302 :
299:03/04/29 16:58 ID:???
>>300 まず基本を整理すると、
アメリカの建築教育には3種類あって、
一般教養としての建築教育
学部4年制、Bachelor of Arts with a Major in Architecture(BA in Architecture)
専門教育としての建築教育
学部5年制、Bachelor of Architecture(B.Arch)
大学院3年制 Master of Architecture(M.Arch)
である。
後に建築家資格試験を受験する際、その前提条件として有効と認められるのは下の二つ。
だからアメリカの大学の主要な建築教育はB.ArchやM.Archがメインになり、とくにM.Archが大半になる。
つまり、建築家資格受験のためには、B.Archで最低5年、M.Archでは学部4年+2-3年が必要になる。
一般教養としての建築教育については自分で調べてほしいが、
個人的には学部だったら日本のいい大学で教育を受けた方がマシだと思う。
Yale(イェール大)、UCBerekeley(カリフォルニア大バークレー校)だけでなく、
U of Wisconsin, Milwaukee(ウィスコンシン大ミルウォーキー校)もU of Washingtonも
専門教育はM.Archしかないことに注意。ワシントン大も含めてどこも建築教育の中心は大学院。
ライスは4年制の学部プログラムがあり、そこをちゃんと終わらせるとB.Archに進むことができるが、
やはり大学院が中心。
なお、B.Arch(5年間)を提供していて建築教育の質が高いのは
Cornell,Cooper Union, Carnegie-Mellon, Syracuse, Cincinnati, SCI-ARCなど。
学費無料で教育の質も超一流なのはCooper Unionだが、入学は至難。
要するに、学部4年間で建築を学びたい人はアメリカはやめた方がいいということだ。
303 :
296:03/04/29 20:16 ID:pPznlURi
>>299 さん とても参考になりました。ありがとうございます。
ワシントン大も含めてどこも建築教育の中心は大学院なのですね。
学部教育が中心ではなかったのは残念でしたが、
早い内に現実を知ることが出来てよかったです。日本の大学(学校)も視野に入れてみることにします。
B.ArchやM.Archについても調べてみました。アメリカではこの2つの過程を経て
建築家資格試験を受験出来るので、こちらの教育が中心なのですね。
>>301 さんの意見から1つ思い付いたのですが、
とにかく自分は建築の勉強を中心に学習して行きたいので
たとえば日本の専門学校を卒業して、働きながら2級建築士を取り、
その建築士の資格をアメリカの学校側に提示する事によって
M.Arch(大学院)から教育を受ける事は可能なのでしょうか?
いろいろと選択肢があってまた迷いが出てきました。
>>303=296
よくわからないのが、建築を勉強したいのはいいとして、どうしてアメリカ留学か、という点。
なぜ日本の場合は専門学校になってしまうのか?
日本の大学を避けているように見えるのはどうしてか?
当然日本の大学より入学は難しいし、言葉の壁も大きいし、学費もべらぼうに高い。
もちろんクズのような大学もアメリカには多いが、そんなところに行っても金と時間の無駄だ。
UCバークレーやイェールなら東大の方が入学は簡単だろうし、
ワシントン大(州立:セントルイスに私立のワシントン大(ここも建築が有名)があるため区別するが)あたりでも
入学難易度は旧帝大や早慶あたりと同程度かそれよりやや易しい程度と思った方がいい。
ところでアメリカの建築教育を日本と比べてみると、
・人文・芸術系である
この点が一番重要な違いと言えるだろう。
日本では工学系を中心に一部芸術系にもあるが、アメリカは芸術系しかないと言っていい。
しかも日本の場合、芸術系だと学業成績が悪くとも実技が出来れば入学出来るが、
アメリカでは他の芸術系と違って建築だけは学業成績も優秀である必要がある。
つまり芸術系に立脚しつつ工学的視点も追求し、幅広い教養も必要とされるわけだ。
なお、大学院進学については当然ながら学部卒が大前提であり、
日本では専門学校しか出ていない場合はいくら二級建築士資格を持っていても無理。
逆に、大学院受験の際、学部時代の専攻は建築である必要はなく、哲学であっても医学であっても、
文学であっても美術であっても工学であっても、要するに学部を卒業していれば専攻は何でも良い。
幅広いバックグラウンドの人材同士が交わることでお互いに刺激しあう、という考え方になっている。
なお、アメリカでは学部時代と大学院は違う学校に行く人が非常に多い。
従って、どうしてもアメリカ留学したければ、とにかく4年制のBA in Architecture
のプログラム(これは実は結構多い)を受験して卒業し、それから本格的建築教育を
M.Archコースで修了することを勧める。どの大学のM.Archコースにするかはそのとき決めればよいし、
最初の学部4年間を学ぶ大学のレベルが多少劣っていても、そこで頑張っていい成績といい作品を残せば
大学院はいいところを狙える。
なお、この場合はM.Archコースは最初の1年を飛ばしてよいことが多いので最短で合計6年かかることになる。
俺はアメリカは高すぎて行けねぇ。。
307 :
296:03/05/01 22:18 ID:O+7i8hrB
>>299=302 さん 貴重な情報ありがとうございます!!大変参考になりました。
アメリカの大学は
>>306 さんも言うとおり総合的に考えると
莫大なお金が掛かることが分かりました。日本の大学もしやに入れてみます。
>よくわからないのが、建築を勉強したいのはいいとして、どうしてアメリカ留学か、という点。
>なぜ日本の場合は専門学校になってしまうのか?
>日本の大学を避けているように見えるのはどうしてか?
全くその通りです。自分の視野の狭さが恥ずかしいです。
日本の場合は専門学校と思いついたのは
とにかく自分は出来るだけ即戦力となる実力を出来るだけ親の負担にならないように
身に付けたかったので思いつきました。そういう意味では留学は
日本の専門学校や大学より金銭面や、色々な意味で棘の道と思うのですが
異国の地に行く事により色々な意味で刺激を受け、結果、成長が出来ると思うのです。
その代償は高く付くかもしれませんが、払うだけの価値は有ると親も言っています。
進路を決めるまではまだ時間もありますので色々と考えて行きたいと思います。
海外の大学としては学費や教育の質から見て
イギリスも良いと思っているのですが、
物価は高いみたいですが、(1ポンド¥200位には驚きました)
調べてみると学部は3年生ですし、
アメリカと同じように建築を芸術の一部と捉えられている事が
魅力的と思いますがどうでしょうか?
