1 :
黒い粗筋:
2 :
黒い粗筋 1/2:2013/06/29(土) 20:59:29.43 ID:Ef4ol2gn
<ACT,130 不思議な旋律(メロディー)の巻>
冒頭、雪藤達が教会へ入ると突如笛の音が止まった。
――するとどうした事か、まだつぼみだった周辺のバラがどんどん咲いていく…?
扉が開き現れたのは薔薇貴だった。
「笛の音に引き寄せられ、地獄を見に現れたか黒い天使!」
飛鳥は笛の主はお前かと叫ぶが、雪藤はこの男ではないと見抜く。
薔薇貴は金貨を置いていけば命は助けてやると言うが、そんな事を聞く黒い天使ではない。
「なぜ我らが神の使い… 白い天使であるか教えてやろう!
精神動力… サイコキネシスという言葉を知っているか…?
精神力、または意思の力で物体を自由に動かす能力!いうならば超能力よ!!」
薔薇貴が目を見開くと、周囲に植わっていた無数のバラが4人に襲い掛かってきた!
「フフ… バラはおれの思うとおり自由自在に動き、お前達の体を切り刻む!
我々は神から選ばれこの地上に降り立った人間! そうでなくてこの力をなんと説明する〜!』
無数のバラが渦を巻いて4人に襲い掛かる!
さすがにこれでは手の出しようもなく、4人は地面に倒れ伏す。
「クッ… いつでも攻撃できるようにバラが宙に浮いてやがる…」
再度金貨のありかを聞く薔薇貴、カードを投げつける飛鳥。
だがカードは空中でバラに縫いとめられ、薔薇貴には届かなかった。
「無駄だ!お前達下等人間が我々超能力を持った新人類にかなうわけがない!」
そんな中、雪藤は仲間に「教会の中へ逃げ込め」と目で合図する。
4人はバラの嵐に耐え教会の中へ逃げ込む。
「フフ…バカめ! 教会の中にはおれよりもっと力のあるお方がいらっしゃる!」
一方、教会に入った4人だが、ジュディの悲鳴に一斉に目を向ける。
…そこには無数の椅子や燭台、十字架などが宙に浮かんでいた!
「また会ったな…」
霊士が目を見開くと、宙に浮いていた物体が一斉に4人に襲い掛かる!
やはりここでも雪藤達は歯が立たず、一方的にやられるだけだった。
3 :
黒い粗筋 2/2:2013/06/29(土) 21:00:01.00 ID:Ef4ol2gn
「に 人間技じゃねぇ…」
「悪魔の力だ…」
「悪魔か… フフ、神は時には悪魔にもなりうる 今度は机や椅子の様な訳にはいかんぞ!」
今度は無数の剣が空中に浮かび、霊士は命と金貨の選択を迫る。
「それほどの超能力を持ちながら、なぜそんなに金貨にこだわる?」
――雪藤の問いが癇に障ったのか、霊士はまずは雪藤に剣を飛ばした!
雪藤はかろうじて白刃取リで受け止めるも、剣は徐々に雪藤の喉に刺さっていく。
「さて、どこまで耐えられるかな!」
――絶体絶命の雪藤を救ったのはオカリナの音だった。
オカリナの音が聞こえてきたと同時に、剣の力が弱まったのだ!
(あの部屋には鍵をかけたはず…)
剣が落ちると同時に、勇気がオカリナを吹きながら雪藤達の前に姿を現した。
その場にいた5人は驚愕する。
雪藤達はまさか笛の主が子供だった事、一方霊士はこのフレーズに対して。
…だが、なぜ超能力が弱まったのか?それがわからない。
ふと、ジュディはさっきから同じフレーズを繰り返している事に気付いた。
「レミラレソ〜レ レミラレソ〜レ しかも全部半音下げて…」
――そこでジュディはあの金貨の意味に気付いた。
最後に残った「b」は小文字のbではなく、音楽の変記号「半音だけ低く」という意味だったのだ!
http://sakuraweb.jpn.org/imgboard/img-box/img20130629205743.jpg 「まさかこのフレーズが超能力を弱めるとでもいうのか…?」
『パパとママを返せ〜〜!』
勇気の涙の叫びと同時に飛びかかる雪藤。
霊士は剣を投げつけ、雪藤はジャンプでかわしたかと思うと―――― なんと剣の上に着地した!
「こいつ… 空中浮遊能力… レビテーションをマスターしてるというのか…!?』
「わが心すでに空なり… 空なるが故に無」 <続く>
Oの当てはめは苦しいと思う
「
>>1乙… こ これで陽の当たる世界に…」
楽譜読めないのでピンとこない
全部フラット付けるぐらいなら調を変えろよ。
変ニ長調とか。
ところで現段階で雪藤が倒せなかった敵って、鷹沢神父、憎魔、妖姫の3人か?
音の組み合わせなんて何千通りもあるだろうに。分かるわけ無いだろう・・・
それに勇気の両親はおそらく金貨が地上に落ちる前にこの曲知ってのだろうから、
金貨のありがたみナッシング。
いやまさか金貨の能力はこれだけじゃないよな・・・?
政府を転覆する力を持ってるんだから、対HA用の能力だけなわけはない・・・はず。
今の政府はHAが顧問やってくれないと転覆するような超無能なら別だけど。
HOWAITO ANGELS?
確かに金貨の役目がこれだけとは思えん。他にもまだ何かあると見た方がいいな。
予想としては・・・・・今までの設定がそのまま生きるのであれば、
金貨8枚揃えて何かの儀式をすると神が本当に現れるとか?
ボスが自滅ってカコワルイ
>1981年から1985年まで、『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載された。
>当初のタイトルは『ブラック・エンジェル』であったが、途中仲間が増えたことにより
>『ブラック・エンジェルズ』に改題された。
↑
ブラック・エンジェルズのウィキペディア編集したバカ誰だよ?
新連載当初からタイトルは『ブラック・エンジェルズ』だぞ
18 :
黒い粗筋 1/2:2013/06/30(日) 21:55:38.40 ID:ANq5kzOs
<ACT,131 おそるべき力!!の巻>
空中の剣に着地する雪藤を見て驚く牙・飛鳥・霊士。
「ジュディ… あ、あいつ前からこんな事ができたのか…?」
「ええ… 雪藤は胸の十字架の力といい…
窮地に追い込まれれば追い込まれるほど、不思議な力を出すわ…」
そしてその光景を見た薔薇貴もまた驚いていた。
雪藤の能力が本物かどうか見定めようと、霊士は雪藤の足元の剣を落とす。
…だが、雪藤は変わらず空中に制止していた!
『間違いない! この男もサイキック!!(超能力者)』
『地獄へ落ちろ〜〜!!』
スポークを振りかざし襲い掛かる雪藤だが、牙と同じように壁に叩きつけられてしまった。
するとそこへ再び勇気がオカリナを吹き始め、とっさに雪藤は叫んだ。
『い 今だ!あの男の超能力は弱まったはず!!』
その叫びに牙と飛鳥は一斉に襲い掛かるが、薔薇貴はバラを勇気の腕に投げつけ演奏を妨害する。
すると同時に再び霊士は剣を空中へ浮かべ、牙と飛鳥を壁に縫いとめる。
『死ね〜〜!』
動けない2人にとどめの剣を投げつける ――が、剣は大きく外れた。
牙と飛鳥を救ってくれたのは…… なんと勇気だった!!
勇気の超能力で椅子や燭台を動かし、同時にパイプオルガンや鐘を動かしあのフレーズを鳴らしていたのだ。
…やがてその音は次第に大きくなり、白い天使は次第に苦しみだす。
だが次第に勇気は苦しみだし、一声叫ぶと同時に周囲のあらゆる物体が砕け散った!
教会が崩れ始める中、ジュディは勇気を抱えると黒い天使はその場から逃げ出した。
19 :
黒い粗筋 2/2:2013/06/30(日) 21:56:14.40 ID:ANq5kzOs
…それからどれ位の時間が経ったのか。
「消えた… それにしてもあのガキ…なんてパワーだ、あんな超能力初めて見た…」
「いや…2人目だ… もしあの子供があの方と何らかの関係があるとすれば、
パワーといい、なぜあのフレーズを知っていたかという事も説明がつく!
しかし…それにしても不覚よ! 一度ならず二度までも奴らを取り逃がすとは…」
その頃、廃屋に戻った雪藤達は勇気を寝かせていた。
あれだけの力を出せば疲労度も激しいのだろう、よく眠っている…。
「しかしあんな状況の中でよく助け出せたな、ジュディ…」
「それが私にもよくわかんないのよ…
私の意志じゃないような… この子に引っ張られて体が動いたとしか思えないのよ…」
飛鳥は金貨をもてあそびながら雪藤に問う。金貨の秘密がわかった以上、もうこれは必要ない。
だが、雪藤はまだ何か秘密があると睨んでいた。
白い天使が金貨を恐れている以上、きっとまだ何か「決定的な秘密」が隠されているだろう。
―新政府国会議事堂・内閣法務大臣室―
エロ本を読んでいる大臣に白い天使が訪れた。
「大臣、地下室へ案内してもらいましょうか」
大臣は言われるまま白い天使を地下へ案内し、行き着いた先は厳重な牢屋だった。
その中にいたのは、霊士達と同じ白い法衣を来た老人だった。
「老師、お久しぶりです」
「れ 霊士…!おのれは…!!」
「お叱りは後でゆっくりお伺いするとして…老師、あなたにはお孫さんがいらっしゃいますか?」
――その問いに老師は顔色を変えた。 <続く>
ウィキペディア編集したバカは『ブラック・エンジェルズ』と同時期に連載してた『ブラッディエンジェル』って漫画と勘違いしてるんだろうな
『ブラッディエンジェル』って懐かしいな
『ブラック・エンジェルズ』連載当時、間違えて『ブラッディエンジェル』を買いそうになったわ
白い天使が八凶星よりよっぽどヤバそうな件
それとも関東のアレはダミーで実は後6人白天使が出てきて「真の八凶」とでも名乗るのか
白い天使の力を封じる?金貨が八凶星にあったってことは、八凶星は実は正義の味方
雪藤の我既に空なり〜は超能力だったんですよって何だかな〜・・・
まあ、普通の人間にはできない能力だから超能力ってのは確かだろう。
ESPとかユリゲラーとかじゃなくてもっと広い意味で。
音階説明はジュディ珍しくお役立ちだったな
催眠術師が何人も出てるし
切人や卑弥呼の予知能力も超能力だよな
吹きスポークの殺傷力の高さも超能力あってのことだったのかな
自転車でバックできるのも超能力あってのことだな
それは自転車を改造してあるんだろう
34 :
黒い粗筋 1/3:2013/07/01(月) NY:AN:NY.AN ID:oyl1o7X7
<ACT,132 白い天使集結の巻>
「孫…じゃと〜!?」
「そう… 年老い…力が弱まったとはいえ、あなたの若い頃と同じように強う超能力を発する…
そんな子供があなたの血縁者にいらっしゃいますか?」
…しかし、老師には子供がいなかった。それでは孫もいないはず。
老師はその子をどうするのかと聞くと、霊士は必要ならばこの世から抹殺すると答えた。
「お お前と言う奴は…! それほど己の力を誇示し、権力を手に入れたいのか」
「当然でしょう、我らは一般の下等人間とは違う! 神から選ばれた特殊な力を授かった人間!
老師、あなたのように一生日陰の身で終わるつもりはない!
あなたを含めた超能力者は、代々明治の頃より時の権力者の相談役として生きてきた…
国家を左右する重要な決定を迫られた時、
総理大臣は超能力者の未来感知能力にその決定をゆだね、日本を動かしてきた…
それだけの能力がありながら、あなた方は相談役という地位にあまんじた…
だが、我々の時代からは違う!」
しかし老師も超能力を封じる手段を用意していたのだ。それがあの8枚の金貨だった。
「その金貨も我々の手に入るのは時間の問題ですよ、白い天使を結集さえすればね!」
――その言葉に老師の顔色が変わった。一番恐れていたことが起きてしまう…!
「老師、あなたは年を取りすぎた!こんな牢獄さえ抜け出せないほど力を使い果たしてね!」
去り際そう言って扉を閉める霊士。
『れ 霊士、これだけは言っておくぞ!白い天使だけが超能力者ではない!
この世にはまだ超能力を持った人間が何人かいる!
その者達が必ずお前達の前に立ちはだかる!!』
老師がそう叫ぶと同時に扉が完全に閉まる。
「薔薇貴、今夜が白い天使の復活祭だ!」
35 :
黒い粗筋 2/3:2013/07/01(月) NY:AN:NY.AN ID:oyl1o7X7
その頃、廃屋では勇気が目を覚ました所だった。
「お姉ちゃん達が助けてくれたんだね…」
その言葉に微笑むジュディ、そして雪藤達はジュディに任せ勇気から話を聞いた。
「そう、勇気君ていうのね… パパとママはどこにいるの?」
それを聞いて制止する雪藤。これは聞いてはいけなかったのだが、勇気は新政府に殺されたと応えた。
そこへ今度は飛鳥が優しく声をかけた。
「ところで坊主!」
「坊主じゃない!勇気だよ!」
「あっ、そうかそうか 勇気君…勇気ちゃん、あのレミラレソ〜レっていうフレーズは誰に教えてもらったんだ?
いいかい、この8枚の金貨にあのフレーズが隠されていたんだ、この金貨に見覚えないかい?」
しかし勇気はそんな金貨は知らないと答えた。
「それからあのフレーズはおじいちゃんに教えてもらったんだ…
いざという時にはあれを吹けって… このオカリナもおじいちゃんにもらったんだ」
――同時刻、街中を黒い燕尾服に身を包んだ老紳士がヒョコヒョコと歩いていた。
街中を走るタンクローリー。
すると突如フロントガラスに体がドロドロした男が貼りつき、驚いた運転手は急ハンドルを切る。
タンクローリーは勢い余って壁に激突、壁を破壊して高架下へと墜落する!
驚き逃げ惑う人々、その中には先程の老紳士もいた。
タンクローリーは無慈悲にも落下、大爆発をお越し死傷者多数の大惨事となってしまった!
爆発が収まり、多数の瓦礫と死傷者の中を老紳士のシルクハットが風に転がる。
そして街灯の上にたたずむ、先程のドロドロの男…。
36 :
黒い粗筋 3/3:2013/07/01(月) NY:AN:NY.AN ID:oyl1o7X7
―教会―
暗闇の中、ろうそくに火をつける薔薇貴。ろうそくは普通の火とは思えない程激しく燃え上がる。
その炎は6つに分かれると―――― 白い三角覆面の人影を浮かび上がらせた。
「泥露はどうした?」
薔薇貴が問うと、地面からあのドロドロの男・泥露が姿を現した。
「ドロドロ、途中で面白い遊びを見つけたもんでね」
そう言って炎を手に取る泥露。これで白い天使7人が揃った。
「目指す敵は黒い天使! 8枚の金貨! 我ら神の子が天空に光をなす時が来た!!」
―廃屋―
勇気はすっかりジュディになついたようだ。
それを見て雪藤に妬けるだろ、とジョークを飛ばす飛鳥、微笑む雪藤と牙。
――ふと、何かの気配を察知しカードを入口に向かって投げる飛鳥!
『誰だ〜〜〜!?』
だが、カードは制止しハラハラと舞い落ちた。また超能力者か!?
飛鳥はネクタイをほどくと、ネクタイはたちまち硬化し剣となった!
だが、飛鳥の体は入口から伸びたステッキで軽くいなされてしまう。
「ホッホホ そんな事では白い天使に対抗などできはせんぞ!」
『おじいちゃん!』
陽気に笑って現れたのは、あの老紳士…勇気の祖父だった。 <続く>
今までの奴等はどんなに人間離れしてるっていってもまだ人間と思えたのに…
泥露ってガチで人間じゃないよ!!
ん?つまり老師の予知で関東大破壊もわかっていたってこと?
おそらく、この泥露が一番弱くて、後の6人は更なる化け物(本当の意味で)なんだろうな
40 :
【大吉】 :2013/07/01(月) NY:AN:NY.AN ID:???
死十いただきます♭
スポンジ男はまだ分からなくもない。
狼男も変身前は人間だし、のっぺらぼーも顔の崩れた人間だが…
このドロ男、確かにもう人間じゃないな。もしくは幻術の類か?
ん?牢獄の老師と勇気の祖父は別人?
最初に能力を見せた泥露は
ガイみたく、最初に目立って最初に死ぬな
幽閉されてる老師は老紳士の影武者かな?
鷹沢神父=切人と被るけど・・・
幽閉されてる爺ちゃんはあんな態勢にされて可哀想
幽閉ってことは一日二日じゃないだろうによく足腰が持つな
老紳士(たぶん本物の老師)って、むちゃくちゃ強そうだよなぁ
この老紳士が師匠になって黒い天使パワーアップ、
シリーズ終盤に霊士と戦い圧倒するも勇気をかばって死亡、
勇気怒って超能力覚醒って流れかな
>>総理大臣は超能力者の未来感知能力にその決定をゆだね、日本を動かしてきた…
日露戦争より後の戦争も超能力者に決定をゆだねたのかよ・・・
それとあの金貨は牢屋の方の老師が召喚したのかね?
竜牙会の計画の時この人っていうか白い天使達どこで何してたん?
竜牙会のM計画の失敗も予知してたから静観してたんじゃない
老紳士と老師、双子もしくは老師が作り出した幻影とかじゃない?
だからあの大惨事も無傷だった、と。
おじいちゃんと勇気で老師を助けに行く展開かな
ジュディは取っ捕まらないように
おとなしくしとけ
老紳士と老師は兄弟で、
弟の老紳士の方が実力も才能も上回る超能力者だったんだが、
兄に要職の座を譲って自分は野に下ったって過去かな
薔薇貴態度デカく言葉使い粗雑
霊士の副官として有頂天すぎない?
54 :
黒い粗筋 1/3:2013/07/02(火) NY:AN:NY.AN ID:xD8mwEmo
<ACT,133 甦る霊の巻>
帽子を脱ぎ、雪藤達に一礼する老紳士。
「孫の勇気が大変おせわになっとります!」
勇気はおじいちゃんと叫び老紳士に飛びつき、老紳士も勇気を抱き上げた。
「ホッホ!しばらく見ないうちに大きくなったな勇気!体重もうんと増えて」
「パパもママも死んじゃったよ… もうぼくをひとりにして旅になんかいかないで!」
「ああ!わかったわかった」
そして老紳士は雪藤達から一部始終を聞いた。
「そうですか… 白い天使の手からこの子を…」
老紳士曰く、勇気は自分よりも双子の兄の血を濃く強く引いているという。
老紳士も超能力者ではあったが、その兄はより強い超能力者だった。(前回参照)
事の発端は、老紳士の兄の弟子達が相談役と言う地位に満足せず、
師の代わりに自分達が権力を握り支配者になろうとした事が原因だった。
飛鳥は自分達では白い天使に対抗できないなら、じいさんならできるのかと食って掛かる。
…だが、老紳士は自分一人の力では無理だとはっきり答える。
「奴等に対抗できる力を持った超能力者を探し出さねば…」
すると勇気はここにも超能力者はいる、と答える。その視線の先は雪藤だった。
老紳士も雪藤に不思議な力を感じ取り、勇気の言葉に間違いはないと確信した。
「牙と飛鳥のおじちゃんだって力が強くなるよ…! そういう事件が近い内に起こる…!」
おじちゃん呼ばわりで少々脱力する牙だったが、それは一体なんなのか?
…だが、肝心の勇気も詳しくはわからず、ただそんな気がする、と答えた。
55 :
黒い粗筋 2/3:2013/07/02(火) NY:AN:NY.AN ID:xD8mwEmo
一方、久々に集い雑談する白い天使達。
「我らを結集されたので何事かと思えば… 何の事はない!黒い天使じゃと〜〜」
「そんな無能な奴らを倒す為とはのう… 霊士様、あなたらしくもない…」
暗闇の中から松明を持って姿を現した7人の白い天使達。
霊士は奴等が金貨を持っている事と、若い時の老師と同じ力を持つ勇気の存在を告げると全員の顔色が変わる。
「ならば、この魔導沙(マドウサ)が先鋒をつとめようかねぇ…
我らが直接手を下さずとも、黒い天使とやらの最大の敵が奴らを襲う!」
そう言って一歩歩み出たのは、紅一点の白い天使だった。
…その後、墓地に魔方陣を描き、呪文を唱える魔導沙。
「エロイムエッサイム、我は求め訴えたり エロイムエッサイム、我は求め訴えたり…」
そして自分の腕を傷つけ、血を魔方陣に垂らす。
「彷徨える黒い天使の死霊よ!我は求め訴えたり! エロイムエッサイム!!』
――すると近くの木に雷が落ち、魔方陣から2つの灰が飛び出した!
灰は空中で渦を巻くと、生前の姿を形作っていく……。
『エロイムエッサイム 我が願い通じたり!!』
56 :
黒い粗筋 3/3:2013/07/02(火) NY:AN:NY.AN ID:xD8mwEmo
同時刻、雪藤達は老紳士から“白い天使七人衆”の事を聞いていた。
それは七人の超能力者が、それぞれ違う超能力を持ち、殺人の道具として使っているという事だった。
「例えば… そう、死んだ人間を生き返らせるとか…」
それを聞いた飛鳥はバカバカしいと笑い飛ばすが、不可能を可能にする…それが超能力だ。
事実、青森県恐山には「イタコ」という霊能力者が存在するのだ。
だが、白い天使の一人は実際に死者をよみがえらせ操る事が出来るという…。
――その時、何かを感じ取った勇気は「怖い人が2人来る」とおびえだした。
「今、あの扉の所に…」
飛鳥は扉を開けるが、人影はなかった。
「まったく、じいさんと孫が揃いも揃って…」
苦笑しながら扉を閉めた瞬間―――― 扉を破壊し2人の人影が現れた!
「ま まさか…そんな事って…!」
襲撃者の姿を見た雪藤は激しく驚愕する! ――襲撃者は、死んだはずの松田と水鵬だった!!
水鵬は飛鳥へ向けマシンガンを撃ち、松田は雪藤に向かって襲い掛かる!
『松田さん、おれの事が分からないのか〜〜〜!?』 <続く>
松田さんと水鵬まさかの復活キター!
これはなんだかんだで意識を取り戻すパターンだよな!?
しかしそうなると牙がますます影が薄くなりそう・・・
超能力編になってちょっと・・・と思ってたら死者召喚! しかも松田さんと水鵬とは。
いきなり凄い展開になってきたなあ。
ところで牙と飛鳥にパワーアップフラグが立ってるけど、ジュディは蚊帳の外子かよ・・・
紅一点?もう一体熟女通り越して枯女みたいなのがいるやん
松田と水鵬キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
>>57 でも意識取り戻した所で、肉体が無いと戦えないぞ?
松田と水鵬が自分の技を牙と飛鳥に伝授させるくらいしか思いつかない
なんか魔導沙って仲間(アダルトお色気担当)になりそうだな
>>59 枯れ過ぎて女に見えなかった。
まあ「バア一点」は別カウントでしょ。
おい
>>39、何が泥露以上の化け物だよ?
魔導沙ちゃんメチャクチャ可愛いじゃねーかよ
魔導沙は間違いなくおっぱい出す!!
なんでマシンガンアームまで復活するんだよw
こりゃまたビックリ展開キタコレ
しばらく寝かせてから霊魂復活か
>>61 なって欲しいけど・・・今まで敵が味方になった事って無いからな〜
水鵬と麗羅は初っ端から組織を裏切っていたし牙も敵ではなかった
まあでもそろそろ麗羅/アリサポジションが出てもいい頃だし可能性はある
ただ問題としては能力の汎用性が乏しい
妙齢の女でも悪魔憎涅巣は皆殺しだしあんまり期待しない方が。
で、薔薇貴は神霊士の側近ポジだけに最後ギリギリまでいるだろうとして、
河童ハゲのデカブツはジャンプ巨漢キャラの法則で無能無駄死に確定、
他の連中はまあ順当に片付くだろうが…キューピーちゃんはさすがに
黒い天使にドバズビュ殺さす訳にはいくまいな〜〜。
勇気と触れ合って改心しかけた所を粛清されて、勇気の黒い天使デビューの
きっかけに…てのが落としどころだろうぜ〜〜
・髪がツンツンのやつ(強そう。立ち位置的に薔薇貴と同程度か?)
・長髪(謎な雰囲気を醸し出して能力、力ともに期待できる。でも惨たらしく死にそう)
・婆ちゃん(意外と能力が強いかもしれない)
・魔導沙(久々のまともな女性キャラ。今回活躍したからしばらく出番は無さげ。)
・どろろ(スポークや蹴り、トランプは効くのか?超能力が鍵となりそう)
・おかっぱのおっちゃん(スポーク即死確定)
・きゅーぴーちゃん(婆ちゃんと同じく能力がすごいのか?)
7人衆はこんな所か
どろろは所詮ゾマと同じポジションだから何とかして殺すだろう
婆ちゃんかキューピーちゃんは意外と最強ポジションかもしれない
デカブツ…どう見てもかませのパワーファイター
キユーピーちゃん…治癒の術を使いそう
婆ちゃん…呪いが得意そう
長髪…分身の術とかしてきそう
ツンツン頭…氷の術が得意そう
既に能力を明かした泥露・魔導沙以外はこんなイメージ
↑ 3連のアホばっかりや〜! 奥羽群の恥さらしや〜!
俺は後ろの片目隠したのとでかいのが強そうだと思った。
BAじゃ目立った方から死にやすいし・・・強さと順番はイコールじゃないけど
キューピー→三分クッキング→三分間だけ無敵とか?
キューピーあたりは小さいからいまいち怖さがないし
キン肉マンのケツマンみたいに来週には別の奴に代わってそうだな
75 :
黒い粗筋 1/2:2013/07/03(水) NY:AN:NY.AN ID:yti3t6yb
<ACT,134 霊魂大戦の巻>
松田の出現に、老紳士が言っていた事が事実だと悟る牙。
奴は本当によみがえったのかと尋ねると、老紳士は黙ってうなずいた。
マシンガンにカードで応戦する飛鳥。
カードは見事に水鵬の首に刺さるが… 出血も起きず、水鵬は無言でカードを抜き払った。
そして松田は牙に襲い掛かり、牙は必死で説得するが無駄だった。
『その男は白い天使の操り人形としてよみがえった! 昔の記憶は無い!!』
やむなく雪藤は松田の首筋にスポークを突き立てる!
……だが、松田もまた水鵬と同じく出血も痛みも無く、雪藤に反撃した!
『無駄じゃ、その二人の肉体には生も死もない!霊魂だけが乗り移ったただの肉塊じゃ〜〜!!』
――こうなると、頼りはもう勇気しかなかった。
『勇気!!あの二人を止める事が出来るのはお前しかいない!
魔方陣じゃ!資料を呼び起こした魔方陣がどこかにあるはず!
それをお前の超能力で狂わすんじゃ!!』
…その頃、魔導沙は魔方陣に流した血を介して雪藤達を観察していた。
「フフフ 見える見える、奴らの苦悶の表情が!
最大の友が最大の敵となる… その友の手で殺されねばならぬ悲しみの顔が!」
76 :
黒い粗筋 2/2:2013/07/03(水) NY:AN:NY.AN ID:yti3t6yb
一方、水鵬ともみ合う雪藤は、はずみで水鵬のシャツを破ってしまう。
…その胸には黒い天使の証である十字架が無かった。それは松田も同じだった。
そして勇気は勇気を出し、呪文を唱えていた。
その勇気の呪文に呼応するかのように、魔導沙の周囲に強い風が吹き、墓石がガタガタと揺れ始める。
そして何もない空に、勇気の呪文がこだまする――…
『こ これは… まさか※ダイレクトボイス!? 一体誰が…こんな強い超能力を…?』
そこで気付く魔導沙。まさかこれが霊士の言っていた子供の仕業なのか!?
(※何もない空間から人の声や音楽を発する事)
やがて魔導沙が呼んでいない、「第三の魂」が地中から飛び出しどこかへ行ってしまった。
直後、どうした事か魔方陣が消えてしまった。
―廃屋―
疲れも痛みも知らない死者に追い詰められる雪藤達。このままではやられるのも時間の問題だ!
松田と水鵬がとどめを刺そうとするが…… 「何か」が2人の体に巻き付き動きを止めた。
その時、ジュディが2人の頭上を指差した。
そこには―――― かつての雪藤の仲間達、麗羅・羽死夢・エルスの姿が浮かんでいたのだ!
「そ それじゃあ他の黒い天使の霊魂がおれ達を助けてくれたというのか…」
やがて麗羅達の霊は巨大な十字架となり、十字架は2人の胸に焼きついた!
すると松田と水鵬の霊魂は徐々に崩れ…… 飛鳥と牙の体内へと入っていった。
「ぼくの言った通りだ… 黒い天使達の霊気が…力が…
牙と飛鳥のおじさん達の中に入っていく…」
雪藤達が呆然とその光景を見つめる中、勇気は淡々と語るのだった。 <続く>
操り人形になったからって遠慮無く首に必殺技しまくるのはどうかと思うぞw
松田さんと水鵬の魂が入って二重人格みたいになるのかな
牙のキャラが濃くなる事に期待
えっとジュディはスルーですか
ジュディのパワーアップイベントは無いのかな?
このままだと、また人質になるぞ
BAをBAが襲うピンチにBAが駆けつけてパワーアップというややこしいが熱い展開だなあ。
なにげにBAの新旧メンバー8人と1匹が揃ってるし。
>>78 亜里沙もスルーされてます(笑)
ジュディに亜里沙と麗羅の能力が加われば少しはマシ・・・・・・・にならないか。
WAがむちゃくちゃ強そうだから焼け石に水だな
待て待て、この調子でジュディに麗羅や亜里沙がついたら雪藤に羽死夢がついちゃうぞ
エルス「ワンワン?(僕は誰に憑りつけばいいの?)」
飢流夫が改心してればちょうどよかっただがねえ
ジュディは強くならなくていいだろ
正直水鵬のデメリットの多いパワーなんて飛鳥にいらないぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ
死亡フラグとしか思えないしいやだぁぁぁぁぁ
といってもいまのままだと対抗できないんだろうけどさぁ・・・
>>80 >BAをBBAが襲うピンチにBBAが駆けつけて
おっと麗羅の悪口はそこまでだ
窮地に陥った時に鷹沢神父の霊が雪藤に取り付きパワーアップ化すると予想
>>61 仲間になってないのに、下手な仲間より役に立ちましたねw
魔導沙はこれからもうっかりサポートしちゃう
ドジっ子でよろしく
91 :
黒い粗筋 1/3:2013/07/04(木) NY:AN:NY.AN ID:SLVrdIiT
<ACT,135 奇跡が…!!の巻>
その光景を呆然と見つめる雪藤。
「松田さんと水鵬の… いや、麗羅達の霊魂までもがふたりの体の中に入っていく…」
これを見た老紳士は、牙と飛鳥の力が強くなる、という本当の意味を知った。
「でもぼくの力でこうなったんじゃないよ…
操り人形だった黒い天使達の霊魂に、十字架が意思を吹き込んだんだ…」
やがて苦しんでいた牙と水鵬が霊魂を全て取り込むと、気を失ってしまった。
その頃、魔方陣が消されてしまった事に愕然とする魔導沙。
「なんという… なんという強い超能力よ…」
「やはり問題はあの子供か…」
唐突に現れた霊士。やはりあの子供がいる限り、黒い天使はあなどれない相手となるだろう。
すると霊士の周りに火の玉が3つ浮かび、声が聞こえてきた。
「いかに強い超能力を持っていると言っても、しょせんは子供…」
「我ら3人が力を合わせれば、その超能力を封じ込める事も可能!」
――そして姿を現した3人の白い天使。
「妖婆、泥露、天冥! 三位一体の夢まぼろしのごとく…か!」
―廃屋―
死闘に疲れ、こんこんと眠る雪藤達。
そんな中、勇気は突如起き上がると外へと向かい、直後、雪藤も目を覚ました。
92 :
黒い粗筋 2/3:2013/07/04(木) NY:AN:NY.AN ID:SLVrdIiT
勇気がやってきたのは公園の森の中だった。
(やはり我らの霊波に反応できたのは子供一人か…)
(並みの超能力者では感知できない、我ら3人の夢遊派!)
(ドロロ… 強い超能力、それを持っている事がかえって災いを招く事もある!)
すると泥露の体が溶け、両脇に妖婆と天冥を取り込み、まるでキングギドラのような姿になる。
「三位一体夢幻像!」
泥露達が放った霊波は、死んだはずの勇気の両親の姿へと変わる。
両親との再会に勇気は泣きながらその旨に飛び込んだ。
やがて雪藤が勇気を探しにやってきた。
(どこに行ったんだ… 体に霊気のような物を感じた…
だが、それに気が付いた時はもう勇気が出た後だった)
そして雪藤はようやくヨロヨロと歩く勇気を見つけたが… 首から下げたオカリナが無かった。
その光景を見ていた白い天使は、予想外の事態に少々戸惑っていた。
自分達の霊波を黒い天使が感じ取れる訳がない、と。
(そんな事はどうでもいい!敵がわざわざ一人で現れたんだ、やるのは今よ〜!)
そして姿を現す白い天使、スポークを抜く雪藤。
「貴様らは白い天使か!」
「ガキの力を封じ込めた今、黒が白にかなうとでも思うか!」
『何ぃ、勇気の力を…!?』
思わず雪藤が勇気を見た瞬間、泥露が襲い掛かってきた!
『泥流呪縛殺!!』
93 :
黒い粗筋 3/3:2013/07/04(木) NY:AN:NY.AN ID:SLVrdIiT
同時刻、目を覚ました牙達。
「おれ達の体は一体…」「どうなったんだ…?」
その時、ジュディは勇気の姿が無い事に気づき、牙と飛鳥は扉が開いている事に気付いた。
…まさか、外へ出て行ったのか!?
思わず飛び出した牙と飛鳥は…… 自分の体が今までと違う事に気付いた。
『体が宙に浮くような…!?』
『足の力が何倍にもなったような感じだ!?』
――2人は恐るべき力で、扉をいとも簡単に破壊して飛び出していった!
それを見た老紳士は呆然となる。
「な なんという速さじゃ… 奇跡…! 奇跡が起こった〜〜〜!!」
一方、雪藤は全身を泥に包まれ苦戦していた。まるでこの泥は蜘蛛の巣のようだ!
雪藤がもがくうちに、次第に泥は雪藤の鼻と口を塞いでしまう。
――その時、妖婆は人間技とは思えない速さで誰かが接近してくる気配を感じ取った。
砂煙をあげてこちらへやってくる牙と飛鳥。
牙は軽く跳んだつもりだったが―――― まさに「空中を」跳んだ!!
その勢いで泥露の体を吹き飛ばし、雪藤は窒息死を免れた。
「わしの体を蹴破るとは…」
「牙と飛鳥の力が十倍… いや、 百 倍 化した!!」
――牙の背後に松田、飛鳥の背後に水鵬の姿が見えた! <続く>
百倍化・・・って
ゆでたまごもびっくりだ
焼け石に水鵬だと思ってたけど
これなら何とかなりそう
三位一体夢幻像ってなんか楽しそう
混ざりたい
妖婆・天冥は泥露の予備電池みたいなモンかよ
女不足だから妖婆は本当は若い設定で頼みます
みすみす敵に塩を送るマネをした魔導沙たんにはお仕置きが必要ですね
おっぱいぽろりは決定でしょう
牙「名付けてハンドレッド・パワー!(ただし5分しか持たない)」
飛鳥「次回からタイトルは『ファング&バード』になります」
>>85 ジュディは連載終わるまでにあと1〜2回拉致されそう。
>>99 今度は竜牙会の殺し屋復活がありそうだが。ソドム・魔木・卑弥子にマシンガン男
とかまとめて復活させたら最強じゃない?
>>101 幹部のボディーガードが持ってた武器アサルトライフル アーマライトM16
後ろに立つと無条件反射で殴る人が使ってる
103 :
黒い粗筋 1/2:2013/07/05(金) NY:AN:NY.AN ID:hH2dPO7f
<ACT,136 水鵬の影の巻>
冒頭、自らの力に驚愕する牙と飛鳥。
「勇気の言った通りだ… おれ達の体が信じられない程の力を持つようになった…
松田の… いや、黒い天使達の力がおれ達の中へ!」
強化された牙達の力が常人の物ではないと知る白い天使。
「黒い天使の中に、これほどの力を持った人間がいたとはな…
だが、その力も敵の姿が見えなくては役に立つまい!」
すると泥露の体が溶け、地面と同化してしまった!?
雪藤は気絶した勇気を抱え上げると、勇気の力が封じられた事を告げ引き上げようとする。
逃げる途中、牙は雪藤に手を差し出した。
「おれが変わろう!雪藤、お前の足じゃ勇気の体重は負担になるだけだからな」
池のほとりを走っていると、突如水面が伸びあがり、飛鳥の足に絡みついて水中に引きずり込んだ!
そして橋には、溶けた胴体を池に垂らし、薄ら笑いを浮かべる泥露の姿が…。
いや、それだけではない!周りの景色がまるで地獄のように変化した?!
水中でもがき苦しむ飛鳥。いかに強化された人間だろうが、水中では窒息死してしまう!
(な なんだ この感じは…? 息苦しさよりも、俺の体が水の中を懐かしむような…
ず〜〜っと昔、慣れ親しんだ物にまた巡り合ったような… そんな感じだ)
すると水が飛鳥を中心に渦を巻き荒れ狂い始めた!
『水流死道波!!』
――水鵬の能力を得た飛鳥が、水鵬の技で泥露の体を引きちぎったのだ!
その力に改めて黒い天使の力の凄さを知る飛鳥。
だが、これで泥露を倒したわけではない。引きちぎった奴の体がまた結合していくではないか!
よく見ると、水面に魚が浮いている。泥露はただ窒息死させるだけではなく、毒も流していたのだ。
(クッ… どうすれば… どうすればいいんだ、水鵬…!?)
突如飛鳥の足に泥が絡みつき、飛鳥は再び水中へと引きずり込まれた。
『地獄の底で狂い死ね、黒い天使〜〜〜!!』
104 :
黒い粗筋 2/2:2013/07/05(金) NY:AN:NY.AN ID:hH2dPO7f
一方、雪藤と牙は…。
「惑わされるな牙、これは幻覚…」 『雪藤、お前…!?』
牙に声をかける雪藤、その声に振り向く牙。
なんとどちらの目にも、互いが白い天使(天冥)に見えていたのだ!
