第86話 敵将・怨爺!!の巻
樹里はカウント10を数え、幻海に勝利を告げる。これで裏御伽チームは怨爺を残すのみ。
浦飯チームのサイを振り、相手を選定する怨爺。だが…「桑原」の目が出てしまう。
「彼は帰らぬ人となったので振り直しでー―す」 『ちょっと待てや ねーちゃん!!』
実況席のマイクを借り、わざわざ健在ぶりをアピールする桑原。
やれやれと桑原を見つめ、あれなら新しい技を出すまでもないと怨爺は呟く。
会場外。桑原のマイクの声が聞こえ、静流と温子は会場へ突入。
雪菜を引っ張り、ぼたんも会場へ行こうとするが…螢子は幽助を担いだまま。
「コレどーすんのよー―!?」 「やだよ言わせる気かい?」 わかってるくせに、と手を扇ぐぼたん。
「犯すチャンスよ」 目を血走らせ、直球に伝える温子。…怒りかけている螢子。
結局、螢子は応援に行かず、木陰に休み幽助のそばについてやることに。
ふと見ると…いつのまにか螢子より座高も伸び、幽助は随分と成長していた。
そのとき姿勢が崩れ、幽助は螢子に体を預ける形に。
一瞬慌てる螢子。…しかし、安らかな幽助の寝顔に──今だけ、許してみる螢子。
そこに偶然、会場からあぶれた猿・豚・河童の三人の妖怪が寄ってくる。
幽助の姿を見るや否、こいつは千載一遇、倒せば一躍ヒーロー! 襲い掛かった!
ドキャ、と鈍い音と共に…襲い掛かった猿男が倒された。── 一つのヨーヨーによって。
酎と鈴駒。 「まだいるだぞー」 更には陣と凍矢まで。
到底敵わぬと、一目散に妖怪たちは逃げだす。
礼を言う螢子にたまたま通りかかっただけと言う鈴駒だが、酎曰く、応援しに行こうと毎日うるさかったという。
逆に鈴駒は、酎が浦飯に負けた日からヤケ酒で泣くわ吐くわで介抱に忙しかったと暴露。
醜い内輪争いをしている鈴駒と酎を尻目に、幽助を見て、陣はあることに気づく。
「また強くなっただな〜〜こいつ」
寝顔はただの中坊。だがその奥に秘めた強さはさらに増していた。
無垢な顔を、なんとなくつねってみる陣。 「ムニャムニャ いてーな螢子てめー――」
「いつまでもガキ扱いしてんじゃねーよ…」 そんな寝言を呟きながら…自然と、螢子の膝枕へ崩れる幽助。
とことん無垢な幽助に呆れる陣。思わず凍矢も吹き出し、酎と鈴駒は大笑い。
冗談交じりに、螢子の尻に敷かれる幽助という将来を予見する酎。
赤面し、声を尖らせる螢子。
そのとき、会場から大きな歓声が沸いた。
試合開始と同時に突っ込んだ桑原が、怨爺の発した黒い球体の中に閉じ込められていた。
「これが死出の羽衣の正体…妖力を込めた布などで空間をさえぎり
その中に異界の入り口を作る ワシくらいになると魔具を使わんでも この通りじゃがな」
またかよォォォオと断末魔と共に、桑原は消え去った。
裏御伽チームとは頭数をそろえるための、いわば前座にすぎんと言い切る怨爺。
闇アイテムもそれぞれの性質に合わせ怨爺の作ったおもちゃ程度の武器だと言う。
そして次のサイを振る怨爺。出目は「覆面」…つまり幻海。
ほぼ連戦となる幻海の体を気にかける怨爺。──しかし。
「いいかげんその耳障りなジジィ言葉と変装をやめたらどうだい?」
怨爺の変装を、幻海は指摘。その事実に、僅かに顔色を変える飛影と蔵馬。
腐っても鯛か。変装は趣味だと謝意を述べ、「いいだろう お初にお目にかける」
怨爺は顔のマスクに手をかけた。
そのころ、桑原はまた前の闘技場に飛ばされておりました。
螢子がフツーのヒロインになってるw
ジジイ言い訳だけは超一流だな
ついに死々若丸まで前座と切り捨てたw
本当に爺でも逆玉手箱があるなら全盛期の姿になれるだろうから
言われてみれば確かにあの姿なのはおかしいんだよな……
前半ラブコメだなw
螢子かわいい
桑原www
まさかと思うが温子が幽助を産んだ経緯って、殴って気絶させた男をおか…ゲフンゲフン
少年ジャンプでそれはねーよなw
幽助の家庭環境は、まさにヤンキー一直線だよなw
がんばれ蛍子w
酎やら陣やらはやっぱり仲間化か
何というか最終回は螢子が幽助の子供産んでENDじゃないか?
中学生だったんだよなぁ、まわり妖怪だらけで忘れやすいけど
>>13 幽助が18になるまで続くとしたら、けっこう長期だな
少年ジャンプのヒロインで、未婚の出産はさすがにないだろう
桑原・・・今度は一人で戻ってこいよw
確かに幽助は尻に敷かれそうだw
戻ってくればまた戦えるんだな桑原。ある意味不死身じゃねーかw
というか「負けても生きてる限り戦える」というルール上
何の意味もないアイテムだったな>羽衣
まぁ桑原の悪運が強いから無事なだけってことで・・・いいのか?
たまたま近くだったから良いけど、
島の外ならどうしようもない。
行き先によっては死に繋がる場所もあり得るし。
走行中の電車の前とか。石の中とか。
海のど真ん中に落ちたら涙目だろ
海の真ん中におちた桑原が、イルカの背中にのって島まで返り咲くのか
23 :
マロン名無しさん:2008/10/18(土) 07:06:17 ID:T+z6DCam
最初は浦島と桃で鞍馬たんと高等倒すつもりじゃなかったのかよww
しかもそれぞれの性質ってのも偽物じゃん
怨爺は死々若丸と自分の2人だけで戸愚呂Tと戦うつもりだったのか?
無謀すぎる
変装爺さんのただの強がりだろ
しかし変装が趣味で人をたぶらかす昔話って…タヌキしか思いつかないw
タヌキっていうとまさか…!!!
>>26 少なくとも幽助・桑原以外のメンバーには初対面みたいだからな
怨爺の変装を取ったら
信二のお爺さんが出てくるんだろう
多彩な技を持つチビな妖怪…
こりゃ怨爺の正体は乱童だな、それ以外は考えられん
>>26 便利な道具を沢山持っているタヌキといえば……!!
>>28 なんか初対面っぽいし、乱童ではないだろ。
まぁ乱童の双子の兄とかそんな展開じゃないか?
青いアレなら一応猫だぞw
第87話 千の顔を持つ男!!の巻
怨爺という老人に変装した理由とは、年寄りという生き物が最も嫌いだから。
「最も嫌いなものに化けることで自らの闘争心をさらに高めたのだ 老いは醜い!もはやこれは罪だ」
前口上を置いて爆発と共に、怨爺は自らの正体を開放する。
「そうなる前に私は死のうと思う 美しいままで。その前に伝説を作る!」
ピエロのメイクと衣装に、半面を覆うマスク。正体なのに、メイクとマスクで素顔は全く分からない。
「千の姿と技を持つ 美しい魔闘家鈴木 ! ! ...
私のことを人にしゃべるとき 名前の前に美しいという言葉をつけるのを忘れるな」
美にこだわっているはずの、美しい魔闘家鈴木が顔を隠している理由。
伝説に素顔は必要がない。人は神や悪魔のように、姿かたちがわからないものを
あれこれと想像するもの。百年後、人々は口々にこう噂すると、美しい魔闘家鈴木は言う。
「最も美しく 強く おそろしい魔闘家鈴木って きっとこんな顔よ いいえこうかしら」
…あんたはあたしの一番嫌いなタイプだよと、呆れながら幻海が物を申す。
「私が優勝したあかつきには まず手始めに老いたる者は皆殺し ! !
それに反対する者も皆殺し ! ! 私に従う者のみに生きる権利を与える ! !」
宣言の内容はそのまま、美しい魔闘家鈴木の独裁である。
騒ぎ出す観客席に、美しい魔闘家鈴木はエネルギー弾を放ち、黙らせる。
「マッド・ピエロめ」 飛影も美しい魔闘家鈴木が気に入らない様子。
さらに幻海も美しい魔闘家鈴木の伝説の一ページに入れてやろうと………
もういいや、試合開始。
手始めに美しい魔闘家鈴木は妖気の波長を自在に変えてみせ、霊光鏡反衝が自分に通じないことを教える。
脅威を示したところで、美しい魔闘家鈴木は 「レインボー・サイクロン!!」 7つの光線を幻海に放った!
場外ダウン。ほかの999の技も全部お見せしたいのに、と作者にムチャを言う美しい魔闘家鈴木。
特にダメージを受けた様子も無く、普通に立ち上がった幻海の手には…付け鼻。
いつのまにか、美しい魔闘家鈴木の付け鼻が取られていた。
気にいらないヤツは、容赦しない。幻海は霊気を使わず、拳だけで十分だと宣言する。
霊光波動拳を受け継ぐためには、想像を絶する激痛に耐えるために、強い肉体が必要だった。
余裕の表情で 「その時の修行に比べたらお前の攻撃は『へ』みたいなもんさ」 タップを踏む幻海。
完全にナメられ激昂し、美しい魔闘家鈴木も対抗して妖気は使わんと全身の筋肉を盛り上げる。
「ふはは どうだ 爆肉鋼体! 前回優勝かなにか知らんが戸愚呂程度の技ならこの通りよ!!」
強靭な肉体を手に入れたように見える、美しい魔闘家鈴木。
しかし幻海は、美しい魔闘家鈴木の技が全て 見せかけだけで軽いと言い切る。
他の妖怪達の性質に合わせた武器を作ることに関しては天才的だが、それを自分の強さと勘違いした。
それが美しい魔闘家鈴木の敗因と、次の言葉を加え再び幻海は言い切る。
「お前に比べたら 死々若丸の方が まだ強い」
聞く耳も持たず言葉を一蹴し、美しい魔闘家鈴木は幻海へ突っ込んでいく。
──顔にパンチ。
首ごと飛ばされるかというほど、強烈なパンチが美しい魔闘家鈴木を見舞う。
──背中へニードロップ。
全身の骨が軋み、折れる音。血を吐き、目を見開く美しい魔闘家鈴木。
──アゴを蹴り上げ。
完全に無防備な美しい魔闘家鈴木を幻海が───!
殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る
殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る
殴る殴る殴る殴る殴る殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴……………
「しまった………!」 突然、思い出したように幻海は拳を止める。
「あ…あひる」
凄惨なまでに、顔が変形してしまった…………美しくない魔闘家鈴木。
「素顔(ツラ)拝むの忘れてた」
……( ゚д゚ )
……え?
前回あの引きでこれ?
瞬殺にも程があるwww
美しい魔闘家鈴木(笑)
美しいwww魔闘家ww鈴wwww木wwwwwww
爆肉鋼体=戸愚呂の技ってことは筋肉操作かな。
元の筋肉がなきゃ200%になってもなあ…。
これはひどいwwwww
準決勝でネタチームかよwww
あの演説、「お年寄りを大事にしない人は死刑!バリアフリーで歴史に名を残す!!」
とかだったら幻海に嫌われずに済んだかな。
あーん!最も美しく 強く おそろしい魔闘家鈴木様が死んだ!
美しい怨爺さまよいしょ本&美しい怨爺さまF.Cつくろー!って思ってたのに…
くすん…美しい美形薄命だ…
・゚・(ノД`)・゚・うっうっう…ひどいよお…ふえーん!!
この間「今、時代は美しい裏御伽チームの美しいおじいさんだ!」の美しい葉書きを出してまだ2週間じゃないですか!
どーして、どーして!?あれで終わり!?嘘でしょ!?
信じられないよおっあんなFUKUMENごときに殺られるなんてっ!!
魔金太郎と差がありすぎるわっ!!美しく生き還りますよね?ね?ね?
……泣いてやるぅ・゚・(ノД`)・゚・
私はあの最も美しく 強く おそろしく美しい彼が(たとえド美しい道化師でもさ!ヘン!)大好きだったんですよっ!!
美しい魔闘家鈴木さまあっ!せめて美しく散らなきゃ嫌だああああああっ!!
美しい先生のカバッ!!え〜ん・゚・(ノД`)・゚・
幻海かっけええええええええええ
美しい魔闘家鈴木(笑)
>>41 あの爺のどこに美しい要素があったw
なんでもかんでも「美しい」付ければいいってもんじゃねーぞ
しかしこんなネタ要員の1/10以下しか技を持ってない乱童は涙目だなw
>>43 故人の希望だろ
名前の前に「美しい」を付けろって
で、幻海はいつ死ぬんだ
美しい魔闘家鈴木(笑)が弱すぎてまったく死相が出てないんだが
準決勝のボスがこれかよwww
霊丸3発分しか残ってないとかの死亡フラグはなんだったんだ。
なんか霊光玉渡す前より元気っぽいんだが。
すげー弱かったな裏御伽…
まあ本命の戸愚呂弟の決戦の時に幻海があんまり弱体化してても何だし。
強い幻海を倒すから戸愚呂の強さも際立つし。
つまり裏御伽は壮大な幻海のかませ犬だったんだよ。
結局幻海は決勝の前に死ななかったな
誰かさんが奴を砕くのはパワーとか言ってたのに爆肉鋼体じゃ砕けてないし
決勝で因縁のありそうな戸愚呂弟と戦うんだろうか
幽助は謎の5人目が相手で
ありゃ見せ掛けだけの筋肉なんだろ。
戸愚呂弟は普通に幻海、幽助と二連戦するんじゃないか。
ピエロ鈴木wwwww
怨爺よ戻ってこいwww
鼻いつ取ったん?
準決勝でこのオチとかw
大将はネタ要員って決まりでもあるのか。
イチガキ⇒吏将⇒美しい魔闘家鈴木
っつーかイチガキの洗脳三人組って、今にして考えるとかなり強いんじゃね?
当時の幽助が霊気を見ることもできなかったぐらいだから、裏御伽ぐらい倒せそう。
シシワカは普通に結構強そうだが、まだ強い って言われるレベルか。
まあ、ゆうすけと互角近くだった陣とかと同じくらいかな。準決勝の実質
大将なのと顔で、かなりの強豪のイメージがついてた。
てか婆さんは何で美しい美しき美しさがそんなに嫌いなんだ?老いは醜いと言ったから?
ただのバカだとは思うが、そこまで悪くは見えないが。口だけなところと
世界征服とか言い出すのが気にくわなかったのか?
昔めちゃくちゃ綺麗で今は老いた婆さんからしたら、気にくわなかったんだろうか
全国の鈴木さんが心配だ…
鈴木って名前の小学生は虐められるかもな…
まずい
最後のコマの幻海がみょーに色っぽい
幻海は俺の嫁
この数分で45回「美しい」を読んだわ…
美しい魔闘家鈴木、すごすぎる
>>60 あの幻海のポーズはやばいw
自分も、美しい魔闘家鈴木(笑)のツラ拝みたかったわw
死んじゃったのかな?
生きて再登場してツラ拝ませて欲しいw
どう見ても一発ネタ要員だからw
もしかしたら決勝で観客&解説役として登場するかもしれんぞ
しかし美しい魔闘家ってww
う、美しくない魔闘家鈴木wwwwwww
爺さんとピエロとボッコボコの顔しか見てないよなぁ
美しい千の顔はいずこw
裏御伽ってネタチームだな
仮にも準決勝なのに
飛影に深手を負わせた!
とか言っておきながらもうその後飛影が全く戦ってないのがウケるw
婆さんかっこよすぎだろ
惚れるわこれは
死々若戦に続き、婆さんがかっこよすぐる回が続くな
若いときからあの性格だったんだろう、凛々しいw
桑原じゃなくて婆さんを強制ワープさせれば勝てたかもしれんのに
婆さんにそんな隙があるとは思えん
…あのさあ、自分苗字鈴木なんだけど、今日小学校で
こっち見ながらヒソヒソ言われてたわけが分かったわ
あらすじのかもういいやにワロタ
裏御伽Tの昔話コスプレも、全部鈴木(ry笑)の変装趣味だったのか
自分はピエロのくせにw
色んなものが、西洋趣味と和風のミックスだったもんなぁ
>>75ごめんw。自分も、もういいやと思って略しちゃったよww
もういいやワラタw w w w w
あひるって何?
>>79 私は美しい白鳥になれなかった!
醜いあひるの子のままだった!
という鈴木の嘆きを表してる
第88話 強者の論理!!の巻
会場中に耳を劈くほど戸愚呂コールが響き渡る中、戸愚呂チームが入場。
しかし現われたのは…鴉、武威、そして戸愚呂兄の3人のみ。5人目も、戸愚呂弟の姿も無い。
戸愚呂兄曰く、弟は大事な用があり、三人だけで相手するという。
ホテルに帰ってなお、幽助は眠っていた。
部屋には桑原に加え、陣・酎・鈴駒・凍矢もいる。
寝かしときな、と幻海。その時になりゃ、イヤでも起きてくるさ。
腰を上げ、幻海は外へ向かおうとする。 ──大事な用が あってな。
幻海は 「桑原 負けるんじゃないよ」 微笑と一言を残し、部屋を後にした。
両腕がちぎれ、見るも無惨に…魅土連邪は体の至る所が吹き飛ばされていた。
「さて…次は どこを吹き飛ばそうか…」
鴉は妖しげに 「そろそろ頭か…」 魅土連邪を見据える。
命惜しさに逃げ出した魅土連邪を 「見苦しい……」 飛んで追う鴉。
すばやく、鴉が魅土連邪の全身に手をかざすと──魅土連邪は、爆発した。
鴉の勝利。やはり注目すべきは、何よりも鴉の使った奇妙な技。
敵の体に妖気を送り込み、内部から破壊するのだろうが…。観戦していた蔵馬は推測する。
第2戦 武威vs鬼連邪。
身の丈はあろうかという剣、岩鉄斬剣を取り出す鬼連邪。
対して、武威は───どこから取り出したのか…自分以上に大きい、鉄の斧を、軽々と持ち上げている。
それは斧というにはあまりにも大きすぎた。大きく、ぶ厚く、重く、そして大雑把すぎた。そ(ry
深い息が武威のマスクから漏れる。間合いを詰めれば、剣の方が早いと、鬼連邪はタカを括る。
試合開始。間合いを詰め── 「ボッ」 ── 一瞬。鬼連邪が剣を振りかざすよりも早く、
武威の斧が閃光のように鬼連邪の上半身を根こそぎに飛ばしてしまう。武威の…勝利。
何故これほどの者達が、戸愚呂に従っているのか。
「カンタンなことだ オレ達戸愚呂兄弟がもっと強いからだ」
戸愚呂兄が言い放つ。
「面倒だ 三人でこい 俺に勝ったら決勝はくれてやる」
1対3。阿架連邪、亜尾連邪、喪々連邪と戸愚呂兄での戦いとなった。
調子に乗りすぎだぜ戸愚呂…。オレ達はコンビプレイの方が得意なんだ。
「くらえ 三重殺奏!!!」
一人として、戸愚呂兄にダメージを与えることはおろか、届くことすら出来なかった。
戸愚呂の全身から鋭い触手が伸び──三人を刺し貫いていたからだ。
「残念だったな オレはまとめて倒すのが得意なんだ」
事切れる喪々連邪。阿架連邪と亜尾連邪は、辛うじて生きていた。
褒美として、どちらかひとりだけ生かすことを約束すると言う戸愚呂兄。さあ、オレにお願いしてみろ。
阿架連邪は力強く、戸愚呂の命令を跳ねつける。亜尾連邪は必死に、命だけはと願いを請う。
そして戸愚呂兄は──亜尾連邪を殺した。オレ達は見苦しいものは嫌いだ。
かつて鴉と武威にも同じようなことを言い、そして今も戸愚呂兄弟の命を狙っている。
兄弟揃い、そういう奴が大好きだという。
ただ…兄と弟では決定的に違うところがある。
「オレはよく約束をやぶる」
「やはりお前も死ね」 戸愚呂は阿架連邪の頭を…貫いた。
極悪非道、残酷無比。戸愚呂チームは完全勝利で、決勝にコマを進めた。
「いよいよだなァ」
遠く、会場の音も聞こえるかという森深くに二人はいた。
戸愚呂弟。そして……幻海。
83 :
マロン名無しさん:2008/10/19(日) 21:32:39 ID:q3AtRO6M
愛の告白か。
鴉も人が悪いよなww最初から殺してやれよ。トグロ兄のハリセンボン無敵かと思ったが、
雑魚二人倒せないなら大したことないな。準決勝だから三人の武器とかを
読者に御披露目したわけだな。
ところで裏お伽噺だが、浦島以外に不遇な主人公なんていたか?
>>83 鬼退治という名の厄介払い桃太郎
山に捨てられた金太郎
信じてた兄に裏切られた牛若丸
美しい魔闘家鈴木
みんな不遇じゃないか
婆さんこれもう死ぬ気だな…
桑原への微笑がはかなすぎる
回が進むごとに俺の吏将の今後の出番が絶望的になっていく
どうやら凍矢が正しいとされそうなので凍矢を一喝した吏将は無様なやられ方をした悪役として消えるのみか
左京もいってたが美学がなきゃ負けたらそこまでってことだろ。
あれ?あーん!五連邪チームが(ryは?
戸愚呂チームわかりやすく強くてかつ不気味だな
兄の外道っぷりがキレてていい
なんか冨樫楽しそうだw
ばーさんの生存は絶望的か・・・
婆さんが死亡フラグ立てた…
幻海…なんで決勝戦前に…
戸愚呂Tはみな不気味すぎる…こえー
鴉とか強さと不気味さの演出のために作者も力入れて描いてるのが伝わってくるな。
もしかして、婆さんって元は妖怪だったんじゃないか・・・?
なんか兄者とクセ毛具合似てるし、戸愚呂姉とかで。
降魔の剣みたいに人間が妖怪になれる品があるんだから
その逆だってアリだろう。
じゃあ父者は武威で
武威かっけえな
じゃあ母者は鴉で
>「面倒だ 三人でこい 俺に勝ったら決勝はくれてやる」
阿架連邪「調子に乗りすぎだぜ戸愚呂…
我がチームが三人組んで戦う強さは個々のおよそ1020倍!
お前の勝つ確率はわずか0.05%じゃア!!!」
いらねーよww
鴉といい兄といい、やけに命乞いを見苦しいと強調するな。
キャラ立ちのためか冨樫の哲学か。どっちと思う?
俺もああいうの嫌いだぜ。赤レンジャイさんかっけー。 殺されたけど。
あらすじの そ(ry みたいなところ意味わからないんだが
ry の部分はなんなの?
>>98 ベルセルクって漫画の主人公の武器を形容したものだったと思う
4巻まで出てるから、読んでみればいいんじゃないかな
>敵の体に妖気を送り込み、内部から破壊するのだろうが…。観戦していた蔵馬は推測する。
当てにならない発言に定評のある蔵馬の推測は当たるんだろうか
内部から破壊したにしては爆発によって吹き飛んだ箇所の大きさが違う(太ももは抉れたような感じ)
だからおそらく的外れだろう。
「吏将は大将級」レベルに正しい推測だろう
鴉はあっさり能力が判明するタイプのキャラじゃなさそう
鴉も武威も顔すら全部さらしていないから、何とも言いがたい
謎が不気味な恐ろしさを増して見せているよ
戸愚呂弟も100%は出していないし、戸愚呂兄もまだ技があるかもしれないな
戸愚呂兄弟は二人あわせて120%の力を出せるタイプだよな。
決勝どうすんだ?
タッグ戦?それとも一対一でやって延長戦でタッグか?
>戸愚呂兄もまだ技があるかもしれないな
確かに武器変化だけだと思ってけど、
部分的に変化できるからかなりいやらしい相手だよな。
誰があたるにしても苦戦しそうだ。
第89話 50年ぶりの再会!!の巻
戸愚呂チームの完全勝利で幕を下ろした準決勝。
決勝は2日後の正午より開始。帰路につく妖怪たちは、口々に戸愚呂チームの優勝を語る。
観戦を終え、蔵馬も会場通路を歩きながら思索に更けていた。
南野秀一の肉体では、戸愚呂はおろか、ほかの二人にさえ勝てるかも分からない。
妖狐の姿なら…その時。蔵馬の前に、武威と鴉が立ちはだかっていた。
強敵二人を前にして強張る蔵馬に 「そう緊張するな なにもしない」 鴉はまず言葉を置く。
「お前達4人が死ぬのは2日後だ ひとりは今日死ぬ だれかはじきにわかる」
突如武威が壁を叩き、蔵馬は一瞬気をとられる。その一瞬に、鴉が目の前から姿を消した。
どこに……
───包み込むように、蔵馬の髪をなでる。
後ろから伸びる手。次第に首へと回る──それは、鴉の手。
「 少々髪がいたんでいる トリートメントはしているか?
手入れは十分にしたほうがいい 人間はいたみやすいからな」
生娘の心配をするかのような、蔵馬に向けられた鴉の視線。
驚きと怒りで背後に攻撃をする蔵馬だが、鴉は 「冗談だ 気を悪くするな」 いとも簡単に避ける。
クールな反面、好戦的。5人の中で、お前が一番好きだと鴉は話す。
「好きなものを殺すとき…"自分は一体なんのために生まれてきたのか"を
考える時のように気持ちが沈む だが それが なんともいえず 快感だ……」
2日後を楽しみにしていると言い残し、二人は去った。恐れか危機感か、汗が溢れ滴り止まない蔵馬。
───勝てない…… 今のままでは
「老けたな……」 戸愚呂は幻海へ憐れみのように声をかける。
「あんたは変わらないね」 幻海も違った意味合いで憐れみに戸愚呂へ言葉を返す。
. . . . . . . .
「50年前のまんまだ」
半世紀も経ってこの大会に、それも50年前に味方だった奴にゲストとして呼ばれて出るとは思わなかった。
なぜあたしをよんだ? と聞く幻海に、戸愚呂は年月の残酷を知らしめるため、と答える。
「霊光波動拳はもう継承したのだな」 「………ああ 幽助に渡してきた」
「よろしい もうおまえに用はない」
正確には、もはや我慢できないといったところか。
老いた幻海をこれ以上見ていたくはない。戸愚呂は気を込め、筋肉を強靭に張り詰めていく。
呆れたように幻海は笑みを浮かべる。
あんたの頭の中は戦いだけだ。
──幻海…戸愚呂…二人はかつて、同じ戦いの渦中に身を置いた仲だった。
戸愚呂は恐れていた。恐らくは今、最盛期であろう自分達より、強い奴が現れることを。
そのとき自分の肉体が衰えていたとすると、あまりに口惜しい。
人間とは不便なもの…そう嘆く戸愚呂。
「あんたが年をとればあたしも年をとる それでいいじゃないか」 単純な答えを、幻海は戸愚呂に返した。
魂を売ってまでつかの間の強さにすがりついた戸愚呂。幻海も憤りを感じていた。
両者の答えは揃わない。…ならば、どちらかが消えるしかないのだろう。
「いくぞ幻海!!」 膨張した筋肉と共に、戸愚呂は突進。
構える幻海。残りの力霊丸3発、全霊を込めて撃つ ! !
突然、幽助が目を覚ます。
戸愚呂が戦っている── そばにいた桑原を気にもかけず、ホテルを出て、猛スピードで幽助は走り出す。
鴉と武威も、始まったことを感じる。
左腕に炸裂する幻海の霊丸。戸愚呂は指抜きで幻海の左肩をちぎり取る。
狙いを外し、千切れかけた左腕をものともせずに淡々と戸愚呂は語る
一片の曇りも無い戸愚呂の表情。幻海は…冷や汗が浮かんでいた。
………あと2発…! !
あー、そういう関係か。
戸愚呂ばあさん捨てるなんて馬鹿だな。
幻海は若い頃も年とっても魅力的なのに。
>「あんたが年をとればあたしも年をとる それでいいじゃないか」
ちょ…ほとんどプロポーズじゃねえかコレ。勿体無いにもほどがある。
ちょっと50年前に行って戸愚呂ぶん殴ってくるわ
>>110 ついでに兄者も居たかどうかも確認してきてくれ
もうやめてくれこれ以上俺を婆さんに惚れさせないでくれ
「老いは醜い! もはやこれは罪だ」
「そうなる前にオレは魂を売ろうと思う 美しいままで。その後に伝説を作る!」
「霊光波動拳を継承したあかつきには まず手始めに老いたる幻海は皆殺し ! !
