ロバート・デ・ニーロｖｓアル・パチーノ

どちらが偉大かそろそろ決めようじゃないか

ロバート・デ・ニーロの代表作
・ザ・ファン
・タクシードライバー
・レイジングブル

アル・パチーノの代表作
・ゴッドファーザー
・スカーフェイス
・カリートの道

パチーノの代表作にセントオブウーマンを入れろっての

にゃー。
でにーろに一票。

つ【スティーブン・セガール】

両者共演のヒートを忘れるな。

でにーろに決まってら

ヒートはエミネムに似てる泥棒役の香具師の演技がよかった
銀行を襲う前にデニーロに相談するシーン
「どうすればいいんだ？」って聞いて
「俺はスリルが好きでね」と怖がりながら自分を説得する演技がいい。

手゛二ー口の代表作に､ ミドナイト･ランを入れてください｡

ディア・ハンターがいいな

でにーろの圧勝だろ

どっちが偉大かはどうでもいいが
どうしようもなくツマラン作品も多いデニーロ

デニーロ好きは素人。
アルパチーノ好きは玄人。

じゃあおれジャック・ニコルソン

じゃあ俺は「広島死闘編」の北大路欣也で

デ・ニーロの勝ちと思ったけど
>>2のアル・パチーノのセントオブウーマンもよかった

しかし、両者共演の>>5のヒートのつまらなさを考えた結果、





やっぱ、釣りバカ日誌の西田敏行の勝ちだな

あたし両方好きです 最近はデ・ニーロかな

グットフェローズ レナードの朝 カジノ レイジングブル ゴッドファーザー ミッドナイトラン キングオブコメディ 未来世紀ブラジル

アルパチさまはゴッドファーザー カリートの道 スカーフェイス セルピコ 摩天楼を夢見て スケアクロウ 決別の街 セントオブウーマン

が主に好きです

デニーロに「ワンス・アポイント・イン・ア・タイム・イン・アメリカ」
をついかしておいてください。

デニーロは９０年代に入ってから仕事選ばなくなったからな
その点パチーノは漢。

歳くってからはアルパチーノの圧勝。
共演したヒートでその差が歴然とした。

ヒートを駄作という奴は登場人物が把握できなかったバカ(ﾌﾟｹﾞﾗ

>>23
煽りではなく、単純につまんなくね？

デ・ニーロもゴッドファーザーに出てますよ。
PART�Uで若き日のヴィトーを演じています。
PART�Tでは、デ・ニーロはオーディションに落ちています。
この無名時代のオーディション風景は、ゴッドファーザーのメイキング物で
見ることができます。

デニーロはレナードの朝、パチーノはインソムニアがよかった。
俺もヒートは好きだな。

>>25
ソニー役はやっぱジェームスカーンが適役。
デニーロがやったら過剰演出でアンタッチャブルのアルカポネみたくなってたと思う

もちろんビト役は神がかってたけど。

>>24
監督との相性によると思う。
監督のマイケル・マンはトムクルーズの「コラテラル」でもそうだけど
過剰な演出をおさえてラストはあっさり決着という見せ方が好きな人。
そういうのが俺は好きなんよ
まあ人の映画の見方によると思うけど

なるほど。あんた詳しい雰囲気を醸し出してるな、映画評論家のようだ。
スレタイの俳優は漏れも好きです。特にデニーロが。

デニーロだと「カジノ」
パチーノだと「ディアボロス」
が印象に残ってますな。

デムーロは、コメディ出演のミートザペアレンツもあったよ。

ちなみに、この続編が冬休みに上映されるようですわ。

おまえら詳しいなw

エニイ・ギブン・サンデーでのパチーノ

最後の試合前、控え室にて選手たちに演説をぶちまける
あれで熱くならないようなら男ではない

まぁ、ふたりとも俺とドッコイだな。

誰だか名前解らんけど　でにーろの真似してる奴おもろい。

どーよ　テル

>>20 ガ━━（゜Д゜;)━━ン！書き忘れた

>>24 おもしろいょ

>>24
はっきり言って話の筋は単調そのもの。
だけど両者の迫真の演技で引き込まれてしまう。
そういう映画ってあるよな。

(´・ω・｀)
まぁ、俺とドッコイだけどね。

ロバート最高――――(゜∀゜)――――!!!!

釣りバカはマジで笑える。
寅さんも大好き。

ヌードルスｩ〜！トニーモンタナ！

両者を出演させて仁義なき戦いを撮るとしたら、
アル・パチーノ　　山本健一
ロバート・デ・ニーロ　　網野光三郎
ラッセル・クロウ　　　服部武
ケビン・スペイシー　　原田昭三
ブラピ　　美能幸三
エディ・マーフィー　　樋上実
ダニー・デビーツ　　　山村辰雄
エドワード・ノートン　　打越信夫

なあ、長年の疑問なんだが
アル・パチーノはゴッドファーザーとそれ以降の作品の声がなんで
ああも違うんだ？ゴッドファーザーの頃は抑え目でクールな声だけど
スカーフェイスとか後々の作品はしゃがれ声のDQSそのものの声なんだが

愛のテーマ

スカーフェイスはキューバから出てきた成り上がり野郎が主人公
なんだから五大ファミリーの御曹司とは声も違うだろう。

>>46
いや、ゴッドファーザー以降全部あんな枯れ声だよ
だからアルパチーノ声ってどっちが本物なの？
あの枯れ声なのかゴッドファーザーの時の抑えた声なのか

ゴッドファーザーの時は本当美青年だったからねえ
それがあんな声に

あの声が良いんじゃないか〜

確かにゴッドファーザー�Vではガラガラ声だったが、あのハスキーな声も
良いもんだ。酒と煙草で焼けたんだろ。

両者が出演してる

ヒートを見ろよ

この映画マイケル・マンが監督してて

夜の映像、光がとても綺麗

エヴァンジェリン.A.K.マクダウェルに決まってるだろ。

ゴッドファーザーもワンスインアポイントインアメリカも嫌いじゃ！

どうでもいいが、ワンス　アポン　ア　タイム　イン　アメリカだぞ。
２５年の歳月をかけて製作されてるんだぞ。
幼年時代の描写なんて、すばらしすぎる。
　でニー路とパチーノどちらが上か・・
ごっどふぁーざーのパチーノはいいが、役者としてはデニーロの勝ち。

