暇だから小説でも書いてみる。暇人だけ読んでくれ

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1醜態
俺は大学2年生。20歳。名前は風岡透(かざおか とおる)
去年、両親が離婚し、已む無くここ、吉祥寺で一人暮らしを始めた。
俺の人生20年間何一つ良かったことなどない。
周りの奴らは遊んでいるのに、俺は生活費も学費も自分で払わないといけない。
もう辛い。辛すぎる。俺だって、女と遊びたい。車を乗り回したい。

今日、8月3日も夜のアルバイトを終え、帰路へと向かった。
今日は土砂降りの雨だ。ついてない。
「はぁ、こんな人生もう止めたいよ。大学行って、バイトやって、それで終わる一日・・・」
さて、今日も帰って寝るだけか。俺はアパートへと向かった。
4畳半のボロアパートだ。風呂がついているだけがまだ救いだ。でも、ここだけが唯一安心
出来る場所だ。 「それにしても今日はひどい雨だ。」ようやくアパートへとついた。
「ん?」ふと、見ると俺のアパートの玄関前で雨宿りをしている女の子がいる。
「どうしたんだろう、こんな夜中に・・・」
「ドアの前に座っててじゃまだな。追い返すか・・・雨宿りなら他に行って欲しいよ。」
俺はぶつくさいいながら、玄関前へと近づいた。
2名無しさん@毎日が日曜日:03/03/04 14:21 ID:vBoyHjjj
3醜態:03/03/04 14:22 ID:F0Kp8AEJ
その少女に近づいてみると、小柄で、幼く見える。10代、半ばくらいだろうか。
髪は茶色だ。俯いているので顔は良く見えないが・・・
俺は早く追い返して休みたいので、とっとと追っ払おうとした。
「どうした、こんな夜遅くに。悪いが部屋に入りたいんだ・・どいてくれないか。」
俺は声をかけた。
少女はびっくりしたように振り返った。「え、、あ、ごめんなさい。私・・・」
茶髪だったので不良系少女かと思った。しかし実際は違った。とてもあどけない顔だった。
歳も、どうみても10代前半にしか見えない。
「どうした、中学生か高校生か知らないけど、こんな時間まで遊んでちゃだめだろ。
傘でもなくしたのか?貸してやるから早く家に帰りな。」
俺は言った。傘ぐらいかしてやって追い払おう。早く眠りたいんだ。
4醜態:03/03/04 14:23 ID:F0Kp8AEJ
書くというより、少し作ったものを貼ってるだけだけどね。
ロリ趣味でスマソ。
それから本当に下手なんで(まだガキ)本当の暇人だけ読んでください。
読む価値もないと思いますが。
5名無しさん@毎日が日曜日:03/03/04 14:24 ID:Rw7Pen/U
>>1
自伝?
6醜態:03/03/04 14:24 ID:F0Kp8AEJ
>>3の〜続き

「遊んでたんじゃないもん。」
「塾の帰りか?何か知らんが早く帰らなくっちゃ駄目だろう。ほら
傘、貸してやるから。」
次に少女の口から信じられない言葉が飛び出した。
「私、帰る家ないから・・・」
「えっ!!」俺はつい声をあげてしまった・・・「どういうことなんだ?」
「私、わたし・・・うぁぁぁぁぁぁん・・・おにいさん・・」
少女は急に大声を上げて泣いた。
「一体どうしたんだよ。急に。」俺は慌てふためいた。
それにこんな夜に少女に泣かれる姿を見られても世間体としてよろしくない。
「話、聞いてやるからさ。いちお、部屋に上がりな。飲み物でもあげるから。」
俺は言った。
7醜態:03/03/04 14:25 ID:F0Kp8AEJ
どうしたんだろう。一体。出来たら厄介事には関わりたくない。
しかし、気になる。話だけでも・・・
俺は少女を部屋に入れた。
「上がって。そこらへんに座りな。なんか飲むか?」
少女は床に座りこんだまま黙っている。俺はコーヒーを差し出した。
「とりあえず、どうしたんだよ。俺でよかったら話に乗るから。」
あっ、いけね。また俺の悪い癖がでた。すぐ人の話に乗ってやって、御人好し
さんみたいなことして、いつも裏目に出てきたんだよな。バカだな・・
「とりあえず名前は? あ、俺は風岡。風岡透っていうんだ。」
10秒後、「あ、あの。私、山本由美っていいます・・・」
「そっか、由美ちゃんか。歳はいくつだ?」
「13さい・・」 えっ、13歳??てっきり15歳位かと思った・・・
「そんな歳で、こんな夜中にどうしたんだ、よかったら、話聞かせてくれないか?」
8醜態:03/03/04 14:26 ID:F0Kp8AEJ
「あ、あの・・」
何かを言おうとするが、黙ってしまう。
どうしたんだ。中々話してくれないな。俺の顔、怖いかな??
女顔って言われるんだけどなぁ・・・
数分後、、、
「何だよ、言ってくれないと分からないじゃんか。」
そういえば帰る家がないっていったたな。追い出されたのか、家出したのか。
「ごくっ」ようやくコーヒーを口にしてくれた。
「あ、あの、、とお、るさんは、大学生さんですか?」
「まあ、そうだけど。法政大ってとこで福祉の勉強してるんだけどさ。」
だからなんだっていうんだろう・・・
「福祉って、ボランティアとかそういうことしてるんですか?」
「まあ、そうだけど、俺のこと聞いててもしょうがないじゃんか。」
9醜態:03/03/04 14:26 ID:F0Kp8AEJ
まあ、俺がこの学科を専攻するのも、両親にさんざん殴られ、喧嘩、騒動を
目の当たりにし、散々な日々を送っていた。虐待された子供の苦しみは良く分かる。
そんな中でも将来は児童福祉などの職に就いて、ささやかな幸せを孤児達と
共有したかったからだ。 ま、そんなとこだが。
床に散っている数冊の福祉関連の本・・・
「あの、とおるさんは、、いい人だと思います。こういう勉強をしてるんですから。
信頼できると思います。だから、話します。」
おっ、いい子だな。話してくれる気になったか。
「あの、私、昨日九州の佐賀県から家出をして、ここまで、一人できました。
でも、お金が無くなっちゃって、泊まるところも食べる物もなくって。
東京にくればなんとかなるとおもったんだけれど・・・それで、今日、もうだめに
なっちゃって・・・」
10醜態:03/03/04 14:27 ID:F0Kp8AEJ
「そうか・・・大変だったな。」
「あの、見てもらえますか・・・」少女は着ていた上着の袖を捲くった。
「・・・・・」俺は息を呑んだ
「タ、バコの痕か?」
「はい。お父さんに・・・毎日毎日・・ もっとひどいこともされたし・・
お母さんには、殴られたり、刃物で傷をつくられたり・・・ご飯もくれないし。。
それで、わたし、もう耐えられなくなっちゃって、、、」
そう・・か。 それで、ここに。。逃げてきたんだ。偶然俺のアパートの前に。
「もういい、分かった。話すのも辛かったろう。もう行く当てもないんだろ。
とりあえず今日はここに泊まっていきな。あと腹減ってるだろ。コンビニでなんか買ってくる
からさ。由美ちゃん、安心しな。これからのことは明日考えよう。」
11醜態:03/03/04 14:29 ID:F0Kp8AEJ
由美ちゃんは「あ、そんな、悪いです。」
「俺が助けなきゃ誰が助ける?こんな土砂降りの雨の中、それもこんな都会で。
悪い人なんかいっぱいいるんだぞ。今日は悪いこと言わん、泊まってきな。」
「は・・い。とおるさん。ありがとうございます・・」由美ちゃんは泣き出した。
「いいって、じゃ、俺コンビニいくからさ。」

くそっ、畜生! 馬鹿親どもがッ!快楽に溺れ、子供産んで、ろくに育てず
虐待までするとは! 畜生! 可哀想で見てられない・・・
と同時に、コンビニへの足も早くなった。
「誰かのために何かをするのって、楽しいな。この感覚、久しぶりだ。」
とりあえず、パンやら、おにぎりやら、スープやら、いろいろ買った。
今は夏と言っても今日は雨に濡れ、寒い。由美ちゃんも結構雨に濡れてたし。
温まってもらわないとな。 それにしても可愛い子だな・・
なんでひどい目にあわなくっっちゃいけないんだろう・・・
12醜態:03/03/04 14:30 ID:F0Kp8AEJ
俺は袋いっぱいの食料品を持って、アパートへと戻った。
「由美ちゃん、ほら、買ってきたよ。」
テーブルの上におにぎりやらパンやらを出した。
「ほら、全部食べていいよ。」「どうもです。」由美ちゃんはそういうと
お腹が空いていたのか、買ってきたおにぎり4個を全部、パンも4個全部たいらげた。
「あっ。参ったなぁ〜俺の夜食に1個とっとこうとおもったんだけど。。」
「ごめんなさい。昨日の昼から何も食べてなかったんです・・」
「あ、いいよいいよ、まさか全部食べちゃうとはね。大変だったんだろうね。」
「ほら、コーンスープ入れたから、のみな。あったまるよ。」じゃ、俺も。
ごくごく・・・ごくごく・・・ 「あーうまい!!うまかったね」 「うん。」
「お腹一杯になった?」「あ、はい。とおるさんのおかげです。ありがとうございます。」
「じゃ、あと雨に濡れたろう。それに疲れてるだろうし、シャワー浴びて眠りな。」
「あ、はい。それじゃ、いいんでしたら、お借りします・・」
「気にしなくていいよー 風邪引いても困るしね。」 由美ちゃんはシャワーを浴びに行った。
20分後、風呂から出てきた。「まず、、、下着買うの忘れた。」俺はコンビニにダッシュし、
女物下着を買った。恥ずかしかった。店員の視線が痛かった。
13醜態:03/03/04 14:33 ID:F0Kp8AEJ
由美ちゃんはバスタオルを巻いていた。「はい。新しい下着。」
「どうもありがとう。」下着を受け取ると、風呂場まで持っていき、まず、それをはいて
俺が渡したパジャマを着た。ちょっとパジャマ大きかったかな。でもすっごく可愛い。
「さっぱりしたろう?次俺入ってくるから、そこら辺の漫画でもよんでたり
テレビでもみてくつろいでいてよ。」
「うん。ほんとにありがとね。」

