同じ怪奇だからやってしまった・・・
「鬼太郎、その紅茶でやって頂戴」
「ばっかもーん!、そりゃわしの入浴剤じゃ!」
「二人とも落ち着いてください」
にゃおーん
3 :
1:2007/06/22(金) 11:57:10 ID:???
ちと5期の始まりでやってみた
道端に落ちてる人形を拾う鬼太郎
「やあ人間の皆さん、ボクはゲゲゲの鬼太郎です・・・」
「皆さんは人形には命が宿ると言うのを知っていますか?・・・まるで人形が生きてるみたいに・・」
鬼太郎が持っていた人形が逃げ出す
「このように、人形に命が宿るということです・・・ですがそんな人形の中でも・・・少女に近い人形たちがいます・・・」
いきなり鬼太郎の顔が暗くなる
「そう・・・それはボクがローゼンメイデンと言うドールたちに出会ってしまったのです・・・」
鬼太郎の影から少女の影が出てくる
やあ (´・ω・`)
ようこそ、近年稀に見る糞スレへ。
このミルクはサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。
うん、「また
>>1のアホがやったこと」なんだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、おそらく許してもらおうとも思っていないだろう。
でも、このスレを開くとき、君は薄々感づいていたはずだ
糞スレだ、と
それでも君は「希望」という名の
>>1の良心に望みを託した
殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい
そう思って、このテンプレを作ったんだ。
じゃあ、病院に帰ろうか
>>1
スレタイで吹いた
6 :
1:2007/06/22(金) 12:47:33 ID:???
妖怪横丁に真紅たちが来る
鬼太郎が真紅に契約する
みんなのアイドル銀様のミーディアムがぬらりひょん(いやな組み合わせだなおいww)
なんという良スレ
このスレは伸びる
8 :
マロン名無しさん:2007/06/22(金) 18:18:04 ID:wrWJfQl3
じゃあねずみ男と契約するのは金糸雀か・・・
鬼太郎、あれは妖怪羽根女じゃ
10 :
マロン名無しさん:2007/06/22(金) 21:30:37 ID:wrWJfQl3
何故だれもレスしない?
「おい鬼太郎、湯がちとぬるくなった、ちーとばかり熱くしてくれんか?」
「はい父さん」
「鬼太郎、お父様の風呂を熱くしたら・・・次は私に紅茶を入れて頂戴」
「やれやれ、わかってるよ、真紅」
「(鬼太郎を一々呼び捨てにして。今に見てなさいよ!!)」
「ねこ娘、何を怒っておるのじゃ?」
オレはスレタイで吹いたW
水木絵のローゼンをだれか
12 :
10:2007/06/22(金) 22:41:23 ID:wrWJfQl3
そんで鬼太郎の主題歌はアリプロバージョン・・・やばい聞きたくなってきたwww
と言うよりも小ネタのネタが尽きた、誰か長編でもいいから書いてくれ
JUMが間違いなく例のサラリーマンだなw
鬼太郎「君の髪の毛もやるもんだね」
真紅「…?」
「す・・水銀燈!わしをどうするつもりじゃ!!」
「簡単なことよぉ、あなたを人質にして、真紅たちのローザミスティカを奪うのよぉ」
「そっそんな事・・・・お前が許しても鬼太郎が許さないぞ!」
「ふふふ・・・そんな事ができるかしらぁ?」
「な・・何じゃと!?」
「その鬼太郎と言う子なら・・・今頃私のミーディアムに痛めつけられてるところよぉ」
「き・・・鬼太郎が!?」
「真紅たちが来るまで、そこで待ってなさぁい、ふふふふふふ」
「くぅ・・・・鬼太郎・・・(泣)」
親父が誘拐されたらたぶんこんな会話
16 :
15:2007/06/22(金) 23:54:05 ID:wrWJfQl3
ごめん・・・これ一度書いてみたかったんだお(泣)
17 :
マロン名無しさん:2007/06/23(土) 00:05:56 ID:S3sw/we/
鬼太郎はむしろアリスゲームを普通に止めようとするでしょう。
だ・だ・だわわのだ
朝はカバンでグーグーグー
楽しいな楽しいな ドールにゃ学校も試験も何にもない
だ・だ・だわわのだ
昼はジュンと引きこもり
楽しいな楽しいな ジュンは出かけない 友達も何にもない
↑ちょっwww
噴いてしまったではないか!wwww
20 :
1:2007/06/23(土) 01:38:51 ID:oFyVV1a/
あっ親父が全裸だという事を忘れたてた!