＞＞５０
同監督の「コラテラル」も必見。
同じように夜景が綺麗。

冒頭でトムクルーズが始めて主人公のタクシーに乗って
走り出すとBGMにG線上のアリアが流れるんだが本当に美しいシーンだよ

ヒート観ただろ？
パチーノは前傾姿勢でスマートに走れるんだけど
デニーロは太ってるからか運動神経鈍いからなのか
走ってる姿がめちゃくちゃ不細工なんだよ。

デニーロの一番ヤバス姿は「スコア」でエドワートノートンと金庫破るとこ。
もう醜くて見てられない。しかもノートンに裏切られるしよお

ゴッドファーザー�Uのラスト、ドンの誕生日の日に
兄貴２人に説教され食卓の隅で一人タバコ吸ってる姿はまるで
俺たちそっくりだよな　なあ？↓そう思わないか？

あんなにかっこよくない。

ところで無職でもアルパチーノ好きな奴多いんだな。

アルパチーノ ロバートデ・ニーロどっちも大好きな俳優です ジョンダニエル飲もうかな(≧▽≦)

アルパチーノの映画を見た後にかっこつけて鏡を見たら
自分の姿にへこみます＞＜

アルパチーノもダスティホフマンも背が低いところなんか
似てると思うがの・・。

デニーノの蛇の目が鋭い

ロバート・デ・ニートの「山パンドライバー」

デニートは今年で２９もうすぐで３０だ
だが無職。今は山崎パンのアルバイトドライバーとして働いている
勤務は夜１２時から昼の１２時まで。都内の各コンビニをまわる。

趣味はポルノビデオ鑑賞。
「今日も１２軒ほどコンビニを回った。検品時は笑顔を作らないといけない
コンビニには社会のゴミたちが集まる。ヤクザ、水商売の女、ホームレス、韓国人
いつか雨が降ってこのゴミたちを洗い流してくれればいいのに」

そう日記に書くとデ・ニートは床に就いた。６時間後目を覚ませばまた山パンの２トン車
のハンドルを握っている




だめだ　文才ない　誰か続き書いてくれ・・

つーかさ、おれ今１９歳の高卒ニートなんだけど、
デニーロ大好き親父がおれにデニ朗って名前つけやがったんだよね。
名字までいうと特定されちゃうから言わないけど、学生時代はマジ悲惨でした。

免許証の名前だけupしてｗ

確かにタクシードライバーは無職が観るとまた違ったものになってくるな。

度忘れしたけど、サタディナイトフィバーの主役だった男性俳優が
ゴッドファザーパート５に出演させろとうるさかったらしい。

>>67
ジョン・トラボルタ
ゴッドファーザー5なんてあるの？3までしか知らないや

２時間２本でパート�Tだからな。　　３までしかありません。
たぶん　パート３の皮ジャンに憧れたんでしょう。

次は　ジェイソンＶＳフレディ　にしてくれ・・・。

その前に早川雪洲対三船敏郎

youtalkintome?

セントオブウーマン見た。
大佐の見事なダメっぷりに泣いた＞＜

セントオブウーマンはファンタジーの名作です。
アルの演技は９０点だし、あの駄目さ加減がまたいいんだよ。

どっもすごいに決まってるけど



(・３・)　個人的にはﾊﾟﾁｰﾉで

パチーノの代表作はディックトレイシーだろーがっ！

ウゥ　サァ〜〜！
食卓で文句かまされながらもずっとウウサア
と意地で言い続ける姿に泣いた

63の続き。

日々同じことの繰り返し。
そして今日もお決まりのコースをお決まりの時間以内に回る。
今日は雨が降っているから街は灰色だ。
と言っても俺は、あの日以来、街から光を感じることはなくなった。
どれだけ街が活気付いていても、どれだけ明るい陽がサンサンと俺を包み込んでも街は灰色のままだ。
　信号待ちをしている若い女性の服装は、まるで娼婦じゃないか。
俺達が躍起になって行動した地下鉄テロは一体なんだったんだ。
こんなアホな日本国民を抹殺すべく、人生をかけてクーデタを起こしたんじゃないのか。
だがクーデターは、国家権力に何のキズをつけることも出来なかった。

そして今日も笑顔でコンビニを回る。
しかし、笑顔の裏に隠された顔は、クーデターの時のフラッシュバックの映像と、
昨日見たポルノの女の子の裸ばかりだ。
俺は、病気。社会に適応出来ない人間。
しかし、辛うじてでも社会で生きている。ここに心の歪が出来ないはずはない。
日を追うごとに、心の闇の部分が増大していく一方だ。
もうすぐ俺の心は闇に染め包まれることだろう。
この作りものの笑顔での裏でモンスターを育てながら…

＞＞７８
GJ!GJ
なるほどコンビニ配送の男は元どこかの軍隊だったのか
続ききぼん

７８の続き。

今から3件目のコンビニに到着する。この店舗は初めて担当になった時から気に喰わなかった。
アルバイトの店員共は無愛想だし、何と言っても店長の態度が気に喰わない。
今日はこの時間帯配送だと、きっと店長がいるだろう。
最近になってから、薄々自分でも気になる部分があって、それは自分自身の狂気にブレーキがかからなくなって来ている事だ。
今日もあの豚野郎の店長が俺に対して人に非ずの態度をされたら、俺の狂気はどうなるのか？
答えは自分でも分からない。

1985年…夏
当時小学校4年だった俺は、所謂腕白小僧だった。
両親は二人とも健在だったけども、お互い好き放題していた夫婦だ。
結果、子供の俺はいつもおざなりに扱われていた。
子供に何も言わないのが両親の優しさだと、ある時期までの俺は思っていた。
　この日も俺の腕白振りはいかんなく発揮された。
2つ上のこれまた腕白の先輩と、日曜日に学校のプールに勝手に侵入して泳ごうとたくらんだのだ。
講堂の屋上に小学校専用のプールがあって、そのプールに入るのに二つのルートがあった。
一つは、正々堂々と正規の階段を登って、プールに続くドアの鍵を開けて入ること。
もう一つは、裏側の非常用階段からの出入り口。
正面から勝手に入ろうと思えば、ドアに据付の鍵をピッキングするなりして入らなければ入れない。
そこで必然的に俺達は、裏側の階段を登ってドアに巻かれているチェーンロックをぶち破ってプールに侵入する事を試みた。
掃除用のモップの柄の部分をチェーンのワッカに通して、テコの原理を利用してチェーンロックをぶち切ろうと躍起になってトライした。
４〜５回二人の体重を乗せテコの原理を繰り返していると、チェーンの溶接部分が僅かに開いて来ているのが目に見えて確認できた。
７〜８回目のトライで、チェーンの剛性も限界に達し、「ブッチーン」と勢いよくチェーンは切断された。
後は、階段を登って泳ぐだけだ。
貸切の俺達のプール。この拾い空間には俺達二人しかいない。
俺達は、パンツ一枚で泳ぎまくっていた。それはそれは楽しい一時であった。
好き勝手泳ぎ遊びまくってその時だった。
突然、正規の出入り口の階段に続く側のドアが開いた。