俺は風呂に入った。
「ふう・・・疲れたな。本当に、今日はいろいろあった。」
服を脱ぎ捨て、風呂場へと入った。そしてシャワーを浴び、浴槽に漬かった
「残り湯・・か。」
そういえば誰かの後の湯に漬かるのは久しぶりだな。俺は今日の疲れを洗い流した。
「さて、出るか。」
俺は風呂から上った。服を寝巻きに着替え、部屋に上った。
ふと、由美ちゃんを見た。床に寝転び、寝息を立てている。「あっ、もう寝てるな。」
14醜態:03/03/04 14:34 ID:F0Kp8AEJ
やはり疲れていたんだろうな。
昨日、佐賀から道も分からず飛び出し、ここまで来たんだもんな。
昨日は寝たところはあったんだろうか。いや、なかったろうな。
食事もおそらくろくに摂ってないだろうし。安心したんだろう。
そっと近づいて、寝顔を見た。「可愛い・・・」スースーと小さな
寝息を立てている。こんなとこで寝たら風邪引くな。
俺は由美ちゃんを抱え、ベッドの上に寝かせた。軽いな・・何キロだろう・・
毛布をかけてあげた。俺は・・床でいいか。余った毛布一枚かけ、座布団を枕
にして、俺も眠りについた。「この子の、ことは、明日考えよう。これから
どうすればいいのか・・・これ以上家においてやることも出来ないしな。」
疲れた・・もう2時だ。眠りにつくまで時間はかからなかった。
15醜態:03/03/04 14:34 ID:F0Kp8AEJ
窓から光が差し込んでくる。スズメの鳴き声が聞こえる。
「ん・・・朝か・・・」
床で眠っていたので多少体が痛い。そうか、昨日、由美ちゃんを泊めたんだな。
時計を見ると、9時過ぎ。そういえばあの子は何してるんだろう。
トントン、トントン、キッチンから音が聞こえる。俺は振り返った。
「あ、とおるさん、おはようございます。」「おはよう。何してるんだ?」
「あ、あの、お礼にごはんを作ろうと思ったんですけど。勝手に材料取り出して
すいません、迷惑でしたか??」
「いや、構わないよ。朝食の準備は面倒だし。本当にありがたいよ。」
優しい子だな。わざわざ。んで、何を作ったんだ?
皿には目玉焼きとタコさんウインナー、そして鍋には油揚げと豆腐の味噌汁があった。
「ほう、結構上手いじゃないか。13歳にしては立派なもんだ。」
「うん、私、いつも自分でつくってたから。」 へぇ。やるもんだな。
「で、ご飯は?」
「あ・・いっけない。私、ご飯のことすっかり忘れてた・・おかずに夢中で。」
「あははは・・・・」俺たちは笑った。初めて見せた笑顔。
やってしまったって感じでベロをちょこっと出した。可愛い。
この子、結構ドジだな。でも可愛いとこあるじゃん。「そうか、丁度レトルトの
ご飯があるから、それで食べよう。」
16醜態:03/03/04 14:35 ID:F0Kp8AEJ
食卓におかずを並べた。味噌汁もいい匂いがするな。
「いただきます。」
こんなこと言うのも久しぶりだな・・・
さて、頂くとするか。俺は味噌汁を飲んだ。
「ど・・どうですか??」  お世辞抜きに、これは、美味い。
「すごく美味いよ。へぇ。凄いな。料理の才能あるよ。濃さも丁度いいよ。」
「本当ですか?どうもありがとうございます!!」
おかずも、簡単に作れるものとはいえ、形も綺麗だし、大したもんだ。
俺はあっという間にすべてたいらげた。「あー美味かった!!」お世辞じゃない。
自然と言葉が出た。「これくらいで、喜んでくれるんだったら。よかったです。」
「いやいや、本当にありがとうな。お礼してくれるって考えてくれただけでも嬉しいよ」
由美ちゃんも俺に遅れて食べ終え、食器もきちんと洗ってくれる。いい子だな・・・
俺は洗面所に向かい、顔を洗って、歯磨きをした。「由美ちゃーん、ありがとう。
新しい歯ブラシあるから、歯磨きしな。そんでこれからのこと考えようか。」「はーい。」
17醜態:03/03/04 14:35 ID:F0Kp8AEJ
まず、話し合わないとな、これからのこと。少女を家に置いておくのも
犯罪行為になってしまいそうだし。警察に渡しても、親元へ引き離されて
また虐待でもされてしまう。そんなの可哀想で見てられない。
「あのさ、これから、どうする?」俺は尋ねた?
「う、、ん。もう迷惑かけられないし、とりあえずどこかに・・・」
どこかってどこがあるんだろう。お金もないし、住むところもない。
こんな子がぶらぶら夜中に歩いてたら、警察に身元聞かれそうだし、
危険な目にあってしまったらどうするんだろう。かといって、俺も、これ以上
どうこうできるのだろうか。俺も自分の生活があるんだし。でも、この子は
俺と同じ、いや、もっと酷い苦しさを・・・ずっと・・・
俺が決断するまでにそう時間はかからなかった。
「よし、とりあえず夏休みの間だけ面倒見てやるからな。大学ももう当分
いかなくていいし、とりあえず、そうしなよ。」
夏休みなのが救いだったな。大学も、昨日提出物を出しに行ったのを最後に
1ヶ月半近くないし、バイトは夜だしな。
「あ、あの、わるいです、そんなの。」
「悪くなんかない。君をほっとけないよ。」
18醜態:03/03/04 14:36 ID:F0Kp8AEJ
「俺も、親に虐待されて育ったんだ。君を他人だとは思えない。
俺が、俺が守ってやるんだ。」
排他的な性格なこの俺が、信じられないことを口走った。
なぜだろう、この子に、まだ出会って1日しか経ってないのに、本気で守りたい。
この子の為に生きたいと思ってきた。たとえ、俺がどうなろうとも。
「とおる、さん・・・私・・・」由美ちゃんは泣き出した。俺はそっと肩を抱いた。
「大丈夫。大丈夫。俺がいるからな。ここに居ていいんだぞ。汚い家だけどな。
ゆっくりしていっていいんだぞ。」
「そんな、、ありがとうござい・・ます。」OKしてくれたか。良かった。
「でも私、働けないし、お金もないし。迷惑になるだけだし。」
お金なんかどうでもいい。俺は守ってやりたいんだ。でも何もしないでおいとくと
この子の真面目な性格からして、やってられなくなるだろうな。
「それじゃあさ、家事、全部やってもらうよ。ゴミだしに風呂掃除に洗濯に。
妥協はしないからな。」ちょっと厳しいがこの子のためだ。
「は、はい!!がんばります!!」意外と明るい声が返ってきた。
19醜態:03/03/04 14:37 ID:F0Kp8AEJ
決まったな。まず、由美ちゃんの為に、生活用品を買わないと。
「由美ちゃん、服、それだけしかないの?」 「うん。そのまま来たから。」
結構無茶するなぁ。軽装で九州からここまで。それだけ辛かったんだろうと思うが。
「じゃあ、今から服や寝具を買いに行こう。」 「あ、そんな。お金までかけるなんて」
「気にするな。その代わり、15歳になってアルバイトできるようになったら返して
貰うからな。」そうはいったが、お金なんてどうでもいい。
「はい。2年後、沢山稼いで返します!!」
「それから、もう一つ、俺たちは外出時に限り、これから兄妹だ。」
「え??」 「7歳も歳の離れてる男女が同居して、街中歩いてるのもおかしいだろう
。兄妹ということなら多少は怪しく感じないんじゃないか。これから、俺のこと、
「おにいちゃん」と呼びな。」 「おにい・・ちゃん?」
「そうだ。俺もゆみって呼ぶからな。」「うん!おにいちゃん!!」
20醜態:03/03/04 14:37 ID:F0Kp8AEJ
俺たちは街に出た。幸いにもここは吉祥寺。若者の街だ。
服などそこら中に売っている。靴もぼろぼろだな。買ってやらないとな。
11時。今日は素晴らしい天気だ。
「由美、これはどうだ。」 「えー、おにいちゃんセンスわるーい!」
そんなことないのになぁ。俺たちは古着屋で買う服を選んでいた。
由美は、可愛らしいシャツを2着、セクシーなノースリーブを1着選んだ。
計、12000円だ。貧乏な俺にはこたえるが、可愛い妹のためだ。
レジへと持っていった。店員は「仲のいいご兄妹ですね。」と言った。
さっきのやり取りを見てたんだろう。傍からも兄妹に見えるのか。良かった。
「まあ、はい。家でも仲いいですから。」12000円を払い、服を3着購入した。
そして、もう一軒の店でジーパンを、そして、由美に金を持たせ、下着を5日分
靴下を5日分買わせ、デパートで毛布を、そして、スニーカーを買った。計、48000円。
俺のバイト代の半分だな。ははは。今月苦しくなるな。友達に金でも借りないとな。
21醜態:03/03/04 14:37 ID:F0Kp8AEJ
俺たちはファーストフード店にいた。
「おいしいか???」「うん、すごくおいしいよ。」
何か嬉しいな。由美と出会う前までの暗い生活とは一変。これが幸せっていう
のだろうか。由美も幸せだと感じてくれてるんだろうか?
「あの、私、今、すごい幸せだよ。」俺の気持ちが通じたのだろうか。
「私、家でも辛い日々を送ってて、学校もおもしろくなかったし。おにいちゃんと
出会えて、本当に。よかったよ。」 「俺もな、由美と出会ってから少し幸せ
な気分になれたよ。ありがとな。」 「うん。おにいちゃん、大好き。」
「俺も、大好きだよ。」俺は頭を撫でてやった。小さな体。可愛らしい顔立ち。
とてもいとおしい。俺たちは食事を終え、2人の記念に、プリクラを撮った。
由美は大事そうに、財布にしまった。俺は携帯電話に貼った。
これでいつも俺たちは一緒だな。
16時半、アパートに着いた。「楽しかったな。」「うん。」
本当に楽しかった。こんな感じ、生まれて初めてだろう。
由美は楽しそうに服を着替え始めた。ノースリーブ姿、可愛すぎる。
タバコの痕を隠すため、リストバンドを常にはめなくてはいけないのは可哀想だが。
22醜態:03/03/04 14:38 ID:F0Kp8AEJ
「とても、良く似合っているぞ。さすが俺の妹だ。」 「えへへへ。」由美ははにかんだ。
「あ、私今日から、家事やらないと。」 いいのに。別に。まじめなんだからなぁ。
洗濯機に下着などを放り込んだ。「俺の下着と由美の一緒に洗ってもいいのか??」
「おにいちゃんだから、いいんだよ。大好きだもん。」 嬉しい。俺のトランクスを見て
「ふ〜ん。」と一言。何がふ〜ん、なんだろうな?「いいから見ないでとっとと入れてくれよ。」

洗濯機を動かし、米とぎをして、ご飯を炊いた。 もう18時か。あと1時間でバイトにいかなくっちゃな。
由美はおかずを作っている。俺は横になった。「楽・・だな。」
30分後、ご飯が出来上がった。ハンバーグと野菜サラダ、そしてスープだ。
13歳とは思えぬ料理の腕前。すごい。こんな料理が毎日食べられるなら。ありがたい。
今日のご飯もとてもおいしかった。「由美、今日もうまかったよ。ごちそうさま。」
「うん。ありがとう。ごちそうさま。」「俺、アルバイト行かないといけないから
テレビ見たりしてくつろいでていいよ。22時には帰るから。」「うん。頑張ってね。
おにいちゃん。本当に、ありがとうね。住むところも、お金も。食べる物も。」
「あんま気にするな。じゃ、行ってくる。」
もっと一緒にいたいのになぁ。この気持ち。愛情というものなのだろうか。
俺は鍵を閉め、いつものアルバイト先のコンビニへと向かった。
23醜態:03/03/04 14:40 ID:F0Kp8AEJ
続く・・・

>>5
いいえ。
24あのぅ・・・ ◆dl8/XeIN7. :03/03/04 14:42 ID:BbSPIoqD
どばーっとエヂィタで書いといてどばーっと
レス。私もやったなぁ・・・昔。
25名無しさん@毎日が日曜日:03/03/04 14:45 ID:0SzDSu4z
俺は3時ころふと起きて、由美ちゃんのまんこの匂いをかいでみた。
26名無しさん@毎日が日曜日:03/03/04 15:42 ID:mtPKYkeJ
26ゲットズサー
27名無しさん@毎日が日曜日:03/03/04 15:44 ID:P6jTjJuV
結構おもしろいぞ・・
28名無しさん@毎日が日曜日:03/03/04 15:54 ID:rcor8oe7
>>1
手間をかけた高度な釣りだね。
もうすぐここの住人増えるから期待通りに皆釣られて煽ってくれるよ。
29名無しさん@毎日が日曜日:03/03/04 15:57 ID:OzLe33zC
結末は「世にも奇妙な物語」になりそな余寒
30名無しさん@毎日が日曜日:03/03/04 17:15 ID:ossu0cUJ
だれかひとことでダイジェストきぼん
31醜態:03/03/04 18:39 ID:/MopwXoz
「どうした、風岡、暗い奴がニヤけやがって」
「なんでもねーよ。」こいつは高柳亮(たかやなぎりょう)中高と同じ学校に通った親友だ。
口は悪いがとてもいい奴だ。俺の家庭事情なども理解してくれている。
アルバイトでも同じシフトに入っている。
由美が来て、俺も明るく見えるようになったのかな・・・
こいつは信頼できるんだよな。由美のこと、話そうかな。金にも困ってるし。こいつなら
事情を言って、お金貸してもらえるかもしれないし。
「高柳、仮にもだ、もし、家出少女が泊まる場所がないから家に泊めてくれっていったらどうする?」
「何をまた馬鹿なことを。少女か?そんなの泊めたら捕まるだろう。俺ならそんな厄介ごとに巻き込まれる
のは御免だね。お前まさか、泊めてるんじゃないだろうな。」
「んな馬鹿なことするはずないだろ。俺だって犯罪者になりたくないよ。昨日のニュースで家出少女のこと
が取り上げられてたから意見を聞いてみただけだ。ったく、しょうがないよな。」
そうだよな。フツーの奴の意見としては。
やはり相談するのやめとこう。

そんなこんなで、アルバイトの時間が終った。
32醜態:03/03/04 18:40 ID:/MopwXoz
「風岡、さっきの事だが。」「さっきのことって、何?」「家出少女のことだよ。」
「知らないよ。」「お前って本当に嘘つくのが下手だな。俺にはわかるよ。お前は本当に御人好しなんだからな。」
「そっか・・・」
俺はその子が虐待にあって九州からここまで来たこと、そして一晩泊めてあげたことを話した。
「風岡、お前、自分の決断が正しいと思っているのか?俺は、警察に渡して、虐待の事実を伝え、施設にでも預けた方が
いいと思うが。それがその子の為だと思う。そして、お前の為でもある。犯罪者になりたいのか?」

そうなのかな・・・実際俺はいつも一人で考えて失敗してきた。
しかし、由美は、本当に、心から守ってあげたいと初めて思った子だ。
俺は、夏休みの間だけと言ったが、本心は一人前になるまで面倒を見てあげたい。
幸せになって貰いたいんだ。・・・ 幸せ? 俺の決断は正しいのだろうか??

