1 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :
2008/05/08(木) 02:25:51 ID:DWXOvgbl0 新しい世界秩序へ日本はなにができるか?
2 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/08(木) 05:27:25 ID:RkBxfXkVO
3 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/08(木) 06:50:07 ID:Rywi+cac0
バカサヨが大好きな中国60年の輝かしい歴史! ----------------------------------------------------------------- 1949年 東トルキスタン侵略、占領(ウイグル大虐殺)、民族浄化継続中 1950年 大躍進、文化大革命3000万人大虐殺開始 1950年 朝鮮戦争参戦 1951年 チベット侵略、占領(チベット大虐殺)、民族浄化継続中 1959年 インド侵略(中印戦争)アクサイチン地方を占領 1969年 珍宝島領有権問題でソ連と武力衝突 1973年 中国軍艦が佐渡島に接近、ミサイル試射 1974年 ベトナム、パラセル諸島(西沙諸島)を軍事侵略、占領 1976年 カンボジア、クメール・ルージュによる大虐殺を強力支援 1979年 ベトナム侵略(中越戦争)、中国が懲罰戦争と表明 1988年 スプラトリー諸島(南沙諸島)を軍事侵略、占領 1989年 天安門事件 1992年 南沙諸島と西沙諸島の全てが中国領土と宣言 1995年 フィリピンのミスチーフ環礁を軍事侵略、占領 1996年 台湾総統選挙恫喝、台湾沖にミサイル攻撃 1997年 フィリピンのスカーボロ環礁の領有を宣言 1997年 日本の尖閣諸島の領有を宣言 2003年 スーダンのダルフール大虐殺を強力支援 2005年 日本EEZ内のガス資源を盗掘 ----------------------------------------------------------------- 2007年現在でも、非漢族に対する大虐殺、婦女子を強制連行・中絶・不妊手術、 まさしく民族浄化を継続中である。 記録に残ってるだけでもこれだけあるのに、 「中国は歴史上、他国を侵略したり、他国の領土で殺人・放火をしたことはない」 が政府の声明。 侵略と虐殺の限りを尽くすナチより凶悪・残虐な中国共産党。 そんな奴らにシンパシーを感じる馬鹿サヨ連中はキチガイとしか言いようがない。
4 :
陽之介 :2008/05/08(木) 18:38:50 ID:4daDEcdX0
★14
>>716 :ダメ太郎さん
「鄭和の航海と現中国が進めている 空母艦隊を持った西太平洋の海洋覇権の規模的違い」
キャプテン・クックの世界周航、コロンブスの新世界発見が、
今日の米英の空母機動部隊を象徴とした「海洋国家」戦略と関連があるとすれば、
鄭和と今の中国のブルーネービー志向は関連がある。
>>717 さん
「政府自身が持つ権限を、日常的には弱める事になる」
経済の自由化は、各国政府の力関係の現れである。
航空の自由化は、エアの強い国は自由化を主張し、弱い国は抵抗する。
これは、農業、工業、サービスなど、全ての産業分野で同じである。
古くは産業革命に成功したイギリスが、「自由化」を主張し、
自国に有利な工業製品を、各国に売り込みにかかったが、弱い国は保護政策を採った。
「自由化」とは、自国に有利なルールを押しつける、政治のゲームである。
5 :
陽之介 :2008/05/08(木) 18:39:15 ID:4daDEcdX0
「2国間における国力の差は、相手に対してその差に応じて、影響力が行使できる」 だから、二国間ではなく、東南アジア各国を含む「東アジア版EU」が必要だ。 ドイツはフランスとの二国間では、劣勢になる政治力を、イギリスを巻き込むことで、 バランスをとっている。 「支払い方法はドルを強制的に使用させられると考える方がそもそもおかしい」 米国はそもそも日中、東アジアが米国抜きでまとまることを警戒している。 ドルの決済については、米国有利な現状維持を望むことは明らかだ。 仮に日中米の「環太平洋同盟」ができたとして、ドル位階の基軸通貨を 認めることは、ないだろう。
6 :
陽之介 :2008/05/08(木) 18:40:18 ID:4daDEcdX0
>>721 :懐疑主義者:
「継続して外海へのアクセスを行わなかった。」
国家の事業として、継続性がなかったことはその通り。
一方で、華人は東南アジア、南アジアに定着し、華僑として貿易、商業の中心となっている。
そのきっかけが鄭和の遠征であり、もちろん、その後も海禁の合間や、非合法の
通商、交易、渡航は行われていた。
「大陸に引き篭もり続け、相対的に国力が低下、阿片戦争に破れ、植民地と化した」
「引きこもる」のと、海外に進出して他国や多民族を征服し、支配するのとは、
時代によってその評価が異なる。
よく「中国の拡張主義」をいわれるが、欧米の「拡張」にくらべれば、懐疑主義者さんが
指摘するように、中国などは、「引きこもり」に過ぎない、とも言える。
他国を侵略せず、限定された地域に「引きこもる」のと、
積極的に多民族を武力で征服し、植民地にするのは、どちらが「善」か。
中国が「負けた」と評価するなら、おそらく今後は「勝つ」方向を選ぶだろう。
ある時は「侵略・拡張」、ある時は「引きこもり」と評価を変えるのは公平でない。
歴史は、その時代の価値観をふまえた上で、他との比較で論じなければならない。
7 :
陽之介 :2008/05/08(木) 18:43:13 ID:4daDEcdX0
>>722 :ダメ太郎さん
「ニクソンが中共を中国の正統政府と認め、常任理事国にしたことは、間違った判断ではなかったか」
ニクソンの外交を否定する人は、今でも多いだろう。
あの時代、米国はベトナム戦争に敗北し、「名誉ある撤退」を望んでいた。
もし、あのままベトナムに留まることは、アメリカ軍の崩壊すら危惧されていた。
冷戦時の米国の正面(戦線)はあくまで欧州であり、アジアは二次的な存在。
そこに主力をとられ、仮にワルシャワ寄港軍が西ドイツに侵入してきたら、
NATO軍は、敗北し、西ヨーロッパは共産圏になっていた。
ニクソンは、大としての米国の国益を考慮し、中国と結ぶことにした。
そのためには、小の犠牲(台湾)は、やむを得ないことだった。
いくら親密な国家間の関係でも、利害得失によっては、弊履のように捨てられる。
それが政治というものだ。
8 :
陽之介 :2008/05/08(木) 18:45:00 ID:4daDEcdX0
>>723 :ダメ太郎さん
中国のナショナリズムについて
胡錦濤以後の中国に新しいタイプのナショナリズムが生まれているのは事実だ。
その背景に、経済的な成長、国際社会の中で「大国」の地位に近付いたと言う自覚などがある。
「北京政府がコントロールしきれなくなっている」については、国際的な比較が重要だ。
米国では911以後、「対テロ」というナショナリズムで結束し、「戦争」状態になった。
政府は国民の激情を抑えることができず、アフガン、イラク攻撃となった。
ロシアでは中国と似て国力の回復に伴い、ナショナリズムが高まり、復古がもてはやされている。
ロシア人のナショナリズムの焦点は、チチェンである。
日本ではあまり報道されないが、ロシア人とチチェン人との確執は、中国とチベット以上のものがある。
EU主要国のナショナリズムが向かう最大の対称は、国内の外国人移民である。
ドイツのトルコ人難しは言うまでもないが、フランスの「公共からの宗教排除」は、
実は、対イスラムに向けられたフランス人の排外主義が隠されている。
このように、各国とも国際化によって逆にナショナリズムの高揚が見られる。
中国の場合、独裁政権で、民意は直接に政策に出ないので、欧米よりも制御しやすいだろう。
9 :
陽之介 :2008/05/08(木) 18:45:29 ID:4daDEcdX0
>>728 さん
「世界は宗教で動いている」
重要な指摘で、賛成だ。
日本は、世界中の国の中で、世俗化という点で異色の国である。
逆に言えば、自国の視点で世界を見るため、見えるものが見えてこないケースが多い。
その一番の焦点が宗教だ。
途上国はもちろん、先進国、特に米国理解に宗教をのぞいたら、何も分からない。
米国社会、政治がいかに宗教勢力と重なっているか。
米国人と社会が、いかに宗教やそこから出てくる思想に動かされるか。
日本人は、世俗化によって、宗教的な感性や常識が欠如している。
宗教=オウムや迷信、迷妄と理解されがちで、それが日本人の国際化を阻んでいる。
余談ですが、9DZQCRgX0 さんは、一貫した視点でレスしているようにおもわれます。
単発でない、特定のキャラによるレスであるなら、ハンドルをつけてもらえると、
より、話がしやすくなると思うのですが。(希望です)
>>4 陽之介さん
>経済の自由化は、各国政府の力関係の現れである。
〜
>「自由化」とは、自国に有利なルールを押しつける、政治のゲームである。
つまり下記の例からすると、日本はタイより力関係に劣る為、
やむ無く自由化を受けれ入れたという事になりますが本当にそうでしょうか?
もしその通りだとするなら、どのように解釈したらよいのか教えてください。
http://job.yomiuri.co.jp/news/jo_ne_08020402.cfm >だから、二国間ではなく、東南アジア各国を含む「東アジア版EU」が必要だ。
>ドイツはフランスとの二国間では、劣勢になる政治力を、イギリスを巻き込むことでバランスをとっている。
日本は中国との二国間では、劣勢になる政治力を、アメリカを巻き込む事で、
バランスを取る体制はどうでしょう?
>ドルの決済については、米国有利な現状維持を望むことは明らかだ。
社会主義崩れの中国やOPECのようなカルテルのような組織は別だが、基本的に決済手段は、
企業同士の自主的な判断によるもので、国が介入できる余地は少ないです。
11 :
懐疑主義者 :2008/05/08(木) 21:08:53 ID:abFFx2JR0
>陽之助さん
>>609 >中国の目的は「ひとつの中国」であり、「武力侵攻」ではない。
>平和的手段でやった方が、安くすむ。
つまり、日本に対しても日中同盟という平和手段でやった方が安く済む、と。
>>610 >したがって、米国は中国本土への攻撃はできない。答えは、2である。
意味不明.
二者択一の質問をしているのではなく、状況1・状況2という二つの条件を設定している。
>前にも触れたが、現在は台湾に勝利条件があり、中国は侵攻能力を持たない。
以前にも指摘したが、中国軍は「台湾上陸演習」を行っている。
これは、台湾侵攻の事前演習であり、目的は別として、台湾への侵攻能力は保持している、と考えられる。
>十数年後、中国軍が侵攻能力を持った場合、米国がそれを「無力化」するとは、
>中国への本土攻撃という意味である。
意味が解らない。
本土攻撃を仕掛ける必要性が存在しないからだ。
極端な話、台湾周辺・若しくは中国沿岸部の洋上に展開し、中国軍を迎え撃つ、という戦略が取れる。
>したがって、米国は中国本土への攻撃はできない。
繰り返すが、アメリカが中国本土へ侵攻する必要性が全く提示されていない。
理由も無く、アメリカ軍は中国本土へ武力侵攻を行う、(行い、失敗する)としか主張していない。
何故、占領を目的とした武力侵攻をするのか、理由の提示を求める。
質問を一部修正、再度確認します。
下記の二つの条件に基き、台中紛争に米軍が介入した場合のシミュレートをしてください。
1.アメリカが勝利条件を「中国の台湾侵攻能力の無力化」に設定した場合、アメリカが勝利する。
2.アメリカが勝利条件を「中国の軍事占領」に設定した場合、アメリカは戦争目的を達成出来ない。
つまり、中国を占領する事は、不可能である。
しかし、中国勝利条件である「台湾の実行支配」を実現する軍事能力は無力化され、中国は目的を達成出来ない。
また、米軍が何故、中国本土の占領を目的とした武力侵攻をせねばならないのか、理由を説明して下さい。
12 :
懐疑主義者 :2008/05/08(木) 21:37:04 ID:abFFx2JR0
>>6 >よく「中国の拡張主義」をいわれるが、欧米の「拡張」にくらべれば、懐疑主義者さんが
>指摘するように、中国などは、「引きこもり」に過ぎない、とも言える。
指摘したチベットの例は無視ですか(苦笑
中共による拡張主義に関しては、
>>3 が詳しい。
長い歴史の中で、為政者が変わった国家を中国として扱うのには、問題がある。
詳しくは、下記でコメント。
>ある時は「侵略・拡張」、ある時は「引きこもり」と評価を変えるのは公平でない。
>歴史は、その時代の価値観をふまえた上で、他との比較で論じなければならない。
「侵略・拡張」と「引き篭もり」の時期は一致していない。
この時期は、「侵略・拡張」外交を推し進めており、
別の時期は「引き篭もり」外交を推し進めていた、と言う評価をしているだけ。
日本に至っても・・・
豊臣政権では、朝鮮半島への「侵略・拡張」(※1)、
江戸時代は鎖国政策の「引き篭もり」、
第2次世界大戦までは「侵略・拡張」、
戦後は、積極的に外交を行わない事?で「引き篭もり」。
日本は「引き篭もり」国家なのだろうか?
それとも「侵略・拡張」国家なのだろうか?
侵略・拡張をしていた時期もあれば、引き篭もりだった時期もある。
アメリカにしても「モンロー主義」を標榜していた時期もある。
「中共・南北朝鮮」は、「侵略・拡張」外交を取っていた時期のみを切り出して、
侵略国家だったとしている。
ある時は「侵略・拡張」、ある時は「引き篭もり」と評価を変えているのではない。
私は、歴史の中の、外交姿勢に関して、コメントしているに過ぎない。
さらに、現在では「エスニック・クレンジング(民族浄化)、虐殺」(※2)はどのような評価を受けているのか?
少なくともチベットの例を見る限り、良い評価では無い。
※1・・・鎖国と同じく、大陸からの影響を回避する為のバッファーゾーン獲得を狙った遠征、とも考えられる。
※2・・・エスニック・クレンジングと言う単語が生まれた背景・紛争には、NHK出版の「戦争広告代理店」を参照の事。
ただ、上記の単語によって世論が動いた事実が存在する以上、
「民族虐殺」と言う行為が、紛争介入を決断させるに充分な評価である事は考えられる。
懐疑馬鹿すぎだよ。 >侵略・拡張をしていた時期もあれば、引き篭もりだった時期もある。 >アメリカにしても「モンロー主義」を標榜していた時期もある。 モンロー主義の頃は、中南米やフロンティア開拓に一生懸命で、 アメリカ引き篭もってなんていないよ。
14 :
書生3muti :2008/05/08(木) 21:48:56 ID:DWXOvgbl0
>>9 コテつけました。学生ではないのですが、浅学菲才の身ですので
勉強させてもらうという意識で書生と名乗ります。以後よろしく。
15 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/08(木) 21:54:02 ID:DWXOvgbl0
>>13 その人にはお触りしない方がいいですよ。何を言っても理解しないし、
そもそも前提がおかしい。共産党員に何か言っても話が通じないのと同じですね。
議論しても徒労に終わるだけなのでNGワードにしといた方がいいですよ。
まずは簡単に始められる海外マネー撃退法を教えてあげよう。 日本の株式市場に流入している金の約6割が外資マネーということを知っているかな? 平均株価は外資によって維持されていると言っても過言ではない。もちろんこのような状態は 不健全であり、日本の株価は外資の思惑一つで簡単に上がったり下がったりしてしまうのが 現実なのだ。 しかし裏を返して言えば、あなたが株の売買を通じて利益をあげることができたとした場合、 その利益の6割は外資から金を奪うことによって成り立っていると言えるわけなんだ。 もしも君が株で100万円の利益をあげれば、外資から奪い取った金は60万円。 1億円の利益をあげれば、外資から奪い取った金は6000万円。 100億円の利益をあげれば、外資から奪い取った金は60億円にも達することになる。 つまり君が株式市場に参入し、利益をあげればあげるほど、外人投資家がそれに応じた 打撃を被るというわけだ。 君が利益をどんどんあげていけばいくほど、ハゲタカファンドは苦しんでいくんだ。 それがどれほど日本を守ることにつながるか、わざわざ説明するまでもないだろう。 株で勝つ方法は簡単。日経新聞や株に関する雑誌を講読すれば良い。 日頃から情報収集を怠りなくおこなえば、そして外資がすぐには入手することができない情報を 日本の地の利を生かして先に入手することができれば、外資を出し抜いて金を奪い取ることなど 造作もないのだ。 最近は株に投資するなとレスする奴がいるが、そいつは外資のスパイだ。日本の愛国者が株で 外資から金をせしめることを恐れて、外資のスパイが情報工作しているのだ、気をつけろ。 金が無いならサラ金で借りれば良い。株式トレーダーは自営業みたいなものだから、職業を聞かれたら 自営業と答えれば良い。 アコムで無理ならプロミスで借りろ、プロミスで無理なら武富士で借りろ、 武富士で無理ならアイフルで借りろ、アイフルで無理ならレイクで借りろ。 海外ファンドから日本経済を守るため、そして海外ファンドを苦しめるため、君も株に投資しよう。
17 :
懐疑主義者 :2008/05/08(木) 22:24:22 ID:abFFx2JR0
>>13 >モンロー主義の頃は、中南米やフロンティア開拓に一生懸命で、
>アメリカ引き篭もってなんていないよ。
それは失礼しました。
ご指摘有難う御座います。
>>15 ん、間違いは認めたが。
18 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/08(木) 23:23:21 ID:DWXOvgbl0
そうかい。で、君は何がしたいのよ?何のためにここで粘着してんの?
19 :
懐疑主義者 :2008/05/09(金) 00:17:46 ID:wdhOg8OX0
>>18 ん、日中同盟に関して、意見を述べたいだけさ。
20 :
ダメ太郎 :2008/05/09(金) 08:28:58 ID:eZJLGWzz0
陽之介氏へ ニクソンのことは、本気で言ったわけじゃない。ジョンソンの後では、あの政策は しょうがなかったろう。 さて、ウエストファリア条約での国境の概念は、中国の伝統的辺境の概念には抵抗ある ものだろう。王土王民観からくる中華圏の思想は、蒋介石の(ロシア、中国侵略史)、 毛沢東の(中国地理小史)で東南アジア(全部)、西南アジア一部、台湾、朝鮮、琉球、樺太、 沿海州を中華圏であり中国領と決めつけている。何故か不自然に日本は湾のように窪んで いるが、政治的配慮というわけだろう。本音は中華圏と思っているのは間違いない。 昔のことと思うかもしれないが、現在でも中共の中学、高校の地理、歴史の教科書はそうなっている。 そこに江沢民の愛国教育が入ってきて、子供達は旧領復古運動を心に誓うことになる。 (上に政策あれば、下に対策あり)という言葉は今のナショナリズムにも通じている。 共産党がナショナリズムをコントロールしようとしても、心の問題であるナショナリズムは そのかいなく、火と燃え上がる。バカな話だが、その火付け役は共産党である。 上海グループが共青団勢力を駆逐した場合、共産主義に変えて、民族主義で国民の 精神的統一をしなければならなくなる。民族主義には、言わなくとも分かると思うが敵がいる。 2006年、国防大学政治委員の趙可銘上将は4月の党の理論誌{求是}に発表した論文で (軍隊の非党化や非政治化、軍隊の国家化などの誤った政治観点には決然と抵抗しなければ ならない。中国の社会主義の前途の命運に関わる)と述べ、 最近の解放軍報にも繰り返し(軍隊国家化の主張には断固として反対しなければならない) というような論文が、しつこく掲載されている。又、軍総政治部秘書長の張貢献少将は 北京駐在の武官団のブリーフイングで(共産党以外の政治勢力が軍内に組織を作って 活動することは許さない)と演説している。 江沢民の教育を受けた子供達が軍隊に入れば、当然、党に直轄する軍隊に疑問を持つはずだ。 ナショナリズムから軍隊は国家のもだと考えるのは必然である。 張貢献の演説から軍隊内でも民族主義者が組織的に動いていることをうかがえる。
この時期に便乗してハワイからも「ハワイはアメリカじゃない!」という運動が起こってるのが頼もしい 日本も「日本は在日米軍のものじゃない!」と安保破棄を叫ぶべきだ 第二安保闘争をおこすべきだ 早稲田の学生はチベットフリーを叫んでる場合ではない 足元見ろよトンチンカン!と言いたい
22 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/09(金) 14:06:04 ID:JuES73xW0
確かに。欧米人のペテン「人権」などで支那と対峙すべきではない。 われわれには「仁」がある。仁義で支那と向き合い、言うべきことは言わねば ならない。アメリカとも同様。というか アメリカとの「分かれ方」はこのように支那やロシア、あるいは 南米といきなり同盟を組むのではなく、アメリカの暴たるイラク戦争の 愚をいさめ、人権と自由主義というインチキを批判し、自らの立場を 独立した視点で主張すべきだ。これをアメリカが受け入れなければすなわち去る。 そうすればアメリカに一方的な三行半を突きつけても「国際的」非難はされず、 晴れて日本は独立の一歩を踏み出せる。
23 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/09(金) 14:09:27 ID:JuES73xW0
支那の胡錦濤国家主席が日本で痛々しいくらい関係改善の宣撫をしている。 いやあすごい変わりようだな、と。もちろん目前に迫る北京五輪の成功の ためもあるだろうが、彼のこれによる長期的戦略目標はなんなのだろう?
24 :
陽之介 :2008/05/09(金) 16:09:21 ID:MZJtk9ZI0
>>10 さん
「やむ無く自由化を受けれ入れた」
自由化は、産業部門の力の軽重、ビジネスの動向によって、
するのが有利か、しないのが有利か分かれる。
香港、マカオの自由化は、日本にとって国益となるのではないか。
「アメリカを巻き込む事で、バランスを取る体制」
米中連合が、日本を支配する形になって、日本にとって、一番まずいケースだ。
日本は無条件でアメリカを「味方」と考えているが、
米国は損得勘定で、日本と中国を秤に掛けている。
「決済手段は、企業同士の自主的な判断による」
自由には決められない。
いくらへんてこな通貨のLCをもらっても、換金できなければ意味がない。
つまり、基軸通貨が主用される。
25 :
陽之介 :2008/05/09(金) 16:10:49 ID:MZJtk9ZI0
>>11 :懐疑主義者さん
「日本に対しても日中同盟という平和手段でやった方が安く済む」
その通りだ。
「台湾周辺・若しくは中国沿岸部の洋上に展開し、中国軍を迎え撃つ、という戦略」
戦略でなくそれは作戦だが、現代の軍事常識から外れている。
中国が台湾侵攻を図る場合、次のような作戦を採るのではないだろうか。
(1) SSMによる攻撃
空軍力を無力化するために、地対地ミサイルを使う。
これにより、航空基地、通信指揮、レーダー、ミサイル基地、
また、海軍基地、主要な陸軍拠点、交通の結節点などたたく。
(2) 空軍による地上攻撃
次に、戦術攻撃機で残った航空兵力、係船中の艦艇、
また、油槽、発電など継戦能力に関するところを破壊する。
(3) 対潜水艦作戦と掃海
台湾は小規模だが有力な潜水艦隊がある。
これが揚陸戦艦邸にとっては非常に危険なので、出港していれば対戦作戦を行う。
もちろん、台湾は機雷網をつくるので、揚陸戦侵入のために掃海を行う。
26 :
陽之介 :2008/05/09(金) 16:12:58 ID:MZJtk9ZI0
地上部隊の侵攻は、上記作戦の後である。 これらの中国軍戦力は、全て中国本土と沿岸に投射基地と溯源があり、 この「無力化」は、本土のそれぞれの基地を叩くしかない。 これまでの戦史をみれば分かるように、飛び立った航空機を落とすより、 相手の基地で指揮管制施設、弾薬庫などと共に破壊するのが、作戦の本道である。 「無力化する」という作戦行動に含まれる意味と、 それが国際関係でどのような意味を持つのか不分明のままで、 外交を考えるのは非常に危険だ。
27 :
陽之介 :2008/05/09(金) 16:14:31 ID:MZJtk9ZI0
>>23 名前:書生さん
「胡錦濤国家主席が日本で痛々しいくらい関係改善の宣撫」
「これによる長期的戦略目標はなんなのだろう」
重要なポイントだ。
胡錦濤の「媚日」は、反対派に足をすくわれかねないぎりぎりのパフォーマンスだ。
おれの考える胡錦濤政権の長期的目標は、次のようなものではないか。
(1) 経済の離陸
現在の中国は、経済のパイは大きくなったが、日本の60年代と同じで、
これから本当に先進国と各産業部門で競争が始まる。
後戻りすることは中共党の破滅を意味するので、前に進むしかない。
そのため、今後の「離陸」のために最も重要なパートナーは日本である。
日本をなんとしてでも、中国側につなぎ止めておかなくては、中国経済は停滞する。
28 :
陽之介 :2008/05/09(金) 16:15:45 ID:MZJtk9ZI0
(2) 戦略的互恵関係
含みの多い発言だが、これが今後の中国の対日戦略の基本となるだろう。
戦略とは、目的を実現するために兵力(資源)を運用する方策である。
中国の目的は、統一され、近代化された中国と、それにふさわしい国際的な地位である。
この実現には、中国は日本のパートナーシップが必要だ。
「親日」といった感情論でなく、国益のために中国は日本と互恵関係を求めている。
(3) 日本への不信と恐怖
別板で失礼だが、中国人の対日感情について触れた。
【2:617】どうして日本人は中国人を憎む
>>610 >>611 >>612 近代以降、中国最大の脅威はロシアと日本であり、
最大の強敵で、しかも、決定的に敗北した相手は日本である。
中国は日本の潜在的な軍事力、また、中国の威に屈しない伝統や国民性に不安を感じている。
胡錦濤ならずとも、中国政府の対日政策は、まず、敵にしないこと、であろう。
29 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/09(金) 16:52:55 ID:JuES73xW0
アヘン戦争で敗北した後の宰相・林則徐曰く「最大の脅威はロシア」と
言ってましたね。
>>27 支那が下手に出るときは「この相手は制せる」とみなしたときです。
例によって戦国策ですが無能な者が外交にやって来た場合は全力でこれを
擁護し援助し重要な条約を結べ、と。そうすればそのバカ(派閥)がその国で叙勲
され、重要な地位に着き国が弱体化する、と。支那が日本を支援するのは
そういう下心がある。つまりこのようなことが続いてはおそらく将来アメリカの
代わりに支那が日本の宗主国になるだろう。これではダメだ。
30 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/09(金) 16:55:54 ID:JuES73xW0
>>28 仮に日本がアメリカの植民地から脱し、支那と関係を強化した場合、
支那は何をしてくれるんですかね?連合軍(国連)の戦後支配を崩して
敗戦国を独立国家としてくれるのでしょうか?それとも単に支那の国債を
買わせてくれる程度の恩恵でしょうか?
31 :
78<167 :2008/05/09(金) 17:00:02 ID:avm69h1W0
32 :
ダメ太郎 :2008/05/09(金) 21:14:43 ID:eZJLGWzz0
>>28 陽之介氏へ
あなたね、小学生を言葉巧みに誘拐するような事を言うなよ。(笑)
中国の外部環境から考えれば、あたりまえだろ。オリンピックが終わるまでは、
親日、親韓はあたりまえ。ただし、今回の訪日は中国民には不満が残っているはずだ。
オリンピックでメダルを沢山取り、欧米との仲を修復すれば、又、いつもの反日に
戻る。そうしなければ、胡錦涛が恐れる国内のナショナリズムに答えることが
できない。中国のナショナリズムにとり、日本はひれ伏す存在です。
そうすることで、ナショナリズムのガス抜きができるのです。
33 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/09(金) 22:58:09 ID:JuES73xW0
でダメ太郎ちゃんはいつアメリカに移住すんの?
>>24 陽之介さんがイギリスを挙げた例は、市場を開放をしない国に対し大砲ぶっ放す事が、
安易に出来た世界で言える事です。現代は違います。
相手に対してこちらから無理な強要が出来ない以上、経済関係をいま以上に促進したいなら、
外部から見て自分に魅力を見に付ける事によって、引き付ける必要がある。
その為の戦略が、規制や金融・投資、税金撤廃等々の自由化政策として現れるという事です。
>米中連合が、日本を支配する形になって、日本にとって、一番まずいケースだ
中国一辺倒に支配される状況と比較するよりは、
むしろ日本にとって馴染みのある支配体制になるから、一番まずいとは言えないと思いますけど。
そもそも支配とは、どのような状況を指してるのですか?
>つまり、基軸通貨が主用される。
でも中国は、アメリカと拮抗するほど、経済大国になるですよね?
だったら、通貨としての信用も利用されるじゃないですか。
35 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/09(金) 23:08:29 ID:q1b8Y7J+0
死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇 死ね糞天皇
36 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/09(金) 23:11:42 ID:JuES73xW0
>外部から見て自分に魅力を見に付ける事によって、引き付ける必要がある。 >その為の戦略が、規制や金融・投資、税金撤廃等々の自由化政策として現れるという事です。 オゲレツ帝国等による砲艦外交が出来たのは当時核兵器による相互確証破壊の概念がなかったからだ。 今も核兵器を持たない国はアメリカなどによって通常兵器の侵略をくらい、泣きを見ている。 さらに国家の関税障壁を撤廃して儲かるのはユダヤなどの国際金融資本といわれている勢力「だけ」だ。 彼らが通った後には何も残らない荒廃した国家だけが残る。現在のイギリスがそうですね。 日本は小泉・竹中という詐欺師のせいで国富をこれらのユダヤ資本に奪い取られつつある。
>>36 >さらに国家の関税障壁を撤廃して儲かるのはユダヤなどの国際金融資本といわれている勢力「だけ」だ。
中国は儲けているとは言えないのですか?
38 :
一般国民 :2008/05/09(金) 23:21:15 ID:GPz6zyzy0
今年の夏は福田総理の靖国参拝を期待します。その時 中共は?
それからあなたに聞きたい。 戦前日本にも、部落開放の為の水平社による人権運動がありましたが、 その宣言文に書かれている自由・平等の考えは肯定しますか?
中国には李一族と三合会というアングロサクソンの代理人が存在する。 民族派の胡錦濤が幾ら抵抗しても、彼らが人民解放軍を使って足を引っ張りに掛かる。 グローバリストはいつでも独立派を阻害するという良い見本だ。
>40 つまり今の中国は、ユダヤに支配されているって事ですか?
>>41 ユダヤかどうかは知らんが、
アングロサクソンを主力とした国際金融詐欺資本の食い物にされてるのは確かだな。
食い物にされているとする国の方が、一人当たりのGDP伸び率が高いのはどうしてですか?
「中国権力者たちの身上調査」 ひょっとしてこの本を参考にしてますか?
こんど陽之介さんと、中国はアグロサクソンの金融資本に食い物にされているのかどうかについて 話をつけてみてもらえませんか? 陽之介さんへ、 見解を教えてください。
46 :
ダメ太郎 :2008/05/10(土) 06:51:37 ID:uffblDuK0
民族派の胡錦涛???????????
47 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/10(土) 08:37:16 ID:iJ2ILsFq0
もはや全世界に知れ渡った Nazism China.■■■■■■■■′■■■■■■■■ナチス中国 Nazism China.■■■■■■■′′′■■■■■■■ナチス中国 Nazism China.■■■■■■′′′■■■■■■■■ナチス中国 Nazism China.■■■■■′′′■■■′■■■■■ナチス中国 Nazism China.■■■■′′′■■■′′′■■■■ナチス中国 Nazism China.■■■■■′′′■′′′′′■■■ナチス中国 Nazism China.■■′■■■′′′′′■′′′■■ナチス中国 Nazism China.■′′′■■■′′′■■■′′′■ナチス中国 Nazism China.■■′′′■′′′′′■■■′■■ナチス中国 Nazism China.■■■′′′′′■′′′■■■■■ナチス中国 Nazism China.■■■■′′′■■■′′′■■■■ナチス中国 Nazism China.■■■■■′■■■′′′■■■■■ナチス中国 Nazism China.■■■■■■■■′′′■■■■■■ナチス中国 Nazism China.■■■■■■■′′′■■■■■■■ナチス中国 Nazism China.■■■■■■■■′■■■■■■■■ナチス中国 ○Asahi Newspaper |├───-─┐ |││ / / │ |│⌒ヽ / │ |│朝 ) ──│ |├────-┘ ∧_∧ ハイル、コキントウ! ハイル、コキントウ! (-@∀@) φ⊂ 朝 ) Heil, Hu Jintao! Heil, Hu Jintao! | | | (__)_) 日本では 「親中派」 というナチの手先が平和を語っている。 サヨク市民団体や朝日新聞の語る 「平和」 ほどいかがわしいものはない。
48 :
懐疑主義者 :2008/05/10(土) 14:32:06 ID:uoNnTM6e0
>>21 >日本も「日本は在日米軍のものじゃない!」と安保破棄を叫ぶべきだ
在日米軍は、中国のチベット支配と違って、文化破壊や民族虐殺はやって無いしな。
>>25 >戦略でなくそれは作戦だが、現代の軍事常識から外れている。
失礼、確かに作戦、戦術レベルだね。
>中国が台湾侵攻を図る場合、次のような作戦を採るのではないだろうか。
取ったら、どうなるっての?
>>26 >これまでの戦史をみれば分かるように、飛び立った航空機を落とすより、
>相手の基地で指揮管制施設、弾薬庫などと共に破壊するのが、作戦の本道である。
軍事占領する必要は無いじゃない。
アメリカ側は、巡航ミサイルやらで、台湾侵攻が可能な地上施設を破壊すれば、良いだけ。
中国も台湾侵攻に軍事力を全て集中できる訳でもないからね。
中国本土防衛の軍事力を残しておく必要が中国側にもあるから、
台湾侵攻に使える軍事力を無力化すれば良い。
結局、占領支配する必要性は、全く存在しないじゃない。
ま、ここで地政学で言うリムランドとしての、日本の価値が出てくる訳だ。
>それが国際関係でどのような意味を持つのか不分明のままで、
>外交を考えるのは非常に危険だ。
で、占領支配する必要なんて全く存在しないんだけど。
質問に答えてくださいよ、いい加減。
49 :
懐疑主義者 :2008/05/10(土) 14:48:25 ID:uoNnTM6e0
>>40 >中国には李一族と三合会というアングロサクソンの代理人が存在する。
で、チンパンがアングロサクソンから独立を果す為の行動を始めたんだっけ?
>民族派の胡錦濤が幾ら抵抗しても、彼らが人民解放軍を使って足を引っ張りに掛かる。
えーと、つまり胡錦濤は、チベットの独立を認めているのかい?
>>49 「認める」のではなく、「認めさせられる」のだよ。
51 :
懐疑主義者 :2008/05/10(土) 20:38:01 ID:uoNnTM6e0
>>50 >「認める」のではなく、「認めさせられる」のだよ。
「誰」によって?
胡錦濤は、民族の独立を尊重していないの?
ところで貴方は、チベット民族が中共に支配され続けても構わない、と言うスタンスなの?
>>51 あのねえ…
胡錦濤や北京政府の意思なんぞ、WASPの禿鷹どもには関係ないのよ。
奴らの頭の中にあるのは金儲け。ただそれだけ。
奴らがしたいのは、EUのような独自経済圏を各地域に作りたいだけなの。
チベットとウイグルの場合は中央アジア経済圏として中国から切り離される。
胡錦濤が嫌と言えば、代理人の李一族と三合会が人民解放軍をけしかけて地方で好き勝手に暴れ出すし、
意固地になり続ければ、今度はウイグル、チベットのテロリストに続いて漢民族に暴動起こすようけしかけるだけ。
逆に胡錦濤が禿鷹どもの要求を受け入れて各自治区を切り離すなら、
これから内戦で滅茶苦茶になるだろう米国に代わり、中国は大量消費国家としての役割を与えられる。
ただ、それだけの事だよ。
別段福田は日本の独立の為に中国と接近した訳じゃない。
禿鷹どもが東アジア通貨圏を作りたいからそうしろと双方の首脳部に要求した結果だよ。
もう一度言って置くよ。
胡錦濤は各自治区の独立を「認める」のではなくWASPの禿鷹どもに「認めさせられる」のだよ。
それがいい事なのか悪い事なのかまでは知らん。
53 :
懐疑主義者 :2008/05/10(土) 22:28:49 ID:uoNnTM6e0
>>52 すごいな、それってイルミナティとか300人委員会並のパワーを持っているって事でしょ。
>これから内戦で滅茶苦茶になるだろう米国に代わり、中国は大量消費国家としての役割を与えられる。
>ただ、それだけの事だよ。
外資頼みの中国から、外資離れが起こっているけど、これはどうして?
中国の経済成長には、外資が欠かせないし、外資が引き離れてしまうと、市場としての価値が無くなっちゃうよ。
(労働者が失業して、購買力が無くなっちゃう。)
どうやって大量消費国になるの?
アメリカが内戦状態になると、ホワイト・アングロ・サクソン・プロテスタントは、どこで暮らすの?
アメリカのエリート階級であるWASPは、自分の住んでいる国が、内戦状態になって嬉しいの?
ユダヤ人は、アングロサクソンなの?プロテスタントなの?
>胡錦濤は各自治区の独立を「認める」のではなくWASPの禿鷹どもに「認めさせられる」のだよ。
>それがいい事なのか悪い事なのかまでは知らん。
貴方自身は、どう思うのかな?
それを聞いてるんだけど。
>>53 >イルミナティとか300人委員会並のパワーを持っているって事でしょ。
なんだそれは? ユダヤ陰謀論か?正直付いて行けんよ…
君は少し外に出て運動でもした方がいい。
一時の外貨離れなんぞ、底値で買いあさる為の奴らのいつもの手段だろ。
「北京五輪後に内紛が起こるぞ」と脅迫してね。
中国市場をデービッド・ロックフェラーから奪い取って制圧したのが誰かって?
小沢のボスでゴールドマンサックスのオーナーのジョン・ディヴィソン・ロックフェラーと
その上位者である原発産業の総帥である英国ロスチャイルド家当主のフィリップ・ロスチャイルド卿だよ。
そして、その代理人が李一族なの。分かってくれた?
自治区の独立がいいことかわるいことかなんて分からんよ。
君は陳腐な正義感を振りかざすのがお好きなようだ。
搾取する相手が漢民族からWASPの禿鷹どもに代わるだけの事だよ。どっちも不幸さ。
まあ、それでも白人どもの搾取と偽独立の方がまだ幸せなんだろうね。
途上国でいる間は。
白人どもの最終目標は有色人種の絶滅だから、いずれ自治区の資源がなくなって奴隷が不要になれば始末するさ。
絶滅の対象には無論日本人や中国人や朝鮮人も含まれる。
奴らから見れば、俺らは同じ黄色猿に過ぎないんだよ。
それでも白人幻想を見ていたいならお好きにどうぞ。
>>53 >アメリカが内戦状態になると、ホワイト・アングロ・サクソン・プロテスタントは、どこで暮らすの?
>アメリカのエリート階級であるWASPは、自分の住んでいる国が、内戦状態になって嬉しいの?
グローバリストの資産家や企業家なんて代物が寄生先の国家に愛着を持つとでも?
奴らの脳みそにあるのは人口調整と資源の独占と金儲けだけですよ?
米国の内乱が奴らの利益に叶うなら平然と仕掛けるに決まってるでしょ。
56 :
懐疑主義者 :2008/05/10(土) 23:44:11 ID:uoNnTM6e0
>>54 >なんだそれは? ユダヤ陰謀論か?正直付いて行けんよ…
あ、ユダヤは、書生さんの方か。
私も陰謀論には着いて行けない・・・って、あれ?
>中国市場をデービッド・ロックフェラーから奪い取って制圧したのが誰かって?
>小沢のボスでゴールドマンサックスのオーナーのジョン・ディヴィソン・ロックフェラーと
>その上位者である原発産業の総帥である英国ロスチャイルド家当主のフィリップ・ロスチャイルド卿だよ。
ロックフェラーって、アングロサクソンなの?
ユダヤ人なの?
>搾取する相手が漢民族からWASPの禿鷹どもに代わるだけの事だよ。どっちも不幸さ。
えーと、殺されるのと、搾取されるのは、どっちが不幸なのかな。
>それでも白人幻想を見ていたいならお好きにどうぞ。
アングロサクソンに支配されたく無いのだけど、どうすれば良いの?
・・・もしかして、貴方、くろしろーさん?
>>56 ロックフェラーはアングロサクソンでしょ。
で、自治区については、白人搾取の方がマシだと答えた筈だけど。
君はどんな答えを求めていたの? 君の中の正解を示してくれないかな?
>アングロサクソンに支配されたく無いのだけど、どうすれば良いの?
だったら奴らが持って来る幻想を捨てる事だね。
物が十分に豊富な時代に、更に欲望を掻き立てるなんて手法が狂ってるんだよ。
お暇なら金玉ブログでも読みたまえよ。
http://goldentamatama.blog84.fc2.com/ 後ね、俺は政治板の不良債権スレのリンク見て来ただけの一見に過ぎないから
コテ出されても誰の事かさっぱり分からんのよ。そういうのは勘弁ね。
アングロだろうがラテンだろうが改宗すればユダヤ人 信徒でなくともユダヤ的普遍世界思想の共鳴者はいるからね ロックフェラーは偽装プロテスタンティスト、隠れユダヤ人であることは周知の事実
59 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/11(日) 15:22:38 ID:OYzLF/+a0
>>37 だから支那はユダヤがいうように関税障壁(経済に対する政治の介入)を
撤廃してるの?していればユダヤの思う壺だ。イギリスをアメリカを日本を見よ。
メチャクチャじゃないか。そもそも
経済が国家を超えて一人歩きなんてまんまユダヤの不正なやり口そのものだ。彼らは
国家を食い荒らした後、その財産を「国家」に取られることをもっとも恐れている。
だから商売先に「国家の介入」があっては困る。だからあのようにもっともらしい
口実をつけて関税をなくそうとさせてるのさ。
60 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/11(日) 15:31:27 ID:OYzLF/+a0
>>39 人間の行為行動の絶対的な自由に対して
平等が発生するわけないので前提からして間違っているので
支持しませんよ「あなたはこれから殺人でも強姦でも強盗でも、
あるいは修行でも慈善行為でも好きなことをしなさい。
自由という概念がそれを保障します。しかしあなたの自由な行いは他人の立場を
侵すことはできません。人はみんな平等ですから」
矛盾してるだろ?
61 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/11(日) 15:36:22 ID:OYzLF/+a0
>>56 ところで俺はユダヤ陰謀論とかそういう類を信じてるわけじゃありませんよ。
しかしながら現在の「新自由主義」なる各国の関税撤廃運動をよーく見てると、
どうもある人(勢力)だけが儲かって、それを取り入れた「国家」は塗炭の苦しみに
あえぐ結果になっていることに気づくんですな。それだけです。
>59 ヒットラーも経済的な自由は、優越的な存在でる民族の価値を貶める行為だと非難していましたが、 その主張にそっくりですね。 確かに国際社会のグローバル化は、ローカルな考え方との対立を生み、 結果として、その国の伝統・文化が失われる事もあるでしょう。 ただ失われる理由は、内政干渉というよりも、伝統・文化を大切だと考える以上に、 お金への執着が人間にあるからだと思います。 そうした人間本質をより掻き立てる仕組みは、確かに欧米によって持ち込まれて来たと言えるかもしれませんが、 伝統・文化に敬う気持ち以上、本質を突いてる為、否定する事は不可能だと思います。 >60 それから人間にとって絶対的な自由(積極的な自由?)が蔓延る社会は、決死て万人にとって自由な状態の生まないのは、 ご指摘の通り。ただ福沢諭吉が訳したとされる”自由”は消極的自由の事であり、積極的な自由ではありません。 水平社の宣言における自由がどちらの意味で使われているのかは判りかねますが、仮に自由が意味する所が、 消極的な自由だとしたら、あなたはこうした考え方について肯定できますか? >61 それを取り入れた国家とは、どの国を指してるのですか? そして何を持って、”塗炭の苦しみにあえぐ結果”になっているとみなしてるのですか?
63 :
懐疑主義者 :2008/05/11(日) 17:51:54 ID:azGdKeH/0
>>60 自由であっても、他者の人権を侵してはならず、全ての人間が平等に人権を持っている。
矛盾は無いよね?
64 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/11(日) 18:38:14 ID:OYzLF/+a0
>>62 ヒトラーがどう評そうが関係ないさ。金の行き来を国家の管理におかず、
民間人の名をかぶったユダヤ人が管理することが「新自由主義」の正体なんだよ。
ユダヤのような寄生先の国に忠誠も根も持たず、国家間同士の両替を行っている
勢力にとって国家間の関税ほど邪魔なものはない。いちいち信用を立て替えるごとに
手数料を取られたら儲けが少なくなってしまう。だから関税をなくしたいのさ。
>64 ユダヤ人が国際経済を管理しているとする根拠は何ですか? ちなみに、中国における経済発展もユダヤ人による管理の賜物という事ですか?
66 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/11(日) 18:44:44 ID:OYzLF/+a0
なぜユダヤと言えるかって?結局国家間の金の行き来を両替しているのは
ユダヤしかいないからさ。国際金融資本などといって。まあせいぜい騙されない
ことだね。
>>62 消極的自由ってなんだい?なぜ「何者にも影響されない」という意味の
「自由」に消極的だの積極的だのといった限定語句がつくんだ?何かによって
意図や行動が限定されればそれはすでに自由ではあるまい。はい、詐欺師に騙されてるね、
君。
「それを取りいれた国家とは?」
サッチャー以後のイギリス君。メチャクチャだろ?
アメリカ君。底辺はイギリス君以上に悲惨だろ?
日本の小泉政権後の日本。バカを指導者にしたらどうなるかがよくわかるだろ?
67 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/11(日) 18:47:38 ID:OYzLF/+a0
>>63 何度も言うが俺はハナから「人権」なんてペテンは信じてないから
それがどのようであろうが、誰に対してどんな「ご利益」があろうが
そんなの正直どうでもいいよ。オウム真理教の教理がどうでもいいのと同じ。
>>65 世界で一番流通しているアメリカのドルを刷ってるのは誰だい?
>>67 >なぜユダヤと言えるかって?結局国家間の金の行き来を両替しているのはユダヤしかいない
欧米系の銀行トップはすべてユダヤ人だって言いたいのですか?
違うと思いますよ。
>「自由」に消極的だの積極的だのといった限定語句がつくんだ?
リバティとフリーダムでは、もともとニュアンスが違う物らしいです。
消極的自由:
他者 の権力に従わない状態、他者の強制的干渉が不在の状態を意味する。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B6%88%E6%A5%B5%E7%9A%84%E8%87%AA%E7%94%B1 >サッチャー以後のイギリス君。メチャクチャだろ?
>アメリカ君。底辺はイギリス君以上に悲惨だろ?
どのような状況と比べて、悲惨だと認識すれば良いのですか?
>世界で一番流通しているアメリカのドルを刷ってるのは誰だい?
確かにグリーンスパン、バーナンキ共にユダヤ系ですけどね!w
でもユダヤ系だという事だけで、全員グルなんですか?
陽之介さん 書生さん曰く、中国経済はユダヤ人に先導されて発展したものであって、 言うなればユダヤ人にとって豚見たいな存在が、今の中国らしいですよ。
70 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/11(日) 19:11:39 ID:OYzLF/+a0
>>68 フランスはユダヤの危険性に気づいて(第二次大戦で痛い目に遭ったからね)
イングランド銀行を荒らしたソロスをフランス国内で逮捕した。ユダヤにべったり
なのは欧米という英米ですよ。ロシアもロスチャイルド系の新興財閥を粛清した
ばかり。
そして「自由」の「他者に従わない」のは当たり前じゃないの?だから
自由なんだろ。自由に消極も積極も無い。先も言ったとおりだ。なぜそう
ゴテゴテと自由に対してあれこれ説明をするんだい?なにか後ろめたいことが
その自由を吹聴している者にあるからなんじゃないのか?
そしてイギリスの場合、サッチャー以後イギリス国民の貧富の格差が飛躍的に
広がり、結局彼女らが呼び込んだ外資だけが儲かっている。現在のイギリスの
富豪は半分以上が外国人だ。ポンドの価値はそれによって上がったかもしれないが、
結局ポンドに投資し価値を引き上げたユダヤの取り分のほうが大きいだろう。
71 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/11(日) 19:16:47 ID:OYzLF/+a0
EUが経済部門にイギリスを入れなかったのもそういう意味がある。 EUは誰が見てもフランスの覇権のための組織で、表面上だけ 欧州連合と取り繕っているに過ぎない。このためユダヤに膨大な 借りのあるイギリスの財布はお荷物になると踏んだ。EUの 最大の敵であるアメリカを間接的に利してしまうからだ。
72 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/11(日) 19:20:47 ID:OYzLF/+a0
>>69 支那は現在日本の次に米国債を保有してる国じゃなかったかな?
アメリカとの取引ではドルを使ってるんだろ。それとドルの暴落を
防ぐためとアメリカにおける政治的影響力の保持。
>>70 〜72
イングランド銀行って、イギリスの国営銀行の事の事ですよ。
英米にべったりだとしたら、なぜその根幹である国営銀行と為替取引で争ったのでしょう?
私には、人種とは関係なく存在する欲望である、お金が欲しかっただけのような気がしますが。
それから、”EUが経済部門にイギリスを入れなかったのもそういう意味がある。”
ですが、ユーロの事ですか?
これはイギリス側による主体的な事情による物じゃないでしょうか。
”入れなかった”という物では無いと思います。
http://allabout.co.jp/career/politicsabc/closeup/CU20070607A/index3.htm >自由に消極も積極も無い。
自由とはもともと日本には無い言葉で、福沢諭吉による造語です。
しかしその意味することは、欧米では2通り存在する事は説明した通りです。
よってあると認識すべきでしょう。
>支那は現在日本の次に米国債を保有してる国じゃなかったかな?
中国は海外で得た利益を国内に持ち込むときに、元に交換する必要があり、
その為にドルが中央銀行に溜まり、その運用先として米国債を買っているのだと思います。
ユダヤ人やその手下の命令で、買わされている訳ではないと思います。
74 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/11(日) 20:14:55 ID:OYzLF/+a0
そこまでは知らないよ。私はすべてを知るものじゃないからね。 ここは議論をする場だから、私の話に興味をもったなら 皆で調べてより深くここの現象について話し合えばいいじゃない。
75 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/11(日) 20:21:29 ID:OYzLF/+a0
>英米にべったりだとしたら、なぜその根幹である国営銀行と為替取引で争ったのでしょう? この部分は正直わからない。君説明してくれないか? >自由はもともと福沢諭吉云々 「如意」という言葉はあるね。もともと無かった概念ではなくて 「正当性・必要性が無かった」というほうが正しいだろう
76 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/11(日) 20:23:53 ID:OYzLF/+a0
ところで
>>68 のこのインチキ臭い「消極的自由」を提唱した人。
>アイザイア・バーリン(イザイア・バーリンとも。 Isaiah Berlin 1909年6月6日 - 1997年11月5日)は、
>ロシア帝政下のラトビア・リガ生まれ。
>ユダヤ系の政治哲学者にして思想史家である。
やっぱユダヤかよ。あるロシア外交官が言った「ロシアとユダヤとの
闘い」がなんか俺の中で真実味が増してきたなあ。
78 :
懐疑主義者 :2008/05/11(日) 20:53:19 ID:azGdKeH/0
>>57 >で、自治区については、白人搾取の方がマシだと答えた筈だけど。
>君はどんな答えを求めていたの? 君の中の正解を示してくれないかな?
いや、俺も同感だよ。
>物が十分に豊富な時代に、更に欲望を掻き立てるなんて手法が狂ってるんだよ。
ああ、理解出来るよ。
俺達は、商業主義に毒されているんだ。
欲しくも無い物を買いたがるように教育され、
財布の中身や預金残高や家のデカさ、車の値段で人を判断するようになっちまった。
物を持っている人間が偉くて、誰も中身を見ようとしない。
テレビでは金持ちやスターが出てくる番組が垂れ流され、何時かは俺達も同じようになれるって言われてきた。
だけど、それが嘘だと解って、俺達はムカついている。
ま、タイラー・ダーデン風の演説は置いておいて・・・
中国人の商売熱心さは、批判しないの?
搾取されても構わない、って思想を貫いて生きれば良いじゃない。
アングロサクソン批判をするヒマで、悟りを開く努力をすれば良いだけじゃん。
>>67 ま、君が信じる・信じないは別として、矛盾は無いってこったね。
どうでも良いなら、ペテン扱い・インチキ扱いしない事。
79 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/11(日) 21:06:29 ID:OYzLF/+a0
>>77 俺も詳しくは知らないが、フランスでもまたぞろインチキ取引を
しようとしたという「罪名」で逮捕されたのかな。一応欧州連合のイギリスの面子を
立てたという見方もできなくもない。
>>78 君には答えないよ。鶏に話しかけるほど暇じゃないんでね。また
「論破された」とか言うなよ。
>>78 アングロサクソンは幻想を持ち込んで洗脳しては、こちらから搾取するだけ搾取する。
しかし、搾取の代価としてこちらにも僅かなりとも恩恵はもたらす。
漢族や朝鮮族はこちらの育て上げたものや作り上げたものを一方的に奪おうとする。
中国人や朝鮮人の数や力押しの土人の手法を
「商売熱心」などと言える君の感覚はある意味羨ましいね。
そこまで他者を性善説で見れるなら、さぞ幸せな人生を送れる事だろう。
俺はごめんだね。
アングロサクソンも漢族も朝鮮族も「物を破壊する」民族であって
「物を作り出す」民族である日本人から見れば忌むべき存在だよ。
存在そのものが害悪であり、邪悪なんだよ。少なくとも俺はそういう考えだよ。
だから君が、白人批判を漢族批判へ一点誘導しようというなら無駄な事だと言っておく。
もちろん君が漢族憎しを主張するのも自由だし、俺はそれを止めようだの改めようだのとは思わないよ。
個人がどう考えようが各々の自由の筈だからね。
多極化的な意見の拡散を嫌うのもまた、アングロサクソンや漢族朝鮮族の価値観のそれだからね。
そういう罠に、なるべくは陥りたくはないと思ってるよ。
81 :
ダメ太郎 :2008/05/12(月) 07:39:23 ID:q450mGoQ0
先に思想家は、戦略的発想を持たないと言ったが、国際関係を性善説、性悪説の善悪二言論で ものごとを解釈する情緒的人間も入るだろう。 何回も言うが、グローバルな国際関係で生き残るには、自国の内的制約条件を考え、 (自国の制約条件とは外部環境に左右される)他民族批判などしても日本の国益にはならない。 日本の国益を考えるに大事なのは、日本のとるべき戦略です。外国の民族性の悪害など 問題ではない。むしろ利用できる価値があれば利用すれば良いのです。 何回も言いますが、外国がどう戦略をとるかは、副次的要因です。 まず、最大化すべきは、日本の利益であり、諸外国の利得ではない。 軍事的に効果的、効率的に同盟を結べる国は何処か?現在において経済的協力関係を 結ぶのは何処か?それだけの話です。これは、善悪ではなく国際社会の変化で変わって いくものです。現在を考えれば、日中関係は経済的に協商関係でメリットがあるが、 同盟関係は、中国の政治経済的不安定、アジアに対する軍事的戦略などでデメリット というだけです。
82 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/12(月) 09:39:26 ID:85BJfWpT0
アメリカ中国は覇権主義でお互い次世代のリーダーを争っている。 やはり日本にも核ミサイルが必要だな
まずは簡単に始められる海外マネー撃退法を教えてあげよう。 日本の株式市場に流入している金の約6割が外資マネーということを知っているかな? 平均株価は外資によって維持されていると言っても過言ではない。もちろんこのような状態は 不健全であり、日本の株価は外資の思惑一つで簡単に上がったり下がったりしてしまうのが 現実なのだ。 しかし裏を返して言えば、あなたが株の売買を通じて利益をあげることができたとした場合、 その利益の6割は外資から金を奪うことによって成り立っていると言えるわけなんだ。 もしも君が株で100万円の利益をあげれば、外資から奪い取った金は60万円。 1億円の利益をあげれば、外資から奪い取った金は6000万円。 100億円の利益をあげれば、外資から奪い取った金は60億円にも達することになる。 つまり君が株式市場に参入し、利益をあげればあげるほど、外人投資家がそれに応じた 打撃を被るというわけだ。 君が利益をどんどんあげていけばいくほど、ハゲタカファンドは苦しんでいくんだ。 それがどれほど日本を守ることにつながるか、わざわざ説明するまでもないだろう。 株で勝つ方法は簡単。日経新聞や株に関する雑誌を講読すれば良い。 日頃から情報収集を怠りなくおこなえば、そして外資がすぐには入手することができない情報を 日本の地の利を生かして先に入手することができれば、外資を出し抜いて金を奪い取ることなど 造作もないのだ。 最近は株に投資するなとレスする奴がいるが、そいつは外資のスパイだ。日本の愛国者が株で 外資から金をせしめることを恐れて、外資のスパイが情報工作しているのだ、気をつけろ。 金が無いならサラ金で借りれば良い。株式トレーダーは自営業みたいなものだから、職業を聞かれたら 自営業と答えれば良い。 アコムで無理ならプロミスで借りろ、プロミスで無理なら武富士で借りろ、 武富士で無理ならアイフルで借りろ、アイフルで無理ならレイクで借りろ。 海外ファンドから日本経済を守るため、そして海外ファンドを苦しめるため、君も株に投資しよう。
84 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/12(月) 22:02:46 ID:5Q2BRFtn0
>>81 ダメ太郎ちゃん。アメリカの大規模な軍事基地があって、売れない
アメリカ国債を大量に保有し、憲法までアメリカ製の敗戦後の日本の
国益など所詮アメリカの植民地としての収益でしかないよ。君はもっと
アメリカのメガネで見た世界じゃなくて、人間や歴史から見た世界を知りなさいよ。
「あなたは日本人ですか?」 「そうです」 「それじゃ、あなたを調査するために殺します」「バーン、バーン」 指をピストルの形にしたインタビュアーは、そう言って、日本人観光客に銃を撃つ格好をした。 日本人観光客は困ったような顔をして、笑いながら去っていく。 ここは、オーストラリアの国際空港。豪州の大手テレビ局によって、日本人観光客を狙った、 こんな突撃取材が行われている。(以下省略) これがオーストコリアの実態
86 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/13(火) 00:03:40 ID:DezEbBpn0
「私はここに住みたいですがいいですか?」 「OK」 「それじゃあなたたちは邪魔なので死んでください」「バーン、バーン」 これがダメ太郎ちゃんの信奉する白人のやり方ですよ。
87 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/13(火) 00:43:56 ID:wBRZz7Im0
大陸は何処もそうw アングロはまだマシな方w 中国とかもっと酷いw
88 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/13(火) 04:07:57 ID://hnmwQz0
欧米コンプのやつが、特亜なら大丈夫だろうって舐めきって利用しようとして、逆に 喰われたっつうのが日本の戦後史だな。右も左も同じ失敗をやってる。 政治工作力は特亜の方が段違いに上だっつうことに気付いてなかったらしい。 そこに、米占領体制でもって主権が十全でない日本が突っ込んでいったらどうなるか。 他者を見くびるのは良くないっつう戒めですな。
89 :
ダメ太郎 :2008/05/13(火) 04:43:17 ID:QBSb9imV0
孫子の兵法 (謀攻)むやみに戦わず勝つ方法 本文:是故に百戦百勝は、善の善なる者に非ざるなり。戦わずして人の兵を屈するは、 善の善なる者なり。故に上兵は謀を伐つ。其の次ぎは交を伐つ。其の次ぎは 兵を伐つ。 訳 :そんなわけで、百戦百勝するのは、最高に優れたことではありません。 戦わないで他国の軍を屈服させるのが、最高に優れたことであります。 ですから、最高の戦争は謀略を未然に打ち砕くことです。その次ぎは 敵国の同盟関係を破棄させて、孤立無援の状態に追い込むことです。 その次ぎは戦力の落ちた敵国の軍隊と交戦することです。 1990年代初めの湾岸戦争ほど中国にとって、ショックなことはなかった。 アメリカのハイテク技術に呆然となったのである。アメリカに勝つ方法は何か? 国家をあげて考えた。1999年、こんな時、二人の空軍大佐が(喬良、王湘穂) (超限戦ー21世紀の新しい戦争)という本を出した。その主張するところは、 ハイテク兵器だけではなく、ネットを使った、情報戦、心理戦、諜報戦、 サイバー戦が必要で、他に経済戦、科学生物戦、暗殺戦、テロ戦など とにかく、軍事ではアメリカに勝てないので、あらゆる手段を使って対抗すべき と書いてある。ベトナムがアメリカに勝利したのも情報戦である。つまり、 ハイテクに勝利するのは、孫子の兵法というわけである。この後、人民軍にサイバー部隊が 登場し、ネット工作をしかけているわけである。
90 :
陽之介 :2008/05/13(火) 17:28:53 ID:q2HFPYOL0
>>29 :書生 さん
「支那が下手に出るときは「この相手は制せる」とみなしたとき」
その通りだ。
この原則は、外交のすべてに当てはまる。
ある国は、善で良心的、ある国は悪で下心がある、
といった感情論を外交や国際関係に持ち込むのは、非常にナイーブだと思う。
全ての国の全ての外交的言質には、下心がある。
米国依存が、中国依存に変わるようでは意味がない。
>>30 :書生さん
「那は何をしてくれるんですかね?」
何もしてくれない。
米国が自国の利害の範囲で、日本を支配し、取引したように、
中国も自国の利害にかなう範囲で、日本と取引するだけだ。
米国も中国も、損得勘定でやっているので、善意を期待してはいけない。
ただ、今後は米国よりも中国と取引する方が、日本にとって得になる、ということ。
91 :
陽之介 :2008/05/13(火) 17:33:56 ID:q2HFPYOL0
>>32 :ダメ太郎さん
「メダルを沢山取り、欧米との仲を修復すれば、又、いつもの反日に戻る。」
このスレタイは1年以上あるが、昨年は(今もだが)
「中国の反日は、連中の本質で、永遠に続く」
といった論が多かった。
おれは、「反日」「親日」は中国政府内部の権力闘争だといった。
政府の方針が変われば、「反日」も変わる。
胡錦濤政権は、開放政策、市場経済で利益を得る層を代表している。
そのためには
>>24 などで指摘したように、日本や欧米との協調が必要だ。
「反日」は、中国にとって「金」にならず、開放政策を続けようとすれば協調路線をとる。
もちろん、内部の権力闘争で「反日カード」を使うときもあるが、基本は協調である。
「反日」で一部都市でプロ市民が騒いでも、要は商売ができればいい。
92 :
陽之介 :2008/05/13(火) 17:34:35 ID:q2HFPYOL0
>>34 さん
「相手に対してこちらから無理な強要が出来ない以上」
「経済の国際化の進展(自由化)は、政府間交渉も増大する」というのがおれの考えだ。
>>34 さんが言っている「無理な強要」が政治的な圧力に相当する。
米豪などは、農産物の売り込み(自由化)のために、日本に大きな圧力をかけている。
「支配とは、どのような状況を指してる」
安全保障、外交方針、経済政策への関与、また、国内政策への干渉、
支配国有利な国際関係の押しつけ、金の要求(例:イラク戦、思いやり予算など)をさす。
93 :
陽之介 :2008/05/13(火) 17:35:01 ID:q2HFPYOL0
>>45 さん
「中国はアグロサクソンの金融資本に食い物にされているのか」
おれは、基本的に歴史用語以外で、「ユダヤ資本」といった陰謀説風の論は好まない。
「アングロサクソンの金融資本」が中国に食い込んでいるのは確かだが、
「食い物」にしているかどうかは、分からない。
国際市場に参入した国は、どこでも国際金融資本と取引しなくてはならない。
中国側も結構、稼いでいるのではないか。
また、中国は、日本以上に経済に対する政府の指導力が強く、
また、外国の圧力への抵抗力もある。
94 :
陽之介 :2008/05/13(火) 17:36:06 ID:q2HFPYOL0
>>48 :懐疑主義者さん
「アメリカ側は、巡航ミサイルやらで、台湾侵攻が可能な地上施設を破壊すれば、良いだけ」
おれは、米国は中国本土への攻撃をできない、といった。
なぜかは、★14を見て欲しい。
中国は、スーダンやイラクのように、もし本土を侵略(もちろん、ミサイル攻撃は侵略だ)
されたら、必ず反撃し、それは、次の順番にエスカレートする。
(1) 戦力投射戦力
潜水艦、水上艦艇、航空機など。
(2) その戦力の発信基地
海外にある米軍基地(沖縄)、グァム、ハワイなど。
(3) 米本土への攻撃
もし、中国本土への重大な攻撃(戦術核、都市への攻撃)があれば、
中国はSLBMによる米本土攻撃をためらわないだろう。
(軍事基地への戦術核攻撃は、やや中国の軍事力・技術では難しい)
こんなばかげ経緯が明かな戦争を、中国はもちろん、米国にできるわけがない。
95 :
陽之介 :2008/05/13(火) 17:36:36 ID:q2HFPYOL0
>>71 :書生さん
「EUは誰が見てもフランスの覇権のための組織」
「ユダヤ」論をべつにすればw、そういう面はある。
ヨーロッパ問題は、要は「強すぎる」ドイツ問題で、二次停戦後、フランスは、
将来の強力に再建されたドイツを恐れ、ECC→ECの枠に囲い込もうと企んだ。
ドイツは、敗者として政治力の欠如を、EUで補い、同時に米国への対抗力とした。
EUの独仏関係は、無いもの同士の相補関係で、利害が一致したので成立した。
書生さんがいうように、経済面でイギリスに距離を置いているのは、
イギリスが、常に米国の力を利用してEUで影響力を振るおうとしているから。
(それを「ユダヤ」と解釈するのは、自由ですw)
ちなみに、おれの「日中同盟」は、ドイツ=日本、フランス=中国を想定している。
96 :
陽之介 :2008/05/13(火) 17:48:52 ID:q2HFPYOL0
余談だが、四川省で大きな地震があった。 死者1万人ということだが、今後増えて数万にはいくのではないか。 だいたい、中国の民家は、穴あきレンガ?を単にモルタルで積んだような工法が多く、 垂直方向への強度はあるが、横揺れには弱い。 しかも、新建材や木材でなく、土石の類が積んであるので、下敷きになったら被害は大きい。 成都からクルマで少し出た河岸に、巨大な磨崖仏があり、観光名所になっている。 アレがどうなっているか、ちょっと関心があるが、まだ報道がないので無事か? 三国志に関心があるものなら、成都では、まず、劉備の墓に行ってみる。 おれもいったが、そのちいさなに驚いた。 南京の孫権の陵墓にも比較できないようなみすぼらしいものだった。 あれを見ると、三国鼎立、というのが、かなり眉唾だとわかる。 知り合いの成都支社に電話が通じない。 携帯のアンテナが逝かれたということは、停電が広範囲におよんでいるのか?
