【社会人向】教員資格認定試験Part7【国家試験】

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2実習生さん
3実習生さん:2007/11/20(火) 17:07:50 ID:eecLj9K/
【小学校の概要】(過去スレ等より)

・認定試験で取得できる小学校の免許は二種。一種や専修への格上げは通信制大(院)や
 国立大教育学部・研究科等で単位を取る。格上げ時の教育実習は不要(教育職員免許法
 施行規則10条の6 の適用可(二種免に係る別表三欄の単位は修得したものとみなす))。
・社会人を対象とした試験だが学生も受験可能(学生の合格率は不明)。
・一次の難易度は中学校教科書〜センター試験程度。学習指導要領(同解説)からの出題も
 ある。「算数」と言っても内容は数学。
・合格基準
(一次)
 教職(T)・択一式= 満点の6割以上を合格とする。
 教職(U)・択一式= 選択した6教科の満点合計の6割以上を合格とする。
(二次)
 教科・論述式= 満点の6割以上を合格とする。
 教職(V)・実技= 選択した2教科の満点合計の6割以上を合格とする。
 口述試験= A、Bの2段階評価とし、Aを合格とする。
(指導の実践)・・・通称「三次試験」
 授業観察・討論・レポート作成(子どもの見方・指導案作成など)=採点合否基準等不明。

・三次(指導の実践)試験は付属小で行われるため、受け入れ人数の関係から他校種免許の
 無い者の二次合格には定員がある? 二次は地方が合格しやすい? などの噂も根強い。
・2004年まで試験の最大のネックは二次の論述と言われてきたが、2005年からは論述、
 実技ともにバランスよく学習(練習)することが大切との意見も多くなっている。
・論述は教科によって当たり外れがあるので選択は慎重に。
・最終合格率は平均して約1割。
・試験問題は実技も含め2000年から全国共通になっている。市販の問題集の中には共通に
 なっていない古い情報も出回っているので注意。
4実習生さん:2007/11/20(火) 17:08:25 ID:eecLj9K/
・定評の主なテキスト、参考書
 一次= ランナー、オープンセサミ、パスライン、教セミ、学習指導要領、各教科の
     学習指導要領解説(文部科学省)など  (中学高校レベルの参考書類は省略)
 二次= 学習指導要領解説(文部科学省)、「教員採用試験のピアノ」(玉川大学出版部)、
     教採試験用面接対策本など
    (教科によって異なります。受験教科の過去問を分析の上、教員向け実践本などの追加を)
 三次(指導の実践)= 教育実習の参考書、具体的な指導案の見本など

・二次受験者層に多いのは他校種免許取得者。地方国立、MARCH クラスの出身者が多い感じ。
・不合格者が、出題ミスの発覚で4年後に合格したケースもあり。
・認定試験による免許取得見込で採用試験を受験できる地域もある。年度により対応が異なる場合も
 あるので、希望する地域の教育委員会に各自問い合わせを。認定試験が不合格ならば採用試験の
 結果は取り消されます。
・試験会場で初対面の人との名刺交換やメアド交換はトラブルの原因になりかねないので慎重に。

5実習生さん:2007/11/20(火) 17:09:24 ID:eecLj9K/
小学校の実技試験(教職に関する科目V)過去の出題

【音楽実技】
両手でピアノ伴奏しながら歌う(楽譜は受験生が各自用意する)
2000年 春がきた
2001年 おぼろ月夜
2002年 われは海の子
2003年 冬げしき
2004年 もみじ
2005年 ふるさと
2006年 おぼろ月夜
2007年 冬げしき

【図工実技】カッコ内はテーマ
2000年 ポスター(校内美化)
2001年 鉛筆淡彩画(手のひらに卵)
2002年 詩から連想する水彩画(「私の耳は貝の殻、海のひびきをなつかしむ」)
2003年 タングラム =切り絵のパズルみたいなもの(人と動物)
2004年 自画像
2005年 ポスター(環境問題)
2006年 鉛筆淡彩画(紙の形を変え<折る・丸める等>、それを手にしたところ)
2007年 鉛筆淡彩画(形を変えた紙<折り目2ヶ所、曲面ある立体>と、テニスボール)
 注)鉛筆淡彩画は「透明水彩絵具」指定
6実習生さん:2007/11/20(火) 17:10:03 ID:eecLj9K/
【体育実技】
4分野全て(受験者の多い会場では班に分かれ交代で全てをまわる、夕方までかかる会場もあり)
 ・器械運動(下記参照)
 ・陸上運動(短距離走、障害走、跳躍等)
 ・ボール運動(リフティング、バスケットシュート、手足によるドリブル、スロー等)
 ・表現運動(1分間演技をする。テーマは下記参照。2006年から40秒程度に時間短縮)

(器械運動)
 2000年 マット
 2001年 鉄棒
 2002年 マット
 2003年 マット
 2004年 鉄棒
 2005年 マット
 2006年 マット
 2007年 マット

(表現運動テーマ)
 2000年 激しい
 2001年 急いでいる
 2002年 伸びる・縮む・回る
 2003年 激しい
 2004年 激しい(身近な生活や自然から)
 2005年 激しい(身近な生活や自然から)
 2006年 激しい(自然や日常生活から)
 2007年 激しい(自然や身のまわりから)