そして、俺は決めた。
33醜態:03/03/04 18:43 ID:/MopwXoz
選択肢A

1.「高柳、お前の言うとおりだ。俺の考えは間違っていたのかもしれない。」>>34-37
2.「俺はどうでもいい。あの子は俺が守ってやるんだ。俺しか守れないんだ!」>>38
34醜態:03/03/04 18:44 ID:/MopwXoz
俺は高柳と別れ、アパートへと向かった。

「ただい・ま・・」
「あっ。おにいちゃん、お帰りなさい!!おつかれさま〜!!」
「どうしたの?疲れたの??」
「ああ、今日はちょっとしんどかった。もう寝るよ。シャワー、浴びて由美も寝なよ。」
俺は床に敷いた布団に寝転がった。「由美のためだ。明日、話そう。」
俺は眠りについた。

朝だ。由美は・・起きている。起きたばっかりだ。顔を洗っている。
「あ、おにいちゃん、おはよう。疲れとれた??」「うん、まあ、ね。」
「実は、大事な話があるんだ・・・とりあえず朝食摂ろう。今日は作らなくていいから。」「なあに??」
「とりあえず食おうよ。」俺たちは買っておいた食パンと目玉焼きと食べた。
食事が終わり、俺は話を切り出した。
35醜態:03/03/04 18:44 ID:/MopwXoz
「あのな、聞いてくれ、これは決して裏切りとかじゃないから。」由美は真剣な顔立ちになった。
「もう君を家にはおけないんだ。」 「えっ・・・おにいちゃ・・」
「良く考えた。君のために、由美が幸せになる為には、俺の家に居るのがベストじゃない。」
「成人するまで、大変だとは思うが、施設に入った方がいい。専門の福祉職員がいるからな。俺なんかより
ずっといろいろ考えてくれるよ。」 そうだよ。俺は自分ひとりでいろいろ考えて失敗ばかりさ。
人に委ねたほうが、すべてうまくいくんだよ。
「親元へ返すのは可哀想だから、、虐待の事実を伝えれば、きっといい児童福祉施設など紹介してくれるよ。
一回は君の面倒を見ようと思った。だけど俺はまだ大学生だし、何も出来ないよ。
な、そうしたほうが、俺にとっても由美にとっても、いいと思うよ。」
そうだよ。これが一番いい選択なんだよ。」
「一度は、家においてあげるって言ったのに、裏切ってごめんよ。」
「う・・ん。とお・・るさん、そうだね。私なんか居ても、邪魔だもんね。お兄ちゃんの言うとおり
警察署まで行って、いろいろ相談してくるよ。」
「よし、いい子だ。」仕方ないんだ・・・ 俺だって人生があるんだ。
由美は荷物をまとめた。「よし、準備できたか。それじゃあな、元気でやるんだぞ。」
「う、ん。ありがとうございます。感謝してます。泊めていただいたこと、一緒に買い物したこと一生忘れません。」
「さあ、行くんだ。」冷たいかもしれないが、これで、いいんだ・・・
由美は寂しそうに俺が教えて警察署の方角へとぼとぼと歩いていった。
36醜態:03/03/04 18:45 ID:/MopwXoz
月日は流れた・・・
5年後、俺は心理カウンセラーの職を得た。何とか職業は得たが、大学生のころと変わらないな・・・
今日は給料日。数少ない楽しみである、風俗街へと向かった。
「ん?新しい店か??」入ってみるか。開店サービスで安いしな。
「いらっしゃいませ。当店では女の子の指名が出来ます。追加料金として2000円がかかりますが。」
「誰でもいいんだ、はやくしてくれ。」俺は個室へと案内された。
ドアをあけた。「いらっしゃ・・と・・おる・・さん・・」そこに居た風俗嬢は、俺の名前を口走った。
もしかして、この子は・・・そんな、馬鹿な・・・
37醜態:03/03/04 18:45 ID:/MopwXoz
「お前、もしかして、由美・・なのか??」顔立ちは大人になっていたが、俺はすぐ分かった。
「警察へ、相談しにいったんじゃなかったのか?」「なんでここに?行かなかったのか?」
俺は思った。施設なんかに入るのを躊躇い、放浪していたところを風俗店のオーナーに拾われたんだろう。
恐らく、13歳の頃から、大人の相手をして・・・ 馬鹿だッ! 
決断力なんてこんな幼い子になかったんだ。「うああああああああああああ!!」
俺は大声を挙げ、外へ飛び出した。あの時、あの時、俺が、、俺が・・・・
もう全てが遅かった。
由美ちゃんは風俗嬢として、完全に堕ちた世界に生きている。
救えなかった・・・ 俺は・・・
これから、一生罪を背負って生きていかなくてはならない。
俺は風俗店のオーナーに、由美ちゃんにと、給料の入った封筒を預け、俺は街に消えていった。

「いつも、こうなんだよな。俺は・・・」
吹き付ける風が異常なくらい冷たかった。

THE END
38醜態:03/03/04 18:46 ID:/MopwXoz
「俺はどうでもいい。あの子は俺が守ってやるんだ。俺しか守れないんだ!」
「ふっ、いつものお前らしくないな。強情って言うか。」
「俺は馬鹿なことをしているのかも知れないが、いいんだよ。これで。」
「そうか、お前が誰かのためにこんな熱くなること、久しぶりに見たぜ。」
高柳は続けた「お前、金、困ってるだろ。ほら。」
高柳は財布から10万円を取り出した。「へへへ、今日パチンコで儲けたんだ。お前にやるよ。」
「おい、こんな大金・・・」「俺が持っててもギャンブルに使ってパーになるからな。」
「恩に切るぜ。来月、返すからな。」「いいってことよ。返すのはいつでもいいぞ。」
「頑張れよ。間違ってもその子に、手出すなよ。」「馬鹿。そんなことするか!」
「ははははは!!!」

温かい友情に触れ、俺はアパートへと向かった。

「ただいま!!」
「あっ。お兄ちゃん、お帰りなさい!!おつかれさま〜!!」

由美・・・
やはりこの子は俺が守らなくっちゃな。施設なんかにいれてたまるかよ。
39醜態:03/03/04 18:56 ID:/MopwXoz
>>31-38 は眠気まなこで書いたんで、おかしい表現や見苦しい点が多いですね。
今読み返すと・・・
一人称も変になってるところが少々ありますし。
訂正したい箇所も多々あります。
それでは続きはまた・・・
40まさよし:03/03/04 19:18 ID:2f7sZ7lQ
20スレごとに、今までのあらすじを簡単にやらかすといいですよ。
これまで文字多くてうぜぇっ。と思っていた層も取りこめるかもです。
41名無しさん@毎日が日曜日:03/03/04 20:30 ID:8Xd0/ZxY
稚拙な文章ですね。
42名無しさん@毎日が日曜日:03/03/04 20:35 ID:R6LMqIww
小説というよりエロゲーのストーリーだな。
43名無しさん@毎日が日曜日:03/03/04 20:36 ID:4X0DhW1m
俺には夢みたいな話だな・・・
44醜態:03/03/04 20:40 ID:lvxXuJsO
>>41
リアルでガキなんで。すみません。
45名無しさん@毎日が日曜日:03/03/04 20:50 ID:K8NLfDpx
エネルギー感がいいねぇ羨ましいよ
46名無しさん@毎日が日曜日:03/03/04 21:03 ID:8Xd0/ZxY
創作文芸板に行けば?
47名無しさん@毎日が日曜日:03/03/04 21:12 ID:fMx92RxB
おもろしろい。
続きを待つ。
48名無しさん@毎日が日曜日:03/03/04 22:05 ID:hl5YTWtz
>>醜態氏
多少突っ込みどころはあるが、リアガキならしょうがない。
率直な意見としてけっこう面白(・∀・)イイ!!
49名無しさん@毎日が日曜日:03/03/04 22:19 ID:K8NLfDpx
書きはじめの小説、その人の人生に於ける処女作って好きだな
書くことがなくなった後の水増し文章とは生気が違う
50名無しさん@毎日が日曜日:03/03/04 22:21 ID:RV5YP7Lt
ヒロインに「おにいちゃん」と言わせちゃダメよ
51名無しさん@毎日が日曜日:03/03/04 22:36 ID:l0MGpKVr
結構面白いな。
52名無しさん@毎日が日曜日:03/03/04 23:01 ID:NzDIdjHG
がんがれ。
53醜態:03/03/04 23:05 ID:M5yySvEW
「ちゃんと留守番してくれたか?」
「うん。おにいちゃんがいない間、寂しかったよ。」
「ははは。俺も早く由美と会いたかったよ。」俺は軽く頭を撫でてあげた。「えへへ。」由美は嬉しそう。
明日は、どうしよう。遊びにでも連れてってやるかな。とりあえず、シャワーでも浴びるか。
「由美、先、シャワー浴びてきな。」「は〜い!でもいつも私が先でいいの?おにいちゃんの家なのに」
「いいんだって。そんなこと。」由美は風呂場へと向かった。
数十分後・・・「あー気持ちよかった。」パジャマに着替えた由美が出てきた。相変わらず可愛いな・・・
「そうだな、今日は暑かったし、じゃ、俺も入るとしますか。」
俺も風呂場へと向かった。籠には、由美の下着があった。手が・・自然と・・・
「って、馬鹿。何やってんだよ。 危うく変態行為に手を染めるとこだったぜ・・」
俺は風呂場に入った。シャワーを浴びた。「ふう・・・疲れたな。」
今日の高柳とのやりとり、俺は正しかったんだろうな??これで・・・
それにしてもあいつもいい奴だな。これで今月はやってけそうだよ。
ガチャン! ドアのノブが閉まる音がした。「え??由美??」
「う、、うん。おにいちゃん、背中流してあげようと思って。」何やってんだよ・・・
「馬鹿、いいって。恥ずかしくないのかよ。」服を脱ぐ音が聞こえるが・・・
「おい!やめろって。」
俺の静止を振り切り、由美は入ってきた。
54醜態:03/03/04 23:24 ID:M5yySvEW
ガラガラ・・・ピシャ!
「!!」なんだ、シャツ着てる・・でも・・下は下着だよ。
となると裸なのは俺だけじゃないかよ。俺はタオルをきつく巻いた。
「おいおい、びっくりしたな。てっきり・・・・いや何でもない。」
「てっきり、何なの?あ〜、おにいちゃん、エッチな想像してたんでしょ。」
「んなことねーよ。でも、由美下、下着で大丈夫なのか??」
「ん・おにいちゃん、えっち・・」 自分で下着になったくせに。
「まあ、その方が裾が濡れないからな。わざわざありがとうな。」「うん!!」
由美が背中を洗ってくれている。ううっ、勃起しそうだ・・・
俺は、鎮まれ、鎮まれと心の中で唱え続けた。
「お兄ちゃん、背中、おっきいね。」「そうか?痩せてるほうなんだけどな。」
まあ、由美から見れば俺くらいの奴でも大きく見えるだろう。
これ以上風呂場に一緒にいると、耐えられん。もうやばい・・・
「由美、心遣いありがとう。もう出ていいぞ。」
「うん。それじゃ、ね。」 良かった、出て行くか。
ガラガラ・・・ピシャ・・
「ふう、危なかったぜ。」安心すると俺の物はぐんぐん大きくなっていった。
こんな姿、由美に見られたら幻滅だろうな。
55醜態:03/03/04 23:26 ID:M5yySvEW
「ふう・・気持ちよかった。」俺は風呂からあがった。
「由美、びっくりさせるなよ。背中、自分で洗えるからさ。俺も恥ずかしいしさ。」
「そっか、ごめんね。おにいちゃん、喜ぶと思ったんだけど。」
まあ、嬉しいけどさ。
こんな状況、耐えられそうにないので、今度からは大丈夫、ありがとうと言った。