97 :
ダメ太郎 :2008/05/13(火) 18:52:33 ID:QBSb9imV0
>>94 陽之介氏へ
このレスに関しては、その通りだと思う。懐疑氏だって、本気で米中が軍事衝突
することは考えていないはずだ。あなたが、中国の軍事力がアメリカを超えるような
ことをレスしたことに反応しただけと思う?周辺国の中国の脅威は海洋への軍拡と
超限戦と思う。それと、コントロールが効かなくなるナショナリズムだ。
たしかに胡錦涛は江沢民に比べ、経済重視の国際協調型と思う。
しかし、先にも言ったが江沢民の民族主義教育は反日、台湾統一が標的である。
胡錦涛が民族主義を押さえることができなければ、反日、台湾統一への
知恵に支配されない流れは止めることはできないだろう。共産党政権を守ることが、
使命の指導者は破れかぶれで、この流に乗るしかない。
米中衝突のシュミレーションとしては、このほうが現実的だろう。
最悪なシュミレーションだが。 四川省の住民の方は気の毒だったと思う。
今日、ミャンマーと一緒に募金しました。政府の対応が誤れば西部地区の住民は
北京政府への不満が増幅することになり、他地方にも伝播する。
そして、いつもガス抜きは日本であり台湾である。
陸海空の自衛隊の選りすぐりの美人で中国語ができるのは、 人民解放軍の士官と、結婚させろ。 スポーツ選手で美人でスタイルが良いのは、 中国人と結婚させたらどうか? ていうか国策でキャリアウーマンは、全員この 計画に参加させろ。 四千年の秘技で最強のハーフ日本人を産んでもらおう!! これで締結だ。
99 :
陽之介 :2008/05/14(水) 16:52:59 ID:cyGNsUVR0
>>97 :ダメ太郎さん
「中国の軍事力がアメリカを超えるようなことをレスした」
軍隊は、各国の政体、伝統、地理、国力などの条件、また、想定する戦場用に編成されている。
例えば、海軍力主体のイギリスと、陸軍主体のロシアのどっちが「強い」といった
架空戦記的な設定は、あまり意味がない。
おれが、「米国は、中国本土を占領できない」
「米国は、中台問題に軍事介入できない」
などといったのは、米国軍は、中国本土で戦えば、負けるからだ。
一方で、中国は米国と外洋で戦えば負け、また、太平洋の島嶼基地を占領できない。
これは、両国の国防方針や軍隊の編成が原因にあり、一般的にどっちが強い、と言う問題ではない。
米国は、イラクとアフガンで敗れている。
今の米軍には、敵意を持ち、継続的にゲリラ戦を行う敵国を占領する能力はない。
米軍は、ある部分は強いが、他の部分は弱い。
弱点を突き、有利な戦場に持ち込めば、イラン、失礼イラクの反政府ゲリラ程度でも、
軍団規模の米軍と数年にわたって、対戦し、疲弊させ、打ち破ることができる。
100 :
陽之介 :2008/05/14(水) 16:55:24 ID:cyGNsUVR0
「コントロールが効かなくなるナショナリズム」 中国の歴史を見ると、王朝末期の混乱による流民や軍閥により分裂するケースが追い。 その原因は、中央権力の弱体化→社会の混乱→食糧生産・輸送の途絶→農民の流民化である。 現在の中国をみると、いずれの条件もない。 中共党は軍や治安機構を掌握しているし、経済力のある層は、おおむね党員である。 地方は10年前、30年前より豊かで、飢餓による農民反乱は起こっていない。 したがって、中国指導部は、恐怖や暴力、または、経済利益で、国民を支配できる。 四川省地震、ビルマへの基金については、よい行いだと思います。 ついでにいえば、成都の知り合いは、携帯電話が通じたな。 麻婆豆腐屋は、やっているそうだw
101 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/14(水) 17:26:02 ID:hpx2HI770
ユダヤは恐ろしいですぜ。あいつらの商売を邪魔しようとすると必ず 「人権」「民主主義」で攻撃される。もちろん最後は「陰謀論乙」で 終わりだ。さらに歴史まで書き換えられる。その証拠にロシアがユダヤ系 石油会社を粛清したとたん「プーチン帝国」とか「独裁国家」なんて 騒がれだした。ユダヤは世界的な情報メディア(ロイター・BBCなど)まで 握っているので西側はいつまでたってもロシアや支那と向き合えない。 これはまさに本邦のオオキミに取り入った藤原氏のやり方と同じですね。 怖いのでこれ以上いわないけど、ユダヤは陰謀論で片付けられるほど 小さな問題じゃないっす。
102 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/14(水) 17:47:02 ID:hZXprIj60
>>98 人民解放軍のエリートが日本に帰化したとしたら、の話だろ。
在り得るとしたら、優秀な日本女性及びその子供が中華の民
になるだけ。
103 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/14(水) 18:06:45 ID:vOkSmtYU0
同盟、同盟って言うけど、実はかなり重いんだよ。 同盟国が戦争するなら、こっちも戦争するぐらいのルールでしょ。 そうでなきゃ成り立たない。 そんな覚悟もないのに、強い方についていけば安泰と錯覚する日本人。
104 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/14(水) 18:15:57 ID:E+CMNdkd0
105 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/14(水) 18:16:55 ID:EmOYbOJY0
106 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/14(水) 18:42:46 ID:hpx2HI770
>>103 俺は支那との「政治同盟」は将来独立に向けた一つの段階的措置で、
それが日本の国家の最終的な在り様とはまったく考えていない。
戦後三世代60年以上の長きにわたってアメリカの植民地で、自民党が
一切の政治を担う。こんな状況のほうが「安泰と錯覚している」醜態だろう。
軍事の核兵器をロシアから、食料を南米から、経済的優越性を支那から、
そして、そして最後の「独立した国家を運営するのは日本人自ら」としたい。
これが本当の意味での国益だろう。
107 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/14(水) 18:53:33 ID:hpx2HI770
>>95 俺がユダヤの危険性をいまさら言うのはユダヤが嫌い、とか
ユダヤ陰謀論に囚われているデンパだからではない。結局それら
ユダヤ金融から金を借りて幸せになった地域が歴史上あるのか?という現実を
見せたいから。かつて
欧州で猛威をふるったナポレオン戦争。そのサイフとなったのは誰か?
日露戦争で辛勝した後の日本帝国に待っていたのは勝利の美酒か?それとも
ユダヤへの借金返済にあえぐ貧民だったか?
二度の世界大戦。だれが世界各国の帝国に侵略のための金を貸したのか?
自己のプライドを満足させるために虚栄心からユダヤの力を借りて
中央銀行の信用をつぶしてしまったのはだれか?
どこも長期的に没落するばかりではありませんか。
「独立」の段階には貨幣創造権もあります。誰かが発行した貨幣に頼り、
軍事だけは手放さないとアメリカのように借金返済のために戦争という
公共事業をするようなダメ国家になります。貨幣も軍事も他国頼みでは
もはや国ではありません。軍事や国家維持のための諸資源を得ても
経済だけはユダヤ頼み(ドル依存)では欧米のようによい結果は期待
できないでしょう。
108 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/14(水) 19:16:44 ID:vpn36GOY0
陰謀論はいろいろあるからな ヴェルナーとか読んでみるといいお なんと、日銀陰謀論だからw
>102 男子はみんな虐殺される。
110 :
ダメ太郎 :2008/05/14(水) 19:58:30 ID:mqmTwBJL0
陽之介氏へ あんたね、何故、ばれるようなウソをつくの?中国の農民暴動は江沢民の頃から 深刻な問題よ。朱ヨウキはWTO加盟で回りが喜んでいる時、(これにより都市と農村の 格差が進む、政府は真剣に農村対策に取り組まなければならない)と見通している。 江沢民は西部大開発をうたい。胡錦涛は農村保護重視をうたったが、現在においても 上の政策は下の政策として浸透せず、経済が拡大すればするほど矛盾が拡大し、 農民に負担となる。 1999年、湖南省寧郷県道林鎮で5000人規模の農民暴動が起こる。10000人の 武装警官が出動し、やっとのことで鎮圧する被害状況は伏せられている。 1999年から2000年にかけて、その後の農民暴動の多発を暗示するように 1000人から10000人規模の農民暴動が複数、起こっている。 山東省2件、江蘇省2件、河南省6件、安徽省8件、セッコウ省2件、江西省2件、 湖南省6件、湖北省3件、これは香港で確認されている農民暴動である。 2001年以降、農民暴動は倍増していく。2004年の農民暴動はついに74000件に 達している。しかも規模も10万人単位になっていることを北京政府関係者は 認めている。中国人民武装警察部隊の総司令官、呉双戦氏は(中国の経済、 社会不均衡による人民内部の矛盾が深刻化し、経済建設による立ち退きなどで 各種抗議活動が活発、急増化し、規模も不断に拡大し、中国の歴史的政権交代の 環境に酷似してきている)と治安のより一層の強圧を政府に求めている。 この後、2005年12月、広東省の東州村というところで、発電所建設をめぐる 土地収用問題でほとんどの住民が1年以上抗議を続けていた。武装警察は とうとう、装甲車を出し住民に機関銃を乱射した。100人以上が射殺、行方不明に なっている。当局は、その後、村を完全摂取。村人はチリジリになっている。 今のところは、武力で農民や少数民族を押さえているが、最近の暗雲をみれば、 天安門事件のように押さえられるかは不透明と言えるだろう。 中国は同盟を組むにしては、不安定な諸件が多すぎるのだ。
111 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/14(水) 20:29:20 ID:hpx2HI770
アメリカのイラク戦争は不安定な諸案件じゃないのか? ダメ太郎ちゃんはアメリカ白人が出てるゲイ雑誌をひざに上げ、 クリトリスいじりながらここにレスしてるのかい?
112 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/14(水) 20:31:11 ID:hpx2HI770
>>108 陰謀論という決め付けは裏づけのない情報を根拠に話を進める際には
有効な手段だが、俺が言ったことは全部歴史上の事実だからね。
調べてみるといいよ。戦争とユダヤの関係を。
113 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/14(水) 22:57:44 ID:hpx2HI770
>>89 ダメ太郎ちゃんは支那の工作云々より実際に予算を要求して地道に活動してる
CIAのことは知らないんだなw本当に面白いよこの人。団塊の世代って本当に
世界が正義のアメリカとそれ以外だと思ってるんだなw
115 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/15(木) 21:45:29 ID:LXuVLwc50
ほら見ろ。人権なんてペテン概念のご利益はこんなのばっかりだろ。 なぜ西側諸国が「人権」を唱えた後に軍隊がやってくるのか。 なぜ日本において「人権」を標榜する組織がカルト団体なのか。 真剣に考えてる奴はいないのかね?
116 :
懐疑主義者 :2008/05/15(木) 21:56:54 ID:ir//U8ki0
>>79 >君には答えないよ。鶏に話しかけるほど暇じゃないんでね。また
>「論破された」とか言うなよ。
構いませんよ。
だって、貴方が「仁」の説明を全く果していないんだから、その考えは広まらないし。
>>80 >アングロサクソンも漢族も朝鮮族も「物を破壊する」民族であって
>「物を作り出す」民族である日本人から見れば忌むべき存在だよ。
ま、日本人の独創性が発揮されるのは、精々二次元位ですかねぇ。
浮世絵とかアニメとか。
>だから君が、白人批判を漢族批判へ一点誘導しようというなら無駄な事だと言っておく。
>もちろん君が漢族憎しを主張するのも自由だし、俺はそれを止めようだの改めようだのとは思わないよ。
別に誘導するつもりは、ありませんけどねぇ・・・
ま、阿Q世伝ちっくな勝ち組み人生も有りだと思いますよ。
>>91 >胡錦濤政権は、開放政策、市場経済で利益を得る層を代表している。
>そのためには
>>24 などで指摘したように、日本や欧米との協調が必要だ。
>「反日」は、中国にとって「金」にならず、開放政策を続けようとすれば協調路線をとる。
面白いのは・・・
・親日路線を取っている。
・世界抗日連合を使って、欧米諸国に反日感情を植え付けている。
と言うのが、現在の中国の動き。
欧米諸国と距離感が出来た日本に対して、ここぞとばかりに「中国は親日国家です!」とか言っちゃう訳だw
ちなみに、世界抗日連盟は、中国共産党と緊密な関係に有るよ。
・2002年に開催された「第2次世界大戦の補償問題に関する国際法律会議」に出席。
・2003年9月(親日的な胡錦濤就任の半年後!)に中共官営シンクタンクの「中国社会科学院」によって結成された
国際ネットワーク「日本の過去の清算を求める国際連帯協議会」のアメリカ代表を務める。
で、やった事は・・・
・「従軍慰安婦決議」を押し進めた「マイク・ホンダ議員」自ら記者会見で、「世界抗日連合のお陰」と発言。
・「世界抗日連合」の公式サイトでも、連合自身が推進役を果した事を表明。
しっかしまぁ、孤立させた所で仲良くなるって手法を、どう思われます?
まさに超限戦ですかねぇ。
>>94 矛盾を発見。
アメリカは、中国本土に戦略攻撃をする必要がある、とする一方で、
中国は、アメリカに対する(先制)戦略攻撃を行わない、と言っている。
>>99 >米国軍は、中国本土で戦えば、負けるからだ。
何故か、中国本土が不滅のビジョンを主張していますね。
地政学で言う「ハートランド最強論」ですか?(苦笑
>弱点を突き、有利な戦場に持ち込めば、イラン、失礼イラクの反政府ゲリラ程度でも、
>軍団規模の米軍と数年にわたって、対戦し、疲弊させ、打ち破ることができる。
アメリカが台湾防衛を目的とした場合、人民解放軍が台湾侵攻に使える戦力を破壊すれば、終了。
占領する必要は、全く無い。
何故か、非正規軍相手のイラク・アフガンと、正規軍相手の台湾紛争をゴッチャにしますね。
意図的な行為ですか?
117 :
懐疑主義者 :2008/05/15(木) 22:04:08 ID:ir//U8ki0
>>112 ま、戦争にはカネが掛かるから、皆お金を必要としていたんだよ。
日本も河豚計画とか有ったし。
>>115 ん、人権を悪用する奴が居るって事だろ。
ご利益じゃなくて、悪用ね。
だから、民主主義国家では、国民が行政や政治家を監視せねばならんのだ。
人権は「黄門様の印籠」では無いからね。
何が差別か・差別でないか、とかもきちんと線引きする必要がるし。
・・・仁や儒教だって悪用出来るだろうしなぁ。
始皇帝批判や韓国の前大統領死刑や、歴史の捏造なんかが、儒教思想のダークサイドじゃない?
118 :
懐疑主義者 :2008/05/15(木) 22:14:49 ID:ir//U8ki0
>書生さん しかし、ロシアに対するバッファーゾーンが欲しかった日本としては、 日露戦争は借金してでも勝ちたい戦争だったんだろうねぇ。 ・・・グレート・ゲームをイギリスの極東代理人として戦った日本に、ロシアと隣接して独立性を保てる程、 国力は無いと思うし、その為にもロシアに勝つ必要があった、と思うんだけどね。 「借金して奴隷にならない」・「借金が無いまま、奴隷になる」、どっちがマシなのかって話だな、こりゃ。 代理人に過ぎないのに、現実が理解出来ない当時の日本国民にも、問題はあったんだろうけど。 (ロシアに対して強気になり過ぎだ、マスコミとか。)
>>馬鹿くん 軍事手段は政治目的を達成する為にあるなら、 目的自体が政治的制約の上に立脚してる以上、 軍事手段もそのプロセスにおいてその制約からは逃れられない。 だから兵器のスペックやフリーハンドを前提にした運用で解釈しても現実的には意味無いの。 懐疑は軍板に帰れ。
121 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/15(木) 22:38:30 ID:LXuVLwc50
>>116 なんだよ書き込みがあったと思いきやこいつかよ・・
しかも「仁を説明してない」なんて態度の捏造までしてるし・・
なんとかしてくれよこの池沼クン
122 :
ダメ太郎 :2008/05/15(木) 23:12:10 ID:0kLTBrS20
儒教徒が下ネタ好きとはね。(笑)藤原定家や林羅山が泣いてるな。
123 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/15(木) 23:30:47 ID:LXuVLwc50
私は儒の徒ではないよ。銃にこだわるのはこの国に 国として成立する「根拠」がないからだ。 天皇制ではダメだ。それは具体的な政治制度や思想じゃないからだ。 もちろん統治制度や憲法(私は必要じゃないと考えるが)には よってたつ「よりどころ」が必要だ。ときの権力者がいま流行の 思想に飛びついて国の礎にしました、では余計にダメだ。 その権力者に権力がなくなった途端にそれは正当性を失ってしまうからだ。 ・・ときにダメ太郎は仮に日本が独立するとしたら、 なにをその「根拠」とするかい?米国の憲法?それとも 新約聖書の文言?なにをこの日本列島の支柱と考える?
124 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/15(木) 23:31:55 ID:LXuVLwc50
銃× 儒○ なぜか「じゅ」で変換すると「銃」の漢字が出てくるんだよな。 PCの扱いに詳しくないからかな。
126 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/16(金) 02:24:20 ID:0HZghbDH0
儒教なんてもう日本人にあわん、忘れろW
127 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/16(金) 07:25:29 ID:PMZFcU5d0
こういう奴に限って論語はおろか孟子すら読んだことが無いんだよな。
128 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/16(金) 07:30:58 ID:PMZFcU5d0
>>118 君は変なレスを返したり具体的なレスを返したり、
本当に分からない奴だな。
当時のロシア帝国の南下など放って置けばよかったのだ。
第一日本帝国は仮にロシア帝国に打ち勝ったとて満州や
広大な支那(華北)を維持し支配する力など到底なかった。
時のドイツ人でさえ「欧州列強がすべて合わさっても
支那人の四分の一さえ満足に支配できないだろう」と
評価している。あのときの日本帝国の「背伸び」は
結局第二次大戦の破滅として高くついた。ユダヤはこういった
帝国の覇権欲をうまく嗅ぎ付けることができるのだろう。
満州はやはり「虎の群れに放り込まれた骨」として
欧州・米国・ロシアの戦場とすればよかったのだ。そして
疲弊した各帝国を尻目に漁夫の利を日本帝国がいただくワケ。
以前も言ったけどね。君の言うとおり当時の日本人は近視に陥って
いたというわけだ。惜しいことだ。
近年、日本人の国語力の低下が顕著になっている。 これはゆとり教育によって、特に国語の時間が減少したことが主な原因である。 日本の国語力を向上させるためには、教師の土曜休みを月〜金休みに分散させることに よって、授業週6日制を復活させるしかない。 週6日制授業を復活させ、日本人の国語力を回復すべきだ。
130 :
ダメ太郎 :2008/05/16(金) 15:47:36 ID:TQyzW0l70
書生君へ コッケイな君のキャラは、陽之介氏が不在の時は余興になって良いのだが、 あまり、無茶苦茶な陰謀論や歴史解釈を言ってると益々誰からも相手にされなくなる。 陽之介氏は、君を手の平でころがすように真摯に答、君にとっては甘露で良い相手かも しれないが、本気にはしていないはずだ。 先のレスでも言ったが、戦略を語るうえで思想は邪魔な存在だ。もちろん、思想を否定している わけではない。思想を成就する為の戦略である。しかし、戦略はマキャベリズム的絶対主義的方法 をとらなければならない。戦略に思想からくる情緒的呪縛があれば、その戦略は不完全なもの になる。例えばだが、キリスト教徒がイスラム教徒に土下座をして、その裏をかくこともある。 キリスト教徒として、それは出来ないとなれば勝利は遠のく。何が言いたいかといえば、 このスレは、戦略を思考するスレです。あなたの考える日本の根本は、思想叛か憲法スレで 思考する問題ではないだろうか?ただし、あなたの問題提議は正しいと思う。 日本の憲法の問題点の一つに日本のナショナルゴール(国家目標)を無視してきたことがある。 誤解を恐れずに言うが、憲法から考えた日本のナショナルゴールは 人権、国民主権、平和主義となる。問題点は平和主義である。これは全体の憲法観から いえば、ナショナルゴールは国際協調主義で他国を信頼した非武装、非同盟の国家という ことになる。しかし、国際法から個別的自衛権は合憲となり、専守防衛は合法になって いる。政治的判断の合法ということになるが、ナショナルゴールからは背反している。 唯一、日本のナショナルゴールを守ろうとしているのは、お花畑の社民党ということになる。 本来、憲法解釈で論争になる憲法自体が不可解なものと言わざるえない。 書生君、大いに思想叛か憲法スレでこの論争をしてもらいたい。
ダメ犬くん 戦略を考える際に、思想が邪魔な存在だしたら、何を寄り所にその戦略が正しいと言えるだ? マキャベリだって、ローマ帝国のあり様を規範とする所から、自分の戦略思想を組み立てた。 情緒的な呪縛だって、同じ人間なのだからあったと考えるのが普通だ。 そんな物を唯一の戦略だと考える事自体、宗教じみた情的な判断による物と言えるだろう。
132 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/17(土) 06:44:02 ID:JPInyKue0
>>130 戦略を語る上で思想は無意味ってなんだろ?
国家戦略とは結局国家の目的を達成するために存在する手段のことだ。
で、国家の目的とはなにか?たとえばダメ太郎ちゃんが
大好きなキリスト教国家の在り様とはずばりキリスト教の教えに
したがって支配民を治めることだ。インチキの人権はさておき、
白人たちが言う人々に愛を、とか人々の尊厳を守る、といったその統治方法の「根拠」は
キリスト教という思想なのだ。支那でいえば現代の共産党政権以後は
マルクスの思想(共産世界の実現)がその国家目標だし、
ムスリムならイスラム教であり、インドならインド教の在り様だ。
すべて国家の戦略は思想によってなりたち、思想に依拠して行われている。
戦略とはそれを実現させるための種種様様な手段の総称に過ぎない。
やはり団塊の世代は本当にダメだな。アメリカ眼鏡でしか世界を見れないし、
宗教や思想をまったく理解しない。日本が独立した際最初に戦わなければならないのが
団塊の世代になりそうだ。
133 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/17(土) 10:31:09 ID:JPInyKue0
>>131 君、かつてコテ名乗ってたチベット人だろ?なんでコテ捨てたの?
その当時コテ(2年前?)を使っていたのは、陽之介の要請に応じ為。他スレ含めて自分から臨んで使った試しは無い。 捨てたと言うより戻ったというのが正しい。 また、ダメ犬や懐疑のような、人権の”じ”の字も理解していないで、空虚なままその主張をするアホな軍オタも正直ウンザリだし、 中国について頭の上に?マークを一杯付ける所までは一緒だが、政策的な優先順位の考え方が大きく異なる。 陽之介さんが、日中関係を飽くまでも経済協力の範疇から出ない限り、積極的に批判する理由が見当たらない。 但しその当時は、俺から見ても陽之介さんの主張は、軍事的な同盟関係を匂わせていた。 対立軸が変ったと思えるのもその背景にある。 人権については、神は人間の創造物であり、人権もまた同じ人間の想像物に過ぎない。 神が作った物で無い以上、神の存在を容認する必要は無い。
書生さん 欧米や中国はユダヤに支配されているため、その支配構造における力学が現在の国際社会のあり様だとしたら、 その力学から抜け出した日本にどんなプラス材料があると言えるのでしょうか。 ちなみに最近思う事は、ユダヤをグローバル経済に置き換えると、あなた主張に似たり寄ったりするのは認めますが、 グローバル経済自体が、ユダヤ人によって支配されいてるとは思えないので、あなた主張を積極的肯定する気は起きません。
136 :
懐疑主義者 :2008/05/17(土) 12:50:00 ID:cIY2P0YR0
>>119 何が言いたいのか理解出来ないが、
貴方が最悪の事態を想定しないのは、理解出来た。
出来る事・出来ない事を把握しないで、現実の話は出来ないと思うよ。
>>121 ああ、すまんね。
過去に於いては説明していたな。
>>125 補足有難う。
>>128 >満州はやはり「虎の群れに放り込まれた骨」として欧州・米国・ロシアの戦場とすればよかったのだ。
そうすると、(少なくとも)アメリカの中継基地としての日本の構図が出来上がらないかね?
だったら、アメリカが民間レベルで提示した「満州日米共同開発案」に乗っかっても良かった、と思うんだけど。
仮に満州で欧州・米国・ロシアが戦争をすれば、補給の絡みで日本に対する影響力を行使しかねない。
日英同盟じゃないけど、何処かと同盟を結んで国力の増大に励むべきだったのかねぇ。
>>131 単純な反○○思想が、邪魔な存在って事じゃないの?
中国との経済関係の継続は、日本に取って必要だけれども、
中国の経済成長に伴う軍拡へのカウンターが必要、という話をしているのだと思うよ。
軍拡をする国家に警戒心を抱く事は当然だし。
中国の軍事力は、一体何の為に拡大されている、と貴方は考えているの?
馬鹿くん >貴方が最悪の事態を想定しないのは、理解出来た。 政治的な制約の上で、軍事的手段は成立するの。 そんな前提も無いような、問い掛けてについては、 妄想小説と同じ類の物。 数ある想定の中から、なぜそんな妄想の類について、この場において論じる必要があるのか。 理由は、君が政治という物を理解していない軍オタに過ぎないから。 もっとストレートに言ったら、馬鹿だから。
>>136 >単純な反○○思想が、邪魔な存在って事じゃないの?
つまり馬鹿に言わせると、ダメ犬は特定の反思想が邪魔だと思っているだけなんだ。
それこそ思想そのものだ。
中国は建国以来自主防衛がその国是。
その国是を実現する機会が、経済発展によって生まれ、
アメリカを仮想敵国としながら、その整備に邁進しているため。
139 :
懐疑主義者 :2008/05/17(土) 13:28:16 ID:cIY2P0YR0
>>137 >妄想小説と同じ類の物。
>数ある想定の中から、なぜそんな妄想の類について、この場において論じる必要があるのか。
ん、だからシミュレートと断った上で、陽之助さんと話しているんだけどね。
アメリカは勝てない、と言うのは、ある種のプロパガンダになり得るものだよ?
不都合な事実を隠しての主張は、非常に危険な事だと思うし。
例えば、無責任にFTAが平和を達成する!と言うのと同じ。
(FTAを推進した所で、経済的な価値が小さければ、相互経済依存による平和の達成は出来ない。)
だから、こうやって確認しているんだよ。
>>138 >つまり馬鹿に言わせると、ダメ犬は特定の反思想が邪魔だと思っているだけなんだ。
>それこそ思想そのものだ。
だったら、日中同盟と日米同盟、どっちが日本の国益に適うの?
中国との経済的協調を押し進めつつも、軍事力と言う保険は必要だと思うのだけれども。
そういう意味で、限定的な集団的自衛権は、必要になってくると思うのだけれどもね。
核武装にプラスして、大量の第3世代戦闘機や潜水艦の導入を中国が図っている訳だし。
それに、中国の雇用形態の変化で外資撤退、直接投資の減退が始まっているよ。
こんな状況で、どのような経済的相互依存が生み出せるの?
それとも、権力に「採算度外視で中国との取引を続けろ!」と命令させるつもりなの?
正直な所、グローバル化が世界をフラットにするという思想は、
企業が利益追求集団である限り、限界があると思うのだけれども。
それに、前にも言ったけど、コソボ独立とチベット問題を見る限り、
大国による後ろ盾、というのはまだまだ重要だと思うんだけどね。
決して、国家のレベルが低くなった訳でなく、ね。
私より詳しいのだから、是非とも疑問に応えて欲しいな。
>中国は建国以来自主防衛がその国是。
>その国是を実現する機会が、経済発展によって生まれ、
>アメリカを仮想敵国としながら、その整備に邁進しているため。
アメリカを仮想敵国とすると、自動的に日本の地政学的な価値もまた、重要になってくるよ。
その状況の中で、どのような戦略を日本は持つべきなのか、を考えるべきだと思うのだけれども。
>>139 馬鹿くん
>ん、だからシミュレートと断った上で、陽之助さんと話しているんだけどね。
シュミレーションをする際は、”なるべく”現実に即した考えが必要である。
数ある想定の中で考えたら、お前が提示した状況は、シュミレーション的と呼べるような物じゃない。
妄想だ。
>アメリカは勝てない、と言うのは、ある種のプロパガンダになり得るものだよ?
お前に知識が足りないから、そうした政治的制約自体を考慮しても、
アメリカは勝てないとする主張に対して、真っ向から反論出来ないだけ。
大量殺戮兵器の前では、恐怖に怯える一方で、その恐怖を排除する為に、
先制攻撃を辞さない事が、政治的状況において容認される場合があることは、
9.11における状況でも見て取れる。
大量殺戮兵器を持つ相手とのチキンゲームにおいて、
民主主義国はなんら互角に渡り合えないと考えるのは、そもそもの誤りだ。
>だったら、日中同盟と日米同盟、どっちが日本の国益に適うの?
同盟を意味するところが、経済関係にあるのならそれは両方。
>こんな状況で、どのような経済的相互依存が生み出せるの?
減退や撤退だけを根拠にするなら、日本はアメリカに対する投資は横ばいであり、
アメリカ国内にあった生産拠点はメキシコ等に移転。
それでも経済的な相互依存関係を育んで来た。
なんら根拠にもならない。
そもそも相互依存の発展とは、経済における国境を越えた分業体制の発展の事であり、
分業の担う会社の国籍の系統が、ある国の中に置いてミックス状態であるかどうかは、
影響は与えるとは言え、決定的な物じゃない。
>それに、前にも言ったけど、コソボ独立とチベット問題を見る限り、
>大国による後ろ盾、というのはまだまだ重要だと思うんだけどね。
大国の政策を支える国民の意識は、政治より経済的な事に関心が存在する以上、
経済的な事について、大きく相反するような事が無い限り、
そのような後ろ盾が成立するだけ。
141 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/17(土) 19:53:41 ID:F9dcGEh80
142 :
ダメ太郎 :2008/05/17(土) 20:53:47 ID:M/jgHNf70
>>134 このスレで、あなたにレスするつもりはなかったが、(他の人に迷惑をかけるような
無意味な泥沼にはまるので)気付いているかもしれないが、これだけは言っておきたい。
何故、まじめ氏が陽之介しを(絶対主義的方法論者)と断じ、ムフフ氏が陽之介氏の
レスを(プロパガンダ)と断じた意味がわかりますか?
彼のレスには彼が持つ思想的背景はない。彼のレスには戦略、戦術的方法しか見えてこない。
彼は目的だけは不動だが、その方法論の矛盾の追求に対しては言説を翻し、擦り抜ける。
(中国は近い将来、空母艦隊を持つ)という言葉は、本当でしょう。
中国の現在の海洋戦略と符合する。
あなたは、中国は欧米的経済価値観(プラスサム)を受け入れ、経済発展の原動力となる人権に
対する配慮を利己的合理性の判断基準で受け入れることも可能と言ってるが、
欧米的民主主義や人権を受け入れるということは、共産党政権の既得権益者の首を絞める
ことになるのが分かりませんか?中国の共産党政権があるかぎり、経済的相互依存による、
国際的秩序形成の為の国際社会での最上位における価値観の統一は無理です。
中国を入れた国際社会の統一を考えるなら、世界中の人間は中華思想を受け入れる
ことを考えなければなりません。
>>142 >欧米的民主主義や人権を受け入れるということは、共産党政権の既得権益者の首を絞める
>ことになるのが分かりませんか?
突き詰めればそのような状況になるとは思うが、そうしたリスクを背負ってでも、
目先の経済的な利益追及に対する欲望が止まる物ではないと考える。
お金の前では、個人の思惑が先走り、国として見た場合の合理的な判断を狂わす場合だってあるだろう。
ダメ犬くん 君にとって思想tとはどのような物を指して使ってるわけ? 誰しもが、実験によって繰り返し確認できないような物について、 人間が考察する行為における中身は、すべて思想と呼べる物じゃないのか。 お前え自体が、特定の思想に毒されて事に気づけ。
145 :
ダメ太郎 :2008/05/17(土) 21:51:22 ID:M/jgHNf70
最後に 中国の既得権益者の利己的合理性の判断基準=中国共産党政権の維持。 これを保たなければ、経済的利益追求どころの話しじゃなくなる。
>>145 日欧米における価値観のヒエラルヒーは、経済・政治・軍事の順番だとしたら、
恐らく中国は、政治・経済・軍事の順番によって成り立っていると考える。
よって経済的な手段も政治体制を否定する所までは結びつかないだろう。
経済とは別な観点における、最後の一押しの力学がはたらいて、
最終的に民主化が実現される物であろう。
例えばそれは指導層における政策的な判断の誤りだったり、
ちょとした切っ掛けによる、人民の暴発といったものかもしれないし、
ひょとしたら戦争かもしれない。
但し、そうした一押しがあって民主化が実現すると考える事が出来るのも、
事前にそれに近い環境を整える事が出来て実現する物だと考える。
日本にとって中国の民主化を促進させる事が国益に適うとするならば、
そのような環境を整える事は、決して無駄とは言えるものではない。
批判だけなら、ガキでも出来る。
使いまわしの新聞の切り抜き情報も見飽きた。
批判に絶える事が出来るような政策の提示でもやってみろ。
そういえばダメ犬は、 陽之助さんに対して、軍事的な関係を意味するのでないなら同盟ではなく協商だと言い改めろと迫るが、 中学で習うような三国協商と呼ばれる軍事的な協調関係も存在する以上、協商だと言い改めろとする主張は、 それ程の意味のある事じゃない。 中学生からも突っ込まれない兼ねない要求は、控えた方が良いと思うな。
149 :
ダメ太郎 :2008/05/18(日) 06:20:38 ID:wJtG64v40
>>147 これは、釣りなの? 中国の政治、経済、軍事は三位一体です。中国は戦略的体質を
持った国です。独裁政治に三権分立という考えはない。全て共産党政権が動かしている。
国家の運営も表向きは、国務院と全人代ですが、動かしているのは共産党です。
責任と権力が分離された寡頭制なのです。政治、経済、軍事は目的に向い一体で
動いている。こちらからいえば分かりやすいはずだが?
指導層による政策的判断の誤りにより深刻な情勢に発展するということですが、その通りでしょう。
だから、周辺諸国は、ありえるかもしれない事態に備えなければならない。
国際社会は中国の(民主的連邦制)を声高に言わなければいけないと思うが、中国の既得権益者は
それを内政干渉だとか何とか言って受けつけないでしょう。中華思想の国は、手が付けられない。
だから、備えなければならないと言っているのです。
150 :
ダメ太郎 :2008/05/18(日) 06:28:27 ID:wJtG64v40
最近の中国の軍拡は国民の期待に応える為の軍拡か思ってしまう。 それだけ、国民の清王朝の繁栄と没落はトラウマとして残っている。 清王朝の最大版図を取り返すことで、国民の溜飲は下がり、清王朝末期の 歴史はリセットされる。
151 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/18(日) 07:11:32 ID:032nAN1o0
>>130 は
>>123 の「日本は何を根拠に独立するか?」を答えてくれ。
>>134 陽之助氏に「おまえの腹の中を見せろ」と言うのもどうかねえ。本当に
彼が陰謀家だったら俺の目的はこうだ!とは暴露しないだろうしね。しかしながら
彼の話は単純明快で「自分は貿易商社に勤めている」から「近年ますます日支間の
取引は盛ん」なことを知っており、そしてそれは「日本にとって経済的にいいこと」で
ありその儲けをさらに拡大するためには最近株がめっきり下落した米国とは
問題にならない程度に距離を置き、その費用を支那との関係に使うべきだ、と
主張しているに過ぎない。その際ダメ太郎がごとき「欧米風の国家じゃないと
イヤ!私のマ(以下自粛」というジョウチョ的な話ではよくなく、欧米も支那も
詐欺師であるという点では同じなのだから、冷静にどちらが利か(こちらにとって
長期的に利があるか)考えよう、といったくらいの姿勢だろう。
>149 おまえ馬鹿だろう? 社会体制が3位一体だとしても、その中には政策的な優勢順位が存在するって書いたの。
153 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/18(日) 07:25:30 ID:032nAN1o0
で、人権だが君は「神は人間が作ったものだから人権も人間が 適当に定義したものだ」とおっしゃるが、それは違う。かの ジョン・ロックは敬虔な神学者であり、キリスト教を考える上で 思いついたのが「神の下での人権」で、それが彼の著書の中で いつの間にか論理矛盾を起こし「神に依拠しなくても存在する 人間にとって大切なもの」と変質し、それを「人権」などと 改めて言い出した。キリスト教の神の下での平等なり人々の尊厳なりでは なく、単なる人間に対する慈愛の念と意味が変わってしまった。 それを時のフランス革命を起こした(あるいは革命で国家を ひっくり返したい革命家)がそのインチキに積極的に乗り、 「ルイ16世は人権をないがしろにしている王であり、追放すべきだ」 と言い出したわけだ。こんなバカな話はない。この 人権たるものはなにも改めて名をつけて言い直す必要もなく、古今東西 国家が王が存在する際に守るべきものであったのだ。現代にいまさら ことさらに「人権」を唱える国家や勢力は、結局このフランス革命時の 革命家のように他国に対する内政干渉と破壊と転覆を目的としており、それはこれが 唱えられた後の西側諸国の軍隊の出撃という事実でその偽善性を証明している。 こんな話を私たちは信じてはいけないのだ。そしてわが日本周辺では大昔から 国家が支配民に、あるいは人間が他者に対峙する際大事にするべきものとして、このような インチキの人権ではなく「仁」という言葉があった。それをわれわれ現代人は 省みて復古させ大切にすべきだと私はこのスレで主張したい。 そういうわけで人権とはペテンな概念というワケ。わかった?
154 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/18(日) 07:32:07 ID:032nAN1o0
>>136 「日本列島はアメリカ軍の満洲・支那侵略への中継基地」そのとおり。
むろんタダで貸してやるわけじゃない。その地理上の優位を
最大限に利用し、アメリカから様々な利権・軍事技術・食料等を
要求すればよかったのさ。さらにその当時はアメリカだけじゃない。
イギリスだってオランダだってドイツだってフランスだっていたわけだ。
みんな日本列島を借りたいがためにどんどん「競争」するよ。
そして日本列島の値が高くなっていく。そして最も都合のいい相手に
落札する。そして今度はその勢力が強くなりすぎないために二番手に
突然全利権を渡す。そうすんと今度は一番手が二番手を相手に
攻撃しだす。彼らは日本をめぐって勝手に戦争しだす。そして
両者が疲弊したらさらに値を吊り上げる。そしてこちらの力が
充実したところで打って出る。これを「虎の群れに骨を放り込む作戦」という(戦国策)。
まあ時の日本列島に外交上手がいて、自国の内実を決して他国に
バレないようにするだけの防諜技術があればの話だけどね。
155 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/18(日) 07:42:10 ID:032nAN1o0
>>149 およそ世界中のすべての主権国家は自国がより優位になるよう
戦略・戦術を日々実行しているのだが・・。
>>150 ついで言えば現在の支那が精神的主柱としてるのは清代じゃなくて
明代だ。「漢民族」という概念を作った孫文をなぜ共産支那が国父扱い
してるか考えてみろ。でもまあなぜか清代の辮髪みたいなしっぽをガキの後頭部に
つけてるけどな。
>>153 >キリスト教を考える上で思いついたのが「神の下での人権」で、それが彼の著書の中で
>いつの間にか論理矛盾を起こし「神に依拠しなくても存在する人間にとって大切なもの」と変質し、
>それを「人権」などと改めて言い出した。
啓蒙主義の思想自体が、神の存在を前提にした人間の理性について、
神の存在抜きで説明する事に対する試みから始まったからです。
もちろんロックやホッブスの時代には、その辺の理屈は曖昧だったのかもしれませんが、
人権に対する捉え方は、その時代で止まっているものではなく、
啓蒙主義の発展とともに、今の人権に対する捉え方も発展し、
その上で明文化もされている。よって神の存在を認める必要は論理的にありません。
またキリスト教にしても儒教についても、根源的には同じ人間に書かれた想像物であり、
書かれた内容の妥当性における説明のプロセス(前者:神の存在 後者:天の存在)が違うだけで、
結局言いたい事は、人間には理性や愛が存在するということであり、似たようなものです。
積極的にどちらが良いとか悪いとか言えるものではなく、個人の趣味趣向によって、
選択するレベルだと言えるでしょう。
よって趣味趣向のレベルで、大切だと主張するのは別に否定しませんよ。
キリスト教における愛と、儒教における愛の両方を持つ、愛まみれの人間の存在こそが大切だと、
主張する方が、素敵だとは思いますが。
158 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/18(日) 09:38:46 ID:032nAN1o0
その辺はどうだろうね。俺は儒子でもないしキリスト教徒でもないから 正直わからない。それでも俺のつたない見識の範囲で認識していることと いえば「天」とは特に儒家に限って用いられる概念ではなく「支那教」とでも いうべき支那に古来から受け継がれている土着の概念である。一神教世界で 言えば「主・創造主・神が造った世界とその神自身が融合したもの」と同じような ものか。その支那教を基礎にして孔孟の教えを信奉する儒家だの老荘のそれである 道家だの法家だの兵家だのがある。「天」はまた「万物の根底」とでも訳せそうだ。 ところで俺がなぜことさらに「儒」にこだわるか、聞きたい?
159 :
ダメ太郎 :2008/05/18(日) 20:47:22 ID:GYa0yQhr0
書生氏へ 満州族は中華と同化することで、畜生から人間になった。先に説明したが、中華主義の 目的は辺境の夷敵を中華に同化させることで人間に昇華させるということだ。 つまり、清王朝は中華帝国なのだよ。(中国側から言わせれば)
160 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/18(日) 20:50:36 ID:BEPzVxUt0
クソJAPクソ天皇死ねクソJAP糞天皇糞ジャップクソ天皇糞天皇糞天皇糞天皇糞天皇糞天皇死ね クソJAPの糞天皇はガン手術でチンボ切り落としたそーださっさと死ねクソJAPクソ天皇糞天皇 糞JAPが地震で死ねクソジャェェップが死ねJAP死ね糞天皇死ね糞ジャップが死ね糞天皇死ね クソJAPクソ天皇死ねクソJAP糞天皇糞ジャップクソ天皇糞天皇糞天皇糞天皇糞天皇糞天皇死ね クソJAPの糞天皇はガン手術でチンボ切り落としたそーださっさと死ねクソJAPクソ天皇糞天皇 糞JAPが地震で死ねクソジャェェップが死ねJAP死ね糞天皇死ね糞ジャップが死ね糞天皇死ね クソJAPクソ天皇死ねクソJAP糞天皇糞ジャップクソ天皇糞天皇糞天皇糞天皇糞天皇糞天皇死ね クソJAPの糞天皇はガン手術でチンボ切り落としたそーださっさと死ねクソJAPクソ天皇糞天皇 糞JAPが地震で死ねクソジャェェップが死ねJAP死ね糞天皇死ね糞ジャップが死ね糞天皇死ね クソJAPクソ天皇死ねクソJAP糞天皇糞ジャップクソ天皇糞天皇糞天皇糞天皇糞天皇糞天皇死ね クソJAPの糞天皇はガン手術でチンボ切り落としたそーださっさと死ねクソJAPクソ天皇糞天皇 糞JAPが地震で死ねクソジャェェップが死ねJAP死ね糞天皇死ね糞ジャップが死ね糞天皇死ね クソJAPクソ天皇死ねクソJAP糞天皇糞ジャップクソ天皇糞天皇糞天皇糞天皇糞天皇糞天皇死ね クソJAPの糞天皇はガン手術でチンボ切り落としたそーださっさと死ねクソJAPクソ天皇糞天皇 糞JAPが地震で死ねクソジャェェップが死ねJAP死ね糞天皇死ね糞ジャップが死ね糞天皇死ね
>160 殺すぞ貴様。
中国・韓国経済の発展と一人っ子政策の結果、アジアで嫁不足が起こり日本は欲しくても手が届かなくなる可能性の方が高い いくら日本人だからと言ってフリーターに毛の生えた程度の貧民に嫁入りするより上海・韓国のサラリーマンを相手にするだろw てかいくら貧困地帯出だからと言っても日本で暮らす以上人一人一千万程度(トータル)の生活費の余裕は必要だし、 どうしても子孫残す必要が無いなら風俗通いしてた方が総コスト的に見て絶対得だぞ? 更に子供一人成人させるのに二千万程度必要な訳で、生涯収入のうちトータル3000万の経費捻出できなきゃ家庭維持する資格無いと思うんだけどw (無理して嫁GETしたは良いが倹約で中国一般人以下の生活しか出来ないなら嫁も逃げて当たり前だろw
164 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/19(月) 06:06:50 ID:S1HqN3PB0
>>159 すこし「中華」について誤解があるみたいですね。
「中」は「適正・中央」というほどの意味。「華」はかつて
支那にあった「夏王朝」という意味だ。この「夏」を「華」と
漢字を替え「中華」あるいは「中国」として現在の支那は
国家の形容名詞として使っている(本来は支那人民共和国と
訳すのが正しい)。そして「中国」とは中原にある
枠内(始皇帝以前なら万里の土塁以内)が「中国」となり、
そこに住まう人々は自らを「中国人」と自称し、そして
ここを占領・統治すればどんなエビスでもバンイでも
「中国人」となる(なれる)。また中原を支配しても
これ(中国化)を拒否した民族もいる。
それはモンゴルと女真(清を打ち立てた民族)だ。
女真が中原を支配した際に原住民に辮髪と胡服(これは
欧米人の民族服であるスーツと同じようなもの)を
強要したことは有名だ。つまり女真(清)は「中国人」では
あっても「中華の人間」ではないのだ。でもまあ
一応科挙だの皇帝だのが存在するから半中原民族とでもいうべきか。
というわけで清朝は「人間化した異民族」という
範疇には入らない。
165 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/19(月) 06:16:16 ID:S1HqN3PB0
>>163 支那は大国なのですべての支那人の生活水準を足して
2で割って平均を取った数値のような基準はない。
あちこち種種様様な生活様式・程度があって、人によって
千差万別。「これって人間なのか?」というほど貧困に陥っている
者もいれば「こんなことしてるから発展しねえんだよ」って
くらい暴虐に振舞っている金持ちも居る。日本といった
小国ならではの「津々浦々みんな平均だよ」って話は大国では
通用しない。アメリカなんかもそうですね。日本は将来仮に
独立して大国になりたい、米国のように暴君としてブイブイいわせたい、
と望むなら、こういった大国ならではの「濁」を覚悟しなくては
ならない。日本のような「清くてよし」ではせいぜい小川の
ような規模の国家しか持てぬ。清くあるためには排他的にならねば
ならないからだ。しかし大国なら濁って深く大きな黄河のようで
なくてはならぬ。そこには誰でも受け入れ育み生かす広さが
あるからだ。日本にこれができるかな?
166 :
ダメ太郎 :2008/05/19(月) 06:31:08 ID:borENdNm0
>>164 >20の私のレスを読んで、あなたの考える通りだ。だから、中国東北部を
満州人に返し、内モンゴルをモンゴル人に返し、ウィグル、チベットを独立させ、
東南アジア、中央アジア、台湾、日本、朝鮮半島、樺太、沿海州への野望を捨て、
中華思想を捨て、中原に戻るべきだ。辺境の蛮族などほっときゃ良いのだ。
167 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/19(月) 06:49:03 ID:S1HqN3PB0
同じことを米大陸と豪州とアフリカに住んでる白人に言ってみろよ。
168 :
ダメ太郎 :2008/05/19(月) 06:55:26 ID:borENdNm0
ありえないと思いますが、日中同盟を結んだら、そうしましょう。 現在、欧米とは経済、政治、軍事で歩調を合わしています。 ピサロ、コルテスでも、お客様は神様です。(笑)
169 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/19(月) 06:56:31 ID:S1HqN3PB0
ダメ太郎氏がおっしゃるような「民族はその出生地に帰れ」というのは 第二次大戦後アメリカが言い出した「民族自決の概念」であることは いまさら言うまでもないことだ。しかしなぜ当の言いだしっぺのアメリカ人は 未だに原住民を虐殺して奪った北米大陸から去ろうとしないのか? これはおかしい。日本が行ったことが帝国主義的な侵略行為であるなら、 彼らが北米の環境のいい土地に居座っているのはそれとおなじことでは ないのか?なぜ植民地から敗戦直後に撤退したのは敗戦国だけなのか? なぜ英米仏ソ連(極東部の植民ね)は欧州やルーシに帰ろうとせずに 再び日本周辺に軍隊を置き(アメリカは現在も占領継続している)撤退 しないのか?なぜ原住民の「反乱」が起きるまで戦勝国は植民地を 保有することができたのか?もうお分かりだろう。ダメ太郎氏は二次大戦後の 戦勝国の自己正当化による大きなペテンを見破るべきだ。
170 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/19(月) 07:00:11 ID:S1HqN3PB0
>>168 支那に頼ることなんてないさ。核を持ち、食糧を南米から
賄い独立し、独立した日本の口からそう言えばいい「支那も
米国も同じ穴のペテン師である。速やかに第二次大戦後の
インチキを改めよ」と。なぜそうしようとしないのか?われわれの
不幸はわれわれが耐えることができようが、われわれの
子孫もまた同じようにこの大嘘の屈辱に晒されねばならないのか?
171 :
ダメ太郎 :2008/05/19(月) 07:43:24 ID:borENdNm0
書生君 中小企業の営業職につくと悩むことが多々ある。会社と社員の家族の為だと 上の者から言われると疑問のある商品も売ったりする。製作側に意見を言っても 本気には聞いてくれない。しかし、全体の利益の為、売らなければならない。 国家も同じことがいえる。国家の全体の利益はナショナルインタレスト(国益) であるが、ナショナルインタレストはバイタルインタレスト(国民の生命・財産) を代表している。先にも言ったがアングロサクソンの悪どさなど、今始まったことではない。 マハンは不埒にも(ハワイはアメリカへの神からの贈りものだ)と語った。 日本の周辺状況と内部制約条件を考えて、正義感から欧米に攘夷を決行したところで 現実的といえるか?何回も言うが、戦略を考える場合は正義・不正義、善・悪で で考えるべきではない。バイタルインタレストを代表するナショナルインタレストを 実行するにはどうすべきと思考することが大事です。その為には親の仇とも握手する くらいでなければ、日本は生き残っていけません。 何回も言うが、どんなに優れた戦略があっても、自己の能力以上には実行できない。 よって、自己の持つ制約条件をまず知ることが重要です。 硬直した自己の思想的観念、正義感を捨て、外部環境に適応できる、効率的、効果的な 政治外交の目的達成の手段が必要です。
172 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/19(月) 08:17:00 ID:S1HqN3PB0
確かに敗戦直後ならそれは非現実的でしょう。しかし現在はいわゆる「もはや 戦後ではない」をまず「実」の面で達成している。ロシアと資源・核兵器 同盟(軍事同盟の亜種程度になるだろう)を、南米から食料を、そして 自前の軍隊を、さらにさらにそれには先立つカネがいるので経済的優位の ある今、支那に自国通貨でそれを売ることで賄うことが可能だ。 これらの戦略を持つことはなんら現在の日本の情勢・現実から乖離した 到底実現不可能な手段ではない。やろうという意思があるかないかの問題です。 こういった新世界を自民党の利権家はすべて妨害し、米国への植民地的依存と いった悪しき安定に持ち込もうとしており、こちらの方が真の現実を 省みない暴挙でしょう。
173 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/19(月) 08:22:54 ID:S1HqN3PB0
冷戦崩壊直後という好機を逸したといえど、ロシアは未だ政情不安定な部分があり、 日本が付け込む余地がある。 南米はご存知のとおり反北米(というより経済依存の独立)で独自の勢力圏を 作る機運が高まり、石油を売却している。日本の石油精製技術でこれもまた 付け入る余地がある。食料を補うために。 支那での日本製品はより安く生産できる生産規格を確保できれば 欧米の企業を圧倒できよう。 軍事力はよくわからない(かつてステルス性能で大間違いしたレスは俺)が、 陽之助氏がいうように少なくとも偏った編成を「選択的に」打破することは 可能だ。 やるか、やらないかだ。
174 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/19(月) 08:26:18 ID:S1HqN3PB0
ロシアの版図を復活させるための独立国家共同体に加入せよ、と 詰め寄られるかもしれないが、これは欧州に対しての余計な対立に 巻き込まれるので拒否。そして上海協力機構にはぜひ加入したほうがいい。 さらにこれにアセアンを足すよう働きかける。こうなればはや 欧米の一局支配はかなり揺らぐだろう。
175 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/19(月) 09:32:37 ID:S1HqN3PB0
支那における「天」はおよそ四つの意味があると宇野哲人がいう。 1に単なる空。人が仰いで見る、あの青い空 2に宗教的な宇宙の主宰者、転地万物創造の神としての天。「天命」の 天とはすなわちこれ 3に哲学的天。易の天というが、俺はこれがよく分からない。易経での世界のことだろうか? 4に科学的道理としての天。 なんとなくだが書いてみました。
176 :
ダメ太郎 :2008/05/19(月) 12:42:02 ID:borENdNm0
なるほど、あなたの思想的背景からくる絶対主義的方法論が見えてきましたが、 私とあなたのレスを読んで、他の方はどう思うか別として、世界の多極化の流れは 一致し、極(ブロック)の所属軸が違うということらしい。(陽之介氏にもいえるが) 私の予想はロシアは、別スレでも言っているが、資源的強みで富国強兵政策を進めると 思います。しかし、大国的性格から中国と運命共同体にはならないはずだ。 中国とは適当に付き合い、中国の次ぎの覇権挑戦国を目指すはずだ。 中国は徐徐に孤立していくはずだ。(もともと、一国至上主義だが) 日本は勝ち馬に乗らなければならない。ベンツからカローラに乗り返るわけにはいかない。 日中同盟は日本にとって、シャレにならない。 下ネタを使わなきゃ、以外とまともじゃない。主張内容は別として。
177 :
陽之介 :2008/05/19(月) 14:37:00 ID:La9RUjfc0
>>107 :書生さん
「どこも長期的に没落する」
その通りだが、それは「ユダヤ」のせいというより、国家の栄枯盛衰ではないか。
どの帝国も、どの民族も、どの国家も、永久に栄えることはない。
日本が日露戦争時に、シフをつかって戦費の一部を調達したのは事実だ。
その後「没落」したかも知れないが、ではロシアに負けた方がいいのだろうか。
いつか「没落」するから、国際禁輸資本には手を出すな、ということになれば、
自給自足的な老子的桃源郷にでも住むしか道はない。
178 :
陽之介 :2008/05/19(月) 14:39:52 ID:La9RUjfc0
>>110 :ダメ太郎さん
「中国の農民暴動は江沢民の頃から深刻な問題」
現在の中国の農民暴動は、土地収用問題が大半だ。
日本のマンション建設反対、ダム反対と性格は同じ。
しっかりした組織と基盤を持つ反対党派があればべつだが、
今の中国では、いくら「暴動」がおきても、武力で鎮圧すれば済むことだ。
近年最大の危険集団は、法輪功だが、これはすでに徹底的に潰された。
仮に法輪功が残っていれば、国民の不満を競合し、かなりの不安定を作り出せたかも知れない。
今も、ヨーロッパの盛り場などで、たまに法輪功のビラ配りをみる。
日本では、法輪功は、弾圧当時も、今もほとんど取り上げられていない。
「人権」からすれば、チベットよりも、ずっと明白な弾圧だったのに。
179 :
陽之介 :2008/05/19(月) 14:41:32 ID:La9RUjfc0
>>116 :懐疑主義者さん
「欧米諸国と距離感が出来た日本」
欧米が日中に対してやっていることと同じだな。
米国は、日中に距離感を醸成している。
これは、「分割して支配せよ」という政治の基本で、特に驚くことではない。
「世界抗日連合」とは、なんのことだろうか?
