「群遅延」で愚愚ってみました。
ボード線図の位相送れをφとすると、群遅延Tds[sec]は
Tds = - dφ/dω
で表されるんですね。
たとえばRとCで構成された一次フィルタの場合は、遮断周波数付近の群遅延が
最大になり、それ以外の周波数では群遅延は0[sec]に近づくという仕組みでしたか・・・
でも群遅延が位相送れφの傾き(微分)で決まるということは、群遅延は正にも負にもなるんですよね。
「−の遅れ」と言われてもいまいちピンと来ません(´・ω・`)
群遅延をそんな数式で理解してもだめよ。要するにフィルタなんだろう? 周波数で
通すか通さないか、決めるわけ。明らかに通していい周波数なら、一目でわかるから
遅延なく通せる。でも境界付近だと、山谷をしばらく観察しないと判断できないから、
フィルタ内に留まってもらう。これが群遅延。よってその時間はフィルタ特性の急峻
さと密接な関係がある。
> 群遅延は正にも負にもなるんですよね。
群遅延は負にはならないよ。っていうか、進みになんてなるわけがない。
でもさ、コンデンサーで位相が進むとかいうじゃない。
未だに理解できない。
>>898 Tds = - dφ/dω
↑この式からは群遅延は正にも負にもなるかと思うんですが・・・