2人でバラエティー番組を見て、笑い、24時半になった。
さて、そろそろ眠る時間だな。
昨日と同様、由美をベッドに寝かせ、俺は床に布団を敷いて寝た。「おやすみ、由美。」
「おやすみなさい。おにいちゃん。」由美は床に入るとすぐ寝息を立てた。「まったく、早いな・・」
明日は、映画でも見に行こうかな・・・ 辛い毎日を送ってたんだから、楽しませてあげないとな。
この気持ち。本当に人をいとおしいと思う気持ち・・・
俺は、本気で由美を、好きになっているのか・・・ 一人の女として・・・
そういえば由美も好きって言ってくれたな。
そうは言っても、13歳。由美だって、「お兄ちゃんとして」好きだと言っているだけだろうな。
恋愛対象としてなんて・・・
明日は思いっきり楽しませてあげるぞ!由美・・

そんなことを考えながら、俺も眠りについた。
56醜態:03/03/04 23:30 ID:M5yySvEW
続きは明日、か明後日。
ご指摘のあったとおりあらすじも書くと思います。
57名無しさん@毎日が日曜日:03/03/04 23:53 ID:eoEZCJop
ぽまいら、漏れの本買って下さい。おながいします。
http://adult.esbooks.co.jp/search/keyword/keyword?keyword=%8Bm%91%E5%91%A0
58名無しさん@毎日が日曜日:03/03/05 02:54 ID:aX0ytdJU
今、最初から全部読んだんですが中々おもしろいと思います〜。

確かに、正直言うとエロゲーとかギャルゲーによくありそうな
ストーリーや、言葉の使いまわしが目立つけど醜態さんの気のすむまで
好きなように書けばいいと思います。

とりあえず続きがんばってください!!
59名無しさん@毎日が日曜日:03/03/05 08:56 ID:hpttI8+D
なぜか少女が家の前に立ってたシーンと
その13才の子が朝起きたら朝ごはん作ってたシーンが
現実離れしてて笑った。
馬鹿にしてるんじゃなくていい意味で。

それと、まだ2日目の朝なのに、すでに15才になってから
働かせようとしてる主人公のビジョンが秀逸。

おもろいから続けてください。
60名無しさん@毎日が日曜日:03/03/05 09:45 ID:amqkpiMp
現実離れしてるのはしょうがないでしょ。
これは全て空想上の世界なんだから・・・
家出少女ハァハァ
61名無しさん@毎日が日曜日:03/03/05 14:21 ID:Pmp328Uu
(・∀・)イイヨ-!!
6261:03/03/05 14:28 ID:Pmp328Uu
選択肢はあと何個ぐらいあるの?

バッドエンドルートは救えないくらいのシナリオきぼん。心中するとかw
63名無しさん@毎日が日曜日:03/03/05 14:56 ID:Qi1s7IMr
全部読んだ。
逝けてんジャン!
2CHの小説でバットエンドルールを始めて観たので
オイラには衝撃が走りました。

つづきキボーン
64名無しさん@毎日が日曜日:03/03/05 21:07 ID:NGvX/Kav
まだぁー?
65醜態:03/03/05 23:40 ID:0yUC545b
次の日、俺たちは吉祥寺の街にいた。
「今の映画、面白かったな、由美。」
「うん。すごーくおもしろかったよ!それでね、おにいちゃん、あのシーンがね、」
俺たちはついさっき見終わった映画の話で盛り上がっていた。
由美が見たいと言った、冒険物のアニメだ。
何だかんだ言っても子供だなぁ。という俺も結構面白かったけどな。
由美ははしゃいでいた。「えへへ、楽しいね〜」
由美の横顔を見て、その嬉しそうな姿に俺は自然と笑みがこぼれた。

今日で出会って3日目なのにな。今では他人だとは思えないくらい仲良くなったなぁ。
「おにいちゃん、手、繋いでいい?」
「え、ああ。もちろん、いいぞ。」手まで繋いじゃったよ。いくら仲のいい兄妹でもここまで
する奴はいないだろうなぁ。
66醜態:03/03/05 23:44 ID:0yUC545b
街を歩いていると、前方に、よく知った男女の姿があった。大学の友達だ。
げっ、悪いところに・・・ 俺はそう思って、由美の手を引っ張り、違う道に行こうとした。
しかし、「おっ、あそこにいるの風岡じゃん、おーーーい、風岡ぁ!!」
馬鹿でかい声が響く。ったく・・・

俺たちのところにやってきたのは 寺村 武(てらむら たけし)と大西 希(おおにし のぞみ)だ。
こいつらとはとても仲がいい。
希が言った。「おひさぁ〜!何やってんの?」こんなノリの明るい奴だ。
「いや、ちょっと、映画を見に・・」 やばいなぁ。由美見られたら・・・
その由美は俺の背後にぴったりと隠れている。
「一人で映画ぁ?一人行動が好きな透らしいっていうか。」そうじゃないんだけどな・・ま、いいか。
「それじゃ、忙しいから。」俺はそう言って立ち去ろうとしたが、
武が由美に気づいた。「あ、透の後ろの子誰??透、妹いたっけ??」
まずっ、バレちゃったかよ。まあ、しょうがないか。
「由美、隠れなくてもいいよ。俺の、友達だよ。」由美はちょこっと顔を覗かせた。
それを見た希は、「あっ、かーわいい!!妹さん??」由美は俺の顔をじっと見つめた。
まずいなぁ・・・なんて言おう・・・ 
67醜態:03/03/05 23:45 ID:0yUC545b
すると由美は、「あ、あの、透さんは、いとこのお兄ちゃんです。」
あっ、結構頭いいな。俺も「そう、従兄妹なんだよ。近くに来たんで一緒に映画を見に。」
「そっか。可愛いね〜 名前、何ていうの?歳はいくつ?」希が尋ねた?「由美っていいます。13歳です。」
「かわいい〜!礼儀正しいんだね。」 武も「可愛いねぇ。」と言った。

どうでもいいから、こいつら、早くおっぱらわないと。
「じゃあな、俺たち忙しいから。」 しかし希は「折角だから4人で遊ぼうよ!!」「いや、無理だって。」
「お〜ね〜が〜い!! 由美ちゃんとプリクラ撮りたい!!」・・・こいつもガキだな。
あ〜あ、まったく・・・ ま、とりあえず従兄妹同志だって言ってあるから大丈夫か。
「こうなっちゃったけど、ごめんな、由美。」「うん、いいよ。希おねえちゃん、プリとろっ!」
由美も明るい子だからよかった・・・ 武は、「あ〜あ」という表情を浮かべている。
武は、希のことが好きだ。デートにでも誘ったようなんだが、邪魔しちゃったな。
でも悪いのは希だぞ・・・
「武、わるいな。」
「まあ、いいよいいよ。その代わり、俺も由美ちゃんとプリクラ撮らせろよなっ!」
あはは、、ったく、ロリコン趣味は相変わらずか・・・

それから俺たち4人は楽しく遊んだ。
68醜態:03/03/05 23:47 ID:0yUC545b
18時になった。
「おねえちゃんばいばーい!」
「ばいばい!!由美ちゃんまた遊ぼうね〜!」
由美と希、完全に打ち解けてたな。
「由美ちゃん、またね。」武は天にも召されたような表情。
プリクラを撮った後からというもの・・・
由美に撮ったプリクラを見せてもらったが、・・・あの野郎。肩組んで撮りやがって。
「うん、武おにいちゃん、またね。」あ〜、腹立つ。お兄ちゃんと呼ばれるのは俺だけで十分なのに。
「おう、じゃあまたな、お二人さん。」
俺は別れの挨拶をし、ようやく二人と別れることが出来た。
でも、由美も楽しんでもらえたみたいだし、結果としては、良かったかなぁ。
一日中笑顔だったしな。
69醜態:03/03/05 23:50 ID:0yUC545b
アパートへの帰り道・・・
「あの、おにいちゃん??」 「どうした、由美?」
「おにいちゃんは、学校に、好きな人いるの」
「今・・は、いないなぁ。」その通りだ。俺は今まで誰かを好きになったことなんてない。由美と、出会って
多少変わったが・・・ 「あのね、さっき希おねえちゃんと話したんだけどね。」
「ん?あいつがどうかしたの?」
「おにいちゃん、カッコいいから、学校でおにいちゃんのこと好きな人いるのかなって聞いてみたんだ。」
いるはずないだろう。「それで??」 「あのね、あの・・ね。。」
「あの・・他の人は分からないんだけどね、希・・おねえちゃんは、おにいちゃんのことが、好きなんだって。」
「えっ!!」 
びっくりしたのか、そう声をあげ、その後俺はしばし沈黙した。

「そっか・・・」俺はそう言った。本心でもそう思ってるだろう。別に、恋愛対象として考えてないんだ。
でも、誰かに、好かれるって、少し、嬉しいな・・・
それにしても希、良く言ったもんだなぁ。
由美が伝えたりしたら俺にバレルかもしれないのに・・・
「希おねえちゃん、きれいだもんね。」「あのね、わたし、わたし・・・」
ん?様子がおかしいな。
「どうしたんだよ、由美、一体?」
70醜態:03/03/05 23:51 ID:0yUC545b
続く・・・
71名無しさん@毎日が日曜日:03/03/06 00:03 ID:+qRT+oUG
続き・・・
「あのね、わたし、わたし・・・」
ん?様子がおかしいな。
「どうしたんだよ、由美、一体?」
「わたしね、実はお兄ちゃんの事・・・」
「俺が・・・どうかしたのか?」
「キモヲタだと思ってたからお兄ちゃんが2ちゃんねらーなのバラしちゃった。えへ☆」
「おい・・・この糞ガキャ!ぶッ殺すぞ!!!」
お兄ちゃん・・・

            ∧_∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
           ( ´Д` ) < 通報しますた!!
          /,  /   \_________________
         (ぃ9  |
          /    /、
         /   ∧_二つ
         /   /
        /    \       ((( )))  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       /  /~\ \     ( ´Д` ) < 通報しますた!
       /  /   >  )     (ぃ9  )  \_______
     / ノ    / /    /    ∧つ
    / /   .  / ./     /    \     (゚д゚) シマスタ!
    / ./     ( ヽ、     / /⌒> )     ゚(  )−
   (  _)      \__つ  (_)  \_つ     / >      (・∀・)スタ!



