2 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/18 03:54 ID:Sqi1879C
2
3 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/18 03:56 ID:dd21Z1Rc
19XX年再びこの地を訪れた、思い出の異空間・・・
4 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/18 04:01 ID:9WMhwih1
芥川賞惜しかったね。
乙
6 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/18 05:01 ID:4gwGKc9Z
7 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/18 16:16 ID:pmfbQzW3
なんとか・・・、ストーリー出来た。苦節3ヶ月。
絲山さんはもう次のを出すらしいね。プロってすごいな。
>>7 オツカレ
おれはストーリ決めて書き始めた。20枚書いたけど、激しくツマラン。
あなたはがんばってください。
お。かずだんだんだ。
「どこいくの?」
一番最初はカメラ見るけどな。
「なにが?」
いやおまえにはかんけいねいよ。
「なにがやねん」
妻おこってくるしよ。29のやつとのんでよ。
「それで私の翌日こんかったのか」
10 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/19 08:19 ID:/3oW0EMO
次スレage!
前スレ、次スレ誘導ないまま沈んじゃったから、このスレの存在をしらない人も多いと思われ
11 :
ゆう@文学板:03/07/19 14:38 ID:WVLWcFSf
激しい雨が無数の銀針のように虚空を走る。銀の針を痛いほど身体に刺しながら、
良二は足を踏ん張り両手を身体の脇に下げたまま、前方を睨みつけて「ば
かー」と叫んだ。
声の相手は今、バスのステップに片足をかけている。
「あ? 聞こえないよ」
振り向いて叫んだ。しばらく良二の方を眺めた後、車中に消えた。
バスのドアが閉まる音を後ろに聞きながら、麗子はセーラー服に付いた
滴をハンカチで払い落として、乗車券を受け取った。
椅子に座った麗子は無言である。
窓の外を斜めに雨が落ちている。
「ほんとに良かったのかしら」
つぶやいた。
唯一の親族である良二を施設に残したまま東京に出ることは、この一年間
ずっと考え続けて出した結論だった。
良二に相談した時も、良二は、お姉ちゃんの夢を果たす為なんだから行っ
てね。僕のことは大丈夫だから。何しろここは僕の家だし。と言って笑った。
だから今日の旅立ちである。
麗子は、手の中のハンカチが、いつの間にか皺だらけになっているのに
気づいた。雨が染みたからだけでは無い。汗でぐっしょりと濡れている。
小説の冒頭です。酷評お願いします。
12 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/19 15:21 ID:+mIoavkp
>>11 悪くないと思います。なかなか面白そう。
ただこれは僕がバカなのか、“良二”といういささか大人っぽい名前で
かなりの年齢の男性を連想(勝手に)してしまい
最後の段落に行くまで麗子との関係がうまくつかめず、
少しぎこちない印象を受けました。
いしだいら、と
むらかみゆかって
おもしろいか?
>11 それじゃ率直な批評です。
素人なんで納得出来た部分だけ取り入れて貰えればうれしっす。
●まず、他の地の文に比べて最初の
「激しい雨が無数の銀針のように虚空を走る」
がわざとらしく見えるな、とくに「虚空」が。とってつけたような
印象があるので別の単語を持ってくるか、
銀の針も繰り返しになるし、針が刺さったら痛いのは当たり前なので
いっそ次の文と合体させてもいいかも。
●「声の相手〜叫んだ」の部分、多分わざとセリフを後に入れたと
思うんだけど「声の相手」が次の麗子が出てくるまで一瞬誰を刺して
いるのかわかりづらく、混乱のもとだと思うっす。
考えてみたんだけど、インパクト重視でこんなんどうでしょ。
「ばかー!」
その声を耳にした麗子は、バス・ステップに片足をかけたまま振り返った。
銀の針が叩き付けるような激しい雨の中、身体中を針に刺された良二が、
両足を踏ん張り、身体の脇に下げたままこちらを睨み付けている。
「あー? 聞こえないよー」聞き返す麗子の声も、雨音に紛れ込んでしまった。
しかし良二が睨み麗子が見つめるその間にあるのは、雨だけではない。
麗子は自分が、良二が叫んだ言葉を本当は知っているのだと思った。
そしてその言葉を打ち消す言葉を待っているのだ、と。
麗子は五、六秒の間無言で返事を待っていたが、運転手の咳払いで我に
帰り慌ててバスに乗り込んだ。・・悪文っ(;´Д`)
●それと「〜た。〜た。〜である。」で切り過ぎ(中上健次風?)で
スピード感がないので、もう少し長い文を混ぜてメリハリを
つけたほうがいいと思います。
>その声を耳にした麗子は、
>(雨音を切り裂いて、雨の間を潜って)耳に飛び込んで来た悲鳴に、麗子は〜〜
みたいな方がインパクトあるか。
三月の中頃にしては暖かい日だまりを感じる朝であった。
いつも通り八時に善福寺を出た成樹は、やわらかい日差しが静かに注ぐ酒蔵通りの
歩道を歩いた。
この道路はその名称通り、灘の酒で知られる酒蔵が密集しているこの一帯を、東西に
貫いて走っている。
朝の光を正面に受けて歩く成樹の横を、通勤に急ぐサラリーマンやOLが足早に
通り過ぎていく。成樹の右側の車道では、行き交う自家用車や軽トラックが白い煙を
吐き出していた。車道を挟んだ反対側の歩道では、黒や赤のランドセルを背負った
小学生の集団が騒がしく足をはこぶ。その集団がばらけ、車道に飛び出す。自家用車が
スピードを落としながらけたたましくクラクションを鳴らし、そして音を立てて
加速していった。
商店街を抜け、神社を通り過ぎると、左側の空間が徐々にひらけてきた。成樹が足を
進めていくと、そのひらけた空間に、深草色のうろこで覆われた、巨大な弧を持つ
円筒形の建物がゆっくりと姿を現した。
灘の酒よりもはるかに知られたこの西宮の名物は、今はまだその巨体を持て余すかのように、
静かに居座っている。
外壁をびっしりと蔦で覆った甲子園球場。その傍を通るたびに、成樹は、
――ああ、故郷に戻ってきたんだな。
と実感した。たかが五年ばかり西宮を離れただけなのに、ここに戻ってきて甲子園の
外壁を見たときは、ひどく懐かしい、故郷の空気を感じたものだった。
風がないから暖かいのかと思っていたのだが、よく見ると蔦の葉は細かく揺れている。
背を向けたスコアボード。昨日は北からの風に靡いていたセンターポールの日章旗が、
今日は風が違うだろ、と言わんばかりに太陽に向かってはためいていた。
六甲颪に変わって浜風が吹くようになれば、季節は春なのである。
>>17 >六甲颪に変わって浜風が吹くようになれば、季節は春なのである。
この一文が洒落てますよ。
これを冒頭に持ってきたら甲子園も季節感も爽やかさも一編に表現でき、
その他の季節や温度を表す形容詞も省略できて全体がキリリと引き締まると思う。
何より読む興味をそそられる。それだけに最後尾にあるのが残念。
一番美味しいおやつ(甲子園)に辿り着くまでの沿線沿いの描写が
少しダルい。人によっては辿り着けないかもしれない。
沿線のリーマンや車は、体言止めなどで詩的にまとめた方がいいかも。
>>17 もしも応募作なら、新人賞で「ご当地もの」は厳しいというのが定説で
勿論自分は小説家でも編集者でも関係者(w)でもないので、そういう噂、
にすぎないのだけど、私個人的には、実際の地名だけに、
知らない人にも伝わるように説明すれば知ってる人にはくどすぎて、
逆も然りというようにその土地にこだわり過ぎると損することが多いと思います。
ちなみに私は甲子園が蔦で覆われているってのもピンとこない。
そいで本題ですが、描写や比喩そのものはソツなく綺麗に流れていると思います。
その流れが問題で、同じ強さの描写が延々連なるので、個々の印象が薄れ
読後感の薄さを招いている気がします。って冒頭だけで判断するのは
早すぎるっすね;
それと18さんも仰ってますが、主人公成樹が
>――ああ、故郷に戻ってきたんだな。
>と実感
する(成樹の感情がはじめてあらわされる)までが長いなとも感じました。
よくある風景、[故郷らしくない]部分を思いきってがっつり削り、
[故郷に戻って]きた事を臭わせるような部分だけを残すのが
いいんじゃないかなーと。思います。
>体言止めなどで詩的にまとめた
は相当必然性のある使い方じゃないと諸刃の剣かも
20 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/20 13:57 ID:9IQWsf5i
限りなく透明に近い蒼
21 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/20 18:11 ID:7/s79/yx
>>19 > もしも応募作なら、新人賞で「ご当地もの」は厳しいというのが定説で
ふーん。漫画と逆だね。
漫画はご当地モノは当たりやすいから、
地方の新人は無理から描かされる場合もあるのにw
22 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/20 18:40 ID:GTLzzVO7
カツオがイササカ先生の別荘での執筆に憧れて小説家志望になった話を
いまやってた。
23 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/20 19:04 ID:90D61SAh
新人賞をとるためにはどこに投稿すればいいと思う?
24 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/20 19:06 ID:MG7ouUKC
この刷れの人のプロフィールが知りたい。
僕は大卒したまま無職一年目でしょくれきなし
みなさんは何年ぐらいがんばるつもりですか
参考&励みにしたい
けっきよくいつかは就職刷るんだろうけどね
25 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/20 19:10 ID:arXOsQFn
最終強化版・爆弾完全マニュアル
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26 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/20 20:43 ID:02VxV/2a
>>24 あまり他人のことは気にしなくていいのでは?
作家なんか我が強くて当たり前、
「俺が一番」のお山の大将でいいと思う。
横並び意識やみんなと一緒でないと嫌な人は向いてないと思うよ。
27 :
24:03/07/20 23:29 ID:cMfYK8Rx
サンキュー。最高の励みになった。
28 :
17:03/07/21 00:08 ID:40a8l3yd
>>18>>19 どうもありがとうございます。
僕の克服すべきポイントは心理描写と情景描写だと思うんで。
心理描写は丁寧に気を配って書いていけば何とかなりそうなのですが、情景描写はなかなか
こっちの思うことを読み手に理解してもらうように書くのがむずかしいので。
そうか、ダラダラと無駄な情景を引っ張りすぎかぁ・・・。聞いてみるものだ。
>>17 読んだ感想 細かい部分が気になった
やわらかい日差しが静かに注ぐ酒蔵通り
朝の光を正面に受けて
騒がしく足をはこぶ。その集団がばらけ、車道に飛び出す
左側の空間が徐々にひらけてきた
今はまだその巨体を持て余すかのように
故郷の空気を感じたものだった。
読んでいて表現に違和感があったところです。
30 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/21 18:22 ID:sTdDCT+2
ふぅ
31 :
17:03/07/22 02:00 ID:ceQhnx8g
>>29 どうもです。
>朝の光を正面に受けて
というのは、つまり東に向かって歩いているのを表現しました。
>今はまだその巨体を持て余すかのように
というのは、3月の中旬はセンバツ大会を控えているものの、プロ野球の開幕も
まだの次期で、甲子園では野球は行われていないんですよ。ひっそり感を表そうと
したのですが・・・
やっぱり無駄に冗長な表現はやめて、素直に簡素に書いた方がいいですね。
32 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/22 17:08 ID:4vF33gav
AGE
33 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/24 10:47 ID:1ddVFRbl
ageとく
ハッキリ言ってアメリカなどの多民族国家では黒人の方がアジア人よりもずっと立場は上だよ。
貧弱で弱弱しく、アグレッシブさに欠け、醜いアジア人は黒人のストレス解消のいい的。
黒人は有名スポーツ選手、ミュージシャンを多数輩出してるし、アジア人はかなり彼らに見下されている。
(黒人は白人には頭があがらないため日系料理天などの日本人店員相手に威張り散らしてストレス解消する。
また、日本女はすぐヤラせてくれる肉便器としてとおっている。
「○ドルでどうだ?(俺を買え)」と逆売春を持ちかける黒人男性も多い。)
彼らの見ていないところでこそこそ陰口しか叩けない日本人は滑稽。
35 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/25 12:31 ID:85yGSp1+
今朝からがんがって20枚ほど書いてみますた。
でも初めて書いたせいか失速しますた。背中が異様に痛いでつ。
ところでおまいらは、ある程度書いたら読み直してみたりするんですか?
それとも最後まで書いて読み直す?
36 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/25 12:54 ID:2mYtdzL8
>35
漏れは基本的に書き終わってから。それもできるだけ時間おいてから読み直す。
でも、書いてる途中でも読み直すことあるよ。
ノりにノって書いた次の日なんかは疲れてエンジンかからないから
とりあえず読み直してテンションあげてみたり。
とかいいつつも、もう1年近く書いてない漏れ……
もう、ダメぽ。
38 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/26 00:59 ID:WvaWkU7y
新スレあったのか
今日ハロワで、ネットであらかじめ見ておいたのを探してきた
900-1500でぶっちゃけ収入少ないが、午後は何かを書こうと・・・
1700頃までは家に帰れないから図書館とかで、そんなに早い帰宅なんて!
シグマリオンでも買ってキーボード打ちをとね、手書きはもう出来んから
・
・
・
おーい!週3日程度の勤務って・・・それは少なすぎ(涙
ネットじゃこういう部分が見えないんだよな・・・また他のを・・・
金があるときに、仕事やめたばっかのときに
文書入力が出来る携帯端末買っとけば良かった、いつも手遅れ、
つーかあの頃はそんな物のこと考えもしないし
存在を知りもしなかったし(せいぜい電子辞書w)
39 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/26 01:00 ID:F37MgtqW
最近一日に二枚くらいしか書けないよ。
ノルマ達成のためには七月中にあと200枚。
ぜってー無理。
40 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/26 04:11 ID:2WMsduac
最近の純文学ってエログロばっか。ソープがどうたらSMがどうたら、それが文学かよ。
昔の漱石の「こころ」や芥川「鼻」三島「金閣寺」のような格調高いものはないのか。
結局全部「太陽の季節」のせいだな。あれが芥川賞に選ばれた時点で
日本文学は終わった。
41 :
39:03/07/26 04:16 ID:F37MgtqW
今日も二枚半しかかけなかった。
も う だ め ぽ
>>41 量より質ですよ。一日1000字書ければいいじゃないですか。
ここは添削スレですか?
44 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/26 14:24 ID:XwHXFyxz
>>43 基本は愚痴です。
作品うpしてもスルーされる場合が多いです。
>>41 100日あれば200枚書けることに気付よ。一年で長編が一本完成する。
46 :
41:03/07/27 02:04 ID:10wc+FrX
>>42.45
ありがとう。
今日はなんか一枚も書けなかったよ、これから一行でも書くつもり。
なんだか苦行みたくなってるなこりゃ。
>>46 なかなか書けない時は
やっぱり苦行だよ。
でもそのうち麻痺して快感になるよ(w
ガンガレ。
48 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/28 01:10 ID:6VkPT6sE
>>44 スルーされなかった17はまだマシなものってことか。
49 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/28 03:16 ID:ZVOOR4AY
自分も小説なんてなかなか書けないんだけど、もしこのままなんらかの偶然で職業的に作家になったとしたら
書けないのに書かざるを得ない状況にもがき苦しむことになるのかな。
そんな時分に書いた作品を読まれてあいつはダメだなんて評されるのって嫌だね。
50 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/28 08:01 ID:usqVimuT
51 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/28 08:08 ID:ZVOOR4AY
なにが?
52 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/28 09:37 ID:6jKxyA7m
>>51 なにがって、、だって小説書けないんだろ・・
じゃあ作家にはなれん罠
なってから悩んでくれ。。
53 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/28 23:20 ID:NwMDA4tw
54 :
41:03/07/29 02:20 ID:cnNWrMF8
>>53 生活が不規則でさっき起きたんだけど、寝る前に推敲だけしたよ。
これから朝にかけて頑張ります。
ガムバレ
56 :
41:03/07/29 02:31 ID:cnNWrMF8
57 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/29 02:54 ID:PbZuROGu
>>17 遅レスですが。僕は作家を目指しているわけではありませんし、文章を勉強
したこともないのですが、読書は好きなので、ちょっと言わせてください。
>三月の中頃にしては暖かい日だまりを感じる朝であった。
※日だまりを感じるっていう表現は、通常の表現ではおかしいですよね?文学的表現といえば
それまでなのですが、ちょっと無理に文学しようとしてる印象を受けます。文学しようという
姿勢でのぞんだ瞬間、自分の持つイメージ、実感のある表現から離れて、文学学になってしまう
と思います。もちろん、そういった作品でも素晴らしいものはあるので、一概に否定はしませんが。
>成樹の右側の車道では、行き交う自家用車や軽トラックが白い煙を吐き出していた。
※ちょっと不自然な感じがします。自動車が煙を吐き出していたら、それは故障ですw
自動車が走っている時に排気ガスが、白くみえるってのは、なんか寒い日って感じしない?
はじめに暖かい日って書いてるのに。この表現なんとなぁーく書いたじゃろw?こんなんも
あっていいんちゃう?くらいに。あと、細かいですが、(小姑とよんでくれ)、自家用車
という表現なんですが、たぶんセダンタイプのものをイメージしてると思うんだけど、
自家用→業務用という分類なので、こういう、映像をイメージさせる表現のなかでは、
ふさわしくないかと。とくにあとの小学生のところで不自然に思いました。
58 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/29 02:55 ID:PbZuROGu
>商店街を抜け、神社を通り過ぎると、左側の空間が徐々にひらけてきた。成樹が足を
進めていくと、そのひらけた空間に、深草色のうろこで覆われた、巨大な弧を持つ
円筒形の建物がゆっくりと姿を現した。
※読者として迷うのは、映画で言うとカメラをどこにおいているのか、ということです。
主人公の目からみた映像なのか、いわば神の目で主人公とそのまわりのもの映しているのか。
所々、どちらの表現も混在しててはっきりしないとこがあります。
例えばですが、主人公に寄り添った視点ならば、
>商店街を抜け、神社を通り過ぎると、左側の視界が徐々にひらけてきた。足を進めていくと、
深草色のうろこで覆われた、巨大な弧を持つ円筒形の建物がゆっくりと姿を現した。
ってくらいでどうでしょう?ちなみに僕はここのところの流れは大好きです。
おおって思った。ちょっとちびった。
>外壁をびっしりと蔦で覆った甲子園球場。その傍を通るたびに、成樹は、
――ああ、故郷に戻ってきたんだな。
と実感した。たかが五年ばかり西宮を離れただけなのに、ここに戻ってきて甲子園の
外壁を見たときは、ひどく懐かしい、故郷の空気を感じたものだった。
※ここは普通に時制がおかしくない?誰も指摘してなかったけど。
すばらしい作品はほんとに何にも変えがたい感動を与えます。
一読書人として、そんな作品にひとつでも多く出会いたいと思ってます。
頑張って作家になって僕に感動の嵐をっ!ください。
59 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/29 03:49 ID:5/w2GUEm
私も小説家を目指している31さいです。最近、転職したのですがなかなか書けません。
やっぱり、人間って弱いいきものです。自己管理なんてできやしない。
あ〜でも頑張るしかない。
60 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/29 10:18 ID:LF3mskRy
職があるならそれに力を入れたまえ
職が無くてアイデアも出なくて困ってる人間から見ると贅沢な人生だ
プロデビューしても「今の仕事やめちゃ駄目ですよ」と
言われるご時世。
てゆうか、文筆業だけでは喰っていけないからテレビとかラジオでがんばってるんでしょう。
ほとんどは正社員と掛け持ちだって聞いたけど。
63 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/29 19:19 ID:JND+QdVf
じゃあ、無職の俺はどうすりゃいいんだ。
まず普通の仕事を見つける。
小説家は上級職。
>>57>>58 編集者だよね?
じゃなかったら、大したもん。
すごくいい目をもってると思います。
素人にしとくにはもったいない人だ。
↑たまにはスレタイ読もうぜ
>>57-58 ありがとうございます。実はこの描写はおおむね実際に3月中旬頃に経験したことで、
軽トラックの白い煙の部分も、実際にあったことなのです。だからあまり深く考えもせずに
書いたわけなのですが。
実際にあったからといって、それをそのまま小説の中で書いても、必ずしもリアルな描写に
なるわけではないんですね。本当におっしゃるとおりで、暖かいと感じる日に、白い煙りを
吐いて走るトラックは変です。
なんか、ちょっと目からウロコというか、頭の後ろをパッと光で照らされたような感じです。
どうもありがとうございました。
70 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/01 21:02 ID:PZ/s4iD0
やっぱ最後まで書くには面倒くさがらないことや
ほかの作品に浮気しない事かな?
漏れはどうしても途中で違う作品にいっちゃったりあきらめたり
しかも影響受けやすい方でさ、すぐ作風が変わるのさ
・・・・・・・・あれ、俺って向いてな(ry
∧_∧ ∧_∧
ピュ.ー ( ・3・) ( ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
= ◎――――――◎ 山崎渉&ぼるじょあ
>>70 おれも別の作品とかののプロットに目が移ってしまうことがあるな。
それはそれでいいと思うが。最後まで書くのは本当にたいへんだ
73 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/02 15:59 ID:4gnWlJnp
おれはコンプレックスの塊だ
74 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/02 16:00 ID:4gnWlJnp
だから小説を書くしかないんだ
75 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/02 16:00 ID:4gnWlJnp
死にて
76 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/02 17:12 ID:oaYwHwk4
/二二ヽ
||・ω・|| < おまえ作家志望なのに誤字脱字が多いよな
. ノ/ / > < おまえ作家志望なのに誤字脱字が多いよな
ノ ̄ゝ
78 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/03 21:01 ID:/mdDO1Th
79 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/05 23:10 ID:DP9nbPhl
age
80 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/06 00:55 ID:Vphcu5uM
個人的見解として、リアルじゃないとかそういうのって
あまり意味がないと思う。
読者が変だと思ったとしたらそれは変な世界な訳だし、
「それは違うよ」ってのは筋違いに思えるんだけどな。
私は基本的に小説というのは、読む側の問題だと捉えているので。
81 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/06 02:57 ID:pnFDH8Aq
>>80 変な世界だなと思っても
面白ければいいよな。
面白ければね。
まず「面白くねえなあ」という感想があって、その理由を探すために
たまたまあった特徴を挙げる。見つけやすいのが現実味。
なんにせよ面白くないんだよ、否定的なコメントがでるってのは。
直して面白くなるわけもないしな。
84 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/07 00:06 ID:kV5IpdpQ
最近読んだ、ある有名作家の短編小説に出てくる一節
「もちろん他人の小説作法について決定的な判断を下せるような立場に僕はいない。しかし
彼の小説の抱えた欠点がかなり宿命的な種類の欠点であることくらいは僕にもわかった。
要するに、直しようがないのだ。小説の中にたった一カ所でもいいから突出して優れた部分が
あれば、それをポイントにして小説のレベルを引っぱり上げることは(原理的には)可能である。
しかし彼の小説にはそれがなかった。どこをとっても平均的でのっぺりとして、人の感情に
食い込んでくるところがなかった。」
宿命的な種類の欠点・・・
宿命的な種類の欠点・・・
宿命的な種類の欠点・・・
そんなもんだよ
87 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/07 03:58 ID:TJap5iZp
小説でもなんでも大切なのってストーリーより
文体みたいなものだと思ってるんだがどうかな、
酢トーリーってセンスより頭、論理じゃないか
本当にコアなのは勘とかに属する文体、文のリズム
単純なおもしろさだと思うんだよね。
今苦しんでる、書く前にああ書けんのか俺、、、、、、、、
『飲む前に飲む』みたいな、なんか
アルゴリズム
90 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/08 07:41 ID:Zn4l3if3
なったらなったで、それをネタに一本書く。
身を切ってこそ作家ではないか。
・・・てな根性俺にあるわけない
91 :
大沢無昌:03/08/08 23:24 ID:kj0f7bSA
『無職鮫』
新宿ハロワを拠点に職探しをする鮫山、38歳無職。コネに頼らず、面接官に媚びず、
己を貫き、ひたすら面接連敗街道を突っ走る彼を、いつしか人は「無職鮫」と呼ぶようになった。
そこに降って湧いた就職斡旋詐欺事件。無職を食い物にする悪質な詐欺に、独り立ち上がる鮫山。
巧妙に張り巡らされた策略、虚々実々の駆け引き、背後に潜む巨大詐欺組織。
以前勤めていた有名企業の不正を暴く内部告発文書という爆弾を抱えた鮫山に迫り来る、かつての同僚の魔の手。
ベテラン無職の桃居や、バンド「WHO'S MONEY」のボーカル、ショウの助けを借り、
東奔西走しながらも巨悪に敢然と立ち向かう無職鮫の命運やいかに!!!
新感覚のハードボイルド・ノンストップ無職ノベルがいまここに!
続々刊行予定
『無職鮫・毒職』
『無職鮫・面接舞』
『無職鮫・無金人形』
『無職鮫・敗夜』
『無職鮫・風化人脈』
>>91 これは読みたい。続編のタイトルもいいねえ、読みたいぞ!
芥川賞取ってくれw
>91
ワロタよ
翔のバンド名が「フーズ・ハニイ」じゃなくて「フーズ・マネー」か(w
新宿鮫の翔はロケットおっぱいだけど
こっちのショウは貧乳の悪寒・・・
無職鮫、確かにちょっと読んでみたい気もする
これはジャンルで言えばエンターティメントだろ。直木賞の方だよ。
気になるのは設定だな。
無職で職安転々の主人公→詐欺に遭う・・・。で、その後「独り立ち上がる鮫山」の
活動資金はどうなるんだ?
