【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚33人目】

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1マロン名無しさん
【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚32人目】
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1183818175/

まとめサイト
http://www22.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/1.html
避難所
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/9292/

●ジョジョの奇妙なAA集
ttp://jojoaa.web.fc2.com/
ttp://mbspro4.uic.to/user/192427.html
●ジョジョスレUPローダ
ttp://vblave.hp.infoseek.co.jp/

●アニメAA保管庫 ゼロの使い魔ページ
ttp://aa.tamanegi.org/anime/zero-tsukaima/
2マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:14:19 ID:???
第一部+第二部
ジョナサン 卿 シュトロハイム シーザー スケコマシーザー
究極生命体カーズ様 スト様

第三部
空条承太郎 法皇花京院 一巡花京院+平賀才人 メロン花京院
ジョセフ アブドゥル ポルナレフ イギー
DIO様 ンドゥール ペットショップ ヴァニラ・アイス ホル・ホース
ダービー兄 ミドラー デーボ エンヤ婆 アヌビス神

第四部
東方仗助 仗助+トニオさん 広瀬康一 アンリエッタの康一 虹村億泰 ミキタカ+etc
デッドマン吉良 猫草 キラー・クイーン シンデレラ カトレアのトニオさん

第五部
ブチャラティ ポルナレフ+ココ・ジャンボ(亀ナレフ) アバ茶 ナラ・アバ・ブチャ組
ルイズトリッシュ マルコトリッシュ ナンテコッタ・フーゴ アバ+才人 ジョルノ
ディアボロとドッピオ プロシュートの兄貴 リゾット ローリングストーン 偉大兄貴
ギアッチョ メローネ 俺TUEEEディアボロ ペッシ ホルマジオ スクアーロ
最弱ボス 暗殺チーム全員 紫煙+緑日

第六部
引力徐倫 星を見た徐倫 F・F アナスイ 承太郎DISC ウェザー エルメェス エンポリオ
プッチ神父 帽子 ヘビー・ウェザー ホワイトスネイク

SBR+その他
リンゴォ マウンテン・ティム 橋沢育郎 ジャイロ+才人 ジョニィ Dio
3マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:31:22 ID:???
>>1
  ∩∩      血  管  乙  攻  撃  !      V∩
  (7ヌ)                              (/ /
 / /                 ∧_∧            ||
/ /  ∧_∧     ∧_∧  _(´∀` )   ∧_∧   ||
\ \( ´∀`)―--( ´∀` ) ̄      ⌒ヽ(´∀` ) //
  \       /⌒   ⌒ ̄ヽ、ペイジ /~⌒    ⌒ /
   |      |ー、      / ̄|    //`i プラント /
    | ジョーンズ|  | ボーンナム/ (ミ   ミ)  |    |
   |    | |     | /      \ |    |
   |    |  )    /   /\   \|       ヽ
   /   ノ | /  ヽ ヽ、_/)  (\    ) ゝ  |
   |  |  | /   /|   / レ   \`ー ' |  |  /
4マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:32:22 ID:???
      f/// // / //,r`ヾ∨/,,.r''´/,r="ノ
     ノ// // / /// / /ヾ''""ヾ'、'r''''''r=''))     まあ!
      ノ// // / /l l l l l       l.lll   レソ/
.    ////〃 / / l l  ̄工_`!   ',二Y|//       >>1ったら
   //// / / ノ.   r'',ニヾ`   ,r',ニヾリノ           . . . ..
.  //// / /,ィl |    、_L⊥ , /ハ.L⊥{゙l |       乙なひ.とッ!
  l 川 / / f{ {l゙|    ///// ' r‐ぅ//ハリ
  |川 〃/ハヽヾ|   "      , -、   l、       
  |.ll l / / ヾi`゙l.         /  {  ト\
  |ll l l /   'il l',        `ニ´   ,' ヽo
  |l l l l    l.l.l  、           /   ゙o
  |l l l |     | |   ` ‐ 、._     _/
  | l l ll       l.|         ̄「
  l l l,リ     f==r,===========l
  //./      |r┐ll: : : r―‐┐ : : : : : : : : |
5マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:35:26 ID:???
       ,,. -==‐- ..,,_
.     ,. '"     ,.ィヘ-、.゙丶、
   /   r-く¨ ̄!.._ノ) `ーr'^i
.  /    入ノ )         t-ハ
. ,'   __/ `¨           .f¨ヽ
 i  (  ))ヽ          ヽイ
゙ i   て ,.入_,,.. 、レ-‐ ニ¨゙ヽY   _   確かに……
 !  .<),.,. -‐i ヽ  `  / ,. -‐ >//
 V ,.ィ⌒il  o}ノノレ‐、 レ  '´ ̄ l/ 1乙……
  \゙ー' ゙ヽブ/ \ )ノ/‐-,、  \
.    ヽ三二三ニヽヽソ'´   j \  `゙  したぞ………
    } `゙ー=,.ィヽ/   ./   ',
    ヽ⌒゙Y::/!./i   /     ∧
.       \人i l/. ', / ,.彡三ミヽ  i
..      `¨゙   i //,. ''"¨  `ミ!ノ /
            ∨/    、  ',ー'
             ゙7     `i ノ
           /       i/ ヽ-''"
6マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:38:12 ID:???
>>1乙ゥッ!

>>5
こうして見ると、チリペッパーって恐竜みたいだな
7マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:39:36 ID:???
           , -―  ――-、
             /に    (ニ==\
         //')      に二) (ヽ   新スレを立てやがったなッ!
         〃____,r^)__,r、(ニユ|  よく立ててくれたよなぁぁぁぁぁぁ
         i!   ● / /●  ヾヽヽ,!      >>1鬱!……
          ヽニ⊃,// ⊂⊃}:}ソi   …じゃなくて>>1巳!
        /⌒ヽ__ ヘ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~/⌒ヽ
      \ /:::::  >,、 __, イァ/   /
.          \     |三/ []「/__ /
         `ヽ「ミヾr‐ 、[]「ヾ三/


            , -―  ――-、
             /に   u (ニ==\   …は違う…
         //')  u    に二) (ヽ  うぐぐ………
         〃____,r^)__,r、(ニユ|  >>1己…じゃない……
         i!   ● / /● uヾヽヽ,!  >>1Zでもなくて……
          ヽニ⊃,// ⊂⊃}:}ソi
           ヘ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~`=ーノ
           /⌒l,、 __, イー-<
.          /lilili/ |三/^ oOo,ヽ
          |三 lキヾr-、[] 「! (ニ }
8マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:40:56 ID:???
         _/  ̄`` 、
        /         ヽ
       /  / /     ヽ   ハ
        |  f _L  '、_ ハ   l >>1
        || ,.ィヘト、ト、  ト、|_゙ト、| |
      V.  |卞も l/tメィ} !/リ八
      /^> ハ.`ー'′,  `ー' /./  \
      / ィホ介,人. γ ァ / ム,.ィ〉 、\
.    {/Y }:A >. - イ ./;:イ l勹 }  ,〉
     入 l  `lヘ,  ',  / /Y _ハ ' /
.   //ハ  寸、 l /  ̄` ̄   ) 〔
.  //   }YΤ^ヘハー´ ̄/ /){  ``  、
. / /  l  >:!::l:/:|::::::::::/ /   ト、     }
| l、 ヽ `Τ:::::::::!:::::/  ∠二二ノ )   l  ノ
 ー、  ̄ ,)  ∧::::::::::Y `ー――――'′  //
9マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:42:13 ID:???
                                  , --- _
                              / ,. -'   ,    ー 、
                             i '"   / /  、   ヽ ヽ
                             ン´./ { /ヽ、  |、 _ゝ ヽ. i
                             i,ィ / ト‐{-、 ヽノ'乏i.、 | |
                              ヽト、 ヽ〈下j   └' "ヽi {  >>1乙か?(ブチャの声)
          / ー- 、.,、               ヾ、ヽ ´   !    〉ヽ=、
     ,-──┘    __、,、         ,、  ノ⌒ヽゞ_ゝ-─'"フ ̄レ'
   /ヽ          `ヽ、! ヽ       (ヽ .| |〃ム薔ラ冫' コー-' ヽ〈 ヽ_
  / /      心       ヾj     .ヽヽj |`>=ヽ/ /ヽ /  )  \;;;;;ー、
./  く       弋ノ        |_, -‐、(ヾヽ ン /´ _ /`ー /‐' /    ヽ;;;;;;;i
    >-、            ,-'_, - ' .ヽ`'ーン. j-‐'´cヾ____/ィ--、___ヽ;;;;;|
ヽ   /-、,─< ̄`ヽ、        /ー 、--、./  ,.ィ;;;;;;;;;;;;∧ー┬‐ァベ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
 ー< ヽ \  `ヽ、 `ヽ___/ ヽ  .\/| | ./ .|;;;;;;;;;;;/ヽ', ┴'/_ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、
    Vヽ、 ヽー 、 ヾー-ヽ     ̄\ヾァ-' .| |/ /;;;;;;;;;/ーヘ>'/、__ ノ \;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;}
        ̄   ̄`         .7}  .| |  /;;;;;;;;ノ{ニー// ̄∧ノ    /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;{
                     ヾ、土 | | /;;;;;;;' 厶Y//ーv'     /;;;;;;;;;;;;;、;;;;;;;;;;;;;;|
10マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:43:10 ID:???
>>7
だいぶ近づいているw
もう一息だ!
11マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:44:39 ID:???
>>1

1000 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2007/07/08(日) 21:44:01 ID:???
>>1000なら>>44の続きが書ける

ついにセッコか
12マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:44:59 ID:???
                __,...,
            r‐冂 l lユ7ヽ
         ┌vヘl‐l r‐.k/7 /¨l   >>1
         <ヽ」 冂 l l‐┐冂ノ!   七__ l,. | _」..、ヾ ヽ/ _.ニ、
         }ヽ、`¨厂l‐!_.」 ,ィ彡{  (乂 ) ´ノ /、/  (_  ノ
           ゙ト、 >、ノ__,.ィニ三ヨ  (メルシーボークー)
          _Lx< i ̄フ二ィノl∧
           lハ ヒtッテ  irェオフ レノ   スレ立てに、敬意を表するッ!…
          ヽi', r' l l 〉 、  l/⌒ハ
         /⌒'v' 弋フ'  ゙ヽ∧._ヲノ
         ト、._∧ ー==ブ ,ソ ,'¨ヽヽ
        _i´`l /l\`  ̄ /  i.  リ |、
  '´ ̄ヽ-‐'"´入ノ i ! `ーイ /  ,.ゝ‐< lトヽ
  / // i  | l ヽ\ f´ i /    j./l
 /  /// .ヽ-< l、_.ノ  l ノ _」_  _ノ イ
   ///l  l ,.、,.-、!   / /  `i  l.リ

13マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:45:29 ID:???
セッコ・・・
14マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:46:00 ID:???
投下されてる時は1000取り自重しろよ……
15アホ:2007/07/08(日) 21:46:08 ID:???
危ねぇぇぇえええええええええ!
ギリギリ!ギリギリ!


とまあ、以上です。
デルフと億泰は何だか通ずる物があるような気がしてならない。
これで要らない子にはならない……はず。
きっと仗助と億泰のコンビ的になってくれると思うんだぜ。

それはそうと>>1
16マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:46:09 ID:???
投下も終わったようだから絶望先生〜ゼロ2期に備えて寝るか
17マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:46:43 ID:???
            , -―  ――-、
             /に    (ニ==\  前スレ>>1000
         //')      に二) (ヽ 
         〃____,r^)__,r、(ニユ|  ゴクリ………………。
         i!   ◯ / /◯  ヾヽヽ,!
          ヽニ⊃,// ⊂⊃}:}ソi
           ヘ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~`=ーノ
           /⌒l,、 __, イー-<
.          /lilili/ |三/^ oOo,ヽ
          |三 lキヾr-、[] 「! (ニ }
18マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:46:50 ID:???
前スレ1000に敬意を(ry
19マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:47:43 ID:???
もう投下はありませんねッ!
20マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:47:47 ID:???
武器屋の親父ツンデレwwwwwwww
21マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:47:47 ID:???
>>15
GJ!デル公はポスト形兆兄貴になるな
22マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:47:54 ID:???
>>1

そしてオクヤスGJ!
23マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:48:51 ID:???
満を持してついにセッコがくるのか・・・・
24マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:49:01 ID:???
投下してるあいだくらい1000取り控えろよ…そんなことも分からないならROMってればいいのに
25マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:49:18 ID:???
ふとセッコに関して思った事

セッコが着ているのはオアシスという名のスタンドである

疑問1 オアシスはメイジにも見えるのだろうか?

疑問2 セッコはオアシスの下に何か来ているのだろうか?

いや、オアシスがメイジにも見えなくてしかもマッパだったりしたら裸の変態が召喚されることになるし
26マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:49:24 ID:???
そういえば今日ゼロ魔2期か
27マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:49:35 ID:???
上手い具合に収まってよかったが、やっぱり投下中の1000取りは自重した方がいいな。
28マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:49:50 ID:???
前スレの星屑のSSだがあれってこんどは日本編のフラグが立ったってことか?
つまり次は承りがルイズを元の世界に送り返す番
29マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:49:56 ID:???
ヌケサクで誰か書かないかな

召喚されたのは『俺』でしたぁぁ
棺おけに入っていたはずなのにぃぃぃ
30マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:49:56 ID:???
>>16,19
そんなに寝たくないのか
31マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:50:26 ID:???
パンツぐらいは履いてるでしょww
32マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:50:32 ID:???
>>27
やっぱもなにもないだろ。
33影の中の使い魔:2007/07/08(日) 21:50:35 ID:???
>>1

>>15


ところで前スレで言われたんだけど
避難所に投下したやつをここに投下したほうがいいの?
34マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:50:41 ID:???
>>25
スタンドは精神のパワー!ハングリーなやつほど強い!らしいんで、
ストレングスみたいに自分の欲望に素直なセッコのスタンドは一般人にも見えてるんじゃないか?
35マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:51:12 ID:???
>>25
セッコのオアシスはスタンドパワーが強いから見えるって設定だったはず
他に見えるのは力と節制と…後何がいたっけ?
36マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:51:17 ID:???
文句言われなかったら問題ないのでは?
37マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:52:13 ID:???
>>28
それは激しく見たいなwww
機械文明に対するルイズのリアクションが楽しみだ
38マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:52:27 ID:???
>>33
別にいいんじゃない?
39マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:53:23 ID:???
>>35
そんな設定は漫画にも顎にもない
40マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:53:59 ID:???
>>33
影の中とはもしかしてブラックサバス
つまりポルポ召喚ですかw
41マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:54:07 ID:???
100取り合戦は、
@1000取りは990以降
A小説が投下されてる時は自重
B尚且つ、次スレ立ってない時も自重(次スレは>>900が立てる)
C1000の内容が実現される確立は、
「濃い目のカルピスを飲んだ時なんか白いネバネバが出る位」の
100%確実とは言えないがかなり期待できるレヴェル。
(ただし殆ど短編、長くて短編連作)って認識でおk?
42マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:54:24 ID:???
>>25
あれは実際にああいう服を着ててスタンドはその上を覆っているだけだという解釈を見たことあるな。
実際にはどうかは分からないが町中に出たときに騒がれてた様子もないから何かは着てるはず。
43マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:54:37 ID:???
ちょwww豚野郎召喚キタのか?
44マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:54:57 ID:???
ゼロ魔二期・・・地方どころか離島のオレには、一週遅れで始まるキッズステーションだけが救いだ
来週とセッコが楽しみ
45マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:55:06 ID:???
>>28
それもいいがむしろ俺はルイズつれて帰ってきたときの
ジョセフ達の反応が気になる
46マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:55:18 ID:???
ところで
ttp://www.geocities.co.jp/Playtown-King/9449/jojo/photo.html
を見てくれ。こいつをどう思う?
47マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:55:31 ID:???
>>25
イタリアじゃ裸で歩くなんてよくあることなんだよ。
俺らの常識はあの国には通用しない。
48マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:55:32 ID:???
ホワイトアルバムやオアシスは所謂見えるタイプのスタンドだろ
49マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:56:06 ID:???
>>35
女帝と運命の車輪とゲブ神、アヌビス神、ラブ・デラックスetc
何かと同化してるのはほぼ100%だな。

ちなみに俺はオアシスにはヴィジョン無い派だ。
50マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:56:09 ID:???
すまん、「100取り合戦」じゃなくて「1000取り」な、誤字スマソ。
51マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:56:21 ID:???
>ハイエロファントグリーン



やっぱメロンwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
52マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:56:31 ID:???
>>45
ちょwww承太郎おまwwってことになるのは確実だな
53マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:56:48 ID:???
>>45
そりゃあもちろん可哀相だけれど明日には性犯罪者として連れていかれるのねって目で見るんだろう
54マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:56:57 ID:???
>>35
運命の輪、サーフィス
55マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:57:19 ID:VCZtjjcg
>>35
パソコン状態のベイビィ・フェイス
56マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:57:29 ID:???
というか日に日に1スレの消費スピードが上がっている件
57マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:57:36 ID:???
>>47
砂漠でパスタ作る国だしな
58影の中の使い魔:2007/07/08(日) 21:57:52 ID:???
ああ、やっぱ避難所に投下したやつからここに投下したほうがよかったorz
ポルポは来てないんです
召喚されたのは奴のライターなんです
59マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:58:35 ID:???
FFも見えるのか?
60マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:58:37 ID:???
日本編とかオリジナリティありすぎてもうね
金払うからできることなら俺の自宅に贈ってほしいぜ
61マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:59:32 ID:???
イタリアじゃあ裸もファッションのうちですから。
62マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:59:41 ID:???
原作を見てきたがオアシスの説明には原始的な能力としか書かれてないな
顎はもってないからわからん
63マロン名無しさん:2007/07/08(日) 21:59:43 ID:???
>>58
投下wktk
64マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:00:12 ID:???
ホワルバは氷とスタンドが融合してるから一般人にも見える
イエテンとか運命の車輪と同じ系。

オアシスは普通に着るタイプのスタンドじゃないかな
明確に設定されてないから書き手の判断でいいんじゃないの。
ちなみに俺は見えない派。
65マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:00:21 ID:???
>>57
砂漠で野営中の部隊から同盟軍に救援要請。「水が足りない!」
救援物資を持って行ったら砂漠のど真ん中でパスタ茹でてました…

であってるっけ?
66マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:01:42 ID:???
オアシスが全身覆ってないとグリーンディの被害セッコも受けるしビジョンは存在しないとかそういうことはないと思うんだが、
どうしてセッコだけ無事なのかがいまだにイマイチよくわからない
67マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:02:01 ID:???
さすがに言わせてもらうがいくら星屑氏でも完全オリジナルとも言える日本編を書くのは無理だろ
お前ら妙なプレッシャーをかけすぎ
68マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:02:09 ID:???
>>64
ホワルバが氷と同化してるならオアシスも泥と同化してんじゃねーの?
69星屑:2007/07/08(日) 22:02:21 ID:???
ロウソクの炎は燃え尽きる時……もっとも激しく燃えるとか燃えないとか。
投下いいかい?
70マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:02:23 ID:???
実はグリーンデイは狙う相手選べるとか。
よくわからん
71マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:02:24 ID:???
>>65
槍持った現地人にも負けるよ!
72マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:02:33 ID:???
オアシスは本体が着るタイプのスタンドって記載されてなかった?
73影の中の使い魔:2007/07/08(日) 22:02:35 ID:???
じゃあなんか順番めちゃくちゃになってしまったんですが
避難所に投下した前スレの前の話を22:05に投下します
40秒でしたくする
74マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:02:52 ID:???
>>66
『カビ』の解除は自在で、特定の相手を攻撃対象から除外する事もできる
75マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:03:10 ID:???
>>69
ちょwwwなんというスピードw
76影の中の使い魔:2007/07/08(日) 22:03:26 ID:???
>>69
すんません
先どうぞ
77マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:03:27 ID:???
プレッシャーかけるのもよくないが
星屑氏にそんな実力はないといったような侮辱的発言!
78マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:03:29 ID:???
支援するっきゃねー
79マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:03:49 ID:???
>>69
ちょwwwwwww星屑wwwwwwwwww
お前には神父が付いている
80マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:03:53 ID:???
星屑さんが時を止めてしまったな
81マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:04:19 ID:???
>>69
うわあああああwww
82マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:04:37 ID:???
さあ、どのような展開になるのか!?
83星屑:2007/07/08(日) 22:04:37 ID:???
先に言っておく。グラッツェ! そして行くぜ、投下だ!
84マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:04:41 ID:???
星屑氏の速さはシャレにならないな
そのスピードを100%で良いから俺に分けてくれ
85マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:04:41 ID:???
86マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:05:06 ID:???
>>68
ホワイトアルバムには融合の描写があるがセッコにはない。
スタンドの解説にも書かれていない。
87マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:05:21 ID:???
お・・・終わってしまうのか?
88マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:05:44 ID:???
ゼロ戦墜落かそれとも本当に日本編かw
89マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:06:01 ID:???
>>85
文庫で300円なんだけどどこにも売ってないんだぜ
90マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:06:16 ID:???
まさかのデス13オチ
91スターダストファミリアー 1/10:2007/07/08(日) 22:06:37 ID:???
帰還! 魂の還る場所

日食が終わり――太陽がその姿を現す。
アルビオン艦隊の沈んだ空は、まさに青一色。どこまでもどこまでも晴れ渡っていた。
その青い空の中を、彼等は、彼女等は探す。
あの竜は何処。竜の羽衣は何処。承太郎とルイズは何処。
そして――すでにこの空にはいない事を知る。

「とりあえずトリステイン軍が勝ったけど、これから本格的に戦争が始まるわね。
 トリステインにいると危ないかもしれないけど……どうする?
 よかったら私と一緒にゲルマニアに来ない? 疎開ってやつよ」
「いい」
「あら、そう? どうして?」
「しばらく学院で待ってみたい」
「……そう、そうね。それも悪くないわ。私もつき合う、文句は無いわよね?」
「うん」

「どうしたんだい? なぜそんなに泣いているんだい?」
「ごめんなさい。今は、泣きたいんです。泣かせてください」
「……女の子の涙を止めるのも、薔薇の役目だ。
 彼が行ってしまってさみしいのも解るが、なぁに、きっとすぐ――」
「いいえ、きっと、もう、あの人は……帰ってきません。
 お爺ちゃんの故郷へ行ったんです。二人で行ってしまったんです。
 もう、私達の手の届かない所へ……遠い遠い……月がひとつの空へ……」
「……友達が泣いているのに、何もできないというのは、つらいなぁ」
「ありがとうございます。私を友達と呼んでくれる皆様がいらっしゃるから、
 私はあの人を待ち続ける事ができます。できると思うんです」

こうして――ハルケギニアでの物語は終わった。
では、承太郎とルイズは――?
92マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:06:47 ID:???
星屑さん
このSSが終わったら俺をお嫁にもらってくれませんか
93マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:07:21 ID:???
うお・・・マジで日本編!?
94マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:07:27 ID:???
お前ら支援の手を緩めるな
95マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:07:47 ID:???
>>92
まだ終わったわけじゃwww
96マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:07:58 ID:???
ちょwwwこれは日本に行ったと取っても構わんのかw
97マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:08:12 ID:???
ジョセフとホリィの呆れる顔が見えるwww支援
98スターダストファミリアー 2/10:2007/07/08(日) 22:08:24 ID:???
真っ白い光の中から飛び出した先は、空だった。
「うっ……?」
「気がついたか、ルイズ」
承太郎の膝の上で目を覚ましたルイズは、周囲を見回した。
「……ここ、どこ? タルブの村?」
「下を見てみな」
見てみる。
変な形の建物がいっぱい並んでいて、灰色の道の上を色取り取りの箱が走ってる。
これは、何だろう。どこだろう。ハルケギニアにこんな街並あったっけ?
「日本だ。やれやれ、何とか無事帰ってくる事ができたらしい」
「あ――そ、そうなんだ。よかった、よかった」
それってつまり自分も異世界に来ちゃった訳で……どうしよう?
かなり頭が混乱していて、ろくに物事を考えられない。
喜ぶべきか、悲しむべきか、怒るべきかも解らない。
そんなルイズを膝に乗せたまま、承太郎はゼロ戦を降下させる。
「ジョータロー、どこ行くの?」
「学校の校庭に着陸させる。燃料タンクをやられたからな、
 あんまり長くは飛べねーし、近場で広い場所は学校くらいだ」
「学校って、あんたの通ってた学校?」
「そうだ。ラッキーなのかアンラッキーなのか、俺の故郷の街の上に出てきたらしい」
そう言って承太郎は、一際大きな建物のある場所へゼロ戦の機首を向ける。
トリステイン魔法学院ほどの大きさはないが、どうやらそれが学校らしい。
校庭の隅へと車輪を下ろしたゼロ戦は、速度を落としながら校庭の反対側まで走る。
「ちょっと、ちゃんと止まれるの? ……って、何してるの?」
見れば、承太郎はメモ帳を取り出し、何かを書き込んでいた。
「陛下じゃあなく、国の所有物になるだろうが、
 これでシエスタの祖父の魂は故郷に還ってきたって事になるかな」
そう言うと承太郎はメモ帳のページを一枚めくると、風防を開けてルイズを担ぎ上げた。
99マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:08:31 ID:???
マジで何者だ星屑さんよぉ
早いってレベルじゃねー
100マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:08:39 ID:???
みんなで星屑に支援を集めるんだ
101マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:09:21 ID:h+/Ol++Y
日本編キター
星屑は間違いなく神
102マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:09:23 ID:???
こう連続で投下されると星屑氏の体調が心配になってくるから困るw


そして支援!
103マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:09:44 ID:???
ポルナレフの動揺した状況が言葉でなく心で理解できる
104マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:09:57 ID:???
>>65
それただの伝説だぞ
105マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:09:58 ID:???
どうやらウンガロが降臨したようだな
夢が現実になっちまった
106スターダストファミリアー 3/10:2007/07/08(日) 22:09:58 ID:???
「ちょっ、何すんのよ!?」
「騒ぎに巻き込まれるのはゴメンなんでな。とっとと逃げるぜ」
空いた座席にメモ用紙を放ると、承太郎はゼロ戦の前に回り込んで、
スタープラチナで受け止めてブレーキをかけた。
おかげで校庭の反対側を突き抜けずにすむ。
「さて、さっさとズラかるとするか」
「きゃっ、わあ!」
目立つルイズの桃色の髪を隠すべく、承太郎はルイズの身体を自分の学ランで覆った。
それはある意味抱き合うような形でもある。
そして一目散に校庭から走り去り、近場の竹林へと逃げ込んだ。

学校では、授業中突然校庭に降りてきた戦闘機の姿に生徒達が大騒ぎを始め、
授業どころではなくなってしまった。
しかもパイロットらしき黒ずくめの男は、とっととどこかへ逃げてしまった。
服装が学生服っぽかったように見えたが、みんな校舎から見ていたため、
正確な服装を把握する事はできなかった。
警察に通報しつつ、ゼロ戦の様子を見に来た教師達は、
コックピットの座席に落ちている一枚の紙きれを発見する。
そこにはこう書かれていた。

『天皇陛下ヨリ預カリシ零戦ヲ 遅レバセナガラオ返シシマス 海軍少尉天田史郎』

後日、第二次世界大戦中行方不明になった天田史郎少尉の存在が明らかになり、
時代を越えて還ってきた謎の戦闘機として日本中に知れ渡る大ニュースとなった。
107マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:10:39 ID:???
そりゃ世紀のミステリーだろうなw
108マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:11:02 ID:???
さて承り太郎はどうなるでしょう?
@クールでタフガイな承り太郎は突如としてロリコン疑惑を打ち消す言い訳を思いつく。
A仲間達は彼はロリコンなんかじゃないと信じてくれる
B明日から名前は「ペド太郎」現実は非常である。
109マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:11:02 ID:???
ニヤニヤが止まらねえwwwwwwwww支援wwwwwwwww
110マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:11:05 ID:???
星屑=神

この方程式が俺の中で成立した瞬間だった
111マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:11:11 ID:???
世界中の支援よ星屑に力を

日本どころじゃねぇww
112マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:11:21 ID:???
嘘ぉ!
113スターダストファミリアー 4/10:2007/07/08(日) 22:11:29 ID:???
どうやら平日の昼間らしく、住宅街を歩く人影はほとんど無かった。
たまに通る車からも、承太郎はうまく陰になってルイズの髪を隠す。
ルイズは日本の建築物やコンクリートの地面に驚きつつ、
案内されるがまま空条家へと向かう。
貴族の屋敷に比べると小さいが、他の一般家屋に比べると広い敷地を持つ空条家を見て、
実は承太郎もこの世界じゃそれなりの家柄の人間なのではと見直したりもした。
久方振りに我が家へと帰宅した承太郎は、とりあえずルイズに玄関で靴を脱がせ、
スリッパを履かせた後、居間へと案内する。
「とりあえずここで待ってな。茶でも淹れてきてやる」
「あ、あの。ジョータロー……」
居間から出て行こうとする承太郎を、ルイズは不安げに止めた。
「わ、私、帰れるかな……? ハルケギニアに」
「……さあな……もう一度日食に飛び込めば帰れるかもしれねーが……正直解らん。
 とりあえず小型飛行機の類ならじじいを頼れば調達できるだろうし、
 スピードワゴン財団って組織の協力も仰げば何とかなるかもしれん」
「そ、そう」
「……すまないな、巻き込んじまって」
承太郎の謝罪なんていうとんでもないものを聞かされたルイズは、
大慌てで返事を考え、思いつくがままに喋る。
「こ、こんなのヘッチャラよ! それに、あんただって、その、
 召喚された時は結構余裕見せてたじゃない?
 だったら、ご主人様の私も、これくらい余裕よ余裕! あははのはよ!」
「……そうだったな。光の中で怖くないとか言ってたのを忘れてたぜ」
「あっ……」
突如硬直するルイズ。あの時、ええと、何て言ったっけ?

『ジョータローと一緒なら、何が起こったって怖くないんだから!!』
114マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:11:45 ID:???
うおォォォォォォォ、F5が止まらねェェェェェェェェェ
115マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:11:52 ID:???
星屑の人になら僕の初めてを捧げても良い
支援
116マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:12:07 ID:???
星屑氏は未知の領域に踏み込んだ!
117マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:12:33 ID:???
>>108
ペド太郎フイタwwwwwwwwwwwww
118マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:12:41 ID:???
日本編キター
何という展開
この星屑は間違いなくアニメ化
119スターダストファミリアー 5/10:2007/07/08(日) 22:13:01 ID:???
うわ、恥ずかしい。
何か愛の告白にも聞こえない事もないような気が少しだけどするかもしれない。
「あ、ああ、あれは、あれは、その……」
「……何だ? あの時はよく聞こえなかったんでな、聞き間違いや、
 聞き逃した部分があるんだったら、今言い直してくれて構わねーぜ」
「え――と、わ、私は虚無の担い手なんだから、何も怖くないって言ったの!」
「そうか」
咄嗟に嘘をついたルイズだが、承太郎はそれで納得したようだ。
いや、もしかしたら、本当は全部聞こえていたのに、イジワルしてるのでは。
何だかムカムカしてきて、何か言い返すものはないかと思考をめぐらせる。
(……あ、そういえば)
ピコリーンと閃いた。
「そういえばあんた、あの光の中で、私の事を『ご主人様』って呼ばなかった?」
今度は承太郎が固まる。そして回想する。

『やれやれだぜ。意外とご主人様らしいところもあるじゃねーか……ルイズ』

「何かの聞き間違いだろう。俺はそんな事……一言も口にしてねーぜ」
ルイズはあの時の言葉を全部覚えているのかいないのか、
不適な笑みを浮かべて承太郎の背後に忍び寄ってきた。
「確かに聞こえたと思うんだけどなー。あんたが『ご主人様』って言うの。
 それって何? つまり、ついに認めたって事よね?
 私が『ご主人様』で、ジョータローが『使い魔』だって事を!」
「……妙な勘違いをするんじゃねー。
 だいたいここはハルケギニアじゃないんだ。使い魔なんて存在しねー」
「でも、使い魔のルーン消えてないじゃない。まだ私の使い魔って証拠よ」
言われて左手を見てみると、ガンダールヴのルーンはしっかりと刻まれたまま。
これはこれで便利な能力だが、どうしたものか。
――と、突然承太郎は脂汗をかき始めた。
120マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:13:07 ID:???
>そして一目散に校庭から走り去り、近場の竹林へと逃げ込んだ。


これ誰かに見られたら承太郎が子供を拉致ってるようにみえるのではw
121マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:13:08 ID:???
支援した
122マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:13:10 ID:???
星屑氏の勇気に敬意を表する!!!
123マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:13:18 ID:???
おまえらの星屑氏への愛は異常。だが俺も同じ気持ちだ
124マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:13:32 ID:???
このままではジョリーンの髪の毛がピンクになってしまう
125マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:13:59 ID:???
支援してあげるんだからね!
126マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:13:59 ID:???
こんなこと可能なのか!?www
127マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:14:06 ID:???
リアルダービーが今日何人やるかわからねぇ
128スターダストファミリアー 6/10:2007/07/08(日) 22:14:18 ID:???
「ど、どうしたの?」
「……気分が悪い。どうやら……今頃タバサの茶が効いてきたようだ……」
「え!? だってあんた、おいしいって言ってたじゃない!」
承太郎は知らない事だが、彼がタバ茶七号を飲んだ時、
ガンダールヴのルーンが反応していたのだ。
ゼロ戦を武器として反応していたのか、タバ茶七号を武器として反応していたのか、
それは些細な問題なのでどうでもいい。
重要なのはガンダールヴの力でパワーアップした承太郎の身体は、
タバ茶七号の持つ色々なパワーと奇妙にブレンドして、受け入れる事に成功したのだ。
だからガンダールヴの力が切れて時間の経った今、
タバ茶七号の猛威が承太郎の身体を襲っていた。
「うっ……」
「ちょ、ちょっとジョータロー!?」
突然足がふらつき出した承太郎は、手近にあた棚を掴んで身体を支えようとするが、
引き出しを思いっきり引っ張っただけに終わり、
その中にあった無数の紙(?)を撒き散らせながら倒れこんだ。
「ひゃあっ!?」
ルイズの上に。

195cm、82kgの体重に押し潰され、ルイズは目を回す。
承太郎もタバ茶七号の後遺症で頭痛を感じながら、何とか起き上がろうとする。
両手で上半身を持ち上げ、膝を使って立ち上がろうとして、
偶然――四つん這いの姿勢になる。
その下には、ルイズ。
その周囲には、写真。
……写真?
129マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:14:40 ID:???
しかし虚無の使い手が一人いなくなったら本当にハルケギニアの物語は終わるな
130マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:14:44 ID:???
鬼才現る
星屑さんの溢れる才能にシエスタ
131マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:14:44 ID:???
だって完全オリジナル展開しかないんだぞ?????
132マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:14:59 ID:???
うっはwwwwwwwwwwww
133マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:15:26 ID:???
タバ茶wwww
134マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:15:42 ID:???
これは


ジョセフ
家政婦は見た!!



