1 :
マロン名無しさん:
漫画が描きたいのですが、絵は練習するとしてストーリーに悩んでいます。
中高生受けするのはやはりファンタジーやらバトルでしょうか。
ジャンプのヒット作やアニメ化されているのはそういった類のものが多いですよね・・・。
しかし近年賞を獲得してるのは現代ものでストーリー重視のものが多いような気がします。
皆さんは結局のところどんなストーリーがおもしろいと思いますか。
好きなシーンや台詞の魅せ方、逆に嫌いなシーンやパターンでもいいです。
見る人の好みによって左右するのは承知しておりますが、参考までにどうぞ意見を聞かせてくださいm(_ _)m
・テーマが一貫している
・強いメッセージ性
・高い娯楽性
・無駄が無い
・矛盾が無い
これらを全て含んでいる物
ストーリーなんてまるっきりパクリじゃなけりゃファンタジーでもSFでも時代劇でもなんでもいい
生きたキャラがいるかどうかだ
冨樫はキャラクターにいまいちあわないけど面白いストーリーと
キャラクターに合ってるけどいまいちなストーリーの場合
面白いストーリーをボツにし、キャラクターに合ったストーリーを選ぶと言っている
鳥山はマンガのポイントはストーリーと言った人に対し
あまい!ストーリーも確かに大事だがマンガとは人間を描くこと
先に主人公の人間像を決めてから話づくりをしたほうがいいと言っている
生きたキャラを作るには自分や他人の観察から始まる
自分はどのような人間を描きたいのか?
自分はどういった人間を魅力的に描くことができるのか?
それらがわかればそのキャラクターが勝手に動く
面白い舞台やサブキャラクターも生まれてくるはずだ
それがストーリーとなる
ラッキーマンが始まったときヒーロー物が流行っていたか?
るろうに剣心が始まったとき時代劇が流行っていたか?
遊戯王が始まったときカードゲームものが流行っていたか?
テニスの王子様が始まったときテニスものが流行っていたか?
答えはいずれもノーだ。
ガモウは無類のヒーロー好き、和月は幕末、時代もの大好き
高橋はゲーム大好き、許斐はテニスのインストラクター
みんな自分の好きなもの、得意なものを理解して描いている
今賞を獲得しているものが〜?
こんなの気にしても仕方ない
大方デスノートとかに影響受けました〜とか
得意なこととかないし、好きなものも漫画だけ、
時代考証とか調べるのめんどくさいし、
オリジナル世界なんて作れないからとりあえず現代で、とか
そんなやつらもたくさんいるからだ
受けるものを気にしすぎると最悪、ツギハギ漂流作家や真島ヒロみたいになる
しかし、パクリは本当にウケる可能性がある
マンガ家としての誇りや倫理観などがなく、
ただヒットしたいだけならそれも正解かもしれない
でも俺は2chで叩く
そんなの大したことねー成功者への嫉妬乙、と思うならそんな漫画でも描いとけ
でも俺は2chで叩く
自分の全てを最大限に生かせるものを描け
突き抜けたものを描け
誰も見たことのないものを描け
漫画界に革命を起こせるようなものを描け
そんな漫画が読みたい
あ、和月はパクリじゃないよ 天然だよ
堂々とモチーフにしましたと単行本で言える人
実際に幕末や新撰組、漫画の刀ものなんかの人気を大きく上げたし
好きな物を描く道を貫いた立派な漫画家だ
6 :
1:2010/12/07(火) 20:45:45 ID:APzaMJ0b
レスありがとうございます!
他の漫画スレを見ても絵のことばかりでストーリーに触れられたものが少なかったので意見が聞けて本当にありがたいです。
真剣に長レスくださったりで嬉しいです。参考にさせていただきます。
テーマ性、メッセージ性はやはり不可欠ですよね・・・。
個人的な見解だと、大ヒット作では友情や命の大切さが、
水面下で人気を誇るものでは日常のささやかな気持ちの描写が鍵となっているような気がします。
なんにしてもあっと言わせるものやはっと気づかせてくれるもの、共感できるものが欲しいですよね。
人生経験を多く積んでいないと、そういったものを描くのは難しそうです・・・。
まずは日常感じている気持ちを整理してみようかなと思っています。
キャラクターとテーマに自分があっていることとのことですが、これは盲点でした・・・!
