【?】 同じ県民であれば方言が通じますか 【?】

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1名無す
語れ
2名無す:2010/01/14(木) 00:14:56 ID:2+u2QTQq
岩手ではまず無理
3名無す:2010/01/16(土) 04:13:43 ID:8jxvgJSY
兵庫県も摂津、播磨、淡路、丹波、但馬で通じない。
4名無す:2010/01/16(土) 08:31:27 ID:lWuBX27X
沖縄の60代以上は、何言ってるかわからない20〜30代沖縄育ち。
5名無す:2010/01/16(土) 11:44:37 ID:WiqY8c/p
都道府県は明治時代に決められたもので、
今の方言は江戸時代までの行政区画などを引きずっているから、
都道府県で方言を括ること自体にあまり意味がないことも多い。

その上で、同じ都道府県の中で方言が通じにくいところを上げると
1位は沖縄県で2位は鹿児島県だろう。

沖縄県は北琉球方言に属する沖縄方言と、南琉球方言に属する宮古方言、八重山方言、与那国方言があり、
北琉球方言と南琉球方言は全く通じないし、宮古方言、八重山方言、与那国方言すら相互に全く通じない。
例えば那覇市と宮古島市、石垣市、与那国町の老人が互いに方言で会話しようとしても無理。

鹿児島県は、琉球方言の中の北琉球方言に属する奄美方言と、それ以外の本土方言に属する薩隅方言に分かれる。
トカラ列島と奄美諸島の間には日本語圏最大の境界線があり、トカラ列島最南端の集落の宝島と、
奄美諸島最北の集落の奄美大島佐仁ですら全く一言も通じない。
6名無す:2010/01/16(土) 23:00:46 ID:7kyCs8rd
>>5が地理的断絶の例
>>4が世代間断絶の例(うちなーぐちvsやまとぅうちなーぐち)

さて、鹿児島のような大境界線の走る都道府県の他の例といえば、なんと東京都。
「八丈方言」は本土方言の中でも最も隔絶した方言であり、その違いは東北方言と九州方言の差よりはるかに大きい。
統計的分析だと琉球方言との差に近いものがある。
7名無す:2010/01/17(日) 09:05:40 ID://3vyJJK
それどころか小笠原は英語、ハワイ語などとのピジン言語だぞ。
8名無す:2010/01/17(日) 09:08:02 ID://3vyJJK
あとはミクロネシア諸言語な。
9名無す:2010/01/17(日) 15:35:12 ID:19CVSA7b
大きな方言区画境界が都道府県内に走っている例と言えば
鹿児島県…本土方言と琉球方言の境界
沖縄県…北琉球方言と南琉球方言の境界、宮古方言と八重山方言と与那国方言の境界
東京都…東日本方言と八丈方言の境界

やや小さな方言区画の境界としては
新潟県…東北方言と越後方言と北陸方言の境界
宮崎県…豊日方言と薩隅方言の境界
京都府…中国方言と近畿方言の境界
兵庫県…中国方言と近畿方言の境界
島根県…中国方言と雲伯方言の境界
福井県…北陸方言と近畿方言の境界
福岡県…豊日方言と肥筑方言の境界
山梨県…西関東方言と長野・山梨・静岡方言の境界
岩手県…北奥羽方言と南奥羽方言の境界
山形県…北奥羽方言と南奥羽方言の境界

他にも都道府県境と方言区画境界がずれているところはあるが、両方ともある程度の比率の面積を持つのはこんなところか
10名無す:2010/01/19(火) 15:47:56 ID:NzJTWnlA
もっとも、本土方言の場合、地続きであればたとえ方言区画の境界を跨いでいても、互いに近接していれば話が通じないほど激変するということはめったにない。まさに「方言連続体」だ。
そもそもがどこに境界を引くか曖昧な場合のほうが多い。上にあげた「やや小さな方言区画」の各県すべてについてこれは当てはまる。

一方で、同じ方言区画内で、平野続きでわずか2kmしかはなれていない集落間で相当程度に相互理解が割りと困難な例があるとも(実は住民意識による誇張かも知れないが)。
戦国末期に主家を裏切り分離独立したあそこと言えばピンと来るだろう。

11名無す
「雲"伯"方言」というからには鳥取県西部も絡むと思うが、やはり面積が小さいから割愛、ということだろうか。
確かに鳥取側ではあの北奥羽式ではなく普通の「外輪東京式」が主流のようではあるが。