あの作品のキャラがルイズに召喚されました part6
>>1乙
ところで誰かアーカード呼び出してくれねぇかな・・・・。
>>1乙
>>2 逆に考えるんだ
誰もしないなら自分がすればいい、と
>1
乙
>2
ガン( ゚д゚)ガレ
>>1乙
つかヘルシングは専用スレあっからそっちに池
『どちらでやっても良いではないか』自己判断だ
こう考えるんだ
空気が好きな方に投下する
こう考えるんだ
俺もどっちでも書き手の自由でいいと思うぜ
ところで、ベルセルクから喚ぶとしたら誰が一番面白くなるだろうか
今のグリフィスの反則的な絶対さは"運命の神"の加護があるという一点が大きいからなあ
別世界に飛ばされることで運命の神の保護下から外れるとどうなるんだろう
ここでナメクジ領主を押してみるぜ!
16 :
蒼炎の使い魔:2007/07/12(木) 00:24:27 ID:???
投下いいですか?
>>9 迷わず1番エンジョイ&エキサイティングなやつを喚べばいい
19 :
蒼炎の使い魔:2007/07/12(木) 00:28:08 ID:???
ルイズは夢を見ていた。
それは「世界」の記憶。周りは暗闇。
そのうち声だけが聞こえだす。
「トライエッジ#知って>か?」
「今日@つが3ってくる」
「てめ$ええ<ええ!!」
「これだからPKは/・られないねえw」
「そ#でもPKなんて非生産的だと思うん¥す」
「無理、=界」
「全部%だの(ータなんだよ!」
「じゅばっち!」
「て0えは~ったい何者だ?」
「まさか、\バター!?」
「来&ぞ!」
「未W還者達を、返しやBれええええ!!」
それは彼が生まれた世界の記憶だった
所々に雑音が入ってよく聞き取れないが、これが彼の記憶なのだろう。
しばらく声が流れていたが彼女の夢は突然終わりを告げる
「ハアアアアアア…」
記憶を見ていた使い魔に唸られて、
「きゃああああああ!!」
叫びとともに目を覚ました。
20 :
蒼炎の使い魔:2007/07/12(木) 00:29:30 ID:???
いつもはすがすがしい目覚めなのに、一気に気分が沈んだ。
近い、そして怖い。
カイトは覗き込むようにしてルイズの顔を見ていた。
相変わらず、目は不気味に見開いている。
いくらなんでもこれはあんまりだ。
(そうよ、私が召喚したんだったわ・・・。
これからはこんなのと生活しなければならないのよ)
深呼吸をして気分を落ち着かせると、立ち上がりパジャマを脱いだ。
下着も脱いで裸になってもカイトは何も反応しない。
「下着取って」
だが、反応しない
「そこのクローゼットの右下」
でも、反応しない
「早く取りなさい!!」
それでも反応しない。
業を煮やしたルイズは結局自分で服を着替えた。
最初からこうすれば良かったと彼女はあきれ声で呟いた。
「あんた朝ごはん抜きだから」
使い魔に対する罰も忘れずに。
21 :
蒼炎の使い魔:2007/07/12(木) 00:31:15 ID:???
ルイズはいつもの制服を着るとカイトをつれて廊下へと出た。
そこには、まるでルイズとは正反対の色気を持った赤い髪の少女が立っていた。
朝の挨拶をしつつ、赤い髪の少女は馬鹿にしたような目つきでカイトを見る。
「あはは!ほんとに平民を使い魔にしたんだ」
「うるさい!!」
「使い魔って言うのはこういうのを言うのよ」
赤い髪の少女(キュルケというらしい)のもとに巨大なトカゲが出てくる。
キュルケの話ではサラマンダーというらしい。
確かに図体は立派だがあまり脅威には感じられない。
カイトはその火トカゲを見る。
サラマンダーが野生だったら今すぐこの場から逃げ出していただろう。
しかし今は使い魔。主人をおいて自分だけは逃げ出すことができなかった。
自然と体が震えだす。
本能が悟ったのだろう。絶対に勝てない、と。
22 :
蒼炎の使い魔:2007/07/12(木) 00:32:33 ID:???
「どうしたの?」
異変に気づいたキュルケが答える。
それでもサラマンダーは主人の言葉に答えない。
そのうちカイトに向かって頭を下げた。彼(?)なりの服従のポーズなのだろう。
犬だって勝てない相手には腹を向ける。
キュルケは愕然とした。
すばらしい使い魔なのに、「ただ」の「人間」にびびっているのだから。
「あなた、何者?」
「ハアアアアア…」
キュルケが問うが、カイトは呻き声を出すだけだ。
「ルイズ、この子は何なの?」
「私だって分からないわよ、でも…」
「何よ」
「カイトって言うらしいわ、彼の名前」
「ふーん」
キュルケは興味を覚えていた。
火トカゲをびびらせる正体不明。
周りの男はいつも自分の体を見るたびにいやらしい視線を向けるのだが、
彼はそんなことはしなかった。まるで興味が無いように。
「それじゃあね、ゼロのルイズ」
ルイズに対する皮肉も忘れない。
そういってサラマンダーを引きつれ歩いていく。
彼女の使い魔は安心したのだろう。元気に歩いていった。
そのうち彼女は一人呟く。
「面白いわね、彼」
キュルケの呟きは誰も聞くことは無かった。
23 :
蒼炎の使い魔:2007/07/12(木) 00:35:08 ID:???
ルイズは自分の使い魔を見て考え事をしていた。
何も話さない。
正体不明。
サラマンダーをおびえさせた。
それはまるで「ヒト」では無いようで。
(それを召喚した私は何?)
メイジの実力は使い魔を見ろとこの世界では言われている。
自虐的になるが、自分の魔法は成功したことが無い。
それなのに、何もしていないカイトを見て本能のままにカイトに屈した。
(カイト、あんたは一体何なのよ…)
その疑問に答える物は誰もいなかった…
24 :
蒼炎の使い魔:2007/07/12(木) 00:36:51 ID:???
とりあえずここまでです。
少し時間がかかりますが、次はギーシュ戦まで行きたいと思っています。
構想はできているんだけど時間が・・・
またしても勝ち目ゼロのギーシュ
もう『ゼロのギーシュ』で良いよ
>>25 何故か昔読んだ本を思い出した。
誰かネギまのネギとカモ、もしくはスレイヤーズのガウリイとのクロス書いてくれないか?
考えていたけど俺には書けん。
>>25 「ゼロのギーシュ!決闘で勝てないからってそこらを歩いてる平民に挑むなよ!」
とマルコメに言われるようになるわけか
1000 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2007/07/12(木) 00:55:37 ID:???
>>1000ならザク召喚
ザク副隊長キター!
1000 :マロン名無しさん :2007/07/12(木) 00:55:37 ID:???
>>1000ならザク召喚
これが俺の初めての
>>1000ゲト・・・
もっとましなのカキコすればよかった・・・orz
もちろんザコザコ言うザクだよな?
ゴーレム扱いだろうな・・・
いやいやスイカ割り三兄弟
その昔、ザク・ロビスというオッサンが登場するラノベがあってだな
>>26 妖斬剣が初期装備
ゴルンノヴァが破壊の杖
まで妄想した
リナとルイズが似ている気がする
ザクねぇ?
核融合炉なんかメンテナンスできないだろうからしばらくすると使えなくなるだけじゃね?
そこで固定イヒですよ
そもそも自律稼動するのか?しちゃうのか?
しばらくしたら使えなくなるのは、ルイズが成長するにつれて弱っていくっていう演出でなんとか
ここはひとつミーアザクを…
41 :
剣狼のひと:2007/07/12(木) 01:03:19 ID:???
>>1乙です
ギーシュ「ゼロのギーシュだって?もうそんなことは言わせないよ・・・・、これで汚名挽回だ!」
ロム「人、それを死亡フラグと言う」
ギーシュ「!!??」
書けたので風呂上がりに投下します
「この犬!」
じゃなくて
「このクラゲ!」
とか?
自律稼動するMSならゼファーしかないだろう
>>41 汚名挽回 ×
汚名返上 ○
ロムはそのことを指摘してるのか?
> これで汚名挽回だ!
駄目じゃんwwwwwwwwwwwwww
ターンエーやターンエックスならナノマシンで自己修復するからたぶんメンテナンスフリーだぞ。
ロランやギンガナムを召喚って、話が広がりそうだし。
ローラ・ローラがモット伯に眼をつけられてしまうとか
MSじゃないが士翼号なら・・・・・・
>汚名挽回
逆に考えるんだ
つまり1度返上できているわけだ
そう考えてみるんだ
北斗の拳にもザクという名の方が
ラオウの部下らしい
自己進化・自己増殖・自己再生のガンダムもメンテナンスフリーかな。
ザクと言えばエリア88のアスラン国王、サキの叔父。
もうこうなったらバイド呼ぼうぜ。
今更だが、ラノベネタも漫画サロンでいいんだな。
どっちかつーとアニメサロン板が正しいかもだが。
ラノベで召還といえば、「召喚教師リアルバウトハイスクール」も第一話だけ読んだことが。
もっともあれは教師の面のほうがメインで、召還獣役はオマケみたいなものだったし、
FFみたいに戦闘が済めばすぐ帰れる便利なものだったけど。
これに限らず、異世界に召還されるラノベは多いような。
ザクって名前のカメラマン知ってる
レース場のコーナーにたって迫力満点のクラッシュ映像を撮影する
いっそのこと国一つ呼んでみるとか?
とりあえず自己再生の部分だけでメンテナンスフリーって言うと思うぞ
もし木之本さくらが召喚されたら……ルイズ落ち込むだろうなー。
小学生に魔法でボロ負けだよ。しかもその小学生は天然ちっくにルイズを慰めてくれそうだよ。
「ちょっと!あんた達何をやっているのよ!!」
もの珍しさに二人の周りを囲む人の壁から血相を抱えたルイズが出てくる
「ギーシュ!貴方何を考えているの!?貴族が平民に決闘を申し込むなんて!!」
「これはこれはミス・ヴァリエール、君の使い魔がとある二人の名誉を傷つけてね。それで僕が君の変わりに礼儀を教えようかと思ってさ」
「だからってそんなの!そいつは平民なのよ!」
決闘を申し込まれた男、ロムに杖を向けるルイズ
「そんなの関係ないさ。貴族と平民での間ではね」
第3話 ハルケギニアに巻き起こる拳
トリステイン魔法学院の図書館は食堂がある本塔の中にある。
おおよそ30メイルの高さの本棚が壁際に並んでいる様子は壮観だ。
ここには始祖ブリミアがハルケギニアに新天地を築いて以来の長き歴史が詰め込まれている。
そんな図書館の中には教師のみが閲覧を許される『フェニアのライブラリー』がある
そこに一人の中年魔法教師が昨日の夜から寝ずに書物を調べている、コルベールだ
彼は今、一心不乱に自分の疑問を答え本を探している
その疑問とは彼の手に持つスケッチに書かれていた。
>>56 アレフガルド、ラピュタ、ミッドガル、プププランドetc
お好きなのをどうぞ
>>56 現代アメリカ召喚きぼんぬ。
それか、ユークトバニアとか銀河帝国とか。
スケッチに書かれていたのはロム・ストールの左手に浮かび上がったルーンであった
(やはり見つからない・・・・、あの様なルーンは召喚の監督を担当してから初めて見るからな・・・・、いやしかしそれ以上に疑問なのは)
一呼吸して自らを落ち着かせる
(彼女の使い魔!一応、人間であるか確かめたがディテクト・マジックを使ったが・・・・、人間所では無い!生物でも幻獣でも無かった!!)
彼の読んでいるルーンに関する本の横には、古代魔法によって作られたゴーレムに関する本、過去のエルフにの交流に関する本も置いてあった
(一体彼は何者なんだ・・・・)そう考えながらレビテーションで手に届かない本を取る、そして見つけた、それは始祖ブリミルが使用した使い魔達について記述された古書であった
(こっこれは!)
ページの一節とスケッチのルーンを見比べ目を見開き驚くコルベール
(早くオールド・オスマンに伝えねば!)
慌てて本を抱えて飛び出して行った
>>54 ラノベならいっそのこと坂井悠二をよんだらどうだろう?
何かとヘタレ呼ばわりされる奴だが、何気にサイトより高スペックだぞ、特に頭脳面が凶悪。
そしてなにより出だしからルイズの扱いに慣れている、間違いなく。
>>48 ルイズの頭の上から、希望号とか鬼魂号とかが降ってくるのか……。
弱者の保護の為、七万の大群に挑む希望号……どう見てもただの虐殺やね。
普通っぽいキャラ召喚でも、晋太郎にーさんの雷の指で七万人全滅とか出来るからな、あの世界は……。
根源力三万以下は見ただけで即死とか普通にいるし……。
「いいだろう、受けて立とう」
ロムの一言に周りが騒ぎ出す、今まで平民が貴族と決闘をするなんて事は無かったのだから当然である
「ちょ、ちょっと勝手に話を・・・・」
「うん、それでいいんだ。では食後にヴェストリの広場に来たまえ。では皆、食事を楽しもう」
慌てるルイズにギーシュが話を進めてギャラリーを解散させる
残っていたのはルイズ、ロム、シエスタの三人であった
「あ、あなた殺されちゃう・・・・、貴族を怒らせるなんて恐ろしい事を・・・・」
シエスタが恐ろしいものを見た顔で震えている
「シエスタ、君は先に厨房に戻ってくれ俺はマスターと話がある」
シエスタが横を見ると今でも何かを言いたそうなルイズがいた、そしてそのまま小走りで厨房へ向かった
「あんた、何をしているのよ!勝手に決闘の約束なんかしちゃって・・・・、今すぐ謝りに行きなさい!」
「何故だ」
ロムが表情を変えずに言う
「何故って怪我するかもしれないのよ!いいから謝りに行きなさい!今なら許してくれるかもしれないわ!!」
「駄目だ、彼は言っていた、名誉を賭けて闘うと、俺はそれに答えなければならないんだ」
「こんな時に何を言っているのー!」
この時ルイズは心配していた、いくらロムが強い戦士でも魔法が使えなければこの世界では通用しない
ただ単にロムを身の安全を心配していた
「あのね?!闘ったら絶対勝てないし怪我するわ!いや、怪我で済んだらいい方よ!!」
「そんな事はやってみないとわからないだろう」
「聞いて!平民はメイジには絶対に勝てないの!」
GPMから何か呼ぶなら
ぜひイワタマンでお願いします。
・・・あまりの気味悪さに契約せず終了。
するとロムはじっとルイズを見る、
「な、何よ・・・・」
「頼むマスター、この決闘、認めてくれないか」
ロムは続けて言う
「戦士として決闘を申し込まれたからには潔く闘いたい。その代わり俺は必ず勝つ」
ロムの澄んだ目に悩んでしまうルイズ、そして・・・・
「あ〜も〜!分かったわ!受けてきなさいよ分からず屋!!けちょんけちょんにやられて少しは反省してきなさい!!」
「感謝する!」
ルイズは起こりりながら自分の席に座る、そしてロムは厨房に戻って行った
「只今戻ったぞ・・・・うん?」
ロムが厨房に戻るとおどおどしたシエスタが、そしてその後ろにはマルトーを中心としたコック達が
「聞いたぞ!あんた貴族と決闘するんだって!?」
「応援しているからな!!」
「あんたが勝ったらここの奉公人皆集めてパーティだ!っと言っても料理は余り物だけどな!」
もう既にお祭り状態だ、シエスタが言うには余りにも心配であったので先輩メイドに相談した所、それがあっという間に広まったらしい
「あの、怪我はしないようにしてくださいね・・・・」
「ああ・・・・」
>>56 軍事板にある異世界召喚スレの避難所でやるといいよ
軍事板だけあってかなり設定に厳しいけど
一方ルイズはと言うと心配をしていた
さっきは勢いであんな事を言ってしまったが冷静に考えるとそれはとんでもない事だ、平民がメイジに挑むなんて・・・・
「あらあらなんであんたそんなに暗い顔してるのよ」
ルイズの隣にキュルケが座ってきた
さらにその隣にずっと本を読み続けている小柄で眼鏡をかけ、水色の髪をした少女タバサが座った
「何のよう・・・・」
天敵相手に小さな声を出すルイズ
「聞いたわよ、あんたの使い魔、そうそうロムがギーシュと決闘をするんだってね。
それであんた自身どう思っているのかなーって。心配なの?」
「心配なわけないじゃんあんな奴・・・・」
ルイズは前にあったコップの中身を飲み干しながら言った
「私はあの人が勝つと思うわよ。だってあんなヒョロ男なギーシュより強そうじゃない!タバサあなたどう思う?」
「・・・・・・・・」
タバサは前の皿からパンを千切って黙々と食べている
「・・・・どっちとも興味ない」
「あらそう、面白そうなのにね〜」
するとルイズが立ち上がる
「あんたの顔見てたら食欲失せたわ。授業始まるまで部屋で寝てる」
そう言って食堂から出ていった
「あ〜あ、何なのあいつ、さっきまで元気だったのに」
「・・・・責任を感じているのよ」
タバサがポツリと言った
ヴェストリスの広場は学院の敷地内、『風』と『火』の塔の間にある
そこは日中でも日があまり差さない、決闘にはうってつけの場所だがすでにそこは噂を聞き付けた生徒達で溢れていた
なんたってあの色男ギーシュとあのゼロのルイズが呼んだ平民の使い魔が闘う、それだけ聞いても見る気を注がせる
「結構集まっているじゃない」「・・・・・・・・」
キュルケとタバサが火の塔側のギャラリーにつく
「ロムさん・・・、大丈夫かしら・・・・」
シエスタも心配して見に来ている、そして・・・・
「ハァハァ・・・・、何よあいつ、あれだけ偉そうに言っておいて、まだ始まってないじゃないの!!」
あれだけ心配していたルイズもやはり来ていた
ギーシュは真ん中に立っていたがそこにはロムは居ない、そしてそのまま時が過ぎた
ギーシュが薔薇の花を掲げる
「諸君、僕はとある平民と決闘をする為にここに来た。しかし、肝心の平民はまだ来ていない。これでは決闘が出来ない・・・・」
ギーシュが続ける、その顔には笑みが浮かんでいた
「それは何故だと思う・・・・、そこの君!」
「・・・貴族であるギーシュに怖じけついたから?」
「皆はそう思うかい?」
周りがざわつき始める、まさか・・・・本当に逃げ出した・・・・?
周りがそんな推測をし始める
「彼は今頃になって闘う事が恐ろしくなったのだ、決闘に遅れるなどあり得ないだろう。
しかし僕はそんな事は気にしない次彼に会ったら暖かく迎えようと思う」
(ちょ・・・・ちょっと待ちなさいよ!なんでそう決めつけようとするのよ!)
「まああれだな、主人がゼロだと使い魔もゼロなんだな!」
(マリコルヌあんた何言ってるのー!)
まあゼロだからな、ゼロだから仕方ないか、あはははは!
周りがそんな声をそんな事を口にし始めた
(何でよ・・・・何でこうなるのよいつもこうなるのよ・・・・)
真っ赤になったルイズは早くここから抜け出しいと思うようになる
(ふむ、まさかこうなるとは思ってはいなかったが取り敢えずよしとしよう、これで初勝利だ!)
何に勝利したかは読んでいる貴方に任せた!
「ではこの決闘!これでお開きに・・・・」
そう言おうとした瞬間であった!!
「待てぃ!!!」
支援
来たな・・・・・支援
ウィザードリィ4のホークウィンドさん。
エルフのニンジャ。悪の魔法使いワードナを討伐した冒険者パーティの一人。
レベルを上げまくっているのか、核爆発の魔法にすら全然ダメージを食らわないバケモノ。
「!!?」
突然の声に驚きを隠せない生徒達、彼らは一斉に声の出所を探し始めた
〜握れば落ちる砂の一粒は元は巨大な岩石であった〜
(いっ今のロムさんの声!どこから!?)
シエスタもキョロキョロと当たりを見回す
「・・・・・・・・あれ」
「え?ってあれ!?」
タバサが杖を向けた先にキュルケが絶句する
〜風によってそれは砕かれていったのだ〜
「あんた・・・・、何でそんな所にいるのよー!!!」
ルイズが叫んだ先は・・・・、風の塔の頂上に立つ人影に向けたものであった
「我は風となりて敵を討つ・・・・、
人、それを『風蝕』と言う!!」
「何者だ!?」
ギーシュが叫ぶ!
「お前に名乗る名前は無い!!とうっ!!!」
人影は頂上から飛び降り、着地、何事もなかったかの様に立っていた
そこに居たのは、紛れもなくロム・ストール本人であった
ロム兄さん相変わらずだwww って事で支援
さすがロム兄さん。
タイミングも名乗る場所もバッチリだ。
久しぶりに来てみたら……
凄い伸びてるな
作品数も、前見たときは二つだけだったのにめちゃくちゃ増えてるし
何気に今ゼロ魔ブームなのか?
兄さんはホントに高いところが好きだなw
>>79 ベイダー卿スレの完成度の高さとジョジョスレの勢いのおかげでブームになった気がする
以上です
ルイズの表情の書き方が甘いなー
タバサとシエスタもっと書きたい
あとやっとで兄さんまともに名乗りが出来たよ
とりあえず俺はゼロの電王の続きを心待ちにしてる
作者は気がむけば続き書くかもとか言ってたからその希望にすがる
名乗らないのが名乗り それがロム・ストール・クオリティ
86 :
ゼロのしもべ:2007/07/12(木) 01:45:23 ID:???
フーケの前に立つバビル2世。
その背後には3つのしもべが控え、辺りを睥睨している。
「なぜお前はぼくの名前を知っていた。どこまで知っているんだ?」
「ど、どこまで……」
訊かれても、ほとんど知りはしない。
ただあの仮面の男に妙な絵と、名前を教えられただけなのだから。
「仮面の男とは誰だ?」
仮面の男といわれても、自分はただアルバイトを頼まれたに過ぎない。詳しいことは何も…。
と、ここまで来てフーケは気づく。自分はこの少年にバビル2世などと一言も言っていないし、今だって何一つしゃべっていないのに、
それに応えるように話しかけてくるではないか。まるで、心でも読んでいるように。
「そうだ、ぼくは心を読むことができる。だから隠してもムダだ。素直にしゃべったほうが身のためだぞ。」
なんということだ。ということはこの少年は初めから自分がフーケだと気づいていたのだ。
あの会議のときに私を重罪人に仕立て上げたのも、すべてこの少年の企みだったのだ。
身震いをするフーケ。
このまま黙っていてもただで済むはずがない。だが、この少年はあの仮面の男についてなにか知りたがっているようだ。
素直に話せば逃がしてくれるかもしれない。
「そ、それは…」
と、口を開きかけた瞬間、バビル2世がフーケ目がけ何かを放った。
昼間、武器屋で手に入れたリベットであった。リベットを指で弾いて、弾丸のように吹っ飛ばしたのだ。
「ひぃい!」
淑女とは思えぬ声を上げ、身を縮めるフーケ。
だが、リベットはフーケを掠め、その背後の木に突き刺さっていた。
木は突き刺さった箇所から血を流している。
「フッフフ…」
木がぐにゃりと動く。幹から、リベットを腕で受け止めて奇妙な格好の男が現れた。
「何者だ。」
「ジャキ…」
タバサが呟いた。
「ほほう、このわしを知っているのか。左様、わしの名前は不死身のジャキ。」
腰に刺した片刃の剣を抜く。
「その娘にしゃべられると不都合なのでな。始末させてもらった。」
なに!?とフーケを見ると、チアノーゼ特有の顔色になり、ぐったりと身を横たえている。
ギーシュ涙目始まったな……。
後、タバサは「〜よ」と語尾は付けない気がした。些細な事ですまん。
88 :
ゼロのしもべ:2007/07/12(木) 01:46:40 ID:???
その首筋に、小さな針が刺さっていた。
「まるで忍者だな。」
「ははは。左様、わしは忍びよ。もっとも忍び殺しのジャキとしてのほうが有名だがな。今はメイジ殺しのジャキと言ったところか。」
白刃が宙でゆらゆらとゆれる。
「こ、これは……」
「忍法、ナナフシ…」
ジャキの身体がぼやけていく。ぼやけた身体が闇に溶け、完全に姿を消す。
「くっ!ロデム!ロプロス!」
ロデムがルイズたちを捕まえてロプロスに飛び乗る。ロプロスが空中に逃げ出す。
「これで3人が狙われることはなくなった。」
精神を集中させ、辺りをうかがう。しかし一切、人の気配らしきものはない。
「ならばあぶりだすまでだ。」
ぐっと拳を握って、交差させる。左手の紋章が強く発光しはじめた。大地が揺れ始め、バリバリと表面がめくれ上がっていく。
精神動力、サイコネキシスだ。
木が引き抜かれ、岩が飛び、森が震える。
「ぐ、わわわ!?」
ナナフシの術とは、己を木と思い込み姿を消すという昆虫「ナナフシ」に見習って、己を岩や壁、土や木と思い込むことにより、
他人にも木石と思われ、気にされなくなる術である。しかし、このときバビル2世により精神をかき乱され、己を木石と思い込めなく
なり、結果姿を現したのであった。
「ええい!なんという力だ!さすがは我らボスの宿敵!」
くるくると回転しながら、広場の中央、小屋の残骸跡に着地するジャキ。
「こうなれば奥の手よ。」
懐からたすきよりも長い布を何十本も取り出す。それを四方八方に投げ、自分の周囲を布で覆ってしまう。
「ふっふっふっ、忍法、布砦。」
精神動力をやめたバビル2世がじっと眼を凝らす。
布はまるで生きているかのように徐々に伸び広がっている。
「いったい何を企んでいるんだ…む?」
気づくと足元にまで伸びていた布がバビル2世に絡み付いていた。
「こ、これは!?」
布はたちまち手足を包み、絡まり、縛っていく。バビル2世はどんどんミイラ男のような姿になっていく。
ふ、フーケ死亡!?
90 :
ゼロのしもべ:2007/07/12(木) 01:48:31 ID:???
忍法布砦。
川を流れる布は、流れを邪魔する異物があればたちまち絡まりつく。同じようにこの忍法は布の流れを邪魔する異物に触れると、
たちまちまとわりつき、身体の自由を奪ってしまうのである。
すなわち中央にいる術者は、まさしく砦の主のごとく、布という防護壁に守られたも同然になるのだ。
「念には念を入れさせてもらおうか。」
絡み付いていない方向の布を手繰り寄せ、再び、今度はバビル2世めがけて投げつけた。
地面に落ちた布は空に伸び上がり、ジャキと瓜二つの姿に変化する。
投げ飛ばした布の数だけのジャキが誕生し、それが白刃を構え、悠々とバビル2世に歩を進めていく。こうなってはもはやどれが
本当のジャキであるかわからない。
「忍法布分身。」
これだけの刃を受ければさすがにバビル2世といえどもひとたまりもあるまい。ジャキたちが一斉に刃を振りかぶった。
「甘いな、ジャキ。」
布の中からバビル2世の声。たちまち布が燃え出し、灰に変わっていく。
「お前たちのボスからぼくのことを聞いているんじゃないのか?同じ能力を持っている、と。」
分身体が燃え出す。残されるはジャキただ一人。
「げえっ!火炎放射か!」
しまったとばかりに慌てて刃を振り下ろす。だが、一瞬早く、喉へとリベットが叩き込まれていた。
そして刃をかわし、眼にも留まらぬ速さでつかみかかる。
「エネルギー衝撃波を食らえ!」
ブワァッ、と身体が弾けたように電撃が走った。ジャキの全身が閃光を上げ、火花をふく。
まるで花火セットにマッチを投げ込んだようだ。
そしてそのまま倒れこむ。おそらく内臓がズタズタに引き裂かれたのだろう。口から吐いた血の泡が沸騰してこびりつき、
身体のあちこちが破裂したようになり骨さえ見せていた。
「ロプロス。」
安全を確認したバビル2世がロプロスを呼ぶ。降り立ったロプロスからロデムが慎重に3人を降ろす。
3人とも、あのタバサでさえ怯えていた。それもそのはずだ。大地を揺るがしたかと思うと風を起こし、炎で攻撃を弾き飛ばす。最後は
電撃でとうとう敵を絶命させてしまったのだ。水の系統以外の全ての魔法を使いこなし、しかもそのいずれも一流のメイジかそれ以上、
といった具合であった。もはや誰もエルフであるということは信じていない。
「詳しいことは、帰って話そう。そんなことよりもフーケ…いや、ミス・ロングビルの遺体を…」
遺体が浮かび上がりバビル2世の元へ。
「ロプロス!」
「きゅる?」
いつのまにかロプロスのそばにタバサの使い魔がいた。もっともロプロスはロボットなので、黙して語らず。一切の反応はない。
「まあ、一緒に乗せていけばいいか。」
そう言って、3人にロプロスに再び乗るように促す。怯えていたため、すんなりと指示に従ってくれる。
ただ、タバサのみが違った。
タバサはすたすたと見るも無残なジャキに近寄り
「火を。」
と催促したのである。この場合、バビル2世にしたのかキュルケにしたのかは不明である。
「火葬にするの?いまそんなことしなくても…」
あのタバサが、と珍しく思うがそれ以上に怯えてキュルケが言う。色々な意味で物騒なのだ。なるべく離れたいに違いない。
「早く。」
催促するタバサ。だが、
「今はとりあえず、学院に破壊の杖とフーケの正体を知らせることが先決だ。」
と、しぶるタバサを無理矢理乗せる。だが普段から自己主張しないタイプなので、すぐに諦める。
その間に、瓦礫の山を掻き分けて破壊の杖を見つけ出したポセイドンが、バビル2世に杖を渡す。
そしてポセイドンはロプロスの足につかまり、ロデムが飛び乗り、大空へ3つのしもべが飛び上がった。
3時間後――
いつまでたっても戻らぬジャキを探しにやってきた白仮面が見たものは、瓦礫の山と、綺麗なジャキの死体であった。
あの恐るべき負傷は、軽いやけどの治りかけのように綺麗に消えているではないか。
そして白仮面の見ている前で心臓が動き出し、眼を開いて起き上がった。
「見ての通り、おまえの予測どおりだ。」
「この惨状、しもべが現れたのか。いくつか、しもべらしきものの噂を聞きつけ慌てていたのだが…」
「いずれにしろ、我らのボス――」
「「ヨミ様に急ぎお知らせする必要がありそうだな。」」
92 :
ゼロのしもべ:2007/07/12(木) 01:52:12 ID:???
ふー、以上です。
なんか一気に書き上げちゃったよ。明日も仕事なのに…。
書いて思ったこと。やっぱり忍者ものはおもしろいなぁ。というか横光が面白いんだけど。
あと、原作のジャキは布砦・布分身は使いません。
>>89 ヒント:死亡キャラがよみがえるのは漫画ではよくあることなので
事実上未定です。いまは死んでるがな!
バビル2世外道すぎwww
同じ超絶超能力者でも超人ロックとは訳が違う非道さだなw
>>87ニコニコの影響でタバサ=綾波って感じになってますからorz
しもべさんGJ!!何やら物凄く大変な事に・・・・
やっぱりヨミかー!
しかしバビル、ツメが甘いな
やっとヨミ様登場かー、投下乙&GJ!
しかしゼロ魔世界と横山作品の世界がここまで違和感無く共存できるとは…
意外だ、というよりは作者殿の文才あってこそですな、続きを期待していますぞ!
気を付けろ皆の衆!この面白さは間違いなく孔明の罠だ!!
>>94 ロックさんはとりあえず瀕死になるまで攻撃くらってくれるじゃないか!
*劇的駄文警報
鰤です
煮付にしても旨いオサレな魚です
苦手OR嫌いな方はZero's DEATHberryをNGワードにしてください
バビルの職人さんGJです、続きが楽しみだぜぃ
超人ロックとバビル2世とニュウ・エイブは俺の中で三大超能力者
「おまえは・・・」
『あ?』
「お前は一体誰だ?」
Zero's DEATHberry ――ゼロの死神
『関係無いだろ?そんな事。』
「なっ!!」
『そうじゃねぇか!?俺たちは決闘・・・殺し合いをしているんだ』
「殺し合い」という単語が出たときギーシュの身体が一瞬強張る
『どちらかが生き、どちらかが死ぬ。お前が生き残れば俺は消え、俺が生き残ればお前が消える。』
この戦いが終わればその問いは無意味になる
「ちょっと!!殺しちゃだめよ!!」
慌ててルイズが止めようとする
『余計な手出しはするんじゃ無えぞ!!』
ギーシュが錬金によって作った剣を作った本人の足元に投げ
『斬月』の柄布を持って勢い良く振り回し始める
『さあ、剣を取れよ!!剣、すなわち窮鼠が虎にかみつくための牙だ!!』
「取っちゃ駄目!!本当に殺されるわよ!!」
始めは、一護が心配だった、ギーシュにやられてしまうのではないかと。
しかし今はギーシュが、先ほどまで自分の使い魔だった『それ』に殺されてしまうのを恐れていた
「此処まで来たら・・・後には・・・引けない!!」
ギーシュが剣を引き抜く
それと同時に『一護』が紅い狂気を孕んだ刃を撃ち出す
『これで終わりだ!!てめえはこれで』
「『 消 え る ん だ 』」
二人分の声が響いた
数刻前のトリステイン魔法学院の学院長室
ドアが壊れんがばかりの勢いで開け放たれ中にコルベールが飛び込んできた。
「オールド・オスマン、大変です!」
その声に一人の老人が応える
「まったく。ノックもせずに何事だ」
この老人こそこ学院の学院長オールド・オスマンその人であった
「と、とにかく、これをご覧になって下さい!」
一護のルーンのスケッチをオスマンに手渡す
ド ド ド ド ド ド ド ド ド・・・・
「詳しく教えてくれ、ミスタ・コルベール」
ド ン!!