「やっぱり簡単に殺すとか言っちゃイクナイ(・A・)」
「由美・・・お前かなりのドキュソだったんだな」

教訓
 簡単に殺すとか言っちゃいけません。
72名無しさん@毎日が日曜日:03/03/06 00:07 ID:U1eMZGU+

                    マチクタビレター
    ☆ チン              マチクタビレター           
        ☆ チン  〃  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
          ヽ ___\(\・∀・)<  エロシーンま〜だ〜?
             \_/⊂ ⊂_)_ \____________
          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/|
        l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| .|
        |   みかん    |/
73醜態:03/03/06 00:15 ID:lWp0AStH
すいません、続きはまた明日辺りに。

>>72
ちょこっとHな場面は入れていく(既に少し入れた)つもりです。
セクースは未定。おそらく有り。

では・・・
74名無しさん@毎日が日曜日:03/03/06 00:18 ID:E8uPW4Qh
続き楽しみにしてるよ。
がんがれ。
75名無しさん@毎日が日曜日:03/03/06 00:55 ID:1SxEywSC
よいよい。
楽しみにしてるよん
76名無しさん@毎日が日曜日:03/03/06 01:01 ID:7lSPYE5K
なんじゃこら?
くそつまんないぞ
つーか文章力・・・
77名無しさん@毎日が日曜日:03/03/06 01:32 ID:hLF+H7SQ
まず作者の年齢と性別、職業を晒せ。
78名無しさん@毎日が日曜日:03/03/06 01:32 ID:HaSmTTgm
痛すぎ
頼むから目に触れない所でやってくれ
ていうか何のコピペ?
79学生さんは名前がない :03/03/06 03:00 ID:gCubi97m
>>1というか823
大学生活板から飛んでまいりました!
続き楽しみなんでがんばってくださいな
80名無しさん@毎日が日曜日:03/03/06 11:38 ID:dZfHntAq
まさにエロゲー
81名無しさん@毎日が日曜日:03/03/06 11:44 ID:mAQ9GXFs
評価が真っ二つに分かれてるな
82名無しさん@毎日が日曜日:03/03/06 15:41 ID:BqJLAEsx
下手なエロゲ(リ○ドーの作ったゲーム)よりは面白い。
83名無しさん@毎日が日曜日:03/03/07 00:17 ID:+mCgEkfL
今日の分はまだか?
84名無しさん@毎日が日曜日:03/03/07 00:20 ID:qPR784KF
エロ選択肢キボン
85名無しさん@毎日が日曜日:03/03/07 00:35 ID:WfBIZiMp
よーし。パパ、ハッピーエンド狙っちゃうぞー♪
86醜態:03/03/07 00:58 ID:E49xq4ha
「わたし・・・もう一人はいやだよぉ!!」
「おねえちゃんに・・・取られたくないよぅ。」
「おにいちゃんが、わたしから、離れちゃったら・・・」
由美は泣き出した。 由美は今まで愛を知らずに育ってきて、やっと信頼できる相手が出来たんだろう。
それが俺で・・・ 俺も希が好きだと思って・・・

「馬鹿。俺は希のことは友達としか思ってないさ。」由美が俺の顔を見上げる。涙で頬が濡れていた。
「ひっく・・ほんと・・に??」
「ああ、本当さ。」
「おにいちゃん・・わたし、おにちゃんがいつか・・・いつか、
いなくなっちゃうのかもしれないって・・思ってきて・・・」
「夏休みの間だけ、家にいていいっていった・・よね。だから・・・」
ううん、俺は・・違う。あの時とは。今は、ずっと一緒にいたい。
87醜態:03/03/07 00:59 ID:E49xq4ha
俺はもう完全に由美のことが、好きになっていた。一人の女性として。
人のことを好きになることなんて、もうないと思っていた。出会う前までは。
本当に好きなんだ。愛しているんだ。だから、言葉が、素直に出るんだ・・・
由美の目が潤んでいた。また涙がこぼれた。
「おにい・・ちゃん・・嬉しいよ・・」俺の胸の中で、泣いた。
俺は、この子の為に生きていく。決めたんだ。
「おにいちゃん・・大好き・・」由美が言う。
「ああ、俺もだ。」俺は頭を撫でてあげた。
「そ、それは・・妹として、好きだって、こと??」 いや、もう違うんだ。
「いや、違う。」
「妹としてとか、そういうのは関係ない。俺は・・・由美が・・
一人の女性として・・好きなんだ!!!大好きなんだ!!」
出会って数日しか経ってないのに、ここまで好きになるとは。
この2人は、そういう運命だったのかもしれない。
「おにい・・ちゃん・・私も。ずっと一緒に、いたい・・・」
「ああ、約束する。死ぬまでずっと守ってやる。」
88醜態:03/03/07 01:00 ID:E49xq4ha
俺たちは抱き合った。
疎らだが、通る人など気にならない。

いい匂いがする・・・シャンプーの匂い・・・
ずっとこのままでいたい。
こんなに、人を好きになったことなんて。初めてだ。
こんな感覚・・・経験したことがない。
由美の細い腕は俺を放さない。絶対、俺から、離れたくないんだろう。
「おにいちゃん・・キス・・して・・」
「うん・・由美。」
もう2人は完全に、恋人同士になった。
俺は由美の髪を触る。細くて、綺麗な髪だ。撫でると嬉しそうにしてくれる。
いとおしい。誰にも渡したくない。
可愛い顔、唇。体、全てが、好きだ。

「キス・・・するよ。」
由美は目をつぶった。
89醜態:03/03/07 01:01 ID:E49xq4ha
続く・・・
90名無しさん@毎日が日曜日:03/03/07 01:08 ID:OUhDEziK
急展開だな。おい
長編小説だよな?
91名無しさん@毎日が日曜日:03/03/07 02:01 ID:5PgOYr74
小説じゃないよコレ。作文だろ?
多分周囲に持ち上げられた学生さんだろうが、「裸の王様」て話知ってる?
92名無しさん@毎日が日曜日:03/03/07 02:12 ID:KweVheIp
>>91
いいじゃないか、気持ちよく1人で躍らせてやれ。
93名無しさん@毎日が日曜日:03/03/07 03:16 ID:WfBIZiMp
勃起してまいりました
94醜態:03/03/07 11:54 ID:U27f7mT1
>>91
はあ。
今まで小説なんて書いたこともなかったし、これが初めてなんですよ。
もちろん文学の知識なんて全くないし。
ただ自己満足で書いているみたいなもんです。
ただ暇だから。
最初にも言ったように、本当に時間の無駄になるので、暇な人だけ読んでもらえればと。
下手なのは自分でも十分承知の上です。
95名無しさん@毎日が日曜日:03/03/08 01:29 ID:+eBV9Ud7
いや 寝る間を惜しんで見てしまう。
まず、読みやすくていいよね。

急展開過ぎるのもナンだが、、

エロきたし
96ばーか:03/03/08 01:49 ID:UgUH9XsK
へたくそ
97学生さんは名前がない:03/03/08 06:05 ID:hjnvtxK4
続きまだか?
98学生さんは名前がない:03/03/08 15:54 ID:hjnvtxK4
続きはまだかあああああああああああああああああああああああああ
99名無しさん@毎日が日曜日:03/03/08 16:15 ID:w2u/R7r8
>>96
お前も書いてみろ。短編でいい。そんな口聞けるんだから文才あるんだろうな?

>>97-98
繋ぎっぱなか・・・
10058:03/03/08 19:45 ID:q6k+3ml5
100get!!

二日ごとに再開って感じかな?まぁ、気長にがんばってください〜
101醜態:03/03/08 20:23 ID:qbrllYGN
星が瞬く夜、俺と、由美の唇が、木の下で触れた。
柔らかく温もりのある唇だ。
「おにい・・・ちゃん」
「由美、大好きだ。愛している。」
由美の瞳は俺にまっすぐ注がれている。
俺は強く抱きしめ、もう一度キスをした。
温かい・・・
これが、愛なんだ・・・

アパートに戻った。
2人とも無言だった。なんともまずい雰囲気だな・・・
「由美、シャワーでも、浴びてきなよ。」
「うん・・」
別にこの後何かしようと言うわけではない。由美はまだ子供だし、
俺も肉体関係は望まない。その方が、この子のためだろう。まだ早すぎる。

由美が風呂場から出てきた。
「じゃ、次、俺はいるから。」
「うん。」
俺は風呂場に入った。「ふう、今日もいろいろあったな。」
由美といると、一日が長く感じる。今までの単調だった日々とは違う。
102醜態:03/03/08 20:24 ID:qbrllYGN
俺は風呂場から出た。
由美はベッドの上に座っている。
「ん?どうした?マンガ読むなりしてていいんだぞ。」
由美は何も喋らない。どうしたんだろう。
もしかして、こういう流れになると、Hしなくてはいけないとでも、思っているのかな?
「その、もしかして、何かするとでも、思ってる?」
俺はちょっと意地悪っぽく聞いた。
こくん。由美が小さく首を縦に振った。
愛してるから、できたら、したいと思ってるけどさ。まだ、怖いだろう。
「俺、由美が好きだから、由美に任せる。」
「別に無理することはないんだぞ。」
すると
「う・・ん、ほんとはね、怖い。」やっぱりそうだろうな・・・
「そうだろう。まだ13歳だもんな。」
「おにいちゃん・・・あのね、」
「なに?」
「わたしは、おにいちゃんと、エッチはできないよ・・」
「なんだ、それくらい。大丈夫だよ。別にそういう関係を強要してるわけ
じゃないんだし。男はみんなそうだとでも思ったのか。あははは。」
次に由美の口から、信じられない言葉が飛び出した。
103醜態:03/03/08 20:24 ID:qbrllYGN
「おにいちゃん・・・わたし、ね。」
「うん、どうした?」

「お父さんに、いつも・・させられ・・て・・」
「!!」俺は唖然とした。
虐待されていたとは知っていたが、ここまで酷いことをされていたとは・・・

俺は由美を抱きしめた。
由美はピクッと震えた。
「もういい・・言わなくて、いいんだぞ。」
「おにいちゃん・・は、違うよね?」
「当たり前だ。」
俺はもう一度抱きしめると、頭を優しく撫でてあげた。
畜生、なんていう、父親だ。酷い・・・
どれくらい酷い行為をさせられていたのか・・それでも由美は、普段は明るく振舞っていて・・
本当はすごく心に傷を・・・
もういい。こんなことは忘れさせよう。
「由美、アニメでも見るか、借りにいこう。好きだろ。」
普通の中学1年生に・・・戻してやらないと。
少し、黙っていたが、由美は笑顔を見せた

「うん!!いこっ!!」
104醜態:03/03/08 20:25 ID:qbrllYGN
月日は流れた。
今日は8月23日。由美と暮らしてから20日になる。
ささやかながらも、2人、幸せな日々を送っていた。
この、幸せな日々がずっと続くと思っていた・・・

19時、街を歩く2人の男性がいる。
一人は、小汚い、30代後半から40代前半の男だろうか。
この男、山本総一郎(やまもと そういちろう)という。
もう一人は、スーツ姿の身なりのいい30代の男。職業は、探偵である。
山本が言う。「本当に、間違いないんだな。」
探偵は「はい。カメラにも納めました。お子さんの写真に間違いありません。」
後姿だが、山本には分かった。 「となりの男は誰だ?」
探偵は「よく、分かりませんが、おそらく住む場所を提供させてもらっている男かと・・・」
「ちっ。」山本は舌打ちをした。
探偵は思った。この依頼主、娘を家に戻そうとかなり必死だ。 しかし、家出をしたと聞いたが
させるような原因があったのではないか。それに、なぜそこまで執拗に追いかけようとするんだろう。
金に糸目はつけないという。ただの、親として心配だからという素振りは見せていない。
しかし、依頼主だ、金を貰っている。必要以上のことは問うまい。探偵は思った。
山本が言った。「住んでいる場所も、分かっているんだな。」
「はい。間違いありません。」
2人は一軒のアパートの前で立ち止まった。
「ここかと思われます。101号室、ここです。」
探偵は言った。
105醜態:03/03/08 20:25 ID:qbrllYGN
「ふん、ここだな。」山本は言った。
「とりあえず、私が・・・」探偵はそう言うと、チャイムを鳴らした。
ピンポーン! チャイムが鳴る。