そもそも米中ロ英仏は、連合国で戦勝国なのを忘れているのだろうか。
今の世界は、米中**が、その他に対して優越するような仕組みになっている。
中国が、ではなく、米国が、
いつでも「世界抗*連合」(*には、日以外にいろいろはいる)を
取り得るような世界システムを造っている。
180 :
陽之介 :2008/05/19(月) 14:45:20 ID:La9RUjfc0
今回の四川省地震の日本の報道を見ていると、欧米にくらべて、 中国政府の対応を非難する内容が多いような気がする。 おれの知る一部の欧米メディアだが、こういう際は、概して政府批判をしない。 被災内容、支援の現状などが中心で、対応が悪い、とかは少ないのではないか? 天災・事故のときは、まず、救援や被害の分析で、政府や当事者の責任追及は、 そのあとでじっくりやるのが、少なくとも米国流だとおもう。 一部日本のニュースで、被害者が政府批判をしている、反政府的な動きがある、 といったものがあったが、非常に奇妙で、誇張されている。 どこでも被災者は、ものが無く、早くしろ、と文句を付ける。 それを「政府批判」といった方向に誘導するのは、悪しき政治主義である。 「対応の遅さ」は、これも日本メディアの不思議な特徴で、よく見る表現だ。 政府への文句、遅いという苦情などは、日本のマスメディアの発する基本的な体質のようだ。 日本での災害でも、政府や役所に同じ姿勢で文句を言っている。 連中は、何でも誰かに文句を言わないと、気が済まないのだろう。
181 :
陽之介 :2008/05/19(月) 15:02:29 ID:La9RUjfc0
今回の地震では、おれが直に聞いた範囲では、中国人の連帯感を強めるている。 オリンピックは、日本がそうであったように、先進国仲間入りの 絶好のシンボルで、それにむけて、中国では国民の意思統一が図られていた。 その矢先の災害で、これで国民は逆に団結強化に向かうのではないか。 一部報道のように、中国政府の「対応の遅れ」で国民の不満が一気に噴き出し、反体制へ、 といった妄想的な観測よりも、次のようなポイントが重要だ。 (1) 胡錦濤政権が、解放軍への影響力を強める 今回、解放軍が表にでて動き、胡錦濤が直接指揮を執っている。 現政権は、軍への支配力がいまいち弱かったが、 これを機会に、胡錦濤は軍の改革(災害対応部隊とか)をやり、影響を強めるのではないか。 (2) 武装警察はどうしたのか 中国の公安(警察)は、準軍事組織の武装警察というのがある。 江沢民は、権力確立のために武装警察を拡大し、重用した。 官庁や空港など、重要な部署にいる軍服で短機関銃をもっているのは、 よく解放軍と間違われるが、実は武装警察と言うことが多い。 今回、ニュースの映像を見ていても、真っ先に出てきそうな武装警察がほとんど見えない。 おれの推測だが、江沢民系の影響の強い武装警察を、胡錦濤は、 わざと外しているのではないか。
182 :
陽之介 :2008/05/19(月) 15:03:36 ID:La9RUjfc0
(3) 第二砲兵の基地はどうなったのか 人民解放軍の戦略ミサイル(第二砲兵)基地は、四川省あたりに多いと言われている。 ミサイルの発射サイロは、当然堅固に造られているが、地震の影響はあったのか、ないのか。 仮に被害が及んでいるとすれば、重要な問題になるかもしれない。 おれが欧米の政府筋なら、地震救援活動チームに軍事専門家をいれ、 非常時の中国軍の指揮・通信・連絡の情報収集にあたる。 また、被害状況の視察などと称し、衛星では撮れない 核基地や製造基地の写真を撮りたいところだ。 もちろん、日本政府の救援隊にも、日本の諜報機関員が入っていると、 切に望むところだ(やっていないと言わざるを得ないところが残念w)。 余談だが、四川省に巨大な磨崖仏があり、中国人に言わせると世界最大(眉唾だw)。 以前登ってみたが、岩壁というより、砂岩のようなもろい岩だった。 すぐ下は川の激流で、地震で砕け落ちても不思議ではない。 成都の知り合いも知らず、どうなっているのか、やや心配。 まあ、祠堂(諸葛孔明の廟)は、人形が倒れるぐらいは、あったかも。
183 :
ダメ太郎 :2008/05/19(月) 17:24:20 ID:borENdNm0
184 :
ダメ太郎 :2008/05/19(月) 18:03:10 ID:borENdNm0
>>178 陽之介氏へ
国際協調経済の胡錦涛の為に言うのだが、経済発展はそこそこにしたほうが良い。
経済発展が続くかぎり、経済と政治の矛盾も拡大し、格差も広がる。
軍事的圧力で鎮圧しても矛盾の拡大と比例して地方の国民の不満も増し、暴動も増える。
東岸都市住民のナショナリズムも燃え盛る。笑っているのは江沢民だ。
窮すれば、座して死を待つより、どうせ死ぬなら決起したほが良いと考えるのが、
人間の自然な感情と思う。
>>184 犬くん
>経済発展が続くかぎり、経済と政治の矛盾も拡大し、格差も広がる。
>軍事的圧力で鎮圧しても矛盾の拡大と比例して地方の国民の不満も増し、暴動も増える。
経済発展が続く限り独裁国家と言えども、国民からその正当性が認められるの誤りだね。
現在のシンガポールが良い例。
むしろ危険なのは、唯一の正統性における拠り所の経済発展に陰りが見えた時。
そのような状況になると暴動が増える。アルゼンチン、フィリピン、等々が良い例。
中国はパンドラの箱を開けた。
君のアドバイスは誤りだ。
186 :
ダメ太郎 :2008/05/19(月) 21:53:23 ID:borENdNm0
ハイハイ。だんだん、中国の危険因子を認めてきてるようだが、 国土の小さな国と広大な多民族国家を一緒にしちゃいけないよ。 江沢民の民族主義教育と西部地区の不満が中国暴乱のカギになる。 江沢民は天安門事件の後の政権とはいえ、バカな政策をしたと思う。 共青団勢力を駆逐しても、国内の統一という課題が残っている。
>国土の小さな国と広大な多民族国家を一緒にしちゃいけないよ。 ソ連も経済がおかしくなって、共産党独裁の正当性が国民から失われ、 半クーデーターの形で瓦解した。 常識だと思うよ。
ダメ犬くんは、「協商」にしてもそうだが、人にアドバイスするほど知識無いだからさ。 くだらない事を言ってると、俺から辱めを受けるだけだと思うよ。
189 :
ダメ太郎 :2008/05/19(月) 22:40:42 ID:borENdNm0
また、挑発する。その手には乗りません。 そういう訳で、経済の相互依存による国際的秩序形成の為の国際社会での 最上位の価値観の統一は、中国共産党政権の崩壊の後の民主的政権誕生まで ナイということでよろしいでしょうか?
>>189 またデタラメ書いてるでしょ。
勝手に文章を創作しないで、コピペするようにしてくれない?
ダメ犬くんは、基本的に中国パッシンの情報しか知らないだから。 それ以上、難しい事を考えると、ボロが出るよ。
ダメ犬くん マハンの位置付けも違う。 ナショナルインタレストの意味も違う。 協商の意味も取り違えてる。。。。 言ってる事は矛盾だらけ。 思い出せるように、コピペして欲しいかい?
193 :
陽之介 :2008/05/20(火) 09:51:53 ID:r5prFg+J0
>>184 :ダメ太郎さん
「経済発展が続くかぎり、経済と政治の矛盾も拡大し、格差も広がる」
矛盾は発展の原動力で、格差は、社会にとって必要不可欠な存在だ。
マーケットも資本投資も、全て「格差」から成り立っている。
「格差をなくせ」といった空想的なユートピア主義は、現実的ではない。
日米欧その他にとっても、中国の経済発展は、必要不可欠。
中国の発展に、一部の地域、少数民族問題が障害になるなら、
欧米が力を貸して、中国政府を手助けするだろう。
チベット問題で、欧米は「人権」を旗印に、一定の影響力を行使したがったが、
中国との取引の阻害、発展の障害になりそうな自体は望んでいない。
今回の件で、ダライ・ラマ勢力は、力を落とした。
194 :
陽之介 :2008/05/20(火) 09:53:18 ID:r5prFg+J0
今回のミャンマーと中国の天災への対応をみると、国際社会の中国認知度が分かる。 一般の欧米メディアでは、いまだにミャンマーを「ビルマ」と呼称しているところが多い。 もちろん、ミャンマーは軍事政権支持、ビルマは民主勢力支持の意味がある。 (日本政府は、軍事政権を支持している、と見られている) 日欧米の救援の受け入れ、入れないへの欧米の反応は、 ミャンマー政権を北朝鮮並みの独裁国家である、という位置づけに近い。 今回の地震で中国国民の政府批判がひろがり、対立が激化する、 といった一部の観測があるが、前にも述べたように、おれは、全く逆だと思う。 中国国民は、地震の危機を乗り越えてオリンピックを成功させようという、 モチベーションが働き、まあ、迅速でそれなりの対応にあたった、 胡錦濤政権、人民解放軍の支持は高まるだろう。 仮にオリンピック中にチベット派などの妨害があれば、 国民の求心力は一層高まり、中国政府は力を増す。 おれは、今回のチベット騒動の発端は、台湾独立派の選挙運動だと思っているが、 そうだとすれば、逆の効果を生んだことになる。 台湾人の多くは、オリンピックで「中国人」というシンパシーを強めるだろう。
195 :
在倭漢民族 :2008/05/20(火) 10:44:28 ID:n+Tosy7U0
中日同盟?バーカ おまえら倭冦は沈没しろ! 女はおれたち漢民族によこせ!!
196 :
現実主義者 :2008/05/20(火) 11:26:28 ID:4u23MRbi0
ダメ太郎さんへ
>>166 >中国東北部を満州人に返し、内モンゴルをモンゴル人に返し、ウィグル、チベットを独立させ
そのような荒療治はどうすればできるのですか? 戦争抜きで可能ですか?
そんな荒療治を行うことの、より多くの人にとっての総合的なメリットとコストは?
現実的にどうすれば実現可能なの?
リアリストを自称するあなた自身が、中国に対しては価値判断を持ち込んでいるようにみえますが・・・
中国に対してだけはリベラリストになるんですか?
(下衆の勘ぐりをされると困るので一応言っておきますが、私は中国は大嫌いですよ。)
>中華思想を捨て
古来からの中華思想と、現在の覇権主義や民族主義とは必ずしも直結しません。
古来からの中華思想と、現在の覇権主義や民族主義とは分けるべきです。
どうしても現在の思想と中華思想との連続面を強調したいのであれば、ネオ中華思想とでも呼ぶべきでしょう。
日米同盟などについては、総論としてはあなたの見解に同意できる面も多いんですけどね。
197 :
現実主義者 :2008/05/20(火) 12:04:11 ID:4u23MRbi0
国際政治の世界においては、<チベットなどの独立のために戦う>という考えは、 <イラクの民主化のために戦う>という考えと同型であり、ある種のリベラリズムに属する。 そして、実は、こういった考えの極端に位置するのがネオコンなのである。 <正義の戦争>は、むしろリベラリズムの発想から生まれやすい。
198 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/20(火) 12:49:41 ID:ZZ2qb+Ak0
>>176 ロシアは、〜〜資源的強みで富国強兵政策を進めると思います。
もう進めてるぜ。もはや「ソ連崩壊直後ではない」のがいまのロシアだろう。
ソ連邦時の失われた版図を取り戻すべく独立国家共同体を作り、そして
EUと東欧をめぐって血みどろの争いをしているのは有名だろう。さらに
ロシアは現在イラク・イランから米国の覇権を排除することにも成功しつつある。
冷戦崩壊直後に日本が動かなかったことはかなり痛い。そしてその米日植民地
関係で潤った世代はすでに高齢化・世襲化が進み、それは貴方が例える
ベンツなどといった名だけのポンコツ外車にこだわって(現在のベンツという
意味ではない)、燃費や性能のいい日本車を振り返らないような人たちだ。
今がいい、というのは分かる。誰しも寒い日は布団から出たくないものだ。
だが出なければそのまま朽ちてしまうだけだ。我々の代はそれでいいかも
しれないが、次の世代、そしてまた次の世代の子たちにそれを強要する
わけにはいかない。私たちが将来の選択肢の芽を摘むようなことがあっては
ならないのだ。
199 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/20(火) 12:58:16 ID:ZZ2qb+Ak0
>>177 ユダヤを例に出したのは甘言に乗るな、程度の話ですよ。
そして何度も言うようにあの時点ではロシア帝国など放って置けばよかった。
日本がロシアを追い払い、満洲を版図に収めた結果、ハイエナ達の要らぬ
覇権争いに巻き込まれ「まだ早すぎたんだ」とばかりに周囲の帝国に
ボコボコにやられてしまう。ロシアを日本周辺で叩いたばっかりにイギリスが
欧州戦線で、あるいはインドとシンガポールで戦力を充実することができ、
結果として日本帝国に対する戦力の比重を増す状況となってしまった。
あの時ロシアは日本周辺で勢力の取っ掛かりとなる場所を欲していたのだから、
その足元を見てこちらに有利な条件でどこかを貸してやればよかったのだ。
もちろん米英が攻めてきた場合の傭兵としてね。裏切るかもしれないが
そこが外交努力といったところでしょう。
200 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/20(火) 13:06:17 ID:ZZ2qb+Ak0
>>180-182 貴重な情報でためになります。日本のメディアといえば
たとえば総理就任に際して、なぜか結果を待たずに否定的なダメだしを
することが多いように思います。最低でも半年とか公約に掲げたことを
本当に実行するかしないか確認してから非難すべきなのに、最初から
追い出しにかかる。これじゃ政治家だってやってられない。日本人の
穢れ思想と「言霊信仰による言葉狩り」は結局日本人の首を
絞めるものでしかないのだろうか。
>>184 >経済発展はそこそこにしたほうが良い。
>経済発展が続くかぎり、経済と政治の矛盾も拡大し、格差も広がる。
詳しくは知りませんが以前陽之助氏が「支那の地方は共産党政権を
否定的に見ておらず、むしろ予算の分配を強烈に求めている」と
おっしゃってましたよ。日本の報道と違って共産党は農村部に
結構ばら撒いているのでは?
ミャンマーの意味知ってるか? ビルマ+山岳民族という意味なんだぞ ビルマ民族とは大和民族あるいは漢民族のニュアンスに近い
202 :
ダメ太郎 :2008/05/20(火) 18:59:01 ID:E0L+8ick0
陽之介氏へ あなたね、格差はないほうが良い。しかし、私が言ってるのは経済発展により、中国の 経済発展によって、政治・経済体制の矛盾が、経済発展により拡大し、その負の部分を 被った人間の爆発が現在の農民暴動以上に発展する可能性があるということです。 東岸都市の国民のナショナリズム、西部地区の国民の北京政府への不満と不安定要因が 拡大している。 たしかに経済は日米欧と利害を共有しているが、肝心の政治制度に今回のチベット騒ぎも あり、引いているようだ。今度こそ欧米は中国とはパートナーシップを持てないことと 自覚したものと思う。今後の事は陽之介氏のように希望的観測で考えられない。 >台湾人の多くはオリンピックで中国人というシンパシーを感じるだろう。 ここまできたら、中国万歳のプロパガンダ以外の何ものでもないな。
203 :
ダメ太郎 :2008/05/20(火) 19:04:00 ID:E0L+8ick0
現実主義者氏へ >166をよく読んでね、皮肉ですよ。清王朝最大版図復古運動の中国が、 一度つかんだ領土を手放すわけないでしょ。
204 :
陽之介 :2008/05/20(火) 19:19:45 ID:r5prFg+J0
>>199 :書生さん
「あの時点ではロシア帝国など放って置けばよかった」
この指摘は興味深いものがある。
おれが「日中同盟」の可能性を考えたのは、日露戦争前の日本政府の議論で、
日英同盟か、日露同盟か、という選択の検討があったと知ったのが直接のきっかけだ。
日露同盟を主張したのは、伊藤博文だと言われている。
当時の情勢判断では、日英同盟を結べば、対露戦は必至であり、
日本の敗北の可能性が高い、と考えられていた。
書生さんが言う「ハイエナ達の争い」の手先に利用されるわけだ。
明治政府首脳は、さすがに革命戦争を生き抜いてきた卓越した政治家揃い。
きちんと日英同盟と日露同盟の損得勘定を計算し、ハイエナの手先となる覚悟で、
日英同盟を選択した。
では、仮に日露同盟を選んだ場合、どうなったろうか。
同時の軍事技術や作戦能力で考えると、日本の安全保障環境は次のようであると思う。
日本制圧の条件を考えてみよう。
205 :
陽之介 :2008/05/20(火) 19:22:52 ID:r5prFg+J0
(1) 欧米列強の植民地化のスタイル 英仏米ロなどのアフリカ、アジアへの侵略、征服をみると、現地勢力を分割し、 対立させて各個撃破し、中央政府を打倒して傀儡政権、または総督府などを置き支配。 自国の工業製品を売り込み、植民地の資源を収奪し、経営に役立つ範囲でインフラを建設する。 (2) 陸軍力派兵の限界点 その際、敵国(植民地にしたい地域)にたいし、陸上兵力による占領が必要である。 海軍だけでは勝負はつかず、陸戦で決着を付ける必要がある。 当時の輸送力は限られており、イギリスはインドは征服できたが、 それ以遠には十分な陸軍派兵をする能力がなかった。 この頃の海上輸送は石炭燃料の汽船で、航続力が短かった。 そのため、中国は局所的に領土を奪われたが、遠さと広大さで植民地化を免れた。 (3) ロシアの作戦能力 では19世紀後半、日本に陸軍派兵能力をもっていたのはどこだろうか。 それは、ひとつは、英仏米の連合であり、もう一つはロシアである。 前者は、1国では不可能だが、連合すれば日本占領の陸軍力の派兵は可能だ。 したがって、これらが一体化しない限りは、陸戦隊ていどで、これは脅威ではない。 それに、連中は利害関係が複雑で、一致する可能性は少ない。 後者が、単独で日本への侵攻が可能な当時唯一の国である。
犬くん >中国の経済発展によって、政治・経済体制の矛盾が、経済発展により拡大 だから経済発展してる限り、拡大なんかしないよ。 シンガポールが嫌なら中東見てみろ。 経済発展が無くなった時に不満の捌け口が無い分、矛盾が沸いてくるの。 ダメ少しは、中国脅威論以外の本でも読んだら?
207 :
陽之介 :2008/05/20(火) 19:37:00 ID:r5prFg+J0
>>202 名前:ダメ太郎 さん
「の負の部分を被った人間の爆発が現在の農民暴動以上に発展する可能性がある」
暴動がいくら起きても、それが統制された政治的要求にならなければ、単なる暴動だ。
暴動を政府転覆、内乱にするには、組織だった政治的組織が必要だ。
今の中国には(法輪功がひとつの可能性だったが)、中共党いがいにそれはない。
農民暴動などは、金で買収し(中国人にはよく効く)、軍隊で制圧すればよい。
報道管制、地域封鎖などを加味し、治安部隊を投入すれば、すむことだ。
208 :
陽之介 :2008/05/20(火) 19:38:34 ID:r5prFg+J0
レスが前後してみにくくなり、もうしわけない。 (4) ロシアの対日侵攻戦略 ロシアが日本に侵攻する場合、可能な攻撃線は2つである。 ひとつは沿海州から北海道へのルート、もう一つは朝鮮半島から北九州のルートである。 前者は、冬期の海上輸送の困難、北海道から日本の中枢への進撃路の長さなどから難しい。 したがって、ロシアの対日侵攻は、朝鮮半島経由になる。 (5) 日本の防衛策 日本は、朝鮮半島をロシアに奪われなければ、日本の侵略を防ぐことができる。 そのためには、政情不安定な朝鮮の安定化と、侵攻時に対応できる部隊の配備があればよい。 日露戦争は、基本的に日本の安全保障に不可欠な朝鮮半島の確保、または中立化が不可能になり、 かつ、ロシアが朝鮮を脅かす南満州に勢力を拡大してきたためにおこった。 (6) 日露同盟の可能性 朝鮮を日本の、奉天以北をロシアの勢力範囲に置き、南満州の共同利権、 という内容で合意できれば、日露戦争は避けられ、つまり、日英同盟は必要なくなる。 現在の沿海州を見ても分かるように、地勢的にロシアはシベリア以東で産業振興する能力がない。 この地は、今や中国、韓国の進出が目覚ましい。 100年前はさらにそうで、上記の条件で、日露同盟が結ばれれば、満州南部、沿海州は、
209 :
陽之介 :2008/05/20(火) 19:39:07 ID:r5prFg+J0
日本の勢力圏となり、同時に中国を市場とすることも、日英同盟以上にやりやすかったかもしれない。 (7) 日露同盟の影響 おそらく、ロシアとイギリスは、アフガニスタン、イラン、イラク、またトルコを巡って、 より直接的な対決をし、他地域進出の余裕を失った可能性がある。 また、日本の南方への進出により、東南アジアで英仏蘭と衝突する可能性も高い。 (8) 四分六で日英同盟に利がある 以上の理由で、おれは、当時の日本の選択として、日露同盟よりも日英同盟のほうが、 日本の国益にとって利益がより多かったと思う。 しかし、それは、日露戦の敗北(その可能性はたかかった)による日本の破滅、 という巨大なリスク覚悟の同盟であり、多少近代化が遅れても安全パイの日露同盟を選ぶことも、十分選択肢に入ったと思う。
210 :
陽之介 :2008/05/20(火) 19:40:04 ID:r5prFg+J0
日露同盟を主張した伊藤博文は、日露開戦決意に当たって、 「万一、ロシア軍が北九州に上陸すれば、私は一兵卒となって、最前線で闘う覚悟」 と述べている。 つまり、陸軍が満州、朝鮮で負け、海軍が敗れて本土上陸されれば、 つまり、日本の破滅であり、自分は死ぬ覚悟だ、ということを表明したわけである。 国家の大計を考え、決定する人には、このような怜悧な状況認識と、決意が必要だと思う。
211 :
陽之介 :2008/05/20(火) 19:40:29 ID:r5prFg+J0
>>200 :書生さん
「共産党は農村部に結構ばら撒いている」
ばらまくほどではないが、インフラの整備は急速に行われている。
連中は、高速道路、鉄道、ダム、発電所、団地などつくると決めたら、
必ず、迅速に、何があっても、実行する。
そのため、建設予定地の土地収用について、追い立てられる住民は困ったことになる。
計画決定や、建設会社、地方の党委員会などの間で、ワイロが横行することも多く、
要は住民の「金よこせ」的な反対運動が起こる。
これが、よく話題になる「地方の農民暴動」の正体である。
つまり、「暴動」が起こっていると言うことは、その地域で公共投資がすすみ、
インフラが整備され、工場や団地が建っていると言うことのひとつの表れである。
おれもびっくりするが、去年まで田んぼと畑だったところに、今年行くと6車線の高速道路、
去年は土壁の豚と一緒の家で、クルマが一台という村がなくなり、
鉄筋5階建てのアパート(エレベーター無しw)に全員移転している、と言ったことがよくある。
212 :
陽之介 :2008/05/20(火) 19:44:21 ID:r5prFg+J0
>>202 名前:ダメ太郎 さん
「ここまできたら、中国万歳のプロパガンダ」
現状の判断である。
台湾人が、「中国憎し」となるか、中国選手を応援するか、
もうすぐはじまる北京オリンピックを見れば分かる。
安易にプロパガンダなどというのは、感情的すぎるのではないか。
213 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/20(火) 20:01:26 ID:ZZ2qb+Ak0
>>209 なるほど。当時もしかりに日本がシベリアでロシアを撃退せず、
なんらかの外交条約で英国の足を引っ張らせるようにしたら、どうだった
でしょうか?日本もシベリアで多くの兵を損ねることもなく、
そうすればすこしは支那をめぐる覇権争いでその後優位に立てたでしょうか?
214 :
懐疑主義者 :2008/05/20(火) 20:34:54 ID:XlcpwQY80
>>153 ま、仁に入れ替わっても悪用する人間は、出てくると思うよ。
>そしてわが日本周辺では大昔から
>国家が支配民に、あるいは人間が他者に対峙する際大事にするべきものとして、
>このようなインチキの人権ではなく「仁」という言葉があった。
そうだねー、毛沢東も金正日も仁を用いて、統治しているんだろうね。
階級社会であった日本も朝鮮半島も、
仁を使って、被差別階級を作り出したんだろうね。
結局、仁は差別的な社会を修正する事は出来なかったみただけど(苦笑
仁って、結局、何が出来るの?
何を、どう良くしたの?
人権を、西欧社会を批判する為の道具にしか、見えないんだが。
ま、基本的に日本周辺諸国は、歴史的に他国に干渉しなかっただけ、だと思うけど。
中国は四海の中心だし、朝鮮半島は中国の属国、日本は明治維新以後まで、
中国の影響力を恐れて、鎖国していた訳だし。
>>154 いいね、実にイギリス的な手法だ。
そういう意見は、私も賛成できる。
歴史的に見た場合、中国が巨大過ぎて、イギリスのように大陸に干渉できなかった、という
相違点が、日本とイギリスの間には、存在する訳だけどね。
グレートゲームの真っ最中であれば、他国を利用する事も仰る通り出来ると思うけどね。
ここで問題になるのは、列強が怒り出さないか、と言う事に尽きるんだけどもね・・・
>>179 >欧米が日中に対してやっていることと同じだな。
>米国は、日中に距離感を醸成している。
>これは、「分割して支配せよ」という政治の基本で、特に驚くことではない。
で、中国も同じ事をしている、と(苦笑
それも歴史問題を再発させて、か。
結局、中国のロビイスト団体が、日米離反工作を行っている、という事で宜しいかな。
>「世界抗日連合」とは、なんのことだろうか?
世界抗日戦争史実維護連合会の事だよ。
グローバリストが、タイミング良く難癖付けたから、乗ったように見えるね。
>中国が、ではなく、米国が、
>いつでも「世界抗*連合」(*には、日以外にいろいろはいる)を
>取り得るような世界システムを造っている。
中国は同じ事を、従軍慰安婦問題でやっているんだよね?
なんだ、結局、親日路線は表面的な物じゃないかw
陽之助さんは、中国の問題点を指摘すると、○○もやっている、と言い始めるね。
んで、中国がやっている事に関しては、認める・認めないという事は絶対にしない。
みなさん世界は資本主義の発展と共に、一つの経済システムとして統合の過程にあるんです。 国民からすれば、政治とは経済を発展させる為の手段としての存在であり、 その機能が提供できない政府は、選挙や暴力を通じて否定される事によって、 否応無くそのシステムの中にのめり込む他無いです。 そうした状況を直視することなく、自分達の利益の為だけに、国家が自由に振舞えると考えるのは空論であり、 絶対利得の観点で考えたら、システムを否定した振る舞いは、十分な国益を得る事は出来ないでしょ。 日本もアメリカ、中国も一緒です。資源国じゃないだからなお更です。 長期的な仲良し関係を模索する事が、システムにも適い、国益を最大化できるんです。 争いを前提にした関係を模索する事ではありません。
× 争いを前提にした関係を模索する事ではありません。 ○ 争いに対処する為の関係を、国際社会の中で最優先に模索することは、日本の国益を最大化する行為ではありません。
218 :
懐疑主義者 :2008/05/20(火) 23:35:28 ID:XlcpwQY80
>>215 元々、陽之助さんの、「最近の中国は親日路線」というコメントに対する指摘ですよ。
んで、「世界抗日連合」の目的が、日米離反ってのがポイントね。
日本に迷惑掛けるロビイストが問題だって事。
>>216 絶対的利益って、一体何なの?
製造拠点を人件費が安い海外に移転して、
国内の労働者が失業するのが、利益になるとは思えんのだが。
一つの経済システムに統合されて不幸なのと、経済システムがバラバラで幸福なのと、
どっちがマシって話だよねぇ・・・
大体、石油高騰で移動コストが上がり続ければ、ブロック経済化しかねないんじゃないだろうか?
最終的に一つのシステムに統合される、というのも運命論的な意見の一つに過ぎないのかもしれない、
とだけ言っておく。
懐疑はホント、兵器のスペックしか知らないね。
220 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/21(水) 00:45:41 ID:CS8HdUJH0
軍オタ的には懐疑氏(まあ、陽ノ助氏も似たようなものだが)みたいな方は共産趣味者と呼ばれている(豆知識)
221 :
ダメ太郎 :2008/05/21(水) 07:03:48 ID:t4nF6ZsD0
皆さん、>216が、かの有名なグローバル経済経典と呼ばれるものです。 バランス・オブ・パワーは古い考えですが、天下三分の計はありだそうです。 みなさん。南無経済相互依存と3回称えてください。 あーら、不思議。国家の壁は薄くなり、文化、文明は同化していきます。 ありがたや、ありがたや。
地球規模での経済システムの発展とは、分業体制の発展そのものです。 分業体制化における国との関係は、支配がどうだとか言う話しではなく、 わかりやすく極端な事でその関係を言えば、”もともと特別なオンリーワン”の国同士の関係だって事です。 こうした関係は、資本を頂点とした従属論や経済分野における帝国主義論によって、 形を変えた支配関係だと指摘する向きもありましたが、 資本そのもが政治とは直接関係無い理屈で勝手気ままに動く存在であり、 よって政治を司る国によって支配されるという構図には成り得ません。 世界はアナーキーじゃないです。 こうした世界システムの構図よって、国としての運動をある規範を持って行動する事が求められているです。 そうした構図を意識することなく、国家が自由に振舞えると考えるのは、空論そのものです。 追伸:私はユダヤ人ではありませんw
223 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/21(水) 11:10:49 ID:xCDFCiZ40
>>214 「毛沢東は仁に基づいて・・」
共産教の信者であった毛沢東が儒教の仁に基づいて統治の精神に
するはずないだろう・・金正日も然り。彼らはどちらかといえば法家の
人間で、だから毛沢東が在命中に三国志の曹操に対する評価の見直しを
行ったんだよ。いわく曹操は合理的な統治を当時の儒教の毒が蔓延する
後漢で行った先覚者であると。
「イギリスと違って日本は大陸に・・」
日本はイギリスほど大陸に近くないし、かつてイギリスの欧州大陸の干渉は
ことごとく失敗している(それが欧州大陸での領土獲得のための戦略と
するならば)。列強がこちらの戦略を看破して「怒る」のはそりゃ
あるだろう。だがそれもまたこの板の主題である「外交」の範囲だろう。
こちらの意図は隠したり、軍事力もまた極秘にしたり、あるいは虚の
出力を敵に見せたりして初めて外交のはじめの一歩を踏み出せる。
「あの国は貴方の国を攻めるために軍事力を強化している」とか
「かの国は実は内に充実した工業設備を持ち、見せ掛けの国力を低く見せている」
なんて具合に列強同士をかく乱・離間し、敵対させてこちらはなるべく
戦争に巻き込まれず国力を維持して漁夫の利を待つ。当時このような
長期的戦略を持った帝国はどうもなかったみたいだけどね。
224 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/21(水) 11:19:09 ID:xCDFCiZ40
>>216 ,222そのやり方は国家に属さず、国家間の取引で生計を立てている
ある勢力だけが儲かるようにしか見えないんだが。仮に経済取引の取りやめ・開始を
物理的に排除したり援助したりする強制力を持つ「国の介入」が国家間取引に
口出しできなくなり、まったく自由で金の行き来の「自然状態」になるとするならば、
それは最初から元手を多く持っているものが必ず勝つだろう。動物園の檻を
すべてはずしたら肉食動物(猛獣)がほかの動物を全滅させる結果になるのと同じですね。
新自由主義は人を養う制度としての国家を壊滅させ、貧困を生み、その結果
戦争を生じさしめ、人心の荒廃を招く最低のやり方ですな。
225 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/21(水) 11:25:07 ID:xCDFCiZ40
某スレから
401 :ク(・(ェ)・)マ:2008/05/20(火) 21:00:14 ID:92jISZwY
>>376 書き込めるネットカフェと、できないのがある
>>377 討伐隊さん、食料輸入拠点にカンボジアとベトナムを加えた方がいいと思います
双方親日で、とにかく豊かな大地、特にカンボジア大平原、日本のODAで道が画期的に良くなっており
流通が乗ってきて、従来耕作し辛かった未開の地が、続々開墾されています(メコン水系以外も)
工業生産でもベトナムの次はカンボジアが伸びること確実だと思います
>>224 >そのやり方は国家に属さず、国家間の取引で生計を立てている
>ある勢力だけが儲かるようにしか見えないんだが。
ある勢力”だけ”とは一体どのような存在を指しているのですか?
それから自由主義とは、自由放任主義とは異なり、
他者の自由を束縛する事につながる状況については、
経済的な経済発展にとって阻害要因と考え、国家による積極的な介入を認める考え方です。
決して自然状態でありません。自由貿易を推進するWTOにおいても、その理念は貫かれています。
書生さん >新自由主義は人を養う制度としての国家を壊滅させ、貧困を生み、その結果 >戦争を生じさしめ、人心の荒廃を招く最低のやり方ですな。 WW2が起きた原因は、むしろ自由主義による貿易体制とは対照的である、 ブロック経済がその原因にあり、戦争を生じさせ、人心の荒廃を招いたのでは? それから馬鹿が最近持ち出した、「戦争の経済学」においても、むしろ自由貿易の発展は、 戦争の抑制につながる統計があることを、紹介してます。 何を根拠にそのように言ってるのか説明をしてください。
228 :
陽之介 :2008/05/21(水) 18:08:02 ID:1E5JJpRU0
>>214 :懐疑主義者さん
「日本がシベリアでロシアを撃退せず」
日露戦争で日本軍が可能な補給限界は、まず奉天、無理して鉄領だろう。
関東軍の一部は、シベリアまで(ハバロフスクか)行く気だったらしいが、
日本軍の戦力を考えると、到底不可能だったと思う。
また、「外交条約で英国の足を引っ張らせる」も難しいだろう。
229 :
陽之介 :2008/05/21(水) 18:11:13 ID:1E5JJpRU0
>>214 :懐疑主義者さん
「中国の問題点を指摘すると、○○もやっている、と言い始める」
国際関係を見る場合、全体的な視野と、バランスの取れた現状認識が必要だ。
特定の一部のみ強調したり、好まない事実を無視するようでは、冷静な態度とは言えない。
a,b,cという自体があるとき、aのみ取り挙げ、b,cをむしるのはおかしい。
おれは、a,b,cを取り上げ、aが全体の中でどのような位置を占めるかを考える。
230 :
陽之介 :2008/05/21(水) 18:11:51 ID:1E5JJpRU0
「中国がやっている事に関しては、認める・認めないという事は絶対にしない」 言っている意味がよく分からない。 おれが中国のダークサイドを取り上げない、と言うのなら間違いだ。 すでに何度もレスしているように、中共党の率いる中国は、 20世紀最大規模の粛正をおこない(おそらく4000千万人を殺害、餓死させた) 階級闘争の名の下に、敵対勢力を一掃し、膨大な人々が被害を受けた。 現代のワイロ、幹部の腐敗、激烈な権力闘争、覇権主義的な外交などはいうまでもない。 中国がワル(悪)であることなど、分かりきったことではないか。 おれは、米国もワル、EUもワル、 だから、日本は一層のワルになるべきだ、と言っている。
231 :
陽之介 :2008/05/21(水) 18:12:59 ID:1E5JJpRU0
>>216 さん
「政治とは経済を発展させる為の手段としての存在」
倒錯したマルクス主義、唯物史観のように思える。
観念でなく、現実の世界や歴史を見れば、経済が全てではないことが分かるだろう。
>>222 さん
「資本そのもが政治とは直接関係無い理屈で勝手気ままに動く存在」
「国家が自由に振舞えると考えるのは、空論」
資本が独自の論理を持ち、国民国家の枠を超えて動く存在なのは確かだ。
一方で、世界が経済学の教科書が想定する、自由に資本が動ける場所でないのも確かである。
自由であるべき市場でさえ、さまざまな政治的な圧力、思惑、国民感情で左右される。
今の原油高、産油国の動きなどは、まさに政治的な意図そのものである。
資本が自由に動けるなら、今頃日本と中国は一体化しているw
それを妨げるのが、国家間の権力関係、つまり、政治的な原理である。
政治的な行動原理は、経済とは別である。
特にもならない戦争をするのは、世界が経済だけで動いていない証拠である。
>>231 陽之助さん
>観念でなく、現実の世界や歴史を見れば、経済が全てではないことが分かるだろう。
以前にも説明しましが、国際政治は政治・経済・軍事毎に盤面が存在し、
且つそれぞれの盤面が必要に応じて、他の盤面に影響を当たる3次元のチェス盤のような存在です。
そのチェス盤を操るプレイヤーである国家は、自分達の価値観に従って、重点的に勝利すべき盤面は
どれかを決め、その為の手段して他の盤面での戦略を形成する。
経済が全てじゃないのは当たり前の話です。
言いたいことは、経済という盤面で勝利する事が国にとって大切なのであり、
その他の盤面での戦いは、その為の手段に過ぎない。
よって目的(経済という盤面での勝利)そのものを蔑ろにするような戦略を、
頭から考えるのは合理的ではないと主張しているのです。
>政治的な行動原理は、経済とは別である。
別ではありません。上記のような形で相関関係にあります。
資源外交が良い例です。
>特にもならない戦争をするのは、世界が経済だけで動いていない証拠である。
余談ですが。
戦争が起きる原因の多くは、合理的な状況を見定める事が出来ない、不透明な状況が存在することによって起因すると考えます。
そのような状況に至る原因は、国内における国民の熱狂だったり、核兵器のような一発逆転の軍事力を所持する事だったり、
対外的な姿勢が明確じゃない国際政治の状況下だったりする事が挙げられると思います。
不透明な状況であるが故に、戦争は経済にとって特にもなるかもしれないし、ならないのかもしれないしれない。
経済にとってはギャンブル見たいな物で、後講釈でしか説明できないのが現実だと思います。
さてこのスレでは、良く「支配」という単語が出てきますが、支配とはウエーバー的に考えたら、 支配される側がその支配の正当性を認める事によって成立するものだとなります。 陽之助さんは、この正当性の存在を二つ挙げているように思われます 1.戦勝国に対し、日本は戦争に負けた存在であること (カリスマ的支配型?) 2.常任理事国としての立場である故に、支配する事にその合法性が存在する。(合法的支配型) 1.については、戦後日本の価値観の中心であった経済的な視点からすべてを類推していた事もあり、 戦勝国としてのカリスマ性の存在はあるように思えない。 2.については、常任理事国が優越的な権利を持つのは拒否権の存在のみであり、国連の場において、 常任理事国の勝手な解釈によって、独断的な決議が認められて居る訳では無い。 よって法的な支配があるとするのは誤りであろう。 日本人は中国による支配の正当性を確認することは、現在の所不可能であり、 陽之助さんの戯言に過ぎない。 もし戯言では無いとしたら、一体どのような意味で「支配」という単語を使い、 日本は何をもって、その正当性を認めるのか。 他にもあるなら、その存在や状況について、説明してもらいたい物である。
234 :
陽之介 :2008/05/22(木) 10:39:09 ID:Ex8C/iu20
>>232 さん
「目的(経済という盤面での勝利)そのものを蔑ろにするような戦」
その通りだ。
だからこそ、おれは「日中同盟」を提唱している。
現在の日本経済の最大の取引相手が中国であり、また、それが今後拡大していく可能性が高い。
日本の産業は中国と密接に連携していて、縮小傾向の国内市場にたいし、
拡大する中国史上無くして、日本企業は生き残れない。
「人権」「独裁」などは二次的な問題に過ぎない。
まずは、商売である。
235 :
陽之介 :2008/05/22(木) 10:40:42 ID:Ex8C/iu20
>>232 さんが特定できないので、前の「経済の国際化と政治」話と別人ならおれの勘違いだが、
一応、問題を整理しておこう。
「経済のグローバル化により、国家の役割は縮小し、政府の権限はゼロに近付く」
上記のような問題が提示されたが、おれは以下のように反論した。
「経済のグローバル化は、逆に各国政府の役割を高め、政治が経済に関与する場面が増える」
関税や非関税障壁、知的財産、特許など、取引の大枠は政治が決める。
例えば、純然たる経済原理なら、日本は農業、特に米農家への補助金(膨大である)をやめ、
米輸入を自由化すれば、対抗処置として各国から掛けられている工業製品輸出規制を外せ、
全体としては利益が増す。
しかし、経済原理に反しても「米農家」を守るのは、それらが政治的な影響力を持つからだ。
こういった例は、米国、EU、もちろん、産油国などにも多数ある。
経済の国際化は、政治力がますます試される時代でもある。
236 :
陽之介 :2008/05/22(木) 10:41:53 ID:Ex8C/iu20
>>233 さん
「戦勝国としてのカリスマ性の存在」
全体に文脈の混乱があり、やや論旨が不透明だが、以下逐次的に論じる。
戦勝国による日本の「支配」は、「カリスマ」とかではなく、文字通り「負けたから」である。
支配の最も根源的な形は、暴力に基づく法的な支配であり、日本は帝国陸海軍が連合軍に敗北し、
ポツダム宣言を受諾し、連合国による日本本土占領を承認した。
以後、サンフランシスコ講和条約まで日本は連合軍(GHQ)の「支配下」におかれた。
「カリスマ」云々は、たぶん、マッカーサーをイメージしているのだろうが、
別に司令官は誰であっても構わないし、カリスマなど無くてもよい。。
要は、連合軍が日本全土を膨大な陸海軍で占領し、日本軍を解体していたからだ。
付け加えれば、現在の日本には、未だに米軍が駐留し、要所を確保している。
237 :
陽之介 :2008/05/22(木) 10:43:21 ID:Ex8C/iu20
「常任理事国が優越的な権利を持つのは拒否権の存在のみ」 政治において「拒否権」が持つ意味が分かっていない。 議決は原則「多数決」であり、安保理の拒否権は「一国のみ」で成立する。 これは、強大な権限であり、拒否権を持つ国と、その他は大きな差がある。 例えば、古代ローマで最初に帝政をシステム化したオクタビアヌスは、 賢明にも(カエサル暗殺の教訓で)「独裁官」ではなく、護民官職権を要求した。 護民官の権力の中心は、平民集会の招集権と拒否権である。 特に制限されない拒否権を持つことが、オクタビアヌスを事実上「皇帝」としたのである。 さらにオクタビアヌスは独裁官の復活ではなく、事実上自由に立法できる権限ももった。 自由に行使できる「拒否権」が皇帝にあれば、元老院は実質的な権力を失う。 欧米的な政治システムは、基本的にローマ法に基づいていて、 その政府風土なら、「拒否権」のもつ意味は、「皇帝の権利」と同然である。
238 :
陽之介 :2008/05/22(木) 10:45:49 ID:Ex8C/iu20
「日本人は中国による支配の正当性を確認することは、現在の所不可能」 意味内容がよく分からない。 もし、国連での中国が、日本以上の地位を持っていることなら、 それは日本が敗戦国であり、今の国際システムを受け入れて国際社会に復帰したからだ。 「正当性」とは、日本が国連の一員であり、国際社会のルールのもとで動いている、 そのことである。 これらの国際的ルールを無視し、「無法者国家」となることも選択のひとつだが、 日本は、そのような道は選ばないだろう。 つまり、国連で中国は日本の上に立っていることを、日本は認めている。
商品の単価が1万円以上場合、消費税の税率を10%にする。 商品の単価が1万円未満の場合の消費税率は現行のまま税率5%に据え置く。 当面の間、これが最善の消費税率。
>>236-238 陽之助さん
>「経済のグローバル化は、逆に各国政府の役割を高め、政治が経済に関与する場面が増える」
日常的に所持している権限を、政府が放棄するのであって、その放棄をする行為が増える事を捉えて、
関与が高まると普通は言わないと思います。
>付け加えれば、現在の日本には、未だに米軍が駐留し、要所を確保している。
陽之助さんの主張を借りれば、中国は日本を支配するとの主張のなかで、その支配が意味する所は、
現在の日米状況を指しているのだとすれば、一体なぜ日本は、アメリカに変りに中国による支配の正当性を認めると考えるのか、
その説明が無い為、戯言のままだと言えるでしょう。
>安保理の拒否権は「一国のみ」で成立する。
一国のみで成立するのは、決議の採択を拒否する事であって、採択そのものが1国のみによって成立する訳じゃない。
よって法的な支配を実行するといった動的な観点で考えたら、常任理事国に特別な権限がある訳じゃない。
>自由に行使できる「拒否権」が皇帝にあれば、元老院は実質的な権力を失う。
陽之助さん自身が説明している通り、その本質は拒否権だけにあるのではなく、
”事実上自由に立法できる権限ももった”事にもよる。
しかし常任理事国には、上記の説明通り、1国のみで自由に立法する権限は存在しない。
例えがおかしい。
>それは日本が敗戦国であり、今の国際システムを受け入れて国際社会に復帰したからだ。
先にも説明しましたが、私の世界観からすると国際システムの中心的な本質は経済であり、
その経済がグローバル化する過程において、分業体制が発展した事により、
支配云々ではなく、絶対利得の考えの上で成立している、国同士の協力的な関係によって、国際関係が成り立っていると考えます。
また日本という国の存在の中においての権力は、多様な存在(政府、国民、メディア、経済団体等々)であり、
対外からの支配要求について、国内のある権力の存在が受け入れたとしても、一元的に支配できる構造になっていません。
よって「支配」という言葉を使って、まるで日本を自由にコントロールできるかの前提で、
日中間の関係を考えない方が良いでしょう。
陽之助さんは、日中関係において”支配”って言葉は使わない方が、良いのではないでしょか。
日中間は経済を中心にした、”協力”関係の存在になることは必然だ、良いじゃないですか?
”協力”を”支配”に置き換えると、現実を踏まえてもボロが出ますよ。
241 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/22(木) 12:47:02 ID:k/GeWuMp0
242 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/22(木) 14:09:29 ID:k/GeWuMp0
243 :
懐疑主義者 :2008/05/22(木) 20:53:54 ID:xI6WeJX80
>>219 あ、反論出来ないのですね。
了解しました。
ま、原油高で輸送費が高くなれば、その分、価格に反映されると思うんだけどね。
>>220 時に「人民に奉仕する一労働者」を自称する事もありますが、
私は福祉を重要視しているだけですよ。
ロシア製戦車が好きな訳ではありませんし(苦笑
>>223 んで、江戸時代やらはどうですかね?
>日本はイギリスほど大陸に近くないし、かつてイギリスの欧州大陸の干渉は
>ことごとく失敗している(それが欧州大陸での領土獲得のための戦略とするならば)。
イギリスの大陸干渉は、大陸を一つの勢力にしない事にあります。
結局、大陸勢力が一つに纏まると、その勢力は大陸外(イギリス)に向う。
ナポレオンの時のイギリス、対戦中のイギリスを思い出してみてください。
大陸が一つのパワーに占領される・統一されるのを、防ぐ為の行動を取っていた事が、ご理解頂ける筈です。
また、イギリスと日本の違いは、朝鮮半島と言うバッファーソーンが存在するか、しないか、でも有ります。
>>226 >ある勢力”だけ”とは一体どのような存在を指しているのですか?
ここら辺は、今週のニューズウィークが詳しかったりします。
全人口の10%が世界の富を85%を占有している話やら、超エリート階級の影響力に関しても、触れています。
>他者の自由を束縛する事につながる状況については、
>経済的な経済発展にとって阻害要因と考え、国家による積極的な介入を認める考え方です。
えーと、労働条件の改悪なんかに対する、積極的な介入かな?
資本家(=他者)の自由が、労働者や国内産業保護政策によって束縛されている場合、
経済発展の阻害要因と考え、国家による積極的な介入を行う、と。
結局、弱者は保護されるの?と言う問題が残るよね。
で、資本家がもっと人件費の安い国を製造拠点にしてしまえば、労働者は仕事がなくなる、と。
ここら辺を、是非とも説明して欲しいなぁ、と思う訳で。
>>229 んで、結局、中国は親日的なポーズを取りつつ、欧米と日本の距離感を作っている、という事で良いかな?
>>242 ・・・零戦のギリギリ設計思想は、F2支援戦闘機にも引き継がれております。
あ、グローバリストさんにも言いましたけど、今週号のニューズウィークはお薦めです。
>ダメ太郎さん
話は変わりますが、陳元総統もやり手ですね。
政権発足当時に比べると、自分を「台湾人」とだけ思う人が37%から44%に増え、
中国人だけと考える人間は、13%から5%まで減った、との事です。
(両方だと考える人の%は、不明ですが)
244 :
ダメ太郎 :2008/05/22(木) 22:09:44 ID:7Q5mdt410
懐疑氏へ 台湾の本省人は8割です。2・28事件の国民党統治より、日本統治に懐かしさ、親近感を 持っています。中国は経済パートナーにすぎません。結果として台湾人が望むのは 現状維持です。中国がいくらメダルを取ろうとも、何とも思いません。 馬英九も現状維持政策を取らざるえません。馬総統もアメリカにとり台湾が地政学的に 重要な位置にあることは理解しています。中台は金の切れ目が縁の切れ目です。
245 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/22(木) 22:10:09 ID:k/GeWuMp0
>イギリスの大陸干渉は、大陸を一つの勢力にしない事にあります。 これはイギリスマンセー史観だな。本当は「大陸を征服したかったがまったく できなかった」ってことだ。フランスの王位継承権だの英蘭戦争だの、 大陸への野心がなかったわけじゃない。自分と同じ程度の国力の帝国が たくさんあって、英国は単にそれをまとめることができなかったというだけ。 そもそも他国をかく乱させるという戦略はなんのためにあるのか?ということだ。
246 :
懐疑主義者 :2008/05/23(金) 01:35:38 ID:Npt+Li6x0
>>244 まぁ・・・中国の景気も行き先不明な部分がありますからね。
景気が良いうちは、逆らう必要もありませんからねぇ。
>>245 >これはイギリスマンセー史観だな。
かもしれんね、私はイギリスを高く評価し過ぎているのかもしれない。
ただ、全てが大陸支配の為の戦略でない、という事はご理解頂けたかな?
野心が全く無かった訳ではない、と貴方も言っているし。
ま、面白いのは、ギリギリの所で、独立を保っているバランス感覚だろうね。
んー、これもまた、アメリカの属国であるイギリスマンセー史観かな?
断っておくけど、単純なイギリスマンセー思考の持ち主ではないよ。
イギリスの若者も、電車の中で化粧もすれば、麻薬にも手を出すからね。
ここら辺は、トレイン・スポッティングが面白い。
後、モンティパイソンとか、最近だとショーン・オブ・ザ・デッドやホット・ファズも面白い。
銀河ヒッチハイクもお薦めかな。
日本の若者はフニャフニャで、イギリスの若者はカッチリしている、というのは嘘なんじゃないかな、と思うよ。
>そもそも他国をかく乱させるという戦略はなんのためにあるのか?ということだ。
真っ向勝負で勝てない相手に勝つ為の戦略、だろうね。
日露戦争の時の日本は、これで勝ち逃げしたから。
あ、話は変わるけど、機会が有ったら先週のニューズウィークも読んでね。
WTOによる、日本のコメ輸入問題が食糧事情を悪化させているっていう、面白い記事もあるから。
>>234 追記 陽之助さん
>「人権」「独裁」などは二次的な問題に過ぎない。
どの経済政策であっても、パレート効率的な状況は生まれません。
日本や中国が進めている自由主義による経済政策もそれも同じでしょう。
問題なのはそうした犠牲を伴う事についてのコンセンサスの確認や、
犠牲者に対する富の再分配を含めた優遇政策が行われるような政治システムが存在しないと、
自然状態同様に、弱肉強食によって個人の自由が束縛され、むしろ自由主義による経済は停滞する事でしょう。
人権を無視するような独裁政権におけるシステムで、それが可能なのでしょうか?
コキントウが民主化を徐々にせよ進めるのは、継続的な自由経済による発展を遂げる為に、
政治システム自体も変る必要があることを、理解しているからだと思います。
欧米中心の国々が批判的に見るのも、その真意は上記ロジックに基づく、経済の不安定化を恐れているからでしょう。
二次的問題と言ったらその通りかも知れませんが、
関連性のある問題である事は、認識すべきだと思います。
× パレート効率的な状況は生まれません。 ○ パレート効率的な状況です。
249 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/23(金) 16:14:27 ID:DRH7+jZI0
>>246 君はインテリだねえ・・俺は外国映画は見ないんだよなあ。なんにしろ
先週のそのニューズウィークの記事の綱を簡単にまとめてくれないか。日本の
米輸入問題が世界の食糧事情に関係するとするなら、減反政策関連かな?興味がある。
252 :
あほ :2008/05/24(土) 02:33:08 ID:xj7rISeL0
253 :
懐疑主義者 :2008/05/24(土) 14:23:54 ID:1RQi6TWp0
>>247 ま、その自由主義による経済政策が食料高騰問題に一役買っているんだがな。
WTOによる、日本のコメ輸入問題がその一つだ。
日本は一定量のコメを、需要が無いにも関わらず輸入しなければならない。
存在しない筈の需要によって、不作であろうが豊作であろうが、コメを輸入している。
供給が少ないにも関わらず、需要が多ければ、コストは上がる訳だね。
>コキントウが民主化を徐々にせよ進めるのは、継続的な自由経済による発展を遂げる為に、
>政治システム自体も変る必要があることを、理解しているからだと思います。
政治システムが発展しても、人件費が高騰すれば、外資は他国へ逃げ出す。
政治システムの変化によって、労働者のコストを上げるってのも、判断が難しい所だろうね。
>>249 私はインテリでなく、プロレタリアートだよ。
>なんにしろ先週のそのニューズウィークの記事の綱を簡単にまとめてくれないか。
図書館に行け。
254 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/24(土) 17:43:38 ID:mWjO1jOu0
>>244 ダメ太郎さん。「日本が仮に独立するとしたら、なにをその根拠と
すべきか?」という問いのお返事をもらってないのですが。
>>245 ニューズウィークの話に答えられないというわけですね。
255 :
ダメ太郎 :2008/05/24(土) 18:13:41 ID:O2UyZoAC0
>>254 ちゃんと答ましたが、思想叛か憲法スレで論争してって。
それでなくとも、このスレは戦略スレから妄想思想スレになろうとしています。
256 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 19:41:35 ID:wI4PjXe30
そもそも自分からは何もしない国と同盟したい国もないと思うが
257 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/24(土) 19:56:42 ID:mWjO1jOu0
>>255 人が人として守るべき道理を思想という。
そして思想とは人の幸福を達成するための大枠である。
思想なくして国もなし。
単にいまを生きていくというのなら、支那の支配だろうが
米国の占領だろうがどうでもいいではないか。
思想(しそう)とは、人間が自分自身および自分の周囲について、 あるいは自分が感じ思考できるものごとについて抱く、あるまとまった考えのことである。 哲学や、単なる直観とは区別される。感じた事(テーマ)を基に思索し、 直観で得たものを反省的に洗練して言語・言葉としてまとめること。また、まとめたもの。 戦略とは思想そのもの。
259 :
ダメ太郎 :2008/05/24(土) 21:55:33 ID:O2UyZoAC0
それは思想。思想の呪縛のない絶対主義的方法論。これが、戦略です 毛沢東が国民党と統一戦線(国共合作)を組み、日本軍の情報機関と国民党軍の 情報を共有し合ったのは、自分の思想を実現する為のものです。 戦後、毛沢東は訪中した、元社会党の委員長の佐々木更三氏に (中国共産党が今日あるのは、日本軍国主義のおかげです)と手を取って 感謝したそうである。佐々木氏は唖然としたが、毛沢東とソ連のコミンテルンの 日本を大陸に引き込む仮定の戦略は見事である。思想などと考えていれば、 中共の今日は、なかっただろう。
思想の呪縛のない絶対主義的方法論=これ自体が思想 君は思想の虜の上で、自分の戦略を主張してるだけ。
261 :
ダメ太郎 :2008/05/24(土) 22:09:57 ID:O2UyZoAC0
と妄想思想家は申してます。
国際政治の実態がどのような物か、統一された見解が無いにも関わらず、 サラリーマン如きが、唯一の方法論(そもそも絶対主義的方法論ってなんだ?)でしか戦略を認めないのは、 思想を通り越して、まるで新興宗教です。
戦略とは優れて★パーセプション(認識)★を巡る問題、 ここでマーレーとグリムズリーは、戦略決定というプロセスを及ぼす要因として、 「地理」「歴史的経験」「イデオロギー」「文化」「政府組織の特性」の5つを挙げている。 by 戦略の形成(下)
こうしたプロセスの存在を認めたい人が、内的条件を考慮して〜とか、 主張するのは御笑いです。
国家がなんら縛りも無く、自由に振舞える事を前提に、”〜であるベキ”だとする規範的な考えは、 国際政治思想における論争の中で、むしろ非現実的な考えであると批判され、 それまでの現実主義を”古典”とのレッテル張られ、主流では無くなりました。 大雑把な流れ。 -- 古典的現実主義 vs 古典的理想主義 (引き分け) -- 古典的現実主義 vs ネオリアリスト(現実主義+構造主義) 古典的理想主義 vs ネオリベラリスト(理想主義+構造主義) (ネオ派の勝利) --- ネオリアリスト vs ネオリベラリスト (論争過程で違いが認められなくなった) --- 現在 ネオリアリスト (構造の中身を決定付けのは国家) vs 構造主義派(構造の中身を決定付けるのは、経済) ネオリアリスト (構造の中身を決定付けのは国家、国民、メディア等)
訂正 × ネオリアリスト (構造の中身を決定付けのは国家、国民、メディア等) ○ ネオリベラリスト (構造の中身を決定付けのは国家、国民、メディア等)
267 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/24(土) 23:39:48 ID:mWjO1jOu0
日本人はなぜ米軍に少女が強姦されても何もしないのか(抗議ではダメだ。 なんらかの実行手段を用いなければ何もしないのと同じことだ)? なぜ過労死するのか? なぜ年間三万人もの自殺者が出てもなんら対策を採らない政権与党を 批判しないのか? 翻って戦時中。一時的な「非常時」とはいえ、どうして誰も軍隊の 暴走を止めることができなかったのか? 答えは日本人に思想がないからだ。 人間とはこうである、という思想がないから「少女と弱いものだ。だから米兵に犯されれば とんでもないことである」という答えに結びつかない。ゆえに抗議しない。非難する根拠もない。 労働とはそもそも国家を維持し、そこに住まう人間自身を養うものだ。よって過労死を呼ぶほどの 労環境とは結局労働の成果自体を損なう効率の悪いやり方だ、とは思わない。なぜなら 労働がなんのために存在するのか、という思想がないから。 思想とはまた「基準」のことでもある。 人を過労死させ、自殺者や老人を放置し、若者を貧困に陥らせ、あるいは無謀な戦に おいやり人を無駄死にさせるのはどうしてなのか? 「人は何か?なぜ生きるか?何のためにあるのか?」という思想がないからだ。 思想があれば基準が生まれ、正しい基準ができれば国家も人も痛めつけられることがない。 よってたつ思想なき民はその目的もまたないから容易に理不尽な民草を無みする 国家体制をとることになる。 戦中の非常事態やバブルの狂騒とその後の荒廃とはそのようなものであったのだろう。 ダメ太郎さん、あなたの思想はなんですか?
269 :
くうる丸 :2008/05/25(日) 06:15:32 ID:SQFnYZqn0
267へ。 してるだろ?
270 :
懐疑主義者 :2008/05/25(日) 12:16:51 ID:WIcFnlVH0
>>254 アンカーミスだと思うが、念の為。
>ニューズウィークの話に答えられないというわけですね。
話には応えるよ。
ところがどっこい、要約して書いてくれ、と言うだけで、「ニューズウィークの記事」の内容に関する話が
全く出てこない。
要約して書かいてくれ、と言っているだけだから、正にお話にならないのは、当然。
>>262 >サラリーマン如きが、
差別じゃないの、それ?