そこから登場したのは、いつも朝礼の時に校長の挨拶とだけマイクで言う先生だった。
何の接点もなかった先生だけど、凄い剣幕だったのは今でも鮮明に覚えている。
俺達は、その場でこっぴどく怒られて、どこからプールに入ったのかと言われたので非常用階段だと説明した。
「お前達、あそこも鍵がかかっていただろ？」
「鍵はかかってませんでした」
俺を見て、「なぁ？」と促した。
「お、うん。下にドアの下に鍵が落ちていました」
先生と一緒にチェーンロックのところに移動して、
チェーンがぶち切られているのを見た先生の悲しそうな顔は今でも忘れない。
「これはお前等がやったんと違うのか？」
「違います。そんな事しません。ここに登ったらドアが開いていてチェーンは下に落ちていました」
俺達は、必死の詭弁の自己弁護を繰り返した。
大人対子供だ。あの先生は俺達の泳いでいる目を見て嘘を見破っていただろうけど、
俺達の話で渋々納得して、職員室に連れて行かれてこっぴどくしかられた。
家に電話をされるのは免れたが、2時間ほどしかれたと今でも記憶している。
この小学校の周りは高層マンションになっていて、マンション住人の誰かが通報したとの事だった。
次の日。
俺はこの当時の担任が大嫌いだった。自律神経失調症になって、毎日微熱が出るぐらい嫌いだった。
当然この日は、前日の事件でネチネチと精神を摩滅する方法で叱ってきた。
この担任は、おばはんの女教師で太っていた。
3件目の店長を見れば、このおばはんの担任の顔がフラッシュバックするぐらいに瓜二つの顔だ。
性格もどことなく似ている。

すごい展開になってきたｗ
しかし読者は俺だけかｗ

今読んだ
コンビニで働いていたとき山パン配送員6人ほど会ったがロクな奴がいなかったなあ

ところで続きマダー？

続きの件だけど、山パンの女子高生アルバイターのレイプシーンも入れてもいい？

不快に感じるんなら入れないけど。

>>85
読者だから何もいわん。
面白いから好きに書いてくれ。

>>82
俺も読者。

3件目の店舗の前に車を止める。
最初の研修の時に、止める場所は特に注意しないといけないと何度も反復して教えられた意味が分かった。
この3店長の口がうるさいからだ。
店舗の前に車を止めつつ、店の中を伺う。
（案の定…あの野郎がいやがったぜ）
レジの前で、店員と何か話をしている。
客は店内には一人もいない。
二台からパンが潰れないように、細心の注意を払っているという所作をカモフラージュに、
乱暴気味に荷物を降ろし、店内へと手運びする。
店内に入ってから店長と目を合わしたので、何時ものスマイルで店長に挨拶をする。
3店長は、醒めたような見下したような目つきで俺を凝視しつつ、シカトだ。
（ぶっ殺してやる！！）と心で唱えながら所定の位置に荷物を置こうとしたら、
「ちょっとっちょっと、そこに置いたら駄目だ！！」
（てめぇ！！お前がそこに置けって以前に怒鳴り散らしながら指定したんだろうが！！）
「はい、すみません。いつもこちらに置かせて頂いたいたもので。
　それじゃーどちらにお置きさせて頂きましょうか？」
店長は、アイスクリームを陳列しているボックスの横をアゴで指し示した。
（…！！！！！！）
毎度毎度の事なので、能面の笑顔を作るのが上手くなった俺は、
終始凍てついた笑顔のままだ。
この店長は、毎度そうだが俺の動きを一部始終見逃すまいと凝視する癖がある。
数箱に縦積みされたケースを3回に分けて店内に納入し、
この店の仕事はひと段落。

「ありがとうございました」と礼を述べて店を出ようとすると、
「ちょっと待った！君に注意しておきたい事があるけど、
　駐車している時からニヤニヤするな。客が気持ち悪がる。
　それと荷物を降ろすときは、女性を扱うように降ろせ！
　そうしないとセンターに苦情の電話を入れるぞ！
　それだけだ。もう行っていいで！」
　（！！！）
「どうした、そんなところで突っ立てると客の邪魔になるから、
　用事がすんだのなら早く移動してくれ」
この時ばかりは凍てつく笑顔すらも作れなかった。
力なき声で「失礼します」と言って店を後にした。
トラックに乗り込み店内をチラッと見た時だった、
店長とレジの店員がこちらをみながらニヤニヤしていた。
（ファック！！ぶっ殺してやる！！）
小学校4年の時の担任が俺を叱る時はいつも、
教壇の位置に俺を立たせて、みんなの前で恥をかかすように叱ったものだ。
いや、性格には虐めたものだ。
その時の感情と今回の感情が、心の中でクロスして混沌して、
俺の中の“何か”が覚醒した。
2度としないと誓ったクーデターの頃の凶暴人間。
体は人手心は悪魔の魔人。
「俺を覚醒させたのは、あの店長だ！！！」
と叫びながら、アクセル全快で急発進をして店を後にした。

誤字が多くてスマヌ。しばし休憩。

この仕事に就いて2年半。数々の3店長こと中野店長の数々の横暴・横柄な態度に、
俺の心は歪を生じていたのだ。
中野店長も俺と同じ事を思っているだろう。
俺の仕事の一部始終を凝視するのは、
何とかして俺のミスを掴んで俺をこの店舗から外させようとしているのだろう。
何度かセンターに苦情を入れたようだで、その都度センターから注意を受けたが、
詳細を説明すればセンターは納得してくれた。
それは中野店長が、でっちあげたとは行かないまでも、誇大苦情だったからだ。
店舗のアルバイターにも、好き嫌いがハッキリしているみたいで、
気に入られた店員は長くいるようだが、嫌われた店員は長くて3ヶ月や半年で辞めている。
以前に辞めた店員から店舗内で、中野店長の噂を聞いた事がある。

デニート物語の作者の人は元山パンの配送やってたの？

山パン配送の経験が無いから、ちょっと苦しい部分がある。
専門用語がわからなかったり。
その他、想像を膨らませるのに場合によっては、
経験者が読めばSFッぽいところがあるかもしれんけど、
その辺は許してくれ。