ピックアップした大学は、
UELやUNL・王立芸術大学 です。
(付け加えまして、このレスの中にあったAAという大学を調べてみたのですが、
正式名称が分からなかったので調べ切れませんでした。
お手数ですがこの大学の正式名称お知りの方、お教え下さい。)
308 :
名無し組:03/05/02 22:27 ID:m29BjoSP
いま19才のメチャ素人の学生です。 将来レム・コールハース等の事務所に入りたいんですが、今からそのために準備できるコトって何かありますか? よく自分の作品を残しとくといいっていわれますが、、、
>>307 やっぱりあなたの考えていることはいまいちよくわからない、というのが正直なところ。
出来るだけ早く実力を付けて親の負担にならないようにしたいのだったら、
留学しないで日本の大学で勉強するのが一番早いし安上がり。
留学すれば日本の大学より時間もかかるしお金もかかる。
どう考えても即戦力となる実力を付けるためには逆効果。
留学のメリットについて、「手っ取り早く実力が付く」とか、そういうことだと思ってるんだとしたら、
それはものすごく大きな勘違いをしている。
そうじゃなくて、日本の建築教育とは違った物の見方、デザイン(設計)のプロセス、
発想の仕方、そういうことを学べるのが留学のメリットなんだよ。
さらに、異文化体験、全く違った風習や生活スタイルを学べることもメリット。
つまり、日本の大学の一般教養よりもさらに幅広い一般教養を身につけることが出来るわけだ。
どうもあなたは一般教養とか幅広い分野についての勉強という物が
建築設計には不要だと思っているようだけど、建築の設計にはそういう一見無駄なものが
実はとても重要なんだよ。建築を設計するとき、あなたは人間の生活すべてを包み込む容器を設計しているんだから。
そういうものを無視したら、即戦力といっても、「製図工(ドラフトマン)」「CADオペレータ」としての即戦力しか身に付かない。
そして、それでよければ留学も国内の大学も必要ない。製図専門学校で十分。
310 :
名無し組:03/05/05 13:49 ID:8zRoa+IN
大学院課程 インテリアデザインと建築のdual degree program
に合格しました。2年間のプログラムでインテリアと建築を学びます。
このプログラムで建築家の試験を受ける資格は得られませんが、
インテリアと建築を同時に学べるという点で、選びました。
僕は日本の大学のデザイン科を卒業し、日本の住宅会社で4年間働いて、お金をためました。
そして、一年間こっちで英語の勉強をして、このたび大学院に合格しました。
大学から要求されたものは・・・
★3通の推薦状(うち2通は大学の教授関係): 僕は大学時代の教授二人とこっちで英語の先生に書いてもらいました。
★GRE: 一発勝負のこのテスト、数学の知識は高校1年生程度だが、問題がすべて英語なので問題になれることが
重要。また、かなりの英語力、特に単語力と英作文力が要求される。
★ポートフォリオ: 僕は30点近くの作品(インテリア、住宅の設計図。大学時代のデザイン実習作品)などをA4用紙
にまとめた。コメントなどはもちろん英語で。
★Autobiographical Essay と Statement of Intent: どちらも、A4用紙2枚。何度も、英語の先生のところへ行き、
チェックしてもらった。
★TOEFL: これが一番大変だった。なかなか点数が伸びなくて困った。やはり日本人には英語をマスターすることは
至難の業。いまだに苦労。
★卒業、成績証明書: 大学時代のものを2通ずつ。GPAはこっちではかなり重要らしい。
★銀行残高証明: 最低30000ドル以上の残高がある銀行の口座証明が必要。
★入学願書: オンラインでやった。25ドルぐらい必要。
受験準備はほんとに気力と体力の勝負です。思った以上にハードです。
311 :
名無し組:03/05/05 14:08 ID:D0V3wekE
312 :
名無し組:03/05/05 14:10 ID:D0V3wekE
レム・コールハースと仕事したいので有れば
ハーバード大学院でレムのクラスに行けば仕事出来るよ
313 :
動画直リン:03/05/05 14:23 ID:Oe/J5RYB
314 :
307:03/05/05 18:54 ID:LIg3g/e6
>>299=302 さん 見ず知らずの若造に無償であるにもかかわらず
親身なご回答ありがとうございます。あなたはすばらしい人です!
この前は、言葉ではうまく表現できなかったのですが、
留学のメリットについて、「手っ取り早く実力が付く」と
考えてしまったのですが、その意味として、
日本とは全く違った風習やライフスタイル、発想の仕方、異文化体験、をする事によって、
日本の大学の一般教養よりもさらに幅広い一般教養を身につけられ、
建築をやるからと言って、建築の事だけしか勉強しない人より
デザイン(設計)のプロセスを考える上で一味違った発想で
建築を造る事が出来ると思うのです。
あれから色々と考えてみたのですが、
「製図工(ドラフトマン)」「CADオペレータ」になるつもりはないので
金銭、環境、現時点での自分の実力の観点から考えてまずは日本の大学に通おうかと思います。
その大学在学中に日本での建築の現状を学習し、そして英語に磨きを掛け、
色々な観点から建築を考えられるようにする為、海外の大学院へ進学しようと思います。
>>299=302 さんの現実を弁えた意見で踏ん切りをつけることが出来ました。
明日担任の先生に相談してみます。何か頭の中のもやもやがなくなったようです。
ありがとうございます!早く自分も質問してばかりの人間から、質問される側の人間になりたいです。
>>310 さんも大学院受験に関する貴重な情報ありがとうございます。
自分も学生時代にたくさん作品を残し、留学準備を余裕を持って取り組んでみます。
野村昭彦[BOBBY] [兵庫県] (2003/05/02(Fri) 02:39:00)
>海外(米国)での建築士のライセンスの取得の方法
JAEIC(財団法人建築技術教育普及センター)
http://www.jaeic.or.jp/ アメリカ合衆国におけるコンピュータ化された建築家登録試験について
http://www.jaeic.or.jp/ncarb-3.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1 ARE(建築家登録試験)とは
アメリカで建築家の資格を得るためには、NCARB加盟委員会
(全米50州、コロンビア特別区、グアム、北マリアナ諸島、
プエルトリコ、米領バージニア諸島の建築家登録委員会で構成)
の一つに建築家登録を申請し、登録が認められなければなりません。
登録されるには、建築教育(大学の建築学科を卒業等)、
建築実務(大部分の州が、建築教育を受けた後3年間の実務訓練を
義務付けている。)、建築家登録試験に合格の三つの条件を証明
することが必要となります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
を、お読みいただいたらと思いますが、よくわからんですね。
日本の建築教育、建築実務でいいのでしょうか?
