もの凄い勢いで誰かが質問に答えるスレ

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939経済初心者:04/04/09 20:31
↑フムフム・・・。
940経済初心者:04/04/09 20:47
横レス申し訳ないですが・・・・
>>933のなかで、
「今の日本は、貯蓄−投資という面でみると、完全にお金が余ってしまっている
状態です。お金の貸し手はいても、借り手はいません。」という部分なんですが、

この★お金の貸し手はいても、借り手はいません★とありますが、最近まで
銀行の「貸し渋り、貸し剥がし」とか言って、中小企業の借り手はたくさんいても
極力、貸したくないという状態なんだなぁ、と思っていましたがもうその状態を
脱したのですか?or中小企業は良い借り手とはみていないのですか?
941929:04/04/09 23:16
>>933
大変良くわかりました。
わかりやすい御説明ありがとうございました。
942金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/04/10 01:02
>>940
運転資金の借り手はいても、投資資金の借り手がいないという意味です。

運転資金は貸しても借金の返済に回るので、マクロ的には投資ではありません。
△貯蓄の減少で、貯蓄の増加を生み出しています。


同じ中小企業でも、経営状態が良いところには、ずーっと前から銀行の支店長
が「資金は必要ありませんか?」と揉み手をしながら日参しています。
金利も、昔では考えられないような数字が出ています。長期プライムレートと
ほとんど変わらないとか、時期によっては長プラより安い金利が提示されたりして。

943金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/04/10 03:16
「米の過去最大の経常収支赤字をうけてドル安が進み…」
といった解説を聞きます。
経常収支が赤字という事は、国内で作るより多く消費している訳ですよね。
消費が活発なら景気は良いのではないでしょうか?
なぜ景気がいい国の通貨が安くなるのでしょうか?

バブル当時、ホンダがNSXを発売した時は日本で売れまくって生産が追いつかず
アメリカで生産されたNSXを逆輸入して国内で売っていました。(懐かしいなぁ)
これが大大大規模で起こると日本は貿易赤字になりますが、その時は円安になるのでしょうか?
日本人全員が車を買いあさる程の消費は、超好景気でないと起こらないと思います。

消費が活発な好景気国=経常赤字=通貨安になってしまうのは理解に苦しみます。

そもそも経常収支が赤字だと何が悪いのでしょうか?
好景気=経常赤字=通貨安=悪いこと が成り立つと
好景気=悪いこと になってしまいます。

944金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/04/10 06:39
赤字だと国内の企業や政府が借金をしているから、国内で経済政策をおこなうときに、
海外からの借金を気にしなくてはならなくなる。まるで一塁にランナーがいるときの、
ピッチャーのようで、気が散ってしかたがない。だから赤字はだめです
945経済初心者:04/04/10 07:05
>>942 難しくて頭が痛くなってきましたが・・・

★942でいう「運転資金」とは単に、既存の銀行借入を他の銀行借入にシフトするなど
借入先を変更する場合の「@肩代わり資金」だけを指すのでしょうか。それとも
一般的で短期に回転する「A経常運転資金」や「B売上増加運転資金」なども含むのでしょうか?
もしAやBの場合にも貸し渋り等に遭うのならシビアな話ですが・・・。

★また、「投資資金」とは事業規模拡大のチャンスを掴んだような企業が、長期的かつ継続的に
使用する固定設備(土地や生産設備など)に投下する「C設備投資資金」を指しているのでしょうか?
そうであるならば、942でいう「投資資金の借り手がいない」というのは即ち、銀行が揉み手日参の
ターゲットとするような将来性ある企業が少なく、逆に短期サイクルの@ABのような企業が単に
多いがために貸し渋り・貸し剥がし現象が目立って見られているということですか?

