じなんです。
科学研究も100年前とは滅茶苦茶様変わりしてしまって、膨大なカネと人数が
必要になってハリウッド映画の撮影みたいなのが珍しくなくなりつつあります。
ですからして、ノーベル賞も「助演男優賞」とか「脚本賞」とか「最優秀ビーカー洗い賞」
とかに細分化すべきじゃないかと思うんです。でないと、このままでは自然科学研究は
"一将功成りて万骨枯る"の世界になるんじゃないでしょうか。
またしても横道に逸れましたが。
とかなんとか言ってるうちに、一周年です。 去年も同じような事書いてましたが、皆様におかれましても年度末にかけて ご多忙な日々を送っておられるものと存じます。 それにしても、このスレは鯖資源の有効活用です。一年かけてレスが350行かない。 1000取り合戦は2005年の節分頃の予定です。
(^^)
350 :
名無しさん@明日があるさ :03/02/10 18:40
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351 :
名無しさん@明日があるさ :03/02/16 14:14
維持あげ
運動量を語るにあたっては、先ずは「慣性」から申し上げなければなりませんでしょう。 年度末のゴタゴタが終わってからユクーリ書き込みたい所存であります。
353 :
世直し一揆 :03/03/06 20:43
<血液型A型の一般的な特徴>(見せかけのもっともらしさ(偽善)に騙されるな!!) ●とにかく気が小さい(神経質、臆病、二言目には「世間」、了見が狭い) ●他人に異常に干渉し、しかも好戦的でファイト満々(キモイ、自己中心、硬直的でデリカシーがない) ●妙に気位が高く、自分が馬鹿にされると怒るくせに平気で他人を馬鹿にしようとする (ただし、相手を表面的・形式的にしか判断できず(早合点・誤解の名人)、実際にはた いてい、内面的・実質的に負けている) ●本音は、ものすごく幼稚で倫理意識が異常に低い(人にばれさえしなければOK!) ●権力、強者(警察、暴走族…etc)に弱く、弱者には威張り散らす(強い者にはへつらい、弱い者に対してはいじめる) ●あら探しだけは名人級でウザイ(例え10の長所があってもほめることをせず、たった1つの短所を見つけてはけなす) ●基本的に悲観主義でマイナス思考に支配されているため性格がうっとうしい(根暗) ●単独では何もできない(群れでしか行動できないヘタレ) ●少数派の異質、異文化を排斥する(差別主義者、狭量) ●集団によるいじめのパイオニア&天才(陰湿&陰険) ●悪口、陰口が大好き(A型が3人寄れば他人の悪口、裏表が激しい) ●他人からどう見られているか、人の目を異常に気にする(「〜みたい」とよく言う、 世間体命) ●自分の感情をうまく表現できず、コミュニケーション能力に乏しい(同じことを何度 も言ってキモイ) ●表面上協調・意気投合しているようでも、腹は各自バラバラで融通が利かず、頑固(本当は個性・アク強い) ●人を信じられず、疑い深い(自分自身裏表が激しいため、他人に対してもそう思う) ●自ら好んでストイックな生活をしストレスを溜めておきながら、他人に猛烈に嫉妬 する(不合理な馬鹿) ●後で自分の誤りに気づいても、無理にでも筋を通そうとし素直に謝れない(切腹あるのみ!) ●自分に甘く他人に厳しい(自分のことは棚に上げてまず他人を責める。包容力がなく冷酷) ●男は、女々しいあるいは女の腐ったみたいな考えのやつが多い(例:「俺のほうが男 前やのに、なんでや!(あの野郎の足を引っ張ってやる!!)」)
354 :
名無しさん@明日があるさ :03/03/09 00:10
355 :
名無しさん@明日があるさ :03/03/09 05:33
先生! リーマン幾何の話はどうなったでありますか!
あ、すみません。私、"先生"じゃないんですけど、カキコさせて頂きます。 今、年度末で忙しいんです。どなたかリーマン幾何について書いて下されば 幸いです。スレの流れはクネクネしまくった挙句、運動量の話になっております。 という訳で、年度末に一段落ついたら、次回は慣性と運動量の問題をアレコレ したい所存です。 でもって、 「運動量」を巡るNewton力学と電磁力学との齟齬→特殊相対論 →重力場の解析 →一般相対論 →リーマン幾何の導入 ---- といった話の流れ になったりしたら、理想的だよねぇ。
Newtonが、リンゴが木から落ちるのをみて万有引力を発見した。 という逸話がありますね。 「林檎が墜ちる」というのは実はあることの暗喩なんですよ。 愛人とアレの最中に。愛液がつつーと糸を引いて墜ちるのを見て、 万有引力が発見されたのです。
>>357 あー、ソレは残念ながら大間違いです。この場合、林檎ってのは、
「アダムのリンゴ」即ちノドボトケのコトですね。要するに、「林檎が落ちる」って
ぇのは「オトコとして堕落する」の意なんです。これだけ申し上げれば賢明
なアナタはもうお分かりですね。そうです。コレは愛弟子(勿論オトコ)との師弟愛
が昂じてデキちゃったことを暗示しています。ニュートンはこの経験を通じて、
“オトコ同士の間にも引力が作用する” → 「万有引力」 の想を得た。
というのは、余りにも有名な話ですよ。
今日は、上司の蒸し熱い眼つきがいやに気になるんです。。。。
(^^)
ええと、年度末進行も小休止です。 しばらくの間、慣性並びに運動量についてテレンコテレンコ書いてみたいと思うんです。 近代力学の創始者は誰か?、と言うても、コレは判断に困りますが、 通常の動力学に限って言うと、やっぱりガリレイでしょう。 彼が提起した法則は幾つかありますが、最重要なのは慣性の法則でありましょうね。 ただ、少しく調べてみると、今の私達が知ってるような「等速直線運動」という形で 「慣性」を把握してた訳ではないらしい。その事情にはガリレイの段階では「質量」と「重量」の 区別が付いていない為、あらゆる物体は「下に落ちながら」運動してしまうコトになるという事が絡んでいます。 でも、史実の細かいコトに拘るのは面倒ですから、ここではガリレイを慣性の法則の提唱者ということにしておきます。 続きはまた後日。
361 :
リーマソ ◆tr.t4dJfuU :03/03/19 22:54
dat落ちしそうなんです。上げさせてください。 すみません。
362 :
名無しさん@明日があるさ :03/03/19 22:58
三平方の定理と三角形中点の法則について教えてください
つうわけで、このスレはこのHNでいこう。
この時代、ちょっと反米かつ官能的な香りで・・・
>>358 月並みな挨拶だが、遅レススマソ。
なるほど。ニュートンは同性愛で堕落したと。
これは新発見であります。
定説ってのは当てにならないですね。
同性愛がらみの事実が後から発覚した、あまりに有名な例は、
大作曲家チャイコフスキー
つい最近まで「悲愴交響曲」を作曲した数日後に、コレラで病死したと、
私もその定説を信じていたのですが、
実は彼は同性愛者で、貴族とのホモがスキャンダルになっていたという。
当時のロシアでは、同性愛は大罪とされていて、
当局により服毒自殺を強制されたと。
「悲愴交響曲」には、そういう彼の人生を締めくくる意図があったと言われております。
クラシック音楽界においては、
特にアメリカにおいては、同性愛は楽壇でのし上がる武器ともなり得たといいます。
近代ではバーバー、コープランド等がそれだと言われている。
数学スレなのにスレ違いすまそ。
>>362 「三角形中点」というのは意味が判りかねるのですが、「重心」の意味で
しょうか? だとしたら、後日運動量やらについて書くと思いますので宜
しく御願いします。
三平方の定理について:
>>362 様は別に定理の証明を求めているのではないのだろうと存じ
ます。この定理が奇異に感ぜられる所以は「どーして、たてよこの尺度で
ななめの長さが測れるの?」といったところにあるのではないでしょうか。
実を申しますと、私も一年のうち3時間位悩んだりするのですが未だに答
は見つからないのであります。ただ、この定理が無理数の発見につながり
人類に新しい世界を拓いちゃったというのはナナメを無理矢理タテヨコ
で測ってしまったことに対するタタリのような気もします。
で、フーリエ分解というのがありまして、波を基本振動の和に分解するとい う分野があるのですが、ヒルベルト達が「直交関数系」等の概念を整備すると、 フーリエ級数展開というのは、∞次元空間で三平方の定理を考えてることに他 ならないということが顕わになって来ます。ま、ビックリ!なんだけど、ソレ がドーシタ?といったところなのですが、量子力学の発展に伴い、”波”を基本 量と考えるシュレージンガー形式(波動力学)と、”数の無限列”を基本量と考えるハ イゼンベルグ形式(行列力学)との間に橋渡しをする役割を果たすことになり ます。即ち、 ∫|”波”の振幅|の平方=Σ|”数”(成分)|の平方=状態確率 という形で、三平方の定理が再び“現実の模写”としての意味を持っちゃ う訳で誠に摩訶不思議の感に堪えません。 なんだか奇怪なのですが、これを煮詰めていくと、「どーしてナナメが タテヨコで測れるのか?」という感情に逝きつくのではないかと思われま す。 そう言えば昔、北島「三」郎というひとが「へぃへぃほー」と唄っていたの ですが、コレが実は、(以下略
>>363 音楽界といえば、最近流行ってるス●ップの歌(花がドータラいうやつ)はジャ●ーズ事務所
と槙原●之のタイアップ作品ですね。
やっぱり、”人脈”なんでしょうか?
じゃ、アニキ、新宿駅東口の立ち喰いソバ屋で待ってます。目印は尻ポケット
の黄色い手拭い。もうジャージもっこりでウキウキしてるゼ! 弟
>362 >364 三平方の定理と無理数の発見。 コレはピタゴラス教団の秘儀中の秘儀で、 外に漏らしてしまった門下生は、 捕まえられて溺死させられたという・・・ガクガクブルブル
つうかこれは>23で既出でしたね。スマソ
>>368 まぁ間違いは誰にでもアルコール依存症気味の日々を送るオレです。
最近は血を吐く程呑んでませんが。
今、仕事の合間にガリレイの著作をチョコチョコ閲してるところです。 まとまったら、何か書いてみる予定なんです。
今、仕事(の振り)しながら、「天文対話」と「新科学対話」読んでるところです。 両方とも"アリストテレス批判"と云える書なのですが、決してアリストテレスを否定してる訳 ではありません。むしろ、アリストテレスの核心を発展的に継承しようとしてる感じです。 ガリレイが毛嫌いしてたのは、アリストテレス自身ではなくて、アリストテレス'主義'者(逍遥学派) だったみたいです。まぁ、如何なる偉大な思想も飽和点では「原理主義」に堕してしまう のは左右東西を問わず見られる現象のようです。
うだうだ言ってるうちに新年度突入です。 何となく、比較的ヒマな季節になって来ました。 相変わらず御忙しい皆様におかれましても、ご自愛下さい。
ガリレイが確実かつ正当に把握したのは”落下の法則”(物体の落下速度は重さに関係なく定まる)でしょう。 ガリレイはその著書「新科学対話」の中でとても興味深い思考実験をしておるのです。 ちなみに、この本の原題は”機械学及び地上運動に関する二つの新しい科学に就いての対話及び数学的証明”だそうな。 この時代は題名と帯の区別がついてなかったんでしょう。 とりあえず、「重い物ほど速く落下する」というアリストテレス説をガリレイの分身サルヴィヤチがアリストテレス信奉者シムプリチオに 向かって反証する条りなんです: 原典は岩波文庫版(昭和12年12月初版発行)です。図書館で借りて参りました。
サルヴィヤチ> いや大した実験をしなくても簡単にそして確実に、二つの物体が同じ材料から出来てゐて、 要するにアリストテレスの言ってるやうな物でありさへすれば、重い物体の運動は軽い物体より速くはない ことが証明できます。で、シンプリチオ君にお伺ひしますが、どんな落体でも、自然によって定められた一定の 速さ、即ち外力或いは抵抗力なしには増減する事の出来ない速度(注:重力と空気抵抗力が釣り合う速度)を もつてゐる、ということをお認めになるでせうか。 シムプリチオ> 一定の媒体中を運動する物体は自然が決めて呉れた一定の速度を持ってゐて、外から運動量が 加へられなくてはその速度は増さず、又何かそれを阻む抵抗がなくてはその速度は減じない、 といふことは疑ひありません。 サルヴィヤチ> ではもし自然速度の異なる二つの物体をとつて、ふたつを結び合わせた場合、速い方の物体は 遅い方の物体のために幾分かその速さを緩められ、遅い方は速い方のため幾分か速められるといふ ことがあるわけですね。かういふ考へでは私と一致するでせうか。 シムプリチオ> 全く仰せの通りです。
サルヴィヤチ> しかし、もしこれが本当だとし、そしてもし大きな石が例へば8の速さ、一方小さな石が4の 速さで動くとすればその二つが結び合わさつたものは8より小なる速さで動くでせう。 ですが二つの石が結合されれば、その大きさは、以前8の速さで動いてゐた石よりも大となりますから、 重い物体が軽い物体より速度が小であるといふ、貴方の仮設と全く相反する結果となります。 これで貴方の仮定、即ち重い物体が軽い物体より速度が大きいといふことから理を推して行けば、 重い方が軽い方より一層速度が小さくなる、と言へることがお分かりでせう。 シムプリチオ>それは困つた。小さな石を大きな石に結び附けるとその重さが増し、重さを増しながら どうして速さが増さないのか、或ひはせめてどうして減らないでゐることさへできないのか、私には分りません。
だうです。見事な帰謬論証でせう。この問答はまだまだ続くのですが、 >プ、とか、>氏ね、>アフォ、とかの愉しいループにはなつておりません。 この段落を下敷きにして話を発展させてみたひと思ふのです。 続きは後日に致したく存じます。 一応、仕事中だし。
377 :
名無しさん@明日があるさ :03/04/09 01:13
http://www.media-0.com/user/gotosex/ モロ見えワッショイ!!
\\ モロ見えワッショイ!! //
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+
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( ´∀`∩(´∀`∩)( ´ー`)
+ (( (つ ノ(つ 丿(つ つ )) +
ヽ ( ノ ( ノ ) ) )
(_)し' し(_) (_)_)
>>377 本当ですか?
>>376 の続きです:
ガリレイは「石A」と「石B」及び「結び合わされた石A&B」が落下に関しては同じように振舞うという結論を引き出してる訳
です。オレと長谷川京子様がビルの屋上から飛び降りる場合、手をつないで飛び降りようが、むつみ合いながら堕ちて逝
こうが、東京と大阪に分かれて落ちようが、落下に要する時間はおんなじということですね。(実際は大阪と東京じゃ緯
度差がありますから、落下時間には若干のズレが生じますけど) ところで、普通我々が見かける石が大山倍達の空手チョ
プを喰らったりしない限り真っ二つに分かれたりしないのは何故か? コレは現代的に言えば、石の部分同士の間に強
力な引力(電気力)が働いているからであります。 つまり、ガリレイの認識は部分同士が完全に離れた状態であろうと、つ
よーい相互作用で結びつきあってる状態であろうと、落下に関する限り挙動はおんなじなんだということですね。
も少し敷衍しますと、 いま”一体”と見なしてるモノの部分間の相互作用が如何なるものであろうと、即ち、牽引しあっていようが反発し あっていようが或いは衝突しあっていようが構わない-―内部の部分間の相互作用がどんなものであろうと「一体」とし ての落下法則は成り立つということ。どんなものであれ、「一体」と看做し得ること。このことをガリレイは認識していたの だと思います。上記の「石」は2分割しても、4分割しても、8分割…しても同様のことが成り立つ筈です。 これは、「一」を「多」と見なしたときに、「多」の個々のメンバー同士の相互作用は(統体としての)「一」の振舞いには何 ら影響を及ぼさない。少なくとも落下の法則に限っては、こう考えてOK ということであります。今日の用語法でいけ ば「内力と外力の区別」ということでありますが、スゴーク重要な思考原理を孕んでいると思います。 これは中高学校で「内力と外力の区別」として教わる基本事項でありますが、難しく書くと難しい。書いてる御本人が 訳分かんなくなるくらい難しい。兎に角、ガリレイは偉いと思います。 コレを慣性の法則に拡張していくとどうなるか?
>>375 >サルヴィヤチ> しかし、もしこれが本当だとし、そしてもし大きな石が例へば8の速さ、一方小さな石が4の
>速さで動くとすればその二つが結び合わさつたものは8より小なる速さで動くでせう。
>ですが二つの石が結合されれば、その大きさは、以前8の速さで動いてゐた石よりも大となりますから、
小生の理解力が足らぬやうですが
此処で二つの石を結合すると、何故8+4=12の速さで動くといふ議論にならぬのでせうか。
>>380 >此処で二つの石を結合すると、何故8+4=12の速さで動くといふ議論にならぬのでせうか。
ガリレイに即して答えると、遅い石が速い石に対して”ブレーキ”となるというコトなのですが、
うにゅっと、答え難い質問です。
[回答試し その@]
質量50g速度4の落体Aと質量100g速度8の落体Bを結合すると、両者の何が足し合わされるか?