>>15 アニメ版三期にそういうシーンがあったが、原作の親父なら水銀燈を神通力で倒すと思う。
水木絵のローゼンは二種類ほど見たな。「紅茶を持って来い(ビビビン)」とか。
22 :
マロン名無しさん:2007/06/23(土) 04:48:28 ID:oFyVV1a/
「うゆー?」
「どうしたんだい?、雛苺」
「きたろーのお父さんって何できたろーの頭に乗ってるの」
「出かけるときにわしゃいつも鬼太郎の頭に乗るのじゃよ」
「ヒナもきたろーみたいにきたろーのお父さんに頭に乗って欲しいのー」
「ほーほっほっほっ、チビ苺の頭に目玉のじじいが乗れるはずねぇですぅ」
「口の悪いお前に言われとう無いわいっ!!」
「キー!、翠星石のどこが口が悪いですか!?」
「その態度が口が悪いのじゃよ!!」
「二人とも、喧嘩はしないでくださいよ」
「全く・・・騒がしくて本が読めないのだわ」
24 :
マロン名無しさん:2007/06/23(土) 11:54:32 ID:oFyVV1a/
と言うことは蒼星石のミーディアムは砂かけババァか子泣きジジィのどちらかかな?
そう言えば真紅な目玉親父のイラストもあったな。
>>22 なぜか鬼太郎じゃなくておやじにデレる翠を想像した。
契約したら指輪が首輪になりそうだが。
27 :
マロン名無しさん:2007/06/23(土) 22:49:28 ID:oFyVV1a/
「妖怪!いるですか!」
「あぁ翠星石、いらっしゃい」
「目玉のジジィと真紅たちはどこに行きやがったですぅ?」
「父さんたちなら、砂かけババァのところに行ったよ」
「つまんねーですぅ、これだったら蒼星石のところに居れば良かったですぅ」
「でも来たならお茶を入れてあげるよ、僕と君二人だけだし」
「なっ・・・ななな・・・なぁに言うんですかこの妖怪、べべべべべっ別に翠星石はお前などに興味ねーです!!」
「でも顔真っ赤だよ」
「ちちち違うですぅ、これはここが暑いのですぅ!!」
「素直じゃないね君は(笑)」つ目トン
「ど・・・どうもですぅ・・・別に翠星石は・・・(照)」
ここでそろそろ皆のアイドルネコ娘がどう絡んでくるかだな
真紅「猫はドールの天敵なのだわ」
ネコ娘「んにゃ!失礼しちゃうわね!」
「鬼太郎、お前もそろそろネコ娘を嫁に貰わんとな」
「エッ?」
「もう〜お父さんたら〜(照)」
「ちょーーーっと待ったですぅぅぅ!!」
「待ちなさい!!」
32 :
マロン名無しさん:2007/06/24(日) 02:55:09 ID:w+OClbQE
おやじ「鬼太郎、すまんがあげとくれ、ちとぬるくなった」
鬼太郎「はい、父さん」
33 :
マロン名無しさん:2007/06/24(日) 13:09:12 ID:w+OClbQE
じゃあラプラスは妖怪ウサギ人間だな(元々妖怪じゃないのかあれって)
ローゼンメイデン自体妖怪に分類されるんじゃないのか。ローゼンも。
35 :
マロン名無しさん:2007/06/24(日) 23:52:19 ID:w+OClbQE
「父さん、どうですか?。紅茶風呂は」
「うん、やはりミントじゃと体がスースーして体の疲れも無くなるわい」
「でも父さんは本当に紅茶風呂が・・「前が見えないの〜!!(泣)」
「踊れ踊れですぅ!。そーれそーれ」
「翠星石、やめなよ・・」
「ちょっと鬼太郎!、紅茶がぬるいわよ。入れなおして」
「こりゃ〜少しは静かにできんのか!!、うるさくて紅茶風呂がぬるくなってしまいそうじゃ!!」
「仕方ないですよ、父さん。ほら翠星石、もうやめきとなよ、大人気ないぞ」
「う・・うるせぇです、せっかく蒼星石とチビ苺のバカ踊りを見てたところですよ」
「いやボクは見てないって・・・(汗)。でも鬼太郎くんの言い分も正しいと思うよ」
