早川群馬大助教授HPのデタラメ

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[証拠保存のため抜粋転載](ただし、早川の危険度分類C・D・Eは省略)

http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/bosai/anzen/index.html
>火山名のあとのアルファベットは,山頂または火口底付近に
>2-3時間とどまった場合に爆発に遭遇して死亡する危険度です.
>平均的日本人が交通事故で死亡する危険度(毎日)を1とすると,
>A: 10000倍以上,B: 1000倍,C: 100倍,D: 10倍,E: 1倍以下
>(街中にいるのと同程度あるいはそれ以下の危険)となります.
http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/bosai/anzen/all.html

桜島(A) 1955年10月から,もう40年以上噴火が続いている.爆発はいつでも起こる.山頂に向かうのはきわめて危険.

諏訪瀬島(A) ただいま噴火中.爆発はいつでも起こる.



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雌阿寒岳(B) 1998年11月9日,2年ぶりに噴火して灰を降らせた.爆発音が麓まで達しないようなとても小さな噴火だったようだが,いま火口に近づくのは危険.→コメント

十勝岳(B) 1988年12月の噴火以来,活発な62-2火口を通る前十勝ルートは閉鎖されている.十勝岳避難小屋から東側ルートをとれば山頂に立つことができる.東側ルートには62-2火口から火山ガスが流れてくることがあるので注意したい.

北海道駒ヶ岳(B) 1998年10月25日朝に突然爆発した.この火山はいきなり,きわめて破壊的な噴火をするから厳重な注意が必要.→コメント

阿蘇山(B) 爆発が起こると,山頂駐車場まで噴石が飛んでくる.爆発でなくても,二酸化硫黄ガスを吸い込んで亡くなる人が数年おきに出る.ガスの濃度測定器が設置されて警報が出されることになっているが,ぜんそくの人は山頂駐車場より上に行かないほうがよい.

霧島山(B) 1991年11月13日から新燃岳で突然地震が増えて12月に少量の火山灰を噴出した.その後静かになったが,1999年11月10日に192回の地震が発生した.そして12月16日19時22分から継続時間28分の微動が発生した.



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>>387 の補足

ちなみに、早川は三宅島を危険度Cにランクしていた。
三宅島の長期的トレンドを無視もしくは軽視していたようだ。
1940年以降の周期のみで予測していたようだ。

>三宅島(C) 20世紀の噴火は,1940,1962,1983年.次は2005年頃?
さて、問題は長期的トレンドを無視して予想をはずしただけではない
のである。

爆発的噴火の確率のみで登山の危険度をランクづけしているところである。
仮に正確に爆発的噴火の確率が求められたと仮定しても、もし、仮に
大学院生が修士論文で早川のように爆発的噴火の確率のみで登山の
危険度をランクづけして書けば、低能と思われるだろう。

諸君はどこに重大な問題があるかわかるかね。
390同定不能さん:02/03/28 15:43
>諸君はどこに重大な問題があるかわかるかね。

浅見が相も変わらず電波発信を止めないこと。
火山の登山において爆発的噴火の危険度のランクづけを噴火確率のみで
議論する重大な欠陥は、爆発的噴火の危険性は噴火確率より、観測体制
や前兆現象が出てから噴火するまでの時間が個々の火山によって大きく
異なる事や危険地帯からの脱出の難易度を考慮してない事である。

つまり、1年以内に噴火する確率が非常に高くとも、観測体制がしっかり
していて、前兆現象が出てから噴火までの時間的余裕があり、危険地帯
から脱出しやすければ危険度は低いのである。
三宅島の場合は観測体制はしっかりとしていたが、マグマの粘性が低い
ため前兆現象を捉えてから噴火までの時間が非常に短く、以前にも
(登山者ではないが)間一発で逃げた事例があるのである。