になるな
コーラを飲んだらゲップが出るくらいの確率で
135マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:15:47 ID:???
82キロに押しつぶされたら普通にいてえw
136スターダストファミリアー 7/10:2007/07/08(日) 22:15:46 ID:???
「う、うーん……うん?」
何度もまばたきしながら、ルイズは自分の周囲にばらまかれている紙に気づいた。
それを手に取って見てみる。絵、というにはあまりにも精密すぎる絵があった。
「こ、これは……念写した、俺の写真?」
承太郎が呟く。
ルイズは写真を見て、顔を真っ赤にする。
背景は空。青い地面(シルフィードの背中)に座り込みながら、
承太郎の左腕に抱きついてスヤスヤと眠っている自分の姿。
彼等の周囲に散らばっているのは、承太郎の写真ばかりであった。
しかもルイズ、シエスタ、キュルケ、タバサと一緒の写真ばかり。
承太郎は絶句した。
そして、ルイズは承太郎に押し倒されているような体勢になっていると気づき、
顔をトマトのように真っ赤にして悲鳴を上げた。
その悲鳴を聞きつけたのか!
玄関の方からドカドカと二人分の足音がやってくる。
「承太郎!? 帰ってきたの!?」
「何じゃ今の悲鳴は! いるのか、承太郎!」
お母さんとお爺ちゃんとの感動の再会――にはならなかった。

ホリィは見た。ジョセフも見た。
承太郎がー念写に出てきた女の子の一人をー家に連れ込んでー押し倒し中ー。
「か、帰ってきて早々……真昼間から……何て事……」
「ろ、ロリ……ロリコンじゃと!? OH MY GOD!!」

こうして空条承太郎とゼロのルイズの冒険は終わり――。
何だかよく解らない事態に陥った。
あまりにも滅茶苦茶な状況に、冷静で優れた判断力を持つ承太郎も、
誤解を解くだとか事情を説明するなんて行動を取れず、ただ一言こう呟いた。

――やれやれだぜ。
137マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:15:53 ID:???
タバ茶活躍しすぎwwwww
138マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:15:56 ID:???
今日は、仕事休もう
139マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:16:02 ID:???
これは神展開w
俺の中で星屑が不動のナンバーワンになったぜ
140マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:16:42 ID:???
明日大学に休学届出します
141マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:16:45 ID:???
やっぱりこうなったwwwwwwwww
ナンテコッタィwwwwww
142マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:16:59 ID:???
なんかゾクゾクしてきた
143マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:17:06 ID:???
おまえら落ち着け
144マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:17:07 ID:???
なんかルイズが帰った時には丁度七万の軍勢の前に出そうな気がするよ!
支援。
145マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:17:34 ID:???
ここで使うしかないッ!
ナンテコッタ・フーゴ
146スターダストファミリアー 8/10:2007/07/08(日) 22:17:34 ID:???
エピローグ

王女アンリエッタ
兵を率いて出陣した事によりゲルマニア皇帝との婚約は解消されるも、
まさかの大勝利により国民から持ち上げられ女王に就任。
その後もトリステイン王国を率いてレコン・キスタを相手に戦争を繰り広げる。
敗北寸前まで追い込まれるもガリア王国の策謀により戦争は終結。
傷ついた自国を憂い、国民が平和に幸せに暮らせる国造りに粉骨砕身する。

雪風のタバサ
戦争終結後もトリステイン魔法学院に在学。
コルベールの開発したタバコの宣伝のため『煙草王誕生!』なる歌を作曲。
タバ茶ナンバーズも日々改良を重ね、ついにタバサ特製はしばみ茶八〇号を完成。
その味はあまりの凄まじさのため飲んだ者は精神に異常をきたすほどだが、
逆に精神に異常がある者が飲むと正常に戻るため二回飲めば一周して元通りになる。
数々の画期的なタバ茶開発の功績によりはしばみ草愛好会の開発部に誘われた。
タバ茶八〇号を『とある女性』に飲ませたタバサは、失った幸せを取り戻したらしい。

微熱のキュルケ
戦争終結後、色々あってコルベールへの愛を燃やすようになる。
彼のためにタバサにタバコの宣伝ソングを作曲してもらい、キュルケは作詞を担当。
宣伝ソングの効果もあり紙タバコ『ツェルプストー・サラマンダー』は、
ハルケギニア全土で紙タバコブームを巻き起こす。
ツェルプストー家の財力はゲルマニアでも最高のものとなった。
その後はコルベールと釣り合う女性になるためメイジとしての勉学にも励む。
タバサとは学院卒業後も連絡を取り合い、互いに生涯の親友といえる関係を築く。
147マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:17:50 ID:???
>>140
早まるな。休学するにはまだ早い
148マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:18:16 ID:???
B明日から名前は「ペド太郎」って言ったが…ありゃ間違いだった、スマン。

真B『今から』名前は「ペド太郎」現実は非情である。
149マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:18:15 ID:???
うろたえないマロン住人はうろたえずに素数を数えるんだ!
1 2 3 4 5 6 7 8 9 ・・・・
150マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:18:20 ID:???
完結なのか?
151マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:18:20 ID:???
>>143
落ち着けるか!!!!!!!!!!!!!!!
152マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:18:23 ID:???
エピローグだと!?

うおおおおおおおおおん
153マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:18:25 ID:???
3択……次の内一つ選びなさい
@ハンサムな承太郎はロリコン疑惑を受ける
Aルイズが説明して助けてくれる
B承り以外に言葉は通じない。現実は非情である
154マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:18:48 ID:???
>>149
あえて突っ込むがそれは素数でもなんでもない
あえて言えば整数を数えている
155マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:18:59 ID:???
完結だって〜!?
156マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:19:04 ID:???
なんという覚悟!
157マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:19:11 ID:???
馬鹿なッ!この流れは……完結!!!
158スターダストファミリアー 9/10:2007/07/08(日) 22:19:17 ID:???
炎蛇のコルベール
戦争終結後、ツェルプストー家が全面バックアップにつき、
紙タバコやエンジンのみならず様々な機械を発明する。
『煙草王』『発明王』『コッパゲ』という名を歴史に残すほどの活躍を見せる。
色々あって教え子のキュルケに惚れられてしまうが、
彼女が学院を卒業するまでは一切相手をしなかったという。教師の鑑だ。
でも卒業後は不明。
何だかんだで幸せな人生を送る。

青銅のギーシュ
タルブの村の英雄として祭り上げられ、シエスタからも尊敬されるようになる。
そのせいでモンモランシーから「今度は平民のメイドなんかに」と誤解を受けた。
学院卒業後は、承太郎達と共に送った冒険が忘れられなかったらしく、
ハルケギニア中を旅して回り人間的にもメイジとしても成長。
クイーン・ワルキューレの他に、様々な形態の開発にも成功している。
ゲッター・ワルキューレ。ジェネシックワルキューレ。ゴッドワルキューレ等。
しかしどれもこれも色物ゴーレムばかりで、あまり強くなかったと言われている。
だがタルブの村では竜の羽衣に代わり、
全種類のワルキューレの銅像が寺院に奉られるようになったそうな。
その中にスターダスト・ワルキューレと呼ばれる銅像があり、
ギーシュの友人が操っていたゴーレムがモデルと言われているが真偽は定かではない。

シエスタ
トリステイン魔法学院でメイドを続け、休暇には実家に帰るという日々を送る。
時々キュルケ、タバサ、ギーシュとコルベールがヨシェナヴェを食べに厨房を訪れ、
コック長のマルトーも彼等と交流する事で貴族への偏見を緩和させる。
特にギーシュからご贔屓にされる事が多かったため、
モンモランシーから誤解を受け一時期目の敵にされるが、
ギーシュ達三人がシエスタをかばい、貴族と平民の身分を越えた友情で結ばれる。
承太郎との思い出を生涯大切に抱き続けた。
159マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:19:27 ID:???
落ち着け、どうせブラフだ
また一杯食わされるつもりか、お前らは
160マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:19:33 ID:???
161マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:19:37 ID:???
ここで終わるとは思えないっ、『やったっ!第三部完ッ!』ってのと同じぐらいになっ!!
162マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:19:39 ID:???
>>149
違う!それは素数ではないッ!
こうだッ!

2468...
163マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:19:55 ID:???
そんなバナナとだけ言っておこう
164マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:20:18 ID:???
オスマン「もう少しだけ続くんじゃ」


セクハラじじいならきっとこう言ってくれる・・・!
165マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:20:28 ID:???
ナンテコッタ・フーゴ
166マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:20:37 ID:???
>>162
偶数乙
167マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:20:47 ID:???
覚悟はしておく支援
168スターダストファミリアー 10/10:2007/07/08(日) 22:20:48 ID:???
ゼロのルイズ
桃色の髪は目立つという事で、来日早々黒く染められる事になる。
スピードワゴン財団にハルケギニアへ帰る方法を探してもらいつつ、
秘密裏に設立された魔法研究部門への協力。
地球における科学の発展に触れ、数ヶ月ほど田舎物丸出しなんてレベルではなかった。
帰るめどが立たないためフランス系アメリカ人という国籍をスピードワゴン財団が捏造。
晴れて地球人となる。
しかし日本語しか理解できないため、数年間空条宅に居候をしつつ、
日本語の文字を覚えた後は大学に通い地球と日本の常識や知識を勤勉に学んだ。
メイジであるためスタンドは見えるがスタンド使いではないため、
スタンド使いは引かれ合うという法則に該当せず日常生活は平和。
ハルケギニアに残した家族や友人達の元へ帰ろうと、
始祖の祈祷書やスピードワゴン財団を利用し様々な努力をした。
しかし帰るチャンスが訪れた時、帰るべきか帰ざるべきか三日三晩悩んだという。

空条承太郎
スピードワゴン財団が報告してくるスタンド関連の事件解決に協力しつつ、
真面目に勉強をし某一流大学にを卒業、晴れて海洋冒険家となった。
後にアメリカ国籍の女性と結婚し女児を授かる。
だが海洋冒険家とスタンド使いという境遇が承太郎に平穏な生活を許さず、
妻子の待つ家にほとんど帰れなかったため、円満な家庭を築けず離婚してしまう。
だが後年、DIOの意志を継ぐ邪悪が動き出し、娘とその仲間の協力を得て戦う。
スタープラチナとガンダールヴの能力、そして娘のスタンドと、
彼女が母親から受け継いだもうひとつの能力に助けられ、
時を加速させ新世界を目指したスタンドに辛くも勝利を収める。
この戦いにより父への愛情を取り戻した娘に、気性の激しい元妻との仲を取り持たれ再婚。
今度こそ幸せな家庭を築いたようだ。


   第一部 スターダストファミリアー 完
169マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:20:49 ID:???
2 3 5 7 9 11 13
170マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:20:54 ID:???
>>162
違う!そりゃ偶数だ!
171マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:20:58 ID:???
ドッキリだよな?
まだ続くんだよな?
そうと言ってくれーーーー!!!!!!
172マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:21:05 ID:???
ナンテコッタ・フーケ
173マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:21:38 ID:???
終わりが無いのが終わり、それが「スターダスト・ファミリアー」…
だったら…いいのにな…(´;ω;`)ブワッ
174マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:21:59 ID:???
星屑っ!!
お前がナンバー1だっ!!!
175マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:22:08 ID:???
そんなあんまりだ〜
これでは俺の生きる目的が消えてしまう
176マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:22:39 ID:???
アメリカ国籍?ルイズはジョセフの養子に入ったのか!
177マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:22:39 ID:???
第二部を期待して待つ!
178マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:22:41 ID:???
第一部って書いてはいるが……ゴールインしたっぽい記述が……
ごひ、俺はどうすれば良い? ゼロは何も教えてくれない……。
179マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:22:47 ID:???
ブラフかマジかしらねーがとりあえず言っておく。
GJ!
180マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:22:49 ID:???
結婚しちゃったよwwwジョリーン髪ピンクにwww
181マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:22:58 ID:???
よくみろ! 第『1』部だ!
182マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:23:02 ID:???
>   第一部 スターダストファミリアー 完

これは何らかの形で続きがあると取って構いませんねッ!
183マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:23:06 ID:???
第一部と言う事は、第二部があると考えていいんですねっ!
184マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:23:22 ID:???
う、うろたえない!ジョジョ魔スレ住人はうろたえないッ!
185マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:23:24 ID:???
『第二部を希望する』!!
186マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:23:35 ID:???
これはゼロ魔SSで初めてのパターン!
187マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:24:09 ID:???
ジョリーン
虚無の力に目覚めたか
188マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:24:12 ID:???
>帰るめどが立たないためフランス系アメリカ人という国籍をスピードワゴン財団が捏造。
>後にアメリカ国籍の女性と結婚し女児を授かる。
>彼女が母親から受け継いだもうひとつの能力に助けられ、
ふむ…このロリコンがァッ!
嘘だよな?完なんて嘘だよなぁ!?
189マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:24:14 ID:ywbL8P3O
>帰るめどが立たないためフランス系アメリカ人という国籍をスピードワゴン財団が捏造

>後にアメリカ国籍の女性と結婚し女児を授かる。


つまり、ジョリーンの髪はピンク色・・・!
190マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:24:15 ID:???
読めた。ジョリーンが若き日の母親に召喚されれッ
191マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:24:19 ID:???
忘れていた……GJGJGJGJGJGJGJ!!
192マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:24:34 ID:???
あれ?ルイズと承太郎結婚してね?
193マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:24:39 ID:???
何という美しいラスト
これは確実に出版するべき
194マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:24:52 ID:???
素数だ!素数を数えて落ちつくんだ!!
195マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:25:03 ID:???
この承太郎の結婚相手のアメリカ国籍の女性ってのはもちろんルイズのことだよな?
そうだとすれば離婚したんだな
196マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:25:03 ID:???
唐突に何だがジョルノの反射能力有るじゃん?
あれは後半なくなったのは成長して生物完全に支配できるようになったからだと思う。
最初言ってたじゃないか『この生物は自分で自分の身を守ってるだけだ』って。
197マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:25:17 ID:???
承太郎の結婚相手=アメリカ国籍
ルイズ=フランス系アメリカ人という設定
『気性の激しい元妻』『母親から受け継いだもうひとつの能力』


・・・・・なんてこった
198マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:25:23 ID:???
いい終わりかただ。余韻にひたらせてもらう。
199マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:25:52 ID:???
>>196
生物自体の意思がなくなったからか
200マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:25:55 ID:???
これは言わざるを得ない。

嘘だろ承太郎!?
201マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:26:04 ID:???
というか待て。神父の加速止めてるっぽいw
要するにアレか、これは星屑氏からのメッセージ。
「これ以上は加速するのは勘弁」と。
202マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:26:12 ID:???
第二部マダー?
203マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:26:18 ID:???
これは良いラストですねw
星屑氏の勇気に心から敬意を表します
204マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:26:22 ID:???
ルイズと承太郎結婚おめwwwwwww
205マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:26:26 ID:???
現在のスレの興奮度は異常。
星屑の続きやら何やらの憶測が止まらねーぜ。
206マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:26:28 ID:???
神父を倒して再婚て、それなんて大団円?
207マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:26:35 ID:???
中の人の投下完了時のコメがどうなるのかびびびびびっびビビりまくるわ
しかしGJ!!!
もしマジで完結と言われても文句はいえない
208マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:26:39 ID:???
今、一つの伝説が終わった…のか?
209マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:26:42 ID:???
>>195
よく嫁
210マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:26:51 ID:???
綺麗に終わったな
これから何かの形で続くよりもここで潔く終わることを希望する
そうすればスレ住人たちの心の中でこの作品は永遠に輝き続けるだろう
211マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:27:30 ID:???
星屑世界の神父涙目wwwwwwwwww
この世界の神父は大暴走
212マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:27:36 ID:???
>>195
ルイズはさびしがり屋のツンデレとだけ言わせてもらおう
213マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:27:48 ID:???
これは思いつかんかったw
214マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:28:01 ID:???
ナンテコッタ
215マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:28:03 ID:???
第一部=一巡目

なあに、世界が一巡して二巡目が始まるさ
216マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:28:10 ID:???
>>210
どす黒い悪だな、キサマ
217マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:28:19 ID:???
とりあえず最強の娘誕生したな。
218マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:28:20 ID:???
星屑氏GJ!

しかし、何というニヤニヤSS (・∀・)ニヤニヤ wwwww
219マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:28:21 ID:???
神父が一番の被害者www
220マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:29:00 ID:???
まだオレのバトルフェイズ(投下)は終了していないぜ!!
…とか言ってくれないかなあ
221マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:29:00 ID:???
GJ!
何かもう凄すぎて何を言ったらいいか分からんw
222マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:29:20 ID:???
これは神父に同情するしかない
223マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:29:24 ID:???
こんな・・・ところで・・・・終わらせる・・・などと・・・・・!!
224マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:29:53 ID:???
神降臨

これだけで今の状況が説明できちまうぜ
225マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:29:58 ID:???
星屑氏は初代スレタイの悲願を考えうる限り最高の形で達成した

このSS、このスレは間違いなく伝説になる
226マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:29:58 ID:???
ああそうか、ジョリーンが虚無使えれば時止めの間に魔法ブチこめるのか
マジで神父涙目www
227マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:30:14 ID:???
皆逆に考えるんだ…「スターダストファミリアーが終わってしまった」と考えるんじゃなく、
このスレでスターダストファミリアーに感化された未来の職人さん達が小説を書き始め、
「全てのジョジョ魔小説の∞の可能性が始まった」と考えるんだ…
228マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:30:20 ID:???
一時間ちょいでレスが200
恐るべし。
229マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:30:34 ID:???
お前らこのスレの1000は星屑再開でいこう
230マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:30:35 ID:???
結局ルイズと承りは結婚してしまったのか?
誰か教えて先生さん
231マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:30:45 ID:???
342 名前: 星屑 [sage] 投稿日: 2007/07/09(月) 02:32:47:51 ID:???
投下いいかい? 
232マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:30:59 ID:???
隔世遺伝だ!母親の更に父の髪色を受け継いだんだ!!



お前ら期待してるところ悪いが部毎に主人公変わっtうわなにをするやめ
233マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:31:00 ID:???
6部の結末が変わってるwww
234マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:31:06 ID:???
>216
いや、普通に終わっていいだろ。
成長しちまった胸糞悪いギーシュなんてこれ以上見たくないしな。
これ以上完璧人間増やしてどうすんだ。
235マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:31:09 ID:???
まてまてみんな。
第一部って書いてあるじゃんwww
第二部始めるよーってことだろw
236マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:31:15 ID:???
この神父の大暴走は変態カオスギーシュ以来か
いいぞ神父もっとやれ
237マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:31:53 ID:???
>>231
未来人の方ですか
238マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:31:57 ID:???
そう!『第一部 スターダストファミリアー』は 今 確かに終わった!


そしてここから新たに始まる『続編』を!強く希望するッ!!
239マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:31:59 ID:???
星屑を終わらせるなぁーーーッ!!
240マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:32:42 ID:???
ゼロの使い魔の原作終わってねえから当然ではある。
241マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:32:55 ID:???
>>234
ゲッターやらジェネシックやゴッドなワルキューレ作ってるギーシュが完璧人間な訳がないw
242マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:32:59 ID:???
>>146sage80=石海終了巻数
キリはいいけどよ…このあと鉄球競争が始まるんだぜ?
243マロン名無し:2007/07/08(日) 22:33:15 ID:???
 個人的にどちらが結婚を申し込んだのか激しく気になる……。
244マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:33:23 ID:???
ジョリーンのオパーイが大変なことに…!!



背高いけど胸だけは育たなかったのよorz
245マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:33:36 ID:???
1時間で200レスとは
大化けしたギーシュにも青銅の中から黄金の輝きをみた。感動した
これだとアナスイはより祝福してもらえなくなるな条太郎以上に冷たくあしらわれて
246マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:33:41 ID:???
Ifエンドを書いてたのは、この伏線だったのか……
247マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:33:44 ID:???
現行スレの1000取り合戦は最早語るまでもないな
248マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:34:11 ID:???
毎日星屑を楽しみに過ごしてきたけどGJ!!
249マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:34:15 ID:???
第4部にルイズが登場するのか!
250マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:34:28 ID:???
惜しまれつつ終わる。
それでいいじゃあないか。
これ以上続ける必要は無い。
251マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:34:32 ID:???
>>244
想像してワラタ
252マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:34:33 ID:???
サイトと承り太郎が好きな俺はなんだか複雑な気持ちだ
サイト無念、ペド太郎おめでとうって気持ちがぐるぐるしてる
253マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:34:47 ID:???
>>234
テメーwww星屑ギーシュが嫌いなだけじゃねーかwwwww
254マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:35:33 ID:???
承りから結婚を申し込んだとしたら吹くwww
255マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:36:31 ID:???
まぁ続いても美味しい、終わっても美味しい……ホント、星屑氏はわかってるぜぇ。
256マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:36:40 ID:???
はしばみ草愛好会会員のタバサはたまに遊びにくるんじゃね?

みやげにタバ茶持って
257マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:36:43 ID:???
ん?
神父をそのまま倒した…?
アナスイどうなったんだァ!?
258マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:36:47 ID:???
きっと俺たちには想像もできない壮絶なラブストーリーがあったんだよ
259マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:36:55 ID:???
何だこの速さは
俺はスレを追いかけるのをやめるぞ!ジョジョーッ!!
260マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:37:27 ID:???
これはファンタジーやメルヘンだ!
261マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:37:44 ID:???
あたりまえのことをいうな
262マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:37:49 ID:???
涙がでるッ!鳥肌もだッ!
このDIOが星屑をみて
感動しているだとッ!
263マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:37:55 ID:???
星屑さんがコメントしない…ハッ!人大杉で書き込めないのでは?
みんなもちつけ
264マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:38:03 ID:???
第一部は泣いても笑ってもここで『終わり』だ。・・・・・しかし・・・・・
星屑氏の『新たな始まり』を・・・『第二部』を・・・俺は、待ち続けよう。
265マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:38:34 ID:???
変態こないかなぁ〜
266マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:39:08 ID:???
>253
でもさ、ギーシュは勇敢に戦っちゃいけないと思うんだ。
267マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:39:09 ID:???
>>263
逆に考えるんだ
星屑のことだから
今必死に2部を書いていて
俺たちの睡眠時間をガォンすると考えるんだ
268マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:39:23 ID:???
神父が増えすぎww
1スレ目からいるけどこの加速は今までで最強wwww
269マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:39:26 ID:???
>>262
DIO様wwお労しやwww
270マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:39:33 ID:???
2部を書くったっていったい誰を主人公にするんだろう
271影の中の使い魔:2007/07/08(日) 22:39:50 ID:???
この空気の中投下する覚悟は俺には無い
272マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:39:51 ID:???
安西先生……スラムダンクの第二部が始まりません……
273マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:39:58 ID:???
>>267
既にガオンされてるんだぜ
2期もあるし今日は寝れなさそうだ
274マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:40:33 ID:???
>>263
人大杉なんてありませんよ
IEじゃあるまいし
275マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:40:37 ID:???
ルイズの家はどうなってるんだろう?
しげちーの両親と同じ・・・でいいのかな
276マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:40:44 ID:???
そうなるとツンデレとツンデレの組み合わせでジョリーンもツンデレになる
アナスイ涙目ww

一番の涙目は才人wwwww
277マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:41:04 ID:???
俺は眠るのをやめるぞー
278マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:41:07 ID:???
いつものように「投下」ください……
待ってます……投…下
279マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:41:13 ID:???
この余韻を怖れず投下できるレベルとなると誰なら来れそうかな
280マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:41:40 ID:???
GJでも足りない場合はどうしたら……
星屑さん、こんなにも心が奮えて感動する作品をありがとう
内容も完成度が非常に高く、毎日が楽しみだったよ

第二部でまた承太郎とルイズに会えるのを心待ちしている
これまでのことからここで終了とは思えないのでw
281マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:41:41 ID:???
>>270
つ仗助&承太郎&ルイズのような黒髪アメリカ人
282マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:41:57 ID:???
>>271
別に再投下しなくてもいいんじゃね?
避難所にあるんだから読みたければそっちを読めば良いわけだし。
283マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:42:29 ID:???
>>279
なんというレス
間違いなく他の作者はプレッシャーを感じてしまう
284マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:42:37 ID:???
ルイズそっくりのチビ徐倫想像して萌えた
285マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:42:41 ID:???
>>282
じゃあそうする
なんかgdgdでごめん
286マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:42:48 ID:???
>>276
才人はハルケギニアに召喚されなかったからそれはそれで幸せにくらしたはずだ
そう考えようじゃないか
287マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:43:27 ID:???
>>271
続きを投下すればよかろうなのだぁ〜
288マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:43:27 ID:???
サイトなんて居やしませんよ…ファンタジーやメルヘンじゃあないんですから
289マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:43:30 ID:???
>>259
フフフフ ひとつチャンスをやろう
このスレを更新しろ そうしたら次の職人のSSが読める
逆にこのスレから開放されたければ・・・・・・・・・スレを閉じてPCの電源を消せ

そうかそうか>>259 更新したな 次のSSを読みたいというわけだな
290マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:43:37 ID:???
ルイズ「才・・・人・・・?」
291マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:43:44 ID:???
>>276
ツンデレがマイナスって言いたいわけじゃないが
マイナス×マイナス=プラス
つまりデレデレになる可能性もあるって事だぜ
292マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:43:50 ID:???
サイトなら粉々になって死んだ
293マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:43:54 ID:???
>>276
アナスイ涙目?むしろ
ツンデレ大喜びだろw
294マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:44:06 ID:???
星屑氏完!でお腹いっぱいなので寝るッ
295マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:44:17 ID:???
俺は覚悟を決めた。
星屑さんがコメントを残すまで睡眠をとらない
296マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:45:05 ID:???
星屑氏よ感動をありがとう
俺はあなたのおかげでまだ生きていける気がする
297マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:45:45 ID:???
星屑のおかげで職が見つかりました
298マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:45:54 ID:???
いっその事、ゼロ使の住人の方をごっそり日本に来させちゃったり。
299マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:46:01 ID:???
>>295…あなたの『覚悟』は…この登り行く朝日よりも明るい輝きで『道』を照らしている。
そして我々がこれから『向かうべき…正しい道』をもッ!
300マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:46:04 ID:???
まずは完結お疲れ様、と言っておこう
次なる作品を期待するぜ
301マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:46:19 ID:???
今夜投下しようと考えてたのにこの後で投下するとかキツ過ぎる
これは間違いなく星屑さんGJ
302マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:46:22 ID:???
ミンナ避難所ヲミロ〜!!
303マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:46:28 ID:???
>>295
避難所ー!
304マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:46:31 ID:???
>>279
この余韻の中で投下はリーダーやDIOでも厳しい物があるぞ…
305マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:46:41 ID:???
>>295
避難所の方にコメントを残してる
306星屑:2007/07/08(日) 22:46:48 ID:???
>>300
了解、明日投下する。
307マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:46:53 ID:???
ストーンフリー+爆破能力
この新6部主人公は紛れもなく全ジョースター家1の脅威の火力を持っている!!
胸囲は全ジョースター家ワースト1を持っている!!!
308マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:47:03 ID:???
星屑ラストを読んだ時の喪失感はやばい
これは今までにない感覚だぜ
309マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:47:09 ID:???
>>301
恐れるでない!投下するのじゃ!!!
310マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:47:15 ID:???
この空気ならいえる
今日、このタイミングで投下ラッシュなんて




『できるわけがないッ!』




311マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:47:29 ID:???
>>306
ちwwwwwwwwwwwwwょwwwwwwwwwwwwwwww
312マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:47:29 ID:???
>>306ちょwwwwwwww
313マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:47:37 ID:???
>>306
お前さんは俺に何回GJを言わせたらwwwww
314マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:47:46 ID:???
今回も実はブラフだったとかないよね
本当に終わりだよね
315マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:48:03 ID:???
>>306
ちょwwwwwwwwwwwなんてこったwwwwwwwwwwwwwwwwwww
316マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:48:24 ID:???
>>306
マジかよ承太郎www
317マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:48:25 ID:???
終わりらしいぞ
318マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:48:56 ID:???
>>306
サラッと凄い事言ったなwwwwwww
319マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:49:01 ID:???
皆書き込み速過ぎワロタ
320マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:49:01 ID:???
>>306
そうか…ありがとう。本当にありがとう
321マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:48:57 ID:???
>>306
ちょwwwwwwwww
322マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:48:55 ID:???
               . -―- .      やったッ!! さすが星屑!
             /       ヽ
          //         ',      おれたちにできない神クオリティの連作を
            | { _____  |        平然とやってのけるッ!
        (⌒ヽ7´        ``ヒニ¨ヽ
        ヽ、..二二二二二二二. -r‐''′     そこにシビれる!
        /´ 〉'">、、,,.ィ二¨' {.  ヽ     _ _      あこがれるゥ!
         `r、| ゙._(9,)Y´_(9_l′ )  (  , -'′ `¨¨´ ̄`ヽ、
         {(,| `'''7、,. 、 ⌒  |/ニY {               \
           ヾ|   ^'^ ′-、 ,ノr')リ  ,ゝ、ー`――-'- ∠,_  ノ
           |   「匸匸匚| '"|ィ'( (,ノ,r'゙へ. ̄ ̄,二ニ、゙}了
    , ヘー‐- 、 l  | /^''⌒|  | | ,ゝ )、,>(_9,`!i!}i!ィ_9,) |人
  -‐ノ .ヘー‐-ィ ヽ  !‐}__,..ノ  || /-‐ヽ|   -イ,__,.>‐  ハ }
 ''"//ヽー、  ノヽ∧ `ー一'´ / |′ 丿!  , -===- 、  }くー- ..._
  //^\  ヾ-、 :| ハ   ̄ / ノ |.  { {ハ.  V'二'二ソ  ノ| |    `ヽ
,ノ   ヽ,_ ヽノヽ_)ノ:l 'ーー<.  /  |.  ヽヽヽ._ `二¨´ /ノ ノ
/    <^_,.イ `r‐'゙ :::ヽ  \ `丶、  |、   \\'ー--‐''"//
\___,/|  !  ::::::l、  \  \| \   \ヽ   / ノ
323マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:49:11 ID:???
>>306
キタ━(゜∀゜)━( ゜∀)━(  ゜)━(  )━(゜  )━(∀゜ )━(゜∀゜)━!!!!!
324マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:49:54 ID:???
>>306







( ゚д゚)………













( ゚д゚ )
325マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:49:54 ID:???
>>306
素数を数えて落ち着くんだwwwwwww
一、十、百、千、万……
だめだ、全然落ちつかねえwwwwwwwwwwwwww
326マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:50:11 ID:???
>>306
明日って今さ!フラグか!?
327マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:50:15 ID:???
>>306
明日って一時間十分後とか言うオチはないよな
328マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:50:45 ID:???
>>306
明日……あと一時間ちょい、からか
329マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:51:01 ID:???
星屑の人

別名:『ジョジョゼロスレの荒木』
330マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:51:33 ID:???
とりあえずそろそろ皆落ち着いてきたし、投下の時期じゃね?
と言いっ放して見る。
331マロン名無しさん:2007/07/08(日) 22:51:52 ID:???
>>329
ジョジョ魔スレの神父 じゃね?
332マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:03:23 ID:???
みんな避難所見ようよ…
333マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:03:27 ID:???
『投下は終わりか?』
334マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:03:33 ID:???
「星屑」と書いて「露伴先生」と読むスレはここですか?
335マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:03:36 ID:???
星屑先生へのGJ&次回作ヒャッホーでこのスレが
終了しそうな勢いだ・・・
336マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:03:40 ID:???
ジョジョ魔スレのエンリコ・岸辺だろう
337マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:04:46 ID:???
LoadAverage = 150.36 (16.00以上は人大杉)
3ケタなんて……初めて見たよ
338マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:05:21 ID:???
>>306は偽者なのですかorz
339マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:05:30 ID:???
まとめるとジョジョ魔スレの荒木露伴神父ザ・ワールドだな
340マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:05:44 ID:???
星屑氏はジョジョ魔スレの神父の一人


ンッン〜確定事項だなこれは
341マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:06:12 ID:???
避難所を見た。GJ!
……ルイズはやっぱりMが似合う。
342マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:06:19 ID:???
流れを変えるSS投下まってます。
343マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:06:22 ID:???
ギーシュが成長するのはいい。
でも、成長したギーシュが出張り続けるのは鬱陶しいことこの上ないな。
ここで終わって正解だろ。
344マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:06:50 ID:???
1 名前:マロン名無しさん[] 投稿日:2007/07/08(日) 21:13:01 ID:SoUwNPUK

お前らちょっとそこで正座しろ。
345マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:06:50 ID:???
         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|          あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|       『スレを覗いたら「LoadAverage = 150.36 (16.00以上は人大杉) 人大杉」と出た』
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ        
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |  
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人        な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ        おれも何が起こったのかわからなかった…
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ        頭がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \      普通の人大杉とか大量発生とか
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ     そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }       
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ    もっと恐ろしい、星屑さんの人気大爆発の片鱗を味わったぜ…
346マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:07:19 ID:???
>>337
なんか最近anime2サーバは人大杉が多いな。
なんかあったっけ?
347マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:07:53 ID:???
まだ約二時間しか経ってないのに……
348マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:08:16 ID:???
>>346
アニメ最萌じゃね?
349338:2007/07/08(日) 23:08:24 ID:???
本物だった!!やったあああああ!!
ここ数ヶ月で一番嬉しい出来事かもしれないww
350マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:08:25 ID:???
>>339
つまり
本体名:『荒木 露伴』
スタンド:『メイド・イン・ザ・ワールド』
だな?
351マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:08:52 ID:???
避難所で本物確認。
wktkが止まらないwww
352マロン名無し:2007/07/08(日) 23:08:55 ID:???
 もうすでにスレの三分の一以上が埋まってしまっている件。ギネス級?
353マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:09:02 ID:???
>>345
このスレが人多いせいじゃなくて鯖全体の問題じゃないか?
人大杉は鯖単位なんだから
354マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:09:32 ID:???
勢い:4369.7

( ゚Д゚ )
355マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:10:05 ID:???
>>348
そんなんやってたのか。翠星石にでも入れてこようかな
356マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:10:17 ID:???
6時間でスレが埋まるスピードだな。
357マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:10:27 ID:???
( ゚д゚)

(゚д゚ )

( ゚д゚ )
358マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:10:27 ID:???
人大杉は鯖の問題。
359マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:11:10 ID:???
必ずしもこのスレ・板だけが原因じゃないと思われ。
360マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:11:28 ID:???
星屑先生の作品が読めるのは週刊少年ゼロの奇妙な使い魔だけ!
361マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:11:57 ID:???
しかし、まあ、すごいな、星屑殿はw
362マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:11:59 ID:???
>>360
週刊じゃない日刊だ!
363マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:12:05 ID:???
>>360
間違いなく日刊です、本当に(ry
364マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:12:30 ID:???
もはや日刊だろ
365マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:12:35 ID:???
>>360
日刊じゃね?
366マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:12:42 ID:???
空気読まずに
避難所に投下したッ!
367マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:12:52 ID:???
>>360
週刊なんてスピードじゃあねぇ
日刊、いや半日刊と言った方が良いだろう
368マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:13:04 ID:???
というか、未だに専ブラ入れてないヤツもいるんだな。
このスレでも以前「続きが楽しみで、F5連打しまくってます!」なんて馬鹿な感想つけてる
アホの子がいたけど、鯖に対しても、2ch住民に対しても、テロ以外の何物でもないだろ。
369マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:14:31 ID:???
SS投下がねぇな・・・
370マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:14:34 ID:???
俺は寝るぞ!リゾットォーーーっ!!
371マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:30:47 ID:???
時は止まった……
372マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:31:28 ID:???
重くて書き込めない、とかじゃないの?
373マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:32:41 ID:???
書き込めなかった。
374マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:32:49 ID:???
重すぎるぜ実際 どんだけだよこれw
375マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:32:58 ID:???
携帯からはスムーズなんだが、PCはやっぱり重いのか
376ゼロと奇妙な隠者:2007/07/08(日) 23:33:24 ID:???
この空気の中、あえて空気を読まずに宣言する!
一時間後に必ず『投下する!』とッ!
377マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:33:28 ID:???
ささ2期まであと1時間切りましたよ
378マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:34:14 ID:???
ようやく書き込める?
では改めて、星屑さんGJでした
爽やかな読後感をありがとう
379マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:34:23 ID:???
ジョセフクルー
380マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:34:44 ID:???
>>377
俺はだまされないぞ!
381マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:35:27 ID:???
>>376
隠者さんッ!命がけの行動ッ!ぼくは敬意を表するッ!
382マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:36:23 ID:???
勇者や、あんた勇者や
383マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:37:40 ID:???
隠者が一番好きだから嬉しいぜ!!
384マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:39:17 ID:???
おじいちゃん!
385マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:39:34 ID:???
星屑はどうでもいい俺には隠者氏こそが神
386サブ・ゼロ:2007/07/08(日) 23:42:54 ID:???
自分の語彙と・・・表現力の無さを恨むぜ・・・毎日投下を目指してたはずが
一体いつになりゃあ完成するんだ俺の投下分はッ!
387マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:44:07 ID:???
>>385
そういう発言は毒吐きでやれ。
388マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:44:15 ID:P5LyQoNz
>>386

焦らずゆっくりでいいのですよ
誰も文句言わないさ〜
389マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:44:18 ID:???
>>385
自重しなさい。
390マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:45:05 ID:???
>>385
自害しなさい。
391マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:45:08 ID:???
注意レスは一つで十分だぜ
392マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:46:38 ID:???
>>386
サブちゃん自分にはYOUのSSがナンバーワンだ。
気長に待ってるからじっくり書いて欲しい。

393マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:46:45 ID:???
>>391
8秒差許せ…

勢い収まったな。みんなテレビ前で二期wktk待機?
394マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:52:31 ID:???
>>393
何の二期だい?
395マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:53:15 ID:???
>>393
0魔
今日じゃなかった?
396マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:54:04 ID:???
>>394ね…
397マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:54:28 ID:???
今週放送したら3回30分遅れだっけ
398マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:54:56 ID:???
チバテレビ 7月8日 日 24:30〜25:00
テレビ神奈川 7月8日 日 25:30〜26:00
テレ玉 7月13日 金 25:30〜26:00
サンテレビ 7月11日 水 26:10〜26:40
テレビ愛知 7月12日 木 25:58〜26:28
TOKYO MX 7月10日 火 25:30〜26:00
KBS京都 7月8日 日 25:15〜25:45
キッズステーション 7月13日 金 24:00〜24:30

だそうな。
399マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:54:59 ID:???
>>395
マジでか

くッ・・・これほど地方に住んでいることを悔やんだ日は無い・・・
400マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:56:13 ID:???
>>399
なん実Vあたりでゲフンゲフン
401マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:57:17 ID:???
>>400
なんか情報くれて有難ゲフンゲフン
402マロン名無しさん:2007/07/08(日) 23:58:42 ID:???
ex鯖行きになったか・・・
403マロン名無しさん:2007/07/09(月) 00:01:53 ID:???
>>401
美人でも鏡導入すれば割と優先的に見れゲフンゲフン
404マロン名無しさん:2007/07/09(月) 00:08:02 ID:???
んーーおじいちゃんの投下は鯖不調により無理?今日はもう寝たほうがいいね

