HELLSINGのキャラがルイズに召喚されました part7
前スレ
HELLSINGのキャラがルイズに召喚されました part6
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1207560191/ あの作品のキャラがルイズに召喚されました part141
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1212414067/ まとめwiki
http://www35.atwiki.jp/anozero/ ※左のメニューの【お預かり作品】に作品があります。
我らはSS投下者の代理人
保守のスレッド代行者
,___
/゙ ` ̄ ̄`-,―ー,ハ、 _ ,--、 ,_
l | ゙//:´::::|(二二,)
゙l \ヽ`ー―−- - | ,iii,,ゝ:::::|(二二 ) 我らが使命は
| _`、_ 。 。 。.|。 。,ii,l iノ ̄ヽ(゙~l`) 投下者に襲う規制を
゙l i ` ̄~`tーーl_,_:/:lヽ、___,/-´ そのレスの最後の一片までも
゙| i ー´~l::::::::::::::::://::::_,(二) ―――保守する事―――
l i |::::○ ::::○::::: | ,ー´
l, i イ ゙l::::::::::::::::::::::::::|i:::|ヘー、_
く i i |:::(二)ヽ::::::::::|i:::|lノ ゙゙ `ヽ
゙ゝ`i ノ ,i⌒i⌒i⌒l~ヽ i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ー、
<´ゝ- (二| ,i l i , |iiニ,__i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
゙\ ,_,ー´ ̄ー ,/ /:゙ヽ,_,_,_,,ノ゙> |i:::|y _,ー´ ̄/
ヽ ヽ, _-ー´,,ノ:::::::。,>`-ーー、,ゝ.|i:::| i  ゙̄/
|ー,く (,_,ー゙ ̄´ :::::::。゚::: )/ゝ::/ ゙̄/゙|i:::| ,i ヽ_」
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2 :
マロン名無しさん :2008/06/03(火) 04:02:00 ID:neMU6393
ハッハッハ 初めて初2ゲットしたぞ 今回は本当に良い闘争だった
乙としての尊厳を貫き炎の中に
本当かー 本当に本当の新スレかー 本当の新スレならこれができるハズです 山守義雄のモノマネー
_ □□ _ ___、、、 //_ [][]// ,,-―''':::::::::::::::ヽヾヽ':::::/、 // \\ // /::::::::::::::::::::::::::::::i l | l i:::::::ミ  ̄  ̄  ̄/ /:::::::::,,,-‐,/i/`''' ̄ ̄ ̄ `i::;| ―`―--^--、__ /:::::::::=ソ / ヽ、 / ,,|/ このゲッペラーを作ったのは /f ),fヽ,-、 ノ | 三 i <ニ`-, ノ /、-ニニ' 」') 誰だあっ!! i'/ /^~i f-iノ |三 彡 t ̄ 。` ソ パ゛'、 ̄。,フ | ) ,,, l'ノ j ノ::i⌒ヽ;;|  ̄ ̄ / _ヽ、 ̄ ゛i ) ` '' - / ノ::| ヽミ `_,(_ i\_ `i ヽ、 ∧ ∧ ∧ ∧ /// |:::| ( ミ / __ニ'__`i | Y Y Y Y Y ,-" ,|:::ヽ ミ /-───―-`l | // | | // l::::::::l\ ||||||||||||||||||||||/ | // | / ____.|:::::::| 、 `ー-―――┴ / __,,..-'| /゛ー、,-―'''XXXX `''l::,/| ー- 、__ ̄_,,-"、_,-''XXXXX | /XX/ XXXXXXXXXX| | _, /ノXXXXXXXXXX|
ふと思ったがゲッターエンペラー食うってすげえな。 ラ=グースか時天空か
いいえ、それは山守義雄です
一桁げと
前スレ1000いかずに落ちたくさい?
それにしても、後ろ貫通済みのロリってのは斬新だな
ゼロ魔でウォルターポジションにいるのはワルド。 ワルドがウォルター並に忍耐力が有れば・・・インテグラは優秀で度胸もあり仕えがいが有るけどアンリエッタじゃ無理か。
空気嫁
本スレほど頭を使えないのがここの欠陥
>>15 身長が180以上あって、少女時代に実の叔父に裏切られたり
ミイラ化した吸血鬼の復活→叔父ぶっ殺し→ヘタレとは円卓メンバーのペンウッド卿に集る
といった経験をした鉄の処女ことインテグラさまと比べるのは可哀想だろう……
それにアンリエッタはアンリエッタで仕え甲斐ありそうじゃない
インテグラさまと違ってやらかくて美味しそうだし、苛めたら可愛いリアクションしてくれそうだしさ
インテグラって優秀か?
アンアンに比べたら、大抵のキャラは仕事してるんじゃないか?
吸血ドイツ人はもちろん、神父様の一撃も止めてなかった?
最強の吸血鬼狩り一族 アンデルセンの攻撃を受け止める 大隊員を軽く粉砕 容赦がない 本気なら目つきだけでペンウッドを殺せる
多分あれだ 本来ならそこらのマンガで主人公はれるだけの実力はあるんだろう
つまり、ルイズに召還されても何もおかしくは無いと
初期設定によると、インテグラは黒魔術を使えるんだよな?確か
>>25 設定変わってます発言で無かった事になった奴だっけ?うろ覚えだが
旦那の手の拘束制御式とかあるから魔法っぽいのもあるんだろうけど、 あくまで儀式魔法の類で実戦に使えるような即応性は無さそうなイメージが。
初登場の頃、アンデルセン神父を『法科学の結晶』と言っていたのだから、法術らしきものはあるのでは?
投下します。前回同様ちょっと短いですが、ご支援のほどよろしくお願いします。
ワルドは歯噛みした。 得物持ちの空賊が数十人。二十数門に及ぶ船の大砲。そしてグリフォンを眠らせたメイジ。 彼我の戦力差は明らかだ。だが幸い精神力はほぼ満タンと言っていい、偏在を使い攪乱しつつで戦えばなんとかなるかもしれないが・・・。 しかし相手のメイジが何人いるのかもわからない、いくらかの被るダメージは覚悟しなくてはならないだろう。 そして他を、少なくともルイズを守りながら戦うというのはかなり難しいだろう。 完全な想定外、自分たちは貴族だ。拘束し交渉すれば身代金を得られることくらいは承知の筈。 なればそれに賭けるか?もしかしたら直接交渉も可能かもしれない。 ワルドは思考を巡らせる。敵戦力を再度注意深く観察し、危険を承知で戦うか大人しくするかを天秤にかける。 船員達は恐れ戦き、ルイズは緊張した面持ちを見せている。 しかし唯一人、超然と倣岸不遜に笑みを浮かべている少女がいたものの気に留める者はなかった。 「硫黄か・・・情報通りだな。よしっ船ごと買った、料金はてめえらの命だ」 空賊の頭はそう叫ぶと、続いてルイズ達へと近付く。 頭はまじまじとルイズ達を見つめ、値踏みをしているようだった。 緊張感に耐えかねたルイズが口を開く。 「わ・・・我々は大使よ!アルビオン王党派への使いであるトリステイン貴族!ゆえに相応の扱いを私達は要求するわ!」 空賊達は揃って飽きれた顔をする、最初に笑い出したのは頭であった。 「はっはっはっは。空賊相手に何を言っている?しかも王党派への使い?あいつらは明日にでも滅ぶだろうよ!」 続けざまに他の空賊も笑い出す、ルイズは恥ずかしそうに唇を噛んだ。 確かに略奪に生きる空賊にそんなことを訴えかけたところで意味がない。 オーダー マイマスター 「命令をよこせ、我が主人」 並々ならぬオーラを発し、空賊の襲撃から沈黙を守っていた少女は口を開いた。 ルイズは振り向いて声の主を見つめる。
アーカード待ってー!支援
「今現在我々の置かれた、この状況を打破してやる、こいつらは障害だ。さあ、ルイズ命令をよこせ」 ワルドも、空賊も、船員達も全員が黙りこくしかなかった。 一体今、自分たちがどのような感情をもって言葉を発することができない。否、許されないのか理解できない。 「どうやって?」 思わずルイズは聞き返した。返ってきたのは至極簡単な答え。 「殲滅する、唯の一人も残さずに」 ゴクリとアーカードを除いた全員が生唾を飲む、当然その言葉はルイズやワルドや船員達に向けられたものではない。 がしかし、その迫力は理性を持った動物の内なる生存本能が働いた結果なのかもしれない。 「私は殺せる、微塵の躊躇も無く、一片の後悔も無く鏖殺できる。この私は化物だからだ」 アーカードは続ける、他の者達はその口上をただ聞くのみ。 「剣は私が構えよう、敵も私が定めよう。鞘から刀身を抜き、標的の抵抗を潜り、地へ引き摺り倒し、白刃をその首元へと突きつけよう。 だが、殺すのはお前の殺意だ。さあどうする、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール!!」 ワルドは絶句した。あぁ、やはりこの少女は危険過ぎる。目的を遂行する上で必ず邪魔になる存在だ。 力量を推察することは、戦闘に於いてとても重要である。若いながらもそれなりに経験を積んできたつもりだ。 だからわかる、そして直感する。恐らくハルケギニアに存在する、人間を含めたあらゆる獣よりも危険だと。 ルイズの額から嫌な汗が流れる。殺意が人を殺す。 自分が命令を下すだけでアーカードは宣言と相違なく、間違いなく皆殺しにするだろう。 言葉では形容できない重圧がルイズの心を鈍らせる。 「こ・・・殺さないで無力化することはできないの?」 重圧に耐えかねたルイズは質問をする、アーカードはその言葉に嘆息をついた。 「その1、根本的に手加減は得意ではない。その2、主を守りながらそれを行なうは難し」 「むっ・・・」 悩み始め、考え込むルイズをアーカードは半眼で見つめる。 そのままアーカードはトスンッと地べたへ腰を下ろし、あぐらをかき両手をその間へと置いて欠伸をした。
オーダー 「命令マダー」 場を張り詰めていた気が弛緩する、しかし先の余韻の所為か動こうとする者はいなかった。 ルイズはうんうんと唸り、空気も読まず思考を巡らせていた。 「そんなにこの場を血風呂にするのが嫌かのう」 頭を体ごと左右に揺らしながらアーカードは呟く。 「だって・・・」 ルイズはバツが悪そうに唇を尖らせた。 「やれやれ・・・まだまだだ喃、ルイズ。こんなことでは股ぐらもいきり立たん・・・・・・ないけど」 「なっ・・・ま・・またっ・・・・また・・・・・・」 ルイズの顔が紅潮する。そんな様子を見ながらアーカードはニヤニヤと笑っていた。 「くっ・・・」 アーカードの笑う顔を見て、してやられた感と羞恥心でルイズは半ば自棄気味に空賊達へと向き直る。 「直ちに退きなさい下郎!私の使い魔は本当にアンタ達を殺せるわ。わかったらとっととこの場から消えなさい」 精一杯の言葉でルイズは空賊達に 「いや、その必要はねえ。お嬢ちゃん、ちょっと俺らの船にきてくれ」 その場にいる誰もが一瞬ポカンとする。 「は・・・?」 「勿論そっちの怖いお嬢さんにもついてきてもらって構わない。ちょっとばかし交渉したいことがある、なぁに悪いようにはしねえ」 ルイズは迷った、どういう腹づもりであるのか勘繰るもよくわからない。 「おめーらは俺の指示があるまではこのまま待機しろ!抵抗されたら別だがな」 頭が空賊達に命令する、空賊達もわけが分からない様子で疑問を抱きながらもそれに従う。
「・・・・・・わかったわ」 ルイズは決断する。 「僕も行こう」 ワルドはルイズに近付きながら言う。 「いえワルド、あなたは残って。もしなにかあった時に、戦力となる人間が全員敵の船にいるのはまずいもの」 「・・・わかった。でも何かあったらなんでもいい、合図を出してくれ。すぐに助けに行く、僕にとって君は大切な婚約者だからね」 ワルドの言葉にルイズは恥ずかしげに俯く。 いつの間にか立ち上がったアーカードが言う。 「では参ろうか」 ◇ ルイズは部屋で顎に手を当て月を眺めていた。 そこは明日には滅びるであろう王党派が篭城するニューカッスルの城。 アーカードが威圧している最中、空賊の頭ことウェールズはルイズが嵌めていた指輪に気付いた。 実際には交渉ではなく、ルイズ達がトリステインからきた貴族なのか、その指輪が本物なのかを確かめたかったのである。 トリステイン王家の水のルビーとアルビオン王家の風のルビー。水と風は虹をつくり、それが紛う事のない本物だと証明された。 空賊を装っていたのは色々とそちらのが都合が良かったからだそうだ。 一向はそのままニューカッスルの城まで行き、ルイズはアンリエッタの手紙を渡し、また受け取った。 ウェールズ皇太子達は、収奪した硫黄で以って最後の抵抗を試みるらしい ルイズの説得むなしく、ウェールズら王党派の意志は固かった。
パンにはパンを。 SSには支援を。
「ねえアーカード、・・・どうしてあの人たちは自ら進んで死を選ぶのかしら。想い人が逃げてと言っているのに・・・わけわかんない」 椅子に腰掛けたアーカードはゆっくりと喋りだす。 「ふむ・・・そうだな、人の死生観など様々だと、言ってしまえばそれまでだ。生まれも違えば育ちも違う、理解することなど甚だ不可能だろう。 彼らは命を賭すだけの価値を見出したから、喜び勇んで死地へと赴く。それだけだ、人間は歩き回る陽炎に過ぎん。 が、しかし・・・前にも言ったが私は足掻く人間が好きだ。限られた生の中で儚くも燃え上がる人間は素敵だ。 死とはある種のあきらめ、彼らは最初から負けるつもりで闘いを選んでいる。私はそれが気に入らない」 月明かりだけが部屋を照らす中、アーカードは淡々と続ける。 「どんなに絶望的状況下であろうが、満身創痍の状態であろうが、仮に勝機が千に一つか万に一つか、億か兆かそれとも京か。 例えそれが那由他の彼方であろうとも、諦めず進み続ける人間は素晴らしい」 ルイズは一拍置き、アーカードに尋ねる。 「もし・・・彼らが勝つ為に戦おうとするのなら、アーカードはそれを肯定するの?」 「無論だ」 間髪入れず答えが返ってくる。 「私には・・・・・・わからないわ。残された人の気持ちはどうなるの?自分の事しか考えられないの?」 「死に逝く者は残される者の気持ちも慮ろうとしない、だが残される者も死に逝く者の心を鑑みてやれない。 一方が妥協すれば一方が我を通すことになる、双方が折り合いをつけてもどこかである種の諦めが生じる」 「・・・・・・じゃあどうしようもないの?」 「どちらも己が信念を、気持ちを通そうとしているだけ。だが相手を説き伏せて根幹からその考えを変えてしまえばよいかもしれんな。 なればそこには妥協も諦めもない。尤も、当然それは容易なことではない。そして今はそんな時間もないだろう」 「なら・・・しょうがないことなの?」 「さてな」 ルイズはぐずと鼻をすすり大きく溜息を吐き、窓から双月を仰ぎ見る。 ハルケギニア大陸よりも、雲よりも高いアルビオンから見る夜空は手を伸ばせば届きそうで。 気分が落ち着くまで眺め続け、ルイズは眠りへとついた。 そして・・・ニューカッスルの決戦前夜は更けていく。
以上です、ご支援ありがとうございました。 それとまとめの方もいつもありがとうございます。 本当はこの章、最後まで書きあがっているんですが、長かったので分割しました。 また後日、推敲した後に投下します。 ではまた。
投下乙!エレガントに中略したな。
GJ! アーカードにはないロリカードの脱力っぷりが素晴らしい。 しかしキング・クリムゾンが発動したらしいな。
>>38-39 まぁやることは原作と大して変わらないんで、省略しました。
可愛いな
あれ? これってロリド置いてきぼり? まあ、まだルイズは命令できないよなあ それを考えるとインテグラはやっぱりすごいなあ
人間そうなっちまったら終わりな気もするけどなっ
そうか? 貴族というものは、領民すべての命を背負っているわけで、 それくらいの覚悟がないとむしろ終わっていると思うが。 ルイズが、人としてありたいのか貴族としてありたいのかという選択だろ? 両立はしない。 選べ。
そら貴族としてはいいかもしれんが人間としては終わってるだろう 旦那の元ネタだって貴族として当然のことしたけど 領民含め皆から恐れられたんだしさ
お前は私の主を貧乳と呼んだ…お前、生きてここから帰れると思うなよ ぶち殺すぞヒューマン!
現代だと、「ドラ…?ああ、昔の偉い王様だろう?」と地元のオッサンがTVで言ってた。
ドラっつったらタヌキだろうに
あれは猫だ タヌキじゃない
否 しかたがなかった は通用しない 何か準備や方法があったハズなのだ 総ての責任はおまえにある おまえが指揮者なのだから 違うかね? 彼らが死んだ(デッド)のも 死にぞこ(アンデッド)なっているのも総ておまえのせいだ
封建制は少数のサディストと大多数のマゾヒストで構成されるって忠長卿が言ってた
それナレーターの台詞じゃね
ああスマン どうもヘル本スレののりで書き込んでしまう
ルイズ、アンリエッタは人として出来ていればペンウッド卿と同じ部類の担がれる方の人間だし。 インテグラと違い命令者には向かない。
インテグラですら若干躊躇というかそこまですんの?的な感じだったからな
インテグラ『どんだけぇ〜』
アーカードの旦那がアンアンの使い魔なら アルビオンの争乱は旦那ひとりでカタがつくからルイズ達の出番が無いな・・・ 鳥の骨「で、殿下、アルビオンに援軍を送ったのはまことですか?」 アンアン「ええ、送りましたわよ♪」 鳥の骨「して、兵力はマンティコア隊ですか?、グリフォン隊ですか?まさか・・・秘蔵の竜騎士隊を・・・」 アンアン「いいえ、兵力は1人、私の『使い魔』ですわ♪」
死都ロンディニウムの出来上がりであった
片っ端からやっつけちゃってる中にウェールズとかもやっちゃったりしてなw
パワーバランスに差のあるクロスオーバーは面倒だよね 他作品のキャラを踏み台にしてクロスキャラ活躍させるのは 当然のことながらファンには基本的に忌み嫌われるし、 まともな戦闘にしようとするとなにかと理屈付けて キャラの能力を制限しなきゃいけないし
>>59 そして唯一の生存者、と思ったら吸血鬼化してるんだなw
>>54 アンリエッタは箱入りだからなあ
ルイズはコンプレックスを抱えてた
期間が長くて精神的には幼いしね
サイトが生還不可能な戦地に出なきゃ
いけなくなった時は自殺しかけたし
話をハルコンネンするが トバルカインのトランプやリップバーンの弾丸は、トランプや弾丸そのものでなければならないんだろうか 前にも出たみたいに伊達男のトランプは具現化したっぽいが、もしかしたらリップバーンってパチンコでもいけるんじゃね?
アクエリアンエイジとかツンデレカルタを投げる伊達男は嫌だが、 高速指弾とか剛速球でヘリを撃墜するリップバーンは見てみたい。 あとキュルケのファイヤーボールとかタバサのアイシクルランスを操るリッちゃん。
悲劇ですわ!喜劇ですわ!
なにもクロスしたからバトルしなきゃならないってわけでもないんだしパワーバランスに差があってもいいじゃない
元々の作品自体がバトル要素てんこ盛りなのは置いといて。
>>65 伊達男はタロットカード辺りならまだなんとか
表紙裏補正がかかるとクロウカードとかパクティオーカードが飛んできそうな気もするが。
ドロー!モンスターカード!
ドロー!クレジットカード!
ドロー!ポイントカード!
トランプがなくなってポイントカードとかお小遣いの千円とかでセラスに応戦する伊達男思い出した
トランプの代わりに古今東西のお札を飛ばし ついでに小銭も飛んで地味に痛い攻撃ー
73 :
マロン名無しさん :2008/06/07(土) 13:01:31 ID:R1XoCioN
地味に痛いのは当たった敵か? それとも財布が軽くなった伊達男か?
倒した敵の魂がコインになるので大丈夫です
ダービー兄w 微妙に似てるけどw
GOOD!
>>63 ってことは、三本目の足がドンドン大きくなって
アンアン大喜びですね、それこそアンアン言って
>>64 伊達さんは分からないけど、リップは愛用の銃ってのも条件な気がする。
他に知らないから、個人的に分かりやすいと思うハンタで例えさせてもらうと
リップは操作系で速度や強度的に強化もしてるって感じだと思う。
ついでに伊達さんは具現化系で操作もしてるって感じだと思う。
ハンタも理解し切れてないから例えからして間違ってたらスマンです
レコンキスタ侵入イベント 作戦会議で紛糾する首脳部に ルイズ「ご心配なく、もうすでに手は打って置きました。」 アンリエッタ「どの様な手ですか。」 ルイズ「実にオーソドックスな攻城戦を行ったまでです。破壊鎚の全長は9メイル。 速度は風竜を凌駕しますがね。かくして破壊槌は突き立ち城壁は打ち崩され、柵を 破り、塀を超え、私の兵隊は城内へと攻めのぼる。」 吸血鬼リッシュモン「何をやったのだ。」 ルイズ「何が起きているか」古今東西失陥寸前の城塞で起きている事など、たった 一ツッきりでしょう。それは只只一方的な虐殺。わが領内に侵入した敵兵は一人と して生きて祖国に戻る事は無いでしょう。」
なんてこった、それではルイズの胸が絶壁のままで確定ではないか
リップは触覚を切られると途端に魔弾の精度が落ちそう
なにその信憑性の高さ
どうも、後半戦投下します。 ご支援のほどよろしくです。
◆ 「ここは昔、よく貴族が決闘に使っていたのさ」 港町ラ・ロシェールかつての錬兵場、今となっては物置であるそこでワルドとアーカードは相対していた。 「ふむ」 アーカードはデルフリンガーを抜き放つ。 「ん・・・おっ、なんだ決闘か」 デルフリンガーの言葉をナチュラルに無視し、アーカードは構えを取る。 ワルドもレイピア型の杖を引き抜いて構えようとする、しかしそこで気付く。 ・ ・ それは異な構えであった。アーカードの右手は猫科動物が爪を立てるが如く、人差し指と中指で柄の上部を掴んでいた。 そして刀身を挟む左手の存在、これも右手と同じく人差し指と中指で挟み込む形をとっていた。 右手のそれは斬撃と同時に、鍔元の縁から柄尻の頭まで横滑りすることで死の間合いを伸ばす。 左手のそれは溜めをつくることにより、放たれる斬撃を流星の如き神速へと変えるのだ。 水平よりやや上に構えられた剣、アーカードは正面からワルドを視界に捉える。 この手を見てワルドに死相が浮かんだ。 魔法衛士として戦闘術と魔法を極めた、その一人の戦士としての細胞が戦闘を拒否していた。 なるほどフーケが異常なまでに忌避した理由もわかるというもの。 とめどもなく体中から汗が出るのを感じる。『ガンダールヴ』だから強いのではない、この者だから強いのだ。 「何をしているの?」 突然ルイズが現れ声をかけた。ワルドが介添え人として呼んでいたのだである。 二人の様子を見てルイズはすぐに何をしようとしているのか察する。 「まったく、決闘の立会人として私を呼んだわけ?そんなバカなことしてる場合じゃないでしょ」 構えを解き、アーカードはルイズの方へと向く。 「喧嘩を売られたから買ったまでさ」 「彼女の・・・ガンダールヴの実力を少し試したくなってね」 殺気から解放され、ワルドは必死に平静を装う。
「やめなさいアーカード、これは命令よ」 「了解した」 アーカードは大人しくデルフリンガーを鞘へとしまう。 「・・・やけにあっさりやめるのだな」 内心助かったと思っていたワルドだが、いつの間にかそんな言葉を口にしていた。 「主の命令だし、そも決闘をするさしたる理由もないからな」 ワルドはそれ以上何も言わない。相対したことで実力が多少なりと測れたから良しとする。 そう、まともに闘り合えば危険過ぎる相手。 ◆ ワルドはラ・ロシェールの時の事を思い出していた。 王党派扮する空賊に襲われた『マリー・ガラント』の上の時の事も思い出す。 真正面からの戦闘は断固回避すべきだ。 フーケが恐れたことといい、自身が実感したことといい、アーカードを相手にするには相応の策か搦め手が必要だ。 いやそれよりも、もっと簡単で確実な方法がある――。 「すまんね、朝早くに呼び出してしまって」 「あ〜〜〜、少し眠いな」 ニューカッスルの城、決戦前夜から明けた朝にワルドはアーカードを呼び出した。 「・・・で、話したいこととはなんだ?」 「あぁ、これから僕はルイズと結婚する」
アーカードは片目だけを開き、寝ぼけ眼でワルドを見つめている。 「それでウェールズ皇太子に結婚の媒酌をお願いしてある」 「ふむ、ルイズは結婚の申し出を受けたのか?」 「いや、これからさ。求婚の時は二人きりになりたい、それも含めて君をここに呼び出したというわけだ」 「まだルイズが受けていないのに頼んだのか、大層な自信だの」 アーカードは大きく伸びをした。首を左右に回しコキコキッと小気味良い音を鳴らしている。 「そしてだ、君は結婚式に出席するかい?」 「ん〜む、まだ主が受けると決まったわけではないからなんともな」 「・・・出席するならルイズ共々グリフォンで送ろう、欠席するなら『イーグル』号で先に帰るといい」 「主人に付き従うのが従僕だからの、先に帰るという選択肢はないな」 ワルドは息を吐いて一呼吸置いた後、予め想定していた計画へ移行するのを決心する。 可能性は低いものの、もしアーカードが先に帰ると言えば御の字。そして否であるならば――。 「わかった、では出席ということでよろしいね。僕はルイズと話をしてくるから暫しここで待っていてもらえるかな?」 コクコクとアーカードは頷き、その場に座り込んだ。 「そうそう、もう一つ言うことがあった」 「ん・・・?」 アーカードは下に向けていた頭をもたげた、その刹那であった。 『閃光』の名に恥じぬ、驚異的なスピードでワルドは魔法を唱える。 音もなく鋭利な風の刃がアーカードを切断した。頭と胴体が分かたれ首が無造作に転がる。 ―――これで最大の障害は消えた、ワルドは笑みを浮かべて歩き出した。 ◇
「殿下、お待たせしてしまって申し訳ない」 「ウェールズさま・・・?」 ワルドはまだ何も告げず、ルイズを連れて礼拝堂へと赴いた。 ワルドはルイズの手をひきウェールズの前まで進み出ると、ルイズを見つめる。 「ルイズ、今から結婚式を挙げよう」 「は・・・?」 「子爵・・・あなたはまだ伝えてなかったのか?」 ルイズは戸惑う、いきなり連れてこられて挙句ウェールズの目の前で求婚されるとは思っていなかった。 「え・・・いや・・・その、待ってワルド。話がよく見えないわ」 ワルドは嘆息をつく、ルイズの肩に手を置きその鳶色の瞳を見つめた。 「僕と君は許婚だ、ウェールズ皇太子の前で結婚式をあげようじゃないか」 「待って、突然言われても・・・。それに私はまだあなたに釣り合うようなメイジじゃないし、今すぐ結婚しようだなんて・・・・・・」 ルイズは俯き考える、偽らざる自分の気持ちを、心に問いかける。 「大丈夫、君は必ず偉大なメイジになる。それは僕が保証する」 「それにその・・・確かに昔は私あなたに憧れてた、それはもしかしたらきっと恋だったのかもしれない。でも今はなんとなく違うの」 少し言い澱む、立派になったワルドがここまで好意を寄せてくれるのは嬉しい。が、やはり嘘はつけない。 好きでもないのに結婚なんてそれこそ失礼に値する。 様子を見ていたウェールズは落ち着いた声でワルドに声をかける。 「子爵、残念だが・・・」 「ルイズ、突然だったことは謝ろう。ちょっと緊張してるだけなんだ、そうだろう?」 ワルドは片膝をついてルイズの肩に手を置き、その瞳をじっくりと見つめた。 ルイズは今一度自分の心に問いかける。ワルドのことは嫌いではないでもやはり違う。 それに今すぐ結婚というのも・・・、そしてなぜだかルイズの頭に使い魔の顔が浮かんだ。 見た目だけなら自分よりも幼いアーカード。強く信頼のおける自分の使い魔。 (いやいやいやいや、吸血鬼とはいえ女同士よ・・・うん。私はそんな趣味はないもの、アーカードは・・・もしかしたらどっちもイケるのかもしれないけど) 自分の中で必死に否定する、そういえばアーカードは一体どこに行ったのだろうか。
一心不乱の大支援
「本当にごめんなさいワルド、私はあなたからの結婚の申し出をお受けすることはできません。・・・少なくとも今は」 ワルドは俯き溜息を吐く、その体が震える、ルイズの肩に置いた手に力が入る。 「痛ッ・・・」 ルイズは痛みで顔を歪める、それに気付いたウェールズはワルドへと詰め寄る 「子爵!」 「あぁ・・・ごめんよルイズ」 そう言うとワルドはゆっくりと、幽鬼のように立ち上がった。 「こんなに頼んでも駄目かい?」 「・・・・・・ええ、ごめんなさい」 ワルドはそうか・・・と呟くと、杖を引き抜く。 その動作とただならぬ気配を感じたウェールズは一歩飛び退こうとするも、既に一手遅かった。 青白く光った杖はウェールズの胸を貫き、ワルドはそのままウェールズを突き飛ばす。 「がはっ・・・」 「・・・ッ!?ウェールズさま!」 地面に倒れウェールズは血を吐く、誰がどう見ても致命傷なのは明らかであった。 「ワルドあなた・・・」 「し・・・子爵・・貴様・・・まさか・・・・・・」 ワルドは虫けらを見るような瞳で、死に逝くウェールズを見下ろす。 「察しの通りだ、僕は貴族派『レコン・キスタ』の一員さ」 「に・・・逃げるんだ・・」 ウェールズは必死に声を振り絞った、ルイズはゆっくりと後じさる。 「逃げられると思うか?」 ワルドがルイズの方へと顔を向ける。ワルドはスクウェアクラスのメイジ、逃げたところで魔法で追撃されるだろう。 ルイズは覚悟を決めて、ワルドを見据えた。
「大人しくアンリエッタの手紙を渡すんだルイズ・・・」 「断るわ!見損なったわワルド!」 ワルドは再度溜息を吐く。 「ルイズ、君は昔から僕に手間をかけさせたね。そして最後までかけさせるとは・・・それじゃあ君を殺し、手紙を奪うとしよう」 ルイズは杖を構えるもワルドはすぐさまそれを叩き落とし、ルイズの首を掴む。 「どうする?今からでも僕と一緒にくるかい?」 「くっ・・・、アーカードッ・・助けて・・・・」 思わずルイズは使い魔に助けを求める、守ってやるって言ってたくせに一体どこでなにやってんのよ・・・。 「無駄だよルイズ、君の使い魔はこない」 はっとしてルイズはワルドを見る。 「彼女とまともに闘り合うのはゾっとしないからね。ここに来る前に、隙を突いて首を落としてやったよ」 下卑た笑いをワルドは浮かべる。しかしその直後に返ってきた言葉で困惑することとなる。 「首を落とした・・・?それだけ?」 「なに・・・?」 頭が原型を留めないくらいに吹き飛んでも何事もなく再生したアーカード。 はたしてそんな彼女が首を落とされたくらいで死ぬのか・・・。 その時だった、ワルドは顔面をかすめた黒い影に驚いて思わずルイズを掴んでいた手を離す。 黒い影は小さな蝙蝠。そしていつの間にか礼拝堂には無数の蝙蝠が飛び交っていた。 蝙蝠達はルイズとワルドの間に密集していき、形を成していく。 「ああ、そうか。背信者だったのか、ワルド」 人型を成した黒き蝙蝠の影は言葉を放つ。その声にルイズの顔が晴れやかになっていく。 そして、アーカードはルイズを庇う形でワルドと再び相対した。
「馬鹿な・・・確かに首を切り落とした!確実に死んだ筈だ!この手で殺した筈だ!」 「うるさいな、たかだか二十数年しか生きていない餓鬼が。お前が持ってる常識では測れないほど、世の中は広いんだよ。 この私をもってしても未だに新しい発見ばかりだというのに」 ――なにがどうなっているのかはわからない。だがすぐに切り替えてワルドは無駄な思考を排除する。 しかし現実に「敵」が目の前にいる。ならばする事は一つ、排除だ。そこに余計な考えは必要ない。 アーカードは左手に持った抜き身のデルフリンガーをワルドへと向ける。 「ルイズ、下がっていろ」 戦いの邪魔にならぬようルイズはすぐに退避する。 「ユビキタス・デル・ウィンデ・・・・・・」 風の偏在、ワルドが合計5体になる。 「器用だな・・・魔法はそんなことも出来るのか、面白い」 油断を見せているアーカードに向かい、分身体のワルド二人が『エア・ニードル』でアーカードを貫く。 アーカードは一切避けようともせずそれを受け、一体にデルフリンガーを突き刺し、一体の体を万力のような力で握った。 刺突からそのまま斬り上げられたワルドは消滅し、もう一体を力任せに床へ叩き付ける。その圧倒的なパワーによるダメージによりこれもすぐに消滅した。 二体目の消滅を確認すると、アーカードは本体であるワルドのいる方向へ走り出す。 しかしすぐさまそれはワルドの『ウィンド・ブレイク』により吹き飛ばされた。 ワルドは訝しんだ目でアーカードを睨みつけ、観察する。 「どういうカラクリだ・・・確実に我が偏在は貴様を貫いた筈・・・」 「はっはっは、丈夫なだけだ」 アーカードは風による吹き飛ばされつつも軽やかに受身を取り軽口を叩く、その時デルフリンガーが口を開いた。
支援…
支援
「ごめん、相棒。今ちょっと思い出した」 その言葉と同時にデルフリンガーは光り輝き、錆びかけた刀身はよく研磨された刀身へと変わっていた。 「そうだ、このデルフリンガーさまは『ガンダールヴ』の左腕。使い手を守る盾だ!ちゃっちい魔法は全部吸い込んでやるぜ相棒!」 フッとアーカードは笑い、デルフリンガーを手元で回転させ構えを取る。 「それは便利だな」 その間にワルドは偏在を補充し再度5体になっていた。 魔法が飛び交い、それを吸収。偏在を倒し、それを補充。 その繰り返しが暫しの間続いた。 「しっかし相棒は心の奮えがねーよなあ、これじゃ『ガンダールヴ』としてはあまり力が発揮できんぜ」 「そんなものなのか」 「そんなものです」 攻防を繰り広げながらもアーカードとデルフリンガーは談笑している。 その一方、熾烈な戦いでワルドの精神力には少しずつ翳りが見えてきていた。 「クソッ」 呟くようにワルドは毒づく、持久戦は分が悪い。 どうにか決め手を探ろうとしているが、それも見つからない。 「ふぅ・・・」 と、ここでアーカードが闘いの手を止めた。 「楽しい、実に楽しい。いいぞ人間、強いぞ人間。人の身でありながらよく練られている」 ワルドも手を止め、頭を回転させていた。 闇雲に攻撃を続けてもジリ貧、相手がわざわざ攻撃の手を止めてくれたのだからそれを大いに利用する。 ・ ・ 「だがな、お前などただの裏切り者だ。ただの!!私は生まれてこのかた裏切り者は、一人だって許したことはありはしないんだ」 考える、考える、考える。どうやったら目の前の敵を屠れるか、どうすれば敵のカラクリを看破できるのか。 思考するワルドの事など当然知ったことではなく、アーカードは続ける。 ・ ・ ・ ・ ・ 「だがな、そろそろ飽きてきた。そもそも私がそんなものに行儀よく戦うのもな、だから少し本気を出そう。お前は雑作もなく死ぬ。それに、少し腹がへった」 ラ・ロシェールの時のソレよりも、『マリー・ガラント』号の時のソレよりも、遥かに禍々しいオーラがアーカードを包む。
支援
「拘束制御術式、第3号、第2号、第1号、開放。 状況A、『クロムウェル』発動による承認認識。 眼前敵の完全沈黙までの間、能力使用限定解除開始」 黒く、黒くアーカードが染まる。 体中に無数の目が見開きワルドを捉える。 二匹の黒犬獣が咆哮する。 複数の黒き影の腕が顕現する。 それらは死を体現したかのような混沌。 「では教育してやろう、この世界とは別の・・・・・・本当の吸血鬼の闘争というものを」 その時礼拝堂の天井の一部が爆砕した。 響き渡る怒号と爆発音、既に貴族派の軍がそこまで迫っていた。 恐らくワルドによるウェールズ謀殺のタイミングを予め示し合わせていたのだろう。 ・ ・ 最早アーカードの原型すらなくなりつつあるそれは、最早周囲の状況など気にも留めずただ目の前の敵を粉砕する為に動く。 4本の巨大な黒き腕が偏在を正確に捉え、逃がさず、躊躇もなく一瞬で握り潰す。 バスカヴィルが低い唸りをあげ、ワルドを餌にすべくその牙を突きたてようとする。 分身が消滅し、我に返ったワルドはフライの呪文を唱え走狗の突進を避ける。 しかし二体目の犬がその動きに反応して中空にいるワルドに狙いをつける、回避が間に合わず左腕が犠牲となった。 「化物が・・・ッ!!」 ワルドは叫ぶ。表情は既にない、だが笑っているのだけは感じられた。
・ ・ 「良く言われる。それと対峙したお前は何だ、人か、狗か、化物か」 アーカードが形を戻す、いまだ体は不定形だが少女の顔が見える。 「クク・・・さあどうした?まだ左腕が食われただけだぞ、かかってこい!!」 「なっ・・・」 ハリー ハリー ハリー ハリー ハリー ハリー 「早く先程の分身を出せ!!もっともっと強力な魔法を使え!!さあお楽しみはこれからだ!!早く!早く早く!!早く早く早く!!!」 ワルドは心底恐怖する、少女の発する重圧、立ち上る畏怖、得体の知れないその光景。 完全に戦意の削がれたワルドは天井部に開いた穴から遁走を試みる。 「逃がすと・・・思うのか?」 邪悪な笑みを浮かべたアーカードは追撃を敢行しようとする、しかしルイズの声でそれは止められた。 「待ってアーカード!!ウェールズさまを!」 「ぬふぅ・・・」 アーカードは素へと戻る、本来ならば裏切り者を粛清したいところであったが、主人の命令ならば仕方ない。 ルイズは裏切り者への確実な処断よりも、ウェールズを助けることを選んだのだ。 致命傷であった、そして時間も経っている。しかしウェールズはまだ奇跡的に意識が残っていた。 「ウェールズさま!しっかりしてください!!」 ルイズは必死に呼びかける、アーカードは淡々と見つめていた。 案の定どうしようもない、ルイズとアーカードでは手の施しようがない。 「これを・・・アンリエッタに・・・・・・」 ウェールズは己の指に嵌めてあった風のルビーをはずしそれをルイズへと渡そうとする。 しかしそれが最後の気力だったのか途中で腕が落ち、瞼も閉じられた。 同時にルビーは地面を転がる。ルイズは顔を伏せ涙を零し、アーカードはルビーを拾い上げた。 「ルイズ、ちょっとどいてくれ」 ルイズは腕で涙を拭い、鼻をすする。一体何をするつもりなのかアーカードを見る。 アーカードの影が伸び、質量を帯び、ウェールズを包み込んだ。 影に侵食されるかのように、ウェールズの形は徐々に沈み、なくなり、最後にはアーカードの影も戻っていた。
しえん
「何をしたの?」 「亡骸をここに放置しておくわけにもいかんだろう、それに少し考えがある。だから・・・体ごと、血を吸った」 「・・・そう」 それだけでルイズは特に何も言わなかった。 ワルドの裏切り、そしてウェールズの死でかなり参っているようだった。 ポンッポンッとルイズの頭に手をやる。 「では、帰ろうか」 貴族派の怒号や砲弾、爆発の音が聞こえる。ワルドも既に逃走しただろう、長居は無用であった。 アーカードに頭を撫でられたせいか、安心感に包まれ緊張感が解け、疲労が一気に現れたのだろう。 やや体の力は抜け、半分目を閉じた空ろな顔をしている、心の折り合いをつけるにはまだ時間が必要と見えた。 「どうやって・・・?」 「飛ぶ」 ルイズは首を傾げた。 ◇ 引き絞られた弓矢の様に、飛んでいく、トリステインに向かって。雲間を縫い、空を駆ける。 ルイズをお姫様抱っこする形でアーカードは飛んでいた。 最初こそギャーギャー叫んでいたが、既にショックと疲れでルイズは気絶していた。 無垢な寝顔を晒すルイズを見てアーカードは微笑む。そして呟いた。 「・・・・・・さてと、完全に迷ったな。参った、トリステインの方角はどっちかのう」 陽が西に沈む黄昏時まで待つか、ルイズが起きるのが早いか、先の見えぬ行く先にアーカードは嘆息をついた。
以上でした、ご支援ありがとうございました。 まとめして頂いてる方もどうもです。 かなりやりたいことをやったので内容はかなりカオス風味になってます。 ロリカードはギャグもシリアスもなんでもオッケーな感じだから書きやすい。 そしてやっぱりバトルは書いてて楽しいなぁ、と改めて思う今日この頃。 では、お楽しみいただければ幸いです。ではまた。
いかん、決闘のシーンのせいで「ぬふぅ……」で笑っちまった
ゼロリカの人乙! アーカードはウェールズに選択させないでそのまま食ってしまいましたか。
やっぱ開放したら拘束服姿なのかな…
まぁウェールズがバンパイアになったら困るもんな
>>101 むしゃくしゃしてやった、後悔はしていない。
>>102 ,104
ウェールズに関しては、もしやっちゃったら正直かなりストーリーが崩れそうだし、
そもそも童貞なのか?という疑惑があったので・・・。
>>103 お好きに想像してください
ぬふうでOVAの若本アンデルセン思い出したw GJ!