「鬼太郎、早く紅茶を入れなおしなさい」
「ふ〜う、こいつらが来てからここは騒がしくなったのぉ〜。ま、こう騒がしくてもいいかもしれんのぉ」
なんか銀さまが速攻で撃退されそうだ。
ぶっちゃけ蒼星石と鬼太郎の二人だけの会話になった場合見分けがつくかどうか不安だ
う〜む・・・それは難しいな
>>36 勝負にならんだろう。高温の体内原子炉や高圧の体内電気持ちの(文字通り)バケモノだぞ。
原型をとどめて「撃退」されればもうけもの。
40 :
マロン名無しさん:2007/06/25(月) 04:07:45 ID:tDXWt/HG
おやじが誘拐される前
「ふぅ〜やはり白湯もいいのぉ・・・」
親父の前から黒い羽が落ちてきた
「ん?、何じゃ?、カラスが羽を落としてったのか?」
「あらあらぁ・・・やはり弱そうねぇ」
「はぁ!、誰じゃ!?」
「ふふふ、はじめましてぇ」
「なななな・・誰じゃおまえは!?」
「私は、ローゼンメイデン第一ドール・・・水銀燈」
「ななに!?第一じゃと!?」
「そうよぉ、私がアリスになる立派なドールよぉ」
「そ、その第一ドールがわしに何のようじゃ!!」
「別にただちょっと・・あなたに人質になってもらうわぁ!!」
「ひぃっ!、き・・・鬼太郎助けてくれ〜!!・・きゃ〜〜!!」
やばい、親父の声が脳内再生されるwww
42 :
マロン名無しさん:2007/06/25(月) 17:58:33 ID:tDXWt/HG
>>35 見てたらなんか絵が見たくなってきてしまったではないかwwwww
目玉親父「薔薇水晶の穴に入りたい」
鬼太郎「無理だと思いますよ父さん」
45 :
マロン名無しさん:2007/06/25(月) 21:56:25 ID:tDXWt/HG
鬼太郎もくんくんを見るのか?
雪華綺晶の薔薇が咲いている方の目を工夫すれば、穴に入れるだろう。
親父は原作では、ねずみ男の尻の穴や美女の女性器の穴にも入っているし、
勿論鬼太郎の片方の目の穴にも入っている。
だったら銀さまのお腹でもいいわけか。
48 :
マロン名無しさん:2007/06/26(火) 00:18:24 ID:mxGbjUQ7
んじゃあみんなのアイドルのネコ娘を出してみたよ
「鬼太郎、居る〜?」
「あっネコ娘」
「ねっ・・・ネコ!?」
「ん?、どうしたんじゃ真紅、顔が真っ青だぞ?」
「そーだったのー、真紅はネコさんが怖いだったなのー!」
「雛苺!何言ってるのだわ!?。ネコはドールにとっては天敵なのだわ!!」
「に゛ゃヴ!失礼しちゃうわね!」
「あら?、鬼太郎、この子は誰」
「彼女がネコ娘だよ」
「普通ね、どこがネコなのよ?」
「きたろーのガールフレンドなの?」
「にゃ〜(赤)」
「違うよ(キッパリ)」
「に゛ゃっ!!」
即答吹いたwww
ねずみがそこに絡んでくる→ネコ娘ビーストモード突入→真紅絶句
51 :
マロン名無しさん:2007/06/26(火) 00:59:40 ID:mxGbjUQ7
よし、早速
「うゆー?」
「あら、どうしたの?」
「エヘッ(ニコ)」
「やーん、何この子かわいい〜!!」
「ネコ娘と言う子、全然ネコに見えないのだわ」
「見かけはね、でもその内・・・「いよう鬼太郎!」「お久しぶりなのかしら皆々さまー♪」
「あら?」
「ねずみ男!」
「カナもいるかしらー」
「ねずみーなのー」
「何のようじゃ?」
「へへっなんだなんだ?、ネコ娘も来てるし、けっどうせ大したことなん・・・「ニャああああああああ!!!(ねずみ男を引っかく)「ぎゃあああああああああ!!」
「ねずちゃんがやられたかしらー!!」
「ねっネコ!!、い・・いやあああああああああああああ!!!(バタッ)」
「し・・・真紅!?」
「いかん、彼女はネコ娘の顔を見て気絶しとるわ!!」
52 :
