大関昇進が決まった“角界のベッカム”こと琴欧州。
史上初のヨーロッパ人大関、史上最速の19場所での昇進ということで、
話題の力士の知られざるレジェンドを集めてみた。
●巨根伝説 角界でもデカいとされる朝青龍が琴欧州と風呂に入ったとき、
馬並みのサイズに驚いたという。
風呂から出てきて報道陣に「アイツはデカイ……」としみじみ語った。
身長204センチ、体重143キロ。ケタ違いなのは間違いない。
ちなみに女は好きらしく、女子アナが取材に行くと、愛想良く応じる。
昨年秋場所前は佐渡ケ嶽部屋にチャッカリ朝帰りしたのがバレた。
●食欲伝説 お気に入りは牛丼と豚骨ラーメン。
だが入門直後のころは「ちゃんこがおいしくない」「ご飯はイヤ、パンが食べたい」と弱音を吐くことも多かった。
ウソかホントか、高校時代には腹が減ったので鳩を捕まえて食べたという伝説がある。
● バカヤロー伝説 来日3年になるが、日本語はてんでダメ。
ところが、負けるとキレて、「畜生!」「バカヤロー!!」「そんなこといちいち聞くなっ!!!」
と日本語で叫んだりする。
負けた後、風呂場で棚を壊し、風呂場の外まで響き渡るような大声で「バカヤロー」と叫び、
風呂場にいた雅山が慌てて飛び出してきたこともある。
●怪力伝説 片手でリンゴを軽く握りつぶす握力は120キロといわれる。
角界では先輩大関の魁皇と一、二を争う怪力の持ち主だが、意外と体は柔らかい。
今年10月の大相撲ラスベガス公演では後方宙返りを披露した。
●酒豪伝説 「お酒は控えめ、決して酔うまで飲まない」(スポーツ紙記者)というが、
アルコール40度の母国の酒「ラキア」を晩酌で1瓶軽く空けてしまう。
● ハングリー伝説 3年前の入門会見では開口一番「マネー」と言って、驚かれた。
十両昇進後の里帰りの時には家族に真っ赤なフォード車をプレゼントした。
日本に来たのは金稼ぎなのだ。
今でも給料の多くを実家に仕送りしているし、ほかの力士のように銀座で豪遊したりしない。
趣味はプレイステーションとインターネット、母国の家族とのメール。
「ほとんど金を使わないんじゃないか」(スポーツ紙記者)などと言われている。
貯金でも伝説をつくりそうな新大関だ。
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1535040/detail?rd