それに反対する者も皆殺し ! ! オレに従う者のみに生きる権利を与える ! !」
「ふはは どうだ 爆肉鋼体! 準決勝敗退かなにか知らんが鈴木程度の技ならこの通りよ!!」
あ〜、美しい魔闘家(笑)に言ってた「あたしの一番嫌いなタイプ」ってのは
美しい魔闘家(笑)がうざったいとかじゃなくて、ここにかかってるのか。
とりあえず戸愚呂の左腕もう使い物になんないだろ
これは決勝戦でバッファローマンの角折れてたのと似たイベント発生するな
鴉きめええええ
鳥肌たったじゃねえかバーロー
鴉…。
いや、最早何も言うまいw
幻海…がんばれ…
蔵馬が変態にひっかかっちゃったよ
でもここで幻海が死ぬのは明らかで浦飯チームは4人になるわけだ
もしかして戸愚呂チームの5人目はいないのでは
“5人の中で“一番好きという言い方をするあたり
本命で好きなやつがいるのだろうか…
冨樫色全開という感じだなコイツ
僕の蔵馬たんが変態にいたずらされてる件
鴉ってきっと蔵馬がかわいく見えるくらいのドSだろうなw
>>120 戸愚呂とウホッな関係だったりし
ごめん
蔵馬とタイプが似てそうなのは凍矢かしし若辺りだろうから・・・
うん、すまんかった
美しい魔闘家鈴木様の一択に決まっておろう
いろんなところにお気に入りを作っておく、節操ないタイプの髪フェチだな
対象が男でもかまわないのは間違いないw
蔵馬が変態ドSにいたぶられるフラグが・・・似合ってしまうのがまた・・・
蔵馬ってドSのわりに、結構色んな奴になぶられてるよな
無抵抗の状態で顔切られたり氷ぶつけられたりサンドバックにされたり
今度はどんな目に遭うんだろうな
そして鴉は本気で気持ちが悪くてちょっといやだ
鴉wwwwwwww純粋にきめぇwwwwwwww
好きな物を殺す時〜と下りは冨樫の本音か?
冨樫何でこんな変態描く時無駄に楽しそうなん
つーかばあさんの寂しそうな顔に気分が急降下した
もうこれ死ぬ絶対死ぬ
鴉かっこいいじゃないか
なんだよ、みんな……
またもや蔵馬虐待ルート入りましたー
今大会だけで何度目だよw
しかしこの今日一人死ぬって予言は何か意味あるのか?
単に趣味でやってる悪乗りにしか見えないんだが
あと幽助ってまだ寝てるんだっけ
ちゃんとジャンプ読んだのか?
元気にエイトマーンしてるじゃないか
何でわざわざ幻海は決闘選択したんだろう。
意地と言ってしまえばおしまいだが、試合で戦えばよかったんじゃ。
戸愚呂腕あんだけ抉られてるのに顔色一つ変えてないな
やっぱ化け物だわ
>「好きなものを殺すとき…"自分は一体なんのために生まれてきたのか"を
考える時のように気持ちが沈む だが それが なんともいえず 快感だ……」
鴉はSとMが入り混じった変態だな。一人で哲学やってやがる
幻海と戸愚呂弟が真逆の道を選んで、50年も経ったのか
力より技で幻海、生きてくれ…!
>>114 あー、こんなシンプルな比喩なのに全然気付かなかった
ありがとう
好きなものを殺すときに、ry気持ち沈む
それが快感
俺にはわからん。正常なのか?てか殺すときがないが。
>>120 いや、そもそもいきなり知らない奴にガチ惚れしないだろwwいくら鴉でも
美しい美しき美しさが嫌いってそういう意味か。深いぜ。
トグロはあれだけ可愛くて強い玄海たんに目もくれず、強くなること選ぶって
どんだけ格闘バカだよwwしかも当時人間ww
強い奴が来たときに衰えるの嫌→人間不便だな→
いいじゃないか この流れかっこよすぎだろ。強い奴が来たときに衰えるのが嫌ってのは
わかる気もする。スポーツとかでも
139 :
マロン名無しさん:2008/10/21(火) 01:07:54 ID:zZDmyi3I
おっとすまない。
好きなものを殺すとき→何のために生まれてきたのか考える
ではなかったな。 しかしトグロ兄は鴉ブイよりはっきりと強いのか?
タルガネのときは武器だし、前回は得意のハリセンボンでも即死にできてないし
力やヨウリョクはたいしたことないんじゃねーの?
弟と違うタイプで同じくらい強ければガクブルだぜ
トリートメントしてないお…(´・ω・`)
え?過去の戸愚呂ってやっぱ人間なの?
魂売って人間やめたのか
ばあさん大好きだ
今もトグロ(弟)に未練はあるんだろうか
生涯独り身だったのかな
>>141 俺は人間をやめるぞー!!!幻海ィィィ!!!
>>142 婆さんバージン?
(lll゚д゚) オェ
>>119 蔵馬とカラス
幽助と戸愚呂弟
辺りは組み合わせ確定な感じするもんなー。
4対4で別に5人いらない雰囲気になりそうだけど
そうすると団体戦の黄金パターンの『2勝2敗で大将戦』
てのが出来ないし…
あぁ、左京はどうだ?実はかなりのツワモノとか。
>生娘の心配をするかのような、蔵馬に向けられた鴉の視線。
蔵馬たんに命の危機以外にも貞操の危機が追加されますた。
>>145 戸愚呂チームは左京でも別の奴でも5人目が出てくるのは有りだけど
浦飯チームの5人目が問題じゃないか?
幻海はムリだろうし、酎とかが加わるのも不自然だよな
これは4対4の1勝1敗1分けで幽助vs戸愚呂弟になると予想
補欠を補充できる設定が全く活かされないだろそれじゃ
陣とか酔が「俺が浦飯チームの補欠になるぜ!」
って言い出すのは、微妙だけど有り得なくも無い気がする。
だだ1勝1敗1分け説はなかなかありそうだなw
対戦相手だけど、武威と桑原って感じがする。
パワー系の相手なら、桑原のタフさが光ると思うし。
戸愚呂姉か妹vs変身したプーになると予想
幻海は戸愚呂弟の呼び出しがあったので、その前に幽助に霊光玉を渡したんだな
戸愚呂は決勝戦で幽助と戦うつもりだから、その前に幻海とタイマンしたかったのか
戸愚呂としては、呼び出すことで幻海を追い込んで幽助に奥義を伝授させようって目論みがあったんじゃね?
戦う事を何より重要視するみたいだから、奥義持ちとはいえ老いぼれの婆さんより、奥義会得の完璧幽助と戦いたかったんだろーね
もちろん、醜い姿を見てられないってのも本音だろうけど。
全てを分かったうえで誘いに乗る幻海カッコヨス
50年前の、人間だった戸愚呂兄は想像つかない
当時からあんなに小さかったのか
>>145 武術会が始まる辺りであった、左京が幽助の父親説を改めて提唱したい
温子もこの島に来てるしな
何らかの絡みはありそう
温子知人の金バッジや黒ベンツは、左京が夫だった時からのおともだちなのか
>>157 むしろ、そういう連中とおともだちだったから左京と知り合ったとか
蔵馬vs鴉、幽助vs戸愚呂弟は確定として飛影が誰とやるかが気になるところだ
やっぱチビ同士で戸愚呂兄かな
>>159 そうすると桑原が武威か
…雪菜補正があっても勝てそうもないな
桑原は誰と当たってもやばそうだがな
>>160 >>161 武威が斧を振りかぶったところに
霊丸で加速してもらい霊剣を突き刺して勝利するに一票
しかしこんなキモイ鴉なのにルックスは抜群だから
女読者からは人気あるんだろうな
キモオタの容姿で同じ事やったら「死ね」の大合唱だろうが。
>>163 「ハァハァ…蔵馬ちゃん、俺の好みでふよフヒヒ」
こうですかわかりません
桑原はブイとやれば斧で真っ二つ、兄なら串刺しで身体中穴だらけのグロテスク表現になりそう
決勝はどの試合もグロいことになるんだろうな…
>>163-164 でもまぁ、蔵馬に一撃で抹殺されんのがオチじゃね?
相手が人間じゃなく妖怪なら。
>>168 >───勝てない…… 今のままでは
蔵馬たんが珍しく弱気な件
>>169 いや、待て。
蔵馬の評価は当てにならない=今のままでも勝てる
意外と蔵馬が鴉を瞬殺だったりして
キモイんだよこのロン毛マスク野郎、俺に指一本触れんなカス
っていう本音を戦闘力に加算してさ
第90話 恐怖の80%!!の巻
「45%では失礼だったな… いいだろう 80%の オ レ を 見 せ て や ろ う」
首筋から全身にかけ、生物のように鳴動する戸愚呂の筋肉。
千切れかけた腕も、次々と太い繊維が伸びて再生していく。
やがて戸愚呂の全身は、金剛の肉体へと変貌し……!
森中の小動物たちが一斉に逃げ出した。 「なんだこの妖気は…」 特訓をしていた飛影も感じる。
幽助の所在に戸惑う桑原たちの横で 「……風が逃げた…」 陣もまた、空気の変化を感じていた。
ショルダーパッドのように張り詰めた三角筋。筋が表面化して張り巡らされた上腕筋。
僧帽筋は山岳の如く盛り上がっている。巨大な筋肉の塊が、そこに存在していた。
「この姿を見て今生きている者は4人 兄者と武威と鴉 そして お前だけだ
お 前 は す ぐ 死 ぬ が な ァ」
右腕を前後に振る戸愚呂。それだけの動作で、衝撃が飛ぶ。
「技を超えた純粋な強さ それがパワーだ!!」
突き出す拳の風圧さえ、武器と化す。
幻海めがけ放り込む拳は当たらずも、そのまま衝撃を呑み込んだ地面が砕ける。
空中へ体を避けた幻海はそのまま、全霊の霊丸を戸愚呂に放つ、が。
左手を構えて……それのみで戸愚呂は霊丸を受け、消滅させる。
「………これが こんなものがお前の……力か?」
幻海との悲しすぎる差を体感し、落胆する戸愚呂。
「霊光波動拳を継ぐ者が現れるまで……… 待つんじゃなかったなァ…………」
爆心地の中心部で、戸愚呂は幻海を見上げ佇む。
「あのときに殺しておけばよかった」
───強く美しかったお前のままで
過去と現在。比べて、今の幻海を卑下する戸愚呂。
お前は幻海じゃない。──骨と皮のただのガラクタだ。
「──あたしは幻海だ お前なんかに殺されてたまるか!」
「死ぬんだよ」
(力が欲しい…! ! )
突進する戸愚呂
(戸愚呂とは全く違う力を)
剛の塊が走る
(あたしは死んでもいい)
(せめて…)
───戸愚呂の目をさますことができるだけの
力を……!!
閃光の中に現れた…幻海の最盛期。
それでも─────
「遅かったな……」
遅れてきた客人を迎える戸愚呂。硝煙のように、左胸から微かな煙が漂っている。
呆然とした幽助の視線の先……血溜まりの中に幻海が倒れていた。
幻海…やだ……
>「あのときに殺しておけばよかった」
> ───強く美しかったお前のままで
ちくしょう…超シリアスかつ印象的な場面だというのに
どこぞの千の顔を持つ男のせいで噴き出してしまった
そうだ!こんなときに幻海師範がいれば霊光波動拳の奥義で幻海の傷を治せるじゃないか!
早く呼んでこないと!
幻海の想いとやらは置いといて
戸愚呂と美しい魔闘家鈴木は同じような思想の持主、でFA?
急いで蔵馬の薬草と雪菜の治癒能力とぼたんの心霊医術を組み合わせれば助かるんじゃないか
死ぬ前には伝説を作らなければいけないのだな
覆面とけたから素顔はさらしてしまったが
幽助早くみんなを呼んでこいー!
幻海が死ぬ予定はなかったので霊界獣の卵をry
幽助だけで助けるにはどうすればいいんだろう
霊光玉を返せば自力で治せるんじゃないか?
返し方なんて知ってんの?
つうか、瀕死の状態で霊光玉返されてもやばいんじゃ?
>>184 胸に手ェ突っ込めば取り出せるよ
とりあえず10万パワーぐらい返せば何とかなる
幽助は霊光波動拳の治癒系は全く教わってないのか?
>>187 幻海「しまった………!治癒(ソレ)教えるの忘れてた」
しかし婆さんどっちみち死期が近づいてたんじゃ
補充要員候補
1「よお、俺はきれいな豪鬼だ」
2「やあ、私はきれいな乱童です」
3「ふっ、俺はきれいな朱雀だ」
きれいな竹中でお願いします
きれいな雪菜でもいいな
雪菜の能力は青龍以上なんだよな。
体力無さそうだけど、けっこう戦えるかも。
ああ俺の嫁が…orz
静流さんなら桑原より戦力になる
1話で主人公が死んだ漫画ってことみんな忘れてるようだな。
婆さん普通に生き返るに決まってるじゃないか。
泣いた
ばあさん死んじゃやだよォォォォォ・・・
ばあさんの心境が悲しすぎる
あーんの人が来てないからまだ死んでないよ!!
あんかばー!
あーん!幻海が衰えてた!
霊光波動拳を継ぐ者が現れるまで待とうって思ってたのに…
くすん…美形薄命だ…
・゚・(ノД`)・゚・うっうっう…ひどいよお…ふえーん!!
この間「あんたが年をとればあたしも年をとる それでいいじゃないか」って言われてまだ50年じゃないですか!
どーして、どーして!?あれで終わり!?嘘でしょ!?
信じられないよおっあんなREIGANごときの力しか出ないなんてっ!!
80%でも差がありすぎるわっ!!霊光波動拳を継ぐ者が現れるまで……… 待つんじゃなかったよね?ね?ね?
……泣いてやるぅ・゚・(ノД`)・゚・
私はあのおそろしく強く美しかった彼女が(たとえ今は骨と皮のただのガラクタでもさ!ヘン!)大好きだったんですよっ!!
幻海いっ!死んじゃ嫌だああああああっ!!
年月のカバッ!!え〜ん・゚・(ノД`)・゚・
やなテンションの戸愚呂だなw
自分で殺しておいて死んじゃ嫌だもないもんだwww
前は20%でもボコボコだったのに今や80%の戸愚呂と互角に戦えるのか
>>198 そうだコエンマがいる!どうにかしてくれるはず
美しいはわざとトグロと同じ思想で玄海たんに気に入らないと言われる役回りだが、
なんか意味あった?トグロの思想強調?変な弱い第三者のピエロに言わせることで
読者や玄海たんに間違った思想だと思わせるため?
しかし裏切りや縁切れでもないのに昔の仲間殺すかね。裏切りといえば裏切りなのか
戸愚呂「ヤダヤダ若くて可愛い幻海たんじゃなきゃヤダヤダ」
>>208 死んでないだろうから、歳登場するんじゃない?
その時には考えなおしてるとか
211 :
マロン名無しさん:2008/10/22(水) 13:09:54 ID:FVJxourV
こういうのやって面白いの?
結末はわかってるのに白々しい書き込みばかり…
>>207 そういや霊界のやつらって死ぬ予定とか分かるんじゃなかったっけ
もしこのまま婆さんが死んだらコエンマは知ってて黙ってたってことになるのか?
知ってたとしても、もともと伝えるものでも無いんじゃね
幽助のときは例外だったから処理する必要があっただけで
なんか非情だな…と思ったが仕方ないのか
婆さんに「あんた死ぬよ」と言ったところで戸愚呂に会うの止めるとも思えないし
負けるって結果だけ知らされるぐらいなら知らないほうがいいよな
レイコウ波動継承者の大会って死期が近いからってなかったっけ?
そういう話だったけどあの時は死期が近いとはとても思えん感じだったからなあ
>>214 逆に死ぬって聞かされてたから霊光玉の継承をしたのかもよ?
まああのままじゃ戸愚呂に勝てないからって理由も大きかったんだろうが
第91話 許せない!!の巻
渾身をこめた幻海の最後の一撃は…戸愚呂の皮膚すら、傷つけることができなかった…。
一瞬に、幽助は幻海の元に移動。抱きかかえ、幻海を呼び起こす。
辛うじて幻海は命をつなぎとめていた。蔵馬の元へ連れて行こうとする幽助を、幻海が止める。
幻海は自らの死を悟っていた。それは戸愚呂の使い、三鬼衆よりゲストとして誘いを受けた時から。
幻海は戸愚呂と共に50年前、ゲストメンバーとして戦った仲間。戸愚呂は、元は人間だった。
妖怪への転生。より長く、自分の強さを維持するために。
それが戸愚呂が50年前、暗黒武術会で優勝した時の望みだった。
仲間は猛反対したと、へつらった笑みを浮かべ戸愚呂は語る。
「幽助… 人は…みな…時間と闘わなきゃならない…
奴は…その闘いから逃げたのさ… 誇りも…魂も…仲間も全て捨てて…
お前は…間違えるな………幽…助…
お前は…一人じゃない………忘れるな…誰のために…強く…」
幻海は───
「ば… ばあ……さん ! !」
───死んだ。
霊光波動拳継承者のお前がもっと早く生まれていれば、こんな醜い幻海を見ずにすんだ…。
戸愚呂は語る。闘いに生きるものの道はより強くなるか死ぬかの二つしかない。
だらだらと余生を送る堕落の道を選んだ瞬間…そいつはすでに死んでいたのだ。
「そのうすぎたねェ口をとめやがれ この場で てめェ ぶっ殺すぞ」
耐えられぬ怒りが湧き上がる幽助。しかし。
. .. . . .
「何度でも言おう そこの それは 腐れかけた負け犬だ」
──咆哮を上げ、幽助は駆けだした。
師の屈辱を、戸愚呂を討つため。
右拳を突き出す幽助。掌握で受ける戸愚呂。
衝突。「メキ」 「ボキ」 パンチを受ける戸愚呂の左手が鳴る。
転瞬、空いた右腕で戸愚呂は幽助の顔面にパンチを返す。
数メートル、数十メートルと幽助の飛距離は伸びていき、やがて森の中へ。
多くの枝を貫き、大木に叩きつけられ、ようやく幽助は止まった。
今までで最高のパンチだったと、ズタズタの左手と共に幽助を賞賛する戸愚呂。
とうとう来るのだ…100%の自分で戦える日が… ! !
卑しい笑みを浮かべ、戸愚呂は『その時』を待ち望んでいた…。
大木の根に体を預け、師匠…幻海を思う幽助。
「ぷーちゃんどうしたのさ?」
心配するぼたん。螢子に抱きかかられた霊界獣、プーは泣いていた。
さっきまでの膨大な妖気が消えて驚く桑原。
何かを悟ったような表情の蔵馬。強く見据える飛影。
誰かの心に残った 「負けるんじゃないよ…」 幻海の後姿。
強い闘志と共に──幽助は眼を開く。
オレは戸愚呂を
許さねェ…!!
全俺が泣いた
幻海は限界まで戦い抜いた
合掌
お…おばぁちゃん…
今日、姉貴も弟も親父もみんなへこんでるよ。
アニメ化はめでたいが婆さん…。・゚・(ノД`)・゚・。
本当に最期までばあさんはかっこよすぎ
幻海ばあちゃん…。(´;ω;`)ブワワッ
とぐろ許せねぇぇぇ
つーか何故とぐろはそこまでばあさんを侮辱するんだ?
自分が妖怪になっただけで、歳を取るのは当たり前のことだろ・・・
ばあさんも一緒に妖怪になって欲しかったのか
それの裏返しか?
好きな女の子にはツンツンしてしまうものです
可愛さあまって憎さ百倍
戸愚呂との戦いの時に、婆さんが負わせた怪我が元で隙が出来て幽助勝利…
ってのを期待してる。アニメ化期待したいけど、初期の話は結構毛色違うからなぁw
ぶっころすぞ と言いつつ、やり合ったら殺されそうなユウスケは見てて不憫だ
まあいいパンチ、100%で戦えるとトグロも言っているが、
大会前に30%?ぐらい見てガクブルしてたぐらいだしな。 怒りのパンチ受けたのも100%じゃないときだし。
人間を妖怪化する方法って、飛影がやった降魔の剣を使うのと
朱雀が言ってた魔界で魂を浄化するというのが今までに挙がってるけど、
戸愚呂の場合はやはり後者の方法かな?
仲間は猛反対したって言うが兄者はどうなんだ?
もしかして妖怪としての兄弟であって人間時代は兄弟でも何でもなかったのか
ありうるな、だって兄者の闘法って絶対に人間技じゃないもん
あるいは武態や触手攻撃でイロモノ妖怪と読者に思わせておいて、
本気のときは人間時代に修めた武術を使うとかかな?
1.人間の頃からの兄弟ではなく、一緒に転生した妖怪という意味での兄弟
2.人間の頃から兄弟だけど、兄は武闘家じゃなかった。でも一緒に転生した
3.人間の頃から兄弟で仲間だった。残忍な性格の兄は1人だけ転生に反対しなかった
4.人間の頃から兄弟で仲間だった。真面目な性格の兄は転生に反対だったが、お目付役として一緒に転生した
でも兄は転生のショックで狂ってしまい、今の性格になった
候補としてはこんなもんか
そういえば、人間に近い見た目の妖怪のほうがより強いんだよね
使い魔の雑魚や下等妖怪は見るからに化け物系だし
人間から妖怪に転生するとき、元々もつ得意技や霊力の大きさによって
妖怪としてのレベル・能力・妖力が決まるのかな?
戸愚呂兄はあのサイズであの変体能力だから、やはり人間感は弟と比べても薄いよな
身体が普通サイズに大きくなる力もあるなら、元は人間な気もするが…
>>236 5.兄は元々妖怪で、弟が妖怪となってから兄弟の契りを交わすきっかけがあった
も入れといてくれ
4はないなww仲間は反対って言ってるのか。俺は3予想だが、2もあるな
あ、俺も5はあるかと。あと2じゃなく1だった。ありそうなの
第92話 嵐の前!!の巻
闘技場備え付けの救護室。吏将もベッドでうなされていた。
スタッフの瑠架が引き止めるのもかまわず、傷だらけの青年はどこかへと向かった。
飛影は包帯を巻いた右手より炎を展開させ、地面に大きなクレーターを作りだす。
しかし飛影は悔しそうな顔で 「………くそっ 明日中に 必ず黒龍波は使いこなしてやる…!!」 歯噛みする。
「化物め…!!」 飛影の作ったクレーター……隣には嘲笑うかのように、さらに巨大なクレーターが存在していた。
イメージの鴉を相手に、仮想の戦闘を実践する蔵馬。
しかしスピード、妖力、全てにおいて鴉が上…何度と繰り返すが、勝つ糸口さえ見つからない。
歯噛みする蔵馬。そこに 「おーい 蔵馬ァ」 よーやく見つけたと、桑原が駆け寄ってくる。
桑原は幽助を追ってきたと言い、さらに幻海も帰って来ないという。
蔵馬の脳裏に 「ひとりは今日死ぬ… だれかはじきに分かる」 鴉の言葉が蘇る。まさか………。
そのとき、茂みから 「……… お前達ふたりだけか ちょうどいい」 冒頭の青年が姿を現す。
彼の正体は… 「美しい魔闘家鈴木だ」 「鈴木!?」 ちょっとびっくりの蔵馬。ピンとこない桑原。
今はその名もむなしく、ただのピエロに成り下がったと、美しい魔闘家鈴木改め鈴木は言う。
蔵馬は鈴木に用件を尋ねる。渡すものがあってきたと、鈴木は二つのアイテムを取り出す。
果肉を液体に溶かした容器と、剣の柄だけのようなものを、鈴木は蔵馬と桑原に手渡した。
"前世の実"と"試しの剣"。裏浦島と死々若丸に与えたアイテムだと言う。
前世の実はトキタダレ花の果肉で、液体のままで飲めば妖狐の姿に長く戻っていられる。
試しの剣はヒル杉で作った変幻自在の妖刀で、その刀身の姿は持つ者の気の性質次第だと言う。
どんな副作用が出るかはわからんと言い残し去ろうとする鈴木に、蔵馬は自分たちに渡した理由を問う。
──鈴木が『強い妖戦士田中』の名前だったとき。彼もまた、戸愚呂に戦いを挑んだのだ。
だが強い妖戦士田中は戸愚呂の30%を見ただけで怯み、情けなく命乞いをしたという。
あわれんだ戸愚呂。強い妖戦士田中は殺す気すら失せるゴミ同然に扱われていたらしい。
鈴木は信じたいのだ。戸愚呂より、強い奴がいることを。
強さが全てという戸愚呂の価値観を壊してくれる奴が現れることを……。
顔を腫らし、幽助はかつて試練を受けた洞窟の前に座り込んでいた。
「…………コエンマか」 こっそりと近寄るコエンマに、幽助は敏感に反応する。
ぼたんもかなりショゲていたとコエンマは話す。前々から幻海の死期が近いことは知らされていたのに。
オレがもう少し早く…と嘆く幽助に 「まのぬけたことを言うな!!」 喝を入れるコエンマ。
「仮にお前が早くついたとして タイマンの邪魔ができたのか?」
命をかけた勝負に、どの面下げて横槍を入れるのか。返す言葉もなく、幽助は黙り込む。
やれやれとため息をこぼし、バーサンからの伝言があったんだ、とコエンマは幽助に言伝する。
「できの悪い弟子で本っ当ーに苦労した 当分お前のツラは見たくないからこっちにくんな」
内容に、頭からずっこける幽助。そしてもう一言。
「勝てよ……… だとさ」 「………あのババァ」
力いっぱいに起き上がる幽助。その表情は、スッキリとしたものだった。
天にむかって 「オレからの返事だ 霊界までぶちこんでやるぜ」 霊気を指先に凝縮し──!
「う け と れ く そ ば ば ァ ────!!」
──特大の霊丸を放った。
首縊島から天に伸びる、一筋のメッセージ。
見上げる 「こ これは!?」 桑原、蔵馬、「まさか」 飛影、「……浦飯!!」 …戸愚呂。
「届いてっかなー」 天を仰ぎ、大地に倒れこむ幽助。
「ああ きっと届いとる」 コエンマが、答えた。
決勝戦─── 迫る!!
えええこの美形が鈴木?
そして全国の田中さん涙目www
鈴木がイケメンだwww
そしてやっぱり妖狐化アイテムktkr
鈴木www
死々若丸の剣って、弁慶がどうのこうのって語ってなかったっけ?
嘘っぱちじゃねーか
鈴木は美味しい立ち位置になったな。
次シリーズがあったらアイテム係かな?
蔵馬が鴉になぶられて瀕死になったところで妖狐復活
そしてより残忍な狐が鴉をネチネチ痛めつけて逆転
こんなSM対決になると見た
いまの蔵馬では勝てない。
元の蔵馬になってもやっぱり勝てない。
鈴木が本当に美形とは意表をつかれたwww
やられたよ冨樫w
素顔の方が伝説のこせるぞ
美的感覚が一般とはずれてるな…
鈴木さん美形だけど妖怪ということ考えるとあんな主張してた割には
実年齢では幻海よりも上だったのかもしれんな。
>>『強い妖戦士田中』の名前だったとき
他にも『偉大なる魔騎士山田』とか『かっこいい妖術士木村』とか名乗ってそうだなw
この薬があと数日早く渡されていれば
常時ピッチピチの幻海たんが・・・(´;ω;`)
前世の実とか言うぐらいなんだから幻海が使ったらピッチピチ以前に戻っちまうだろw
鈴駒・酎・凍矢・陣・鈴木で1チームできるな
まじであれが鈴木かw。変身アイテムありがたいねぇ。妖狐蔵馬再び!
そして、瑠架はちゃんと手当てもできるんじゃないかw
>>252 いいねw。素顔でそれで行くべきだよな。この際形容詞つきはOKでw
コエンマ意外と男気あふれるやつなんだな
幽助は立ち直ったか
妖怪なのに正統派男前wwでも弱いから肩身狭そうだ
アイテムは天才だが
ついでにキビ団子もプレゼントした方が良かったんじゃないの。
戸愚呂以外には有効かもしれんし。
きび団子で変化するのは妖怪しか無理だろうな
てことは飛影の百目丸再び!