という問題だと思うんです。
先ず、質量は足し合わされて、AとBは”質量(50+100)g”の”A&B”になるということは(当分)認めておきましょう。
ところが、速度に関しては足し算は通用しない。でも、質量以外の加法的な量があるんじゃないか?というのが
明日か明後日或いはそれ以降の論点になります。 春眠暁を覚えず。少年老い、安く学びたいけど公費打ち切り。
[回答試し そのA] 問題となつてゐるのは、「大きさ(重量)」と「速度」との加法性の違いだと思はれます。 100gの石と50gの石を結合すれば、その質量は100+50=150gとなる訳であり、質量は単純に加法的な量だということ なんですが、速度に関して述べますと、4+8=12という算法が正当化されるのは、”8”というのが「”4”から見た”8”」である 場合に限りますですね。 ここで暗黙裡の前提となつてゐるのは、「速度」はどの観測者から観測された量か明記しなければ意味の無い量である が、「質量」はどの観測者から見ても同じ量だと言ふ考へ方ですね。 少々脱線しますが、速度に関して ”0から見た4”+”4から見た8” = ”0から見た4+8” なんて言う単純な足し算が本当に成り立つのだらふか?、という疑問は当分お預けです。 こんな疑問を持ってしまうと、質量の加法性も疑義に付さなければなりません。
(^^)
昨日から気になって仕事が手に付かないというのは大嘘で単にサボってるだけなんですが、も少し書かせて頂きます。 「量」のカテゴリー分類の仕方として、「内包量(connotative)」(示強intensive) vs 「外延量denotative」(示量extensive) という二大分類がある訳なんですが。 「質量」なんてのが、外延量の代表例ですね。100gの牛肉と50gの豚肉を一体化 すると、100+50=150gの変な肉になる。一方で、内包量の代表と言えば、例えば「温度」。100℃のお湯と100℃の油を混 ぜ合わしても温度は100+100=200℃とはならず、100℃のまま。 で、「速度」なんですが、これはドッチだろ? てなコトになります。地球から見て速さ400km/hで同じ方向に宇宙遊泳 してる私と長谷川京子さんが手をつないでも、速度は400+400=800km/hとはならず、合体した二人の速度は400km/hの ままな訳で、この限りでは「速度」は内包的な量と思えます。が、その一方で、速度の合成則に見られるように、「速度」 は外延性も持ち合わせておる訳で、なかなか一筋縄には行かない問題であります。「速度」と言うのは、単純に見えて、 なかなか捉え難い量です、というコトに思い至ったオレはなかなか仕事熱心な野郎です。
兎も角、此処からの課題は、速度を基にして「質量」と並ぶ新たな外延量を作り出す試みでもあります。
そう想いながら、
>>380 (by仏蘭西書院御中)の
>此処で二つの石を結合すると、何故8+4=12の速さで動くといふ議論にならぬのでせうか。
を眺めると、コレは、喩えると深泥池の如き妖しい深みを持った疑問であることが顕わになります。
オレ、背筋が凍りついて参りました。こんな時に長谷川京子様に傍に居て欲しいと思うのはオレだけでしょうか。
行き違いになってしまいましたが、
>>383 出没有難う御座います。
∧_∧ ( ^^ )< ぬるぽ(^^)
>381-384 レクチャどうもありがとうございました。 なんかニュートン力学の枠内で相対性理論を論じているような錯覚に陥りましたが。 たとえば「物質の落下速度は質量に比例する」という仮定を立てた時点で、 速度が加法的的な量ということを内包してるわけですよね。 速度vが質量mの関数f(m)で、質量が加法的量なので足し算することができたら 質量m1とm2の石が結合されたものの質量はm1+m2となり、 一方vがmに比例するとしたら、 結合されたものの速度はf(m1+m2)=f(m1)+f(m2)となり、 fの逆関数を求めるまでもなく、速度vの加法定理が成り立つ。 考えてみたらとても基本的なことでした。
>>387 度々の御出座恐れ入ります。
>>388 レクチャだなんて言うほど大それたコトはしておらぬのですが、死ぬまでに少しでもカシコくなってから人生の最期をニコニコ迎えようというのが、このスレの主旨。だったかな?
少し、有難く疑問を頂いた内包vs外延に粘着りながら進めたく存じます。
>>380 の論点も交えながら、
>>379 の「>コレを慣性の法則に拡張していくとどうなるか?」を続けます。
ガリレイが慣性の法則を最も直截に述べてる部分を抜き出してみます:
>どんな速度であっても、一旦運動体に与えられれば、加速或いは減速の外的原因が取り去られている限り、
不変に支持される。 (ガリレイ著「新科学対話」;(下)p100)
コレには、実は同書では大問題となる一文が続いてるのですが、今は敢えて省略しておきます。
ここから、多少の妄想を混ぜながら話を展開してみたく存じます。
で、此処でガリレイの想定してる「運動体」てのは勿論、「石」みたいな眼に見える物体ですね。しかも、二つの物体を結合し
た物体や、或いは逆に、一つの物体を分離した各々の物体にも、この法則は成り立つんだと。
「石」のような巨視的物体に慣性の法則を認めるということ、かつ、それを分割し分離した各々の部分がこれまた同様の
法則が成り立つと認めるということは恐ろしく重要な意味を持っております。つまり、「部分」と「部分」の間に如何なる
相互作用が働いていようとこの法則が成り立つんだということですね。これが何故”恐ろしく重要”なのかということを
述べて見たい訳です。
ここで素朴な原子論を仮定しておきましょう。如何なる物体も等大等質なお互い全くソックリな「つぶ」が集まって出来 上がっているのだと仮定します。でもって、「つぶ」の集まり方(石の形になったり人形の形になったり)は変化するんだ けど、個々の「つぶ」自体は”生成も消滅もしない”と仮定します。(物質量は保存されるということですね。) 目の前にある石もこのような「つぶ」が沢山集まって出来ているのだと。 裏を返せば、「つぶ」の集まりを「石」と呼んでるんだと。 ココで注意すべきは、「つぶの集まり」は常識的な意味での「かたまり」でなくとも良い(密に集まって無くてもよい)とい う事であります。「密」か「疎」かなんて、コチラの主観の勝手な都合なんだから、お互いに100km離れた「つぶ」の集まりをも 「一」と考えるのに躊躇すべき理由はございません。 この文脈では、「つぶ」がギッシリの石とスカスカの雲を区別するのは我々の側の恣意でしかない。
「石」を構成してる「つぶ」の速度は均一である必然性はない、というよりも速度分布は多分バラバラなもので、「石」は 微視的には伸びたり縮んだりしながら動くものでありましょう。では、「石」の巨視的な速度と「つぶ」達の速度はどんな 関係にあるでしょうか? これは、「つぶ」達はお互いに完全に等価(等質等大)なんだから、 「石」の速度=「つぶ」の速度の単純平均 =ΣV[i]/M (V[i]:i番目の「つぶ」の速度ベクトル M:「つぶ」の総数) と考えるのが妥当でありましょう。 ここで、前述しましたように、上の「つぶの集まり」は「石」のように密な集まりでなくても良い。 雲のようにスカスカでも構わないし、或いは太陽系の星々のように「つぶ」が数個だけ並んで動いているといった系を考えて も良い。 兎に角、「つぶの集まり」の速度Vは算術平均ΣV[i]/M で与えられるのだと。
すると、“拡張された慣性の法則”は次の形で与えられることとなります: i番目の「つぶ」の速度ベクトルをV[i]と表せば、 法則:「つぶの集まり」に、「集まり」の外部から何ら作用が及ぼされない時は、「集まりの速度」V≡ΣV[i]/M は一定に 保たれる。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~ 或いは、分母Mを払って次のように表現してもイイ: 法則: 「つぶ」の速度の代数和ΣV[i]は一定に保たれる ここで、上の和ΣV[i]は「集まりとしての速度」V(≡ΣV[i]/M)を用いれば、MVとも書けるコトを言っておきます。 あと、「質量」なんですが、「つぶ」一個の質量を1と規約しておけばM個の「つぶ」から成る集合体の質量はMとなります。
そうしますと、第三者からの作用を受けない二つの物体(「つぶ」の集まり)A,aが衝突とか融合とかの相互作用をした 場合にどんな結論が導かれるか? と言う問題を考えて見ます: A及びaの速度;質量をV,v;M,mとしておきますと、以上に述べた定義に従いまして、 V=ΣV[i]/M , v=Σv[j]/m (但し、V[i], v[j]はA,aを構成する「つぶ」の速度) 一方、A及びaを一体A&aと見做した時の速度WはW=(ΣV[i]+Σv[j])/(M+m) で与えられ、 上式を用いてコレを変形すると、 =(MV+mv)/(M+m) AとBは衝突とか融合とかの相互作用をするけれど、A,B以外の第三者からの作用を受けない場合は、AとBを一体と見 立てたA&Bには以上に述べた慣性の法則(の拡張)が適用出来ますから、上式の分子MV+mvは不変な量という事になる。 ここで「運動量」を質量×速度と定義すれば、コレは運動量保存の法則に他なりません。 つまり、素朴な原子論を仮構した上で「運動量」の荷い手を(空間を除外して)「モノ」に限定すれば、慣性の法則から運動量 保存則が派生する訳であります。次世代のニュートンの頭にあったのは大体こんな構図じゃなかったかな?と思うんです。 以上にはムツカシイ数式操作は何一つ致しておりません。ガリレイの思考操作を繰り返し用いただけであります。 蛇足ながら付け足しておきますと、以上に述べた事は「二体が(相互作用しながら)運動するときは、二体の重心 (mx+MX)/(m+M)が慣性の法則に従って運動する」と言えば済むことです。 が、いきなり「重心」を持ち出すのは論点先取 ではないかなぁと思ってウダウダと書きました。
然らば、「速度4の運動体Aと速度8の運動体Bが合体すると、速度4+8の運動体となる」と言うのはナンセンスな文ですが、 「”運動量100×4の運動体A”と”運動量150×8の運動体B”が合体すると”運動量100×4+150×8の運動体”となる」と言う のは物理的意味を有する文になります。つま〜り、「運動量」は「速度の外延化」とも言えます。で、ここでの「質量」は速 度を運動量に外延化する為の乗数ということになる。後日、全く別の意味を持った「質量」が登場します(かも知れません)。 まぁ、この様な外延化はウルトラに重要な常套手段となります。例えば、温度(内包量)に比熱を掛けて熱容量(外延)を作 るなんてのも同様だし。ルジャンドル変換なんかもコレと関連あるかどうかは宿題。
ココで注意すべきは、上記の導出は、モノとモノとのあいだの空間に対し「すきま」以上の価値を認めない素朴原子論に立脚 してることです。 では、もし、空間がモノに対し物理作用を持つ実在だとすると、「運動量」という概念はどの様に拡張されるのか? という論点は、まぁ、また何日か何ヶ月か何年か後にウダウダとやるんでしょうなぁ。
勝手に横槍失礼。 運動量、温度 あれですね。「モノの動き」です。 動くってことに速度なんて言葉を使った先人がいらっしゃったりしちゃって。 だいぶ脱線ですが、速度と時間って非常に密着ですよね。 地球に立ってる僕、観測者。 東から太陽が昇って西に沈んで、もう一回太陽が昇ってきたら24時間ってことにしよう ってルールです。 じゃ、その東から昇って、西に沈んで、また上ってくる僕から見た太陽の速度は? 簡単。1周/24時間です。太陽が一周する=24時間って決めた時点で、 太陽の速度も決める事になるんですね。 つか、天動説とか地動説とかどうでもいいんです。 速度と時間ってどっちが先にあるんですかね
さらに脱線。 永遠回帰なんて言葉を言った、外人さんがいらっしゃいまして。 あれですね。ミクロ、マクロ、万物の事象なんてのは それぞれが、あるエネルギーを内包したベクトルであり、 そいつらは、みんな振動しながらの回転運動に過ぎないって ことなんでしょうかね。 意味わかりませんね。僕が。
時間が止まったらいいなぁ〜 なんて、思ったことあります。僕は。 時間が止まるってどういう事ですかね。 スタープラチナ!時よ止まれ! ってんで、そんな世界。 全ての動きが止まった世界(当然、人の思考すら) それが、時間が止まった世界 そんな世界なんですかね。 いろんなものが動いててよかったね。 そう思いますよ。僕は。 おやすみなさい。
>>397-399 おはよう御座います。お元気ですか? そうですか。
>速度と時間ってどっちが先にあるんですかね
形式的にはどちらが先でもよいのでしょうが、「動き」から「時間」と「距離」が分肢すると想像するのが自然かなと思
います。余談ですが、小学校の算数では、速さ=距離÷時間とか、距離=速さ×時間を理解させるのが一大難所らしい
です。
>永遠回帰なんて言葉を言った、外人さんがいらっしゃいまして。
ツァラトストラ=ゾロアスター≒アスター=仏蘭西書院 なんて人もいらっしゃいます。
怪奇です。
>いろんなものが動いててよかったね。
世界(宇宙全体)の動きの量なんてのを考えてた人が大昔から居たんです。
空恐ろしくもあります。
401 :
名無しさん@明日があるさ :03/04/25 22:30
>>401 いつかはオレの生活にも潤いをお届けして下さい。
と言う訳で、
慣性の法則→→運動量保存則に、「力」を導入すれば、運動方程式が出来上がってしまう
という道筋が見えるんです。
つまり、運動の法則に関する限り、8割方はガリレイが基礎付けたのだとオレは思います。
じゃあ、ガリレイの後継者ニュートンは一体、何をアレしたのか? というのが、次の課題。
話を少し原点に戻せば(原点ってあったっけ?)、
アリストテレスの定立した図式
「不滅不易なもの」(天上界) vs. 「生成消滅するもの」(地上界)
という二項対立を止揚或いは昇華することが近代初期の一大テーマであったと思うんです。
まぁ、我々はウニャウニャ考えてるうちに、「運動量」という天上地上を問わず不滅なものを先ずは獲得した、と。
ところがですね、
>>390 で述べた
>どんな速度であっても、一旦運動体に与えられれば、加速或いは減速の外的原因が取り去られている限り、
不変に支持される。
と言うガリレイの言挙げには、実は次のような一文が続いておりました:
>但しこういう条件は唯水平面上でしか(!!)見出されないということを知り得る。
これはガリレイがいわゆる重力が物体にとって”外的”なものとは考えていなかったことを端的に示しています。つまり、
ガリレイにとって「重さ」とは地球とモノの間に働く「力」ではなく、モノの持っている「属性」であったということですね。である
からして、たとえ地球と太陽の中間地点にあろうと、モノは地上1メートルにある時と全く変わりなく地球に向かう落下加速
度を得るということになってしまう。
しかし、天地の対立を完全に揚棄する為には、「重さ」を天上地上を問わず汎ゆるモノの間に働く作用の一現象形態と
捉える概念装置が必要となって参ります。
ここでは、”天体間の相互作用”と”地上のモノと地球との相互作用”を共通様式で表現するには、遠隔力の導入が簡便であ ります。 つまり、私が手でボールを放るとき、私の手がボールに及ぼす「力」と同様の「力」が、遠く離れた星と星の間にも 何らかの形で働いており、見えない糸で結ばれておるかの如く運動しているのだという風に想像を飛躍させる必要があ る。 しかし、空間を飛び越えて作用する力というのは、想像要素としては便利なものの、でも、やっぱりオカルト的とも思え るもので、こんな代物をガリレイは認めたくなかったんじゃないかと思えます 結局、ニュートンが万有引力を導入することによって、近代初期の課題は達成される訳であります。
とまぁ、ヨイヨイヨイとアレしてる訳なんですが。。。 読み返すと、なんだか文意不鮮明なところも多々見られます。 質問,訂正,補足,糾弾,人生相談等々があればソフトに宜しく御願い致します。 ここはひとつ、是非とも皆様の叡智を結集して頂きたく存ずる次第です。
406 :
名無しさん@明日があるさ :03/04/28 21:03
あげ
うーむ。 非常に勉強になるなぁ まだ咀嚼できてないところが多々ありますが。 数学にもユークリッド幾何学ってのがありますが、 物理学における「運動量不変」というのは 「平行線は交わらない」と同様の公理なんでしょうか。 物理学は実験で実証できるという点でより優位だと思ったんですが、 「平行」という対象も観察されるものだ、と考えますと、 なんかますますわけが分からなくなります。 どうか迷える子羊をお導きください。
平行線 って聞いた瞬間、 地平線へ向かってまっすぐに伸びる汽車の線路を思い浮かべる程、 電車オタクでスタンドバイミーな僕なんですが、 地平線の彼方では実は両端がくっつくんじゃないかって程アレですよね。 つか、ソレはきっと、とてもじゃないけど、平行に見えませんね。 視力低下かな。 ホイミ。
>408 私も電車オタです。 たまには遠くへ行きたいが、昨日はドライブしてしまいました。 以前から私も不思議に思っていたのだけど 平行線が遠くで交わるように見えるという、遠近感はどこからくるんだろう。
>>407 「公理」は今の数学では”普遍的真理”ではなくて、論理展開の出発点に過ぎませんです。
物理でいう公理となると、少し意味合いが違ってるような気がします。一連の観察事実を整合的に説明する論理体
系の出発点ということになるのでしょう。パズルの規則よりは重い意味を持っている感じですね。
