ワークシェアリング支持こそ経済政策の本流 part4

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177長文失礼
キャピトルヒル子守組合の話は知らなかったが、その本質は理解していた。
そこで金融緩和する。0金利になった。足りない。

選択肢が2つあった。
1)クルーグマン:0で足りなきゃマイナスにしろ(インタゲ)
2)一般大衆  :俺にくれ(ヘリマネ)

ところがほんとうに0金利の限界まで「金融緩和」したのか?
子守組合の金融緩和は、消費者に直接配っている。
配った相手が生産者兼消費者であるという事実を無視していいのだろうか。
つまりヘリマネならこの話に近いことをやったことになるが、それはやってない。
178長文失礼:03/08/17 17:10
>>177
そして0で足りないならマイナスにするという直線的な発想で延長していいのか?
次の夏に減価するなら冬のうちに使っておこうとするか?
次の夏に減価するならもっと溜め込まないと不安だとなるかもしれない。
失業不安や老後不安は損得感情を超えた危機感なので
相対的に損をしてでも安全性を重視するかもしれない。
0金利以上 :しばらく使っても破産しない安心感を利用する
マイナス金利:将来減価するという不安感を利用する
このように心理作用が本質的に違う可能性がある。
179金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/08/17 17:10
解雇規制って具体的にはどんなのがあるんですか?
180長文失礼:03/08/17 17:10
>>178
以上のように考えると、インタゲよりヘリマネの方が子守組合の解決に近いと考えられる。
1)の怪しさはクルーグマン自身も認めるらしく「長期的な期待」が必要だから
長期的に行うことを約束する宣言が必要ということでインタゲ。
であるならば、何か法律で制度化されたものの方がインパクトも長期的な期待も生まれる。
金融政策はその性質上、いかに長い約束をしようとも本来的に流動的なイメージがある。

「将来減価するという不安感を利用する」のではなく
「しばらく使っても破産しない安心感を利用する」。
かつ法律で制度化し長期的なインパクトを与える。
答えは、制度化された給料のばら撒き(ワークシェアリング)と年金保証である。

以上