51:2007/06/26(火) 03:57:12 ID:mxGbjUQ7
53 :
マロン名無しさん:2007/06/26(火) 14:15:40 ID:mxGbjUQ7
『次回も、よろし〜くんくん!』
「へぇ最近の番組は結構スリルがありますね、父さん」
「うん、まったくじゃしかし今の番組は良くできとるのぉ・・・」
「くんくん、一体どうなってしまうの!?」
「こわかったのー」
「真紅たちは毎日見てるね、大したもんだよ(言った後、翠星石を見る)」
「な、何故翠星石まで入れるのですか!、淑女である翠星石がたかが犬の人形劇で怖がらねぇですぅ!」
「ならその淑女であるお前が、何故鬼太郎の腕を握ってるんじゃ?」
「ちちちち違うですぅ!、別に怖いからって妖怪の腕を握ってるんじゃねーですぅ!」
「カァカァ!」
「ぎゃああああああああ!!、ででで出たですぅ!怪盗カラスマンの手下ですぅ!。」
「翠星石、落ち着けよ、全く君は本当に素直じゃないな」
「ぎゃははははは!、やはりお前さんは本当に怖がりじゃのう!」
「情けないわね、翠星石」
「翠星石は怖がり屋さんなのー!」
「くぅ〜、鬼太郎ならともかく、目玉じじいと真紅とチビ苺まで言われるなんて、くやしいですぅ〜!!」
雪華綺晶が鬼太郎食ったら死ぬな
鬼太郎を食べる=死亡フラグってとこかな
55 :
マロン名無しさん:2007/06/26(火) 20:38:02 ID:mxGbjUQ7
>>36 ねずみ「銀様なら、鬼太郎ごとき小童なんか倒せますよ〜」
保守
ピンポン ピンポーン ピンポ〜ン
「くそ…姉ちゃんは学校か…」
ガチャ
「あどうも!こんにちは!わたくしこういう者で御座います」
「ビビビの…ねずみ男…?」
「左様で。わたくし、日本全国を旅しながら、世にも珍しい品々を売り歩いておりまして…」
「…い、今、親留守なんで…」
「あーちょっとちょっと、まあまあ、是非見るだけでも…」
「うわ、胡散臭いのばっか…」(でもいいかも〜)
「おひとつお試しに如何です?訪問販売ですからクーリングオフも効きますぜ」
「え、クーリングオフ?」(ホンワ〜)
こうして本物の呪いグッズにハマっていくジユンであった…
58 :
マロン名無しさん:2007/06/27(水) 00:39:21 ID:lImLPRqc
ジュンがああなったのも、やっぱりねずみ男の仕業だったか!
蒼星石のミーディアム
「マスター、いい加減に砂かけおばあさんに家賃払おうよ」
「嫌じゃ嫌じゃ、ぜっっっったいに嫌じゃ〜!!!」
「もう、マスターは相変わらずだなぁ・・・」
砂かけのところ
「ふむ、やはり子泣きはしぶといのぉ・・・次はかわうそのところじゃな!」
「マスター、ボクいつまでこういう風にするのぉ・・・(泣)」
「あいつらが家賃を払うまでじゃ!」
「ひえ〜・・・」
実は本当のマスターは砂かけばばあであった
60 :
マロン名無しさん:2007/06/28(木) 00:25:36 ID:eXNPYsw8
金糸雀「楽してズルして60をいただきかしら〜」
ねずこ男「お〜い金槌〜、何やってんだ?」
金糸雀「金糸雀、間違えないで欲しいかしら!!」
61 :
マロン名無しさん:2007/06/28(木) 18:02:17 ID:eXNPYsw8
保ゲゲゲ
62 :
マロン名無しさん:2007/06/28(木) 23:06:00 ID:eXNPYsw8
誰もレスしないな・・・www
これは良スレ
「う〜〜ん、う〜〜ん……ふぅ」
「うゆ?翠星石、なにしてるの?」
「ふふふ!よくぞ聞いてくれたです。今朝偵察をしていたら、
この鏡を見つけたですよ」
「う〜、でもなんだかばっちいよ」
「う、うるさいですぅ!翠星石の見つけて来た物に文句付けるか!ですぅ!
