702 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:
>>701 文化的な生活というのは憲法の言葉だよ
だから国民が文化的な生活をできるように考えないと
もちろんこれは国民に「文化的な生活」を強制するということではなくて
望む人には可能であるようにするということね
「文化的な生活」については政治的に定義の幅はあるけど
少なくとも憲法解釈から言って精神論だという主張は通らない
明らかにその定義には金銭的な側面が含まれていてこれは経済学の問題でもあるんだ
もちろん「善く生きる」こととは何の関係もないし「公正としての正義」の問題とも別の問題だ
そして明らかに効率性とは矛盾する場合があることは前に示した
さてこの問題についてどうするべきかというのが問いかけね
おれの意見としては前に書いたように解決策は所得移転政策しかないと思っている
さらに例えばBIや負の所得税のように働くことと両立できる制度である必要があるだろうと
この考えからすると
BIというのは経済学的に取り得べき政策の有力な候補の一つだと言えるのではないだろうか
>>702 > おれの意見としては前に書いたように解決策は所得移転政策しかないと思っている
> さらに例えばBIや負の所得税のように働くことと両立できる制度である必要があるだろうと
それはそういう意見もあるかもしれないが、まず第一は
効率的な資源配分による経済的効率性の追求を通して税収を確保しなければイケナイ
つまり、自由主義社会の原則まずありき。
その上で富裕層が豊かになった以上の便益を最も恵まれない所得層へ
所得の再配分をする。最終的には家計所得が国家全体の平均所得に
最も分厚い層をなすような社会を目指す。つまり相対的貧困層を減らす。
これがグランドデザイン。
従って国民の大多数が中間層である社会を形成させるためには
より富裕な人(法人も含め)たちから傾斜配分的に税金を取り
より貧しい人には逆に相対的貧困の基準家計所得以上に近づけるような
実質的な政策となる。さらに加えてより貧しい人たちに対する給付形態は
基準所得未満をある程度補填するBIが有効と同時に
貧しい人たちからも自発的な労働参加が得られやすいように
金銭だけでなく現物的な支給も行う(住宅・教育)
徴税の形態は傾斜的にである方がグランドデザインから最も望ましく
よって累進課税制度を有効活用する。
BIや住宅政策教育政策拡充を通じて生涯通じて労働参加促せれる以上
定年制度や年金制度は完全撤廃する。その代わり一定条件以上であれば
誰でも住宅・介護・医療といった現物ないしBIによる社会保障給付を行う
社会保障が所得格差是正であるという目的である以上
その財源の徴税に関しても逆進性の強い間接税の強化は避けるべき。
>>703具体的に達成するためには
・民間保険業界における生命保険や医療保険への規制強化
・求人差別への刑法的処罰と徹底した厳罰化
・労働規制は雇用形態によらず差別的待遇つけない
労働規制を侵した企業への刑法的厳罰化
・間接雇用は原則廃止と広範なパートタイマー正社員増加政策をとる
・持ち家主義から賃貸集合住宅中心への住宅政策の見直しと
大幅な公的住宅供給の増大と所得による傾斜的家賃設定の実現
・奨学金制度の無償化。ある程度の規模以上の教育機関は
就業しながら通学できる環境を強制する
・一元的な経営者側と労働組合側による協議の場を設ける
・不労所得は国籍を問わず増税。土地資産税は除く
・日銀の独立性はかなり弱める。少なくとも重要政策は財務省との協議の上で決定
あと、橋本政権が行った金融ビッグバンは全てごわさんにするね
・非効率的で経済の不確実性を高める直接金融への参入障壁を
参入不可能なぐらいに引き上げる。
・郵便と国鉄とNTTとJTは出来れば再国有化
・租税逃避を防ぐために徴税協定を各国と結ぶ
タックスヘイブンへの迂回資金も含めて国際協定で原則禁止
タックスヘイブンとは出入完全管理許可制
・匿名口座は全面禁止
・株式会社設立はきちんと1000万円集めてから作るようにする
要はペーパーカンパニー防止
・時価会計方式は完全撤廃。
・国民所得計算など経済統計は85年以前物へ変更