272 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/25(日) 13:30:39 ID:ZYJAuTqA0
273 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/25(日) 15:27:57 ID:ZYJAuTqA0
274 :
懐疑主義者 :2008/05/25(日) 19:15:30 ID:WIcFnlVH0
>>272 ん、皮肉になっていないぞ。
私は只、お薦めと言っているだけだし、内容には元々全く触れていないしw
主義主張に対する反論や、それの基となった情報を求める事はあっても、それ以外を求める事は無いぞ。
んで、断片的に出した、って嘘を付いたり、不都合な個所をスルーするのが、問題だと言っておるのだ。
275 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/25(日) 22:52:20 ID:ZYJAuTqA0
懐疑君、そんなにいつも難しいことばっかり考えてるとバカになるぞ。
>>273 は読んだかね?官僚的人間はダメだぜ。新しい道を切り開けない。
276 :
懐疑主義者 :2008/05/26(月) 20:36:29 ID:7DpPqjmJ0
>>275 >懐疑君、そんなにいつも難しいことばっかり考えてるとバカになるぞ。
心配無用。
既に馬鹿だから安心し給え。
それでも長文学生の考えを改めさせる程度には、物事の本質を見抜けるつもりだ。
ま、馬鹿に問い詰められて罵声を浴びせ掛けて誤魔化す人間も少なくないがな。
>
>>273 は読んだかね?官僚的人間はダメだぜ。新しい道を切り開けない。
面白く無いので、ウンザリしたよ。
そんな事よりも、図書館に行き給え。
ところで、仁が差別を撤廃したという話はまだかね?
毛沢東や金正日の話は否定したが、江戸時代に関してのコメントは、まだだったな。
277 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/27(火) 00:44:04 ID:QdFUHKFm0
差別を解消するために仁がある、などという論をはったことはないのだが。 俺は正当な差別は必要だと考えてるので。
278 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/27(火) 18:06:53 ID:QdFUHKFm0
よく考えたら日本帝国後はソ連が欧米の侵略からさまざまな地域を守ってたんだよな。
279 :
カモメ :2008/05/27(火) 18:43:26 ID:UqUsqkEH0
>>267 日本人を馬鹿にしすぎだろ。
>日本人はなぜ米軍に少女が強姦されても何もしないのか(抗議ではダメだ。
>なんらかの実行手段を用いなければ何もしないのと同じことだ)?
なんで抗議じゃダメなんだ? 何もしていないわけじゃないでしょ。
あるいは暴動でも起こせと? むしろあくまで対話で解決しようとするあたり、
日本人はカッとなってすぐ暴力に走るようなことはしない、温厚で聡明な人々
であるという証明になっていると思うが。
>なぜ年間三万人もの自殺者が出てもなんら対策を採らない政権与党を
>批判しないのか?
与党を毎日のように批判しているじゃないか。野党、マスコミ、一般市民等など。
>翻って戦時中。一時的な「非常時」とはいえ、どうして誰も軍隊の
>暴走を止めることができなかったのか?
>答えは日本人に思想がないからだ。
体制や情勢がまったく異なる状況の二者を補正なしで比較するのはおかしい。
百歩譲ってそれはおくとして、答えは日本人に思想がないからではない。
むしろ、首脳陣には「国体護持」の思想があっただろう。
国民にも「この戦争は「聖戦」である」といった思想があっただろうに。
なぜ無謀な戦争に突入したのかについてはおくとして、少なくとも答えは思想
ではないだろう。あるいは思想が答えの一部であったとしても全部ではない。
>「少女と弱いものだ。だから米兵に犯されれば
>とんでもないことである」という答え
に結びついているからこそ抗議しているんだろうに。
>思想とはまた「基準」のことでもある。
>人を過労死させ、自殺者や老人を放置し、若者を貧困に陥らせ、あるいは無謀な戦に
>おいやり人を無駄死にさせるのはどうしてなのか?
>「人は何か?なぜ生きるか?何のためにあるのか?」という思想がないからだ。
戦時中に関して言えば、「臣民は陛下のために生き、陛下のためにある」と
いう思想があったから「人を無駄死にさせ」たんじゃないかな。ホラ、思想
はあるでしょ。
「老人を放置し」というのもおかしいね。年金制度(もう滅茶苦茶になって
いるけど)や老人ホーム、デイサービスなどいろいろ制度はあるでしょ。
「(貴方の基準で)正しい思想」=思想とし、「正しくない思想」は思想と
して認定せず「思想がない」と言っている。これはおかしいよ。
280 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/27(火) 20:01:43 ID:QdFUHKFm0
バカになんてしてないよ。事実を指摘してるだけ。 私が思想というものに自分の見解を答える前に君に訊きたいけど、 国家とはそもそもなんのためにあるのだろうか? それだけまず答えてくれ。
281 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/27(火) 21:19:37 ID:6N9kby2X0
馬鹿にされてもしょうがねえよな売春ツアーとか
282 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/27(火) 22:05:48 ID:zUtsldd00
283 :
懐疑主義者 :2008/05/27(火) 22:18:28 ID:EvjQ9r4m0
>>277 >差別を解消するために仁がある、などという論をはったことはないのだが。
つまり、仁による統治では、万人は平等でないという事ですね?
>俺は正当な差別は必要だと考えてるので。
・・・区別と差別を意図的に混同しているように見えますが(苦笑
では、江戸時代の差別は正当な物だったのですね?
そもそも、正当な差別とは、何ですか?
284 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/27(火) 23:07:27 ID:QdFUHKFm0
すべての被統治者が平等などという政治はありえない。 共産主義という邪教やアメリカの流言工作でのみ そういった世界はありうる。 そしてどの時代どの世界にも身分の別はある。 共産主義国家にだって党員とそうでない者の区別はある。 正当な差別とは正しい世界の実現に必要な 被統治者への身分の区別である。
285 :
カモメ :2008/05/28(水) 18:10:16 ID:QWLwyjzD0
>>280 >事実を指摘してるだけ。
指摘できていなかったと思うが。
>国家とはそもそもなんのためにあるのだろうか?
知らん。
286 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 19:31:52 ID:j2aH6zOP0
287 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/28(水) 21:04:40 ID:eGVC5AO80
気になったレス “不思議なことに、今の日本人は自分自身の過去についてはなにも知りたくないのだ。 それどころか、教養人たちはそれを恥じてさえいる。「いや、なにもかもすべて野蛮でした」、 「われわれには歴史はありません。われわれの歴史は今、始まるのです」という日本人さえいる。 このような現象は急激な変化に対する反動から来ることはわかるが、 大変不快なものである。日本人たちがこのように自国固有の文化を軽視すれば、 かえって外国人の信頼を得ることにはならない。なにより、今の日本に必要なのはまず 日本文化の所産のすべての貴重なものを検討し、これを現在と将来の要求に、 ことさらゆっくりと慎重に適応させることなのだ。” 明治のお雇い外国人、ベルツ医師の言葉
288 :
ダメ太郎 :2008/05/28(水) 22:05:42 ID:R93FMhLK0
討幕の原動力になり、明治政府を作り上げた尊皇攘夷の思想は、欧米型の 政治システムと富国強兵政策に押しつぶされました。皮肉なことに 尊皇攘夷を実現したのは、欧米型の近代軍事力と政治システムで、日露戦争に 勝利したことです。槍、刀では尊王攘夷は無理だったはずです。 崇高なる思想では、現実を打破することは無理だったことは、近代日本を 築きあげた、先人が知っています。
尊王攘夷という思想がなければ、欧米型の軍事力を利用する事も無かったし、 新しい政治システムも生まれなかったことは、先人が知っているの誤りだろうね。
290 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/28(水) 22:52:44 ID:eGVC5AO80
「欧米型の近代軍事力と政治システム」でベトナム戦争に敗北したアメリカは どうなのかね?君の論法では欧米のサルマネさえしていれば無敵ではないのか?
291 :
懐疑主義者 :2008/05/28(水) 23:19:02 ID:vC0zmEFWO
ベトコンは、西洋発祥の兵器を使っていましたが、何か? 物事を拡大解釈し過ぎだ(苦笑 で、結局、江戸幕府の階級差別政策は、正当な差別だったの? 正しい世界って何? 正しい世界の在り方は、誰が決めたの? 統治者に従う被統治者を優遇する制度が正当な差別だとしたら、思想や良心の自由は無いって事なんだろうな。 貴方が邪教扱いする、共産主義的な独裁国家そのものでしょ。 あのさ、正しい世界とか、思想が無いとか、中身を伴わない単語で誤魔化すのは、止めて欲しいんだけど? つまらない質問は、こっちもしたくないから、仁による統治を、きちんと一つの文章に纏めてくれる?
292 :
陽之介 :2008/05/29(木) 11:50:56 ID:vJChv86H0
>>240 さん
「日常的に所持している権限を、政府が放棄する」
「政治」ではなく、「行政」のことをいっているのだろうか?
例えば、グローバル化で電気製品の輸出入が盛んになると、単純に言っても政府の仕事は増える。
もちろん、関税があるし、国内の安全基準その他の検査、チェックは膨大なものになる。
EUなどは、環境問題に引っかけて、細かい基準をやたら作っているので、
製品全体はもちろん、パーツ、ハンダの材質に至まで、基準に合致しないといけない。
(大変困っているww)
これはメーカーのチェックもあるし、当該国機関のチェックもある。
グローバル化とは、政府機関の役割の減少ではなく、拡大化をもたらす。
293 :
陽之介 :2008/05/29(木) 11:51:29 ID:vJChv86H0
「日中関係において”支配”って言葉は使わない方が、良い」 おれは、「中国が日本を支配する」と言ったようなことは、言ったことがない。 とうぜんだが、国際関係は経済以外に政治、文化、歴史など様々なファクターがある。 また「分業体制が確立」して、和気藹々やっているような所ではない。 相互に厳しい競争をし、利益になるところは協力し、といった対立・協調の ダブル・バインドの複雑な関係が、国際関係である。
294 :
陽之介 :2008/05/29(木) 11:52:06 ID:vJChv86H0
223 :書生さん
>>243 :懐疑主義者さん
「かつてイギリスの欧州大陸の干渉は>ことごとく失敗している(それが欧州大陸での領土獲得のための戦略とするならば)。」
横レスですが、イギリスの大陸介入は、失敗だけとは言えない。
まず領土だが、スペイン継承戦争で、イギリスはジブラルタルを獲得した。
ナポレオン戦争でマルタを確保した。
いずれも要衝である。
また、勢力均衡では、七年戦争でプロイセンを支援し、フランス、オーストラリアの
連携を破壊、欧州のパワーバランスにプロイセンを加えたことで、イギリスの影響力を増した。
295 :
陽之介 :2008/05/29(木) 11:52:52 ID:vJChv86H0
>>245 :書生さん
「本当は「大陸を征服したかったがまったくできなかった」」
これは一理ある。
こういうのは、後付のええかっこしい、が多い。
ただし、イギリスは欧州ではもともと弱小国で、多少とも大陸に派遣を及ぼせるようになったのは、
ナポレオン戦争に勝利した、19世紀からだ。
18世紀は、アメリカを失うし、フランス革命で国家体制を一新したフランスに押されるし、
とても、大陸を支配するどころの話ではなかった。
では、19世紀以降、イギリスがヨーロッパ支配の意図があったかというと、
やはり、実力的に無理だ、というのがイギリス指導部の判断ではなかったか。
ピットやディズレリ、グラッドストンなどの外交を見ると、制覇の意図は感じられない。
296 :
陽之介 :2008/05/29(木) 11:58:31 ID:vJChv86H0
>>247 さん
「人権を無視するような独裁政権におけるシステムで、それが可能」
可能だ。
そもそも「人権」は定義が曖昧で、ある国が「人権は十分だ」といい、
別の国は「非人権的だ」という。
ようするに、国際社会の「人権問題」は、覇権国が自分に都合の良いスタンダードを、
国策のために押しつけてる政治カードである。
日本は明治維新後、外国から「ダンピング」「アジア的搾取」とか言われ続けてきたが、
近代化に成功した。
台湾の戒厳令下の独裁、リーカンユーの弾圧なども、近代化に大いに役立った。
欧米のいいなりになって、むしり取られるだけの「よい子」になるか、
自分の頭で生き方を選び、自分自身の道を歩むか。
おれの印象だと、欧米人の本心は、前者をバカにし、後者を恐れ尊敬する。
なぜなら、単にスタンダードをマネするだけの国は、自由意志がないとみなされる。
自由とは拒否であり、戦いの中で得られるものである。
欧米的な価値観では、自由な魂を持たない民族は、奴隷とみなされる。
もちろん、奴隷が多い方が、生活は快適になる。
陽之助さん
---
>>292 >もちろん関税があるし、国内の安全基準その他の検査、チェックは膨大なものになる。
貿易の拡大によって、業務の”量”が増えたからといって、政府若しくは行政の権限が増すとは普通言わない。
権限が増すという意味は、その対象の範囲が増える傾向を指すのであって、量における傾向を指して使う言葉じゃない。
---
>>293 >>おれは、「中国が日本を支配する」と言ったことがない。
今まで散々と、中国は戦勝国であり、日本を支配する立場であると主張していたではないか!
”236>陽之介談:戦勝国による日本の「支配」は、「カリスマ」とかではなく、文字通り「負けたから」である。”
>相互に厳しい競争をし、利益になるところは協力し、といった対立・協調の
>ダブル・バインドの複雑な関係が、国際関係である。
経済においては、競争するが故に効率性を追求し、グローバルでの分業化が進む。
また経済とは、個人主義が発展した民主主義国にとっての最重要な国益だ。
そうした視野無しに、単に対立や協調が存在する複雑な関係だと捉えても意味はない。
価値観における重層的な構造を捉えた上で、その現象として起きる協調や対立の存在について考えるべきだ。
国際関係の捉え方が単純過ぎる。
--
>>269 >可能だ。
今週日曜の日経新聞(経済論壇)にも、中国側の学者の主張を引用しながら、
中国側の格差問題を解決するには、市場原理が働く分野での政府の退場と、
市場原理が働きにくい分野での政府の関与の増大、さらに民意を反映した政府活動によって、
健全な経済発展(格差を助長しない発展)が可能だと結論(あとの文で手遅れかもしれないとも言及してるが)付けている。
そうした民意を政府に反映させる為には、表現の自由を含む人権の考え方を尊重する必要がある。
中国が経済を発展を続けるには人権の尊重と政治システムの改革が必要だ。
>そもそも「人権」は定義が曖昧
人権規約に明文化されている。
その解釈については、国の判断に委ねられている為に、恣意性の高い物と言えるものかもしれないが、
そうした隙を見せる国のあり方にも問題があるからだ。
>>2296 追記 陽之介さん。
> 台湾の戒厳令下の独裁、リーカンユーの弾圧なども、近代化に大いに役立った。
国としての混乱した状況の中では、強権的な政治手法は経済発展に寄与する物と言えるだろう。
しかし混乱が収まれば、その必要性は無くなり、むしろ強権的であるが故に、
政治的な腐敗を生む温床となり、経済は停滞し、国民にとって強権的な扱いを受ける根拠も見出せなくなり、
民主化への政治体制の変換を含む、混乱が必ず言っても良いほど起きた。(例:台湾や韓国、フィリピン)
シンガポールや中東のように、地の利や輸出するだけの十分な資源があれば別だが中国は違う。
経済発展をそうした資源に頼る事は不可能であり、国の構造そのもの改革が進まなければ、
(例:)で挙げた国同様に、恐らく経済的な行き詰まりを見せる事だろう。
299 :
● :2008/05/29(木) 15:48:31 ID:J5hNDbEt0
て
300 :
陽之介 :2008/05/29(木) 18:02:08 ID:vJChv86H0
>>297 さん
「権限が増すという意味は、その対象の範囲が増える傾向を指す」
先の例でいえば、製品中の基盤のハンダについては従来は問われなかったが、
(域外からの輸入製品の増大が、域内企業を圧迫したので)
政府は、新たにハンダ成分も検査に含め、輸入に対する障壁とした。
これは、「対象の範囲が増える」ことを意味する。
「中国は戦勝国であり、日本を支配する立場」
国連の機構、国際社会での日中の地位の違いを指摘したものだ。
「中国が」ではなく、「米中が」、世界システムで日本の上位にある。
何度も言うが、国連の仕組みでは、日本は、米国、中国などの連合国に敗北した敗戦国である。
301 :
陽之介 :2008/05/29(木) 18:03:19 ID:vJChv86H0
「また経済とは、個人主義が発展した民主主義国にとっての最重要な国益だ。 」 主張の趣旨がよく分からない。 「中国が経済を発展を続けるには人権の尊重と政治システムの改革が必要だ」 おれは、「人権」は各国、各民族、各文化によって多様性があり、 普遍的なものではない思う。 中国政府は、もちろん、中共党の価値観に基づく「人権」(人民民主主義とか)を主張している。 ある国の「人権」の内容は、その国が決めることで、他国がとやかく言うことではない。 中国が自国を「人権を重んじる」と言っても、米国が「それは違う」と言うことは内政干渉だ。
302 :
陽之介 :2008/05/29(木) 18:10:37 ID:vJChv86H0
「混乱が収まれば、その必要性は無くなり、むしろ強権的であるが故に、政治的な腐敗を生む温床となり、経済は停滞し」 混乱を終熄させ、また、混乱を起こさせないために強権が必要な場合がある。 ロシアのプーチン政権は、エリツィン政権時代の混乱を、強権を使って終熄させ、 オルガリヒを通報して、今日の経済成長の基礎を築いた。 もし、ロシアから強権体制をのぞけば、再び混乱に陥る可能性が高い。 国により政治文化は異なる。 議会制民主主義がふさわしい国もあるし、一党独裁が合っている国もある。 特定のシステム(民主主義とか)を最高唯一の正義として、世界中の全ての国に押しつけるのは、 あまりに単純な「民主主義原理主義者」と言わざるを得ない。
303 :
陽之介 :2008/05/29(木) 18:11:09 ID:vJChv86H0
まず、世界の現実を見よう。 一日2,3ドルていどで生き、メシが満足に食えない連中が半分もいる。 人類の過半数は十分に文字が読めない。 そんな国で選挙などやれば、部族、地域対立が深まるだけだ。 民主主義など、一部先進国の贅沢品にすぎない。 途上国であり、多様な地域、民族を抱える中国は、中共党独裁が一番向いている。
304 :
陽之介 :2008/05/29(木) 18:11:52 ID:vJChv86H0
四川大地震について、対処の悪さなどから、民衆の反感が、反政府的な方向に向かう、 といった観測や指摘があった。 おれは、逆に、今回の地震で中国はナショナリズムを強化し、国としての集中力が増す、 と予測した。 地震後の経過を見ると、後者に近い線で事態は推移しているのではないか。 ばかげた政治ショーの「フリーチベット」騒動もふくめ、天災を国内混乱につなげたい、 という「反中」意識は分からないでもないが、まず事実認識、次に価値判断である。 中国はオリンピックを近代化への離陸のきっかけにしようと、国民意識統合を図っている。 1960年代の日本がそうであったように、中国人は内憂外患を統制のための道具として使うだろう。 それは、成功すると思う。
305 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/29(木) 18:32:17 ID:H3fempJw0
中日同盟ムリ。中国そろそろ朝鮮、日本併合。太平洋諸国、豪州辺りまで勢力伸ばす
>>300 陽之介さん
>先の例でいえば〜
経済の自由化の状況を意味する物の例として、パンダを挙げてどうするですか?
>「中国が」ではなく、「米中が」、世界システムで日本の上位にある。
陽之介さんが述べる所の世界システムってなんでしょうか?
国連の事だったら、(>233)で指摘し、下記における私の反論で止まってます。
もう一度同じ事を主張するなら、ちゃんと反論に答えてくれませんか?
(>240)---------
>安保理の拒否権は「一国のみ」で成立する。
一国のみで成立するのは、決議の採択を拒否する事であって、採択そのものが1国のみによって成立する訳じゃない。
よって法的な支配を実行するといった動的な観点で考えたら、常任理事国に特別な権限がある訳じゃない。
----------------
---------
>>301 >主張の趣旨がよく分からない。
国家関係において対立や協調といった、一見矛盾した状況が存在するのは、
国における権力が多次元的な存在だからとも言えるかもしれないが、
単に多次元だと解釈するのではなく、次元ごとの力関係によって、
流動的ながらも、ある権力の存在が考える価値観をトップにしてヒエラルヒーが存在する。
そうした認識も無しに、協調や対立の併存する状況だけを持って、
国家関係を捉える陽之介さんの思考は単純だと言っているのです。
また成熟した民主主義国の場合、トップとしての地位を占める権力(=国のあり方と決定付ける)の所在は国民です。
主権者である国民にとって関心がある物は、手に取って実感の出来る身の回りについての事。
その事については、経済状況と直接的に関係があるが故に、国家の国益にとって最重要な価値としての存在だと主張しているのです。
>普遍的なものではない思う。
人権規約という普遍性が存在するって、何度も書きましたけど?
>ある国の「人権」の内容は、その国が決めることで、他国がとやかく言うことではない。
中国は人権規約に批准している以上、それついて守らなければ、
内政干渉を含めて、他国が批判するのは当然であり、権利として認められている。
----
>>302 >議会制民主主義がふさわしい国もあるし、一党独裁が合っている国もある。
現在の中国が、強権が無ければ混乱するような国家であり、経済発展をするには、
まだ独裁は必要なフェーズの国だと主張するのは結構だが、
そのような状況が永遠に続くと考えるの誤りだと思った方が良いだろう。
資源や地の利を持たない、どの開発独裁国家も腐敗が原因で、
経済自体が非効率的な状況に陥り、経済発展の阻害要因になり、
革命に似た状況で独裁体制が否定された。
これからもずっと経済発展を望む一方で、これまで通りの独裁体制に問題が無いとするのは、
他国における状況の例を見ても矛盾だ。
----
>>303 >そんな国で選挙などやれば、部族、地域対立が深まるだけだ。
中国の人口13億に対してインドの人口は11億だが、それなりに民主主義のシステムを取り入れた上で、
経済発展を果たしてるではないか?
人口や国に抱える部族の数は、民主主義を考える上で、絶対的な否定条件になり得ない。
307 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/29(木) 19:46:04 ID:eZ5DVIjZ0
>>291 火薬も大砲もどこから生まれたのかね?なんだろ「西洋発祥」って。
意味がわからん。しかも「中身を伴わないことば」っておまえが理解できてない
だけだろ。失せろ。
308 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/29(木) 20:01:31 ID:eZ5DVIjZ0
>>294 イングランドというか欧州各国はそういった戦略的拠点を取ったり取られたりの
繰り返しですな。イングランドはフランスとの抗争で大陸封鎖を打ち破りましたが、フランスは
フランスでイングランドの大きな植民地である北米を独立させる。こんなことを繰り返し、
結局スエズ運河でのアメリカのひと咆えで両者は撤退、ここを以て英仏ともに世界史の表舞台から
姿を消す。ナポレオンの封鎖が失敗なら、やはりイングランド側の海上封鎖も欧州を
統一できず、ドイツの台頭を防げず、そして後の世界大戦ですべてを失ったことを考えれば、
やはりそれは結果的に不成功だったといえるでしょう。世界史ではその辺の記述をかなり
イングランド寄りに記述していると思いますね。両者ともにドングリの背比べでどっちも大戦略を
達成できなかったんですから。
309 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/29(木) 20:09:21 ID:eZ5DVIjZ0
>>297 チベット人君、人権規約なんてすごくあいまいだぜ。あんなのどんな風にでも
解釈できる。たとえばアメリカ南部の台風による被害。これを「アメリカ政府は南部で
竜巻が定期的に発生するのを知っているのに、現地民に防風対策をもった家を建てる
ように適切に指導せず、暴風の被害を放置しておいた。これは人権侵害であり、
アメリカ政府の統治が無能であることを証明することだ」なんて主張したらどうかね?
人権規約に沿った主張だが、アメリカ政府は認めるかね?認めないだろう。
というか欧米が人権に対する他国の主張に従ったことがあるかい?ないだろう。だって
人権なんてインチキ・ペテン・詐術・誤魔化しの概念は主に西側から東側、あるいは
第三世界に対する侵略・謀略のために使われる西側専用用語なんだからね。
米英の詐欺師なんぞにだまされるなよ。
310 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/29(木) 20:19:56 ID:eZ5DVIjZ0
>>306 「世界システム」とは第二次大戦後、連合軍が敗戦国と第三世界を
支配するために用いだした「連合軍規約」のことだろう。二次大戦の
枢軸側は問答無用で「悪の枢軸」となり、連合側はすべて「正義の味方」と
なり、それに実効性を求めるため「敵国条項」を定め、そして
核兵器を保有できる国を決めた「五つの安全保障常任理事国」を決め、
そしてそれらの大国が全世界に対してすべての権限を持つことを
定めた連合軍の世界支配の規則だ。当時(終戦直後)はまだ国家は
十数カ国くらいしかなかったはずだ。だが英米などから独立した
第三世界の国家(インドなど)はこの連合軍規約(人権というインチキを
信じなければいけないという項目もある)に従わなければ
国家として認められなかった。いわば連合軍の自己正当化に沿った
戦後世界の規則に同意するかしないかの踏み絵である。およそ
世界のありとあらゆる国家はこの戦後規定に沿う形でしか存在できない。
これが陽之助氏の言いたい「世界のシステム」なんだろう。
311 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/29(木) 20:26:13 ID:eZ5DVIjZ0
>>306 >>安保理の拒否権は「一国のみ」で成立する。
>>一国のみで成立するのは、決議の採択を拒否する事であって、
>>採択そのものが1国のみによって成立する訳じゃない。
「拒否権を行使するのは一国で十分」という陽之助氏の話は
間違ってないんじゃないか?
312 :
懐疑主義者 :2008/05/29(木) 21:44:57 ID:Qgi3B5lV0
>>307 >火薬も大砲もどこから生まれたのかね?
ああ、失礼しました。
大日本帝国が日本特有の兵器、日本刀やらで闘っていないように、
西洋によって殺傷能力が向上された兵器を使っていますよね、ベトコンは。
脱亜入欧で西洋式の軍隊制度を導入した日本は、日露戦争で勝ち逃げ出来ましたよね。
>しかも「中身を伴わないことば」っておまえが理解できてないだけだろ。
正しい世界の説明をしてから言ってくれる?
全く説明が出ていないじゃない。
仁による統治では、差別が存在した→仁では差別の撤廃が出来ない→差別は必要な事として開き直る。
これ、貴方がしている事ね。
仁による統治では、統治者が悪政を敷けば、民衆がクーデターを起こして、政権を変える事が出来るとか、
言ってましたけど、それに対する突っ込みだって、結局応えていないでしょ、貴方。
さっさと説明してくださいよ。
正しい世界って、どんな世界なんですか?
失せろって言って、逃げないで下さいよ。
313 :
懐疑主義者 :2008/05/29(木) 21:48:34 ID:Qgi3B5lV0
>陽之助さん
>>294 で、中国の親日路線が表面的な事(従軍慰安婦問題活動をしまくっている)は、スルーですか?
結局、親日じゃないでしょ。
どこでもやっている、と言うのは解りましたよ。
ええ、グローバルリストが言うように様々なロビー団体がいますよ。
でもね、日本に取ってダメージとなるような行為を積極的にしている中国が、
親日的だってのは、大嘘でしょ。
書生くん
>>309 君が台風被害に対するアメリカ政府の対応をもって、人権侵害だと解釈するのは勝手だが、
その主張が国際政治の中で、ある一定の影響力を担保しながら、その存在が確認できるかは別の話だ。
そうした確認が出来ないような君の戯言を、わざわざ俺が君に合わして主張する必要性は感じない。
>>310 連合軍規約とは敵国条項の事だと思うが、本条項については憲章から削除する事が総会によって決議され、
死文化してるとするのが定説だ。
仮にその主張を受け入れない国が存在する状況をもって、世界システムだとするならば、
なぜそうした状況が、支配的な構造を生み出すシステムだと考える事が出来るのか意味不明だ。
>>311 拒否する行為は、あくまでも受動的行為であり、能動的な物ではない。
よって支配するという能動的な行為をサポートするものではない。
>>310 追記 書生さん
よく読むと、敵国条項とは別の内容で、”連合軍規約”の中身を定義してるみたいですね。
---
核兵器を保有できる国を決めた「五つの安全保障常任理事国」を決め、
そしてそれらの大国が全世界に対してすべての権限を持つことを定めた連合軍の世界支配の規則だ。
---
そもそも”連合軍規約”って何なのですか?
規約である以上、条文として確認出来るものだと推察します。
大国=戦勝国の事だと思いますが、そうした大国がすべての権限を持つ事を定めたとする根拠や条文は、
何を見ればそのような認識に至る事ができるのですか?
316 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/29(木) 22:18:31 ID:eZ5DVIjZ0
>>312 政は正なり。
俺は人の程度を見てモノをいう。君に言えるのはこれだけ。
>>315 戦後連合軍が決定した戦後世界に加入する際の規定
書生さん 儒教も天の存在を認めないと、仁なる考え方が存在する根拠を失うため、 書生流によると、儒教もペテンだと言う事は理解したと思います。 あと追加で確認したいのですが、明治以前における日本の思想は儒家のみならず、 特別な徳の優れた人物が収めなければならないと説く「論語」の説を、 例外に頼るものだと批判した「法家」思想も、明法家の存在を持って確認できると思いますが、 なぜそうした物には目を向けず、儒教だけにこだわるのですか? >316 >>戦後連合軍が決定した戦後世界に加入する際の規定 さっぱりわかりません。どこにそんな規定が存在するのでしょか?
318 :
懐疑主義者 :2008/05/29(木) 22:30:54 ID:Qgi3B5lV0
さて、と。 9条スレでも良かったのだけれども、グローバリストが応えてくれないからこっちでやりますか。 1.中国は、本当にグローバル化を望むのか? ギャンブルでは、胴元が常に利益を得るように、グローバル化で得をするのは、アメリカだ。 自由貿易を詠いながらも、実際はアメリカが豊かになるような内容で、合意を取り付けているのである。 グローバル化は、決して世界を豊かにしない。 寧ろ、アメリカを胴元とするギャンブルなのだ。 さて、貴方はそのゲームに参加するべきか、考えている最中だ。 参加する・参加しないの他に、様々な選択肢が有る。 参加する前に、ゲームのルールを変えてしまうという手段が存在する。 これは、自前でゲーム会場を作る事や、それをダシに脅す選択肢が存在するのだ。 (我々は、アジア版NATOやEUのような組織を作るぞ、といってみれば良い。 貴方の経済状況は、過去と比べて、断然良くなってきているのだ。) 説得力を持たせる為に、他の大金を持ったプレイヤーを引きずり込む事だって、出来る。 日本と言うプレイヤーに親切に振る舞い、仲の良い振りをする。 さらには、他のプレイヤーには、こっそりと日本の悪事を吹き込んでしまえばよい。 日本国民は、孤立した時に、親切な中国と協調関係を模索するだろう。 ここで重要なのは、グローバル化に黙って従って、胴元相手にカネを毟られるか、 それとも自らが胴元になってカネを毟るか、という事だ。 そして、様々な選択肢が存在するのだ。 無論、脅しによって胴元の権限を少なくする事だって出来るのだ。 中国とアメリカのパワーゲームが、周辺諸国への影響となる事が、ご理解頂けただろうか? 中国と日本は近い。 さらに、日本は優秀なポテンシャルと大金を持ったプレイヤーなのだ。
319 :
懐疑主義者 :2008/05/29(木) 22:31:46 ID:Qgi3B5lV0
2.政治的制約とは、一体何か? 政治的制約は、アメリカのイラク戦争を防げただろうか? 国連の承認が無くとも、戦争は実行されてしまった。 何故か? それは、利益がコストを上回る、と判断されたからだ。 サダム・フセインのクェート侵攻もフォークランド紛争もまた、利益がコストを上回る、と判断したケースだ。 しかし、上記の事案は、全て予想以上のコストを支払う事になったのだ。 政治的制約とは、一体何だろうか? 結局の所、コストを越える利益が存在するか、と言う事に過ぎないのでは無いだろうか。 無論、台湾の武力侵攻は、様々なリスクが存在する。 コストが高くなる可能性は、転がっている。 しかし、中国に反対意見を表明する事が、その国に取って、コストとなる場合は、どうだろう? 中国経済は、好調な発展をしている。 中国経済との関係を失う事は、ダメージになりうるのだ。 そして、中国は政治的制約の一つを、(コスト増加に繋がる批判材料の一つを)反国家分裂法で、 一つの中国をアピールする事で、打破を目指しているのではないか? 3.中国の軍拡は、何を目的としているのか? 答えは、利益の獲得だ。 軍事力を持った国家との対立は、コストを意味する。 軍事力が強ければ、そのまま圧力となるのだ。 しかし、軍拡は、そのままストレートな脅威になるのか? アメリカが軍拡をすれば、日本は対抗する為に、軍拡を行う必要など無い。 そこに脅威が存在しないからだ。 脅威を計る物差しには、4種類ある。 1.経済力や人口、国土の広さといった国家の持っているパワー。 2.相手国との距離。 3.攻撃力。 4.攻撃する意図。 さて、ここでは日本と中国を見てみよう。 人口や国土では中国が圧倒しており、中国は経済的に日本に追いつきつつある。 朝鮮半島と言う、バッファーゾーンと海を挟んで居る。 (北朝鮮を挟み、中国と陸続きの韓国は、軍事費を増大させている。) 日本は、ハード的にもソフト的にも攻撃力が低いのだ。 さらに、日本には中国を攻撃する意図も無いだろう。 (アメリカの駐留によって、脅威を振り撒いている可能性は、少なからず存在するかもしれないが。) 何せ、日本は軍縮を行っているのだ。 改憲論者の数は減って居る、と言う要素も存在する。 中国は、何を見て軍拡をしているのだろうか? インドかロシアか、それともアメリカなのか? 台湾でない事も確実だ。 台湾は中国に対する挑発的行為をここ暫く行っていないし、 中国自身は、既に台湾侵攻能力を有している、とも考えられる。 ロシアとは、上海協力機構の名の元に共同軍事演習を行う関係でも有る。 中露共通の敵とは、一体誰なのだろうか? インドか、それともアメリカか?
320 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/29(木) 22:40:10 ID:eZ5DVIjZ0
>>317 それでいいんじゃないの?儒教を信奉しなければ仁という儒者が
言い表した概念を信頼するに依拠する根拠がないことになる。私が
儒に拘るのは・・やめておこう。まだ手を明かすわけにはいかない。
また今度。
連合軍加入規定とは日本では国連加入規定と訳されてるだろう。
商品の単価が1万円以上場合、消費税の税率を8%にする。 商品の単価が1万円未満の場合の消費税率は現行のまま税率5%に据え置く。 貧乏人でも1万円以上の物を買う時はあるし、金持ちでも1万円未満の物を買う時もあるので、 幅広い国民に公平な負担を求めるという消費税の基本理念は貫ける。 したがって当面の間、これが最善の消費税率と言える。
322 :
懐疑主義者 :2008/05/29(木) 22:43:31 ID:Qgi3B5lV0
>>316 >俺は人の程度を見てモノをいう。君に言えるのはこれだけ。
詭弁だな。
相手が愚者でも、語りかける事は出来る筈だ。
理解出来る、理解出来ないでは無い。
破綻した信仰にしがみ付くと、己の間違いを認めなくなる。
私は繰り返し君に纏わる事実を告げているのだがね。
人を見て話すというのは、逃げ口上に過ぎないのだ。
判断するのは君で、その気になれば、君は、己の考えを永遠に説明しない事だって出来る。
ま、私が幾ら言ったところで、正しい世界の定義は、教えてもらえんだろうね。
君の頭の中にすら、恐らく存在しないのだ。
若しくは、論理的な構築が出来ていない、かのどちからかだろうね。
ま、多くの人間が「正しい世界」という曖昧な表現を使って、己の欲望を実現しようとしてきた。
人々を巻き込んでな。
「正しい」という言葉に騙された人間の事を知りたければ、適当な歴史書でも読むと良い。
しかし、私を巻き込むのは止めてくれ。
ま、私は時間は掛かったが、グローバリスト氏の理論の整合性は、認めた。
己の間違い、知識不足も含めてね。
323 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/29(木) 22:43:40 ID:eZ5DVIjZ0
ウィキペディアから「敵国条項」の記事より抜粋。 >敵国条項の現状 >第53条、第107条は、旧敵国の全てが国際連合に加盟して半世紀が経過した現在において、一般的に事実上死文化した条項と認識されている。 >こうした背景から、日本やドイツといった旧敵国は、 >1995年の国連総会で、第53条と第107条を憲章から削除する決議案を提出し、 >賛成多数によって採択された。 >しかし、憲章は一つの国際条約に該当する。この採択の効力を生じさせるには、 >それぞれの加盟国において批准の手続きを踏むことが必要である。 >その詳細は各国で異なるが、通常、批准には政府による最終確認と >同意過程を経た上で、これを議会が承認することが必要とされるといった >複雑かつ迂遠な手続きを踏まなければならない。 >こうした状況から、第53条と第107条の削除を決議した国連総会採択から >月日を経た今日において、同採択を批准した国は効力発生に必要な数には及ばず、 >敵国条項は依然として憲章に姿を留めたままとなっている。
324 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/29(木) 22:47:32 ID:eZ5DVIjZ0
>>322 君が理解できないことを「詭弁だな」と言い捨てるのは
「破綻した信仰にしがみ付くと、己の間違いを認めなくなる」という
状態じゃないのかね?
私は程度を見てモノいう、などと偉そうに言ったがそれは
君が人の話をまったく理解せずに「説得できないんですね」とか
「ソースを出せないんですね」なんて態度で臨むからだ。
糠に釘を打ち続けるほど元気じゃないんでね。
>>323 書生さん
そこには何処にも、”大国が全世界に対してすべての権限を持つことを定めた”とするような内容は書いていないと思います。
326 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/29(木) 23:04:10 ID:eZ5DVIjZ0
そりゃそうだろ。俺がかの五大国ならそんな文言を載せはしないね。 むしろそれとは180度違うような言葉を羅列して誤魔化すだろうね。
327 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/29(木) 23:11:31 ID:eZ5DVIjZ0
たとえば・・「核兵器はとても危険なシロモノなので世界平和のために 連合軍の安全保障常任理事国だけ持つことができる」とか 「核兵器の軍拡は世界平和にとって脅威となるので米ソ以外の国は禁止」とかね。
>327 書生さん NPT条約の存在を持って、”大国が全世界に対してすべての権限を持つ”事になっとするなら、 2つの点で疑問があります。 1.核兵器は大国だとする戦勝国だけに存在している訳ではない。 2.なぜ核兵器の存在をもって、世界に対して全て権限を有する事になるのか、その論理的な説明が存在しない。
329 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/29(木) 23:36:45 ID:eZ5DVIjZ0
核不拡散条約にイン・パは調印していないからねえ。これはインドの 戦略勝ちなんじゃないの?イギリスが行ったインド・パキスタンの 分断統治を逆手に敵対を演出して見事に核兵器を持つことに成功したわけだ。 当然それ以前にはNPT条約などで戦勝各国は相当な圧力をかけたに違いない。 だがインドはそれらの向かい風に政治的に勝った。連合軍が負けた。それだけ。
330 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/29(木) 23:39:10 ID:eZ5DVIjZ0
核兵器を持つ国への侵攻はできない。 これだけでその他の地域に対する圧倒的な優位を確立することができる。 NPT条約なんてインチキで後後脅威となる敗戦国を締め上げればなおのことだ。 先も言ったがインドでは失敗したけどね。
>>329 書生さん
以前陽之介さんに疑問を呈しましたが、そもそも絶対的な支配とは一体どのよう状況を指し、
そしてなぜそのような歪な関係が、核兵器によって担保されているといえるのか、
NPT条約に参加してる国家間における構図でも結構ですので、一度のその説明をして頂けないでしょうか。
>核兵器を持つ国への侵攻はできない。 侵攻できないな出来ない状況を持って、なぜ絶対的な支配関係が国家間において成立するのですか?
× 侵攻できないな出来ない状況を持って、なぜ絶対的な支配関係が国家間において成立するのですか? ○ 侵攻が出来ない状況を持って、なぜ絶対的な支配関係が国家間において成立するのですか?
334 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/29(木) 23:54:50 ID:eZ5DVIjZ0
レスの速きこと風のごとく。 絶対的支配などというそんな状況などない。 他地域に対ししばらくは優位な状況はありえる。 核兵器だの経済的優位などもそうだ。 いずれはその状況は覆される。 第二次大戦後の連合軍に軍事的にも経済的にも「倫理的にも」 優位である戦後の諸条約を以て陽之助氏は絶対的支配と 言い表したのではなかろうか?
335 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/29(木) 23:56:28 ID:eZ5DVIjZ0
>>332 それは核を持つものと持たざるものとの間でのことだよ。
核を持った大国同士は対等じゃないか。米ソをみよ。
書生さん 国際政治を俯瞰して見た場合、軍事的な支配関係によってその構図が規定されているものでは無いと思います。 核兵器を持ってる国のアメリカに対して、核すら持っていない反発の意思を示す弱小国は多々あり、 その状況だけを見ても、必ずしも核兵器の存在は、”すべての権限を持つ”事に繋がる物ではない事の証明だと思います。
書生さん >核兵器だの経済的優位などもそうだ。 その通りです。 捉え方にもよりますが、あくまでも核兵器の存在は国家関係を考える時の一面としての存在であり、 ”すべての権限をもつ”と言った絶対的な支配の構図を生むものでは無いと思います。
338 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/30(金) 00:04:12 ID:OuIELKKm0
>核すら持っていない反発の意思を示す弱小国は多々あり、 それはソ連の核の傘に入っているからだろう。日本だって核保有国の 支那ロシアと対立できるのはアメリカの核の傘を頼っているからさ(本当は 単なる植民地だから宗主国の以降に逆らえないってだけなんだけどね)。 最近のイランだって後ろにロシアがあっての強気の発言なんだぜ。
>338 >それはソ連の核の傘に入っているからだろう。 セルビア、イラク、アフガニスタン、パナマ、リビア等々の国々は、 アメリカ以外の国による核の傘に入っていませんでしたが、 アメリカ様に反抗的な態度を取っていた思います。
340 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/30(金) 00:15:03 ID:OuIELKKm0
うんまあそれらはまた陽之助氏が来たときに話すことにしようや。 俺もすべてを知ってるわけじゃないしさ。眠いから寝るさ。 じゃあね。おやすみ。
341 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/30(金) 01:53:20 ID:u3uleR2u0
あほらしい 核なんて、使いどころ難しい兵器だからそうそう使えんの 核保有国のイスラエルなんか、ぽんぽんミサイル打ち込まれてるじゃんw
韓国人の国って、どんな国? ・ミシュラン東京ガイドで☆が続出。それは評価が甘いせいだと批判。日本が他国から評価されるのを許さない。 ・金大中大統領事件(政治家・金大中を日本で拉致し、日本の主権を侵害) ・反日国是。『日本海』を東海にしろと国際社会にごり押し。 ・嘘が当たり前の国、野球五輪予選で紳士協定を破り、先発変更! 逆に星野監督を堂々としていないと非難。 ・犬の皮を生きたまま剥ぎ取り、その肉を鍋にしたり焼いて食べる国。 ・従軍慰安婦は売春婦なのだから韓国に問題があると、事実をいった学者を公衆の面前で土下座させる不自由な国。 ・日本の植民地化のおかげて近代化できたのを隠蔽するために、必死で歴史を捏造、反日教育。 ・そのくせ日本に相手にしてもらわないと即座に窮地に陥る国。そして日本からの借金が国家予算の2倍あり、軍拡する国。 ・半万年の歴史上、戦争に一度も勝てず、何百年前の被害でも昨日のことのように恨み続ける。 ・日本人を嫌ってるくせに、他国へ行くと日本人になりすます奴が多い国。 ・日の丸を「使用済みナプキン」と呼んでいる国。 ・議論というのは大声での罵倒合戦だと思ってる国。 ・他人に間違いを指摘されると、すぐに顔を真っ赤にして怒り、時間を守らないのが当たり前の国。 ・根拠不明な選民意識があり、黒人差別がひどい。 ・デパートや橋が突然崩れ落ちる。 ・捏造歪曲が世界一。柔道、剣道、華道、茶道、サッカーを創ったというウソ文化大国。 ・イチローの前で韓国人がそのサイン色紙を破り捨てる民度の低い国。 ・敵対関係にないベトナムに出かけていって民間人を多数殺したのに賠償請求を拒否 ・ベトナムで農民の女子供を殺しまくり、耳を削いでアルコールにつけて持ちかえったくせに、それを自国の教科書には一切書かないでなかったことにして、あまつさえ隣国の教科書に文句をつけてくる国。 ・独立維持派の伊藤博文を撃ち殺して、結局朝鮮併合を早めてしまった人物を英雄として祭り上げる国。 ・小学校の教科書にでっち上げの残虐写真を載せて子供を洗脳し、大戦中の日本軍の話になると、日本に攻め込んで同じ事をすればいいと答える小学生がいる国。 ・強姦発生率日本の10倍の国。米国の外務省(にあたる所)の WEB に、唯一名指しで「強姦多し、渡航注意国」に指定されていた国。
343 :
ダメ太郎 :2008/05/30(金) 10:03:21 ID:l9XJDx970
>>297 グローバリスト氏へ
>民意を反映した、政府活動によって、健全な経済発展が可能。そうした民意を政府に
反映させる為には、表現の自由を含む人権の考えかたを尊重する必要がある。
中国が経済発展を続けるには、人権の尊重と政治システムの改革が必要。
まったく、その通りだ。しかし、何回も言うが、中国の共産党政権の既得権益者の
利益は違うところにある。彼らのプライオリティーは自己と太子党の保身が一番なのだ。
彼らは、二度と天安門事件を起こすまいと心に誓っているはずだ。
彼らが、人権を尊重し、国民に自由を与えれば自分の首を絞めることになるのは
よく分かってるはずだ。天安門事件以後、何故、民族主義洗脳に力を入れたか分かると
いうものである。陽之介氏は、>304で(今回の地震で、中国はナショナリズムを強化し、
国としての集中力を増す)と言っているが、今迄の中国のパターンとしてはありえる話だ。
オリンピックのメダル数も左右するだろう。しかし、希望的観測にしかすぎない。
中国東部と西部では、その意識に差がある。また、地方有力者、人民解放軍、上海閥が
絡んだ、共青団勢力との内部抗争の問題もある。また、共産党政権のコントロールから
逸脱した江沢民の教育を受けた、民族主義勢力の台頭。(おもにインターネット)
陽之介氏が考えるほど楽観できないのだ。
北京政府は全体の利益の為の人権を尊重した開かれた経済市場など考える余裕はない。
>>343 ダメ犬くん
>北京政府は全体の利益の為の人権を尊重した開かれた経済市場など考える余裕はない。
中国は政治と経済の間に存在する構造的な矛盾に晒されている時期を、
迎えつつあると考えてはいるが、現状中国の政策を俯瞰して見た場合、
人権や民主化の改善を行いながら、経済発展にまだ力を入れている。
何れそうした政策も限界を迎える時期も来るだろうが、
その時にどのような政策的な判断を下すかはあくまでも中国側にある。
それまでに周辺諸国が出来る事は、経済を犠牲にするような政策が、
中国にとっても失う物が多いという現実を作り出し、そうした状況を積み重ねる事によって、
経済を切り捨てるような政策を、仕切りの高い物にする事でなるべく誘導する事位だろう。
軍事的包囲網を作るのは、むしろ経済よりも政治体制を重視する方向に、
むしろ誘導するだけであって、
日米における国益の価値観の基準からしてもプラスにはならないだろう。
345 :
ダメ太郎 :2008/05/30(金) 22:17:23 ID:l9XJDx970
>経済を犠牲にする政策が、中国にとっても失うものが大きいという現実を作りだし・・。 これもまた、その通りです。ただし、こちらから見た価値判断です。北京政府の価値は 中国共産党政権の維持です。中国は絶対主義的方法論の戦略国家ですが、足元を維持する為の 戦略にしかすぎません。国家的損失より自己の損失を恐れているとしか思えないのです。 中国の政策が限界を迎えた時、政策判断は、もちろん中国にあります。 しかし、周辺諸国はそれをシュミレーションして、備えることも必要になります。 その保険が経済協力だけというのは、片手落ちではないでしょうか? シュミレーションから政治・軍事的備えも同時に行なうことが真の安全保障と思います。 欧米日が江沢民派を押さえることに協力をするという考えもありますが、胡錦涛が 国際協調主義を貫いてくれることも不透明です。民族主義者が力を持てば、胡錦涛も 考えが変わります。(自分の身が一番大切) 公海、資源をユティリティーと考える近代的なグローバルな思考は中国には育っていない。 領土、資源は奪い取ると思っている間は、グローバル経済は理解できていないはずだ。
悟空(自衛隊)とピッコロ(人民解放軍)のタッグなら、 ラディッツ(在日米軍)くらいなら魔貫光殺砲(核)でなんとかなる。 ただし日本(悟空)も道連れになるが‥。 ナッパ(在英米軍)とベジータ(米本土軍)まで倒すなら、 悟空(自衛隊)は界王拳(ジェットエンジン)と元気玉(核)の会得が不可欠となるだろう。
ダメ犬くん >国家的損失より自己の損失を恐れているとしか思えないのです。 独裁政権だからといって、自己の保身だけを考える指導者しか登場しないと考えるのは誤りだろう。 台湾だって韓国だって、独裁体制と呼べるものだったが、トップの決断によって国を変えてきた経緯がある。 決断する背景には、国家の事を考えると、経済的な交流の増大によって、 国にとって経済力の維持が無視できない状況もあったからだろう。 >その保険が経済協力だけというのは、片手落ちではないでしょうか? もちろんそうした状況を突きつけられても、欧米からみて合理的な判断とは呼べないような状況が、 発生する”可能性”は残るものであり、そうした可能性に対処する事も必要だろう。 問題なのは、経済交流と軍事的包囲という政策は、すべての事柄において、 クロスオーバしてるとまではいかないが、経済によって軍事が支えられている時点で、 そのような部分も存在する訳で、政策的な優先順位を考える必要があるという事だ。 その上で、君とは意見が異なるって、”何度も書きました。”
348 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/30(金) 23:38:46 ID:OuIELKKm0
今回日本の軍が支那での活動を中止したのは 支那で軍を握っているものとそうでないものとの 派閥争いが起きたからだそうです。
349 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/05/31(土) 11:12:21 ID:RyXCdy2w0
>>343 >彼らのプライオリティーは自己と太子党の保身が一番なのだ。
これはダメ太郎ちゃんが毎回必ず投票している自民党の現状と
ぴったり一致するじゃないの。
350 :
懐疑主義者 :2008/05/31(土) 12:51:56 ID:/N+um38G0
>>324 >君が理解できないことを「詭弁だな」と言い捨てるのは
>「破綻した信仰にしがみ付くと、己の間違いを認めなくなる」という
>状態じゃないのかね?
違うな、正しい世界の説明すら、まだ済んでいないのだから、理解以前に君が説明出来ていないんだよ。
>君が人の話をまったく理解せずに「説得できないんですね」とか
>「ソースを出せないんですね」なんて態度で臨むからだ。
誤魔化さないでくれ、君が考える正しい世界とは、一体何なんだ?
>糠に釘を打ち続けるほど元気じゃないんでね。
私の言った通り、君は説明しようともしない訳だ。
>>347 >もちろんそうした状況を突きつけられても、欧米からみて合理的な判断とは呼べないような状況が、
>発生する”可能性”は残るものであり、そうした可能性に対処する事も必要だろう。
だったら、私が言う反(現在の)グローバル化に対する中国のカウンターには、どう対処するべきなんでしょうか?
アメリカ優位のグローバル化に、西欧諸国ほど(知的財産問題)不整備な中国が、単純に乗って来ない可能性が、
存在する訳ですし。
351 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/06/01(日) 16:50:29 ID:xpzaJmtf0
正しい国家とは民をよく養い育む国であること。
352 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/06/04(水) 06:53:06 ID:79sha/ES0
チベット人君、なんか新しい発見ない?
353 :
陽之介 :2008/06/04(水) 09:03:54 ID:M7C9DvKx0
>>306 さん
「世界システム」
国連、IFM、WTOなどなど。
「国家関係を捉える陽之介さんの思考は単純だ」
もちろん、おれは単純な人間だし、論旨は可能な限り単純になるように心がけている。
>306さんは、全体に観念的すぎるのではないか。
「民主主義」「人権」「権力」といった概念を振り回すのはいいが、
まず、具体的な事実、例えば、フランスでは、セルビアでは、といった事例を扱いべきだろう。
「そのような状況が永遠に続くと考えるの誤りだ」
当然である。
政治システムは、歴史、社会、文化や国家間の相互関係で変化する。
おれは、今の発展途上国としての中国には、中共党の一党独裁が適していると考える。
354 :
陽之介 :2008/06/04(水) 09:04:22 ID:M7C9DvKx0
「インドの人口は11億だが、それなりに民主主義のシステム」 まず、インドの現状を知らないようだ。 カースト制度という徹底した差別制度、国民の過半を占める農村の貧しさ、 一部富裕階級や、旧藩主クラスの特権と収奪は、おぞましいものがある。 おれは、先進国的観点からみて、インドの恐るべき非人権的な現状を、非難しようとは思わない。 それが、連中の歴史や伝統なのだから。 ただ、中国とインドを「人権」とかいうもので比較するなら、まず現状を知るべきだ。
355 :
陽之介 :2008/06/04(水) 09:04:55 ID:M7C9DvKx0
>>308 :書生さん
「世界史ではその辺の記述をかなりイングランド寄りに記述している」
賛成だ。
おれの観点では、「英米を中心とした、西欧文明中心主義」と言ったところではないか。
「ドイツの台頭を防げず、そして後の世界大戦ですべてを失った」
これが、20世紀後半以降の欧米の外交戦略のキモだと思う。
EUの最大の目的は、ドイツを押さえることであり、対戦で力を落とした、
ヨーロッパが、米ソ(後に日本)に対抗するための失地回復運動ですな。
イギリスから見る世界は、合理的ですかっとしているが(海洋国家とかいうヨタ話など)、
その背景に世界支配への欲望が渦巻いていることは、見過ごしてはいけないと、思う。
356 :
陽之介 :2008/06/04(水) 09:06:34 ID:M7C9DvKx0
>>313 :懐疑主義者さん
「中国の親日路線が表面的な事……は、スルーですか? 結局、親日じゃないでしょ。」
もちろん、すべての外交上の表現は、表面的なもので、「本心」ではない。
そう信じさせることが、情報戦、つまり、「外交辞令」というものである。
結局は損得勘定で、中国は得になるから、親日政策を採っているに過ぎない。
もちろん、米国も得になるから(あるいは損にならないように)日米同盟を結んでいる。
「本心から親しい」などと言うことは、外交関係では、あり得ない。
357 :
陽之介 :2008/06/04(水) 09:08:14 ID:M7C9DvKx0
>>318 :懐疑主義者さん
「中国は、本当にグローバル化を望むのか?」
すでに中国は国際市場経済に組み込まれているし、もちろん、「胴元」の一人である。
「望むか」ではなく、「すでに主役の一部」というのが、正しい。
今の国際秩序は、二次大戦後の戦勝国(米ロ中英仏)が特になるように作られている。
1970年代の外交的な構造変化で、中国は台湾に変わって、主要なプレーヤーになった。
日本は、いくら米国と同一化幻想にひたっても、結局はバイプレーヤーに過ぎない。
ソ連崩壊後、米国はスーパーパワーとして一極主義を目論んだが、失敗しつつある。
今後世界は米中ロEUが相争う、多極化の時代を迎える。
その際、日本は旧来の対米追従路線のみでは、国の発展を望み得ない。
したがって、日本は戦後60年続いた外光のパラダイムを変える必要がある。
358 :
陽之介 :2008/06/04(水) 09:09:58 ID:M7C9DvKx0
>>341 さん
「核保有国のイスラエルなんか、ぽんぽんミサイル打ち込まれてる」
多分、ヒズボラなどがイスラエルに打ち込んでいる地対地ロケットを想定しているのだろうか。
些末な指摘で申し訳ないが、あれはミサイルではなく、ロケットというべきだろう。
これは、誘導装置が付いているかどうかできまる。
軍事的にみれば、仮にイランが複数のスカッドをイスラエルの都市部に打ち込めば、
イスラエルが核兵器でイラン軍事施設へのミサイル攻撃を企図することは、
十分可能性がある。
また、仮の話だが、シリア、エジプト連合軍がイスラエル地上軍を破り、
国境に侵入した場合、イスラエルは、両国軍事拠点、港湾の核攻撃をためらわないだろう。
したがって、イスラエル領土に侵入しようとする正規軍は、ない。
ゲリラは別である。
彼らは、失って困るような中枢がないからだ。
359 :
陽之介 :2008/06/04(水) 09:16:55 ID:M7C9DvKx0
>>297 >>343 :ダメ太郎さん
「中国が経済発展を続けるには、人権の尊重と政治システムの改革が必要」
繰り返される議論だが、一定の途上国の発展には、独裁体制が適している。
これは、事実の問題で、「良い、悪い」の価値判断、思想の問題ではない。
現在の中国の経済発展は、「民主主義」ではなく、中共党の一党独裁下で可能になった。
基本は、独裁体制による、安定した国家体制と秩序、強い指導力によるものである。
今成功しているのだから、あえて、失敗する可能性のある政治システムを選ぶはずがない。
おれの個人的な観点では、中国人が「圧政」で苦しもうと、「人権」で悩もうと、
いっこうに気にしないし、勝手にやってくれ、と言うことだ。
おれは、日本の国益のためになれば、中国が独裁だろうが、強権だろうか構わない。
政治体制については、彼らの問題だし、彼らが選んだ体制だからだ。
逆に、中国人から、日本の天皇制や政治システムについて注文を付けられることを、
おれは拒否する。
米国は非道で、ダブルスタンダードで、世界中に戦争をまき散らしているが、
それでも、戦後の日米同盟は役に立ったので、十分評価している。
ただ、今後は米国よりも、中国と組んだ方が日本の国益になる、それだけだ。
お互いに、自国のことは自国で責任を持てばよい。
自分の国内政解消されたくなければ、相手の国の内政干渉は避けるべきである。
360 :
陽之介 :2008/06/04(水) 09:47:20 ID:M7C9DvKx0
四川大地震関連で気になること。 ・自衛隊機の派遣中止 自衛隊機派遣が実現すれば、画期的なことだったが、まだ、胡錦濤はそこまで掌握してない。 「中止」については、対米追随路線を維持したい、日本外務省主流派の工作の可能性がある。 戦後の外務省は、日米同盟路線以外、外交戦略も何も無かったので、路線変換を恐れている。 また、米国自身も、日中が近付くのを恐れている。 米国にとって、日中同盟を核とした東アジア共同体の実現は、悪夢である。 現実的には、日中の緊密化は日々進んでいて、両国の経済界は祖のことをよく分かっている。 問題は、米国の横槍をどうかわして、日中の協調関係をすすめるかで、 そのためには、一度首相が靖国神社に更新参拝して、メディアに騒がせ、 日中がケンカしているフリをしたほうがいいいかも知れない。 ・武装警察が目立つようになった おれの個人的印象だが、地震以後2週間くらいは、中国メディアに出てくるのは、 人民解放軍ばかりだったが、ここ1,2週間、武装警察が出てくるようになった。 (地震ダムの開鑿工事や、山間部救援など) 前にも書いたが、人民解放軍と武装警察には、政治的な対立があり、背景に派閥がある。 単純化すれば、胡錦濤は解放軍をほぼ抑えているが、武装警察は江沢民系の力がつよい。 武装警察が表に出てくることは、現政権の協調政策への反対勢力の意思表示かも知れない。
361 :
陽之介 :2008/06/04(水) 09:47:41 ID:M7C9DvKx0
>>267 書生さん
>>267 カモメさん
「思想」「怒り」について
横レスですが。
橋川文三というおもしろい著述家が、「怒り」について書いている。
明治維新前後の各種の士族反乱と、現代(多分昭和時代)を比較して「今」は怒りが少ないという。
彼によれば「怒り」とは、ある正義の感覚から出るもので、個人的な「反発」とは違うという。
役人がワイロをもらうのは、「正しくない」ので「怒る」。
一方、ある人が役人の対応が気にくわない、ウザイというのは、「反発」である。
前者は、公共の秩序感覚であり、後者は個人的は感情であり、別のものだ。
今、怒りが少なく、反発が多いのは、現代人に秩序感覚(正義)が無くなったからだ。
というもの。
おれは橋川の指摘に賛成で、今にも通じるものだと思う。
逆に、個人的な感情と、公共の問題が混同され、
「ウザイ」を「正義」と勘違いする傾向が強くなってきただけ、退化したと見るべきだろう。
362 :
陽之介 :2008/06/04(水) 09:48:07 ID:M7C9DvKx0
>>283 :懐疑主義者さん
「正当な差別」
またまた横レスですが。
お二人の論旨とは違うかも知れないが、現在インドのカースト制度などは、「正統な差別」だと思う。
あまり伝えられていないが、インドのカースト間の差別は、「民主主義」からみると、
恐るべきものがあり、アウトカーストの惨めさは中央アフリカ並みである。
インドでは洗濯屋に生まれれば、多分一生バラモンとは結婚できないし、
例え(まれだが)サラリーマンになっても、クシャトリアは彼から食物を受け取らないのではないか。
その根源はカーストという、人を生まれで「差別」する社会制度である。
出生、門地、宗教などで差別されないという考えとは別の考えに基づく。
これはインド文明そのものと言っていいもので、欧米流の民主主義を押しつけることはできない。
彼らの社会では、ある意味合理的で、大国人はそれを受け入れ生きている。
つまり、正統な差別とも呼ぶべきものであると思う。
陽之介さん
---
>>353 >国連、IFM、WTOなどなど。
どうしてそうした国際組織が、”米中による日本支配の構造”だと主張できるのですか?
