機長(操縦士)3人が、高血圧などの体調不良を訴えて、代替要員の
補充が間に合わなくなったとして、北海道エアシステムは21日、
旭川−釧路間を6月16日から30日まで15日間、丘珠−函館間を
6月5、6、12、13日の4日間運休することに決めた。運休は計38便。
同社によると、機長8人のうち3人が昨年11月から、高血圧などの理由で
乗務から外れた。乗務を他の操縦士でカバーしていたが、乗務時間が急増。
社規定の上限(3カ月270時間)を超える恐れが出てきた。7月、
操縦士3人を増員する予定。
同社広報は「ご利用のお客さまに深くおわび申し上げる。平常ダイヤに
戻せるよう努力しているので、ご理解いただきたい」と話した。
http://www.sankei.co.jp/news/040521/sha149.htm