しかしこれでお互いが幻覚と分かった以上、惑わされはしない。
「さあ、それはどうかな! この炎も幻覚に見えるか ――天翔火炎竜!!』
突如現れた本物の天冥は両手から炎を発すると、その炎は燃え盛る竜の姿へと変化した!
炎の竜が2人を襲う。この炎は幻覚じゃない!
攻撃を避ける中、牙はバランスを崩し勇気を落としてケガさせてしまった。
さすがに炎の竜を相手にできないので、やむなく天冥自身に狙いを定める牙。
渾身の蹴りが天冥の顎に炸裂する ――――が、それは雪藤だった!
一方、泥露は池の水が外へ流れ出していくのに気付いた。
すると再び池が渦を巻き――――… 池の水を全て外へと出してしまった!
『水流逆噴烈波!! この薄汚え毒水を全部吐き出してやるぜ〜〜!」 <続く>
アチョプ!
肉体限界以上の能力出せても破滅しないか
水流逆噴烈波!!
新技キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!
婆ちゃんも働けよと思ったけど天冥の能力を考えたら二人まとめて戦った方がいいのか
それと水鵬の力を貰うだけじゃなくて新技をいきなり編み出すってすごいな
飛鳥かっこいいなあ。いいぞもっとやれ♪
>>106 ソドム「問題なし」
>>108 流石に年・・・もとい、幻覚がBBAの能力だと推測。しかしこのBBA、老師より年上なのでは・・・
飛鳥については、マジシャンなんで水芸もお手の物かと。
飛鳥かっこいいけど水鵬の技ばっかりになるのはちょっとやだなぁ
それよりなにより死なないでお願い・・・
雪藤の空中浮遊も牙の100倍パワーも物理的な技だから超能力バトルには不向きだな
雪藤もそろそろ何かとんでもない技を編み出す頃か
水鵬の能力受け継いだんだから是非マシンガンも装備してほしい。
ってか、飛び道具ばかりだな。飛鳥。
すぐ弾切れするし目標物届かずの道具使えん
114 :
黒い粗筋 1/2:2013/07/06(土) NY:AN:NY.AN ID:5RwkuNMm
<ACT,137 現実と幻想の巻>
睨みあう飛鳥と泥露。
「毒水が池の外へ流れ出していく… この男、水を操る悪魔か…?」
「てめえをブッ殺す為なら、その悪魔にだろうがなってやるぜ〜〜!」
…だが、泥露の体はいくら分断してもすぐに結合してしまう。
しかしきっとどこかに弱点があるはず! その場所はおそらく…
(おれと水鵬の力がかみ合えば、あのばけものとて倒せないはずがない!)
飛鳥はトランプの束を取り出すと水面に浮かべた。
『水流死道剣!!』
水面に浮かべたカードを操り、弱点と思われる泥露の頭部に突き刺した!
…だが、その予想は惜しくも外れてしまった。
「ドロロ〜〜! わしの頭が急所だとでも思ったか〜! 百面暗黒殺!!』
泥露は体を無数に分裂させ、その破片を飛鳥の全身に貼りつかせる。
驚くべきことに、破片には全て泥露の顔が浮かび上がっていた!
一方、牙の蹴りを食らってしまった雪藤。
とっさにかわしたつもりではあったが、強化直後なだけあって、かすっただけでも全身がしびれてしまった。
牙が謝罪する間もなく、再び炎の竜が2人を襲う。
『クックク… 火炎竜だけが敵ではない!お前達2人も敵同士という事がこれでわかったか!』
その頃、ジュディと老紳士も雪藤達を探していた。
やがてジュディが見つけたのは、もやの中で青白い炎に襲われ苦しむ牙と雪藤の姿だった。
ジュディは2人を助けるため、老紳士の制止も聞かずに向かっていった。
…だが、ジュディは雪藤に触れる事無くその場を通り抜けてしまう。
「これは… まさか…」
老紳士ももやの中へ歩いてみるが、矢張り何事もなく通り抜けてしまう。
だがこれではっきりした。2人は白い天使の作り出した幻想の中で戦っているのだ!
「幻想の世界に入ったら、二度と外に出る事はできん…
そして外部の者も中に入る事は…」
115 :
黒い粗筋 2/2:2013/07/06(土) NY:AN:NY.AN ID:5RwkuNMm
『それじゃどうやって2人を助け出すの!?』
「隙間じゃ… 幻想と現実の間にある、ほんのわずかな隙間を探すしか手はない…」
ジュディと老紳士を木の陰から監視していた妖婆は、老紳士の姿を見て老師と間違えてしまう。
(老師…!? まさか、地下牢にいるはずの老師が…どうしてここに…?)
一方、飛鳥は全身に貼りついた泥を引き剥がして、剥がしても剥がしても後からくっついてしまう。
「ドロロ… 取り除こうが取り除こうが、カードを何枚突き刺そうが、
一面一面がお前の体にこびりつき、肉体を骨を縛り上げていく!
そして全身が麻痺し、皮膚呼吸ができなくなり、最後の…百枚目の一面がお前の鼻と口を塞ぐ!
お前は暗闇の中でもがき苦しみ、窒息するという訳よ!」
その言葉に飛鳥はひらめいた。 ――まさか、最後の一面が急所では!?
だが、残るカードは2枚。もうそれに賭けるしかなかった。
九十九面が飛鳥の目を塞いだ時、全身の骨がきしみ始めた。
そして最後の百面が飛び上がるが、飛鳥には泥露の位置が分からない!
(水鵬、奴の位置を… 教えてくれ〜〜!)
その祈りが通じたのか、飛鳥の手が勝手に動き―――― カードが百枚目の泥露の顔に刺さった!
――血しぶきを上げる泥露の顔。やはりこいつが急所だったのだ!
泥露の死と同時に飛鳥の全身の泥も落ち、水に溶けて消えた。
飛鳥はがっくりと膝をつき、大きく息を荒げた。
そして牙はついに火炎竜に咬みつかれてしまう。
それを見たジュディは老紳士にどうすればいいのかと叫ぶが、老紳士はただ黙っていた。
するとそこへ飛鳥がよろめきながら現れ、倒れそうになるのをジュディが支える。
…と、同時に金貨が落ち老紳士はその金貨に気付いた。
「こ この金貨は…!?」
老紳士はジュディ達が8枚の金貨を持っていると聞くと、それを全て受け取り幻覚の中へと放り投げた!
すると―――― 金貨が幻想に穴をあけ、ついに現実と幻想の隙間が見えてきた!
<続く>
泥露ってなんの悪魔だったんだ
悪魔って言うより妖怪泥田坊?
やはり一番最初に死んだか
俺の頭が急所とでも思ったか→やっぱり頭が急所でした
↑なんなんだよw
泥露みたいな明らかな異種族はBAの世界観にはそぐわない気がす
異種族じゃなくて、あの泥の体にするのが超能力なんでしょ(たぶん)
死者の霊があるくらいだから、肉体に魂の宿ってる箇所を別の場所にするとかできるのかも。
何でこんな回りくどいやり方するの?
いたぶったり反撃の機会与えず一撃で倒せ
この3人の中じゃ妖婆が地味に最強じゃねえか?
天冥は何とか倒せるだろうしどろろも手がないわけじゃない
妖婆は仕掛ける隙が一切ない封印技でこの金貨が無いと出ることも入ることも不可能な恐ろしい能力
これからの婆ちゃんの活躍に期待
泥露はドロロ…が口癖なのか
飛鳥が顔面覆われた上でカード投げるとこ
そこは水鵬じゃなくて麗羅の領分なんじゃないのかなとか一瞬思った
竜牙ビルで「暗闇でも見える」ってくだりがあったので。
「暗くても見える」と「目がふさがれててもわかる」には物凄い隔たりがあるけどさ
水流死導波はそれ自体が刃になるのになぜカードを混ぜたのか
折角、白い天使の力を抑制するフレーズなんてあるのに、全然使えてないなあ・・・
男3人は無理として、音楽の知識があるジュディがなんとかしろよ・・・
>>122 天冥「泥露が逝ったか・・・」
妖婆「所詮奴は、我ら“白い天使七人衆”で一番の小物」
魔導沙「敵をいたぶり反撃の機会を与えるなど、七人衆の恥さらしよ!」
>>125 飛鳥「え、カードなら自分で投げられるけど?」
>>128 泥露「儂は敗れたとは言え、敵に大ダメージを残した。寧ろ、敵をパワーアップさせた魔導沙こそ戦犯よ。」
>>127 ヘビは殺せるけどアマゾネスはマスクを飛ばす程度
多分泥露相手には殺傷力不足
いわれてみればあのフレーズ自体なんかもう記憶の隅に行ってしまってた
ジュディの今後の活用に期待
そういえば残り三人のWAは名前何だろ?
明かされないままその他大勢的に三人まとめてひとコマで…、なんてなったらやだな
救貧(キューピー)、喪邪喪邪(モジャモジャ)、巨河童とか(適当)
そういや、河童は好色とかいう説を聞いたことがある(意味深)
キューピーはあのかわいらしさで攻撃できないのをいい事にジュディに散々イタズラをし、
巨河童は尻子玉を抜くというからジュディの尻に(ry
135 :
黒い粗筋 1/2:2013/07/07(日) NY:AN:NY.AN ID:fxItiE9j
<ACT,138 火竜対水竜!!の巻>
火炎竜に襲われ吹き飛ばされる雪藤。
ふと、雪藤は空を見上げると、そこに本物の星空が十字の隙間から見えている事に気付く。
一方、外にいたジュディはどういう事か老紳士に聞く。
「金貨の持っている磁力… それが白い天使の超能力を弱めたんじゃ…」
そして雪藤も自分達が幻想の世界にいる事は悟っていた。という事は、もしかするとあれは出口…?
火炎竜に巻きつかれ苦しむ牙、そのタフさに不死身かと舌打ちする天冥。
雪藤は勇気を抱えると、牙に向かって叫んだ。
『牙!走れ〜〜! 幻想からの出口が見つかった〜〜!!』
牙は火炎竜を体に巻きつかせながら雪藤の後を追い、同時に裂け目に飛び込んだ!
現実へと戻ると、幻想世界は次第に消え、残ったのは火炎竜と天冥の姿。
「チィ〜!貴様らか、妖婆の作った地獄の幻想に裂け目を入れたのは…
どんな方法を使ったか知らないが、この火炎竜は幻想ではない事を…思い知らせてやるわ〜〜!!』
火炎竜はジュディ達に向かい、老紳士は逃げろと合図する。
だが、弱った飛鳥が逃げ遅れ、火炎竜に巻きつかれてしまう!
ジュディは助けようとするが、もう一体の火炎竜の攻撃が激しく助ける事が出来ない!
(お 己の体を水と同化し、経路をもって気と化す 体・気・心・知 全て霧のごとく…)
幻想から脱出した牙は、飛鳥の体から霧のような物が出ているのに気付く。
そしてそれを見た雪藤も、まさかあれを使うのかと驚愕する。
136 :
黒い粗筋 2/2:2013/07/07(日) NY:AN:NY.AN ID:fxItiE9j
(水流夢幻陣!)
――飛鳥の体から発した霧が火炎竜をかき消した!
…だが、飛鳥のはげっそりと痩せこけてしまっていた。
それもそのはず、この技は自分の体の水分を霧と化す自爆技。
「水鵬が死んだのも、もとはと言えばあの技を使ったため…」
天冥はもう一匹の火炎竜を飛鳥にけしかけ、再び飛鳥の体から霧が発生する。
『や やめろ飛鳥〜〜!それ以上やったら、お前の命が…!!』
雪藤は制止の声を振り上げるが、飛鳥はそれすらかまわず技を発動させた!
『夢幻陣竜波!!』
――火炎竜2匹を消し去った水鵬はついに力尽き、その場に倒れてしまった!
駆け寄ってきた雪藤達に、奴へのとどめを頼む水鵬。
雪藤はスポークを身構え天冥へ向かうが、茂みから飛び出してきた妖婆に攻撃を中断してしまう。
「こっちは泥露を失った…
だが子供の能力を封じ込め、一人は半死半生… この勝負、そうやら痛み分けよな…」
――すると白い天使の姿はまばゆい光と共に消えてしまった。
8枚の金貨を拾い集める雪藤にジュディは問いかける。
「…雪藤… 私達、どうして戦わなきゃいけないの…?
牙も飛鳥も…勇気ちゃんまでこんなに傷ついて… どうしてこんなにまでして戦わなきゃいけないの…?」
……その問いに、雪藤はおれ達が黒い天使だから、と答えるしかなかった。
<続く>
結局飛鳥が全部持って行ったな
現状まともに超能力軍団に立ち向かえるのは水鵬の能力だけか
それに引き換え牙ときたらせっかく松田さんの力を貰ったのにとちって雪藤の顔を蹴っただけじゃん・・・
また水飲めば復活するようなもんじゃないのか?
人体にふくまれる水なんていいとこ数十リットルだぞ
以前披露したときは池の水を利用したからそれなりの消火能力もあったが
水鵬の能力継承したら、自己犠牲な所も継承しちゃったなあ・・・
飛鳥に死亡フラグが立ったみたいで怖い。
>>138 それだとギャグ漫画だよ。
とりあえずスポーツドリンク飲んでくれ
いやあああああ飛鳥ぁぁぁぁぁぁ
だから水鵬の能力なんていらないって・・・いらないって・・・
でもって牙はいつになったら活躍するの
牙は 松田さんの様に絶対絶命の時までやられキャラやねん。 もう死んじゃう、時にやり返すねん。
松田の系譜を継ぐなら大男の河童頭を倒すのは牙の役目かな?
その場合、河童頭の能力は怪力・頑丈になるけど。
>>139 人体の水はあくまで「呼び水」でそれを核に空気中の水蒸気を集めるとかそんなのでは。
148 :
黒い粗筋 1/3:2013/07/08(月) NY:AN:NY.AN ID:SIJ+sTBx
<ACT,139 再攻撃!!の巻>
―教会―
魔導沙・天冥・妖婆の敗北を責める霊士。
天冥はもう一度チャンスをと懇願すると、残り3人の白い天使も現れ一緒に懇願する。
「黒い天使の力は我らが想像してたよりはるかにすさまじいもの…
走る速さ、跳ぶ力、攻撃に耐える耐久力 いずれも常人離れしております…
そして泥露を死に追いやった水を自由に操る力… あの力を一体どうやって身に着けたのか…」
妖婆よりその報告を聞いた霊士は思い出す。
魔導沙が甦らせた黒い天使の霊魂の1人が確か水を操る力を持っていたはず…。
「魔方陣を消され、霊界に帰る道を閉ざされたその霊魂はどこを彷徨っていると思う?」
――その言葉に魔導沙の顔色が変わる。…まさか!?
そう、魔導沙の行動が裏目に出て、黒い天使の力を強化する羽目になってしまったのだ。
「魔導沙、その責任は己の体で償え!」
霊士が松明を持ちひと睨みすると、炎が熱線と化し魔導沙の両目を焼いた!
『天冥! 妖婆!我ら神の子に三度のチャンスは無いと思え!』
―廃屋―
ジュディの手当を受ける牙。あれだけの炎で軽いやけどで済んだのはまさに奇跡だった。
……ふと、ジュディは何かに気付く。気のせいか、牙の体が一回り大きくなったような…?
(…まさか… いくら松田の力が乗り移ったといっても、体まで大きくなるはずが…)
そして雪藤と老紳士は心配そうに勇気を見つめていた。
勇気の超能力は白い天使より強いはず。それを一体どうやって封じられたと言うのか?
老紳士は問い詰めるが、勇気はただパパとママが抱きしめてくれた、とだけしか言えなかった。
するとおもむろに雪藤は立ちあがり、どこかへ出かけようとする。
「雪藤、どこへ?」
「ああ… ちょっと飛鳥の様子を見にな…」
そこへおれも行く、と牙がよろめきながら立ち上がる… が、間違いない!
気のせいなんかではなく、確かに牙の背が高くなっていた!
149 :
黒い粗筋 2/3:2013/07/08(月) NY:AN:NY.AN ID:SIJ+sTBx
浄水場へ忍び込む雪藤、雪藤は飛鳥の言葉を思い出す。
「きれいな水のある所に連れて行ってくれ」と…。
やがて雪藤は足を止める。その視線の先には、貯水場に浮かんだ飛鳥がいた。
(…飛鳥… そうやって失った水分を取り戻すという訳か…)
――その頃、結局廃屋にとどまった牙は嫌な予感を感じ取っていた。
「このまま白い天使が引っ込んでいるとは思えねえ…」
ふと、雪藤は妙な匂いを嗅ぎ取った。この匂いは……ガソリン!?
雪藤が気が付いた時にはすでに周囲は火の海に囲まれていた!
…この火災に気付いた警備員だったが、火炎竜に襲われ焼死してしまう。
やがて雪藤の前に天冥が姿を現した。
「おれの体から湧き出る炎 それにガソリンの炎をプラスした、より強力な火炎竜!
摂氏一万度の炎がお前の骨の髄まで焼き尽くす! 今度こそ地獄へ落してくれる!
火炎黒龍包囲殺!!』
雪藤はなんとか数匹の火炎竜をかわし、天冥の頭上からスポークを抜き襲い掛かる!
『地獄へ落ちるのは貴様の方だ〜〜〜!!』
……だが、天冥は避ける素振りも無く、無抵抗のまま眉間にスポークを受け… 笑った?!
そしてそのまま自らの炎の中へと倒れていく…。
――ふと、気付くと……… なんと周りに数体の天冥がいるではないか! また幻覚か!?
…実は大男風の白い天使が天冥に協力していたのだ。
勇気の力を封じ込めるのが作戦の第一段階、そしてこの次が第二段階だ。
(この童夢があの子供を白い天使に!!)
童夢は早速超能力を放った。
150 :
黒い粗筋 3/3:2013/07/08(月) NY:AN:NY.AN ID:SIJ+sTBx
そして廃屋では夢遊病の様に歩き出す勇気。
老紳士が肩を掴んで呼び止めると、なんと勇気は超能力で老紳士を投げ飛ばした!
「ゆ 勇気が… 超能力を…!?」
すかさずジュディが追いかけるが、勇気はすさまじいスピードで外へ飛び出してしまう!
『勇気ちゃん、一体どうしたの!? 何があったのよ!?』
廃屋から出たジュディは、こちらに歩み寄ってくる大男の影を見る。
その肩には――――…… 白い天使の法衣を来た勇気が座っていた! <続く>
また戦力の逐次投入という失態を
体で償え→レイプ
じゃないだと〜〜
ネンネな展開だぜ〜〜
デカいおじさんは童夢か
そう名付けられると、図体の割に優しそうに見える
>>152 仮にも神に仕える身だから、純潔を失う=力を失う、って訳でレイプはなしなんじゃね?
炎使いは「骨の髄まで」が好きだなw
ガソリンをプラス・・・
威力は高くなっただろうが本人がショボく見える
来週あたり死ぬな
童夢-零思い出した
目を潰すと強くなるわけじゃないだろうに…
貴重な美形が…orz
童夢は童貞、そしてその事を誇りに思っている
>>154の説が正しいなら魔導沙はバージンって事か…ハアハア
>>155 そういや雪山の炎使いも幻覚使いだったなw
平松先生は炎と幻覚を絡めるのが好きなのかな
妖火はガソリンと火だけ…
飛鳥…水に漬かった干し椎茸みたいだな
>>162 自分では使ってないけど雪藤が半ば幻覚状態だったしよく分からないけど平松先生の中で炎と幻覚は定番の組み合わせなんだろうな
なんか童夢は初めてBA側に寝返ってきそうな気がする。確証はないけどさ。
顔だけ見れば優しそうだからか?
>>164 水に浮かぶだけじゃなくてもっと水飲んでほしいと思ったよ
出来れば点滴もしてやって欲しい
多分普通の水じゃなくて、削った命に相当するような霊気?を濃縮して取り込む必要があるとかだろう。
飛鳥には水鵬の超能力どころか悲壮感まで移ってしまったような。
以前のような剽軽さを見たいんだが。
金貨の能力は結局超能力の封印なのか?
だとしたらどうやって妖姫や王たちは日本を牛耳るつもりだったんだろ
封印だけじゃなく、操れるんじゃね?
だから白い天使達を操れば日本を牛耳れる。
171 :
黒い粗筋 1/3:2013/07/09(火) NY:AN:NY.AN ID:/fVdn3Z/
<ACT,140 第一の犠牲!!の巻>
「ゆ 勇気ちゃん… その服は一体…?」
「ぼくはもう勇気って名前じゃないよ… 神の子…! 白い天使」
その言葉に激しく動揺するジュディ達!
その頃、雪藤は天冥の幻覚を振り払おうと必死だった。
…よく見ると、天冥の分身は一人一人が背にしている炎の色が変わっていく?!
「フフフ おれの体からは七色の炎を出す事ができる!
そしてそれぞれの炎を火炎竜にする事もな!」
今回の火炎竜はそれぞれが誘導ミサイルの様に雪藤をどこまでも追っていくという。
「今度こそ… 今度こそ息の根を止めてやるわ〜〜!」
天冥が目を見開くと、それぞれの天冥が火炎竜へと変化していく。
『火炎竜六色変化!!』
一斉に襲い掛かる数体の火炎竜! …だが、1人だけ龍に変化しない天冥がいる?!
恐らくこいつが本物! そう考えた雪藤は狙いを定めるが…火炎竜に全身咬みつかれてしまった!
そこへ本体らしき天冥が笑い出す。
「安心しろ、苦しまずに殺してやる! 一瞬…全ては一瞬のうちよ〜!
この黒龍が体に触ると同時に、お前の体は燃え尽きこの地上から消滅する!
死ね!黒い天使〜〜!!』
残った天冥は黒龍を雪藤に襲わせる!
172 :
黒い粗筋 2/3:2013/07/09(火) NY:AN:NY.AN ID:/fVdn3Z/
――――その時だった。
こん睡状態の飛鳥は目覚めると同時に、無数の水龍を発生させ火炎竜と同士討ちさせた!
『あ 飛鳥… お前… し、死ぬ気か〜〜!?』
火炎竜は全滅し、やがて周囲は霧に包まれた。
「な なぜだ… なぜおれ達の超能力が奴らに負ける…!?
なぜおれ達神の子が黒い天使ごときに〜〜〜〜!?』
天冥は頭を抱え叫ぶと、ふと、宙に浮いている雪藤の姿を見る。
『地獄へ落ちろ〜〜!!』
雪藤は天冥の眉間にスポークを突き立てると、そのまま胴体まで切り裂いた!!
「お お前達も……神の子…か…」
それを物陰で見ていた妖婆は改めて黒い天使の恐ろしさを垣間見た。
雪藤は飛鳥の身を案じ、その姿を探す。
貯水場の水は全て無くなり、その中にうつ伏せ状態の飛鳥がいた。
(飛鳥…! 頼む!生きて… 生きていてくれ〜〜!!)
雪藤は飛鳥の体を抱き起すが――――……… 飛鳥はすでに 白 骨 死 体 となっていた。
骨と化した腕が落ち、その袖口から数枚のカードが零れ落ちる。
「………お おれを… おれを…助けるために、自分の命を…犠牲にして……」
飛鳥の亡骸を胸に、雪藤は泣いた。
173 :
黒い粗筋 3/3:2013/07/09(火) NY:AN:NY.AN ID:/fVdn3Z/
一方、白い天使と化した勇気は、角材や小石の瓦礫を無数のつぶてと化しジュディ達に投げつける!
『ゆ 勇気ちゃん、あなたのしわざなの〜〜〜!?』
「言ったはずだよ… ぼくは白い天使!」
だが、老紳士は違和感を感じていた。以前の勇気なら、瓦礫はもっと早く凄まじい威力のはず…。
『お前は勇気じゃない〜〜!』
老紳士は角材を勇気目がけて投げつけるが、角材はかわされ… 反射してきた!?
――そして童夢と勇気の後ろから…… もう一人、勇気が現れた。
すると肩に乗った勇気は笑い出す。
「三位一体夢幻像で勇気の力を封じ込め、その力を白い天使の物とする… これで念写力の完成さ!
合わせ鏡に写したように、ぼくの考えは勇気の考え…!
ぼくの思っている事が自分の思いだと信じるようになる!
あの凄まじい超能力までぼくの思ったとおりに勇気は使うという訳さ! なあ、勇気」
そう言って振り向くニセ勇気 …だったが、その動きが固まった。
「どうした、知念?」
「ぼくの姿を、考えを… 自分の物だと念写させるために変装した…
それなのに…… それなのに、なぜ今度は勇気の顔が変わっていくんだ〜〜〜!?』
予想外の事態に顔色を変え叫ぶニセ勇気こと知念。
本物の勇気の顔は――――…… まるで悪魔のような顔つきに変貌していた!!
http://sakuraweb.jpn.org/imgboard/img-box/img20130709220040.jpg <続く>
知念…、はキューピーちゃんかな?
まさかモジャモジャのワケないよな?な!?
ゆうちゃん、神の子、不思議な子
アスカ骸骨って・・・そりゃないわ
万能過ぎて使いにくかったのかな
牙の火傷も同じ理由で長引きそう
飛鳥・・・飛鳥が死んでもた・・・しかも白骨死体て・・・やりすぎだろ
水鵬からすれば二度目の死か
でも生きかえって(?)からまだ一日も経ってねえ
後勇気ちゃんはどうしちゃったんだ?
最近の展開は読めねえな
知念?なんだコイツ沖縄出身か
昔から小坊主と言えば知念じゃないか
水分が急激に失われたからといって骸骨になるってのはありえんやろ
火葬されちゃったの?
雪藤の仲間たち
牙→空気&怪我中
飛鳥→死亡
ジュディ→役立たず
勇気のおじいちゃん→戦えるのか?
勇気→洗脳?
なんて心許ないメンツなんだ
飛鳥が死んだ今最も頼りになるのは勇気のじいちゃんか
一番頼りになるのは金貨かな
飛鳥死亡かよ・・・
今度は飛鳥の霊魂がジュディに乗り移ってパワーアップかな?
金貨は超能力を封印する能力だし、
超能力を封じられた白い天使なんて一般人と変わらんから失脚するだろう
だから水鵬の能力なんてほんとにいらないって・・・もう・・・
幼姫ありのところはまだ純粋に技とか力でなんとかなってけど
白い天使の超能力戦になってから対抗出来るのがギリギリ雪藤だけとかきつすぎるし
見ててなんだかスカッとしないところに清涼剤的キャラの飛鳥死亡とかないわー・・・ほんとないわー・・・
勇気どうやって元に戻すの?
飛鳥好きだったのに…。・゚・(ノД`)・゚・。 平松先生のバカッ!
いくら体中の水分が無くなったからってすぐに白骨化はしないでしょうに。
即身仏(ミイラ)だってわずかに骨と皮残ってるじゃないか!
水と一緒に細胞膜や核まで水竜にしたんだろう。
ただでさえ戦力不足なのに飛鳥死なせるってどうするんだよ。
勇気はおかしくなってるし。白天使側から裏切り者出たりする?魔導沙とか。
勇気の顔って知念が洗脳したのにさらに割り込んで金の天使(ゴールド・エンジェルズ)とか他のグループが乗っ取ったんじゃないの?
BA、WA、GAの三つ巴展開で。
勇気が敵味方関係なく暴れ回ってWA全滅。
BAにも襲い掛かろうとした寸前、飛鳥の霊魂が現れて勇気正気に戻る。とかかな
飛鳥が死んだからといって水鵬のチート能力がおしまいなのは勿体ない。
今度はジュディへ乗り移るんだ。ジュディが役立たずだったのはこのためなんだ。
ジュディが放置したキュウリみたいに干からびたら嫌だな
ジュディならいくらでも潮を吹けるな
197 :
黒い粗筋 1/3:2013/07/10(水) NY:AN:NY.AN ID:1e11pDtA
<ACT,141 幻夢自悶殺の巻>
勇気の顔が邪悪な顔つきに変わった…。これは白い天使も予想外の事だった。
勇気がひと睨みすると、ニセ勇気の顔が割れ、知念の素顔が露わになる。
「念写力だと〜〜! おれの超能力をお前の思い通りに使わせる事ができるだと〜〜!?
笑わせるぜ!お前程度の力でおれを自由に操れるとでも思ったか!?
おれの力を封じ込めたまではよかった… だが、それをまたよみがえらせたのはまずかったな〜!
超能力と同時におれの邪悪な心まで全面に押し出してしまった…
つまりお前達の邪悪な心が、おれの中に潜在していた邪心を呼び覚ましたという事よ〜!」
――勇気の変化は顔だけでなく、声まで変わっていた。
人間は誰しも正と邪がある。今の勇気は邪心に支配されているようだ。
「これで思いっきり暴れられるぜ〜!」
勇気が軽く念じただけで地割れが走り、廃屋を破壊し、地割れから竜巻が巻き起こる!
竜巻はその場にいた全員を吹き飛ばしてしまった!
…それからいくらかの時間が経ち、牙が気絶から目を覚ます。
まずはジュディを助け起こすが、辺りに勇気と白い天使の姿はなかった。
しかし、ジュディが目にしたものは… 折れた材木が腹に刺さり、虫の息の老紳士だった!
「ゆ 勇気… あのまま勇気を放っておいたら…大変な事に…」
同時刻、雪藤はまだ飛鳥の亡骸を抱き起したままだった。
…すると飛鳥の手がピクリと動いたかと思うと、突如雪藤に襲い掛かってきた?!
『な 何ぃ…!? どういう事だ…?なぜ、骸骨が…生き返った…?」
もしかすると、これも別の白い天使の見せる幻覚か!?
――そこで雪藤は気付く。もしこれが幻覚なら… もしかすると、本物の飛鳥は生きている可能性もある!
骸骨が動くことに驚き戸惑いつつも、雪藤の胸にわずかな希望が芽生えた。
198 :
黒い粗筋 2/3:2013/07/10(水) NY:AN:NY.AN ID:1e11pDtA
そんな雪藤にお構いなしに襲い掛かってくる骸骨。
やむなく雪藤はスポークで応戦、首筋に突き刺すと、骸骨は粉々に砕け散った!
その時、突如周囲が暗闇に覆われる。
そして骨片から白いもやのような物が立ち上り、人型となり… その顔は見知った顔だった。
『お お前は竜牙会の魔木…!?』
「雪藤、お前に地獄へ落ちた者の苦しみがわかるか〜!?」
「今まで言った何人を地獄へ落とし苦しめてきた〜!?」
背後から聞こえてきた声に振り向くと、今度は死んだはずの妖鬼がいた!
「百人か〜!」「いや、千人か〜!」「助けてくれ〜!」「地獄から出してくれ〜!」
――周囲から次々と声が響き渡る。見ると、今まで雪藤が殺してきた敵に囲まれていた!
これにはさすがの雪藤も驚き戸惑う。
これもきっと白い天使が作り出した幻覚なのだろうが… なぜ自分の過去を知っているのか!?
そんな中、暗闇から妖婆がゆっくりと歩み寄ってきていた。
(恐るべし黒い天使… だがお前達にも必ず弱点はある!
今まで手にかけた人間… その数が多ければ多いほど、お前の罪悪感、引きずる過去も重たいはず
その過去を引き出しお前の内面から崩していく!
幻夢自悶殺! おのが過去の重さにもがき苦しめ〜〜〜!)
「洋ちゃん、なぜ私を殺したの〜〜!?」
背後から聞き覚えのある声にビクリと反応する雪藤。 声の主は…… 亜里沙だった!
「同じ黒い天使の仲間だったのに私はあなたの手で殺された あなたが地獄へ突き落したのよ〜!」
「ち 違う…! やめろ!やめてくれ亜里沙〜〜〜!!』
亜里沙の出現にさすがの雪藤も恐怖で震え出し叫びだす。
さらには卑弥子、鷹沢神父(切人)まで現れ雪藤を責めつける。
「一体どれだけ血を流せば気が済むのよ〜! 今度はお前が地獄へ落ちる番よ〜!」
「洋士!何をしている、自分の犯した罪の大きさにまだ気が付かないのか
お前も地獄へ落ちるんだ〜! 神の意志に逆らうな〜〜!」
頭を抱えやめてくれと叫ぶ雪藤。
199 :
黒い粗筋 3/3:2013/07/10(水) NY:AN:NY.AN ID:1e11pDtA
『殺れ〜〜〜!』 妖婆の号令と共に使者達は一斉にナイフを取り出すと、雪藤へと襲い掛かる!
――――その時またしても奇跡が起きた!
胸の十字架から激しい流血が起きると、雪藤は正気に戻った!
素早く両足に仕込んだ無数のスポークを抜くと、死者達の眉間に投げ刺した!
すると死者達はまたも霊魂へと戻り、さらに元の骨片となりバラバラと落ちていく。
まさかの事態に呆然となる妖婆。
「な なぜだ… なぜ自悶殺が解けた…?」
「キリストは十字架に磔になり、人間の罪を一人で背負ったという…
どうやらおれの胸の十字架も、血を流す事でおれの罪を、過去の重さを和らげてくれるらしい…」
「バ バカな、そんな事が…」
驚き戸惑う妖婆に雪藤はゆっくり歩み寄ると、両手のスポークで宙に円を描いた。
「円空暗剣殺」
空中に無数のスポークを残し雪藤の姿が消える。
思わず身を引く妖婆だったが、いつの間にか雪藤は背後に回り込んでいた。
雪藤は無言で妖婆の耳にスポークを突き刺し、わずかの間を置いて引き抜いた。
……そして妖婆の死と共に幻覚は解け、周囲は元の貯水場へと戻った。
――しかし、幻覚が晴れたにも関わらず、そこに飛鳥の姿はなかった。
「もし死んだとしても死体は残っているはず… 生きていればこの近くに…」
そして雪藤は飛鳥の名を叫びつつ、周囲を探し始めた。 <続く>
飛鳥生きてるわこれ
水鵬が乗り移って別行動癖が付いたか?
やっぱり便利すぎて使いにくいのかね
やはり妖婆の幻覚だったか
ガイコツになるなんておかしいと思たんや
なんかもっともらしく細胞膜まで〜とか言ってたやつ息してるう?
童夢って知念を肩に乗っけてるだけだよね?
いざという時スゴイ事やるんじゃね
飛鳥復活フラグきたぁぁぁ
って寸前までからからでまた力使って白骨はないにしろ瀕死の状態にはかわりないのにどこいったの・・・
でもって今後どう戦うのこれ。戦力雪藤と牙しかいなくなっちゃったよ。
>「洋ちゃん、なぜ私を殺したの〜〜!?」
お前乱心し自ら頭部貫通させたろ何言ってんだ
>>80 スルーされてたのは今回のインパクト効果の為かも
雪藤のうろたえる様は鉄球の人倒した冷血人間とは思えん
偽者だと分かっていながらまんまとかかるのは
妖婆の能力がそれだけすごいってことなんだろうな
ところでなんで神父様はホワイトエンジェルの格好なんだ?
・・・と、改めて見直したら切人として現れたシーンもホワイトエンジェルの格好だ
もしかしてまた神父様が登場するのか?
209 :
黒い粗筋 1/3:2013/07/11(木) NY:AN:NY.AN ID:QyXRq/Jy
<ACT,142 念写ロウ呪殺の巻>
廃屋に戻った雪藤は、まるでここだけ天変地異に見舞われたかのような惨状に驚く。
雪藤は飛鳥が消えた事を牙達に報告する。
「…白い天使二人はなんとか倒せたんだが… 飛鳥の姿も見失ってしまった…
生きているかどうか… それさえもわからない…
それよりどうしたんだ、これは… まるで竜巻にでもあったような…?」
「その竜巻が起こったのさ…」
「どういう事だ…?」
そして雪藤は牙達から勇気の変貌を聞き驚愕する。
「勇気が邪悪な心に支配されただと…?
もしあの超能力を悪用したとしたら、一体どんな恐ろしい結果に…」
――直後、雪藤達は何かの気配に気づき振り返る。 するとそこにはまたも竜巻が発生していた!
そして竜巻の中心に二人の人影… またも白い天使かと雪藤と牙は身構える。
「慌てるな、おれ達は敵ではない!」
「お… おお… き 来てくれたか… 風魔、風剣…」
老紳士がその名を呼ぶと、竜巻が弱まりその中から双子の青年が姿を現した。
―教会―
童夢と知念から報告を受け、霊士はやはりな、と笑っていた。
「やはり…とおっしゃいますと… 霊士様には最初から私の念写力が勇気に通じないと…?」
「それだけではない…! 勇気が邪悪な心に支配される事も霊士様には分かっておられた」
「…それでは何の為に…何の為に私は…?」
「そう怒るな知念 全ては勇気から黒い天使を切り離すため… そして敵に回らせる為よ!」
今の勇気は周りが全て敵に見えているという。しかし白い天使と勇気は同じ超能力者…
必ずどこかで通じ合い、味方に引き入れる事も可能だと霊士は予測していた。
そう言うと霊士は踵を返す。
「霊士様、どちらへ…?」
「知れた事… 勇気を失った今、奴らを殺すのは今をおいてない!」
210 :
黒い粗筋 1/3:2013/07/11(木) NY:AN:NY.AN ID:QyXRq/Jy
その頃、雪藤達は老紳士から双子の事を聞いていた。
なんと驚くべき事に―――― この双子、以前は 白 い 天 使 だったのだ!
「白い天使と言っても、権力に固執する以前のな」
「つまりおれ達兄弟は霊士達とは敵対しているという訳さ」
風兄弟は恩のある老師を監獄に閉じ込めた事、人々を支配しようとする白い天使を憎んでいたのだ。
「…じいさん、あいつら信用できるのか…?」
「わ わしの兄は弟子のなかでもあの二人をもっとも信頼していた…
兄の意志に背く二人ではない…」
「信用できるかできないか、今わかる!」
風兄弟は霊士の気配を感じ取った。
――突如稲妻が走ると、天からの光が地上を照らし、無数のハトと共に霊士が現れた。
「久しぶりだな霊士!」
やはりこいつらは顔見知りだった。風兄弟は老師救出の為、今まで白い天使の動向を監視していたのだ。
「フフ… また老師か、お前達も過去の遺物へのこだわりを捨てられぬ、哀れな人間よな〜!」
『黙れ〜! 神の子だと、人の上に立つべき人間だと〜!? お前達こそ思い上がるな〜』
「思い上がりかどうか… 試してみるか?」
霊士を挟み込むかのように間合いを取る風兄弟。
「じいさん、あの二人大丈夫なのか…?」
「あの兄弟とて並外れた超能力者… そう簡単にやられる訳がない…」
――そして風兄弟と霊士の戦いが始まった!
風兄弟は虚空から両手にナイフを取り出すとその場で高速回転し霊士へ突進してゆく!