あと、なるべくタクシードライバーのダークで正義の路線で行きたいんだけどね。

＞９３
逆であまりに細かなディテールだったから経験者だと思ったんよ
全部想像で書いたなんてすごいっす
＞９４
賛成

つか読者俺だけかよ

>>95
ありがとう。
一応ここを参考にして、想像を膨らませているんだけど、
付け焼刃の想像なので、経験者からしたら突っかかる部分があると思う。
俺の中での重要な部分は、勧善懲悪のストーリーを目指しているので、
事実の多少のズレは、範疇以内として書き進めようと思う。
過疎板みたいだから、遠慮なく書き込んでいるけど、
なるべく間隔を開けて書き込んでいくようにするよ。

ここって、このスレのことね。
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/traf/1124104576/l50

>>96
俺も読者だけど面白いよ。
続きが楽しみだ。

期待保守

その噂を聞いたのは、俺が勤めて半年の時だった。
雨が良く降りしきる寒い深夜。
コンビニには客が一人も居なく、
暇そうにしていた川口という名札を胸のところでクリップした店員が俺に話しかけて来た。
年の頃は20代前半という感じで、何かいつもだるそうな気配を漂わせている店員だった。
「どうですか、仕事の方がいそがしいですか？」
「えっま〜、まだ慣れていない部分があるから、その辺が大変ですね。仕事自体は決まった量なのでなんとかなってますが」
「俺はトラックを運転できる人が凄いと思うんだけど、羨ましいですね」
「これも慣れだよ。このぐらいの大きさなら、」
相手の名札に目をやり、
「川口…さんでも乗れますよ」
「へーっ、そんなもんですか」
この間、川口の手は何かしらで動かしていて、仕事をしている素振りをしていた。
店の奥のもう一人の店員の目を気にしているらしく、
暫らく微妙な間が空いて、川口は俺の胸に付けられたネームプレートを見て、
「外野…さんは、ここの店長と仲がいいですか？」
咄嗟な質問で一瞬思考が身構えそうになったが、
「うーん、仕事だからね、仲がいいもなにもないよ」
と言葉を濁した。本当はこの頃から横柄・横暴な態度を取られていたが。
「どうして？」
「いや、僕がこの店に来て2ヶ月だけど、店長は外野さんに結構厳しい態度で接しているなと思って」
「…そうかな」
「実は僕も余り店長とうまく行ってなくて、もう辞めようと思っているんです」
「…そうですか。まぁーコンビニなんて腐るほどあるから、一店舗に執着する事はないよね」
「僕もそう思っています。外野さんはこの店に来るようになってからどのくらいですか？」
「まだ半年ですよ」
「えっ！じゃー俺が入るより3ヶ月ほど前ですね。なんだぁー、テキパキ仕事をしているから、
　もっとベテランさんだと思いましたよ」
笑顔を作りながら川口の口は精密機械のように決まった形で動く。
川口は奥を気にしながら、声を細め続ける。
「それじゃー、中野店長の噂とか聞いたことあります？」

晩年の働きをみるとアル･パチーノだけど全盛期なら僅差でデ・ニーロだな

俺は妙にそそられた。嫌いな人間の「噂」。
それはこの世に存在する森羅万象の中で最も妖艶な神秘を宿している言っても過言ではない。
今まで上の空で会話をしていたけど、真剣に聞き入る体勢を整えた。
「中野店長の噂？うーん、聞いた事がないねー。一体どういった噂なの？」
川口は、自分が言い出してしまったことを少し後悔しているらしく一瞬躊躇していたが、
どうせ辞めるのだから言ってしまえと決心したのであろう。自信満々に語り始めた。
「これは絶対に人に喋ったら駄目ですよ。ましてや俺が喋ったと言ったら駄目ですよ。
　これを守ってくれます？」
俺は真剣な目で一度頷いた。
「あの人、昔にアルバイトの店員の子をレイプしたらしいんだ」
なーんだ、その手の噂かと思った。
「嘘じゃないの。そんな話はよくあるからねー」
「いや、多分本当だと思う。事件にはならなかったけど、その少女の友達から俺の友達が聞いて、
　そして俺が聞いた話だから、噂のネタとしては、かなり真相に近いと思う」
（なんか、こいつは子供だな）
「けど、どうしてその子は訴えなかったんだろうね」
「俺が聞いた話だと、ビデオをとられて脅されたらしいですよ」
「強姦に脅迫か。本当の事なら許すべからざることですね」
「噂って言ったけど、多分本当の事だと思う」
！！
店舗の奥からもう一人の店員が表れたので、俺達は日頃の仕事の手順を追って、
店を後にした。

3店舗目以降の記憶はない。仕事が終わって、センターに何も言われなかったということは、
無事こなして来たのだろう。

恐らく、あの「噂」を耳にした時から俺の人生はまたダークな世界の入り口に足を入れたのかもしれない。
今考えると、俺の人生のターニングポイントはいつも雨だ。
小学校の時に、みんなの前で起こられる時はいつも雨だった。
両親が死んだのも雨の日。
クーデター組織の一員になったのも雨の日。
クーデターを決行したのも雨の日。
妹が俺に距離を置くようになったのも雨の日。
そしてある事を思い立った「今日」も雨。

床に入る前にいつも愛用しているポルノビデオを見るが味気ない。
日記帳を開く。
「…雨…」
とだけ書いて床に着いた。

探偵

日記の「…雨…」の日以降の俺は、それ以前よりも順調に仕事が出来た。
人間はやはり目標を持たないと、心が枯れてしまう動物なのかもしれない。
その目標が例え悪魔の目標だとしてもだ。生きるとは皮肉なものだ。