運動量保存やらエネルギー保存などの一連の保存則ていうのは、「無から有は生じない」とか、或いはプラトン的”魂の不滅”
とかの西洋伝統の存在観が数量的世界観に反映したものだと思います。アチラの人たちの保存則へのこだわりは、「無から
生じて無に還る」というイメージにそこはかとなくシミジミしてしまったりする我々東洋人には今一つ心に沁みて来ないもの
があるのではないでしょうか。
ただ、運動量保存は「モノ」の運動量だけを勘定していたのでは、「場」を物理的実在と見做す、即ち、空間とモノが相互作
用をすると考えた場合、破綻してしまいます。
その理由を私なりに大雑把に申し上げますと:
空間(場)がモノに「力」を及ぼすとすると、(ニュートン的構図に従えば)空間はモノから反作用を及ぼされることとなります。
一方、「力」が及ぼされるということは運動量の増減に他なりません(冪=F冲)から、「場の運動量が増減する」というセ
ンテンスも意味を持たなきゃいけません。つまり、「場の運動量」という勘定項目も設定しないと運動量のB/Sが成り立たな
くなってしまう訳です。 (もっと詳しい事情は後日書く[かも])
でもって、電磁気学では、電荷の運動量だけでなく場の運動量というのも想定して運動量保存則を存続させたんです
ね。この考え方の正当性は「場の運動量」が伝搬する現象、即ち、電磁波の存在を以って後代に確認されるコトとなります。
要は、運動量とかエネルギー等の保存則が破綻しそうになると、新たな勘定項目を設けて保存則を保存してたような面も
あると思います。此処までのコダワリは、「不生不滅のものこそが実在である」という西洋人の意識の深い部分に根を張って
るような気がします。私には、もう一つ分り難いのです。
>>408 オレも電車オタです。地平線は見たことないんですけど。
小学生の頃はずっと先頭車両に貼り付いてましたが、これは運転士の技を盗む為で、
汽車の線路が延びていく様子を眺める余裕はありませんでした。
新幹線は700系より500系の方がロケットみたいで、ずっとカコイイと思います。
>>409 遠近感も大問題ですね。
絵画技法上の遠近法ていうと、いわゆる透視図法のことだと思ってたんですけど、
ルネサンス以前にも色んな遠近法があったみたいです。
話は変わりますが、白装束集団。アレって、何だか言ってるコト支離滅裂で遠目に見てる限りは面白い。
近くに来たら気味悪い。まぁ、その辺の遠近法がですね、これからの課題ではないかなと思いますです。
どういう訳か子供の日に成ってしまいました。もうすぐ昼ですよ。 「運動量保存」から(ニュートンの)運動方程式への移行が説明が脱落してるんで、 後日、若干加筆させて頂きます。 皆様におかれましては、オレ様を差し置いて堪能したGW行楽の御疲れを明日からの 労働の日々に備えてよ〜くアレしておいて下さい。
ニュートン以前にガリレイが慣性の法則を不完全ながら提示し、まぁ、そこから運動量保存がナニするということを述べました。 但し、ガリレイ自身は運動量保存という形の定式化は行っておらず、「運動量は保存される」ということをハッキリと言明したの は、デカルトのようです。(但し、デカルトの論証の仕方は何だか怪しげなのですが) これまでの経過から次の2つの問題が抽出されてきておるんです: [A] 運動の法則に関するアレコレ [B」「重さ」に関するアレコレ この二つの問題を統合的に解決したのがニュートンということになります。 [A] は運動量保存則を微分方程式化してゆく道のりであり、[B]はガリレイが克服し切れなかった「重さ」概念を相互作用の一 [B] 形態として捉え直し純化してゆく道のりと考えられます。で、両者を媒介せんと、「力」(force)という分り易そうで チョト訳の分らない概念を導入するのが、これからの大枠といったところになります。
今さっき、「おはよう御座いますの人」を名乗る人が私を代弁なさいました。初めまして。百年来の知己のような気がしますが。 スカラー波の影響でしょうか。今夜は失禁攻撃が心配です。 実のところ、ニュートン以前のガリレイの段階で既に、「力」という言葉の意味はアリストテレス的な「運動状態を保持するはたらき」 から、「運動状態を変化させるはたらき」に変化しており、ガリレイは日本語では「力」と訳される様々な言葉(virtue, force,impeto,facolta等)を専ら「運動状態を変化させるもの」の意味で用いております。但し、ガリレイの段階では 文脈によってニュアンスが異なり、「力」に量的規定を与えるところまでは歩を進めておりません。 次回、運動’方程式’に関しまして与太を展開することと致します。
いま参考文献として、チャンドラ・セカール著「プリンキピア講義」を購入致すか否か悩んでいるのです。 この本は定価12,000円と高いのです。どのくらい高価なのかコレだけではピンと来ない方々の為に分り易く申し上げる と、これだけのおあしがあれば長谷川京子写真集「京風」(@2,400)が丁度5冊買えるのです。どちらを買うか72時間 ほど悩むところですね。 こういう場合はページ単価を比較してみたら如何でしょうか。 では、やって見ましょう: 「プリンキピア講義」は\12,000/579ppで、ページ単価は、12,000÷579=20.7 円/ページ 長谷川京子写真集「京風」は\2,400/96ppで、ページ単価は、2,400÷96=25.0 円/ページ ということで、「プリンキピア講義」の方が経済的なのです。女神様の御真影の方がやはり高価なのです。 ということは分ったんだけど、悩みは解決しませんね。ヤッパリ。 では次回。
ときどきロムしてましたが,「つぶ」の個数Mから「質量M」を導出する腕前にシビレました。 「少女M」も同類ですか? ところで,先を急ぎすぎかもしれませんが,エネルギーというのは,これまたワケのわからん代物です。 御上公認の学校教科書なんかには, 「ヨリ高音の物体Aとヨリ低音の物体Bとが接触して,Aの温度が下がりBの温度が上がったとき, 『AからBに熱が移った』という」 という説明があります。 こういう記述は,「熱が移った」という「主語+述語」コミコミの説明でしかない。 「主語」がなんであるかをまったく説明しておりません。 「395」にあるように,その「主語」は, 内包量に,物体による定数をかけた積 という以外,定義しようがありません。 E=mc^2 という呪文を思いだすならば, エネルギーがワケわからん代物である以上,質量Mも同じくらいワケわからんものでなければなりません。 それが,E=mc^2 が要請するひとつの論理的帰結かと思いいたりました。 ところで,以前ボンジュール・ハスミ氏が, 本をページ単価で測って文芸時評を行ったさい, まったく文化の価値を理解していないヤカラであると,アカハタで叱られたことがありました。 ご自愛ください。
>>416 >先を急ぎすぎかもしれませんが,エネルギーというのは,これまたワケのわからん代物です。
はい、先を急ぎすぎです。ダラダラと展開するんです、このスレ。脱線脱輪の繰り返し。
貴兄の挙げておられる「熱」は、“エネルギー”が保存されるべく概念拡張された最初の例でありましょう。
千年後の科学史家は「古代科学における保存則保存の法則」なんてのを提唱してるかも知れません。
>こういう記述は,「熱が移った」という「主語+述語」コミコミの説明でしかない。
>「主語」がなんであるかをまったく説明しておりません
ああ、成る程。ポン(膝を打つ音)。
先ずは、「主語+述語」コミコミの説明が与えられ、主語に対する質的規定が定立されるのでしょう。
此処までの例に従えば、先ずは「力が作用する」という文が「運動量が増減する」の意だと画定され、
次の段階で主語の「力」が量的に規定されるという運びになるのだと思います。
或る現象を言い表わすに際して、西洋語式に主語+述語の形を取れば、時間的変容は時制として述語動詞の側に帰
属させられることになっておるのではないかという気がします。何と申しましょうか、時間性が述語に帰せられるの
に対して、主語は発語の都度において常に没時間的というか見え方の背後に存続してる’もの’やら’幽霊’やらを指して
しまうものであり、毛唐南蛮の者共は現われの奥の’不変な基体’をどーしても思い浮かべてしまう習性があるんじゃ
ないかとも思えるのです。
動詞でなく名詞の方に時制があったり、主語+述語の形に分節してない言語を使う人たちが仮に居たら、認識の仕
方は全く異なっているだろうと思うんです。と云ったところで、調べてみたらありました。いわゆるイヌイットと呼ばれ
る北方民族です。 参考ページ:
ttp://www3.aa.tufs.ac.jp/~miaki/bunka/kurebito.html これによるとチュクチ語では、「私は鍋を水でゆすいだ」とか「私はトナカイ肉を食べている」とかを言い表したい場
合、「私」を意味する接周辞(分離名詞とでも呼ぶべき代物でしょうか)の中に「鍋」とか[水]とか「ゆすぐ」とか時制要素
までが全て挿入されて、一語で表わされてしまうそうです。
コレ、ひょっとすると、彼らには「私自身」に相当する概念は無くて、「鍋で水をすすぐ私」やら「トナカイ肉を食べて
る私」やら「試食コーナーの冷し中華を2杯喰らおうとして店員に咎められ涙ぐんでるオレ」やらが次々と現れる世界に住ん
でいるのかも知れません。此処で科学が発展したとすると、不変な「主体」「客体」の出て来ない、現在の科学とは全く
性格を異にするものとなったでしょう。
ヤパーリ、脱輪致しました。
>>417 承知しました。ユルユル展開してください。期待しております。
>>419 御理解賜りまして恐悦至極。いつでもカキコ宜しく御願い致します。
>>384 「速度」が内包量か外延量か,という問題が出てました。
たいへんな亀レスでもうしわけありませんが,
「速度」は「一人の観測者にとって」は内包量である
ということでいいんじゃないでしょうか。
対岸へ向かう渡し舟が川に流されていく,というケースで,
「岸にいる観測者から見た川の速度」と「舟に乗ってる観測者から見た舟の速度」
を足すときには,二人の観測者が別々に観測した速度を足してるわけです。
なので,一人の観測者にとっては「速度」はやはり内包量であって,
そういう厄介な量を計算にもちこむには,乗数Mが必要になる,
というリーマソ氏の見解は成立しているように思われます。
近代西欧では,電気はしばしば水にたとえられたフシがありますが,
イヌイットなら氷にたとえたんでしょうか。
自己レスで,もうしわけありません。
昨日は,初歩の初歩に属する事柄を忘れて,
安易なことを言ってすいませんでした。
>>384 の「速度の合成則」とは,
砲弾をナナメに撃ったときに,
【水平方向】等速直線運動
【鉛直方向】等加速度運動
【実際の軌道】放物線
となるようなケースを想定してるわけですね。
進んでる船のマストのてっぺんからボールを落とすと,
船に乗ってる者にはボールがまっすぐ落ちてくるように見えるが,
それを陸から見てる者にはボールが放物線に沿って落ちてるように見える,
というようなことをガリレイは言ってたように思います。
この程度のことならば,
【陸から見たボールの速度ベクトル】
=【陸から見た船の速度ベクトル】+【船から見たボールの速度ベクトル】
と解釈して,421 のように,
速度を合成するには観測者が2名必要
というふうに言えるんじゃないかと思います。
ただ,もともとナナメに撃ちだした砲弾にもなんで同じ理屈が通用するのか,
というのは,上と同じ問題か別の問題かすらわたしには分かりません。
これは,ひいては,
重ね合わせの原理はなんで成りたつのか,
一本の弦が震えてるようすを,なんで複数の波のたし算で表現できるのか,
物質と反物質がぶつかると,なんで真空ができるのか,
という面妖な問題につながっていくのでしょうか。
よく分からないので,ファンタ飲んで寝ます。おやすみなさい。
カキコ有難う御座います。
>>422 ウッカリミスをハケーンしますた。「舟に乗ってる観測者から見た舟の速度」と言うのは、0ですね。
仰いたかったコトは、多分「川に流れてる葉っぱの上に乗ってる蛙から見た舟の速度」でしょう
けど。
>>423 私が前のレスで言ってた速度の合成則は、
>【陸から見たボールの速度ベクトル】
> =【陸から見た船の速度ベクトル】+【船から見たボールの速度ベクトル】
の積もりでした。
まぁ、こんなのまで持ち出せば話がヤヤコシクなるなぁ、と思ってました。
速度の外延的側面に注目すると、今度は時間−空間構造が問題になって来るといったとこ
ろでしょうか。或る観測者Oにとって「棒の長さが1m」というのは、棒の左端が0mの目盛に
あるのと“同時に”右端が1mの目盛のところに在るというコトだというのが注目点に成って来
ますでしょう。この論点(空間及び時間)はですね、今すぐは難しいから後日のアレコレに残して
おくんです。それまではDVD付きのキットカットで体と心を養うです。 私と致しましては、
相対論以前の力学の輪郭を脱線繰り返しながら出来るだけ見てみたいのであります。
ひとまず、ニュートン的な「力」の問題なんです。
あと、運動をタテヨコに分解して考えても何故OKなのか?、というのも難しいと思います。 ただ、速度は変位を時間で割ったものですから、この問題は変位をタテヨコに分解しても何 故OKなのか?という問題に還元されます。すると、「東へ10m歩いてから北へ10m歩く」のと 「北東目指して14.1421356…m歩く」のと「北へ10m歩いてから東へ10m歩く」のが何故同じ地 点に到着するのか?という疑問にも逢着する訳で。。。不眠症のネタには困りませんね。 >重ね合わせの原理はなんで成りたつのか, 重ね合わせの原理が成り立つのは、実は”例外的”な多分ごく一部の現象なんだと思います。 でも、それが適用出来ない現象(非線形現象)は解析が極めて難しいんじゃないでしょうか。 >一本の弦が震えてるようすを,なんで複数の波のたし算で表現できるのか, 微小振動を線形近似してる限りなんじゃないでしょうか。 >物質と反物質がぶつかると,なんで真空ができるのか, サパーリ分りませんのです。 そんなことより、どーしてオレの口座には公的資金が注入されないのでしょうか? なんだか後半は投げやりになって参りました。不勉強の所為です。すみません。 それにしても、「ウルルン滞在記」の下條アトムの語り方は気色悪いです。
>>423 ウッカリミスでした。どうもすいません。
> 「棒の長さが1m」というのは、棒の左端が0mの目盛に
> あるのと“同時に”右端が1mの目盛のところに在るというコト
この「同時に」が,あとで効いてきそうですね。
後日のアレコレを楽しみにしておりますが,
たしかに,まずニュートンの「力」が問題です。
読者のみなさんの便宜(?)を考えて,
ここまでのあらすじを,わたしなりにまとめておきますと:
慣性の法則を認めて,
なおかつ物体を小さい「つぶ」に分割するというガリレイのアイデアを利用するだけで,
(1)「つぶの個数M」×「物体全体の速度V(=各粒の速度Viの算術平均)」
という積は保存されることが分かる。
(2)このMが,質量という概念の起源になっているのではないか。
そのさい,Mは,内包量Vを外延量に変換する乗数の役割を果たしている。
(3)なんだか知らないうちに保存されることになったMVという量には,
「運動量」という名前を付けておけばいいんじゃないか。
というふうになるかと思います。
そして,今後の予想される展開としては, (1)犯人は下條アトムではないか。 (2)ふたつの物体が衝突すると,各々の物体の運動量は変化する。 衝突のさい運動量が変化するのは,どのような「はたらき」があったからだと考えればいいのか。 (3)現在の用語で言うと,運動量の変化量は「力積」に等しい。 あえて奇妙な言いかたをすると,現在の知見では, 「力積」÷「衝突に要した時間」がニュートンの「力」になるわけだが, ニュートンがはじめからそんなふうに考えていたとは思えない。 ニュートンはなにを考えて「力」なんてことを言いだしたのか? (4)時速400kmで飛んでいった長谷川京子サマがスタートレックの宇宙船に救出される。 てなところではないかと思われます。 みなさんの便宜を考えて,まとめと今後の予想をしてみましたが, また足をひっぱってしまいましたら,どうもすいません。
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
>>426 ご支援有難う御座います。スローなペースにお付き合い頂き恐縮であります。
質量を"アトム"の個数に還元する考え方(下條アトム説、じゃなくて、質量アトム説)は
一昨日読んでみたE.マッハによると、「質量の俗流解釈」のようです。
では、E.マッハ自身は「質量」をどう定義したかというと、
>質量が等しい物体とは、それらが相互作用するとき、大きさが等しく
>方向が反対の加速度を与えあうような物体を言う (E.マッハ著「力学」)
でもって、適当な物体を単位質量ということにして、その単位質量と相互作用させたとき
の加速度比の逆比を物体の質量と定義するわけであります。
これは確かに明解な定義ではあります。「質量の等価形態」に注目するところが何だかニクイ。
でも、19世紀末の独逸国の知的流行に乗っかっただけという気がしない訳でも無いこともな
いないない。だとしたら、コレは俗流価値形態論の物理版ですよ。等式A=Bを立てて、そっか
ら即座に左辺Aと右辺Bに共通する”何か”を抽象してるだけという気が又してもしない訳で
も無いこともないないない。この「定義」だけをポンと放り出すだけでは、実体(アトム)→関係性
(つりあい)の順番を、関係性(相互作用)→実体(質量)の順番にひっくり返しただけじゃない
でしょーか?