磨けばnのフィールドへの出入り口に使えるですよ!
ほら、分かったらとっとと運ぶのを手伝いやがれですぅ!」
「う〜〜、う〜〜、なんで雛まで、なのよ」
「ピーピー文句言ってないで、真面目にやれですぅ」
「うよ?鏡の中から声が聞こえるのー」「へ?」…
65 :
マロン名無しさん:2007/06/29(金) 13:40:13 ID:GSQAGypF
ボワワン
「なんじゃなんじゃ?騒がしいのう!」
「ななな!?何事ですか!?」
「わー 鏡の中からお爺さんが出てきたのー」
「むむ…そこをどくですぅ!この鏡は翠星石が拾って来た物ですよ!」
「まったく、礼儀を知らんお嬢さんじゃな、わしは昔からこの鏡の中に住んどる鏡爺じゃ。この鏡はわしの物じゃ!」
「そんなの知ったことかですぅ!この鏡はもう翠星石の物ですぅ!」
「なんの騒ぎだい?」「あっ、きたろー」
………
「ふむ、それは翠星石が悪いのう」
「ちび目玉はあいつの肩を持つですか!これだから年寄りは嫌いですぅ!
もうこんなボロ家、出てってやるですぅ!」
「あ、待つんじゃ……ふぅ、言ってしもうたか…まあ腹が減れば帰ってくるじゃろう」…
…「取りあえず蒼星石の所に行くですぅ…」
「やあ翠星石、どうしたんだい?」
「しばらくやっかいになるですぅ」
「なんじゃ?入居希望者かい?ヒヒヒ」
「あ…蒼星石のマスターは、
家賃催促ババアだったのを忘れてたですぅ…」
砂かけババァを家賃催促ババアと呼ぶかwwww
吹いたwwww
大したオチが思いつかんかった。
オマケ
「仕方ないから、このアパートでミーディアムを見つけるですぅ」
「あいつなんか良さそうです。何より口答えしなさそうな所がポイント高いですぅ!」
………
「さあ、この指輪にくちづけをして、誓うがいいですぅ!」
「ぬり〜」
「ななな!やっぱ待て!ですーー!!」
プチッ
翠星石がー!