「QUA クウェイ」NO.4(1997年)より ということなので、
情報も古いですね。
NCARB加盟委員会に聞いた方がいいと思いますが、
閲覧者の皆様の中で、詳しい方はいらっしゃらないでしょうか?
情報提供、よろしくお願いいたします。
野村昭彦[BOBBY] [兵庫県] (2003/05/02(Fri) 02:40:16)
>海外で取得したライセンスで一級建築士の登録
JAEIC(財団法人建築技術教育普及センター)
http://www.jaeic.or.jp/ 諸外国における建築技術者資格制度の現状
http://www.jaeic.or.jp/kikansi19.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
A相手国側の建築家を日本の建築士として受け入れ認証する場合
・相手国の建築家制度がUIAアーキテクト推奨基準を満たしている場合、日本の一級建築士の免許取得を希望する相手国の建築家は、建築士法第4条第3項の規定に従い建設大臣に申請する。
・現行の建築士法第4条第3項の運用基準に、必要に応じて新たに「UIAアーキテクト対応基準」を設けることも検討する。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
これも、「QUA クウェイ」NO.13(1999年)より
ということなので、情報が古いですね。
■建築士法第4条第3項
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
外国の建築士免許を受けた者で、一級建築士になろうとする者にあつては国土
交通大臣が、二級建築士又は木造建築士になろうとする者にあつては都道府県
知事が、それぞれ一級建築士又は二級建築士若しくは木造建築士と同等以上の
資格を有すると認めるものは、前2項の試験を受けないて、一級建築士又は二
級建築士若しくは木造建築士の免許を受けることができる
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
具体的には、どのような手続きをすればいいか、よくわからんですね〜
国土交通省、都道府県に直接聞いた方がいいと思いますが、
閲覧者の皆様の中で、詳しい方はいらっしゃらないでしょうか?
情報提供、よろしくお願いいたします。
野村昭彦[BOBBY] [兵庫県] (2003/05/02(Fri) 02:41:43)
>海外で一級建築士の効力
http://www.jaeic.or.jp/諸外国における建築技術者資格制度の現状 http://www.jaeic.or.jp/kikansi19.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
@日本の建築士を相手国に受け入れ認証させる場合 ・日本の一級建築士
で相手国の建築家の資格取得を希望する者は、国内で「UIAアーキテクト
推奨基準と同等水準」であるかどうかの評価を受け、同等と認められる証
明を得る。 ・日本国内で同等証明を得た一級建築士は、相手国により、
「相手国側の付帯条件」を満たした上で建築家の資格を与えられる。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
これも、「QUA クウェイ」NO.13(1999年)より ということなので、
情報が古いですね。この事が一番よくわからないのですが、
JIA近畿支部
http://www.bc.wakwak.com/~jia/JIA 近畿支部 建築家資格制度
http://www.bc.wakwak.com/~jia/arch/jiaarch.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本には1950年に制定された建築士法があって建築家資格に相当するもの
として国内では認知されているが、国際的に通用する制度とは言えないの
が実情である。1級建築士がUIA基準の建築家のレベルに満たないとされ
る根拠は主に以下のような点にある。
1. 教育カリキュラムに建築家倫理教育が義務化されていない。2. UIA
基準による5年生大学と4年生大学で就業年限に差がある。3. 受験まで
の実務訓練の内容について厳密な定義がされていない。4. 一級建築士試
験の内容が建築家としての能力を査定するのに不充分である。5. 資格取
得後の継続教育が制度化されていない。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ということなので、海外で一級建築士の効力は現在ないということでしょ
うか?皆様の情報提供、ご意見ご感想、よろしくお願いいたします。
野村昭彦[BOBBY] [兵庫県] (2003/05/05(Mon) 17:37:27)
> とりあえず調べる方向がわかりました。
【NCARB加盟委員会】
National Council of Architectural Registration
http://www.ncarb.org/ [email protected] 1801 K Street, NW, Suite 1100-K Washington, DC 20006
202/783-6500 (phone) 202/783-0290 (fax)
へ以下の内容で問い合わせ中ですので、もしご返答があれば、こちらでご報告いたします。
Excite エキサイト 翻訳>テキスト翻訳
http://www.excite.co.jp/world/text/ で、翻訳して送信しましたが、以下で通じるのでしょうか?
めちゃ心配やな〜〜。
もし英語ができる方がいらっしゃれば、ご指摘等、よろしくお願いいたしますm(_"_)m
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
アメリカで建築家の資格を得るためには、
■建築教育(大学の建築学科を卒業等)
■建築実務(建築教育を受けた後3年間の実務訓練を義務)
■建築家登録試験に合格
の三つの条件を証明することが必要であるようですが、
日本の学位、建築教育、建築実務は有効なのでしょうか?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Although it seems that it is required for a
■ construction educational
(it is graduation etc. about department of architecture of university)
■ construction business
(it is duty about on-the-job training for three years after receiving construction education)
■ builder registration examination to prove three conditions of success in order to acquire a builder's qualification in the United States, are a degree of Japan, construction education, and construction business effective?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
野村昭彦[BOBBY] [兵庫県] (2003/05/05(Mon) 17:39:02)
>海外進出します。必ず…
ぜひ頑張ってください。
人は誰しもこの地球上で好きな場所で、好きな人々と一緒に住む権利が
あると思います。
おいらももし、現状より自分にふさわしい場所が存在するならば、
軽やかに移動したいと思います。
>でもすぐにたくさんの人が海外でも活躍する日がきますよね。きっと!
そうですね。別スレにも書きましたが、
http://archi.hmc5.com/cgi/BBS/cbbs.cgi?mode=all&namber=895&no=9 現状の単なるペーパーテストだけでなく、論文やオ−プンデスク参加、
ポートフォリオ、各種コンペ提出作品や受賞、実作品、他大学の他分野での
業績なども認定し、とにかく現状のペーパー一発勝負の無意味な試験、
というのを排除し、国境をなくし、しもこの地球上で好きな場所で、好きな人
々と一緒に住み、好きな仕事に携われるよう、1日も早く国別のバラバラな
試験制度を見直し、各国の建築業界の鎖国状態を解消するべきだと考えます。
アート、ミュージック、スポーツ、金融などの分野と比較すると、
建築は明らかに遅れをとっているように感じますが、皆さんいかがお考えでしょうか?
