1 :
さく・え/ななし :
03/08/25 09:19 ID:QtE1XlnW
2 :
さく・え/ななし :03/08/25 09:22 ID:QtE1XlnW
桃太郎はあの面子でどうやって鬼が島を侵略したんですか?
3 :
さく・え/ななし :03/08/25 20:43 ID:bW/jpOn1
2ゲット。口で言うほど簡単じゃあない。 もう何千回と2ゲットに挑戦したことか。 もう何万回とF5キーで新スレが立っているかチェックしたことか。 すでに俺のキーボードの2キーは磨り減って2の印字が消えている。 他の奴らが2をゲットしているのを見てくやしくて枕を濡らした夜。 よっしゃあ2ゲット!と思い書き込みボタンを押したら回線が重くて 2ゲットに失敗したあの暑い夏の日。 2を取るために光回線を導入した。 2を取るために指の力が上がるように特訓した。 2を取るために動体視力を上げる本を熟読した。 2が取れたならもう死んでもいい。 寝ても覚めても2ゲットの事しか思い浮かばない。 2ゲット。ああ好きさ。結婚したい。 今度こそ2ゲットできると信じてる。 さあ、書き込みボタンだ。2ゲット!!!!
あぼーん
5 :
さく・え/ななし :03/08/26 02:04 ID:AnoMWnUd
>>2 答えは猿、犬、キジは1匹ずつじゃなかった。という事です。
絵本には代表の1匹だけが写っていましたが、
本当は何十万、いや何百万の猿、犬、キジが後ろにいたのです。
だから、鬼が島に行く時にあんな派手な格好で向かっても
鬼たちの投石などの攻撃を受けなかったのです。
だって桃太郎ら代表の後ろには、青空がまったく見えなく
なるぐらいのキジ、地平線まで水面がまったく見えなくなる
ぐらいの猿、犬が居たからです。
だから、その光景に驚いた鬼たちは桃太郎と代表の
猿、犬、キジにやられたい放題やられ、宝を桃太郎たちに
取られたのです。鬼たちもあの数に総攻撃されたら、敵わない
と思ったのでしょう。
長くなってすみませんでした。これが答えです。
>>6 の文章は
凄く読みにくくなってしまいました。
すみません。
あぼーん
10 :
さく・え/ななし :03/08/29 14:02 ID:93x2hlTb
一寸法師の船は転覆しないんですか?
>>10 ひっくり返っても、四肢を突っ張らせることでおわんの底に張り付いてます。
長年疑問に思っていたことですが。
シンデレラに出てくる王子様は、何で一目惚れした相手の顔ではなく、足のサイズで
探したのですか? もし、まったく関係の無い不細工女と偶然一致してたらどうするつもり
だったんでしょうか。
王子は極めて重度の足フェチでした。彼にとって重要なのは 「シンデレラその人」ではなく 「ガラスの靴にぴったりの足」の方だったので、 まったく関係の無い不細工女でも問題ありません。
さるかに合戦の牛の糞ですが、 さるに踏まれた彼はどうなったんでしょうか つぶれてお陀仏?
そんなのいたっけ?
いたよ ちまたで有名な平田版ではこんぶらしいが・・・
赤ずきんちゃんやおばあさんは狼の胃の中で どうやって生存していたのですか? 噛み砕かれたり消化されたり しなかったのでしょうか。
>>13 ターミネーターみたく再生した。
>>16 お年寄りにやさしい、子供にやさしい狼だったので、かまずに飲み込みますた。
あぼーん
>>16 あんまり腹へってたので丸飲み
その後消化不良
ジャックと豆の木 雲の上までそびえ立つ木を登りきれるのは理不尽です。
小人の靴屋なんですが 他人である小人に作ってもらった靴で良しとするおじいさんには 職人の魂とかプライドとかいったものは無いんでしょうか。
>>21 ジャックも実は巨人族だったのでそんくらい登るのは簡単です
>>22 靴屋のおじさんはボケてたので自分で作ったものだと勘違いしたのです
24 :
さく・え/ななし :03/09/15 18:07 ID:1qiyjG0n
アンデルセンの「赤い靴」で主人公の履いた靴は普通の靴屋で売ってた靴で、魔法をかけられてるわけでもないのにどうしてはいたが最後足を切ってもダンスを止めなかったのでしょう
25 :
ですな :03/09/15 22:08 ID:???
傷痍軍人の呪いですな
>>22 そういうあなたにはあるんですか?
>>24 赤い靴は心理的なトリガーに過ぎません。それを履くことで、主人公の中の
ダンスの鬼である別人格が目覚めてしまったのです。
注文の多い料理店
「獲物に自分で自分を料理させる」などというまどろっこしい調理法を取るのは
何故ですか? とっととドレッシングでもかけて食ってしまえば良かったのに。
27 :
さく・え/ななし :03/09/16 18:48 ID:asyGNU/s
>>26 料理せずにドレッシングかけるだけより、料理してサラダにして食べた方がおいしく感じるのは山猫も同じです。
でも、動物園に行って山猫の手、というか前足を見てください。あれでお料理が出来るとお思いですか?
食材に自分で料理させればまさにかもネギではありませんか。
”オオカミ少年”でオオカミに喰われてしまうのは 少年の言う事を信じずに警戒しなかった村人たちのはず。 普通なら信用しない村人は見捨てて逃げるはず。
正確には「オオカミとうそつきの羊飼い」で、喰われたのは羊じゃなかったっけ?
30 :
さく・え/ななし :03/09/17 22:15 ID:Q4sxx9mL
小2の娘の素朴な質問・・・ ごんぎつねの「ごん」って、誰が名前をつけたの?
31 :
さく・え/ななし :03/09/17 22:37 ID:JFiaMwux
>>30 村人がそう呼んでるところ見ると、村の人間ではないでしょうか。
由来は「ごんたくれ」かな
このスレを童貞の理不尽な点を強引に解釈するスレだと勘違いした私はこの世の中のなんなのでしょうか?
>>32 気にすることはありません。若いうちはそういうものです。
おむすびころりん
おむすびは普通うるち米で握るため、それを餅にすることは
できないのではないでしょうか?
その前に、ころがってる途中で土がいっぱいついて食えなくなる
36 :
さく・え/ななし :03/09/27 22:22 ID:aWFbsbaw
シンデレラのガラスの靴は、何故そのまま残ったのですか? シンデレラは素足でガラスの靴を履いていたのですか? 何故、ガラスの靴はシンデレラの足にぴったり合ったのに、脱げてしまったのですか? 脱げた方は、右側?左側?
>シンデレラのガラスの靴は、何故そのまま残ったのですか? 魔法使いは夜の12時に作動するよう、魔法解除の魔法をシンデレラにセットしていました。 片方の靴はシンデレラから離れたため、解除魔法の影響を受けずに残り続けたのです。 >シンデレラは素足でガラスの靴を履いていたのですか? 生足を透かして見せるのがウリなんです。ベージュのストッキングにでも覆われてたら 台無しではありませんか。 >何故、ガラスの靴はシンデレラの足にぴったり合ったのに、脱げてしまったのですか? 階段がペンキ塗りたてでした。 >脱げた方は、右側?左側? 挿絵を見ましょう。
38 :
↑ :03/09/28 04:26 ID:naZhj/J1
ちょっと待った! シンデレラのガラスの靴は、両足とも残っていませんでしたか?
39 :
↑ :03/09/28 04:41 ID:naZhj/J1
魔法が解けて、片足しかガラスの靴を履いていない場面がありますよ。
40 :
↑ :03/09/28 08:07 ID:naZhj/J1
ガラスの靴を素足で履くと足が蒸れたり、靴ズレがひどくて、とても舞踏会どころではないと思います。 靴が脱げた足は、いろいろな絵本を見たところ、左足が多いですね。 女の人って、何故シンデレラとガラスの靴に憧れるのでしょうか? 有名人では矢田亜希子さん、長谷川京子さんが、幼い頃憧れていたと公言しておりました。
41 :
さく・え/ななし :03/09/28 14:09 ID:N1sZwUwf
>>40 シンデレラの絵本のあのシーンからは人知れず女の子の心を虜にする特殊なオーラが発せられる魔法がかかっているからです
42 :
さく・え/ななし :03/09/28 18:15 ID:naZhj/J1
>>41 あのシーンって、靴脱げシーン?それとも靴合わせシーン?
マジレスですみません。 私の読んだ本では、靴だけは魔法ではなく 魔法使いのお婆さんからのプレゼントでした。 だから残ったのだと思っていたけど、原作にもあるエピソードなのかは不明です。
44 :
さく・え/ななし :03/09/29 00:42 ID:oA3TKR6Q
>>42 シンデレラで憧れるシーンというと、魔法使いのおばあさんが魔法をかけるシーンとかたっぽだけのガラスの靴を王子様が拾い上げて眺めるシーンをお思い出したのだけど、はずしたかな?
45 :
さく・え/ななし :03/09/29 19:16 ID:m/jCsasf
>>44 女の子がシンデレラで憧れるシーンといえば、王子様と踊るところと、王子様と結ばれるところではないでしょうか?
男の子が憧れるのはやはり、
>>41 のシーン?
参考資料
,....、⊥,....、
/´/⌒l⌒ヽ`ヽ∧∧
∧/Y´ / ̄ ̄ ̄ヽ. (,,゚Д゚)長谷川京子たんのシンデレラでつ
(,,゚Д| | ∧∧ | | ̄lつつ /l//l/l
| つ[l. |ξ゚ー゚) |∠ノーn\\__〆〆 ´`\
〜|ノヽヽ._ ̄: ̄ ̄ ̄: ̄ノ匚|JJヽ>ー|--|---‐メ、゚_゚)
U J__/、| ,ゝ__,、__,、:_./、|,ゝ匚ニニニニニコ .〈コ
 ̄\|‐*‐)─*-)|‐*‐)*-)〉// /`ー、ヽ
ヽ、|_ン ヽ、|_ン ヽ、|_ン 、.|_ン〈/〈/ヽ〉 ヽ〉ヽ〉
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/kiji/2002/07/25/13.html http://www.sanspo.com/e_onna/idol/ha/h_hasegawa3.html
46 :
45の続きでつ :03/09/29 19:17 ID:m/jCsasf
,....、⊥,....、
/´/⌒l⌒ヽ`ヽ∧∧
∧/Y´ / ̄ ̄ ̄ヽ. (,,゚Д゚)矢田姫でつ
(,,゚Д| | ∧∧ | | ̄lつつ /l//l/l
| つ[l. |ξ゚ー゚) |∠ノーn\\__〆〆 ´`\
〜|ノヽヽ._ ̄: ̄ ̄ ̄: ̄ノ匚|JJヽ>ー|--|---‐メ、゚_゚)
U J__/、| ,ゝ__,、__,、:_./、|,ゝ匚ニニニニニコ .〈コ
 ̄\|‐*‐)─*-)|‐*‐)*-)〉// /`ー、ヽ
ヽ、|_ン ヽ、|_ン ヽ、|_ン 、.|_ン〈/〈/ヽ〉 ヽ〉ヽ〉
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200309/gt2003091709.html http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/f-et-tp0-030916-0013.html http://www.sanspo.com/geino/top/gt200302/gt2003021903.html 矢田さんは、「ディズニー特番・美女と野獣」の中で、「幼いころシンデレラとガラスの靴に憧れていた」とおっしゃっていましたので、録画した人は要チェック!
47 :
さく・え/ななし :03/09/29 19:52 ID:m/jCsasf
>>43 >私の読んだ本では、靴だけは魔法ではなく魔法使いのお婆さんからのプレゼントでした。
おそらく、ガラスの靴はプレゼントというより、シンデレラと王子様の愛を確かめる為のアイテムではないでしょうか?
王子様が素敵な姫(シンデレラ)のことを好きでなければ、靴が履ける人を探さず、そのまま捨ててしまったかもしれないし、シンデレラも王子様のことを好きになっていなかったら、靴を捨てていたでしょう。
また、ガラスの靴というものはシンデレラを証明するIDカードみたいなものですので、両足分揃っていないと意味がありません。
だから、
>>37 の、「片方の靴はシンデレラから離れたため、解除魔法の影響を受けずに残り続けたのです。」というのでは、話は成立しません。
二人が互いに片方ずつガラスの靴を持っていたから、二人は結ばれたのではないかと思います。
ところで、王子様はシンデレラの何に惹かれたのでしょうか?
彼は、
>>12 で書き込まれている人ではないと思います。
おそらく、シンデレラの内面から出てくる美しさに惹かれたのではないでしょうか?
何故なら、王子様は魔法がかかっていないときのシンデレラを受け入れたのですから。
48 :
さく・え/ななし :03/09/29 20:04 ID:m/jCsasf
>>37 さん、こう言う説もあります。
その1
シンデレラのガラスの靴、どちら側が脱げたのでしょうか?→右
シンデレラは、素足でガラスの靴を履いていたのでしょうか?→素足(当時パンストは無い)
何故、ガラスの靴は両足共に残ったのでしょうか?→片足だと走りにくいから
シンデレラは、普段どのような靴を履いていたのでしょうか?また、素足でその靴を履いていたのでしょうか?→木靴 素足
何故、ガラスの靴は脱げてしまったのに、シンデレラの足にぴったり合ったのでしょうか?→魔法
その1のレス
>どちら側が脱げたか
「トリビアの種」ネタになりせうでつね。
>靴が両方残った理由
魔法使いが王子とシンデレラに再会のチャンスを与えた。
>普段履いていた靴
汗、脂、垢、埃、砂にまみれた汚い布靴。(当然、素足で)
>何故、靴が脱げたか
爺やが階段にトリモチを仕掛けて、無理矢理脱がせた説もあり。
49 :
さく・え/ななし :03/09/29 20:05 ID:m/jCsasf
>>48 の続き
その2
もちろん、ガラスの靴は素足で履いていました。
衝撃を全く吸収しない固いガラスの靴なので、足の裏はもう真っ赤です。
しかも通気性が無いため、ムレムレヌルヌルです。
ていうか、靴下自体、履いた事がないと思われます。
その2に対する反論
これこれ、シンデレラはホントの母親の遺言でちっちゃな革の靴をずっと
穿いてたんだぞ。だから纏足ぎみ。推察によると足の大きさは13cmぐらいらしい。
もう一回、ちゃんとした本読め。
↑
さから同じサイズが全然いなかったのか・・・
納得
50 :
さく・え/ななし :03/09/29 20:12 ID:m/jCsasf
イヂワルお姉さんは、靴に足が入るように足先を切り落としたとか
ここは「シンデレラのガラスの靴をマジメに解釈するスレ」ですか?
54 :
さく・え/ななし :03/10/01 22:26 ID:8MLQjvuE
「桃太郎」の犬・猿・雉はきびだんご1つで鬼が島へのお供を受け入れてますが、いくら何でも命を危険にさらす鬼との闘いときび団子一つが引き替えでは割にあわな過ぎると思います。 なんで彼らはそんな条件受け入れてまできび団子がほしかったのでしょうか。
>>54 末端価格にしてグラム3万円の高純度・・・・ごふんっ!ごふんっ!
桃太郎達一行の船はあきらかに小船です。
その程度の積載量では金銀財宝を乗せることはできないのでは?
56 :
さく・え/ななし :03/10/01 23:03 ID:8MLQjvuE
>>55 鬼の宝物の中には「一寸法師」の身の丈を大きくするのに使った「打ち出の小槌」もありました。
その小槌でいったん、金銀財宝を縮小して積み込み、陸揚げしてから再び小槌で元の大きさに戻したのです。
>>56 うちでの小槌があれば他の財宝がいらないような・・・・
一寸法師の武器といえば針の剣ですが、剣というか槍ですよね?
58 :
さく・え/ななし :03/10/02 00:06 ID:h5LIccbO
>>57 スケールの差による効果というものがあります。
たとえば、ノミの跳躍力は彼らのサイズの小ささによるものであって、
単純にノミの体のサイズを人間大に拡大したところで
「巨大ノミ」は東京タワーを飛び越せるわけではないそうです。
体の小さいノミは重力の影響をあまり受けないので体長に比べて大きな距離を跳べるのですが、
サイズが大きくなると重力の影響が無視できなくなり、
サイズ比のジャンプ力は急に減少してしまうのですね。
同じように、人間サイズでは針というのは先端が尖っているだけですが、
一寸法師サイズの者が持つと、鋭い刃を持つ剣として使えるのです。
あと、一寸法師自身が剣として鍛え研ぎ直したかもしれません。
その場合、刃の先端は単分子レベルの極薄となっている可能性が高いので、
鬼の内臓をたやすく切り裂けるほどの恐るべき兵器と化しているでしょう。
59 :
さく・え/ななし :03/10/02 10:52 ID:8g85q2mM
ぐりとぐらが見つけてカステラにした卵はかなり巨大でしたが、 餓えた獣たちに貪り食われていなかったとしたら何が生まれていたのでしょうか?
ヨッシーです
61 :
さく・え/ななし :03/10/02 23:10 ID:FzGd3zIX
牛若丸が弁慶と初めて出会ったのは、京の五条の橋の上、ということになっていますが、当時の京の五条には橋なんかなかったそうです。 どうして二人は存在してもいない橋の上で出会ってあの有名な大立ち回りなんかが出来たのでしょうか
>>61 弁慶も牛若丸も田舎者なので、京都の地理には疎かったのです。
どこか他の橋の上で出会ったのを、間違えて覚えていたのです。
その後周囲の誰も訂正してくれなかったので、誤りが広く知られるようになってしまいました。
63 :
さく・え/ななし :03/10/07 22:59 ID:kXJHYeU4
かぐや姫は五人の求婚者との縁談を断るために無理難題を彼らに要求しますが、結婚する気がないのなら、最初からはっきり断ればいいのに何であんな回りくどい方法を採ったのでしょうか。 最初からきっぱり断った方が、相手も金や労力や命まで費やさなくてすんだ訳ですし、その後みかどからの求婚は実際はっきり断ってるところを見ると、相手の身分をはばかってという理由でもないようなのですが。
>>63 自分が複数の男に全てを投げ出してまで愛して貰えているという事に恍惚感を覚えるための行動です。
とんだ外道ですね。
65 :
さく・え/ななし :03/10/09 05:18 ID:3Y8h5yPu
マッチ売りの少女は、靴を両方無くしてから何でわざわざ裸足で歩いたのでしょうか? エプロンを裂いて、足に巻き付ければよかったのに。
>>65 そんな考えは思いつきません。
学の浅い貧民ですから
67 :
さく・え/ななし :03/10/09 14:25 ID:3Y8h5yPu
68 :
さく・え/ななし :03/10/09 21:44 ID:93p39L1G
一寸法師とお姫様は、せっかくの打ち出の小槌を法師の背丈を高くすること以外に使った形跡がありません。 もっと財宝を出すとか、有効に使えばよかったとおもうのですが、二人はそんなに無欲だったのでしょうか。
>>68 童話の主人公たるもの、私利私欲にかられることがあっては失格です。
私服を肥やすために打ち出の小槌で財宝を出したりしていたら、
どこからか「オバアサン、オ客サンハオ帰リダヨ」と声が聞こえて、
鬼に出くわす前の所に戻されていたことでしょう。
相思相愛の法師と姫の思いを遂げるために法師の背丈を大きくするとは、
印度人の奇術師(誰?)の最大限のサービスだったと言うことです。
70 :
さく・え/ななし :03/10/12 17:18 ID:Rwsw0asE
舌切りすずめは、正しくは舌切られすずめではありませんか?
71 :
さく・え/ななし :03/10/12 17:23 ID:Rwsw0asE
>>68 >一寸法師とお姫様は、せっかくの打ち出の小槌を法師の背丈を
>高くすること以外に使った形跡がありません。
子供向けの童話では省略されていますが、大きくしたのは一寸法師の
背丈だけではありません。
一寸法師の体の特定の部分も(以下略)
72 :
さく・え/ななし :03/10/12 19:31 ID:AfH3FJxG
>>70 実はあのスズメは夜な夜な近隣の村々を襲撃して、村人の舌を切り取っていたのです。
73 :
さく・え/ななし :03/10/12 23:30 ID:Inu4QbOH
>>72 なるほど、おばあさんがスズメの舌を切ったのは本当はその罰で、洗濯のりなめちゃったからではないのですね。
「舌切り雀」のスズメのお宿のスズメ達はおばあさんだけでなく、おじいさんにもつづらを選ばせていますが、やっぱり、おじいさんの人格を信用していなかったんでしょうか。
>>73 というか、おじいさんが選んだつづらは大小両方当たりです。
おばあさんの方は両方外れ。
選ばせたのは重けりゃ無理しなくていいよというすずめの優しさです。
75 :
hg :03/10/13 03:46 ID:???
>>50 ガラスの靴…
通気性悪いし、万が一割れたらキケンかも^-^;
靴ズレどころじゃないよぅ!
ところで、昔から疑問なんですが、なぜに不常理で機能性最悪なガラスの靴を。。
著者様はふぇち気があるんでしょうか?
>>75 ここだけの話、スポンサーがガラスメーカーだったからですよ。
77 :
さく・え/ななし :03/10/13 14:18 ID:2NeWFNSU
かぐや姫はなんで地球に来たのでしょうか?激しく気になるので教えてください。
78 :
さく・え/ななし :03/10/13 14:34 ID:i4RY1ppp
>>77 かぐや姫は地球侵略における月からのスパイだったのだよ
79 :
さく・え/ななし :03/10/13 15:45 ID:7wDYdzpZ
>>77 「なんで」とは、手段の意味でしょうか、それとも理由のことでしょうか?
手段は竹型宇宙カプセルにのって、理由はまじレスすると、月の世界で罪を犯した罰として流刑にされたのです。
罪状は、地上での彼女の行動から推測すると、「結婚詐欺」か「不敬罪」ではないでしょうか。
>>75 履き心地が悪いのは当然です。あれは魔法使いがシンデレラに与えた試練、言わば「プリンセス養成ギブス」なのです。
継母、姉、靴の三重苦に耐え、文字通り血のにじむような努力の末、シンデレラは執念と根性で栄光の座を勝ち取ったのです。
なんと言う感動的なお話だったのでしょうか。
マジレスすると、日本の訳者がgrass shoes(草の靴)をglass shoes(ガラスの靴)と誤訳(わざと?)したため。
81 :
さく・え/ななし :03/10/14 23:23 ID:widDA6KC
>>75 もしかして、みゆスレでお馴染のHgさんですか?
82 :
さく・え/ななし :03/10/15 20:52 ID:l1YQIynk
>>2 昔から日本人というものは、少数の善が多数の悪を倒すという話が好きなんです。だから、「ゴレンジャー」から続く「東映戦隊シリーズ」が、人気があるのもそういう理由なのです。
(話は変わって)
シンデレラの足は、木靴とガラスの靴のせいで、マメと傷だらけで、しかも両者共通気性が悪いので足は蒸れ蒸れ状態で、○虫にでもなっていたのではないでしょうか?
83 :
さく・え/ななし :03/10/15 23:09 ID:6Vbwxrg3
>>82 あなたは、昔の働く人の足の実体を知りませんね。
シンデレラは日常生活では木靴どころか、はだしで継母から厳しい労働に毎日こき使われていました。
そういう彼女の足は今日では想像もつかないくらい、水虫なんぞ通り越し日照り続きの地面や日数のたった鏡餅のように厚くかちかちに固くひび割れ、
蒸れもかゆみも痛みも、いっさいの感覚を感じないほどになっていたのです。
>>76 で、同時にふぇちであるワケですねん(笑
>>78 日本国内に潜伏したソ連側のスパイ、ゾルゲにおける取り巻きに似たものですかね?
日本(そして日本人女性)を愛したスパイ、ヴーケリッチ(ユーゴ人)みたく、
ある意味敵国であるハズの潜伏先の国に対してスパイ行為に呵責を感じて、
それで他星との争いも未だないワケです…とか。。
>>79 そんなぁ… あまりに遠い流刑地…
>>80 あまりに可愛らしいシンデレラへの屈折した妬みとして、足の形を悪くさせるための
罰みたいなモノですかねぇ。。
>>81 ご名答!! あっこでは内密に願います(^-^;)って、言っちゃった?
ま、いっか(笑
>>83 やっぱ鍛錬兼ねてんのかな…
85 :
さく・え/ななし :03/10/16 21:48 ID:Y18LheLB
浦島太郎は故郷に帰って300年がたったと知るや、乙姫様のいいつけを破って玉手箱を開けてしまいますが、300年の年月の経過と玉手箱を開けることの間にはどういうつながりがあると彼は考えたのでしょうか?
86 :
さく・え・ななしましげお :03/10/17 00:01 ID:eiBQO2bn
>>75 バカボンのパパなら、不条理なガラスの靴についてこう答えるでしょう。
「ガラスの靴は、NASAが開発した特殊なガラスで出来ているのだ。だから、矢田ちゃんも、京子ちゃんも、那奈ちゃんも、美咲ちゃんも安心して履けるのだ。これでいいのだ。」
>>85 考えたら謎です。なぜに厄介(どころの騒ぎじゃないね)以外の何者でもない
玉手箱なんか渡したのか。。
で、プレゼントとして外観のインテリア・アンティーク以外に何のめりっとが…
>>86 収縮自在の特殊ガラスとか… どうでせう??
88 :
さく・え/ななし :03/10/17 00:56 ID:eiBQO2bn
>>87 さん
『シンデレラ物語』のスレの方も夜露死苦!
ところで、シンデレラの靴は何故脱げたのでしょうか?
階段にトリモチが塗ってあったとか、ヒールが煉瓦の隙間にはさまったとか、色々な説がありますが。
>>88 理不尽というより単純な疑問ですね。
レンガの隙間説に疑いを持った事は無いです。
90 :
さく・え/ななし :03/10/17 21:48 ID:LxBn16p2
>>88 そりゃ、靴の大きさがシンデレラの足にあってなかった、てことでしょう。
つまり、靴が大きくて、ぬけてしまった。現実でもよくあることです
91 :
さく・え/ななし :03/10/17 23:39 ID:eiBQO2bn
>>90 じゃ、何で靴合わせのときはぴったり合ったのでしょうか?
>>85 玉手箱とは化学兵器のサンプルが入った保管用ケースで、
国連の査察官が訪れるということで、急遽滞在中の浦島太郎に渡して隠蔽しようとしたのです。
>>91 はたらきすぎでちょっとむくみ足になってたんですね。
94 :
さく・え/ななし :03/10/18 16:51 ID:X2Uyuz2b
シンデレラは舞踏会の一日目は、11時45分にお城を抜け出したんですよね。 と、いうことはシンデレラの家からお城までは、馬車で15分以内ということでしょうか? 殆んどのシンデレラの絵本では、舞踏会の一日目が書かれていないのは、何故?
95 :
さく・え/ななし :03/10/18 20:09 ID:TZsd0IOp
>>94 昔読んだ絵本では、お城から家に帰る途中で魔法が解けて、シンデレラはそこからボロ服姿で歩いて帰った、となってたと思います。
おとぎ話の主人公達がそろいもそろって必ず「覗いてはいけません」という言いつけを破って不幸な目に遭うのはなぜなのでしょうか?
98 :
さく・え/ななし :03/10/18 22:25 ID:X2Uyuz2b
>>96 さん、スレタイも教えて頂けませんか?
魔法がかかっていないときのシンデレラの服装は、ボロ服よりも紺色メイド服に黒タイツの方が萌えますが・・。如何なものでしょうか。
>>95 舞踏会一日目もそうだったのでしょうか?
88さん、スレタイは「疲れたね」です(笑 オールで疲れたままなんかスレ立ててしまって。 スレ汚しすいません。
100 :
さく・え/ななし :03/10/19 17:13 ID:4zJ2Cat0
三匹の子豚は、狼を撃退したあと、建築会社でも起こしたのかな。
「狼が吹いても壊れない、煉瓦の家」なんて売り出したりして。
>>99 さん、みゆさんや月海さんにもスレ立ての連絡おながいしまつ。
連絡は内密で。
101 :
さく・え/ななし :03/10/19 18:52 ID:BhPgvuzr
>>100 わらの家と木の家を作った兄豚たちは、本当は家を吹きとばされた時点で狼に食われているからしたら建設業を起こしたとしたら煉瓦の家を作った末っ子豚の単独事業でしょうね。
(兄豚が弟豚の煉瓦の家に逃げ込んで助かったというのは残酷さをさけた近現代の絵本作家のねつ造です)
シンデレラの足から脱げたガラスの靴だけ、時間切れになっても魔法が解けなかったのはどうしてなのでしょうか。
102 :
さく・え/ななし :03/10/19 19:08 ID:4zJ2Cat0
>>101 だから、脱げなかった方の靴もそのまま残ったっていうたろが!そうじゃないと、シンデレラが王子と踊った姫と立証できないやんけ!
103 :
さく・え/ななし :03/10/19 19:27 ID:BhPgvuzr
>>102 でも、子供の時読んだ本では、片方の靴以外は全部消えて元に戻ってしまって、靴がはまって家族や王子様の家来が驚いてるところに再び魔法をかけてもらってお姫様姿になったシンデレラが現れたって筋書きだったぞ
104 :
さく・え/ななし :03/10/19 19:45 ID:4zJ2Cat0
>>103 ガラスの靴は、魔法使いの贈り物だったので、両方とも消えなかったということになっています。
ところで、もまいら、長谷川京子たんのシンデレラと、矢田亜希子たんのシンデレラ、どっちに萌える?
>>103 俺が子供の頃読んだ本では、シンデレラが靴に足をぴったりとはめた後、
しまってあったもう片方の靴を出してきて証明してた。
106 :
さく・え/ななし :03/10/19 19:54 ID:4zJ2Cat0
>>105 が一番正しいな。
立証出来るということを考えれば。
107 :
さく・え/ななし :03/10/19 20:17 ID:uDXVIzoE
>>85 浦島太郎は、お父さんやお母さんたちにもしかしたら会えるかも
と思って玉手箱をあけた、と私が読んだ本にはありましたよ。
シンデレラのガラスの靴は、魔法使いのおばあさんからのプレゼント、
だから両方とも消えなかったと私も記憶しています。
108 :
さく・え/ななし :03/10/19 20:55 ID:4zJ2Cat0
では、何でガラスの靴は魔法使いの贈り物だったのでしょうか? そういえば、靴が脱げたのも、魔法使いが仕掛けた作戦と言う話も・・。 シンデレラの普段着は、ボロ服よりメイド服に黒タイツのほうが萌えると思います。しかも、ドジッ娘だったら最高!
>>108 それは勿論意地悪な継母たちに見つかったら
質に入れられること必至だったからできるだけ(見つからない為)コンパクト、
かつ時がきたらシンデレラだと証明できる品を、と。
勿論靴が脱げたのも魔女の策略でしょう。
彼女は実は一緒に舞踏会に参加しており、
いざ帰るとなったときわざと靴のサイズを2周りほど大きくしてしまったのです。
それも一瞬の早業。シンデレラすらそれに気付かず、
気付いたときには自分は階段のかなり下の方。
しかも時間は11時48分!!時間は一刻を争います。
彼女は泣く泣くガラスの靴を諦め、帰ったのです。
全ては魔女のあの継母親子への復襲。
きっと相当な悪だったのです。継母は。
いろんな所で怒りを買って・・・
110 :
さく・え/ななし :03/10/19 21:55 ID:4zJ2Cat0
そういえば、シンデレラの絵本で靴だけ魔法がかかっていない場面がありますよね。 これも、ガラスの靴を与えるための魔法使いの策略? シンデレラの靴が片方脱げて、魔法が解けるまでって、どんな感じだったのかな?
111 :
さく・え/ななし :03/10/21 18:25 ID:1MWjvggX
シンデレラは、靴が片方脱げてから走りにくかったんじゃないかな。
シンデレラは普段からロクな履物を与えられていなかったため、 左右が不揃いだったり片足が素足だったりしても問題なく走ることができました。 義理のお母さんやお姉さんたちの訓練の成果ですね。 「片方の靴だけ残して幻のように消えた」という神秘性がいっそう強い印象を与えたため、 王子がシンデレラを探す強力なモチベーションになりました。 単に「パーティの途中で帰っちゃった」だけであれば 王子もあそこまで熱心に探そうとは思わなかったかもしれません。 シンデレラはもっと、特殊走法を仕込んでくれた義母や義姉に感謝すべきでしょう。
113 :
さく・え/ななし :03/10/21 21:06 ID:1MWjvggX
>>112 さん、
>>110 のシンデレラの靴だけ魔法がかかっていない理由が分かりました。
あまりにもろくな靴を履いていなかったので、不敏に思った魔法使いが靴だけわざと魔法をかけず、ガラスの靴を与えたわけですね。
ところで、
>>110 のもう一つの疑問にも答えて頂けませんか?
115 :
さく・え/ななし :03/10/21 21:43 ID:1MWjvggX
>>114 さん、シンデレラの靴が片方脱げてから魔法が解けるまでの流れです。
116 :
さく・え/ななし :03/10/21 21:58 ID:1MWjvggX
シンデレラが脱げなかった方のガラスの靴をきちんと保管していたのは、王子様が脱げた方のガラスの靴を持ってきてくれるのを信じていたからなのでしょうか? または、ガラスの靴を見て少しでも辛さを忘れようとするためでしょうか?
117 :
さく・え/ななし :03/10/21 23:46 ID:KeMeuQU+
>>116 シンデレラは永年の貧乏暮らしのせいで、何でも大事にとっておく癖が身に付いてしまっていて、たとえ片方だけであってもいかにも高級そうなガラスの靴を捨てるなんてことがもったいなくて出来なかったのです。
118 :
112 :03/10/22 08:35 ID:1GN4ZVU5
>>110 =
>>113 =
>>115 >シンデレラの靴が片方脱げてから魔法が解けるまでの流れ
靴が脱げる→12:00になって魔法が解ける→シンデレラすっぽんぽんで家まで全力疾走
みたいな答えを期待してるのか?
お前みたいなえっちな人にやる答えはない! 帰ってくれ!!
>>115 急速に縮みゆくカボチャの馬車から必死に脱出していました。
「はだかの王様」で、仕立て屋はなぜ、おっさんなんかを裸で練り歩かせたんですか? どうせなら、女王様や
王女様をたぶらかせばよかったのに。
>>119 手ごろに騙せそうな馬鹿が王様しか居なかったんですよ。
122 :
さく・え/ななし :03/10/22 19:10 ID:OUkZe/NY
123 :
さく・え/ななし :03/10/23 18:59 ID:q5Q0zPTK
>>119 そのカボチャはシンデレラの夜食にでもなったのでせうか?
124 :
さく・え/ななし :03/10/23 19:09 ID:BeNDNLUM
>>123 みるみるうちに縮んで最後は消えてなくなってしまったので、食べる暇なんかありませんでした。
「長靴をはいた猫」はあれだけ才覚があれば、別に飼い主なんかだしにしなくても、一匹だけで魔王の城と財産乗っ取って後がまに坐ることが出来たはずなのに、どうしてああまで飼い主の若者に尽くしたんでしょうか
>>124 自分で魔王の城を乗っ取ってしまったら、その後延々と領土経営に腐心することになります。
そんなことに煩わされるくらいなら、誰か傀儡を立てて面倒な雑事は全部そいつに押し付けて、
自分は楽してそいつに食わせてもらおう
……と考えるのが、正しいネコの生きる姿ではないでしょうか。
そのくらい図太くなくては、百万回死んで生き返ることなどできないでしょう。
長靴を履いた猫がその後何万回死んだかは定かではありませんが。
ところで彼は、どうして長靴なんか欲しがったんですか?
126 :
さく・え/ななし :03/10/23 22:14 ID:7jdhxefJ
かぐや姫や桃太郎は、竹や桃を切られたときに 体も切られなかったのか。
フロイト風に考えれば、 「桃(竹も?)」を「刃物」で「切る」以前には存在していないからです。
>>126 大丈夫、斬られても再生能力があるから。
129 :
さく・え/ななし :03/10/23 23:20 ID:gNCaYb/p
>>126 ポケモンを知っているなら、
モンスターボールを想像してください。
130 :
さく・え/ななし :03/10/23 23:48 ID:iDH/RC7u
>>125 万国共通で猫は魔性のモノですが、魔力を使うには小道具が必要なのです。
日本の化け猫は手拭いかぶって二本足で踊りますが、あれは、手拭いが魔力行使のためのアイテムなのです。
同じようにフランスでは長靴が魔力を使うためのアイテムなのです。あれがないと、まず、二本足直立歩行からして出来ないのです。
131 :
さく・え/ななし :03/10/24 00:32 ID:a/j/DTCH
おまいら、昨日トリビアの泉を見なかったのか。 桃太郎は、川から流れてきた桃を食べて若返った おじいさんとおばあさんの間に生まれた息子なんだとさ
>>127 シュレディンガー風に言えば、どんなに深く刃を差し込んでも
桃を開けるまでは桃太郎は生きているってヤツですね。
133 :
127 :03/10/24 02:13 ID:???
>132 いいですね。 でも開けた結果は生きてる、死んでる、の二通りにならない? 桃から出ないと鬼退治にも行けないよ!