>>102 お前は俺か!?
俺以外にその二人と並べてニュウ・エイブ出してくるやつはじめて見た
促されて説明を始めるコベール、勢い良く、唾が飛びそうな程に
むしろオスマンに絶えず唾を振りかけながら説明を終えた
「それで始祖ブリミルの使い魔『ガンダールブ』に行き着いた、というわけじゃね?」
「はい。それから彼が死神であるという点ですが・・・」
「我々の知るそれとは全くの『別モノ』と?」
今度はドアが壊れんがばかりの勢いでノックされる
とっさにスケッチを隠すオスマン
「誰じゃ?」
「ロングビルです。オールド・オスマン」
声の主はロングビル、オスマンの秘書である
「何の用じゃ?」
「ヴェストリの広場で、決闘をしている生徒がいるようで、大騒ぎになっています。
止めに入った教師がいましたが、生徒たちに邪魔されて、止められないようです」
「まったく、暇をもてあました貴族ほど、性質の悪い生き物はおらんわい。で、だれが暴れておるんだね?」
「一人はギーシュ・ド・グラモン」
「あのグラモンとこのバカ息子か。で、相手は誰じゃ」
「…それが、メイジではありません。ミス・ヴァリエールの使い魔の死神のようです」
いや、ニュウ・エイブは基本だろう。
ここでジャスティとか言い出す奴は素人さHAHAHA!
微かな振動が伝わる、悲鳴が聞こえる
それらは、ちょうど、ヴェストリの広場がある方向から伝わってきた。
嫌な予感がする
そう感じたオスマンが杖を振ると、壁にかかった大きな鏡にヴェストリ広場の様子が映し出された。
『修羅場』
今まさに、一護の凶刃が放たれる瞬間だった
煽り:次回お約束の仮面剥ぎ
> ド ド ド ド ド ド ド ド ド・・・・
>「詳しく教えてくれ、ミスタ・コルベール」
> ド ン!!
なんというお約束www間違いなく背景は白
超人ロックやバビル2世のようなメジャーエスパーじゃないけど
マイナーすぎて知ってる人すらいないんじゃないかと思うスターシマックもよろしく
(一体何が起きた?)
黒髪黒ずくめの目つきの悪い20歳くらいの男は心の中で一人ごちた。
胸には剣に絡みついた一本足のドラゴンのペンダントがかかっている。
(そうだ、今日の朝は桃缶特売日で早めに起きて市場に向かったんだ)
(そして途中で阿呆執事キースが現れて・・・・・・そっから記憶が途切れてる)
空を見上げると既に陽は真南に位置し昼を回ってる頃だろう。
「ったく・・・とっととキースの野郎を見つけて桃缶の恨みを晴らさないとな」
そこでようやく現実に引き戻された。否、砂煙が晴れて自分が現在置かれている状況が見えたからだ。
「ど・・・どうして・・私が平民なんか・・・」
目の前の桃色の神をした少女が呟いていた。ああ、桃缶食いたい。
「アンタどこの平民」
「は?」
そう言うと同時に周囲から笑い声が聞こえてきた。
「ははは、さすがゼロのルイズだなぁ」
「くく、平民が使い魔かよ」
(とりあえず状況を把握しよう・・・見知らぬ奴らに囲まれて、周囲の建物にも見覚えは・・・)
(ローブ・・それに塔・・・・?まさか牙の塔か?いや、似てるようだが違う)
「ちょっと聞いてるの!」
「ん?」
「どこの平民かって聞いてるのよ!」
「どこの平民かと聞かれてもなぁ・・・」
(第一声が「どこの平民」とは・・・状況がいまいち把握できない)
(手っ取り早く聞いてみるのが最善か)
「ミスタ・コルベール、やり直しを要求します」
桃色髪の少女は教師風の男にやり直し請求をしているようだ・・・なんのこっちゃ
(状況を整理しよう、牙の塔ではないが魔術士の養成所みたいな雰囲気だ
まさか王都か・・・・?いやそれにしても不自然だ)
そうこうしている内に桃色髪の少女はこちらへと近づいてきた
「感謝しなさいよね、貴族にこんなことされるなんて普通は一生ないんだから」
「我が名はルイズ・フランソワーズ・ルブラン・ド・ラ・ヴァリエール。
五つの力を司るペンダゴン、この者に祝福を与え我の使い魔と為せ」
(この少女の名前はルイズって言うのか・・・ん)
不意に近づき接した唇にオーフェンは反応できなかった
「んなっ!いきなりなにをするんだ!俺は年下には興味ない・・ってそうじゃなくて!」
「うるさいわね!」
その言葉の後に発せられた呪文と同時に、耳をつんざくような爆音が鳴った
(魔術?・・・構成が見えなかったな)そんなことを思いながらオーフェンの意識は闇に落ちた
----------------------------------------------------------------------------
思いつきで書いてみたけど、SSってムズいなw
需要があれば細々と続けます。
遠慮なくおやりなさい
オーフェンktkr
オサレシーンを活字にするのは難しいなwww
>なんというお約束www間違いなく背景は白
それ+見開きでオスマンとコルベール、そしてルーンが描かれた紙のアップ
横の余白には次週の予告煽りが…俺には見えた…w
やたら筋骨隆々としたオスマン想像して吹いた
オーフェン続き期待。
投下したいがOK?
問題ない。
気がつくと、僕はあの青い部屋に居た。
イゴールとエリザベスが僕とテーブルを挟みたたずんでいる。
「また、お目にかかりましたな」
・・・あれ?僕はどうして此処に居るんだろう?
確か、ギーシュに負けを認めさせて・・・そうだ、シエスタさんにちゃんと謝るように約束させた後、ルイズが急に駆け寄ってきたんだ。
確か『その力は何だ』とか、『なんで力を持ってた事を言わなかったのか』とか問い詰められたんだっけ。
そうこうしてる内に急に眠たくなって・・・
「そうですな、貴方様は再び意識と無意識の狭間に参られた。初めてのペルソナの発動の後は皆様同じような体験をなさいます」
・・・その口ぶり、あの力・・・ペルソナの事を知っているんだね。
そう、あの無数に浮かんだビジョンの中には、この部屋も混ざっていた。
心の海から浮かび上がるペルソナ・・・僕はここで無数の自分と向き合った。イゴールの手を借りて。
そして、エリザベス。彼女のビジョンは幾つもの意味で強烈だ。
いまこうして視線を向けると、微かに微笑まれた気がする。このビジョンに関係あるのだろうか?
「・・・さて、貴方様には、どうやらペルソナについての詳しい説明は不要のご様子だ。ならば早速これと・・・お預かりしていた品々をお返しいたしましょう」
・・・?そう言って手渡されたのは、この部屋のような深い青色の鍵。そして、無数の統一性の無い物の数々。
これは、手製のチョーカー?車の鍵にバイクの鍵、何かの賞状や認定書みたいなものもある。
なんだろう・・・見てると、さっきみたいにビジョンが浮かんでくる。
暖かい親愛の心、かけがえの無い友達、別れ、約束、誓い・・・それに、愛しさ。
なんだろう・・・触れるだけで、何かが湧き上がって来る気がする。
「その鍵は、このベルベットルームのお客人である証。それらの品は、貴方様がかつて最後の時を迎える際に此処へ残されたものです。
再びこの部屋に立ち入られた貴方様にとって、必ずや必要となるものでしょう」
その言葉を聞くと同時に、また意識が遠くなる。以前ここに来た時のように。
「今度は貴方様の意思で此処へ立ち寄られる事でしょう。その時をお待ちしておりますぞ」
薄れる意識の中で、イゴールの言葉は消える事無く心へ届いていた。
「・・・ん・・・?」
「っ!?」
まぶしい光を感じて寝返りを打つと、隣から驚いた様な気配が伝わってきた。
何だろう?軽く目を開けると、ぼんやりする光の中で、ルイズが慌てたように突っ伏す姿が辛うじて見えた。
・・・?何をしてるんだろう?
はっきりとしない意識でそんな事を思って、ようやく自分が固い床じゃなくてベッドに寝ている事に気がつく。
あれ?このベッドはルイズの・・・?何で僕がベッドでねてて、ルイズがベッドの横の椅子に座って寝たフリをしているんだろう?
心底不思議でルイズを眺めていると、ドアが開いてメイド服のお姉さんがやってきた。
「・・・シエスタさん?」
「キタロー君、目は覚めた?」
優しげに微笑んでるメイドさんは、確かにシエスタさんだ。
手にはトレイ。パンや軽いサラダといった食事が乗っている。
「昨日は急に倒れたから心配したんですよ?」
「・・・あ・・・うん、何だか急に眠たくなったから・・・つい寝ちゃって」
「困った子ね。でも、怪我がなくてよかったわ」
まぁ、決闘自体はお互い怪我は無かったけど、酷く疲れたのは確かだったなぁ。
やっぱり、あのビジョンのように・・・ペルソナを呼ぶなら、銃のようなアレを使ったほうがいいのかな。
そんな風に物思いにふけっていると、ベッドの隣の小机に朝食を並べながら、シエスタさんはルイズを一瞥して、不意に僕の耳元に唇を寄せて囁いてきた。
「ありがとう、ね。キタロー君」
「え?」
「あの後ね、あの貴族のギーシュ様が謝りに来てくれたの。『動転していたとは言え、女性に向ける暴言ではなかった。どうか許して欲しい』って」
「・・・ギーシュ、約束・・・守ったんだ」
決闘の目的が果たせたなら、今の今まで眠る事になったのも許せるかな・・・
耳朶をくすぐる吐息にくすぐったさを感じながら、そんな事を思って。
「でも、私、キタロー君にも謝ってもらわないといけないわ」
「・・・え・・・!?」
続けて告げられた思いもよらない言葉に絶句した。
「だって、キタロー君は平民じゃなくてメイジなんでしょう?私に嘘をついたわ」
ああ、そういう事か。
確かに、あの力・・・ペルソナは、普通じゃないのはたしかだよね。
メイジの魔法の一種と思っても不思議じゃないかもしれない。
「違うよ。僕は・・・魔法は使えない。あれは僕にも良くわからない力なんだ」
これは嘘じゃない。いくつかのビジョンを見た後でも、あの力・・・ペルソナ能力が何なのかといわれれば、僕は答える事が出来ない。
心の力・・・そう答えるのが精一杯だと思う。
「でも、あんな力があるって先に言ってくれれば、私だってあんなに心配はせずに済んだわ。反省してください」
「いや、僕もアレを使ったのは昨日が「言い訳しない!」「ごめんなさい」
あ、胸をそらして腰に手を当てた『怒ってるぞ』ポーズだ。
でも、そのポーズ・・・スタイルいい人がやると目のやり場に困るなぁ・・・
「うぅ・・・反省してます」
「ダメ、ゆるしてあげません」
うわ、ホントに怒ってる?機嫌直してほしいなぁ・・・正直、シエスタさんには嫌われたくないし。
これは逆らわない方が懸命だよね。
「本当に反省してるなら、私の言う事を一つだけ聞く事。いい?」
「・・・な、何かな・・・?」
な、何を言われるんだろう?イモの皮むき?洗濯の手伝い?それくらいなら・・・
え?な、何!?何で僕を引き寄せるの?なんで僕の首に腕を回して・・・っ!?
「私のこと、これから・・・シエスタって呼んで・・・ね?」
「・・・何、調子に乗ってんのよ・・・人の頭の上でぇぇぇっ!!!」
うわ!そういえばルイズが居たんだった!!
地獄の底から響くような声出してゆっくり身体を起こしてる・・・目が完全に据わってるし!?
何か蛇でも髪に仕込んでるみたいにウネウネ動いてるけど、それってもしかして魔法!?魔法なの!?
「ひ、ひぇぇぇぇっ!?」
「ル、ルイズ・・・落ち着こう。落ち着こうよ・・・そうだ、素数を「やかましぃぃぃぃ!!!」
直後起こった爆発は、僕をベッドごと中庭まで吹き飛ばしていた。
咄嗟にかばえたシエスタさんは無事だし、僕はペルソナのお陰か無傷だったのが救いとは言え、お陰で朝食は黒コゲ。
午前は空腹と戦うことになりそうだった。
そんな調子で始まったキタローの一日は、昨日とは大きく変わっていた。
主な要因は、やはり決闘で見せたあの力だ。
貴族達は彼を一種のエルフの亜種とでも思ったのか、只の平民扱いはしなくなった。
その代わりに、決闘を幾人かが申し込んできた。どうやらギーシュに勝ったキタローを倒して名を上げたいらしい。
「疲れるし、どうでもいい」
もっとも、そういった決闘の申し込みにキタローは一切応じなかったが。
変わったと言えば、昼食も大きく変貌を遂げていた。
シエスタに招かれるままに向かった厨房で
「俺は貴族と魔法は大嫌いなんだ!」
「はぁ・・・」
「お前さんは魔法みたいな力を使ったな?」
「そ、そうだけど・・・」
「だが、お前さんは平民のシエスタの為に命さえ張ってくれた。だから、ワシはお前さんのことは気に入った!」
厨房を預かるマルトー親父にいたく気に入られたらしく、腕によりをかけた料理を振舞ってもらえるようになった。
正直、昨日から考えれば2食ほど抜いていた事になるので非常にありがたい。
本能のままに食べていると、今度はその食べっぷりを気に入られたらしく、妙に意気投合してしまう。
「で、この料理だけど・・・こんな調理法は出来る?」
「ほう?そりゃ聞いた事無いやりかただが・・・面白いな」
元の世界の料理を幾つか教えてしまったりもした。
余談だが、これが後にトリスティン料理と呼ばれる新しい料理の形を生むことになる。
そして午後の授業があり、その夜。
キタローは学園から少し離れた砂地に立っていた。
古く半ば崩れた城砦が取り囲むそこは、攻撃的な魔法の訓練を行う際に使われる演習場だった。
二つの月が淡い光で照らす中、佇むのは二つの影。
「・・・こんな所でしか話せない話って、何ですか?」
「正確には話ではないのだけれどもね。私は、生徒のためにも君のことを知る必要がある」
既に揺らめく幻影・・・オルフェウスを呼び出したキタローと。
杖を手に、既にかつての異名・・・炎蛇を無数に呼び出した教師コルベールと。
さらには崩れ落ちた城砦の影から、二人を見つめる二つの視線。
その時、その地に集まった者たちだけが、ゼロと呼ばれた少女が一体『何』を呼び出したのか・・・知る事になる。
今日はここまで。昨日はアクセス規制かかってて書き込めなかったですよ〜
というわけで、今夜にはキタローVSコルベール先生を投下したいです。
おお、新しくオーフェンも来たのか。
楽しみがまた一つ増えたぜ。
乙です
投下しますー
「う…む、それでミス・ヴァリエール、これはいったいどういう状況なのかね?」
あ、ハゲが起きた。どういう状況って?こっちが聞きたい。
でもそれ以上に眠い。早く寝たい。
「爆発のあとに彼があらわれたんです。ミスタ・コルベール」
だから早く帰って部屋で眠らせろハゲ。
「ふーむ、それはつまりサモン・サーバントでその妙に落ち込んでいる彼を召喚したということかね?
となると君は彼と契約せねばならんことになる」
オイコラ待てよハゲ。何でこの私がこの超魔王(?)とか言っちゃってるバカと契約しなきゃいけないのよ
「ゼロのルイズが平民の妙に落ち込んでいるガキを召喚したぞ!」
「さすがはゼロのルイズだな、お似合いの使い魔じゃないか!」
今何か言ったやつ、そこに並べ。片っ端から粛正してやるから。
「あのガキちょっと落ち込みすぎじゃないか?」
「ちょっと可哀想よね…突然呼び出されたらやっぱり恐いのかしら?」
この流れは…マズイ!私が悪役になりそうな予感!
一刻も早く流れを変えないと!
「待ってください!ミスタ・コルベール!平民の使い魔なんて聞いたことありません!」
まあさっき何かしようとしてたからただの平民ってことはないだろうけど
平民もどきなのには変わりないよね。レベル1だとか言ってるし。
「それでも、だ。使い魔の召喚は神聖なものなんだ。やりなおしは認められない」
堅いこと言ってんじゃないわよ!だからハゲるのよ!
「早く契約しろよ!ゼロのルイズ!」
「そうだぞ!ゼロのルイズには平民がお似合いなんだからな!」
よし!みんなの目がこっち向いた!悪役なんて私には似合わないのよ!
でも今言ったやつら、顔覚えたわよ。あとで覚えてなさい…
>102
その3作品が出てくるところを見ると少なくとも30代と見たw
しかしこれはこれでよろしくない。平民もどきが使い魔だなんて…一生の恥だ。
きっとこれから先も馬鹿にされ続けるに違いない。
超魔王(?)使い魔の主はゼロ(笑)のルイズだ!とか言われちゃうんだ
そしてそして最終的には魔法学校を退学になってしまうんだわ。
家に戻ったらきっと落ちこぼれのお前はいらないとか言われて領地の隅のほうに隠居させられてしまうのよ!
でもでもルイズ、そんなことに負けてはダメ。世間の荒波を乗り越えてこそ強くなるのよ!
魔法がダメならそれ以外で頑張ればいいじゃない。無能だろうと悪知恵が働けば意外と出世できるもんだしね
前にイタズラでコルベール先生の育毛剤を脱毛剤にすり変えたときもバレなかったじゃない。
そうよ!私はやればできるのよ!まずは手始めにヴァリエール家を乗っ取ることから始めるの。
そして思いつく謀略の限りを尽くしてトリスティン王家も乗っ取ってみせるわ。
ゆくゆくはこのハルケギニアも統治してみせる。
そして国家政策として胸を大きくするものを探させるの。
みるみるうちに集まってくる様々な秘薬。そしてそれを使って巨乳かつ美乳(ここ重要)になる私。
ああ、なんてすてきなおっぱい。さよなら微乳。こんにちは美巨乳。ビバ巨乳。
なんてせくすぃーなのわたし。
「ミス・ヴァリエール?大丈夫ですか?ミス・ヴァリエール、聞こえていますか?」
…はっ。しっかりするのよ私。いくら夢でもさすがにHカップにはならないわ。
将来的にはDカップくらいで止まるはずよ。…たぶん。なる…よね?せめてCくらいにはなってほしい。
いけない、また危ない方向にトリップするところだった。
そろそろ本当に寝ないと意識がどこかの異次元に飛んでいきそうだ。
Q.寝るためにはどうすればいい?
A.契約しちゃえばいいと思うよ。
よし。決定。
「分かりました先生。私この子と契約します」
「うむ。では早くしなさい」
さあとっとと契約しようと後ろを振り向くと、
「…どうせ超魔王(?)なんだ、俺様なんか…魔王になったときも誰も俺様のこと陛下って言わなかったし…」
ものすごいネガティブオーラがでていた。
近寄ったらこっちがネガティブになりそうだ。でも契約するためには近づかないといけない。
…よし!覚悟はできたわ!行くわよ!
「というわけで契約するわよ」
「…レベル1、ああレベル1、レベル1…」
聞いちゃいねえ。まあそれならそれで好都合ね。抵抗されると面倒だし。
「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。
五つの力を司るペンタゴン、この者に祝福を与え、我の使い魔と為せ」
そう言って口づける。さよなら私のファーストキス。でも今は睡眠>>>>ファーストキスなの。許してね。
「な、な、な、何をする貴様ーッ!!」
あ、やっと反応した。
「何って契約よ」
「契約?貴様、勝手にって熱っぐああああっ!?何だこれはっ…くっ…」
うわあ…痛そう…まあ私は痛くないからどうでもいいけど。
「使い魔のルーンが刻まれてるだけよ。すぐ終わるから我慢しなさい」
「くあっ…ハァッハァッハァッ」
あ、終わったみたい。
「契約は上手くいったようだね。…ふむ、珍しいルーンだな。ともかく皆成功したようだし、解散だ」
やっと部屋に戻れる!たっぷり寝るぞぉー!
皆もはやく帰りたかったのか飛んですぐに寮に戻っている。
「ゼロのルイズは歩いてこいよ!」
「あいつ、フライどころかレビテーションも使えないんだぜ!」
…いい度胸だ。わざとらしくフライとレビテーションを唱えて、杖をさっき言ってきたバカ共に向ける。
ドォーーン!
一人撃墜。よしっ!
もう一人は…チッ逃がしたか…
第1話「超魔王(?)召喚!」終了!
〜次回予告〜
ルイズ「召喚に成功した私を待ち受けていたのは巨乳党によるいやがらせ!」
ラハール「何だ巨乳党って」
ルイズ「靴に画鋲を入れられても、机に落書きされていても、私は負けない!だって女の子だもん!」
ラハール「…古くさいいじめだな」
ルイズ「もちろん復讐も忘れません。犯人は見つけしだい爆殺します」
ラハール「逃げてー巨乳党のみなさん逃げてー」
ルイズ「次回!爆殺美少女ルイズ第二話!『粉砕!玉砕!大・喝・采!』
次回もあなたのハートにエクスプロージョン☆!」
ラハール「…社長?」
これはwwwww
ラハール様よりルイズのキャラがやばいwwwww
ルイズが黒いwwwGJwww
どんどん長編が増えてく……ここには何人職人がいるんだ?www
マロンではあるが住民が受け入れているのでジャンル制限されてないからな。
参入しやすいんでしょ。
とはいえ、JOJOスレ並の速度になられても困るわけだがw
間口が広いのに煽り耐性低いから今後大荒れしそうなんだよなぁ…
ジョジョスレでも話題になってる専ブラ問題とかもあるし、このスレ大丈夫かしら('A`)
暗黒議会マダー?
Lv1だろうが装備品で無問題。
専ブラ問題ってなに?
と大して調べもせずに聞いてみる
例えば今オレがこのスレをieとかで開こうとすると
「もうずっと人大杉」
となって見られないわけだが、
これは掲示板システムのcgiが過負荷になっているために発生する。
=サーバー負荷が高い状態、というわけ。
これを、専ブラで見ると内容であるdatファイルだけを開いて、
掲示板への展開作業は専ブラ自身、すなわちクライアント側で行ってくれるため
それだけサーバー負荷が減るということになる。
専ブラ入れんのなんて簡単なのに何が問題なんだ?
サンクス
しかし、それのどこが問題なんだ?
専ブラ使ってない香具師が多杉って暴れてる香具師でもいるの?
それとも負荷軽減の為にみんな使おうぜ!
って啓蒙活動?
いい大人が補助輪つきの自転車で走ってたら誰だって ちょwwwwおまwwwww て言うと思うんだ・・・
こと有る事に人大杉で今まで見れなかったを繰り返す子が居るんだろう
その度に専ブラ入れれば見られると言われても繰り返す
またせたな、SS仕上がったから、投下しておk?
待っていた。
おk。
ガンガン行こうぜ
つ【会社のPC】
私は解凍するだけでインストールしなくてもいいかちゅ〜しゃ使いですが。
勝ちダス勝ちダスやったダス〜
何故来ない?
154 :
◆7L3ILCFUdM :2007/07/12(木) 14:04:36 ID:+15CS0Fn
ゼロのマジックユーザー 始動
「あんただれ?」
「あんただれ?じゃないでしょ?どこなの?ここ」
少年ジーニアスは問う。
「トリスティン魔法学院よ。知らないの?田舎者ね」
「シルヴァラントでもそんな所効いたことないよ?どっか辺境のところ?」
さてと、というカンジで教師のほうを向き、
「ミスタコルベール、召還をやり直させてください」
実に嫌な顔でコルベールに話す。
「召還?魔法か何か?」
口を挟む。
「だめです、召還のやり直しは無しです、契約をしない限り、進級できませんよミスヴァリエール」
ヴァリエールと呼ばれた少女は必死の反論。
「平民を召還するなんて前例がありません!しかもなんか生意気な奴!」
「生意気って言わないでよ、初対面の人にそんな事言われるなんて思わなかったよ」
「あぁもう!わざわざ口を挟まないで!ええい、ままよ!」
呪文をつぶやき、唇を当てる。
「なっ!?何するんだよ!」
ジーニアスは嘆く。好きな人がいるのに唇を奪われたのはショックだろう。
対するルイズは唇を重ねてしまったことで顔を赤くする。好きな人でもないのにキスしてしまったのはそれはそれでショックだ。
「どうしてこんなことを…熱っ!」
ジーニアスは痛みのあまり左手を押さえる。
「使い魔のルーンが刻まれてるだけよ。すぐにおさまるハズよ。ほら、早くしなさい。教室行くわよ」
ルイズが言ったとおり、左手の痛みは治まった。ただし彼女の言うルーンは残っていた。
周りを見回す。ドラゴンワイバーンは当たり前、モグラに目の化け物もいる。もといた世界とは大して変わらない。
教室に戻っているのだろうか、生徒は次々と飛んでいく。
ルイズは歩いているが、他の人は空を飛んでいる。
「へぇ…」
「何よ?」
「いや、なんでもないよ」
少し含み笑いをしたら、靴が飛んできた。
「ご主人様を笑うのはどうかと思うわよ…?」
156 :
3/4 ◆7L3ILCFUdM :2007/07/12(木) 14:08:16 ID:+15CS0Fn
「つまり要約するけど、あなた、ジーニアス…だっけ?は別の世界から来たわけね?」
「そうだよ、シルヴァラントっていう世界。あっちじゃぁ素質さえあれば貴族平民関係無しで魔法は使えるよ。
それなりの努力は必要だけど」
その日の夜、ルイズとジーニアスはお互いの世界の情報収集に勤しんでいた。
ふーむ、とジーニアスはうなる。
「じゃ、要約するよ?
1、貴族は魔法が使える
2、ここはシルヴァラントとはまったく関係ない世界
3、進級するのに使い魔を召還しなければならない
4、絶対に契約方法はキス
5、そもそもキスは人間相手には想定されてなかった
…て所かな?」
「そんな所ね。それで、使い魔の視界は私にも見えるはずなんだけど、見えないわね。
で、使い魔は絶対に主人を守る者よ。けど、あなた、剣も使えなさそうだし、体もやわそうだし」
魔法は使えるけどね、と思いつつも合えて口にださない。言うと何か騒動が起きそうだ、と思ったからだ。
「しかたないから掃除洗濯、その他雑用。全く使えない奴が貴族に傅けるのはいいことよ。いいわね?」
全く使えないといわれたのは少しムッと来た。黙りこむ。
それを肯定と受け取ったのだろうか。
「じゃ、明日の朝、頼むわね」
157 :
4/4 ◆7L3ILCFUdM :2007/07/12(木) 14:09:49 ID:+15CS0Fn
「ちょっとまって、僕の寝床は?」
「そこ」
指差したのは床。
「10ガルドの宿でもこんな寝方しなかったよ」
言われた通りにそこに寝転がる。
ルイズはまさかそんなに素直にするとは思っていなかったようで、少し申し訳なくなった。
「はい、これ」
ふぁさっ、と毛布が掛かる。
「少しは情けもあるみたいだね」
「一言多いわよ」
今度はペンが飛んできた。怒りっぽいんだな、と思いつつも空を見る。月は二つ。
ここまでいろいろ見てきたので、この程度では驚かない。
異世界に飛ばされたのは今になってみればなんとも思わない。
だが、姉やコレット、ロイドに会えなくなったのは、すこし寂しくなる。
いろいろ考えていたら、眠ってしまった。次の日、魔法を使う事になるとは知らずに…
ゼロのマジックユーザー マジックユーザー、始動 終了
ジーニアスってだれ?
159 :
◆7L3ILCFUdM :2007/07/12(木) 14:13:00 ID:+15CS0Fn
第一話終了。
>>158 テイルズのキャラ。
意見、感想そのうち頼みます。
テイルズ・オブ・シンフォニアのショタ担当。武器はけん玉。
GJ〜!
ちょうどwikiを更新しまくってた所なんで、ついでに入れとくぜ
考えてみれば、この板でエルフ系(種族的な意味で)のキャラが召還されるのって初じゃね?
ていうか、誰も耳とか見て気づかなかったのか……
>>159 あ、こりゃどうも。
こうやって新規の職人さんは最初か最後に〜〜の〇〇って一言説明してくれるとありがたいですよ。
色々感想言ってくれてスッゲーありがたいです。
じゃ、来週には2話書いときます。
>>161 あの、自分で言うのも何ですが私のもまとめていただけませんでしょうか?
>「そうだよ、シルヴァラントっていう世界。あっちじゃぁ素質さえあれば貴族平民関係無しで魔法は使えるよ。
シンフォニア世界ではエルフの血を引いてるか魔道注入しないと魔術は使えなかったと思う
まとめてくれた方ありがとうございますー。六時ごろに投下しますー
空気読まずにマトリックスのエージェントスミスなんかどうかな。
『そう、この出会い…何事も理由があって起こるというものだ』
『君が私をここに招いたおかげでプラグが外れ、私は自由の身になった』
『もう仮想世界のエージェントなどではない』
『ありがとうお嬢さん』
171 :
マロン名無しさん:2007/07/12(木) 14:43:03 ID:xFKOIx6X
〉〉168
ゼロ世界も似たようなもんな気が
>>171 魔法の有無で身分は決まらないって事だろ、多分
7時頃投下おk?
予約はいりましたー
鳳凰天駒とか、キャラによっては同見ても火を出すメカニズムが謎だからな。
あと、Destinyのコングマンとかリリスとかもはやエスパーかドラゴンボールじゃね?って感じだしな。
ギーシュのボコり方を競うスレはここですか?
リリスは世界を超えての移動すらできる強者だからな。
テイルズキャラ出すならバルバトスだろ…
一瞬一輝兄さん召喚かと思って焦ったわw
最近は変化球も増えてきたけどね
『ギーシュさん』とか
穴子「死ぬかぁ!!生きるかぁ!!土下座してでも生き延びるのがぁぁぁ!!」
ギーシュ「orz
>>170 マリコやらギシュが手を突き刺されてスミスになるわけか
ちなみにこのスレの作品でギーシュ(決闘で)死んだことあったっけ?
つーかバルバドスなら拳一つでギーシュのワルキューレを砕けるだろ
奥義を使うまでもなく
つーか2より無印の方のバルバドスがマジ悪魔だしorz
此処は趣向を変えてメルネス様を
なんだかんだ言ってもギーシュは死なないんだよね
ジョジョスレでも兄貴くらいじゃないか? 長編で殺って話が続いてるの
>>191 しかし小ネタなら、使い魔以外に殺される始末だからな。なぁゴルゴ
ジョジョスレはゼロキャラが別人過ぎてなぁ・・
誰か修練闘士召喚しないかしら。
一輝兄さんくるとデル公の要らなさがMAXIMUMになるな
強さ的に要らない上に戒律的に使用拒否でガチ泣き
ヒドラ市のこと、一生に一度くらいでいいですから思い出してあげて下さい。
どうせなら聖闘士じゃなくて、死んだはずのカシオス呼んでもいいな。
ゼロ魔世界なら俺TUEEEEEEEEEEEEEEできるぜw
しかしキャラが立ってて判り易くてアクがある程度強くないと面白みが。
うむ
市は充分いけるな!
ザンス口調で一々吹きそうだ
それに市には「勝敗は常に顔で決まる」の迷台詞があるからな。
そしてあのゆったりとした動きだな。その癖して毒殺+速度が音速だから始末におえねえ。
風の魔法より速い男
>194
「我は無敵なり〜」
の人達ってことは、誰が来ても7万人全滅できますがなw
忍zardの月影withペッツというのも「使い魔が使い魔をつれている」ってんで面白い気がするな。
ペツ男さんは一斉木鐸しなくても影技使うし、しかも月影が魔法を使うたびに別の使い魔が出てくる。
惜しむらくは、果てしなくマイナーなのと、打ち切り&単行本未収録アリってことで
激しく掘り下げにくそうなところか。
一輝兄さんんとか市はルイズより年下って辺りで噴きそうになる
後はギーシュの所為で弱いイメージの青銅がいきなり最強臭いイメージに
>200
どうだろ?
2巻のガウ君は、5000人倒した所で息切れ始めてたし。
印持ちならもっといけるだろうが、あの世界の人は攻撃力は高いが、怪我もするし体力無限大でもないから。
ロト紋の主人公達の誰かはどうだ?
10万匹のビースト兵団を倒してたが
メガンテ?何のことですか?
使い魔が使い魔呼ぶってんなら、ペルソナ使いは呼び出されてたしデビルサマナーあたりもいいかも
>202
傷顔にーさんなら初手神殺(カオス)で終わりな気もするw
あの人電光を避けるし。
エレとかも炎を肉体がはじくとか言ってるしなー。
正直同レベル以下の攻撃くらってるのってガウだけのような…?