>試験はLawyerの試験より難関だということです。
Lawyer【弁護士】ですね、ふむふむ。
日本もやがて1級建築士試験は、司法試験よりも難しいということになりそうですね。
▼1級建築士試験 合格者数と合格率【都道府県別 学科、製図】
http://bobbysnote.fc2web.com/DATA/index.html#1 昨年の1級建築士の学科からの受験者ストレート合格率、10.6%×32.5%=3.4%
▼司法試験
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■過去
1次=誰でも受験できる。また大学で学士(卒業)に必要な一般教養科目を修了した
者などは1次試験を免除される。
2次=1次試験合格者および1次試験を免除された者。
司法試験管理委員会は2002年度司法試験の最終合格者を発表した。
合格者数は、前年度より193人多い1,183人と3年ぶりに増加し、過去最高を記録した。
受験者数も41,459人で過去最高。合格率は2.85%だった。
合格者の平均年齢は27.57歳で前年度より0.15歳上昇した。
男女別内訳では、男性906人、女性277人。
■今後
2004年4月新しい法曹養成制度として法科大学院が開校します。
現行司法試験の合格者は、2004年度には1,500人へと増員される予定です。
従来の「困難」「難関」といった司法試験のイメージは、過去のものとなりつつあります。
http://www.lion-kikaku.co.jp/news/news021120.html 現在法律家を目指すには三つの道があります。
一つは現行司法試験の受験、
もう一つは法科大学院既修者コース、
そして、もう一つは法科大学院未修者コースに進学することです。
新司法試験合格率70%(予定)
http://www.lec-jp.com/shihou/2003houka/3rute.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
野村昭彦[BOBBY] [兵庫県] (2003/05/05(Mon) 17:49:10)
>米国ではResidental Designerといって建築家として登録をしていなくても
>設計デザインを仕事とすることができるようです。
>また30フィートスクエア(または、キュービック…ちょっと面積だったか、
>容積だったか定かではありませんが。)は誰でも建てることができるようです。
なるほど。
日本の建築士法第1章総則みたいなものですね。
時間があれば、おいらも、米国の建築士法みたいなものを調べてみたいと思います。
322 :
名無し組:03/05/05 19:47 ID:/CRVc6yr
野村昭彦[BOBBY] [兵庫県] なるひとは一体何者なんでつか?
建築士試験制度改革審議会は 21世紀の我が国社会において建築士が
果たすべき役割を明らかにし,国民がより利用しやすい建築士試験
制度の実現,国民の建築士試験制度への関与,建築士の在り方とそ
の機能の充実強化その他の制度の改革と基盤の整備に関し必要な基
本的施策について調査審議することを目的として建築士試験FOR
UMに設けられた審議会ですが、同審議会は平成13年7月26日
をもって2年の設置期限が満了いたしました
建築士試験制度改革は、明確なルールと自己責任原則に貫かれた事
後チェック・救済型社会への転換に不可欠な、重要かつ緊急の課題
であり、利用者である国民の視点から、建築士試験の基本的制度を
抜本的に見直すという大改革です。 このような改革に、国土交通
省、JAEIC(財団法人建築技術教育普及センター)、各建築士
会といったこれまでの試験行政の保守的既得権益癒着者を排除し、
建築士試験FORUM主体で精力的に取り組むため、平成13年12月、
建築士試験FORUMに、野村昭彦氏を本部長とし、全サイト参加
者を構成員とする建築士試験制度改革推進本部を設置し、新しい時
代にふさわしい、国民に身近で信頼される建築士試験制度の構築に
取り組んでいます。
建築大学院は、来年4月の開校をめざして動いています。国民の声
を建築士試験に反映させる建築士試験制度についても、これから内
容の具体化がすすめられます。建築士試験FORUMは受験審査を
録音・録画するなど、建築士試験手続の抜本的改革とあわせて実現
したいと考えています。
324 :
322:03/05/05 20:04 ID:/CRVc6yr
建築士試験FORUMの始動は、いわゆる「試験行政」の崩壊が前提
になっています。試験制度とは、具体的には、厳しい参入規制、
業務規制や金利規制によって、既得権益者が安定的な利益を上げられ
る状況を維持する、事実上のカルテルだったと言っていいでしょう。
このカルテルは、高度成長経済の終焉、債券市場の成長、金融の
国際化といった流れを受けて弱体化していましたが、これがバブル
の崩壊によって致命的な打撃を受けました。
こうして、建築士試験FORUMは、機能を失った試験行政と名実
ともに訣別し、次代の試験制度の枠組みや原則を構築する作業
としてスタートを切りました。その目指すところは、規制緩和のよ
って金融ビジネスにおいても様々な創意工夫が活かされる環境を整
備することにあります。
もちろん、そこでは既存の試験行政や既得権益者だけでなく、他産業の
企業、あるいは全くの新設企業であっても、それぞれの能力とアイ
ディアを生かした建築業界の展開が可能になるはずだと思いま
す。実際、そうなったわけですけれどね。
326 :
322:03/05/05 20:05 ID:/CRVc6yr
>>325 いや、もういいす。他スレ読みましたから。
327 :
名無し組:03/05/05 20:10 ID:UgLI53mA
非常に読みにくいレスが続いているな。
現在世界各国の建築家資格制度は、次の方向で統一されつつある。
1.最低5年間かつ設計課題授業時間合計100コマ以上を含む認定教育を修了したこと
2.三年間の実務経験(各分野を経験したことについての正式な証明書)を修了したこと
これによって建築家資格試験を受験することが出来る。
日本の場合、まず学部教育が4年間しかない。
しかも設計課題が全然少ない(アメリカでは通常週3回、一回あたり3コマで、トータル週9コマある)。
これでは国際的にみて建築家教育の基準をクリアしているとはとうてい認められない。
こうした状況を横目でにらんだ上で、中国は数年前に、日本と同等の教育による資格を「二級建築師」とし
アメリカなどの国際水準を満たしたものを「一級建築師」とした。
だから、日本の学部教育だけでは国際的に見ると建築家教育としては全く不十分というしかないわけだ。
すでに中国とアメリカは相互の資格について互換性をもたせるようにしているようだが
日本とアメリカとでそのようになることはこのままではあり得ない。
早稲田などが6年制の建築教育にプログラムを改編しているのも、
一級建築士の上位資格を作ろうとする動きも、この国際化をにらんだもの。
ただし意匠系以外の建築学科の先生達の反発も強いので、
日本ではなかなか「建築家」という資格はできない。
なお、アメリカの建築家資格試験の受験資格については、非常に厳格な決まりがあり、
日本のようないい加減な建築士資格とは全く異なる。
実務経験についても、Pre-Schematic、Schematic、DD、CD、CAといった各分野について
一定の経験を積んだことを証明する詳細かつ公式な書類を事務所から提出してもらったり、
経験した分野について登録したりする必要がある。
そして、資格取得後も一定の研鑽が求められる。
>>325 規制緩和?