自分にあったものを、ですよね。その方が楽しく描けてテンションも保ちそうです。
ただ、ここでひとつ質問なのですが・・・
キャラをつくる際にどうしても自分の好きな性格のキャラばかりになってしまいます。
対して、苦手なキャラ(自分の場合はクール系は非常に苦手です)は動かし方すらわかりません。
どう動かしても他の漫画で見るような、個性のないキャラ、立ち位置になってしまいます。
ついでに、自分の世界観にあわないのか、盛大に浮いてしまいます・・・。(苦笑
そういったときに上手に動かすためになにか方法はありませんか?
やはりひたすら漫画として動かすしかないのでしょうか・・・。
設定を考えるのも大変なので、できれば効率よくやりたいです・・・。
アドバイスがありましたらよろしくお願いします。
また、引き続き、魅力を感じる点、感じない点などについて些細なことでも構いませんので意見をくださると嬉しいです。
自分も似たことで悩んだことあった。
・男の子が師匠から凄い能力を伝授され、弱い者いじめする悪党をやっつける
・女の子が男の子と出会い、困難を乗り越えながら仲良くなっていく
・勇者がお姫様を助けに魔王を倒しに行く
・主人公モテモテ、格闘トーナメント、おっぱいパンツ、BL(バカ受け四天王)
この辺を覚えて、後は感性のままに描けばなんとかなる。
>苦手なキャラ(自分の場合はクール系は非常に苦手です)は動かし方すらわかりません。
クール! …だけってのは、ちょっとインパクトが弱いね。
もうちょっとキャラを練ってみよう。
>設定を考えるのも大変なので、できれば効率よくやりたいです・・・。
そんな大変なもんじゃない むしろ楽しいよ?
一度、キャラクターを本気で作ってみよう
このキャラは実際にいるに違いないと信じさせる勢いで
強調と意外性を使って、キャラの魅力を深めてみよう
例えば
クール! とても頭がよく、五ヶ国語で話せる。大事件でみんなが混乱している時にも、冷静な考えができる。
クール! 非常に冷酷で、人の命を何とも思わない。正体は子供の心臓を好物とする大きな羽の生えた魔物。
クール! 薔薇の花びらとともに現れ、敵を倒したあと、いつの間にか消えている。仮面によって正体は謎だが実は主人公の兄。
クール! …だけど、嘘をつく相手だけは絶対に許さない。嘘をつかれると普段のクールさが消え、本気で怒る。
クール! …だけど、水だけは大の苦手。泳ぐのは勿論。顔を洗うのも怖い。かっこ悪いと思って本人は必死で隠している。
クール! …だけど、趣味は鉄道で、同人誌もつくっている。ある車両に恋するちょっとヘンな青年。
わりとベタなものも書いてみたが、こんな感じ。
一つ二つじゃなくて、できるだけたくさん考えてみよう。
プロフィール形式にしたり、質問形式にしたりも面白いよ。
それらを組み合わせたり、ボツにしたりを繰り返して、一つのキャラを作っていくのだ。
できるだけ個性のあるキャラクターを作ろう。
ストーリーを動かすには、キャラクター達が必要不可欠。
キャラクター達を喧嘩させてみたり、恋させてみたり、
色んな関係性が絡み合えば、話が生まれてくるぞ。
話作るのが面倒なら原作付きの仕事だけすればいい。
描くのが苦手なキャラは最初から出さなきゃいい。
別にクールキャラがいなければダメという法律はない。
めんどくさい方法としては、自分の好きなストーリーを思い浮かべて、
「自分はなぜこれを面白いと思うのか」を徹底的に分析してみる。
アニメの話だけど、押井守は「ビューティフル・ドリーマー」を作る前に
劇場版「エースをねらえ」を何度も見て出崎演出を研究した。
庵野秀明は「セーラームーン」がウケた理由を検証して
自作のエヴァに応用した。
まあ>1が具体的にどんなジャンルをやりたいのかわからないので、
意見も出し辛いけど適当に頑張ってほしい。
苦手なキャラのことは一旦脇に置いといて、好きなキャラで思い通りに描くとするじゃない
で、はじめの状況だけそれと同じにして「もしこの状況ならこいつ(と周囲)はどう動くかな」って考えていけば
既に描いたものと比べられる分多少は考えやすいんじゃないか
ストーリーってほど長丁場じゃなくてもちょっとしたワンシーンで十分だ
現代ものならたとえば転校初日の挨拶をどう言うかだけでもキャラ次第で千差万別だろう
あと登場人物の幅が豊かな作品が好きだな、あくまでも個人的にだが
人物の数が多ければいいって訳じゃなく、世代やものの考え方が多面的なものってことね
反対に作者の主張を主人公に語らせてなおかつ作品の中で一切非難されないような漫画は