神移レベルまで行かない黒き咆哮ですら
ハルキゲニア世界の人間では攻撃を当てられないだろうけど、全滅は言いすぎか。
>>204 ペルソナ勢と違って制限付けやすいから、結構面白くなりそうかもね
サモンナイトとかも良くない?
東方の八雲紫の式神である八雲藍が燈を式神として使役してるのも似てるな
まぁ、紫はもう召還されてしまってるけど
神とか魔王を召喚するのも
質問なのですが・・・
「宇宙家族カールビンソン」って需要あります?
>>210 ある、がおとーさんやおとーさんの戦友が召喚されるとえらいことになりそうなw
刀から怪光線出す太閤立志伝の剣豪連中
は戦闘・文明バランスはちょうどいいけど
キャラがたってない(プレイヤーの分身だから)
のが惜しい
>214
「台風」を召喚してしまう人とかもいれば楽しいんだがなw
>>215 「いっぱい食べたら・・」ともろかぶりしそうなのでボツです
(元ネタがあれですので)
>211
やはりここはリスのターくんが召還され、契約結ぶの泣き喚いて嫌がるルイズとかw
セラフィックゲートにいるハムスターとか。
前スレのゴルゴ13がまとめに入ってなかったけど、まとめてきてもいいかな?
依頼した<ゴノレゴ
221 :
219:2007/07/12(木) 17:37:08 ID:???
まとめてきたけど、まとめwikiだと『>>』がそのまま使えなかったので、→に変えました。
もし『>>』をそのまま使うやり方があるのでしたら、修正をお願いします。
>>221 GJだ。しかし壊滅した村ってまさかダングルテ
ズキューーン
『ガイバー』からユニット単体を召喚。
契約しようとキスをしたらユニットが開放されてルイズガイバー化。
>>222 つまりアニエスをこっちに飛ばされてきたテレサが拾って2号さんにだな…(首を飛ばされる)
では投下しますー
結局あのあとルイズとかいう小娘についていくことになった。
有無を言わさぬ口調で「ついてきなさい」と言われたからだ。
何度か説明を求めたのだがほとんど無視された。
ときたま反応していたのだがその反応がものすごい目つきで睨んでくるというのだからたまらない。
正直バールよりも恐かった。
それでもしばらく聞いているとあまりのしつこさに折れたのか説明を始めた。
理解できたところを掻い摘んで説明するとこうだ。
・ここは魔法学校
・魔法学校には貴族が通っている。
・私は今すごく眠い
・魔法使いではなくメイジである
・あんたは使い魔で私がご主人さま
・私は今ものすごく眠い
・使い魔はご主人さまの命令には従わなくてはならない
・私は今とてつもなく眠い
・眠いから寝る。おやすみ
・“これ”洗っといて
・私の睡眠を邪魔したらコロス
とのことだ。
「何で俺様がお前なんぞの言うことに従わなくてはならんのだ!というかほとんど分からないままではないか!」
と叫びたい。叫びたいが叫んだらいろいろと終わる気がする。
主に自分の命とかが。
あの眼は本気だった。というわけで諦める。
…投げ付けられた“これ”はどうしよう。
ぱんてぃー。お子さまぱんつ。そんなの洗えと言われましても。
プリニーにでも任せればいいのになぜわざわざ俺にやらせようというのか。
貴族の集まるところならば下働きのプリニーがいるだろうに。
とりあえずまわりはどうなっているかを確認しようと窓から外を見ると
「……は?」
思わず間抜けな声が出てしまったが仕方ないと思う。だって
「な、な、な、」
月が二つあったんだから。
「なんだあれはーーーー!!!……はっ!」
思わず叫んでしまった。叫んでから気付いた。
なにやらベッドの方からものすごく濃い闘気が出ている。
「…私…言ったわよね…?」
マズい。これはマズい。
「ま、ま、ま、待て。別に邪魔しようとして叫んだワケでは…」
「私の睡眠を邪魔したら…コ ロ スって言ったわよねぇ?聞こえてなかったのかしら?」
ああ、眼がイっている。何を言っても無駄な気がしないでもないがとりあえずいっておく。
「月が二つあるのだぞ!?驚いて当然だろうが!!」
「…意味分かんないこと言ってんじゃないわよー!!死ねぇーーー!!!」
ボディブローからワンツーパンチ。
「ちょっと待っ…うげっ」
さらにラッシュラッシュラッシュ。
「ぐおっ!ちょ…マジで死…」
フィニッシュにアッパー。流れる様なコンビネーションだった。ゴングの音が聞こえてきそうだ。
>213
確かに、ゲームキャラでプレイヤーの分身のようなキャラは使いにくいな。
どうしてもオリジナルキャラみたいになってしまうし。
そういうキャラのクロスはやらない方がいいかな。
ルイズ容赦ナサスw
「運動したら目が覚めちゃったじゃない…このバカ!」
人をボコボコにしといてその言い草はないと思う。
「お前が勝手に暴れたんだろうが!」
「…まだ殴られ足りないの?」
うぐ…この俺様を脅すとは…
「…まあよい。それよりなぜ月が二つもあるのだ」
目が覚めたのなら質問にも答えるだろう
「はあ?何当たり前のこと言ってんのよ。最初から二つあるわよ」
…人間界の月は一つだったはずだ。ということは、
「ここは…魔界なのか?」「魔界…って、アンタ何言ってんの?いつまでもそんなファンタジーなこと言ってるとまともな大人になれないわよ?」
…いちいち腹の立つ言い方をする奴だ。
しかし魔界そのものを知らないのか?どういうことだろう
「ていうかアンタいつまで人の下着握り締めてんのよ。さっさと洗ってきなさい」
「うおわぁっ!?べ、別に握り締めていたワケではない!
だいたい何で俺様が洗わねばならんのだ!プリニーにでもやらせればよいだろうが!」
「ぷりにー?何よそれ?」
プリニーを…知らないのか?
少なくとも天界か魔界の住人ならばプリニーのことは間違いなく知っている。
となるとここはどこなのだろう?
人間界ではない。人間界の月は一つしかない。
見知らぬ世界。レベル1の自分。これは実はかなりピンチなのではないか?
「おいお前。俺を今すぐに元の場所に帰…」
いや待て。
Q.今この状況で魔界に戻ったらどうなる?
A.家来どもにバカにされる。下手したら殺されて魔王の座を奪われる。エトナならやりかねない。
「いや、やっぱりいい」
ある程度のレベルに上がるまではこの世界で我慢するしかない。クソッ!
「どのみちアンタは帰れないわよ」
「何ぃ!?どういうことだ!」
「一度召喚したらやりなおしはできないの。だからアンタを送り返す方法がないのよ」
な、なんて不便な魔法なんだ。もう少し呼ばれる側のことを考えろよ…
…時空ゲートがあれば帰れるのだが、
「おい、時空ゲートを知っているか?」
「知らない。何よそれ」
やはり知らなかった。…期待はしていなかったがさすがに少しへこむ
「ま、諦めておとなしく私の使い魔として働きなさい。衣食住くらいは面倒みてあげるわ」
腹が立つが衣食住が確保できるのはありがたい。
別に適当な民家なりを襲って確保してもよかったが今のレベルではそれができるか怪しい。
「ふん、よかろう。レベルが上がるまでは使い魔になってやる。それで?使い魔とは何をするのだ?」
「そうね、大きく分けて三つあるわ。一つめは主人の目となり耳となること」
「どういうことだ?」
「簡単に言えば感覚の共有ね。…でもこれは無理みたい。何も見えないもの」
「二つめは?」
「魔法に使える秘薬を探してくること。コケや硫黄なんかがそうね」
「却下だ。めんどくさい。第一そんなもの知らんのだから探しようがない」
「…期待はしてなかったわ。最後、三つめ。これが一番重要よ。
ご主人さまを守ること。でもこれもアンタじゃ無理ね。弱そうだもの」
「弱そうとは何だ!!弱そうとは!」
「レベル1だとか言ってたじゃない。意味はよく分かんないけど弱いんじゃないの?」
「ぐ…誰のせいでそうなったと思ってるんだ!!それに俺様は悪魔だぞ!レベル1でも人間程度には負けはせんわ!」
「さっきから悪魔だの魔界だの…そこまで言うなら証拠を見せなさい」
「証拠?よかろう、何をすればいい」
ここまできてルイズがニヤニヤと笑っているのにやっと気付く。
ひょっとしてはめられた?「それは明日教えてあげる。とりあえず今日はもう遅いし寝るわ。
…今度こそ邪魔しないでよ?もし邪魔したら…この世に生まれてきたことを後悔することになるわよ?」
…こえー。はっ!そういえば大切なことを聞くのを忘れていた
「ち、ちょっと待て!俺様はどこで寝ればよいのだ!?まさか床とは言うまいな!?」
「あら、分かってるじゃない。毛布くらいはあげるわよ。私も鬼じゃないもの」…鬼ではないけど悪魔だな。口には出さないが。
明日いったい何をさせられるんだろう?そんな疑問を抱きながら仕方なく眠りについた。
この超魔王(?)は逆立ちしてもギーシュに勝てなそうだな
サイトより弱いのではないか
投下終了です
支援
ってーか誤爆したでしょ(・∀・)ニヤニヤ
>>235 誤爆はしていないはずですが…どこのスレでしょうか?
ジョジョゼロの方に誤爆宣言があったから、かな?
なるほど、そうでしたか。
7時の予約キャンセルします
どうした!何があった!?
>>240 映画放送と同時に投下しようと思ってたが致命的なミスがあったのが判明したから無理になった
>>234投下乙です
ギーシュはついに勝利を掴むのか・・・・
自分はジョジョスレに馴染めない・・・・
ジョジョは文庫版全部買うぐらい好きだけどあの空気は何故か馴染めない
まあいいんじゃね?
空気の合う場所に居るのが一番いいよ。
馴染まない場所にあえて行く必要もないでしょ。
>>242 向こうは向こうでこっちの空気に馴染めない人もいるだろうからおあいこですよ
>>ジョジョスレに馴染めない
俺もだ最初はよかったけど
最近はちょいキモ過ぎる
おりゃどっちにも投下してるしどっちも好きだわ
1番好きなのはトレーズ様の妄想するところだけどね!
俺は向こうのスピードに慣れちゃったからむしろこっちのが得意ではないな
ジョジョスレは最近は馴れ合いと叩きが目立って何か嫌になってきた。
とはいえSS読みたいから向こうも見るけどね。
ここでジョジョスレ愚痴らず避難所行け
それは同族嫌悪や近親憎悪みたいなモノ。たとえそう思っても口に出さないのがマナー、モラル。
>>239ってカールビンソンの人か?
映画今日やるのだったらちょうど見れねえorz
>>246 このキャラが来たらって妄想はしとるんだがいかんせん、文才がないからなぁ
254 :
242:2007/07/12(木) 18:57:32 ID:???
>>252 自分ではそう思ってても実際に書いてみると意外と書けるもんだよ。
>>251 7時からの映画だからミュウツーの人じゃね?
マンガ表現をSSに直すのってむつかしいよね
俺は白面のセリフにどうも迫力が出ないんだ
『我が名は 白面に あらじ』
みたいに、いまは『』で括ってるけど、何かうまい書き方ないかな?
>>255 まあ1番の問題は、このスレでしかゼロの使い魔を、知らないということなんだがね
新しく始まったアニメは見てるけど
>>258 OK、明日にでも本屋に行って全巻そろえてこようぜ。
イラスト描くならアニメでいいけど、やっぱ文章書くなら原作読んどかないとな。
まぁ俺なんかがやると文章劣化パクリにしかならないんですがね。
上手い人は本当に羨ましい。
>>258 俺はここを知ってから原作揃えたけど結構おもしろいぞ!
原作って、ベイダーが召喚されるやつでしょ?
>>259 OK!
まあアニメ無印をDVD全巻かりてきたので今見てるとこなんだがね
某SS書いてる身なんだけど、ゼロ使はラノベ版しか読んでないです。
アニメ版も見たほうがいいのかな?
自分もここをみてゼロ全巻揃えた。
ゼロ魔を買ってみた。読んでみた。
ルイズ嫌い……一巻で挫けそうだorz
ゼロ魔のアニメを二期から見始めたけどやばいな
ニヤニヤが止まらなかった、人気出るのがよくわかった
俺も今書いているけど風景やそこにいるギャラリーがイメージが出来ない時はアニメを見る
だけどアニメはアレンジが多くて逆に混乱してしまう
だから結局は元の文書の抜き出しで補っているorz
>>268 原作の2割り増しデレが進んでて、サイトのエロさんが5割増えてて
嫉妬度合いが赤くて3倍くらいになってるからな。
馬鹿犬でなければ、双方堕ちて結婚までしててもおかしくないデレだった。
だがサイトのエロ妄想っぷりは原作がブッチギリ
>>271 原作の2巻を読んでみたがワルなんとかの腹黒さは異常
それと同時に三巻も一巻も読みたくなるほど面白いな原作wwwww
まあ、弱小レーベルとは言えトップを張ってるのは伊達じゃないってことで。
ギーシュがジョジョスレのような黄金ギーシュなら買う。
275 :
210:2007/07/12(木) 19:32:09 ID:???
ととと、とりあえず書いてみた。どうしよう・・・・
特に不満の無い文章で、出てくるキャラは話が進むごとに成長して
力押し一辺倒では無く、ちゃんと緩急がついたストーリーだから、普通に面白い。
ただ、萌えと調教と浮気を削れば11巻が5巻くらいでまとまりそうな内容ではあるけどw
(萌えと調教と浮気が無いと虚無魔法が使えなくなるので無くても困るが)
投下しか有るまい
278 :
210:2007/07/12(木) 19:37:54 ID:???
再度見直しして8時から投下できれば〜と思いますが予約とかかぶってないですか?
それにしてむ文才ねぇorz
投下させていただきます。
ごめん。誤爆
オモシロいからってべつのすれみながらやるもんじゃないわ
ちょっと聞きます
今日中に「∀ガンダム」のクロス張ると思う
>>281 家畜の世話も出来る最終兵器乙
期待して待つ。
283 :
>>281:2007/07/12(木) 19:44:50 ID:???
脱字と誤字
今日中に「∀ガンダム」のクロス張ると思う
↓
今日∀ガンダムのクロスを投下したいのだが良い?
>>281 ロラン君か!?ロラン君なのか!?あわわわ!ルイズが錬金術師目指さなきゃ!
と見せかけて御大将と見た!
どちらにしろ大歓迎
別に許可制じゃないんだから好きな時に投下すればいいじゃないか
いやいや、意表をついてコレン・ナンダーあたりが来たりして
誰が来るにせよ∀は大好きだから期待してるぜ!
ローラ・ローラじゃないのか!?
鏡からカプルがひたすら転がり込んでくると見た!
>>206 ペルソナ使用時以外は普通の人というか銃で簡単に死ぬペルソナ使いと違って
デビルサマナーは鍛えると素でスティンガーミサイル食らってもほぼ無傷だったり
刀で戦艦ぶった斬ったりと基本性能がありえないくらい人外なので
案外と恐ろしいことになりそうな気が
>>287 ゼロ戦のとこがウイングゼロカスタムになってて
コレン「ガ、ガンダムゥゥゥゥゥ!?」
>>290 関係無いが斬艦刀って格好いいよね
レキシントン号デルフでぶったぎったら怒られるかな?
>>291 むしろシエスタの曾祖父がニュータイ(ry
294 :
マロン名無しさん:2007/07/12(木) 19:58:01 ID:YUup/q+J
つかターンエーガンダム単独召喚でも面白いかも
作品変わるが
>>290 ペルソナ使いは降ろしているペルソナの相性=本体の相性になる。
つまり物理反射とか魔法吸収のペルソナを降ろしていれば…!?
サマナーというと
ネミッサを召喚してしまって身体乗っ取られるルイズが頭に浮かんだ。
外観も銀髪&(乳ないのに)ボンデージに。
>>296 つまり、ワルドを悩殺して裏切りがなくなると?
>>294 ∀は自律行動できたっけ?
自律行動するMSというとSガンが真っ先によぎるが
メガテン3のアラディアに憑りつかれるルイズを連想して吹いたw
級友はみんなドン引き
>>294 ガンダールヴのルーンで洗脳する前に∀に洗脳され返されそうだルイズ
その前に∀には受け入れられないかもしれないが
>>295 また一歩デルフがいらない子に…>魔法吸収
ルイズ、マーラ様召喚とかしたらパニック起こるな
ネミ公に憑依された時点で超級の魔法使いに変貌してしまって話の収拾がつかなくなるような
魔法の系統が違えば吸収できないかも知れんぞ
305 :
210:2007/07/12(木) 20:04:56 ID:???
そろそろ時間なので空気を読まずに投下します〜
>>302 「それでは契約の口づけを…」
それ何ていうフェ(ry
空気?そんなもの作家さんが作るものだよ。
どんと来いや。カマ〜ン!!
ワイルドの使い魔の人に要望なんですが
キタローをちょっとだけ意地悪くしてほしいです
あいつは友人が必死に頑張った時間を「無駄だったね」とか平気で言える人間ですw
支援!
310 :
ルイズのおとーさん:2007/07/12(木) 20:09:03 ID:iAJqd1r5
ここは、トリステイン魔法学院の第一演習場。穏やかかな春の気候であったが、そろそろ夕暮れに差し掛かり少々肌寒くなってきた。
生徒たちは、羽織っていたマントを体に巻きつける様にしながら無言で待っていたのだった。
話は少しさかのぼるのだが、今日の午後から二年に進級した生徒たちによる「サモン・サーヴァント」が行われていた。
今後の魔法使いとしての一生を決めるといっても過言ではない重要な儀式である。
生徒たちの殆どが成功を収め「コントラクト・サーヴァント」も済ませることが出来た。一人の例外を除いて・・・・
コブラのアーマーロイドゼロ。
決めゼリフの「俺の名はゼロ。俺を越えるものは俺しかいない。」をルイズが聞いた日にはどうなることやら
だが竜の羽衣と融合した勇姿も見てみたい
一人の例外とは桃色の髪をした少女の事であったが、この少女」同じ事を何十回となく繰り返しているのである。
詠唱→爆発→失敗→詠唱→爆発→失敗→詠唱→爆発→失敗→詠唱→爆発→失敗・・・・
「目の前繰り広げられるある少女の行動にそろそろ飽きてきていた。」
これは、一人の例外を除いた生徒・教師全員の心理とも言うべきものであった。最初の頃は嘲笑や冷やかし等を送っていたが回を重ねるごとに流石に黙ってしまったのだった。
頭が涼しげな中年の教師らしき男性が少女に声をかける
「ミス・ヴァリエール、そろそろ日も暮れてきました。サモン・サーヴァントは明日やり直す事として、今日の所は魔法学院に戻りましょう」
「コルベール先生、後一回だけ・・・どうか後一回だけ挑戦させてください」
顔も服装も泥や煤だらけとなった少女は、やや涙目になりながら嘆願したのでした。
教師らしき男性は少し考えた後
「わかりました。ミス・ヴァリエール、落ち着いてからゆっくり集中してやってみなさい」
>>308 その選択肢は選ばない人が大半だと思うが・・・
まさか風のおっさんか!?
ルイズは教師に礼を述べるとゆっくり深呼吸し今までで一番の集中を始めるのであった
「諦めの悪さは私でも負けるかもね〜」
褐色で豊満な胸を持ち赤毛の生徒が、先ほど自ら召喚したらしいサラマンダーを撫でながら呟いた
「タバサはどう思う?」
「興味ない」
自分の背丈より長い杖を持つ幼く青い髪の少女はそっけなく答えるのだった
「全宇宙のどこかにいる私の僕となる者よ! 比類なき力を持つ使い魔よ! わたしは心より求め、訴える!! 我が導きに答えよ!!」
力が入ったためか少々変わった詠唱の後、轟音とともに盛大に広がる爆発。先ほどと殆ど同じ光景、違うのはその爆発の大きさと幽かに見える何かの影・・・・
むしろオーガにきてほしい
キタローはY子相手にすると策士かつ外道になるw
「おい、何か居るぞ」
「『ゼロ』が召喚に成功したのか!?」
「そんなまさか・・・・信じられん・・・」
遠巻きに見守る生徒達の声など耳に入らない少女は
(やったわ! あたしはやったのよ!! ついに召喚に成功したんだわ!!!)
徐々に煙が晴れてはっきりとその姿が見えてくる。そこには奇妙なゴーレムと思しき白い何かが存在していた。
コルベールが唸りながら呟く
「ゴーレムの様ですが・・・浮いている上に・・・持っているあれはほうき???」
確かに、白いゴーレムらしき者は宙に浮いていた。それだけでも珍しいのだがなぜかほうきの様な物を持っていた。さながら掃除をしているかの様なその姿。
「掃除するゴーレムを召喚するなんて珍しいや」
「流石はゼロのルイズ!!一味違うぜ」
召喚したものを見ながら、嘲笑する生徒たち。しかし、ルイズの耳には届かないのであった。
(宙に浮いてるゴーレムなんて結構レアかも。ほうきなんてこの際どうでも良いわ!はやくコントラクト・サーヴァントを済ませて使い魔にしなきゃ)
この方が来ましたか!
こりゃたしかに「おとうさん」だわww
ルイズはサモン・サーヴァントが成功したこと。宙に浮くゴーレムを召喚できたことの喜びでいっぱいだった。大急ぎでゴーレムまで駆けつけると更に驚くべき出来事が待っていた。
「わたくし、庭を掃いていました。しかし、どこまで庭かわかりません。わたくし・・・」
「あんた喋れるの???」
白いゴーレムの呟きを聞いたルイズは驚いて声をかけた
(よくわからない事言ってるけど言葉も喋れるゴーレム・・・かなりいいわ!!)
さらに喜びを増したルイズはささやかな胸を張り貴族の威厳をかもし出しながら質問をするのだった
「あんた誰?名前は?」
「おとーさんです」
「へ?」
さらに、白いゴーレムはこう続けたのだった
「クイズ。私は誰でしょう?」
「へ?」
「ヒント。サンタさんではありません」
ルイズは少し考えた後、
「お、おとーさん?」
「当たり〜!!」
白いゴーレムはどこから出したのか右手でベルをカランカランと嬉しそうに鳴らしていた。
ルイズは白いゴーレムの左手からほうきを奪い取ると
「あああ、あんた!!あ、あたしの事バカにしてるでしょ〜〜〜〜!!!」
と顔を真っ赤にしながら叫び白いゴーレムをペシペシ叩きながら追い回すのであった・・・
これはあたらしい
…何者?
以上で今回は投下終了です
中途半端で申し訳ない
近いうちに時間かけて書いておきますので〜
>>317 奴はたまに勝手に参戦して敵かどうかも確認しないで行き当たりばったりに惨殺していく以外は
色を知る年齢か・・・ッとか解説や茶々入れるばっかで活躍しないからなぁ
トリー准将!トリー准将じゃないか!
…あの人なら普通に帰れそうな気がする。
誰か、おとーさんが何者なのか分かる人は解説を頼むわ。
りすのターくんじゃ無くて良かったw
329 :
>>281:2007/07/12(木) 20:29:01 ID:???
少し質問
アニメの四十四話以前にロランって月光蝶の存在を知ってたっけ?
>>323 宇宙家族カールビンソンに出てくるおとうさん
常に電波な言動をかましているけど父性溢れてて良いおとうさんだと思う
あと今まで召還された中でも戦闘能力はトップクラスじゃないかと
惑星ごと消せる戦闘能力を持ってたよな?確か
あさりよしとお の漫画「宇宙家族カールビンソン」のキャラ
おとーさんていうから某聖上かと思ってしまった
>>324 乙です!
「おとうさん」はとても好きなキャラなので続きが楽しみです
ただ喋り方はもう少し淡白な方がいいようなきがします
>「当たり〜!!」
このセリフはもっと単純に「当たり」の方がおとうさんらしいかと
おとーさんっていうからちよちゃんのおとーさんかと思った。
わけのわからなさじゃ似たようなもんだと思う。
範馬ファミリーのおとーさんかと思いました
>>290 > ペルソナ使用時以外は普通の人というか銃で簡単に死ぬペルソナ使いと違って
銃で簡単に死ぬのってP3だけじゃね?
マッハで飛ぶお父さんか
>>337 設定としては異聞録もP2もペルソナ召喚時のほかは常人並みって設定あり。
341 :
>>281:2007/07/12(木) 20:35:33 ID:???
>>330 そういや、惑星破壊できるくらいのヤツってマスターテリオンと伝承族くらいしか呼ばれてなかったな。
>>338 あらすじで調べたらもう知っててもおかしくない話数なんだが、ロランは知らなかったっけ?
他の連中は黒歴史映像見てるから確実に知ってる段階みたいなんだが。
>>340 確かに雪の女王編でペルソナが無くなる場所があるんだが、悲惨の一言に尽きる。
指摘とかありがとうございます。
次回の参考にさせてもらいますね
>>342 つ【地球破壊ばくだんfrom四次元ポケット】
月光蝶で木星圏まで無に返される「文明」って魔法文明含んでるの?
物質に依存するものがほとんどかと
風石関連とか空飛ぶ船とかアルビオンが非常に危険かな?
杖も無くなる可能性があるから、再度作るまで一時的に魔法はつかえなくなるんだろうなー
設定的な素の戦闘力は
葛葉ライドウ>人修羅>葛葉キョウジ(銃器所持)>>>真田(ボクシングでインハイ)
>キタロー(剣道大会で人外っぷり)>パンツ番長>他のペルソナ勢
くらいでないの?
月光蝶ってローゼンに出てきそうな名前だな
月光蝶が無に還せるのは科学文明だけじゃまいかと
文明としか記されてないので文明ならなんでも無に帰する可能性あり。
ただし消えるのはマジックアイテムや魔導書、建造物なんかの類だけだろう。
ナノマシンばら撒いてものを分解しまくるから物質文明なら全部終わるな
ハルケギニアも十分にやばい
多分土壌改良されちゃって緑溢れる大地にされちゃうよ
>>350 四次元直結胃袋の持ち主の舞耶姉や、特技が高天烈風弾のゆきのさんは?
>>351 それで思いだしたが銀ちゃんのSSこっちこないかな?まとめもこっちで機能できるし
引き抜きみたいで感じ悪いから駄目だな
漫画版ペルソナだと、降魔状態なら防御力や耐性は常に反映されてる感じだったな。
>>345 あそこってペルソナ盗られるけど、物理防御も悲惨なことになったっけ?
魔法くらって「なんじゃこりゃあッ!?」ってなった記憶はあるんだけど。
錬金がかかってて、物質的な変化を止めてる場合がグレーゾーンかな?
ナノマシンによる分解を魔法が何処までおさえられるか……作者さんしだいかな?
服だって壊れるよ
つまり全裸
ノヴァ教授なら分解されるそばからナノマシンの力でどんどん生えてきそう
てかノヴァ教授を召喚しちゃおうよ!
>>350 人修羅がライドウ以下…?
ライドウってそんな強かったっけ?
>>357 アトラス公式のペルソナシリーズ設定資料本(P3はまだ製作もされてない時代の)だと
素体の戦闘力は剣技や体術も含めてペルソナ未使用の状態だと皆無ってことだったけど
ここはマロンだけに漫画版準拠でもいいような気もする
斬艦できるのと、全RPG中最強のボスを理論上は倒せる可能性があるからかな。
人修羅はテンプレ通りやれば倒せなくもないけど
超葛葉ヤソマガツなんかはARPGなのでプレイヤースキルないとどうにもならないし。
結論:神クラスプレイヤーの操るライドウがメガテンでは最強。
これだけペルソナ語ってる奴いるんだから、
そろそろ別のペルソナキャラが召喚されると見た
むしろルイズがペルソナ「だけ」召喚
ペルソナキャラか。
罪罰両方とも忘れ去られてたマークとか?
>>365 テレッテッテー!順平はルイズのファーストキスげっと〜
>>363 なるほどなw
というかセベク編と雪の女王編ってそこらへんのハードルの高さ違いすぎるよなw
>>362 ペル2じゃナチスの銃火器相手に戦ってるしなあ。
質問です。前のスレで小ネタとして投稿された作品を改めて連載したいのですがいいでしょうか?
このスレも常駐してる奴らのスレと何の関係も無い馴れ合い雑談するのは変わらんのな
やっぱ人が多くなるとどこでもこうなるのか
>>364 ああ、設定がどうこうじゃなくてゲームとして見た場合の序列なのか
投稿されたってことは自作じゃないってこと?
許可取った方がいいんでない。
>>298 モビルスーツじゃないが
(ある意味)自律行動する凶悪ロボとして篠原重工製TYPE-ZERO召喚とか
>341
これはいいシエスタ(アニメ版?)
>>371 私的には2chだし、別にいいと思うんだぜ
気になるんならなんの小ネタだかちゃんと書き込んで
しばらく待ってみるとか
>>365 たとえば美鶴さんが召喚されるとルックスや服が似た系統で
知能以外の全てで大差つけられてしまうキュルケが可哀想なことに
>>372 そりゃおめえ、今書き込んでる内容がスレの内容と完璧に合致してるかどうかを考えながら書き込むやつはそうはいねえべ。
>>370 > ペル2じゃナチスの銃火器相手に戦ってるしなあ。
ぺる1もSPっぽい雑魚が銃撃ちまくってたはず
このスレ的には同じキャラの召喚って不許可ですか?
>>372 SSスレはこういう雑談もアイデアの発端になったりするもんだよ(´ー`)
>>384 別にいいんじゃないか、パクりじゃなければ
全く同じ話にならなきゃokじゃないかね
>>384 ありじゃない?
タイトルとかでしっかり区別すれば
>>384 別にいいんでね?
複数召喚なのか、別作品としてなのかはしらんけど。
>>384 とりあえず、何を書くつもりなのか知りたい。
零戦召喚をやってのけた作品ということもあり
このスレと同じような傾向をはるか以前からやってる某板の帝國召還スレとかを見ている身としては
どうしても「みらい召喚」や「メビウス1召喚」というのも見てみたくなる
ではまとまったら投稿したいと思います。でも、劣化してしまいそうな予感。
>>391 SSを書いてる身だが。ゼロ戦を某銀河一後方に強い戦闘機に置き換えようかと本気で悩んだ
>>393 コーホーに強い…?
スターデストロイヤーのことかァーーーーーッ!
ようやく仕事終わった〜
これから続き書くですよ
>>308 一応、ウチの脳内イメージのキタローなんで、腹黒にはたまにしかなりませんw
なんかみんな結局は
召喚→ギーシュと決闘→デル入手→フーケと戦闘
って、原作ラインをなぞるだけなんだなぁ。
たまにはオリジナルの展開を見てみたい。
>>372 馴れ合い多いと言うよりも、進んでSS書きましょう
おっしゃー、書き終わったんで投稿するぜぃ。
>>395 期待age!
キタローは普段いい人でたまに見せる腹黒さがイイ!ので
腹黒さはたまにでいいと思います。
そういやジェームズ・ボンドって話題に出たことあったけ?
401 :
∀zerp:2007/07/12(木) 21:25:01 ID:???
おk。第1話完成したので投下する
「今日はせっかくの虚無の曜日だから、街の案内をしてあげるわ」
その一言で彼女達の休日の過ごし方が決まった。
◇◆◇虚無の曜日◇◆◇
「タバサ。今から出かけるわよ!早くしたくをしてちょうだい!」
昨夜、黒犬に襲われてボロボロになったキュルケが部屋に入ってくるなり大声で言った。
「・・・黒犬から逃げるの?」
「まさか、そんなの二の次よ。あの程度の障害で恋を諦めたらツェルプストーの名が廃るわ。
って、そんなことよりダーリンがルイズと一緒に出かけたの。だから今すぐそれを追いかけるの」
(ダーリン?だれのこと?)
表情にもそれが出ていたらしく、キュルケが説明を始める。
「あぁ、そっか。あなたにはちゃんと説明しないとダメね。あたしは恋をしたの。ルイズが喚び出したペルデュラボーに」
「・・・それで、なんで私に頼むの?」
「二人とも馬で行っちゃったのよ。それで、あなたの使い魔じゃないと追いつかないのよ。助けて!」
そう言ってキュルケはタバサに泣き付いた。
なるほど、そういうことか。
そうタバサは納得すると、窓を開け口笛を吹いた。
「ありがとう。手伝ってくれるのね!」
友人が助けを求めている以上、面倒だけど受けるまでである。
そして、彼女たちも街へ向かった。
404 :
∀zerp:2007/07/12(木) 21:26:14 ID:???