「誰か、来たみたいだな。」俺は言った。
チャイムが鳴ると、由美はそそくさと死角になる場所に隠れる。
「こんな夜中に・・・誰だ?」俺は、玄関を開けた。
すると、そこにはスーツを着た男性が立っていた。
なんだろう・・・「何か、用ですか?」
探偵は言う、「あの、実は、山本由美さんの件で、お話が・・・」
「!!」な・・ぜ?こいつは、警察なのか?
すると後ろから40代くらいだろうか、男性が探偵を押しのけ、俺の前に立った。
「おい、お前、そこどけ!」
探偵は、「ちょっと、まだ・・話が」と言ったがそれを聞こうともせず
「お前が由美と暮らしてるんだな。」男は俺の胸座をつかんだ。
そして俺を押し倒した。俺は倒れこんだ。
「何を・・」
すると、部屋から、由美が出てきた。
「おにいちゃん!!」
「ば、ばか!!」
山本は、由美を一目見ると「やはりか。」と言った。
後ろにいた探偵が言った。「あ・・こちらは、由美さんを探して私に依頼された
お父様です。」と言った。「!!」俺は驚く。
なぜ・・・
106醜態:03/03/08 20:26 ID:qbrllYGN
もう駄目だ・・・
「この男、警察に突き出せば、拉致監禁罪が適用されます。もちろん
突き出すかどうか、依頼主のお父様に、お任せしますが」と探偵。
「いいからお前は外せ。」と山本は言い、探偵を外に出した。
「はい。分かり、ました。」
そしてドアを閉めた。
アパートの中は俺たち3人。
こいつ、なんで、連れ戻そうと・・・お前が、悪いんじゃないか・・・
・・・すると沈黙を破るかのように、由美が言った「やめて!帰ってよ!」
父親は言った。「何だと!この野郎!」
そして部屋に上りこんできた。
俺は部屋に入らせない。「ちょっと待てよ!」
「お前、由美を・・由美にどんな酷い行為をしたのか・・分かってるのか?」俺は言う。
「なんで、いまさら・・」
父親はまた、俺の胸座をつかんだ。「お前には、関係ないだろう!」
「どうせ、お前も、こいつを性処理に使ってるんだろう。」
こいつ・・・俺は怒りが込み上げてきた。
由美は言った。「おにいちゃん、助けて・・・いやだよ・・」
「分かってる、俺は、守るって約束した。」
父親は言う。「お前がいないと金にならないんだ。さあ、来い。」 金・・だと??
由美は言った。「いやだよ・・他の、男のひととも・・」
そういう・・ことか・・・
「この・・くそ野郎!」俺は、父親の顔を殴りつけた。父親は倒れる。
「やりやがったな・・」
107名無しさん@毎日が日曜日:03/03/08 21:30 ID:ij/1rSeN
続きがんがってかいてけれ。楽しみになってるぜ。
108名無しさん@毎日が日曜日:03/03/08 23:33 ID:BNhhceEO
盛り上がってきたね
109名無しさん@毎日が日曜日:03/03/09 01:53 ID:dmBw2/gY
(´・ω・`) エロ…
110名無しさん@毎日が日曜日:03/03/09 03:30 ID:1ma1pvl0
剣とか魔法とかも出てくるんだろ?
111学生さんは名前がない:03/03/09 03:31 ID:yU+bdWuP
おーい続き
112名無しさん@毎日が日曜日:03/03/09 03:46 ID:h2tXpgcJ
この親父はスタンド使いだった!
俺は「スタンド使いは引かれあうって事か・・・」
親父はとっさに「ザ・ワールド!時よ止まれ」
ゆらゆらと近づいてきた。
無駄無駄無駄!!「そして時は動き出す」
「アベシ!」 痛い!痛すぎる! 僕は泣きそうになったのであった。

          第1部〜〜完〜〜
113名無しさん@毎日が日曜日:03/03/09 22:08 ID:hfXh3syG
>>112
(´,_ゝ`)プッ
114醜態:03/03/09 23:34 ID:LLZuJSFU
なんと、父親はナイフを取り出した。
・・・こいつ、本気か?
「野郎、ぶっ殺してやる!!」父親が襲い掛かってきた。
「やめてぇぇぇーーー!!」由美の悲鳴が聞こえる。
刃先が襲い掛かる。
俺は横に転がった。間一髪よけることが出来た。
こいつ、本気で、俺を、殺そうとしている。なんだ、こいつは・・・
俺はナイフの恐怖感よりもこの、父親の異常な行動に恐怖を覚えた。
父親は俺をにらめつけた。そして、由美も。「裏切り者め、お前も次に殺ってやる!」
ここで、やられたら、由美を・・守ってやれなくなる・・
由美・・・ 由美は、震えている。
俺は床に転がっていた本を投げつけた。父親は一瞬怯んだ。
この隙に調理場まで行けば・・なんとかこっちも刃物を持って応戦しないと・・・
それか、助けを呼びに・・・
でも、由美から離れては、行けない・・・

ー俺は・・・

1.隙をついて、調理場まで走った。>>115

2.由美から、離れてはいけない。俺は由美の前から離れなかった。>>119
115醜態:03/03/09 23:35 ID:LLZuJSFU
その隙に、俺は調理場まで走った。
応戦しないと・・・由美を守ってやるって、決めたんだから。
調理場に、包丁がある。
俺はそれを手に取った。
体格のいい、俺が武器を持った方が、立場は逆転するだろう。
「俺は、本気だぞ・・・」
「おにいちゃ・・」由美が怯える。

しかし、その直後、父親が襲い掛かってきた。「この野郎!!死ねえぇぇ!!!」
父親はナイフを俺に向け、そして振りかざした。
シュッ!! 俺は間一髪、よけたが、頬をかすめた・・
頬から、血が流れ落ちる・・・
「お・・おにいちゃ・・」俺は流れる血を拭った。畜生・・・ このままじゃ・・
また父親がナイフを振りかざそうとした・・・
畜生・・ 俺も刃先を向けた
その瞬間・・
116醜態:03/03/09 23:36 ID:LLZuJSFU
グサッ!!! 
俺に襲い掛かってきた、父親の腹部に、俺の持っていた包丁が刺さった。
「うおああああぁぁああ!!」
父親は声にならない悲鳴を挙げた・・・
俺は包丁を持ったまま呆然とした・・・ 
やる、つもりはなかったのに・・・
あまりの異変に探偵がドアを叩く・・・ 由美が悲鳴を上げた・・
その声も俺には聞こえなくなった・・・
馬鹿だ、こんなことをしたら、由美を守れなくなってしまうって
・・・分からなかったのか
117醜態:03/03/09 23:36 ID:LLZuJSFU
9月、俺は刑務所の中にいた。
死には至らなかったようだが、傷害罪として、俺はここに服役することとなった。
全てが、終った・・・

今思うと、俺の考えに誤りがあった・・・ 由美は、今どうなっているんだろう・・・
俺は由美を守ってやれなかった・・・

もちろん刑を終えた後も由美のことなど知ることは出来ない。一切の関係を絶たれることとなった。

もう、2度と、会えないのか・・・
俺の瞳から涙が零れ落ちた。
もう、終わりなんだ。
そう思うと、俺は全ての力が抜けたような気がして、倒れこんだ・・・
ドタッ!!
「おい、風岡、どうしたんだ。」 刑務官の言葉が聞こえる・・・
他の囚人の視線も集めた。
周りがざわつき始めたが、その内、何も聞こえなくなった・・・
頭が、真っ白になりそうだ・・・
俺は一生起き上がることは出来なかった・・・
118醜態:03/03/09 23:37 ID:LLZuJSFU
武と希は、ある病院の前にいた。
「ここ、か・・・」武は呟いた。
そう、俺は風岡の面会人として、ここに来た。そして、希も。
分かっている。風岡はこんな奴じゃなかった。
どういう成り行き上、こうなったのか、分からないが・・・
希はずっと項垂れていた。
厳重に鍵の掛かった、部屋へと案内される。そのドアの前に、風岡の名前が書かれていた。
「くっ!!」こいつ、今、どうなって、いるのか・・・
刑務官が、ドアを開ける。 見たくないが・・・ お前の、落ちぶれた姿など・・・

ドアが開くと、俯いている男性がいた。
髭は伸び、目には生気がなく、別人のように見えた。
そのとき、風岡が、「あ・・・あ・・・・」と声をあげた。
涎を垂らしながら・・・ こちらを向いた。
お前・・もう・・・
刑務官は言う。「もう、戻ることは、出来ないかも知れません・・・」

「うあぁぁぁぁぁぁぁ!!」ショックだったのか、希は大声を上げて部屋を飛び出した。
「由美ちゃん、、どうしたんだよ・・・」
由美という言葉を聞くと風岡は奇声をあげた。
そして俺を睨み付けた。 「駄目、か・・・」俺は呟いた。

俺も、希同様、その場に長く居られることは、出来なかった・・・


THE END
119醜態:03/03/09 23:37 ID:LLZuJSFU
由美をもう、絶対酷い目にはあわせない!

俺は由美の前に立ちはだかった
「おにいちゃん・・・」
さあ、くるなら着やがれ!! こいつからは、離れてたまるか!!
「この野郎!!死ねえぇぇ!!!」父親はナイフを俺に向け、そして振りかざした。
シュッ!! 俺は間一髪、よけたが、頬をかすめた・・
頬から、血が流れ落ちる・・・
「お・・おにいちゃ・・」
俺は流れる血を拭った。畜生・・・ このままじゃ・・
その時由美が俺の前に立った。
「いやだ。おにいちゃんを傷つけないで。」
「おにいちゃんのためなら私がどうなってもいいから。」
由美・・・お前は・・
そんなこと、させてたまるか・・

父親は由美を蹴飛ばした。 由美は倒れこむ。
「よくも・・・」
もう、こいつは許しておけない・・

その時、あまりの騒動に、探偵がドアを叩く。
「何事です。大丈夫ですかー!!」
アパートの住人も、異変に気づいたのか、やって来たようだ。
120醜態:03/03/09 23:37 ID:LLZuJSFU
「ちっ!」父親は舌打ちをする。そしてナイフを放り投げた。
「無駄だな。」そう一言呟いた。
「もういい。お前は。お前なんて廃品だ。客の評判も良くないしな。苦痛な表情ばかりしやがって」
「!!」畜生・・・この・・
「どうせお前なんかどうにもならん。のたれ死ぬだけだ。」
「どうせ、この男も飽きてお前を捨てるだろう。所詮お前なんか性奴隷に過ぎないんだからな。」

そう言い放つと父親は振り返りドアを開け、帰っていった。
「おい、行くぞ。」父親はドアの前にいた探偵にいった。「は・・はい。」

バタン!!ドアが閉まる。
由美・・・
とにかく、父親は帰っていったようだ・・・
「おにいちゃ・・・大丈夫??」
「馬鹿、お前、自分のことを・・由美は、大丈夫なのか?」
「うん・・私なら、慣れて・・る・・」 ・・・・俺は言葉が出なかった。
121醜態:03/03/09 23:38 ID:LLZuJSFU
俺の頬に出来た、傷。まだ少し血が滲んでいる。それを由美はタオルで押さえた。
「おにいちゃん・・・」こんなにも俺のことを・・・
俺の瞳から涙が零れ落ちる。
「由美・・無事で、良かった・・一生、守るって約束したんだもんな。」
俺は由美の頭を撫でた。全身が、震えている。
俺たちは抱き合った。震えが、止まるのに数十分かかった・・・

恐ろしい、出来事だった・・・
しかし、このことは由美の為、警察に相談出来るということもなく、俺たち2人の中に閉まっておくこととなった。
だが、このことにより、由美は親から、切り離されたと言うことだ。幼少時の俺と、同じように・・・ 
だが、由美の場合は、これで、鎖が解かれたということか・・・・
しかし、俺が、いなかったら、由美は、どうなってしまったんだろう・・・