コエンマかっこええわ
>試しの剣はヒル杉で作った変幻自在の妖刀で、その刀身の姿は持つ者の気の性質次第
飛影だったら炎の剣、雪菜だったら氷の剣、俺だったらペーパーナイフだな
林家乙
幽助の放った特大の霊丸が某国軍事衛星にぶちあたり戦争の火種になるとはこの時だれも想像しなかった…
「化け物め」って飛影、お前も化け物ですから
>>265 成る程。大会も決勝というクライマックスを迎えるし、
ここで新シリーズの伏線を張ったのか…。
耐霊気・妖気のパワードスーツに身を包み、幽助たちに襲い掛かる某国の特殊部隊。
霊丸も霊剣、更には黒龍波すらも無効化され、ピンチに陥る幽助達。
その危機を救ったのは、なんと決勝戦で幽助に敗れ死んだはずの戸愚呂弟だった。
幻海を殺めてしまったせめてもの償いだ、と言い残し光の中に消える戸愚呂弟と特殊部隊。
残された幽助はただ叫ぶことしかできなかった。
なんて妄想してみた。
新種の花だとか杉だとか、植物マスターの蔵馬にも知らない植物があるのか。
鈴木の知識は凄すぎるが作中で一番才能がありながら浪費してる感じだ
271 :
マロン名無しさん:2008/10/24(金) 19:54:13 ID:YvE6gpWD
「霊丸!」
「霊光波動拳だか何だか知らんが幻海程度の技ならこの通りよ!!」
>>268 実際これだけ化け物みたいな強さの人間がいたら
軍とか黙ってないだろうな〜と思うわけだが
少年漫画にそういう突っ込みは無しだなw
みんなの鈴木の評価はアップダウンが激しいなw
ピエロで地に落ちたかと思えば、次には間違えてる才能を残念がられたり
名前からして特殊な普遍性もあるし、こんな器用貧乏なおもしろいキャラはなかなかいないね
第93話 レベルアップ!の巻
武術会決勝前夜の会場前。既に入り口前から長蛇の列が出来ております。
先頭付近に至っては2週間前から並んでいたという兵も。以上、会場前から樹里がお伝えしました。
なお明日の決勝は、魔界衛星666を通じてサタニズムTV独占放送でお送りします!!───
どこかホテルの一室、放送を見ながら今回も大成功を確信する3人のVIP。
側の椅子に腰掛ける左京。優勝チームのオーナーには3つの特権が手に入るという。
主催会場の決定権、ゲストメンバーの選択権、そしておよそ8000兆といわれる大会収益金の45%取得。
魔界では都庁すら建てられないはした金と左京は謙遜するが、人間界に限れば莫大な金額である。
前回の優勝から沈黙を守ったままの左京。その金の使い道とは。
──穴をあけたいんですよ。大きな、魔界と人間界をつなぐ界境トンネルです。
今は偶然にできる一瞬のひずみからしか互いに行き来できない。
もし人工的に空間をゆがめると、拳大の大きさの穴を一回開けるのに200億かかります。
それゆえにひずみが小さすぎて、小物の妖魔しか人間界に通れない。
不公平でしょ? より強大で邪悪な妖気を持つものほど通れないなんて。
どんな邪悪な妖怪でも自由に通れる道が維持できたら……この世の中もっと混沌としておもしろくなりますよ………。
前回の金と今回の優勝賞金総額をあわせると──夢が実現するんですよ。
左京の目的を聞いて騒ぎ立てる三人。これ以上世が乱れれば、自分たちの命さえも危うい
しかし左京は 「わからない人達だなぁ… だ か ら 面白いんですよ」 笑いながら返答。
狂っていると3人は痺れを切らし 「これからは我々が大会を運営する!!」 妖怪たちを召喚する。
左京は言う。そうい言うと思って黙っていたんですよ、あなた達のためにもね………
スタンバイする戸愚呂兄弟。妖怪たちが一斉に飛び掛り───
自分をどう思うか、戸愚呂に左京は問い掛ける。
狂っているかどうかはわかりません────が、やろうとしていることには協力しますよ。
分厚い手のひらを見つめ、戸愚呂は呟く。オレも人間界で強くなりすぎた。
これだけでかい妖気だと、自然発生する小さなひずみじゃあ魔界にいけない。
凄惨な死体を撒き散らした部屋で語り合う二人。
左京が戸愚呂に、酒を勧める。
「酒はダメなんで オレンジジュースください」
静かに、二人は乾杯を交わした……。
夜空の下。
妖気や霊気はひとりひとり違い、その気を吸い取りできる試しの剣は世界でひとつの刀となる。
副作用が出るかもわからぬが……桑原は 「やるしかねェ」 立志し柄を手に取る。
柄を握り、桑原は鈴木の説明どおりに気を込める。
全身の力が吸い取られるような感覚とともに、そこには 「こ…これがオレの剣!!」 ───
ホテルに戻り、桑原は早速幽助に必殺兵器だと自慢しようとするが…。
幽助は両手を合わせ、体中から大量に気を練っていた。
膨大な霊気の前に億劫し、縮みこむ桑原。そして強がる。
あいかわらずさわがしい野郎だと、右手を焦がし戻ってきた飛影。
度を越した飛影の特訓の成果に苦笑する桑原。
さらに突然、姿を現す蔵馬。全く気配を感じていなかった桑原。
なにはともあれ、これで全員集合だと、桑原はユカイに笑い飛ばした。
──結局 幽助はみんなに"ばーさんは今日は戻らない"とだけ伝えました
幽助自身 まだ"明日になれば あの憎まれ口をたたきながらひょっこり姿を現すんじゃないか"
と思っている状態なのかもしれません
それに感づいている者 なに考えてるのかわからない者 全く気づいてない者
それぞれの思いを抱きながら──
「よっしゃ行くか!!」 「おう!」
──決勝戦です!!
おお、いよいよか
次回はきっと巻頭カラーで登場だな
魔界って歩いて行けるんじゃないの?
四聖獣はどこに住んでたっけ
しかも結界って四聖獣用だったはず
どう考えても飲めない方が子供なはずなんだが
俺も酒を飲みに誘われたらオレンジジュース頼もうかと思うぐらいかっこいい。
左京も実は妖怪に転生してるんじゃね?
こんなに渋いオレンジジュースの注文は初めて見たぞ・・・!
なんという柑橘系アニキ
・・・えー、魔界の金銭感覚と京に到達する大会収益金について・・・
四聖獣がいたとこって魔界だったよな?
人間界から魔界に行く分には問題ないってことなのか?
決勝戦を楽しみにして、会場に並んで待つやつらへ親近感をもってしまうわ
女房を質に入れて見に来た奴もいそうだな
四聖獣編は霊界側の任務で行ったんだから多分金掛けずに行く方法があるんだろう。
でも朱雀側が人間界に使い魔とか出してたのは謎だな……
会場の妖怪まんまタイガースファンじゃねーかw
というかゼニさえ積めば界境トンネルとやらが大きくなるってのもどういう理屈なんだ
門番に払うギャランティーか?w
四聖獣編は自然発生した小さなひずみを通ったんじゃないか。
左京や戸愚呂の台詞から、妖気が小さいと通れるみたいだし。
・・・飛影と蔵馬の妖気の強さはどうなんだろう。
そうか、トグロは魔界に行ったことないのか。
てか左京何歳?前回って50年ぐらい前じゃないの?
てかあの玄海たんが、あの玄海になったのはマンガだからだよな?リアルに玄海たん並の
でらべっぴんは年取らないよな?シータもドーラおばさんみたいにならないよな?
酒飲めるのに、酒はダメなんでオレンジジュースください って飲み会で言ったら白けて
そのうち呼ばれなくなるな。おまえら使うなよ、絶対に使うなよ。 逆に次から行きたくないやつにはいいかも
戸愚呂トマトジュースのほうが似合うのに…なんとなく
>なお明日の決勝は、魔界衛星666を通じてサタニズムTV独占放送でお送りします!!
冨樫のこういうセリフ入れるセンスがすごく好き。今のジャンプの他作家にはない独特のセンスだよね。
>>293 大会は何年ごとに行われるのかよくわからない
従兄弟の結婚式で、
「酒はダメなんでオレンジジュースください」っていってみたが、
親戚のおじさんに「気取ってんじゃねえよ、ガキの癖に」
と頭ひっぱたかれた
>>299 未成年なら言われるわなw
もちろんサングラスは着用して、素肌にスーツだろ?
戸愚呂は貫禄が違う
恐ろしいだけでなくこういう所もあるあたりが元人間ってことか
ここまで桑原の必殺兵器についての期待レス無し
第94話 ルールの壁!!の巻
─────決勝当日。暗い通路で控える両チーム。
幻海の……代わりの5人目はどうなっているのか、蔵馬は幽助に訊ねる。
実はもう先にきてる、と幽助。桑原もやっぱバーサンこれねーのかと頷く。
幽助に全て託したと聞いていたが、裏御伽戦で全部力を使い切ってしまったわけか。
そう推測する桑原に、飛影が 「やれやれ めでたいヤローだ」 一言。
「皆さん大変長らくお待たせしちゃってゴメンナサーイ 浦飯チームの入場で──す!!」
樹里のマイクと共に門が開き、入場する浦飯チーム。毎度同じく、会場中の妖怪から罵声が飛び交う。
続いて戸愚呂チーム。戸愚呂兄弟・鴉・武威の…4人。
円闘場をはさんで向かい合わせの両チームだが、どちらも1人足りない。
大会ルールは決勝戦は一対一の戦いで5戦行い先に3勝したチームの勝利となっており、
どちらも戦いによって死人が出ていない以上、5人目を出す必要がある。
急きたてる会場に応え、戸愚呂チームの5人目が登場する。出てきた人物は……なんと左京!?
左京は戦うためではなく、一番見やすい場所で浦飯チームの死を見届けたいだけだと言う。
大将の自分までまわってくる可能性は0、と早くも勝利宣言。
──それを聞いて安心したと、浦飯チームの5人目……コエンマ、登場。
本来霊界を統治する者は直接下界に関われないが、場合が場合。
コエンマも参加せざるを得ないと考えたらしい。
万が一戦う機会がまわってきたら…… 「いつでも逃げる準備はできてるからな」
努力の二文字が映える脱出ロケットを見せつけるコエンマ。
幻海がいるため交代は認められないと樹里は異を唱えるが、「かまわんさ」 左京含め、
戸愚呂チーム全員がコエンマの参加を了解する。コエンマからほとんど霊気を感じず、
おかざりの人数合わせだろうと見る鴉。 「ふ……よくぞ見抜いた」 「いばんな」
こうして、決勝にのぞむ10人が決まった!!
円闘場のむこう側。蔵馬を見つめ、人差し指をこめかみへ向け 「BANG!」 おどける鴉。
対するは── 「オレがいく」 蔵馬。
「第一試合 鴉VS蔵馬!!」
5人目がコエンマとはまったく予想してなかった。
コエンマいいよコエンマ。
まずは蔵馬か
妖狐の実力がやっとわかるな。楽しみだ
鴉のマスクって戦闘中に取れるのかな?
ブサイクってことはないだろうけど、キレるとマスクをむしり取って口裂け状態かな?
コエンマって地震や津波起こせる閻魔の子供なんだから少なくても左京よりは弱くはないと思うんだが
多分霊気を抑える訓練くらいはしてるだろうし
そろそろ鴉と部位の真の姿を募集しないと
コエンマ…。
脱出ロケットワラタw w w w w
コエンマのイケメン度が増してね?
顔は人間界タイプなのに、ランドセルみたいだよなw
桑原は霊能力強いはずなのにニブすぐる
これはまさかの
2勝2敗のイーブンで左京vsコエンマの決定戦か!?
>>313 それで霊能力なしのガチ殴り合いで決着したら冨樫に惚れる
しかし武器は持ち込み自由っぽいので戦車VSロケットランチャーとかで殴り合いにはならないのではないか。
コエンマは逃げるって公言してるし。
もっと早くわかっていたら、鈴木にコエンマ用のアイテムをお願いできたのにな
> 第94話 ルールの壁!!の巻
どのへんが壁だったん?
お互い4人チームなのに、ルールのために非戦闘員を用意しないといけないところかな?
次回蔵馬たんが鴉に変なことされないか心配です
鈴木がコエンマに変装して左京さんボコればいいだけの話
左京さんは幽助の父親だからメッチャ強いよ
>大将の自分までまわってくる可能性は0、と早くも勝利宣言。
厳密にいえば勝利宣言とは限らない
状況を考えたら敗北宣言と取る奴はいない。
俺は戸愚呂兄と戦うのは桑原だと思う。
あぁいうゲスい性格の奴は、桑原にぶっ飛ばされるべきだ!
戸愚呂兄そんなに下水かな?
たしかに五連邪をもてあそんだけど、卑怯な闘いをしたわけじゃないだろ。
とはいえ直情型の桑原に何か策を弄してきそうな空気はプンプンだな。
たぶん雪菜にちょっかい出して逆に桑原の逆鱗で八つ裂きにされる。
雪菜にちょっかい出したら先に高等妖怪のほうがブチ切れそうだが…。
>>320 最初から変装抜きの直で鈴木に頼んだほうが早いなw
>>326 高等妖怪がブチ切れて乱入、一対一ルールに付き反則負け、飛影も失格
↓
桑・飛負けで2敗
↓
蔵・幽 勝ち
↓
大将戦
ですね
>>329 そして>>313-に戻るんだな
コエンマがんばれ!
左京ってただの人間だから強いわけないが
意外と強そう。少なくとも裏御伽チームの連中よりはオーラあるぞ。
つ戦闘妖液
むしろ左京、すでに妖怪に転生してるんじゃないか?
戸愚呂兄弟など小物だ!とか言って変身したりさ。
体中に眼とか出してさ。
そうだな幽助に敗れて改心した戸愚呂弟を後から撃ちそうだ
1/2
第95話 見えない技!!の巻
「おい蔵馬 鈴木にもらったあの薬 使う気か?」 訊ねる桑原。
「ああ 2分ほど前に飲んだ」 既に蔵馬は前世の実を飲んでいた。
事前に何度か試し、液体で使うと効果が現れるまで少々時間がかかることを知っていた。
鈴木の言った通り、一口飲むだけで15分ぐらい元の姿に戻れる。
奴を──鴉を倒すには十分な時間だ。
両者前へ。鴉と蔵馬が歩み寄る。会場内は戸愚呂チーム・鴉への応援一色
しかしVIP席後ろ、 「蔵馬くんがんばって───!」 数少ない浦飯チームの応援があった。
決勝の会場は危険だと聞き、大丈夫か心配する雪菜。
危険が怖くてマラソンがやれるかってーの、と温子はすでに出来上がっていた。
なぜVIP席の後ろかというと、とても気前のいいダフ屋さん(2発目 708参照)が
タダで譲ってくれたと、静流が笑顔で語る。そして幻海が出場していないことを不思議に思う温子。
そーいや年にゃ勝てないとか言ってたわと話を濁し、ぼたんは 「ほほほ ちょいと花つみに」 席を立った。
会場通路脇でしょげこむぼたんに、元気出しなよ、と静流が声をかける。
静流も幻海と付き合いがあり、最後に幻海の挨拶を聞いており、事情を知っていた。
きっと本人も納得済みと静流が励ますが、 「でもさ でもあたしとても許せないよ…!!」 ぼたんは悔し涙を零す。
あとはヤローどもにまかせとこと、静流はぼたんの肩を抱いて会場へ戻っていった。
「あいつらやられちゃったら あたしが代わりにぶっ殺してやるから」 「縁起でもないこと言わないどくれよ〜」
試合開始。そのままでいいのか?と念を押す鴉。
じきにかわるさと、蔵馬は花びらを飛ばし、風華円舞陣を周囲に展開する。
時間をかせぎ、距離をとって闘う必要がある。鴉に触れられるのは絶対にさけねば。
鴉は躊躇せず、風華円舞陣の領域へ侵入。領域を侵した鴉に、花びらが一斉に切りかかる!
だが、全て──触れもせず、爆破させた。「くく…お前は私の力を勘違いしているのではないか?」 不敵に笑う鴉。
やはり蔵馬には鴉の妖気の本体が見えていない。すなわちそれは、鴉と蔵馬の妖力の差。
. . . .
「もう一度聞く そのままの姿でいいのか?」
跳んで間合いを詰める鴉。蔵馬は避けるが、「ボム!!」 左肩が爆発。
確かに鴉には触れられていない。正体が掴めず、なす術が無い蔵馬。
おかしい…妖狐に戻っていいだけの時間はたった…… 蔵馬の疑念にもかまわず、鴉は技のヒントを言い出す。
蔵馬が植物を妖気で支配しているように、鴉も『あるもの』を支配し、しかも作り出すことができるという。
それは今、鴉の右手にある…しかし、今の蔵馬の妖力では見ることもできない…。
「おしゃべりもあきた そろそろ死ぬか?」
鴉の空気が変わった。最後に鴉は、自分が支配する精神的物体を見せるという。
次第に具現化する、鴉の精神的物体。それは──爆弾。
生物的デザインの爆弾が、蔵馬の目の前で爆破された。
しかし 「痛っ…」 次の瞬間 「……味なマネを」 鴉の手を、一輪の薔薇が貫いていた。
南野秀一の肉体ではコナゴナだったと…爆発したそこに、姿を現したのは、妖狐蔵馬!
「爆弾を支配し創り出す妖怪か… 支配者級(クエストクラス)とあえたのはうれしいが…」
少しの傷を負い、妖狐は 「お前は殺すぞ」 冷酷な笑みを浮かべる。
鴉も 「死ぬのはお前だ」 冷淡な眼差しで対し、凶悪な爆弾を浮かべる。
>あたしが代わりにぶっ殺してやるから
静流ねえさんかっこいいなあ
実際やったらできちゃいそうに思えるところがまた良い
やっぱり蔵馬の推測は外れかw
最後の妖狐かっけえええええええ
唐突に出てきたがクエストクラスってなんだ
妖狐様キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ !!!!!
…でもぼたんちゃんが…。(´;ω;`)ブワッ
爆弾のデザインカッケー
手に薔薇刺さるのカッケー
クエストクラスって単語カッケー
ぼたんかわええ
高等妖怪のさらに上かな>クエストクラス
指を舐めてる妖狐が妙に色っぽくて困る
見える
トグロとの最終決戦の頃に当然のように飛び交う
クエストクラス(笑)と呼ばれる妖狐体の蔵馬が
見えるぞ
いや、どこぞの高等妖怪(笑)と違って普通にかっこいいから、(笑)はないな
妖狐きたーーーーー!
あ〜〜〜間に合ってよかった
鴉は爆弾を支配しているのか。技術対技術戦になりそうだな
やっぱり桑原家と幻海は繋がってたんだな。
家族も修行させるつもりで
日付を合わせて桑原を後継者争いに突っ込んだのか。
クエストクラスに会えて嬉しいってことは
炎操ってても高等はクエスト以下かw
高等涙目w
いままで立ち読みだったけど
今週のは思わず買ったわw
妖狐カッケーー
352 :
マロン名無しさん:2008/10/27(月) 02:03:32 ID:HXusq34+
ぼたんかわええ。 鴉の爆弾がよくわからないんだが、
仮に妖気を送って中から爆発させるなら相手に触らないといけないの?
でも爆弾を使ってるから触らなくていいの? この爆弾を使ってるから触らなくていいってのがよくわからん
超イケメン対決
あああ!妖狐のデザインが裏浦島戦より洗練されてる!!
つか、1回しか読んでねぇのに姉貴が切り抜きやがった!
夢のイケメン対決に腐女子大興奮
>>352の知能が天井から吊されたバナナを棒を使ってたたき落として食べるサル以下で笑える
>>352 鴉は桑原が霊気を物質化して剣を作るように、妖気で爆弾を作れるんだよ
ただ桑原は霊気の剣で切る(霊気でふれている)状態でダメージを与えるが
例えばリンクは、妖気を通したヨーヨーを遠隔操作ができて便利だった
鴉は複雑な爆弾自体も作れるから、妖気の物質化も遠隔操作も両方できて
かついつ爆発させるかも支配できる、すごく便利なクエストクラスってやつみたいだね
>妖狐は 「お前は殺すぞ」 冷酷な笑みを浮かべる。
鴉も 「死ぬのはお前だ」 冷淡な眼差しで対し、凶悪な爆弾を浮かべる。
やばいこの冷え冷え対決はめちゃくちゃ熱くなりそうるw
>>350 高等妖怪(笑)はあくまで魔界の炎呼び出してるだけだからな
自ら生み出すクエストクラスとは格が違うなw
ついさっきまで殺されそうでビクビクしてたのに
「お前は殺すぞ」って凄まれてもなあ…
おそらく中の人も入れ替わってるから問題ない
中の人などいない!
>>359 高等妖怪(笑)の邪眼は生来のものじゃないからなぁ。今後に期待しとく?w
そういえばいつから火を操れるようになったんだろうね
>一口飲むだけで15分ぐらい元の姿に戻れる。
>奴を──鴉を倒すには十分な時間だ。
妖気の正体がわからなくてもまたイメージトレーニングしてたのか
妖狐バージョンはどうやって戦うんだろな
>>357 サンキュー坂田。桑原の霊剣みたいなものと考えればいいのか。
触らなくても爆発できるってのがよくわからなかった
鴉と蔵馬か・・・。どっちも天狗がつくな。偶然か?
>>355 俺は男だが、このイケ面対決に興奮してるよ。
蔵馬VS鴉って最高の対戦カードだな。この二人が戦うから燃えるな。
これが鴉VS桑原とかだったら何かガッカリだ
鴉は超美形だが、死し若みたいにキャーキャー言うファンはいないのかな?
>>368 死し若みたいな小物じゃないから、ミーハーファンはつかないだろう
第96話 秘技応酬!!の巻
支配者級の鴉に対し、蔵馬は南野秀一の体から妖狐の体へと変身。
鴉は怯まずに大量の爆弾を作り出し、蔵馬を攻撃。
追跡爆弾(トレースアイ)。鴉の妖気で出来た亜生物体で、名の通り標的の蔵馬を追跡する。
「オジギソウという植物を知っているか? 振動や接触 火気に反応して葉が閉じる 南米産の多年草だ」
逃げながら鴉に問い掛ける蔵馬。園芸に興味はないと鴉は切り捨て、追跡爆弾が蔵馬を取り囲む!
「絶体絶命というやつだ」 「それはどうかな?」 蔵馬は小さく、謎の呪文を詠唱する。
次の瞬間、闘技場の地面が割れ、無数の植物が追跡爆弾を打ち砕く。
オジギソウ。人の数倍はあろうという大きさで、不気味な鳴き声を漏らしている。
魔界のオジギソウは気が荒いと、蔵馬は 「女……死にたくなければ動かないことだ」 樹里に警告。
動くもの・火気をはらむものに襲い掛かる性質があり──魔界オジギソウは鴉に狙いを定める。
「ギギイギ──z__!!」 鴉めがけ、オジギソウたちは闘技場も砕くほどに暴れまわる。
鴉は手榴弾でオジギソウを爆破するが、逆効果。オジギソウは刺激され、さらに凶暴となった。
蔵馬の 『BANG』 合図と等しく、オジギソウが鴉に喰らいついた!
衝撃に鴉のマスクが外れる。全てのオジギソウが鴉を捕食し、決着。
「もう2、3分遊んでもよかったか」
15分どころか5分もかかっていない。余裕の蔵馬に、樹里が勝利を告げ───
不意に、爆発が起きる。鴉を囲むオジギソウが、全て燃やし尽くされる。
闘場に舞い戻る鴉。あわてて樹里は判定を取り下げ、試合再開。
「気に入ったよ蔵馬 ま す ま す 殺 し た く な っ て き た」
マスクが外れた鴉に 「左京さん オレの後ろにいた方がいい」 戸愚呂兄弟は危険を示す。
こおおお、と独特の呼吸と共に…鴉の髪の色が、妖気が変わる。
口から火気物質を集めていると、飛影は観察しながら鴉を爆薬庫に例える。
恐らくは両手が起爆装置。まきぞえをくうぞと、飛影は幽助らに警戒を呼びかける。
「く く く 死 ね!!」 鴉の両手より ──起爆の種火には大きすぎる程の── 火花が散る。
鴉は跳び、蔵馬へ直線に向かう。そして───
ド ン
先の爆発を遥かに凌駕し、会場が一部吹き飛ぶほどの爆発。
閃光の中で高らかに笑う鴉。客席の妖怪たちにも相当数の被害が及ぶ。
幽助達は無事だが──「う!?」 「く 蔵馬!?」 鴉がほくそ笑む。蔵馬は一体!?
陽子もやっぱりうっかりさんなのか
次回は鴉の一方的な攻撃ターンとなりそうだ
そうは簡単に倒せないよな
オジギソウwwwww園芸www
やばい 俺が女だったら今週鼻血吹いてるかもしれん
死にたくなければ動かないことだ あたりで自分の中の何かが目覚めた
これって妖狐じゃなくオジギソウが強いんじゃ…
と言ってもこれからか。
決勝戦が始まってから小兎の隣に座ってる髪型や衣装がコロコロ替わってるオッサンは何なん?w
>>361 そういや、アニメになったら南野秀一と妖狐の中の人は変わるのかな?
なんというドM量産キャラ
>>378 女…… という呼びかけもやばい。中身は本当に蔵馬だよな?w
このままM気に目覚めてしまってもいいかな、自分
383 :
マロン名無しさん:2008/10/28(火) 12:40:59 ID:ef6Ltb3J
これが南野秀一と混ざる前の本当のクラマなんだろ
裏浦島も最悪の外道妖怪だっていってたじゃん
二人共やられたらキッチリやり返すタイプだよな
蔵馬の『BANG』も
>>303のお返しか
蔵馬の心配よりドS同士の攻防にわくわくするわ
妖狐にローズウィップで嬲られたい
マスクの下はグロイ事になってるのかと思ったら
普通に美形だった。
>>379 その強いオジギソウを支配してるから妖狐自体も強いんじゃね?
>>387 妖狐状態じゃないと制御できずに、自分が襲われそうだよな
>>388 少し無理して、自分が召喚したものに右手を食われかけた妖怪(笑)がいたような…
390 :
マロン名無しさん:2008/10/28(火) 19:29:08 ID:D4Nocybq
ダサっ(笑)
第97話 身を捨てて…!!の巻
蔵馬は──妖狐ではなく、南野秀一の体に戻っていた。
だが薬を飲んでから、15分も経っていない。──習慣性で薬の効果が弱まったのか。
「考え事の最中悪いが おいのりの時間だ せめて楽に死ねますように……」
歩み寄る鴉に、蔵馬は植物を武器化…できない。
武器化するほどの妖気も、蔵馬には残っていなかった。鴉の妖気も、今の蔵馬には見ることが出来ない。
「くそっ」 蔵馬は鴉に接近し、戦法を変えて体術を駆使し、接近戦を挑む。
疾駆に攻める蔵馬だが、蔵馬の攻撃を全て紙一重で避ける鴉。
「ケガで呆けたか 近づくのは自殺行為だ!」
右手をかざす鴉。しかし妖気が見えなければどこにいても同じと、
蔵馬は果敢に鴉の懐へ潜り込み、鋭い手刀で鴉を大きく突き飛ばす!
なかなかいい手刀だ…と言いながら鴉は胸の傷に手を伸ばし、
ねらいはこれだろ? と傷口よりシマネキ草の種を取り出す。
二番煎じは通用しない。種を爆破する鴉に、蔵馬の表情が少し曇る。
後ずさりする蔵馬…その時、地中から現われた生物が、トラバサミのように蔵馬の足に噛み付く。
地下爆弾(マッデイボム)。左足を爆破し、蔵馬にさらに深いダメージを与える。
なお立ち上がる蔵馬。だが 「蔵馬 動くな!!囲まれてるぞ ! !」 幽助からの警告に、蔵馬は動きを止める。
蔵馬には見えない、鴉の爆弾が蔵馬の四方八方の空間に設置されていたのだ。
魔界の植物も呼べない、植物の武器化も出来ない。打つ手なしだなと蔵馬に告げる鴉。
それでも、鴉は爆破を小さく抑え、じわじわと蔵馬を嬲る。
───お前はいつまでも 私のそばに おいておきたい。 頭だけはきれいなままで 残してやるよ
蔵馬の本当の狙いに、鴉は気づいていなかった。
鴉が血を流しているところ。──心臓だ。
蔵馬は南野秀一の体でも、魔界の植物を呼ぶことはできるのだ。
死とひきかえに……蔵馬の全妖力を燃やし、吸血植物を召喚させる。
蔵馬の、最後の奥の手だ。
鴉は再び蔵馬を囲む妖気の爆弾を二つだけ爆破させ、ダウンを奪う。
鴉の活躍に会場の熱気は高まり、樹里のカウントも聞こえぬほどの大声援が巻き起こる。
カウントなどいらん、生きるか死ぬか。そして鴉は手をかざし 「死ね!!」 叫ぶ。
───ちがうな
一切の曇りもない、蔵馬の覚悟の瞳。
───お前も死ぬんだ!!
蔵馬は全ての妖気を燃焼させ、召喚!
──…灰のように……朽ちて。
生え伸びる吸血植物。鴉の胸の血をめがけ突き刺さり、心臓の血を抜いていく。
不意を突かれた鴉は 「吸…血 植物? ば…かな よべる… はずが…」 一瞬に倒れた。
──ピク
闇の淵より、蔵馬は意識を取り戻す。蔵馬は生きていた。
知らないうちに、妖力が増してきているのか…。
そう、薬の効果が弱まったのではない。南野秀一の肉体に、妖狐の力が戻りつつあったのだ。
鴉が敗れ、蔵馬が立っている。つまり──
「大逆転───!! 蔵馬の勝利だ───!!」
>死とひきかえに……蔵馬の全妖力を燃やし、吸血植物を召喚させる。
当てにならない発言に定評のある蔵馬の本領発揮だな
全ては今回のための伏線だったのか
蔵馬の勝利により、桑原飛影の少なくとも片方の敗北が決定したな
黒龍波の極みフラグが立っており、なおかつ不敗の飛影
1勝しかできてない桑原
桑原…命だけは落とさないでくれ…
吸血植物か
干からびた鴉の姿とか見たくないぞ
植物を武器化するほどの妖気も残ってないのに
全妖力を燃やせば魔界の植物も呼べるのか。
よくわからんな。
わかったのは蔵馬の発言もモノローグも信用できないってことくらいだw
SとMを自在に行き来する男・蔵馬
>>396 心を一つにして命を燃やしたら、かつてない絆の力が出せる
ってばーさんと朱雀さんが言ってた
体術始めて使ったんだな。
意外だ。
いまいち蔵馬の強さが見えなかったのは
これがなかったからか。
もう少し妖狐姿も見ていたかったけど、生きてたときの蔵馬がかっこよすぎるのでよしw
>>396 あれだよ
MPが1でもあればバギは無理でもメガンテは撃てるだろ?