『テロリストのパラソル』では主人公は新宿でホームレスになったが、そういう
ところをしっかりとね〜。
>>94 本家が直木賞取ったから、じゃあこっちは芥川賞wというつもりですたw
活動資金は、ショウが提供っつーのはどう? ヒモで食う、だめならではの
設定w
96 :
大沢無昌:03/08/09 03:02 ID:WpsZLLPM
91は、帯やノベルの裏表紙にあるような、短い紹介文を意識して書いた。
まぁつまるところ、細かい点はまだ考えていなかったわけだが・・・。
細部は比較的簡単に思いつくからいいとして、
それ以前に、鮫山の性格をどのように方向付けるか決めかねている。
97 :
大沢無昌:03/08/09 03:03 ID:WpsZLLPM
ひとつは、本家同様「硬派で実直な男」という設定。
長らく無職だがダメ人間ではない。そんな男がなぜ就職できないのか。
前職から抱える「爆弾」が大きな障害となっているからだ。
鮫山が無職になる以前に勤めていたのは、日本の実業界を代表するリーディングカンパニー。
企業ぐるみの不正に関して口止めと証拠破棄を迫るも、鮫山はこれを拒絶し、退職。
そのため、その「巨大カンパニー」が裏から圧力をかけ、鮫山の再就職をことごとく妨害。
それでもめげずに職探しを続ける鮫山。
生活費は不定期の日雇い労働で捻出。住まいは北新宿の安アパート。
ショウはそんな鮫山の、貧乏だが真っ直ぐな男気に惚れている。
もうひとつは、「憎めないダメ人間」という設定。
面接はしどろもどろで連戦連敗。どうにも間が抜けているが、でも人はいい。
前職の大企業には人事の手違いでラッキー入社も、すぐに馬脚を現し、脱落。
退職時、机を引き払う際の手違いで、鮫山の荷物に部外秘の社内資料が混入。
部外秘資料返却を求める会社側と、タバコを経費で落していたことがバレたのだと思い込み、
必死で逃げ回る鮫山。(このへんは無理なく、かつ都合よくすれ違う設定)
生活はおもにショウが面倒を見てくれている。
住まいは、ショウの部屋と、北新宿の簡易宿泊施設「新宿ロッヂ」を行ったり来たり。
ショウはそんな、間抜けだがお人好しな鮫山をどうしても放っておけない。
98 :
大沢無昌:03/08/09 03:05 ID:WpsZLLPM
前者は、ハードボイルド・ノンストップ無職ノベルの名に恥じないw設定。
後者になると、もはやハードボイルドではない罠・・・。
後者の設定のイメージは、パーネル・ホールという作家の探偵シリーズに近い。
(このシリーズは大好きで全部読んでいる)
主人公の意図とは違ったことが様々に巻き起こるが、最後には辻褄が合う、というやつ。
たぶん後者のほうが、より筆力を必要とされるだろう。
なお前者の場合、鮫山が詐欺に遭うのではなく、無職仲間が被害に遭い、憤慨するという設定。
後者の場合、モロに鮫山自身がカモられて憤慨するという設定。
つーかまあ、仮に上手く書けたとしても、元来パクリなんで世には出せないわけだがw
無職.comの管理人さんあたりに頼んで、サイト内に置いてもらうか・・・。
99 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/09 13:02 ID:h1eMnN93
100 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/10 00:26 ID:JvDod8dL
>91
今まさに図書館で氷舞借りて読んでるからスゲーワラタ
ページが見つかりません
検索中のページは、削除された、名前が変更された、または現在利用できない可能性があります。
--------------------------------------------------------------------------------
次のことを試してください:
アドレス バーにページ アドレスを入力した場合は、ページ アドレスを正しく入力したかどうかを確認してください。
home9.highway.ne.jp ホーム ページを開いてから、表示する情報へのリンクを探してください。
別のリンク先を表示するには、[戻る] ボタンをクリックしてください。
[検索] ボタンをクリックして、インターネット上の情報を検索してください。
HTTP 404 - ファイル未検出
Internet Explorer
103 :
大沢無昌:03/08/11 01:01 ID:7KYuOGs0
『無職鮫』導入部 1/5
小さく叫ぶ声を聞いたのは、鮫山が西大久保公園の前を通り過ぎ
ようとしていたときのことだった。
JR新大久保駅のガード下をくぐり、新宿方向に折れると、韓国料理
店が軒を連ねる裏路地が幾筋も延びている。自宅アパートのある北新宿
から歩いて路地を抜け、職安のある通りに向かうのが鮫山のいつもの
コースだった。月曜日の職安はいい紹介先にありつけることが多い。
懐具合が寂しくなってきたこともあり、本当なら昼過ぎまで寝てたい
ところだったが、尻に鞭打って起き出してきたのだ。
足を止め、叫び声のした方に目をやると、公園の奥で、熊のような図体をした
大柄な男が若い痩せぎすの男の胸ぐらをつかみ、引きずりまわしている。
若い小柄な男に、鮫山は見覚えがあった。最近、職安通りに顔を見せるように
なった男だ。もう何年も部屋に閉じこもっているような青白い顔で、
うつむき加減に歩く姿を何度か見かけていた。つるんでいる仲間うちからは
「ノブオ」という名で呼ばれていたはずだ。
少しでも早く職安に飛び込んで検索機の前に座りたかったが、見て見ぬ
ふりができるほど、世間を渡る術に鮫山は長けてはいなかった。損な性格だと
自嘲しつつ、火を着けたばかりの2本目のエコーを道端に投げ捨てると、
ゆっくりと公園に足を踏み入れた。
104 :
大沢無昌:03/08/11 01:09 ID:7KYuOGs0
2/5
「おい」
鮫山の声に男の動きが止まった。
「なにしてる。ここはすぐに警官が飛んでくるぞ」
大男は若者の胸ぐらをつかんだまま、猪首をねじり回して顔を向けた。ゆうに190センチは
あろうかという巨漢で、短く刈り上げた頭には大きな傷跡がある。スジ者を臭わせる風体だが、
新宿のヤクザがカタギに手を出すことは滅多にない。ノブオのような小僧にはなおさらだ。
シノギにならない喧嘩はしないのが、この街の流儀だ。
「なんだテメェは。邪魔すんな」
「助けて」
細い腕を振り回し、かすれた声でノブオが叫んだ。
「どうした」
「オイシイ話があるっていうからついてきたら、このあいだ僕が見つけた仕事をよこせって」
「そんなのヤダって言ったら、急につかみかかってきて」
「おい、邪魔すんなってのが聞こえねぇのか」
いきり立った大男の額に血管が浮かぶ。
「そういうタチなのか」
声の調子はつとめて変えずに保っておく。
「あん?」
「暴力を振るって仕事を奪うのが好きなタチなのか」
「お前になんの関係があんだ、ああ?」
105 :
大沢無昌:03/08/11 01:11 ID:7KYuOGs0
3/5
「ノブオ、キミは暴力を振るわれるのが好きか」
つかまれた胸元をなんとか振りほどこうとしている若者に鮫山は聞いた。
「嫌だよぉ、痛いのキライだよぉ」
「だそうだ。聞こえたか」
片手でノブオをつかんだまま、男が正面に向き直った。その背丈は、
向かい合った者に威圧感を与えるのに十分だった。鮫山も決して小さくはない。
学生時代はラグビーで鍛えた体だ。だが、この大男と互角に渡り合う自信はさすがになかった。
「テメェ、ふざけやがって。ちょっと待ってろ。いいか、ここを動くなよ」
男がノブオを離し、公園の外へと歩いていく。
「キミは行け」
逃がすなら、今しかない。
「え」
「早く行け」
男が振り返らないことを確認して、若者を公園の反対側に走らせた。
106 :
大沢無昌:03/08/11 01:14 ID:7KYuOGs0
4/5
それにしても何者なのか。あれほどのガタイなら、一度見れば忘れるはずがない。
ヤクザではない。因縁のつけ方はカタギのそれだった。大男が消えた路地裏に目をやりながら、
大方、いきがるだけが取り柄の「無職もの」だろうと、鮫山は値踏んでいた。
この街には、全国各地からありとあらゆる人間が集まってくる。欲望にとり憑かれた者、
漠然と何かを期待してくる者、一晩寝るための場所を捜す者。
そんな連中を、しかし鮫山は嫌いではなかった。夢を見るのが自由なら、夢に敗れるのも
自由だ。賭けに出た人間だけが味わえる無常。線香花火のように、わずかの間だけでも
輝けるなら、人生もまんざらではないと思っていた。
だが、そうした底辺の世界にある最低限の「ルール」をすら守れない人間もいる。
表の社会にルールがあるように、無職の社会にも暗黙の掟がある。新宿中央公園に
寝泊まりする連中にも、厳しい不文律がある。それを守れない者は、無視され、盗まれ、
場所を追われて、やがて公園から出て行くハメになるのだ。
今、大男がやろうとしていたことは、まさにそのルールを無視した行為だった。
他人が先に唾を付けた仕事を力づくで奪おうなど、到底許されることではない。
例えそれが非合法な仕事であろうとも、だ。
大沢さん、もったいないよ、こんなとこで発表せず、登場人物の名前など
変えてどこかに応募しなよ。
読ませてもらって嬉しいけれど、せっかくの作品、誰かにぱくられたら
もったいないよ。
108 :
大沢無昌:03/08/11 01:17 ID:7KYuOGs0
5/5
間を置かずに大男は戻ってきた。人相の悪い連中が2人、男の後ろに続いている。
ノブオと共に、自分も逃げるべきだったのかもしれないと鮫山は後悔した。
3対1では到底勝ち目はない。ここはわざと声を荒げて騒ぎを大きくし、
警官に駆けつけさせたほうが得策かもしれない。
「おう、善人ヅラしてクビ突っ込んできたのが運の尽きだな、ええ?」
そのとき、後ろにいた男が気付いた。前に踏み出そうとする大男の腕をつかんで
引き寄せると、小声でなにやら耳打ちを始める。
「関係ねぇだろ、そんな・・・」
怒りが収まらない様子の大男に、後から来た男がなおも言葉を続ける。鮫山には
察しがついていた。大男以外の2人は、新宿の無職の間でまことしやかに語られる噂を
耳にしているようだった。
「すいません、旦那」
人相の悪い男が進み出て、下衆な笑いを浮かべる。
「コイツ、最近こっちに来たばかりで右も左もわからないもんで。今日のところは
勘弁してやってくれませんか」
鮫山は応えなかった。それを了承の意味と取ったのか、大男の背を押すようにして
歩き去っていった。
109 :
大沢無昌:03/08/11 01:21 ID:7KYuOGs0
6
ラブホテルの合わせ戸の影に隠れて様子をうかがっていたノブオがすぐさま
駆け寄って来て、興奮ぎみにまくし立てる。
「すごい、どうやったの?」
「そんなことより、いいか。きちんと職安を介して仕事を探すんだ。あの手の
連中が欲しがる仕事だ、お前が見つけたというのもアンダーグラウンドな仕事なんだろう」
「うん。でも僕、おじさんになら譲ってもいいよ」
悪びれる様子もなくノブオが言い放つ。
「どんな仕事だ」
「男の人と2、3時間付き合って、お金をもらう仕事。僕が上に話をつけてあげる。おじさん、案外男前だから、きっと人気でるよ」
ノブオの目線が、鮫山を舐めまわすように上半身から下半身へと動いた。
「さっきの大男もそういう趣味なのか」
「うん、2丁目のハッテン場で見かけたことある」
「せっかくの申し出だが、遠慮させてもらう。また今度だ」
若者のジーンズの前が膨らみを帯び始めたことに気付いた鮫山は、
話をはぐらかすようにしてその場を離れた。
110 :
大沢無昌:03/08/11 01:23 ID:7KYuOGs0
7
セイコーの腕時計に目を落とすと、時刻はもう11時を回ろうとしていた。
せっかくの早起きが無駄になってしまったが、急げばまだ間に合うかもしれない。
3つ前に受けた会社が、確か最後の最後で紹介されたところだったことを思い出した。
結果いつものように不採用だったが、条件は悪くなかった。
残り物も捨てたもんじゃない。そう思い直し、くわえたエコーに火を着けると、
鮫山は足早に職安通りへと向かった。
111 :
大沢無昌:03/08/11 01:27 ID:7KYuOGs0
以上、導入部。
すまん、入らなくて7分割になってしまった。
>>107 そうねえ。まあこれは設定がアレだし、習作ってことで。
パクっちゃ習作にもならないって?w
でも「無職が主人公として活躍する話」ってのはありかもな。
112 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/11 15:33 ID:4lRBF0we
(・∀・)オモロイ!
大沢さんの書く無職小説読んでみたいっす。
児童文学を書きたいのですが、やっぱり児童何とかとかを
大学で専攻していたり、教育学部にはいってないとだめだとか
大学で専攻してないとだめなんでしょうか。
普通の小説は雑多なところは許されると思いますが、児童文学となると
考え込んでしまいます。自分で児童文学をかくときは
好き勝手かいて喜んでいますが。迷ってます。
113 :亀岡 :03/08/11 20:26 ID:Tbc9o9rI
児童文学を書きたいのですが、やっぱり児童何とかとかを
大学で専攻していたり、教育学部にはいってないとだめだとか
大学で専攻してないとだめなんでしょうか。
普通の小説は雑多なところは許されると思いますが、児童文学となると
考え込んでしまいます。自分で児童文学をかくときは
好き勝手かいて喜んでいますが。迷ってます。
115 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/11 23:00 ID:kh+OyYwU
質問があります。私も時間がある時にはちょこちょこ書いてるのですが
恩師や友達に見せるとお世辞含めてでしょうが表現が上手いし、
迫力もある。しかし濁点や日本語がたまにおかしいとよく言われます。
こういうのは投稿しても全部駄目なんでしょうか?
>>115 「濁点がおかしい」とは何だ?基本的な日本語ができていないの?
「何ですか」「何てすか」としたり、「ず」と「づ」の使い分けなどが
できないということか?想像がつかん。
まあ、とりあえず投稿してみたらいいんじゃない?
117 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/11 23:51 ID:kh+OyYwU
えーと
、 。 <のような事です
結構知人が誉めてくれるので頑張ろうかなと思うのですが
いやはや全部を書ききるってのは物凄い集中力が必要ですね。
それは濁点ではなく句読点だろうとマジレスしてみました。
>>118 それは大事なマジレスだw
118はいい人だw
それに<ってのは「」、かぎカッコの間違いだろうと予想するぞ。
115は「原稿用紙の使い方」という、中学で習う作文作法を
復習するといいと思う。国語便覧などを見るべし。
120 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/12 00:19 ID:Q/ovm4F3
えーそうです、句読点でありました。
とりあえず時間には余裕がある身分ですので毎日書く癖を付けたいと思います。
皆さんも頑張ってください。ハリーポッター書いた人もフリーターだったそうですよ。
コーヒー一杯で粘って書きまくったそうです。
あんた中卒?無理だよ。
、言葉使い、文法、あんた小学生みたいだよ。
その時点で審査する人はゴミ箱にぽいだよ。
ほめたのではなくて
からかわれたのでは?
中学からやり直せ。馬鹿。w
115 :名無しさん@毎日が日曜日 :03/08/11 23:00 ID:kh+OyYwU
質問があります。私も時間がある時にはちょこちょこ書いてるのですが
恩師や友達に見せるとお世辞含めてでしょうが表現が上手いし、
迫力もある。しかし濁点や日本語がたまにおかしいとよく言われます。
こういうのは投稿しても全部駄目なんでしょうか?
123 :
115:03/08/12 02:33 ID:LczWFKph
いえ中卒ではありません。一応留年したものの大学は卒業しました。
数年でオクで稼いだ額がかなりになりましたので、それで上京しようかなと
思っています。
125 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/12 08:21 ID:kXyvEs1e
なんちゃって出勤してるんで、この時期は家に
ガソリン使わなくていい
・・・が、常々、
「俺がなかなか文章書けないのは時間が無いからなんだよな
せっかくの平日昼間に外出だもんな」
と思っていた
し・か・し・・・昨日、1行も、というより書くことをちっとも考えなかった
ちょっとずつやることがあったとはいえ、これはダメだな・・・俺、向いてないのかも
1つに100枚以上の文章は書いた経験はあるけど、今と環境が違うから比較できんし
特に今のネット環境は毒だ・・・
126 :
113:03/08/12 15:48 ID:9r6sHCbM
>>113 えーっと、誰もマジレスしない理由わかる?
質問がアホ過ぎるってことだ。
>児童文学を書きたいのですが、やっぱり児童何とかとかを
>大学で専攻していたり、教育学部にはいってないとだめだとか
>大学で専攻してないとだめなんでしょうか。
そんなわけないじゃん。
既存の児童文学作家は全員教育学部出てたり、
大学でそこら辺のことを専攻してたりすると思う?
もちろん全然勉強してない奴より、大学で勉強
してた奴の方が多少は有利かもしれんが。多少は。
不安だったら、本でも読んでそこら辺のこと勉強したら?
好き勝手書いて喜べるのならそのまま突き進めばいいと思う。
そのうえで児童文学の資質があったのならどっかの文学賞で抜擢されるでしょう。
ダメならば>84
みんな親切だなあ。
130 :
113:03/08/13 19:08 ID:/hi7zSJn
>>127-129 ありがとうございました。
すごく不安だったから。
まっすぐ突き進みます!
131 :
デカルトプラス:03/08/14 19:35 ID:SUegBmYx
>大沢なしまさ氏
元ネタでの路上のチンピラのシーンとサウナのホモ警官のシーンをうまく重ねてますね。
思わずニヤリ。
ここまでパロディ書けるのは結構実力あると思うよ。オリジナルもいけるんでない?
アリマサ氏に見てもらいたいね(笑)
132 :
山崎 渉:03/08/15 20:33 ID:SuVNUv3y
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
133 :
大沢無昌:03/08/15 23:37 ID:0oAm1/zu
お褒めの言葉ありがたい。
でもって、雨降りの盆、することもないので作ってみた。
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ango/1576/ 我ながら調子に乗りすぎた感はあるが、設定をパクっているとはいえ
最後まで書いて初めて、足りないところや苦手な部分がわかると思うので
とりあえず続けてみることにした。
出来の如何にかかわらず、書き上げたことに満足して次への欲求が沸かないようなら
作家で食うなど到底無理というもの。
自分の中に「枯れない源泉」があるのか、確認する作業にもなるだろう。
134 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/16 01:19 ID:LdIhTHP4
保守
135 :
デカルトプラス:03/08/18 00:54 ID:CmSAYAT4
>>133 なにこれ!おもしろい!おもしろいよまじで!
ちょっと話題になりそうな予感・・・。
まだ全部読んでないが観想書くよ。
この時期はPC前にいると某板は人がいるからそっち見ちゃってなかなか進まん
>>133あれっ、まだ一章しか書いてないの?
エコー吸ってるってのがいいね、リアリティーあるw
俺もまえ吸ってた。
2003-2004年度版「この無職がスゴイ!」ランキングTOP5は、
@位:『蘇る勤労』大藪腫彦
A位:『採用の可・不可』無駄神春樹
B位:『無職鮫』大沢無昌
C位:『猛スピードで解雇は』長嶋無
D位:『ムキタクナイデス午前零時』藤沢臭
139 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/19 06:55 ID:IylSrRsn
>>138 全部読んだら無職から永遠に脱しないような気がする……w
いや、1位の「蘇る勤労」はいいかな? このタイトル、気力を
亡くした無職を引きつける。それで堂々1位か
悲しいけどワロタ
142 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/24 23:23 ID:G6q3deRc
保守
おーい、誰か。
まじめに書いている奴はいないかー。
書かずにバイト探してる。
しばらくは書けないかもしれない。
146 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/28 06:04 ID:W1VggjVx
自分は書いてる、絶対に諦めない。
思うに缶詰めは結構必要だと思う。最近やっと私小説から脱皮できそうな木がしてるよ。
>>146 おおう、ガンガレ!
俺はくじけそうだが、なんとかやってるよ。
148 :
デカルトプラス ◆1ZjArtpx.E :03/08/28 17:55 ID:j4gwful1
なしまさ氏、どこいった?
149 :
大沢無昌:03/08/28 23:17 ID:7B85lcTV
地味に書いとりますきに。
でも遅いので1ヶ月後ぐらいを予定。
150 :
デカルトプラス:03/08/29 21:01 ID:pumTgalO
おお・・
151 :
デカルトプラス:03/08/30 13:05 ID:UEB6NwAb
あげ
152 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/30 15:59 ID:iWaHzC/v
「実はお願いがあるのですが、私の弟を誘拐していただけないでしょうか。」
「・・・・・・は?」椎名は驚いて尋ねた。家族を誘拐しろというのは
よくある相談だ。いくら血のつながりがあろうとも、生理的に合わない者も
いるのである。そうでなくとも遺産やら何やらで揉めた挙句にというのも、
この誘拐屋になって、嫌というほど見てきたのだから。
だがしかし、この河合兄弟にはそんな事など在り得ないはずだ・・・・
「びっくりさせてしまってすみません。そうですよね。変ですよね。
家族を誘拐しろだなんて、そんな馬鹿げた話、常識で考えてある訳無いって
思われましたよね」「いえ・・・・・」
「ですが、私は真剣なんですよ。弟の広明・・・あ、これ写真ですけど、
どうぞ。今年16になるんです。家にとってはまあ誕生日祝いみたいな
もので、彼の大人になるための試練と大人になってから河合の家の一員と
して恥ずかしくないかの試験を兼ねての恒例行事、それが誘拐なんです。」
写真にはどこにでもいそうな少年が5,6人の友人たちに囲まれ笑っている。
153 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/30 16:07 ID:OlJoKrAg
そんな子供にーいくらその子の為言えどー誘拐などをするとは。
「幾ら何でも、精神的負荷が大き過ぎるのではないでしょうか?
まだお宅の広明君は16歳ですよ。」
椎名はいつもはこんな馬鹿げた忠告などしない。この廃れたビルの地下二階に
ただ悪意だけを抱いてやってくる輩へせめてもの善意で助言を与えたとしても
鼻で哂われるだけだから。だが、昔の友人が、あれだけ弟のことを楽しそうに
話していた友人が、何事もないかの如く営業顔でこんなことを言うとは。
出来るなら、嘘であって欲しい。椎名は願った。かつて共に笑い合った友が、
こんな物騒なところに来ている事、自分の存在に気付かなかった事、そして
背筋の凍るほど冷たくなってしまっていた事、更には自分が、こんな者の為に
働かねばならぬという事実さえも。だが、河合秀明は、そんな椎名の願い
を黙殺し、言った。
「何ですか?貴方は客に対してそんな失礼な態度を取るのですか?
冗談じゃありませんよ。」
「・・・・・・・しょうがありませんね。分かりました、やりましょう。
日時は?場所は?」
ペラペラ喋り出した旧友の話を聞きながらメモを取る。これでいいのだ。
高校生のときからもう六年も経っている。もう時効だ。
椎名はそう自分に思い込ませることにしたのだが、
本当はほかに期待していることがあったのだ。
154 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/30 16:14 ID:X0U5J0iS
__,,,―-、 .'ハ、 .__,,.―-、 .リ'-、 .,、、 ,.-、、 .,,,,,
ヽ l''''" ,/ ....ヽ、 .`-.イ'┘.,i´ ,.ヽ, ヾヽ-、, t-. '〔'i、 /l゙゙| .ヽ,_ .〔ヽ ,//'''ミ'i、
| .{, ,/ .,/,2、.゙'i、 .| .|、.,i´ ,/∠.゙ヽ _丿 ,,ッ ゙i、ヽ\ | .|.,l゙.ニi、 r、\ .| ゙l ,i´l゙ .| ゙l
rニ′.,,,i´_ iソ^,,,八. ゙l tこ .,,,i´_ iソ^,,,八. ゙l .ニ丶 ..,i´.| .| .゙l ゙i、 .| ゙゙i、.| .} | ゙l ゙l l゙ | l゙ .,| .| .}
| .|゚゙゙゙lニニ「'゙.゙>.゙″ .| .|゚゙゙゙lニニ「'゙.゙>.゙″ ./ ,l゙ | | .| | | /.}.゙l | .| l゙ .| | l゙ .l゙ l゙ .| ゙l
,izi" ."ナi二.-/「.\ ,izi" ."ナi二.-/「.\ .,i´ l、 l゙ .|n,i´ ,l゙ .| | .ヽ.゚" 〃 丿 .゙l ゙l_/ ;|、,,,,,l゙ |
.广 ,,/.,,,-‐".,,/^ .゙l"`,,/.,,,-‐".,,/^ ( ./゙''ミ゜ ../ `''''′ .゙-ノ .,ノ ._--‐′ \,,,,,ノ゙`''-.,, _,l゙
.゙'''゜ .゙“''ー'''" ゚''" ゙“'ー‐'" .゙" `'''" ~゙"''″ `
155 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/30 16:17 ID:ZA89WtYU
152、153の馬鹿です。
今書いてる小説の一部分です。
駄文ですが、もし読んでくださったら感想を頂けると嬉しいです。
>>155 取りあえずパッとみの雑感でつ。
・読みやすい。
・依頼者が誘拐屋なんてレアな職業の奴を、いったいどこで探すんだろう?
・恒例行事なら、決まった請負業者がいるのではないか?
・友人の顔を忘れてるってのが、なんか嘘くさい。
・前半で「良くある相談だ」と思いつつ、後半で「ー誘拐などをするとは」などと
相反する感想をもらすのは、キャラが固まってない印象。
・誘拐屋の報酬とか服装、小道具、癖など、主人公のデティールがない。
・でも、なんとなく先が読みたくなる。
恒例行事なのに飛込みでくる→恒例行事は嘘 ってことでしょ。
でもそれを誘拐屋が気が付かずに納得してるのは変。
それとアメリカでは誘拐事件で一番多いのが家族によるもの。日本が舞台(?)とはいえ
そういったことに驚くだろうか?恒例行事とあわせて、事情を聞くのでは。
素人からの依頼は、アラも多そうなので、説教でもして追い返すのでは。
ヤクザとの仕事のほうがリスクが少なそう。
まじめな事件モノとしてはかなりきびしいけど、誘拐屋のパートナーを美少女にして
ライトノベルにすればうけるのかも。
さらっと読めて、いいと思う。とくにおかしなとこもないし。
もちろん、リアルなアンダーグラウンドものとしては成り立たないけど、
子供向けのものならいけるんじゃない?これからの展開しだいだけど。
159 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/31 11:18 ID:X3QM7rXl
>リアルなアンダーグラウンドものとしては成り立たないけど、
>子供向けのものならいけるんじゃない?
微妙にバカにしてるような気が・・・
160 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/31 12:33 ID:rOyMTWLX
情景描写が多くある部分を読みたい。
これで評価しろというのは無理があると思うなあ。
重箱の隅をつつくような事しかできない。
イマイチ意味が分からないのは、一部だけ切り取ったからなのか。
個人的には評価を求める場合、20〜30行で完結する雑文を書いてみたら
良いと思う。
161 :
156:03/08/31 22:44 ID:LQJjV/OD
>>159 んなこたぁーないよっ。率直な感想です。
子供向け=低レベルってことじゃないからね。
162 :
158:03/09/01 00:16 ID:CD6lCwC0
ごめん。まちがえた。↑は158です。
163 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/01 13:00 ID:EIa3HC4A
よっぽど自信のある見せ場のシーンでもない限り
一部分だけで感想どうこうってのは辛いやね。
プロの新聞小説だって1日分だけ読んで感想なんか書けないもん。
それともここに自分の作品の断片晒す人たちって
そういう感想も書けてしまう人なのかの。
新人賞の下読みが「最初の数枚でわかる」とか言ってるらしいのを
読んだことあるけど、それだってきっと
最初の数枚→だめだこりゃ→真ん中辺りをパラパラ→やっぱだめだ
てな程度はやってるんじゃないかの。
>>163 下読みの人が最初の数枚で判断するってのは、それだけ書き出しで読者を引きつけるのが
難しいから。小説のキモと言っていい部分が最初の書き出し部分らしい。
もっとも、最近の応募作品は小説作法の本とか教室などの影響で、
最初の数枚でダメだこりゃってのは随分減ったらしい。
こういうのはエンタメである限り他の分野でも同じで、
映画はOP15分、漫画もあたま5ページが命って言われる。
もちろん、作品自体の感想なんてもてるわけないけど、ダメかダメじゃないか
は一部分で判断可能だと思う。いいかよくないかは判断できないけど。
小説でもやはりある程度公式があって、それなりに読書量のある人ならそれが分かってる。
そういう人が見れば、最初の一枚ですでにダメって判断できる作品もあると思う。
公式以前に正しい文章が書けてなかったらダメだしね。
166 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/03 00:22 ID:8Ul25zdb
リアル鬼ごっこって小説の評価すげえ笑える
167 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/03 02:19 ID:yAxDpBIQ
新人の作品は、最初の数ページが面白くないと、まず売れないらしい。
168 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/03 04:35 ID:Xm55mFF5
なんでなのかね。
ほとんどの人が数ページだけ立ち読みで確認するということ?
でも小説立ち読みしてる人なんて見たことないしな…。
単に最初の数ページが面白くない→そういうのはまず全体も面白くない
→面白くないので売れない。
という感じなのかな。
最初の数ページ面白くすれば売れる、という意味では無いという。
169 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/03 04:49 ID:F3DuTbEG
葛西善三や川崎長太郎をめざしています
最初の数ページを読めば
その人の文章力が分かる!ということだろ。
171 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/03 11:33 ID:GswXltSs
>>168 普通、読まずに買うか?
立ち読みでちょこっと確認してから買うだろ。
うん。最初からこれ買うって決めてたら読まずに買うこともあるけど、普通ちょっと
立ち読みして買うよね。そして、最初の数ページで判断するよね。
173 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/03 23:03 ID:U+USkoeR
今日は泣かれました。
「何であんたこんな裏切り方するの!大学まで(慶応)はちゃんとしてたのに!
周りからどういう目でみられてるか知ってる?あんたが昼間にフラフラしてると
母さん言われるのよ、○○ちゃんはまだ学生?院生なの?できるのねぇって・・・
こんなんだったら無理矢理にでも留年させるべきだったわ!
