738 :
◆yk/JpL/Z9U :2008/11/24(月) 02:06:29 ID:l+2P6Ife
全国の教員相手に商売してきた教育産業最大手のある方の話は面白いです。
センセって本読まないでしょ。だから、プレゼンの資料やレジメはできるだけ
文字は少ない方がいいって。図解!これで決まり。
教科書や教材を出してる出版社の営業の人の話も面白い。
私に対しても最初は、他のセンセと同じ扱いでスタートしようとする。まどろっこしいので、
同じではないですよって、最初にはっきり言います。
売り込みをしかけるけど、黙ってろと。パラパラめくったら、商品の特徴や先行商品の
どれを参考にしたか大体分かる。次の改訂のときのアドバイスもする。対抗商品と比べて
強み弱みも言ってあげる。
けっこう、営業の方には有名になってて本社で語りついでくれるところもあって、そういう
ところは非常に助かる。話が早い。アプグレのところとか。
裏話も聞ける。それって、実は業界の真実なんだけどね。
阿呆な教員より営業の方を信頼してる。ダメな営業はダメ出しするけど。
ちなみに、アプグレのところはどの教科も基本的に信頼できます。
間違いがほとんどない。たまに疑問に思って尋ねたら、編集から丁寧な説明がある。
それも信頼できるネイティブを使って、再調査したりしてね。
間違いだらけをいつまでも出してるところもある。
それは言いませんが。
739 :
◆yk/JpL/Z9U :2008/11/24(月) 02:08:08 ID:l+2P6Ife
>手がつけられなくなる
もう治癒は無理でしょうね。レスは資格を問うものばかりです。
そのうち、お前ヒッキーだろうとか、そういうレベルになるでしょう。
740 :
半さん:2008/11/24(月) 02:10:23 ID:Op9TgCRr
>>736 教科書のコンテンツを知っててあたりまえっしょ
授業で生徒と一緒にイヤでも読むんですからw
741 :
◆yk/JpL/Z9U :2008/11/24(月) 02:18:08 ID:l+2P6Ife
>>735 >車のセールスマンだって筆ペン使って
そういう奇抜さと公教育は別だということです。
むしろ、営業は別モノだからそれを上手く利用して目立った。
変わった名前だとすぐ覚えてもらえていいとか、そういうものでしょ。
>>737 うーん、難しくなりすぎです。
メタ認知っていうのは認知活動自体に自省を加えるということです。
これでいいのかなって。
メタ認知にはデータベースやプログラムみたいなものを利用しますが、
それは一つの道具です。メタ認知、すなわち認知行為自体を自分でチェックする
方略を磨くといいということで、ネトでもそれ(セルフチェック方略)が載ってる
サイトがあるようです。しかし、「文章理解」では、そういう一般的な方略より
個別方略あるいは個別スキーマの方が有効だとしています。これは多くの研究の潮流ということで
ある程度信頼できるでしょう。
742 :
半さん:2008/11/24(月) 02:18:31 ID:Op9TgCRr
>>738 本を読まないというより
煩雑な事務処理に忙殺されてるところがあるのでは?
743 :
あ:2008/11/24(月) 02:19:14 ID:gBDEKKf4
メタ認知っていうのは、何をしようとしているのかという意識と
それはどのようにすればいいのかという意識の対象に対する行為を
介在とした掛け合い漫才のこと。
これまでもフィードバックということばをしつこく使ってきたが、
一番肝心なのはこの概念。
ゴルフで玉をまっすぐ飛ばすという目的のために今どのように行為
したらよいかを考えること。その際に経験やら本で読んだ知識やら、
何よりも自分を今とりまいている状況を目的と照らしてどう認識する
かということが大事になる。そういった段取りをする意識がメタ認識
というのです。
(人工知能研究では人工無能がデーターベースが充実すると一見
きちんと受け答えしているようになってくるのはなぜかってことに
関わります。学習ということはそのまんまメタ認知に関わることな
のです。)
744 :
半さん:2008/11/24(月) 02:21:19 ID:Op9TgCRr
>>741 ではもう少し簡単にして
「これでいいのか?」って想いで文章を読む際の
プロセスの総称を「メタ認知」としては?