(無知なために)見当外れな質問でしたら、すみません・・・。

>>943
米国経常赤字、日本経常黒字
→円需要が多い→円高ドル安。

経常収支の赤字は、海外からの借金増とおなじ。
借金して景気がよいのは放蕩。そんな国の通貨は信用されない。ドル安
なるほど、そうすると
放蕩にならない程度の消費増=好景気=良いこと
なら、みんながその国の通貨を欲しがって通貨が強くなる。
でよろしいでしょうか。
国内でいっぱい作ったモノのほとんどを国内で消費して、さらに輸出して
経常収支も黒にする。
こんな感じの好景気は最近の日本、アメリカにあったのでしょうか。
それとも 強い国=強い通貨 はそんなに関係ないのでしょうか?
948金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/04/10 16:50
>>945
肩代わり資金、経常運転資金と区別していますが、借り先が銀行なのか、それとも
仕入先なのかという違いに過ぎません。売上増加に起因する必要資金も、それが
仕入れのためのものであるならば仕入先に借金をしないための肩代わり資金に過ぎ
ません。また、売り掛けサイトを長く持ったが故に運転資金が必要になるのであれば、
それは販売先の借金を売掛債権で肩代わりしているという事です。借金の相手が、
銀行なのか、仕入先なのか、それとも販売先にお金を貸したがために運転資金が必要
になったのかというだけのことで、@〜Bの区別はあまり意味がありません。

銀行は、融資をする際に、「返済能力」をチェックします。単に、担保を有するか、それ
とも経営基盤がしっかりしていて、返済計画に信用がおけるかという視点で、貸し先を
選別します。この点に信用がある企業には、銀行もお金を貸そうとします。@〜Bに
該当する資金が欲しい企業でも、この条件を満たしていれば銀行はお金を貸してくれます。


同時に不景気であるために、設備投資願望を持っている企業が大変に少ないので、
設備投資のための借り手がとても少ないという状況になっています。

また、企業のリストラ・価格破壊の波は、企業間取引にも波及しています。下請け零細
企業が、元受企業からの無茶な価格での受注を飲まざるを得なかったり、あるいは生産
拠点の海外シフトで売上減少が明らかな会社は、「返済計画」を建てようがありません。
返済できないのが明らかな相手にお金を貸す人はいないでしょう。そして、こういう会社
が大変に多くなっています。

おっしゃる通り、貸し渋り・貸し剥がしが目立つのは、こういう事からです。
949金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/04/10 17:01
>>945 続き

竹中大臣くらいに雲の上の人になると、下請け零細企業は「負け組み」であり、「淘汰
されて当たり前」と考えるようで、経済の構造改革が必要と何度も言っています。
企業は生産性をあげるために、リストラ・生産拠点の海外シフトをして、下請けの零細
企業の多くが、経営困難に陥りました。

そういう先に預金者のお金を預かっている銀行がお金を貸さないのは、ある
意味当然です。そして、そういう企業に融資してあるお金は、「返済の見込み」がない
不良債権に他なりません。追加融資などで時間稼ぎして貸出額を増やしても、将来
の損失を増やすだけなので、とっとと相手を倒産させて、損金を確定してしまえという
事になります。これが不良債権処理です。

しかしながら、貸し渋り・貸し剥がし問題が大きくなるにつれ政治的に許容されなくなっ
たのでしょう。

銀行に対して、2つの事を要求するようになりました。
1.不良債権を新しく作るな。今ある不良債権は速やかに処理しろ。
2.貸し渋り・貸し剥がしと呼ばれるような事はするな。

矛盾していますよね。
950金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/04/10 17:15
>>943
景気問題とは切り離して考えた方が良いですよ。

為替レートは、基本的に金融資産の収益率を裁定するように決まります。
貿易赤字があまりに多いようであれば、総需要を削減するために、金融引締め
が行われる可能性があります。そして、金融引締めを行うと、金利は上昇します
が、株などの価格は下がります。ドルで運用すると良くないという事になります。

短期的な株価は、このような政策変更を「予想」しながら決まります。ですので、
貿易赤字のニュースを聞いたときに、上で書いたように考える人もいれば、別の
理由で貿易赤字=ドル安と考える人もいれば、逆にドル高を予想する人もいる
でしょう。そういう人たちの、手持ち資金の売買を通じて、最終的には全体の平均
のような形で、為替レートが決まります。短期的には、市場参加者全員でこっくり
さんをやって為替レートを決めているようなものです。高くなると思う人が多ければ
高くなり、安くなると思う人が多ければ安くなります。それだけのことです。

なお、固定相場制下では、貿易赤字は外貨準備がいずれ枯渇する事を意味します。
そのため、貿易赤字は良くないこととみなされるのですが、変動相場制は、経常取引
の決済を資本取引で行いますので、貿易赤字の場合は、アメリカに対し金融投資を
する国が増える事になります。アメリカにおいて、金融市場でマネーの錬金術があれ
だけ発達した理由は、長らく経常収支赤字を続けてきたからに他ならないと思います。