∀zero
Part1「On the earth a butterfly in the world of the magic nihility」
ルイズ「……いよっし!!」
先ほどのサモン・サーヴァントを唱えその後に起こった大爆発の中から出てきたのは巨大な白い巨人だった。
マリコルヌ「おいおい!ゼロのルイズが巨人を呼び出しやがった!」
コルベール先生「これは凄い!!こんなに眩しく体が光っているのは実に興味深い!!!」
周りにいた生徒や教師が絶賛の言葉を言っている。そうよ、もっと言いなさい。
ルイズ「えっへん。」
巨人の体は輝いており威厳が感じられる。
顔は少し丸く赤い二つの目が輝いている、そして口元には立派な白いヒゲがついていた。
更に左手には大きな白い盾、そして右腕には巨大な銃の様な物を持っていた。
>>396 オリ展開だと上手い人でないと
間違いなくグダグダになるんだよなぁ。
現在進行形でグダグダになってる俺が言うんだから間違いない。
投下被っちゃってるね。
>>391 みらいは召喚シーンからして座礁して使いものにならなくなると思うし
戦闘機系はあのへんに着陸できる場所さえないからどうしようもないんじゃない?
逆に、使いものになる状態だとパワーバランス崩れすぎるし。
>>396 ギーシュ戦後は少しオリジナルにする予定の人がいます
そこまで書けてないけど
「やはり、いささか狭いな」
半日かけて街を回ったペルデュラボーの感想がこれだ。
「狭いって、ここはトリスティン一の都市よ?いったいどんなところから来たのよ、あなた」
世界的に見ても、かなりの規模の都市を『狭い』と言われてしまっては気になるのも当然だ。
「アーカムシティという、どのループでも昼夜問わずに活気と怪奇に満ち溢れた妖夢都市だ」
「それって、前に言ってた別の世界のこと?どうも信じられないのよねぇ」
ペルデュラボーが凄い魔法使いだってのは理解できるが、別の世界となると話が胡散臭すぎてイマイチ信じられない。
「別に信じなくてもよいのだがな。・・・それで、今度はどこへ行くのだ?」
ルイズにとっては、これから行く場所が今日の本題だった。
「武器屋よ。あなたが素手でも強いってのは知ってるけど、使い魔とは言え貴族に仕えてるんだから剣の一本でも持ってないと格好がつかないでしょ?」
「なんだおめぇ、俺になんか用か?」
ルイズが武器屋の主人と会話をしていると、ペルデュラボーの視線の先にある錆びた剣から声が聞こえた。
「あれってインテリジェンスソード?」
「そうでさ。意思を持つ魔剣、インテリジェンスソードのデルフリンガーでさ。いったい、どこの魔術師が剣を喋らせようなんて思ったんでしょうさね」
やかましい上にまったく売れない剣を少し呆れたように武器屋の主人は説明した。
「おっでれーた。おめぇ、『使い手』か。他の剣なんて買わないで俺を買え、俺を」
(『使い手』?なんなんだろ、それ)
そうルイズが思っていると、ペルデュラボーはその剣を手に取った。
「ふむ、そうだな」
「え〜、もしかしてそんなのにするの?もっと綺麗で静かなヤツのほうがいいんじゃないの?」
「あぁ。この剣がこの店で一番魔力を持っているからな」
「おれでーた。おめぇ、そんなことまで分かるのか」
どうも気に入ってしまったらしい。
「ねぇ、あの剣っておいくら?」
「あれなら100で結構でさ」
「あら、安いじゃない」
「こっちとしては厄介払いみたいなもんでさ。来る客全員にケンカを吹っかけるような剣ですから。どうしてもウルサイようだったら鞘にでも入れておけば静かになりまさあ」
「本当にそんな汚いのでよかったの?ペルデュラボー」
「見た目が気になるのか?」
「そりゃーね。あんまりにもみっともないと笑い者にしかならないわよ」
「そうか」
そう呟くと、時計をキリリと巻き戻す。そして、それに合わせるかのようにデルフリンガーの錆が巻き戻されて、消えていく。
そして錆びた剣が新品同様に巻き戻される。
「おっでれーた。こんなことまで出来んのか、『使い手』」
「へ〜、けっこー綺麗な剣だったのね、これ」
錆びてボロボロになっていた剣が、武器屋で一番高かった剣よりも立派な姿に化けたらこういう感想しか出ないだろう、きっと。
411 :
∀zerp:2007/07/12(木) 21:29:26 ID:???
ゼロテリの方が投下し終わったら投下し直します
>>396 ギーシュ戦後は少しオリジナルにする予定の人がいます
そこまで書けてないけど
投下予告してかぶっとるよ。
支援!
塵になったり大変形と散々な目にしか合わないデルフが不憫だったんで、ちょっといい目を見させてみた。
でもマステリじゃデルフを使わないだろうなぁ、きっと・・・
なぜ二重投降にorz
416 :
∀zerp:2007/07/12(木) 21:32:46 ID:???
投下おわりましたか?
確認お願いします
ゼロテリさんよォ〜。
『予告』に・・・気付いたか?
『予告』を・・・見たのかね?
『予告』は・・・したのかい?
それともあれか?わざとか?
ふだんエセルはどこにいるん?
おっと、終了宣言するの忘れてたわ。
どうぞ投稿しちゃってください。
みらいは当面戦うべき相手がいないので文明の利器を供出してハルキゲニアの文明発展に寄与し
メビウスは当面戦うべき相手がいないので愛機を降りてなんの武力もないただの平民になると思う。
>>417 おっと、ゼロテリさんが先に予告したのか・・・すまんな
>>396 参考までに聞かせて欲しいんだが、
俺はなるべく原作に沿って進めた方が展開に無理が少ないし皆喜ぶと思ってたけど、
積極的に大胆にオリ展開に飛んじゃった方が読みたいのかな?
それとも大筋はなぞってチョコチョコオリジナル要素程度が良いの?
ゼロテリ氏のほうが先に予告してるじゃねぇか
425 :
∀zerp:2007/07/12(木) 21:35:12 ID:???
>>419 おk、最初からし直す
∀zero
Part1「On the earth a butterfly in the world of the magic nihility」
ルイズ「……いよっし!!」
先ほどのサモン・サーヴァントを唱えその後に起こった大爆発の中から出てきたのは巨大な白い巨人だった。
マリコルヌ「おいおい!ゼロのルイズが巨人を呼び出しやがった!」
コルベール先生「これは凄い!!こんなに眩しく体が光っているのは実に興味深い!!!」
周りにいた生徒や教師が絶賛の言葉を言っている。そうよ、もっと言いなさい。
ルイズ「えっへん。」
巨人の体は輝いており威厳が感じられる。
顔は少し丸く黄色い二つの目が輝いている、そして口元には立派な白いヒゲがついていた。
更に左手には大きな白い盾、そして右腕には巨大な銃の様な物を持っていた。
みらいやメビウスっていうからウルトラマンのほうを連想したけど違うよね?
427 :
∀zerp:2007/07/12(木) 21:36:59 ID:???
キュルケ「お髭の付いた白い巨人…こんなの見たことも聞いたこともない…。」
同級生のキュルケは実績に関しては落ちぶれていると思ったルイズが自分のサラマンダーよりも凄い物を呼び出したので敗北感を味わっていた。
ルイズがいばり、皆が彼女を褒め称えているとき。巨人の股間部分のハッチが開き、褐色の肌を持った少年が出てきた。
それに気づいたギーシュが少年を指さした。
ギーシュ「きょ…巨人の中から平民が出てきたぞ!?」
彼の言葉に皆が一斉に巨人を見た。もちろん呼び出した本人もそっちを見た。
ルイズ「え?平……民?」
その褐色肌の平民の人は海の様に青い瞳と銀髪とピチピチの白いスーツが印象的だった。
平民はキョロキョロと辺りを見回すと私と視線を合わせた。
「えーっと、そこのピンクヘアーの方!ここは一体何処ですか!?」
あれ?
431 :
∀zerp:2007/07/12(木) 21:38:18 ID:???
平民が私の方を向いて話しかけてきた。
ルイズ「…へ?わ、わたし!?」
「そうです、ここは地球の何処か教えてもらえませんか!?」
ルイズ「ハァ!?チキュウって何処の国名よ?ここはハルケギニア大陸のトリステイン魔法学院よ!?」
「……すいません、もう一回言ってください!」
ルイズはなんで平民と話さなければいけないのと思いながら繰り返して言った。
すると平民は悲しそうな顔になって空を見上げた、もう日が傾き見事なオレンジ色を出していた。
「自分はさっきまで宇宙にいたのに…それよりもゲンガナムは無事なんだろうか…でもあの核弾頭で徹底的にやったからきっと大丈夫だ…!」
そう言うと突如平民が地上何メートルか上にある股間が突如垂れ下がり、そのまま地面についた。
そこから平民が出てきて、何か黒い板を手で触りながら辺りを見回していた。
「
酸素濃度は地球と大差ないけど生態系が変わっている…するとここは本当に地球じゃないな。」
先住魔法は月光蝶関係ねえやと気付いた
>>420 銃だのミサイルだの供出しちゃったら
魔法使い>>>魔法使えない平民の構図が一気に崩れて
文明発展どころかあの世界の社会基盤の崩壊につながるんでは?
極端な話、詠唱もなく引き金絞るだけで遠距離の相手殺せる手段って
魔法使いにはこれ以上相性の悪い相手はいないんだし
>>422 自分は原作にそっての方が好きかな、無理になぞらせてる感じがするのは嫌だけど。
正直な話、オリジナルの展開で面白くってのはハードルが高いと思うから
無理はしないで欲しい。
自信があるんならオリジナルもいいと思う。
435 :
∀zerp:2007/07/12(木) 21:40:46 ID:???
それから他の生徒が呼び出したバックベアードを興味深そうに見ている隙に私は巨人の口まで素早く上り口づけをした。
するといきなり巨人の背中が眩しく光り出し、そこからちょびっとだが虹が出た。
そしてそれと共に巨人が大きく揺れ始めた。
「!?…そこのあなた!一体何をしたんですか!!?」
平民はルイズの方を向いて怒鳴った。
ルイズ「知らないわよ!契約の口づけをしたら急にこの巨人がって…きゃあ!!」
ルイズは揺れに耐えられずそのまま地面に降りていた股間の中に入った。
数秒後に巨人の揺れは止まったが左手の甲にルーンが出てきた。
それを見た平民は揺れが収まってほっとしたかと思うとルイズが落ちた場所へと急いで向かった。
「だ、大丈夫ですか!?」
>>433 どちらも後が続かない
近隣平民の意識改革までにはなるだろうけど、あっこは魔法の万能無敵っぷりが凄すぎて
どうがんばっても補給で行き詰るだろうなー
>>418 ふだんは魔導書の状態でマステリが持ち歩いてる。ってな風に解釈してます。
>>421 レスの見落としなんてよくあることですから、気にしないといてください。
>>433 補給が効かないから撃ち尽くしたら終わりだし
艦隊とか航空大隊とかって単位で現れなければ大丈夫じゃない?
439 :
∀zerp:2007/07/12(木) 21:44:52 ID:???
そこには、多数の機械に囲まれ目を見開きながら何か言っているルイズがいた。
ルイズ「な、なななななななによこれ!!」
ルイズは今まで見たこともない機械に顔に驚愕の色を浮かべていた。
平民は驚いているルイズを見てどこも怪我をしていないのを確認するとほっと息を吐いた。
「……良かった。シートに落ちていて。」
平民はそう言うとルイズを抱きかかえた。
それを合図に今まで黙っていた生徒達が一斉に笑い出した。
ギーシュ「流石ゼロのルイズ!!平民に抱きかかえられているよwww」
キュルケ「アハハハハwwww最高ねwwwwww」
いつの間にか抱えられていたルイズは一気にほほが赤くなり慌てて平民から離れた。
ルイズ「な、なななななによ平民のくせに貴族にさわるなんて!!!」
「え?…あ、あのその、すいません…。」
少年は素直に頭を下げた、コルベール先生は興味深そうに左手のルーンをスケッチにとっていた。
服ってあの腹丸出しのやつでおk?
・・・どこに入るんだろうってちょっとだけ思った
つうより近代兵器系は補給がアキレス腱だからな
最初のうちは漫画離れした破壊力で高位の魔法使いをカートン単位で葬れたとしても
弾や燃料が切れたらただの鍛えた人なわけで
戦国自衛隊なんてそれだな。
そんな社会構造左右するような武器供出やるほど自衛官は馬鹿じゃないだろー
と思ったけどみらい乗員だったらありえるw
444 :
∀zerp:2007/07/12(木) 21:48:06 ID:???
しばらくしてコルベールがスケッチを描き終え「フライ」の呪文を唱えると他の生徒達も『フライ』の呪文を唱えルイズを残して一斉に寮の方へと戻っていった。
ルイズ(きぃぃぃぃ!全く腹立つわあいつら!!まぁいいわ、あの巨人に連れて行って…)
そんなことを考えていると後ろから音がするので振り返ってみると先ほどの平民が股間の所で何かをいじると、股間がどんどんと上へと上っていく。
ルイズ「ちょ、ちょちょちょちょちょ待ちなさいよ!!その巨人は私の物よ!!」
ルイズは慌てて股間の部分の中に飛び乗った。
「う、うわ!びっくりした…。」
ルイズ「平民は早く降りなさい!!さもないt…」
言い終わる前に平民は左右にある半球型の物をさわると上が黄色い何かに包まれ、すぐに透明になっていった。
そして巨人がジャンプしたかと思うと空を飛び出し、生徒達を追い越してまっすぐ寮の塔に向かっていた。
モンモラシー「速!!!!!!!!!」
タバサ「…………半端無い。」
オリ展開の無理展開で二進も三進もいかなくなったアホ登場orz
何も問題が無ければ22:00には投下します。
※※※※注意※※※※
原作キャラ像の著しい改悪、残酷な表現が(人によっては)あります。
そういった類いの物が苦手な方は↑の名前をNGワードに指定するか
読み飛ばして下さるようによろしくお願いします。
※※※※※※※※※※
今回は10レスくらい。ラブラブ薄め、グロっぽいのあり。
447 :
∀zerp:2007/07/12(木) 21:49:37 ID:???
ルイズ「ちょっと何勝手に動かしてるのよ!!この巨人は私の使い魔…「使い魔使い魔って何だかわからないですけどあなたはホワイトドールの操作の仕方がわかるんですか?」
平民にそう言われてルイズは確かにと思った。
ルイズ「た、確かにわからないけどもしかしてこれ…巨人とかゴーレムじゃないの?」
そう言ったルイズに平民はしばらく考えるようなそぶりをして真剣な瞳でルイズを見てこういった。
「あなたは信じないと思いますけど僕はたぶんこことは違う世界から来た人間です。」
ルイズはきょとんとした顔になった。
ルイズ「へ?」
「僕は元の世界に戻る方法も今は知りませんし、お金も持ってないからどこかに泊まることも出来ない。」
ルイズ「な、何が言いたいのよあんた?」
平民は口元をゆるませてこういった。
「僕が元の世界に戻るまでこのホワイトドールをあなたに貸して、僕はあなたの執事になりたいのですが。いいでしょうか?」
>>441 そうなんだよな、作品で拳銃使うキャラが少ないのもそのせいなんだろうなぁ
>>434 うん、正直原作の流れという屋台骨がないと上手く話を纏める自信がないや…きっとグダグダになるだろうし。
このスレ住人するどいな
帝國召還スレの流れがちょうどそれをもの凄く細かい設定つけてやってる感じだった
法規的な縛りでハードル、外交面の意識差でハードル、物資の面でハードル
それを越えたと思ったら文化面で越えられないハードル
ギンガナムだ、クルルでも変態仮面二世でもない
452 :
∀zerp:2007/07/12(木) 21:52:32 ID:???
ルイズはいきなりの『執事』という言葉に目を丸くしてうれしくなった。
ルイズ(執事よ執事!?私の夢であった使い魔に雑務をやらせる事が出来る!!これは千載一遇のチャンス!!)
ルイズ「わかったわ!今日からあんたは私の執事よ!ばりばりと仕事をこなしなさいよね!!」
「はい!わかりました!」
巨人もといホワイトドール「WD−M01」が地面に降り立ち股間が地面に降りてそこから平民とルイズが出てきた。
ルイズ「さてと、これからあんたは私の執事になるんだから主人の名前を知っとかないとね。私はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。ルイズでいいわ」
で、あんたの名前は?とルイズは言った。
ロラン「はい、僕の名前はロラン。ロラン・セアックです。今後ともよろしくお願いします。」
以上です。少し強引なところがあるがそこはカンニンなorz
ビームライフルをだしたいが為に出したのですが不備があったらどうにかしてビームライフルを封印します
後長編は久しぶりになると思いますので少々うまくいかない所もありますが末永くお願いします
GJ!
こりゃぁ楽しみだ
ここは女装してメイドのローラ・ローラだろ、常識的に考えて。
>>441 となると、
@軍人よりも技術者系で
Aほとんどゼロから工学製品や薬品を作れる
そういう人が召喚されたら面白いな。
ダンバインのショット=ウェポンとかどうだ?
バイストンウェルもハルケギニアも技術力は大差なさそうだし。
オーラ力がないのがネックだが、魔法関係で代用は効きそうだし。
歴代でも屈指の良い人&常識人のローラでよかったな、ルイズ
つドクターウェスト
460 :
∀zerp:2007/07/12(木) 21:56:17 ID:???
>>452で修正していない部分があったので修正
使い魔に→執事
むしろ補給なし持ち物も杖くらいで空を飛んだり遠くの敵を殺傷したりする魔法使いこそ
近代軍にとっては悪夢以外のなにものでもないわけで。
国対国レベルで考えるなら音速の何十倍で都市いっこ消し去れる近代軍が強いけど
薔薇みたいな小さなものでも発動できる魔法を防ぐ手段はほとんどないよ。
魔法使いにテロやられたら敵対国民皆殺しにする勢いでやらないと勝てない。
だけどリアル文明国にそんな手段は許されない。
ヤマアラシのジレンマやね。
>>456 masterキートンのキートンさんか、やっぱりゴルゴか…
赤軍召喚!
訪ねてきたキュルケを適当にあしらい、ルイズは扉を背にベッドの上の沙耶へと向き直った。
正直あんな化物に臭いの事で文句を言われるのは、ルイズにとって甚だ心外であったが、無理も無い。
ここを出るに辺り、二週間も篭りっきりで『準備』をしていたのだ。
向こうにしてみれば、それは酷い悪臭だったのかもしれない。
寧ろルイズにとっては快適な空間になっていたのだが。
保存食料、路銀、旅用の衣服、地図、それに携帯出来る武器。
本来貴族は武器など振るわないが、魔法が頼りないルイズである。
沙耶の足を引っ張らないためには、最低限自分の身を守れるものが欲しかった。
そういう訳で、食堂の裏から小ぶりな斧と、肉厚のナイフを拝借したのだった。
そして最も準備に時間がかかったのが──。
準備した物は、学院の誰にも見つからないような所に隠してある。
沙耶でしか入れないような場所なので、見つかる事は無い。
じきにアルビオンも戦後処理が終わって、トリステインに向けて開戦の準備を進めるだろう。
二人で逃げる用意は先程漸く整った。後は機を計るのみだ。
「沙耶、もうすぐよ。誰にも邪魔されずに、二人だけで暮らせる時が来る。
さし当たっては何処に行こうかしら?ガリア、ロマリア、ゲルマニア……は何となく嫌ね」
「ルイズが一緒ならどこでもいいよ。でも……いいの、本当に?あなたさえその気なら」
「いいの。私は既に道を違えてしまった。
これじゃあ父さまや母さま、姉さま達に顔向けなんて出来ないもの」
>>450 そんなスレがあったかなと不思議に思ってたんだが
もしかして軍板の自衛隊召喚スレのことか?
帝國召喚はそこから分派した分家サイトのSSだぞ。
あと、「召喚」な。せっかく呼ぶのに還してどうする。
無限バンダナ持ったスネークなら
コルベールが文明開花して平民を率いて革命という意見を聞くけど
サイトがはじめに召喚された時の態度を見ると平民に技術提供してくれるかなぁ?とも思ってる
貴族が科学技術まで独占してさらに権力が増す可能性もあるんだよね
>>460 どうやってギーシュをフルボッコにするのか楽しみですよw
つい先日、段々と狂気に染まっていく彼女を間近で見ていた沙耶は、
心配の余りにとうとう、自分が脳を手術行えば元の感覚を戻せる事を告白した。
しかし、決死の覚悟の沙耶に対するルイズの反応はあっさりしたものだった。
だから何?と答えたルイズに、沙耶は唖然とした。
故意に人を殺し、『喰った』という事実は、彼女の精神を取り返しのつかない所まで追いやってしまった。
また、彼女は既に身を取り巻く環境に慣れきっていた。
蠢く奇怪な生物にも、臓物の色に変わった空にも、ミミズの這う大地にも。
肉の壁に囲まれた道でも迷わず目的地に到着できるし、
どれが『人間』で、どれがそうでないのかも判別がつくようになった。
環境には適応し、人として許しがたい罪を犯している彼女にとって、
どうしても人の世に戻らねばならない理由は、無かった。
「あの日からずっと一緒にいた沙耶さえいれば、私にはそれで十分なの。
だから、そんな悲しい事を言わないでちょうだい」
「……うん、わかった。沙耶、ずっと一緒にいるね」
最近気付いた事だが、沙耶のルーンには『切り札』がある。
自分もいざとなれば、命中率は悪いが強力な魔法を使うことだって出来る。
たとえそれが失敗とは言え。
きっと上手くいく筈だ、きっと。そう自分に言い聞かせるルイズ。
彼女は疲れが溜まっていたのか、沙耶の胸に倒れこんだ。
それを優しく受け止めて頬に口付けする沙耶。
顔を赤くしながらも、嬉しそうに微笑むルイズ。
二人は今、幸せだった。
─早く戦争、始まらないかしら。
>>456 「くくく…冥王の力の前ではギーシュをボコることなど造作もない…」
「くくく…次元連結システムの応用でな…食事を抜かれようと俺は飢えんのだ!」
「(ルイズの部屋を)塵一つのこさず掃除してやる…!冥王の力の前に、消え去れ! 」
⊃天⊂
「孤独のグルメ」の五郎さんが全ての敵キャラをアームロックで撃退していく姿が幻視された
──
魔法学院本塔の最上階、学院長室。
重厚な造りのセコイアのテーブルに肘をつき、入室してからずっと沈黙を保ち続けるオスマン氏。
そんな彼を前にして、キュルケとタバサはどこかばつの悪そうな表情で立っていた。
部屋には、彼が鼻毛を「ぶちぶち」と抜く音だけが響き、重苦しい雰囲気に包まれている。
やがてその行動に飽きたのか、彼はふぅ、と鼻毛を飛ばし二人に向き直る。
「さて、弁明はあるかの。分かっとるとは思うが、重大な校則違反じゃからな」
「あ、あの……今回の件は私が──」
「君はいい。わしは主犯に聞いておるのだよ。なぁ、ミス・タバサ?」
「……」
親友を庇おうとするキュルケを一瞥して黙らせ、静かに問いかける。
そんな彼の言葉に答えようとしないタバサに、キュルケは慌てる。
(ちょっと、どうするつもりなの!)
(大丈夫。……多分)
こそこそと言い合う二人を見て、溜息を吐くオスマン氏。
おもむろに引き出しを引き、中からある『本』を取り出す。
『ヴォイニッチ手稿』
それが場に現れた瞬間、タバサは首を「ぐるん」と動かし、彼の手元の『本』を凝視した。
相方のそんな様子にちょっと引いたキュルケだった。
静かに自分を睨みつける少女に、微笑を浮かべながら彼は口を開く。
「そんなに怖い顔せんでもええぞ。今はとりあえず安全じゃ……今はな」
「……それは、一体何なのですか」
「さてのう、何じゃろうなぁ。君こそ、これを読んで何が知りたかったのかな?」
不穏な空気を醸し出す二人に、腰が引けつつもキュルケは果敢に声をかけようとしたが
いつになく鋭いオスマン氏の視線に断念する。
暫く黙っていた彼だが、再び溜息を吐くと、ゆっくりと語り始めた。
ワイルドさん、忍たまさん、超魔王さん、ドラさん、そして他の職人様方、虚無の唄の
あとにできるだけ早く作品投下してください。それが私の望みです。
「こいつを始めとするあの書棚の本たちは、異世界からの召喚物じゃ。
ミス・ツェルプストーの家にもそういった類いの物があると聞いたが」
「え?まぁ、ありますけど……」
キュルケの家に代々伝わっていたのは単なるグラビア本なのだが、彼は気にせず話を続ける。
フェニアのライブラリーの一角には、この世界に本来は存在しない危険な書物が安置してあること。
その多くは、読者を狂気に堕とし、『怪異』を引き起こす迷惑極まりないものであること。
仮に読もうとするなら、予め絶対に呑まれまいという覚悟と、精神力をもって挑まなくてはいけないこと。
それも一部の教員のように、トライアングル・クラス以上の実力があってこそだ。
「全く、危険な事をしたもんじゃ。何の心構えも無く書を手に取るなど、自殺行為に等しいぞ」
「……」
「ミスタ・コルベールの頭を見たまえ。彼は無防備のまま書を読んだせいでああなったんじゃ」
神妙な態度でオスマン氏の言葉を聞いていたが、後半の聞き捨てならない内容に目を見張る二人。
素早く頭に手をやるタバサと、それを沈痛な面持ちで見つめるキュルケ。
自分の未来図を想像したのか、無表情のままのタバサの目には若干涙が浮かんでいた。
悲壮感に包まれる娘達に、オスマン氏はにやりと笑って告げる。
「いや、嘘なんじゃがな」
途端に表情を一変させて、燃え滾る炎も一瞬で凍らせそうな目つきで見る二人に、そ知らぬ顔のオスマン氏。
咳払いで気を取り直し、彼はさらに言葉を続ける。
「まぁ、それは置いといて。本題に入るかの。
二人が調べておったのは、ミス・ヴァリエールの使い魔じゃろ」
再び、学院長室の空気が重くなる。
彼は『本』を手に取ると、驚くべき説明を始めた。
──
遠まわしに嫌悪宣言か・・・
グダグダ言わんと、黙って他のスレにでも避難しときなさいな
>>463 赤軍召喚は軍板分家にあったので読んでみると面白いかも知れない。
前近世レベルの人命の軽いファンタジー世界と
近世のくせに人命の軽いスターリン&愉快な仲間達の戦いが
ファンタジー物にあるまじきド外道なレベルで展開してて爽快だ。
エンジョイ&エキサイティング!というか。
トリステイン王国、首都トリスタニアの王宮。
その会議室では将軍や大臣が集められ、喧々囂々と議論を交わしていた。
会議の焦点は、先日届いた「最後通牒」と題された密書。
送り主は、つい最近、内戦を終えたばかりのアルビオンであった。
先頃、『閃光』のワルドと名乗る男が皇太子を殺害し、わが国の至宝である『風のルビー』を奪った。
独自の調査の結果、ワルドはトリステインの間諜であると断定した。
指定された期日までに『風のルビー』の返還と、下手人の引渡しが行われなければ、宣戦布告とみなす。
アルビオンの言い分はこうだった。
トリステインにしてみれば正に寝耳に水の出来事だ。
確かにワルドはトリステインの軍人だが、王宮にしては何も与り知らぬ事だ。
風のルビーはこの国には存在せず、肝心のワルドも行方不明となっていたため、
当初は知らぬ存ぜぬで通そうとした。しかし抗議文を送ってもつき返され、
周辺各国へ取り成しを要請しても『二国間の問題に口は出せない』と素気無く断られる。
結局問題を解決できぬまま、期限が明日へと迫っていた。
アンリエッタは現状報告を聞き、美しい顔に影を落とした。
ワルドを送り出したのは自分自身。
まさかこんな事になるとは夢にも思っていなかった王女だった。
─きっと彼は殺されて、戦争の材料にされてしまったのだわ。
おお始祖ブリミルよ、罪深い私をお許しください……
実際にはワルドが裏切った結果なのだが、
それを知るものは誰もおらず、結果王女は見当違いな自分の考えに戦慄いていた。
枢機卿マザリーニは俯いた彼女を白けた目で見て、この問題をどう解決しようか悩んでいた。
明らかにアルビオンの言い分はおかしいが、ワルドが見つからない限り開戦は必至。
外交に持ち込もうにも向こうは此方の言い分を聞かない。
戦争になった場合も、トリステインの軍備では勝ち目は少ない。踏んだり蹴ったりであった。
その時、会議室の扉が乱暴に開かれ、急使が焦った様子で飛び込んできた。
>>467 コルベール先生は、軍の命令で村を焼いて罪の無い人たちを虐殺したことの贖罪に
「研究で1人でも多くの人間を幸せにすることが義務」と考えてるから、
幸せになるんなら産業革命するだろ。
でも、革命は大勢死ぬだろうから、その場合コルベール先生は今度こそ首を吊るだろうけどな。
何とアルビオンの軍勢がタルブの草原に陣を敷き、此方の軍を威嚇しているというではないか。
アンリエッタは死んだウェールズに思いを馳せ、
何かを決意した表情で立ち上がると、騒ぎ出した貴族達へ一喝した。
王女の突然の声に静まり返る会議室。
マザリーニは珍しいものでも見るかのように、ほぅ、と王女へ向き直った。
彼女はそのまま近くにいた兵に命令を下した。
「軍部に通達。今すぐ各連隊を率いてラ・ロシェールに展開、『敵』を迎え撃ちます!」
「し、しかし姫殿下。未だに向こうからの宣戦布告は──」
「お黙りなさい!状況を把握せよ。かの国は既に我が国土を侵しているのです。
悠長な事を言っていると、すぐに彼らは都まで攻め込んできますよ?」
王女の言葉に顔を青くした貴族達は、口角泡を飛ばしながら再び騒ぎ出した。
アンリエッタは溜息を吐いて座り込み、腕を組んだ。
マザリーニは、そんな王女に向けて問いかける。
「よろしかったので?」
「遅かれ早かれ、こうなる運命でした。今は民を守らねばなりません。
彼らの血が流れる事になってはいけない。私達はその為に君臨しているのだから」
頼りない王女がいつの間にか成長していた事に、感動しているマザリーニ。
しかし戦争を引き起こした原因の半分が、アンリエッタにある事を彼は知らない。
そして彼女は自らが指揮を執ることを高らかに宣言し、近衛を伴って会議室を出た。
その様子に、我も続けとばかりに動く貴族達。
城下に散らばった各連隊に連絡が飛び、魔法衛士隊は己の幻獣に騎乗して城を出発する。
今ここに、トリステインとアルビオンの戦争が始まった。
──
>>467 同感。
ああいう世界は情報も特権階級が握ってるから
科学技術が魔法技術を上回る力を持ってると知ったら秘密裏の独占を考えると思う。
召喚されたのが“みらい”だったら、
おれが貴族側ならみらい乗員に貴族の位階を与えて丸め込もうとするね。
キュルケはタバサの隣で学院の廊下を歩いていた。目の前にはオスマン氏の背中がある。
彼女らは今、学生寮を目指している。目的地はルイズの部屋だ。
先程、彼に説明された内容はキュルケにとって信じがたいことばかりだった。
彼は以前より、図書館の危険な書物について調査をしていた。
そんな時にタバサからロングビルが殺されたという話を聞いてふと何かが引っかかった。
そして危険な書物の一冊──丁度タバサが読もうとしていたヴォイニッチ手稿の記述に、
ルイズの使い魔である沙耶に類似した存在があった事を思い出した。
それによれば、沙耶は異世界からの凶悪な侵略者である可能性が高い。
ロングビルを殺したという沙耶を、彼は即刻滅殺すべきか迷った。
『書』によれば沙耶は極めて危険な存在であるらしい。簡単に刺激を与えるリスクを彼は犯せなかった。
また彼は、ロングビルがフーケという盗賊だという事には気付いていた。
いずれ彼女がぼろを出した際に、自ら『処刑』する予定だったのだ。
死んだのはたかが盗賊、ならば処分を下す前に暫く様子を見るべきでは?
そう思い、タバサには口外無用と厳命し、調査自体も一週間で打ち切った。
結局、彼の使い魔であるハツカネズミのモートソグニルを、常に監視につけることで茶を濁した。
流石に部屋の中までは監視が行き届かなかったが、
沙耶が学院敷地内で行っていた小動物に対する『狩り』は逐一オスマン氏に報告されている。
その間に彼はさらに詳しい記述が無いか、書物を読み漁ったが、そもそも言語自体読めるものが少ない。
一般書庫で調べていたタバサと同じく、最初以外は大した成果は得られなかった。
だが監視の結果、沙耶はメイジに比べると、直接的な戦闘力が乏しいということだけは発覚していた。
それに加え数日前、表沙汰にはなっていないが二人目の犠牲者が出た。
ある使用人の平民が沙耶にさらわれる瞬間を、モートソグニルが見ていたのだ。
今度は死体の一部すら見つからなかった。それらの事実に、とうとうオスマン氏は決断した。
素敵な科学者に善人はおらんのか。
>>477 いや、失礼だが怖いのはほんとだが唄を読んだあと他を読むともっと楽しめるんだ。
>>461 世界の警察国家が黙ってる訳が無いだろうな。
過剰な殺傷力のある魔法は人に使ってはならないとかの国際条約を作ろうと提案する
そして反対するハルケギニアの国をテロ国家認定。
後に理由つけて戦争開始するが戦後処理がグダグダになって威信低下。
あれ?
魔法と機械の融和…やっぱ魔装機神だな
属性的には
キュルケがグランヴェール
タバサがサイバスター
ギーシュがザムジード
ルイズは…虚無的にグランゾン?虚空からの使者ならアストラナガンも有りかな?