>>133 桃太朗には兄がおり、石の中から生まれるハズだったのですが
石の中だけにLOSTしてしまったのです。
>>126 かぐや姫は竹の節、桃太郎は桃の種の部分にいました。どちらも硬くて切る時に敬遠される場所なので助かったんです。
136 :
松浦淳 :03/10/24 19:49 ID:JQ/oIxZk
浦島太郎って亀に乗って海に潜ったけど 窒息しなかったのは何故だろう・・・
>>136 実を言えば、浦島太郎は亀の背に乗って海に潜った10分後に溺死しています。
竜宮城での乙姫様との楽しい時間や、故郷に帰ってからの出来事などは
全て死ぬ間際の浦島太郎が見た夢なのです。
138 :
さく・え/ななし :03/10/25 14:38 ID:8d/xN9kw
「白雪姫」の王子様は、ガラスのお棺に入った白雪姫を死体だと信じながら欲しがりますが、やっぱり、死体フェチの変態だったからなんでしょうか
>>138 惜しいですね。実は食屍趣味の変態だったのです。白雪姫に口づけしたのは味見のためです。
とある話で虎が融けたらバターになってしまうのはなぜなんですか? 虎肉のミンチになるのならまだわかるのですが。
140 :
さく・え/ななし :03/10/27 23:00 ID:ZgM/tGhn
>>139 もともとあの虎達はバターで作られ、魔術師が魔法で命を吹き込んでいたからなのです。
魔術師は自分の住まいの番犬代わりにしていたのですが、逃げ出しててんでにジャングルをうろついていたのです。
回ってるうちに熱をおび、その熱で溶けてしまったわけです。
141 :
さく・え/ななし :03/10/29 19:58 ID:qc0SiJYR
新美南吉の「てぶくろを買いに」の母狐は、子狐の前足を人間の手に変えるくらいの力があるならもっと簡単に子狐の防寒対策が出来たと思うのですが、 何であんなまわりどくて子狐を危険にさらすような方法を採ったのでしょうか
『子狐の前足を人間の手に変える力』 それはあくまでも幻覚を見せる力なんだよ 幻覚で防寒着を身に付けても寒いのには変わりないだろ
143 :
さく・え/ななし :03/10/29 20:29 ID:qc0SiJYR
>>142 暖かさを幻覚で感じさせることは出来なかったのですか?
別に凍死するほどなわけでもなくて、母狐は子狐が寒くて泣くのに心を痛めていたのだから、それでもかまわないと思うのですが。
>>143 幻覚で感じなくさせても手の霜焼けやあかぎれは治りませんので。
145 :
さく・え/ななし :03/10/30 19:34 ID:WrvRkNW2
ガラスの靴をはいた〜プリンセスのように♪〜 内気なあなた〜 だって〜天使になれるわ♪〜 ティフア ティフア〜 呪文唱え〜て〜 彼に魔法〜か〜け〜る〜の〜 ティファ ティファ〜 愛している〜と一言 言えばいい〜の〜よ〜♪ PS シンデレラの本名はエラ シンデレラは訳すと灰だらけのエラという意味。いつも薄汚れたカッコをしたエラを見て、ママ母がそう名付けたそうだ 白井貴子&CRAZY BOYSかぁ、なつかすぃ〜w PRINCESS TIFFAだったっけ? あのバンド結構好きだったしw
146 :
さく・え/ななし :03/10/30 20:05 ID:wJg1htC3
竜宮城の乙姫様は、浦島太郎が地上に帰るとき、なぜ、地上では既に三百年が経過してしまったことを太郎に教えてあげなかったのでしょうか。
>>146 帰ってもらえなくなるかも知れないでしょう?
かさこ地蔵がおじいさんの家に運んできた財宝やご馳走は、一体どこから調達してきたのですか?
149 :
さく・え/ななし :03/10/30 23:17 ID:BiEAFZ+6
>>148 桃太郎や、花さか爺さんから分けてもらいました。
ちから太郎は、垢から生まれたそうですが、これって、一種の人造人間ということ?
確かシンデレラは11時45分に時計の鐘を聞き、急いで階段を駆け降りた と思うんですが、45分などという中途半端な時間に鳴る時計はあるのですか? 0分に鳴るのが普通ではありませんか?
152 :
さく・え/ななし :03/10/31 20:03 ID:ynft/7XS
>>147 なるほど、乙姫様は浦島太郎を引き止めたいんじゃなくってさっさと帰ってほしかったんですね。
長っ尻な客は嫌われる、と。
>>151 お城の時計が15分進んでいたのです。シンデレラは魔法使いのおばあさんから聞いてそのことを知っていたのです。
そういえば、おとぎ話には魔法使いのおばあさんはお約束のように出てくるのに、魔法使いのおじいさんはあまり登場しないのはなぜでしょうか?
153 :
さく・え/ななし :03/10/31 20:31 ID:Cqdw8tQm
>>151 マジレスするとそういう時計は実在したらしい。承知の上で書いてるだろうが。
154 :
さく・え/ななし :03/10/31 22:48 ID:QnGmIpX0
>>151 確か、それは舞踏会1日目ですよね。
シンデレラは、1日目は11時45分にお城を抜け出すことが出来たのに、何故2日目は制限時間の12時になってやっと気付いたのでしょうか。
ところで、魔法が解ける瞬間は、12時の鐘が鳴り終わるときなのでしょうか?ということは、2日目は靴が片方脱げて、お城から抜け出す前に魔法が解けたということなのでしょうか?
ところで、ドレスからメイド服に戻る瞬間ってどのような感じだったのでしょうか?
>>154 王子とのメロメロタイムに夢中になってて音に気付かなかったんですよ。
>>148 地蔵を粗末にした家からかっぱらってきました。あなたもお地蔵さまは大切にしましょう。
>>154 >ドレスからメイド服に戻る瞬間
キューティーハニーをご覧ください。
158 :
さく・え/ななし :03/11/01 14:17 ID:3l5UuqHT
「笠地蔵」のおじいさんは、六体までには売り物の笠をかぶせて後の一体には自分の笠をかぶせますが、もし、自分の笠を合わせても五つしかなくて足りない場合はどうするつもりだったんんでしょう。
159 :
さく・え/ななし :03/11/01 14:22 ID:3l5UuqHT
↑あ、間違えました「六体」じゃなくて、「五体」です。失礼
161 :
さく・え/ななし :03/11/01 15:06 ID:HYPRtL4G
>>157 ということは、魔女は空中元素固定装置を用いて、シンデレラに魔法をかけたのですか?
162 :
さく・え/ななし :03/11/01 18:03 ID:HYPRtL4G
我々男子は、シンデレラの靴脱げシーンと、魔法が解けて靴を片足しか履いていないシーンで興奮してしまいます。 何故でしょう?
163 :
さく・え/ななし :03/11/01 18:31 ID:Q6va3w/8
>>158 私が読んだのは、最後の一体に被せたのは手ぬぐいでしたよ。
164 :
さく・え/ななし :03/11/01 19:43 ID:BLBuzQnG
シンデレラの絵本によく描かれているカボチャの馬車のかぼちゃは、なぜか日本カボチャであることが多いのですが、フランスの話なのになんで西洋カボチャじゃないんでしょう{
165 :
さく・え/ななし :03/11/01 21:25 ID:HYPRtL4G
>>164 日本のカボチャがフランスに伝わっておりまして、しかも、馬車にするには最適だったからです。
実際、シンデレラの足のサイズってどのくらい?15センチメートルという説がありますよ。
166 :
さく・え/ななし :03/11/02 10:32 ID:UMSifNoe
浦島太郎って結局、得をしたのか損をしたのかどっちなんでしょう?
>>162 シンデレラが、上流貴族にしか見えないドレスを着ていたからです。
168 :
さく・え/ななし :03/11/02 14:07 ID:hR9dvtYR
>>166 うーん、難しい問題ですね。
普通の漁師生活では体験できないような贅沢なおもてなしを受けたけど、一生分X3以上の時間を三日間で使い果たしてしまったわけだから。
差し引きすると、どうなんでしょう?
169 :
さく・え/ななし :03/11/03 19:28 ID:CferWnBB
「セロ弾きのゴーシュ」は、訪ねてきた動物達のおかげで、セロが上達した、という結末のように読めますが、あの動物達はゴーシュのセロの稽古のじゃまをしていたようにしか思えないんですが。
>>169 邪魔をされても、結果的にうまくなったという事でしょう
何が理不尽なのかわかりかねます。
>>169 ゴーシュの最大の弱点は「プレッシャーに弱く本番で実力を発揮できない」点でした。
連日交代で現れては不条理な注文をつけてゆくケダモノどもを蹴散らすことが
結果的にゴーシュの度胸を鍛えることになり、ラストシーンでの大胆な演奏に繋がりました。
動物たちの注文は、実はゴーシュの技術的な側面に対する指摘だった訳ですが、
何しろケダモノの言うことですから教え方が下手で分かりにくくもありました。
或いは、動物たちのアドバイスに対するゴーシュの横暴なまでの応対から
彼の内弁慶ぶりが伺えるかもしれません。
173 :
さく・え/ななし :03/11/05 21:01 ID:8OE2kxPx
宮沢賢治つながりで。 ぶっちゃけ、クラムボンて誰(何)なんですか? 文学的な通説はさておき、強引な解釈で教えてください。
174 :
さく・え/ななし :03/11/05 22:50 ID:QGV775vR
クラムボン=遊星からの物体X。或いは、作者にしか見えない妖精。
175 :
さく・え/ななし :03/11/05 23:35 ID:5oyL6p6b
くらむぼんは流れていったお魚によく似たお魚の名前。
176 :
さく・え/ななし :03/11/06 19:30 ID:ieQw/azT
かにの兄弟がでっち上げた空想上の存在です。子供時代にはよく、実在しないものを想像で作り上げたりするでしょう?
177 :
さく・え/ななし :03/11/06 22:07 ID:df3IgOq+
自分もじゃあ、宮沢賢治つながりで。 「銀河鉄道の夜」に出てくるブルカニロ博士って何者? 初登場場面で「あの」とかよばれたりして。新編集では姿を消しちゃってるし。
>>177 宮沢賢治のシャドウです。
本人そのまま出演するのは気が引けたのでしょう。
179 :
さく・え/ななし :03/11/08 22:24 ID:M6NYjc52
また「シンデレラ」にもどって何ですが、王子様はシンデレラを捜し出すのに靴が合うことだけを条件にして、人相書きなど用いていませんでしたが、やっぱり顔なんか興味なかったからなんでしょうか。 だとすると、シンデレラのどこにそんなに惚れ込んだのでしょう?
181 :
さく・え/ななし :03/11/09 18:42 ID:YlgeyZ0w
あら?レスし忘れちゃつた?
「ブレーメンの音楽隊」で、暗闇の中で雄たけびをあげて盗人たちを撃退した 4匹の動物たちが街にたどり着き成功を収めたのはホントですか? 泣き声だけの編成で「音楽隊」と呼ばれる程、文化的に発展途上の国のお話 なのですか?
183 :
180 :03/11/09 21:58 ID:bRP+Lf5p
>>182 はい、音楽隊は大人気でした。
「ドリフのわんダードッグ」をイメージすると良いでしょう。
>>179 もしくは本当に好きになったのは靴だったのかも。
シンデレラ(その靴に合う足)は、ただ付属品として必要としただけで。
>>166 単純な損得勘定だけでは難しいかもしれません。
ですが、
・親の死に目に会えなかったこと
・玉手箱を開けたら老人になってしまったこと
・時間がかなり経過してしまったこと
これらを含めて考えると損というよりは大損したんではないでしょうか。
考えてみても下さい、身寄りのない老人が1人で生きていく辛さを。
漁師として生計を立てようにも彼の歳では無理でしょうし
彼が住んでいた家もないに決まっています。
別の場所に家を建てる必要Jもあるのです。
しかも彼の言うことを誰が信じてくれるでしょう?
よくてボケ老人扱い、悪くてキチガイ扱いであろうことは目に見えています。
浦島太郎だけに亀レスになりました。
187 :
さく・え/ななし :03/11/10 09:24 ID:kftcmpqW
>>182 4匹は畜生の悲しさで、盗賊が残していったお金や豪華な盗品を手に入れたら、当初の目的なんかすっかり忘れてブレーメンに行かずに森の家に住み着いてしまったんです。
もともと彼らの動機はアーティストとしての成功でなくて自活するための金儲けだったのですから、当座の生活費がなんとかなればわざわざ音楽隊作って働く必要なんかなくなりましたし。
188 :
181 :03/11/10 20:45 ID:Rt6mGcsq
>>183 ぁらぁら、ごめんあそばせm(@-@)m ガラス靴はテンソクその他の原因にはならないのでしゅうか? あんな成長期に…
189 :
さく・え/ななし :03/11/10 23:09 ID:/pIWlvvI
>>188 シンデレラは若作りしてるけど、じつは30歳の年増でした。もう成長期は終わっているので大丈夫です。
その継姉たちはもちろん、それ以上のオールドミスです。
3匹の子豚についてですが、 わらの家はともかく木の家が一息吹いただけで破壊されるのはおかしいです 気になってウンコも出来ません誰か教えてぇ〜
「一息で吹き飛ばす」といっても、 狼が吐き出す息でで藁の家や木の家が吹き飛ばされてしまう訳がありません。 「一息で」とは「一呼吸の間に」という意味だったのです。 狼は一呼吸するほどの短い時間のうちに家を跡形もなく壊してしまう 解体工事のエキスパートだったのですね。 現代で言うところの日本ブレイク工業の魁といえます。 Da Da Da!!
>>190 木の家がレンガの家よりもずいぶん早く建てられたことに着目してみましょう。
そう、木の家は材木を積み上げただけの手抜き建築だったのです。
193 :
さく・え/ななし :03/11/14 20:41 ID:RIVlu2MG
童話でなくて童謡なのですが、子供の頃、絵本で見て以来、疑問に思ってることがあります。 「雨雨ふれふれかあさんが」から始まる歌だったと思うのですが、その中に 「あとからゆこゆこ鐘が鳴る」という歌詞がありました。 「ゆこゆこ」とはどんな音なのでしょうか?
>>193 ゆこゆこ=鐘が鳴る音
ゆんゆん=電波が出る音
>>193 素で申し訳ありませんが、「あとから行こう行こう」という意味では?
196 :
さく・え/ななし :03/11/15 20:55 ID:4CStov0u
>>194 ゆこゆこ=鐘が鳴る音
その鐘の音ははどんな感じの音なのでしょうか
たとえば、ゴーンとか、キンコンカンとかでいえばどっちでしょう
>>193 「ゆこゆこ」とは地獄の悪魔を呼び寄せる鐘の音であり、
漢字で書くと「逝こ逝こ」となります。
つまり、「あとからゆこゆこ鐘が鳴る」という歌詞は
「お母さん、後ろから悪魔が迫ってくるよー!!」という
恐怖を表しているのです。
>>196 あまりに恐ろしい音なので、文字で表す事ができません。
198 :
さく・え/ななし :03/11/15 23:18 ID:4CStov0u
>>197 なんと!!あの童謡はシューベルト作曲「魔王」と同じモチーフの歌だったのですね!
「王様の耳はロバの耳」の挿し絵では、王様のロバの耳は頭から生えてましたが、周りの人間達は、王様の耳が顔の両脇からなくなってしまったのに気がつかなかったのでしょうか。
>>198 それには人間の視覚の問題があります
我々が上半身に人の目を向けたい場合、
下はシンプルに、上は目立つようにするかと思います。
で、この場合、人間の耳という小さなものよりも大きなロバの耳の方が必然的に目立つわけですね。
そうなると、人間の耳の存在感よりもロバの耳のインパクトの方が大きいわけで、
周りの人からしたらロバの耳の方が否応無く目に入るわけです。
よって、人間の耳が無くなってもロバの耳のインパクトがあるから気づかなかったと、
こういうわけです。
200 :
さく・え/ななし :03/11/16 13:01 ID:OVDAgTrd
シンデレラの絵本でいちばん興奮した場面は? 因みに私は、魔法が解けてガラスの靴を片足しか履いていない場面です。
201 :
さく・え/ななし :03/11/16 15:52 ID:7RAjepdR
金太郎は足柄山の山奥で、熊にまたがり乗馬の稽古をしていましたが、どうせなら熊より鹿を使った方が稽古になると思うのですが。 実際、子供の頃読んだ絵本では同じページに鹿も出てきてましたし。
>>201 金太郎の圧倒的な怪力では、ややもすれば乗っている鹿を壊してしまいかねません。
だから仕方なく熊で妥協しているのです。
203 :
さく・え/ななし :03/11/16 23:17 ID:fO2pfmD9
>>202 子供サイズで既に鹿が潰れるほどの金太郎の体格っていったい…
そのまま成長して坂田金時になったとき、彼が乗っても大丈夫な馬がはたして存在したのでしょうか?
>>203 非常に稀ですが、黒王号などのクラスの馬が該当します。
ちなみに「体格」ではなく「怪力」です
205 :
さく・え/ななし :03/11/17 23:38 ID:dkGe/Fks
子供の頃、「ものぐさ太郎」読んで不思議に思ったことの質問です。 原典の「御伽草子」の方、読んでないんで、実際はどうなのか知りませんが、 子供の時、読んだ本では太郎が田舎で住んでいたのはむしろ敷いて四方のすみに竹竿で柱を立ててその上に屋根代わりのござか何か載せただけの太郎手作りの掘ったて小屋とも呼べないような粗末なしろものでしたが、 彼が都に出てからお上が調べさせると、太郎の住まいから、家系図や何やかや出自を証明するものが見つかったとなってました。あの家のどこにそんなものが隠せておけたのでしょうか
むしろに付着していた祖先の毛髪のDNA鑑定結果から、彼の出自が証明されました。DNAの家系図です。科学技術の進歩の勝利です。 ?三匹のやぎのがらがらどんで、なぜ三番目のあいつが最初に来なかったのかが不思議でたまりません。やつが最初に来たら、他の二匹はリスクゼロで渡河できたのに。。。
>>206 えーっと、この世の中、ましてや童話の世界であっても「お試し」という 体験版があるものです。
208 :
さく・え/ななし :03/11/18 19:54 ID:YumoIqn7
「天人女房」で羽衣隠して天女を妻にした男は、妻に見つかる可能性があるのに、何で家の内に隠しておいたのでしょうか さっさと売っぱらうなり、燃やすなりした方が確実に妻を自分のもとにとどめておけたと思うのですが。
>>208 毎晩毎晩あの羽衣をオカズにして自慰行為にふけっていたからです。
看護婦(看護士)の中身よりむしろ、白衣と看帽の方に魅かれる人がたまにいるでしょう?
同じことです
足柄山の金太郎の「ハィシドウドウハイドウドウハィシドウドウハイドウドウ」とは一体何ですか?
ドウドウっていうのは掛け声のようにも思えますがハイシの意味がわかりません。
210 :
さく・え/ななし :03/11/19 08:38 ID:hytL8T7J
>>209 「ハィシドウドウ」は「敗死堂々」
すなわち「たとえ戦に敗れ死す時も、なお威風堂々たらん」という
武士の心構えをうたったものです。
武芸の鍛錬と同時に精神修養も忘れない辺り、
さすがは四天王の一人に数えられる坂田金時の幼少時といったところですね。
ヘンゼルとグレーテルが森の中で見つけた家はお菓子でできていたそうですが、
強度的に不安なお菓子なんかで家を建てられるほどの名建築家って誰ですか?
>>210 あれは確か魔女の家だったはず。
魔女は基本的に何でもできるわけで、強度に不安が残るお菓子ででも
家を建てられるわけです。
普通にお菓子を作って家を建てて、そこに強度を高める魔法をかけたのでしょう。
>>210 伝説の無免許パティシエです。彼が本気になれば、お菓子で城を建てるのも不可能ではありません。
213 :
さく・え/ななし :03/11/19 19:56 ID:02cxfe0A
「ぐりとぐら」が見つけてカステラにしてしまった卵って、けっきょく何の卵だったのですか。
>>210 彼は有名ですよ。
彼はパンで家を作る名人でしたが、小麦の高騰でパンの
家を作れなくなってしまいましたがマリーアントワネットに
「パンが無ければお菓子を使えばいいじゃない」
とアドバイスを受け、お菓子の家造りを成功させました。
215 :
さく・え/ななし :03/11/21 18:20 ID:Cz9cNjO/
童話の世界では、どうしていつも末っ子がいい目を見るのでしょうか。 お兄ちゃんやお姉ちゃんはずる賢かったり、ブサイ○だったりするのに 末っ子は心もピュアで容姿端麗…というパターンが悲しかった(´・ω・`)ショボーン (自分は長女なもんで)
216 :
さく・え/ななし :03/11/21 18:44 ID:HxX/XtLU
>>215 末っ子は現実ではたいていの国では常に冷や飯食いです。
せめて物語の世界では現実を逆転させたい、という彼らのささやかな夢が反映されているのです。
あぼーん
218 :
さく・え/ななし :03/11/23 15:29 ID:WU0KpiTY
白雪姫はもともとの原作ではお后の実子ということですが、自分が読んだ絵本では、冒頭、「雪のよう白い肌にバラ色の頬を持った美しい娘が欲しい」と白雪姫の母親が望む場面から始まってました。 望んだとおりの娘だったのに、何故、お后はその美しさのために娘をあんなに執念深く殺そうとしたのでしょうか。
219 :
さく・え/ななし :03/11/24 00:37 ID:RDjXAUZq
>>218 あの人の性格からしてそういう娘が欲しいというのは自分がそうなりたいという
気持ちの裏返しなわけ。だから、そういう娘が本当に現れたら憎くて憎くて殺し
たくなるのも無理無いでしょ。鏡に必死に聞いているのは自分の事を言ってもら
いたくて言ってるわけだし。
>>218 国中の人間がこんなになってしまったからです。
(;´Д`)<白雪姫ハァハァ
>>218 不細工な娘が生まれてしまったら、国民に「お后、整形なんじゃネーノ?(プゲラ」と
言われてしまうと思ったからです。
だから「私の娘は美しくないといけないのよムキー」となったのですが
自分より美しくなったら、許せない存在になったのです
「我が子よりも自分が大事な親」の元祖ですね
222 :
さく・え/ななし :03/11/25 20:14 ID:gdMV62UM
「浦島太郎」で竜宮城と地上で時間の進む速さが100倍も違っていたのは何故ですか
>>222 うちの上司によると、キャバクラで楽しい時間を過ごす際には
あっという間に時間が経ってしまうそうです。
ずっと田舎で漁師をしていた浦島太郎にとって竜宮城の楽しさは
キャバクラの比では無かったものと想像されます。
100倍以上速く時間が経ってしまったのも無理からぬ事でしょう。
224 :
さく・え/ななし :03/12/01 00:04 ID:/SHkwKGC
「鉢かつぎ姫」の鉢はそれまでどうやってもとれなかったのに、若様と駆け落ちを決行しようとしたとたんにころりと取れたのはどういう仕掛けによる物なのでしょうか
金太郎は全裸に前掛けというスタイルですが、まさかりを担いで 背中を怪我しませんか?
226 :
さく・え/ななし :03/12/04 22:11 ID:SpN5L5CU
>>225 金太郎は超人ですから心配いりません。
背中は普通の子供と違って鋼鉄のように固く、まさかりの刃などではかすり傷程度の傷も付きません。
>>224 恋に落ちると体の一部が膨らんだり滑らかになったりするじゃないですか。
その効果で、それまでピッタリと嵌っていた鉢との間に隙間ができたんですよ。
「どこが」「どう」膨らんだり滑らかになったりしたのかって?
それはもちろん
は・ぁ・とv に決まってるでしょ
人魚姫は、なんで王子に思いを伝えるのに 筆談や、ジェスチャーを用いることもせず あっさり諦めて、泡になってしまったのは何故なんでしょう
229 :
さく・え/ななし :03/12/05 23:26 ID:uPdyW+s1
>>228 結局、本心では王子様のことを信用してなかったからです。
「所詮、あの人は私とは別の世界の住人なのよ」と
230 :
さく・え/ななし :03/12/06 19:53 ID:plh8pwh+
>>229 うーん、それだとあっさり王子様を殺してそうな気がするから様は教養が
無かったんじゃないの?所詮人魚の世界なんてそんなもんよみたいな感じで。
231 :
さく・え/ななし :03/12/06 21:44 ID:ddvEy90I
>>230 そこはそれ、惚れた相手だから。
愛する人=信頼できる人、とは限らない。
もしそう思いこんでる人間がいたらそれは昔の少女マンガの読み過ぎ。
>>228 あれは諦めたのではなく、ドロッセルマイヤーが
邪魔したのです。仕方なかったのです。
233 :
さく・え/ななし :03/12/10 22:02 ID:UrjYYYPi
>>232 ドロッセルマイヤーって何者でしたっけ?
>>233 232ではないですが。
くるみ割り人形くれるひとじゃないかな。
235 :
さく・え/ななし :03/12/11 20:34 ID:usTTnlFC
で、「くるみ割り人形」の登場人物がなんで「人魚姫」の恋路の邪魔をしに顔をつっこむのでしょうか
>>235 グーグルで「ドロッセルマイヤー」をイメージ検索すると、
人魚姫に意地悪しそうなのが出てきます。
238 :
さく・え/ななし :03/12/12 23:36 ID:uR0zLcd9
「注文の多い料理店」の冒頭であわ吹いて倒れて死んだ猟犬が結末では何の説明もなしに元気に復活しているのはどういうことなのでしょうか
猟犬が倒れて死ぬ (ように見える) ところから、既に罠は始まっていたのです。 犬を一時的に麻痺させ、 更には猟師たちを幻惑して犬が死んでしまったような錯覚に陥らせて不安を煽り、 山猫軒におびき寄せた訳です。 その後、猟師たちは美味しく頂かれる直前で幻惑から醒め、つごうのいいことに 猟犬たちもほぼ同時に麻痺状態から回復して主人を助けるために駆けつけたため、 山猫軒の陰謀が失敗に終わったことは皆様ご存知の通りです。 料理の味付けの基本は「さしすせそ」といいますが、 「注文の多い料理店」こと山猫軒では食材の下ごしらえが、 クリーム和え〜酢を振る〜塩もみ と、ほとんど基本と逆の順番で行われています。 シェフはいったい何を考えていたのでしょうか。
>>239 相手は化け物ですので人間様と同じ味の好みを求めてはいけません。
調理手順から察するに彼奴は「塩味のきっついクリーム凝固物」が好みだったのでしょう。
241 :
さく・え/ななし :03/12/13 23:39 ID:MrDUTdV/
日本には山猫は対馬と西表にしかいないはずですが、山猫軒はどこにあるのでしょうか。 紳士達が東京から来てる以上日本のどこかに違いないはずですが、とても上記のいずれかの島が舞台だとは思われないのですが。
>>241 何を言っているんです? 本物の山猫が料理店を建てたり、人間を罠にかけたりできるわけがないでしょう。
>>242 では、「山猫軒」という店名の由来は何なのですか?
>>241 山猫軒の本店は西表島にあります。オーナーのイリオモテヤマネコは
かなりのやり手で、全国にフランチャイズ展開しています。
紳士達が入ったのは埼玉店です。
>>241-243 動物の種類としてのヤマネコは日本では対馬と西表にしかいませんが、
妖怪「山猫」はその他の地域にもいるのです。同音異義語です。
動物のナマケモノは日本にはいないけれど、怠け者はそこら中にいるのと同じです。
>>244 いい!!笑った。
えっと、グリム童話だったと思うんですけど、「ロバの皮」とかいう、王様が実の娘のお姫様と結婚しようとする話。
あの王様はおおっぴらに結婚式挙げて娘との結婚を公表しようとしてましたが、キリスト教国でかりにもそんなことやって、周りの国や国民から認められたんでしょうか。
>>246 聖書によりますと人類はたった1組の男女から始まったそうですので、近親相姦は教義的に問題ありません。
「王家の血筋」って奴をなるべく純粋に保つために中世では近親相姦が普通に行われていたと聞く
249 :
さく・え/ななし :03/12/18 23:48 ID:nFvSMFN4
「泣いた赤鬼」の赤鬼は、鬼の世界にはちゃんと友だちがいるのに、その友だちを悪者にしてまで人間と友だちになることに執着したのはなぜなのですか?
現実世界にもいるでしょ? オタグループで仲良くやってけてるのに、 普通グループに入りたがるやつ。 あと、人魚姫は海の世界で暮らしてるので「字」という文化がありません。 アイヌみたいに文化はだいたい口承です。 あと、ジェスチャーなら言葉の壁を越えるというのも誤解で、 日本人とアメリカ人がジェスチャーしてもいろいろ違いがあるので伝わりません。
252 :
さく・え/ななし :03/12/25 18:21 ID:jm+5ATpq
253 :
さく・え/ななし :03/12/25 22:42 ID:D2o6onQu
外国の絵本見ると人喰い鬼はほとんどの場合、角がありません。 角がないのにどうして鬼だと識別できるのでしょうか。
>>253 マジレスすると日本の鬼と外国の人喰い鬼は別の種類の生物(怪物?)です。
「オーガ」とか「トロル」とか何かそこら辺の別の名前がついているのを、
日本で絵本に翻訳するのに「似たようなもの」ということで鬼と呼んでいます。
強引に解釈すると、仲の悪い嫁姑がお互いに角もないのに
「アンタは鬼だ!」と言い合っているのと同じです。
ここでトリビアですがトロルは本来妖精の一種です スプライトやフェアリーの仲間 オーガは巨人族 亜人という観点から言えばエルフ、ドワーフ等の仲間と言えます
256 :
さく・え/ななし :03/12/28 17:33 ID:v6coAwxp
トリビアその2 昔話のやまんばとは、太古の時代には日本のヴィーナスにあたる女神でした。 それを造形化したのが土偶です。 ここで質問 「三枚のおふだ」のやまんばは簡単に小僧や和尚さんにだまされたあげく、最後には和尚さんに喰われてしまいますが、少しお人好しすぎるのではないでしょうか。 あんなでよく老婆になるまで生き永らえられたもんだと不思議です。
山姥はその名の通り 生 ま れ た 時 か らバ バ ア だ っ た ! AKIRAの超能力チャイルドみたく
>>249 ヲニの世界が極右化して、赤ヲニが問答無用で
ガス室送りになったからです。
>>256 元々は宅間も裸足で逃げ出すような性格だったのが、
彼らとの交流(?)の中で少しずつ人間性を取り戻したようです。
ちなみに、ここで星新一の名前を出してはいけません。
259 :
さく・え/ななし :03/12/28 23:05 ID:FPelJpUV
山姥ネタの質問その2 金太郎の母親は山姥でさらにもとは都の遊女だったそうですが、山姥が遊女に化けていたのでしょうか、それとも遊女が山姥に変貌したのでしょうか?
>>259 化けているのではなく、呼び方が違うだけで両者は同一人物です。
証明せよ?吉原へ行ってごらんなさい。
261 :
さく・え/ななし :03/12/30 22:53 ID:+0QiWCnf
「シンデレラ」の魔法使いのおばあさんは、シンデレラに何の義理があってあんなによくしてくれたのでしょうか?
>>261 将来、彼らの娘に呪いをかけるつもりなのです。
娘はその呪いで100年ほどコールドスリープさせられるのです。
>>261 実の祖母です。魔女であるが故に、その素性を明かすと孫に迷惑がかかると考えたのでしょう。
264 :
さく・え/ななし :03/12/31 14:56 ID:njH5Tkzd
>>261 実はシンデレラは纏足している中国人で
だからこそ西洋の国では彼女しかはけないような靴のサイズでした。
そのため継母の娘はその靴に無理やり足を入れるためには大きく足を切らねばならなかったのです。
そして魔法使いのおばあさんも中国人でした。
中国では同郷の人には良くするものだという考えがあります。
中国人などほとんど見かけない異郷の地でおばあさんがシンデレラに親切にしたのは
そういった考え方からするとごく自然なことなのです。
265 :
さく・え/ななし :03/12/31 22:34 ID:NldF/NhW
>>264 なるほど!…と3つの回答の中で思わず一番納得してしまった。
266 :
さく・え/ななし :04/01/02 13:21 ID:Dtg2dHe3
浦島太郎で質問です。 竜宮で過ごしている間、地上では 数百年経過していたということですが、 普通それほどの年月が経過していたならば 遥かに文明が進歩していてもおかしくないと思うのですが?
>>266 恐らく、「御伽草子」の作者にとっては取るに足らない差異だったのでしょう。
平安中期と南北朝時代の文明を比較せよ、と言われて、
歴史学者でもないあなたが即座に論じられますか?
取るに足らない、とは言っても、700年ですよ!?
269 :
さく・え/ななし :04/01/02 17:10 ID:N/k90nMW
>>266 竜宮は、現代の日本に比べても遙かに文明が進んだ世界でした。
そこで暮らしていた太郎にとっては太郎の時代からのたかだか数百年後の地上の文明は、「進歩」したと気づかない程度の物だったのです。
>>268 >>266 確かに文明はいくらか進歩していたかも知れませんが、学識もなく、漁村と海から一歩も出たことの無い
浦島太郎にとっては関わりのないことだったのです。もっとも、彼がもし竜宮城から帰るのがあと
数百年遅れていたら、埋め立てられコンクリートで固められたかつての砂浜や、煙を吐きながら行き交う
漁船の群れを目の当たりにしていたことでしょう。
271 :
さく・え/ななし :04/01/04 16:43 ID:Sxyk7tqA
シンデレラは、ガラスの靴なんか履いていて足を痛めなかったのでしょうか? ガラスの靴が伸縮自在の特殊素材製で、かつシンデレラはストッキングを履いていたので足を痛めなかったという説もあります。
272 :
さく・え/ななし :04/01/04 23:18 ID:CBIea8jQ
>>271 そこは、魔法使いのおばあさん特製の靴ですから、ぬかりはありません。
>>271 ずっと、靴を履かせてもらえずに育ったので足は鍛えられています。
>>266 たとえば江戸時代には、
300年にわたって海岸の景観が変わるほどの文明の発展はありませんでした。
極端なことを言えば縄文時代くらいまでさかのぼれば、
千年単位で一目で分かる変化はおきていません。
今日の変化のめまぐるしい時代に生きていると実感しにくいですが、
見てすぐ分かるほどの変化というのは歴史的にそうそう起こったものではないのです。
桃太郎の配下の動物たちはなぜ、
鬼退治などというハイリスクな条件を受け容れてまで
たかが雑穀の携帯食に過ぎないキビ団子なんかを欲しがったのですか?
275 :
さく・え/ななし :04/01/05 12:06 ID:nkrVMF9l
>>273 木靴や、ぼろ靴を履いていたという説がありますが、正しいのは?
276 :
さく・え/ななし :04/01/05 17:18 ID:nkrVMF9l
シンデレラの絵本を読むと、よく靴だけ魔法がかかっていないと書かれていますが、何故なのでしょう。 ガラスの靴を与える為のふせん? ガラスの靴に履き替えたあと、前に履いていた靴はどうなったのでしょう?
277 :
さく・え/ななし :04/01/05 19:01 ID:VFFwgLjn
278 :
さく・え/ななし :04/01/05 19:48 ID:nkrVMF9l
シンデレラの足は小さくて可愛いというのは本当なのでしょうか? 木靴ないし裸足で過酷な労働を強いられたのだから、足は鍛えられてごつくなっていると思います。
>>274 当時、鬼のバラまいたウィルスによる病気が多発。
唯一の特効薬が、桃太郎の出身地方で産出される雑穀だったのです。
もちろん、通常の雑穀でもある程度発祥を抑える事は可能ですが、
ウィルスバラまき部隊の拠点へ行くわけですから、
綿密な感染対策が必要であった事は言うまでもあるません。
>>278 「纏足」でググってみましょう。
>>274 アレですよ
だんごの中にハイテンションになるクスリが入ってたのです
動物たちはすでに禁断症状だったのです
281 :
さく・え/ななし :04/01/11 00:59 ID:tHlpozpi
ピーターラビットは「ラビット」なのに、その妹や従兄弟が「バニー」なのはどうしてでしょうか
282 :
さく・え/ななし :04/01/14 15:31 ID:gof6UcDJ
283 :
さく・え/ななし :04/01/14 21:53 ID:a2uYdyYP
スプーンおばさんがある日突然、体が縮んだり、又もとの大きさに戻ったりする体質になった原因は何によるものなのでしょうか。
おいしい料理のために動物をト殺しまくった罰 「もっと動物の声に耳を傾けれ!」という神様のおぼし召し
特定の天体が周期的に近づくことによって、 スプーンの周囲の原子結合に影響を及ぼしているものと考えられます。 それではなぜおばさんの身体だけが? おそらく、もっとも影響を受けやすいのが生物細胞なのではないでせうか。
閉経後ホルモンバランスが著しく不安定になったため、 身体の大きさにまで影響が出ています。 一種の更年期障害なのです。
287 :
さく・え/ななし :04/01/17 00:54 ID:Ujx2sl11
天狗には神通力があるそうですが、「天狗のかくれみの」の天狗は、ただの人間の子供である彦一に簡単にかくれみのをだまし取られています。 どうして神通力で彦一の嘘が見抜けなかったのでしょうか。
288 :
さく・え/ななし :04/01/22 19:13 ID:Mx6bETdE
神通力は使おうと思わなければ使えません。 天狗は子供の彦一にを疑わなかったため、陣痛利希を使わなかったのです。
289 :
さく・え/ななし :04/01/24 00:08 ID:JTMXFx7G
「不思議の国のアリス」の三月ウサギのお茶会の場面の最後、ねむりねずみが茶飲み仲間の三月ウサギと帽子屋にティーポットに何の説明もなく押し込まれてしまいますが、どういうわけでそんなことされたのでしょうか。
>>290 おや、マウスティーをご存じない?
イギリスではイーストエンドの労働者でさえ知ってる常識ですが、
日本では知名度が薄いようですね。
ねむりねずみとシナモンとアッサムティーと熱湯をポットに入れて
1時間ほど寝かせると、素敵なマウスティーが出来るのですよ。
もちろん、そのままでは渋くて飲めませんが、
「ダイゴミルク」(ヤギ乳で作った東洋風ヨーグルト)を入れると美味ですよ♪
291 :
さく・え/ななし :04/01/27 18:00 ID:HwwJUMUC
>>291 なるほどねえ。今度イギリスに行く機会があったら試してみましょう。
それにしても、三月ウサギと帽子屋が茶飲み仲間をお茶の材料にしてしまうのはひどいんじゃありませんか?