世界の貿易取引を考えたとき、日本が経常収支黒字であれば、日本以外の全ての国
を合計した「その他国の経常収支」は赤字になります。もし、経常収支の赤字・黒字が
問題になるのでしたら、日本の経常収支黒字が、他の全ての国の赤字を生み出している
わけで、黒字も赤字も、同じ問題の裏返しに過ぎず、どちらも良い状態ではないと言える
でしょう。というわけで、経常収支が黒字だろうと赤字だろうと、別段問題ではありません。
今、日本で「経常収支黒字を増やそう」と主張する人がいたら、その人は固定相場制時代
から頭の中が進化していないのか、それとも輸出企業の代弁をしていると考えて良いと
思います。
951金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/04/10 17:20
どうして最近のマスゴミは実質成長率だけで
名目成長率を併記しなくなったの?
政府の圧力?
2月なんか実質値0.2%成長だから名目だとマイナスでしょ?
>>950
ありがとうございます。
大変解かりやすく、納得のいく説明でした。

ニュース、新聞だけを見ているとこういった解説は得られませんが
どういう勉強法がいいでしょうか。
「誰でもわかる経済」式の入門書には経常収支とは何か、という説明
はありますがそれがいいのか悪いのか、どうしてそうなるのか、という所が
抜けています。
数式ではなく、950さんのように言葉で因果を解説している解説書が欲しいです。
何かお勧めはありますか。今のところこのスレが一番役に立ってます。
953金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/04/10 17:59
小泉の言う構造改革をするとどうして景気が良くなるんですか?
郵政民営化や道路公団民営化して効率重視にしても短期的には
雇用やデフレに悪影響が出るだけなんじゃ?
954金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/04/10 17:59
>>952
良質の教科書で勉強すべきでしょう。
そして一番良いのは、良い師にめぐり合うことでしょう。
955経済初心者:04/04/10 19:14
>>948 >>949
繰り返し読んでいる内に、だんだん分かってきたようです。
銀行が行う融資に関する基本常識や、それに対する日本の現状について
そもそも自分はかなり知識欠如ということが分かりました。
長文で丁寧な説明どうもありがとうございました。
>>947
>国内でいっぱい作ったモノのほとんどを国内で消費して、さらに輸出して
>経常収支も黒にする。こんな感じの好景気

1929年大恐慌以前のアメリカ、第二次大戦後のアメリカ、
80年代末の日本が該当するのでは。
957金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/04/10 20:20
>>955
あなた良い人ですね。ついでなので補足しておきます。

本来、投資を行う資金の貸し出しというのは、とてもリスキーなんです。なぜなら、投資を
して事業が軌道にのって収益が上がるという過程が必要で、事業が失敗する可能性が
かなりあります。あなたが、もし銀行員で、事業の可否の判断ができるのであれば、退職
して起業家になったら良いでしょう。起業にしても投資にしても、誰にも成否がわからない
から、やりたい人が夢を持ってチャレンジするのです。

というわけで、銀行サイドからすると、返済計画がしっかりしていれば、運転資金の方が
貸し出しやすいのです。例えば、売り掛けサイトが長いために必要な運転資金なんての
は、販売先企業が信用できる会社なら、確実にお金が帰ってきます。

運転資金を借りる会社が「悪」みたいな事を言う人もいますが、そういう問題じゃないんです。
958金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/04/10 20:20
>>955 続き
本来、投資資金は「返済の必要のない」株式などの直接市場で調達した方が「自己責任」
という事がはっきりして良いのでしょう。銀行では、預金の保護という観点が必ずついて
まわりますから。しかし、日本は違いました。銀行の融資がメインでした。

これは、一つには政府系の投資資金を融資する金融機関が数多くあった事によります。
日本興業銀行、長期信用銀行、商工中金、その他諸々。また、都市銀行だけでなく、数多
くの地銀、第二地銀、信用金庫があり、これらが利便性から、ちょっとお金を預けておく
用途、決済に使う用途として大変に重宝してきました。自動引き落としなんて、最たるもの
です。これが、金融の中核を占めました。郵便貯金などは、むしろ財政投融資として、政府
系の投資事業に供される事が多かったようです。