今日は休みの日なので、兼ねてより考えていた探偵事務所に足を運ぼうと用意をしていた。
そこは、かつて秘密結社の時にもお世話になっていた、俺にとっては信用のおける探偵事務所だ。
くたびれた雑居ビルの中に、その探偵事務所は居を構えていた。
一回のポスタールームを見る。3Fの欄の302号室に、石田探偵事務所と書かれていた。
もう数年前の事なので、あるかどうか自信がなかったので、少しホッとした。
汚れのついた汚いドアを開けると、汚い探偵事務所が姿を現す。
ドアを開けた正面の奥に、代表者である石田の机があった。
そして、数年前と同じ格好で石田は座っていた。
俺の顔を見て、一瞬キョトンとしていたが、すぐさま立ち上がって、
「外田？外田じゃないかー！元気にしていたかー！変わってないなー！」
俺に近づき抱擁を交わす。久しぶりの友との交わりを感じて、懐かしさが込み上げて来た。
「あぁ、俺は何も変わってないよ。以前のままだ。それよりもあんたが元気でいてくれて、
　ほんとうに嬉しいよ。事務所ももうなくなっているのかと思った」
「相変わらず、無愛想だなー、おい。はっはっは。さー入って入って！そこに腰掛けてよ」
ソファーに腰掛けながら石田に話しかける。
「あの頃は、力を貸してくれて本当に感謝しているよ。今は塀の中にいる奴等も死ぬまでに一度は恩返ししないとな、って言っていたよ」
「いいっていいって。アレは俺も思うところがあって力を貸してたからな。言わば草葉の陰からの応援ではなくて、君達の仲間として力をかしたんだよー。だから礼なんて言わないでくれ。って言っても、
やすこうの奴もこの前あって、何度も礼を言われたけどね。はっはっは」
やすこうは、秘密結社の仲間で、俺と一緒でしょっ引かれなかった数少ない仲間の一人だ。
会いたいが、もう一生会わない誓いを立てて、秘密結社は解散した。
生まれて初めて居心地のいい場所を見つけられたのに、非常に残念だ。

俺の前にお茶を置いて、向かいに石田が座った。
「で、何のようだい？結社の中で、最も警戒心が強くて寡黙だった外田が一人でここに来たんだ。しかも久しぶりに。何も無いほうがおかしいはな。はっはっは。」
この石田は、年のころは38歳だが、見た目が禿げているせいか、50歳と言われてもそうとしか思えない容貌の持ち主だ。しかし、こと探偵業務に関して言えば、腕利きの実力を所持している。
「さすが石田探偵」
と言って、セカンドバックの中から、紙袋を取り出して石田の前に置く。
石田は中を確認した。帯つきの札束が３束入っていた。
「それでちょっと調べて欲しい人物がいる。対象は裏家業の人間ではないので、簡単に調査は出来ると思うけど、昔の恩を上乗せしても安いだろうけど、それで調べて欲しい。」
石田は石田なりに俺の気持を十分悟っているので、この報酬を潔く受けとってくれた。
一般人の人物一人の調査で３００万は、破格の値段だろう。
「で対象は？」
「緑店のコンビニヤマハキパンの店長…中野」
「生い立ちからでいいんだね？」
「ああ」
「それじゃー２週間の時間は欲しいんだけど、問題ないかい？」
「好きにしてくれ。時間よりも内容重視で頼む」
「分かった。それじゃー調査終了次第連絡する」
俺は、机の端に置いてあったメモ用紙に自分の携帯番号を書いて、
「ここに頼む」
と事務所を後にした。

石田の笑い方はあの時のままだった。それが妙に俺の心に安らぎを与えた。
人並みではない関係の言わば陰を共有した人間関係は、幾ら年数を重ねてもクールな付き合いのままだ。その人生を選んだのも本人だし、その事に関して寂しいと思う事はない。
仮に寂しく感じる時が来たとしても、それは死ぬ時だろう。
タバコをくゆらせて、空っ風の中、ジャンパーに手を突っ込んで家路に向った。

相変わらず面白い。
過疎板なんでマイペースでやってくれ。
読者１より。

読者２だが
予想以上におもろいよ
期待してる。

いつも楽しみに読んでます
マイペースでがんがって下さい
当方読者３です

>>107-109
みなさん、本当にありがとうございます。
にわか作りの形式なので、余り期待されると期待を裏切る事になると思うので、
気楽に読んで欲しいです。

結局、ヒートでも同じ空気を吸ってない件

どうなんだろねえ　その件は

回想

石田に調査を依頼してから、2週間と数日が経ったがいまだ連絡は来ない。

外田は、一日の巡回店舗数の半分の、6店舗目が普段よりも早く終了したので、
公園の横にトラックを駐車してタバコを吹かし、自分の過去を追想していた。
我ながら不運な人生だと想う。
両親は共働きだった為、幼少の頃より、学校が終わって家に帰っても母親はいなかった。
そのことで、たまに妙な寂寥感に包まれる事もシバシバあった。
それに、父親はアル中で競馬好き、母親はパチンコにはまっていた。
どちらも浮気をしていたみたいで、その事でよく喧嘩をしていたものだ。
一度、母親が投げた皿が俺の頭に当たった事があった。
俺は流血したが、両親はそんな俺を放置して喧嘩を続けた。
結局、自分で薬局に包帯を買いに行き、自分で自分を介抱した。
兄弟は、5歳離れた妹が一人いる。
炊事・掃除・洗濯は、母親がやらない日が多く、
妹が小学校低学年の時からこなしていた。
俺といったらその頃から、いつも友達と遊び呆けていて、妹の手伝いをした事は一度もない。
俺は物心がついた時から腕白だったので、妹は俺の事で、
世間様から随分と“白い目”で見られていたようだ。
妹の前で俺の悪い話が挙がる度に、その都度俺の良い所を話して、俺をかばっていてくれた。
妹は俺にそういう話は一切してこなかったが、自分の話はどこからともなく聞こえて来るものである。
狭い世界ながらも情報網だけは、「悪がきの特権」として、太いパイプラインを有していた。
　俺は物心が付いた時から、精神の2面性を備え付けていた。
その当時は気付かなかったけど、今思えば間違いない。
友達とか人の前だと多弁になり、リーダーシップを張ろうと傲慢な態度で接した。
時には暴力を駆使して人を征服し、子分株を利用して、自分の利権を守ろうとした。
その反動で、一人の時は消沈とした気持で、考える事すらも億劫なぐらい暗い人間だった。
そんな俺でも、妹に手をあげた事は、これまで一度もない。

　そして両親は、俺が高校の時に死んだ。
親父は肝臓がんで逝き、後を追うようにその2ヶ月後に母親は肺がんで逝った。
情けないかな、両親の逝った年齢ははっきりとは覚えていないが、どちらも40歳前後だった。
悲しいとかは思わなかった。
寧ろ今まで好きなことをして来たんだから、早くに鬼籍に入ったとしても、幸せな奴等だとさえ思った。
両親が死んでから、妹は3ヶ月間、夜になるとずっと泣いていた。
妹にとってはあんな親でも自分の親だったのだろう。特に母親が好きだったみたいだ。
堕落した両親でも、互いに生命保険だけはかけていた。
二人で合わせて1500万の生命保険が入ってきた。
その金で、賃貸住宅の家賃を払い、妹と俺の学費を捻出した。
俺は高卒だが、妹は国立大学を卒業した。
　高校を卒業した俺は、自衛隊の道に進んだ。
俺の所属した部署は、東部方面隊第一師団だ。
ここで約3年ほどの時を過ごした。
この経験が、後の結社の立場の優遇に有利に働いたことは言うまでもない。
と言っても、上下関係の関係よりも、寄り合い的要素の強い組織ではあったが。