「二人目は平民の娘じゃったが、これ以上放置すれば貴族にも被害が出るやも知れぬ。
そうなる前に、諸悪の根源を絶たねばならない」
つまり、沙耶を殺すということだ。
キュルケは漸くルイズを狂わせた存在が消える事に安堵していた。
だが同時に不安も覚える。
彼女が明らかに豹変したのは沙耶を召喚してからだが、それ以前から既に様子がおかしくなかったか?
果たして沙耶を殺す事でルイズは元に戻るのか?
そんな思いがキュルケの中を渦巻いていた。
考えている内に、ルイズの部屋の前に到着した。そしてすぐに『開錠』で扉を開く。
空気が変わる。部屋の前から鼻を苛んでいた悪臭が、さらに生々しく有機的な汚臭へと。
オスマン氏は鼻を押さえたキュルケとタバサを下がらせ、その臭いに平然とした様子で奥を見つめる。
薄暗い部屋の中では、まるで待ち受けていたように、腕組みするルイズが無表情に立っていた。
「……レディの部屋にノックも無しなんて、礼儀がなってないわね」
「ミス・ヴァリエール。君の使い魔を出したまえ」
オスマン氏の言葉に、ルイズの顔は悪魔のような恐ろしい形相に変わる。
次の瞬間、貴族の子女とは思えない汚らわしい言葉で罵倒し始めた。
ルイズのそんな様子を歯牙にもかけず、部屋を見渡すオスマン氏。
視線の先に何かを認めた彼は、そのまま中に入ろうとする。
当然押し留めようとするルイズだが、体格の違いで押し切られ侵入を許してしまう。
耳を澄ますオスマン氏。微かに音が聞こえる。
ずりっ……ずりっ……
何かが這うような、泥のぬかるみで足を滑らしたような湿った音が。
>>485 シエスタ!?どうしたシエスタ!!シエスタァァァァァァァァ!!!!!
ちょ、もしかしてシエスタ死んだ?!
俺的予想
@科学に負けじと魔法技術も向上
A科学と魔法が融合発展・新技術化
B科学で下克上・いざ革命
誰にでも使える科学技術とメイジにしか使えない魔法技術だったら、特権階級のやつ等は後者を選ぶだろ。
>>465 すまん、それです 日本語も間違えててすまん
ああいう社会的アプローチのSSは初めてだったので舞い上がっていたかもしれない
「そこか」
「……っ!逃げて!」
ルイズの声など聞こえないように、オスマン氏は杖を振り、口の中で呪文を唱える。
恐ろしく高密度に圧縮された氷の槍が十数本、突如空中に現れる。
それはタバサが得意とするウィンディ・アイシクルよりも、鋭く、強靭で、禍々しかった。
凶悪なフォルムのその槍は、凄まじい勢いで隠れていた生物に突き立ち、破裂する。
『ヒギャアアアアアァァァァァァァァァァァッ!!!』
響き渡ったのは断じて人間ではありえない異音の『絶叫』と、びちゃびちゃと湿った何かに物がぶつかる音。
その悪夢のようなおぞましさに、キュルケとタバサは耳を塞がずにいられなかった。
生物はまだ息があるようで、オスマン氏はさらに攻撃の手を加える。
次々と現れる槍が、目標に向かって降り注いだ。
『イタイ、イタイ、イタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイィィィィィィィィィィィィィィィィィッ!!』
「やめてっ!もうやめて!」
ルイズの制止も空しく、やがて絶叫は啜り泣きに変わり、その内、何も音は聞こえなくなった。
恐る恐る、キュルケは静まり返った部屋の中を覗き込む。
そこいたのは厳しい顔で立ち尽くすオスマン氏と、呆然と座り込むルイズ。
二人の視線の先には、得体の知れぬ赤黒い液体が飛び散り、細切れの肉片となった『何か』があった。
今度こそキュルケは吐き気を抑えきれず、嘔吐した。
タバサもその惨状に顔を青くし、視線を逸らしている。
その時、部屋の外からオスマン氏を呼ぶ声がかかった。コルベールだった。
>>483 ただし、みらいほどハイテク過ぎても逆に厳しいかと。エンジン一つとっても蒸気→内燃→原子力と段階を踏まなきゃならない訳で。極端な話、イージス艦一隻よりもカラシニコフ100丁の方が良いかもしれない。
「大変であります、オールド・オスマン!」
コルベールは慌てた様子で走りより、息を切らしながらオスマン氏に告げる。
先程、猛烈な勢いで王宮より使者が訪れた。
使者によると、このトリステインはアルビオンの蛮行により、戦争状態に陥ったらしい。
それに伴って学院では生徒及び教職員の禁足令が出された。
突然もたらされた凶報に、オスマン氏は顔を顰める。
顎に手をやり、暫く考えていた彼だったが、生物の残骸を見て一つ肯くと部屋の外へ出た。
彼はルイズ一瞥し、コルベールに向けて学院長室に戻る旨を伝え、
彼女を本塔の一室へ押し込めておくことを命令する。
『ゼロ』に何が出来るとも分からないが、杖を取り上げておくことも付け加えた。
これで、彼女は完全に無力な少女になるはずだ。
床に手を着いて嗚咽を漏らすルイズを見て、一体何をしたんだこの爺と思ったコルベールだが、
命令通り彼女の杖を取り上げ、その手を引いて本塔へ向かった。
ルイズの表情は、俯いていたせいで誰にも見えなかった。
──
ここまで。次で最後。
書くたびに量は増えても、反比例してクオリティが下がる事実に絶望したorz
イングラムが何を間違ったかハルケギニアに降り立ち時空の万人としてルイズに目をつける
イングラムのカットインがルイズに重なった後悪人笑いで握り拳を作ってインフィニティーシリンダー発射するルイズ
科学技術が誰でも使えるなんて、そんなファンタジーじゃ無いんですから。
まずは、大量生産に耐える社会制度を作らないと破綻するし
部品の精度が求められるので、統一規格も作らないといけないし
作成する人間の教育もしなきゃいけないので、一朝一夕には無理でしょ
一部の天才が発明はしても、広まるだけの土壌が無いと無理ぽ。
>>479 いや、知ってるるよ。
というか、F世界スレの元職(ry
投下乙、ラストスパートに入ってるな
ゾクゾクするわ
>>488 「杖」を銃刀法で禁止項目にすればいいんじゃないのか?
散発的なテロは起こるだろうが、爆弾テロと被害的に大差ないだろうし。
「杖」って簡単に自作できるんだっけ?
誰にでも使えるのは『科学製品』だ。
量産あっての汎用化ですぞ。
>>498 乙、思わずバイオのG最終形態戦の音楽が脳内で流れたぜwwww
>>503 ただ単に魔力を流し込むだけだから自作出来るのは?
アンチの意図的な雑談
>>498 グr……間違えた、グッジョブ!GJ!
これでグロイン……いや、ヒロインが死んじゃったのか
まぁ規制回避の意味もあるからまったく無言よりはよかろうよ
虚無の唄の人乙
禁断の書物の副作用に吹きました、嘘ですが。
シエスタ……ああ、殺してもらえて良かったねとしか、黙祷。
保守ならともかく普通に雑談とか
住人のマナーは最低クラスだなこのスレ
乙。この後更に惨劇って何が起こるんだ……。
>>499 イングラム、久保を取り込もうとした時あったしルイズが食われかねないぞ。
後、髪が青くなったルイズはルイズじゃない気がするんだ。
>>498 乙。
ところで今日このスレ知った新参なんだが、このスレがよくわからん。
SS投下の真っ最中に雑談レス割り込んだりするのって、この板じゃ当たり前なのか?
他のSSスレじゃ思いっきりマナー違反扱いで叩かれそうなもんだが、そういう空気、風潮のところしかしらんので
いまいちここの空気が読めない。
>>494 残念ながら現代兵器の瞬間最大火力を考えると
ゼロの使い魔世界くらいの技術だと魔法技術側は隷属するより他の選択肢はない。
漫画だと大幅差し引きされてるが実際の現代科学はリアルバスタードの世界だから。
ただし現代側は人権や国家の自治権という枷に縛られているので
それを無碍に踏みにじるような真似はできないというのが付けいる隙。
>>500 反乱起こされて自分たちの首が危なくなるものを選ばないってことじゃ?
魔法なら基本的に貴族しか使えないし、力の差がある平民を統制しやすいってことだろ。
ヴォイニッチ手稿はKruschtya方程式みたいなもんになってるのなw
>>511 まだ体裁が整っていないんだよ。
ジョジョスレは凄まじい激流に揉まれて異様な統率が出来てるけど・・・
>>509 普通のスレなら黙って支援レスだけ入れるか
感想書く奴が出るし
興味の無い奴は黙るのが当たり前
虚無の唄さんGJです。では予約がなければ投下します
>>500 そうそう
行きすぎた科学技術は魔法と同じって言葉があるけど
鉄砲一つとったってまともに使いこなす人間は一般人からしたら魔法使い同然なんだよなぁ
それも、旧態然とした徒弟制度の社会じゃ弾ひとつまともに供給できやしないし
>>517 やたらジョジョスレを持ち出したい奴がいるけどさ
ジョジョスレなんか関係なく投下中に雑談しないなんて常識的なマナーだろ
ごめん。
これからは気をつける。
じゃあ・・・あれだ
言うだけじゃ無駄かも知れんが・・・
『投下中の雑談はお控えください』
『投下中は支援に専念してください』
スレ立て時のテンプレにでも入れるか?
525 :
519:2007/07/12(木) 22:26:05 ID:???
追記
・職人の投稿中はお静かに
沙耶が沙耶が沙耶がぁぁぁぁぁ!?と取り乱した俺はもうダメですか?
>>509 「お前のSSなんかどうでもいい、SS読むより雑談してるほうが重要だ」
って暗に言ってるようなもんじゃん。最悪だろこれ。
殆んどチャット状態になってしまってるからな・・・IDが出ればまだ違ってくるんだろうが。あぼんできるし。
「んにゅ…」
よく寝た。まだ寝たりないけどそろそろ起きなきゃ朝食に間に合わなくなる。
それは避けたい。朝の食事は健康のためにも必要なのだ。
「んー…」
寝呆け眼のまま着替え始める。途中で舟を漕ぎそうになるが耐える。
「よし!今日も頑張ろう!」
気合いを入れて一歩踏み出したら、
「ぐえっ」
なんか踏んだ。
あ、そうだ。使い魔召喚したんだった。いつもの癖で着替えてしまった。こいつにやらせるつもりだったのに…
というかご主人さまより起きるのが遅いのはどうなんだろう。使い魔のくせに。
あ、そう考えるとイライラしてきた。ほっぺたつねってやろうかしら。
そう思って使い魔の顔を見る。
「あら…」
寝顔はけっこうかわいいかもしれない。つねるのはやめてほっぺたをつついてみる。
ぷにぷに
「ん〜…」
ぷにぷにぷに
はぁ…やわらかい。しかし全然起きない。
「ちょっと、起きなさい」
「ん〜、あと三日〜」
どんだけ寝る気だ。
「起きなさいってば」
「うるさいぞエトナ…」
エトナ?誰だろう?ねぼけてるのかな?
「おーい、起きないと吹っ飛ばすわよー」
「…くかー」
ダメだ、こいつ起きない。そろそろ本気で吹っ飛ばそうかと考えていたら、聞き捨てならない言葉を聞いた。
「…この貧乳どもめぇ〜俺様の恐ろしさを思い知ったかぁ」
…貧乳だとう?いやいや落ち着くのよ私。ただの寝言よ。心を広く持つのよ。それに私に言ってるワケじゃないわ。
「ふん、所詮はぺったんこ俺様の敵ではないわ…」
大丈夫、大丈夫、大丈夫。落ち着け落ち着け落ち着け。
支援
VS科学技術の方面の雑談はちょっと多すぎる気もするけども
こういう異世界ふれ合いモノだとどのみち避けて通れない道でもあるから
そういう考え方をブラッシュアップしていくのは今後のレベルアップにも繋がるんじゃないかな
・・・殺られたの、化物に変えられたシエスタじゃね?
・作者の投下予告がなくても作品が投下されたら雑談を中断して支援に徹してください。
これテンプレに入れた方が良くね?
ブーーーーーーーーーーーー・・・・・
『超魔王(?)使い魔』さんが投下されております。
住人の方は雑談を控え、お静かに支援お願いいたします。
カラカラカラカラ・・・・・
「お前らの胸がこれ以上大きくなるワケないだろうがぁ〜」
よし、吹っ飛ばす。
全世界の貧乳のみなさんの怨念を込めて…
「貧乳の何が悪いのよーーーーー!!!」
大 爆 発 !!
あ、狙いがそれた。チッ、奴は無傷か…次は当てる!
「ななな、何をするのだ貴様ーー!?」
起きたか…でもやることは変わらない。
「おっぱいが大きくならないなんて誰が決めたのよーー!!」
よし!ヒット!空中に浮いたところで追撃をかける。
「私、だって、好きで貧乳になったんじゃないわよーーー!!」
必殺の空中コンボ。床には落とさず連撃を叩き込んでいく。
80コンボを過ぎたあたりで部屋に誰かが乱入してきた。それにちょっと気をとられたせいでコンボが途切れてしまった。
いいところだったのに…
「ちょっと、ルイズ!?何よさっきの爆発音は!」
キュルケか…私より“少し”胸が大きい。いずれはキュルケよりも大きくなるから将来的には私の勝ちね。
「ちょっと使い魔を躾けてただけよ」
「ちょっと、ねぇ…」
キュルケが少し引きつった表情でボロボロになって気を失っている使い魔を見てる。
「何よ?何か文句あるの?」
「あのねぇ、ルイズ。仮にも子供なんだから加減してあげなさいよ」
「いいのよ、自業自得なんだから。これくらいで丁度いいの」
そうよ、貧乳に罪はないんだから。
「それにしても、本当に平民の子供を使い魔にするなんてねぇ…」
ニヤニヤ笑いながらこっちを見てくる。ムカつく。
「やっぱり使い魔にするならこういうのがいいわよね〜、フレイムー」
そういうと何やら私の部屋に火トカゲが入ってきた。たぶんこれがキュルケの使い魔なのだろう。
ていうか人の部屋に勝手に入れんな。暑いだろうが。常識が無いのかしら。
>>456 超長期的な目で見てロベスピエールを召喚
ハルケギニアの中世っぷりに辟易するもゲルマニアの貴族制度やコルベールの発明に
革命の萌芽を見てとり、使い魔生活の傍らで執筆活動を開始
社会状況を鑑みて著作のほとんどは世に出ることはなかったが
その死後にに再発見、ハルケギニアの啓蒙思想に影響を与えたり
>>494 でもゲルマンニアに平民出身金満貴族が
「大量生産できる科学技術を導入したほうが儲かる」とか考えた、とか
戦争でメイジの養成機構を喪失したアルビオンが平民でも扱える科学技術に目をつけた、とか
>>533 まあ、たしかに原作のことを考えれば、
オスマンに始末された肉塊は、沙耶に改造されたシエスタだろうな
スレが盛り上がってくりゃ
雑談とSS投下が鉢合わせしちまう状況は出てはくるって
まぁもうちょっと控えろよとは思うが
「それってサラマンダー?ていうか勝手に部屋に入れないでよ」
「そうよー。火トカゲよー。しかも見てよこの尻尾。
ここまで鮮やかで大きな炎の尻尾は間違いなく火竜山脈のサラマンダーよ。
好事家に見せたら値段なんかつかないわよ」
後半については無視ですかそうですか。自慢したいだけなんだろうなあ。
…なんて嫌味なやつなんだろう。これだからツェルプストーの女は…
「うぐ…ん?」
あ、起きたみたい。
「あら、おはよう、坊や」「うぐぉあっ!」
んん?何だろう。キュルケが声をかけると何やらダメージを受けていた。
「どうかしたの?」
キュルケも疑問に思ったみたいだ。
「ま、待て、それ以上近寄るな!」
本当に焦っているみたいだ。どうしたんだろう。
「俺は貴様のようなむちむちした女が苦手なのだ!」はぁ?何よそれ?
「ちなみにこいつのようなぺったんこなら別に何も問題ない」
ちょっとぽかーんとしてしまった。キュルケは大笑いしている
コンボ再開。目指せ1000ヒット。
…200ヒットをこえたあたりでキュルケに止められた。残念。
雑談はなるべく控えた方が良いぞ…
支援
とりあえず今は『黙れ』
支援
ま、後からまとめて読む分には、投下最中の雑談は無いにこしたことはないな
「…だ、大丈夫?」
キュルケが少し心配そうに使い魔に聞く。ちなみにフレイムは私がコンボを決め始めたあたりから逃げ出した。
…どうしてだろう?
「ぎりぎり生きてるんだから大丈夫よ」
本当にぎりぎりだけどね。
「…これが、大丈夫だと思えると、いうのなら、お前は異常だ…」
息も絶え絶えに使い魔が言う。口の減らない子ね。もうちょっとやっちゃってもいいんじゃないかしら?
「と、ところであなたのお名前は何ていうの?」
不穏な気配を感じ取ったのかキュルケが話題を変える。…命拾いしたわね。
「超魔王ラハール様だ。」
はい嘘つき。超魔王じゃなくて超魔王(?)でしょ。
「ラハールね。私はキュルケ。キュルケ・アウグスタ・フレデリカ・フォン・アルハンツ・ツェルプストーよ。
二つ名は“微熱”。よろしくね」
「…長い。ってだから近寄るなと言っておるだろうが!」
あ、フレイムが部屋に戻ってきた。でも時折怯えた目でこっちを見てくる。なにかしたっけ?
「さ、そろそろ行かないと朝食に遅れちゃうわね。ラハールって言ったわよね?
ルイズのところにいるのが嫌になったら私のところにいらっしゃい。じゃあね」
ふう。やっと行った。一応こいつに釘を刺しておく。
「もしあんなやつのところに行ったら公開処刑だからね」
「言われなくてもあんなむちむちした女のところになど行かん」
これなら大丈夫そうね。
「さ、私たちも行くわよ。早く行かないと食べられなくなっちゃうし」
そう言いながら部屋を出る。さ、今日はこいつをたっぷり働かせないとね。
こいつにさせることを考えると顔がニヤけてくる。
「…何をニヤニヤしているのだ、気色悪い」
とりあえずまたコンボを叩き込んでおいた。
しえん
投下終了です。支援してくださったみなさま、ありがとうございます。
支援
>>526を気遣うグロインスキー達の友情に感動した
>>532 そもそもここはSSスレであって議論スレじゃない。
いちいちageて自己主張しながら「科学vs魔法」議論にこだわるお前みたいな層もいれば、
単純に「サイトのポジションに別のキャラが居るのが楽しい」だけの層もいる。
その辺わかれ。
>>533 ダメーっ! 先読み発言は作者のやる気をそぐからストレートに言うのは禁止ー
まあ、ルイズ黒いねとは思った。
予告が入り次第、雑談を控えるように強制・・・もとい、『矯正』した方がよさそうだ
ルイズを召喚するという小ネタSSが出来たのですが
投下してもいいですか?
ミュウツー〜〜。
超魔王(?)の人、GJ。
人が増えてきて雑談が増えるのもわかるけど、タイミングは見ようや。
それと、『異世界に軍隊系のヤツが召喚されたら』っていうネタは、そろそろ該当スレがありそうだからそっちでしてきたほうがいいんじゃないか?
超魔王(笑)は虐げられる運命なのかw
GJ! 続き楽しみにしてます。
>>540 そりゃ多少雑談とSSが被るぐらいで誰も問題にしねーよ
投下され続けてる最中にそれを気にも留めず何時までも雑談してるのが問題なの
それぐらい分ってくれ頼むから
559 :
533:2007/07/12(木) 22:37:17 ID:???
シヨウジキスマンカッタ(´・ω・`)
作者殿はどうか気にせず神作品を投下して下さい
卑しい私めは罰として腐海で沙耶とキャッキャッウフフしてまいります
よしゃ来い
ムスカ『お静かに。君は今投下予告の前にいるのd(ry』
支援
そして黙る
エロゲオタは常に命令形だな
「黙れ」
「それが常識」
社交性身に着けたほうがいいんでない?
563 :
550:2007/07/12(木) 22:38:56 ID:???
支援
の前に一つツッコませてくれ
>>559は罰じゃねぇ!!!
>456
その条件では、やはり『パタリロ』しか居ないではないか。
たったひとりでICBM発射施設を『破壊』ではなく
『解体』出来るスキルを持っているのだし。
では投下します
>>554 すみませんもう少しお待ちくださいorz
雪と氷に覆われ、周りを巨大な山脈に囲まれ、魔物達が徘徊する雪原。
その雪原のほぼ中央に、邪悪なる神を崇める神殿がそびえ立っていた。
神殿の最上階では、世界の命運を賭けた最後の戦いが繰り広げられており、今まさに決着がつこうとしていた。
「お、おのれ・・・ロトの末裔共よ・・・」
白いローブを纏った神官は息を切らせながら目の前の少年達を睨んでいた。
蒼い鎧、兜、盾を装備し、それぞれに不死鳥の紋章を掲げた少年。
見た目はとても軽そうな細剣なのに、全てを破壊する剣と同じオーラを纏った剣を持つ少年。
こんな極寒の地なのに、水で出来た羽衣を纏った少女。
三人はそれぞれ武器を構え、神官と対峙していた。
「こ、こうなったら・・・・・破壊神よ、我が身をイ・・・ケ・・・ニエに「させるか!」
神官の行動に気づいた蒼い鎧を着た少年が飛びかかり、神官に不死鳥を象った剣を突き刺した。
神官は血を吹き出しながらその場に倒れていった。
「・・・やったか?」
倒れた神官から離れながら蒼い鎧を着た少年が呟くが、誰も答えることはできない。
くっ・・・こいつらの目の構造が知りたいぜ
読んでいて思ったのは
科学との上か下かや社会制度への言及も面白いといえば面白いけどさ、
職人さんの投下中は黙るのが軍板でだって礼儀だろうと思うわけさ。
「・・・やったか?」
倒れた神官から離れながら蒼い鎧を着た少年が呟くが、誰も答えることはできない。
神官の姿が消え、辺りに気配がなくなったのを感じると、三人はようやく気を緩めた。
その瞬間、突如三人と祭壇の周りを灼熱の炎が取り囲んだ。
そして辺りに禍々しい気配が漂い始めた。
「まさか、間に合わなかったのか?」
「そ、そんな・・・」
「サマル、ムーン!気をつけろ!来るぞ!」
再び武器を構えた三人の前に、鏡の様な物が現れた。
鏡からは禍々しい波導が溢れ出し、今にも何かが現れそうであった。
三人は武器を握り直した。
そして、その鏡の様な物は爆発を起こした。
571 :
563:2007/07/12(木) 22:43:02 ID:???
『どれだけ反論、返答したくても』
『我慢するのがエチケット』
支援
紫煙
爆煙により視界が塞がれても、三人は警戒を緩めなかった。
しかし、これまで数々の戦いを繰り広げ成長してきた勇者達も、こんなことが起こるとは予想できなかった。
「・・・アンタ達、誰?」
「「「・・・はい?」」」
煙が晴れ、現れたのは桃色の髪の少女であった。
三人は思わず息を揃えて聞き返してしまった。
こうして、勇者ロトの末裔達はアレフガルドに平和を取り戻した。
余談だが、ルイズと入れ替わりにハルケギニアに召喚された破壊の神は、ハルケギニアの全てを破壊しようとした・・・のだが、
青い髪の少女が唱えたパルプンテという魔法により逃げ出したのはまた別の話である。
575 :
マロン名無しさん:2007/07/12(木) 22:45:25 ID:uWgs5Xib
邪神ルイズwGJ!
以上です
久しぶりにドラクエしたいなーとか考えてたらこんな電波受信しました
それとサマルとムーンは自分の冒険の書で付けた名前です
タバサパルプンテ使えるのかよww
むしろこうやって言い合うのが一番空気悪くしそうだし、
お互い「空気読んでね」の一言を胸に刻めばいいと思う。
乙、ルイズラスボスw
>>575 連投すると、規制がかかって投下できなくなる。
誰かが書き込むと解除されたり、そもそもかからなくなったりと、そういうこと。
そういうわけで、支援
パルプンテw
天空の勇者の血でも引いてるのか?髪青いしww
ある意味イオナズンしか使ってこないラスボスw
投下乙!
つかタバサなんで知ってんのw
ドラゴラムの続きを!
でもあそこであの呪文て辺り、アバン先生ホントに策士だな・・・・・
誰も傷つかずに済ます手段をあの間抜け面で常に考えてるんだなと
399=407=420=433=441=443=450=461
465=479=483=495=514=521=532=540
おい厨ニ、お前少し自重しろ。
>>495の君の言からすれば、社会的アプローチのSSは初めてで興奮してしまったのは理解できるが、
エロ本を拾った少年のごとき君の喜びを、青臭い生の感情ごとスレにぶちまけられても困るんだ。
多分、このスレの中でも君は精神年齢が幼い部類に入ると思う。 君が得意満面に語っていることは
経験豊富で、おそらく(精神)年齢も上であろう住人諸兄にとって、今更感の漂いまくるガキのたわ言
にしか聞こえんのだ。 悪いが明日中学校に行ったら、同級生に思う存分語ってやってくれないか?
そして、最後にもう一言。
>>540のような戯言は鏡に向かって言えカス。
なるほどねageちまったぜ
>>583 シルフィードはマスタードラゴンの子供ですか?
そういや人間に変身できたし
むっ今は空いているか?
ほんとエロゲーを擁護する時だけ濃い書き込みが出るのはどうにかしてもらいたい…
>>591 妙なのがいるからそれを吹き飛ばしてくれるのを頼むぜ
>>588 おい厨ニ、お前『も』少し自重しろ。
言われてる意味はもちろん分かるよな?
>>588 今のところ君がぶっちぎってるよ
荒れてるのを戻そうとしてきた住人の努力無視して楽しい?
お前らまとめて自重しろw
職人も多いから、投下と雑談の切り替えが難しいんだよな。
結構リアルタイムで投下しているのを見かけるし。
もちろん、職人が多いのはいいことだから、問題ではないが。
それでは本日分
とある魔術の使い魔と主
当麻がルイズによってボコボコの中のボコボコにされていた頃……
「一体何者なのよあいつは!?」
フーケは独房の中で一人、先の体験を振り返りじだんだを踏んでいた。
もう少しで『破壊の本』――その一冊で誰にでも勝てるであろう最強の武器が手に入ったのに。
たまたま彼らに見つかってしまい、その結果、来週中には死刑の判決が下される状態にまで陥った。これが悔しくなければ一体どうなる?
いや、彼らではない。彼、だ。
自分が操る巨大ゴーレムも、最強の武器も、自分を殴ったのも皆ツンツン頭の少年が行った事。
フーケはそこに疑問を持っていた。一体どのようにすればあんな事が出来るのだろうか?
(まっ考えても無駄ね)
答えが浮かばない、というのも一つの理由ではあるのだが、なにより考えた所で意味がない。
どうせすぐにこの世とおさらばする命。ここから脱獄しようにも杖がない為魔法も打てない。
白馬に乗った王子様が来て助けてくる――なんてあったらちょっといいかも、と少し夢見ながら寝ようと思ったら……
足音がした。この一つ上の階から聞こえてくる。
最初は牢番かと思ったが、どうやら違う。かつかつという足音の中に、かしゃかしゃという拍車の音が混じっているからだ。
この階、最も監視と警備が厳重な牢獄にいるのはフーケだけ。つまり、フーケに用があるとしか思えない。
まさかね……と、自分が先程思い浮かべた人物を否定しながらも、ベッドから体を起こす。
と、鉄格子の向こうに、長身の黒マントを纏った人物が現れた。白い仮面を被り、長い魔法の杖がマントから突き出ている。恐らくメイジであろう。
白馬の王子様、というより暗殺者といった方が正しいかもしれない。
「はっ! こんな夜更けにお客さんだなんて一体何用だい?」
フーケは大方想像がついていた。一人で活動したが、これでもかなりの数のお宝を盗んできた。
その中には当然フーケの事を殺したくなる程憎んでいる貴族もいるであろう。
何故なら、公に広がってはならない宝物を当然フーケは盗んでいるからである。そんな貴族にとっては、来週中ではなく今すぐに死んで欲しいと思っているはず。
つまり口封じというわけだ。
続々と来てくれた!
真面目に支援するぜ!
SS書いてるんだが……書くのって難しいんだな。
さらっと済まそうと思ったのに、何時の間にか無駄に長くなるとか。
>>591 ゴーレディゴー
>>591 空いていると思いますぞ
ムスカ『お静かに。君は今(ry』
「残念ながら、見てのとおりここには何にもないですわ。つまりあなたをもてなすことができないのですわ。それを承知でここにいらして?」
言いながらフーケは身構えた。もちろん暗殺にきました、はいどうぞ。というわけにはいかない。彼女なりのプライドがある。
一応体術の心得もある。といってもあの時は防ぎようがなかったが。
しかし、このまま鉄格子から魔法を放たれたら対処しようがない。フーケは、どうやって相手を中に入れようか作戦を練る。
すると、ようやく黒マントの男の口が開いた。若く、力強い声だった。
「『土くれ』だな?」
「まぁ世間ではそう呼ばれてるわね」
ふむ……、と男が呟くと、両手を広げて敵意のない事を示した。
「話をしにきた」
「話?」
「簡単な事だ。我らに仕えて欲しい。マチルダ・オブ・サウスゴータ」
フーケは男が言った名前に言葉を失った。ずっと前に捨てなければならなかった名前。誰一人知らない名前であるはずなのに……
「何を……求めてるの?」
平静を装うつもりであったが、明らかに声が震えている。しかし、男は気にせず話を進めた。
「なに、革命を起こすのさ、アルビオンにな。その為には優秀なメイジが欲しい。協力して欲しいのだがどうかね? 『土くれ』よ」
「随分ペラペラと喋るわね? 私が断らない理由でもあるのかしら?」
「もし断ったら――――」
「私を殺す、でしょ?」
フーケが割って答える。仮面ごしではあるが、恐らく笑ったであろうと感じた。
「さぁ、どうする?」
フーケに選択肢などなかった。
朝。ルイズは何かを引っ張りながら登校してきた。周囲の学生は、その何かに目がいってしまう。
それが何なのかは皆わかっている。ただ、それが何故首輪をつけられてルイズに引っ張られているのかがわからない。
そして何よりも、
「ねぇルイズ、一体何をしたらあぁなるの?」
香水のモンモンランシーが、クラスの代表として聞く。上条当麻の、原型が見れない程変型している理由を。
「調教よ」
いや、どんだけしたんだよ……と何人かの貴族は心の中で突っ込む。当麻の顔は晴れ上がっていて、血も少量ばかりついている。
しえん
スルーから流れるように支援
「なにしたの? 彼」
「わたしに襲い掛かってきたのよ、夜に」
「まぁ!」
モンモンランシーは驚いた顔をすると、見事な巻き毛を振り乱し、大袈裟にのけぞった。
「はしたない! まぁ、そんな襲うなんて! まぁ! 汚らわしい! 不潔! 不潔よ!」
ち、違うんだけどなー、と伝えたい当麻だが、多分言った瞬間再びあの悪夢が襲い掛かると思うと、黙っているのが最良だと感じる。
一方のモンモンランシーはそんな当麻の事など気にせず、ハンカチを取り出すと、噛み締めた。
オウとか、ヨヨとか当麻にとってよくわからない言葉を吐き出している。
そんな中、颯爽と自分の髪をかきあげて教室に入ってきたキュルケがルイズを睨んだ。
「あなたが誘ったんでしょ? エロのルイズ。大方いやらしい流し目でも送ったんじゃないこと?」
「なっ、そんなことするわけないじゃない! あなたじゃあるまいし!」
「可哀相なトウマ、私が治療してあげるわ」
こめかみから血管を浮かべて怒鳴ってくるルイズを、キュルケは無視して当麻を抱きしめる。
(うお、待て、胸が、く、苦しいけど、これはこれでラッキーイベント発生かー!?)
巨大な胸に顔を挟まれ、当麻は呼吸が出来なくなる。
しかし、なんというか悪
以上です〜
なんか最近他の作品の一回の投下量が多い……
自分も3レスに収めず、ばんばん長くしちゃうべきなのだろうかorz
乙です
しかし自分には「なんというか悪 」で切れて見えるのですが
キュルケ自分の事棚に上げすぎだろw
使い魔と主の方、最後が切れているようです。
ターミネーターが召喚されたのはあったみたいだけど
エイリアンやプレデターだと絡みにくいからNG?