それが抜け落ちてると「未読」が「誤読」を笑うって
結果につながると想いますが・・・
745 :
あ:2008/11/24(月) 02:26:43 ID:gBDEKKf4
なぜかって。学習の目的は行動の変容だからですよ。
行動の変容とはメタ認識によるコントロールによって行われること
だからです。
話を聞かないというのは実は学習の結果なのです。
テレビの音声は聞き流せばよく、むしろ、こちらから話しかけるて
も無意味です。そのような環境下では話とは聞き流すべきもので、
一方、声を上げるとうは欲求を訴えるものと学習してしまうのです。
だから、話を聞く子にしたかったら、会話するしか方法はないの
です。交互に話すということ自体が難しいときはボールをもっている
方が話すというルールで会話を進めればよいのです。
(ここでもメタ認識の考えが生かされているのです。目に見えるもの
に置き換えることで自分の行動をコントロールするということですね。
ロボットでは力加減というものを認識することはできませんが、圧力
は認識することができます。それをフィードバックするシステムをも
てば、物によって力をコントロールしているように見えるのです。)
746 :
半さん:2008/11/24(月) 02:27:17 ID:Op9TgCRr
747 :
あ:2008/11/24(月) 02:33:01 ID:gBDEKKf4
行為を通さないメタ認知には意味がありません。
自分以外のフィードバックはありませんから。
ところが、困ったことに人間にはバイアスというものがあるのです。
分かっていることだけを知ろうとしたり。
自分の考えを強化する情報だけを選んだり、
反対意見そのものが間違っていると思ったり、
学習の成立にはメタ認知としてこのバイアスに対する自己認識が
必要になります。
光の速さは変わらないという観測結果が正しいとしたら、すべて
の物理法則を書き直さなくてはいけなくなりました。もしも、これ
までの法則は正しかったのだから…といっていたらいつまでも光の
速度が同じになるわけをエーテルを使って説明していたのではない
でしょうか。
748 :
◆yk/JpL/Z9U :2008/11/24(月) 02:35:26 ID:l+2P6Ife
>>740 そうですね。漢字君も書道君も、みなさん狭い。それだけで、しかもまだ小さく
なろうとしている。一般に波及するものがまるで見出せない。学校の外へ出ないと
どうにもならんでしょうね。
小学校の先生は全教科教える。でも、中学校になるとさすがに専門だけになる。
そのあたりで免許の話とか教えられないとか、プライドがどうとか、そんな話も
あったようですが、くだらんのでしっかり読んでませんでした。
塾では、中学の複数教科を教えるのは当たり前ですね。高校生相手でも。
大手になると事情は違うでしょうけど、中小零細は複数でないとつとまりません。
塾でも方針はいろいろあるんでしょうが、中学は基本全教科やってもらうという
ところもある。そんなの無理だよっていうことになるんだけど、それでも学校の
尻拭いできて商売になってるというあたりをガッコのセンセはどう考えてるんでしょうか。
実は文系だけでなく、数学を教えることになるかもしれません、次年度は。
どうなるかは全く未定ですが。塾から一切足を洗うかもしれないし。早く決めてくれと
催促されて困ってます。こちらにはこちらの事情があるから。
現代文は自分でもけっこういい商売してるという思いがある。ガッコを撃破してると。
でも、数学は思い出しながら勉強しないとアカンのやろうと思うとちょっと気が引ける。
やるなら徹底してやる方だから。負けたくないし。
取り合えず、現代文をもう少し極めたい。
749 :
半さん:2008/11/24(月) 02:36:53 ID:Op9TgCRr
>>747 >ところが、困ったことに人間にはバイアスというものがあるのです。
>分かっていることだけを知ろうとしたり。
>自分の考えを強化する情報だけを選んだり、
>反対意見そのものが間違っていると思ったり、
そこんとこは「未読」「誤読」の件で御意
750 :
あ:2008/11/24(月) 02:37:39 ID:gBDEKKf4
書かれなかったのは何かと考えたり、どのような文章構造になっているのか
を考えたり、同じ主張を自分ならどう書くかを考えたり…テキストに対する
行為を含むことになりますよね。
一番最初はテキス通りに音読するってことになるんでしょうが、これは実
は人間は読みやすいように読んでいて、てにをはを変えて読んでいたり、ま
したをますにしてしまって読んでいるものなのです。自分の声を聞くという
フィードバックによってテキストと音声が合致しているのかというチェック
を行うことが読むというところでは一番最初の行為だと思いますが?
751 :
◆yk/JpL/Z9U :2008/11/24(月) 02:42:34 ID:l+2P6Ife
>>742 >煩雑な事務処理
それはあるでしょう。でも、読まない人は暇があっても読みませんよね。
>>744 >「これでいいのか?」って想いで文章を読む際の
>プロセスの総称を「メタ認知」としては?
