パリ・オペラ座バレエ団

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一応記憶があやふやだった所をプログラムで確認しました(笑)。

モンタルヴォは、「Le rire de la lyre」のことを、
「文化遺産(patrimoine)で遊ぶこと、いわばモナリザにヒゲを落書きする
ようなことを、バレエでやってみたかった」と言ってました。
実際古典演目のコスチュームを着たダンサー達の映像と、
シャツとパンツとかミニスカートみたいな「普段着」的格好で
生で踊るダンサー達をオーバーラップさせる仕組み(ポーズとか)で、
古典の魅力的なカリカチュアというべきなのかな。
映像の方は別に踊ってるんじゃなくて、登場人物が出てきて舞台を見てたり
他の人物と掛け合ってたりする感じ。いわゆるモダンとも違ってすごく新鮮でした。

彼は映像と生舞台の融合を主にやってるんですね。
Jardin Io Io Ito Itoの写真は、彼の代表作としてプログラムにも写真が載ってました。
パリ市営劇場でもやったらしいので、次に彼のバレエ団が来るときはぜひ見に行ってみます。

ちなみに配役。確か初演の時はずっとこのキャストだったはず。
括弧内が映像の中での配役(他にも出ますが、プログラムでは誰がどれか確認できず)。
ローラン・イレール(「薔薇の精」)キャロル・アルボー(「春の祭典」)
ジョゼ・マルティネス(「シルフィード」ジェイムズ)アニエス・ルテステュ(「パキータ」)
ジェレミー・ベランガール(「ペトルーシュカ」)
エレオノーラ・アバナート(「白鳥の湖」オディール)ノルウェン・ダニエル(「レイモンダ」)
↑この二人は逆だったかも