押し付けがましいっていうか見てて気持ち悪いから最後まで読むことはないな
口癖とか見た目とか戦い方とか隠し事とか考え方とか過去のエピソードとか
るろうに剣心だと
今は不殺を信条としていて、弱い人々を守って戦う。元維新志士で主人公の剣心
弱肉強食を信条としていて、人を殺すことをも厭わない。元維新志士で敵の志々雄
悪即斬を信条としていて、人を殺すこともするが、元新撰組で主人公の味方になる斎藤
いずれも幕末の動乱を生き抜いた最強レベルの人斬りだが、
考え方や、立場なんかに大きく違いがある
で、全員が自分を正しいと思っている これが大事
世の中こんな奴らばかりだと戦争になったりするんだけど、
フィクションなら問題ない 対立させることが重要で、ドラマの基本だと思う
何事もすんなり進んでしまっては、面白いストーリーにならない
恋愛物なんかだと三角関係とかの障害を作ってみたりとか
サムスピとかギャザリングとかあるけど
漫画が流行ってたとは言えない
ドラクエ以前のウィザードリィレベル
あそこまでのブームをおこしたのはその二つの影響が大きい
>>9 そこ落とし穴。小畑並のヘタレじゃないと
「チクショー、やっぱり自分で描きたい動かしたい設定したい」
ってなる日が来る。自分節が出来ると楽しいよ。
>めんどくさい方法としては、自分の好きなストーリーを思い浮かべて、
「自分はなぜこれを面白いと思うのか」を徹底的に分析してみる。
物凄いアンチなのになぜか読んでる作品の
「思い通りじゃない部分」の分析も勉強になる
(アンチ作品は、萌えと萎えを同時に含んでいる)。
大事なこと。
描き始める前に話のオチはちゃんと考えておく。
オチはバレバレなぐらいが面白くないか?
>>15 冨樫はクソ映画を観て
どうすれば面白くなるかを研究したらしいな
キャラクターが勝手に動いて云々っていう描き方は、商業の少年誌的な描き方で
まあ確かに面白いんだけど、将来的に名作と呼ばれるような作品にはならないよ
>>14 えーギャザとか時代劇とか結構流行ってたよ
>>20 キャラクターが勝手に動いて云々っていうのは、
水戸黄門やドラえもんみたいに話のパターンやアイテムが決まっていて、
ごっこ遊びがしやすい、アニメのオリジナル回みたいのを想像しやすいってことでは。
中二漫画の、お洒落な肩書きのキャラが
個性的で面白い言動をしまくるのは、勝手に動いてるのは作者の中だけのような。
(だから、同人誌でキャラ崩壊とか言われる)。
>>20さんの思う将来的に名作と呼ばれる(た)作品を教えて!
キャラクターが勝手に動いて云々は普通にストーリー漫画で使われてる。
つうか、漫画のストーリーっつったら、普通ストーリー漫画のストーリーの事でしょ。
ていうか、岩明均が言ってたがその辺は人による
どの作り方が自分に合っているのか自分で描いて模索しなきゃならん
劇画村塾みたいだな
つまらない漫画って、日の丸弁当なのに梅干しが入ってなかったり、
出てくる猫がただの猫で他作品の猫と区別が付きにくかったり、
キャラが偏ってたり(ショートが好きなのにロングしか出なかったら嫌な気分になる。「ロングしか出ない」が売りならおk)、
千年パズルやデスノートみたいな「漫画の象徴!」って小道具が出て来ないこと多いと思う。
もう一つ。話が横に広がるだけで前に広がらない。
分かり難い
中二病漫画が大流行していた時、
「漫画の話ってこんなに難しくしないと駄目なんだ」とgkbr
無駄なあがきでした先生
>>30は分かる
新キャラが出たり設定が明らかになったりするだけで、ストーリー自体は全然進展しないのな
もし年表にしたらストーリー冒頭以降のところに書けることがあんまりない、みたいな
「漫画が描きたいのに話が作れない」
って言ってる人って、たぶん、スクエニ系か中二病好き多いと思う
先人のお手本がヘタレ過ぎる
>>33 コナンとかか。まああれ年表にしたら密度すごいことになるけどなw
1〜数話完結系漫画全否定か
起承転結反復型の漫画は別にいいんだよ
そうじゃなくて、ストーリー漫画なのにストーリーがろくに進まない、
延々やってるけどあらすじにしたら数行でおさまる、そんな漫画
BLEACHとか典型
スクエニ系やそれっぽい雑誌って
女の子が可愛く、かつ、見た目も行動も格好いい男が2人以上出てる漫画
ガキが紙面に入りやすい日常用語満載の漫画を出したら
今にも殴って追い出されそうな空気がある
少女漫画と逆ベクトルの圧力を感じる
それはスクエニ系じゃなくてスクエニ系の女性作家の話じゃないかな?