何を寝ぼけたことを。
建築士試験は今は急に試験を難しくしたために難関になった印象があるが、
そもそも受験資格がユルユルなのが問題なのだ。
各国にあわせた厳密な受験資格認定制度を導入したら、受験資格者は今の1/4程度に減る。
(まず意匠系以外の人間に受験資格はなくなる。さらに大学を4年制に据え置くなら、
大学院修了者以外に受験資格はなくなる)
それがこれから日本が導入すべき道なのだよ。
国際化とは規制緩和ではない。
建築家資格や建築法規については、規制強化=国際化なのだ。
>329
BOBBY相手に議論しても無駄だぞ
332 :
bloom:03/05/05 20:23 ID:Oe/J5RYB
>>310 とりあえずおめでとう。
アプライするのは本当に大変だよね。
時間も食うし、ポートフォリオづくりとかは結構お金もかかる。
日本からアプライする場合は、推薦状の英訳も自分でやらなければいけないことが多い。
TOEFLやGREの受験も面倒。
特にGREのVerbalなんて、TOEFLの比じゃないから、もうまるでちんぷんかんぷん。
一方同じGREでも数学?は異様に簡単。日本人ならほぼ満点とれるはず。Analyticalは問題が理解できれば実は簡単。
>>314 おお、君のレス、意味不明の大量カキコに埋もれていて見逃してしまったよ。
まずは日本の大学で、という選択は、一番堅実であり、間違っていないと思う。
ただし日本の大学は、遊んでいる人も多いから周りに流されないように。
それと、意匠だけじゃなく構造・設備・都市計画などと一体となっているのが日本の建築教育の特徴だから、
意匠系に行くにはそれなりに設計課題でいい成績を残すこと。
英語は合間を縫って継続的に学習が必要。TOEFLも時折受験しておこう。
建築のデザインで定評のある大学で、意匠系志望の友人(ライバル)を沢山作れば、
お互いに切磋琢磨して頑張りも利くだろう。
大学でいろいろ学ぶ内、それでも留学したかったらぜひしなさい。
前に書いたように、そしてあなたが314で書いたように、留学には留学でしか経験できないメリットがある。
また、実は留学は、大学卒業後数年間実務経験をしてから、というのもOK。これはこれで大学卒業後すぐに留学するのとはまたひと味違ったメリットがある。
大学院からの留学は、ロータリー国際親善奨学金という制度もある。
これは日本だけでも年間数百から千人近い人が合格する、留学生向けとしては日本(いや世界)最大の奨学金。
最近は受験者が減ってきているので、合格しやすいだろう。
一年コースで25000ドル、二年コースなら12000ドル×2年を支給して呉れる。貸与ではないので返済の必要はない。
そのかわり卓話など多くの義務が生じるが、それも社会経験、人生経験と思うべき。
単なる留学だけでは出会えない人にも出会うチャンスが増える。
こういう奨学金を利用すれば親の負担が減るのは当然だね。
なお、日本の大学で学ぶことは、将来日本で建築の設計をする上では、同級生の横のつながりとか、
日本の建築用語や設計手法と海外のそれとを比較するための立脚点をまず身につけられるので、メリットも多い。
決して留学のための予備段階と考えず、貪欲にいろいろなことを吸収してほしい。
337 :
名無し組:03/05/05 21:39 ID:D0V3wekE
TOEFLは、今度から会話テストが追加されます
英会話も出来ない香具師が大学に入るために会話テストが追加されます
338 :
314:03/05/06 20:45 ID:/A7SMYVA
>>299=302 さん 奨学金の事から何から何まで本当にありがとうございます!!
たくさん貴重な情報をお教えいただき、とてもためになりました。
早速今日担任の先生に相談したところ、心なしかほっとした様子で、
『日本の大学ならばお前が満足するまで探してやる』と言われ自分も安心致しました。
今日だけで色々な所を探し、ピックアップした所の資料請求しました。
話は変わりますが、ロータリーの奨学金についても調べてみました。
返済の必要が無いのに受験者数が年々減っていると言うのはとても驚きました。
また、あれだけのお金を頂くのですから義務が生じるのもしょうがないですよね・・・
でも、人前で自分の意見を話したり、人との交流を増やしたりすると言う意味では
返って良いのでプラス思考で考えて行きます。
>>337 さん
そうなんですか・・まあ、話す事が出来ないのに外国へ言ってもどうしょうもないですからね。
時間を掛けてじっくり取り組んでみたいと思います。
ロータリーは締め切り早いから気をつけてね。
2004年秋からの分はすでに締め切られてる。
340 :
名無し組:03/05/15 03:19 ID:qXgpNwd/
で結局オーストラリアはどーなんよ?
341 :
bloom:03/05/15 04:23 ID:ZzowlID8
342 :
_:03/05/15 04:51 ID:???
>>296 >現在高校生でアメリカ留学を考えています。(英語しか知らないからです)
アメリカを否定する気はないが、ここだけ指摘させてもらうと、
1. 英語圏だけで数十カ国もある。
2. 言語だけで建築の大学を選ぶのはもったいない
スペインなんいい建築やってるし,1~2年語学やればどこの国でも何とか大学に
はもぐりこめる。
かく言う私はイギリスで都市計画。
344 :
名無し組:03/05/15 12:00 ID:qXgpNwd/
都市計画とか海外でやってよー帰国後日本で就職あるの?俺も海外で都市計画学ぶこと考えてるんだけどさ
345 :
名無し組:03/05/15 13:31 ID:aZ5T5l7u
>>344 ないよ。今はGISで食いつないでる。役所向けの調査+なんとか地理情報システム
を作る仕事で。
346 :
名無し組:03/05/15 14:36 ID:qXgpNwd/
>>355 まじ?なんかあるだろ?別に俺は大企業に就職したいわけじゃねーし...
