経研院生の雑談部屋

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200名無しさん@お腹いっぱい。
先程、投稿した内容(>>186-190, >>193)の「公開市場操作とその効果」以下の後半部分(>>190, >>193)に誤りがありました。
訂正します。その内容は以下のような内容です。

IS曲線は間違えていませんでした。LM曲線が間違えていました。

大変お騒がせしています。
***

2つの経済統計の相関関係
腕白
2010年12月4日

名目GDPhttp://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/qe103/ritu-mfy1031.csv
資本ストックhttp://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/stock/h20y_stock_all.xls
基準割引率および基準貸付利率,M2とM3,国内企業物価指数
日本銀行時系列統計データ検索サイトhttp://www.stat-search.boj.or.jp/index.html

Excelを用いて相関係数を計算していただけたら幸いです.
統計の数字は,一度メモ帳にコピー&ペーストして,
さらにその数字をコピー&ペーストして計算しなければ,
計算結果が間違うので注意が必要です.

名目GDPの前年度比の各階級と平均の差の総和=-3.00001
資本ストックの前年度比の各階級と平均の差の総和=1.1
基準割引率および基準貸付利率の前年度比の各階級と平均の差の総和=6.91885
M2とM3の平残前年比の各階級と平均の差の総和=9.99994
国内企業物価指数の前年度比の各階級と平均の差の総和=-1.13333

この続きは以下のリンク先にあります.
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/economics/1288525727/186-189
201名無しさん@お腹いっぱい。:2010/12/04(土) 21:29:41 ID:cwTdOsfv
>>200の続き
名目GDPの前年度比の各階級と平均の差の総和=-3.00001
資本ストックの前年度比の各階級と平均の差の総和=1.1
基準割引率および基準貸付利率の前年度比の各階級と平均の差の総和=6.91885
M2とM3の平残前年比の各階級と平均の差の総和=9.99994
国内企業物価指数の前年度比の各階級と平均の差の総和=-1.13333

名目GDPの前年度比と投資ストックの前年度比の間には負の相関があります.
名目GDPの前年度比と基準割引率の前年度比の間には負の相関があります.
基準割引率の前年度比と投資ストックの前年度比には正の相関があります.

名目GDPの前年度比が上昇すれば,投資ストックは下落します.
名目GDPの前年度比が上昇すれば,基準割引率は下落します.
基準割引率の前年度比が下落すれば,投資ストックの前年度比は下落します.
したがって,縦軸に基準割引率の前年度比,横軸に名目GDPの前年度比をとった座標上において,
投資ストックは右下がりの曲線となります.
202名無しさん@お腹いっぱい。:2010/12/04(土) 21:30:59 ID:cwTdOsfv
>>200-201の続き
貨幣供給量の前年度比と基準割引率の前年度比の間には正の相関があります.
名目GDPの前年度比と基準割引率の前年度比の間には負の相関があります.
貨幣供給量の前年度比と名目GDPの前年度比の間には負の相関があります.

つまり,貨幣供給量の上昇に伴って名目GDPの前年度比は上昇せず,それは下落します.
また,基準割引率の下落に伴って貨幣供給量の前年度比は下落します.

したがって,縦軸に基準割引率の前年度比,横軸に名目GDPの前年度比をとった座標上において,
LM曲線は右上がりの曲線にはなりません.

i
↑\ 
| \
|  \IS
+−−−→Nominal GDP
この座標上でIS曲線は右下がりの曲線となります.
この座標上でLM曲線は右上がりの曲線となりません.
203名無しさん@お腹いっぱい。:2010/12/04(土) 21:32:13 ID:cwTdOsfv
>>200-202の続き
ゼロ金利政策が最適
買いオペレーションして基準割引率を下落させ,貨幣供給量の前年度比を下落させれば,国内企業物価指数と名目GDPのそれぞれの前年度比が上昇するでしょう.
また,売りオペレーションして基準割引率を上昇させ,貨幣供給量の前年度比を上昇させれば,国内企業物価指数と名目GDPのそれぞれの前年度比は下落するでしょう.

つまり,マイナス金利を含むゼロ金利政策が現行の制度の中で最適であるといえます.

マッカラム・ルールは,以下のように訂正した方が量的緩和政策によるデフレーションの経験を説明できるでしょう.
このルールを用いる場合,名目成長率が目標値より高ければ,金融引締め政策によりマネタリー・ベースの増加率を中立値より高くします.
また,このルールを用いる場合,名目成長率が目標値より低ければ,金融緩和政策によりマネタリー・ベースの増加率を中立値より低くします.

***
何度も投稿して申し訳ありません。