素晴らしく乙です! そして顔が虎眼のロリカードを想像して後悔したww
>>105 基本的な性別が男性である以上、童貞の血を吸っても繁殖はしないのでは?
アーカードに性別などありはしない気もするが……
投下乙! 冒頭のアーカードは指が一本多かったに違いないw
0号開放しちゃったら、虎眼先生も出てきて大暴れするのかな
ぬふぅに噴いたww
テラぬふぅwww 王族なら、褥の教育ぐらい受けてるんじゃないか?
ぬふぅ・・・ 旦那はすでに蕾開通済な件
ルイズ「只今、帰還しました」 アンリエッタ「ウェールズ様を良く説得してくれました感謝しますルイズ」 ルイズ「いえ、王党派の生存者はいません」 アンリエッタ「そう言う事ですか。わかりました」 ロリカード「ここから先は主に代わり私が説明しよう。ウェールズ皇太子は 私に血を吸われ吸血鬼となった。人として奴は死んだ。以上だ」 ウェールズ「そう言う訳なんだアンリエッタ(牙と紅い目を見せながら)」 アンリエッタ「きゅう・・・(ショックで気絶)」 なセラスポジションにはならなかったか。
アンアンならウェールズを失いさえしなければ、吸血鬼でも死体でも良いと思ってそうだ……いや普通に生きているなら、一番それが良いんだろうけど。
人間と吸血鬼の狭間で心が揺れるウェールズ 旦那をマスターと呼んで慕うウェールズ 処女(アンアンかどうかは不明)の血を飲まされて興奮するウェールズ どっかの傭兵隊長と色んなフラグを立てるウェールズ 「砲」を軽々と操り敵艦隊を撃ち落すウェールズ 見てぇ
>>115 というか、普通に死体でもついて行ったじゃないか。原作でw
野生のガチョウの隊長ポジションはアニエス辺り。 シエスタの祖父をウォルターにしてSR-71を保存させ…ゼロ魔世界じゃSR-71 は過剰すぎる気もする。
リップ委員長が叩き落してくれるよ
委員長と言う響きに何故か惹かれる物がある
日直日誌の自由欄にハイドリヒ二次創作論を隙間無く書き込むんですね
でこ眼鏡だからなぁ。カズフサ君も満足
リップ「ちょっと男子〜、真面目にロンドン燃やしなさいよ〜。」 ごめん、思い付くまま書いた。
思いのほか高火力w
リップは委員長は委員長でも、普段は気弱なダメ委員長な気がする。 基本は補佐というか片っ端からこなしてくれる副委員長が居て、 いざという時は魔弾でギュボっとクラスをまとめる
むしろ普段はお嬢様言葉の強気委員長だけど、シブ系芸能人の総統閣下萌えな隠れ乙女、 逆境には弱くて予想外の事態が起こるとすぐにダメダメになっちゃうけど、 ピンチの時に颯爽と助けてくれた生徒会長のデブヲタメガネに惚れちゃうんだよ。
普段というか、予想通りに事が進んでいるうちは優しくてまじめな良い委員長なんだが、 計算が狂い始めると駄目駄目になる。 そして、キレると怖い。
各人のイメージに微妙なズレがあるのが面白いな
ロリカード「征け、ウェールズ。 主君には供回りが必要だ。」 ウェールズ「今までありがとうございました、御達者で!!」 オスマン「貴方も。」 ・・・セラスポジションのウェールズ違和感が全く無い。
ウェールズがアンアンの血を吸ってクロムウェルを紅葉おろしにするとな!?
アンアンは話が進むごとにデカくなるウェールズのハルコンネンでアンアン言って欲しいから 血を吸われるのは、アニエスさんにしようぜ! 吸血鬼化後に会って仲良くなる感じもなぞる事ができるしさ
ウェールズが吸うのはアンアンより アニエス、ギーシュ、シエスタ、フーケ、キュルケ、タバサ の内の誰かの血を吸う可能性の方が高い。 アンアンは最前線にウェールズやロリカードが邪魔だの何だの言って行かせ ないから吸われる可能性は薄い気がする。
吸うなら剣士のアニエスか、系統の違うメイジか
家事が完璧なシエスタも捨てがたい
ウェールズに血を吸わせるのが、おマチさんだとかなり燃える展開になりそう。
スレ住人的には、血を吸って旦那の眷属になるのはありなのか? というかむしろやってくれ派が多いのかな。
先の予想が出来ないからな
ただのトレースSSよりは歓迎するが
俺としては負傷=死に直結しかねない人間の御主人様が 事あるごとにやばい場面に遭遇してその都度蒼白な顔で 御主人様守るのに必死になる使い魔リップが好きです
ミレニアムの所属者は、周りも自分も長いこと人外やってるから 人間がどのくらいでやばいのかがうろ覚えで 主が少し出血しても物凄く動揺しそうなイメージがあるな 人間がハムスター相手にするような感覚で
ミレニアムは人体実験とか拷問とか結構やっていそうだから、その手の知識は相当ありそう。 リップも荒縄の縛り方、踏みつけ方、相手の罵り方とか乙女の嗜みで身に付けていそう。
今更な今月のHEELSINGネタバレ 少佐はもこみち
ここはリップいいんちょに踏まれたい最後の大隊三等兵が多いインターネッツですね。
>>137 面白ければ何でも良いっていう雑食の奴が大半だろうな。
私は、リップが普段はルイズにバシバシやられてるのに、
戦闘時は魔弾でチートっぷりを発揮してくだされば何でも良いですけどね。
>>142 そこらへんは学者連中だけでない?
捕虜の尋問(拷問)法はミレニアム兵卒の心得で知っていても不思議は無いと思う。
血を見るのが好きじゃないので、とりあえずメガネっ娘を目の前にしながらお預けの刑ですね
拷問方法 軍服と白衣が微妙に着崩れている少佐・大尉・ドクがメイン、他大隊員がバックで、 ハルヒダンスとらき☆すたOPとアルゴリズム体操を48時間耐久強制視聴。准尉とリップは裏方行きで見れません。
>>148 ダンスを見せられるのが拷問なのか、准尉とリップが見られないのが拷問なのか?
少佐たちはダンスを見せる、そしてリップは見れない つまり、挟み撃ちの形になるな
48時間耐久レースでモフモフ大尉の踊る様を視聴し続けるとか死ぬから モフモフ動画とか死人量産の最終兵器だろ常識的に考えて
わざわざ耐久させなくても、集まってきて見続けるだろうしな
他はともかく、少佐に48時間連続してあの激しい運動を続けられるのだろうか? あとメシ食わないと死ぬ
リップとシュレは裏方の見えないところで合唱係 ガチのアニメソングと言うことで魔弾の射手を歌うようにはいかず 所々つっかえたりしながら、恐らくは赤面しながら歌っているだろう中尉と ボーイズソプラノ全開で完璧に歌い上げるシュレの姿を見られないという拷問効果が
シュレがセーラー服を物凄く着こなしそうだから困る
セーラー服を〜脱がさないで〜
セーラー服は、制服だからどんな奴でも、たとえ男でもある程度は着こなせるというけどなぁ。 まぁ、漫画とかエロゲに出てくるような凝った制服は難しいだろうが。
下も込みこみで着こなせる逸材はそう居ないと思うが
そうか?ハイニーソックスとか使うと、色々と目立たなくなるぜよ?
ドナルド以上に着こなせるやつなんざぁ・・・
米軍
普段軍服なリップ中尉が着慣れないスカートはいた時の反応が見たい 出来ればスカートのままスカート翻して曲撃ちやって欲しい
>>163 凄くカッコ良くひるがえしながら撃つんですねわかります
そして撃った以上当たるのは分かり切ってるのでスカートをガン見する周りの人たち。
165 :
マロン名無しさん :2008/06/10(火) 02:40:02 ID:wZioYk6O
>>163 タイトルは「セーラー服とマスケット銃」ですか?わかりません><
OVA見た感じじゃ、リップのマスケット銃撃ったとき結構な煙やら爆風みたいなの出てたから、あれをスカートで撃ったらかなりの率で中が見えるハプニングが期待出来るんじゃなかろうか?
ワルドが雇った傭兵を尋問中のリップ リップ「雇い主について思い出せそう(グリグリ)」 傭兵「もう少し強く踏んでくれると思い出せそうだ(ハァハァ)」 リップ「えっ(慌)?」
>>164 それに気が付いて、集中力が切れた魔弾が明後日の方向に飛んでいくわけですね
リップ好き多いな、誰か召喚しろよ。
いいのか? 言っとくが俺が暖めてるプロットは全然萌えとかないぞ?
スレ住民が望むSSは何だ? シリアスかギャグかパロディか?
全てだ
最近このスレを見ていて、ふっとスレタイを見たとき「〜ルイズに召喚されました」の文字がやけに悲しい…… あぁ、作品投下前後以外は話題になることさえ少ないゼロ魔キャラの存在感の薄さよ……(相対的な意味で)
>>168 むしろ観客の鼻先をかする
かすかに焼ける臭いがするくらいに
主人のお供で晩餐会仕様のおめかしリップ 場所の都合によりカラス色な制服とマスケット銃の持込は適わないが 主人の護衛という任務の必要上、長いスカートの内に短剣を仕込んで居ると想像 人体くらい軽く素手で卸せそうだけどな
HELLSINGキャラはデルフを100%いらない子にするな。
ヤンお兄さんの例を見ても
火には弱そうだし、その系統相手には活きるとは思うけどな
>>177 太ももに紐で固定してるんですね分かります
5%くらいは役に立ってるだろう。
リップが ルイズに召喚された場合 パチンコ、投石で充分じゃねと銃を買って貰えず、デルフを投げて使う。 ジョゼフに召喚された場合 ロリカードを見て「陛下が連れて来た妙チクリンな人かと・・・」と言って棺桶にはねられる。 ティファに召喚された場合 子供たちにせがまれ意味も無く魔弾を披露、違和感無く孤児院に溶け込む。
だが弾を撃ちつくしたリップ中尉が剣を抜いて切り込むというのもいいものだ その際には邪魔になると言う理由で髪を束ねたりすればいいよ
マスケット銃でぶん殴るだけでも強そう ほら、ガチョウ隊長がライフルでやってたじゃん 銃剣つけてもいいけど神父がいるしな
吸血鬼+ガンダールヴの腕力で投げられたデルフが ギュインギュインとビットの如く飛び回るのを見てみたい。
>>182 撃った魔弾て、やっぱり最後には地面に落ちる?
ルイズの世界に有るマスケット銃と互換性は有るんだろうか?
>>183 よく考えたら隊長は吸血鬼のザ・ガッツに不意打ちかましてるんだよな
しかも体制を崩す程の有効打
……リップがこれを吸血鬼の腕力でデルフを使った場合で考えたら殴られた箇所が消し飛ぶんじゃねーか
吸血鬼×ガンダーヴ×心の奮え=破壊力(下記でも良い) 震えるぞハート×燃え尽きるほどヒート×吸っちゃうぞ血液のビート=破壊力
>>185 最悪弾本体の強度と言う設定を導入してもいいんじゃね?
ヘル世界で偵察機を叩き落したのは、博士製の特殊弾頭で
ゼロ魔世界の鋳造技術で作られた弾頭だとそこまでの強度が無く
硬いものに叩きつけ続けるとその内砕けるとか何とか
固定化をかけた弾を準備するわけか
14巻で本格お目見えの魔法「硬化」の方が良いぜ。
とうとうなんで固定化で強度上がるんだよと言うツッコミが無視されずにすむわけですね
実は凍れる時間の秘法みたいなもんなんだよ
リップに俺の息子が硬化したところ見せたい
リップはコーカソイドの代物を見慣れてるからお前のじゃ鼻で笑われるだけだ……ご褒美だろ?
>>194 の粗末な物じゃ憐れみの目で見られ見なかった事にされるのがオチ。
ある意味、鼻で笑われるよりキツイ。
顔真っ赤にして両手で顔を覆って指の間からチラ見するんじゃ・・・ああセラスの方か
つまり
>>197 が言いたいことは、リップとセラスが召喚されるSSを読みたいってことか?
出来れば悟り開く前の初期型セラスがいい
セラスがオスマンに召喚されていたら・・・ 毎日のようにセラスに吸血鬼の力で壁や床に叩きつけられるオスマン。 フーケ「学園長は毎日懲りませんね」 オスマン「ほっほっほ、吸血鬼の主はタフなんじゃ」 フーケ(このジジイ、本当に人間?)
セラスとリップか 普段はリップのほうが冷静で 突発事項や逆境にはセラスのが強くてリップを引っ張ってくような感じか
お前ら、その妄想を文字にしてくれよ
文字にはしてると思うが
そんな揚げ足取りはいらNE!文章にしてくれ!
出来るぐらいなら、とっくにやっている。
他のSS終わらせたらこっちくるYO!
>>201 リップが嫌いな人間相手に、歯に衣着せない皮肉を直球で投げつける度に
その都度慌てて顔色変えた相手とリップの間に立つセラスが見えた
>>207 艦長への「あっ、そう」で
リップにはその手の部下殺したり、無謀な命令出したりな職務に不忠実な
軍のお偉いさんにはものっそい厳しそうなイメージがある
裏切り者も嫌いそうだよねぇ・・・
あの時旦那がすまないねお嬢さんみたいな接しかたしてたら惚れてたのか
>>197 セラスは処女確定してるんだから、それこそ真っ赤になって……
そうか、警察学校とかでそれ関係のセクハラされまくりか
>>208 アニメ知識しか無い俺でもアンアンがヤバイのは分かった。
手紙を回収しに行かせるのに、何故か手紙を持って行かせたり
いくら7万の大軍が相手とはいえ、伝説の存在である虚無のメイジ(と使い魔)を犬死させるとか凄いよな
だから7万足止めはアンアンではなく無能将軍の命令だと何度言ったら。
悪い、そうだったなw
施術前、もしくは直後のリップが召喚されても面白そうだな
リップは天然素材ではなかったか
戦争処女時代のリップにならアーカードケースを適用できそうだ
世界眼鏡っ娘会議を読んだ、ヒラコーの眼鏡っ娘へのこだわりは異常
44年当時からリップの階級って中尉だっけ?
なんか軍の制服みたいなの着てるときにすばらしいぞ中尉って褒められてなかったっけ 何年前か知らんけど
SS執筆中〆(`・ω・´;)
リップって何気に古参なんだよな。 リップの見た目が20歳と仮定して、アーカードに食われた時は75歳か。 おばあちゃんじゃん。
ワンちゃん状態の大尉が傷口を舐めたりするのってエロくね?
>>225 わんこ大尉がタバサの怪我した太腿を舐めたらいいと思います。
傍から見たらただのバター犬(ry
>>227 GOODGOOD VEEERRGOOOD
230 :
225 :2008/06/14(土) 01:00:27 ID:???
俺が言いたかったのはそれなんだよ>227
大尉(完全狼)を召喚したのが キュルケ=なぜかマルコメが興奮して鼻血を吹く ルイズ=大尉でもふもふするルイズを見て周囲が和み、キュルケが萌え狂う タバサ=遠慮がちにもふもふするタバサにキュルケが抱き付く ティファ=孤児院の子供たちの枕と化す ジョゼフ=大尉の強さに負けないように頑張り、ハルケギニア全土に渡る大戦争を起こす アンアン=突然行方不明になったワルドの代わりにルイズ達と同行(大尉の召喚を前後にして王宮で有力者(裏切り者)が次々と神隠しに遭う事件が多発)
ワルドの結婚式イベントでロリカードがレコンキスタ全軍を食い尽くすかと思ったぜ・・・
いいのかい、ホイホイ7万もの大軍を出しちまって 俺は敵味方老若男女構わず食っちまうロリータだぜ
44年の旦那が襲撃した少佐の施設って名前出てた?
少佐が旦那を仮想敵にしたのってワルシャワ以降?
二人が空から突撃した時、既に知っていたから その前じゃね?
幼女アーカードをモニターで見てびっくりしながら喜んでたから、あれが初見だったんじゃね?
つーことはワルシャワ設立じの吸血鬼研究が ドイツの戦力を増加させて戦争を長引かせることか何かで それ以降が、旦那打倒用って感じかね
コミックス9巻の発言等から時系列で考えるとたぶんそうなる。 「彼女」とか、ロリ旦那を一目で吸血鬼だと看破した点とかから、1944以前から吸血鬼に対する造詣は深かったみたいだが。
時に少佐って一般SS? それとも武装SS?
Fate(セイバー)SS
ばかぬかせーっ!?
ハルヒS(O)Sにいたんだろう
少佐を中心に軽やかにハルヒダンスを踊るワンちゃんと教授とシュレが鮮やかに幻視できたじゃないか。
使い魔の御前披露でハルヒダンスを踊るロリカ、大尉、セラス、リップ、シュレ、 サイト、ペンウッドを想像した。 ロリカ=ルイズが召喚 大尉=キュルケが召喚 リップ=タバサが召喚 セラス=アンアンが召喚 シュレ=オスマンが召喚 ペンウッド=ギーシュが召喚 サイト=偶然漂着
どうすればロリリップとシュレを共存させうるか この段取りが中々思いつかない
ロリップ?はルイズで、シュレは誰が召喚しても適当なとこに現れちゃえばいいんじゃね。 というか准尉は召喚されなくても、ナチュラルにいそう。
44年型のウィンクル少尉からは初期型セラスに似た空気を感じる
リップ→山岳猟兵の狙撃学校生にして 訓練中に本人も知らない間に能力使ったことにして 人材物色中のミレニアムの人の目に止まったことにし 少佐が伍長閣下にねだってミレニアムに編入させるように手配するも 呼出し命令が届く前にリップは東部戦線配属になって列車の中に 仕方が無いのでシュレに配置転換の命令書を持たせてロシアまで送り込むも シュレが着いた瞬間にリップの乗った列車が黒死病の機銃掃射を浴び どうにか残骸化した列車からリップを見つけ出すも、機銃掃射の破片が命中してて虫の息 仕方なくミレニアムに連れ帰れという指示を何とか実行する為に、応急的な処置をとることに 「お姉さん処女?」 →その後足元に湧いた鏡で一緒に召喚 ふと浮かんだのはこんなところか 何箇所か苦しいけど
新兵時代の少尉は中尉時代の三倍メンタル面弱そうだな
>>251 ねえおばあさん、シュレは吸血鬼なの?
ねえおばあさん、シュレは従属を作れる吸血鬼なの?
ねえおばあさん、それじゃあロリップじゃあないでしょうがっっ!
だから幾つかと書きました だがリップ中尉は新兵だから十分ロリだぞ?
幾つかの嘘を許されない創作ものは辛い 憂鬱になる
宇宙人:大尉 未来人:セラス 超能力者:アラブの金持ち?
超能力者なんていっぱいいるじゃないか
ドクがウェールズに召喚され消え掛けた中尉が漂着した場合。 リップとドクがいる場所はニューカッスル城の一室 リップ「ここは・・・?」 ドク「気付きましたか中尉」 リップ「戦争は」 ドク「はい、作戦は大成功、目的を達成しました」 リップ「そうですか」 ドク「目覚めたばかりで、悪いのですがお力を貸して頂けないでしょうか」 リップ「戦争は終わったのでは?」 ドク「あの戦争とは別の戦争です。今の戦況は敵軍五万に包囲されています」 リップ「それって負け戦なのじゃないですか」 ドク「HAHAHA、敵軍はただの人間の群です。装備は石器時代レベル、中尉の魔弾があれば一掃出来ます」 リップ「・・・目的もありませんし、治して貰ったみたいなので良いですよ」 ドク「助かります中尉、ただ・・・」 リップ「ただ?」 ドク「なにぶん、時間も設備も無かったので安易な施術になってしまい、中尉の体型は8〜10歳、身体能力もそれに合せ低下しています」 リップ「えっ(汗)」 ドク「つまり今の中尉は魔弾が無ければただの少女という事です(笑)」 ロリップ「ドクぅぅ〜〜(滝涙)」
>>259 一発撃つ度に反動で尻もちついて、涙目で「あいたた…」って言いいそう。いや、むしろ言って欲しい!!!
離れれば魔弾、近づけば日傘と不釣合いに大きな猟銃を持って涙目の少女の餌食か…
スゲー、鉄壁じゃん
>>260 そんなこと言っておいて、実はお前が後ろで支えてやってるんだろ?
心許ない胸部は俺がガードしておく
後ろで支えるのはドクが開発したツエイラーズ君だろ
ドクはそんないぢわるをしない
>>265 狼化した大尉が寝そべってて、モフモフした腹部に背中を預けてるとか?
大尉もドクも楽な仕事だなw
ドク「大尉ー、ちょっとリップの後ろで寝ててー」 大尉(コクっと頷く) おわり
ルイズがリップを召喚したらマルコメ辺りに主が主なら使い魔も使い魔だなって胸を指さしながら言いそうだなぁ
魔弾で薄皮から一ミリづつ削られそう
「目だ! 耳だ! 鼻だ!」
或いは某英国新艦長みたく「あっ、そう」と冷たい目つきで言われそう
>>270 リップのバストサイズってどれくらいなの?
狙撃の際に邪魔になるのでさらしできつく締めつけてます
少なくとも胸の膨らみというものが見えたことがないような気がするな
セラスがギーシュの使い魔だと 決闘イベントで セラス「これは二股していたマスターが悪いのじゃないですか」 ギーシュ「しかしだね・・・」 セラス「言い訳は貴族のやる事じゃありません。彼女らに謝りに行って下さい」 ギーシュ「(説教するたびに揺れる豊かな双丘に圧倒され)解った・・・行って来るよ」 ルイズ「・・・リップやっちゃって」 リップ「どっちをですか」 ルイズ「あの乳女とバカ男の両方」 リップ「了解♪」
リップはこんだけ需要あるのに誰も書いてないのか。
>>279 駄目だぜ。イタリアなんか攻撃したら、パスタに埋もれちまうじゃないか。
どうせ埋もれるならポテトとソーセージが良いです
ビール!ビール!ビール!
>>279 某所の吸血鬼作品クロスオーバーSSならイタ公の司令部を占拠してる少佐達が出て来ます
つ『吸血大殲』
吸血大殲って版権とかどうなの? 前に古本屋で売っているのを見かけたちらっと読んでみたが。
ありがとう
>>287 …あんたの教え、無駄にはしない
吸血大殲は同人ショップで売られる同人誌です。 誰かがショップかコミケか通販で買ったのを流したのでしょう。 あと古本屋は基本著作権とかグレーゾーンな商売。 ところでアニエスはアーカードがちゅーちゅーしたら吸血鬼になる側の人なんだろうか?
古本屋、古書屋は古物営業法で認められる中古品売買業 グレーでもなんでもない
>>290 そうだったのか…。
という事は、俺が古本屋で買ったこの「ハラハラ爆弾」「球根栽培法」も…。
>>290 正確には『吸血大殲』の文庫本が同人誌として出ているが正しいですね。
現本であるクロスオーバーSS『吸血大殲』は今もとあるサイトに在るので検索してみて下さい。
アニSさんは傭兵的な意味以外でなら吸血鬼になる側の人間だと思う。
>>292 >「ハラハラ爆弾」「球根栽培法」
「腹腹時計」の間違いだよな?
その二冊は著作権とは違う理由でグレー……どころか真っ黒だw
ヒラコーの描いてたエロ本ってどんなのだったの? 掘られちゃうの?
アンデルセンがなんか優男風だったり、少佐が相変わらずだったりする。 とりあえず女の主人公達はエロらしくどいつもこいつもビッチだったな。
セラスビッチとか、ビッチヴァーンとかビッチテグラか
>>299 おっと俺の嫁達の悪口はそこまでだ。
ニコ・ロビンはビッチになってました。
王女様はオットコマエになってました。
同人じゃねえかww
……? ビッチの何が悪いのん? 強い女性って最高じゃないか。あ、美人限定でね?
>>302 「ビッチ(bitch)」って単語の意味、知ってる?
アレだ セレビッチの如しよ
>>303 売女っしょ? 誰でも股開く程度、別にかまわんのじゃね?
そういうキャラならともかく・・・インテグラ様達は違うから良くない
インテグラにビッチなんて言ったらアーカードにぶっ飛ばされるんだろうな
……マクスウェルの言ったメス豚ってビッチってことか?
マジレスするとビッチは雌犬
いや、さすがにそれは分かってるんだけどね メス豚に該当する言葉を知らんから、そういう意味もあるのかなぁ〜なんてね
雌豚は完全に悪口だろ・・・神父様のベイベロンと同じ
今日はやけに中学生が多いですね。
こんばんは。 バビッチ佐野、小学生です。
こんばんは スポポビッチ村上です。
>>313 それは分かってるってw
そうじゃなくて、雌豚に該当する言葉を知らんから、
ビッチに雌豚という意味もあるというか、そう訳すこともできのかと思ったのよ。
共通するのは女性に対する蔑称ということだな
ビッチビッチ チュッパチュッパ パンパンパン
ロリロリッ
>320 >321 小便は済ませたか?神様にお祈りは?部屋の隅でガタガタ震えて命乞いをする準備はOK?
ザッ ザカ ザカッ アーーーアーーーー アローアロー聞こえますかーーー トリステイン王国のミナサマ コンニチワーッ アローッ どうしようもない インバイで売女(ビッチ)のくそアンリエッタちゃんもきいてますかあ? 僕様チャンたちの名前はバレンタイン兄弟ーーーッ 弟のヤンでーす 初めましてー よーろーしーくーねー こちらはただ今遅めの昼飯(ランチ)の真最中ゥ 銃士隊の隊員の皆様を美味しく頂いてまーす 今からブッ殺しに行くぜ 小便すませたか? 神様にお祈りは? 部屋のスミでガタガタふるえて命ごいをする心の準備はOK? まぁ 自殺する時間はあるかもしれないから死ねば? オススメ じゃあねーッ みんな愛してるよーッ ブツッ ザッザーッ って感じ? じゃね?
最近はワルシャワ以前、少尉時代の中尉もいいと思うようになった
確かにいいものだが 少尉時のあの帽子はなんか嫌
仕方あるまい。格好上麦藁帽かぶせるわけにもいかないし
じゃあ白のワンピースを支給すればいいんじゃね
>>323 の続きで
怒り狂ったアンアンにヤンは腕を千切られ顔を裏拳で潰され
アンアン「我らが神の僕を人外の貴様如きが殺して楽に死ねるとでも思ったか!」
ヤン「ヒィィィ」
アンデルセン「ごみ掃除はまだ終わっていません。こんなカスに構っている閑はありません」
アンアン「すいません、すぐ終わらせます。感謝しろ化け物!!(経典でヤンの頭を叩き潰す)」
13課でモズクズ様なアンアンが頭を過った。
周囲に怪しまれない事が条件の任務なら変装用の装備を支給するのもなんらおかしいことはないな そのためにワンピースと麦わら帽子を支給して大尉(わんこフォーム)がついて行けばどこにもおかしいことはないな ついでにシュレが普通の子供っぽい格好でリップの腕を引っ張って走るとなおよし マスケット銃? あんな目立つもの持たせるわけないじゃないですか
ワンピースと麦わら帽子って言われるとなんか別の漫画が連想されるな。
>>331 貧乳も、メガネも、アホ毛も極々僅かしかないのは、とてもとても悲しいものだ
>>330 マスケット銃が無くても、そんな絵画の中から抜け出してきたかのような組み合わせじゃスゲー目立つ!
>>331 狙撃王に私はなる!ですね。
狙撃の島の一番かわいい人ですね。
>>328 スンゲー偏見なんだけど、アンアンは虎の威を借るのが似合う気がするぜ!
しかしわんこフォームになった大尉はとても大きいので目立つのであった
もれなく通りすがりのロリなりショタがモフモフしにくるだろうしなw
人狼って言う位だから人と狼の中間の姿も有るのかもしれん
外伝でなってるよな、犬人間もとい人間犬
最大の問題は誰が3人に日傘をさすかだな 夜中にそんな組み合わせ来たら間違いなく目立つw
>>330 否、ヴァイオリンケースに入れるという手がある
>>339 ヴェアヴォルフは日光大丈夫だろ
ドクの簡易施術で10〜8歳前後の体型になったリップ 麦藁帽子+白い薄手のワンピース+大き目の眼鏡+バイオリンケースを背負った大尉(完全狼) の格好でトリスティンにウェールズ等を連れて行くのですか。 ウェールズの施した装いで泣きそうになるリップ。
ハルケギニアに召喚された中尉に与えられたのは ちいさな身体と大きな銃。 ロリ化の副作用で記憶が怪しくなるんだな、きっと。
タバサに最後に食べようと取っておいたクックベリーパイを食べられ涙目になるロリ中尉。 ウェールズ「素晴らしいぞドク、君はイカレタ天才だ」 キュルケ「全くだわ」 ドク「感謝の極み」 サイト「何気ない服装でここまで萌やすなんて・・・オレの完敗だウェールズ」 ルイズ(ダメすぎるわ・・・こいつ等)
中尉はバラライカ並みに幼少期は天使だった気が
というか、ロリ中尉は幼稚園児の制服と帽子がやたら似合うと思うよ そしてその当時からマスケット銃は抱えてそう
おまえら中尉中尉と言ってるが、ゾーリンだって中尉だぞ!
