恋月人形なんて店に出るそばから売れていったしね〜
あ、それは今でもそうかな
濃い付きがそもそもバブルの走りだったしなぁ。
けどデキは良かったと思うよ、当時も。
個人的にはあの時期の方が今のよりも好きだ。
そうね・・・鯉月さんの最初の本が出た辺り?なんか急激に熱量高まったよね
カタンドールあたりでじわじわ潜在的ドールファンが増えていった気がする
しかも従来の可愛いお人形というよりなにか精神性がある人形を求める感じが
そこに恋月人形が現れてブレイクして・・・ってイメージかな
恋月は高いしレアだったから恋月が買えない分他の作家さんを買うかって感じもあった
いや、衝撃あったもの。
エポックメイキングだったと思うよ?あれは。
>904
うん、90年代にトレヴィル本で啓蒙(と言ってしまうけど)は始まってたと思う。
鯉付きさんは粘土の頃に亜田江さんと二人展をやった辺りで名前がジワジワきてて、
90年代半ばにビスクに切り替えたあれで注目度も上がったよね。
いい時期に本が出て、一気に知名度も上がってさ。
今のビスク信仰もすべては鯉月からだしね
眠り目〜とか半目〜とかね。
サイズ的にも鯉付きサイズが一時期もの凄く増殖してた気がするよ。
恋尽き以前にも美和さんや鍋さんがビスクでやってはいたけど
その辺りのビスクとは格段に仕上がりが違ってたよなァー
比べちゃうとね。
美輪さんのは厚ぼったくて、こう…ベッタリしてる感じだったし。
発色は良かったから、その辺での綺麗さっていうのはあったと思うけど。
綿鍋さんのビスクはあんまり良くなかったかなーという印象しかない。
オールビスクじゃなくて部分ビスクだったし。
美輪さんの門下がどんどん出て来た時期だったけど師匠筋の美輪さんは特にペース変わらずだったねえ
>>906 トレヴィルのあのシリーズは好きだったな〜可淡だけじゃなくて
矢摩由さんや真矛さんのも良かったよ。
「本」てゆー形で出されるとネットで見つけたりするのとまた印象
違うよね
私もあのシリーズはすごく気に入ってる
トレヴィル本の啓蒙力は凄まじかったな……自分もあれにヤラれたクチ。
今でも本棚にささってる。
あれ見て作りたいってなった人も多かったし、直接や潜在的な購買層を
生んだりもしたしね〜。
影響力は大きかったよね。
当時はアート系の既刊誌類では創作人形ってたまに扱われてたけど。
ああいう雰囲気の作品集が無かったしね。
諮問爺の本はアート寄りでちょっと違ったポケットに入ってたし。
美術手帖が80年代に特集組んでたよね?現代創作人形の。
球体関節ジャンルよりは儒サブロー爺が作るようなポーズジャンルが主だった記憶があるが。
その時期は今よりかも創作人形全体にアート色が強かった気がする
>918
ビール瓶を芯に紙粘土くっつけて作ったようなのや編みぐるみ風の物までも
ジャンルの幅の中には含まれていたからな。
アート色が云々というのは一概には言えないんじゃないかと思う。
その幅の中で例えばカタンドールがあったり諮問爺がいたりしていた。
儒三郎の爺さんも当時は脂ぎってたしね。
加藤さん、加藤亜矢さんだったかな?
八十年代とても好きな作家さんだった
他には合田佐和子さんにも夢中になってた
今っぽいホビー寄りの可愛いオブジェ的なアプローチとは違った角度からの作風で
作り手の意識としてもアートが強かったと思う
今はそういう明確な立ち位置をもって人形を作るという流れは感じられないね
漠然と人形をやってみたい向きの人達がとても多いと思う
多いというよりも、中心的なのがそういう向きの人達なのかな?
80年代つーとまだ自分は子供だったけど、書いてるように今はその当時とはスタンスって
全然違ってると思う。
その当時を今の視点から見ると手探り感が強い。
人形って表現方法自体がまだ未開拓だったんじゃないかと感じる。
>>921 というより可淡後っていうのが大きいんじゃない?今はさ。
80年代はランドマーク的な存在として、まだまだベルメールの影響は
大きかったろうし。
だからこそアートな意識や立場から人形て色が濃かったのでは?