蔵馬死ぬ死ぬ詐欺二回目
蔵馬「俺 死亡確実!」
>>396 この命すべてMP(妖力)に変えればいいって、テラのじっちゃんが言ってた
今回囲まれてるのがわかるってことは幽助は爆弾見えてたってことだよな……
最初に教えてあげればいいのに。
幽助「いや、あんな悟ったようなツラで先陣きっておきながら、まさか見えてなかったとは思わなくて(笑)」
>お前はいつまでも 私のそばに おいておきたい。 頭だけはきれいなままで 残してやるよ
鴉ってコレクターなんだな。今までどんなものを集めてきたんだか…
蔵馬は死ぬ死ぬ詐欺っていうか・・・いつも辛勝じゃね?
お祈りの時間だとか頭だけ残すとかずいぶん気持ち悪いこというやつだな
これで付きまとわれなくて済むから良かったね蔵馬も
しかし鴉は良くも悪くも印象に残る強烈なキャラで作者自身力入れて書いてるのに
結局、過去とか素性には一切触れず、ただの妖怪の一匹で終わらせたな……
鴉は顔や髪その他は人間ならアジア系なのに
やたらトレースアイだのマッディボムだの横文字使いだったな
戸愚呂兄弟からも語られることはないだろうか
蔵馬たんカッコかわええなぁ。
鴉…キモさに一層磨きがかかってたなw
蔵馬の死体そばに置いて何するつもりだったん?
頭だけ残すか…フェ…なんでもない。
しかしシマネキ草3度目か。
トリッキーな戦い方で面白いな蔵馬戦は。
死ぬ死ぬ詐欺ワロタw
そういやあーんの人最近見ないな
蔵馬たんに変なことする前に逝ってくれてよかった
一回目の死ぬ死ぬ詐欺っていつ?
鴉って、くらまにあんなこと言ってたわりには髪の毛荒れてない?外側の髪の毛がもわもわしてる。
自分がまずトリートメントしろよな。
>>412 そういえば今まで登場した妖怪って漢字表記の名前のヤツばっかりだっけ?
これって舞台が日本だからというだけで、この漫画の世界でも外国へ行けば
やはり横文字な名前の妖怪もいるのかな?
>>424 ああ、そうか。
てっきり魔性使い戦の立ったまま気絶したことかと思ってた。
横文字の技といえばボンバータックル(笑)とかレインボーサイクロン(笑)だから横文字は危険
>>428 ローズウィップは漢字ついてるからOK?
>南野秀一の肉体に、妖狐の力が戻りつつあったのだ。
てことは蔵馬はいずれ妖狐化しちまうってことか?
>>428 横文字だけの技って本当にすごい(笑)のだけだなw
他は中華風のが多いのにな
>>431 つラウンドチャクラム
つハウンドクロー
>>430 少なくとも身体は南野の人間体をベースにしているから、完全な妖狐って状態にはならないんじゃないか
>>432 人間だと普通の横文字技もあったね
妖怪の見た目やアイテムの洋風化が出てきたのって、武闘会にはいってからじゃないか
それ以前は蔵馬のローズウィップぐらいだよね
基本、鬼や妖怪は日本や中国の伝説から来てるもんな
ダークネスフレイムドラゴンウェイブ
炎 殺 黒 龍 波
とかルビ振られても困るな
すごく… (笑)です……
キングオブエビルズフレイムキルソード
邪 王 炎 殺 剣
フレイムパーガトリーキラーゲッツバーン
炎 殺 煉 獄 焦
だめだ…書いてて笑いが止まらない
ここまでショットガンの話題無し
鴉キモイな
蔵馬はこいつは何されるか分からないから容赦なく殺したんだろ
第98話 鎧の理由!!の巻
見事鴉を討ち倒し勝利を収めた蔵馬。幽助が肩を貸す、が───
「試合終了───!! 鴉選手の勝利です!!」
樹里が鴉の勝利を告げる。電光掲示板にも 蔵馬× - ○鴉 と表示されている。
10カウントダウン。会場の声援で樹里の声がかき消されていたが、蔵馬の攻撃はダウンの11秒後だったのだ。
鴉勝利という結果に盛り上がる客席の妖怪たち。生きてりゃこっちのもんと桑原は言い返す。
「わかってないな」 戸愚呂兄が語りだす。
忘れたか? 優勝チームのメンバーにはそれぞれ褒美がもらえることを。
「オレの望みを教えてやろう お前ら全員の死だ」 睨みを利かし、戸愚呂兄は告げる。
すると飛影も対抗し、望みを語りだす。それは──この大会の、黒幕全員の命。
二度とこんな下らんゲームに呼ばれんようにな…。涼しげに、微笑を浮かべる左京。
幻海に免じて幽助に黒メガネ(戸愚呂)をゆずってやると、飛影は 「あれでガマンしてやる」 武威を睨む。
試合に臨み、マントを脱ぎ捨てる飛影。その右手に、以前より厳重に包帯が巻かれていた。
その包帯の巻き方に 「あの巻き方は忌呪帯法を使っている」 蔵馬が強く反応する。
(ま まさか こんな短期間に 黒龍波を極めたのか………!!)
試合開始。先にしかけたのは、武威。猛然と飛影に突っ込み、巨大な斧を振り下ろす!
事も無げに 「本気を出せ 反撃する気もおこらん」 飛影は斬撃を避ける。
武威は地面に刺さった斧を、脅威の力で石盤ごと引き抜き、飛影に投げる。
石盤は飛影の手前で砕け、つぶて状に姿を変えて飛影を襲う。
──同時。武威は一瞬に間合いを詰めて、斧を振りかざす!
しかし飛影が 「フン」 手で受けると、巨大な斧は一瞬に固体から液体に姿を変えた。
「本気でこいと言ってるんだ」 飛影の表情に苛立ちが募る。
「妖気も通っていない鉄クズがオレに通用すると思ってるのか いい加減ムカついてきたぜ」
まるでチョコレートのように、斧を溶かしきった飛影。操る炎の威力が数段アップしている。
「………なるほど 鎧をつけたままで勝てる相手じゃなさそうだ」
今大会初めての言葉を発した武威。樹里曰く、けっこう低くてシブイ声。
おもむろに鎧を脱ぎだす武威。外した一つ一つの甲冑が、地面に重く刺さっていく。
鎧は普通、外からの攻撃を防ぐためにつけるがオレは少し違う。そう言って、武威は兜に手をかける。
武威曰く、自分の力を抑えるために着ているという。自分でも止められない、おそろしい力を。
兜を取り外す武威。端整な顔立ちに荒々しいオールバック、そして大きな傷痕をつけた額。
並々ならぬ覇気を見せつけ、武威は十字架に自分の気を展開し体を浮かせる。
蔵馬も唸るほど、巨大な武装闘気(バトルオーラ)。武威は底知れぬ『本気』を見せつける。
「お前も本気を出せ いい思い出にしてやる」 挑発する武威に 「後悔するぜ」 飛影は右手の包帯を解きだす。
蔵馬の言う忌呪帯法とは。武威の鎧と同じく、自分の力を押さえつける手段のひとつ。
出したら自分でも止められないほどのすさまじい力を…。そんな力が ふたつ ぶつかり合えば…。
「こんな会場はけしとぶぞ………!!」 冷や汗が滴る蔵馬。
僅かに目を見張る武威。包帯を解いた飛影の右手に───
「もう後もどりはできんぞ 巻き方を忘れちまったからな」
───灼熱に滾る炎の妖気と、刺青のように張り付いた黒龍の姿があった。
蔵馬のお墨付きが出たから会場は消し飛ばないな!
ついでに高等は黒龍波を極めてないな!
会場安泰良かったな!
>「もう後もどりはできんぞ 巻き方を忘れちまったからな」
じゃあ最初はどうやって巻いたの?
武威かっこいいよ
男気あふれる美形は作中で少ないだけにがんばってほしい
蔵馬が勝負に勝って試合に負けたってことは、飛影はもちろん桑原も勝てる流れなんだろうか?
実質四対四で勝ち数がどう影響するかまだわからんし・・・
少なくとも一勝はするだろうが。
今までなかったけど引き分けとかあるのかね、ルール的に。
武威かっけえなぁ。名台詞だな「いい思い出にしてやる」
武威まさかのイケメン!!
でもバトルオーラ(笑)
やっぱ横文字はヒドイな
試合的には負けだと分かっていても鴉を殺す気だったんだな蔵馬
よっぽどムカついてたんだろうなあ 気持ちは分からんでもない
黒幕全員の命をよこせと言う飛影がかっこよく見えた
本当にもう目玉だらけの面影がないな
>「こんな会場はけしとぶぞ………!!」 冷や汗が滴る蔵馬。
今度の予想は当たるといいね
>>445 実は瑠架たんに個人レッスンを受けて習った
っつーか瑠架たんに巻いてもらった
>>447 マジレスでギャグというか、方便だろ?もうお前はヌッコロスぞ っていう
>樹里曰く、けっこう低くてシブイ声
このコマの樹里、トーン貼り忘れてる?
一瞬、小兎かと思った。
つーかこの漫画全体的にトーンが少ないよな
だからこそ最後のコマの飛影が際立つわけで
高等かっこいいよ妖怪
飛影は途中からネタ抜きでかっこよくなってる
というかどうみても初登場時だけ別人です
正直飛影の「高等妖怪」だのというセリフはもうほとんど忘却の彼方なんだが、
よく覚えてるなお前ら
かなりここでネタにしてきたからな>高等妖怪
飛影の龍の刺青かっこいいね
鴉のあたりから手や爪がきれいに描かれてきて、手フェチにはうれしいわ
第99話 喰うか喰われるか!!の巻
武威は考える───邪王炎殺拳最大最強奥義 炎殺黒龍波。それを防ぎきれば勝てる!
はねかえされた黒龍は術師にかえり、そして自ら放った黒龍に焼かれ喰われるのだ!
「炎殺黒龍波!!」 螺旋を描き、黒龍波が武威に迫る!
「 う お お お ──── っ 」
武装闘気で黒龍波に真っ向からぶつかる武威!
武装闘気と黒龍波は均衡し、勢いに押され、武威と黒龍波は会場中を暴れまわっていく。
黒龍波に近づいただけで、妖気の弱い妖怪たちは蒸発していくほど。
やがてドームの天井を破り、 「う お お お お ぉ」 ついに武威は黒龍波を跳ね返した!!
跳ね返った黒龍波は口を開き── 『バク』 術師・飛影を…飲み込んだ。
「はははやった!! やったぞ!! 炎殺拳敗れたり!!」 歓喜して叫ぶ武威───
「なにをはしゃいでいるんだ? 見せたいものはこれからだぞ…」
───黒龍波の残滓より、飛影は無傷で帰還する。
その腕から、竜の模様が消えていた。そして──
極めたとはこいつのことだったのか、と飛影を見て驚嘆する幽助。
そうだ、と蔵馬。飛影は黒龍波を喰ったんだ……!
黒龍の莫大なエネルギーを吸収し尽くすほどの器と支配力の持ち主。それが"極める者"。
武威ほどの実力者ならわかったはずだ… それが どれほど強大なものかが。
「見えるか? これが黒龍波を極めた者の妖気だ」
黒い炎を、さながら悪魔の羽のように纏う飛影。その瞳にも炎が宿る。
「かん違いしてる奴が多いが 黒龍波は単なる飛び道具じゃない
術師の妖力を爆発的に高める 栄養剤(エサ) なのよ」
歯噛みし、武威は飛影に連続で拳をただ叩きこむ。
何発と喰らうが微動だにせず、飛影は笑う。
「うああ──っ」 ひたすらに武威は飛影を殴る。そして───
飛影は腹部へ掌底を打ちこみ、地面と水平に武威の体を浮かせ上げる。
そのまま上空へ飛ばされた武威を 『ヒュ』 飛影は更に上へ回りこみ、客席へ叩き落す。
「殺れ」 全てを悟り、大の字で地面にめり込む武威は一言を飛影に託す。
かつて武威が戸愚呂と戦って破れた時…武威は強くなる可能性があった。
再戦を糧に限界まで強くなった武威。だが戸愚呂はさらに強くなっていた。
力の差は逆に圧倒的に開いていた。そして飛影にも完全に負け、もはや生きる意味もない。
死にたきゃ勝手に死ねと飛影は断り、跳んで、見る影もなくなったリングへと戻る。
俺は指図されるのが嫌いでな。そう言って樹里のカウントが10を数え、飛影勝利にて試合終了。
これで一勝一敗と、飛影の健闘を称える幽助たち。
残りの試合もとおだてる桑原に、飛影はふらつきながら『この技』の欠点を語る。
極度に酷使した妖力と肉体の回復のため…数時間完全に"冬眠"する。
「ふぁ」 これだけはいかに技を極めてもどうしようもない…
「いいか たよりない貴様らをあえて信用してこの技を使ってやったんだ」 傾く飛影。
「もし 起きたとき …負けて …たら」 どんどん傾き、まぶたも重くなっていく飛影。
「承知… せ…ん…」 そろそろ限界。 「ぞ」 ドテ…飛影は最後まで、頑張って威張りながら倒れた。
それにしても。さっきまであれほど暴れていたとは思えないくらい、飛影の寝顔はあどけないものであった。
「極める者」(笑)と「クエストクラス」(笑)ってのは違うものなのかい?
飛影まとめ
・船の上の雑魚瞬殺
・是流瞬殺
・イチガキ助手瞬殺
・魔金太郎瞬殺
・黒桃太郎に辛勝
・武威瞬殺 New
黒桃太郎って強かったよね
飛影強いな〜・・・そして寝顔かわいいw
>>470 元々自分の妖気から作った擬似生物を操る→クエストクラス
自分が召喚した魔界の生物を喰っちゃってエサにしたり操る→極めた者
ぐらいの違いか?
>>473 「瞬殺」とか「秒殺」は、相手が死んだ時だけに使うとは限らないだろ
来週は飛影が目覚めるところからスタート
傍らには優勝旗が…
>はねかえされた黒龍は術師にかえり、そして自ら放った黒龍に焼かれ喰われるのだ!
乱童のあれと同じ原理か
飛影強すぎ
寝顔の飛影のほっぺ突っつきたいw
飛影って幽助より童顔だよなw
まさか飛影に萌える日がくるとは思わなかった
雪菜と兄妹なのもこの寝顔ならうなづける
起きてりゃ悪魔、寝顔は天使w
しかし周りに信頼できる仲間がおらんと死亡必至な必殺技だな
今は大会だからいいけど実戦で使うとなるとかなり危険なんじゃ…
武威さん変態じゃないから生き残れたんだろうか。
武威があっさり…
武威なんだかかわいそうだなーまあ戦いってそういうもんだが
>>483 ザコは黒龍そのもので振るいにかけて
跳ね返してくるような強敵は、栄養つけて一気呵成に決める
それでもそうしようもない相手や数なら、どのみち勝てない
まあ戦闘後が問題だが、それなりに安全な寝床を探すくらいまで
気を張ってるくらいはできるんじゃねえ?
エサなのよ(はぁと
武威は次シリーズで味方になりそうだな
そして新敵に瞬殺されるに違いない
武威は真面目でまともそうだから、鴉とか兄者と話す時とか内心イライラしてただろうな。
なにコイツwwきめぇwとか思ってたに違いない
あの鎧とか普段から話しかけんなよオーラが出てたな
結局は同じ穴の狢だったみたいだけどw
武威の鎧兜姿はかっこよかったが、飛影があまりにも強すぎたせいか
脱いでからはヘタレの印象しかないな。顔はイケメンだったのに
蔵馬相手ならVも活躍できたかもしれん
すごいことに気づいてしまった…
武威ってつまり中国の女帝の武后と威后…つまり武威タンは女の子(ry
右腕にいた黒龍波の莫大なエネルギーを喰べる→パワーアップ
→魔界から新しい黒龍波を召喚して喰べる→∞
きび団子どころじゃねーぞ!
こう言っちゃなんだが武威には最初から数合わせ臭がしてた
飛影のインフレ具合が凄まじいな
いくらなんでも強くなりすぎじゃね?作者は飛影贔屓なのか?
498 :
マロン名無しさん:2008/10/31(金) 20:03:57 ID:m/HhiPkk
カラスみたいな濃いキャラとそのバトルを考えるのがめんどいんだよ
察してやんな
蔵馬が負けたおかげで、次の桑原が負ける必要がなくなった
2勝目くるか?
勝ち星調整の引き分けだけは勘弁
兄者相手だと負けたら殺されるだろうから勝たせるだろう、今までの勝ち星も散々だし。
>>501 桑原まとめ
・鈴駒に敗北(ほぼ互角)
・3弟子に敗北(無抵抗)
・愛の力で勝利
・死々若丸に瞬殺
・怨爺に瞬殺
・兄者 ←いまここ
キン肉マンなら次はタッグマッチだな
一勝一敗になったことだし
幽助&桑原vs戸愚呂兄弟だろ。ファーストコンタクトもそうだったんだし。
ただし途中から実質幽助vs弟になる。
第100話 桑原切れた!!の巻
冬眠より6時間、飛影が目を覚ます。
そばにいた蔵馬に、大会は!? 桑原と幽助は!? と飛影は矢継ぎ早に質問。
「まだ戦ってませんよ」 読書しながら、蔵馬は答える。
屋根の半分が綺麗に撤去された会場。飛影戦の後始末に手間取っていたのだ。
大変長らくお待たせしちゃいましたと前口上を置き、樹里は大会を再開。
約6時間の中断を挟んだにも関わらず、観客のテンションは上がる一方。
中断している間、大破した円闘場の代わりに、戸愚呂が前の闘技場から石盤を運んできたという。
次の試合に臨む桑原だが、戸愚呂の怪物ぶりに飛影の完全勝利の気分も吹っ飛んだ。
言葉をかけるコエンマに、屁の役にも立たないと桑原は悪態をつく。
「ばーさんさえきてくれてりゃ オレの相手は あの長髪オヤジでもよかったんだ」
──飛影、蔵馬共に知る事実、幻海の死。桑原は、いまだ知らなかった。
なぜ教えてやらんのだと飛影は幽助に迫る。幽助の表情には、複雑なものがあった。
第三試合、戸愚呂兄対桑原、試合開始。
先手必勝!!と、試しの剣に桑原は霊気を込める!
形成される、桑原の試しの剣。桑原の驚異的な回復力を高め、剣に通う霊気も数段強くなっている。
まさに攻防一体の剣と、蔵馬は箔を押す。確かにあの剣は厄介と戸愚呂兄も警戒。
あの手で行くか…と、戸愚呂兄の足元にヒビがはいる。
気づかずに桑原はそのまま突進し、一歩も動かぬ戸愚呂兄に袈裟斬りを敢行!
そのまま──戸愚呂兄は真っ二つに。 「え?」 斬った桑原自身も信じられない様子。
呆然としていた、その時。桑原の背後よりいくつもの触手が、桑原を貫く!
地面より 「く く く お前ほど単純だと だますオレも気分が いいよ」 出現する戸愚呂兄。
斬られたのは戸愚呂兄の体より作られた、ごく僅かな痛みしか感じない生き人形だった。
戸愚呂兄は、姿形はおろか 内臓の位置も自在に移動させることができるという。
足の裏からドリルで削り、戸愚呂兄は移動していたのだ。
試しの剣を触手で拾い、「これは幻海の形見か?」 観察する戸愚呂兄。
「しかし遣った弟子がこのマヌケじゃ 死んだあいつも浮かばれないな…」
──死んだ。その言葉に、伏しながら桑原は反応する。
「まさかお前知らなかったのか? 幻海は死んだ 殺されたのさ」
誰も、桑原には知らせなかった。
そんな桑原を憐みに笑い、戸愚呂兄は 「よし 俺が教えてやろう 人形劇でな」 右手を若かりし頃の幻海に形どる。
戸愚呂弟が制止をかけるが、いいからやらせろと戸愚呂兄は話を進める。
昔々の口上から始まる、若い男と女の物語。
女は醜く年を取り、逆に男は武道のために魔界の力を借りて若さを保ちつづけました。
若いままの男を妬んだ女は決闘を申しこみ、哀れにも返り討ちにあってしまいました。
幻海の人形に戸愚呂兄の爪が刺さり、無表情に人形の幻海は血を流す。
「こうして幻海は弟に殺されて 天国へ行きましたとさ めでたしめでたし」
醜悪に笑う戸愚呂兄。兄者の悪い癖だと、戸愚呂弟も舌打ちをする。
ゆっくりと、立ち上がる桑原。 「切れたぜ カンペキによ…」 怒気はとうに頂点を越していた。
桑原の切り札は戸愚呂兄の手元。お前の霊気だけじゃオレは切れんと、戸愚呂兄は挑発する。
「うるせェ」 「だまるのはお前だ 死ね」 戸愚呂兄の伸びた爪が桑原に──刺さらなかった。
桑原のヒフで爪が……止まっている…?
「てめェは許さねェ───!! くたばりやがれァ───!!」
激昂した桑原の拳が眩く輝き、戸愚呂兄を襲う!?
今回でやっと気付きましたが
>>335から掲載号がずれてました。すみません
兄者いいよ
鴉とは違う変態だが多少頭が足りないようだ
急所が自由自在に移動するのに対抗するには「心眼で見る」パターンだな。
蔵馬あたりが「桑原君御免」と自らの血糊を飛ばして桑原の目をふさぐとみた。
>まさに攻防一体の剣と、蔵馬は箔を押す。
またお前か!
511 :
マロン名無しさん:2008/10/31(金) 22:58:57 ID:VsRklffA
蔵タンの入浴シーンない?アニメの
蔵馬たんが天然キャラに思えてきた
蔵馬が保証するほどに桑原の行く末が不安になる
切れた桑原かっけーな
>>507 ドンマイです。いつもストーリーうpありがトン
戸愚呂兄も弟と同じで、50年前は人間だったみたいだな
あれ?桑原って実はイケメンだったんじゃね?
>>507 了解で〜す
あんだけ精巧に幻海の人形が作れるということはそれを使って(ry
すごく虚しいなそれ…悲しくなってきた
519 :
マロン名無しさん:2008/11/01(土) 11:41:25 ID:x+ocQlL2
ターミネーターみたいな人の名前教えて
1 名前: 氏にたい 投稿日: 1943/11/01(月) 05:18
我が道場にはパソコンが一台しかありません。師匠と弟子共用でつかってます。
で、弟と幻海が大抵道場にいるのでパソオナをした事がなかったです。
しかーし、起きると二人ともいない!ラッキー!CGでこける!っと喜ぶ暇も惜しんで、パソコンルームへ!
当然男らしく下半身スッパオナニーだ!
ああ、、、聖マリアちゃん、鯉昇 竜乃カワイイヨお、などとお気に入りCGで盛り上がる私
そして、いよいよ大詰めが近づき、フィニッシュに選んだのは幻海様!
もうテンション上がる事山の如しで、ほとんどブリッジ状態でしごきまくり!
誰もいないので、「ああ〜!幻海様ああ!幻海様あああ、汗かいた道場着姿かーいいよーーー!かーいい〜!」
等とほぼ絶叫しながら逝こうとしていたとき、、、、
「お兄ちゃん、うるさい〜」と笑いながら弟が入ってきました。
私はゲーム等で大声を上げることが多いので、そんな感じだとおもったみたいです。
しかしそこには、下半身裸でティンポを握る兄の姿が、、、
無言で部屋を出て行きました。師匠がかえって来るまで、部屋から出てきませんでした。
2週間会話してないです。。。
以前はバイクに乗せて買い物に行く仲の言い兄弟だったのに、、、
学校の出来事などを嬉しそうに話してきてくれたのに、、
すまん、兄は変態なのだ。。。
どうしたらいいのでしょう??
だれか、もっと恥ずかしい話をめぐんでください。。。
あああああ、、、氏にてえええええ!
>>520 50年前なのにからパソコンかよ!
てんで性悪キューピッドかよ!
道場にパソコン置くなよ!
戦時中なのにほのぼのしすぎだろ!
兄が運転するバイクに弟を乗っけるってどんな絵面だよ!
弟が物静かになったのはこの出来事のせいかよ!
朝5時にスレ立てってどんだけ不規則な生活してんだよ、武闘家だろ!
>朝5時にスレ立てってどんだけ不規則な生活してんだよ、武闘家だろ
早朝トレーニングで早起きしてたからジャマイカ?
第101話 戸愚呂兄 全開(フルパワー)!!の巻
桑原の霊気が手裏剣のように飛び、戸愚呂兄をズタズタに切り刻む!
直後、膝をつく桑原。放出系の霊気を使うには、桑原の体は傷つきすぎていた。
さらに、戸愚呂兄の体はバラバラだが、ダメージを受けていなかった。
切られた部分が繋がっていき、全て元通りにくっついた。一筋縄では死なない。
再び立ち上がる桑原だが、地面にへばりついているほうがお似合いと、戸愚呂兄は桑原の四肢を突き刺す!
地面にへばりつくような形で固定される桑原。ダウンのカウントが始まる。
しかし10カウント負けを期待するなと、釘を刺す戸愚呂兄。
お前は首をかっ切って殺す── 予告する戸愚呂兄。てめェはぶち殺す、必ずな── 不屈の桑原。
あの世でわめいてろと、戸愚呂兄は剣状に変化させた右手を振り上げる!
(剣よのびろ!!) 桑原が地中に念を込めると共に、試しの剣へ霊気が伸びる!
先の戸愚呂兄のして見せたことの再現。さらに、桑原は試しの剣を遠隔操作する!
油断したと、またしてもバラバラに切られる戸愚呂兄。しかし致命的なダメージは受けていない様子……
───桑原の試しの剣が、巨大なフライパン状に広がっていた。
「こいつは本当に便利な道具だぜ 今のオレの気分ぴったりに変形してくれやがった」
目を見張る再生中の戸愚呂兄。ゆっくりと、桑原は視線を上から下に移す。
「弱点がどこかわからねェなら 全 部 ぶ っ つ ぶ し た る ! !」
全霊を込め、桑原は霊剣を戸愚呂兄全体に叩きつける!
……一応、確認をする樹里。……げ。
桑原の勝利。ナイス桑原と、幽助は桑原に駆け寄る。
──殴打。静かに熱く、桑原は幽助に幻海の死を黙っていた理由を訊ね詰め寄る。
オレだけ蚊帳の外か、オレに言ったらビビって逃げ出すとでも思ったのか、ああ!?
言葉を掛ける蔵馬。蔵馬達も、幽助から直接聞いたわけではない。なんとなく、気づいただけだ。
「オレの目の前でばーさんは死んだ」
真剣な面持ちで、幽助は言葉を紡ぎだす。
幻海をコエンマに頼み、今日も助っ人としてきてもらった。もう自分たちで闘うしかないと腹を括った。
───それでも。
「まだ…信じられねーんだ ウソみてーでよ」
もしかしたら突然ここに来るかもしれない。今でも、そう思えている…。
「死んだ」と言ってしまったら────認めたら、来ないような気がしたから。
「………言えなかった ワリィ」
言葉を紡ぎ終える幽助。
……舌打ちし、そうならそうと早く言え、と居づらそうに立ち去る桑原。
言ったら来ないような気がしたのに早く言えとは、これいかに。
「浦飯!! 勝てよ」
一言に全てを凝縮し、桑原は幽助に激励を送る。
「まかしとけ」
リストバンドを整え幽助は闘場へ足を進める。
たくさんの思いを背負い───いよいよ戸愚呂との対決!
あーん!兄様が死んだ!
戸愚呂兄弟愛よいしょ本&お兄さまF.Cつくろー!って思ってたのに…
くすん…キモイ薄命だ…
・゚・(ノД`)・゚・うっうっう…ひどいよお…ふえーん!!
この間「戸愚呂兄弟は二人でひとつ!」の葉書きを出してまだ2週間じゃないですか!
どーして、どーして!?あれで終わり!?嘘でしょ!?
信じられないよおっあんなKAZUMAごときに殺られるなんてっ!!
鴉と差がありすぎるわっ!!生き還りますよね?ね?ね?
……泣いてやるぅ・゚・(ノД`)・゚・
私はあのおそろしく趣味の悪い彼が(たとえド変態でもさ!ヘン!)大好きだったんですよっ!!
