ウォルマートが日本に進出!!!  5店舗目

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クロスMDってのはラインロビングに関係なく、違うカテゴリーの
商品を生活場面を切り口として展開する陳列の形。
ラインロビングとは、例えばウォルマートのドラッグやトイ売場において、
それぞれの専門店であるウォルグリーンやトイザラスを凌駕する品揃えを目指す
ことを意味する。
948金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/09/15 11:41:21
>>947
品揃え増やすだけなら、横文字で呼ぶほど難しいことじゃないじゃん。
バイヤーがちょっと気を緩めれば直ぐに増えるでしょ。

もしかして、そこでSKUの出番なわけか!?
たとえば、「りんご」は一つのアイテム。
しかし、バラ売り、2個パック、3個パック、5個パック、24個入箱売は、
それぞれ別のSKUとなり、SKU数は5となる。つまりPLUコードの数だけ
SKUは存在することになる。
ああ、そういえばサトウのご飯もバラと3PはJANコード違うな。
951金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/09/16 20:42:56
ウォルがサプライヤーから受けるリベートはロールバックだけ?
952金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/09/16 20:48:09
コールバックも
Lee Scott considers a new way to run Wal-Mart
http://www.economist.com/printedition/displayStory.cfm?Story_ID=3172658
クーラーバッグも納品後に返却される
>951
マジレスするけど、リベートとか無いからベンダーも安く出せるんだろ?
956金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/09/19 00:57:52
>>955
いえ。全量取引停止を喰らうと会社が傾くから、仕方なく安く出すのです。

まあ、取引先開拓の努力を怠って、1社依存度を高くしすぎた奴には
自業自得でございますことよ。
957金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/09/19 05:39:23
>955
NET−NETプライシング(リベート等のアローワンスを差し引いた丸裸の原価)
の商品がEDLPになると思います。

昔はALWAYS LOW PRICES ですべての商品をEDLPにしようとしたそうですが。
ウォルはDCとTC(クロスドック)と店直納の3つの補充フローをもち、それに合わせて
商品群も大きく3つに分類しています。

補充頻度の高い商品=高回転商品はDC。低回転商品はクロスドック。
どの物流を通るかで、サプライヤーのコストが変わるので、
商品の原価は変わるのでは?

つーか、物流の違いはメーカーの規模の違いだよ
959金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/09/20 01:07:32
>>957
それは、メーカーを脅して安く仕入れていることに対する言い訳だよ。
ほっとくと、独占禁止法で訴えられかねないし、株主にも努力した結果だと説明しやすい。
それに、それだとEDLPの方が、特売価格より高い事を認めてしまうことになる。


あと、物流費だけで、大きな差がつくわけがない。もともと、問屋は地域配送センターで、
色々な小売店向けの奴を一緒に配送する事でコストを下げているんだ。各地に物流
センター建てて自社物件でやるのか、社外の流通業に設備投資させるのかの違い。

問屋とセンター配送で物流費の比較をすると、かなり差があるように見えるけど、その
差異は、問屋の営業経費(販売費)の部分が大きい。実体は、バイヤー部門に負荷が
かかっている。ウォルはアーカンソーにバイヤーがいるから、メーカーのアーカンソー
行脚の経費が余計にかかる可能性もある。こういうのも、本来は売価に反映されるコスト
だからね。
960金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/09/20 01:21:48
959に追加で、

物流経費の1/3〜1/2は人件費だと思う。で、小売店サイドの方が人件費が安いので
あれば、自社でセンター用意した方が安いし、問屋の方が給料安いのであれば、問屋
にやらせた方がコストが下がる。ウォルマートのブルーカラーは、アメリカの平均的な
ブルーカラーよりも賃金安いとかあるんでないのかな?

日本のスーパーなんかだと、ホワイトカラー・ブルーカラーが未分化なところがある
のと、バブル期に人手不足・賃金高騰で、パート・アルバイトよりも社員の方が安心
安定だったから、低賃金労働者の活用が遅れていた面もあると思う。ちなみに、今は
失業率が高くなって久しいので、どこに行ってもパート・アルバイトだらけ。日本の物流
コストの問題は、実はもうとっくに解決している可能性がある。

そのほかにも、流通は物量が細かくて多いので、受注入力・発注FAX送信などにも
相当人手がかかっていた。1日に、1営業拠点でFAX100枚とか打つわけさ。それが
EOS発注になったりする事で、明らかに営業周りの事務員が減った。これもでかい。

実際、とある卸売業に勤めているけど、1998年くらいから見ると、商品売価が30%くらい
下がった上に、粗利益率も25%くらい下がってしまった。売上一定なら粗利益額は半減
している計算になるけど、それでも経常利益率は、以前より高くなっていたりする。
アメリカの場合、大手メーカーは自社物流機能を持っているので、問屋は必要ない。
ウォルマートも自社で物流を完結できる。EOSなんて20年前かやってるよ。
962金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/09/20 03:59:17
>>961
つまり、ウォルマートの先行者利益は無くなったっちゅー事でしょ。
963金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/09/20 14:54:24
日本でもEOSは70年代からやっていますが。
70年代前半には全銀手順が出来ているし、JCA手順だって80年に
標準化されたわけで、20年前だとむしろ遅いような。