スクエニ系は女性作家多いんだよね
ストーリーが全然進まない漫画がある一方で、大暮みたいにいきあたりばったりに
話を超展開させまくって収拾つかなくなってる漫画もあるな
>>39 あーそうかも
ホモじゃなくてノーマルで男を格好よく描いたら
りりむキッスみたいにKY扱いされそう
(あれよりもっと個性的で明るい性格の男が好きだが)
「どうせヒロイン=自分で公私混同してるんでしょ?プッ」
「商業主義(中二やハーレムで馬鹿売れ)に私情(色ボケ)を挟むなんて最悪」
「少コミや花ゆめ池」って下種の勘ぐりされそう
じゃあ、恋愛がメインストリームの漫画が描けないのはなんで?
女キャラが「ヒロイン>その他」形式の漫画が描けないのはなんで?
男をキザではなくコミカルに描かないと気がすまないのはなんで?
そこが少コミや花ゆめとは違う証拠なんじゃないですか?って言いたくなる
腐認定スレに被害者続出
スクエニは、ホモも男が微妙に外れててカッコ良くない
好感を持たれるキャラを描いちゃ駄目なのか?と思う時が
守護月天は女性作者の恋愛メインでヒットした
ただ、あくまで少年漫画だから主人公男
スクエニ女性誌は読んでないのでなんとも
角川は男性作家が多いんだっけ。違いがよく分からん。
45 :
マロン名無しさん:2010/12/15(水) 23:02:13 ID:KrOh6ebV
スクエニはガンガン初期の頃からドラクエ4コマの流れで女性多めだった
最初のヒット作パプワくんは柴田亜美が微妙にホモネタ混ぜたり
ドラクエとかの男の子の文化を女性なりに楽しんで作られた作品が多かった感じだったが
一応少年マンガとしてちゃんとやろうとしてたように思う
流れが明らかに変わったのは最遊記のヒットだろう
Gファンタジー時代の最遊記は腐女子が騒いだだけでまだいちおう少年マンガしてたと思うが
それ以降はじめから腐女子にターゲットを絞った作品が増えていった
守護月天はコメディ的なドタバタ部分が肝だったと思うね
女性作家はドタバタ向いてると思う
男はバトル、女は日常
角川とスクエニの違いは、メカか魔法か、あとは線の描き方で
人物描写はあんまり差がないように見える
あの手の漫画読んでてムッとするのは、
身近な会話を出さないで感情移入しにくくすることと
男女比や年齢比を偏らせることだと思う
オタ雑誌って同人上がりが多いのか知らんが、イラストは上手いが漫画(特にコマ割り)が下手な奴が多過ぎ
いやコマわりに付いてはオタ雑誌じゃなくても普通にいるかと
イラストっぽいのは今のトレンドというか流行りというか
火付け役は小畑?>イラストっぽいの
暑苦しいのは受けにくくなった感じだね
特定の火付け役がいるわけじゃないと思う
メディアミックスが常態化してアニメと漫画とラノベ(のイラスト)が相互乗り入れした結果って印象
ストーリースレで絵の話になっちゃってるな
絵の魅力を抜きにした、「ストーリーの面白さ」だけでも、色々あるんだよね
・設定と矛盾しない範囲で思いがけない理屈を提示される面白さ(SFショートショート、ミステリ、駆け引きゲーム)
・キャラクターに感情移入できるような面白さ(感動物、恋愛物、あるある心理描写)
・キャラクターや世界観の魅力を楽しむような面白さ(キャラ立ち、情景描写、魅力的な台詞や行動)
・描写や演出の巧みさを楽しむような面白さ(キャラの言動や思考のリアルさ、展開の巧妙さ(たとえば三谷幸喜的な))
などなど
ぶっちゃけ、「あらすじ」だけで面白い作品なんてのは漫画に限らずほとんど存在しないわけで、
「ストーリー」っていうのは、具体的なシーンまで内包した概念なんだろうな
>・設定と矛盾しない範囲で思いがけない理屈を提示される面白さ(SFショートショート、ミステリ、駆け引きゲーム)
基本はこれだと思うな
他は読者依存というか魅力が伝わるか心配というか
雑誌の読者層が合ってるなら杞憂なんだろうけど
スクエニ系に多い
「俺達格好いいだろー?フフンッ」ってやるドヤ顔の少年少女うざい
感情移入しづら過ぎる
そういうのが好きな奴だっているんだから
合わないと思うなら違うの読んだ方がいいと思う
60 :
1:2010/12/18(土) 11:55:07 ID:v3M9HdmI
>>8さんの具体例を見てなるほどと思いました。
ひとえにクールといえどもいろいろありますから動かせそうな範囲から攻めていっていろんなキャラがつくれるようにしたいです。
なんとなく、主観ですけれど、キャラからストーリーを生み出すのって難しくないですか?