お兄さまあっ!潰れちゃ嫌だああああああっ!!
先生のカバッ!!え〜ん・゚・(ノД`)・゚・
食事前だってのに樹里の見たものを想像しちまった…
全開(フルパワー)!!(笑)
兄はゾンビみたいに何度でも復活するタイプと見た
>>520 「お兄ちゃん、うるさい〜」と笑いながら弟が入ってきました
これが一番想像できないw
>>521 昔はきっと仲の良い兄弟だったのさ、きっと。。
一緒にバイクに乗ったり、オリンピックを見たりさ。
いや、兄者がバイクに変形して、弟を乗せてやってたのかもしれない。
>>529 戦時中オリンピックやってないぞとつっこみ
兄だっつーのにものすごい小物だったな
しかし桑原はかっこよかった
>>530 そうだよなぁ。50年前つったらバリバリ戦時中だよな。
戸愚呂兄弟、特に弟なんて徴兵されなかったんだろうか。
あ、されても官憲なんぞ一捻りか。
あーんの人久し振りねw
>>533 最近あまり死んだキャラがいなかったしなー
スルーされたのはゴレンジャーと鴉か
50年前の回想を見るに
中国の奥地で修行してたんじゃないかと思うが
流石に第二次大戦でなんの影響もない
中国大陸内の土地って無理があるか?
>>530 いや、戦時中ではなく、オリンピックをやっている時の話だよ。
>>535 幽白キャラは、世の中で何が起こっているのか、あまり気にせず生きている感じ
がするなー。さすがに戦争のことは気にするだろうけど。
>>535 整合性求めるとつじつまが合わなくなるからな
アニメや漫画お約束の幻の秘境ってことでここはひとつ
弟が強さを求めたのは、戦争が始まったからなのかもね
どの辺が全開(フルパワー)なんだ?
冨樫先にタイトルだけ考えて、メンドくなって兄者さっさと殺しただろ。
戸愚呂兄 全開(フルパワー)!!(で潰される)
鴉…3週
武威…2週
兄者…2週
相変わらず決着が早いな
内臓とか血が全開になったんじゃないの?
この早さだと戸愚呂弟戦は4、5週で決着かね
第102話 左京の提案!!の巻
嵐の前の静けさか、会場は水をうった様に静まりかえっている。
そのとき。戸愚呂の代わりに、前へ出たのは…左京。
「第4試合を始める前にかけをしたい 私は戸愚呂が勝つ方にかける
かけるものは…… かけるものは私の命だ」
マイクを取り、提案する左京。この試合を事実上の優勝決定戦にしようというのだ。
もちろん浦飯チーム大将と大会本部がイエスといえばの話だが……と一言添える左京。
「いいだろう! ワシの命を浦飯幽助の勝ちにかけよう」 グッド。自身を質草に、コエンマも賭けに乗った。
もともと幽助を巻き込んだのはコエンマが発端。少しはかっこつけさせろ、とコエンマは言う。
……何より気になるのは左京という男。自分の命を何度もドブにさらしてきた人間の眼をしている。
保身を考えない人間の抱く野望というのは、自分自身をも巻き込む巨大な破壊行為と相場が決まっている。
それを止められる人間は、この場にお前しかいないんだ 幽助。
本部運営委員会議を行うため、10分の休憩が入るとの放送が入る。
ただ運営委員は戸愚呂らに全て殺されいるので、放送は盛り上げるための左京の演出。
とうとうここまできたか──遠くを眺め、左京は戸愚呂に自分の半生を語りだす。
左京はごく平凡な家庭に生まれた。5人兄弟で、両親も他の兄弟もごくごく普通だった。
わけ隔てなく育てられ、客観的に見ても理想の家族だっただろう。他の4人は公務員をやっているはず。
──左京だけがこうなった。腐っていたのは自分の脳ミソだけだった。
血や臓物が見るのが好きな時期もあり、一時期は生き物を次々に解剖し、やがて人間にも手が伸びたがすぐにあきた。
そんな左京を今でも熱くさせるのがギャンブル。それだけに生き──結果、闇の世界でのし上がった。
左京も過去に生命をチップ代わりの勝負をしたのは4度のみ。
今まで命をかけて左京は負けたことがない……今度も、必ず勝つ。
全面の信頼を寄せられた戸愚呂。だが戸愚呂は誰のためでもない、自身のために戦うと言葉を返す。
幽助もきっとそうだと、戸愚呂は考えていた。
ようやく大会本部より、判定が発表される。
両者の意向を認め、この試合で勝った方に2勝を与え、同時にそのチームを優勝とすると決定!
浦飯幽助、戸愚呂。両者前へ──とそのとき。
「ぶはははは けけけけきゃ───」
クレーターから笑い声を上げながら、またしても蘇る戸愚呂兄。
「これででめェらの死は確実だぜ ウラメシ
てめェは弟にゃ勝てねェ あの幻海でさえ負けたんだ!! 幻海でさえな」
醜悪に、ひたすら場を汚す戸愚呂兄。憤る桑原だが、蔵馬が諌める。
場違いなクズはすぐ消える。壇上の二人がそう言っていると。
オレを武器として使え! と戸愚呂兄は戸愚呂に協力を持ちかけるが──
「どけ」 「へ?」 「ジャマだ兄者」
──ボールを蹴る要領で、戸愚呂は兄を蹴り飛ばす。
「なが き 貴様 じ 実の兄貴をォ〜〜
共に武道のため魂を売ったこの兄貴を………!! くぉの……う兄貴を〜〜〜!?」
「関係ないね」
はるか上空より落下してくる戸愚呂兄を、快心の一撃で、戸愚呂は殴りつける。
さしもの戸愚呂も、品性まで売った覚えは無かった。
原型を一つもとどめず、戸愚呂兄は──島の外の海へと消えて行った。
「───だれにもジャマはさせん 一対一だ」
「ああ」
──いよいよ、始まる。
あーん!兄者が死んだ!
兄者よいしょ本&兄者F.Cつくろー!って思ってたのに…
くすん…場違いなクズ薄命だ…
・゚・(ノД`)・゚・うっうっう…ひどいよお…ふえーん!!
この間「妖怪に生まれ変わっても兄弟でいよう」の誓いを立ててまだ50年じゃないですか!
どーして、どーして!?あれで終わり!?嘘でしょ!?
信じられないよおっあんなKONAGONAに吹き飛ぶなんてっ!!
ヘレンちゃんと差がありすぎるわっ!!生き還りますよね?ね?ね?
……泣いてやるぅ・゚・(ノД`)・゚・
私はまだ品性があった頃の彼が(たとえド変態野郎でもさ!ヘン!)大好きだったんですよっ!!
兄者あっ!死んじゃ嫌だああああああっ!!
先生のカバッ!!
ゆ…ゆるさん…
ぜったいに ゆるさんぞ 桑原ども!!!!!
じわじわと なぶり殺しにしてくれる!!!!!
兄者は2度死んだ!!!もう霊界獣の卵でも生き返れない!!!
兄者はいいヤツだった…ホントにいいヤツだった…一番の兄者…こ…粉々にしやがって………
…兄者にいつ品性があった?
えーと、この試合で2勝分って
桑原VS兄者の試合の意味ないじゃないですか。
ゴクリ・・・この手法はクイズ番組でも使える。
4戦で2勝2敗も現実的になったこのタイミングで提案とはさすが左京さんはギャンブラーだ
幽助勝つだろうから関係ないだろうけどコエンマって人間界での命なくなっても
本体は霊界だから問題ないとかのような気がする。
コエンマも戸愚呂に賭ければ戸愚呂が勝っても3勝3敗になるぞ
左京は幽助の親父説はもう無しでいいや
こんな鴉以上の変態が親父とかいやすぎる
───全て私のシナリオシミュレーション通り
4戦目にコエンマが出てすぐ降参してたら5戦目が浦飯対私になって
勝つ確率はわずか2%じゃった
ベジータとナッパのやり取りそのまんまだな
むしろ2%も勝率がある事に驚きですw
むしろコエンマVS左京に2戦分賭ければ
展開読めなくて面白そうだったんだが
>>555 いや3戦終わって2−1だったんだから
冷静に考えたら幽助チームにとっては理に適った戦略じゃねこれ?
兄者が勝っても左京は同じ事を言ったのか気になる
コエンマかっこよすぎる。
株が幽助ら4人の次にまで上がったよ。
左京がすごく渋い…なんていうかこう大人のワルって感じで…
左京と絡まなかったら温子が島に来た意味が無さ過ぎるぞ
母親なのに
戸愚呂兄は桑原戦まではかっこいいワルだったのに今回の醜態ぶりで評価ダウン…
>>552 そういや、霊界の人間は死んだらどうなるのかな?
つーか、そもそも死ぬのか?
>>546 桑原にミンチにされても生きてたんだからまだ生きてるんじゃね?
次シリーズ以降も出てきてはミンチにされる役目か
戸愚呂兄ミンチでタルタルステーキ作って、誰か食人系妖怪に喰わしちゃえよ
/\___/\
/ / ヽ ::: \
| (●), 、(●)、 |
| ,,ノ(、_, )ヽ、,, |
| ,;‐=‐ヽ .:::::|
>>569 \ `ニニ´ .:::/ NO THANK YOU
/`ー‐--‐‐―´´\
.n:n nn
nf||| | | |^!n
f|.| | ∩ ∩|..| |.|
|: :: ! } {! ::: :|
ヽ ,イ ヽ :イ
食人系妖怪の人
>>569 消化する前に再生されそうで怖いよ
兄者を喰う勇気のある奴なんかいるわけねーべ
って言うか兄者に体内を乗っ取られそうだw
喰ったら腹の中から触手で貫かれてウニみたくされそう
妖怪じゃなくエイリアン扱いだな兄者。
体潰されても再生するんなら
バラバラになった肉片を海の中で再生もできるんじゃね?
魚に運んでもらうことになりそうだが。
桑原があんなになって倒した兄者をあっさりと…
桑原…(´・ω・`)
ばらばらになった兄の体がそれぞれ再生したらヤだな
101匹あんちゃん大行進みたいに
第103話 決定戦開始!!の巻
扉は幽助と戸愚呂、大勢の観戦者たち。
蔵馬・桑原・コエンマ・飛影・ぼたん・螢子・プー・温子・雪菜・静流・鈴駒・酎
陣・凍矢・鈴木・魁・円・梁・武威・左京・吏将・Dr.イチガキ・死々若丸。
「優勝決定戦 戸愚呂選手VS浦飯選手 始め!!」
試合──開始。まず動いたのは戸愚呂。
まずはおさらいと、戸愚呂はいきなり80%を開放!
途端、次々と客席の妖怪たちが硫酸をかけられたように溶けていく。
戸愚呂の放出する妖気を浴びるだけで弱い妖怪は耐えられないらしい。
ケガを負っている蔵馬にはきついが 「ワシの後ろにいろ」 コエンマが"壁"を作り出す。
妖気を浴びたら危険だと、雪菜が螢子達に避難を勧めようと振り返ったそのとき。
───"壁"が、できていた。「ぷーさん………」 霊界獣・プーを中心に。
80%を開放する戸愚呂。幽助の気分は不思議と落ち着いていた。
過度の痛みで痛覚がマヒするように、恐怖もそうなのか……。
拳を握り──疾走する幽助。電光石火で一撃を放つが、戸愚呂のアッパーに弾かれる。
体勢を戻し再び跳んでパンチを放つが、戸愚呂は横に避け、浮いた幽助を狙う!
瞬間、戸愚呂の顔をキックし、反動を利用してパンチを避ける幽助。
空を切る戸愚呂の衝撃波が地面を抉る。距離をとった幽助に、戸愚呂は腕を振り再び衝撃波を放った。
幽助は咄嗟に避け、衝撃波は観客席へ。地面に立つと同時に、戸愚呂は眼前に迫っていた。
しかし一瞬後、幽助は突如防御の体勢を取る。戸愚呂の攻撃を受け止める気か!?
戸愚呂の攻撃は 『ビタ』 止まった。
「──っと…失礼 この角度で攻撃するのはフェアじゃないな…」
「………へっ フェミニストだったとは知らなかったぜ」
背後の客席に──螢子達。 一瞬の間の火花の出るような攻防の流れが、一旦止まる。
見る限り、まだどっちも力を出しておらず、譲るんじゃなかったと腕がうずく飛影。
幽助と戸愚呂…凍矢が見るに、戸愚呂が実力の三分程だとすると、幽助は実力の六分。
幽助の霊丸ならば何倍もの威力を出せると、陣は言う。
問題は幽助の霊力がどれだけ威力を増しているか…。神妙な顔つきで酎は観戦する。
「さあ見せてくれ 幻海から渡された力を」 『ス !』 ──幽助は戸愚呂に応じ、霊丸を構える!
あれえ?イチガキと死々若丸生きてたの?
もう次のシリーズの構想ができているのか。
左京さんは壁なしで平気なんか
殺しても死にそうにないイチガキはともかく死々若丸も生きているとは思わなかった
わめき声が聖歌隊のコーラスに聞こえるぐらい馴染んでる死霊の妖気を
そのまま返されただけだし
そこまで致命傷受けなかったんじゃね?
ぷーさんて…あのハチミツ壼に頭をつっこむ生き物か
なんでイチガキ死んでねーんだ
今さら吏将とか出されてもわかんねーよw
80%が3割?
あれでイチガキ生きてるんなら兄者も生き残ってそうだな。
兄がアレってことは、弟にも再生能力あんのか?
>>588 80%のうちの更に3割しか力を出してないってことだろ
そんな相手に6割も力を出してようやく互角の幽助ってダイジョブか?
>>591 つまり戸愚呂は24%の力で戦ってるって事だよな?
弱!幽助弱!前回の戦いとあんま変わってねーじゃん!
爆拳は死んでしまったんだな
ししわかまた顔が変わっている
一瞬誰かと思った
Vも顔変わってね?前もっとごつかった気が
>>595 見えないところで重傷の体をおして左京に壁を作ってるんだろ
そのせいでやつれたと
>>595 自信を失った老将が急に小さく見えてくるのと同じことさ…
霊丸なら何倍もの〜てのがわからんな。
本来の霊力以上の破壊力が出せるのかな?
一点に集中するからか?
599 :
マロン名無しさん:2008/11/04(火) 18:21:10 ID:rfebjppK
霊波動を増幅する修業と集中する修業ばっかりやらされてたって言ってた
六遊会戦のあとくらいにコエンマと話したときかな
そういや、結局霊光波動のごく一部の技しか伝えずに幻海逝ったんだな。
霊光波動は幽助の代で途絶えたも同然か。
幻海「あとの技はあたしの家のゲームで習得できるから自分でやっとけ
ただし100円は入れろ」
その100円を回収するのは誰なんだよw
霊光鏡反壁を教えてれば大抵の敵には楽に勝てたんじゃね?
戸愚呂には通じないみたいだけど
霊光玉そのものが奥義だったんじゃね?
その他は幻海が独自に編み出したもので。
>>603 気の波長を合わせるなんて繊細な真似が幽助に、いや幽助じゃなくても簡単にできるとは思えん
第104話 通用しない!?の巻
右手に力を集中させる幽助。
幽助は撃たず、そのまま走り、戸愚呂と間合いを詰め、霊丸を撃つ隙をうかがう。
まず様子見のジャブを連弾、戸愚呂に叩き込むが 「軽いね」 効果なし。
戸愚呂の反撃を避けるも、戸愚呂はさらに追って──
「少し強くいくぞ」 ──拳を、捩りこむ。
辛うじて避ける幽助。戸愚呂の拳は闘場を砕き、瓦礫となって辺りに飛び散る。
かくれみのは作ってやった。撃ってこいと、戸愚呂は暗に幽助を誘う。
戸愚呂の左側上空。逆さの体勢で、幽助は狙いを定め───
『 ド ウ 』
クリーンヒット! 霊丸が戸愚呂に直撃!
そのまま戸愚呂は会場を突きぬけ、森を突きぬけ、爆発。
以前とは比にならぬ威力の霊丸が、戸愚呂を完全に捕らえていた。
桑原はどこかに消えた審判に戸愚呂に場外カウントを要求。
しかし幽助の足元をよく見てみろ、と飛影。闘場は粉々に砕け、場外との境界線が消失していた。
この闘いに場外など無意味。倒すか倒されるかとなっていた。
凍矢・陣、酎・鈴駒。観戦していた皆々が、幽助のその異様な成長に驚いていた。
飛影も蔵馬も、霊丸が完全に戸愚呂を捕らえていたことを確認。
もしもこれで、戸愚呂が無傷だったならば…………
──森の外れ。直撃の霊丸を受け、仰向けに倒れる戸愚呂。
やがて全身に力を込めて起き上がり、戸愚呂は会場へ足を進める。
その姿は─── 「こんなものかね………? お前の力は…」 ───無傷。
サングラスがとれて、重く、力強い戸愚呂の視線が幽助を射抜く。
そして戸愚呂が気を放出すると、幽助の霊気のガードを軽く突き破る。
80%で──幽助と戸愚呂に、まだこれほども力の差があったのか。
期待しすぎたオレがバカだったかと、戸愚呂は落胆の心境を語る。
「お前も100%で戦うに価しない このまま決着をつけてやろう 80%のままでな」
サングラスが取れた!
サングラスが長いからもう素顔は出せないかと思ったよ。
(過去なら既に素顔ででているが)
いろいろあって幽助勝利
↓
実は今週の時点で両者10カウント引き分け
↓
浦飯Tの2勝1敗1分けで大将戦に突入
左京無双の伏線が張られました
戸愚呂弟は眼が虚ろすぎだな〜
>>609 大会運営部は左京と戸愚呂が皆殺しにしたから、審判関係は左京の天下じゃないか?
戸愚呂の素顔がすげー不気味だ
>>610 死闘の末、地に倒れ伏す戸愚呂
左京「試合終了ー!戸愚呂選手の勝利でーす
いかさまも賭けのうちでね」
>>610 あれ、そうしたら大会の利益とか左京横取りで
優勝しなくても魔界へのトンネル掘れるんじゃね?
>>613 戸愚呂の勝利を確信してるから、今更そんなせこい真似はしない気がするな
ただ雪菜誘拐のときは仕込みアリだったんだよねw
素顔の戸愚呂が貴乃花に見える
あーん サングラスが死んだ(ノД`)゜。
童顔キャラとリアル寄りの顔のキャラが普通に同居してきたな
凍矢がいつの間にか二重になってる件
戸愚呂に100%を出させるにはまず戸愚呂のパンツを露出させないとだめだと思う
第105話 封印を解け!!の巻
80%のままで十分、これで終わりと戸愚呂は言い切る。
霊丸を受けて無傷。絶望的に思えた、その時。
. .. .
「やっぱり このままじゃムリか」
呟き、自らのリストバンドをはずし始める幽助。
幽助の両手首両足首に、光る枷が。──呪霊錠。「修の行か」 知った風に語る戸愚呂。
ハンデをつけて戦っていたのかと、一見で蔵馬は全てを悟り、あきれたやつだと零した。
試練を受ける前。幽助は幻海より呪霊錠を施されていた。
簡単に言えば霊力向上ギプス。施された側は、鉛の枷を填められたと同じ感覚を持つという。
全身の霊力をフルに使って枷を操り続ければ、現在のフルパワーが二分の力で出せるようになる。
呪霊錠をはずす言葉は教えるが、ギリギリまではずすなと幻海は言う。
呪霊錠は長くつけていればいるほど、底力がつく。
「それをはずすべき時は…………幽助 お前が一番わかってるはずだ」
心で師に封印の開放を告げ
アンテ
「 開! 」
幽助は呪霊錠を解いた。
同時に、戸愚呂と互角以上の霊気が噴き出す。
呪霊錠をかけて霊力を抑えたままで オレに勝つつもりだったのか。
戸愚呂の質問に 「まーな」 肯定と 「だがやっぱムリだった」 失敗を告げる幽助。
ずいぶんとなめられたもんだねェ。こい……! と、不敵に戸愚呂は幽助を誘う。
駆ける幽助。その速さに 「速い!!」 驚く、飛影と蔵馬。 「消えた?」 見えてすらいない桑原。
先のジャブ連弾と似た攻撃を 「うらァ!!」 幽助は繰り出す!
攻撃を全てを受け、戸愚呂は──吹き飛ぶ。
幽助の素手に押されていた。
隙を与えず、地面に倒れる戸愚呂に幽助は全身の体重を乗せ、殴る。
地面がめり込み、幽助は馬乗りで拳を弾幕のように連続で戸愚呂に叩き込む!
反撃の暇も与えない。このままいけるか───
――幽助を射殺すような、戸愚呂の視線。
全身に危機感が走り、幽助は思わず飛び退く。
沈んだ地面より笑みを浮かべ現れる戸愚呂。
その全身の筋肉が、風船がしぼんだように痩せていた。
見た目にも実質的にも、戸愚呂は力を失っている。
しかし正体のわからぬ不安をひしひしと蔵馬は感じて───。
「
100%……!!
」
ピシ、と戸愚呂の皮膚上に幾多の筋が浮かび上がった。
「初めて"敵"に会えた…」
ピシ、と戸愚呂の肌にヒビが入った。
「いい試合をしよう……」
戸愚呂の全身から、妖気が霧のように漂い始めた。
やがて会場が光に包まれ───。
細い戸愚呂キメェwwwwwwww
今回のレベルで80%なら100%になっても余裕じゃね?
ボス級に変貌するなら戸愚呂は嘘吐きだ。
>>623 筋繊維の長さが80→100%になるとみた
筋肉の量は1.25倍の3乗でやく1.95倍に
セオリーとしては100%はでかくなると見せかけて
小さくなってシンプルな見た目になるけど強いって感じだろうか。
兄者そっくりになるのか
100%でついつい
いつかのオレンジジュースください
思い出してしまったw
…果汁100%!
濃縮還元アニキか生搾りたてアニキかどちらになるのだろう
生搾りがいいなあ
フリーザ様も最終形態でコンパクトになったし
強い奴は皆収納上手
100%はさらにムキムキになって100%を突破すると筋肉が破れてコンパクトになるとか
>>626 縮みすぎだろw
あれ…塩もみこんで水抜いて一夜干しして縮ませたら
もしかしてそっくりなんじゃね?
第106話 危機感が足りない?の巻
戸愚呂の 「 る あ あ ───!!」 咆哮に、会場が揺れる。観客が消し飛ぶ。
ありゃ人間じゃ勝てん、と既に静流はあきらめムードに浸っていた。
必ず勝つと、幽助を信じている。ぼたん、温子、そして螢子…。
戸愚呂の全身の筋肉が突如軋み、超蠕動を引き起こしていた。
代謝物が 「がふっ がふっ がふっ がふっ がふっ」 口より吐き出され、恐るべき速さで筋肉が発達していく。
100%へと変貌しようとする戸愚呂を目の前に、体がまったく動かぬ幽助。
頭では理解していた。それはコワさではなく、幽助自身が戸愚呂の100%を見たがっている。
そして会場にいる全てが、『その瞬間』に息を呑んだ。
──戸愚呂100%。それを一言で表すならば "異形" だった。
戦闘のために、攻撃力と守備力を兼ね備えた、鎧の如くそびえる肉体。
ラインが剥き出しとなった筋肉繊維が戸愚呂を禍々しく彩っており、変わっていないのは髪型だけ。
先ほどから霊感が働いていなかった桑原だが、ようやく理由がわかった。
今の戸愚呂の妖気をまともに感じれば自身が崩壊しかねない。
コエンマも先の賭けがいかに危険なものだったかを感じていた。
拳を強く握り、コエンマは嘆く。 ───幽助がもう一年早く 幻海に会っていれば…
戸愚呂が100%の姿を開放しただけで、会場から観客の1/4が消滅した。
一つ足を踏み出し、親指を弾く戸愚呂。見えぬ何かが幽助の額に命中し、大きく後ろへ飛ばされる。
幽助の額が血でにじむ。指を弾くのみで、戸愚呂は弾丸の如き空圧を作り出していた。
「気づいたな 今度は連続でいくぞ」 続けて、戸愚呂は指弾を次々と撃ちだす。
指弾を捌くだけでどんどん幽助は体力を削られていく。
防戦一方に幽助は 「くっ くそったれ ! !」 痺れを切らし、一気に跳躍して戸愚呂を殴りつける。
それを戸愚呂は 『ギャギィ!!』 親指一本で防ぎ、返す右で幽助の左腕を──へし折った。
軽く一蹴され、幽助は怒りを燃やし、右手で霊丸を構える。
「全力でうってみろ ラストチャンスかもしれんぞ」 戸愚呂はあえて霊丸を誘い込んだ。
「 な め ん な ───!!」
以前にも増して、特大の霊丸が戸愚呂に放たれた。
戸愚呂は迫る霊丸を見据え、上半身──主に大胸筋に力を込め──。
「
喝 ! ! !
」
── 一喝。気合いのみで、掻き消した。
「元人間の俺の経験からみて 今のおまえに足りないものがある
危 機 感 だ」
言葉を喋り終えると同時に戸愚呂は幽助を思い切りに殴り、観客席へ叩き込む。
深い闇のような双眸で、幽助が沈む方角を見つめ戸愚呂は静かに言い放った。
「おまえ もしかして まだ 自分が死なないとでも思ってるんじゃないかね?」
少年漫画の主人公が死ぬはずねーだろw
死んでも生き返れてしまうんだから危機感はないだろうなぁ……
霊丸の真似が流行っているが指弾の真似は流行るだろうか?
>>637 幽助が生き返ることができるのは50年後だぞ
あと体が無くなってたら生き返ることができるかは分からない
でもこれはすごい名言だな
惜しむらくは言われた幽助本人が第一話で死んでいることだが
>「おまえ もしかして まだ 自分が死なないとでも思ってるんじゃないかね?」
このコマに冨樫気合い入れすぎだろ
戸愚呂きめえこええ
勝てる気がせんな
80%を圧倒していた幽助をたった25%パワーアップしただけでこうまでフルボッコできるもんかね?
おかしくね?
ズム
と
おまえもしかしてまだ
自分が死なないとでも思ってるんじゃないかね?
のシーンのカキコミ方の違いと来たら…
>>643 80%と100%じゃ桁違いの強さなんだよ
100%になってもズボンはあれ以上破れないのか
>>643 リストバンドみたいな分かりやすい枷もないし、
たった二割でも調整しながら戦ってるのと
後先考えずに全力出してるのでは
思い切りやすさがだいぶ違うんじゃないか?
筋肉が80%→100%でパワー、スピード、質量がそれぞれ1.25倍になったことにより、
破壊力は1.953125倍とか
い…いやだ たとえ幽助の倍の力があってもこんな奴とは戦いたくない
こんなバケモノのいる島にいられるか! 俺は家に帰ジュウウ
へっ、
>>649の野郎もだらしがねえな。
これしきの妖ブジュワッ
俺…この大会が終わったら
魔界とのあいだにトンネルを開けるんジュッ
>あかんわありゃ人間じゃ勝てん
これは幽助が人外に覚醒するフラグ!!
……のわけないがなwトンデモ杉だし、妖怪に人外が勝っても面白くない
第一人間を捨てた戸愚呂に人間以外が勝っちゃ意味ないしな
653 :
マロン名無しさん:2008/11/07(金) 18:54:47 ID:6au1WA9Z
コエンマが前に仙術うんぬん言ってたのが伏線だよ
第107話 怒りの不足!!の巻
遠く観客席で屈する幽助に戸愚呂は100%になった理由を語る。
幽助はあくまで"資格"を持ったにすぎないという。
殺そうと思えば片腕だけでも簡単だが、それでは100%になった意味が無い。
「お前には義務がある 今持てる力を最大限に使い尽くしオレと戦う義務がな」
100%で戦うために幽助が『最大限に力を出すきっかけは何か』を、戸愚呂はずっと考えていたという。
痛みか? 死への恐怖か? 怒りか? 幽助の今持てる最大の力を見るためなら、喜んで協力する。
その光景に、完全な戦闘狂、闘争本能だけで戸愚呂は生きていると竦む桑原。
「本能? ちがうね」 否定する戸愚呂。戸愚呂は純然たる意思、自らに課した生きる目的だと言う。
「本能などというものは 生きるための手段にすぎん このようにな……」 ───
戸愚呂の肩より伸びた管が気体を吐き出すと、会場に異変が起こりはじめる。
戸愚呂の妖気で死した者の死体が気体へ昇華し、戸愚呂に吸い込まれ──喰われていく。
言い忘れたと、100%の状態だとひどく腹が減ることを戸愚呂は告げる。
気を吸い込みながら、弱いものからどんどん喰う。会場を食い尽くすに20分もかかるまい。
「ぼんやりしてていいのかね? お友達も応援に来てるんだろ?」 ───
醜悪な笑みを戸愚呂が浮かべると、次の異変が始まった。
ひとしきり寒そうに震え、観客の妖怪たちが気体に溶けていく。
鈴駒にも悪寒が走り、酎は丹田(下腹部)に気を込め、気を強く持つよう指示。
憤る温子だが、結界からは動けない。イチガキチームの魁にも異変が及んでいた。
戸愚呂のエサになることを避け、一斉に逃げ出す観客たち。
そのとき、ドームの周りを覆いきった石の壁がせり上がる。仕掛け人は…左京。
逃げ場を失い戸愚呂を襲おうとする妖怪たちだが、指弾のみで返り討ち。
「エサはだまって見てろ これはオレと浦飯の戦いだ」
「いっしょにすんじゃね───っ」
曖昧に弾けた怒りで爆ぜるように跳び、戸愚呂の脳天を穿つ幽助。
口火が憤怒にあると見抜く戸愚呂。 「うおお───っ」 勢いに乗じ、幽助は攻撃を重ねる。
─────しかし、幽助の拳が止まる。
「だがまだまだ足りん」 戸愚呂には届かず─────
幽助の拳を掴み、戸愚呂はサンドバッグのように幽助を嬲る。
今の今まで戸愚呂チームを応援していた観客たち。しかし一転し、遂には幽助の応援を始めた。
耐えられず、膝をついて放心状態に陥る螢子。幽助は勝つと、ぼたんも必死に励ますが──
『………やれやれ』 ふと、ぼたんの耳に聞き覚えのある声が。しかし、その声の主は…?