『風斬剣! 双流殺!!』
…しかし霊士は単調な攻撃だといともあっさり回避し続ける。
「かかったな霊士!」
よく見ると、霊士の体を取り囲むかのように、うっすらと円が浮かんでいる。
――これは風斬剣によってできた 真 空 だったのだ!
「周りの気体が全て排除されれば、人間の体は正常な機能を停止する
当然呼吸などできる訳がない! 勝負あったな、霊士!」
だが、霊士は一笑に付すと、周りの真空が一瞬にして粉々に砕け散った!
「こ こいつ真空の壁を破りやがった…」
211 :
黒い粗筋 3/3:2013/07/11(木) NY:AN:NY.AN ID:QyXRq/Jy
「しょせんお前達の能力はこの程度の物だというわけよ! 今度はこっちの番だ!」
霊士が念じると同時に風魔の右手がちぎれ飛んでしまった!
何事かとよく見てみると… 霊士はキリストの人形を持ち、その手を引きちぎっていた。
「風魔… このロウ人形がお前の姿だ このロウ人形の腕を引きちぎれば、お前の腕が…
足を引きちぎればお前の足が引きちぎれる! 念写ロウ呪殺! お前の命は私の手の中にある!」
さらに霊士は無慈悲にもロウ人形の足をちぎり、風魔の足がちぎれてしまう!
「さ〜〜て、次は首を…」
『や やめろ〜〜〜!!』
霊士がロウ人形の首を引きちぎると、無残にも夜空に風魔の首が舞い散った!
…その頃、教会では勇気が看守を惨殺し、扉を破壊し老師のいる監獄へ迫っていた。
「だ 誰じゃ…」
「おじいちゃん、助けに来たよ…」
「ゆ 勇気…!?」
――その勇気は依然と同じ、邪心のかけらもないあどけない顔をしていた。
<続く>
新キャラ出たとたん死んだ
退場速っ
風兄弟すげえ
速攻で咬ませ犬になった
風兄弟、魔木に似てるな
魔木・黄泉と併せて四ッ子か
やっつけで出て来たような新キャラだったが退場も早かったな
それはそうと七人衆最後の一人が未だに出てこない件
兄を失った怒りで弟覚醒、もしくは兄の霊魂が弟に乗り移り100倍パワーアップ
双子さ〜二人がかりでコレじゃ
片割れ一人でどうすんの
たいした戦力にならなそう
とは言え相手は(今のところ)最強の霊士だからな
七人衆の一人も倒させれば「霊士TUEEEEEEEEEE!!」になったんだが
ん、勇気は元に戻ったの?
このひとたちなんなの。数合わせにしてもひどすぎる。
そんなんよりパワーアップしてからほとんど活躍してない牙なんとかしようよ・・・。
強さよりも魔木にそっくりって点にもっと注目してあげようよ
多分、BAに8人の仲間ができると金貨が各人に力を貸してくれて、WAを封じ込める巨大な檻になるんだよ。
風剣はそのための数合わせ。
老紳士は死ぬだろうから、
黒天使陣営は今のところ、雪藤、牙、飛鳥、ジュディ、風剣の5人。
もう1人新キャラ登場+白天使から1人寝返り、最後に正気に戻った勇気が加わって合計8人か・・・
226 :
黒い粗筋 1/3:2013/07/12(金) NY:AN:NY.AN ID:kDLc+Fuy
<ACT,143 念写がえしの巻>
まさかの勇気の出現に面食らう老師。
「勇気… どうしてお前がここに…?」
勇気は鉄格子を飴のように曲げ、手枷を破壊し老師を解放した。
「さあ、ぼくの肩につかまって…」
「なぜ… 私がここにいる事がわかった…?」
「おじいちゃんは昔ぼくと同じ位強い超能力を持っていたんでしょ…?
そのおじいちゃんの超能力波を感じ取れるのはぼくしかいないよ…」
ふと、老師は看守の無残な死体が目に留まった。
「こ これは… お前がやったのか…」
「仕方がないよ… おじいちゃんを助けるためだもん…」
「仕方がないじゃと…? お前… いつからそんな子になった…
仮にも人を殺したんだぞ… そんな事を平気で言うとは…」
老師は勇気を問い詰めると、勇気はうつむいたまましばし黙り込んでしまった。
「ガ〜タガタうるせえんだよ、くそじじい! たかがニ・三人殺しただけじゃねえか!」
――突如顔を上げると、勇気は再び邪悪な顔へと変化していた!
『違う! お前は勇気じゃ……』
勇気は老師を天井へと縫い付けると、さらに重力を操り老師の体を天井へめり込ませる。
「勇気じゃないってのは当たってねえぜ!おれは正真正銘の勇気だよ!
潜在意識の隠れていた邪悪な心が全面に押し出たな〜!
さあ金貨の秘密を話してもらおうか〜! 超能力を封じ込めるという金貨…
その秘密を黒い天使にでも知れたら俺の力とて封じられるかもしれねえからな〜!」
老師は抵抗を試みるが、弱った超能力では勇気にかなうはずもなかった。
それでもしゃべらない老師に、勇気は老師の脳波を超能力で操り始めた。
227 :
黒い粗筋 2/3:2013/07/12(金) NY:AN:NY.AN ID:kDLc+Fuy
…地上に落ちる風魔の首。そしてそれを拾い上げ号泣する風剣。
「そ そんな… 風魔程の男がこんなに簡単にやられるとは…」
それを見た霊士はやれやれ、と肩をすくめる。
「愚かな兄弟よ… 白い天使にたてついたばかりにこのありさまだ
さて、次はお前達全員の命をもらう!」
――すると霊士の前に雪藤達そっくりのロウ人形が5体現れた!
『き… 貴様〜〜〜!』
怒りに襲い掛かる風剣、霊士はまずは風剣を始末しようと剣を振りかぶる!
…だが、剣が命中する直前、不意に風剣の人形が動いた!?
――いや、風剣だけではない。他の人形も動きだし、老紳士の人形と一つとなった!
「…こんな事ができるのは、この中でただ一人… じじい、貴様か〜!』
「念写ロウ呪殺…! 我が身一人に念写したり…」
やはりこれは老紳士の仕業だった!
老紳士はヨロヨロと立ち上がると、全員に逃げろと命じる。
「い 今のお前達では あの男に対抗できん… 逃げるんじゃ…」
「さすが老師の弟よな… 最後の力を振り絞って超能力返しか…
だが… お前が死ぬ事に変わりはない〜〜〜〜!!』
霊士は老紳士の人形の首をはねると、同時に老紳士の首が宙を舞った!
「勇気を…頼む〜〜!」
…しかし老紳士の体は倒れる事無く、それでもヨロヨロと霊士へと歩み寄っていく。
霊士は人形の両手を落とすが、それでも死体はまだ歩みを止めない。
やむなく胴体を両断すると同時に―――― 周囲が光に包まれ、雪藤達の姿が消えた。
「消えた… テレポーテーション(空間転移能力)…か…
あのじじい、最後の最後に老師並の超能力を使い、奴らを瞬間移動させやがった…
だが、これで白い天使の手から逃げのびたなどと思うなよ!」
228 :
黒い粗筋 3/3:2013/07/12(金) NY:AN:NY.AN ID:kDLc+Fuy
その頃、勇気はついに老師から金貨の秘密を聞き出していた。
「そうか… そんな秘密があの8枚の金貨に… 必ず… 必ずおれがあの金貨を奪ってやる!」
――勇気が踵を返すと同時に、血みどろの老師が天井から落下した。
一方、河原で目を覚ました雪藤。雪藤は牙達の姿を探すが、この辺にはいないようだ。
「そうか… じいさんが自分の命と引き換えに、おれ達を…」
――その時、雪藤はポケットの金貨が強い光を放っている事に気付いた。
(これは一体どういう事だ… なぜ金貨が…?)
ふと、何者かの気配に気づく雪藤。 気配は…あの木の陰からだ!
スポークを抜き身構えると…… どうした事か、木が破裂し倒れてしまった?!
『な 何ぃ〜〜!?(おれは今あの気が倒れたらいいと思った… そう思った瞬間、それが現実に…!?)』
「黒い天使… やはり貴様も超能力者か〜〜!」
そして倒れた木の陰から白い天使が姿を現した。 <続く>
えっ…老双子ももう死亡かよ
風剣は生き延びたか、最終戦で
「兄貴の仇〜!」→霊士には通じず→「あとは頼んだ、雪藤」
のパターンだな
最後の一人来たか
アマなんとかさんみたく名前出る前にやられるのはカンベンな
超能力返しなら霊士人形には出来なかったのか
勇気の爺ちゃん、二話前に胸に柱か何かが刺さってたのに頑丈だな
銃は許されなかったが超能力攻撃は受け入れられるだろうか・・・
勇気はそのうちか邪悪な心を克服してもとへ戻るんだろうが、
祖父を殺しちゃったことに苦しむんだろうな。
風剣はここで生き延びたからこの先も戦力になってほしいが、水鵬みたいな
死地から生還→今度こそ死亡、の例があるから油断できない。
>>235 なんか勇気が「おじいちゃんを殺してしまった償い」として
WAと相打ちになりそうな気が下が…
子供の口から「償い」って単語が出そうにもないな
霊士チート過ぎ笑った。
ここまで読者の憎しみをかきたててくれる敵キャラは初めてじゃない?
勇気の祖父は老紳士(霊士が殺した方)、勇気が殺した老師はその兄で、勇気にとっては大伯父
まあ細かい事かも知れんが
おじさんおばさんおじいちゃんおばあちゃんは相手が親類縁者でなくても使うだろうが〜〜
まして勇気は子供だぜ〜
風剣にはせめて七人衆の一人でも倒してほしい
本当は兄の仇討ちをしてほしいが、霊士相手じゃ無理だから諦めるとして
童夢あたりを軽く蹴散らすくらいはしてほしい
初見で必殺技見せちゃってるから今後はつらいな。 >風剣
あっさりやられた風魔と戦力的に大きく違うとは思えない
兄に続いてすぐ死ぬちょい役かと思ったが
BAがバラバラになったことで主役級の扱いも考えられる
どういうポジションなのか気になるところ
243 :
黒い粗筋 1/3:2013/07/13(土) NY:AN:NY.AN ID:wIWKVtoo
<ACT,144 異次元の戦いの巻>
倒れた木から姿を現した白い天使。
「この木を念じ倒すとは、たいした超能力よな〜!」
その言葉に耳をy違う雪藤。これは自分の力なのか? いつの間にそんな力が備わったんだ…?
白い天使は移動し、再び別の木の陰に隠れる。
「どうした、今度はこの木を倒さないのか!?」
白い天使の挑発を受け、確認の為先程と同じ構えを取る雪藤。
(確かさっきはこうやってスポークを…)
そして木を見つめ念じると……… またも木が倒れた!
三度木の陰に隠れようとする白い天使、確信した雪藤は白い天使の行く手の木を念じ折った。
――もう間違いない、今の雪藤には「狙ったものを破壊できる」という超能力がついている!
(この8枚の金貨が光りだしてから…!? だとしたら、これには一体どんな秘密が…?)
次に雪藤は白い天使の足元を狙って2回地面を吹き飛ばして見せた。
「どうした、おれの体は狙わないのか…?」
「その結果が何を意味してるか…分かっているんだろうな」
「フフ… わかっているから言ったまでよ! 念写反鏡殺!!』
白い天使は目の前に光の壁を作り出し、雪藤は自分の超能力を反射されダメージを受けた!
244 :
黒い粗筋 2/3:2013/07/13(土) NY:AN:NY.AN ID:wIWKVtoo
一気に優位に立つ次元という名の白い天使だが、腑に落ちない事がある。
物体破壊能力を持つ男がいる、とは霊士は一言も言っていなかったのだ。
ふと、次元は雪藤の左手が光っているのに気付き、腕を踏みつけると足で手を開かせた。
『これは8枚の金貨…!』
咄嗟に反撃する雪藤、かわす白い天使。
「なぜおれが次元と呼ばれているかわかるか…?
俺の力はただ敵の攻撃をはね返すだけではない! 敵を異次元の世界に閉じ込める…
我々人間が住んでいる世界は三次元… つまり縦・横・奥ゆきのある立体の世界だ
だが、おれの力はその奥ゆきを消し去る! 念写!二次元鏡!!』
次元の体から現れた鏡は雪藤の真上にかぶさり、そのまま雪藤は鏡の中へ入ってしまった!
『な なにぃ、これは…!?』
『フッフフフ 二次元!もはやお前の体に奥ゆきは無い!!』
すると次元は虚空から剣を取り出した。
「そしてこの剣でお前の体を刺し貫けばどうなると思う…? 鏡は割れ破片となって飛び散る!
それと同時にお前の体もただの肉片となって四散するという訳よ!
フフ… 黒が白に戦いを挑んだのがそもそもの間違いよな! 死ね、黒い天使〜〜!!』
とどめの剣が鏡に突き刺されようとした瞬間、何かが飛んできて次元の手首を傷つけた。
『誰だ…!?』
その声に振り向く次元、救援者の姿を見る雪藤。それは―――― 生きていた飛鳥だった!!
「飛鳥… やはり生きていたのか…!」
「貴様は一体…?」
「てめえの好きなセリフで言やぁ… 四次元から来た男!ってなもんよ!」
245 :
黒い粗筋 3/3:2013/07/13(土) NY:AN:NY.AN ID:wIWKVtoo
同時刻、勇気は公園にいたがその足を止めた。付近に黒と白の天使の気配を感じたからだ。
すると背後から勇気を呼ぶ声がする。振り返ると、そこには死んだはずの勇気の両親がいた。
だが、勇気は黙って両親を睨みつけている…。
「どうしたの、そんな怖い顔をして… パパとママが分からないの?
勇気の周りは敵ばかりじゃないのよ… パパとママはあなたの味方よ…!」
「パパ… ママ…」
顔を伏せる勇気、その目には光る物があったような気がした ・・・・・・が。
「――なんてよ、このおれが喜んで涙でも流すと思ったのかよ! ええ〜〜白い天使
おれの両親はすでに死んでもうこの世には無い…!
へたな変装しやがって、おれが動揺するとでも思ったか…?」
勇気が念じると両親の変装がはがれ、薔薇貴と魔導沙が正体を現した。
「勇気… おれたち白い天使を敵に回しても、お前にとって何の得もない!
8枚の金貨を持っている黒い天使、奴等こそがおれ達共通の敵だ!」
作戦は失敗したものの、説得で勇気を味方につけようとする薔薇貴、条件付きで承諾する勇気。
その条件とは――――「自分をこの国の首領にする事」だった!
場面は雪藤へと戻り、飛鳥の言葉に次元は高笑いを上げる。
「笑わせるぜ、四次元とは人間の力を遥かに超えた世界、そこから来た男がなぜ…
なぜおれが作り出した二次元の世界に閉じ込められる? …自分の体をよ〜〜く見てみろ!」
――するといつの間にか飛鳥も鏡の中へ閉じ込められていた!
「これでお前達二人をぶつかり合わせればどうなると思う? 粉々に砕け散って即死よ〜!」
次元の脳裏に砕け散る二人姿が浮かび、勝利を確信した笑みを浮かべた。
<続く>
次元強いな、おそらく霊士の次だろ
薔薇貴より彼を副官にすべき
飛鳥復活キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
今時代は飛鳥だ!
先週までは古墳時代だったんかよw
お早い再登場ですな
闘いが終わったらなんだかんだで別れるんだろうな
「二手に分かれて仲間を捜そう」とか
変装とかノリノリやな
四次元→二次元
早過ぎだろw
他3人の所にも追っ手は来てるだろうから
牙←童夢
風剣←知念
だろうな
で、ジュディはどちらかと合流するも足手まといになる
二次元ってことは今、飛鳥はエロ漫画の中にも入り放題なのか?
飛鳥キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!
登場の仕方めちゃくちゃかっこいいけどすぐ罠にハマるアホさ加減がかわいいよ飛鳥。
しかし次がカラーなのはいいけど予告がなんか不吉なんですが・・・。
まさかそんなせっかく復活したのに退場とかほんとに嫌ですよ先生・・・
>>249 その前に、牙や飛鳥と雪藤が出会ってからどう計算しても一ヶ月経ってないわけで・・・
さらに二人に霊魂乗り移ってからここまで一日経過さえしてないはず
次元の能力ヤベエな
霊士のロウ呪殺級やないか
反射があるから狙撃も基本的に不可能
超能力以外なら普通に通じるんだろうけど
次元の能力どっちも最強クラスじゃね?
少なくとも薔薇貴なんかよかよっぽど強そうなんだが
薔薇貴が副将やってる理由がわからん
WAって少なくとも今の9人は力こそが全てな考えだし
> なぜおれが次元と呼ばれているかわかるか…?
コンバットマグナム持ってるからでしょ
>>258 やっぱり次元と聞くとルパン3世の方思い出すよな
260 :
黒い粗筋 1/2:2013/07/14(日) NY:AN:NY.AN ID:DLJQgr3f
<ACT,145 大いなる犠牲の巻>
自分達が砕け散る様を想像する雪藤と飛鳥。
次元はせめてものの情けに遺言はないかと雪藤に問う。
「おれ達が粉々になるという事は、この金貨とて同じだ… それでもいいのか?」
しかし白い天使の目的は金貨奪取ではなく、金貨抹消だったのでそんな事はお構いなしだった。
飛鳥はやるなら早くやれと挑発し、次元は2枚の鏡を空中でぶつけようと動かした!
『二次元相殺!! 粉々に砕け散れ〜〜〜!!』
――すると飛鳥は残った力で自分の鏡の向きを変え、雪藤の鏡の角を自分の胸に突き刺した!!
「こ これでいい… おれの命は一度は無くしたも同然のものだ…
雪藤、お前が生き延びれば…」
「フフ… 涙ぐましい友情という訳か… だが、それがいつまで続くかな?」
次元は何度も鏡を操り、その度に雪藤の鏡が飛鳥の体を刺し貫く!
「どうだ、助けて下さいと言ってみろ!言ったら今度は奴の攻撃に切り替えてやる!
お前はその地獄の苦しみから抜け出せるんだぞ!」
『飛鳥!かまわないから言え〜〜! 今度は俺が苦しむ番だ!!』
「じ 冗談じゃねえ!お前はまだまだ白い天使との戦いが残っている…
こんな所で… こんな所で死なせや… しねえ…」
…ふと、飛鳥は自分の真下の血だまりに月が映っているのを見る。
(ま 待てよ!? おれ達が閉じ込められているのは鏡…奥ゆきのない平面の世界…
も もしもそれを周りから映し出す事が出来たとしたら…!?)
すると何を思ったか、飛鳥は目を見開くと体中の傷から血… いや、血のような赤い水が吹き出した!
『水流夢幻鏡!』
『や やめろ飛鳥〜! それ以上やったらお前の命が〜〜〜!!』
血水は雪藤の周りを取り囲むと、上下左右に鏡となり、雪藤はついに鏡から脱出できた!
261 :
黒い粗筋 2/2:2013/07/14(日) NY:AN:NY.AN ID:DLJQgr3f
「な なぜだ飛鳥… なぜ自分の命を犠牲にしてまでおれを助ける〜〜!?』
「ゆ 雪藤…お前なら出来る… 黒い天使のお前なら…
白い天使を倒し… 殺されたおれの親兄弟を弔う事が…
あ… あとは… あとは頼んだぜ〜〜〜!』
全てを雪藤に託し、飛鳥の鏡は自ら砕け散ると次元の体に深々と突き刺さった!!
「…飛鳥〜…」
おもむろにゆらりと立ち上がり、スポークを身構える雪藤。
「…これはおれがとどめを刺すんじゃねえ… 黒い天使の… 飛鳥の… 最期の一撃だ〜〜〜!!』
雪藤がとどめを刺す瞬間、飛鳥の姿が雪藤と重なった。
次元を倒した雪藤の目に涙が光る…。
雪藤は割れた鏡と一緒に散らばっていたカードを拾い上げると、確かに飛鳥の声を聴いた。
(雪藤… おれとお前は決して長い付き合いじゃねえ……
だが、ず〜〜っと昔から… いや生まれてくる前から知り合ってた…
そんな気がするぜ… あばよ……)
雪藤が夜空を見上げると、一筋の流れ星が落ちる所だった。
その頃、教会では霊士が薔薇貴達から勇気の伝言を受けていた。
「この日本の首領にしろだと〜!? 勇気がそんな事を…
フッ、バカバカしい… それで断ったらどうだと…?」
「いえ… 断る事はできない…と」
その時、霊士の背後に控えていた童夢が何かを指差し警告を発した!
『霊士様、あれを…!』
――薔薇貴と魔導沙の背後に、勇気の巨大な顔が浮かんでいたのだ! <続く>
魔導沙はともかく薔薇貴の平服姿って妙に違和感あるな…
あと次元の技にもなんだか強烈なデジャブが…気のせいかな
飛鳥復活キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
…と思ったらもう死ンダ━━━。・゚・(ノД`)・゚・。 ━━━ !!!!!
264 :
247:2013/07/14(日) NY:AN:NY.AN ID:???
あーん!飛鳥様が死んだ!
飛鳥さまよいしょ本&飛鳥さまF.Cつくろー!って思ってたのに…
くすん…美形薄命だ…
・゚・(ノД`)・゚・うっうっう…ひどいよお…ふえーん!!
この間「今、時代は飛鳥だ!」のカキコしてまだ1週間じゃないですか!
どーして、どーして!?あれで終わり!?嘘でしょ!?
信じられないよおっあんな次元ごときに殺られるなんてっ!! 牙と差がありすぎるわっ!!生き還りますよね?ね?ね?
……泣いてやるぅ・゚・(ノД`)・゚・ 私はあのおそろしく鈍い彼が(たとえド田舎人でもさ!ヘン!)大好きだったんですよっ!!
飛鳥さまあっ!死んじゃ嫌だああああああっ!!
先生のカバッ!!え〜ん・゚・(ノД`)・゚・
P.S '85 1・2号は娘さんとくっつきすぎだ!!
飛鳥何のために生き返ったのかわかんねえな
ええっ!?コレ本当に飛鳥死んだの?
またひょっこり帰って来てもOKです先生
前回の骸骨は幻という事でまだ納得できるが、今回はさすがになぁ…
何の為に再登場したんだよと。恨むよ先生!
カミソリ入りのファンレター送ってやるっ!
出番は減っても生き残ると思ってたのに・・・
やはり便利すぎたんだろう
牙も今は火傷で役立たずだから良いけど完治したら・・・
別の次元にいたんだったら、また四次元通って復活するんじゃね?
すっかり水鵬の特技を身に着けたな
霊士、 念写ロウ呪殺使い勇気を服従させればあっさり終わるな
飛鳥・・・ウワァァ-----。゚(゚´Д`゚)゚。-----ン!!!!
だから水鵬の力なんていらないと・・・
死体の残らない残酷でもありかっこつけの飛鳥にはらしくもある最後だし、オールカラーだし
破格の退場シーンだったけど生きてて欲しかった・・・
飛鳥、失血死だし復活せんな
肉体消滅だもん不可能
BA→WA
WA→BA
勇気←(懐柔)→WA
これからの勇気の行動次第で戦局が変わるか
しばらく勇気はWA側にいるかな
水鵬の薄幸ぶりまで移りやがって・・・ >飛鳥
>>274 水を操れるんだし常人じゃ失血死するような状態でも、ごくわずかにでも血が残ってれば大丈夫だろう
いざとなったら胸の十字架が有るし…あれ?飛鳥って十字架持ちだっけ?
坊主集団と戦ってる時に十字架の傷ついたぜ チーン
でも十字架パワーが都合良く発動するのって雪藤と松田さんぐらいだよな
水鵬や麗羅たちは付いてる意味がよく分からん
胸に十字の傷が〜って、初期メンバーのアリサや羽死夢はなかったよね
しかし飛鳥殺して大丈夫なんか…?いまのキャラ人気、飛鳥独壇場の気がするんだけど…
キャラ人気を無視して殺すところが平松先生の偉いところでもある。
入替りに美形キャラが新加入ってないか。この前風剣が加わったばかりだし。
284 :
黒い粗筋 1/2:2013/07/15(月) NY:AN:NY.AN ID:PYZgwtJE
<ACT,146 炎対氷!!の巻>
薔薇貴と魔導沙の背後に浮かぶ巨大な勇気。
「惑わされるな! これは幻覚だ…」
「霊士様、もう一度伺います…」「勇気様をこの日本の首領にする事を…」
先程から様子のおかしい薔薇貴と魔導沙。この二人は勇気に操られているのでは!?
それでも霊士は断ると、薔薇貴達は剣を取り出し霊士達へ襲い掛かってきた!
霊士は薔薇貴の剣を奪い、勇気の額に投げつけると幻影は次第に消えていった。
同時に気を失い、薔薇貴と魔導沙は崩れ落ちる。
「安心しろ!気絶しているだけだ…」
そう言って現れたのは、正真正銘本物の勇気だった。
霊士は勇気に理由を聞くと、勇気は白い天使を含め愚民共を平伏させる為だと答える。
「てめらが神の子だと、笑わせるぜ!
この地上に神の子として生まれてきたのはおれしかいねえ!
このおれより優れた人間なんざいやしねえんだよ!
ま、おれの言う神ってのは悪魔の事だがな…! フフフ…」
「貴様…」
「ほ〜〜う、このおれと一戦交えるっていうのか…
最初に断っておくが、お前達に捕らえられピーピー泣いていた頃のおれじゃねえぜ?
そのおれと超能力合戦をしあうっていうのか…」
霊士は童夢達に手を出すなと命令し、勇気に条件を出す。
「勇気、お前は氷となれ!私は炎となる!
その上でどちらの力が上か…はっきりするだろう お前が負けた時は私の部下だ!」
「フフ… そんな事は万が一にもねえぜ!」
285 :
黒い粗筋 2/2:2013/07/15(月) NY:AN:NY.AN ID:PYZgwtJE
そして―――― 想像を絶する超能力合戦が始まった!
『絶対零度!』 『極限炎度!』
霊士と勇気の能力で、教会内部が均等に炎と氷に分かれた!
しかし霊士には勝算があった。
確かに勇気の力は自分より上だが、勇気は幼くまだ超能力に目覚めたばかりだからだ。
――それを裏付けるかのように、勇気の額から一筋の汗が伝い、炎と氷の均衡が崩れ始める。
次第に炎は押し進み、ついに勇気の体は炎の渦に包まれ気を失ってしまった。
決着がつき、霊士は安堵の吐息を漏らすとガクリと膝をつき、童夢と知念が駆け寄った。
「なんとか… なんとか今回は奴の力をしのげたな…」
「それで勇気は? …まさか死んで…」
「フフ 勇気のセリフじゃねえが…気絶しているだけよ…
勇気にはまだまだ生きていてもらわなきゃあな!これから必要になってくる人間だ」
……? 霊士の口調と声が変わった??
そして霊士が顔を上げると―――― 霊士の顔は勇気そっくりになっていた!!
その頃、牙は単身雨の中を歩いていた。牙もまた瞬間移動で飛ばされ、仲間とはぐれたのだ。
ふと、気配を感じ振り返ると、傘をさしてこちらへ歩み寄ってくる小さな白い天使(知念)を見つける。
「黒い天使!…どこへ逃げても無駄だ お前達の中した数々の血を、我々は鮮明に嗅ぎ分ける!」
先手必勝とばかりに襲い掛かる牙、知念はいともたやすく牙の攻撃を避け続ける!
牙と知念の目があった時… 知念もまた、勇気と同じような顔つきになっていた。
いや、それだけではない。…気のせいか、さっきよりも奴の体が大きくなったような?
「我ら白い天使は神の子なり! その神の力に悪魔の力が加われり!
勇気と言う強力な味方を得た今、我々は生まれ変わった!
もはやお前らごとき敵ではない!」
――――気のせいではない!確かに知念の体は膨れ上がり、ついには牙の3倍近く巨大化した!
牙は一瞬たじろぐも、きっとお得意の幻覚だろうと顔面に蹴りを放つ。
だが、必殺の蹴りは知念の巨大な手のひらによっていとも簡単に防がれてしまった!
<続く>
霊士はともかく、知念の顔がこんなになるなんて…
ハッ!て事は白天使全員!?魔導沙たんもorz
回を重ねる毎に薔薇貴がショボくなってくのは気のせい?
え〜っ美形がどんどんいなくなるなぁ…
えーと、こりゃもう、牙も巨大化しないと、ねえ…
霊士がオレなんて言うとは
結局霊士と勇気はどっちが勝ったんだ?
霊士は試合に勝って勝負に負けた状態?
上品なの最初だけ、以後言動が粗暴
勇気は負けたけど、霊士の精神をのっとった…って事か?
牙は童夢(実は脱いだらマッチョ)相手だと思ったが一番小さい奴とは
一番小さい奴が巨大化能力を手に入れるとは
元ネタは北欧(だっけ?)の妖精スプリガンか
雪藤、閻魔球や憎魔の巨体と対戦したし逆パターンか
牙が一人で戦うのって八王編以来だな・・・
まともな活躍も今回が久々と思われる
BAは風剣を含めればあと3人、WAも霊士を除けばあと3人、となると
雪藤…薔薇貴
ジュディ…魔導沙
風剣…童夢
ってところか、で、牙も含めて4人とも勝って、霊士に挑むも風剣死亡
怒りの雪藤が霊士を撃破、勇気はどうなるか、どうしても読めない
ホワイトエンジェルも一応天使を名乗る訳だし、
最終決戦は協力して悪魔となった霊士に立ち向かうに一票
つーか霊士汚いわ。絶対零度は-273度だけど熱は無限大だもん。
まあ、まんまとそれに乗っちゃった勇気がお子ちゃまだったわけだが。
太陽とかの熱量に比べたら大した炎じゃなかったような。
霊士のアレはハッタリだよな。
そもそも風兄弟はBAって呼べるのか?
今は微妙だが風剣はBAになると思う
微妙な空気が続いたらそのうち十字傷(火傷)つけるだろう
BA化しても○○○ィみたいないるだけな存在になるだろうけどな…
勇気・・・なんかもうBA側に復帰する雰囲気じゃないが・・・
306 :
黒い粗筋 1/2:2013/07/16(火) NY:AN:NY.AN ID:RnTk+dQl
<ACT,147 百倍パワーの巻>
巨大知念の手のひらに叩きつけられた牙。この痛み…幻覚じゃない、本当に巨大化している!
地面に落下し苦痛にうめく牙に、知念の巨大な蹴りが炸裂する!
「あの勇気と言う悪魔の力は恐ろしいものよな! おれの体をこんなにまで巨大化してしまうとは…」
その言葉で勇気が白い天使の味方に付いた事をしる牙。
知念巨大化の秘密… それは雨水を吸収し、その分だけ肥大するという特異体質になったのだ。
そして牙は巨大な拳で殴りつけられ、再び宙を舞った。
―教会―
こんこんと眠り続ける勇気。そのあどけない姿からはとても悪魔的な力を持つ人物とは思えない。
「それが悪魔の悪魔たるゆえんよ!
現におれ達は全員がそれぞれ別の力をこの勇気から授かりパワーアップした」
霊士は魔導沙に一言命じると、これまた勇気・霊士と同じ顔つきになった魔導沙が目を見開く。
すると―――― 魔導沙がキリスト像を見つめただけで、粉々に砕け散った!
「一番力の弱かった魔導沙にしてこの威力だ!
おれ達白い天使の力がどれだけ強くなったか… その恐ろしさを体験するのは
他でもない… 黒い天使よ!」
しかしなぜ一同の顔が勇気そっくりになったのか?パワーアップと関係があるのか?
それは白い天使には分からない。全ては勇気が目覚めればはっきりするだろう。
「おれの部下になり、悪魔の力を分かち合えたという事でな!」
307 :
黒い粗筋 2/2:2013/07/16(火) NY:AN:NY.AN ID:RnTk+dQl
同時刻、牙は知念に一方的になぶられていた。
「グオオ… こ こんなばけものを相手に一体どうやって戦えというんだ…」
知念がとどめを刺そうとした時、その体に異変が起きた。
筋骨隆々だった知念の体のあちこちがさらに膨れ上がり…… 巨大な水ぶくれがいくつも現れた!
その様子を見た牙はある事に気付く。奴の体は水を吸っただけ巨大化する…ならば水を出せば!?
「10t… どうやら巨大化の限界点、10tに達したようだな…
だが命に別状がある訳じゃねえ! ただあの黒い天使という虫を一匹踏みつぶせば済む事よ!」
――直後、全体重をかけ牙を踏みつぶそうとする知念、かろうじてよける牙!
『10t… 10000kgの足に踏みつぶされたらひとたまりもねえ!』
逃げ回る牙はある事に気付く。今の自分には松田のパワーが加わり100倍化した。
100kgの物を持ち上げる事ができたのなら、その100倍の10000kgを持ち上げる事もできるはず…!
気を取られた牙を巨大な足が掠め、転んだところをついに踏みつぶされてしまった!
「フン! くたばったか、黒い天使!」
…すると足の下から声が聞こえてきた。
「お… おれには… おれには雪藤のような不思議な力もねえ…
飛鳥の様に… 水を自由自在に操る能力もねえ…
だ だが 松田の力が加わり… パワーだけは百倍化した…!
だとしたら、100kgを持ち上げられるおれが… 10000kgのてめえを…
持ち上げられねえ訳が… 訳がねえ〜〜〜!!」
――直後、雄たけびと共に牙は知念の巨大な足を持ち上げ投げ飛ばした!!
吹き飛ばされた知念の落下点に折れた木があり、知念の体はクシ刺しになってしまう。
そして刺さった知念の傷口から、噴水のように水が吹き上がり知念の体は徐々に小さくなっていく。
「ま 松田… またお前の力に…助けられたな…」
同僚松田に感謝する牙、雨に無残な屍を晒す知念だった。 <続く>
>「お… おれには… おれには雪藤のような不思議な力もねえ…
> 飛鳥の様に… 水を自由自在に操る能力もねえ…
ここ、なんか知らんが凄く好き
百倍化って計ったわけじゃないよな…
魔導沙が一番弱かったのか
紅一点にして最弱同士、やはりジュディとぶつかるのか
デカイ奴には串刺しが定番か
百倍の力って筋肉量からして物理的に無理だろ…
まあ、接触サイコキネシスみたいな物なのかな。
>おれには雪藤のような不思議な力もねえ…
充分不思議な力です
なんか牙って初登場の頃が一番輝いてたような気がする
それはおいといて、この時点で飛鳥が死んだこと知らないんだよね
そう思うとちょっと切ないわ・・・
牙って本来は松田さんポジションで活躍の期待は大きかったのにどうしてこうなっちゃったんだろうな
その分今回のセリフは妙に熱かった
知念はそのかわいらしさで攻撃できない、と踏んだけど全然違ったな(´・ω・`)
童夢も魔導沙もえげつない攻撃してくるんだろうな
>>315 水を吸い過ぎて知念が借り物の力を制御できなくなり、風船が破裂するように皮が破けて死亡かと踏んでた
だが、まだ童夢が仲間化するのを諦めてない!
つーか勇気よ、そろそろBA側に戻ってきてくれないか?
「パワーアップさせてやんよ。雨水でデッカクなる。ただし10dまでな」
勇気は知念の事あんまり好きじゃなかっただろw
ウルトラマンとかもそうなんだけど、生身の人間が急激に巨大化したら普通体が裂けないか?
骨は急に伸びる訳だし、皮膚も肉も裂けそうなもんなんだが
骨も皮膚も肉も巨大化するんだから大丈夫じゃないの
服は漫画的ご都合よな〜
322 :
黒い粗筋 1/3:2013/07/17(水) NY:AN:NY.AN ID:5txFfPT8
<ACT,148 かげかえのない人の巻>
冒頭、新都心を無数の高級車やパトカーが走っていた。ここ最近ずっとだ。
「また誰か政府の要人が死んだんじゃねえのか?」
「ここだけの話だけど… 病死ってのは表向きの理由で、
ホントは暗殺されてるんじゃねえかって噂だぜ…」
そんな事を言う人々。 そして物陰から何者かがその話を聞いていた。
廃屋に隠れ、甘えてきた子猫を拾い上げるジュディ。
「はぐれちゃったのね…かわいそうに… 私と同じだわ…
(雪藤、どこへ行っちゃったのよ… 牙も飛鳥も…一体どこへ…?)」
直後、物音と共に扉が開きジュディは素早く鞭を拾う。
「おいおい、白い天使じゃねえ… おれだよ」
やってきたのは食料を調達しに向かった風剣だった。
ジュディは雪藤達の消息をつかめたかと聞くが、風剣の方でも何も情報は無かった。
「それより奴らがどうとう動き出した」
そう言って風剣は新聞を見せると、あちこちに要人急死の見出しが書かれていた。
「マスコミには病死となっているが、おそらく白い天使のしわざだ!
死んだ連中は全員以前から超能力者に国政を委ねる事に反対してきた人間だ…
20世紀の現代に超能力に頼る政治などバカげてる
…それにいつそれを悪用し、超能力が国家権力を握ろうとするかわからんという理由でな…
白い天使にとってそういう人間を病死に見せかけて暗殺するなど、簡単な事…
いくらおれ達が食い止めようとしても… だんだん手の届かねえ巨大な敵になろうとしてやがる…」
「あきらめる…って言うの…? 雪藤だったらそんな弱音は吐かないわ!」
「…どうやらあんたには、あの雪藤って男が大事な人間らしいな…
おれにも昔…そんな人間がいたよ、他でもない白い天使の中にな…」
323 :
黒い粗筋 1/3:2013/07/17(水) NY:AN:NY.AN ID:5txFfPT8
―首相官邸―
白い天使への対抗策を練る首脳陣、そこへ白い天使が現れた。
首脳陣はたかが相談役がと罵声を浴びせるが、霊士は能無しどもを始末しただけだと返す。
『能無しかどうか思い知らせてやるわ〜〜!』
首脳陣の1人が銃を向けるが、右手はなんと銃口を自分に向けるではないか!
右手は意思に背いて発砲するが、銃弾は耳をかすめるにとどまった。
「フン!持ちなれねえ物を持つんじゃねぇぜ、ボケが!
お前達は今日からおれの操り人形になってもらう!
白い天使が権力の座に君臨する時が来たのよ!」
霊士が宙を見上げると、そこには首脳陣そっくりのロウ人形が浮かんでいた。
『念写ロウ傀儡!!』
ロウ人形はそれぞれの首脳陣へと同化し、首脳陣は霊士の操り人形と化した!