ぬりかべと契約はだめだよww
ってかマジで面白かったGJwww
楽しんでもらえたみたいでヨカタ。
勢いで書いてたら、途中から訳分からなくなっちゃった。
翠星石を家出させちゃったよ、どーしよw
続きが凄く気になるww
ねこ娘や真紅たちの出番ないなww
あと、人間の世界に妖怪が危害を加えてるとか・・・
「キラじゃとか地獄通信じゃとか、最近の人間界は物騒じゃのう」
「父さん、違う世界の出来事を、ごちゃ混ぜにしないで下さいよ」
「スマンスマン、しかしなぁ、ほれ、既にこうしてわしらの目の前に
別世界の住人がおるでなぁ…」
「うにゅーが食べたいのーー」
「にゃー!静かにしなさーい」
「まったく、騒がしいわね。鬼太郎、紅茶を淹れて頂戴」
「ちょっとあんた!何当たり前のように鬼太郎に命令してんのよ!」
「あら、下僕に紅茶を淹れさせるのは、当然の事なのだわ」
「いつから鬼太郎が下僕になったのよ!」
「そ、その目で睨まないの!…それならあなたが淹れるといいのだわ」
「なんでそうなるの!」
「いいこと?紅茶を淹れるのが上手くなれば、目玉のお父さまが喜ぶわ
そうすれば鬼太郎との仲も更に進展間違いなしよ」
「にゃっ、言われてみれば…」
「分かったらさっさと淹れて来るのよ」「にゃ!」
>>72 流石は真紅www
氏は凄いよ!、ってか誰がこれの絵を書いて欲しいwww
74 :
マロン名無しさん:2007/06/29(金) 19:08:23 ID:GSQAGypF
銀様が初登場する時はこんな風の5期の始まり風
カランコロンとゲタの音とともに鬼太郎が現れる
「やあ人間の皆さん、ボクはゲゲゲの鬼太郎です・・・」
「今回はローゼンメイデンの第一ドールをご紹介しましょう・・・そのドールはある特徴があります・・・」
鬼太郎の足元に黒い羽がある。それを拾う
「この黒い羽が特徴なのです・・・・ドールなのに羽があるなんて変ですけど・・・これでも列記としたドールですが・・・」
いきなり鬼太郎の顔が暗くなり、どこからか笑い声が聞こえる
「実は・・・そのドールは僕の宿敵・・・ある妖怪のミーディアムだったのです・・・」
鬼太郎の背後から翼が生えている少女の影が月に映っていた
鬼太郎が真紅との出会いは、妖怪ポストに例の手紙が届いた所から始まるのだろうか?
後編を投下してみる…
「ほう、ネコ娘が風呂を入れてくれるのか、珍しい事もあるもんじゃ」
「いいよネコ娘、僕の仕事だから」
「大丈夫、鬼太郎は休んでて」
「そうかい?じゃあお言葉に甘えようかな」
………
「出来たわよ、真紅」
「ぬるくて不味いわ、作り直しよ」
「どこがぬるいのよ…ニ゙ャー!!」
「やっぱり猫舌なのね。使えない下僕だわ。
これだから猫はブツブツ……」
「おーほほほ!相変わらずバカ騒ぎをやってるのかしら〜」
「あー金糸雀なのー、ひさしぶりなのー」
「ローゼンメイデン1の頭脳派、カナが翠星石の居ないこのチャンスを逃す訳ないのかしら〜」
「それはいいけど、あなたいつの間に傘の趣味が変わったの?」
「え……!キャーーー!!何かしら!?何かしらー!!」
「やあ傘化け、久しぶりだね」
「キャー!いつの間に入れ替わってたのかしらー!」
「ふつーきがつくのー」
「うるさいかしら〜!今日の所はこれで許してやるのかしら〜!」だだだっ
「まったく騒がしい子なのだわ」
「ふう…わしの風呂はどうなったのかのぅ…」
77 :
マロン名無しさん:2007/06/30(土) 01:32:18 ID:TawfsdIu
普通気づくだろ・・・そりゃ
ってかねずみ男がいないけどwwww
78 :
マロン名無しさん:2007/06/30(土) 13:24:37 ID:TawfsdIu
ってか良スレならレスしようよ・・・(笑)
翠のミーディアムが子泣き・・・だめだ想像しただけで泣けてくる
いくつか作ってみたけど、俺の文なんてこんなもんだ。
誰かつわものが作品を投下してくれないかなぁ。
翠は鬼太郎よりも目玉親父か子啼きにデレた方が想像しやすい。
多分、ファザコンで駄目男属性がある。
鬼太郎はローゼンやジュンに比べて健康的すぎ。
81 :
翠と目玉:2007/06/30(土) 19:45:23 ID:TawfsdIu