その後、二度と父親が現れることは無かった。
122醜態:03/03/09 23:39 ID:LLZuJSFU
あの忌々しい出来事から、5日が経った。
あの日から2,3日、由美は口数が少なかったが、また、いつもの由美に戻った。
強い・・・子だ・・
本当にそうだ。今までどれだけ辛い経験をしてきたんだろうか・・・それなのに・・・
あえて、あの出来事は忘れることにした。
これだけ、俺に、信頼を寄せていてくれる。
もう、由美は一人だ。この子を守れるのは、俺だけしかいないと思った。
「これから、どうしたらいいんだろう・・・」俺は呟く。
このまま、こういう毎日を過ごして、俺たちは幸せになるのだろうか・・・
その時、一本の電話が鳴った。
俺は電話に出た。「おう、今ヒマか?」武・・か??
「どうしたんだ?」
もちろん、こいつはあの事件のことなど知らない。
「ああ、ヒマっていったらそうだが。」
「じゃ、希もつれていっから。」
そうだ、俺2人だけで過ごすよりも、信頼をおける相手を他にも作らないと。
従兄妹、と言っておいたな、そういえば。
本当のことを、言おう。
とっくに、もう、実家に帰ったと思っているだろうな・・・
助けてもらう、ということを期待しているのではないが、由美は俺だけしか、信頼できる相手が
いないでこのまま成長していくのも可哀想だ。
「分かった。じゃあ、来てくれ。」
123醜態:03/03/09 23:40 ID:LLZuJSFU
続く・・・
124名無しさん@毎日が日曜日:03/03/09 23:47 ID:IR6ZnO6O
(´・ω・`) 正当防衛・・・
125醜態:03/03/09 23:53 ID:LLZuJSFU
ショックで正しい主張をK察に話せなかった、話す気力もなかったということで
勘弁してください・・・
126名無しさん@毎日が日曜日:03/03/10 06:06 ID:7Bfpgf8E
イイヨイイヨー(・∀・)
127名無しさん@毎日が日曜日:03/03/10 17:46 ID:cWm1C9Pn
過剰な正当防衛は罪になるんじゃなかったっけ?
うる覚えでスマソ
128学生さんは名前がない:03/03/10 19:45 ID:d4VqIkMe
おおおおおーーーー
続きを期待しつつsage
129名無しさん@毎日が日曜日:03/03/10 22:28 ID:YHnvE7JS
ぴんぽーん。
武かと思ったらまた親父があらわれた。
俺は逃げようとした。しかし回りこまれてしまった。
親父の攻撃。 親父はイオナズンを唱えた。
「あべし!?」俺は120のダメージをくらった。 
最大HP125しかない俺にイオナズンだと? 痛い・・・もう半べそだ。
俺はこんな奴に負けたくないと思った。 
俺は覚悟を決めた。俺はメガンテを唱えた。
頭をかきむしりながらキチガイのようにコサックダンスを踊る。
ジャイアンツのメガホンで自分のポコチンを嫌というほど叩きまくりながら
2階の窓から頭からコンクリートにつっこんだ。
悔いはない・・・俺は勇者としてでできるかぎりの事はした・・・
俺の戦いは歴史に残るであろう。 由美・・・

しかし親父には効かなかった。

          第二部〜〜完〜〜



130醜態:03/03/11 00:39 ID:OpXA6tzE
なんだか、ここ数日は、ずっと2人だけしか会話が無かった。
このままじゃ、だんだん、生活が暗くなってしまう。
明るいあいつ等と遊んだり、話したりすれば、少しは、楽しくなるだろうな。
楽しい、毎日にして、嫌な出来事を少しずつ忘れさせたい。

ピンポーン!! チャイムが鳴った。
来たか・・・
「おう、入ってくれ。」
2人がやって来た。「おじゃましま〜す!」と希。本当に明るい奴だ。

由美は、「えっ。おねえちゃんたち、来たの?」と言った。
「ああ、勝手に呼んで、悪かったか?」「ううん、うれしいよ。」

武と希が上ってきて、由美に気づいた。ちょっとビックリした表情で
希は、「あれれ、由美ちゃんじゃん、お久しぶり。まだこっちにいたの?」「お〜、由美ちゃんじゃん。
もしかして泊まらせてんの?仲いいね〜!」と武。
由美は「こんにちは〜。お久しぶりです〜!!」と嬉しそうに言った。
「いや、本当に仲がいいね。風岡〜、普段飲み会とかあまり来ないのに、由美ちゃんとだけベタベタ
しちゃって、まー、可愛いからわかるけどさぁ。」

従兄妹だって、信じているからな。本当のことを言おう。
由美にとって、俺以外に話せるやつ、作らせておかないと。
131醜態:03/03/11 00:41 ID:OpXA6tzE
今日は体調不良のためここまで。すいません。
次回か次々回で完結させるつもりです。
132名無しさん@毎日が日曜日:03/03/11 12:43 ID:+F85U80G
>ガンガレ
133名無しさん@毎日が日曜日:03/03/12 01:17 ID:FyFpCFCX
終わっちゃうの??
続けてよ!
おねがいします
134名無しさん@毎日が日曜日:03/03/12 15:11 ID:JkCYQzP1
毒男板の妄想スレの醜態と同一人物?
それとも醜態の妄想をコピペしただけの偽者?
135名無しさん@毎日が日曜日:03/03/12 23:10 ID:NH3in2bs
↑コピペなの?
136K++ ◆KPlus2FHS6 :03/03/13 01:50 ID:zVNRE/JD
正直、ファンだ。続いてホスィ
137山崎渉:03/03/13 11:47 ID:vlhZnuFS
(^^)
138名無しさん@毎日が日曜日:03/03/13 13:29 ID:kaR+uG8B
>>135
コピペというか
http://human.2ch.net/test/read.cgi/male/1046265113/
のスレに同じ小説が連載されてる
139醜態:03/03/13 20:12 ID:n26ScLDH
俺が、話を切り出した、「武、希、聞いてくれ。由美は、俺の従兄妹じゃない。」
「!!」「えっ!」と驚いた表情の2人。
「透、どういうこと??」
「従兄妹じゃないって、じゃ、どういう関係なんだよ?」

俺は、今までのいきさつを話した。
2人だけで生活するのは、精一杯だしな・・・
もちろん、深い部分は言っていないが・・・

「家出、少女なんだ、由美ちゃんは・・」武は少し驚いた表情をした。
「大変だったんだね・・・」希はそういうと、由美の頭を撫でてあげた。
「それにしても酷いなぁ。親たち・・ 透と出会わなかったらと思うとなぁ・・・
本当によく頑張ったね。これから、なんかあったら何でも力になるよ!」

こいつらには、言ってよかった。
親身になって、話を聞いてくれる。
2人は連絡先などを教えてくれた。「なんかあったらウチに泊まってもいいからね」と希。

「由美ちゃんは、とおるのところにずっといて、楽しい??」と希が聞いた。
「うん。おにいちゃんは私にとってかけがえのない人だから。楽しいよ。」と由美。
「あはは〜、やっぱそうなんだ。とおるは由美ちゃんのためなら、なんでもする
って感じだし。なんか由美ちゃんのためなら一生懸命だよね。」
俺は、「そうだね。ずっと守ってやりたい存在だよ。」と言った。
ごめん、お前の気持ちは分かってるけど、俺は由美のことが好きだから。

希はちょっと悔しそうにして武をポンポン叩いた。「ばっかー、痛いよ!」と武。
俺から見ると、こいつら、お似合いに見えるんだけどな。
140醜態:03/03/13 20:12 ID:n26ScLDH
8月も今日で終わり。
今日は図書館で勉強を教えてあげる日だ。
由美は、本来なら中学校で勉強しているはず。 学校、行くことできないからな。
俺の提案で、毎週土曜日は、勉強を教えてあげる日にした。

「由美は、勉強好きか??」
「私は、嫌いじゃないよ。おにいちゃんが先生だし。うれしいな。」
本当に可愛いやつだ。ここまで懐いてくれると本当に嬉しい。

「勉強、しないとおばかさんになっちゃうもんね。おにいちゃんに嫌われたくないから、
マジメにやるよ。」と由美が言った。
まず、中学1年の国語でもやってみようか。
まず、俺が言った漢字を書かせた。
すると・・・
凄い、かなり出来がいい。字も綺麗だし、間違いも見当たらない。
「成績、良かったのか?」と俺が聞いた。
「うん、、いちお、小学校のときは殆ど5だったよ。」へぇ。初耳だ。
「頭、いいんだな。」「う・・ん、やること、何も無かったから・・・」
そっか・・・家では、何も娯楽という娯楽を与えられて無かったんだな・・・
可哀想に・・・
数学も、英語も、間違いなく終る。
「こんな、出来がいいとはな。由美は将来有望だな」と俺は冗談交じりで言った。
「あはは〜」と由美は笑った。 そして、由美は言った。
「でもね、学校、行きたかったな・・・」
141醜態:03/03/13 20:13 ID:n26ScLDH
学校・・・か・・・
いくらなんでも、無理だろうな。
本住所は、佐賀にあるわけだし、ちょっとどうかな・・・
でも由美の将来の為にも、学校はともかく塾にでも通わせてあげたい気がするな・・
「すまん、由美。学校は、無理だと思う。」
「そうだよね、一応住所不定さんなわけだし・・」
「でもな、塾、とかはどうだ?知り合いに講師している奴がいるんだ。」
「勉強できるのも、同じ歳の子たちとお話できるのも嬉しいけど、これ以上、おにいちゃん
にお金の迷惑かけさせるわけにもいかないし・・・」
「今は、心配するな。お前の味方は俺だけじゃないよ。由美が一人前になるまで武たちも
少なからずともお金寄付してくれるっていったし。好意は、ありがたくもらっておけ。」
「う・・ん。うれしい。」
「将来、出世返しってやつでいいからな。」と冗談交じりで言った。

まず、高柳に連絡しないと。
あいつはコンビニと塾講師のアルバイトを掛け持ちしてやっているんだ。
電話をした。
「おお、高柳か、お前の教えてる塾でな、一人入りたい子がいるんだけど、中1の子。」
「それって、例の家出少女の子??」と高柳が言った。
「うん。無理かな。」「一応上の人に聞いて見るけど、大丈夫だと思うよ。お前の頼みは
断れないからな。」

よし、なんとか、由美を塾に通わせるのは大丈夫そうだ。
142醜態:03/03/13 20:13 ID:n26ScLDH
9月、中学校では新学期が始まった。
俺は高柳に生徒を通じて、習っている範囲を教えてもらい、それを俺が由美に教え、
家で勉強するという生活が続いた。
一生懸命、勉強している。 ニュースなどで見た、家出少女などは、遊びまわったり
ブラブラしたりしている子が多いのだが、由美は本当にマジメだ。
夕方に、塾に通うようになった。
「おにいちゃん、おねえちゃんたちが私の為にお金出してくれるから」
と言って、一生懸命勉強してくれる。
成績もとてもいいみたいだ。
それに、同年代の子たちと触れ合えるのが何より楽しいみたいだ。
それに、家事もこなしてくれる。
もうすぐ、大学が始まる俺にとってはとてもありがたい。
俺が大学に言っている間、由美は勉強、家事をし、帰って、遊び、
由美を塾にやって、そして帰ったら、俺がアルバイトに行く、という生活パターンを決めた。
やはり、同じ生活サイクルがあったほうが、いいだろうな。
143醜態:03/03/13 20:14 ID:n26ScLDH
今日は、9月3日。
由美と出会って、1ヶ月。 短い間だったが、本当にいろんなことがあった。
これからも、ずっと、一緒にいたいと思う気持ちが強くなってきた。

由美は、今日、将来、2人で幸せな家庭を築こうと俺に言った。
すなわち、結婚しようと言うことだ。
13歳だし、冗談交じりだと思うが、それが現実になればいい、俺はそう思った。
俺は由美の頭を撫でてあげた。
「えへへ、私、おにいちゃんと絶対、いっしょになるからね。」
「そうしような。」
俺たちは抱き合った。

いつか、笑い声の絶えない、明るい家庭を、2人で築くんだ!!