それでいいと思います。
未読をメタレベルで認知できないのは、もはや治癒不可能です。
しかし、考えようによっては幸せですかね。食べてないのに食べたとか。
要するに、ボケたということでしょう。
752 :
半さん:2008/11/24(月) 02:42:51 ID:Op9TgCRr
>>748 「指導マニュアル」が塾内に存在すれば
トコトン徹するってのもアリだと思いますが・・・
高校数学・大学受験問題をいきなり扱うのはキツそうですね
753 :
◆yk/JpL/Z9U :2008/11/24(月) 02:43:46 ID:l+2P6Ife
ち な み に
メタ認知をメタ認識とすることはありません。
また、認知というタームを認識とすることもありません。
754 :
あ:2008/11/24(月) 02:47:33 ID:gBDEKKf4
数学は論理の学問で、あることをするに対応する手順がもうできあがっている。
そして、その手順の正しさというものも証明されている。
その辺りさえ押さえればオッケー。
まさかオイラーを教えてくれなんて猫くんに言ったりしないってば。
であれば、問題が何を求めているのかという解釈から、その手順を導
き出すという実にシンプルなことです。
(だから、数学は美しい学問だなんていいだす人がいるんでしょ。)
755 :
半さん:2008/11/24(月) 02:48:16 ID:Op9TgCRr
>>751 「意地」で読まないのかもしれませんよw
756 :
◆yk/JpL/Z9U :2008/11/24(月) 02:48:29 ID:l+2P6Ife
>>752 中学ならまだしも、高校以上の数学は自分には無理だと思っています。
実際、他の方の英語の授業を”研修”させてもらって、吐き気をもよおしました。
未来形!連呼みたいな授業を日本史のように板書するのって・・・
757 :
◆yk/JpL/Z9U :2008/11/24(月) 02:50:04 ID:l+2P6Ife
>書かれなかったのは何かと考えたり、どのような文章構造になっているのか
>を考えたり、同じ主張を自分ならどう書くかを考えたり…テキストに対する
>行為を含むことになりますよね。
また、大嘘です。
これはメタ認知とは関係ありません。希望あれば、「文章理解の心理学」を
逐一引用して論じますが。
758 :
あ:2008/11/24(月) 02:52:15 ID:gBDEKKf4
ああ本当だ、メタ認知だね。
ウィキにも載っているのでご確認のほどを。
…吐き気ねえ。わしも猫くんの指導案を読んだときは感じたしなあ。
授業は気をつけないと自分の癖から逃げ出せない。
だから、指導案を書くというのは大事なんだけどなあ。
759 :
◆yk/JpL/Z9U :2008/11/24(月) 02:54:13 ID:l+2P6Ife
>>755 意地ですかw
もう少し、生産的な方向へエネルギーを使った方がいいでしょうに、ねえw
相変わらず、横レスでピンボケw
読まない君、知らない君には困ったものです。
760 :
あ:2008/11/24(月) 02:56:02 ID:gBDEKKf4
自分が用いる方法がどのような問題解決のときに、最も効果的なのかを知っている
どのようなやり方が有効か、十分考えてから課題に取り組む
問題の中の重要な部分に意識的に注意を向けている
自分がどの程度よく理解できているかについてうまく判断できる
問題が解けたとき、自分がどういう方法を用いたかわかっている
問題に取り組んでいるときに、うまくいっているかどうか、定期的に自分でチェックしている
勉強するときは、その目的に合わせてやり方を変える
勉強したり課題を行うときには、計画を立てる
考えが混乱したときには、立ち止まり、もとに戻って考えてみる
がメタ認知能力のチェック項目だそうな。
何が書かれているかを考えながら読む。どのように書かれているかを考えながら読む
ということでいいんじゃないの。というか読むってそういうことだと思うけどね。
批判的に(分析的に)読むっていったところでやっていることはそういうことだよ。
761 :
◆yk/JpL/Z9U :2008/11/24(月) 02:57:22 ID:l+2P6Ife
ウィキでなく、書物で確認しよう。
そういう姿勢が学校では大事なはずですがw
書物を読んでると、認知やメタ認知は毎ページにメタメタ出てくるから
嫌でも「認識」とは言えなくなります。
ということは、読んでないということになるんですよねえw
762 :
半さん:2008/11/24(月) 02:57:37 ID:Op9TgCRr
>>757 「書かれたもの」に対して評価し
次の読み行動を制御・調節する作業とは
かけはなれた説明ですねw
763 :
半さん:2008/11/24(月) 02:58:49 ID:Op9TgCRr
>>759 「お前の能書きなぞとっくに知ってる」
なんてことをアピールするには
足掻いてもらうしかないですねw
764 :
半さん:2008/11/24(月) 03:03:16 ID:Op9TgCRr
>>761 英訳する際も認知を"understanding"と訳す気にはなれませんでした
760の行為そのものは間違いではないんですが・・・
素直に図書館行くべきでは?
