ヤマハ歌声合成ソフト『VOCALOID』 Part 23
【使用許諾契約の要約】
1. 公序良俗に反するものは不可
2. 歌手に歌わせているような演出の映像作品以外は可
3. 商用カラオケと商用着メロは不可
4. 商用でも自分の名義で発表する作品に使用する場合は可
5. VocaloidやMEIKO名義では商用不可
6. 非商用なら1と2以外はすべて可
【FAQ】
・シリアルはマニュアルの表紙の裏の下だ
・変換が遅いならPlayWithSynthesisのチェックボックスをOn
・ブレスは*inを使え、歌詞は音符の上に入力、下は発音記号だと思え
・1.1にバージョンアップすると変ならSetting→AUDIO→Synthesis Engine→1.0→再起動しろ
【MEIKOの調教方法】
1. 早いパッセージは苦手だ
2. 伸ばす所が機械的だからビブラートをしっかり掛けろ
3. 肉声を収録してデータベースを作るというだけ有り、使う音節によっては音量の差が出る
Velocityを調節しないと突出する(へこむ)場合がある、逆にベタうちでもある程度、Velocityがバラける利点もある
子音-母音の組み合わせの場合、切り替えタイミングを初期値(64)より適切にずらせ(それらしく聞こえる場合がある)
どうしてもダメなら最後に、CubaseやSOLのエフェクタ、リバーブ使え、そして伴奏に乗せろ、誤魔化せ、以上
【FAQ】
Q. 初音ミクを期に DTM を始めたいんだけど、ミクと一緒に何を買えばいいの?
A.
VOCALOIDだけでは伴奏は作れません。
やりたい事や環境に合わせて、以下のソフト/ハードの導入を検討しましょう。
・DAW/シーケンサ(フリー/1万5千円〜10万円)
→ 伴奏を MIDI で作る、伴奏とボーカルを合わせる場合に必要。DTMの統合環境。
各種ソフトウエアシンセ、エフェクター等も付属する物が多い。
・オーディオIF(1万円〜5万円)
→ PC でちゃんとした音を鳴らす、ギターやシンセなど外部機器の音を取り込む際に必要。
DAW の古いバージョンをベースにした廉価版が付属している物が多い。
・MIDIキーボード(1万5千円〜4万円)
→ ピアノ弾ける人は DAW への入力が幸せになる。
DAW の古いバージョンをベースにした廉価版が付属している物が多い。
・ソフトウェアシンセ(フリー/1万円〜5万円)
→ DAW に付属の音源で、ギターやドラムだけは満足出来ない、等の場合には導入を検討しましょう。
あの音を再現したい、という場合にはハードウェアシンセという選択肢も。
・モニター用スピーカー、マイク、ヘッドホン(5千円〜)
→ 環境に応じて必要な物を。
Q. VST/VSTi や Rewire って?
A.
DAW と外部ソフトで連携するための規格です。
VST(エフェクターなど)、VSTi(外部音源)、Rewire(外部ソフトとの同期)。
VOCALOID はスタンドアロンでも動作するので、WAVE吐き出し→オケと合わせるでも問題無いです。