まあ、大半のパパママは未だにJCA手順だったり、FAX発注だったり
するんだけど、規模の拡大を求めずに地域密着でいくなら、敢えてやる
必要ないかもな。


それと、アメリカの大手メーカーが自社物流機能を持っているのは、
問屋が発達しなかったからでしょ。全米展開するには、メーカー自身
の自社物流に頼るしかなかった。これは、
1.配送距離がとても長い
2.店側に在庫受入スペースがあり、まとめ買いによりコストダウンできた
の2点が理由かなと。日本は、江戸時代から全日本物流網があったし、
狭い地域で狭い店舗を効率よく使って運営していたので、在庫は近場の
卸問屋に出して、毎日配送させた方が効率的だった。

地域性が違うのに、アメリカマンセーしてもしゃーないと思う。
964金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/09/20 14:59:28
逆に言うと、日本は卸部門が発達しちゃったので、メーカーが自社物流を
持つことなく今まで来てしまった。一部、キリンとか花王とかがしっかりとした
ものを持ってるけどね。


小売店から見て満足がいくものとは到底思えないアメリカの当時のメーカー
物流では、ウォルマートみたいな企業が、それなら自分でやろうと思うのも
わからないではない。

日本だって、既存の問屋の仕事スタイルが、コンビニに合わなかったことから
コンビニ専門の流通が出来ているしね。
965金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/09/20 16:13:55
ウェルマートで買い物してますって言うのが恥ずかしかった
966金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/09/21 00:53:28
>>957
それは、メーカーを脅して安く仕入れていることに対する言い訳だよ。

ウォルは、メーカーと共同して販売・数量計画を作っている。
それがメーカーの生産計画に反映されてる。
商談するとき、普通は、前年より多い数量を提案する。

ってことは、ライン増設や工場の稼動率上昇等により、労務費等はその数量で
配賦されて、原価はさらに安くなる。

また、メニュープライシング(あらかじめ決められたメニューに応じて、
配送コストの節約分を原価より割り引く)もある。

さらに、ロビンソン・パットマン法で、原価を割って販売はできないっていうし。
どうなんでしょうね?
藻前ら、それよりカルフールが撤退するらしいぞ
968金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/09/21 17:36:15
>>966
そこまで言ったら、資本が独立している意味ってあるの?
969金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/09/21 17:42:00
>>966
それって製造原価の話?

総原価ならロビンソン・バットマン法を守ったら、営業赤字企業は
存在できない事になるよね。なんか不思議。

で、製造原価割らない売価でOKなら、営業費の割り振りなんて
ナンボでもできるし、製造原価かそうじゃないかなんて結構曖昧な
気がするが。


それと、ライン増設したら普通人が増えますが。販売量が増えて減るのは営業費だと思うよ。
みんなが思っているほどコストはリニアじゃない。
設備入れると階段状に投資が発生するし、新しい設備は償却費もかかる。
970金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/09/22 08:49:03
>>969

総原価ならロビンソン・バットマン法を守ったら、営業赤字企業は
存在できない事になるよね。なんか不思議。

そうなんですよね。リベートなしでは、利益がでない代表がSM業界です。

         リベート比率     営業利益率
クローガー    5.3%         5.2%
アルバートソンズ 6.2%         5.0%
セイフウェイ   6.5%         5.2%
 (ビジネスウィーク 2003 4月)

米のSM業界では、サプライヤーから受け取るリベートの売上高に対する比率が
、営業利益を完全に上回ってます。

ウォルでは、ロールバック以外(?)のリベートは受け取らず、すべてが
原価に反映されている。ようは、EDLPの売価が、原価を割ってなければいい話で、
製造原価かどうかなんて意味ありませんね。
971金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/09/22 10:26:04
>>969
設備入れると階段状に投資が発生するし、新しい設備は償却費もかかる。

固定費比率があがると一般的に限界利益率がたかまり、価格を相当低くしても
利益がでる。もちろん、損益分岐点を上回る販売数量の増加が必要ですが。
減価償却費は、キャッシュフローの増加になります。
972金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/09/22 10:54:00
>>970
「アメリカって変な国」ってのが率直な印象。

というか、これって、メーカーの「表示価格維持政策」じゃないかと。
日本だと、有力企業に見積もりだした売価が漏れて安価な価格だけ
が一人歩きして、市価が下がったりしてしまう問題を避けるため
伝票価格を高めに設定して、リベートで実際に価格に精算するの。

アメリカの場合は逆に安値出ししたら独禁法訴訟で訴えられたみたい
な例もあるんで、出精値引きみたいな形にしているんじゃないの?