問題なのは、この「等価形態」の分析原理は何か? という事でしょう。「大きさが等しく方 向が反対の加速度を与えあう」かどうかを何処の誰が判断するんでしょう? 例えば、重力勾 配の存在する領域では、判断がこれではつかないです。たまたま無人島に流された二人の間 で発生する物々交換のメカニスムで市場価格形成を説明しようとしてるような気がまたしても(以 下略。 じゃぁ、無重力空間に飛んでいったとして、観測された加速度が本当に等しいか否 か、どうやって検証するのか? つまり、観測者自身が加速度運動をしていると、この観測 結果は意味が無い。ということは、マッハの質量定義は完全な慣性系が存在し、或る観測系が慣 性系か加速度系かを弁別する手段が在るということを暗黙の前提としてることになります。 じゃないと、この「質量」は普遍的な意味が与えられない。 でも、この頃にアインシュタインに先立って、慣性系と加速度系を弁別する手段は存在しないコトを 鋭く指摘したひとが居なかったっけ? えーと、そう、E.マッハ御本人ですよ。アレレレレ。一般相 対論の一歩手前まで行ったところが、頭で歩いて3歩後退●5点と言ったところです。 この辺の突っ込みもスレが続いてたら、また何ヶ月か後ということになります。(出来たら)
>ニュートンはなにを考えて「力」なんてことを言いだしたのか? 多分、「プリンキピア」は最初から重力論に照準があったのだと思います。 ただ、数少ない親しい友人には遠隔力は方便だと洩らしていたらしいです。 まぁ、仕事がちょっとアレな情況になってきたもので、「力」の続きはまた何日か何ヶ月か後に 致したく存じます。
えーと、レス忘れてました。
>>427 毎度毎度有難う御座います。
JR山崎駅ってサントリーの工場の近くで、明智光秀が戦死したのも近所
じゃなかったですか?
>>428 マッハによる質量の定義は,たしかに,後知恵だという気がします。
ニュートンはプリンキピアで,質量を「密度×体積」だと定義している,
という話を聞いたことがあります。はじめ聞いたときには,
ニュートンともあろうひとがなんと愚かなことをしたものか,と思いました。
現在の知識では,密度を定義するには質量が必要なので,それは同義反復です。
しかし,いま「質量」を「つぶの個数」だと考えてみれば,
ニュートンの言う「密度」とは「つぶの種類」を意味していたと理解できます。
ですから,彼自身による理論形成の跡をたどるのであれば,
「質量」を「つぶの個数」と見なして,
マッハの後知恵は無視して,かまわないんじゃないかと思います。
>>431 山崎あたりでは,阪急電車と東海道新幹線が並んで走って競争しますね。
433 :
名無しさん@明日があるさ :03/05/28 06:17
434 :
名無しさん@明日があるさ :03/05/28 08:40
リーマン幾何学って何だっけ? トポロジーとか言う香具師?
∧_∧ ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。 =〔~∪ ̄ ̄〕 = ◎――◎ 山崎渉
>>432 まぁ、そんな感じで進めていこうと思っているんです。
次回辺りで、「力」の暫定的な定義を試みてみようかなと思います。
但し、論理が上から下へは流れていかなくなります。錯綜錯乱致します。
>>433 残念ながら踏む勇気が御座いません。
>>434 トポロジーはリーマン幾何学とは直接の関連はありません。
微分積分で、“x→1”とかの「極限」を習いますね。こういう場合の「近づく」とか
「(1の)近傍」ていうのは、ホントは一体どーゆー意味なのか?、ていう問題を「長さ」とかの“量”
を抜きにして抽象化したものがトポロジーです。舌足らずの説明ですみません。
リーマン幾何学に関しましては、このスレの
>>4 とか
>>15 にサワリらしきものが書いてあります。
まぁ、一般相対論で用いる幾何学です。但し、このスレは最初から迷走を繰り返しており、
仕事の都合とか気分次第とかの理由で未だニュートン力学に達しておりません。
>>435 こちらこそ毎度の応援有難う御座います。
437 :
リーマソ ◆tr.t4dJfuU :03/05/28 20:45
ありゃりゃ、dat落ちしそうなんで上げさせて下さい。
埋め草です。 チョト馬鹿馬鹿しい記事を見つけました:
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20030530i101.htm (センター試験に“正解の法則”あり)
>大学入試センター試験で出題された数学の問題で、ルート(根号)の中に
>数字を入れさせる問題では「3」が正解になる確率が高く、
>四者択一、五者択一問題では最初と最後の選択肢は外れる率が高い――。
>そんな研究が今月発行の「日本数学教育学会誌」に掲載された。
>代表発表者の東京理科大の芳沢光雄教授は、「解けなくても当たってしまう。
>根本的に出題方式を見直すべきだ」と指摘している。
こんなの検定してる人も居るんですね^_^;
>>439 素直に正12角形で内側から近似すれば、cos15°=(sqrt(2)+sqrt(6))/4
を用いて、円周率>3.105…
という結果が出ますね。問題文がどうして"3.05"なのか気になりますが。
出題者の意図としては、「正6角形でダメなら正12角形」「倍角公式からcos15°を求めよ」
てなコトを試したかったんだと思います。 素直と言えば素直な出題ですね。
>「2点A,Bを結ぶ曲線の"長さ">線分ABの長さ」は自明の事実として用いて良い。
くらいのコメントを問題文に付け足してあげた方がイイとは思います。
>>440 > 問題文がどうして"3.05"なのか気になりますが。
そうなんです。
たぶん,正方形から正八角形を作って近似してもいい,という意味なんでしょうが,
そんなやつ,いないでしょう。
この問題,気になる点があります。
(1) 理科系の受験生は,ふだん角をラジアン(π)で表すように指導されてるはずです。
そこで「この問題で,倍角公式や半角公式を使って論件先取にならないのか?」
と立ち止まる受験生がいたことでしょうが,よく考えてみるとそれは心配に及びません。
(2) 440 と同旨ですが
「弧の長さ」と「線分の長さ」を比較する箇所で,おそらく模範解答では,
「2点を結ぶ線分の長さは,その2点を結ぶ他のいかなる線の長さより短いから」
というようなくだりがあるんでしょう。
しかし,それを書いた答案と,書かなかった答案で,点数に差をつけていいんでしょうか?
「あまりにも自明なので書かなかった」と言われたら,反論できません。
で,そういうことに頓着せず,ただ「計算」を遂行した者にとって,
この問題は(多少腕に覚えがあれば)簡単です。
そういう代物を「証明」と呼んでもてはやす風潮が,
どうもキモチワルクてなりません。
443 :
名無しさん@明日があるさ :03/06/18 20:33
\(◎o◎)/!
444 :
名無しさん@明日があるさ :03/06/18 21:33
>>443 <^!^>
>>444 ち〜ちゃん、オレも好きです。
ガリレイの立場でどの位、衛星運動を論じられるかをチョト考えて見ましょうか。
と書いたところで仕事に戻ります。 では。
447 :
名無しさん@明日があるさ :03/07/06 06:07
< ぬるぽ(^^)
__∧_∧_ |( ^^ )| <寝るぽ(^^) |\⌒⌒⌒\ \ |⌒⌒⌒~| 山崎渉 ~ ̄ ̄ ̄ ̄
449 :
リーマソ ◆tr.t4dJfuU :03/07/19 19:58
>>446 わ〜た〜し〜は〜な〜っ〜ち〜ゃ〜ん♪
15秒だけのシ〜ン〜デレラ♪ 先輩もやりますか?
>>447 −448
毎度毎度の御光臨有難う御座います。
すみません。
>>445 の続きは落下の法則からという予定なんです。
ガリレイ→ニュートンの曲がり角なんです。要所なんです。 けど、なんだか忙しかったりして…
とりあえず保守あげ。
450 :
名無しさん@明日があるさ :03/07/19 20:00
このスレ地味〜に続いてるんだな
451 :
名無しさん@明日があるさ :03/07/19 21:26
>>450 そ〜なんです。ジャニーズ事務所に入り損ねて以来、地味〜に隠花植物として
生きて逝くコトに決めたんです。オレ。 人生の師は草g剛さんです。 押忍!
>>451 パチンコ漫画は時々読むんですが、ホールには足運ばないです。面倒なんで。
本論の続きは後日です。例によって。 すみませんです。
「リーマン板?そんな板があったのか……リーマン幾何! なんちて…」 てな軽い気持ちで初めてこの掲示板を覗き,案の定このタイトルのスレが存在することを 確認してニヤリ.どれどれ… 良 ス レ じ ゃ ん もはや現状の物理板には望むべくも無いような良スレが こういうところで育っているのだなあ.
というわけで ゴルゴ13の「最終暗号」つう章で、 久しぶりに数学ネタを堪能しました。 さいとう・たかを もサイモン・シンの著書を読んでたんだろうか? >449 おひさしぶりです。 なっちゃんのCMはわしもツボにはまりました。 >453 良スレだねー わしも「ものは試し。探してみるものだなー」と思いました。
>>454 ゴルゴ重三にでてきた日本人数学者はエルデスもモデルになってるね
P.フランクルもエルデスから奨学金をもらったとか書いてた記憶があります
>>453 このスレはリーマン賢兄の皆様の善意と努力により支えられております。ただ、社会人という
制約の為か、近頃では隔月刊の如きペースであります。どうか、お好きなときにチェックし随意に
書き込んで下さいませ。
>>454 >あすとる球団 ◆
な、何ですか? このHN? コレ、ヒョッとして、このスレの進行ペースが最早「アストロ球団」(たっ
た一試合の描写に連載数ヶ月費やした伝説的マンガ。一塁を守ってるのは盲目の美青年
伊集院球三郎)と化してるコトへの当てこすりですか? そーですか。よーく分りました。
お礼に「アストロ球団の歌」を贈ります(登場人物がマジに歌っています):
死ぬ気でかけた〜〜〜っ♪ 野球ひとすじアストロ戦士〜〜〜♪
タマとバットは男のあかし〜〜♪ どんとや〜〜〜らにゃ♪ 男がすたる〜〜〜♪
(こんなの歌った後で、選手が試合中ホントに死ぬのです。)
>なっちゃんのCMはわしもツボにはまりました
あれだけ「変態のツボ」を見事に押さえたフィルムを撮れるのは日本人以外ではリュック・ベンソン
くらいなものでしょう。あすとる様におかれましても、深く険しい「変態の道」、未だふみも
見ず「変態の道」、冥府魔道の極北「変態の道」をこれからも御精進なさって下さい。
>>455 P.フランクルは余程日本が居心地良さそうですね。何故でしょう?
ガリレイの落下法則からの話に戻ります。ガリレイが得た法則は以下のようにまとめられます:
高度Yの位置から初速Vで水平に投射された弾丸について、水平座標をx、鉛直座標をyと
すると、
x=Vt,y=Y−(1/2)gt^2
ここで、gはガリレイ流に言えば「自然加速度」です。後日問題になるでしょうが、ガリレイは
上記の加速度gを「地球が(何らかの作用で)弾丸に与える加速度」とは見做しておりません。
彼にとっては、gは地球との相互関係で決まるものではなく、それぞれの物体が持つ”傾向
性”(tendency)なのです。(
>>403 でチョコっと述べてあります) ガリレイは、地球が物体を「見え
ない糸」で引っ張っているかの如き”奇っ怪”な描像は断固として拒否するのであります。
で、最初に与える水平速度Vを大きくしていけば着地点は次第に遠くなります。初速度V を或る一定以上にすれば、着地点は地平線の彼方になり、遂には永遠に着地せず衛星化して しまうことが予想されます。チョー高性能な真空ポンプで地表の空気を完全に抜去し、空気抵抗 をゼロにした上で、どれだけの初速度を与えれば、弾丸が「地表の月」即ち地を這う円軌道衛星 と化するか? という問題を考えてみるです。 思えば先月、雨の中を「わ〜た〜し〜は〜、な〜っ〜ちゃ〜ん♪ 歌〜っ〜て〜、踊〜る♪」 しながら考えてみましたが15秒では答が見つかりませんでした。家に帰ってヴィデオゥ回しな がら、なっちゃん踊りを三時間ほど独りで練習していると、な〜ん〜とな〜く思い至りまし たです。微小時間冲後の落下地点が隣の地点でも同じ高さになる条件を求めれば宜しい訳 に御座ります。 つまり、時間冲後も隣接点x=V冲で初期高度Yを保つ条件を求めればイイ。
最初の発射位置をA、冲後の到達位置をB、Aから水平にV冲だけ変位した点をC、地球 の中心をO、とすれば、ガリレイの落下法則からBはCからAO方向に(1/2)g(冲^2) だけ下の 点と言うことになります。で、地球の半径をR(>>Y)とすれば、直線ACは半径Rの円の接線 であります。(本来なら、説明図のAAを作成すべきなのですが、すみません。皆様各自にお かれまして図をば広告の裏にでも書いて下さい) すると、「Bでも高度が初期値Yのまま」という条件は、「OB=R」、即ち「Bも半径Rの円周 上にある」という条件です。直線AOが円周と反対側で交わる点(対蹠点)をDと致しますと、 ACは接線だから、∠BAC=∠ADB (円周角) 一方、∠BACは微小なので、∠DABは∠DACにほぼ等しく、∠BCA=∠DAB(=直角) と近似 出来ます。上の2つの事実から、△ACB∽△ADC と近似出来て、そこから、 BC/AC=AC/AD ∴AC^2=BC・AD 即ち、(V・冲)^2=R・g(冲)^2 ∴ V=ルート(gR)
要するに、(“自然加速度”g)×(地球の中心からの距離R)の平方根だけの水平初速度を与え てやれば、弾丸は円運動する「月」となるであろうことが、無限小近似と中学レベルの幾何の助 けを借りてガリレイの落下法則から導けるです。即ち、「リンゴは落ちて来るのに、月は何故落ち て来ないのか?」という質問に対しては、ガリレイの枠内でも答えることは出来るのです。少な くとも定性的には。「十分な水平速度を持っているから」がその答です。 多分、ガリレイが投射 体の運動を執拗に調べたのもこの目論見があってのことでしょうし(残念乍ら未達成でした)、 ニュートンはガリレイの著作を舐めるように読みながら上のような計算をニタニタやってみたに相違あり ません。定量的検討は後日に回します。
以上のような導出は大袈裟に申しますと「微分概念の第二の局面」ではないかと思います。 「第一の局面」は、言うまでも無く、速度、一般化して「瞬間的変化率」の定式化であります。 これは、ガリレイの慣性法則が胚胎している概念でありましょう。と申しますのは、「物体の瞬 間速度」というのは、物理的に解釈致しますと、「或る外力(系)の支配下で運動している物体 が、或る瞬間に外力を除去されると如何なる方向にどんな速さで飛んでいくか?」ということ でありますが、コレは慣性の法則に他なりません。つまり、ガリレイは数式表現こそ与えておりま せぬが、微分概念をも提起したのだと、言って良いでしょう。 コレに対して上の導出は、ガリレイが一様な情況で得た落下法則を、より大域的で非一様な現実 に対する局所的近似と解釈する概念操作なのです。微分をば、局所→大域、或いは、 一様→非一様、の拡張原理と為すことにより近代的力学観は充実していったのだと思います。 要は、ガリレイの落下法則を「宇宙全体」の局所的近似表現と見て取ることにより、ニュートンは重力 概念に一歩一歩接近してゆくことになります。まだまだ紆余曲折せねばならぬのですが、 今宵はこれまでと致したく存じます。では。
462 :
痴漢でっちあげを無くそう! :03/08/05 08:11
>>455 すみません、そのエルデスつう人は知らなかったです。
奨学金云々の話はそのくだりだったんですね。
>>456 わはははは
アストロ球団て実は全く読んでなかったりする。
最近コンビニで単行本を見かけた気がします。
で、なっちゃんのCMソングはCDになってるらしいね。
リュック・ベンソンつう人も最近知ったのですが・・・
ちょっと前にサウナ泊した時、ラウンジの大画面で
「YAMAKASHI」が放映されてました。
おおコイツはすげぇもう一回見てぇと思ってたら
TSUTAYAの中古DVD売り場に巡り合わせのように置いてあったです。
なるほど,ルート(gR)は,万有引力の存在を仮定しなくても出てきますか。 おそろしいです。 この値は,高校の物理の問題集に載ってた第一宇宙速度とかってのですね。 万有引力=向心力,て方程式から求めたはずですが, 要らなかったんですか,万有引力。。。 460の「微分概念の第一の局面/第二の局面」て対比は, 「第一の局面」⇒微分係数 「第二の局面」⇒微分方程式(+積分) と読みとってOKですか? さてしかし,ガリレオのように自然加速度gを物体の持つ傾向性だと考えると, 「地球のまわりの月の運動」と「太陽のまわりの惑星の運動」を ひとつの原理でもって記述できません。 そういったところにも, ニュートンが(オカルトであると非難されるのを覚悟で) 万有引力という概念を導入した動機がひとつ潜んでるように思えました。