ゾーリンは取り合えず二の腕の出ない、だほっとした服着ればいいよ
それはただのもみじおろしだ
ところで、中尉のマスケット銃ってバイオリンケースに入る長さじゃないと思うんだ
そして大尉に持たせるのならバイオリンも良いが、チェロも良いと思うんだ、マスケット銃も入りそうだし
>>343 絶妙なアシストをしたタバサが賞賛されないだなんて……
やはり決定的な仕事をしたものが褒められる世の中か……
女性型吸血鬼で武器が大鎌で得意技は幻術と言う それっぽい色々な属性を持っているのに、全て漢特性に塗り替えたのはある意味凄いよ姐さん
ゾーリン姐さんはTheガッツのタカさんのようなもんだからな
投下します。支援よろしければお願いします。
トリステイン王宮の中庭は妙な緊張感が漂っていた。 王宮上空に於ける飛行禁止令を無視し、中庭に降り立った二人の少女が原因であった。 桃色の髪の少女は貴族であることは一目瞭然であった、しかし少々顔色が悪いようである。 黒色の髪の少女は貴族には見えなかった、だが飛行している姿を視認していたので恐らく貴族なのだろうと踏む。 平民にはフライの魔法は使えない、没落貴族かなんかだろうと魔法衛士隊員達は思っていた。 しかし何故桃色の髪の少女の方は自分で飛んでこなかったのか、精神力が切れていたのだろうか。 相手の出方を窺いつつ状況を観察していると桃色髪の少女が口を開いた。 「わたしはラ・ヴァリエール公爵が三女、ルイズ・フランソワーズです。無作法だったのは謝ります。 アンリエッタ姫殿下にお取次ぎをお願いします。尚、密命ですので内容はお伝えできません」 既に怪しまれているものの、これ以上怪しまれるのを避ける為ルイズは名を名乗り用件を伝える。 隊長らしき壮年の男が少し考えた後に答える。 「なるほど、確かに目元がカリーヌ様にそっくりだ。しかし用件も聞かずに取り次ぐわけにはいかぬ」 「ならば我々がきたことを姫殿下に伝えてくれるだけでよい、それだけで向こうはわかってくれるだろうからの」 マンティコア隊隊長ド・ゼッサールは怪訝な顔をする、爺口調でやたら高圧的な少女に。 「随分偉そうにしてくれるな」 「こういう性分での、許すがよい」 ひどく面倒臭そうに、半ばあしらう様に言うアーカードの言葉で一層険悪な雰囲気が漂う。 「ちょっと、余計な悶着は起こさないでよ」 ルイズがアーカードを窘める。 「眠いままワルドと戦って、そのまま日中主を抱えて飛んできて非常に疲れている。気を回す余裕はあまりないな」 「そうね、ここから先は私に任せて。アーカードは何もしなくていいわ」 アーカードは納得したようにコクコクと頷いた。しかしド・ゼッサールはアーカードの言葉に眉を顰めていた。
ワルドと戦った?若くしてグリフォン隊隊長になったワルド子爵の事を言っているのだろうか。 トリステインの近衛である魔法衛士隊と戦うということは、友好的な相手ではないということは明白だろう。 そのような不審者は取り次ぐまでもない、今すぐ捕えて尋問すべきだ。 そうだ、そもそも禁止令を無視して現れた時点で警戒すべき相手なのである。 隊長は他の隊員に目だけで合図を送る、訓練された隊員達はすぐに行動に移す。 「大人しくするならそれでよし、抵抗するなら容赦はせん」 マンティコア隊員らが杖を構え、取り囲み、臨戦態勢をとった。 「っ・・・!?ちょっと待ってください!」 「貴殿らに発言権はない、然るべき措置を取った後に聞こう」 ルイズはいきなりマンティコア隊が一斉に杖を突きつけてきたことに困惑する。 ルイズはその後も必死に説明し、取次ぎを願うもマンティコア隊はいよいよもって強制捕縛を仄めかす。 黙して様子を見ていたアーカードが、はぁ〜っと大きく溜息を吐いた。下を向いていて表情は見えないがうんざりしているのがわかる。 その大きな溜息に、ルイズも隊員らもアーカードに視線が集中した。アーカードは顔を下に向けたまま口を開く。 「ルイズ、構わん。いこう」 「は?それはさすがに・・・」 顔を上げると同時にアーカードは殺気を周囲に叩きつける。 ルイズはその対象からはずされているものの冷や汗を流した。 一方アーカードは動けない隊員たちを尻目に悠然と歩いていく。 気圧され、思考力が低下したマンティコア隊員の一人の目に奇妙なものがとびこんだ。 極限まで威力を抑えた小指による『デコピン』。それは、まるで予め決めてあったかのような正確さで男の顎を射抜き、僅かそれだけのことで男の意識は脳の外へハジき出された。 二人目、おこなったことは軽く跳躍して頭を掴み揺らす、たったそれだけのことである。しかしその無造作な行為が男へもたらした事態は甚大であった。 男の頭蓋骨内部では脳が内壁へ繰り返したたきつけられ、まるでボクサーが強烈なショットを喰らうのと同じ様相を呈し、またしても意識は脳の外へと―――。
進行方向を遮るも動けなかった二人の隊員を瞬時に倒したその光景、少女の放つ尋常ならざる戦力を示すオーラ。 マンティコアを駆る魔法衛士隊隊員、彼らは当然その道のプロであったが気付くのが少々遅かった。 それが自分達を遥かに上回るということを。その戦力差は刃物や幻獣程度でカバーできるような生易しいものではない。 たとえ大砲などの兵器を用いても埋まるものか・・・否、想像もつかぬ戦力差。 アーカードは邪魔だった二人の隊員を倒すとまたテクテクと歩いていく、しょうがなくルイズもそれに続いた。 きっとアンリエッタさまは今も心休まらない想いをしているに違いない。 ウェールズさまの死を告げるのは非常に心苦しいが、それでもお伝えせねばならない。 ◇ 「姫さま!」 周囲を威圧しつつ王宮内に入り少し歩くと、すぐにアンリエッタが見つかった。 「ルイズ!」 アンリエッタとルイズはそれぞれ駆け出し、ひしと抱きしめあう。 「本当によかった、無事でなによりです。既に王党派崩壊の報せを受けていたので、とても心配してたのです」 「姫さま・・・」 ルイズは目を潤ませる、安心感とそして伝えねばならないことに。 「ウェールズさまはやはり・・・?」 姿が見えず察したアンリエッタはルイズに問う、ルイズは一瞬言葉に詰まるも必死に絞り出す。 「はい・・・」 「そうですか、・・・とりあえずわたくしの部屋へ行きましょう。詳しい話はそこで――」
「殿下!!」 「マザリーニ枢機卿・・・?なにをそんなに急いでいるのですか?」 アンリエッタは振り返り、走って来た人物の名を呼ぶ。 「殿下!なにやら不審な賊が侵入したそうです、すぐに避難を!」 「なんと、それは本当ですか?」 マザリーニ枢機卿は肩で息をし、アンリエッタに退避を促す。アンリエッタは信じられないといった表情をしていた。 王宮は今かなりの厳戒態勢が敷かれていると聞いている、魔法衛士隊も警邏している筈であった。 それらを潜り抜け侵入するほどの賊がいるのか、そもそもそのような状態にも拘わらずわざわざ侵入してくる賊の目的とは一体なにか。 ルイズはゆっくりと振り返りアーカードを見つめる、しれっとした表情で腕を組んでいた。 恐らく賊と勘違いされているのは十中八九自分達だろう。いきなり王宮内に降り立ち、マンティコア隊隊員二人を気絶させ無理やり通ってきたのだから。 「あの・・・姫さま、実は――」 その時ようやくマザリーニの視界にルイズとアーカードが捉えられる、それに気付いたアンリエッタはすぐ口を開いた。 「彼女達はわたしの客人です、賊などではありませんわ」 「いや、我々だ」 「は?」 アンリエッタとマザリーニの声がハモる、まずいと思ったルイズはすぐさまフォローに入る。 「その・・・密命でしたので姫様へのお取次ぎを願いました、ですが――」 「いきなり我々を尋問すると言い出してな、少々手荒であったが強引に通らせてもらった」 なるべく語弊がないように、かつオブラートに包んで弁解をしようとするも、横から容赦なくアーカードが説明する。 「もっ・・申し訳ありません!姫さまに早くお伝えせねばと気が逸っていて・・・その・・」 アンリエッタは手をあげてルイズの言葉を制し、マザリーニに向き直る。 「枢機卿、なにやら行き違いが発生しているようです。そちらの方、お願いできますか?」 マザリーニは大きく息を吐く。賊の正体が判明した安心感か、ただの溜息か判断はつかないものの顔は穏やかであった。 「・・・そうですな、賊は少女二人と聞いております。すぐに誤解を解いておきましょう」 「お願いします」 ルイズは深々と頭を下げる、アーカードもそれを見て頭を下げた。 「それでは、行きましょうか」
◇ ルイズは手紙をアンリエッタに渡し、次に事の経緯を順を追って説明した。 アンリエッタは一言一句聞き逃さぬよう神妙に聞いていた、そして呆然とした。 「そんな・・・」 自分が使者に選んだワルドの裏切り、ウェールズを直接死に至らせてしまったことは己の責任ではないか。 「生憎と、その裏切り者のワルドは逃がしてしまった。次に相見えることがあれば必ず殺してやる」 笑うという行為は本来攻撃的なものであり、獣が牙をむく行為が原点であるという。 吸血鬼の、その鋭い牙を剥き出しにしたアーカードの笑いは・・・まさに獣のそれであった。 「姫さま・・・」 俯いたまま声を押し殺し泣き、歯噛みして自責の念を抱いているアンリエッタを見てルイズは涙を流す。 ルイズは自然とアンリエッタへと近付きその肩を抱いていた。 泣いている二人を特に感慨もなく見つめていたアーカードは口を開く。 「・・・さて、ではウェールズと会わせてやろう」 ルイズとアンリエッタが揃ってアーカードを方を向く、当然言っている意味がわからない。 既にアルビオンでワルドに殺されたウェールズと会わせる?一体どういうことなのか。 二人が疑問符を浮かべている中、アーカードは淡々と作業に入る。 アーカードのパーソナルで以てまとめあげている、自身の中に無数に存在する有象無象の命。 その極々一部、特定のたった一人だけを開放する。 アーカードの影がアーカードよりも大きいシルエットを浮かべ質量を持つ。 「アンリエッタ・・・」 現れたウェールズは生前と変わらぬ笑みを浮かべその名を呼んだ。 「あ・・・」 二人は言葉を失う、ルイズは夢でも見ているのかと思った。ウェールズの死は自分自身で確認したのだから。 アンリエッタは幻想の中にいると思った、死んだと言われていたウェールズが今自身の目の前にいるのだから。
「どういうこと・・・?」 ルイズは目前の光景をアーカードに問い質す、アーカードは静かに話し始めた。 「血とは魂の通貨、命の貨幣。命の取引の媒介物に過ぎん。血を吸う事は命の全存在を自らのものとする事だ」 ルイズははっとする。アーカードがウェールズの亡骸ごと血を吸ったその意味、「少し考えがある」といったその訳。 「血液を通貨とした魂の、命の同化。他者との命の共合、生命の融合、精神の統合。吸血鬼の本質」 説明をしているアーカードの言葉がアンリエッタの耳に入る。『吸血鬼の本質』、しかし今はそれよりも目の前の事態を認識するので手一杯であった。 「僕の自我、意識は・・・もうすぐ消えるだろう。でもその前にアンリエッタ、君に会って話が出来ることを僕は幸せに思う」 アンリエッタは立ち上がり、駆け出し、ウェールズの胸へと顔をうずめた。 「本物・・・本物のウェールズさまなのですね」 「ああ」 アンリエッタは顔をあげウェールズの瞳を見つめた。しかし生気は感じられなかった。 「生きて・・・・・・いらっしゃらないのですか?」 「僕は確かに殺された、しかし彼女のおかげでこうして君と話し、伝えることができる」 ウェールズが向けた視線の先をアンリエッタも追う。 そこにはルイズの使い魔アーカードが虚ろな目で暢気に欠伸をしていた。 「ウェールズさま、私が・・・私がワルド子爵を・・・」 そこまででウェールズはアンリエッタの言いたいことに気付く。 「気にしなくていい、アンリエッタ。どちらにせよ僕は・・・ニューカッスルで戦い、死ぬつもりだった」 依然として悲しげな表情を浮かべているアンリエッタをウェールズは見つめる。 「アンリエッタ、これを・・・」 そう言ってウェールズは取り出した風のルビーをアンリエッタの指へと嵌めた。 「これは・・・」 「僕の形見として、君に受け取って欲しい。そして・・・・・・僕の分まで強く生きて欲しい」 アンリエッタは目を瞑り涙を流した。呪文を呟き、指輪がぴたりとアンリエッタの指におさまる。 「・・・・・・わかりました。本当は・・・あの思い出の、ラグドリアンの湖畔の誓約の水精霊の前で誓いたい・・・」 アンリエッタは大きく息を吸い、その言葉を紡いだ。
「私はあなたを愛しております、ウェールズさま」 「うん、僕も・・・愛していたよ」 愛していた、それは既に死んでいるゆえのウェールズの言葉。しかしアンリエッタはその言葉を胸に、心に深く刻む。 「私は・・・その言葉を永久に抱き、貴方の分まで・・・強く生きようと思います」 「ありがとう、アンリエッタ」 二人は笑いあった。悲しくても、それでも互いに笑顔で別れを告げた。 そしてウェールズは影となり、アーカードへ吸い込まれる。アンリエッタは一度だけ大きく深呼吸をし、自分自身の心に決着をつけた。 自分の愛したウェールズの分まで強く生きる。トリステインの王女として。国を、国民を守る王族として。 「アーカードさん、ありがとう」 アンリエッタは素直にお礼を言った、アーカードは真剣な表情でアンリエッタの姿を見つめる。 「いい瞳だ、場合によっては腑抜けるかとも思ったんだが・・・杞憂だったようだな」 「ちょっとアーカード!姫さまに対して――」 「構いません、ルイズ。私はあなた達に感謝しても、到底し足りません」 そう言うとアンリエッタは机に向かい歩いていく、引き出しから何かを取り出すとそれをルイズへと渡した。 「始祖の祈祷書です。ルイズ・フランソワーズ、あなたを私の結婚式の巫女に指名します」 「え?」 「無事手紙は手元に戻りました、同盟も滞りなく締結されるでしょう。近々私とゲルマニア皇帝の結婚式も執り行われる筈です。 その時にあなたに巫女として詔をお願いしたいと思います、その日まで肌身離さず持っていてください」 「そんな・・・」 (気丈だな・・・だが上に立つ者、そうでなくてはいかん) アーカードはその様子を見ていて静かに笑う。 つい先程ウェールズを愛していると言った。だがその想いを胸にしまい、覚悟をもってアンリエッタは振る舞っている。
ルイズには愛する者を失った気持ちを、想いを慮ることはできない。しかしアンリエッタの決意を、自分の無下な言葉で汚すのは躊躇われた。 「ルイズ、引き受けてくださいますか?」 「謹んで・・・承ります」 ルイズは膝をつき頭を垂れる。アンリエッタは微笑んでルイズの手を取る。 「ありがとう、ルイズ。・・・それと、この水のルビーはあなたが持っていて」 「いえ、しかし・・・」 「忠誠には報いるところがなければなりません、それに私にはこれがあります」 そう言って風のルビーを近づける、風と水は虹色の輝きをつくった。 その輝きを見るのは二度目である、だが以前よりもより一層強く光り輝いている気がした。 「・・・ありがとうございます」 アンリエッタはアーカードへと目を向けた、アーカードもそれに気付き目が合う。 「私は別に何もいらんぞ、腹も充分に満たされているしな」 「・・・・・・吸血鬼」 アンリエッタは呟く、アーカードの言っていた言葉を思い返していた。 「あぁ、私は吸血鬼だ」 「その・・・姫さま、騙していて申し訳ありません」 ルイズが謝罪するもアンリエッタは首を軽く左右に振る。 「いいえ、自分の使い魔は吸血鬼ですとは言えないでしょう。・・・これからもルイズをよろしくお願いしますね」 「んむ」 「それと・・・もし何かあった時は私も頼りにしてもよろしいですか?」 「構わんぞ、可能な範囲でよければな」 「ありがとう、アーカードさんも・・・もし困ったことがあればなんなりと私をお頼りください」 ◇
ルイズとアーカードは一頭の馬に二人で乗って学院へと向かっていた。 ルイズが前で手綱を握り、諸々で疲れたアーカードは後ろに乗って休んでいた。 「愛か・・・」 「なんだ、藪から棒に」 ルイズは考えていたことを自然と口に出していたことに恥ずかしくなり俯く。 「いや・・その・・・・・・姫さま、どんな気持ちだったんだろう。私・・・昔はワルドを憧れの王子様のように見てた、だから裏切られたのは凄いショックで・・・。 でも姫さまはウェールズさまを今も愛していて、最後に話せたとはいえ・・・きっと言葉にはできないくらい悲しかったと思う。 それなのにもう国のことを考えていて、愛してもいない人と結婚することまで・・・」 「あぁ、立派だな。だから支えてやるといい、彼女にとっても主にとっても大切な友なのだろう?」 「うん・・・」 煮え切らない頷きをし、ルイズはまた考え始める。 「・・・主は誰かを愛したことはないか?」 「そりゃ・・・ないわよ、ワルドだって違うし。・・・アーカードはあるの?」 「無論ある」 そう、とルイズは呟く。そりゃあ何百年と生きてる吸血鬼だもの、それくらいはあるだろう。 キュルケとかともそういう話をしてるみたいだし・・・。 「人を愛するって、愛されるってどんな感じなのかな」 「私は二人の妻と、一人の愛した女性がいたが・・・」 「へっ?っ・・・妻!?」 ルイズは困惑する。 (へっ?ぇえ!?なんで?だって女同士でしょ?結婚?妻?しかも二度も?さらに他に愛した女性がいた?アーカードってそっちの趣味?) 「特にその一人というのは略奪愛でなあ・・・・・・それもまぁ色々あって―――」 アーカードは俯いたままブツブツと言ってるルイズに気付く。 「ふむ・・・ルイズ、私の伴侶になってみるか?」 「なっ!?ばっばっばば・・バカじゃないの!」 馬の手綱を握ったまま振り向いたルイズをアーカードは見つめてニヤニヤと笑う、気恥ずかしくなりルイズは顔を前に戻す。
「・・・まっ、言葉で説明してもわからんさ」 ルイズは黙りこくる、何かを考えているようだった。 「そうだ、一つだけ簡単にわかる方法があった」 思わぬ言葉にルイズは再度アーカードの方を向く。 「なに?どうやって?」 「知りたいか?」 「うん、そりゃあ・・・」 ルイズはなんの気なしに答える、それが重大な選択だったとも気付かずに。 「そうか」 そう言うとアーカードはルイズの鼻をつまむ、咄嗟に呼吸する為に口が開いた瞬間に小瓶から紫色の液体を流し込まれた。 反射的にルイズはその液体を飲んでしまう、それを確認するとアーカードはポイッと小瓶を投げ捨てた。 「ッ・・・!?ケホッ、な・・何を飲ませたの!?」 と、そこで気付く。先程捨てられた小瓶、僅かながら見覚えがあった。記憶を探る、すぐにピンときた。 「惚れ薬だ、まあ試作品で効果は一日だそうだが」 そうだ、モンモランシーから貰ったと言って、アーカードが部屋で眺めていたポーションだ。 「ほ・・・惚れ・・」 惚れ薬?禁制品ではないか。モンモランシーは一体なんでそんなものを作ったのか、しかもよりによってアーカードに渡すなんて。 あれこれ考えるも、惚れ薬の効果は思ったよりも早かった。顔は紅潮し、体がどんどん火照ってくるのがわかる。 感情が一色に染まっていく、目の前の使い魔がなんだか愛おしく感じられる。やばいまずいと心の中で早鐘が鳴らされる。 「外で・・・というのも乙だが、学院に戻ってからにしよう」 「はひっ・・・?」 アーカードはサディスティックな紅い瞳で笑いながらルイズを見下ろす。 「なぁに、記憶は残るらしいから安心するといい。たった一晩で愛すること、愛されることの一端が垣間見れるだろう」 「い・・・いやぁあ〜〜〜〜〜」 ルイズは失いつつある理性を振り絞り叫び声をあげた。
以上です。 支援なくったって泣かないもんね・・・。 今回も結構文量多かったけど、とりあえずさるさんなど規制なく投下しきれて良かった。 意外となんとかなるものだ。 今回は旦那の能力をちょっと拡大解釈してます。 そういうのが気に食わねーって人もいるかもしれませんが、ご了承を。
乙ですた 一気に読みたかったから、途中でレスしなかったんだけど 間にレス挟んだほうが良かったんかな
>>363 そうですね、連投規制とかあるんで支援レス挟んでいただけるとありがたいです。
まぁ今回で意外にイケるってことがわかったんで、
フーケ戦や外伝の時みたく相当長くなければ支援なくても大丈夫かもしれません。
ゼロリカ乙、 さて、愛し愛される時のアーカード姿は、 どうなるのだろう? ロリか、旦那か、はたまたヒゲか、
乙でした。
>>365 どちらにせよ身長差がやばい
途中でオーガがいたような気がしたけど多分気のせいだよね
>>348 ペルソナ2のパンツ番長の武器思い出した
支援、間に合いませんでしたが ゼロリカ殿、乙で御座いました。 個人的に100年前バージョンの姿で愛し愛されて欲しい。
ロリ中尉は小学校辺りで委員長で生徒会の副会長辺りやってそう で、生徒会のロリカード会長に無理難題を押し付けられて胃をいためてるイメージ 「ああ! もう! あの会長(ばか)は一々、一々っ…… やれ、急にスピーチがしたくなったから明日までに草案を用意しろだの! やれ、修学旅行は海外に行けるように何とか頑張ってくれだの! あの、馬鹿ーっ!!」 って感じに
ロリ旦那に勇次郎が混じっている!?
勇次郎クソ吹いたw
>>370 でも面と向かって「よくやった、偉いぞ副会長」と頭なでられると照れるんですね分かります
そして二人きりになると首筋を舐められる訳か・・・
>>370 たまに反抗して魔弾で懲らしめようとするも
青年姿になった旦那に「おしおき」と称してトラウマを植えつけられるんですね分かります
猟師「・・・ザ・・・ザミエルッ・・・ザミエルッ・・・」
>>374 近年稀なほど俺の琴線に触れてきた
教室内は夕日でオレンジに染まってたらいいよ
牧師「・・・ザ・・・ザビエルッ・・・ザビエルッ・・・」
なるほど、ゼロのロリカードはシリアスか。つまり、このスレには ギャグとパロディが不足していると言う事だな☆(´ー`)ニヤリ
ウェールズも最後まで勝ちを捨てていなければ旦那の使い魔に成れたかもしれない。 もし、旦那の使い魔になっていたら 学園のサウナで ウェールズのアレに注目する賄方(これが王族・・・すげえ・・・) ウェールズ(吸血鬼はさすがに珍しいか) マルトー(くっ、さすがに威張るだけの事はある)
そうなったらなったで今度はアンアンがガチョウ隊長の位置に・・・
キュルケ、アニエス、タバサ、ギーシュ、フーケと隊長ポジは結構居る。
>>378 だからといって某スレの魔眼位はっちゃけてはいけないがな
流石勇次郎・・・食いたい時に食うんだな
これはアレですか百合フラグですか
385 :
マロン名無しさん :2008/06/22(日) 14:19:00 ID:WOXpIVE4
愛し愛される時のアーカード姿は〜・・・とりあえず、全部バージョンで!? 次回に期待しつつ乙〜♪
全く気付かなかった…… 誰かどこらへんが勇次郎だったか教えてくれ……orz
バキの最後の方… アライJrとの対決前をよく読み返してみるよろし
ロンドン市民800万+十字軍+最後の大隊降下部隊 のカオスプレイ!?
>>379 >最後まで勝ちを捨てていなければ
……むしろ、諦めを踏破して化物に成って果てるウェールズが目に浮かぶ……
そういえば吸血鬼ってお風呂入れるんだろうか
流水じゃないからイケるかな?
サウナ(蒸し風呂)だったらおkでは。 キュルケやルイズに無理やり風呂に連れて行かれるロリップ。 ロリップ「お風呂イヤー」 キュルケ「我侭言わないの」 ルイズ「きれいにしないとダメでしょ」
普段は傲岸不遜なあの幼女も、お風呂に入れようとする時にはイヤイヤと… 完璧超人と隙。これほど相性が良いものがあるだろうか
ところで少佐って何時から少佐なの? カトリックの司祭様に接触した時は中尉だったみたいだけど
>>348 コントラバスのケース(マスケット銃入り)を背負って頑張って歩くロリ中尉とかどうだろうか
>>396 そして准尉がワンコ大尉に乗って先に行ったのを急いで追いかけてすっころび
コントラバスのでっかいケースの下でジタバタするロリ中尉
住民 率直に聞く、百合狂いの俺はもう「おしまい」か?
>>395 グールの功績で二階級特進したか
戦死扱いで二階級特進かで変わるんじゃね
多分グールの方だとは思うが
あ‥?あ‥?
そ、その御み足でわが愚息をば(グバァ
>>403 EDタイトル『あ、僕の息子が潰された』
流水ってシャワーはどうなんだろう? あと流しそうめん
>>405 エンディングでありED(勃起不全)ですねわかりまs(グシャ
>>406 流水を浴びたり、入らなければ大丈夫らしい。
(旦那は海上から空母と同化して帰ってきたが…)
調べてたら「ドラキュラ’72」とかいう映画で
シャワーにやられる吸血鬼のシモベがいて笑ったw
まあヴェアヴォルフクラスなら陽の光と同じように耐性もってそうではある罠 案外入浴くらいなら凄く大嫌い程度で済むんじゃね この世の終わりのような顔をして主に風呂場まで引き摺られていく准尉や中尉
完全に狼になってる大尉はシャワー前後で劇的ビフォーアフターな普通の犬になるの?
大尉クラスだと平然と桶でざばざばお湯汲んで普通に入りそうだな 准尉は誰かに入れられるまで意地でも入らなさそうで、入る際にはシャンプーハット四つくらい頭に被ってそう 中尉は…まずは髪の束ね方から検討する必要があるだろ
ゾーリン姐さんは風呂に入る前にタオルで股間をパ−ン!とするイメージがある
>>411 ゴムもヘアピンもなしで器用にまとめて、タオルで巻く
そして入浴中にほどけてあわあわしながら涙目になる
つーか大尉は吸血鬼じゃなくて人狼なんだから流水は平気だろwww まぁ風呂は嫌がりそうだが犬的に考えて
>>405 生徒会長なロリカードだと?
…なかなか…
つまり浴場では 完全狼大尉「・・・」 ルイズ「ほら、大尉だって入っているわ」 ロリップ「やー(フルフル)」 キュルケ「凄く嫌そうにシャワーを浴びるわね」 ロリカード「流水は特に嫌いなんでな」 タバサ「・・・(敵)」 セラス「うっうっうっ・・・(気持ち悪いし、視線が痛い)」 平民用サウナ(男性用) 賄方A「すいません、お先に!」 マルトー「いけっ」 ゾーリン「人間の癖に我慢強いな」 マルトー「ここを仕切る者として新入りに負けるわけにはいかないんでな・・・」 サウナの外 サイト「結構、頑張るな親方」 ドク「全くです」
准尉は入浴しないでも死なないからいいじゃない とかなんとか子供じみた屁理屈をこねるんだろうな
>>619 「はーなーせー!」という叫びを残して引き摺られてくのが目に浮かぶ
何故だか准尉には余裕かましすぎて自分で墓穴掘るイメージがある
旦那がシュレに足元掬われたみたいにか 確かにそのケはありそうだな 盗み食いをした砂糖菓子なりを喉に詰まらして死に掛けたりしそう
>>418 何の違和感も無く男湯に居る姐さんに吹いたwww
そりゃドイツは混浴サウナが有るがw
ロリカードは風呂に入れられたら露骨なセクハラしそう 自分本来のモノを生やしそう
あの長い髪は洗うのが大変そうだなあ…洗って貰ってたりすんのかな…
准尉の猫耳って、そもそも吸血鬼以前に水にさらして大丈夫なものなのか?
>>427 おそらくは風呂上りに入念に耳掃除をしてもらっているに違いないw
ドクか少佐に!?
大尉かリップ
>>426 髪が勝手に動いて洗ったり、零号解放して洗わせそう。
犬とかムカデ以外の人間とかは個別に解放できるのかな?
バッキバッキにしたアレを?
オ ナイスエロ
ロリカとリップの髪が絡み合ってうねうねお互いを洗い合うんですね
例の棺桶君がやってくれるんだよ
シュレがルイズの使い魔だったら ルイズ「シュレ、お風呂に行くわよ」 シュレ「僕は何処にでも居て、何処にも居ない」 ルイズ「知っているわよ。汚れているかもしれない不潔な使い魔を野放しに出来ないわ」 シュレ「でも汚れていないかもしれないよ」 ルイズ「不確かな綺麗さじゃ安心できないわ。ほら行く!」 シュレ「汚れていないかもしれない使い魔を洗ってもお湯の無駄だよ」 ルイズ「汚れているかもしれないから無駄にはならないわ(シュレの襟を掴んで浴場に進む)」 シュレ「この格好は公爵令嬢の歩き方じゃないし、僕が確実に汚れる」 ルイズ「汚いかもしれない風呂嫌いの使い魔を使っている方がよほどらしくないし、汚れてもお風呂に入るから綺麗になるわ」 シュレ「あの・・・僕がお風呂に入るのは決定事項ですか?」 ルイズ「YES!YES!YES!」 シュレ「そんな嫌がる使い魔を無理やり風呂に入れるなんて、横暴だ!断固抗議する!」 キュルケ(あの二人、またやっているわ)
シュレ 「僕、まだご飯食べてないんだけど」 ルイズ 「さっき食べたかも知れないじゃない」 シュレ 「ごめんなさい」
ロリ旦那とシュレってどっちがでかいの? タバサ<ロリ旦那<ルイズ<シュレ<ロリップ<キュルケ であってる?
ロリップなのにでかくね?
>>441 なんかロリップはノッポなイメージがある
>>442 NON 身長だ
胸のサイズなら
タバサ=ロリ旦那=ルイズ=シュレ<ロリップ<<<キュルケ
だな
ロリ旦那はその気になればテファくらいにもなれる!
シュレだって存在したりしなかったりが謳い文句だから、その気になれば……
だからああいう男でも女でもよろしい感じの容姿なのか…
あの有名なシュレディンガー博士の 「パンツを脱がしてみるまで男か女かわからない」 の理論ですね。
シュレは女給服着ると化ける
>>448 客には物凄く愛想よさそうだしな
完璧に作り上げられた無邪気な笑顔を浮かべて
愛想を振りまきながらくるくる立ち働く小柄な金髪女給か
シュレにチップ渡してその場で物凄く愛嬌振りまかれた後で その後見えないところでこっそり舌出されたい
昼間は、学校でただ飯を与えられてのニート生活を 夜は、酒場でのアルバイト生活に精を出すのか アルバイト代で焼き菓子とか買い込んでそうだな
そして食べる為と言うより、物珍しい物を買いたいと言う目的で買うために 消費が全く追いつかず、主の部屋の家具の片隅等にどんどん詰め込まれていく焼き菓子
食べる目的じゃないので買って気が済んだらタバサやメイド達に振る舞い好感度を上げると。 やるなシュレ。
一度に両手に抱えるくらい買い込むんだけど ひとつ二つ食べてあー、こんなもんかって感じで飽きてルイズとかにどばっとあげちゃいそう そして自分で食べる分だけ買って来なさいよ!って怒られる
妙な形のフラスコやらを嬉々として買ってきそうだな で、三日後位には飽きて部屋の片隅に放置
ロリカードは結構な大飯食らいだと妄想
リップは火薬調合する為の物質やら小物やら買い込みそう
そもそもリップは火薬とかいるのだろうか
>>459 マスケット銃を使うには、弾丸を飛ばす紙薬莢が必要だ。
火薬と弾の入った袋噛み千切ってたし、一応要るのでは?
配合比やらで飛び具合が変わったりするんだよ なんか中尉って四六時中丹念に銃のお手入れしてそう
撃てればギュインギュイン飛ばせるからいいんじゃね? マスケット銃で戦闘機と同じ弾速出せるわけないから、発射した時点でもうエンペラーモードだと思ってる。
>>223 で執筆中とか書いた、妄想爆発なSSが完成してしまった。
うpしたら、スレ住人に敗北主義者の大佐みたいに食い殺される。
だからそういうあからさまな
>>464 おやつにはちょうど良さそうだから晒しておくれ
卑屈なレス乞食って嫌い
>>464 さっさと晒しな、今の状態こそ敗北主義者だから
晒したらご褒美にお前の愚息を研いでくれるそうだ・・・
ゾーリン姐さんが
>>464 そこまで危険な代物なら今回はうp見送ったら?
なんとか大丈夫そうなレベルに推敲できたらうpということで
テキストでうpロダにアップして見たい人だけ見れるようにするとかね
とりあえずシュレはキュルケの胸の柔かさに驚くのではなかろか?リップは無いに等しいしゾーリン姐さんは堅いだろうし・・・
ゾーリン姐さんは、よく鍛えられた胸板の乳首を動かすのと同様に おっぱいを上下できそう。
セラスのおっぱいを見てるから平気だろう
シュレに少佐のおっぱいと比べられショックを受けるキュルケ、セラス。
知ってるか? SSは3種類に分けられる。 手に汗握るバトル物 面白可笑しいギャグ物 感動し涙するラブロマンス物 ・・・この3つだ。(`・ω・´)Щ
先生!Щは何ですか?
指だろう、常識的に考えて Щ(`∀´ )ENRICO MAXWELL to mousimasu
>>464 只待つだけだった俺が貴方みたいな書き手にこんな事しか言えなくってツライ
でもスマン!頼みます!(投下を)
自分が作った作品を卑下する奴は 自分の子供を卑下してるような印象があってすごく嫌い
>>478 先生!常識的に考えたら本数が足りません。
wktk
来るか・・・
あ、ありのまま・・・今起こった事を話しますよ。 『ロンドン上空を飛んでいたと思ったら、変な少年少女に取り囲まれていた』 な、何を言ってるのか分からないと思いますが、私も何をされえたのか分かりませんでした・・・。 頭がどうにかなりそうです・・・催眠術だとか超スピードだとか、そんなチャチな物では断じて無いです。 もっと恐ろしい物の片鱗を味わいましたよ。 セラス・ヴィクトリア 心の叫び ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは、召喚した使い魔の姿に呆然とした。 草原にうつ伏せた姿勢で周りを見回す姿はどう見ても人間、しかも平民であったからだ。 下はストッキングにスカート、上は作業着らしき服。胸元には、赤と黒のバッチを付けている。 髪は金髪でショートヘア、顔は年相応らしい顔つきをして呆気にとられた表情をしている。 そして何より目立つのが、その巨大な胸。思わず『乳革命』と言う言葉を連想したほどだ。 (ギーシュを大人にして性別転換したようなヤツね・・・『女の子になって今日で・・・』じゃなくて!) 大きく頭を振り、雑念を追い出す。そして使い魔に近付こうとした所で、外野の声が耳に入った。 「ねぇタバサ、あの女の胸を見て・・・どう思う?」 「・・・・・・凄く、大きい」 「なんて、ご立派な胸・・・私もアレだけあればギーシュなんか」 (なによお外野まで胸が大きいとか何とか、私の前で胸に関する会話は止めt 「見ろよマリコルヌあの巨大な胸を、ルイズなんか相手にならないぞ」 「その通りだよギーシュ、あれに比べればルイズはペチャpぐへっ! 女子生徒の近くで胸に関する会話をしていた生徒が一人、太っちょのマリコルヌが裏拳で顎を砕かれた。 何時の間にかルイズが二人の目の前に移動していた。無表情で、目が大きく見開かれている。 「ペチャパイと申したか?」 「せ、拙者はさような事は・・・」
シグルイwww
チュパチュパルイズ支援
「コレは良い…〜」「〜ネタ分…〜が…〜」 「…〜胸…〜〜セラス〜…」「…の〜シグルイ…〜」 まあ良い諸君 支援を再開しよう
金髪の生徒が殴られるのを眺めながら、セラスは自分を取り巻く状況に頭を痛めていた。 立ち上がって周りを見ると、正面には城が有り、周りは森に囲まれているのが分かった。そして 子供達は黒いマントを羽織り、一様に自分の胸を見ている。一部は視姦レベルだ。 (ココどこですか!? なんで私、こんな所にいるんですかぁ!?) 当然の事態に混乱していると、口から何かを噴水のように吹き出しながらピンク色の髪の少女が近付いて来た。 「口は災いの元・・・で、あんた誰?」 「誰って・・・私、セラス・ヴィクトリアって言いますけど」 「苗字が有るの、もしかして貴族とか?」 「え、いやその・・・ただの元婦警ですけど」 「ミス・ヴァリエール、そこから離れなさい」 二人が振り向くと、そこには杖を持った外山恒一・・・では無くて、儀式を監督する教師コルベールの頭が光っていた。 「私には建設的な提案など一つも無い・・・だが、君が『人』では無い事ぐらいは分かる」 「ミスタ・コルベール、いきなり何を?」 「分からないかねミス・ヴァリエール、彼女の左腕を見てみたまえ」 言われて視線を使い魔の左腕に移すと、そこには肘から先が黒く染まった腕が見えた。凝固した血液のような 漆黒の色をしており、所々から刃物のような物が揺れている。 「あんた・・・いったい何者?」 「あ、えっと・・・・・・その」 生徒の質問と教師の指摘に言葉を詰らせながらも、セラスはハッキリと小さな声で答えた。 「あの、実は私・・・吸血鬼なんですよ」
次はざわざわと見た
なんでさるさん喰らわないのかって顔だね 支援したのさ ヴァチカン 我 々 が 強 力 に ね
吸血鬼――ハルケギニア大陸でエルフと共に恐れられる生物 100人のメイジすら打ち倒す妖魔 最悪の存在―― そんな危険な生物が今『ゼロ』と呼ばれる少女の目前に、申し訳なさそうに佇んでいる。 苦笑いする中に、尖った二本の歯が見えた。吸血鬼の証拠と言える、吸血のための犬歯。 ふとルイズが横を見ると、コルベールが杖を振り上げようとしているのが見えた。 「何をする気ですか、ミスタ・コルベール!?」 「逃げなさいミス・ルイズ、彼女のような化物は人間に倒されなくてはなりません!」 「ちょっ、ちょっと待ってくださいよ! 何ですか、いきなり!!」 突然の事に、主人と使い魔はタジタジだ。ただでさえハゲ頭によって周りが良く見えないと言うのに、更に魔法など 使われて辺り一面を炎で焼かれたら、それこそムスカ大佐の二の舞になってしまう。 「ミスタ・コルベール、使い魔との契約は神聖な儀式だと教えてくれたじゃないですか! 例外は認めないと、 それだけ神聖な儀式なんだと! 彼女はすでに私の使い魔です、何か問題が有ったら責任を取ります! だから」 「うぐぅ・・・」 生徒が必死である事は、コルベールには痛いほど理解できる。 春の使い魔召喚の儀式で初めて魔法が成功した、しかも相手は強大な力を持つ吸血鬼。それが取り消されてしまう、 ゼロの汚名を覆す事が出来なくなってしまう。学園での悲惨な生活に差し込んだ一筋の光を、ルイズは決して失いたくないはず。 尚も必死に言い続けようとする彼女を後ろに下がらせ、コルベールは口を開いた。 「ミス・セラスと言ったね・・・君は、自身の力によって学園に危害を加えたりしないと誓えるかね?」 「いや、誓うも何も・・・私、この学園に恨みとか無いですし。と言うか聞きたいんですけど、ここ何処ですか?」 「ここはトリステイン魔法学園だが」 セラスの頭に特大の?マークが浮かんでいる、クリボーを踏みつつアッパーカットを喰らわせれば☆が 出るかもしれない。ロンドン周辺の町や村の地名を思い出すが、トリステインなどと言う名は思い浮かばない。
「何が起きているか」 古今東西SSを投下中のスレで起きていることなど たった一ツッきりでしょう それは只只一方的な 支 援
一心不乱の大支援を
支援だ!支援が起きている!!
「聞いたこと無いんですけど・・・あの、因みにイギリスとかロンドンに聞き覚え有ります?」 「イギリス? ロンドン? いや、聞いた事が無いね。そこは君の生まれなのかね?」 「えぇまあ、そんな所で・・・と言う事は、もしかしてドーバー海峡を越えてフランスなんて事は?」 「フランス? いや、その名も聞いた事が無いね。もしや君はハルケギニアの出身では・・・」 「あの、ミスタ・コルベール」 吸血鬼と教師が揃って振り向くと、そこには困った顔をしたルイズがいた。 「そろそろコントラクト・サーヴァントを行いたんですけど、宜しいですか?」 「ん? あぁ、すまないねミス・ヴァリエール。まぁ問題は無いだろう、危険は無いようですし」 「ありがとうございます・・・じゃあ、セラスとか言ったわね。ちょっと屈んで、契約が出来ないから」 「え? 契約って何ですkむぐぅ!?」 契約の意味を尋ねようと腰を下ろした一瞬の隙を突き、ルイズはコントラクト・サーヴァントを実行した。 巨乳美女と貧乳美少女による突然の百合シーンに、周囲の生徒達から驚きの声が上がった。 なお、この時セラスの胸の谷間を目撃したコルベールは『我が生涯に一片の悔い無し!』と、後に語っている。 「いきなり何するんですか、私はレズなんかじゃ無いって痛、右手が痛い!」 「すぐ収まるから安心しなさい、『使い魔のルーン』が刻まれてるだけだから」 「勝手に刻まないでください、私の体に何したんですかぁ!?」 セラスは仰向けで地面を転がりまくる、それに合わせて大きく実った二つの果実が揺れまくる、ハゲは鼻の下を伸ばした。 それに気付いたルイズは教師から杖を奪い取り、自分の杖と一緒に頭に突き刺してやった・・・ストレートに気持ち悪い。 そうこうしている内に痛みが消え、胸の揺れは止まる。即座に立ち上がると、セラスは猛然と抗議の声をあげた。 「何なんですか貴方達は、いきなり変な所に来ちゃうわキスされるわ! もう帰ります、これでも急いでるんで!!」 「何言ってんのよ、そんなの無理よ。もう契約は済ましちゃったから、貴女は私の使い魔なのよ」 「そうですぞ、ミス・セラス。右手を見てみなさい、ルーンが浮かび上がっているでしょう」
しえんした ひ え ん ひ ふ ぁ 私はおまえをしえんした
「右手?」 手袋をズラして見ると、文字らしき物が浮き出ていた。ヤモリやトカゲを横一列に並べたかのようだ。 余りの急展開に歯をギリギリと鳴らしながらハゲを睨んだ時、空の向こうに妙な物が見えた。 それは、薄っすらと輝く月。しかも一つでは無く、何故か二つの月が並んでいる。 「あの、アレってなんですか? なんか、月が二つあるように見えるんですけど」 「は? なに言ってんのよアンタ、月は二つあって当然でしょ」 「いや、だって月は一つでしょ! 月に代わってお仕置きですよ、ねぇ!」 「なに訳ワカメなこと言ってんのよ、昔っから月は二つに決まってるわ」 「え〜と・・・・・・他の皆さんは、教室に戻りなさ〜い! ミス・セラス、ちょっとルーンをメモしますね」 二人が月に関して話し合ってるのを横目に、コルベールはセラスの右手のルーンを素早く手帳に書き写す。 その間に飛び去る生徒達から侮辱的なセリフが飛び、ルイズが『ピー音』されないギリギリの罵詈雑言で言い返す。 「さて、それでは我々も戻りましょう。ミス・ヴァリエールは午後の授業は休みなさい、かなり精神力を使いましたから。 あと、ミス・セラスは『後ろに倒れている人』を医務室に運ぶように。周りに落ちてる物も、拾っておくように」 『『後ろ?』』 綺麗に声がダブった二人が後ろを見ると、10メイルほど後方に誰か倒れていた。周りには所持品らしき物が散らばっている。 近付いて声を掛けたり肩を叩したりしてみるが、気絶しているため反応は無い。 「ねぇちょっとセラス、これ誰なの。知り合い?」 「いや、知らない人ですけど」 「まさか泥棒じゃないでしょうね、学園に入った所で私の爆発を喰らったとか?」 「いえ、それは無いでしょう。君が召喚するまで、周りには誰も居ませんでしたから。一緒に召喚されたと見て間違いない」 ルイズの予想を、コルベールが即座に否定した。つまり、ルイズは一人の吸血鬼と一人の身元不明者を召喚した事になる。 「と言う事は、この人も私と同じ・・・」 「使い魔って事になるわね」
まさか・・・ヒラコーか?
