今全国を巡回している「希少動物展出団」で、ライオンをトラに変装させ客引きをする、という
ペテン事件が発生した。
四川省チョンライ市に住む李さんによれば、連休に夫と6歳になる息子と共に翁亭公園に
遊びに行ったところ、「稀少動物展」なるものが開かれており、一人2元のチケットを買って
入ってみることにした。そこにはライオンや「トラ」が檻に入れられ展示されていたが、
「トラ」は褐色の毛に黒い縞模様をしていた。初めて「トラ」を見て興奮している子供の脇で
疑問を感じた李さんは係員に尋ねたところ、係員は真面目な顔で「これは華南虎です」と
答えたという。
しかしその「トラ」が近くにいたライオンのオスと親しげに毛繕いをしているのを目にし、いよ
いよ腑に落ちなくなった李さんは、新聞社に連絡して真相を確かめてもらうことにした。
その後の調べにより、その「トラ」は実は雌のライオンで、客引きの為に油絵の具で縞模様
をつけトラに変装させていた事が判明した。その後地元の林業局は責任者にその絵の具
を落とすよう命じたが、彼らは寒い天気で水洗いをするとライオンが風邪をひくのではと
恐れ、天気が晴れるまでその「メイク落とし」をしないという。
http://www.tokkai.com/a-column/data/focus/1083857487.html (0´〜`)<依頼388