あんたが卒業しても就職できるからって言ってもう4ヶ月たってるのよ、
普通4ヶ月真面目に真面目にやったらどっか決まるでしょ?それなのにあんたは
朝だけは早く起きて来てやる気あるそぶりみせてるみたいだけど、母さん知ってる
のよ、あんたがパソコンで何やってるか。就職先探してると思ったら、変な
掲示板とか女の人のヌードの画像ばっかりじゃない!○○(妹)に言って
あんたがパソコンで何みてるか見てもらったらもう・・・そんなくだらない事
ばっかりして・・・・(号泣)」
174 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/03 23:42 ID:/D88DSgU
>>173 そか、そう言われると色々考えそうだな。
漏れも世間ではかなりの高学歴(旧帝大大学院博士過程自主退学)ということに
なってるけど・・・でもできることと言ったら語学くらいで、何にもならんし。
でもお前のカキコ読んでうらやましくなったぞ?
漏れは、田舎から遠く離れて独り暮らし。両親は離婚したから、物心ついたとき
から母親はいない。祖母でもあり母でもあった祖母は、昨年他界。
つい最近、何年も連絡をとってなかったイトコ(女)に電話したら、今年の5月に
結婚してた。漏れの親(実の父と継母)とは何年も連絡とってないし、
そのイトコのことすら知らせてくれなかった。
電話でイトコと話してて、涙が出た。
誰も、漏れなんか叱るどころか、目にも留めない。お前がうらやましいよ。マジ。
175 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/04 14:29 ID:O0D8hLaW
言葉の宝石箱、類語辞典。
177 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/05 23:38 ID:UHaR8oMc
賞に募集して一選で落ちている人間の大半は、
会話文を主体にして、地の文で描写をしていない。
178 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/06 00:02 ID:BbkNhxpx
>>177 それはホント? もっと具体的な説明キボーン。
179 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/06 00:34 ID:K4AwE7Wx
会話文ばかりで文章をつないで行くのは、明らかに、映画、テレビ、漫画の
影響。小説と上記のメディアは根本的に違うと考えないといけない。
物語は、地の文と会話文とで構成されている。そして小説は地の文が主体。
ここをしっかりかかずにおろそかにしていると、下読みの段階ではねられるそうだ。
あと、文体が三人称で、会話文の(言葉の)調子で地の文を書くと、
一発でアウト。
180 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/06 00:39 ID:yEKZ6Dko
狭い世界だなあ
>>176 いい類語辞典教えてください。
買ってきます。
>>179 >文体が三人称で、会話文の(言葉の)調子で地の文を書くと、
一発でアウト。
そんなことはないだろ。
自由間接話法というのがあるし。
もちろん使いすぎはよくないが、
最近の小説ではよく使われていると思うよ。
183 :
Mプルースト読んでるヤシいる?:03/09/07 03:12 ID:INmAODFz
思うに小説というメディアがカバーできる表現はかなり限られていると思うんだ。
これをいうのは恥ずかしくもあるんだがやっぱり村上春樹はそこんところうまくやってると思うんだよ。
俺は考えてる。小説にしか出来ない表現、小説にあってるいるものは何か。
これはね心理&詩的表現なんじゃないか!とね
俺はねこう考えてる、個性を出していろんな分野の小説を書こうとファンタジーあり、哲学あり、青春ものあり
大塚なんとかっていう人のキャラクター小説の書き方という本ちょっと役に立ったよ、読んでみ。
184 :
Mプルースト読んでるヤシいる?:03/09/07 03:19 ID:INmAODFz
>173
なんかお母さん言うことかわいいね。
>変な掲示板とか女の人のヌードの画像ばっかりじゃない!○○(妹)に言って
あんたがパソコンで何みてるか見てもらったらもう・・・<もう、がいい
俺住んでるの日吉だよ。
185 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/07 04:55 ID:0ku04RIl
どこそれ
>>183 俺も大塚の本読んだ。
実用的で良かった。
187 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/11 14:45 ID:zZLUeHDZ
知っている人が早稲田でて小説書いて賞もらって
そのあと頭がへんになって、あぼーん。
体弱かったのかな。。。。。。聞いたとき涙が出た。
やさしいおじさんだったのに。本屋さんに勤めていて
本を買ってくださいってほいほいうちでは買った。
189 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/12 16:31 ID:l0hDtEcm
一人仕事は、向いてないと頭いかれやすいね。
周りがいると適度に邪魔されて内向的になりにくいけど
部屋に一人だと思考のループに邪魔がはいらなくてはまる。
全然平気な人もいるみたいだけど…。
190 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/14 20:41 ID:MjfAr6aS
191 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/15 00:11 ID:EIuF2Hsq
小説を自己流で書いているのですが、いつも一次予選で落ちています。
ちょっと的外れな質問になってしまうと思うのですが、
英語の勉強って小説書くのに(作品はもちろん日本語で書くつもりですが)
少しは役に立つもんなんですかね ?
他の言語を勉強することによって、普通の人とはちょっとリズムの違う文章を
書くとか、日本語に対する感性を他の視点から改めて学ぶとか、
語彙や表現を別の角度から学ぶという狙いからなんですけど。
役に立つなら、自己流ですが少しずつ英語の勉強でもしてみようかな、
と考えてるんですけど・・・どうなんでしょうか ?
作品というよりも、文章書くのに、煮詰まってしまっている状態なんですよね。
まあ何でもやってみたらいいんでないかい?
どこに糸口があるか分からんからね。
>英語の勉強って小説書くのに(作品はもちろん日本語で書くつもりですが)
>少しは役に立つもんなんですかね ?
もうとっくに昔に春樹タンがやってまつ。
194 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/15 02:22 ID:K7JZy9/F
>>191 たとえ自己流にこだわったとしても、
@視点のブレ
A感情描写
B情景描写
この3点に注意して書くように。特に視点のブレは致命的。同一段落で視点が
変わってしまうようでは、間違いなく下読みの段階でハネられる。
195 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/15 02:30 ID:5/2Yc6MP
気晴らしに旅行でもした方が、結果につながらなくても楽しいしいいのかもしんない。
>191
私の文章修行とかいう本に、大抵のもの書きさんは
外国語を読み書きできて当たり前みたいな事が書いてあったよ。
言語感覚が鋭くなるみたい。
小説って外国からきたもので
日本では坪内逍遥がはじめて100年前くらいにやったんでしょ?
だったらもとを勉強するために英語勉強してもいいのでは?
198 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/15 12:28 ID:5/2Yc6MP
就職にもつながるしね。
要英語力という仕事の多いこと多いこと…。
199 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/15 13:51 ID:EIuF2Hsq
191です。
みなさんレスありがとうございます。
私の場合、自己流にこだわっている、というわけではなく、
文芸教室に通う時間とお金がないというだけなんです(w
小説の書き方みたいな本は数冊読んだのですが・・・
なんかピンとこなかったんですよね。
ここでのみなさんのレスのほうが、わかりやすくて、
私にとっては勉強になります。
またわからないことがありましたらアドバイスしてください。
取り合えず、英語の勉強を少しずつしてみます。
200 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/16 00:30 ID:iolr8LPs
>>197 バカタレ! 日本初の小説は作者不明の「竹取物語」だ。
また世界初の長編小説は紫式部の「源氏物語」だ。
1000年以上も前に日本で自然発生しとるよ。未熟者め!
恋愛系純文学のはしりは『たけくらべ』か。
あれは現代風のシチュエーションに置き換えたら、賞獲りそう。
パクったらっつー意味じゃなくて、現代の小説だったらという意味で。
203 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/16 20:53 ID:d8b2/Gek
小説家になるために英語勉強するなんて、
えらく余裕があるというか、遠回りな方法だな。
俺には真似できん。
それでも、勉強するという行為自体は偉いと思うが…。
おれ作家志望じゃないんだけど、昼休みにいきなりアイディアが噴き出した
ので携帯のメールにプロットを保存しておいた。今度書いてみる。
205 :
デカルトプラス:03/09/18 18:50 ID:qoGWBdkh
197 :名無しさん@毎日が日曜日 :03/09/15 11:53 ID:4XOPgOX+
小説って外国からきたもので
日本では坪内逍遥がはじめて100年前くらいにやったんでしょ?
だったらもとを勉強するために英語勉強してもいいのでは?
ええ?(苦笑
>>191のようなことを言う奴が不思議でならん。
小説を書く奴って、自分でそれなりの量の過去の名作を消化して、そのうえで
まだ、自分に書くことがあると判断して書くのではないのか?
そうであるなら、あのような疑問はでないと思うのだが。
ある程度、読書量があれば、作品をみる目(自分なりの文章の読み方)ができるだろうし、
それをふまえた上で、自分なりの文章の書き方ができるはずだと思う。
読むことと書くことは表裏一体。
そんなにたくさん本とか読んでないけど、小説家って職業にあこがれてる
ってのなら、べつにそれが悪いとは思わんが、まず無理だよ。
プロの人って、子供のころからの読書量が全然ちがうよ。
207 :
197:03/09/18 20:20 ID:ayPJhs1k
>>205 >>200 間違っていてすいません。
191さん、違ってますんでみんなのレス読んでください。
逆に、みなさん、教えてください。
坪内逍遥は「小説神髄」でしょ。
googleでサーバーエラーがでてはっきり確かめられられない。
むかし国語教師が竹取物語はSFなのだ!とかゆってた。
>プロの人って、子供のころからの読書量が全然ちがうよ。
うん・・・・国語は難しいよ。
おまけに親が与えている本もやっぱり違うし。
うちの親は教養がないからなあ。この、与えている本が違う、というところが
すでにもう、適性がないんだよなあ。でもがんがる。
正解なんてないんだから
好きにやりゃいい。
英語を勉強すれば
良くも悪くも小説になんらかの影響は与えるでしょ。
209 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/18 21:25 ID:/lOqMoEE
>>206 あんた新人賞受賞作を読んだことがあるか ?
短編でも、長編でも読んでみな。
とても子供の頃からの読書量がどうのこうのなんて言えないレベルだよ。
>小説を書く奴って、自分でそれなりの量の過去の名作を消化して、そのうえで
まだ、自分に書くことがあると判断して書くのではないのか?
新人賞を目指す程度だったら、そんなことまで考えてる奴なんて
ほとんどいないぞ。
もしそんなことまで考えてる奴ばかりが受賞してるなら、
一冊の本も出せないで消えて行く新人なんていないはずだろ。
(短編の受賞者の場合)
もちろん、あんたの言う通り、読書量は多いほうがいい。
漏れも色々書いてます。
シナリオ・企画書・ノベル。
過去”とある”売れっ子作家の弟子をしていましたが、
見込が無いと言われました。
だけど、好きな事って止められるもんじゃないです。
クソ文章でも自分で満足出来る物が書ければそれで良いです。
投稿なんかも、年に数回はしてますが、全てボツ。
でも、良いんです。
なんせ、結果発表の日取りも知らないで投稿してるくらいだし。
自分と同期で今は売れっ子作家になった人もいます。
でも、漏れは最早そんな事どうでも良いです。
文章書いてメシを喰えるとは考えても無いですしね。
まぁ、時々は羨ましいと思う事も有りますけどねw
ちなみに書く速度だけは速いですよ。
4時間くらいでペラ換算130枚くらいは書けますから。
・・そう言えば昔、師匠に3回読み直せって何度も言われたけど、
未だに誤字脱字、構成間違い、文法間違いは直んないッスw
211 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/18 22:04 ID:xY+SQXQ/
>>206 職業としての小説家、という話でしょ。
小説界の補完のために小説家になるわけではなく。
>211
???
既成の作家の作品と比べてはずかしくないレベルにあり、かつ、独自の
ものがなければ、職業としての小説家たり得ないでしょ。
完成してても、なにかのコピーだったら、誰も金払ってまで読まないよ。
小説を書くのは、自分に書く価値があると思って書くんじゃないのかな?
過去の作品はこうだけど、自分はこういうのが読みたいと思って自分で書くとか、
人とは違う体験があるとか、ただ単に方法論的なことでもいいけど。
そういうのが無かったらおべきょうして頑張れば何かの賞くらいはとれるかも
しれないけど、職業作家は無理じゃないか?
213 :
206:03/09/18 22:45 ID:kanZdTLU
>212は206ね。
いつも忘れる。
>>210 いまどき徒弟制なんてあるんだねw。売れっ子作家って誰よ?気になる。
214 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/18 22:54 ID:xY+SQXQ/
>>212 私小説のようなものならばそうだけど、職業として確実に
やっていこうと思えば、エロゲのノベライズみたいな仕事をこなすことになる。
ページいくらというその場のみの価値。
誰が金を払うのかは編集が会議で考えること。
作家には編集部が金を払う。
>213
スマソ。
ちょっと言えない。
なんせ、弟子が多いんでバレる可能性もあるんで。
2ちゃねらってのは割れてるんでw
216 :
206:03/09/18 23:22 ID:kanZdTLU
>214
そっち方面のことはよく知らないんだけどさ、エロゲのノベライズを専門に
してる人とかいるの?それで食ってる人。
>215
弟子が多いって、何人くらい?ますます知りたいw
217 :
デカルトプラス:03/09/18 23:26 ID:hBesjTOQ
>>211 ・・すげえ・・。それは400字詰め原稿用紙に換算して130枚ってこと?
俺は今までパソコンに打ち込んでたがパソコンで書くことはもうやめようと思う。
視力の低カが本当に著しいわ目が痛いわで将来的にやばいことになりそうで。
ところで、エロゲ関係ですか?(w
小説家の徒弟制ってのは俺もあんまり聞いたことがないがどういう事やらされるの?
やらされるっていうかどんな指導されるの?
書きたいから書く。
それだけじゃないの?
俺は小説家になれなくても
小説書きつづけるとおもうな。
完全なオナニーだけどさ。
オナニー止められないんだ。
>217
ぺら130枚って言うのは”ぺら”これは200字詰め原稿用紙の事です。
物書きには、400字詰めよりも200字詰めが一般的なんです。
あと、師匠は元は脚本家です。
元々脚本家の世界は、ほぼ師弟関係の世界なんです。
生臭い話ですが、コネが無いと仕事は廻って来ません。
それと、脚本家から小説家に転向する人は時々いますが、その逆は
殆ど例が有りません。
これは、脚本では心理描写を文章に出来ないと言う理由からです。
その点、心理描写がどうにでも書けるノベルの分野は楽ですよね。
それと自学で書いてる方は無視しがちかと思いますが、文法は非常に
重要です。
文法、これは”文章の定型”の基礎でもあります。
逆に言えば”型にはめた文章の書き方”を覚えれば、速く書く事は容易な
事なんです。
ちなみに私が師匠にやらされた事は、文書のファイリングみたいな事
でした。
あとは、私が書いた文を読んで貰って評価を受けるって関係でした。
それと、どうでも良い話ですが、ライターの間ではMS-WORDより、一太郎
とか、マックのテキストエディタ(名前忘れました)が一般的です。
>エロゲ関係ですか?(w
禿げ違いますw
取り敢えず、適当に手短に、思いつくまま書いたので箇条書きみたいに
なりましたが、こんな所でいいでしょうか。
>>218 それが正しいしのかもしれない。
しかし、作家で食っていきたいよな〜。
>>213 あかほりさとる?
弟子に川崎ヒロユキがいるよ
222 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/20 04:25 ID:+AHy9Nid
いやだなあ、エロげーなんて。テンション下がる。
2万6千を4時間か、、、1時間で6千、10分で1千、考えられん。
>>222 段落とか、改行とかが、スカスカって小説多いじゃん。
それに>219は元は脚本みたいの書いてたんだろ。
台詞だけで一行とかなら、10分で1000字ってのも頷けるんじゃない?
1000字を行に見立てると、たったの50行。
書く奴は書けるよ。
マジレスでも無限に書ける
225 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/23 01:05 ID:rd/uk0Zf
>>223
そうかもな、、、
俺には無理だがな、、、
乗ってる俺でも1時間2千文字がいいところさ、、、
このスレの住人のみなさんは、具体的にどの程度まで戦果を
挙げられているんでしょうか? 自分はいまだに一次選考突破のみ。
こないだはじめて応募した(文學界)
そして電話は掛かってこなかった…
予選通過してるといいなぁ。
俺はこの間初投稿したが一次も通過しなかった。
最初から上手くいくわけないので
とりあえずがっくりはしなかった。
まぁバイトもはじめたので気長にチャレンジしまつ。
>>238 間を置いてから自分の書いた文章を見ると、絶対に粗があることが分かる。
やっぱり、気長に、書けば書くほどうまくなると思う。
そういう選考って何次選考まであるんだ?
そして倍率はどれくらい?
231 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/25 23:45 ID:3CRAwN/q
>>227 まあ土曜日まで期待せずに待て。文學界のスレの「25日に電話通知」というのは、
あくまで噂の域を出ない話だ。仮に本当の話だとしても、「前回は25日」というだけのことで
今回の話ではない。まあ、その前後というだけのこと。
ちなみに僕は次、「オール読み物新人賞」に取りかかってる。
30〜80枚のエンタティメントだ。〆切は11月15日くらいだったと思う。
ダメでも次チャレンジしてみそ。
>231
いやーもう諦めて12月〆の文學界用にネタ帳ながめてるよ。
それにしてもうちの近所の本屋は本当に純文系文芸誌が置いてない。
そんな小さな店でもないし、でっかいチェーン店もあるのに
文學界も群像もない。せいぜいあって新潮、すばるが数冊。
河出書房は文藝どころか文庫本棚にコーナーすらなかったり…。
そんな業界の雑誌に真剣に応募する自分が何か笑える。
233 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/26 00:12 ID:bYDuX2OK
てゆうか自尊心のためだし
一つ賞を取ったら足洗って就職するよ
>>234 自尊心というより、折れの場合は、もう趣味みたいなもんです。
236 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/26 21:32 ID:REbbx4z3
経験にない事をどうやって書くかが最近の俺の課題さ。
237 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/26 21:32 ID:dcqV4Acg
履歴書と一緒ですね
238 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/26 21:36 ID:fkqoLzw8
>>232 図書館でまとめてタダ読みだ!
経験は俺も少ないからな。若さと勢いだけで毎回乗り切るのはムズイし。
資料集めて知識増やすしかないな
239 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/26 22:09 ID:aOzMQ8Hm
履歴書と違って、何度も同じ所に出してもいいし、
嘘かいてもいいし、結構楽かも。
(んなこたーない)
241 :
236:03/09/27 04:02 ID:5RQoP3uc
オオーイ!誰か237にスレ一枚やってくれーい。
はーぴ、ただいまわあーって書キコしれ↓>>242
242 :
236再:03/09/27 04:11 ID:5RQoP3uc
でもあれだぜ。この2ちゃんもすごい情報量だぞ。
俺はおもうね、これをうまく急襲できるやつは逝けるんじゃないかとな!
もと正確に言うとだなっ、ここには何か宝があるってことだ。<正確に言ってないやんけ
はーぴ、ただいまわあーって書キコしれ!↓>>243
おい、どうしたんだ?かなり混乱してるようだが。酔っ払いか?
それとも、なにか不幸でもあったか?
まあ、一応言ってやる。
ぱーぴ、ただいまわあーっ
なんか、想像力を豊かにして考えると、236の娘さんになにか不幸があって、、、
まあ、考えすぎか。
人いない。みんなまじめに執筆中か
246 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/01 06:11 ID:UMn0EWRm
おいおい上げんと落ちちまうよ。無職バンは出入り激スィ。
今日俺は金曜日の妻たち、{へ}、つくか?について書いた、
なんですかな?それは?
と思うかもしれないがおれは結構満足してるヨウ、自分の中の部屋が増えた感じだ。
3LDKぐらいになった象。
247 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/01 06:22 ID:fwwHro+S
自宅にいながら収入が得られます。
私はこのビジネスで月4万円手にしました。
「詳細希望」と書いてメールください。
詳しい内容のメールを送ります。
リルケ『若き詩人への手紙』(高安国世・訳)
「自らの内へお入りなさい。あなたが書かずにいられない根拠を深く探ってください。
それがあなたの心の最も深い所に根を張っているかどうかを調べてごらんなさい。もし
あなたが書くことを止めたら、死ななければならないかどうか、自分自身に告白してく
ださい。何よりもまず、あなたの夜の最も静かな時刻に、自分自身に尋ねてこらんなさい。
私は書かなければならないのか、と。深い答えを求めて自己の内へ内へと掘り下げてごらん
なさい。そしてもし、この答えが肯定的であるならば、もしあなたが力強い単純な一語
“私は書かなければならぬ”をもって、あの真剣な問に答えることができるならば、そのときは、
あなたの生涯をこの必然に従って打ちたててください」
↑
つまり、「いま書くことを取り上げられたら、自分は死んでしまう」とまで思うほど、
「書く」という創造的行為を渇望しているのか、否か。
そこが重要だと、リルケさんは申しております。
その想いがないなら「書く」なんて辞めちまえってことですな。
251 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/02 04:02 ID:q+AO+gtK
書いていても死んでしまう。書くことを止めなくても死んでしまう。
なんにせよ死んでしまうのに、なんで書くんだろう。
と思ってしまう。
作者が生きようが死のうが、つまんないものは、読みたくないです。
253 :
ウィンちゃん ◆j.NanasyEA :03/10/02 04:31 ID:KxuhHTNV
254 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/02 04:47 ID:q+AO+gtK
面白いものを書いたところで死んでしまうのです。
255 :
ウィンちゃん ◆j.NanasyEA :03/10/02 04:52 ID:KxuhHTNV
256 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/02 04:53 ID:5rcgUKhg
自分で何が書きたいか分からない…
257 :
ウィンちゃん ◆j.NanasyEA :03/10/02 05:10 ID:KxuhHTNV
>>256 何を目指してるのかによる
職業作家になりたいのなら、売れる作品を書くことが重要
キツイことを言うが、何が書きたいかなどと言っていては作家としては落第
256.
現在、職業ライターをしているのですが
何の決意もないまま この業界に入ってしまったので
(前職は全く書くことに関係ないのです)
自分でこれからどうしていったらいいのか
方向性が分からないのです。
人に聞くなんて自分でもアホか! と思うのですが。
毎回「これでいいの!?」と悩みながら書いていて
だんだんしんどくなってきてて…
家族も編集さんも何故か私が作家を目指していると思い込んでいて
自分はまだそんなレベルではないことを言いたいけど言えない雰囲気で…
>>258 小説家を目指してるの?
目指してないんなら、職業ライターと割り切ってやったら、どうですか?
もう少し具体的に書いてくれると分かりやすいんだけど
どういう職業ライターなのかとか、将来どうなりたいのかなど
傾向からいうとH系が多め。
でも頼まれればいちおう何でも書いてます。
自分は割り切って職業ライターでいいと思ったりもするのだけれど
今だって貯金出来ないほど収入少ないのに
それで先々まで食べていけるのかなぁとか
こういう仕事って若くないと出来ないのでは? とか
色々と考えてしまったりするのです。
しかもダメ板の住人だけあって
将来どうなりたいのか自分で未だ分からない…(苦藁
でもどうしていかなければいけないのかは
本当は分かっているんだと思います。
グチですね、すみません…
>>260 H系か
綺羅光さんの作品は抜けますねw
団鬼六さんのようになるのも良し、本当の作家となるのも良し
冗談はさておき、あなたは何故職業ライターになったのですか?
とりあえず書くことが好きだから、なったのですか?
それとも、ただ単に仕事として選んだだけですか?
丸山健二などは汚れ作品を書いては駄目だと言ってますが、私はそうは思いません
職業で文章を書いているのだったら、それを最大限に生かして将来の野望に活かすべきです
でも、あなたの文章を読んだ限りでは、職業ライターとしての自負は窺えません
ふとした偶然からライターになって呻吟しているような感じがします
書きたいものが生まれたら、書くのもいいんではないでしょうか?
職業作家としては失格ですが
仕事はいろいろありますので
そうなんです。
ライターの仕事をするようになったのは本当に偶然の積み重ねでした。
何の勉強も修行もしてこないまま続けてしまっているので
自分の書くものに自信が持てないのだと思います。
全く出版にも何にも関係ない業界で働いていたので
他のライターさんに知り合いもいないし、編集さんとは微妙に立場が違うし
2ちゃんのライタースレにいっても
皆さんライバル意識がチクチクしてて怖い感じだったしで
悩んでいたのです。でも結局、答えは自分で見つけないとダメなんですよね。
書き続けていれば何か見えてくるでしょうか。
もう少し頑張ってみます。
>>262 キツイことも言ったけど、たぶん、あなたは書くこと好きなんだろうね
できうるのならライターとして大成することを願っています
ライタースレはちくちくの猜疑心の塊かもしれないけど、ライバルを持つことはいいよ
しょせんは自分との戦いだけどね
がんがれ
264 :
大沢無昌:03/10/02 14:25 ID:/NlPfQcH
昔、とある編プロに仕事で出入りしていたころの話。
打ち合わせでオフィスに顔出したら、その日がたまたま、
欠員募集に応募してきた方々の面接日だった。
有名媒体の仕事がメインとはいえ、社員10人未満の零細編プロ。
ところが、「採用は1〜2人の予定」というところに、応募だけで200近く。
書類と筆記を通った20人ぐらいの志望者を前に、代表が開口一番こう言った。
「作家志望という方は、今すぐお帰りください。ライターと作家は違います。
作家を志す方は、安定した仕事を見つけて、その傍らで執筆活動に励んだほうがいい。
今ここでお帰りになったからといって、怒りもしませんし、失礼だとも思いません。
それが私たちのためでもあり、作家を志望する方のためでもあるのです。」
少し離れたところから聞いていたんだが、妙に納得。
ライター道と作家道は、途中で交わることはあっても、
決して同じ道ではないのだな。
まぁ代表としては、「仕事に幻滅してすぐ辞められたんじゃかなわん」
という気持ちもあっての物言いだろうがな。
>>258からは
「自分ではそうでもないと思ってるんだけど
周りの人は私のこと文学的才能があると認めてくれてるんだー。てへ」
という天才自慢スメルを強く感じる。
ある種の小説家がよく
「初めて書いた小説で新人賞受賞」をアピールするように。
ダメ人間なんでこういう鼻だけは利くつもり。
くそ〜〜〜〜!!!
>265
258.
すみません、そんな気は全く無いのですが…。
褒められたり認められたりしたことがあるならこんなに悩んでません。
H系が多いので家族にも友達にも見せたことないですし、
編集さんは仕事のネタ振って受け取って〜というだけ。
いいとも悪いとも言ってもらえないし。
内容が内容だから、男性の編集さんには聞きにくいのです・・・。
でも文学的な内容の仕事でもないし、「いいのか、悪いのか」を
聞くのも何かおこがましい気もしてしまって。
それで悩んでいたのですが…すみません。
>>262 おれは出版じゃなくて広告関係の文章で飯食って10年になるんだけど、
やっぱり今でも自信なんてないよ。いつも不安。
でも気がついたら10年たってた。
>他のライターさんに知り合いもいないし
ライター系の学校行ってみるとかってどうなんだろ?