私は 大まかなストーリーを作る→キャラ作る→細かいストーリー作る という流れでやっているのですが、
キャラから作ると作品全体がキャラ語りみたいになってしまうんですよね・・・´`;
最近のレスでも言ってるようにスク.エニ系?がそちらの傾向が強いような・・・。
洋風テイストなファンタジーが苦手なのでそちらにはあまり手を出さないので勘違いだったら申し訳ないのですが、
最近のファンタジーは話全体の筋が通った大きなひとつの作品というよりは
キャラや舞台や特殊能力が凝ってて、それを魅せたいだけなような気がしてしまうんですよね。
絵の上手い方も多いですし、設定やキャラの見た目には興味を引かれるのですが・・・。
うーん・・・上から目線ですがなんだかそれだけであってメッセージ性に欠けるような・・・
いわゆるキャラを魅せてるだけのような・・・。うーん・・・。
なんにしてもそれがヒットしたりするわけですからそれも重要な要素なのかもしれません。
ヒット作の分析もやってみたいと思います。るろ剣、セーラームーン、鋼辺りがいいのかな。
グロが駄目なのでエヴァが見れないのが無念です。(苦笑
61 :
1:2010/12/18(土) 11:57:41 ID:v3M9HdmI
>>話が横に広がるだけで前に進まない
刺さりますね。思い当たる節がありました。(笑 十分に気をつけたいです。
作品全体のテンポを調整するのが難しいのでしょうね。
横に広がりすぎるとだらけるし、前に進めようとしたら急ピッチすぎて読者が置いてけぼり。
作者は主観でしか自分の作品を見れないのでどこをどうしたらおもしろいのかわからないのが難点です。
私はネームを描くことはするのですが未だにちゃんと原稿にしたことがありません。
読み返してしっくりこないんですよね。起承転結のどこかが長すぎたりとかしてイライラしてしまいます。
どのくらいの割合がいいのでしょうか。大概「転」をあっと言わせたいがために「承」が長くなりすぎちゃう傾向にあるのですが・・・。
一話完結ほど難しいものはないのでしょうね。
どこでしたっけ、はなゆめでしたっけ。確か投稿する漫画は10ページ以内でなければならないとか。
10ページでおもしろいものを描くとなるとテンションでは描けないでしょうからよく話を練らなければなりません。
いい練習になるのではないかと思うので時間ができたら試してみたいです。
>>設定と矛盾しない範囲で思いがけない理屈を提示される面白さ
>>キャラクターに感情移入できるような面白さ
すみません、前者がよくわからないです´`;
テンションや設定まかせだけじゃなくて、インテリな部分をたまに提示するギャップみたいな感じでしょうか?
ほのぼのやギャグテイストで始まるのに落ちは風刺や格言(ちょっとニュアンスは違いますが)のような・・・?