今は可淡後、さらには鯉月後でもあるから。
エポックメイキングじみたものを2度も経て今がある。
さらには熱狂的なブームな時期があって。
おまけにホビー弗なんていうのまで出てきてる。
80年代当時とは人形を取り巻く環境も人の意識も随分違うよ。
別に懐古趣味ってわけではないけど80年代のころのがある意味では健全だったの
かもね、創作人形の在り方っていうのが。
私もその時代は子供だったから創作人形なんて知らなかったけど。
発表して自作を世に問うことにストイックだったのかなと感じる。
いまみたいにお手軽に標榜できない壁っていうのが存在してた気がする。
要はだから売り急ぐようなことがなかったのかなっていう話ね。
いまでもきちんと向き合ってる人はいるから。
そういう人の作品を私は買いたい。
売り急ぎ気味な人のは、焦りは見えても本気がどうも見えなくって。
お店にしても売り急ぎに積極的な所は、なんかね・・・・好きになれない。
昼間の流れでもちょろっと出てたけど熟練の前に消費されちゃう傾向があるからな〜
売り急ぎは青田買いとはまた違うしね
声をかけられればチャンスだって思うのもわかるけど。
うまく自身の足元を見据えて、先を見据えて決断して欲しいなって思う。
某所で声をかけられて店売りしたけどそれで磨耗しちゃった未満な人の日記を最近読んだ
ばかりなので余計にそう思っちゃうよ。
>いまでもきちんと向き合ってる人はいるから。
>そういう人の作品を私は買いたい。
同意
自分も全く同じ思いだ
だから目はしっかり肥やしときたいもんだよ
>925
結果急いでもしょうがないもんね。
前にも言われてたけど仲側さんや黒さんに続く人がなかなか出てこないね
売り急ぐ人は多いのに、その中から頭抜けてこられないっていうか・・・
>>928 新人枠というか青田枠で発表してる作り手は居るには居るけどな。
いまいちパッとしない気がする。
私見だけども店売り青田枠よりも主に個人で発表してる人の方に今は
期待が高まってるかな〜。
新人…ではないけどバブル頃に出始めたけどあのお祭り騒ぎに踊らなかった作家さんで
近年になってメキメキと力つけてる人もいるよね。
自分はどちらかと言うとそのあたりの作家に注目してるよ。
安定感あるし手も動いてるし。
その辺りの人のは意外に良作が多いと思う。
>928
そこそこ作れているんだけど、そこそこですね。
で足踏み中の人は多いな。
形としては出来上がってるが魅力に欠ける、てゆーか何と言うか
そんな感じで止まってる人。
上手いんだけど、その上手さが惹きに繋がらないってのもいると思う
以前にもここで言われていた事だけど。
今は新人が出てくるには土壌が整ってないんだろうな。
咲かずのまま蕾のままで落ちてしまうのか、今は堪えて良いタイミングで開花するのか。
しばらくは静観しておこうと個人的には思ってる。
ツボミ状態で売り急がれちゃうと咲ききる前に
落ちちゃうんだろうねェ・・
そういう人、いまは多い気がした。
泡時代の悪習って感じかね?
あの当時も催事の頭数合わせか知らんが売り急ぎ激しかった
前にも書かれていたけど
店とはおつきあい程度にしておいて、
「個人でネットで発表、ときどき個展、そこで販売」でやっていくのも
人によっては向いてる方法だろうし、ネットがある今だからできる手段だろうなあ
お店の都合に振り回されずに済むぐらいの距離感て
必要だと思うんだけどねー
うまいやり方を作り手が個々で見つけて、それを実践してくしかないんだろうけどな。
咲かない花を無理に咲かそうとする売り急ぎは、いい風潮とは思えないね。
そのあたりも今後、少しっつでも良いから改善されたら嬉しいな
オクに憑島茜さんのが出てるね。もう作らないのかな。大変そうだったし。
私生活の云々はどうでもいいけど、尽き縞さん…懐かしいね
うん、懐かしい。
久々にその名を聞いた気がする。
この人もバブル期の人だねえ。
はじめて見たけどボディラインがSDそっくりすぎてびっくりした。
SDそっくりかどうかは知らんけど、あまりボディーの上手い人では無かったよ。
膝が微妙なんだよね、なんかガンダムに出てきそうな
アーマー感があって。
関節の切り方を工夫した結果だったんだろうけど。
あれ…あんまりうまくいってるとは思えなかったなァ。
ビスクの子を持ってるけどボディは見なかった事にしてる
言われてるように上手い人ではないから
バストアップ位で見ると良さげでも全身トータルで見ると煮詰め足りてない
関節も動き悪いし、個人的にこれは「勉強させてもらった」人形て位置付けかな?
愛着はあるんだけどね
バブルな当時は良く見えてたんだけどなー…。
いま見ると特筆する所のない物件に思えてしまう。
色眼鏡かかってたから。
バブルな頃って。
バブルな当時も仕事は丁寧ではあったけど未熟な面がまだまだあったよ。
花形の一人だったけどああいう熱狂の中でこその席だったと思う。
丁寧さは好印象だった記憶があるねえ
華は無かったけど・・・
>952
でも割りと早々に息切れしていたような?>花形席
そうかもね。
どこだったか、東急?