324 :
黒い粗筋 3/3:2013/07/17(水) NY:AN:NY.AN ID:5txFfPT8
―廃屋―
ミルクを飲む子猫、それを見つめるジュディ。
ジュディはおもむろに立ち上がり、鞭を手にすると雪藤を探しに行こうとする。
そしてドアを開けたところで、前方にいる者の姿を見て立ち止まる。
「どうした!?」
風剣が声をかけると、その前方には魔導沙の姿があった。
――実は風剣と魔導沙は知り合いだったのだ。
目の見えない魔導沙は風剣の声に驚くも、すぐには襲ってこなかった。
「どうしたその目は?」
「あんたには関係のない事さ… あんたは老師と同じように日陰の身に甘んじ、
私は陽の当たる世界を選んだ… その時から私達の関係は終わったんだよ…」
その言葉にジュディは風剣と魔導沙の関係に気付く。
以前、風剣が言っていた「大事な人」とは、まさか…!?
――しばしの沈黙が流れ、先に口を開いたのは魔導沙だった。
「…終わったのさ… そう、私達の愛はもう終わったんだよ…
それにもう私は昔の私じゃない… 悪魔に力を与えられ、生まれ変わったのさ…」
ふと、子猫が甘えて魔導沙の足元に着た時、子猫と魔導沙の目が合った。
すると―――― 子猫は悲鳴を上げたかと思うと、石となって倒れた?!
なんと魔導沙の髪が無数の蛇と化し…… その姿はギリシャ神話のメドゥサそのものと化した!
「魔導沙… お前…悪魔に… 悪魔に魂を売り渡したのか〜〜!!」
魔導沙の目が見開き、風剣とジュディはとっさに目を見ないようにして飛びのいた。
ジュディは気配のする方向に鞭を投げるが、蛇が鞭を防ぎ、あっさりとかみ砕いてしまった。
「私もお前のように美しかった…」
――直後、魔導沙とジュディの目が合ってしまい、ジュディの足が石と化してしまった!
<続く>
ジュディ・風剣とは予想外の組み合わせ
しかしジュディはいつもの闘わないヒロイン
魔導沙までもが平松先生の毒牙に
魔導沙、名前からして何かあるなと思ったがこうなったか!
それにはともかく子猫ちゃんがーーーー!・゚・(´;ω;`)・゚・
かつての恋人同士の因縁の対決、と来ましたか〜
にしても、魔導沙たんに彼氏がいたなんて〜
まあ、今のこの姿を見て、すぐどうでも良くなりました
魔導沙ちゃんをこんなにした勇気許せねえな
さっさと奴を地獄に落とせ
これは薔薇貴の茨木童子化くるでえ
ちょっと不思議ヘアースタイルは
頭髪がヘビになる伏線だったとは
童夢は巨大なドームを創って敵を中に閉じ込める、なわけないか
にしても風剣切ないな
兄貴を目の前でバラバラにされるわ、化け物になった元カノと戦うことになるわ…
麗羅と水鵬の関係みたいだな
元サヤになって二人でBA正式入隊くる〜?
神話読んでたらどうなるか分かる結末なんだろうな
鏡で視線を反射させて石化させるんだよな
元ネタでは
鏡に映ったメドゥサの姿を見ても石にならないから、ペルセウスはそれを頼りに、ぎこちない動きながらもメドゥサの首をはねた
んだったよな
いずれにせよ鏡が必要だな
どっちにしても魔導沙死亡は免れないのか…仲間になってほしかった。
せめて首はねはやめてあげて下さい
あ、そこの役立たず女はそのまま石化してていいよ。できれば全裸でな!
どうでもいいけど総理が意外と普通の人だった
341 :
黒い粗筋 1/3:2013/07/18(木) NY:AN:NY.AN ID:fYgRMEMY
<ACT,149 悪魔がめざめし時の巻>
ジュディの足が石になり、石化現象は徐々に上に上がっていく。
腰、腹、胸…すわジュディの石像が出来上がると思いきや、首から上は石化が止まった。
「フフ… お前の顔が恐怖にゆがみ、もっと醜くなるまで…
その時まで楽しみはとっておいてやるさ!」
そして魔導沙は次に風剣に狙いを定める。
風剣はとっさに顔を背け目を閉じ石化攻撃を防ぐが… 甘かった!
突如銃弾を受けたような傷を腹に受ける風剣。
魔導沙の眼力は石化だけでなく、念動力で物体に攻撃できる事も可能だったのだ!
まるで銃を撃たれたかのように風剣の足元が次々と小さな爆発を起こす。
「白い天使の中で一番超能力が弱いと言われたこの私でさえこれほどの威力がある!
勇気と言う悪魔がどれ程の力を持っているか… わかるだろ〜〜〜!」
「ああ、十分すぎるほどにな… そしてお前が昔のお前でない事も…」
すると風剣は虚空から両手に剣を取り出し、風斬剣流殺を繰り出した!
魔導沙は超能力で軽くあしらおうとするが、風斬剣の真空で超能力が跳ね返される。
「だがその風斬剣にも弱点はあるさ!」
次に魔導沙が狙った場所は―――― 風剣の 足 元 ! コマの軸を狙ったという訳だ!
苦痛にうめく風剣に、自分の目を見るよう命じる魔導沙。
「いくら目を閉じた所で、お前は私の目を見るようになる あの頃を思い出すようにね〜!」
目を閉じた風剣の脳裏に、昔の事が鮮明に思い出される…。
342 :
黒い粗筋 2/3:2013/07/18(木) NY:AN:NY.AN ID:fYgRMEMY
…昔、老師に叱られ落ち込む魔導沙に白い天使の風剣は優しく声をかけた。
「しかたないさ、おれ達の内にはそれぞれ個人差がある…
お前が老師の期待通りの超能力を発揮できなくても…」
「どうして私にかまうのよ、同情のつもり…?」
「そうひねくれるなって… きれいだよ…」
「え…?今なんて言ったの…?」
咳払いをし、何度も言わせるなと照れる風剣。
「今言った事、私の目を見て言える…?」
――そして現在。「私の目を見て言える」という言葉は、今の風剣に影響していた。
「おれ達の過去まで… おれの思いまで自由に操れるという訳か…」
目を閉じていた風剣は、当時と同じように魔導沙の目を見ようと、徐々に目を開ける。
ジュディは警告を発するが―――― なんと風剣は剣で自らの両目を潰してしまった!!
「こ こうすれば石になる事もない… お前の醜くなった姿を見る事もな…!」
それを見た魔導沙は計算違いに高笑いを上げ、意地になり無数の髪の蛇を伸ばしてきた!
『魔導蛇念縛!』
無数の蛇は風剣の全身に絡みつき、風剣の動きを封じる。
「私の目を見ないでも石にする方法はあるさ! 私の口づけを受ければね〜!
フフ… 今更照れる間柄でもないじゃないか… 今まで何度か唇を重ねてきた事はある
だが、これが最後の…」
風剣の抵抗もむなしく、魔導沙は風剣にキスをすると風剣の足が石化し始めた。
「さよならだねぇ、風剣!」
「心まで… 心までも悪魔に売り渡したらしいな…」
「何とでもいうがいいさ」
「最後に… おれの目を見返す事が出来るか…?」
――そして風剣は目を開けると、溜まった血がまるで鏡のようになっていた!
自分の視線を反射された魔導沙の足元が石化し始める!
「どうやらこれがおれ達二人の宿命だったらしいな!」
『じょ、冗談じゃないよ! どうして私までが…!!』
――そして魔導沙は恐れおののいたまま、風剣共々石化してしまった…。
343 :
黒い粗筋 3/3:2013/07/18(木) NY:AN:NY.AN ID:fYgRMEMY
その光景を呆然と見つめるジュディは、ふと子猫の鳴き声に気が付く。
足元を見ると子猫は元通りになり、自分の体の石化も解けていく。
そしてジュディは目の前の石像2体をいつまでも見つめていた…。
―教会―
砕け散ったキリスト像が動きだし、元の形へと戻っていく。
そしてヒビすらも見えなくなる程に復元されると―――― ついに勇気が目を覚ました!
場面は変わり、雪藤はいつの間にか自分が無数のバラに囲まれている事に気付く。
「悪魔の子が目を覚ました!」
どこからともなく声がする。声の主は… バラの中に一輪、勇気の顔が浮かんでいる物があった。
すると突如背後からバラの鞭が雪藤の首を締め上げる!
「悪魔がよみがえり、おれの体内にもその血が逆流しだしたぜ〜〜〜!」
――奇襲攻撃をしかけたのは薔薇貴だった! <続く>
か、神に仕える身でありながら、何度も唇を重ねただとーッ!?
ビッチ魔導沙は死んで然るべきッ!!
話変わって、童夢より先に薔薇貴出陣か…
名実共に副官の座から陥落したな…
風剣…あまりパッとしない登場でパッとしない退場…
元カノとの因縁の対決の末の壮絶な引き分けなら、兄貴よりは遥かに恵まれてるだろう
結局痴話喧嘩じゃねえか
目を剣で切るとか痛々しすぎる・・・
風剣は男だな
それと薔薇貴はなんやかんや殺されそうだから最後は童夢になるのかな
瞬殺内定とか言われてたのに長生きしたもんだ
死に方では一・二を争うほどインパクトあったわ
このために出てきたキャラなんだろうな
血が鏡のようになるって…んなバカな
結局風剣もただの水増しキャラだったか。
とりあえず子猫が元に戻ったのは何よりだ
捨て駒キャラの量産するぐらいなら飛鳥殺すのもっと遅くてよかったんじゃないのかな。
勇気悪魔化してからなんかパワーバランス悪すぎて展開微妙〜
平松先生迷走中
これまでのパターンからして、薔薇貴は自分自身がバラの化け物になるのかな
薔薇族になるんだろ
雪藤〜!後ろ後ろ〜!
なんだかりくつがおかしい。
脚だけのジュディどころか脳も心臓も呼吸器官も全部石化したはずのねこたんが
元に戻ったなら、魔導沙が完全石化した所で風剣のは解除されるはずじゃないのか…?
そしたら魔導沙も石化が解除されなきゃおかしいだろ
きっと二人の愛と葛藤が、互いに永遠に石になることを選んだんだよ
目を見るのは解呪可で、キスは解呪不可
これでいいんじゃね
あらロマンチック
風剣は魔導沙にとっても計算違いなくらいのロマンチストだからな
361 :
黒い粗筋 1/2:2013/07/19(金) NY:AN:NY.AN ID:91ZUZk8f
<ACT,150 血とバラの巻>
バラの鞭を受け、雪藤は相手が薔薇貴と知る。
「ほ〜う、おれの名を覚えていたか…
だが、もう以前のおれじゃねえ! 悪魔の力で薔薇貴の貴は…鬼となった!
鬼念薔薇地獄!!」
勇気と同じような顔つきになった薔薇鬼が念じると、あちこちからバラが雪藤の体に絡みつく。
これから白いバラが雪藤の血を吸って赤く変色するという。
言うが早いかバラが雪藤に血を吸い始め、次第に赤く変色していく…
これには雪藤も貧血状態となり、目の前が暗くなり始めた。
――ついに全身のバラが真っ赤に染まり、雪藤の頬はげっそりとやせこけて倒れてしまった。
「ま〜だくたばるのは早えぜ!人間は血液の1/3がなくなれば死ぬ!
だが、てめえの体にはまだ2/3以上の血を残してやってるんだ!
今まで殺された白い天使のうらみ、そう簡単に消えやしねえ!
もっともっと苦しんで、苦しみぬいて死ね!」
するとバラの鞭はスルスルと上へ上ったかと思うと、木の枝に絡みつき雪藤の首を吊り始めた!
出血と首吊りで苦しむ雪藤、下卑た笑みを浮かべる薔薇鬼。
『首が締まれば締まるほど体中の穴が開いていく! 小便もクソも垂れ流しながら悶え死ね〜〜〜!!
バラがのどに食い込み、首と胴体を切り離してくれるぜ〜〜!』
その時、雪藤のポケットの金貨が光を放ち―――― 全身のバラを引きちぎり弾き飛ばした!
いや、それだけではない!周りのバラは白く…いや、ドス黒く変色していくではないか!
「こ これは一体…?」
よく見ると、バラはいつの間にか薔薇鬼の下半身に絡みついていた。
今のバラは雪藤の血ではなく、薔薇鬼の血を吸ってドス黒く変色していたのだ。
やせこけた薔薇鬼は雪藤のポケットからの光を怪訝に思う。
「あの光だ… あれが光りだしてから、おれのバラがおれ以外の意思で動き出した…
あの光は一体…?」
362 :
黒い粗筋 2/2:2013/07/19(金) NY:AN:NY.AN ID:91ZUZk8f
その時雪藤がムクリと起き上がる。その顔は血の気も戻り、元通りの顔になっていた。
雪藤はおもむろにポケットから金貨を取り出し、薔薇鬼も光の正体が金貨だと知る。
「不思議な光だ… この金貨が光りだすと、おれの中に別の力が生まれる…
どうやらドス黒いのはお前の血だったようだな!」
「ほ ほざけ〜! おれの力がこれだけだと思うなよ!後ろをよ〜く見てみろ!」
雪藤が振り向くと、そこには雪藤の身の丈以上もある巨大な一輪のバラが咲いていた!
『鬼念食人殺!!』
――なんとバラは獣のように雪藤に食いつき、貪り食ってしまった!
『骨までかみ砕け〜〜!!』
…だが、光り輝く雪藤の腕が花弁を破って現れ、次にスポークを持った腕も現れる。
そしてバラは粉々に砕け、中から無傷の雪藤が現れた!
「…円空 ――――暗剣殺」
突如雪藤の姿が虚空に消えた。
「おれ達の超能力を封じ込めるという、8枚の金貨…
あ 悪魔の力をもってしても、それを解く事はできないというのか…
一体どんな秘密が…?」
…それが薔薇鬼の最期の言葉となった。直後、背後に雪藤が現れ薔薇鬼の首を刺し貫いたのだ!
「地獄へ落ちろ〜!!」
戦いが終わり、雪藤はいつの間にか金貨の輝きが止まっている事に気付く。
…まるでこの金貨は生きているようだ。金貨自体に意思があるかのように…。
一方、教会では勇気が雪藤の行動を超能力で監視していた。
「奴があの金貨を持っている限り… このおれ様にとっても最大の敵…か」
<続く>
もうBAたちは縁側でお茶すすってるだけで金貨さんが全部解決してくれるんじゃないかな
薔薇貴の貴は鬼となった
口で言うだけじゃ(文字で書いて見せなきゃ)、雪藤には伝わらないだろ…
どす黒い血は酸欠なだけですよ
薔薇鬼ショボ!!
今更だが、勇気の力なしであんなに人間離れしてた泥露ってスゴくね?
>>364 作中ではコマとコマの間でちゃんと書いて見せたと思ってるw
血文字
茨城の木は樹となった記念薔薇地獄
「バラキの「キ」は「キ」となった!(ドヤァ!!)」
「…!??」
薔薇貴の貴は喜になった!だったら楽しそう
確かに勇気の力でパワーアップはしてるんだが、微妙な強さなんだな。
特に薔薇鬼さん・・・。
薔薇貴の貴は気になった!
お前ら「きになった!」で遊ぶなw
未だに金貨の謎を引っ張ってるけど確か牙は関東破滅地帯で占い爺さんに聞いてなかったっけ
でも詳細な能力はまだ分かってないよな。
分かってるのはWAの力を弱める、何かしらの力を得られる…だっけ
しかし金貨さぁ、WAが横着せず自分らで破滅地帯いってたらすぐ集まったんじゃないのかなこれ…
>>376 口から出まかせを言ったんじゃないか?
集めたら何でも願いがかなうとか。
「それは・・・ワシも詳しいことは知らん。
それより、関東編を後一ヶ月で終わらせないといけなくなった」
「な、なにぃ〜!」
>>378 破滅地帯は金貨が作った結界だからWAは入り込めなかった。誰かが持ち出してくれるのを待ってた。
ってことだったりして。
383 :
黒い粗筋 1/2:2013/07/20(土) NY:AN:NY.AN ID:m4LnOnP6
<ACT,151 生きている金貨の巻>
冒頭、墓地に立ち並ぶ7人の白い天使の墓。
霊士が教会に入ると、中にいた勇気と目が合い―― うやうやしくひざまずいた。
「勇気様の御意志通り、全ての官僚を我らの操り人形に!」
「おれの意志通りに…か…
霊士!お前はおれとの超能力合戦に一時は勝ったと思ったはずだ
…だが最終的にはおれの力がお前の精神も肉体も支配し、おれに従うようになった!
わかるか… この世におれより強い奴は存在しねえ!
おれの意志通りにならない事はないと言う事だ!それなのになぜ黒い天使がまだ生きている!?
白い天使も残るはお前と童夢のみ!
おれが力を与える以前ならまだしも、知念、魔導沙、薔薇鬼は
おれの力が加わりながらも奴等に敗れた… なぜだ…?」
「それは勇気様が一番ご存じのはずでは…
私にはあの金貨にどういう秘密が隠され、我々の超能力が封じ込められるのか分かりません…
しかし、あなた様にはそれがお分かりのはず…
そしてあの金貨を持っている黒い天使! 奴を倒せるのはご自分しかいないという事も!
まさか勇気様が奴を恐れていらっしゃる訳では…」
「恐れるだと〜?このおれが… 笑わせるぜ〜! おれはただあの金貨の鼓動が耳障りなだけよ!」
勇気の口から発せられた衝撃の事実!やはりあの金貨は生きていたのだ!
その元凶は老師だった。老師が若い時、全盛の頃に金貨に命を吹き込んだのだ。
「白い天使が権力を手中にする、それを一番危惧していたのはあのじじいだ…
どんな方法を使ったか分からねえが、あの金貨は超能力の善悪を見極め、
悪を駆逐する能力を持っていやがる
フフ… どうやらおれ達は悪と判断されたらしいがな… 神の子のおれ達がな…
今、金貨を持っているのは雪藤… だがこの戦いは奴とじゃねえ、おれとじじいとの戦いだ!
そしてどうやらその時が来たようだぜ!
そしてもう一人… 魔導沙がよみがえらせた黒い天使の霊魂を味方にした男…牙!」
「その男なら、今童夢が… 一度とりついた霊魂なら、それを取り除けば後に残るのは…
生身の人間!」
384 :
黒い粗筋 2/2:2013/07/20(土) NY:AN:NY.AN ID:m4LnOnP6
…その頃、街中で眠る牙。その背後に麗羅の霊が松田の霊を探して現れた。
すると麗羅の呼びかけに答え、松田の霊が牙の体内から出てきた。
(鏡二…会いたかったわ… さあ来て、私のいる所へ… さあ)
松田が麗羅の手を取ると、突如麗羅の顔が勇気そっくりになり、松田を暗黒へと引きずり込んだ!
その光景を見た牙は松田の名を叫び飛び起きる。
「夢か… 松田がおれの体から離れて行ったような…」
「幻夢爆霊帰! その通りよ!お前の体から黒い天使の霊魂は消え去った〜〜!」
突如聞こえてきた声に振り向くと、いつの間にか童夢が佇んでいた!
「お前の夢の中に霊を呼び出し、それを現実の黒い闇の世界に閉じ込めた!
その闇とは無限の密度を持つ重力の穴!どんな物質も光さえも脱出できないブラックホールよ!」
「ブラックホールだと…? そんなもので…おれと松田が引き離せるか〜〜!!』
牙は先制攻撃の飛び蹴りを仕掛けるが、以前と違い体が驚異的な力を発揮しなかった。
『言ったはずだ!お前にはもう霊の味方はない!並の体力しか持たぬでくのぼうよ〜〜!!』
…言われてみると、確かに牙の体は一回り小さくなったような気がする。
…ふと、目を離した瞬間に…童夢の体が、いや周りの景色までもが闇に消えていく!?
――そして牙はついに暗闇へと閉じ込められてしまった。
「おれはこの世の物を全て闇で支配する事が出来る」
不意にそう聞こえてきたかと思うと、牙の足が、手が、そして体がどんどん闇へと飲み込まれてゆく!
『さあ、今度はお前がブラックホールに飲み込まれる番だ〜〜〜!!』
…そして牙を飲み込んだブラックホールは黒い玉となり、童夢はその玉をもてあそんでいた。
「グフフ… もはやこの黒い世界から抜け出す事はできん! 生きながら死んだも同然よ〜〜!」
――その頃、雪藤は金貨に導かれ勇気がいる教会へと向かっていた。
これは勇気の力に金貨が反応し、お互いを呼び合ったのだ。
その時、突如金貨が勝手に空中へと浮かび上がり… 十字に並び雪藤の胸の十字架に貼りついた!
<続く>
牙から松田が離れた
普通に考えたらパワーダウンだが
逆に生存率が上がったようにも見える
ブラックホールか
童夢ソッコーで殺られるかと思ったが、まさかの最強クラス能力ゲットとは予想外だった
全く役に立ってない牙さん警戒しても・・・
余計なことして麗羅の霊でまたBA側がパワーアップしたら目も当てられないじゃん
偽麗羅の霊に松田さん連れられて行っちゃった
ブラックホールにはホワイトホールよ〜〜
屁で帰還する牙…
松田さんはついてっちゃっても
羽死夢はまだいるんじゃないの?
羽死夢VS童夢くるか
飛鳥が一番好きなんだけど、牙もなんだかんだで好きなんで・・・なんかもうちょっとどうにか・・・
飛鳥は水鵬がいなくても充分超人だったけど牙って松田さんがいないと一般人なんだな・・・
>>390 キン肉マンじゃねぇんだからやめろw
>>391 仮にそれが実現したとしても、あんまいい絵になりそうもないな…
羽死夢には玉潰ししかないわけだし
>>393 松田ほど目立ってないだけで充分超人だよ
羽死夢「わしがなぜ羽死夢と呼ばれているか
今こそ教えてやろう」的な…ないか
夢の中では羽の生えた死の天使、童夢の夢など子供騙し!とか言うのか
↑やだかっこいいw
399 :
黒い粗筋 1/3:2013/07/21(日) NY:AN:NY.AN ID:/J5iDk5l
<ACT,152 逆行す!の巻>
冒頭、激痛が収まると胸の十字架に金貨が張り付いている事に気付く雪藤。これは一体…?
一方、勇気もこの事態を感知していた。
「どうなさいました…?」
「金貨と雪藤が結合した…
金貨がそれを持つ人間を最もふさわしい持ち主と認めた時…金貨はその力を最大限に発揮する!
雪藤の奴、どうやらおれが思っていた以上の男かもしれねえなあ!」
そして雪藤は一歩一歩、確実に教会へと進んでいた。
入口の扉を開けた途端……すさまじい霊気が流れ込んできた!
『こ これは…!?』
雪藤は教会の中を見て驚愕する! これは……星? いや、これは 宇 宙 空 間 だ!
突如流星が雪藤をかすめたかと思うと、流星は形を変え勇気の姿となった。
「久しぶりだな、雪藤! 黒い天使も残るはお前とジュディだけだぜ!
牙も風剣ももうこの世にゃあいねえ!」
――その言葉に絶句しショックを受ける雪藤だった。
同時刻、港では…
「海のもくずとなれ…」
――あろうことか、童夢は牙を封じ込めた黒い球を海へと投げ捨ててしまった!
400 :
黒い粗筋 2/3:2013/07/21(日) NY:AN:NY.AN ID:/J5iDk5l
そして雪藤と勇気へと場面は戻る。
「さあ今度はお前がこの超次元の世界で死ぬ番だぜ!
おれが作り出した亜空間… 存在するのはおれとお前だけだ!心行くまで戦えるという訳よ!
ま、いくらお前に金貨の力が加わろうと、おれが勝つ事に変わりはねえがな!」
「勇気… 一体何がお前をそこまで変えた…?」
「フフ…何を今更、これがおれの本性だっただけの事よ!
さて、まずはお前の力がどれほどのものか試してやるぜ!
このおれ様についてこれるか〜〜〜!!」
勇気は恐るべきスピードで宇宙空間を駆け回る!
その時雪藤の胸の金貨が輝き出し、雪藤もまた驚異的なスピードで宙を跳ぶ!
その速さは―――― マッハ0.8 0.9 0.99… そしてついに音速を超えた!!
自分の体の変化に信じられないと戸惑う雪藤。
そんな雪藤に勇気はまず火炎弾を放ち、雪藤はとっさにスポークを構える。
するとスポークからも同じような火炎弾が放たれ、火炎弾同士がぶつかり弾きあった!
その反応に勇気はゾクゾクしてきたぜと気持ちが高ぶり始める。
「お前をそれだけ手ごたえのある敵にしてくれた金貨…
それを作り出したじじいにおれは感謝するべきだな!
だが… その力もこれで終わり、ジ・エンドだ!!」
すると勇気は雪藤に後ろを見ろと言い、雪藤は警戒しながら後ろを見る。
…そこには巨大な時計版があった。
なんと勇気は時間さえも自由に操る事が出来るという。
「今その後ろにある時計… それがお前の生きてきた時間だ…!
それを逆回りにしたらどうなると思う?」
…まさか!? 雪藤が気が付いた時にはもうすでに勇気は超能力を発動させていた。
『亜空逆回時!』
401 :
黒い粗筋 3/3:2013/07/21(日) NY:AN:NY.AN ID:/J5iDk5l
時計の針は逆回転し、それに従い雪藤の胸の金貨が消えてしまう。
『金貨だけじゃねえ! お前がこれまでかかわってきた人間…!
じじいや過去のおれ!白い天使!戦ってきた同志!お前が今まで殺してきた敵達!
どの戦いの修羅場の中で身につけた気力・体力・知力・闘争心…!
それら全てを時間と共に消し去ってやるぜ〜〜!!』
時計の針はどんどん速さを増し……やがて雪藤は気を失ってしまった。
そして雪藤が再び目を開けた時、その体は子供の時のものとなっていた!
「フフ…なぜこんな所にいるのか…
おれが誰なのか… なぜ戦わなければいけないのか…そんな事も分かるまい!
ましてやガキになったお前に黒い天使としての力、闘争心がある訳がねえ!
その旨の十字架だけがせめてもの名残よ!
今のお前を殺す事など、赤子の手をひねるよりたやすいぜ〜!」
言うなり勇気は虚空から剣を取り出し振りかぶる!
とどめを刺されようとした瞬間、雪藤の脳裏に死んだ姉の事がよみがえる!
すると―――― 時計の針が正常に動きだし、子供雪藤は時間を取り戻し始めた!
<続く>
男坂よりはワクワクするな
ショタ雪藤…ハァハァ
黒い球→玉つぶしの羽死夢が活躍するとみた
勇気は風剣のこと黒天使だと認識してるのか
だがお前はひとつ大きなミスを犯した!この亜空間を戦いの場に選んだ事だ!
いや、彼は自分で選んだのでなく、金貨に導かれて来たんですけど…
雪藤が風剣を無視ってて笑った
ゾクゾクしてきたぜ〜って勇気マゾっぽいなw
なんか金貨の正体がわかっても今ひとつふ〜んって感じだな
でも、老師の命が込められてるってことは最終的に金貨の力を全て使い切って勇気が善に戻るって展開かな
てか金貨の能力がこれじゃ8王が集めても使えないか自分が死ぬじゃん
平松先生は関東破滅地帯編を無かったことにしたのか
政府が金貨を集めようとしていたのは
ホワイトエンジェルの野望に気づいて阻止するため、という理由にはなるな。
金貨に認められるような政治家がいるのかはともかく。
8王はよく知らないけど金貨が莫大な力を持っているってだけで集めていたのでは。
勇気・・・どれだけ本性凶悪なんだよ。
金貨結合→あっと言う間に消滅
意外と金貨脆弱ゥ
時間を正常に戻してるのは胸の十字架の力?
金貨より十字架の方がよっぽど役立ってる。
金貨と十字架の役割がかぶってる感じだな。
面白いからいいけど。
つーか、雪藤と勇気が遭遇していきなり最終決戦っぽいんだが。
牙は行方不明のまま終わっちゃう?
十字架「金貨などポッと出の奴に
私を超えられると思うなよ」
418 :
黒い粗筋 1/3:2013/07/22(月) NY:AN:NY.AN ID:QY8pfIwV
<ACT,153 宿命の闘争心の巻>
冒頭、まさかの事態に驚愕する勇気。
「これは一体どういう事だ…!?
金貨の力がなくなった雪藤に、失った時間を取り戻す力があるとでもいうのか…?
こんなガキに戻った雪藤に、黒い天使としての力があるとでも…」
しかし、時を取り戻しつつある雪藤と言ってもまだ胸の金貨は無い。
ならば今の自分が負ける訳はないと、勇気は再度亜空逆回時を仕掛ける。
正常に動いていた時計の針はやがて回転を止め、再び逆回転を始めた。
『フッフッフ〜そ〜ら見ろ、また時間が逆行しだしたぜ!
今度はガキの時代で止めやしねえ!お前が生まれる以前まで…
そう、お前の21年間の過去を、お前自身を全て消し去ってやるぜ〜!!
黒い天使の証!胸の十字架も消え去れ〜〜!!』
元に戻りつつあった雪藤の体は、再び一定の年齢の所で止まった。
(奴の胸の十字架を消そうとした瞬間に針が止まった…
黒い天使… 胸の十字架… まさか…さっき時計が正常に動き出したのも、
あの十字架のせいだというのか…?
あの十字架がついている限り、やつがいくらガキになっても
黒い天使としての力があるというのか… ならば…!)
『その十字架を消してやるまでよ〜〜!』
勇気は雪藤の胸の十字架目がけて火炎弾を発射、幼い雪藤は避けられるはずもなく直撃を受けた!
(例え針を止めたのがその十字架だとしても、金貨の力が加わらない限り
今がその力の限界点のはず… 十字架さえ消せば奴はただのガキにすぎねえ!)
…しかし、それでもなお雪藤は立ちあがりスポークを構えた。
それどころか胸の十字架は消えていなかった!
(おれの力をもってしても、黒い天使の証を消す事はできないというのか…!?)
幼い雪藤は大人の時とあまり変わらない動きで勇気を攻撃する。
今の雪藤は相手が誰なのか、なぜ戦うのかも分からないはずなのに…?!
(奴の生まれながらの闘争心がおれを襲わせるのか!?)
419 :
黒い粗筋 2/3:2013/07/22(月) NY:AN:NY.AN ID:QY8pfIwV
やむを得ず反撃する勇気、スポークで剣を防ぐ雪藤。
「どうやらおれは少し見当違いをしていたらしい…
これはおれをお前の戦いじゃねえ、じじいとの戦いだとな…
だが黒い天使… なかなか捨てたもんじゃねえぜ!」
「地獄へ落ちろ〜〜!」
つばぜり合いから突如間合いを取る両者。 …傷を負ったのは雪藤の方だった。
勇気は剣を分裂させると、それを一斉に雪藤へ投げつける!
『十字架が黒い天使の証明なら、それにふさわしい死に様にしてやるぜ〜〜!』
投げつけた剣は雪藤の動きを封じ、まるで十字架に張り付けたようになってしまった。
勇気はとどめの剣を投げつける ――――が、剣は胸の十字架に食い込んだ程度に留まった。
「なにぃ〜?どうしてもっと深く突き刺さらねえ…!?」
ふと勇気が気付くと、時計の文字盤に血の十字架が浮かんでいるではないか!
「じゅ 十字架が血に染まり、光を呼び覚ました…」
すると時計の血の十字架が光り輝き、その光の中から金貨が現れる!
『金貨が時空を超えてよみがえった〜〜!!』
現れた金貨はまたも奇跡をお越し、時計の針を正常回転させ雪藤を大人へと戻した!
すると金貨は浮かび上がり、ある方向目指して向かってゆく。
『あの方向は… 北極星!じじいめ、亜空間の出口に気が付いたな!』
(出口…?)
金貨は北極星を取り囲むかのように配置し、まるでスポットライトの様に光の道を照らし出した。
突如跳ぶ勇気、雪藤も追いかけるように跳ぶ。
(8枚の金貨は8枚揃って初めて力を発揮する!1枚でも欠ければ…!)
「雪藤、これでお前も終わりだぜ!」
勇気は金貨を1枚奪い出口へと入る。それと同時に出口が狭まっていく…。
雪藤はせめて一撃をとスポークを出口へ投げつけるが、抵抗むなしく出口は消えてしまった。
420 :
黒い粗筋 3/3:2013/07/22(月) NY:AN:NY.AN ID:QY8pfIwV
教会へと戻る勇気、それを迎える霊士。
「雪藤は?」
勇気は金貨を1枚放り渡す。
「これは?」
「その金貨と同じよ、たった1枚じゃ何の役にも立ちやしねえ
亜空間に閉じ込められちゃ、何もできやしねえ…死んだも同然よ!」
ふと、勇気は袖にスポークが刺さっているのに気付き、それを抜くと投げ捨てた。
「フフ… 最後の悪あがきか…
さて、これでもう邪魔者はいなくなった、あとは…
あとはおれ様がこの国のトップに躍り出るだけだぜ〜〜!」 <続く>
それにしても勇気ノリノリすぎやろ
これまで猫かぬっとったんかっちゅうくらいやな
やっぱり金貨より十字架のが強そう
雪藤:亜空間
牙:海底
さて、ジュディはどうやって二人を救出するか
まさかの勇気完全勝利か
チビ雪藤VS勇気の戦いはちょっと可愛かった
>>410 関東破滅編をなかったことには飛鳥ファンとして認めない・・・認めないんだから・・・(´;ω;`)
牙VS霊士、雪藤VS勇気で最終決戦か…
童夢はジュディが倒すんだろうけど一体どうやって倒すんだ?
>>426 女はね、身体に大きな闇を抱える器官があるのよ…
いまだに一般人しか倒してないジュディに何故WAをどうにかできると思うのか。
そこは謎の十字架パワーとか亜里沙の霊が乗り移って100倍化したおっぱいでノーブラボイン撃ちとか
ついにジュディのターンが来ると思わせといて
新キャラ登場かも
ジュディが雪藤か牙を助ける展開くらいしか思いつかないけど
普通の牢屋とかじゃないからどう手を付けるのか
432 :
黒い粗筋 1/3:2013/07/23(火) NY:AN:NY.AN ID:KvNeorpP
<ACT,154 運命…!?の巻>
冒頭、誰かが自分を呼ぶ声に、声の主を探すジュディ。
探すうちにやがてジュディは墓地から教会へとやってきた。
中に入り、辺りを見回すとスポークが落ちているのに気付いた。
スポークを拾い上げるジュディ。雪藤がスポークを捨てる筈が無い。
もしかして雪藤の身に何かあったのだろうか…?
白い天使に殺されたのかと不安になるが、それはありえないだろう。
「雪藤、どこにいるの…?いるんなら返事をして、雪藤〜〜〜!!』
雪藤を探すジュディだが、教会の入り口に男の影が様子を伺っている事に気付くはずもなかった。
廃墟に戻り、これからの事を考えるジュディ。
風剣はもうこの世にいない。牙も飛鳥も雪藤も行方不明…。自分一人で何ができるのだろうか…?
そう考えていると、不意に窓から新聞が投げ込まれた。
その新聞には【政界に不審な動き 政府全閣僚が洋上でレセプション】と書かれていた。
一体誰がこの新聞を投げ込んだのか? 外を見ても人影は無かった。
「もしかしたら雪藤達もここへ…? でも誰がこの新聞を…」
翌日、港に停泊する豪華客船。
だが、厳しいガードでマスコミ全般は全てシャットアウトされていた。
ジュディは物陰から様子を伺っていると、リムジンに霊士と勇気が乗っているのに気付いた。
「今出て行った所で、どうにもなりゃしねえぜ…」
物陰から出ようとするジュディを誰かが呼び止める。
振り向くと、コートを着たベートーベンのような男がたたずんでいた。
「その声は… あ、あなたね…!私を教会へ呼んだのは… 新聞も…?」
男は肯定し、頭を掻いた。
「誰?何者なの?」
433 :
黒い粗筋 2/3:2013/07/23(火) NY:AN:NY.AN ID:KvNeorpP
誰何し鞭を構えるジュディ、やめとけと止める男。
「おっと、お前におれを倒せやしねえよ それよりその戦う気持ちはあの船に乗ってから発揮するんだな」
――え!? この男、なぜ自分が船に乗ろうとした事が分かったのか!?
「ついでにもう一つ言えば、あの船に乗ればお前が探してる男達に会えるかもしれねえぜ!」
…この男、心の中が読めるのだろうか…?
ふと、男はフッと笑うとポケットから黒い球を出して放り渡した。
「これを持って行きな、お前が危険な目にあった時、それが役に立つかもしれねえ
それを海から拾うのは苦労したぜ、じゃあな」
そう言って男は踵を返した。
『ま 待って!あなた一体誰なの!? どうして私に…!』
「運命… 人の運命を知る男とでも覚えておきな!」
男はそう名乗ると、その場を後にした。
―豪華客船内―
「こ こんな子が… こんな小さな子供が…我々のニューリーダー…」
「この国の首領だというのか…」
勇気がこの国の首領だと言われ、驚き戸惑う閣僚達。
彼らの前には、いつもの白い法衣から王子のような豪華な服に着替え君臨している勇気がいた。
「お前達はおれの奴隷だ! これからはおれの意のままに動く人形になってもらうぜ〜!」
434 :
黒い粗筋 3/3:2013/07/23(火) NY:AN:NY.AN ID:KvNeorpP
夕方となり、辺りが暗くなった頃を見計らって海から密航するジュディ。
だが、運悪く船上に上がった瞬間童夢に見つかってしまった!
「たった一人で乗り込んでくるとは、いい度胸じゃねえか!」
ジュディはとっさに鞭を投げるが、童夢は吐息で軽くあしらってしまう。
「しょせん女は女よ!」
童夢はジュディを張り飛ばすと、ジュディは壁にぶち当たり、超能力で動きを止められてしまう。
「ほ〜〜う、なかなかなまめかしいじゃねえか フフ、いい身体をしてるぜ〜!」
あろう事か、童夢は動けないジュディの胸を揉みしだき、さらにクリクリと乳首をいじる。
我慢の限界になり、童夢はたまらずジュディのシャツを引き裂くと、ポケットから黒い球が落ちた。
http://sakuraweb.jpn.org/imgboard/img-box/img20130723210404.jpg 『な なにぃ!? どうしてお前がその球を…!?』
ジュディの胸の十字架が血を流すと、突如童夢が苦しみ始めた!?
童夢の超能力が止まり、床に落下するジュディ。
そして童夢は鼻と口を抑えるが、何かが童夢の耳から、口から、鼻から体内へと侵入していく。
その「何か」とは―――― 松田の霊魂だった! 松田が童夢を体内から苦しめていたのだ!
松田は一通り暴れると黒い球へと吸い込まれていく。
『じ じまっだ〜〜! おれの体の中のブラックホールから霊魂が飛び出し…
また奴と合体した〜〜〜!!』
黒い球に十字の傷が浮かび上がり―――― その中から牙が飛び出してきた!