何を根拠にして、そのように考えているのかって、何回も聞いてるつもりなのですが?
>おれは、今の発展途上国としての中国には、中共党の一党独裁が適していると考える。
経済発展をする上で、インフラ整備の実現がその中心である限りにおいては、
独裁体制による政治システムは経済発展に寄与するものだと思いますよ。
しかしインフラ環境が整った後では、腐敗とその強権性によって、経済状況はむしろ原始的な自然状態に陥り、
経済が停滞することによって、独裁体制の正統性そのものも、国民からは否定されると思います。
上記のような社会プロセスは台湾や韓国で起きました。
決して観念的に過ぎないと言える様な物ではないでしょう。
それから私が言いたいのは、今までは良かった。
しかしこれからを考えた場合、中国の独裁体制は経済にとって阻害要因に成るだろうって事です。
---
>>354 >ただ、中国とインドを「人権」とかいうもので比較するなら、まず現状を知るべきだ。
現状を知らないのは、むしろ陽之介さんだと思います。
http://www.rieti.go.jp/users/china-tr/jp/ssqs/071211ssqs.htm ここでも中国が経済発展を続けるためには、政治改革だと必要だと主張しています。
364 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/06/04(水) 15:53:19 ID:IIfXZEzVO
あ
365 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/06/04(水) 16:42:40 ID:hk1gelUW0
「米中同盟」が成立したら日中同盟も日米同盟もパーだが… 仮想敵国は日本になるのだから
367 :
ダメ太郎 :2008/06/04(水) 18:08:30 ID:7OOBdFIu0
陽之介氏へ >363のグローバリスト氏のレスをよく読んで考えてもらいたい。 さて、中国人自身が思っている美徳に(家族主義)(縁故主義)がある。 欧米日のモラルが民主主義なら、中国のモラルは家族・縁故主義といえる。 しかし、この美徳は社会の裏面で腐敗の原因にもなっている。 太子党が公に一大勢力になっているのは、この美徳のせいでもある。 共産党政権の既得権益集団自体が一大縁故集団となり、既得権益の為なら 外の集団は排斥してしまう訳である。そのプライオリティーは家族、縁故、漢民族 その他の民族、という順番になり、隣国の民族など民族統一の道具にしかすぎない。 その国と民族の精神的統一に使われている日本が組むことが、何故、日本の 国益なのか、さっぱり分からない。
368 :
353<321 :2008/06/04(水) 18:20:54 ID:1qq17Xhj0
369 :
ダメ太郎 :2008/06/04(水) 18:21:58 ID:7OOBdFIu0
>>365 海南島が新型原潜基地になったようです。(例のJL2とかいうSLBM搭載のやつです)
アメリカは西太平洋にオハイオ級原潜を八隻中国向けに配置してますが、
海南島が原潜基地になったことで、新型潜水艦を開発中とのことです。
今年始めの国防白書どおり、対中国を意識しはじめたようです。
米中同盟はないでしょ。
370 :
懐疑主義者 :2008/06/04(水) 19:48:53 ID:QwFVJ4Rd0
>>351 書生さん
コメント有難うございます。
さて、気になるのですが・・・
>正しい国家とは民をよく養い育む国であること。
養い、育むとうは、どういう事なのでしょうか?
ビル・ゲイツのような大金持ちが、国民から税を取らずに養い、教育するような国家でしょうか?
国民が税金を納めるのであれば、国家は税金に対する対価として、サービスを提示するのでしょうか?
後者であれば、国家はシステムに過ぎない、という事になってしまいますが。
そして、そのような社会で実施される被統治者の差別とは、どのような物なのでしょうか?
以下、陽之助さんへ。
>>356 >結局は損得勘定で、中国は得になるから、親日政策を採っているに過ぎない。
>もちろん、米国も得になるから(あるいは損にならないように)日米同盟を結んでいる。
解っているなら、現在の中国は親日路線だ、なんて突っ込まれるような事を言わなければ良いだけだと思いますが?
>>357 >すでに中国は国際市場経済に組み込まれているし、もちろん、「胴元」の一人である。
>「望むか」ではなく、「すでに主役の一部」というのが、正しい。
間違いです。
WTOに加盟していない、メインプレーヤーの一人に過ぎない、というのが正しいと思いますが(苦笑
ま、自覚があるから、あえて国際市場経済という表現を使っているのでしょうがね・・・
(ここら辺は、何故かグローバリストさんがスルーしているのだけれども。
・・・まぁ、国家のハードルが下がった、と言いつつも結局、国策だから、ですかねぇ。)
>今の国際秩序は、二次大戦後の戦勝国(米ロ中英仏)が特になるように作られている。
>1970年代の外交的な構造変化で、中国は台湾に変わって、主要なプレーヤーになった。
ウォルトも指摘しているように、グローバル化は結局、アメリカ優位の経済システム・経済圏に過ぎません。
何で戦争ゲームに於ける戦略関係に移り変わっているのですか?
>>360 >米国にとって、日中同盟を核とした東アジア共同体の実現は、悪夢である。
その実現の為に、対日関係では親日を装い、従軍慰安婦問題で日本と欧米との距離感を生み出そうとしている、と。
>>365 ま、日本の取り合いが始まっている訳ですな。
371 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/06/05(木) 10:29:58 ID:HtrQl7il0
国とは兵と境と税でそこに住まう民を「生かし」、病苦飢兵を避け 幼老を「育み」養う制度のことだ。そして差別とは「正当な別」と 先も言ったはずだ。男女の性差による「別」、労働に対する報酬の「別」、 「王は王たり、臣は臣たり」といった地位役割に応じた「別」、 それぞれ民をよく育み養うためにこういった区別を行い、身分に 差をおき役割の別を設ける。これは欧米諸国が考えるような(たとえば 人種差別といった)差別のための差別ではなくて、国家の制度の 本来の目的(民草を以下略)をよりよく達成するための、 いわば分業である。これらが私が「正当な差別」と称する所以である。
372 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/06/05(木) 10:38:49 ID:HtrQl7il0
>>354 「上位カーストと被差別カーストとの間の富の収奪云云」
私もよく知らないのですが、本来印度では分業してる階級同士は
互いに関係を持ってはならず、それぞれがそれぞれの役割を淡々と
こなしていくもの、という制度だと聞いたことがあるのですが。
だから異なる次元(カースト)同士は会話もしないし肌を触れ合う
こともない(かつて印度の人々は相手の立場が分かるまで握手を
しなかったという)し、ましてや結婚もありえない。その理論は
結局私が言ったような分業の徹底であり「ブラフマーナは司祭を、
クシャトリアは兵を・・」といったそれぞれの持分を完全に
こなしてこそ初めて国家がうまくいく、というような世界だったと
思います。つまり別次元の立場にあるものが欧米人が言うように
「富を収奪してる!」なんて現象自体、本来ならありえないはず
なのですが(現状は知らないのでなんともいえませんが)。
その辺はやっぱり現在「民主化」が進んでいて欧米のような一方的な
搾取構造に変質してしまっているのでしょうか?
373 :
陽之介 :2008/06/05(木) 16:16:48 ID:2rCuEs0p0
>>363 さん
「何を根拠にして」
国連安保理のシステム、国際金融システム、基軸通貨、貿易制度などルールを決めている。
「インフラ環境が整った後」
中国は途上国なので、まだインフラは整っていない。
「国民からは否定されると思」
他国がとやかく言う問題ではない。
国の政治システムは、それぞれの国民に任せるべきだ。
「ここでも中国が経済発展を続けるためには、政治改革だと必要だと主張」
ご紹介の「評価基準」そのものが恣意的だと思う。
欧米がインドを持ち上げるのは、昔は対ソ連、今は対中国カードに使えるからである。
374 :
陽之介 :2008/06/05(木) 16:19:48 ID:2rCuEs0p0
おれは先進国が、途上国に文句をつける口実の「人権」などどうでもいいが、 インド社会の「非人間性」は、ある種、異質な文明だとさえ感じる。 カースト制とは、先祖の因果が、現在の社会的身分に反映しているという思想だ。 ハイデラバードのオフィス街などで、ビジネスマンと合っている分には、 インドは、普通の国だが、ハイデラで英語を話すような連中は、 インド全体の数%以下である。 それは、上海のプートンの高層ビルやマンションにいる中国人を、 中国人の典型だと思うような、大きな誤りだ。 今の中国でも、プートンファを話せない連中がいるように、 インドで英語が話せるのは、おれの実感では、数%程度である。 インドの都市のトイレに行くと、中で「暮らしている」奴らがいる。 また、河原の石の上で、泥水で洗濯している連中がいる。 これらがダリッドというカーストで、インドでは人間とみなされていない。 象徴的に国会議員などいるが、ほとんどは糞まみれ、汚物まみれの仕事で、 上位カーストは視線すら合わせず、ものを与えるときは接触を避け、投げ出す。 これらのアウトカーストは、数千万の単位で存在する。
375 :
陽之介 :2008/06/05(木) 16:21:47 ID:2rCuEs0p0
インドの典型的な農村はこんな状態だ。 女子どもの仕事は、朝、水汲みと牛の糞を拾い集めることだ。 水道が通っていない村が多く、牛の糞は煮炊きの燃料になる。 電気はある村が多いが、村の電気製品は水力ポンプが1,2台、村長の家の電灯とテレビ程度、 学校はたいてい遠く、子どもは労働力なので、半数近くは2,3年でよす。 インドの識字率は、おれの実感では男で7割、女で5割以下ではないか。 公用語だけで、20くらいあり、この読み書きが満足にできないのだから、 まして、英語などは遠い話である。 選挙がどうのこうのいっても、そもそも字が読めない連中が多いのだ。 もっとも、インドの選挙はコンサートまがいがよくあるので、それでもいいのかもしれないが。
376 :
陽之介 :2008/06/05(木) 16:29:06 ID:2rCuEs0p0
カーストごとの暴力沙汰は日常茶飯事で、アウトカーストはしばしば略奪、強姦にあう。 しかし、警察沙汰になることは少なく、やられ放しである。 カースト間の結婚は例外で、公務員は別にして、一般企業では、暗黙の差別がある。 おれは、インドの方が中国よりもひどい、といっているのではない。 欧米流の「人権」から見れば、どちらもひどい。 おれは欧米流の「人権」などという空念仏よりも、 「殺されず、メシが食え、医者に診てもらえ、とりあえず生きていける」 と言うほうを重視する。 この観点からすれば、中国の方がインドよりも、下層階級が生き残れる可能性が高い。 一方でおれは、カースト制度は中共党の独裁よりもヒドイ、と言っているのではない。 カースト制度が「非人権的だから廃止せよ」というのは、 インド人にインド人でなくなれ、という事に等しいからだ。 どの国民も、連中が選んだ文化を、他国の人間が、勝手に変えることはよくない。 よその人間が、政治的な発想で、他国の文化に深く根ざしたシステムを、 あれこれ言うのは、あまりに表面的で、他の文化への尊敬が足りないと言うだけである。 糞まみれで暮らし、上位カーストから殴られ、犯され、殺されても、 ダリッドが輪廻転生を信じている限り、彼らは幸せなのかも知れない。
377 :
陽之介 :2008/06/05(木) 16:29:37 ID:2rCuEs0p0
>>365 さん
「「米中同盟」が成立したら日中同盟も日米同盟もパーだが…」
その可能性はある。
ただ「仮想敵国」は、今現在も、米国と中国は日本をそう思っている。
378 :
陽之介 :2008/06/05(木) 16:29:58 ID:2rCuEs0p0
>>367 :ダメ太郎さん
「共産党政権の既得権益集団自体が一大縁故集団」
現在の日本官僚の利権システムを知らないのだろうか。
「太子党」うんぬんは、天下り、ファミリー企業など、日本でも似たようなものだ。
ただ、中国では党員の汚職に対し、日本の数倍、刑罰が重いのが違うところ。
379 :
陽之介 :2008/06/05(木) 16:31:37 ID:2rCuEs0p0
四川大地震で、人道的な問題を別にすれば、最大のポイントは
中国の軍事部門の動きであると、おれは以前指摘した。
>>182 武装警察と人民解放軍の動きは、その後前者がでばってきて、バランスが取れた。
問題は第二砲兵(核兵器を扱う部隊)とその開発施設だ。
もちろん、中国当局は当初、「問題ない」と言っていたが、最近の続報ではそうでないことが分かった。
「15個の放射性物質」が倒壊した建物に埋もれていて、国家核安全局が回収に当たっているという。
仮にこれが濃縮ウラン、プルトニウム、さらに製造過程の核弾頭だとしたら、
中国軍の核開発・製造施設の脆弱性があらわになったといえる。
中国は、毛沢東時代から、重要軍需工場、基地などは、海岸から遠ざけた内陸部に配置してきた。
これは、冷戦期に米海軍、日比台の空軍による空爆を避けるという戦略のためである。
奥地の四川省には、したがって、核施設が多い。
現在、四川なら沿海部から巡航ミサイルで攻撃可能である。
地震で倒壊するようなら、トマホークでも破壊できるだろう。
今後、中国が核施設の抗堪性について、大幅な路線変更をする可能性がある。
>>373 陽之介さん
>国連安保理のシステム、国際金融システム、基軸通貨、貿易制度などルールを決めている。
つまり”米中は日本を支配している”とする根拠は、上記におけるルールを勝手に決めているという事ですか?
だとしたら、米中や戦勝国が勝手に決めてるとする根拠は何ですか?
繰り返しになりますが、国連安保理における採択にしても、勝手に決める事は不可能ですよ。
>中国は途上国なので、まだインフラは整っていない。
インフラ整備が整いつつある沿海地方から、人民にとっての中国共産党の存在意義を疑うようになるでしょうね。
独裁体制における経済は、既得権益持つ支配層の固定化を助長し、
中間所得層以下の経済発展の阻害要因にしかならない事は理解して置くべきだと思いますよ。
>他国がとやかく言う問題ではない。
日本にとって中国は米国と並ぶ貿易相手国であり、継続的な経済発展が望めるような社会状態でないと、
経済的な観念がその中心である日本の国益にとってよろしくない。
情緒としての問題ではなく、上記に基づく利己的な日本の国益を考えたら、中国の人権問題や民主化について、
国際法が許す範囲内で誘導する事は、利に適っていると言えるもので、
他人事として無関心で居る訳にはいかない。
>ご紹介の「評価基準」そのものが恣意的だと思う。
恣意的だと考えるのは、陽之介さんの勝手ですが、
そのように思っただけでは、説得力のある反論とは言えないですね。
381 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/06/05(木) 18:57:27 ID:HtrQl7il0
だから私は最初から言ってる「戦勝国連合(国連)自体が インチキな存在であり、それに加入し戦勝国ヅラしてる 時点で支那に発展はない」と。支那が連合軍としての立場を 得て、戦後日本に対し不当な要求をできる一方で、支那は 世界最大級のインチキである「民主化」「人権」という ペテンに参加せざるを得なくなった。日本をたたく剣を 手に入れた代償を、欧米戦勝国に対する「欧米の立場の正当化」として 支払うことになったのである。このように第二次大戦の 詐欺に加担したものはすべて没落の一途をたどっている。 日本列島が本当に「独立」したいなら、戦後の諸ペテンを 正していかなければならないのだ。ここからしか始まりはなく、 真実もまたない。
382 :
ダメ太郎 :2008/06/05(木) 19:02:10 ID:Azp9H1tG0
>>378 陽之介氏へ
またスリカエか? そういうことじゃないのに。(笑)まあいいや。(慣れた)
>>377 >369の私のレス読んでね。
383 :
懐疑主義者 :2008/06/05(木) 19:35:52 ID:KHns5xdO0
>>371 度々質問にお答え頂き有難うございます。
まだまだ理解出来ない部分がありますので、もう少々お付き合い下さい。
(理解出来ないのは、純粋に私の能力の問題なのでしょうが。)
>そして差別とは「正当な別」と先も言ったはずだ。
>労働に対する報酬の「別」、 「王は王たり、臣は臣たり」といった地位役割に応じた「別」、
能力による区別、及び能力によって上下する地位によって発生する区別、という事で宜しいでしょうか。
>男女の性差による「別」
ここでは、どのような待遇の違いが発生するのですか?
確認に続き質問なのですが・・・
1.区別を認定するのは誰なのですか?
2.分業制による害悪は、どうやって対処するのか?
(現場の意見を尊重しない管理職、営業の意見を聞かない研究・開発職等々、様々な弊害がありますね。)
異なる次元、という表現をカースト制に関するご意見を仰る時に使われていたので、聞かせて頂きました。
3、区別とは、家柄や生まれによって発生するものなのでしょうか?
(だとすれば、優れた能力を持つ人間が、その能力を発揮出来ない環境に置かれるケースも懸念出来ますね。)
基本的に、教育と医療は平等に与え、その中で取捨選択を行う、という事なのでしょうか?
二代目、三代目議員による日本統治で問題が発生している以上、世襲制は国家に取って害悪のように思えますが。
>>382 どうやら反論出来ないらしく、私の質問にはスルーを決め込んでいるようですw
ここら辺は、グローバリスト氏も一緒かな。
グローバル化に付随する、国家同士の制度に纏わる争いの観点が完全に抜けていますからねぇ、彼の意見は。
384 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/06/05(木) 19:49:27 ID:je15h5iO0
このスレは20年早い
385 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/06/05(木) 20:03:17 ID:ZLVJFOYl0
まあ、100年言いつづければ、どんな奇策も良策になる瞬間があるかもしれないというレベルですかなw
386 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/06/05(木) 20:04:23 ID:je15h5iO0
ユダヤ教系の財閥人脈と組んでる共産党一党独裁中国と日本アメリカは表向き は対立してても秘密結社のつながりで組んでたソ連と米国の冷戦みたいに平和 裏に事態が収拾することはないかもしれないな?
387 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/06/05(木) 20:12:32 ID:je15h5iO0
中国にキリスト教系の秘密結社を母体とする 政治結社の人脈を築けば世界は平和のうちに発展するのにな。 大国どうしでは戦争しないだろうから。
389 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/06/05(木) 21:23:35 ID:l+jdN6v80
確かに中国は日本まで占領する能力はないと思うが アメリカに要請して日本を叩いてもらうという手に出るかも。
390 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/06/06(金) 00:02:26 ID:6i6DRqim0
日本の政治人脈に海外の結社とのつながりはあるのかな?創価統一人脈よりましだと思うけど。
391 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/06/06(金) 00:06:55 ID:6i6DRqim0
総力を挙げてパチンコ屋をのっとっつたらいいのにね。
>その実現の為に、対日関係では親日を装い、 >従軍慰安婦問題で日本と欧米との距離感を生み出そうとしている、と。 慰安婦問題や強制連行問題は歴史問題であり、 冷戦期に国家間外交が優先された結果凍結されてきた個人補償の問題でもある。 一方で対日関係は現在進行形の経済や地域政治の処理を中心とする国家関係。 当然、前者が後者に影響を及ぼすことはあるが、それがその全てではない。 日本の事例に置き換えてみれば分かる。 日本人がたとえば無差別爆撃や原爆に批判的な展示をアメリカで開こうとしたからと言って、 もしくは極東軍事裁判の正統性について懐疑的な論調が台頭したからと言って、 誰が 「日本の親米路線は表面的なものに過ぎない。 核兵器問題に批判的なNZなど中堅国家とアメリカとの離間を図り、 無差別爆撃への批判的論調が台頭したドイツを巻き込んで米欧同盟の打破を目論んでいる」 などと非難するのか? 第一、アメリカの政界にはアルメニア、東欧・バルカン、台湾、中国、ユダヤ、キューバ系など、 移民国を中心にロビー団体が腐るほど蠢いている。国ばかりではない産業もそう。 韓国系、中国系移民は英語圏に極めて多く、89年天安門事件などで90年代前半 出国・留学→定住した「民主的・反体制的傾向」を持った中国系市民が一時多く出国した。 それら市民は非民主的体制にも批判的だが同時に日本の戦争責任追及に対して敏感だった。 (90年代後半から米留学→定住のコースをたどった人たちはそうでもないが) 在米中国人団体が自国の歴史のいわば「ゲンバク」に相当する部分に対して神経質になるのは当然。 活動しても何の不思議もない。
一方で
>>380 にはほぼ同意だな。
ただ難しいのは民主化。一体どのレベルから始めればよいのか?
大きな混乱を生じさせないで移行できるのか?これがほんとに分からない。
党内民主化は一応進めたんですよ。
その結果が省級書記会議の投票結果での習近平と李克強の序列の逆転になった。
あなたが言われる和解社会を築きたい現政権にとって、
発展に比べて和解には熱心じゃないと見做される勢力が残っちゃった。
法治国家を目指す努力も、制定法レベルではやってるんです。
物権保護とかB規約尊重とかもそう。
留保条件ゼロで実施しろと言うのはさすがに少数派だが、いることはいます。
でもせっかく物権保護をやったら今度は左派から強烈な批判を浴びちゃったんですよ…
「民主化」イコール「開明的な勢力の台頭と安定」になるかどうか、
政権もどのタイミングでどう守旧勢力を抑えて権限を移譲していくか迷ってるんじゃないかな?
具体的にどうしたらいい、と言うアイデアがあったら教えて欲しいくらいでしょう。
>>394 現政権はメディアを通じて、国際協調の必要性を国民に説きながら、守旧派勢力を押さえようとしてるのではないでしょうか。
主席が訪日した際の演説や国際救助隊の活躍などの報道をみるとそのように思えます。
外部の立場からでしか主張できませんが、そうした現政権の政治姿勢の妥当性を担保する為にも、
経済関係を通じて協調関係の上に利益がある現実を積み重ねて行く必要があると思う。
それでも現政権は政策運営において迷う事には変わり無いとは思うが、
少なくとも民主的な政策的を実行する上での現実性や改革の幅を広げる切っ掛けになるじゃないでしょうか。
396 :
ダメ太郎 :2008/06/06(金) 08:48:40 ID:3PInoa6B0
>>393 たしかに、一面をみれば慰安婦、強制連行問題は日本発祥の歴史問題だろう。
しかし、中国が国益の為、政治利用していたのも事実である。ノーマン・シュー、
マイク・本多、アイリス・チャン(故人)などアメリカ国内にはチャイナロビーは多く、
情緒的問題というより中国の国益から日米、日韓離間の為の活動というほうが的を得ている。
最近の中国は、欧米からの冷たい視線に政治的反日は小休止だが、アメリカ国内では活発に
動いてることが、情緒的ではなく政治的なものの証明だ。ただ、アメリカ国内の活動も
空振り続きだが。 チベット、ウイグル、南シナ海のおまえが言うなということだろう。
397 :
ダメ太郎 :2008/06/06(金) 08:59:13 ID:3PInoa6B0
>>395 グローバリスト氏へ
どうして、最後には祈るような希望的観測になるかな?不思議だ。
現実を見極めたら、その現実に対処する政策・戦略が必要になる。
あなたの中国に対する政治・経済的提言は、その通りと思う。
しかし、当の中国の思考は、陽之介氏のいう通りのカビ臭いものだ。
カビ臭い戦略には、カビ臭いバランス・オブ・パワーが必要になる。
>どうして、最後には祈るような希望的観測になるかな?不思議だ。 強制する事は出来無いからだよ。
馬鹿犬くん 希望でしか持てない状況こそが、現実なんだよ。
400 :
ダメ太郎 :2008/06/06(金) 09:05:48 ID:3PInoa6B0
それを言っちゃあ、おしまいよ。
現実に対処するということは、100%確実な確信がある訳ではなく、 常に希望を持って対処するという事だ。 お前見たいな、新興宗教ような絶対的な考えを持つ認識からじゃ、 理解出来ないと思うよ。
402 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/06/06(金) 09:29:20 ID:Oh5+1JfY0
戦後70年も経っているのに、いまだに中国人民解放軍兵士700万人の 日本への恒久的駐留を受け入れない日本は明らかに異常。
403 :
陽之介 :2008/06/06(金) 10:09:33 ID:cuMq5B3c0
>>380 さん
「根拠は何ですか?」
現在の国際システムが、二次大戦の戦勝国(米ロ中英仏)に有利なようにできている、
というネタだが、>380さんとの話は、いくら「根拠」をしめしてもどうどうめぐりだ。
たとえて言うなら、
「株式会社は役員が会社のシステムをつくり、支配している」
という主題に対し、「社員を無視できない」「企業の社会責任がある」とかの「反論」である。
そのレベルの話なら、「戦勝国有利の国際システム」の「根拠」は、「現実」であるとしかいえない。
観念でなく、現実を見つめよう(新聞の国際面を読もうww)
「継続的な経済発展が望めるような社会状態」
過去現在の中国の経済発展は、中共党独裁のもとで達成された。
この「現実」を>380さんは、認めるのか、否定するのか。どっちだろう?
404 :
陽之介 :2008/06/06(金) 10:11:15 ID:cuMq5B3c0
>>381 :書生さん
「支那が連合軍としての立場を得て、戦後日本に対し不当な要求をできる一方で、支那は世界最大級のインチキである「民主化」「人権」というペテンに参加せざるを得なくなった」
ここは、議論の核心であると同時に、政治自体のアポリアでもあると思う。
アングロサクソンは、自分に有利なルールをつくり、それを「普遍的」として他人に強要する。
連中は、ルール作成者として、全体の支配権を握ろうという文明的な性格を持っている。
いくら有利でも、ルールは自分を規制し、ルール違反の部分が必ず出てくる。
その際、彼らの取る方法は、次の3つである。
(1) 自分を批判し、反省した事実を武器にして相手を支配する。
(2) ルールの解釈を恣意的に行うダブル・スタンダードを採用する。
(3) 自分に不利になると、ルールを変える。
(1)は二次大戦中の日本人収容所、公民権問題などが参考になる。
これは高等戦術なので、あまり使われないが、非常に重要だ。
(2)は「人権」の基準をある国には非難、別の国には無視などで多用される。
中国批判の基準を、サウジアラビア、イスラエルなどに適用しないのは、典型的な例である。
(3)はF−1のレギュレーション変更の例もあるがw、通貨や貿易でよく使われる。
ドルショック、知的所有権、今は地球温暖化がカードに使われる。
「日本列島が本当に「独立」したいなら、戦後の諸ペテンを正していかなければならない」
これは、賛成。
405 :
陽之介 :2008/06/06(金) 10:11:38 ID:cuMq5B3c0
>>384 さん
「このスレは20年早い 」
その通りた。
おれは、「日中同盟基軸の東アジア版EU」の成立は、2030年頃を想定している。
406 :
陽之介 :2008/06/06(金) 10:12:08 ID:cuMq5B3c0
>>370 :懐疑主義者さん
「WTOに加盟していない、メインプレーヤーの一人に過ぎない、というのが正しい」
上記の主語は「中国」で、WTOはWorld Trade Organizationのことだろうか。
ならば、間違っている。
中国は、香港、マカオ、台湾をふくめてWTOの加盟国である。
http://www.wto.org/
407 :
陽之介 :2008/06/06(金) 10:13:35 ID:cuMq5B3c0
>>389 さん
「アメリカに要請して日本を叩いてもらう」
核心を突いた指摘だ。
中国は、日本を軍事的に占領する能力はないというのは、正しい。
米国と共同して日本を抑える戦術も、昔からよく使っている。
中国の国際戦略の背後には、対米協力で日本を支配、という構図があることは
忘れてはならない、重要なポイントだ。
408 :
陽之介 :2008/06/06(金) 10:16:55 ID:cuMq5B3c0
>>393 さん
「当然、前者が後者に影響を及ぼすことはあるが、それがその全てではない」
現実的な分析で、正しいと思う。
おれ的な観点では、日本は米国に対するロビー活動に及び腰なのが気になる。
その背景に広義の「歴史問題」があり、日本と米国がイコール・パートナーでないことが、
本質的な障害としてあるからではないか。
中国のロビー活動は、例えば対日圧力の場合、
アメリカ人と「原爆投下の必然性」と、「大陸での日本軍の残虐行為」では、
完全に共同歩調をとることが可能で、それを基盤に日本をたたける。
これに対し、日本は現在反論する理論をもっていない。
(国内向きに感情をぶちまけるのは別である)
>>403 陽之介さ
>いくら「根拠」をしめしてもどうどうめぐりだ。
陽之介さん、あなたは全然示して無いでしょ。
拒否権の存在だって、支配に至るほどの根拠じゃないと反論して、それ以上の説明をしていないじゃないですか。
あなたは何の根拠もなし、米中によって日本は支配されていると、妄想を抱いてだけですよ。
>「株式会社は役員が会社のシステムをつくり、支配している」
会社は社員に対し賃金を払っているという根拠の存在を持って、
社員を拘束し一種の支配関係を成立させているのであって、
会社の存在そのものが、支配の根拠じゃありません。
よって上記同様の理屈として、国際組織の存在だけでは、支配の根拠になりません。
あたなは、なぜそうした組織の存在を持って”米中が日本を支配してる”とする根拠なるのか、
そのロジックをちゃんと説明すべきです。
書生さん あなたもいい加減気づいた方が良いよ。 陽之介さんの立場は、あくまでも日本は米中と一緒になって、支配する立場であって、 あなたが考えるような、自主独立を積極的に支援する国じゃないって思ってるですから。 せいぜい、支配されるだったらアメリカより中国の方がマシだよって言ってるだけです。
411 :
ダメ太郎 :2008/06/06(金) 12:20:29 ID:3PInoa6B0
>>407 陽之介氏へ
前にも言ったことだが、ニクソンの頃からアメリカは、関与政策で中国を取り込み、
戦略的パートナーシップを結ぼうとしたが、常に裏切ってきたのは中国だ。
中国は一面、怜悧な戦略国家である反面、自尊心の強い思想のせいで将来的利益を
フイにしてきている。そういう意味で中国はグローバル経済の相互依存による
国家の枠を超えた全体の利益など興味がないだろう。一部エコノミストは理解して
いるだろうが、政権中枢、中華を信じる国民の興味は違うところにある。
グローバル経済の恩恵は中国の富国強兵への恩恵としか考えていないだろう。
欧米は最近、骨身にしみて悟ったことと思う。アメリカの今年始めの国防白書は中国に
対して非常に厳しいものだった。欧米は中国に距離をおきつつある。これはプロパガンダ
ではなく、現実。
412 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/06/06(金) 14:24:07 ID:fzb5TcQH0
413 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/06/06(金) 16:22:33 ID:yqgkl8+00
>>383 >能力による区別、及び能力によって上下する地位によって
>発生する区別、という事で宜しいでしょうか。
しかり
>男女の別とはつまりなに?
人間は性差による得手不得手があり、それをそのまま
男女の違いと認め、「男女平等」といった無理な
悪平等を強要しないこと、ほどの意味。
1.区別を認定するのは誰なのですか?
各種統計を把握し、研究者(国史・生活史に詳しい人等)などに助言を受けて担当の省庁なり
立法府の議員などが立法して決めればいい。
2、差別を設けることによる弊害
およそどのような統治にもある一定の招かれざる害悪が生じるもので、
それこそ「王は王たり、臣は臣たり」として各自自覚を持って「よき
国家となるよう」各現場で努力してもらうほかない。
3、家柄・環境による差別はあるのか?
ある。今も日本にある。世界にもある。どこにでもある。
人は生まれてくる場所や環境を選べない。よって誰にでも
最初から違いがある。だからこそ、その違いを現実世界に
適正に当てはめ国家を運営していく。その長じたところを
長ずる人に、短じたところは短じた者に、長に短を、
短に長をあてがわないように為政者はよく機敏で賢く
ならなければならない。違いを認めず、すべて同じに
してしまう愚は共産主義というやり方がすでに失敗を
証明した。国家をうまく運営するのは各物事・人の
違いを認めることが大前提なのだ。
414 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/06/06(金) 16:29:32 ID:yqgkl8+00
>>384 いや20年「遅すぎた」だろう。冷戦崩壊を待つまでもなくすでにこういった戦略・戦術は
すでに準備してあり、このときとばかりに崩壊直後のロシアや支那に打って出ればよかったのだ。
核兵器の原料となるエネルギーをソ連から得られたかも知れないし、連合軍会議(国連)で日本の
地位を高めたり、あるいは「独立」する際のなんらかの政治的協力を得られたかもしれないのだ。
415 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/06/06(金) 16:33:11 ID:yqgkl8+00
>>390 >日本の政治人脈に海外の結社とのつながりはあるのかな?
俺も知りたい。精精俺が知ってるのはあんまり日本に協力的でない
南北アメリカの日系人くらいだ。
416 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/06/06(金) 16:40:49 ID:yqgkl8+00
>>410 なんにしろ「広がり」を持つことはいいことでしょう。
北米にしか人脈も政治的な繋がりもなく、その他の地域は
まったく知らぬ存ぜぬで、経済的繋がり「だけ」で他の地域と
関係を持とうとする。その地域と経済関係が強化し、
日本列島が大儲けしたらそのつど宗主国から「神の手」が
介入し、政治家がいきなり失脚したり、人工的に不況になったり、
強制的にアメリカ国債を買わされたり、ドルが暴落しそうになって
大混乱したり・・こんなことを繰り返していては日本に
本当の意味での未来はないし繁栄もない。陽之助氏はこの原因が
「第二次大戦後のインチキ規則(戦勝国の自己正当化)たる
国連」と「アメリカへの盲従・植民地状態」と看破しており、これを
今株価が急上昇している支那を利用して「打破」し、
将来的には「日本の独立」を以てとりあえず大戦略のひとつの目的達成と
したいのさ。支那の工作員じゃないと思うよ。
417 :
陽之介 :2008/06/06(金) 19:20:22 ID:cuMq5B3c0
さて、明日休みなので、まとめレス。
>>409 さん
「米中によって日本は支配されている」
まず、株式会社うんぬんは、「比喩」であり、「例」ではない。
また、>409さんの場合、問題点がよくずれるが、主題は
「現在の国際システムが、二次大戦の戦勝国(米ロ中英仏)に有利なようにできている」
ということで、これをおれは、「戦勝国による、その他の支配構造」と呼ぶ。
どうも、>409さん(コテハン付けてもらえると助かる)は、
新聞や国際ニュースには、あまりふれたことが無く、
現在の国際情勢について、関心がないようだ。
知らないことが、一番幸せ、ということもある。
(別に皮肉ではなく、おれはGHQ占領下の検閲体制を念頭に置いている)
418 :
陽之介 :2008/06/06(金) 19:21:41 ID:cuMq5B3c0
>>411 :ダメ太郎さん
さまざまな誤解や、奇妙な点がある、大変おもしろい国際情勢判断だ。
逐条的に見てみよう。
「ニクソンの頃からアメリカは、関与政策で中国を取り込み、戦略的パートナーシップを結ぼうとした」
「関与政策」とは、あまり見かけない言葉だが、ニクソン外交の意図は、
直接的には、ベトナムから名誉ある撤退をするために、「敵の敵」をつかって、
対ソ連外交を仕掛けたことにある。
安直にいえば、中国と手を結ぶことで、ソ連を牽制し、ベトナム支援を遮断、
これにより、ベトナムと平和会議(パリ会議として実現する)をやろうとした。
ニクソンは、別に中国と「仲良くなりたい」ために、北京にいったのではない。
「中国は一面、怜悧な戦略国家である反面、自尊心の強い思想のせいで将来的利益を
フイにしてきている」
国家が「怜悧」なのはどこでも当たり前で、「お人好し」な国家など、滅びている。
「自尊心が強い思想」とは、例の「中華思想」でも思い浮かべているのだろうが、
普通の国は、自尊心が強いに決まっている(日本は例外的だと思うが)。
419 :
陽之介 :2008/06/06(金) 19:22:39 ID:cuMq5B3c0
全体に意味の取れない文で、何がどうなって「将来的利益をフイにし」たのか、わからない。 その後の現実を見れば、中国は米中国交回復で、国際社会に復帰し、台湾にかわって 戦勝国の地位を占め、安保理常任理事国になり、開放政策で経済成長を達成した。 アメリカは、ベトナムから撤退でき、ソ連と中国を対立させて一息吐き、 体勢を立て直して対ソ攻勢(軍拡のこと)をかけ、ソ連を解体した。 両者にとって、非常にうま味のある取引だったといえる。 「グローバル経済の恩恵は中国の富国強兵への恩恵としか考えていない」 どこの国でも国力が増せば軍備も増し、日本も例外ではない。 富国強兵を、あたかも「中国だけ?」みたいにいうのは、非常に奇妙なことだ。 それほど、中国が特別でコワイのだろうか? 「欧米は最近、骨身にしみて悟った」 欧米は、そこまで甘くはないし、外交的に素人ではない。
420 :
陽之介 :2008/06/06(金) 19:23:41 ID:cuMq5B3c0
「アメリカの今年始めの国防白書は中国に対して非常に厳しいもの」 アメリカの国防総省の報告は、軍産複合体の要求もあり、 常に他の大国の軍事的脅威を過大に評価する傾向がある。 しかし、中国については珍しく(甘く?)、「台湾を攻撃する能力はない」と正しく評価している。 全般的に、国際関係を、「正義の味方」「悪魔の化身」といった二元的世界観、 または、「よい国」「感じが悪い国」といった感情的な要素で見過ぎている。 国際関係で「善悪」や「感情」を交えることは危険だ。 自己にすり込まれている「前提」や「価値判断」を自己反省し、 事実から冷静に全体の構図を読み取っていくことが、持戒も込めて、重要だと思う。
421 :
陽之介 :2008/06/06(金) 19:25:00 ID:cuMq5B3c0
>>410 さん
>>416 :書生さん
「陽之介の立場は・・・自主独立を」
「日本に本当の意味での未来はないし繁栄もない」
何度も繰り返して申し訳ないが、おれが「日中同盟」を外交のオプションとして、
将来考えた方がいい、と思う理由は、ただ一つ、日本の国益のためである。
日本の国益とは、日本人が自由と独立の国家を持ち、安全で豊かな生活を営めることだ。
おれは、現在の日本の不幸のかなりの部分は、戦勝国による戦後国際システムの中で、
従属的な地位におとしめられていることに、その原因があると思う。
敗戦後、一定の時期までは、それもやむを得なかったし、スレタイで言っているように
おれはある時期までの日米透明基軸の日本外交は、成功したと評価している。
しかし、冷戦後世界のパワーバランスは変化し、アメリカ一極から多極化が進行している。
ユーラシア西端の先進国群は、EUという体制を築き、21世紀に対応しようとしている。
東端の日本は、変化する国際情勢に対応しなくては、今後国益が損なわれ、国力が低下する。
422 :
陽之介 :2008/06/06(金) 19:26:40 ID:cuMq5B3c0
それを防ぐためには、現在の対米従属型を転換し、新たな方策を見つけなくてはならない。 その一つのオプションが「日中同盟」である。 別に、「日露同盟」、「一国軍事国家」、「鎖国」などのオプションもありうると思う。 ただ、おれは日本にとって最も利益となるのは「日中同盟基軸の東アジア共同体」だと考える。 どの国と結ぼう、というのはその国が「好きか」「嫌いか」という問題は、別問題だ。 おれはごく普通の会社員なので、多くの人と同じように商売の中で生きている。 社会人ならば、だれもが中国が日本経済にとっての不可欠の存在になりつつあるのに気づいている。 中には中国が好きなやつもいるし、嫌いなやつもいる(嫌いな方が多いだろう)。 だが、商売に好き嫌いは関係ない。 要するに儲かればよい。
423 :
陽之介 :2008/06/06(金) 19:29:25 ID:cuMq5B3c0
おれは米国を「戦後体制の支配者」などと言うが、それは米国が「嫌い」だからではない。 むしろ、友人もいるし、商売の米国の方が(まだ)多いほどだ。 しかし、一方で米国という国を知れば知るほど、この国の独善や危険もわかってくる。 (急いで付け加えれば、中国に対しても同じ) ワル(悪)なのは、どの国も同じで、国際社会はワルの集まりだ。 だから、自国にとって利益になるワルと付き合おう。 こすっからいワル集団の中で生き残るには、感情や憶測に左右されては、あやうい。 そのためには、日本はもっとワルにならなければいけない。、 これが、おれの基本である。
424 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/06/06(金) 20:03:43 ID:SjsyXfkvO
うふ
日本海軍を再建してハワイから米国を追い出すべきだ
陽之介さん
>>417 >「現在の国際システムが、二次大戦の戦勝国(米ロ中英仏)に有利なようにできている」
>ということで、これをおれは、「戦勝国による、その他の支配構造」と呼ぶ。
国際社会全体の有り様の中で、拒否権の存在を持って唯一その根拠を明示した国連におけるシステムは、
他国を支配するといった、絶対的な有利な状況を提供していない。
あくまでもそれは一つの側面であり、ある国が持つ政治、経済、軍事力における利用のあり方を統合に向かわせている原動力である、
自由主義による経済理念を基づく協力関係の場が生み出す力によって、支配構造が規定されているのが現実だ。
中国はそうした自由主義に基づく協力関係の中心には存在していない。
他国と比べると、障壁の高さや法律制度の不備、人権問題を含む個人の自由が充分でない、
国の権限が欧米に比べると未だに強いなど、その理念を体現してない為、
経済的な協力関係の場が生み出す力を担保にしながら、
他国からその改善を求められることはあっても、そうした力のあり方に対して改善の要求する事ができないでいる。
中国はそうした国連とは異なる、経済を中心にした協力関係の場の力の前に屈服し、
既にその支配の対象であり、その支配の中でしか生ける術無い国だとするのが現実だろう。
もちろんこれは中国のみならず日本やアメリカですらも既に同じだ。
国という枠を超えた経済的な協力関係の力学の前では、
ある国の政権は首根っこを常に掴まれた状態で、単独では逆らえないような状況なのであり、
よってそうした支配構造の中で、ある一国と一国との横との関係を考えた場合、
支配という構図は成立しないと言えよう。
>新聞や国際ニュースには、あまりふれたことが無く、
国際政治を考える場合、政治学者の中には国連無機能論を主張する状況の中で、
その国連をもって、国際社会における支配構造の根拠に据える陽之介さんは、
もうすこし、国際政治学について勉強した方良いでしょう。
---
>>422 >最も利益となるのは「日中同盟基軸の東アジア共同体」だと考える。
日本は中国に対して、アメリカ向けの製品を売る為の部品や工作機械を輸出してるのであって、
中国で最終的に消費される目的の為に輸出した結果において、今の貿易関係があるのではない。
よって日本の立場で考えたら、日中中心でクローズした経済体制はそれほど意味あるものじゃない。
”最も”と比喩するなら、それはアメリカも巻き込むことこそ最も利益となるあり方だ。
今までの日本の同盟国って、ほとんどがその時代時代の最強国家ですよね。 そういう見方から考えると、今後中国が最強国家たりえる国へと成長すれば、日中同盟は必然的に成ると思います。
428 :
ダメ太郎 :2008/06/06(金) 23:02:50 ID:3PInoa6B0
>>420 陽之介氏へ
>事実から冷静に全体の構図を読みとっていくことが、持戒をも込めて、重要だと思う。
ニクソン以来の米民主党の中国に対する関与政策は、陽之介氏も前スレで同意していが?
上文に関しては、そっくりそのまま陽之介氏にお返しします。(絶対主義的方法論者でなければ)
何を持って最強とするかは知らないが、仮にそれが軍事力だとしたら、 三国の同盟におけるナチスドイツはヨーロッパの中でさえ、 最強国家としての位置付けではなかっただろう。
430 :
懐疑主義者 :2008/06/07(土) 13:22:43 ID:XswK66Y40
>>393 >日本の事例に置き換えてみれば分かる。
本質をちゃんと理解出来ていないようだけど・・・
>>116 をちゃんと読んでくれる?
では、日本の原爆被害の展示は、国策だったのか?
また、米欧を離反させるようなメリットが、現在日本に存在するのか?
(中国の場合に関しては、後述。)
>第一、アメリカの政界にはアルメニア、東欧・バルカン、台湾、中国、ユダヤ、キューバ系など、
>移民国を中心にロビー団体が腐るほど蠢いている。
腐るほど蠢いているから、何なの?
日本が、警戒すべき相手、国益が絡む相手は、限られているでしょ。
貴方の対応を例えるなら、魚を盗む野良猫が一匹居るって困っている所に、
日本中に野良猫は居るんだって言っているだけに過ぎないよ。
国益や国家間の関係に絡んでくるロビー団体が問題なんだが。
問題の本質を理解出来ていないでしょ。
>韓国系、中国系移民は英語圏に極めて多く、89年天安門事件などで90年代前半
>出国・留学→定住した「民主的・反体制的傾向」を持った中国系市民が一時多く出国した。
まぁ、傾向をもった中国系市民が多い・少ないの議論はしないが、
中国共産党宣伝部の人間と密接な関係にある中国人が居ても、おかしくない訳だ。
さらに、腐るほど居るロビー団体の中に、中国共産党と密接な繋がりの有る市民団体が、
存在し、活動しても何の不思議も無い。
歴史問題を提訴しているロビー団体に関しては、中国共産党と密接な繋がりがある事も指摘したし、
世界でも5本の指に入る経済大国を中国側に引き入れるメリットも存在するでしょ。
おかしいのは、「腐るほど居るから害が無い」とか「メリットの存在を無視して置き換えて」いる事だと思うよ。
少なくとも、経済大国である日本が中国側に着けば、中国の影響力が増す形になるからね。
さらに、軍事的に見れば、アメリカの「不安定の弧」へのアクセス経路が無くなる事。
中国の軍事的自由度を押し下げる日本と言う地理的な障害物が無くなるんだけどね。
431 :
懐疑主義者 :2008/06/07(土) 13:23:08 ID:XswK66Y40
中国のWTO絡みのご指摘に感謝します。 失礼しました。
432 :
懐疑主義者 :2008/06/07(土) 16:22:54 ID:XswK66Y40
>>413 度々済みませんね、本当に。
ただ、仁による統治が随分理解し易くなってきました。
>人間は性差による得手不得手があり、それをそのまま
>男女の違いと認め、「男女平等」といった無理な
>悪平等を強要しないこと、ほどの意味。
勿論、最低限の男女の権利(コレ自体が、仁には無い概念でしょうか?)自体は、保証されるのですかね?
例えば、平等に教育・医療・政治参加の権利は与えられるのでしょうか。
私自身も、男女共同企画の悪平等推進姿勢は、批判的な立場を取っていますが。
>各種統計を把握し、研究者(国史・生活史に詳しい人等)などに助言を受けて担当の省庁なり
>立法府の議員などが立法して決めればいい。
統計によって区別を設けるとの事ですが、統計でどのような能力の差が判明するのですか?
統計の内容と範囲、さらにその出たデータが、具体的にどのような能力の差を設定出来るのか、
ご説明頂けますか?
さらに質問ですが、能力による給与・待遇の差などは、国家が決めるのですか?
政府が能力別に等級を設定・認定し、それに合わせて労働者の賃金等が設定され、
各企業がそれに従う形になるのですか?
>それこそ「王は王たり、臣は臣たり」として各自自覚を持って「よき
>国家となるよう」各現場で努力してもらうほかない。
確認したいのですが、「王が王に相応しくない」行動をした時に、どのような罰則規定が存在するのでしょうか?
>国家をうまく運営するのは各物事・人の違いを認めることが大前提なのだ。
無論、能力による区別は、必要でしょうな。
ところで・・・江戸時代の階級差別は、貴方の仰る仁による統治に適っていたのですかね?
さらに、陽之助氏が言うのは、インドの低カーストは、国家によって養われず、育まれず、と言った環境のようですが・・・
インドの統治は、仁に適っているのですかね?
433 :
懐疑主義者 :2008/06/07(土) 16:38:16 ID:XswK66Y40
>>419 >どこの国でも国力が増せば軍備も増し、日本も例外ではない。
>富国強兵を、あたかも「中国だけ?」みたいにいうのは、非常に奇妙なことだ。
>それほど、中国が特別でコワイのだろうか?
怖いですよ。
お隣さんだし、憲法9条がないから侵略戦争も出来るし、軍事力の方向性(攻撃性)が不明。
さらに国連常任理事国で国連では拒否権を持っている。
仮にインドが核兵器を持ち、空母を持った所で、距離の問題や攻撃力の方向性で、
日本に取って脅威は少ない。
グローバリスト氏が、「ロビー団体は腐るほど居る」と言っているのと一緒。
地球上に存在する国家は200位あったかな?
それだけの数が合っても、日本に影響力を行使出来る国家や脅威となる国家は限られている。
アルゼンチンが軍拡を行い、核を保有すれば、周辺諸国及び、
フォークランド問題を抱えるイギリスは、怖いと思うだろうが、
日本に重大な脅威となるか、と言えばそんな事は無い。
地理的に距離(バッファーゾーン)が存在するし、相反する重大な国益は日本とアルゼンチンの間に存在しない。
特別に怖いのは、距離や経済的な結びつき、相反する国益が存在する国家が相手に限られる。
勿論、普遍的な諸条件があるのは、認めますよ。
経済成長すれば、軍備が増すのも事実。
ロビー団体が腐るほど存在するのも事実。
しかし、その中で「日本に対して」脅威・影響力を行使する・行使してメリットが存在する国家が、
限られているのも事実な訳です。
その状況を無視して、「中国の脅威を特別視するのはおかしい」と言うのは、大きな間違いです。
434 :
懐疑主義者 :2008/06/07(土) 16:39:23 ID:XswK66Y40
修正 X特別に怖いのは、距離や経済的な結びつき、相反する国益が存在する国家が相手に限られる。 ○特別に怖いのは、距離や経済的な結びつき、相反する国益と言った諸条件が存在する国家に限られる。
435 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/06/07(土) 19:36:49 ID:QEavGBVB0
>>432 懐疑君、思想とはあれやこれやと良いとこ取りはできないものなんだよ。
一本の大木を思想と思いたまえ。その「根幹」に則って様様な「枝葉」が伸び、
あるひとつの樹木として成立する「木は人々の木陰となるには葉が大きいほうがいい」と
君が思い「この樹木は葉が小さく枝に隙間がありすぎる。ひとつ枝を切り落として
違う木の枝を挿そう」としたらどうなるか?枝が枯れて幹も枯れて木が倒れてしまう。
かといって葉の大きい木を探しだしたとしても、それは先の木とはまったく違う
性質の「根本」からなっており、今度は「この木は取り替える以前のものと違って、
人が憩うに木の幹が細すぎる。これではすぐに倒れてしまう」となり、またしても
「人々が幸せになれる木」を探すことになってしまう。ひとつの根っこから生まれ
幹が伸び枝葉が広く覆う。それがひとつの自然な森羅万象すべての面を表すから思想たりえる。
「ある思想によれば人とはこうで、またある思想によれば人とはこうだ」などと
移り気に乗ってやることなすことがコロコロと変わってしまっては、いつまでたっても
安定した国体(基準)を保つことができない。基準がなければ方位を失った船同様、
すぐに大海に飲み込まれ沈んでしまうことだろう。だから君が言うような「万能思想」は
存在しないのだよ。
436 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/06/07(土) 21:11:44 ID:QEavGBVB0
「人権」というインチキを見たまえ。よってたつ「根拠」がないから 世界中の主に西側の人間がこのペテンを唱えては他国をそしり、勝手に 憎悪し、侵略戦争をけしかける。他国にもキリスト教徒が考えるような 人権が存在するとジョン・ロックのペテンによって騙された哀れな西側の 人間たち。以前も言ったが支那は戦勝国連合として戦勝国面して 日本を叩ける半面、この西側のインチキにも参加せざるを得ず、結果として チベットなどの謀略に対してなす術がなくなったのだ。人権などを 信じるフリをして利を得たはずの支那だが、大バカである。 このように万民に都合の良い思想というインチキを信じてしまえば あるのはそれ相応の結果のみ。正しい思想は甘言のみにあらず。 人を考えさせ、あるときは戸惑わせ、ぎくりとさせる。そういったすべての 面が揃って初めて人を幸せにする思想足りえるのである。
437 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/06/07(土) 21:25:26 ID:QEavGBVB0
>>419 「欧米は外交に対して甘くない」
いやあどうかなあ。なんだか最近の戦勝国連合の外交は
「主義外交」になってて現実的な手段を全然打ってないと
思うのだけど。冷戦時みたく最初から結論があって、それを
その他の緩衝地域に一方的に押し付けては下らぬ城取り合戦を
繰り広げていて、一体なにをしたいのかがサッパリ分からない。
ベトナムやミャンマーで領土を取るかと思えば撤退し、東欧で
西側が兵站を下げるかと思えば上げたり、外交戦略が
全然見えてこない。単に世界中の紛争に米露を巻き込んで
疲弊させるというEUの外交姿勢があったとしても、反って
ムスリムの逆鱗に触れて自分の国が攻撃の対象となって、
今更慌てふためいている。この外交の迷走ぶりは
なんなのだろうか?どうも分からない。
438 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/06/07(土) 21:29:40 ID:QEavGBVB0
>>429 当時ドイツはこれから欧州を席巻してベルサイユ体制を
打破するだろう、と当時の日本の知識人は考えていた。
書生さん
--
>>436 >「人権」というインチキを見たまえ。よってたつ「根拠」がない
協議の上、契約を結んだ時点で根拠は存在します。
明文化された人権の存在を持って、契約を結ぶ以前の過去の出来事について、
処罰が出来ない事を見てもわかるとおり、人権とは実定法としての存在であり、
あなたがインチキの根拠とする、自然権や自然法といった、
慣習法の上に、法の根拠が存在するわけではありません。
協議そのもののプロセスもなく、なぜ儒教の考えを踏まえる必要があるのか?