292 :
さく・え/ななし :04/01/30 17:20 ID:Efb+I6SW
>>291 自問自答ですか?
他人ですが答えましょう。
あれははなから茶のみ友だちではなく食材です。
お土産におちゃっぱを持ってくるのとおんなじ感覚でねむりねずみを連れてきているのです。
293 :
さく・え/ななし :04/01/30 20:13 ID:fX1DPiD9
>>292 へえ、そうだったんですか!
でもお茶会でもそのあとの裁判でも三月ウサギと帽子屋はねむりねずみと普通に会話してますが、食材と会話するなんてどういうつもりなんでしょうか?
>>293 スポコラミンなどの自白剤を用いる場合、対象となる捕虜は
「しゃべるもんか!」という心理的ブロックが働いていることが多く、
そのまま注射してもほとんど効果はありません。
そのため、事前に精神科医が捕虜と会話をすることによって
捕虜の心理的ブロックを解く事が必要になってきます。
おそらく、帽子屋達の行動もこれと似たようなものではないでしょうか?
ただし、ねむりねずみの精神状態がマウスティーの味に
どの程度影響を及ぼすのか、という所は私にも良く分かりませんが、
犬を屠殺する際にストレスを与えると肉が上手くなる、という例もあるようなので
おそらく全くの迷信ではない、と考えます。
かぐや姫は月に帰らなければならないことを一体何時、どうやって知りましたか?
296 :
さく・え/ななし :04/01/31 22:40 ID:OKqiOxjv
>>295 月から姫の脳内に電波が送られて来たからです。
297 :
さく・え/ななし :04/01/31 23:09 ID:OKqiOxjv
>>294 つまり、ねむりねずみはお茶会でマウスティーにされたあと、再び取り出されて三月ウサギ達に裁判の傍聴に連れてかれたわけですね。
茶材を裁判の傍聴に連れていってどうするつもりだったんでしょう?
>>297 あれはねむりねずみの仕事です。
奴等は公私を分けているだけです。
>>297 私は単純に、女王への献上物と解釈しました。
300 :
さく・え/ななし :04/02/01 18:36 ID:QbeR6sev
何このスレかなり笑うんだけど腹痛い(;∇;)フガフハ
301 :
さく・え/ななし :04/02/01 20:01 ID:8QGA6WLr
芥川龍之介の「蜘蛛の糸」は、 最後カンダタが極楽に上るのを自分一人で占有しようとしてぷつりと糸が切れて他の亡者もろとも地獄に戻ってしまいますが、 あの時、カンダタがほかの亡者を止めずに一緒に極楽に上ってきたらお釈迦様はどうするつもりだったんでしょうか
302 :
さく・え/ななし :04/02/01 20:33 ID:QbeR6sev
だれかぁ〜上のレスに面白くなりそうに答えてあげてぇ〜
areha
>>301 その場合も「地獄に落ちたやつらを極楽へつれてきた」として地獄に叩き落すつもりでした。
お釈迦様のあれもカンダタと同じく気まぐれだったということですね。
305 :
さく・え/ななし :04/02/02 23:24 ID:ZzJUP5/j
「かちかち山」の古い形では、おじいさんもおばあさんも登場せず、ウサギが一方的にタヌキをいじめて溺れ死にさせてしまう、という話になってるそうです。 それが本当だとすると、どうしてウサギはそこまでタヌキに悪意や殺意を抱いていたんでしょうか
>>305 実はタヌキの祖先はオオナムヂ神と言って、大国主命の親族なのです。
タヌキの●●がデカいのは、オオナムヂの背負っていた袋が
口伝を経て変化したのが由来といわれています。
このオオナムヂ神こそ、鳥取県東部の海岸で…
はい、もうあとは言わなくても分かりますね。
大国主命に助けてもらったウサギではありましたが、
その恨みは子々孫々まで受け継がれていたわけです。
307 :
さく・え/ななし :04/02/03 11:49 ID:NzEP6/a0
意味がわからないです。
>>305 力うどんがたぬきそばより人気がないことに対してのやっかみです。
309 :
さく・え/ななし :04/02/03 22:57 ID:s/Cb+5s9
>>306 助けてもらった→借りを作って負い目が出来た、と逆恨みしたわけですね。
ほんとに非道な畜生ですね、あのうさぎは。
で、かちかち山のウサギは助けてもらったウサギ自身なのでしょうか、それとも狸と同じくその子孫なのでしょうか。
前者だとすると、どうしてウサギだけそんなに長生きなのでしょう
>>307 オオナムヂは因幡の白兎に嘘の治療を教えて、ウサギはひどい目にあった。だからウサギはたぬきに仕返しをしたと言いたいらしい。
オオムナヂ自体を知ってる奴は少数だろうに
>>306 が省略してるからわけわからなくなるのだ。
311 :
さく・え/ななし :04/02/03 22:59 ID:s/Cb+5s9
あ、レスよく読み直したら子孫みたいでした。質問取り消します。 失礼しました。
312 :
さく・え/ななし :04/02/03 23:03 ID:s/Cb+5s9
>>310 オオナムヂとは、大国主命の別名オオナムチとは違うのですか?
ウサギに嘘を教えたのはオオナムチの兄神たちでしたよね?
314 :
さく・え/ななし :04/02/04 22:07 ID:53NVlBWE
>>306 質問。
その因幡の白兎はたすけてもらったオオナムチに対しては子々孫々まで逆恨みして復讐を続けたのに、皮をはいだ当のサメの方は放置したまんまで恨みも抱かなかったのですか?
それともやはり子々孫々まで復讐し続けたのでしょうか、その場合、物語に残っているのでしょうか
315 :
さく・え/ななし :04/02/06 23:48 ID:OEkSC7ry
神話ネタでもひとつ質問します。 八またのオロチは毎年一人ずつ娘を人身御供に差し出させていますが、もし、喰ってしまうなら、一人だけでは八頭が満足することは出来なかったはずです。 差し出された娘をどう処分していたのでしょうか。
しまった。「因幡の白兎」って、そんな有名な話じゃなかったのね…。
>>314 最初にウサギ自身がサメを騙してます。
サメは騙されたことへの復讐を行っただけなので、
ウサギにも負い目があったのでしょう。
それだけに、人(?)の弱みに付け込んでとんでもない事を教えやがった
オオナムヂへの怒りが凄かったと思われます。(…逆恨み?)
>>315 脳・心臓・消化器系・生殖器系を上位4頭が取り、
残りの手足を下位4頭で分けあったのでしょう。
手の担当は量こそ少ないですが、「よく動く部位の肉は旨い」のジンクス通り
身体の中で最も旨い部分をせしめたので、無問題です。
あるいは…食用ではなく、従神慰安婦として活用した可能性もあります。
彼ら、局部は1セットしかないようですから。
ただし、慰安婦の身体を媒介として生殖行為をする必要があり、
子供の命と引き換えに慰安婦が殉職してしまうので
毎年あたらしい素材…もとい、慰安婦を調達する必要があったと考えられます。
ちなみに、こちらの資料では 「オオナムヂ」は最初にやってきてウサギを騙した神。 「大国主命」は、その後にやってきてウサギをケアした神、となっています。
318 :
さく・え/ななし :04/02/08 00:52 ID:lCOBrCqc
>>316 八叉のオロチが差し出された娘を慰安婦にしていた場合ですが、
「子供の命と引き換えに」ということは、八叉のオロチには複数の子供がいたことになりますが、彼らはやっぱり八叉のオロチと同じ姿をしていたのでしょうか。
そしてオロチが退治されたあとはどうなったのでしょうか。
>>318 おそらく、オロチ自身のコピーとして使われたのではないでしょうか?
「マモー」が、自らのクローンを作り続けて永遠の命を保ったように。
320 :
さく・え/ななし :04/02/09 00:09 ID:iCZhkp+e
「花咲じいさん」の歌に「裏の畑でポチが鳴く」という歌詞がありますが、犬に「ポチ」という名を付けるようになったのは、明治以降、欧米人の飼ってる犬の名前に影響されてからだそうです。 「花咲じいさん」はお殿様が出てくるところから見て、明治より前の話のはずです。 じいさんの犬が時代的に矛盾した名前なのはどうしてでしょうか。
>>319 この問題、調査したところあちこちで同じ疑問が出ていたようです。
んで、その回答編がこちら。
ttp://www.melma.com/mag/92/m00080492/a00000227.html ではなぜ「ポチ」になったのか。
元々日本犬は毛並みの黄色がかったものが多く、
「シロ」と呼ぶには抵抗があったのかも知れません。
ちなみに、物語のキャラクター名が途中で変更されるのは良くある事です。
「フランダースの犬」の初版が「ネロとパトラッシュ」ではなく
「清一とブチ」だったのは広く知られていますし、
「アルプスの少女」の主人公ハイジも、輸入当初は「楓」だったそうです。
322 :
さく・え/ななし :04/02/09 01:08 ID:iCZhkp+e
>>321 そうですか。
自分の推測では、花咲じいさんとポチは実はタイムスリップしてきた未来人かと思ったのですが、違ったようですね。
>>314 兎に騙されて利用されたことに腹を立て、奴の皮を剥いたのは原文では「ワニ」と書かれており、
この「ワニ」というのは現在のサメである……というのが通説です。
ところが、「ワニ」は現在でいう鰐と同族で、ご賢察どおり
(もっともな理由があったとはいえ)皮を剥がれた兎から深い恨みと憎しみを受けました。
その後、大国主にとりいって権勢を得た兎から筆舌に尽くしがたい苛烈な復讐を受け、
ついには国内のワニは絶滅に追い込まれてしまったのです。
兎の復讐は文字どおり「筆舌に尽くしがたい」ものだったので、
その詳細については伝承すら残っていませんが、
現在日本に野生のワニがいないのはそのためです。
ちなみに、兎は今、駆けくらべの際に自分を抜いていった亀に対して
(自分の油断は棚に上げて)復讐の爪を研いでいるとか。
恐ろしいことです。
>>320 >「花咲じいさん」はお殿様が出てくるところから見て、明治より前の話のはずです。
ここの推定が違います。
21世紀を迎えた現在でもなお、
「世が世ならお殿様」という方々が厳然として存在する世の中です。
花さか爺さんの話は意外に近代の物語だったのですね。
「明治以降にあんなに都合のいい話があるのがおかしい」?
珍しい話だからこそ語り草になるというものです。
325 :
さく・え/ななし :04/02/11 01:09 ID:UZVtnBtK
アンデルセンの「空飛ぶかばん」は最後、かばんが燃えてなくなってしまって主人公は結婚するはずだったお姫様の所に行けなくなり、しかたないので世界中を旅しながら子供達にお話を聞かせて一生を終わりました、となってましたが、 世界中まわるなら、ついでにお姫様の所にも行けたはずなのにどうしてあきらめてしまったのでしょうか。
>>325 かばんがビザ代わりであり、これが燃えてしまったため
フィアンセの国への入国資格を失ってしまったのです。
おそらく、大使館へ何回も足を運んで再交付を申請したのでしょうが、
残念ながら全て却下されてしまったものと考えられます。
>>325 その作品を読んだことはありませんが、お姫様は雲の上に住んでいらしたのではないでしょうか?
328 :
さく・え/ななし :04/02/12 20:07 ID:ZK9UjwVY
>>325 お姫様は、空を飛べるから主人公が好きになったのです。
空を飛んで会いに行く約束をした主人公は、空を飛べなければ本人だとすら認めてもらえなかったのです。
329 :
さく・え/ななし :04/02/13 15:57 ID:F5ZULYKa
童話に出てくる鬼とか魔王とか山姥とか魔女とかは、 いつも何の魔力もない和尚とか貧乏人の子供とか、時には長靴はいてるだけの猫とかにいとも簡単にだまされてやっつけられていますが、仮にも魔力を持った超常力者なのになんでそろいもそろってあんなに情けない最後を遂げるのでしょうか?
>>329 常人よりはるかに優れた魔力を持ち、長い期間好き勝手に生きてきた彼らは
警戒という言葉を忘れています。こんなに油断していてはコロリとだまされるのも
当然でしょう。
特に和尚と猫は相手をおだて上げてその気にさせる話術の達人でした。
最初から強大な魔力でブチ殺すならともかく、彼らと同じ土俵で話し合いを試みた
魔王たちのほうが愚かだったということです。
331 :
さく・え/ななし :04/02/15 01:07 ID:x9vqNMxV
白雪姫はリンゴを吐き出したとたんに息を吹き返しますが、結局、リンゴの毒にあたったのでなく、リンゴをのどに詰まらせて窒息していただけなのじゃないでしょうか? つまり、白雪姫は自分の食い意地がもとで死にかけただけで、お后は毒殺未遂犯でもないわけなのに、なんで後で報いを受けねばならなかったのでしょうか?
>>329 貧乏人をバカにしてはいけません。
物質で満たされない分、精神的な豊かさは彼らのほうが上です。
インドではつい最近まで「カースト」と呼ばれる身分制度がありましたが、
1億人近くの国民はこの制度から外れた、およそ人間扱いされない人達でした。
当然、インドで最も経済的貧困度の高い人たちです。
しかし上記の理由で、マハトマ・ガンジーは彼らを「ハリジャン(神の子)」と呼び、
独立運動の際には大きな戦力となりました。
>>331 普通にリンゴを喉に詰まらせて窒息した場合、リンゴが体外に排出されても
本人が蘇生する確立は皆無です。(5分以内に蘇生措置が行われない場合)
つまり、白雪はリンゴが喉に詰まって死んだのではなく、
リンゴに塗ってあった毒が体内に吸収されて仮死状態となっていたのです。
多分、リンゴ自体が消化された段階で、栄養分に反応して猛毒となり
確実に白雪を死に至らしめるものだったと推察されますが、
幸運にもリンゴ本体を飲み込まずに済んだため、蘇生可能となったわけです。
そもそも、仮に単なる窒息仮死だったとして、
白雪本人が死ななければ殺人未遂は適用されないのか?そんな事はないはずです。
お后は「殺害を目的として」「殺害しうる物質を」用い、実際に白雪に食べさせています。
この段階で、日本の刑法では既に殺人未遂が成立しているものと考えられます。
当時のドイツ(…だよね?)の刑法上、この行為がどう解釈されるのかは不明ですが、
日本の刑法体系がドイツからの輸入である事を考えると、
お后の行為はおそらく殺人未遂の要件を構成していると考えるのが妥当でしょう。
参考文献
ttp://lawschool-konan.jp/sonoda/nyumon/manabu04.html
>>332 というか、お后は自分では毒を調合したつもりでも、はたして実際にそれが毒だったのでしょうか?
たとえば、毒入り茶を飲ませて人を殺すつもりでも、お茶に毒を入れたつもりで忘れてただのお茶を飲ませたら殺人未遂には問われないんじゃないでしょうか?
335 :
さく・え/ななし :04/02/15 19:08 ID:9bQQc8if
客観的には殺害結果発生の危険がないのに、 危険があると思って行為に出た場合の扱いについては諸説あります。 いわゆる「不能犯」論です。 現在の日本の通説では、客観的な危険が処罰に値するほどに至って いなければ、不能犯として未遂すら成立せず、不可罰と解されてます。 本件の場合、毒殺のつもりで、仮に毒を入れ忘れていたとすれば、 客観的な殺人の危険が発生していないとして、不可罰となるはずです。 ただし、一方で、リンゴがのどにつまる、という、予期したのとは 別の因果経過によって死の結果発生の危険が生じています。 この点をどう評価するかが問題とります。 しかし、毒は混入されていなかったと仮定している以上、白雪姫の のどにリンゴがつまったのは、白雪姫の自律的な行為の結果であって、 したがって、たとえ主観的には殺害意思があろうと、妃に帰責すること はできません。 以上より、わが国の通説に立ち、かつ、毒を混入していなかったとすれば、妃のリンゴ差し出し行為自体は不可罰と解されます。 これに対し、ドイツで有力だった主観説にしたがえば、客観的な危険の 有無を問わず、主観内容が危険であれば、未遂犯の成立が認められ、 妃は殺人未遂罪に問われるでしょう。 なお、妃が後で報いを受けたことについては、上記のリンゴ差し出しについての解釈の帰趨にかかわりなく、説明がつきます。 妃は、リンゴ攻撃以前にも、くしの毒をしかけたり、くびをしめたりしているのですから。
おお、なんだか内容が専門的な難しい話になってきましたね。門外漢の自分には何とも判断がつきかねますが。 ところで、その「白雪姫」のお后が受けた報いですが、絵本によって ・気が狂って森の奥に消えてそのまま行方知らずになった ・焼けた鉄の靴を履かされて死ぬまで踊らされた の二通りを読んだことがありますがなんで別々の結末があるのでしょうか、そして、ホントの所はどちらが正しいのでしょう?
337 :
さく・え/ななし :04/02/16 02:03 ID:ReKx0a67
>>336 原作つまりグリム童話では、初版から第7版に至るまで、
「焼けた鉄の靴を履かされて死ぬまで踊らされた」です。
ちなみに、初版ではお妃は継母じゃなくて実母でした。
グリム童話の残酷性についてはよく指摘されるところですが、
残酷性をやわらげようという立場から、絵本では話が改変されることがあるのでしょう。
俺の読んだ話では、1位になった嬉しさから、変装のために塗った顔の絵の具を落とすのを忘れてしまい、 その毒がまわって苦しみながら死んだ、ってことになっている。
>>338 ずいぶん凝った改作ですね。死に方に現実味が加味されています。
ちなみに、グリム童話は残酷だから子供に読ませるべきではないという
主張への反論としてよく言われるのが、グリム童話における
罰の描写は現実味がなく記号的なものだというものです。
この立場からすると、罰の描写に現実味を加味するのは疑問という
ことになるでしょうね。
ああ、そういえば子供の頃読んだディズニー絵本では、小人達に追いかけられて足踏み外して崖から落ちて死んだとなってたような記憶が。 あまりにも月並みな末路なんで、ここの書き込み見るまですっかり忘れてたよ。
昔読んだ仏教童話で、 ある時猿と狐とウサギがお互い慈悲の心を持ち、困っている者があったら助けてあげようと相談してるのを聞いた帝釈天が彼らの心が真実のものかどうか試すため、行き倒れの老いた乞食の姿になって3匹の前に現れ、食べ物を乞うた。 猿と狐は食べ物を手に入れることが出来たが、ウサギだけはどうしても食べ物が手に入らず、乞食にあげることが出来なかった。 そこで火をおこし、自分の身を火に投じて乞食に食べさせようとした。その心に感じた帝釈天が地上の皆が仰ぎ見られるよう月に焼け死んだウサギを連れていった。 だから月にはウサギの姿が見えるのです。 というのがありましたが、この話のウサギは既に乞食には食べ物が与えられたにもかかわらず、自分の見栄だけのためにしないでもいい焼身自殺をしたとしか思えません。 何で帝釈天はこんなウサギに感心して月に昇らせたのでしょうか。
野菜や果物ばかりでは栄養のバランスが悪いので、ちゃんと肉も用意する心配りに感心したのです。 もしくは、 副菜やデザートではなく、メインディッシュを用意してくれたことに感心したのです。
343 :
さく・え/ななし :04/02/17 21:51 ID:W07F6c1Z
日本の昔話に狐と狸の「化けくらべ」というのがあります。 まず狸が狐が化けたまんじゅうを見て食い意地のために正体を現して負け、次にその意趣返しに大名行列に化けたと狐をだまして本当の大名行列の従者にめちゃくちゃ狐がぶたれてしまう、という話ですが、 あれは「化けくらべ」ではなく、「(悪)知恵くらべ」が正しいのではないでしょうか?
344 :
さく・え/ななし :04/02/18 00:50 ID:mnM31++X
狐や狸の能力は、正確に言うと「化ける」ことではなく「人を化かす」ことです。 ご相談の「化けくらべ」においても、 「いかに巧く化けるか」ではなく「いかに巧く相手を化かすか」 という趣旨にのっとったコンペティションが行われています。 能動的・直接的な「化ける」能力では前面には出てきませんが、 相手の存在を前提とする間接的な「化かす」能力にあっては、 (悪)知恵の高さも重要な要素となります。この点では理不尽な点はありません。 ただ、ご指摘のとおり、物語のネーミングとしては不適切な部分もありましたが、 「化けくらべ」を「化かしくらべ」あるいは「化かされさせくらべ」などと 趣旨に即した文法的に正確な表現ばかり追求するとかえって分かりにくくなってしまうので、 ある程度の妥協の産物ということでご容赦ください。
345 :
さく・え/ななし :04/02/18 11:32 ID:XAqNQVpc
なんで人魚姫は筆談で王子に自分の気持ちや助けたことを伝えなかったのですか? いくら口がきけなくても文字は書けたはずです。 人間と人魚、言葉は一緒みたいだし たとえ人魚には文字を書く習慣がなかったとしても 彼女は今までは足がないし踊ったことのないはずのダンスも誰よりも見事に踊っています。 しかも一歩ごとにナイフで引き裂かれる痛みに耐えながらです。 そんなに覚えが良く根性もある人魚姫なら簡単に覚えられたのでは?
346 :
さく・え/ななし :04/02/18 19:47 ID:IrnjLsY+
>>345 人魚姫はよく、筋肉バカの体育会人間にいるタイプで、ダンスとかの運動能力が関係したジャンルを習得するのは得意でしたが、
文字を覚えるとかの文化系のジャンルはからしき苦手で記憶力が働かなかったからです。
>>345 「人間による乱獲」の悪夢を経験した人魚社会にあっては、
人間に正体がバレたら即刻陸上退去、という厳しい掟があるのです。
348 :
さく・え/ななし :04/02/19 20:49 ID:JgSpnxhk
人魚といえば、「赤いろうそくと人魚」の人魚の女の子を老夫婦に預けた女性は何者なんでしょう? 確か人間の姿だったと思うんですが。
349 :
さく・え/ななし :04/02/20 11:29 ID:wXnnzccA
人魚姫のように魔法使いに人間にしてもらった人魚です。 子供がいるところをみると、その人はもう人間の男性に思いが届いて人間になれたのでしょう。 ただ生まれた子供が人魚だったため、正体がばれるのを恐れて老夫婦に預けたのです。 もしくは正体がばれて旦那に捨てられ、育てられなくなったかですな。
350 :
さく・え/ななし :04/02/20 23:07 ID:Y5Rpz66D
>>349 理由が後者だとすると、人魚姫のケースといい、なんでそんなに人魚は男を見る目がないんでしょうか?
>>350 人魚には、男を見る目という概念がそもそも存在しません。
彼らは成熟して発情期を迎えたとき、一番最初に出合った異性と交尾する習性の生き物なのです。
ひよこが最初見た動くものを親と思い込むのと一緒です。
人魚同士、および人間の異性が相手の場合でも、夫婦仲が良ければ問題はないですが
人間には色々事情があるため、ペアリング失敗率が高くなります。
飽きて捨てられる、人魚側が虐待に耐えられなくなって逃げ出す等々。
なお、ペアリング・産卵以降の人魚は、人間を誘惑する例が多々ありますが、
これは生殖目的ではなく、
単なる人懐こさと匂い付け行動に過ぎないというのが、海洋生物学者の見解となっています。
352 :
さく・え/ななし :04/02/21 20:14 ID:mgxnybgn
トルストイの童話の「イワンの馬鹿」という邦題はなんかへんじゃないでしょうか。 「馬鹿のイワン」とか「イワンは馬鹿」とかならタイトルとして判りますが、「イワンの馬鹿」では誰かがイワンを「イワンの馬鹿っ」と非難か叱っているような感じがするんですが。 どういう意図でこんな邦題がつけられたのでしょうか?
イワンは、バカではありません。 世の中で一番賢い人は、その賢さをバカな振る舞いの中に隠すのです。 ですから邦題は、「イワンのバカっぷりの話」という意味です。
354 :
さく・え/ななし :04/02/22 23:21 ID:yVVlPwh0
イソップ寓話の「狼が来たぞ」とうそをついた羊飼いの少年はよく、「オオカミ少年」と呼ばれていますが、 「オオカミ少年」というのは本来、オオカミの血が混じってるとかオオカミに変身するとかオオカミに育てられて生態がオオカミ化しているとかいう意味に使われるはずで、彼のような場合にそういう呼び方をするのはおかしいのではないでしょうか?
355 :
さく・え/ななし :04/02/23 20:44 ID:M4yZl6uG
>>354 作品中で描写されなかっただけで、
オオカミの血が混じっていて
オオカミに変身することもできて
オオカミに育てられて生態がオオカミ化していたうえ
オオカミをネタに大法螺まで吹いたのですから
彼がオオカミ少年と呼ばれても何もおかしくありません。
356 :
さく・え/ななし :04/02/23 23:28 ID:otmsfU0B
>>355 なるほど、そうでしたか。
でも、それが本当だとすると、なんで村人達はそんな危険な少年に羊飼いをさせていたのでしょうか。
生態がオオカミ化している上、オオカミに変身もできる少年が羊を喰ってしまうとか考えなかったんでしょうか?
オオカミ化した少年の人間社会へのリハビリの一環でした。 また村人は血筋とか変身能力とかで少年を差別しませんでした。 結果として大失敗だったわけですが。
>>357 これを教訓として、人里からの動物排斥機運が高まりました。
この直後に「ごんぎつね事件」が起こってしまった事が悔やまれてなりません。
359 :
さく・え/ななし :04/02/24 23:14 ID:rryIVT40
>>357 で、結局自分たちの好意が失敗に終わったあと、村人達は少年をどう処置したのでしょうか?
オオカミ少年ってそのままオオカミに食われたんじゃなかったっけ
飼っていた羊を全部オオカミに食われてショボーン(´・ω・`)で終わりだった気がする。 絵本じゃなく歌で聴いたのだが。
362 :
さく・え/ななし :04/02/26 18:40 ID:NSR8VLEs
狼に食べられただと思う。 本によって違うのかな? イソップも結構残酷でなくなるように変えられてるし。
363 :
さく・え/ななし :04/02/27 00:19 ID:t+VvX1u8
少年も最後食べられてしまったような気もするけど、その前にまず、羊が全部食べられてしまったような覚えが。 それだと結局、少年を信じなかった村人もそのために被害を被ったわけで、結局、あの寓話はうそばっかりついてる者、うそばっかりついてる者の言うことを何も信じない者、どっちに対しての教訓なんでしょうか?
(^^)
(^^)
(^^)
(^^)
368 :
さく・え/ななし :04/02/28 13:37 ID:7yJOEh+p
>>363 もちろん嘘つきはいけないということです。
あの村で羊を飼っていたのは少年の家だけでした。
しかも両親は早くに亡くなり、少年が一人で羊飼いをしていたので
狼の被害にあったのは少年だけなのです。
少年はあまりの寂しさから村人にかまってほしくて嘘をつき続けていたのですが
その代償はあまりのにも大きいものでした。
369 :
さく・え/ななし :04/02/28 23:06 ID:qxIqgr3r
>>368 そうなんですか。
でも、それだと、また、判らない点があります。
たしか、少年が羊の番をしていたのはかなり村から離れたところで、誰も来ず、いつも一人でいるのに退屈してうそをついたんだったと思います。
ですから別に少年の番していた牧場にオオカミが出たところで他の村人には実害がない(実際、本当に出現したオオカミは羊と少年を食べただけですし)はずなのに、
なんで、村人達は「オオカミが来た」という少年の言葉に驚きあわてふためいたのでしょうか?
>>369 オオカミによる被害が、少年所有の羊でいるうちはまだいいでしょう。
しかし、伝え聞く限りの情報では
羊の繁殖能力<<<オオカミの捕食能力
と聞いています。
となると、いずれ少年所有の羊は食い尽くされてしまうわけです。
さて、そうなった時にオオカミの矛先が真っ先に向かうのはどこでしょう?
【訂正】 × 少年所有の羊でいるうちはまだいいでしょう。 ○ 少年所有の羊にとどまっているうちはまだいいでしょう。
372 :
さく・え/ななし :04/02/29 00:10 ID:cbg21vbu
>>370 しかし、オオカミが少年の羊を食い尽くすにはある程度時間がかかるのではないでしょうか。
なんとか落ち着いて対処するくらいの時間は合ったと考えられ、少年がその様子を見て面白がるほど、村人があわてふためいてパニックに陥る必然性はなかったと思うのですが。
言ってみれば事前通知無しの防災訓練のようなものですから、 最初の何回かはみんな真剣に行動しますが、あまり頻繁に繰り返されると 「どうせまた誤報だろ」とまじめに対応しなくなるのです。 というか元々「あまり頻繁に、意図的に誤報を繰り返すので相手にされなくなった」 というストーリーだったので、全然理不尽な点ではありません。 むしろそこまでオオカミ少年に拘泥するアナタの方が理不尽です。 そろそろこっちが、ウソツキ小僧を相手にする村人の気分になってきました。
374 :
さく・え/ななし :04/02/29 04:21 ID:fAq+ZtiO
ようするに、赤ず○んはレイプ処女喪失、七人の○人は集団レイプですか? 赤すぎんを魔性の女風に描いたのはフランス映画でありましたよ
IDがfrequentry asked questions
376 :
さく・え/ななし :04/02/29 21:24 ID:ZMIY+6fz
>>373 そうですね、いい加減このネタ飽きたし、これ以上続けても面白くなさそうなので別のネタ振ります。
えーと、「ピノキオ」でサメに飲まれたゼペットじいさんはピノキオと再会するまでのかなりの期間サメのお腹の中で生活していたようですが、どうして消化も排泄もされずに人間の姿のままで生きていられたのでしょうか?
>>376 通常、サメに食われた場合は次のような状態になっているはずです。
・噛み砕かれ、体内組織が露出している。
・壊死酵素(主に死後硬直の原因となる物質)が出ている。
ところが、今回のケースでは幸運にも「丸呑み」されてしまった事で
この二つの要件をどちらもすり抜けてしまいました。
そのため、サメの胃液が反応しなかったものと推察されます。
…ついでに言うなら、こちらの資料では「サメ」ではなく「クジラ」となっています。
ディズニーアニメ版では、船ごと飲み込まれて、船の中で暮らしてたような気がする。 これなら、船は消化しにくいのでなんとか助かってると理解できる。
379 :
さく・え/ななし :04/03/01 22:24 ID:9/O9QMPJ
>>377 私の手元の資料では「フカ」になっています。
どうして、同じ作者の創作した童話なのに、こんなにゼペットじいさんを呑み込んだ主体に違いが出てきているのでしょうか?
,.....--...、 /::::::;;;;;;;;;_::ヽ i::::;r' ヾ::! }::i゙ / \::l ゙i:!. - - ! i6 _ i, ! キタ━━━━━━ - - ━━━━━━!!!!! ゙、 、ェェァ / iヽ、  ̄,.イ _,,,...i゙  ̄ ! ,..-'" .:. `ヾ:, 、 , -゙ヾヽー、
醜いアヒルの子 白鳥のヒナがアヒルの巣に混ざってしまったのは何故? 親指姫 ハッピーエンドなのは良いけど、最初に彼女を望んだ母親はどうなっちゃったの?
382 :
さく・え/ななし :04/03/03 07:46 ID:GSzI8EPW
>>379 マジレスすると、翻訳や翻案の段階で翻訳者・翻案者が変えるからです。
強引に解釈すると、語るたびに細部が微妙に違うのは
ホラ吹きの話としてはよくあることです。
>醜いアヒルの子 白鳥のヒナがアヒルの巣に混ざってしまったのは何故? 一部の鳥は、他の鳥の巣に卵を産んで育てさせる「託卵」を行います。 カッコウが託卵することはよく知られていますが、 例の白鳥の親もアヒルに託卵したのでしょう。 もともと託卵の習慣のある種だったとすると生物学的な新発見の可能性がありますが、 その後同様のケースが観察されていないところを見ると、単なる偶然だったのかも知れません。 残念です。
384 :
さく・え/ななし :04/03/03 20:59 ID:qAth0kdq
>>381 >親指姫 ハッピーエンドなのは良いけど、最初に彼女を望んだ母親はどうなっちゃったの?
親指姫が結婚した噂を聞きつけ、今度は親指姫と花の王子様の間に生まれた子供をもらって育てることにしました。
そして、また、物語の冒頭へとループしていくのです…
そういえば、親指姫は成長が異常に早かったみたいですけど、どうしてそんなに早く大人に育ってしまったんでしょうか?
385 :
さく・え/ななし :04/03/04 18:40 ID:zcIs+dMu
>>384 [象の時間とねずみの時間(多分。うら覚え)]
というのをご存知ですか?
身体の小さいものほど時間の進みははやく、大きいものは逆です。
親指姫は小さいですよね。
そういうことです。
>親指姫 ハッピーエンドなのは良いけど、最初に彼女を望んだ母親はどうなっちゃったの? 子供はいつか親の手元を離れ巣立ってゆくものです。 寂しいことに変わりはありませんが、我が子の幸せを遠くから喜んでいるでしょう。 はっ、まじめに答えてしまった。
387 :
さく・え/ななし :04/03/05 11:44 ID:cNcON1Q4
赤ずきんちゃんで おばあさんを おおかみがいるような危険な森に たった一人きりで住ませているのはなぜ?
>363 同じ嘘は二回つくなってことですよ、と嘘の達人が申しておられました。 はれときどきぶたから質問です。 日記に「豚が空から降ってくる」と書いて実際その通りになりましたが なぜ豚? どうして豚を? すごうい発想です。気になります。
>>387 高齢化問題の対策です。
高齢化社会の原因を「老人がいつまでも生きている」ことだと解釈した結果、
合法的・人道的に高齢者人口を減らすべく、敢えて危険の高い地域に移住させるのです。
日本の姥捨て山と同じ発想ですね。
高齢化問題と少子化問題は
「年寄りがいつまでも生きていて、新しい世代がなかなか増えない」
という意味で表裏一体のものですから、
わざわざ危険な所に住まわせているおばあさんに対して、
赤ずきんをお見舞いにやって若年人口を生存リスクに晒した母親の意図こそ
理不尽といえるでしょう。
390 :
さく・え/ななし :04/03/06 01:11 ID:J8QQY4Ca
>>388 「豚もおだてりゃ木に登る」ということわざがあります。
もっとおだてれば、空にだって昇るのです。
でも、昇っても羽もないので、万有引力の法則で結局は地上に降ってくることになるのです。
つまり、あの話の豚たちはおだて上げられて空まで舞い上がった豚たちがたまたま、主人公が日記を書いてたのと時を同じくして、一斉に引力によって地上に引っ張られて降ってきたものなのです。
鶴の恩返し 鶴はどうやって機織の材料を調達したの? 自分の羽?
>>391 近所の家から鶴が機織り機ごと盗んできました。
作品中では触れられていませんが、盗まれた家は収入の道が絶たれ
一家全員餓死したそうです。
>>391 自分の羽。そうでなけりゃ、機を織るのにわざわざ鶴の姿に戻る必要ないだろ……と、マジレス。
394 :
さく・え/ななし :04/03/06 19:21 ID:EnAEizP/
しかし、考えると、どうやって抜いた羽をそのまま加工もせずに布に織れるのか不思議です。 普通は機織りって紡いだ糸を織って布にするんですよね?
>>394 昔は手芸店なんてありませんでしたから、
糸も全て自分たちで調達する必要があったわけです。
作品中では登場していませんが、おそらく「紡ぎ車」ぐらいはあったはず。
>>392 の「機織り機強奪」の際、一緒にギって来たものと推察されます。
ちなみに、羽毛布団をお使いの方はご存知でしょうが、
鳥の羽毛は繊維が細かく、糸にするのは想像を絶する手間がかかったはず。
その分、出来上がった布地は織り目が滑らかになり、上等な布地とみなされます。
おそらく、絹織物なんぞ比べ物にならなかった事でしょう。
Made in 鶴の反物が高値で売れたのもむべ成るかな、です。
396 :
さく・え/ななし :04/03/07 23:34 ID:Vg4UyqeS
>>395 へえ、そうだったんですか。
昔絵本で見た鶴の機織りの場面では鶴が自分の羽抜きながら同時に機を織ってましたが、
それだけでもずいぶん器用だと思いますが、更に抜いた羽を糸に紡ぐ作業まで同時にやるというのはどういうふうにやるのか、その光景が想像つきません。
どうぞ具体的に説明をよろしく。
>>396 嘴:羽を抜く
右手:羽毛繊維をよりまとめて紡ぎ車にかける
右足:紡ぎ車を動かす
左手左足:機織り機を動かす
…制御のフローチャートを考えるのすら面倒な工程ですが、
ここまでやれば不可能ではないでしょう。
もっとも、全ての作業を同時に行っていると仮定すれば、
与兵がおつうの作業現場を目撃した際、そこに紡ぎ車がなければおかしいのですが、
作品中ではそのようなシーンはありません。
おそらく機織りと同時に羽を抜き、ある程度羽毛がたまったところで
奥に置いてある紡ぎ車を使って織糸生産を行う、
この繰り返しだったのではないかと推察されます。
おじいさんとおばあさんor与ひょうが覗きたくなるくらいの大騒ぎだったんだろうな・・・
そもそも浦島太郎の亀は地上に何をしに来ていたのですか?
400 :
さく・え/ななし :04/03/09 00:17 ID:eOpGr23D
>>398 ブチブチッ(羽を抜く音)、カラカラカラカラ(糸車を回す音)、ギコバタトントン(機を織る音)
こんな感じでしょうかね?