>>462 オレ実は木村拓哉一重瞼に戻して魚眼レンズで覗いた位カワイイ男の子なんすけど車内で痴漢遭っ
たこと無いスやっぱ電車あんまし乗んないからかな
>>463 オレが見たのは三味線抱えたオバハンが三人出てくる「KASHIMASHI」という映画でした。
>>464 >さてしかし,ガリレオのように自然加速度gを物体の持つ傾向性だと考えると,
>「地球のまわりの月の運動」と「太陽のまわりの惑星の運動」を
>ひとつの原理でもって記述できません。
以下、この辺の検討を行いますです。
衛星の速さVについて、V=ルート(gR) がこの前の>>459-
>>460 で得られた結論でした。
ここから衛星の公転周期Tを求めますと:
T=(円周)÷(速さ)=2πR÷ルート(gR)=2πルート(R/g)
ここから、実際の月の公転周期を求めてみるです。ここで、最も注意すべきは、オレが
>>457 で申し上げ、千石チャーラーメン様も仰言っているように、ガリレイの立場に立てば、gは地球とは関
係の無い定数と見做さなければなりません。即ち、月の公転周期を求めるにも、gとしては
地表面での観測値9.8 m/s^2 を用いなければならないのです。すると、月までの距離の実測
値38万`を入れて、
月の公転周期:T=2×3.14×ルート(380,000,000/9.8)=39,106秒=10.9時間
何と、一晩で新月三日月満月十六夜月…と来てまた新月のフルコースが楽しめることになりま
す。これは、実際の公転周期27.3日の約60分の1であります。 (この約60分の1は、
「どういう訳か」地球の半径(6,370km)÷月までの距離(38万km)と大体符合致します。)
実際の数値27.3日が出る為のgの値を逆算して見ますと、0.0027 m/s^2 で御座いまして
コレは地表面での落下加速度の約3600分の1。 (で、コレは先の数字の二乗にあたります。)
まぁ兎に角、「g=一定」という仮説は棄却しなきゃ仕方が無い。つまり、落下加速度を物体 固有の傾向性だと考えるのは無理がある。どうも、gは地球からの距離に依存するみたいな んです。じゃぁ、どんな具合に依存するのか? 先の数字から大体の予想はつきそうなので すが、 ココはひとつ、当時既に知られていたケプラーの経験則: Tの2乗 ∝ R([平均]距離)の3乗 と照らし合わせてみたら、如何なものか。 ということで、T=2πルート(R/g) を上の比例式に入れてみますと、定数因子は除いて、 (R/g) ∝ Rの3乗 ∴ g ∝ 1/(R^2) 言葉に直すと、 「 落 下 加 速 度 は 距 離 の 自 乗 に 反 比 例 す る 」 ということに、やっと辿り着きましたです。
老婆心ながら申し添えておきますと、上の文の「距離」は(星の)中心からの距離です。地面 からの距離では御座いません。残念ながら通天閣のてっぺんに登ったところで落下加速度の 減衰は実感出来ませんです。東京タワーでも無理。 マダマダ折り返し点にも達しておらぬのです。何と、運動方程式はおろか「力」にすら達して いません。 スレ開始からコレまでの間に長谷川京子様は主役を張る女優さんになられ、 DA PU●P という歌って踊るユニットのリーダーIS●Aさんは人前では必ず帽子を被るようになら れました。このスレでニュートン力学卒業の頃には、京子様はハリウッド進出し、IS●Aさんには後光が 射しておられることでしょう。 いま同僚が机に忘れた菓子を喰らいながら仕事をしておるのです。せめてもの腹いせです。 皆様におかれましては盆の行楽やら淫楽猟奇の果てやらを御愉しみ下さいませ。
かなりビックリしました。 ケプラーの第三法則から「加速度∝距離の逆自乗」が出てきますか。 いやはや,いつも芸のないビックリのしかたで申しわけありませんが, 大滝秀治の入歯が飛びでて白髪が逆立つ級のビックリでした。 ケプラーの法則,は,当時反社会的だった地動説を前提としているのみならず, 「惑星の公転軌道は(円ではなく)楕円である」 と,地動説主流派の神経をも逆撫でする摩訶不思議なことを言っています。 こういった面妖な「観察結果」がニュートンにとって不可欠の根拠になっているのであれば, 力学というのは,ずいぶん危ない橋を渡って構築されたものだという観が否めません。 長谷川京子さんがUCLAの新鋭物理学者として学生たちをビシビシしばきあげ, そのりりしいしばきかたを同僚のジャン・レノが目撃して泡を吹いて失禁する, という絵がわたしには見える気がします。
世間様におかれましては多くの方々が盆休みというのを取っておられますが、 オレは生まれてこの方盆休みていうのをとったことがありませぬ。 生家にもお仏壇てなものはありませんでした。 普段よりヒマだなぁと思いつつウジウジと今も仕事してるので御座います。 川上弘美の「神様」読みながら。 そろそろ、「力」なんですけど、「力」て言うとどんなイメージをお持ちでしょうか?
>>471 俺もお盆なんて見たことありません。
正式にはアダムスキー型円盤っていうんでしょうが。
で、力といえば
風に逆らい赤いトラクターに乗りながら
「やっぱりヤンマーがええな」とつぶやくおじさんが
どうしても頭に浮かんでしまいます。
無理矢理アカデミックな話をすると
非線形な力学系といった言葉を思い出します。
俺が初めて3連休をとったことがBLASTERウイルスの猛威につながったこととか。
(⌒V⌒) │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。 ⊂| |つ (_)(_) 山崎パン
474 :
リーマソ ◆tr.t4dJfuU :03/08/20 20:42
>>472 >俺もお盆なんて見たことありません。
お盆を見たけりゃデニーズへ行けば宜しいかと存じます。可愛いねぇちゃんが持ってきて
くれます: 「こちら、おこめどんぶりタルタルソース添えディアボラ風味になります。」とか言うて。
未だ料理にならぬうちに食べると不味いです。
>風に逆らい赤いトラクターに乗りながら
「やっぱりヤンマーがええな」とつぶやくおじさん
おじさんはヤンマートラクタに潜在していたpowerが顕在化したのに感動したのでしょう。
ちなみに、赤〜い〜トラクタ〜〜、と歌ってたのは”マイトガイ”小林旭です。
マイトmightも日本語には「力」と訳されてしまう訳ですかも知れません。
>俺が初めて3連休をとったことがBLASTERウイルスの猛威につながったこととか。
ええとですね。入力を足し算→出力も足し算、てなコトには人間はドラマを感じないのでし
ょうか。「1m歩いてから2m歩くと、3m歩いてました。」なんていう書き出しで始まる小説は
駄目ですか? 芥川賞狙って書いてる最中なんですが、東京都知事は認めてくれませんか?
>>473 これからも応援して下さいね(^^)。
ということで、保全あげなんです。 すみません。
>>474 デニーズといえば
久々にアンナミラーズに逝きたいと思われ。
以前話題になったアキバのコスプレ喫茶ってまだ健在なんでしょうか
>ええとですね。入力を足し算→出力も足し算、てなコトには人間はドラマを感じないのでし
>ょうか。「1m歩いてから2m歩くと、3m歩いてました。」なんていう書き出しで始まる小説は
>駄目ですか? 芥川賞狙って書いてる最中なんですが、東京都知事は認めてくれませんか?
まぁ線形ってやつも
ビルの構造の計算したり、おねぇちゃんのプロポーションの最適値を算出したり
うさぎの繁殖から黄金比が出てきたりするので
それなりに侮れないのでしょう。
1m歩いた後2m歩いたからといって、あとの2歩はマイケルジャクソンのムーンウォークかもしれないし
1+2=-1?
かくゆうわたしは線形でも非線形でもなくて
あえていうならモンテカルロ法な日々を送っております。
歩くマーフィーの法則と言われてますからちょっとは非線形が関係あるのかも
>>475 >それなりに侮れないのでしょう
あ〜、随分遠回しですけど、要するに「多分ダメ」ってことですね。
じゃぁ、書き出しを改めます:
「朝起きた。歯磨いた。顔洗った。」
線形化というのは、暴力的とも言える単純化だと思いますが、
ソレなしにはにっちもさっちも行かないのも事実ではありましょう。
>以前話題になったアキバのコスプレ喫茶ってまだ健在なんでしょうか コスプレ喫茶については私は経緯を知らぬのですが、歩くコスプレと言えば女子中高生でしょう。 この件に関しましてひとこと述べさせて頂きたく存じます。 マルキ・ド・サド描くところでは、大革命前後のパリには数多の”変態宿”が歌舞伎町の如く乱立 していたそうです。その一つに、女の子に少年用水夫服を着せて妖しげなプレイをやらせる宿 が御座いまして、一部の変質者に熱狂的にウケたとあります。此の辺をどう勘違いしたものか、 明治の学校は女学生の制服に水夫服を正式採用した訳であります。元を辿れば変態性欲を 刺激する為に考案された扮装ですから、「セーラー服調教 給食責め」てな映画が出来てしまうの も自然の成り行きなんです。但し、中年男性のセーラー服趣味というのは、上記の通り両性具有 的服装倒錯に由来するものであり、ロリコンというより稚児趣味の流れなんじゃないか。 ”小さな女”に対する興味ではなく、性的未分化状態への郷愁なんじゃないでしょうか。
そう言えば前々から気になっておったのですが、はたち前の女性の下ろし髪というのは、 元服前のお稚児さんの髪型に端を発しておるのではないかと思えて仕方が無いのです。 まぁどーでもいいけど。 じつを申せば、「力」について完璧な原稿を用意しておったのですが、「あすとる球団」様が ヘンなことをお書きになるものですから、怒髪で原稿を破いてしまい、日頃はま〜ったく 考えてないことを書く羽目になりましたです。 無駄話だけで紙面も尽きてしまいましたで す。 無念です。 今度こそ、「力」な!
ここらでプリンキピアを巡る時代背景みたいなの書いてみます。 ニュートンによるプリンキピア刊行が1687年。丁度日本では元禄年間の最中です。大坂堂島で米穀 取引所が作られ先物取引なんかで商業資本の蓄積をする人達が出現する時期にも当ります。 三井高利という人が「現金安売り掛値なし」の商法を創始するのもこの頃で、コレが現在の 三越。 プリンキピア刊行年に日本では生類憐れみの令が公布され、この頃に日本人はお昼御飯 も食すようになります。水戸黄門が悪代官懲らしめたり八兵衛が団子食ったり由美かおるが 風呂入ってるのを助さん角さんが覗いたりしている間にニュートンはプリンキピア書いてたという ことですね。この頃に江戸幕府も「天文方」という役職を作っています。
調べてみたら、ニュートンの生涯(1642-1727)は和算の関孝和(1640ころ〜1708)とも重なってい ます。英国で万有引力が宣言された時期に日本では世界最初の行列式が考案されてたことに なります。関は少なくとも積分には達しており、微分概念にも到達してたとかしてないとか いう話もあります。楕円の面積計算などに成功しており、これは何と完全な天文暦を作る為 であったそうです。恐るべきシンクロニシティです。もし鎖国していなければ、微分法の先取権争い はニュートン・ライプニッツ・関の三つ巴で行われた可能性もありますです。惜しむらくは、和算は 産業とリンクしなかった為に天文以外では高踏的思索の域を出なかったみたいです。
日本での元禄年間に西欧では、デカルト(仏)−ニュートン(英)−カント(独)に至るアレが興りまして、 「近代的自我」「(中心を持たない)無限の宇宙」「物自体」ていう三点セットが整います。それと歩調 を合わせて、産業革命→工業的拡大再生産マンセー体制へ移行して、自然科学と産業とのリンクが達 成されます。他方日本では、鎖国によって、まぁ、何と申しましょうか、無限膨張の無い、 循環型社会とでも言うべき、余った財は再投資先もままならねぇし吉原辺りでお大尽てなアレ になって行ったんじゃないかなと思いますです。そこら辺よく判んないですけど。 兎に角、ここらが分水嶺でしょう。
それにしても、仕事の最中の醤油ごはん最高っす!
このままではラチが明きませんから、「力」「空間」やらを、ニュートンの原典に遡ってアレコレしてみま しょう。なお、ラチとは漢字で書くと「埒」で御座いまして、元々は馬場の周囲の柵や単に低い 垣のコトだそうです。で、「埒外」「不埒」と言うと物事の秩序から外れた様を指す様になる。 ちなみに、マルキ・ド・サド全集の日本語版には何箇所か「埒をあける」という表現が出て来ますが、 その意味は此処ではとても申し上げられません。ともかく不埒な意味です。
閑話休題、図書館で借りて参りました「プリンキピア」の最初の部分を抜き出してみます。 プリンキピアはユークリッド「原論」を模してありまして、定義→公理(法則)→定理と進んでいきます。 本日は先ず、「定義」だけ列記しておきます: [定義T] 物質の量とは、その物質の密度と容積との積をもって測られるものである。 [定義U] 運動の量とは、測度と物質の量との積をもって測られるものである。 [定義V] ヴィス・インジタ(vis insita)、即ち、物質固有の力とはそれが静止しているか、 直線上を一様に前進しているかに関わらず、それがその内部にある限り、全ての物体がその 現状を保持しようとするところの一種の抵抗力である。 (この文章はさっぱり訳分からないので、ラテン語からの英訳も併記しておきます: The vis insita, or innate force of matter, is a power of resisting, by which every body, as much as in it lies, endeavours to preserve in its present state, whether it be of rest, or of moving uniformly forward in a right line.) [定義W] 物体に加えられた力とは、物体が静止しているか、直線上を一様に前進してい るかに関わらず、その状態を変えるために働かれた一つの作用である。
ここまでで気付くコトは、ニュートンの「力」は今日謂う「外力」(但し、合力)([定義W])以外に 、ヴィス・インジタ([定義V])という耳慣れぬ「力」も含んでいるということです。他にも分かり難 い所が満載なのですが、詳細は後日。 残りの「定義」は”求心力”に関するものです。求心力だけ特別扱いするのも妙な気が致しま すが、多分、太陽の引力による惑星運動に照準があってのことでしょう。
[定義X] 求心力とは、物体を、或る中心となる一点に向かって引き、或いは押し、 或いは何らかの方法でそのように仕向けようとする力である。 [定義Y] 求心力の絶対的量とは、中心からそのまわりの空間を通して伝わる原因の効力 に比例するその測度である。 [定義Z] 求心力の加速的量とは、それが或る与えられた時間内に生ずる速度に比例する その測度である。 [定義[] 求心力の動力的量とは、それが或る与えられた時間内に生ずる運動に比例する その測度である。 これらの定義の後に、数ページに亘る注(Scholium)が続いてまして、その数ページの中で 例の「絶対空間」「真の時間」「相対運動」「絶対運動」が提起されます。実は、プリンキピアを巡る 紛糾の大半はその数ページに関する紛糾であります。んもぅ。
定義IIIの物質固有の力というのは、 「それがないと物体が形を保てずばらばらに分解してしまう」 という意味なのか、それとも 「慣性状態は物体に働くIVの力で変化し、IIIの力で保たれる」 という意味なのでしょうか?
>[定義V] ためしに「日本語」に訳してみると,こんな感じではないでしょうか。 あらゆる物体は, たとえ静止している状態であっても直線上を一様に前進しつつある状態であっても, vis insita という物体に内在する力(force)によって, 現在の状態を保とうとする。 この力は一種の抵抗力(a power of resisting)であり, それが物体内にあればあるだけ, 物体はいっそう現在の状態を保とうとする。
なるほど。 しかしニュートン力学といえば三法則で始まるものとばかり 思っていたのですが、現在我々が習う内容に比べると 概念的に未整備のような印象を受けますね>上記定義
>>487 御質問有難う御座います。オイラーとかダランベールによる解釈ですと、後者の見解に近い
「(物体に貼り付いた観測系では) 定義Wの力(外力)+定義Vの力(慣性力)=0
という釣り合いが構成される」
ということになると思います。ただ、定義Vの” vis insita”は、現代的な意味での
「慣性力」よりもっとヘンな感じがします。下にその辺のゴチャゴチャを記します。
>>488 翻訳有難う御座います。日本語の引用は講談社発行の「プリンシピア」(ラテン語から直接訳し
た版)です。英語の引用は、Andrew Motteという人が訳したものです。
100年前に既に聖書も各々の母国語訳で読もうという運動が起こっていたにも関わらず
わざわざラテン語で書く根性が許せません。お前は聖書を書いた積りか!!