むしろそうした考え方こそ、「根拠」がないと呼べるものでしょう。
--
>>438 >ベルサイユ体制を打破するだろう、と当時の日本の知識人は考えていた。
”だろう”の意味する所は、
つまり最強国になる”かも”しれないとする幻想があったという事でしょう。
結局の所、最強国家の認識の元で同盟を結んでいなかったのでしょう。
まずは簡単に始められる海外マネー撃退法を教えてあげよう。 日本の株式市場に流入している金の約6割が外資マネーということを知っているかな? 平均株価は外資によって維持されていると言っても過言ではない。もちろんこのような状態は 不健全であり、日本の株価は外資の思惑一つで簡単に上がったり下がったりしてしまうのが 現実なのだ。 しかし裏を返して言えば、あなたが株の売買を通じて利益をあげることができたとした場合、 その利益の6割は外資から金を奪うことによって成り立っていると言えるわけなんだ。 もしも君が株で100万円の利益をあげれば、外資から奪い取った金は60万円。 1億円の利益をあげれば、外資から奪い取った金は6000万円。 100億円の利益をあげれば、外資から奪い取った金は60億円にも達することになる。 つまり君が株式市場に参入し、利益をあげればあげるほど、外人投資家がそれに応じた 打撃を被るというわけだ。 君が利益をどんどんあげていけばいくほど、ハゲタカファンドは苦しんでいくんだ。 それがどれほど日本を守ることにつながるか、わざわざ説明するまでもないだろう。 株で勝つ方法は簡単。日経新聞や株に関する雑誌を講読すれば良い。 日頃から情報収集を怠りなくおこなえば、そして外資がすぐには入手することができない情報を 日本の地の利を生かして先に入手することができれば、外資を出し抜いて金を奪い取ることなど 造作もないのだ。 最近は株に投資するなとレスする奴がいるが、そいつは外資のスパイだ。日本の愛国者が株で 外資から金をせしめることを恐れて、外資のスパイが情報工作しているのだ、気をつけろ。 金が無いならサラ金で借りれば良い。株式トレーダーは自営業みたいなものだから、職業を聞かれたら 自営業と答えれば良い。 アコムで無理ならプロミスで借りろ、プロミスで無理なら武富士で借りろ、 武富士で無理ならアイフルで借りろ、アイフルで無理ならレイクで借りろ。 海外ファンドから日本経済を守るため、そして海外ファンドを苦しめるため、君も株に投資しよう。
441 :
懐疑主義者 :2008/06/08(日) 09:41:00 ID:pAUwERjD0
>>435 >だから君が言うような「万能思想」は存在しないのだよ。
万能思想は存在しないでしょうね、恐らく。
ですから、「仁」と言う思想に何が出来て、何が出来ないのか、と言う説明を求めているのですよ。
個々の問題点に答えて頂くことで、全体像が見えてきますからね。
ご回答頂きたいのですが・・・
宜しくお願い致します。
>>437 >その他の緩衝地域に一方的に押し付けては下らぬ城取り合戦を
>繰り広げていて、一体なにをしたいのかがサッパリ分からない。
1.冷戦崩壊後の各国のパワーの変動が、凄まじいから。
2.EU自体のアイディンティティ・クライシスがあるから。
ソ連崩壊時に立てた、対ロシア(経済崩壊した大国)戦略が、
経済復興を果したロシア相手に有効でない、というだけの話ですよ。
442 :
陽之介 :2008/06/09(月) 12:05:54 ID:wwu/6h8F0
>>426 さん
「絶対的な有利な状況……それは一つの側面」
現在の国際関係は、二次大戦の戦勝国に有利な「側面」がある。
「自由主義による経済理念を基づく協力関係の場が生み出す力によって、支配構造が規定……」
失礼だが、全体に文章が生硬で観念的、意味が不明である。
おれの理解では、
<国際関係は、経済取引が中心で、各国は平等である。
中国は欧米に比べて国家権力が強く、非人権国家のため、その他の国に支配されている>
と言ったところだろうか。
中国が国際経済に占める位置は、米、中国、EU、日本の4強の一極である。
国際的な商売で、「人権」は、基本的に無関係である。
国家権力が弱く、「支配」されているのは、むしろ日本の方ではないか。
443 :
陽之介 :2008/06/09(月) 12:06:41 ID:wwu/6h8F0
>>427 さん
「日本の同盟国って、ほとんどがその時代時代の最強国家」
日英同盟時のイギリスは、仏ロと対抗し、ドイツに追い上げられていた。
日米同盟時の米国は、ソ連中国など共産圏と対立し、拮抗していた。
>427さんの指摘は、おおむね正しい。
が、「最強」とは一極支配の意味ではなく、多極的な中で、東アジアで最有力と
言った方が、正確かも知れない。
その意味で、21世紀中頃には、東アジアの「最強」は中国となるので、
「日中同盟」の選択は、必然ということだろうか。
444 :
陽之介 :2008/06/09(月) 12:07:11 ID:wwu/6h8F0
>>433 :懐疑主義者さん
「怖いですよ。お隣さんだし、憲法9条がないから侵略戦争も出来るし、軍事力の方向性(攻撃性)が不明」
国際関係での安全保障政策の基本は、
(1) 敵の敵と結んで対抗する
(2) 最強の敵と同盟する
(3) 弱者連合で敵に対抗する
であり、日米同盟は(2)であり、米中国交回復で米国は、(1)を選んだと言える。
東アジア地域で中国が「最強国」となった場合、どれを選ぶのが適当か。
おれは、(2)+(3)を考えている。
憲法9条があるから日本は侵略戦争ができないのではなく、
米国に軍事的に占領されているから、他国への軍事行動ができないのである。
その証拠に、米国軍の補助部隊としてなら、海外活動が可能だ。
445 :
陽之介 :2008/06/09(月) 12:10:01 ID:wwu/6h8F0
>>433 :懐疑主義者さん
「中国の脅威」
米国国防総省の報告にもあるように、中国は台湾侵攻能力がない。
もちろん、日本に対しては、それ以上に侵攻能力がないのは、当然だ。
通常兵力で中国の脅威を軍事的に考えれば、以下を考えるべきである。
(1) 潜水艦部隊
未熟だが、原潜を含み、それ以上に有力な通常動力艦の大部隊をもっている。
(2) 将来的な外洋艦隊
艦隊航空兵力を持った機動部隊を、20年以内に編成する可能性がある。
(3) 戦略爆撃機
日本本土までの戦術攻撃可能が爆撃機を保有している。
(1)に対しては、海自の対戦作戦能力は世界一のレベルにあり、
今後の浅海領域での戦いは通常動力潜が中心となるので、十分対抗できる。
必要があれば、日本軍は経済海域内に侵入した中国潜水艦を撃滅できる。
(2)運用能力、今日的な軍事技術からいって、その脅威は限定的なものになる。
(3)は取るに足りない程度である。
446 :
陽之介 :2008/06/09(月) 12:10:23 ID:wwu/6h8F0
事実を検討すれば、現在および予測できる将来の中国軍は、基本的に防衛的な性格といえる。 対台湾戦用に戦力を集中しているが、それでも現在侵攻能力はなく、あと数年かかるのではないか。 予算の急増は、国家予算の急増、従来の軍備が古すぎた、同等の規模の国家と比べれば、 まだまだ弱小とさえ言える存在である。 他国を恐れるのはいいが、イメージを怖がるのではなく、事実を元にした冷静な分析が必要だ。 日独伊三国同盟で、ナチスの宣伝にのってドイツの軍事力を過大評価した誤りを忘れてはならない。
447 :
陽之介 :2008/06/09(月) 12:12:59 ID:wwu/6h8F0
>>437 :書生さん
「外交戦略が全然見えてこない」
EUの世界レベルの外交戦略に、やや一貫性がないのは事実だ。
おれは、EU(つまり西欧列強)が、全世界的なスーパーパワーで無くなり、
地域のパワーとなったからだと思う。
かつてのスペイン、イギリス、アメリカ、米ソといったスーパーパワーが、
全世界的な戦略を持って争った時代は終わり、かつてのウィーン体制のような、
数個のパワーがバランスを取って相争い、かつ協調する時代になったのではないか。
EUは、すでに東南アジアへの介入能力がないし、その意図もない。
ロシアは、東欧や第三世界への介入能力を失った。
現在、世界的規模でその力を持っているのは、アメリカだが、イラクでの敗北を機に、
多極のひとつとして、地域的なパワーに納まっていくだろう。
ヨーロッパは、二次大戦で日本に敗れたときに、スーパーパワーの座を滑り落ちた。
その後、スエズ動乱で、その退潮は決定的となり、地域パワーへと方向を変えた。
今EUにできるのは、欧州、北アフリカエリアの支配力である。
それ以上は、連中には荷が重いし、また、やる気もないだろう。
だから、イラク戦の時、ドイツは、「もうたくさん」とさじを投げた。
フォークランド戦は、大英帝国最後の残り火だと思う。
>>442 陽之介さん
>現在の国際関係は、二次大戦の戦勝国に有利な「側面」がある。
日本は中国に対して原子力や環境技術等、有利な側面を持ってるが、
そのような状況をもって、日本は中国を支配しているとは言わない。
そうした存在だけでは、支配に値する権力の象徴として中国人民は見出してないからだ。
国連における常任理事国といった側面も同じだ。
そのような立場だけでは、実行性どころか法的な根拠すら存在しない。
陽之介さん、いい加減米中が日本を支配しているといった根拠について、
その存在についての名称だけでなく、なぜそれが根拠に成り得るのか説明すべきだろう。
なんらあなたは、そうした根拠が無いにも関わらず、日本を米中の支配構造に組み込み考えてる。
妄想に基づいた自虐的発想をするのは、いい加減やめたらどうだろう。
>失礼だが、全体に文章が生硬で観念的、意味が不明である。
国際社会とはカオス的な存在であり、長期的な未来においては予測不可能だが、
カオスであるが故に短期的な未来に置いては、自己組織化の傾向が確認できる。
構造主義の立場をとるフーコの言葉を借りれば、そうした自己組織化の存在こそ、
「無意識的な社会構造」と呼べるもので、
具体的にはそれは自由主義によって分業化が進む(=自己組織化)経済構造(=無意識的な社会構造)のことだろう。
そうした経済構造が発展する中で国家関係を俯瞰した場合、支配といった上下関係は存在せず、
それぞれの国は、分業化体制であるが故に経済構造の中でのパーツに過ぎず、
よって米中が日本を支配するといった構図も成立しない。
支配という言葉を、どうしても利用したいのなら、
「無意識的な社会構造」である経済構造によって、日米中含めたどの国も支配されているだけってこと。
>国際的な商売で、「人権」は、基本的に無関係である。
その国が長期的に安定した経済発展を遂げるには、弱者を含めた国民に広く平等に個人の自由を保障することによって、
経済活動を活発化させる必要あり、人権とは関係する問題だ。
またそうした人権を保障する為には、既得権益層が固定しがちな独裁体制では、民主主義体制と比べると十分に機能しない。
その国おいて長期的な経済関係を考える際、人権もそうだが独裁体制であるかどうかについては、
充分に考慮する必要がある課題だ。
>>125 産経新聞古森記者、こんどは、ワシントンからではなく2ch情報を見て記事を書く
ttp://www.asyura2.com/07/senkyo37/msg/341.html まず「世界抗日連合」と言う略称そのものが不適切。
英語表記でも
the Global Alliance for Preserving the History of World War II in Asia
(アジアにおける第二次世界大戦の史実保存のための世界連合)
であるし、漢語でも「抗日戦争」の史実を伝える組織なのであって「抗日」組織ではない。
抗日戦争は祖国戦争や大東亜戦争などと同様、中国で普通に使われるさきの戦争の呼称。
言っておくが台湾でも使う。
また、ネタ元のベイシティニュースと言うローカル紙では
>the Chinese Americans for Democracy in Taiwan and others
台湾民主化の闘士も会合に参加してたことになっている。
>Members of the group, several of whom are donors to the Democratic and Republican parties,
共和党に献金した人もいると書かれている。
そもそもこの記事によればこの在米中国人団体はアメリカ恒例行事の下院での非難決議でも
地元選出議員があまり熱心でないのに苛立っているわけだから、
その影響力も古森記者が言うような規模ではない。
うちは自動車戦争をよく知ってるが、労組や宗教右派はこんなものでは済まない。
他にも古森記者の記事で紛らわしいのは
・1994年と言う団体設立の時点では在米中国人は本国の体制を嫌って出国した人間も多く、
数自体もまださほど多くなく本国政府との大規模で密接な連絡など考えられない。
この時期は個人補償問題が(主に日韓間で)浮上した時期なのでむしろそっちに触発されたと考えられる
・33%と称するアジア系が全て中国系であるわけがない。
そもそも慰安婦問題は韓国系や東南アジア系に共通する問題
・常任理入り反対に4000万人の署名を集めたと言うが中国系は4000万もいない。
・ディン氏が「圧力をかけた」とされる時期が安倍前総理訪米の2ヶ月も後になっている。
針小棒大と言うか、読んでいて笑えて仕方がない。
第一、日本政府自体が95年にアジア女性基金を発足させているし、
国連人権委員会ではそれ以前、92年から日本の強制連行や慰安婦問題は取り上げられ、
有名なスリランカ出身のクマラスワミが特別報告官に任命されている。
それ以前にもファンボーベンが日本の自主的な責任に言及している。
ここまでその抗日連合とか言う団体が結成される「以前の」話。
さらに超有名なクマラスワミ報告では日本が名指し非難されている。
その後のマクドゥーガル報告も同じ。
もう慰安婦はウンザリなので報告書が正確かどうかには立ち入らないが、
この時点でアメリカの一般市民が日本は悪い奴だなあと思わないほうが変。
さらに慰安婦は中国・台湾のみならず韓国、フィリピン、オランダなどにまたがるからますます不利。
中国人に頼まなくても、米一般市民で関心を持つ人は掃いて捨てるほどいる。
確か、高木さんのユーゴ本を君は挙げていたはずだが、悪者が作られる時ってのは流れがある。
環境問題にせよ何にせよ、政治は流れを読みながらやるもの。
アホはその空気を読めずにやたら自国の論理で立てついて事態をもっと悪くする。
これを反日とか言ってる時点で政治センスがない。
2005年春の反日デモでは国際世論に中国側も充分非難されている。
何でも仕掛ければ仕掛けた側の得になるわけではない。
そもそもこのようなロビー団体、全く聞いたこともなくて
産経や右翼ソース以外で見かけないのだがソース一体どこ?
450 :
懐疑主義者 :2008/06/09(月) 20:44:46 ID:00BWFfdH0
>>449 確かに酷い記事だ。
しかし・・・申し訳無いが、産経新聞古森記者の文章を批判するURLを出して、何がしたいのか。
貴方が何を意図しているのか、全く理解出来ない。
精々、その記者と私の共通点は、「世界抗日連合」と略する事位だろう。
>確か、高木さんのユーゴ本を君は挙げていたはずだが、悪者が作られる時ってのは流れがある。
実際に、貴方は書籍を読んでいないのではないか。
もし、実際に読んでその程度の感想しか持てないのであれば、貴方の外交的センスがゼロの証拠だ。
利益の為に捏造、国際世論を誘導するという行為の恐ろしさ、
そして、それが現実に起こった出来事である、と言う事が理解出来ていないに違いあるまい。
実に平和主義的な人物だ。
>そもそもこのようなロビー団体、全く聞いたこともなくて
ガボン共和国という国を知っているだろうか?
仮に貴方が存在を知らなくとも、現実に存在しているw
>産経や右翼ソース以外で見かけないのだがソース一体どこ?
貴方自身が出したURLがその証拠と言えるだろう。
たった一言、そのようなロビー団体は存在しない、と言えば済む事だ。
思わず笑ってしまったw
貴方が貼り付けたURLのトップページも傑作だったが。
451 :
<114 :2008/06/09(月) 21:49:58 ID:vlXa0g1b0
>何が言いたいのか
「すべては悪の組織『世界抗日連合』の陰謀???ま た 産 経 厨 か」
>精々、その記者と私の共通点は、「世界抗日連合」と略する事位だろう。
ナゾの悪の組織の存在を信じている点も共通していると思ひます。
そのうちユダヤの陰謀とか言い出さないでよね。
>君はこの本を読んでないのではないか
何で?どこの本屋でも並んでる本だし普通に何度も読んだけど?
君こそ何か勘違いしてない?
慰安婦問題は90年代に国連人権委員会で取り上げられた問題だし
歴代政府はお詫びや反省の念を表明している。
現に償い事業を韓国、台湾、フィリピン、インドネシア、オランダなどで行ってきた。
外務省の昨年の安倍氏の訪米の頃の報告から引っ張ってきてあげよう。
ttp://www.mofa.go.jp/mofaj/area/taisen/ianfu.html これですら個人補償の動きを抑え切れるかどうか、本当にぎりぎりの所でやってきた。
ただでさえ欧米メディアは日本と他のアジア諸国との過去の清算関係を冷ややかに見がち。
そこへもってきて発言に前科前歴のある首相が訪米前に強制性がどうのこうのなんて言えば
蒸し返しと取られて当たり前。中国以前にまず旧植民地のどこぞの国や地域がおさまるわけがない。
それ以前に性犯罪は近現代で国際世論を刺激し国民感情が最大に激昂するテーマ。
欧米メディアではこれに「奴隷」がくっついてるんだからいちばん始末に負えない。
狭義の強制はないなんて言い訳を冷静に聞いてもらえたら奇跡に近い。
相手を挑発したいならそりゃまた別だけどね。
453 :
ダメ太郎 :2008/06/10(火) 06:27:01 ID:WRqqLLCg0
何回もいろいろなスレで言ってるので嫌になっているが、従軍慰安婦問題の発端は、 吉田清治というインチキ野郎が、自書で戦時中韓国の斉州島で兵隊だった吉田が、 売春業者と一緒に軍の命令で嫌がる娘を無理やり力ずくで売春婦にさせたと書いたことだ。 これに飛びついたのが、例によって朝日新聞。朝日新聞は吉田を紹介して、社会的問題に なった。ところが、秦郁彦という大学の先生が斉州島まで行き、地元紙の記者と調査した ところ、そんな事実はないことが分かった。日本に帰り吉田の戦友にも聞いたところ、 デタラメだと激高したそうだ。秦氏はこのことで吉田を追及したところ、吉田は、嘘で あることを認めた。しかし、朝日新聞はこの事実を無視して騒ぎたてた。とうとう、 韓国にも飛び火して国際問題に発展していく。また、吉見義行、高木健一などが、 東南アジアなどにゆき従軍慰安婦を捜したが、空振りに終わっている。 また、最後の頼みの金学順さんもキーセンに売られたことが分かり決定的となっている。 しかし、何故か日本政府は従軍慰安婦の存在を認めて、謝罪してしまった。 その後、日本国内でもタブーになってきた歴史問題を研究する気運が高まった。 つまり、日本国内のマスコミを含めた左翼勢力は、自分の首を絞めたことになる。
折角オランダが勝ったと言うのにまたウンザリさんが出たか。
慰安婦問題はもうウンザリなので内容には立ち入らないと
>>449 で書いた。
なぜウンザリなのかと言えば、まさにあなたのようなパブロフの犬がいるからです。
あなたが言ってる秦さんの吉田証言も当然知ってるし、秦さんは私の大先輩ですよ。
慰安婦問題に関してろくすっぽ知らない報告官なんかよりよほど信用している。
でも現実に秦さんの見解は政治的にはほぼ無力。
外交における戦争責任問題の現況や対策と言った「政治」を論じる際に、
慰安婦は数ある戦争犯罪の中で日本がいま蒸し返すのに最も不利な問題の1つで、
中国系のどこの馬の骨とも知れぬ団体の、どれほど影響力のあるかも不明な活動に
目を三角にして陰謀だ陰謀だと騒いだ所でまったくの筋違いだよ、
と申し上げている。
するとほぼ100%、あれは事実関係が正確じゃない。もともと吉田証言が…」
だから事実関係が正確かどうか、マクドゥーガルは吉見でさえ批判してるじゃないか、
なんて今さら議論しても、もはやこの問題がクローズアップされた今あんま意味ないっつの。
もともと国連のお墨付きのもと「セックススレーブ」と言う表現が定着した時点で、
ほぼ欧米のメディアは日本の弁解をまともに聞く気がなくなってる。
そして人権委員会がクマラスワミ、マクドゥーガルと立て続けに報告書を出した時点で、
日本が精一杯善処した基金&償い事業方式だって否定されてるんですよ?
もうマクドゥーガルからだって10年経つでしょ。
歴代政権はお詫び、反省の念を事あるごとに表明して必死に「恭順」に務めてきた。
それでも不充分だと言われてる所へ、安倍があんな発言したらどうなるか。
ここでまだ中国系の陰謀とか言ってる奴は、本当に馬鹿じゃないだろうか。
自分も昨晩、試験が終わって久々に戦争責任関連の判決や報告書を読み散らしていたが、
日本人ってほんとに戦争犯罪、人道犯罪に関する世界の流れに鈍感だよね。
何も日本だけが誰かの陰謀で痛めつけられてるわけじゃないのに。
なのにマクドゥーガル読んでも「あれは間違いだ」レベルの感想しか出てこない、
あそこで「どう言う基準の下で、どのように見られているか」理解しないといけないのに。
だから狭義の強制はないとかまるで自分から火をつけるような答弁をしちゃう脇の甘さもうなずける。
そもそも日本は戦争責任で
「自分が当事者で、国連も取り上げており、世界の専門家=メディアの注視の中で議論が進行している」
と言う実感がまるで希薄。
なかには対中、対韓限定の政治問題だと勘違いしてる人がいるから頭が痛い。
さらにこの問題は、普通に欧米世論を敵に回す問題だと言うことも実感として分かってない。
捕虜の取扱で英、蘭は日本に深い遺恨を抱いているし豪州も伝統的に厳格。
アメリカでも慰安婦に関して政府レベルはともかく一般レベルで充分悪感情は広がっている。
いやそんな詳しい知識は要らない。常識でいい。
戦争責任問題の蒸し返しと取られる言動は、
最終的には連合軍最大の勢力たるアメリカ国民感情を敵に回すリスクが高く、
さらに「レイプ」「奴隷」と言う報道を垂れ流される以上日本に極めて分が悪い。
絶望的に分が悪い。それが分からない奴が多すぎる。
456 :
懐疑主義者 :2008/06/10(火) 12:08:59 ID:h2Bt+u2eO
人民解放軍の人員数自体は、随時、削減されているんだけどね。 片手落ちだな。
457 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/06/10(火) 16:05:33 ID:cVUDQpm20
親米ウヨは中国が恐いから日米同盟強化とか言うが 意味がない。 アメリカも中国と同様に日本をこの世から消したいと思っている からだ。
458 :
陽之介 :2008/06/10(火) 18:30:10 ID:9y0VAozl0
>>453 :ダメ太郎さん
>>454 さん
「従軍慰安婦問題」について
横レスですが、おれが実感する限りでは、欧米の反応は、
>>454 さんに近い。
アメリカのクオリティペーパーで、日本の「慰安婦問題」が取り上げられる場合、
ダメ太郎さんがのべるような、吉田の偽証、日本メディアのマッチポンプといった
事情は、ほぼ無視され、また、日本側の反証は、まず紹介されない。
一般のアメリカ市民は、「日本は戦争犯罪を犯し、かつ、人権に対する罪も犯している」とと言った感想を持っているのではないか。
ヨーロッパはもっとひどい。
特にイギリスは、どこから手に入れたのか、日本兵の残虐フィルムを、
しばしばテレビで流し、元捕虜の死にかけたじいさんの証言を
繰り返し証言している。
459 :
陽之介 :2008/06/10(火) 18:31:09 ID:9y0VAozl0
>>453 :ダメ太郎さん
>>454 さん
「従軍慰安婦問題」について
横レスですが、おれが実感する限りでは、欧米の反応は、
>>454 さんに近い。
アメリカのクオリティペーパーで、日本の「慰安婦問題」が取り上げられる場合、
ダメ太郎さんがのべるような、吉田の偽証、日本メディアのマッチポンプといった
事情は、ほぼ無視され、また、日本側の反証は、まず紹介されない。
一般のアメリカ市民は、「日本は戦争犯罪を犯し、かつ、人権に対する罪も犯している」とと言った感想を持っているのではないか。
ヨーロッパはもっとひどい。
特にイギリスは、どこから手に入れたのか、日本兵の残虐フィルムを、
しばしばテレビで流し、元捕虜の死にかけたじいさんの証言を
繰り返し証言している。
こうした問題は、「事実」の証明とは、基本的に無関係だ。
今の国際関係は、欧米メディアが圧倒的な力を持ち、
二次大戦の評価では、欧米中は戦勝国で、日独は「非人権の侵略国家」である。
日本人は、中国人や韓国人の「反日」をいうが、問題の根本は、
そうした構図に正当性を与えている欧米、特に米国の戦後システムがある。
日本人が中国の「反日」政策に反発するのは、正しいが、
それが国際社会で持つ意味、相互の主張が他国で党受け取られるか、
そういった多角的な分析が必要だ。
ただ「反日」に反発するだけでは、相手と同じルールで闘うことになり、
そのルールは戦勝国に有利に津倉ていることを、忘れるべきでない。
460 :
陽之介 :2008/06/10(火) 18:32:07 ID:9y0VAozl0
一部重複レス、スマゾ
>>457 さん
「親米ウヨは中国が恐いから日米同盟強化とか言うが意味がない。 」
中国怖さでアメリカにすがりつくという心理構造はその通りだと思う。
ただし、後段の「この世から消したい」は、違うのではないか。
米中は、日本と日本人をいいようにコントロールして、利用したいと思っている。
良い乳を出す雌牛は、乳を出す間は搾り取った方がいい。
461 :
陽之介 :2008/06/10(火) 18:32:29 ID:9y0VAozl0
先月、台湾の国民党主席が、中国共産党の胡錦濤主席と会談を行った。 台湾の馬政権の勝利の後を受けてのトップ会談である。 会談では、微妙な発言もあり、おれはその後、日米がどう反応するか、 関心を持ってメディアを見ていた。 アメリカから中台の親密化への反発、日本もアメリカを追随する、 といったことを予想していたが、はずれた。 おれの見た範囲では、日米とも、目だった反応は見せていない。 これは、非常に注目すべき減少で、中台関係のひとつのエポックとなるのではないか。
462 :
陽之介 :2008/06/10(火) 18:33:00 ID:9y0VAozl0
中台トップ会談の注目すべきポイントは以下である。 (1) 両国(者)は、「ひとつの中国」を承認する。 (2) その解釈は、双方に任せる。 (3) 経済関係など、実質的な関係強化を進める。 つまり、中台関係は、国民党の勝利で、新たな「国共合作」政策に明確に梶を切った。 オリンピックの影で目立たない会談だったが、今後の東アジア状勢におよぼす影響は大きい。 特に日本は、数年〜十数年後、きわめて大きな東アジアの変化に直面することになる。 日本は、台湾が中国となった後の方策を、具体的に考えているのだろうか。 これは、ソ連崩壊後の対ロ交渉の時期と同じようなチャンスである。 また、日本外交はチャンスを逃すのだろうか。
463 :
ダメ太郎 :2008/06/10(火) 18:50:15 ID:WRqqLLCg0
>>454 私もウンザリです。アメリカの国民感情を敵に回すということですが、心配いりません。
アメリカは世論を気ににする国ですが、それ以上に中国に負けないほどの悪どい
戦略国家です。時間と金をかけた戦略拠点を手放しません。
よく、中国とアメリカは太平洋を仲良二分するという人がいますが、太平洋戦争という
経済的、人的犠牲を伴なって勝ちとって得た戦略拠点を何の犠牲もない中国に半分
くれてやること自体バカバカしい考えです。
それに、チャイナロビーストがアメリカ国内で活動するならするでかまわない。
大恥をかくのは、中国、韓国とチャイナロビーストだよ。国家の強制を伴なった
従軍慰安婦など存在しなかったことをアメリカ国内で証明すれば良い。
朝日新聞も証人で呼ばれるので都合が悪いと思うよ。
464 :
ダメ太郎 :2008/06/10(火) 20:26:33 ID:WRqqLLCg0
>>462 バカバカしい。プロパガンダもいいとこだ。そんなことはないが、馬英九が
台湾国民を無視して、ひとつの中国に動きだせば、日米の死活問題になります。
黙っていません。李登輝グループも動きだすでしょう。馬英九は大陸に未練が
あってもバランス外交をせざるえません。
465 :
懐疑主義者 :2008/06/10(火) 20:53:56 ID:SoenhXwv0
466 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/06/10(火) 23:15:25 ID:w9qEcs1I0
>460 >乳を出す間は搾り取った方がいい。 いい乳が出なくなったらあとは…
>良い乳を出す雌牛は、乳を出す間は搾り取った方がいい。 日米欧から中国を見ても、それは同じだな。
>>465 まず第1に詳しく説明しておくと、
自分は、現在の中国の国防予算対GDP比2.1%と言う水準は
大陸国としてはまだ高いとは言えないものの
(SIPRIも高い経済成長率による「分母」の増大を指摘しそう評している)
現在の中国の徴税水準から見てかなり厳しい水準に来ているのではないか、
と指摘した。もっとも分歳入じたい中国は急激に伸ばしてはいるが。
それでも増やす一因はインフレが相当進んでいることもあるのだろうと。
ゆえに「国防予算増加の原因はインフレだ」と言ったわけではない。
そもそも国防予算は必要に応じて決まると言うより、
国家の歳入の伸びに比例して天井にぶつかるまで水ぶくれする傾向がある。
台湾の馬英九も国防予算対GDP比3%達成を公言したことがある。
少し古いデータになるが、06年予算では英国、豪州、フランスは対GDP比で
その程度の数字を取っており、それ以前はもっと高く、2%台中盤に達していた。
またアメリカはテロ後に国防予算の対GDP比も額も大きく伸び4%に達している。
SIPRIによればアメリカの国防予算は5400億ドル、中国は580億ドルで、
アメリカのこの3、4年の国防予算の伸びだけで中国の国防予算全部を上回る。
第2にその防衛省の「兵力の推移」の図表から読み取れるのは、
1985年段階の陸上兵力の兵員数300万が2000年にはほぼ半減したこと、
その後は兵員数にほとんど変化がないかやや上昇に転じて2004年段階に至った、
と言うことに過ぎない。
つまり2007年の国防費についての記事に対してあまりに情報が古すぎるし、
海上兵力は保有艦総トン数はほぼ変化がない。
一体何が言いたいのか!?
第3に「公表国防費の推移」の上のほうは名目ベース。インフレ率が考慮されていない。
中国は97年頃まで年間、消費者物価指数が10〜20%に達する激しいインフレにあった。
白書の90年代中盤までの国防費の伸びはほぼインフレで相殺されてしまう。
97年頃からは落ち着いたが、軍は悲惨で、自力更生で食いつなぐ状態だった。
そのインフレ率を記したのが下のグラフだが、これは04年までのデータしかない。
それでさえ97〜02年頃まで落ち着いた物価水準が再び上昇をはじめ、物価上昇率が
02〜04年度の国防予算の伸び率と綺麗に平行線を描いていることが分かる。
03年度に至っては伸び率が鈍化しており、
さらに対GDP比はほとんど変わらず、歳入に占める軍事費の比率はむしろ低下している。
結論を言うと、ロシア対スペインの一戦の最中にこんな下らん分析させるな。
高木徹の著書については、便宜のために著書のさわりをネット上から引用しておく。
ttp://www.joy.hi-ho.ne.jp/byakuya/Taro10-395.pdf この冒頭にも著書中にも記されているが、セルビア側のPR戦での「逆襲」は
開き直ることではなく、不当に敵視されるセルビアの印象を改善することだった。
米国で知己も多いセルビア系実業家のミラン・パニッチ連邦首相に、
また大学で教鞭を取るミオドラグ・ベリシッチ情報相などアメリカ生活が長い
「欧米受け」のする布陣を引いている。
さらに彼らは欧米要人と精力的に面会したが、その際、コミュニケーション以上に
「各国の記者やテレビカメラの注目を浴びること」が大切だったと高木氏は記す。
パニッチ元首相は、例えばミロシェビッチ・セルビア大統領のように
「民族浄化」と表現された行為そのものを「違法ではない」とか弁解したのではない。
「民族浄化はわが国の恥だ。すぐにやめさせる」「セルビアを平和の船に変える」などと、
いわば民族浄化を所与の前提とした上で連邦新内閣はそれをやめさせます、
と言うメディア迎合的なアピールを繰り返し行った。
それでも形勢不利と見ると、最後のロンドン会議に向けて、
議場でミロシェビッチとの対立を演出し彼に全責任を被せて衆目の中で辞任を目論むなど
いわば身内を切り捨てるような卑屈な手段を取ってまで「イメージ」を重視した。
素人に1つ1つ正確な事実を理解させ反駁するような手法を彼は重視しなかった。
日本政府が慰安婦問題で90年代に取った対応は不充分ながらこれと軌を一にする。 論理で言い争うのではなく「イメージ」を何よりも大切にした柔軟な対応であり、 しかし現実には国際人道法の流れはさらにその先を進んでおり、 特別報告官の報告では「日本は戦争に伴う性犯罪の解決に消極的」と烙印を貼られた。 欧米メディアが「性奴隷」と言う用語を定着させた時点で、 日本はかなり思い切った戦争責任の自認、もしくは誠実な責任追及を模索しなければ 非常に厳しい立場に立たされた所はロンドン会議以前のユーゴの立場に酷似している。 もちろん秦氏など専門家は賠償責任がどこまで広がるか分からないと言う問題を危惧する。 しかしそれはいわば法律家的な心配なのであって、 欧米世論が求めているのは日本が国際人道法遵守、戦争責任への真摯な反省、 と言う「態度」を見せることである。なぜなら売春の組織化や拷問はまさにいま、 アメリカがグアンタナモやイラク、アフガンなどで問題にされていることであり、 89年6月の天安門事件鎮圧の悪夢に長年苦しめられた中国だとて例外ではない。 慰安婦問題もユーゴと同様、いや、現在進行形ではなく一応歴史問題であるだけに、 単に大騒ぎしなければ少なくとも深手を負うことはない。 現に安倍訪米前の非難決議案提出は90年代半ば以来の恒例行事と受け止められ、 実際的な政治的効果がほとんどない以上、黙過すると言う方針が固まっていた。 唯一状況が変化したのは民主党優位の議会構成だが、それでも外務省は 「黙殺」(言葉は悪いが)と言う方針を堅持し、それは極めて正しい態度であった。 靖国参拝に固執した小泉首相ですら戦争責任問題では一貫して立場を崩していない。 ところが、これにアメリカ政治事情を知らない観念右翼議員が飛びつき、 通常国会で決議案についての質問を繰り返し、安倍はこの連中に支持を与えた。 さらにワシントンDCに側近を派遣して決議案阻止を打診するなど、 自分から挑発的行動を取り、東京で騒いでいる分には問題なかったのに、 欧米メディアに飛びつく機会を与えてしまった。 そして3月1日、国会と言う公式の場で「狭義の強制はない」と言う大失言を行う。 これを翌2日の米国メディアが大々的に報じ、 それまで決議案に消極的だった共和党議員やマイケル・グリーンのような知日派ですら さじを投げざるを得なくなってしまった。 ただでさえ安倍は就任当初から戦後の歴史認識の変更を掲げる「極右」と見做され アメリカでも警戒が大きく、訪米時の待遇も決して暖かくなかった。 アメリカから見れば「挑発」したのは明らかに安倍。 さらに傷口を大きくしたのが、外務省がその後必死に事態を収拾して 訪米で慰安婦問題に対する原則的立場の維持を言わせ、イメージ回復を図ったのに、 6月に馬鹿な忠義者が寄りにもよってワシントンポストに真っ向反論の意見広告を出した。
安倍とその側近がやったことは、まさにミロシェビッチとまったく同じこと。 よく馬鹿なのが腕のいい弁護士に頼めば白も黒になるような勘違いをしているが、 日本は「情報戦」を衛星打ち上げとかスパイを放つとか、ドラマみたいに考えてる。 新聞をちゃんと読む、テレビを見る、教科書で基本的な事実を確認する、 共和党は好き民主党は嫌いとかワガママなこと言ってないで誰とでも会う。 常識から外れたことをしない。空気を読む。 自称「現実主義者」に限って、 こう言う「基本」をきっちりやらずに「スペシャル応用編」ばかりやりたがる。 国際世論や国際法を馬鹿にして「全ては力だ」などとのたまう。 そしていざ国際会議に出るとイラク戦争のドビルパンとか、 コソボのモラティノスのようなロゴスをがちがちに鍛え上げたエリートの 「大義名分論」に圧倒されて黙っちゃう。 失敗の分析もろくにせず 「国際政治は情報戦だ」「隣国の強は自国の衰ふるなり、国家に友人なしだ」 などと言い訳だけは達者で、挙句の果てに責任を押し付ける相手を探して逆恨みする。 その結果ますます日本は反省してないとかレッテルを貼られ、ますます悪循環に陥る。 真珠湾の無通告攻撃による相手国世論を全然考えず、 ひたすら作戦重視で出先への指示は後回しにした体質から全然変わってない。 これじゃ先が思いやられる。
472 :
ダメ太郎 :2008/06/11(水) 06:59:41 ID:8Uk4nH+w0
>>468 >そもそも国防予算は必要に応じて決まるというより、国家歳入の伸びに比例して
天井にぶつかるまで水ぶくれする傾向にある。
以前、同じことを言っていた人がいるが、随分乱暴な見解だな。たしかに過去の
国家膨張史の傾向としては、そういう傾向があっただろう。しかし、富国強兵という
ものは、戦略的に計画的なものだ。自国に膨張戦略がなく、周辺国に自国に軍事的野望を
持たない国ばかりだったら、普通、いくらインフレでも無駄使いするわけがない。
特に中国の人民解放軍は国家の軍隊ではなく、党に直轄した軍隊である。共産党の戦略で
予算が決まる。もちろん、軍人さんの専門的意見も聞いてと思うが。
中国の2000年以降のGDP比からの軍事費の伸びは常軌を逸している。
しかも、その傾向は海洋戦略と宇宙戦略に重きを置いている。陸上戦力を削ってまで、
空と海の戦力を充実させている。陽之介氏の言う中国の戦略を分析すればその軍拡の
目的がはっきりしてくる。私の中国の海洋戦略の分析と一致が多い。
もう一度言うが、中国は無駄使いはしません。政・経・軍、三位一体で動いています。
日本の高度成長期も19年連続くらいで防衛費二桁増でしたよ。 アメリカでも日本でも中国でも、無駄遣いはいっぱいあります。 それより、テロ戦争のあと1年で中国の年間国防費とほぼ同額の国防費増額を 毎年続けているアメリカはスルーですか? 額では何と10倍ですよ?世界の軍事費の半分はアメリカですよ? 03年には4000億jだったのが06年には5500億jに達している。 1年で約400億jずつ伸びている。 毎年の増加分だけで中国の年間国防費に匹敵します。
どうでもいいけどロシア負けちゃったね。まさかハットトリックとは。 がっかりだ。学校行く気力もないよ。 いくらヒディンク雇ってもちゃんとチーム作んないとね やれやれ…
476 :
ダメ太郎 :2008/06/11(水) 09:44:44 ID:8Uk4nH+w0
>>473 あのね、そいうことではないの。政治的目的の戦略をもとに軍事戦略を練り、
国力に合わした国防予算を捻出するということです。アメリカも中国も他の国も
同じです。
1992年、中国は南シナ海向けに(領海法および接続水域法)を制定、中国の主張する
領海に入る艦船に対する強圧的対応を法制化したわけである。これに対し、
南シナ海に面する諸国は軍事的対応をよぎなくされた。
中国は近年、南海艦隊の充実を進め、香港も軍港化して、旅大級の新型ミサイル高速艇
の基地として、90年代始めルフ級、チャンウエイ級のミサイルフリゲート艦を
輸入している、特にルフ級はフランスのクロテイル艦対空ミサイルを搭載。
またさらに遠洋公海上の戦闘能力を高める為、ロシアからソブレメンヌイ級ミサイル
駆逐艦を4隻輸入している。(この駆逐艦と同程度の能力を持つ艦艇を国産化しようと
している)また、最近、海南島を晋級新型原潜基地にしている。(JL2という
SLBMを搭載)
これに対して、マレーシアはイタリアのフィンカンティエリ社からフル装備の
ミサイルコルベット艦を複数購入。イギリスのヤロー社からF2000級ミサイル
フリゲート艦を複数購入。マレーシア政府はメコ1000型ミサイル高速哨戒艇を
30隻以上購入。(マレーシアは中国の海軍増強を深刻に受けとめ海軍増強を
他の南シナ海に面する各国より最大規模に計画している)
インドネシアは驚いたことに東ドイツの海軍艦艇を全て買い取り、さらに
オランダからミサイルフリゲート艦6隻とイギリスから新型のものを3隻購入している。
シンガポールもドイツからビクトリー級ミサイル・コルベット艦を10隻程購入し、
フィアレス級高速ミサイル哨戒艇を15隻購入している。フィリピンもブルネイも
国力よりも背伸びをした艦艇を発注している。欧米露の軍需産業は中国の軍拡の
おかげで大喜びしている。
商品の単価が1万円以上場合、消費税の税率を8%にする。 商品の単価が1万円未満の場合の消費税率は現行のまま税率5%に据え置く。 貧乏人でも1万円以上の物を買う時はあるし、金持ちでも1万円未満の物を買う時もあるので、 幅広い国民に公平な負担を求めるという消費税の基本理念は貫ける。 したがって当面の間、これが最善の消費税率と言える。
478 :
陽之介 :2008/06/11(水) 17:46:06 ID:J3mYce2e0
二次大戦後の戦勝国がつくった、世界システムとは何か。 アメリカの東アジア戦略の中で、中国がどのような位置にあるのか。 アメリカと中国の関係は、二次大戦とそれ以前からの歴史を抑えないと、 分からない部分が多い。 以下、多少煩雑になるが、米中関係を取り上げよう。 上海最大の名所は、最近再開発が進むプートンや虹橋空港周辺は別にして、 過去1世紀にわたって、黄浦江沿いの外灘(ワイタン)である。 ご存知だろうが、150年以上前から、ここにはアジア屈指の貿易拠点で、 「ナイル以東」最大の繁栄した都市として、威容を誇ってきた。 今日ワイタンに並ぶ、ネオゴシックなどのクラシックな建物の多くは、 19世紀から中国や東アジアを舞台に活躍してきた、欧米商社が建てたものである。 これらは、上海、香港、開港後は横浜などを拠点に、国際的な貿易を行ってきた。 ジャーデン・マセソンやサッスーン商会、デントといった会社が名高いが、 その中のひとつがラッセル商会である。
479 :
陽之介 :2008/06/11(水) 17:46:52 ID:J3mYce2e0
アメリカ第26大統領フランクリン・デラノ・ルーズベルトは、アメリカの由緒ある家系に生まれた。 彼の母方の父祖は、対中貿易で大儲けしたラッセル商会の設立者である。 デラノ家は、広東、香港、上海などに家業のため赴任して暮らしたものが多く、 ルーズベルトは、幼い頃から中国の美術品、家具、伝統や習慣に馴染んで育った。 貿易品はアヘン、茶、陶磁器、絹などである。 ルーズベルト家、デラノ家は、これらの取引で大儲けした。 アメリカの大金持ちで、対中国貿易で財をなした者は多い。 日本の美術品が多く収蔵されているので有名なボストン美術館だが、 以前おれが行ったとき、確かに浮世絵などもあったが、それ以上に中国美術の逸品が多い。 ボストンあたりのエスタブリッシュメントは、東洋貿易、特に中国と縁が深い。 ルーズベルトも中国文化に詳しく、中国に愛着を持ち、それは生涯つづいた。 フランクリン・ルーズベルトは大統領として、二次大戦を主導した人物である。 二次大戦の帰趨が見えだした1943年、エジプトのカイロで連合国の会議が開催された。 1943年は、ニューギニアで日本軍が全滅し、ガタルカナル島から撤退した年だ。 カイロ会談でルーズベルトは、蒋介石を連合国の一国として招き、大陸の元首として 世界に認知させた。 会議はルーズベルト、チャーチル、蒋介石が来たが、スターリンは出席しなかった。
480 :
陽之介 :2008/06/11(水) 17:47:28 ID:J3mYce2e0
ーズベルトは蒋介石に、対日戦勝利後に日本に侵略された全領土、香港、インドネシア。 沖縄を与え、産業設備を中国に移し、日本を「4つの島だけ」の前近代国家とすることを提案した。 領土問題は、様々な事情で曖昧となったが、戦後の世界を「ドイツと日本抜きで」、 アメリカ、ソ連、イギリス、中国で管理する体制を検討した。 その結果がカイロ宣言となった。 戦勝4カ国(後にお情けでフランスが入り5カ国)は、基本的に日本とドイツを、 今後脅威とならないような形に、叩きのめすことを最大の目的とした。 そのため、日本については、造船、製鉄、紡績などの工場を、賠償という形で、 蒋介石の中国に与え、農業国と軽工業だけを持つ国にする予定だった。 ルーズベルトは、アメリカの強力な援助の元に、日本に変わる東アジアの大国として中国を選んだ。 日本は「4つの島」に閉じこめられ、天皇制を廃し、重工業、商船隊、航空工業、軍隊を持たせない。 天皇を持たない日本人は、ナショナリズムの根拠を失い、ばらばらになるだろう。 財閥を解体し、軍隊、工場、船と飛行機をもたせなければ、その後日本がどうなっても、 中国や、ましてアメリカに脅威をおよぼすことはないだろう。 日本人は、サムライの時代のように、「4つの島」のなかで暮らすことになる。 19世紀末から、地域のパワーとして君臨してきた日本に代わり、 中国が明帝国時代のように、東アジアに覇権をおよぼす大国となる。 これが、二次大戦でのアメリカの戦後の対日政策の原点である。
481 :
陽之介 :2008/06/11(水) 17:49:00 ID:J3mYce2e0
1944年、45年になると、状況が変わった。 日本軍が、「一号作戦」を中国大陸で開始した。 一号作戦、別名「大陸打通作戦」は、二次大戦中の戦闘のなかで、あまり語られないが、 戦後の東アジア状勢を決定的に左右した、非常に重要な作戦である。 戦後の東アジア状勢、日本、中国の運命を決定的に変えた軍事行動といえるだろう。 まず、これは、太平洋戦争を通じ、日本陸軍が行った最大規模の作戦である。 作戦目的は、国民党軍主力の撃滅、航空基地の破壊、蒋介石政権の打倒である。 そのために、総兵力40万をもって、北支から鉄道線沿いにベトナムまでの2500キロを、 「打通」し、敵戦略要点の確保、また、南洋から鉄道を使っての交通路を維持する。 日本軍の作戦目的は、おおむね達成された。 政治的な意味の重要性は、アメリカが、国民党とその軍隊のあまりの弱体を知ったことである。 例えば、第一段階の京漢作戦では、日本軍6個師団半(15万人)に対し、 中国軍約18個軍(中国軍の「軍」は日本の増強師団程度、40万人程度か)で対抗したが、 圧倒的な日本軍の勝利に終わった。 それ以前に、中国軍は日本軍の攻撃に部隊が瓦解し、将校みずからが逃亡した。 また、重慶にある蒋介石の国民党政府は、アメリカの援助をねだるばかりで、 その官僚機構は腐敗しきっていた。
482 :
陽之介 :2008/06/11(水) 17:50:05 ID:J3mYce2e0
近代国家の基本は市民を兵とする軍隊であり、その中核は国家にロイヤリティをもつ将校団である。 忠誠心のある将校団を持たない近代国家は、存在し得ない。 今日の自衛隊でさえ、仮に本土への侵略があった場合、幹部と兵の大部分は、 生命を賭して日本を守るために闘うだろう。 国民党軍は、格好は近代軍だが、内実は軍閥の私兵だった。 ルーズベルトは、蒋介石の中国政府が、近代国家を経営するに値しないと悟った。 逆に延安にある共産党については、良い評価ばかりだった。 党への忠誠心、最後まで闘う繊維の高い軍、平等で民主的な施策などの報告が、 続々とアメリカ政府の元に寄せられていた。 アメリカ政府、特に国務省(日本の外務省)のなかには、民主党系のリベラルな人材が多く、 ニューディール政策の影響もあり、延安政府に共感を持つ者も多かった。 占領直後のGHQの政策を見れば、共産主義は、必ずしも敵対的な思想ではなかったのがわかる。 この時点で国民党、共産党のどちらを選ぶか、という決断が下されたわけではない。 ただ、アメリカの戦後政策の基本、東アジアを中国でおさめる、 という方策の主役の国民党政府に、留保が付いたわけである。 アメリカが思い描いた二次大戦後の東アジア構想はこのようなものだった。 日本を無力化し、中国を地域のパワーにすることは決まっていたが、 国共でアメリカに迷いがあった。 国共内戦時のアメリカの及び腰は、このあたりに原因がある。
483 :
陽之介 :2008/06/11(水) 17:52:04 ID:J3mYce2e0
中国大陸をおさめるのに、蒋介石か、毛沢東か、どちらが日本にとって良かったろうか。 おれの考えでは、毛沢東が勝利した共産中国の方が、戦後の日本にとって、利益があったと思う。 仮に蒋介石の国民党が勝利した中国を考えてみよう。 東京裁判はアメリカの前例のない「正義」の裁きだったが、一方で蒋介石の「復讐劇」でもある。 蒋介石は捕虜の帰還などで温情ある態度を示したと言われるが、これは威力をます対共産党戦術である。 政治に意味のない「温情」や「思いやり」など、ない。 戦後大陸を握った蒋介石国民党は、アメリカからの大量の援助をうけ、国土の回復、近代化に邁進する。 その正否は難しいが、現在の開放政策の中国を見れば、一定の効果は上げたのではないか。 当然、日本の工業設備は賠償として中国に送られる。 日本は、アメリカと中国という二重の支配者のもとで、農業国として歩むことになる。 おそらく、その姿は、フィリピンと類似の状況になったのではないか。 しかし、毛沢東が勝利したことで、アメリカは戦後の東アジア戦略を転換せざるを得なくなった。 これが戦後の日本外交の基本、日米安保で、対共産主義の前衛となる、 という構図をつくった。
484 :
陽之介 :2008/06/11(水) 18:05:55 ID:J3mYce2e0
>>463 :ダメ太郎さん
「太平洋戦争という経済的、人的犠牲を伴なって勝ちとって得た戦略拠点を何の犠牲もない中国に」
横レスですが。
世界史の基本的常識で申し訳ないが、日本が中国大陸で闘ったことを知らないのだろうか。
日本の中国侵略では、数千万人の被害者が出ている。
「南京虐殺」など、いんちきな政治宣伝だが、日本が中国を侵略し、
多くの民衆の生命、財産を奪ったことは、確かな事実である。
>>468 さん
>>467 さん
「いい乳が出なくなったらあとは」
乳牛の場合、塗擦して食肉用にするのが一般的だ。
485 :
陽之介 :2008/06/11(水) 18:13:19 ID:J3mYce2e0
>>484 「塗擦」は、「屠殺」ですね。
しゃれにもならないw
陽之介さん >二次大戦後の戦勝国がつくった、世界システムとは何か。 長文ご苦労様。 ご自身が指摘されているように、戦後共産主義との冷戦が起きたことで、 カイロ宣言で想定していた戦勝国による協調における支配体制といったものは、 資本主義国同士の協調体制によるシステムと共産主義国同士の協調体制によるシステムの二つに、 世界は分断されたのでは? そうした経過を無視した上で、現在の世界システム有り様を、カイロ宣言に求めるは、 ナンセンスだと思います。
487 :
ダメ太郎 :2008/06/11(水) 19:56:56 ID:8Uk4nH+w0
>>484 陽之介氏へ
日本軍が国民党軍と大陸で戦ったことは、よく知っていますよ。当時、中共は国民党と
統一戦線を組んでましたが、(国共合作)日本軍とは犠牲を出さないない程度に戦って
ました。(国民党にバレないように)
ソ連崩壊後、クレムリンの奥から、いろいろな秘密文書が出てきましたが、戦前の
中国、日本関係のものも出てきました。その関係書類曰く、中共と日本軍の情報機関は
つるんでいたそうです。日本軍は国民党軍の情報を中共から仕入れていたそうです。
戦後、疲弊した国民党軍を子供を殴るように漁夫の利を得たのは、中国共産党です。
誤解しないでください。中共と筋書きを書いたコミンテルンの戦略は見事です。
まさに孫子の兵法どうり、血を流すことなく勝利を得たことになります。
アメリカの東アジアの戦略拠点を戦前の戦略のように血を流すことなく得られれば
中国の願ったり、かなったりなのですが、そう上手くいくでしょうか?
488 :
小川和子 :2008/06/11(水) 20:48:30 ID:B9utz6Gi0
489 :
懐疑主義者 :2008/06/11(水) 22:18:16 ID:1FzaI6Ht0
>>469 やっぱり政治的センスが無いな(苦笑
長文を書いた所で、的外れだから読む価値は少ない。
有るか無いか解らない、センセーショナルな事実を流布する目的が把握出来ていない。
結局、古森某の件もレッテル貼りだけが目的だったようだしね。
それで自分は利口だと思っているから、君は性質が悪い。
ま、基本的に私よりは優秀なんだろうが・・・詰めが甘いし、センスが無い。
3月1日は記者会見でしたね。ごめんなさい。 >それで自分は利口だと思っているから >ま、基本的に私よりは優秀なんだろうが お前男だろ。そんなみじめな発想するんじゃない。
大陸打通作戦がルーズヴェルトの政治判断に与えた影響は知らなかった。 どんな研究で言われてるんでしょうか。 ただ国民党軍は台湾に遷ってからも蒋介石の私党的性格が抜けなかった。 一方で八路軍の軍規については日本側の従軍記者も評価をしている こう言う評価は戦後、共産中国が成立した直後だから少し値引いて読んでいるが、 それにしても当時からこれだけ両軍の性格が違った理由がよく分かりません。 アメリカは共産党軍に好意的だったのも自分は詳しくは知らない。 一方でソ連が国民党をどの時期まで支持していたのかも良く分からない。 蒋経国はモスクワ留学をした人だし、共産党は日中戦争当初はまだ弱小だったし、 満州での権益の約定を取り付けたから最後の最後まで深入りしてたんでしょうか。
493 :
陽之介 :2008/06/12(木) 10:22:00 ID:QGKw3uD/0
>>486 さん
「現在の世界システム有り様を、カイロ宣言に求めるは、ナンセンス」
その通りで、だからおれは、
>>481 で、アメリカの方針が、変わったと書いた。
カイロ宣言は「原点」であり、実際の戦後社会の形成には、さまざまな変動要素がある。
複雑な問題の理解には、まず原点を抑え、そこからの変容を見た方が理解しやすい。
変化条件の大きなひとつが、大陸打通作戦(一号作戦)だと、おれは思う。
この会戦が、アメリカの戦後政策、中国大陸の支配者、ソ連の政策を大きく変えた。
494 :
陽之介 :2008/06/12(木) 10:23:59 ID:QGKw3uD/0
487 :ダメ太郎さん
主題は、「国共合作」や、「漁夫の利」ではなく、以下の点である。
>>463 「太平洋戦争という経済的、人的犠牲を伴なって勝ちとって得た戦略拠点を何の犠牲もない中国に」
中国が多大の犠牲を払ったと言う事実は、二次対戦国の戦勝国に一員に連なる重要な条件だ。
また、戦勝国らが言う「日本の中国への侵略」が、戦後の日米同盟の背景にある。
この「中国の犠牲」という事実を、認めるのか、否定するのか、というが、
>>484 でおれが述べたことだ。
問題をそらさないでほしい。
余談だが、「中国への侵略」という主張を、おれが認めているかどうかは、また別問題である。
495 :
陽之介 :2008/06/12(木) 10:25:29 ID:QGKw3uD/0
>>491 さん
「大ニュースになる」
28日の朝日の記事は時間切れで残念だが、「大ニュース」は、おれもそう思う。
中台のトップ会議後、CNNやBBC、ヘラルドなどは、結構細かく報道していたが、
日本のマスメディアは、事実報道のみで、今後におよぼす影響など、論評が見あたらない。
もっとも、おれが見ているのは一部なので、どこかでやっていれば、紹介して欲しい。
「ひとつの中国」で中台首脳が、ある程度明確な見通しを述べたことは、
日本の将来に大きく関係し、東アジアのパワーバランスを激変させる重大事だ。
この会談がおよぼす影響はつぎのようなポイントがあると思う。
(1) もちろん、台湾が「中国」になる、ということ。
おれが前から指摘しているように「一国二制度」を応用した形になるのではないか。
(2) アメリカの防衛線の後退
中台海峡は中国のものとなり、アメリカ軍はグァム以東に後退する。
(3) 西太平洋における中国覇権の承認
アメリカの世界戦略で、各地域の秩序維持をその地域のパワーに任せる、というのがある。
欧州、アフリカはEU、ユーラシア北部、中央アジアはロシア、中東はイラン(失敗した)。
東アジアは、前に述べたように、アメリカは当初から日本に変えて中国を当てる予定だった。
その基本的方針が、ようやく実現しようとしている。
日本にとってきわめて重大な会談だが、なぜメディアは、あえて無視する方向を選ぶのだろうか。
496 :
陽之介 :2008/06/12(木) 10:26:50 ID:QGKw3uD/0
>>492 さん
「当時からこれだけ両軍の性格が違った理由」
非常に重要な点だと思う。
戦後、途上国で独立運動がたくさんあったが、多くは実力者の私兵や、軍閥から脱せなかった。
しかし、コミュニズムで組織を束ねた場合、未熟な集団でも、強い戦意、頑強な組織となり、
敵対勢力と闘った場合、ノン・コミュニズム軍よりも、明らかに強くなる。
例えば、ベトナム、キューバ、アルジェリアなど。
おれの観点だと、前近代社会で、コミュニズムは人々に理想を与え、、近代的な世界観をもたらす。
これによる献身や自己犠牲、忠誠心などが、大きな戦闘力の元になっているのではないか。
もちろん、善悪二元論による敵への仮借ない態度、内部の粛正、権力闘争は、必ずある。
ネタとしては、戦史叢書の「一号作戦」の1,2,3
「毛沢東の私生活」上下
「ルーズベルト秘録」上下
などです。
また、鳥居民の「原爆を投下するまで日本を降伏させるなーートルーマンとバーンズの陰謀」、「昭和二十年」でも、枝葉ではあるが、言及されています。
497 :
陽之介 :2008/06/12(木) 10:41:19 ID:QGKw3uD/0
>>492 さん
「アメリカは共産党軍に好意的だった」
「ソ連が国民党をどの時期まで支持していたのか」
どちらも重要な問題で、今後の日中関係に直結するポイントだと思う。
先日DVDで「グッド・シェパード」をみた。
これは、二次大戦中のOSSからCIAの対敵諜報に当たった人物が主人公の映画で、
おもしろいのは,OSS時代はソ連と共同してドイツを戦い、その縁が戦後まで続く、というところ。
戦後イギリスを激震させたキム・フェルビー事件というのがある。
これは、イギリスの諜報機関の中枢の数名が、ソ連のスパイだったというもの。
しかも、フィルビーらはパブリックからオクスブリッジ出身のエリートだった。
498 :
陽之介 :2008/06/12(木) 10:42:03 ID:QGKw3uD/0
戦前のある時期、欧米のインテリの間では、コミュニズムは「理想主義」と同等で、 今のような悪いイメージと言うよりも、新しい未来をつくる新思想として任期があった。 アメリカのエスタブリッシュメントでも同様で、特に民主党のリベラルなどは、 共産主義にかぶれ、ソ連はもちろん、中共党に非常に好意的な連中が多かった。 エドガー・スノーの著作などには、その辺の事情がよく出ている。 ソ連は、中国に影響をおよぼすための手段として、国民党、中共党の両方を使う罪里だった。 もちろん、国民党の方が大きいのでこれを主用し、押さえで中共党を使う。 蒋介石も息子をソ連留学させているように、支配の道具として共産主義に理解を持っていた。 毛沢東にしろ、蒋介石にしろ、「主義」は権力獲得の道具であり、その時の有効な方を選んだ。
まずは簡単に始められる海外マネー撃退法を教えてあげよう。 日本の株式市場に流入している金の約6割が外資マネーということを知っているかな? 平均株価は外資によって維持されていると言っても過言ではない。もちろんこのような状態は 不健全であり、日本の株価は外資の思惑一つで簡単に上がったり下がったりしてしまうのが 現実なのだ。 しかし裏を返して言えば、あなたが株の売買を通じて利益をあげることができたとした場合、 その利益の6割は外資から金を奪うことによって成り立っていると言えるわけなんだ。 もしも君が株で100万円の利益をあげれば、外資から奪い取った金は60万円。 1億円の利益をあげれば、外資から奪い取った金は6000万円。 100億円の利益をあげれば、外資から奪い取った金は60億円にも達することになる。 つまり君が株式市場に参入し、利益をあげればあげるほど、外人投資家がそれに応じた 打撃を被るというわけだ。 君が利益をどんどんあげていけばいくほど、ハゲタカファンドは苦しんでいくんだ。 それがどれほど日本を守ることにつながるか、わざわざ説明するまでもないだろう。 株で勝つ方法は簡単。日経新聞や株に関する雑誌を講読すれば良い。 日頃から情報収集を怠りなくおこなえば、そして外資がすぐには入手することができない情報を 日本の地の利を生かして先に入手することができれば、外資を出し抜いて金を奪い取ることなど 造作もないのだ。 最近は株に投資するなとレスする奴がいるが、そいつは外資のスパイだ。日本の愛国者が株で 外資から金をせしめることを恐れて、外資のスパイが情報工作しているのだ、気をつけろ。 金が無いならサラ金で借りれば良い。株式トレーダーは自営業みたいなものだから、職業を聞かれたら 自営業と答えれば良い。 アコムで無理ならプロミスで借りろ、プロミスで無理なら武富士で借りろ、 武富士で無理ならアイフルで借りろ、アイフルで無理ならレイクで借りろ。 海外ファンドから日本経済を守るため、そして海外ファンドを苦しめるため、君も株に投資しよう。
500 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/06/12(木) 14:13:00 ID:dJ3LoJ060
あれま まだ懐疑主義者みたいなチンカス野郎が居るんだ
501 :
陽之介 :2008/06/12(木) 16:50:17 ID:QGKw3uD/0
>>470 >>471 さん
「欧米世論が求めているのは日本が国際人道法遵守、戦争責任への真摯な反省、と言う「態度」を見せることである」
「こう言う「基本」をきっちりやらずに「スペシャル応用編」ばかりやりたがる。」
的確な現状分析と、バランスの取れた批評だと思う。
旧ユーゴ問題は、まさにバルカン問題で、EUの柔らかい腹である。
セルビアの宣伝作戦は、なるほどと思った。
おれの個人的観点だと、ユーゴ解体に承認を与えたことは、EUの失策だったと思う。
あのような地域に「民主主義」「民族自決」を持ち込めば、内部対立が起こる。
今、コソボがまたまた分利することになりそうで、セルビアは、一矢報いた気分ではないか。
しかし、EUは旧ユーゴから手を引くわけにも行かず、苦い水をのむことになる。
慰安婦問題について、日本は欧米の以降を誤解している点で
>>470 さんに同感だ。
日本は「賠償」をおそれるが、これなどいくらでも引き延ばしの言い訳があり、
ドイツなどは、その手でいつもポーランドを苛立たせている。
国内であれこれ言うのはやさしいが、相手を説得する正当性はない。
今は連中のルールでゲームをやっているのだから、そのルールを遵守してプレーする。
しかし、ルール改編のための準備もしておく。
問題は、戦後体制の中で生きていることを自覚し、後は臥薪嘗胆するしかない
502 :
懐疑主義者 :2008/06/12(木) 20:05:49 ID:WItpq8F30
>>490 >お前男だろ。そんなみじめな発想するんじゃない。
冷静に、私と君の能力の差を、分析しているだけだよ(苦笑
繰り返すが、古森某の記事の批判をするのは、結構。
では、私が述べた内容に関して、どう思うのか聞かせて頂きたいのですが。
>>447 >だから、イラク戦の時、ドイツは、「もうたくさん」とさじを投げた。
ま、単純に匙を投げたとするのは、乱暴すぎる気もしますが。
そもそも、当時の首相シュレイダーは、親露反米的な政策を取りましたからね。
それに対しメルケル現首相は、シュレイダーの政策を修正、伝統的な西側同盟国重視に方向転換。
ちなみにシュレイダー元首相と同じ政党に所属するシュタインマイヤー副首相兼外相も、
同じく、反米親露・親中政策路線を取っている。
(ロシアと接近する事で、ドイツを「アメリカから解放する」と、分析する人間も存在する。)
MD問題や、ダライ・ラマ会談で、両者の立場が違っている訳で。
また、ドイツには特有の事情があり、ヨーロッパ諸国の理解だけでなく、
派遣先の状況を鑑みないと、軍隊の海外派遣が出来ない事情がある。
(例として・・・ドイツがアフリカのPKO派遣を断念した際に、現地の少年兵問題が出た。
ドイツ人が、武装しているとは言え、子供を殺すと言う事を許容できない、と判断したのである。
一方、フランスは旧植民地諸国でデモ行進を行う丸腰の現地人に、
車載の機銃で攻撃するような事態が発生している。
特に、これと言った批判は無かった、と記憶している。)
>>501 >国内であれこれ言うのはやさしいが、相手を説得する正当性はない。
相手を説得する必要性は、全く無い。
説得し、味方に着けるべきは、国際世論そのものだ。
一度責任を認めてしまえば、後々まで叩かれる。
国際世論を害さぬように、説得を続ける他無いと思う訳ですが。
503 :
ダメ太郎 :2008/06/12(木) 21:25:07 ID:I5WQBwax0
陽之介氏へ 戦中のアメリカのパートナーは国民党です。中共が共闘していたのは、名目は国民党。 実際は日本軍です。日本軍はアホな話しだが、中共のプライオリティーの一番の敵を 戦闘力のない中共に変わって叩いてやったというわけです。マヌケな話しだが。 そんなことより、台湾ですが、日米はけして中国を太平洋に出さないよ。 第一列島線突破の夢は諦めたほうが、中国の為だ。 空母艦隊を持つのは、さぞや大変だろうな?戦前の日本は戦艦大和を作る為に国民が 生活を我慢したが、中国人は我慢できるかな?