もう一つは、「資産家」が極めて少ないという点です。自分のお金を運用する必要がある人
が少なかったので、信託銀行もあまり発達しませんでしたし、証券会社も営業マンの足を
使った、小金持ち相手のセールスが主体でした。これは、税制というか、日本という国の
国民の幸福に対する考え方から生まれたものです。一部の資産家の末裔を優遇する国
ではなく、重い相続税を課すことで、できるだけ全ての人が同じスタートラインで競争できる
ようにするためでした。

また、日本古来の金融制度である「手形」の存在も大きいと思います。日本においては、
銀行は手形の決済をする場所という位置づけでもあります。手形は小切手とは違い、
企業間の資金融資的な側面も含まれています。また、それを債権化して、売買する事が
できます。が、同時にこういう便利な金融商品は連鎖的に巨額の負債を生じてしまうリスク
があります。それを避けるために、手形決済に関するトラブルは、全国の銀行取引停止と
言うような厳しい罰が課されるようになったわけです。この事が逆に、銀行の信用を高めた
と言っても良いと思います。
959金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/04/10 20:21
>>955 続き
さて、構造改革という名で進められている金融・財政改革を、捉えなおして見ましょう。
・投資資金を直接市場にシフトする
・政府系金融機関の統廃合、売却
・税制のフラット化と相続税簡素化による資産家の育成
・ペイオフ解禁を行う事で銀行の信用度を弱める
・会計制度改革で、投資家保護とも言えるような、過度の会計制度見直しを行う

これらを行っています。

「改革が必要」というだけで、目的はいまだに明確にされていません。

日本型の経済が、もし良いものではないのであれば、今の日本の経済的地位は
ありませんでした。何故、今、これを変えなければならないのか、なぜわざわざ
不景気になるのがわかっていて、今こういう事を行うのか、僕には理解できない
というのが正直なところです。
>>956
日本は86年から90年にかけては経常黒字は減少しています。
バブルの絶頂だった年が近年では最も黒字が少ない年になっています。

まぁ、経常収支の黒と赤に勝ち負けはないという>>950の説明でFA。
>>960
バブルの頂は、政策で経常黒字を減らし、国内需要をつけた。
というか、その政策がバブルを生んだ。その政策の推進理論がISバランス論
962金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/04/10 22:44
>>961
何故、そこでI−Sバランス論が取り上げられるのか、意味不明です。
>>962
貿易摩擦、経常黒字の原因は、貯蓄超過。
従って、国内投資を増やせ。
964金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/04/10 23:12
>>963
海外投資ではなかったのか。
ニューヨークにビルたてたり、工場をたてたり。
965金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/04/10 23:14
>>963
至極まっとうな事じゃないですか。
966金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/04/10 23:16
>>963
経常収支黒字を増やすためには、景気を悪くさせろと。
あ、小泉内閣もI-Sバランス論に則って構造改革をしているんだね。

今、気がついたよw
967金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/04/10 23:21
本社が日本にあれば、仕事は全部低賃金の国でやればいい。
968金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/04/10 23:24
>>966
多分T−Sバランスが問題になったのはこの為。
http://wp.cao.go.jp/zenbun/sekai/wp-we87/wp-we87-00208.html
969金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/04/10 23:59
投資が増えたら景気が良くなるに決まってるじゃん。
ま、景気が良いから投資も増えるんだが。
970金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/04/11 00:02
>>961
バブルを生むほど好景気だった事自体は悪い事では無い。

バブルの良くない点は、土地転がしで違法行為を平然と行うやからが
のさばったことであり、このこと自体は、警察・司法が正しく機能して
いなかったことが原因。この点については、その後も全く改善されていない。
何故改善されないかというと、「バブル自体が悪い」という事で、皆が納得して
しまったからだ。

そして、もう一つは、その崩壊過程。政策的に無理やり破綻させてしまった。
このミスを糊塗するためにも、バブル自体が「悪」でなければならなかった。
>>964
プラザ合意後の急激な円高により、円高成金がニューヨークのビルを
かったり。自動車等は貿易摩擦回避や、円高対応の海外進出も。
972t.m:04/04/11 00:18
>>970
土地転がしって違法だったっけ?
973金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/04/11 00:19
>>972
いや、それじゃなくて、人が住んでる家にトラックが突っ込んだりした奴
国際収支の経済学 / 東京銀行調査部著 税込価格 ¥ 2,447 (税別:¥2,330)
出版社 有斐閣 発行年月 1994.06
国際収支の基本概念と仕組み・理論・資本移動のメカニズム・為替
相場・資金フローの構図・分析の視点・政策選択と役割などを、理
論的・実務的に整理し、実務的な側面をも織り込んだ体系的なテキスト。

