大黒様がみてる

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「ごきげんよう」
「ごきげんよう」
さわやかな朝の挨拶が、澄みきった青空にこだまする
大黒様のお庭に集うジョカトーレたちが
今日も天使のような無垢な笑顔で
背の高い門をくぐり抜けて行く
2 :05/02/13 17:53:03 ID:OWC1CiKg
↑死ねばいいと思うよ
3^^:05/02/13 17:53:18 ID:6Pq4oPdg
2はむりだから3
4:05/02/13 17:54:28 ID:Q4GC7xqD
アンチスレ立て過ぎ
5 :05/02/13 18:01:00 ID:0ivwqGz5
海サカ板より
407 名前: [sage] 投稿日:04/11/15 23:59:38 ID:RRQo9Wuf
「また引き分けですか?」
「また引き分けですか?」
さわやかな朝(ry

408 名前: [sage] 投稿日:04/11/16 00:09:53 ID:3kQnp9Yu
相手以上の点は取らないよう
まったりと過ごすのがここでの(ry

409 名前: [sage] 投稿日:04/11/16 05:39:08 ID:oq95D5T1
もちろん、1点取ったらガチガチに引いて守りきるなどとといった、はしたない戦術など(ry

410 名前: [sage] 投稿日:04/11/16 17:55:25 ID:WD2R13I5
 ――とはいえ、今はシーズン中だから。
 放り込みも引きこもりも気にすることなく、バタバタ走り回ったりもしている。
6 :05/02/13 18:01:41 ID:bdUCE5aL

            , - '' '"´, ̄、`_- 、
          /   , '´,  , 'ヽ  \
          ,ィ゙  / //'´ 丶 ヽ 丶   ごきげんよう、みなさま。
        〃 / /  /  / /  i l  ヾ l   この小笠原祥子が6を頂戴致しますわ。
        /i / / / / /  , 〃イ'l ! i ヽ│
       /| / ' ' / ', // !\ !  |    鳥>>1江利子さま  今日もデコが光ってますね(プ
       l l゙ /  ,l !/_/、//_____ヽヾi !  |    >>2条 乃梨子    仏像オタクキモ!!
      ,l | ! /リ'f rテ' /''~-t rァ`lヾ) |    >>3藤 聖さま     私の妹に手を出すな、セクハラ大王!
      |  | ′!| ` ̄´  l   ~`'''´ lレ"`|    >>4ま津由乃      あなた、まるで令の金魚の糞ね(ププ
      |  |i  ヽ     !      /'〃!|    >>5きげんよう、水野蓉子お姉さま
      |  |i  i \  / ̄l   / 〃! |    
      |  |  i   lヽ ゝ-' ,イ ! 〃 |     蟹>>7 静さん     選挙で負けて学園を出て行く姿、無様ね!(ププ
       l |  !   l  ヽ‐ '  l、 〃 ! |     >>8せ倉 令     由乃のロボットなの?あなたは(w
      │ l ! i  /l     l/`〃 ! |     ふ>>9沢祐巳     そのニヤニヤ顔はやめなさい!!
       ヽ l l  / l~l     / 〃\  |     >>10堂志摩子    このエセキリシタンめ!
7海サカ板ネタ改変:05/02/13 18:34:30 ID:bdUCE5aL
「それじゃ、サントスさんの代わりに左サイドやってくれる人。
もし立候補してくれる人がいたら……って、いるはずないか」

ちょっと言ってみただけ、ってジーコ様は首をすくめる。

「緊急事態なので指名します。えっと淳宏さん」

ジーコ様は代表でも巧い方に属する一人に白羽の矢を立てた。
だが呼ばれた淳宏さんからは、「はい」とも「いや」とも声があがらない。

なぜなら、この場所に彼はいなかったからである。
「あら、淳宏さんは?さっきまでここに座っていたわよね。」

きょろきょろと首を回して探すジーコさん。英寿も確かに、ちょっと前まで淳宏さんがここに
いたのを覚えている。
「……まさか、 逃げた?」

「違うわよ、ジーコさん。淳宏さんは、FKの練習びピッチにいったんじゃない」
コーチの誰かが教えてくれた。

「あ、そうか」
追いかけて連れ戻して、説得している時間はない。
ジーコ様は、その場にいる顔ぶれをぐるりと見渡した。
視線を向けられると、みんながみんな目を伏せた。
そりゃそうだ。もともと、左サイド属性なんてない面々なのに、
スペシャリストの淳宏さんの代役なんて絶対に引き受けたくはないはずだ。