『ブラックホールをぶち破ったぜ〜〜!!』 <続く>
まーたジュディはレイプ要員ですかw
牙復活きたか。
謎の男は何者なんだろ?
久々のエロシーンキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
牙は退場していいからもっとエロシーンを!
あの玉拾ってくるとか苦労したなんていうレベルじゃないだろう
童夢なんて名前のくせに実はメンバー1のスケベだったという
_ ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
⊂彡
えー、またおっぱいー
妖鬼の時に続いて二回目だよー
平松先生、次はお尻をお願いしますねー
俺も尻が見たい!四つん這いのジュディたのんます!
>>438 勇気の影響のせいだよきっと、その前の童夢さんはきっと紳士だったよ(震え声)
知念だって僕から俺に一人称変わったし、魔導沙もあんなんになったし(涙声)
>>437 潜った訳じゃなく、雪藤や勇気みたいに超能力使って探して拾い上げたのでは
運命はかなりの強キャラっぽいな
第三勢力のリーダーかもな
子供がラスボスとかかっこ悪いしな
ジュディの見せ場キタ━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━!!!!
折角の新キャラ登場も牙復活も、全てジュディに持ってかれたw
( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!
しかし乳首クリクリはエロいな!w(*゚∀゚)=3
新キャラキタけどカコイクナイ…
「ブラックホールをぶちやぶったぜ〜〜〜〜」って牙がかっこつけて言ってるけど
牙の力は何一つ関係してないよな・・・
「寝てたらみんなが封印解いてくれた」って感じ
牙さんのマヌケエピソード追加入りました〜
って感じでトホホ…
羽死夢でて来て欲しかったわ
ジュディ「鏡二〜〜」
違和感パないんだが
451 :
黒い粗筋 1/2:2013/07/24(水) NY:AN:NY.AN ID:qQr2YesV
<ACT,155 さらば松田の巻>
突然出現した牙と再会を喜ぶジュディ。
「ジュディ… お前がおれを… 礼を言うぜ!」
半裸のジュディに牙は革ジャンを脱ぎ渡す。
「きさま〜!」
「言ったはずだぜ!
ブラックホールだかなんだか知らねえが、おれと松田を引き離す事なんざできやしねえってな!」
「ほざけ〜!ならばもう一度、闇の世界に閉じ込めるまでよ!」
再度ブラックホールを発生させる童夢だが、今の牙の能力は百倍!
百倍化した素早さで童夢の目の前から消える牙。
「奴の姿が消えた!? どこに…!?」
――辺りを探す童夢だが、牙は船のアンテナの上に現れた。
「動きだけじゃねえ! 蹴り…!拳!肘!突き〜〜〜!! 全ての攻撃が百倍の破壊力を生む!!』
アンテナからの飛び蹴りが炸裂、よろめく童夢に乱舞を叩き込む牙!
とどめの回し蹴りが童夢の巨体を吹き飛ばし、ジュディ同様壁に叩きつけた!
「もはやお前に勝ち目はないという事だ!」
…だが、まだ息のあった童夢はなんと命乞いを始めた。
「た 助けてくれ… おれは本当は…お前達と戦いたくはなかったんだ…
それを勇気に…あの悪魔に無理矢理操られて…
考えても見てくれ!おれとあんたが戦って一体何になる…? 何の為の戦いだというんだ…
す 全てはあの悪魔が自分の思い通りに世の中を動かしたいがため…
その犠牲になって、おれは… 見てくれ、この尖った耳…
これがあの悪魔に操られている証拠だ…」
牙の今までの攻撃は全て急所を外している。この場から消え去れと吐き捨てる牙。
「す すまねえ… あんな目にあわせた俺を許してくれるなんて…」
452 :
黒い粗筋 2/2:2013/07/24(水) NY:AN:NY.AN ID:qQr2YesV
そこでニタリと笑う童夢。やはりこれは罠だった!
童夢は顔を上げると、大量の吐血を牙に浴びせた!
(血 血が…血が固まっていく!?)
『ゲヘヘヘヘ〜〜! 貴様はおれの体から血を流しすぎた!
おれの血の中の血小板が異常な速さで固まり、その硬さもセメント並だという事も知らずにな〜!』
――その説明の間に、牙の体中の血はすっかり固まり身動きが出来なくなってしまった!
「終血凝堅牢! 動けなくなったてめえを殺すのはたやすいぜ〜!」
童夢は向かってきたジュディを張り飛ばすと、虚空から剣を取り出した。
とどめの剣が振り下ろされようとした時、何者かが童夢の腕をつかんだ?!
それは―――― 松田の霊魂だった!
「ど どういう事だ… 黒い天使の霊魂がまた奴の体から離れて…!?」
松田の霊は童夢の動きを封じながら牙へ語りかけてきた。
(…牙… お前の力で、お前の力だけでその血の固まりをぶち破ってみろ
お前の甘さを打ち砕いてみろ〜〜!)
(…松田… おれを… おれの力を試すというのか…)
牙は全身に力を込めると、胸に十字のヒビが入り、そこから無数のヒビが広がっていく。
そして…… 気合と共に固まった血は全て剥がれ落ちた!
『ば ばかな! 黒い天使にとって胸の十字架は万能だとでもいうのか〜〜!?』
直後、牙の手刀が童夢の胸に深々と突き刺さり、体内で心臓を握りつぶした!!
ようやく童夢を倒した事を確認する松田。
(これでいい… おれの力はもう必要なくなった…
おれもそろそろ眠らせてもらうぜ… 水鵬や麗羅が待っているんでな…)
そう言うと、松田は流星となり天へと昇っていった…。
牙はしばし天を見上げ、倒れたジュディを抱き起した。
――そしてその光景を物陰から見守る運命の姿があった。
(やはりまだ戦いを挑むか、黒い天使…
お前が生の道を歩くか… それとも、死の道を歩くか…
全てはもう一人の男の存在にかかっている…
天上のきらめく星々の中から、その男がよみがえるかどうかにな…) <続く>
心臓握り潰しSUGEEEEEEEEEE!!
いいぞ牙カッケぇぞ!次号から頑張れ!
羽死夢「胸に突き刺さったのは牙の力だけど、心臓握りつぶしたのはわしの力」
結局松田は離れたか
死亡フラグは回避したみたいだが首領格相手にどう闘うのか心配
> ブラックホールだかなんだか知らねえが、おれと松田を引き離す事なんざできやしねえってな!」
なんかこのセリフすごい危ない感じがするw
>>455 俺たちの羽死夢が乳首クリクリ男を許すわけねえもんな!
ともあれ、八人衆も全員倒して、あとは勇気と霊士のみ
このまま二人を倒して最終回かな?
そういえば「わし、女を泣かす奴は許せねえ」が口癖だったな
>>459さんも、目からウロコです
牙(童夢の乳首クリクリしようと思ったら勢い余ったとは言い出せねえ雰囲気だぜ・・・)
>『ば ばかな! 黒い天使にとって胸の十字架は万能だとでもいうのか〜〜!?』
童夢がついにブラエンのタブーに触れたか
>>460 前回出てきた運命ってベートーベンみたいな男は?
まあ、八王みたいに一瞬で消費される伏線かもしれないが。
牙「ジュディ…おまえがおれを…」
いや、運命と十字架のおかげ
>>464 多分あれはWA編の次のシリーズのボスだ。
松田さんも遂に永遠のお別れか・・・
そういや飛鳥が死んだ時誰も水鵬の事思い出さなかったな・・・(笑)
まあ、飛鳥の時は鏡が割れただけで死体が転がらなかったからな
実はまだ生きてると言われても驚かない
ジュディのコンパクトから
飛鳥が飛び出てきてもおKです先生
470 :
黒い粗筋 1/3:2013/07/25(木) NY:AN:NY.AN ID:AFX3f7Qi
<ACT,156 救世主(メシヤ)の巻>
航行を続ける客船に雨が降りしきる。
そして甲板には傘も差さずにたたずむ運命の姿があった。
(雨か… この雨で光を失うような弱い星なら、もう一人の男がよみがえる事もない…)
その頃、船室では全閣僚がミサの時につける覆面をかぶり、ろうそくをもって集まっていた。
これは勇気が閣僚の忠誠心を試すための儀式だった。
突然周囲が暗くなったかと思うと、ろうそくに自然に火がともる。
「そのともしびはお前達の命!そしておれに対する忠誠心を示す炎だ!
よく見ておけ!おれはその命を、忠誠心を自由に操る事ができる!」
不意にろうそくの炎が集まり渦を巻いたかと思うと、その中から勇気の両親が現れた。
両親は勇気を説得するが、今の勇気に両親の声は届かなかった。
「悲しくなってくるぜ〜! こんな愚かな二人がおれ様の両親だと思うとな〜
貴様らにおれの親たる資格はねえ! 死ね!」
勇気がひと睨みしただけで炎に包まれる両親。
やがて両親は燃え尽き、その光景を全閣僚はただ黙ってみていた。
「見たか!お前達の炎、忠誠心たる炎が作り出したおれの両親…
その親とてこのおれ様に逆らえばこういう目に合う!その事をよ〜く肝に命じておけ!」
それを見ていた霊士はたいした演技力だと感心する。恐怖心を植え付け、これなら逆らう者は誰もいない。
――ふと、暗闇の中にただ一つだけともしびが残っている事に気付く。
これはつまり、勇気に従わなかった者が一人いるという事…!
「これでやっとふんぎりがついたぜ勇気! お前がもう二度と昔の勇気に戻らねえって事がわかってな!」
証明が点くと同時に覆面を脱ぎ捨てる人物。 それは黒い天使・牙だった!
そしてその背後からジュディも現れる。
「勇気ちゃん… あなたの心を救う事は、もう…できないのね…」
471 :
黒い粗筋 2/3:2013/07/25(木) NY:AN:NY.AN ID:AFX3f7Qi
先手必勝とばかりに飛びかかる牙だが、勇気は余裕たっぷりに笑っていた。
「もう一つ演出が増えただけの事よ!」
勇気の手から電流がほとばしり牙を苦しめる!
…するとどこからともなくコートが飛んできて、牙を包み込むと電撃を遮断した。
コートは自然に入口へ飛んでいくと、そこには運命が佇んでいた。
『う 運命…!』
「運命だと〜!?」
「そう、人の運命を知る男… 例えそれが悪魔でもな」
勇気は面白がり、自分の運命を言い当ててみろと命ずる。
「おれの記憶通りだとすれば、過去の歴史において悪の栄えた年代は無かったと思うぜ!
悪魔は滅びるもの! それが自然の摂理ってもんじゃないのかねえ」
頭をボリボリ掻きながらそう答える運命。それを聞いた勇気は高笑いを上げ椅子から降りる。
「自然の摂理だと〜! 神の意志だというのか…」
「この世に神というものが存在し、救世主をおつかいになるとすれば悪魔も滅びるさ!」
しかし勇気はかつての救世主… キリストの無残な末路を語る。
しかも過去の魔女狩り、異教徒の対立、ユダヤ人虐殺、宗教戦争…
これらは皮肉にも救世主キリストの教えをめぐって起きた事なのだ。
http://sakuraweb.jpn.org/imgboard/img-box/img20130725211330.jpg 「それを考えればキリストってのは悪魔だったんじゃねえのか〜!」
「悪魔が救世主か… そうやら自分の事を言いたいらしいが、お前にそれだけの力があるのかな?」
「そうだ!“力”だ! お前いい事言うぜ〜!
力のあるものが全てを支配する事が出来る!このおれ様が救世主たる証拠!
その力を見せてやる〜〜〜!!』
472 :
黒い粗筋 3/3:2013/07/25(木) NY:AN:NY.AN ID:AFX3f7Qi
――言うなり超能力を発動させ、船を揺らす勇気。
シャンデリアが落下し、閣僚達に犠牲者が出始める!
勇気の超能力は、恐ろしい事に天候さえも操り嵐を呼び起こしたのだ!
『見たか、おれの力は自然をも動かす! このおれこそが救世主…!いや全能の神だ〜〜!!』
…ふと、運命は天井に空いた穴から天上を見上げる。そこには嵐の中で星が輝いていた。
すると霊士の袖口が輝き出し、持っていた金貨がひとりでに空中へと向かっていく。
『霊士!貴様なぜこんな時金貨を持っていた〜!』
金貨はどんどん上昇し、元ある位置…欠けた十字架十字架の位置へと止まった。
すると金貨が輝き出し、稲妻が客船の天井の穴を通り落雷した!
――そして稲妻と共に現れた者… それは亜空間に閉じ込められた雪藤だった!
<続く>
雪藤復活きたか。というか霊士はなぜ金貨を持ってきてたんだろ?
金貨に操られてたんじゃね?
金貨「予定通り(ニヤリ」
こうですか
霊士から漂うこの小者臭はなんだ〜〜?
今回の霊士のミスって魔導沙のミスなんかよりとんでもないミスだと思うんだが
先週なかっこいい牙ってなんだったんだろう
勇気と童夢では格が違うって事だろ
それはそうと、運命って何者だろ?読めないわ?
運命のジャケットプレイ
>>473 盗まれたらいけないと思って肌身離さず持っていようとしたんじゃないか?結果的には仇になったが
何となくだけど、どこにあろうと金貨は飛んで来て、雪藤は復活したと思う。
霊士裏切りフラグか?
484 :
黒い粗筋 1/3:2013/07/26(金) NY:AN:NY.AN ID:k2p2ujFm
<ACT,157 完全なる殺人者の巻>
雪藤の復活に驚愕するジュディと牙、雪藤の力を見極めようとする運命。
「このおれが作り出した亜空間から抜け出すとは…」
「この嵐の中でさえ、光を失わず星となって輝いた金貨…
その金貨がおれをよみがえらせた! なぜだと思う…?」
直後、雪藤の姿は消え、気配さえ察知させずに雪藤は勇気の背後を取った。
「なぜおれがよみがえらなければいけなかったのか… 全ては勇気!お前を!!』
雪藤がスポークを振り下ろそうとした瞬間、勇気は真後ろに振り返った。
その顔は―――― まだ悪い心に侵される前の、あどけない時の勇気の顔だった。
その顔を見た雪藤は躊躇し、思わずその手を止めてしまう。
それを見たジュディ達は、勇気の表情が見えずなぜスポークを止めたのかと驚いていた。
波のうねりで客船が大きく揺れ、雪藤はバランスを崩してしまった。
「バ〜カめ、これでおれを殺す事ができたたった一度のチャンスを逃したな〜!
それがお前の殺人者としての限界よ〜〜〜!!』
言うなり、勇気は念動力をぶつけ雪藤は壁に激しくたたきつけられた!
「黒い天使だとかなんだとか、気取った所でしょせんお前は人殺しよ!
どんな大義名分をかかげようが正義なんかじゃねえ!
だが、その人殺しにしたところで、おれがちょっとあまい顔見せれば躊躇する…
なりきってねえんだよ、殺人者に! だがおれはお前とは違うぜ!なりきれるんだよ〜〜!」
勇気は目を閉じ、念じると…… 客船のエンジンが爆発した!
485 :
黒い粗筋 2/3:2013/07/26(金) NY:AN:NY.AN ID:k2p2ujFm
爆音と激しい揺れに何事かと叫ぶ閣僚達に、勇気はエンジンを爆破させた事を告げる。
「さ〜〜て この嵐の海の中へ放り出され、一体何人の人間が生き残れるかな〜!
…霊士!これで死んでしまうような奴なら、おれの片腕たる資格はねえ!」
勇気は霊士にそう言い放ち、閣僚にも部下になりたければ生き残れと言い放つ。
「そ そんな…!お前に一体どんな権利があって…!」
「お前だと〜〜!!」
勇気は稲妻を放ち、文句を言ってきた閣僚を消し炭にしてしまった。
「言ったはずだ! おれに逆らう奴は例え親でも殺すとな〜!
これはゲームだ!生き残った奴だけがおれの部下になれるというな!」
閣僚達は命を惜しみ、我先にと救命ボートへと向かった。
「勇気…貴様〜!」
「これがおれとお前の違いだ…!おれは殺そうと思えば誰でも殺せる…!
なぜだかわかるか? おれが神だからよ!!この地上で唯一、ただ一人!
人の生死を自由に操る事を許された全能の神だから〜〜!!』
「それが… それがお前の殺しの理屈か…」
「理屈だと〜! フフフ…おれにそんなものは関係ねえ!ただの気まぐれ
…そうともよ、神ってのは気まぐれなもんだぜ〜!」
「勇気…!おれが殺人者になりきれねえと言ったな! だが…
だが、お前に対してだけはなれそうだぜ! 完全な暗殺者に!!」
再び雪藤は起き上がり、その目は怒りに燃えていた。
勇気は天井の穴から空へと飛びあがり、雪藤も続けて追う。
雪藤の驚異的な身体能力に、ジュディと牙はただ驚くばかりだった。
『おれ達も外へ出るんだ!』
そしてその様子を見ていた運命は、雪藤が跳んだ穴をずっと見上げていた。
(怒り…か、今まで勇気に対して漠然としていた気持ちが今、はっきり形を作った…
怒りの炎となって…)
486 :
黒い粗筋 3/3:2013/07/26(金) NY:AN:NY.AN ID:k2p2ujFm
船外へ出た牙達は、雪藤と勇気がマストのてっぺんにいる事に気付く。
その一方、閣僚達は救命ボートの取り合いで揉めていた。
その時煙突が爆発し、閣僚達を巻き込み落下してきた!
その光景を見た勇気はあざ笑う。
「フン!不要な人間は死ねばいい!かえって浄化作用になるというものよ!」
目を離した瞬間、雪藤が飛びかかってくる。
『勇気!地獄へ落ちろ〜〜!!』
勇気は電撃波を放つが、雪藤はスポークで防御する。
勇気はとっさにかわし、スポークは勇気のブローチを壊すだけにとどまった。
「フフ… 暗殺者か、少しはそれらしくなったじゃねえか!」
すると雪藤は何を思ったか、スポークを片方空中へ放り投げた。
「勇気! お前が嵐を呼ぶことができるように、おれは…… 雷を呼ぶ事ができる!」
――直後、雷がスポークを経由して勇気へと落雷した!! <続く>
それにしてもよくしゃべるガキだなw
あと神父様はやっぱり雪藤が無意識に殺したのか?(意識の表層では躊躇しつつ)
雪藤の得意技の雷きたか。
雷が落ちてどうにかなってくれと願うことあるよな〜〜〜〜〜
ブスと付き合ってるのがクラス中にばれた時とか
勇気が振り返ったとき
首180度回っとるで
いつの間に雪藤はテレポーテーションまで習得したんだろう
き、金貨の力だろ・・・・
秘灸暗剣殺もいつの間にか敵の背後とって
プチテレポかと思ってた
>>493 妖婆を殺したときの技なら
秘灸暗剣殺じゃなくて円空暗剣殺
>494
それだ。手ぐるぐるして消えるやつ
496 :
黒い粗筋 1/2:2013/07/27(土) NY:AN:NY.AN ID:EJyx+lWd
<ACT,158 大自然の勝利の巻>
冒頭、雷の直撃を受けた勇気はすさまじい悲鳴を上げ、甲板へと落下する。
(まさか…勇気様がやられるはずが…!)
驚愕する霊士に飛び蹴りを仕掛ける牙。
「お前の相手はこのおれだぜ!」
そして雪藤は勇気の死を確認するべく近づき、勇気はニヤリとほくそ笑む。
すると勇気は長い鎖の手錠を投げ、互いの腕を結んでしまった。
「勇気、お前まだ…」
「当然よ〜!神であるこのおれ様があんな雷ごときでくたばるものか!
フフ… これでおれの電撃波を防ぎようがなくなったな、雪藤!」
言うなり電撃波を放つ勇気。互いを金属の手錠で繋がれた以上、雪藤に防ぐ手段は無い!
「貴様がくたばるまで電撃波を浴びせ続けてやるぜ〜!」
雪藤のピンチに思わず駆け寄ろうとする牙。
『戦う相手を忘れているのはお前の方だぜ!』
霊士は牙目がけて剣を投げつけるが―――― とっさにジュディが牙をかばった!
『ジュ ジュディ!?』
「大丈夫… 急所は外れている…から…」
この様子を見ていた運命は不信に思っていた。
(これは一体…どういう事だ…?
今まで3つつながっていた黒い天使の星…それが3つともバラバラになった…
この暗示は何だ…? 3人にとってどんな運命を意味するんだ…?)
ジュディを傷つけられた牙は怒り、霊士へと向かっていく。
「あのジュディという女… おれはてっきり雪藤の女だと思っていたがな…」
497 :
黒い粗筋 2/2:2013/07/27(土) NY:AN:NY.AN ID:EJyx+lWd
一方、これでもかと執拗に電撃を浴びせる勇気、耐える雪藤。
(クッ… あの金貨が胸に焼き付いている限り…奴の息の根を止める事はできないとでもいうのか…
お おれは力が逆に吸い込まれていくような…)
ふと、雪藤の目の前に糸くずのような物が舞い落ちてきた。…これは…勇気の髪の毛?
そして牙はというと、もう一つの煙突にもヒビが入ったのを見て戦いを中断しジュディを抱えて避難する。
『勇気様!早く〜!もうすぐ船が沈みます!』
霊士は勇気に呼びかけるが…… 今の勇気は、超能力の使い過ぎでま一気に 老 化 していた!
それを見た雪藤は、反撃のチャンスとよろめきながら立ち上がった。
「勇気… 例えお前が…どんな姿になっても… おれはお前の命を奪う…
い 言ったはずだぜ… お前に対しては…完全な… 完全な暗殺者になる…」
スポークを振り上げる雪藤だが、彼もまた超能力の使い過ぎで意識を失い、両者は倒れてしまった。
勇気は言った、嵐を呼ぶ事ができる…と
雪藤は言った、雷を呼ぶ事ができる…と
だが、その二人の力も自然が繰り出す大波に渦となって飲み込まれていった…
そして凄まじい大波によって客船は投げ出され、真っ二つに折れ沈没していった。
夜が明け、ゴムボートに気絶したジュディを乗せ雪藤を探す牙。
救命ボートに乗って勇気を探す霊士の姿があった。
――そして件の雪藤と勇気は… 木切れにしがみつき、互いに気を失っていた。
痩せ細った勇気の手から手錠が抜け、それを合図にするかの様に雪藤は力尽き、海中へと沈んでいった。
(嵐がやみ、凪がおとずれる… だが… いつの日かまた嵐が来るだろう…自然がそうであるように…)
――運命は、少し離れた場所で雪藤と勇気の末路を見守っていた。
<続く>
運命、雪藤助けないのかよ
勇気倒して最終回かと思ってたけどまだ引っ張るのか
え?ひょっとしてジュディって牙の彼女になるの?
救命ボートって閣僚達が我先にと取り合ってたのによく余ってたな・・・
しかも結構いい奴
ちゃっかりボート確保する牙さん
ジュディも確保か
たぶん雪藤と勇気(牙と霊士)が闘ってる間に
救命ボートを取り合った挙句、閣僚たちは海に転落して自滅。
結果的に最後にボートに向かった牙とジュディ、霊士が漁夫の利を得た、と。
星がバラバラってのはジュディを巡って雪藤と牙とで三角関係になんのか?
ジュディごときで仲違いするブラエンなんて見たくないけど
星がバラバラ
牙→ジュディ→雪藤 みんな片思い
三人共それぞれの道へかな
電撃の放出のし過ぎで老化ってバビル2世かよ
507 :
黒い粗筋 1/4:2013/07/28(日) NY:AN:NY.AN ID:68UAL9pB
<ACT,159 運命のいたずらの巻>
冒頭、廃屋にて一心不乱にピアノを弾く運命。 ジャジャジャジャ――――ン♪
(…あの嵐の夜からもう三年…か… 世の中すっかり変わってしまったな…
国民総背番号制…全ての国民に認識番号がつけられ、
その人間の経歴・性格・特徴・能力・知能指数…
その個人における、ありとあらゆる情報がコンピューターにインプットされ、
管理されるようになった…
そしてそのデータをもとに、学校・職業・結婚・宗教・居住区域までもが
国家に指定され、個人の意思による自由選択が許されなくなった…
個人は国家を動かす意思のないただの歯車…
その歯車になりきれない、不平不満分子は反逆罪で始末される…
恐怖と言う圧力による完璧な管理社会…
そんな社会体系をわずか三年で90%以上完成に近づけるとは、
あの子供… やはり悪魔よな…
だが、黒い天使の星はまだ消えていない…
この社会体系にヒビを入れるとすれば、奴の力か…
だが…それもゼロに近い可能性だがな…
この時代の流れが運命というならば、それも仕方があるまい…)
――すると外からけたたましく足音が聞こえ、ドアを激しく叩く音がした。
『開けろー! 国家保安局の者だ!開けろ〜〜!!』
国家保安局員(以下「局員」)がドアを蹴破ると、そこはすでにもぬけの殻だった。
局員は運命を探し、発見次第射殺も辞さないという構えだった。
「おい!ピアノを弾いていた男が認識番号拒否者だというのは確かだろうな!」
「はい〜!それはもう…
それよりそれを通報した者には、政府から賞金が出るという事をお忘れなく…」
賞金欲しさに密告者は、手揉みしながら下卑た薄ら笑いを浮かべた。
508 :
黒い粗筋 2/4:2013/07/28(日) NY:AN:NY.AN ID:68UAL9pB
一方、街中で保安局に追われる青年。
路地を抜けひた走るが、わき道から出てきた局員に行く手を塞がれてしまった。
「ネズミめ!やっと見つけたぜ〜!」
『ま 待ってくれ!見逃してくれ〜! おれは自由になりたいんだ!
仕事も結婚相手も住む所も決められるなんて、そんなの嫌なんだよ〜!』
「自由だと〜! 管理される側の人間にそんなものが必要あるか!
国家に忠誠を誓えない奴はその場で処刑しろ! それが法律だ! 死んでもら……」
――突如局員の頭上から人影が舞い降り、局員の脳天にスポークを突き刺した!
「地獄へ落ちろ〜!」
何事かと混乱する青年に人影は言う。
「お前が本当に自由を望むなら、逃げ延びられるところまで逃げてみろ!」
その言葉に青年は再び逃げだし、人影はその背中を見守った。
「死ぬなよ…」
翌日、三年前の競馬新聞を見てため息をつく男、それを見て慌てる友人。
「やばいぞ、そんなもん見つかったら…!」
新聞を見ていた男は禁止されたギャンブルを思い出し、ため息をついていたのだった。
すると路上をパトカーと護送車が猛スピードで走っていくのを見かける。
「こ 国家保安局の車…!」
どうやらまた番号拒否者が見つかったらしい。
パトカーは洋品店の前で止まると、大勢の局員がドカドカと店へなだれ込む。
班長は店長の胸ぐらをつかみ睨みつける。
「おい、おやじ お前の息子が政府の指定した女以外と隠れ住んでいるという情報が入ってな〜!」
「ま 待ってください、二人は愛しあって…」
「愛だと〜!? そんなものが国家の役に立つとでも思っているのか〜!!』
班長は店長を殴りつけると、部下達は家探しを始めた。
509 :
黒い粗筋 3/4:2013/07/28(日) NY:AN:NY.AN ID:68UAL9pB
問題の二人は在庫室に隠れ、局員隊が二人を引き離す。
『寿夫さん!』『知世〜!』
するとそこへ班長がやってきて、部下に男だけ連行しろと命じる。
「班長、またですか…」
班長はいやらしい笑みを浮かべ、部下も何が起こるか知っているようだった。
「政府の方針に逆らうとどういう目にあうか… その体にたっぷり教えてやるぜ〜!」
寿夫は局員隊を振り切り、ドアを開けると……
そこにはズボンを直す班長と、口から血を流して倒れている知世の姿があった。
「馬鹿な女だぜ! 舌を噛み切って死にやがった」
『き 貴様〜! それでも人間か〜〜!!』
「そうよ!奴隷を管理する側のな!」
激怒し襲い掛かる寿夫を問答無用で射殺する班長、直後、店長も在庫室にやってくる。
「よかったな、おやじ!二人一緒にあの世に行けたんだ、本望だろうぜ!
二人をかくまった… お前も同罪だ!」
班長は店長までも射殺し、あとを死体処理班に任せ店を出る。
――物陰では金勘定をしている密告者がいて、それを監視している男もいた。
その夜、密告者は自宅の金庫に金をしまいこみ、嬉しそうにしていた。目標一億円!
「一か月に20人密告して二百万… へへへボロい商売だぜ…!」
「そんなに金が好きか」
密告者が振り向くと同時に何者かに金庫内に蹴飛ばされ、金庫をロックされた。
「外道!大好きな金を抱いて悶え死ね!」
510 :
黒い粗筋 4/4:2013/07/28(日) NY:AN:NY.AN ID:68UAL9pB
一方、またしても番号拒否者のアベックを追う国家保安局。
そして班長は「おれに任せろ」と拳銃を抜き先導する。
単身一人行く班長、その時背後から声がかかる。
「班長、女を捕まえました!」
その声にドキリとし、脅かすなと振り向く班長。
そこには、局員に捕らえられた女性(ジュディ)がいた。
ちなみに男はというと、ジュディを置いて逃げてしまったらしい。
「クックク…聞いたかよ、姉ちゃん 愛なんてなぁ、しょせんそんなもんだぜ!」
班長はジュディを張り倒すと、局員に消えろと命じる。
「おれの楽しみは知ってるはず…」
班長が局員に背を向けると、班長の首筋にスポークがあてがわれた。
「楽しみを邪魔して悪いな!」
局員は雪藤の変装ではなく―――― なんと牙だった!!
この時になってようやく班長は、数日前から局員が一人行方不明なのを思い出した。
「ま まさかお前が……」
「黒い天使…… 地獄へ落ちろ〜〜〜!!」
牙はスポークを使い、雪藤と同じ方法で班長を殺害した!!
外道を始末した牙はそっとジュディに手を差し伸べ助け起こすと、そこへ運命が現れる。
「…雪藤を探す為、奴と同じ殺し方を…という訳か…
だが、奴を探し出してどうするつもりだ?
…三年… お前達が普通の男と女でいるには長すぎた時間だ…
このまま奴を探さず、二人でひっそり暮らすという方法もあるんじゃないのか…?」
「…おれ達が黒い天使でなかったらな…… だが…」
――それ以上牙もジュディも何も言わず、踵を返し歩き去って行った。
(あの嵐の夜、黒い天使の星が三つバラバラになるのを予感した…
だがそれがこんな運命を演出するとは…)
運命は夜空を見上げ、黒い天使の行く末を案じていた。 <続く>
三年ワープキタ〜
NTR展開、来たか…!
勇気生きてんのか
知世はされちゃったの?
え…このBBAがジュディ?
仕事と結婚相手と住宅を国が用意してくれるとか俺得社会なんですけど
お前らには超絶にきつくて給料安い仕事にデブでばばあの嫁さんに4畳半1間トイレシャワー共用の汚いアパート暮らしを強要されるよ
勇気、ちゃんと元のいい子に戻るのか心配になってきたな…さすがにこのまま最終回を迎えるって事は無いと思うが。
ところで今雪藤達って何歳だっけ?
雪藤23、ジュディ22?、牙は…30くらい?
(初登場時が詐称でなければ18→関東崩壊後2年→3年後)
>>516-517 考えようによっては少なくとも仕事や家、伴侶に困る事はなさそうだ。
国が強制的じゃなくて希望者のみにすれば支持率は上がりそうだが
>>518 >そう、お前の21年間の過去を、お前自身を全て消し去ってやるぜ〜!!(
>>418)
プラス3年だから雪藤は24かな。
ジュディは初登場時16だからプラス2年と3年で21。
・・・それにしちゃ老けてるけど、こんな社会じゃ苦労するだろうしな・・・。
今こそ大災害を生き延びていた記者の露口正義再登場の時よな〜〜
毎朝新聞はあるんだよな
正義はまだいるかどうか
新聞は全部政府の機関紙扱いで全部検閲されてるだろう
524 :
黒い粗筋 1/5:2013/07/29(月) NY:AN:NY.AN ID:Zc+4OQEp
<ACT,160 悪の教育の巻>
旅を続ける牙とジュディだが、ふと歩みを止めて振り返る。
「どこまでついてくる気だ…おれ達に用でもあるのか…?」
そう、彼らの後を黒い天使の運命に興味を持った運命がずっとついてきていたのだ。
「お前が何者か知らんが、おれ達に関わってると自分の周りにも火の粉が飛ぶぞ」
だが、あくまでも運命は傍観者として見物するという。
「自然の流れには逆らわない事にしてるんでね」
「勝手にしろ!」
しばらく進むと、路上に野次馬がたむろしていた。
その先を見ると、どうした事か路上に国家保安局員が倒れていた。
牙とジュディは気付く。局員のこの殺し方は…雪藤と同じ! もしかして雪藤がこの町に!?
「誰がやってくれたかしらねぇが、胸がす〜っとするぜ!」
「ああ、おれ達をがんじがらめにする政府の犬は死ねばいいんだ!」
野次馬の男達がそう口走ると、突如背後から大声がした!
『なんて事を言うんですか、あなた達は! 今の言葉は聞き捨てできませんよ!』
声の主は小学生の男の子2人だった。
「国家保安局の人は国民を管理する立派な人達なんですよ! それを死ねばいいだなんて」
「な なにぃ〜! 深い事情も知らないくせに生意気な…」
直後、他の保安局員達現場に駆け付け、仲間が殺られた事に怒りを覚える。
するとさっきの少年が保安局員に近づき、男を指差し告げ口する。
「なんだと〜! お前達か、おれ達政府の犬は死ねばいいと言ったのは! 反逆罪で死刑だ!!』
あろう事か、男達は連行されてしまった。
『な なんてガキだ!告げ口しやがって! お前ら一体学校でどんな教育を受けてるんだ〜!』
「フン!いい子達だな、一応学校と名前を聞いておこうか
――集英学園か… どうやらいい先生に教えてもらっているようだな」
それを物陰で見ていた運命は、目の前の男が何かブツブツ文句を言っているのに気付く。
「いい先生だと〜!そんな奴、今の学校にいやしない…
教育なんて… 真の教育なんて、今の世の中にありゃしないんだ〜〜!」
525 :
黒い粗筋 2/5:2013/07/29(月) NY:AN:NY.AN ID:Zc+4OQEp
―集英学園―
朝礼にて発言する校長。
『今、世の中は管理する側とされる側にはっきり二分されている!君達はどっちを選ぶ〜!?』
『ハイ!管理する側です!』
『国家は個人の自由を認めていない!それでも国家に忠誠を誓えるか!?』
『ハイ!誓えます!』
『今の社会に不平不満を持つ事はいい事か、悪い事か!?』
『ハイ!悪い事です!』
『国家の為に自らの命を捧げる事ができるか〜!?』
『ハイ!命を捧げます!』
――そのやり取りを見ていた先程の男…教師は心の中で嘆いていた。
(こんな朝礼を毎日繰り返せば、純真な子供達は完全に洗脳されてしまう…)
そして校門ではその様子を伺っている運命がいた。
―放課後―
「しげる!つよし!」
「あっ、大竹先生」
先程の教師・大竹は昨日告げ口をした生徒を呼ぶ。
「ぼく達今朝凄くいい事したんですよ!」「悪い大人を局員の人に通報して!」
胸を張って誇らしげに応える二人に大竹は驚きを隠せない。
(そうする事がまるで当然のように…)
すると他の教師が大竹に、校長が呼んでいる事を伝えに来た。
―校長室―
『一体どういうつもりだね君は!子供たちに自由だとか平等を吹聴しているそうじゃないか!
我々の目的は国家に忠実な無個性の管理人間をつくる事だ!
自由なんていう考えは必要ない!!』
机を叩き怒鳴り散らす校長、反論する大竹、そしてそれを壁越しに盗み聞きする運命。
「校長…あなたはそれが本当の教育だとお考えですか…?」
526 :
黒い粗筋 3/5:2013/07/29(月) NY:AN:NY.AN ID:Zc+4OQEp
「フン!君と教育論をかわそうなどとは思わんね!
言っとくがな、このわしの思惑一つでお前を反逆罪で死刑にする事だってできるんだぞ!
まったく、お前みたいな人間がよくも教師として配属されたな!
ノイローゼにでもなってるんじゃないのか!?」
「そうかもしれません… もう人を一人殺してますから」
――言うなり、突如大竹はどこからかスポークを抜き校長に襲い掛かった!
「……黒い天使…… 地獄へ落ちろ〜〜〜!! 教育が子供達を殺す事だってあるんだ〜〜!!』
だが、初撃はかわされ校長は人を呼び始めたので大竹は窓を破って逃げ出した!
保安局の車が多数走るのを見て、町にいた牙達はまさか雪藤が、と不安になった。
―建設現場―
逃げ込んだ大竹は、突如横から何者かに肩を掴まれ暗闇に引きずり込まれた。
「なぜ黒い天使と言う名前を知っていた…?」
引きずり込んだのは話を盗み聞きしていた運命だった。
やがて保安局員達も建設現場へやってきた。
「おい、校長 用意はできているか?」
「はい!奴の教え子を何人か…」
班長らしき局員がそう告げると、校長はしげるとつよしを含めた5人の男女を差し出した。
「教育か… 奴に本当の教育がどんなものか教えてやるぜ!
国家の為に自らの命を捧げる事ができるか〜!?』
班長の叫びにしげる達は全員命を捧げると答える。
一方、大竹と運命は何をするつもりだとその様子を伺っていた。
『今この奥に国家反逆罪の男がいる! そいつを捕まえる為にお前達の命が必要だ!
その命を志願して捧げる者は…!?』
生徒達は一瞬不安そうに顔を見合わせるが、結局全員が手を挙げた。
527 :
黒い粗筋 4/5:2013/07/29(月) NY:AN:NY.AN ID:Zc+4OQEp
それを見た班長は邪悪な笑みを浮かべ、少年に拳銃を渡す。
「よぉ〜し! 自分の手で引き金を引くんだ!
――いいか〜! この勇気ある少年はお前を捕まえる為に自分の命を捧げると言っている!
この少年を助けたかったなら出てこ〜〜い!!』
班長の叫びに大竹は呆然となり、出てこないと分かった班長は校長に合図する。
「死んで国家の英雄になりなさい!」
校長は少年にそう囁き―――― 少年は自分のこめかみを撃ちぬいてしまった!
その光景に出て行こうとする大竹、大竹に声をかける運命。
「どうしても行くのか…」
「あ 当たり前だ! …おれなんかの為に…おれみたいな教師の為に、子供達が…」
そして班長は次の志願者に拳銃を渡していた。
『まだ出てこないつもりか〜! 貴様、それでもこの子達の教師か〜〜!!』
少年が指に力を入れた瞬間、ついに大竹は姿を現した!