765 :
◆yk/JpL/Z9U :2008/11/24(月) 03:04:04 ID:l+2P6Ife
>メタ認知能力
メタ認知の「方略」とするから、技術として指導し強化できる。
ストラテジーとは能力ではない。ストラテジーを駆使することに能力は
関係するかもしれない。だが、そんな生まれつきみたいなことで”弱い””強い”が
決まらないように
「方略」を教授し訓練するということになる。
読んでると、メタ認知は「方略」だと必ずなるはずなんだが。
766 :
あ:2008/11/24(月) 03:13:52 ID:gBDEKKf4
方略だけだとバイアスだけになっちゃうよ。
767 :
◆yk/JpL/Z9U :2008/11/24(月) 03:14:18 ID:l+2P6Ife
>>763 ウィキはじめ、信頼できるサイトさえまともに読んでいませんって。
読んでもあれだけ誤読できるというのが分からんですわ。
アピールって誰に向けてしてるんですかねw
>>764 認知は一般に、cognition, cognitive です。これは用語ですから、どうしようも
ないと思います。
http://en.wikipedia.org/wiki/Cognition 彼も、本当にしっかり読んで自信のあることだけ慎重に言えばもう少しマシになるんですが。
あるいは、教室の現場からの単純な個人的経験主義でものを言えばいいんですよ。
私個人としては、大先生のそんなレベルの話はどうでもいいことですが。
そのうち、絵画の話になるでしょうw
768 :
◆yk/JpL/Z9U :2008/11/24(月) 03:15:51 ID:l+2P6Ife
>方略だけだとバイアスだけになっちゃうよ。
また、無茶苦茶な話にもっていこうとする。
方略って分かってるのかな?w
769 :
半さん:2008/11/24(月) 03:16:05 ID:Op9TgCRr
>>765 p.68に方略に影響を与える要因の表がありますが
読書中はあまり意識してません^^
そんなこと考えてたら疲れちゃうもんw
770 :
◆yk/JpL/Z9U :2008/11/24(月) 03:17:41 ID:l+2P6Ife
今日も大先生からは何一つ学ぶものはなかった。
その点、半さんは立派ですよ。何かを学ぼうとするから。
771 :
半さん:2008/11/24(月) 03:18:14 ID:Op9TgCRr
>>768 「方略」を相手をとっちめる「謀」の意味にとらえてるんなら
そうなりますね
未読はイタイねw
772 :
半さん:2008/11/24(月) 03:22:48 ID:Op9TgCRr
>>767 ただこの「認知」に関する語ってそれ一つで動詞となる
単語が存在しないのが気になるんですよね
前に「have」「take」を添えて動詞とするトコなんかが・・・
将来もっと認知科学が脚光を浴びれば
動詞も誕生するのかな?