入門 国際収支 統計の見方・使い方と実践的活用法
日本銀行国際収支統計研究会 (著)<東洋経済新報社> ¥2,940 (税込)
国際収支についての入門書
975金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/04/11 00:43
>>952
経済入門に最適な本〜2冊目
http://money2.2ch.net/test/read.cgi/eco/1069897788/
976金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/04/11 00:48
「親のお金」の時代。
マジレスです。
これがいくとこまでいって欲求不満爆発し、
共産革命が勃発、金持ちの娘は輪姦の上市中ひきまわし、
両親は、自己批判させた上で強制収容所送りとなり栄養失調で死亡。
息子は、まぐろ漁船にのせらrて、半年間重労働の後
海にほうりこまれ、サメの餌。
一日も早くそうなってほすい・・・
経常収支の赤字黒字の話を蒸し返すようで悪いんだが、
経常赤字が悪いってのは誰が言い出したんだろう。
マスコミでは黒字信仰っていうか、赤字になったら日本終わるみたいな雰囲気だよね。
経済学やった人なら大丈夫だけど、一般人はよく誤解してる。
978金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/04/11 01:58
>>977
そういう人に限って、資本収支の赤字を「アメリカの陰謀だ!」とか信じているw


まあ、1971年のニクソンショックとスミソニアン合意までは固定相場制の時代
だったわけだし、日本はその頃の外貨獲得路線を1980年代まで継続しちゃった
から、プラザ合意があったわけだし、誰が言い出したんじゃなくて、新しい仕組み
に発想がついていっていないだけなんだと思う。ほら、本書いて偉そうな顔をして
いる連中って年寄りが多いから。

1985年ごろって、金本位制についてはとっくの昔に諦めはついていたけど、まだ
固定相場制への復帰も夢見ている人が多かったんじゃないかな。ECU(現ユーロ)
の通貨バスケットとかスネーク相場とか。意外と新しい話なんだよ。

戦後の国際通貨制度の歴史
http://www.mbfutures.com/sc/e/e03.html
979経済初心者:04/04/11 03:04
>>957>>959
私は最近話題の年金問題に興味を持ち、年金についてはかなり勉強していましたが
興味が広がり、各新聞の経済webページの全般をを断片的に読むようになりました。
株の運用を少額する程度で、頭が硬く経済時事の理解には難儀しています。
このスレで他の人のやり取りを見ているだけでも、一読しただけでは分かりませんが、
繰り返し読んだり、調べたりして分かってくると面白いものですね。
957〜959も繰り返し読まさせて頂きます。どうも有り難うございました。
>>978
昔ながらの学者さん達が『素』で間違ってた訳ですか。
>資本収支の赤字を「アメリカの陰謀だ!」
陰謀!!やっぱ世の中のマネーゲームを操ってるのはユダヤ人ですよwww
よくユダヤの陰謀って聞くけど、具体的に誰が(どの会社が)、何の為に、どうやって
経済を操ってるのか誰もちゃんと説明してくれないのよね。
こじつけの電波理論を聞きたいのにさ。
でも便利だよね、陰謀って。
解からないことがあったら
「あ、これユダヤの陰謀だよ」
「ああ、そうだな。それじゃあしょうがないな」
「ウン、間違いない」
これで終わりだもん。理屈もクソも無い。すげえ便利。
雑談でごめん。
981金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/04/11 14:57
>>980
マクロ系の人は、そんな間違いはしないけど、ミクロ系の人、特に厚生経済学
系の人が知りもしないでマクロ語ると、こういう間違いは素でやるよ。

でもね、本当に間違いが目立つのは、経営者連中(経団連とか)や、有名な元経営者
の精神論とか、株式投資の予想屋や、小説家や落語家が経済評論している奴とか、
そういう連中だと思うよ。