あとサブさん頑張って下さい。
おやすみ〜(つ∀-)zzz
405マロン名無しさん:2007/07/09(月) 00:08:25 ID:???
ああ…夏休みになったらこのスレどうなるんだろ…
一日一スレとか目じゃないよな…
406マロン名無しさん:2007/07/09(月) 00:11:58 ID:???
もう一日一スレの日があるんだがw
407マロン名無しさん:2007/07/09(月) 00:14:46 ID:???
サブさんどうか焦らずに自分のペースで投下してください…
待ってます…ずっと待っ(ry
408ゼロと奇妙な隠者:2007/07/09(月) 00:15:50 ID:???
ひとまず区切りのいいところまで出来た……ので、投下するッ!
何故か最初に考えてた展開と大幅に変わってたりトンデモ展開になってたりするので、
もしかしたら荒れる原因になるかもしれない。
そうなったら謝る。ごめんよ。

でも、やるだけのことはやったはずなので。読んで頂きたい。
409ゼロと奇妙な隠者:2007/07/09(月) 00:17:00 ID:???
 ゴーレムとの彼我距離は、およそ50メイルと言ったところか。フーケはあの夜闇の木立の中ををこれだけの短時間で離れ、しかもゴーレムの作成をやってのけたということである。
 林の木々さえも土塊に錬金しながら立ち上がる巨体は、人間の本能そのものに恐怖を押し付ける代物だった。
「……間近で見るとデカいわね……いやぁん、こんな大きいの壊れちゃう、とか言っておくべきかしら」
「冗談が言えるなら、まだマシと言ったところかの」
「ちょっとコイツをブッタ斬るにゃオーラ力が必要かもしれんぜ相棒よ」
 30メイルの巨大ゴーレムを前にして軽口を叩けるキュルケ、ジョセフ、デルフリンガー。
「………………」
 自分の二十倍のゴーレムを前にしても、特に表情を変えずに杖を構えるタバサ。
 だが、ルイズは。
 呆然と、ゴーレムを見上げているだけだった。


          ゼロと奇妙な隠者  『Zero+IX』


 ゴーレムは地響きを響かせながら、ゆっくりと、しかし着実に接近してくる。
 ジョセフは手も足も出ずに完敗はした。が、その両眼に恐れは微塵とてない。
「出ちまったモンはしょうがないッ! とどのつまり再生するよりも早くブッちめりゃダウンすると考えていいんじゃなッ!?」
「おおまかに言えばそう」
410マロン名無しさん:2007/07/09(月) 00:17:01 ID:???
夏休みか・・・前門のDIO様、後門の神父状態だな
本気で加速の先が見れるかもしれん
411マロン名無しさん:2007/07/09(月) 00:17:28 ID:???
こいッッ!
412マロン名無しさん:2007/07/09(月) 00:18:02 ID:???
おじいちゃん紫煙!
413マロン名無しさん:2007/07/09(月) 00:18:25 ID:???
S・I・E・S・T・A!
414ゼロと奇妙な隠者:2007/07/09(月) 00:18:43 ID:???
 ゴーレムとの対峙法をおおまかに叫んだジョセフに、タバサは必要最低限の返事で答え、指笛でシルフィードに合図を投げた。
「わしらは地上で何とかする! お嬢ちゃんらは空から何とかしてくれぃッ!」
「了解」
「オーケーダーリン!」
 ジョセフの言葉に、タバサとキュルケはフライを唱えてシルフィードと合流しに行く。
「さあて……こっからじゃのう。なかなか骨の折れる相手じゃわい」
「いいのかい相棒。ロケットランチャーブッかませば、あんなゴーレムなんてイチコロだぜ」
 今から起こる戦いを前に、デルフリンガーはさも楽しげな声で問いかける。
「そりゃあコイツを使えば目の前のデカブツなんぞ一発じゃわい。でもな、それじゃ困るんじゃ。軽くブッちめたとしても、フーケめが新しくゴーレムを召喚してきたらそれでしまいじゃからな。切り札が一枚増えただけ、なんじゃよ」
(それに。それじゃ意味がない)
 それは心の中だけで呟くが、デルフリンガーには聞こえていた。
「ハッ、ちげえねえや! なかなか苦労性だな、ジョセフ・ジョースターよォ!」
「最近はこういう役どころばっかじゃ」
 くく、と笑ってから、後ろで立ち尽くしているルイズに視線をやる。
「いいかルイズ。今からわしらであやつをブッちめる。安心せい、勝つ手段は考えてきた」
 ジョセフの言葉も、しかし今のルイズには届いていなかった。
「おい、どうしたルイズ?」
 ルイズの奇妙な様子に訝しげな眼を向けるが、彼女は魂が抜けたようにゴーレムを見上げているだけだった。
415マロン名無しさん:2007/07/09(月) 00:19:35 ID:???
ベイダーがきたぁ
416ゼロと奇妙な隠者:2007/07/09(月) 00:19:58 ID:???
(私は――何をしてたんだろう)
 そうだ。一体今まで何をしていたのか。
(もう少しで、勝ててたんじゃないの。――ジョセフと、キュルケは)
 そうだ。確かに二人はフーケを追い詰めていた。チェックメイトまであと一手だった。
(なのに。――私が。横槍を入れたから)
 あそこで自分が動く必要が何処にあったのか。……無かった。
(私はただ見ているだけでよかったのに。そしたら、二人のどっちかがフーケを捕まえて……めでたしめでたしで、終わってたはずなのに)
 だが、終わらなかった。自分が、終わらせなかった。私が、嫉妬なんかしたから。
(何をしようとしていたの。三人が積み上げてきたものに、私がいなかったから。だから、無理矢理入り込もうとして……何もかも、台無しにしただけじゃない)
 その結果どうなったか。
 フーケは体勢を整えて、切り札の巨大ゴーレムを錬金してしまった。
 振り出しに戻る、どころの話じゃない。フーケが盤面をひっくり返す手伝いをしただけ。
(そうよ。何を勘違いしてたんだろう。私は『ゼロ』のルイズじゃないの。
 ジョセフが使い魔になって。何でも出来る強い使い魔がいるからって、何を勘違いしてたんだろう。
 私は……私自身は……何も出来ない、『ゼロ』じゃないの!
 たまたまジョセフを引き当てただけの、『ゼロ』のルイズなのよ!?)
 心の中から消えそうになっていた事実が、再び自分の目の前に現れて。全身から力が抜け落ちそうになる。だが、それは、貴族としての矜持が、許さなかった。
「……私、は……」
「おい、どうしたルイズ! しゃんとせんか!」
417ゼロと奇妙な隠者:2007/07/09(月) 00:21:19 ID:???
 ジョセフの手が肩をつかんで揺さぶり、ルイズは深い泥沼のような思考から現実に引き戻された。
「……っ、ジョセフ……!」
「敵さんが目の前に来とるんじゃぞ! ぼうっとしててどうするッ!」
 ジョセフの一喝で、ゴーレムが随分と近付いてきているのに気付く。
「………………。ごめん、なさい……」
 俯いた顔には前髪が垂れかかり、どのような表情でその言葉を呟いたのか。ジョセフには、判別が出来なかった。
「私がっ……私が、役立たずだから……『ゼロ』だから……っ、こんな、ことにっ……!」
 引き絞るような声は、すぐに嗚咽混じりの声に変貌していく。
「そんなモン結果論じゃ! お前が悪いワケじゃないッ!」
 接近してくるゴーレムと交戦するつもりだったが、ジョセフはルイズを右腕に抱き、タバサ達が向かった方へと一目散に駆け出した。
「だってッ! 私がいなかったらもうフーケ捕まってた! 私……いつもそうよッ! いつだって大切な人の足、引っ張ってっ……!」
「言わんでいい!」
 ルイズが力の限りジョセフにしがみ付いているせいで、ジョセフも思った通りの動きが出来ず、ただひたすらにゴーレムから逃げる事しかできていなかった。
「私が『ゼロ』だから! 家族もみんな、陰口叩かれてっ……! 頑張っても頑張ってもダメだった! 初めて成功した魔法で、ジョセフを呼んだのにッ……私のせいで、私のせいで……!」
 腹の底から搾り出す慟哭は、ジョセフの心に深く届いてしまう。
 次に何を言うかを察する。それはジョセフにとって、あまりにも、容易かった。
「それ以上言うなッ!! それ以上言ったらシタ入れてキスするぞッッッ!!!」
418マロン名無しさん:2007/07/09(月) 00:22:48 ID:???
紫煙!
419ゼロと奇妙な隠者:2007/07/09(月) 00:22:49 ID:???


「私なんか! 私なんか――ッッッ」
 ルイズの言葉は、続けられなかった。


 発してはいけない言葉を飲み込むように。ジョセフの口唇が、ルイズの花弁の様な口唇に重ねられていた。
「んっ!? ん、んーーーーっ!! んんっ……ん、んぅ……」
 有り得ない事態に必死にジョセフを押して殴って払い退けようとしたルイズだったが、見る見るうちに少女の手から力は抜けていき、数秒後にはしがみ付くようにジョセフのシャツをつかんでいた。
 そして、ジョセフの唇がルイズの唇から離れた時。互いの唇に繋がれた銀の糸が、ふつりと切れた。
「言うたじゃろが。それ以上言ったらシタ入れてキスするぞ、と」
 加速度的に、夢の世界から現実に戻ってくるルイズ。ほのかにピンクに染まっていた頬は、見る見るうちに怒りの赤に変わっていった。
「――――――っっっっっっ、あ、あんたッ……あんたッて……!」
「抗議は後で聞くッ!! しっかり捕まっておれッ!!」
 怒りに震えて唇をわなわなと慄かせるルイズを、そのまま背に負い。ハーミットパープルで落ちないように固定する。
 ゴーレムは既に間近に迫っており、これ以上逃げ続けていれば逆に危ないと判断した。
 ジョセフにとって、ルイズを正気に戻すという行為は、眼前のゴーレムを叩きのめすより、遥かに重要な意味合いを持っていた。
 そしてその行動は、強引ながらも成功と言って差し支えなかった。
420マロン名無しさん:2007/07/09(月) 00:22:51 ID:???
>「それ以上言うなッ!! それ以上言ったらシタ入れてキスするぞッッッ!!!」

ちょwwじじいwww
421マロン名無しさん:2007/07/09(月) 00:23:51 ID:fjFZCc9R
おじいちゃんおじいちゃん!
422ゼロと奇妙な隠者:2007/07/09(月) 00:23:56 ID:???
 勢い良く振り上げられ、振り下ろされる拳を俊敏な動きで回避し、逆にデルフリンガーで巨大な腕を一刀の下に切り落とす。しかし魔力で繋ぎとめられた土塊は、一旦地面に落ちはするものの、すぐさま逆回しで浮き上がって腕に再構成される。
「いいぜ相棒! 『使い手』のお前にゃあんなウドの大木の攻撃なんか当たるはずがねェッ!!」
 デルフリンガーが歓喜の嬌声を上げる中、ジョセフは「ボールの縫い目が見えるったァこういうコトなんじゃのォ!」と、愉快げな声を隠さずに答えた。
 だがルイズは、懸命に茨から逃れようともがいていた。
「下ろしてッ! 私はッ……私は、おぶられたまま戦いを見守るような不名誉な事は出来ないのよ! だって私は貴族なんだもの! 貴族は……っ、魔法が使えるから貴族なんじゃない! 敵に背中を見せない者……それが、『貴族』なの!!
 お願いジョセフ……私から貴族である誇りを奪わないで! 私も、戦うのッ!!」
 もがくルイズを背中で感じながらも、ハーミットパープルは僅かな緩みさえ見せない。
 シルフィードに乗ったタバサとキュルケが上空から支援攻撃とばかりに、風の魔法や炎の魔法をゴーレムに直撃させるが、それらの攻撃もやはり致命傷を与えるには至らない。
 だが。タバサも、キュルケも、ジョセフも、デルフリンガーも。
 まるで終わりが無い繰り返しのような行為を、徒労だとは考えていなかった。
 街道も林も、吹き荒れる人外の力により、数十分前の光景とは一変していく一方。
 地図さえ書き換える猛威の中、ジョセフの叫びが、戦場に轟く。
「わしは何度も敵に背を向けた! じゃが一度たりとて戦いそのものを放棄した事は無いッ! 勝つためならば背だって向けるしイカサマだってやってのけるッ!
 ルイズッ! わしにとっての貴族とはッ! 『正義』の輝きの中にあるという『黄金の精神』を持つ者だと考えておるッ!!」
423ゼロと奇妙な隠者:2007/07/09(月) 00:25:10 ID:???
 当たれば間違いなく命を奪うだろうゴーレムの豪腕。いつの間にか、それらは恐怖の対象に成り得ていないことを、ルイズは感じていた。
 何故か。
 それはきっと、ジョセフの背中にいるからだ、と。それは当然の事である様に、思えた。
「ルイズにとっての貴族、わしにとっての貴族! それが違うのは当たり前じゃッ!」
 ルイズは、茨から逃げ出そうともがくことをやめ。ただ、ジョセフの背に縋り付いていた。ルイズも、心の何処かで理解していた。目の前の戦いよりも、今、もっと大切な出来事を経なければならないのだ、と。 
「じゃがルイズ! 敵に背を向けない者こそが貴族だと言う、その決意と誇りッ……わしは確かに、お前の中に『黄金の精神』を見出したッ!!」
 たった一人の少女に向けて叫ばれる、言葉。そんなものを斟酌することもなく、無感情にゴーレムの腕は振り下ろされ続ける。
 たった二人の虫けらを殺すために振り下ろされる土塊の腕は、しかし、たった一振りの剣の斬撃で切り払われ。一人の男の言葉を止める事など、叶う筈さえなかった。
 何故なら、ジョセフ・ジョースターの目には、たった一人の少女だけが映っていた。
 そして、デルフリンガーの深い一撃がゴーレムの両脚を薙ぎ払い。バランスを崩したゴーレムが、ぐらっ……と、重力に引かれて地面に倒れる。
 凄まじい地響きと土煙の中、茨が緩んだのを感じたルイズは、続いて、ジョセフの右腕に抱き寄せられるのを感じた。
 ジョセフは、真正面からルイズを見つめ。ただ一人の少女の為だけの言葉を、叫んだ。



「世界中がお前を認めなくとも! このジョセフ・ジョースターが認めるッ! ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは紛れもない『貴族』じゃッ!!」


424マロン名無しさん:2007/07/09(月) 00:26:16 ID:???
@ペドフ・ジョースター
Aロリフ・ジョースター
Bペドフ・ロリーター
どれがいいかな?
425ゼロと奇妙な隠者:2007/07/09(月) 00:26:26 ID:???
 地響きの余韻が、周囲に響く中。彼の言葉を確かに受け止めた少女の目には、既に涙も、迷いも、躊躇いすら、なかった。
 そこにあるのは、力強い意思の輝き。鳶色の瞳に輝くのは、紛う事なき黄金の輝き!
「例えアンタが認めなくてもッ……」
 ゴーレムは、すぐさま足を再生させて立ち上がろうとしている。だが、今のルイズはそれを一顧だにしない。
 そんな事より、やらなければならない事がある。言わなければならない、答えがある!
 ルイズは、自らの左腕を力強くジョセフの背に回し、叫んだ!
「このルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは、『貴族』!!」
 二人の貴族が、互いの腕の中、見つめ合う。
 その視線をあえて言葉にするとすれば――『信頼』という言葉が最も相応しかった。
「そしてルイズ! 改めてもう一度言う! わしは土塊のフーケに勝つ手段を既に考えてきておる! そしてその手段には、お前の力が絶対に必要じゃッ!!」
「いいわッ……!」
 キッ、と見上げた空には、二つの月を背に、悠然と空を舞う風竜と。その背で、二人を見守る友人の姿。
「前に言ったわね、ジョセフ。今は『ゼロ』でも構わない。いずれ『私達』が強くなると」
「ああ、確かに言った」
「キュルケもタバサもデルフリンガーもシルフィードも。皆で、強くなるのよ」
 地面を歪ませ、ゴーレムは立ち上がる。
 ジョセフは、剣を構え。ルイズは、杖を構え。

空が、白み始めた。


To Be Contined →
426マロン名無しさん:2007/07/09(月) 00:26:46 ID:???
>シタ入れてキス
懐かしい……
427マロン名無しさん:2007/07/09(月) 00:28:07 ID:???
乙!
428マロン名無しさん:2007/07/09(月) 00:28:20 ID:???
懲罰鯖送り委員会から来ますた

584 名前:root▲▲ ★ 投稿日:2007/07/09(月) 00:26:19 ID:???0 BE:?-PLT(74075)
22:50〜22:55頃の状況をいろいろ調べてますが、
ここ*にも*、人がいっぱいいた模様。

http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1183896781/
429マロン名無しさん:2007/07/09(月) 00:28:40 ID:???
見た目はおじいちゃん。頭脳は第二部!
その名はジョセフおじいちゃん!
430マロン名無しさん:2007/07/09(月) 00:29:09 ID:???
名指しきたwww
431マロン名無しさん:2007/07/09(月) 00:30:45 ID:???
騙るスレより

        __________
          | 〃 {_{`ヽ   ノ リ| l │ i|
          | レ!小l●    ● 从 |、i|
          | ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ |
         ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
              監視
432マロン名無しさん:2007/07/09(月) 00:32:04 ID:???
ちょwww
root様に名指しされちゃったあ///
そして陰者さんGJ!!
433ゼロと奇妙な隠者:2007/07/09(月) 00:32:36 ID:???
なんかここで投下しておかないと消してしまいそうだったので
逃げ道をなくすために投下してみた。反省はしたが後悔はしてない。
さて皆さんゼロ使第二部を満喫するといいさ。うちは45分からだ
434マロン名無しさん:2007/07/09(月) 00:33:56 ID:???
お爺ちゃんGJ!

うちは一週間後だぜチクショー
435マロン名無しさん:2007/07/09(月) 00:34:21 ID:???
rootたんに名指しwwwww
2期ハジマタ
436マロン名無しさん:2007/07/09(月) 00:34:41 ID:???
乙!!舌入れしとけばよかったのにw(オイ
437マロン名無しさん:2007/07/09(月) 00:35:29 ID:???
rootにミツカタwwww
438マロン名無しさん:2007/07/09(月) 00:40:55 ID:???
タイピングが、タイピングが止まらないよぉぉおお!
バトルに入った途端止まらないんだよぉおおお!
439マロン名無しさん:2007/07/09(月) 00:41:40 ID:???
>>438
ちょwww
440マロン名無しさん:2007/07/09(月) 00:43:08 ID:???
つか人多すぎ出る出るいうひとはギコナビでも使いなさいや
441マロン名無しさん:2007/07/09(月) 00:47:55 ID:???
もう投下は無いようだな。
やっと眠れる・・・・・・
442マロン名無しさん:2007/07/09(月) 00:50:22 ID:???
何というスケベじじい。
これはもう妊娠したかも分からんね。
443マロン名無しさん:2007/07/09(月) 00:50:57 ID:???
ギコナビの使いやすさは専ブラ一ィィィイイ



いやほかのつかったことないけど
444マロン名無しさん:2007/07/09(月) 00:51:48 ID:???
フフフ、書き終えてしまったよ。
一晩寝かせてくるとするね。
445マロン名無しさん:2007/07/09(月) 00:57:46 ID:???
そういや最初のスレタイが「空条承太郎がゼロのルイズに召喚されたら」だったよな。やっとこれが消化されたわけか。
446マロン名無しさん:2007/07/09(月) 01:05:02 ID:???
しかし驚いたなまさか星屑がベイダーより早く完結?するとは


とりあえず全員乙。
447マロン名無しさん:2007/07/09(月) 01:19:20 ID:???
ディアボロで問題作りながら投下待ち
448マロン名無しさん:2007/07/09(月) 01:32:38 ID:???
一部四部クリアがやっとだぜチクショウ

今日はもう投下はないみたいだからそろそろ寝るか
449マロン名無しさん:2007/07/09(月) 01:34:46 ID:???
明日から星屑2部は1部のラストが夢落ちって言う展開で始まるんじゃないかと、少し思ってしまった
450マロン名無しさん:2007/07/09(月) 01:36:48 ID:???
運用情報板の各スレ見てみたけど、>>428のような書き込みが見当たらない。
おまいらを喜ばせるためのガセじゃね?
451マロン名無しさん:2007/07/09(月) 01:38:45 ID:???
>>450


888 :マロン名無しさん :2007/07/08(日) 23:47:45 ID:???
>>869
運営側(FOX★とか)からの情報によると、
・anime2サーバーにある同人板に謎の大量アクセスがあった。
・それに、同じくanime2にあるアニキャラ板でやってるアニメ最萌投票も重なった。
が原因でanime2サーバーが止まったらしい。
で、アニメキャラ板とアニメサロン板と同人板をex2サーバーに移動させて事態を収集するらしい。


って情報があったがどうだろうね
452マロン名無しさん:2007/07/09(月) 01:41:27 ID:???
>>450
重い重い重い重い重い
ってスレにあるよ
453マロン名無しさん:2007/07/09(月) 01:44:35 ID:???
まあ異様に早いだけで何も悪いことはしてないし堂々としてればいいよな
多分
454マロン名無しさん:2007/07/09(月) 01:44:54 ID:???
>>451
メロン板と同人板はex21送りにするけどアニキャラ板は別って「FOX ★」が言ってた
455マロン名無しさん:2007/07/09(月) 01:45:58 ID:???
でもFOX★だぞ
456マロン名無しさん:2007/07/09(月) 01:46:39 ID:???
>>454
兄貴は移動させないのか
457マロン名無しさん:2007/07/09(月) 01:48:16 ID:???
>>452
今確認したぜ
疑って悪かった
458ゼロの兄貴:2007/07/09(月) 01:55:27 ID:???
>>448
自分を知れ…そんなオイシイ話があると思うのか?…お前のような住人に
459マロン名無しさん:2007/07/09(月) 01:56:56 ID:???
ところで、アルビオン何で浮いてるの?
ラピュタみたいに中にデカイ風石が埋まってるとか?
460マロン名無しさん:2007/07/09(月) 01:58:03 ID:???
>>458
投下するんですかァ〜〜〜〜〜〜!
なら支援する!
461マロン名無しさん:2007/07/09(月) 01:58:27 ID:???
>>25
超亀レスだが、一般人にセッコが素っ裸に見えてるってことだけは無いと思う
実体化してない普通のスタンドは半透明に見えるから、一般人に裸に見えるってことは
他のスタンド使いとか読者視点でもセッコの裸が見えるはずだ

ああいう本物の服を着てるだけとか、服とスタンドが同化してああいう形になってるとか、多分その辺だろう
462マロン名無しさん:2007/07/09(月) 01:59:36 ID:???
>>458
なんて酷い野…
463マロン名無しさん:2007/07/09(月) 02:00:00 ID:???
>>458
あ、兄貴ぃ〜〜〜〜!
兄貴の話が読みてーよ〜〜〜
464ゼロの兄貴:2007/07/09(月) 02:00:51 ID:???
「遅せーぞ」
「…なんであんなのを普通に食べれるのよ…どっかおかしいんじゃない…?」
「…ほっとけ」
ふらつきながら教室に向かうルイズとその後ろを歩くプロシュートだが
その後ろに今にも「Amen!」と叫ばんばかりに眼鏡を光らせたタバサがそれを見ていた事は誰も気付いていない。

教室に入り座るっているとコッパゲことコルベールが喜色満面の笑顔でなにやら珍妙な物を置いている。

それはおよそ一切のハルケギニアにおいてに、聞いたことも見たこともない奇怪な物体であった。

長い円筒状の金属の筒に金属のパイプが延び、パイプはふいごのようなものに繋がり
円筒の頂上にはクランクが付き、そしてクランクは円筒の脇に立てられた車輪に繋がっている。
そしてその先には車輪がギアを介して箱とくっついている。

コルベールが肉の芽でも埋められたかの如くニコニコと笑いながら火の魔法の講釈をたれる。
「で、その妙なカラクリはなんですの?」
キュルケが半ばどうでもいいと言った様子で聞き返すが最高に『ハイ!』な状態のハゲは笑いながらその正体を答える。
「うふ…ぐふふふふ…よくぞ聞いてくれました。これは油と火の魔法を使って動力を得る装置です」
どこぞのスーパー漫画家と同じ笑い方でハゲが答える。正直言ってキモイ。
「ふいごを踏み油を気化させ、この円筒の中に気化した油が放り込まれます
   そうして、その円筒の中に火を付けるとぉ〜〜〜爆発を起こしその力で上下にピストンが動きます」
そうするとクランクが動き車輪が回転する。そしてギアを介して箱の中からヘビの人形が出たり入ったりしている。
「見てください!その爆発で生じるエネルギーの発生空間はまさに歯車的技術革新の小宇宙!!」
だが、生徒達の反応はハッキリ言って薄い。むしろ寒い。
465マロン名無しさん:2007/07/09(月) 02:01:16 ID:???
>>458
や、やるんですかい!?
住人がこれから寝ようとしてたかもしれないのに!





だが支援
466マロン名無しさん:2007/07/09(月) 02:01:51 ID:???
兄貴を支援するぜ!
467ゼロの兄貴:2007/07/09(月) 02:02:47 ID:???
「で、それがどうしたってんですか」
ホワイト・アルバムの冷たさの答えにハゲが少し凹むが気を取り直して説明を始める。
「えー、今は愉快なヘビ君が顔を出すだけですが、例えばこの装置を荷車に載せて車輪を回させる。
   すると馬がいなくても荷車は動くのですぞ!例えば海に浮かんだ船の脇に大きな水車をつけて、この装置を使って回す!すると帆が要りませんぞ!」
「魔法で動かせばいいじゃないですか。そんな妙ちくりんな装置使わなくても」
「妙ちくりんと申したか」
ザ・ワールド!
何時もと違う妙に重い声で答えたコルベールに先ほどまでざわついていた教室が一気に静まり返った。
「おほん…!諸君!よく見なさい!もっともっと改良すれば、この装置は魔法が無くても動かす事が可能になるのですぞ!
  ほれ、今はこのように点火を『火』の魔法に頼っておるが、例えば火打石を利用して断続的に点火できる方法が見つかれば……」
咳払いをすると何時もの調子に戻ったコルベールだが『ハイ』になっているのはただ一人である。
生徒達は全員『それがどうした』という宇宙最強の台詞を頭に思い浮かべている時、一人声を上げる物がいた。
「エンジン…形態からして熱機関の火花点火式機関…ってとこだな」
妙に詳しかったりするが、ぶっちゃけギアッチョのたまものだ。
ギアッチョは妙に雑学に詳しいのである。その手の知識だけならチーム1と言っても過言では無いのだが
決まってキレるためギアッチョが雑学を披露しはじめたら周りの物を片付けるというのがチームの暗黙の掟となっている。
「えんじんとな?」
「オレんとこじゃそいつを使って、さっき言ってた事をやってる。ま…そいつじゃ無理だな。
  出力が弱すぎるし、基本的な技術が足りねぇ。要はまだまだ発展途上って事だ。…だが独力でこれを作ったのには、いやマジに恐れいったよ」
「分かってくれるのかね…ミス・ヴァリエールの使い魔だったね君は…これで、船や馬車が動いているとは君は一体どこの生まれなんだね?」
「イタリ…ッ!」
イタリアと答えようとするプロシュートの腕に思いっきり肘撃ちをかましたルイズが小さく話しかける。
468マロン名無しさん:2007/07/09(月) 02:03:48 ID:???
能力者名:ゼロの兄貴
スタンド名:ゼロの使い魔SS ver.プロシュート兄貴
スタンド能力:睡眠時間を奪い取り老化を早める

破壊力:A スピード:A 射程距離:A(ネット環境があればどこでも)
持続力:B(奪い取る時間は場合によって異なる) 精密動作性:A 成長性:A
469ゼロの兄貴:2007/07/09(月) 02:03:59 ID:???
「…余計な事言うと、怪しまれるわよ」
この世界にイタリアが無い以上説明したとしても理解して貰えまいと思い、この場はルイズに任せる事にした
「ミスタ・コルベール。彼は…えー、その…そう!東方のロバ・アル・カイリエからやってきたんです」
コルベールが驚いたようにして一応の納得をする。メンドイのでプロシュートもそれに話を合わせそこで一応話は収まった。

「さぁ!では皆さん!誰かこの装置を動かしてみないかね?発火の呪文を唱えるだけで愉快なヘビ君がご挨拶!」
もちろん誰も手を上げる者は居ない。その様子に『家族は来ない』と寝ている横で何百回と囁かれた病人の如く肩を落すコルベール。
そこにモンモランシーがルイズを指差す
「ルイズ、あなた、やってごらんなさいよ
  土くれを捕まえ、秘密の手柄を立て、あんな使い魔を召喚したあなたなら簡単でしょ」
『あんな使い魔』という言葉に教室が凍りつく。
今でこそ、大人しくしているがルイズの使い魔はギーシュを決闘で斃しているのである。
しかも老化というわけのわからない先住魔法ともいえる力で。
「やってごらんなさい?ほらルイズ。『ゼロ』のルイズ」
プッツン
「貴様程度のスカタンにこのルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールがナメられてたまるかァーーーー!!」
と心の中で叫びながら無言で教壇の装置に歩み寄る。
「止めとけ、オメーの爆発じゃその装置が持たねぇ」
その台詞でルイズの二つ名の由来を思い出したコルベールが半泣きになりながら説得を試みる。
――が、無駄だった。鳶色の瞳がマジシャンズレッドの如く燃えている。
470ゼロの兄貴:2007/07/09(月) 02:05:23 ID:???
「やらせてください。わたしだって、いつも失敗しているわけではありません。たまに成功、します。止めてもやります」
声が震えているルイズを見てプロシュートは無駄だと悟った。
ギアッチョと同じである。ギアッチョもキレる前には声が震えている。
そう思った瞬間、即座に撤退を決め込みここら辺共に行動しているキュルケとタバサを引っつかみ教室を出た。
出てしばらくすると、爆発が起き窓ガラスが割れ中から悲鳴が聞こえ
「ミスタ・コルベール、この機械壊れやすいです」
という声が聞こえた。
頭を押さえながら教室に入ると、消火に使われた水で教室が水浸しになり椅子や机の燃えカスが散乱していた。
「ギアッチョの方がまだマシだな…」
ギアッチョならキレてもせいぜい机か椅子一つで済むが、この被害はそれを圧倒的に上回っている。
まぁキレる頻度はギアッチョの方が圧倒的に多いのでどっこいどっこいなのだが。
「余計なお世話だったかしら?なにせあなたは優秀なメイジだもんね、あのぐらいの火、どうってことないもんね」
勝ち誇ったようにモンモランシーが言うがルイズは悔しそうに唇を噛み締めるだけだった。

「…ちったぁ学習しろオメーは」
教室の片付けを終え、ここにきて扱い方をペッシからギアッチョに変えようかと思っていたプロシュートが半分呆れたように言い放つ。
「オメーの爆発は使いどころと場所を考えねーと洒落になんねーんだからな
   オレの仲間の一人がよく言ってたが能力ってのは使い方次第でいくらでも変わるもんなんだぜ」
「能力って言うけど…だったら、どうしてわたしは魔法が使えないの?あんたが伝説の使い魔なのに…
  強力なメイジになんてなれなくてもいい。ただ、呪文を普通に使いこなせるようになりたい。得意な系統も分からずに失敗ばかりなんて嫌」
(スタンド使いがてめーの能力に気付かずに能力が一部暴走してるのと同じ…ってとこか)
それを聞いて、やはりペッシ扱いだなと心でそう思う。
471マロン名無しさん:2007/07/09(月) 02:05:55 ID:???
このエンジンのくだりは原作でも好きな部分だ。
産業革命の「熾火」っつーか「可能性」っつーか?
そんなモンを感じるぜ
472マロン名無しさん:2007/07/09(月) 02:06:03 ID:???
何があろうともオレたちは「支援」するしかないんだね…兄貴
オレたちはもう後には戻れないんだねッ!
473ゼロの兄貴:2007/07/09(月) 02:06:43 ID:???
「得意な系統を唱えると体の中に何かが生まれて、そのリズムが最高潮に達すると呪文が完成するって言うんだけど、そんな事一度も無いもの」
「得意な系統がねーんなら自分で探しゃあいいだろ。ロクな道が無いんなら自分で草掻き分けてでも突っ走りゃあそのうち辿りつくもんだ」
もちろん意図は、ヤバイ状況で後退するよりむしろ前に出ればいい結果が出るという特定の世界の法則だが、当然そんな事知らないルイズは別の方にと受け取った。
「系統なんて全部試したわよ!『土』『水』『風』『火』知ってるでしょ!?あんたまでわたしの事、馬鹿にしてるのね!もう知らないわよあんたの服の事なんて!!」
そういって部屋へと駆け出す。
残されたプロシュートは苦笑いだ
「ペッシとギアッチョを足して2で割ったら、ああなんだろうな。試してねーのが一つだけあんだろーによ」
一応ルイズの部屋の前に行くが当然鍵は掛かっている。軽くノックをしても返事は無い。
どうしたもんかと下に目をやると文字が書かれた紙きれを見付けた。
「読めねぇな…やはり文字も覚えないと駄目か」
書置きという手段を取るとは思えないが、一応確認しておく必要はある。
タバサかキュルケあたりに読んでもらうという手もあったが、タバサの部屋は知らないしキュルケは何か色々悪化しそうなので除外した。

厨房の連中なら問題無いだろうと思い食堂に向かうと、シエスタが歩いているのを見付けた。ご都合主義万歳
「よぅ」
「ひゃあああああ」
「……オメーもか」
今朝凄まじく、同じ光景を見たような気がして軽く頭痛がする。
「驚かさないでくださいよ…ってどうしたんです?こんな時間に」
「ルイズの地雷踏んで締め出し食らってな」
「まぁそれは大変ですね…」
「で、そっちは何やってんだ?」
474マロン名無しさん:2007/07/09(月) 02:08:08 ID:???
>扱い方をペッシからギアッチョに変えようかと思っていた

それは、ランクアップしたと言えるのか?w
475ゼロの兄貴:2007/07/09(月) 02:08:30 ID:???
「あ!あの…!その…!珍しい品が手に入ったのでプロシュートさんにご馳走しようと思って厨房に行く途中だったんですけど」
「珍しい…?まぁオレにとっちゃあほとんどが珍しいもんなんだが…」
「東方のロバ・アル・カイリエから運ばれた『お茶』っていうんですけど」
(茶?…珍しいもんでもないだろうが…)
イタリア人であるプロシュートにとって茶とは当然紅茶のことであり、ハルケギニアにも存在するため珍しくもなんともない。
目的地も同じだったため、厨房に向かうとマルトーが出迎えてくれ、茶を淹れてくれた。
「…こいつぁ…紅茶じゃねぇな」
「どうだ、珍しいだろ」
あまり口にする事が無いが、過去数度味わった事はある。
(日本…か、任務で数回行ったきりだが、そん時に飲んだな)
日本への任務は数が少ない上、色々と厄介なのでベイビィ・フェイスの分解で死体も残らないメローネが主に担当していた。
帰ってきたメローネが大量の紙袋や背負った鞄に巻いた厚紙などの荷物をよく持ち帰ってくるので、任務がついでという感じだったのだが。
(確か、メローネのやつそれをびーむさーべるとか言ってたな…どうでもいいが)
とにかくプロシュートも数度行った事はあり、その時に着物を着て飲んだ事はある。
外人が着物というのも目立つと思うだろうが、時期が時期だけにそっちの方が逆によかった。
ただし、もう二度と着たくねぇというのが感想だったが。
「…まぁ懐かしいっちゃあそうだな」
「懐かしい?ああ、プロシュートさんは東方の出身なんでしたね」
懐かしいという言葉が思わず口にでてヤベーと珍しく少し焦る。
「プロシュートさんの国の話、ぜひ聞かせてください」
「おう、そいつぁ俺も聞きてーな」
一瞬言葉に詰まる。さすがにイタリア・ギャングの勢力状況などを話すわけにもいかない。
どうするかと思ったが、まぁ日常生活の範囲で話せばいいと思い茶を啜りながらイタリアの事を話し始める
ハルケギニアとは大分違う文化に目を丸くする二人。とりあえず全面的に信じてくれているご様子。
「凄いですね…」
「スゲーもんだな…」
「まぁ…それだけ厄介な問題もあるがな」
警官や役人の汚職の事など話でも意味が無いので割愛し一通り話を終えると結構な時間が経っていた。
476ゼロの兄貴:2007/07/09(月) 02:10:27 ID:???
「もう、こんな時間か。俺はそろそろ部屋に戻るがお前さんはどうするんだ?」
「締め出し食らってるからな…まぁ適当な場所で寝る」
「勝手なもんだな貴族ってのは!」
「オレが地雷踏んだからな」
と、そこにマルトーがプロシュートを見ているシエスタを見て、笑みを浮かべながら天までブッ飛ぶような台詞を吐いた。
「…そうだ、使用人の部屋が空いてたな。シエスタと同じ部屋だが…なに問題はあるまい!」
豪快に言い放つがシエスタは真っ赤である。
「マママママ、マルトーサンナニヲイッテルンデスカ」
「ん?嫌だったか?そりゃあ残念だ。それなら俺んとこにくるか?」
「イイ、嫌ダナンテイッテマセン…ケド」
「じゃあ、決まりだ。ほれ行った行った」
もう急き立て二人を厨房から出すが、去り際に一言残す
「ああ、鍵は掛けとけよ?急に誰かが入ってきて色々と見られたくないなら」
メイド・イン・ヘヴン!アドレナリンは加速し脳内妄想は一巡する!
ボッシュウゥゥゥゥっというような音がして茹で上がったシエスタが倒れこんだ。
「あー、ちぃっとばかしからかいすぎたな」
ガハハとヘビー・ウェザー笑いをかますマルトーだがシエスタをプロシュートに預けると真顔になる。
「こいつは、本当にいい娘なんだ…だから…Goだ!Go!」
「表情と台詞が合ってねーぞ…」
「ハッハッハッハッハ!まぁ冗談だ!冗談!それじゃあ頼んだぜ!」