401 :
さく・え/ななし :04/03/09 00:56 ID:eOpGr23D
>>399 地上の人間を言葉巧みに竜宮城へと拉致する工作員でした。
勿論、いじめていた子供達は亀に買収された協力者です。
浦島太郎はまんまと彼等の芝居にひっかかってしまったカモなわけです。
>>399 実は乙姫、数百年に一度の発情期でした。
そこで地上の若者を誰かしらみつくろって竜宮城へ連行、
婿として迎え入れる計画があったのです。
そして乙姫の希望「誠実なひとキボンヌ♪」を叶えるため、
あえてカメ虐待の現場を演出し、ターゲットを待ち構えていたのです。
カメを助けただけであれだけのもてなしとは随分不自然な展開であり、
また娯楽の悲惨な時代とはいえ、クソまぢめな浦島が何十日も
竜宮城で享楽的な生活を送るというのも随分無理のある設定だったわけですが、
「実は乙姫の種馬役だった」と仮定すれば全ての説明はつきます。
そして、なぜ浦島はヂヂィにされてしまったのか。
おそらく乙姫は、浦島が地上で子供を作り、
竜宮王室と地上の浦島家で跡目争いが起きることを憂慮したのでしょう。
本来は去勢してしまいたかったのですが、それをやってしまうと
ホルモンバランスの関係で浦島が少なからず女性化してしまう危険があります。
(男性の体内でもわずかに女性ホルモンが産出され、頭髪などに作用しています。
これが男性ホルモンのない状態になると、わずかな女性ホルモンに身体全体が作用してしまい、
乳房や臀部の肥大化、肌質変化などの女性化兆候が起きる事があります。
昔は結構この手の現象に端を発する変身譚が多かったようで、
現在でも年に数例ほど学術事例が報告されています。)
漁師と言う仕事はかなりの肉体労働なので、これはいくらなんでもマズい。
そこで一気に老化させ、性欲そのものを奪おうと画策したと推察されます。
403 :
さく・え/ななし :04/03/10 00:24 ID:7tZn7t2g
>>402 一気にじじいになったら漁師の肉体労働に耐えられないのは同じなのでは?
むしろ、女性化した方が海女になるとか、まだ漁村で生きていく道は開けたのではないでしょうか?
精を吸い尽くされて爺化したんかな。 乙姫様ってば激しい・・・
405 :
さく・え/ななし :04/03/10 23:41 ID:uUtee/e9
イソップの「アリとキリギリス」はギリシャ・ラテン語の原典では「アリとセミ」になっていて、冬、助けを求めに来たセミにアリは「夏の間歌ってたなら、冬はおどっていな」と突き放して助けてやりません。 それが「キリギリス」になると、親切に家の中に招き入れ、冬の間、食と住を提供しています。 なんで、セミとキリギリスではこうもアリの態度が違うのでしょうか。 強引な解釈でお願いします。
問 浦島太郎は玉手箱をあけたらナゼお爺さんになってしまったのでしょう? ↓ 「男の人だったから」 なんてとんちクイズが昔 ありました。どうでもいいことだけど。
>>405 アリとセミとキリギリスのうち、
アリとキリギリスは地上で暮らしていますが
セミだけは空を飛び、木の上で暮らしています。
アリが本当に許せなかったのは、
セミやキリギリスが夏の間歌ってばかりいたことではなく、
セミが空を飛ぶことでした。
同じ虫の仲間であっても、空に生きるものと地を這うものの間の確執は
かくも根深いのです。
>>403 「指南役」として重宝される可能性が大いにあります。
確か、姥捨山制度は既に廃止されていたはずなので。
ちなみに、海女は結構地域限定だったりします。
地方によっては「女は準備や炊き出し含めて、一切漁に関わるな」と
現代ならセクハラもんの掟もあったようですから。
>>405 セミとキリギリスの鳴き方の差であったと考えられます。
セミは夏の間、真昼間からジーコジーコとうるさい事この上なし。
一方のキリギリスは鳴き音も控えめで、しかも夕方から夜にかけてだったので
労働に疲れたアリにとっては、妬ましい存在でありながらも
一服の清涼剤として機能していた事でしょう。
そこへ持ってきて、セミはところかまわず「糞尿」をひっかけます。
これが、アリに何らかのダメージを与えた可能性もあります。
>>402 の方々に質問です。浦島太郎は竜宮城にいた間は何を食べていたのですか?
海草とかでは、元気が出そうに無いし、魚類ではストライキが起こりそうだし、
プランクトンでは論外です。
>>409 「サルの肝」とか「クラゲに骨がないわけ」とかいうタイトルの昔話として
現代にも語り継がれている事実ですが、
竜宮城では、ときどき地上の動物を捕獲・誘拐して
医薬品にしようとしていたことが分かっています。
先に挙げた伝承では、竜宮城は地上生物の捕獲に失敗していますが、
同じような方法で捕獲に成功した獣を、浦島太郎の食用に供したことは
想像に難くありません。
実は浦島太郎こそが「捕獲された地上生物」なんだったりしてね。
>>409 >プランクトンでは論外です
プランクトンを加工した合成食品の可能性があります。
舌の肥えた現代日本人には噴飯ものの味でしょうが、
食糧事情の悲惨だった室町〜江戸初期にかけての人間にとっては
この世の物とは思えぬ珍味になり得ます。
>魚類ではストライキが起こりそうだし
ストライキとは「資本家と労働者が対等な関係」にある事が前提です。
そもそも「人権」という概念自体、ここ200年ぐらいに醸造されたものであり、
それ以前は「身分制があるのが当たり前」
「庶民は国家の消耗品であるのが当たり前」な世界がほとんどでした。
なので「庶魚は竜宮城で食料になるのが当たり前」な価値観であったとしても
当時としてはさしたる不思議はないわけです。
それを現代の価値観で非人道的と断罪するのは、ちと早計でしょう。
もっとも昨今は「昔はそれが当たり前だった」と称して、既に滅んだはずの価値観を
現代に持って来ようとする小林某のような輩もいるので油断が出来ませんが。
皆さんありがとうございます。もう一つ質問してよいでしょうか? 6あたりにも出ていますが、桃太郎が犬と猿を傭兵として雇ったのはまあ、わからないでもないですが、 なぜキジを雇ったのでしょう?「キジも鳴かずば撃たるまい」などど言われるアホなキジですよ? 鷲あたりのほうがよさそうなんですが?
413 :
さく・え/ななし :04/03/13 00:14 ID:tDPvcOvn
>>412 あれはハナから正規の戦力としてではなく、捨て石のおとりとして連れて行ったのです。
あほなキジを鬼達がやっつけている間にその隙を狙って鬼の砦の本拠地を落として、宝物をぶんどってずらかろうという一種の陽動作戦ですね。
>>412 「キジも鳴かずば撃たれまい」
このセリフは、自分の失言で父親を人柱にされてしまった少女がキジと自分を重ね合わせての言葉で、
決してキジがアホだったわけでは・・・・・・ なんてここでマジレスしてもなぁ・・・・・・
鷲よりキジのほうが遭遇率高かったから。よく地面歩いてるし。
415 :
さく・え/ななし :04/03/13 01:36 ID:XWTqwI2E
>>412 もう一つの理由としては、桃太郎は「日本一のきび団子」とか、日の丸の鉢巻きとかやたらと「日本」にこだわりを持っています。
それで、縁起担ぎに日本の国鳥であるキジを連れて行ったことが考えられます。
416 :
さく・え/ななし :04/03/13 22:52 ID:F7BaPFJu
昔話の「おいてけぼり」について教えて下さい。 勝手に堀の魚を捕った男が「おいてけー」という堀からの声を聞いて逃げ出すところまでは話の展開として解りますが、そのあと、なんどものっぺらぼうに脅かされる展開がよく分かりません。 なんでのっぺらぼう?「おいてけー」の怪とどういう関係があるのでしょうか?
418 :
さく・え/ななし :04/03/15 01:08 ID:wio1FSgh
「ローレライ」の魔女はその美声で船人をおびき寄せては舟もろともに沈めていたそうですが、なんのためにそんなことをやっていたのでしょうか? 自分のテリトリーが船のスクラップ廃材や水死体で汚染されるだけで、なんの得にもならないと思うのですが。
>>418 船舶廃材で水中に家を作り、
船に積んであった食料で当座の飢えをしのぎ、
水死体で魚の養殖を行っていたものと推察されます。
えらく効率の悪い方法ですが、
中世の魔女にはそのような生き方しか許されなかったのです。
つい数十年前まで、インドにも「片腕を切り落として乞食化する」事が
生まれながらに規定されていた人々がいました。
420 :
さく・え/ななし :04/03/15 23:33 ID:h8O5sAfl
>>419 なるほどね。
しかし、よく考えると、美声で船人をたぶらかすしか取り柄も生きていく能力もないんじゃ、「魔女」とは言えないんじゃないでしょうか。
どうせなら、人間の社会に紛れ込んで、美声でお金持ちでもたぶらかして妾にでもなったほうがずっと楽な生き方だと思うんですがそんなこと彼女は考えなかったんでしょうか?
>>420 残念な事に魔女の間でも身分による差別の問題は、深刻であり、
海に住んでいる魔女が陸上でそのような事をしていた事が発覚しようものなら、
それはそれは恐ろしい刑罰が待っていたといいます。
「金の斧」の泉の精霊は、自分の噂が広まり、わざと斧を落とし、わざと正直に振舞う
欲張り者が増えてしまう危険性は考えていなかったのでしょうか?
>>421 何しろ相手は精霊ですから
>わざと斧を落とし、わざと正直に振舞う欲張り者
はたちまちその本心を見抜かれてしまうでしょう。
そして相手は精霊ですから、
偽りの正直者に対しては斧を脳天に向けて返す
くらいのことはやりかねません。
欲張り者が脳天カチ割られて淘汰されるので
結果としてはハッピーエンドです。問題ありません。
423 :
さく・え/ななし :04/03/17 00:18 ID:hvmKdMTb
>>422 そもそも、泉の精は何のために、そんなことをやっていたのでしょうか?
単に自分の斧を正直に申告しただけのご褒美としては金の斧は高価すぎると思うのですが。
正直者で働き者のきこりを堕落させようとする泉の精の罠です。
高価すぎるご褒美があれば以後まじめにコツコツ働くのは
馬鹿馬鹿しくなってしまうでしょうが、それこそが泉の精の狙いだったのです。
再び…おそらくは意図的に…きこりが泉に斧を落とすとき、
>>422 のようにしてその魂を奪う気なのでしょう。
童謡「まちぼうけ」でおなじみの守株の愚を意図的に起こさせようとする
悪魔的な誘いなのです。
425 :
さく・え/ななし :04/03/17 23:34 ID:pcOLUkIP
童謡、で思い出しましたが、「まりと殿様」という童謡は、 てん、てん手まりが紀州の殿様の大名行列のところまで転がっていって、 殿様の国に連れていって蜜柑山を見せてくれるようにたのみ、 最後、殿様に抱かれて旅をして紀州で赤い蜜柑になったげな、 という内容ですが、ただの手まりが口をきいて大名行列中のお殿様に図々しくも頼み事をし、 しかも蜜柑という植物の果実に変わってしまうというのは理不尽すぎると思います。 どうして、このような現象が起きえたのでしょうか?
>>425 聖書の解読に「死海文書」が必要なように、この童謡にも何らかのウラ文書がなのでしょう。
つまり、何か別の出来事が童謡の形で隠蔽されている、と見るべきなのです。
(例えば聖書で言うところの「実の成らないイチジクをジーザスが枯れさせた」のような。)
ここからは私の仮説です。
「手毬」は「まり」という名の絶世の美幼女。
「紀州の殿様」は「まり」を見初め、自分の養女として拉致したのです。
紀州と言えば徳川御三家の一つで、将軍家にまつわる壮絶な跡目争いの当事者でした。
「殿様」は紀州徳川家の跡継ぎが出来ない事に焦りを覚え、
自分の血筋を残す事に血眼になっていました。
そこに「まり」が現れ、思わず養女欲しい欲しい病に捕り憑かれてしまったのでしょう。
この「殿様」、恐らく紀州徳川家5代目の徳川頼方ではないかと推察されます。
2代目の光貞は綱教、頼職、頼方の3男をもうけますが、どういうわけかこの3人に子ができず、
光貞の死後、綱教、頼職、頼方と兄弟相続が行われてきました。
しかし、頼方の後には誰もおらず、まさに紀州徳川家絶滅の危機だったわけです。
さて、「まり」を養女に据えた頼方ですが、江戸の本家で家継が死去、血筋が絶えてしまいます。
止むを得ず頼方が将軍家を継ぐことになったわけですが、ここで問題になるのが「まり」の存在。
将軍の娘がどこの馬の骨とも分からぬ村娘ではシャレになりませんし、
かと言って拉致同然に連れてきた娘をおいそれと帰す訳にも行きません。
止むを得ず頼方は「まり」を含む関係者の口を封じ、供養として蜜柑の木を植えたのです。
徳川頼方(後の8代将軍吉宗)の出世の裏には、こんな悲しい犠牲があったのでした。
ttp://www2.harimaya.com/aoi/kodomo.html
427 :
さく・え/ななし :04/03/19 00:35 ID:Gft4vFj1
>>426 「まり」が女の子の名前ってとこで笑っちゃったけど、結末は怖いお話ですね。
ところで、イソップの「ウサギと亀」の話ですが、確か、あの話の中で駆け比べを提案したのは亀だったと思います。
普通、ウサギが途中で休んだりしなければ、どう考えても亀に勝ち目はないはずですが、なんで、完全に不利な競争を亀は自ら持ちかけたのでしょうか?
>>427 なぜ日本は負けると分かっていてアメリカに宣戦布告したのでしょう?
それと同じ事かと。
亀はレース前に兎に一服盛ってたんです。 確かに純粋なスピード勝負なら勝ち目はありませんでしたが、 油断しがちな敵の性格を分析し、事前に計略を巡らせることで 戦略的に勝利をおさめたというわけです。
430 :
さく・え/ななし :04/03/21 01:18 ID:gIJzxzDQ
>>428 勝負を仕掛けた理由が日本と同じだとすると、日本は自国とアメリカの国力の違いを正確に把握せず、勝てると思って戦争仕掛けたわけですから、
亀もウサギに勝てるほど自分の足が速い(あるいはウサギの足が遅い)と思ってた身の程知らずなわけですね。
429の説とは逆に間抜けな極楽とんぼの性格ですね。
どっちの説もそれなりに納得できてどっちが正しいのか判定しかねますが。
431 :
さく・え/ななし :04/03/21 23:17 ID:oUvbmEQo
さるかに合戦なんですが、 なぜ猿はあれほどまでにおにぎりを欲しがったのですか? おにぎりと蟹があったら普通、蟹を食べると思うのですが…
432 :
さく・え/ななし :04/03/21 23:25 ID:CuIuofnP
>>431 あの話の蟹はズワイガニとかタラバガニとかの高級な蟹でなくて、田舎のその辺の川に生息している沢ガニです。
食い出もなければ、味もそれほどでもなく、寄生虫のいる恐れさえあります。
そんな蟹一匹食べるよりはおにぎり選んだ方がずっと賢明というものです。
>>431 言葉の通じる相手を殺害するのは単なる殺人犯ですが、
言葉の通じる相手を食べちゃうのは猟奇殺人犯です。
いかに暴虐なサルとはいえ、コミュニケーションの取れる相手を食べちゃうほど
悪逆非道ではなかったということです。
434 :
さく・え/ななし :04/03/23 00:22 ID:cKwtsy/e
さるかに合戦といえば、蟹の子供が味方に集めた連中は、普通だったらとても戦力になりそうもない顔ぶれですが、何でもっと強そうな犬とか、ワシとか、オオカミとかに加勢を頼まなかったのでしょうか?
435 :
さく・え/ななし :04/03/23 10:09 ID:0CE0z33U
>>434 そんな強い相手はカニの言う事なんか聞いてくれません。
無生物や、蜂辺りがギリギリのラインでした。
436 :
さく・え/ななし :04/03/24 00:40 ID:uKrU6TKv
「裸の王様」で王様を始め、お城の人間の中の誰も「愚か者には見えない生地」などというものの存在に疑いを持たず詐欺師にころりとだまされたのはなぜなのでしょう? 国を治めるトップ達がそんなぼんくら揃いで、よその国にだまされて国が蹂躙されなかったのが不思議でならないのですが。
>>436 王様:余が愚か者と思われては王室の権威に関わる!
従者:ここで「見えない」などと言ったら王室侮辱罪で死刑、それだけは御免だ!
国民:従者に同じ。あるいは国王の痴態を見てひそかに笑っていたかと。
おそらく、生地の存在を本気で信じていたのは王様だけなのです。
大人の世界とは、かくも難しいものなのです。
>>436 も社会に出たら分かります。
だからこそ、王様は裸だと指摘したのは「しがらみ」を持たない子供たちだったのです。
手塚治虫「アドルフに告ぐ」より
「もう…もうたくさんです!狂った総統の下で我々は戦っているんだ!」
「今更何を吼えてるんだ?とっくに誰だってそう思ってるさ。
狂った指揮官の下でまともな部下はやって行けんし、
まともな指揮官の下で狂った部下は務まらん。
あの狂った総統の下で命令をこなす我々自体、狂人の群れなんだ。
私も、そして君もな…。」
王様といえば 王様の耳はロバの耳 ・・・何か呪いにでもかかってたんですか? 王様
439 :
さく・え/ななし :04/03/26 00:12 ID:bVDh1Med
>>438 マジレスですがご名答です。
音楽の神アポロンと牧神パンの演奏合戦でパンの演奏の方を褒めたので、
「そんな音楽を聞き分けることもできない耳ならロバの耳でも十分だ」と
音楽の元締めとしてのプライド傷つけられたアポロンの呪いにかかったんです。
440 :
さく・え/ななし :04/03/27 00:18 ID:Eha72Xm3
「ロバの耳の王様」といえば、「王様の耳はロバの耳」が国中に知れ渡った後、 その最初の発信源になった床屋はやっぱり打ち首にされたのでしょうか? そして、王様は自分の耳のことを隠すのを止めたのでしょうか?
>>440 当初は打ち首の予定でした。ですが、そのころ国内では空前の
「イヌミミ、ネコミミブーム」であり王の「ロバミミ」も
新しいということで大流行。王への人気も急上昇し
そのおかげで打ち首はお流れになったそうです。
ヘンデルとグレーテルでこの兄妹は 実父と義母に飢え死にされかけたうえ、 兄は喰われ死ぬのを前提に長期間拘束を受け、 妹は正当防衛とはいえ魔女を煮殺しました。 幼い状態でこんな目にあったら将来、猟奇的連続殺人犯にでもならないか 心配なんですが。
443 :
さく・え/ななし :04/03/28 01:30 ID:J5bQb69v
今と違って二人が生きた時代のドイツは非常に過酷な時代で、彼等の体験など、多かれ少なかれ、誰でも大人になるまでには通過する内容でした。 丁度、戦中戦後の日本の子供達の多くが過酷な経験をしたように。 かといって、成長した彼等がよその国より猟期殺人犯になる率が多かったという統計はありません。 多分、ああいう犯罪は「自分がみなと違う」という意識も影響しているものと思われます。つまり、みなが自分と同じでいればそういう犯罪への芽も生じないのでしょう。 ヘンゼルとグレーテルもそういうことです。
ヘンゼルとグレーテル ・・・そもそもお菓子の家って、よく蟻の被害にあわなかったもんだなー ・・・防虫剤が撒かれてたりして? そんなお菓子食べてダイジョウブなのか?
445 :
さく・え/ななし :04/03/28 22:52 ID:zEzhjO6y
>>444 被害どころか、実はあのお菓子の原材料自体が蟻なんですよ。
魔女がそのあたりの蟻全部とっつかまえて魔法でお菓子に変えて作ったのがあの家なんです。
446 :
さく・え/ななし :04/03/29 03:22 ID:Zl4dkUID
>>445 ヘンゼルとグレーテル ・・・そもそも蟻の家って、よくアリクイの被害にあわなかったもんだなー
・・・防アリクイ剤が撒かれてたりして? そんなお菓子食べてダイジョウブなのか?
447 :
さく・え/ななし :04/03/29 22:53 ID:R4+d7Yqf
>>446 ドイツの森にアリクイはいないから大丈夫です。
話は違いますが、よく、童話の中でウサギが月で持ちつきしてる話が出てきますが、月のウサギは他に誰もいなければ祭りもイベントもない荒涼とした月で何のために餅なんかついているのでしょうか?
村おこしのためです。 月はご指摘の通り長年過疎状態です。 イベントでもして祭り気分で人を呼びたいのですが、成功していません。
449 :
さく・え/ななし :04/03/30 17:12 ID:USpcTKwU
ラプンツェルはその美しく長い髪で王子や魔女を塔まで引き上げますが、 人が引きあがっても痛まないというスーパーパワフルな彼女の髪は、 普段どういうヘアケアをされていたのでしょうか。
450 :
さく・え/ななし :04/03/30 20:13 ID:xtaIYltj
>>449 彼女の髪は実は非常に細くしなやかな鋼鉄製の針金です。
手入れは主にワイヤーブラシと錆止めスプレーを用いてやっていました。
451 :
さく・え/ななし :04/03/31 19:58 ID:YabXc3HU
ヨーロッパの昔話では人魚は陸の人間と普通に会話しあったりして自分たちと同等の知的生物として認められてますが、 日本の昔話では「八百比丘尼」のように単なる食物とみなされるか、沖縄の「津波を教えてくれた人魚」のように「わっ人魚がしゃべった!!」と口をきくとビックリしたりされるかのパターンしか読んだ記憶がありません。 この差は何によるものなのでしょうか?
人魚が使用する言語がヨーロッパ圏の物だったからです。 アジア人にとっては聞きなれない言葉なのでそうなったのでしょう。 これと逆の立場にあるのが龍(竜)であり アジア圏では高位の生物と見られていますが ヨーロッパ圏では悪魔と見られているのです。
西欧のほうが偽善的なのです。 会話での交流や恋愛事件が多く、一見人間と同等に扱っているようでも、 その実「人魚なんざ魂のないケダモノ。肉体美だけが取り柄だ」と見下しまくっているのが西欧。 愛と魂を求めた人魚姫をペット扱いした王子が典型です。 日本は、良くも悪しくも人魚をただの魚と考えているので、そうした差別はありません。 品種や知能の個体差によって対応はケースバイケース。 「サカナがしゃべった!」とびびっても、会話が成立すれば人間扱いし、予言をくれれば神の使いと崇めるのですから、 割に公正な態度だと言えます。 ただし日本は魚食文化国なので、会話が成立しなければ、いかな美形人魚も単なる珍魚として魚河岸行きです。
454 :
さく・え/ななし :04/04/01 15:49 ID:SP4brfzg
>>448 いや、月には『かぐや姫一族』がおられますよ?
455 :
さく・え/ななし :04/04/01 21:37 ID:j/Dq2nf6
>>454 じゃあ、かぐや姫達への貢ぎ物用だったのかな?
ついでに宇宙つながりで、
「星の王子様」の王子様や彼が地球に来るまでに立ち寄った星はどれも人間が一人しか住めない広さの星ばかりでしたが、彼等はどうやってその星に生まれてきたのでしょう。
少なくとも王子様は住んでた星が故郷だそうですからどこかから移住してきたわけでも無いと思うのですが。
>>455 物心つく前に、何らかの理由でその星に捨てられたのでしょう。
もちろん、食料込みで。
あるいは「故郷」というのは「心の故郷」の事かも知れません。
457 :
さく・え/ななし :04/04/02 23:52 ID:hTWCEZVO
「赤毛のアン」のヒロインのアンは、よく、散歩の途中とかの日常生活の中で妄想に入ってしまっていますが、周囲の人達が彼女をキ印扱いしなかったのが不思議でなりません。 それともカナダ人にとってはあれが普通なのでしょうか。だとしたらカナダ人とつきあうのが少し怖いです。
ですから「まともな」カナダ人は、みんなケベック州とか外国へ出国してます。 それでは国家の運営上まずい事態なので、カナダ政府は外国人を受け入れることにしました。 するとどうでしょぅ。。。来たのは中国人や韓国人ばかりです。 これでは残っていた「まともな」カナダ人や日本人も、輪をかけて海外移住を希望する訳です。
459 :
さく・え/ななし :04/04/03 23:56 ID:0lcHyPeI
>>458 というと、中国人や韓国人はアンと同じような夢見る夢子さん気質なのですか?
>>459 その通りです。
「韓国の国力は日本より上ニダ!」とか
「尖閣列島は中国領アル!」とか
夢想と現実の区別がついてないとしか思えません。
そんな事だから、日本の民族差別主義者に
2ちゃんねるあたりでバカにされるのです。
462 :
さく・え/ななし :04/04/04 22:59 ID:N3Ko+tO8
>>460 その手の方向の解釈はあんまり面白くないのでもういいです。
話をかえて、
昔話の「クラゲ骨なし」では、一匹のクラゲが口を滑らしたことから猿の生き肝を取ろうという竜宮城の陰謀が猿にばれて失敗し、竜王が怒ってそのクラゲの骨を抜き、それからクラゲには骨が無くなった、となってますが、
竜王が骨を抜いたのクラゲは一匹だけなのに、どうしてそれ以来すべてのクラゲから骨が無くなってしまったのでしょうか?
つるのおんがえし。羽を抜いていた割りには,しっかり飛んで逃げることができたな。 そんなに生え替わりが速いのだろうか。
464 :
さく・え/ななし :04/04/05 17:40 ID:e0WnwPC9
>>462 クラゲの元々の形態を考えると、骨があるからといって
特に利点があるとも思えません。
逆に骨がなくなったことで、天敵(多分大型魚)の入り込めない
海底の岩の隙間に潜り込む事ができますし、
何より身体のほとんどが無色透明になった事で、
海水に対して保護色になり、天敵から逃れうる確率が増えました。
(骨の主成分はカルシウムなので、無色透明にはなりえません。X線さえ阻害しますし)
そのため、骨のあるクラゲは年月を経て、骨のないクラゲに取って代わられたのです。
これを「自然淘汰」と言います。
466 :
さく・え/ななし :04/04/06 00:03 ID:m8uGbVUV
>>462 竜宮といえば海中界に君臨する竜王のおわす住まいであり、
竜宮に勤めるのはエリート中のエリートです。
すなわち「竜宮のクラゲ」といえば、あらゆる海のクラゲを代表する存在だと言っても過言ではありません。
身内のトップエリートが骨抜きとなったからには、クラゲ的には
「これからは骨のないのがトレンド」と思ってしまったとしても無理はありませんし、
逆に他の海棲生物たちとしても
「責めを負わせるべきは独り『竜宮のクラゲ』に留まらず、すべての海のすべてのクラゲである」
と思ってしまったのでしょう。
クラゲたちの、エリートの行状にべったりと寄り添う権威主義や
他の竜宮関係者のあまりにも苛烈な責任追及(「竜宮のクラゲ」以外の全クラゲの骨を抜いたこと)
は近代民主主義社会に生きる私たちから見ると信じ難い蛮行ですが、
歴史的な事象を現代の感覚で批評するのもある意味筋違いと言うもの。
「そういう時代であった」とひとまずは現実を受け入れようではありませんか。
467 :
さく・え/ななし :04/04/06 00:06 ID:LomqJe1j
>>463 ホントは鶴は、抜け毛ならぬ抜け羽をリサイクル的に使って機織りをしていたのです。
与ひょうがのぞき見した時見たのも、無理に羽を抜いていたのでなくて、自然に抜けかかっていたのをつまみ取っていたとこでした。
ですから、飛ぶ分には全然ダメージありませんでした。
468 :
さく・え/ななし :04/04/06 00:13 ID:m8uGbVUV
>>463 残念ですが、「飛んで逃げた」というのは、
後日の伝承の中で美化された表現に過ぎません。
赤ずきんちゃんが当初の物語では「狼に食べられておしまい」だったのが
いつしか「猟師が狼のお腹を切ったら出てきました」になったのと同様の現象です。
「鶴は羽の抜け切った翼を拡げて飛び去ろうとしたが
二、三歩の距離も行かぬうちに力尽き、その場で息絶えました」
なんて終劇ではあまりにも悲しすぎる……と考えた後世の語り部が
良かれと思って改作した結果です。
リアリズムを至上とする最近の流行では、原点回帰を合言葉に
「二、三歩の距離も行かぬうちに力尽きた鶴を
若者は捕まえてその晩のごちそうにしました」
という身も蓋もないエンディングにしているとかいないとか。
469 :
さく・え/ななし :04/04/06 23:27 ID:2KHQ+ew4
童話に出てくる魔法使いは圧倒的におばあさんが多くて、魔法使いのおじいさんがあまり出てこないのはなぜなんでしょうか?
人魚は,西洋では恋愛(悲恋)の物語の対象ですが,東洋ではただの食材に過ぎません。 で,疑問です。 浦島太郎の話で,龍宮城の祝宴で人魚の料理を振る舞われたシーンがカットされているのは 西洋から入った話の影響なのでしょうか。
>>469 元来、魔法と言うものは「腕力」の代用でした。
男性であれば自らの肉体を鍛えることで戦闘力をアップさせたのですが、
女性がそれをやっても効果はたかが知れています。
また、昔は女性が外に出る事自体を忌避する傾向があり、
剣術などの戦闘訓練を行うことがそもそも許されなかったのです。
(これが色濃く残っているのが、香港の「身代金」制度です。
結婚式当日、新郎の友人一同が新婦の家の門まで迎えに行き、
新婦友人一同が門前でガードし続け、身代金の交渉に入ります。
これは未婚女性が文字通り「箱入り」であるのが常識だった時代の名残で、
身代金は新郎団が出し合い、奪った金を新婦団が山分けします。)
…となると、家の中で出来る戦闘訓練、つまり魔術訓練が
女性が手っ取り早く戦闘力を上げる手段となってくるわけです。
つまり、男性はそもそも魔法に頼る必然性が存在しなかったわけです。
これに「女は不浄」という価値観が加わり、中性の魔女裁判では
多くの罪なき女性が宗教的狂気の犠牲となりました。
童話の魔法使いに女性が多いのは、この時代の価値観が影響しているのでしょう。
472 :
さく・え/ななし :04/04/07 22:56 ID:p7v8Be5k
>>470 竜宮城の所在位置は実はヨーロッパ沿岸の大西洋にあり、文化地理的にはヨーロッパ圏内に属していたからです。
>>449-450 亀レスの上にマジレスですが
ひと一人分の髪の毛はとても丈夫で、
編んであると1トントラックを吊り上げる事が可能なんだそうですよ
なので王子・魔女程度の重さだったら無問題
474 :
さく・え/ななし :04/04/08 23:08 ID:d528gKwD
「葉っぱのフレディ」の葉っぱ達はみな、フレディをはじめ、一枚一枚名前が付いていますが、あの大量の葉っぱに誰が名前をつけたのでしょうか?
現在は某団体からの圧力により絶版となってしまったちび黒サンボですが、トラが 木の周りを回りまくってバターとなってしまいましたが、どのような経過を経てこ うなってしまったのでしょうか?タンパク質と脂肪以外、共通点が無いと思うので すが
>>475 あれはケットシー(猫の妖精)の一種であると考えられます。
ヨーロッパなら猫の形をとるのですが、アフリカでそんな事やらかしたら
あっというまに食物連鎖の中に放り込まれてしまうので、
とりあえず強そうな虎の形をとったと思われます。
そうでなければ虎が喋るわけがありませんし、何よりアジア東部〜インド方面にしか
生息しないはずの虎がアフリカにいる理由が説明できません。
さて、バターはご存知の通り、乳脂肪分を固めたもので、
日本の乳業メーカーでは牛乳を遠心分離機にかけて作ります。
このバターについても世界各国様々な形態があり、アフリカの一部では
動物の脂肪を取り出して固めた「おいそりゃラードだろ」なバターもあるようです。
なので、虎が木の周りを回ることで、虎の体脂肪が遠心分離され
バター状になったものが出来ました。これを便宜的に「バター」と呼んだようです。
ちなみにサンボ母はバターでホットケーキを作ったことになっています。
ここから私は「サンボ一家白人家庭使用人説」を導き出しました。
477 :
さく・え/ななし :04/04/10 23:56 ID:8rty04sq
田舎から地方都市に出てきてタクシーの運転手やってる松井さんが主人公の、「車のいろは空のいろ」という童話がありますが、 彼の運転しているタクシーには人間に化けた動物とか、幽霊とか、生き霊とか、生きて動き回ってるおもちゃだとか変なお客がしょっちゅう乗ってきて、あまつさえ、化け狐達に至っては、松井さんのことを仲間の化け狐とさえ思いこんでいます。 同じタクシー会社の同僚の車にはそんなお客は乗って来ないらしいのに、何で松井さんの車だけ狙われたように変ったお客が乗ってくるのでしょうか?
478 :
さく・え/ななし :04/04/11 00:48 ID:a+BkIdAk
>>477 実は松井さんは「日向狐一族」の血を引いているのです。
もう何代も前の話で、文献すら残っていないので松井さん本人も知らないのですが。
さて、日向狐一族といえば「九尾の狐」も輩出した狐族の最大勢力であり、
その魔力は時の朝廷すら動かすほどであったと言われています。
多分、松井さん自身にも何がしかの魔力源が残っており、
人外の魑魅魍魎にはそれが感じ取れるのでしょう。
480 :
さく・え/ななし :04/04/11 21:49 ID:W8reiCoS
浦島太郎は玉手箱を開けた途端、箱から湧いてきた白い煙をかぶり、たちまちおじいさんになってしまったそうですが、あの煙の正体は何だったのでしょうか?
小麦粉です。
482 :
さく・え/ななし :04/04/12 20:49 ID:ln6Kq2Ze
>>481 何で、小麦粉かぶっただけで浦島太郎はたちまちおじいさんになってしまったのでしょうか?
>>482 運動会やコントの定番・宝捜しゲームを思い出せば簡単です。
小学生でも美形アイドルでさえも、かぶれば一発でじじい姿。それが小麦粉。
まあ浦島太郎は、本人気付いてなかっただけで、真実じじいだったわけですが。
なぜ玉手箱に小麦粉が入っていたかも、上記で説明がつくと思います。
その底には、宝物が入っていたからです。
地上に戻った太郎がもし生活に窮しても、なんとか余生を送れるようにとの、乙姫の心尽くしだったのです。
エアパッキンがわりに詰められた小麦粉も、海底の竜宮では貴重品です。
困って開けた当日用の非常食として、あえて詰めてくれたのでしょう。
入れ物にも、いざとなったら売れるであろう玉手箱を使うなど、
異界の住人としては珍しいほどの細やかな配慮を、竜宮はしてくれたのでした。
>>462 実は骨を抜かれたクラゲは従来の骨ありクラゲよりも環境への適応力が高かったため次第にクラゲの中で優勢な位置を占めて行き、
長い歴史の中で適者生存の原則により骨ありクラゲは全て淘汰されてしまいました。
この童話は進化論の自然選択説を予見していたと言えるでしょう。
485 :
484 :04/04/14 00:58 ID:???
すみません。全てのレスを読んでいなかったため、すでに回答された内容とほぼ重複する事を書き込んでしまいました。 これからは海に潜ってスベスベマンジュウガニとして生きようと思います。
歴とした日本人なら平家蟹となって下さぃ
487 :
さく・え/ななし :04/04/15 00:00 ID:hKRWe7rb
おむすびころりんで、地下のねずみたちはおじいさんが落としたおむすびを原材料にして餅ついていましたが、普通おむすびにする米は餅米ではないはずなのに、どうしてうまく、餅がつけたのでしょうか?
白米ではなく、雑穀の分量が多かったのではないでしょうか。 粟餅や黍団子に近いものができたかと。
489 :
さく・え/ななし :04/04/15 19:27 ID:ewhzN4t5
「鶴の恩返し」で鶴が娘に変身して、助けられた夫婦の娘にしてくれと訪ねてくるバージョンがありますが、 押し掛け女房というのは聞きますが、押し掛け養女というのは聞いたことありません。 なんで、夫婦は唐突にそんなこと頼みにやってきた娘を不審にも思わず、あっさりと受け入れたのでしょうか?
きれいな娘なら将来お金持ちに嫁いで楽をさせてくれるだろうから。 夢がない話になっちゃうけど。
491 :
さく・え/ななし :04/04/16 21:57 ID:koWgwiFY
「百万回生きた猫」の猫はなんで誰も愛する者が居なかったときは何度死んでも生き返ってたのでしょうか?
492 :
とてた ◆0Ot7ihccMU :04/04/16 23:08 ID:3EpVyEsP
>>491 本猫に死ぬつもりが無かったからでは。
逆に言えば、自分の死は克服できても白ネコの死に耐え切られなかったのでしょう…。
>>491 A.シングルライフ謳歌していて、一度きりの人生じゃ遊び足りなかった。
B.じつは少年ジャンプのキャラクターだった。
の二つの説があるようです。
>>491 「○○は氏んではいない!俺たちの心の中に生きている!」
という名フレーズをあちこちで耳にしますよね?
つまり、本来なら生き返るために使うはずだった魂を
愛する者が自らの思い出のために使ってしまい、
本人は生き返れなくなってしまったのです。
495 :
さく・え/ななし :04/04/17 10:07 ID:9SyyKBwq
>>492 猫って死ぬ気がなければ、何度死んでも生き返るんですか?
496 :
さく :04/04/17 11:12 ID:???
>>480 えー、あのケムは息(生)なんだそうな。つまり、300年分を閉じ込めてあった
そうですな。つまり、もってる限りはトコヨの住人として生きていられる、と。
ハコを開けてしまったので、現世の人間として現世の時間の中でしか生きられなく
なってしまったわけです。
以下マジレスですが、
万葉集巻九に収録の『浦島の子』では、
浦島「やっぱ結婚したらみんなに報告しなきゃでしょ。しばらく里帰りするわ。」
ヒメ 「トコヨに帰ってきてまた一緒に暮らしたかったら、開けちゃあかんのよん。」
と約束して元の浜に還ってきたところ「なんじゃこりゃー!!」状態。
で、「コノハコヲアケタラキットゼンブモトドオリニ・・・」
と思って開けたら年をとって息が絶えて命も終わってしまったんだそうな。
じじいになって、はい終わり。より、いっそこっちのほうがマシかも。
万葉浦島はなかなか描写がコワくて面白いのでご興味のある方はぜひご一読を。
>495 猫には9つの命があるという古よりの伝説ですないやはや。
498 :
さく・え/ななし :04/04/18 01:41 ID:KKzlshJT
>>497 それじゃ「百万回」じゃなくて「9回生きた猫」が正しいのですか?