「この際、立っていてくれればいい。機能しなくてもいいから」
ジーコジャパンの選手たちの面々は、顔を見合わせて渋りまくった。

「わかった」
ジーコ様はうなずいた。そして一旦しゃがんで、の英寿の手をガッシと掴んだ。

「な、何なのっ」
「ジョーカーと思って取っておいたんだけれど、仕方がない。英寿さんでいく」
「えええーっ!?」
「驚くの、後。さっさと行け」
「ジーコ様。覚えていなさい」
確かに、ジーコ様と一緒に苦労したいと思った英寿だった。
しかし、それはこんなことではなかったはずだ。
8 :05/02/13 19:17:29 ID:bdUCE5aL
「行かないわよ」
「へっ?」
「だから、行かないって言ったの。それより、ジーコさん。その、間の抜けた受け答え
どうにかしないと、日本サポーターに嫌われるわよ」

何か、数日前に、違う誰かと同じような会話を交わしたような―。
ジーコは自室で電話の子機を握りしめたまま、「ふーむ」と唸った。

「それはともかく、直泰さん。今、行かない、って言われましたか」
「言いましたとも。だってジーコさんの北朝鮮戦の
先発メンバー発表に名前がないんだもん」

結局ジーコは、「北朝鮮戦きませんか」よいうお誘いの電話を、迷った末に
直泰さんにかけてしまったのである。いつもの代り映えのないメンバーになってしまうけど、
その分、大失敗はないだろうし、別に、佑二の発言に触発されたわけではないが、
ジーコファミリーの合宿みたいになれば、それはそれでいいかもしれないと思ったのだ。

「俊輔さんたちだって、同じだと思うよ」
「その上さ、私たちなんて海外からの移動もあるんだよね。
やっぱり、HSVとの掛け持ちはきついな」

「そうだね」
ジーコはベッドにごろんと転がり、手近にあった、育毛剤の容器を握って振り回した。

「それに、先発に選ばれたのは圭司さんでしょ。お邪魔はしないわよ」
直泰さんは、電話の向こうでカラカラと笑った。

「邪魔、って」
ジーコは苦笑した。
9 
「信じられない」
大黒さんのつぶやきが、受話器から聞こえてきた。

大黒さんにとってお姉さまである二川さまは、いつでも一緒が当たり前で、
優先順位はいつもトップ、その他大勢とは比べようもない存在であるから、
自分たちとは異なる姉妹の関係に触れようものなら「信じられない」と、
もう口癖のように言うのだった。

ジーコからみれば、ガンバ姉妹のべったりこそ「信じられない」ことで、
あそこまでくっついていられるのはもう奇跡といっていい、と常々思っているのだけれど。

「しかし、大黒さんや大久保さんがだめとなると・・・」
さて、どうしよう。

永井さんや田中さんあたりに声をかければ、飛び跳ねながらついてくるだろうけど。
でも、一応は最終予選なわけだし、ギャルサポのいるところでは何だか安心して采配
できないだろうし。練習要員とかスタベンとかいう条件を出して招待するのは、
逆に彼女たちには酷だと思われた。

「いっそ、柳沢ちゃんを誘うか」
深く考えないでつぶやくと、受話器の向こうで大黒さんがまたもやうるさく騒ぎ出した。

「ばかばかばかばかばか。ばっかじゃないのジーコさんったら」
「そこまで『ばか』を重ねなくても」
指折り数えたら計五回だ。

「だって、ばかなんだもん」
あ、六回目。

「ノーゴーラー呼んでどうするのよ。北朝鮮のピョンヤンという場所はね、
ただでさえ、お初のジーコジャパンにはアウェーなのよ。その不利な状況下で、
あのヘナギを起用できるわけ?」

「劣勢の人間が、優勢の敵に塩を贈ってどうする」
「は、はい」
ごもっとも。

その迫力に押されて、ジーコはとりあえずその場はうなずいておいたのだがー。