シエスタを部屋に運ぶと、適当な所に寝かせ自分も別のところに横になる。
さすがに教室の掃除なんぞをさせられたため疲労感はあった。
「あのオッサン、誰かに似てると思ったが…ホルマジオだな」
全てがそうではないが、誰かをからかう所がそっくりだと思いそのまま眠りについた。

余談だが、朝起きた時同じ部屋に居るプロシュートを見てシエスタが気絶するという事を三回程繰り返したのだが割愛させて頂く。
477マロン名無しさん:2007/07/09(月) 02:10:56 ID:???
>>458
わかったよ、プロシュート兄ぃ!!
兄貴の覚悟が! 「言葉」ではなく「心」で理解できた!
478ゼロの兄貴:2007/07/09(月) 02:12:06 ID:???
「…落ち着け」
「す…すいません…」
やっとこさ落ち着つかせたのだが、昨日拾った紙切れを思い出しそれをシエスタに見せた。
「これ何て書いてあるか分かるか?」
「…ミス・ヴァリエール宛の仕立て屋の請求書ですね…結構な額ですよこれ」
仕立て屋と聞いて昨日プッツンしたルイズが言った台詞を思い出した。
(しょぉ〜〜〜がねぇなぁ〜〜)
思わず仲間の口癖が思い浮かぶ。
「手持ちじゃ足りそうにねーな…悪るいが頼みがある」
「え、その、はい!プロシュートさんの頼みならなんでも!」


「ふにゃ…わたしの側に…近寄るなぁぁぁぁぁぁぁ!」
どんな夢を見ているのか知らないが某ボスの如く寝言で叫んでいると扉が開き、キュルケが入ってきた。
ちなみにフレイムも一緒だ。
「きゅるきゅる…(これが初登場?遅くないかな?かな)」
グレイトフル・デッドの能力と凄まじく相性が悪いため出番は多分あまりない。合唱。
「おーい、起きなさい」
「うーん…次はいつ…どこから…」
「フレイムー♪」
ボウッ!っとフレイムが炎を吐きルイズの鼻先3セントまで炎を出し炙る。
「くらってくたばれ…かいえ…わきゃあああああ!熱!熱っい!」
「相変わらず寝起きが悪いわねぇ。地震とか起こったら死ぬわよ?」
「ななななな、なに勝手に入ってきてんのよーーーーー!」
「わざわざ起こしにきてあげたってのにその言い草?…ダーリンが居ないようだけどどうしたの?」
10秒ぐらい、どこ行ったのにあの馬鹿使い魔ーーーーー!と心中で叫ぶが脳に酸素が廻ると自分が締め出した事を思い出した。
479マロン名無しさん:2007/07/09(月) 02:13:15 ID:???
おお、兄貴にシエスタフラグが…!
480マロン名無しさん:2007/07/09(月) 02:13:22 ID:???
識字率ってどうなってんだろ
481ゼロの兄貴:2007/07/09(月) 02:13:29 ID:???
「なにやってるのよヴァリエール。ダーリンがあなたを励ましてくれたのにそれに逆上して締め出すなんて」
一晩寝て頭が冷めたのか、圧倒的に自分に非がある事を自覚し言葉が出なくなる。
「はぁ…早く謝ってきなさいな。
  彼、結構厳しいけど相手を信頼してるから厳しくしてくれてるのよ?ま…それが分からないから『ゼロ』なんでしょうけど」
キュルケが部屋を出ると、ルイズが着替え食堂に向かう。
「そうよね…あいつも自信を持てって言ってくれたんだから」
そう思うと急に足取りも軽くなる。
とりあえず謝るのは食事を済ませてからでいいやと思い朝食を摂りながらどうやって謝ろうかと考える。
(昨日は、失敗して落ち込んでただけで、ほ、本気で怒ってたわけじゃないんだから!…でもごめんね)
数度考え直し、これだ!と心の中で小さくガッツポーズを取る。
完璧なツンとデレ。脳内に『パーフェクトだウォルター』という幻聴まで聞こえる。
意気揚々と食堂を出てプロシュートを捜し回るが、居なかった。
いい加減叫びたくなった頃ふと目を窓にやるとそこから見えた光景を見てルイズが固まった。

「別に付いてこなくてもいいだがな」
「いえ…まだ慣れてないでしょうから。マルトーさんの許可もとってありますし」
「あと、落ちねーようにしろと言ったがつかみ過ぎだ」
「へ…?あ、す、すいません!」
と、プロシュートを前に後ろから抱きつくようにして馬に乗っているプロシュートとシエスタの姿を見たッ!
ルイズの目には色々と、その、何だ。背中に当たっている物が見える。というかそこしか見ていない。
482マロン名無しさん:2007/07/09(月) 02:15:37 ID:???
着物姿の兄貴見てぇwwwww
483ゼロの兄貴:2007/07/09(月) 02:16:11 ID:???
「……( ゚Д゚)」
一時間経過
「………( ゚Д゚)」
二時間経過
「…………(゚Д゚)」
三時間経過
「授業サボって何やってるんだ『ゼロ』のルイズ」
「…あ…あ…あ……あんの馬鹿ハムーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
ドッギャーーーーーz_____ン
その日トリステイン魔法学校において一人の若きメイジがヘブンズ・ドアー(天国への扉)を開くことになった。

風上のマリコヌル ― 重ちーのように爆破され死亡
ゼロのルイズ ― 爆破の後片付けでその日、一日を潰す。
兄貴&シエスタ ― 夜頃、学院に帰ってくるもプッツンしたルイズにより締め出し継続。再びシエスタが気絶する事になる。

「まだ…死んでないど…」

←To be continued
484マロン名無しさん:2007/07/09(月) 02:17:21 ID:???
これはいいオリジナル展開wwww
超GJ!
485ゼロの兄貴:2007/07/09(月) 02:18:12 ID:???
投下したッ!

着物姿の兄貴はJOJO美術館五部の「プロシュートワールド」でどうぞ
やばいな…この次モット伯って言ったばかりなのに…スマンありゃウソだった
486マロン名無しさん:2007/07/09(月) 02:18:14 ID:???
いくらフラグ立てても、「星屑」の話のように報われないんだろうなシエスタ

シエスタが主人公と幸せになる話も読んでみたいものだ
487マロン名無しさん:2007/07/09(月) 02:20:47 ID:???
ハーレムとか愛人は、この世界的にはありなはず・・・
だがシエスタが本命のルート以外は認めないィイイーー!

兄貴、お疲れさまです
488マロン名無しさん:2007/07/09(月) 02:21:28 ID:???
俺「俺は、次に『GJ』と言う」
俺「GJ…はっ!」
489ゼロのパーティ :2007/07/09(月) 02:22:49 ID:???
マリコルヌw
流石はゼロの兄貴だ!

ところで、僕も投稿して良いかな?
起きていられれば、3:00に。
490マロン名無しさん:2007/07/09(月) 02:23:35 ID:???
ゼロ魔世界って平民もじが読めるのかな。
読めなきゃ街とか行けないか。
491マロン名無しさん:2007/07/09(月) 02:24:24 ID:???
マリコルヌ脳みそシェイクされてるw
492マロン名無しさん:2007/07/09(月) 02:25:10 ID:???
兄貴なら…星屑の無念も晴らしてくれるさ…!

ところでこのまま2巻以後やモット伯の話を書く人が増えてきたらシエスタ座談会出来るかな?
493マロン名無しさん:2007/07/09(月) 02:25:50 ID:???
>>489
かまわん、行け。
494マロン名無しさん:2007/07/09(月) 02:27:31 ID:???
兄貴 GJ!
まさにキラークイーン・ルイズw!
495マロン名無しさん:2007/07/09(月) 02:27:50 ID:???
>>486
というか俺はシエスタと幸せになるエンドよりもルイズと幸せになるエンドのほうが想像できない
なんていうかルイズって良くも悪くも子どもっぽすぎるような気がする

星屑二部は夢オチで始まると信じてる


496マロン名無しさん:2007/07/09(月) 02:27:52 ID:???
>>492
ツートップは変帽とDIO使のシエシエで決まりだなw
497マロン名無しさん:2007/07/09(月) 02:30:10 ID:???
>>490
読めると思うけど、
498マロン名無しさん:2007/07/09(月) 02:30:53 ID:???
>>490
産業革命、フランス革命などが起こった18世紀の識字率はロンドンで20%、文化の都パリだと10%未満
とてもじゃないけどそれよりさらに昔の中世の普通の平民が文字読めたりしない、貴族階級でも専門用語とかになってくると怪しい
というのが現実での状態、ゼロ魔は知らん
499マロン名無しさん:2007/07/09(月) 02:32:54 ID:???
日本は寺子屋とかあったから結構高かったけどそれでも比率は低かったかんね

まぁゼロ魔はファンタジーやメルヘンだからいけると思うけど
500マロン名無しさん:2007/07/09(月) 02:33:01 ID:???
>490
平民が必ずしも皆字が読めるわけではないが、
シエスタは学院に奉公する前に教えてもらったか何かで
原作中に「はやりの小説を読んでいる」と言う描写がある。
501マロン名無しさん:2007/07/09(月) 02:33:25 ID:???
>産業革命、フランス革命などが起こった18世紀の識字率はロンドンで20%、文化の都パリだと10%未満
同じ18世紀でも70%の日本ってすごいのな
502マロン名無しさん:2007/07/09(月) 02:35:23 ID:???
江戸の識字率は異常wwwwwwwww
503マロン名無しさん:2007/07/09(月) 02:35:51 ID:???
>>501
日本の識字率とか農業生産力はマジ異常
504マロン名無しさん:2007/07/09(月) 02:37:03 ID:???
あと金や銀の埋蔵・生産量もな
505マロン名無しさん:2007/07/09(月) 02:37:52 ID:???
江戸は当時人口でも世界No1都市だったはず
506マロン名無しさん:2007/07/09(月) 02:38:12 ID:???
鎖国してたから、逆に国内での文化の広まり具合は凄かったんだと妄想
507マロン名無しさん:2007/07/09(月) 02:39:23 ID:???
貴族がいなかったのが一番の影響だな
508マロン名無しさん:2007/07/09(月) 02:40:54 ID:???
>>507
侍は似たような物じゃない?
違ってたらスマン
509マロン名無しさん:2007/07/09(月) 02:43:05 ID:???
あ、参勤交代があったから道路の整備がきっちりしてたのもあるんかな
いやなんのスレやねん!なんのスレやねん!
510マロン名無しさん:2007/07/09(月) 02:43:07 ID:???
下手な貴族より無茶苦茶な侍もいただろうしね
511マロン名無しさん:2007/07/09(月) 02:46:36 ID:???
働きたくないでござる!
512マロン名無しさん:2007/07/09(月) 02:46:54 ID:???
いつのまに日本文化を語るスレになったんだかw
513マロン名無しさん:2007/07/09(月) 02:49:33 ID:???
>>511
るろ剣自重w

そーいや、農民に対する侍の比率ってかなり低かったよね
全体の数%だっけか?
514マロン名無しさん:2007/07/09(月) 02:50:36 ID:???
>>511
流浪ニート自重w
515マロン名無しさん:2007/07/09(月) 02:51:16 ID:???
侍ってかなり貧乏だったはず
516マロン名無しさん:2007/07/09(月) 02:52:38 ID:???
日本の奇妙な歴史になってるから
517マロン名無しさん:2007/07/09(月) 02:53:45 ID:???
まあ江戸時代も終わりの方になると一部を除いて大半は財政難で豪商には当然舐められる
そして揉め事を起こすとリストラしたくてしょうがない上役に何を言われるかわからんので
下っ端の武士も庶民といざこざを起こしたくなくて弱腰になるという状況もあったようだけど
518マロン名無しさん:2007/07/09(月) 02:54:43 ID:???
つか今勢い2000超えてんぞwww
519マロン名無しさん:2007/07/09(月) 02:54:46 ID:???
士農工商のうち9割は農民だったっけ
520マロン名無しさん:2007/07/09(月) 02:54:51 ID:???
質素倹約質実剛健ってね
東洋西洋問わず民のために本気で献身的に尽くした特権階級者はえてして
見てくれはともかく内実は並みの平民以下の貧乏暮らしだったそうだが
521マロン名無しさん:2007/07/09(月) 02:55:27 ID:???
>>517
それがゼロ魔で見れるようになるのはいつのことだろうね・・・

コッパゲが頑張っても、機械文明による貴族の衰退までは千年かかるだろうなぁ
522マロン名無しさん:2007/07/09(月) 02:57:41 ID:???
サガフロ2は鉄製品全部が魔法減衰だったから簡単に鉄時代来たけど
ゼロ魔は魔法無効はデルフの特権だからな
523マロン名無しさん:2007/07/09(月) 02:57:52 ID:???
機械は一度発展し始めると発展する速度は物凄いんだぜ
524ゼロのパーティ :2007/07/09(月) 02:58:02 ID:???
やばいな。
いざ投稿しようと思うと、意外と腐女子臭がする事に気がついた……
525マロン名無しさん:2007/07/09(月) 02:59:51 ID:???
ハルケギニアの貴族政は現実の貴族政と照らし合わせると腐敗状態っぽいし
ゲルマニアが一番正しい意味での貴族政に近いのかな
526マロン名無しさん:2007/07/09(月) 03:00:06 ID:???
俺は腐男子だから気にしないが、やばいと思うなら避難所への投稿も選択肢だぜ
527ゼロのパーティ :2007/07/09(月) 03:00:13 ID:???
ま、いいや、気にせず投稿。

あれから貴族達は蜘蛛の子を散らすように才人から逃げていった。
あの、ゼロと呼ばれて切れかかっていたルイズや、心配をして見に来たシエスタすら、才人の5m以内に近寄ろうとしない。

至極当然だ。僕だって近寄りたくない。
才人が近づけば、近づいた分だけ後ずさり。
近づく。
後ろに下がる。
近づく。
後ろに下がる。
駆け寄ってくる。
全力で後ろに下がる。

「おい……、ちょっと待っ……」
「イヤァアアアアアアアアアアア! こっちに来ないでくださいィィィィイイイ!」
「許可しないィィィィィィイイイイイイイ! 使い魔が、私のそばに近づくことを許可しないィィィィィイイイイイ!」
「僕のそばに近寄るなァァァァァッ!」
「こいつはクセェー! ゲロの臭いがプンプンするぜぇーーーーッ! こんな平民には出会った事が無いほどなァ!」

才人は泣きそうになっていた。
528マロン名無しさん:2007/07/09(月) 03:01:15 ID:???
CLAMPの同人でも読んで落ち着くんだ
529マロン名無しさん:2007/07/09(月) 03:02:06 ID:???
ゲロ以外の何物でもないwwwwwwww
530ゼロのパーティ :2007/07/09(月) 03:02:19 ID:???
>>526
忠告ありがとう。
でも、とりあえず投稿してみて様子見してみます。

僕はさんざんボロクソにいわれて、凹みきった才人を、何とか水場まで連れてくる。
はじめはシエスタが水場までの案内を勤めることになったのだが、上っ面は取り繕っていたものの、今にも泣き出しそうな様子だったので、僕が代わりに才人を水場まで連れて行くことになったのだった。
女性は大切に扱わなくてはならないからな。

「へっ……。どうせ俺はモグラさ……」
「良いから、早く身体を洗ってください」

しかし、今にもキノコが生えてきそうな、この才人はどうにかならないのか。
彼は調子に乗るのも、落ち込むのも早い。しかもどちらも天井知らずだ。
マッハで落ち込み、マッハで立ち直る。
きっと空気の速度を超えてるから、とことん空気が読めないのだろう。
僕はそう、自分の中で結論づけることにした。

身体は洗えるが、パーカーの方はどうしようもないので、洗濯して干すことになった。
勿論、洗濯は才人にやらせる。
替えの洋服なんて持っているわけが無く、上半身裸で、ひたすらに服を洗う姿は、何とも哀れみを誘った。
でも手伝わない。
531マロン名無しさん:2007/07/09(月) 03:02:53 ID:???
えんがちょ
532ゼロのパーティ :2007/07/09(月) 03:03:28 ID:???
ともかく、このままではルイズの元に戻ることも出来ないので、僕が学ランを貸してやる必要がある。

「もう、大丈夫だよな……?」

しきりに自分の臭いを嗅ぐ才人。
これを見ていると、どうも貸そうという気が起こらなくなる。
しかし、おいていくわけにも行かないだろう。

「気になるんだったら、コレを使ってください」

僕はズボンのポケットに入れていた、消臭スプレーを才人に手渡した。
秋葉原を歩くのに、常備していた奴だ。
正直、コレ無しで彼処は歩きたくない。

「ああ、サンキュー」

そういってスプレーを受け取り、才人は念入りに身体に吹き付け始める。
533マロン名無しさん:2007/07/09(月) 03:04:34 ID:???
ニ-‐'' // ヾソ 、 !ヽ
_/,.イ / /ミ;j〃゙〉 }U }
..ノ /ハ  〔   ∠ノ乂 {
 ノノ_,,,,.... --―''''ヽ________________
/ ̄_,,,,.... --―''''"
  |_          支 援 ・ ブ ラ ス ト ! ! 
...,,,_""''''―-- ....,,,,_
_|::::::::| ̄ ̄. `ヾ:フ |::::: ̄"|''''―-- ....,,,,_
、|::::::::|    ∠ニニ} |:::::::::|/          ̄""''''―-- ....,,,,_
トl、::::l   {⌒ヽr{ |:::::::::|
:::::::丶、   ヾ二ソ |:::::::/|
::::::::::::::丶、 `''''''′!:::::::/〈
534ゼロのパーティ :2007/07/09(月) 03:04:52 ID:???
そういえば、この世界ではスプレーの換えはきかないんだな。
やむ得ないとはいえ、簡単に才人にスプレーを貸したことに、僕は少し後悔した。
彼がそこの所を、配慮してくれればいいのだが……

「おし、もう大丈夫」

かけ終わったのか、才人は僕にスプレーを返してくる。
残量を確かめるため、軽く振ってみる。
チャポチャポと音がした。
結構使われてしまった様だ。
まだ新品だったのだが。

才人の方を向く。
フローラルな香りが鼻についた。

僕は思いっきりため息をつきながら、才人に来ていた学ランを渡した。

才人は受け取った学ランを見つめ、ぽつりとつぶやく。

「なあ、花京院」
「何です?」
「何で、秋葉原行くのに学ラン来てたんだ?」
「僕は学生ですから。ガクセーはガクセーらしくですよ」
「いや、理由になってないから」
535ゼロのパーティ :2007/07/09(月) 03:06:04 ID:???
やや身長に差があるためか、僕の学ランは才人には一回り大きかった。
僕にとっては膝下ぐらいまでだが、才人にとっては脛ぐらいまである。
学ランが汚れないか、少しそわそわしながら、僕等はルイズの部屋の方へと戻る。

途中、ルイズの部屋へと向かう螺旋階段を上りながら、才人が何かを思い出したように話しかけてきた。

「そういやさ、聞きそびれたことがあんだけど」
「何ですか?」

僕はどうせまた、空気の読めない事を言うつもりだろうと、聞き流すつもりでいた。




「あの決闘の時、お前から出てきた緑色のアレ、いったい何なんだ?」
「!」
「アレが前言ってた、スタンドって奴か?」

唐突だった。
今、彼はなんと言った?
僕のスタンドが見えた。といったのか?

その一言を聞いて、今までの、スタンドが発現してからの思い出が、すっと僕の頭の中に浮かび上がっていく。
536ゼロのパーティ :2007/07/09(月) 03:07:26 ID:???
ここから腐女子臭がすると思ったシーン


「お、おい。花京院? お、俺、今何か不味いこと言ったのか!?」


僕に気持ちが通い合う人が何人現れるだろうか。
小学校のクラスの○○くんのアドレス帳は友人の名前と電話番号で一杯だ。
母には、父がいる。父には、母がいる。
TVに出ている人や、ロックスターにはきっと何万人も居るんだろう。
自分は違う。
自分にとって、真に心の通い合う友人は現れるのだろうか?

実を言うと、ここが異世界と解った時、ほんのちょっぴり期待をした。
記憶の僕のように、ここなら、ひょっとすれば、僕と真に心が通じ合う友人が出来るかも知れない。っと。

今、目の前の才人は、ずっと僕の目の前にあった、一つの柵を、何も無いかのように越えてきたのだ。
心に、ささやかな期待が生まれた。
何故見えたのか、そんな疑問は、その期待の前では些細なものだ。

「いえ…… 後で、詳しく教えます……」
「そ、そうか……」

ルイズの部屋の前に着く。
僕の心は、いささか弾んでいた。
あの時、ルイズが殺気を放っていたことすら忘れるほどに。

僕らは、部屋のドアを開けた。
537ゼロのパーティ :2007/07/09(月) 03:08:47 ID:???
鬼がいた。

「随分と、機嫌良さそうじゃない。ご主人様にあれだけふざけたまねをしておいて……」

鬼……この部屋の主、ルイズは右腕に乗馬用の鞭を持って、どっかりとベットの上に座っていた。
正直言って、僕らは目の前の少女にびびっていた。
足がすくんで、体中の毛が逆立ち、全身が凍り付いた。

胃が痙攣し、胃液が逆流してくる。
反吐をはく、一歩手前だ。

「勿論、覚悟は出来ているわよねぇ……」

底冷えがするような声だった。

「「HOLY SHIT! ヤッバアアアイイ!」」
「待ちなさぁ〜い!」

結局、あれだけゼロゼロと連呼したことで、僕と才人は3日間の飯抜きを宣告されたのだった。

チャンチャン♪

To be contenued……
538ゼロのパーティ :2007/07/09(月) 03:10:24 ID:???
以上で投下終了。

花京院に協力する理由が欲しかったための、完全につなぎの話だけど、凄く腐女子臭を感じた。
539マロン名無しさん:2007/07/09(月) 03:12:18 ID:???
ルイズとシエスタが腐女子化する妄想が脳裏をよぎった
540マロン名無しさん:2007/07/09(月) 03:12:39 ID:???
>ここから腐女子臭がすると思ったシーン

自分は特に気にならなかったが、気になる人はそう思うのかね?
541マロン名無しさん:2007/07/09(月) 03:13:19 ID:???
まったく気にならなかったぜ。
つーかゲロのにおいきついよなwかわいそうにwww
542マロン名無しさん:2007/07/09(月) 03:16:04 ID:???
わざわざ言わなければ気にならないな
言われても別に気にならないけど
543マロン名無しさん:2007/07/09(月) 03:16:20 ID:???
気にしすぎじゃね?言わなきゃ誰もそんなこと思わないシーンだと思うぞ。
唐突なシーンでもなく、ちゃんと友人がどうのこうのと花京院が考えてる伏線も前にあったわけだし
544ゼロのパーティ :2007/07/09(月) 03:16:45 ID:???
>>540
>>541
そうですか。
よかった。フルボッコにされたらどうしようかと。

花京院で検索してた時に目に付いた、やおい系サイトの印象が強すぎた所為だろうか?
545マロン名無しさん:2007/07/09(月) 03:18:10 ID:???
>>544
意識しないほうがいい
意識しててそのまま文体に乗り移ったらアワワだw
乙〜
546マロン名無しさん:2007/07/09(月) 03:18:16 ID:???
全然気にならなかったっすよ。
547マロン名無しさん:2007/07/09(月) 03:24:51 ID:???
>>545
花京院「のみこんでサイト…僕のエクスカリバー…」

きめええwwwwwwwwwwwwww
548マロン名無しさん:2007/07/09(月) 03:28:46 ID:???
>>547
しねwwwwwwwwwwwwwwwwww
ねえよwwwwwwwwwwwwww
549マロン名無しさん:2007/07/09(月) 03:30:24 ID:???
なんと才人は、僕の見ている前でパーカーのホックを外し始めたのだ…!
550マロン名無しさん:2007/07/09(月) 03:32:12 ID:???
>>549
うほっ、いいガンダールヴ…
551マロン名無しさん:2007/07/09(月) 03:32:59 ID:???
いいことおもいついた
お前俺のケツの中でエメスプしろ
552マロン名無しさん:2007/07/09(月) 03:34:32 ID:???
ああ…次は結界だ…
553すけこまC:2007/07/09(月) 03:42:37 ID:???
ふっ…とうとう壷を落としてしまった
コレで俺も廃人…魔界の住人か…

書いても書いても洗濯の場面がおわらねえ…
12kってまた途中なのに…シクシク
554マロン名無しさん:2007/07/09(月) 03:43:02 ID:???
花京院はこんなときに無駄な事をする男ではない!
…才人のアヌスを壊す…アヌスを壊す…アヌスの止める…?
555マロン名無しさん:2007/07/09(月) 03:47:37 ID:???
>>554
アヌスの動きが止まる…つまり…もう逝ってしまっただと!?
556マロン名無しさん:2007/07/09(月) 03:59:45 ID:???
>>547
>>549
>>551-552
>>554-555
バキュームカーの件といい、ホント下ネタとウホッネタ好きだなw

>>553
がんばるんだ!この流れを変えるためにも!
557マロン名無しさん:2007/07/09(月) 04:00:26 ID:???
つまりDIOのスタンドの能力は「ぬふぅ」を止める能力!
558マロン名無しさん:2007/07/09(月) 04:35:42 ID:???
アニメ第二期が始まったわけだが…ここを見てるともの足りなく感じてしまうw
559マロン名無しさん:2007/07/09(月) 05:18:50 ID:???
お前らいい加減自重しろwwwww
560マロン名無しさん:2007/07/09(月) 06:40:30 ID:???
                    ,-''"'''-..,,,
                    'i,", .::   ̄""''''-..,,
             ,,       i::i~"''-..,,;      i,
            / i "'-.. _    i:i, ,,   ,i:,:::..... .. . .i,
         i'-,, i,/::::::::.....:: '.-, /  :ii,.,,iii,,  i;     i
        ,-'' i::,/'-,,_,:::::::..../:-,ゝ  ヾi   '' ,i',"i, i'    俺が時を止めた
       ,。'y,  'i;   i,-' "'-_i'-,i-'    ::    i l,ii ,i ,.i'   05:18:50の時点でな...
     ,。'::::: ::'i, :.. '-/      'i    .::   / i'-i' ,,i'   そして時は動かないが酒はうまい
    ,i' :::: ::: :::::'i,, ,,.-'       i,__, , ,.... ,..'i..,i' .l-''"
    i,::... ::: .:::::,,-'ヘ:,,_,,.     ┌'-i:_,;;;;,,::::.._,,i=''-,
    i,    . :: : : :: ...:: ̄''"''"'/ .:: r‐-,:::.‐:::.‐‐--r'
      '‐-,,.'..::::::....:  ,,. ,,_,,-'' .:: /l  :.l,:::::::   ヽ,
        '-,,_::::::  ,i' ヽ,     /:::::l ::  l :::  ..:::  "'-._
          '-.,  l  ..::ヽ,  ./:::::::l ::  l.::.. ..::: ....::  :: T
            Y.::..  ::::::::Y::::::::::l  ::. l...::::;-':::::::    l
             ii::::::......  / ::..:::::::"'-.,,__ゝ::i :::::::::::...   .l
561マロン名無しさん:2007/07/09(月) 06:41:34 ID:???
アニメ二期を見ていたら突然、このスレに投稿できそうなアイデアを思いついた
だけど他の話とはかなり趣きの違う「ゼロキャラ→ジョジョ世界」みたいな話なんだよね…
そんな話でも良かったら、俺もSS投稿していいかな?
562マロン名無しさん:2007/07/09(月) 06:44:50 ID:???
ヤッチマイナー!
563マロン名無しさん:2007/07/09(月) 06:48:36 ID:???
全く持って構わんっ
投稿するなんて言葉(ry
564マロン名無しさん:2007/07/09(月) 06:57:39 ID:???
避難所に書くのも悪くない
565マロン名無しさん:2007/07/09(月) 08:16:57 ID:???
使い魔(タルパ)に人生を狂わされた男がここにいる
ttp://www34.atwiki.jp/madmax_2007/pages/67.html
566マロン名無しさん:2007/07/09(月) 08:56:57 ID:???
ゼロ兄貴は相変わらず面白いな!
シエスタ可愛いし…
567マロン名無しさん:2007/07/09(月) 09:26:48 ID:???
>>561
投下するのは構わないが、念のため一話目は避難所に投下したほうがいいかも。
568マロン名無しさん:2007/07/09(月) 09:29:15 ID:???
ジョジョとゼロ魔のクロススレなんだからどっちでもいいのでは
569マロン名無しさん:2007/07/09(月) 09:32:26 ID:???
避難所に「上っ面」来てるが、代理しようか?
570うわっ面 代理:2007/07/09(月) 09:38:03 ID:???
190 :うわっ面:2007/07/09(月) 06:52:46 ID:???
人大杉でした。
うわっ面は毎回短いですが投下します。


191 :うわっ面:2007/07/09(月) 06:54:16 ID:???
選択 @首根っこを捕まえる。1票

 第二話 異世界 -The different world-

「この、クソ餓鬼がぁぁぁ〜〜!!」
間田はキレた。
その少年の肩を捕まえ、少年の前に出ると、胸ぐらをつかんで持ち上げた。
ここは杜王町から遠く離れた秋葉原。康一の背を縮める能力の射程外だ。
背が元に戻った間田はデカイ。
少年は
「スイマセェ〜ン、大統領。」
と謝っていたが、間田はギアッチョ状態であった為に全く通じなかった。
暫く無限ループを繰り返していたが、少年の次の言葉でそれは終わる。
「ちょっと後ろ後ろ!」
間田の後ろに鏡みたいな光った物体があったからだ。
「そんなことでこの間田さんを騙せると思っているのかッ!」
当然の反応である。
だから少年は逃げようとしてジタバタした。まるでコイ○ングのように。
それによってバランスが崩れて、間田は少年の胸ぐらを掴んだまま、鏡のようなものに向かって転倒してしまった。
吸い込まれる間田。
「ちくしょー、新手のスタンドかッ!」
そう言って間田は吸い込まれて別の世界に到着する。ぶつかってきた少年と共に…。
571マロン名無しさん:2007/07/09(月) 09:38:20 ID:???
>>569
お前がナンバーワンだ
572うわっ面 代理:2007/07/09(月) 09:40:23 ID:???
間田がふと気が付くと目の前にピンクの髪の少女。
周りを見ると少女と同じような服装をしているものがいっぱいいる。
間田は、
(制服か?しかもなんか、某映画の某ホグ○ーツの某学校のみたいだな。黒マントだし。)
と考えた。
するとピンク少女が何やらで呟きながら近づいてくる。
(コイツ、イカれてやがるのか?)
間田が考えていると唇を奪われる。


選択 どうしますか?
  @大人しくされるがまま。
  A舌を入れる。そして次の行為へ進める。
  BGYU!っと抱きしめる。


192 :うわっ面:2007/07/09(月) 06:56:54 ID:???
以上です。
間田を「幸福」に導いてやってください。
呼べは試験終了後に書く予定です。
では、レポートの追い込みをします。
573マロン名無しさん:2007/07/09(月) 09:42:18 ID:???
代理投下完了。
574マロン名無しさん:2007/07/09(月) 09:45:02 ID:???
幸福…

C覚悟を決めろッ!覚悟は幸福だぞッ!間田
575マロン名無しさん:2007/07/09(月) 09:48:12 ID:???
@は既に沢山あるし、舌入れはジョセフがしてる。
つまり間田に残された道はB!B!!B!!!
576マロン名無しさん:2007/07/09(月) 10:02:57 ID:???
C流される展開には秋田、ここは頭突きかまして速攻で逃げる
というわけにもいかんか、間田では
>康一の背を縮める能力
ちょwwwwwww
577マロン名無しさん:2007/07/09(月) 10:12:39 ID:???
Cとりあえずおっばい揉んどく
578マロン名無しさん:2007/07/09(月) 10:22:11 ID:???
D犯してやりたいが自分は小心者なのでできない
579マロン名無しさん:2007/07/09(月) 10:26:38 ID:???
おっぱいがおっばいになってた…ごめんなさい…
間田よ幸せになれ…
580マロン名無しさん:2007/07/09(月) 11:02:46 ID:???
>>579
残念だがルイズに揉むほどのおっぱいは…
581マロン名無しさん:2007/07/09(月) 11:12:49 ID:???
>>580「俺、このタバ茶飲んだらタバサと結婚するんだ」
582561:2007/07/09(月) 11:26:10 ID:???
投稿出来るまで書けた!早速投稿しようと思うんだけど、避難所とどっちがいいんだろう
書いてる内に結構な分量になっちゃった上に人大杉みたいだから、迷う
形兆兄貴、俺は一体どうしたらいいんだい?
583マロン名無しさん:2007/07/09(月) 11:29:20 ID:???
一話目を避難所に投下して様子を見るんだ!
584マロン名無しさん:2007/07/09(月) 11:30:02 ID:???
ゼロ→ジョジョだと多分やかましく言う奴は出てくるだろうからなぁ
避難所に投下するのが無難かと思われる
585マロン名無しさん:2007/07/09(月) 11:34:59 ID:???
>>582
その設定だと避難所が無難かと
586マロン名無しさん:2007/07/09(月) 12:18:28 ID:???
誰もいない。いまのうちだ。
587マロン名無しさん:2007/07/09(月) 12:19:36 ID:???
来るのかッ!?
588マロン名無しさん:2007/07/09(月) 12:20:17 ID:???
シエスタ(昼寝)じゃないか?
589マロン名無しさん:2007/07/09(月) 12:22:42 ID:???
期待させてごめん。フェイントでちゅ♪
590マロン名無しさん:2007/07/09(月) 12:24:19 ID:???
>>589
罰として新作書けェ!
591マロン名無しさん:2007/07/09(月) 12:24:24 ID:???
許さねぇッ!あんたは今・・・何度目か知らんが住人の心を裏切ったッ!
592マロン名無しさん:2007/07/09(月) 12:25:10 ID:???
吐き気をもよおす(ry
593マロン名無しさん:2007/07/09(月) 12:29:14 ID:???
邪悪とはッ!
594マロン名無しさん:2007/07/09(月) 12:30:04 ID:???
>>589ッ!
595マロン名無しさん:2007/07/09(月) 12:32:56 ID:???
何も知らぬ無知なる住人達をからかうことだ…
自分の暇潰しのためだけにからかうことだ…
596マロン名無しさん:2007/07/09(月) 12:36:34 ID:???
セッコ来いやぁ〜
597マロン名無しさん:2007/07/09(月) 12:42:01 ID:???
日中くらい神父休ませてあげようぜ
598マロン名無しさん:2007/07/09(月) 13:00:53 ID:MUTAMfKY
今は部屋に引きこもっているDIO様の時間だ
599マロン名無しさん:2007/07/09(月) 13:30:05 ID:???
時間が止まった・・・
600奇妙なルイズ:2007/07/09(月) 13:32:53 ID:???
いつもと変わらぬ朝食。
いつもと変わらぬ授業風景。
いつもと変わらぬトリスティン魔法学院。
多くの生徒達にとっては、いつもと変わらぬ日常だった。

ギーシュは疲れていた。
魔法衛士隊隊長、ワルドの裏切りを知り、ギーシュは自分の人を見る目のなさを恥じた。
半裸のミス・ロングビルを連れて帰ってきたので、モンモランシーに問いつめられ、右の頬に紅い紅葉を作った。
更に、数日間の不在は浮気旅行じゃないのかと詰め寄られ、左の頬にこれまた見事な紅葉を作った。
そして傷の癒えたロングビルに礼を言われたのをケティに目撃され、その情報はモンモランシーに伝わり、年増ババァのどこがいいのかと詰め寄られて頭に大きなたんこぶを作っていた。

タバサは不在だった。
実家からの手紙に何が書かれていたのか知らないが、しばらく学校を休むそうだ。
キュルケの話では、こうしてたびたび実家に呼び出されるのだとか。
シルフィードに乗って実家に帰る前、タバサはルイズを心配していた。

キュルケは少し不機嫌だった。
普段通り授業を受けてはいるものの、タバサがいないと調子が出ない。
その上、ゼロとあだ名される生徒の席が、ここ一週間ばかりずっと空席だった。
その席を見ては、時折ため息をつき、つまらなそうにしていた。

シエスタはどこか落ち着かなかった。
いつものように食堂のテーブルクロスを洗濯する。
いつものように食器を洗う、いつものように配膳をする。
しかし、いつもより一人分足りない。
ルイズの姿を探しては、今日も居ないとため息をつく。
ギーシュやキュルケから、ルイズは今実家に帰っていると聞かされたが、それは嘘だと、なんとなく理解できた。