あなたはもう現場で頑張ってる人だから
カリキュラムにはあまり学ぶことがないかもしれないけど、
そっち方面の友達はできるんじゃないかと思うよ。
おれは10年前に行った広告関係の講座でできた友達と、
プライベート・仕事の両面で今でもつきあいがある。
268 :
デカ○○プラス:03/10/05 02:40 ID:Rxe1ogBU
>>223 ・・・マジレスしてイイのか・・。
元々の原稿用紙はスカスカじゃないんだが・・。
君、原稿書くときは製本されてる小説みたいにスカスカ空けて
書いちゃだめだよ。詰めて書かなきゃ(苦笑
釣られるなよ(w
270 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/05 15:35 ID:VmpYop4h
ワラた
ふ〜んそうなんだぁ
272 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/05 17:17 ID:1ZvKSr9m
宣伝です。
といってもエロDVDの販売や出会い系、金貸しではありません。
今、この無職だめ板で唯一がんばっているだめやんの日記スレです。
みなさんもこのだめやんの日記を読めば確実に応援したくなると思います。
なのに、日記も読みもしないでだめやんの批判をする人がいます。
このへんな批判をする奴らにだめやんは人気がある所を見せつけたいのです。
ですので是非、下のスレでだめやんの事を励まして下さい。
だめ人間の日記 3だめやん
http://human.2ch.net/test/read.cgi/dame/1059220843/l50 よろしくね。
273 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/07 23:12 ID:qjDV+32A
1 交通誘導警備員(旗ふり、かかし、たちんぼ)
2 タクシーハイヤー(雲助)
3 パチンコ屋店員(朝鮮マフィアの直営企業)
4 ラーメン屋見習い(ヤクザかオウムの関連企業。上納金収める)
5 清掃夫(ほとんどホームレス)
6 介護士(月給5万円)
7 軽トラック運送詐欺(ガソリン持って本社集合)
8 ゆうめいと (うんこ)
9 ふとんの押し売り(ヤクザ準構成員)
10 ぶっかけ男優 (正真証明ヤクザの経営するAVプロ)
君はなんだ?
275 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/10 03:53 ID:F5qQfX40
書けない、掛けない、賭けない、駆けない、翔けない、描けない、掻けない、斯けない
アアーーーーーーーーーーーーーーカケーーーーーーーーーーーーーーん!
どうすりゃいいんだ。核目的がわからんようなってきた。自分固有の文体を離れるとまるで迷子の子猫ちゃんだ。
金妻以来ぜんぜんなんだヨウ!
主人公が二人いて一人の方はいいとしてもう一人の余裕かましているキャラのやつがまるで駄目だ。
自分と違いすぎる。書いて手ごたえがなさ杉だ。まるで高校の文芸部みたいにへなってる。
こりゃまずいな。小説自体にむかついてくる。どうしよう?みんあどうしようか、こんな俺。
276 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/10 04:28 ID:qbS+XurI
>>275 誰か友達に置き換えてみるとか、頭の中で。その人の独特な口調があるでしょ。
ライターです。稼ぎはいちおう世間並みかな・・・
一昨日、編集バイトの女の子から激ダメ出しくらった。
全然力入れてなかった仕事だから、しゃーないのだが、
なんつーか、全人格否定された気分。こんなで小説書きます
なんつってる自分が恥ずかしくなった。あー、クソッタレー
やる気でない。つか、集中できん!ハァ、あーもう!!!!
>>273 10もやくざがらみの仕事やってんのなら
清掃夫でも同じ仕事をしていたほうがいいです
279 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/10 15:18 ID:F5qQfX40
>>276
友達なんてもうおらんのです。
みんなどんな時に小説のアイデアって浮かぶ?
それでどうやって書いてる?
私は大抵書こうと思っていないときに浮かぶけど。
お風呂入ってる時、寝る直前、ボケッと歩いているとき、
それと好きな小説(ストーリーのないもの)を読んでるときだな。
一番浮かんで来るのが、何故か昔から裸のランチw
その時々に浮かんだネタやフレーズやいい感じの比喩をネタ帳に書き貯めておいて
締め切り数カ月前にざっと考えた骨組みのストーリーにパッチワーク形式で
はめこんでく、ってな感じで書いてる。
最初から最後まで一直線に書くってことがまずないや。
282 :
事故起こした元・深川警備ですが何か?:03/10/10 20:22 ID:PFB80hax
いい感じな比喩、いい感じな旋律、いい感じな彩色じゃ馬鹿しか騙せないよ
>283
いいんだよ頭の良い人達を騙そうと思って書いてるんじゃないもの。
きちんとプロットつくって、資料を集めて、筋道のたったストーリーを
創り上げて誰にでもわかるように説明して、っていう
そういう能力が欲しいと思ってるけど私にはない。
エンタメを書ける人がものすごく羨ましいんだ。
いつまでも机上だけで、自己満足や自己肯定のためだけに物書きをしてちゃ
成長しないな、と思って応募してるんだけど、なかなか最終候補に残れない。
ふう。
>>284 > きちんとプロットつくって、資料を集めて、筋道のたったストーリーを
> 創り上げて誰にでもわかるように説明して、っていう
> そういう能力が欲しいと思ってるけど私にはない。
> エンタメを書ける人がものすごく羨ましいんだ。
> いつまでも机上だけで、自己満足や自己肯定のためだけに物書きをしてちゃ
> 成長しないな、と思って応募してるんだけど、なかなか最終候補に残れない。
> ふう。
私小説を書いてるんですか?
今月25日締め切りのラノベ新人賞を狙って書いてる……
けれどまだ下書き120枚しか書いてない! 絶対間に合わん!
しかも、最初に何書きたかったか見失っている!
「もうやめよう」と思っちまったのは10や20じゃ足りない
けど、とりあえず結末までは書いてみよう。結末の場面だけは
書きたかったんだっけ……
すまん。何となく弱音吐きたくなったんだ、許してくれ
287 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/11 01:16 ID:ZtP0Tfd3
バスや散歩しているときに、
目の前にある風景を頭の中で三人称の体裁の文章として、
描写をするようにしている。
ハインラインの小説執筆のための3原則
1 書き始めろ
2 書き続けろ
3 書き終えろ
289 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/11 09:43 ID:y5J70S39
>>286
ラノベって正式にはどんなの?
290 :
286:03/10/11 12:15 ID:T4a74FBW
>289
正式に、という問いかけの意味がよく分からんが……
新人賞について訊ねているのであれば、
・集英社のスーパーダッシュ新人賞。原稿用紙250-1000枚。締切10/25。
ラノベ、という言葉の意味を訊ねているのであれば−−ラノベ板行ってくれ。
291 :
デカルトプラス:03/10/11 18:24 ID:b4a+7zJB
>>289 ラノベ=「ライトノベル」ですよ。
作品としては・・滝本竜彦とか(w
wをつけるな。ラノベ書いてる人だっているんだから。
293 :
デカルトプラス:03/10/11 19:06 ID:g/axxrqb
失礼(w
294 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/11 21:48 ID:JL1Xn6JB
高校生のころは、芥川賞とか直木賞とった作品を読んだりしたけど
まったく記憶に残っていない。
まだ星新一のショート・ショートのほうが、ずっと面白いよ。
ショート・ショート読んだあとだと、どの作品も間延びしてて退屈に感じる。
みんな本当に、芥川賞とか直木賞とった作品がいいと思ってるのかなあ。
まわりでも、読んでる人いないんだよね。
好きな本は何ですか?みたいな質問にも、めったに名前が出てこないし・・・
やっぱり、小説家を目指しているような人から見ると、いい作品なの?
295 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/11 21:55 ID:wu5O3Akm
>>294そらあれでしょ、「読み物」か「文学」かって事じゃないの?
芥川だとか直木は「文学」としての評価だろうから、「読み物」として評価受けるかどうかは別で。
冠でとりあえず売れるけれどもね。
296 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/11 22:10 ID:sLd19fXU
小説家か・・・
あこがれた時期もあったな・・・
297 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/12 05:24 ID:Zeo+7W/8
>>294 テレビドラマの感覚で小説などを読むくせがある人は、まず文学は向かないよ。
小説に出てくる登場人物は俳優・女優じゃないし、視点もテレビアングルではない。
テレビは見たハシから画面が流れ、ストーリーは勝手に進んでいくが、小説では
ストーリーは自分(読み手)のペースで進んでいく。時には一気に読み進め、
時にはゆっくり読み、また、いったん読むのをやめて自分でじっくり考える。
結末に至るまでに、途中を何度も何度も読み返す人も、きっと多いはず。
ショートショートが好きでありながら、長編を読むと「間延びがする」「退屈」だと
思うのは、おそらく 【自分のペースで小説を読む力】 が不足しているからだと思う。
長編小説を読むには、読解力や語彙の豊富さだけでなく、それなりの想像力(あるいは空想癖)
も必要だよ。
298 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/12 05:26 ID:XHpj4080
いつも思うんだがこんなとこで泣き言書いてる暇あったら
ネットなり図書館なり行って資料集めたらどうなの?(w
語彙を広げる努力を少しでもしたら?
毎日毎日ここでダベってても文章の練習にならないと思うんだけど。
校正はワープロ(文章ソフト)が楽だけど
たまにはペンで紙に書いたほうが指先の運動により頭も活性化するよ(w
299 :
294:03/10/12 05:58 ID:HzmiTGyv
俺が思ったのは、芥川賞を取ったからといって、生活していけるわけ
じゃないんじゃない?っていうこと。
生活していくには、とりあえず売れなきゃどうしようもない。
賞を取ったら、そのときは注目されるかもしれないけど、その後は
誰も買ってくれないような気がする。
大衆受けするようなものでないと、印税がっぽりもらえないじゃん。
長者番付の常連は、ミステリーだしね。
300 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/12 13:11 ID:CmfxnB6w
ライオンが草を食べているところなんか、小説家が見たがるわけがない。
ただ一人の神が、か弱い子羊と血に飢えたオオカミの両方を創り出し「こ
れを善しと観たまへり」てニヤリと笑ったことに、彼は気づいているのだ。
アンドレ・ジイド
301 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/12 14:44 ID:hVQbmbJC
↑こういう他人の文章を得意げにはりつける馬鹿ってなんなの?
教養主義というやつ。
都市伝説や2ちゃん風コピペ貼る人も同じ。
違うと思うが・・。
同じだよん。せっかく小説書くならそのへんお勉強してくだちい。
何が同じなの?
304がそれを納得いくように説明するのは無理w
307 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/13 17:48 ID:9oyFsjaG
どうせ小説書くなら自分の言葉で語って欲しいよね。
他人の文章のコピペとかじゃなくてさ。教養主義かなんだかしらないけれど。
309 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/14 00:46 ID:9hq8/yOc
>>298 ダメ板の住人が、ダメ出しするのも嫌なんだが、
語彙を広げる努力、と言っているが、語彙が豊富=いい文章が
書けるとは違うだろう。よく類語辞典を引いて、いかにも
一朝一夕で覚えた、普段知らないような言葉を使うことだけが、
文章の表現を広げるものとは限らないだろう?
日常使っている言葉同士の普段とは違う組み合わせや、
いいまわしを考えていくことでも、表現の幅は広がるし、
それが文章の練習にもつながると思うぞ。
ネットで資料集めをやっているのは、ここのスレの住人は大半が
そうやっているんじゃないかと思う。それに、指先程度の運動で
頭が活性化するなら、ゲームでも一日中やっていた方が、活性化どころか
覚醒するんじゃないか?
最後にやたらと w 使うなよ。
310 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/14 00:55 ID:vKUgx3h4
新人賞でも取るしか、本を出してもらう道はないんですかね ?
新人賞なんて、一生かかっても取れないんだろうな・・・はぁー。
自費出版はいやだしな。
311 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/14 00:59 ID:lPwNSeGQ
MEXOは神
>>310 どうせ無理だろって思っていけば続くでしょうしチャンスはあるかも。
綾辻行人なんかは江戸川乱歩賞に出す時取れるって確信してたらしいけどw
その年は結局取れなかったらしいけど、こうゆうタイプに憧れますわ。
313 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/14 02:37 ID:qMfAUx+s
>>309
日常使っている言葉同士の普段とは違う組み合わせや、
いいまわしを考えていくことでも、表現の幅は広がるし、
それが文章の練習にもつながると思うぞ。
ネットで資料集めをやっているのは、ここのスレの住人は大半が
そうやっているんじゃないかと思う。<それだ!良いこといった、チューしてやる。
ラノベはライトノベルの事か。
そうか昔で言うとサイレントメビウスみたいなやつかな?主に中学生が読む感じのものだいね。
書くのが楽しければそれもいいよな、誰かを密かに感動させていればな。でも俺には少し趣味的過ぎる感じがするんだよなあ。
凄いのってあるのかな、良い作品ってことね。偏見なしでいきたいもんだよな。<乱文いかんね
このスレッドからはマイナス思考がプンプン漂ってくるね。
有益なスレでもなんでもない(^^;
315 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/14 16:01 ID:r5DbJURC
もっとダメらしくマターリといこうや。
嫌なら創作文芸板に行けばいい。
316 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/14 17:58 ID:Pr+WUisj
>>314 ダメ板に有益なスレが存在することのほうがおかしい。
?
>>309 批判している相手に「慚愧に耐えません」などと言う言葉を使うバカが物書きになろう、
などと大それたことを考える前に、もっと日本の言葉の勉強をせよ。という意味ではないのか。
320 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/17 22:04 ID:XE/s0IRF
糞スレにも値しないな。ここは。
本気で小説家目指すならここは見ないほうが良いな。
ダウンタウンの番組見てたほうがまだましだ。あれもかなりつまらないが。
スレ見る/見ない関係なく
なれる人はなれるし、なれない人は一生なれないよ。
結局は才能だよ……
小説家目指してきたのに、
急に小説がつまらなくなってきてしまった。
おれ、ほんとは小説好きじゃないのかもしれない。
そのことにもっと速く気づくべきだったかもしれない。
小説なんかにウツツを抜かず、ちゃんと仕事を真剣にすべきだったかも。
それとも今が、単に鬱な状態だからかもしれないが。
才能は素性だけどただの陰性人間が小説書けると思うなよ
>>322 俺も小説に限らず何にでも熱しやすく冷めやすい傾向があるよ。
でも納得のいく物が何一つ書けてないし物書きは一度やめてもやり直しが簡単だから
何だかんだで続いてる。時間が解決してくれるかもよ
326 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/18 14:40 ID:PsPi4ydK
なんだこいつら・・
まともな職にもつかずに惰性で小説書いてるんのか。
俺は325だけど惰性ではないぞ。書けない時はすっぱり一度離れるけど
って変な奴に答えてもしょうがないか
328 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/18 15:44 ID:RnswUKRi
>>326 まともな職についてなくて、惰性で小説書いててもいいだろ。
そもそも、日本なんてちっこい国でのレベルなんてたかがしれてるだろ。
素人なんだし、誰からも原稿の依頼なんてないんだから、
やりたければ続ければいいし、やめたくなったらあっさりやめればいい。
好きにやればいいんじゃねえの。なれる人はなれるんだろうし、
なれなかったら諦めればいいんだし。
329 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/18 15:52 ID:PsPi4ydK
否定するのは勝手だが・・。
「小説でも書いて楽に儲けてーなー」とか
のたまう馬鹿があまりにもこのスレには多いからそういう意味で言ってみた。
330 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/18 15:59 ID:LnvPTunR
世間には、自分の部屋でしこしこ描いていれば、どこかの編集者が超能力でも使ってそれを知り見て
自分にある日デビューしてくださいと請いに来るとでも思ってるバカが多すぎる。
別に小説でも書いて楽に儲けたいってのも動機にしちゃわるかないと思うけどな
それで食い損ねたら手前の責任だし
俺はそこまで自分の実力を過信してないけどw
332 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/18 18:45 ID:98816vo7
デビューできたとして
普通にその後の編集部との打ち合わせとかみなさん大丈夫?
編集者は優しくないよ。
そういうのに絶えられなくなって自殺とかありえそうで・・ここの人ら。
「すばる文学賞受賞者、謎の自殺。遺書に 疲れた 」
なに、まずはそのとき考えればいい
334 :
もんじろう ◆Ehhd8rvY22 :03/10/18 18:58 ID:8MvMEvLf
デビューした後の心配をしてみたいものだよ
受賞なんかできたらどんな酷いこと言われても浮かれてそうだなあ。昔からよく叱られてたし
336 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/18 19:36 ID:mvjtSCZP
ベタな例えでアレだがイササカ先生とノリスケさんみたいな
ほのぼのした関係だと思ってるヤカラが多いんじゃないか(笑
>>331 楽ではないと思うが。
へぇ、そんなに厳しいんだ
怖れることが多い人って辛いね
338 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/18 20:37 ID:Ty7jYzgH
バカでもいいんだよーバカでもいいんだよーと教え込まされ
甘ったれた子供たちが出て行くのは、能力が無きゃのたれ死ぬ現実社会。
大体勉強ができないなんて奴はほぼいない。ただ嫌がってやってないだけだよ。
能力主義大いに結構。まず勉学で一番を目指さして、常に進み続けないと
どんなに惨めな結果が自分に帰ってくるか学校で叩き込め。
339 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/18 20:38 ID:zItyLrq7
恐れを知らない人のほうがある意味やばいかと・・。
受賞したら、最初のうちはチヤホヤされる。「○○賞受賞者」という肩書きだけで
需要がけっこうあるから。
しかし、それもせいぜい1〜2年。その後は地獄を見ることになる。編集の要求が
だんだん厳しくなるのだが、チヤホヤされてしまったせいで、「書けば金になる」と
思いこんでしまうからだ。これは新人が数年で消える典型的なパターン。
むしろ「○○賞最終選考で落選」という肩書きの方が、将来的には「吉」かも。
最終選考に残る実力があれば、どこに持ち込んでもまず編集さんは読んでくれるし、
作品へのアドバイス(見た目は厳しいコキ下ろしである)ももらえる。
まあ本人の心がけ次第ということになるのだが、プロ野球のドラフト一位選手が
チヤホヤされている間に、千本ノックで鍛えられたドラフト下位新人が実力を
付けて伸びてくるようなものだ。受賞だけにこだわることはないと思う。
ようは「苦労は買ってでもしろ」ということか。ただしドラフト(賞の最終選考)に
かからないことには、編集部はその「苦労」ですら売ってくれないので、そこがツライね。
341 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/19 01:53 ID:AUitgsGA
もう25過ぎたらそれだけで「若さ」という売りがロストするから
高齢者はよっぽどがんばらなければなりませんね。
とくに30過ぎてから小説書き始めた人とかはきつそう。
エロ小説の使い捨て作家なんて絶対やりたくないね。
あ、でも結構有名作家が別名でエロ書いてる現実もあるよね。
本業の方手間に小説を年に一本発表するか
エロで食いつないで極貧をいくか。まあどっちもあれですがね。
今日は図書館で5冊借りてきた。本当に図書館はありがたいな。
342 :
もんじろう ◆Ehhd8rvY22 :03/10/19 03:21 ID:AdxubOlj
俺もなんか書いてみようかな、どうせ暇だし。
でも原稿用紙の使い方さえ知らない。
過去スレに原稿はびっちり書くもんだ、みたいなのがあったけど、
初めて知ったよ。
343 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/19 03:54 ID:AUitgsGA
一応原稿用紙をきっちり埋めて全体の文字数を換算するわけですから
すけすけにして書くのは・・だめです。
344 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/19 03:55 ID:AUitgsGA
すかすかといったほうが適当か。
>>336 楽か楽じゃないかは問題じゃないよ。そうゆう考えがモトでも書ければいいんじゃない
どーせダメだったら気づく訳だし。本当にいるからね楽になれると思ってるのがw
346 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/19 07:38 ID:/71ZkWtr
あーずっとパソコンで書いてたけど久しぶりに
原稿用紙に書くと良い感じだ。感覚が新鮮だー。病みつきになりそう。
自由もきくし。
そういえば浅田次郎が講演会でワープロはだめだと言っていた。
あと類語辞典使ってたら語彙が壊疽ってきたなぁ
348 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/19 18:44 ID:J6NozC3p
200枚の作品だと
50P200円だから800円。
349 :
朱弓:03/10/19 19:30 ID:b1HN2IlQ
350 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/19 20:42 ID:k+bkoUp8
なんでホームレスは男が圧倒的に多いと思う?
それは男は現実を見すえられない夢追い人が多いからだよ。
そして挫折して社会から孤立する。
ホームレスの多くが実はまじめな奴が多い。
そして夢見がちで視野が狭く、応用が利かない。
それでいて地道に生きることを敬遠し、他人と違う
行動をとりたがる。
このスレにも将来のホームレス予備軍がたくさんいるじゃないか。
30くらいまで頑張ってダメなら諦めるなんて気楽なことをいってる奴、
そんなお前には残りの人生は死ぬまで茨の道だ。苦痛だ。
絶え間の無い焦燥感と後悔の念。生きてるのがイヤになるほどだ。
351 :
デカ○○プラス:03/10/19 21:06 ID:ZWwXCK9w
知ってる?ホームレスに13万国から支給されること。
ホームレスは勝ち組みだな(w
>>350 夢を持てる奴を妬んでるように見える
それともホームレス経験者か?
353 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/19 22:34 ID:KqVodH2F
>>350 あおるわけじゃないが、夢なんか追いかけてなくても
ホームレスになる奴はなるだろ。夢追いかけて挫折しても、
ならなら奴はならないんだろうし。
学生さんかな ?
職の話だけど、ここ数年の新人賞授賞者は、フリーターや無職も多い。
時代を反映しているのか、時間があるから作品が仕上がるのか。
354 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/19 22:56 ID:OnzbE/oe
>>350 夢を、具体的な過程の果てにある、目的に置きかえればいい。
目的を達成するには、計画が必要。
その計画の中身は人それぞれ。
それと
>>353 の言うとおり、夢を追って挫折=ホームレス
なんて、それこそ安直だよ。
そんなに社会は単調じゃないよ。
>>340 あんなこといって
ひっかかった賞のレベルからおのおの頑張るしかないよ
大賞とったひとをみくだしても仕方ないし。
がんがれ
356 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/20 02:46 ID:3Y88RJgz
じゃあちょっと夢のアル話でもしましょーや。
ワタヤりさのインストールだとどのくらい彼女に印税が
入ったのでしょうか?3000万円くらい?
357 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/20 02:52 ID:OuTzcfeW
乙一読んだ
358 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/20 02:55 ID:2T+N8W6p
正直ヤマジュン作品みたいなホモ漫画見てから男の考えるエロ漫画って
馬鹿だなぁとは再認識した・・・なかには「くそみそ〜」のキャラが萌え女に
なっただけぽいのも幾つかあるし。
359 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/20 15:18 ID:trer20PT
>>356 そんなに印税入ったの ?
でも、彼女はかわいいからいいじゃない。
別に不美人でも、自分の作品で勝負して、その印税が入ればそれでいいじゃん。
本なんか売れた方がいいんだし。
他にも、売れた作家は、きちんと自分の作品を書いて、運がよかったんだよ。
そりゃうらやましいよ。本出して、それが大衆に認められて、金まで儲かって。
ただ、ほんの一握りの人なんだよな。作家っていうと、一般の人はその一瞬でも
成功した人のイメージしかないから、作家は儲かると思うんだろうな。
本はますます売れなくなってるのに、作家になりたくて新人賞の応募は毎年
増えているっていうのはそこなんだろうね。
360 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/20 16:15 ID:oI3/zvBp
さあ?だいたいそのくらいかなーと。
物書きを仕事にすると辛いかもよ。
それこそ24時間365日、物を書くことを考えてなくちゃいけない。
大昔のある漫画からの引用だけど。
「かけない状態でかけて半人前。かけない状態で売れるものがかけて一人前」
(ちとウロ覚えだから正確かどうか分かりません)
そんな状態だよ。
だから本当に三度の飯よりももの書くのが好きって状態じゃないと辛い。
モノは試し。自分で締め切り考えて、もの書きしてみ。辛いから。
362 :
デカ○○プラス:03/10/21 19:44 ID:aHZmhIV+
辛いからなんなの?やめろってか?