>>489 概念的に未整備と言うより、ワザと晦渋に書いてやったと友人には洩らしていたそう
な…
[定義V]のヴィス・インジタの続きをうじうじ書かせて頂きます。 「定義V」にはニュートン自身による比較的長い注がついています: >この力(vis insita)は常に、その力を持つ物体の質量に比例し、質量の不活性と同じもの >であるが、ただ我々の言い表し方が異なるのである。およそ物体は、物質の不活性により、 >たやすくは静止または運動の状態から脱け出さない。それゆえ、このヴィス・インジタは、最も意 >味のある名称として、慣性または惰性の力(vis inertia)と呼ばれるべきものである。 >しかし、物体は、それに他の力が働いてその状態を変えようとする場合にのみこの力を発揮 >(exert)する、そしてこの力の発揮は、抵抗とも衝撃とも考えられる。 (以下略
気になる点を二つ挙げます。 第一に、ニュートンは、このヴィス・インジタに関して量的規定を明示していません。「質量に比例し」 とはしてあるものの、運動状態にはどの様に依存するかハッキリしないのです。第二に、定義文 では「それが内部にある限り」as much as in it liesとなっていて、物体の内部に(in)潜在 する量だと思わせるのですが、他方、上の注釈文では「他の力が働いてその状態を変えようと する場合に”のみ”この力を発揮(exert)する」となっており、外部に(ex)顕現する形態を指し ているようにも思えるのです。つまり、”in”と”ex”と、この二つのあり方を示す量だと解さ れます。この辺が未整理に書かれていることが難解さの一因でありましょう。
そこで、物体内に”潜在”している形のvisをvis ins、外力が作用したときに外に抗して 発揮された形のvisをvis exe と勝手に区別命名して論を進めます。 すると、 外力Fが作用したとき、物体自身から見れば(or 物体に貼り付いた観測系では)この力Fのみ が働いたのでは「自己が自己から離れていく」コトになりますから、vis insの一部が支出され、 それがvis exeの形で ”発揮”されてFと釣り合うという構図になる: F+vis exe=0 この意味で、vis exeはこんにち謂う「慣性力」と一致します。
ここまではまぁ御寛恕頂くとして、では、”潜在”形のvis insは如何なる表示になるか? 外力Fがvis insを変化させようと作用したときに、その減少分がvis exe(=−F)の形で支 出されると解釈致した訳ですが。vis insの減少分−(vis ins)とvis exeとの比例定数は 何で与えられるのか? という問題を運動方程式F=ma=m・况/冲を先取して考えて見ま す。 (1) −(vis ins)=vis exe×作用時間(冲)であると仮定すると: −(vis ins)=(−m・况/冲 )×冲=−m况=−(mv) ∴vis ins=mv+定数 ということで、(潜在形の)vis insitaは運動量ということになります。 ところが、 (2) −(vis ins)=vis exe×作用距離(凅)であると仮定すると: −(vis ins)=(−m・况/冲 )×凅=(−m况/冲)×(v冲) =−mv况=−(1/2)(mv^2) ∴vis ins=(1/2)mv^2+定数 ということで、(潜在形の)vis insitaは運動エネルギーということになります。 これはライプニッツ謂うところの”vis viva”=「活力」(×1/2)ということになります。 (1) でも(2)でも、定義Vの意味は通ってしまい、「”真の”固有力はどちらか?」てな、 デカルト派vsライプニッツ派で行われた一大不毛論争の荒野が拓けます。
さらに調子こいて、回転運動の場合を考えて (3) −(vis ins)=Σvis exe×動径(r)×角変位(刄ニ)であると仮定すると: 角速度をωとして、 −(vis ins)=Σ(−m・r刄ヨ/冲 )×r×刄ニ=Σ(−mr刄ヨ/冲)×(ω冲) =−Σmr^2・ω刄ヨ=−(1/2)几(Σmr^2)・ω^2)} ∴ vis ins=(1/2)Iω^2+定数 (I≡Σmr^2:慣性モーメント) てな風に解釈しても定義文は通ってしまう。 (4)…以下同様 要は、微小変位の捉え方に応じて色んな(潜在形の)vis insitaが得られると 言うことになります。 上に挙げたのはどれも保存量であり、外力が作用しない限り不変という意味で どれもvis insitaと呼ばれる資格を有しています。
まぁ、私なりの結論としては: (A) vis insitaを外力の作用に抗して(外に)顕れる量と解した場合は、現代的な意味での 「慣性力」となる。 (B) vis insitaを物体内部に潜在する量と解した場合は、“外力が作用しない限り不変な 量”、即ち種々の保存量となる。ニュートンの真意が奈辺にあったかは不明。 と言ったところなんです。 一番ビクーリしたのは、”vis insita”をこんにちの「慣性力」と解した場合、定義V,Wの並べ 方から察するに「慣性力」もニュートンにとっては少なくとも通常の「外力」と同程度の“リアル“さを 持った存在であったということであり、しかもそのような「反作用の存在しない力」の方を 外力より先に持ち出しちまってるということです。 いったい如何なる仕儀か。
497 :
名無しさん@明日があるさ :03/09/09 22:19
ちょい質問 リーマソ ◆tr.t4dJfuUはどんな仕事してんの?
>477 新興独立国が女学校の制服をミニスカポリスにするようなもん? >496 慣性力(たとえば遠心力)は,いまでも初学者にとって分かるようで分かりにくい概念ですが, ニュートン自身がそのワナにはまってるというフシはあるんでしょうか? >497 ほんと,どんな仕事してるんですか?
>>497 ,
>>498 職種は詳しくは申し上げられませんが、給与所得者のひとりです。
税金,健康保険その他も国民の義務としてキチンと払っています。
>>498 ニュートン自身の立場としても慣性力は避けて通った方が得策なんじゃないかという風に現代
の我々は考えがちなのですが。
他の「外力」が物質的存在間の相互作用によって生じるのに比して、慣性力は物体間の相互
作用に還元出来る代物ではなく、強いて言えば「物体と空間との相互関係」によって生じるも
のでしょう。慣性力が如何なる存在に対する加速度に由来するものなのか?という問題を立
てることによって「絶対空間」「慣性系」の概念に到達したのではないかと思います。
ただ、一つアレなことがあります。ガリレイに於いては「重さ」は上述のような相互作用に還元し 得ない個々の物体の”傾向性”だったのですが、ニュートンはその「重さ」を物質間の相互作用(重力) として把握する代わりに、第二法則,第三法則では語れない慣性力を最初に持ち出したんじゃ ないかと思います。で、全ての「力」が相互作用で表現出来る観測系として「慣性系」が抽象さ れていく流れになるんじゃないでしょうか。ニュートンも運動の相対性は認めているものの、慣性 力については出現する観測系と出現しない観測系(慣性系)とがあるという点で相対性を欠い ていますんです。 この辺、問題が幾重にも輻輳おるので御座います。
500おめでとうございます。 リーマソ氏の職業を予想 表の顔は、年収5,000万のトップディーラー 裏の顔はトップブリーダー(人間の) 「アルキメデスの部屋」つう秘密倶楽部を主催し 部屋の滑車とか木馬とか使って2体実験とか3体実験とか・・・
なつかしいな。 線形代数だったか複素関数論だったか、「コーシー・リーマンの定理」ってのを 「コー●ン」の定理とかいって勝手に略して読んでいたのは俺だけか。 リーマソさんってエンジニアか企業の研究者?
これがホントのリーマソ予想、なんちて
山田クン503さんの座布団全部…(以下略
>>501 倶楽部で蝋燭ショーと言えば、ファラデーですね。
三体問題も未解決問題のひとつではあります。
>>502 コーシー・リーマンの定理は複素解析で出て来ますね。見掛けは非常に単純なんですが、
アレから複素関数の解析性、即ち、一回連続微分可能なら実は何回でも微分可能(∞)で、
ソレどころか級数展開まで可能(ω)であることが従う、というのは七不思議の一つでしょう。
>>503 リーマン予想も複素解析が絡んで来ますね。
勉強頑張って下さい。学生って羨ましい限りです。
>>504 笑点、よく続いてますね。
次に大喜利仕切るのは、「年寄りじゃらしの鬼」毒蝮三太夫くらいしか居ないんじゃないか
と思うんですが、意外なセンで里見浩太郎とか…
前回、慣性力が問題になっておるのですが、その辺に関しましてニュートンと同時期の大陸側の 代表選手C.ホイヘンスを一瞥しておいても罰は当らないだろうと思うんです。 ホイヘンスは高校の教科書なんかでは、「ホイヘンスの原理」つうのが波動のところで出て参りますが、 力学に関しても、運動量保存,エネルギー保存などを把握しており相当の成果を挙げております。 彼もニュートンと同じく、若い頃にガリレイに傾倒したようで彼の論文には随所にガリレイが引用されて おります。ガリレイの謂う「重さ」概念を忠実に受け継ぎ、ニュートンの如く遠隔力として解釈してお りません。分類上はデカルト的近接作用論者なのですが、「重さ」が「何か?」「何故働くか?」と いうような存在論的な問いは棚上げにして数学的現象論的解析を先行させようとする辺り、 かなり近代的な研究態度をとっております。存在論的問いを一時的に(実は永遠に)「括弧に入 れる」ことで自然科学は自立したのだと思います。と言った所で、実際はその様な問いが論文 の裏で発展の駆動力になっていたりすることはママあるのですが。 性格的にはニュートンのような 外吉とは対照的に謙譲の人だったらしいです。
力学解析においては、ニュートンの如く「絶対空間」を仮設することなく、あくまで”物体に乗っ た立場”(物体と共に動く<co-moving>立場)で論を展開しています。彼にとっては運動は各瞬 間における外力と慣性力(遠心力など)の釣り合いなのです。遠心力も彼にとっては紛れも無 く”実在”なのであります。 とりあえず図書館で調べ物。 (つづく?)
誠に勝手ながら、多忙のためホイヘンスの続きは未だなんです。
>>484-
>>496 辺りで議論のあったヴィス・インジタと慣性との関わりでは、エネルギー
と「外力に対する抵抗性」(="加速されにくさ"=慣性)とを等化視出来る可能性
を示唆してるようにも思えます。 まぁ、そんなこと無いか…
いや、でも、「速度が大きくなると加速されにくくなる」なんてコトがあったとしたら、
外力の為す仕事は「加速されにくさ」の増大に費やされることになるんですが…
…ヤパーリ、気にしないで下さい。秋の夜長の寝言であります。
ホイヘンスの続きは後日。 皆様におかれましても秋の夜空をご堪能下さい。
509 :
定期Age :03/10/07 22:37
あげ
先日,知りあいに「なんで重い物が早く落ちないの!」と怒られるようにきかれたので, 「それがサパーリわからんのです」と答えざるをえませんでした。 ちなみに彼女が「軽い物は遅く落ちる」とそのときまで信じてたのは, 学校の理科室の窓からカヴァーグラスをバーっと放ったことがあるからだそうです。 「きれいだった」とのことですが,そんな近所にいなくてよかった。 ホイヘンスの件,なんだか「慣性力が実在してなにがわるいんや」という気になってきますね。
重い私と軽いあなたが 手に手を取って湖面へダイブ
>>510 かの女性の深刻な疑問に応える為には空気抵抗を持ち出さなければならないでしょう。
「風に飛ばされ易い物体は落ちにくい」では御納得頂けないでしょうか。ガリレイがその弟子
トリチェリによる実証に先立って”拡がった真空”を想定出来たコトの意義は重大だと思います。
カヴァーグラス、いいなぁ。きらきら
ホイヘンスに関しましては続きは未だなんです。すみませんです。
私事で色々あれこれが起こっております。恐縮です。
どうか、何でもかんでも書き込みまくって下さい。
>>511 >重い私と軽いあなたが 手に手を取って湖面へダイブ
この詩の鑑賞ポイントは「地面へ」ではなくて「湖面へ」となってる所でしょう。
「地面へダイブ」ですと、肥満体ながら都内で実直に左官業を営む勅使河原権三(73)とその妻
たみ子(69)が世間に負け続けた挙句豚肉しか喰わせてくれない息子夫婦にも見捨てられ池
袋サンシャイン60からのダイブの途を択んだ図が見えてまいりますが、「湖面にダイブ」となります
と、デブの上に若ハゲ粗チン水虫ときている留年中の地方大学生稲垣吾郎(27)が如何なる手管
を以ってかはしのえみ似の美少女松浦あゆ(17)を誑し込み二人して屈斜路湖で水を掛け合
ったり足裏を擽り合ったりしてる、まぁ好きにしやがれという底の見えない虚無の味わい。
志賀さんのルベーグ積分30講買いますた。
>>514 イイ本だと思います。霊集合、じゃなかった、零集合の神秘をご堪能下さい。志賀氏の
本は、「無限からの光芒」というのもお奨めです。
ルベーグ積分と言う代紋掲げておけば、極限の順序交換なんか大雑把にやっても大丈夫と
いうことになります。 とは言うものの、物理>>>数学の立場のひとから見れば、例えば
フビニの定理:「タテに足してもヨコに足しても碁盤目に足しても結局おんなじ」なんてコトをワザワ
ザ”証明”するのは「あほちゃうか?」と言ったところでしょうが。
オレが「ハコイリムスメ」見てる間も勉学に励んでください。
516 :
リーマソ ◆tr.t4dJfuU :03/11/03 17:45
保守上げだけさせて下さい。すみませんです。
人類が宇宙に進出するようになったら、相対論と微分幾何が 工学部の必修科目になるのかな。
>>517 さぁ、どーなんでしょう。一つの局所慣性系で記述出来ないような巨大宇宙船
や、ブラックホールに接近したりしない限り、特殊相対論で十分でしょうから微分幾何
までは要らないじゃないかな?と思います。よー分かりませんが…
また、たとえ一般相対論スケールの大宇宙船が作られるような時代になっても、
現代の電気回路設計者がいちいちマクスウェル方程式までさかのぼって偏微分方程式を
立てて…なんて調子で設計することは(多分)無いのと同様に、その頃にはそれなりの
手法が開発されてると思うんですが…
なるへっそー。マクスウェル方程式のように、基礎教養として 学部初年級で習うようにはなるかも?
521 :
名無しさん@明日があるさ :03/11/30 21:33
添字agesage
メルセンヌは坊さん フェルマーは弁護士 ロピタルは貴族 グリーンは製粉所経営者 ローワン・アトキンソン(Mr.ビーン)は電気工学科卒
>>519 初年級で学ぶには難しいと思いますが、等価原理等のサワリの部分までは教えるようには
なるでしょう
>>520 オレに餌を下さい。
>>521 テンソル解析、近眼が進みますね。
>>522 メルセンヌは坊さん、と書こうとしたら
>>523 様に先に書かれてしまいました。
>>523 矢沢永吉は「成り上がり」。
いつの間にやら師走です。オレも皆様と同じく忙しい。正確に申し上げますと、忙しいフリ
するのに忙しいです。こちらのスレは、いつの間にやら物理を語るスレになったは良いものの、
未だ「力」にも到達せず迷走をしておる訳ですが。
ケーリーははじめ弁護士 ハミルトンはあとからヨッパライ
ブルーバックスで『新装版 相対論的宇宙論』というのが出てたんで,
新装版へのあとがきだけ立ち読みしたんですが,
http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=257425X 人工衛星に積んである時計には,
特殊相対論による補正のほか一般相対論による補正が必要なんだそうで,
その補正がないとカーナビがくるうんだそうです。
これが,一般相対論が我々の日常生活に関係するようになった最初の例である
と著者のひとりが言ってました。
はじめはおそらく軍事衛星の開発者が,
「この北朝鮮の核施設の位置がズレて見えるのは
人工衛星にかかる重力が小さいからではあるまいか」
と気づいたんでしょうけど,そんなことよく思いついたもんだと感心しました。
この板最古の歴史あるスレに記念にゅうどん
527 :
名無しさん@明日があるさ :03/12/21 21:22
なんじゃこりゃ?