幽助を足蹴に、戸愚呂は幽助の感情を揺さぶろうとする。
すでに会場のほとんどの者がエネルギーと化し、それは実況の小兎とて例外ではなかった。
100%の自分は以前の自分と"別物"と言い、戸愚呂は客席へ衝撃波を飛ばす。
命中した数メートル隣に、螢子たちの姿。 「次は当てるぞ」 戸愚呂の貌に、フェミニズムなど微塵も無かった。
何度目の激昂か。幽助は戸愚呂の足を跳ね除け、強襲の拳を戸愚呂に見舞う。
わずかにふらつく戸愚呂。
─────しかし、戸愚呂は幽助を軽く薙ぎ飛ばす。
「まだだ まだ足りんな」 まだ戸愚呂には届かない─────
怒りだけでは不足のようだと、冷静に戸愚呂は分析を語る。
「ぐあっ ちっ…く しょお〜〜」
勝 て ね ェ
幽助の脳裏に四文字の言葉がこびりつく。
敗戦を匂わす濃厚な空気が会場に伝播し、皆が絶望に包まれていく。
「な…んで なんでここまでやらなきゃいけないの」 自失した世界より抜け出せない螢子。
「くそったれてめ── あたしが相手だ」 興奮が止まぬ温子。必死に止めるぼたん。
「18年とちょっとか… もーちょっち生きたかった」 普通に諦めている静流。
もはや収集がつかなくなってきた 『……』 その時。
『静流! ぼたん!』 プーが、 『5人分の結界くらいはつくれるな?』 どこか見たことのある顔をしたプーが、喋った。
面を食らうぼたんと静流。 「そ…その声は… 幻 海 師 範!?」 そのまま幻海はどこかへと飛んでいく。
羽ばたく音と共に現れた闖入者に、戸愚呂 「?」 と幽助 「!」 が同時に目を向ける。
へ?プーが幻海さんになった??
左京はなんで平気なんだ?
ぷーは本当八面六臂の活躍だな。
幽助の激励にヒロイン達の防御壁にイタコ化して幻海を呼ぶとは。
>>659 やっぱラスボスなんじゃね?
もしくは次シリーズの敵
しかし静流姐さん、アンタ結界なんて作れるほどの霊能力者だったのか
霊感が強いとか、そういうレベルじゃないだろう
螢子と同じように、こういうバトル漫画でありがちな
「味方が勝てない日常側」の人物かと思ってたよ
フツーに弟より強いかもな
どーしたんすか幻海師範
あ、わかりました
生前教えそびれた52の防御の技を授けてくださるんですね!
幽助「やめだ」
戸愚呂「なっ 何だとっ!? や…やめとはどういうことだっ……!!!」
幽助「貴様は100%のパワーを使った反動でピークを過ぎ 気がどんどん減っている…
これ以上戦っても無駄だとオレは思い始めた」
心配しなくてもこういう展開になるよ
静流>>>雑魚観客>>>>>(丹田の壁)>>>>>>>>>>鈴駆
左京だけは平気なんだな
戸愚呂を倒したら
左京「ふん、戸愚呂など我々四天王の中では最弱の男」
などと言ってくれるはず
だって静流って桑原に幻海の存在を教えたり
死ぬ前に挨拶に訪れてもらえるくらいの仲なんだぞ?
兄者に教えてもらうまで知らなかった桑原と同等のはずがないだろう
第108話 限界への試練!!の巻
闖入してきた幻海プー(仮名)は戸愚呂に一つの方法を提案する。
「幽助(こいつ)の仲間を殺すことだな」
とても幻海の口から出たとは思えぬ、恐ろしい提案だった。
今の幽助は自分だけで真の力を引き出すことが出来ない。
誰か一人くらい目の前で死ななきゃ目が覚めないのさ、と幻海プーは言う。
「ふ ざ け ん じ ゃ ね ェ !!」 当然だが、幽助は提案を受け入れない。
耳で幽助をはたき 「これがお前の首つっこんだ世界なんだよ幽助」 幻海プーは語る。
力のないものは何をされても仕方が無い、イヤなら止めることだと。
二つの指弾を撃って幽助と幻海プーを散らし、戸愚呂は 「オレもそれは考えていた…」 提案に乗った。
自分自身のコントロールも出来ないほど未熟なら、それしかあるまい。
冷酷に 「フ〜ム」 品定めを始める戸愚呂。
桑原 飛影 コエンマ 蔵馬。 「お前がいいな」 戸愚呂が指したのは───
桑原。
「浦飯の力を引き出すため つまりはオレのために 死 ん で も ら う」
一歩ずつ、戸愚呂は桑原へ歩み寄る。
「やめろ戸愚呂ォ──!!」
屈していた幽助も立ち上がり、戸愚呂を止めようと幾度も攻撃を加えるが、
「ジャマだ」 軽く戸愚呂に殴り飛ばされる。対戦相手だというのに、幽助が相手にさえされていない。
何度も、何度も立ち上がっては追い払われる幽助を、桑原はただじっと見ていた。
飛影と蔵馬も戸愚呂を迎撃することを考える。互いに、妖力はほとんど残っていないが。
「みじめだな浦飯」
這いつくばる幽助を嘲笑う戸愚呂。
幽助は我を失い 「うあああァ」 咄嗟に霊丸を構える。
「お前は無力だ」 戸愚呂は一瞬に幽助の背後へまわり、押しつぶす。
───オレハ…無力ダ…
ついに幽助は立ち上がる力も失った。
ゆっくりとした歩みで桑原へ歩み寄る戸愚呂に 「くるぞ」 警戒を強めるが。
オレ一人でいいと、桑原は言い放つ。
桑原に──決意の瞳。幽助に命をかけたコエンマに対し、桑原も…命をかける!
「 浦 飯 ィ ───!!!」
果敢に、桑原は戸愚呂へ特攻!
『フ.』
───ドス
戸愚呂の指が──桑原の左胸を貫いた。
「てめェ…は こんなモンじゃねェ…はずだろ?
オレを幻滅……させる…な……よ」
倒れる桑原。駆け寄る蔵馬、飛影、コエンマ。
言葉をかける蔵馬の声も 「…… ! !」 ──届かず。
諸手をつく幽助。大きな喪失感と悲壮感に打ちひしがれ、苦悶の表情が浮かぶ。
「もう一人くらい死んでもらうかね おのぞみとあらば……」 隣に、戸愚呂。
『ユラリ・・』
流麗に姿を移し、一瞬に、幽助が戸愚呂の後ろを取っていた。
その瞬間…戸愚呂に (寒け……!? オレが!?) ───走る。
「なさけねェ 仲間一人助けられねェよ…
許せねー… 誰より 自分自身(オレ)を許せねーよ……」
何もかもを失ったような表情で、今までとは違う、幽助の異質な気がその場に溢れる。
ふっきれたなと、戸愚呂は幽助の目覚めを確信していた。
あーん!和真様が死んだ!
和真さまよいしょ本&和真さまF.Cつくろー!って思ってたのに…
くすん…美形薄命だ…
・゚・(ノД`)・゚・うっうっう…ひどいよお…ふえーん!!
この間「今、時代はねこだいすきだ!」の葉書きを出してまだ2週間じゃないですか!
どーして、どーして!?あれで終わり!?嘘でしょ!?
信じられないよおっあんなYUBISAKIひとつで殺られるなんてっ!!
丹田と差がありすぎるわっ!!生き還りますよね?ね?ね?
……泣いてやるぅ・゚・(ノД`)・゚・
私はあのおそろしく勝率の悪い彼が(たとえド負け要員でもさ!ヘン!)大好きだったんですよっ!!
和真さまあっ!死んじゃ嫌だああああああっ!!
幻海のカバッ!!え〜ん・゚・(ノД`)・゚・
あーん!はなんでいまの時期に猫好きの葉書きを出したw
おおおおお落ち着けみんあ
死亡確認したのが誰かよく考えるんだ
戸愚呂だろ?
桑原「ふう、心臓の位置をずらしておいたおかげで助かったぜ
サンキュー兄者」
桑原ああああああああああああああああああああああ
むしろあれ変身した兄貴じゃね?
桑原なら死んだふりくらいしそうだが、
とぐろまで息のあった芝居するとは思えんなあ・・・。
次シリーズは桑原が霊界で生き返るための試練を受けるんだな
第2回キャラクター人気投票結果発表!!
応募総数 53,654通!!
第1位 飛影 20,764票 「コメント?なんだそれは」
第2位 蔵馬 13,514票 「たくさんのハガキありがとう これからもがんばります」
第3位 幽助 10,048票 「も──桑原に負けなきゃ何位でもいいや」
第4位 桑原 3,060票 「次こそこいつ(飛影)をひきずりおろす」
第5位 コエンマ 1,172票 「感謝のしるしにちょっとだけ…(おしゃぶりをとる)」
第6位 ぼたん 1,063票 「うれしいことこの上ないやね もっと元気に頑張りまっす」
第7位 幻海 841票 「50年若けりゃ もっといったかもな」
第8位 鴉 698票 「有終の美といったところか」
第9位 プー 566票 「プ」
第10位 戸愚呂 弟 447票 「1ランクアップ」
次点 戸愚呂 兄 421票 「くくく オレはしぶといぜ」
蔵馬より飛影の方が人気だなんて納得できん。
雪菜は何位だよ!
>>681 こんな回に人気投票とかw
しかも不人気な桑原が逝ってしまったし
戸愚呂は人気投票の結果を見て品定めしたんだろうか
コエンマがいるだろ
それならコエンマを殺るはずだ
主人公チームで上位独占って正統派な結果もいいもんだな
結局前回の人気投票でランクインしてた桐島って何だったんだ
今回は鴉がランクインしている
つまりそういうことです
蔵馬随分上げたな
妖狐で男票も取れるようになったか
>>681 第4位 桑原 3,060票 「次こそこいつ(飛影)をひきずりおろす」
次なんかないのに(;つД`)
第3位 幽助 10,048票 「も──桑原に負けなきゃ何位でもいいや」
もう負けることなんかないのに(;つД`)
しかし幽助怒らせるために桑原狙うってのはベストチョイスだな
蛍子殺した方が幽助強くなったんじゃね?
>>691 初めて会ったときにタッグで闘ってたから目をつけられたんだろうな
>>672 あーんさん、改変し忘れてますよ
>> くすん…美形薄命だ…
蔵馬票には妖狐分も含まれてるってことなのか
別キャラ扱いにはならないのね
>>697 妖狐と南野両方蔵馬だからなー
融合してて同一人物でもあるわけだし同じ扱いになったんだろうね
蔵馬のいろんな意味でぎりぎりな勝負と
分かりやすい強さを誇る飛影では後者に軍配が上がったってことかな
コエンマおしゃぶり取るなら額のJrも消せw
それ消したら誰だか分からなくなるだろ
Jrなかったらエンマになっちまうw
認めざるを得ない。今の戸愚呂の全身を不安と期待が等しく支配している。
かつてない緊迫感。まさしく戸愚呂が待ち望んだ瞬間だった。
「そしてお前も こうなることを望んでいた!!」 満面の笑みを浮かべる戸愚呂。
幽助は今、確実に強い。自分と同じ境地に近づきつつある、と戸愚呂は叫ぶ。
───あんたと………同じ……?
「違う 違 う ! !」 「どこが違う ! ! ?」
ぶつかりあう言葉と、戸愚呂の拳。幽助が受けた痛みは薄い。以前よりは確実に。
それでも…幽助と戸愚呂の強さは──決定的に違う、きっと違う。
鈴駒の苦しみは和らいでいた。しかし酎も陣もその霊気のひどく頼りない、悲しいものを感じていた。
自分自身を許せず、幽助は自分自身と戦っていると凍矢は言う。
「心が痛むかね く く く く く く く
"はしか"みたいなものだ 越えれば二度とかからない
今お前は無力感に病んでいるのだろう ! ? 強くなりたくないか ! ? もっともっとだ ! !
オレと同じ境地に ! ! 他の全てを捨ててでも ! !
そ れ が 今 だ !! 強 く 信 じ ろ 力 が 全 て だ と !!」
戸愚呂が説く強さ。それは全てを捨てること。
幽助の強さは───
「オレはあんたと違う
俺は捨てられねーよ みんながいたからここまでこれたんだ」
第109話 決定的な違い!!の巻
甘い、と戸愚呂は一言に伏す。
もうお前は一人で十分、それがわからないのかと戸愚呂は強く語る。
もう一人、いや全員殺すかと戸愚呂は天を仰ぎ呟いた、瞬間。
戸愚呂を止めるべく、幽助が右腕を掴んでいた。
二人の足場に亀裂が入り、物悲しく、幽助は心の内を吐露する。
どこか……幽助は、戸愚呂の強さに憧れていた。
絶対的な差を見せ付けられ、戸愚呂の強さの正体も分からず。それでも幽助は憧れていた。
全てをなげうってでも、幽助はそう思っていた。幻海が何度も教えてくれたのに。
そして戸愚呂の捨てたものの重みが、ようやく………わかりやがった。
「オ レ は 捨 て ね───!!
し が み つ い て で も 守 る!!」
幽助の───迷いがはれた!
所詮そのレヴェル、と呆れ気味に吐き捨てる戸愚呂。
もう誰も殺させない。そのために、幽助は戸愚呂を倒す!
「フ できるかね」 余裕不敵な戸愚呂の顔───
そこに深深と、幽助の拳がめり込み、オーバースロー気味に戸愚呂をかっ飛ばす!
派手に肢体を揺らし、地面を跳ねて戸愚呂は盛大に壁へ衝突。
上体を 「ぐはっ」 起こした瞬間……!
目前に──────極大の霊丸。
闘技場を貫き…森を─島を──そして水平線の彼方まで。わずかに、戸愚呂から外れていた。
「次が最後の一発だ オレの全ての力をこの一発に込める
あんたが魂を捨てた代わりに得た力全部… 全部まとめて使ってかかってこい
あ ん た の 全 て を 壊 し て オ レ が 勝 つ」
全てを背負う幽助の覚悟の瞳に、 「いい目だ」 首を直し、誉れの言葉をかける戸愚呂。
今の幽助と同じ目をして挑んできた奴の屍を乗り越え、戸愚呂は勝ってきた。
その時はたとえ相手がどんなに弱くとも全力を出したという。
そして今なら…かつてない力が出せる!
「勝負だ!!」
やはり事実上最後のバトルだけあって長く続くな
来週のネタバレ
戸愚呂「うああかつてない力がくる
七獄暗黒指弾!
ぐ…なぜだ…俺の爆肉鋼体が完璧ならこれほどのダメージを受けなかったものを
サングラスに亀裂が?馬鹿なサングラスは爆肉鋼体をコントロールする重要な器官
ダイヤより硬い黒甲冑で覆っていたのに
まさか最初の霊丸の時すでに?
見事だ浦飯
これが絆の力か…」
扉絵で不覚にも泣きそうになった…
はしかみたいなものだ、越えればかからないって
何だか戸愚呂も経験したみたいな言い方だな・・・
まあ、妖怪になったときに経験したのかもな・・・
幻海以外にも仲間はいたみたいだし
>>706 >うああかつてない力がくる
どこかでみたことがあると思ったらwww
なんか目から汁が…
今の冨樫と幽助からはかつてない凄みを感じる……
寒け……!? オレが!?
第110話 最後のフルパワー!!の巻
「う ぬ あ あ あ あ」 戸愚呂の体が…更に異形となっていく。
「フ ル パ ワ── 100 % 中 の 100 % ! ! !」
肩から新たに突起が生え、肉体は足の指の先まで肥大化し、太股下部の衣類が全て破れる。
「何か一つを極めるということは他の全てを捨てること!!
それが出来ぬお前は結局 はんぱ者なのだ」
「………捨てたのかよ? 逃げたんだろ?」
交わること無く、互いの意見は弾きあう。
幽助は全てを──ありったけの力を…二度と撃てなくなってもいい…… ! !
(オレは くたばっても かまわねェ!!) 全霊、全生命力を込め…!!
霊丸と─── 100%が── 激突する!
「う お お く ら い や が れ!!」 「ぬ う う う ん ン」
左手のみで霊丸を喰い止めようとする戸愚呂。
しかし 「!!」 左腕に亀裂が。右手も抵抗に加え、戸愚呂が初めて完全に防御に回った!
「ふきとばせ───っ ! !」 酎が叫ぶ。(決まってくれ ! !) コエンマは願う。
(これが最後なんだ) 蔵馬が希う。(幽助にはもう…) 飛影が焦る。
───反撃する力がない!!
全てを出し尽くし、膝が折れる幽助。
「ぎ ぎぎぎっ」 霊丸を抱き潰し、精一杯に戸愚呂は堪える。
「決まれ─────────!!」 陣の後押しの声。
「が あ あ ─── っ っ っ ───!!」
体中から噴出す体液。戸愚呂の苦しみの末に………!!
霊丸は────────砕けた。
会場に蔓延する絶望。
誰もが皆、終わったということを確信した。
そして全霊を尽くし…幽助は意識を失い、倒れる。
「礼を言うぞ浦飯… こんな力を出せたのは初めてだ…」
荒く息を切らし、戸愚呂は礼の言葉を紡ぐ。
次の瞬間───戸愚呂の全身に 『 ピ シ ッ 』 亀裂が走った。
「100%を…… 越えたひずみ………か…」
筋肉の装甲が砕け散り、虚弱な姿となった戸愚呂。
他の誰かのために 120%の力が出せる…それが、幽助達の強さ。
倒れた今際の時に──ようやく、戸愚呂は 強さ を知った。
相討ち。小兎に続いて樹里も力を取り戻し、戸愚呂の確認へ向う。
見るも無惨……戸愚呂は衰弱し、皺だらけの亡骸と化していた。
戸愚呂の確認がすんだ瞬間、樹里が気づく。
毅然と強く立ち誇る姿。
淀む瞳───浦飯幽助が立ち上がっていた。
「浦 飯 選 手 の 勝 利 で す────!!!」
勝ったあああああああああああああ!!!
しかし戸愚呂案外あっけなく死んだなぁ。
それでも破れきらない強靭なズボン
実はあのズボン、兄者でした
強いって何ですか?
自分に負けん、ということだろ。
捨てて逃げるようではいかん。
勝ったはいいが失ったものが大きすぎるな…
失ったもの
幻海・桑原・出席日数・たくさんの観客・イチガキとか
堂々と生き残ってる実況と審判の二人って、実は凄い実力者なんじゃ…
そいつらは仮にも妖怪だからな。
一応人間であるはずの左京こそが最強。
もしかしたら来週地味に既に死んでたりするかもしれないがw
「100%を…… 耐えたひずみ………か…」
左京死亡
100%中の100%の戸愚呂の股間はどうなっているのだ
もしや妖怪になったときにそのあたりの筋肉やブツは無くなったのか?
究極生物に生殖は必要ないってカーズ様が言ってた
戸愚呂が強くなるほど人間味を失っていくのが辛かった分ようやく死んで良かった所はある
霊丸が砕け散った後の観客の悲愴な顔が、やけに印象に残るな
なんか知らんが泣けてきた
第111話 一番の望み!!の巻
激戦に次ぐ激戦を越え、ついに幽助は勝利を収めた。
蔵馬たちも駆け寄るが 「………オレ…生きてんのか…」 幽助はどこか抜けた顔をしていた。
戸愚呂に勝ったという事実よりも 「ち…く…しょお…」 幽助にはもう一つの事実が、大きく圧し掛かる。
「桑原に何て言えばいい ! ? あいつに何をしてやれば……
目の前でオレは…何もできなかった 今からオレは 何をしてやればいいんだ!!」
幽助の前で、ピースする桑原。幽助の前で、アピールする桑原。
幽助の前で、 「よっ 元気?」 とても軽快に動く桑原。
……とても苦々しい表情で 「幽助…すまん 彼はもともと死んじゃいなかったんだ」 蔵馬が全てを説明した。
戸愚呂に襲われた時…桑原の傷は急所に至ってはいなかった。
早い話、「幽助はみんなにいっぱいくわされた」というわけである。
お前がだらしないからだろう…と飛影はいつものように突き放すが、幽助は既に桑原の処刑の最中だった。
しかし何故、戸愚呂は桑原を殺さなかったのか。幽助は疑問を抱く。
桑原の防御力が予想以上に上がっていて心臓を貫ききれなかった、と飛影。
………はじめから戸愚呂は殺す気など無かったのでは、と蔵馬。
あえて悪役を演じ、自分を倒してくれる時を待っていたのかもしれない。
もはや今となっては誰にも分からぬことだが…と、次の瞬間。
ドーム全体が揺れ、崩壊していく。──左京の手にスイッチが。
多分蔵馬が言った方が正解と左京は呟く。数年程度の付き合いだったが、戸愚呂はそんな奴だった。
左京は潔く、賭けの負けを認める。敗因は戸愚呂の本質を見抜けなかったこと…とでも言っておくか。
「ドームはまもなく爆破する 私と私の野心もろともな」
大会の終焉を左京は強引に告げる。
巻き添えはゴメンと、生き残った妖怪たちが霊丸であいた穴より一斉に逃げ出す。
妖怪達の波に身動き取れぬ桑原達だが、雪菜の存在を思い出した桑原の愛の力で次々に散らしていく。
叶わなかった、人間界全てに地獄を招く界境トンネル…悪辣に笑い、左京は瓦礫の雨に埋もれ去った。
一方、女性陣。出口へ向う前に、螢子が正気に戻っていない。
駆けつけた桑原に応える雪菜───に、倒れた岩盤が!
「雪菜さ…」 目前、桑原が叫ぶ…と。雪菜を抱える、飛影の姿。
「ボヤボヤするな 行け」 叱りつけるように雪菜を急かす飛影。雪菜もお礼を一言。
コエンマの肩を借りてようやく幽助もたどり着いたが、やはり螢子の意識は戻っていない。
幽助は百裂ビンタで無理やり螢子の目を覚まそうと──「いたいわね このバカ── ! !」
幽助、KO。超ビンタで螢子優勝。ではなく、意識を取り戻しのだが…今度は幽助が……
結局幽助は螢子が背負い、一同は崩壊する会場を後にした。
跡形も無く会場は崩壊し──爆発。
「終わったな……」 呟く桑原。戦いは── 「ああ… 終わった」 幽助も呟く。
さっさとおりなさい、と幽助を地面に叩きつける螢子。雰囲気もあったもんじゃない。
──と、ここで温子が優勝の褒美のことを思い出す。
優勝したらそれぞれの望みが叶うはずだが、この有様では何にも叶えられない。
「………いーよ 別にそんなもん どーせ一番の望みはやつらにゃ叶えられねーしよ」
蔵馬、桑原、飛影、コエンマ。各々がその望みを理解していた。
幽助は地面に腰掛けて天を仰ぎ───あの世の幻海へ報告する。
「おー─い ばー─さー──ん 勝ったぞ───!!」
桑ちゃん生きてたー!!ヽ(゚∀゚)ノ
蔵馬の予測が当たっただと!?
蔵馬wあてにならねえwww
黒幕全員の命は無くなったから、飛影の望みだけは叶ったんだな
あーん!和真様が死んでなかった!
和真さま死亡本&和真さまを弔う会結成!って思ってたのに…
くすん…憎まれっ子世にはばかるだ…
・゚・(ノД`)・゚・うっうっう…ひどいよお…ふえーん!!
この間「浦飯の力を引き出すため つまりはオレのために 死 ん で も ら う」
と言われてまだ2週間じゃないですか!
どーして、どーして!?あれで終わりじゃないの!?嘘でしょ!?
信じられないよおっ 左胸を貫いたのに死んでないなんてっ!!
ヘレンちゃんと差がありすぎるわっ!!死んでますよね?ね?ね?
……泣いてやるぅ・゚・(ノД`)・゚・
>「おー─い ばー─さー──ん 勝ったぞ───!!」
全俺が泣いた
最後のドタバタ感が好きだw
武威とか逃げたのかな
あのまま死んでたりして
あれ?左京と温子の絡みは?
桑原生きててよかった…(つД`)
そしてめでたく最終回か
決め手は蔵馬の演技力だったな…w
>「桑原に何て言えばいい ! ? あいつに何をしてやれば……
> 目の前でオレは…何もできなかった 今からオレは 何をしてやればいいんだ!!」
>幽助の前で、ピースする桑原。幽助の前で、アピールする桑原。
>幽助の前で、 「よっ 元気?」 とても軽快に動く桑原。
この落差にワロタw
あの死闘の最中、蔵馬たち三人が内心ニヤニヤしてたかと思うと戸愚呂が浮かばれねえw
揉めばよかったのに・・・
やっぱ左京さん最強だったな。
あの状況下で服に傷一つないとか半端ねえわ。
何気に飛影がシスコンぶりを発揮
桑原wwバカww
飛影のへらず口が意地っ張りに見えるな
雪菜を助けるシーンがやけにかわいいw
>どーせ一番の望みはやつらにゃ叶えられねーしよ
まあ、当然幻海を生き返らせることだろうけど霊界側なら出来るんじゃね?
で、やっぱり条件付きで次回からそのための試練が始まる、とw
幻海からの言伝を伝えたコエンマがそんなことしたらがっくりするなあ。
幽助に説教までしたのに。
朱雀のあとのときといい今回といい、いつも桑原ばっか殴られてカワイソス
前回はともかく今回は完全に蔵馬も共犯だろw
蔵馬は実は恒例のうっかりでしたが、カッコ悪いので演技してたふりです
最初っから幽助と桑原は殴りあう友達だったからな
喧嘩するほど仲がいいってことで、螢子ともw
第112話 戸愚呂の償い!!の巻
幽助たちは島を出る準備を済ませる。まるで1年ぐらい戦っていたような10日間だった。
霊界獣プーも相変わらず健在。霊界との電話機でも担っていたのだろうか、不思議に思う幽助。
もういっぺんばーさん出してくれよとプーを揉みしだきながら頼む幽助だが、もうムリだと蔵馬は言う。
霊界は生と死の中間にある駅みたいなもの。この世と辛うじて通信ができるのは霊界まで…。
でも霊界には長くいることはできない。そして行き先の違う旅に出る、それが死。幻海さんももう……
………そっか、と幽助は納得し、思いっきり明るく振る舞ってみせる。
──ムリがみえみえだったが。
霊界、審判の門。そこで戸愚呂はコエンマの裁きを受けていた。
戸愚呂の格闘家としての功績を考えれば比較的軽い地獄の罪ですむ。
しかし戸愚呂が所望する地獄は冥獄界という、地獄の中で最も過酷な裁き。
あらゆる苦痛を一万年かけて与え続け、それを一万回繰り返し、その後に待つのは…完全な"無"。
もう決めたこと、変える気はないと戸愚呂は言う。コエンマも折れ、戸愚呂は冥獄界行きとなった。
戸愚呂が去ると共に、秘書らしき女性・あやめが調査書を手に現われ、コエンマに報告する。
コエンマの言う通り、戸愚呂が妖怪に転生するきっかけとなった事件が50年前にあったという。
その時の武術会が行われる3ヶ月前、戸愚呂の目の前で全ての弟子と仲間を一人、妖怪に殺されていた。
やったのは当時の武術会優勝候補No.1妖怪、潰煉。戸愚呂を"ゲスト"に呼ぶついで、弟子達を殺して喰ったのだ。
結果、戸愚呂は全てを失った3ヶ月後。幻海らの前に再び姿を現した戸愚呂の心には、既に鬼が棲んでいたという。
潰煉はその大会の決勝で戸愚呂に殺され、優勝した戸愚呂は妖怪へと転じた。
戸愚呂の行動は論理的に矛盾だらけだと、あやめはバッサリに切る。
恐らく、仇を討っても罪の意識が消えていなかったのだろうとコエンマは言う。
戸愚呂は強さを求めると偽り、その人生を償いに捧げた。償いというよりは、むしろ拷問に近いが。
「全く 不器用な男だ」
審判の門を抜けて戸愚呂は一人、数多に枝分かれした道の一つを往く。
途中、戸愚呂が出会ったのは──若かりし姿の幻海。
なんとなく戸愚呂がこの道に来ると、幻海は踏んでいた。
そして幻海は 「本当に行くのか この道を」 戸愚呂を引き止める。
償いはもう十分した。潰煉の強さは当時誰にも止められず、戸愚呂は悪くなかった。
違うね、と戸愚呂は当時の出来事により自分は吹っ切れたと言う。
おかげで強さのみを追求することが出来た、むしろ感謝している。
「うそだ ! !」 語気を荒げ、否定する幻海。
戸愚呂は…幻海の隣を過ぎ 「幻海── もうオレなんかにかまうな」 やんわりと突き放す。
お前にはまだ仕事が残っている、浦飯幽助にはお前がまだ必要だと。
奴は必ずまだ強くなる、俺のようにならぬようお守りをしてやれと。
最後の最後だというのに…出た言葉は負かされた対戦相手の心配。
どこまでも単一な思考の戸愚呂に呆れたように、幻海は笑みを浮かべる。
「たいしたもんだよ あんたのバカも 死んでもなおりゃしないんだから」
言葉を受け…戸愚呂はサングラスを外し、振り返る。
「世話ばかり かけちまったな………」
かつての、人間の面影を残した素顔で───戸愚呂は去っていった。
───本当に… バカなんだから 全く
幽助達が待つ浜に船も訪れ、ようやく島とも別れの時。
「よし行くか」 「行かれますか」 「行くとしましょう」 「さっさとな」
いざ、凱旋!!