それはよけいなお世話でしかないのでは?(w
>>325 どうも。なんとか持ちこたえてみるよ。
しかし、最近涙もろくていかんなぁ。
さらに、アクセス規制のせいで3日も
2ちゃんに書き込めなかった。
364 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/22 11:23 ID:JbjNR1SG
>>361 物書きなんて、好きだからやってるに決まってるじゃん
好きなことをやるのが辛い人間は逝っていいよ
365 :
もんじろう ◆Ehhd8rvY22 :03/10/22 12:24 ID:axnaucAO
>>350 まじめなやつは、ホームレスにならないよ。
最初っから、公務員・大企業狙いでコツコツやってるからね。
366 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/22 23:53 ID:OtdWuMsI
>>362 駄目人間は、ちょっとしたプレッシャーにも耐える事の出来ない人間だから、
とても勤まらないだろうって事さ。
>>364 もまえは多分一生物書きのプロにはなれない。保証しよう。
368 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/23 04:34 ID:ZXKyM+Uz
369 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/23 05:13 ID:JoBjtBiB
サラリーマンは哀しいよな
作家になれるチャンスがあるならしばらく目指してみるのもいいかもな
370 :
361:03/10/23 09:27 ID:fxzSJ8lD
ウダウダと御託はいいから。
キミらの書いたものを読ませてよ。
タダじゃ嫌だってんなら、さっさと本屋の店頭に並べてくれよ。
店頭でぱらぱらめくって、面白そうだったから買うからさ。
期待せずに待ってるよ。
371 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/23 16:40 ID:0pkxIG7v
無理です。ここで理論をごねて愚痴を言ってるだけの人には
無理・・
373 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/23 19:25 ID:yPTgXgXg
いいから早く作品見せろって(w
374 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/23 19:27 ID:piLub80s
>ウダウダと御託はいいから。
せんせー。
>>361の書きこみはゴタクに見えて仕方ありませーん。
375 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/23 19:48 ID:5VVyHaiI
>361は言った。
「ウダウダと御託はいいから。
キミらの書いたものを読ませてよ。
タダじゃ嫌だってんなら、さっさと本屋の店頭に並べてくれよ。
店頭でぱらぱらめくって、面白そうだったから買うからさ。
期待せずに待ってるよ。」、と。
>361は何を意図して言ったのかは分からない。
ただ、彼が他人より高い位置からでしか発言できない
弱い心の持ち主であることだけは分かった。
376 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/23 22:54 ID:fqMax43h
小説家になるためには、とりあえずビールが飲めなきゃだめだよな。
今日は、寿司屋のランチで瓶ビール二本飲んだ。
明日は、トンカツ屋でビールを飲む。
そのトンカツ屋は、ライスとキャベツのお代わり自由だから、
俺はお代わりする。
作家を目指すって、そういうことだろ(w
おれは飲めないが、
飲めるようになろうかな
作家を目指すという事は
フィルターなしの煙草を平気で吸えるようになるということだ。
そう思いこんでいる漏れ。
379 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/24 02:39 ID:XlwAWVXj
1年ぶりに会った友達(女)が葉巻吸ってた。
驚いた。
負けまい。
それ、ネタのようで
多分真実だろうな…。
381 :
379:03/10/25 04:07 ID:iJO5l+9Z
>>380 そう、ほんとにあった話。
大きさ形はほぼ煙草サイズなのだが、色は茶色。
「外国の煙草?」と訊いたら、「これ、葉巻なの」と…。
スレ違いスマソ。
382 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/25 06:20 ID:G1KyzehM
小説書くには2ちゃんとは距離をとったほうがいいかもな。
ここは無尽蔵の宝物だけど小説とネットは根本的に違う世界、
10日程pc触らないでそうきずいたよ。
村上龍の最後の家族を図書館で読んでる。久々に面白いと思う。うれしいな、素直に。
383 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/26 01:08 ID:ab6A4+7r
>>382 >ここは無尽蔵の宝物だけど
ここは、はきだめ。宝物なんかじゃない。
空けても希望も何も残らない、パンドラの箱。
実質がないからな
ネタ自体はマジレスのままではなんの価値もない
自分があるべくと思う形になるまで許せないぐらいの根源的なエネルギーがなければ無理かな
音楽と絵画と文学なんだから
あと異質な経験によって個性が芽生えるというよりも
異質な考え方によるところが大きいかな。
386 :
382:03/10/26 09:47 ID:LZATJYGH
ネット論になったな。>383のいう事はわかるが>384のはもうちと噛み砕いてくれないとわからんな。
>ネタ自体はマジレスのままではなんの価値もない
ここんところを詳しく希ボンボン。
そうか、マジレスは俺の中で勝手に意味が変化してたんだった。
耳にタコみたいなのをマジレスだとしてた。
いいネタであっても表現して描いてなければ文学的に価値がないということが言いたかった。それが一番エネルギーを要するものだしね。
388 :
村上春男1:03/10/26 13:41 ID:lQDrZcL8
■阪神フーリガン 編■
僕は阪神ファンクラブに入った当初、もの珍しさからわざわざ阪神が勝った日に
よくこの儀式を見物したものである。夜の九時過ぎ、阪神が勝ったのと殆ど同時に二
人は道頓堀に姿を見せる。阪神ファンはもちろん、縦じまのハッピにハチマキ、阪
神選手の方はユニフォームに黒のスパイクシューズという格好である。阪神ファンは
人形を持っている。阪神選手はソニーのポータブル・テープレコーダーを提げている
。阪神選手がテープレコーダーを足元に置く。阪神ファンが阪神選手にうやうやしく
カーネル・サンダース人形を差し出す。阪神選手が人形の足をロープで縛りつける。
阪神ファンがテープレコーダーのスイッチを押す。
六甲おろし。
そしてカーネル・サンダースがするすると道頓堀へ落ちていく。
「六甲おろしに―」というあたりでカーネル・サンダースは顔のあたり、「ふれー、
ふれ、ふれ、ふれー」というところで全身が水面下に沈む。そして二人は背筋をしゃ
んとのばして<気をつけ>の姿勢をとり、カーネル・サンダースをまっすぐ見下ろす。
阪神が勝って巨人が負けていれば、これはなかなかの光景である。
阪神が負けた日も儀式としてはだいたい同じような様式でとりおこなわれる。ただ
し順序はまったく逆になる。カーネル・サンダースはするすると上り、店頭に戻され
る。阪神が負けた日にはカーネル・サンダースは沈まない。
389 :
村上春男2:03/10/26 13:43 ID:lQDrZcL8
■巨人の組織力 編■
巨人の唯一の問題点はその根本的なうさん臭さにあった。球団はあるきわめ
て右翼的な人物を中心とする正体不明の新聞社によって運営されており、その
運営方針は(もちろん阪神ファンの目から見ればということだが)かなり奇妙
に歪んだものだった。入団案内のパンフレットと選手規則を読めばそのだいた
いのところはわかる。「球界の根幹を窮め国家にとって有為な選手の育成につ
とめる」、これがこの球団創設の精神であり、そしてその精神に賛同した多く
の財界人が私財を投じ……というのが表向きの顔なのだが、その裏のことは例
によって曖昧模糊としている。正確なところは誰にもわからない。ただの税金
対策だと言うものもいるし、売名行為だと言うものもいる。いや、もっともっ
と深い読みがあるんだと言うものもいる。彼の説によればこの球団の出身者で
スポーツニュース界に地下の閥を作ろうというのが設立者の目的なのだという
ことであった。たしかに球団の中にはOBのトップ・エリートをあつめた特権
的なクラブのようなものがあって、僕もくわしいことはよく知らないけれど、
月に何度か徳光をまじえて研究会のようなものを開いており、そのクラブに入
っている限りスポーツ番組の司会に関して心配はないということであった。
390 :
村上春男3:03/10/26 13:49 ID:lQDrZcL8
■阪神ファンのしきたり 編■
「悪いんだけどさ、六甲おろしは三塁側かなんかでやってくれないかな」と
僕はきっぱりと言った。「それやられると応援する気なくなっちゃうんだ」
「でももう6回だよ」と彼は信じられないという顔をして言った。
「知ってるよ、それは。6回だろ?6回はまだ僕にとっては六甲おろしを歌
う時間じゃないんだ。どうしてかは説明できないけどとにかく試合終了後に
歌うものなんだよ。」
「駄目だよ。三塁側でやると巨人ファンから文句がくるんだ。ここなら一塁
側だから誰からも文句はこないし」
「じゃあ歩み寄ろう」と僕は言った。「六甲おろしは歌っても構わない。ま
だ6回だけど。そのかわりジェット風船だけはやめてくれよ。連られて僕ま
で飛ばしちゃうからさ。それでいいだろ?」
「ジェ、ジェット風船?」と彼はびっくりとしたように訊きかえした。「ジ
ェット風船ってなんだい、それ?」
「ジェット風船といえばジェット風船だよ。ぶんぶん飛ぶやつだよ」
「そんなのないよ」
僕の頭は痛みはじめた。もうどうでもいいやという気もしたが、まあ言い
出したことははっきりさせておこうと思って、僕は実際に六甲おろしを歌い
ながらジェット風船を飛ばした。
391 :
村上春男3:03/10/26 13:50 ID:lQDrZcL8
「ほら、これだよ、ちゃんとあるだろう?」
「そ、そうだな。たしかにあるな。気がつ、つかなかった」
「だからさ」と僕はベンチの上に腰を下ろして言った。「そこの部分だけを
端折ってほしいんだよ。他のところは全部我慢するから。」
「駄目だよ」と彼は実にあっさりと言った。「六甲おろしを歌い始めると、
無意識にジェット風船を飛ばしちゃうんだ。十年も毎日毎日やってるからさ。」
僕はそれ以上何も言えなかった。いったい何が言えるんだろう?いちばん
てっとり早いのはそのいまいましいジェット風船を破裂させてしまうことだ
ったが、そんなことをしたら周囲の阪神フーリガンに半殺しにされるのは目
に見えていた。僕が言葉を失って空しくベンチに腰かけていると彼はにこに
こしながら僕を慰めてくれた。
「き、君もさ、一緒に六甲おろしを歌うといいのにさ」と彼は言って、それ
からジェット風船を飛ばしてしまった。
392 :
村上春男4:03/10/26 13:52 ID:lQDrZcL8
■偉大なる長嶋 編■
「あのね、私、大学に入ったとき巨人ファン関係のクラブに入ったの。巨人
を応援したかったから。それがひどいいんちきな奴らの揃ってるところでね、
今思い出してもゾッとするわよ。そこに入るとね、まず『長嶋語録』を読ま
せられるの。何ページから何ページまで読んでこいってね。巨人ファンは阪
神ファンとラディカルにかかわりあわねばならぬものであって……なんて演
説があってね。で、まあ仕方ないから私一所懸命『長嶋語録』読んだわよ、
家に帰って。でも何がなんだか全然わかんないの、ジミー大西以上に。三ペ
ージで放り出しちゃったわ。それで次の週のミーティングで、読んだけど何
もわかりませんでした、ハイって言ったの。そしたらそれ以来阪神ファン扱
いよ。ユーモアセンスがないだの、ノーテンキ性に欠けるだのね。冗談じゃ
ないわよ。私はただ『長嶋語録』が理解できなかったって言っただけなのに。
そんなのひどいと思わない?」
「ふむ」と僕は言った。
「ディスカッションってのがまたひどくってね。みんなわかったような顔し
て長嶋語使ってるのよ。それで私わかんないからそのたびに質問したの。『
その「今年の清原君はシャープが鋭くなって」ってどういう意味ですか?』
とか、『「今日初めての還暦を迎えまして。」ってどういうことですか?』
とか、『淡口を代打に送ろうとしたときにバントの構えをして「代打、淡口
」と言ったのはホントですか?』とかね。でも誰も説明してくれなかったわ。
それどころか真剣に怒るの。そういうのって信じられる?」
「信じられる」
393 :
村上春男5:03/10/26 13:54 ID:lQDrZcL8
■ナベツネの演説 編■
背の高い選手がビラを配っているあいだ、丸顔のナベツネが壇上に立って演
説をした。ビラにはあのあらゆる事象を単純化する独特の簡潔な書体で「貴乃
花の欺瞞的休場を粉砕し」「松井の穴埋めに全力を結集し」「中村ノリの金髪
に鉄槌を加える」と書いてあった。説は立派だったし、内容にとくに異論はな
かったが、文章に説得力がなかった。いつもの古い唄だった。メロディーが同
じで、歌詞のてにをはが違うだけだった。ナベツネの真の敵は阪神ではなく、
内館牧子のツッコミだろうと僕は思った。
野球すきなんだねー。
俺もそうやって興味持てる世界がほしいなあ。小説とは関係なく、
なんかに夢中になりてー。
395 :
村上春男6:03/10/26 13:55 ID:lQDrZcL8
■さようなら野村監督 編■
野村監督が辞めてしまったあとでも、レイコさんは僕に何度も手紙を書いて
きて、それはナベツネのせいではないし、長嶋のせいでもないし、それは雨ふ
りのように誰にもとめることのできないことなのだと言ってくれた。しかしそ
れに対して僕は返事を書かなかった。なんて言えばいいのだ?それにそんなこ
とはもうどうでもいいことなのだ。野村はもうこの業界には存在せず、サッチ
ーの道連れになってしまったのだ。
396 :
村上春男7:03/10/26 13:57 ID:lQDrZcL8
■松井の穴埋め 編■
「まあ当分巨人戦の視聴率は上がることもないと思うけど元気でな」と別れ際
に永沢さんは言った。「でも前にいつか言ったように、ずっと先に変な球場(
甲子園)でお前に会いそうな気がするんだ」
「楽しみにしてますよ」と僕は言った。
「ところであのときとりかえっこした選手のことだけどな、松井の方が良かっ
た」
「同感ですね」と僕は笑って言った。「でも永沢さん、清原のこと大事にした
方がいいですよ。あんな良いマッチョはなかなかいないし、あの人見かけより
故障しやすいから」
「うん、それは知ってるよ」と彼は肯いた。「だから本当を言えばだな、松井
の後を清原がひきうけてくれるのがいちばん良いんだよ。清原なら視聴率上が
ると思うし」
「冗談じゃないですよ」と僕は唖然として言った。
「冗談だよ」と永沢さんは言った。「ま、幸せになれよ。いろいろありそうだ
けれど、阪神ファンも相当に頑固だからなんとかうまくやれると思うよ。ひと
つ忠告していいかな、俺から」
「いいですよ」
「ナベツネに同情するな」と彼は言った。「ナベツネに同情するのは下劣な人
間のやることだ」
「覚えておきましょう」と僕は言った。そして我々は握手をして別れた。彼は
東京ドームへ、僕は甲子園のぬかるみへと戻っていった。
397 :
村上春男8:03/10/26 13:59 ID:lQDrZcL8
■愛のジェット風船 編■
カーテンを閉めた暗い部屋の中で僕とレイコさんは本当にあたり前のことの
ようにお互いのジェット風船を求め合った。僕は彼女の風船のビニル袋を破り
、輪ゴムを外し、風船を取り出した。
「ねえ、私けっこう不思議な人生送ってきたけど、十九歳年下の男の子にジェ
ット風船を膨らまされることになるとは思いもしなかったわね」とレイコさん
は言った。
「じゃあ自分で膨らませますか?」と僕は言った。
「いいわよ、膨らませて」と彼女は言った。「でも私のジェット風船しわだら
けだからがっかりしないでよ」
「僕、レイコさんのジェット風船のしわ好きですよ」
「泣けるわね」とレイコさんは小さな声で言った。
「ねえ、大丈夫よね、破裂しないようにしてくれるわよね?」とレイコさんは
小さな声で僕に訊いた。「この古さで破裂すると恥ずかしいから」
「大丈夫ですよ。安心して」と僕は言った。
ジェット風船を大きく膨らませると、彼女は体を震わせてため息をついた。
僕は彼女の背中をやさしくさするように撫でながらジェット風船を何度か膨ら
ませて、そして何の予兆もなく突然発射した。それは押しとどめようのない激
しい発射だった。僕は彼女にしがみついたまま、ジェット風船の中に何度も空
気を注いだ。
398 :
村上春男:03/10/26 14:01 ID:lQDrZcL8
■登場人物紹介■
僕…神戸出身の生っ粋のトラ党。阪神ファンを東京に広めるべく単身上京。し
かし、松井無き後、巨人サイドが視聴率を上げるために阪神を頼みの綱にして
いる事実を目の当たりにし、「巨人は阪神の対極にあるのではなく、その一部
として存在している」という思想に開眼。
直子…トラ党。昔の恋人がある日突然にG党に寝返ってしまったことにショッ
クを受け、現在療養中。
緑…かつてはG党だったが、周囲のコアな巨人ファンについていけず、アンチ
巨人へ転向。
突撃隊…東京出身のトラ党。周囲にトラ党が少ないせいかタイガースファンと
しての流儀をよく知らず、しょっちゅう"僕"を困らせる。
永沢さん…G党のエリート。しかし巨人の動向を冷静に分析。ナベツネの後釜
を狙っているとの噂も。
ハツミさん…ナベツネを嫌いながらもナベツネに似てきている永沢さんを淋し
い目で見ている。本人は野球に全く興味なし。
レイコさん…古参のトラ党。昨今のダメトラぶりからノイローゼになってしま
い、現在、直子と共に療養中。時々直子のためにギターで「六甲おろし」を弾
く。
399 :
村上春男:03/10/26 14:03 ID:lQDrZcL8
皆さん、酷評をお願いいたします。
個人的には、小説よりもシナリオ向きかな、と思いました。
なま、言ってすんません。
402 :
村上春男:03/10/27 12:02 ID:h48Nuqdy
いいんです、いいんです。
それよりも題名は『ノルウェイの虎』のほうがよかったかな・・・。
そうか、そもそも文学の素はネタじゃなかった。
モチーフだ。ネタというと新聞とか2ちゃんねるとかホームページのコンテンツみたいだ。
文学や美術ならネタといっても当てはまる感じするけれど音楽の、特にクラシックの素がネタであるわけがない。
エッセイならネタでよくとも文学はモチーフでなければなかなかうまく成立たない。
ゲームのサントラならばよいと思われるメロディーをネタとして操作していることもあるだろうけれど曲として短いのでモチーフでなくとも成立つわけだ。
村上春男さんの文章は面白いけれど酷評するなら小説としては難しいという感じか。
404 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/27 13:03 ID:Mk6Uismo
「リアル鬼ごっこ」を励みにします
406 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/27 18:43 ID:m5argzb4
17点だな。主人公の感性と、サイドストーリとの関連が薄い。
それと、女の子をもっと魅力的に書いてみよう。
酒場の乱闘シーンは、ハードボイルドっぽくてよかったので合格。
えっ?というかみんな元ネタは読んでるんだよね?
元ネタって言葉は違うと思うけど、まあ一応。
なんで創作文芸板にさらさないの?
何か理由ある?
林真理子さんみたいな小説家になりたい。
今日NHKにでていて
いじめられたから見返してやろうと小説家になったんですって。
わたしも虐められてばっかりだから小説家になりたい。
あんまり関係ないかもしれないけど。
家族がとくに兄があきれていた。
妹の職業はなんだと聞かれて
「妹は江戸川乱歩みたいにたくさん職をかえています」
とか吐いたみたいで欝・・・・逝ってきます
>>410 偉そうな事いわせてもらうと、いじめられた経験だけを売りにして書くと、ものすっごく暑苦しいから、最低限読む人の事考えて書いた方がいいですよ。いじめの経験てそんなに珍しくもないし。
>>411 ありがとうございます。
逝ってきます。
>てそんなに珍しくもないし
題材に選ぶ方は多いのでしょうか。
あと、それを売りにするのは、自分も、自分を甘やかしてダメにすると思う。
それよりもいかに虐められてそれからどうやって跳ね返して生きてきたかのほうが
生きる希望を与えると思う。
林さんは、いじめられたってのは脇で、本筋はそこじゃないから。
わたしも全部いっしょとはずうずうしく思っていません。
林さんごめんなさい。
毎日新聞のちいさな、童話みたいな応募作品で
学校がいるのがいやになって学校をとびだして
もっとわたしは自由なんだとか、
蛇をひろってポケットにいれて、いじめられていたけど
好きな男の子と仲良しになれたとか。
ああいうのがすきなんですが。
批評は、「痛い」ですね。でも、とありました。
>ものすっごく暑苦しいから
それなのかなーと思いました。なんて、もちろん、元は自分の
虐められ体験から共感することです。
>>412 いえいえ、僕も自分の事を棚に上げて偉そうな事いってしまいすみませんでした。
偉そうついでに言わせていただくと、いじめをバネに立ち直った話などは女性作家にはありがちなので、なにか+アルファが必要かと思います。
>>414 申し訳ありません。
>なにか+アルファ
そうでしたか。ありがとうございます。
よく考えますし、好きな女性作家さんはたくさんおりますので
もっと読んで学びたいと思っております。
うまくいえませんが、とにかく、自分の好きな「小説」という場所を消化できないで、
鬱憤晴らしなどして汚したくないです。というのは、
鬱憤晴らしだけなら自分内ですませればいいし、自分の中にとどめて
おけないのは自分はだめな気がします。
小学校の先生はよくわたしが「いじめられるから助けてください」
といって2回注意してくれましたが、
「あとは自分で解決しなさい」といわれて
自分でいろいろ考えました。
基本的に自己防衛は自分でなんとか自然にしてるものだと感じました。
>>415 プロでもないのに偉そうな事を言ってすみませんでした。
暑苦しくならないように、逆サイドから謗るようにして書けばいいと思う。
発想が貧弱で思いつかないけどたとえばいじめっ子に恨みがあるなら
いじめっ子が苦手にするようなものを書いたりスノッブを馬鹿にしたい
のなら健康的な人を称えるように書いたり。
美しいものを書くときには醜いものに接して生まれた嫌悪感を原動力
にするほうが単純に美しいものを称えるような書き方よりも、力の入っ
たものが書ける
いじめられっこが人よりも美しい物事を知っているのは人よりも醜さを知っているから。
周りに美しい人しかいなかったら、その美しさには気が付かないものだ
420 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/30 02:17 ID:lQzZqhFm
ヘッセの話を真に受けて、本屋でバイトし作家を目指す
昼間は汗かき、夜は小説書き、いつかは芥川賞
投稿作品第一次審査落ち、なぜなのか
挫折が俺を強くする、そう自分を励ます
書いても書いても無視される、箸にも棒にもかからない
この苦労をいつか自伝で書くだろう「あの大作家も昔は苦労したのね」
今度もやはり一次落ち、新人賞はあきらめた
三流作家の審査員になにがわかるのか、世間が読者が大衆がおれを支持するであろう
200万円かけて自費出版、これでついに俺は世に出たのだ
さあ、見よ、そして崇めよ、大作家の登場を! しかしいっこうに反響がない
いまは作家をあきらめた、さんざんな目にあった
気がつけば俺も30歳、無駄な道、回り道をしたものだ
そしていまは引きこもりのNEWSを見て
ニヤニヤ、ニヤニヤ、ニヤニヤよ
引きこもりのNEWSを見て
ニヤニヤ、ニヤニヤ、ニヤニヤよ
引きこもりのNEWSを見て
ニヤニヤ、ニヤニヤ、ニヤニヤよ
いつしか、ひきこもりのNEWSをみて笑う俺がいた
そして、引きこもりのNEWSを見て笑う俺を見て、泣く俺がいた
ヘッセの話を真に受けて
本屋でバイトし作家を目指す・・・・・・・
421 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/30 02:49 ID:0VsCPlgm
結果が出ないのは辛いだろうが、
今こうしているこの時間でさえ、淡々と冷徹と時間は進んでいたりする
俺なんておととい終わっているはずの仕事が、まだ終わらない。
無駄な時間は1秒も無い。
必要なのは生活している、という事と、あと時間。
それらは全て、その時その時の小さな結果の上で動いている。
>>420 純文志望? つーかコピペっぽいけど・・・まあいいや。
純文だったらどうせ売れないんだし、ちゃんと歴史に残る作品を書こうとしなはれ。
自費出版でも良い。あるいは同人誌でも良い。
本当に良いものは絶対・・・とは言わんが、残る可能性はそこそこある。
ただし勉強は猛烈にしなはれ。
半透明の膜に覆われた緑色の花茎を箸で掴み、恐る恐る、口へと放り込む。味を感じる
前に、若草特有のツンとした臭いが鼻を捉え、続いてそれすら忘れ去る程の苦みが現れ
た。「苦いなあ」と顔を顰めた僕に「それがいいんだよ」と父はビールを飲み干す。ビー
ルすら満足に飲めない僕は、フキノトウの天ぷらとビール、二つのえぐみを楽しんでいる
父を横目に、それをゴクンと喉の奥へ、半ば無理矢理に押し込み、箸を置いた。
人間の食べ物じゃ無いな、そう思った瞬間、ふと一つの疑問が浮かんだ。
何故、みんなはこんな苦くて不味いものを有り難そうに食べるんだろう、と。
スーパーではフキノトウだけでは無く、コゴミやタラノメまでもが結構な値段で売られ
ている。ちなみに僕が口にしたのは庭に生えていたのを摘んだもの、つまり、タダだ。有
る意味、雑草と変わらない、いや、雑草そのものだ。そう言えば『雑草という名の草は無
い』とか誰かが言ってたなあ、誰だったっけ。雑草が如何に邪魔かすら知らない手の綺麗
な奴が言ったんだろうな、きっと。
「もう食わないのか」
逸れていった思考を注意するかのように父が口を開く。
さっきと同じようなことを言うと、まだガキだなと鼻で笑われた。
ガキと言われても苦いものは苦い、そう思うだけで、再び舌の上にさっきの痺れるよう
な感覚が甦る。僕はお茶でそれを洗い流した。
雑草のくせに、僕は箸でそれを突ついた。転がるそれを見て、僕はハッとした。
そうだ、雑草なんだ、こいつは自然の脅威と害虫の恐怖を勝ち抜いた勝者なんだ、この
苦みは、そんな激しい環境を生き抜いたこのフキノトウの人生なんだ、厳しさの味なん
だ。こいつがくれるのは、旨味や栄養、そんな陳腐なもんじゃ無い、生きていくことの辛
さ、他の生命を食することの意味、それらを身を持って僕に教えてくれているんだ、苦み
という遺言で。
僕は箸を置くと、頂きますと両手を合わせ、フキノトウを再び食べた。やっぱり苦かっ
たが、見つめる父に、でも、悪くないね、と僕は答えた。
僕はこの日、三つ目のフキノトウを口へ入れた。目を閉じ、その味を記憶の片隅に焼き
付けるようにゆっくりと咀嚼した。一瞬、苦みの向こう側に何か違う味を感じた、そんな
気がした。僕は来年も、それ以降も、また食べようと思った。この苦みを楽しめる、そん
な時が来るまでは食べ続けようと深く誓った。
フキノトウを食べたら不味かったんで
その苦みに意味を持たせようと、少し脚色してみました。
どんな感じでしょう?
誰かなんか言ったれよ。
428 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/31 16:03 ID:lgQlrL3x
>フキノトウ
そんなにちゃんと読んでないけど文はしっかりしてるんじゃないかな?
咀嚼なんて俺、簡単に出てこないな。
何でフキノトウをクローズアップするようになったんだい?
429 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/31 17:18 ID:mP+36CJ6
>>426 批評できる文じゃないよなあ。
何かあるわけでもないし・・・
人の日記を読んでも、別に何も感じないってのに似ている。
>>428 庭に生えていたのを食べたら不味くて
んでもってスーパーで結構いい値段で売ってるの見て
何でこんなの食べるんだろって思ったから。
だいぶ前の話だけど。
ツクシもそのまま食べたらマズイだろ
432 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/11/01 11:31 ID:DjjQxs/H
選評から抜粋
生活体験の乏しい若い人が、二、三百枚の長篇を書こうとするときの困難さが、
今回候補作六篇を読んでいて、強く印象づけられた。まず、知り得た世界が
狭く限られているので、人間関係が親族中心になりがち。登場人物たちは外部
の異質な人間と知り合ったり格闘したりしない。親や兄弟姉妹、あるいは婚姻
や性関係も含めて、みな同じ小さな円盤の上に乗っている。その小さな円盤上
の人物を動かして小説を書かなくてはならない、となると、登場してくるのは
心理的な病癖である。幻が視えたり記憶障害にかかっていたり。限られた舞台
を小説的に深めようとする場合、病癖はとても便利な道具なのだ。病癖まで行
かなくても、エキセントリックな人物が必要になってくる。
(中略)
「エキセントリックな性格」をもった「限られた人間関係」が、都合よく「説明」
されていく、と言えば少々酷かも知れないが、やはり幼いのだ。それでも単行本は
出版される。賞の候補にもなる。候補になれば受賞するかも知れない。
そうやって、若さという商品価値が消費されていくのだろうか。
みんなの尊敬する作家は誰?
ちなみに俺は司馬遼太郎
安部公房・カフカ
好きな作家はと聞かれたら村上春樹かな
春樹の小説の主人公は大半がダメ人間だなw
435 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/11/01 23:20 ID:iRkezFUE
>>434 最近の日本の作品を全然読んでないワケか…。
それで何?日本在住で小説家を目指す?はぁ?
目 を 覚 ま せ
好き
藤沢周、吉田修一、大沢在昌、恩田陸、東野圭吾、本多孝好、奥田英朗
嫌い
角田光代、村上春樹、椎名誠
>>435 俺は434ではないが、小説を書くのに最近の日本の作品を読む必要なし。
>>436 でも、東野圭吾って村上春樹の二番煎じじゃない?
まあちらっと立ち読みしただけなんだけど。
じゃあそんなこと言うなって?いや、そんなもんでしょ。
東野が春樹の二番煎じ……
こりゃまた斬新な意見だこと。
まぁそこにはあえて突っ込まないことにして・・・
俺も藤沢周は好き。
とりわけ、無職になってからというもの、
ヤツの書くものは自分にとってド真ん中のストライク。
吉田修一っていいのかなぁ?
441 :
434:03/11/02 09:29 ID:if4DKr4+
>>435 どこをどう読めば最近の日本の作品を全然読んでないと判断できるのですか?
目 を 覚 ま せ って何に目を覚ますんだよw
442 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/11/02 12:18 ID:WEj7Vxlw
文学的素養のないヒッキーなんですけど小説家になれるでしょうか?
よっぽどバカで軽くて低俗な内容でしかも漢字の少ない文章しか読めません。
バカが応募するにうってつけの小説の大賞とかにですか?
>>442 馬鹿にはしていないけど
ライトノベルはイラストと補完されて小説に力が増すので
まずはラノベで力だめし。
でもラノベもなれるとそれでおしまいになるから、
最初から目指したいジャンルがあったら遠回りせず
そちらを目的にしてほしい。
444 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/11/02 13:20 ID:sKfCF5wu
春樹村上は文体がキモイ、
あれを読むと自分の人生が痩せるからもう読まん。
無職から小説家になった人っているの?
