フィルタを作るに際し、
a) 抵抗やコンデンサといった電子回路を組んでフィルターを作る
b) データはいったん全てPCに取り込んで、そのあとソフトウェア的なフィルタをかけたあと出力する
では違いは生じるでしょうか?
たとえば a) の方はリアルタイムで処理しているため未来のデータを使うことはできません(因果律の法則)。
一方 b) の方はいったん全てのデータを取り込んだ上で処理しているので過去から未来まで全ての
データを使うことが出来ます。
この時点でa)とb)のフィルタには超えられない決定的な違いが生じる気がするのですがどうでしょうか?
何を訊きたいのかがわからんが、
>886
aでもなにげに未来のデータを使っている。フィルタの群遅延で調べるがよろし。
a,bの越えられない壁でいちばんでかいのは
フィルタアウトすべきノイズがADCを飽和させるほどであった場合、
bではどうやっても無意味な結果しかでてこない、ってことだと思う。
もちろんaでも部品の定格を越える入力に対しては同じことだけど、bほど小さくないからね。
出力すべきデータをADCで必ず拾うことができるとわかっているなら、
コストとスペースの問題を除いてbの圧勝。
>>887 > aでもなにげに未来のデータを使っている。フィルタの群遅延で調べるがよろし。
そ、そんな未来を予知するようなことが可能なんですか( ´・ω・)?
bだってPCに取り込んでもいない未来のデータを使えるわけ無いんだがな
>888
aだって、データけっこう溜めてから出力してるんだぜって意味な。
bの「未来」ってのもそういう意味で使ってんでしょ?
>>890 > aだって、データけっこう溜めてから出力してるんだぜって意味な。
RとCでできたフィルタがデータを結構貯めてから出力しているということは数学的に説明できることですか?
>891
だからフィルタの群遅延でググってこいよと。
bで急峻なローパスでは通過/禁止を区別するのにじっくりデータ取りする必要があるが、
aでも、ローパスが急峻になるほど通過帯域で結果がでるまでに遅れるようになる(群遅延が大きくなる)。
bでは実現できるけど aでは不可能なフィルターはたくさんあるよ。
たとえば
i) 60分の楽曲をすべて取り込んで FFTをかける。その 1kHz以下のスペクトル
だけ取り出して逆FFTで時間波形になおす。
2) 時系列を逆さまにして デジタルフィルターにかける。それをまた逆に
して再生。