499 :
499 :04/04/18 17:45 ID:???
Yes, it is.
平均9回のとこを百万回だからえばってた&モテたのでは…
そもそもどうやって999999回生き返ったんだろう?
502 :
さく・え/ななし :04/04/19 00:25 ID:AjZKbYGq
>>501 死んで一夜経つと生き返っていた。
とら猫なんてよくいるから、誰も死んだ猫だとは気がつかなかったのでしょう
503 :
さく・え/ななし :04/04/19 22:24 ID:7yWXFu6a
「森は生きている」という、女王様の気まぐれのおふれにがもとで継母親子の言いつけでまま娘が冬の森にマツユキソウをとりに行かされて12月の精と出会う童話劇があります。 あの話の結末では継母親子は12月の精達によって犬に変えられてしまいますが、女王様はちょっと寒い目にあった以外、なんの罰も受けていません。 元凶の女王様が無事でとばっちり受けたように継母親子だけが酷い制裁受ける羽目になったのはどうしてなのでしょうか?
3つの解釈が成立します。
1.実は女王、この後酷い目にあう説。
いわゆる「恐ろしい童話」で知られるように、童話の原本ではラストがとんでもなく
凄惨な描写になっていて、年月を経るうちに軟化するケースがあります。
原本ではこの後、革命やらクーデターやら、あるいは伝染性疾患などの要因で
女王が死よりも悲惨な目に合う描写があった可能性は十分あります。
2.王権神授説。(参考URL
ttp://www.tabiken.com/history/doc/C/C170R200.HTM ボーダンだのボシュエだのといった、王室お抱えの神学者による学説で、
国王の権限は神が与えた神聖なる者で、いかなる者も汚すことはできない、とする説です。
12月の精も、妖精であるからには当然神のシステムに組み入れられているはずで、
彼ら言う所の「神の統治代理人」である国王に逆らうことはできなかったのでしょう。
3.実は犬に変えられたのは制裁ではなかった説。
アラスカの犬ぞりレースをご存知でしょうか?
12頭立ての犬ぞりで、アラスカの凍てついた大地を何百キロも走る過酷なレースです。
その犬ぞりですが、人間はモコモコと着込んでいるのに対し、犬は真っ裸です。
それでも人間より犬の方が活発に動けているわけです。
まぁ実際、デフォルトで毛皮を着ている犬の方が人間より耐寒性が高いのは自明の理で、
12月の精が親子を犬に変えたのも、実は寒さに凍える親子を見かねてやらかした
彼らなりのボランティアだったのです。
恐らくこの後、人間社会は猛烈な寒波で何人もの凍死者を出した事でしょう。
それでは何故女王は平気だったのか?彼らにとっても、計算外だったのです。
女王の面の皮の厚さは。
実は、最初は12月の精も女王様こそが元凶だとして犬に変えるつもりだったんですが、 それを察知した女王様側が急いで2chやその他のネットやマスコミに継母親子に責任おしつける書き込みや、中傷の噂をばらまいたため、 それを見た12精達も日頃から自分の頭で考える習慣が身に付いていないため、何となく、女王様の計略にまんまとはまって「悪いのは継母親子の方だ!」と思いこんでしまったのです。
506 :
さく・え/ななし :04/04/20 21:42 ID:wdPFgLlY
グリム童話の「金のガチョウ」ですが、触った人間がくっつくだけならまだしも、その人間に触った人間も触った相手にくっついて離れなくなってしまったのはどういうからくりによるものなのでしょうか?
あのガチョウが産んでいた卵の主成分は金ではなく、 金に色・重さ・手触りのよく似たイオン物質なのです。 さらにこの物質、困ったことに人体に作用し、 細胞に含まれるλリパーゼを同質化してしまいます。 そのため、ガチョウと人間のイオン物質同士がイオン結合を起こし、 さらに同質化されたλリパーゼ自体が他人の細胞にも同じ同化作用を引き起こしたため、 ガチョウやら人間やらがイオン結合を起こしまくってしまったのです。
>>507 揚げ足取りになりますが、金の卵を産んでいたのは、グリムじゃなくってイソップの方ではありませんでしたっけ?
グリムの「金のガチョウ」は身体が金色なだけで、卵は産まなかったような気がするのですが。
>>508 そっちかぁーっ!!(つД`)
須磨祖、混同してますた。
510 :
さく・え/ななし :04/04/21 21:16 ID:ubQcL715
>>509 で、グリムの方の解釈はどうなるのでしょうか?
>>510 グリムの方はきちんと読んでないのでアレなのですが、
本質的には同じ事ではないかと推察されます。
512 :
さく・え/ななし :04/04/22 21:40 ID:jpmML2r0
>>511 そんな成分で出来た生物がなんで存在できたのでしょうか?
513 :
さく・え/ななし :04/04/25 00:10 ID:4pEXE6bL
「幸福の王子」は生きていたとき誰もがうらやむほど幸福だったので死後、その姿を像として残されたとなってますが、どの本も挿し絵で見る限り、少年の姿をしています。 そんな若さで早死にしただけでもあまり幸福だとは思えないのですが、像にされた理由と矛盾してるのではないでしょうか?
>>513 「生きていたとき」誰もがうらやむほど幸福だったので像になったのであって、いつ死んだかは
問題ではありません。ほんの数年しか活躍しなかった短命アーティストでも、伝説になることはあります。
>>109 トリビアでは「継母がシンデレラをそそのかして実母を殺害させ、まんまと後釜に座り、実父を毒殺、シンデレラを奴隷としてこき使った」と言ってましたね。
なんという悪辣さ、きっと札付きの毒婦に違いありません。
魔女もひどい目にあった事があるのでしょう。
シンデレラは権力を握った後、継母といじわるな姉たちを処刑していますが、これはきっと魔女の入れ知恵でしょう。
全ては魔女の壮大な復習計画に違いありません。
そうですシンデレラは二度も殺人の道具として利用されたのです。
信頼させて、手を汚させる。継母もやった手口です。なんてふさわしい復習でしょう。
516 :
さく・え/ななし :04/04/26 13:32 ID:eo9m1le4
>>515 短命アーティストはその業績によって伝説になったわけで、「幸福な生涯」が伝説の王子とは比較対照にならないのでは?
普通一般の人は早死に、ということ自体、「幸福」の範疇から外すのではないでしょうか?
>>516 当時、不況、災害などにより、人々は飢えや疫病の脅威にさらされていました。
王族は国家の立て直し、革命等の抑制に大わらわだったハズです。
まさに生きる事自体が苦痛となるような苛烈な時代だったのです。
王子は生まれたときから何不自由なく育ち、即位してから味わうであろう気苦労も経験することなくこの世を去ります。
そして両親に愛されていたであろう事は悲しんだ王が贅を尽くして像を建てた事から推測されます。
人々が「彼こそもっとも幸福だったに違いない」と噂するのもけだし当然の事でしょう。
そして、温室育ちで理想家肌だった彼は貧困にあえぐ国民のためにその体を捧げる事を選ぶのです。
>>512 神の使いが鳥の姿をしているというのは世界各国いろんな所にある逸話です。
金色に輝く鳥が神の使いだと推測するのは想像に難くありません。
そして神界に存在する生命体は人間界の生命体とは大きく異なっており、人間がイオン物質と呼ばれる物で体皮を覆っているのでしょう。
ある意味で少年たちは「神の使い」に無礼を働いているのであり、神罰であると言っても過言ではありません。
そのまま同質化が進めば少年たちはガチョウに取り込まれてしまうでしょう。恐ろしや。
くるみ割り人形 なんでクララ編とマリア編の2つがあるの?
520 :
さく・え/ななし :04/04/27 23:23 ID:Zrtc9S2N
>>519 作者が二つの話を思いついて、一つに絞れず、読者がお好みの方を選べるようにしたのです。
521 :
さく・え/ななし :04/04/28 23:29 ID:wm3jnObv
「アリババと四十人の盗賊」の盗賊の宝の隠し場所はなんで「開けゴマ」で開く仕掛けになっていたのでしょうか。 盗賊の親分が魔法をかけていたにしては普通の人間であるアリババがとなえても開くし、そもそも親分自身アリババの召使いに裏をかかれて殺されることからして魔法の使い手とは思えないのですが。
522 :
さく・え/ななし :04/04/28 23:50 ID:MKQHPz57
南だか良くワカラナイ矢。
>>521 何の予備知識もない人間が、いきなり「開けゴマ」などと言うパスワードを
偶然にも思いつくとは考えられません。
そもそも盗賊のアジトに近づく事自体、よほどの戦闘力を持った人間でなければ自殺行為です。
つまり、アリババ登場までは「開けゴマ」で十分だったのです。
では、パスワードではなく「魔力」で扉を開ける方式にしなかったのは何故か?
盗賊団はそのメンバーが常に一定であるとは限りません。
中東の砂漠地帯は人間の生存環境としてはほぼ絶望的ですし、
ましてやイスラム法では、窃盗は腕を切り落とされるほどの重罪です。
おそらく盗賊団は、死亡やら負傷引退やらで常に減少の一途をたどるメンバーを
勧誘・拉致などでどうにか維持していたと考えられます。
となれば、メンバー一人一人に扉を開ける魔力を授けている暇などありません。
パスワード方式は、彼らがアジトを出入りするためのギリギリの選択だったのです。
ちなみに >そもそも親分自身アリババの召使いに裏をかかれて殺されることからして >魔法の使い手とは思えないのですが。 魔法の使い手が完璧な人間であるとは限りません。 例えば映画「オーメン3(原題:最後の闘争)」。 この作品はソーン財閥の当主に成長した「悪魔の子」ダミアンの物語ですが、 全世界から信者を集め、新生児を次々に葬るほどの力を得たダミアンの最期は 愛人に脇腹を刺されるという、実にあっけないものでした。 そもそも、謀殺の危険が迫っても冷静に対処できるほどの人間であれば 盗賊なんつーハイリスクな手段より、政治権力を狙う方が自然です。
『どろんこハリー』で、ハリーは明らかに身体に悪そうな 石炭や汽車の煤で真っ黒になっています。 その後体調を崩したりしなかったのでしょうか? また、どう考えてもあの状況だと白いぶちが残るとは考えられないのですが、 なぜ残っていたのでしょう?
526 :
さく・え/ななし :04/04/29 23:34 ID:NLycBnUJ
>>525 もちろん、ハリーの身体にのちのち悪影響が出て、ハリーは犬としても短命の方でした。
物語には関係ないので、そこまでは絵本の中では語られていませんが。
白ぶちが残ったのはたまたま偶然によるものです。
527 :
さく・え/ななし :04/04/30 20:40 ID:TfphpOLT
「アラジンと魔法のランプ」のランプの精は、誰がランプをこすってもこすった人間を「ご主人様」と認めますが、 それは 1.こすった人間が誰だか識別できないアホだったから 2.こすった人間を識別した上で、こすった人間なら誰でも「ご主人様」と認識する、節操のない奴隷根性の持ち主だったから 3.その他 のどの理由によるものなのでしょうか。 3の場合は具体的に理由を教えて下さい。
>>527 恐らくは2ですが、「節操のない奴隷根性」という表現はちょっと待ってください。
例えば、あなたの気に入らない人物(以下A氏)が
あなたの至近距離に住んでいたとしましょう。
おそらく、コンビニ・スーパー・レストランは大抵同じ店を利用すると思います。
その店で、店員がA氏を敬う態度を取っていたら、あなたは不快感を催すでしょうか?
仮にそうだとしても、店員の側にしてみればあなたもA氏も同じ「客」であり、
一方の客の意向だけでもう一方の客を邪険に扱うことは出来ません。
ランプの精も、これと同じ事です。
「強大な力を有したランプを勝ち取った」人間であれば、
ランプの精にとってその素性など知ったこっちゃないなのです。
>>521 にしても
>>527 にしても、失礼ながら
アラビアンナイトの時代の個人認証に過大な期待を持ちすぎているようです。
40人盗賊団の宝物庫の扉は要するにパスワードで開く訳ですし、
魔法のランプは「ものすごく不思議なことができる」だけで、別にユーザを識別しているわけではありません。
現代においてさえ、暗証番号の知られた預金口座からは残額が根こそぎ持っていかれるでしょうし、
ノートパソコンを放置しておいて誰かに持っていかれて悪用されても自己責任というものです。
これらの物語は我々に
「パスワードは厳重に管理しよう」
「なくなって困るものはなくならないように気をつけよう」
という、セキュリティの根本原則についての教訓をもたらしてくれているのです。
>>527 いや、魔神の契約は「ランプに宿り、こすった人間に奉仕する」であって、ご主人様と言うのは単なる儀礼。
要するにランプという「会社」に雇われているサラリーマンみたいなもんで、こすった人間は取引先みたいなもんだ。
531 :
さく・え/ななし :04/05/02 00:03 ID:Os6OP67W
「人魚姫」で、魔法使いの人魚のおばあさんが人魚姫に人間になる薬と引き替えに彼女の声を要求しますが、おばあさんはそんなものもらってどうするつもりだったのでしょうか?
532 :
さく・え/ななし :04/05/02 06:26 ID:9f/EiuFU
>>531 コレクションです。
おばあさんは願いを持ってくる者の一番美しい部分を奪うのです。
そして集めた最高のパーツを集めて自分の肉体を作り上げ、それに転生するのです。
不老不死になるなら、綺麗な体ってね、美人の魔女はみんなそうやって無限の美しさを追求してるのですよ。
人魚姫の声はまさしく最高に美しかったのですよ。
534 :
さく・え/ななし :04/05/02 23:33 ID:/pJSuT5j
「くまのプーさん」は、人間のクリストファー・ロビンさえ呼び捨てなのに、なんでプーさんだけ「さん」付けで呼ばれてるのでしょうか?
>>534 日本語では、人を小馬鹿にするような時に「さん」をつける事があります。
(ex.「奴さん」「あの小生意気な新兵さん」「なぁ、おまわりさんよぉ!」など)
おそらく、作品中でもかなり奇行を繰り返すプーを見て、
憐憫を覚えた訳者が付与したと考えるのが自然です。
なお原題は「Pooh the bear」で敬称が付いていませんので、
日本語訳された時点で付与されたものであると考えて間違いありません。
日本語の「プー」は無職を意味する言葉でもあります。 「くまのプー」ではただの無職の熊だと思われてしまいますから、それを 避けたのかもしれません。
537 :
さく・え/ななし :04/05/04 01:12 ID:u7Rs146a
「大江山の鬼退治」の頼光の四天王は、「四天王」と並び称されているのに、金太郎こと坂田金時と渡辺綱だけが有名で後の二人が埋没してしまっているのはなぜでしょうか?
>>537 これといって有名なエピソードがないからです。いくら強くても活躍の場がないと歴史には残れないんですなあ。
いやまあ残りの二人も十分有名だけどね。
539 :
さく・え/ななし :04/05/05 15:28 ID:qxtd7JZE
松谷みよ子の「モモちゃんシリーズ」で、猫のプーの方が人間であるモモちゃんのパパより自分の妻子に対して責任持った父親として描かれてるのはどういうわけでしょうか? 「作者の願望の表れ」とかでなく、強引な解釈でお願いします。
桃太郎 あの、桃の巨大さ加減はいいとして、どうやって赤ちゃんを中に入れたの? 桃太郎って、桃から生まれたからにはやっぱりオヘソ無かったりして?
も1つ。桃太郎 川流れてきたってことは ・・・・・・上流で何があったの?
542 :
さく・え/ななし :04/05/09 00:24 ID:FkjOPLca
>>540 桃太郎はキャッチフレーズ通り、「桃から生まれた」、つまり、桃の木になった桃の実の種がその正体です。
なってた桃の木が神木のため、実った桃の実の種も普通と違ってたわけです。
そして種ですから、もちろんおへそはありません。
ちなみに、聖なるご神木なので、普通の桃の木と違って実は百年に一度、一つ実るだけです
>>541 桃太郎がなってた桃の枝が川に張り出してたため、熟した桃が枝からもげて川に落ちただけです。
543 :
さく・え/ななし :04/05/09 23:06 ID:/xrjHbNP
芥川龍之介の「杜子春」の仙人の老人は、 それまで顔見知りでもなかった杜子春に何度も財宝を与えたり、石になるか仙人失格かの二択しか用意していない仙人テストを受けさせたりしていますが、 どういう意図でそんなことをしていたのでしょうか?
仙人というものは、その修行の過程で 「世界の均衡を保つこと」「悪を為さず、善を為すこと」 という、ある意味相反する行動原理を学んでゆくことになります。 バランスを重視しようとするならば世間の雑事には手出しせず無関係を決め込むのが一番ですが、 悪を抑え善を為そうとすれば世事へと干渉しないわけにも行きません。 ここで登場するのがいわゆる「中庸」の思想です。 悪の道に落ちようとする者がいればそれを導き、 善人に転向させないまでもその堕落を食い止めること。 そうやって善悪どちらにも傾かないバランスを維持することが、 仙人の行動原理を体現する道なのです。 芥川作品に即していうと、 杜子春に財宝を与えたのは、悪への堕落を防ぐアクティブな干渉、 理不尽な仙人テストは、俗物の杜子春に仙力を与えないためのパッシブな干渉 と言うことになります。
545 :
さく・え/ななし :04/05/10 19:58 ID:BzrZwWHU
>>544 なるほど。
つまり、杜子春は金がない時の方がある時よりもたちの悪い人物なわけですね?
546 :
さく・え/ななし :04/05/12 22:48 ID:Kric51Qc
グリムの「靴屋のこびと」はどうして、夜こっそりと靴屋の手伝いなんかしていたんでしょう。 靴屋があとでお礼にくれた靴目当てなら最初から靴屋に手伝いを申し出れば良かったと思うのですが。
548 :
さく・え/ななし :04/05/13 20:10 ID:+vC3MrWh
>>547 恥ずかしがり屋さんなので靴屋に姿を見せなかったとして、どうして靴屋の手伝いをしていたのでしょう?
小人たちは以前、ほんの出来心のいたずらのせいで 靴屋のおっかさんを死なせてしまったという負い目があったのです。 そこで、靴屋本人には姿を見せぬよう、なおかつ靴屋の仕事を助けるよう、 夜こっそり手伝いをしていたのです。 ごんぎつねと同じですね。
>>546 小人と言えど、靴屋の労働力として認識される以上
奴隷人頭税もしくは雇用税を払う必要があったためです。
(奴隷人頭税は購入価格の10%、雇用税は年額支払い賃金の25%)
雇用税の場合は一見安そうに見えますが、たとえ一日分の給料でも
それを250日分(週休2日)に換算して計算されるという不条理がありました。
いずれにも、貧しい靴屋にとってはかなりの負担です。
つまり、小人は自分たちが働いている所を見られてはならなかったのです。
ただし昼間は客も出入りしますし、当時のプロセイン王国では
官吏の巡察も頻繁にあったようなので
店主の深夜作業に見せかける必要がありますた。
では何故靴屋に…多分、もう分かりますよね。
正直すぎる靴屋の事、自分たちが一緒に働くことを告げたら
バカ正直に税金を払ってしまう可能性がありました。
なので、働いた証拠を残さないようにする必要があったのです。
551 :
さく・え/ななし :04/05/14 20:06 ID:iswOjJle
>>550 つまり、こっそり靴屋の手伝いしてたのはボランティア精神に富む小人達だったから、ということでよろしいのでしょうか?
552 :
さく・え/ななし :04/05/16 00:28 ID:x0Eez6dX
546〜551をふまえての質問。 靴屋を小人が手伝ったのなら、同じような「パン屋の小人」とか「仕立屋の小人」とかもあっていいと思うのですが、そういう話は聞いたことがありません。 どうしてでしょうか?
長い歴史の中でほとんどが忘れられ、奇跡的に「靴屋小人」の文献だけが残った ってのは?
>>301 確か蜘蛛の糸の一番上はカンダタだったと思います。
何しろ蜘蛛の糸とはいっても、お釈迦様の使う特別仕様。
(でなければ一人ですら体重をかけられるわけがない)
糸の中には通信線が通っていて、どんな場所でも
自由に切り離すことが可能です。
したがって、カンダタがほぼ登りきる途中で、それより下をお釈迦様が
遠隔操作で切るものと予想されます。
>>552 食品関係は、彼らに丁度合うサイズの手袋がないので論外です。
仕立て屋の場合、自分の身長の何倍もあるような布地が相手である、
不可能ではなかったと思いますが、あまり引き受けたくなかったのでしょう。
ちなみに当方の資料では、小人の身長は10-15センチ前後で、
人間大の靴よりは大きかったとあります。
556 :
さく・え/ななし :04/05/16 23:07 ID:0y6KP2ak
「雪の女王」がカイを誘拐していったのは、やっぱりショタコンだったからですか?
557 :
さく・え/ななし :04/05/16 23:22 ID:iH/5c7zg
>>556 違います。食べるためです。
……食べるといっても、ショタコン方面の「お姉さんが食べちゃうわよ」
という意味じゃないですよ?
559 :
さく・え/ななし :04/05/17 20:34 ID:Ew4rR53N
>>558 わざわざ遠い国から食料にするためにカイだけを誘拐て行ったってことは、そんなにカイは珍味だったのでしょうか?
はるか海底から珍味を求めて地上にまで出張ってくる
竜宮城の皆さんもいる(このスレ
>>399-411 くらい参照)、
ことですから、同じ地上で珍味を探求する人がいても何の不思議もありません。
ていうか、ぶっちゃけカイでなくても相応の年代の男の子さえ捕まえられたら誰でもよかったんですよ。
561 :
さく・え/ななし :04/05/18 19:18 ID:zfIBEpol
>>560 だったら、なんでカイ一人を(女王の城には彼しか男の子がいませんでしたよね)連れていったのでしょうか?
あとは女の子ばかりだったとか?
>>561 美少年しか眼中に無いのです…なんかそんな漫画あったな。ホーンテッドジャンクションだっけ?
563 :
さく・え/ななし :04/05/18 22:16 ID:uUb5oFMe
つまり、あとは不細工な少年ばっかりだったと… それじゃ、ヒロインも危険を省みず追いかけてきたくもなりますよね。 あの二人、その後どうなったんでしょうか?
家に帰った。
565 :
さく・え/ななし :04/05/19 20:15 ID:ljv3Iu6z
しかし、ゲルダ(だったかな、ヒロインの名前)はなんでああもカイに執着したのかな? 562-563がいうように彼だけ美少年で他は不細工だったから? ここでの説の雪の女王同様、食べるためだったりして?
>>565 だれだって美少年と不細工さんだったら美少年を選びます。
567 :
さく・え/ななし :04/05/20 23:17 ID:sry5Vchk
日本の昔話で青年以下の年の主人公は、 「桃太郎」、「浦島太郎」、「力太郎」、「ものぐさ太郎」と大抵「太郎」が付いた名前なのに、 どうして「一寸法師」だけ「一寸太郎」じゃないんでしょう? ヒヒ退治をした「早太郎」とか「しっぺい太郎」なんて犬でさえ「太郎」がついているのに。
>>567 太郎には「大きく、強くなれ」という意味が込められています。
明らかに他人より小さい彼に太郎を付けるのは酷でしょう。
現に彼もコンプレックスに感じていたからこそ打ち出の小槌をあのように使ったのです。
569 :
さく・え/ななし :04/05/21 21:48 ID:zxnP81F7
>>568 話の中で実際「大きく、強くなれ」た彼は他の昔話の主人公より、むしろ、その名がふさわしいのでは?
>>569 それは結果論です。名付ける時点では気づかないし、お話のタイトルとしても「一寸太郎」では訳わかりません。
571 :
さく・え/ななし :04/05/22 15:23 ID:xUL9j1Ms
>>568 「太郎」というのは、「長男」という意味です。
一寸法師には実は彼が生まれる前に死んだお兄さんがいたので、「太郎」を名乗る資格がなかったのです。
これが正解です。
572 :
568 :04/05/22 15:38 ID:???
>>571 そうなのか。昔読んだ学研の教材には『【太郎】:「大きく、強くなれ」という意味で、子供に付けられるもっとも一般的な名前』と書いてあったもんでな。
ググって調べようとしたら「太郎 の検索結果のうち 日本語のページ 約 587,000 件中…」
ソンナニミテラレネヨ…_| ̄|○
573 :
さく・え/ななし :04/05/22 22:47 ID:wT8qQsN5
>>572 辞書引いた方が早いと思う。コンパクトなやつにも「長男につける名前」程度には出てるよ。
しかし、一寸法師の「法師」って今で言えば「この坊主、どこのガキだ」の場合の「坊主」と同じ男の子に対する蔑称的な言い方だよね。
なんで、そんな名前つけたんだろ、親は?
現代風に言えば「3cmボウズ」みたいなものか。 そんな名前つけられたんじゃ、お椀に乗って家出したくもなるわな。
眠れる森の美女 寝てる間、トイレはどうしたんでしょう?
>>575 管がついてます。
寝たきりの人の看護をした人ならご存じのあの「管」が。
>>576 その場合、インプットの部分にも管が付いていないと
体内成分が出て行く一方でひぜうにマズイと思うのですが、
そのような描写は見当たりません。
実は城を覆っていた茨が、ピラミッドパワーによく似た性質を持っていたのです。
そのため、王女の代謝速度が極限までスローダウンし、
トイレその他のアウトプットが「誤差範囲内」で済んだのです。
そうでなければ、100年の間に王女の顔に垢が溜まりまくっていたはずで、
私が王子だったらとてもキスなんぞできやしなかったでしょう。
>>577 となるとあの城自体が竜宮城と同じ「力場」で覆われていた可能性もあるな。
外では百年、中では10時間程度。
ここでは暫定的にこれを「ウラシマ・フィールド」と名付けたいと思うが。
579 :
さく・え/ななし :04/05/26 21:09 ID:Lf8d52iN
昔話や童話に出てくる悪魔は、どうしてみな、ああも間抜けなのでしょうか? どこの国や土地に現れても、神様や人間や、場合によっては動物にまでいいようにだまされたり裏をかかれてやっつけられ、失敗した話しか読んだ覚えがないのですが。
>>578 これ読んでふと思いついたんですが、
回転運動でウラシマ光速効果が発生する可能性はあるのでしょうか?
城が平面移動した跡は見当たらないのですが、
もしかしてあの場所で回転運動してたら?と考えたので。
>>579 悪魔が勝利した場合、敗北した人間や動物はおそらく殺害か、
よくて魔界に拉致される事でしょう。いずれにせよ、二度と戻っては来られません。
つまり、人間側の当事者から悪魔の勝利が語られる可能性は皆無です。
また、勝利した悪魔はおそらく人間に対して物語を残す事はないでしょうし、
仮に残した、あるいは第三者が覗き見ていたとしても、
人間側としてはかような忌々しい物語を残したくはないでしょう。
こうしてわずかに存在し得たはずの悪魔勝利譚も人間自身の手でかき消され、
悪魔敗北譚ばかりが残るようになってしまったのです。
>>579 おおむね580の言うとおり。
実は神も悪魔も同質の存在であり、人間を守護する者、英知を持った者を神とし、危害を加えた者、愚かな者を悪魔としたに過ぎません。
これを前提に、悪魔を悪魔として登場させたからには神・人間陣(すなわち記録者)は勝利者であるはずです。
敗者を邪悪で愚か且つ惨めな存在として描くのは当然の事です。
そうしないとこっちの正義が危うくなるから。自分たちは賢く正しいのだ!という宣伝ですよ。
>>580 というより、あれらの城は四次元的に外界と隔絶されており、時間の流れにズレがある。
竜宮城の住人は高度な科学力を持った海底人な訳で、品種改良した海洋生物を家来として使っている。
竜宮城に人間形態存在が乙姫しかいないのは、海底人が極端に少ない人種で一人一人が大きな家と土地(海底だが)を持ち、テリトリーを守りつつ個人主義的に生きている種族だと考えていいだろう。
もともと人間のすくない彼らは地上の人間を伴侶とする事で血が濃くなりすぎる事を防いでいたのだ。
浦島は危険の少ない善良な人間として亀に選ばれ、乙姫の元へ連れてこられた。
玉手箱こそは簡易的に4次元空間を作り出す装置であり(三次元から2次元が認知出来るように4次元空間から3次元空間を知覚する事が出来るのだろう)、浦島はそれを開けた事で3次元空間へ引き戻され、彼の肉体は3次元の時間の流れに一気にさらされ老衰で死亡する。
眠れる森の美女も彼らの花嫁として睡眠中に四次元空間に移行させられている所に王子という邪魔が入り、奪還されてしまったモノと考える。恐らく彼らにとっては一瞬の事だが3次元空間ではすでに10年が経過していたのだろう。
これらの童話はSFなのだよ!
>>582 おっと忘れていた。王子というイレギュラーが加わった時点でもう3次元空間に城は戻っていたはずだ。
すなわち美女は10年間分の年をとる。
おそらくは15歳ぐらいの「美少女」が25歳の「美女」になった事だろう。
王子のキスには効果は別にない。
普通寝てるところにいきなりキスなんかされたら目が覚めてもおかしくない。
彼女自身は普通に寝ていたのと同じようなモノだから。
>>582 >>583 ミスってる。10年の所100年にしといてくれ…。
うお、そしたら美女が老婆になってしまう!?
ならば美女こそ海底人(4次元人)の一員で地上進出していたとすればどうだ。
寝ている間に美形の男性が不法侵入し自分にキス。
いぶかしむが話を聞くに自分に惚れているらしいし3次元人としては位の高い人物らしい。
棚からぼた餅。こうして彼女は労せずして(3次元人の夫を手に入れました…ダメ?
585 :
さく・え/ななし :04/05/29 23:38 ID:cpqXkAPo
なんか、頭が痛くなりそうな解説が続いてるな。 桃太郎はどうして鬼退治にもっと強そうなお供を連れていかなかったんでしょうか? もし、財力や人望がなかったのが理由なら、そもそも鬼退治を思い立った事自体無謀だと思うんですが。 馬鹿な自分にもわかる軽い強引な解釈をお願いします。
>>585 その話はさんざん既出だが話題が出るたびに新説が出てるな。
桃太郎は神の子という事になっています。
ならばそのお供がそれぞれの種族中で選ばれた勇者であっても不思議はありません。
いやむしろ犬神、猿神、鳥神であったかも知れません。
まさしく少数精鋭の勇者様御一行なのです。
と新説を立ててみよう。
587 :
さく・え/ななし :04/05/30 14:03 ID:eywq+Bzc
地方に数ある桃太郎話の1つでは、桃太郎はとんでもない大食らいの役立たずで、処置に困ったおじいさんとおばあさんが厄介払いのために鬼退治に出した、というのがあります。 おそらく、これが本来の「桃太郎」の話の原型だったのではないかと思われます。 単細胞で考えなしの桃太郎はおじいさんとおばあさんの口車にのって家を追い出され、厄介払いした二人も桃太郎の鬼退治成功や生還などはなから期待していなかった、というのが真相なのでしょう。
>>587 そんな大ぐらいの役立たずが、なぜ鬼退治に成功できたのでしょうか?
>>588 二通り考えた。
・運です。
時に運命は全くの無能に不釣り合いな大きな舞台や功績を与えてしまうのです。
・実は畜生が強い
お供の犬猿雉は桃太郎と違って本物の戦士だったのです。
チキンの様に逃げまどう桃太郎をおとりに鬼の首領を討ったのでしょう。
流石に人間様が畜生に救ってもらったなんてのはバツが悪いので、一応人間の桃太郎がリーダーという事にしたのでしょう。
共に桃太郎の行動の動機はバカだったからと言えます。
「お前なら出来る!鬼を倒せる!英雄になれる!立ち上がれ!行くのだ!桃太郎よ!この装備一式(爺様の若い時のお下がり)と吉備団子を授けよう!」
こうお爺さんに説得されてその気になったに違いありません。
>>588 おそらく、戦闘行為に関してはかなりの腕前だったのでしょう。
しかし桃太郎の出身村が鬼による経済進出の真っ只中にあった事は、
手元の資料からは読み取れませんでした。
おそらく、平和そのものの村にあっては桃太郎の戦闘能力は無用の長物であり、
しかも悲しいかな、他の事は何一つ出来ない無能ちゃんだったのです。
ちなみに、軍人と言う職種は本当によく食うようです。
定説では、戦闘中の軍人は4〜5食が基本、さらに1食分の量もハンパじゃありません。
さらに昔は肉弾戦が基本だったため、その食事量は現代よりも多かったとか。
「大飯ぐらい」というのも、このあたりから来ていると推察されます。
実際、軍隊のメシ代で国家経済が傾いたケースも歴史上ままあるので、
桃太郎という「戦闘バカ」の存在が村にどれほどの負担を強いていたかは想像に難くありません。
>>590 ああなるほどね。
別段鬼の被害を被っている訳じゃないが、無駄飯喰らいを追い出すための口実だと。
そっちの方が説得力あるなあ。
592 :
さく・え/ななし :04/05/31 22:49 ID:qAyaCsqg
>>587-591 もしかして、「馬鹿とはさみは使いよう」というのはそこから出たのですか?
その場合、「はさみ」とは「さるかに合戦」のかにのことで、このことわざを作ったのは両方の話に関係している猿ではないかと思うのですが、違うでしょうか?
>>592 その言葉の意味を察するに、猿はカニを上手くコントロールした訳じゃないんで作ったのは猿では無いと思う。
きっとカニのいたところは桃太郎の村から近いのでしょう。
制作者は共通の傍観者たる桃太郎の村の村人だと思われる。
さるかに合戦は財宝の分け前を要求したとかで猿が邪魔になり、猿を退治しようとした村人のしくんだ罠でしょう。
なるほど…となると猿は英雄となった後桃太郎に名声も宝も独り占めされる形になって、彼の心は荒みきり、仲間からもつまはじきにされ、あまりの空腹にカニのおにぎりに手を出して、報復の集団リンチを受けて死亡…か。
英雄の末路とは悲しいものだな。
594 :
さく・え/ななし :04/06/01 20:41 ID:M8GGk4nr
>>593 それが事実だとすると、残りの犬と雉の末路はどうなったんでしょうか?
>>594 雉はわかりませんが、犬についてなら知っています。
犬は、猿のように宝物を要求する事はありませんでした。
彼が求めたのは、富ではなくそのスリル!
隠された財宝を探す、危険に満ち溢れた冒険の魅力に取り付かれた彼は、
後に「ここ掘れワンワン」の名言とともに、巨万の宝を発見したそうです。
>>594 手元の資料によりますと、
>>593 の直後に雉が猿の訃報を受け取ったようです。
んで、大した貢献もしていない村人が猿の分け前を強奪していたのを見て、
悲しみと怒りに支配された雉は、ついに村人に襲い掛かります。
しかし悲しいかな、徒手空拳どころか腕すら持たない雉は、村人にとっては
つい最近南蛮より渡来した「鉄砲」の威力を試す標的でしかなかったのです。
有名な「雉も鳴かずば撃たれまい」は、ここから来ているとの事です。
深手を負いながらも、どうにか猿の形見を奪還することに成功した雉。
それは人間サイズの頭巾でした。
…はい、もう後は言わなくてもわかりますね。
村人に撃たれた雉は、別の村の付近で容態が悪化。
間一髪のところで命を救ってくれた青年に御礼をしようと、
動物の会話を傍受できる「聞き耳頭巾」を差し出し、空へと帰って行ったのです。
>>596 > 最近南蛮より渡来した「鉄砲」の威力を試す標的
これを何故鬼に使わないのだ、との疑問もわきますが。
私は
「当時鉄砲は大変高価であった。村にもせいぜい数挺しかない。鬼は高い生命力と数を武器に鉄砲隊をたちまち蹂躙する事でしょう。それで戦わなかったのです。
鬼ヶ島の決戦で、雉は飛び道具を持っていない上に統率の取れていない鬼軍を、空中からの一撃離脱戦法で攪乱するという戦果をあげました。
しかし、その空の勇者たる雉も鉄砲という強力な飛び道具の前には為す術もなく破れたのです。」
と解釈してみた。ジャンケンみたいなもんです。
鬼はその生命力と突進力をもって村人(鉄砲)に力押しで勝つ。
雉はその飛行能力で鬼を攪乱して隙を作り勝つ。
村人(鉄砲)は冷静さと長距離からの狙撃をもって雉に勝つ。
雉が一匹で村人に攻撃を仕掛けず、同族に呼びかけてヒッチコックの鳥状態に持って行ったら村人にも勝ったかも。
598 :
さく・え/ななし :04/06/02 20:14 ID:MgWWhgeZ
なるほど。 詳しい説明で、犬・猿・キジのその後はわかりましたが、肝心の主人公である桃太郎は、結局その後どうなっちゃったんでしょうか?
>>598 他の3人の末路を見るに村人はかなり強欲かつ傲慢なようです。
おいとくだけで維持費のかかる桃太郎なんぞ置いておくとは思えません。
600 :
さく・え/ななし :04/06/03 19:58 ID:nsamZ8nd
>>599 つまり、猿同様の憂き目にあった?
悲惨だなあ。
601 :
さく・え/ななし :04/06/04 21:18 ID:evPwEr16
このスレの皆さんは優秀な方ばかりなようで、ざっと過去レス確認してみたら、未回答の疑問・質問は数えるほどでした。
↓これらの未回答の質問にどなたか答えられる方、いらっしゃいますか?