446 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/11/02 22:56 ID:xz6wlMHz
「失楽園」(ミルトンの方じゃない)渡辺某。
文章薄すぎ、文章が簡易明快とかそういう以前の問題。
なんで、こんなんが、選考員に慣れるのか謎。
447 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/11/02 22:57 ID:Hf0BtHwC
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448 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/11/02 23:09 ID:b1JPhcap
関係ないかもしれんがリレー小説で文章が月姫っぽいですね、影響受けてるんですか?とかなんとか。ようするに俺はエロげーなのか・・・
449 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/11/03 01:46 ID:2W8AbkHv
>445
みんな生まれた時は無職
想像力のある人間は外形的な思考をあまりしていないだろう。
容姿や学歴やお金より性質や知能や動機に興味がある。
形のいい身体より質のいい肉体を求める
穴埋め式のシナリオ制作本を買ってきたけど、穴埋めだから簡単と
思いきや、つまずきまくりでなかなか難しいね。
そこらへんにあるフツーの作品も結構考えられているんだなーと、今更ながら思った。
454 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/11/04 18:19 ID:roHrXhlf
455 :
428:03/11/04 18:28 ID:roHrXhlf
>>僕はこの日、三つ目のフキノトウを口へ入れた。目を閉じ、その味を記憶の片隅に焼き
付けるようにゆっくりと咀嚼した。一瞬、苦みの向こう側に何か違う味を感じた、そんな
気がした。僕は来年も、それ以降も、また食べようと思った。この苦みを楽しめる、そん
な時が来るまでは食べ続けようと深く誓った。
ここのところは臭いな、、、仮に父が吹野等が好きでかつ父が死んじゃってたらいいけど
何もないならやっぱり臭いな、
457 :
454じゃないけど:03/11/04 18:50 ID:Ss0i224Y
>>456 俺、マンガ家志望です。
こういうのあるの知らんかったよ、情報サンクス
458 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/11/09 01:35 ID:LbAX+RMB
下がりすぎ
459 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/11/09 02:13 ID:dSLoYePM
460 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/11/09 11:22 ID:2Ip7K4Ip
文学界新人賞、また無職が取ったね。
461 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/11/09 12:31 ID:b4C8wFyg
↑ソースきぼん
462 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/11/09 18:57 ID:QuZBa8a3
藤沢周が「自分は“好奇心”というものをまったく持ちあわせていない」と
文藝の冬号で語っているね。
それが編集者を続けるには致命的な欠点だった、とも。
466 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/11/13 23:56 ID:D4+eM/+o
下がりすぎage
467 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/11/14 00:19 ID:Yn84QQ33
二次元ドリームマガジンに投稿考えている。
そこのアナタも一緒にエロライトノベル作家を目指さないか。
>>423 >半透明の膜に覆われた緑色の花茎を箸で掴み、恐る恐る、口へと放り込む。味を感じる
>前に、若草特有のツンとした臭いが鼻を捉え、続いてそれすら忘れ去る程の苦みが現れ
>た。
書き出しで肩に力入りすぎ。表現がくどい。「文学」を意識しすぎ。
あと言葉の使い方も…。
たとえば「恐る恐る」と「放り込む」は相性悪いだろ、みたいなね…。
でも、ここから先はけっこうよく書けてる。
三割文章削ってみたらどうかな。もっとよくなると思う。ガンガレ。
470 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/11/15 16:22 ID:aJN46VC5
小説書いてみることにした。
これからがんばるよ。投稿とかする。
471 :
案山子:03/11/16 23:10 ID:JouEf5wr
=三=
( ・ω・)ノ お仲間がいっぱいいる〜w
( ★ )
》 》
ぼうや、作家や作曲家に、脳みその容量ってやっぱり重要だと思います?
うん、ちゅうしょうせいはようりょうから生まれるものだと思います。
小さい脳みその人は社会に出たほうが幸せに過ごせると思いますか?
はい、せんたくしが限られるのでけつだんりょくが一貫しているのでみんなそれならついていこうってなります。
>>469 批評、どうもです。
やっぱり、くどいか。確かに力入れ過ぎかも。
「花茎」なんて辞書で見つけた言葉だし。
「恐る恐る」と「放り込む」は、
「ほんとに食べられるの?」+「ええい、食べてしまえ」てな感じなんだけど
やっぱ、おかしい?
ま、色々アリガト。勉強になるさ。んじゃ、ガンガルわ。
>>493 くどい、っていうのはちょっと言葉が悪かったかな。
これはね、もうちょっと読者の想像力を信用したほうがいいよってこと。
頭の中に描いた絵をそのまま描写するとどうしても表現がくどくなる。
例の書き出し部分でいうとね、「箸で掴み」はいらないよね。
「それすら忘れ去る程の」もいらないよね。忘れ去るっていうほど時間は経ってないだろってことだよね。
どうせだったらかみ砕く瞬間の歯触りとか、舌に広がる苦みとかえぐみの描写をしたほうがいいと思う。
匂いが鼻を捉えるっていう言い方も、もう一工夫ほしいな。
匂いにはさ、鼻の穴から入る匂いと、口から鼻に抜けてくときの匂いがあるでしょ。
ありきたりだけど「匂いが鼻腔に〜」みたいなね。
もちろん俺がいま書いたことが百点ではないですよ。
まあ、言い出したらきりがないけど、とにかく推敲、推敲、また推敲。
推敲なくして上達なし、だからね。
フキノトウさんの目のつけどころはとてもいいと思うので、マジがんばってほしいと思います。
誤字脱字あったらご愛敬ってことで……。長文すんません。
へ〜。そうかぁ〜。
俺は文章云々以前の問題だと思うけど。だって何も無いんだもん。
どうということもないことを、ありきたりな一見「文学」風の鋳型にはめ込み、
意味づけしてる。そこにはほんとに何も無い。
お笑いでいうなら、オヤジギャグみたいなもんでしょ。オヤジギャグに批評もなにもない。
オヤジギャグを道具として使うのなら、なんらかの効果があることもある。
例えばダウンタウンの松本がオヤジギャグを使うのなら、批評する余地はあると思う。
それはオヤジギャグそのものをほんとに面白いと思ってるおっさんとは違うわけでしょ。
ただ「ネコがネコろんだ」で、どうですかって言われてもなあ。
作品じゃなくて表現の練習として書いてるんだと思われ
>>476 ああ、考え方が根本的に違うんだね。
「はじめにイメージ、テーマありき」ではないのか。
そのイメージやテーマにそって文章の形ができるんじゃないのかな。
作品をはなれて文章だけを批評するってことは、可能なのか。
英作文を英文法にそって添削するように、文学的作文を「文学」文法にそって
添削するってことか。ふ〜む。まあ、それは批評じゃなくて、添削だな。
でもなぁ。作家目指すくらいなら、それなりに読書量あるはずだし、そのレベルは
クリアしてるんだと思ってたけど。
オヤジギャグの枠組みで練習しても、オヤジギャグの上手い人にしかならない
と思うけどなあ。
まあ、俺は文章修行してるわけじゃないし、よくわからんが、少なくとも俺は
上手いだけのオヤジギャグ的作品なんて読みたいとは思わんな。
最近(嫌ないい方だが)、賞を取ることを前提とした、文章を書く
コツがつかめてきた。二次選考を突破できず、五年前に一旦、文章を書くこと
から遠ざかっていたんですが、最近また文章を書き始めると、だんだん
それまでの悪い部分が客観的に見られるようになり、文章の無駄をそがれ、
筋運びもだいぶましになってきた感じがします。
次は、二次選考突破できると、いいけれど。。。
とにかく、あきらめないで、地道に書き続ける。
>文章の無駄をそがれ、
格助詞間違えた。いかんいかん。
>文章の無駄をそがれ、
正しくは、文章の無駄がそがれ、だな。
助詞間違えた。いかんいかん。
羨ましいな皆・・・・俺なんか 頭くらいしかかけないョ>鬱
↑こんな短文でも 日本語おかしいw 駄目だな・・・・・
>>475 一応、テーマはあるよ。半ば無理からのこじつけだけど。
ただ、それがくだらなく、つまんないって批評はしかと受け止めます。
あと、俺の場合、内容で読む場合も、表現が好きで読む場合もある。
だから、今回の場合は、文章としてどうかってことを聞きたかったのも事実。短文だしね。
この表現おかしいとか、ここは削れとか。
>どうということもないことを、「文学」風の鋳型にはめ込み、意味づけ
一応、これが狙いなんで。
オヤジギャクとして体裁は整ってるとプラスにとっちゃうよ?
>>477 >「はじめにイメージ、テーマありき」ではないのか。
>そのイメージやテーマにそって文章の形ができるんじゃないのかな。
その言い方こそが「オヤジギャグ」的、ステレオタイプなんだよ。
そんなこといまさら口にするのは、ちょっと恥ずかしいと思うぞ。
>>483 そうか?
じゃあどうやって自分の文章の形が決まるんだ?
考えがあっての反論なら、説明してもらえるか?
>>482 俺の考えでは、まず目指すものありきなのね、だから、その目指すもの、狙い
がいわゆる「文学」的であること、だったら、誰かの批評にもあった「文学」
を意識しすぎだ、ていうのも意味をなさないと思うけど?
485 :
475:03/11/20 13:09 ID:/Bjm8AbD
>484は475ね。
よく真実を疑うことから始めろとかいう人がいるけれど
疑おうとして疑ったことなんてどうせ数学的には調和していない。
疑うことは常に自然発生でなければならないね。
作ろうとしたものはどうせ欺瞞なんだから僕は同意します。
でもこれは純文学に於いてはか。SF作ろうとしている人はまた別なんだろう。
>>484 >じゃあどうやって自分の文章の形が決まるんだ?
質問の意味がよくわからない。文体ということ?
488 :
475:03/11/21 01:14 ID:Bc/QVq0Y
>>487そ、そんなぁ〜。 _| ̄|○
いや、確かに文章の形って言い方はぼんやりとした表現だよ。
でも、それの意味が話の流れでつかめてないってことは、
>>483で引用してくれた
俺の文の意味もつかめてないってことじゃん。意味もよくわからずに批判したのか?
まあ、いいや。
うん。そうだね。一言で文体。文章のスタイル、語彙語法、等々、一般に人が文章
を読んで批評の対象とするものの総体。
そういうものは、まず自分の表現したいイメージなり物の捕らえ方があって、
それによって決まるではないかなと。
で、逆にそういう考え方のほうがステレオタイプだということなので、
どういうふうに考えてるのか説明して欲しいわけです。
もしかして俺も考え直すとこがあるかも知れないから。
489 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/11/21 22:33 ID:eZtscr/m
80年代以降、サブカル系メディアの氾濫によってセカイ系、いわゆる不思議ちゃんは増加の一途である。
セカイ系故の犯罪といえばリスカに始まり果ては家族皆殺しなど凶悪なものがある一方、
逆にセカイ系であるが故に及ぼす社会へのプラスの影響は皆無と言える。
もちろんメディアでのセカイ系規制がセカイ系犯罪者の撲滅に直接結びつくわけではない。
しかし人間の嗜好が後天的学習により形成されることを考慮すれば、規制がセカイ系の減少、
少なくとも今後の増加抑制になることは、疑う余地が無い。
アニメや漫画のキャラはそのほとんどがある程度の不思議ちゃんに見えることもあり、具体的な
規制方法については議論の必要があるが、社会に対する影響を考えるとこれは良法ではなかろうか。
表現の自由が多少損なわれるものの、このことが一般社会に多大な弊害をもたらすとは言えない。
ヲタク向け娯楽メディアと不特定多数の人身の安全、この両者を天秤に掛ければどちらが重いか?
答えは明白である。
「絵に人権なんてネーヨ」「そんなんされたら俺親襲っちゃうかもよ」「安部公房も発禁ですか」
このような稚拙な反論を真顔で言っている人間は、馬鹿ではなかろうか。
「地下に潜ると却って危険」などという意味不明の言葉も良く見かけるが、表立って拳銃を
持ち歩ける米国社会と、原則禁止されている日本社会を比較すると、銃による犯罪件数は
比較に成らないほど圧倒的に米国が多いのである「法を犯す後ろめたさ」が抑止力となる好例だ。
また、表現の自由と思想の自由を混同して語る詭弁にも諸兄においては良く注意されたい。
確かに両者は深い関連があるが、あくまで別物である。
490 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/11/21 23:29 ID:akuS4+Qq
オセッカイ系
不思議な行動に出ますねぇ
うわ… 思考のプロセスまで読んでみたら殺意を抱いてしまった
この目さえなければよかった。第三の目は先天的なものなのにセカイ系ですか、浅はかですね
数学的に調和していようがそのアルゴリズムにおいて感覚的な不協和が付き纏うのが瞞着なんですよ。ないものをねだ(ry
あぁ読んでみるんじゃなかったやめたはずの思考を低次元に引き戻されるようたすけてぷー(中傷リストに加えよう)陰性な卑屈さで引き合ったハブの塊。過去が知りたいなぁわらわら内弁慶
僕は知っている(どれほど想像力にリアリティーがなくても容易に想像つくね)。「高橋さんと口にしsてみ、面
第三の目とかいいたがるのはいじめられっこのぼうえいはんのうだけど僕必要なときにしか(エレガントな殺しの道具として)それ開かないでおこう。
495 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/11/22 11:32 ID:Xrw0AyYA
↑
誰か作家志望の方、これを和訳して下さい。
496 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/11/22 14:33 ID:HZPWPEH7
まだ英訳の方が易しいな
>>488 >まず自分の表現したいイメージなり物の捕らえ方があって、
>それによって決まるではないかなと。
小説のテーマによって、文体等も変えるべきだということ?
そんなことしてる作家いるかな? いたとしてもごくごく少数だと思うよ。
499 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/11/30 07:18 ID:6Ayc0MwD
あーあ、小説書くのは大変だ、どんどん自分が変わってゆく、完成する前に。
スピードが必要だ、ミハイルシューマッハのようなスピード、、、
500 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/11/30 16:45 ID:HGNLUmX0
1 名前: (-_-)さん 投稿日: 01/10/28 09:54 ID:zAC0STBW
東京のホテルで行われた第33回新潮新人賞の授賞式で、受賞者が大勢の
来賓を前に姿を現さないという珍事があった。
受賞者の鈴木弘樹氏(37)は静岡県出身で現在アルバイトをしている。
「5人以上の人がいる所に出られない。この三年電車にも乗っていないし
家族もいない。今回、なんとか会場に行こうとしたができなかった。
申し訳ない」とのコメントを発表した。
前田新潮編集長は「受賞者は電話も携帯電話も持っておらず、やっと連絡が
とれて説得したが、人前に出るのが苦手でどうしても式に出られないという。
顔写真を載せたくない、といわれたときから嫌な予感はしていたが・・」 (日経新聞10月28日朝刊)
こいつ今どうなったかな
501 :
499:03/11/30 16:59 ID:jBk5d5a9
>>499 胴衣。
自分の価値観が変わっていくから書いてる物のテーマさえ変えたくなる。
漏れは早さよりも、何事にも簡単に影響されない『確固たる自分』がほしい。
502 :
501:03/11/30 17:00 ID:jBk5d5a9
名前欄間違った。
軽く逝ってきます・・・
503 :
( ・∀・)つ ◆doaGQuK4yU :03/11/30 17:03 ID:TRymMJwW
げっ。俺のスレと被ってる
504 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/12/01 11:57 ID:LoWxbvQq
>>500 その記事を読んで興味を持って、受賞作を読んでみました。
「よしわら」という作品で、ソープに興味がある人には楽しめる作品だと
思います。(俺はソープが大好きです)
芥川賞の候補になった作品ですが、受賞作になってもおかしくないレベルの
作品だと思いました。
505 :
わむて:03/12/02 06:41 ID:xtjbvjzy
_,, .,_
,ン'"' ゚i' i゚''ヽ,
,))二、゚O゚ニ(
.> <入>'、 にゃー
( ((⌒シへ_'へ
(,,ヘ゛!~_ヽ___ヾ_ヽ,
'' ナ○__|!____!____!
506 :
わむて:03/12/02 10:04 ID:spn3H4nJ
<_葱看>
/ |'・c_・` | \ はかせ
あぼーん
508 :
わむて:03/12/02 19:48 ID:AL/yddH+
<_葱看>
/ |'・c_・` | \ hgb;whg3hjqo;
509 :
わむて:03/12/02 20:33 ID:dtn5V1WG
,‐ '´ ヽ-, / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ i レノノ))) \ |売名したい人はみるまら
人il.゚ ヮ゚ノ人 < えっと・・
/((つ(()) .|まあ適当に
⊂ヽノ! \_____
し'
510 :
わむて:03/12/03 11:22 ID:y8/1HHPP
ごるごるもあ ◆753Z/RLFiY を検索しました。 約711件
511 :
わむて:03/12/03 12:36 ID:nLIT3t1W
<_葱看>
/ |'・c_・` | \ 句碑ひひひひひひひひひひひひひひひひひ
512 :
わむて:03/12/03 20:09 ID:/BtWldVB
,‐ '´ ヽ-, / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ i レノノ))) \ |
人il.゚ ヮ゚ノ人 < あとどんなのいたか・・
/((つ(()) .|あ、ぐぐる時はトリップ入れなくていいよ
⊂ヽノ! \_____
し'
ダメでも小説家を志すスレッド か。
がんがれ!
たとえば「誰に教わったかではなく何を教わったかだ」なんて学歴コンプが言ってるけど
誰の言葉であるかというのはものすごく重要だね。むしろ「誰に」というのが全てだ。小宇
宙に関するものに生身の人間が欠けるともう空気だな。そんなものはすぐに消えるよ。
易変性なスピーカーはアンプを替えるとまるっきり別の音になる。自分が変わっているう
ちは書物ではなく人間から作用を受けてゆくのが作家的だな。仕事には代理がいても
小説とは君じゃなければだめでしょう?
まあ書けよ
516 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/12/05 23:15 ID:2bHP4yGy
下がりすぎ
自己満だけじゃなく人のために書かないとだめですよー
愛と、勇気と、希望を与えるんだZO!ZO!
肉体的な快楽のように、精神的なスケールは交歓によって倍加してゆく
俺は絶望を与えるつもりで書く
とりあえず 自分が書いたモンの出だし10行くらい 晒してみなって
食いつきがよければ つづき
ダメなら やりなおしだ
まあ書けよ
521 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/12/06 22:31 ID:myRMNhPa
目が覚めるのは、たいてい昼過ぎだ。
朝のニュース番組を見ながらベッドに入り、起きるのは午後の二時ごろ。学校にはもう
二ヶ月も行っていない。どうしようかという自問を無視してテレビをつけると、どこの局も
似たようなワイドショウをやっている。目が覚めてテレビをつけてワイドショウを眺める、
というのが最近の日課になってしまっていた。
近所でボヤがあったらしい。画面には、黒く焦げた新聞紙や雑誌の束が映っている。
「放火の疑いが濃い」というアナウンサーの声が、なぜか気に障る。
僕がやったのではないか。理由もなく、そう思う。
頭痛がする。この一週間ほど、この痛みに付き纏われている。だんだん酷くなるようだ。
病院に行こうか、と昨日も一昨日も思ったことを反芻する。
目を閉じて、頭の中を掻き回されるような痛みに、じっと耐える。
「監視カメラに映っていたこの男性を」
アナウンサーの声にびくりと顔を上げたが、映像は逃げるように切り替わり、棚に並べ
られたパンが映る。
「混入されていたのは、長さ約5センチの針で」
痛みを堪えるために額に当てていた手がぬるりと滑る。見ると掌が赤い。血だ、と気づく
まで少し時間がかかった。頭痛のせいだろうか、いやそんなわけはない・・・・・・部屋を出て
洗面台までふらふらと歩く。鏡に映る額はべったりと血に塗れ、髪の毛が貼り付いている。
とりあえず血を洗い流した。ぱっくりと口を開ける傷口を予想したのだが、それはなく代わり
に銀の突起があった。鈍い銀色に光る面皰(にきび)のようなものが、額にポツポツと生えて
いる。血を洗い流しても、その銀色の突起の根元から、血がじくじくと滲み、流れる。洗っても
洗っても、すぐにぽつぽつと赤い斑点が涌き出て、そこから血が流れる。
呆然と鏡を眺めていると、銀色の突起が大きくなっているのに気づいた。いや、長くなって
いるのだ。突起の、額から突き出ている部分が長くなっている。額の下、頭の中がどうなって
いるのか想像して気分が悪くなった。
頭痛。洗面台に寄りかかり目を閉じて吐き気をこらえていると、カチリと乾いた音が響いた。
ふっと頭痛が軽くなったような気がして目を開けると、洗面台の上に血に塗れた針――
ちゃんと糸を通す穴もあいている――が転がっていた。鏡を見ると、銀色の細い針が今にも
抜け落ちようとしていた。
短いのしか書けない
続きキボンヌ
キモイよ
527 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/12/11 16:37 ID:uJoo86o+
>>500 ちょっとまて。それネタじゃなくまじなのか???
別に普通というか、そんなもんだと思いますよ。
感覚がおかしなぐらいに鋭敏じゃないと受賞はしませんよ。
529 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/12/12 10:08 ID:WVF7/nxc
194 :専守防衛さん :03/10/29 04:53
「陸上自衛隊とAVプロダクションの奇妙な冒険」
今月号のサバイバルゲーム雑誌の表紙にてAV女優が自衛隊の協力を得て
女性自衛官の格好で偵察バイクにまたがっている。
今年、何をとちくるったか「モーニング娘。」をポスターに起用した
防衛庁がまたまた電波飛ばした今回の事案に各方面は失笑している。
恥ずかしいから日本の自衛隊諸君、早くイラクで死んでくれ(w
どうせなら慰安婦としてAV女優連れてけばァ?(w
君たちの命よりもアフリカや朝鮮の子供らや日本の病気の子供たちの
命のほうがはるかに重いよ。
戦車1台作るお金を医療にまわせば多くの病気を持った子供が救われる。
戦艦1隻造る金あるなら就職難で苦しむ多くの若者を教育できる。
それをなんだ?北海道の田舎で戦車はしらせて戦争ごっこか?
「モーニング娘」?なにそれ?きっしょい。騙されるなよ。こんなやつらに。
自衛隊は人の心を失った殺人鬼だ。
どこからのコピペか知らんが、
あまりに程度の低いのを張ってくれるな。
読んでて、泣きたくなってくる。
それに、作家志望者なら知っていると思うが、
日本に戦艦なんて存在しない。
ていうか、どこの海軍も戦艦なんて時代錯誤のものを
保有していない。
531 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/12/12 23:36 ID:N4eyHX+p
↑はあ・・・・・自衛隊の言葉遊びに洗脳されちゃった
御仁が一人・・
二等兵→陸・海・空士
戦艦→護衛艦
歩兵→普通科
軍→自衛隊
まあ釣りなんだろうがな
>>531 二等兵→陸・海・空士
歩兵→普通科
軍→自衛隊
はわかるが、
戦艦は戦艦だぞ。
軍艦→護衛艦
ならわかるがな。
軍艦=戦艦と思ってる奴多すぎ。
てゆうか、スレ違いスマソ。
みんな違う。
二等兵→二等陸海空士
戦艦は広義には軍艦と一緒です。
狭義には軍艦の一。みなさんが思っている通り。
軍艦という言葉も広義には水上の戦闘に従事する艦艇全般をさす。
狭義には旧海軍の艦艇の区分の一つ。戦艦、巡洋艦、航空母艦などをさす。
そこで海自の護衛艦を強いて旧海軍の艦種にあてはめるなら、駆逐艦。
駆逐艦は旧海軍の区分でいくと軍艦ではない。
であるからして、
軍艦(広義)→自衛艦 とするか、駆逐艦→護衛艦 とするのが妥当。
だから
>>529のように専門的な文脈じゃなければ現代の軍の艦艇全般をさして戦艦
と言っても、誤りではない。戦闘艦艇全般をさす言葉でもあるからね。
とコピペを擁護し、しかもすれ違いスマン。
534 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/12/15 09:52 ID:QrBQ42c5
うぜえ
それは 必然で偶然の出会いでした
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あぼーん
537 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/12/15 14:21 ID:G/CCtUC+
なんかよくわかりませんが、ここにDQNの顔置いておきますね。
/,r',.-_‐_‐_‐_‐_-_-、ヾ ヽ ヽ丶、`ヾ 、ヽ. || / ̄\
/(.'´_-_‐_‐_‐_-_-、ヾヽヾ ))) ), )) ) )),)))ヘ. ||| | |
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539 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/12/15 19:07 ID:ULEc2dK0
米軍の戦艦ってあるの?
540 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/12/17 03:31 ID:cb1+avFg
541 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/12/17 10:58 ID:LZeYezV2
542 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/12/17 11:14 ID:mAqg9Tmd
┌─┴─┐
│===│
└─┬─┘
ノ
φヾ
__,,,,,,___
(⌒ヽ:::::::::::'''''-,,
<´・\ ::::::::::::::::::ヽ
l 3 ハ::::::::::::::::::::::ヽ,
∫ .<、・_ ( )
旦 (⌒ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄⌒)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
人間は孤独でいるかぎり、かれ自身であり得るのだ。
だから孤独を愛さない人間は、自由を愛さない人間にほかならぬ。
けだし孤独でいるときのみ人間は自由なのだから。
ショーペンハウアー
543 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/12/17 11:22 ID:xDqRzDpV
○
ddノ|)
_| ̄|○ <し
○
ノ|) コロコロ・・・
_| ̄| <し .......○
544 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/12/18 00:06 ID:l6RvGxhe
人間はあまりにも孤独だと自分が誰だかわからなくなってしまう
僕は誰ですか?
名無しさん@毎日が日曜日 です。
547 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/12/18 22:13 ID:+GtzRwrX
僕は久米宏です、いつも暇そうな皆さんが
うらやましい。
おーい、みんな書いてるか?
俺は最近、ジム・トンプスンを読んで、
再びやる気が出てきました。
549 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/12/25 18:12 ID:x5iL2d1G
保坂和志の小説入門結構好いよ、暇と金があったら買って読むといい。
このスレで(今のところ)中卒の小説家を志している人っている?
学歴関係ないよ。作家になるなら中卒って逆に大卒とかよりハクがついて
んじゃないの?
スマソ(汗) 「中卒」が「卒中」に読めてしまったオレは、そろそろ身体が心配な40代。
553 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/01 16:25 ID:rC8SFcNV
中卒の小説家って逆にカッコいいだろ・・・。
おまえら、センスも才能もあっていいな
>>554 センスも才能もあるが、チャンスは無いんだヨ。・・・・・鬱だ(´・ω・`)ショボーン
漏れ、昨日は昼から明け方まで書いた。
遊びに来ていた従兄弟にバカにされた。
それでも書いている。バカだからな。
559 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/03 21:27 ID:X6wtG9R0
>>522みたいな小説って、下読みの段階で、
書き出しの時点でゴミ箱にいくらしい。
知り合いで編集やってるやつがいってた。
ひとり暮らしの部屋の描写から始まる小説で半分以上なんだってね。
それも主人公は無職だったり煮詰まった学生だったり。
そんなもの読んで誰が面白いと思ってるんだろう?
甘ったれんなよ、の一言で終わりだそうだ。
560 :
522:04/01/03 22:51 ID:Yejo6u8V
いまになってレスが貰えるとは…。
あれは、長編じゃなくてショートショートだし、無職や煮詰まった学生が
主人公の名作なんて他にいくらでもあるだろうけど、まあ面白いか面白くないかと
聞かれたら、面白くないか……。
煮詰まった学生が主人公の傑作は罪と罰だな。
これより面白いものが書けると思うのなら、チャレンジするんだな。
トランキライザー飲んだ後は、文章がダメダメになる。
早寝早起きして、午前中から書いていくか。
age
565 :
だめ猫 ◆Wdo4uUpp7Q :04/01/09 12:17 ID:aDVHcbb8
∧ ∧
(´・д・`)y-~~ 今回の芥川候補者の金原ひとみは中卒だよ。しかも、二十歳。
あー、今回の候補者は年齢低くて凹むよね。作品はチェック
してないから、何とも言えないけどさぁ。
566 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/09 13:47 ID:nyCo6WmE
>>522 人の言うことなんて無視したほうがいい。
書きたいものを書けばいい。
>>559のアドバイスなんて糞の役にも立たない。
絲山秋子氏またノミネート。すげーな。
568 :
だめ猫 ◆Wdo4uUpp7Q :04/01/09 15:31 ID:aDVHcbb8
∧ ∧
(´・д・`)y-~~
>>567 絲山秋子氏って、この板のコテだったって本当?
569 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/09 15:53 ID:fp+6nQNE
間違いない。
さっき具ぐってコラム見て確信した。
やっぱいい女だな。
R@が憎いよ。
>>568 かつてこの板にいたMEXO-HANAXO=絲山秋子らしいよ。
本当かどうかは知らない。
だからと言って、このスレでコテしていれば賞が取れる訳では無い・・・と。...φ(。。)
その印象たち見ただけで確信もんだよ。
でも夢を見る自由はあるんだ・・・と。...φ(。。)
MEXO-HANAXOに間違いないよ。MEXO-HANAXOは荒らしとかマジで酷かった。最悪コテハン。
∧ ∧
(´・д・`)y-~~ うーん、そうなのかー。目標になるようなダメ板卒業生でもないわけネ。
>>575 MEXO-HANAXOは、いつぐらいの時期のコテなんですか?