ねぇ、何でこんな夜中に投下してるの? 俺寝れないじゃん
保守? 少し違うな 准尉 こいつは保守じゃあない これは支援だ 職人がスレにSSを投下したことを 住民にしらしめる渾身の支援だ
支援!支援!支援!
その後、二人は歩いて女子寮へ入った。途中で気絶した人を医務室に届け、所持品を置いて行く。 そしてルイズの部屋で腰を下ろしてからは、双方の世界に関する説明が行われた。 ルイズはセラスに、ハルケギニア大陸や魔法の事。セラスはルイズに、ヨーロッパ大陸や王立国教騎士団の事。 たまにルイズがセラスの胸を見て、人差し指と中指で杖を持って振り回す。ときにセラスが帰国不可能な事実を知って絶叫し、 学園が演劇で使われるダンボール製の背景みたいに倒れたりした。 「それでですね、使い魔に関して聞きたいんですけど・・・基本的に何をすれば?」 「そうね、まずは主人の目となり耳となる能力を持つわ」 「えっと、それってどう言う意味ですか?」 「使い魔が見たり聞いたりした物を、主人も見たり聞いたり出来るってことよ」 「はぁ、そう言うもんなんですか・・・」 「でも無理みたいね、私には何も見えないし聞こえない」 セラスは内心ホッとしていた、自分が見ている状況を盗撮されるなんてセクシャル・ハラスメントも良い所だからだ。 もし血を摂取してる所なんぞ見られたら、間違いなくドン引きされてビビられる事だろう。 「あとは秘薬を探すとかだけど、硫黄とかコケとか知ってる?」 「聞いた事はありますけど、探すのはちょっと無理ですね」 そもそも孤児院で育った身として、理科には詳しく無い。警察官採用試験の時に勉強はしたが、植物や鉱物は学んでいない。 もし知っていて採取できたとしても、ルイズには使い用途が無いので意味は無いのだが。 「最後に使い魔は主人を守るってのがあるけど、セラスは先住魔法とか使える? あと雑用とか経験は?」 「この世界の吸血鬼とは違うんで、魔法はダメですよ。あと雑用は、洗物とか掃き掃除くらいなら・・・」 ルイズは考えた。感覚の共有や秘薬探しは出来ず、魔法は使えない。雑用は不得意、唯一は吸血鬼に備わる力と知識ぐらい。 不満は有るが、考えても仕方が無い。だいたいの話は済んだので、今日はもう寝ることにする。
SSを支援するのはいつだって人間だ支援
「もうすぐ消灯の時間だから、そろそろ寝るわ。セラスは吸血鬼だから、棺桶が無いと寝れない?」
「有ったら嬉しいですけど、無いなら別に良いですよ。毛布を1枚ほど貰えれば、大丈夫です」
「分かったわ、何日かは床で我慢して。棺桶は・・・まぁ何とかするわ」
早い内に葬儀屋に注文しないとな〜・・・そんな事を考えながら服を脱ぎ、ベットの脇にあるカゴに放り込む。
視線をセラスに向けると、毛布を体に巻いて壁際に横になっていた。ルイズの目には、まるで猫のように見えた。
ネグリジェに着替えると、ランプを消してベットに潜り込む。二つの月が、部屋を輝かせていた。
今日はここまで、
>>502 さんには、睡眠妨害してしまって申し訳ない<○>
ゼロのロリカードさんみたいな凄いSSを書けるように何とかするよ。
乙― ネタ分多くて読み応えがあって良いねw ところで、理由はわからんがレスの間隔が随分と長いな 次からはもっと早く投下し終えられる様になるだけ改善してくれ 投下宣言後から7レスで2時間は流石にキツい…
まさかのリアルタイムか……
>>507 >>508 のようにならない為にあらかじめメモ帳なりに全部書いといてそこからコピペすると良いよ
それはともかく出だしはかなり面白そうです
もう1人は平凡な日本の高校生ですか?w
日本の話が通じてやっとまともな人がいたと思ったら
「私吸血鬼なんです。テヘッ」と言われて涙目な展開ですねw
コッパゲがたい焼き泥棒になってるな
乙です。これからも楽しみにしてます〜
すないぱぁ?
>>513 海を隔てた南蛮の…
というか何故斯様にシグルイが混じるのかw
あるMADの影響でたい焼き泥棒と言えば神父様が浮かぶようになったんだが…
そういうのはいいです
そういうのはそっちでやっててください
そういうのをしていいのは化け物と異教徒だけです
シュレがリップのお菓子を強奪してドクに怒られてるのを幻視した
シュレが少佐のご飯強奪して少佐が死にかけるのを幻視した
餓死しそうな少佐が吸血鬼化を断るのを幻視した
もう一人…だと? リップかい?スレにあったセラス&リップかい?
由美子だべ?メガネっ娘コンビだべ?ヒラコー的に
セラスはメガネ掛けて無いけどな
内偵捜査で、リップの眼鏡を譲渡すればいいよ ついでにリップは髪の毛切って青年将校になったらいいよ
ゼロいぬのモット伯とルイズ!?
投下しますね、ちょっと短いです。
早速支援だ
シカゴタイプライターなどとニックネームがつけられるその連射音は独特だった。 ドラムマガジンが装着されたトンプソンM1928を、片手で振り回しトリガーを引く。 本来ならばストックを肩につけるか脇に抱えて撃つものであるが、吸血鬼の膂力ならば片手でもその反動を簡単に抑えきれる。 しかしトミーガンの.45ACP弾ではオーク鬼の分厚い皮と脂肪に覆われた筋肉の体には何発撃とうとも致命傷足りえない。 尤も目的は別のところにある、弾幕を張り怯ませて足止めさえ出来ればそれでよかった。 トミーガンをしまいつつアーカードは怯んだオーク鬼を無視して、自分に襲い掛からんとする正面のオーク鬼の水月に向かって右足で蹴りを放つ。 蹴りこんだ水月を踏み台にしてオーク鬼の肩に駆け上り、右膝をその顔面にぶち込む。 さらに後ろに倒れんとするオーク鬼に駄目押しの左肘を叩き込み、オーク鬼の頭蓋は完全に粉砕された。 次に銃弾に怯んだオーク鬼の方に向かって跳躍をする。右足を天高く振り上げ、全身の強靭なバネでもって振り下ろす。 怯んでいたオーク鬼の脳天に放たれた踵落としは一撃で頭の原型をなくすに至った。 アーカードは勢いを保ったまま、頭のなくなったオーク鬼の体を蹴って再度跳躍し、回転しながら森の方に着地する。 アーカードは着地箇所の手近にある木の根元を蹴り抜く、次に倒れてきた木の先端と後端に素早く手刀を入れた。 数秒で出来上がった丸太の切断面は、まるで肉厚の大斧で一刀両断したかのように綺麗であった。 アーカードが丸太を握る。すると左手の『ガンダールヴ』のルーンが光り輝き、アーカードの驚異的な身体能力をさらにスペックアップさせた。 アーカードは丸太をくるくると回しながら、オーク鬼に向かって再び突撃する。 一足飛びに跳躍し、丸太の先端を顔面に叩き付け、そのまま押し倒し、地面で完全に圧し潰した。 しかし次の瞬間アーカードの背後に位置したオーク鬼が、その無防備な背中に向かって渾身の力で棍棒を振り下ろす。 アーカードは器用に丸太を回転させると、オーク鬼に背を向けたままこれをガードした。
渾身の棍棒を自分達より遥かに小さい少女に難なく受け止められオーク鬼は困惑する。アーカードは背を向けたまま立ち上がり、丸太を大きく振りかぶる。 アーカードのパワーに遠心力が加わった丸太スウィングは、質量・速度共にオーク鬼をぶっ飛ばすには充分過ぎた。 強烈なインパクトによりオーク鬼の内臓は破裂し、その巨体は宙を舞った。森の木々を数十本ほどなぎ倒しようやく止まる。 内外問わず体中がグチャグチャになったオーク鬼は、最初はピクピクと痙攣していたがすぐに動かなくなった。 アーカードは残ったオーク鬼達をゆっくりと睨め付ける。 この時点で、タバサとキュルケによる二度目の魔法攻撃が放たれる。二体のオーク鬼をそれぞれ氷柱の矢が貫き、炎球が頭を燃やし尽くした。 キュルケの使い魔フレイムも一体のオーク鬼を倒し、出鼻にタバサとキュルケが倒した分も合計してオーク鬼の斃された数は既に九体。 残ったオーク鬼は五体、自分達を弄ぶかのように殺す目前の少女にオーク鬼達は混乱する。 アーカードは右手で丸太をドンッと地面に叩き付けて軽い威嚇をおこなった。 蛇に睨まれた蛙と言ったところで、一匹は恐怖に駆られ逃げ出し、一匹は半狂乱に棍棒を振り上げ襲い掛かってきた。 迫り来るオーク鬼に対してアーカードは丸太を槍のように突き出す、それはカウンターの形となった。 顎骨が折れ、歯が砕け、鼻骨が潰れ、目玉は飛び出し、頭骨が残った肉片ごと弾け飛び、オーク鬼は絶命した。 残った三匹は動けないままで、一体はフレイムに倒され、二体はタバサとキュルケの魔法の的となった。 体格に似合わぬ速度で逃走するオーク鬼は、既に魔法で追撃するには不可能なほどの距離を走っていた。 アーカードは落ち着き払った仕草で左腕を伸ばして手の平を空に向ける、そこに丸太をセットして右手を後端にそえる。 そのアーカードの姿はまるで砲台のようであり、攻城兵器さながらの様相を呈していた。 吸血鬼の眼は逃げるオーク鬼の姿を正確に捕捉し、距離を算出し、射角を調整する。 凶悪な力で撃ち出された丸太は、とてつもないスピードでオーク鬼の後頭部へと寸分違わず吸い込まれる。 こうして十数匹のオーク鬼達は三人と一匹により殲滅された。
丸太とな!?
「・・・なんで使ってくれんのよ」 さめざめとアーカードの肩に背負われたデルフリンガーが口を開く。 「なんでって、『ガンダールヴ』を守る盾だと自分で言っていたではないか。盾を武器にするのはおかしいだろう」 「でも一応剣だし・・・大体なんで丸太なのよ。しかも『ガンダールヴ』まで発動しやがるし」 「丸太は非常に優れた武器だ、打たば槌、突かば槍、守らば盾、投げれば砲弾、リーチが長く、調達も容易、重量も申し分ない。 万能兵器と言っても過言ではないな。・・・まぁ尤も、さっきの丸太程度の大きさでは私にとって小枝のようなモノだがの」 はっはっはと笑いながら、アーカードとフレイムはタバサやキュルケがいる方へと歩いていく。 到着すると軽い口論が発生していた。 「アンタら馬鹿じゃないの」 キュルケに文句を言われていたのは、ギーシュとルイズ。 本来ならばオーク鬼達をおびき寄せ、ヴェルダンデが掘った落とし穴を利用してまとめて駆逐する手筈だったのである。 「いや、しかしだね・・・」 ギーシュは必死に弁解し、ルイズはむすっとした表情をしている。 「これだからトリステインは・・・、戦ってモンをホント知らないみたいね」 ギーシュはわらわらと現れたオーク鬼達に焦り、先走ってワルキューレ達を突撃させたのである。 それにルイズもつられてしまって魔法を唱えるも例によって爆発、どちらもオーク鬼一体すら倒すに至らず逆に怒らせる結果となった。 逆上したオーク鬼はすぐさま匂いで索敵し、ルイズらのいる方向へ走り出す。 タバサとキュルケが咄嗟にフォローに入り、二体のオーク鬼を斃すも勢いは止まらない。 そしてアーカードは駆け出して、トミーガンを取り出し――――というわけであった。
「まったく、実戦力が3人と1匹でよくもまぁあれだけの数のオーク鬼を倒せたもんよ。前衛が優秀だったからかしらね」 そう言ってキュルケはアーカードを見やる、フレイムがキュルケの元へと駆け寄りキュルケは頭を撫でてあげた。 「よしよし、よく頑張ったわねフレイム。まったく四人もいたメイジの内二人が、戦力にならないどころか足を引っ張るなんてね〜」 フレイムを褒めながらも、キュルケはルイズとギーシュに皮肉をぶつける。 「主人の失敗をリカバリーするのも、従僕の務めさ」 アーカードとしては一応庇っているつもりだったが、それもこの状況下では皮肉にしか聞こえない。 「ち・・・ちょっと調子が悪かっただけよ」 「戦は先手必勝さ!僕はそれを実践したまでさ!!」 「あ〜はいはい、もういいからとっととお宝を探しにいきましょ」 右手を振って二人の言葉を遮り、あしらいながらキュルケは立ち上がる。胸の谷間から地図を取り出すとそれを広げた。 「え〜っと・・・寺院の中の祭壇の〜・・・」 「もう周囲に気配はないぞ」 アーカードはタバサに近付き声を掛ける。 「・・・そう」 目前の敵を倒したからって安心はできない。どこかに潜んでる可能性も、残党がいる可能性もあった。 若くしてシュヴァリエの称号を持つタバサはそれ故に気を張っていたのだが、それも余計な心配だったらしい。 目の前の吸血鬼がないと言っているならそれは100%ないだろう。彼女は自分とは比べ物にならない戦闘経験を持ち、あらゆる能力が桁違いだ。 視力も索敵範囲も人間のそれとは全然違う、タバサは吸血鬼退治の任務を手伝ってくれたアーカードを信頼していた。 キュルケとフレイムを先頭に歩き出し、ルイズとギーシュもそれに続く。 「行こうか」 アーカードの言葉にタバサは頷き、二人は遅れないように早足でキュルケ達の向かう方へと歩き出した。 ◇
「結局ここも駄目じゃないか!これで7件目、インチキ地図ばっかりだ!」 「あーあーまったく、大した働きもしてないくせにゴチャゴチャうるさいわねえ。そんな簡単に見つかりゃ苦労しないわよ!」 「・・・」 「・・・」 「・・・」 はぁ〜っとキュルケ、ルイズ、ギーシュが溜息を吐く。 「もう終わりにしましょ。アンタに挑発されてついてきちゃったけど、いい加減学院に帰らないと・・・」 と、これはルイズ。その言葉にキュルケはむぅ〜っと唇をすぼめる。 「そうだよ、もう帰ろう・・・」 と、これはギーシュ。最早口論する気力も失せてきたような声色である。 戦力トップ2で最も働いているタバサとアーカードは黙していた。 「よしっ!じゃあ次がラスト!!この『竜の羽衣』!」 地図を広げて指をさしながらキュルケは叫ぶ、ラストと聞いてギーシュとルイズも渋々承諾する。 「タバサ、シルフィードを呼んで。目的地は・・・えーと・・タルブの村!」 タバサは静かに頷き、口笛を吹いた。タルブと聞いてアーカードの眉が動く。 「タルブ?確かシエスタの実家があるところではないか」 「シエスタ?・・・・・・って、確か厨房のメイドだっけ?」 キュルケが聞き返す、そこにギーシュが付け加えた。 「あぁ、僕とアーカードが決闘するきっかけを作った平民のメイドだね」
「そうだ。確か少し前に帰省すると言っていたからな、もしかしたらいるかもしれん」 「なるほど、現地人がいるのは助かるわね」 シルフィードがキュルケ達の前に着陸する。 「本当にラストでしょうね」 ルイズが半眼でキュルケに問う。 「正真正銘最後よ」 そう言うやいなやキュルケはシルフィードへと飛び乗る、見るとタバサは既に乗っていた。 「『竜の羽衣』ね・・・今度こそ本物のお宝だと願うよ・・・」 「それじゃ張り切って行きましょう!」 そんなキュルケの言葉に呼応する者は誰もいなかった。
以上です、支援ありがとうございました。 吸血鬼と言えば丸太!ということでどうしてもやりたかったんです、すいません。 書いてて思うのはなんか最近パロディ含有率が多くなってきたかなぁということ。 元ネタわからない人にも一応大丈夫なように気を遣ってますが、ちょっと自重した方がいいのかな?
ワムウ!ワムウ!ワムウ! 乙!
アーカードがいつハァハァ言い出さないか心配です乙
そういえば、前回からの百合エロ展開に期待してた人ごめんなさい。 まぁ一応全年齢板だし、そもそも官能系書いたことないんで・・・。
ふが
>>540 無理に書かなくても大丈夫ですよ〜。
…なにかあったかないか、匂わせてくれれば…。
GJ!なんか抜けてんなぁ…と思ったらそれか。 出来たら前回の後の話も、番外編みたいな感じで書いて頂きたい物だ(もちろん全年齢板にふさわしい内容で)
吸血鬼といえば丸太 これ世の常識 某魔法先生のロリ吸血鬼がログハウスに住んでるのも有事の際に武器として使うためらしい 彼岸島の師匠並の丸太使い見事!
私は信じている。いつの日か健全な百合SSを披露してくれる事を
リップなら余裕を見せて額にちゅー位、軽くやってくれそう
大体、ロリカードは既にキスを二回もしてる訳だし、多少百合風味になった所で…
中尉は少尉の頃は、何処か抜けた天然振りを 中尉時代は年齢相応の落ち着いたお姉さん、もしくはお母さん属性を期待できる逸材
少尉は、年頃気分が消えなくて、装飾品(高価なものじゃなくてリボンとか)欲しがるよ 中尉は、案外文字が読めなくても絵本とか買って、ぱらぱら絵を眺めてそう
ポニテだな ツインテールと言う選択肢もあるが 服装と、黒髪と言うことを鑑みると リップ中尉の髪型変更はポニテこそが至高 問題はリボンの色か
公の場に出る際のおめかしと称して玩具にされる様が目に浮かぶ 普段の軍服で結構ですと抵抗するも、そんな烏みたいな格好でいい訳ないでしょと即鎮圧
ゼロリカさん乙でした! b ←ターミネーター2ラスト 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 溶鉱炉に落ちる
そして当日服を借りて裏方の侍女の中にまぎれてやり過ごそうとするも 即発見されて、悲しげな目をしたままひかれていくと
まあ社交場に出て完璧に振舞えそうなのは伊達とシュレくらいか 何かルークお兄さんは気取って普通に間違ったマナー披露して自滅しそう
トバルカインも自滅しそうだけどなw 何かルークお兄さんもアルハンブラさんも三枚目っぽい
執事や円卓の連中ならジョンブルぶりを見せつけてくれるさ
シュレは大して作法なり気にしないけど、「無作法を無作法と感じさせないと感じさせない」様なイメージ
肉料理の切り分けが、異常に上手い博士
Iω・) I ・・・(´・ω・) I (・ω・`三´・ω・) 誰も居ないよね?
残念ですがここに一人
支援させてもらおうか。
よかろう、地獄の門にかけて!我ここに在り!
>>557 ぬこはなんか優雅だからな ぬこぬこハァハァ
兜率羅王天降臨!
「起きなさい・・・・・・起きなさいセラス」 「・・・んあ?」 目を覚まして見えたのは、一面に広がる野原。ちびまる子の太陽にペロリン村のウンコ、混沌とした世界。目の前には中年の親父が。 「貴方は、確か南米で夢に出て来た!」 「そうですセラス、貴女の武器であるハルコンネンの精でs」 「いやぁああああ〜!」 「いや、だから逃げないで引かないで! またこのパターン!?」 第三者の日本人が見れば、下手な漫才コンビと思われただろう。なんとかセラスは落ち着き、中年親父はコホンと咳をする。 「え〜この旅は異世界に召喚されちゃうなんて大変な目に合ってる貴女に、このワタクシ応援をしにやってきました。 さあ、この精霊様に願い事でも言ってみなさい。どんな事でも一つだけ願いを聞き流してあげますから」 「聞き流すんですか!?」 「いや嘘です、今のナシ。ノーカンノーカン、聞き流して。」 「・・・・・・」 相手のリズムに、セラスは困惑の表情を隠せない。さっさと夢から覚めたい、と言う思いが急速に膨れ上がる。 「それより早く起きた方が良いですよ、そろそろ貴女の新しいマスターが目を覚ましますから」 「マスターって、ルイズさんのことですか?」 「そう、ルイズさんです。貴女の新しい主人です、バーテンダーのマスターではありませんよ」 「・・・はあ」
紫煙
背後でガンダムが飛んだりエージェント・スミスみたいな人が十字架に貼り付けにされたりしてるが、それは気にしない。 頭にウンコが乗ってる気もするが、絶対に認めない。 「ウフフフ、そろそろお別れの時間ですね。頑張りなさいセラス、I'll be back!」 「はあ・・・」 「ギャーこの私の腹に穴が開き、中から3時のオヤツを告げる小鳥さんが!」 「え?」 「ローラースケートで地球7日間の旅を!?」 「え?」 「病院で太っといステロイド注射してもらいなさい!!」 「え」 パラララパラララパラララ〜!」 「え?」 バイブがーバイブがー! 「え?」 ギーフホーヌー・・・・・・・・・
「・・・は!?」 窓から朝日が注ぎ込み、部屋を明るく照らしている。体を起こして周りを見ると、下着が入ったカゴが目に入った。 ルイズはまだ眠っており、起きる様子は無い。今のうちに洗濯をしておこうと、立ち上がってカゴと毛布を持つ。 窓に毛布を巻き付けて、外に垂らす。部屋に戻るための目印を付けると、そのまま外に飛び降りた。 メイド職人の朝は早い、それはシエスタも例外では無い。今日も朝から仕事の始まり始まり、因みに洗濯は川では無く水場だ。 「メイドは朝から洗濯、貴族野朗はベットで熟睡。なんたる差別、あぁブルジョワジーブルジョアヌー! 私も貴族に生まれ てれば、教室で椅子を尻で磨く楽な毎日だったのにな・・・働きたくないでござる、絶対に働きたくないでござr 「あの〜ちょっとスイマセン」 「うひょあぁ!!」 いきなり声をかけられたため、思っきりビックリする。貴族に聞かれたのかと思ったが、その少女は制服を着ていなかった。 この人は確か、ゼロで有名な生徒が召喚したって噂されてる・・・ 「確か、ミス・ヴァリエールの使い魔になった方ですよね。えっと、お名前は?」 「セラス・ヴィクトリアって言います、貴女は?」 「私は学園でメイドをしています、元ミス・ユニバースのユミと申します」 「え、元ミス・ユニットバス!?」 「と言うのは冗談でシエスタと言います、どうぞよろしく」 異世界の学園で行われる吉本ネタの、なんとシュールなことか。と言うか、何で二人とも知ってる? そんな雑談をしながらも水場に到着し、洗濯タイムが始まったのだが・・・ 「セラスさん、あまり力を入れると下着が痛んじゃいますよ」 「すいません、あまり手洗いとか慣れてないもんで」 「貴族様の下着はデリケートなんですよ、洗う時はこうやって・・・」 何時の間にか、無料の手洗い講座が始まっていたりする。
洗濯を終えたセラスは、左腕を羽状に変化させ部屋に飛び込んだ。主人は未だ、ベットの中で寝息をたてている。 こうして見ると、年齢より幼く見える。ロリっ子と言っても通用するだろう。少女の身で平和な生活、幸せそうだ。 対して自分は父と母を殺され、自分は撃たれ、孤児院では他の子供と問題を起こし、警官になれたと思ったら吸血鬼に 追われ→捕まれ→撃たれた。 (別にマスターの人生に嫉妬する訳じゃないですけど、なんか落ち込むなぁ・・・) そんなこんなでテンション下がってニョローン(´・ω・`)な顔をしながらも、ルイズを起こすことにする。 「マスター、起きて」 「んが〜」 「起きて、面白く無いけど早く起きて」 「・・・んあ?」 起床した直後にルイズが見たもの、赤い眼と鋭い牙。吸血鬼に起こされちゃいました、ウラヤマシスですね♪ 「いやぁあムグゥ!?」 「大きな声を出さないでください、近所迷惑になりますから」 主人の口を右手で塞いで言うその姿は、まるで子を叱る母のようだ。勿論セラスの口からは言わない、そんな事を言ったら 乗馬用の鞭で叩かれてしまうからだ。ルイズは頭をフラフラさせながらベットから降りる、低血圧の影響だ。 「じゃあ服を着せr・・・っと」 「どうかしましたか、マスター?」 「いやいや別に、何でも無いから。着替えるから、ちょっと待ってね」 そう言いながら、そそくさとヌギヌギTIME☆ このシーンを想像する、全ての者に言う・・・『このロリコンどもめ!』 セラスは椅子に座って、扉の方を見ている。勿論、理由は着替えを見ないためだ。 (危ない危ない、いくらなんでも吸血鬼に着替えさせる訳にはいかないわよね) そう考えながら着替えを終え、使い魔を従えて部屋を出る。ちょうど向かいの扉が開き、赤い髪の少女が出て来た。
「うわぁ!」 「ちょっとセラス、いきなり大声ださないでよ」 「あら、貴女サラマンダーを見るのは初めて?」 少女の横に座り込むナニカに、セラスは驚愕した。その正体は、尻尾に引火した虎ほどの体躯の生物だった。口からは蛇の ように舌を出し入れし、周囲はサウナのような状況だ。だと言うのに、キュルケは平然と使い魔の自慢などしている。 「ここまで鮮やかで大きな尻尾だから、火竜山脈で生息してたに違いないわ。好事家に見せたら、きっと値段なんか つけられないでしょうね」 「そりゃ良かったわね、『火』属性のあんたにはピッタリだわ」 楽しげに自慢する少女に対し、ルイズはあからさまに不満げだ。仲は悪いようだと、セラスはすぐに分かった。 二人の会話を他所に、セラスは体育座りでフレイムの頭を撫でている。この点は犬や猫と同じだ、凸凹してるのが難点だが。 「貴女、名前は?」 「セラス・ヴィクトリアって言います」 「平民なのに苗字あるなんて珍しいわね、その左腕は?」 「え? あぁ、これはですね、宗教的な理由で黒くしてるんですよ、はい!」 「そうなの、なるほどねぇ。私はキュルケ、この子はフレイムって言うの。これからよろしく、じゃあ先に失礼♪」 言いたい事だけ言うと、一人と一匹は去って行った。。姿が見えなくなると、ルイズは地団太を踏む。 「なんなのよあの女は、自分が希少な使い魔を召喚したからって自慢しちゃってからに!」 「別に良いじゃないですか、マスターだって召喚には成功してるんですし」 「良くないわよ、なんでキュルケがサラマンダーで私が・・・あ」 そこまで言って、ルイズは気付いた。自分が召喚した、使い魔の正体に。 「ごめん、言葉が過ぎたわ。狼みたいな貴女に比べたら、サラマンダーなんか犬みたいな物ね」 「少なくとも、フレイムって子には負けない自信は有ります」 「そうよね、貴女は吸血鬼だもんね。じゃあ行きましょうセラス、せいぜい薄明かりをおっかなびっくり連いて来なさい」 「はいッ!!」
あれ?窓の外におっきな目玉が・・・支援
私怨
さあ、支援の時間だ
「ル、ルイズさん・・・なんでスか、コレ?」 「何って、貴女の食事よ」 「ってゆーかなんで? ナゼにこげなモノが机の下に?」 「だって、あんた昨日の夜から何も食べて・・・あ」 トリステイン魔法学園の食堂にて、ルイズとセラスはボソボソと話し合っていた。 ルイズ用の椅子の下に皿が一枚、ポツンと置かれている。スープが揺れており、硬いパン切れが2枚ほど浮かんでいた。 ルイズは忘れていた、吸血鬼って奴は血を食事とすることに。 「あちゃ〜忘れてたわ、どうしよ・・・」 「あの、別に大丈夫ですよ。お腹は減ってないですし」 「そう、なら良いけど・・・」 「あ、それとですね。アレ、見に行って良いですか?」 「アレ?」 セラスが指差したのは、壁際の窓。その外側で、メイドが使い魔達に何かを撒いているのが見える。 「朝食の時間が終わるまでで良いんです。私の居た世界には、存在しない生き物ばかりなんで珍しくて」 「それくらいなら良いけど。でも、触る時に力を入れすぎて怪我させたりしないようにね」 「了解しました、マイマスター」 そう言って敬礼をすると、セラスは窓から飛び出して行った。それを見届けると、ルイズは椅子に座って祈りを捧げた。
「あれ、セラスさんじゃないですか。どうしたんですか、こんな所で?」 「いや、シエスタさんが餌を撒いてるのを見てましてね。私も餌を撒いてみたいな〜、と思いまして」 そこにいたのはシエスタだった。横に置かれたカゴから餌を摘み出し、使い魔達に向かって撒いている。 そこにはフレイムを筆頭に犬や猫に鷹や梟や鴉、目玉のお化けや蛸人魚などもいる。中でも一番に目を引くのは青い鱗で全身を 輝かせるドラゴン、一抱えもある肉塊をパックマンの如く飲み込んでいる。その情景に、セラスは思わず息を呑んだ。 「良いですよ、手を噛まれたりしないように注意してくださいね」 「分かりました・・・それでは」 カゴに右手を入れ、刻んだ肉や野菜を掴み取る。そして網を撒く漁師の用にばら撒くと、使い魔達が一斉に食べ始める。 まるで兎や鶏の飼育係にでもなった気分だと、少し笑みが浮かぶ。動物と戯れるのは久しぶりだと、セラスは思った。 そんな思いに浸っていると、横からシエスタが話しかけてきた。 「あ、そう言えばセラスさん。医務室で休まれている方は、今どうしてますか?」 「え、医務室ですか?」 最初シエスタが何を言っているのか分からなかったが、『医務室』の単語で思い出した。自分と同じく、ルイズに召喚された 身元不明の人のことだ。 「あぁ、あの人ですか。えっと、多分まだ眠ったままだと思いますね・・・」 「それでしたら、今から確認しに行かれては。もしかしたら、すでに起きているかもしれませんよ」 「そうですね・・・いやでも、今からだと授業に間に合わn『セラス〜、教室に行くから早く来なさ〜い!』 後ろを見ると、ルイズが窓から身を乗り出して手を振っているのが見えた。他の生徒は、食堂を後にしている。 「あ、は〜い! じゃあシエスタさん、失礼します。医務室には、昼食の時間に行ってみますね!」 「分かりました、行ってらっしゃいませ」 手を振ってルイズの元へ走って行くセラスを見届けると、シエスタは空のカゴを持って厨房へと戻っていった。
支援
セラスとルイズが教室に入ると、部屋中に響いていた話し声が止み、全ての視線が二人に向けられた。その先は、やはり セラス。つまり、胸部に向く訳で。男子生徒の羨望と女子生徒の嫉妬によるダブルときたもんだ。 「おい見ろよ、ルイズの使い魔が来たぞ」 「やはりデカイな、キュルケと良い勝負だ」 「性欲を持て余す」 ルイズとしては、心境は複雑だ。ゼロだと言われていた自分が召喚に成功した、しかも相手は秘密にしてるが吸血鬼だ。 もはやバカにされる事は無い、無いのだが・・・周りが使い魔の胸しか見ていないことには、どうしても納得いかない。 (なによなによ、皆して胸ばっかり見ちゃってぇ・・・つまんないつまんないつまんなぃ〜!) どこぞの偉大な人形師が作った第一ドールみたいなセリフを脳内で吐きながら、全身をプルプルと振るわせる。 と、そこへ扉を開けて中年の女教師が入ってきた。 「何をしてるんですかミス・ヴァリエール、早く席に着きなさい」 「すいません、すぐに」 ルイズが席に座り、使い魔が後ろで起立するのを確認すると、教師は授業を始めた。
「皆さん、春の使い魔召喚は大成功のようですね。このシュヴルーズ、こうやって新学期に様々な使い魔を目にする のが楽しみなんですよ。それにしてもミス・ヴァリエール、貴女は変わった使い魔を召喚しましたね」 「ゼロのルイズ、召喚できないからってボインちゃんな平民を呼ぶなよ! 僕に寄越せ!!」 セクハラ発言をあげたのはマリコルヌだった。その風邪っぴきな声は、まるで豚のような悲鳴を聞いているかのようだ。 「違うわ、ちゃんと召喚したわよ! あんただって、近くで見てたでしょ!!」 「嘘つけ、サモンサーヴァントができなkんぐぅ!?」 「ミスタ・マリコルヌ、みっともない物言いは止めなさい。罰として、授業が終わるまで口を閉じますからね」 教師が杖を振り、マリコルヌの口元に赤土の粘土が貼り付けられた。いきなり魔法が使われたことに、セラスは目を見開く。 「では、この私『赤土のシュヴルーズ』が、授業を始めます」
ゲッタァァァァ支援ンントマホォォォク!
ミスタ・コルベールは走っていた、『走れメロス』など相手にならないほどのスピードで。一冊の書物と紙切れを掴み、 ある場所へ向かっていた。到着地点は学園長室、本塔の最上階。トリステイン魔法学園の長を務めるオールド・オスマンに、 緊急の用件を伝えるためである。もう少しで学園長室、見えた、取っ手を掴む暇すら惜しんで一気に突っ込んだ。 「オールド・オスマン!」 叩き壊すほどの勢いでドアを開けた、コルベールの目に飛び込んだ衝撃的瞬間とは!? 「お願いじゃミス・ロングビル、お主と合体させてくれ!」 「一万年と二千年前からお断りします、と言うか今度セクハラしたら王室に報告すると言ったじゃないですか!」 学園長と秘書による、アクエリオン的なセクハラ現場だった。足元では、一匹のミッキーマウsげふんげふん・・・ただの鼠が チューチューと鳴きながら走り回っている。 「何してるんです学園長、マスコミの餌食になりたいんですか!」 「カーッ、マスゴミが怖くて魔法学園学園長が務まるかーッ!」 とても百歳とも三百歳とも言われている男とは思えない。それにしてもこの学園長、ノリノリである。(世界丸見え的な意味で) 「ええい、こうなったら!」
バトル支援カッター―ッ!!
この随所に挟まれてるネタ、HELLSINGだねぇ。支援支援
うおお!大支援おろしぃぃぃぃ!!
支援 ゼッタイ だいたーん
プラズマ‥支援!ハリケェーン!!
そう言うと、コルベールはテーブルを飛び越えて窓を開けた。部屋に差し込んだ太陽光に頭を当て、角度を調整して二人に向けて照射し た。 「喰らえ、ハゲフラッシュ!」 『『うお、眩し!!』』 この時、学園長と秘書の心が合体した。体は合体しないが・・・と言うか、させないが。 場の雰囲気が平常に戻ったのを確認すると、コルベールは手に持っている書物をテーブルに置いた。 「なんじゃこれは・・・なになに、『始祖ブリミルの使い魔たち』 まーたこんな古臭い文献など漁っとるのかね? そんな時間があるなら生徒の親御さん達からじゃな、上手いこと学費を徴収する方法でも考えた方が良いとは思わんかね?」 「あと、こちらにも目を通してください」 そう言ってコルベールはポケットから紙切れを出し、オスマンの目の前に置いた。それを見た瞬間、学園長の眼がギアスの如く光り輝い た! 「ミス・ロングビル、すまんが席を外してくれ」 ロングビルが部屋を退出すると二人は向かい合い、国家機密に属するであろう密談を始めた。 今日はここまで、連投規制がキツイ。
ネタ豊富すぎwGJ
コレはアレだ、本編じゃなくて後書の絵柄で脳内再生すべきなんだな。 夢から覚めても絵は夢の中のままで。
投下者様GJ&乙です。 にしても「夢から覚めても絵は夢の中のままで。」 すごいしっくり来る言葉だw
聖学ですね わかります!
まとめにアザラク先生のがあったな
オーク鬼は命の一部にもうなってんのかな。
リアルに大隊全員ダンスをやっている地域が有ったとは…
>>594 刑務所全体でハルヒダンスやってたんだ
多い時は1500人を越えるとかなんとか
>>595 あそこはスリラーもやってなかったっけ?
今月号ネタバレ 絶チル見ていると勃ちます
>>598 がマジだったんで電車内で盛大に吹いたんだが
wikiって勝手に編集していいの?