528 :
名無しさん@明日があるさ :03/12/21 21:28
最近、土曜日にバイトで中学生に数学を教えてる。 やはり図形問題は面白い。 素朴だし、頭の体操や気分転換には最高だよ。
朝新聞読んだら ゆとり教育が見直されて 2次方程式の根の方式を教えてもいいことになったそうだ。 教えていい教えちゃだめって ピタゴラス教団かお前らは・・・ つうわけで保守
数式処理ソフトMathematicaの研究室ライセンス版をゲット! でもうちじゃ誰も使わないよ…(´・ω・`)
>>525 或る一定の時空領域を「局所慣性系」と看做して良いかどうかは、観測精度または誤差の
許容範囲、及びどんな運動について解析したいのか?との兼ね合いで決まると思います。
1960年既にメスバウアー効果によって周波数がチョー精密に揃えられたエネルギー14.4keV=周波数
3.5エクサHz=波長0.86オングストロームのγ線を用いて、高度差により周波数が僅かに(千兆分の
一オーダーで)ズレること(重力による赤方偏移)がノイズ解析により間接的に確認されておりま
す。この実験の高度差は22mという日常生活スケール(「ハーバードの塔」)。即ち、電磁波を鉛
直方向に放射する場合は空中を自由落下する10階建てのビルは(許容誤差千兆分の一オーダー
では)「慣性系」とは看做せないというコトですね。「1階の時刻」と「10階の時刻」を区別しなけ
ればならん、と。
一方、ほとんど光速まで加速された電子の運動について考える場合、地上の山手線を水
平に一周してもせいぜい原子核大程度の高さしか落下しませんから千代田区や新宿区や
アイドル写真集のメッカ山田書店やらがすっぽり収まる範囲を(ほぼ)「慣性系」と看做してもOK
ということになる。東京駅でホームの時計と時刻合わせをした腕時計が新宿駅を通過したとき
に示すホームの時計との読みのズレは(地上に静止している観測系では)特殊相対論のみで説明
出来る筈であります。ここで、「ほぼ光速で山手線を一周する電子に乗った観測者は時刻の
ズレをど−納得すりゃええのか?」という突っ込みは勝手ながら当分の間禁止させて頂きま
す。 禁止な!
>>526 ダラダラ展開するうちに何時の間にやら最古のスレに成り果てました…
>>527 こんなんです。
>>528 中学生相手ですか。難しいですね。
「なぁ、センセー、電車が急停車する時に感じるアレやエレベーターが上がり始める時に感じるアレは
一体何やのん?」てな質問をイキナリされると答に窮します。オレに出来る精一杯の答は、「ソレは
お前が色気づいとるちゅうこっちゃ! もっと勉強に集中せぇ!!」です。
>>529 そもそも「ゆとり教育」なんて言葉が形容矛盾つうか欺瞞の産物だと思います。「ゆとり」
なんてのは「与えられる」ものではなく「ズルをしてでも掠め取る」ものだというコトをそれと
なく教えるのが「教育」だと思うんです。「解の公式」を覚えた方がラクだというコトに気付けば
禁止しても勝手に勉強しちゃうだろうと希望的観測するのは「理想主義者」だと思いますが。
>>530 アレ、案外使い手が無いですよね…
とか何とか言ってるうちに今日の朝が仕事納めです。 で、明後日が仕事始め(^∀^)ゲラゲラ 井上和香てキャバいなー、と思ってたらやっぱりキャバでした。 皆様におかれましても来年も幸多からんことを。
534 :
リーマソ ◆tr.t4dJfuU :04/01/15 06:02
遅ればせながら、あけましておめでとう御座います。 風邪ひいて寝込んだりなんかしてました。 維持上げ。
ネタがないけどあげ ぐあー今日教官チェック受ける修論の第一稿が全然終わらん 月曜までに提出できんと学会見にいけないよ ラボのみんな行くってのに TeXってすごい便利なんですけど、皆さん社会人になっても使ってますか?
536 :
名無しさん@明日があるさ :04/01/23 05:56
ぐあーageてなかった
結局、マンデルブロート集合ってなんなのさ?
>>538 きんたまに似てると思う
複素平面上でf(z)=z^2+α, としたとき
力学系z(n+1)=f(z(n))が発散しないようなαの集合、だったかな。
540 :
名無しさん@明日があるさ :04/01/24 14:18
今の仕事の基本は集合論と確率論。しかも漏れはユークリッド幾何学までしか勉強してない。 すれ違いスマソ
541 :
名無しさん@明日があるさ :04/01/24 15:01
ほほう、あすとるも経験者でしたか
修士論文が終わったよー 教官「手元に置いといて、間違いがあったら自分で直しといてね」 学生「・・・」
オイラの贈り物
_| ̄|゚(∀)゚;
もぅ、何がなにやら…。頭悪いなぁ、あたし
>>544 マンデルブロートの代わりに珍拓でも貼っていってください・・・
おまいら巣に戻りなさいw
ごめんなさいw
まだ書けるか?
dvipdfm(x)マンセー!
この前電車で60くらいの小父さんが リーマン幾何学の本を必死こいて読んでいた 本は手ズレで真っ黒 鉛筆で色々書き込み あの人って何なんだろう? 不思議ふしぎ???
552 :
名無しさん@明日があるさ :04/03/11 13:09
東京工業大学のアニメ研究会出身の方いませんか?OB会にちゃんと出席してください!
>>535 テフって使ったことないんで良く分かんないです。すみません。
研究頑張って下さい。
>>536 スレ維持に御協力有難う御座います。
>>537 >>531 は先走り過ぎだと思います。が、埼京線の痴漢の如く少しだけ触れてみます。
問題の主要点は、「非慣性系の解析は特殊相対論の枠内ではどうなるか?」ということで
あります。 さて問題。:
或る固定された慣性系Kにおける時刻t=0に出発して加速度aで等加速度運動するロケット Aを考えます。(但しココで「加速度」と申しますのは、いわゆる相対論的加速度であり、慣性 系Kに対する加速度ではなく各時点でロケットから静かに離れた宇宙飛行士の座標系―瞬間静 止系―から見たロケットの加速度であります。) 今、ロケットAから見て距離xだけ離れた前方か ら同時に出発したロケットBが、Aから見て一定距離xのままで同一直線上を飛び続けている とします。すると、ロケットBの加速度は幾らでしょうか?
コレ、ニュートン的に考えますと“Bの加速度もAに等しい筈だから、答えはa”なんですが、 相対論的には間違い。と申しますのは、もしKにおいて同時に出発したB,Aの加速度が等 しいと仮定すると、距離ABは(A自身からではなく)慣性系Kから見て一定となってしまい ます。ところが、慣性系Kから見た距離はA自身から見た距離ABをローレンツ収縮したもの(よ り正確にはABを細分した線分−ソレゾレ速度が異なる−のローレンツ収縮の総和)ですから、コレは A自身から見るとAB間の距離がどんどん増加していくコトを意味し、「Aから見て距離xのま ま」という条件に反します。という訳で前方のロケットBの加速度はaより小さいだろうと見当 がつきます。 でまぁ、うじうじ考えていけば、(光速=1と規約する単位系では)Bの加速 度b=a/(1+ax)、という結論が得られます。 (途中の計算は省かせて頂きました。 この結 果は、a,ax<<1(光速)の場合はb→aとなりニュートン力学と勿論一致します。)
言い直せば、「慣性系Kにおいて加速度運動する棒」ABを考えた場合、棒上の観測者から 見て棒の長さが一定であるためには、「後端Aと先端Bとでは加速度が異なる」、ひいては 「Kから見た速度が後端と先端では異なる」というニュートンが聞いたら怒り狂うような怪奇な 条件が必要ということですね。えーっと、コレはAに置いてある時計とBに置いてある時計 は進み方が異なるということを意味します。 結局、何が言いたいのか? え? という問いにオレの限界で答えますと、加速度系を考 えた場合、ニュートン力学では”慣性力”が現れますが、特殊相対論では「位置による時刻のズレ」 が現れると言う訳です。では、ニュートン力学が近似的に成り立つ範囲、即ち加速度が小さい場 合に、”慣性力”と「時刻のズレ」との量的関係はどのように与えられるか? という考察が 「一般」への前戯的段階になります。 兎に角、もっともっと先の段階の話ですね。 このスレ、未だニュートン力学入ってないし…
>>538 ま、何だか訳の分からない図形ですね。力学系の話て難しいです。
>>539 猫のきんたまは可愛いのに、ヒトのきんたまときたら…
>>540 オレも専門家というわけじゃありません。
>>541 この場合の「経験」というのは、「きんたまが風呂の排水口に吸い込まれる経験」のことで
しょうか。
>>542 おめでとう御座います。「修士」ってドイツ語で”マイスター”とかいった方がカコイイ感じがします。
英語でマスターて言うと、喫茶店のおやじみたいなの思い浮かべちゃうし。
>>543 オイラとはオレのことかとオイレル言い
>>544 > ゚(∀)゚
和訳致しますと、
全ての )゚について、゚(
ということですね。 対称性の原理でしょうか。
>>545 オレなんか何がなにやら分からぬまま仕事の合間に続けておるのです。
>>546 毎度毎度のアレな書き込み有難う御座います。
「牡丹と薔薇」見終わった時のように昼下がりの子宮が熱く慄えてしまいました。
>>547 「巣」ていう文字は、どんな動物の巣を象形化したものなんでしょうか。
>>548 また来て下さい。
>>549 書いて下さい。幾らでも。
>>550 TeX便利なんですかね。
オレ、”LaTeX”て見ると、コンドームしか思い浮かばなくて…
>>551 このスレのファンじゃないんでしょうか?
>>552 何だか最近、アニメの実写版が流行ってますね。
年末から年度末にかけて風邪ひいたり信用取引で大損こいたり自転車でこけたり銀行の2階
で床に頭こすりつけたり確定申告したり税務署員に叱られたりで色々忙しかったりしたんで
す。人生に疲れたときは、昼下がりの歌舞伎劇場「牡丹と薔薇」。
d(゚-^*) GJ 0を認識する事からはじまったなぁ
562 :
名無しさん@明日があるさ :04/04/03 20:38
あ
テンソル、地そる、人ぞそる
564 :
名無しさん@明日があるさ :04/04/27 00:08
↓これ数学板からのコピペなんだけど、オレとまったく同じ状況で笑たよw >大学数学?ぜんぜんわからなかったよ。何で卒業できたかって? >そりゃーまず、定義の暗記、定理の暗記、定理の証明の暗記、前期、後期テストの過去問の暗記(数値と数値を導く過程を全て暗記) >これで卒業したよ。 >大学では暗記に終始してたなあ。数学的思考は、ほとんど皆無だった。 数学やって役に立ったことは、 基本・定義を押さえてから発展・具体論に取り掛かるという 思考回路が出来たことかな。 会社にいると案外これが出来ていない人が多いので それなりに思考の訓練にはなったのかなあと・・・
>>561 「零の発見」と共に近代数学の発展が始まったことは間違いないのですが、「零の発見」とい
う言い方は如何なものか、とも思えます。「零の発見」ていう言葉は「アメリカ大陸の発見」と
同じく西洋中心史観の産物ではないでしょうか。白人様に”発見”して頂くよりも数千年前か
ら亜米利加大陸に住んでる人も居れば、「零」の観念に馴れ親しんでいる人達も居た訳ですか
ら。 でありますからして、教科書も、「文化不毛の大陸に住んでた白い土人たちは印度人が
ゼロという観念に馴れ親しんでるのを見てビクーリしました」 「白い土人たちは代数式の簡便な
書き方をイスラム教徒からパクリました」 「”新”大陸からの最初の輸入品は梅毒でした」 とか書く
べきだと思います。
まぁ、何はともあれ、「零」「真空」。
>>562 う
>>563 「ひげそり跡」に「感じる」女性は意外と多いらしいです。
オレ、男のひげそり跡見ても「毛穴」しか感じられないんですけど。
>>564 オレなんか工房のときに数学を「分かる」コトを放棄して教科書を3回くらい写経してました。
「…とおいても一般性を失わない」なんて面妖な言い回し、日常会話で使いますか? え?
こら! 「自分がオトコだとしても一般性を失わない」なんて独り言云いながら自分の性別確か
めますか? あ? 「ここで貴女とセクスしたとしても一般性を失わない」とか言いながら行為
に至った男居ますか? お?
お陰様で訳分からんままに訳分からんことを書きながら現在に至っております。
南無阿弥陀仏。
まぁ何とかかんとか言いながら、閑散たる仕事場でうじうじ致しております。
皆様におかれましては黄金週間を御満喫なさって下さいませ。 うじうじ。
567 :
名無しさん@明日があるさ :04/05/08 15:00
くそスレたてるな
リーマン幾何は代数幾何の一種だろ?
無くなったかと思ったらサーバ移転か。びっくりしたなあ。
570 :
名無しさん@明日があるさ :04/05/15 03:50
コルモゴロフ・フォミーンの「函数解析の基礎 第二版」を買ってきました・・・
573 :
名無しさん@明日があるさ :04/06/09 20:29
そうなの。
574 :
名無しさん@明日があるさ :04/06/11 16:00
松坂線型代数復刊したのか。
>>567 くそスレと云えばその通りであり返す言葉も御座いませんのですが、立てたのは私ではあ
りません。便乗して戯言を書き散らしているだけであります。すみません(._.)
「失業して暇が出来たし、幾何学でも勉強してみっか!」という風な御仁の慰安にでもなれ
ばと思います。
>>568 >リーマン幾何は代数幾何の一種だろ?
コレ、実は答え方に困ります。一枚の地図で覆える範囲での話(局所的構造)ならば、主な
方法論は解析であり、「微分幾何」「解析幾何」「計量幾何」等と呼ぶのが適当なのでしょうが、
複数の地図を貼り合わせた時にどんな形状になるかという問題(大域的構造)になりますと
代数幾何的手法が前面に出て来て、系図の読み書き修行みたいになってしまいますね。
オレ、全く苦手ですけど。 宇宙論でノーベル物理学賞を狙うような人は必要な知識量も天文学的
になってくるんだと思います。一番可哀相なのは、「大宇宙の高次構造」なんて題の訳分かめ
論文送り付けられて図らずも系図読み修行をさせられる天文雑誌のレフェリーでしょうが。
>>569 「びっくり定理」ていうのはアレですか? リーマン幾何の出発点となったガウスのTheorema
Egregium(曲面の基本定理) のコトで御座いましょうか? 直訳すると「群を抜いた定理」なん
ですが、この言葉は英語圏では「トンデモ定理」みたいなニュアンスになるそうな:
上のラテン語egregisを英語に直したegregiousを検索してみるとこんな例文がありました。
Teachers lose their credentials by egregious acts such as having sexual relations
with students.
(教師は,生徒と性的関係をもったりするようなegregiousなコトすると信頼を失う)
>>570 先に書いたことと重複するのですが、常識的には「微分幾何」だと思います。
局所構造を論ずる限りでは、出て来る代数は(線形代数が出て来るのは当たり前として)
Lie代数くらいで足りるでしょう。足りないのかな? Lie代数をチョコッと齧っておけば一般相
対論で登場する「ビアンキの恒等式」も意味が捉え易いと思います。 アチョーッ
>>571 以前登場して下さった学生さんでしょうか。確率過程か実解析でも専攻なさる御積りなの
で御座いますか? この次に購入するのはリース・ナジーかオダギリ・ジョーですね。
誤って井上和香「わかしぼり」なんか買うと脳味噌が新皮質部分から順番に腐ってきます
から気をつけましょう。怖いもの見たさに本を買ってはなりません。
>>572 文庫版が出たりしたのならオレも買ってみたいと思います。
テンソル解析の豆本が出版されたら、専用ルーペで電車内で読んだりするのもカコイイ。 かも。
NHKでもうすぐ殺されるのは芹沢鴨。大河史上最低の視聴率。見れるのは今だけ。
復刊の可能性皆無。
>>573 だそうです。
>>574 「懐かしのテキスト」スレみたいですね。
松阪和夫,横田一郎,佐々木重夫,小林昭七…といった面々は「人柄」を感じさせますなぁ
たしか、「数学界の田村三兄弟」というのも居たと思います。どんなにカコイイ人達だったので
しょう。
>>577 以前ゴルゴ重三の元ネタや修論のぐちを書いたものです。
まだ工学部で学生やってます。
周りが一気に就職していったので、取り残された気分です。
なぜか リーマン予想証明される?のニュースが話題になってない。 やっぱりネタなんでしょうか。
数セミでミスターゼータ氏(黒川先生@京大)が 「リーマン予想解決には後三百年くらいかかるのでは」 て書いてるのを見た記憶があります。
>>579 まぁ、凹む気分は判るのですが、「取り残された」気分にまでなる必要は全くないです。
一年か二年社会に出るのが遅れたところで、他人はそんなこと全く気にしません。
(と言うより、気にかけてくれません)
月並みな言い方ですが、視野を拡げる機会を得たと思えば宣しいんじゃないでしょうか。
アドヴァイスには程遠いのですが、迷いながらも生活しましょう。
>>580 >>581 300年後には、
「 リ ー マ ン 予 想 は も う 止 そ う 」
なんて最低のオチがついたりなんかして……
山田く〜ん、座布団全部……♪
仕事の合間に不要書類の裏に近所の猫の似顔絵とか色々落書きしておる毎日です。 適当に時間がブツ切りにされた方が思考が進んだりすることがあるというのは一体どんな 具合なのか。 このスレ、一旦雑談モードになると半年くらい真剣に世間から浮いた事を語り合っております。 なんだかんだ言ってる間に、今年生まれた雀の仔も皆一人前に飛べる季節になりました。
585 :
名無しさん@明日があるさ :04/07/07 21:50
e
586 :
名無しさん@明日があるさ :04/07/23 23:11
共変微分〜♪ 曲率テンソル〜♪ いぇい!! リーマン幾何とリーマン、近いようで果てしなく遠いなぁ…。
587 :
名無しさん@明日があるさ :04/08/11 20:55
盆
588 :
名無しさん@明日があるさ :04/08/25 22:15
定期あげ
589 :
名無しさん@明日があるさ :04/09/06 12:13
いまこれと同じスレを立てようとしていたところだった。 重複スレ立てる前にスレッド検索してよかった・・
涼しくなってきたので小平解析入門を最初から読み直してます。
591 :
名無しさん@明日があるさ :04/09/18 04:21:33
age 皆さん勉強してますか?