>>28 >>95 >>474 >>539 >>573
>>28 オオカミはそんな事情は知らないので、自分の事を村人に報告しようとした少年を報復に喰らっただけだと思います。
村人もそのうち被害に遭う事でしょう。
>>95 教訓・好奇心猫を殺す。
長生きしたけりゃ余計な事に首を突っ込まんことじゃ、ふぇふぇふぇ…。
>>573 実は「一寸法師」というのは本名ではなく通り名なのでしょう。(いかにもそれっぽいし)
だから本名は別にあったに違いありません。
赤ずきんちゃん なんでおばあちゃん1人暮らししてるの? お母さんが同居を嫌がってたり?
607 :
さく・え/ななし :04/06/05 19:18 ID:9zwe2g++
新たな質問です。 ちびくろサンボは、なんで雨も降っていないのに散歩に行くのにわざわざこうもり傘さして出掛けたんでしょうか?
>>608 1.日傘です。
2.素敵なプレゼントをもらったら、用もないのに使ってみたくなるじゃないですか。
どっちでもお気に入りの回答をどうぞ。
609 :
さく・え/ななし :04/06/06 22:58 ID:3VwNNlwL
>>608 こうもり傘は雨傘なのでこの場合は2ですね。
おとぎ話の魔女は「シンデレラ」のおばあさんを除けばほとんど悪役ばかりなのはなぜでしょうか?
>>609 魔女というのは、基本的に人間の「悲しみ・怒り・妬み・恨み」などの感情をとても好みます。
というのも、そういった感情を間近で浴びる事が、彼女達の生きていく糧だからです。
ちなみに、シンデレラのおばあさんは決して善人ではありませんよ。
彼女は、義母や義姉がシンデレラを妬む感情を浴びたかったがために、
シンデレラを美しく変身させたのですから。
>>609 その問題もかなり既出だな。
そろそろだれかまとめサイト作ってくれないかな。
>>611 よければ私が作りましょうか?
本業の合間なんで、完成がいつになるやら分かりませんが。
>>612 正直、あんたのレスは 理屈とか ハンドル通り揚げ足とか が勝ちすぎてて
いまいち面白みに欠けると _(個人的に)_ 思っていたが、
まとめサイト作りみたいな実直な作業はあんたが向いてるかも。
スレ容量的には充分余裕がありそうなので、
時間がかかるとかはあまり気にしなくてもいいんじゃないかな。
あんまり手間取ってるとオレが名無しのまま「まとめサイトできました」と
やっちゃうかもだが。
614 :
さく・え/ななし :04/06/08 20:54 ID:yFNrTRO9
容量に余裕がまだあるようなので、新しい質問をします。 有名な「桜の木を切ったワシントン」のエピソード(実話じゃなくて作り話らしいので童話ということにしといてください) あの話の中で桜の木を切ったことを正直に告白したワシントン少年を父親はしからずにほめましたが、 桜の木を切ったこと自体は悪いことなのに、正直に告白したからといってどうしてそのことについてしからなかったのでしょうか? もしかして、アメリカの子供は自分の犯した罪を認めない、悪い子ばかりで希少価値があったからとか?
>>615 「その正直さに免じて今回だけは許してやる」というケースは多々あります。
インド独立の父マハトマ・ガンジーは、15歳の頃に非行の限りを尽くしました。
・肉を食べた事(ヒンズー教徒は菜食が基本で、よほどの事がない限り国内では肉を食べない)
・タバコを吸った事(子供は手を出すべきではないと考えられていた)
そしてタバコの魅力にとりつかれたガンジーは、とうとう召使の金を盗んでしまいます。
さすがに良心の呵責にかられたガンジー、今までやってきた悪業をノートに書きとめ
ノートの最後を「もう二度と非行には走りません」と結んで、
近所でも「怖いおっさん」で知られていた父親にそのノートを読ませます。
既に病魔に冒されて、寝たきりの生活を送っていた父親は起き上がってノートを読みました。
すると父親は大粒の涙を流しながらノートを細かく破り、再び床に入ったのです。
後年、ガンジーはこの時の父親の涙を「愛をもって罰し、そして許したのだ」と語っています。
>>614 おおむね揚げコレさんの言うとおり。
他にも
・己の罪を隠さず、罰を受ける覚悟で告白した事を評価した
という見方もあります。
穿った見方には
・父親が正直に告白した息子に対して寛大な所を見せて父の威厳を保つべきだと考えた
という側面もあるでしょう。
白雪姫で、お后は何故櫛に毒を塗ったり胸紐で締め上げたりと 回りくどいやり方で姫を殺そうとするのですか? ナイフとかで確実にしとめた方が早くないですか? それと、姫の父親の王は死んだとは書かれていないのに 全く出てこないのはどうしてなんでしょうか。
>>614 あれは、ワシントンが木を切るのに使った斧をまだ握っていたからですよ?
>>617 あからさまに血が出る方法は美しくありません。
ことはエレガントに運ぶべきです。
また、父王はこの時既にお后の魔力にかかっており、
本件に直接関わるようなことはできなかったのです。
>>618 斬新だな。もしかするとバイオレンスな展開になったかも知れない訳か。
ワシントン「ごめんなさい、お許しください」
父「し…しかしだな…」
ワシントン「(チャキッ)そっただこといわねでお願いします!」
父「わ…わかった!許そう!」
621 :
さく・え/ななし :04/06/09 23:30 ID:jDCafx7L
614の質問については、618が一番強引な解釈でこのスレの主旨に沿ってる感じかな。 あとは、少し理に勝ちすぎてて「強引」という形容にはそぐわないかも。 えと、別の質問させて下さい。 昔話の「ねずみの相撲」 あの話で、おじいさんの家のねずみと隣の金持ちの家のねずみは山の中ですもうを日常的にとっていましたが、二匹はなんのために毎日相撲を、しかも自分たちのすみかから離れた山までわざわざ出掛けて取っていたのでしょうか?
623 :
さく・え/ななし :04/06/10 20:04 ID:nHiOC7vN
>>622 あははっ、これ以上ないくらい簡潔な答えだな。
これまで質問ほとんど全部そのパターンで答えられるかもね。
>>621 正確に言うと二匹がしていたのは「相撲」ではなく「相撲ごっこ」でした。
そして、二匹のねずみは単なる友達同士ではなく、もっと親密な関係だったのです。
現代の人間社会においても、裸ないし裸同然の二人がくんずほぐれつする様を
「プロレスごっこ」と表現することがありますね。
そして人里離れた山道には、しばしば「プロレスごっこ」用の施設があったりするじゃないですか。
つまり、二匹のねずみは、そういう関係だったのです。
そんなに仲良しの二匹なら、もっと日常的に親しくしていられるよう、
家主の生活環境改善にも尽力するわけですね。
625 :
さく・え/ななし :04/06/12 00:41 ID:LRan2Meo
>>624 それが本当だとすると、おじいさんが体力つけるために餅を御馳走してまで自分の家のねずみを勝たせようとしたのはどうしてなんでしょうか?
>>625 おじいさんの家のネズミはオスの方でした。
オスが負ける、すなわち先に、「もうダメ…参った!」と降参してしまうというのは、
メスネズミからすれば「おいおい、この早ろ(ry」という感じですよね。
おじいさんも男として、女性からそのように思われる悲しみは分かっていたので、
自分の家のネズミを強くしようと、精力付けに餅をあげたりしたわけなんです。
627 :
さく・え/ななし :04/06/13 12:20 ID:DTdK7M9J
>>626 624の書き方見ると、二匹は同性のホモだちのような印象を受けるんですが、そうではなくて異性の恋鼠同士なのですか?
どちらが正しいのでしょうか?
628 :
624 :04/06/14 20:47 ID:???
正直どっちでもいい。
629 :
さく・え/ななし :04/06/15 20:29 ID:XbyelqaB
>>628 じゃあ、オス同士ってことにしときます。
その方がおもしろいんで。
話は違いますが、金太郎は大人になって坂田の金時となってからの方が活躍してると思うんですが、なんで幼名の「金太郎」の方が有名で、五月人形も子供のかっこうをしているんでしょうか?
>>629 語呂が悪いからです。
絵本のタイトルが「金時」
かき氷ですか?w
五月人形は子供向けなんでマッチョなおっさんの人形なんて子供は欲しがらないからです。
>>629 坂田金時と言えば酒呑童子征伐ですが、これ結構きわどい物語なんですよ。
「酒呑童子=極東へ流れ着いた白人」説がありまして、見方を変えれば
「わけのわからん外人集団がいて、民衆が不安がってるから殺しちめー」な
人種差別による殺戮譚になってしまうわけです。
それよりは「熊と相撲とって勝った」の方が、ワイルドにして牧歌的な物語でそ?
同様の話は、実は桃太郎伝説にもあります。
岡山市の吉備津神社は、吉備津彦命=桃太郎を祭った神社として知られていますが、
ここの一角には桃太郎に征伐されたはずの「鬼王・温羅」も祭られています。
「いくら鬼とはいえ、彼らも生きるのに必死だったはず。
俺たちの都合だけで、あんな一方的に鬼たちを侵略してよかったのか?」という疑問は
当時の民衆の間にも起こっていたようで、これがいつしか温羅供養へとつながり、
吉備津神社の一角に祭られるまでに至った、という事です。
これは温羅も草葉の陰で結構喜んだようで、これ以降温羅の魂が
吉備津神社の釜に宿り、「鳴釜」と呼ばれる占い系の神事が始まりました。
>>629 一休さんが、長じてからの奇行よりも
小坊主だった頃のとんち話のほうが有名なのと似たようなものです。
633 :
さく・え/ななし :04/06/16 20:33 ID:Sws3kuOm
一休さんのとんち話と言えば、 「このはし渡るな」と書いた立て札に対し、「端じゃなくてまんなか渡ったもーん」という話がありましたが、 もし、「はし」が漢字で「橋」と書いてあったら、一休さんはどうしたのでしょう?
>>633 「ここは『○○橋』です。『この橋』なんて名前の橋じゃありません」と屁理屈こねて強引に渡って橋が落ちてあぼーん。
>>633 よく見て下さい。
「この橋『を』わたるべからず」とは書いてませんね。
つまり、アレは橋に対する逃亡阻止のための警告なのです。
>>635 よくわからん。橋が自分で動くのか?トランスフォーマーみたいに。
それよりは「僕は一休です。「この橋」さんではありませんから渡れます」という様に人名だとオモタ作戦の方がまだ…。
揚げ足の揚げ足とっても泥沼だから、 感想じゃなくて、もっとオモロイ強引な解釈出そうや。
638 :
さく・え/ななし :04/06/17 20:52 ID:yo18zjUK
確かあの立て札立てた橋の持ち主は、お金持ちの庶民だったと思う。 将軍義満とも懇意な一休さんだから、そういう金持ち風ふかす相手に対抗する奥の手として、いつも黄門様の印籠みたいに義満からもらった品物を持ち歩いていてその権威をふりかざして強引に渡ったとか。
640 :
さく・え/ななし :04/06/18 19:19 ID:w8kFhIS7
「星の王子様」は地球から自分の星に帰る手段として毒蛇に噛まれて倒れますが、これって、つまり、王子様の星はあの世だったという意味なんでしょうか? それとも王子様は蛇に噛まれるとそのショックで宇宙空間をワープする体質だったということなんでしょうか? 昔からあの手段の意味がよくわからないんですが。
>>640 三通り考えた。
・魂だけになれば超スピードで移動できるのでしょう。
魂は重力などの物理的な干渉を受けないのでしょう。
肉体を捨てて、心が宇宙を駆けるのです。
・良く死人を「お星様になった」と言います。つまり星とは数多くの死者の国なのです。
王子さまは地球に来るために生者となりましたが、死者の国に帰るためには当然死なねばなりません。
それであまり苦しみのない毒蛇に頼んだのでしょう。
・王子さまは砂漠の遊牧民の子で仲間とはぐれ、毒蛇に噛まれました。
そしてあまりの孤独と恐怖で気がふれたのです。
そして自分は別の星から来た王子で「死ねば帰れる自らの故郷、バラがいて独りぼっちでない故郷」があると妄想したのです。(「わたし」は妄想の聞き役として王子さまが脳内補完した人物である)
3は夢がないので1を推奨。
642 :
さく・え/ななし :04/06/18 22:13 ID:qlzg7RpF
>>641 個人的には3が一番笑えるので、これを採りたいな。
「蛇に噛まれると宇宙空間をワープする体質だった」というのも強引で気に入ってるけど。
2は死者自身が「お星様になった」と言われるのでお星様が死者の国というのはちょっとニュアンスが違うのではないかと。
>>642 > ニュアンスが違
むう確かに。しかしまあ強引に解釈すれば「お父さんはあの星にいるんだ」→「お母さんはあの星に行ったんだ」→「兄さんはあの星になったんだ」と変化したと言えなくもない。
まあ、これが有りなら「兄者は干し芋になったんだ。死んだ後も甘いとは流石だな。」とか無茶苦茶言い放題なんだが。
644 :
さく・え/ななし :04/06/19 19:15 ID:X6MIx1J0
>「兄者は干し芋になったんだ。死んだ後も甘いとは流石だな」 関係ないけど、なんのパロディーだ?
>>644 いや別に。
星と干し芋をかけて、それだけじゃ面白くないんで流石兄弟風にしただけ。
∧_∧
∧_∧ (´<_` ) つまんねえ駄洒落を解説とは流石兄者
( ´_ゝ`) / ⌒i
/ \ | |
/ / ̄ ̄ ̄ ̄/ |
__(__ニつ/ FMV / .| .|____
\/____/ (u ⊃
ガガガガ・・・・
646 :
さく・え/ななし :04/06/20 16:06 ID:USC+O30v
なるへそ。 「星」と「干し芋」か。大河ドラマの足利兄弟のせりふのパロかと思った。 で、新しい質問 子供の時読んだギリシア神話の本に海賊と化した船乗りに海に投げ込まれた詩人を投げ込まれる前に詩人が朗唱した歌に聴き惚れたイルカ達が助けてあげたという話がありました。 しかし、そもそもギリシア神話ではイルカは、酒神ディオニソスをただの美青年の乗客と思って売り飛ばそうとした船乗り達にディオニソスのばちがあたって変身させられた生き物だそうです。 なんで変身前と後ではこんなに性質がかわってしまっているのでしょうか?
>>646 海の青さが彼らの心を拭うからだと某アドレア海の男は語るでしょう。
648 :
さく・え/ななし :04/06/21 20:13 ID:FTUXph7w
>>647 だけど、変身する前も彼等は船乗りとして海の上で生きてたはずですが。
なんで人間だった時は海の青さに心が拭われなかったのでしょうか?
>>648 人間は生き物としては下の下だからです。(断言)
650 :
さく・え/ななし :04/06/22 20:04 ID:xj5GB9o0
>>649 なるほど。なんか納得してしまう答えですね。
ところで、洋の東西を問わず、童話の中では子供からある年齢に達すると異世界とか異空間に行く資格を失う設定(たとえば「ナルニア国シリーズ」とか宮沢賢治の「雪渡り」とか)になってるのが多いのはどうしてでしょう?
子供でもねじくれゆがんだ性格の子はいるし、大人でも純粋で清らかな人間が実際にはいると思うんですが。
)
>>650 そういった世界での冒険は、ある種の習慣性作用を持っているため、
一度ハマってしまうと中々抜け出せません。
なので、ある程度の年齢で足切りして、キャパシティを保つ必要性があります。
ミュージカル「ピーターパン」では(公演年度によっても異なりますが)
大人になったウェンディが「連れてって」とせがむシーンがありますが、
ピーターは上記の理由でウェンディの同行を拒否、
彼女の娘である「ジェーン」をネバーランドに連れて行くのです。
>>651 追記
「キャパシティ」とは、もちろん異世界が受け入れることの出来る冒険者の人数。
いくらそこかしこに冒険譚が転がっているとはいえ、
右を見ても左を見ても冒険者で大混雑、では興ざめしてしまいます。
…これを怠ったばかりに、コミケの参加者は膨らむ一方なのです(涙)
>>652 コミケにワラタ
俺たちは常に未知の宝を探してさまよう冒険者さぁぁ!
>>650 それらの異世界をひっくるめて「子供の国」と呼ぶ事にして、何故「ネバーランド」に大人が入れないのか。
ここで一つサムライ蟻という蟻の話をしましょう。サムライ蟻は別の種類の蟻の幼虫や卵を奪い取ります。
そして自分たちの巣で育てるとさらわれた蟻は自らをサムライ蟻の仲間だと考え働きます。
「子供の国」に話を戻しましょう。そういった国は大概の場合人口が異常に少ないものです。
何故人口が少ないのにそんな世界を維持出来るのか。
恐らく遺伝子的に優れた人物だけで社会を構成し、限りある資源を有効に使い、管理された理想郷を作っているのでしょう。
しかし絶対的に人口が少ないため、突然のトラブルにより社会のバランスが急激に崩れはじめる事があります。
その際には「我々の世界」から人間を誘い出したり、強制的に誘拐したりして人口を補充します。
この際、良く世間を知らない人間が選ばれます。
「我々の世界」の常識は邪魔だし、ヘタに知識のある人間や、悪人を連れてきてしまえば「子供の国」が危機に陥る事も考えられます。
その為「常識に疎く、もし後に人格に問題があるとしても、後の教育や洗脳でどうとでもコントロールが効き、また「子供の国」の環境に慣れるための高い順応力を持った人間」という者が選ばれます。
それが子供なのです。
「子供の国」のヘッドハンターは(ピーターパン等)は「子供をさらうべし」とマニュアルに記されているのでしょう。
大人を招き入れる事は重罪であり、ピーターパンはウェンディの同行を拒否するのです。(ウェンディ達がずっとネバーランドにいれば問題なかったはずです。また、「子供の国」の存在を知っているのに何故消されないかと言えばピーターパンがかばっているからです。)
まれに何かの事故で大人が「子供の国」に迷い込む事がありますが問題を避けるためこっそりと始末されます。
これがいわゆる神隠しと言われる現象です。
655 :
さく・え/ななし :04/06/23 22:14 ID:XVxzUkIL
>>654 その説でいくと、子供をさらってきても彼等がある年齢に無達すると、「子供の国」には居られなくなるわけだから、人口増には結びつかないのでは?
マジレスになりますが、人口が増えなくて困るのは、人口増を見込んだ制度
(人口に伴う収入増をあて込んだ年金制度とか)を設定している場合だけです。
現状を維持するだけであれば、人口動態に変化がない
(居なくなるのと同じだけ新規参入者がある)状態が理想的なのです。
>>654 氏のいう「子供の国」のヘッドハンティングは、
年齢制限・思想モニタリング・犯罪可能性判定などによる
リタイア人口予測に基づいて高度に統制された政策だったのではないでしょうか。
そう、「子供の国」とは夢と希望に溢れた理想郷なんかじゃない!
政府による徹底的な監視とコントロールの行われる監視社会だったんだ!!
ΩΩΩ<ナンダッテー!!
……といったところで、人口管理社会のもう一つの側面、 ラディカルな対高齢化政策が実現されている民話「おばすて山」に関する疑問です。 お婆さんの知恵を借りて解決した殿様の無理難題の一つに 「曲がりくねった穴の空いた玉に糸を通す」というものがありましたが、 そもそも殿様はどうやって「曲がりくねった穴の空いた玉」を用意したのでしょうか?
>>655 > (ウェンディ達がずっとネバーランドにいれば問題なかったはずです。…以下略
659 :
さく・え/ななし :04/06/24 22:49 ID:nKPiLE/n
>>657 幾分、マジレスになりますが、あの無理難題を出したのは隣の国のお殿様だったと思います。
きっと隣の国は姥捨ての国より文化や技術が発達していて、そういう玉も製作可能で通し方も予め分かっていたからこそ、挑戦してきたのでしょう。
それが、姥捨て制度を採らなかったことによるものかどうかは知りませんが。
>>658 ネバーランドにいれば年を取らず、子供のままでいられたから?
でも、なぜ、フック船長はヒゲはやした大人なんでしょう?
>>657 玉自体はたまたまあったのでしょう。んで、自分が以前やってみてダメだったから、
ちょっとこいつで隣の国にふっかけてやれ、と。
要は「無理難題で困らせる」事が目的であり、具体的な題材など
その時に目についたもので良かったのです。
>>658 精神年齢はおそらくピーター並か、それ以下のはずです。
そうでなけりゃ、いい年こいて海賊船の船長なんてやってられません。
(しかもあの船、No.2がおまぬけ大王のスミー君ですよ!)
661 :
654 :04/06/25 02:45 ID:???
>>659 > でも、なぜ、フック船長はヒゲはやした大人なんでしょう?
子供でいられるのは子供をターゲットにするエージェントであるピーターパン達だけです。
何故そうするかと言えば子供は大人を信用しない事があるから子供がエージェントである方が都合がいいのです。
彼らエージェントは成長を止められているか、もしかするとロボットかも知れません。
フックを見ればわかる様にこの世界でもずっといれば大人になります。
彼も安定した世界にほどほどの刺激を与えて進化を促す役目を持った「子供の国」の国民です。いわば悪役(ヒール)を演じているのです。
「ずっと子供でいられる」というピーターの発言は子供にとって魅力的な事を言って誘拐するための方便です。
もっともピーター達エージェントに適用されている技術を転用すれば不可能ではないでしょうが、せっかく確保した優秀な人材にその様な技術が使われる事は無いでしょう…。
いやもしかしたらそれだけ発展した世界では人は肉体的な年を取らないのかも知れませんね。
フックもあのような姿のまま数百年は生きているのかも知れません。永遠のヒールにして道化。茶番劇の繰り返し。死ぬ事も許されないサイボーグ。いやむしろ彼こそロボット…?
止まらないのでこの辺で打ち切ります。
真面目に質問。 ハリーポッターって、校内でクリスマスパーティーやってますよね。 けど彼らはれっきとした魔法使い…。 キリストの誕生日を祝うのっておかしくないですか?
>>662 日本人だってキリスト教徒じゃないのにパーティーしてます。
いや、日本人は単に「キリスト教を信じてない」人でしょ。それなら分かるんだけど。 魔女裁判だのなんだのって色々と恨みがあるはずの魔法使い達が、ってのがね。
魔女裁判をやってるのは、キリストじゃなくて後世の教会だし……。 (原作の2巻か3巻で、魔女裁判は本物の魔女たちには効かなかった――死んだのは間違えられたマグルのみって書いてあったような) そもそもキリさんは、パンをやたらと増やしたり、水の上を歩いたりする魔法使いのお仲間だと思うですよ。
666 :
さく・え/ななし :04/06/26 00:40 ID:iEs4tfjN
そうそう、母親のマリア様からして実際にはキリスト教以前の大地母神がかなり投影されてるし、キリストとの聖母子像もそうした大地母神と子神の延長線にあるものだそうだし。 クリスマスも本当はキリスト教以前の冬至祭や新年の祭りが変形した祭りだそうだし。 魔法使いはキリスト教の侵出によって没落した異教の神たちだからまあ、両者はお仲間ですね。 660のフック船長についての回答見て思い出したんですが、 「ぼくは王様」シリーズの王様もヒゲはやした大人なのにやってることや考えることは小学生か幼稚園児なみです。 しかもあのシリーズよむと、彼は君臨してるだけでなく、王国のトップとして国政にも参画し、ときどきかなりむちゃくちゃな政令を出したりしています。 あんな人物が統治する国がよく国内の反乱も国外の干渉もなく存続できるのが不思議でならないのですが?
>>666 恐らく、その国が世界にとって何らかの重要な地位を占めているのでしょう。
世界のパワーの源を保有しているといった、それこそ
他の国がいくら結託しても逆らえないような。
北朝鮮があれだけ暴虐こいてて何故潰されないか、という命題にも通じますし、
自国特産のレアメタルをカードにして世界経済に恫喝をかけ、
アパルトヘイトなどという暴策を長年続けてきた南アフリカもいい例となるでしょう。
>>666 国民が王様を身近に感じていてわざわざ革命起こす事もないと感じているのでは、と夢のあるレス。
あの話を読むにまんざら間違ってもいないと思う。
どうも周り中同盟国に囲まれているらしいし。(仲の良い国の大使やいろんな国の王族がしょっちゅう訪ねてくる。んでオートバイレースしたり会食したりトランプしたりするだけで帰ってしまう。)
669 :
さく・え/ななし :04/06/27 11:11 ID:eMoKhc3r
>>668 >どうも周り中同盟国に囲まれているらしいし
でも、隣の国の王様はよく、無理難題出して王様の国を属国にしようとしてますが。
あ、日米同盟みたいなもんで王様の国が隣の国のポチなわけですか?
>>669 たぶん力関係なんだろうね。王さまの国はあまり外向的に発言力が無いのだと思われ。
でも問題も起こしてない。
だから戦争すると国連で立場がまずくなるんで隷属同盟国にしようとしてるんだと思う。
671 :
さく・え/ななし :04/06/28 20:24 ID:DWzsDr+y
>>670 そうか、納得。
ところで、以前、白雪姫で父王の影が薄いことについて話題に上がりましたが、「シンデレラ」のお父さんもほとんどお話の展開には関係していません。
こっちは継母が魔女というわけでもないのになんででしょうか?
>>671 手元の資料では、お父上はラストにやって来ます。
そして、実はシンデレラは他国の王室跡目争いから守るために
父上の下に養子に出されていたと告白するのです。
王子がどこの馬の骨とも知れぬ町娘を娶る事に反対していた家臣たちも
シンデレラの素性を知って安心、晴れて2人は夫婦となるのでした。
>>672 と、いうことは父親はシンデレラが高貴な家の出だということを知っていたんですね。
しかし、それならなぜ父は母&姉のいじわるを止めなかったのでしょうか?
家事や水仕事をすれば手が荒れるし、一般人が王女をいじめて、もし傷でも付けたらどうするんです?
>>673 2つ考えました。
1
> 他国の王室跡目争いから守るために父上の下に養子に出されていた
この事から推測するにシンデレラは故郷ではお尋ね者のはずです。
王家の禍根です。反乱分子に新たな女王として祭り上げられる様な危険な存在です。
おそらくは賞金をかけてその行方を追っている事でしょう。
ですからもし素性が知れれば意地悪な継母、姉達に売られる可能性があるのです。
そうなれば謀殺されるのは間違いありません。
シンデレラが完全に安全な所へ行くまでは絶対にその秘密は守られねばならないのです。
ですから父上は耐え難くを耐える思いでシンデレラが虐待されるのを見守っているしかななかったのでしょう。
2
王妃の父ともなれば貴族です。
権力がグッとアップするのは間違いありません。
ここはシンデレラをなんとしても王妃に据えなくてはならないので父上は適当な出生の秘密をデッチあげたのです。
まあ2は夢がないので1を推奨。
675 :
さく・え/ななし :04/06/29 21:14 ID:sRZPXX1R
>>672-674 すると、もしかして魔法使いのおばあさんもシンデレラの素性を知っていたから、舞踏会への出席を助けていたのでしょうか?
だとすれば、なんのために?
676 :
さく・え/ななし :04/06/29 22:42 ID:y5E+DpRG
>>673 の1説
「シン父はシンデレラの生存のため、身内にも彼女の出生の秘密を明かさなかった」
に準じて言いますと、
魔法使いのおばあさんも素性を知っていて、彼女を助けようとしていました。
ただし魔女婆さんの考え方はシン父とは少し違っていたのです。
辛い境遇でもとにかくシンデレラを生き延びさせよう(シン父流)とするのではなく、
少しでも早く安全で快適な庇護の下にシンデレラを置こうと考えたのですね。
祖国から遠く離れているにしても、一国の王子と昵懇の仲ともなれば
母国の敵対勢力もおいそれとは手を出せないはずです。
ましてや王子の恋人であれば未来の王妃としてその地位は安泰でしょう。
念のためシン父の立場も擁護しておきますと、
シンデレラが他国の王子の嫁となってしまった場合、彼女を本来の地位
……祖国の王位に就けるためには外交的にかなり複雑な交渉が必要となることが予想されます。
下手をすると祖国が王子の国の支配下に入ってしまう可能性すらあります。
忠義の士であるシン父としては、シンデレラ姫様個人の幸せよりも守るべきものが存在したのですね。
自分で書いててなんだけど、これで一つ大河ドラマ作れそうだな。
677 :
674 :04/06/30 01:18 ID:???
>>676 面白いね。
シン父=将軍
魔法使いのおばあさん=宮廷魔術師
といった所かな?
跡目争いの混乱のさなか、幼いシンデレラは消されかかる。
それを阻止するも、逆に汚名を着せられ、必死で赤子のシンデレラを抱きかかえ落ち延びるシン父。
故郷の国にたどり着き、シンデレラは自分の子と言う事にして知人の家を訪ねる。
しかし身を寄せた豪商の主人がかくまってもいいが条件があると言い出す。
「私の娘と結婚してわしの後を継げ。そうすればお前は身内だ。危険を承知でかくまってやろう。」
やむなく承諾するシン父。
当然いじわるな継母との愛はなく、その事にいらだつ継母。
彼女はシンデレラを虐待する事にそのストレスのはけ口を見いだす…。
あれ、ホームドラマのようになってきたぞ。まあとりあえずスレ違いスマソ
678 :
さく・え/ななし :04/06/30 21:45 ID:vztJ4OQf
それにしても、おとぎ話の主人公をいじめるのは実・継親問わず、母親ばかりで父親による虐待が皆無なのはなぜでしょう?
>>678 父親によって虐待された子はメルヘンに逃げる余地なく
実録スプラッタか幼児ポルノの主人公になっちゃうからです。
父親による児童虐待というものがそれだけ容赦ないということです。
夢のない回答でスマソ
遅レスな上にマジレスになっちゃうけど、ピーターが連れてきた子供たちがもし大人になろうとしたら ピーターがその子を殺すと書いてあったような。 ついでに大人になる前に冒険中(海賊との戦闘)で命を落とす子もいたわけで。 そしてまた新しくピーターが子供連れてくる→死んだり家に帰ったり→連れて来る→リピート こうしてネバーランドの人口は一定に保たれて今日も平和なんでげしょ。
>>680 > 冒険中(海賊との戦闘)で命を落とす子もいた
いたっけ…。それは記憶になかった。できればソースキボン
682 :
680 :04/07/01 16:51 ID:???
ソースと言われましても作中にそう書かれてるとしか。 ストーリー途中で誰かがドラマティックに死んだとかじゃなくて、 『子供たちの数は殺されたりするので、いつも同じではない』って感じの文があったと思う。 今手元に本が無いから正確な文はわからないけど。
>>682 ああそういう状況説明なのね。ありがd。
684 :
さく・え/ななし :04/07/01 21:09 ID:/pWgmlVG
話が変わりますが、 「母をたずねて3千里」のマルコは治療代も用意せずに病気のお母さんを訪ねてどうするつもりだったんでしょうか? お母さんの雇い主も使用人の小さな息子が突然押し掛けてきて処置に困ったと思うんですが。
>>684 かの時代は、子供とて立派な労働力です。
現地でマルコが母親の薬代を稼ぐ手段もあったはず。
しかも使用人にしてみりゃ、病人と言う不良債権の穴埋め役が
わざわざ向こうから転がり込んで来たのですから、結構美味しいはずです。
…それにしては、あっさりイタリアへ帰したような気がしますが(笑)。
686 :
さく・え/ななし :04/07/02 21:51 ID:b93/ame1
マルコは行く先々で他人の善意に助けられて旅していたような。 最初からその調子で他人の善意を当てにするつもりだったのでは。 実際、もくろみ通りになってるし。
687 :
さく・え/ななし :04/07/03 22:18 ID:VVGEE/Su
童話や絵本でそれまで激しい戦争が続いていたのが魔法や不思議な力で平和な世の中になるという話がよくあります。 そんなに簡単に戦争を収められるのなら、その力で酷くなる前に沈めるか、そもそも最初から平和を守ればいいはずなのにそんな話お目にかかったことがありません。 なぜでしょうか?
>>687 大抵の童話では、始めから主人公にミラクル頭脳パワーが
与えられている訳ではなく、力が欲しいと願って、困難を乗り越えて
能力を得ているように思います。
平和な時には不思議な力が欲しいと願わない(願っても物欲レベル)ので
魔法が使えるようにはならないでしょう。(平和な魔女っ子は例外)
変な文?
なぜ「赤ずきんちゃん」の狼は、わざわざ赤ずきんちゃんを罠にはめたんだろう。 小娘一人くらい、ばーさんの家聞いた後、その場でパクっていけるんでない?
690 :
さく・え/ななし :04/07/04 09:21 ID:zZafpSys
>>689 あのオオカミは食の通人でした。
肉の軟らかい赤ずきんちゃんはメインディッシュで、前菜のおばあさんを食べたあとで食べることにこだわったのです。
>>687 太古の昔から、文明改革の切り札になってきた物は
ほとんど軍事技術の民生転用と言っても差し支えありません。
というより、軍が絡まずに大規模な技術開発が行われる事など、ほぼ皆無です。
なぜなら、軍事技術はその開発に当たって、金に糸目をつけないから。
古くは狼煙などの通信技術や馬車などの輸送技術。
果ては飛行機やレーザーメス、インターネットなども軍事技術の民生転用です。
つまり、戦争を放棄し、社会を恒久平和の真っ只中に置く事は
その社会の文明開化を阻害する行為に等しいのです。
したがって、一口に戦争と言っても、やたらに止めればいいという物ではありません。
社会が修復不可能なダメージを負う直前まで、放置した方がいいケースもあるのです。
>>689 かの時代の「食人法」においては、食われる側の同意が必要でした。
と言っても、「お前を食っちまうぞ」「どうぞ♪」なんてケースはほぼ皆無ですので、
何らかの「食われても仕方のない状況」に誘い込めばそれでOKだったようです。
(言葉巧みにラブホに誘い込めば、その時点で和姦とみなされるのと同じ考え方ですね。)
赤頭巾の場合も同様で、その場で食ってしまうと食人法違反です。
なので言葉巧みに「オオカミの支配する空間」に誘いこみ、なおかつ
「目の前の人物がオオカミである事」を認識させた上で、
自分がそれと同一の空間にいる事に対し、赤頭巾側の同意を得る必要がありました。
勿論赤頭巾は目の前の「お婆さん」がオオカミである事など認識していなかったようですが、
刑法と言うものは「被害者の天然っぷり」は原則として考慮してくれませんので、
ある程度の人定質問(「なぜ耳がとがってるの?」など)をさせた時点で同意とみなされます。
勿論、お婆さんに対しても似たような罠が仕掛けられていたものと考えます。
人食うのに免許が要りそうな勢いですね。 ふぐ調理師みたいな。
693 :
さく・え/ななし :04/07/05 19:57 ID:x415ivKd
>>691 どういうわけで、赤ずきんちゃんのおばあさんの家がおばあさんが食われる前から「オオカミの支配する空間」で、オオカミと赤ずきんちゃんが出会った森がそうではないのでしょうか?
森の方がおばあさんの家よりずっとオオカミの支配場所としては説得力を感じるのですが。
>>693 普通オオカミは群れで行動するもんです。
しかし件のオオカミ(ややこしいので以後大神さんと表記)は単独で行動している事からよそ者or群れを追放された身でしょう。
と言う事はあの森の中で狩りをすると群れのテリトリーを荒らす事になります。
オオカミの縄張り意識は強烈なモノです。本来なら進入しただけ森からで叩き出されます。
大神さんは森には上手く進入したものの、勢いに任せて赤ずきんを喰ってしまっては悲鳴、血の臭い等によってオオカミの群れに発見されてしまう可能性があります。
そうなれば縄張り荒らしの現行犯です。命はありません。
そこで大神さんは我慢して赤ずきんを罠にはめて家の中で襲って喰らう事でこの問題を回避したのです。冷静な判断ですね。
…グルメじゃなくてもこれで説明がつくけど面白いからグルメ推奨。
695 :
さく・え/ななし :04/07/06 11:51 ID:DNJV3+Ks
狼って、チョーク食うと羊の声に変わるもんなんですか?
>>695 変わるもんなんです。
人と話ができるバイリンウルフですよ。
そりゃ声の模倣ぐらいできるでしょう。
チョークは喉の奥にある声帯スイッチを調節するのに使っただけで、腹の中に放り込んだのは空腹をしばらく忘れるためです。
697 :
さく・え/ななし :04/07/06 19:44 ID:jK+kXdXS
>>696 留守番してた子供を食いに行った山姥は山芋を呑み込んで声をなめらかで優しくしてましたが、あれも同じ原理によるものなのですか?
>>697 おそらくはそうでしょう。
声帯にとろろを塗って 声質を変えていたのでしょう。
普通そんな事したら気管に入って吐き出すけどそこは流石山姥。
699 :
さく・え/ななし :04/07/07 21:35 ID:669SD+CR
「海彦山彦」の話は最後、兄の海彦が徹底的に弟の山彦にやっつけられ山彦が一方的に得をする話になっていますが、 もともと自分で仕事の交換言い出した上に慣れない仕事で兄の大事な釣り針なくした山彦に非があると思うのですが。 あまりにも不公正な話じゃないでしょうか?
701 :
さく・え/ななし :04/07/08 20:47 ID:TCpQUpJk
>>691 >つまり、戦争を放棄し、社会を恒久平和の真っ只中に置く事は
その社会の文明開化を阻害する行為に等しいのです。
したがって、一口に戦争と言っても、やたらに止めればいいという物ではありません。
社会が修復不可能なダメージを負う直前まで、放置した方がいいケースもあるのです。
だけど、どの話を見ても、「魔法や不思議な力」で戦争を終息させた登場人物はそんなこと意図してたようには思えませんが?
平和になった国も前より文明が発達して住民がその恩恵に浴したようにも見えませんし。
もしかして、あなたはそうした力の使い手の敵側の攪乱者ではありませんか?