--- ☆ fin ☆ ---

その後の生活を覗いてみる >>144
144醜態:03/03/13 20:14 ID:n26ScLDH
俺は寺村武。今日はとても大切な日だ。
隣にいる大西希、こいつは俺と3年前から同棲をしている。将来結婚を考えてる。
俺の猛烈なアタックの末、ここまで至ったんだけど。
彼女も慌しく準備をしている。

今日は、俺の親友と妹のように可愛がった子の結婚式に出席する日だ。

ったく、何分またせてるんだよ・・・
「何やってんだよ、希、遅れるぞ。」
「はーい、今行くよ〜」
「おっ、良く似合ってるじゃん。」「何でも似合うけどね〜」
もともと美人でスタイルのいい、希がいっそう綺麗に見える。
「はいはい、言ってろ。」
こいつとふざけあうのも、楽しいな。 俺の親友のサポートもあって
希とここまで親密になれたこと、あいつには本当に感謝している。

俺たちが車で向かった先は、小さな教会。
来場者は少ないが、ここで結婚式を挙げる。
「ホント、あいつら、良く頑張ったよな。」
「そうだね。本当に、よくここまで来たよね。」
145醜態:03/03/13 20:14 ID:n26ScLDH
式が始まる。
もちろん、主役は、風岡透と山本由美だ。
透は25歳、由美ちゃんは18歳。
由美ちゃんは、無事大学に合格したそうだ。
大好きな英語を学ぶため、一橋大学に通うこととなった。
本当に、頑張り屋だ。透は、大きな病院でカウンセラーとして働いている。

透、本当に、変わったな。俺が、初めて見た透とは違う。
タキシード姿が、とてもよく似合っている。
「透、おまえ・・・由美ちゃんを幸せにしろよ。」
「うん。本当に、今までありがとうな。いろいろと・・・」
「とおる・・・由美ちゃん、本当に良かった・・・」希は泣き出した。
式が始まる。

指輪の交換、そして、永遠の愛を誓うキス。
来場者から、大きな歓声が響く。
美しい、ウェディングドレス姿の由美ちゃんが、やって来た。
「本当に、今までありがとうございました。」
「うんうん。本当に立派になって・・・嬉しいよ。」俺は言った。
「いつまでも、お姉ちゃんとして、何かあったら、相談してね。」希は言った。
また、泣き出した。 こいつは、本当に・・・
146醜態:03/03/13 20:15 ID:n26ScLDH
由美ちゃんは言った「おにいちゃんと、私が、幸せになれたのは、本当に、皆さん
の力なしでは、成し得ませんでした。本当に、ありがとうございました。」

そして、隣にいた透とまたキスをした。

「いいよいいよ〜!!幸せになってくれよ!!」と高柳。

「うおおお〜俺たちにも幸せ分けてくれ〜」 「由美ちゃん、頑張ったね!!本当に!!」
「ヒューヒュー熱いね!!」 歓声が挙がる。

本当に、この2人なら幸せになるだろう。
いくつもの困難を乗り越えてきた。苦しいときも、悲しいときも、嬉しいときも、ずっと
2人で感じあった。 透、幸せに・・・してやるんだぞ。

「希、俺たちも・・・いつか、な。」 「うんっ!!」
へへへ、勢いに任せて言っちゃった・・・
俺たちも幸せになるかなっ、透。

その後、2次会でどんちゃん騒ぎ。 とても、楽しい、幸せな一日を過ごした。
147醜態:03/03/13 20:15 ID:n26ScLDH
そして、10年後・・・

世田谷区の一軒屋。私の向かいのお家だ。
とても幸せそうな家族だ。風岡さんという。
家からは、笑い声が絶えなく、休みの日には、お子さん2人と、ドライブに出掛ける。
今日もまた、笑い声が聞こえる。

「あはは、隆二、真琴、パパは本当にゲームがへたっぴだな〜 もう脱落〜」
「パパ〜もっと練習しないとね〜 私が教えてあげるよ。」
「ありがとうな、真琴。」「あー、駄目だぞ、あの裏技おしえちゃ。」
「みなさーん、ケーキが焼けましたよ〜」
「やった!!僕一番おっきいのね〜」 「こらっ、隆二っ!」「あはは、ごめんなさーい!」

「本当に、うらやましい、お宅だなぁ。」
ウチは息子とも、妻とも不仲だしなぁ。トホホ・・・
と、サラリーマンが風岡さんの家を見てつぶやく。

「よしっ、休日に、久しぶりに家族で外食でもするか。」
風岡さんのような、明るい家庭への一歩を踏みますか。

--- ☆ fin ☆ ---
148醜態:03/03/13 20:16 ID:n26ScLDH
>>134-135
あい。同一人物です。
149名無しさん@毎日が日曜日:03/03/13 21:12 ID:SNQhr2yJ
透と由美ちゃんのセクース描写がなかったのは、
醜態さんが、キャラを愛してるんだからだろーなと思いました。
個人的には、透が由美ちゃんを愛しているからこそ、
過去にとらわれてしまい、由美ちゃんとの関係が切なく
壊れていく様もみてみたかったです。
でも、充分楽しませていただきました。
お疲れ様!
150名無しさん@毎日が日曜日:03/03/13 21:42 ID:8tC5r2c/
おもしろかったです。
小説を書けるってすごいことだと思います。
オツカレ!
151しろうと ◆XiEUNSIROU :03/03/13 21:43 ID:/sVTiDt4
すごいですね…。分岐するのがいいですね。
152名無しさん@毎日が日曜日:03/03/13 23:34 ID:zyqtqyx9
(´・ω・`) エロ…
153名無しさん@毎日が日曜日:03/03/14 01:41 ID:WgX3AhwC
(´_ゝ`)フーン。プロットうまいね。
154学生さんは名前がない:03/03/14 04:23 ID:oUx6z8yh
完結おめw
お疲れ様っすw
大学板から追っかけできましたが、大変楽しませてもらいました。
またこういうの書く機会があったらまた書いてくださいねw
155名無しさん@毎日が日曜日:03/03/14 13:31 ID:9QfOCmUn
乙かれさまです
漏れも大学板から人ですが、面白かったです。
次回作まだー?w
156名無しさん@毎日が日曜日:03/03/14 16:09 ID:IzkmPL53
ダメでも漫画家、小説家を志すスレ其の参

1 :前スレ981 :03/02/26 01:49 ID:k2LRcJEK
とりあえず新スレ前々スレ「漫画家、小説家を志すバカ集まれ!」

92 :名無しさん@毎日が日曜日 :03/03/13 23:20 ID:GxB3koVF
暇だから小説でも書いてみる。暇人だけ読んでくれ

1 :醜態 :03/03/04 14:20 ID:F0Kp8AEJ
俺は大学2年生。20歳。名前は風岡透(かざおか とおる)
去年、両親が離婚し、已む無くここ、吉祥寺で一人暮らしを始めた。
俺の人生20年間何一つ良かったことなどない。
周りの奴らは遊んでいるのに、俺は生活費も学費も自分で払わないといけない。
もう辛い。辛すぎる。俺だって、女と遊びたい。車を乗り回したい。
今日、8月3日も夜のアルバイトを終え、帰路へと向かった。
今日は土砂降りの雨だ。ついてない。
「はぁ、こんな人生もう止めたいよ。大学行って、バイトやって、それで終わる一日・・・」
さて、今日も帰って寝るだけか。俺はアパートへと向かった。
4畳半のボロアパートだ。風呂がついているだけがまだ救いだ。でも、ここだけが唯一安心
出来る場所だ。 「それにしても今日はひどい雨だ。」ようやくアパートへとついた。
「ん?」ふと、見ると俺のアパートの玄関前で雨宿りをしている女の子がいる。
「どうしたんだろう、こんな夜中に・・・」
「ドアの前に座っててじゃまだな。追い返すか・・・雨宿りなら他に行って欲しいよ。」
俺はぶつくさいいながら、玄関前へと近づいた。
http://human.2ch.net/test/read.cgi/dame/1046755228/l50
93 :名無しさん@毎日が日曜日 :03/03/14 00:06 ID:4dex+2IE
説明ゼリフうざい。
94 :名無しさん@毎日が日曜日 :03/03/14 00:43 ID:3PobZKBq
>>92「帰路へと向かった」と「俺はアパートへと向かった」
は、流れとして重複。後者の方の向かったを削るのが妥当。別の表現に変える。
偉そうなこといってスマソ。
157醜態:03/03/14 18:28 ID:Vmg2r60n
勝手に他の板に貼らないでもらえますかw
158名無しさん@毎日が日曜日:03/03/14 18:47 ID:IzkmPL53
ダメ板

http://human.2ch.net/test/read.cgi/dame/1046191773/-100


ダメでも漫画家、小説家を志すスレ其の参

1 :前スレ981 :03/02/26 01:49 ID:k2LRcJEK
とりあえず新スレ前々スレ「漫画家、小説家を志すバカ集まれ!」

159名無しさん@毎日が日曜日:03/03/14 23:10 ID:aZhLeYcr
>>シロウト
見てたんだな
頑張れよー
160名無しさん@毎日が日曜日:03/03/15 12:31 ID:j6wHthvv
お疲れー。
面白かったYO!
161山崎パン:03/03/21 17:01 ID:YzWXbfKe
(^^)
162名無しさん@毎日が日曜日:03/03/21 20:22 ID:kTS5nDm2
審査の甘いキャッシング

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163名無しさん@毎日が日曜日:03/03/21 21:21 ID:8gP2qoh9
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164名無しさん@毎日が日曜日:03/03/23 04:11 ID:HKqf5z9y
朝、目を覚ますと、布団の上に女が乗っかっていた。
正座で、みぞおちのど真ん中辺りにである。
「あの、重いんですけど・・・」俺は言った。
「重いでしょうね」淡白な口調で女は答えた。
「あのう、俺、これから会社なんですが・・・」
「わたしには関係ありません」
「ではせめてどいてもらえませんか」
「ただではどけません」
だんだんと頭が冴えてくると、俺はむかむかと腹が立ってきた。
165携帯からカキコ:03/03/23 23:38 ID:AucdMbyV
おっ、新連載キタ―(゚∀゚)――!?
166164:03/03/27 01:31 ID:hxSET+PO
「どけっと言ったら、どくんだ! 本当に会社に遅れるじゃないか!
俺は遅刻の常習犯なんだ。おまけに朝は便の出が悪いんだ。
毎日ミルミル飲んでも岩石なんだ。うさぎなんだ。おまけに寝癖が爆裂なんだぞ。
ほれ、見えるか? 側頭部が炸裂弾をくらったように吹き飛んでいる様が!
こんちくしょー! この寝癖野郎をリペアするのに、猛烈に時間がかかるのだぞ!
だから、朝は俺にとって文字どおり戦場なんだ。孤独な漢の戦いなのだ。
と、言うことだから、これ以上頻尿の俺を困らせるな! がう!」
自分でも、自分の言葉が分からなくなってきた。ちなみに俺は血圧が高い。
で、ここまで言うと、流石に女は俺の寝癖に興味を持ったらしい
(いや、この状況で興味を持ってもらっても、困るのであるが……)。
前かがみになった女は、俺の枕の左右に両手を突いた。
爆裂で炸裂な俺の寝癖を覗き見るべく、だんだんと女の顔が近づいてくる。
しだいに明らかになる女の顔立ち。
167名無しさん@毎日が日曜日:03/03/27 03:53 ID:kitKdLJ6
>>166
チョトワラタ
168名無しさん@毎日が日曜日:03/04/04 13:12 ID:r2cLoMAE

169名無しさん@毎日が日曜日:03/04/06 13:50 ID:dLEBLGi5
test
170名無しさん@毎日が日曜日:03/04/07 18:49 ID:Wf4/d5YZ
いま1から読んだが、なかなか萌えた。
他にこの手の妄想小説スレあったらURLきぼんぬ。
171いろいろ飽きた ◆a8s3lnmXuU :03/04/13 11:23 ID:AWMXoix5
読んじゃったよw
172濾過一:03/04/15 19:03 ID:Bf7lkaX/
エロゲのシナリオライター目指せ。
173山崎渉:03/04/17 11:21 ID:l+PwN5iM
(^^)
174山崎渉:03/04/20 01:50 ID:HlordJmR
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
175山崎渉:03/04/20 05:33 ID:O9kasXbd
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
176名無しさん@毎日が日曜日
俺と組んでエロ漫画描こう。