592 :
名無しさん@明日があるさ :04/09/28 05:01:10
定期あげ
593 :
名無しさん@明日があるさ :04/10/03 18:58:14
定期あげでーす。サラリーマンやりながら業績をあげた数学者っているんだろうか?
594 :
名無しさん@明日があるさ :04/10/18 02:17:15
定期上げでーす
595 :
名無しさん@明日があるさ :04/11/14 11:27:00
あげ
596 :
名無しさん@明日があるさ :04/11/23 08:49:24
リーマンのゼータ関数について教えてください。
597 :
名無しさん@明日があるさ :04/12/02 02:03:06
599 :
名無しさん@明日があるさ :04/12/16 07:29:21
>>596 「素数に憑かれた人たち」 (人々 だったかも) っていう本がとても分かりやすいですよ。
最近、趣味&学歴コンプ克服にに数学の勉強やってる。 残業少なくて良かった。
601 :
名無しさん@明日があるさ :05/01/09 14:07:48
>>600 んー、頑張りましょう。具体的にどんな分野を勉強してますか?
小学校算数から公文式教材を用いて地道にやり直し。 最近高校教材相当のJ教材に入った。 公文式教材は計算力を身につけるものだから、 数学的思考能力を身につけるには別の教材が必要と考えて、 今、模索中。 一応、具体的目標は最終教材終了と数学検定1級合格。 放送大学の数学関係の講義番組を見て楽しめるようになればうれしい。 他板の某スレで学習経過書き込み中 ここにいる人たちはどんな仕事しているのかな?
603 :
名無しさん@明日があるさ :05/01/13 13:24:47
あ
にゃーん。がんばりゅ。
605 :
名無しさん@明日があるさ :05/01/30 21:41:25
保全カキコ
これからは場の量子論くらい知ってないとダメだよ。
古典力学を勉強してるけど苦手だ…なんか馴染みにくいというか。
いろいろなスタイルの本がありますから、解析力学まで 一通り勉強したら、別の本を読んでみるのもいいかもしれませんね
609 :
名無しさん@明日があるさ :05/02/28 20:18:28
あげ
610 :
名無しさん@明日があるさ :05/03/16 01:50:36
代数幾何で45点以上とったことねえな。
611 :
名無しさん@明日があるさ :2005/04/04(月) 20:57:29
基礎解
612 :
名無しさん@明日があるさ :2005/04/27(水) 20:36:28
GWです。 勉強頑張ります。
凄まじいスレストをしながら良く生き残ってるなー ところで、リーマン予想を解いたと主張する数学者の論文は その後どうなったんだろうか。
614 :
綾子剣道初段 :2005/05/06(金) 18:50:18
615 :
ウルトラマン :2005/05/27(金) 23:10:42
私は一般相対論を独学で勉強しているがテンソルのことがよく分からない。言っておくが 相対論のことが分からないのではない。だからリーマン幾何学を勉強しようと思っている。 誰かテンソルとは何か一口に教えてほしい。
616 :
ウルトラマン :2005/05/27(金) 23:38:11
私はウルトラ星の落ちこぼれ。地球に行って偉い人たちからテンソルとリーマン幾何学のことを 教えてもらうためにわざわざウルトラ星からやってきたのです。だから教えて。
617 :
ウルトラマン :2005/05/29(日) 19:36:31
早く教えてちょ
618 :
ウルトラマン :2005/06/01(水) 22:40:37
早く教えてちょ
619 :
ウルトラマン :2005/06/01(水) 23:56:06
みんなが教えてくれないから矢野健太郎のリーマン幾何学(森北出版)の本を頼んだ。 これは名著だという。値段も手ごろ。みんなも買って読んで。
620 :
名無しさん@明日があるさ :2005/06/02(木) 01:46:25
マーフィーの法則 「壊れる可能性のあるものは壊れる」 とかを披露するスレかと思ったのに....。orz
621 :
ウルトラマン :2005/06/04(土) 19:05:26
今日リーマン幾何学の本が届くと思ったらまだ届いていないって。ああ離島の 悲しみ分かって。でも来年東京に行くの。
初めまして。通りがかりの者です。 2002年からマターリ進行で続いている・・すばらしい!(2chの存在知らなかった頃だ) レベルが高度すぎて殆ど(全然)理解はできませんでしたが、素敵なスレですね。 心の中でひそかに応援してます! スレ汚し失礼しました。
>>602 600さん、頑張って下さい!!
住人さん達のお仕事は数学と接点のある方がいらっしゃるかもしれませんが、
私自身は数学と殆ど全く関係ない業務です(製薬会社勤務)。
数学検定のこと、知りませんでした。
>>ウルトラマンさん、こんにちは!!
相対論を独学で勉強ですか・・頭がさがります。ウルトラの星から地球までおつかれさまです(笑)
テンソルやリーマン幾何学のことを知らないのです・・ごめんなさひ ○rz
リーマン幾何学の本、早く届きますように!(来年東京へは転勤で行かれるのですか?)
624 :
ウルトラマン :2005/06/05(日) 10:43:19
数学検定に挑戦されるのですか。頑張ってください。 ここは奄美大島ここで農業しています。でも東京でマンション買ってそこに住 もうと思っています。いずれウルトラ星に戻る日がくるでしょう。 テンソルというのは質と量の関係を一般化したもののように思っていますが そうであるかこれから勉強してみます。
625 :
名無しさん@明日があるさ :2005/06/05(日) 12:12:17
ヒルベルト空間とかバナッハ空間とかその辺の違いがよく分からないまま卒業しちゃった。 休日使って勉強しなおしてみようかな。
>>622 =
>>623 です。ひそかにこのスレを応援するといいつつ思い切り書き込んでる‥スミマセヌ・・○rz
>>624 のウルトラマンさん、
奄美大島の方ですか。PC画面の外側には美しい景色が広がっているのでしょうか。
こちらは埼玉ですが、周りはマンションだらけです。しかも増殖し続けています・・。
数学検定は600さんの
>>602 のレスを読んで知ったところです。(今日まで知りませんでした。)
でも、数学検定のホームページを見ると、準2級か2級あたりが私にも受けられそうです・・合格云々は別ですが(笑)
http://www.suken.net/japan.html >テンソルというのは質と量の関係を一般化したもののように思っていますが
>そうであるかこれから勉強してみます。
質と量の関係ですか・・・テンソルというのは
微分・積分のように物理学から発生した学問なのでしょうか。
ウルトラの星で地球の学問を役立てていただければこんな嬉しいことはありませんが、
地球人としてはウルトラマンさんにずっと地球人として留まっていただきたいです。
ウルトラマンさんもがんばってください!!
627 :
ウルトラマン :2005/06/05(日) 14:52:22
行列は質を位置で示しています。一般のテンソルはもっと高階なので位置では示せません。 行列を考えるとき質と量の関係を表していると思うのです。同じ質同士が量として加えられ あるいは引かれます。そのほか行列の演算も同じように考えられるように思います。
>>1 は2002年の1月か・・・。
ちょうど俺が大学卒業して就職する頃から続いてるなぁ。
ゆったりだけど着実に成長している
絶妙の速度感が素晴らしい。
このスレを心の支えにしよう。
良スレだね。
630 :
ウルトラマン :2005/06/05(日) 21:56:46
奄美大島は美しい海だ。なんて昔のこと。今は美しいところもあるが大部分は 汚い。文明の影の部分だ。空も昔は夜など星がきらきら光っていてそれはもう すばらしかった。しかし今は多分中国からなのだろう汚い空気で星はあまり見えない 文明の光と影。これから人類はどうなるのだろう。資源もあまりないんだよ。
>>630 ショックを受けました。
奄美大島にもそんなにはっきりした環境破壊の影響が及んでいたなんて。
この20〜30年で地球の環境問題は本当に深刻化しているのですね。
情報面などは(PCでこうして目の前にいるようにお話できたり)
本当に便利になったと思うし、それは素直に嬉しいのですが・・。
環境のことを考えると本当に不安になります。
テレビ番組でも、森林の面積も毎年北海道1個分減少しているとか言ってたし。
632 :
ウルトラマン :2005/06/06(月) 18:39:13
今日リーマン幾何学入門(矢野健太郎著)森北出版を買ってきた。読んでみると 確かに分かりやすい。相対論の本ではいきなりテンソルが出てきて面食らってしまうが この本は行列から初めて無理なくテンソルに結び付けている。やはり名著といわれる だけはあると思う。
>>632 のウルトラマンさん
本が届いてよかったですね!
行列というと高校のときに習った
|a b|
|c d|ぐらいしかやったことないので、
これが質の位置を示しているなんて知りませんでした。
数学は元々好きでしたが(因数分解、図形、微積や確率・統計あたり)、
行列は「これは一体何のためにやるんだろう?」という感じで(ベクトルも同様)
レベルが違いすぎてすみません・・。
以前、ビデオで見た映画、確か「アポロ13」だったと思うのですが、
宇宙飛行士たちがロケットの座標軸を計算するのに
行列を使っているシーンがありました。
そのときは「こういう時に役立つのか!」と納得。
でも、それだけではなかったのですね。目からウロコ・・
>>628 さん、20代の方ですか。良スレを見つけられてよかったですね!
ではでは。
634 :
ウルトラマン :2005/06/06(月) 22:55:48
20代ああ若いな。ここはそんな若い人ばかりだったの。私が高校のころは 行列なんてやらなかったよ。大学一年のときにやった。先生は何も言わずただ計算を教えてくれた。何の意味かわからずやらされた。 それが役に立つことが分かったのは大学3年のとき、量子力学を学んだとき。何に役に立つかはじめに教えてくれれば授業がもっと 面白かったかもしれない。先生は不親切だよ。
635 :
名無しさん@明日があるさ :2005/06/06(月) 23:16:03
>>634 ウルトラマンさん、そんなことないって。私は30代後半ですし・・。
でも、本当ですよね。だれも行列の意味教えてくれなかったなぁ。
先生達も知らなかったんだろうね、きっと。
636 :
ウルトラマン :2005/06/07(火) 23:10:33
私は地球年齢で5億歳、ウルトラ星では平均年齢が10億歳だから中年と 言ったところ。ウルトラマン大学で物理学を勉強しウルトラマン大学院で 哲学を専攻した。テーマは時間と空間、宇宙論、言語思考論。ウルトラ星では独自の 重力理論があるが、地球人の最大の物理学者であるアインシュタインが考えた 一般相対論を学んで地球人の思考を調べようと思っている。
637 :
名無しさん@明日があるさ :2005/06/08(水) 00:10:15
ウルトラマン子
638 :
名無しさん@明日があるさ :2005/06/08(水) 13:42:26
ここでリーマンと関係の無いフェルマーの最終定理について語るのはルール違反ですか?
639 :
名無しさん@明日があるさ :2005/06/08(水) 15:23:59
ゴールドバッハならいいよ
>>636 のウルトラマンさんへ
ウルトラマンの星にも物理学や哲学があるのですね。
ここ地球では、様々な学問を追及していくと哲学にたどり着く、
ときいたことがあります。
平均寿命は違えど、ウルトラの星もどうやら地球に良く似ている様子。
ウルトラマン大学院の学生さんは向学心旺盛な方々なのでしょうか・・。
641 :
ウルトラマン :2005/06/08(水) 22:07:31
ウルトラ星では誰でも大学院に入れるのですが、卒業するのが難しいのです。 私はおちこぼれなので卒業できませんでした。だからこの地球で修行せねばならないのです。
642 :
ウルトラマン :2005/06/12(日) 12:17:59
ウルトラマン大学院は宇宙連邦最大の大学院であるのです。宇宙の色々な星 から留学生がやってきます。みんな向学心があります。宇宙連邦は選ばれた エリートの宇宙人達から出来ています。生命は発達するとみんな同じ方向に 進化します。それが生命の法則です。だからウルトラ星人も地球人も同じ考 えを持ちます。そして文明の危機に遭遇するのです。そして人類が滅びて しまえば宇宙連邦の一員にはなれません。宇宙連邦は文明の危機を乗り越えてきた 星星の宇宙人からなります。宇宙には滅びていった宇宙人はたくさん存在しました。 だから宇宙連邦はエリートの集団なのです。哲学はすべての学問の本質を成して います。すべての学問がそこから生まれそこに帰っていくのです。
かけるかな? リーマン予想はその後どうなった?
まんことちんぽのどちらがすばらしいか 数学的見地で議論する事可能か。 この問題は多項式時間で決定可能か。 エレガントな解答を求む。
645 :
名無しさん@明日があるさ :2005/07/01(金) 23:20:31
((#゚Д゚)エレガンツ!!
像のちんぽは、エレファント!
647 :
ちんぽまんこ :2005/07/06(水) 22:51:34
エークセレントッ!
648 :
名無しさん@明日があるさ :2005/07/24(日) 01:14:10
ageでーす
649 :
名無しさん@明日があるさ :2005/07/26(火) 19:10:40
Jones多項式が1になる非自明な結び目はありますか?
650 :
名無しさん@明日があるさ :2005/08/12(金) 10:10:52
0かな
652 :
600 :2005/08/21(日) 13:43:31
このスレ、まだあったのか。 MM教材に入った。三角比をちまちまやってる。
>>642 >哲学はすべての学問の本質を成して
>います。すべての学問がそこから生まれそこに帰っていくのです。
宇宙とは何か?何のために発生し、終焉を迎えるのか)?魂とは何か?
人類や宇宙に存在する生命体の存在は何のためか?
(本能あるいは利己的遺伝子の仕業により種を存続させようとしているらしいが、
その行き着く先になにがあるのか?)
そういうことを突き詰めて考えると全ては哲学にたどりつくそうですね!
突き詰める前に最初の1歩のところでわけがわからなくなってしまいました…_| ̄|○
654 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/11(日) 21:07:46
自民圧勝?
≪中国の輝かしい戦後史≫ 1945年 内モンゴル及び満州を侵略・植民地化 1949年 ウイグルを侵略・占領 1950年 朝鮮戦争に参戦、国連軍と戦闘 1951年 チベットを侵略・占領 1959年 インドと国境線で戦争 1969年 ソビエト軍と国境線で戦争 1973年 軍艦を佐渡島に接近させ、ミサイル試射 1979年 ベトナムを武力侵略。中国が「懲罰戦争」と表明 1992年 領海法制定により南沙諸島と西沙諸島の領有を宣言、中国軍が占領 1995年 歴史的にフィリピンが領有してきたミスチーフ環礁を占領 1996年 台湾海峡でミサイル発射し台湾を恫喝 1997年 フィリピンが歴史的に領有してきたスカーボロ環礁に領有権を主張 1997年 日本が固有の領土として主張してきた尖閣諸島の領有を主張 2000年 軍艦を日本列島一周させる 2000年 尖閣諸島付近で日本の領海内の海底油田調査を敢行
656 :
名無しさん@明日があるさ :2005/10/01(土) 16:15:51
てんてんてんそるてんてんそる てんてんてんそるのてがそれて 時空の果てまでとんでったとんでった
リーマンなら リーマン幾何だけでなく 基礎的なのに証明は難しい、 リーマンの写像定理でも語ろうじゃないか!
658 :
名無しさん@明日があるさ :2005/10/22(土) 19:52:00
ぬこ
このスレ大好きだったんだけど。。 リーマソさんや他の人達は海外にでも転勤しちゃったのかな(´・ω・`)
さぁ
661 :
名無しさん@明日があるさ :2005/11/20(日) 22:56:48
わからんけど、一応維持
662 :
名無しさん@明日があるさ :2005/12/03(土) 10:21:37
age-!
あけおめ
あけおめこ リーマソの兄貴は元気にしているんだろうか。 リーマン予想の証明は本当になされたのか?
665 :
600 :2006/01/21(土) 18:52:00
M教材上げ
なんと 4周年ですか?
保守します。 それにしてもこんなに続報が無いのはなぜ??>リーマン予想。 リーマソさん帰ってきて。
いつの間にか4周年だったとは…
保守。
670 :
名無しさん@明日があるさ :2006/03/13(月) 21:26:32
なんとなく保守
あぁ、このスレまだ続いてたんだ。 久々に来たけれど、それだけに感動…。 ここにきた人達はいまどんな風に日々お過ごしなのでしょうか?
672 :
名無しさん@明日があるさ :2006/04/13(木) 22:30:18
リーマンになりましたよ
673 :
名無しさん@明日があるさ :2006/05/07(日) 21:11:07
にゃ
hoshu
675 :
名無しさん@明日があるさ :
2006/07/06(木) 20:29:58 age age