中小企業で満足なのさ 好きなこと仕事にできないより
347 :
名無し組:03/05/15 14:37 ID:qXgpNwd/
348 :
名無し組:03/05/15 15:31 ID:aZ5T5l7u
海外からだと職探しがむちゃくちゃ大変だった。俺はISIZEの仕事探しページみ
てGISの仕事見つけたけど,1ヶ月くらい見ててそれ1件だけだった。今それ系の
大学にいるなら、つながり切らない方がいいよ。
349 :
_:03/05/15 15:48 ID:???
350 :
名無し組:03/05/15 19:57 ID:qXgpNwd/
351 :
名無し組:03/05/16 00:38 ID:b8ZSROwd
誰かこたえてくれー
352 :
名無し組:03/05/16 15:12 ID:b8ZSROwd
koteewo matsu
353 :
名無し組:03/05/16 15:33 ID:g3uvCjqG
354 :
腹 広司:03/05/19 01:06 ID:2RQIaK46
海外留学より駅前留学を考えてます。
ノバうさぎ〜
355 :
名無し組:03/05/21 00:17 ID:kJ6EDBXC
BERLAGEに行こうと考えてる人いますか。
356 :
山崎渉:03/05/21 21:52 ID:???
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
357 :
山崎渉:03/05/22 00:04 ID:???
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
>で結局オーストラリアはどーなんよ?
そうなんだ。日本の教育って。
僕はオーストラリアの高校にいた時、建築設計の"キャリアプログラム"みたいなのに入っていましたが、その時から実務設計の基礎みたいなのを勉強してたなぁ。
放課後に一般の建築事務所に通って、アシスタントをして単位をもらったり。 そういう知識と学問的な事とのつながりは、頭より感覚で掴んでいく感じでした。
うーん。どっちの学び方が良いのかは、個人によって違うのかもしれないけれど。
359 :
:03/05/23 12:35 ID:???
海外って、建築が芸術人文系なのに、なんで工科大学に建築学部があるの?
360 :
名無し組:03/05/23 19:31 ID:5kFAZjVo
>>359 >海外って、建築が芸術人文系なのに
必ずしもそんなことない。構造を芸術でやると思うか?
>>360 海外では構造は概ね土木学部や工学部土木学科等に属しますが、何か?
日本以外の殆どの国において、「建築(Architecture)」といったら、
日本で言うところの「意匠設計」だけを指します。
建築工学(Architectural Engineering)というものが外国の大学に殆ど存在しないのはそのため。
>>359 もともとドイツ系のシステムでは、「建築」は(建築意匠だけを指すのは当然として)工科系に属した。
だからドイツ、スイス、オランダ等では工科大学に建築学部があることが多い。
一方フランス系(ボザール系)のシステムでは、「建築」は美術に属した。
アメリカの建築教育の原型はボザールだから今も美術系にある大学が多い。
>アメリカの建築教育の原型はボザールだから今も美術系にある大学が多い。
MITはどうなんでしょう?
工科大のくせにいろいろあるけど・・・
>>358 オーストラリアはそうなんですね。 単位くれるのは羨ましい。
意匠系の人はアトリエの事務所とかでバイトしてるけどー 実際に、どこまでできるのか疑問???
まあ、自分が怠けてたのもありますけど、今はなんか直接将来に関係ないような 研究ばっかしてます。
なんか、学部の時はなんでこんな事すんだ??みたいなトレースとかやったけど。。。 そういうのが、今思えば重要だったのかなーと思ってます。
ホントは設計課題の時にコストとか法規とか設備とかちゃんと 考えてやるべきだったのかもしれませんね。
ちと気づくのが遅すぎたが、卒業までにいろいろできるように頑張ります。
>>362 カーネギーメロンも、もとは工科大だよね
364 :
名無し組:03/05/25 13:09 ID:lScKrTWT
>>362 そんなに気にすることか?イギリスなんかだとそもそも学位が違うんだから、
工科だ芸術系だは全く意味がない。
>>363 単位くれると言うより、必須。まぁ、大学の中だけにいる羨ましいけどね。
海外では、日本の家政学にある住居学科なんか、あるんですかね?
366 :
名無し組:03/05/29 12:19 ID:1ntqqjp6
>土木学部や
ドイツのホッホシューレで「建築工学コース」ってのがあるってきいたけど、これ日本でいう構造系?
イタリアは、工学部に建築学科あるよ
>>367 それがどうかしたのか?
工学部に建築学科があったら、日本と同じだと思ってるの?
369 :
地方中小困猿社員:03/05/31 08:35 ID:wPiEFQFp
>>366 それってどこで聞いたのよ?
英語とか独語で聞いたなら、「建築」って訳すのが正しいのかどうかってところが怪しいぞ。
Civil Engineeringだって、日本で言うところの土木工学の分野よりも広かったりする。
例えば都市計画なんか、日本じゃ建築系が強いとこもあるけど、向こうじゃ皆無だからな。
日本はいろいろ分けたがり。
それでつながりのあるはずのものが断ち切られてたりする。
スペシャリストが育ちやすい環境にはあるけど、ある分野に一辺倒になりがちだよね。
日本である程度勉強してから、向こうへいって日本ではできな勉強をするのがベターではないかと思ワレ。
370 :
名無し組:03/05/31 12:32 ID:evpEyhYN
>日本じゃ建築系が強いとこもあるけど、向こうじゃ皆無だからな。
ちょっとわかりずらいんだが、建築の要素が皆無という意味か?
371 :
名無し組:03/05/31 16:02 ID:xl6z+X3W
372 :
地方中小困猿社員:03/05/31 16:13 ID:DOaTV/Yt
>>370 いや、都市計画は基本的にCEの守備範囲ってこと。
折れが行ったのは某州立大学の工学部(Engineering)だったけど、
建築学科って訳せる学科は向こうでは見なかった気がする...。
今出先なので、帰宅したら保管してあるカリキュラム確認してみるよ。
374 :
名無し組:03/05/31 19:38 ID:evpEyhYN
>>373 国によって全然違うからね。おれはイギリスだが、建築系になっている。ただし、
コースの内容は意匠や設計色が薄く、工学の要素はもっと低い。逆に社会学の要
素が強い。
375 :
373:03/05/31 19:47 ID:???