（そう言えば妹はどうしているのか…大学を出てから看護婦になったとだけ電話で聞いたが、
それ以上は話さず、俺を避けているみたいなので、今更、連絡を取るのも億劫だな。兄弟にすら見放される…人間…か。ふっ。それにしても組織の事は妹は知らない筈だが、あの頃から妹は俺を避けだしたんだったな…）
タバコの火種がフィルターの手前まで来ている事に気付き、慌てて灰皿にタバコを突っ込んで強く擦り付けた。公園の反対側を見ると、家の前から見知らぬババアがこちらを凝視していた。
（おっと、苦情を入れられる前に移動しなきゃーな）

一日の作業を終了し、センターに帰る。
「デニート、今日も一日ご苦労さん」と三十路を少々越した、事務員の秀子さんが声をかけてくれた。
いつものことだ。
デニートとは、俺の顔がデニーロに似ている事と、待遇がアルバイトだからそれをもじって、
秀子さんが考えたユーモアネームだ。秀子さんの口癖は、
「早くデニートが正社員になって、外田さんって呼んでみたいわ。それまで頑張ってね。」
アルバイトとニートは違う！と何度も力説したが、聞き入れてくれなかった。
しかし、この人には何を言われても腹が立たないから不思議なものだ。
ただ、この仕事をする前は何をしていたのか、としつこく聞いて来るのには少々閉口するが。

この日より一週間後、石田から調査の結果が出たと連絡が来たので、
「次の休みに伺う」
とだけ伝え電話を切った。

ロバート・デ・ニーロ
でわ糸冬了

仮面

石田の笑い声を期待しながら、探偵事務所に向った。
以前と同じ箇所が汚れたドアを開けると、石田は俺が来る事は知っていたので、
別段慌てる様子もなく神妙な面持ちで机に座っていた。
普段の石田と何か様子が違う。……笑いがない。
神妙な顔のまま、
「座ってくれ」と俺をソファーに促した。
石田は自分の机の引き出しから、紙袋を取り出して、
俺の向かいのソファーに腰掛けた。
まだ笑顔はない。俺は直感で、何か悪い事を想像した。
「外田…俺にしては少々時間がかかってしまって申し訳ない」
「いや、謝らんでくれ、時間は問題ではない。で、どうだった？」
石田は紙袋を俺にアピールするように手で持ち、
「これが調査報告書だけど…ここで読むかい？それとも自宅で読むかい？」
「ゆっくり、読みたいので自宅で読ませて貰うよ」
「そうか、それじゃゆっくり読んでくれ。略語・隠語は当時のままなので、そのまま解釈してくれればいい」
といって、紙袋を俺に渡した。結構な量の資料だ。…一般人の報告書の量ではない。
…
「さすがだな外田。勘は鈍っていないようだ。本当は2週間で終わらす予定だったのだが、1週間、奴を尾行してね…気付いたんだよ。
こいつは何かを隠している、とね。言葉は悪いが、君等の元結社のメンバーやその他大勢の負を背負った人間に共通した匂いを奴から感じたんだ。
いや、ね、用心深いんだよ。歩いていると何度も後ろを振り返ったり、自宅に帰るルートもいつもバラバラだったり。
時々公園のベンチに座っては思慮にふけっていたりとね。その時の顔が・・・ね。それで俺は「I」まで調査しないといけないなと思った分けよ」

俺の顔は、一瞬氷りついた。「I」とは、違法調査のイニシャルを取った文字だ。その反対は「Ｇ」。
普通、一般人の調査と言えば「Ｇ」止まりであり、「I」を適用するのはよっぽどの時だ。
そして、石田が判断する「I」は、特別の意味が篭っている。
過去に石田が判断して適用する「I」の調査で「白」だった事はない。
全ての「I」調査で黒を叩き出している。それを今回も適用したというのだ。
「そうか。やっぱり奴は何かを隠していたわけだ」
「どういう経過で奴を調べようと考えたのかしらないが、今回の調査で感じたのは、奴は完璧な“仮面人間”だって事だ」
俺は黙って石田の顔を見つめながら話を聞く。
「その調査報告書に書かれている事は、全て真実だ。証拠もある。その報告書に目を通して証拠が見たいのなら、いつでも連絡をくれればいい。その代わり、ここでしか見せられないが」
「ああ、分かっている。違法な手段で入手した情報を外部に持ち出すわけにはいかないからな」
石田は神妙にうなずいた。
「それじゃー、早速帰ってレポートに目を通すよ」
と言いながら立ち上がり、事務所を出ようとした時に、
「外田！」
振り返り、石田の目を見る。石田は鬼の形相だ。
「外田には外田の考えがあっての事だろうが…　…気をおと…いや…奴は“ワル”だぜ！遠慮なく、なんでも俺に言ってくれ！」
俺は微笑を浮かべて、
「ああ、力になって欲しい時はまた頼むよ」
石田はうなずいた。
俺は報告書を小脇に抱えながら、事務所を後にした。

今日は空っ風の強く吹く日だ。だがこういう日は嫌いではない。
とうとう、今日は一度も石田が笑う事はなかった。
（石田が笑はなかった日は、今日が初めてじゃないか？）
自問自答しながら、そそくさと家路を急いだ。

読者１
力作ご苦労様です。
続きが読みたいと思わせる所が上手いですね。
またよろしくです。

俺ははげ方似てるから、デニーロがいい

＞デニートとは、俺の顔がデニーロに似ている事と、待遇がアルバイトだからそれをもじって、
＞秀子さんが考えたユーモアネームだ。秀子さんの口癖は、
＞「早くデニートが正社員になって、外田さんって呼んでみたいわ。それまで頑張ってね。」
＞アルバイトとニートは違う！と何度も力説したが、聞き入れてくれなかった。


ここサイコーですｗ

重厚感がすごいね。

デニートはいらなかったよな

>>124
にわか作りの構成な上に、書き初め>63さんの後をリレーして書き出したのはいいのですが、
デニートという名前を忘れていて、「外田」って書いてしまったものだから、
帳尻合わせの為に、あだ名がデニートだという事をここで一応修正しておこうと書きました。
サブタイトルの「回想」の話は、自分でも無駄な話だと分かっていても、
構成の再構築の為に必要でした。