ブレーメンの音楽隊 ・・・彼らはブレーメンで音楽隊になれたの? てか、何であんな終わりかたなの?
>>701 確かになあ。でも強引な解釈を否定されると強力な動機が思いつかんのだ。はっきり何の話と言われたわけじゃないしね。
さしあたって思いつくパターン
1・気まぐれ。
他人なんかどうなっても良いのだが、ちょっと前に知り合った人間が気に入ったのでそいつのために平和にしてやる。(恩返しなどのパターン含む)
2・火の粉払い。
今まで対岸の火事だったが、戦禍が拡大し自分のテリトリーが影響を受け始めた。これはたまらんと渋々戦争を収めに行く。
3・知らなかった。
今まで人々はそういった力を持つ者(物)が存在する事を知らなかった。その童話の主人公達が第1発見者である事の多いパターン。(者の場合は戦争が怒っている事を知らない隠者等であるパターン)
4・代償がでかい。
その効果を使った際にかかる代償が大きすぎるパターン。生贄が1万人要るとか、国の半分が消し飛ぶとか、とてつもない謝礼を要求されるとか。
5・選ばれた者しか使えない。
勇者とか、心の清らかな乙女とか、○○の子孫とか、王族とかで無いとその効果(アイテム、呪文、何かの召喚など)を使う事ができず、かつ該当者がなかなか現れなかったパターン。
6・時期待ち。
納める方法は知っているし使える。しかしそこでハイそうですかと使ってたまるか。もっと自分の利益(報酬、復興物資の売買権の独占など)が多くなるまでは隠しておこう。切り札はギリギリまで残しておくものさ…ククククク…。みたいなパターン。
7・対抗手段がある。
その効果を打ち消せるモノが敵方などにあり、効果が発揮出来ない。まずはそれが排除されてからじゃないと。というパターン。
ざっと思いつくだけでいろんなパターンが考えられる。具体的な童話のタイトルを出して貰わないと解釈しづらいよ。
>>702 確かならなかったはずです。途中立ち寄った家で盗賊団を追い出して
> 四ひきの ブレーメンの おんがくたいは、そのいえが すっかり きにいって、たのしいおんがくを
> かなでながら いつまでも、なかよく しあわせに くらしました。
との事ですから。
あれで良かったのか?よかあ無いでしょう。その家には金貨があったのですから空き家じゃ無いはずです。
主人が留守ならそのうち帰ってきて彼らは叩き出されてしまいます。
では何故彼らはいつまでもなかよくしあわせに暮らせたのでしょう?
1・家の主人は帰って来てビックリ。家の中はめちゃめちゃだし動物がいます。彼は動物を叩き出そうとします。
ところが悪知恵の働く動物たちは協力して主人を殺害してしまいます。
幸いその家は森のそばの人里離れた場所にあり、誰にも殺人事件が知られる事はありませんでした。
2・家の中には主人の死体がありました。盗賊団は彼を殺していたのです。動物たちは彼の死体を処理し、その家の新しい主人になりました。
3・その家は盗賊団のアジトだったのです。当然誰も帰ってきません。動物たちはその家の新しい主人になりました。
…どれも夢がないが3が推奨かな。
705 :
さく・え/ななし :04/07/09 20:23 ID:9U7VN6Kz
>703 >具体的な童話のタイトルを出して貰わないと ぱっと思いついたのは「煙突屋ペロー」 「戦争なんか消えてなくなれー」と主人公が唱えた途端、あら不思議、戦争がなくなって平和になりました、という話だったと思う。
>>705 それはおそらく、「戦争」はきれいさっぱりなくなったのですが、
「平和維持活動」とか「抵抗運動」とか「専守防衛」とか「テロとの戦い」とか、
まー、その他諸々がいろいろあるのだと思います。
平和ですよ。ええ。
708 :
さく・え/ななし :04/07/10 14:32 ID:0Bikri35
>>706-707 うまいっ
戦争、といえば「ナルニア国」の第1作「ライオンと魔女」は主人公の子供達が戦争のため田舎に疎開したところから始まりますが、彼等には国が戦争していてしかも自分たちが疎開させられる羽目になるほど激化しているという緊迫感が全然感じられません。
同時代を舞台にした日本の童話だと、主人公が疎開児童だったりした場合、とてもよその世界に行って冒険するような悠長な雰囲気の話はお目にかかれないのにこの差は何でしょう?
>>708 日本のそういう話はひたすら悲惨さを強調してるからね。
実際疎開してる子供達はそんなに悲壮感を持ってなかった事も多いんじゃないかな。
710 :
さく・え/ななし :04/07/12 18:51 ID:ymWaCneY
やっぱ、国連常任理事国の座を得た戦勝国と国中焼け野原にされたあげく4等国に落っこちた敗戦国との余裕の差なんじゃ?
711 :
さく・え/ななし :04/07/14 20:50 ID:6ySxKYVP
なんでおとぎ話のヒロインは洋の東西を問わずみな美人で、義理の姉妹とかの敵役はみな不細工と決まってるんでしょうか?
はじめブスでも貰った手ぬぐいで顔を拭いたら美人になったなんてのもあるしねー
>>711 実は、敵役が美女である物語と言うのも過去には存在しました。
ところが同人化されるにあたって、主人公派と敵役派で派閥抗争が勃発。
荒れ果てた作品市場は復興される事もなく、
大本の物語ごと歴史の狭間に葬られてしまったのです。
主人公の美女率が100%近い理由については、現在調査中です。
>>711 おそらく、悪役さんは、時間を超越した罰を受けているのでは? つまり、ウン年後に犯すであろう罪に対して、 不細工に成長するという神罰を与えたと言うこと。 主人公はその逆。
715 :
さく・え/ななし :04/07/15 20:46 ID:gTL3MZPa
グリム童話「かえるの王子様」で お姫様の父親である王様は、お姫様自身が約束したこととはいえ、お姫様にかえるとの結婚履行と同衾まで強いています。 父親として平気で一人娘にそんなことを進める王様の気が知れません。 もしかして彼は変態でしょうか?
>>711 ヒロインは美女であって欲しいと望む民衆がその様に伝説を塗り替えたのです。
伝説なんて変遷しまくりですよ。
ほら吉備津の命が桃太郎になったみたいに覚えやすく、イメージ良く伝説は変わっていくのです。
噂に尾ひれが付くかのごとく。
717 :
さく・え/ななし :04/07/16 20:03 ID:DpL9Klf8
>>716 話がずれますが、桃太郎のどこが吉備津彦の命より、イメージ良いんでしょう?
畜生を餌で釣って家来にし(しかも、きび団子まるごとでなくて半分ずつ!)鬼ヶ島に一方的な侵略かけたむしろマイナスイメージの人物になってると思うのですが。
>>717 世間様はそこまで穿った見方をしないもんです。
719 :
さく・え/ななし :04/07/18 10:38 ID:DtsZTxvD
「竜の目のなみだ」という童話で、みんなに恐れられて嫌われてる竜がかわいそうだと主人公の男の子はわざわざ山の奥まで竜を訪ねていきますが、恐れられてる嫌われ者はもっと身近にも居たと思うんですが (たとえぱ、町のならず者とかやくざ者とか) 男の子はそういう者たちは「かわいそうだ」と思って訪ねていかなかったんでしょうか?
>>719 半分は「竜を見てみたい」という好奇心。
後半分は遠くにいるからでしょう。
他国の奴隷制度を批判しつつ自宅で奴隷をこき使ってた歴史家もいたし、そばにいるとそんな事気にしないんですよ、悲しい事に。
721 :
さく・え/ななし :04/07/19 13:36 ID:+7+GpXkU
そっかー。 つまり、「竜がかわいそう」というのは竜に会いに行くための立て前に過ぎなかったのですね。 とんだ偽善者ですね。 ところで、竜はそんな男の子の口車に乗って彼を乗せて町まで下る間に船になってしまいましたが、あれはどういうしかけによるものなのでしょうか?
>>721 魔法です。
古来より、知能の高い竜は魔法や幻術を使うと聞きます。
ですから変身魔法を使って舟に化けたのでしょう。
>>720 何となく「恵まれない他国の人々に支援金を送る割に、ホームレスに冷たい市民」というのが連想された。
724 :
さく・え/ななし :04/07/20 20:51 ID:8hfs0f57
>>722 そんなに高い知能で魔力をもった竜なら、なぜ男の子の偽善を見抜けず、まんまと彼の口車に乗ったのでしょう?
あと、船に変身した理由はなんでしょう?竜にとってはなんのメリットもないと思うのですが。
単なる気まぐれ。暇つぶしにつきあってやったまで。気が変われば喰ってもいいし、奴隷にするのもいいだろう。
このスレタイを見ただけで 同和利権のスレだと勘違いしました。理不尽です。
727 :
さく・え/ななし :04/07/22 21:10 ID:m3+cbvBG
>>725 結局、そこまで総合すると、男の子と竜、どっちが偽善者なんでしょうか?
>>726 タイトルが?それとも勘違いしたあなたの頭が?
どっちを指して理不尽と言ってるのでしょうか?
>>727 どっちもどっち。
所詮、この世は狸と狐の化かし合いという訳でございます。どっとはらい。
729 :
さく・え/ななし :04/07/23 22:03 ID:QsAq73k/
では、彼等と同じ作者の「泣いた赤鬼」の赤鬼ではどっちが偽善者でしょうか?
731 :
さく・え/ななし :04/07/24 20:35 ID:7XdRJIA+
「不思議の国のアリス」に登場する人物や動物達はなんでみな、ああも性格が悪いのでしょうか?
733 :
さく・え/ななし :04/07/25 23:22 ID:868Ieoch
動物を擬人化した童話では、「むくどりの夢」とか、「やまなし」とか現実と違って父子家庭が多いような気がするのですがなぜでしょうか? 「誰も彼も狂ってる!」、「なにもかもおかしい!」といった内容以外の回答でお願いします。
>>731 マジレスすると、アレってアリスの夢で生み出されたキャラクターですよね?
つまり、全てのキャラクターがアリス自身の性格を反映しているのです。
アリスは毛虫のコンプレックスである「身長2.5インチ」を執拗に蒸し返したり、
トランプの兵隊と一緒になってバラの花を着色しておきながら
壁の花と化す事で女王の尋問をスルーしようとしたり、
挙句の果てには王立法廷で女王を論破しようとしたり、かなり性格悪そうです。
となれば、そのクローンであるキャラクター達の性格が捻じ曲がるのもむべなるかな。
736 :
さく・え/ななし :04/07/27 22:35 ID:eOpHyrwi
>>735 すると、あの夢の中でチェシャ猫が
「ここにいるのは、みんな気違いさ。あんたも、おれもね」
とか言ってますが、アリスは自分のことを気違いだと潜在的に思っていたのでしょうか?
>>736 そうだね。
子供にありがちな「自分がまともで他のみんなは変」という客観性を欠いた視点と、それにより生まれる自己矛盾(ただし無自覚)というものが彼女の中で共存していたのでしょう。
だから
>>731 は適当なレスに見えて実は正解を端的に言い表してると言えよう。
739 :
さく・え/ななし :04/07/28 17:17 ID:+PhYHiiu
西洋のおとぎ話では異形の者の花嫁となった娘は大抵相手が最後すてきな王子様に変身してハッピーエンドなのに、日本では娘が相手をだまして殺して「めでたしめでたし」になっているのはどうしてでしょうか?
740 :
さく・え/ななし :04/07/28 17:37 ID:rMPWGCPe
キリスト教圏だと、昔、障害者は日本ほど差別されなかったとか? 「神がわざわざこのようにおつくりになった」と考えられていたとか? (この部分、専門的な知識があるわけではないので、詳しい人がいたらフォローよろしく) 日本だとライ病(先天的な障害とは違うけど)にかかるのは「前世で悪いことをしたから」だって考えられていたよね。 キリスト教が広まったのは、一つにはライ病患者を差別しなかったからだとか。
741 :
さく・え/ななし :04/07/28 17:43 ID:+PhYHiiu
ていうか、おとぎ話に出てくる「異形の者」ってライ病とか障害者のレベルじゃなくて、鬼とかライオンとか熊とか蛇とか猿とか完全に「人間以外の者」なんじゃ?
742 :
740 :04/07/28 18:11 ID:rMPWGCPe
>>741 うん、知ってる。
そうだったとしても、「他と違う人」って言う点で考え方として通じるところがあるかなって。
>>740 ただキリスト教は有色人種に対して
「神の姿を摸して人間(白人)は作られた。黒人やインディアン、黄色人の様なモノは神をバカにした獣だ!根絶やしにしろ!それがマニフェスト・ディスティニーだ!(神からの使命)」
と言って差別弾圧を繰り返した歴史もあるしなあ。
アメリカなんてそうやってインディアン追い出して作られた国だし。
差別をしたり、否定したりでいまいちハッキリしないとこがある。
ちょっと違うんじゃないかなあ。
「動物は人間に食べられる為に神が作ってくださった」という宗教だし、そこで獣扱いされたら公然と虐げられる存在だろう。
>>699 ひとえに竜宮の援護によるものです。かの国のイカレぶりは半端ではありません。
かの国の支配者は独裁体制を敷き、その下には容姿端麗なものを選りすぐって
結成された直属の歌舞団がいます。この歌舞団や豪奢な宮殿で国外に自国が力を
持つことをアピールしている一方、その裏で暴虐非道の限りを尽くしています。
部下が気に入らないとか働きが悪いとかで口を切り落としたり骨を砕いたりします。
わが国の日本海側沿岸で日本国民を拉致し、被害者は長年帰国できませんでした。
この独裁者が病気になったらなったで、効果のほどもわからないシャーマン治療に
手を出し、拉致被害者を切り刻んでその内臓を喰らうという蛮行をくわだてました。
そして今回の大量破壊兵器輸出です。このような国家がわが国と海を隔てて
対峙しているという事実をもっと重く受け止めるべきです。
745 :
さく・え/ななし :04/07/29 21:00 ID:x8UhOLDb
>>739-743 そうした日本のお話でそうした一般法則に反するものがあります(もっとあるのかも知れませんが寡聞にして知りません)
「たにし長者」と「一寸法師」
どっちも最後すてきな若者に変身したタニシや小人と娘が結ばれてハッピーエンドになる話。
これは740氏の説では上手く説明できないような?
かちかち山 月とウサギ ←思い切ったことしてくれる善玉系 な話の反面 ウサギとカメ 因幡の白ウサギ ←憎めないけど悪玉系 があったりしますよね。 ウサギの耳はなぜ長い ←完全に悪役だし。 ウサギって、なんでこうもイメージばらばらなんでしょうか?
747 :
さく・え/ななし :04/07/31 14:06 ID:nuVxSmqJ
>>746 実はこれらの話のウサギは同一兎物です。
これらの話を時間軸を追って並べると、次のようになります。
ウサギの耳はなぜ長い→ウサギとカメ 因幡の白ウサギ→かちかち山 月とウサギ
つまり、最初悪玉だったウサギは兎生の中で次第に経験を重ねていくうち良心に目覚め、過去の自分を反省し善玉に兎格が変わっていったのです。
そして死んでからは月で餅をついてるのだろうか。
749 :
さく・え/ななし :04/08/01 14:59 ID:MODJPK4+
>>748 おそらく、そうでしょう。
つまり、一連の話は、仏典とかによくある種類の「聖人(兎)伝」と考えられます。
話が戻りますが、
>>735 の説に従えば、「アリス」の続編「鏡の国のアリス」の中でアリスは、
赤の女王=現実世界のアリスの黒い子猫
白の女王=現実世界のアリス白い子猫
とみなしてますが、赤の女王が性格の悪い意地悪おばさんなのに対して白の女王は鈍くて抜けてるけどおっとりとした好感の持てるおばさんとして描かれてます。
つまり、アリスは自分の飼ってる子猫達をそう思ってたことになりますが、実際の現実世界の子猫達の描写からはそんな性格は感じられません。
アリスは二匹にそれぞれそんな感情を抱くようになった理由はどこにあるのでしょうか?
>>749 おそらく、飼い猫の気まぐれっぷりが反映されているのではないかと。
「○○だと思えば△△、もうわけわかんないっ!」ってな感じで。
大人ならば全て本能のなせる業であると見抜けますが、
何しろアリスは本の全てのページに挿絵がないと
読む気になれない程度の知能ですから…。
>>748 それで思い出したけどドラゴンボールの兎人参化って月へ運ばれたけど、その後武天老師が月を消し飛ばしたから消滅してるよね。
あの当時で惑星を破壊出来るんだからヘタすりゃラディッツ辺りまでは単独で勝てたかも知れん。
752 :
さく・え/ななし :04/08/04 18:40 ID:vLdHRYAa
インドだかアフリカだかの昔話「ぞうの鼻はなぜ長い」 あの話では鼻をくわえてくっちまおうとしたワニと助けようとしっぽをつかんだにしき蛇のひっぱりっこで鼻が伸びた子象をみて、長い鼻の便利さを羨ましがった象達がみんなワニとにしき蛇にひっぱってもらったからだとなってます。 ボランティア精神旺盛なにしき蛇はともかく、なんでワニまで象達のわがままにつきあって上げたのでしょうか?
753 :
さく・え/ななし :04/08/05 13:27 ID:a8Azvrem
鼻が伸びた分かさが増えて、食べたときの満腹感が大きくなるじゃないですか。 ……鼻が伸びても別に目方が増えるわけではないことには気付かなかったみたいですが。
うまい事言って鼻を食いちぎってやろうと思い協力したが、案外弾力が有り伸びたけど噛み切れなかった、と言ったところでは?
755 :
さく・え/ななし :04/08/05 17:05 ID:UbYVRR4I
シンデレラの舞踏会二日目で、靴が脱げた後に魔法が解けた瞬間はいつ頃なのでしょうか? @階段を駆け降りているとき Aお城の門を抜けたとき B馬車に乗って帰宅途中 C家に着いたとき シンデレラは二日間舞踏会に行ったことになっていますが、大抵の絵本では一日しか行ったことがないように書かれているのは何故ですか?
756 :
さく・え/ななし :04/08/05 18:50 ID:gbS9lc5I
>大抵の絵本では一日しか行ったことがないように書かれているのは何故ですか? たぶん、ページ数の関係と、繰り返しが同じ絵柄になって絵本として無駄だからでしょう
・・・シンデレラの足のサイズ気になる・・・ 彼女と同じサイズの人が本当にいなかったのか、 それとも おもいっきり特異な足の形をしてたのか、 ガラスの靴がシンデレラ以外の人に穿かれまいと頑張っていたのか・・・ はてまた他の理由が?
>ガラスの靴がシンデレラ以外の人に穿かれまいと頑張っていたのか・・・ 頑張る靴にワラタ その説が一番好きだ
そこででてくるシンデレラ中国人説。 な、なんだってー(AA略)
760 :
さく・え/ななし :04/08/07 10:55 ID:sP+eLksr
シンデレラのガラスの靴は「脱げた」のではなく、王子の気を引く為に「脱いだ」という説が有るそうです。
761 :
さく・え/ななし :04/08/07 12:04 ID:0iTWE6Oe
>>760 そう指南したのはやっぱり魔法使いのおばあさんかな?
762 :
さく・え/ななし :04/08/08 20:47 ID:vCTge+0q
アリババのお兄さんは盗賊の宝の隠し場所を開けるときには呪文の「ゴマ」を覚えていたのに、閉じる時には思い出せなくて他の農作物の名をかっぱしから言ってる内に殺されてしまいます。 そんなに時間がたたない内にどうして「ゴマ」という言葉を忘れてしまったのでしょうか? アラビア
実は彼、元々ひどく記憶力が悪いんですよ。 で、仕方なく手のひらに『ゴマ』と書いていたんですが、 宝物を運ぶのに気をとられてるうちに、書いた文字が汗で滲んで読めなくなってしまったんです。
764 :
さく・え/ななし :04/08/09 03:30 ID:OFuksJXi
>>760 原作(サンドリヨン)は「脱いだ」はず。
気を引くというか、目印がわりに脱いだ。
765 :
さく・え/ななし :04/08/09 23:14 ID:QgfrtaVE
「ジャックと豆の木」のジャックのやったことは居直り強盗殺人以外の何物でもないと思うのですが、被害者の大男が殺されて、強奪した宝物によってジャック一家が幸せになってめでたし、めでたしというのはどういうことでしょうか?
766 :
さく・え/ななし :04/08/10 06:28 ID:kEzu0sjh
>>765 巨人族である大男にどんな仕打ちをしようと
「人間相手でないから」という理由で罪に問われなかったんです。
767 :
さく・え/ななし :04/08/10 16:55 ID:yPcaRh8h
>>764 片方だけ「脱いだ」というのは、後で自分が持っている靴と照合させるためですか?
ガラスの靴は、元々リスの毛皮製の靴だったそうですが、何時頃からガラス製の靴になってしまったのでしょうか?ディズニーの映画からという説がありますが、本当のところはどうなのかな?
768 :
さく・え/ななし :04/08/10 17:38 ID:1iLAIbCR
>>767 ドイツ語からフランス語へだか、フランス語からドイツ語へだかに翻訳するとき、誤訳でガラスの靴になったと聞いたことがあります。
>>767 元は「草の靴」が「ガラスの靴」になったとする説もある。グラス→ガラス。
770 :
さく・え/ななし :04/08/10 23:12 ID:yPcaRh8h
ディズニー版シンデレラでは、靴合わせの時にガラスの靴が割れてしまう場面がありますが、そうなると舞踏会の時にシンデレラが履いていて割れなかったのが不思議です。多分、魔法使いがガラスの靴に割れない魔法をかけていて、それが解けてしまったからではないかと思います。
771 :
さく・え/ななし :04/08/11 18:09 ID:DwwuVU40
赤ずきんちゃんとおばあさんや七匹の子山羊はオオカミのお腹の中から全員完全な姿で生還しますが、オオカミの胃液は彼等の体をちっとも溶かさなかったのでしょうか?
>>771 胃の中に植食性動物を入れておいて植物を食い、彼らが胃の中で植物を食べて
生長したとこで反芻しておいしくいただく予定でした。
773 :
さく・え/ななし :04/08/12 18:49 ID:OsNlANS0
>>772 前半の主語がよくわからなくて意味不明です
774 :
さく・え/ななし :04/08/13 22:29 ID:0gbVatIZ
西洋の有名なお姫様の話が「いつか王子様が」と受動的なばかりで、あんまり自分でそのために努力せず誰かに力を貸してもらうだけなのに結局幸せになれるのは理不尽ではないでしょうか?
>774 子供に聞かせるのに、そーいう話が好まれたということ。 「女の子は受動的に男に従え、そうすればお姫様のように幸せになれる」、 というメッセージを繰り返し子供に刷り込んだ。 「青い目さん」とか、ダメダメ王子様を助け、苦労して、努力して、 自力で幸せになるヒロインの話もちゃんとあるよ。
776 :
さく・え/ななし :04/08/14 14:48 ID:mezCzECO
>>775 「青い目さん」?
聞いたこともないので「有名なお姫様の話」ではないですね。
日本も「女の子は受動的に男に従え」という思想は強かったはずですが、
日本のお姫様のお話は「かぐや姫」にしろ「安珍清姫」や「小栗判官照手姫」にしろ、むしろ主体的で親や男の言うこと聞かない有名なお姫様の話も結構あるのはなぜでしょう?
>>776 日本では高貴な女性の間では通い婚、婚前交渉(夜這い)の風習があり、女はベッドイン直前でも相手が気に入らなければ追い返す事ができ、男もそういわれたら引き下がるのが作法です。
つまり女性の気分次第で男はすごすご引き下がらねばならぬ悲しい立場だったのです。
それが影響しているのでしょう。
ホラ高貴な女性の話という証拠にどれも「姫」という字が付いてる。
778 :
さく・え/ななし :04/08/16 11:51 ID:/363ydS5
>>776 ラプンツェルなら分かりますか?
王子が失明して彷徨ってるあいだに、荒れ野で子供を産み育てています。
人魚姫なんか人間になるというとんでもなく思い切った行動をしていますし
お姫さまではありませんが、ヘンゼルとグレーテルでは兄は捕まってるだけなのに
妹が労働しながら知恵を働かせ、最後は魔女も倒して兄を助けます。
ですが確かに受動的なお姫様も多そうです。
それは多分キリスト教の影響でしょう。
創世記でアダムとエバが知恵の木の実をたべ、楽園から追放されるときに神はこう言いました
「あなたは夫を恋い慕うが、彼はあなたを支配することになる」と。
つまり女性はあくまで男性に支配されるがわなのです。
ほかにも聖書では、イエスを家に招きいれた二人の姉妹にたいし
食事の用意をしてかいがいしくもてなした姉よりも、ひたすらイエスの話をおとなしく聞いていた妹を褒めています。
それどころか姉は悪くさえ言われる理不尽振りです。
>>740 聖書でも、ライ病患者がこうなったのは彼の両親が罪を犯したからですか?
とかいうような質問がでてきてますよ。イエスはそれを否定して直してましたけど。
779 :
さく・え/ななし :04/08/16 14:38 ID:fNs3dd97
>>777 「安珍清姫」なんか、女の方から夜這いかけてますもんね。
やっぱり、言い訳されて追い返されてるけど。
でもその後、蛇になって追い掛けてくからすごすご引き下がってはいないな。
もしかして、日本の男の方が女に恐怖感抱いてたのかな?
ラプンツェルといえば、あの王子様はそう遠くから通ってたわけでもないのに、どうして失明した途端、自分のお城に帰れなくなって乞食同然にさまよう羽目になったのでしょうか?
お城では誰も王子様を捜してくれなかったのでしょうか?
>>779 王家の跡目を狙っていた親族の謀略にはまり、見捨てられました。
781 :
さく・え/ななし :04/08/16 21:08 ID:yT6Zs6qJ
>>780 すると、もしかして、突き落としたラプンツェルの養母のおばあさんも、親族とグルだったのですか?
782 :
さく・え/ななし :04/08/17 19:58 ID:ZA5H/2sN
そもそも、ラプンツェルを育てたおばあさんはラプンツェルがある年齢まで成長して髪が伸びるまでどうやって窓以外に入り口のない塔に登っていたんでしょうか? そして、王子様のお后にすれば玉の輿もいいとこなのに、なんで腹を立てて王子様を塔から突き落としたのでしょうか?
>782 後半の「なんで腹を立てたか」は、 大事に大事に育てた箱入り娘が 男 を引き込んでいたから、 という説明だったと思う。
784 :
さく・え/ななし :04/08/17 23:59 ID:9NsS0Y3K
test
>782 髪が伸びて、ラプンツェルが美しく成長するまでははしごをかけて登っていた。 年頃になってきたら、悪い虫(オトコ)がやってこないように、と用心をして 必要な都度、髪を下ろしてもらっていた。 つまり、ラプンツェルが小さいうちは用心する必要がなかったから、 はしごでも縄ばしごでもOKだった。
どうでも良い事かもしんないけどさ。 想像すると凄いよな。 それだけの長さの髪は手入れも難しいし、ロープ代わりに使ってたからかなり傷んでるぜ。 ボサボサでキューティクル禿げて、枝毛だらけ。 風呂にも入ってないからすえた匂いに包まれた暗がりの部屋。 部屋の中はめちゃめちゃ長い髪の毛がとぐろを巻いてさながらラミアの様。
787 :
さく・え/ななし :04/08/18 23:58 ID:iZNFXyYk
そんなシチュエイションでそんな娘によく王子様も欲情したもんだな。 よっぽど女に縁のない生活してたのかな?
789 :
さく・え/ななし :04/08/19 21:01 ID:QnJZ6DjO
ところで、王子様でさえ「悪い虫」扱いするとは、あのおばあさんは、何が目的でラプンツェルをわざわざもらって育てていたんでしょうか?
王様か皇帝か、それとも魔王(wへの献上用とか
791 :
さく・え/ななし :04/08/19 23:56 ID:78JdAIVH
>>789 食用です。
「野菜や果物だけ食べさせて育てた処女は極めて美味」という説を聞きつけて、
完全な栄養管理の下に究極の味(または至高の味)を作り上げようとしたんですね。
隣家の奥さんに魔術をかけて胎児の頃から野菜で育てた辺りに
婆さんの妄執的なまでの本気が伺えます。
(もちろん、ラプ母が盗み食いまでして隣の畑の野菜を求めたのは、婆さんの術のせいです)
飼料のほかに「性行為の経験がない=未成熟な固体」という条件もあったので、
婆さんはオスを寄せ付けないよう細心の注意を払っていたわけです。
結局どっかの王子の闖入で台無しになってしまいましたが。
実際に調理する際には、洗浄・剃毛・皮剥・解体などの諸工程を経るので、
>>786 で指摘されたような点は問題になりません。
目的が繁殖用ではなく食用ですから。
>>789 もし食用OR実験体用OR生贄用でないとすると、おばあさんは自分を理解してくれる人が欲しくてそんな事をしたのかも知れません。
疎まれ続けたおばあさんは赤ん坊をさらってきて育てました。
そうすればこの子だけは自分を嫌わないと思ったからです。
しかしやがておばあさんは気づきます。
いつかこの子も嫁に行き、自分から去っていってしまうだろう事を。
そんな事はさせない、この子は私の物だ!歪んだ愛情が暴走する。
そうしておばさんは塔の中にラプンツェルを閉じこめるのです。
…ロマンチックに過ぎるな。
単純に、自分の老後の世話をしてもらうつもりで育ててたのかもね。 なのに、男なんてできたら、自分を置いて二人で出て行っちゃう。 そんなつもりで育ててやったんじゃなーいって怒ったのかも。 つーか、ふつーの親でもよくある話でしょ? 娘が男を引き込んだのに気づいて、ふしだらだって怒るのとか、 娘に家事とか介護をしてもらうために、家に縛り付けておいて結婚させないとか。
794 :
さく・え/ななし :04/08/21 00:19 ID:uR8OCH1I
いや、結構、もっと単純に自分のレタス畑荒らしをした夫婦への執念深い嫌がらせのためだったりして。 一生自分以外の人間知らずに飼い殺しにするつもりだったのに計画が狂ったもんで腹立ち紛れにラプンツェルは追い出し、王子様は突き落としたとか。
795 :
さく・え/ななし :04/08/22 21:20 ID:TxWFBGIR
「ピーターラビットシリーズ」の絵本「ベンジャミンバニーのおはなし」で、ベンジャミンがお父さんうさぎにぶたれてる場面、イラストでは上着から見てピーターの方がぶたれてるんですが、どうなってるんでしょうか? 「作者がうっかり間違えた」以外の回答をお願いします。
スケープゴートです。
797 :
さく・え/ななし :04/08/23 13:25 ID:yglx1Ijl
1.お父さんがうっかり間違えてピーターをぶった 2.ピーターとベンジャミンが上着をうっかり間違えた 3.作者が「ピーターがぶたれた」というのを「ベンジャミンが」とうっかり間違えた どれでもお好きなうっかり間違いをどうぞ。
798 :
さく・え/ななし :04/08/23 14:48 ID:4mjFJcV/
>>797 実際の文章に即して考えれば、1が一番納得できますね。
それにしても、ベンジャミンにそそのかされて猫に脅かされたあげく、ベンジャミンと間違えられてぶたれるとは、ピーターもとことんついてませんね。
>>796 鞭でぶたれると思ったベンジャミンは、とっさにピーターの上着をはぎ取り、かわりに自分の上着をピーターに着せました。
お父さんうさぎは上着をみてピーターを鞭でぶちました。
ピーターは泣いていましたが、ベンジャミンは「ああ、ぼくがぶたれなくてよかった」と思いました。
めでたしめでたし。
…ひでえ。
えーと、マジレスすると、あの話ではピーター、ベンジャミン両方ともぶたれてます。 親父にとってはピーターは甥っ子にあたりますので、しつけとしては当然のことです。
801 :
さく・え/ななし :04/08/24 19:34 ID:/nFR5Z5j
>>800 でもあの話の中の文章ではピーターがぶたれたことはひとことも書いてありませんよ?
名作アニメとしても誉れ高い フランダースの犬 ネロが疲労凍死(ですよね?)で死んでしまうのはしょうがないとして、 パトラッシュの死因は何だったんでしょう? いくら空腹状態でも、雨風しのげる教会の中で犬が餓死ないし凍死するとは思えないんですが。
803 :
さく・え/ななし :04/08/24 23:10 ID:OPwxzz/P
804 :
さく・え/ななし :04/08/25 00:13 ID:5yj8Mll2
「星の銀貨」の女の子がいつの間にか着ていた 新しい肌着は何処から現れたのですか?
805 :
さく・え/ななし :04/08/25 19:43 ID:TSMqKrKI
807 :
特撮板から :04/08/25 23:25 ID:HZSU86hN
「絵にも描けない美しさ〜」と歌われる竜宮城。 しかし!浦島太郎の絵本にはしっかり竜宮城が描かれてあります。 理不尽です、どなたか納得のいく答えをお願いします
>>807 あれらは全て念写なので問題ありません。
絵本の挿絵では竜宮城の美しさは描ききれない、と言う意味です。 ほんものの竜宮城はもっとスンゴイのです。
>>809 そういう意味では世界遺産のほとんどがそうだよな。直に見ると圧倒されるぜ。
>811 そうそう。世界七不思議の一つのエフェソスのアルテミス神殿跡とか。 >圧倒される世界遺産 なんたって柱が一本だけ(w
813 :
さく・え/ななし :04/08/26 19:29 ID:yQBZ5Q/e
「星の銀貨」とか「柄杓の星」とか、空から星が他の物体に変化して降ってきたり、他の物体が星に変化したりというのがよくありますが、星とそれらの物体では大きさが違いすぎはしませんか?
814 :
さく・え/ななし :04/08/26 21:26 ID:hImNDTqZ
>>813 大きさが、と言うより、質量が大幅に違うのが問題ですね。
とはいえ、現代の物理学によりますと、質量とエネルギーは互いに変換可能だということが分かっています。
巨大な質量を持つ星が小さな物体に変わるときは膨大なエネルギーが放出され、
小さな物体が星になるときは逆に周囲から莫大なエネルギーを吸収しているわけです。
そんなエネルギーが出し入れされて周囲は大丈夫なのか、と言う疑念が当然沸いてくるのですが、
つい最近の幻想物理学の研究の結果、童話世界には現実世界に存在する4つの力(強い力・弱い力・重力・電磁力)に続く第5の力・メルヘン力(仮称)が存在することが判明しました。
童話世界で不思議なこと・素敵なことが起こるのは、このメルヘン力が作用しているからだ、と言うのです。
物体の質量変換は、メルヘン力の典型的な発現と言えます。
大質量→小質量の変換についてはメルヘン力にエネルギーが蓄積され、
小質量→大質量の変換の際にメルヘン力からエネルギーが補充されている訳です。
幻想物理学の今後の発展によって、メルヘン力に関わる素粒子の発見が待たれるところです。
赤頭巾が狼に丸呑みされて生還したのもメルヘン力の作用ですか?
816 :
さく・え/ななし :04/08/26 23:11 ID:hImNDTqZ
もちろんです。 シンデレラの靴が脱げたのも、桃が割れたとき桃太郎が真っ二つにならなかったのも、 プーさんだけさん付けなのも、ミクロレベルでは全てはメルヘン力が作用したからです。 でも、 「サンタクロースの正体は?」「メルヘン力素粒子の集合体」 「ヘンゼルとグレーテルはどうやって助かったの?」「メルヘン力が作用した」 「赤ちゃんはどうやって生まれるの?」「メル(ry」 などなど、あまりに根源的過ぎるので強引な解釈としては面白みに欠ける嫌いがあります。 あまりにあんまりな荒し的質問に対する最終手段として、乱用は控えたほうがよさそうですね。
817 :
さく・え/ななし :04/08/27 06:37 ID:Kxk/2wtN
僕の頭もメルヘン力に作用されますた。 「マッチ売りの少女」の冒頭で少女の落とした母親の木靴の 片方は、「子供が出来た時に、揺り篭の代わりになる。」と言って、若者に 持ち去られてしまいました。 揺り篭の代わりになる程大きい靴ってどんなんですか?理不尽です。 どなたか説明お願いします。
>>817 普通の木靴でも十分です。何故かというと、彼のパートナーが人魚だからです。
『人魚姫』では添い遂げられませんでしたが、それ以外にうまくいっている
人魚がいるんです。で、繁殖期になったら木靴の中に水を張って卵を(ry
自分の子供とは言っていませんよね 彼の家には産気づいた犬が待っているのです
親指姫用です。
821 :
さく・え/ななし :04/08/27 21:42 ID:Dx/S6YUi
「マッチ売りの少女」といえば、高校の時、保健体育の教科書に幻覚症状の例として、少女がマッチをすって見た御馳走やクリスマスツリーのことがあげられていて、子供の時絵本で読んで以来の夢が壊された覚えがあります。 この場合、絵本と保体の教科書のどっちが理不尽なのでしょうか?
疲労や寒さのせいで幻覚症状が発生することは、生理学的な事実です。しかし、 マッチ売りの少女がマッチの灯にみたご馳走やツリーも、彼女にとっては同様に真実です。 身も蓋もない「事実」と学術的根拠のない「真実」、どちらが理不尽かはアナタが決めることです。 しかしいずれにせよ、彼女をそんな極限まで追い詰めた社会こそが最も理不尽なのは確かでしょう。 ……マジレスっぽい?
「メルヘン力」でふと。 そもそも人間と動物で会話が成立するのはやっぱりソレ? ・・・スレ違いだしどうでもいいことだけど、「猿の惑星」で人間と猿人間が初見からすんなり英会話できてるのはなんでだろう?