それから、日本でも特売日は、特売日対応の別途値引きをもらって
いるから、日々の仕入原価と売価は折り合っているんじゃないかと。
あれは、メーカーサイドの販売戦略として始まったものだから、伝票
価格には反映されていないかも知れない。まあ、常態化しすぎて意味
が無くなって、ただの値引きの理由にされてるってのはあるけど。
973金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/09/22 11:05:18
>>971
なんか、いくつかの前提をはしょったインチキっぽい回答だな。

1.それはU字型の長期費用曲線の左側にいるとき限定の話
2.数量の増加が設備投資による総費用ジャンプ分を十分にカバーできなければ
  利益が減少する。一定数量の買取保証がなければ不可能。
3.そもそも買い手独占では、メーカー側に利益が出る事は希
4.取引先の1社依存度を高めることは、経営戦略としては下策。
5.減価償却費というか、設備投資は、「売れれば」営業キャッシュフローの
  増加要因となるが、「確実に」投資キャッシュフローの赤字要因となる。
  まあ、そのこと自体は悪いことではないが。この辺は揚げ足取り。
ったく、小売業で原価といったら仕入原価のことにきまってんだろ
メーカーの原価なんて知ったことじゃない。
976金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/09/23 00:14:06
>>974
SCMにおけるメーカーの原価について語っているんだが。
それはメーカーの中でやる話 
978金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/09/23 14:01:52
だから、ウォルに脅されてメーカーが原価割れ販売しているんじゃないかって話

生産計画もらっても、簡単にコストは下がらんぞという話。
979金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/09/23 18:33:19
日本のメーカーの仕入原価は建値制が主流。
その中には、返品・リベート、物流センターのセンターフィーや
催事費負担、棚卸・新店開店応援などの費用も配賦されてる。

今後、メーカーと小売の上位集中化がはじまる。
必然的に、メーカーも小売業も仕入れ価格の見直しがはじまると思う。
いくら脅かされたって、会社が潰れるような無茶な納入価格は不可能だろ。
事前に生産計画があって全量引取り返品無しなら、20パーは下がるのは常識。
982金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/09/23 20:56:55
20%下がるのは、営業経費が要らないからでしょ。

営業マン一人の担当金額が大手と個人店では全然違うから。
ただ、本来かかっていたさまざまな調整などに必要なコストを、
小売店サイドが負担する事になるわけさ。そこがわかって手当
をしてあるんなら成立すると思うよ。

まあ、中小相手では、その役目を問屋がやってるわけだが。


でな。確かにコストは下がるんだがな。メーカーは自主性を失う
わけさ。いずれ、何か問題がおきた瞬間に売上の8割が吹っ飛
ぶような事態になる。
ちがうよ、生産時における原料のロスが大幅に低減できるんだよ
984金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/09/24 11:22:40
飲料などの装置産業はもっと安くなる。
アメリカでは、飲料は12〜15セントぐらい。
日本でもPBの飲料は38円ぐらいが主流になりつつある。
缶飲料だけど。
いままでのメーカーがぬるま湯体質だっただけ。原価はもっと下がる
986金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/09/24 19:38:09
>>983
原理的に原料ロスが存在しない商品もたくさんありますが。

さらに、食品まわりは、さかのぼると農水産物に行き着くわけで、ここは相場価格です
ので、事はそんなに単純じゃありませんことよ。

まさに、机上の空論。そんな話信じて、ウォルすげーとか言ってるのは株屋だけだ。

現場知ってる人間にしてみれば、ただの仕入先いじめだよ。

>>984
缶飲料に関しては、物流費も入れた原価はそんなもんだろ。
残りの大半は宣伝広告費なわけで、PBではそれがいらない。
ただし、缶のデザインがNBそっくりっていうウォルのやり方は、本来はかかるべき
宣伝広告費をフリーライドしているだけなので、そういうやり方を許容したメーカーは
いずれ体力不足で十分で十分な宣伝広告ができなくなって、売上がジリ貧になって
ますますウォル依存体質になって、奴隷になっていくんだよ。で、最後はウォルに
ポイ捨てされる。
987金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/09/25 04:58:40
ウォルマートにおけるPBの意味が分かっていないようですな(w
いままでのメーカーがぬるま湯体質だっただけ。原価はもっと下がる

実際この一言↑に尽きると思う
989金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/09/25 15:40:57
ウォルにポイ捨てされたメーカーってどれくらいあるの?
ポイ捨てされるほうにも問題あるとおもう
991金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/09/26 00:44:32
>>990
そう言って、問題から目をそらそうとする奴。
いままでのメーカーがぬるま湯体質だっただけ。原価はもっと下がる

実際この一言↑に尽きると思う
>986
製造業である以上、原料のロスは多かれ少なかれ発生する
994金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/09/26 22:07:55
>>992
精神論ですな。


僕が言っているのは、独立したメーカーという立場を捨てて、
独占的小売業への一社依存度を高めて、引き換えにコスト
ダウンを計ることは、独占的小売業にとってはメリットがあって
も、メーカーにはメリットは無いということなんですが。

短期的には一社依存度の高まりによる取引停止による倒産リスク
中期的には小売側にコスト積み上げの意識が定着し営業利益=0が定着
長期的には自社営業の気風がそがれて下請け体質が定着

個人的には積極的にこういう立場を狙う経営者はバカだと思う。
営業利益ゼロで成立する産業なんてあるの?