まとめてくれる人がいれば助かると思うよ
問題ない。 預かってもらっている、とは言っても、追加は気が付いたらやるべき。 ただ、文章の修正とかは、報告スレで報告してからやる必要がある。
やっちゃったぜ
>>603 GOOD
GOOOD
VEEERRYYGOOOD
ロリカードちゃんのズボンに手を突っ込みたいよぉ〜
>>605 (゚∀゚)人(゚∀゚)ナカーマ
ってあれ?なんか黒い犬がががが・・・
うわっ!こっちには百足が!
>>605 はいているならぱんつの生地の感触を味わうかの様に撫で回したい
はいてないなら…あわわわわわわ!
残念!それは私のおいなりさんだ!
おや?この転がっている物はおいなりさんじゃないか
新兵少尉はセラスみたいに血に酔うと二重人格的凶暴化を果たす 間違いない
よう分からんが、最後の大隊があしか作戦を開始したってことで良いのか?
614 :
マロン名無しさん :2008/07/02(水) 01:35:27 ID:jm30joj4
アーカードはもっと毒々しくないと・・・。
ひとの もの を とったら どろぼう!
ロリカード様には生足分が足りない、もったいない
あ゛〜ロリ旦那の下のお口で吸われてぇ〜 はっ!!俺は今何を言ってたんだ!?
ロリカードを素っ裸にして、首輪とリードつけて夜の公園を散歩したい
気がつくとロリカードがバスカヴィルにすり替わっているんですね わかります
>>621 いやいや、自分が首輪で繋がれてリードされてるんだろ。
>>622 しかもロリ旦那じゃなくバスカヴィルに散歩させられてると
>>623 それ散歩中に引き摺られてるだけじゃね?
もみじおろし確定
(´・д・)わんわん、わ〜ん。
支援か?支援を望むか?
その轟音は、トリステイン魔法学園の全体に響きわたった。精神力の流入によって爆発した石コロが、目の前に立っていた ルイズとシュブルーズを凄まじい勢いで黒板に叩き付けた。 さらに無数の破片となった石コロが、辺り一面に飛び散った。生徒達は机の下に隠れていたので無事であったが、立っていた セラスはモロにジャストヒット。まるで巨大な狼に正面から体当たりされたかのように吹っ飛ばされ、後ろの壁に叩き付けられた。 「だから言ったのよ、ルイズにやらせるなって!」 「もう、ヴァリエールは退学にしろよ!」 「僕のラッキーが蛇に喰われた、ラッキーが!」 教室が阿鼻叫喚と化している中、セラスは立ち上がった。目の前の状況に頭が追いつかず、周りを見つめる事しか出来ない。 頭や口から血を流しながら、使い魔達が暴れている姿をただ呆然と見ていた。 「何が起きたんですか・・・何が起きてるんですか・・・何なんですかこれ!?」 困惑しながらも、ルイズを確認しようと前を見た。教師が倒れて痙攣しているが、死んではいないようだ。 その横で、むくりとルイズが立ち上がった。まるで化学の実験に失敗したかのように、全身が煤と埃で真っ黒になっている。 髪がアフロになっていないのが、せめてもの救いだ。 「ちょっと失敗したみたいね」 当然だが、周りの生徒から怒りの声が上がった。 「何が『ちょっと』だ、完全な失敗だろ!」 「成功の確率『0』だってこと、分かってるでしょ!」 この時になって、セラスは『ルイズがゼロと呼ばれていること』『魔法が使えないこと』を知った。
散かった教室は、昼食の時間までに全て片付いた。他の生徒が退室したのを確認し、セラスが一人で清掃した。 それを見たルイズは、危うく気絶しかけた。使い魔の左腕が蝙蝠の羽のように変化し、壊れた机や椅子などに覆い被さる。 そして小石を素手で握り取るかのように掴むと、異様な音が部屋に響き始めた。 「なに・・・この音? セラス、あなた何してるの!?」 「このままだとダメかな〜と思ったんで、圧縮してます」 木の枝を力任せに折り曲げるかのような音、それは羽の中から響いていた。そのままセラスは出入り口まで移動すると、 羽を開いた。出てきたのは球体と化した残骸の塊、奇抜な芸術品のような物が完成した。 「後はゴミ置場へ持って行くだけですけど、どうしますマスター?」 「え? あぁ、良いわよ別に。もうすぐ昼食だから、そのまま置いときましょ」 「ヤー」 片付けを終えると、教室を出た。食堂への道すがら、ルイズは先の事に付いて喋りだす。 「セラスって凄いわ、あんな事まで出来ちゃうのね! ハルケギニアの吸血鬼だって、とてもマネ出来ないわ! 」 「え、この世界にも吸血鬼っているんですか!?」 「いるわよ。力が強くて生命力が高く、先住魔法が使えて、相手の血を吸って屍人鬼にして操ったりするの。セラスは?」 「魔法を使う点を除けば、ほぼ同じですね。後は銃弾を避けたり、喰らっても死ななかったり・・・」 吸血鬼の話に華を咲かせながら、食堂へと向かった。そして入り口を前にして、セラスは足を止める。 「マスター、これから医務室に向かいたんですけど・・・良いですか?」 「医務室って、一緒に召喚された人の見舞いとか?」 「はい、そろそろ目を覚ますと思うんで。様子見しておこうかと」 「分かったわ、午後の授業までには教室に戻って来てね」 「分かりました、では行って来ます」 そう言って、セラスは駆け出して行く。ふうっと息を吐き、ルイズは喧騒で騒がしい食堂へと入った。
しえしえ
支援☆すた
始祖ブリミルの使い魔『ガンダールヴ』かもしれない、と言う訳じゃな」 昼食の時間を過ぎても、コルベールはオスマンに説明し続けていた。 春の使い魔召喚で、吸血鬼の少女が召喚されたこと。契約の際に少女の右手に浮かんだルーンが気になり、調べてみたこと。 その結果、分かった事実が・・・。 「はい、あの少女の右手に浮かんだルーンは伝説の使い魔『ガンダールヴ」に刻まれていたモノと酷似しているんです! 図書室で分かった時はビックリして、髪が2〜3本抜けたほどで」 「まぁ君のアデランス的な状況はどうでも良いとして、結論は?」 「あの少女は『ガンダールヴ』である可能性が極めて高いと言えます。これは大事ですよ、オールド・オスマン!」 禿頭に浮かぶ汗を撒き散らしながら、コルベールは力説する。オスマンは露骨に嫌な顔をしたが、コルベールは気付かない。 「確かに、良く似ておるな。しかし、吸血鬼が『ガンダールヴ』になってしまうとはな・・・」 オスマンは頭を抱えた。ただでさえ強大な先住魔法を操る吸血鬼が、伝説の使い魔となってしまったのだ。本気を出せば 国の一つ二つ、楽に滅ぼせるのではなかろうか・・・。 「彼女に聞いた所、大陸や国の名前に聞き覚えが無いそうです。恐らくは、ロバ・アル・カエリエの出身ではないかと思われます」 「なるほどな・・・じゃが、それだけでは断定するには至らんな。それに、コレではな・・・」 オスマンが指差したのは、テーブルに置かれた紙切れ。そこには、ガンダールヴのルーンが『半分だけ』書かれている。 右側の『ールヴ』のみで、左側の『ガンダ』に当たる部分が書かれていない。 「これには私も頭を捻りました。なぜ半分だけしかルーンが刻まれなかったのか、残りの半分はどうなったのか。今の所、 原因は分かっていません」 「一人に半分と言う事は、もう一人に残りの半分が刻まれるのが妥当じゃな・・・ミス・ヴァリエールが召喚したのは 一人だけかね? 実はまだ一人いました、なんてことは?」 「あ」 「いるのかよww」 コルベールの胸に、即座にツッコミを入れるオスマン。なるほど、良いツッコミだ。(MGSのスネーク風に)
「実は、他にも召喚された者がいまして。気絶していたため今は医務室に寝かせていますが・・・まさか!?」 「恐らくはな。その人物とは、まだコントラクト・サーヴァントは実施しておらんのだね」 「実施したのは吸血鬼のミス・セラスのみで、そちらの方とはまだ・・・」 「失礼しま〜す」 医務室の入り口に立ったセラスは、顔を覗かせて中の様子を確認する。部屋には係りの教師などはおらず、ガランとしていた。 誰もいない事を確認すると、足音を殺して真っ直ぐに奥のベットへと進む。そこには運び入れた時と全く変わりなく、召喚 されたもう一人の使い魔が眠っていた。近くに置いてある椅子を手繰り寄せ、音を出さないようゆっくりと座る。 見た所、顔色は良い。怪我などは無く、外見に不審な点は見当たらない。スースーと、安らかに寝息をたてている。 (この人も私と同じ世界から召喚されたんだろうな、起きたらマスターと一緒に召喚された事を説明しないとなぁ・・・。 元の世界に戻れないって知ったら、きっと落ち込むだろうな・・・・・・あれ?) 相手の顔を覗き込んでいた時、ある事に気付いた。胸元の辺りから、覚えの有る香りがしたからだ。胸元に鼻を寄せ、 匂いを嗅いでみる。それは、自分もよく知った臭い。 「これって・・・火薬の臭い?」 その時、廊下から誰かが走って来る音が響いてきた。そして、勢いよくドアが開かれる。 「ここに居たんですかセラスさん、大変ですよ!」 入ってきたのはシエスタだ。荒く呼吸しているため、かなり急いで来たのだろう。 「シャーリー・メディスンさん! どうしたんですか、一体?」 「シエスタです! て言うか誰ですか、シャーリー・メディスンって!?」 「そうでした、すいません。で、何かあったんですかシエスタさん?」 シエスタは何度か深呼吸して息を整えると、人が眠っているのにも関わらず大声で喋り始めた。 「ミス・ヴァリエールが、ミスタ・グラモンと決闘をすることになってしまって・・・ヴェストリの広場に」 「決闘!? マスターがですか?!」 当然の緊急事態に、セラスの脳内がパニックに陥る。シエスタの言った言葉を、脳内でスロー再生した。
決闘・・・ってアレだよね、二人の人間が同一の条件の元で生死を賭けて戦うってやつ。果たし合いとも言われてるんだっけ、 wikiではそんな風に書いてたような・・・と言うか、何故に決闘?) 「でも、確かルイズさんて魔法が使えないんじゃ?」 「そうなんです、なのに魔法が使える相手に決闘を挑んでしまって。殺されてしまうかもしれないのに・・・」 半泣きの状態で慌てふためくシエスタに、セラスは事の重大さを理解する。魔法NGマスターVS魔法OKグラモン =人間VS吸血鬼、セラス覚えた! 「分かりました、すぐに現場に向かいます! すいませんけどシエスタさんは、部屋に残っててください!」 そう言うと、セラスは窓から飛び降りた。いきなりの事に、シエスタは呼び止める暇も無い。 「セラスさん!?」 慌てて窓の外を見て、シエスタは目を丸くした。地面に着地したセラスは足を痛めた様子が無く、もの凄いスピードで 走って行ったのだ。窓から地面まで10メイル以上、魔法を使った様子は、全く無い。 「そんな・・・一体、どうやって?」 シエスタは頭を両手で抱え、どうやって着地したのか考え始めたのだった。 魔法学園を構成する五つの塔の二つ、火と風の間にある中庭。そこは西側にあり、日中でもあまり日が差さない。そのために 人通りは少ないため、決闘を行うには最適と言える場所。 そして今は決闘を見守る生徒達が群れと化し、二人の生徒を円形状に取り囲んでいた。一人は二体のゴーレムを護衛にし、もう 一人の生徒は方膝をついている。 「ゼロにしてはよく戦った方だよ、ルイズ」 薔薇の杖を弄びながら、ギーシュはキザっぽい笑みを浮かべた。二人の間には破壊されたゴーレムが一体、ルイズの爆破によって 倒れている。だが目の前には、まだ二体も残っている。しかもギーシュの持つ杖には花が四枚、四体のゴーレムを作る余裕が有る。 「もはや君が負けるのは明らかだ、いい加減に諦めたらどうかね?」 「あきらめろ? あきらめろですって? アンタらしい言い草だわ、人に責任を押し付けるようなアンタにはね」 額から血を流し息が途切れつつも、ルイズは立ち上がった。杖を右手に強く握り締め、相手を強く睨みつける。 口元からも血を流しながら、腹の底から声を振り絞る。
shien
「アンタなんか餓鬼よ、生まれた時から何一つ変わってない格好つけの餓鬼よ。ゼロを舐めるんじゃないわよ、糞餓鬼め。 来なさいよ、闘ってあげるから」 それを聞いたギーシュは、呆気にとられた顔をした。だが、すぐに何時もの表情に戻ると大声で笑す。てっきり激怒するかと 思っていた生徒達は、突然の事態に困惑する。ひとしきり笑った後、ギーシュは杖を振って二体のゴーレムを身構えさせる。 ・・・・・・ ・・・・・ 「聞いたかいモンモランシー、聞いたかい皆? 血を流して何体ものワルキューレを前にして『かかってこい』『闘ってやる』 だってさ。・・・・・・まずは褒めよう、ゼロのルイズ。そこまでしても僕に楯突いている事に、素直に感激するよ」 近くにいたモンモランシーに顔を向け、楽しそうに声を掛けた。キュルケやタバサにも、その声はハッキリと聞こえた。 「良く頑張ったよルイズ、そしてサヨナラだ」 杖を天高く振り上げると、ゴーレムは腰を屈めて姿勢を低くした。武器を地面と平行に構え、真っ直ぐルイズに向けた。 「君は僕の事を、糞餓鬼と言った。生きて広場から出られると思わないことだね・・・覚悟しろ、ゼロ!!」 「失礼しますオールド・オスマン、問題が起こりました」 ドアがノックされ、秘書のミス・ロングビルが入ってきた。急いでやって来たのか、額には汗が滲んでいる。 「どうしたんじゃね、問題とは?」 「ヴェストリの広場で決闘をしてる生徒がいて、大騒ぎになっています。何人かの教師が止めようとしてるのですが、邪魔されて 止めらません」 「暇を持て余した貴族こそ、最も性質の悪い生き物じゃな。で、誰が暴れておるんだね?」 「一人は、ギーシュ・ド・グラモン」 「あのグラモンとこの四男坊か。父親も色の道では豪の者じゃが、しっかり息子に受け継がれとるな。おおかた、女の子の 取り合いじゃろう。で、相手は誰かね?」 「ミス・ヴァリエールです」 「か、彼女がですか!?」 コルベールが大声をあげた。理由は一つ、ルイズは魔法が使えないからだ。魔法が駄目な貴族など平民と同じ、 力の差は歴然としている。急いで現場に向かおうとしたコルベールを、ロングビルの言葉が引き止めた。
支援
支援
ギーシュが勝てばヴァリエールに消されるかセラスに紅葉卸にされるな。
支援
「ですが、途中からミス・ヴァリエールの使い魔の少女が代役を務めたようです。教師達は『眠りの鐘』の使用許可を 求めていますが・・・どういたしますか?」 オスマンはコルベールと顔を合わせた。相手は吸血鬼、しかもガンダールヴである可能性が有る。ここで闘い方を見れば、 真偽の程を見極められるかもしれない。 「いや、秘宝を使う必要は無い、放っておきなさい」 「分かりました、では失礼します」 頭を下げると、ミス・ロングルビルは部屋を出た。去っていく足音を確認すると、オスマンは杖を振るった。壁にかけられた 大きな鏡に、ヴェストリの広場が映し出された。 二体のワルキューレが空を飛び、キュルケとタバサ、そして周りの生徒達から悲鳴があがった。 現れたのはルイズの使い魔、セラス・ヴィクトリア。仁王立ちで、鋭い眼光をギーシュを突きつける。 「セラス・・・貴女、なんでここに!?」 「シエスタさんから『マスターがピンチだ』って聞いたんで、助けに来ました」 突然の事に、ルイズは困惑していた。いきなり使い魔が走って来たかと思ったら、二体のワルキューレを 『横合いから思い切り殴りつけ』たのだから。双方との壁に叩きつけられ、無数の破片と化してた。 「闘うか謝るか二つに一つみたいですけど・・・どうします、マスター?」 「どうするですって? そんなの、答えは決まってるじゃない!」 頬に付着した血を拭い、ニヤリと笑みを浮かべた。血が混じった唾液を吐き出し、迷いの無い声で命じる。 「命令は唯ひとつ、ギーシュを倒しなさい! でも殺しちゃ駄目よ、面倒な事になるから」 「認識しました、マイマスター」
使い魔が主人の代行を務めると言う状況に、ギーシュは困っていた。暴言を吐いたルイズを懲らしめようとしたら、 『ちっちちっちおっぱいぼいんぼいん♪』な平民が出て来たのだから。 レディーを敬う者として決闘を中止しようとも考えたが、すでにルイズは平民に命じてしまっている。 それにモンモランシーや他の生徒が見ている手前、自分から身を引くことも出来ない。 「使い魔君、本当に良いのかね? いくら僕がレディーに優しいと言っても、決闘を中断する事は出来ないんだが」 「心配いりませんよ、私これでも吸k・・・急な事にも臨機応変に対応出来ますんで」 「・・・分かったよ、それなら手加減は無用だね。殺したりはしないけど、医務室の世話になってもらうよ」 薔薇の杖を振るって残りの花が舞い、即座に四体のワルキューレが現す。それぞれ盾・短剣・剣・槍で武装している。 隣との距離を開けて、横一列で前進を始めた。 「悪いけど、一気にケリを着けさせてもらうよ。恋人の前で少女を傷付ける所は、あまり見せたくないんでね」 今日はここまで、支援ありがとうございます。続きは明後日の夜を予定。
乙、期待して待ってます。
おっつん、張り詰めた感なルイズいいね。
セラスって少女って歳じゃなくね?
教えて!グー先生! しょうじょ せうぢよ 1 【少女】 (1)年若い女の子。普通、七、八歳から一五、六歳くらいまで。おとめ。 →少年 (2)律令制の年齢区分で、一七歳以上二〇歳以下の女子の称。 おとめ をと― 2 【《乙女》/▽少女】 〔若返る意の「をつ」と同源かといわれる。「をとこ」に対する〕 (1)年の若い女。むすめ。しょうじょ。 「うら若き―」「―のはじらい」 (2)未婚の女。きむすめ。処女。 「―壮士(おとこ)の行き集ひかがふ歌(かがい)に/万葉 1759」 (3)源氏物語の巻名。第二一帖。 何も問題は無いな。
右手なのにガンダーか。とまれ乙!
>>647 そういうのは展開の先読みになって迷惑を掛けるかもしれないから止めとけ
>>スナゼロ wikiにセラスと???を召喚って書いちゃったけど問題無い?
>>648 単純な書き間違いかもしれんがな。ロバ・アル・カリイエじゃなかったか?
>>650 俺の予想した通りのネタだと、右手なのにも意味があるんだわw
聖学で西新井も言ってるでしょ
そんなパーフェクトジオングみたいな珍妙な生き物いるわけがないじゃないですか!! ってね
ちょっと引っ掛かったんだけど、召喚されたセラスってHELLSING本部からインテグラの所に向かう途中で拉致られたの? あの状況下だとしたら、もうセラスはインテグラのこともロンドンのことも全て諦めたのかな?
完結後かもしれんよ
その辺はルーン効果だと思います。 本部からロンドンに辿り着く間の出来事っぽいから全てが終わるか日食で帰還するのでは。
>>645 少女か女性かで迷って少女にした。
>>649 なにも もんだい ない。後で正体をバラした時は変更を願っていい?
>>650 間違えたorz
>>651 なんとか、意味を持たせてる。
>>654 途中で拉致られた。元の世界に関しては
>>505 上から4段目で
「ときにセラスが帰国不可能な事実を知って絶叫し」の所で全て諦めてる。
キュルケが少女かどうかで迷った記憶あるなぁ。
あ〜諦めたんだ… そしたら大尉はアーカードと闘ってインテグラはへたすりゃ単独で少佐の所へ突入か。
そういうのってあまり考えちゃ駄目じゃね
それを考えたら本スレのチャチャ召喚なんか元の世界崩壊してるだろうし
ロリカードちゃんに惚れ薬飲ませて発情させたい まさに雌犬
正直ロリカードはあんま可愛くない
少尉かショタの方の准尉の方を推すと申すか
ロリカードは可愛いではなく、綺麗な美人さんだと思う俺は異端
可愛いも含まれるけど、妖艶とかのが先行するイメージ。
可愛い・妖艶・淫美・綺麗・高貴等々あらゆる属性持ちなのが旦那
しかもかなりの変態という名の紳士
新ジャンル「ロリ変態」
よく覚えてないが ネギまのエヴァ様がロリカード様におちょくられて駄々っ子パンチを放ってる夢を観たな・・・涙目だったかは忘れた エヴァ「貴様、貴様貴様〜!!」 ポカポカポカポカ ロリカード「はーはっは」
ロリカード「はーはっは!次は私の番だな」 エヴァ「ま、待て!話せばわかる話せば〜!!」 _(こ^)、_ 〃、__ノノ、__,ヽ {.っ> <っト、 (⌒i (千于`ー┴'─────┐ (O人 `ー| | /⌒ヽ(^う 見せられ. | `ァー─イ ないよ! | / (0::|__________| /\____/ / / ⌒ヽ ___/ / ̄ ̄`) ノ (__r___ノ (.__つ 自主規制
ロリカードの弱点は清純じゃないことだな
清純も装えます
投下しますね〜、今回もボリュームは少なめです。
「あれがそうですよ」 「あ〜あ、安置されてるんじゃお宝もくそもないわね〜」 キュルケら一行はシエスタの家から寺院が目視で確認できるところまで歩いていた。 タルブの村に到着し、シエスタを訪ね事情を話す。すると『竜の羽衣』は呆気なく見つかることとなった。 『竜の羽衣』はシエスタの曾祖父の物だそうで、村の近くに立てられた寺院に飾られているらしい。 そのまま帰るのも難だったので、とりあえず見るだけ見て帰るという話になった。 寺院の中に入ると竜とは似ても似つかない金属の塊があった。大きさはかなりのもので固定化の魔法がかかっている。 「なにこれ?」 キュルケが浮かび上がった疑問の言葉をそのまま呟く。キュルケだけではなくただの一人を除いて全員が疑問に思った。 そのただの一人であるアーカードだけは驚きの表情の後に笑みを浮かべた。 「む、誰かいるのかね?」 寺院の奥の方の陰になってる方向から人影が近付いてくる、顔が見えた瞬間全員が驚いた。 「コ・・・コルベール先生ッ!?」 いち早くギーシュが見知った顔の人物の名を叫んだ。 「き・・・君達、何をやっているのかね?」 「それはこっちの台詞ですわ、ミスタ・コルベール」 素直に答えてはマズいと思い、咄嗟にキュルケは問い返す。 「私は研究だよ、ミス・ツェルプストー。この『竜の羽衣』の所在を知ったので是非とも調べたいと思ってね、勿論休暇も貰っている」 コルベールは答えたあと、眉間に皺を寄せながら再度問う。 「それで、君達はなんでここにいるのかね。授業は一体どうしたのだ」 そう言ったあと、コルベールは全員を見ながら誰がいるのかを確認する。 「いやぁ〜・・・その〜・・・」 ギーシュが口ごもる、キュルケはなんて言い訳をしたらいいか必死に考え、ルイズはバツが悪そうに目をそむけていた。 タバサはいつも通りで、アーカードはぺたぺたと『竜の羽衣』を触っていた。
「なるほどなるほど・・・・クク・・クックック、くはッはははははッ!」 突然アーカードが笑い出す、アーカードがこうまで感情を顕にして笑うのは珍しい。 コルベールも含め、思わず全員がアーカードを注視した。 「どうしたい、相棒」 デルフリンガーが鞘から顔を出しアーカードに聞いた。目尻に溜まった涙を指で拭いながらアーカードは口を開く。 「ははっ、いやなに。『これ』がここにあるとは思わなくてな」 アーカードがポンポンと『竜の羽衣』を叩く。それに呼応するかのように左手のルーンも光っていた。 「ミス・アーカード・・・これを知っているのかね?」 コルベールの言葉にアーカードはギラっと笑って答える。 「ああ、知っている。これは私がいた世界のモノだ。SR-71、ブラックバードと言われた超音速高高度偵察機。そうだな・・・クク、私にとってはこれもある意味『武器』に違いない」 コルベールは頭だけでなく瞳も輝かせた。アーカードの世界の産物をと聞いて、驚きつつも興奮が抑え切れていない様子である。 ルイズとキュルケは改めて『竜の羽衣』を見る、破壊の杖よりも遥かに大きくそれ以上に用途がわからない。 アーカードのいた世界とは一体どんなところなのか、そもそもなんでこんなところにあるのか、ハルケギニアでは見られないその塊を見つめる。 タバサも知的好奇心が多少なりと疼いたのか、『竜の羽衣』を興味深そうに見つめていた。 一方、事情が全く飲み込めていないギーシュとシエスタは、アーカードがいた世界のモノと言われても意味がわからずただポカンとしていた。 「なんと!おお・・・これは君の世界のモノなのか!」 そう言うとコルベールは我を忘れて再度『竜の羽衣』を観察し始める。 そのコルベールの様子を見て、キュルケは言及を回避できたとほっとしつつ口を開く。 「それで、アーカードの世界ではこんなもん何に使うわけ?」 「言ったろう、偵察機だ。これで高高度を超音速で飛行して地表を撮影したりする」 「ほほお!これが飛ぶのかね!?」 コルベールが興奮しながら叫ぶ。飛ぶと言われてキュルケ達も凝視し始める。 ハルケギニアの住人である彼女達には、当然目の前の金属の塊が飛行するなんて到底信じられない。
「シエスタ、曾祖父の遺品とかはあるか?」 「あっ・・・はい、ありますよ」 「少し見せて欲しい」 ◇ シエスタの曾祖父はアーカードが元いた世界の日本人であった。 アーカードとシエスタの最初の出会い、血を少し飲んだ時に感じた違和感の正体はそれであった。 自分が吸った命の中には日本人も含まれている、それ故に感じたほんのわずかな差異。 シエスタの曾祖父が残した遺書には英語と日本語の二言語で書かれていた。 日本人だがアメリカで訓練し、SR-71に乗っていたということ。しかしテスト飛行中にいつの間にかこの世界に迷い込んでしまっていた。 複座型である為、当然パイロットと偵察機器操作担当がいて、シエスタの曾祖父は後者であった。 なんとか草原に不時着するものの、たった二人でSR-71を動かすことは到底不可能である。 二人の異邦人は、言語や文化の違いに四苦八苦しながらも暮らし始める。しかしパイロットの方のアメリカ人は帰る為の情報を収集すると言って旅立った。 一方シエスタの曾祖父はタルブの村に住むことを決め、必死に働いてお金を稼いでSR-71に固定化をかけたのだ。 アメリカ人の方はタルブへと帰ってくることはなく、一人待ち続けながらもシエスタの曾祖父はその人生を終えることとなった。 そしてもし自分の残した遺書を読める者が現れたら、SR-71を譲り渡すという遺言を残したという。 遺書の他にも、丁寧に描かれた手書きの図面や操作方法などの様々な資料が残されていた。 「異世界の住人だったとはなぁ、なるほど僕が負けるわけだ」 「いやアンタが弱過ぎただけよ」 キュルケの容赦のないツッコミにギーシュは言い返せず呻く、キュルケの実力は今回の宝探しで嫌になるほど実感した。 キュルケと特にタバサは同期の中でも飛び抜けた実力を持っている、魔法だけでなく戦術にも長けていた。
「・・・私のひいおじいちゃん、アーカードさんの世界の人だったんですねぇ」 しみじみとシエスタが呟く、横でコルベールが口を開いた。 「それでこの『竜の羽衣』はどうするのかね?」 遺書を読んだものにこれを譲渡するとの遺言である、つまりその権利はアーカードにあった。 「とっても大きいし管理も大変ですし、何よりもひいおじいちゃんの意思です。アーカードさんが貰ってくれていいと思いますよ」 シエスタにそう言われるも、アーカードは考える。 「ん〜む・・・、そうは言われても使う予定もなければ置く場所もない。こんなもの貰っても困りものだ」 「ならば!」 コルベールが嬉々とした表情で叫ぶ。すぐにはっとして咳払いをしてから、コルベールは再度口を開いた。 「これほどのものを譲渡してくれると言うんだ。素直に貰ったほうがいいと私は思うんだが・・・。 ・・・いや、正直に言おう。是非とも私が研究したい。場所は学院長に言ってなんとかしてもらおう、運搬も管理も全て私が請け負う。 だからその、ミス・アーカード。この通り!『竜の羽衣』を譲り受けてもらえないだろうか!」 頭を下げて懇願するコルベールを見て、アーカードは再度思考する。 「いいんじゃない?コルベール先生が全部責任持ってくれるって言うし」 ルイズがアーカードに言う。腕を組んで右手の人差し指をトントンと叩きながらアーカードは考える。 『ガンダールヴ』が教えてくれる。おかげで残された資料を見ずとも整備方法は完璧にわかるし、現在の状態を見るにSR-71は動かせないことはない。 当然一度乗ってるから操縦法はわかっていた、それでなくとも『ガンダールヴ』の能力で操縦できる。 固定化がかけられた与圧服も二着残されていたが、吸血鬼の頑強な体には特に必要ない。 シエスタの曾祖父らはSR-71から漏れ出す残りの燃料を予め別途保存し、そちらにも化学変化が起きないように固定化をかけていた。 しかしお金を稼いで固定化をかけるまでにある程度時間が経過していたようで、かなり劣化していたのである。 仮に使用できても長時間飛行するには心許ない残量であった。偵察機器を使っても現像する手段もない。
つまるところ使い道のないデカブツなのだ。 シエスタの曾祖父は、自分たちの世界からハルケギニアにやってきた者の為にこれを残し、譲り渡すという意思を伝えた。 だのにコルベールの研究心を満たす為に譲り受けるのは、曾祖父の本意とは違うだろう。 とは言っても、燃料が少ない上に劣化している。資料が残されてるとはいえSR-71を動かすなんて素人が出来るわけがない。 また一応SR-71内にしまわれているようだが、一度使用されたパラシュートは着陸の際の再度使用には信頼性に欠ける。 そもそも現在SR-71は退役している、まともに動かせる人材がたまたまこれを見つける可能性など限りなく低い。 なればシエスタも管理が面倒と言っていることだし、譲り受けるのもよいのかもしれない。 アーカードが思考を巡らせている中、キュルケが何かを思いついた表情を見せる。 次にニヤ〜っと笑うとアーカードに近付き耳打ちしてきた。アーカードは聞きながらうんうんと頷く。 「コルベール」 考えを決めたアーカードはコルベールの名を呼ぶ。コルベールは頭髪の寂しい頭を上げアーカードを見る。 「実は我々は授業をサボって宝探しをしていた、このまま帰れば恐らく叱られることになるだろう。 まぁ私には直接関係のない話なのだが・・・。とりあえずその際にフォローをして欲しい、とのことだ」 突然のカミングアウトと持ちかけられた取引に、コルベールの顔が葛藤で歪む。 コルベールは少しの間考え、そして決めた。 「・・・・・・わかりました、私の方から学院の方に言っておきましょう。恐らくこのまま帰ればあなた達には相応の罰が待っているでしょうしね」 コルベールのその受諾の言葉に、やった!とキュルケが小さくガッツポーズをする。 ギーシュとルイズもほっとした顔になる、タバサは相変わらず表情が読めなかった。
「ただし!今この場であなた達にお説教をします。私は教師です、宝探しなどという動機で授業をサボタージュした生徒を黙認することなどできません」 「そんな!」 キュルケが抗議の声をあげようとするも、コルベールは遮った。 「取引の内容は、『竜の羽衣』の研究と学院への弁解です。私個人が教師としてあなた方を叱るのは含まれていません」 「ぐっ・・・」 キュルケは言葉に詰まりさきの会話の内容を思い出す、・・・やられた。 「諦めなさいキュルケ。悪いのは私達なんだから、この場で叱られるくらい当然よ」 そうルイズが口を開く。ギーシュもそれに続き、タバサも無言でキュルケを促した。 さすがにキュルケも諦めたのか、四人は立ったままコルベールの説教を黙って聞き始めた。 そんな様子にアーカードは声に出さず笑いながらSR-71へと飛び乗る。はしっこに腰掛け、足を組んでふんぞり返る。 長くなりそうな説教に、シエスタは夕食の準備をしてきますと言って家に戻って行った。 普段から温厚で滅多に叱ることのないコルベールの説教は陽が落ちるまで続き、四人はもう二度とコルベールに叱られることはしないと心に誓った。
以上です。 まとめの方、毎回ありがとうございます。 短いので支援はなくても余裕でしたね。 本当は前回の丸太編とセットだったこの話。 ただ連投規制が微妙で、分割できそうだったのでしちゃいました。 あと色々迷ってSR-71を出しました。やっぱりヘルシングである以上出さないわけにもいきませんからね。 なるべく整合性が保てるように気を遣ってますが、細かい矛盾点はこう暖かい目で見てやってください。 ではまた。
そういえば、SR-71の燃料って猛毒だったような・・・ 支援
687 :
685 :2008/07/05(土) 23:40:31 ID:???