まさか自分の恩師が反逆者と知らず、生徒達は呆然となる。
「お 大竹先生…!」
「そうだ、奴が反逆者だ 教え子の手で処刑してやるぜ〜〜!!』
班長は少年に拳銃を握らせたまま全弾発砲、大竹はハチの巣になってしまう!
「わ 私は …ただ… お前達にもっと… 自由に…
のびのびと育って… 欲しかっただけ・・・・」
――そう言い残し大竹は息を引き取った。
反逆者を始末した局員達が引き上げようとする時、
牙がロープを使いターザンの要領で班長に襲い掛かり、首筋にスポークを突き刺した!
続いて針付きの鞭が他の局員をなぎ倒し、その光景に校長は恐れおののく。
「だ 誰が…?」
直後、いつの間にか校長の背後にいた牙がチョップで校長の首の骨を叩き折った!
528 :
黒い粗筋 5/5:2013/07/29(月) NY:AN:NY.AN ID:Zc+4OQEp
死屍累々の光景に、残った4人の生徒達はついに泣き出してしまう。
そしてその光景を物陰から見る牙とジュディ、その背後から運命が現れる。
「教育が子供を殺す事だってある…か… 死んだあの教師がそう言っていた…
一つ教えておいてやろう… 今朝死んでいた保安局員をやったのは雪藤じゃない、あの男だ…
だが…一週間前に雪藤らしい男を見たそうだ…
血の付いたスポークを持ち… “黒い天使… 地獄へ落ちろ〜!!”そう呟いていた男をな…
その姿が頭から離れず… 以前から学校に教育指導に来ていた局員を殺す事を思いついたらしい…」
「雪藤が一週間前にこの町に…」
「奴に会える日もそう遠くないな…」
――それだけ言うと、運命はその場から去って行った。 <続く>
牙とジュディがデキてるの知ってて尾けるとはとんだ出歯亀よな〜〜
大竹は良いキャラだった
1回きりで死ぬのは勿体ない
雪藤が仕置き場面を見られるなんて…
ジョディの格好エロいな
ジュディはエアロビでも始めるのか
今回は個人的に連載はじまって以来の気が重い話だ…
子どもにこんなことで死なれちゃ親は泣くに泣けんよ つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚.
親もまるっと洗脳されてれば
ほめるかもしれない
いや、今回だけは校長やら保安局の何が悪いのかさっぱりわからん。
朝礼で言ってる事はどれも正しいし、日教組の残党みたいなアカ教師が処刑されるのは当然だろ。
日教組大嫌いだけど極端な右や左は良くないって事だろ
極端な左がリアルの日教組、極端な右が今回退治されたド外道
前回の仕置きはシルエットが微妙だったが両方とも牙? どっちかは雪藤ってことは。
あの揉み上げは牙だろ
>>537 どっちも左翼だろ
伝統のない国ならいざ知らずこの日本で
陛下をさしおいてぽっと出のテロリストを崇め奉り
国家だの忠誠だの抽象的言辞を弄するのは極左的態度以外のなにものでもない
やっぱり、うかつに黒い天使ごっこをするのは危ないんだな・・・
露口正義もあれ以上深入りしていたらあっさり死んでいたのだろう。
>>540 実際に描くといろいろヤバイから描写されてないだけで
もし勇気がそのやんごとなきお方(&宮○庁)も洗脳済みでニセの系図を作るなり養子縁組するなりして
天○家とつながりを持ってたら充分立派な極右だろ(肩書きも勇気○皇とか○太子勇気様とかだったりしてw)
543 :
黒い粗筋 1/4:2013/07/30(火) NY:AN:NY.AN ID:sYPU7Mqs
<ACT,161 野獣となる!の巻>
冒頭、夜の街を全力で逃げる人物。そしてそれを追う保安局のパトカー。
だが、パトカーで追いかけても人物には追いつけないでいた。
「なんて速さだ…!人間の足じゃねえぜ だが番号拒否者は必ず追い詰めて殺してやる!」
やがてパトカーは謎の人物を袋小路に追い詰め、局員達は一斉に発砲する!
――しかし謎の人物は着弾寸前、一瞬にして消えてしまった!? …いや、上だ!!
その人物は……行方不明だった雪藤だった!
雪藤は流れるような動きで次々と局員を抹殺していく。
「に 人間技じゃねえ… ま まるで… 獣…」
――死体を見下ろす雪藤は、以前と違い無精ひげを生やし、今まで以上に冷酷な目つきをしていた。
そしてそれを物陰で監視する老人がいた。
(この男じゃ… わしが長い間探し求めていたのは…!)
翌朝、現場検証する保安局。
『非常線を張れ〜〜!犯人は番号拒否者だ! 必ず見つけ出して血祭りにあげろ〜〜!!』
その頃雪藤はと言うと…監視していた老人の家にかくまわれていた。
老人は粘土をこね、大きな何かを作りながら雪藤に話しかける。
「心配せんでもええ…わしはあんたを通報したりはせんよ!
大体今の政府に不満を持っとらん国民などいる訳がないんじゃ…
仕事までも国家が勝手に決めつけおって… 彫刻しかないわしに何ができるというんじゃ…
こんな話、あんたに話しても無駄かのう… 今までの過去の記憶を失っとるあんたには…
じゃが、あんな凄まじい殺し方を見せつけられては大体の想像はつくさ
重い十字架を背負っているあんたの過去がな…
だからこそわしの彫刻のモチーフになりうる!
重い十字架を背負って、獣のような体… それでいて悲しみを含んだ目…
かくまっている礼と言う訳ではないが、しばらくはわしのモデルになってもらうぞ」
544 :
黒い粗筋 2/4:2013/07/30(火) NY:AN:NY.AN ID:sYPU7Mqs
局員殺害現場にやってきた牙とジュディ。
一度に四人が首筋を一突きされたという、雪藤の手掛かりを求めてやってきたのだ。
突如何かに気付いた牙はジュディを連れ物陰に隠れる。
すると保安局のパトカーが数台通り過ぎた。
「あっちこっちに非常線が張られているな… だが雪藤の事だ、捕まるはずは…」
ふと見ると、ジュディの様子がおかしい。
足元を見るとハイヒールのヒールが折れ、足をくじいたようだった。
牙はハイヒールを脱がし、足首をマッサージする。
「…牙…ごめんなさい… 私…例え雪藤に会えたとしても…
あなたを選ぶか、雪藤を選ぶか…まだ…」
「当たり前だ、奴ほどの男の事を簡単に忘れられる訳がない 気にするな…」
―商店街―
ご機嫌で買い物をする冒頭の老人。
だが、店員やご近所さんはいつも偏屈な老人がご機嫌で大量の買い物をするのに不審に思っていた。
老人が家へ戻ると、2階の窓から外を見ている雪藤の姿を見て慌てて駆け寄る。
「何をしておる!地下室から出るなと言っておいたはずじゃろ!
誰かに見られでもしたらどうする気じゃ!」
――だが、運悪くすでに目撃者が出ていた。商店街で店員の話を聞き尾行していた男だ。
(妙だな…あのじいさん、一人暮らしだと聞いたぜ
こいつはひょっとしたら金になるかもしれねえな!)
―国家保安局―
目撃者の男は保安局員に密告していた。
「それよりそれを通報した者には賞金が出るというのは本当でしょうね!」
その時、一代の高級車が停車、召使がドアを開ける。
それを隠れ見ていた牙は降りてきた人物を見て激しく驚愕する!
545 :
黒い粗筋 3/4:2013/07/30(火) NY:AN:NY.AN ID:sYPU7Mqs
密告者の情報を聞いていた局員は、その人物が姿を現すなり姿勢を正す。
『あ あなたは…!!』
現れた人物は―――― 新政府最高顧問巻の地位に就いた、神零士だった!!
―墓地―
霊士が生きていた事をジュディに報告する牙。
「保安局の前を見張っていれば、何か動きが掴めると思っていたんだが…
まさか奴が乗り込んでくるとは… 霊士の奴も雪藤の匂いを嗅ぎつけたらしい…」
―老人の自宅―
上半身裸になりうずくまる雪藤、雪藤の体を見ながら彫刻を作る老人。
「胸に焼きついた十字架か… どうやらあんたの生き方は宿命的なものらしいな…
ま、その十字架がどうやって焼きついたか…それさえも覚えていまいがの…」
――その時突如雪藤の目つきが険しくなり、ゆらりと立ち上がった!?
「なぜここを教えた…」
「何をバカな事を…誰もあんたを密告したりはせん!急にどうしたというんじゃ…!?」
すると上からけたたましくドアを叩く音がした。
局員はドアを蹴破ると強引に老人の家へ上り込むと老人の胸ぐらをつかんで締め上げる。
『じじい、男をかくまっているはずだ!どこにいる!?』
一方、雪藤は服を着るとまるで忍者のような身軽な動きで屋根から屋根へと逃げ出した。
逃げる中、何かの気配を感じた雪藤は足を止めた。その視線の先には人影が…。
「フフ…やはりお前だったか、雪藤… いや黒い天使!」
現れたのは霊士だった。しかし記憶のない雪藤はそれが自分の名なのかと困惑する。
「三年…どこをどう逃げ回ったか知らないが、もうどんなに抵抗しても無駄よ!
今の社会体制が90%以上確立できた後ではな! いさぎよくこの場で散れ〜!」
事情は呑み込めないが、雪藤にはただ一つ分かった事がある。こいつも…敵だ!
雪藤は襲い掛かるが、霊士はその動きを三年前と変わっていないと見切っていた。
雪藤のスポークをあっさりとかわすと、虚空から剣を取り出し雪藤へと投げつける!
『死ね〜〜!!』
546 :
黒い粗筋 4/4:2013/07/30(火) NY:AN:NY.AN ID:sYPU7Mqs
霊士といきなり記憶喪失雪藤が対面したのか?
展開はやいなあ。
やっと雪藤キタと思ったら記憶喪失か
何してたのかな
どちらかというと三年前から進歩してないのは霊士のほうという気がしないでもない。
この角度で剣が来てたら噛む必要無くね?
れいじ、咥えられた剣を回転させるくらいの芸はやってくれんと困る
ジュディ貧弱になったな・・・
足をくじくとは
「なぜ、ここを教えた・・・」
いや、お前のせいでばれたんだが
雪藤ビリビリ使いすぎるとおじいちゃんになっちゃうよ
運命が相変わらず謎だ
何となくだけど、松田さんの親父じゃないだろうか?
雪藤と認識したうえで(しかも獣になってるの知らないで)ただの剣をただ飛ばすって…
3年前のままだとしても初手から絶対炎度かましていいくらいの強敵だと思うんだが
失礼、極限炎度だった
念写ロウ呪殺で動けないままいたぶるのが霊士だろうになあ
これからだぜ〜じわじわいたぶるのは
霊士も3年も遊んでたせいで弱くなったんだろうな
この展開の速さからして来週にはスポークを脳内に突っ込まれててもおかしくない
ジュディも弱さに磨きがかかってる…
勇気は爺さんになってから3年で
もっと老けてるかも
>廃屋にて一心不乱にピアノを弾く運命。 ジャジャジャジャ――――ン♪
あんたフランツ・リストの編曲版演奏してるだろ
19世紀はオーケストラ集め演奏旅行出来なかった苦肉の策だぞ
代表作のピアノソナタじゃ聴かせる技量が無い証拠
運命「運命弾くお(ジャジャジャジャーン
笑いどころ?
運命の正体は亜空逆回時で中途半端に若返った白天使の老師。
566 :
【大凶】 :2013/08/01(木) NY:AN:NY.AN ID:???
運命はなぜイケメンに描かれなかったのか
新政府最高顧問・・・・・・って霊士の肩書きが初登場時と全然変わってないぞ
勇気が
>>542みたいな設定で皇帝もしくは天○で霊士を総理大臣くらいにしてもよかったのではないか?
運命って勇気の本当の父親ってことはないの?
老師と勇気の間が、あのあっさり殺された善良だけがとりえのような父親って怪しいんだが。
実は運命と勇気は血がつながってるんだが、何かの事情で運命は勇気を育てられずあの父親に託してたとか。
>>565 歳のほどや強い超能力を持ってるっぽいことを考えると老師の息子か?
>>566 イケメンではないが個性的な顔立ちだね。髪型とか口元とか。
隠し子かも
>>568 勇気は老師の孫ではなく弟の孫だぞ
勇気のじいちゃんには子供が何人いたかとか語られてないからそっちは有りうるな
ただ勇気は「これは俺とじじい(老師)の戦い」ということを主張してたから老師の直系であってほしいな〜
切人と血の繋がりがあるのかものう〜
そういや切人すっかり忘れ去られたな。
今の事態とは全く無関係と考えていいのだろうか?
切人=鷹沢神父は霊能力でこっちは超能力だしな。
一応切り離して考えていいんじゃないの。
ただ霊能力と超能力の線別がよくわからんのだが。
マドウサなんて超能力で霊を召喚してたし、基本的に超能力も霊能力も同じなのでは。
切人→予知能力
卑弥子→予知+蛾
卑弥子の子供は出てこないか
卑弥子の霊でも呼び出して霊士さん100倍化してあげないと
そろそろ霊士さんも牙さんポジになっちゃうよ
霊士は勇気の力を得てから何か新しい能力は身に付いたんだろうか。
あれ?牙さんて今100倍なしの普通人?
ジュディ共々瞬殺されてもおかしくないな
霊士従うフリして寝首取る機会虎視眈々と狙ってると思っていた
零士がラスボス的オーラを発していたあの頃・・・・
>>579 ドジを踏んで勇気に処分されてもすぐ復活できる能力とかじゃね?
でもゴムボートに乗って犬のように健気にご主人様探す霊士さんにキュンとしただろ?
勇気大人顔負けの頭脳でも精神年齢歳相応
こればっかしは経験が必要
霊士は素で勇気より少し強かったんだから力を与えたら勇気を遥かに超えてしまうんじゃないか?
霊士には服従心だけで能力は与えていないと予想
>>584 救助されても全く感謝しそうにないが。 >勇気
>>580 松田抜けても大丈夫なぐらいレベルアップしたことになってるからおk
ジュディのレベルもアップされてるの?
人質要員の質が上がるね
むしろ弱体化してる。ただでさえ役立たずなのに。
妖姫より弱いもんなジュディ
妖姫は不思議な感じした
浮いてるみたいに足に剣はさんで
脳天からズズ〜ッ
あんなBBAになっちゃってるし、人質としての価値も無いよな
今のジュディがウリウリされても多分1ミリも反応しない
警官がパニくってる隙付き倒してもなあ
役に立たないどころか足手まといになり、さらに主人公にNTRを二度も体験させるという、
Wジャンプどころか少年漫画史上類を見ない駄目ヒロイン(笑)
NTR?なんだそれは?
お盆明けまで休載か残念
風剣は元カノ有りで付き合いが短かったから何もなかったがあれ以上一緒に居たら危なかったかもな。
風剣もジュディの餌食に…あると思います
勇気なんて一番ヤりたいお年ごろじゃない?
勇気籠絡してジュディラスボスもありだな
勇気は老化してもう枯れました。
頂点に立つのは常に一人
→究極の存在なら子孫残す必要ない
→結論:不○(暴論)
そういや、老師も子供いなかったなあ。
604 :
黒い粗筋 1/3:2013/08/08(木) NY:AN:NY.AN ID:Wqn98sLK
<ACT,162 別の雪藤!?の巻>
雪藤の電撃波を受けもだえ苦しむ霊士。
(た 耐えろ… このまま奴に…電撃波を浴びせ続けさせろ…
そ そうすれば あの時の勇気様のように…
超能力の使い過ぎで体力が限界点に達するはず! そうなればこっちのものだ…)
…そして霊士の狙い通り、次第に雪藤の頬がこけよろめき始めた。
するとどこからともなく石が投げつけられ、雪藤が持っていた剣を弾き飛ばした。
『逃げろ雪藤〜〜!!』
どこからか聞こえてきた声に逃げる雪藤。
霊士が立ち上がった時にはもう雪藤の姿は無かった。
「一体誰が石を… そ それにしてもあの雪藤…三年前とはまるで別人のようだった…
人間と言うよりは… 野獣…!」
――ひたすら当てもなく逃げ続ける雪藤は、ついに力尽き倒れてしまう。
…そんな雪藤を助け起こしたのは運命だった。
(なぜあれ程までに電撃波を使った…!?
超能力の使い過ぎは一時的とはいえ、体力を老化させる事は勇気の例でわかっていたはず…
それなのになぜ…?)
老人の家に集まるパトカー、物陰から様子を伺う牙。
(あの家に雪藤がかくまわれていたのか、…それとも別人か…)
そこへ霊士がやってきた事に牙は驚いた。
605 :
黒い粗筋 2/3:2013/08/08(木) NY:AN:NY.AN ID:Wqn98sLK
そして地下室では老人が局員により拷問を受けていた。
あくまでも老人は知らないと白を切るが、現にモデルにした彫刻がある。
『この彫刻のモデルは誰だー!? 国家の指定した仕事もせずにこんな物を作りおって〜〜!』
『や やめろー!お前達にわしの芸術がわかってたまるか〜〜!』
「芸術だと〜〜? そんなものが国家の役に立つか〜〜!!』
局員が彫刻を壊そうとした時―――― 霊士が局員の腕をつかんで止めた。
「待て! …これが雪藤…か…
この彫刻はまだ未完成だな… 完成させる時間をやってもいいぞ」
「ほ 本当ですか…!?」
一方、トンネル内で目覚めた雪藤は、そばにいた運命に警戒し飛びのいた。
「石を投げたのはお前か…なぜおれを…」
雪藤はスポークを抜くが、先程この男が自分の事を「雪藤」と呼んだ事を思い出す。
『おれの事を知っているのか…!? 教えてくれ!おれは誰なんだ…!?』
その言葉に運命は雪藤が記憶喪失になっている事を知った。
(今までの記憶を失い、訳のわからぬまま追ってくる敵と戦ってきた…
その結果がこの男を手負いの獣のように変えたというのか…)
同時刻、老人は彫刻を外に出し、霊士をモデルに彫刻作成を続けていた。
「どうした、地下室でなければ掘れないとでも言うのか…」
「あ あなたがモデルでは、この彫刻は完成できない…」
「ほ〜〜ぅ、この私では役不足か… 安心しろ…あの男は必ず帰ってくる…
かくまってくれた恩人をこのまま見捨てるような奴ではない! 黒い天使ならな!」
霊士は彫刻家をエサに、雪藤が戻ってくるのを待っていたのだ。
…そして物陰から見ていた牙は、彫刻の顔を見てあれが雪藤だと知った。
606 :
黒い粗筋 3/3:2013/08/08(木) NY:AN:NY.AN ID:Wqn98sLK
―トンネル内―
「何ぃ〜!? このおれにもう一度あの家へ帰れと言うのか…」
「そうだ…自分の過去は自分で取り返す以外にない!お前の胸の傷を見てみろ!」
言われるままシャツを脱ぐと、胸の十字架から血が流れていた。
「お前の記憶は黒い天使である事を忘れても、お前の体が覚えている…宿命よな…」
場面は牙へと戻り、ふと牙が振り向くと、鞭を持ったジュディが足を引きずりながらやってきた。
牙は慌てて駆け寄り、今のお前は足手まといだと言うと…
「ち 違うのよ… 私の胸の十字架から血が… それであなたに何かあったのかと思って…」
――直後、周囲に無数の銃声が轟いた!
『奴だ! あの男が現れた〜〜!!』
それは雪藤が戻ってきたという証拠だった。
「これでもう彫刻を完成する時間がなくなったな…」
…言うなり霊士は剣で老人の首を切り裂いた!
その様子を見ていた雪藤は怒り狂い、雄たけびをあげながら局員達へと襲い掛かる!
しかし野獣となった雪藤に銃弾は全く当たらず、雪藤は瞬く間に局員を始末してゆく!
(馬鹿な…!? これが人間の動きだというのか!?)
その様子に顔色を変える霊士、雪藤の姿を見て飛び出す牙とジュディ。
牙もジュディも局員達を次々と始末してゆくが…その変貌ぶりに驚いていた。
「これだけの人数を数秒間で…」
局員を全滅させた雪藤は、憎悪の目つきで霊士を睨む。
「1対3…か…」
霊士はおもむろに両手を出すと、そこから無数のハトが飛び出し、霊士は閃光となって消えた。
牙とジュディは恐る恐る雪藤に声をかけるが、雪藤は2人に見向きもせずに老人の亡骸へ近づいた。
老人の亡骸を抱き起すと、完成途中だった彫像を見つめる。
『雪藤!…おれ達の事がわからないのか…!?』
「ゆ…きとう… 違う… 三年前の雪藤じゃない…」
亡骸を抱えその場から立ち去る雪藤、そんな雪藤は2人はただ黙って見つめていた。
<続く>
ハトって手品師かよ!
>今のお前は足手まとい
ジュディはいつも足手ま…ゲフンゲフン
雪藤は自分が黒天使だと覚えてないのに、大竹先生はどうやってブラックエンジェルという名前を知ったんだ。
潜在意識に刷り込まれてるから
無意識につぶやいてたんだと思う
牙「雪藤!…おれ達の事がわからないのか…!?」
雪藤「浮気者と寝取り男の事なぞ知らんな」
じいさんの死体を大事そうに抱えているあたり
完全に野獣と化したって感じはしないな
あと、なんとなくだけど雪藤って今の牙とジュディの関係にショックを受けるほど
ジュディに対して恋愛感情は無い気がする
牙「雪藤!…おれ達の事がわからないのか…!?
(やった〜これでジュディは俺のもん)
牙とジュディも番号拒否者なの確実だよな
食料購入する資金どうしてるんだ
運命は良いサポートキャラだな
十字架のない水鵬ポジションですかね
風剣たちやおじいちゃんのようにコロッとやられるかとも思ったがけっこう長生きだな。
どこか謎めいて正体が知れないので秘密が明かされるまではまだ死にそうにない。
618 :
黒い粗筋 1/3:2013/08/09(金) NY:AN:NY.AN ID:ZaX5vvF8
<ACT,163 鉄の絆の巻>
冒頭、墓地にて牙とジュディから自分の素性を聞く雪藤。
「雪藤… 雪藤洋士…?それがおれの名か…」
改めて記憶喪失だと思い知る牙とジュディ。
雪藤は竜牙会との戦い、白い天使との戦い…それどころか、かつての仲間達の事も完全に忘れていた。
「…わからない…何もかも…」
首を振る雪藤にしっかりしてと抱き着くジュディ。
「無駄だ…その男の体は黒い天使である事を覚えていても… 心は獣!人間のそれではない…」
木陰にたたずむ運命がそう言った。
「獣だと〜?」
「ああ… お前達も見たはずだ… その男が人を殺す姿を… 血に飢えた獣のような目を…
だがその方がかえってお前達二人には都合がよかったかな… 下手な三角関係に悩まずに済む…」
するとカチンと来た牙は運命に殴り掛かるが、あっさり避けられる。
「おっと! 痛い所を突かれて頭に来たか…」
「貴様〜!」
…ともかく、ジュディは雪藤に記憶を取り戻すために一緒にいてと懇願するのだった。
―首相官邸―
その中に佇む霊士、扉を開けて入ってくる国家保安局局長。
「霊士様、あなたらしくもない失敗をなさいましたな…二度までも黒い天使を取り逃がすとは…
勇気様の片腕として、新政府の土台を築かれてきた功績は誰もが認める所…
しかしその功労者として、あのお方が二度までの失敗をお許しになるかどうか」
「勇気様はなんと…?」
「さあ… あのお方のお考えは、私などにはとても…」
――直後、突如辺りが暗闇に包まれた。
『勇気様…!!』
なんと暗闇に巨大な勇気の目が浮かび上がり、二人は素早く跪いた。
「霊士!なぜおめおめと舞い戻ってきた…?」
…しかし、霊士は何も答えず、獣のような雪藤の姿を思い浮かべる。
619 :
黒い粗筋 2/3:2013/08/09(金) NY:AN:NY.AN ID:ZaX5vvF8
すると勇気はその考えを読み取ったかのように、雪藤の変貌ぶりを知った。
「ならばなぜお前も獣にならん!?
黒い天使を殺す…!ただその事のみに執念を燃やす獣のような殺し屋になぜならん…!?
新しい社会体制を築いたと言っても、まだ90%… 残り10%は未完のままでいる…
その10%の中に黒い天使抹殺も含まれる…
90%の状態で満足し、命を投げ出す事に恐れをなしたか霊士!」
「いえ…そんな事は…」
「はたしてそうかな…お前の横を見てみろ!」
言われるまま霊士は横を見ると、局長の姿が目にくまのある少年へとすり替わっていた!
「その少年は黒い天使抹殺の為にこのおれが選び出した殺し屋!
人を殺す事も、また己が殺される事も恐れぬ…
人間が持つ恐れという感情を持たぬ、まさに獣…!」
勇気は試しに霊士にこの少年と戦ってみろと命じる。
「霊士様よろしく! あなた様ができるとおっしゃるなら、この場で私を殺して下さい!」
少年は一礼すると、霊士は全力の極限炎度をぶつける!
…だが、炎はどうした事か少年の体に燃え移らなかった。
「無駄ですよ!霊士様…私の心は氷!その心に体が支配されていますから!」
この少年、体を絶対零度に凍結できるようだ。まさに心頭滅却すれば火もまた涼し!
ならばと次に霊士が手にしたのは…ロウ人形!
「念写ロウ呪殺! どうだ、この技からは逃れようがあるまい」
――今度は少年の右腕がロウ人形のように動き、ついには少年の右腕はもがれてしまった!
だが少年は苦痛に顔をゆがめる事も無く、大出血を霊士に浴びせた。
「とうとう私の体から血を流しましたね、霊士様…」
…どうした事か、血を浴びた霊士の体が痺れ始めた。
「血… 血に毒が… 毒が混ざっているとでも…いうのか…」
「そう…毒が混ざっているというよりは、私の血そのものが毒なんですよ!」
少年は自分の過去を語り始める。赤ん坊の時から乳の代わりに毒を飲まされてきた事。
吐いても吐いても毎日少しずつ毒を与え続けられ、ついには骨・肉・血全てが毒で構成された。
620 :
黒い粗筋 3/3:2013/08/09(金) NY:AN:NY.AN ID:ZaX5vvF8
「ですから私の血を体に浴びれば、体が痺れ…血を飲めば死ぬ!
…私は赤ん坊の時から人を殺す為に作られた殺人機械なんですよ!
でもね、たった一つ失敗がありました
…この右腕だけはどうしても毒と仲良くなる事ができませんでした
毒の為に壊死したんです、だから切り落としました… ですからこれは義手なんです…!
霊士様に引きちぎられても、あまり痛くはありませんでしたよ…」
――ふと霊士は気付く。義手をつける少年の背後に3人の人影がある事を。
ここで勇気はなぜ黒い天使が今まで生き延びているかを霊士に教える。
白い天使は確かに強かったが、その敗因は…黒い天使の「絆」だった。
「だがこの幽魔は今までとは違う!奴らに勝る鉄の絆を持っている!
後ろに見える三つの影… この世で一番強い、血の絆で結ばれた家族と言う仲間をな!
霊士!返答次第では命を助けてやってもよい…
黒い天使抹殺の為、獣になると誓うか!?」
「ち… 誓います…!」
同時刻、墓場では… 雪藤はジュディ達と行動を共にしないと言っていた。
「それほど血塗られた過去なら思い出したくもない!
おれはおれで一人で生きていく… お前達もそうする事だ!」
『ま 待て雪藤!黒い天使… 胸の十字架を捨てるというのか…!?』
「おれには関係のない事だ…」
それを見ていた運命は、宿命から逃げ切れるものかと思っていた。
…ふと、雪藤は身体を貫くような異様な霊気を感じ取り足を止めた。
(敵が…! 新たな敵がこのおれを襲ってくるというのか…!?) <続く>
運命が傍観者やめてBA入りあるかな
新キャラキタ〜けど…先生イケメン不足です
体温下がった人間は死ぬし無理がある
この幽魔くん、目を見るに勇気の影響を受けてるのかな?
あと少年と言ったが、勇気よりは年上だろ?
家族か…
お父さんとお母さんとお姉ちゃんかな?
美形おねいちゃんでおながいします
新キャラの引き立て役とは・・・ もはや霊士も堕ちるところまで堕ちたか。
この少年は余裕ぶってるけど霊士が油断せずに首を引きちぎってたら死んでたよな・・・
ていうかロウ呪殺使ってたらBA簡単に全滅してるよね?
白い天使は権勢欲で集まった連中だから絆なんてないよなあ・・・
一発でやっつけなかったのが敗因だ
BAも牙さんがジュディに懸想したせいで
星がバラバラで絆なんかあるかな〜
ちぎった腕がたまたま義手だったからあまり痛くないとは運が悪すぎる
首はもちろん、左腕や足でも勝負は決まっていただろうに
まだ油断していたのか殺すことはないと思ったのか・・・
一応は味方だからね幽魔くん
魔導沙の時も視力を奪うに留めたし、何だかんだ言っても霊士は味方には甘い
今の霊士は運が悪い流れになってるから『たまたま』義手を攻撃しちゃったように思える。
例えるならロシアンルーレットやったら一発で死ぬようなもの。
>>626 幽魔は目のクマを気にしなければ、なかなかかわいい男の娘だし、それはあるかも
男の・・・むすめ・・・?
イケメンだとか男の娘とか、お前ら変な造語作るなよ
勇気が邪悪化した時全員のロウ人形作ったよね
一度しか使えない技なんじゃね
なるほど〜!
あれ?雪藤、金貨どうした?
霊士がどんどん雑魚化していってるな。
初登場時の大物ぶりも今じゃかなり昔なんだな
643 :
黒い粗筋 1/3:2013/08/10(土) NY:AN:NY.AN ID:zJcXe3We
<ACT,164 影との戦い!!の巻>
冒頭、街中を歩む雪藤は不意に足を止める。
「いつまでついてくる気だ…おれには過去は必要ないと言ったはずだ…!
これ以上おれの後をつけまわすなら、敵と変わらん… ただではすまんぞ!」
しかし雪藤の脅しに屈する事無く、牙とジュディはその場から動かなかった。
直後、国家保安局が爆発し、爆発音を聞いたジュディと牙は振り返る。
『な なんだ!?今の爆発音は!』
だがその一瞬を突き、雪藤の姿は掻き消えてしまった。
保安局から傷だらけで出てくる局員達、それを見て不敵な笑みを浮かべ逃げる反政府のゲリラ。
ゲリラを探す為にパトカーが街を走り回り、牙達は身を隠し身動きが取れなくなってしまった。
…ふと牙が視線を向けた先は… マンホール!
下水道を進む牙とジュディ。
「それにしても、雪藤の奴一体どこに…?」
直後、曲がり角からいきなり何者かがナイフを突きだしてきた!
『死ね!政府の犬め〜〜!!』
咄嗟にバッグでナイフを防ぎ、政府の人間じゃないと否定するが聞き入れてもらえない。
『違うと言ってるだろうが〜〜!』
すると銃弾が牙の顔をかすめ、ゲリラのリーダーが姿を現した。
『お お前は……!?』
――牙とジュディは、リーダーの顔を見て激しく驚愕した!
爆破された保安局にやってきた霊士と幽魔。
霊士は幽魔にゲリラをどうするかと聞くと、幽魔は面白そうに皆殺しにすると答えた。
「黒い天使抹殺の予行演習… すでに手は打ってありますよ、霊士様!」
――そしてその頭上では、ビルの屋上から様子を伺う雪藤の姿があった。
644 :
黒い粗筋 2/3:2013/08/10(土) NY:AN:NY.AN ID:zJcXe3We
―ゲリラの隠れ家―
「飛鳥…? …その黒い天使?飛鳥と言う男におれがそっくりだというのか…」
「ああ… 顔かたちだけじゃない、声まで…」
ゲリラのリーダーは以外にも死んだはずの飛鳥とそっくりだったのだ!
するとリーダーは部下にロープをほどいてやれと命じた。
「政府の犬かもしれねえ!だが違うかもしれねえ…
ただの一般人を暴力で押さえつけたとしたら、おれ達も政府の人間と同じになっちまうぜ…
だがまだ疑うが晴れた訳じゃねえ!妙なマネすると…」
すると小さく壁を叩く音がした。 これは合図のノックだ。
「おい、開けてやれ!」
部下は隠し扉を開けると、仲間が入ってきた。
保安局を爆破した事を告げるゲリラだったが、不意に牙が険しい表情で見つめる。
「何だ、その影は!?」
――見ると、今入ってきたゲリラの影が…しゃべった!?
「グフフ… 下水道の横にこんな隠れ家があったとはな〜!」
リーダーが発砲すると、なんと影から血が流れたではないか!
「このおれから、幽鬼様から血を流したな〜!
それがお前達全員の命を奪う事になるとも知らずにな〜! 血気毒流殺!!』
影から流れ出た血は霧となり、室内にいたゲリラ達の体が痺れ始める。
リーダーは吸うなと叫ぶが、ここは密室、逃げ場は無い!
やむを得ず牙は天井を破ろうと蹴りあげるがビクともしない。
(だめか…!)
しかし諦めず何度も蹴り続けるとやがてヒビが入る。
牙はバッグからジュディの鞭を取り出すと、渾身の蹴りでついに天井を破壊、路上へと飛び出した!
まずはジュディを引き上げ、続いてリーダーも引き上げるが体力的にこれが限界だった。
――その時牙は気付いた。リーダーの胸にも…十字架の傷がある事に。
「人助けも楽じゃないですね!黒い天使さん!」
…背後を振り返ると、そこには幽魔がいた。
645 :
黒い粗筋 3/3:2013/08/10(土) NY:AN:NY.AN ID:zJcXe3We
その頃、雪藤は住宅街をひた走っていた。
(敵が来る…! おれを襲いに敵が…!)
その時、頭上に月が出てくると、どうした事か足が地面に張り付いて動かなくなってしまった!
「影写地面縛! お前の影はもらった〜!」
突如影がしゃべったかと思うと、影からムクムクと人間が現れた。
雪藤は影にスポークを突き刺すと… 返り血が雪藤の目に入ってしまった!
<続く>
霊士「3対1か」とか言ってハトでごまかし
逃げ帰り勇気に叱られる…ワロタ…
647 :
10人に一人はカルトか外国人:2013/08/10(土) NY:AN:NY.AN ID:d9E4s2LC
★マインドコントロールの手法★
・沢山の人が偏った意見を一貫して支持する
偏った意見でも、集団の中でその意見が信じられていれば、自分の考え方は間違っているのか、等と思わせる手法
・不利な質問をさせなくしたり、不利な質問には答えない、スルーする
誰にも質問や反論をさせないことにより、誰もが皆、疑いなど無いんだと信じ込ませる手法
↑マスコミや、カルトのネット工作員がやっていること
TVなどが、偏った思想や考え方に染まっているフリや常識が通じないフリをする人間をよく出演させるのは、
カルトよりキチガイに見える人たちを作ることで批判の矛先をカルトから逸らすことが目的。
リアルでもネットでも、偽装左翼は自分たちの主張に理がないことをわかっているのでまともに議論をしようとしないのが特徴。
えっ飛鳥じゃないの!?
幽魔くん、仮にも勝ったのに霊士に様付け
雪藤みたいに記憶を失った飛鳥?
幽魔・幽鬼ときたから、後2人も幽○なんだろうな
しかし幽鬼って、読みは勇気と被るな
読み被るのは紛らわしいからやめて欲しいな
勇気の気は鬼になった あるで
薔薇鬼もそうだけど作者駄洒落好きなの
リーダーが飛鳥に似てる事は突っ込むのに、風剣が魔木に似てる事はスルーですか
モブキャラはスターシステムです
アマゾネス編で充分ネタにしたので
アマゾネスがいくら強くても暴走族と同じレベルのセンスしか持っていない
BAの新キャラきたか。
BAで戦力になるのは、1期:雪籐、松田、水鵬 で2期:雪籐、牙、飛鳥
と3名ずつだったから補充は必要ですなあ。
>>650 士官学校出の無能な小隊指揮官相手に、有能な兵士が敬称使うのと同じようなものかと。
>>650 やっぱ上手いこと異次元から抜け出せた飛鳥かな
そうでなきゃわざわざ顔とか声まで一緒にした意味がわからん
おまけに十字架もついてるし
黄金剣の方の飛鳥さんも普通に鏡から出てきたしね
663 :
土建屋:2013/08/11(日) NY:AN:NY.AN ID:???
飛鳥の双子の兄弟ちゃうの? 名前は智弥氣(チャゲ)とか
BAの世界にそぐわないな。
口にするたびに笑えてしまうw
飛鳥が人気あると踏んでそっくりさんを持ってきたのかな?
それとも飛鳥本人か?まああんな退場じゃ納得はいかないしなあ
牙はすごいんだかそうでもないんだかよくわからんな
天井を蹴り破る程の体力があるのに2人しか引き上げられないって
天井を蹴り破るのにほぼ全力を尽くしたからこそ2人しか引き上げられなかったんじゃないの?
この偽飛鳥もどうせ数話後にはあぼーんしてる予感
幽なんとかと飛鳥の亡霊の力を借りて相討ちとかで
読者の声反映させろと編集長から命令されたのか
671 :
黒い粗筋 1/2:2013/08/11(日) NY:AN:NY.AN ID:P49gOoJo
<ACT,165 絆の戦いの巻>
冒頭、返り血を左目に浴びてしまった雪藤。
「クックク… これでもうお前の左目は見えねえ!」
――確かに血が接着剤のように張り付き、雪藤は左目を開ける事ができなかった。
「こんな事が…!?」
雪藤は左手を振り上げると、今度は左手までもが動かなくなってしまった。
「影写地面縛とは、ただお前の足を地面に張り付けるだけじゃねえ!
おれの体が影から実体になるにつれ、お前の体自体をも動けなく縛っていく…
つまり… おれの首から上が実体になれば、お前のその部分が自由を失うって訳よ〜!」
影は左手だけでなくついに全身を実体化し、プロレスラーの様なメイクをした男が正体を現した。
「これで完璧よ!お前は指先一つさえも自由に動かす事はできねえ!」
確かに雪藤は完全に動きを封じられていた。
男は雪藤の首をはねようと、虚空から剣を取り出し振りかぶった!