具体的な漫画や展開ってどんなものがあったら教えてくださると嬉しいです。
感情移入は、現代を舞台にすればどこかでリンクするところはありそうですがファンタジーではなかなかないでしょうね。
逆にファンタジーでも客観的に世界観を楽しむ中での「あるある」「そうそう」「こういう人いるわ」な現実味を出せたらおもしろそうだとは思いますが。ジブリだとそういうのが多いですよね。
今は私生活が少し忙しくて漫画を描く暇がないのでネタ構想にふけるとします・・・。
時間をかけすぎて腐らないようにしたいけど浅い話はいやなのでバランスが難しい。頑張ります。
長レス失礼しました。
具体的に自分の中に「これが言いたい!」っていう主張があれば
それと絡めるんじゃないかね
例えば勧善懲悪がやりたいなら
すんげー悪いことやってる悪人を出してみるとか
努力の大切さを言いたいなら
うさぎとかめや、アリとキリギリスみたいに、怠惰なキャラを出すとか
主張さえあれば、ここはそんなに難しいもんじゃないと思う
ただ、その主張が自分で見えてないなら難しいかも知れない
だったら、今までの人生ですんごい大切だと思ったこととか、嬉しかったこととか、
悲しかったこととか、自分の中にある大きなもの、その辺の分析からやってみたらどうだろ
多分、自分がどういう人間で、どういうことを言いたいのかとかもわかってくると思う
キャラクターにもそれぞれ、そういったどういう人間か、
どういう主張があるのかというのがそれぞれあって
それらが絡み合うことによって、主張が見えてくるのがストーリーになってる
キャラなしで主張を出しすぎると、説教くさくなっちゃうので注意
>>61 >設定と矛盾しない範囲で思いがけない理屈を提示される面白さ
たとえば『マトリックス』の、「実はこの世界はコンピュータが作り出した幻覚で、現実世界の我々は培養液の中で飼われていたのだ!」とか、
『ライアーゲーム』の、「このゲームには必勝法がある!」とか、そういうやつ
読者をあっと言わせる展開の面白さってこと
>>59 ジャンプうざいと思ってても
サンデーやマガジンはもっと合わないってこともある。
ヘイトする時は、ある一カ所だけがリンクしてるんだと思う。
今の新人は「カッコいい男がカッコ良く戦って、カッコいいままで勝つ」って漫画が多すぎ
もっと主人公が馬乗りでボコボコに殴られて顔に青あざとか作りながら勝って
くも膜下出血とかで死ぬようなのが良いのにな
>>65 ヒーローなんて昔からそんなもんじゃないの
かっこ悪いと思ってたキン肉マンも実はイケメンなんだぜ…
主人公は別にイケメンでもいいが(特に中二バトルだとかっこよくないと人気でないし)
傷一つなく勝つよりも、ボロボロになりながらもなんとか勝つほうがかっこいいな
その点で種死の最終回は最悪だった(敵に主役の座奪われるし)
生々しくなると読者も引いちゃうのかね
ジャンプヒーローはいっぱいダメージ食らって流血してるじゃない
まあ、決して腫れたりはしないんだけど
生々しいと引くのは萌えオタみたいな打たれ弱い連中だけ
他の雑誌なら大丈夫だし、生々しさが弱いとぬるくて退屈な作品として評価下がるよ
オタ雑誌は「面白く描いちゃ駄目」という制約でもあるのかと思う
でも、一般誌はありがちな話ばっかでつまらないんだよなぁ
オタ雑誌は美少女の魅力以外の技術を磨いてはいけない
なぜなら読者が離れるから
>>64 ジャンプもサンデーもマガジンもダメならチャンピオンを読めばいいじゃなイカ。
>>73 オタ雑誌…面白くない
一般誌…ありがちでつまらない
漫画そのものに飽きてね?
というか、オタ雑誌の漫画って、非・ありがちなの?
>>76 時々、ありがちじゃない面白いのが出てきて
「おおっ」と思うから飽きてないと思う。
>>77 唯一好きなのは、
主人公の1人無双がデフォルトじゃないところ。
オタ漫画は美少女(ホモ)が魅力的なら
残りは好きに描いていいって制約があるらしく、
残りがすごく魅力的に映る時がある。転職して欲しいと思う事多々。
オタ雑誌って具体的にどれ?
某スレに一覧表が出た事があったような。
貴種流離譚とか異類婚姻譚とか変身譚とか、こういう物語類型の「〇〇譚」って他にもあるのかな?