「おいおい なんて冷たいんだろーね」
後ろから、声─── 「年寄りおいて帰る気かい?」
幻海が──そこにいた。………大騒ぎとなったのは、言うまでもなく。
──暗黒武術会は浦飯チームの優勝で幕を閉じました
しかし左京の邪悪な野望を受け継がんとする者がただ一人 あの島に残っていたことを…
今の幽助たちは知る由もなかったのです………
なんだこの少女漫画な戸愚呂は
戸愚呂と幻海のやりとりに泣けた
敵対しようが殺されようが、戸愚呂を一番理解していたのはやっぱり幻海か
事件当時幻海と暮らしてたらこんな結果にはならなかったのかね?
なかなかきれいにまとめたな
次の展開への伏線も張って流れは完璧だ
戸愚呂の過去の事件は蛇足だったと思う
>「たいしたもんだよ あんたのバカも 死んでもなおりゃしないんだから」
ここの場面の幻海の表情がいいな。
50年前だったら、掘れてたかもな
野望を受け継ぐものって誰だろうか
左京の野望だからトンネルのことだろ
トンネル→空間にひずみを作って穴を開ける
…そういや生き残りメンバーの中に、亜空間か何かを使って
相手をどこか遠くへ吹っ飛ばす技を使う奴が居たよな
次回から、恐ろしい時空魔導師山本(仮)の伝説が始まると予想しよう
768 :
マロン名無しさん:2008/11/12(水) 23:02:23 ID:pYvrn0q+
50年もたたないうちに妖怪に転じたことを悔やむようになったくせに
1万年×1万回なんて軽々しく選んじゃっていいのかな…
最初の20〜80年くらいでギブアップしそうな感じ
>時空魔導師
なんかメテオとかデジョンとか使いそうだなwww
>>768 妖怪に転生したことは全く悔やんでないだろ
悔やんでるのは弟子その他を死なせたこと
あの世での姿って享年の容貌じゃないんだな
人生において一番思い入れの強い時期の姿だろうか?
なんにせよ戸愚呂が最後に見たのが若いばあさんの姿だったから
まさしく冥土の土産になった…のかな?
また蔵馬の法則が発動したなw
>>768 コエンマがうっかり
「比較的軽い地獄」への道に案内した可能性も
あるよなと脳内で妄想している
行き先は霊界のものにしか分からないだろうから
兄者は島には残っていなかったから……野望次いでるのイチガキ辺り?
吏将が次のラスボスです
トグロかっけー!
受け継ぐ奴ってのは誰かねぇ。イチガキじゃ小物すぎる
野望は樹里が受理しました
幻海完全に女の顔じゃねーか。なんだこれは。
よくこんな恥ずかしいやり取りの後幽助達の前に婆さんモードで現れられるなw
しかし結局戸愚呂の本名は何だったんだろう。
幻海ですら知らないのかね。まさか人間時代から戸愚呂弟呼ばわりしてたjんじゃ・・・
ばあさんが好きすぎる!!
大好きだ!!!
>しかし左京の邪悪な野望を受け継がんとする者がただ一人 あの島に残っていたことを…
> 今の幽助たちは知る由もなかったのです………
爆拳再登場フラグ来たなこれ
俺的にはVだと思う
イチガキじゃね?
わざわざ決勝観戦させて生存アピールしてたんだし
幻海ばあさんは年とってからパーマかけてたんだね。
若いときはストレートっぽいもんね。
意外とおしゃれにも気を使ってたんだね、ばあさん。
>>782 イチガキ手駒失った上、幽助に殴り飛ばされてるし、
なにより性根が腐ってるしなあ
ばあさん生き返った━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!
でもさすがにもう引退かな
強い女キャラ好きとしてはまた活躍が見たいなあ
武威は邪悪そうじゃないから違う気もする
死体描かれてない鴉が実はムルグみたいに鳥の状態で生きてたとかじゃね
もしくはそのキャラが島にいたってエピソードさえかけば新キャラって可能性もあるよな
ひどく泣いた
ババア結婚してくれ
幻海と戸愚呂って惚れ合ってたくせに
最後の最後まで仲間同士で武術家同士でしかなかった印象
兄者じゃないか?
あのゴキブリ並の生命力ならまだ生きててもおかしくないぜ
幻海を生き返らせたのは誰なのかな?やっぱりコエンマ?
通常の暗黒武術会の場合、優勝者の望みは誰が叶えるのかな?
主催者達の金で何とかなることならともかく、そうでない場合は
ドラゴンボール的なものでもあるのかな?w
たとえ兄者がゴキブリとなって生きていたとしても
もうあんな小物敵にならなくね?
やっぱり新キャラでしょ
今度は霊界まで支配しようとする敵が出るとか
いずれ宇宙規模まで敵も味方もインフレするのがジャンプ式
じゃあ俺は左京(公務員)で
じゃあ俺は右京(自営業)で
じゃあ俺は上京(銀行員)で
第113話 領域≠ノようこそ!!の巻
武術会後、妖怪たちの動きは静かなものとなった。
しかしそれに代わり、コエンマは人間界にただならぬ動きがあるとの報告に頭を悩ませていた…。
皿屋敷中学校。幽助たちは進級し、めでたく3年。
なお、幽助が前に夏服を着てたとか、そういう野暮なツッコミはやめていただきたい。
幻海の遺体がコエンマによって冷凍保存されていたと聞いて、幽助は悪態をつく。
実はコエンマ様の考えじゃなかった、といつの間にか紛れこんでいたぼたんがすかさずフォローする。
幻海が死した後、戸愚呂は万が一ということもあると、コエンマに死体の保存を提言していたという。
幻海と戸愚呂はやはりどこか通じ合っていたのではないか…複雑と、ぼたんは嘆息を吐いた。
そんなうちに久々の竹中の授業が始まり、ぼたんは退散。結局、用件は放課後に後回しとなった。
しかし放課後、幽助はぼたんの約束などお構いなしに下校。
桑原も共に下校し、戸愚呂との試合で霊力を使いきったのではと憂慮する。
「使いきっちまったのは精神力かな…… フッ
なんかもう頂点を極めた者のむなしさってヤツを感じてるのさ」
すかして語る幽助。桑原が心配するまでもなく、幽助はいつもどおりだった。
桑原の心配は杞憂に終わったが、鈴木にもらった妖具の副作用か、桑原は霊感が働かなくなっていた。
幻海師範に聞いてみっかと桑原が呟いていた、その時。
「浦飯幽助さんですね ツラかしてもらえますか」
校門に、学生らしき3人の男の姿。
シャギーの入った短髪でキツネ目の男に、モヒカン風に側頭部を編んだブレザーの男、
そしてリーゼントに眼鏡をかけたニキビ顔の男。それぞれが明らかな敵意を匂わせていた。
隣にいる桑原に用は無いのか、声をかけようともしない。
サボる口実が出来たとケンカを買う幽助。場所は広い所がいいと、キツネ目は裏の原っぱへ案内。
たまにはフツーのケンカがしたいと桑原に残し、幽助は3人の後について行った。
武術会優勝の実力を持つ男が並みの人間とケンカをするという考えに、桑原も呆れるのだった。
裏の原っぱ。3人を前にカバンを抱き、片手でやってやると余裕を見せる幽助。
現世に存在しない霊界獣であるプーをカバンにぶら下げて、アクセサリーのフリをさせていた。
ブレザーと眼鏡は不気味にニヤつき… 「オレ一人でいいっスよ」 自信ありげに、キツネ目が名乗りをあげた。
そのころ、約束をケンカですっぽかされたぼたん。
仕方ないか、とぼたんは桑原に用件を託す。
内容は「妙な力を持ったヤツが突然あちこちに現われ出してる」とのこと。
それも妖怪ではなく───人間の中に。
キツネ目の実力は口ほどにもなく、幽助の片手にも敵わずにいた。
キツネ目──城戸にそろそろ本気出せと、眼鏡とブレザーが焚きつける。
日が暮れる前に決着をつけると、城戸も思わせぶりな言葉を吐く。そして────
「浦飯さん その変な生き物 逃がした方がいいっスよ 巻添えくうと悪いですから」
プーの存在を、城戸は見抜いていた。
幽助はプーとカバンを放り 「てめェ…何モンだ?」 警戒を強める。
「城戸亜沙斗 中3 人間ですよ……正真正銘
ち ょ っ と 普 通 じ ゃ な い ス け ど ね」
テリトリー
「浦飯さん オレの領域≠ノようこそ…」
一面に謎の空気が溢れ───奇妙な空間が広がっていた。
夕暮れに二人の影も長く伸びる。本気で抵抗してもムダと、城戸は幽助に───
ぼたんと桑原のもとに、突如プーが大急ぎで飛んでくる。
衆目も集め大騒ぎとなるが、持ち前の強面でラジコンだと誤魔化し、追い払う桑原。
慌てた様子のプーは、黒板にたどたどしく文を綴り──その文面に 「!!」 二人も驚く。
ゆうすけ
さらわれた
おお、なんだ今度は幽助が人質になって仲間が大活躍するのか
きっと幽助の体内が闘技場と化してミクロの世界での戦いになるんだな
人間が敵ってことは左京の意思を継ぐものも人間なのか?
静流・・・
幽助
皿割れた
眼鏡が絶望的に不細工だな
前座臭がプンプンする
プーは字が書けるんだな
幽助ちょーしのんなw
セーラー服ぼたんちゃんカワユス
冬なのに暑かった日は
さりげなく次の展開の伏線になってたりするんだろうな。
城戸亜沙斗…またDQNな名前だな
今回の敵は鈴木の闇アイテムで変な力を身につけたと予想する
左京の野望を継いでるのは鈴木
短い学ランだな〜
単純な強さで捕まえたってのは想像しにくいし、インフレしちゃう。
領域って言葉から予想するに、自分の周囲だけ強制的に相手を弱くする能力とかじゃないかね。
霊丸使えないから、距離を取れなかったツジツマも合うし
>>809 そんな無敵な能力出してどう攻略するんだ
最初一応普通に戦ってたのが気になるな。
幽助の気分次第じゃ一撃KOだったんだしあの間に領域とやらを完成させてたのかも。
____
/ \ /\
. / (ー) (ー)\
/ ⌒(__人__)⌒ \ 使いきっちまったのは精神力かな…… キリッ
| |r┬-| |
\ `ー'´ / なんかもう頂点を極めた者のむなしさってヤツを感じてるのさ
ノ \
/´ ヽ
| l \
ヽ -一''''''"~~``'ー--、 -一'''''''ー-、.
ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒))
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/_ノ ヽ、_\
ミ ミ ミ o゚((●)) ((●))゚o ミ ミ ミ
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| / / / |r┬-| | (⌒)/ / / // だっておwwwwwwwwwwwwwwwwwww
| :::::::::::(⌒) | | | / ゝ :::::::::::/
| ノ | | | \ / ) /
ヽ / `ー'´ ヽ / / バ
| | l||l 从人 l||l l||l 从人 l||l バ ン
ヽ -一''''''"~~``'ー--、 -一'''''''ー-、 ン
ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒))
>>810 近づかなければいいんなら、それこそ遠く離れて石でも投げれば
今の幽助なら普通の人間くらい簡単に殺せるんじゃね?w
第114話 奇妙な能力!!の巻
桑原とぼたんが現場へ向かうと、一枚のメモと幽助のカバンが落ちていた。
「今夜十一時 ろくろ首町四次元屋敷にて待つ。何人でも可。
ただし桑原・飛影・蔵馬の三人は必ず来ること。
この条件を守らぬ場合、浦飯幽助の命は保証しない。」
信じられないことに、幽助は本当にさらわれていた。
相手は蔵馬と飛影も知っており、更に幽助を捕らえることもでき、わざわざプーを伝言役に使っている。
不透明な敵だが、とりあえず二人は指示に従い、蔵馬の家と学校のある二つ駅先へ向う。
私立 盟王高等学校。
二年の成績トップ・南野秀一に生物部の先輩らしき生徒が部長の座を勧めるも、キッパリと断る南野。
すると 「蔵馬ァ──!!」 大声を上げ、土足で桑原がやってきた。
蔵間? と先輩に勘ぐられ桑原に注意を示すが、メモを見て蔵馬も表情が一変。
飛影の居場所は蔵馬も知らなかったが、飛影は執行猶予の身なのであまり遠くにはいないと推断。
飛影の邪眼も飛影がいないと使えないので、ここは霊界七つ道具で探す。
妖気計も以前よりさらに高性能になっていたのだが、飛影以外の妖気までもキャッチしてしまうので使えない。
結局飛影を探す道具ではなく、こちらから呼びかける道具『イタコ笛』を使うことに。
・霊界七つ道具C イタコ笛
普通の人間には聞こえない音波を発する笛。霊力の強い者がふくほど遠くにいる人に知らせることができる。
── 一時間後、3人は公園に場所を移す。
とりあえずぼたんは七つ道具を全部そろえてきた。
TVを内蔵したカバンに、妖気計・イタコ笛・銃・眼鏡・カード・丸型のメンコらしきものに、BB弾のようなもの。
用途が分からぬものもあるが、今は飛影を探すのが先決。一呼吸し、ぼたんはイタコ笛を吹いた。
ぼたんが吹いても半径100kmは音が届くはず。飛影が音を聞いて邪眼で確認してくれることを願うが……。
凄い音に動じ、背後の樹木の枝より落ちてきた…飛影。おまえはカブト虫か。
ともあれ飛影にも例のメモを見せ、事情を説明。ざまあないと、飛影は幽助を嘲笑う。
そして飛影は、幽助を捕らえるほどの敵にも興味はないと言い切る。
生死をかけた戦いの後にあっさり捕まった幽助のまぬけさ加減に、飛影は怒り心頭だった。
「仮に 敵の力がまったく未知のものだったら………」
ぼたんと桑原君に聞いたことと、蔵馬は最近人間の中に妙な力を持った者が現れ出したことを口にする。
そして幽助救出の代わりに、ぼたんは飛影の無罪放免を約束。
ようやく飛影も力を貸し、そして四人は目的地へむかった…。
四次元屋敷。
家から家が生えていたり、家の外見が上下を無視していたり、あまりに奇抜な設計の家だった。
無名の芸術家が建てて生活していたが現在は死去し、今は誰も住んでいないらしい。
念のため、ぼたんもついていくことに。桑原の霊感がきかない今、霊界七つ道具を使えるのはぼたんだけなのだ。
屋敷に乗り込もうと、玄関をあけようとしたそこに───
「
こ の 家 に 入 っ た 者 は
決 し て
『 あ つ い 』 と 言 っ て は
いけない。もし言えば
…………。 」
謎の張り紙。……とにかく、一行は中へと入る。
部屋の中も奇抜なデザインなインテリアが目立ち、そして何より……。
「うわ… なんだいこの中 ひどくむしあつ……」 おもわず、『あの言葉』を発しそうになるぼたん。
蔵馬と飛影は部屋に入った瞬間、異世界に入ったような違和感を感じていた。
ようこそ、と部屋の奥から現われたのは……幽助を呼び出した三人の一人、眼鏡の男。
海藤…!! と蔵馬が反応を示す。蔵馬の同級生という程度で親しくも無く、当然幽助達のことは知らないはず。
海藤曰く、『ある人』が暗黒武術会のことを教えたと言う。
最近自分に妙な能力があることに気づき、力だめし…挑戦したくなったとのことらしい。
無謀な挑戦だと思い知らせてやると、剣を抜く飛影。ムダだと、海藤は「無意味の意味」という本を開く。
一瞬に跳び、飛影は剣を振る────が。
振るった剣が、海藤にあたる前に折れてしまった!?
曰く、この部屋では言葉だけが力を持ち、海藤のルールを守って戦うしかないらしい。
そのルールが、ドアの張り紙にかかれた内容なのだ。
「この空間の中では乱暴な行動はできないんだよ 誰にもね
飛影くんて言ったっけ キミ剣技と妖術拳法のすごい使い手だってねェ
だけどオレの領域の中じゃキミ ただのチビだぜ」
海藤の挑発。プライドの高い飛影が───
「『あつい』と言ったから何だというんだ!?
オレが『あつい』と言えば 貴様がオレを殺せるとでもいうのか!?」
───耐えられるわけもなく。
瞬間、飛影の体が突如光に包まれ、小さな光の塊が海藤の手元に吐き出される!
海藤の領域の中で言ってはいけないことを言った者は…魂を取られるのだ。
言葉が力を上回る空間…。飛影の魂を加え、これで"人質"が二人になった。
「浦飯君は2階にいるよ…………飛影くんの魂はここ
さあどうする? 帰る? 戦う?」
久々に高等妖怪(笑)らしさを見せたな飛影w
あーん!とびかげ様が死んだ!
武術会全勝おめでとう本&飛影さまF.Cつくろー!って思ってたのに…
くすん…高等妖怪薄命だ…
・゚・(ノД`)・゚・うっうっう…ひどいよお…ふえーん!!
この間「オレは頭にきてるんだぜ、生死をかけた戦いの後にあっさり捕まったあいつのまぬけさ加減に」
の名言を出してまだ数ページじゃないですか!
どーして、どーして!?あれで終わり!?嘘でしょ!?
信じられないよおっあんなMEGANEごときに殺られるなんてっ!!
幽助と差がなさすぎるわっ!!生き還りますよね?ね?ね?
……泣いてやるぅ・゚・(ノД`)・゚・
私はあのおそろしく煽りに弱い彼が(たとえド井の中の蛙でもさ!ヘン!)大好きだったんですよっ!!
飛影さまあっ!死んじゃ嫌だああああああっ!!
飛影のカバッ!!え〜( ゚∀゚)・∵ブハッ!!
(゚∀゚)アヒャ アヒャヒャ
さすが高等妖怪(笑)
俺達に出来ないことを平然とやってのける(笑)
そこにシビれる(笑)憧れる(笑)
七つ道具をまだ出す気があったことに驚愕だ。
青龍=魔金太郎=是流<(瞬殺の壁)<武威<(深手の壁)<黒桃太郎<(勝利の壁)<幽助<(無傷の壁)<海藤
・霊透眼鏡(眼鏡になった?)
・妖気計
・霊撃輪具
・イタコ笛
・カード
・メンコ?
・銃+BB弾?
七つ道具はこれで合ってるかな
桑原が剛鬼を知っていた件について
これはドラゴンボール系のインフレバトル漫画からジョジョ系の能力バトル漫画になるのか?
勝つときも負けるときも瞬殺な飛影
急にバトル形式が変わったな。
にしても強力な能力だな・・・勝つにはサウナで我慢対決でもするか?
最初の張り紙がなかったらみんな入った瞬間に魂取られそうな感じだが
ルールを知らせておかないと能力が効かないのかな
あつはなついな
飛影は木の上で樹液でも吸っていたのか
メモを発見
蔵馬と合流
飛影を発見
飛影に協力を約束させる
屋敷に到着
意味深な張り紙発見
海藤が登場
飛影が魂を抜かれる
一話に詰め込みすぎだ
すごい濃度だよな今週w
>>825 武勇伝みたいな感じで幽助が桑原にしゃべったことがあるのかと思ったが
あの言い方じゃまるで現場にいたような感じだったなw
まあコミックスで修正されるだろ
カブトムシ妖怪とびかげ
ぼたんちゃんと蔵馬たんのやり取りに和んだ。
しかし、飛影瞬殺w w w
>>836 ぼたんのボケはボケ続け蔵馬のつっこみは容赦ないというスパイラル
イタコ笛を思い出せてよかったねぼたんw
幽助ばかりか飛影にまでヒロイン役が振られるとは…。
「『あつい』と言ったから何だというんだ!?
オレが『あつい』と言えば 貴様がオレを殺せるとでもいうのか!?」
殺されました(笑)
英語で喋ればいいんだよ
「Oh! Atsui!」
カブト虫といい瞬殺といい今週のひーたん最高
>>824 銃がバージョンアップした霊撃輪具じゃないか?
そういや、暗黒武術会でも使えば良かったのになw>霊撃輪具
武器とかパワーアップアイテムの使用は全然OKみたいだったし。
一回霊丸撃ったらクタクタになる霊撃輪具とか闇アイテムに比べて使い勝手悪すぎだろ
鈴木にアドバイザーになってもらって全部作り直せよ
>>ひーたん
>>829 それなら「魂を取られる」まで明記しておかないとアンフェアだろう
ただの高等妖怪みたいな奴を釣るための挑発なんじゃないか
一から十まで書いてくれないとアンフェアだなんてゆとりの発想だぞ
>>844 暗黒武術会の頃の幽助の霊力なら大丈夫だと思う。剛鬼戦の時にぼたんが
「もっと霊力がついてから渡したかったけど」って言ってたし。
まあ、戸愚呂に撃った最後の霊丸はリング無しでも全霊力を振り絞ってたっぽいけどw
あの銃はこれからの展開で活躍するのかなぁ。
七つ道具といい霊界獣の卵といい
冨樫は設定をちゃんと覚えているんだか忘れているんだかわからん
思い出したように昔の設定が出てくる周期=冨樫が単行本読み返す周期
読み返してるかは知らんが昔書いたものを活かそうとしてるだけでもいいんじゃないか
なんせゆでたまgおや誰か来たようだ
第115話 「禁句〔タブー〕」の能力!!の巻
・海藤優 盟王高校2年C組(蔵馬とクラスメート)
能力名→「禁句〔タブー〕」
彼の領域は最大半径10m(出入り自由)で、領域内では暴力行為が出来ない。
領域内で「禁句(言ってはいけないこと)」を言うと魂を取られてしまう。
うかつにも「あつい」と口にし、魂を取られてしまった飛影。
海藤は語る。特別な力に気づき、約一ヶ月……自分の能力を知ることから始めた。
自分を中心に奇妙な空間を創れる…同じ能力を持つ仲間内では領域(テリトリー)と呼んでいる。
お前に勝てば飛影の魂は元通りになるか、と海藤に蔵馬が問う。
「………さあねェ〜〜 負けたことないからわかんないな」 ──海藤は不遜に答える。
帰るか、海藤と戦うか。二つに一つの選択肢を迫られる蔵馬達。
だが桑原はもう一つの選択肢をあげる。それは──飛影を見捨て、このまま奥へ進む!
蔵馬の忠告を無視して禁句を口にした飛影の身勝手さ加減に、桑原は怒り心頭だった。
海藤も誉める、桑原にしては珍しく頭のいい案だが……先手は打たれていた。
奥の扉の前──三人の一人、ブレザーにモヒカン風の男・柳沢が扉の鍵を持っているという。
桑原は柳沢より力ずくで鍵を奪おうとするが、禁句の領域で桑原の暴力は通用しない。
結局、蔵馬達は海藤の゛ルール゛を飲むこととなった。
用意された椅子に座り、一同は口を閉じて一時間近く過ごす。
桑原は蔵馬に助言を求めるも、曰く三人で通過する方法もあるが、今は飛影の魂を取り戻すのが先。
とにかく沈黙に耐えかね、桑原は禁句を警戒しながら会話を始めた。
まず、海藤はどういう奴なのか。訊ねる桑原に蔵馬が答える。
海藤優。クラスでは無口で、入学当時から飛びぬけた知能指数で話題だった。
しかし海藤は総合テストで蔵馬…南野に、一度も勝ったことはないという。
ただ蔵馬によれば、文系は海藤のほうが得意らしい。
海藤は哲学論文や文芸批評の本も出しており、いわば言葉のスペシャリストなのだ。
それにしても蒸すな…と、『あの言葉』を警戒しながら愚痴る桑原。
熱帯植物を飼育しているため、室温27度・湿度80%。
慣れない人にはつらいかな、と海藤は淡々と語る。
「ノドが渇いたら冷蔵庫に いろんな飲み物が入ってるよ グラスもあるし」
海藤はご親切にジュースを勧める。
桑原は自白剤入りではないかと疑うが、海藤は考えてもみなかったと感心し、再び桑原を誉める。
なんかしてないと落ち着かない、と作業を買って出るぼたん。
オレンジジュースでいい? と訊ねるぼたんに、 「ああ」 桑原も 「オレも同じものでいいよ」 蔵馬も快諾。
「ついでに氷も入れてくれ コップは透明なのがいいな ストローもあったらつけてな」
いやに注文の多い桑原───だが。
「はい二人目」 なぜか桑原は光に包まれ───魂を取られてしまった!
即座に 「桑原くん『あつい』って言ってないじゃないか ! !」 抗議するぼたん…………あ。
……うっかり、ぼたんもいっしょに魂を抜き取られた。残るは蔵馬一人。
「聞かなかったから言わなかったけど オレの領域の禁句は厳しいよ
それは『あ』と『つ』と『い』を続けて言っちゃいけないってことなのね…
それは意味も意図もない厳然たるルールなんだよ」
海藤の説明でようやく蔵馬は理解する。先の桑原の発言───
「オレンジジュースでいい?」
「あ『あ』」「『つい』でに氷も入れてくれ」
───語尾と文頭に、禁句が含まれていた!
ぼたんの魂を見て、海藤は好みの色だと語る。魂は鍛えようがなく、美しく脆い。
さわれる者がちょっと力を込めただけで、たやすく握りつぶすことができる…。
「少しだけひっかいてみようか? ……とか考えてみたくなるよね 一体どうなるか」
卑しい笑みを浮かべ蔵馬に語りかける海藤。
やってみろと、蔵馬はそれが自分にとっての禁忌(タブー)だと警告、そして。
「もしお前がそんなマネをすれば いかなる手段を用いてでもお前を殺す」
蔵馬は冷酷に───嘘偽りない、本気の言葉を投げかける。
それでもあくまで余裕を見せる海藤───に、蔵馬は手に持った柳沢のカギを見せつける。
蔵馬の背後より気づかれぬよう植物を伸ばし、柳沢の胸ポケットからこっそりと抜き取っていた。
ルールさえ守れば自分も能力が使えることを確信し、蔵馬は釘をさす。
「三人の魂は大事にあつかえ オレが必ず無事にとり戻す」
>「三人の魂は大事にあつかえ オレが必ず無事にとり戻す」
浦飯チーム全滅フラグが立ちました
せっかく飛影呼びが定着してきたのに、また高等妖怪(笑)に逆戻りか
その高等妖怪が身体張って、禁句を言えばどうなるか示してくれたのに…桑原wwwぼたんwww
桑原は仕方ないだろ、運が悪かっただけだ
ぼたんは完全にボケ役
ただちょっと蔵馬かっこいい
蔵馬の本領発揮かな?こういう戦いもいいね
頭に来てんだぜ=死亡フラグ
>生死をかけた戦いの後にあっさり捕まった幽助のまぬけさ加減に、飛影は怒り心頭だった。
>蔵馬の忠告を無視して禁句を口にした飛影の身勝手さ加減に、桑原は怒り心頭だった。
次は柳沢のうっかりさ加減に海藤が怒り心頭ですね、わかります
なんかジョジョみたいな話になってきたな
この領域能力って、霊力とは違うのか?
ゆっくり「さーつーい」って言ったらどうなるのかな?