うろ覚えだったんで調べなおしてきた。 燃料に入れる添加剤にセシウム化合物が入ってるそうだ。
いつも終わってから参上な俺 なかなかリアルタイムでみれないけどゼロリカ好きですよ 百合とか百合とか百合とか あと丸太 そういえば砂零予告したのに来てないな
>>688 今のところ、未消化の予告は無いみたいだが・・・
>>688 もうね、同じ部屋ってだけでボルテージMAXよ
乙! だがSR-71で草原に着陸は無茶がすぎるだろww まあヒラコーだからいっかww でも欲を言えばスピットファイアとかがよかった
>>691 ヒント:HELLSING本編での使われ方
戦いには使えない…
>>693 「攻城槌」として使うのさ
SR-71の初飛行は1964年なのかー
すげえな冷戦時代
そんな古いのかあれ
696 :
マロン名無しさん :2008/07/06(日) 22:29:17 ID:PvjyIlpu
>>688 ユーザー設定の消失に戸惑ってしまいましたorz
勝負は数秒で決した。セラスは持ち前の反射神経や運動能力を駆使し、一撃も喰らうことなく全てのワルキューレを破壊した。 一体は振り払った右の脚で上半身を砕き、一体は振り上げた左の手で頭から真っ二つに切り裂き、一体は勢いづけた左の脚で 蹴り飛ばし、一体は右の手で頭を握り潰した。あっと言う間の出来事に、ギーシュはゴーレムに命令する暇すら無い。 いまやセラスとルイズがニコニコ顔で、ギーシュが顔面蒼白と言う状況で向き合っている。 「もう騎士は出さないんですね、と言う事はこれで終わりですか?」 「え? あ、まぁ・・・これ以上は出せないから、僕の負けだね」 そう言って杖を落とし、両手を上げて降参を示した。平民がニコリと笑い、尖った二本の歯がギーシュの眼に写る。 「君・・・まさか吸kむぐぅ!?」 「そうですよ、ミスタ・グラモン。今の私は何も恐ろしくありません、だから黙っててくれないと・・・ね♪」 「ムグ、ムグ!」 口元を右手で塞がれたまま、ギーシュは何度も首を縦に振った。セラスは手を離すと振り返り、主人に敬礼した。 「任務成功、ギーシュを倒しました」 「よくやったわ、騎士十字章ものよ。あとで・・・しょ、処女の血を奢ってあげるわ」 「気持ちだけ受け取らせていただきます」 「じゃあ帰りましょう、部屋で着替えるわ。ギーシュ、後でモンモランシーとケティって子に謝っときなさいよ!」 振り向きざまに注意して、ルイズは使い魔と共に広場を去って行った。モンモランシーが駆け寄り、ギーシュに声をかける。 「ねぇギーシュ、あの女って何者なの!? 貴方のゴーレムを素手で壊すなんて、マトモじゃないわよ!!」 「悪いけど、愛しのモンモランシーでもそれは言えないよ。早い話が、禁則事項ってやつさ」 「はぁ?」 金髪バカップルを眺めながら、キュルケはセラスの正体を考えていた。タバサは本から目を離し、顎に手を当てている。 「まるで化物ね、さっきの女。何者なのか、後でルイズに聞いてみようかしら・・・タバサ、どう思う?」 「奈落の底のような目・・・危険人物」 そう言うと、タバサはキュルケを連れて学園へと戻って行った。
『遠見の鏡』で一部始終を見送ると、オスマンとコルベールは顔を見合わせた。 「オールド・オスマン、あの少女が勝ちましたね・・・」 「そりゃ吸血鬼じゃからな、『ドット』メイジでは相手にならんじゃろ。先住魔法すら使っとらんし」 「それに、あの動きを見ましたか。ゴーレムを素手で殴り倒したり、素足で蹴り飛ばしたり。少なくとも、我々の知る吸血鬼は あんな事は出来ません。新種の吸血鬼だと言う事が分かった訳ですね、ガンダールヴかどうかは分かりませんでしたが」 「で、君の結論は?」 「彼女はガンダールヴで、ほぼ間違いないかと」 「そうか・・・・・・」 腕を組み、座椅子に背を預ける。木が軋む音が、部屋に響く。 「オールド・オスマン、すぐにでも王室に報告して指示を仰いでください!」 「だが断る!」 「どうしてですか、これは世紀の大発見なんですよ!?」 「分からんかね、コルベール君」 重々しく、オスマンは椅子から立ち上がる。白く長い髭が、大きく揺れる。 「もし彼女がガンダールヴだとして、王室に知られたらどうなると思う。宮廷で暇を持て余した連中がすぐにでも 戦を引き起こし、彼女を前線に立たせるじゃろ。だからじゃ、この件は私が預かる。他言は無用じゃ、ミスタ・コルベール」 「・・・はい、かしこまりました」 コルベールは頭を下げ、オスマンは窓の外を眺めた。広大な草原が、どこまでも広がっている。 「やれやれ、どうやら忙しくなりそうじゃなぁ・・・・・・」
朝の眩しい光を受け、ゆっくりと目蓋を開ける。そこには、石で造られた天井が見えた。 「あれ・・・?」 顔だけを動かし、周りを見回す。ベットが並んでいる所から、医務室らしき場所だと分かった。 そこで、左手の違和感に気付く。手袋を剥がして見ると、奇妙な文字が浮かび上がっている。 右手で擦ってみたが、消すことが出来ない。 「・・・これは?」 「あ、お目覚めになりましたか!」 窓際に寄り添って広場の喧騒を聞いていたシエスタが、ベット脇に歩み寄る。 「・・・誰?」 「私はシエスタって言います。このトリステイン魔法学園で貴族の方々をお世話するために、ここで御奉仕してるんですよ」 「トリステイン?」 「はい、貴族の貴族による貴族のための学校です。ご存知ですか?」 首を横に振った。相手が黙っているためか、シエスタは説明を続ける。 「召喚されたのは二年の生徒で、ミス・ヴァルエールと言う方なんです。後でお会いなさってください」 「ミス・ヴァリエール?」 「簡単に言えば、ご主人様の事ですよ」 「ご、ご主人様!?」 ベットから起き出ようとして、目眩を起こしてしまう。床に倒れそうになったが、手を着いて何とか体勢を崩さずに済んだ。 シエスタが上半身を支え、ベットに座らせる。 「まだ動いては駄目です、貧血を起こされていますから。ミス・ヴァリエールを呼んで来ますので、待っててください」 そう言ってドアへ向かおうとしたが、途中で足を止めて振り返った。上目遣いで両手を摩り、何か言いたげな顔をしている。 「・・・何?」 「あの・・・失礼でなければ、お名前を聞いてもよろしいですか?」 「名前・・・名前は・・・・・・」
さあ支援の時間だ
「ありがとうセラス。貴女が来てくれなかったら、私は今ごろ医務室のベットで絶対安静だったわ」 「今回は間に合ったから良かったですけど、もう決闘なんかしないでくださいね」 「分かってる、今度からはセラスに戦ってもらうことにするから♪」 医務室へと続く廊下を歩きながら、二人は話し続けていた。水場で顔を洗い、部屋で着替えてから、ずっとルイズは喋っている。 助けてくれたのが、よほど嬉しかったらしい。いまやルイズはセラスの事を、伝説のイーヴァルディの勇者と思っているのだ。 光り輝くルイズの瞳にセラスがタジタジしている内に、医務室が見えてきた。扉を開けようとして、先にシエスタが出て来た。 「セラスさん! 大丈夫でしたか怪我はありませんか殺されませんでしたか殺してませんか!!」 「ちょ、ちょっとシエスタさん落ち着いて。大丈夫ですよ、怪我とかは無いですから安心して」 シエスタの言葉の弾幕に、又もタジタジなセラス。この吸血鬼、押し出しに弱いと見た。 「そうでしたか、ホッと一安心です」 「ちょっとアンタ、医務室に入れないんだけど」 ルイズの言葉に、シエスタは二人の進路を邪魔している事に気付いた。後ろに三歩ほど下がり、深々と頭を下げる。 「すいません、失礼しました。眠っていた方は、すでに目を覚まされております」 「起きたんですか! 良かった、キスしなきゃ目覚めないのかと思ってましたよ・・・」 「シンデレラじゃあるまいし・・・ほら、さっさと入りなさい」 セラスの背を押しながら、ルイズは部屋に入る。後ろから、シエスタが影のように着いて来た。ベットに座っている人物が三人に 目を向け、体が硬直したかのように固まった。 「あの、どうかされました?」 「・・・・・・・・・」 セラスが声をかけてみたが、相手は黙って停止したままだ。そのまま数秒ほどすると、ベットの横の台に手を伸ばした。置かれて いる眼鏡を掛け、再度セラスに目を向ける。すると、全身がガタガタと震えだした。
「あ」 「はい?」 「あ―――――――――――――!?」 「くそみそ?」 ルイズがツッコミを入れるが、眼鏡は聞いていない。と言うか、聞こえていない。プルプルと震えながら、ピンと伸ばした 右手の人差し指をセラスに向けている。そして、大声で叫んだ。 「セ、セ、セラス・・・セラス・ヴィクトリア!」 「私のこと知ってるんですか!? もしかして警察の人? それともヘルシング機関の方とか?」 「ほざくな、ヘルシングのオモチャめ!! 王立国教騎士団の犬に成り下がった貴女に、吸血鬼としての『五月蝿い!』あが!?」 部屋の隅に飾られていた黒い犬の置物が、時速160kmで眼鏡の頭にHITした。投げつけた張本人のルイズは、得意気な表情で 右肩を回している。セラスとシエスタは、突然の事に驚いた。 「全く、ここは医務室なんだから静かにしなさいよ。大声ださなくても聞こえるんだから、落ち着いて話しなさい」 「その通りじゃ、話し合う時はお互い穏やかな心でなくてはならん!」 「良かった、目を覚まされたようですね」 そう言って部屋に入ってきたのは、学園長のオスマンと教師コルベールだった。 「嫌な奴が来たわ!」 「本当だ、嫌な奴が来ましたね」 「嫌な奴が来ちゃったわ」 貴族・使い魔・眼鏡の声が、見事に並んだ。因みに三人は本棚は作らない、シエスタは三人の暴言に驚いている。 「なんじゃ、いきなり」 「三人とも、悪口は本人の前で言ってはなりませんぞ。こう言う時は、影でコッソリ言うものです」 「・・・お主がワシをどう思うとるのか、よく分かった」 シエスタが椅子を二つ持って来て、ベットの脇に置いた。ルイズ・オスマン・コルベールが座り、セラスとシエスタは 横に立つ。ベットと壁の隙間から出て来た眼鏡に、オスマンが話しかけた。
ショルター無理心中記念支援
「あ〜っと、まずは自己紹介しなくてはならんな。私はこの学園の長をしておる、オスマンと言う者じゃ」 「教師のコルベールです、よろしく。こちらの少女は君の主人であるミス・ヴァリエール、隣は使い魔のセラス君だ」 紹介をされてが、眼鏡はピクリともしない。耳には入っているが、頭には入っていないようだ。ただじっと、セラスを 見ている。その視線に気付いたルイズが尋ねた。 「そう言えば貴女、セラスのこと知ってるみたいね。どういう関係なのか、教えなさいよ」 「あ、そうです! それを聞きたかったんですよ!! なんで私を知ってるのか教えてくれませんか」 「そ、それは・・・あの、えっと・・・・・・」 二人の質問と三人の視線に、少女は自分を抱き締めるような格好で震えだした。そこへ、コルベールが質問を重ねる。 「その前に聞きたいのですが・・・名前は何とおっしゃいますか、お嬢さん」 「私は、猟師・・・リップバーン、ウィンクル・・・・・・」
満を持しての登場きた支援
リップたん初登場
その後、リップバーンは全てを語った。 セラスが属する組織と、敵対する組織に属していた事 海軍の空母を乗っ取った後、大型偵察機に乗ったアーカードに攻撃された事 部下を皆殺しにされ、自身も心臓にマスケット銃を突き刺され喰われた事 そして、気付いたら医務室のベットで眠っていた事 なぜか眼鏡や時計は元に戻っていて、貫かれた心臓も治っていた事 そしてオスマンとコルベールが説明し、時にルイズやセラスが補足した。 地球などとは違う別世界である事 ハルケギニア大陸のトリステイン国である事 魔法が存在する世界で、学生の召喚によって 呼び出された事 一人の少女に使い魔として生きていかなくてはならない事 セラスはすでに使い魔として生活している事 「つまり、あんたも私の下僕だって事! 別の世界じゃ敵同士だったかもしれないけど、今日からセラスと一緒に雑用しなさいよ」 「い、一緒って・・・そ、そんな事いきなり言われても・・・」 ベットの上で体育座りのような格好をして、リップは更に震え続けている。原因は、目の前でセラスに上から目線されてるからだ。 どうやら空母での戦いが元で、見下ろされる事がトラウマになっているらしい。因みにセラスは相手をビビらせる気など無いし、 睨み殺すような眼もしていない。ただ単に、リップを見ているだけだ。 「突然の事に混乱するのも、無理は無いわい。まぁ、何日か生活すれば慣れるじゃろうて」 「今日からは、ミス・ヴァリエールの部屋で寝起きして下さい。何か有りましたら、彼女に聞くように」 「ほら、分かったらさっさと靴を履く! あと時計と、マスケット銃だっけそれ? それ持って着いて来なさい」 学園長や教師の助言を尻目に、ルイズはリップの腕を掴んで急がせる。それを眺めていると、シエスタが話しかけてきた。 「大丈夫ですかセラスさん、初対面とはいえ敵だった人と生活って」 「ん〜まぁ何とかしてみますよ、見た所そんな害は無い人みたいですし」 「そうですか・・・でも、気をつけてくださいね。あの人、銃を持ってますから」 「そうですよね、気をつけることにします」 「セラス、部屋に帰るから来なさい!」
ルイズはリップを引きずって、扉の前まで移動していた。セラスとシエスタが後ろを、その後ろをオスマンとコルベール が続いて部屋を出る。途中で教員と別れ、四人はルイズの部屋に辿り着いた。中に入り、ルイズが振り向く。 「私は午後の授業があるから、教室に戻るわ。シエスタ、その子に色々と教えといてね」 そう言うと、ルイズはさっさと部屋から出て行ってしまった。残ったのは、リップを見つめるセラス シエスタを見つめるリップ セラスを見つめるシエスタ の三人。三角関係みたいな状況で最初に口を開いたのは、シエスタだった。 「え〜と・・・それじゃあリップバーンさん、これから雑用を教えますけど・・・良いですか?」 その日、シエスタのリップバーンに対する教育は全く進まなかった。教えようとしたら部屋の隅に座り込み、ブツブツと物言う 欝モードに入ってしまったからだ。そのため、急遽シエスタによる慰めタイムが始まったのだが・・・ 「ほら、しっかりしてくださいリップバーンさん。セラスさんなんか、立派に使い魔として頑張ってるじゃないですか」 「頑張りたくなんか無いわぁ・・・帰してよ、私を元の世界に帰してよぉ・・・・・・」 「それは無理なんですよ。マスターが言うにはですね、使い魔を元の世界に戻す呪文は存在しないらしいですから」 「そんな・・・」 グスグスと泣きながら、リップはセラスを見上げた。マスケット銃と時計を抱き締めて涙を拭う姿を見て、セラスの心にチクリと 痛みが走る。でも、自分にはどうしようも無い。戻れない以上、この世界で上手くやっていくしか無いのだ。 「残念ですけど、帰郷は諦めてください。どんなに願っても、元の世界に帰る事は出来ないんです」 「そうですよリップさん、諦めも肝心です。それにトリステインも結構良い所ですよ、住めば都って言いますし」 シエスタが慰めの言葉をかけるが、余計に落ち込ませてしまった。そして何時の間にか、名が省略されて『リップ』になっている。
猟師キター支援
「・・・シエスタさん。すいませんけど、ちょっと席を外してもらえませんか」 「あ、はい。分かりました」 シエスタが廊下に出ると、セラスはリップの前に立つ。相手が怖がるのも気にせず、セラスはリップの足元に腰を下ろした。 そして左手で頭を、右手で顎を掴むと、無理やり口を開かせた。ギザギザとした歯が、セラスの視界に入る。 「・・・やっぱり、リップさんも吸血鬼ですか」 「にゃ、にゃひをいきにゃり!?」 「いや、ちょっと気になったんで確認をと」 すぐに手を離すと、セラスは立ち上がった。溜息をつくと、一つ注意をする。 「いいですかリップさん、この世界で吸血鬼は恐れられる存在なんです。周りに知られたら、面倒な事になります。ですから、 吸血鬼だと言う事は絶対にバレないようにしてください。もちろん、私が吸血鬼だってことも。もし言ったら、その時は」 立ったまま、セラスは右手をリップの頭に当てる。少し力を入れ、後頭部を壁に押し当てた。 「頭を紅葉卸しますから、注意してください・・・リップバーン・ウィンクル中尉」 「は・・・はい、了解しました・・・・・・セラス・ヴィクトリア婦警・・・」 マスケット銃を強く握り締め、リップな何度となく頭を縦に振る。目の前に立つ者は、事前に目を通した資料とは全く違う 別人と化した吸血鬼。今の自分では、絶対に勝てない相手。ミレニアムも部下も存在しない、後ろ盾を失った魔弾の射手。 その立場を言い表すならば『俎板の上の鯉』『蛇に睨まれた蛙』が、まさにピッタリであった。 今日はここまで、リップ中尉の言動や行動に間違いが無いかヒヤヒヤしてます。
涙目リップが妄想出来たので良し!
713 :
>>688 :2008/07/07(月) 00:03:20 ID:???
糞ッッいつも俺は遅いんだ!! 俺が来るのは終わった直後! まさかリップたんが召喚されてたとは…ヒラコーだと思ってたのに >>砂零 ???はどうする?
このリップ乙女モードのスイッチが入っている。 リップの射手モードにスイッチを入れるのは誰になるのか非常に気になります。
リップ脅えすぎw
GJ!リップたん!!と言わざるを得ない 隊長とキャッキャウフフになるのかと思ったけど これはこれで萌えるから良し!
718 :
マロン名無しさん :2008/07/07(月) 19:08:06 ID:VD/cKK7p
オッツー 前衛のセラスに後衛のリップ、そして虚無のルイズか これはもうクロムウェル涙目が目に浮かぶなw ところで、誰かこれの元ネタを教えてくれ−! 「嫌な奴が来たわ!」「本当だ、嫌な奴が来ましたね」「嫌な奴が来ちゃったわ」
ありがとう。
[]
722 :
>>688 :2008/07/08(火) 09:20:29 ID:???
ハ
ロ
724 :
マロン名無しさん :2008/07/08(火) 19:37:42 ID:CHJahq8i
投下ないなー
この程度、待つ内にも入りませんぞ
>>725 贅沢な奴だなぁ、夏厨みたいなこというなよ……
中途半端にはするなよ グールになられても、その、なんだ、 困る
まとめの絵BBSにスナゼロ支援絵きたね
食べ残しはいけませんね
よいこのみんなはすききらいせずに、のこさずたべましょう。
むーしゃ むーしゃ 幸せー♪
かゆ うま
ゆっくりアーカードがタイヤキ食べてるのを想像した
ルイズ「アーカード、これは?」 ロリカード「食い逃げがいたので懲らしめてやった」 ルイズ「そ、そう・・・(食べちゃったのね)」 ロリカード(食い逃げをする実体のある幽霊はさすがに始めてだったな)
明日の夜には続きを投下したい。
>>731 見てきました、励みになります。
おお…おおお
おおおおおおおお
ロオオオオ ― ド__ __ i〜i ヾ/・ ~・/ ロオオオオオ ゛ヽ|∵ト、/ ・ /=_ ___\ \ __/ ヽ|∵|/ ロオオオ ――― ド `┤∵├'\/∵/ / /
それは違う
ソーセージとザーワクラウトを用意したぞ後は投下を待つのみ
今度こそ!今度こそ支援するんだ!
傷心の中尉を慰めるのだ。
俺には見える、見えるぞ…丁寧な女の子口調で「ご主人様」とか言いながらルイズに奉仕するロリカードが見える…!
スナゼロはとてもとても楽しみな作品だ。
楽しそうですね代行
>>747 なに、楽しみじゃない作品なんてあるものか
壁Iω・)誰もいない、投下するなら今の内・・・。
751 :
マロン名無しさん :2008/07/11(金) 23:38:49 ID:zYNqCjqo
ぁぃっ 奴 が来るわ!!
来るか!!?
き だ ぞ お ぉ (ザザザザザ) 支援せよ!! 支援せよ!! 支援せよ!! 目標!!スナゼロ!! スナゼロ◆kdp8/y3/66!!
セラス・ヴィクトリアとリップバーン・ウィンクルが使い魔としてルイズに召喚されてから、一週間が過ぎた。 二人の使い魔としての一日を紹介すると、こんな感じだ。 朝、セラスはルイズを起こすため棺桶から出る。ルイズが目を覚ますと、制服に着替える。その間にセラスはバケツを持って 水場に向かう、ルイズが洗顔と歯磨きに使うからだ。その間にリップが起きる、目元が赤いのは夜泣きが原因だろうか? 因みに二人分の棺桶が用意できたのは、召喚から三日後。生徒や教師などに見られず部屋に入れるのは、かなり苦労した。 教室へ向かう準備が整うと、ルイズは食堂へ向かう。 その間にセラスは再び水場に向かい、洗濯板を使って洗濯物を丁寧に洗う。初めての頃はレースやフリルの付いた下着に苦労したが、 シエスタの教育によって破ったりする事は無くなった。 その頃リップは部屋の掃除を行う。最初こそ雑用を嫌がっていたが、ルイズの乗馬用の鞭とセラスの無言の脅迫によって実施させた。 にしては、箒で床を掃いたり雑巾で窓を拭く姿は様になっていた。『良いお嫁さんになれますよ♪』とは、シエスタの言葉である。 言われた本人は、顔を赤くして必死に否定していたが・・・。 それらの雑用が終わると、二人は教室に行く。最初の頃はルイズの後ろで授業の成り行きを見ていたが、覚えても魔法が 使えないので、そのうち居眠りするようになった。そもそも吸血鬼は朝に寝る生き物であるため、ルイズは注意しない。 それに他の使い魔達の中にも、夜行性の幻獣やフクロウは眠っているのだ。そのため、教師も注意はしなかった。 壁に背を預けて座ったまま肩を寄せ合って眠る二人を、一部の生徒は微笑ましい眼で見つめていた。 『・・・姉妹みたい』とは、タバサの感想である。 昼になると、ルイズたち生徒は食堂に移動する。二人も移動するが、向かうは食堂の外の広場。二人は吸血鬼で食事を必要としない ため、昼と夕はメイドの餌撒きを手伝っているのだ。 因みに以前メイドから『なぜ食事をとらないのですか?』と聞かれ時に、セラスは『私とリップさんは、とあるメイジに 「お腹が減らない魔法」をかけられてますから!』と言って誤魔化した。メイドはそれで納得し、リップはアホ毛を揺らした。
___ ______ r―==ケ::::::::::::::ヽ、 / /" /;:::r-,:::::::○:::ト、 / // トi!::::`":::::::::::::::i! ) / 支 ち 寝 !:/ `l|::::rwんソソ:::ソ < 援 ゃ 食 ! ! r=、 `!::ヾ:::::::::::::::/::ミ | し っ 惜 `=、__ノ /:::::::::ゝ!⌒!/::::::川-=-、 .| ろ ち し //::::::r彳⌒`ーi 、::::::::::::::ヽ| ゃ .ん _r-''":::::ノヾ三r--,! !/):::::::::::::::::!、 と で r''"::::::::::::/ノrl|リ::||:::l|i! !ヘ::::::::::::::::::! ヽ ノ::::::::::::::::`' !_l|l|::ll:::::|`ー〉/:::::::::::::::::! \_____ / ̄ ̄ ̄ ̄\___:::::r-l|::j.l::::|| /ィソヾ___/ 英 ラ /::::::トl|.::j |::::l|ソノi::::::::::::/リ |::::::::ミ!/::j |::::l|イ/i:::::::/:::l| 国 イ .|::::::::ヾイ-|::::l|':::::i::::::::!::|l::::ト |::::::::::ソ-==-l|:::::i::::::::!:::l|!:::ヾ 野 ミ .|:::::::::くl| |::::`}i::::i:::::::::!;;:l|::バ |:::::::::|l::| |:::::|| i:ノ:::::::::!::リ/川 郎 | .|::::::::|l::| |::::::l|::く∧:::::!ソ/:: :| |::::::::|:::| |:::::| |∨〉:::::::〉/:::/::| \________/::::::::|l::| |::::::l.|:::::::::::::::::!ノ/ 川 /r::::::::::::::::::!::::::::::::|l::| |::::::l.|:::::::::::::::::::ヾソ ノ ./::::::::::::::::::/ソr":::::::::::|l::| |:::::::l.|:::::::::::::::::::::::ヾ-、 :::::::::/:::::ソ-'":::::::::::::::::::|::| |:::::::::l|::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
我が大隊指揮官殿の命である!! 支援ン!!
そのレスを打ったのは誰だ 忘れたのか それは職人を支援するための物だろう? 私は職人じゃあないよ
| ll 土 ヽ、 ィ , | ll 土 ┃ ┃┃ |ヽ . | ,,,-'''~~'''-、 iヽ//, - ‐ 、/ | |ヽ . | ┣━━ ┌┘ ,,,-''' `' / .|ヽ、 ┃ ┌┘ ,,,-' / .|\ ┐ ┗━━ ,,,-'''_ { | ヽ, └┐ ┏━┓  ̄/ ! .! ヽ └ ┛ ┃ / イ ` ー ' ヽ ヽ ┃ / .,,-フ / | /| / イ \ . } N わざわざマスケット銃を突きつけなくても・・・ ┛ ∠ ‐'' / // | ./ | |{ | \ .| ヽ | | わかってますよ、支援します ┏┻┓ /イ / ,サ―{/―ゞ | l|,,,=''ヽ } } . } | ┃ ' |/{ /. .{━┿━ ヽ、| ━━┿ .リ| .|_|\ | ┛ (({ || ___・_ ヽ ___・ | /。) ヽ | ll ,:::::::..:::::::::::、└┐ ヽ! | {  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄||||| リ_ノ、| |ヽ /:::::::::::::::::::::::ヽ .└┐.V/ヽ _.....,, / > 土 /::::::::::::::::::::::::::::i //i -,, ー===ニニ,,..,,,../ ノ { < | |::::::○:::::○:::::::| / - ,,, _ _ ,,, - '' \ > |::::::::::::::::::::::::::::::| //V| /1 Tコ ヒニカ_。\|\|ヽ~ < |::::::::::::::::::::::::::::::| |/ W/何 ̄何 \ |::::::::::::::::::::::::::::::| < / ム Y ム. \。 > /:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ > ,「. l〒〒l | l〒〒l iクl < 〉:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〈 < / l ,ワ,ノ | l ,ワ,ノ |ニ| >
夕食を終えるとルイズは浴場に向かい、二人は部屋に戻って眠る準備をする。因みに棺桶はベットと窓の間に置いてある、部外者が 入って来た時に見られないためと、ルイズがベットから落ちた時にクッションにするためだ。 そのため以前キュルケがフレイムを連れて部屋に入ろうとした時は、三人で力を合わせて侵入を阻止した。使い魔と話がしたい との事だったので、キュルケの部屋に移って雑談をした。最初はギーシュとの決闘に関してだったが、しだいにセラスの胸に関する 議題となったためルイズが怒り狂った。二人でルイズを引っ張って部屋に戻る様を、キュルケは腹を抑えて大笑いしていた。 ルイズが部屋に戻ってネグリジェに着替えると、そのまま就寝となる。今日も長い一日だったと思いながら、三人は眠りにつくのだ。 「絶望したわ!」 そんな虚無の曜日を明日に控えた夜のこと、ルイズはベットの上で絶叫した。 棺桶に入ろうとしていたセラスはルイズに眼を向ける、リップは眼を向けずマスケット銃を点検していた。 「どうしたんですかマスター、絶望とゼロ魔のクロスSSなら『糸色望の使い魔』で検索すればHITしますよ」 「いや、そう言う意味じゃなくて・・・リップ、首吊りのロープは用意しなくて良いから」 「・・・・・・」 黙ってロープを懐に仕舞い、リップは点検を再開する。それを横目に、ルイズは説明を始めた。 「貴女達は吸血鬼だけど、皆には内緒にしてるでしょ。それにセラスはリップと違って、武器などは持っていない。 だから周りから見ると、私は二人の平民を従えてるようにしか見えない。だから絶望したって事なの、分かる?」 「・・・えっと、つまりマスターは『せめて貴女も武器の一つぐらい持ちなさい』と言いたいんですか?」 「GOOD GOOOD VEEERRYY GOOOOD、その通りよセラス♪」 パンパンと手を叩くと、ポケットから出したトランプを弄び始める。セラスは腕を組んで考えた。
支援、セラスの無言の圧力とルイズの鞭で虐待される中尉・・・ゴク
支援の時間だ!!ロックンロール!!
自身の武器と言えばハルコンネンだが、両方ともヘルシング本部に置いてきてしまっている。つまり、代わりの物を購入する 必要がある。でも付近の街など知らないし、お金は持ってない。その事に関して尋ねようとルイズを見ると、何時の間にかシルクの 帽子を被ってタバコを咥えている。ニヤニヤと笑いながら、両手を広げた。 「安心しなさい、明日は休日だから町で買ってあげるわ。せいぜい楽しみにしている事ねセラス、スリもヒッタクリも居る町に 行きたいのなら♪」 楽しげに話すルイズを、セラスは驚きの眼で見ていた。何故だか分からないが、南米のホテルで戦った伊達男を思い出したのだ。 隣を見ると、リップが棺桶に座って貧乏揺すりしている。何か有ったんだろうか? 「さ、そうと決まれば寝ましょう。街までの距離は遠いから、朝早くに学園を出発することになるわ」 そう言うと、ルイズはさっさとベットに潜り込んだ。そして3秒後に寝息、ノビ太もビックリな早寝だ。 「リップさんはどうします、一緒に行きますか?」 「私も一緒に行きます、欲しい物が有りますから」 同伴で行く事を確認すると、主人に習って眠る事にする。棺桶の蓋を閉め、明日への期待を胸に膨らませた。 その後リップの棺桶から「待ち遠しいですわ、待ち遠しいですわ」と言う声が、延々と漏れ続けた。
さあ行くぞ 歌い踊れ住民共 豚のような支援をしろ
その頃ミス・ロングルビルは、学園長室で一日の仕事を終えた所だった。すでにオスマンは自室に戻っているため、 部屋にはロングビルしかいない。筆記具を机の引き出しに片付けると、ランプの火を消して部屋を出た。階段を下りて、 巨大な鉄の扉の前に立つ。巨大な鍵によって閉ざされ、異様な雰囲気を漂わせている。 そこは魔法学園が成立して以来の秘宝が収められた部屋、宝物庫だった。 周りに人の気配が無い事を確認すると、懐から杖を取り出す。手首を振って腕ほどの長さにすると、呪文を唱えて鍵に向けて 振り下ろした。だが、鍵には何の変化も無い。ハアッと溜息を吐くと、壁に背を預けた。 「まぁ、スクウェアクラスのメイジが数人がかりで固定化の呪文をかけてんだ。メイジ一人の『アン・ロック』で開けられるなんて、 ハナから思っちゃいないさ」 面白そうに笑うと、今度は得意の『錬金』で挑戦してみた。呪文を唱えて扉に向けて杖を振るう・・・が、やはり変化は起こらない。 鍵や扉は、ウンともスンとも言わない。その時、奥から階段を上がってくる足音が響いてきた。 「やば、人が来たか」 サイレントで足音を消すと、ロングビルは急いでその場を後にした。 移動した先は、宝物庫の外壁を外から見られる中庭だった。 地面を蹴って、壁を垂直に登り始める。宝物庫の辺りに来ると、何度か足踏みして壁の厚みを測る。 もし薄ければ足音が反響するのだが、よほど厚みがあるのか音は全く反響しない。 「外壁も負けず劣らず頑丈だね、これじゃゴーレムで穴を開けるのも難しいか・・・折角ここまで来たのに」 夜風に揺らぐ髪を掻き分けながら、軽く舌打ちする。腕組みをすると、どうすれば良いか考えた。 「かと言って、『破壊の杖』を諦めたくは無いのよねぇ・・・」 そのまま、ロングビルは打開策を考え続けたのだった。
買い物にトキメク婦警と中尉に支援!
支援し 義務を果たせ
太陽が地平線から顔を出した頃、キュルケは目を覚ました。ベットから降りると、窓とドアを開けて風を通す。髪を揺らしながら、 大きく伸びをした。首を左右に振ってコキコキと骨を鳴らし、窓辺に立って外を眺めた。雲一つ無い青空が広がっている。 「今日も良い天気になりそうね。こんな気持ち良い日は、ルイズをからかって更に気持ち良くなるに限るわ♪」 本人に聞かれたら激怒しそうな事を言いながら、椅子にすわって化粧をする。そして制服に着替えると、廊下に出てルイズの部屋 の前に立った。ノックをしてみたが、反応は無い。ドアに耳を当ててみるが、物音は聞こえない。少し悩んだ後にキュルケは 「とりやぁあ〜!!」 右足の強烈なヤクザキックで、強引にドアを蹴り開けた。因みに今のキュルケは、エンジンを温めた小型ジェット機の譲渡書 などは持っていない。部屋を見回しながら窓を開けると、門の前にルイズが見えた。使い魔の二人も一緒で、馬に乗っている。 「出かけるみたいね・・・こうしちゃいられないわ!」 部屋を飛び出すと、100メイルを12秒のスピードで廊下を突っ走った。向かうは友人のタバサの部屋、すぐに到着する。 「タ〜バサー、私よー友人のキュルケよー。ちょっと用があるの、開けてくれな〜い?」 ドンドンとドアを叩くと、中で物音が響く。しばらく待つと、ゆっくりとドアが開いた。タバサは何故か一つ目が描かれた 帽子を被り、顔を右半分だけ覗かせている。 「本当? 本当に友人のキュルケ? 本当のキュルケならアレが出来るハズ・・・」 「アレって?」 「マリー・アントワネットのモノマネ・・・」 ボソボソと小さな声で、タバサはモノマネをするよう迫る。いきなりの事に焦りながらも、ゴホンと咳をして襟元を調えた。
紫煙する
我らは己らに問う 汝ら何ぞや!!! 我らは支援派 支援派のレスなり!!
「・・・パンが無いのなら、焼け死んでしまえば良いじゃない」 「超ゴーマン・・・やっぱり、キュルケ」 「その通り、貴女のキュルケよ! あっはっはっは!」 タバサを抱き締めて回転しながら、キュルケは大笑いした。 その後、ルイズが使い魔を連れて街に行ったためウィンドドラゴンで追いかけてほしい旨を伝えた。認識したタバサは口笛を吹くと、 窓から飛び降りた。シルフィードが二人を背中で受け止めると、気流に乗って一気に上昇する。 「方角は?」 「恐らく向かったのはブルドンネ街だから、街の方へ」 「馬三頭、見つけ出して」 キュイキュイと鳴いて了承の意思を示すと、青い鱗を輝かせて力強く羽ばたき、飛行を開始したのだった。 トリステインの城下町を、ルイズは歩いていた。後ろには右手側にセラス、左手側にリップが着いて来ている。二人とも揃って、 片手を腰に当てている。魔法学園から街までの三時間を、馬で移動したからだ。 「マスター、腰が痛いんで薬とか買ってくれませんかぁ・・・」 フードの下で腰を擦りながら、セラスは愚痴った。リップも右手で傘と銃の肩当を持ち、左手で腰を抑えている。 二人とも馬には慣れていないため、揃って腰を痛めてしまった。吸血鬼でも、痛みは耐え難いのだ。 「情けないわね、それでも吸k・・・っと」 慌てて口を塞ぎ、辺りを見回す。ルイズに視線を向ける人はいない、どうやら聞かれてはいなかったようだ。 (危なかったわ。ただでさえ変な格好した使い魔を二人も連れてるのに、吸血鬼だってバレたら注目されるから注意しないと) 振り向いて、セラスとリップを見る。二人とも、明らかに周囲の視線を集めてしまっていた。セラスは巨乳でフードを被り、 リップは黒髪で黄色い傘を差している。そのため通りすがる人や道端で店を開いている者などが、不審者を見る眼で二人を見ている。 さっさと買い物を済ませようと、ルイズは狭い路地裏へ足を踏み入れた。ゴミや汚物にセラスは鼻を抑え、リップは傘を閉じる。 「ずいぶん汚れてますね、貧民街みたいな所ですか?」 「平民の中でも、特に貧しい人達が住んでいるようですからね」 セラスの疑問に、リップが簡潔に答える。そんな二人を尻目に、ルイズは奥の方へと踏み込んで行く。
支援 支援 っていいながら死のうぜ
「ピエモンの秘薬屋の近くだから、この辺のはず・・・あ、あったあった」 一軒の店が、剣の形をした看板を掲げている。どうやら、店に到着したらしい。三人は階段を上がって扉を開けると、店の中に 入って行った。 その後姿を、赤髪と青髪の少女が覗き見ている。なんなくルイズ達を見つけた二人はウィンドドラゴンを空中に待機させ、 ずっとストーキングして来たのだ。 「なによルイズったら、剣なんか買う気? 黒髪の子は銃を持ってるから、巨乳の子にでも買ってあげる気かしら?」 店の扉を見つめながら、キュルケは予想する。タバサは我関せずと言った感じで本を読んでいる、もう自分の仕事は終わりだと 言わんばかりだ。ルイズ達が店から出て来るのを待ち伏せする事に決めると、キュルケはタバサの隣に座り込んだ。 昼だと言うのに店の中は薄暗く、ランプの灯りがともっている。壁や棚には所狭しと剣や槍が並べられ、隅には立派な甲冑が 鎮座していた。 店の奥でパイプを銜えていた親父が、入って来たルイズに目を向ける。背中のマントと五芒星のバッチに気付くと、パイプを置いて 声をかけた。 「貴族様、うちはまっとうな商売をしております。目をつけられるような事なんか、これっぽっちだってしちゃいませんよ」 「私は監査官なんかじゃないわ、客よ」 「貴族の方が剣をですか、こりゃ驚かされましたね」 「貴族の人が剣を買うのって、そんなに珍しいんですか?」 フードを脱いたセラスが、疑問を口にした。胸部をガン見した親父はルイズに睨まれながらも、身振り手振りで説明する。 「そりゃ、とても珍しいですよ。坊主は聖具を振るう、兵隊は剣を振る、貴族は杖を振る、そして女王陛下はバルコニーから お手をお振りになる、と相場は決まってますからね」 「使うのは私じゃないわ、使い魔よ」 「そうでしたか、最近は貴族の方も剣を振るうのかと思ったもので」 主人は愛想笑いを振り撒きながら、セラスをじろじろと眺めた。因みにリップは後ろの方で、剣や槍などを手に取ってバトン みたいにクルクル回している。
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被告!! 「SS」!! 被告!! 「職人」!! 判決は 支援!! 支援だ!! 支援支援支援支援支援支援!!
好きなモノは各個支援と紅茶 嫌いなモノは文字化けしたAA。 あとうんこ。
諸君、私は支援が好きだ。 諸君、私は支援が好きだ。 諸君!私は支援が大好きだ!!
「剣を使うのは、そちらの金髪の方で?」 「そうよ、私は剣なんて分からないから適当に選んであげて」 適当にルイズが言うと、主人は店の奥に入っていった。客に聞こえない声で、小さく呟く。 「こりゃ鴨がネギ振り回してやってきたな、せいぜい高く売り付けてミックミクにしてやるとしよう♪」 彼は1メイルほどの、細身の剣を持ち出してきた。随分と華奢な形をしており、片手で扱うため柄にハンドガードが付けられている。 セラスが手に取って眺めていると、主人が思い出したかのように言った。 「近頃は宮廷の貴族様の中にも、下僕に剣を持たせるのが流行っておりましてね。その際に買い求めるのが、このレンピアです」 なるほど、とルイズは納得する。きらびやかな模様が描かれており、如何にも貴族が好みそうな剣だからだ。 「貴族の間で、下僕に剣を持たせるのが流行ってるの?」 何時の間にかルイズの隣に移動していたリップが尋ねると、主人はもっともらしく頷いた。 「そうです。なんでも最近、このトリステイン城下町を盗賊が荒らしておりましてね・・・」 「盗賊? 今この街を?」 「はい。なんでも『土くれのフーケ』とか言うメイジの盗賊が、貴族が持つ宝を盗みまくってるそうで。それで貴族の方々がビビって しまって、下僕にも剣を持たせる始末で。まぁウチとしては売り上げがUPしてるんで、ありがたい事ですがね」 目の前に貴族がいるのも係わらず、親父は嬉しそうに話し続けた。だがルイズは盗賊に興味は無いらしく、華麗にスルーした。 「もっと大きくて太いのないですかね? これじゃ細すぎて、すぐに折れちゃいそうで」 剣を何度か振りながら、セラスは尋ねた。主人はセラスを上から下へ流し見ると、腕を組んで悩みだした。 「お言葉ですが、剣と人には相性って物がございます。見た所、いま持っている剣が無難だと思いますが」 「大きくて太いのが良いと言ってるの、見せてみなさい」 ルイズが会話に割り込むと、主人は頭を下げて奥に消えた。その際に小さく『やれやれだぜ・・・』と弱音を吐いた。 そして今度は立派な大剣を抱えて、主人が説明を始めた。
支援!支援!支援!支援!