773 :
◆yk/JpL/Z9U :2008/11/24(月) 03:24:01 ID:l+2P6Ife
>>769 健康診断のように、たまにチェック表を確認しながら読むのがいいんでしょう。
弱い部分を自覚したら(メタ認知)、それを意識的に強化するようなことをすると
全体として”強く”なる。強化っていうと大げさになるんだったら、そういうことを
ちょっと意識して読む。例えば、意識して既有知識を思い出して関連づけをして読む。
あるいは、課題を自分で作って読むとか。
実はねえ、あの本をここで紹介しているのは自分のためなんですよ。
ここに載せるっていう前提で再読すると、読みが深まるから。
内緒にしたかったけど、課題を持って読むのは読みを強化するには大事です。
774 :
◆yk/JpL/Z9U :2008/11/24(月) 03:35:08 ID:l+2P6Ife
>>772 cognition のサブカテゴリーとして理解や推論などがある。
だから、動詞としては下位範疇のものでいいと思います。
総称ですから。
ただし、coginition は cognize の名詞形だから対応する動詞はあるんですよ。
中辞典では載ってないだけです。recognize から考えるといいでしょう。
「用語」だから、むしろ頻度の少ないものにしたんだと思います。
頻度の高いものは日常語として手垢にまみれていて、それこそバイアスの影響を受けるから。
日本語でも認識と理解は異なった意味を有しますよね。推論もそうです。
そういうもの全部ひっくるめて”認知”とする。日本語の認知も、子どもの認知くらいで
あまり日常語として多用されていたわけではないと思います。用語って、頻度の
低いものにあえてすることが多いように思います。あるいは作るとか。
775 :
半さん:2008/11/24(月) 03:40:59 ID:Op9TgCRr
>>773 こっちとしてはオモロい「珍説」も読めるわけですから
「認識」の補助にはなるんで助かってるんですがねwww
776 :
半さん:2008/11/24(月) 03:42:09 ID:Op9TgCRr
>>774 今あたりまえに普及してる漢語も
かつては頻度の低いものだったんでしょうね
777 :
半さん:2008/11/24(月) 05:07:39 ID:Op9TgCRr
>>767 >アピールって誰に向けてしてるんですかねw
一応ココの住人を経由してますが
ターミナルはあさん自身なのでは?
理解は出来なくてもとりあえず使える(と思い込んでる)
パーツをかき集めて旅してるんでしょw
アンドロメダ星雲内のタダで機械の体をくれる星へ向かうよりも
長旅になりそうですが・・・
778 :
あ:2008/11/24(月) 08:16:48 ID:gBDEKKf4
事前に読み方の作戦を決めて読むことは、それが当てはまらなくても
最後までそれでいってしまうことにもなりかねない。
文章を読むことよりも、問題文をしっかり読む方がテストでの読み方
としては正しいんじゃなかろうか。
779 :
実習生さん:2008/11/24(月) 09:40:12 ID:Y99gyW2Q
ピンボケの反応があるので、以下
>>711の宅配伝票話(
>>731にある通り複写式)に追記。
あれは複写の利便が売りの特殊な用紙。だから強い筆圧で書かないと下まで字が写らない。
つまり焦点は「緩衝なき筆圧」にある。筆記具に緩衝があると困るからボールペン使用。
その意味で「毛筆よりペンが楽とは限らない」。あの文脈には柔剛両極の比較が底流する。
通常は硬筆一般の方が便利だが、複写紙にサインペンは使わない。先端が柔らかすぎる。
>>728の筆ペン云々はサインペンの話でもありますなあ。小学生の頃はよく使ってたっけ。
前稿では小筆にも「別の疲れがある」と書いた。楷書限定で。「だから草略は至極便利」。
硬筆でもダラダラ連綿して書ける。万年筆と違って、鉛筆なら毛筆とさほど変わらない。
ただしこれは下敷を使わない場合の話。筆記具が硬くても紙が柔らかければ効果は同じ。
つまり筆記具でなく緩衝の問題。それを分かっている
>>732がピンボケするのは面妖至極。
「きっと、PCのキーも筆で叩いているはず」…概ね正解。指も筆も柔らかいんだからw
「指に衝撃が直接こないから身体に優しい!」…キーにはバネがついてます。屋上に屋w
毛筆の弾力はキーのバネと同じ役割。なぜ「筆で叩く」などと発想するのか理解に苦しむ。
どうした事か
>>735も筆ペンに釣られてるなあ。あと、今の教科書手本は明らかに悪者よ。
例えば国定教科書の場合、例えば昭和初期の仮名はどれもこなれた書きぶりになっていた。
改悪に向かったのは戦後。そこで仮名感覚がガラリと変わった(古典の大半は仮名優位)。
仮名を原型=漢字から切り離してアルファベット感覚で捉えると、古典感覚もまた遠退く。
仮名単体表記は漢字感覚と接近するのに対し、仮名連綿はアルファベット感覚を指向する。
そうした「仮名の書き分け」が印字翻訳過程で一掃され、ニュアンスは自ずと希薄化する。
>>748には「しかもまだ小さくなろうとしている」とある。細部に神が宿らぬかのごとく。
現代文を極めたいそうだから、これはこれで分からぬでもない。…が、古典の迷惑は困る。
「仮名の書き分け」の黙殺は「書かれた事を書かれなかった事にする」歪曲行為に等しい。
780 :
あ:2008/11/24(月) 09:51:54 ID:gBDEKKf4
現代文の解法について、あの本はやっぱり意味がないんじゃなかろうか?