ところで、ふと気づいたけど、ドラゴンボールって貴種流離譚かつ異類婚姻譚かつ変身譚なんだな
明治剣客浪漫譚ですね。
貴種流離譚、異類婚姻譚、変身譚は今や
主人公=俺の中二病ストーリーになっているが、
主人公の中の人を取っ払えば普通にいい話なんだよね。
クエスト系の目的1と友愛恋愛系の目的2の2つを入れればどうにかなる。
例:1バスケットボールやります! 2晴子さん萌え〜
クエスト系は「忘れた記憶を取り戻す」「弁償代の為に働かされる」って
些細なことでも主人公の目的になるよ。
「ノーベル化学賞を取る為に大奮闘」とか偉そうなこと書かなくてもいいんだ。
手垢のついた題材は避けた方が無難。
野球マンガとかだと過去の名作が多すぎて
(例へばワンナウツみたいに)よほど變つたことをしないと埋もれる危險性が高い。
ステレオタイプも止めた方がいい。
時間がループするとか、
主人公が交通事故で家族を失つたトラウマを引きずつてるとか、
部員が3人しかゐなくて廢部寸前のサッカー部に救世主が現れるとか。
マイナーなジャンルでも相撲の行司さんとかそろばんの達人とかネタはいろいろあると思ふ。
取材が必要だけど、「美味しんぼ」や「ソムリエ」みたいなグルメ漫画の文法は、
建築物とか文房具とか色んな題材に応用できそうだ
ジャンルはいろいろあっても、やっぱり、展開として分かり易いものの一つとして対決があると思う
でもスポーツや格闘は、自然な形で、上を目指して話が広がるけど
珍しいジャンルは、そういうところが難しいかもね
いっそ、ホビー漫画とかみたい全国的、世界的に膾炙してることにしてしまうのもありかも
現実には、エンターテインメント的な「対決」なんてそうそう無いもんな
>部員が3人しかゐなくて廢部寸前のサッカー部に救世主が現れる
ワロタ
キャラは「こんなキャラ出したら嫌われるかも」
「自己投影してると思われるかも」「雑誌にこんなの載ってないよ」
と恐れずにじゃんじゃん動かせ。
すげー問題のある内容だったら、作者の手が止まるはずなんで。
>>89 アンパンマンとバイキンマンの喧嘩は
子供向けだからこそ笑えるが(チャンバラ遊びに見える)
大人の視点で見てみるとえげつない。
>部員が3人しかゐなくて廢部寸前のサッカー部に救世主が現れる
なんという王道…一歩間違えればテンプレ臭全開
3人ってのは見たことないわ
カバディとかセパタクローとかまだ未開のジャンルあるだろ。そっち狙えよ
主人公たちの目的は、
好きなだけ引き伸ばせて、好きな時に打ち切れるものが良い。
最近気付いたが、漫画のストーリーって小説よりもネトゲーに似てる気がするんだ。
同じ場所で延々と同じことやってるだけ。どんだけキャラを強化してもキリがry
その「無限ループさせるもの」を決めるのが作者の仕事なのかな。
>>94 カバディはツヨシしっかりしなさいでやってたね
ツヨシは万能過ぎて笑うね
競技や職業はあくまで「手段」「味付け」で、
人間関係にスポットを当てているものが面白いと思う。
でも、ただのラブコメでも面白くない不思議。
そういう専門系はウンチクの方が面白いと思う
或いは専門家と一般人のギャップとか
タッチは名作だし
翼の恋愛展開も好きだった
>>99 そうだよな珍しい分野の作品なのに完全にファンタジーと言うか創作的に書いてるとちょっとガッカリしたり
日常ときどきダイビングはがっかり?
映画だけどハリウッド脚本術では、ハッピーエンド系は
@:主人公の人生に問題や不安がある
A:主人公にトラブルや試練が発生し、解決を目指す(または巻き込まれる)
B:Aの過程または大詰めで人格的に成長・トラブルも解決(物語上の『オチ』)
C:成長により@が解消の兆しをみせる
こうなってて(本当はもう少し細かいけど)漫画にも応用できる
ジャンプの受賞短編もギャグ以外は殆どこれに当てはまる(下手だとテンプレ臭がする)
長編漫画だとカイジやSBRが好例
(カイジは新章毎に開幕駄目人間ぶりを見せるから分かりづらいが)
テンプレ臭が出ないようにするのは@〜Cを不自然なく展開する丁寧さ
(雑に進めると『筋書きの為に事件や人間が動いている』と感じられる)
作者の人生観が出るのは@とその成長をどう設定するか
作品に個性を出すのはAを何に設定するか
工夫するならBの解決方法を「成長したからこそ見つけられたor実行できた方法」にする
(カイジのEカード編が顕著・荒木飛呂彦も得意)
Cはできるだけ社会的成功ではなく主人公の内面の幸福を優先し表現する
(福本漫画なら『天』の最終話のひろゆき等)
社会的成功だと進研ゼミ漫画や宗教勧誘パンフになっちゃうからな
つまり理想は、キャラと物語は互いを成立させるために存在すること
上記に沿って短編をいくつも(ネームだけでも)作って質を上げるよう修行するといい
力量なく壮大な構成をしようとすると「横にばかり話が広がる・超展開に頼る」ばかりになる
この方法ならオチをつける・話を横じゃなく前に進める練習にもなる
でも自分は作家志望なので漫画の連載・超長期展開用の修行方法は知らない、長文でごめんね
漫画なんだから、絵や台詞でも笑わせようぜ。
火炎放射を食らってチリチリアフロ化。
3等身になったり8等身に戻ったり。
一巻の表紙(子供カカロット)と最終回の表紙(大人カカロット)の構図が同じで「なるほどね。」
タイトルが意味二重(「ねぇ、ちゃんとしようよ」⇔「姉ちゃんと(H)しようよ」)。
魔物キャラを主人公と違うフォントで喋らせる。
etc etc …
色んな表現法があって面白いよ。
なんか、色々と古くね?
