サウンド&レコーディングマガジン10

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304名無しサンプリング@48kHz
>>300
Linnドラム登場は1980年で、直後Oberheim DMXも登場してる。国内発売は云々とかいう意味のない誤魔化しは不要。
Linnは、前年登場のFairlightや翌年登場のEmulatorとともにディジタル音楽制作の象徴となった。

対するRoland TR-808も1980年の登場だけど、なぜかいまさらアナログ音源。
東芝EMIスタジオ製 LMD-649 (オレンジ)は、PCMドラム用ROM焼き器が登場するまでの徒花でしょう。
国内楽器業界(YAMAHA除く)のディジタル音源対応遅れの象徴とも言える話ですね。

TR&TBペアの登場は おそらく1982年夏のJuno-6登場前後。
直後に国内初のPCMドラムマシンJugg Box DPM-48 が、ちょっと上の価格帯で登場したり
年末に世界初の廉価ディジタルシンセDX7の発売予告が出て、あっという間に時代遅れになった。
後に家庭向けピアノ製品Piano plusシリーズにマイナーチェンジされて、デパートでカシオトーンの隣に並んでたはず。

1980年登場のFirstman SQ-01は、筐体形状はEML Poly-Boxと似ているものの
シーケンサに簡易シンセ組み込んで、外部同期しながらベースやシーケンス音を鳴らすという製品コンセプトはオリジナルでしょう。
SQ-01以前の類似製品は、メロディ電卓Casio VL-Tone (前年登場)くらいしか見当たらない。
もし仮にTB-303がパクリではなくオリジナルなら、1990年代再ブームの時にオリジナル設計者を明確にしたり
関係者へのインタビューの一つも出て然るべきでしょう。でもそれは見当たらない。
きっとTB担当者は人間として最低限の恥を知っている古き良き日本人だったんでしょうね。
その時期ローランドはライバルを、公明性大とは言えないやり方で潰してるわけだし。(一般的にはコズミックインベンションの突然の消失として記憶されている)
SONYなら後追い二番煎じでも「SONYの世界初です(キリッ」とか訳のわからん全面広告打つところだろうけどw