基本的には授業についての本だと思うが…。
わかったことは、認知心理学にわしは体の方からアプローチし、猫くんは
頭の方からアプローチしたんだなということかな。
781 :
あ:2008/11/24(月) 11:52:05 ID:gBDEKKf4
>>779 嫌味に嫌味で返して段違い平行棒になってますな。これ。
猫くんは知らんがなと言いたいだけですよ。
率直に普通に言うことができない若輩者なんですわ。
まあ、衒学的に書きすぎるあなたも問題があるといえば問題がありますね。
戦前のカナはカタカナですからね。漢字が主役なのも仕方ないでしょうね。
古典の大きな意味は、キミは進歩してると思うだろ。でもね。ってところ
じゃないですか?まあ、六十代の人とナイフで鉛筆を削ってもわかることな
んですけどね。
782 :
半さん:2008/11/24(月) 13:21:12 ID:Op9TgCRr
>>779 そんなに現行が悪なら自分が手本を示すトコだと思いますがね
「古典感覚」が研ぎ澄まされるのだったら
堂々とやればいいってことです
783 :
半さん:2008/11/24(月) 13:24:42 ID:Op9TgCRr
>>780 未読なんだからあさんには「不要」ってことでしょw
あたりまえです
784 :
半さん:2008/11/24(月) 13:32:48 ID:Op9TgCRr
>>781 >衒学的に書きすぎるあなたも問題があるといえば問題がありますね。
読解に手を焼いてはおりますが
あさんほどの軽率さは見受けられません
むしろ変体さんにはそのスタイルを通してくれたほうがこっちとしては
参考になります
785 :
半さん:2008/11/24(月) 14:01:07 ID:Op9TgCRr
>>779 >仮名単体表記は漢字感覚と接近するのに対し、仮名連綿はアルファベット感覚を指向する。
ちょっと具体例がないとわかりづらいですね
それとも単にブロック体と筆記体の視覚や筆圧、筆記スピードの差になるって意味ですか?
786 :
半さん:2008/11/24(月) 14:07:36 ID:Op9TgCRr
>>785 ちょっと変な質問文かな?
>それとも単にブロック体と筆記体の視覚や筆圧、筆記スピードの差になるって意味ですか?
↓訂正
それとも単に英語のブロック体と筆記体で見受けられる文字の形、筆圧、筆記スピード等の差が
仮名表記に表れるって意味ですか?
787 :
実習生さん:
読み返したら
>>779第二段後半が不尽。「概ね正解」は嫌味だが第三段は嫌味の意図なし。
むしろ現代文基準なら古典は整理不徹底で明晰さを欠くし、敢えて整理すれば藪蛇になる。
例えば
>>785。通常は連綿表記するから、欧文の分かち書き状に息継ぎする事は当然可能。
読み書きの呼吸に応じて変化するため分かち書きの体裁にはならないが、近い要素はある。
ところが単体となると別の 印 象 が出てくる(←ワープロなら、こんな表現に相当?)。
それを仮名でやる。字源に遡らずとも、体裁の違いで表音文字と表語文字の印象差が出る。
だからややこしい。自筆本と写本の違いもある。写本は読み手の呼吸で書かれるから尚更。
自筆本の呼吸を模倣したり、読み手の呼吸で解釈的に写したり。(臨本の問題と重なる。)
現代人も同様。例えば『芭蕉自筆 奥の細道』(岩波書店)P.7に「於くの細道」とある。
表記変更には理由があろう。それらが活字化の流れに呑まれ、やがて無関心へと埋もれる。
中身は変わらないのに代わっている。微々たる差異が「どうでもよい」と結論されていく。
私も実際「どうでもよい」。…以前、音楽雑誌を見たら指揮者と音楽学者の対談があった。
学者が譜面の記号を指摘すると指揮者が反応した。「こう演奏しなければなりませんね」。
CDを聴いても私の糞耳では判別できないが、指揮者毎の演奏の違いなら漠然と楽しめる。
似た事を国語のプロが指摘。それに対して、例えば
>>745の反応が。どちらも勉強になる。
>>781。戦前カタカナは歴史的な平仮名中心文化と拮抗。判別容易だから軍事的にも利便。
>>782。民間手本なら無慮数百本ある。慮ったら改悪になった(CIEへの遠慮が継続中?)。