>>611 自分がやりやすいペースでするのが一番だと思うーよ
>>611 自分のペースを崩さないのが大事ですぜ、旦那
俺も書いてて書きすぎかな〜なんて思って抑えたほうがいいかなって思ったことあるし
>なんというか悪
なんかちょうどよく切れたな
>>615 絡みにくいかどうかは、書く当人の問題だから聞かれても困る
またかぁぁぁ
すみません残りの奴ですorz
しかし、なんというか悪くないかも、と思ってしまう当麻がいちゃったりする。
「大丈夫、あたしが『治癒』で治してあげるから」
「あんた『水』系統の『治癒』が使えるわけじゃないの。あんたの二つ名『お熱』でしょ。病気。熱病。少しは水で冷やしなさいよ」
ルイズが嫌味を込めてキュルケに向ける。
「微熱よ。び・ね・つ。あなたって記憶力までゼロなのね」
キュルケはルイズの胸をつついて言った。
「ゼロは胸と魔法だけにしたらいいわよ〜」
ビキィ! とルイズのこめかみからとんでもない音がした。本人は至って冷静になっているが、逆に怖い。
この後、二人は討論するのだが。
いつもと変わらんな、と思う当麻であった。
いや当麻の顔は変わっている。念の為に。
GJ
後、支援多すぎ
投下したいがよろしいか?
今日は時間が無くてコルベール先生戦の前半程度しか書けなかったよ・・・
今北産業
レス多すぎワロタ
ではオリ展開なキタローVSコルベール先生編前半・・・と言うか、多分3分の1投下します。
「君は、危険なのだよ、キタロー君。ガンダールヴのルーンに、その奇妙な力だけならば、まだ良かった。
だが、君にはまだ何かがある。恐ろしい何かが・・・その何かを見過ごす事は出来ないのです」
物陰からキタローとコルベールの様子を伺うキュルケは、想いもよらない状況に戸惑いを隠せないで居た。
あの決闘での凛々しい姿に心底痺れ、(何時ものように)恋に堕ちたキュルケ。
彼・・・キタローの事を色々知りたいと、サラマンダーのフレイムに彼の行動を追いかけさせていた。
夜半過ぎに彼が一応の主・・・ルイズに気付かれないようこっそり部屋を出たのを知った時は、そうそうに恋の炎を燃やす機会が出来たと喜んだ物だ。
しかし、フレイムに誘導させる間もなく、彼はそのまま学園を抜け出してしまった。
そこで、タバサの風竜に乗せてもらいここまで来たのだが・・・
(どうしてあの昼行灯先生がダーリンと待ち合わせてるのよ!?)
彼女たち二人が演習場に辿り着いて見た光景。
それは普段の色ボケかつ昼行灯な姿からは想像も出来ない鬼気を発するコルベールと、あの決闘で見せた幻影を呼び出したキタローの姿だった。
タバサにとって、キュルケの今回の無茶は、かえって喜ばしい物だった。
「僕にまだある・・・何か?」
タバサも、それが知りたかったのだ。
あの使い魔の少年の放つ死の気配は、無数の視線を超えたタバサにとって無視できない類の物。
あの決闘以来彼を頻繁に目で追うようになったが、ある程度慣れたつもりでも未だに手に冷たい何かが滲んでしまう。
正体がわからないというのも大きな理由だ。
その正体が判るのであるのなら、夜中に急にたたき起こされ訳も判らずここまで『足』にされたことも許せそうな気持ちになる。
あくまで許せそう、であって許す気は無いのだけれども。
それに、あの先生・・・只ならない実力を隠している事は以前から気付いていた。
その片鱗をも垣間見る事が出来るのなら、明日少し寝不足になったとしてもかまわないとも思う。
「ええ、見極めさせてもらいましょう。君を、君の中のモノを」
物陰から伺う二人の少女の存在に気付かぬまま、コルベールは杖を振るった。
異形の戦いが、始まる。
無数の炎の鞭が、空気を切り裂いてキタローに殺到する。
「っ!?」
違う、それは炎のメイジが呼び出していた炎の蛇だ。
キタローは慌てて身を翻し、かわし切れないものはオルフェウスの音の衝撃でまとめて吹き飛ばす。
(小手調べで、これなの?これが、まだ学生のギーシュとはちがう、熟練のメイジの力・・・)
吹き飛んだ炎の蛇の残骸だけで、一気に周りの気温が跳ね上がってる。
恐るべき火力だった。もしあの蛇に絡みつかれたら、たとえペルソナ使いであっても、骨まで焼かれてしまいかねない。
「まだまだこんな物ではありませんよ。今夜、私は君を殺すつもりで居ます」
投げられた言葉にキタローが戦慄する間もなく、コルベールは更なる魔法を紡ぐ。
再度振るわれた杖にあわせて、今度は無数の蛇達がとぐろを巻くように球形の炎に姿を変える。
蛇から姿を変えた火球は、先刻の蛇よりも速く幻影を従えた少年の元へ殺到する。
慌てて飛びのく少年。その飛びのく前の足元へ『それ』は落下して・・・
一瞬の閃光!続いて襲ってくる爆風と衝撃に、キタローは人形のようになす術も無く跳ね飛ばされた。
もし此処でキタローが、何か武器を手にしていたのなら、コルベールの魔法の数々をかわす事が出来たかもしれない。
しかし今のキタローはかのガンダールヴの力を使えない。
ペルソナはもう一人の自分自身であり、武器を使いこなすガンダールヴのルーンの発動条件には合致していなかったからだ。
故に今のキタローは人外の身体能力を発揮できない。
無論ペルソナを持たぬ身であれば、始めの炎の蛇の時点で既に無残な焼死体と化していただろう。
コルベールはそれほどまでの術者だった。
一方のコルベールにしても、楽観は出来ない状況だった。
相手は、未知なる力の持ち主だ。死の気配以外にも、メイジの常識が通じない強烈な力を振るえるはず。
今はまだ、コルベールを攻撃しては居ないが、もし攻めに転じたら・・・そう思うだけで杖を握る手が震える。
何より、彼を殺そうとしているこの瞬間が、コルベールにとって最悪の時間だった。
かつて犯した過ちの数々。それを省みて、二度と人を殺さないと誓ったはずだった。
だが今こうして一人の少年を死に追いやっている。
その中に眠る『何か』を見過ごせないが為に。
『何か』・・・恐らく『死』にまつわる何かが彼の教え子たちの傍にある・・・それを見過ごせないが為に。
死を遠ざけるために、目の前の少年を殺す。その矛盾もコルベールを苦しめていた。
そして・・・
「っっぁぁぁっつ!!!」
ついに炎が、彼を焼いた。
一瞬にして燃え上がる衣服。肉が焼ける独特の異臭が辺りに漂って・・・
「またお会いしましたな」
何故か、再び僕はベルベットルームにやってきたのだった。
ほどほどに支援
きょうはここまで〜話の筋は構想済みですが仕事疲れに勝てません。
残りは全部明日の夜です。
乙
しかし続きが気になる絶妙な加減でお預けとは
ワイルドの人はベイダー卿の人クラスのドSだな…!
んじゃ立て続けになるが、投下してよろしいかね
来い!
>>635 支援する
しかし、やっぱり職人が多い。
雑談する暇がないのが、変なのを生む要因のひとつになっていると思う。
>>635 デオってひとが、歩道は空いてるって言ってた
天才カリスマ漢の作者殿は十分速筆だと思うのは俺の筆が遅いからだけではあるまい!
というわけで予約を入れたい。
床の冷たさに目つきの悪い黒魔術士は目を覚ました
「・・・ここはどこだ」
「やっと起きたみたいね」
そこには少女がいた、意識の覚醒と共に記憶も戻ってくる
窓から外を見る限り既に夜のようだ、現状把握の為に俺は口を開いた
「なぁお嬢ちゃん、ここはどこなんだ?」
「私の部屋よ」
自分が期待した回答からナナメ上の答えが返ってきたが気にしない
自慢じゃないが理不尽なことには慣れてる
「そうじゃなくてこの土地、ここがどこかを聞いている」
「それよりもアンタ、名前教えなさいよ」
目の前の少女が言う、そういえば名乗っていなかったか
余計なことは言いたくないが、名前くらいならいいだろう、
オーフェン
「俺は・・・孤児だ」
「そ、オーフェン、ここはトリステイン王国、トリステイン魔法学院よ」
オーフェンは少女ルイズの言った言葉を心の中で反芻する
(トリステイン王国・・?王都は貴族連盟がその所在を置くメベレンストしかないはずだ、
しかも魔法学院?王都のスクールか?ここは。魔法・・・神が使う万物の法だ。
ドラゴン種族や俺達が使うのは魔術。俺が塔を出奔してから妙な言い回しをするようになったのか・・・?)
「とりあえずこれ、洗濯しといて」
ボフッっと何かを投げてよこされたものが顔に当たった
「はぁ?なんで俺が・・・というかここは・・」
言いかけたところで桃色髪の少女が遮って口を開いた
「アンタは私の使い魔なんだからそれくらい当然でしょ」
「使い魔・・・?」
(使い魔と言えばドラゴン種族の一つ、ディープ・ドラゴンが使うもののことだ
視線により生物・非生物を問わず精神支配をかけることができる暗黒魔術を使い
なにかを使役し代替行為をやらせたりするんだったな、確か)
「ディープ・ドラゴンの真似事か?生憎ママゴトに付き合ってる暇はないんだ、すまないな」
少女は困惑した表情をしていた
「はぁ?何を言ってるかさっぱりだけど、アンタは私が召喚した私の使い魔なの
左手の文字が証拠よ、私だって平民なんか使い魔にしたくなかったけどやり直しは駄目って言うんだもん・・」
「左手?」
言いながら目を向けると左手の甲になにやら文字が浮かんでいた
ウイルドグラフ
「なんだこれ、魔術文字か・・?」
オーフェンは少女を見た
くりっとしていて少々つり上がった桃色の瞳に腰まで伸ばした桃色の髪、顔立ちは整っていて将来は美人になるかも知れない
先ほど脱いで投げてよこしたのは服のようで薄着だ、胸はない、しかしシスコンの男は興味がない
ノルニル
(天人ではないな、ドラゴン種族共通の碧眼でもないし、そもそもウィールド・ドラゴンは既に死滅したと伝えられている
もう一度左手を見る
(刺青でもないようだし、これは一体なんだ・・?)
「ちょっと!なにボーッとしてるのよ」
(これ以上この少女のママゴトに付き合ってる暇はないな、
なにがあったかは知らんがとりあえず王都のようだし、さっさと帰ろう)
「どうやってここまで運んだか知らんが、キースの野郎をぶちのめさないとな」
「は?」
目をぱちくりさせながら少女が口を開きかけたのを遮る
「すまんがルイズと言ったな、生憎と俺には火急の用がある、お嬢ちゃんのお遊びにこれ以上付き合ってられないんだ」
「ちょ・・・ちょっと」
窓から飛びながら構成を編む 「我は跳ぶ天の銀嶺!」
重力がなくなり浮遊感がオーフェンの身体を包む、一気に下の地面まで着地する
「うそ・・・今の魔法?平民じゃなかったの!?」
すんません、今日はここまでです。
ペースは遅いですが、細々と書き続けます。
乙。楽しみに待ってる。
キースって世界の壁くらい飛び越えて出てきそうだよな・・・
そらしえ〜ん
四円
『メガネをかけた…!?』の巻 続き
――高さは3メイル、全長はゆうに10メイルを超え、羽を広げればもはや巨大な壁に等しい。
――体を覆う皮膚は分厚く荒々しく、巨大な四肢には鋭く太い爪がそれぞれ4本。
――頭部から後方に向け伸びた二本の角、無数の牙の奥には炎が燻り、唯一チョコンと乗っかる原寸大のメガネだけがアンバランスにチャーミング。
正真正銘、最強最悪のモンスターの突如出現に、
「ド、ドドッ、ドラゴンだ!本物のドラゴンだ!」
「嘘でしょ!?へ、平民がドラゴンにィ!?」
「そんな馬鹿な!!!一体何がどうなってる!!!」
ギーシュが平民と決闘すると言い出したと思ったら、いつのまにかルイズに負けていた段階で、
既に頭がどうにかなりそうだったヴェストリ広場の面々は、事ここに及んで遂に大混乱に陥って恐怖の片鱗を味わい、
「わたしたちはとんでもない思い違いをしていたようね。これを見て。
まず見たままに事実を表記する。
『平民→ドラゴン』
これを逆にすると、
『ンゴラド→民平』
変身したのが平民というを考えれば末尾に『平民』を加えるのが当然。
『ンゴラド→民平平民』
ここで一部の漢字が重複していることに気付く。
即ち被った『民』と『平』をノイズと見なして省略する。
『ンゴラド→平民』
そして最後の仕上げは意味不明な文字列『ンゴラド』、
これは実はアナグラムで出来ていて並べ替えると『ドラゴン』となる。
するとできあがる言葉は……『ドラゴン→平民』。
つまり!実はドラゴンが平民に化けていたのよ!!!」
「な、なんだってーーー!!」
MontMoRencyは超理論でギーシュの度肝を抜き、
モンモンがキバヤシになっちゃったw
「あれは……」
「何か知っているのタバサ?」
「……恐らくは先住魔法の中でも高度な部類に入る『変化』の一種……そして人語の精通具合から見ても正体はかなり成熟した韻竜だと思われる」
「なんですって!?韻竜なんて既に絶滅したとも言われる幻の竜じゃない!!!」
「しかも、炎を纏って『変化』するなんて私も初めて見た……かなり興味深い」
タバサは得意の知識を活かした解説でキュルケを唸せた。
しかしそんな広場の喧騒もまるで耳に入らぬ男が一人居た。
その人物は誰あろう、既に勝負あったはずの決闘にただ一人異議を唱え、
アバン(に乗せられた級友)によって著しく傷つけられた自身の名誉のため、
そして殆ど唯一女性のスキンシップ相手であるルイズをからかえなくなるのを阻止するため、勇み足で立ち上がってしまった涙目ボーイ、
マリコルヌ・ド・グランドプレであった!
(これは夢だ……そもそもルイズがギーシュにメイジとしての勝負で勝ったりするわけないじゃないか……)
(それにこんな……こんなこと!!!)
今彼の眼前では、持ち上げた前足を叩きつけた衝撃で地面に地割れを起こし、羽を広げてつむじ風を巻き起こす怪物が、
燃え上がる業火のブレスの吐き出しながら雄たけびを上げていた。
「グ ワ ァ ァ ァ ァ ア ア ア ア ッ ッ ッ ! ! ! ! ! ! ! ! ! !」
(あって良いはずがないだろォオ!?)
彼はガタガタ鳴る膝を押さえて腰が抜けそうになるのを堪えつつ膀胱を閉めるだけで既にいっぱいいっぱいだった。
キースならいつのまにかヴァリエール家で執事してても不思議じゃないw
「おんや〜?皆随分驚いてるようですねぇ…ルイズ、私ってそんなに凄い部類の使い魔なんですか?」
ぐるり、とその長い首を回して後ろを振り返り、流石に呆然としているルイズにウィンクするアバンドラゴン。
(あの状態でも喋れるのか!!!)と、既に観衆の目はその竜の一挙手一投足に釘付けである。
「……!オ、オホン。そ、そうねぇ、アタシ的には…まあまあ……ってところかしら?アタシは使い魔の珍しさを競うなんて卑しい根性持ってないもの」
誰かさんへの明らかな当てこすりに、『面白いわね』とばかりに不敵に笑い返す誰かさん。
「グワッハッハ、まあまあなら大出世ですねぇ〜嬉しい限りです。さてそれじゃあ…始めましょうか!!!」
竜だけに不気味な笑い声を上げ、再びマリコルヌに首を向けたアバンがあげた決闘開始の宣言に、
広場のボルテージは本日幾度目かの興奮状態まで一気に高まり!
「参った!降参だ!!」
直後マリコルヌが決闘終了の宣言に、広場はなんとも言えない微妙すぎるテンションまで急降下で落ち込んだ。
『散々引っ張ってそんなオチかよっ!!!』
何処からともなくそんな言葉聞こえた気がした。
MMRワラタw
その後、急速に冷めた雰囲気を反映して見物客も次々と広場を去り、
ギーシュはモンモランシーに付き添われて保健室に直行。
最後まで残ったキュルケ(とタバサ)もルイズと一言二言言葉を交わすと、
「ルイズ〜アナタあんまり調子に乗るんじゃなくてよ〜〜成功の後にこそ思わぬ落とし穴が潜んでいるものなのよ〜まぁ成功したことないから知らないでしょうけど」
「ふん、余計なお世話よ!!!」
手をヒラヒラさせて去っていった(タバサは若干未練ありげなそぶりだった)。
「良いお友達ですね、ルイズ」
「どこがよどこが!」
既に人間形態に戻ったアバンの言葉に猛反発するルイズ。
「何処もなにも、彼女の忠告は実にためになるものですよ。あの精神は忘れてはいけません…それに相手の耳に痛いことを敢て言うというのは勇気のいることです。
大切にすべき友人と言えるでしょう」
「あのね〜アレは唯の憎まれ口なのよ!勇気も糞もないわ!!アタシを馬鹿にして喜んでるだけよ!!!キー腹立つぅ〜〜〜!!!」
「そうですかねぇ〜…私から見れば『喧嘩するほど…』ってやつ以外のなにものでもない気がしますけど……」
「アンタのその眼鏡、即刻変えるべきね!相当曇ってるわ!!」
その後もやいのやいの騒ぐルイズと、彼女を宥めながら広場から横を歩くアバン、
これだけの騒ぎを起こした癖に、広場から引き上げる二人の態度は平常そのものだった。
…ちなみにマリコルヌは逃げるようにその場から立ち去り、しばらく「臆病風」の二つ名で呼ばれることになったとかならないとか。
アバンやりすぎwww
そういやきゅいきゅいも人型じゃなくても喋ってたな
本当はもっと短い巻きのはずだったのに長くなりすぎたから無理矢理力技で完結させた。
今では反省している。
これは…
>『散々引っ張ってそんなオチかよっ!!!』
と言わざるを得ないw
タバサが実にテリーマン。
いやいや、ある意味マルコメヌならそうすると信じてた。
>>660 マリコルヌだ…!マルコルヌでもマルコメヌでもない!
マリちゃんがまともにやったら
ブレスを防ぎきれない→焼死
爪を避けきれない→惨殺
だからな。風の魔法で海破斬!とかやらかす方が仰天ものだw
もうコンソメで良いよコンソメ
つかドラゴンが相手なら逃げるだろ常考w
行っても大丈夫かな?
なんかgdgdですけど。ええ。
臆病と罵られ様と彼は正しい決断をしたのだ。
次は焼肉かな、それともひき肉かな?
>>663 コしか合ってない以前に次数が違うぜバーローwwwww
かぶっちゃやーよ、ということで行った見た買った
17話
トリスタニアの南。
山の中にラ・ロシェールという港町がある。
こういうと奇妙に思うだろうが、これは浮遊大陸アルビオンの周期経路近くにある町ゆえ、そこに行き交う人々が自然と集まりだし、
往復連絡船等が就航し始めたことに由来する。桟橋には多くの船が係留され、大陸の接近を今かと待ちかねている。
そのラ・ロシェールから北東に70リーグばかり行った土地に、最近奇妙な噂があった。
土地の人間や旅人、商人が神隠しにあうのである。
もともと何もない荒れ地で、一種天然の要害と言ってよい地形だった。そのため近道をしようとする人間ぐらいしか寄るものは
居なかったが、こんな噂が立てばますます人気が失われる。
あるいは眼がうつろな集団がその土地に向かって行ったというけったいな噂もあった。
今では誰もその土地に近づこうとしなくなってしまった。
領主であるメイジが退治をしてやろうと意気込んで出かけたが何も出ず、どうせ噂に過ぎぬだろうと放っておかれた。
が、その後も行方不明者は出つづけた。
なぜならばそこには確かに魔物がいたのだから。
それは一見洞穴が多いだけのただの山に見える。
だが、良く見れば洞穴は人工的に掘りぬかれた穴であり、中から熱光線の銃口が侵入者に備えているのがわかるだろう。
近くには赤外線監視装置が近づくものに眼を光らせ、ネコの子一匹寄らせぬ鉄の防衛壁を築いていた。
その要塞は、この時代の科学技術では想像もつかぬまさに化け物であった。
「ご報告いたします!」
その要塞の奥深く、指令センター。そこに急いで入ってきた二人の男が、メインモニターに映る人影に叫ぶように言う。
改めて二人並び、姿勢を正す。
「報告します!」
どうやらモニターを通して会議でもしていたらしい。メインモニター横にいくつもあるサブモニターらしきものに映る人々が、2人に気づき
視線を来る。この基地からその会議に参加していたのだろう、司令官らしき額に刺青を入れた男が顔を向ける。
「いったいなんだ」
「我々はGR計画について会議中だ。」
「それを妨げてまで報告すべき内容なのだろうな。」
この基地の司令官らしき刺青男をはじめ、サブモニターに映る人間が口々に詰問を始める。だがそれは、
「よい。何事だ。」
というメインモニターからの一言で停止する。ただそれだけで、全ての画面に緊張感が張り詰める。
「はっ。」
白仮面が一歩前に出る。いやな汗が仮面の下に浮き出ているようだ。
「バビル2世がとうとう現れました。」
ごおおお、と全ての画面がゆれたような衝撃。一瞬でその言葉を聞いた人間から血の気が引き、顔が引きつった。
「ま、間違いないのか!?」
「またもや赤の他人ではないのか?」
「間違いありません。」ざわつく画面を制するように、告げる白仮面。刺青男はいつの間にか下に降りて、2人の傍に来ている。
「それらしき人物が現れたとの報告を受けて、今回内密に調査を行ってきました。その人物が3つのしもべをあやつったことから、
結果バビル2世に間違いないという結論に達しました。これが証拠です。」
和服の男――ジャキが懐から小型のスパイカメラを取り出し、刺青男に渡す。急いでコンピューターにセットすると、現れたのは
まぎれもないバビル2世と3つのしもべ。
「とうとう、とうとう危惧していた日がやってきたか。」
メインモニターに映る男――長いあごひげを蓄え、ゆったりとした黒い服に身を包んだ男。顔の真ん中に×の字に傷があるものの、
それはまごうことなくバビル2世の宿敵ヨミであった。
GJしつつしえん
ことの詳細を受け、完全にバビル2世対策会議へと姿を変えた会議は、依然として続いていた。
ただ白仮面は詳細情報の報告のため急ぎヨミの元へ向かったため、ジャギと司令官が報告を続けていた。
「以上がバビル2世出現についてのことのあらましです。」
学院にとつじょ出現したこと、フーケにゴーリキを提供したがバビル2世と3つのしもべにより破壊されたこと、情報漏えいを防ぐため
フーケを始末したこと、そしてバビル2世の前に敗北したことを包み隠さず報告するジャキ。
「すると、バビル2世はすでにわしに気づいてしまったというのか。」
「はっ。おそらくは始末が間に合わず、フーケの思考を読みとられたかと。」
「ならば何も殺すこともなかったな。バビル2世の怒りに火を注いでしまったかもしれん。」
恐縮するジャキ。奇妙なことだがバビル2世に敗れたことを批難する意見は誰の口からも発せられない。
「勝敗は兵家の常。」という認識が周知徹底されているからだ。
もちろんそれ以外の部分は厳しく追求される。それはヨミが元の世界にいたころからのルールであった。
「バビル2世が現れたとなると計画の見直しが必要かもしれませんな。」
「すくなくともV2号計画は早期実戦配備の必要があるだろう。」
「いや、ここは先手を打ってトリステインを先制攻撃してはどうか。」
「バビル2世の手が光っていたというのは?」
「残る3人の少女というのも気になるな。」
勇気と無謀は違う
マリ坊は臆病者と呼ばれる勇気を持った男の子なんだよ!
「ところで一つ訊きたいのだが。」ヨミが口を開く。全員に鋭い緊張が走る。一言も聞き逃すまいとするように神経を集中している。
「この青髪の少女とやらが、最後に死体となったところで燃やすよう促したとあるが、なぜ無事だったのだ?」
「それは、バビル2世が早くロプロスに乗るように促したからです。」
眼を見開き血相の変わるヨミ。こころなしか顔が青ざめている。
「な、なんだと!?」
叫ぶヨミに、いっせいに疑問符を浮かべる一同。
「それは本当か!?」
「は、はっ。たしかに、「今は学院に破壊の杖とフーケの正体を知らせることが先決」と言い残して消え去りました。」
うむむむむ、と脂汗を浮かべるヨミ。
「今すぐその基地の警戒レベルをレベル4にあげろ!重要データはすぐに消滅できるようにし、いざというときは全員を避難させる
準備をするんだ!」
手を振り上げ司令官に指示をする。真意を掴み損ね、ぽかんとする司令官はじめ一同。
「ええい、わからぬか!」拳を握り締め立ち上がるヨミ。
「バビル2世がわざわざおまえに止めを刺さなかった意味を考えろ!」
「ま、まさか…」
「そのまさかだ!おそらくすでにバビル2世はその基地に侵入している――」
言うが終わるか否か、かき乱される画面。基地が大きく揺れ、爆発音が響き渡る。
異常を示すランプが点滅し、エマージェンシーコールが基地中に鳴り響く。
「動力系統に異常発生!」
「冷却装置が完全に破壊されています!」
「通路が落ちてきた瓦礫で塞がれています!何名か生き埋めになった模様!」
大混乱に陥る基地。あわてて指示を出す司令官。
「ま、まさか…。わしをあそこで殺さなかったのは…」
「そうだ。この基地まで案内をしてもらうためだ。」
そして爆発音と粉塵の中、バビル2世が姿を現したのであった。
「げぇっ!バビル!」
指令センターにいた人間の顔色が変わる。とっさに飛び掛った人間もいたが、あっという間に弾き飛ばされ気を失う。
「とうとう現れたな、バビル2世よ。」
長く登場を予感していたせいか、妙に落ち着き払って言う。
「まさかこの世界にまでキサマが現れるとはな。」
「それはこっちの言う台詞だ。」
「ふっふふ。どうやらワシときさまはどうあっても戦う運命にあるようだな。」
「この世界でもあいかわらず悪事をはたらいているようだな、ヨミ。」
すでに改造人間手術室は破壊させてもらった、と言いバビル2世はヨミを睨みつける。
「あのとき北極でおまえを信じて見逃してやったのがつくづく惜しまれる。そういえば、どうやったのか知らないが身体が元に戻って
いるな。」
北極で全ての力を使い果たしたときのヨミは、エネルギーを使い果たし髪も抜け皮膚もたるんだ白髪の老人であった。
今のヨミは顔の傷こそ残っているものの目も治り、すっかり全盛期の姿に戻っている。
「この姿に戻るのに5年を有したのだ。だがもう以前の力は完全に戻った。今ならキサマにひけはとらぬぞ、バビル!」
「ご、5年だって!?」
驚愕するバビル。あの北極での戦いからまだ1週間足らずしか経っていないはずだ。
そんなバビルを不思議そうに見ていたヨミだったが、はっとした表情で、
「そういえばあれから5年後にしては様子が…」
「ちょっとー!」
その瞬間、指令センターに入って来たのは破壊の杖を抱えたルイズであった。
「なによこれ!一回しか使えないの!?」
後ろを見るとタバサとキュルケの2人も揃っているようだ。体中埃まみれでときおりせきこんでいる。
「しめた!」
隙がないためバビル2世に飛び掛れないでいたジャキがルイズめがけて襲い掛かる。
あっというまにルイズを拘束すると、司令官が銃を構えてルイズに突きつけた。
「動くな、バビル2世!動けばこの娘の命はないぞ!」
おお、と声を挙げるヨミ一同。これで圧倒的に有利になった。
来た見た勝ったwしえん
「よくやったぞ。さあ、バビル。これでこちらが有利になったな。大人しくつかまってもらおうか。」
ヨミが画面の向こうで椅子に座る。こころなしか笑みを浮かべているようですらある。
「な、なによこれ…」
突きつけられているものが何か良くわかっていないらしいルイズ。しかし本能的に武器だとはわかっているのだろう。声が震え、
顔が青ざめている。
「そっちの2人も動くなよ。動けばこのお嬢さんの顔が吹っ飛ぶぞ。」
しかし、バビル2世は……笑っていた。
「な、何がおかしい!」
「ちょっと!なに笑ってるのよ、使い魔のくせに!ご主人様のピンチよ!」
だがバビル2世は余裕たっぷりに
「ヨミ、ぼくがなにも準備せずここに来たと思っているのか?」
「なんだと!?」画面の向こうで再びヨミが立ち上がる。
「さっきぼくは地下の部屋に、途中で見つけたおまえの部下を集めて閉じ込めておいた。そして途中でみつけた時限爆弾を、自爆
装置にとりつけておいた。ぼくが命じれば、ロデムは時限装置のスイッチを入れる。時間は30分しかないぞ。その間に部下を
見つけて、救出しなければ間に合わない。」
くぅぅ…と歯軋りをするヨミ。顔はひきつり、脂汗を浮かべる。
「形勢逆転だな、ヨミ。あの3人の無事を保障しろ。そうすれば今すぐスイッチを入れるのはやめてやる。」
「よ、ヨミ様!」
青ざめた顔で叫ぶ司令官。
「構いません!どんな犠牲を払ってでもここでバビル2世をしとめるべきです!」
相変わらず外道にしか見えないスーパーヒーロー支援
長い時間が経った。実際の時間はほんの数秒であったろう。
「く………、わ、わかった。無事を保障しよう。そして緊急脱出路を教える代わりに、部下を閉じ込めた場所を教えてくれ。」
うなだれて椅子に座るヨミ。
「ヨミ様!」
「ヨミ様!」
「さあ、ヨミはああ言ったぞ。早くルイズを解放しろ。」
苦渋に満ちた表情で銃を降ろす司令官。震えながらルイズを自由にするジャキ。
そしてルイズはバビル2世に近寄り、
「こ、この犬ー!」
ばちこーんと豪快に平手打ちをかました。
「な、なに人を取引材料に使ってんのよ!私はご主人様よ、ご主人様!何考えてんのよこの人でなし!犬!犬!」
どこから取り出したのか鞭でバビル2世を殴打するルイズ。頭を押さえて逃げるバビル。ぽかーんとそれを見つめるヨミ一同。
「………。それで、そろそろどこに部下を閉じ込めたか教えてくれないか?」
「あ、ああ。」
ルイズを手で制し、顔をヨミに向ける。
「地下の兵器製造所の隣、火薬類保管庫だの横の使っていない部屋だ。入り口に戦車やロボットの残骸を置いて閉じ込めて
あるからすぐわかる。」
ヨミが「ゲイフ!」と叫ぶと、司令官が慌てて部下を連れてすっ飛んで行った。
「バビル2世。今日のところは部下とその娘の顔に免じて勝負は預けておこう。だが、次はないぞ。」
ジャキ、と命じるといつの間にかコンピューター近くに移動していたジャキがしぶしぶ前に進み、着いてこいと4人を促す。
4人が消えた後、メインを残し全てのモニターが消える。指令センターからはすでに人がいなくなり、無人となる。
「やはりきさまをたおさねばわしの野望は達成できぬようだな。いいだろう、バビル2世よ。おまえとこの世界で完全に決着をつけて
やる。」
やがてメインモニターも消えた。あとには不気味に鳴動する音だけが残った。
まさに外道w
やっと追い付いた、アバンは自重しなくていいよ!
前スレあたりでコロナちゃん召喚を妄想してた俺としてはおとうさんの人にも蝶期待だ。
給料入ってゼロ魔ちゃんと読んだらアトランティス出身で何気にデルフより年上の彼とか呼びたいなとか思ってる。
>>677 どう考えても主人公の皮を被った悪魔です、本当にありがとうございました。
「ここが脱出用エレベーターだ。」
案内された先の、大広間でジャキが言う。エレベーターが2基並んでいる。横には非常口マークつきの階段も用意されている。
「さあ、乗れ。約束は果たす。」
そしてルイズたちと、バビル2世の間に割って入る。
「なんの真似だ?」
バビル2世を睨みつけるジャキ。腰の刀の鯉口を切る。
「このままおまえを逃してはわしの気が済まぬ。さきほどこの基地の自爆スイッチを押させてもらった。残念だが、この基地もろとも
わしと心中してもらう。」
片目を開き、刃を晒すジャキ。
「ちょ、ちょっと!」とルイズ。
「約束が違うわよ!」
「そうよ!」とキュルケ。
「さっきあのヨミってやつと約束していたじゃないの!アナタのボスに逆らうの!?」
「ヨミ様とお前たちが交わした約束は、3人の無事を保障するというものだった。バビル2世、お前は勘定に入っていない。」
「なるほど。」
バビル2世の左手が輝く。構えをとって間合いを取る。
「ビッグ・ファイア!」
ルイズが叫んだ。
「ルイズたちは脱出してくれ。ぼくはこの男と決着をつける。」
ルイズたちの目の前が盛り上がり、包み込んでエレベーターに突き入れる。ロデムであった。
ロデムは即座にスイッチを押して、エレベーターを起動させた。
「な、何考えてるのよ、バカ…」
ルイズの眼から水が一滴こぼれた。
というわけでゼロ展開からバビル展開になってます。
完全にオリ展開で、個人的にどうしようかと頭抱えてます。
以上、です。
アトランティス出身でデルフより年上・・・
なるほど、ライディーンか
>>683 そこでスターゲイト・アトランティスですよ。
・・・勢いでスターゲイトの小ネタを書いてしまった。
でも上の科学軍事論争で投下はしづらいな・・・需要ないだろうし。
GJ。色んな意味でハルケギニアが大ピンチだ。
しかしヨミ様は本当部下思いの良い人やで……世界征服を企む悪の組織に入るなら
ショッカー系列よりヨミ様の所だな。
……ところでGR計画とか不穏な単語が見えたんだが気のせい?