オスマンは相変わらずだった。
職務に復帰したミス・ロングビルの下着の色を、使い魔のネズミを使って調べるだけでは飽き足らない。
復帰祝いと称してビルに過激なビキニをプレゼントしたが、練金で瞬時に土くれに変えられてしまったため、いじけていた。
601マロン名無しさん:2007/07/09(月) 13:36:49 ID:???
支援!
602奇妙なルイズ:2007/07/09(月) 13:37:54 ID:???
トリスティンの城、そのゲストルームに置かれた豪華なベッドの上に、一人の少女が眠っていた。
眠る少女の体中には包帯が巻かれており、その姿を同じ年頃の少女が見守っていた。
トリスティンの王女アンリエッタである、彼女はベッドの上に眠るルイズに治癒の魔法をかけていた。
「く…」
アンリエッタから苦しそうな息が漏れる。
キュルケ達がシルフィードでトリスティン城に降り立った時、アンリエッタがすぐに駆けつけなければ、ルイズは失血死していたかもしれない。
傷が塞がらないのだ。
出血はかろうじて止まったが、傷口は開いたまま、どんなに治癒の魔法をかけても、治癒の秘薬を用いても効果がなかった。
しかも秘薬の代金は国庫から出すことは出来ない、これはあくまでもアンリエッタが個人的に頼んだ依頼だからだ。
「アンリエッタ、私が代わろう」
「ウェールズ様…」
「アンリエッタ、君には公務がある、王女としての勤めを果たさなければ、ミス・ヴァリエールに笑われてしまうよ」
「………はい」
部屋に入ってきたウェールズは、アンリエッタの隣に座ると、慣れない治癒の呪文を唱え始めた。
一通り魔力が伝わるが、ルイズの身体に反応はない。
「マザリーニ枢機卿は、なかなかの切れ者だね」
「えっ?」
「僕はここでも身を隠すことになるようだ、当分は地下で過ごすことになる」
「そんな!」
「気にすることはない、本来なら私は死んでいたはずだ、ニューカッスル城と秘密港の崩壊で私は死んだと思われているので、
今の私を外交のカードとして利用させて欲しいととハッキリ言ってくれたよ。だが、その方がありがたい」
「………トリスティンの民から、私とマザリーニ枢機卿がなんと呼ばれているか、ご存じでしょうか」
603奇妙なルイズ:2007/07/09(月) 13:40:05 ID:???
「知っているよ、だが、王とはそうしたものだよ、王の立場にある者が、不用意に不快感をあらわにすると、王の権威を保つため不快感の原因となる要素は排除される。
平民は浴場で、風呂が熱い、ぬるいだのと文句を言えるそうだね、王族がそれをしたら浴室付きの侍女は皆、お役御免になってしまう、王族とは難儀なものだよ」
「私は、自分は操り人形ではないと意地になっておりました、ですから、私はマザリーニに気づかれぬよう、ルイズを利用したのです。私に…私に王女の資格などありませんわ…」
「アンリエッタ、いいかね、ミス・ヴァリエールは最後まで諦めなかった、最後まで…だ、ワルド子爵の裏切りを一番つらく感じていたのは彼女だろう、それでも彼女は君に与えられた任務を諦めなかった、それどころか、逸脱しようとした」
「逸脱…とは?」
「昨日までは、私は仲間達を残して一人生き残ってしまったと、後悔したよ。しかし、生き残ってしまったからには生きている者の勤めを果たさなければならない、ミス・ヴァリエールを恨もうとも思ったが、今で感謝しようと思っている」
「ウェールズ様、死ぬおつもりだったのですか…?」
「私は、皆の前で共に戦おうと宣言したのだよ、おめおめと生き残っている私を見て、天国の彼らはどう思っているのだろうね」
「そんな!ウェールズ様、どうか、もう死ぬなどとおっしゃらないで下さい!」
アンリエッタがウェールズの腕に、しがみつくようにして叫ぶ。
するとウェールズは微笑み、アンリエッタ手に手を重ねて言った。
「私はもう死ぬつもりはないよ、無様でも、部下を裏切ってでも、私は生きてアルビオンの魂を伝えねばならない。でなければ、私は彼女に顔向けできないからね…アンリエッタ、君はどうなのだ?」
「わたくし…ですか?わたくしは…」
アンリエッタはルイズの姿を見た。
包帯だらけで、呼吸も消えてしまいそうなほど細い、このまま治癒を続けても無駄だと王家の侍医は言っていた。つまり絶望的な状態なのだ。
「わたくしは…」
言葉を続けることの出来ないアンリエッタの肩を抱き、ウェールズはアンリエッタを自分へと向き直らせた。
604マロン名無しさん:2007/07/09(月) 13:41:38 ID:g+Ye4d1G
支援支援!
605奇妙なルイズ:2007/07/09(月) 13:41:58 ID:???
「私は仲間を見殺しにした罪悪感にさいなまれた、だが助けられた以上は生きた王族としての使命を果たさねばならぬ、
彼女を使わせたアンリエッタ、君も彼女を傷つけた罪悪感に苛まれるのであれば、なおさら彼女のためにも君は王女として威厳を示さねばならないだろう…
でなければ、私は彼女の決意を、無碍にすることになると思う」
「ウェールズ様…」
アンリエッタが何か言いかけたとき、扉を軽く叩く音が聞こえた。
「姫殿下、マザリーニでございます」
「入りなさい」
マザリーニは部屋にはいると、アンリエッタに一礼した。
「殿下、どうか公務にも顔をお出し下さい、それと、もはやミス・ヴァリエールを治癒して七日が過ぎました、どうかお考えを…」
「…わかりました、すぐにそちらに戻ります、下がりなさい」
アンリエッタはルイズの顔を見る、ルイズは相変わらず死んだように眠っていた。
マザリーニの言った『お考えを』というのは、ルイズへの治癒を打ち切るという事だ。
アンリエッタは、心の中でルイズに謝った。
「ウェールズ様、ルイズに、最後に、治癒をかけてあげたいのです、どうか、一緒に…」
「喜んで」
そう言うと二人は息を合わせ、同時に呪文を唱え始めた。
水のトライアングルメイジと、風のトライアングルメイジが、二つの魔法を一つにするという強力な秘術、王家にしか伝わらないこの技術をヘキサゴンスペルという。
本来ならヘキサゴンスペルは攻撃に利用するのだが、今回は慣れない治癒の魔法を二人で唱えた。
奇跡を願って、最後の可能性にかけたのだ。
606マロン名無しさん:2007/07/09(月) 13:43:43 ID:g+Ye4d1G
支援支援支援!
607奇妙なルイズ:2007/07/09(月) 13:43:49 ID:???
そのころルイズは、暗闇の中にいた。
暗闇の中で、ルイズは承太郎に詰め寄られていた。
ウェールズを連れて帰る決意は、アルビオン貴族派の矛先をトリスティンに向けさせるという大きな代償を払う事となる。
それを知っておきながら、なぜルイズがウェールズを助けようとしたのかを、問いつめていたのだ。
「…難しいから、何なのよ、これで戦争が始まっっても、私には責任なんか取りようがないわよ、でも、でも! あんなところで死んでいい人じゃないわ!」
ルイズの声が、漆黒の闇に響く。
『”覚悟”…いや、ワガママだな』
「何とでも言いなさいよ、それに、ウェールズ殿下が誇り高きアルビオンの魂を伝えたいと言うのなら、死ぬべきじゃないわ」
聴きようによっては、自暴自棄になった人間の台詞にも聞こえた。
『俺のいた世界には、”武士道”という本がある』
「ブシド−?」
『この世界風に言えば、貴族道とでも言ったところか…その本には、確かこんなことが書かれていた』

『武士道という花が散っても
 その香りは残り
 人々の人生を豊かにし続けるだろう』

『ウェールズはその”残り香”になろうとした、それを邪魔するのは、ウェールズに対する冒涜じゃないのか』
「ち、違うわよ!」
『どう違う!』
「………わ、私は…私は!」
言葉を続けることが出来ず、ルイズは黙ってしまった。
『ルイズ、俺は”正しい答え”なんか期待しちゃいない、”お前の答え”が聴きたい』
しばらくルイズは黙っていたが、意を決して、口を開いた。
「アンの…アンリエッタの恋人を助けられないなんて、友達失格じゃない。私は王女から密命を受けたんじゃないわ、友達の頼みを聞いたのよ、だから、よけいなお節介をしたのよ!」
承太郎は笑みを浮かべた。
『やれやれ、やっと言ったか』
608奇妙なルイズ:2007/07/09(月) 13:45:32 ID:???
「へ?」
『貴族としてとか、貴族らしいとか、そんなのは言い訳に過ぎない、ルイズ、お前は『友達の頼みに応じた』それこそ命がけでな、それを覚悟して自覚しているのなら、俺が言うことも無い』
「フン!何よ分かったような口聞いて、使い魔のくせに…偉そうに…」
『俺はもうアドバイスできなくなる…だから、その覚悟だけは聞いておきたかった』
「………えっ?」
承太郎の背後からスタープラチナが現れる、すると、周囲の暗闇がはれ、足下にルイズが見えた。
すぐ傍らにはアンリエッタとウェールズが、二人で治癒の魔法を詠唱している。
「これ、私? え、私、どうなってるの?」
驚いているルイズを無視して、スタープラチナの手がルイズの頭に入り、そして、銀色の円盤をゆっくりと引き出し始めた。
「これ…貴方の、ディスクって奴よね」
『ああ』
「どうして取り出すの?」
『ワルドとの戦いで受けた傷は、俺が引き受けると言ったはずだ』
「でも、秘薬とか魔法で治せばいいじゃない」
『それは無理だな、幽霊のような状態で見ていたが、俺がいると魔法がかからないようだな』
話していくうちにも、円盤がゆっくりと引き出されていく、半分ほど姿を見せたところで、ビシッ、と音を立てて円盤にひびが入った。
『水の魔法でも、魂までは直せないようだ』
ビシビシと音を立てて円盤に日々が広がっていく、それと同時に、承太郎の姿にもヒビが入っていった。
「ちょっと!ねえ、やめてよ  郎!…   ? あれ…?」
『これからお前は目が覚める、目が覚めたら俺のことは忘れてしまうだろう』
「待って!そんな、こんな急に、駄目よ!私はまだ、貴方が居ないと、戦えない!」
『俺はお前の記憶を操作した覚えはない、ただ、夢を見せただけだ。ルイズ、お前は俺の記憶を見ただけであれだけの『覚悟』を決めて、成長した、自分に自信を持て』
「イヤだ!忘れたくない!わすれたく…」
ルイズの魂が肉体に引き寄せられると、承太郎の姿はそれにあわせてゆっくり消えていく。

『………もし、娘に会ったら、その時は助けてやってくれ』

そうして、ルイズの意識は闇に落ちた。
609奇妙なルイズ:2007/07/09(月) 13:46:50 ID:???
「げほっ」

アンリエッタの目の前で、ルイズが咳き込む。
「ルイズ…!」
アンリエッタは詠唱を止めて、ルイズの顔をのぞき込んだ。
「げほっ…はぁ…あ、アンリエッタ姫さま…おはようございます」
「ルイズ…ルイズ!」
「ま、待ちたまえ!」
ルイズに飛びつこうとしたアンリエッタを、ウェールズは慌てて押さえた。
「ウェールズ殿下、私なら、大丈夫です、ほら」
そう言ってルイズが頭の包帯を取ると、顔や頬につけられていた傷は綺麗に治っているのが見えた。
それを見たウェールズはアンリエッタの肩から手を離した、アンリエッタはルイズに抱きつくと、まるで子供のように泣きじゃくった。

ルイズは、アンリエッタを抱きしめながら、何か大事な夢を見ていたはずだと考えたが、とりあえず今はアンリエッタに抱きしめ返すことが先だ。



外した包帯の中から、ヒビの入った円盤が、きらりと輝いた。



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610マロン名無しさん:2007/07/09(月) 13:49:20 ID:???
GJ!承りはやっぱかっこいいな
611奇妙なルイズ:2007/07/09(月) 13:49:49 ID:???
やっと規制から抜けたーと思ったら人大杉だった。
何度か代理投下してくれた人、ありがとう。
612マロン名無しさん:2007/07/09(月) 13:52:36 ID:???
うわあああああ承太郎おおおおおお
613マロン名無しさん:2007/07/09(月) 13:56:27 ID:???
GJ!しかしこれからどうなるか気になるな
614マロン名無しさん:2007/07/09(月) 14:26:17 ID:???
なんという承太郎…
一目見ただけで感動してしまった
間違いなく幽霊でもカッコいい承太郎は自重すべき
615マロン名無しさん:2007/07/09(月) 14:34:26 ID:???
これは黄金ルイズ誕生フラグ…!?
616マロン名無しさん:2007/07/09(月) 15:21:38 ID:???
オレが時を止めた 14:34:26の時点でな
617マロン名無しさん:2007/07/09(月) 15:27:00 ID:???
きっと人大杉が解除されるまではこんな感じの速度に違いない。
618マロン名無しさん:2007/07/09(月) 15:34:06 ID:???
まだ人大杉なのか
619マロン名無しさん:2007/07/09(月) 15:37:31 ID:???
つまり敵は一人ではなくチームと言う事か
620マロン名無しさん:2007/07/09(月) 15:38:19 ID:???
>>617
だろうな。しかし俺みたいに
携帯(べっかんこ)から見ている奴はどんだけいるんだろ
621マロン名無しさん:2007/07/09(月) 15:40:10 ID:???
今はPCだがAndyからいつも見てるぜ
622マロン名無しさん:2007/07/09(月) 15:41:15 ID:???
ノシ
623マロン名無しさん:2007/07/09(月) 15:43:26 ID:???
先月携帯から見てたらパケット代がヤバイことになったぞ
624マロン名無しさん:2007/07/09(月) 15:44:15 ID:???
>>623
定額にしろとあれほど
625マロン名無しさん:2007/07/09(月) 15:48:12 ID:???
常に携帯から見てる奴っているのか?
神父はいるわ職人は多いわで相当苦しいと思うんだが
626マロン名無しさん:2007/07/09(月) 15:48:41 ID:???
普段使ってないから定額にすると損なんだぜ
夜まで我慢すれば言いだけの話だし
627マロン名無しさん:2007/07/09(月) 15:51:03 ID:???
>>625
もう休みだからあれだが
平日はいつも合間合間に見てる
628マロン名無しさん:2007/07/09(月) 15:54:48 ID:???
携帯で見てるとPCのありがたさがよく分かるわ
629マロン名無しさん:2007/07/09(月) 15:58:12 ID:???
てか、ここ見てるので専ブラ入れてないのってどれくらいいるんだろ。。
おれは会社からも専ブラで見てるんだが。
630マロン名無しさん:2007/07/09(月) 16:01:29 ID:???
会社自重www

専ブラどころか2ch自体たまに覗く程度のROM専だったんだが
SSを投下し始めたのを期にJane導入してみたら使いやすすぎて笑った。
ここがきっかけで入れた奴は結構いそうだ。
631マロン名無しさん:2007/07/09(月) 16:09:06 ID:???
GJ!
承太郎のラッシュが続いてるな。

朝から全然見れなかったから、壺入れた。
そしたら見れるようになった。
なんだったんだ一体?
632マロン名無しさん:2007/07/09(月) 16:10:28 ID:???
俺Jane使ってるんだけどみんな専ブラ何使ってるの?
てーかみんなのお勧めとかある?
633マロン名無しさん:2007/07/09(月) 16:11:40 ID:???
>>632
ギコナビ、jane、LIVE2chを使ったことがあるがjaneが一番使いやすかった
634マロン名無しさん:2007/07/09(月) 16:13:34 ID:???
へぇ、結構いるのな>携帯
Andyとか初めて聞いたよ
して>>630次はいつ頃投下できそう?
635630:2007/07/09(月) 16:21:51 ID:???
今すぐ投下したいのに展開的に中途半端でまだまだ無理というジレンマ
ブツ切りに投下するとショボくなるところなんで纏めて書いてるんだ。
多分10時ぐらいには投下出来るはずだ・・・
636マロン名無しさん:2007/07/09(月) 16:29:51 ID:???
>>635
そっか、邪魔してすまない
期待して待ってるぜ
あと、オレも今廃人の仲間入りをしたw
637マロン名無しさん:2007/07/09(月) 17:05:57 ID:???
>>636 ようこそ漢の世界へ。
638マロン名無しさん:2007/07/09(月) 17:43:52 ID:???
俺が時を止めた・・・・・・17:05:57の時点でな・・・・・・
639マロン名無しさん:2007/07/09(月) 17:44:46 ID:???
アヌビス神の続きを投下しようと思うんだがOKー?


ちなみにうちはほっとぞぬ2
640マロン名無しさん:2007/07/09(月) 17:50:10 ID:???
OKー!
641マロン名無しさん:2007/07/09(月) 17:52:58 ID:???
うちは、あれは…いいものだ!の北宋の壺
>>474
ペッシ→ギアッチョは、プッツンして爆破するからギアッチョ扱いで説教するって事w
642マロン名無しさん:2007/07/09(月) 17:54:13 ID:???
 テーブルに突っ込み派手に料理を頭から被ったギーシュが怒りの声を上げる。
「誰だこんな所にこんな物を置いたのは!!」
 スープ皿を頭に被ったままギーシュは転がるアヌビス神を拾い上げぶんぶんと頭上で振り回す。
『こりゃまたいい按配に斬り味よさげな男だな』とアヌビス神は考えた。

「これはゼロのルイズの召喚した使い魔だな」
 とマリコルヌがアヌビス神をじぃーっと見ながら言う。
「おっとこれはご主人さまになじって欲しい性癖のマルコメヌ。流石ご主人さまの事は良く知ってるな!」
「うん正解!
 な訳有るかーーーーっ」
 マリコルヌは赤面して泣きながら逃げ出した。
「あ、後僕はマルコメヌじゃなくてマリコルヌだからなー」
 と言い残して。
「図星だったか……」
 呟くアヌビス神にギーシュが答える。
「うーん、あいつにそんな趣味が有ったとわ……
 ってそんな話しじゃあない!
 あんな所に転がって何のつもりなんだ!危ないじゃないか。って言うか実際に危ない目に有ったじゃないか!」
「知るか。おれを蹴り飛ばした連中が悪い。わざとするなら躓かせずに斬ってる」
「さらっと物騒な事を言わないでくれたまえ!
 まったく使い魔の躾はどうなってるんだね……」
 とギーシュがルイズを探そうときょろきょろした所で、
「やれやれまだ食事中だったのに……ってこんな物あったっけ?」
「ん?この香水はモンモラシーの香水じゃないか?」
「そうだ、この鮮やかな紫色はモンモラシーが自分のためだけに調合している香水だぞ!」
 ギーシュがテーブルに突っ込んだ辺りから声があがる。
643マロン名無しさん:2007/07/09(月) 17:56:12 ID:???
「それがギーシュが転んだ場所に転がってるって事は……」
「ギーシュは今モンモラシーと付き合っている。そう言うことだな?」
 ギーシュは慌ててアヌビス神を相手にするのを止めて弁明する。
「違う。いいかい?彼女の名誉の為に言っておくが……」
 アヌビス神を持ったまま慌てて腕を上でバタバタさせながら。
 すっ転んだ時にド派手な音を立つわ、泣きながら走り去る男が居るわ、大声で刀を振り回して騒ぐわで食堂中の注目はギーシュへと注がれていた。
「ギーシュ様……やはりミス・モンモラシーと……」
 何時の間にかギーシュの後に立っていた一年生指定色のマントを付けた少女がボロボロと涙をこぼして泣き出す。
「なァー、誤解だケティ。僕の心の中に住んでいるのはキミだけ――――」
 言いかけた所で、大声で自分の名前を連呼された金髪縦ロールの少女、モンモラシーが駆けつける。
「一体何の用かし……って」
 その状況を見るなり表情を一変させ怒りをあらわにする。
「へぇー誤解なのね」
「違ーう、誤解だモンモラシー。彼女とはただ一緒にラ・ロシェールの森へ遠乗りしただけで」
「そんなただ一緒にだなんてっ」
「やっぱりこの一年子に手を出していたのね?」
 ギーシュは少女二人に板挟みにされてしまう。
「二股かギーシュ!」
「二股とは中々やるじゃないか」
「流石女泣かせのギーシュだァッ」
食堂の彼方此方から囃し立てる声があがる。

644マロン名無しさん:2007/07/09(月) 17:58:29 ID:???
 シエスタはアヌビス神を探していた。先ほどたまたま拾ったきらきら綺麗なこの金属片を届ける為に。
 朝教室までアヌビス神を運んであげた時に彼が言っていた野晒しに乗っている彼の一部ではないかと思って。
 そして人込みの中ぶんぶんと振り回されるアヌビス神の姿が僅かに見えた。
「すみません、失礼します。ここを通してください」
 ペコペコと頭を下げながら人込みをかき分けアヌビス神の元へと向う。
「アヌビスさん今朝言っていた物はこれでは無いですか?」
 ギーシュの後ろからアヌビスに話しかける。

遠巻きに見ている者達には、何か綺麗な物を持ったメイドがギーシュにそれを届けようとしているように見えた。女二人と二股騒動の真最中にだ。
「げェーッ第三の女現るッ!」
「SUGEEEEEEE三股目ですか!」
「もう呼び捨てはできねえ、今後ギーシュさんと呼ばせていただきます」

 誤解の言葉は飛び火し一気にギーシュ周囲の連中をも飲み込む。

「何ィィィィィ!!」
 流石に心当たりが全く無いギーシュは素っ頓狂な声を上げる。
 ギーシュはこのゼロのルイズの使い魔が原因かと考え、筋肉痛を堪えゆっくりゆっくりと食事をしているルイズに向って大声で声をかけた。
「ルゥゥゥイズゥゥッ!!キミの使い魔がァ――――――」
 だがその行為が熱狂状態になったこの食堂で更なる誤解を連鎖し生み出す。
「マジか、
 四股目ェーッ」
「落ち着け、四股目だ!」
「流石俺等のギーシュさんだ。ゼロのルイズまでェー!」
「流石ギーシュさん!俺達にできないことを平然とやってのけるっ!そこに痺れる!憧れるうぅっ!」
「「「ギーシュさん!ギーシュさん!ギーシュさん!」」」
 良く判らないギーシュコールまで巻き起こりギーシュ四面楚歌である。
645マロン名無しさん:2007/07/09(月) 17:58:37 ID:???
支援!
646マロン名無しさん:2007/07/09(月) 18:01:46 ID:???
 パニックに陥っていたモンモラシーとケティはその流れを其の侭鵜呑みにする。
「ま、まさか平民のメイドやゼロのルイズまでっ!」
「ギーシュさまそんな嘘っ」
 ケティに至っては涙を流し今にも崩れそうだ。

 ルイズは筋肉痛に耐え必死に食事をしていた為この熱狂を完全にスルーしていた。
「や、やっぱ一度に運ぶ分量を増やした方が負担は少ないわね……
 あ、あぁぁぁ〜ん」
 痺れる腕をゆっくりと動かしあんぐり開けた口へとスプーンになみなみとすくったスープを運んでいたルイズは呼ばれた声に反応しゆっくりとその主の方を向く。
 首も痛い。首を動かすだけでギギィーと音が鳴る気がする。
 そして振り向いたら物凄い注目を受けていた。
 まさかこのマヌケな食事模様が食堂中から注目を受けるとはルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール思ってもいなかった。
しかも何故か連呼される『ギーシュさん』コールと『四股』コール。
 ルイズは『ギーシュって男連中からこんなに人望有ったっけ?しかも全学年問わずに』と真剣に考えた。それ程のビッグコールであった。
「「「ギーシュさん!ギーシュさん!ギーシュさん!」」」
 ルイズが熱狂に巻き込まれぽかーんとしている間も『ギーシュさん』コールは収まるところを知らない。

 ルイズは冷静に思考を廻らせ声に耳を傾け辺りを見渡す。
 判った事を羅列するとこうだ。
・ギーシュは四股をかけている
・ギーシュは貴族平民問わずに女に手を出す種馬
・ギーシュが今四股をかけている相手は、モンモラシー、ケティ、平民のメイド、わたし
・今ギーシュの側でパニックを起こしてキョロキョロしているメイドが多分その該当者。
・このパニックの中核人物のギーシュはアヌビス神を手にしている。
647マロン名無しさん:2007/07/09(月) 18:05:48 ID:???
支援
648マロン名無しさん:2007/07/09(月) 18:06:46 ID:???
 少し遠間からギーシュの様子を見るルイズには、アヌビス神を頭上で弧を描くように振り回しこの熱狂を煽るっているように見えた。
『アァァァヌビィィィスーッあんたそいつ操ってパニック起こしたわねェー!!この犬殺す!』といった念を込めてギーシュが振り回す剣を睨み付ける。
『シエスタちゃん本当に良い子。
 ご主人さまが放置してたおれの一部を自分から拾って持ってきてくれるとか。おれこんな優しくされたのはじめて』とか空気を読まずに、巻き込まれオロオロしているシエスタに話しかけていた。アヌビス神は、突然恐ろしく冷たい何かを感じそちらを見た。
 ルイズが凄まじい殺意を持って睨み付けてくる。『誤解だ!』と必死に念を送ってみる。声はこの熱狂の『ギーシュさん』コールで全く届かない。
 ルイズは何となく操ってないというのは感じたが、とても小馬鹿にされたような念を勝手に受信した。多分筋肉痛の怒りが作りだした幻聴の類だろう。

 今怒りが筋肉の痛みを越える。痛みで萎縮した筋肉が大量に分泌された怒りの脳内麻薬で開放される。
「だぁぁぁぁれぇぇぇぇがぁぁぁぁぁっそんなボンクラ悪趣味変態ヤサ男の4番目の女と言うのかしらァーッ!!」
「ぼ、ぼぼぼぼ、僕は何も言って無い言って無いよ、誤解だルイズっ」
 もの凄い勢いで人込みを割って突っかかってきたルイズに驚いたギーシュは半泣きで言い訳をする。
「じゃあこの騒ぎは何なのかしら!」
「ちがーうっ僕じゃない僕じゃっ、キミのこの使い魔が悪いんだっ!」
 熱しきった観衆はこのやり取りすら”ギーシュさん”の四股武勇伝最終楽章として結び付け盛り上がる。
「だーっうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいーっ!!」
 ルイズ吼える、テーブルの上に上がり吼える。だが盛り上がりは止まらない。ダメだと思ったルイズは悲劇のヒロインに浸っているモンモラシーに振る事にした。
「お漏らし女、あんたの色恋沙汰に何でわたしが巻き込まれてんのよ!」
「何でゼロのルイズがギーシュとーっ!!」
 ダメだ、熱しきっていて通じない。そしてその僅かなやり取りすら。
「ギーシュさんの一号と四号の直接対決きたー」
「「「ギーシュさん!ギーシュさん!ギーシュさん!」」」
 と大騒ぎである。集団真理恐るべし。
649マロン名無しさん:2007/07/09(月) 18:06:59 ID:???
なんというカリスマ性のあるギーシュ
650マロン名無しさん:2007/07/09(月) 18:08:38 ID:???
ギーシュw
651マロン名無しさん:2007/07/09(月) 18:09:07 ID:???
しえん
集団真理が誤字にみえねーっw
652マロン名無しさん:2007/07/09(月) 18:09:22 ID:???
 ルイズは決意したッ!
「アヌビス、わたしはあんたに『許可』するわ!!」
「ここに居る連中全部ずばァーっとやっても――――」
「それはダメ」

 突然ギーシュの動きが止まった。熱狂の渦の観衆にはそう見えた。
「それじゃ黙らせなさい。口でよ?」
 ルイズの命にギーシュが口を開く。
「諸君ーっ!!
 静粛にしてくれたまえっ!!」
 そしてまた不自然に硬直する。
 ギーシュをカリスマに見立て盛り上がっていた観衆はその言葉に静まり返る。
 そして響き渡るルイズの怒号。
「だ・れ・がっ!この大ボケの女よ誰がっ!!」
 スパーんと観衆の眼前でルイズはギーシュの頭を引っ叩く。
 杖を取り出し振り翳しながらルイズは大声を上げる。
「いい事を教えて上げるわ。
 あ、そこ黙って聞かないと吹っ飛ばすわよ?
 わたしのこの使い魔には面白い能力があるのよ」
『ゲェーッ!ご、ご主人さまこんな大勢の前でバラすとか流石に”無”いよね?』とアヌビス神は思った。
「このインテリジェンスソード『アヌビス神』は手にした物の身体と意思を意のままに操るわ!!」
 ”有”った。
 疑いの声が上がったがギーシュに不自然な恥ずかしい踊りや言動を実行させ黙らせた。
 そして……一言。
「この場で服を着たまま小の用をたしなさい」
653マロン名無しさん:2007/07/09(月) 18:10:34 ID:???
まさに外道
654マロン名無しさん:2007/07/09(月) 18:11:22 ID:???
なんという社会的に死亡フラグ
655マロン名無しさん:2007/07/09(月) 18:11:47 ID:???
 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
「どうかしら?」
 食堂に居る人全てがその”ショー”を恐怖と驚きと共に固唾を飲んで静かに見守る。
「この騒動の原因になったこのギーシュの女癖の悪さ。これを今からその思考を嘘偽りなく吐かせ、そしてわたしは関係ない事を証明するわッ!!」
「その前にっ」
「その前に?」
「あんた達にギーシュの秘密に対する質問を『許可』するわ」
 ルイズは怒っていた。この程度の低い糞ッタレ騒ぎに巻き込まれた事に。そしてくだらない浮気騒動に巻き込まれた事に。

「ギーシュはおもらしを何時までしていたか」
「11歳」
「ギーシュの女性経験は?」
「チェリー」
「じゃあキスは?」
「身内のキッス以外はしたことない」
 食堂がどよめいた。
 ヴァリエール容赦ねえ、人生と心を殺す気かと。
656マロン名無しさん:2007/07/09(月) 18:14:23 ID:???
規制65秒に増えたのか
657マロン名無しさん:2007/07/09(月) 18:14:31 ID:???
「ゼロのルイズの事はどう思う?」
「あんな洗濯板興味も無い」
 ルイズはギーシュの腹に鮮やかな膝蹴りを叩き込んだ。その質問をした男子生徒はルイズの”フライ”の魔法で吹っ飛ばされた。
「どう?わたしは関係ない事が判ったでしょう」
 そして続けろとルイズが顎で促すと次々と質問が始まった。
 今のは殆どギーシュの痴態暴露では……と皆思ったが質問は続いた。
「あの香水はどうした?」
「モンモラシーに貰った」
「コルベールの事はどう思う?」
「U字ハゲ、コッパゲ」
「あのメイドの事はどう思ってる?」
「すごい身体を隠してるのは判るけど興味無い」
「何故わかる」
「服の上から判るのは常識さ」「うん、そうだよね(アヌビス神談)」
「尊敬している人は?」
「父上兄上」
「特技は?」
「彫金」
658マロン名無しさん:2007/07/09(月) 18:14:44 ID:???
しえん!
659マロン名無しさん:2007/07/09(月) 18:15:53 ID:???
ルイズのフライってただのばくはt(ry
660マロン名無しさん:2007/07/09(月) 18:16:34 ID:???
「どう?
 どうかしら?
 わたしの使い魔のこの力はどうかしらぁ〜!!」
「えらい?おれえらい?」
 ルイズとアヌビス神はかつて無い程調子に乗り盛り上がる。後日アヌビス神は『心を斬るのもイイね!』と語った。
「さて、いよいよ今回のトラブルの発端を掘り下げていくわよ。
 あんた達しっかり気の効いた質問しなさいよ?」

 何時の間にやらテーブルの上に立つルイズとアヌビス神が操るギーシュを正面に、観衆は演劇を見に着た客の様に整然と並んで座り熱心に聞き、そして順番に質問をした。
「1番好きな女の子は?」
「モンモラシー」
「じゃあ2番目に好きな女の子は?」
「モンモラシー」
「愛してるのは?」
「モンモラシー」
「キスしてみたい相手は?」
「モンモラシー」
「押し倒してしまいたい相手は?」
「モンモラシー」
661マロン名無しさん:2007/07/09(月) 18:19:05 ID:???
「浮気した事は?」
「実はモンモラシー以外眼中に無い」
「将来はどうしたい?」
「モンモラシーと結婚したい」
「モンモラシーの事は?」
「1番愛しい人」
「ケティの事は?」
「可愛いけれどそれ以上はない」
「モンモラシーがピンチ。どうする?」
「命に代えてでも助け出す」
「ケティの場合は?」
「コッパゲ先生を呼ぶ」
「モンモラシーと自分の命の2択。どうする?」
「二人共に助かる道を探す。ダメなら迷わず自分の命を差し出す」
「薔薇の花は?」
「モンモラシーに捧げる為に」
「初体験は誰としたい?」
「モンモラシー」
 ひたすら繰り返される告白も同然の暴露大会にモンモラシーは羞恥心で顔を真っ赤にしショートし、質問の途中でその場に倒れた。

「ご主人さまご主人さま、
 こいつ頭の中モンモラシーだらけですぜェー」
 質問に答えるのが面倒になったアヌビス神の言葉にケティは大泣きしながら走り去った。

 何を聞いても色恋沙汰に関して何を聞いても誰が問ってもギーシュの答えは『モンモラシー』だ。
「あんた適当やらかして引っ掻き回してるんじゃぁないでしょうね?」
「いんや違うね。このお坊ちゃんの頭の中はモンモラシー一色だ。完全に参ってやがる」
662マロン名無しさん:2007/07/09(月) 18:21:42 ID:???
「紳士だ。ふざけて見えても心の中は間違いなく紳士だ」
「ここまで心を決めることが出来るなんて、やはり『ギーシュさん』だ」
「素敵ッ!一人の女性にここまで愛を心の底から捧げる事ができるなんてッー!」
「俺もうギーシュさんに捧げても良い!」
「貴族の旦那ァー。あんた最高だ!」
「ギーシュさん!」
「ギーシュさん!」
「ギーシュさん!」
 再び巻き起こる『ギーシュさん』コール。
 そして余りにも男らしい?その決意に今度は女生徒も共に大きく声を上げ手を叩くッ!!
 食堂近辺に居た平民の使用人達も一緒になって大騒ぎだ。
 感激の涙を流している者すら居る。
 熱狂の集団心理も相まって、皆思考がおかしい事になっているらしい。

 ルイズは馬鹿らしくなりギーシュの手からアヌビス神をもぎ取ると食堂を後にした。その後をアヌビス神の”先っぽ”を持ったシエスタが追いかけた。

 正気を取戻したギーシュはお漏らし後に気付かず、一瞬混乱するもののそのコールに素早く答える。
 この辺の切り替えの早さだけは流石だ。ちなみにスープ皿はまだ被ったままである。

「二股は二股」
 そして食堂を出る前に熱狂を無視して黙々と食事を続ける一人の少女がぼそっとそう言ったのを聞いた気がした。


 To Be Continued
663マロン名無しさん:2007/07/09(月) 18:22:55 ID:???
こういう展開初めてだな
結果オーライでギーシュ株上がる予感ww
664マロン名無しさん:2007/07/09(月) 18:23:54 ID:???
しかし小便漏らしてるからなw
665マロン名無しさん:2007/07/09(月) 18:25:35 ID:???
このギーシュ、何気に勝ち組w
666マロン名無しさん:2007/07/09(月) 18:26:20 ID:???
このギーシュは新しいwww名前考えなきゃwwww
667マロン名無しさん:2007/07/09(月) 18:27:34 ID:???
ギーシュさんwwwwwww
そしてルイズが鬼畜すぎるwwwwwwwwww
668マロン名無しさん:2007/07/09(月) 18:28:45 ID:???
40分に、投下……させていただく!
669マロン名無しさん:2007/07/09(月) 18:29:20 ID:???
先月妹がへ柴犬の子犬がもらってきたんだが、構ってあげると大興奮するらしく
しょっちゅう「うれション」するんだが、その子犬がギーシュと脳裏でダブった
670マロン名無しさん:2007/07/09(月) 18:29:57 ID:???
モンモランシーじゃなかったけ?
671マロン名無しさん:2007/07/09(月) 18:30:37 ID:???
作者さん作者さん
モンモラシーじゃなくて
モンモランシーですぜ
672マロン名無しさん:2007/07/09(月) 18:31:24 ID:???
このギーシュは黄金水ギーシュさんでいいだろうw
673マロン名無しさん:2007/07/09(月) 18:31:47 ID:???
し、しまった。お漏らしお漏らし考えながら書いてたから間違えたァー('A`)
674マロン名無しさん:2007/07/09(月) 18:32:48 ID:???
名前間違っ(ry
毒吐き逝ってくる
675マロン名無しさん:2007/07/09(月) 18:37:24 ID:???
シンプルにギーシュさんで良いんじゃね?w
676マロン名無しさん:2007/07/09(月) 18:38:41 ID:???
アヌビス神+ギーシュさん!達人二刀流ッ!
677DIOが使い魔!?:2007/07/09(月) 18:40:02 ID:???
トリステイン魔法学院、学院長室。
この部屋の主であるオールド・オスマンは、戻った4人の報告を聞いていた。
もっとも、報告をしていたのは専らルイズであった。
オスマン氏は、キュルケとタバサにも状況報告を求めたのだが、
フーケとの戦いで疲労が限界に達したのか、2人の返答は要領を得ない。
キュルケは暇さえあればチラチラとルイズとDIOを見ているし、
タバサは俯いて黙ったままだ。
オスマンは、ルイズの報告を鵜呑みにするしかなかった。

「ほほぅ。
では、『破壊の杖』は取り戻したが、
『土くれのフーケ』は取り逃がしてしまったと……
そう申すのじゃな、ミス・ヴァリエール?」
泣く子も黙るオスマンが、偽証を許さぬ鋭い視線をルイズに向けるが、
ルイズは堂々と胸を張り、ハキハキと嘘八百を並べ立ててみせた。
どうせ確認する方法など、無いのだから。

「はい。
そしてロングビル……つまりフーケがわざわざこのような遠回しな罠を仕掛けたのは
……これはフーケ自らが言ったことですが……
どうやら『破壊の杖』を私達に使用させ、
使い方を知るためだったようです。
私もそれで間違いないと思います」
678DIOが使い魔!?:2007/07/09(月) 18:42:21 ID:???
「お主個人の感想など無用じゃ」

「その通りであります。
お許しを」
ルイズはビシッとあらたまった。
オスマンは顎髭を撫で回すと、深いため息をついた。
年相応の、そして、深い苦悩が混じったため息であった。