824 :
さく・え/ななし :04/08/28 15:18 ID:jXk8BmKD
>>823 オリジナルの方についていえば、マジレスだけどあの猿たちはもともと英語圏で飼育されてた猿たちの子孫で、彼等の先祖が最初に話した言語も英語の「No」だったそうだから別に不思議はないでしょう。
異生物の会話といえば、「星の王子様」の王子様は自分の星でバラとは会話していたのに、バオバブとはまったく会話がなかったのはなぜ?
>>824 さかさまの木に話し掛けるには王子もさかさまに話し掛けなければならなかったのです。
白雪姫って何でキスだけで生き返るんだ
>>826 本当は死んでませんでした。王子様と結ばれて玉の輿に乗るためだけに
ひたすら死んだふりをしてました。
しかし一概に社会が、社会がというのも芸がない。 ここは彼女にろくに食い物を与えていなかった親方の責任でしょう。
>>827 さらに補足すると小人がこっそりと結婚の儀式を執り行っており、あのキスには「誓いのキス」の効果があり、それを無視することは神への反逆だと脅迫したのです。
当時神への反逆は教会からの破門であり、破門され神から見捨てられる事は最大の恐怖でした。
それに王子には弟などの次位王位継承者という政敵があり、多少のスキャンダルや背徳行為も暴かれ、打倒王子勢力のプロパガンダとして使われる可能性があります。
そこで王子は「ここでこの女を妻にしてしまった方が後々の面倒が少なかろう。物腰に気品があるし、適当な出自をデッチあげればごまかせるはず…」と考えたのです。
なにより一目見てスケベ心が動いた程の美女だし。
結果的に白雪姫は隣国の王女であり、政略的にも身分的にもオールOKの相手であり、隣国の王が支援者についた事で王子の勢力はますます拡大するのでした。
夢の無い私は「メルヘン力」なんて訳のわからないモノをなるべく認めたがらないオールドタイプです。
白雪姫は死んだのではなく、リンゴ喉に詰まらせてそのまま仮死状態になってた、 てな話をきいたことあるんですが。 で、それを王子様が「ものすごいディープな」キスをしたら リンゴが出てきて本人の目も醒めてめでたしめでたしという・・・
>>830 吸い付くような目の覚めるキスで生き返った訳ですか
832 :
さく・え/ななし :04/08/29 17:14 ID:yRAeRZNY
>>826 −831
私が読んだ絵本では、キスしてませんでしたよ。
王子様が白雪姫を抱き起こしたはずみに喉に詰まったリンゴが吐き出されて息を吹き返してました。
キスで目覚める設定では「眠り姫」のほうがどういう仕掛けになってたのか不思議です。
眠り姫のあれは、キスのおかげで目覚めたわけではありませんで、 たまたま目が覚める時期でまだちょっと寝起きでボーっとしてるときに、 たまたま登場していきなり唇奪ったのが、あの王子様だっただけなのです。
834 :
さく・え/ななし :04/08/30 09:51 ID:MZ2zOaPi
ももたろうやかぐやひめでくろひげやったらどうなってたんですか?
835 :
さく・え/ななし :04/08/30 16:35 ID:+f9OP5X+
割れた桃や竹から姿をあらわすのではなく、 桃や竹を割って中から勢いよく飛び出したことでしょう。 刃をかいくぐって真っ二つに斬られるのを避けてのける連中です、 突き刺したところでどうこうなるわけがありません。
836 :
さく・え/ななし :04/08/30 20:14 ID:9VVobyzO
堤防に穴が開いてるのを見つけて手で穴をふさいでたオランダ少年の話(これもワシントンと桜の木同様捏造らしいので童話ってことで)。 気を失うまで手で穴をふさいでるより、自分の身につけていた服とかの布かその辺の草でもつっこんで、自分で大人に知らせに行った方が早いと思うんですが、あの少年は少々おつむが足らなかったんですか?
>>836 戦前の教育が行き届いていない時代では仕方が無いことです
それでも穴を防が無ければならないことを本能的に理解した彼に敬意を示しましょう
838 :
さく・え/ななし :04/09/01 20:48 ID:ZWG1ajYt
「たにし長者」で主人公のたにしと結婚した娘はどこから見てもただのたにしのまんまの夫に心底惚れてるようですが、彼女は異常性愛の変態でしょうか?
>>838 夫のたにしをバイブ代わりに・・・(以下略)
840 :
さく・え/ななし :04/09/04 14:16 ID:Vokd21mF
>>839 結局、やっぱ変態なのかい
「ちびくろサンボ」の主人公の名はアフリカっぽいですが、なんでアフリカのジャングルを虎が何頭も徘徊してたのでしょうか?
>>840 主人公は中国に住み、本名を恥比丘 魯山慕(ちびく ろさんぼ)と言い、
虎(華南虎)に散歩中遭遇したのは極めて自然な事と言えます。
>>840 紆余曲折を経て土人の話になっていますが、原典はシベリア地方の
民話です。原典ではシベリアトラを少年がサンボの裏技でねじふせま
す。
マジレスするとインドのハナシなんだけどね。
ピノキオ ・・・木材がどうやって人間になったんでしょう?
傘地蔵 ・・・あの身体でどうやって歩いたんでしょう? あの金品はいったいどこから調達したんでしょう?
>>844 >あの身体でどうやって歩いたんでしょう?
超級覇王電影弾です。
846 :
さく・え/ななし :04/09/06 16:25 ID:e7QPlYA9
>>843 ギリシア神話のピグマリオンとか、「画竜点睛」とか、
真の芸術家が魂を込めた作品が命を吹き込まれるエピソードは古今東西に少なくありません。
ゼペット爺さんもまた真の芸術家の一人だったということです。
石像や画から生体化したのに較べれば、有機物である木の人形が人間になるくらい不思議でも何でもありません。
>>844 地蔵を作ったのも真の芸術家……ではなくて、仏の法力です。
笠地蔵が歩いた同じ夜、地蔵を粗末に扱っていた家では財宝や食料が突然消える仏罰が下ったといいます。
847 :
さく・え/ななし :04/09/06 19:13 ID:nOB62SEv
>>842 >マジレスするとインドのハナシなんだけどね。
それにしては「サンボ」という名もインド風ではないし、絵本で描かれた登場人物の風俗もアフリカか中南米の黒人風かのどちらかしか見たことないんですが、どういうわけでしょう。
「作者が無知だったから」以外の強引な解釈をお願いします。
>>847 深刻なマジレスになりますが、黒人が拉致られて奴隷として売り飛ばされた先は、アメリカ大陸だけではなかったのですよ……。
>>847 ヨーロッパ人が大西洋を横断する奴隷貿易を始める数百年前から、
アラブ人はサハラ砂漠や紅海を越えて、中近東やインドにまで
黒人奴隷を運んで売りさばいていたのです。
こぶとり爺さんのこぶはどうして着脱自在ですか?
>>850 あれはただのこぶではなく、余分な脂肪の塊です。
鬼達は整形手術のテクを持ってましたので、脂肪吸引や注入が出来たんです。
852 :
さく・え/ななし :04/09/08 21:36 ID:7TaJOrIK
「シンデレラ」は古い形の話では、彼女をいろいろ助けたのは魔法使いのおばあさんでなく、シンデレラの亡母の魂の化身である木や鳥になってるそうです。 そんな能力のある魂なら、そもそも最初から継母・姉がシンデレラの家に入ってくるのを妨害した方が最初からシンデレラは苦労なく幸せになれたんじゃないでしょうか? しないでもいい苦労をさせてシンデレラの心にトラウマが植え付けられたかも知れないのに、それにはしらんぷりの母親の魂の意図が分かりません。
もしかしたら継母や姉達は良い人で、父やシンデレラと仲良く暮らしていたかも しれないじゃないですか。母は、夫と、夫が選んだ人をまずは信用しようと思ったのです。
854 :
さく・え/ななし :04/09/09 20:40 ID:3oQC5Dtq
>>853 シンデレラの服をドレスに、カボチャを馬車に、ねずみを馬に変えたり出来るのに、なんで継母と姉たちが性悪なことを見抜けなかったのかが不思議なんですが
継母達の虐待を受けたからこそ彼女の守りの力があんなに強く働いたのです 加護するものはその対象が本当に幸せになることができるタイミングで働くものです
856 :
さく・え/ななし :04/09/09 22:18 ID:bLDJNAtV
テレパシーの得意な超能力者が念動力も自在に使いこなせるとは限りません。逆もまた然りです。 「強い力を持っている」ことと「万能であること」には直接の関係はないのです。 つまり、シンデレラの守護者(魔法使いのお婆さんか実の母親の霊か知りませんが)は、 変化の術は得意でも人の心を読むことは不得手だった、ということです。
シンデレラの母親の魂は娘を幸せにしてやりたい、という善良なものではありません。 シンデレラに取り憑いた、いわゆる「悪霊」です。 「被害者」がやってくる分に邪魔をしません。 ただ、災いをなすのです。 継母や姉たちのその後をご存知ですか? 真っ赤に熱せられた鉄の靴を履かされ、死ぬまで踊らされたり、 目をつぶされて虫に変えられたりしているのです。
858 :
さく・え/ななし :04/09/10 17:35:38 ID:29UOCYW8
>857 それは白雪姫では?<真っ赤な靴 桃太郎の鬼は、お話を読む限り鬼が島から出ることもなく 普通に暮らしていたのだと思いますが、なぜ桃太郎は鬼を退治しにいったのですか?
幽閉されていた姫、宝物の量などから考えて、 かなり大規模な対外侵略を行っていたとしても不思議ではありません。
860 :
さく・え/ななし :04/09/10 21:31:02 ID:29UOCYW8
姫なんて幽閉されていたのですか? 知らなかった。そうだったんですね。 で、その大規模な対外侵略を行っていた鬼相手に 子供と犬とサルとキジが勝ってしまったのですね!? 一体どんな手を使ったのでしょうか?
方法は重要ではありません。お供についての記録が現実と食い違っていたのです。 つまり、物理トリックではなく叙述トリックだったのです。 犬、サル、キジ、というのは、子供である(世間知らずな)桃太郎にとって そう見えたというだけで、実際は、外見の描写と戦闘力からの推察ですが ケルベロス、孫悟空、鳳凰あたりではないでしょうか。 強いわけですね。神の眷属です。鬼ごときデコピン一発で倒せるでしょう。 たまたま日本遊覧に来ていた彼等は、珍しい食べ物をくれた子供へのお礼として ちょっとお手伝いをしてあげたのです。いいはなしですね。 ところで、浦島太郎とくらげ骨なしの関連性が知りたいです。 どちらも竜宮城が舞台のお話なのですが……もしかして同じ話しなのでしょうか? (猿=浦島太郎)
桃太郎が鬼退治に出かけるのは鬼が悪を(つまり荒らし行為)をしていたから とお話の中にあったんだけど、いろんなパターンがあるからね。 戦時中に書かれたもので桃太郎を先祖が伝えてきた重要なメッセージだった 今までそれを見落としていた 「海の向こうへ攻めてゆき、財をとってこい」という意味だったのだ! みたいな論説を読んだことがある。
863 :
さく・え/ななし :04/09/11 13:18:07 ID:sJ0LWJ6m
>>861 「くらげ骨なし」では乙姫様は病気で寝込んでいるのに対し、「浦島太郎」ではもっぱら元気に太郎を接待していることから見て、両者の話は少なくとも時間的にズレがあると考えられます。
・「くらげ骨なし」の方が先でその後、乙姫様は回復し、引退、若しくは死去した竜王の後を継いで竜宮城を支配してたところに訪れたのが浦島太郎
・「浦島太郎」の方が先の話で、太郎恋しさで乙姫様が病の床に付いたところから始まるのが「浦島太郎」
そのいずれかでしょう
864 :
さく・え/ななし :04/09/11 13:22:50 ID:sJ0LWJ6m
ごめん、 病の床に付いたところからはじまるのが「くらげ骨なし」 の間違いだった
865 :
さく・え/ななし :04/09/12 11:51:59 ID:HPm2Rbf1
「こぶとりじいさん」の鬼達は、なんでじいさんのコブが担保になるほど大事な物だと思い込んだのでしょうか?
867 :
さく・え/ななし :04/09/13 08:14:22 ID:3LFpzOK2
>>863 後者の方が哀愁があっていいですが、
浦島太郎の時代にはすでにクラゲに骨が無いという方が自然だから
「くらげ骨なし」が先でしょうね
868 :
さく・え/ななし :04/09/13 20:47:48 ID:8g25Xlva
>>866 コブとは子供、ということですか?
だとすると、隣り合ったじいさん二人とも子供をほっぺにぶら下げてたことになりますが、どういうことなんでしょうか?
真面目っぽい回答: 童話の内容が時代感覚や採話者の選択によって原形から変化して伝わる例は枚挙にいとまがありません。 「(大事な)子供がいる」という意味でのコブつき ↓ 「子供をコブ呼ばわりするとはけしからん」という運動 ↓ 「身体的特徴」としてのコブにすり替えられる というような変形が起こったのかもしれません。 強引な解釈: ある種の蛙は親の背中に卵を産みつけ、そこで孵化させるそうです。 また魚の中には口の中で卵を育てる種類もいます。 ヒトに近いところでもカンガルーやコアラは親の体の袋の中で子供を育てます。 つまり、こぶとり爺さんもそういう種類の子育て習慣があったのでしょう。
870 :
さく・え/ななし :04/09/14 21:22:34 ID:Idxh7GN9
>>869 こぶとりじいさんて、大きなコブがあるだけの普通の人間かと今の今まで思ってましたが、あなたの強引な解釈に従えば、異種の生物なんですか?
871 :
869 :04/09/14 21:42:18 ID:???
>>870 そういう質問は「『コブつき』の『コブ』は子供のこと」という説に拘泥する868にしてください。
私としては飽くまでも「だとするならば」という仮定に沿って「強引に」解釈しただけです。
872 :
さく・え/ななし :04/09/15 11:30:30 ID:pFlJzC8I
873 :
さく・え/ななし :04/09/15 20:34:56 ID:6ToaXRG3
このスレで途中からマジな受け答えするのは野暮だと思いますが。 答えられなければスルーした方がよいかと。 その通り、おじいさんは二人ともエイリアンだったのです。 これがファイナルアンサーです。
874 :
さく・え/ななし :04/09/17 21:33:37 ID:Fi+iWDxO
「三匹の子ぶた」で最後、末っ子ぶたはオオカミを食べてしまいますが、雑食の豚の子が一匹でオオカミ一頭分食べておなかをこわさなかったのでしょうか?
>>874 喰える時に無理してでも喰うんです。
明日には自分が喰われるかも知れない、何日も喰えないかも知れない。
>>874 食あたり胃もたれ防止のため、正露丸とパンシロンを飲みました。
877 :
さく・え/ななし :04/09/18 21:18:15 ID:kprdgu8c
童話の挿し絵に描かれているお化けの体形がみんなシーツを頭からかぶった(あるいは頭だけ出した)みたいなのは、どうしてでしょうか? やっぱり漫画の影響なんでしょうか?
878 :
さく・え/ななし :04/09/18 21:21:11 ID:ewTcREkN
>>877 あのシーツが本体です。
学術的に言うと、「心霊類、幽霊科、『オバケ』。
一旦木綿はその亜種です。
880 :
さく・え/ななし :04/09/19 13:46:24 ID:4HLX8jjc
>>879 幽霊科には「オバケ」の他に何が属するんですか?
>>880 レイスとかゴーストとか。変わり種では鬼太郎とか。
882 :
さく・え/ななし :04/09/20 14:24:24 ID:H7D18qRz
「花さき山」の山んばはたまたま迷い込んできただけの女の子にどうしてあれほど丁寧に花さき山の花の説明をしているんでしょうか。 ヒマをもてあましてシルバーボランティアでガイドでもやってたんでしょうか?
実は女の子は山姥の後継者だったりして。
885 :
さく・え/ななし :04/09/22 16:20:44 ID:gwklg7G+
886 :
さく・え/ななし :04/09/22 21:33:37 ID:BuDegyvY
西洋の魔法使いはゲーテの「ファウスト」から「ハリー・ポッター」に至るまでなんでほうきがトレードマークなんでしょうか?
>>886 ほうきには「魔を払う」という意味があり魔よけのおまじないとして、そういう人たちの玄関などに飾られていました。
そういったおまじないや薬物調合、ちょっとした相談が役割だったからです。
「魔を払う」彼女たちが後に「魔女」とレッテルを貼られて弾圧の対象になるのは皮肉な事です、とマジレス。
888 :
さく・え/ななし :04/09/23 14:43:12 ID:SE9srAiK
886に強引な解釈をするとどうなりますか?
西洋で初めてほうきを持った魔法使い以外はみんな、先輩たちがほうきを持っているのを見てパクったんです。
では西洋で初めてほうきを持った魔法使いは何故そんなことをしたのかというと、
>>887
日本ではほうきを立てかけるのは「とっとと帰れこの客め」 という意味ですよね。やっぱりそれも一種の「魔を払う」 なんでしょうか。
891 :
さく・え/ななし :04/09/24 20:16:23 ID:UHznmH+a
らしいです。 そういや、「小さな魔女」では主人公の魔女が最後に他の魔女達のほうきを全部燃やしてはしゃいでいましたが、彼女、あの後無事にすんだのでしょうか? ほうきがなくなったくらいで他の魔女達の力がすっかり消え失せるとも思えないんですが。
木に実っている柿を所望している殿様のためとはいえ 放屁で柿の実を吹き飛ばす嫁はいかがなものかと。
893 :
さく・え/ななし :04/09/25 12:44:44 ID:2WZaYPpK
>>892 殿様は嫁の放屁の威力のすごさに目を奪われ、本来の目的だった柿を食すことなど頭からぶっとんでしまいました。
どうせ、気まぐれからのご所望だったし、嫁はご褒美もらって復縁できたし、柿は家来か柿木の持ち主かが処理しただろうし、結果オーライってことで。
それより、最初我慢してる嫁に放屁を許しながら、その威力におそれをなし、去り状を書き、さらに殿様からご褒美もらったからって手の平返す嫁の婚家の態度が理不尽です。
>>891 お忘れじゃないですか?そのあと小さな魔女がかけた魔法のこと……。
895 :
さく・え/ななし :04/09/26 18:01:56 ID:yRD2O9kM
>>894 本当に有効だったんですか、あの魔法?
下っ端魔女にそれだけの力があったのか常々疑問なんですけど
896 :
さく・え/ななし :04/09/26 18:22:50 ID:szsVb57t
あの場面で終わっている以上、「あの物語内では有効だった」と考えるしかないでしょう。 あれが有効じゃないとしたら、あれ以降は別の物語 (復讐に燃えるほかの魔女と、追われる小さい魔女という……童話じゃなくなるな) になる。
897 :
さく・え/ななし :04/09/27 19:51:15 ID:6C9u8llx
896は全然「強引な解釈」じゃないな そんな分かり切ったことをこのスレで読んでもつまらん。 スレ違いの答えだ。 別に攻撃する意図じゃないからムキになって反論しないでね。
「星をつかむ手」で蛇が星を喰うために手を欲しがってましたが、猿とか人間とかを見れば星まで届かないのは明らかなのに何故蛇はそれに気づかなかったのですか?
899 :
さく・え/ななし :04/09/29 22:50:39 ID:T2skGnDW
>>898 猿や人間の手は伸縮自在で星まで伸びるもんだと、勝手に蛇が思い込んでいたからです。
ダルシムが基本だったのですね。
いいえベラボーマンです。
902 :
さく・え/ななし :04/10/03 00:11:27 ID:HRim6May
「ネズミの嫁入り」という昔話で、この世で一番強い者のところに娘を嫁にやろうとした親ネズミ達は、最後めぐりめぐって「ネズミが一番強い」という結論に達しますが、 その論理でいけば嫁にやるやらないは別にして、そのネズミを捕食する猫の方がこの世で一番強いことになるんじゃないでしょうか?
>>902 人間を襲うライオン>猫を飼いならす人間>ネズミを捕食する猫
ここまではいいですか。
で、こっからが重要。ネズミの中でも『英雄』と称される某氏は、
罠にかかって身動きが取れなくなったライオンを助けたことがあるんですね。
その勇敢さ、崇高さにより、ネズミ界ではネズミ>>>越えられない壁>>>ライオンの図式が一般的なのです。
そのため、ネズミ>>(中略)>>>ネコなわけです。
904 :
さく・え/ななし :04/10/03 13:28:30 ID:hFMUyNW3
な〜るほど、イソップとリンクしてたわけですね。 なかなか奥が深い。
また干支決定競争で一位になった事も彼らのネズミ最強論の論拠になっています。
906 :
さく・え/ななし :04/10/03 20:16:44 ID:FF1iIG6o
微妙にスレ違いなんですけど、質問させていただきます。 何故、古代中国で神聖な存在とされた龍が、 西洋で邪悪の化身とされたドラゴンと一緒くたにされるんですか?
単に訳者の間違い。 ドラゴンを和訳する時相当する言葉がないので竜とした。 本来は悪魔とでも訳すのが相当かな。 あれだよ、西洋のGODやアラーを「神」と訳したせいで日本の八百万神概念との混同が起こってしまってるのと同じ。 宗教概念は翻訳するべきではない…と原理主義者のような強引な回答。
908 :
さく・え/ななし :04/10/03 23:04:24 ID:Mqt36psm
>>906 単に形が似通っているだけの理由によるものです。
ちょうど日本の昔話や童話の「狸」が西洋にはいないため、「アライグマ」に変えられてるみたいなもんです。
>>908 東洋の龍(にょろにょろした奴)と西洋の竜(羽根の生えたでっかいトカゲ)では似てないと思うのですが。
ウナギとサンマぐらい違うと思うのですが、その辺りどうでしょうか?
910 :
さく・え/ななし :04/10/04 19:30:39 ID:MJpJfRlv
>>909 きっと最初に一緒くたにした人物には次のように考えたのでしょう。
「人間でもデブとやせがいるように栄養事情か何かの理由で西洋のは太ってて、東洋のはスリムなんだろう」
>>909 そもそも翻訳という作業自体がある意味「異文化の理不尽な点を強引に解釈する」行為なので仕方がありません。
「人里離れた森の奥深くに住み、妖しい術を使う、人とは微妙に異なる種族」という共通点を以って
エルフを「天狗」と翻訳しようとした人物を知っています。
このスレ全体の傾向として、提示された強引な解釈が気に入らなかったといって食い下がって質問を重ねた場合
指数的ないきおいで回答がつまらなくなりスレが盛り下がるケースがしばしば見受けられます。
他人の解釈にケチ付けるくらいなら、自分なりの回答を再提出するかとっとと切り上げて次の話題を捜す方が有意義な気がします。
ネタスレにしてはマジレス多いな、ここ。
「幸せな王子」の燕さんはどうしてあんなに王子に献身的に尽くしたのでしょうか?
>>914 王子像に対する深い愛情のなせる業です。
……というのは表向きの理由で、本当は王子像を憎んでいたのです。
よく言えば博愛的で献身的、悪く言えば八方美人で考え無しな王子の性格を知り尽くし、
「かわいそうな人がいる」と言えば王子が自分の体の宝飾品を差し出すことを予想したうえで、
だんだんみすぼらしくなっていく王子像の姿を内心で嘲笑っていたのです。
やがてボロボロになった王子像が街の人々からも見捨てられたとき、
燕は自分の復讐が完了したことに満足し、自らもその命を終えたのです。
燕がなぜそこまで王子を憎むに至ったかは定かではありませんが、
……王子の性格を考えれば恋愛感情のすれ違いから逆恨みを買っていたとしても
不思議はないような気がします。
916 :
さく・え/ななし :04/10/05 18:22:32 ID:ttPv3rWc
「幸せな王子」といえば、 ツバメの献身よりもむしろ、あんなに不幸な人々のことを思いやっていた王子様がツバメに対しては相手の迷惑も構わず、遂に死に追いやるまで次々と厚かましい頼みをし続けたことの方が謎なんですが?
>>916 善行を奨励する人間というのはそういうものです。燕への迷惑には全く
考えが思い至っていませんでした。
918 :
さく・え/ななし :04/10/06 21:27:56 ID:FP3xAWVJ
>>917 >善行を奨励する人間
上げ足取りになりますが、あの王子様って、「人間」じゃなくて金箔張った銅像じゃありませんでしたっけ?
919 :
さく・え/ななし :04/10/06 22:38:38 ID:/2VU1Xjq
動物や樹木さえも人語を解し操る童話世界にあって 「人間」とは「ことばを話すもの」くらいの意味でもOKです。 つーか下らん揚げ足取りしてんじゃねえよ! 漢字も間違ってるし! 理不尽な点も出せなければ強引な解釈もできん奴は黙ってろ!お前みたいな奴が何か言っても全然面白くないんだよ!
まあまあ。
>>917 の者です。「善行を奨励する、かつて生きていた人間の王子をモデルに作られた
金箔張った銅像」に訂正させていただきます。申し訳ありませんでした。
「シロちゃんはどこ?」 クローゼットやベッドの下にワニやらヘビやら。 そんな家に住んでて大丈夫なんですか? シロちゃん。(と、お母さん)
923 :
さく・え/ななし :04/10/10 12:23:00 ID:pjwdOn6D
実はお母さんは、元は虫類専門の猛獣使いで扱い慣れてるから大丈夫です。
>>906 中東からヨーロッパにかけての宗教が、
7世紀以降ほとんど唯一神教である事が原因です。
東洋の連中は竜を「神」として崇めてた訳ですが、
西洋から来た連中にとっては、それはまさしく「邪教」。
「ほら、東洋の野蛮人はあんなものを拝んでる。
早いとこイエスorアラーの教えに導いてやらんと」という
唯一神教徒特有のおせっかいが働いた事でしょう。
なので間違いというより、意図的に「邪悪なもの」として
西洋の吟遊詩人たちが触れ回ったものと考えられます。
>>918 銅像自体は無生物なので、おそらく製作者の念が宿ったのでしょう。
それでなくてもキリスト教では、つい100年ほど前まで
「人間以外の生物の哀れみなど知ったことか!」という概念が普通でしたから、
銅像に吹き込まれた念もその価値観を引きずっていたものと推察されます。
おお、ヒサビだね。
926 :
さく・え/ななし :04/10/13 19:25:28 ID:rMCetspi
タイトルを忘れましたが、グリム童話で悪人の「お后様は犬の子を産みました」といううそを信じてお后を追い出してしまう王様の出てくる話がありました。 後に悪人のうそがばれてお后と復縁するのですが、そんな馬鹿げた嘘を信じ込むような王様に何でお后様は見切りをつけなかったのでしょうか? その後夫婦でいてもろくなことなかったような気がするんですが。
>>926 お后も当初「自分が犬の子を産んでしまったのではないか?」と思ってしまったせいです。
なぜお后がそんなことを思ってしまったのかというと、身に覚えが……ではなくて、
当時の出産事情に関係があります。
当時は現在ほど衛生環境が整っていなかったせいもあって死産や産後すぐの死亡は決して少なくありませんでした。
またご存知のとおり出産というのは著しく母体を消耗させますから、母親のほうにも手厚い看護が必要でした。
そんなこんなで、母親はすぐに赤ちゃんと対面させてもらえる訳ではなかったのです。
ですから、自分で赤ちゃんの姿を見ていないお后としても、他人の言うことでしか子供を確認できなかったのですね。
まあ、お后に犬の子を産むような心当たりがあった可能性は否定できませんが。
童話世界では別種族の交配が可能なようで、特に神話では雌馬に子を孕ませるとかやりたい放題です。 恐らく「非常に珍しいがあり得なくはない」というレベルの出来事なのでしょう。 もし実際に犬の子を孕んでいたら半人半犬の王子(王女)の話が実際に童話になった事でしょう。 ちょっと残念かも。
「なめとこ山の熊」 の冒頭「なめとこ山の熊の話ならおもしろい」 ・・・読んだら面白いどころか悲しいラスト。 どこにおもしろさがあったの? 宮沢さん・・・
931 :
さく・え/ななし :04/10/15 22:55:26 ID:ES91Drn0
>>929 あれは反語的な表現で言ってるんです。
「なめとこ山の熊の話ならおもしろい。(ほんとは悲しい話だヨン)」
というのが正確な意味です。
932 :
さく・え/ななし :04/10/16 07:10:30 ID:8IUBnoBW
桃太郎と瓜子姫は生まれ方が似ているようですが両者にはなにか関係が あるのですか?
半疑問形です。 たぶんいくつか話をして「つまらない」といわれた後で 「(そんなに言うなら)なめとこ山の熊の話ならおもしろい?」 と半ば逆切れ気味に悲惨な話を始めたのでしょう。
>>932 昔から「ヒムロギ」といって神が木に宿り、その木が付ける実は不老長寿の薬となったり、黄金であったりする現象があります。
神の力を宿した「神童」(文字通りの意味で)を生み出す木があっても不思議ではありますまい。
936 :
さく・え/ななし :04/10/16 22:39:53 ID:GMgKvX5z
昔話の「ホトトギスの兄弟」ではホトトギスの鳴き声は「テッペンカケタカ」となっていますが、うちの方のホトトギスの声はどうしても「トッキョキョカキョク」としか聞こえません。 どうしてこうも違ってるのでしょうか?
>>936 私の地元の山バトの鳴き声は「土屋太郎」と聞こえます。
家の近所では「ホ〜ッ、トトギス!」という説が有力。
王様の耳はロバの耳 自分のロバ耳の秘密を守るため、散発の度にその耳を見た理容師を 消していき、ついには国中から床屋が無くなってしまった王様。 彼には「一人の理容師をお抱えにして城に軟禁しておく」という発想は 出てこなかったのでしょうか? 「王様は耳だけでなく、頭の中身もロバ並だったのです」 というのは無しでお願いします。
軟禁しておくということは彼を監視する人物が必要です。 床屋がその人物に耳の件を口外しないとも限りません。 そのように考えるほど、彼の王は猜疑心が強かったのです。
>>939 実はロバ以下だったのはもちろんなしですよね。
単純に、とてもプライドの高い王様だったから
自分以外に一人でも秘密を知っている者が
いるのが許せなかったのでしょう。
>>941 >自分以外に一人でも秘密を知っている者が
じゃあ、家臣たちはどうなるのでしょうか?
知ってたっけ? じゃあ軟禁する事で 「半年前、一度床屋が城に呼ばれたっきり出てこないそうだぜ。」 「時々男のすすり泣く声がするそうだぜ…」 「あの城に入ったら二度と出てこれないって聞くぞ…」 「ああ、なにかやばいんじゃねえか…?」 ( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` ) という噂が出回るのを避けるためでしょう。ロバの耳以外の事で評判が下がる。
944 :
さく・え/ななし :04/10/19 20:56:06 ID:f/6dDHep
>>939 横道にそれますが、
>散発の度にその耳を見た理容師を
消していき、ついには国中から床屋が無くなってしまった王様。
かなり以前に読んだきりでよく覚えてないのですが、「王様の耳はロバの耳」ってそんな話でしたっけ?
だとすると、掘った穴に秘密をしゃべって埋めたことで、秘密が国中にバレルもとを作ったあの床屋だけ、なんで消されなかったんでしたっけ?
どうも、神話のミダス王版と、その改作版があるっぽい。 やけに暴君なのは改作版のほうで、元ネタではちょっと間抜けな王様が一人の床屋に口止めするだけ。 元ネタでは王様に同情したくなるが、改作版では床屋に同情したくなる。
改作版は「国家権力者は悪者に決まってる」って左翼思想のプロパガンダ作品だから。
なんだ、元版しかしらなかった
948 :
さく・え/ななし :04/10/20 19:08:18 ID:pQ2IAl3f
スレ違いだけど、改作版の方はどういう経過で「王様の耳はロバの耳」とばれたんですか? ふと興味がわいたもんで。
949 :
さく・え/ななし :04/10/21 12:40:17 ID:IjLAkMG3
童話じゃない気もしますが・・・ 中国の寓話で『渾沌』てのがありますよね。 のっぺらぼうに目、鼻などの穴を開けたら死んでしまうという。 あれの意味するところは何でしょう? あと、どうして渾沌は穴を開けられる時、嫌がらなかったんでしょうか? 死んでしまうのに・・・。 あ、ロバの話も続けて下さい。 流れを断ち切ってスマソ
>>948 床屋が秘密を埋めた所に花が咲き、その花が風にそよぐと「王様の耳はロバの耳〜」
という声が響いて、町のほうに流れていったという感じだったと思いますが…
秘密って、花が育つために肥料として吸収できるものなんでしょうか?
951 :
さく・え/ななし :04/10/21 21:25:23 ID:Y5q/TjXA
>>949 どちらかというとマジレスですが、作者である荘子の主張の一つである「因循」(自然な絶対の道理に身を任せていく)を寓話化させたんじゃないでしょうか。
下手に人工の手を加えると身を滅ぼすもとなので自然のままにしといた方がいいと。
で、渾沌は一種の神様だったんで痛みも感じないし、まさか自分が死ぬとは思わなかったんでしょう。
>>950 言うじゃないですか。人の不幸は蜜の味って。
というわけで、新スレヨロ。
というか、ここは次スレが必要かどうかちょっと真剣に考えるべきだと思うのだがどうか。
絵本板全体の中で現在4番目に流れの速いスレ。 ネタが切れない限り続けて欲しい。
というか絵本板の中でここだけチェックしてる香具師は結構いると思う。
>>951 ありがとうございます。
なるほどなるほど・・・考えさせられますね。
957 :
さく・え/ななし :04/10/24 22:35:41 ID:ZKxNDU9h
「目をさませトラゴロウ」に出てくる猟師は毎回トラのトラゴロウに喰われて、その度にまた次の話では登場していますが、あれは全部別人なのでしょうか?
>>957 そう。
名前:○○
職業:猟師
名前:△△
職業:猟師
…なんか刻命館やりたくなったんで買ってくる。
>>886 強引でもなんでもないが衝撃的だったので貼ってみるよ。真実の方が奇だな。
960 :
959 :04/10/26 13:36:40 ID:???
961 :
さく・え/ななし :04/10/26 20:26:30 ID:NJFLTW6y
>>959-960 へえ〜、ですね。
あの時代、そんなにトリップできる薬って何だったんだろ?
そっちの方がなんか興味あります。
なんだか、ほんまかいなぁって気がするね。 当時の、偏見から来るうわさのひとつだったんじゃないだろうか。
トリビア見た? ピーターパンコエー((((;゚Д゚))) ガクガクブルブル
>>963 児童文学板住人だけど、完訳版のピーターパンでは確かにああいう記述があったよ。
「殺す」ではなく「間引く」と訳されていたが。
絵本や抄訳版しか知らないと、原作読んだとき衝撃受けることはあるもんだ。
思ったんだけど、フックって、ひょっとして・・・・ ・・・ピーターパンを目の敵にしてるのも当然なのかも・・・・・・・・?
子供の無邪気さの塊だからね。 無知で無謀で傲慢で残酷でその場しのぎで自意識過剰で偉そうで忘れっぽくて…
>>965 漏れも思った。
そして手下は船長がピーターから助けた人たちなんじゃないかとも…
>>967 そうだね。
ピーターパンの正体?を考えるとフック船長の見方も変わるね。
「今度は右手も頂くぜ!」なんて今見ると感慨深いセリフだよな。
970 :
さく・え/ななし :04/10/31 14:45:58 ID:L1Iy1jEd
漏れはピーターパンを幼少時に読んでトラウマになったタイプだけどな。 「何でこんなのが世界の名作なんだ!?」と布団かぶってガクガクブルブルしたもんだ。 そして初恋の人に「フック船長ってホモっぽいよね」と言われ、 更にトラウマになった十五歳の夏。
このスレは「本当は怖いピーターパン」を語るスレになりました。
974 :
さく・え/ななし :04/11/01 23:30:47 ID:yuE5e2oL
それじゃ、埋め立てついでに別の質問を。 松谷みよ子の「おばけちゃん」に出てくるノンちゃんのパパの絵描きさんは見るからに善人として描かれてますが、そんな彼がコウモリのチータの両親をポケットに押し込んで拉致し去ったのはどういう理由によるのでしょうか?
勿論、コウモリなどはただの畜生。人間様がその畜生を火炙りにして食おうが生き血を啜ろうが飼い殺ししようが、 『動物愛護』の大義名分を掲げる畜生の味方共にバレさえしなければ何の問題もないのです。 拉致なんて上記の行動に比べれば明らかな善事であり、その絵描きは畜生如きに情けをかけてやった、 一般大衆の目から見れば『見るからに善人』です。 人間>畜生、しかし畜生に情けをかけてやるのもたまには必要だと子供に教える、 「おばけちゃん」は優良な絵本と言えるでしょう。 …スマソ。マジで強引に適当に書いた。第一読んでないしなその絵本。 もし本当にイイ絵本だったら謝るヨ。
金太郎といえば酒呑童子、酒呑童子といえば「俺の屍をこえてゆけ」ですが日本の神話をモデルにしたゲームは童話に含まれますか?
977 :
さく・え/ななし :04/11/08 20:49:06 ID:7KhgGN6U
>>976 日本神話が童話であろうとなかろうと、ゲーム自体は金太郎や酒呑童子もひっくるめてどっちにしろ童話には含まれませんが?
舌切り雀でおじいさんがすずめのお宿に向かう途中、3人の男に出会って お宿への道を教えてもらうかわりに菜っ葉とか馬とか牛を洗った水を 桶に5杯飲まされるシーンがあります。菜っ葉とか馬とか牛を洗った、のは ともかく、水をそんなに大量に飲んで平然としていられるおじいさんの身体が理不尽です。
>>978 飲んだ端から尿にして漏らしていました。
980 :
さく・え/ななし :
04/11/15 00:18:16 ID:C6y0K9pp >>978 あのおじいさん自体、その正体は人間じゃなくて怪物だったからです。
さもなきゃ、貧乏人があんなに雀一匹に執着してる余裕あるわけありません。