地球を燃やし尽くすアレ相手だとバビル2世でも相討ちな気がするんだが。
>>685 小ネタなんで心配しなくても大丈夫ですよ。たぶん。
>>659 南斗いうレイ、
アヴドゥルだけで本部してしまった
このタバサは間違いなく雷電
ヨミはすげーな
約束は守るし、部下を大切にするし、慕われている
異世界に来ても立派な基地を創って、組織を治めて、大きな目的のために頑張ってる
こいtが主人公だったらな
>>688 だから、某Gロボだとヨミ様(ライセ)が国際警察機構をおったてて違和感ないんだよなw
>>684 待ってくれ!スターゲイトは俺の大好物なんだ!
例えドラマシリーズがアレでアレだろうと!
>>684 少なくとも一人、ここに待っている俺がいる
なに、元ネタを知らずとも楽しむ人間も居る
そう例えば沙耶とか沙耶とか沙耶とか……
病院| λ...........
乙!
バビル二世が黒すぎて
ルイズの涙がめっちゃ白々しく感じるのは俺だけか?w
ヨミさまの男気は五大陸に響き渡るでホンマ
え・・・バビル2世って本当に主人公なのか?
実はヨミが漫画の主人公で、外伝漫画が敵のバビル2世視点?
>>693 名無しで潜伏しているがあえて言う。
あそこは正直蛇足だったと思っているw
というかバビルと恋愛って水と油だよ。書いててつくづくそう思う。
逆に考えるとバビル二世が冷酷な手段を取れなかったらヨミに負けてたような気がする。
原作知らない俺には住人の反応からスゲー人間のクズに思えるんですがw>>バビル
ヨミが『バビル2世』になれなかった理由は、非道さが足りなかったから。
っていう考察をどっかで見たことがある。
なんつーか、ムチャクチャ納得できるから困る。
>>690 >>691 お前たちの言葉が「心」で理解できた!
正直SSは初めてなのでアレだが、多めにみてくれ。
「オーケェ。これはどういうことか誰か説明できるかな?」
ん?という仕草を見せつつ3人の仲間の方を向いてジャック・オニールは、ゲイトをくぐったはずなのに気がついたら魔法によって
未知の世界に召喚されたらしいという前代見聞の事件への納得のいく回答を期待して言った。それに対してチームの紅一点サマンサ・カーターが答える。
「わかりません・・・ただ、彼らの言う召喚魔法――普通はこの世界の生き物を呼び出すそうですが、
それが一種の転送装置、ゲイトと同じくワームホールのようなものなら地球とP5X-577を繋ぐワームホールに干渉して
非物質化して流されていた我々を横道に逸らしてこちらで再構成したのかもしれません。いや、でもワームホールに別のワームホールで
干渉するなんて理論的には・・・、ましてや受信側のゲイトもコンバーターなしに物質を再構築するなんてに・・・」
「あー、もういい」 いつもの様にノンストップ説明マシーンとなりぶつぶつ言っているカーターをオニールが遮る。
「つまりだ、我々は本来の道筋を逸れて、ゲイトがあるかもわからない未知の世界に飛ばされたことに変わりないわけだ?その・・・魔法でだ」
ハナから魔法なんて信じない、といった顔で言う。そうです、とカーターが短く答えた。
そこにダニエル・ジャクソンが話に加わる。
「そう悲観することないかも。」 何でだ、とオニールが聞く。
「君のその左手に刻まれた文字。これはルーン文字だ。ルーン文字は古代北欧で使われていた文字で、一つ一つそれ自体に
魔力が宿っていると言われている。だがそれは今は重要じゃない。わかるかい?」
オニールが首を傾げる中、ふいにカーターが答える。
「アスガードね!」
「その通り!」とダニエル。
「あ〜、つまりだ。この星にもアスガードへの直通電話があるかもしれないと?」
灰色のおチビ――グレイ型宇宙人達を思い出しつつオニールが聞く。
「さっき彼らが始祖ブリミルと言っているのを聞いた。ブリミルとは北欧神話に登場する原初の巨人、ユーミルの別名だ。
案外この星はアスガードの不可侵協定で守られているのかも。そうじゃなくても何らかの関係があるのは確かだ。
少なくとも彼らはゴアウルドには見えない」
「でもそれなら妙じゃない?原始的な社会に見えるのにあんなハイテクをあからさまにつかってるなんて・・・」
さっき人々が宙に浮き、飛んで行った現象を思い出してカーターが言った。
「ノックスみたいだってか?さぁ、それは僕にもわからないよ。彼ら自信本当に魔法だと思っているか、あるいは本当に魔法なのかも」
「おいおい・・・まさか信じてるのかぁ?その魔法だか魔法学院だかを?」 オニールが口を挟む。
「いや・・・でもさっきの見ただろ?それに見たことのない生物もたくさんいた。ここはあらゆる可能性を考慮してこうどうするべきだよ」
「そうかい。ところで―使い魔の契約といったか。どうして――私だけなんだ?その――」
キスだ、とばつの悪そうにオニールとダニエルが同時に言う。
「さぁね、使い魔は一人一匹とか言ってたからたまたまかも。もしくは君がリーダーだからかも」
「そうか。でもなんで――キスなんだ?普通はもっと儀式といえば・・・」
カーターが視線をオニールに送っている。
「おい!私にそんな趣味はないぞ――」 その視線の意図に気づいたオニールが言った。
ダニエルが苦笑する。ティルクは何のことだかわかっていない様だった。
「とにかくだ。まず今後の方針だが――ゲイトかアスカードへの赤電話の発見。
それから、やっぱり使い魔だかなんだか知らんが――をやらなくちゃいけないのか?あのルイズ・フランソワーズ・・・ブランドだかドラえもんだかの」
「ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールだ」 ティルクが短く補足すると、どうもティルク、とオニールが短く返す。
「僕は賛成だね」とダニエル。
「いずれにせよ長居になりそうだから協力者は必要だよ。それに彼らの魔法や文明にも興味あるし、使い魔ってのも面白そうじゃないか」
「ホント考古学者は気楽でいいよ・・・」 オニールがウンザリした様な顔で言う。
「でも大佐、ダニエルの言う通りです。彼らの魔法・・・かテクノロジーかはわかりませんが・・・は脅威です。同盟を結べれば地球にとっても利益になります」
オニールがカーターに、もし帰れればの話だがな、と返そうとした瞬間。
「なんでうしろついてこないのよーーーーーーーー!!こんのバカ使い魔達ーーーー!!」
思わずオニールが反応し、銃口を向けそうになったその先には、
授業とやらにでるために歩いて行ったしまった(何故か他の魔法使いといっしょに宙を飛ばずに!)
彼らを召喚した張本人、ルイズ・フランソワーズル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールが戻ってきていた。
こうして4人の旅が始まった!
STAR GÅTE SG-0 完
GJ
おまえら最高だぜ
以上。超駄文スマソ。
神話ネタでちょっと絡められるかなと思ったけど設定の折り合いを
つけるのが難しくて続かないと思いますw
GJ
これをこのまま埋もれさすのはもったいない
オニール最高
>>697 そりゃ原作でヨミ様に超能力使わせて疲労させるために
地下基地を部下ごと水攻めにして「このまま僕と追いかけっこをしていたら部下が死ぬぞ、さあどうする」
とかやるようなナイスガイだからな
>>697 原作は昔の漫画なだけあって人が死にまくりな上に、
死人が出てもほとんど問題にならずにスルー、というか、
ザコやモブキャラがどれだけ死んでもそれは風景でしかない感じ。
例えるなら、宇宙戦艦ヤマトにおいて敵の攻撃で億単位で地球人が死ぬけど、
読者はほとんど「ふーん、そうなんだ」としか感じないのと一緒。
初投下だけど投下してもいい?
初投下とは投下した後に初めて言える言葉だ
投下させてもらったなら使ってもいい!
神聖なるサモン・サーヴァントの儀式。
その日、ゼロのルイズはいつものように魔法を失敗し、いつものように爆煙を生産し、
ただ一つ、全てを引き当てた。
ゼロのアトリエ 〜ハルケギニアの錬金術師〜
「宇宙の果てのどこかにいる、私の下僕よ!強く、美しく、そして生命力に溢れた使い魔よ!
私は心より求め、訴えるわ。我が導きに応えなさい!」
もう失敗の数も30は数えただろうか。周囲に黒煙が立ち込める中、
ルイズはようやくその中に動くものを認め、胸を高鳴らせていた。
(どうせならドラゴンとか、グリフォンとか!空を飛べる使い魔だったらいいんだけど!)
煙が薄れ、輪郭が見え始める。それほど巨大な使い魔ではないようだ。
(ああ、もう何でもいいわ、とにかく人間以上の、この私が胸を張って紹介できる使い魔を!)
ルイズの期待を一身に受け止め…たかどうかは知らないが、
現れたのは赤いバッグを2つ下げ、ホウキにまたがった平民。なぜか生のにんじんを齧っている。
深い茶色の髪と茶色の瞳、身に纏うのは土で汚れたエプロンのような服。
どこに出しても恥ずかしくない立派な田舎娘、『おらが村一番の美人』がそこにいた。
「見ろ、平民だ!しかもかなりのいなかものだぞ!」
誰かがそう言うと、一斉に笑いの渦が巻き起こった。
「おお ルイズよ わしはいなかものとて ばかにせぬぞ」
「畑仕事なら得意そうだ。このさい実家に帰って農園でもやったらどうだい?」
「ゼロのルイズの使い魔はにんじん娘だ!」
「ホwウwキとかwクオリテイタカスw」
「えりんぎしいたけなまでくえ〜」
「み、ミスタ・コルベール!」
ルイズがそう叫ぶと、生徒達をかき分け、禿頭の男性が進み出る。
「何だね?ミス・ヴァリエール。」
「も、もう一度召喚させてください!」
コルベールは少し困ったような顔をすると、ルイズを見ながら言った。
「これは…伝統なんです、ミス・ヴァリエール。例外は認められない。」
「そんな!」
懇願するようなルイズの叫びにも、しかしコルベールはただルイズに視線を送り、宣告する。
「さあ、早く契約しなさい。時間も押しているのでね。」
(このハゲ…残った毛を寝た後に毎日一本ずつむしってやろうかしら)
だが、自分が遅れの原因であることはたしかだ。仕方ない。
ルイズは覚悟を決めて、にんじん娘に向き合う事にした。
「あんた、名前は何ていうの?」
「わたしの名前は…ヴィオラート、って言うんだけど…」
「そう。ヴィオラート、私はルイズ。ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。」
「あ、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラ…えーと、ルイズさん、でいいかな?」
「…まあ、いいけど。貴方は、この私の使い魔として呼び出されたの。」
「使い魔?」
「そう。使い魔。強く、美しく、そして生命力に溢れた使い魔…の、はずだったんだけど…」
その問答の間にも、ヴィオラートの持つにんじんはその体積を減らし続け、
周囲の生徒達の間には失笑の輪が広がってゆく。
「そのにんじんは…何?」
「えーと…おいしいよ?」
その瞬間、失笑の輪は爆笑の輪へと華麗なる進化を遂げる。
ルイズは深い、深いため息を1つつくと、ヴィオラートの肩に手を置く。
(さっさと契約を済ませて、部屋に帰って…寝よう。今日はとりあえず寝よう。うん。)
「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。
五つの力を司るペンタゴン。この者に祝福を与え、我の使い魔となせ……」
半ば義務のように契約を唱え、ヴィオラートを一瞬見つめた後…ただ静かに、唇を合わせた。
「あたしはそういう趣味は…その…」
「私だってないわ。契約よ、ただの契約。儀式。そこんとこ間違えないでよね!」
しばらくすると、ヴィオラートの体が光り出し、使い魔のルーンを刻み込んだ。
そこにハゲ…いや、コルベールが寄ってきて、ヴィオラートの額を覗き込む。
「ふむ…珍しい。基本的なルーンとは違うようだが…体のほうは何か…変化はないかね?」
「はい、ちょっと暑かったかな、って言う程度で…あの、大丈夫なんですか、これ。」
「なにしろ人間の使い魔というのは初めてだからね…まあ、契約が原因で死ぬ使い魔はいないと思うがね。」
ヴィオラートの額のあたりをさらに触って調べ、ルーンを確認、ノートに何かを書き記す。
支援。
アトリエっつーからマリーかエリー辺りだと思ったら違ってた。
「さてと、じゃあ皆教室に戻るぞ。」
コルベールは踵を返すと、空を飛んで建物の2階へと消えた。
周りで野次馬と化していた生徒達も、それにならって空を飛び、教室へ帰っていく。
「…ヴィオラート、私についてきなさい」
ヴィオラートはルイズのその言葉だけを聴くと何の気なしにホウキに跨り、ルイズ以外の生徒の後を追って飛ぶ。
皆が飛べるのだから、ルイズも飛べるのだろう。そんな思い込みから出た何気ない行動であったが、
しかし、それはルイズにとっては驚天動地、まさに一発逆転の瞬間であった。
「あ、あああああああ…」
「ん?何かな?」
「ああ、あああなあなた、空、飛べるの!?ていうかメイジだったの!?」
「え?ああ、これは魔法じゃなくて『錬金術』って言う技術で…」
「な、何、あなた錬金でそそ空を飛んでるわけ!?」
「れんきん、じゃなくてれんきんじゅつ、だよ。魔法は関係ないよ。」
「関係ない?」
「うん。錬金術で作った空飛ぶホウキっていう道具。魔法とかは使ってないよ。」
「そう、なんだ…」
魔法を使わないで空を飛べる道具。欲しい。ものすごく欲しい。
「つ…使い魔のものは、ご主人様のものよね?」
「え?」
「あ、あああなたは使い魔なんだから、それはご主人様に使わせるのが道理ってもんよね?」
ヴィオラートが、惚けたような顔をする。やはり、強引に過ぎただろうか?
(…お、怒るかしら?で、でも、)
「もー、しょうがないなあ…ホントはすっごく高いんだけど、これ、あげる。」
「え?」
言い出しておいてなんだが、ルイズもまさかあっさりもらえるとは思っていなかった。
こんな貴重なアイテム、よこせと言われればかなりの難色を示すだろうと、
説得(脅迫、強奪とも言う)の手段をあれこれシミュレートしていたのだが…
「そのかわり、使い魔だから何でも命令に従えとかそういうのは無しだからね?」
「え?う、うん…そうね…」
貴重なアイテムをあっさりもらえたという信じがたい事実が、ルイズに使い魔の再評価をする機会を与えた。
その事実一つが、ヴィオラートの実力を証明していたからだ。
そう、こんなものはヴィオラートにしてみれば初対面の人に贈る花束のようなものなのではないか―――
(この、使い魔…ひょっとして、今日呼び出された中で一番の…)
「えーっと…どこにやったかなー。」
ルイズにホウキを渡したヴィオラートは、赤いバッグの中に手を突っ込んで何かを探している。
ルイズは、また何かとてつもない予感がしてヴィオラートをただ、見守る…
すると、ヴィオラートのバッグの中から、バッグの何倍もの大きさの木のテーブル…いや、板?が姿を現した。
「な、なななななななななな…」
「あたしにはこれがあるし…ちょっと出来が悪いからあんまり好きじゃないんだけどなあ。」
「ああああなた!今、何を…」
「ね?ここ、ちょっと黄ばんでるでしょ?」
「ききき黄ばみなんてどうでもいいでしょ!?何をしたかって聞いてるの!」
「何、って…秘密バッグだよ。聞いたことない?」
「し、知らないわよ!あんた、何者!?」
「何者!?って言われても、だから、錬金術師のヴィオラートだよ。カロッテランドでお店をやってるんだけど…」
そこまで言うと何かに気付いたのか、ヴィオラートはきょろきょろと辺りを見回し、
「ところで…ここは、どこなのかな?」
今日初めての問いを発した。
とりあえずこんかいはここまでです。
せっかくだから俺はあえてヴィオラートを選ぶぜ!
ヴィオラート可愛いよヴィオラート
沙耶に染まった俺の心がグラついちまったよ
GJ。アトリエシリーズやった事ないが、なんというか可愛らしい娘さんだな。
……以前マリーとかエリーとか聞いて「じゃあ次はコーディーのアトリエか」とか思ってたのは秘密だ。
このキャラもレベル最大でドラゴン楽勝だったりするのだろうか?
マリーエリーは全ED見たけど他はやった事ないや
ヴィオラートってどの位凄いの?ヘルミーナ先生くらい?
マリーのアトリエしかやったことねええええええええええええええええ
けどGJ
>ドラゴン楽勝だったりするのだろうか?
アバン先生超逃げてーーーー
ヴィオラートのナイスドラえもん感
亀だが
>>583 そういやその娘のデフォルト名が同じ「タバサ」だったな
髪の色と名前、さらに魔法使いということまで同じとは・・・
ヤマグチノボルさんパクッちゃった?
アトリエシリーズならザールブルグの爆弾娘が一番ルイズに似合いだと思ってる。
タバサは奥様は魔女のパクリ
>>727 小説ゼロ魔1巻もPS2DQ5も両方2004年だ。(タバサがデフォルトネームなのはPS2版のみ)
執筆開始時期を考えるとゼロ魔の方がどう考えても先だ。
盗作ネタは荒れるから、冗談でも自重しろ。
======================================
ハルケギニアはトリスティン魔法学院。
抜けるような青空、絶好の召喚日和に恵まれていた広場はしかし……
辺りに響き渡る爆音と爆発によって惨々たる有様と化していたのだった!
その原因たる少女は広場の中心で煤にまみれたまま咳き込んでいた。
その周囲にはその爆発に巻き込まれてパニックに陥っている彼女の同級生たち。
頭部が禿上がった男性が必死になって納めようとしているが大した効果を得られてはいない。
「ゼロのルイズ、もう止めてくれっ!」
「あぁっ、今の爆発で僕の使い魔がっ!?」
「サモン・サーヴァントを極める事により、爆発の範囲は120%、威力は60%アップする!
サモン・サーヴァントを極めたルイズは無敵となる!!」
そんな混乱した声と悲鳴が響く中、彼女はもう一度詠唱を開始し……そして再び爆発と悲鳴と怒号が沸き起こる。
まぁ729でも出てるけど魔法を使う女の名前がタバサってのは奥様は魔女からである意味お約束の黄金律だから
どうやってもパクリにならずオマージュになってしまう次元にあるネタ
「これで四十……二回目?」
私は爆発の届かない所に召喚した使い魔、それに結構な付き合いになる友人と一緒に避難してそれを見ていた。
「四十三回目」
と律儀に突っ込んでくれる友人は最初は読書に集中していたのだが、そろそろ気になりだしたらしい。
「ありがと、タバサ」
そう言って再び広場の中心にいる彼女に目を向ける……あ、涙目だ。
まぁここまで失敗して涙目にならない方がおかしい。むしろ普通は泣いてる。
正直に言えば、私はルイズを気に入っている。
からかうと素直に反応する気性も含めて、あの子は良い娘だと思う。
あの子がどれだけ勉強しているかも知っているし、どれだけ努力しているのかも知っている。
陰口を叩かれ続けても、決して折れずに頑張っている。
なので、ちょっと……ほんのちょっとだけ……あの子がどうか成功するよう、始祖ブリミルに祈った。
一際大きな爆発と共に何かが折れる音が聞こえた。祈った事を後悔した。
爆煙が晴れた時見えたのは膝をついたルイズと、その手にある折れた杖。
……杖が折れては魔法が使えない、すなわちもうサモン・サーヴァントは出来ないという事。
それに気付いたのか周囲の連中が何時もの調子……要するにルイズを嘲る……に戻る。
正直聞くに堪えないが、それさえも茫然自失と言った感じのルイズには聞こえないようだ。
無理もない。杖が直ってもそれはまた失敗の連続かもしれないのだから。
今回ばかりは流石に折れてもしょうがない……などと思っていたら、ぐいっと横から引っ張られた。
見れば、タバサが真剣な顔で空を睨んでいる。
「成功」
「成功……? って、あ!」
空に光る銀色の鏡が浮かんでいた。使い魔を呼び出す為の門だ。それはルイズの真上に……真上!?
「ルイズッ、逃げなさい!」
そう叫んでルイズに向かって走り出す。
何が出て来るのかわからないが、あのままではルイズの上に落ちかねない。
だがルイズはうなだれたまま動かず、召喚を監督していたコルベール師も気付いたばかり。
何とかしてルイズを動かそうにも、爆発の影響を受けない所に居たせいか遠すぎる。
「ルイズーッ!!」
私の叫びも虚しく……甲高い音と共に眩い光の柱がルイズへと降り注ぎ、吸い込まれていった。
735 :
これが最後:2007/07/13(金) 01:14:30 ID:???
広場がさっきまでとは真逆の静寂に包まれる中、私はルイズに近づいていく。
ぱっと見は(煤だらけで服もボロボロだが)無事だ。
だがさっきの光が何なのかわからない以上、油断は出来ない。
「……ルイズ?」
その時、彼女が顔を上げた。目には何時もの彼女が浮かべる不屈の色。
そのまま立ち上がるとルイズはしゃきんとか言った音が聞こえてきそうなポーズを決め
「やるぞ!」
そう、広場に響き渡るような声で叫んだのだった。
=====================================
彼女に関してこれ以上語るべき事はない。
数多の術と技を伝承する光を受けたルイズは幾多の戦功を上げ、“虚無(ゼロ)の”ルイズとして、歴史に名を刻むであろう。
ロマンシング・ゼロ……始まんない。
投下終了。
最終皇帝陛下が召喚されてるのを見て、「じゃあ伝承法だけ召喚とかどうよ。250年とかしょっちゅう不在になるし」とか思って書いた。
というか無駄に長くなってしまってすまなかった。キュルケ視点じゃなくて良いだろーとか。お目汚し失礼。
やっとここまで読んだ。
なんか途中荒れてんなと思ったら軍事んとこのage厨来てたのか。
ちょwwwそれ伝承法wwwwwwwwww
ワイド版風の谷のナウシカのクシャナの境遇がモロにタバサ
いかん、進行の程度にもよるがもはや誰にも止められないぞ
やばい
皇帝に虚無が伝承されるwwwwwwwww
>>742 soredaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa
ルイズが最強になったwwwwww
伝承法自体がガンダルーヴになったらガンダルーヴも伝承されるwwwwwwwwww
最終皇帝陛下が史上最強のツンデレになるwww
>>742 七英雄涙目wwwwwwwwwwwwww
虚無は血筋がないと使えないから大丈夫だろう……問題はしっかり勉強してるルイズの知識がアバロンに流れる事だな。
フライで飛びまわるアバロン市民とかが大量にでかねん。
ハルケギニアの魔法の知識+ガンダールヴ+虚無+ツンデレが伝承されるぞwwwwww
まぁ虚無が使えようがどうだろうがクイックタイムの方がマジ外道なんだ
皇帝が以前に覚えてたらテラヤバスだな
っ陣形
「ギーシュ、我々はインペリアルクロスという陣形で戦う。
防御力の低いティファニアが後ろ、
左右をキュルケとタバサが固める。
お前は一番前に立つ。
お前のポジションが一番危険だ、覚悟して戦え」
>>723 アトリエはリリーのみのおれは
ヘルミーナっていうと今は暗黒マリーでの粛清者のイメージが強すぎる
実際はどんな感じだったの?
ヘルミーナちゃんはかわいかったけどな!
>「サモン・サーヴァントを極める事により、爆発の範囲は120%、威力は60%アップする!
>サモン・サーヴァントを極めたルイズは無敵となる!!」
ちょw ガン=カタw
怪傑ロビン=ギーシュ
ピザロビン=マリコルヌ
>>755 ちょwwwでも配役合ってるwwwwwwwwww
>>755 それ、マリコルヌの方強くね?
しかしなんだかんだ言って皆ロマサガ好きだな。
>>755 マリコのほうが魅力高けぇぇえええwww
759 :
剣狼のひと:2007/07/13(金) 01:35:41 ID:???
投下OK?
需要があるとはとても思えんが、ストレイトジャケットのレイオット召喚で書いてみた。
お試し版もいいところだが、投下してもいいだろうか。
>>682 亀だが、バビル二世vsヨミを主題にすると
作者さんが危惧しているようにゼロ魔世界でやる必要性がなくなるような
基地のシーンだけ見ると、むしろルイズたちが召喚されましたになるし
ルイズたちをバビル展開に合わせるのも難しそうだ
カモーン、カモーン、カモーン
>>760 読んでみたいので剣狼の人の投下後どぞー
764 :
剣狼の人:2007/07/13(金) 01:38:38 ID:???
携帯からなので遅くなるかもしれません
お先にどうぞ
――――Servant
・使用人。従業員。奉仕者。
・従者。下僕。
・使い魔。
――――Strait Jacket
・拘束服。
・成長(発展)を妨げるもの。
・――の、俗称。
――どうということのない、ごくありふれた一日。
少なくとも、目が覚めた時点ではそのはずだった。
ふと思い出して、そろそろ底を尽きかけてきた生活必需品を買い出しに車で町に向かい、
たまたま通りすがった知人と、やはりどうということのない会話を交わし、ストリートに面し
たオープンカフェで軽く一服をして、家路についた――その、はずだった。
起こったことだけ抜き出せば、それはこの様になる。
ハンドルを握り。
車を運転していたら。
突如、正面に光る"なにか"が顕れ。
ハンドルを切る間もなくそれに突っ込み。
そして、気がつけば――――
「あんた誰?」
一見して桃色のようにも見えるブロンドの髪をした少女が、まじまじと自分を覗き込んで
いる光景を目の当たりにしていた。
「……レイオット。レイオット・スタインバーグ」
自分が地面に横たわっていることにも気づかずに――どこか靄がかかったかのような
はっきりとしない思考の最中。請われるがままに、男は己の名を告げていた。
しかしデュラビットとか弾薬とかこっちはこっちで制限きついよな。
支援。
ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは、眼前に突きつけられた現実
に、感情が爆発しそうになるのを必死に堪えながら、地面に横たわる"それ"を見下ろして
いた。
この目の前に転がっている"これ"が何者であるのかは依然として不明ではあったが――
"これ"が何であるのかは、不幸にも明確に理解できた。すなわち――
「ルイズ、『サモン・サーヴァント』で平民を呼び出してどうするの?」
わき上がる哄笑。思わず、奥歯をかみしめる――だが、それは見えないように。
そう。こんな事はいつものことだ。
――落ち着け、落ち着け。それこそ呪文のように、ルイズは己に呟いた。
「ちょ、ちょっと間違っただけよ!」
怒鳴る――それが、たとえ虚勢であろうとも。
……違う、違う。そうじゃない。
これは間違えただけ、ちょっとだけ……ほんのちょっとだけ、間違えてしまっただけなの
だ。
これは失敗じゃない。私はちゃんと"召喚"できている。だから、だから――
「間違いって、ルイズはいっつもそうじゃん」
「さすがは"ゼロのルイズ"だ!」
そんな風に、呼ばれる筋合いなんて、ない。
支援?
「ミスタ・コルベール!」
私は召喚できたんだ。だから、もう一度やれば、こんな平民の男なんかじゃなくて。
「あの! もう一回召喚させてください!」
ちゃんとした、私にふさわしい"使い魔を"――
だが。そんな私のささやかな希望は。コルベール教師の一言で閉ざされた。
「――一度呼び出した"使い魔"は変更することは出来ない」
それは神聖な儀式なのだから。ミスタ・コルベールはあっさりと宣った。
分かっている。そんなことは分かっている。だから――だからこそ。この神聖な儀式に、
人間の"使い魔"なんて、そんなトンデモナイものがまかり通っていいはずが――!
「――これは、伝統なんだ。例外は認められない」
儀式は、儀式のルールはあらゆるルールに優先する。
例えそれが、古今例のない『使い魔として呼び出されたのが人間だった』としても。
今までに例がないのならば、これがその"前例"になる。言外に、ミスタ・コルベールは
言った。
肩を落とす。分かってはいた。言われずとも、分かってはいた――だが、納得は出来な
い。
当たり前だ。せっかくの使い魔。大切な契約。生涯、恐らくはたった一度の儀式。
まだ見ぬ己の"使い魔"に期待を馳せていた結末が、この平民だというのだろうか。
だとしたら――あまりにも、酷すぎる。
「――何度も何度も失敗して、やっと呼び出せたんだ。いいから、早く――」
次の授業の時間、なんてものを気にする教師に、ルイズはただ、惨めな気分を飽くほど
に味わっていた。"お前の使い魔よりも、授業の開始時間の方がよほどに大切"――言葉
にはされなかったが、明確にそう言われたも同然だったからだ。
思わず目元が熱くなりかけるが――
「……分かりました」
意を決し、ルイズは一歩を踏み出す。
半ば殺意を含んだようなその視線の先には、いつの間にか起き上がって、胡乱な表情
でこちらを見つめている、平民の姿があった。
支援
「……お話は終わったか?」
レイオット・スタインバーグは呟いた。
いきなり、草原に放り出されている。
その事実を自覚した時、流石に混乱せざるを得なかったが――同時に、傍らで訳の分か
らないことをごちゃごちゃと話している一団に気がつくのにも、そうは時間はかからなかった。
なにやら込み入った話をしているようではあったが、生憎とその会話の内容は一言たり
とも理解できない。
ただ、なんとなく――ちらちらとこちらに対して向けられる無遠慮な視線から、自分のこと
について話をしているのだろう、と見当をつけた。
さて一体どうやって話しかけたものか。そんなことを悩んでいると、話がまとまったのか、
一番最初に対面した少女が、強面を浮かべてこちらへと歩み寄ってくる。
「――それで。もし知っていたらでいいんだが。いったい何でまた、俺はこんなところに居
るんだ?」
確か車を運転してたはずなんだが――なんてことを付け足してみる。
だが、少女が返した反応は、意味が分からない、とばかりに眉をひそめた、ただそれだ
けだった。
次の瞬間、彼女は不機嫌な――というよりは殺意さえ抱いているような表情で手にした
小さな杖をこちらに差し向けると、それを小さく振りながら、
「……我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。五つの力を司る
ペンタゴン。この者に祝福を与え、我が使い魔と成せ――」
朗々と、韻を踏んだ詩を唄う。
同時に、図案を描いているかのように虚空を踊る杖。その姿に、自然とレイオットは呪文
の詠唱、という言葉を連想する。
だが――と、レイオットは独語した。それはあり得ない。彼女は、"鋳型"を纏っていない。
鋳型に縛られていない人間は、"魔法を使っては"ならない。
それが、彼にとっての常識だった。しかし――
すっ……と、杖が額に触れる。そして次の瞬間、レイオットの視界に飛び込んできたのは――
「――――は?」
目を瞑り、唇を近づけてくる少女、という、なかなかに衝撃的な光景だった。
「いや、ちょっと待て! 一体なんのつもりで――」
「いいからじっとしてなさいっ!」
抗議の声を上げるこちらを、まるで射殺さんばかりの眼差しでにらみつける少女に、思わ
ず言葉を飲み込んだ。そしてその瞬間。少女の唇が、男の唇へと重ねられ。
「……終わりました」
不機嫌さを隠そうともしない声音で少女は呟いた。
ややうつむき加減で、表情はよく見えない。その光景に、この場で唯一の大人と言っ
ていい、頭髪の薄い、眼鏡をかけた中年の男が、うれしそうに何かを言っていた。
さっぱりと、訳が分からなかった。
「……取り込み中のところ、悪いがね」
こちらの声がようやく届いたのか、少女――ルイズと名乗ったか――と、中年男の視線
がレイオットへと注がれる。それを確認して、レイオットは服についた土汚れをはたきなが
らゆっくりと立ち上がると、
「……今のはいったい何の真似だ?
初対面のいい年した男に女の子がキスだなんて尋常じゃないぞ。それに――ここは、
一体」
どこなんだ、と続けようとしたその刹那。
突如として、左手に激痛が走った。
「が―――!?」
痛み、だと思ったのは、実際には熱だった。熱い。とてつもなく熱い。
何の前兆もなく身体の内側から、すべてを焼き尽くすかのような異様な"熱さ"がわき起
こり、それが痛覚となって脳を駆けめぐっている。
立ち上がったばかりの膝が再び地面に崩れ落ち、痛みを押さえ込むかのように左手を
右手で押さえつける。
しかし当然と言うべきか、そんな仕業にはなんの意味もなく。痛みと熱は、依然として
全身を駆けめぐっていた。
「くそっ……たれ! 今のは、いったい何だっ!?」
まるで幻だったかのように熱はかき消えた。
時間としては、ほんの一瞬のことだったようだったが。しかしながら、刻み込まれた痛み
はまるで焼きごてを直接神経に押し当てられたかのようで――待て。
支援
しえん
「……なんだ、これは?」
見下ろした左手の甲に、見たこともないような文様が浮かび上がっていた。
それこそ――あたかも、"焼きごてで焼き付けられた"かのように。
「『使い魔のルーン』よ。そんなの、当たり前でしょうが」
苛立ったように、ルイズが吐き捨てる。うずくまるような姿勢のレイオットを忌々しげに見
下ろしながら、
「これで――あんたは、私の『使い魔』よ」
言葉の意味は理解できなかったが――
なにやら、とんでもないことに巻き込まれたという事実だけは、はっきりと、理解できた。
「――勘弁してくれ」
以上、投下終了。サンバ規制に引っかかった……
支援に感謝です。
レイオットさん生身一丁か……まぁストレイトジャケットごと呼ばれてもオーバーキルだろうが。
782 :
剣狼のひと:2007/07/13(金) 02:05:07 ID:???