>イラク戦争の時のドイツの態度 ・まず、シュレーダーはSPDで左派本流ラフォンテーヌと対立して代表となった人物で、 英国流の第3の道を標榜するわコソボ紛争では空爆に賛成するわ連邦軍をOEFに出すわ、 支持者からトマト爆弾を浴びた人間。唯一積極的だったのが緑の党と組んだ環境政策。 ぜんぜん反米なんかではない。 対ロ融和は保守時代から国是だし、ロシアとエネルギー交流を進めたのはドイツだけではない ・シュレーダーがイラク戦争時に反対を唱えたのは同年、総選挙があり、 彼の経済政策が不評だったので国民の反発が強かったイラク戦争反対を押し出した事情もある。 安保理でアメリカとやり合ったのはゴーリストの系列を組むシラクのフランス。 発起人のシュレーダーはイラク戦争中も国内の基地を提供して国民から批判を浴びている。 領空通過も嫌がってブッシュを散々罵りまくったシラクとは大違い。 ・2005年11月に成立したメルケル政権はSPDも参加した大連立政権。 メインテーマは経済不振の解消で、対米関係の改善もあったがこの時期はアメリカもネオコンが失脚した時期。 そもそも彼女はCDU内でも東独出身でロシア語が出来、対ロシア外交も前政権を引き継いで積極的。 ロシアの人権批判はドイツはずっとやっている。プーチンとは年2回会っていて冗談も言い合う間柄。 環境政策も変わってない。外交で違うのはむしろ対トルコのEU加盟問題 ・シュタインマイヤーは対ユーゴ強硬派だった名外相ゲンシャーの影響が強いと言われ、 SPD政権時代にも米軍のスキャンダルを見逃したとか叩かれた人物。 今回のコソボでも米英仏と組んで承認取り付けの根回しに動き回り、 ビルト、アマート、モラティノスら北欧・イベリア連合に叩かれまくった。 シュレーダーも最近、コソボ承認は拙速だったじゃないかと批判している。 イラク戦争反対はシュレーダー政権に限らず、西欧全般で「反対」が多数派世論。 親米=反露とか、親露=反米とか、冷戦的に単純に分けられるものではない。 ちなみにポーランドのどうしようもない鎖国政権はメルケルになっても反独、反露、親米。 この5年くらいのアジアでは親米・親中・反台湾独立がいちばん賢い選択だったしね。
>MD問題や、ダライ・ラマ会談で、両者の立場が違っている訳で。 そんなに違ってるかなあ?MDはドイツは一貫して慎重だが。 何か対立したソースとかある?
507 :
陽之介 :2008/06/13(金) 14:42:17 ID:fCZudV8v0
>>502 :懐疑主義者さん
「一度責任を認めてしまえば、後々まで叩かれる」
愛国主義は分からないでもないが、
日本はすでにポツダム宣言を受諾し、サンフランシスコ講和条約を結んだ時点で、
「責任」を認めている。
「国際世論を害さぬように」
今までも指摘されたように「慰安婦問題」などでは、さんざん「害」している。
責任、説得も何も、すでに60年以上にわたって日本が認め、叩かれてきたことだ。
それに気づかず、あたかも、アメリカは日本と一体であるかのような
誤解と幻想にひたってきたことが、日本の戦後の迷妄、外交の無策の背景にある。
508 :
陽之介 :2008/06/13(金) 14:42:56 ID:fCZudV8v0
>>503 :ダメ太郎さん
繰り返して申し訳ないが、重要な点なので。
おれが異論を指摘した問題点は
「中国が二次大戦中に『犠牲』をはらったか」
とうか、という一点にある。
>>463 でダメ太郎さんが指摘、
>>484 でおれが反論
>>487 でダメ太郎さんが、問題を「漁夫の利」などにずらす。
>>494 でおれが再反論。
この歴史的事実を認めるか否かで、二次大戦後の世界構造の理解が、まったく変わる。
509 :
陽之介 :2008/06/13(金) 14:43:52 ID:fCZudV8v0
(1) 「中国は『犠牲』を払った」 二次大戦の結果を認め、戦勝国がつくった国際秩序の正当性を認め、 アメリカとの同盟にもとづく戦後日本の再建路線を支持する。 現代の正統的な史観である。 (2)「中国は『犠牲』を払っていない」 日本の大陸「侵略」を認めず、二次大戦の結果を裁いた東京裁判を否定し、 戦後の国際秩序の正当性を疑い、日米同盟に異を唱える。 林房雄の「大東亜戦争肯定論」などに見られる立場である。 おれは、東京裁判的な戦後秩序に疑念を持ち、改編を望む立場だが、 そうした戦後の国際秩序や、戦勝国有利なシステム自体は否定しない。 この違いは、例えば、交通事故があったとき、 「事故」の存在そのものを否定するのと、 「事故」の事実は肯定するが、その処置については留保する、 という立場の違いであろう。
510 :
陽之介 :2008/06/13(金) 14:44:59 ID:fCZudV8v0
>>504 さん
「5月28日の中台合意の目的は主権問題ではなく投資・人的交流」
その通りだ。
おれの解釈では、外交とはそのようなもので、本題は表面的な合意の影にある、
と言うケースが多いと思う。
中台にとって、主権問題をこの場で出すことは、得策ではない。
アメリカの保守層、台湾の独立派、日本の親台派などを盛り上げるだけだ。
現状ですでに「一体化」しているのだから、経済交流をすすめ、後は時期を待てばいい。
熟柿が落ちるように、(名目的には)台湾は中国のものになるだろう。
511 :
陽之介 :2008/06/13(金) 14:47:26 ID:fCZudV8v0
「日中同盟」に影響(するかもしれない)国際情勢のあれこれ。 ○ドイツ問題 冷戦後のドイツの外交は、日本に比べると、優秀だったと思う。 東西統一はもちろん、EUや対ロシア、東欧(中欧とよぶべきか)政策は高得点だ。 また、対米では、湾岸戦とイラク戦の態度の違いなども、長期戦略を感じさせる。 イラク戦では、表面では反対しつつも、裏側では情報機関をアメリカの司令部に常駐させ、 自分が持つ、イラク内のスパイ情報を、アメリカに渡していたという。 国内世論やEUに顔を立てながらの二枚舌は見習うべきだ。 そもそも、フセイン中枢にスパイがいたことは、ドイツ諜報機関の実力を示す。 ひるがえって、日本はどうなのだろうか?
512 :
陽之介 :2008/06/13(金) 14:48:37 ID:fCZudV8v0
○ゲーレン機関
旧フセイン政権中枢に食い込んでいたドイツの諜報機関はBNDだ。
これは、ナチス時代の参謀本部の東方課にいたラインハルト・ゲーレンの流れを汲むもの。
ゲーレンは、大量のソ連情報を持ってアメリカ軍に組織ごと売り込み、
戦後「ゲーレン機関」で西ドイツ諜報組織の始祖となった。
ゲーレン機関には、ユダヤ人の大量虐殺をやったナチなどもいたが、
アメリカは、知らんぷりをして、使いつづけた。
マッカーサーのGHQが、日本軍の細菌戦研究の石井部隊や、
朝鮮、大陸情報に詳しい軍人を使ったのと同じである。
○ポーランド=朝鮮半島論
>>505 さんが指摘するように、ポーランドは、どうなっているのか。
どう考えても、ドイツと協調しなくてはいけないのに、重要なときに反独をだす。
すでに片の付いた(はず)の二次大戦の賠償問題などを言いだし、
かえって、ドイツから反撃(戦後ポは国内のドイツ人を追放した)されたりする。
この辺の国益よりも感情を優先する激情ぶりは、朝鮮半島、特に韓国と似ていると思う。
ロシア、ドイツと両側の強国にやられっぱなしで、国民性に余裕がないのではないか。
513 :
ダメ太郎 :2008/06/13(金) 16:36:16 ID:ceJnm27e0
>>508 陽之介氏へ
あなたらしくもなく、妙に固執するな。何回も言いますが、犠牲ををはらったのは
中国側から考えれば国民党政府です。日本と中国共産党とコミンテルンは加害者です。
たしかにニクソン訪中により、上海コミュニケで中国の正統政府と認められ、
中華民国(当時の台湾)は外され、中共が常任理事国となった。
この時点では日米同盟はありました。中共は中華民国の日本の再建路線を引き継いだ
ことになります。
どうでも、良いが、あなたは教条主義者か?(笑)ゴタクを並べてないで、
台湾は国民党が侵略した中華民国だから、中共のものだと主張して、
自慢の空母艦隊で、力ずくで取りにくれば良いだろ。大言壮語したわりに
>504氏の指摘に随分、萎縮した内容になったな。
別に中国と台湾の首脳が(一つの中国で意見が一致しても良いよ)
日米は力ずくでも許さないということだ。戦略に教条など必要ない。
パワーです。
514 :
懐疑主義者 :2008/06/13(金) 20:01:05 ID:WmdYQFee0
なあんだ!どこかで見たと思ったら、5年前のバグダッド陥落直後のあのツァイトのインタか。 あの時はドイツの保守系はイケイケだったよねw >もし昨年九月に連邦議会選挙がなくても、シュレーダーは反戦の立場をとったと思うか。 >とらなかったと思う。 >ドイツの国内政治の実状のために、シュレーダーは反戦の立場をとらざるを得なかった。 ほらね。
あと、この編集長が使っている「反米主義」と言うのは、 チャべスやアフマディネジャドが取っている「反米」ではない。 また、プーチンや中国指導部のような「反米」でもない、 そもそもロシアは反米じゃないけどね。 この編集長もヨーロッパ人がアメリカに持つ感情についてちゃんと説明している。 そう言う反米。 このインタでも挙げられている3月5日の3カ国首脳の会見はよく覚えている。 プーチンは淡々と声明を発表、わざわざ「これは反米連合を意味しない」と念を押している。 感情むき出しで怒りまくってたのがシラク。 シュレーダーは正直者で、こう言う事態に至った責任の重さを感じているのか 非常に沈痛な表情で三者三様だった。 このインタでも挙げられているコンディの 「フランスは罰する。ドイツは無視する。ロシアは許す」 と言う有名な方針はまさにこの三者のアメリカに対する態度に照応したもの。 アメリカは総選挙でイラク戦争反対を掲げ、 その結果反対せざるを得なくなったドイツについてはお家事情を理解していた。 さらにロシアについては、プーチンはアメリカにも西欧にも抜かりなく立ち回った上に、 長年イラクと密接な関係を持ってきたと言う事情を汲んでいた。 アメリカの憎しみを一身に浴びたのがフランスで、 安保理演説でも票読みでも先頭に立って圧力をかけたから、まさに戦々恐々だったよ。 シラクは4月段階で「我々はアメリカの友人だ」と浅ましい擦り寄りぶりを見せた。 だがフランス国民はもともとアメリカ何するものぞと言う気質が強く、 シラクは「反戦」と言うより「反米」と言う感情面にマッチして国民的に支持されていた。 前年、決選投票で争った極右のジャンマリ・ルペンですらイラク戦争に反対しており、 有力な反対勢力は見当たらない。 シラクが態度を和らげた地元フランスのサミットで「罰する」なんて態度を取ると フランス人は一致団結して反発して米仏関係はそれこそ修復不可能になる。 サミットでは、より「論理的」で、国内に僅差で勝利した反対党CDUを抱えたドイツが揺さぶられたと言うだけ。
517 :
懐疑主義者 :2008/06/14(土) 12:26:05 ID:UfDsC8pWO
んで、ニューズウィークは読んだか? 古森某と、私の書き込み内容で一致しているのは、何処かね? 後者は、散々、繰り返し聞いているんだが。
518 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/06/14(土) 15:01:04 ID:v75V0xgo0
いくらアメリカが日本を利用したいと言っても、永久に利用価値が あるわけでもないだろうに。
519 :
ダメ太郎 :2008/06/14(土) 18:38:09 ID:xExpXNVO0
>>518 いろいろなスレで言ってるのですが、利用できる価値があるうちに米中対立の狭間を
利用して目だたないように自立への現状変更行動をとれば良いのです。
まず、シュレーダーは2002年秋の総選挙勝利と言う国内要因がなければ、 「イラク反戦」の立場を取ったかどうか極めて疑わしい。 これは君が引用してきたツァイトが認めてくれているw コソボ空爆、OEF参加と言ったドイツ外交のエポックでも賛同しており、 伝統的なSPD支持者からは大きな反発を受けた「第3の道」に近い人。 イラク戦争中も米軍に基地を提供して、2004年9月に連邦行政裁判決で非難され、 国民の反発を呼んだ。その程度の「反米」であることに留意されたい。 ちなみにこの程度の「アメリカとべったりにならない」程度の「反米」姿勢は、 欧州とくにEEC発足当初のメンバーの国では珍しくも何ともない。 フランスのジャンマリ・ルペンの例を挙げたが、 スペインでもPP支持者も、イラク戦争に関しては反対する人が多かった。 次に、日本語版ニューズウィークの記事を見ると、自分はやや首を傾げてしまう。 何か、あまり政治事情を知らない外国人に対して、 ドイツのSPDとCDUの対立を歪曲して伝えたいような意図さえ感じられる。 もともと日本語版ニューズウィークの記事は煽り記事が入ってるので要注意とは、 よく言われることである。 ・「ブッシュとライスの意見が対立したらどちらに軍配が上がるか。 もちろんブッシュだ」と冒頭に書いてあるが、 現実にはライスは「それは間違いだ」とブッシュに直言できる唯一の人間、 と言われ、ライスとブッシュの路線対立なんてかなり「表に出ている」。 だからこそ彼女はなぜ大統領を止めないのかと批判されたりする。 首相・大統領と外相の対立と言うのは決して珍しくない。 現在の日本も、福田首相と高村外相は対中関係でかなり温度差があるし、 内政改革でも党幹事長と福田首相は対立している。 ・SPDとCDUはかつても大連立を組んでおり「長年の宿敵」と言っても、 歩み寄りの余地はいくらでもある。決して「不倶戴天の敵」ではない。 またSPDは90年代前半、シュレーダー路線によって大きく右に舵を切り、 CDUもコール長期政権の醜聞で「リベラル疑惑」のある東独出身の女性党首 でソフトイメージを演出するなど、その路線の差は縮まっている。 ・シュレーダー時代もドイツはロシアのチェチェン問題を活発に批判している。 むしろ報道量としてはチェチェン鎮圧が進んだメルケル時代は減少したくらい。 シュレーダーが経済問題を重視したのは事実だが、メルケルもその路線自体は 否定していないことは記事中に記されている通りである。 シュレーダーを従来型の「反米左翼」、メルケルを「親米右翼」のように描くのは 明らかに誇張である。 ・対ロシア指導者との関係も、ロシア側から見るとシュレーダー、メルケルでは、 メルケルのほうが若干、人権問題をうるさく言うくらいの違いしかない。 チェチェン以外でのロシアの人権問題がクローズアップされたのは、 プーチンがベスランのテロで言論統制を強めた2005年以降。 たまたまそれがメルケル政権発足の時期にぶつかった事情もある。 メルケルは3月にも訪露して新旧大統領と面談したが、会談は全然緊迫してなかったよ。 ・対トルコ関係については「むしろそちらのほうが問題点」と自分が記した通りでしょ?
それより注目すべきは、記事中にもある「政局」 つまり09年総選挙がらみでの対立だ。 SPDはシュレーダー以後、旧PDSが勢力を伸ばす東独地域に着目したのか、 05年10月にメルケルと同じ東独出身のプラツェックを党首に選出。 さらに昨年10月にはハンブルグ綱領を採択して政権奪取への意欲を見せている。 (CDU首班になってもドイツの経済不振は解決されず不満が募っている) この時期にシュタインマイヤーは副党首に選出され党内の重鎮となっており、 彼がメルケルと「対立」したとされる問題はこの時期前後以降が主である。 ただし「対立」とやらがどこまで緊迫したものかは?マークがつくものが多い。 シュタインマイヤーは、シュレーダーが批判しているコソボ問題では メルケルとほぼ同調して根回しに奔走している。そこでSPD内からも批判されている。 また、メルケルはコール政権内ではいわば「政権の花」のような扱いで、 環境・女性・青少年のような分野が担当。重要分野の外交とは無縁の人だった。 首班指名の際もSPDが意外と健闘したのでどっちが取るか揉めたくらいだから、 老練なシュタインマイヤーの存在は脅威だし、また彼と違う新鮮さを打ち出すことで 綱引きの続く連立政権内での自分の「売り」にしてもいる。 ちなみにメルケルの07年9月のダライとの面会の際、 ドイツ首相府は「チベットが求めているのは(独立ではなく)高度な自治」として、 中国側にもしっかりエクスキューズを用意している。 それでも中国側が反発して外交日程をキャンセルしてしまい、 その前年にせっかく首脳外交で売り込んだリニアが壊れかねない事態になったので、 シュタインマイヤーでなくとも独中の経済関係を考えると首相の軽率を批判して当然。 また先日6月10日にも温家宝と電話会談してお見舞いをした際に 「ドイツは1つの中国の原則を堅持し、五輪の成功を祈る」と伝えている。 さらにMDに関しては07年の3月、 メルケルは「アメリカはMDに関してロシアの意見を聞くべきだ」 と慎重論を唱え英国と一線を画した。間違っても賛成してはいない。 また、北京五輪問題では、フランス、英国がまだ欠席を明言しないうちから、 3月28日、シュタインマイヤーが首相欠席を明言している。 「対立」は決してこの記事にあるような抜き差しならぬ路線対立などではなく、 単独政権を視野に入れる、SPD内でも要職を務める老練で右よりの実務家と、 あまり実務経験のないまま党首・首相に駆け上がった「CDUのお嬢様」との 意見の食い違いと言う面が大きい。 記事中にもある外交評議会のヤン・テシャウ氏が言う通り 「いくらメルケルが人権問題で発言しても、ロシアや中国との貿易関係は拡大」して、 衰えは見せていないのであり、第一、大連立を組んでいる手前、 両者とも政権内で協力しあうしかないのである。 そして、この記事が危惧する通り、いまイラク戦争当時とは事態は一変している。 アフガン派兵に賛同するドイツ世論の支持は一時3割台にまで減少しており、 縛りが取れたSPDの平和攻勢に対してCDUが防戦一方になるかもしれないね。
それより懐疑主義者に言いたいことがある。
君が
>>502 で述べたのは
ほぼ日本版ニューズウィーク6月18日号29ページの引き写しじゃないか?!
いや、情報に疎くて引き写しなら引き写しでいいよ。
何でたかが300円の週刊誌の、たった1頁の内容を
「こう言うことが書かれている」と要約せずに、わざわざ人に買わせるの?
どこのキオスクでも買える週刊誌ですら情報を惜しみ惜しみ、
人にはソースを次々と要求して、時間をかけてリンクを引っ張らせたり、
本を参照させたり、散々手間をかけさせる。いつも自分は質問側。
そのくせ情報を提供してもお礼も言わない。自分が間違ってても失礼の一言も言わない。
日本語版はクオリティペーパーでも何でもないのに「読んどけ」とか
上から目線のデカイ態度を取る。
お前は戦争広告代理店でも全然内容を紹介しないで議論進めようとしただろ。
だから他の人に迷惑だと思って自分はネットからわざわざ本の要約を探してきたんだよ。
本来、お前がやるべきことだぞ!?
お前はこう言うことやってるから嫌われるんだよ。
議論を有益にしたいなら、次から次に論点を変えて、質問で質問をごまかすようなことするな。
自分からちゃんと有益な情報を公開のソースつきで提供して来い。
さもなければうざいから、このスレから出てけよ。
今日はロシアとオランダが勝って機嫌がいいからこれで許してあげるけどね。
追記:そう言えばメルケルはロシア新大統領が決まった6日後にもう訪露して、 メド、プーチンの両大統領と面会している。 たぶん主要国では1、2を争う速さじゃないかな? 対中武器禁輸解除だの、五輪ボイコットも様子見を続けた右派のサルコジのほうが よっぽど利に聡いと言うか、中国に甘いと思うよ。 もはや右派=親米=反露=反中とか、左派=反米=親露=親中なんて 硬直した図式じゃ通用しない。
524 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/06/15(日) 09:49:32 ID:/KGPXiIU0
HtTbH/vi0さん、確かにそうだけれど ここは「討論」する場であって「闘論」するところじゃない。 自分の知っていることを僅かでも知らない人間を見つけては 問答無用で叩っ切るようでは レスが殺伐として詰まらなくなってしまうよ。 皆のよく得意とするところとそうでないところを よくよく合わせて各々の見識や結論が 二乗にも三乗にも増すことが 議論することの醍醐味なのじゃないかなあ。
525 :
懐疑主義者 :2008/06/15(日) 13:49:12 ID:dCJlf8880
はいはい、長文ご苦労さん。 ここまでの纏め: 世界抗日連合に関する私の見解と、全く関係の無い古森某に対する批判記事を重ねて、 印象操作に走っているHtTbH/vi0。 数回指摘するも、コメント無し。 現在、長文並べ立てて誤魔化し継続中。 >お前は戦争広告代理店でも全然内容を紹介しないで議論進めようとしただろ。 何回も読んでいるんでしょ? んで面白いのは、こっちが指摘している事に、全く触れないんだな。 >どこのキオスクでも買える週刊誌ですら情報を惜しみ惜しみ、 出し惜しみじゃなくて、面倒くさいだけだw >人にはソースを次々と要求して、時間をかけてリンクを引っ張らせたり、 ところで、戦前の軍事費の断片的に出した情報まだ? >本を参照させたり、散々手間をかけさせる。いつも自分は質問側。 出したじゃん、ソースは。 >本来、お前がやるべきことだぞ!? >お前はこう言うことやってるから嫌われるんだよ。 ああ、そう。 ところでさ、ODAが覇権の道具って話はまだ? 最初にペーパーソースを君が出して、ダメ太郎さんが「要約してくれ」って言ったら 「お前に聞く権利は無い」とか言って、書き込まなかったじゃないw 断片的に出した戦前の軍事費の話だって、出せてないじゃない。 こっちが粘着しないから、幾らでも楽できているだろ、そっちは。 何せ、こっちは出せなければ、ちゃんとその事を言っているからな。 間違っていれば、ちゃんと謝罪しているし。
526 :
懐疑主義者 :2008/06/15(日) 14:05:18 ID:dCJlf8880
修正
X断片的に出した戦前の軍事費の話だって、出せてないじゃない。
○断片的に情報を出した、と貴方が主張する戦前の軍事費のソースだって、出せてないじゃない。
まぁ、殺伐とするのは良いんだけどね。
思うに、殺伐としないのは、陽之助氏の返答に拠るものが多いと思う。
まともに返答している・質問に回答しているかは別としてね。
(例・・・イラク戦争に置けるアメリカの情報統制・台中戦争の勝利条件の一方的な主張等々。
まぁ、中国が非人権国家だと言うが、侵略した日本はどうなんだ!
と摩り替えする中国の対米姿勢に近いと思うんですけどね。
あ、あれね。
俺自身も在米中国人ないし、中華系米国人全体が、中国共産党と関係が有るとは言わんよ。
ただ、そうでない人間だって、欺瞞情報に載せられて、行動するケースがあるから。
米軍の軍事技術のスパイ事件もあったけど、アレで全ての中華系アメリカ人をスパイだとレッテル貼りはしないよ。
ちなみに、戦争広告代理店を出したのも、そこら辺の事情による。
出し惜しみしてるって言うけど、きちんとエッセンスの抽出はしているつもりだけどね。
ダラダラと長文書いても、面白くないからね。
端的に、重要な個所だけ引っ張り出す能力を重視する性質なんでね、私は。
>>523 >追記:そう言えばメルケルはロシア新大統領が決まった6日後にもう訪露して、
>メド、プーチンの両大統領と面会している。
>たぶん主要国では1、2を争う速さじゃないかな?
エネルギーの輸出入関係や経済的な繋がりを考えれば、そういう行動を取ってもおかしくないね。
(たしかドイツは、ロシアから結構な割合でエネルギーを輸入していた筈だが。)
言い換えれば、エネルギーと言う戦略物質を握られている訳だから。
ここら辺は、経済的相互依存関係が有る国家同士は一緒。
まぁ、メルケルがMD推進論者であっても、慎重に行動しなければいけない要因である、とも考えられる。
あ、後、長文学生さんだったら、ODA云々の下りは人違いになるね。
人違いだったら、すみません。
長文学生さんと旧チベット人さんがごっちゃになりつつ有るな。
旧チベット人ですが、懐疑を相手にしても意味ないです。 あなたが指摘してる通り、彼は批判と質問だけで、自分の主張における妥当性については一切説明しない為、 違った考え方や知識と言った物を得る事が出来ません。 懐疑の相手をするだけ無駄です。 スルーをお勧めします。
528 :
陽之介 :2008/06/16(月) 10:51:13 ID:LpB3OUG/0
>>513 :ダメ太郎さん
「犠牲ををはらったのは中国側から考えれば国民党政府です。日本と中国共産党とコミンテルンは加害者です」
この論題について、正否を確認することと、「固執する」といったこととは無関係だ。
ダメ太郎さんの「(二次大戦で)中国は犠牲を払っていない」という認識は、
現在の日米同盟の基礎も揺るがす、戦後の世界体制を否定する、重要な発言だ。
なぜなら、戦後の日本の国際的地位や、その後の日米同盟は、
すべて日本が「敗戦国」であり、つまり日本が米中その他を「侵略した」という
ことを日本が承認し、その上で成り立っている。
それを否定するのは、「ホロコーストはなかった」というような
歴史修正主義者と軌を一にすると言っていいだろう。
もちろん、そうした前提に立てば、「日中同盟」はおろか、日米同盟も不可能になる。
まず、アメリカとの関係を断絶し、世界に孤立するような思想である。
前にも書いたように、おれはどのような思想や外交施策のアイデアがあってもいいと思う。
二次大戦の「事実」を否定し、「日本は正義の戦を行ったのだ」というのがあってもいい。
ただし、それならば、その方向で論理の一貫性が無くてはならない。
「中共は中華民国の日本の再建路線を引き継いだ
ことになります。 」
これは意味不明だ。
529 :
陽之介 :2008/06/16(月) 10:57:36 ID:LpB3OUG/0
>>514 :懐疑主義者さん
「やっても居ない事の責任を取らされては、それこそ問題だ」
現在の日本の国際的な地位自体が、「責任を取らされた」結果である。
まるで、今の日本が、自由で、無原罪であり、他国の「非人権」を勝手に批判できる、
フリーハンドであるとでも思っているのだろうか。
今の日本は相も変わらず「敗戦国」であり、戦勝国からしばりを掛けられている。
勝手に「自分はアメリカと同じだ」と勘違いし、他国をアメリカの基準で批判する。
こういった、大きな勘違いが、国際情勢の認識を、大きくゆがめている。
戦争に負けた、という事の意味の重要性を、再認識すべきだ。
それを否定するのはいいが、幻想の中でなく、相手を説得できる内容が欲しい。
530 :
陽之介 :2008/06/16(月) 10:57:56 ID:LpB3OUG/0
例えが、おれは日本人が中国の「チベット問題」について批判するとき、 「二次大戦中の日本の侵略」を持ち出されることを、想定したほうがいい、と思う。 国際関係は、相手があることなので、Aのカードを出したとき、 相手がどのようなカードを出すか予想しておかないと行けない。 また、現実の政治ゲームでは、各人の持っているカードは、平等ではない。 あらかじめハンデのある状況で、プレーする。 自分と相手(また、その他の国)の持ち札をよく知り、その中で最善のプレーを行う。 これが、国際政治(まあ、なんでもおなじだが)で生き残る基本だろう。
まずは簡単に始められる海外マネー撃退法を教えてあげよう。 日本の株式市場に流入している金の約6割が外資マネーということを知っているかな? 平均株価は外資によって維持されていると言っても過言ではない。もちろんこのような状態は 不健全であり、日本の株価は外資の思惑一つで簡単に上がったり下がったりしてしまうのが 現実なのだ。 しかし裏を返して言えば、あなたが株の売買を通じて利益をあげることができたとした場合、 その利益の6割は外資から金を奪うことによって成り立っていると言えるわけなんだ。 もしも君が株で100万円の利益をあげれば、外資から奪い取った金は60万円。 1億円の利益をあげれば、外資から奪い取った金は6000万円。 100億円の利益をあげれば、外資から奪い取った金は60億円にも達することになる。 つまり君が株式市場に参入し、利益をあげればあげるほど、外人投資家がそれに応じた 打撃を被るというわけだ。 君が利益をどんどんあげていけばいくほど、ハゲタカファンドは苦しんでいくんだ。 それがどれほど日本を守ることにつながるか、わざわざ説明するまでもないだろう。 株で勝つ方法は簡単。日経新聞や株に関する雑誌を講読すれば良い。 日頃から情報収集を怠りなくおこなえば、そして外資がすぐには入手することができない情報を 日本の地の利を生かして先に入手することができれば、外資を出し抜いて金を奪い取ることなど 造作もないのだ。 最近は株に投資するなとレスする奴がいるが、そいつは外資のスパイだ。日本の愛国者が株で 外資から金をせしめることを恐れて、外資のスパイが情報工作しているのだ、気をつけろ。 金が無いならサラ金で借りれば良い。株式トレーダーは自営業みたいなものだから、職業を聞かれたら 自営業と答えれば良い。 アコムで無理ならプロミスで借りろ、プロミスで無理なら武富士で借りろ、 武富士で無理ならアイフルで借りろ、アイフルで無理ならレイクで借りろ。 海外ファンドから日本経済を守るため、そして海外ファンドを苦しめるため、君も株に投資しよう。
532 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/06/16(月) 11:43:26 ID:cqDaxAet0
>>530 陽之助さん、あなたは頭がいいから世の矛盾・デタラメ・
詐欺・ペテンに気づくのでしょう。だが現代日本人の多くは
そういった「想像力を働かせる分野」を忌避してる。
政治・宗教・思想・人のあり方、こういったものを
インチキ臭いものと最初から捉え軽視している。
・・日本人を信じてる貴方には悪いが日本人はその
民族性として大国(主権国家)に向いていないのだと思う。
人を生かすより叩き潰し、多様性を認めない代わりに
純粋性(たとえば皇族の血筋至上主義)を尊ぶ。
こういった国は大国になりえない。
大国とはすべてを受け入れ、育み生かす度量のある地域を言う。
日本はそれが出来ない。
清流でなければ生きられない岩魚や山女と同じ、
器の小さく特化した民族なんです。
陽之助氏は
支那のような大国・戦略国家に生まれたほうが良かったのかもしれない。
陽之介さん 現在の国際政治は、敗戦した事によるハンディキャップは存在するものの、 その存在をもって国際政治構造が規定されているといえる程のものでありません。 敗戦国である日本とドイツのGDPが、アメリカを除く戦勝国以上に、 世界第2位と第3位の地位を長年維持してきた事を見ればわかる通り、 そのようなハンディンキャップは、現在の国際政治構造を認識する上では中心的な役割を担っていません。 むしろ陽之介さんの方が、国際政治情勢の認識について、現実から大きく歪めているものであり、 その上で政策を考えろとするのは、単なる戯言だと思います。 むしろ中国は独裁体制を護持する為に、経済発展を続ける必要があり、 その為に、日本の原子力、環境、工作機械、資本等々を必要としてます。 つまり日本との協力関係を構築することは、中国の政治体制にとっても死活問題に関わる事であり、 戦勝国だとふんぞり返り、偉そうに何かしら日本に要求できる状況ではありません。 それ故に、今のコキントウ政権が前政権と比べると、日本とは協調姿勢を見せているのでしょう。 中国は日本を支配する実力も無い所か、協調してやって行かないと国家が崩壊する危険がある そうした状況こそが現実であり、まず陽之介さんはそうした認識を持つ必要があると思います。 それから日本は敗戦した事により、戦争中に起きた過ちは、東京裁判を含め、 様々な形で、謝罪若しくは反省の姿勢を既に示していますが、 中国におけるチベット問題の場合、そうした行為が一切見当たりません。 反省した立場の日本と、一切反省をしていない中国の立場を同列に見なす事自体可笑しな話です。 むしろ戦前と比べ日本の政治姿勢は変った事を証明する為にも、 未だに戦前における帝国主義時代の植民地政策と同様な事を続ける中国に対して、 追求する姿勢を日本が見せる事は、中国を除く戦勝国にとって喜ばしい物だと映ることでしょう。
>>532 書生さん
根拠もなく自虐的な妄想をするのは、やめたらどうでしょう?
535 :
懐疑主義者 :2008/06/16(月) 12:40:50 ID:Y0VTmw1nO
尖閣諸島絡みの日台問題に関して、私見を少々。 対日外交を台湾が行う上で、今回の事故は台湾に取って渡りに船だったのかもしれない。 戦争も辞さない態度を表明する事で、中国の影に隠れて存在感が薄れがちな台湾に取って、 日本、さらにはアメリカへの存在感を演出出来るからだ。 領土を廻っての紛争を演出すれば、独立国家としての認識も得られる、と考えたのかもしれない。 日本人は、冷静に分析、感情的にならずに、判断するべきだと考える。
536 :
ダメ太郎 :2008/06/16(月) 12:49:54 ID:QPhviVWs0
陽之介氏へ おかしいな。何故、歴史認識問題に持っていこうとするの? 安全保障的自己目的を効果的、効率的達成する為の手段としての同盟が 何故、60年前以上の歴史に関係あるの?敗戦国は同盟をしちゃいけないの? 国際社会は常に変化している。敵国条項はあるが死文化している。 第二次大戦が終わった後、冷戦が始まり、かつての同士は右と左に分れ 敵国になった。アメリカは日本を取り込み、ソ連は東欧など取り込み冷戦になった。 今さら国連結成前の歴史を持ち出し、中国とアメリカは共に血を流した同士です。 米中は同盟を組み日本を孤立化させましょうと言っても、アメリカは笑って とりあってくれないよ。だいたい、同盟は二国間の問題ではないか、 何故、中国が日本の歴史認識はけしからんと言って二国間に内政干渉するの? 国連結成時の中国の正統政府は中華民国ですから。中共が中国の正統政府と認められ 常任理事国になったのは、1973年です。
スルーの忠告を頂いたのに申し訳ないのですが、暫時ご容赦下さい 中国政府的には戦勝国だから高飛車に日本に要求するわけではないと思う。 戦争責任問題で抗議するのは中国代表政府として最低限の義務です。 ポーランドも、またお前かよと思われながら対独、対ロシアで可哀想なほど頑張る。 どんなに投資が欲しくても、このラインを譲ったら代表政府の正統性が成り立たないのです。 また日本は戦争に関する謝罪と反省を村山談話まで「首脳レベルで公式に」して来なかった。 ドイツがナチ的言論を刑事罰で禁じ、ブラントがユダヤ人虐殺について跪いて謝罪したり、 ヴァイツゼッカーがナチを明確に非難したような「ニュースになるアピール」 が決定的に不足している。 戦略のまずさもあるが、謝罪をなるべく目立つようにやりたくない、 と言う日本側の中途半端さが相手を利している面も大きい。 ドイツでは、ナチに責任を押し付けたと反省が始まっていますが、 日本の場合も、日本人民は敵ではない悪いのは政治軍事指導者だ、 と言う逃げ道を中国が用意してくれているのに、合祀された神社に首脳が公式参拝などして、 その逃げ道を壊してしまった。だが、その代替の戦争責任の論理を日本はまだ持っていない。 また、中曽根内閣のフーヤンパオのように、意思疎通が出来る幹部級人脈がこの20年いなかった、 これも歴史問題では痛手でした。 最近10年、村山談話、河野談話以降、橋本・小泉・福田まで政権は公式謝罪を引き継いでいます。 ただそのつど必ず国会議員や閣僚級から反発が出て、アピール効果がひどく薄いのです。 しまいには安倍政権のように戦争責任の修正を検討するような政権まで出る。 日本は正直にやっているのですが、それが打ち消されてしまうか、一般に知られていない。 ドイツのような「戦略的アピール」が必要ですし、それは現政権にとっても大歓迎なのです。 チベット問題は内政問題でありこの点では平和的解決を求めることしか出来ません。 人権問題では、アメリカも拷問禁止法に大統領が拒否権を発動すると言う驚くべき国です。 さらにアメリカの中東での協力者は憲法もないような独裁国家が多く、 西欧諸国も戦後、旧植民地で軍事行動や反政府勢力支援、政治工作をやっている。 中国を「論理的に」責めても、必ず先進国の人権問題でカウンターを返されてしまう。 問題は中国が「大国」「途上国」の2つの顔を使い分けていることにあるので、 説得の論理としては、環境問題のように 「国際社会のモデルとなる、大国に相応しい責任を」 と言う「説得的・非法律家的」アプローチしかないと思う。 押し付けてもいま、中国で格差問題を代表する新左派や、石頭の旧左派が反発し、 逆効果になる危険がある。いちばん大国としての責任論を理解しているのが、 外国と折衝する実務官僚であり幹部候補生たちなのです(変な大国論者もいるけど) かつての日本、現在でも韓国もそのような「2つの顔」はあった(特に経済問題)が、 90年代を通してそれなりに「責任」の自覚が進んだ。 中国の場合、天安門で既得権益層の排除を進めずに、経済成長を先行させたので、 難しい面はありますが、欧米も中国の混乱を恐れて現体制維持を容認した以上、 当面この方向で、開明的な勢力をプッシュし続けて自発的に変えるしかないでしょう。 現政権が不充分ながら和諧社会を標榜している以上、その側面支援になるアプローチが大切、 と愚考します。政権を壊しても、壊れた後に出てくる政権のほうが予測不可能です。 どうも申し訳ない。
>>538 戦勝国云々の話はその国が中心になって、戦後の支配構造を規定し、
現在もその構造が引き継がれており、米中が日本を支配するのは当然だとする見方に対する反論です。
そうした構造を確認(=日本支配正統性をアピール)するのが一義的な目的ではなく、
政府の正統性をアピールする為だと解釈するなら、
それはそれで良いのですが、陽之介さんの主張に対しどのようなスタンスで考えているのかといった、
直接的に言及しているような物ではなく、多少論点がズレたコメントのように思います。
また日本の戦争責任の問題は、一切謝罪していないチベット問題と同列に考え主張する事には、
あなた指摘するようなカウンターとしての機能は存在するとは思いません。
どの国も歴史を振り返れば、人権上の問題は存在しまたが、教育も含め苦しみながらも様々な形で対処し、
今に至っているとの経緯と自負があり、そうした経緯が相対的に充分に確認できないチベット問題と比較されても、
”何を言ってるだ馬鹿やろー”と、むしろ国際世論に対し、そうした主張が届くものだと思いません。
よってカウンターといっても、中国の戯言に過ぎないとした、受けてとめもらえないでしょう。
あとチベット問題に対する、あなたが持ち出した説得の論理の中で、”国際社会のモデルとなる”となる
する文言がありますが、モデルとなる以上、何かしらの基準としての存在が必要であり、
その存在のあり方を明確にしないで要求するのは、
これこそ欧米の価値基準の押し付けだとカウンター的に反論させるだけで、有効に機能しないでしょう。
中国も採択した、国際社会のあり方を規定する国際法の論理でもって、説得すべきであって、
「説得的、法律家的」アプローチ方法の方が、むしろ有効だと思います。
540 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/06/17(火) 09:58:17 ID:pPV0ljW/0
ところで核兵器をこっそり保有するための戦術は何かないかな? たとえば核兵器に転用可能な核燃料は核による発電目的として 核査察団をごまかし(どうせ奴らは何のかんのと言っては 日本は核兵器開発の意思あり、に持っていこうと するだろうがそれを見越して)、ロシアから買う。 そしてとりあえず超大国とは相互確証破壊が成立するくらいの核兵器の 燃料を持つ。 問題はここからだ。 まず偵察衛星をどうするか? 大陸弾道誘導弾を保有するための種種様様な周辺機器、施設を どうやって「これは核兵器開発のための目的であるんじゃない」と 戦勝国を納得させることができるか? 陽之助さんに話が聞きたい。
541 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/06/17(火) 10:00:13 ID:pPV0ljW/0
>>534 君はいったい何者なんだい?
日本人じゃないだろ?
なんでこんなところで日本の外交に関するレスしてんの?
チベット人君。
君はなんとなくシンガポール人っぽいな。
まずは簡単に始められる海外マネー撃退法を教えてあげよう。 日本の株式市場に流入している金の約6割が外資マネーということを知っているかな? 平均株価は外資によって維持されていると言っても過言ではない。もちろんこのような状態は 不健全であり、日本の株価は外資の思惑一つで簡単に上がったり下がったりしてしまうのが 現実なのだ。 しかし裏を返して言えば、あなたが株の売買を通じて利益をあげることができたとした場合、 その利益の6割は外資から金を奪うことによって成り立っていると言えるわけなんだ。 もしも君が株で100万円の利益をあげれば、外資から奪い取った金は60万円。 1億円の利益をあげれば、外資から奪い取った金は6000万円。 100億円の利益をあげれば、外資から奪い取った金は60億円にも達することになる。 つまり君が株式市場に参入し、利益をあげればあげるほど、外人投資家がそれに応じた 打撃を被るというわけだ。 君が利益をどんどんあげていけばいくほど、ハゲタカファンドは苦しんでいくんだ。 それがどれほど日本を守ることにつながるか、わざわざ説明するまでもないだろう。 株で勝つ方法は簡単。日経新聞や株に関する雑誌を講読すれば良い。 日頃から情報収集を怠りなくおこなえば、そして外資がすぐには入手することができない情報を 日本の地の利を生かして先に入手することができれば、外資を出し抜いて金を奪い取ることなど 造作もないのだ。 最近は株に投資するなとレスする奴がいるが、そいつは外資のスパイだ。日本の愛国者が株で 外資から金をせしめることを恐れて、外資のスパイが情報工作しているのだ、気をつけろ。 金が無いならサラ金で借りれば良い。株式トレーダーは自営業みたいなものだから、職業を聞かれたら 自営業と答えれば良い。 アコムで無理ならプロミスで借りろ、プロミスで無理なら武富士で借りろ、 武富士で無理ならアイフルで借りろ、アイフルで無理ならレイクで借りろ。 海外ファンドから日本経済を守るため、そして海外ファンドを苦しめるため、君も株に投資しよう。
543 :
懐疑主義者 :2008/06/17(火) 12:34:04 ID:BF7iRSc+O
〉書生さん 仁による統治に関する質問にお答え頂いていないのですが・・・ お手数ですが、御解答の程、お願い致します。
544 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/06/18(水) 08:07:15 ID:+JAus0yq0
「仁」に箇条書きで「これこれこんな効用があります」なんて概念はないな。 儒教では、例えば自分自身が学問を修めたり親孝行をしたり、仁義礼智信孝悌忠と いった徳を高めれば自然と周囲が感化されて世の中がうまく治まる、という 思想はあっても「仁を収めればこんなご利益が期待できます」なんて人権カルトが 唱えるような卑しく即席的な効用を謳った話などはない。仁を知りたくば 孔孟思想を深く考えねばならない。何度も言うがキリスト教での神から分離し、 その根拠を失って一人歩きしだしたインチキである人権のような「誰にでも どこでも効用あるよ」ってものではない。
545 :
ダメ太郎 :2008/06/18(水) 09:51:33 ID:vThf2KWX0
一昔前の高倉建とか鶴田浩二が出る、東映ヤクザ映画のあれ?
546 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/06/18(水) 12:51:39 ID:uiDDzVKq0
先日、中国の鉄血軍事にアフリカの少年が自動小銃を何丁か首からぶら提げている 写真があった。それに対するレスが、 我が国の銃だ、誇らしい、頑張れのコメントが、少年が銃を持つ事の否定が無い。 察するに中国では小銃を新型に切り替え、旧式をアフリカへ送っているらしい。 西欧で北京オリンピックに反対するわけだ。
547 :
懐疑主義者 :2008/06/18(水) 13:11:05 ID:RYanKxXiO
ですから、江戸時代のエタ・非人は、仁から見て、正しい差別だったのですか? それに、貴方は儒教家でなかった筈ですよね? 確か、キリスト教の神に当たる天の概念を否定していたと思いましたが。 例えば、人権の概念を採用すれば、何人足りとも妄りに他者に殺されない社会システムが採用されますね。 無論、殺人は現実に起きていますが、殺人を犯せば、ペナルティを課せられる。 ま、ある種の抑止に繋がる訳ですな。 仁の場合、個人の徳若しくは、教育に左右される訳ですかね? 更に王たる立場の人間が罪を犯せばどうなるのでしょうか? 勿論、被統治者に統治者を選ぶ権利が有っても政権交代に暴力が伴えば、流血が起きますな。 更に統治者が権力に固執し続ければ、流される血の量は増えていく・・・ 残念ですが、貴方が言っている事は、全く説得力が無いんですな。 人権を悪用する輩が居る以上、きちんと人権の定義を定めよう、で事足りるのですよ。 解ったら、もうちょっと考えてから主張する事ですな。 不都合な点を指摘されて、答えないのでは、話にならない。 負け犬根性が貴方を極端な思考へと導いているようですが・・・ 先ずは、境遇を受け入れる事です。 その上で生きなさい。
548 :
ダメ太郎 :2008/06/18(水) 20:45:11 ID:vThf2KWX0
懐疑氏へ 昨日、今日と一日中考えたのだが、台湾のアクションだが、やはり、尖閣での 日中のガス田共同開発へのシグナルと思う。日本、台湾は中国の太平洋進出の 海洋戦略にとり、運命共同体だ。そういう意味で日本のプライオリティーを 考えない外交は間違っているとしか思えない。資源外交はアメリカに乗り、 中国に対しては、スジを曲げないのが国益と思うし、周辺国の動揺を押さえることになる。 日本の態度に親中にカジをとる国がでてくれば、日本の国益の首を絞めることになる。
今やってるニュースで、東シナ海にある埋蔵量は、 当初言われてるような莫大な量ではなく、日本が消費する1月分である1.8億バレル(他例:サハリン100億バレル)だあり、 ほんの僅かな物で、資源外交云々の結果による合意じゃないですね。
資源外交とは何の関係もない。と言うかガス田自体にはあまり魅力ない 手元に資料がないけど民間は70年代くらいから掘りたい、 中国側の了解を取ってくれと旧通産省に言ってたはず。 その時期なら資本力が圧倒的に違ったし、掘り当てる前だから日本有利だった。 でも政府の許可は下りないし、下りても試掘には厳しい条件がついてるし、 有望なガス田を掘り当てられるか疑問だし結局、諦めたんじゃないか 相手が掘り当てたのを見て共同開発に乗ると言うのは、ほんとは上手い交渉じゃない まあ纏まったんならそれでいいけど
551 :
ダメ太郎 :2008/06/19(木) 06:23:06 ID:/PA/cxtY0
>>549 、550
台湾が敏感に反応したのは、そういうことではない。安全保障上の問題だ。
仲良く共同開発ということが問題なのだ。(日本は金を出すだけのようだが)
周辺国に誤解を与えるようなシグナルを出すべきではない。
552 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/06/19(木) 07:50:41 ID:6Z9kXFG/0
な?チベット人君。人権などを信じると碌な人間にならないだろ? 君は「懐疑主義者」と「ダメ太郎」と同じ括り(お仲間)なんだぜ、このスレでは。
553 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/06/19(木) 08:09:29 ID:X9mtn4tmO
>>1 支那とチョンはイラネ
日米で、支那と南北朝鮮を包囲すべし
支那と南北朝鮮は所詮、日米には勝てない。
弱小国。
554 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/06/19(木) 08:12:49 ID:X9mtn4tmO
と言うか、南北朝鮮と支那なんて美徳がないじゃん。 その点、欧米を始めアングロサクソンには、騎士道と言う美徳がある。 日本にも、武士道と言う美徳がある。 日本は、支那や南北朝鮮なんぞより欧米諸国との方が上手くやっていける現実
>>552 アメリカでは株式の先物取引同様に、大統領選挙の行方や天気予想も指数化される事によって、
多くの人が参加して行われている先物取引がされており
その指数の結果から見える状況は、かなりの結果で当たるらしい。
国内社会も、天気予報や選挙同様にカオス的な振る舞いを見せる存在だとしたら、
将来を予測し合理的な対策を導き出す上で、多くの人が参加する民主主義の政治体制や、
そこから導きだされた現在の人権のあり方は、理に適っていると言えるようでしょう。
それから日本の場合、主に人権とは様々な人の権利に関する実定法の総称であり、
人権関連法と言い換えても、問題ないでしょう。
実定法である以上、信じる信じないは別とし、それに従わないと、
書生さん、捕 ま り ま す よ。
>>552 >君は「懐疑主義者」と「ダメ太郎」と同じ括り(お仲間)なんだぜ、このスレでは。
俺が何かしらの主張をして、その主張内容を分析した結果、1〜10までの要素に分解できるとしたら、
すべての要素で同じという訳ではなく懐疑は2の倍数、ダメ犬3の倍数の要素のときに、
突然”ダァ〜”とか言って、アホになると言った所でしょうか。
558 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/06/21(土) 17:08:35 ID:WbVmU5EN0
陽之助氏は来ないのか。
559 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/06/22(日) 11:03:42 ID:kI5rQKH10
懐疑主義者の論法 陽之助氏他が「A」という趣旨の論(話題)を持ちかける。 そうすると懐疑が出現して「A=A´」と勝手に解釈し発言、 対して陽之助氏が「いやAはA´じゃなくてAなんですが」と説得すると 懐疑がすかさず「じゃあ俺のためにそのソースと論拠を出せ」という。 一同その態度に面食らいながらも陽之助氏などがその証拠「B」を出す。 そしてまたもや懐疑がBを「B´」と独自理解して珍妙な論を展開、 それに対して「いや、この資料Bの意味するところはB´じゃなくて Bですが」という陽之助氏たち。しかしそういった親切や誠意をまったく意に介さず 「陽之助さんの話は説得力がない、私の質問に答えない」などと言い出し、 どこかから何かを受信したかのように自分だけが納得する 総論をひとりごとのような口調で展開し結論付ける。そしてそのダメさ加減に 追い討ちをかけるかのようにダメ太郎が懐疑の論を肯定し話題が終わる。 最初の話「A」が懐疑のおかげでいつの間にか「F´」くらいまで変質・歪曲し、 議論が生産性を得ずにソースの出し合いで終わってしまう。 こういった性質を持った者を世間では「キチガイ」という。 キチガイには触らないほうがいいので 俺もチベット人と同じく無視することにするわ。 あ〜あなんでこんなやつにこんな長文書いちゃってるんだろ・・ 終わってるな、俺。
560 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/06/22(日) 11:09:46 ID:kI5rQKH10
>>555 天気予報と人間社会の未来予測は要素が違いすぎるだろ。
天気予測はスーパーコンピューターである程度正確に予知できる
らしいが、人間の未来はおいそれと読むことはできないよ。
何てったって人間は誰でも計ることのできる気圧や温度なんかと
違って「秘密」を持ってるからね。政府要人の脳みそを割って
情報を取り出しでもしない限り、いつも未来は「カオス」だよ。
まずは簡単に始められる海外マネー撃退法を教えてあげよう。 日本の株式市場に流入している金の約6割が外資マネーということを知っているかな? 平均株価は外資によって維持されていると言っても過言ではない。もちろんこのような状態は 不健全であり、日本の株価は外資の思惑一つで簡単に上がったり下がったりしてしまうのが 現実なのだ。 しかし裏を返して言えば、あなたが株の売買を通じて利益をあげることができたとした場合、 その利益の6割は外資から金を奪うことによって成り立っていると言えるわけなんだ。 もしも君が株で100万円の利益をあげれば、外資から奪い取った金は60万円。 1億円の利益をあげれば、外資から奪い取った金は6000万円。 100億円の利益をあげれば、外資から奪い取った金は60億円にも達することになる。 つまり君が株式市場に参入し、利益をあげればあげるほど、外人投資家がそれに応じた 打撃を被るというわけだ。 君が利益をどんどんあげていけばいくほど、ハゲタカファンドは苦しんでいくんだ。 それがどれほど日本を守ることにつながるか、わざわざ説明するまでもないだろう。 株で勝つ方法は簡単。日経新聞や株に関する雑誌を講読すれば良い。 日頃から情報収集を怠りなくおこなえば、そして外資がすぐには入手することができない情報を 日本の地の利を生かして先に入手することができれば、外資を出し抜いて金を奪い取ることなど 造作もないのだ。 最近は株に投資するなとレスする奴がいるが、そいつは外資のスパイだ。日本の愛国者が株で 外資から金をせしめることを恐れて、外資のスパイが情報工作しているのだ、気をつけろ。 金が無いならサラ金で借りれば良い。株式トレーダーは自営業みたいなものだから、職業を聞かれたら 自営業と答えれば良い。 アコムで無理ならプロミスで借りろ、プロミスで無理なら武富士で借りろ、 武富士で無理ならアイフルで借りろ、アイフルで無理ならレイクで借りろ。 海外ファンドから日本経済を守るため、そして海外ファンドを苦しめるため、君も株に投資しよう。
562 :
ダメ太郎 :2008/06/22(日) 12:18:31 ID:oqV5KJKp0
563 :
懐疑主義者 :2008/06/22(日) 13:00:38 ID:CiEeK/qD0
>>559 陽之助氏に大しては、ちょっと違うw
陽之助氏は「A」と主張すると、私が「A」は、「これこれこう言う訳で間違いでしょ」と、主張する。
陽之助氏は「事情も説明せず」に「A」と主張し続ける。
(例・・・中国の台湾侵攻にアメリカが関与した場合のケース。
アメリカ自身は、大陸を占領する必要性など全く無い!
軍事インフラを巡航ミサイルなりを使って破壊すればよい。
そもそも、中国の海上戦力が・航空戦力が一定以下に減らせば、
中国は台湾侵攻が出来なくなる。)
チベット人さんに対しては、主張で出てこない点や、
意図的に?隠している部分を指摘されるから、私の相手をしたがらない。
勿論、彼の指摘によって、自分の間違いを認めるケースは多々ある。
と言うか、殆どの場合、彼が正しかったと認めているよ。
で、貴方に至っては、「A」であると言う主張に対して、私が質問を続けるが、
貴方が「質問」に答えない。
貴方の対応もまた、生産性が無い訳だ(苦笑
フェミニストによる性差を無視した政策の推進を主張するが、
同時に人権の概念に限界を求める、司法の判断を持ち込む・・・
と言った対処を私が提唱しているのに、スルーしている。
「A」に関して聞いているのに、何時の間にか書生さんは、答えなくなっているんだね。
不都合な質問・指摘に対しては、スルーするのが一番だから、必死になっている訳だ。
(例・・・江戸時代の差別制度や仁の概念による政権交代は、流血を伴う事に回答していない。)
下らん印象操作は止めてくれ。
お前さんの主張は、終わっているんだよ。
564 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/06/22(日) 13:10:19 ID:kI5rQKH10
ほらな。勝手に自分で勘違いしては「質問に答えてない」だろ? しかもこいつが上で「質問」してることは過去のスレでなんども 皆が答えている。こいつだけが薄らバカでその事実を 忘れているのに「俺様がかつて要求した質問を答えろ、 印象操作するな」だぜ? 次のこいつのカキコを予想しようか? 「はい、質問に答えられないわけですね」って結論付けて いなくなるぜ。まさにバカが唯一できる「印象操作」だな。 くだらねえ。
565 :
アメリカ合衆国万歳 :2008/06/22(日) 14:20:55 ID:ntpe04mZ0
アメリカ合衆国万歳 金儲けのうまいブッシュ大統領を英雄にしよう。 金儲けのうまいビル・ゲイツをアメリカ合衆国の大統領にしよう。 Windowsは個人情報がアメリカ合衆国のマイクロソフトに流出しているので テロ対策に適任だ。
566 :
懐疑主義者 :2008/06/22(日) 14:54:20 ID:CiEeK/qD0
>>564 では、お聞きしますが・・・
1.仁の観点から見て、江戸時代の差別(穢多・非人)は、適切なものだったのですか?
2.民主主義(がきちんと機能している)国家に於いては、政権交代は選挙による無血政権交代ですが、
仁による統治の場合は、どのような政権交代手段があるのですか?
>しかもこいつが上で「質問」してることは過去のスレでなんども皆が答えている。
前者に関しては、王は王足り・・・と、差別が正しい・正しくないと言う回答では無かった、記憶があります。
アメリカ型の平等であれば、キング牧師が求めた「機会均等と言う平等」ですから、
能力に応じて(黒人であるから能力を活かす機会を与えない、と言う訳でない。)、と言う点では、
一致していますね。
しかし、江戸時代の差別は如何ですか?
後者の場合、民衆が決起、政権を武力によって変える、と言う事は出来る、とお答え頂いた記憶はあります。
しかしながら、統治者が強力な軍隊を有し、民衆を統治・支配している場合はどうか?と言う点に関しては、
お答え頂いておりません。
お答え頂いているなら、お手数ですが、もう一度教えて頂けますか?