絵でおおっと言わしめるやつなら、
昔携帯に入ってた立体アニメが面白かった。
カラーで動画だから出来るネタ。
生まれたばかりの殻に入ったヒヨコが踊っていた。
だが、上からネズミが降ってきてペッチャンコに?
↓
潰れた跡が目玉焼きになってしまった!(殻→白身、ヒヨコ→黄身)
↓
ネズミが、目玉焼きをホットケーキひっくり返すやつ(名前忘れた)
で目玉焼きを放り投げて食べようとすると…
↓
目玉焼きがムクムクと姿を変え、
ある鳥の親子(黄身→子供、白身→親で赤いトサカ付き、ヒントは上に出ている)
になってネズミがペッチャンコに。
↓
背中に乗せた子と戯れる親。子が走り出し、親が追いかけて去っていく。
あ、四番目、目玉焼きを(主語)が二つになってました。
何かカートゥーンみたいだな
>>106は、ただの絵アニメなのに
ちゃんとした起承転結になってるのも興味深い。
最後、ニワ…よりもヒヨ…が先に走り出すから、
>>103のC主人公の成長も満たしてる。
話は全然難しく考えなくていい。
メッセージが「時は金なり」なら、
「三分しか変身できない主人公」や「変身ウォッチに宿ったヒロイン」や
「生きる時間を奪って老化させる悪役」を描けばいいの。
残りはよくあるドタバタや恋愛でいいの。
厨二病のオッサンに
「なぜ神は人に寿命を設けたのだ…死んで塵になった後は魂はどこに行くのだ…」
って偉そうな演説させても誰も読まない。
ウルトラマンからそんなメッセージ伝わるか?w
クサイ話やればウケる。
売れる為なら悪魔に魂を売り渡していい部分と
どうしても譲れない部分に分けてみるといい。
創作ってか表現活動に飢えてるときは、どんな条件でも呑んだ上で
面白いもの書こうって気になる
萌えキャラモノを、とかデスノみたいなのを、とか
そういう要求は満たした上でいくらでも自分の個性は出せる……というか
どんな鎖付きでもいいから書かせてくれって思う
作者名の出ない1ページの生活用品販促マンガとかでもいいからってね
うん、ごく普通だな
ハッピーエンド系から始めたら?
簡単だろ
現実でやりたいのに出来ない事を主人公にさせる
言えない事を言わせる
それが道徳に反した行動でもいい
もちろん主人公を邪魔する敵キャラも出す
これで主人公が目的達成か失敗すればストーリー完成
あんまり考えるなよ
娯楽の基本は読者の欲望を充足させることだな
ふと「主人公というものは絶対に必要なのか?」ってことを考えてみたんだけど、やっぱ、基本的にはいたほうがいいんだろうな
群像劇とかで主人公が曖昧な場合でも、「一応こいつが主人公の扱い」っていうキャラクターがいると、
主人公を中心とした一定範囲が「ストーリーの舞台」として定義されて、物語に入りやすくなる
オムニバス型ストーリーの狂言回しタイプでも同様
バトル系に見せかけておいてラブコメに力を入れてみる
持ち込みなんかで
ワンピースみたいなの書くやつ6割はいるだろうな
なんだかんだで、ストーリーってバトルとラブコメしかないよね
抽象的な題材やでかい風呂敷を料理できてる作品を見た試しがない
人が理解出来るのは人(の行動)だけなんだよ
火の鳥やブッダでも読もうや
他にもミステリとかグルメとかホラーとかサクセスストーリーとか色々あるよね
でも、卵閉じにはバトルかラブコメ(関係性)が
使われてるんだろ?
関係性→関係性燃(萌)え
だった
昔、登場人物が主人公1人の漫画を描こうとして挫折したが、
今なら描けるかもしれない。
シュール、メンヘラ、グロを描いて
「俺には観察力がある(キリリッ)」「この作品には中身がある(キリリッ)」
人の行動を、逐一人間学や数学や医学に当てはめて
「俺には知識が以下略」
…は一昔前に流行った作風。