>>120　>>122　>>123
ありがとうございます。

>>125
今読み上げました
相変わらず展開がいいですね
続きまた期待してます
あ、勿論マイペースでおkですｗ

線


家の中は電気が消えているので暗い。部屋の隅に置いている石油ストーブだけが周囲を赤々と照らしている。ソファーの上に外田が座り、石のように動かない。目は閉じている。

帰宅した外田は早速レポートに目を通した。
報告書Aとかかれたファイルに目を通して読んだ。この報告書は、内田の生い立ちなどである。
姓名　内田泰三　　年齢43歳。
生い立ちは、高校を卒業後、中企業の工員を10年ほど続け、その時に蓄えた貯金で今のフランチャイズのコンビニを開業した。工員時代の26歳の時に結婚をして、コンビニのオーナーになって約1年目の29歳で離婚をしている。
理由は、いま巷で話題の、妻に対するドメスティックバイオレンスだ。幸いこの夫婦の間に子供はいない。
以降ずっと独身で今に至る。内田の両親は8年前と4年前に他界している。
内田に兄弟はいないし、親戚付き合いもないので、身内は一人もいない。
犯罪歴はゼロ。ここまでは、ごくごく有り触れた話である。つまり、内田の「Ｇ」調査は白である。
次に目を通したレポートには、報告書Ｓと書かれていた。これは石田の指す「I」調査に該当する。
俺はこの報告書の1ページを開くのに、少し吐気を覚えたのは、見てはならないものと予見していたのかもしれない。
深呼吸をして開いた最初のページには、石田の意思表示を示す言葉から始まっていた。

　思うところあって、「I」を決行する。
12月14日
　午前1時に内田宅に侵入する。
　午前4時、侵入終了。

・入手証拠物件
ダビングビデオ2本。手帖の写し写真一冊。

証拠内容
・ダビングビデオ仮名A
被害者は、高校生らしき少女の強姦シーン。加害者は内田。
・ダビングビデオ仮名B
被害者は、中・高生らしき少女の強姦・殺害シーン。加害者は内田。
・手帖写しの重要内容抜粋箇所
被害者らしき名前が3名記入。
１、本田陽子
２、真田弘子
３、外田響子

これより、上記3名に的を絞り、詳細に調査をして行きたいと思う。
　

ここまで、目を通した外田の呼吸は一瞬にして凍りついた。
（「外田響子」…ま、さか、、な…）
心臓は車のアクセルを最大に吹かしたエンジンのように脈打ち、
手や背や額から冷たい汗が流れる。胸を締め付けるように呼吸が苦しい。
「響子」は外田の妹の名前だ。

線、続く。

いま気付いたんだけど出てくる名前は、〜田ばかりだねｗ
違ったのは、川口だけだｗ

分かりにくくしているかもしれないけど、ごめんなさい。

>>126
ありがとうございます。




もっと展開速度を上げた方がいいかな？

いや、マイペースでかまわんよ

面白いな。俺は読者４かな？
アル・パニートとか書きたくなったよ。
普段小説書いてるヒト？
俺もたまーに書いてるから刺激されるなあ。

アル・パニートとロバート・デ・ニートの表記は続けて欲しいよ
書き出しの＞６３に続く物語なんだから

>>132
自分がいいと思うものを書き込んでいただければ
マイペースでかまわないっす
ガンガってください

>>134
ありがとうございます。
実は、小説なんて書いたのはこれが初めてなんです。
期待を裏切ったらと思うと…

>>133　>>136
みなさん、本当にありがとうございます。
その言葉に救われています。

ロバート・デ・ニーロは知らんけど
アル・パチーノはカコイイ

響子の名前を目に通してからの文章は、目で文章の文字をなぞるばかりで、
論理的に処理出来ないでいたが、辛うじて真相の意味を知るだけの冷静さは保てた。
最後の閉めとして、石田の考察が書かれていた。


考察
…略
内田泰三は、幼少の頃より、友達の前でヒヨコを両の手で握り締め、圧死をさせたり、
猫や犬などに対して、石を投げるなどの行為をしていたところか推察するに、
先天的なサディズムの体質を秘め、ひいてはそれに対して興奮を覚える、
異常体質であると考察する。
妻に対する暴力しかり、被害者3名の暴力もこの性格の根底から由来しているものであろう。
人に対する暴力的欲望を抑え得ない感情を持ったきっかけは、
父親の死期と前後していることから、
「そのこと」が、無視できない要因であると予断する。
歪みが修正されることがなかったのは、両親の前では優等生を演じ、
学校に於いては普通の子供を演じていた為と予測する。
彼の幼少の頃よりの2面性が、現在、社会に上手に適応している人格と、
極悪な犯罪を隠し通している人格を、絶妙に自然にコントロールさせているのであろう。

これは予測の段階を超えない考察である。
なお今回の調査の対象は内田泰三の身辺調査に留まり、
2名（1名は予測）の行方不明被害者の消息に関しての調査は、
今後の展開の展望如何によって、追加で調査を重ねて行く方針である。


という文章で閉められていた。内田の心の闇の芯の部分は、俺の心に似て非なるものを感じた。
同じ悪でも内田と俺の違いと言えば、外に向けられた悪か、内に向けられた悪か、の違いだろう。
俺は外で、内田は内だ。

「I」レポートに書かれていた重要箇所を、動揺をしている俺は、必死に頭で反芻をしてみた。
本田陽子（15歳）8年前から行方不明。
真田弘子（14歳）7年前から行方不明。だが調査の結果により、ダビングビデオ仮名Ｂの被害者であることが分かる。
この二人は、行方不明当時の新聞の切抜きのコピーが、資料として一緒に添付してあった。
外田響子（17歳）強姦被害者。ダビングビデオ仮名Aの被害者。事件は5年前。
･･･俺の妹･･･
ここまで辛うじて冷静に反芻していた外田は発狂しそうになった。
妹が俺を避けだした期日と、事件の期日が見事に符合した。
そして、川口の噂話が同時に、外田の記憶の片隅から逆流してきて、ハッキリと形となって蘇った。
あの時は“ただの噂話”として意識もしなかった事柄が、実は身内の不幸に繋がる話の糸口だったのだ。
なんという言う皮肉だろう。あの時、もっと真剣に話を聞かなかった自分に、無性に腹が立って来る。
しかし、あの噂話が俺の中の内田に対する、考え方の新たな起点になった事は間違いのないことだろう。
あの噂を聞かなければ、今の俺の考えには至らなかっただろう。
ただ“イライラ”している自分の腹いせの対象として、
ただ“むかついて嫌い”な感情という、しょうもない理由で、内田に仕返しを企てた事だろう。
想像するにその報復といったら、夜道を歩いている内田を後ろからぶん殴るとか、
その程度の“仕返し”で終わったに違いない。