GJ
ではいきます
マシーン・ロボ!
何者だ!
名を名乗れ
元ネタ知らないけど
今のところ特徴が無いな
原作と違うところが無いとどんなキャラかもわからん
所変わって、ここは学院長室
オールド・オスマンの仕事場である
そこに居たのは学院長オールド・オスマンと血相を抱えたコルベールであった
「それでコルベール君、これが君の疑問の答かね?」
「はい!これがミス・ヴァリエールの召喚した使い魔のルーン、そしてこれが・・・・」
コルベールは右手にスケッチを掲げ左手の指で古文に書かれたルーンを指す
「間違いありません!このルーンは始祖ブリミルの伝説の使い魔、『ガンダールヴ』のそれと同じです!!」
「ふむ・・・・」
オスマンは髭を撫でながら頷く
「確かにルーンは同じじゃ。ルーンが同じということは、ただの平民が『ガンダールヴ』になったということになるんじゃろうな」
「そういうことですな」
「しかし、それだけでそれは早計ではないかのう」
コルベールはさらに何か言いたそうな顔になる
「しかしそれが・・・・」
その時部屋にドアノックの音が響いた
「ロングヒルです」
秘書、ミス・ロングヒルが部屋に入って口を開く
「ヴェストリスの広場で生徒が決闘を始めたそうです。教師が止めに入ったそうですが他の生徒が邪魔で出来ないようです」
オスマンがふうっと溜め息をつく
「まったく、暇をもてあました貴族ほど質が悪い生き物はおらんわい。っで誰だねそれは?」
「一人はギーシュ・ド・グラモン」
「色男だったグラモンのバカ息子か。ではどうせ女の子の取り合いじゃろう。相手は?」
「それが、メイジではありません。ミス・ヴァリエールの使い魔です」
「えっ!?」
コルベールが目を見開いて驚き、オスマンを促した
「オールド・オスマン!」
「うむ」
オスマンが杖を振ると壁にかかった大きな鏡に広場の様子が浮かび上がる。
ギャラリーは再び騒ぎ始める。
学院にそびえ立つ、あの高き風の塔から突如人が飛び降りた
メイジならわかる、「フライ」など自分を浮かせる事ができる魔法であればそれは容易いだろう
しかし、飛び降りた男は魔法が使えない平民、しかもあのゼロのルイズの使い魔である
「マスターすまない、遅れてしまった」
ロムはルイズの方に向き謝る
「あ、あんたあんな所から・・・・、ってそんな事より!なんで決闘で遅刻なんかするのよ!!あんな事言っておいて!!」
「すまないがこれが終わってから話す。それより今は俺から離れてくれ」
ルイズは渋い顔をしながらギャラリーに戻る、顔を向けずに言った
「ロム!勝ちなさいよ!主人に恥かかせたんだから!!」
「ああ」(今・・・・初めて名前で呼んでくれたな)
「さてと、決闘に遅れたとは言えよくぞ逃げずにここまで来た」
ギーシュが薔薇をロムに向けながら言う
「ではこれより決闘を行う!!」
うおおー、っとギャラリーに歓声が巻き起こる!
「ナイスよタバサ、ここなら良く見えるわ」「・・・・・・・・」
キュルケとタバサは、タバサの使い魔、ウィンドドラゴンのシルフォードの背中に乗って空から決闘を伺う
シエスタは背伸びしながら懸命にギャラリーの向こう側を見ていた
「行くぞ(シャキーンッ)」
ロムの口元がバイザーで隠れる
それと同時に拳法の構えを見せる
(丸腰か・・・・、騎士のような格好をしているから剣でも持っていると思ったが・・・・。思ったより早く終わりそうだ。
さぁ断罪するがいい・・・・。女の子の心を奪った罪は大きいよ)
ギーシュは余裕の笑みを浮かべると薔薇を振った
花弁が一枚宙に舞う、するとそれは甲冑を着た女戦士となった
「・・・・・・・・!」
突然出現した人形に驚くロム
「僕はメイジだ。だから魔法で闘う。」
「・・・・・・・・・・・・」
「言い忘れていた。僕の二つ名は『青銅』。青銅のギーシュだ。従って、青銅のゴーレム『ワルキューレ』がお相手するよ」
ワルキューレはロムに向かって突進していく
するとロムの腹に向かって殴って来る
「むっ!」っと声を出してそれを避けるロム、今度は横から蹴りが来たがそれも難なく避けた
(成る程、見掛けより動きが速いようだ。だが単調だ!)
「ほらほら!避けてばかりじゃ直ぐに疲れるよ!!」ギーシュが勝ち気で言う
上蹴りを避けたロムが右手を腰の位置まで下げる、そして
「天空宙心拳!!」
そう叫ぶとロムの拳がワルキューレの顔を砕く。ワルキューレは膝をつき、そして倒れた
「何だと・・・・」
ギーシュが突然の展開に驚愕する
「どうした、これで終わりか!」
「まっまだだ!まだ終わらんよ!!」
ギーシュがさっきより力強く薔薇を振る、すると六枚の花弁が六体のゴーレムとなる
「行け、あいつを倒せ!」
全てのゴーレムが腰の剣を抜きロムに向かって行く
「ここは同時に倒すのが速いな、ならば!はっ!!」「と、跳んだ!あんなに高く!!」
ギャラリーが空に顔を向ける
ロムは宙に舞うと一回転し、ゴーレムに向かって足を向ける
「天空宙心拳!稲妻跳び!!」
すると前にいた一体を蹴りあげ、砕くと同時にアクロバティックのようにまた跳びあがる。そして隣にいる二体目、その後ろにいる三体目、四体目、五、六と。
ロムは跳ぶのを止め、足を地に付ける
「・・・・・・・・・・・・」
無惨に砕けたゴーレム達が倒れている光景にギーシュは声が出ない
ロムはギーシュの居る方に体を向けて訪ねる
「さあ、続けるのか?」
「いや・・・・、まっ参った・・・・」
ギーシュの降参と同時に歓声が巻き起こる
「す、すげー!あの平民ギーシュに勝った!!」
「しかもあっという間に終わらせやがった!!」
「丸で蝶の様に舞い!蜂の様に刺す!」
「か、かっこいい!!」
などと交えた声が溢れていた
「ロム!とても素敵じゃない!やっぱり私の見込んだ通りの人だわ!!」
キュルケが手を組んで騒いでいる、タバサはと言うと
「・・・・・・・・・・・・」
無表情ではあったが彼女の握っていた本のページにはついたばかりのシワと彼女の汗のシミが付いていた
「ロムさん・・・・、貴族にかっちゃった・・・・、跳んでいる時、目あった・・・・」
シエスタはというと、あっと言う間の出来事であったので情報処理できずにいたが、その頬には赤みが差していた
「本当にギーシュに勝っちゃった・・・・」
「マスター、勝ってきたぞ」
ロムがルイズの下による
「あんた、そんなに強かったんだ・・・・」
ルイズはまだ驚いていた
「言ったはずだ。天空宙心拳でマスターを守ると」
「・・・・な、何言っているのよ使い魔の癖に!もう昼なんだから日が沈む前に洗濯して来なさいよ!!」
ルイズの頬はとても紅くなっていた
「わかった」
そういうとロムは寮の方へと向かって行った
ギーシュが立ち上がって首を振る
「ルイズ、彼は一体何者なんだい?」
「ただの平民でしょ」
「ただの平民に僕のゴーレムが負けるはずがないだろう」
「あんたが弱かっただけでしょ」
支援のあねごー!
所変わって学院長室
「・・・・凄かったですなぁ学院長!」
「うむ!塔から名乗り、突然飛び降りる。そして疾風の様に敵を討つ!!
小僧共の喧嘩とは言え久々に心を熱くさせてもらった!!若い頃を思い出すのお!!」
映画を見ているのと同じなのか二人はとても興奮していた
ロングヒルはと言うと
(・・・・へぇ中々面白そうな人)
知的な外見からは思えない妖美な笑みで部屋を去った
「ところで学院長」
「なんだね?」
「やはり彼は『ガンダールヴ』のでしょうか」
「うむむ・・・・『ガンダールヴ』は様々な武器を使い、主を守ったと言われるがあの男は素手で闘ったが・・・・」
「いくらドットクラスの作ったゴーレムとは言え、素手や蹴りで砕くなんてありえません!」
「うむむむ・・・・」
「それに彼は人間ではありません」
オスマンが細い目を見開く
「なんと!それは本当かね!?」
「はい、『ガンダールヴ』の姿の記録は残っていません。これにより彼が『ガンダールヴ』である可能性はより高いと思います」
「うむむむむ・・・・、よしコルベール君、このことを王宮に報告するなよ。戦争の道具なぞに使われたらこまるからな」
「はっ!」
どたどたと部屋を後にするコルベール、そしてオスマンが呟く
「現代に甦ったガンダールヴ・・・・、人間ではない男、まさか・・・・」
そしてその日の夕方
「ふぅ、マスター洗濯物が乾いたぞ、マスター?」
「あの〜ロムさん」
後を向くとシエスタが立っていて焼き立てのパンと手紙を持っていた
「実はミス・ヴァリエールに頼まれてこれを渡しにきたのです」
「マスターが?何々・・・・『ちょっと魔法の練習に行ってくるわ。夕飯までに戻るからそのパンでも食べて待っていなさい。ルイズ』・・・・・・・・」
「あのロムさん、どうしたんですか?」
「あ、いや、考え事をしていてな」
「あと、夕食後に厨房に来て下さいね。マルトーさんなんか張り切っていますし」
「ああ、楽しみにしておくよ」
「私も楽しみです!それじゃまた」
シエスタが部屋から出ていく
そしてロムは窓を開けて夕焼け空を見て、今日一日を振り返る
「ルイズ・・・・、君は必ず認められる、そう遠くない内にな」
ロム兄さんカッコよす、職人さんGJでした
おまけ
シエスタの日記
・今日の夜、ロムさんの決闘勝利お祝いパーティーをやりました。賄い食とは思えない美味しい料理をロムさんの隣で食べたりしながら・・・・
(中略)
それで皆やマルトーさんはロムさんの事を「我らの剣」と呼ぶようになりました。
そしたらマルトーさん、大奮発してヴィンテージ物のぶどう酒を持ち出してロムさんに飲ましたらもう大変!
ロムさん、お酒に弱いらしくてすぐに酔っ払ってしまいまい、突然料理を作ると言って厨房に入ると「このパンを作ったのは誰だぁ!」って言って出てくると
(中略)
そういうことでモチヅキさんは「もう二度と手を抜いてパンを作らないよ」って反省しました。
めでたしめでたし
(中略)
・ロムさんが来て5日は経ちました。
早朝、ミス・ヴァリエールの衣類を洗濯している所に声をかけようとしたら二年生のマントを付けたセミロングの女の子が・・・・
どうやらロムさんはその人に洗濯を教えて貰って以来、よく話すそうです
可愛らしい容姿をしているのになんだか何時も赤い顔をしているから心配だと言っていました
そこでその日の夕方その女の子に・・・・
(中略)
っということで今日はとても清々しい一日になりました
明日もロムさんに会えるといいなぁ
795 :
剣狼の人:2007/07/13(金) 02:26:07 ID:???
以上です
皆が腹黒い腹黒い言うからこんなおまけになっちゃたよ
シエスタいいのに
冗談で望月って言ったんだが本当になってるー!?w
そしてシエスタ黒っ、マジ黒っ。何やったんだw
GJ!
*腐れ駄文警報
鰤です成長すると出世するオサレな魚です
苦手OR嫌いな人はZero's DEATHberryをNGワードに
『これで終わりだ!!てめえはこれで』
「『 消 え る ん だ 』」
Zero's DEATHberry ――ゼロの死神
刹那『一護』の左手が奇妙な動きをした
撃ち出した刃の柄布を無理やり引き寄せ僅かに狙いをそらす
ギーシュがとっさに避けようとしていたのもあり
刃は彼の肩を浅く掠ったに過ぎなかった
『また邪魔しやがるって言うのか!!「一護」!!』
左手が貌に張り付いた仮面を引き剥がそうとする
「邪魔はお前だ!!『戻れ』!!」
『くそっ!!』
右手が左手をつかもうとする
が、動かない
ドドドドド・・・・
彼の右腕は氷の槍に貫かれ一瞬にして氷結
そのまま地面に縫い付けられていた
ド 『!!!』 ン
続けざまに同じ槍が撃ち出され『一護』の右手は完全に使い物にならなくなった
「・・・・・・」
撃ち出した張本人の少女「タバサ」は何も言わない
再び学院長室
「オールド・オスマン、聞いておられますか?教師達は決闘を止める為に、
『眠りの鐘』の使用許可を求めています」
「許可する!すぐに使用するんじゃ!一刻も早く!!」
「かしこまりました」
恐らく秘宝の力を確実に『あれ』に効かせられるのは今しかない
「本当に秘宝『眠りの鐘』を使うのですか?」
「今、使わなければ、何の為の秘宝だかわからんじゃろ。」
また広場
『嘗めるなぁ!!』
ボギンッ
凍った腕を無理やり圧し折る
すると傷口が粟立ち・・・・・・
・・・・・・異形の腕が再生していた
『殺す ! 』
その腕をタバサに向けるとゆっくりと『力』を集めていく
タバサはその場を離れず次の呪文の用意をしている
ドドドドドドドドド・・・・・
ビキン
突然仮面と右腕にヒビが入る
『ガッオオオオオオオオオォォォォァァァァァァアアアアア゙」
そのヒビは全身に広がりそして・・・・
・・・・大爆発を起こした
その頃教員たちは思いっきり秘宝の使いどころを逃していた
次回「謝罪」 またしても短いような・・・
支援
ちょwこの展開の遅さも鰤っぽい
ってしまった……投下終わってる。
>その頃教員たちは思いっきり秘宝の使いどころを逃していた
バカスw
ゼロの破壊神の作者です。
誰もいないっぽいので03:35辺りから投下してよろしいでしょうか。
どーぞ
んでは投下いきまーす。
ゼロの破壊神
案内された場所はトリステイン魔法学院学生寮のルイズの部屋。
そこでルイズから『使い魔の仕事』を教えられた。
「 まず一つ目は主の目となり耳となること、つまり『感覚を共有する』んだけど…
あなたの脛の痛みが私に伝わってこない所を考えるとどうも無理っぽいわね。」
「 ここは我の居た世界とは異なる。即ち異世界の生物であるが故に
既存のルールのうち幾つかが適用されない事も有るのだろう。
だがルーンが我の左手に焼き付いた時にこの世界の文字や
言葉に関する情報が同時に流れ込んできた以上、その効能が消えたとは考え難い。」
「 そう…じゃ二つ目だけど、秘薬の材料や資源を集めてくることだけど、どう?」
「 おのぼりさん同然の我には難し過ぎる仕事だ。」
「 はぁぁぁぁぁぁ…三つ目は聞くまでも無いわね。『剣となり盾となり』とか言ってたんだから。」
「 確かに。元来我の専門は『殴る、蹴る、壊す』と言った荒事だからな。」
「 それじゃぁ『洗濯』とかは…期待しない方が良いって事になるの?」
「 『初めての洗濯』の結果を知りたいなら是非やってみたい。我も気になる事だ。」
「 ダメ、てゆーか却下。洗濯物は寮付きのメイドが居るからそいつに頼むようにして。」
こうして使い魔1日目の夜は更けて…
ルイズが寝静まった頃を見計らって転移前のやっつけ仕事の後始末、即ちグレイヴヤードの整理に取り掛かった。
本来魔界の王が気にする事でもないが、これから長い付き合いになるのだし『連中』の住み心地とか
『彼奴』がどうしているかなど気になる事が多い。面倒とは思いつつも挨拶回りを始めるのだった。そして…
「いくら急ごしらえとはいえ、ここに扉を作った覚えなど無いのだが。」
グレイヴヤードには七つの扉が有った。その内六つの扉にはそれぞれ地・水・火・風・光・闇の六属性のシンボルが刻まれていた。
しかし残る一つの扉には何も描かれていない。つまり、
「やはり『彼奴』の割り込みが有ったか。」『彼奴』とは即ち、最強の力『天凱凰』。
「甚八郎かアルバートが『抑えて』いてくれると助かるのだが。」そう呟いて扉を開いた。
夜明け前、時間にして午前四時頃か。『ウル』は起き上がり長い溜息をついた。
その顔には疲労の色が濃い。約六時間もの間グレイヴヤードで『天凱凰』と戦っていたのだ。
「まさか甚八郎とアルバートが結託しているとは…。」
甚八郎とは『ウル』の父親・日向甚八郎大佐、アルバートとは『ウル』より一代前の彼の主にして
怪僧ラスプーチンを倒さんが為に外なる世界より『超神』を呼び出した『ウル』のかつての敵・アルバート・サイモン枢機卿である。
どちらも<ハーモニクサー>という能力を理由として本物の『ウル』の精神に取り込まれていたのだが、
この二人が魔界の王の真意を確かめんが為に結託し『天凱凰』を動かしていたのだ。
傍らの豪奢なベッドに眠る主・ルイズを見て、
「なんという寝相だ。」そう呟いてある可能性に気付いた。
『天凱凰との戦いにおいて我自身の体から魔力があふれ出していたか!?』
となると勘の鋭い者やほぼ全ての使い魔たちにも悪影響を与えたかもしれない。
「とりあえず見なかったことにしよう、うむ」果たしてそれで済む事だろうか。
ちなみにルイズがどんな寝相をしていたかというと『クェックェッ』という台詞が似合いそうな、そんな寝相である。
「今からもう一度眠ったら二人まとめて遅刻という事態になりそうだな。」
彼は寝る前に出された洗濯物を抱えて寮付きのメイドとやらを探し始めた。
空がやっと白み始めた頃、ほとんどの『貴族』共はまだ惰眠を貪っているだろうから
この時間に人の気配が多く集まっている場所に行けば話が早かろう、という事で食堂脇の調理室へ向かう。
すると別の通路から誰か近づいて来る気配がするのでとりあえず立ち止まってみると
予想通りメイドらしい衣服の少女に出会った。
「もし、一つ尋ねたいのだが。」「あら、あなたは…」
「ルイズという名の貴族に呼び出された人間だ。名前は『ウル』」
「私はシエスタです。それで尋ねたい事ってなんですか?」
「この衣類の洗濯を任せられる者を探しているのだが」
「ああ、それでしたら私がやっておきます。」
「面倒をかける様で済まない。」
「いえ、これも仕事のうちですから。」
顔を良く見ると、やはり疲労の色が微かに見える。頭を抱えたくなった。
「あの…どうかされましたか?」
「い、いや何でも無い。失礼する。」
そして朝。
ルイズを起こそうとするも「やだー、もうちょっと」とか「今日は休むー」とかごねるので
殺意を含む視線で強制的に起こし適当に選んだ衣服を渡して
「さぁさぁ、早く着替えて髪を整えて朝食を済ませて授業に出るッ!」と急かした。
髪を整え終わった段階で、何かを企んでいたらしくルイズが頭を抱えていたのだが無視。
食堂で「あんたの食事はこれよ」と床に置かれたりしたが、視線を上に向けなくてもいいので
素直に状況を受け入れる。
教室へ行くまでの間に「教室には使い魔専用の場所があるからそこに行きなさい」と言われて
いざ教室へ入ると原因が解っているだけに逃げるわけにもいかず。
とりあえず使い魔専用の場所とやらに腰を落ち着ける。
授業が始まって数十分、極力周りを見ないように黒板の文字のみに集中していた。
『成る程…こちらでは光と闇の属性に関しては未だ言及がなされていないのか。』
この時点で真面目に授業を受けているのが『ウル』だけになってしまった様だ。
もともと『おさらい』である上、使い魔も貴族もほとんど悪夢にうなされていた事を考えれば
半数以上が『舟を漕いでいる』状態も仕方が無いというものだ。現に教師・『赤土』のシュブルーズも
よくよく見れば歯を食いしばりながら授業を続けて…?
あいつの左手…まさか釘かナイフを刺している!?もはや天晴れと言うしかない状況でシュブルーズは
ルイズを指名して『錬金』をやってみせるように言った。
この時誰からも異論が出なかったのは『舟を漕いでいる者』が約半数、
残りの半数は『目を覚ますには丁度良い』とか『危険を進言する気力が無い』とかそんな状態だったからだ。
そしてルイズは不本意ながらも期待通り、
ドォーーーン!!!
とやってしまったのである。
目は覚めたし、教室は半壊したし、授業は潰れたしで喜ばれたのである。
無論、感謝の意を表した者はもれなく(と言っても3人だが)ドォン!と吹き飛ばされて医務室送りである。
ちなみに教室の後片付けはみんなが手伝ってくれました。『舟を漕いでいる者』が約半数だったせいかもしれないが。
そして若干遅めの昼食。
食堂に辿り着いたときには騒動が始まっていた。
手近の者から聞いた話を要約すると
・ギーシュという男のポケットから特徴の有る小瓶が落ちたので平民のメイドが拾った
・これをきっかけに二股がばれて女性二人から両方の頬に平手打ちを喰らった
・浮気している事を『棚』の遥か上にまで上げてメイドに謝罪と賠償を要求
見ず知らずの人間なら無視する所だろうが、詰問されているメイドがシエスタだった事もあって良く聞こえるように
「そもそもの問題はすぐにバレる様な浮気をしていた貴様にこそ有るのではないのか?」
詰問に夢中なギーシュの背後から言ってやった。
「何だね君は?あぁ『ゼロのルイズ』が呼び出した平民というのは君か。」
「それが何か?」
「やれやれ、『ゼロのルイズ』は自分の使い魔のしつけも満足にできないのか?」
「我が主・ルイズは関係ない。我が信念の元に貴様に抗議しているだけだ。」
「ほぉぅ、ならばそこの平民の為に決闘でもすると言うのかね?」
「良かろう、ならば決闘だ。」
余りに速すぎる展開に食堂が静まり返る。
「よろしい、ヴェストリの広場で待っている。死にたくなければこの学院から逃げても構わんぞ。」
「誰にモノを言っているつもりだ?」
ギーシュが去った後背中を叩いてルイズが言う。「あんた馬鹿?」
「勝つ自信が有るからこその物言いだ。それとも我を心配しての発言か?」
「ばっ馬鹿っ!そんなんじゃないわよ。ただ…」
「我が勝てばギーシュとやらの魔法以上の働きが出来る使い魔と認識できるし、
負ければ新たな使い魔を入手できるチャンス。どちらに転がろうとも主が損する事は無いと思うが。」
「それはそうとヴェストリの広場とは何処に有る?」
「あんたを呼び出した広場よ。」
「そうか。ならば先方を待たせ過ぎるのも悪いし、早く行かねばな。」
「あんた昼食抜きでやる気なの!?朝食もろくに食べてないのに?」
どうやら我が主も相当な高さの『棚』を持っているらしい。
「なに、さしたる問題ではない。」
ヴェストリの広場へ行こうとするも三歩で違う誰かに止められる。シエスタだった。
「ごめんなさい。私のせいで。」
「さしたる問題ではない。それに…」そう言いながらシエスタの肩に手を回し
小声で何かを囁く『ウル』であった。
「私がこの広場へ着て間もなく来るという事は相当の死にたがりの様だな、平民!」
「こきゃぁがれ馬鹿野郎」ここまで元気だという事は『悪影響』を受けてないという事か。「かかってこい、カス」
「何処までも無礼な。我が二つ名は『青銅』!『青銅』のギーシュだ!」そう言って造花のバラを一振りする。
すると造花のバラの花びら一つから青銅のゴーレムが作り出された。
「行け!そこの身の程知らずを教育しろ!」
命令通りに動き始めたワルキューレの攻撃範囲に『ウル』を捉えた瞬間、
ギーシュ・ルイズ・観客のいずれもが想像もしていなかった光景に唖然とする。
殴る蹴るという野蛮でそれでいて洗練されたその動きで青銅のゴーレムがひと山いくらのガラクタに変わってしまったのだから。
「ふむ…所詮この程度か。次はどんな手品だ?」
再びバラを振ると今度は七体のゴーレムが造り出され、内二体がギーシュを守る様に立ち、
残る五体が『ウル』の前・後・左・右・上方向からの同時攻撃を行った。
これに対し『ウル』は不敵な笑みを浮かべ、そして突如光に包まれた。
五体のゴーレムが『ウル』の肉を裂き骨を砕く音を予測して
目を、耳を塞いだ観客はそこに響き渡る異音に思わず視線を『ウル』のいる方向に向けた。
どうにも『剣で岩を叩いている』様な音しかしないのだ。その最中に『ズン!』という音と共に足元に何らかの振動を感じた。
ギーシュも気付いていた筈なのだがゴーレムのコントロールに忙しいらしく地割れが足元に来た頃には既に手遅れであった。
その瞬間、ギーシュの左右から岩がせり出してきてギーシュを挟み潰したのだ。
そしてゴーレムの山から出てきたのは『ウル』ではなく『蠢く岩塊』とでも表現するしかない存在であった。
ギーシュを挟み潰した二つの岩を開くと気絶しているギーシュが出てきた。生存を確認すると『岩塊』は光に包まれ『ウル』に変わってこう言った。
「我が主・ルイズよ、この哀れな男を医務室に運びたいのだが案内を頼む。」
その場に居た者達の心は『ゼロのルイズは何を召喚したのだ』という思いで統一されていた。
ただ一人シエスタの心には『大丈夫。メイジに召喚される以上、普通の人間ではないのだから』という言葉がリピートされていた。
支援が必要かな?
ああっ!停電がっ!
データ飛んだのか……南無南無。
強く生きろ。
戦闘部分が駆け足過ぎて読んでてちょいと混乱した。
あと二重括弧使った強調をあちこち入れすぎじゃね?
回線復活
医務室にギーシュを放り込んで医務室を出た所で三人の人物に遭遇した。
一人は確か…コルベール…で良かったか?真ん中の老人は穏やかな表情の裏に隠された気迫からして
学院長だろう。となるともう一人の女性は秘書か?そう考えていると、
「ほっほっほ、面白い決闘であったぞ。ルイズ君、『ウル』君」
「やってる本人としては面白くも無いのだが」学院長らしき人物にそう応える。
「あああすいません学院長。こらっ『ウル』、礼儀正しくしなさいっ!」
「ほっほっほっ良い良い。それより先程の決闘で使った変身術、アレは何かのう。」
「『降魔化身術』と言いまして己の体を依り代とし幻獣・魔獣の類の魂を降ろす術です。」
「ほほう、誰にでも出来る、と言うわけではなさそうじゃのう」
「ご明察です学院長。『降魔化身術』は血筋に左右される所がありますので。しかし」
右の頬を左手で掻く。左手のルーンを見せ付けるように。
「このままで良いと思っているのですか、学院長。時間は無限に有る訳ではないのですよ。」
「そうじゃのう、ほっほっほっ。」
「行こう主・ルイズよ。ここは空気が悪い。」「え、ちょちょっと待ちなさいよー『ウル』。し、失礼しまーす。」
振り返り様学院長の方を軽く睨み付けて『狸め』そう思った。
ルイズの部屋に戻ったウルは、部屋中のカーテンを閉じ何がしかの魔法をかけてルイズの前に跪き
「我が主・ルイズには話しておかねばならない事が有る。」そう言った。
「な、何よ、いきなり改まって、いったい何だって言うのよ」
「実は我が最初に名乗った名前『ウルムナフ・ヴォルテ・ヒューガ』とは、我のかつての主の名前だ。」
「じゃ、じゃあ本当の名前って?」
「それは教えるわけにはいかない。我が三日前まで居た世界では名前を利用した呪殺術が存在する。
我がその世界から来た最初の存在であるという確証が無いまま、我の真の名前を教える訳にはいかないのだ。」
「じゃあ何でカーテンを閉めたの?」
「先ほどの決闘で見せた『蠢く岩塊』と表現できる姿、あれの名前は『ガウディオン』だ。
そして今から見せる姿こそ我の真の姿だ。」そう言うと『ウル』の姿が光に包まれ新たな形をとった。
「!!!」ルイズの目の前に現れた異形、それは黒い鎧に赤く彩られた紋様、
そして一対の翼を持つ『悪魔』と表現する他無いものだった。
「我は魔界の王にして『破壊神』の二つ名を持つ存在だ。」
ルイズは言葉も出せない程に固まっている。『魔界の王』は続けて言う。
「我が主・ルイズよ、喜ぶがいい。我の身内には他にも十八体の幻獣・魔獣の類が存在する。
即ち一度の召喚儀式で二十体の異形の召喚に成功したのだ。」
「…………『魔王』だけでもおなか一杯だってのに。何で今になってそういう事を打ち明けたの?」
「違う姿に『変身』して、その度に驚かれては『召喚者』としての立場に悪い影響を与えかねないからだ。
それにこの『技』は余り見せびらかすものでもないからな。」そして再び光に包まれ『ウル』の姿に戻った。
以上
>あと二重括弧使った強調をあちこち入れすぎじゃね?
『ウル』が実は『ウルの皮を被った○○○』なもので。お目汚し失礼。
やーっとギーシュ戦まで終わったー。
さて次はフーケ戦だがどーすべか。
破壊の書にするか、
破界の書にするか、
破戒の書にするか、
それとも破壊の杖(笑)にするべきか。
>>204 199X年の大破壊を生き延びてデビルサマナーとなったサイトが呼び出されると言うのはどうだろう?
そこで魔神転生ですよ。
すごくたくましそうなサイトだな。
間違いなくモヒカン
ちょっと質問
サガフロ2のギュスターブ13世
か13日の金曜日のジェイソンの
どっちかで書こうと思ってるんだが
どっちがいいと思う?
当然サガフロ2のギュスターブ13世だろ。
やっぱギュス様が無難かな
ジェイソンだと学園舞台にした
すぷらったホラーになるし
>>828 今気づいたわ
どっちも13だったな
変態仮面を召還して
初日の夜、洗濯物として渡されたパンティー被って大暴れとか
なんか電波がきた
つ 「やめて ギーシュのライフはもう0よ」
ようやくここまで読んだ、っつーか流れ早くなったなぁ。
書くほうが全然追いつかんよ。
>833
パズルと言うなら、ヘルレイザーのパズルボックス召還とか。
読み直して思ったんだが、沙耶は見た目と食料以外は本当に良い子なのな
元に戻ればまず拒絶されると言うのにルーンに逆らってまで脳手術を勧めたり
そんな良い子をブッ殺した爺なんて、許せないじゃない?
花?知らんがな(´・ω・`)
すごく性格の良いゴキブリみたいなもんっすよ
星を犯して開花する事が存在意義なだけで絶対悪ではないのさ
差し詰めルイズは新世界の神の雛形に仕える巫女?
>>838 俺のエターナルブレインラヴァーですが何か
ところで沙耶以外のグロイン召喚はないかな?
>837
パズル・ボックスは召喚しただけではタダのパズルで、ルイズ達ががんばって開けなきゃ意味が無いから。
召喚したパズル・ボックスに癇癪起こすも、何とか開けようとするルイズと、そんなルイズをからかいながらも助けるキュルケやタバサ。
少しずつパズルは解かれていき、そしてワルドとの結婚式の当日、ウェールズ皇太子を暗殺したワルドともみあい、ワルドがルイズを振り払った弾みで、
懐から転がり落ちたパズル・ボックスの最後のピースがかみ合う。
瞬間、なだれ込む反乱軍もろとも城は魔界へと変貌、ワルドをあっさり粉微塵にしたセノバイト達は、パズルボックスを掴み逃げるルイズを追いかけながら、
手当たり次第周囲の人間達を快楽の世界に誘う。
果たしてルイズ達の運命は・・・・・・やっぱり地獄絵図だね。
グロインが思いつかん
SSの体裁をなしてない妄想カキコも自重しようぜ
グロは好き嫌いが激しいから遠慮したい。
沙耶だけでも欝なのに。
蔵女、はグロインとは違うか
妄想から生まれてくるものも、あるさ。
>>844 お前何様のつもりだよ?
もう一度
>>1をよく読んで来い。SSの体裁をなしてなけりゃダメだと書いてあるか?
せっかく
>>842が小ネタを振ってくれているのに、それをただ妄想と切って捨てるだけなら、
こんなスレもう要らないんじゃね?それか、あんたがここに来る必要がないかのどちらかだろ。
英雄×魔王のナーシャもグロインじゃね?
まあ召喚したらハルキゲニア終りかねんがww
ナージャ?あんな不良在庫呼んでどうするんだよww
ナージャじゃないナーシャだあと不良在庫言うな