バブル末期に見た時には札無しだった催事もあったと思う。
まァ同じようなレンジでやってる人達、多かったしね。当時はさ。
バケが期待できるほどの伸びシロも感じられなかったし、バブル後は肌さんみたいな
方向のものをチョコチョコ作ってたの見かけたけど。
引き際かなって思ってしまった。
>955
逝き野さんなんかも、そう言えば同じような感じでやってたねぇ
当時はそれなりにバリューもあった人達だと思うんだけど…。
踊ってそれで、泡と一緒にハジけちゃったんだろうな〜。
そういう人は多いと思う。
世代交代というか淘汰の方が近いのかな、まァそういう事だよな
話は全然違うんだけど奥に出戻り出品されてかなり長いことグルグルしてた
O山さんの♂ビスクて結局どうなったのかな?
>>961 値下げが功を奏して一本釣りされてたよ。
963 :
961:2011/01/08(土) 22:10:02
そうなんだ、知らなかった
ありがとう!
あんまりにも長く皿に乗ってグルグルしてたからちょっと気になったんだけど
落ちたのなら良かったね
……次は出戻らないと良いね
砂糖さんのも早く釣られるといいねえ・・
あれも長めだよね
グルグル期間
あの価格じゃ難しいだろ。
上でも言われてたけどデキがね…ああいう価格には見合わないと思う
バリュー的には見合ってるんだろうけど
EZは作り手からしたらいい素材なのかもしれないけど使い方を考えないと素材の魅力を
うまく扱えずに終わる結果になるんだろうな。
都合のいい素材、としてしか使わないのなら
いい結果には届かないと思う
うまく使ってる人は使えてるようだし、そこは素材に対する研鑚が如実に出るよなァ。
ビスクもだけど安易に飛びつくと何か損ねちゃうのかもね
結局は何の為に素材をチョイスするかって話かなと思うよ。
“これをやりたいから素材はこれ。”
でもいいし、
“この素材ならやりたかったあれが出来る。”
でもいいし。
動機が作品の中で素材を昇華させていればそれに伴う結果がついてくるし。
出来なければ出来ない結果がそのまま作った物に反映されちゃうって事じゃない?
仲側さんがとても上手く素材の有用性を活かして制作に当たってる
印象があるね。
あの屍系(と言ってしまうが)はEZの強度があればこそだと思う。
仲側さんはうまいよね。
あーゆー乾いたグロさ、最初は苦手かもと思ったけど。
ちゃんと見てみると意外と色気があって好きだな〜。
素材の使い方もだけど表現の匙加減がうまいなと思うよ。
朽ちてる風に仕上げてるから嫌な生っぽさがなくてさ。
人形そのものを表現として扱えてる辺り、力量を感じるに十分なものがあるねえ。
「形にするだけで精一杯」みたいな事もなくて余裕もあるし。
今年も楽しみにしてるよ。
というかスキル的に余裕があるから『人形そのものを表現として扱えてる』のでは?
尼澤さんも最近そういうカンジに移行してきたなーと思うよ
一時期なんか煮詰まってるみたいで息苦しいものしか作れてな
かったけど、そういう時期を越えたなって感じる
バブルの末期頃にブルマンでやった個展は良かったんだけど、その後しばらくして
迷走し出したのかな?
作ってはいるんだけど決め手に欠けるような感じでジクジクしてたよね
豚切りごめん
ロマソがツイッターでスカウト(?)してる人って
サイトとかないのかな。見てみたい。
そのうちロマンのブログか何処かで物が出るんだろうからそれまで待てば
良くないかい?
弾かれてしまった…ので何方様か吉田松陰の名でのスレ立て頼みます。
私も駄目でした〜・・どちら様かお願いします
ごめん、伊藤若冲で立てちゃったよ・・・orz
若冲好きだから良いよ
>984
松陰的に問題無し!
>980
しかしロマンも次から次へと新しいの引っ張りこんでくるねえ。
手駒を増やしてマンネリ防止て事なのかもしれないけど
手当たり次第な感じが漂う現状は微妙だね〜
好感もてそうな作る人だといいけどね
ろまんはクラッシャー気質あるからなァ……青田買いという名目で荒食いしすぎな気がする。
>990
当人からすればそんなつもりは無いかもだけど。
結果はそうなることわりに目につくからね。
今回も目新しい作家を見出すんじゃなくて、単に担ぎ出すだけに
ならないと良いね。
ろまんは結局、数打てば当たるで、売れ行きはあまりよくないからなぁ。
前はもっと売れていたのにねえ。
オープン当初はセレクト感があった気がするけど。数に頼るようになってから
気持ち離れちゃったな〜。
>>992 実感としてそれがあるからなんじゃない?
新規手駒の開拓。
今お付き合いしてる作家だけで十分だと思うけどね。
付き合っている作家は年々増えているなぁ。
去年だけでもだいぶ増えている。
今年も増えるのかね。
増えるんじゃない?
瓦解しないといいけど
作る方もそんなにお金にしたいもんかねえ
売り急ぎな店って印象がついてしまったのが残念>ろまん
実際にそこに力いれてるから仕方ないのでは?
>>997 発表の場は必要だと思うけどそれと売り急ぎは別の話だと思う