「ミス・ロングビルがか……そうか…………そうじゃったか……」
裏切りなど日常茶飯事だろうに、
オスマンは珍しく辛そうな表情を浮かべた。
しかし、それも一瞬のこと。
すぐに鋼鉄の仮面がオスマンを包み込み、あたりに威圧感をばらまき始める。
その空気に当てられて、キュルケとタバサもその場にあらたまった。

「さて、諸君。
よくぞ『破壊の杖』を取り戻した」
ルイズが礼をし、それに続く形でキュルケとタバサが、ぎこちない礼をした。
DIOは壁にもたれかかって、本を読んでいる。
「『破壊の杖』は、無事に宝物庫に収まった。
これで我が学院の体裁は、一応保たれたことになる。
一件落着とまではいかんが、後は我々の……いや、ワシの仕事じゃ。
諸君はゆるりと休むがよい」
後始末をすると言うオスマンの言葉に、コルベールの肩が少し震えたような気がした。
679マロン名無しさん:2007/07/09(月) 18:44:44 ID:???
ギーシュさんという響きにクラウザーさん見たいなのを感じるわ
680DIOが使い魔!?:2007/07/09(月) 18:45:05 ID:???
おそらくは、隠蔽のためにクビを飛ばされることになるだろう教師達の何人かのことでも考えているのだろう。

「フーケを取り逃がしてしまったからのぅ、
『シュヴァリエ』の爵位を申請するとまではいかんが、
王宮には報告をしておくぞい。
目をかけてくれることじゃろうて」
ルイズ達は、特に反応を返さなかった。
オスマン自身もどうでもよいのか、少々投げやりだった。

「ふむ、そういえば、今日の夜は『フリッグの舞踏会』じゃ。
予定通り行うこととなった。
今日の主役は君たちという事になっておる。
せいぜい着飾るが良いぞ」
ふぉっふぉっと笑うオスマンに、3人は礼をするとドアに向かった。
ルイズはDIOをチラッと見つめて、立ち止まった。

「先に行くといい」
DIOは、本に目を落としたままルイズに言った。
ルイズは一瞬怪訝な表情を浮かべたが、すぐにどうでも良くなったのか、
さっさと部屋を出ていってしまった。
ルイズが出ていった後、DIOは本を閉じ、オスマンに向き直った。

「用がある……とでも言いたげじゃのう。
残念ながら、お主には報酬はだせん。
貴族ではないからのう。
代わりにといっては何じゃが……二、三の質問には答えてやろう」
681DIOが使い魔!?:2007/07/09(月) 18:47:50 ID:???
オスマンは、DIOが何故この場に残ったのか、おおまかに把握しているようであった。
引き出しからパイプを取り出し、
煙をふかし始めたオスマンに、DIOは質問をした。

「『破壊の杖』……あれは、
私が元いた世界の人間達が作り出した武器だ。
なぜここにある?」

「ほっ、『元いた世界』とな?」
オスマンの目が光った。しかし、オスマンの言葉をDIOは無視した。
質問をしているのは、DIOなのだ。

「あれは何故……どうやってここにやってきた」
取り付く島もないDIOに、オスマンはつまらなさそうなため息をついた。
それと一緒に煙が吐き出され、DIOにかかる。

「あれを私にくれたのは、ワシの命の恩人じゃ」
オスマンは己の過去をあまり話さない。
しかし、今回ばかりは話さないことにはどうにもならない。
仕方なしといったふうに、オスマンは三十年前の過去を話した。
ワイバーンに襲われたこと。
突如あらわれた異様な身なりの男が、『破壊の杖』で助けてくれたこと。
看護をしたが、死んでしまったという事。
話を全部聞き終えた後、
DIOは一つだけ気になる事を尋ねた。

「その男の遺体は、墓の下にあるのかな?」
682マロン名無しさん:2007/07/09(月) 18:48:20 ID:???
パープルヘイズ
683マロン名無しさん:2007/07/09(月) 18:50:12 ID:???
恩人ゾンビwwwwww
684DIOが使い魔!?:2007/07/09(月) 18:50:31 ID:???
DIOの奇妙な質問に、オスマンは怪訝な表情を浮かべたが、答えてはいけないというわけではない。
オスマンは答えた。

「墓はこの学院内にある。
しかし、遺体はもう存在しておらんよ」
それを聞いて、DIOは顔をしかめた。

「ない……だと?」

「彼の遺言での。
骨も残さずに焼き尽くしたのじゃ。
ワシが責任を持って執り行った」
元の世界に戻る手掛かりが一つ消えたことに、DIOは舌打ちをした。
骨さえ残っていれば、瞬く間に屍生人として再生させて、
尋問をすることも出来ただろうに。
しかしすぐに気を取り直し、
DIOは己の左手に刻まれているルーンをオスマンに見せた。

「では次に、このルーンだ……。
このルーンが光ると、私の傷は瞬く間に塞がり、『馴染んだ』。
今まで一度しか光っていないが……何故だかわかるか?」
オスマンは、話すべきかどうかしばし悩んだ後、口を開いた。

「お主の言う『馴染む』が、どういう意味なのかは分かりかねるがの……。
まぁよい。
それは、ガンダールヴの印じゃ。
お主達が出かけておった間に、コルベールが文献を見つけだした。
伝説の使い魔の印じゃ。」

「伝説?」
685DIOが使い魔!?:2007/07/09(月) 18:53:09 ID:???
「そうじゃ。
伝説によるとガンダールヴは、ありとあらゆる『武器』を使いこなしたそうじゃ」
DIOは首をかしげた。

「……なんとも言いがたいな。
この世界にきて、今まで私が触れてきた武器は、
どれもこれも使い方を知っているものだらけだ。
全く使い方のわからない武器があれば、確かめようもあるが……
この世界の文明レベルでは、無理だろうな」
話はこれまでと、DIOは踵を返した。
部屋の出口まで進み、扉を開けたところで、DIOは思い出したように振り返った。

「あぁ、ところで、鏡の調子はどうかな?」
オスマンがピクリと反応したが、すぐに嘘にまみれた笑顔を向けた。

「おぉ、どこかの誰かさんのおかげさんでの。
しばらく再起不能じゃ。
まったく困った事じゃて」
ホッホッホッと屈託ない(ように思える)笑い声を上げるオスマンを、
DIOはしばらく眺めていた。
が、やがて興味がなくなったのかパタンと、扉を閉めた。
DIOがいなくなった後、オスマンはおもむろにパイプを口から放し、
地面に叩きつけた。
そして、忌々しげにグジグジと踏みにじった。
木屑になるまで踏みつけていても、
オスマンは無表情のままだった。
―――――――――
686マロン名無しさん:2007/07/09(月) 18:54:53 ID:???
黒い、黒いよオスマンさん!
687DIOが使い魔!?:2007/07/09(月) 18:55:48 ID:???
アルヴィーズの食堂の上の階。
そこが、『フリッグの舞踏会』の会場だった。
着飾った生徒や教師達が、
豪華な料理盛られたテーブルの周りで歓談している。
だが、この舞踏会は、
いつもと少々様子が異なっていた。
土くれのフーケが、学院に現れたという話は、
既に学院中に広まっていた。
そして、3人のメイジによって撃退されたという話も。
だから、今回の舞踏会はどちらかというと、
祝勝会という色合いの強いものであった。
しかし、その主賓……つまりはフーケを撃退したメイジ達の顔は、
ちっとも晴れやかではない。
黒いパーティードレスを着たタバサは、ただ黙々とテーブルの上の料理と格闘している。
だが、タバサが無口なのはいつものことなので、
誰もそんなに気にはとめなかった。
問題はキュルケであった。
ゲルマニア出身の彼女は、
引っ込み思案な傾向のあるトリステインの女性と比べて、
情熱に溢れた積極的な性格をしている。
ダンスパーティーともなれば、
それこそ取っ替え引っ替えで男達と友好を深めたりするはずなのだが……
それをしない。
憂鬱な顔をして壁にもたれ掛かり、
ただぼんやりとパーティーの様子を眺めているだけだ。
688マロン名無しさん:2007/07/09(月) 18:56:15 ID:???
怖いよ!
でも支援
689DIOが使い魔!?:2007/07/09(月) 18:58:50 ID:???
幾人もの魅力的な男達がダンスに誘っても、
彼女はやんわりと断るばかり。
中には、いつも明るいはずの彼女が見せる、
物憂げな表情に心打たれて、などという輩もいたが、
彼女はそれも断った。
男達はがっかりしたものだが、
やがては各々別のパートナーを見つけ、それぞれにパーティーを満喫し始めた。
そこに、ホールの壮麗な扉が開いてルイズが姿を現した。
門に控えた呼び出しの衛士がルイズの到着を告げると、
その場にいた貴族達の視線が彼女に集中する。
そして、彼女の美しさに息をのんだ。
バレッタにまとめた桃色の髪。
肘までの白い手袋。
ホワイトのパーティードレス。
どれもこれもが、彼女の高貴さを輝かせている。
その姿と美貌に、ダンスを申し込む男達が列をなすかと思われたが、
不思議なことにそうはならなかった。
誰も彼もが、遠巻きに彼女を眺めるだけ。
彼女を中心にして、まるでドーナッツのような現象になっていた。
それは、彼女の纏う雰囲気のせいとでもいうのだろうか。
貴族達がダンスを申し込むにしても、彼女は高貴にすぎた。
690DIOが使い魔!?:2007/07/09(月) 19:01:16 ID:???
いや、高貴というよりも、何者をも近づけない絶対的な何か……
それこそ王が身に纏うようなオーラが、
まだ弱いながらもしっかりと彼女から振りまかれている。
そのオーラのせいで、誰も近づけないでいたのだ。
ルイズ自身も、他の男には興味がないのかサクサクと歩を進めて、
バルコニーへと姿を消した。
突如現れた一輪の華に、一時は会場も静まり返ったが、
やがて元の喧噪を取り戻し始めていった。
バルコニーに姿を現したルイズは、その贅沢っぷりに頭を押さえた。
バルコニーに急遽設置されたテーブルの上には、
パーティー会場のものもかくやというほど豪華な料理が並べられ、
DIOが1人でそれを楽しんでいる。
給仕をしているのはシエスタのみだが、
それで十分事足りているようだった。
テーブルにはイスが2脚あった。
ルイズの為に、予め用意されていたのだろう。
当たり前のように、ルイズはそこに座った。

「お楽しみみたいね」
「……君は踊らないのか?」
ルイズはふっと笑った。
「相手がいないのよ」
「そうか」
それっきり2人は黙り込み、しばらく料理に舌鼓を打つ。
691マロン名無しさん:2007/07/09(月) 19:02:53 ID:???
悪の帝王と女王か…
692マロン名無しさん:2007/07/09(月) 19:04:33 ID:???
怖すぎる支援!
それと避難所に投下した。
693DIOが使い魔!?:2007/07/09(月) 19:05:17 ID:???
やがて、ゆっくりとルイズが沈黙を破った。

「ねぇ、帰りたい?
元いた世界へ」
つまり、ルイズはDIOが異世界から来た者であると認めたのだ。

「帰りたい?
……そうだな、帰らなければならないな。
やり残したことがある」「例えば?」
DIOは珍しくも苦々しげな表情を浮かべた。

「私の運命という路上から、取り除かねばならない汚点がある」
「へえ」
「だが、今はまだ帰るわけにはいかないな」
ルイズは首をかしげた。
「この世界を私のものにしてからでも、
帰るのは遅くない」
ルイズは溜息をついた。
このDIO、やはり冗談を言っているのか、
真面目なのか、判断に困る。
取り敢えずさらっと受け流すことにして、
ルイズはワインを飲み干し、ゆっくりと立ち上がった。
DIOに歩み寄り、すっと手を差し出す。

「えぇっと、まぁ、今回は、
あんたのお陰で事をうまく運ぶことができたわ。
そこの所は……認めてあげる」
それを受けてDIOも席を立つ。

「だから、その、踊ってあげてもよろしくてよ?」
DIOは静かに笑って、御主人様の求めに答えてやることにした。
694マロン名無しさん:2007/07/09(月) 19:05:48 ID:???
屍生人シエスタがDIOの専属になってるwww
695マロン名無しさん:2007/07/09(月) 19:08:08 ID:???
>>694
シエスタ屍生人なの?てっきり肉の芽かと…
696DIOが使い魔!?:2007/07/09(月) 19:09:08 ID:???
素直でないルイズは、男性の方から誘うという形を取らねば、
すぐにヘソを曲げてしまうことを、DIOは朧気ながら理解していた。
ルイズの手に接吻をして、ダンスを申し込む。

「私と一曲踊っていただけますか、ミ・レイディ?」

ルイズは微笑んでDIOの手を取った。
2人は並んで、ホールへと消えていった。

……ちなみに、このときDIOはまだ上半身裸で、
オーダーメイドの服が届くのは、舞踏会が終わってからしばらくあとの事になる。
――――――――――
第一部、『ゼロのルイズ』終了!!!

第二部、『ファントム・アルビオン』へと続く!!
697マロン名無しさん:2007/07/09(月) 19:10:05 ID:???
DIOwwwwwまだ半裸だったのかwwwwwww
そこんとこ把握して読み返すと何か笑えてくるんだがwwwww
698マロン名無しさん:2007/07/09(月) 19:10:05 ID:???
まだ影DIO状態だったのかwwww
699マロン名無しさん:2007/07/09(月) 19:10:39 ID:???
>>695
宝物庫の壁にヒビ入れてるから確実にエキス入れられてる
700マロン名無しさん:2007/07/09(月) 19:11:20 ID:???
以上、『投下した』…!
シエスタは、第二部で大活躍しますんで、
そのときに詳しく描写します。
701マロン名無しさん:2007/07/09(月) 19:11:39 ID:???
まだ服着てなかったのかwww
702マロン名無しさん:2007/07/09(月) 19:11:41 ID:???
半裸の大男と着飾った美少女か…なかなか官能的だな
703マロン名無しさん:2007/07/09(月) 19:12:37 ID:???
やっぱオーダーメイドの服はハイになる前のアレなのかw?
704マロン名無しさん:2007/07/09(月) 19:12:48 ID:???
DIO様半裸で堂々としすぎwwwwwww
705マロン名無しさん:2007/07/09(月) 19:13:19 ID:???
>>700
アルビオン編なのにシエスタ活躍とは…展開が読めねえ
706マロン名無しさん:2007/07/09(月) 19:14:15 ID:???
こんだけ恐ろしげな物語なのにユーモアをなくさない作者に乾杯
707マロン名無しさん:2007/07/09(月) 19:15:28 ID:???
やっぱり飼い主は使い魔に似るんだろうか
708マロン名無しさん:2007/07/09(月) 19:19:58 ID:???
GJ!
709マロン名無しさん:2007/07/09(月) 19:37:18 ID:???
この邪悪の化身ルイズがアンリエッタやワルドにどういう態度取るのか
今からワクテカが止まらないww
710マロン名無しさん:2007/07/09(月) 19:40:24 ID:???
2期のルイズのツンデレ具合にニヤニヤし
ここのルイズのはっちゃけ具合にまたニヤニヤ…

俺の睡眠の邪魔をすることは許可しないィィィッ!
711マロン名無しさん:2007/07/09(月) 19:41:49 ID:???
ワルドは即効でDIO様の下に付きそうw

そして俺も投下するんだよォォ
712マロン名無しさん:2007/07/09(月) 19:42:28 ID:???
50分から投下。
713マロン名無しさん:2007/07/09(月) 19:44:07 ID:???
50分て今さっ!
714マロン名無しさん:2007/07/09(月) 19:45:04 ID:???
>>711
捨て駒にしか使ってもらえなさそうだ
715マロン名無しさん:2007/07/09(月) 19:45:39 ID:???
キングクリムゾンで誰か時間を5分ぶっとばしてくれ
716マロン名無しさん:2007/07/09(月) 19:45:39 ID:???
>>713
自分の書き込み時間ヲ見ロォ!
時計狂ってんのはこのスレじゃ致命的
717マロン名無しさん:2007/07/09(月) 19:48:07 ID:???
俺は―――二度と一般人に戻れなかった。廃人とニートの中間の存在となり、永遠にジョジョ魔スレをさ迷い続けるのだ。
そして寝ようと思っても眠れないので―――
そのうち俺は考えるのを止めた。
718スターダストは砕けない 1/6:2007/07/09(月) 19:50:26 ID:???
新章! 日食の終わり

日食が終わり――太陽がその姿を現す。
アルビオン艦隊の沈んだ空は、まさに青一色。どこまでもどこまでも晴れ渡っていた。
その青い空の中を、彼等は、彼女等は探す。
あの竜は何処。竜の羽衣は何処。承太郎とルイズは何処。
そして――青空の中、タルブの村に向かって降りてくる竜の羽衣を発見する。

「あら残念、どうやら失敗しちゃったみたいねぇ」
「でも、彼の望み通り村は守れた」
草原の上で目を回しているシルフィードに寄りかかりながら、
キュルケとタバサは竜の羽衣を眺めていた。
ワルドとの空中戦で、もう精神力をかなり消耗してしまっていて、
そのワルドもどこにいるやら解らないときた。多分逃げられたとキュルケは思う。
「でも、ま、一応私達も役に立ったわよね? 褒美とかもらえるかも」
「……私はこの件から手を引く。関わる気は無い」
どうやらトリステインとアルビオンの戦争に介入した事を知られたくないようだ。
タバサがそうなら、自分だけ同盟国だからってちゃっかり褒美を――何て、
浅ましい考えは綺麗さっぱり捨てるべきだと思った。
「それじゃ、私達の事を村人に口止めしとかないとね。
 あの二人はさすがにそうはいかないでしょうけど」
「……来る」
キュルケは空を見た。竜の羽衣はもうすぐそこまで来ている。
でもタバサは森の方を見ていた。
719マロン名無しさん:2007/07/09(月) 19:50:40 ID:???
>>717君…怖がることはないんんだよ…廃人になろう…
720マロン名無しさん:2007/07/09(月) 19:51:06 ID:???
星屑か!
星屑なのか!?
支援したッ!
721スターダストは砕けない 2/6:2007/07/09(月) 19:51:35 ID:???
草原は広いため、ギーシュとフーケの戦いで焼けてしまったのはほんの一部だ。
シルフィードが落ちた場所は火で焼かれていない綺麗な場所で、
そこに向かってシエスタが走ってきた。
「ミス・ツェルプストー! ミス・タバサ! よくご無事で……!」
「あら、シエスタじゃない。あなたこそ無事だったのね、よかった。
 ところでギーシュは? 生きてる?」
「はいっ、森の所で休んでます。相当お疲れの様子で……」
「ところで、ジョータローの援護に夢中で見てなかったんだけど、
 土くれのフーケはどこに消えたの? ギーシュが倒した訳じゃあるまいし」
「やっつけましたよ、ギーシュ様が」
笑顔全開でシエスタが言うと、キュルケは引きつった笑みを浮かべた。
「ははは、こやつめ。うろたえるな小娘ー。これは孔明の罠よ。かかったなアホめ」
「落ち着いて」
タバサに杖で頭を小突かれて、キュルケは正気を取り戻した。
「……いやっはははは……あはは……マジ?」
「ギーシュ様があんなにお強いだなんて、私、感動しちゃいました」
今、キュルケのプライドというやつが相当ヤバい事になっていた。

質問。微熱のキュルケは土くれのフーケと一対一で戦ったら勝てますか?
答え。いいえ勝てません。同じトライアングルでも実力が違いすぎます。

質問。青銅のギーシュはドットメイジですが土くれのフーケに勝てますか?
答え。勝ちました。

「あ……あり、あり、あり……」
「アリーヴェデルチ?」
「ありえな〜〜〜〜〜〜イッ!!」
キュルケの絶叫が空に吸い込まれていくのと入れ替わりに、
竜の羽衣がタルブの草原に着陸した。
722スターダストは砕けない 3/6:2007/07/09(月) 19:52:53 ID:???
「…………」
竜の羽衣の風防を開ける承太郎。爽やかな風が入ってきた。
だが、表情は固い。さっきからずっとだんまりだ。
「あ、あの……ジョータロー。次の日食に、またやってみましょう」
「……そうだな…………」
ルイズは知っている。次の日食まで十年以上かかると。
承太郎も知っている。実はコルベールから説明を受けていたから。
元の世界に帰る、たったひとつのチャンスを失って、
鋼の精神力を持つ承太郎もさすがにガックリときていた。
そんな承太郎を、何とかして励ましたい――とルイズは思った。
「あの、ジョ……」
「ジョータローさーん!」
ルイズが声をかけようとした途端、竜の羽衣に向かってシエスタが走ってきた。
それを見た承太郎は安堵の笑みを浮かべて、竜の羽衣から降りる。
するとシエスタは力いっぱい承太郎の胸の中に飛び込んで、
承太郎も抱き返しはしないもののしっかりとシエスタを受け入れた。
「よかった、ジョータローさんが無事で……よかった……!」
「……タルブの村の連中は、無事か?」
「はい、はいっ……ジョータローさんやギーシュ様達のおかげです」
「そうか……」
それを聞き、承太郎は今回の戦いが無駄ではなかったと思った。
帰れなかった事は残念だ。だが、守りたいものを守る事はできた。

――花京院。アヴドゥル。イギー。……ウェールズ。

今は亡き戦友に思いを馳せる。
確かな達成感を手に、承太郎は拳を握り締めた。
723マロン名無しさん:2007/07/09(月) 19:53:33 ID:???
星屑マジ早杉星屑マジ早漏星屑マジ早杉
724スターダストは砕けない 4/6:2007/07/09(月) 19:54:25 ID:???
(なななな、何よ何よ。何よ! 何でシエスタと抱き合ってんのよ!
 そりゃ、タルブの村が襲われたって聞いた時は、私も心配したけど。
 でで、でも、抱き合うなんて、そんな、そんなの……)
竜の羽衣に取り残されたルイズは顔を真っ赤にして二人を睨みつけていた。
ああしかし、二人はそれに気づかない。
「……ごめんなさい、私達を助けるために……元の世界に帰れなくなってしまって」
「気にするな……俺が好きでやった事だ」
「ああっ! ジョータローさん……!」
ラブロマンス展開中。と、ルイズの目には映った。
だから、ルイズは、竜の羽衣から、華麗に――。
「オラァッ!」
さすがに後ろに目はついていないらしく、承太郎の後頭部にルイズの飛び蹴りが炸裂。
「ぐうっ!?」
「きゃっ!?」
ああしかし、その衝撃で承太郎が倒れ、シエスタが下敷きに。

ルイズ・フランソワーズ。
大噴火大決定。

「何押し倒してんのよぉぉぉぉぉぉっ!!」
「てめーこそいきなり何しがやるッ!!」
こうしてルイズと承太郎の怒鳴り合いが始まり、シエスタは呆然とそれを眺め、
その様子を見て呆れながらキュルケとタバサが近づいてきた。
それから村に戻って負傷したギーシュと再会し、
村人総出で村を救った英雄達を称える宴が始まった。
もちろんヨシェナヴェにはしばみ草を入れて。
725マロン名無しさん:2007/07/09(月) 19:55:03 ID:???
ついに三人目の東方仗助かッ!支援
726マロン名無しさん:2007/07/09(月) 19:55:24 ID:???
支援っ!!
待ってたよ、携帯だけど!!
727マロン名無しさん:2007/07/09(月) 19:55:27 ID:???
これは…帰れなかったルート?
728マロン名無しさん:2007/07/09(月) 19:55:32 ID:???
しえ〜ん
729マロン名無しさん:2007/07/09(月) 19:55:39 ID:???
なんというパラレルワールド
730スターダストは砕けない 5/6:2007/07/09(月) 19:55:51 ID:???
「うぐっ……うう……」
「大丈夫ですか? ジョータローさん」
みんなが宴で盛り上がってる中、承太郎は気分を悪くして部屋で寝込んでいた。
付き添いのシエスタが、薬草と水を持ってきてくれた。
「ああ、すまないな……」
「いえ。でも、急にどうしちゃったんです?」
「……多分……アレが後から効いてきたんだろう……」
「アレ?」
承太郎の言うアレとはタバ茶七号である。
実はタバ茶七号を飲んだ時、ガンダールヴのルーンが反応していたのだ。
ゼロ戦を武器として反応していたのか、タバ茶七号を武器として反応していたのか、
それは些細な問題なのでどうでもいい。
重要なのはガンダールヴの力でパワーアップした承太郎の身体は、
タバ茶七号の持つ色々なパワーと奇妙にブレンドして、受け入れる事に成功したのだ。
だからガンダールヴの力が切れて時間の経った今、
タバ茶七号の猛威が承太郎の身体を襲っていた。
「例えるなら……腹の中でアクの強い親父二人が大喧嘩をしているような気分だ」
「どういう気分ですか」
「二度とあいつのお茶は飲まねー」
こうしてせっかく開かれた宴を、承太郎はベッドの上ですごす事となりましたとさ。
そして――。
「さあさあミスタ・グラモン。どうぞ一杯」
「あはは! なかなかいけるね、このワイン!」
「うちの村自慢の一品でさあ。さあ、こっちには魚料理のシャシミがありますよ!」
「へえ、生で食べて平気なのかい? どれどれ……ふむ、うンま〜〜い!」
「おーい! ミスタ・グラモンにジャンジャン料理を持ってきてくれ! ワインもだ!」
「いやあ、貴族として当然の事をしたまでなのに、悪いねえこんなにしてもらって」
731マロン名無しさん:2007/07/09(月) 19:57:01 ID:???
ギーシュよかったねww
732スターダストは砕けない 6/6:2007/07/09(月) 19:57:12 ID:???
竜の羽衣を操った承太郎がいない今、
土くれのフーケを倒したギーシュが村一番の英雄だった。
キュルケとしては、自分も命懸けで戦ったのに納得がいかないようだ。
タバサはそんな事どうでもいいらしく、
はしばみ草の入っている料理をピンポイントで食していった。
もちろんヨシェナヴェに入っているはしばみ草も忘れない。
ルイズはというと、シエスタが承太郎の看病に行ったのが気になって、
もう無茶苦茶にワインを煽っていた。

そんなこんなで夜も更けて、酔いに勢いを任せてキュルケがギーシュに決闘を申し込み、
フーケに勝利した事でかなりいい気になっちゃってたギーシュは堂々と決闘を受け、
七秒ほどで手を火傷して杖を落とし、十三秒目からキュルケの拳でコテンパンにされ、
三十秒も経った頃にはノックダウンしてそのまま朝まで眠りについたそうな。
成長してもギーシュという人間の本質は変わらないのかもしれない。
そう、なぜなら彼は『ポルナレフポジション』なのだから!!
(能力が微妙故に強敵に勝利したり最後まで生き残ったりする子。
 例を挙げれば空間を削り取ったり、セックスと叫んだりする人達の事である)

そして後日――シエスタの休暇が終わった頃、タルブの村に王室の衛士がやって来た。
捕虜にしたアルビオン軍から得た情報で、竜の羽衣の存在を突き止めたのだ。
恩人達の事をペラペラ喋っていいものかと村人達は悩んだが、
ギーシュ達貴族が村を守ってくれたんだから、話してもいいだろうと判断した。
こうして竜の羽衣と、それに乗っていたらしいルイズとその使い魔の存在が判明。
国を指導すべく戴冠し、女王となったアンリエッタは、
あのアルビオン艦隊を壊滅させた白い光もルイズ達の仕業だろうと思い、
下手に騒がれる前に二人を城へと呼んだ。

ルイズと承太郎。
あの二人からいったいどんな話を聞かされるのか?
アンリエッタは期待と不安にさいなまれながら、二人が来るのを待った。
733マロン名無しさん:2007/07/09(月) 19:57:54 ID:???
とオモたらアニメ準拠かッw支援
734星屑:2007/07/09(月) 19:58:17 ID:???
以上ッ! 投下した……。

スターダストファミリアーは前回で終わり。完結。
こっからはパラレルです。ファミリアーの完結はIFではなく『本編』です。

元々初期の頃から三巻終了ENDと○巻終了ENDの構想があって、
せっかくだから両方やりたいと思って三巻終了ENDを書いた。
嘘完結は「勝った! スター(ry完!」で思いついたネタで、
調子に乗って一巻終了時とチョコラータネタで使ってしまったため、
完結したフリして続きを――というのがやりにくくなってしまったが、
第一部(三巻END)と第二部(四巻〜)は初期からの構想通りなので、
(ギーシュとの決闘頃には三巻ENDと四巻以降の展開を考えてた)
こればっかりは驚かそうとかいう下心無しだとご理解してくれると嬉しい。
単純に三巻ENDも四巻以降の話も書きたかっただけなので。

――と、三巻END後に続きを投下しづらい空気になっちまってたんでここで言い訳。
「あそこで終わってろ」と思った皆さん、ファミリアーはあそこで終わってますので。
735マロン名無しさん:2007/07/09(月) 19:59:55 ID:???
スタンド見えない人にはセックス!セックス!って言いながら
ピストル乱射してる基地外にしか見えないヤツのことかー1

問題ない、私は再開して非常に嬉しい
736マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:00:01 ID:???
>>734
GJ&お疲れさんでしたーニハハ
737マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:00:23 ID:???
>>734
君が!泣くまで!褒めるのをやめない!
738マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:00:30 ID:???
GJだ!
739マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:02:49 ID:???
なるほど、つまりこれは…『ルイズルート』と捕らえればいいわけだな?
740マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:03:10 ID:???
GJ!なんだかんだ言って続いてくれるのは嬉しい
てか押し倒しはどう進んでも確定事項かッ!
741マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:04:10 ID:???
ギーシュフルボッコw
742マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:05:03 ID:???
>>739
本編がルイズルートだろ
って事は…わかったタバサルートだッ!
743マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:05:47 ID:???
いや違うだろう
多分はしばみ草ルートだ
744マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:06:12 ID:???
無難にフーケルートじゃないか?
745マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:06:37 ID:???
大穴でコッパゲルート
746マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:07:00 ID:???
なるほど、ルイズエンドが本編でこっちがifっていうなら納得だぜ
星屑さんは上手いな。
747マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:07:23 ID:???
あえてきゅいきゅいルートとみた
748マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:08:01 ID:???
>>709
遅レスだがアンリエッタもオスマン並に黒そうな希ガス

>>734
乙、タバサ、シエスタ、ルイズときたから・・・
ギーシュルートか
749マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:08:45 ID:???
>>739
ルイズルートは前作で完結しているッ!!
750マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:08:54 ID:???
キュルケルートにちがいない。
751マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:08:59 ID:???
武器屋の親父ルートと聞いて
752マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:09:24 ID:???
いいえアニエスです
753マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:10:49 ID:???
徐倫の髪の色
ルイズルート:ピンク
S・I・E・S・T・Aルート:そのまんま
タバサルート:青or青緑
キュルケルート:赤
アニエスルート:金
コッパゲ・ギーシュ武器屋の親父ルート:アッー!
754マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:10:54 ID:???
マルコメヌルートと聞いて
755マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:11:08 ID:???
>>735
ピストルズ全員ちっちゃいからスタンド見える人でも遠くから見たら変人にしか見えないw

ミスタ「セックス...!セックス...!」
承り「イカレているのか?」
756マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:11:09 ID:???
武器屋の親父に先に出てこられるデル公あはれw
757マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:12:51 ID:???
>>734「あそこで終わってろ」と思った皆さん、ファミリアーはあそこで終わってますので。
まあ星屑さんったらいけない人!
758マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:13:50 ID:???
そういやブチャチームは頭にコロネつけたやつがいたり穴開いた服のやつがいたり
ジッパーつけた服のやつがいたり頭に卵の殻かぶったやつがいたりセックス野郎がいたり大変だな
759マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:14:23 ID:???
普通に「さらば友よ!」みたいな感じで、誰ともくっつかずに帰るに
魂を賭けよう
760マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:14:52 ID:???
>>759
グッド!
761マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:16:38 ID:???
20分になったら俺も投下しますボスッ!
762マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:17:44 ID:???
アレだけ盛り上げといて「失敗しちゃった、てへっ」とはさすがルイズ
763歩き出す使い魔:2007/07/09(月) 20:20:01 ID:???
食堂に入るとすでに昼食の用意がされていた。
ジョニィは目の前の貧乏臭いスープとパンを見てため息をつく。
(食事だけは…ジャイロ。レース中より貧しくなってるんだぜ…)
そう思いながら皿に手を伸ばす──が、その皿がルイズにひょいと取り上げられた。
「何だ!?何をするんだルイズ!?おいッ!!それは僕の食事だぞッ!」
「か、勘違いするんじゃないわよ。これはあんたのじゃないわ」
そう言ってルイズは近くにいたメイドを呼ぶと自分の食事と同じものを持ってこさせた。
食事を運んできたメイドはスープやサラダなどの皿を慣れた手つきでジョニィの前に並べていく。
「君は一体なにをしてるんだッ!?」
「そ、それは…そ、その…そう!ご褒美よ!一人で教室を片付けたことに対するご褒美!だから感謝して食べなさい!」
もちろん自分を励ましてくれたジョニィに対するお礼のつもりであるが素直に言えるはずがない。
捲くし立てるように言うとルイズは耳まで赤くして「ふん!」と明後日の方向を向いた。

一方、ジョニィはかなり間抜けな顔をしていた。
今までビッチばっか相手にしてきたジョニィにルイズのツンデレな行動が理解できるわけがない。
精一杯考えた結果、
(…毒とか入ってるんじゃあないか?…使い魔が死ぬと次の使い魔が召喚できるとか言ってたよね…?)
という結論に至ったのである。
764マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:20:57 ID:???
ピザ・モッツァレラ♪支援
765歩き出す使い魔:2007/07/09(月) 20:21:01 ID:???

正直、怪しすぎて食べたくはなかったがルイズがちらちらと見てくるので食べないわけにもいかないようだ。
(『覚悟』を決めろジョニィ・ジョースター!『覚悟』は『幸福』なんだッ!…まさかルイズもそこまではしないだろ)
「いただきま…」
そう言いいかけてジョニィは固まった。

…目の前の料理は確かに僕のものだ。この料理は『僕のために用意された料理』だ。
でもこの『サラダ』はそういうんじゃあないッ!違う皿だ!どうなってるんだッ!?

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

『増えている』んだッ!僕のサラダがいつの間にかもう一皿『増えている』ッ!

別に多いに越したことはないんだけどね。

特に気にせずにサラダを平らげていくジョニィを見てルイズは思わず呟いた。
「あんた…よくはしばみ草のサラダなんか食べれるわね…」
「…?おいしいじゃあないか」

そのとき、どこからか風に乗って「仲間」という声が聞こえた気がした。

──そしてジョニィは知らない。『はしばみ草使い』同士は引かれあう。その運命的なルールを…。
766マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:21:03 ID:???
>>758
大変な変態の編隊だな
767マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:21:12 ID:???
ビッチばっかwwww
768歩き出す使い魔:2007/07/09(月) 20:22:07 ID:???

昼食後、こっちの世界に一緒に召喚された愛馬の様子を見るためジョニィは厩舎に向かった。
ルイズは「馬の世話なんて使用人がやってくれるわよ」と言っていたが、ジョニィは愛馬の世話はできるだけ自分でしたかった。
スローダンサーもジャイロと同じように過酷なレースを一緒に走ってきた『仲間』なのだから。

厩舎の近くまで来ると丁度一人のメイドがスローダンサーの手綱を引いて厩舎から出てきた。
ジョニィは驚いた。スローダンサーは気性が荒い。
元天才ジョッキーのジョニィでも一晩かけてやっと乗れるようになった馬である。
そんな馬が大人しくメイドの少女に手綱を引かれているのだ。
(まさか、僕の馬…君は…)
ジョニィは愛馬の目を見て確信する。
(間違いない…これで間違いない。『スローダンサー』。『この馬』は…)


『女の子が好き』


「あの、どうなさいました?」
そんなくだらない事を考えているといつのまにかメイドとスローダンサーが目の前に立っていた。
769マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:22:36 ID:???
タバサ自重w

>>766
ベルカの変態がダブルでだ、を思い出した。
770マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:22:46 ID:???
くだらないことw
771マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:22:54 ID:???
>>>734
>「あそこで終わってろ」と思った皆さん、ファミリアーはあそこで終わってますので。


許さねえッ! あんたは今、再びッ! オレ達スレ住人の心を裏切ったッ!(性的な意味で
772歩き出す使い魔:2007/07/09(月) 20:23:08 ID:???