「クックク 死ね〜!黒い天使!」
一方、場面は牙へと戻る。
地下室から飛び出してきた、こちらもレスラーのような正体を現した幽鬼。
『お前達は…勇気の手下か…!』
「私達の事を詮索するより、自分達の命を心配する事ですね! 兄さん、下のゲリラ達は…?」
「聞くまでもねえぜ!全員毒死よ!」
その言葉にリーダーは怒りに身を震わせた。
「今度はあなた達の番ですよ! 兄さん!!」
幽魔と幽魔は大ジャンプすると、それぞれ自分の手首をナイフで切り、咬みちぎり傷つける。
その傷口を当て、傷口を中心に空中で猛回転し始める…。
『二点毒流雨!!』
霧のような血の雨を牙達に降らし、血にまみれた牙達の体が痺れて身動き取れなくなる。
672 :
黒い粗筋 2/2:2013/08/11(日) NY:AN:NY.AN ID:P49gOoJo
「私達姉弟の血はね、交われば交わるほど濃くなるんですよ!
…それがどういう意味かわかりますか? 血の中の毒もまた濃くなるという事なんですよ!
ですからね、その交わった血を浴びるだけでも命取りになってしまう!
人間の細胞や神経が破壊されてね!」
「つまりお前達の命はあと数秒間でおしまいって訳よ!」
――その時、牙達3人の胸の十字架が輝きだした!
同時刻、雪藤は―― スポークからの電撃波でかろうじて危機を脱していた。
『な なんだこの電撃は〜〜!? グヘヘ…だがこんなもんじゃ、この幽岩様は倒せやしねえぜ!』
雪藤の胸の十字架もまた輝きだしたかと思うと、雷が黒い天使へと落ちた!
その衝撃で牙達の全身の毒雨が弾き飛ばされ、雪藤の左目も開いた。
同時に雪藤の体も自由になり、雪藤はその場から逃げ出した。
「い 今の雷は一体…」
そして牙達の素へ1台の車が向かってくる。
「い 妹のランドクルーザーだ!!」
『早く後ろに乗って〜〜!!』
リーダーの妹の合図に、牙達は一斉に車に乗り込み一時撤退した。
「あの女も仲間か… それにしても今の雷は… 奴らが呼んだとでも言うのか…」
その様子を物陰から監視していた霊士。
「見たか幽姫、あれが黒い天使の絆だ…
胸の十字架の絆が今まで何度奇跡を起こし、奴らの命を救った事か…」
「御心配は無用に願いましょうか!
我ら家族の血の絆の方が勝っている事を、必ずや証明してご覧にいれましょう!」
――霊士の影から出てきた女性はそう言って高笑いを上げるのだった。 <続く>
すごく…ウォリアーズです…
人間の身体は血液が1/3失うと絶命するぞ
こいつらそれ位流血してるんだが作者分かってるの
麻痺してるから平気
幽魔の兄貴たち、いくら何でもロードウォリアーズそのまんますぎるな。手抜きか?
もう少しアレンジしなくていいのか。
お兄ちゃんの方はまだしも、チビッ子幽魔は血が無くなっちまうわな。
幽姫はお母さん?お姉ちゃん?
姫なんだからお姉ちゃんって言いたいとこだけど
あの外見の時点で正直どうでもいい
アンドレ・ザ・ジャイアントがモデルだよなどう見ても
どっちにしても幽姫ェ…って気分だぜ
しかし幽鬼がお兄ちゃんは確定として、幽岩はお父さんかも知れないよな
幽鬼と幽岩って双子なんだろうな
妹キャラキタ〜
なんでお前ら幽一家にしか触れないんだw
4WD運転する少女の何処が魅力的なのか小一時間問い詰めたい
ジュディよりは役に立ちそう
いや、幽姫ってどう見てもオッサンだろ
あんなババアがいてたまるか
>>685 BAの女性キャラは読者サービスと雑魚退治以外は
・強力催眠術を受けてで味方殺し
・敵の情報持ってるのに事前公開しないで被害拡大
・人質になる
と、役たたずばかりだぞ。期待するだけ無駄。
おっぱいに期待待機
>689 チェンジお願いします
>>690 国家は視姦対象の自由を認めていない!それでも国家に忠誠を誓えるか!?
>>687 WAにも一人、みすみす敵をパワーアップさせた女性がいましたね
蛇皇院さんが惚れそうな女でしたね
694 :
黒い粗筋 1/3:2013/08/12(月) NY:AN:NY.AN ID:hqR1+8O9
<ACT,166 雪藤復活!!の巻>
冒頭、工事現場に逃げ隠れた雪藤。
(あの雷は一体何だったんだ…?おれを絶体絶命の窮地から救ってくれた…
まさかこの胸の傷があの雷を呼んだとでも…?)
雪藤は以前牙と運命に言われた事を思い出す。
「胸の十字架を捨てるというのか!」 「お前の記憶は体が覚えている、宿命よな…」
――宿命… 今の自分がどうあれ、敵は関係なく襲ってくる。
雪藤はスポークを取り出しじっと見つめる。
「黒い天使である事を避けて生きる事は不可能だというのか…」
―レジスタンスの隠れ家―
自己紹介するリーダーと妹。
「おれの名は紅林雄… そしてこいつが妹の嵐…!
名前の通り嵐のように無鉄砲な妹だ! 何をしでかすが男のおれの方がいつもヒヤヒヤさせられる…」
「なんだよその言い方は! あの場はおれがいなきゃ逃げ切れなかっただろ〜!
礼ぐらい言ってほしいぜ、まったく」
「この男勝りな言葉遣いにも悩まされ続けてさ…」
リーダー・雄はやれやれと頭を掻くが、牙は嵐に同意する。
「いや、妹さんの言うとおりだ!
あの時ランドクルーザーがつっこんでこなきゃ逃げようがなかった!感謝してるよ
…ところで、あんたのその胸の十字の傷は…?」
雄は説明する。二人の両親も番号拒否者であり、保安局員に殺され、雄もこの傷を負わされたのだと。
「この傷がどうかしたのか…?
――そういえば、あの時… 雷が落ちた時、この胸がカーッと熱くなったような…」
695 :
黒い粗筋 2/3:2013/08/12(月) NY:AN:NY.AN ID:hqR1+8O9
牙は雄が飛鳥に似ている事を説明し、胸の十字の傷、黒い天使の事を説明した。
「おれ達が窮地に立たされた時、必ずと言っていいほどあの雷が助けてくれる…
理屈じゃない、奇跡としか言いようがない、何かの力でな…」
そこで意外な事に、嵐の胸にも十字架があると言う。
「おふくろの形見のペンダント!」
そう言って、微笑みながらペンダントを取り出し見せた。…やれやれだ。
そんな嵐を見て、牙とジュディは微笑んだ。
満月を見上げる幽魔。するとその背後に巨大な影が3つ起き上がり実体化する。
内2つは幽鬼、幽岩…そして中央には2人をさらに超える身長の巨漢の幽姫がいた。
「ビッグ・ママ すまねぇ!」「奴等を取り逃がしちまった…」
すると幽姫は2人を殴りつけ、さらに幽魔を人差し指で弾き飛ばす。
「いいかい! あたしゃあお前達が憎くて張り倒したんじゃないよ! かわいいから愛の鞭って訳さ!
奴らがどんな絆で結ばれてるか知らないが、あたし達家族の絆にかなう訳がないんだ!
その事だけは忘れるんじゃないよ!」
―隠れ家―
寝ていた雄は、隣に寝ていたはずの嵐がいない事に気付く。
「まさか… あいつ一人で何をするつもりだ!?』
思わず叫び、その声に牙とジュディも目を覚ました。
その頃、嵐はクルーザーをひた走らせていた。
「おれは兄貴の様に気が長くねえんだ!敵が襲ってくるのをじっと待ってるなんて耐えられねえぜ
それに殺された仲間の仇は必ず討たせてもらう!」
――クルーザーの荷台には、大量のダイナマイトが積まれていた。
696 :
黒い粗筋 3/3:2013/08/12(月) NY:AN:NY.AN ID:hqR1+8O9
ふと、どうした事が路上に血の海が出来ていた。
嵐はブレーキを掛けるが間に合わず、クルーザーはスリップしてしまう。
突如血の海から手が現れ、タイヤを掴んで放り投げてしまう!幽鬼と幽岩だ!
かろうじて嵐は空中で回転、無事着地する。
『出やがったなバケモノが〜〜!! くらえ〜〜!』
嵐はダイナマイトに着火し投げるが、またしても血の海から手が現れ握り消火してしまう。
「小娘が一人で乗り込んでくるとはねぇ〜!」
現れた幽姫に一瞬たじろぐ嵐。
「…小娘だからってなめるんじゃねえぜ、オバン! てめえら全員ぶっとばしてやらぁ〜〜!!』
嵐は着火したダイナマイトを全てぶん投げるが――――
幽姫は大きく息を吸い込むと、超突風を血の海に吹き付け、血しぶきがダイナマイトの火を消してしまった!
『これがオバンと小娘のパワーの違いだわさ〜〜!! さ〜て、どんな殺し方をしようかね〜!」
幽姫は何かを口から飛ばし、嵐のライターをはじき落とす。
ライターは地面に落ち…… どうした事か、血の海が激しく燃え上がった!
『この地面の血は私達家族全員の血さ〜! 血が交われば交わるほど毒性が強まる!
加えて燃焼性も高くなるという特別な血なんだよ〜〜!!』
その時幽岩達が警告を発した。 見ると、炎の中をゆっくりと歩む人影が合った。
「どういう事だ?炎があの周りだけを避けて…」
「和が心すでに空なり!空なるが故に無!」
『お前は黒い天使…!!』
――やってきたのは雪藤だった!
雪藤は嵐を抱き寄せると、ワイヤーをビルの屋上に投げ、一気に屋上へと上がる。
「そう… 黒い天使!! おれにはその生き方しかないらしい!!」 <続く>
性別間違えて生まれた嵐
> これがオバンと小娘のパワーの違いだわさ〜〜
やだ・・・かっこいい・・・
何この後先考えない無鉄砲さ
> いいかい! あたしゃあお前達が憎くて張り倒したんじゃないよ!
>かわいいから愛の鞭って訳さ!
物はいいようだな
オバン強いなあ。牙じゃ勝てなそうな感じだな。雪藤次第だなこりゃ
ビッグママでかいぃ!!
幽魔ちびっこい!?
雪藤、地味に身だしなみ整えてる…
ビッグママと三人の息子か
父親が気になる、幽魔みたいな優男だろうな
周りにダイナマイト撒いたまま血に着火したら大爆発しないか?
ていうか、燃焼性のある血でダイナマイトを吹き消すって何かおかしい気が・・・
ちょっとビッグママに惚れたわ
えーっ飛鳥じゃないんですか…
にしても…
白い天使七人衆他一名を倒した時に、あとは勇気と霊士だけ!!って思ったんだが…
敵も味方も新キャラ投入って事は、まだしばらくは続くか…
嬉しいけど、何とも言えない不安も感じる…
ここはジュディもオバンパワーを発揮して対抗するだわさ〜〜〜!!
ジュディに霜降牛と大トロをたらふく食わせて、ビッグママに対抗できるようにするんですね
>>705 あ、あれはきっと幽岩の血の能力で固めることで火を消したんだよ。
ビッグママまつげバッサバサロング
ヅラ被ってると?
ヅラ被ってると?
>>707 きっと飛鳥と水鵬の魂が乗り移ってパワーアップするんだろう
雪藤にとってジュディは妹みたいなもんかもな
切り人にやられたときも自分で乗り越えろとか言ってたし
>>715 紅林雄が鏡を見てると
飛鳥が飛び出て華麗に脱出復活が良いな
719 :
黒い粗筋 1/2:2013/08/13(火) NY:AN:NY.AN ID:9m9kG5he
<ACT,167 毒血相殺さる!!の巻>
幽姫達を見下ろす雪藤。
「あのお時が黒い天使…… 雪藤か…」
一方、嵐は雪藤を睨みあげる。
「助けてくれた恩は恩として… いつまでこのおれを抱っこしてるんだよ〜!」
すると雪藤はビルの手すりから屋上へと突き飛ばした!
『イテッ!』
「その元気があれば大丈夫だ!」
雪藤はそっと微笑むと、ビルから飛び降り幽姫達目がけてスポークを振りかぶる!
…だが、幽姫達は雪藤の攻撃をかわし、かろうじて幽鬼・幽岩の腕にかすり傷を負わせるだけだった。
「幽魔!」
幽姫の合図に、幽魔が幽姫のスカートの中から出てくる。
幽魔はナイフを抜くと雪藤へと飛びかかり―――― …いや、狙いはワイヤーだ!!
ワイヤーを切られた雪藤は炎の中へと墜落する!
……だが、雪藤は空中で回転すると、なんと炎の上で空中停止した!
「レビテーション(空中浮遊能力)か…
さっきの炎がお前を避けた事といい、なぜ勇気様が黒い天使抹殺の為に
我らを差し向けねばならなかったか…わかるような気がするわ〜!」
「……わかる…… さあ、本当にわかっているかな…」
雪藤はスポークを構えると、今度は目にも止まらぬ猛スピードで4人の喉元を切り裂いていく!
…だが、これは幽姫達の狙いだった!
「とうとう我ら家族全員から血を流さしたね〜〜!」
これにはさしもの雪藤も驚愕する。確かに喉を切り裂いたはずなのに…全員平然としている!
「我らの体に急所などない! 毒血が体のツボを麻痺させ、急所が急所でなくなっているのよ!」
すると幽姫の合図に、4人は雪藤を中心にして回りだした。
回転は次第に速くなり……同時に、雪藤の周囲が血の色に染まっていく。
ついに雪藤は上下左右、四方を血の壁に塞がれてしまった!
720 :
黒い粗筋 2/2:2013/08/13(火) NY:AN:NY.AN ID:9m9kG5he
『四転毒流泡!!』
巨大な血の泡に包まれてしまった雪藤。
この血の泡の中では雪藤の肉体と神経は麻痺していくのだ!
「それだけじゃない…我ら4人の血が交われば、燃焼性が高くなるというのは立証済みよな〜!」
ライターに着火する幽姫。雪藤を毒と炎で苦しめながら悶え殺そうとしているのだ!
屋上で様子を見ていた嵐は何とか雪藤を助けようとし、辺りを見回す。
転がっていた鉄パイプを掴むと屋上から飛び降り、泡を割ろうとパイプを叩きつける!
…だが、泡は割れずに逆に嵐も飲み込んでしまった。
『二人して黒焦げになれ〜〜!』
ライターを投げつけ、激しく燃え上がる血の泡。
――すると、嵐の胸から飛び出した十字架のペンダントが鈍い光を放つ。
バランスを崩した嵐は雪藤へと倒れこみ、何かが焼ける音がし、どこからか血の泡に血がしたたり落ちた。
その血は血の泡に上部に穴を開け、雪藤は嵐を抱えて穴から脱出した!
地面に落下した嵐の胸には……十字の傷が出来上がっていた。
「我らの血の絆の血泡に穴を… そんな事が出来るのはあいつの血しかない…!
我らの血を−とするなら+… 陰とするなら陽の血を持つあの男しか…!」
そこで幽岩達はビルの屋上にたたずむ男に気付く。
『お おやじ…!?』
「久しぶりだな、幽姫… そして我が息子達よ!」
――現れたのは、腕に傷をつけ血をしたたらせていた運命だった!! <続く>
幽一家パパがまさかのジャジャジャジャーン!!
まったく想像してなかったぜ
> 屋上で様子を見ていた嵐は何とか雪藤を助けようとし、辺りを見回す。
> 転がっていた鉄パイプを掴むと屋上から飛び降り、泡を割ろうとパイプを叩きつける!
> …だが、泡は割れずに逆に嵐も飲み込んでしまった。
ジュディ以上の足手まとい、何の為に登場したんだ
>>723 初登場時に牙たち3人を助けた分、ヒロイン(笑)よりはまし。
そもそも嵐は胸の十字架を持たない一般人だしな
・・・・・ジュディ、足手まといだから胸の十字架を嵐にあげなさい
同時に運命の死亡フラグも見えた
ビッグママと刺し違えてご退場
どっかで見た展開だな
牙と雄が駆けつけても戦力外な気がする
そもそも倒し方が思い付かない
どんな方法考えてるのかな
嵐にも十字架が付いたから雄と兄妹パワーでも発揮するんじゃね。
勇者だぜ運命、あんなのと三人も子作りするなんて
痛覚皆無ならば高熱で汗を大量に流させ
脱水症状引き起こす展開を予想してみる
運命がまさかねえ。
あの不思議な能力と老師は関係なかったようだな。
幽魔ビッグママのスカートの中に隠れててこの世の地獄だっただろう
きっと子供の頃から吐いても吐いてもスカートの中に入れられてもう慣れちゃったんだよ
赤子の頃からだな
唐突な後出し設定見てる気分
女は化粧出で化ける
今は戦闘用の怖いメイクなのかもしれん
それでもあの体は変わらんが
>「あのお時が黒い天使…… 雪藤か…」
~~~~~
一瞬考え込んでしまったが、「男」のタイプミス&誤変換なのね。
やっぱり本名は幽命だったりするのか。
741 :
黒い粗筋 1/3:2013/08/14(水) NY:AN:NY.AN ID:HKXGiwiz
<ACT,168 黒い天使だからの巻>
雪藤の危機を救ったのは運命だった!
運命はビルの屋上から、自らの血を血泡に垂らすと、血泡に穴が開き、穴は次第に広がっていく…。
「お前達家族の血を−とするなら、おれの血は+… 陰とするなら陽…
おれの血だけがお前達の血の絆を断つ事ができる…
そしてその事が、おれをお前達家族から遠ざけた…」
――やがて血泡はほとんど中和され、運命はビルから飛び降りた。
なぜ邪魔をしたのかと激しく怒り叫ぶ幽岩・幽鬼、運命をじっと睨む幽魔。
「幽魔か…大きくなったな… おれがお前達の前から姿を消したのは赤ん坊の時だ
…おれの事など覚えてもいまい…」
「それじゃあ答えになっていませんよ!“おじさん”!」
「……おじさん…か…」
やれやれと言わんばかりに頭を掻く運命。
「この男はまだ死なせる訳にはいかん!今の時代に必要な男だ」
「必要だと〜〜!? 何の為に」
「―― 勇 気 抹 殺 !」
『おだまり〜〜〜!!』
幽姫の一括と同時に息子達が運命を取り囲む。
「我らを敵に回しても、今の言葉を言うつもりかい」
「血肉を分けた者と言えども、戦う事がある!それが運命と言うなら仕方があるまい…」
――すると幽姫達は掌から血の霧を運命に向けて放った!
『四面毒殺気! 我らの体気が毒となり、交わり四重の毒殺気となる!!』
…そんな中、雪藤は「勇気」と言う名に反応していた。
(どこかで聞いた名だ!どこかで… 記憶が…失った記憶が微かによみがえってきている!)
742 :
黒い粗筋 2/3:2013/08/14(水) NY:AN:NY.AN ID:HKXGiwiz
毒殺気に包まれても、運命は慌てず微動だにしなかった。
「言ったはずだ、この世でおれだけがお前達四人分の絆を断つ事が出来る…と」
すると運命はコートを脱ぎ、自らの体から“逆毒殺気”を放った!
毒殺気はみるみる内に中和され、あっという間に消えてしまった。
同時刻、嵐を探してひた走る雄・牙・ジュディ。
(嵐の奴!一体どこまで心配かければ気が済むんだ!)
――すると前方に人影が見える。それは服がボロボロになり、目も虚ろになった嵐だった!
思わず駆け寄る雄 …だったが、近くに来た時、いきなり殴りかかった?!
『違う!てめえは嵐じゃねえ〜〜!!』
すると嵐の体にひびが入り、粉々に砕けてしまった。その中から現れたのは…霊士!!
「フフ… 今頃はお前の妹も、雪藤もこのロウ人形と同じ運命よ!」
「な なんだと〜〜!? てめえら妹に何しやがった〜〜〜!?』
雄は得意のボクシングで殴りかかり、拳が霊士の鼻先をかすめた。
「フン!この私が獣としての殺し屋になるには格好の獲物よな〜!」
「ぬかせ〜〜!獲物になるのはてめえの方だぜ〜〜!』
――雄のチャンピオン級のラッシュで押されていく霊士! だが、これは霊士の罠だった!
(そうだ!もっと打て!もっと! そのパンチの一発一発がおれの心を獣に変える!)
そして雄がとどめを放とうとした時―――― ついに霊士は獣と化し、強力な念動力を放った!
ものすごいスピードで壁に叩きつけられる雄!
「クッククク… 今度はお前達の番だ!」
…しかしそれでも雄は壁から抜けると、再び身構える。
「ま まだまだこんあもんじゃくたばりゃしねえぜ〜〜!」
――その時霊士は見た! 雄の胸の十字架が光っているのを!
743 :
黒い粗筋 3/3:2013/08/14(水) NY:AN:NY.AN ID:HKXGiwiz
場面は再び運命へと戻る。
「お前達母子の絆を持ってしても、父親は倒せぬという事か!」
「…違う… お前は父親なんかじゃない〜〜!!」
幽魔はそう叫び否定すると、義手を外して血の濁流を運命へと放った!
それと同時に幽姫達もまた、自らの手首を傷つけ血を噴射した!
『今だ! 奴の周りを毒血で塗り固めろ〜〜!』
その時、雪藤は―――― ついに勇気の事を思い出した!
『例え血を全部使い果たしても、お前を父親とは認めない!殺してやる〜〜!!』
先程の中和で運命はすでに疲れ果て、反撃する体力がなく苦しんでいた。
「どけ! お前にはもう家族と戦う力は残っていない!」
『…バカな!運命以外に我らの血の絆を断つ人間がいるはずが…!』
「いるさ! 黒い天使なら不可能を可能にする!」
崩れ落ちた運命に変わり、毒血を浴びてもものともしない男…。
それは完全復活した黒い天使・雪藤洋士だった! <続く>
久しぶりに見たら飛鳥じゃない飛鳥が登場とか ど う い う こ と な の ・・・
飛鳥にも妹いましたよねぇェェェェ
設定から何から全部一緒で別人の意味ってなに。ファンサービス?!
てかそんなドッペルゲンガー出すよりはよっぽど飛鳥本人出してくれた方がよかったよ先生・・・
もう戦いの様相が完全に超能力合戦になって久しいのに今更ボクシングで戦えるのかね。
確かに雄の髪型ってあしたのジョーみたいだが・・・
>>745 車田先生なら、ハリケーンボルトからのギャラクティカ・マグナム/ファントムの
ワン・ツーパンチで吹き飛ばすとかやるんだろうけどねえ。
今更霊士かよ、まあ雪藤以外相手なら丁度いいかも
雄って超能力とかないんでしょ?
霊士様おちぶれ過ぎ…
>>744 多分、松田に似た牙で失敗してるから
思い切って出来る限り似せたんだろう
なんか霊士が二軍で調整している一軍落ち選手に見えてきた。
ただ敗北パターンみたいな展開にも見えるので、そのまま(人生を)引退する可能性もあるけど。
雪藤復活したか。
運命が勇気に対面した時より雑魚化したように感じるのは相手が家族だからか
4対1だからさ
>>747 その前にそんないまさら霊士でさえも新キャラに対決奪われて見せ場なくなりそうな牙はどうすれば・・・。
あと牙とシュデイが男女の仲になってるのもなんかがっかりですわ。
754 :
黒い粗筋 1/2:2013/08/15(木) NY:AN:NY.AN ID:dgEbLaEy
<ACT,169 宿命の十字架の巻>
運命以外の人物が毒血を跳ね返す事が出来たのに驚愕する幽姫達。
その光景を見ていた嵐の胸の十字架の火傷が突如痛み出す。
その痛みに、嵐は自分の胸に十字の傷がついているのにようやく気付いた。
「な なんだよこれは…? 胸の傷が あ 熱くうずきやがる…!?」
雪藤のシャツが胸の十字の傷から破れると、胸の十字架と金貨が姿を現した。
――するとどうした事か幽姫達の血が逆戻りし、血を吹き付ける事さえできなくなってしまった!
「無駄だ! 今のおれと互角に戦えるのは… 勇気以外に無い!」
場面は変わり、雄と霊士へと移る。
雄の胸の十字架が光を発しているのを見て、その場にいた雄以外の全員は確信する。
間違いない、これではっきりした… 雄もまた“黒い天使”だと!
雄は反撃に転じるが、この攻撃は先程とは違う…。 拳が“燃えて”いる!!
「あまりの速さの為に、空気と摩擦を起こし… パンチが燃えている!」
だが、これは逆に霊士にとってもチャンスだった。
(獲物が強くなれば強くなるほど、おれの牙も鋭くなる!)
――再び念動力で雄を吹き飛ばす霊士。
…だが、雄は壁にめり込むが、またしても起き上がってくる。
「まだまだ血が流したりないらしな!」
立ち向かう雄、それに対し霊士は今度は何度も壁に叩きつける。
見かねた牙が殴り掛かろうとするが――――…
「ま 待てよ〜 その獲物は…おれのもんだぜ」
倒れても立ち上がる雄の背後に白い影が現れる。
白い影は次第にその姿をはっきりとさせ…… 死んだ飛鳥の顔が浮かび上がった。
『飛鳥の例が雄に乗り移ったというのか〜〜!?』
霊士はまたも念動力で迎撃しようとするが… 強烈な一撃を頬に食らい吹き飛んだ。
起き上がってきた霊士の頬は…… 肉がただれて骨がむき出しになっていた!
755 :
黒い粗筋 2/2:2013/08/15(木) NY:AN:NY.AN ID:dgEbLaEy
場面は再び雪藤と嵐へと戻る。
「な なんなんだよ、この胸の痛みは…」
「お前も十字架と言う宿命を背負わされたのさ… 黒い天使のな…」
嵐の問いに答えたのは、運命を肩に担いだ雪藤だった。
その背後では、母に反論する幽岩と幽鬼がいた。
『ビッグママ、このまま指を咥えて奴を見逃すのか!?』
『向こうはまともに戦えるのは奴一人!こっちは四人もいるんだぜ! 何をビビってんだよ!!』
すると幽姫は二人に平手打ちを食らわせ黙らせる。
「お前達にはあの男の底力が見えないようだね〜!」
一瞬黙り込む二人だが、互いに目で合図すると命令無視して雪藤へと襲い掛かった!
『今度だけはいくらビッグママの命令でも聞けねぇ!!』
二人は雪藤の頭上へと跳ぶと、互いの傷を合わせ空中で回転する。
『二転毒流剣!!』
雪藤の頭上に血の雨が降り注ぎ…… 血に紛れて一本の剣が落下してきた!
しかしそこに雪藤の姿は無く、二人が気付いた時には雪藤は背後からスポークを刺していた。
「フン!バカめ、おれ達には急所などねえ!」
「心臓を刺したって死にゃしねえぜ!」
「…さあ、そいつはどうかな! このスポークにはお前達の血がついている!
お前達の血は交われば交わるほど燃焼性も高くなるはず!
――心臓を燃やされても生きていけるか!?」
雪藤が目を見開くと同時に、二人の体内のスポークは発火し心臓を直に燃やし尽くす!
「バ バカな…」
「こんな事が…」
…こうして、ついに雪藤は幽鬼と幽岩を倒したのだった。 <続く>
あれ?ほんとに牙さん活躍できないの?
霊士さんの下落っぷりが半端ない。ついに顔まで・・・
心臓を直に燃やしてやっつける…
だったら牙に心臓握り潰しやらせてあげてよ(´・ω・`)
顔の下半分が骸骨って・・・・・・あれ、どっかで見たような顔だな?
牙はビッグママの心臓を握り潰す!!
…はずが「ウリウリ〜〜〜」
ビッグママの言う事きかないから…
さすがママは雪藤の力を見抜いたか
やはり飛鳥の霊が雄に力を貸したか
でも水鵬・飛鳥が水なのに、雄は正反対の火なんだな
763 :
黒い粗筋 1/3:2013/08/16(金) NY:AN:NY.AN ID:9rkgwtrK
<ACT,170 怒り永遠!の巻>
さしものタフな幽鬼・幽岩も体の内側から心臓を燃やされてはひとたまりもなかった。
「ビ……ビッグ……」「………ママ〜〜〜…」
母に助けを求めつつ息絶える二人。
愛する息子を殺された幽姫は激高して雪藤に襲い掛かり全力で首を絞めつける!
『おのれ〜〜〜!よ よくも私の息子を〜〜!! こ 殺してやる…殺して〜〜〜!!』
雪藤は苦しみながらも幽姫の心臓にスポークを突き立てる ……が、心臓が燃えない?!
その光景を見た運命は考える。もしかすると、幽姫の怒りが雪藤の力を超えたのか…?
一方、霊士はというと……骨がむき出しになった自分の顔に驚愕していた。
「お おれの顔をこんなに…」
「まだまだこんなもんじゃ借りは返せやしねぇ!もっとてめぇの体に拳を叩きこまなきゃな〜〜!!』
雄は必殺の拳を何度も繰り出し、最後の一撃が霊士の顔面を捕らえ、ついに霊士は吹き飛ばされる。
再び起き上がった時の霊士の顔は…… 目から下の肉が燃え尽き、骨がむき出しになっていた!
それだけではない。よく見ると霊士の髪が抜け始めている。霊士は恐怖の為に髪が抜け落ちているのだ!
(まさにこのおれが獣になるにはもってこいの男という事か…
ギリギリ断崖絶壁に追い込まれた時、獣がどれだけの力を出すかという…)
「これで終わりだ… この一撃がてめえの心臓をぶち抜く!それで終わりだぜ、てめえ!」
雄のとどめの一撃が命中する直前―――― 霊士は髪の毛を針のように飛ばしてきた!
まさかの反撃に雄はひるみ、その隙に霊士は雄の喉元に咬みついた!
それはまさに……狼が獲物の喉元に食らいつくようだった。
「て…てめえ… 最後の悪あがきか〜〜〜!!」
雄は肩越しに霊士を殴りつけるが…… 直後、霊士はまばゆい光を放ち灰となって消えた?!
「や 野郎… 最後に… ほ 本物の獣に… なりやがっ…た…」
そう言い残し、ついに雄は力尽き崩れ落ちた。
764 :
黒い粗筋 2/3:2013/08/16(金) NY:AN:NY.AN ID:9rkgwtrK
一方、雪藤はあまりの苦しさについに血を吐いた。
しかし、一向に幽姫の心臓が燃える気配はない…。
「そんなもので殺されやしない! …息子を殺された怒りの方が…
私の怒りの方がお前の力より何倍も強いんだよ〜〜!
お前に肉親を目の前で殺された者の悲しみがわかるか〜!
血を分けた者を殺された怒りが〜〜!!」
その様子を見ていた運命はそれを否定した。
雪藤は肉親も同様、いやそれ以上に強い「黒い天使」という絆の仲間を殺されている…
雪藤はその怒りと悲しみを背負って今日まで生きているのだ。
つまり、雪藤が幽姫を倒せないのは、「その悲しみを深く知っているから」だった。
決して幽姫の怒りが雪藤の力を上回っているわけではない。
「死ね!死ね〜! 息子達の苦しみをお前も味わうがいい〜〜!」
「い 怒りだと… 悲しみだと〜〜〜 それを口にするなら なぜ…
なぜ戦いを挑んできた…? なぜ殺し合いを挑んできた…?
おれ達の世界はしょせん殺すか殺されるかの闇の世界…
その中で黒い天使もある者はのたれ死に… ある者は生き延びてきた…
怒りや悲しみを口にするなら…… お前達の比ではない〜〜〜!!』
雪藤は最後の力を振り絞りスポークを掲げると、雷が雪藤を直撃、そのまま幽姫も感電させた!
これには幽姫もたまらず、ついに崩れ落ちた。
母親に駆け寄り雪藤を睨みつける幽魔だが、まだ息のあった幽姫はそれを止める。
「お およし… お前のかなう…相手じゃない…
ゆ 雪藤 …なぜとどめを刺さなかった…? お前ほどの男なら簡単にできたはず…」
「……お前達の殺し家としての武器は血の絆…!
それが断たれた時、お前は怒りを、悲しみを口にした…
その時もうお前に殺し屋としての冷酷さは無かった… ただ親としての感情だけ…
殺し屋でなくなった人間まで倒そうとは思わない……」
765 :
黒い粗筋 3/3:2013/08/16(金) NY:AN:NY.AN ID:9rkgwtrK
――そう言って雪藤はその場を後にした直後…… 幽姫の断末魔で振り向いた!
そこには、天から降ってきた剣が幽姫の体を貫いていたのだ!
それはもちろん、勇気の仕業だった!
「敵に情けなどかけられやがって〜〜! 殺し屋でなくなったお前にもう用などない!」
「貴様〜〜!!」
宙に映った勇気の邪悪な目を雪藤は睨みつけた。 <続く>
霊士の扱い、なんだよあれ・・・
なぜ止めを刺さなかったって心臓にスポーク刺してそこに雷落とされて死なないのはあなたくらいです
雪籐もシレッと手加減したような言い方すんなよ
なんだかんだで雪藤が倒せなかった敵に幽姫も追加だな
勇気は運命が幽一家だって知らないで配下にしてたのかな。
美形キャラだった霊士も最期は醜い心の中と同様の外見になって死んだか・・・・・・・・・
幽一家は壊滅(幽魔はまだ生きてるが多分改心するのだろう)
腹心の霊士は本物の獣になったはいいがそこで力尽きて消滅
いよいよ残るは勇気1人でラストバトルなのか?
それとも幽一家より強い刺客とか三年の間に秘密裡に養成した霊士より格上の腹心とかがまだいるのか?
今ラストバトルだと打○切りくさくて何か嫌だな、紅林兄妹もまだ出て来たばかりで雄なんて雪藤と面識すらないし・・・・・・
勇気がついに登場するのか?
今の雪藤で対等に戦えるんだろうか?
霊士、鬼太郎の技をパクるなよw
シュラも使ってたやつ?
飛鳥は完全死亡確定か…
いつの間にか金貨復活したか
>>775 リンかけやキンニクマンじゃないんだから、死者復活するわけないでしょ。
そんなことやるんなら、牙なんてパチもんじゃなくて松田さんが復活してるよ。
本家の鬼太郎も「ゴッドマーズ」の明神タケルもシュラも
毛針を使っても全然ハゲなかったのに霊士だけ見事にハゲたな
鬼太郎は使いすぎると禿げるよ
ビッグママの母の愛に感涙!!
「お前たちが憎くてはっ倒したんじゃないよ、可愛いから愛の鞭さ」
このセリフに偽りはなかった!!
雄はこれからパワーアップして
サイバーパンクウルトラスーパー打ったら誰も立ってらんないからダウンするしかないぞハイパーブローショット
とかみせてくれるんだろ
さっさと念写ロウ呪殺しろよ
嵐の実物大ロウ人形作るのに手持ちのロウを使い切ってしまったのでまた原料集めるまで念写ロウ呪殺は使えません。
楽に勝ったら獣にはなれないからじゃない?
あれは乳見せても良かった気がするんだが…
じらしますな〜
勇気からお仕置きだべーされます
>>784 逃げ道のある苦境なんて獣になれそうにないな
788 :
黒い粗筋 1/3:2013/08/17(土) NY:AN:NY.AN ID:7DuUXq2r
<ACT,171 勇気登場の巻>
突如出現した勇気を睨みつける雪藤。
「勇気、貴様〜!」
「フフ…久しぶりだな、雪藤!
このババアにとどめを刺さなかったとは、相変わらず甘ちゃんだぜお前は!」
「…そいつはどうかな…!三年前にも言ったはずだ!
お前に対してだけは、完全な暗殺者になれる…!とな!」
一方、幽姫最後の力を振り絞り、運命に幽魔を託す。
それと同時に胸の剣は深々と突き刺さり、ついに幽姫は息絶えた。
幽姫の死と同時に空中の勇気の目目がけて跳ぶ雪藤。
スポークで十文字に切り裂くが効果は無く、逆に勇気の目から放たれた念波を受けてしまう!
かろうじてスポークで防御したものの、着地と同時にスポークは折れてしまった。
「フフフ…確かに三年前だったら、このおれ様と互角に戦えたろう!
だがお前の三年と、おれの三年とでは成長の度合いが違う!
今でも五分に張り合えると思ったら大間違いだぜ、雪藤!」
再び勇気の目から念波が放たれ雪藤の全身を締め付けるかのように苦しめる。
なすすべのない雪藤の全身の穴と言う穴から血が噴き出した!
――この勇気は幻影なのだ。この幻影が発する念波にさえ雪藤は対抗できなかった。
「お前ごとき殺そうと思えばいつでも殺せる…!だが、まだだ!
お前にはお前にふさわしい死に場所がある!それまで命は預けておいてやるぜ!」
そう言うと勇気の幻影は消え、雪藤はがっくりと膝をつく。
(ち 違う… 三年前の勇気じゃない… 力を… より強大な超能力を身につけている…!)
――夜が明け、運命と幽魔は幽姫・幽岩・幽鬼の遺体を墓地に埋葬した。
そしてその傍らには、その様子を見守る雪藤と嵐…。
幽魔は悲しみのあまり、無言でその場を駆け出した。
「行ってやれよ… あの子供を救えるのはあんたの他にない…」
雪藤の言葉に、運命は幽魔の後を追いかけた。
789 :
黒い粗筋 2/3:2013/08/17(土) NY:AN:NY.AN ID:7DuUXq2r
ふと、嵐は胸の十字架を見て雪藤に問いかける。
「お前…このおれが十字かという宿命を背負わされた…とか言ったな…
お前と同じ運命を歩くって事かよ…?」
「さあな… それはお前次第さ…
だがおれと同じ道を歩くとすれば、行き着く先は“死”以外に無い!」
「ヘッ、死ぬなんてなあ、怖くねえけどよ!」
――直後、背後から牙達3人が現れ、傷だらけの雄を見て駆け寄る嵐。
「雪藤…」
思わず声をかけるジュディ、すると記憶を取り戻した雪藤はジュディの名を呟いた。
「……ジュディ…!」
雪藤の記憶が戻った事を喜び抱き着くジュディ、それを見て無言になる牙。
一方、悲しみに暮れる幽魔に背後から声をかける運命。
『来るな〜〜!お前なんか父親じゃない…!』
幽魔が振り向くと、そこには……ナイフを振りかぶった運命?!
運命は幽魔の手首を切ると、自らも傷をつけた左手を幽魔の傷に合わせた。
「この方法しかない…! お前の血から毒を消し去るのは…」
離せと暴れる幽魔だが、運命は一喝する。
『このまま毒血を…殺し屋の血を一笑背負って生きる気か!
お前の毒血を消し去るのは私以外に無い…! 毒を±0にする私の血しか…」
――やがて幽魔の体の毒血が中和され、幽魔の目のくまが消えて行った。
「これでいい… お前かこれから先も、家族を捨てた私の事を恨んで生きるだろう…
だが、これだけは覚えていて欲しい…お前の体の中には私の血が流れているという事を…」
その時、運命には見えてしまった。幽魔の運命に“死”が見える…!