>勝手に自分で勘違いしては
答えた、と勘違いしているケースも有りますね(苦笑
567 :
懐疑主義者 :2008/06/22(日) 15:01:49 ID:CiEeK/qD0
仁による統治の問題点の纏め: 1.肯定する差別は、どこまでなのか?が不明。 能力による分類であれば、それは区別であり、差別でない。 それとも、仁による統治では、肌の色や、身分で分類するのか? 2.政権交代の手段が、不明。 武力による政権交代なのか、それとも選挙制なのか? 前者であれば、流血と言う最悪の事態が発生する。 更に、統治者が権力に固執した場合、軍隊を用いての弾圧の可能性が発生、 政権交代が難しくなる・・・ 仁による統治では、民衆は、武器を持って政府を破壊する権利を持っているのか? 強いては、民衆の武装する権利を認めるのか? (そうであれば、秀吉の刀狩を批判せねばならないが。)
568 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/06/22(日) 17:33:53 ID:kI5rQKH10
君にはもう答えないよ。
569 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/06/22(日) 18:55:48 ID:eJ3bPsx4O
あなたの親でも兄弟でもないのに、あなたの質問とやらに付き合う義理はないでしょう。ま、真の仁者で余程の暇人の出現を待つて下さい。
570 :
懐疑主義者 :2008/06/22(日) 20:30:54 ID:CiEeK/qD0
571 :
陽之介 :2008/06/23(月) 17:37:36 ID:dnCvOOV20
>>532 :書生さん
「日本人はその民族性として大国(主権国家)に向いていないのだと思う。 」
書生さんの絶望は、ある意味、日本への愛の深さから来ていると思う。
ご指摘は、現状の日本については、その通りなのだと思う。
「大国になりえない」
というのは、同意する。
一方で、おれは、3000年の東アジアの歴史を見ると、やはり日本は、
国際関係(16,7世紀までは東アジア、以降はオリエント)のなかで、
独自で、かつ、有力な地歩を占めてきたと思う。
現状の日本は、そうした流れからすれば、例外とも言える時期だ。
それは二次大戦後の国際体制によって制限されているもの。
おれの妄想では、日本の戦後体制を改編し、日本本来の矜りある国家を
取り戻し、21世紀に有利な国際的な地位を占めなくては日本はダメになる。
「日中同盟」は、そのために「一の秘策」とご理解いただきたい。
572 :
陽之介 :2008/06/23(月) 17:38:09 ID:dnCvOOV20
>>533 :民主化を進めない中国に未来は無い
「現在の国際政治は、敗戦した事によるハンディキャップは存在するものの、その存在をもって国際政治構造が規定されているといえる程のものでありません」
繰り返すが、国際連合などの政治システム、WTO、GATTその他の貿易システム、
世銀などの金融財政システム、なにより、ブレトン・ウッズ、ヤルタ合意などをみれば、
二次大戦後の国際システムは、戦勝国有利なように作られている。
卑近なところで例を出せば、なぜ、TCP/IPやWindowsが標準になったのか、
日中はなぜ、貿易の多くをドルで決済しているか、
アメリカがイラクの「大量破壊兵器」理由で他国を侵略しても、裁かれないか、
そういったところに、戦勝国の有利さが表れている。
573 :
陽之介 :2008/06/23(月) 17:39:32 ID:dnCvOOV20
>>536 :ダメ太郎さん
「何故、60年前以上の歴史に関係あるの?」
外交とは、各国の歴史関係の集合の上に成り立つものだ。
60年どころか、100年、200年前からの歴史を知らなくては、国際関係は理解できない。
例えば、中華人民共和国が中華民国から「中国」の地位を引き継いだとき、
中華民国の条約はみな引き継ぐし、さらにその前の清朝時代の条約もしかりである。
なぜ、香港が20世紀末まで英国領だったのか。
19世紀のアヘン戦争と南京条約で、清朝が英国に割譲したからだ。
その条約を、中華民国、人民共和国も、引き継ぐ。
こういった例は、国際関係の中では、当たり前で、「60年前だから昔」
といったような感性では、国家間の関係は、ほぼ、理解できないと思う。
むしろ、数世紀前からの相互関係、それ以前からの文化風土を理解する必要がある。
574 :
陽之介 :2008/06/23(月) 17:41:25 ID:dnCvOOV20
>>538 さん
「どんなに投資が欲しくても、このラインを譲ったら代表政府の正統性が成り立たない」
「日本人民は敵ではない悪いのは政治軍事指導者だ、と言う逃げ道を中国が用意」
基本的に同意する。
中共党のレーゾンデトールは、「日帝に勝利し、中国を解放独立した」という所にある。
歴史的見れば、もちろん眉唾だが、国際関係ではそれを言っても意味がない。
靖国問題については、特定の政治目的を持ったある一部の勢力がしかけた、
ある意味では、非常にうまい一手である。
これがあることで、日中間を反目させる、日本の侵略といった「歴史カード」を
いくらでも使うことができる。
中国政府の「落としどころ」をなぜ日本が飲まなかったのかは、おれの印象では、
アメリカの差し金だと思う。
575 :
陽之介 :2008/06/23(月) 17:42:53 ID:dnCvOOV20
>>540 :書生さん
「核兵器をこっそり保有するための戦術」
前にも書いたが、おれは核兵器保有のメリットはないと思う。
日本は、運搬(ロケット)、誘導技術があるので、「核開発技術の保有」だけで十分だ。
しかし、仮に保有した場合の方策としてはつぎのような手順、兵備が必要だと思う。
(書生さんの「核兵器開発のための目的であるんじゃない」という「秘密路線」は、
日本の場合、不可能なので、正面突破しかない)。
(1) 弾頭開発
核燃料はIAEAに規制されているので、まずこれを脱退する必要がある。
中国、インド、イスラム、第三世界の支持があれば、十分可能だ。
作りやすいのは濃縮ウラン型で、日本の原子力技術なら、開発は難しくないだろう。
爆縮、ガンバレル型とも、起爆装置も、日本の電子・化学技術ならば解決できる。
問題は、実験か、それに代わるシミュレーションで、これが難問だ。
実験場の確保はほぼ不可能で、シミュレーションは高度なスパコン技術が必要だ。
核兵器は、「持っていること」を見せないと効果が半減する。
そのため、「核実験」をどうするかが、最大の問題になる。
576 :
陽之介 :2008/06/23(月) 17:44:54 ID:dnCvOOV20
(2) 兵器システム 従来は核の三本柱(地下サイロからのICBM、戦略爆撃機、戦略原潜)といわれたが、 軍事技術の進歩により、戦略原潜以外は、費用対効果が著しく劣る。 したがって、日本の環境を考えても、戦略原潜からのミサイル(戦略、巡航)だけで 十分だと思う。 1隻の戦略原潜を作戦配備するには、最低3隻、余裕を持って5隻が必要だ。 また、防衛用に、攻撃型原潜も同数持つ。 原子力潜水艦の基地は、太平洋に面した知床半島が好適地だろう。 海洋航空兵力もある程度必要で、軽空母2隻。 偵察衛星は、対象地域をアジアと西太平洋に限定すれば、比較的少なくすむのではないか。 H−UAは、個人的には優れたものだと思うし、発展の可能性はたかく、 もちろん、軍事用の偵察衛星その他のニーズを満たすには十分だ。
577 :
陽之介 :2008/06/23(月) 17:47:14 ID:dnCvOOV20
(3) 政治的な問題 もちろん、これが一番大きい。 アメリカは、時々日本の核保有を認めるような発言するが、これはブラフと見た方がいい。 日本が孤立せず、国力を発展させ、意味のある国際関係を持ちながら、 核兵器を持つとすれば、 やはり、「東アジア共同体」のような環境整備が必要になる。 仮にドイツが核兵器をつくる場合、当然、英仏の同意が不可欠で、 さらにロシア、ポーランド、その他東欧諸国とのある程度の 了解、あるいは黙認が必要になる。 日本の場合、中国の承認(韓国は中国のいいなりになる)があれば、 アメリカは裏では妨害するが、表だっては反対しない。 ロシアはもちろん反対するが、射程をウラル以東にすれば、押し切れる。 東南アジア各国は、日中が安全保障の責任を持つ、というシステムにまとめ上げる。 結果的には、核兵器と経済力を持った北米、EU、日中圏と、その他いくつかの勢力が、国際社会の主用プレーヤーとなる時代が到来する。
陽之介さん >572 あなが挙げた例は、戦勝国”だけ”が持つ何かしらの優越的な力によって規定されたのではなく、 ドル決済やTCP/IPが普及したのも、 主にその国が持つ内需を中心とした経済力や技術的な優越性を背景によって、 成し得た物だと言えるでしょう。 そうした視点で考えたら、戦後中国は毛沢東が自己の権力に固執する余り、 中国人民を数千万単位で死に追いやり、生きる為には人肉を貪る必要があるほど、 中国経済を破たん状態にしたことで、世界構造の中で、中心的な役割を担う事が出来なかった。 つまり、戦後の世界は米国による内需中心の経済力や技術的な優越性、 オマケで付け加えるなら、東西冷戦の中でそうしたバックボーンによって支えられた軍事力によって、 米国のみならず、国民レベルから見ても、自由主義的なイデオロギーを実力面で担保する存在であったことのカリスマ性によって、 世界構造を規定してきたと言えるもので、 人肉を貪る程、経済的に困窮していたような中国が、その中で中心的な役割を担っていたとは思えず、 戦後、米国が世界構造を規定したというのならまだしも、”米中が”とする発想は、トンデモ論の類だと言えるでしょ。
579 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/06/23(月) 22:56:23 ID:cLySjmqP0
>陽之介さん 1、熊本の「ごかのしょう」になぜ興味を持たれるのでしょうか? 2、熊本で他に興味ある場所ありますか?
日中同盟した瞬間、海軍力に優れた日米だけが前線で冷戦を行うのは確定。 しかもそれですら長続きしない。よって親米があって、余裕があれば親中が望ましい。
581 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/06/24(火) 16:15:10 ID:xAnq7AkJ0
>>575 毎回詳しく丁寧にありがとうございます。
現代兵器をまったく知らない私にとってこのような
情報は貴重そのものです。
核兵器を持つにはやはりIAEAからの脱退と
戦勝国・第三世界の後ろ盾が必要ですよね。
私は支那よりもロシアの容認がよりよいと
思うのですが。なぜなら支那が日本の核保有を認めるのは
現段階では絶対的にありえないと考えるからです。
彼ら共産党が日本に切り札たる核保有を許可したら、
国内で未だくすぶっている江沢民勢力が息を吹き返し、
そしてなにより「日本帝国を
コラシメて正義の戦勝国となった共産党」という
虚像が、日本の核保有の立場の容認という柔弱な態度で一気に
崩れてしまう。支那が日本の戦略的な利用とその代わりに
失う戦勝国としての「国内での」立場の優位性を天秤にかけた場合、
やはり核の許諾は不可能だろう。
582 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/06/24(火) 16:24:17 ID:xAnq7AkJ0
そしてもし仮に「核を保有できるけど持たないよ」 って駒を持ったとしても、今現在の「戦後のくびき」を 脱せるとはとても思えない。やはり外交は実質的な 手段がモノを言う。日本が幾らカネを他国に ばら撒こうが、紛争地に援助部隊を派遣しようが、まったく 「国際的な」地位が向上しませんでした。 なぜなら日本を怒らせても相手を撃ち殺せないからです。 ふつう「俺の家は散弾銃を山のように買えるカネがある」 という家より「実際俺の家は防犯設備が整っている」という 民家に強盗は入りません。いくら核兵器を保有できると 言ってみたところで、そのような脅しに屈する国は ないということです。
583 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/06/24(火) 16:30:47 ID:xAnq7AkJ0
そしてまた無知で申し訳ないのですが、 日本は天気予報をする衛星を偵察衛星に 転用はできないのでしょうか? 質問ばかりですみません。 ググって見てもチンプンカンプンで とても私の脳みそで処理できるシロモノでは ありませんでした。もしよろしければ 少し教えてください。
584 :
陽之介 :2008/06/24(火) 19:56:08 ID:yMcz5qvf0
>>579 さん
ごかのしょうって、五家荘のことですか?
なんでその名前が出てくるのかわかりませんが、「秘境」らしいですね。
以前、その地方を探訪した手記(江戸時代のものかな)を本かなにかで読んだことがあるなあ。
阿蘇山とか行ってみたいw
585 :
陽之介 :2008/06/24(火) 19:57:19 ID:yMcz5qvf0
>>581 :書生さん
「支那よりもロシアの容認がよりよい」
おれも、核兵器についてはよく知りません。
素人談義と思って下さい。
中国が日本の核保有に反対するのは、予想されることだが、
彼らの利益になるような状況をつくり出せば、了承する可能性は否定できない。
核兵器に対する米中ロの態度を、おれなりにイメージすると、
アメリカは、表面的には理解を示すが、現実の開発は絶対阻止する。
ロシアは、反対するが、中距離のものならば、シベリア開発とバーター取引ができるかも知れない。
中国は当然反対するが、「日中同盟」路線を進めれば、限定的なものであれば、
日本の核保有を認める可能性はある。
いずれにせよ、おれは書記さんが言うような政治的なマイナスが多く、
日本の核保有は必要ないと思っている。
586 :
陽之介 :2008/06/24(火) 20:00:19 ID:yMcz5qvf0
「天気予報をする衛星を偵察衛星に転用」 一部の目的には使えるが、本格的な運用をするには、かなり難しいのではないか。 センサーの精度や偵察密度など、気象衛星と軍事衛星は、機能・目的が違っている。 日本には、北朝鮮のテポドンショックへの対応で、情報偵察衛星を打ち上げてた。 解像度も1メーターと、1,2世代前の水準だが、日本の防衛目的としては、 十分使えるし、かなり役立っているのではないか。 ただし、現在4個?程度で、密度が薄く東半球を偵察する場合、1日1回程度になってしまう。 本格的な早期警戒用軍事偵察衛星システムのためには、各波長のレーダー、 光学系、赤外線といった各種のセンサーを積んだ衛星を、 地球をカバーするのに必要な数を打ち上げ、 また、精査用の衛星など、多重システムを構築しなくてはならない。 これは膨大な金が掛かり、先の政治的な摩擦その他を考えると、 費用対効果があまりないと思う。 おれとしては、その国力を通常兵器の整備や、兵器輸出の促進に 使った方が、はるかに日本の安全保障に効果があると思う。
587 :
ダメ太郎 :2008/06/24(火) 20:10:03 ID:qDDNp5d50
>>585 米:表面的には理解を示すが、現実の開発は絶対に阻止する。
露:中距離のものならば、シベリア開発とバーター取引できるかも知れない。
中:日中同盟路線が進めれば、限定的なものであれば、日本の核保有を認める可能性
はある。
またまた、そんなこと思ってもいないくせに。(笑)
信者さんをどういう方向に導くか拝見させてもらいます。
588 :
懐疑主義者 :2008/06/24(火) 23:04:39 ID:PyPe8L4Q0
>>585 >核兵器に対する米中ロの態度を、おれなりにイメージすると、
>アメリカは、表面的には理解を示すが、現実の開発は絶対阻止する。
>ロシアは、反対するが、中距離のものならば、シベリア開発とバーター取引ができるかも知れない。
>中国は当然反対するが、「日中同盟」路線を進めれば、限定的なものであれば、
>日本の核保有を認める可能性はある。
結局、日中同盟を押し進めて、日本が中国の属国なり支配下なり同化後であれば、
核の保有を許す、と言う事ですか(苦笑
ここは、日米同盟でも一緒の筈だと思いますがね。
はっきり言って、自国と利益を共有出来ない国家、管理外の国家に核兵器を所有させたくないのは、
アメリカ・ロシア・中国全て一緒。
(イギリスの核発射の選択権ですら、アメリカが管理している。)
敵か味方か、その方向性が定まっていない人間に、必殺の武器を預ける馬鹿は居ない。
面白いのは、陽之助さんの発言が、アメリカと中国が入れ替わっただけの点。
日本はアメリカの属国、支配化にあると盛んに主張する人物は居るが、実態は違う。
沖縄の基地移転問題の経緯を良く見れば、それが理解出来る筈ですが(苦笑
590 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/06/26(木) 17:39:01 ID:PyFsdjLi0
やっぱり偵察衛星は空気のある層を回っていたんですね。 だから待機摩擦ですぐにダメになる。気象衛星で偵察衛星並みの 画像解析度の高いモノは作れないものですかね。
591 :
懐疑主義者 :2008/06/26(木) 22:44:44 ID:VuUyLxp50
>>590 >気象衛星で偵察衛星並みの画像解析度の高いモノは作れないものですかね。
気象衛星で不要な解像度だから、需要も無ければ、作ろうともしないし、予算も下りない。
時速500キロで走れる自家用車が無いのと一緒。
研究予算さえ出せば、時間は掛かるだろうけど、作れると思いますよ。
最終的に偵察衛星打上げるコストと、研究開発に突っ込む予算で、どっちが安いか、で変わってきます。
ま、天秤に掛けて偵察衛星を選んだ、のでしょうけれど。
結局、カネです。
一発逆転のご都合超兵器を求め始めたら、負け戦です。
大和とかね。
米偵察衛星>米民間衛星>日偵察衛星 宇宙開発は金かかる。宮廷出てても職員の枠もない。 その手の分野で強い東北大学でもサッパリ。 兵器以前に国内の格差と諜報が先。 衛星なんて目で見える実像しか見えないからね。 例えばA国の政策や外交は人が聞き出すしかない。 でも日本は諜報員派遣できないから、外交官、在日、国内民間人使っての諜報。 最後の1つ以外悪いとは言えないが、これだけじゃどうしようもない。
593 :
ダメ太郎 :2008/06/27(金) 08:59:36 ID:usuN4+Nm0
日米同盟にヒビを入れないことが、世界一のハード的情報を得ることになります。 双務的行動がとれるようになり、東アジア安全保障の責任の一端を担えるように なれば、ますます、アメリカからのハード的情報が入ることになる。 ソフト的情報戦略を日本は強化しなければならない。
594 :
懐疑主義者 :2008/06/27(金) 14:35:55 ID:WWCz66ZXO
情報は無料だと思っている人が多すぎる気がします。キャバクラで高いカネ払うのに、何で弁護士にカネを払いたがらないのか、と。 まぁ、情報と言う形が無い物は、評価が難しいのかもしれませんが。 情報を収集するには、カネが掛かるし、時間も掛かる。 インフォメーションをインテリジェンスにするのにも、人件費が掛かる。 偵察衛星の画像分析だって、人間が行う。 育てる時間とカネが必要になるんです。 衛星打ち上げて、後は映像を見れば良いって訳じゃありません。 最終的に経験を積んだ人間に任せざるを得ない。 まぁ、失敗の経験者を左遷させる内はダメですね。 人民裁判の吊し上げでなく、原因をはっきり分析しないとダメです。 〉ダメ太郎さん えーと、アメリカも不都合な情報は出したがらないかと。
595 :
陽之介 :2008/06/27(金) 14:39:42 ID:bCC8HP2n0
>>588 :懐疑主義者さん
「日中同盟を押し進めて、日本が中国の属国なり支配下なり同化後であれば、
核の保有を許す、と言う事」
「同化」「属国」の意味が分からない。
日中の現状や歴史をみれば、そんなことはあり得ないことが分かるだろう。
また、少しでも日本に対する愛国心があれば、日本がそのようにならない、
という文化の独自性を知っているはずだ。
僭越だが、日本文化や日本の歴史について、理解が足りないのではないか。
おれもは、既述のように、日本の核武装に反対だ。
ただ、「日中同盟」が具体化すれば、日本は小規模でも核武装をすべきだと思う。
596 :
陽之介 :2008/06/27(金) 14:40:05 ID:bCC8HP2n0
>>589 さん
>>590 :書生さん
589さんの指摘は正しい。
また、例外だが、緊急事態のために、特定地域を精密に探査する
「使い切り」の軍事衛星がある。
これは、低高度を飛ぶので、寿命が短いが、精度はたかくなる。
597 :
陽之介 :2008/06/27(金) 14:40:34 ID:bCC8HP2n0
>>592 さん
「衛星なんて目で見える実像しか見えない」
ある意味で正しい。
衛星や電子偵察に頼った情報分析は、大きく誤ることがある。
まさに、人の心はレーダーでは読めない。
しかし、こういったヒューミントは、手間暇が掛かり、また独自のノウハウが必要だ。
アメリカなどは多民族国家のはずだが、イスラム圏の諜報に弱く、
イスラエルに頼る傾向が強い。
おれは、アメリカのイラク戦の失敗も、イスラエル頼りのイスラム情報の弊害だと思う。
598 :
陽之介 :2008/06/27(金) 14:41:34 ID:bCC8HP2n0
アメリカが北朝鮮のテロ支援国家指定を解除した。 北朝鮮の核施設廃棄が前提だが、これまでも例にあったように、中途半端で終わるのではないか。 拉致問題の解決を優先してきた日本の外交が、アメリカと対立し、日本が押し切られた。 また、6カ国協議という枠組みの中で、米中の協力が目だち、日本は脇に追いやられた。 東アジアの問題解決システムとして、米中主導によるスタイルが表面化したケースとして、 今回の北朝鮮の指定解除は、一つのモデルケース、今後の基本となるだろう。 おれの観点では、日本の対米追従外交の破綻が明確になり、 従来の外交スタイルでは、日本の国益を守っていけない一つの証拠である。 日本は、拉致問題解決でも、常にアメリカチャンネルを通して対処してきた。 強行策も、「対テロ戦争」という米側の枠組みにそった形だが、 アメリカの方針転換で、はしごを外れた形だ。 この問題で以前からおれは「米中連合」が深まり、東アジアの管理をアメリカが中国に 「委任する」きっかけになるかも知れない、と懸念していた。 その心配が当たったようだ。 仮に、日本画より独自外交を進め、中国との連携で、アメリカを通してでなく、 日中で朝鮮問題に対する提案をできたら、まったく事態は変わっただろう。
599 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/06/27(金) 15:33:29 ID:62yPc0jo0
まあ、諜報員になりうる人材の一人が陽之助だろうが 諜報員レベルの人間が外交に自分の価値観もって国を振り回そうと考える思考が問題だと思うw
600 :
懐疑主義者 :2008/06/27(金) 19:03:06 ID:WWCz66ZXO
中国は、歴史どころかリアルタイムで、民族絶滅政策をチベットで実行中な訳ですが(苦笑 チベットの人口増加も漢民族の移住の結果だし。 肝心のチベット人は虐殺・断種政策の被害者。 歴史的に日中を見ても、江戸時代の鎖国政策で干渉されないよう距離を保ち、 明治以後は近代化に失敗した植民地候補の近隣国って位置付け。 覇権に熱心な中国なんて、元寇以来じゃないですか?
602 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/06/27(金) 21:34:42 ID:jfsEKGW10
>>592 民間偵察衛星なんてのもあるんですね。
核兵器で相互確証破壊を成立させるには
相手の軍事施設などに届く射程距離、
偵察衛星での肉眼による察知、
の他にソ連のような自国に核が着弾したことを
何らかの装置で察し、自動的に相手国に報復の
核兵器が飛んでいく、という制度は
どうでしょうか?いずれ核戦争になれば当該国家同士
命がないのだから、偵察衛星は不必要になる気も
するのですが。
603 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/06/27(金) 21:38:49 ID:jfsEKGW10
>>598 私が「ヤクザの殲滅から」スレで小耳に挟んだことは
「北朝鮮拉致問題はそもそも小泉一派が仕掛けたマスメディアによる
票獲得のための茶番劇」であり、米国もこれに気づいているので
これ以上深入りしては費用対効果(もちろん対支那)が割りに
合わないので自民党に加担したくない、という思惑もあるのだとか。
604 :
ダメ太郎 :2008/06/27(金) 21:54:36 ID:usuN4+Nm0
国土面積も計算にいれようね。大国三国とMADを成立させるのか? いや実に壮大だな。マンガには、もってこいだ。
まずは簡単に始められる海外マネー撃退法を教えてあげよう。 日本の株式市場に流入している金の約6割が外資マネーということを知っているかな? 平均株価は外資によって維持されていると言っても過言ではない。もちろんこのような状態は 不健全であり、日本の株価は外資の思惑一つで簡単に上がったり下がったりしてしまうのが 現実なのだ。 しかし裏を返して言えば、あなたが株の売買を通じて利益をあげることができたとした場合、 その利益の6割は外資から金を奪うことによって成り立っていると言えるわけなんだ。 もしも君が株で100万円の利益をあげれば、外資から奪い取った金は60万円。 1億円の利益をあげれば、外資から奪い取った金は6000万円。 100億円の利益をあげれば、外資から奪い取った金は60億円にも達することになる。 つまり君が株式市場に参入し、利益をあげればあげるほど、外人投資家がそれに応じた 打撃を被るというわけだ。 君が利益をどんどんあげていけばいくほど、ハゲタカファンドは苦しんでいくんだ。 それがどれほど日本を守ることにつながるか、わざわざ説明するまでもないだろう。 株で勝つ方法は簡単。日経新聞や株に関する雑誌を講読すれば良い。 日頃から情報収集を怠りなくおこなえば、そして外資がすぐには入手することができない情報を 日本の地の利を生かして先に入手することができれば、外資を出し抜いて金を奪い取ることなど 造作もないのだ。 最近は株に投資するなとレスする奴がいるが、そいつは外資のスパイだ。日本の愛国者が株で 外資から金をせしめることを恐れて、外資のスパイが情報工作しているのだ、気をつけろ。 金が無いならサラ金で借りれば良い。株式トレーダーは自営業みたいなものだから、職業を聞かれたら 自営業と答えれば良い。 アコムで無理ならプロミスで借りろ、プロミスで無理なら武富士で借りろ、 武富士で無理ならアイフルで借りろ、アイフルで無理ならレイクで借りろ。 海外ファンドから日本経済を守るため、そして海外ファンドを苦しめるため、君も株に投資しよう。
606 :
書生 ◆xEt1wVJEg. :2008/06/27(金) 23:32:53 ID:jfsEKGW10
>>604 物事には段階がありますから。
まずはロシアと軍事同盟を組みます。ロシアが
担保する分は軍の負担を軽減することができます。
日本列島が安全を確保するのは太平洋と
支那沿岸部程度で十分でしょう。
607 :
懐疑主義者 :2008/06/28(土) 01:38:20 ID:mKWuNtK4O
世界最強のアメリカと対峙出来るとは、思えません。対峙するなら、自衛隊の増強必須。 反米イデオロギーで、カネを無駄遣いして、どうするの? 日米安保放棄した瞬間、核保有国にして、国連常任理事国の大国である米中露を敵に回す、若しくは、圧力を掛けられる事になりますよ。 段階を踏んだ所で、カネは無限に湧いて来ません。 カネ無しに核保有、軍備増強した結果は、北朝鮮を見てください。
608 :
懐疑主義者 :2008/06/28(土) 02:16:25 ID:mKWuNtK4O
追記 後は、ロシアの核戦力は低下し続け、2020年代には、アメリカに対して、MAD構築が出来なくなる、なんて分析があった筈です。 まぁ、先立つモノが無いと大変な訳です。 後、民間偵察衛星借りても、所有する民間企業に国から圧力有ったら、借りられなくなるよね。 冷戦中に、ソ連の偵察衛星がペンタゴン監視してたら、職員がやたら出入りする小さな建物が有るんで、重要施設だと思って監視していた。 ソ連崩壊後に、ロシア高官がペンタゴン見学の時にその建物を見たら ホットドッグスタンドだか、屋外便所だった・・・なんて話も有るんですよ。 結局、偵察衛星なんてのはね、そういった代物なんです。 人間一人、送り込めば、解る事だったんです。 この話の教訓は、機械を信仰するなって事です。 そんな下らない事に、貴重な資源を使うなよ、と。 結局、判断するのは人間ですからね。 ナントカ万能論は、危険ですよ。
610 :
ダメ太郎 :2008/06/28(土) 05:28:36 ID:QEUQ4ljL0
アメリカは、一万発の核弾頭を持っているが、国土面積の小さな日本を壊滅するには そんなには、いらないだろう。ロシアは核弾頭を多量に持ってるが、総合力では アメリカには、はるかに及ばない。ロシアは日本に核の傘を提供してくれるかな? ロシアが国力を増し、アメリカの顔色をうかがわなくとも良いようになれば、 日露同盟も説得力がでるのだが?
611 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/06/28(土) 06:03:01 ID:8UcXswOC0
612 :
懐疑主義者 :2008/06/28(土) 13:46:41 ID:mKWuNtK4O
ああ、失礼。 日本への覇権に熱心な中国、とでも申し上げた方が良かったでしょうかね。
>陽之介さん 人は月に行つたと思ひますか?
何で同盟なんだ?しかも軍事同盟? 米と国連ばっかりで多国間外交をしないのが問題じゃないか?
615 :
陽之介 :2008/06/30(月) 17:37:36 ID:pibvgTdI0
>>601 :低脳チンパン福田を辞めさせよ さん
ご紹介の「6/25放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ」おもしろい。
ご教示、ありがとう。
ここで取り上げられている話題で、おれが興味を持ったのは、
(1) 北朝鮮ミサイルと核への日本政府の鈍感さ
(2) テロ国家指定解除で日本は金を絞られる
である。
(1)に関して、日本は安全保障をアメリカに依存しているつもりだが、
アメリカ自身は、もちろん、日本の安全よりも、自分の国益を優先する。
日本はそのことに気づかず、米中朝の取引の蚊帳の外に置かれている。
(2)に関しては、世界銀行第二の出資者は日本だが、実際の決定権はアメリカが握る。
従って解除後北への融資に世銀の金を使う場合、結果的日本の金が使われる。
これはアメリカがよく使う手で、湾岸戦、イラク戦と同じだ。
いずれにせよ、日本のアメリ追従外交が、日本の国益になっていない、
ということを示している。
616 :
陽之介 :2008/06/30(月) 17:40:04 ID:pibvgTdI0
「アメリカの核の傘」は、冷戦時の総力戦の時には有効だったが、 戦域核兵器や巡航ミサイル、まして冷戦後には、対応できなくなっている。 その時点で、日本は新たな安全保障政策を考えなくてはならなかった。 しかし、戦後の洗脳教育のためか、 「アメリカにくっついていれば何となく安心」 症状は、ますます悪化するばかり。 1960年代にソ連が中距離ミサイルのSS20を配備し、 アメリカが対抗してパーシングを置こうとしたときに、 西欧では大規模な反対運動があった。 SS20とパーシングは、アメリカ本土、ソ連枢要部に届かず、 戦場(西欧)のみで使える戦術核兵器である。 戦略核兵器の応酬ならば、米ソの本土をも戦場になるので、MAD理論が働く。 しかし、戦術核は、米ソは自国は核を浴びず、ヨーロッパを鮮場として核を使える。
617 :
陽之介 :2008/06/30(月) 17:40:30 ID:pibvgTdI0
ここに西ヨーロッパ、特に西ドイツは深刻な衝撃を受け、国家戦略の基本的見直しとなった。 その後西トイツやフランスは、ゆっくりとだが、明確な方針を持って舵を切った。 EUの防衛戦略の基本にある、米ロへの距離感は、このときの真の恐怖が背景にある。 実は日本も同じ状況にあったのだが、その現実から目を背け続けている。 だから、北朝鮮の核の持つ意味、米中の合意に潜む危険にも気づかない。
618 :
懐疑主義者 :2008/06/30(月) 19:46:40 ID:UNEoWPbC0
>>615 >(1)に関して、日本は安全保障をアメリカに依存しているつもりだが、
アメリカ自身は、もちろん、日本の安全よりも、自分の国益を優先する。
日本はそのことに気づかず、米中朝の取引の蚊帳の外に置かれている。
拉致被害者は帰って来ないが、北朝鮮が核を放棄。
日本は北朝鮮の核兵器の脅威から脱出する、って事ですか?
充分、国益に適っていると思いますけどw
勿論、拉致被害者の奪還活動は、続けるべきですがね。
>>616 >「アメリカの核の傘」は、冷戦時の総力戦の時には有効だったが、
>戦域核兵器や巡航ミサイル、まして冷戦後には、対応できなくなっている。
>その時点で、日本は新たな安全保障政策を考えなくてはならなかった。
対国家戦には、充分有効。
戦域核兵器に対して核の報復は可能です。
大体、ディビー・クロケットみたいな戦術核は割と早い段階で登場していた筈ですが。
巡航ミサイルを打ち込まれた所で、それは同じ。
>>617 >実は日本も同じ状況にあったのだが、その現実から目を背け続けている。
>だから、北朝鮮の核の持つ意味、米中の合意に潜む危険にも気づかない。
核は交渉(脅し)の道具として最適。
米中が合意し、共同支配を目論むのであれば、日本が核兵器で焼き払われる事は無いんでしょ?
米中日本共同管理論が貴方の主張だと思ったけれども。
何か精細さを欠きますね、今日の陽之助さんは。
>>609 ちょっと良い機会だから明朝の外交戦略を調べて見たんですけどね。
明朝って、数人の皇帝を除いて、覇権よりも防衛戦略を取っていませんか?
えーと、人名は忘れましたけど、外洋進出を行った皇帝やらしか、積極的に領土を押し広げていないみたいです。
三代目だか四代目だかの皇帝が北方の騎馬民族の捕虜になった途端、防衛戦略に移行していますよね。
土木の変でしたっけ?
万里の長城を強化したり、沿岸部の取締りをしたり、と。
最初の100年位は覇権に熱心でしたけど、それ以降はどうなんでしょうね?
619 :
懐疑主義者 :2008/06/30(月) 20:12:16 ID:UNEoWPbC0
追記: >実は日本も同じ状況にあったのだが、その現実から目を背け続けている。 ヨーロッパと日本では、地理的条件が違いすぎます。
620 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/06/30(月) 21:19:05 ID:Zx2p1wDT0
アングロサクソンはブッシュ型程度に裏切りで済むけど中国人からは隷属の強要が待ち受けているぞ
621 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/06/30(月) 22:11:33 ID:kUrirdEL0
>>618 >対国家戦には、充分有効。 戦域核兵器に対して核の報復は可能です。
検討の過程が見えません。有効であり、可能であることを詳細に示してください。
まずは簡単に始められる海外マネー撃退法を教えてあげよう。 日本の株式市場に流入している金の約6割が外資マネーということを知っているかな? 平均株価は外資によって維持されていると言っても過言ではない。もちろんこのような状態は 不健全であり、日本の株価は外資の思惑一つで簡単に上がったり下がったりしてしまうのが 現実なのだ。 しかし裏を返して言えば、あなたが株の売買を通じて利益をあげることができたとした場合、 その利益の6割は外資から金を奪うことによって成り立っていると言えるわけなんだ。 もしも君が株で100万円の利益をあげれば、外資から奪い取った金は60万円。 1億円の利益をあげれば、外資から奪い取った金は6000万円。 100億円の利益をあげれば、外資から奪い取った金は60億円にも達することになる。 つまり君が株式市場に参入し、利益をあげればあげるほど、外人投資家がそれに応じた 打撃を被るというわけだ。 君が利益をどんどんあげていけばいくほど、ハゲタカファンドは苦しんでいくんだ。 それがどれほど日本を守ることにつながるか、わざわざ説明するまでもないだろう。 株で勝つ方法は簡単。日経新聞や株に関する雑誌を講読すれば良い。 日頃から情報収集を怠りなくおこなえば、そして外資がすぐには入手することができない情報を 日本の地の利を生かして先に入手することができれば、外資を出し抜いて金を奪い取ることなど 造作もないのだ。 最近は株に投資するなとレスする奴がいるが、そいつは外資のスパイだ。日本の愛国者が株で 外資から金をせしめることを恐れて、外資のスパイが情報工作しているのだ、気をつけろ。 金が無いならサラ金で借りれば良い。株式トレーダーは自営業みたいなものだから、職業を聞かれたら 自営業と答えれば良い。 アコムで無理ならプロミスで借りろ、プロミスで無理なら武富士で借りろ、 武富士で無理ならアイフルで借りろ、アイフルで無理ならレイクで借りろ。 海外ファンドから日本経済を守るため、そして海外ファンドを苦しめるため、君も株に投資しよう。
>>618 治乱興亡
拡大期 内乱 中興 滅亡
これが中国のサイクル。
英宗は6,8だろ。第一この時期の明に近代の主権国家を念頭に置いた
「覇権」も「防衛政策」もねえよ。非西洋的なアジア的宗属関係なんだから
ttp://sankei.jp.msn.com/world/america/080626/amr0806262140019-n1.htm 核の完全廃棄は非核化プロセスの第3段階だろ。
第2段階だって核計画の申告内容は不充分とライス自身が認めている。
抽出されたプルトニウムの量にも推定と北の主張で食い違いがあるし、
議会でも精査しろと言う正論があるけど、
政権は外交的成果を急ぎたいから結局丸呑みしちゃった。
要するにここで1回核開発のプロセスを止めましょうと言う合意に過ぎない。
大事なのは今まで抽出したぶん。これを第3段階で扱うがこれが纏まるか分からん
第2段階をクリアして第3段階の半島非核化まで行かない段階では
いま、北が保有している核については不問に付してるも同然だけどな。
拉致被害者奪還と言うが、
日本を引き付けておくために利用したアメリカが、
今になって交渉を進めたいから拝み倒しただけだから
再調査と言っても日本が思ってるような成果は出てくるか分からんよ。
2002年10月の日朝共同宣言の時点とはまるで力関係が違うからな
日本が貿易額落としたのに対してタイ、ロシア、韓国、中国が貿易や投資伸ばしてるし。
第一対敵通商法が解除通告されてるんだからもう交渉しか手段がなくなったわな。
平壌宣言の土俵に戻れるかどうか知らんがとにかく戻って、
日本が経済援助出して軽水炉支援して、
積極的に国交正常化を進めるってなら北も拉致解決に魅力を感じるか知れないが、
だったらこの6年間、拉致問題の解決を大前提に置いてやってきた政策は
全部否定されることになるな。
625 :
懐疑主義者 :2008/07/01(火) 12:45:25 ID:y0VPH2GoO
無論、中華思想が身に付いた皇帝が防衛を選択した訳だが。 となると、明の覇権とは一体何を示すのだろうか? 永楽帝の進めた外洋進出政策も後に否定され、貿易も厳しく取り締まられた。 万里の長城を築き、騎馬民族への防衛を行った。 それらの防衛政策は、国富を浪費させた、との指摘もある。 まぁ、官僚主義敵な内政による荒廃も有ったようだが。 明自体は、一部の皇帝の統治期間を除いて巨大な引き籠り帝国だったのかもしれんね。 中華思想と儒教思想が悲劇を生んだのだろうが。 巡航ミサイルや戦域核兵器に関する指摘に答える前に確認事項が。 何をもって、繋がりの有る回答となるのか、教えて頂きたい。 今夜にでも回答する予定だが、先に教えて貰えれば、二度手間三度手間は、回避出来るからね。
626 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/01(火) 14:03:01 ID:fjsp6eig0
アジア的宗属ってあれだろ、3日抵抗したら皆殺しってやつw
627 :
陽之介 :2008/07/01(火) 14:48:45 ID:a3xSy3210
>>618 :懐疑主義者さん
「日本は北朝鮮の核兵器の脅威から脱出する」
ちがう。
拉致被害者も帰ってこないし、日本は喜多野核の脅威にさらされ続けるということだ。
「戦域核兵器に対して核の報復は可能」
難しい。
仮に中国が戦術核で自衛隊基地(米軍基地をふくまない)を攻撃した場合、
アメリカは、中国本土にに核攻撃をできないだろう。
冷戦時、西ドイツが恐れたのはその点だった。
ワルシャワ機構軍が東ドイツないし、ポーランドから、
西ドイツ内の軍事基地を中距離ミサイルで核攻撃した場合、
米軍は、パーシングでミサイル基地ないし、東ドイツ、ポーランド内の軍事基地を攻撃する。
この戦術核の応戦で戦場となるのは、ヨーロッパであり、米本土、ソ連ではない。
米ソは、相手国の本土攻撃を避けながら、他国領土内で戦争ができる。
ドイツ、フランス、ヨーロッパは、この恐るべき作戦構想に戦慄した。
EUの結成、イラク戦への対応など、ヨーロッパ独自の安全保障思考は、
このときの恐怖に大きく裏打ちされている。
628 :
陽之介 :2008/07/01(火) 14:49:18 ID:a3xSy3210
>>624 さん
「いま、北が保有している核については不問に付してるも同然」
「日本を引き付けておくために利用したアメリカが、今になって交渉を進めたいから拝み倒した」
その通りだと思う。
日本は、拉致問題を奇貨として、戦後珍しく「国家としての意思表示」を行った。
一方でこれはアメリカの対北朝鮮外交の枠内で、支援もある、という前提があった。
しかし、アメリカは、東アジアの秩序維持パワーとして中国を選び、
六カ国協議という枠組みを作り、日本を主要なプレーヤーから、格下げした。
日本は、戦後の対米追従外交から脱しきれず、拉致解決先決主義しか選択肢を持たず、
結果としてアメリカにはしごをはずされ、「対北強硬外交」は惨めな失敗をとげた。
629 :
懐疑主義者 :2008/07/01(火) 16:08:51 ID:y0VPH2GoO
まぁ、北朝鮮の核保有で困っているのは、米中露でしょうな。 北朝鮮支援国家足る日本に驚異をばら蒔く事は有っても、実害を与える訳にはいかない。 それに、アメリカは、大量破壊兵器の保有には神経を尖らせてますから。 んで、聞きたいんですけどね? 中国の戦域核兵器使用リスクですが、これって仮想戦記ですか? 対策として考えられる日本核保有やら、日米同盟強化が無いのは、何故? あ、後日米による対中投資は、減少中ね。
630 :
陽之介 :2008/07/01(火) 16:39:11 ID:a3xSy3210
懐疑主義者さん
>>618 :「明朝って、数人の皇帝を除いて、覇権よりも防衛戦略を取って」
>>625 :「明自体は、一部の皇帝の統治期間を除いて巨大な引き籠り帝国」
>>624 さん
「近代の主権国家を念頭に置いた「覇権」も「防衛政策」もねえよ。非西洋的なアジア的宗属関係」
ご両人の指摘は当たっている。
「中国の覇権・侵略性」を考える場合、用語の定義や、他との比較が不可欠だ。
>>624 さんの言うように、国境や国民といった概念は、西洋近代国家のものであり、
それを他地域に無原則に当てはめると、誤解が生まれる。
それを前提に、中国に対して政治的な非難として言われる「侵略・覇権」なども、
歴史的な文脈や、欧米との比較をしてみなくてはならない。
631 :
陽之介 :2008/07/01(火) 16:41:16 ID:a3xSy3210
明朝に関しては、懐疑主義者さんが
>>618 で指摘しているポイントは正しい。
また、おれは、おおざっぱにいって中華文明全体が、
>>625 でいう「引きこもり帝国」(言い得て妙だ)ではないだろうか。
ヨーロッパが海外進出しだした15世紀から19世紀までを考え、清朝も含めると、
清朝はそれ自体が満州族による中国の侵略征服である。
しかし、清朝建国後は、歴代中国が北方や西域との係争地であった、
アムール川以西、新疆伊藤を征服し、そこで止まってしまう。
これ以降、「中国」とはほぼこの領域である。
ヨーロッパは、15世紀以降、アジア、アフリカ、アメリカ、豪州など、
日本、中国など一部を除き、世界全体を植民地として分割、征服、支配した。
それに対し中国は、18世紀以前はヨーロッパよりも国力が優越し、
また、15世紀以降でも東南アジア、南アジア、アフリカ、豪州などに
進出する技術、経済力などがあったにもかかわらず、「引きこもった」ままである。
632 :
陽之介 :2008/07/01(火) 16:42:02 ID:a3xSy3210
例えば、チベット問題で中国の「侵略性」を非難する場合、ロシアの中央アジア(チチェンなど)や、 イギリスのアイルランド、アメリカのハワイ、フランスのベトナム問題なども、 同時に論じて比較をしなくてはならないと思う。 日本は中国から圧倒的な文化的影響を受けているので、反発、親愛双方とも極端になる。 嫌う人は徹底的に嫌い、好む人は事実を度外視して好む。 しかし、それらは、単に自分自身のイメージの投影であり、感情の政治的表現にすぎない。
633 :
陽之介 :2008/07/01(火) 16:43:42 ID:a3xSy3210
問題は、事実を冷静に整理し、バランスの取れた全体像を元にした議論をすることだ。
そうした観点に立てば、中国という民族(文明?)は、
一定の領域に限定された、個別性のある文明だと思う。
それに対し、西欧は放っておけば無限に拡大するタイプの文明である。
懐疑主義者さんの例えを借りるなら、中国は自分の領域を出ない「ヒッキー」、
西欧は、領域を超え、新しい地を果てしなく求める「ファウスト的」といえるだろう。
21世紀以降の国際情勢の変化に、上記のようなタイプ分析が当てはまるかどうか分からない。
しかし、17世紀の世界は、それ以前の条件から決定し、18世紀、19世紀も同じである。
つまり、21世紀の世界も、それ以前の歴史条件や文明の性格の影響を受けずにはいられない。
したがって、中国をただ「覇権・侵略」的として非難する態度、
、例えば
>>626 さんのような異見は、短慮というしかない。
634 :
陽之介 :2008/07/01(火) 16:47:59 ID:a3xSy3210
>>629 名前:懐疑主義者 さん
「中国の戦域核兵器使用リスクですが、これって仮想戦記ですか?」
安全保障を考えるとき、日本にとっての「脅威」は全て検討しておく必要がある。
もちろん、「仮想敵」としてアメリカ、ロシア、韓国、北朝鮮などを考える必要がある。
「対策として」
対策は、スレタイ当初から行っているように、「日中同盟」である。
最大の「脅威」と協調関係を結ぶのは、外交の要諦だ。
635 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/01(火) 17:21:12 ID:fjsp6eig0
中国もあれだけ大きければ十分膨張的な覇権国家だがなw 中国があの大きさでとどまっていたのは、さらに膨張的なイスラム帝国が大陸の真中にあったからだろうw
636 :
懐疑主義者 :2008/07/01(火) 18:04:58 ID:y0VPH2GoO
EUを引き合いに出すなら、日中同盟でなく、米中を排除したアジア連合を目指せ、と言わないのは何故? 今度は、アメリカの核に脅える事になりますけど? 中国が膨張出来なかった事に関するコメントは、また後程。
637 :
懐疑主義者 :2008/07/01(火) 22:05:57 ID:HM0zdptZ0
>>635 で、夕方の続きね。
ポイントとして憶えておいて欲しいのは、「誰が意思決定をするか?」と言うのが、
中国の外交・内政を把握する上で、重要なんじゃないかって事。
で、続いて「中華思想は、侵略を生み出す拡張主義ではない」と、誰か著名な人が分析したって
書き込みがあったけれども、これも多分、正しい。
もう一度言うよ?
重要なのは、「誰が意思決定をするか?」だからね。
で、話題に上がっている「明・清及び元」を見てみよう。
世界帝国足る「元朝」を生み出したのは、騎馬民族であるモンゴル系のチンギス・ハーン。
続いて「明朝」を生み出したのは、騎馬民族の風習に詳しく、北方出身の永楽帝。
「清朝」も中国東北部の満州族によって建設された。
これらの王朝の初期は全て、漢民族による「中華思想」による統治では無かった。
北方の騎馬民族の思想や、東北部の非漢民族による支配だった。
後は、明朝の大まかな流れね。
一度、国家統一の事業を成し遂げると、2代目以降は中国の中心部、宮廷内で教育を受ける。
結果として、「中華思想」に染まった王朝・統治者が出来上がる。
で、「中華思想」に馴染むと、「中華思想」に基く思想・戦略しか出来なくなる。
こうやって、明朝は引き篭もり国家としての第一歩を踏み出す訳だ。
「中華思想」に染まった皇帝に取って、中国以外の土地を蛮族以外の土地と判断する。
結果、中国以外の土地の「野蛮」とする民族を理解しようとしない。
重んじようとしない。
(黒人を人として見なかった白人と一緒だ!)
さらに、理解しないから対処方法が解らない。
仕方が無いので、武力を行使してみるけど、中々上手く行かない。
戦費が嵩んで、国家が傾く。
638 :
懐疑主義者 :2008/07/01(火) 22:06:36 ID:HM0zdptZ0
話は、清朝末期へと飛びます。
清朝の皇帝が、面会を求め、工業製品を差し出すイギリス人にこう言った。
「世界の中心たる清に、西欧の工業製品は要らぬ。イギリス国王は、清国皇帝に敬意を払ってよい。」
ま、空気が読めてなかった訳だね。
国力の差を理解出来ず、俺Tueee!だった訳。
ま、結果ボロボロに滅ぼされるのだけど。
で、ここで注目頂きたいのは、何故、末期になるとボロボロなのか?と言う事。
元は世界帝国を作り、明に至ってはテイワの大航海を援助したのに、何故、引き篭もりを選んだか?という事。
中華思想に浸かった結果、自国に対する無条件の自信が出来た。
進出する技術・経済力が有っても、中国から出る必要が無くなってしまった。
ここで下記の文章を見てみよう。
>>631 >進出する技術、経済力などがあったにもかかわらず、「引きこもった」ままである。
結局、進出する必要性をゼロだと思い込んじゃったんだよね。
アジア的優しさでも、人徳優れた中国人だから、でもない。
他ならぬ、中国自身が持っている「中華思想」の産物に過ぎなかった。
さて、何故最初に「意思決定をするのは誰か?」と言ったのか、と言えば、中華思想抜きの初代皇帝や
モンゴルの騎馬民族によって打ち立てられた「元」を見てください、と言う事。
中華思想抜きだと、国力に優れた統一中国は、非常に危険な、野心的な国家と言えるのでは無いか?
>>633 >つまり、21世紀の世界も、それ以前の歴史条件や文明の性格の影響を受けずにはいられない。
>したがって、中国をただ「覇権・侵略」的として非難する態度、
>例えば
>>626 さんのような異見は、短慮というしかない。
歴史条件や文明の正確を見ると、中華思想抜きの中国を「覇権・侵略」的とする事は、十分可能な訳だね。
で、我々が今の中国を見た時に、果たして「中共は、中華思想国家なのか?」と言う疑問にぶち当たる。
そもそも、清朝が滅ぼされた時点で中華思想は、地に落ちたと言える。
中華思想のシステムは、蛮族に対して機能しないシステムだ。
清朝末期、西欧人は、漢民族に無条件の敬意を払わず、植民地賭して見た。
明朝にしても、中華思想に含まれない北方の騎馬民族に手を焼いた。
何故、未だに中華思想を引き摺る必要性が有る、と言えるのだろうか?
もし、中共の「意思決定をする人々」が、中華思想を捨てていたら、充分に侵略・覇権的国家として振舞うだろう。
戦後の中国を見る事こそが、その指針となりうるのではないか?と私は考える。
結局の所、中華思想は共産主義と同じく、既に崩壊したイデオロギーであって、
「中国共産党自身」がそれを理解していない筈が無い。
彼らは、非常に優秀だからだ。
639 :
懐疑主義者 :2008/07/01(火) 22:11:54 ID:HM0zdptZ0
ま、結論だけ言えば、過去の行動は左程、指針にならないって事。 あくまで国家の方向性を決める立場の人間が、決める事だから。 独裁政権の場合、その傾向は極端に強くなるよね、と。
640 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/01(火) 23:34:28 ID:fjsp6eig0
単純に国あれ以上広げても、イスラムみたいな統一思想が無いから、統一管理できなかっただけだと思うが・・・
>陽之介さん 人は月に行つたと思ひますか?
642 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/02(水) 01:06:07 ID:WajzRfdB0
月には降りたけど、 降りた人は宇宙ゴミになったよ
643 :
ダメ太郎 :2008/07/02(水) 07:52:11 ID:1p3gEdCF0
陽之介氏へ >アメリカは,東アジアの秩序維持パワーに中国を選び・・・。 何回も言いますが、妄想です。アメリカが自分の首を絞めるなど考えられない。(笑) ニクソン以来、関与政策で取り込もうとしたが、煮え湯を飲まされてきている。 チベットのことで腹が煮え繰り返ってたのはわかるが、今回の北鮮の過程での一事柄で、 手の平を返したように一事象を米中戦略パートナーように解釈するのはいただけない。 大枠でのアメリカの朝鮮半島戦略は北鮮は中国管理化に、中国の韓国へのプレゼンス展開を 阻止するということと思う。その枠の中での押し引きであると思う。 北鮮が核を放棄するとか、拉致が全面解決すとか、どの国も誰も考えていないだろう。
644 :
懐疑主義者 :2008/07/02(水) 10:17:47 ID:ahYc+9IOO
ちなみに、明に世界帝国を築ける国力が有ったか?と、言われれば疑問が残る。 永楽帝も北方の騎馬民族鎮圧に失敗しているし、土木の変でも失敗、皇帝が捕虜になった。 管理出来ないから、領土を広げなかったので無く、 領土を広げられなかった、と言うのが正しい。 中華思想プラス国力不足が妥当な所でしょうか。 陽之助さんは、中国によるシーレーン封鎖も考えといてね。
645 :
陽之介 :2008/07/02(水) 19:21:11 ID:C/jR/o9T0
>>644 :懐疑主義者:
「中国によるシーレーン封鎖」
「日中同盟」を考える場合、興味深いテーマなので、おれなりに想定してみた。
まず、海洋を航行中の輸送船団を、潜水艦が無差別に魚雷攻撃し、貿易は断絶し、国力がマヒする、
……といった「シーレーン」のイメージは、二次大戦の幻想のようなもので、
今日では、ほぼ意味をなさない。
よく「日中同盟でアメリカを怒らせるとシーレーンを遮断される」といった論がある。
アメリカ全能幻想にもとづく、トンデモ説である。
今現在、アメリカを十分に「怒らせている」北朝鮮艦船は、世界中の公海を航行できる。
かつてのテロ国家、リビアも、シリアも、「シーレーン」を脅かされることはない。
中国が日本のシーレーンを攻撃するとしたら、米中戦ぐらいしかない。
もちろん、アメリカは中国が戦争をするはずがない(能力もない)ので、
中国が日本のシーレーンを脅かすという政治的な状勢の設定は、きわめて困難だ。
646 :
陽之介 :2008/07/02(水) 19:22:19 ID:C/jR/o9T0
仮に無理をしてつぎのような想定をしてみよう。 (1) 台湾独立派が(非民主的な選挙で)政権を取り、独立宣言をする。 (2) 中国とアメリカは非難決議を出すが、日本の親台湾政権は、独立を支持する。 (3) 米中は日本を非難し、各国もそれにならい、日本は国際的に孤立する。 (4) 中国は台湾海峡で軍事演習を行い、阻止した台湾海軍と戦闘状態に入る。 (5) 台湾支持のため派遣されていた海上自衛隊が戦闘に巻き込まれる。 (6) 中国は日本に対し、台湾独立は支持を止めなければ、「不測の事態」が起こると警告。 (7) アメリカの働きかけも無視して、日本政府は台湾独立支持を続ける。 (8) 南シナ海で、日本国籍のタンカー、輸送船が魚雷攻撃を受ける。
647 :
陽之介 :2008/07/02(水) 19:23:53 ID:C/jR/o9T0
中国側の作戦目的は以下の通りである。 (1) 限定的なシーレン攻撃で、日本政府の台湾支持政策を撤回させる。 (2) アメリカとの協議で戦域を限定し、可能な限り、戦場を南、東シナ海とする。 (3) 世論への圧力のため、日本港湾を封鎖する。 日本の自衛隊は、次のような行動を取る。 (1) 沖縄、政府方面隊を増強し、戦闘航空団、早期警戒機を西南方面に増派する。 (2) 4つの護衛艦隊中、行動できるのは1コだが、残りをかき集め2個艦隊をシナ海方面、一部を西太平洋方面に派遣する。 (3) 潜水艦隊を黄海に潜入させ、また、広州、上海海域に展開させる。
648 :
陽之介 :2008/07/02(水) 19:25:22 ID:C/jR/o9T0
中国側は、次のような行動を取る。 (1) J-11、Su27(30を含む)全部隊を浙江省、福建省方面に移動させる。 (2) ロメオ級など旧タイプを囮につかい、キロ級で南シナ海域で日本商船隊を攻撃する。 (3) 夏型原潜を太平洋に派遣し、西太平洋の日本シーレンを牽制する。 (4) 漢型・元型を南西諸島沿いの深海域で作戦行動させる。 (5) 水上艦艇は、ソブレメンヌイ級、052型を東シナ海の空軍航続距離内で活動する。 (6) ロメオ級など旧タイプの残りで、日本海の港湾などを機雷封鎖する。
649 :
陽之介 :2008/07/02(水) 19:26:24 ID:C/jR/o9T0
戦闘は次のように推移する。 (1) シーレーン保持のために不可欠な制空権は、戦闘機の能力では中国側が勝るが、日本側は早期警戒感性能力が高いので互角となる。 (2) しかし、日本側の利用できる空軍基地は、中国側に比べて圧倒的少なく、航空撃滅戦として、空自は中国に敗退し、東シナ海の制空権は中国が握る。 南シナ海には、日本の航空戦力は、最初から及んでいない。 (3) 優勢な制空権のもとで中国の潜水艦は、日本の輸送船を攻撃し、南シナ海レーンの航路は途絶する。 太平洋側は、中国の制空権が及ばず、また、深海域の対戦作戦に長じた海自の能力が発揮され、原潜を含む中国潜水艦に対し、優位に戦いをすすめる。 (4) 別途派遣された中国通常動力潜水艦多数は、日本各地の港湾海域に機雷網を作る。 (5) 海自は掃海部隊を繰り出すが、潜水艦からの攻撃により、作業は遅滞し、かなりの港湾機能が失われる。
650 :
陽之介 :2008/07/02(水) 19:27:45 ID:C/jR/o9T0
戦闘の結果は次のようになる。 (1) 日本は船舶の喪失、物資、特に石油の不足で経済的ダメージを受け、台湾支持政府は総辞職し、新政府は政策の転換と、中国との交渉に入る。 (2) 台湾独立派は孤立し、政権交代した後、「一つの中国」宣言を確認する。 (3) 中国は新たな「経済水域」として、南西諸島を含む領域を主張する。 (4) アメリカが調停に入り、自衛隊兵力の制限、在日米軍の増強、中国軍の沖縄駐留、また、憲法9条の徹底化、平和教育の拡大など、日本の「非軍事化」を図る。
651 :
陽之介 :2008/07/02(水) 19:30:39 ID:C/jR/o9T0
模擬戦をふまえて、軍事面での日本側の反省点は、以下の通りである。 (1) 自衛隊の兵器、編成、訓練などは、非常に偏っており、単独で戦える軍隊ではない。 (2) 日本は国土の深縦がなく、空港、港湾の抗堪性がすくなく、守るに難しい。 (3) 兵備に関しては、戦術戦闘機の近代化を早急に図らなくてはならない。 (4) 対機雷戦、哨戒艦艇の能力アップが必要。 (5) 南シナ海で航空へ威力の展開をするために、空母機動部隊が必要。 (6) 機動性に富む揚陸戦部隊と艦隊を1つ保持し、敵要地を強襲できるようにする。 (7) 危機に際し、緊急に核兵器(ブラフでよい)を開発できる技術を整えておく。
652 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/02(水) 19:32:05 ID:G147ZxZP0
653 :
懐疑主義者 :2008/07/02(水) 19:35:47 ID:ahYc+9IOO
必ず米中がタッグを組むって初期設定なんですね。 仮想戦記じゃ無いんだから、米中が相反する態度を取った時の想定もして下さいね。 後、EU引き合いに出すのに、日中同盟推進するのが変だって指摘に答えて下さい。 中国が日本に対して戦術核を使用するシナリオもね。 はっきり言って想定が片寄り過ぎ。
654 :
懐疑主義者 :2008/07/02(水) 21:30:57 ID:ZplecJ310
まぁ、台湾に海自派遣ってのも強引過ぎるし、
アメリカの顔色を窺う日本が、アメリカの意向を無視するってのも、
かなり可能性の低い想定だと思いますけどね。
>>647 >(3) 潜水艦隊を黄海に潜入させ、また、広州、上海海域に展開させる。
多分、もう既に中国軍港周辺に待機済み。
戦争開始と同時に、港から出ようとした中国海軍の海上戦力にダメージを与える。
ヘタすると、ナポレオンの海軍のように港から出られんかもしれんね。
潜水艦の運用方法が抜けているのが、問題かね。
>>649 >(1) シーレーン保持のために不可欠な制空権は、戦闘機の能力では中国側が勝るが、
日本側は早期警戒感性能力が高いので互角となる。
J−10は遅れてきた第三世代戦闘機に過ぎんし、
ロシアから輸出停止になったスホイは、稼働率に問題が出てくるが。
カタログスペック云々、でなく稼働率は戦力に直結してくるよ。
さらに、日本の早期警戒感性能力に対する評価が低い。
見えない相手に、中国空軍はどう闘うの?
湾岸戦争の時のイラク軍戦車みたいに、アウトレンジでバンバンやられかねないよ?
>(2) しかし、日本側の利用できる空軍基地は、中国側に比べて圧倒的少なく、
航空撃滅戦として、空自は中国に敗退し、東シナ海の制空権は中国が握る。
となると、太平洋に空自派遣かw
データリンクの有効性によって、航空基地の数に拠る有効性に疑問が出て来るんだが。
まぁ、空中空輸機の導入によっては、戦闘機も足が伸びるかもしれんからね。
となると、後の想定が狂ってくるよ。
655 :
懐疑主義者 :2008/07/02(水) 21:33:08 ID:ZplecJ310
あ、後、質問にはちゃんと答えてね。 陽之助さんと議論していると、気が付いたら別の話題に移り変わっている事、多過ぎ。 しっかし、中国自身、アメリカの合意が無ければ、戦争できないって印象があるんだがねぇ。 主張を聞いていると(苦笑
今の中国は漢民族なのか?
657 :
ダメ太郎 :2008/07/03(木) 07:48:01 ID:TZFsJk6s0
懐疑氏へ 陽之助氏、やっぱ上手いは。(笑)まるで訓練されてるみたいにとまでは 言わないけれど。
658 :
陽之介 :2008/07/03(木) 18:47:13 ID:yq670Jiy0
>>653 :懐疑主義者さん
「米中が相反する態度を取った時の想定」
シミュレーションは、現実の政治、経済、軍事的な事実から出発する。
仮に日中が軍事的対決をする場合、原因は、
(1) 台湾独立問題
(2) 朝鮮問題
ぐらいしか考えられない。
どちらの場合も、アメリカは中立か、日本を牽制する方策を選ぶだろう。
「中国が日本に対して戦術核を使用するシナリオ」
非常に偏った設定だが(アメリカが日本を核攻撃するといったように)、
この場合、日本は一方的に攻撃を受けるだけである。
そもそも、軍事が政治の延長であるなら、日本と中国が戦争をすること自体、
非常に偏った設定である。
おれが>>645-
>>651 で上げたのは、現状でシュミする場合、最も考えられるケースである。
659 :
陽之介 :2008/07/03(木) 18:47:35 ID:yq670Jiy0
中国は台湾が「独立宣言」する場合の「強硬な対処」を明言している。 アメリカは中国の「一つの中国」を支持している。 従って、台湾が主題になる場合、日米対中ではなく、日対中(米)となる。 国際関係は希望的観測ではなく、各国の国益や利害得失を基礎にしないと、 現実を見誤ることになる。 ただ、「アメリカは日本の味方だ」といった前提は、二次大戦中の 「ソ連は講和の仲介に動いてくれる」といった甘い願望と同じである。 模擬戦の政治的設定、兵力分析、戦闘推移などに異論があるなら、 ご自身でそれぞれ述べられたい。
660 :
ダメ太郎 :
2008/07/03(木) 20:27:29 ID:TZFsJk6s0 >>659 また、すぐ妄言を吐く。(笑)日中米の台湾問題に対する現状の利害の共有は
現状維持です。日本もアメリカも中国が付きつけた、台湾問題に対する、
三つの”NO”を拒否しました。一つの中国を支持しているわけではありません。
アメリカの対中戦略は国内で強行派、協調派と分かれますが、基本的には
ヘッジ戦略です。資本主義を国家の基盤とするアメリカにとっては、対外貿易には
海上航海の安全性が不可欠です。しかも、グァム、横須賀、沖縄の海上軍事輸送も
バシー海峡を通ることも考えれば、無邪気に米中をパートナーと考え、台湾問題も
中国の有利にアメリカが動くなどと考えるのはいかがなものかな?
米中関係を俯瞰した場合、二つの側面がある。地政学的安全保障での対立の側面。
経済・貿易関係を通じての協調の側面。このバランスを考えれば、日本の地政学的、
政治的重要性が浮かび上がる。協調と対立の狭間で、懐疑氏が言うところの
日本の取り合いになっている。台湾の命運も日本が、どちらにスタンスを
とるかにかかっている。結局はアメリカのヘッジ戦略は中国を太平洋に出さない
ように牽制政策に向うはずだ。