>>374 アメリカでも、公共政策系に属する例があるように、社会学というか経済・経営学に近い。
建築系であっても、ハーヴァードはケネディスクールとのジョイントプログラムだし、
ペンシルベニアもウォートンスクールとジョイントのクラスがあるらしい。
376 :
374:03/05/31 19:54 ID:evpEyhYN
実際、仕事のほとんどは政策作りとその運用(行政)だからな。イギリスでは。
ドイツはたいてい
Architekturと、Bauingeneurwesenってのがあるね。
後者はかなり施工よりで、建築工学・建設工学と呼べるかもしれない。
>>377 アメリカにもArchitectural Engineeringという学部やコースを持っている大学は
ごく少数ながら存在する。
例えばペンステート
http://www.engr.psu.edu/ae/gradprg.htm 内容を見ると、建築設計(意匠)は含まれていないが、
構造、設備/環境、照明/電気、音響、構法等が教えられている模様。
構造は土木、照明は電気、設備は機械、という具合にバラバラの学部学科で
教えられることのデメリットをなくそうというアイデアなんだろうと思う。
379 :
名無し組:03/06/02 09:49 ID:GnvZErur
>>368 日本と同じかとかの議論じゃなくって、留学考えてる人に情報を提供する方向
でいこうよ
380 :
名無し組:03/06/02 09:50 ID:uPqZw+4u
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|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ||
|| 教卓 || ||
|| ||
381 :
361=368=373=378:03/06/03 00:46 ID:UdlREmWR
>>379 忠告ありがとう。
もちろんおっしゃるとおり。
でもイタリアで工学部に建築があるかないか、ということにどういう意味があるのか、
さっぱりわからないから368に書いたようなレスをしたわけ。
工学部に建築学科があるから、日本同様に構造や設備や構法が建築学科で学べる、
と考えているのなら、それは間違い。
芸術系にあろうが工学系にあろうが、建築=意匠設計、というのが、日本以外の世界共通の認識なわけで、
以前留学相談の本にも、この辺の誤解に基づく相談が相当多いような事が書かれていたのを覚えている。
ここの所をまずしっかり理解しなければならないことが、日本人が建築系留学を考える上で最初の関門になっているわけ。
なお、構造等、意匠設計以外の人が留学したい場合、それぞれの専門分野に応じた学部に行くか、
ごく少数ながら存在する「建築工学」分野に行くか(
>>378参照)、
さもなくばアメリカなら政府の国立研究所?あたりにいくことになると思う。
382 :
名無し組:03/06/03 09:25 ID:raCyWp7G
納得。
今後もマターリ行きませう。
383 :
名無し組:03/06/03 18:05 ID:bL0FCajw
みなみはんきゅうにごかくりゅうがく
プw
ドイツの大学とホッフォシューレの場合、前者は5年間の教育で、教師は研究能力があるかどうかが問われる。
後者は3年ないし4年の教育機関で、入学以前に6ヶ月以上の建築実務経験が必要とされる。
学生数は1:2で、ホッフォシューレのほうが多い。
建築コースのほかに、大学とホッフォシューレのいずれにも技術的色彩の濃いBauingeneurコースがある。
ドイツの建築許可などには、アーキテクトの署名が必要であるが、いくつかの州ではビルディングエンジニアにもこの権限を与えている。
以前は英国の大学とポリテクニークの関係も、理論と実務あるいは理論と技術という視点で区分できる。
ヨーロッパの建築教育は、理論、実務、技術、芸術という4つの方向を持っているといえる。
大学の建築学部や学科では、実務的側面より理論的側面が重視され、これを中心に建築教育がなされている。
建築教育のもう1つの方向は芸術的方向で、フランスのボザールでの教育に代表される。
ヨーロッパのほかの国では、建築団体の運営するアカデミー系での建築教育がこれに当たり、英国のAAスクールもこの類である。
こうした背景から、同じ建築設計教育といってもその力点のおき方は様々。
この多様さは、建築のもつ特質であるとともに、社会がアーキテクトに求める要求の反映でもあろう。
日本の芸術学部にある建築学科は、ボザール教育を意識しており、まさに芸術的思考の設計教育に分類されるものであろう。
>でもイタリアで工学部に建築があるかないか、ということにどういう意味があるのか、
>さっぱりわからないから368に書いたようなレスをしたわけ。
そういえばなんでイタリアは、工学部にあるのだろう・・・
386 :
名無し組:03/06/07 07:30 ID:dCpDKwnG
みなさん、大学名と有名教授がいるのかどうか、ということに
こだわりすぎです。
単に留学を実現したい、というだけならとりあえず日本の大学院に
在籍して、大学の交換留学制度を利用するというのが最も簡単。
とりあえずこっちに来てしまえば、あとはヨーロッパなら
大学生のインターンシップ制度が充実しているので、
有名事務所でも短期でなら結構簡単にアプローチできます。
(事務所によってはそこでポートフォリオ審査がありますが・・・。)
日本から雇ってくれ、とポートフォリオを送っても見てもらえないのが関の山なら、とにかくこっちにきて、ボスの顔みて自分を売り込む方が全然インパクトがあります。自分はこの方法でヨーロッパに来て、
留学時代に知り合った友達の事務所で働いています。
これはもちろん、アメリカでM.Archのタイトルを取りたいという
まじめな目的の人には向かないやり方ではありますが、英語圏にこだわるのは建築の隆盛からいったらそんなに意味はない気がします。
(アメリカの若手で何人この人なら、という人をあげられますか?
ヨーロッパなら10や20はいけるでしょう???)
第二外国語も始めてしまえば、(英語がそもそも旅行英語以上にしゃべれない人であれば。)文法を知っているから楽、という以上ではないので、しゃべれるようになるまでの期間は同じようなモノだと思います。
イタリア語やフランス語がしゃべれるようになった方が人生そもそも
楽しい!スタジオをとれば、アシスタントとのスケッチをとおしてのやり取りの間に、言葉はついてくるものです。(もちろん、課程をちゃんと卒業しようとするなら、英語じゃないと大変!!!)
余談ですが、ドイツでいい建築学校といえば、フランクフルトに
シュテーデルシューレという大学院大学があります。
もともとミラーレスが教えていた学校です。残念ながら、彼は亡くなってしまいましたが。ちなみに、今のバウハウス建築大学、というのは
ワイマールにある公立大学(どこの州だかは分かりません)で、
名前だけ残っているそうです。
387 :
名無し組:03/06/08 06:26 ID:O609ZVxz
AGE
自分は、2年ほど前からアメリカ西海岸で留学をしています。現在は、コミカレで建築を専攻しています。
今年の秋から編入をするのですが、バークレーか、SCI-ARCかで迷っています。サイアークって移転したんですよね?