いや、それだけではない!自分の運命にも“死”が見える!
…その時、霧の中に遠く離れた所に立つ十字架が見えた。
790 :
黒い粗筋 3/3:2013/08/17(土) NY:AN:NY.AN ID:7DuUXq2r
そして雪藤と牙は互いの再会に堅い握手を交わす。
「牙… ジュディの事を頼む…」
……?どういう意味だ? ジュディは本当は雪藤の事を…
――その時、突如どこからか何者かの断末魔が響いてきた!
「今の悲鳴は…!?」
「まさか運命達の…」
声のした方向に急ぐ雪藤達。すると彼らの前に見慣れぬ岩だらけの景色が現れた!
こんな場所、この墓地には無かったはずだ!
そして向こうに見えるのは…十字架に張り付けにされたキリスト!?
まさかここは…ゴルゴダの丘※…?(※キリストが張り付けにされた場所)
しかし雪藤はこれが勇気の仕業だと見抜いた。
超能力がより強大になった今の勇気なら、ゴルゴダの丘を再現するのもたやすい。
直後、突如地中に穴が開き―――― 血みどろの運命と幽魔の死体が放り投げられてきた!
『あ 悪魔め〜〜!!』
それだけではない、地中から霊士が現れ、さらにゾンビが次々と現れる!
雪藤達が身構えていると、突如空から光り輝く光球が落ちてきた!
光球が輝きを失うと―――― そこにはペガサスにまたがった勇気が佇んでいた!
「雪藤、ここが貴様の死に場所よ〜〜!!」 <続く>
勇気若返ってるな
てっきりあれから老けたままだと
まあ、バビル二世だてしばらくしたら若返ったからな
運命と幽魔殺すとか
相変わらず容赦ねーな
幽魔の髪のクルリン具合だけは運命と似てたな〜
運命もあっさりやられたか。登場したときはいろいろ妄想されてたのに
平松お得意のぶっ殺しまくりか。
しかし幻影に歯がたたなかった雪藤でどうやって勝つんだ?
相討ちにももっていけなそうなんだが
なんだ?展開が慌ただしくなってきたな…嫌な予感がする
運命って自分の予知も出来たんだな
>自分の運命にも“死”が見える!
シャレのつもりかよ!
それはともかく運命あっさり殺しすぎです平松先生…
>>791 若返ったというか、成長したというかややこしいな
今の勇気って、せいぜい中学生くらいだよね?
このペガサスに乗ったシーンを写真にとって(もしあるなら)大人になってから見せてやりたい。
さぞや恥ずかしさのあまり、身悶えするだろうなあ(笑)
結局勇気がラスボスか。
黒天使側に復帰すると予想してたのが恥ずかしいわ。
×ナポリタン→〇ナポレオン
恥ずかしい…
まだわからん
大地震が起きて有耶無耶になる可能性がある
そして数年後・・・・
また金貨争奪戦ですね
これで永遠に連載できますね平松先生
赤い天使とか青い天使とか・・・
桃色は外せないね
運命って結局なんだったんだよ
じゃじゃじゃじゃーん
>>799 生きてればな
>>800 同じく黒い天使化は外れたが、
せめて最後では良心取り戻してほしいと思ってる
霊士、さりげなくまだ生きてやがるwwwwwwwww
あのペガサスは何なんだ?
@幻影
A異世界から召喚した幻獣
B遺伝子操作で創ったキメラ
のどれかだろうが
ペガサス乗りキマイラ倒した英雄も最後死滅したと伝えたいんだ
814 :
黒い粗筋 1/2:2013/08/18(日) NY:AN:NY.AN ID:2fTG9m2Y
<ACT,172 力の差歴然の巻>
血みどろの運命と幽魔の死体を見る雪藤。
(幽魔はともかく、運命をいとも簡単に…)
「フフフ… 父と子の血の交流か… 親子である事を確かめ合った後の死だ…
本望だろうぜ〜〜!」
「貴様〜〜!」
雪藤が一歩進むと、霊士とゾンビ共が黒い天使を取り囲んだ。
「お前ごときが勇気様と一対一の対決を望むなど、おこがましいわ!おれ達で十分だ!」
雪藤がゾンビの首をはねると…何かおかしい。 これはロウ人形だ!
「このおれがロウ人形を自由に操る事が出来るのを忘れたか!」
霊士は無数のゾンビロウ人形を操り、剣を持たせると一斉に襲い掛からせる!
BA達は応戦するが、突如雪藤は牙に後を頼み、単身ゾンビの包囲を突破し勇気へと向かう。
(確かに三年前の勇気の力とはけた違いだ… だが… 例え刺し違えてでも、奴の命を…!)
「身の程知らずが また血を吹き出して倒れるのがオチよ!」
勇気は超念波を放ち、雪藤はとっさに顔の穴をふさぐが無駄だった。
雪藤は前回同様、穴と言う穴から血を吹き出し倒れてしまう。
一方、牙達が倒したロウ人形はドロドロに溶け、溶けたロウが一か所に集まっていく…。
『念操巨ロウ人!!』
霊士が両手を振り上げると、ロウが巨大ゾンビとなって現れた!
「フフ… この巨ロウ人なら、お前達の空手やボクシングも通用しない! 殺れ〜〜!!』
巨ロウ人は巨大な剣を振り回し、牙と雄はとっさに回避する!
『チィ!ばけものが〜〜〜!!』
牙の蹴りと雄の拳が巨ロウ人の顔に命中するが、ただめり込むだけで効果は無かった。
巨ロウ人は拳の一撃で2人を吹き飛ばし、ジュディと嵐が駆け寄ってきた。
奴を倒すには… 操っている霊士を倒すしかない!
狙いを霊士に変えた牙は霊士目がけて突進する。
しかし霊士は牙の拳が命中する直前、宙を舞い巨ロウ人の頭に乗った。
すると霊士の体が巨ロウ人の頭の中にめり込んでいく…。
815 :
黒い粗筋 2/2:2013/08/18(日) NY:AN:NY.AN ID:2fTG9m2Y
「生・ロウ同化!! この巨大な体がおれの体に!そしておれの心をこの巨ロウ人に!」
――巨ロウ人に命が吹き込まれ、フランケンのような顔が霊士そのものの顔に変化した!!
そして雪藤はというと…未だ倒れたまま、超念波を受けていた。
「体中の血を吹き出させてやるぜ!」
すると雪藤の手がピクリと動き、次第に雪藤はユラリと立ちあがった。
「……我が心、すでに空なり… 空なるが故に・・・・・・・・ 無・・・・・」
――――なんと雪藤は自分の心臓の鼓動を止めてしまった!!
(奴め…体の機能を停止させ、おれの超念波を防いだというのか…
だがそのあとはどうする…?超念波は防げても…)
『この剣を防ぐことはできまい!!』
勇気は突如剣を取り出すと、雪藤目がけて投げつけた!
――だが、剣は雪藤に命中直前に停止、無数のヒビが入り粉々に砕け散った!
『なにぃ!? 仮死状態の奴にどうしてこんな力が…!?』
その問いに目を見開き答える雪藤。
「怒り…! お前に対するおれの怒りが剣を粉砕した!」 <続く>
816 :
マロン名無しさん:2013/08/18(日) NY:AN:NY.AN ID:qwV076ib
うーん、霊士は普通にロウ呪殺で闘ったほうがよかったような気がするな。
同化なんかしたらやばくなったらどうする気なんだろ。
巨人化はたいてい負けフラグだしなあ
>>816 その場合、雪籐に「念写ロウ呪殺…! 霊士の身一人に念写したり…」と返されたりして。
もう最終決戦っぽいからな
ロウ呪殺で全員の首刎ねてれば無敵なのにな
>>817 多分ページ数が足りなくて出来なかったんだろうが雪籐に一旦念写ロウ呪殺を破られてから
雪籐が勇気の方に向かっていった後に更なる奥の手として巨ロウ人を牙達に差し向ける・・・・・・・・
という描写にしてほしかったな
>穴と言う穴から血を吹き出し
…下半身も?
でも霊士ってこんな醜い姿になって生き続けるぐらいなら先週光になって消えた時点で死んでた方が幸せだったんじゃないの?
それだと腐のみなさんに怒られるだろ
あーん、霊士様が死んだ!みたいに
一旦魅力を落としてこそソフトランディングできる
霊士みたいなクズを好きな腐なんていね〜だろ
もし風小次の美形悪役の皆さんの人間性が霊士並のクズでそれでも腐のみなさんが
「壬生さま素敵〜?」とか「涅絽カッコイイ」とか「死紋って根っからの悪人ぢゃないと思うんです」
とか言ってたら俺は腐のみなさんの人格を疑う
あたし腐だから飛鳥が死んだとき「あーん、飛鳥様が死んだ!」状態だったけど
霊士が(初期の美形キャラの顔のままで)死んでもザマミロとしか思わないw
先々週で雄君に噛み付いて殴られた時点で死んでればよかったのに・・・・・・・
飛鳥が死んだのを、牙たちは紅林に飛鳥の霊が憑依するまで確信持ってなかったっていうことだよねぇ。
知ってる雪藤とは飛鳥死亡後顔合わせてなかったわけだし。
ていうか関東破滅編よりも白い天使編つまんないって思ってるんだけど。
超能力まがいの技とかはでてきてたけど、完全超能力戦になってからなんだかなぁ。
霊魂パワーも大概にしてほしい。
そして牙に活躍シーンを・・・・。
いや、牙には巨ロウ人は無理だろ
松田さんを出せ松田さんを
>>826 松田さんがやってたような熱いパワー対パワーの戦いが見られなくなったのは
残念だった。
つーか、雄は飛鳥が憑いてるのになぜ炎なんだ。指先から水を出せよ。
あの炎は実は飛鳥の手品のトリック。
てかさ拳燃えて一番温度高いの本人なんだが何故か平気
本人が燃える心を持ってるから大丈夫
巨ロウ人って巨老人みたいで…イマイチな響き
833 :
黒い粗筋 1/2:2013/08/19(月) NY:AN:NY.AN ID:xljEukro
<ACT,173 ほんものの怒り!の巻>
「フン!怒りだと〜〜!? おれに対する怒りが仮死状態でありながら、剣を粉砕したというのか…
面白い!ならばその怒りが本物かどうか試してやるぜ!!』
言うが早いか、勇気は無数の剣を投げつけてきた!
その内の1本が軌道を変え、密かに雪藤の背後に回り込む。
前方からの剣はやはり雪藤に当たる直前に砕け、その隙に背後からの剣が迫る。
…しかし雪藤はわずかに体をずらし回避、その直後にまたしても剣が砕け散った。
これで勇気は雪藤の怒りが本物だと確信したが、不意にニヤリと笑う。
「だが剣を粉砕したのはまずかったな〜〜!」
すると雪藤の足元の剣の破片が舞い上がり、雪藤を取り囲んだ。
「その剣の破片がお前の体を切り刻む!お前の怒りとやらでこの攻撃を止められるか!!
仮死状態とはいえ肉を咲けば血が吹き出し、骨を断てば体が崩れる!
県の破片が心臓に達した時、お前は無の境地のまま死ぬって訳よ〜〜!』
――すると破片が回転し、徐々に雪藤の体を切り裂き始めた!
一方、巨ロウ人に押されつつある牙と雄。
すると巨ロウ人は狙いをジュディと嵐に向けてきた!
牙と雄はとっさに愛する人を守り、なんとか致命傷を免れる。
「クソ〜!あのばけものを一体どうやって倒せと言うんだ…」
「フフフ…このおれを倒すだと〜!まだそんな夢を見ているのか!」
ふと、巨ロウ人は全身に力を込めると…体中がどんどん赤くなっていく?!
『ロウ焼弾!!』
突如口から無数の何かを吐きだし、それらが牙達の服に着くと服が燃え始めた!
「れ 霊士と合体しても… あのばけものの体はロウという訳か…
だとしたらおれの炎の拳が通用するかも…」
そう判断した雄は単身巨ロウ人に向かって走り出すと、あっという間に頭頂部に飛び乗った。
脳天に拳を振り下ろすが、頭を凹ませるだけで精一杯だった。
834 :
黒い粗筋 2/2:2013/08/19(月) NY:AN:NY.AN ID:xljEukro
「クッ… お おれが作り出す炎じゃ…このバケモノに点火できねえというのか〜〜〜!!』
渾身の一撃を繰り出すと同時に、雄の右腕の骨が砕けてしまう!
…だが、その一撃は雄の右手もろともついに炎を発し、巨ロウ人の頭部は炎に包まれる。
「は 離れやしねえ… てめえが巨大なロウソクなら、おれは芯よ…
こ この体が燃え尽きたって… は 離れや……」
――だが、苦痛に暴れる巨ロウ人は雄を頭から投げ捨ててしまった。
痴情に激突した雄に駆け寄る牙達。
「や 奴が… 霊士が飛び出してきた時…
そ その時が…奴を倒す…たった一度の… チャンス……」
仲間に託し、ついに雄は力尽きてしまった。
炎上する巨ロウ人からついに霊士が飛び出したのを確認した牙は駆け出した!
(雄が命がけで作った、たった一度のチャンス…!逃がしやしねえ〜〜!!)
『地獄へ落ちろ〜〜〜!!』
――牙の必殺の蹴りが霊士の体を貫いた!!
一方、勇気はしばらく雪藤の様子をうかがっていた。
「自分の力を過信しおって!」
勇気は指を鳴らすと、剣の破片が勢いを弱め、雪藤の体は崩れ落ちた。
しかし、そこにあったのは―――― 雪藤ではなく、 キ リ ス ト ……?!
まさかの事態に勇気は向こうにあったキリストが磔にされた十字架を見る。
そこには、どうした事か雪藤が代わりに磔にされていた! <続く>
けもののように裸の私に火をつけて♪
836 :
マロン名無しさん:2013/08/19(月) NY:AN:NY.AN ID:3F3ZUpVm
霊士はあっさりやられたな。素直にロウ呪殺つかってりゃ余裕で牙たち殺せたろうに
3年たって弱くなりすぎだったな
雪藤は勇気を倒し世界を救うキリストになるという暗示なのかな?
ロウが集まってくる所で故・泥露さん思い出した
零士は雑魚キャラのような負け方だったな
まあ牙がまともな活躍できて結果的には良かったんじゃないかな
雄は死んだ?
ジュディと嵐もちょっとは活躍してくれ
えぇ…キリストとかなにこの超展開
ゴルゴタの丘が出てきたあたりでアレ?って思ったけど
雪藤が神にでもなるんだろうか?
霊士が初登場した時は、まさか牙にやられるとは思ってなかった。
雄は飛鳥が守護霊(?)なので嫌な予感がしたが、やっぱり自己犠牲キャラだった。
一応生きてるみたいだけど、大丈夫だろうか?
>>840 元々BAはキリスト教ネタが強い作品だよ。超展開が続いてすっかり忘れてたけど。
金貨かげ薄いなぁ…
かっこいいなあ(ファンロード語) 霊士
>>843 本物の霊士は別にいて、今いるのは偽者とか。
元の顔はトキ並に美しくても心の中はアミバ並に醜かった霊士
なまじ池沼なアミバと違って知能は高かったので尚更タチが悪い
あーん!霊士様が死んだ!
霊士ブサメンになってザマミロ&霊士アンチスレ立てよー!って思ってたのに…
くすん…バケモノ薄命だ…
・゚・(ノД`)・゚・うっうっう…ひどいよお…ふえーん!!
この間「ブ男になった霊士はもうオワコンだ!」の葉書きを出してまだ2週間じゃないですか!
どーして、どーして!?あれで終わり!?嘘でしょ!?
ザマーミロッだわっあんな牙ごときに殺られるなんてっ!! 勇気と差がありすぎるわっ!!もう生き返りませんよね?ね?ね?
……笑ってやるぅwwwwwww 私はあのおそろしく鈍い彼が(たとえ美形キャラで強くてもさ!ヘン!)大嫌いだったんですよっ!!
あの醜い顔になったまま10週は生き恥を晒して欲しかったああああああっ!!
先生のカバッ!!(馬鹿なんて書けない)wwwwwwwwwwww
847 :
黒い粗筋 1/2:2013/08/20(火) NY:AN:NY.AN ID:CPft7Uc8
<ACT,174 覚悟の笑みの巻>
キリスト像と雪藤がすり替わった事に動揺する勇気とBA達。
しかも、雪藤の手足には杭が打ちつけられ身動きが取れない状態だ…。
「なぜだ!?…なぜこんな事が…?」
勇気の言葉に雪藤は目を開けその問いに答えた。
「おれが選ばれた人間だからさ…」
「なにぃ〜!?選ばれただと!?」
「そうだ!お前という悪…! 悪をこの地上から抹殺する為にな!
ほ〜〜う! それじゃあ何か…キリストが愚かな人間の罪を一身に背負ったように、
お前に対するおれの攻撃をも一身に背負ったとでも言うのか…
だがな、今のお前の姿を見ろ!杭を打ち込まれ身動きできないお前に何ができる〜〜〜!?』
――するとどうした事か、雪藤の手足の杭が回転し抜けてしまった!
「これでわかったか!おれがお前を倒す為に選ばれた人間だという事が!」
思わずジュディと牙が駆け寄るが、雪藤はそれを制止する。
『来るな!これはおれと勇気の戦いだ…お前達が入り込む余地はない!
だが…みんなの十字架をもらう…」
雪藤は天を指差すと、指先から稲妻が天に登り、その稲妻は牙達4人を直撃した!
…しかしその稲妻は牙達にダメージは無く、胸の十字架を肉体から切り離し空中に一塊りにした。
集まった十字架は雪藤へと近づき… シャツが自然に破れ、一つとなった十字架が雪藤の背中に張り付いた!
「これで… この地上に黒い天使はただ一人…!
お前達が宿命づけられた十字架は、おれ一人で背負う!」
それに対しジュディは涙を流しながら叫ぶ。
「ゆ… 雪藤…どうして… どうしてあなた一人が戦う宿命を背負わなきゃいけないのよ〜〜!』
それに対し、雪藤は微笑んで答えた。
「どうやらおれが… おれの背負った十字架が一番重かったようだな…」
848 :
黒い粗筋 2/2:2013/08/20(火) NY:AN:NY.AN ID:CPft7Uc8
突如勇気が高笑いを上げ、茶番は終わりだとペガサスもろとも飛びかかってくる。
ペガサスの頭は無数の蛇と化し雪藤の全身を締め上げる!
「フフフ… 十字架を一人で背負ったにしちゃ、手ごたえがねえな! 死ね〜〜!!』
2匹の蛇が咬みつこうとするが―――― 雪藤はスポークで蛇の頭を貫いていた。
「勇気…!今の俺にこんなこけおどしが通用するとでも思ったか!」
すると蛇は溶け、繋がったペガサスの全身をも溶かしてしまった。
足場を無くした勇気は落下するが、空中に浮かんでとどまった。
「フッ… 確かにこけおどしは通用しないらしい…」
勇気は自らへつながる階段を作り出し、雪藤を挑発する。
「さあ、上がってこい!おれたちの真の決着の時が来たようだ!」
ジュディと牙は思わず駆け寄ろうとするが… もうこれ以上、体が前に進まなかった。
「おれ達が黒い天使でなくなったから… 雪藤の側へ近寄れないというのか…」
雪藤は一歩階段を上る。
『雪藤〜〜〜!!』
ジュディの涙の叫びに、雪藤は振り向き―――― 初めて笑顔を見せた。
http://sakuraweb.jpn.org/imgboard/img-box/img20130820212515.jpg 「! あんな… 雪藤の笑顔…初めて見たわ…」
ようやくジュディは理解し、がっくりと膝をつく。雪藤は… 死 ぬ 気 だ !!
「クックク これから決着をつけるにしちゃ、おだかやすぎる顔じゃねえか!
それとももう諦めたか?」
再び雪藤を挑発する勇気に、雪藤は臆せず階段を上り続ける。
「おれの怒りは…… お前に向けさえすればいいさ!」
――――なんと雪藤の顔は、勇気そっくりになっていた!!
http://sakuraweb.jpn.org/imgboard/img-box/img20130820212533.jpg <次回、最終回!>
ギャァー!(ll゚Д゚ノ)ノ 次回最終回!!
ついに次回最終回か・・・
ありゃ…嵐はまだ何にもしないうちに十字架取られちゃったよ。
確かに最近掲載は巻末ばかりだし、運命幽魔の唐突な処理とラスボス勇気登場で纏めに
入ってる臭かったが、こりゃビッグママと戦ってるあたりで打ち切り宣告されたのかな。
最終回か。
十字架の力を得た雪藤が明らかに勇気を上回ってる気がするな。
しかしいい笑顔だ。確かにBAになって以降あんな穏やかな雪藤はみたことなかったような
最終回・・・・今頃編集部では「これで平松も週ジャンでは用済みよな〜」って
あの悪人ズラでダベッってんのやろか
ちょっとスポーク持って千代田区に行ってきます^^
あのアイシャドウ、バンコランにしかみえない・・・
最終回かぁ…
でも勇気倒したところで、もうこの国ダメだろ
なんか雪藤の背負った十字架が一番重いというよりは、戦力外から力を没収しただけに見えた。
十字架「君たち使えないから没収だヨ」
死んじゃった雄の十字架は再利用できないのかな。もったいない。
>>856 むしろ足手まといが近寄れなくなって安心できる効果の方が大きいのでは
霊士もロウ人形を次々再生させ、牙達の体力消耗
してからトドメ刺す戦略すれば楽勝だった
ロウの在庫管理が甘いな
もっと大量発注かけないからコノザマだよ
雪藤の笑顔、超ひさしぶりに見たな…
最後に見たのは第1部のいつだっけ?
(好青年モードの時も含めて)
「なんとかな……!」
「よかったあ!」かな
ジュディと麗羅の「必ず生きて…」のときの表情は笑顔には分類されないかな?
しかし、それ考えると雪藤ってあれ以来笑顔を浮かべてないのか…。
>>865 水鵬に麗羅の懐妊を話すシーンで笑ってたかな? 時間的には誤差でしかないけど。
そういや、あの時は水鵬の嬉しそうな顔という、もっと希少なシーンがあったなあ・・・
今となっては懐かしい。
867 :
黒い粗筋 1/3:2013/08/21(水) NY:AN:NY.AN ID:BX52iMIt
<ACT,175 雪藤永遠!の巻>
雪藤の顔が自分そっくりとなった事に驚く勇気。
「その顔は一体…!?」
「おれの中の殺人者… それが形となって表面に現れたまでの事…
お前を倒す為に、お前と同じ暗殺者に徹しただけの事よ!」
「おれと同じだと〜? フフ…うぬぼれるんじゃねえぜ雪藤!
お前ごときがおれと同じ次元の高さまで登ってこれるとでも思っているのか!!』
言う早いか勇気は絶対零度を放ち、雪藤はたちまち氷像と化してしまう!
「どうした、それ以上は登ってこれまい! …それがおれとお前の次元の違いよ!」
…だが、雪藤の背中の十字架からヒビが入り、表面の氷はたちどころに剥がれ落ちた!
「登っていくさ… おれが倒さなければ、誰がお前を倒す…?
おれは四人の黒い天使達の十字架を背負っている…
いや、四人だけじゃない…今まで死んでいった黒い天使達全員の十字架を…
宿命を一人で背負っている!
黒い天使はおれ一人!おれ一人に十字架の力が集約された…!
もうお前の超能力は通用しない!」
「フッ… フフフ…何を寝ぼけた事を…
もう忘れたか雪藤!おれの超念波に血を吹き出した事を!
今、階段を登ってくるお前の体に機能は確かに動いているはず!
その状態じゃ超念波を防ぐ事はできない〜〜!!』
再び超念波を放つ勇気。 …しかし、雪藤に特に変化はなく、しかも足は動いている…?
念の為勇気は雪藤の心臓を透視すると―――― 雪藤の心臓はすでに停止していた。
「まさか… まさかそんな事が…」
勇気は動揺し、再度確認の為に右手からまばゆい光を放つ。
…しかし、雪藤の足元に“影”はできなかった。
これにはさすがの勇気も激しく動揺する。
868 :
黒い粗筋 2/3:2013/08/21(水) NY:AN:NY.AN ID:BX52iMIt
(し 死んでいる〜!? 奴はもう死んでいるとでもいうのか!?
あの時…キリストと入れ替わりに奴が十字架に磔になった時、すでに…?)
「バ バカな…こんな事が…
死んだ人間がおれを殺す為に階段を一歩一歩上ってくるなんて事が…」
勇気は一歩ずつ迫る雪藤に怯え、今度は極限炎度を放つが、雪藤の体は火傷さえも負わなかった。
「無駄だ、お前の超能力はもうおれには通用しない!」
勇気は舌打ちすると、亜空間へ逃げ出したが雪藤もそれを追って姿を消す。
…やがて階段は燃え尽き、灰となって崩れ落ちる。
「ゆ 勇気も… 雪藤も消えてしまった…」
虚空に消えた雪藤の名を泣き叫びながら呼ぶジュディ。
――その頃、勇気は恐怖にかられ、息を切らせながら亜空間を逃げ回っていた。
「こ こんなバカな事が… こんな…
確かに…確かに雪藤の体は死んでいる その死んだ人間がおれを殺しに…」
突如マントが突っ張り勇気は足を止めてしまう。
振り向くと、何者かがマントの端を掴んでいるではないか。
その人物は雪藤ではなく―――― 死んだはずの 松 田 鏡 二 !!
『貴様は…!?』
「黒い天使!」
松田が名乗ると同時に、勇気の周囲に死んだ亜里沙・羽死夢・麗羅・水鵬・飛鳥が現れた!
『お お前達は一体!?』
「「「黒い天使!」」」
勇気は剣を取り出しBA達に切り付けるが、BA達の姿はぼやけ剣はむなしく宙を切る。
BA達の亡霊は一か所に集まると… 雪藤の姿を作り出した。
「どうやら最期の時が来たようだな、勇気!」
「貴様〜! なぜだ…お前の体はとっくに死んでいるはず…
それなのに…それなのに、なぜ… いや…これは何かの間違いだ
そうだ、夢… 悪い夢に決まっているぜ〜〜〜!!』
勇気は突進すると、かわそうともしない雪藤の胸の剣を突き刺した!
「そ〜〜ら見ろ!このおれ様が負けるはずがねえ!」
…だが、雪藤は平然としたままおもむろにスポークを振りかぶった。
869 :
黒い粗筋 3/3:2013/08/21(水) NY:AN:NY.AN ID:BX52iMIt
「黒い天使とは悪に対する怒り… その怒りがある限り、例え体は滅しても魂だけは生き続ける!
地 獄 へ 落 ち ろ 〜〜〜〜〜!!」
雪藤はスポークを振り下ろし、勇気の脳天を貫いた!!
勇気の死を確認すると、雪藤の体は頭から徐々に崩れ出し、ついに完全に消えてしまった…。
その頃、牙達はゴルゴダの丘が消えていくのを見ていた。
幻覚が消えると、そこは至って普通の墓地だった。
必死で雪藤の姿を探す牙、へたり込んでいたジュディはゆらりと立ち上がる。
「雪藤…」
……ふと、ジュディは地面に落ちていた雪藤愛用のスポークを見つけ拾い上げた。
「雪藤のスポーク…」
「まさか… まさか、雪藤の形見…?」
しかし、涙目のジュディはそれを否定する。
「ううん… 雪藤は生きている… きっとどこかで生きているわ!!」
愛する人を想い、ジュディは夜空を見上げるのだった。
<ブラック・エンジェルズ ―完―>
終わったか…平松先生お疲れ様!
しかしこうしてみると第2部はいらなかったな。
個人的にはずっと第1部のような始末人路線を行ってほしかったよ
終わっちゃった〜でもシーズン2をやろうと思えば出来る!
悪は無くならないと思うし…いつかまた頼みます!
雪藤は死してなお勇気を倒すために動いていたのか
しかし勇気は救いが最後までなかったなあ。登場したときのあの素直な子供を
最後まで悪人に仕立てたまま殺すとは平松先生・・恐ろしい子
キン肉マンの次に好きな漫画なので終わって寂しいけど
最近の流れみたら仕方ないとも思う
最後は地獄へ落ちろ!!で〆たか。
打ち切りで急ぎ足っぽいからあまり期待してなかったが、最後に『黒い天使とは何か?』に
ついてちょっとでも触れてくれたのは良かった。
黒い天使とは悪に対する怒り。この世に外道がはびこる時、いつかまた雪藤は帰って来る。
白い天使編になってから流し読みしかしてなかったけど
終わっちゃうと寂しいな
黒い天使全員集合的な感じになったとこらへんはちょっとグッときた
平松先生お疲れ様でした
鷹沢神父の善人格は黒い天使扱いされないのか…
ついに終わったか。
勇気は改心するどころか、チンピラのような最後だったなあ。
おまけに年齢的には最終章でも精々中学生程度という容赦のなさ。平松先生凄いぜ。
中学生だったらもう…やっていい事と悪い事の区別はつくはずだな! 餓鬼……!
しかし勇気はあれだけの超能力があるのに、スポークで刺されたぐらいで死ぬのか?
どれだけ超能力が使えようが、急所刺されれば死ぬでしょう。
WA死亡第一号氏の如く、そういう能力は持ってなかったし。
神や悪魔を気取っていたところで、所詮は只の人間だったという事ですな。
風剣もBAとは見做されてないのね
胸に十字架が無いとBAとはみなされません。
嵐も持っていたのは十字架のペンダントなのでBAではありません
>>880 運命一家なんてスポークいくら刺しても死なないから人間じゃないってことですね
嵐は焼け焦げの影響受けて十字架が胸に刻まれたろ。
ただし活躍もなく雪藤に十字架を奪われたけどさ
BA(故人)集合の場面は涙が出た・・・
それに引き換え元BA(生者)ときたら…
牙・ジュディ・兄妹だけでしかも十字架無しじゃ
勇気に作り変えられた日本を変えれんだろうな
アレ・・・・・バッドエンドじゃね?
やっぱり単なる強弱以外に相性とかあるんだろ
勇気より弱くて完全復活雪藤なら割と楽に倒せたけどスポークじゃ死なない運命一家
運命一家を瞬殺出来てMAX雪藤でも命と引き換えじゃないと倒せない程超強いけどスポークが刺されば死ぬ勇気
>>887 ドンが潰されればあんな体制、内乱ですぐ崩壊するだろ
その後の収拾つけるのが大変だろうが、いざとなったらアメリカが51番目の州にしてくれる
とうとう終わっちゃったか。自分としては北斗よりもこっちが好きだったんだがな・・・
周りやつらときたらみんな北斗、北斗! どいつもこいつも北斗!!
なぜだ!なぜブラックエンジェルズを認めねえんだ〜〜!!
891 :
黒い粗筋:2013/08/22(木) NY:AN:NY.AN ID:???
楽屋裏開始
皆さんお疲れ様でした、そしてブラックエンジェルズスレ10周年おめでとうございます。
長文になりがちでしたが、楽しんでいただけたでしょうか?
今回は今まで書いてきたあらすじの中で最長だったんで疲れました…。
(次点ではアウターゾーンの全15巻)
BAあらすじ執筆中、途中で仕事のミスで鬱になってました。
鬱もよくなり、時間も空いたので執筆再開まで約1年半かかりました。
(※現在はクロスボーンガンダムあらすじ執筆中)
他にも色々書いてみたい作品もあるけど、まずは先に↑を終わらせないとね…。
粗筋さん お疲れ様でした〜ほぼ毎日きて楽しませてもらいました
ありがとうございました!
粗筋さん乙
竜牙会の暗殺者は○鬼って名前が多いイメージがあったけど
酔鬼らがトリオで出てるから印象深いだけだった
乙よな〜〜この半年間楽しませてもらったぜ〜〜〜!!
規制で後半あんまり参加できなかったのが心残りだ
粗筋さんご苦労さまでした
やっぱり後半も結構好きだなこの話
お疲れさまでした。
このスレがきっかけでBA読み直してみたけど、超展開の後半も面白かったと
再確認できました。
898 :
黒い粗筋:2013/08/23(金) NY:AN:NY.AN ID:???
おはようございます&乙どうもです!
自分もあらすじを書く為に最近読みなおしたのだけど、
第2部以降はほとんど覚えてなくて「こんな展開だったか?」と頭をひねったりw
元々第一部の始末人風(とエロ)目当てだったからなー
ところでさくらアップローダー、閉鎖とのお知らせが…
長い事使ってた掲載期間が長いロダだけに残念(´・ω・`)
http://sakuratan.ddo.jp/close.html
お疲れ様
むしろ自分は連載当時、WAとのバトルの頃から読み始めたので第一部の印象が薄かった。
一応、後で単行本で通して読んだが。
お疲れ様です
やっぱり飛鳥が今でも好きだ・・・
飛鳥は女のかげがなかったな〜
モテそうだけど
902 :
黒い粗筋:2013/08/24(土) NY:AN:NY.AN ID:???
ありがとうございます。俺も飛鳥は好きになったキャラだな。
それにしても読み返してみると、ジュディは一体何の為にBA化したのか…
(エロス要因は除く)
彩りっつうかバランス?
肉・肉・レタス的な
むしろなぜエロス要員を除くの
漫画は戦力足せばいいってもんじゃない
女の子と言うだけでジュディは充分貢献した
マーダーライセンス牙はまだか
次回作のラブ&ファイアーに雪藤みたいな顔した仕置人ボクサーいたよな
907 :
エロ漫外道:2013/08/25(日) NY:AN:NY.AN ID:???
粗筋氏お疲れさん
後半は規制されまくりで参加できなかったのが悔やまれる
またいつかやっとくれ〜
908 :
黒い粗筋:2013/08/26(月) NY:AN:NY.AN ID:???
ありがとうございます。
ラブファイヤーは表紙見た事あるが、雪藤似のボクサーは知らなかったな
>>905 全部読んだわけではないが、さすがに今すぐは無理w
>>907 ありがとう、エロ漫さんもOCN?
規制が多いのは連載中あらすじ書きにとっては辛かった…
乙でした。
粗筋さん的にはML牙での再登場から現在に至る雪藤や松田の健在についてはどうなんでしょ、
すぐは無理でもゆくゆくは無印ML牙〜外道坊経由〜ザ・松田までコンプなさるので?
また次期予定のクロスボーンガンダムも正編6巻分のあと外伝や続編が多々あって
現在もゴーストが連載中ですがどこら辺まで手掛けるのでしょうか。
910 :
黒い粗筋:2013/08/26(月) NY:AN:NY.AN ID:???
ありがとうございます。
ML牙にいたっては、時々読んでいた程度だけど
気づけばいつの間にか雪藤と共演してて驚いたって程度。
ザ・松田は単行本で知ったけど、この時点でもう半ばギャグ漫画になってるって感じかな。
「俺の涙を返せ!」って感じでw
平松作品の勧善懲悪ものは好きだけど、さすがに全てのあらすじをやるのは無理w
(自分でも思い入れが強い物と、反響が高そうなのをチョイスしてるし)
クロボンは無印・スカルハート・鋼鉄は基本として、ウモンが登場するハーフZもやります。
また、クロボンとは関係ないけど、スレが余ったら角川・長谷川つながりで
「超獣機神ダンクーガBURN」もやるつもり。
本当はクロノアイズをやりたかったけど、長谷川スレで反応が無かったので…
マーダーライセンス牙のみで一度完結してからマーダー&BAで雪藤と共演して
途中で松田さんが復活して設定がパラレルになったという感じだけどね
最後の砦である松田さん復活をやってしまった後は細かいことは気にしなくなった。
「いんだよ、細けぇことは」の連発は痛々しいな
◯DVDしかださなくなっちゃったエロマンガ家さんと同様
THE松田じゃ水鵬、麗羅、鷹沢神父、羽神夢まで生き返らせちゃったからなあ
まあBAとしての共闘はないとはいえやりすぎたわセンセー
915 :
黒い粗筋:2013/08/27(火) NY:AN:NY.AN ID:???
むしろ共闘して欲すい
むしろ復活組に飛鳥がいないことはファンとして泣いていいのか喜んでいいのか微妙・・・
今の平松画の飛鳥どんなになるか見てみたい
M牙に飛鳥そっくりのキャラクター出てたけど10代で微妙に眉太でムキムキだった
飛鳥はスレンダーで眉細の飄々路線死守して欲しいけど無理そう
>919
それ見てないんだけど…
>10代で微妙に眉太でムキムキ
…どこが飛鳥にそっくりなの??
俺も知らんけど… 髪型じゃね?
読んでたのに憶えてない
本編で不遇だった牙のスピンオフかと思わせておいて別人な上
のちのちタイトル変えて雪籐が合流、最後は松田さんまで出てきてしまうとか
牙がかわいそう過ぎる
でもあの牙亮のキャラじゃ人気ないし…
木場優児で正解かと
あの後も牙たちが血塗られた道を歩んだら皆のぶんの十字架を背負って消えた雪藤も浮かばれないからな。
>>920 M牙14巻 じっちゃんがラストは死ぬ一連のストーリー回
まあたしかに髪型だけ、かも・・・(;´∀`)
でもあの髪型でキャラ書くなら間違いなく飛鳥としか・・・
>925
髪型だけ…紅林雄も混ぜたげて下さい
教えてくれてどうもね〜
保守
保守
平松スレが落ちた?
>>928 あなたスポーツは何やってたの?
中学・高校・大学と何か続けて来た事はある?
いや、勉強以外で。
今正社員として働いてる人はみんなちゃんとやって来てるんだよ。
そういう企業が欲しがる人材になるための積み重ねを。
20何年も生きてきて今まで何もやって来なかったって、
ちょっとそりゃ人生の見通しが甘すぎるんじゃないかな。
931 :
マロン名無しさん:2013/12/30(月) 20:50:13.82 ID:1OUHBlzN
∧_∧ ∫
(*゚ー゚) ∬
ノ つc□
〜(_,, U
932 :
マロン名無しさん:2014/05/03(土) 23:50:11.88 ID:wjmwDAma
草津
>>908 ラブアンドファイヤーはあの頃の平松作品には珍しいハッピーエンドですよ。
>>913 復活は嬉しかったけど、あそこまでハッチャけられたらねえ・・・。
>>914 神父さまは裏切りが発覚する前のきれいな神父様だったね。
934 :
マロン名無しさん:
>>933 神父さまといえば…。
細けえことになるかもしれんが、
いつから外道殺しを始めるようになったんだ?
竜牙会に本格的に対抗するようになったのは、
あの教育評論家を殺してからだが、
それ以前から殺しはやっていた。
組織を脱会したと同時にBAと切人に分裂し、
両方の活動をはじめたということで、おけー?