577 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/09 23:41 ID:m1HtT16l
綿矢りさの本のどこがいいのか全く理解できない・・・。
「蹴りたい背中」も「インストール」も、
とにかく最後まで我慢して読み通すのに苦労した。
枚数が少ないのがせめてもの救いだった。
578 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/09 23:46 ID:2eTTrZ7G
>577
さっき他のスレにも書いたが、綿矢の受賞は文芸賞宣伝のための作戦。
高校生に受賞させることによりマスへの浸透を狙っただけ。
579 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/09 23:51 ID:m1HtT16l
俺、奴の書き方がすごく苦手なんだ。
全然入ってこない。入っていけない。
まぁ好みの問題なのかもしれないけど、ヒドイもんだよ。
綿矢は処女なの?
え゜え゜っ!?
あんな可愛い顔して!?
嘘ーー!
え゛え゛っ!?
あんな可愛い顔してどんな顔して・・
嘘みたい悔しいーー
完全な無職で目指してるヤシいるのかな?無職になったのと物書き目指そうと決めたのどっちが先なんだろう?
583 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/11 05:58 ID:zZGS4Z9D
やっぱりなみんな同じような感じの文を書くもんなのかな。
俺の小説の書き出しは、>>522のように目覚めから始まるものなんだよな。
失われた時を求めて式に回想から始める。どうもここからしか発想がない。習作の運命かな。
どこまで飛べるようになるのか、苦しんでる次第であります。
584 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/11 07:34 ID:BRowfwOi
小説とは発想なのかねぇ、根本的に僕とは考え方が違うなぁ。
585 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/11 07:36 ID:PhSBHDjO
たぶん音楽とか宗教がわからない人には無理だと思う。
586 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/11 07:51 ID:zZGS4Z9D
ところで自分はネットを始めてから2年ぐらいなんだが
そのときに比べて何かが変わった、それはなんというかアイデンティティみたいなものが
弱くなったような気がする。他人と自分の違いがというよりも真面目さが損なわれた気がする。
まあ2ちゃんは偽悪的な世界だからたいして真に受ける必要もないんだろうがどうも前のほうが
文を書くにはよかった様な気がする、精神的にな。
匿名の世界は人を楽なほうにしか導かないよな。
自分の今の生活が駄目だからと言ったらそれまでだけどね。マジレス照れるね。
587 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/11 08:36 ID:0yRn0vUx
書き逃げする事を覚えてしまった。
自分と同じ屑と傷を舐め合うことを覚えてしまった。
588 :
586:04/01/11 08:42 ID:zZGS4Z9D
自分の大切な欲望をワイドショー的に語ってしまったりもした、くそったれ。
阿部和重の「シンセミア」読んでるけど、あーやっと2ちゃん世代(藁)の
小説でてきたなーと思った。今までのネットがらみの小説って偽善的。
阿部のやつはフィストファックやら盗撮グループ、露出狂、怪しいビデオ屋、
炉、と変態のオンパレードで、しかも山形が舞台なのがリアルでいい。おれも
田舎住まいだが都会よりDQNが多い。というか、いると目立つ。おれも
変態小説でも書いてみるか。地で書けるぜ。変態の部分だけなら・・・。
そこが阿部とおれに横たわる大きな壁なわけだな。あはは。
ジャンル小説読む人は少ないのかな
ホラーとかSFとか
ラノベ書きいる?せめて表紙や挿絵があんなアニヲタ臭くなけりゃもうちょいやる気でるのにw
あんまりかわいくないかった
594 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/15 19:36 ID:u/raAvh8
第130回芥川賞に金原、綿矢さん 史上最年少を更新
第130回芥川賞、直木賞(日本文学振興会主催)の選考委員会が15日、
東京・築地の「新喜楽」で開かれ、芥川賞は、金原ひとみさん(20)の
「蛇にピアス」(すばる11月号)と綿矢りささん(19)の「蹴りたい背中」(文芸秋号)に決まった。
金原さん、綿矢さんの受賞は、石原慎太郎さんや大江健三郎さんらが
受賞した23歳を更新し、同賞史上で最年少の受賞となる。
贈呈式は2月20日、東京・丸の内の東京会館で。賞金100万円が贈られる。
http://www.sankei.co.jp/news/040115/0115bun091.htm
595 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/15 19:41 ID:AnKK8/qK
綺麗は勝つ!
若いおなごはええのお・・・そこそこの才能でもいいんだもんな・・・
そこそこの才能すらないおれは・・・欝だ氏のう・・・いや駄作でも
書きつづけるのだ・・・立て! 立つんだダメ人間!(いや、氏んで
いいよ)・・・もうダメポ・・
もう嫌だ
姑息な話題作りしても、世間の関心は(ry
599 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/15 22:14 ID:u/raAvh8
今回の選定で俺にも受賞できるんじゃないかって希望が見えた気がする
600 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/15 22:15 ID:gt+oPibr
なにかと顔が可愛いと受賞もしやすくなるんですね
凄いというより嫉妬と腹立たしさが
601 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/15 22:18 ID:u/raAvh8
何をするにもルックスは必要な時代ですね
602 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/15 22:20 ID:iQHMEMnO
蹴りたい背中は駄目の心理がうまく書かれてて面白かったYO
最近、平野啓一郎氏、瀬名秀明氏らの話を聞かないな・・・
604 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/15 22:49 ID:fcUp0fQv
ネットで日記つけてるくらいで「編集者の目に留まって本出せないかな」
などと言っている友人を思い出した。もちろん無職。
605 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/15 23:15 ID:Tl7xhjnC
今度新人賞に応募する原稿の冒頭の部分です。
これだけで批評するのは難しいと思いますが、どんなもんでしょうか?
文学に詳しい方、良かったら感想をお願いします。
まだ5時なのに夏の強い朝の光は、カーテンのすきまから一気に差しこんできた。
私は毛布を顔までひっぱりあげた。夜の涼しさは消え失せ、次第に、真昼の暑さを
取り戻してゆくのがわかった。私はこれ以上眠ることをやめ、毛布を両足でからめ
のけ、蚊帳の裾をはねた。眼をあけると蚊帳の緑がしみる。手をのばしてタバコを
ひきよせる。朝陽を反射した煙が紫色に昇って行く。起きぬけのタバコは頭をくら
くらさせた。
606 :
1:04/01/15 23:23 ID:EZy074zc
二十歳の小娘どもが芥川賞をもらう今日この頃
20代の若者がITベンチャーの社長になりベンツ乗ってる時代に
俺はパソコンの知識もたいしてなく
バイト先でも仕事が覚えられずにバカにされ
生きてく自信をなくしました
もうダメポ
607 :
606:04/01/15 23:27 ID:EZy074zc
誤爆しました。すんません
609 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/16 00:07 ID:zggn+eYC
>>602 春秋の来月号まで待って読むよ
選定の書評もみたいし。
>>603 二人ともサラリーマンなんじゃないっけ?
>606
よく分からんが、ガンガレ!
611 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/16 02:59 ID:WmdkEomM
綿矢はかわいいが
金原は激ブスだろ、よくあれで芥川賞とれたよな
しかもなんだよあのスカートは
気持ち悪くなっちゃったじゃないか
612 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/16 03:03 ID:zggn+eYC
>>611 テレビないからネットで拾った画像だけなんだけど、いちお会見なんだから
もうちょっとしっかりした格好で出ろよなって思いましたわ。
613 :
ピース:04/01/16 03:23 ID:3BbuANax
>>605 文学に詳しくはないけれど、正直に感想を。。。
に、夏の、強い、朝の、っていうのがなんかしつこく感じます。
5時なんだから「朝」はいらないのかもしれないし。
---まだ5時だというのに、陽の光がカーテンの隙間から差し込んでくる---
で、理由としてそれは夏だから、、、っていうのはどお?
あと、毛布。夏なのに毛布?クーラーかけて毛布、ってオレは好きだけどねw
毛布を「からめのけ」っていうのもチョト、ハテナ?
そして、今の若い人たちは、「蚊帳」を知らないと思うよ。
昔をイメージしてるのかもしれないけど、
「クーラーで毛布」ならここで矛盾がでてくる。
なんか書き方がハードボイルド(?)風なのに、「蚊帳」というのがなんか。。。
紫煙とは言うけど、タバコの煙が紫とはリアリティがないかも。
くらくらするのは、久しぶりのタバコを感じます。
起きたときの一服はたいがい旨く、不味いときは、ただ不味いwまーオレの場合だけど
・・・と、書いてみたら厳しいレスですけど、なんなら流しでくださいね。
おいら陽に当たったパープルヘイズ好き
そんな理由でタバコやめらんない♪
結構、青いのよ
ぱーぷる へいずってタバコの煙の事だったのか。
ぢみへんの曲にあるよね。
616 :
ピース:04/01/16 03:44 ID:3BbuANax
>>614 ぉぅ、そんな意見もあるですねーーー。
朝の光に照らされるタバコの煙を見ると、
ぉぃぉぃ、煙の量すげーじゃん、って思います。
それが感慨深くもある場合もありますけどね。
最近、部屋干ししたバスタオルがチョトタバコ臭いです
朝方に酔っ払って部屋の中で、炭おこしてバーベキューをした事があります。
ししゃもやら、ギョーザやら、冷蔵庫にあるもの全部引っ張り出して。
タバコの煙とは違って、そらもー豪勢なパープルヘイズでございました。
>>614 タバコっつってもマリファナの事だとおもわれ。
紫色らしいよ。
619 :
ピース:04/01/16 05:10 ID:3BbuANax
昨日から今日にかけて(と言うか、起きっぱなしだから)、
芥川賞のVTRを何回も見るのですが、
今までの23歳の記録を破った受賞者が、
二人ともすっごくお若いのにびびりましたょぅ。
オレってば何してんだろ・・・って感じさせてくれるとともに、
才能もあるだろうけど、人間がんばり次第だなと思わせてくれました。
>>617 密室のバーベキューは気を付けてねー。
620 :
ピース:04/01/16 05:20 ID:3BbuANax
おまえら もちつけ
/\⌒ヽペタン
/ /⌒)ノ ペタン
∧_∧ \ (( ∧_∧
(; ´Д`))' ))(・∀・ ;)
/ ⌒ノ ( ⌒ヽ⊂⌒ヽ
.(O ノ ) ̄ ̄ ̄()__ )
)_)_) (;;;;;;;;;;;;;;;;;;;)(_(
>>613 すでに読んだかもしれないが、もしまだなら、
綿矢の本を一読することをオススメする。
言い回しとか、繰り返しとか、奴の文章は基本的にガタガタ。
綺麗な文章に親しんできた人なら、読んでいる途中でガクンガクンとノッキングを起こすこと間違いなし。
仮に出版前、文藝板あたりに同じものを匿名で書いたら、ダメ出しの嵐だろうよ。
受けの鉤括の前に句読点が入るのも、間違いじゃないけど稀だしな。
でも全編を通してみると、それらが独特の「味」になってる。
極論すれば、その書き方や言い回しが何らかのスタイルになってりゃ、
しつこかろうが煩かろうが大した問題じゃないんだな。
まぁ明らかな誤用は直すべきだけど。
>>605 ということで、ほんの一部分を晒して批評を受ける行為に意味はない。
バラバラにならないように、一本筋の通ったテイストを大事にするのが吉でしょう。
623 :
605:04/01/16 13:23 ID:5tLIOxnn
すんません。
>>605は丸山健二の作品の丸写しでした。
どんな反応があるかと思いまして…。
624 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/16 13:33 ID:K88yXwF+
最年少芥川賞に反響(共同通信)
15日発表された、第130回芥川賞で、
史上最年少の受賞が決まった綿矢りささん(19)と金原ひとみさん(20)の作品
に、反響が広がっている。16日朝、綿矢さんの受賞作「蹴りたい背中」の版元、
河出書房新社には各地の書店などから電話が殺到。急きょ3万部以上の増刷を決めた。
金原さんの「蛇にピアス」(集英社)も同様で、初版7000部から一気に5万部増刷する。
2004年前期の芥川賞の審査委員に早大第二文学部の和田サン(28)が
入ることになった。和田サンは
「俺が入ったから芥川賞はアツい!ヤバい!間違いない!!
ボク好みの女の子を審査するという大役なので頑張りますよ」
と自信満々だ。
和田さんの好みが金原タンというわけですね。なるほどなるほど
628 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/16 14:45 ID:NH1Nlpqe
今回落選した島本、この二人の「リトルバイリトル」を読んだ。
他に指摘していた人もいたが、文体的な間違いというか、あれっ、
と思う部分がいくつかあった。
ここで綿矢の文章を指摘してる人もいるけど、そういうのって編集者が
チェックして、「ここはおかしいから書きなおしましょうよ」なんて
言わないのかな ? 本人がこれでいいんだからいいでしょ、って感じなのかな。
もちろん、よっぽどおかしな部分があったら指摘するんだろうけど。
一方、金原さんの受賞作「蛇にピアス」は、主人公の19歳フリーター少女ルイが、舌にピアスを入れるなど、身体改造で生の実感を得ようとする話。
「エキセントリックなテーマ」と評された中で、審査員の強い支持を受けての受賞となった。
綿矢さんとは対照的に、肩口の大きく開いた黒のニットに、フレアタイプの超ミニスカート姿。ピアスは両耳に計6個。さらにグレーのカラーコンタクトといういでたちで登場。
「予期していなかったので、ものすごくうれしい」と喜びを語った。
「マジ、マジ。本当だって」とケータイで親友に受賞を知らせる様子は、いたって現代の若者風。だが、小学4年からほとんど不登校で、専修学校の高等課程も1年でやめたという過去もある。
中学時代には「精神科に通ったこともあるし、カッターで手首に傷をつけたこともある」との過去も打ち明けた。
630 :
名無しさん:04/01/16 16:54 ID:r3D47f7g
仮にも作家を生業にするのなら、
良い意味で計算ずくであってほしいと思う。
文体も言葉のチョイスも言い回しも、すべて。
アタマの中に浮かんだことをただ書き連ねるんじゃなく、
読者にどう感じてもらいたいのか、何を伝えたいのか、
きちんと狙いを定めた上で書いて欲しい。
最近の若手の作品は、読み終えた後で思わず
「で、なんだよ?」とつぶやいてしまうものが少なくないよね。
思いつきや、とりとめのないモヤモヤした感情を
ただ書き散らしたいのなら、web日記にでもしとけや、と。
純文学だろうとエンターテインメントにはかわりない。
ぼんやり書いて、判断は読者に任せます、
なんてぇのは作家の怠慢にほかならない。
綿矢が30を過ぎても文壇の第一線で活躍しているようなら、今の彼女の作品(文体)もある程度狙いがあってのものだと解釈していいんじゃないかな。
631 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/16 16:55 ID:JSyrSPJH
綿矢りさはなんであんなに可愛いんだ・・
なんであんなに可愛いんだ・・
なんであんなに可愛いんだ・・
なんであんなに可愛いんだ・・
自分のこと可愛いって思ってるんだろうな・・
じゃ、とりあえず
綿矢りさもDHスィー!
633 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/16 17:24 ID:JSyrSPJH
RISA☆
なんか芥川賞の風格が落ちた感覚がするなぁ
まだ読んではないけれど。
635 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/16 18:00 ID:JSyrSPJH
優れた作品とは総じて自己完結システムでなければならない
存在理由を他者に求めてはいけないのだ!でなければ
この世に元から存在することはできない・・
圧倒的な存在感、それは自己完結型であること
商売も含めてな
636 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/16 18:13 ID:JSyrSPJH
だから渦を巻いてないといけないわけだ
どんなに小さくても渦のように
つまり今すでにあるものを歪ませて
一つの形を作っていければそれが核になって
とにかくもらいものは嘘なんだよ!
自分から乖離したらいけないでつねえ
ちぃとばかり上から傍観してみようと嘲笑してみたときのその乖離した笑い方とか見られて
あぁまだそんなチープで肢体不安定なアイデンティティーだったんだ、とむしろ相手を優位に駆り立てて
しまってないこともないんですよねえ
今現在
神性の宿ってる人は
人間性に離れたことはしないんだー。
もらいものの振る舞い
不自然で笑える
この位置からね
電波・お花畑板向きだな
こういうのが「芥川賞向き」ってやつなのだろう。
↓ここで芥川龍之介がひとこと
まさかこの中に実家がボンビーなやつなんていないよね( ゚,_・・゚)ブブブッ
坊ちゃん文学賞に投稿した人いる?
>>645 入賞しても愛媛まで行かなきゃならんぞ・・・。向こう持ちか?
つうか、応募する作品も書けてないのだ蛾・・・。
647 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/17 17:36 ID:XQF03Cfx
近年、某社からやたらに若い女性の書き手が登場するが、
本来的に二十歳以前の文学は無理なのである。だいたい井伏鱒二や
トオマス・マンが毎年ふたりも三人も出るわけがないのであって、
売り出すとすればまさにその年齢でしか書けない感性によるしかないのであろうが、
そんな才能だけでいつまでも書けるわけがなく、大学に入ってからの文学修業など
知性の末端肥大や混乱を招くだけであって、彼女たちの将来を考えれば
ティーンエイジャーの文学デビューをここいらで打ち切りにした方がよいと考えられる。
出版社はホリプロではない。ティーンエイジャーの女性文学者だけで
「モーニング娘。」を作ってどうするのか。大人の読者を馬鹿にした所業としか思えず、
架空の想定による彼女たちの追っかけめいた若い文学愛好者など当てにしてはならない。
選考会の席上でも高樹のぶ子委員を中心にこの問題が噴出し、
担当者も返事に困っていたから、今後このての作品が候補になることは
滅多になくなると思われる。彼女たちのデビューを邪魔しようとするものではないので、
彼女たちに相応しい別ジャンルでの活躍は大いに望まれるが、
少なくとも文学を標榜することは慎んでいただきたいものである。
第16回三島由紀夫賞選評 筒井康隆
648 :
ピース:04/01/17 17:42 ID:44d5n/WP
>>623 おいら、恥をかいちまったではないか。
ぐはははは。
>>648 感想は人それぞれでいいんでない?それよりも、605は意地が悪い・・・。
650 :
ピース:04/01/17 18:42 ID:44d5n/WP
2ちゃんなんで、嘘を嘘と見抜けない・・・ですねw
>>649 いやいや、読後感や解釈というものは個人の自由であり、
絶対的な善し悪しというのは存在しないという意味で、
逆に言えば意義のあるイタズラではないかと・・・。(ニガワラ
で
>>605よ、 2 度 と す る な よ !
>>648 いや、フツーに丸山健二ってクソ作家だから恥じゃないよ。
丸山健二は好きな人いたら申し訳ないけど、
これ文学してるでしょ? 文学っぽいでしょ?
みたいな勘違い作家。
ただ若いころにデビューしてて、最年少で芥川賞とってという感じなので、
初期はそれでよかった。勢いにまかせた若書きというか。
歳食っても同じ事してるからね。
とまあ素人の意見ですが。
丸山健二がウンコ並み作家モドキということで
>>648は救われた。
ええ話や。
>>605、もっとマシな作家を選べYO!
655 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/18 03:18 ID:PvGWJrrP
「村上龍さんの作品は親の本棚にもあったし、昔から大好きでした。『ねじまき鳥クロニクル』とか」
656 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/18 03:25 ID:PvGWJrrP
今度新人賞に応募する原稿の冒頭の部分です。
これだけで批評するのは難しいと思いますが、どんなもんでしょうか?
文学に詳しい方、良かったら感想をお願いします。
私はその人を常に先生と呼んでいた。だからここでもただ先生と書くだけで本名は打ち明けない。
これは世間を憚かる遠慮というよりも、その方が私にとって自然だからである。私はその人の記憶を
呼び起すごとに、すぐ「先生」といいたくなる。筆を執っても心持は同じ事である。よそよそしい頭文字
などはとても使う気にならない。
>>655を冒頭にすれば良いんじゃないの?
「こころ」よりも良さそうな悪寒
今度新人賞に応募する原稿の冒頭の部分です。
これだけで批評するのは難しいと思いますが、どんなもんでしょうか?
文学に詳しい方、良かったら感想をお願いします。
右眼のあったところにはナイフが生えている。顔が凝固した血で斑に染まっている。ナイフの柄を掴み、抜こうとしたが無理のようだ。
柄を揺する度に、それにつれて頭も動く。左眼はぱっちり開いていて、その眼と引き攣れたように固く結んでいる唇のせいで、馬鹿に
真面目な表情に見える。どうにもバランスが悪い。
左眼にも何か刺そうかと思ったのだが、あいにくナイフの他には手持ちがない。眼球を抉り出そうと決めた。指先に触れた意外な
感触に驚いて、見ると、どうやら左眼は義眼のようだ。偽の眼球と眼窩の肉の間に人差指と親指をねじ込む。そのまま引っ張るが
なかなか抜けない。力をこめると、抜けた義眼は視神経の変わりにドリルの刃のようなものを生やしていた。瞳の反対側から、四本の
金属製の捩れた棒が、根のように生えている。長さは十五センチほどで、その先端や捩れた溝は鋭く、肉の滓と血が糸をひいて垂れ
落ちる。やはりドリルの刃か大きな螺子に見える。義眼はこうして固定するものなのだろうか。まさか。この長さだと、脳に刺さってしまう。
しばらく眺めていたが、ぶるり、とそれが動いたように感じて、取り落としてしまった。気のせいだろうか。指先には、動いた(と思った)
ときの感触がまだ残っている。拾おうと指を近づけると、気のせいではなかったと解った。床に落ちた義眼の視神経――ドリルの刃の
ような部分――がぐにゃりと曲がって、床を引掻いたからだ。他の刃ももぞもぞと動きだし、どうやら、刃を肢代わりに、立ち上がろうと
しているらしい。
義眼が、血肉に塗れた瞳を天井に向け、すっかり立ち上がってしまうまで、唖然と見つめていた。刃の一本が動き、前に出る。もう一本が
前に出る……歩いている。虫のように歩いている。歩いてこちらに近づいてくる。 生物なのか、それとも機械、あるいは……いったいこれが
何なのかは解らなかったが、どうしてこんなものがあいつの眼窩に埋まっていたのか、それだけは解った。
義眼が眼の前に迫る。
また隣のカップルやってやがるううう!!うるせえええええええええ!
壁薄いアパトなんでおもっくそ聞こえちゃうんです!!
つーか、2日か3日に一晩の割合でオールナイトでやりやがるんですけどね…
俺もコーフンして毎回オナーニしてしまうわけなんですけどね…オナーニ終ったらただの騒音なんですよね。
せめてさ、少しでいいから声ヒソメテヨ…たのむわマジで。
>658 俺なら>659の文章の方が読みたいと思う。
orz 瞬殺……
ここに書き込みしてる人ってみんな文学系ですか?
664 :
だめ猫 ◆Wdo4uUpp7Q :04/01/23 14:48 ID:+OBiGLzn
>>645-646 たまたまダカーポを買って、今回の坊ちゃん文学賞作品を読んだのだが・・・。
あれ、ヒドクない。ストーリーも文章表現も。あぁ、高校の文芸部によくいるね
レベルじゃない。あれで、賞金200万円か・・・。
665 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/24 23:17 ID:0zfmoaKB
ダカーポか…音夢タソ…ハァハァ…。
666 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/24 23:44 ID:HuEsSGXu
19歳、20歳の女の子が芥川賞をとってしまったからなあ・・・
読んでないから批判はしないけど、無理やりの話題作りだと思うよ。
村上龍の時は、一種の社会的事件になったけど、今回のはそれほど
長続きしないだろう。
不況知らずといわれた出版業界も今は・・・ね
不況知らずなんていつ言われたんだ?
どうかねぇ。俺も読んでないけどさぁ。きちんとした選考委員が読んで評価
してるんだから、それなりのものはあるんじゃないか?だってレベルに達して
ない場合は受賞者なしの時もあるじゃん。(あったっけ?)
どうでもいいが、芥川賞の賞金百万円って、安っ!
一千万くらいやれよ。一人五百万ずつ。
>>669 もともとは賞金なんてなかったんだよ。
菊池寛が受賞者に自分のつけてた腕時計をあげたり。
芥川、直木賞をここまで権威のある賞に仕立て上げたのは、芥川の作品でも
おなじみの佐々木モサク(漢字忘れた)です。
佐々木さんの小説はチョビットオシャレだけど、どっちかつーとビジネスの
才能のがあったみたい。
菊池寛という巨人の影響でイマイチ近代化出来なかった文芸春秋社を経営に
のせたのは彼の功績。
672 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/29 16:06 ID:25xJpeFf
賞に出すのに「略歴」を添付するのですが
現在の職業・・・「無職」はさすがに書きにくい(泣笑)。
673 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/29 16:08 ID:25xJpeFf
そういや昔大槻ケンヂが、「本当にダメで何も出来ない人間の
最後の手段が文を書くこと」だといっていた
674 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/29 16:12 ID:+xDyQEwG
>>674 山田詠美も言っていた。みんな言ってんだろ。
>>675 そうみたいだね。元ネタはドストエフスキーだったような。
さしずめ今の時代なら「本当にダメで何も出来ない人間の
最後の手段が掲示板にカキコすること」だろうな。
678 :
672:04/01/30 05:58 ID:dlwie5P+
・・・投稿する準備が出来た。今原稿に封した
「職業」のところに「無職」と書かざるを得なかった自分が。・゚・(ノД`)・゚・。ウエエェェン
680 :
672:04/01/30 13:40 ID:dlwie5P+
おれも書いてみたいんだよな
でも書きたいこと無い
>>681 まずは頭に浮かんだことを何でもいいからどんどん書いてみれ
そこから想像が広がるかもしれんぞ
683 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/31 23:06 ID:2e4kiIXT
書いた小説が何か賞を受賞してしまうと
俺の不細工な顔が世に知れ渡ってしまうな_| ̄|○
なんか複雑 死にたい
>>683 安心しろ。お前の書いた小説は賞を受賞することはない。
受賞してから心配しろよw
このスレまだあったのか……
おれも小説家目指そうかな。
そう言えば村上龍の13歳のハローワーク読んだ。
「小説家」の欄にはお決まりの最後に残された職業であるみたいなことが書いてあった。
まさにおれらじゃん。どこにも行き場のない崖っぷちの無職ダメ人間。
宝くじ買ってふて寝するくらいしかやることのない人間のクズ。
ここらで一つ発奮してみないと産まれてきた意味がない。
小説家は誰もがなれるものではないし、なれたとしても食ってける人は
僅か。小説家が最後の砦のように神聖化するドラゴンに疑問。そんな時代
じゃないってわかってるはずなのに。2chのカキコでガス抜きしつつ、のらり
くらりと生きていければ良いなぁと思う今日この頃。
自分に才能がまるでないの分かってるんだけどさー。
もう下手でも小説書くぐらいしか生きがいないんだよね。
まあ毎日少しでも小説書くの上手になりたくって仕事探す
より本読んだり映画見たり音楽聴いたり。
死ぬまでに自分で納得いく長編1本書けたらもうそれで
とりあえずおれの人生はもうじゅうぶんって感じ。
書けたらその時点で次の人生について考える。
>>689 生活するための金とかどうするのみたいな野暮なツッコミは置いといて、
スゲー良い人生だと思うよ。そういう生活。プロの小説家なるのも良いけど、
あるレベル以上に達したら、その時代との相性と運だと思うもん。
小説家ではないけど、椎名誠みたいに世界のあちこちをうろついてモノを書いて
食べていけたらな…と思う。
が、勤め人をしていたら思う存分うろつけないし、勤め人でなければゼニを得ること
ができぬ我が身なり。嗚呼。
692 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/02/03 02:16 ID:7pknRNFT
そういうときのためにパトロン(^_-)-☆
それってつまりは、どこぞのお大尽とお尻愛になれっつーことですか?