「あ」「あ」
この間がなんか好きだw w w
そうか…じゃあふつうに「あっちー」とか「あっつぅ」とかは問題ないのか。
>>862 似たような理屈で
「あっつーい」とかはどうなんだろうね。
ぼたんカワユスw
蔵馬がイケメンすぎる件。
よく考えれば、こいつも最初はバラ持って「フッ」とか言ってたんだよな…。
高等(笑)と比べて、扱いの差を感じた今回。
知能戦や技術戦は植物で奥の奥の手を出せる蔵馬に向いてるな
飛影は最近最強すぎたからたまにはいいんじゃね?
しかし哲学批評や文芸論文を書く高校生って
>蔵馬「ここを三人で通過する方法はありそうだ」
柳沢の持ってるカギを植物で抜き取ったのがそれか。
>桑原「人はみかけによらねェな」
明らかに見た目ヤンキーだものなw>海藤
海藤優の名前の由来ってもしかして「解答言う」?w
>領域の最大半径は10m
スタンドの射程距離(つーか効果範囲?)みたいだなw
海藤って戸愚呂より強いんじゃね?
戸愚呂が100%になれば海藤を殺せるかと
攻撃は防げても呼吸をするかのような食事は防げんだろう
他言語に翻訳しにくくなってきたな
日本人に生まれてよかった
>>871 そんなのがアリなら蔵馬は植物使って毒殺とかいくらでも手があるじゃん。
直接的な暴力だけじゃなく、ゲームと無関係に肉体に害を与える行為自体がムリだろ。
まして戸愚呂のアレは結界で防げるんだから限りなく直接的な攻撃に近い。
第116話 「禁句〔タブー〕」は一文字!!の巻
捕らえられた3人を必ず無事にとり戻すと蔵馬は予告する。
そこで蔵馬は「禁句」の変更が出来ないか、海藤に確認。
何時間経とうとも、おそらく二人は『あつい』と言わない。そこでルールを上級にしようというわけだ。
もし自分に「禁句」を決めさせてもらえれば45分以内で海藤に「禁句」を言わせてみせる、と蔵馬は断言。
もし禁句を言わせることができなければ…と海藤の問いに、蔵馬は 「オレの魂をやろう」 自らの魂を賭ける。
45分以内に「禁句」を言った方が負けるし、時間をオーバーすれば海藤の勝ち。
海藤は言葉に絶対の自信を持つ。条件を飲み、海藤は蔵馬が考えた「禁句」を訊ねた。
「禁句」は一文字。ただし、1分ごとに増えていく。
最初は『あ』。その次は『い』…という要領で、あいうえお順に「禁句」が増えていく。
同字の濁点の文字含め、全ての文字が消えるまで45分。ルールは以上。
提示されたルールを海藤は承諾。時計を確認し、1時ちょうどから始めることにする。
玄関の張り紙もルールに合わせ内容が変わる。
時刻が1時を告げ、「禁句」の戦いが────始まった。
「こうして自由に話せるのもあとわずか。もうすぐ『あ』が言えなくなる」
能弁な海藤に対し、一方の蔵馬は沈黙。
まず1分経過し、「禁句」に『あ』が加わった。
「もうこの言葉は使えない… 『い』もそろそろだぜ。
今のうちにいっぱい言っておいた方がいいんでないかい? 今9回くらい言ったかな?」
計15回。
「お前がそんなにおしゃべりだとは思わなかったな。最初にはりきると、そのうちボロが出るぞ」
「御心配なく。こうみえても言葉はオレの専門だぜ」
会話も交え2分、3分、そして5分経過し、『あ行』の5文字全てが「禁句」に加わる。
「5分たったな。しゃべれるもんだね、ひとつの列がなくなってもさ」
「ひとつ間違ったらそろそろ口にするかもしれんな」
更に3分経過。『か・き・く』も「禁句」に加わる。
刻々と時が経過する中で、海藤に冷や汗が浮かぶ。
「南野… 何 狙ってるんだ?」 「さてね」
海藤は席を立ち── 「どこへ?」 「便 所」
念のため 「柳沢(ヤナ)…しゃべるなよ」 領域内の柳沢に忠告を残し、海藤は便所へ。
小用を済ましながら (あと10分もすれば会話はほとんどできなくなる………) 海藤は考え──蔵馬の狙いに気づく。
会話が出来なくなる。つまり声も出すことさえできなくなる。それが、蔵馬の狙い!
その時、便所の外から物音が!
急いで便所を出る海藤。 「! ! 柳沢(ヤナ) ! !」 柳沢が倒れ…眠らされていた。
蔵馬は植物を操る。部屋にあった、虫を眠らせて捕らえる種類の食虫植物を操ったのか。
一人で奥に行くことはできないはず。この家を作った芸術家は変わり者で、奥に三つのドアを作っている。
二つ目のドアのカギは海藤が、三つ目のドアのカギは万が一のために隠してある。
まさか魂だけ持って逃げたのでは……と海藤は居間に振り返る。
………そこには、密林のような空間が広がっていた。
エントランスがびっしりと、恐らく蔵馬が生やした植物に埋め尽くされている。
植物をわけて机の前まで来るが、三人の魂も肉体もある。
ただ、蔵馬の姿は見えない。部屋のどこかに隠れ、海藤の油断を狙っている…!
現在、1時30分。あと15分口を閉じてさえいれば…海藤の勝利。
すでに蔵馬の作戦はわかっている。海藤を驚かすこと。
あと10分。つまり、悲鳴という方法で声を出させることだ。
部屋の中心にいれば、蔵馬が何処から来てもすぐわかる───。
あと3分。使える言葉はあと3文字……どこだ……蔵馬はどこからくる気だ────。
「 わ!!!!! 」
──背後、シャンデリアの上からだった。耳元で大声を出す、古典的だがショックは大きい方法だ。
海藤は破裂しそうな心臓を抱え──こらえた。勝利を確信し、海藤が振り返る── 「ん?」 と。
そこには──衝撃が待っていた。 蔵馬を見て………海藤 「あ は は は は 、は しまっ………」 大爆笑。
結果、三人の魂は肉体に戻った。笑い転げながら固まった、海藤の魂が浮かんでいる。
こういう勝負は「タブーを言わなければ勝てる」と思ったほうが負けだと、蔵馬は語る。
──さて、蔵馬は一体どんなへんな顔で笑わせたのか。それは…… 「もちろん 企業秘密です」
>部屋の中心にいれば、蔵馬が何処から来てもすぐわかる
逆じゃねーか?真ん中だと四方から攻められるってことにならんか?
それにしても趣味の悪いシャンデリアだな。
>部屋の中心にいると、蔵馬が何処から来るかわからん
「衝」撃じゃなくて、「笑」撃って感じかもw
にしても、蔵馬たん一体どんな顔したんだw w w
あれ?蔵馬たんが宣言通り無事に取り戻した?
蔵馬たんやけに知能指数あがってねーか
最後の蔵馬の顔がいいな
蔵馬は妖狐化が進んで、知力が上がってるのでは?
今までの戦いの中で一番好きな話かもしれん
企業秘密がものすごい気になるw
うん、この闘いはおもしろかった
ルールに乗った上で海藤の更に上手をいった勝ち方も
最後はすごく気になるところを残したままなのも
蔵馬の言った「どこへ」って言葉は音にすると「どこえ」だけど
これは禁句に引っ掛からないんだろうか。
「DOKOHE」ってしゃべったんじゃないか?
コミックスでは「どこに?」に修正されるかもね。
言いたいことも言えないこんな領域じゃ ポイズン
なんだろう、ちょっと前までぶち切れてパワーアップとか愛の力で勝利とかやってた漫画とは思えない知能戦だぞ。
しかし小中学生やアニメから入った人らにこういう路線は受け入れられるんだろうか。
ある程度情報は入手してたのに
蔵馬に対して植物でいっぱいの部屋で待ち構えてた海藤はバカなの?
どの程度まで優しく触れる感じでどれぐらい強いと攻撃と認識されるんだろう?
笑わせるだけでOKならそんなに力いらないくすぐり攻撃とかも有効そうだし
大声聞かせる作戦なんて、さらに強くしたら鼓膜破れる騒音攻撃扱いとかになりそうなんだが。
つか個人で企業秘密はないだろう。
>>891 よっぽど自分の能力と頭脳に自信があったんだろうな
「く」が使えなくなった時点で便所へ→便所から出てきて柳沢発見して居間に戻って来た時点で後15分。
20分も便所にこもってたのかよ
どこへ?(発音上はえ)がアリなら
外国語で話せばセーフという事だな。
>>893 それか、植物使っても危害は加えられないと思ってて放置してたとか。
眠らせるのがOKなら、なんか神経・毒系の植物も使えそうだな……
たまたまシマネキ草が効いちゃったとかだとルールも糞もない気がするんだが。
>>894 45分何もなく経過すれば海藤の勝ちだからな
時間稼ぎもあったんだろうな、途中で蔵馬の思惑に気づいたようだが
「タブーを言わなければ勝てる」と思った方が負ける
ってどういう意味?
「絶対言わないから大丈夫」って思って逆に隙が出来るってことじゃね
トイレから出てくるなら手ぐらい洗えよ
>>894 >柳沢発見して居間に戻って来た時点で後15分
居間に戻ってから時計を見るまでの間に、隠れてる蔵馬をドキドキしながら警戒している時間がある。
「あと15分ガマンすればオレの勝ちだ」のコマから次の「あと10分」のコマまででも五分経ってるし。
あと、居間に戻った時点で「な!?」を口に出してるしな。
その前にも「柳沢(ヤナ)!!」って言ってるし、トイレに入ってたのは長くても10分ちょっとだろ。
「く」が消えてから海藤がトイレに入るまでにも数コマあるな。
しかも時間経過を示す「チッチッチッチッチッ」という擬音付きで。
>>904 そこの時間経過は1分ほどだな。蔵馬が「どこへ?」って言ってるし。
普段は気にとめないコマ内での時間経過が
発する音から分刻みでわかるという貴重な回
>>895 意味じゃなく音で決まるみたいだな
907 :
マロン名無しさん:2008/11/17(月) 16:31:13 ID:Ii0coisr
日本語に無い発音はセーフなのかな?
それとも、例えばVならバ行扱いみたいに近い発音とみなされるとか?
>>899 相手に言わせることを考えなきゃダメって事だろ。
負けないつもりじゃなく勝つつもりでやるということ。
>>
この能力は、言葉の『音』じゃなくて『概念』というか、存在を縛るんじゃないか?
五十音を縛った場合は、日本語のその文字を文脈の中で使ったらアウト!みたいな。
だから「どこへ」も、音は「え」だけど意識として頭に浮かぶ文章は「どこへ」だからセーフとか
確かに、音だったら母音+子音で
>>862みたいなのがひっかかってくるものな
日本語でのあいうえお…という文字の概念を縛るのなら
「どこへ」はあくまで「へ」として使われているからOKになるも納得できる
「を」も「お」とは区別できるしね
でも文字が書いてある紙には「を」が無いんだよな
「を」はなかったっけ。あれば確実だったのになぁ
第117話 残る二人の能力!!の巻
このドアを柳沢の許可なく開けることは 浦飯の死を意味する
奥へ進む三つ目のドアの張り紙。部屋中を捜したがカギも見つからない。
しかたなく、一同は柳沢が目を覚ますまで待ち、カギの場所を聞きだす。
カギは部屋の中ではなく、外に隠されていた。
三つ目のドアを抜けると、そこには七つの階段。
柳沢の指示により、それぞれ違う階段を使うことに。そこでぼたんより…。
「困った時の霊界七つ道具D 目印留!! (100枚入り)」 を取り出す。
一度貼ったら貼った者にしか剥がせないというシールで、貼った者の体調も色の変化で分かる。
二階に上がる途中に万が一のことがあっても、これですぐに分かる。
それぞれに名前を書いた3枚のシールを貼り、4人は階段を適当に選び二階へ。
見送った柳沢は、城戸に予定通りと電話で連絡を入れる。
───そんな道具じゃオレの能力は見やぶれないぜ。
柳沢の顔は自信に満ちていた。
ライトの前で固定された幽助を前に、城戸は柳沢の連絡を受け、捕獲された幽助に報告。
城戸の能力は相手の影を踏み、動きを封じる「影〔シャドー〕」。
最初から城戸の能力に気づいていたら…と、結果に対し仮定を持ち出す幽助。
幽助とまともに戦えば勝ち目は無い。それは城戸も認める所だが、現に幽助は城戸に捕まっている。
そして── 「この場で オレがあんたの口と鼻を そっとふさぐだけで あんたを殺すこともできる…」
間もなく、四人は到着。だが城戸が言うには、次の相手は自分ではない。
「浦飯さん あの四人の中に一人だけ"ニセ者"がいます」 四人の中に、いる。
10分以内に幽助がニセ者を見つけださなければならない。
四人は幽助の質問に答えるだけ。その他の言動は認めない。
そして城戸への攻撃も認めない。ニセ者が一人いるということは、本物が一人捕まっている。
ルールを侵した場合、本物は城戸達の仲間に殺されるということだ。
有無も言わさず、幽助は挑戦を受けることに。
しかし四人の外見は、どう見ても本物。
まず桑原に生年月日と血液型を訊ねるが…桑原のそれを、幽助が知らないので意味が無い。
改めて、幽助は四人に質問を始める。
桑原に、姉の名前は? 「静流だ こないだ18になった 好きな男のタイプ 文太さん健さん オレより強い」
蔵馬に、母の名前は? 「南野志保利 40才 今秋再婚予定」
式には呼んでくれよな、と雑感を挟む幽助。あと7分。
ぼたんに、スリーサイズ …は、知らない。
飛影に、妹の名前は? 「……… 言う必要ない お前もよく知ってる奴だ!!」
名前は答えなかったが、飛影の性格なら確かに言うであろう答えだ。
ただ飛影の妹の話に 「何!?こいつに妹いるのかよ」 桑原が食いつく。
飛影の妹を、恐らく目つきも性格も悪いだろうと勝手に予測。
蔵馬とぼたんも知っているという名前を知りたがるが、後で教えると一旦場を治める。
残り4分30秒で、ようやく、幽助は四人に貼られたシールの存在に気づく。
目印留は貼った人の気紋にしか反応せず、ニセ者には剥がせないはず。
そこで四人は互いの目印留を剥がしていくが…問題なく、みんな剥がせてしまった。
それでも確実にいる、と城戸は言う。柳沢の能力は「模写〔コピー〕」。
姿形…声紋・指紋はもちろん、気紋、さらに記憶や性格さえもコピーできるのだ。
そしてタイムリミット。影を開放し、幽助にニセ者を選んでもらう。
その方法は……ニセ者だと思うヤツを、思いっきり殴ること。
柳沢の能力を見抜く方法は、強い痛みを与えること。チャンスは一度だけだ。
幽助は城戸に目的を尋ねる。曰く、『ある人』に頼まれ、自分達も楽しんでやっているというが。
腹を決め、幽助は─── 「………よし 殴るヤツは決まったぜ 悪く思うな」 ──決めた。
「それはオメーだ!!」
殴られたのは……桑原。やっぱり。
そして殴られた桑原は──柳沢の姿に戻った。
単に一番殴りやすかった、と幽助は語る。
もう少し言えば、幽助は蔵馬と飛影は捕まっていないと踏んでいた。飛影はさっき捕まっていたが。
そして、ぼたんを捕らえて利用するようなゲスなら、ここで負けても出直して必ずぶっ殺す。
こうして幽助は桑原を選んだ。
すばらしい。感動しましたよ、と渇いた拍手を送る城戸。
約束どおり桑原を返すついでに黒幕にも登場してもらいましょう、と奥の扉が開いた。
しかしその先を見て 「な…何ィ!?」 「まさか………!!」 幽助とぼたんは驚く。扉の先にいた人物とは…!?
まさか竹中先生か!
鈴木クル━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
イチガキかな
半妖怪の不良チームじゃね?
柳沢が能力見せないで終わるかと思っちまったぜ
やっぱり話の流れ的に
黒幕=左京の野望を受け継ぐ者
なんだろうな
あまりに強くなりすぎて三途の川に身を投げたコエンマの元ライバルかもしれない
幽助とぼたんが驚いてるんだから新キャラではないだろう
>>922 閻魔海王か!
いや、これだとキングの方になるな…
シャドーは使い勝手が悪そうな能力だな
コピーは強さまではコピーできないのかな?
だとしたらタブーが一番怖い気がする
幽助に殴られるのはやっぱり桑原なんだなw
V再登場だな
シールをぼたんに貼り付けた位置、けっこうきわどいよな…一人ぐらい絶対触ってる
最後のコマ蔵馬は驚いてないな
930 :
マロン名無しさん:2008/11/18(火) 07:22:39 ID:yDIMhD/u
鞍馬と比叡
別にぼたん以外なら間違って殴っちゃっても痛くもかゆくもないだろうけどな。
高等妖怪が涙目になるような力で殴ったら柳沢死ぬし。
城戸の“影”と柳沢の“模写”はあまり“領域”って感じはしないな。
海藤の“禁句”は効果範囲があって、ちゃんとスタンドと差別化されてる感じだが。
影は照明で効果範囲延ばしたりなんだりして
模写は相手の能力の射程もコピーしてなんだりするんじゃないのかな
柳沢の能力にも範囲があって
実は遠くから見ると一発でバレてるとかかもしれんぞ
そういや桑原は他の三人が階段を上るくらいの僅かな時間で
柳沢and/or黒幕に捕まったんだよな
柳沢の能力じゃ簡単に桑原を捕らえられそうにないから
黒幕はかなりの実力者だろうな
・少なくとも幽助とぼたんが知ってそう
・かなりの実力
誰だろう…
幻海ばあさんとか。
トグロ弟の心意気を受け継いで、霊界に反旗を翻したんだ!
偽桑原が実際に殴られるまで
全員本物だと思ってた。
>>935 逆に蔵馬は驚いてないから知らなさそうだし
…誰だろう
成長したたぬきに一票
第118話 遺志を継ぐ奴等!!の巻
扉の先より現われたのは───幻海!?
城戸も一転し 「すんません!! 本当にすんませんでした!!」 いきなり土下座。
どうやら幻海の指示に従っていただけのようだが……わけがわからない。
しかし蔵馬は 「全く 師範も人が悪い」 途中でうすうす感づいていた。
「少々悪趣味な自己紹介 そんなとこでしょう? 師範」
柳沢も意識を取り戻した。幻海は彼らの能力を肌で感じて欲しかったと語る。
蔵馬が気づいたのはついさっき。彼らは本気で倒そうと思えば倒せたのに、それをやらなかった。
これには別の意図があると感じ、自分たち四人を知っている者では──幻海しかいない。
まず幻海は、やり方次第で四人を殺すこともできる奴がいることを知ってもらいたかったという。
海藤と素手で戦えば飛影は確実に勝てる。だが、飛影は海藤の領域で魂をとられた。
「お前も同じだ」と注意する幻海に、敵の能力がわかっていればヘマしないと反論。
そんな幽助を 「バカタレが! 本当の敵が自分から能力をあかすと思うか!!」 幻海は正論で説教。
しかし「敵」とはいったい誰なのか、幽助は訊ねる。
城戸達は、自分たちの能力について幻海のところへ相談に行ったという。
そして彼らが能力に目覚めた理由とは───魔界の穴、らしい。
魔界の穴。それは左京が夢見た、界境トンネル。
「左京の意志を継いでいる者達が人間界にいる!!」
ばーさんから話は聞いた、と桑原も姿を現す。ただし下着姿で。
魔界との扉を開こうとしているヤツがいる。とてつもなく、やばくてデカイ暗黒の扉を。
今回のタイミングを考えると、首謀者の中に左京の側近か武術会の生き残りが絡んでいる。
信じられないと零す蔵馬と飛影に、百聞は一見にしかずと見に行くことに。
場所は蟲寄市。目と鼻の距離である。
「バカな!! ありえん!!」 あやめの報告に驚くコエンマ。
蟲寄市を包みこむほどの穴が開き、多数の魑魅魍魎の類が発生していたという。
日本の暗黒期のピークはまだ数百年先。明らかに人為的な力によるものだ。
蟲寄市へ向かおうとする一行に、ちょうどコエンマより連絡が入った。
蟲寄市では、人間達にかなり影響が出始めていた。
幻海の元に多数の人間が相談に来ていた。能力に目覚めたのは全て、蟲寄市の人間。
もう第二段階に入ったか…と、コエンマは頭を抱える。
界境トンネルは開くまでに四段階ある。
第一段階、人間界で瘴気が濃くなり魔界の下等生物が増大する。
第二段階、魔界が近づいたことによる影響を受けて 人間の中に特殊な能力を持つ者が多く現れ出す。
第三段階、D級以下の高等妖怪が人間界でもぞろぞろと生まれだす…。
そして穴が半径1kmを越えたとき、最終段階に達する。
C級妖怪とB級妖怪が人間界を自由に出入りできるようになるという。
B級妖怪とは、戸愚呂クラスの妖怪だと思って間違いないらしい。
さらに魔界の奥底にはA級妖怪と、超A級といわれるS級妖怪がいる。
S級妖怪は霊界ですら手が出せない。
霊界が管理できているのは、果てしなく深い魔界の、地下一階の半分だけ。
霊界も長い年月をかけて魔界の陣地を少しずつ広げるしかないのだ。
魔界と人間界の境の空間は強力な結界で封じているが、それはA級とS級を外に出さないため。
巨大な結界はB級以下の妖力の弱い妖怪を全て素通りさせてしまう。
それでもA級とS級は一匹たりとも侵入させてはならないのだ。
穴が広がりきる前に、何としても止めなければならない。一刻も早く、敵を見つけてくれと頼むコエンマ。
だが、幻海は確実に自分たちを狙ってくると言う。理由は一つ、ジャマだからな。
どこかの高層マンションの一室。
「順調ですか………く く く そいつはよかった」
原型を留めていないが……どうやら戸愚呂兄のようだ。
頭部のみで顔の一部を欠損し、液体に浸かり生きのびていた。
必ずジャマが入る、敵をとってくれと戸愚呂兄は隣に座る男に懇願する。
「お前の指図は受けない……だが こんな楽しいことは誰にもジャマはさせないさ」
額の中部にホクロが入った、精悍な顔つきをしたオールバックの男。
見た目こそ普通の人間だが……明らかに只者でない雰囲気を滲み出している。
そのまま男は、不気味な笑みを浮かべていた……。
そのころ───忘れられている海藤。
今度の敵はショボそう。
敬語の兄者に面白そうというボス(?)
戸愚呂弟など妖怪の中では中途半端な小物(笑)展開
キタ━━━━━━('A`)━━━━━━ !!!!!
なんで戸愚呂液体に浸けられてるんだ?
ええっと、これは戸愚呂はB級って事か?
いらないよそんな設定
>>944 再生しきったら面倒だから、再生と同じスピードで溶かしてるんだよ
生かさず殺さず、情報だけ手に入れようとしてるんだろ
汚い穴だなぁ
ジャンプ漫画だからインフレは仕方ないとして
S級なんてものあるならせめて戸愚呂弟はA級上位にしてほしかったな。
最終的にはAも雑魚扱いなんだろうけど。
んん!?
ばーさんのセリフから今回の敵は幽助や戸愚呂より単純な力では遥かに劣るけど
戦闘力だけでは勝てないトリッキーな能力で戦う相手かと思ったのに結局インフレかよ
爆拳は何級妖怪になるのかな?
>>951 あるいはS級妖怪
ABCDEFGHIJKLMNOPQRの次的な意味で
なんだよせっかく能力系のバトル面白そうだとwktkしてたら
結局ジャンプお家芸のインフレバトルになるのか?
ぼたんのスリーサイズ知りたかった・・・
戸愚呂弟が望み通り魔界に行っても、A級に会ってたら死んでたわけだ。
S級妖怪は霊界でも手が出せない
→A級なら手が出せる
→B級の戸愚呂弟が優勝するような武術会なら放っておいても大丈夫だろ
戸愚呂弟の扱いがどんどん悪くなっていく
やめろ…やめてくれ
まあ最終的には戸愚呂弟=ナメック星でのフリーザというくらいの評価になるだろうな
設定上人造人間より遙かに弱いはずなのに、人造人間より強い印象があるみたいな
黒幕が幻海だったってことは前回の幽助の推理は全くの見当違いだった事になるな。
幻海が話をすれば高等妖怪以外はあっさり乗ってくるだろうし。
>>956 A級なら手が出せるのなら戸愚呂さっさと始末すりゃよかったのにな
魔界の穴開けられたらS級出てくるかもしれないし
コエンマが命かけてたりもしたのに
結局三人組は幻海の手によるフェイクの敵だったわけで…
勝手に解放を約束したぼたんと飛影の話はナシなんだろうな〜
960 :
マロン名無しさん:2008/11/19(水) 03:24:04 ID:mK6B7MEv
>>949 いや、魔界の穴が広がりきって始めてВ・С級の妖怪が自由に行き来できるってことだから
少なくともその時まではパワーインフレにはいたらないのでは…
つーかこの設定からすると魔界からやってきた魔性使いチームは全員D級以下が確定だな
D級で人間界にきてC、B級にレベル上げたんじゃない。
これだけ上がいるのに高等妖怪(笑)とかよく言えたなw
>>962 界境トンネルの段階の説明で「魔界の下等生物」とか「D級以下の高等妖怪」とか
言ってるから、言語を解する知性のあるヤツとかが高等妖怪なんじゃない?
現世で言えば動物と人間の関係みたいな。
「(トンネルから出てこれるなかでは比較的)高等妖怪」
思いっきり省略しまくってるんだよ、きっと。
霊界も妖怪も面倒がり屋さんが多いな。
>霊界が管理できているのは、果てしなく深い魔界の、地下一階の半分だけ
四聖獣がいた妖魔街や迷宮城があるのもここなのかな?
わざわざ領域なんて新要素出したからには、次の相手は
領域に目覚めて、それを悪用しようとしてる人間になるのかねぇ
S級なんて出て来たら全滅だしな。穴を開けようとする領域使いVSそれを阻止する幽助達になりそう
そのうちS級の上のR級とかQ級とか出てくるよ
Q級はかっこよくQuest級とでも名付けてみたらどうかな
…あれ?
あんなにカッコつけてた鴉もB級以下か……
それより戸愚呂より強い奴がいると信じたいとかほざいてた美しい魔闘家w
魔界の結界は四聖獣を閉じ込める要素もあったんだろ。
A級以上と明らかにBに劣る朱雀は閉じ込められて
トンネル掘りたいと言ってた戸愚呂は通れる。
なんだこの設定
この後の魔界三国志はもっと続けてほしかった。
俺はもう限界だと思った。
三国志は確かに見たかったが、どのみち無理だったろう
冨樫の気力があったところで三国志では幽助と飛影を活躍させる事が難しい
能力者同士のバトルで始まった仙水編が単なるガチンコバトルで終わった事が証明するように、
魔界トーナメントにもなるべくしてなった
いわれてみれば確かにそうだったのかもな
蔵馬がどんな暗躍するか、幽助がどうやって王になるのか見たかったけど
領域って設定はわくわくしたんだけどなぁ
結局超人バトルになって残念
977 :
マロン名無しさん:2008/11/20(木) 03:11:32 ID:aPicm4vS
主人公の能力が『タマを撃つ』のみだから能力バトルはきついな…
神谷や刃霧の時みたいに能力に散々てこずらされるけど、最後は力押しで寄り切る展開にしかならない
そういう意味では次元刀はもうちょっと掘り下げてもよかったよな
柳沢は一応幽助たちのことを聞かされていたとはいえ、
桑原をコピーしてその記憶に戸惑わなかったんだろうか
毎日幽助に挑み続ける、ただのぬこ大好き霊感ツッパリ→幽助生き返る→
霊光波動継承者選考会やら妖魔街やらなんやら→暗黒武術会(戸愚呂に胸を突かれたり色々)
って記憶を、能力に目覚めただけの普通のツッパリが短時間で受け入れたのは
何気にすごいと思う
>>978 四六時中他人には見えない蟲を見てるうちに感覚が麻痺したとか
>>978 先に玄海ばあさんに触って予習をしてたかもしれん
若りし頃のばあさん……はぁはぁ
記憶をコピーできると言っても
「必要な情報を引き出せる」といった感じかもしれない。
完全にコピーしたら、自分が柳沢だって事も忘れて
本人だと思いこむだろうし。
進行中の粗筋で、室田が仙水の心を読むシーン。後で考えると上手い誘導だよな。
ただ疑問なのが、仙水はわざわざ人格と同じ数の仲間を集めたのか?
だとしたら何故?別に誰かを欺く必要もないし。
偶然か?
俺は、誘導ではなく、仙水の格を上げるために
後付で「一人」にしたのだと思う。
多重人格は後付け設定だと思う
樹がもともと妖怪だったとか仙水が不治の病だったとかも
本体(忍)が精神的引きこもりでほんとに格が上がったのかは疑問だがw
まぁ後付けにしてもああ流すのは上手いと思うよ。
普通に伏線に見えるもん。
>>982 必須なのは樹と槙原だけよな。
槙原も結界切る能力者を脅して言う事聞かせることが可能だったり
味方につけることができる相手だったら不要だから必須っつーほど
ではないが。
後は足止め要員。