独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)とNTTデータは13日、
両者による共同研究データがインターネット上に流出したと発表した。
研究で扱っている患者144人分の遺伝子情報が含まれている。
同研究所によると、個人が特定できないような仕組みになっているという。
NTTデータ社員の私有パソコンにファイル交換ソフト「ウィニー」が入っており、
ウイルスに感染したために流出した。
NTTデータ社員はデータ内容を持ち運べる
USBメモリースティックなどで私有パソコンにデータを移していた。
研究は同研究所の遺伝子多型研究センターが進めているもので、
人の遺伝子と病気との関連を調べる内容。
流出した情報は、研究データのほか、
共同研究に加わっている14人の自宅住所や自宅電話番号など。
■ソース
asahi.com[2006年09月13日14時29分]
http://www.asahi.com/national/update/0913/TKY200609130230.html