この調子では他のスレも程が知れるが… 存外に支援してる様じゃあないか
「こちらが、店一番の業物です。貴族のお供に使うなら、是非とも腰に下げていただきたいものです。と言っても、そちらの金髪の方 なら背中に背負わないといけませんがね」 三人とも近寄って、その剣を見下ろす。あちこちに宝石が埋め込まれ、両刃は鏡のように光り輝いている。見るからに切れ味の良さ そうな、頑丈そうな剣である。 「何せ作りあげたのは、かの高名なゲルマニアの錬金術師シュペー卿です。決して、お安くはありませんよ」 「おいくら?」 「エキュー金貨なら二千、新金貨なら三千となっております」 「立派な家と森付きの庭が、セットでお買い得じゃないの!」 ルイズの呆れた声を、二人は頭を傾げた。相場と貨幣価値が分からないので、どれほど高いか分からないのだ。 仮に同等の家と庭を英国で購入すると、約50万ポンドほどだろうか? 「名剣は城に匹敵します、屋敷で済めば安い方です。どんなに安くとも、まともな剣なら二百はしますから」 「新金貨で百しか持ってないわ、これで買える剣は無いの?」 ルイズは財布を取り出すと、中身をカウンターの上にばら撒く。枚数を確認すると、主人は壁際に置かれている剣の束を指差した。 「この額だと、そちらの剣から選んでいただく事になりまs「おう姉ちゃん、剣が欲しいなら俺にしろ!」 いきなり剣の束から声がしたため、ルイズとセラスは思わず後ろに下がった。リップはマスケット銃を、声のした方に向ける。 セラスが近付くと、一本の剣がカタカタと揺れているのが見えた。 「おいデル公、商売の邪魔するんじゃない! あんまり騒がしくしたら、T−800型みたいに鎖に付けて溶鉱炉に沈めちまうぞ!」 「おもしれ、やってみろ! この世に未練なんか無いんだ、溶かしてくれるんなら本望だ!」 「それって、インテリジェンスソード?」 ルイズが当惑した声を上げ、リップがマスケット銃を下ろした。主人は溜息をつくと、頭を掻く。
ちょwww店主それオーパーツwww 支援
よろしい ならば支援だ。 我々は渾身の力をこめて今まさに支援せんとする閲覧者だ。
趣味 + 支援 いやがらせ ちんこいじり
ルイズが当惑した声を上げ、リップがマスケット銃を下ろした。主人は溜息をつくと、頭を掻く。 「その通りですよ貴族様。意思を持つ魔剣、インテリジェンスソードです。どこの魔術師が考え出したんでしょうね、剣に言葉を 授けるだなんて。兎に角こいつは喋らせると口は悪いわ客に喧嘩を売るわで、閉口しておりましてね・・・」 主人の説明を聞きながら、セラスは剣を取った。見たところ刀身が狭く、細身で薄身だ。表面には錆が浮いており、お世辞にも 見栄えが良いとは言えない。 「え〜と、デル公さん?」 「違うわい、デルフリンガー様だ」 「私、セラス・ヴィクトリアって言います。こんにちわ」 ペコリと御辞儀をするが、剣は黙ったままだ。それから数秒ほどして、小さな声で喋り始める。 「こいつは驚いた、お前『使い手』だな」 「え?『使い手』って?」 「なんだ、自分の実力も知らないのか。まあ良いや、俺を買え」 「え・・・まぁ、別に良いですけど」 商談が成立すると、またも剣は黙った。カウンターに剣を置くと、ルイズが嫌そうな顔をしてセラスを見上げる。 「それで良いの? もっと小奇麗な剣とかにしない?」 「大丈夫ですよ、剣を使う事なんて無さそうですし。それに私には、コレがあるんで」 そう言って、黒く染まった左腕をヒラヒラと振って見せる。前に授業で壊した机や椅子を握り潰した事を思い出し、ルイズは ポンと手を叩いた。 「確かに、貴女なら大丈夫ね。この剣、おいくら?」 「タダで結構ですよ、こっちにしてみりゃ厄介払いみたいなもんですから。五月蝿いと思ったら、鞘に入れれば静かになりますんで」 後ろの棚から鞘を取り出すと、セラスに手渡す。そして、隣に立つ黒髪の女性に顔を向けた。 「で、そちらの方は何をお求めで?」 「この銃に使える弾丸と紙薬莢を、両方50ずつお願いするわ」 マスケット銃を見せると、主人は頭を下げた。棚の引き出しを開け、弾と薬莢をカウンターの上に並べる。
支援。 あそこらへんに。(ブリュブリュブリュブリュ)
では支援してやろう 本当の二次創作のSSというものに
支援上等!開けたマナコ閉じんとけよ!
支援上等!
「合わせて新金貨二十五となります、毎度ありがとうございます」 「これで買い物は終わりね、二人とも帰りま・・・ってセラス、貴女どこ見てるの?」 リップが商品を懐に入れ、ルイズが残った金貨を財布に戻した時、セラスが店の奥を見ている事に気付いた。剣を背負ったまま、 ボ〜っと突っ立っている。リップが目を向けると、そこには長い棒のような物が置かれているのが見えた。 「主人、あれは何?」 「あれはですね、ウチに商品を納品してるローエン商業組合の奴が持って来た物なんですよ。確かロマンスだとか、ロレンスだとか 言ってたかな? それで『俺の連れが珍しい物を見つけたんで、コッチで査定してくれないか』って言われて。その連れってのが 狼の耳と尻尾をもった亜人でね、リンゴを食べながら『主様の持つ貨幣とは替えられやせん、ここは食べ物と交換でどうじゃ』って 取引を持ちかけられたんです。それで持ってたリンゴと香辛料で交換したんですが、どうにも使い道が無いもんでね。こうやって、 置きっぱなしになってるって訳です」 面倒臭そうに主人が説明しながらも、セラスは目を逸らさず動かない。それに、両手がブルブルと震えている。カウンターに 両手を叩きつけると、大声で叫んだ。 「店員さん、アレっていくらですか? 私に売ってくれませんか!」 「あれをですか? まぁ、別に良いですけど。値段は、先ほど余った新金貨で十分です」 「マスター財布、財布出してください! 私あれ欲しいです、買ってください!!」 「ちょっと落ち着きなさいよセラス、買ってあげるから揺するの止めて!」 両肩を掴まれて激しく揺すられながら、ルイズは財布を取り出す。それを奪い取ると、セラスは中身をカウンターにぶちまけた。 そしてカウンターを飛び越えると、長く重い商品を持ち上げる。そのまま横に置いてある箱も掴み取ると、もう一度飛び越えて ルイズの元に戻った。その素早い動きに、主人は呆気に取られた顔で突っ立ったままだ。 「まさか異世界で手にするだなんて、思ってもいませんでしたよ。久しぶり、ハルコンネン!」
まるで支援魔だな
ダブルスナイパー夢の競演
なんという支援だ まるで まるであの男達の様だ
今日はここまで、早く二人をフーケと戦わせてアルビオン大陸に上陸させたい。
やっと書き込めたぞ!! 今回は良い支援だった
デルフリンガー涙目
>>793 GJ!!
しかしこのハルケギニアは異界の門が開きまくりの世界だなw
御苦労 君らは義務を果たした 眠れ
初代ヘルシングの性かも。アーカードを改造する時に異世界から何かのブツを召喚していても違和感無い。
>>793 兵士A「GJ!作者殿」 兵士D「乙、作者殿」
兵士B「乙、作者殿」
兵士C「GJ!作者殿」 兵士E「乙、作者殿」
兵士F「乙、作者殿」 兵士G「GJ!作者殿」
作者殿GJ!そして乙でした。今回の分を読み返しながら次の投下をお待ちしております!
店を出る前に出番を失うとは・・・ なんて悲惨なデルフ
セラスはハルコンネン&デルフで遠近両用攻撃でルイズを護衛、 中尉は魔弾で遠距離掃討って無敵じゃんとか思ったの俺だけ?
>>801 デルフ使わずにハルコンネンで殴ればいいじゃん
ハルコンネンは破壊の杖じゃなかったのか、思わぬ入手だな乙
ハルコンネン登場ってことは精霊様も登場ってことか!? ところで弾薬は焼夷榴弾?劣化ウラン弾?
そういや神父様殴ろうとしてたの
>>802 にツッコまれて思い出した。
しかしこの3人娘の敵がどうなる事やらw
えーと……ホロ?w
弾
悲惨なりデルフwww まぁハルコンネはまだ弾無いから少しは役立つかも
投下乙。 でもなんか変なところで改行入ってない?
810 :
マロン名無しさん :2008/07/12(土) 13:00:17 ID:sZRvNqKj
対抗させるにはジョゼフに 少佐(少佐は死ぬ(機能停止)までの僅かな間、この王に仕えるのも悪くは無いと思った) ドク(失業したので再就職先を求めて) ロリカード(無能王よりロリコン王の異名の方が有名になる。ロリカードの使途となったエルザを侍らせているので尚更) 初代ヘルシング卿(なぜか放っておけなくなって仕える) ペンウッド卿(戦争史は学んでいるだろうけど、錬金で補給を何とか出来そうなハルケギニアでは役立たず)
そういう先読みとかすると、展開を狭めることになりかねませんから止めたほうが良いんじゃないでしょうか?
何にせよこのギャグもパロもカオスもある小説がこれからどうなるか楽しみ
スナゼロ乙です、まぁ既に名無しの時に言ってるんですが改めてw では投下します、手が空いてれば支援お願いします。
「ねぇ・・・、強くなるにはどうしたらいいの?」 カスール改造銃といくつかの弾装を棺桶に並べ、床に座りながらそれらを点検してるアーカードにルイズは尋ねた。 「なんだ?いきなり」 銀色下縁眼鏡をかけたアーカードは、銃を弄くり回しながらルイズに理由を聞き返す。 「ワルドの時も、この前の宝探しの一件でも、自分の力不足を切に痛感したわ。あなたに頼りっきりじゃなくて、せめて自分自身を守れるくらいには強くなりたいの」 「・・・ふむ」 「近い内にアルビオンが戦争を仕掛けてくるかもしれないし。贅沢を言うつもりはないけど、できることなら・・・姫さまのお役に立てるくらいに強くなりたい」 ルイズは拳を握り締める、それは努力しても一向に魔法もまともに使えない彼女の悔しさの表れ。 そしてアンリエッタを支えたいという気持ちの表れであった。 「強さとは積み上げるものだ。そして大いなる勝利はたった一度で、蚊トンボすら獅子に変化る。そうやって繰り返し自己を練り上げる、一朝一夕で身につくものではない」 「・・・今から積み上げるわ、たった今から自己を練り上げる。だから戦い方を教えて」 一通り点検が終わったのか、アーカードは銃と弾倉をしまう。眼鏡をはずし棺に足を広げ大股に座った。 「そうだな、一つだけ簡単な方法がある」 「な・・・なに?」 アーカードのその言葉にルイズはデジャヴュを感じた、思い出されるは消し去りたい記憶。 安易にそれを聞いてしまったばっかりにとんでもない目に遭った、しかし恐る恐る聞いた。 「私の眷属になればいい、つまり同種になるということだな。鍛練など必要ない、その日から強靭な肉体が手に入る」 同種、つまりアーカードと同じ吸血鬼になるということ。 「主がどうしてもと望むなら私もそれに応じよう。それに・・・・・・処女なのは既に確認済みだしな」 アーカードはニヤニヤと笑いながらルイズを見つめる。 忘れ去りたい記憶。自己嫌悪に陥ってしまいそうなその過去を思い出し、ルイズは耳まで真っ赤になる。
「あ・・・アレは忘れさせてって言ったでしょ!バカ!!」 アーカードは肩を竦め嘆息をつく。そして改めてルイズを見つめた。 「まあ処女だからグールになることはない。が、一度朝日に背を向け夜を歩き始めれば、日の光は二度と振り向きはしない。 夜を選んだなら、もうどれだけ日の光を渇望しようとも最早その体をむしばむ光でしかなくなる。他にも色々弱点増えるしな」 「いや・・・さすがに吸血鬼になろうとは・・思わないわ、人間をやめるのはちょっと・・・」 アーカードはその言葉にうんうんと頷く。 「んむ、それがいい。主従関係も滅茶苦茶になってしまうしな」 「でも・・・じゃあどうしよう・・・」 アーカードは少し考え口を開いた。 「主が使える魔法は爆破だな、どの系統にも属さないがそれも使い方次第だろう。メイジ相手ならば詠唱で補助魔法を使うと見せかけて攻撃できる、なにせ全てが爆発なんだから。 後は・・・杖だな。携帯性に優れるのもいいが、やはりこと戦闘に於いてはタバサが使うような杖を持った方がいい。棒術を覚えればそれだけで戦闘の幅が広がる。 リーチの長さはそれだけで武器だ。たとえ敵に囲まれても攻撃を受け流しつつ、魔法を唱えるだけの隙を作れるだろう。魔法衛士隊のようなレイピア型も悪くないな」 ルイズはふむふむと頷きながら聞いている。 「私は銃と体術を好むが、主にはどっちも無理だ。私の体術は吸血鬼としての肉体あってのものだし、この世界の銃はまだまだ発展途上で戦闘で有効に使えるものではない」 アーカードは棺から立ち上がる。 「だが体捌きくらいは覚える価値があるかもな。相手との間合いの取り方、すぐに行動に移す為の重心の置き方とその移動、それに必要な瞬発力と持久力。 殺害を可能にするのは、すべて距離にかかっている。実際にその距離を体験したという経験、すべての距離を自分のものに出来れば殺害は思いのままとなる」 「さ・・・殺害・・!?」 ―――それも当然か、戦闘は相手を倒すこと。結果として死んでしまうことだって当然ある、魔法とは簡単に人の命を奪えてしまうモノだ。 殺す殺されの中でも、自分が手加減できる程に相手より強ければ問題はない。しかし往々にしてそんな機会は少ない、未熟ならば尚更である。
喋りながら構えを取り、簡単に動きながらアーカードは説明する。 「重圧に耐えながら動き回り詠唱する為のスタミナ、後は冷静な判断力と魔法を使う集中力があれば最低限サマになるだろうさ」 「むう・・・」 「手は綺麗に、心は熱く、頭は冷静に」 一連の動作を終え、アーカードはまた棺に腰掛ける。 「そして敵の力量をきちんと推し量れること、勝てないようなら逃げる。戦略的撤退だ、負けて死ぬよりはいい」 ルイズはアーカードの言葉一つ一つに感心し、それを反芻しているようだった。 「・・・・・・それでは、私から一つプレゼントだ」 アーカードはニコっと笑う。 「へっ?」 突然の贈与発言にルイズは疑問符を浮かべた。 その直後アーカードから強烈な殺気を叩き付けられた。 ルイズは腰が抜けぺたんと地面に尻餅をつく。全身の穴という穴から水分を垂れ流しそうになるが、それすら止まるほどの殺意。 短い半生を高速で振り返りながらルイズは死を悟る。そんな中頭は意外と冷静だななどと静観している自分がいた。 「はいっ、おしまい☆」 時間にしてみれば刹那の出来事、しかし無意識下ですら忘れていた呼吸をルイズは本能的におこなった。 怒る気力などなく、頭も回らずただ必死に深呼吸を繰り返す。落ち着いたところを見計らってアーカードが話し出す。 「見えたろう?ルイズ・ド・ラ・ヴァリエールが生きた16年・・・」 口を開くことが出来ず、ルイズは頷いて意思表示をした。 「人は死に直面した時、その生涯の全てを一瞬にして垣間見る。『死』という非日常が生み出す一瞬の奇跡。主は私の殺気でコンマ1秒を16年もの時をかけて見ていたのだ、一瞬を16年に。 この非日常の、死に際の集中力をモノにすることが出来れば、相手の動きなど欠伸が出るほどノロマなものに見える。 そしてたった今、主はその集中力を体感し自覚した。故にこれから先、自分自身で限界を決め付けて蓋をすることもなくなる」 「そ・・・それをわからせる為に・・いきなり・・・・」 ロレツが回るようになってきてルイズはようやく言葉を紡ぐ。
「ついでに言えばこれも経験だ。もし誰かと戦うことになった時、大半はなんだアーカードに比べれば〜って思えるようになるさ」 「せ・・・せめて一言断ってからやってよ・・・・・・」 ルイズは切実に言った、だって本当に怖かったし死んだと思ったのだから。 「・・・・・・何をしている?」 座り込んだままのルイズに向かって、腕組みしたアーカードは言う。 「なにが?」 「強くなりたいのだろう、スタミナをつける為にさっさと走り込みに行ってくるんだ。瞬発力も養う為にダッシュも織り交ぜて交互にな。 今までそんなこともなかったろう?『ゼロ』から鍛えるのだ、相応な努力が必要だぞ。終わったら体捌きや簡単な体術も教えよう、無論毎日な」 ぇえ〜!?と叫びそうになるがルイズは堪える。そうだ、自分から強くなりたいと言ったんだ。その為の努力を惜しんでどうする。 折角アーカードもやる気になって教えてくれると言っている。――――拒む理由はない! 「・・・わかったわ、やってやろうじゃないのッ!」 そう言うとルイズは部屋から飛び出して行った。次の日ルイズは筋肉痛で動けず授業を休むことになったのはまた別の話。 ◇ 「ふむ・・・結局それらしいのは見つからなかったか」 神聖アルビオン共和国皇帝、『レコン・キスタ』総司令官オリヴァー・クロムウェルは、報告をしにきた部下を下がらせた。 「申し訳ありません、閣下」 ワルドは必死に頭を下げた。アーカードに追い詰められ、ルイズから手紙を奪い取れなかった。 さらにルイズとアーカードはニューカッスルから忽然とその姿を消し、攻城に参加した兵士達も目撃していない。 その上殺した筈のウェールズの死体まで見つからない始末であった。
「子爵!ワルド君!頭をあげてくれ、君は確かにウェールズを討ったのだろう?」 「はい・・・、確かに我が風の刃はウェールズ皇太子の胸を貫きました。それは確かです、しかし肝心の死体がない」 クロムウェルは嫌味なく笑い、両手を広げた。 「私は君の言葉を信じるよ、亡命したという情報も今のところ入っていない。それに将のいないニューカッスルは存外に早く落ちた、それは確かだ」 ワルドは苦い顔をする、それが皮肉ではないことはわかる。しかしそれでも如何ともし難い感情が渦巻いていた。 「彼らは大量の硫黄を手に入れていた、ウェールズの指揮の下戦ってれば被害は甚大であったろう。君のおかげで同胞の命が無駄に失われずに済んだのだよ子爵。 ゆっくりと、一歩ずつ、確実に、進むことが大事なのだ。それが我々の大いなる理想、選ばれた貴族達が結束しエルフどもから聖地を奪還するという目的成就に繋がるのだ」 クロムウェルは緩慢にワルドに背を向けて窓から外を見つめる。 「・・・トリステインとゲルマニアの同盟。当然それはないに越したことはないが、大した問題でもない」 クロムウェルは窓から見える外の景色を一望しながら続ける。 「我がアルビオン艦隊は、トリステインとゲルマニアのそれを凌駕する。それについ先日、従来のカノン砲の1.5倍という射程を誇る新型大砲を搭載した『レキシントン』号が完成した。 極々近い内、そうだな・・・トリステイン王女とゲルマニア皇帝が式がおこなわれる前に宣戦布告をしよう。そして浮き足立っているトリステインに先遣艦隊旗艦として『レキシントン』号を侵攻させ、これを蹴散らすのだよ」 クロムウェルはワルドの方へと振り向く。窓からさす陽の光はまるで後光のようであった。
し、支援するッ
「『レキシントン』号は敵艦隊全滅の後、移動して示威行動に入る。これはゲルマニアへの牽制も兼ねていて、同時に国民の不安を煽ることにもなる。 間断なくアルビオン本艦隊を進ませれば、トリステインはそう時間も掛からず降伏することだろう。そこでどうかね子爵、この先駆けたる『レキシントン』号に乗ってみるというのは」 ワルドの目が見開かれる、願ってもない申し出だった。 「はっ!是非お願いします!我が一命を賭してでも必ず遂行してみせましょう」 恭しくワルドはその頭を下げた。 「そう気負わないでくれ子爵、君の元魔法衛士隊隊長としての実力を存分に発揮してくれたまえ。改めて『レキシントン』の竜騎兵隊隊長に命ずる」 そこまで言ってクロムウェルは、何かに気付いてワルドに問い掛ける。 「そういえば子爵は竜に乗ったことはあるのかね?」 ワルドは頭を上げ、自信たっぷりに答えた。 「私に乗りこなせぬ幻獣など存在しませぬ」 ◇ 宝探しから三週間ほど、アーカードは学院内のコルベールの研究小屋にいた。 全長33m弱に及ぶ金属の塊はさすがに大きすぎるということで、SR-71は学院の外に仮設されたテントに置かれている。 重量が重量だったので運搬には相当な金がかかった。請求された時、覚悟していたものの苦い顔をしたコルベールであった。 アーカードは椅子に座りながら研究室の本を適当に読み漁り、コルベールは必死に錬金を繰り返していた。 「いい加減飽きないのか?」 「私にとって研究は趣味です、まあ今やってることは作業でしかありませんが・・・。それに休暇中の二週間は研究に没頭できましたからね、出先ではこうはいきません。 なにせ器具もないし、慣れない場所では疲労も溜まりますからね。それもこれもミス・アーカード、あなたのおかげです。異世界の興味深い話も色々してもらったり、本当に感謝してます」 それから暫しの間沈黙が続く。斜め読みで内容を大方理解し終えたアーカードは、本を閉じて口を開いた。 「そういえば・・・」 「はい?」 コルベールは錬金続けながらアーカードの言葉を聞く。
「お前の二つ名は『炎蛇』だったな」 「え・・・えぇ、そうですが」 コルベールの手が止まる、改めて自分の二つ名を呼ばれ過去を思い出してしまう。自分が犯した清算しきれない過去を。 アーカードは机を人差し指でトントンと叩きながら続ける。 「『ゼロ』『青銅』『微熱』『雪風』『香水』『風上』『土くれ』『赤土』、様々な二つ名があるが・・・・・・『炎蛇』」 コルベールはアーカードの方へと顔を向ける。 「それが・・・どうかしましたか?」 「いやなに、随分物騒な二つ名だと思ってな。炎の蛇、他のメイジの二つ名とはどこか毛色が違う」 知らず知らずの内にコルベールの喉が鳴る。 「少し前、『閃光』という二つ名を持つメイジと戦った。そやつは軍人だった・・・そしてコルベール、お前の二つ名は『それ』よりも攻撃的な感じがする」 コルベールは言葉に詰まる、その様子を無視してアーカードはさらに続ける。 「二つ名は主にそのメイジの特徴を表しているのだろう、温和なお前にはどこか不釣合いな感じがして少し気になってな」 「・・・・・・昔の、話です」 「ふむ、昔はブイブイいわせてたわけか」 コルベールは押し黙ったまま、また錬金の作業に戻る。 「言いたくないのか」 「・・・軽々しく人に話すことでは、ありませんから」 アーカードはコルベールのその言葉を踏まえた上でさらに続ける。 「咎か、誰かに話すだけでも楽になるのではないか?」 「尚の事です、私が一人で受け止め背負わなければならない業です」 そうか、と呟きアーカードはそれ以上何も言わなかった。また本を物色し読み始め、コルベールは錬金を続けた。 アーカードが二冊目の本を読み終えた丁度その時、コルベールは通算するともう何度目かわからないほどの錬金を終えた。 「ふぅ・・・、これだけあればどうでしょう」 コルベールに問いかけられアーカードは錬金し終えたモノへと目を向けた。
密閉された樽が研究室の一角に積み上げられている。それはSR-71の燃料であるJP-7であった。 SR-71が学院へ運ばれコルベールが研究を始めてから数日、是非とも飛行するところが見たいと言い出したコルベールにアーカードは答えたのだ。 シエスタの曾祖父が残した、劣化しているものの固定化のかけられた燃料を元に、新しく錬金で作ればどうにかなるかもしれないと。 そもそもJP-7は成分の組成からして相当面倒な燃料であり、たとえ錬金を用いたとしてもこの世界では到底作りうるものではないと踏んでいた。 さらに飛行の際に大量に必要だと告げれば諦めるだろうと思っていたのだが、コルベールの情熱は凄まじかった。 ひたすら研究室に閉じこもり、残された燃料を元に、遂にはそれを完成させ、そして量産体制にまでこぎつけた。 二週間の研究休暇を費やし、授業を再開した後も寝る間も惜しんで錬金し続けた結果である。 そして今、とりあえずおおよそ軽い飛行に必要な分の量が溜まったのだ。 「あぁ・・・、イケるやもしれんな」 「ぉお!!本当ですか!?」 アーカードは頷く、ただ言い忘れた一言を言うのが憚られた。 離陸はいいけど着陸に失敗してぶっ壊れるかもしれない、と。 「で・・・ではっ!いつにしますか?いつ飛びますか!?」 大の大人が見てて痛々しいほど嬉しそうにしている。 まぁおおよそ研究は終わってるようだし壊れたらそれまでか、とアーカードは自己完結する。 「そうだな、今度の虚無の曜日にでも――」 その時、ノックもされずドアがバタンッと大きく開かれる。肩で息をしながら入ってきたのはルイズであった。 「ミス・ヴァリエール?どうしました?」 「もう走り込みに行ってきたのか、感心感心」 しかしすぐにアーカードとコルベールは、ルイズの尋常じゃない雰囲気を感じ取った。 「違うわよ!」 ルイズは息を整えながら叫ぶ。 「戦争よ!アルビオンと戦争が始まったって!」
以上です、支援ありがとうございました。 山場はこれからなので、今回はちょっと薄味かもしれません。 ロリ旦那に頼りっ放しでなんか微妙にヘタレてたルイズをここで一旦リセット。 ではまた。
グダグダ抜かさずに支援をしろ ROM派のメス豚共
>>824 GJ!!
着陸時の燃料の足りないSR−71…
神聖アルビオンの空中艦隊の奇襲…
これはレキシントン号死亡フラグですね、わかります
あ・・・アレは忘れさせてって言ったでしょ!バカ!! あ・・・アレは忘れさせてって言ったでしょ!バカ!! あ・・・アレは忘れさせてって言ったでしょ!バカ!! 色々とGJ しかしアーカードを敵にまわすとおそろしいな
見たいな、銀縁眼鏡のロリカード 以前の絵を保存し忘れた時のうっかり、悔やんだとて悔やみ切れぬわ
>>824 これからの展開が非常に楽しみになる良い薄味の幕間でした。
作者様GJです。
「アレ」とは一体何なのか妄想が止まり申さぬ
>>殺害を可能にするのは、すべて距離にかかっている。実際にその距離を体験したという経験、すべての距離を自分のものに出来れば殺害は思いのままとなる 絶対殺人武器!?
>>824 ロリカードさんGJです、ルイズが特訓する風景はロッキー風と見た!
神々の投下ラッシュ……。 パーフェクトだ
このアーカード、勇次郎を喰らっていそう。
>>831 よう俺
このくだりは絶対殺人武器を思い出さずにはいられないよな
というわけで乙からしうひょー
837 :
836 :2008/07/13(日) 00:51:52 ID:???
ロリカードに、が抜けてた 改めてロリカード乙
俺には見える、見えるぞ…「アレ」とは何なのかがはっきりと見える… 見えた!
三都主アレサンドロ 旧登録名アレックス 略してアレ
なるほど、三都主の話をイヤと言う程されたと言う事か…
>>839 お前スゲーな!!
俺はてっきりロリっ娘とロリっ娘がキャッキャウフフの事だと思ってたわ。
まぁいつかアレの事も書いてくれるよ…多分
「また怪我したのか」 「あ・・・アレは忘れさせてって言ったでしょ!バカ!!」
「(ドイツ)W杯のクロアチア、オーストラリア戦を見たがアレックスが一番いいDFだったのではないか。 もう一度ビデオをごらんになってはいかがですか?左利きの選手は数少ない上にアレックスより優れた選手は何人いるでしょうか。」 「あ・・・アレは忘れさせてって言ったでしょ!バカ!!」
誰もいない、投下は明日の夜にしよ・・・。 (・ωl壁
こりゃあ明日が楽しみだ
明日って今さ!
明日になりますた
おやつの時間になりますた
夕方になりますた
ご飯できたよー
雷すごいよー
雷雨らしいよー
雨が酷くて帰れないよ… さて夜になったがそろそろか?
よし、オレはスナゼロの破壊の杖はもう片方のハルコンネンだと予想するぜ
おまえらwktkしすぎw
858 :
マロン名無しさん :2008/07/14(月) 21:20:29 ID:tVsTCAPK
中尉ッ!! しっかりなさいッ 中尉!! それでもヴェアヴォルフですかッ 中尉!! 少佐殿の御命令の時間まであとわずかです!! それまでは!!何としても・・・・!!
投下30分前です。(・ω・)
了解
総員支援用意、繰り返す、総員支援用意
支援がカードをまぜた 来たまえ 支援だ
さあ夜はこれからだ! お楽しみはこれからだ! ハリー!ハリーハリー!ハリーハリーハリー!!
あと二分
開始!
「セラスってそんな物まで使えるのね、今までに見た銃なんか比べ物にならないぐらい大きいわよ」 「やっぱり目立っちゃいましたね。馬を取りに戻るまで、周りの人からジロジロ見られましたし」 街から学園に戻るまでの間、ルイズはセラスに質問攻めだった。内容は勿論、購入したハルコンネンについて。 ただの長い棒だと思っていた物が、実は人の拳ほどの大きさの鉛玉を飛ばす、巨大な砲撃銃だと分かったからだ。 学園に着いて小屋に馬を戻してからも、ルイズは喋り続ける。 「それを使えば兵士や傭兵なんか相手にならないわ、竜騎士を除く全ての地上部隊を撃破出来るわね」 「それくらいなら楽に撃ち倒せますけど・・・えっと、因みに竜騎士って何ですか?」 「ドラゴンに乗ったメイジで組織された部隊の事よ、あとグリフォンとかマンティコアとかの部隊も有るわね」 「そんなのも有るんですね・・・まぁ、そんなのに遭遇した時はリップさんに任せれば大丈夫ですよ」 「大丈夫って、リップはマスケット銃しか持ってないのよ。あれだけでどうやって「ルーイズ〜やっほ〜!」 ルイズが頭上を見上げると、ウィンドドラゴンが降下してくる所だった。着陸すると、キュルケが話しかけて来た。 「何よキュルケ、私たち買い物に行ってて疲れてるんだけど」 「アンタが使い魔を連れて街に向かってたから、気になってストーキングさせてもらったのよ。何を買うのかと思ったら インテリジェンスソードだからビックリしたわ、あんたってホント変わってるわね、ルイズ」 「仕方が無いでしょ、あんまり持ち合わせが無かったんだから。と言うか、いちいち着いてこないでよね!」 「でも結果としては正解だったわ。アンタが買おうとしたシュペー卿の剣、あれ偽者だったから。おかげでタバサが 『うぬか、偽剣を売るはうぬか』とか言って、店主を杖で叩いて鼻と口にハシバミ草を詰め込んじゃったわ」
奇跡のような支援を 支援のような奇跡を
一心不乱の大支援
ケラケラと笑うキュルケの後ろで本を読むタバサを、ルイズは何とも言えない表情で見つめた。ハシバミ草と言えば 棘の形をした葉で、とても苦い。なんでそんな物を、このチビッ子は持っていたんだろうか? ルイズの視線に気付いたタバサは、本を閉じる。そして懐からハシバミ草を取り出すと、ムシャムシャ食べ始めた。 無表情で食べる姿にルイズはおろか、セラスやリップまでドン引きだ。 そんな面白いんだか面白く無いんだか判断しかねていた時、背後から地響きが轟いた。 「きゃぁああああああああああああ!」 「え・・・ええ!? 何ですか、このデッカイの?!」 キュルケの悲鳴にセラスが振り向くと、そこには巨大なゴーレムが自分達に向かって歩いて来るのが見えた。 30メイルは有ろうかと言う巨体が一歩動くごとに、猛烈な地響きが伝わってくる。 「逃げるわよセラス、あんなデカイのどうしようも無いわ!」 「や、ヤー! リップさん、早く逃げ・・・リップさん!?」 後ろを見ると、リップがマスケット銃を抱き締めたまま座り込んでいた。呆然とした顔で、ゴーレムを見上げている。 すぐに走り寄って、声をかける。 「何してるんですかリップさん、早く逃げますよ!」 「ザミエル・・・ザミエル・・・」 「しっかりしてくださいリップさん、それでもヴェアヴォルフですか! もう、こうなったら!」 動かないリップに業を煮やしたセラスは、リップを抱き上げた。現代で言う、『お姫様抱っこ』で。 そのままルイズの後を追って植え込みに隠れると、ゴーレムを見上げる。 ゴーレムはルイズ達の前を通過すると、とある外壁の前で止まった。そして両手を光り輝やかせ、外壁を殴りつける。 右・左・右のワンツーフィニッシュで穴を開けると、腕を伝って誰かが入って行った。
ハルコンネンって、銃っていうより砲だよな?支援
ひぃえんしゅりゅ
カノン 砲 って言ってるしな
「マスター、あれって何ですか? あと、誰か入っていきましたけど・・・」 「大きいのは土ゴーレム、きっとトライアングルクラスのメイジね。入ったのは、恐らく土くれのフーケだわ」 「それって、確か店の人が言ってた盗賊の事でsうきゃっ・・・、ちょ、ちょっとリップさん!?」 セラスの声に視線を移したルイズは、思わず目を見開いた。リップがセラスの胸元に顔を埋めて、グスグスと泣いて いるのだ。まるで父親に叱られて、母に泣き付く子供みたいに。 「ちょっと何やってんのよリップ、セラスから離れなさいよ!」 「目を覚ましてくださいリップさん、今はこんな事してる場合じゃ!」 「ひ、ひぐ・・・ぐす・・・・・・あ?」 泣き止んだリップは、周りを見る。ゴーレムをバックに、自分を見つめる二人。現状を理解して瞬時に顔を真っ赤に させると、頭から猛烈な湯気を噴出させた。 リップバーンが慌てふためいている頃、フーケは宝物庫から『破壊の杖』を見つけ出していた。壁に犯行声明分を残し、 急いでゴーレムに戻る。左手に破壊の杖を持ち、右手に握った杖でゴーレムを歩かせる。 魔法学園の城壁を難なく乗り越え、森へ向けて歩いて行く。その真上を、タバサが乗ったウィンドドラゴンが追跡して いた。犯人の顔を見ようとするが、振り回される豪腕によって近寄る事が出来ない。そのため、上空を旋回するしか無い。 その内にゴーレムは崩れ落ち、土の山と化してしまった。地表に降りて周りを見るが、人の気配は感じられない。 黒いローブを着たメイジの姿は、忽然と姿を消していた・・・。
りっぷたんかわいいよ支援
支援だ! 支援が起きている!!
中尉かわいい
今日はヒラコーの誕生日支援
支援!! 支援だ!! 支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援!! 支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援!! 支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援!! 支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援!! 支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援!! 支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援!! 支援支援支援支援支援支援!!
そして翌朝・・・トリステイン魔法学園は、蜂の巣を突いたかのような騒動が昨夜から続いていた。 なにせ『土くれのフーケ』が『ゴーレム』で壁を壊し、『破壊の杖』を盗み出したのだ。『 』の所、テストに出ますよ。 宝物庫には学園の全ての教師が集めり、壁に開いた大穴を見て立ち尽くしていた。ある者は口を開けっぴろげ、ある者は 呆然とし、ある者は唖然としている。ルパンV世も真っ青な盗みっぷりに、みな言葉が出ないのだから・・・。 「土くれのフーケめ、今度は我が学園にまで手を出しおったか! 所詮は衛兵など平民だ、役にたたんのだ!!」 「あいつは我々の国家 我々の学園、そして教師を舐めきっている! くそ盗賊め、絶対に生かしておけん!!」 ミセス・シュヴルーズは隅の方で震えていた。昨晩は当直であるにも係わらず、自室で寝ていたからだ。本来ならば門の 詰め所で待機する決まりなのだが、教師は皆サボっている。だから自分もサボった、その結果がこれだ。まさか魔法学園に賊 が侵入するなど、完全に予想外だった。 「これこれ、生徒の前で暴言など言ってはならん。少し落ち着きなさい、カルシウムが足りとらんぞ」 ゆっくりとした歩調で、学園長のオスマンが現れた。その暢気な仕草に、教師のミスタ・ギトーが噛み付いた。 「何をノホホンとされてるんですかオールド・オスマン、学園の宝が盗まれたんですよ! もう少し緊張感とかですな、 危機感とかを持ってください!」 「確か君はギトー君だったね、君は怒りっぽくていかん。腹立たしいのは私だって同じじゃが、だからと言って口から唾を 飛ばして興奮したって事態は改善せん。深呼吸でもしなさい、ヒッヒッフーヒッヒッフーとな」 「それはラマーズ法でしょう、ここは病院の分娩室ではありません! そんな事より、事件を目撃した生徒から事情聴取を」 ミスタ・ギトーが指差す方向には、三人の生徒が控えていた。ルイズ・キュルケ・タバサ、そしてセラスとリップ。因みに キュルケとリップは顔を赤くし、俯いている。前者は逃げる時に飛んできた石を頭に受けて気絶していたため、後者はセラス に泣いて抱き付きルイズに見られたためである。
ひどい支援だ
支援心があるならさっさとやれ!
「君たちが目撃者か・・・では、状況を説明したまえ」 「中庭に居たら、突然ゴーレムが現れたんです。壁に拳で穴を開けたら、黒いメイジが入って行って・・・。そして 『破壊の杖』が入った箱を持って、ゴーレムに戻り森に逃げました。それで途中で土になって、犯人の姿は影も形も・・・」 「ふむ、後を追うにも手掛かり無しと言う事か・・・」 ルイズの説明にオスマンが髭を撫でていると、ロングビル息を切らして現れた。 「ミス・ロングビル、どこに行かれたんですか! 国を恐怖のドン底に陥れた大怪盗が、宝物庫を襲ったと言うのに!」 コルベールが興奮した声で尋ねたが、ロングビルは胸に手を当てて深呼吸をしてるため聞いていない。なんとか息を 整えると、ロングビルはオスマンに向き直った。 「報告します、近くの農民からフーケらしき人物を目撃したとの情報を得ました。馬で四時間ほど離れた森の中に有る 廃屋に、黒いローブを着た男が入るのを見たとの事です」 「オールド・オスマン、すぐに王室に報告しましょう! 王室衛士隊に頼んで、兵士を派遣してもらわなくては!」 犯人の居場所が判明した事に、コルベールは意見を述べた。だがオスマンは、首を横に振る。 「駄目じゃ、王室に頼むにも衛士隊が来るのにも時間が掛かり過ぎる。その間にフーケが逃げない保障など無い。 それにこれは学園の問題じゃ、我々が解決しなくてはならん!」 そこで咳払いをすると、オスマンは教師達に振り向いた。 「捜索隊を編成する。我こそはと思う者、フーケを捕まえて名をあげようと思う者は、杖を掲げよ」 オスマンは周りを見回すが、教師は誰も杖を上げない。相手は巨大なゴーレムを操るメイジなのだ、当然の反応だろう。 だが、敵の技量を知るにも係わらず杖を上げる者がいた。目撃者である、三人の生徒だ。
支援だ! 支援が起きている!