手綱を引いていたメイドはジョニィの左手のルーンを見て「まあ」と声をあげる。
「あなたもしかしてミス・ヴァリエールに召喚されたっていう平民の…」
「…知ってるって事は君も魔法使いなのかい?」
「いえ、私は違います。あなたと同じ平民です。貴族の方々をお世話するために、ここでご奉公させていただいてるんです。あ、申し遅れました。私はシエスタっていいます。あなたは?」
「僕はジョニィ。ジョニィ・ジョースター」
「変わったお名前ですね…。それでジョニィさん。どうなさいました?厩舎に何か用事ですか?」
そこでジョニィは厩舎まで来た目的をやっと思い出す。
「そう、その馬。一緒に召喚された僕の馬なんだ」
「あら、そうなんですか。その、ちょっと馬体が汚れていたので洗ってあげようかと思ったんですが…」
「無茶苦茶な友達のせいで湖に入ったり砂漠の真ん中を走ったりしたからね…。僕も洗ってやろうと思ってて…水場を教えて欲しいんだ」
「まあ。わかりました。あちらです」
ジョニィの言葉にくすくすと笑いながらシエスタは歩き出した。

水場へと向かう道すがら聞いたところではどうやら平民の使い魔の噂は学院中に知れ渡ってるらしい。
(あんまりいい噂じゃあないみたいだけど…)
そんなことを考えていると、前を歩いていたシエスタが二人の貴族に呼び止められた。
773マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:23:10 ID:???
>別に多いに越したことはないんだけどね。

┣¨┣¨┣¨までやっておいてその流しっぷりに吹いたw
774マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:23:30 ID:???
ジョセフみたいだなw>豚足踊り子
775マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:24:03 ID:???
>>758
何だろう…そう書くと暗殺チームの面々が普通に見えてくるなw
776歩き出す使い魔:2007/07/09(月) 20:24:33 ID:???
一人は茶色のマントを来た栗色の髪の少女、
もう一人はなんと言うか…金色の巻き髪にフリルのシャツ、胸には薔薇をさしたキザな少年だった。
マウンテン・ティムほどではないがルックスもそこそこイケメンだ。
少年はシエスタの前まで来ると髪をかきあげて、スローダンサーを見た。
「君。丁度よかった。少し遠乗りに出かけようと思ってね。その馬を借りるよ。おいで、ケティ」
「は、はい。ギーシュさま」
そう言ってギーシュと呼ばれた少年は芝居がかった仕草でスローダンサーの手綱をとろうとする。
だが、見慣れない男を嫌がったスローダンサーが突然立ち上がって暴れだした。
貴族用に調教された大人しい馬と違いスローダンサーは『性格のいじけた暴れ馬』である。
そんな馬など扱ったことのないギーシュは「うひゃあ!?」と悲鳴をあげて尻餅をついた。
「な、なんだこの馬!危ないじゃないか!」
尻餅をついたままの間抜けな格好でギーシュが怒鳴る。
ジョニィはどうどうと愛馬を宥めながらギーシュを見てため息をついた。
「勝手に近づくからだろ。君みたいなお坊ちゃんじゃあ僕の馬に乗るのは無理だぜ」
「…君は確か、あのゼロのルイズが呼び出した平民だったな。平民が僕を侮辱する気か?」
ギーシュの顔が怒りで歪む。自分が侮辱されていることに気付いたようだ。
777マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:25:32 ID:???
>>775
だがパイナップルとか黒白反転目玉とか妙な後ろ束ねとか色々あるぜ
778マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:26:25 ID:???
>>775 首が存在しないヘタレもいるぞwww
779歩き出す使い魔:2007/07/09(月) 20:26:36 ID:???

そこでケティと呼ばれていた少女がギーシュに慌てて手を差し出した。
「も、もういいですから行きましょう、ギーシュさま。ラ・ロシェールの森へ行く前に日が暮れてしまいますわ」
「…いいだろう。今日はケティに免じて許してやる」
そう言うとハンカチを取り出してゆっくりと頬を拭く。そしてこれまた芝居がかった仕草で立ち上がる。
そのとき彼のポケットから壜がころんと落ちた。
ギーシュは慌ててその壜を拾おうとしたがそれよりも早くケティが壜を拾い上げた。
「ギ、ギーシュさま…これはモンモランシーさまの香水…」
「誤解だよケティ。いいかい、僕の心の中に住んでいるのは君だけ…」
ケティはポロポロと涙を流すと必死に弁解しようとするギーシュの頬を思いっきりひっぱたいた。
厩舎の前の広場にまるでブ厚い鉄の扉に流れ弾丸があたったような音が響く。

「この味は!ウソをついている味ですわ!さようなら!」
そして泣きながら走り去っていった。
780マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:26:37 ID:???
スローダンサー支援
781マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:27:16 ID:???
>>775
暗殺チームは別に…猫を瓶に入れたり地味だったり怒りっぽかったり
勝手に部屋に入り込んで相手の所持品を漁って平手打ちを食らってもめげずに
手を舐めてセクハラ質問して孕ませたりするような変なファッションなヤツがいたりするだけだぜ?
782マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:27:44 ID:???
ケティブチャラティ化wwwwww
783マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:28:37 ID:???
>>782
ジョナサンでもあるぞw
784マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:28:49 ID:???
ケティ舐めたのか?舐めたんですか?
785歩き出す使い魔:2007/07/09(月) 20:29:57 ID:???
なんという連投規制…


しばらくの気まずい沈黙の後、ジョニィは何事もなかったようにスローダンサーの手綱を引いて水場に向かおうとした。
しかし、ギーシュの怒りは収まらない。怒りの矛先をジョニィに向けて叫んだ。
「待ちたまえ!君のその馬のせいで一人のレディの名誉が傷ついた。どうしてくれるんだね?」
ジョニィにしてみればとんだ言いがかりである。二股かけてるこいつが悪いのだ。
「よく解らないけど二股かけてる君が悪いんだろ。僕のせいじゃあない」
皮肉めいたジョニィの言葉にギーシュの怒りは頂点に達した。
怒りに震える手で胸ポケットの薔薇を握りジョニィに突きつける。
「…君はどうやら貴族に対する礼を知らないようだな。よかろう。君に礼儀を教えてやろう」
「はあ!?だから僕は悪くないだろ?」
その言葉にギーシュは「ふん」と鼻で笑うとまた芝居がかった仕草で肩を竦めて見せた。
「所詮『歩けない使い魔』じゃあ僕の相手にはならないか。ゼロが召喚したからどんな使い魔かと思えば…主人に似て役立たずなうえに腰抜けとは」
「………」
安い挑発だった。普段のジョニィなら乗ったりはしなかっただろう。
「…いいぜ。やってやるよ」
だが、気が付くとそう言っていた。
786マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:31:24 ID:???
なんというケ(チャラ)ティ・・・
787歩き出す使い魔:2007/07/09(月) 20:32:02 ID:???

許せなかった。
自分が歩けないのは事実だしそうなったのも僕の責任だ。
どう言われても仕方がない。
しかし、彼はルイズも役立たずだと言った。
ルイズは自分なりに悩んで…努力して…『生長』しようとしている。
他人に認めてもらおうと頑張っている。
見捨てられる事は怖い事だから…兄を溺愛する父親に見捨てられ…下半身不随で世間にも見捨てられた僕にはそれがよく解る。
その心を知らないヤツが必死に頑張っているルイズを役立たずと言っているのだけは許せない。

ジョニィの言葉ににやりと笑うとギーシュは「ヴェストリの広場にこい」とだけ言って去っていった。

ギーシュの姿が完全に見えなくなると、シエスタが青い顔で呟いた。
「ジョ、ジョニィさん…。あなた…殺されちゃいます…メイジと戦ったりなんてしたら…」
そう言うと、だーっと逃げ出してしまった。
(僕の馬を場房に戻してもらいたかったんだけど…仕方ないか)
ため息をついてジョニィは厩舎への道を戻り始める。
スローダンサーを馬房に戻すと厩舎の壁に鉄の板が立掛けられているのが目に入る。


しばらくして厩舎からでてきた彼の手の中には二つの鉄球が握られていた。

To Be Continued =>
788マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:32:06 ID:???
さぁ、穴だらけフラグが立ったぞ支援ッ!
789マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:33:17 ID:???
鉄球ッ!!
なんという展開・・・次の投下を心待ちにしているぜ!
GJ!
790マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:34:13 ID:???
爪飛ばしなんて遠距離攻撃卑怯です><
791マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:34:34 ID:???
ジョニィいいねぇーーーーーーーーーーッ!!
しかし車椅子のジョニィに決闘申し込むってひでぇなギーシュ
792マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:34:46 ID:???
以上投下した。
ギーシュはチーズみたいに穴だらけになって…死んだ
793マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:35:06 ID:???
GJ!穴だらけフラグじゃあないのか意外だ
しかしケティが舐めたのはギーシュか自分の手(に付いたギーシュ汗)か
どっちだwww
794マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:35:09 ID:???
サンドマンみたいに穴を押さえようとして指が吹っ飛ぶんだな?
795マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:35:26 ID:???
>>792
ちょw早いよww
796マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:35:59 ID:???
車椅子のジョニィにボコボコにやられるギーシュが楽しみww
797僕の夢は三色コロネッ!:2007/07/09(月) 20:36:24 ID:???
誰も投下する人がいないのなら40分に投下したい!
しかし本当に話が進みません。あとまとめの人いつもご苦労様です。
798マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:36:57 ID:???
ギーシュは両方の玉を潰されてギー子になる。片方でもなく増えるでもなくゼロだッ!!
799マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:36:59 ID:???
>>794
そんな判断が急に出来るのか?
800マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:37:47 ID:???
ルイズよりジョニィのほうが介護が必要なのに。
801マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:37:52 ID:???
ゼロのギーシュは新しいな

>>797
来いッ!
802マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:38:17 ID:???
>>797
支援するッ!
803僕の夢は三色コロネッ!1/12:2007/07/09(月) 20:40:37 ID:???
第6話 同じ匂い


トリステイン魔法学園 学園長室

「なるほど…その少年の事か。実はなミス・ロングビル。その少年のことはよく分かってないのじゃ。」
さっそくロングビルはジョルノの事をオスマンに聞いていた。やはりまだよく分かっていはいなかったが。
「分かっている事はその少年がヘビを作り出す事と怪我を即座に治してしまうということだけじゃ。でもなぜ
そなたはその使い魔のことが知りたかったんじゃ?ま、まさかオヌシ狙っておるな!?」
「馬鹿は休み休み言ってください。クソジジイ。いやミスタ・オスマン。ただ気になっただけですよ。」
「ひっでぇ!クソジジイじゃないもんっ!…まったく。ワシもその使い魔のことは不思議に思っていたんじゃ。
亜人とミス・ヴァリエールは言っていたそうだが亜人には見えんし。すまぬな。力になれんで。」
「いえ、所でミスタ・オスマン。なぜ私がこの部屋に入ってきた時から私のお尻をさわっているのですか?」
「分かっていないのう。そこに尻があるからに決まってるじゃろう。フォッフォッフォ  ふごぉっ!?」
「オラァッ!!!!」

お〜〜〜〜と、ここでロングビルの金的蹴りが入ったァァァァ〜〜!!これは老人にはキツい!!

「……どんな気分だ?…動きたくても(痛みで)動けない気分はよぉぉぉ…」
「ま、待てミス・ロングビル!話せばわかるぅぅぅ!!!ってなんでわしの杖を持ってるんじゃ?
え?ちょっと、そんなの無理無理無理!!!らめぇぇぇぇ!!」 ズポッ

アッー!


まったく。期待はしてなかったが相変わらずのエロジジィめ。アレでちょっとは懲りただろう。
やっぱり自分であの男について調べるしかないようね。直接聞くわけにはいかないし。尾行でも
するしかないみたいね。
804僕の夢は三色コロネッ!2/12:2007/07/09(月) 20:42:31 ID:???
オスマンの貞操が奪われている同時刻 トリステイン学園図書室

「これは男性名詞。そんなに難しくないはず」
「わかりました。どことなくフランス語に似てますね」
「フランス?」
「こちらの話です。続きお願いします。」

放課後の事である。
青髪の少女こと雪風のタバサと金髪の亜人ことジョルノは学園の図書室に来ていた。
元々はタバサ一人で本を読もうと思って来たのだが途中でジョルノに図書館の居場所を聞かれてする
案内する形でここに連れて来た。どうやら彼は文字が読めないらしく文字を覚える為に図書館で勉強
つもりだったらしい。最初は貴族以外立ち入り禁止と説明したのだが亜人ですからといい張って乗り切った。
基礎文法だけでもいいから教えてくれないかと頼まれ最初はいやいや教えていたタバサだがジョルノの飲み込みの速さに
驚いていた。頭はご主人様よりはずっといいらしい。タバサは昨日ジョルノ達のババ抜きに参加したときに彼が只者ではないこと
は薄々感じてはいた。彼が負ける事はなかったのだ。それはジョルノがスタンドを使って皆のカードを盗み見ていたのからなのは内緒だ。
彼のご主人。ゼロのルイズことルイズも勉強は確かにできるがそれは自分が馬鹿にされてるのをバネにがんばったからであろう。
彼女は勉強以外はからっきしだ。そんなルイズが召喚した使い魔。本人は亜人と言ってはいるけどとても亜人には見えない。
そんな彼をタバサはじっと見つめてみた。なかまになりたそうに見つめてみた。
(カワイイ髪型。あそこの三つの穴に…指を…入れてみたい…)
「どうしましたタバサ。まだ途中ですが」
「お願いがある。勉強を教えた御礼だと思って聞いてほしい。」
ほのかに顔を赤らめてモジモジし始めたタバサ。傍から見れば告白する前にも見える。だが
「アナタの頭をさわらせてほしい。」
やっぱり違った。
805マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:44:06 ID:???
アッー!
806マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:44:10 ID:???
しえ〜ん
807マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:44:12 ID:???
ジョルノ結局負けなかったのか支援
808僕の夢は三色コロネッ!3/12:2007/07/09(月) 20:45:59 ID:???
ジョルノは正直戸惑っていた。こんな事を言われたのは初めてだし。
(触らせてほしい?本当にそれだけなのか?考えがわからない。イタズラな気持ちはないみたいだが、触らせたくはない。)
タバサはじっとこちらを見ている。純粋に頭を触りたいだけのようだ。
「おねがい。」

じぃ〜〜……

「どうしても…」

じぃ〜〜……

「触らせなければこれ以上教えない。」
「わかりましたよ。やれやれ。」
そこまでして触りたのか。呆れつつもタバサの前まで行ってあげる。ホントに小さい子だな。
「手が届かない。しゃがんで。」
「イスがあるでしょう。それを使ってくださいよ。」
「じゃあ教えない。」
ホントにやれやれだ。
「これでいいですか?タバサ」
コクッとうなずくとタバサはジョルノの頭に手を置いてそしてッ!
ズポッ アッー!
ジョルノの三つの発射口に指を突っ込んだッ!! 上のほうで同時にアッー!と聞こえた気がする。気のせい気のせい。

809マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:46:07 ID:???
>頭はご主人様よりはずっといいらしい
ひでえwwwww
810マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:47:00 ID:???
変なところシンクロすんじゃねえwwww
811マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:47:38 ID:???
勇者だタバサ支援アッー!
812マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:48:32 ID:???
ジョルノ「もう終わりだよォー」
813マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:48:50 ID:???
支援した
814僕の夢は三色コロネッ!4/12:2007/07/09(月) 20:49:08 ID:???
(彼の髪…柔らかい…それにいい匂い。)
タバサは抱きしめるように頭を撫でている。すこぶる上機嫌だった。それは周りから見れば異様な光景でもあったが。
男がひざまずいて少女にズポズポされています。これだけ聞いたらすごい勘違いされそうだ。
タバサはうっとりとした表情でジョルノの頭をやさしく撫でつつ指を入れていた。だから違うってば。
「あの、タバサ?」
「……ごめんなさい。でも、もうちょっとだけ…」



こんなに安らぐのはなぜだ。頭を撫でる指がやさしくこそばゆいが気持ちいい。
頭を撫でられるなんて生まれて初めてかもしれない。他人に頭を撫でられる。決して珍しいことではない。
最初はいやで仕方がなくだったのに。タバサは夢中で僕の髪を撫でている。


義父が幼いジョルノに教えたことは他人に卑屈な態度をとる性格。母が教えてくれたことは
冷たいゆりかごで一人母を待つ絶望感だけだった。目の前の少女は母と呼べるような歳でもなければ悪いが体の成長も
未発達で母性と呼べるものは持ち合わせているようには見えない。でもジョルノは今まで味わったことのない母性というもの
を生まれて初めて感じていた。とても優しい指使い。眠くなるような安堵感があった。


そんないいムードを離れて除く桃色の髪と赤いトカゲ。もちろんルイズである。
「な、なによアイツッ!!どこに行くかも言わないで後をつけてみたら…タバサとデレデレしてっ!!」
「きゅるきゅる」(いや、デレデレはしてないよ。絶対)


815マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:50:25 ID:???
デレデレはしていない支援
816僕の夢は三色コロネッ!5/12:2007/07/09(月) 20:50:32 ID:???
「しかもなによあの顔!気持ちよさそうな顔してるじゃない!穴に指入れられると気持ちいいわけっ!?」
「きゅるきゅる」(その言い方やめようよ。誤解されるよルイズ)
「うるさいわねっ!誤解されても別にかまわないわよ!ってうわあああ!」
「きゅるきゅる」(うわあああ!って…そんなに驚かなくても…結構凹むわぁ…)
「なんでキュルケの使い魔がここにいるのよ!キュルケ!貴様見ているなッ!?」
自分がサラマンダーの言葉を理解していることに終始気がつかないルイズであった。


一方。こちらは…

あの男はどこに行ったのかしら。ヴァリエールのワガママ娘の部屋にもいない。
ロングビルはルイズの部屋まで来てみたが人の気配はない。留守か。
すると隣の部屋で扉が開く音がして、中からは褐色の少女が出てきた。ツェルプストー家の娘か。
「あら?ミス・ロングビル。こんな所で何を。」
「私はミス・ヴァリエールの使い魔に用事があって来たのですが。ご存知ですか?ミス・ツェルプストー」
「ええ。知ってますよミス・ロングビル。今から会いに行く所ですわ。」
「よろしければご一緒してよろしいでしょうか?」
「かまいませんわ。今いい所みたいですから早く行きましょう。」
「は、はい」
いい所?何を言ってるのかさっぱりわからない。まあいいわ。


817マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:50:59 ID:???
タバサ自重…と言いたいがもっとやってやれ支援
818マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:51:25 ID:???
フーケ前からタバサフラグが…早い、早いよコロネさん
819僕の夢は三色コロネッ!6/12:2007/07/09(月) 20:51:51 ID:???
着いた所は学園の図書室だった。ここにいるのだろうか。入り口の前ではサラマンダーと
ヴァリエールが何か言い合ってた。
「だいたいアンタなんでジョルノの監視してるのよ!」
「きゅるきゅる」(いい男がいたらホイホイ着いて行くのが俺の仕事さ。)
「だまらっしゃい!!あんの万年発情女めぇぇぇえ!」
「きゅるきゅる」(そんなに怒らないでよルイズ。ホラ深呼吸して。)
「アナタだって尾行してるじゃない。人のこと言えるのかしら。ルイズ。ありがとうフレイム。」
「きゅるきゅる」(マスターもがんばってね。)
「キュ、キュルケ!アンタなんで使い魔に尾行なんか。」
「愚問ね。私の愛しいダーリンがどこにいるのか気にならないわけないじゃない。」
「確かに彼はいますけど…その、なんというか私達が行ってはいけない雰囲気なのですが。」
そうなのだ。先ほどの状態から移動してソファでタバサが膝枕するようにしてジョルノの頭を撫でており
あの警戒心の高そうなジョルノが気持ちよさそうに眠っているのだ。信じられない。つーか近寄りがたい。
どうしようかねぇ。見つけたけど眠ってるじゃないか。一回秘書室に戻ろう。
そこにズケズケと入っていくルイズとキュルケを尻目にため息混じりにロングビルは自室に戻っていった。


「ターバサ!悪いわねダーリンと仲良くしてるところ邪魔して。」
「ちょっとタバサ!人の使い魔に勝手なことしないでくれる?」
「静かにして…彼が起きる。」
「「はい…」」
タバサから放たれる殺気と呼ばれるプレッシャーによって押し黙る二人であった。


820マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:52:05 ID:???
ことばが通じてるwww
821マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:52:14 ID:???
そういえばジョルノの家庭環境劣悪だったな
822僕の夢は三色コロネッ!7/12:2007/07/09(月) 20:53:25 ID:???
それにしても……

「はぁ〜……ダーリンの寝顔って初めてみるけどカワイイわねぇ。」
「な、なんかムカツクわあ!鼻に杖でも突っ込んでやろうかしら!。」
「や め ろ」
「は、はいぃ……でもタバサ。なんでアンタの膝の上でジョルノが眠ってるのよ」
「いろいろあった。」
「「いろいろ?」」
「そう……いろいろ。」

図書館の窓から入ってくる強めの風が気持ちいい。




僕は図書館で確かタバサに頭を触られて……新手のスタンド攻撃!?……ン?

「あ、起きたわね。おはようダーリン。もうすぐ夜だけどね。」
「ご主人様ほったらかしにして他の女の子と寝ている使い魔なんてどこにいるのよ!まったく!」
また勘違いされそうなことを。ん?他の女の子?この頭の下にある暖かいものは。

膝枕した時すぐに眠ってしまったのか。
その膝枕してくれたタバサはソファにもたれかかって眠っている。

「さっきまでは起きてたんだけどね。眠ってるようだしなんか起こしずらくって。タバサの寝顔もかわいいけど
ダーリンの寝顔もなかなかカワイイ顔してたわよぉ。」
「なかなかの間抜け面だったわよ。犬ぅ。オラオラオラ」 ツンツンツン

つつくな。弱みを握られたようで不快な気分だ。それにルイズがなぜ怒っているのかさっぱり分からない。
823マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:54:02 ID:???
ジョルノ「タバサは私の母親になるはずの女性だったのだッ」
824僕の夢は三色コロネッ!8/12:2007/07/09(月) 20:55:05 ID:???
お父様と一緒にお話した事。今でも覚えている。


「ねえお父様。お父様が王様になるって本当なの?」
「どうかな。シャルロットは私が王様になれると思うかい?」
「うんっ!だってお父様優しいもんっ!」
「そうか。でもお父様はあんまりなりたくはないな。」
「どうして?王様になれるんだよ?」

父の大きく手が私の頭を優しく撫でる。その感触と温もりは今でも覚えている。

「いいかいシャルロット。王様になるって事はそれだけ他の人と仲が良くなるし悪くもなるんだよ。
それはとても大変で悲しい事なんだ。人も一杯死んでしまうだろう。大事な家来を失いたくないからね。
それに私は兄さんを王にしてもかまわないと思っているよ。いや、王にしたいと思っている。」
「私ジョゼフおじさん嫌い…怖いもん。」
「そうか怖いか。確かに兄さんはいい顔立ちの癖に人相はよくないようだね。」

お父様は愉快そうに笑いながら。でも困ったような顔をしていた。
「確かに兄さんは愚か者だ。だけどそれでも私の兄さ。いろいろ助け合っていけばいずれかは
兄さんも成長していずれちゃんとした王の器になると私は信じているよ。兄さんの事を。」
「でも、それでもお父様が王様になれたらいいな。」

お父様はニッコリと笑いながら私を抱きかかえて食堂へ連れて行った。

825僕の夢は三色コロネッ!9/12:2007/07/09(月) 20:56:49 ID:???
食堂にはお父様とお母様。それに他の家来のみんながいた。

「お誕生日おめでとうございますシャルロットお嬢様。さあローソクに火をお付けください。」
「さあシャルロット。ローソクに火をつけて」
「うん!でも私一人じゃさみしいから」

私はお父様とお母様の手をとって

「一緒につけよっ!」

三人でローソクに火をつけた

「お誕生日おめでとうシャルロット。」
「おめでとうシャルロット。お母さんからはプレゼントがあるのよ?」

「この箱の中?開けていい?お母様」
「いいわよ。開けてみなさい。」

箱の中には黒髪のショートカット。それでいて愛らしい目をした私と同じ小さな女の子がいた。

「お父様っ!お母様っ!ありがとう!私このお人形一生大事にするねっ!」
「大人になっても人形遊びなんてしてたら笑われてしまうよシャルロット。」

お母様もクスクス笑っている。いじわる。

「そうだねシャルロット。一生大事にするならお名前をつけなきゃいけないな。」
「んとねっ!タバサ!この子はタバサだよ!お父様!」
「タバサちゃんか。私の娘と仲良くしておくれ。ミス・タバサ。」
「なんだかシャルロットにもう娘ができちゃったみたいで悲しいわぁ。幸せになるのよ〜」

お母様ったら。この子はお友達だもん。
826マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:57:07 ID:???
ジョゼフ…一文字違いが大きな差支援
827僕の夢は三色コロネッ!10/12:2007/07/09(月) 20:58:38 ID:???
私の誕生日にできた新しいお友達。ずっと大切にするね

「さて、ケーキを食べてしまおうか。ほら二人とも皿を出して」

お父様が自分で切り分けたケーキを私の皿にのせる。

「お早いうちにどうぞ私のお姫様。ほらお口を開けて」

お父様がケーキを私の口に運ぶ。甘くておいしい。

「おいしい。ほら、お父様も食べてっ」

私もお父様のお口にケーキを運ぶ。

「うん、これはおいしいな。コックの給料を上げなくてはいけないね。」

コックの人は苦笑いしている。お父様もお母様もみんな楽しそうだった。

「お父様、ちょっとしゃがんで。」
「どうしたんだい。シャルロット」
「私もお父様がやって下さったようにお父様を撫でてあげたいのっ!しゃがんでしゃがんで!」
「光栄でございますお姫様。それではお願いいたします」


お父様の髪はとっても柔らかくて、懐かしい匂いがした。
828マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:00:01 ID:???
エエ話や…
こうしてタバサは髪フェチになったのか支援
829僕の夢は三色コロネッ!11/12:2007/07/09(月) 21:00:27 ID:???


自分の頬に涙が伝っている事に気がついて私は目を覚ました。


ここは……私の部屋。私は彼に膝枕してキュルケ達が来てその後……
彼が私を運んでくれたのだろうか……彼はいない。
周りを見ると机の上に何か文字が書いてある紙がある。

「夜食を作ってくれるメイドさんがいますので起きたら僕の所に
来てください。 ジョルノ・ジョバーナ」

彼からだった。綺麗な字。覚えるの速すぎ。
外はもう真っ暗だった。夜食は太りやすいと聞くけどおなかがすいてるし食べに行こう。




「さあ、どんどん食べてくださいね。ジョルノさんにミス・タバサ。おまけにミス・ヴァリエール」
「おまけにってなによちょっと!貴族に対しての礼儀ってものを知らないようねっ!」
「ジョルノさんのご飯を抜いたりするような人にそんな礼儀は必要ないですから。」
ギャアギャア言ってる二人を尻目にすさまじいスピードであっという間に平らげるタバサ。
「それにしてもすごい食欲です。そんなにお腹が減っていたんですね。」
元々大喰らいみたいだけどあんな細い体のどこにはいっているのだろうか。

「ジョルノ。食べて。」
「自分で取りますよ。邪魔です」
「私が食べさせてあげたい。駄目?」
(やれやれだ。この娘にはなぜか僕は弱いらしい。)
830僕の夢は三色コロネッ!12/12:2007/07/09(月) 21:02:07 ID:???
ジョルノは観念したのかスプーンを置いた。
「一回だけですよ。」
コクッ っとうなずくとタバサは鶏肉のいためにすばやく自分で調合したはしばみ草を数種類ブレンドした物
(別名 ヤムチャの粉)をかけてジョルノの口元にに運ぶ。ちょっと彼の困る顔がみたい。楽しみ。
「ディ・モールトグラッツェ(どうもありがとう)」
さあ、殺人レベルのはじばみ草の苦味を喰らえッ!!

「苦味が利いていてとてもおいしいですね。」
あ、あれ?おかしいな。まさか私と同じタイプの味覚?
「気に入りました。アナタのブレンドしたこの調味料。後で分けてもらえますか?」
ばれてた。入れたのバレバレだった。分からないように入れたのに。
「よくできました。」 ぱちぱちぱち
拍手でごまかしてジョルノの頭を撫でる。懐かしい匂い。お父様と同じ。
彼から感じてたのはお父様の面影。同じ匂い。全然似てないのに。不思議な人。

「ちょっとジョルノ。私のも食べなさいっ!」
「そんな胸ナシ脳筋ツンデレ生物ほっといて私のを食べてくださいよジョルノさん!」
だれが胸ナシ脳筋ですってェェェーーー!! ホントの事だろうがァァァア!! 
ジョルノはやれやれ うるさくて仕方がないといった感じでその様子を眺めている。


そんな三人を見てタバサはクスクス笑った。


この後ルイズが寝る前に「わ、私にも膝枕しなさいっ!」と言って甘えようと
したルイズだったが「疲れるからいやです」と即効で断られてスネてちょっと泣いたルイズであった。



to be continued
831マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:03:03 ID:???
ルイズ不憫www
832僕の夢は三色コロネッ!:2007/07/09(月) 21:03:23 ID:???
以上です!支援感謝いたします。
話全然進まneeeeeeeeeeeeee!
早く戦闘がしたいです。

ギーシュ?いたねそんなやつ
833マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:03:39 ID:???
シエスタ黒化はぇぇwww
834マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:04:17 ID:???
三色はどのキャラも可愛すぎるwww
835マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:04:37 ID:???
ジョルノ外道wwwwwwwww
しかし下ネタ全開かと思ったらなんと心の温まる展開なんだ
僕は作者に敬意を表する!是非ともタバサルートに邁進してくれ!
836マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:05:27 ID:???
最初ギャグで終わると思ったのに。
不覚にもタバタンの夢でぐっときてしまった。
ジョルノもタバサも境遇が似てるんだよな。
乙&GJ!
837マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:05:45 ID:???
シエスタ性格悪いなwww
838マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:07:01 ID:???
>>837
公式です。これが公式!
839マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:07:10 ID:???
同じ匂いって題名で最初にアッー!
ネタが来たから絶対ギャグだと思ったのに。
同じ匂いって題名の意味分かったよ。GJ!

後オスマン貫通式おめでとう
840マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:08:35 ID:???
改めてタバサは俺の嫁だということがよくわかった。
タバサかわいいよタバサ
841マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:09:26 ID:???
>>837
原作どおり!
842マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:09:56 ID:???
なにこのハートフルストーリー。
正直ギャグで終わると思ってフェイントかけやがって……
みんなかわいいw乙&GJ!
843マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:10:32 ID:???
GJ!あんたはタバサ好きを味方にした
844マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:11:51 ID:???
   VIP内のうp系パートスレのご案内です

――――アニソン mp3 系―――――
アニソンうpストレートくだしあ>< (アニソン直球)
http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1183978387/
兄祖父 (アニソン変化球)
http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1183902031/
mp3 (一般mp3)
http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1183908182/
電波「ゆと・・・・り・・・?」 (電波ソング)
http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1183848741/
雑スレですッ、キラキラの雑スレですッ (新譜ならここ)
http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1183905924/
――――エロ漫画 同人誌 系――――
zip de dat (小文字zip)
http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1183899362/
ZIPであれやこれや (大文字ZIP)
http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1183897032/
宇宙刑事GYAVAN(-。-)y-~ (y)
http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1183915598/
【単発】ZiP【中文字】 (単発)
http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1183947156/
―――jpg 系―――
【エロ】ひこぼしも虹画像に夢中【非エロ】
http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1183793003/
保 存 し た ら 勝 ち   @   日 曜
http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1183864201/
【朝倉】ハルヒのエロ画貼ろうぜ Part2【喜緑】
http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1183897451/
845マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:12:14 ID:???
タバサ昔は明るい子だったんだよな。それがあんな事になって…
ジョルノジョゼフ王ぶっ殺しちまえ!
846マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:12:14 ID:???
シエスタって原作でもこんな感じなの!?
ところで質問なんだが…
皆のアイドル「ギーシュ」と「マルコメ」は原作でもいじられキャラなのか?
さわりだけでも良いから教えてくれないか?
847マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:13:08 ID:???
>>838,841
そーなのか。
関係ないんだがこういうハーレム系の話を見るとメインヒロインとくっつけてあげたくなる…
848マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:14:03 ID:???
>>846
まるこめなんてまず出てきませんw
ギーシュはそれなりにがんばるけどヘたれてるまんまだと思う。
つーか9時現在でまとめ一万人突破ってなにさ。
849マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:15:44 ID:???
このジョルノならジョゼフ暗殺をやってくれる事を信じている。
850マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:17:08 ID:???
>>848
ほんとだよw
てか避難所が更新されてるな
851マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:18:47 ID:???
十数レスに渡って無駄無駄を食らうかGERで無限に死ぬかしか道が残されてないな、三色のジョゼフは
852マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:19:28 ID:???
>>848
豚糞、マルコメは出番が無いのか…結構好みなのにな。
でも俺の嫁はきゅいきゅい唯一人也。
853マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:20:06 ID:???
亀だが吉良ワルド死んだの?
854マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:21:40 ID:???
>>852
残念。それはオスマンのおにんにんだ。
855マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:23:23 ID:???
>>852しかしそこには微笑むヴェルダンデが!
>>853うんにゃ、まだわからん
856マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:27:18 ID:???
星屑はトリップつけてくれ。
そうすりゃアボンできる。
857マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:28:08 ID:???
とりあえずいまさらだが一言。DIOルイズに踏まれたい。
858マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:28:55 ID:???
>>857
あの力で踏まれたら圧死します。
859マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:29:07 ID:???
>>854
オスマンは俺の爺ちゃんの予定だ。
>>855
ヴェルダンテは俺の子供の(ry
そして俺達は幸せな家庭を築く!!!
860マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:29:41 ID:???
>>857
フットスタンプだ!ぶっつぶれろォッ!
861マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:30:13 ID:???
>856
スターダストでアボンすりゃ良くね?
862マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:31:03 ID:???
>>859
強いな。強く生きるんだぞ。

まとめ現時点で昨日突破しやがった。すっげ
863マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:31:04 ID:???
>>856
スターダストでNGすればいいじゃない。
>>858
万力のような力でゆっくりと潰されながら冷たい目で見られるなら死んでもいい
864マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:32:10 ID:???
このドMどもめ!!!!
865マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:35:24 ID:???
>>864
失礼な、俺はSもMもいけるぞ
866マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:35:44 ID:???
>861>863
気が付かんかった。
アホだな、俺。
もはやオリキャラと化したギーシュがウザ過ぎるから、これからはNGにするよ。
THX
867マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:36:41 ID:???
毒吐きでやれ
868マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:36:54 ID:???
>>866
スレが荒れるらしいんで、そういうことは心の中に秘めておくとグッド!
869マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:37:08 ID:???
         (<、,,> ":::::::::::::::::::::::::::: 、
      〜〈/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::)
       〃:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::<、    ど ロ こ
     ~そ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,)   も リ の
  、_ ,, /::::::::::::::::::::::::、,ゝ===く:::::::,:::::ヽ  め コ
    `V::::::::::::::::::::、_γ      `ヾ,_ < ! ン
     l::::::::::::::::::::::く(   r,J三;ヾ   )> く,
 〜v,ん:::::::::::::::´:::::::=; {三●;= }  ,=ニ `/l/!/⌒Y
     l:::::::::::::::::::::::::::::ゝ≡三=イ ´::::゙:::::::::::::::::::::::::::::::
 、m,.. ,ゞ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
 ´ " ~ ヘ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
870マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:38:09 ID:FtL9pz8X
>>869
 失礼な、俺はフーケだって大好きだ。
871マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:39:46 ID:???
じゃあ俺は駄目可愛いアンを貰ってく。
872マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:39:57 ID:???
むしろフーケが一番好きだ
873マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:40:51 ID:???
フーケとキュルケに攻められて失神したいです><
874マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:41:24 ID:???
>866
気持ちは分るが、避難所の毒吐きスレに行って来い。
875マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:46:38 ID:???
じゃあケティはもらっていきますNE!
876マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:48:40 ID:???
ちぃねえさまは俺の嫁
877すけこまC:2007/07/09(月) 21:49:25 ID:???
あなたはどのタイプ?

「毒吐きスレ行け」「ROMれ」⇒あなたは悪を許せない「ルイズ」タイプ
「NGワード設定したらいんじゃね?」⇒いなし方を知る大人「キュルケ」タイプ
「そんなことより○○は俺の嫁」⇒わが道を行く「タバサ」タイプ


                …などというと思ったかぁ!このヌケサクがぁー?!
                 「マリコルヌ」タイプ


ちなみに
知ったこっちゃなくSSを書く⇒わが道を行け「シャルロット」タイプ
むしろ唸らせるような作品書いてやる⇒最強の禿「コルベール」タイプ
878マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:51:18 ID:???
タバサタイプのようだ
879サブ・ゼロ:2007/07/09(月) 21:51:36 ID:???
やっと・・・やっと書き終わった・・・ッ!
55分から投下するッ!!
880マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:52:45 ID:???
>>877
あ〜ん!スト様〜、あなたはなんて眩しいコッハゲなのッ!

