薬局称し覚せい剤密売 ネット掲示板で受け付け
北海道警銃器薬物対策課は5日までに、インターネットの掲示板で薬局を名乗って注文をとり、
覚せい剤を全国に密売したとして、麻薬特例法違反(業としての譲渡)の疑いで、札幌市白石区、
指定暴力団、山口組系組員、箙雄樹容疑者(26)を逮捕、主犯格の同じ組の幹部(28)を指名手配した。
稚内市のトラック運転手の男(31)ら道内の顧客18人を覚せい剤取締法違反容疑でこれまでに逮捕。
ほかに愛知、大阪、福岡、沖縄など9都府県の顧客にも覚せい剤などを発送しており、
1年間で三千数百万円を売り上げていたとみられる。
調べでは、箙容疑者らはことし2月から10月にかけ、インターネットの掲示板に「HAPPY薬局」「薬局吉田」と
称して書き込みをし、全国の顧客に覚せい剤や大麻を業として譲渡した疑い。
メールや携帯電話で注文を受けていた。
押収したパソコンや携帯電話に残っていたデータから、顧客は400人弱に上るとみられる。
売上金が山口組への上納金になっていたとみて、金の流れを追及する。
ソース
http://www.sankei.co.jp/news/051205/sha041.htm