妄想支援 ウェールズを吸ったセラスとアンリエッタのユリンユリンですね。 分かります。
妄想支援 惚れ薬パニック
「何をしてるんですか、貴女達は生徒でしょう! ここは教師に任せて・・・」 「誰も掲げないじゃないですか。それに相手に背を向けられて平然としていられるほど、私は腰抜けではありません!」 ルイズが横を見ると、キュルケが嬉しそうに顔を歪めている。タバサは仕方ないと言う感じだが、まんざらでは無い様子。 そして後ろを振り返ると、セラスが了承の意味を込めて首を縦に振った。まだリップは顔が赤いが、異議は無いらしい。 そんな三人と二人を見て、オスマンは笑った。 「そうか、では君達に行ってもらう事にしよう。コルベール君、異議は無いの?」 「え? あ、いやその・・・はい、ありません」 「少しは彼女達を信頼してあげなさい、ミス・タバサは若くしてシュヴァリエの称号を持つ騎士だそうじゃからな」 「シュヴァリエの称号って・・・タバサ、それって本当なの?」 教師と友人の視線が集中するが、タバサに反応は無い。それを無視する形で、オスマンは説明を続ける。 「ミス・ツェルプストーはゲルマニアの優秀な軍人を数多く輩出した家系の出であり、彼女が使う炎もかなり強力じゃ」 キュルケは得意気に髪をかきあげ、ルイズに流し目を送る。負けるものかと、ルイズは可愛らしく胸を張る。オスマンは 脳細胞を活性化させ、なんとか褒めの言葉を選び出す。 「ミス・ヴァリエールは数々の優秀なメイジを輩出したヴァリエール公爵家の娘であり、将来は有望なメイジと聞いておる。 しかも、その使い魔は!」 オスマンはセラスの、特にデッカイ胸を熱い目で見つめた。それに気付いたルイズは舌打ちし、リップは妙に落ち込む。 「平民の身でありながら、グラモン元帥の息子ギーシュ・ド・グラモンを決闘で打ち負かしたそうではないか! そして隣 の者も、何やら不思議な能力を隠し持っとるようじゃが?」 「そ、そうですぞ! 何せ、二人はガンdむぐぅ!?」 「兎に角、フーケ討伐は三人の生徒に行ってもらう。他に志願したい者がおれば、一歩出たまえ!」 コルベールの口を塞いだまま、オスマンは教師に一喝する。誰もいない事を確認すると、オスマンは三人に向き直った。
二人はガンダム支援
ランバ・ラル支援
二人はガンダムwww
ダイレクト支援砲撃
おまww日テレ見てんだろwww
「魔法学園は、諸君らの努力と貴族の義務に期待する!」 「「「杖にかけて!」」」 ルイズ・キュルケ・タバサは直立すると、同時に唱和した。それからスカートの裾を掴み、恭しく礼をする。 後ろの二人はマネをして、銃を直立させ礼をした。 「魔法は目的地に到着するまで、なるべく控えるように。ミス・ロングビル、馬車の用意じゃ!」 「お任せ下さい。皆さん、着いて来て下さい」 五人はミス・ロングビルの後を追い、宝物庫を走り去って行く。その姿を、教師一同は複雑な気持ちで見つめていた。 ◇ フーケが潜む森へ向けて、一台の馬車が進んでいる。屋根が取り払われた荷車のような馬車の後ろでは、ゴーレムが 現れた場合の対処について話し合いが続いていた。上空ではタバサのウィンドドラゴンが、周囲を警戒している。 キュルケが手綱を握るロングビルに話しかける。 「ミス・ロングビル、目的地まで後どのくらいでしょうか?」 「もうそろそろです・・・皆さん、準備をしてください」 その言葉を聞いて、ルイズとキュルケはマントを外す。タバサが取り外した方が良いと言ったため、キュルケが理由を 聞くと『引っ掛けたり踏んづけたりしないため』との事。そしてゴム紐で髪を馬の尻尾のように括り、首に巻きつけた。 セラスとリップは銃に弾を込め、前方に目を向ける。鬱蒼とした深い森で薄暗く、気味が悪い。ロングビルが手綱を 引いて馬車を止め、後ろを振り返る。 「ここから先は馬車では入れませんので、徒歩で向かいます」 そう言うと、ロングビルは懐から杖を取り出して馬車を降りた。それに習い、ルイズ達も下車する。森の奥深くへと 続く小道を、ゆっくりとした速度で進んで行く。先に進んで行くセラスの腕に、ルイズが抱き付いた。
「ちょっとセラス、置いて行かないですよ。ただでさえ真っ暗で怖いのに、リップまで一緒になって」 「あ、すいませんマスター。明るいもんで、つい何時もの調子で・・・」 「明るいって、こんなに薄暗いのよ? 何で平然と進め・・・吸血鬼だから当たり前か」 「吸血鬼の夜は、人間の昼も同然ですわ。急いて急いていらっしゃいな、ご主人様♪」 立ち止まって待っていたリップが、ルイズの疑問を解き明かす。頬がまだ少し赤いが、調子を取り戻したらしい。 そうこうしている内に、一行は開けた場所に出た。魔法学園とほど同等の広さの空き地が、森の中に広がっている。その 中心に、廃屋があった。もう随分と使われていないのか、ほとんど朽ち果てている。六人は森の茂みに身を潜め、廃屋 を見つめた。 「まだ移動していなければ、フーケは中にいるはずです」 「・・・作戦をたてる、コレを見て」 タバサが地面に座り、五人が取り囲む。杖で絵を描き、自分がたてた作戦を説明した。 まず偵察兼囮が小屋に近付き、内部を確認。フーケがいれば、外に引きずり出す。小屋の中にはゴーレムを作る事は 出来ないため、必ず外に出るはず。そして出た所で、杖を抜く暇も無く攻撃。集中砲火で、フーケを拿捕するのだ。 「で、偵察兼囮は誰がするの?」 キュルケの質問に、ルイズが目の前を指差す。正面に座って絵を見ていたセラスが、自分を指差した。 「私ですか?」 「そうよ、貴女が先頭に行って。腕っ節は強いんだから、大丈夫でしょ」 「・・・分かりました、じゃあ逝ってきます」 ハルコンネンを正面に構え、小走りで小屋に近付いた。窓から中を覗いて見るが、人の気配は感じられない。酒瓶や 薪が転がった、狭い一部屋しかないようだ。 壁伝いに移動して、ドアの前に立つ。後ろを振り返り、左腕を左右に振った。森から全員が飛び出し、足音を立てずに 近付いて来る。タバサが杖を振るい、罠が無いのを確認する。ドアを開け、セラスを先頭に入る。ロングビルは偵察のため 森に向かい、リップは警戒のため外に残った。
フーケ涙目のおしらせ支援
支援をせずはならんだろう
破壊の杖が何であれハルコンネンの方がよっぽど危険物だと思う。
いっそハルコンネンUとウラディミオールパーツがあれば良いと思った
デンドロセラスwww支援
そこ!ネタ潰しやめい
とうとう900超えたな
ルイズ達はフーケが痕跡を残していないか、部屋を調べ始めた。そしてタバサが机に置かれた箱の中から『破壊の杖』を 見つけ出したのだ。それを見たキュルケがタバサに抱きつき、猛烈な勢いで頭を撫でる。 「よ〜しよしよしよしよしよしよしよしよし、偉いわタバサ、お手柄よ!」 「・・・・・・ブイ」 髪をクシャクシャにされながら、タバサは勝利のVサインをする。ルイズは箱に手を入れ、破壊の杖を取り出した。 「これが破壊の杖? 変なの・・・それにしても軽いわね」 「・・・これって、まさか」 セラスは近寄って、破壊の杖を見つめた。その時、外からリップの悲鳴が聞こえた。 「奴が来たわ!」 「どうしたのリップ、何が来たの!?」 ルイズがドアを開けようとした時、屋根がツイスターの直撃を受けたかの如く吹っ飛んだ。頭上に広がる青い空に、 巨大なゴーレムの上半身が見えた。タバサが杖を振るい、巨大な竜巻を叩きつけた。続いてキュルケが杖を引き抜き、 巨大な火の玉でゴーレムを包み込む。だがゴーレムは、びくともしない。 「無理よこんなの、まずは退却よ!」 ルイズが破壊の杖を持ち、外に飛び出した。キュルケとタバサが続き、セラスが最後に飛び出る。そこでは リップが方膝を付き、マスケット銃に次弾を装填していた。セラスはハルコンネンを構え、引き金を引いた。
チョコラータ乙
軽い?…一体…
30mm対化物用砲ハルコンネンから発射された劣化ウラン弾は、鋼鉄の2.5倍の強度を持ってゴーレムの頭部を 撃ち抜いた。衝撃で後ろに倒れかけるが、足を踏ん張り転倒を避ける。地面の土を吸い上げ、すぐに頭部を再生させる。 セラスの方に振り向くと、ゆっくりと近付いて来た。 「セラス、次弾発射用意! 目標、ゴーレム胸部左部!!」 「ヤー!」 薬莢を輩出し、焼夷弾を装填する。すぐに狙いを定め、引き金を引いた。轟音と共に弾丸が発射され、人間で言う心臓 に当たる部分に命中した。爆発によって大きな穴が開いたが、それでも致命傷にはならない。やはり土を汲み上げ、穴を 塞いでしまう。 「駄目ですマスター、銃撃が効きません!」 「じゃあコレを使って、破壊って名が有るんだから通用するかもしれない!」 そう言って、ルイズは持っていた破壊の杖をセラスに手渡す。受け取った時に右手のルーンが光り輝いたが、二人は 気付かない。セラスは破壊の杖を肩に乗せると、照準器を立てて安全装置を外す。四角い照門に目を通し、ゴーレムに 狙いを定めた。 何時の間にかゴーレムは後ろを向き、キュルケの魔法とリップの魔弾を受け止めている。上空からはタバサがウィンド ドラゴンに乗って、氷の刃を飛ばしている。無防備な背中が、巨大な標的のように佇んでいる。セラスはルイズに怒鳴った。 「後ろから離れてください、爆風が来ます!」 ルイズが慌てて横に伏せると、セラスはゴーレムの腰に狙いを定めてトリガーを引いた。 ボンと花火のような音を響かせ、白煙を引きながら安定翼を開いた15cmの成型炸薬弾頭が発射された。真っ直ぐ ゴーレムの腰に命中すると、鼓膜が破裂しかねないほどの爆音が轟き、ゴーレムが上半身と下半身に引き千切れた。 上半身は後ろに倒れ、下半身は前に倒れた。そして、以前のように土の山と化した。ルイズは呆然とした表情で 見つめていたが、腰が抜けたのか座り込んだ。キュルケ達が走って来るのを眺めながら、セラスはハアッと溜息をついた。
試演する
弾幕薄いぞ!なにやってんの!
「凄いわセラス、今のって何だったの!?」 着陸したウィンドドラゴンからタバサが降りると同時に、キュルケがセラスに抱き付いた。恐ろしいほどに変形する 双方の巨乳に、ルイズは舌打ちする。崩壊したゴーレムを見ていたリップが、ふと呟く。 「ロングビルは?」 「そう言えば先生がいないわね、確か森に入ってったきりのはず・・・あ、出て来た」 キュルケが指差す先を見ると、頭を左手で撫でながらミス・ロングビルが茂みから出て来た。かなり痛そうな様子に、 ルイズが尋ねる。 「どうされたんですかミス・ロングビル、フーケは見かけましたか?」 「見かけましたが、捕らえられませんでした。頭を殴られて気絶してまして・・・すいません」 そう言うと、ロングビルは頭を下げた。ルイズらが慰めの言葉をかけるのを見ながら、セラスは破壊の杖を見ていた。 と、急にロングビルが立ち上がってセラスから破壊の杖を取り上げた。 「ロングビルさん?」 セラス達が困惑の表情を浮かべる中、ロングビルは後ろに下がりつつ破壊の杖を五人に向けた。優しそうだった目が 吊り上がり、鷹のような目付きに豹変している。 「皆さん、この旅は大変ご苦労様でした。この土くれのフーケ、無事に破壊の杖の使い方が分かって嬉しい限りです。 まさかゴーレムを破壊してしまう程の破壊力が有ったことには、驚きを禁じえません」 感謝の言葉を喋りながら、フーケはニヤニヤとした笑みを浮かべる。タバサが杖を振ろうとしたが、破壊の杖を向けら れてしまう。 「おっと動かないで、破壊の杖は貴女達をピッタリ狙ってるわ。全員、杖を遠くに投げなさい」 仕方なく、ルイズ達は杖を捨てた。これでメイジは、攻撃や反撃が出来なくなった。セラスとリップは、黙ってフーケを 見つめている。 「そっちの二人は、銃を捨てなさい。貴女達の持つ銃は、なんだか厄介や武器みたいだからね」 それを聞いたセラスは振り向いて、リップに妙な合図を送る。右手でフーケを指差し、次に空を指差し、手を握り締める。 そしてリップを指差すと、自分の首を指差し手で叩いた。互いに頷き合うと、二人は銃を捨てる。
支援斉射三連!
そろそろ次スレかな支援
準備すべきか支援
「何を企んでるのか知らないけど、無駄な足掻きだよ。じゃあ短い間だったけど、さような・・・ら?」 フーケの声が急に止まったため、目をつむっていたルイズは前を見た。 そこには一瞬でフーケの目前に移動したセラスが、破壊の杖を奪い取っていた。そして背後に移動したリップが首に手刀を 叩き込む。フーケはあっさりと意識を手放し、地面に倒れこんだ。あっと言う間の出来事に、キュルケとタバサは目を 見開いたまま立ち尽くしていた。 ◇ 「まさかミス・ロングビルが土くれのフーケだったとはな、美人だったもんで疑いも無く採用してしもうたわい」 学園長室で、オスマンは帰還した五人から報告を受けていた。その場でフーケを秘書として採用した経緯を聞いて、 ルイズ達と同席したコルベールは呆れてしまった。居酒屋で何処の誰とも知らないメイジの給士に媚を売られ、 尻を撫でても怒らないと言う理由で魔法学園の秘書に任命してしまう。それは明らかな、典型的なハニートラップだった。 「やれやれ、美人はただそれだけで、いけない魔法使いじゃな! 上手い事を言ったな、ちょいとメモしておこう」 そう言って引き出しからメモ帳を取り出そうとして、生徒と使い魔と教師のトリプル冷たい視線を向けられている事に オスマンは気付いた。誤魔化そうと照れたように咳払いをして、厳しい顔つきにフェイスチェンジする。 「君達は見事に土くれのフーケを捕らえ、城の衛士に引渡せた。『破壊の杖』は取り返し、無事に宝物庫に戻った。 これにて、一件落着!」 最後の一文は分からなかったが、ルイズとキュルケとタバサは礼をした。セラスとリップも、遅れて礼をする。 オスマンは三人の頭を撫でながら、嬉しい知らせを言う。 「ミス・ヴァリエールとミス・ツェルプストーには『シュヴァリエ』の爵位を、ミス・タバサには精霊勲章の授与を 宮廷に申請しておいた。追って、沙汰があるじゃろう」 三人は歓喜の笑顔を浮かべ、更に深く礼をする。そしてオスマンは後ろの二人に目を向ける。
ヒラコーお誕生日おめでとう支援
「申し訳ないが、お主らは貴族では無いため賞などは与えられない。代わりと言ってはなんじゃが、『フリッツの舞踏会』に 特別に参加する許可を出そう。予定通り執り行うから、急いで準備するように」 「そうでしたわ、フーケの騒動で忘れておりました!」 「舞踏会の主役は君達じゃ、存分に着飾り存分に楽しみなさい」 歓喜の声をあげながら、キュルケはタバサを抱き締める。それを見つめながら、セラスはルイズに『フリッツの舞踏会』 が何か質問した。生徒が着飾って踊って食べて飲む騒ぎだと教わり、セラスとリップは納得する。 「では三人は部屋に戻りなさい。後ろの二人は、話はあるので残るように」 「マスターは先に戻っててください、すぐに行きますんで」 セラスの言葉に頷いたルイズは、キュルケとタバサの後を追って部屋を出た。二人は椅子に座り、オスマンと向かい合う。 「何やら私に言いたい事があるように見えたのでな・・・言ってごらんなさい、分かる事は教えてあげよう」 セラスはバルコニーの枠に背を預け、華やかな会場を座って眺めていた。 ホールの中では着飾った生徒や教師たちが、豪華な料理が盛られたテーブルを囲んで楽しそうに喋り合っている。セラスは 部屋にハルコンネンを置いて服の汚れを落すと、ずっとバルコニーで見学しているのだ。 因みに部屋を出る際にデルフリンガーに呼び止められ、何が有ったのか根掘り葉掘り聞かれた。そしてフーケ討伐に置いて 行かれた事にショックを受け、泣いてしまった。そのため、騒音被害を防ぐ目的で今も部屋に置いて来たままだ 「それにしてもビックリしたなぁ・・・まさか私とリップさんが、伝説の使い魔になってたなんて・・・・・・」 空に輝く双月を見上げながら、セラスは学園長室でオスマンと語った会話を思い出す。 三十年前、森を散策していてワイバーンに襲われた事 破壊の杖を持った持ち主に助けられ、倒れたため学園に連れて行き 介護した事 死んでしまい、墓に一本を埋めて一本を宝物庫に保存した事 その話を聞き、リップバーンが口を開いた。 「助けたのは旧ドイツ陸軍の武装親衛隊で、『破壊の杖』は無反動砲のパンツァーファウストだ」と、オスマンに語った。
デルフリンガー…
フリッグの舞踏会じゃなかったか
その後、セラスの右手に刻まれたルーンに話が変わった。オスマンがセラスの右手の手袋を外した時、リップが驚きの声を 上げた。そして左手の手袋を取ると、オスマンの目が光った。そこには、セラスと同じルーンが刻まれていたのだ。 オスマンの説明によると、二人に刻まれたのは伝説の使い魔『ガンダールヴ』の印だと言う。 神の左手ガンダールヴは、右手に槍、左手に剣を握り、どんな武器でも使いこなしたと言う。 セラスが右手に掴む、標的を貫くハルコンネン。リップが左手に掴む、標的を切り裂くマスケット。 それは伝説の使い魔『ガンダールヴ』の能力を、二人に分け与えたかのような不可思議な偶然とも言えた。 右手に刻まれたルーンを眺めていると、ホールからルイズの名が響いて来た。見ると、ルイズが全身を純白で覆ったかの ような姿で門から入ってくる所だった。あまりのビフォーアフターぶりに、流石のセラスも頭の回転が止まってしまう。 あちこちからダンスの申し出を受けるルイズは、誘いを断りながら向かって来る。そしてセラスの目の前に立つと、 腰に手を当てて呆れた声をあげた。 「何してるのよセラス、こんな所で月見? 中に入って食事くらい・・・吸血鬼だから無理か」 「はい、そんな訳で舞踏会を高見の見物です。見てるだけでも、けっこう面白いですよ」 セラスは目を細めながら、ルイズを見つめる。まるで、どこかの城の王女様だと錯覚しそうだ。リップの姿が見えない事に 気付いたルイズが、セラスに所在を尋ねる。 「そう言えばリップはどうしたの、もう部屋で寝てるの?」 「リップさんなら・・・ほら、下で踊ってます」 セラスは立ち上がると、バルコニーの下を指差す。ルイズが下を覗き込むと、確かにリップは踊っていた。 ホールの楽士達が奏でる音楽に身を任せながら、マスケット銃を振り回して歌っている。近くのベンチに座っているのは、 メイドのシエスタらしい。横にワインが置かれているのを見るに、一緒に飲もうとして見学しているようだ。
デルフリンガー本格的に涙目wwwwwwwwwww
「あっちはあっちで楽しんでるみたいね・・・セラスはどうするの、もう少しバルコニーに残る?」 「いえ、ここで休んでます。色々と考えたい事も有るんで・・・」 「そう・・・じゃ、私はホールに戻るわ。キュルケが踊ってて、ヴァリエール家の私が踊らない訳にはいかないからね」 そう言うと、ルイズはホールへ戻って行った。すぐに男子に取り囲まれ、ダンスを申し出を受けている。そして近く で踊るキュルケに張り合うかのように、優雅な踊りを始めていた。美しき情景を眺めながら、セラスは再び腰を下ろす。 「これからどうなるのかなぁ・・・インテグラ局長、ウォルターさん、マスター・・・みんな生きてるかなぁ」 セラスは空を見上げ、元の世界の仲間を想う。前からは楽器の音を、後ろからカール・マリア・フォン・ウェーバーの歌 を聞きながら、二つの満月を見つめ続けた・・・・・・。 今日はここまで、支援ありがとうございます。あと、ヒラコーさん誕生日おめでとう! \(^o^)/
さよならデルフ
速筆おつおつ
さようなら デルフリンガー さようなら
さようなら さようならデルフ。 ジークハイル!
一応確認フリッツは間違いじゃないから『』なんだよね? 乙 パンツァーファウストは予想外でした
乙です。 ところでアルビオンに向かう時にリップが「我、イギリスに進撃す」を口ずさむのを期待するのはいけない事でしょーか?
926 :
マロン名無しさん :2008/07/14(月) 23:36:43 ID:kZPRXRrr
ハルコンネンの先っぽにデルを付ければ良いだけ
150cmくらいの大剣だっけかデルフは。 意外といいサイズの銃剣かもなw
舞踏会の名が間違ってますね、あとデルフの出番はハルコンネンの弾薬が切れた時にでも。
>>925 期待して大丈夫ですよ、予定は未定だけど。リップ乙女化計画は今の所、順調w
作者様GJ! 舞踏会で歌って踊るリップが目に浮かびましたw そして英国進軍歌歌唱其乃他計画期待! 以上であります!乙でした!
ちょいと、ヘルシングのクロスオーバーつながりで・・・ 某所で掲載されている「ウォルター先生」が久しぶりに続きが出てました
リップは実は着痩せしている
リップは実は着痩せしている
大事なことなので二回言いました
さすがに早漏すぎんだろ
このくらいの速度なら950か970くらいでよかった気がするな
投下宣言があったならまだしもなぁ……
セラスとリップのバストサイズを知ってる人がいたら、教えて欲しい。
>>934 新スレ乙です、次の投下は今週の土日くらいになると思います。
破壊の杖 宝探し 竜の羽衣
ゼロのロリカード ジャッカル 丸太 SR−71
スナイピング ゼロ パンツァーファウスト 秘密 機密
投下予告、期待&感謝の極みです。 指折り数えて待ってますЩ(゚∀゚ )
スナゼロ様、今読みました。 相も変わらずリプ子は可愛いですな〜w ただ贅沢を言えば魔弾を撃つ時の名ゼリフが欲しかったです。 いや、それともあえてここで使わず次の活躍の場まで取っておいているということなのか・・・・
>>939 先生!秘密の項目の予想許可は頂けますか?
アラ――――――――ム!!
リップ・・・ルイズと同じ位 セラス・・・乳革命以上 オッパイ星人じゃない俺がみてみた 実際の所はヒラコーと旦那とドクしか知らない
アンデルセンが召喚されたやつ、たしか読みきりのやつだったよな?
>>944 リップヴァーン・ウィンクル
破壊力:E スピード:E 射程距離:E
持続力:E 精密動作性:E 成長性:E
セラス・ヴィクトリア
破壊力:A スピード:A 射程距離:E
持続力:A 精密動作性:E 成長性:A
いや、破壊力と射程と精密動作性はそれなりに高いんじゃ…
>>948 あれ以上セラスのおっぱいは成長するというのか……!
しまった、『どれだけ成長したか』ではなく『どれだけ成長するか』だった…… となると、さすがに成長性はCかBかな? あとよく考えたらEだと普通の人間以下なんだよなw
破壊力:そのまま スピード:眼に入るまでのスピード(顔→胸、脚→腰→胸、いきなり胸など) 射程距離:どのくらいの距離から確認できるか 持続力:どれだけの時間を飽きずに鑑賞していられるか 精密動作性:動くのに邪魔か否か 成長性:そのまま
馬鹿野郎、おっぱいは小さくても大きくても良い物なんだよ。貧乳と馬鹿にする奴は逝って良し。 某SSのおっぱい子爵に代わり神罰を代行してやる。
逝って良しなんて久しぶりに見た
>>954 巨乳以上だろ
なんかいけないことしてるみたいで心の中の大事なものが崩れていくぞ
い〜いぃですかぁ?暴力をふるって良いのは、化け物共と異教徒共(貧乳信者)だけです
伯爵の人マダー?
なんか忙しいっつってなかったっけ? まぁお前らなら3年くらいなら待てる なぁにすぐさ
>>955 それ破壊力というより固有の能力だよな。
>>960 多分理想郷にある奴。理想郷ってどこ? とか聞くなよ。いいか、絶対聞くなよ!
わが青春の…
理想郷(タバサの胸)
理想郷(大尉の腹)
>>961 いや、そんなもん聞くまでもなく二次元だろ?
>>941 大事な活躍の場で言わせる予定です。
>>942 予想はOK、秘密や機密の参考にするよ。
リップは着痩せしてるのであって、胸は結構有ると信じたい。
許可ありがとうございます。 竜の羽衣で大穴のデンドロビウムに一点賭けだい!
>>966 品乳教徒としては中尉殿は薄い方が良い。
宝乳は脱ぐと凄いメイドやゴーレム使いの女盗賊、炎の恋愛留学生、婦警がいるのでこれ以上必要無いと思います。
ヒンニュー教ならタバサとルイズのツートップが居れば十分だろ。 数は問題では無いのだよ。
ロリ旦那は自由自在でしょうからどのニーズにも対応できて無敵すぎですね。
貧乳特有の大きくなりたい願望がないからそうとも・・・・
リップは巨乳願望がありそう ゾーリンは胸を邪魔と思ってそう セラスは肩こりで悩んでそう インテグラは気にしてなさそう 旦那は気分で大きさ変えそう
ゾーリンの胸板すげぇよな…
ゾーリンの胸板に… 顔を埋めた…い…_ノ乙(、ン、)_
モミジオロシにされそう
ゾーリンの胸板でもみじおろしにされたいとな?
由美子とハインケルはどうなんだろ?
ハインケルは夏服のときに結構大きいおっぱいを披露してたな
投下、1時間12分くらい前 (´・ω・)
ちょっと待つんだ、もうあと19レスしかない。ここは埋めて新スレでやった方がいいと思うんだ。
ならば…埋めざるを得ない
>>981 7スレ目、さらばだ さらばだ・・・然らば!! 埋まれ!!
住人 もう疲れました 埋めていいですか
ああ、埋めていいぞ。
埋め…なければ…
埋め
埋める? 何を埋める?
埋めるぞ〜!
一心不乱の大埋設
オレはドクの施術でロリ化したロリップ中尉の妄想を埋める。
,,ィ ,,..-ェiii!!!!!"""::::::;;、 /",ィ",-'"",,.-;;:lliiiヽ、 ヾヽ //,r"r" /::/ ノツ ,!::| ,-三ミ i!::| |::| ゞゝ、__,,.ィ;;;:リ ,,-―、 〈,;'"~ヾノ ヾY::ゝ、 `ー==‐'''" ((⌒) ||/~i ; ; i! ゝ:::::::三""`'':::::::::::::::::::`'''ー-、 ノ(r'""^;〈 ,,.ィ'''"三::::::::::::;:三:::::::ミ彡三三ミミミヽ〈_ i!''"~ヾ' //彡;;;::::ニ;;;;::::,.;'"::::::::ミ彡ミミミミミミミ〉ソー、_; ,i! ////;::l::::!'";://:::,;ヘ::|"`"~| |!::l|:::::i!::::::::(iiiゞケ;:;) i /./彡::::/:::/::/:/:|:||| l! | |!|| l::|:::::::::|;: ;: ;::!"|`! | i //::::/::::://::|:::|:::|ゞー-、ゝ | |!二l::l:::,-、| ;: ;: ;:i:| 〉ヽ 埋めます ! l l |:::/l/::::::||:::::|::::|:::,!( ◎ゝヾ-'ゞ'ヾソ、 |::! |i/|~ヾ! |_/ | \| |::|ノ::::::::| |::::::ヽ:|ゝ、_,,,ソ⌒ヾ、_ノ |!-'"::,/ |/ ! ,./l::::::::ヾ|:::::::i !::::| 、__, / , l::::|::::::::/ ' ノ __,,....__ ,,..-''"彡;;:::::::::::::ヽ::::::|:::::i!ゝ`ーェェェ‐|!"/:::::|::::::i"ゝ / /!、 -―, `i! 彡''"::::::::::::::::::::::ゝ::::i!::::i!::|`ヽ、_,.ィ::/|:::|::::::|X__`ー;"_::::::::ヽ、ゝ-''" ,!! /:::::::::::::!'!::::::::::::::::::::::::::i!::::!:::! \ / |:::i!:::/___O〕:::::ヾ`ーミ`ー"
/  ̄ ̄丶、 / / // / / ヽ \ / / // / へ、 ヽ ,\ / / .// / / \ ヽ ヽ, / / // . / / \ ヽ,ヘ / / /' / (⌒ \ ヽヘ, /_/ /' . / 7 \._.ヽヘr−=-∠, | / // | l \ /  ̄ ヽ | / /. / . . . .| l. . . | . . . . . .', / 〉 | / /. ./...、/| |... .∧.\.ヽ. .| / / / ヾ' / . イ.../\| |. .// ヽ. |. ..ト/ / / N /|./ fiトリN./ トリiヽN、. lミ./ / /. . .ハ  ̄ '  ̄ !.イN./ / はいはい、埋めますよー /. . /oヘ r ‐ 7 /o.,r'/ / イ././. . . .ヽ、 イ. / / / /イ/. ./!. .. . ≧ ァ ≦.|./ ,' / // Nハ__〉 =o= 〈 / >'´  ̄ ̄ ̄ ヽ ハ ソ ,' / / ,' / ∧ / ヽ i / //∧ / r く /~ ヽ、 ', / ∧//∧ / ! \ / ヽ, ! / ∨//∧ . / /l ヽ,/ ヘ ノ / .∨//∧ / / 〉 三ニ‐、 !' / .∨//∧ . 〈 / イ / ヽ=- - '' l / .∨//∧ ヘ ヽ, l / | / ∨//∧=――-- ヘ, ∨ ! l / ∨////////////
/⌒\ ,-===、 | | / )γ==ヽ |_ _| / / / / 埋めアターック l  ̄ | / `ー./ / 、__ / l _ ト-/ ー-/ / _ / j _j ! ト/ , イ,_ ___ __ _/ / `i / _,ェェェミ/ ニニ三 ヽ /  ̄`‐ァ-、⌒ _ /`ー ./ // /三ミ 三 `ミヘ. l ト、 | j  ̄ ゝ / . │|.│ 三 l.│ ///`ー、ー‐'_, -- 、_ / ノノ| | 人 三 人#l彡/ ///// ̄/// >/ 彡 l |< >‐三‐< >| ノ| //////// / ミゞノノノ l. ∨ 三 ∨ |N | /////// 〜〜ノ イ γ‐、.ニγ‐、 | Lj ////// / ̄ ̄「`iゞ 〜 ノ/| `ー' 三 `ー' トァ //// 〉 ―十{ `l\_ノ |.# |ココココココニ| |ソ / 〉 __|_.) |i. ト、 .|______| # .! / 〉 |├-{ | iヘ `‐亠亠亠' ./ | ゝ 十ヘノノ ゝ\ 三 ノ ノ
l ,// /{ | /| 〈 /| l 〈 l ! l | }` ゝ | / ,l / .l i. | /| l イ / ! | ! |. | | l l l ` l, | / i | | / | | / | / l |、 l ト l l l | l | | i l ' | 'l | | .| ,/ ̄〕 l 〈三人 l | 、 . | l l_,人三〔 | l | | l / | イ l , | | l,,="~l |イ~""=,ニ=l | l | |/〆〃" ,|l| l |,l | | l | |l l | | l / | |ll| ` ゝ l | |´√ |ll| ` | ゝ | |l | | l | 〉 l l |/ |l| _,, ´ i| l 、.,,_ |l| l 〈 | l | l l l ト | l | ~"ー=`´="~ ヽ l ~"=`´=-" | |、 | l | l l l |、,l 〉l / ヽ | Kヽ / | | ゝ | | l :i N / l | l 'イ | l ヽ |,ヽ\ | ヽ ` | l | /′ ′ ヽ入ヽl l ′ l├, \ /´ ~7 ! | | y l \ /7 / l ┌ーi─i ̄l ̄l ̄|. l .l メ\ /´/ / l || ̄埋めます ̄.l| / | \ / イ l /-------.─.─.| / ヽ \ / / / ,. ∧ └┴┴.┴┴┴.┘ ∧ \
、-≦_ー‐ -=ニ`ー、ヾ,ヽヽト、ヾヨヽ'i Y,r‐'‐イ /  ̄ ̄ ̄\ 〉三_‐_´_ `ミ、_ヽ`ミト、ト_ミ;;W_ヽi リ∠'-三!,/ フ \ 彡ラ'_´-_‐' -‐三ミー_-ミミr' `"┴ミミミ≦| 化リ 踊 踊 | 〃彡-_ ,-__ヽ≡_−ヾミ{_ ト\、!| 物.| .れ れ ! ム,∠/-,-',,.-, |彡_/~~≡_ |ハ!ヾ'| 共ク | }三三{ /) ト'、'、 `ー‐-'_、 , ! | ス ! . f三三ム !r'( ヽヽ、 、 r-、ミヾi|!|,-| \ / f三シ´ } y'/ \`ヽ,ヾ|!、 !ヽミリソ|Z! > < ノ彡゙ ヽッ';:;;:、 \ `ヾ≧キ};==iリ / \ :゙ /;:;:;;〃_,,、_ `ヽ{_ノ'-' ! / ! ヽ, i /;:;:;=、´,=ト、゙_ ,.-、. i | 私 こ 見 埋 | ヽヽ,i' i',彡;:;, ゙トy_`,ー-..、 ト、,._ 〉‐'| に の せ め ! ヽヽ, \レ: .:, `'ヽ'、'w,_ `ヽ、〉" YヽL| ろ .を ! 、 ヽヽ, `に;;::; 、 `ヽ_~)'r'´i_,r ‐ ┼ ゙i\ ! ヽ ヽヽ ヾrシ ヾ_-ァ‐' 〈r' ヽ,-'‐ \ / ヽ ヽヽ ヾfシノ, , 〃/ ヽ_, ノ!i\ ノノヽ___/ ヽ ヽ\_,..-ヾカソノソシノ`ヽ、 </ ソ ゙ _,| | ヽ、_ソ/)、 `\´ `ヽ! / , └┐i! ヽミ_-' / ノ\ \ | |! 、ヾッ, | || ヽ  ̄ ´ \ \. ト、 " \_`'、||
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-‐::´::::::::::::`ヽ、 --ーフ::::::::::::::::::::::::::::::::\ ´フ彳::::;/iノi:::ノヽ;ハ ::::、:::ヽ 華麗に1000げっと! ´ノ〃:/lr'´ l|/' `ヽリ|::l::|:::::i レ!小● ● 从::::|:::ハ ヽ|l⊃ 、_,、__, ⊂⊃:::|::!__ /⌒ゝ、 lハ. 丶_'') jW'',く_) y'´:.:.:\ _.>,、 _ _, イ-.._/.:.:.::/ ヽ゚・。:.:.:l`オ/!`弁´N`(/.:.:.:.ソ \:.:.:ヤ' '、| 川:.Lゝ`、.:.:,イ -‐::´::::::::::::`ヽ、 --ーフ::::::::::::::::::::::::::::::::\ ´フ彳::::;/iノi:::ノヽ;ハ ::::、:::ヽ ´ノ〃:/lr'´ l|/' `ヽリ|::l::|:::::i レ!小● ● 从::::|:::ハ ありゅ〜ん ヽ|l⊃、_,、_, ⊂⊃jWノ /⌒l,、 _ _, イ . / //!`弁´N`(
ミ rfミミヾ ,, `ヾゞ ミ _ -―――- ,,_ ゙゙ ミ , -‐''´::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ、 ミ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ彡 ./::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ /:::::::::::::::::::::::::::,::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::', ,i:::::::::::::::::::::::::::::|l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l l:::::::::::,::::::::::::::::::||:::::::::::::::i:::::::::::::::::::::::::::::| |::::::::::l|::::::::::::::::::|l:::__:|_::::::::::::::::::::::::| `ヽ、::ヽTfェ、 ̄ `,-, -‐ーァ|:::::|'ヽ::::::::::| |:::::::| lイ:ト イi j::::| ´ .|:::::|ソl:::::::::::| |::::: | `'´ , ヽ_ソ |:::::レ'::::::::::::| 1000だ |:::::l:'、 ` J l:::::::|:::::::::::: | |:::::|::::ヽ、 ―-、 /|:::::::|:::::::::::::| |:::::|::::::|::`丶、 , ‐'´l:::::|:::::: |:::::::::::::| |:::::|::::::|::::::::,ト  ̄ /ヽ,|:::::: |:::::::::::::| . |:::::|:::::::|:,, -|v,ハ二// .|::::::::|:::::::::::::| |:::::|::::::::| / |ヾ┬tヽ,イ |:::::::::|`ヽ、:::| lr'´|::::::::|' | ./ | / ,l .|::::::::::| \ |ヽf::::::::| |/ レ' | |:::::::::::| イ| | ,'::::::/ .| / l |:::::::::/ , -''´ | |/|:::::/ヽ、 | / ,r'l . |::::::イ ヽ,| ,イ .l/ ,|く / ‐| |/|ソノ > | l ii | ソ , -‐| |´ / l l ii | /, - '´ | .| /| ,',' ii ,l | O-―' | | | ,',' ii ,| |,ト'ー-- .f| | | ,',' ii | |,| || | |
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