694 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/02/03 02:22 ID:+izySXjo
目指せ‡嶽本野ばら‡
695 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/02/03 03:08 ID:MuioggA0
13歳のハロワには何もできない人の仕事として映画監督も挙げていた
映画監督を映像作家となのるのはどのあたりがちがうと考えているのか
だれかおしえてください
過去にちょっとしたエロ小説やAVの脚本かいたことあります
696 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/02/03 03:14 ID:XVAQ+o9j
AVの脚本って絡みとかも事細かく書くんですか?
その本読んだことないけど、「何もできない」の意味合いが違うんじゃないかな。
職業能力の無い「何もないない」じゃなく、強い感性ゆえにまっとうな職業につけない
という意味で「何もできない」じゃないかと。
「何もできない」ことが創作の源だったりする。
___ | \ \
/ / )))) |
/ /_ ⊂ノ | ヽヽ |\
/ / / i 、、 | ヽヽ |\ | \
/ / \ \ ∧_∧ ド ド |ヽ |\ | |
/ / \ \( ´Д`) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ / ヽ ⌒\ < 700をGET!
/ ノ /> > \_________
/ / 三ノ
/ / \ \ ` ̄
― / ん、 \ \
―― (__ ( > )
⌒ヽ ’ ・`し' / /
人, ’ ’, ( ̄ /
Y⌒ヽ)⌒ヽ、 ) |
\_つ
701 :
672:04/02/04 15:49 ID:gupNtCF5
投函してから、
「あらすじ」の書き方を間違えたことを知った。
あらすじは最後まで内容を説明しなければダメらしい。。。
全力で書いたのに。。。
もうダメぽ
>>701 おれも前、あらすじの最後を
「そして○○は××をするのだったが・・・」
なんて意味深ぶったふうに書いてしまった。
703 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/02/04 17:38 ID:GtnAv/aR
高橋源一郎の一億・・・小説の書き方みたいな本を読んだ方いらっしゃいますか ?
今、保坂和志の、書きあぐねて・・・本を読んでいます。
704 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/02/04 17:45 ID:yebo/byJ
705 :
672:04/02/04 17:56 ID:gupNtCF5
>>705 もちろん一次予選落ち。ファンタジーノベル大賞。
今読むとちと恥ずかしい作品・・・。部分部分や描写だけを
別の小説に利用予定。
(・∀・)イイヨイイヨー
ゴッホみたいに死後評価されるってのもいいよね
まあゴッホは絵画だけれど
710 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/02/05 16:30 ID:Zr/OFbCz
AERAに金原ひとみの記事が出てるぞ
配管工(?)と同棲してるらしい
712 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/02/05 16:52 ID:Zr/OFbCz
>>713 配管工のことをマリオっていうのか?
ためになった
嗚呼すれ違い
>>714 お前のような奴が小説家を目指したってネタ切れ必至だぞ。止めとけ。
717 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/02/05 20:07 ID:mCtud/1I
718 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/02/05 20:08 ID:mCtud/1I
619 名前: イラストに騙された名無しさん [sage] 投稿日: 03/12/03 14:40 ID:Qeg17yfA
化学物質過敏症でやること無いから小説書いて集英社スーパーダッシュ新人賞に送ったけど、
受賞パーティーってやっぱり受賞者は参加必須なのですかね?
出たら色々吐くかも知れないです
622 名前: イラストに騙された名無しさん [sage] 投稿日: 03/12/03 18:28 ID:Qeg17yfA
色々吐いた後、農薬系だと半年、たばこ系で数ヶ月、その他香水等でも数週間ほど
体調不良が続くので書けなくなるんですよね。
パーティー出たあと即引退という伝説が残せそうな気もします。
などと夢見てる暇があるので次を書いて電撃にでも送っておきます。
623 名前: イラストに騙された名無しさん [sage] 投稿日: 03/12/03 21:16 ID:pd2p7Mlz
一次選考発表されたぞ。
632 名前: イラストに騙された名無しさん [sage] 投稿日: 03/12/04 20:34 ID:O9jGji6G
>>619は一次はどうだったのだろうか。
633 名前: 619 [sage] 投稿日: 03/12/04 21:34 ID:N/MR1Bh8
あっ、一応通ってました
ぶっちゃけ兵庫もすけです
719 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/02/05 20:08 ID:mCtud/1I
602 名前: 兵庫もすけ [sage] 投稿日: 04/01/10 21:47
えっとですね。SDの二次に引っかかったので。
メールで応募原稿のテキストファイルを送らなければならないのてすが、
引きこもり歴の長い私はどう返事を返して良いか苦悩しています。
本文なしの添付ファイルだけを送りつけても良いものか、それとも万が一最終に残ることも考え、
病気(化学物質過敏症)のことを相談して置いた方が良いのか。
どうしたものでしょうかね?。
603 名前: 名無し草 [sage] 投稿日: 04/01/10 22:27
>>602 おめ。
結果と指示が郵送されて来たのなら、本文だけでいいのかどうかをメールすれば
いいんでは。住所と本名入れてれば本人の問い合わせと判るだろうし。
病気の事は審査に関係ないんだろうから相談してもいいと思うけど、
相談してそれで落されたと思うより受賞式の案内が来てからでもいいのでは。
604 名前: 名無し草 [sage] 投稿日: 04/01/10 22:34
わかんないことは、編集部にちゃんと聞こう。
別にそれで評価が下がったりはしないし、何より確実。
それに個人同士の会話ができるチャンスでもある。
審査中と考えたら、あんまり余計なこと話すのも何だけど、
社会常識の範囲内で色々話すといい。
おめでとう。
というか、君は本当にカッコいいな。
720 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/02/05 20:09 ID:mCtud/1I
605 名前: 兵庫もすけ [sage] 投稿日: 04/01/10 23:04
レス、ありがとうございます。
そうですね。
審査中ですし無難に送っておいた方が良いかもしれませんね。
病気に関しては説明しても簡単に伝わるものではないですし。
降りるか行くかは三次選考が終わってからでも遅くないですしね。
体を壊し引きこもってから訪れた久しぶりの社会との接触でちょっと狼狽えましたが、
何もこれが唯一最後のチャンスというわけでもない、ですよね、たぶん。
駄目なら駄目でその時!。
ちょっと吹っ切れました。
執筆環境と体調を整えながらとりあえず来月の発表を待ちます。
606 名前: 名無し草 [sage] 投稿日: 04/01/11 01:21
2chワナビの期待の星、兵庫もすけ。
ガンバレ。
607 名前: 兵庫もすけ [sage] 投稿日: 04/01/12 10:44
>>606 ありがとうございます。
体調整えるとか言っといて風邪ひいたりしてますが
こじらせないようにガンバリます。
去年は無理して喉を膿ませちゃって、逆に電撃に間に合わなくなったので。
しかし。
送るために三ヶ月ぶりに確認すると。
あるわあるわ、誤字脱字に意味不明な描写。
笑っている場合じゃないのに笑っちゃいましたね。
寝かし期間にしてはちょっと短いので他作に挑みますが
ドキドキしている場合じゃなさそうです。
721 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/02/05 20:09 ID:mCtud/1I
620 名前: 兵庫もすけ [sage] 投稿日: 04/02/04 10:58
えっと……。
2日の10時頃に電話がありました。
内容ですが――3次を通過しました。最終が終わったら連絡します――でした。
あと、最終選考に残った人は審査用に冊子を作るそうなんですが、
送って貰えるようなことを言ってました。ちょっと楽しみです。
何となく公式の更新を待ってましたが、たいした内容でもないですし、
先に書いちゃうことにしました。
621 名前: 兵庫もすけ [sage] 投稿日: 04/02/04 11:09
>>616 29歳です。
受賞したら30歳からの社会復帰です。
ちなみに小説を書き始めてから4年ですね。
最初の駄文に2年、山田飛鴻に2年……かかってます……か。
まあ……体を壊した時期を除けば、半分以下に短縮出来るんですが、
体って勝手に壊れる物ですからねー。
偉そうにしてれば良いんだよ。
兵庫もすけ、カッコイイな。作品を読んでもないのにファンになった。
しっかり仕事をしつつ、少しずつ書くか、
少しずつ仕事をしながら、しっかり書くのか。
選択しなければならない。
>>709 カフカも死後評価されたんじゃなかったっけ。
>>725 カフカは生前数編の短編を発表しただけで死ぬまで一公務員だった
死んだら原稿は全部処分してくれと言われていた友人の協力で
作品がやっと世にでることになった。
カフカ、カコイイ!!
728 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/02/06 23:29 ID:5rHIIeir
もまいら、傑作を書いて衰弱死して名を残せ。
カフカを超えるのも夢じゃない。
傑作を残したまま世間になじめずに死んでいった男。
世界で評価されるかもしれないぞ!!!
なんていう妄想をいだく俺は逝ってヨシですね・・・_| ̄|○
おれは日に一度は作家デビューして周りを見返す妄想してるよ。
文章?じぇんじぇんかいてないよ
>>730 その妄想を文章にするのだ。
それだけで1つストーリーが出来上がる。
732 :
だめ猫 ◆Wdo4uUpp7Q :04/02/10 21:34 ID:ccex5f5q
とりあえず、文藝春秋を買う。芥川賞2つのお得感。短編小説一つに
千円以上を出すのは馬鹿らしいことだ。これで、漸く作品が読める。
図書館の雑誌コーナーに行けば、買う必要すらなくなるぞ。
小説家を志すスレで言ってはいけないセリフかもしれないが・・・。
本が売れなきゃ作家も食えないからなぁ。
自分だけだろうけれど
文芸誌ってなんか読みづらいから
ほとんど買わないなぁ。
そんな香具師が何故、小説家なんかになりたいと思ったの?
いや、小説は好きだよ。
文芸誌だと何故か集中して読めない。
だから単行本を買って読んでる。
737 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/02/12 00:42 ID:8OzwBtWU
金があれば俺は一生ブラブラしてるよ。
金がないから社会で働いて、自分と周囲とのものすごい摩擦熱に
心底くたびれてる。昔からパシリ体質で舐められやすい人間はダメだ。
金があっても無為に過ごしている人生はそりゃ虚しいかもしれないが、
今の自分の地獄鍋のような日常からすれば億倍マシだよ。
いつのまにか権威の蓑をかぶったが、芥川賞は元来、
本が売れない時期に話題を作って出版業界を盛り上げようというところから出発した。
今回の芥川賞は原点に回帰したという意味で、しごくまっとうな結果だった。
・・・と、永江朗がコラムで書いてた。
なんか納得。
俺も納得。
もともとそうなのか。
文藝春秋買ったついでに(2作全文載ってたんで)、
金の「アッシュベイビー」立ち読みしたが、やっぱ才能あるよ・・・。
漏れが20才のとき書いた小説なんて
とてもじゃないが人さまに読ませられるもんじゃなかった・・・
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743 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/02/16 14:03 ID:BYJ70c2S
暑い
744 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/02/16 14:08 ID:BYJ70c2S
光があたって暑い。
やっと書けそうな気がする今日この頃だ。私小説から巣立ちできそうだ。
近頃私たちはいい感じぃ。古谷実がいい影響を与えてくれた。失敬。
745 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/02/16 14:09 ID:BfONDpDv
>>740 親父と共作だろ
どこまであの女が書いたか、わかったもんじゃない。
747 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/02/16 23:06 ID:4gOBHgh0
人脈も才能の内
748 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/02/18 22:19 ID:V6WX5J2m
芥川賞を取ったら、無条件で生活がすべて国によって補償されて、
二度と小説を書かなくても毎年500万ぐらいもらえれば、
もっと面白い作品が出てくるんだろうな。
749 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/02/18 23:52 ID:CoIapRRq
そんな裕福な国だったらこんなに無職はいない
750 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/02/18 23:58 ID:u+pIXx4U
3月末日締め切りなのに、出したいのに、まだ何も書いていません。
もうすぐ無職です。
751 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/02/19 00:06 ID:9Yg/L8fd
ひとつだけ完成している未投稿作品がある
752 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/02/19 00:20 ID:PlTI7xBs
>>751
いいな。
何も書けず、図書館から借りた本を読んでばかりいます。
そうこうしている内に、気が付くと40代
754 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/02/20 19:58 ID:jHBtImp5
このスレは金原や綿矢の若さと才能に嫉妬してるように見える
小説家を本当に目指してる人がガンガン文句いってるなら一寸可哀相
名作を読んでいるうちに人生は終る。
書かないと!
756 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/02/20 20:32 ID:Z7OyLsJB
若さを無駄にしている日々。
才能とやらが私にもあるなら、ぜひお金に変えたいものです。
757 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/02/21 14:21 ID:uO2cvCYU
平山郁夫が東京美術学校に入学した時の学長の訓示
「君達は玉石混交である。しかし磨かないと宝石もただの石のままである。
石は磨いても石のままだが」
>>757 「しかし磨かない玉より、磨いた石のがずっと(・∀・)イイ!
そして、その磨いた石を見て、磨かない玉達が己を磨きだしたらもっと(・∀・)イイ!」
と続けるべきだな。
いや、芸術ってのは努力でどうにかなるもんじゃないから。
「石は磨いても石」ってのは
引き際も考えろという意味では良いと思うぞ。
と、石ころを必死に磨くスレで言ってみたりして・・・
761 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/02/22 13:56 ID:pGK0nBQG
サッカー選手になりたい人で
サッカーの試合に出た事がない人は少ないだろう。
歌手になりたい人で
人前で歌ったことがない人はもっと少ないだろう。
しかし、漫画家になりたい人で
漫画を描き上げたことがない人は、多い。
そのくらい漫画家というものは
「妄想」しやすい夢であるのだ。
ここは漫画家でなくて小説家スレだが・・・
そういや小学校のころ
下手糞な絵で漫画描いた事あるなぁ。
漫画家になりたいって思ったことはないけどさ。
案外書き上げるのは簡単。
プロ野球レベルは難しいけれども
そこいらの草野球レベルなら
誰にでもすぐできる。
そう言えば、消防の頃ヘタクソな漫画をノートに描いて、友達同士で廻し読みしたっけ・・。
同人誌なんかも漫画の方が仲間を見つけやすそう。
それに比べて小説は、「仲間とワイワイ楽しく」ってイメージないなぁ。
と言う事で、
「仲間と楽しくやりたい人」→漫画を描け
「1人の方がやる気が出る人」→小説を書くのに向いてる
とオモタのだが、どうよ?
東野圭吾ってどうなんですか?
あまり本を読んでいない人でも楽しめる。
ジャンル小説が好きな人にはいいかな。
あまり東野の著作を読んだわけではないけれど
『白夜行』は面白かった。
>>764 昔は小説は「仲間とワイワイ楽しく」ってイメージだったのだよ。
その時代に強いメディアが、人を集める力を持ってるだけの話。
>>765 自分は肌に合わなかったです。
ストーリー展開が平板で、途中で飽きちゃいました。
771 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/02/26 01:55 ID:JxdfvSa1
69 名前:クマ[] 投稿日:03/12/07 05:19
これパクリたいんだよね、ちょうど今書いてる小説にはさむといい感じになるから
258 名前:(-_-)さん :03/11/21 06:44 ID:???
死ぬ時の走馬灯を想像をしてみた。
走馬灯に浮かんできたのは中高生時代にハマッたゲームの画面・・・・
普通の奴は友達と遊んだ記憶とか、淡い初恋なんてのが浮かんでくるんだろうが、
俺はゲームの画面・・・・・・・
急に死ぬのが嫌になってきたよ。
生きてきた意味があると信じたい。
70 名前:バトルフィールドハザードシティ→戦場の街[] 投稿日:03/12/07 08:55
盗(・∀・)作
71 名前:名無し物書き@推敲中?[] 投稿日:03/12/08 02:10
>>69 いいじゃん、パクれよ。なんで躊躇してるんだ?
2ちゃんは誰の発言かわからないところがウリなんだよ。
「その258は自分が書いたレスだ」と強弁しろ。
そう強弁しても、誰も反証できないんだよ。
>>771 うわぁぁ どういう意味でコピペしたの??
なんかたまらない気持ちになってきた
258はすごくリアルで胸に迫るものがある
それにしたって「これパクリたいんだよね」って2chで豪語する神経って??
自分も、誰かの日記や2chのレスを参考にすることはあるけど
まんま盗んじゃうってのは書き手としてどうなんだろ。
773 :
名無しさん:04/02/26 02:41 ID:CNTAEk48
早く現実見て就職しろよ、妄想オタ共
774 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/02/26 02:49 ID:AaRYE1dd
未完の大作というのもある。オレのはぜんぜん書いてないから未着手の大作になりそうだ。不条理小説もこれには勝てないだろう。
スレ違いかもしれないですが
小説家になれば当人の素性とか公に知れ渡りますよね?
中卒ひきこもりの私はそういうこと知られるのが嫌なのですが・・・
ろくに小説書く努力もしていない人間が聞くのも愚かしいことですが、
どなたかマジレスお願いします。
本を出したい>過去を知られたくない
なら書けば?
逆なら辞めれば?
プロフィールなんてどうにでもなるだろ。
学歴、職歴なんて載せなくてもいいんじゃないか?
>>775 中卒ひきこもりを武器にするんだよ。
作家志望ならみんなうらやむよ。
ハンデじゃなく、間違いなく武器。
まぁ…「池沼の子供が描いた絵」のような扱いを受ける武器にはなるな(w
779 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/02/26 22:49 ID:9MPGMGoO
第44回群像新人文学賞の受賞者「萩原亨(蚤の心臓ファンクラブ /講談社 )」は
おまいと同じ中卒ヒキ。いや「俺は中卒ヒキ」と直接的に公言している
わけじゃないんだけど、過去のインタビューやら何やらで婉曲的にそう言ってる。
思うんだけど、この萩原タソだとか花村萬月タソみたいにネガティブな経歴
(ドストエフスキーもそうだわね)があるんだったら、それが逆に強みに
なるよ。今回の芥川の候補になった航や、なんだかよくわからんけど妙に
文芸誌に作品が掲載され続ける有みたいに三流大学でてフリーターやって、
気がついたら小説書いてましたのよという流れよりも全然面白い。
俺としてはおまいのぐにゃんぐにゃんに捩じれ曲がったキチガイ寸前の
観念小説なんぞを読みたいなぁと思ったりなんかする。一応マジレス。
頑張ってみ。
780 :
779:04/02/26 22:49 ID:9MPGMGoO
781 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/02/27 00:07 ID:RX1XoSAq
>>779のような無職に面白がられるよりも、ちゃんと大学出て、
その上で文芸誌に作品を掲載され続けたいわな。有みたいに。
「蚤の心臓ファンクラブ」ずいぶん前に読んだ。
死にたい話な。
内容はともかく、この著者の他の作品を見たことがない。
一発屋として華々しく散ったか。
駄作を文芸誌に書きつづけてるヤシより、一発だけで散っていく
作家好きだな。あと「家畜人ヤプー」みたいに細々とだけど、
ずーーーっとアングラ系で語り継がれていくやつとか。
784 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/02/28 00:13 ID:57YQt9Wz
他人事として眺める分にはどっちでもいいけど、
自分がどちらの立場になりたいか、というと…。
中卒ヒッキーの一発屋のその後の人生は悲惨そのもの。
売れるか売れないかより小説完成させられる力を身に付ける
ことを目標にすればいいんじゃない?他人に誇れるものが欲しいのだったらさ
たとえ一発屋でも、何も無い人生よりはマシ。
>>784 よりはマシな人生だろ。まだ巻き返しあるかもしれないし。
>>784 も含めて俺たちはもう終わってるし。
まだ始まってもいねいYO
無職ヒッキーを超えるのが目標とは、
>>787の志は低すぎ
>>789 いや、だから漏れはもう終わってるって。
無職ヒッキーを超える気もないよ。
まあ、そう怒るなよ、
>>784。
つうか、もまいは日本語読めてないぞ???
ヒキなんてすぐに治るんだけどなぁ。
とりあへず神を知りたまへ。
>>792 神は死んだって知り合いの人が言ってたよ。
遺書なんだけど、文章かけてるか見て欲しいから、
書き込んでいいかな?
796 :
794:04/03/01 05:22 ID:bzXdAEI3
とりあえず書いてみるよ。
これが書き終った時に私は死ぬだろう、いや、死ぬ覚悟
が出来ていることを切に願う。初めに断っておくがこれは
正しい意味での遺書ではない、私の短い人生(何て言葉だろう!
もっと恵まれない者もいるのに!)に対する決別となるべきモノなのだ
。恨みつらみを書き並べるつもりはない、
後悔を叫ぶつもりもない(人によってはどちらも
読み取ってしまうのかも知れないが)、ただただ私の人生をのべ、
少しばかりの賛辞と文句を私は叫ぼう。
形として残すかどうかはわからない、誰かに
読まれることがあるのかもわからない、愚かな
道化師の遺書になるだろう。さて、前置きは
このぐらいにして本題に入ろう、僕ぐらいの年齢で
自殺をすれば、口さがない人々は騒ぎ立てるかもしれない
(あるいはしないのかもしれないが、そこは自惚れやの
僕を笑ってくれ)、ゆえにソレに至る理由を述べておこう。
何かがきっかけで自殺をするわけではない、僕は何もない
という状況に耐えきれなくなったのだ、この先生きていても
何か重要な、それこそ自分の人生を根底から覆すような
イベントが起こるのか?それが起きるのは天文学的な数値ではないのか?
ならそれに期待することなど私にはできない。
797 :
794:04/03/01 05:24 ID:bzXdAEI3
それに私には皮肉なことにはじめての彼女が出来るという
イベントがあったのだが、何一つ変わることはなかった
(彼女を責めているわけではない、実際私には過ぎた人であるとすら思う)。
F君の言う通り彼女が出来ることで何かが変われば良かったのだけれど、
何も変わることなく私には焦燥感だけが募っていった。
このままつまらないまま義務的に人生を終えるのか?
否それは私には耐えられない、ならばいっそ衝動的に
自殺をするのが一番だと思うのだ、これが私を自殺に
駆り立てるモノなのだ。理由は語った、これは誰の責任でもない
強いて言うならば私自信が世界に価値を見い出せないことが原因なのだろう、
世界を切り取って自分に合わせるか、自身を切り刻んで
世界に合わせるか、あいにく僕にはどちらも実行することが
出来なかった、落後者その言葉がおにあいな男なのだ。
だから僕は死ぬことにする。決別は終った、ではこの素晴らしき世界に
賛辞を述べていこう、まずは家族だ、家族というのは実に
素晴らしいものだと僕は思う、自分の居場所それは家族であった
(たとえ時に鬱陶しくてもなくてはならぬものだよ、F君。
798 :
794:04/03/01 05:26 ID:bzXdAEI3
血の繋がりというのはそれほどまでに濃いものなのだ、
たとえば単なる水とオレンジジュースがあったとする
、一口含めば違いがすぐに分かるだろう?そういうものだ、
たとえオレンジジュースがどれだけ薄くてもね。
私は家族を無条件で愛していた、夢見がちな兄も
(見届けられないが叶うことを祈る。)少しずれた母も
(本当に暖かな人だった。)馬鹿な妹も (もう少し賢くなって
くれることを願う)皆無条件で愛していた、
その家族を傷付けるかも知れないと思うと、心が痛むが
ねがわくば私の旅立ちを祝ってほしい。死は一つのゴール
だと私は思う、始まりがあれば終りがある、
終りがあるからこそ始まりがあるのだ、花は枯れることに
よってその美しさを昇華する物だ、私は死という新たな
スタートに立とうとしているのだ、だからこそ私を祝福してくれ!
世界よ!最後に私を認めてくれ…あぁもうヤメだ!
おためごかしはもう十分だ!俺は死にたくは無いんだ…世界に!
あらゆる人に認めて欲しい…俺の存在を否定して欲しくない…
生まれてきたことを涙ではなく、笑顔で誇りたいんだ…
俺は独りじゃ生きて行けないんだ!世界全体とは言わないさ!
ただ俺が生きていける場所が欲しい!誰かの顔色をうかがう必要も無く、
着飾る必要も無く、仮面をつける必要が無い、
それだけの場所が…世界が欲しいんだよぉ!俺を否定しないでくれ、
俺を除け者にしないでくれ、俺を独りにしないでくれぇ!…
俺は狂いそうなんだよ…なんだ、結局死ぬしかねーんだ、笑うほかにねぇな、
こりゃ。ようやく心から笑えたよ、絶望でな。
799 :
795:04/03/01 05:36 ID:eX+ATX5/
>俺は死にたくは無いんだ…世界に!
ここはまぁまぁ良いと思った。
全体としては、紋切型でこなれてないな。あと遺書としては装飾が多過ぎです。
上の点は読んでる時気付かれなきゃそれなりに魅力なんだけど、気付かれちゃ駄目だよ。
三島ユキオの金閣寺なんかがわかりやすいけど、頭の悪い人が書いてる文章っていう設定
なんだけども、結構理知的な文体なわけですよ。でも、読んでる時にはそれに気付かない。
なんにしても、見付からんようにするのが大事ですよ。
800 :
795:04/03/01 05:40 ID:eX+ATX5/
もしかして哲学とか好き? 翻訳調でもある。
801 :
794:04/03/01 05:45 ID:bzXdAEI3
おおありがとうございます、確かにちょっと
陶酔してる感じの文章でしたね、哲学は好きなんですけど
家にあるカントとかは買っただけで読めてません、
だって高校生にはむずかしいんだよぅ。
802 :
795:04/03/01 05:55 ID:eX+ATX5/
>>801 陶酔はしてないと思うよ、理知的な人だろうなとは思ったけど。
遺書文学では、竜胆寺雄の「M・子への遺書」が素晴しいよ、多分好きだと思う。
「放浪時代|アパアトの女たちと」として講談社学芸文庫から出てる。
竜胆寺雄はエログロナンセンスの時代の旗手、川端康成と喧嘩して文壇から追い出されて、
サボテンを作りまくった人。おしゃれな文章の人です。
岩波文庫に哲学入門とかいう2冊だか3冊だかの本が出てるけど、あれは面白いよ。
テアイテトスとかいうやつも良い翻訳だったな。
803 :
795:04/03/01 05:59 ID:eX+ATX5/
>>岩波文庫に哲学入門とかいう
ごめん、これ嘘。哲学入門はヘーゲルの奴で最悪です。翻訳もよくない。
まぁ俺は外国語は全然読めんのだけど、日本語として糞、ついでに印刷も糞。
面白いのは西洋哲学史という本。
シュウェーグラーとかいう人が書いてるみたいです。
804 :
794:04/03/01 06:17 ID:bzXdAEI3
またまたありがとうございます、早速買ってみよう
と思います、それでは今日卒業式なので行ってまいります
>>794 言い回しは悪くない、というか好きだ。
ただし、( )が多すぎる。便利なんだが、ここぞという時にだけ使えるようにしたい。
漏れも同じ欠点を持っているのだよ・・・(泣)
806 :
805:04/03/01 13:28 ID:aGCAIqer
今日卒業なのね。高校生かな?
とにかくおめでとさん。
君のこれからの人生に幸多からんことを。
って、こんな板来ている時点で(ry
807 :
794:04/03/01 13:34 ID:bzXdAEI3
帰ってきました、確かに()は便利でついつい使っちゃうんですよね…
ほんとに死にたいのか?
809 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/03/04 00:57 ID:aqBO63FY
あげじゃあげじゃあ
文學界に載ってる藤沢周と綿矢の対談を読んで
どうして綿矢の文体や言い回しに違和感をおぼえるのかわかった。
と同時に「ストーリーにはそれに相応しい文体がある」というのも納得。
あの話を例えば宮部みゆきのような文体で書いたら、魅力ゼロなんだろうな。
hoshu