地域的に結構あぶないところって聞いたんですがほんとうですか?まあ、今のご時世、どこも危ないとは思いますが、、、
どなたか、詳しい情報をお持ちの方、アドバイスをお待ちしています。
>>386 自己矛盾も甚だしい。
>みなさん、大学名と有名教授がいるのかどうか、ということに
>こだわりすぎです。
と言ったそばから、
>有名事務所でも短期でなら結構簡単にアプローチできます
なんてカキコしてるし。
ただし、現在の建築の最先端はヨーロッパ、というのはおっしゃるとおり事実だね。
でも、そうした有名なヨーロッパの建築家はみんなアメリカでも教えてるので、
アメリカ留学がダメ、ということでは必ずしもない。
ヨーロッパの建築教育は国によっても違うけど、いい点と悪い点が混在してる。
その点、アメリカの建築教育は最低水準が高く、教育という点ではヨーロッパより充実している。
あと、卒業してきちんと資格を取るか否か、という点だが、
ヨーロッパでは卒業しない人がものすごく多いわけで、
>>386はその点既にヨーロッパ人的思考法だな。
長い目で見ると、やっぱりちゃんと卒業して資格を取っていた方がいいのは当然です。
390 :
通話料無料の公衆電話ができたらしいよ!!:03/06/09 19:26 ID:9tISXc6K
391 :
386:03/06/09 22:30 ID:aNf1dvKT
>>389 わはは。いわれてみれば、そーですね。
ただ、私がいいたかったのは、大学として名が通っているところに
正規に留学するってことが前提の人が多いみたいに思ったので、
もうすこし気軽に海外に出てしまってもいいのではないか、と
いうことだったのです。そういう留学からだってたくさん可能性は
ある、という意味で有名事務所、と書きましたが、チャンスを
手に入れた人も何人か知っているし、自分自身は気の合う友人と知り合って仕事をはじめてしまったので、有名かどうかなどほとんど気にしていない訳で。
392 :
名無し組:03/06/10 08:56 ID:S94nD8cV
おれは入学してみたら超有名大学だった(わ
393 :
_:03/06/10 09:11 ID:???
394 :
名無し組:03/06/10 09:16 ID:PpryunTB
バークレーかSCI-ARC。。。。どちらがどういった建築の教育をしているか知っていますか?
自分はアメリカの大学で建築を学んで現在そのままアメリカに留まり設計事務所で仕事をしています。
バークレーは芸術系と言うよりは技術系の方を学部側としては力をいれて教えている、
とサンディエゴベースのアメリカ人建築家のBOB QUIGLEYさんは言ってましたよ。
サイアークはどちらか、というよりとにかく最新の技術を取り入れているのが目立ちますよね。PCによるCGとか。
PCを学部がどれくらい重視しているかと言う事でもいろいろと差が見えてくるのでは?
あと、教授陣も自分的にはサイアークの方がいいんでは?
と思います。。
395 :
名無し組:03/06/10 10:51 ID:ioUNoagh
留学組みはなんでダサい設計しかできないのか?
バークレーは技術系というより、社会学的アプローチと言うのがより正確。
ある意味、非常に個性的とも言えるし、頑固とも言える。
建築による社会変革の可能性をいまだに信じている感じ。
建築デザインより建築理論にうるさい論客が多いような印象で、
それはそれでいいのだが、学生もしっかりした考えを持っていないと先生にボロクソにやられそう。
またより世俗的側面としては、全米でもトップクラスの入学難易度とプレスティージを誇るので、
バークレーの学生であることは「自慢」できる。
サイアークはデザインの流行に敏感であり、コンピュータによる表現にもためらいも疑問も持たない。
デザイン志向の学生にはこっちがおもしろいと思うが、
建築をファッションの流行のように考えるあたり軽薄で皮相的と言うこともできる。
バークレーとは対照的に、建築関係者以外は誰も知らない学校でもあるから、
プレスティージなどはないが、そんな俗物的なことに関心はないと思えればよし。
まあその辺は各自の好み。
一方、バークレーは全米屈指の総合大学であり、図書館などキャンパスも充実しているし、
ひじょうに美しい。ただし大学周辺の治安はここも徐々に悪化している。
(近隣のオークランドはかなり治安が悪い)
サイアークの新キャンパスは行ったことがないが、元々それほどいい立地とは言えないんだろう。
また建築のみの単科大学であり、他学部の学生との交流だの、図書館の蔵書の豊富さだのといったことは、
あきらめるしかないが、建築のスタジオ設備や工房関係はかなり充実していると聞いている。
このように極めて対照的なので、この二つを選ぶのはそれほど難しくないだろう。
(「東大」対「芸大建築学科(が独立した大学)」といった感じだと思えばいい。
396氏のいう、例えば、バークレーでの社会学的アプローチというのは
日本でいったら計画学の先生が力持っているってことですか?
そう言う方向でのリサーチとかおもしろい研究している建築家が
いるなら是非知りたいです。
デザインでは圧倒的にヨーロッパからしかいまのところおもしろい
ものが出てきていない様な気がしていますが、その辺のアカデミックな建築理論で新しい方向性がありそうなら、それは興味深い。
大学院に進もうと考えている建築学科の三年です。
将来、歴史的建造物の修復・保存をやっていきたいと思っているのですが、進路に悩んでいます。
アメリカの大学院でコロンビア以外に修復・保存を学べる学校をご存知でしたら教えて下さい。
もう一つは、果たして修士を終了しただけで本当に修復に携われるのだろうかということです。
やはりドクターに進んで、もう一成長するべきなのか、僕には見当がつきません。
399 :
名無し組:03/06/12 05:10 ID:C9Y/Zors
歴史的建造物の修復・保存って、日本の古建築の?
何でアメリカで修復・保存???
それでも海外行くなら、実際古いものがあるイタリアとか
行ったほうが良さそうじゃないですか。
アメリカの大学院教育は、計画手法に重点を置いている感じだね。
プレゼンテーション能力もみっちり鍛えられる。
アメリカに限らず、大学院でデザイン教育を求めるなら学校選ばないと。
学部で建築教養を育てる日本と、ベーシックデザインをみっちり教えられる欧米とで、
その辺をはっきり分けて考えた方が良いでしょう。