大きな本屋に言くと、経済書のコーナーが2ヶ所あるのに気づくと思う。
1ヶ所は、入り口近くの新刊コーナーの近くにあるビジネス書籍。もう1ヶ所は、
かなり奥まったところにある経済学術書のコーナー。両方とも同じ現象を対象
としながら、書いている内容は正反対の事が多い。
982金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/04/11 15:11
>>979
年金問題は、経済学的にどう捉えるのか難しいよね。
財政学的には破綻まっしぐらの現象は確認できているけど、
マクロ的に論じられた事が、あまり無いと思う。

あれ、本来は国民の貯蓄なんだよね。でも、税金と一緒に給与から
天引きされて、手取りしか見ていない人からすると、貯蓄ではなく、
租税と捉えられてしまう。マクロ的には貯蓄なんだけど、個人の所得
の配分としては租税と捉えられているから、別途貯蓄を作りたくなり
貯蓄が多すぎる経済を生んだという事かなと。

で、そのことが不況期には・・・

ここは議論スレじゃないから、視点の提供にとどめておく。

起きている現象の大半がわかった上でないと、判断は難しいよね。
一部しか見えていないと、対症療法で余計悪化させる事があるからね。
983金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/04/11 15:29
>>981
俺はマクロ経済とは国家の金融政策に過ぎないと思う。いわば公務員試験の為の経済学。
現実の経済は精神論や投資の予想で動いていると言う皮肉があのグルーグマンと言う人の論文の趣旨では無いかと。

雇用問題とかについても完全雇用下でといういわば理想気体状態を仮定しているわけで、
おそらく実績がでなくても特殊構造のためとかミクロの問題とかになる。

完全雇用創出をマクロで解決するのは不可能であり、雇用のためのマクロ政策を叫ぶ奴は警戒したほうがいいと思う。
984金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/04/11 15:31
>>983
議論は他スレでやれ
985金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/04/11 15:49
>>983 これも質問と捉えて回答をしてみる。

真に警戒すべきは、やりたい政策が先にあって、理由を後付けで考える連中です。
この点は同意します。

政策を唱えるのは政治的な行為なので、好きじゃない。これが経済学者一般の態度です。

故に、サプライサイドなどは、経済学とは考えられていません。

マクロモデルにしても、厚生経済学の部分均衡モデルにしても、物事の理解のための
ツールなわけで、そのツールを活用し、モデルに組み入れられた指標の変化を見ること
で、現状把握ができる。ミクロモデルも、マクロモデルも、それぞれ有益なツールですが、
ツールの限界を知らずに当てはめると間違った答えを導き出します。

>>981の批判は、経済全体を捉える事ができない部分均衡モデルをもってマクロ経済を
語る御用学者に対する批判です。同様に、マクロ経済の安定だけを考えていては、個々人
の資源配分のゆがみを捉える事はできないでしょう。


さて、このように経済学は本質的に現状分析のツールを作り出し、現状を分析する学問で
ありますが、これを使い、ある政策の帰結を予想し、政策を批判することだけでは、ただの
批判屋といわれてしまいます。

経済学に対して、>>983の批判より前から一般に行われている批判は、「政策提案もしない
で、今やろうとしている政策の批判ばかりしている」というものです。
986金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/04/11 15:57
>>983 続き

さて、バブル期と、その後の不況期の2つの極端な経済状態を経験したわけですが、
その間の経済学者の主張の変遷を覚えている人は少ないようです。

1)バブル期
プラザ合意による極端な金融緩和状態を政治的に継続せざるを得ないのなら、公共
事業で財政支出を増やすのは、景気の過熱を招き、経済に悪影響を与える。むしろ、
歳出を抑え、財政均衡を目指すチャンスと捉えた方が良い。

2)不況期
今は不況期なので、公共事業削減の計画は一旦凍結し、効果があるかは不明だが
より一層の金融緩和を行い、景気対策を重点にした方が良い。不況期には、貯蓄の
パラドックスが働くので、財政再建は不可能。

やりたい政策が先にあったら、こういう180度反対方向の批判はしないはずです。

>>953さんが批判しているのは、バブル期にあっても公共事業を主張していた人たち
でしょうし、不況期に財政再建を主張する人も「財政再建がしたい」が先にある人たち
だと思います。いかがでしょうか?
987keizai:04/04/12 04:37

もの凄い勢いで誰かが質問に答えるスレ パート3をたてました。
http://money2.2ch.net/test/read.cgi/eco/1081711993/
988金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
>>987