しかし、あの噂を聞いてからの俺は、徐々に内田の悪の心を、同じ悪の人間として、俺の心の何処かで、
感化させていたのかもしれない。
内田に忌み嫌われる度に、俺の心の何処かで、内田の人としての冷酷さを俺の心が直視した。
それは内田の言葉であり、内田の態度であり、内田の顔であり、内田の心そのものが、
俺の悪の心に共鳴を呼び続けていたのだろう。
内田も俺の悪を嗅ぎ取っていたから、何処となく俺を遠ざけようと躍起になっていたのかもしれない。
それは磁石の同じ極が反発しあうのと似ている。
昔、結社の仲間のやすこうが、
「人間関係は鏡と一緒で、自分が嫌いと思っている人間は向こう様も同じように感じているものだ」、
という話を言っていたのを思い出した。
ここ最近の俺のイライラは、本来の俺の本当の姿である“悪のモンスター”に、
内田が知らず知らずの内に餌を与えていたからなのかもしれない。
内田に報復を考えた時から、心が妙に落ち着いていたのはそれが理由だろう。
今となってハッキリしていることは、川口の噂話を聞いたが故に、
ただの性格の悪い内田像から、「あの噂はひょっとして」の“疑惑”に変わり、さらに疑心暗鬼に変わり、
“こと”の確信を得たいが為に、石田に調査を依頼した事だけは、
今、間違いなくハッキリとした、自分の思考の経過だった言えるだろう。

ソファーの上に石のように動かなかった外田は、
力なき体で携帯を手にして、石田探偵事務所に電話をかけた。

ゴッドファーザー�Uの若きドン・コルレオーネを演じたデ・ニーロも凄くいいじゃん。

「はい、石田探偵事務所です」
「外田だ」
「外田か。報告書読んだ…か。証拠物件は…」
「ありがとう、石田の調査を信用しているから見ないよ」
「そうか。これはこちらで処分するよ」
「いや、それは大事に保管しておいてくれ」
…
「いったい、外田はどういう考えなんだい？」
「まー、聞いてくれ。取り合えず、妹の“こと”を洗った時に情報を入手した人物はいるかい？」
「あー、居る。妹さんの友達だ。交渉の段階で、君の名前を使わせて貰った」
「その友達に俺から直接連絡は取れるかい？」
「それは問題ない。そういう事もあろうかと、君から直接連絡が行くかもしれないと手を打っておいたから。
ちょっと待ってくれよ。えっと…　…今から言うところに電話をしてくれ、それがその友達だ」
「分かった。言ってくれ」
「0901−****−****だ。名前は花田さんで女だ」
…
「分かった。ありがとう」
「それで、その友達は今でも響子と繋がりはあるのかい？」
「あるどころか、今でも大の仲良しみたいだ。本来なら君の名前を語りたくなかったのだが、
何をしても話してくれそうになかったので、使わせてもらった。
それと、妹さんに調査をした事は言わないでくれと頼んでおいたよ。
あの子なら守秘を徹してくれるだろう」
「石田…ありがとう」
「なーにお安い御用だよ。相手を見て調査をしているので、大丈夫。あの子なら徹底して守ってくれるよ」
「あー、石田がそういうんだから間違いない。
それと話は変わるが、行方不明者が何処に遺棄されたのか調べられないか？恐らく不明者の一人も殺されていることだろう」
「間違いないね。実はあの調査以降、不明者の消息を探しているのだが、かなり難しいね。
奴は車を所持していない事を考えれば自宅の近くに隠している感じはするのだが、どうだろうね…」

「そうか、そのまま調査を続けてくれ。それと実弾は、あと1500万は用意するよ」
「おいおい、大丈夫か!?」
「あー、問題ない。俺の全てを投げ打ってこの問題に取り組むぜ！…　…俺は奴を殺（や）る！」
…
「…そうか。外田の事だ、止めはしない。それじゃー、俺も全力で不明者の消息を突き止めるよ」
「頼む。実弾は明日の午後に、１Ｆのポストに詰めとくよ」
「外田…無理は禁物だぜ！」
「ありがとう。じゃー、切るよ」
「ああ、何か分かったらすぐに外田に連絡するよ。じゃ」

石田の捜査力と警察の捜査力の差は、違法か合法かの差にあると言える。
時として違法な小さな捜査力は、合法に則った多数の巨大組織の捜査力よりも勝るものだ。
今回はその例と言えるだろう。

力なくソファーに座る外田の思考は、
電球の切れ掛かった蛍光灯のように、ストップとゴーの思考が明滅している。
点いたり消えたりする思考の蛍光灯。一瞬、力強く閃光した思考の光の中に、
こないだの内田のワンフレーズが浮かび上がった。
「それと荷物を降ろすときは、女性を扱うように降ろせ！」
（･･･女性を扱うように･･･女性を扱うように･･･）
目を見開いた俺は、
「ぶっ殺してやる！！！！！」
と怒号した。

彷徨える羊だった外田の存在は、この時ハッキリと複雑な過去と未来を結びつけて、
一つの線となって、未来に伸びていくようであった。
それが例え破滅への“わだち”であったとしても、外田にとってはなんの苦痛も伴わないであろう。

今…外は雨。

マイペースといいつつかなり早い投下乙です
展開が盛り上がってきましたね
次も期待してます

っとプレッシャーになるといけないんでテキトーに好きなようにやってくださいｗ

お茶ドーゾ

つ旦

>>135
表記の話じゃなくてアル・パニーノ物語が書きたくなったってことだよ

×アル・パニーノ
○アル・パニート

そういや中野の調査を依頼したのにいつの間に内田になってるんだ？
ミス？だよね？

>>145
ありがとうございます。しばしマターリします。

>>148
完璧な勘違いです。
内田×
中野○
で宜しくです。

お騒がせしてすみません。

作者さんはなんかハンドルつける気はないんかい？
今のとこ番号だけしかないけど

おい作者どこいった？

作者自身が外田だったってオチでｵｹ？

いや、普通にマイペースでがんがってるだけでしょ
漏れみたく暇じゃないのさ＿|￣|〇