こうですか、わ(ry

>>879
十時より早いじゃあないか、偉いね〜
881マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:53:11 ID:???
三河屋さんktkr!
882マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:53:14 ID:???
サブゼロの兄貴はコルベールタイプだぁぁぁぁぁぁっ!!
883マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:54:39 ID:???
ついに来た!
884サブ・ゼロの使い魔(1/15):2007/07/09(月) 21:55:08 ID:???
場面はあくまで無情に過ぎる。彼らの発言から、あれから二年の月日が
流れ去ろうとしていることがわかった。リゾット達のチームは、あの事件以来
まさに首輪がつけられたような状態になっている。ギアッチョの眼を通して、
彼らに常に何人もの監視がついていることにルイズも気付いていた。誰も
口には出さないが、彼らの中ではどんどん絶望と諦念が大きくなってきている。
それが彼らの一つ目の変化だった。そして二つ目の変化は、チームに新入りが
入ったことだった。ペッシという名のその新入りは、その物腰から察するに
おそらくはまだ少年の域を脱しない年齢の男で・・・おそらくというのは彼には首と
呼べる部分がどうにも確認出来ないため輪郭で年齢を判断しにくいからなのだが、
とにかく彼はスタンド使いで、その才能を買われてリゾットの暗殺チームに配属
されたらしい。しかし彼は生来の気の弱さで、いつまで経っても見習いの域を
脱しないのだった。彼は今、アジトの地べたに座らされてプロシュートに説教を
喰らっている。
「プロシュートの奴・・・すっかりペッシの教育係みてーになってるな
オレはてっきりお前の出番かと思ってたがよォー」
椅子に腰掛けたイルーゾォはそう言って隣に座るギアッチョに首を向けた。
「ああ? オレは他人に説教くれてやるような人間じゃあねーぜ」
両足をテーブルに投げ出すと、ギアッチョはそう言って鼻を鳴らす。
「説教なんてのは他人を気にかける心のある奴がするもんだからな・・・」
オレはそんな出来た人間じゃあねえと自嘲気味に笑って、ギアッチョは
ペッシに眼を向ける。イルーゾォはそんなギアッチョからすっと目線を外すと、
「オレはそうは思わないがな」
と冗談めかした笑いに乗せて呟いた。プロシュートとペッシを見ていた彼に
その言葉は届かなかったようだが、彼女に・・・ルイズにだけはしっかりと
聞こえていた。
――わたしも・・・そう思うわ イルーゾォ・・・
ギアッチョは自分やキュルケ達を幾度となく怒ってくれた。ルイズは気付いて
いる。それは教師達のようなゼロの自分への嘲りを含んだ怒りなどではない、
人を侮辱するところのない真の怒りだった。
885サブ・ゼロの使い魔(1/15):2007/07/09(月) 21:56:19 ID:???
そしてそれは、合図のノックを足音代わりにやって来た。イルーゾォが開けた
扉から入ってきたリゾットはまず周囲を見渡し、そこに全員が揃っていることを
確認してから――

「ボスに『娘』がいるという情報が入った」

自らの口で、終焉の開幕を告げた。
彼らがどんな反応をしたか、いちいち記す必要があるだろうか?ソルベと
ジェラートの仇を討つ為、己とチームの誇りの為、そして自分達が頂点に立つ
為・・・彼らは命を賭けると『覚悟』した。


――ルイズは奇妙な浮遊感を感じて周りを見る。自分の視点がどんどん上昇
して行き、そして彼女の精神は蝉が羽化するように、徐々に・・・そしてやがて
完全にギアッチョから離脱した。

おかしい、とルイズは感じた。彼女はこの夢はギアッチョが見ている彼の過去
だと考えていたが、しかしそれではこの光景は一体どういうことだ?
ブルドンネ街よりも広い、黒っぽい地面の大通り。両脇には見たこともない
デザインの建物が立ち並び、その路傍には2.5メイル前後ほどの恐らく鉄製の
オブジェがまばらに点在し・・・そしてその内のいくつかが派手に炎上している。
いつの間にか彼女はそれを上空から眺めていた。
上空?ギアッチョはレビテーションもフライも使えはしないはずだ。ならばこの
視点は、一体誰のものだ?
どういうことかと考え始めたルイズの思考は、直後彼女の視界に飛び込んできた
情報によって綺麗に吹き飛んだ。
886マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:56:34 ID:nlzNhP7x
支援
887サブ・ゼロの使い魔(3/15):2007/07/09(月) 21:57:37 ID:???
――ホルマジオ・・・!!
炎上する大通りの真ん中に立っているのは、他ならぬホルマジオだった。
血塗れの顔と身体は炎に焼け爛れ、思わず眼を背けたくなるほど痛々しい
姿になっている。1メイルほどの距離を開けて、彼はルイズと同年代ほどの
背格好の少年と対峙していた。
「来い・・・・・・・・・ナランチャ・・・・・・・・・」
ホルマジオは少年に向けてそう言い放ち、そして数秒の沈黙が走り。

「『リトル・フィィィーート』!!」
「うおりゃあああああっ!!」

――早撃ちの軍配は、少年に上がった。

「しょおおがねーなああああ〜〜 たかが『買い物』来んのもよォォーー
楽じゃあ・・・なかっただろ?え?ナランチャ・・・」
ホルマジオは二、三歩よろよろと後じさるとなんとか言葉を吐き出し、
「これからはもっと・・・・・・・・・ しんどくなるぜ・・・・・・てめーらは・・・・・・」
最期にニヤリと笑いながら、豪快な音を立てて倒れた。

――始・・・まった・・・
彼らの平穏を、ルイズは出来ればずっと見ていたかった。だがもう遅い。
彼らの死は今始まった。夢であるが故にルイズは眼を覆うことも耳を
塞ぐことも出来ず、そしてそんな彼女を嘲笑うかのようにルイズの夢は
次の場面を映し出す。
888マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:57:54 ID:???
ここは支援だ、そうだろミソナ!
889マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:58:38 ID:???
姉ちゃん…支援って今さ!
890サブ・ゼロの使い魔(4/15):2007/07/09(月) 21:58:56 ID:???
どこかの遺跡だろうか。あちこちが破損し壊落している石造りの建造物、
そこにイルーゾォはいた。彼は敵のスタンドに首根っこを掴まれ、石壁に
その身体を押し付けられている。ルイズの意識が彼を認識した直後、
「うわあああああああああああ!!」
恐怖一色に染められた断末魔を上げて、イルーゾォは見るも無残に
「溶けて」死んだ。
――いやぁああぁああッ!!
ルイズは誰にも届かない声で叫ぶ。どうして、どうしてこんな殺され方を
しなければならなかった?彼は確かに暗殺者だった。だけど彼の心には
いつも仲間達への想いがあった。彼は決して、このような哀れな死を
遂げるべき外道などではなかった――!

あまりにも残酷なイルーゾォの死に様に、しかしルイズが心の整理を
つけるより早く。彼女を嘲笑うかのように、場面はあっさりと次へ飛んだ。


車輪のついた、長方形の長大な箱。プロシュートはその箱と車輪の隙間に
引っかかるようにして横たわっている。全身からはおびただしい量の血が
流れ、その片足は有り得ない方向にひしゃげていた。そして彼に重なって
横たわるプロシュートのスタンドは、その指が、身体が、頭が、止まること
なく崩れ続けている。誰がどう見ようが、瀕死だった。
「栄光は・・・・・・」
プロシュートはうわ言のように言葉を紡ぐ。
「・・・・・・おまえに・・・ ・・・ある・・・・・・ぞ・・・」
彼は正に死のその間際まで、ペッシのことを忘れなかった。「オレはお前を
見守っている」と、彼はそう言った。瀕死のプロシュートには、スタンドの発現は
恐らく相当身体に負担をかけているはずだ。しかし一人戦うペッシの為に、
そしてチームの栄光の為に、彼は決してスタンドを解除しなかった。
891マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:59:01 ID:???
なんてかっこいい回想なんだ!支援ッ!
892マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:59:46 ID:???
ルイズには酷だな…だがだからこそ引き立つ支援ッ!
893マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:59:46 ID:nlzNhP7x
人は、GJなSSに出会ったとき支援せずにはいられないのだな
894サブ・ゼロの使い魔(5/15):2007/07/09(月) 21:59:58 ID:???
だが、ペッシは――
「このままで・・・・・・・・・・・・ガブッ・・・」
口から大量に血を吐きながら、彼は己を重症に追い込んだ男を睨む。
「済ませるわけにはいかねえ・・・・・・・・・」
ペッシの手には、拳よりも少し大きな程度の亀が掴まれていた。
どうやら男にとって相当に大事なものらしいそれを殺すことで、ペッシは
せめてもの意趣返しをするつもりらしかった。男がペッシを見据え、
「堕ちたな・・・・・・ただのゲス野郎の心に・・・・・・・・・・・・!!」
そう言うと同時に、ペッシは亀を振りかぶり――

「何をやったってしくじるもんなのさ ゲス野郎はな」

一瞬の駆け引きの後、男の無数の拳撃を受けてペッシの身体はバラバラに
分解されて吹っ飛んだ。そしてプロシュートは偉大に、ペッシは惨めに。
二人は殆ど同時に、だがその『誇り』に天と地ほどの差を空けて死んだ。

ルイズはもはや声もなく彼らの死を見つめる。己の心をひとかけらでも言葉に
すれば、全てが堰を切って溢れ出しそうで。彼女は震える心を必死で抑えて、
動かない眼で彼らを見つめ続けた。


作業的な間隔で、場面は次に移る。ルイズの眼前に新たに映し出された
場所は、どうやら先ほど見た長く大きな箱を収容する施設であるようだった。
収容された箱から出てきたメローネの、
「聞こえてるぜギアッチョ!」
という言葉にルイズはビクリと反応する。ギアッチョの名前は、今最も聞きたく
なかった。彼が死ぬ場面を見てしまうなど、ルイズにはこれ以上ない拷問である。
しかし彼に先んじて命を落とす運命にあるのはメローネのようだった。
ギアッチョと会話をしているらしい彼に、ボトリと焼け焦げた蛇が落ちる。
895マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:59:59 ID:???
サブちゃん待ってたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
896マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:00:52 ID:???
サブゼロを渾身の支援。マジで応援しとるよ
897マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:01:14 ID:???
ルイズには酷な場面だよな。
しかし支援ッ!
898サブ・ゼロの使い魔(5/15):2007/07/09(月) 22:01:15 ID:???
スタンドの性質上、彼は常に安全な場所にいる。追われる身である「奴ら」
が自分の位置を把握することなど不可能、ましてや攻撃を受けることなど
有り得ない――そう油断していた彼の肩の上に、いきなり敵意を剥き出しに
した蛇が落ちてきたのである。彼が無様に取り乱すのも無理からぬことであった。
「あの『新入りの能力』ッ!おれのベイビィ・フェイスの残骸を
ひいいいいいいいいいいいいッ!!」
彼は絶叫し、そしてその大きく開いた口から覗いた舌に焼ける毒蛇は喰らい
ついた。

――・・・・・・・・・もう・・・・・・やめて・・・
一体誰に言えばいいのだろう。分からないままに、ルイズは言葉を絞り出した。
残った7人の内、5人が死んでしまった。たとえリゾットがボスを倒したとしても、
もうあのアジトに彼らの喧騒が戻ることはない。二度と。永久に。
――お願いだから・・・もうやめて・・・!
あらゆることが手遅れであると知りながら、ルイズはもはや過ぎ去った残像に、
虚しく呼びかけ続けた。


そして彼女の夢は、とうとう彼の使い魔を映し出す。
――・・・ギアッチョ・・・!!
粉々に破壊された像のそばを、運河が流れていた。そのほとりに、白銀の
スーツを着た男が立っている。つま先から頭までを余さず覆うそのスーツから
覗く顔は、紛れもなくギアッチョのものだった。
「とどめだッ!ミスターーーーーーーーッ」
ギアッチョがそう叫ぶと同時に、彼に対峙していた男の全身から血が吹き出した。
ミスタと呼ばれた男はしかし、大きく仰け反りながら呟く。
「ああ・・・確かに『覚悟』は出来たぜ・・・ジョルノ」
899マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:01:16 ID:???
>>893
お前はage!俺はsageだ!
900マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:01:31 ID:???
ブチャチームがドス黒い悪に見えてきちまったよ
901マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:02:23 ID:???
うわぁ心苦しいシーンの連続だな
サプ読んでギアッチョに感情移入してるだけに
902サブ・ゼロの使い魔(7/15):2007/07/09(月) 22:02:46 ID:???
「見ッ・・・・・・見えねえ・・・・・・・・・ 血・・・血が凍りついて・・・固まっ・・・!!」
ミスタの血しぶきが顔面にかかり、それは一瞬で凍結してギアッチョの視界を
奪った。

ドンドンドンドンッ!!

ミスタがかざした鉄の器具が火を噴く。どうやらあれは小さな銃のようだ・・・が、
ルイズにそんなことを気にしている余裕はなかった。
前が見えずにヘルメットを引っかいている間に、ミスタの銃撃によってダメージ
こそないもののギアッチョはどんどん後方へ押されて行き、とどめの一発を足に
喰らって彼は全体重を掛けて後ろへ仰け反り――

ドスッ!!

彼の延髄に、槍のように彫刻された鉄柱が突き刺さった。ルイズは思わず
ひっと声を上げそうになるが、幸いにも致命傷には至らなかったらしく、数分後
には死ぬのだと分かっていつつも、彼女はほっと胸をなでおろした。

「おまえ・・・このオレに・・・・・・ 『覚悟』はあんのか・・・と・・・ 言ったが
見してやるぜ」
そう言ってミスタはギアッチョを見据える。今にも失血死しそうなほどに血に
塗れた身体だが、その眼光だけは獣のようにギラついていた。
「ええ・・・おい 見せてやるよ」
ようやく前が見えるようになったギアッチョは、ミスタの姿を見た瞬間彼の
意図に気付いた。
「ただしお前にもしてもらうぜッ!! ブチ砕かれてあの世に旅立つってェェ
覚悟をだがなああああああああ〜〜〜〜〜ッ!!」
「やばい・・・こいつを引っこ抜かなくてはッ!!」
903マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:04:05 ID:???
ほんとにブチャ達が悪役に見える。
そういやここの投下50秒だったのに60秒に増えてやがる。
904マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:04:08 ID:???
>>900
ならもういちど五部を読むんだ。そうすればどっちにも感情移入できていい感じになる。
905サブ・ゼロの使い魔(8/15):2007/07/09(月) 22:04:20 ID:???
野郎、このままオレを死ぬまでのけぞらせる気だッ!ギアッチョは必死に
鉄柱に手を伸ばすが、

ガァーン!!

ミスタの銃弾によってその手は簡単に弾かれる。そしてミスタの更なる
連射によって、ギアッチョの身体はどんどん仰け反って行く。
「うおおおおおおおおおおおおおおお!!」
しかし、それと同時に彼の放った弾丸が彼自身にどんどん跳ね返り
始めた。
「突っ切るしかねえッ!真の『覚悟』はここからだッ!『ピストルズ』ッ!
てめーらも腹をくくれッ!!」
跳弾によってミスタの身体は至る所が弾け始めるが、彼は構わず
銃を乱射する。
「おおおおおおおおおおおおおおお!!」

そして、ミスタがついに崩れ落ちたその瞬間、ギアッチョの首から大量の
血が吹き出した。
――ギアッチョ!!
ルイズは耐え切れずに叫ぶ。しかしギアッチョはギリギリのところで
生きていた。
「違・・・う・・・な・・・ ・・・ガブッ! 『覚悟』の強さが・・・・・・ ・・・・・・『上』
・・・・・・なのは・・・ オレの・・・・・・方だぜ・・・グイード・ミスタ・・・」
瀕死の状態で、ギアッチョはなんとかそう口にする。
906マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:04:44 ID:???
目からオイルが止まらないぜ
907マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:04:53 ID:???
オレ、これから大冒険でパープルヘイズ使えねぇよ
908サブ・ゼロの使い魔(9/15):2007/07/09(月) 22:05:22 ID:???
「ここまで・・・オレを追い込んだのはミスタ・・・ 敬意を表して・・・ やる・・・
だが・・・・・・今度・・・覚悟を決めてギリギリのところで 吹き出す『血』を利用
するのは・・・ オレの方だ・・・ ミスタ」
そう言ったギアッチョの後頭部は、吹き出した血が既にガッチリと凍って
完璧なストッパーになっていた。その直後、未だ宙を舞っていた最後の弾丸が
ついに完璧な角度で跳ね返り――
「頭にッ!勝ったァーーーーーッ!!」
ミスタの額に突き刺さった。
「!! う!? 傷が・・・!?」
しかしその瞬間、額の弾痕は完全に消え去り
「な・・・・・・!!」
いつのまにか、ミスタを抱えてその後ろに金髪の少年が立っていた。
「ミスタ・・・ あなたの『覚悟』は・・・この登りゆく朝日よりも明るい輝きで
『道』を照らしている」
「なんだってエエェェェエエェ!!?」

グシャグシャグシャドグシャアアッ!!!

「うぐええッ!!」
ズン!!と鉄柱がギアッチョの喉を突き破り。彼は万感の無念と己を
打ち破った彼らの『覚悟』へのひとかけらの賞賛と共に、事切れた。

――あ・・・あぁぁああ・・・ッ!!
ギアッチョが『覚悟』というものに拘る訳を、ルイズは理解した気がした。
しかし今ルイズの中に渦巻いている果てしない悲しみは、そんな理解を紙の
ように吹き飛ばす。これは過去だ、ただの夢だと自分に言い聞かせるが、
彼の壮絶な死に様はそんな逃避を許してはくれなかった。ルイズはギアッチョの
名を、まるで壊れた蓄音機のように何度も何度も叫び続けた。
909マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:05:48 ID:???
ルイズにギア千代の死に様はキツいだろ常識的に考えて・・・
910マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:06:22 ID:???
なんて悪夢だこれは。だが泣き叫ぶルイズカワユス
911サブ・ゼロの使い魔(10/15):2007/07/09(月) 22:06:40 ID:???
そして場面は、次へ進む。
――・・・・・・・・え・・・?
その異変に、ルイズは思わず我に返る。これはギアッチョの夢のはずだ。ならば
どうして先がある?どうして、この夢は新しい風景を映し出す・・・?
そうか、とルイズは思った。そもそも途中からおかしかったのだ。ギアッチョが
知るはずのない光景を見ていたことが。ギアッチョ自身の死に様を、遠くから
見つめていたことが。誰かの意図なのか、それともこれは何かの奇跡なのか?
そんなルイズの思案をよそに、眼前の過去は展開していく。
遠くに館と海の見える岩場。そこにいたのは、やはり彼だった。
――・・・・・・そ・・・んな・・・・・・リゾット・・・
リゾットは血まみれで倒れている。傍目から見ても、治癒は絶望的だった。
そんな彼の傍らに腰を落とし、一人の男が彼を見下ろしている。
リゾットはもはや焦点の定まらない眼で男を見返していた。
「ついに・・・オレ・・・は・・・ つか・・・んだ・・・・・・ あんたの正体を・・・オレは・・・」
正体。彼らがこの言葉を使う時、それはとりもなおさずボスのことを意味する。
リゾットは今、「あんたの正体」と言った。つまり彼を見下ろすこの男こそが、
他でもないボス自身・・・!男・・・いや、もはやボスと言うべきか。ボスは今
ルイズに背中を向けている。後ろから見る限りその身体には傷一つついて
いないが、異常なまでに苦しげな呼吸をし続けていることから察すると
リゾットとの戦いでボスもまた相当なダメージを負ったと考えていいはずだ。
「最期に顔を・・・見せ てくれ・・・ 逆光で よく・・・見えない 顔を・・・」
片膝をついて荒い呼吸を繰り返すボスにリゾットがそう懇願するが、
「それ以上・・・・・・ここでその会話をすることは許さない・・・リゾット・ネエロ」
彼はそれを冷たく跳ね除けた。片手に持っていたリゾットの足首を投げ捨てて、
ボスは苦しげに呼吸を続ける。
912マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:06:40 ID:???
>>900
いい忘れたがスレ立てよろ
913マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:07:49 ID:???
うわぁもうみてられねぇーー><
914サブ・ゼロの使い魔(11/15):2007/07/09(月) 22:08:12 ID:???
「おまえは自分がここまでやれたことを 暗殺チームのリーダーとして、『誇り』に
して死んでいくべきだ・・・ あの世でおまえの部下達も納得することだろう」
そう言ってから、ボスは自分の身体から奪った「鉄分」を戻せば潔くとどめを
刺してやろうとリゾットに取引を持ちかけた。もうすぐここにギアッチョ達を殺した
連中がやってくる。そいつらの前で次第に惨めに死んでいくのは屈辱的では
ないか?今ならこのボスが直々に名誉ある死を与えてやろう。そんなボスの
交渉に、リゾットは聞き取れない声で何かを呟く。
「よく聞こえないぞ・・・・・・ すぐに『鉄分』を戻すのだ・・・リゾット・ネエロ」
ぼそぼそと何かを呟き続けるリゾットの口に、ボスが耳を近づける。

「ひとりでは・・・ 死なねえっ・・・・・・ 言ったんだ・・・」

その言葉に、ボスはバッとリゾットの顔に眼を向け、そして彼の決死の『覚悟』を
秘めた赤眼にようやく気付いた。
「今度はオレが・・・利用する番だ 『エアロスミス』を・・・ くらえ・・・・・・!!」
リゾットがそう言うと同時に、ボスの後ろから無数の弾丸が発射された。
ホルマジオの命を奪ったスタンド――エアロスミスだった。
915マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:08:51 ID:???
(´;ω;`)ブワワワッッ
916サブ・ゼロの使い魔(12/15):2007/07/09(月) 22:09:20 ID:???
しかし、一瞬の後に全身から鮮血を吹き出したのは、ボスではなくリゾットだった。
最期の一瞬、彼は何を考えていたのだろう。真っ赤に充血したその眼からは、
もはやいかなる感情も読み取ることは出来ない。リゾットは被弾の衝撃にガクンと
身体を震わせると、一言も発することなく息絶えた。

――・・・そんな・・・・・・・・・そんな・・・!
どうしてエアロスミスとリゾットを結ぶ射線上にいるボスが無傷なのか?どうして
エアロスミスがボスを撃ったのか?そんなことはどうでもよかった。ルイズの心を
埋め尽くした事実はたった一つ。リゾットが死んだ。それだけだった。
あの穏やかなリーダーが、冷徹な表情の下で何よりも仲間のことを大切に考えて
いたリゾットが、死んだ。チームの最後の一人が――殺された。彼のチームは、
消えてなくなった。
――・・・・・・こんな・・・ことって・・・・・・!!
絶望に打ち震えるルイズをよそに、世界は白く染まり始める。白いインクを垂らした
ように始まった白化は加速度的に進行し、
「しかし・・・くそ・・・ みごとだ リゾット・ネエロ・・・・・・・・・」
一人呟くボスの声を最後に、ルイズの夢は完全に白に閉ざされた。
917900:2007/07/09(月) 22:09:47 ID:???
ギコナビでやっているんだが今日はじめて使ったばっかりなんで
スレの立て方がわからねぇんだ、誰かオレの意思をついでくれ
918マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:09:53 ID:???
ひとりでは レなねぇ
919サブ・ゼロの使い魔(13/15):2007/07/09(月) 22:10:33 ID:???
「いやぁああぁああああああああッ!!!」
自分自身の悲鳴で、ルイズは跳ね起きた。
「・・・ぁあっ・・・!・・・っはぁ・・・はぁ・・・ッ!」
窓の外は、未だ双月が輝いていた。窓から差し込む月の光を眺めながら、
ルイズは徐々に今まで見ていた夢の事を思い出してゆく。
そうだ。
心地のいい夢だった。
ギアッチョと仲間達の思い出。いつまでも見ていたかった思い出・・・。
だけどジェラートが死んで、ソルベが死んで・・・ギアッチョ達が反逆して。
そして、死んだ。
全員死んだ。
リゾットのチームは、全滅した。
「・・・・・・全滅・・・した・・・・・・」
ルイズの口から、我知らずその言葉がこぼれ出た。そしてそれと同時に、
彼女の鳶色の瞳からはぼろぼろと涙が溢れてくる。
「・・・うっ・・・うう・・・・・・!・・・こんなの・・・・うっく・・・・・・こんなの酷すぎる・・・!」
ルイズは肩を震わせて泣いている。ルイズが彼らを知ったのはほんの
数時間前のことだ。だがその数時間で、ルイズは彼らと無数の喜怒哀楽を
共有した。もはやルイズにとって、彼らはただの他人などでは断じてない。
だからこそ、彼らの死はルイズに果てしない痛みを負わせた。

ふっと部屋が明るくなる。それに気付いたルイズが顔を上げると、
ギアッチョがランプをいじっていた。ルイズの視線に答えるように、彼は
ルイズに眼を向ける。
「・・・『見た』・・・みてーだな ルイズ・・・てめーも」
夢を共有していたわけか、とギアッチョは呟いた。もはやこの程度のことで、
彼は驚かないようになっていた。
「っ・・・・・・どうして・・・っく・・・そんなに・・・冷静でいられるの・・・?」
涙のせいで何度もしゃくりあげながら、ルイズはギアッチョを見る。
920マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:11:43 ID:???
私怨
921マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:11:55 ID:???
おっちゃん気の毒でみてらんねぇYO!
922サブ・ゼロの使い魔(14/15):2007/07/09(月) 22:12:09 ID:???
「・・・っく・・・ひっく・・・・・・ こんなのってない・・・!」
何か言葉を出す度に、ルイズの涙は量を増してこぼれ続けた。
「・・・っう・・・どうして・・・こんな酷い死に方をしなきゃならなかったの・・・!?」
プライドも忘れて泣きじゃくる彼女に、ギアッチョは冷たく言葉を返す。
「人殺しにゃあ似合いの末路だ」
ゆっくりとルイズに近づくと、ギアッチョは彼女を見下ろして続けた。
「マトモに死ねる奴のほうが珍しい・・・オレらの世界ではな」
ギアッチョは達観したかのような物言いをするが、そんな世界などとは
勿論無縁に生きてきたルイズに彼らの死を同じように受け入れられる
はずもない。彼らの名誉一つない惨めな死を、納得出来るはずもない。
「そんなのっ・・・ ・・・うっく・・・そんなのおかしいわ・・・!」
ルイズはぶんぶんと首を振る。彼女の頬を伝う涙が、雫となって宙を舞った。
ギアッチョはほんのわずか――長く付き合った者にしか分からない程に――
そして一瞬だけ、困惑したような表情を見せる。それからがしがしと頭を掻くと、
ギアッチョはルイズのベッドに腰掛けた。
「・・・ソルベとジェラートは・・・違う」
「・・・・・・違う・・・?」
何が、という部分を省いたギアッチョの言葉に、ルイズは当然疑問を感じる。
ギアッチョはまるで独白するような調子でそれに答えた。
「あいつらは・・・恐らく何も知らないままに 一方的に虐殺された・・・
だがオレ達他のメンバーは違う 真正面から奴らに挑み、力の全てを出し
切って戦い、そして死んだ」
ま・・・一部情けない死に様を晒したバカもいたみてーだが、とそこだけ
呆れたような口調で言ってから、ギアッチョは真面目な顔に戻って続ける。
「・・・だからオレはあいつらの死を受け入れる オレが嘆き悲しむことは、
あいつらの誇りを侮辱することに他ならねーんだ」
ルイズに背中を向けたまま、ギアッチョは言葉を繋いだ。
「他の誰が嘲笑おうと――オレはあいつらの死を誇りに思う」
923マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:12:18 ID:???
支援!
924サブ・ゼロの使い魔(15/15):2007/07/09(月) 22:13:20 ID:???
ギアッチョの言葉はまるで折れることの無い名剣のように、ルイズの心に
真っ直ぐに、そして鋭く突き刺さった。自分は結局、彼らのことなど何も
分かっていなかったのだろうか?そう思うとルイズの心は割れんばかりに
痛みはじめる。
「・・・だがよォー」
ぽつりと、ギアッチョは呟くように口を開いた。
「ルイズ・・・てめーはそれでいい てめーは泣いてやってくれ」
その言葉に、ルイズははっとギアッチョの背中を見つめる。
「全く救いようのねー人殺し共だがよ・・・ 自分の為に流される涙が一粒でも
あるなら人生御の字じゃあねーか」
その言葉に、ルイズの乾きかけた瞳は再び涙を溢れ出させた。
「・・・・・・うん・・・・・・うん・・・・・・っ!」
ルイズは立てた両膝に顔をうずめて泣いた。どうして気付かなかったんだろう。
ギアッチョはこんなにも彼らのことを想っているじゃないか・・・。
ルイズは声を押し殺すのをやめた。彼らの名誉を守り続けるギアッチョの
後ろで、彼らの魂の為に、そして何よりギアッチョの為に、ルイズは声を上げて
泣いた。
925マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:13:57 ID:???
かっこいい。なんて漢だギアッチョ
926マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:13:59 ID:???
サブのルイズはいい子だね
927マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:14:48 ID:???
なんていい子なんだルイズ
928マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:14:54 ID:???
泣きましたガチで
929マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:15:05 ID:???
ルイズはギア千代のスーツ形態を知ったのであるな
930サブ・ゼロ:2007/07/09(月) 22:15:22 ID:???
以上、投下した・・・!

難産にも程があったぜ・・・!
随分続きを待っててくれた人がいたみたいで申し訳なくも感謝感謝。あとまとめの人にも凄く感謝。
51巻から59巻まで引っ張り出してにらめっこしながら書き上げるのは流石に疲れた・・・というか
ここまでする必要があったんだろうかとか心の隅で思いつつ。いやあったはずだ。

ペッシがいなかったって件に関してはあのビビりよう&VSブチャラティ戦で「初めて人を殺した」って発言

があったんでいくらなんでも2年間も研修期間だったってことはないだろうと判断して途中参加にしました。
931マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:15:22 ID:???
ルイズだけじゃない、みんな泣いてるぞー!ギアッチョォーーっ!!
932マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:15:30 ID:???
こんなにイイ子だなんて。
泣いてるルイズ萌えす
933マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:15:38 ID:???
バ、バカヤロー。俺を泣かすきか!
GJ!!!
934マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:15:39 ID:???
>>929
そういやまだ知らなかったんだっけか
935マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:16:07 ID:???
「全米が泣いた」
936マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:17:43 ID:???
ブチャチームも泣いた
937マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:18:22 ID:???
ちょっとサブちゃん泣かせんなよ!!!!
そしてギアッチョほんといいヤツだね
ヤツの肩を無言でたたいてやりたくなったぜ。
938マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:18:25 ID:???
ジョジョはいわゆる敵も魅力的過ぎる
そしてサブゼロの作者殿GJ!
939マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:18:45 ID:???
本気男…地味ーゾォ…兄貴…マンモーニ…変態…御粥…
何でだよ…ジョジョ五部の「悪役」が死んでるだけの筈なのに…
何で「Gガンダムでシュバルツ・キョウジ兄さんが死んだ時」みたいな悲しい気分に成ってんだよ…
納得いくかよ…クソ…クソッ…クソがッ……
940マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:19:21 ID:???
もっかい五部を読み返す……読み返せねえ……くもって何も見えねえ
941マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:19:25 ID:???
漢は背中で泣くもんさ
GJ!!
942マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:20:01 ID:???
ブチャがもっと早くボスを裏切ってれば暗殺チームと協力したかもしれないな
まあその前にポルの二の舞だろうけども
943マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:20:18 ID:???
ちょっと画面が曇ってみえないんだけど!!
944マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:20:53 ID:???
そういや900の人立てられないっつってたな。
945マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:21:43 ID:???
>>939
拳王様やロイエンタール、アナベル・ガトーでも泣ける人だってここにいるんだぜ…?
946マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:22:15 ID:???
北方謙三の小説のようだ・・・サブゼロ
947マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:22:47 ID:???
あれ?トニオさんの料理食ったわけじゃねえのに涙が止まらねえ…
948マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:23:56 ID:???
次スレどうするさね
949マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:23:59 ID:???
殺しを生業にする奴らが結局ブチャチーム一人も倒せなかったんだよな
悔しいだろうな。ストーリー上の都合とはいえ
950マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:24:10 ID:???
950で
951マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:24:40 ID:???
じゃあ頼んだ>>950
952マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:25:16 ID:???
ってオレかあ〜〜!?
テンプレの変更はあったっけ?
953マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:25:20 ID:???
うそじゃうそじゃ!!!
余は信じぬ!!!



のシーン並みに泣いた
954マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:25:31 ID:???
>>950
自己申告するなんてお前いい男だな
955マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:25:40 ID:???
まかせたぜ!>>950
956マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:27:29 ID:???
>>953
何のシーン?
957マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:27:55 ID:???
>>950…お前サブゼロのギアッチョ並みにカッコいいぜ…
958マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:28:25 ID:???
サブの人・・・GJ!!!!
SS読んでて目から汁が湧いてきたなんて初めての体験だぜ・・・。
959マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:29:04 ID:???
星屑はこのままでおk?
960マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:29:18 ID:???
>>956
たしか横山三国志で関羽の死を聞いた劉備
961マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:30:06 ID:???
間田を、間田を入れてやってはくれませんかねッ!?

代理投下したから思い入れが出来ちまったぜ。
962マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:30:20 ID:???
>>956
横山三国志
963マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:30:23 ID:???
ところで「サブ・ゼロの使い魔」の「サブゼロ」の由来って、
バットマンの『サブゼロ 凍りついた愛』が由来なのかな?
964マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:30:57 ID:???
>>959
そのままでいいんじゃね?
あと間田だな
965マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:31:00 ID:???
>>942
それは考えたことあるがトリッシュを利用しようとする暗殺チームをブチャラティは許さないだろうと思う
966マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:31:02 ID:???
俺はモータルコンバットかと思ってた
967マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:31:22 ID:???
黒鯖!!黒鯖も新規参入だぜ!
968マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:32:05 ID:???
劉備も義兄弟の仇をとろうとして失敗して失意の中で死んだんだっけ・・・
969マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:32:22 ID:???
970マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:32:36 ID:???
新スレが立つまでレスはできるだけ控えようぜ。
971マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:33:38 ID:???
もうはっきり言うけどサブゼロ最高。
972マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:33:51 ID:???
>>963
ゴッドファーザーから言わせてもらうとモータルコンバットのサブ・ゼロ(絶対零度)
973マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:33:58 ID:???
        | | ート |、| ヽ |ヽ !\ | // //, 斗イ  |  |
        | |  ∨ヾ ̄ ヾー`- ヽl /-ーl/ ´   レ'   |  |
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─√レ─w\: : : : ソ / / |\  ! ヽ 代ノ}     {ヘノ!. ハ∨─w√レ─v──w
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974マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:34:53 ID:???
確かゼロ兄貴氏が名づけた。

モータルコンバットからだった覚えが
975マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:35:16 ID:???
>>972
トンクス、教えてくれて有難うなんだぜ。
976マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:35:25 ID:???
>969乙?
977マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:35:31 ID:???
>>963
絶対零度の英訳だって話だが、そんな訳あるのかどうか知らん。
普通、絶対零度っていったらアブソリュートゼロだと思うんだけど、
なぜか知らんが誰かがサブゼロだって言っちゃったからサブゼロになったんだよ。
978マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:37:06 ID:???
テンプレに間田の文字がねぇ.
979マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:37:12 ID:???
【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚34人目】
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1183987677/l50
980マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:37:44 ID:???
>>963
確かモータルコンバットからだって兄貴が言ってた
981マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:40:15 ID:???
2と3の間で何があったか知らんがマスク脱いでルックスもイケメンになったナイスガイだぜ
氷葬零拳はよかった…
982マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:41:39 ID:???
絶対零度はAbsolute zero

サブゼロは零度以下に低温処理することの総称だった気がする
983マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:43:17 ID:???
皆トンクス!!モータルコンバット調べてみたけど、かなりグロいゲームだな…
984マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:43:43 ID:???
>>981
  (  l        , ‐、 iヽ" ゙イl 〈   )i|i|i|iヽ/ /
 _丶丿!!iii、,,,,,,   イ  )ヽ| Y|i|i|ゝ、ノ!!:/ /l |i        ル
    ― ゙゙゙゙''i|i|i|i|i|i|ヽ ノ|i|i丶〃:::://彡人 ) l    イ  ッ
   ―― _  _ ゛ ' ‐  __  ‐ 二三=、i! .| /ヽ l    ケ  ク
  (⌒ 丶( i |ト―三三ニ≡= ' " F"∧__ノ=J゙!, 冫人 'i    メ  ス
  卜ヘ  ( l i ミツ∧__ノ々 彡   =     /彡 l、'i, l   ン  も
==|  〉彡 { l〃   〃""彡          ;lノ彡__ l |  だ
   |t 〈彡彡 i li.        彡         :|彡〃 l i 'i,
   t三三彡 .| ll;        彡,  "' !      }|/   'l l
   {三三||!l||l!i l       !、__  /..     ||i]、   { {
   /  三||!l||i l l       ..:‐`三;;:≡ツ   /|}li |E` { lミ\
  ノl  彡ミ|||!ll||iヾ l     ヽ、'´ ゛ ̄  ノ、  /i!l||l lE  | lミ个
 八  彡ミ||!l|||l! |ヽ      `‐' "゛´  /i||il|i∪F  l| |
 l !  彡彡li! !l||i i  ‐ 、_      ,,, ,  /ill||il|l|彡F  l |
  )   彡彡l||i !l||l.. l   ゙゙!!!!ii―lliiill||||!l||l|l||l|ll|il l   | l
 /       !||i ||| |||iil|l!lll||||||llli!ii||li|i||liil||ii||l|i    i l
          !il|illli||| !lliiiiiiii|||||l||!!|||!!!||||||iii!     ! |
           !|||||l i||||iil|lill|lli||||!!!!

こうですか?分かりません!
985マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:44:52 ID:???

986マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:46:08 ID:???
セッコは無理だったかw
987マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:47:57 ID:???
1000ならプロシュート兄貴とエレオノール姉貴が結婚
988マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:48:24 ID:???
999なら今度こそセッコ召還
989マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:48:52 ID:???
1000ならコベールの髪の毛が復活
990マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:48:59 ID:???
1000ならリサリサ召還
991マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:49:35 ID:???
1000ならゼロ魔の美人全女キャラ俺の嫁
992マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:49:52 ID:???
1000なら惚れ薬編ラッシュ到来
993マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:49:58 ID:???
1000ならチョコ先生がルイズに3個角砂糖あげる
994マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:49:58 ID:???
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995マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:50:00 ID:???
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996マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:50:02 ID:???
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997マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:50:07 ID:???
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998マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:50:09 ID:???
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999マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:50:13 ID:AUPgkuQk
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1000マロン名無しさん:2007/07/09(月) 22:50:14 ID:???
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