___
く/',二二ヽ>
|l |ノノイハ))
l∩#゚听∩
ノ弋l_介」ン (◎ )
≦ノ`ヽノヘ≧ ー( )ノ
. ミく二二二〉ミ 八
>>駄目男属性
助けてくれ。ネズミ男一択じゃないか。
そういえば、三期劇場版では金髪幼女にもてていたな。原作じゃ違ったが。
鬼太郎さん、どうか助けてください。
うちの工場に夜な夜な妖怪が乳酸菌を舐めに来るのです…
カルピス工場より
お題:駄目男属性
「まったく、子啼きのおじじときたら、翠星石のミーディアムのくせに、毎日
毎日、飲むか(将棋を)打つかで、まったくとんでもねーぬけさくですぅ」
「翠星石、何もそこまで言わなくても」
「蒼星石はミーディアムのおばばがしっかりした因業ババアだから苦労しない
んですぅ!!あんなおじじ、飲みすぎて石のままでいて―――」
「あ、聞いてたんだ・・・・」
「うわああああっ!!」
「ちょ、ちょっと。おじじ待つですぅ!!」
「いいんじゃ!いいんじゃどうせわしなんか早くくたばった方が!」
「翠星石も言い過ぎたですぅ。酒代ぐらい、翠星石が横丁で働いてかせいでやるですよ」
「ほ、本当かの?」
「またかい、子啼きのやつめ。と言っても200年ぶりじゃが」
「あ、マスター」
「あいつの家賃が200年分たまっておるのはの、200年前に女に全部清算させたせいなんじゃ。
だいたい、おばけがくたばるわけなかろう」
「だめんず・うぉ〜か〜スパイラルにはまってるよ、翠星石・・・」
87 :
マロン名無しさん:2007/06/30(土) 23:14:59 ID:TawfsdIu
お題に参加
「いいじゃんかよ〜、小さい子もいるからよ〜」
「消えやがれ馬鹿野郎!!
こんなに小さい子供の前で汚くゴミを漁って。いい年して情けないのか!!」
「ねずちゃん・・もうやめるかしら〜」
「まぁまぁ、えぇっと・・カキ蜜?」
「金糸雀。何回も間違えないで欲しいかしら!!」
「だってよ〜お前の名前覚えにくいしよ・・・」
「だからって毎日毎日間違えられるカナの身になって欲しいかしら!
このローゼンメイデン1の頭脳派の金糸雀の名前を間違えるなんて・・ってあれ?」
「あーあ・・・やっぱり何も食いもんがねぇなぁ・・・」
「人の話聞けかしらー!」
「どうせお前の事だから「楽してズルして」が言うつもりだろ?」
「くぅ・・・何でカナはこんなダメ妖怪と契約してしまったかしら!」
「ダメ妖怪だと!?、よし何ならこれでも食らえ!!(臭い息をカナに吹きかける)」
「ギャ〜臭いかしら〜たまらんかしら〜ひどいかしら〜!!!(泣)」
金糸雀のミーディアム:ねずみ男
「ゴミあさりなら乳酸菌好きのジャンクがお似合いなのかしら〜!!」
「くしゅん!!」
「うん?どうした、水銀燈」
「なんでもないわぁ。ちょっとくしゃみが出ただけよぉ」
「人形のくせにくしゃみとは、器用な奴じゃのう」
「へへへ、水銀燈さん、どっかの不良品の狸型ロボットみたいですねえ」
「・・・・・朱の盆、あなた、ジャンクにされたいわけぇ?」
朱の盆=水銀燈に殴られる率100%
随分スレがのびてるな。
カナはねずみ男で、翠はいつの間にか子泣きに…w
うーむ、翠の契約の話でも作ってみようかなw
…翠の子泣きへの呼び方は「おじじ」でいいのかな?口調は悩むね。
91 :
マロン名無しさん:2007/07/01(日) 07:38:39 ID:Wt8XXX+S
契約話か・・・ぜひ作ってくれ
92 :
マロン名無しさん:2007/07/01(日) 09:09:05 ID:XzWNT43X
「契約しよう」
「いいよ」
93 :
68の続きね:2007/07/01(日) 10:05:14 ID:???
「うぅ…ひどいめにあったですぅ…
あの後、ぬり壁の奥さんが手当てしてくれたですけど、
まったくあの家のチビガキ共め、石の体でジャレつくな…ですぅ」
「あらあら…こんな所で何してるのぉ?」
「!…す、水銀燈!」
「聞く所によると、あなたまだミーディアムが居ないんですってねぇ」
「ギク…う、うるさいですぅ!とっとと失せやがれですぅ!」
「いやよ、あなたローザミスティカ、今ここで貰ってあげるわ」
「ひえええ…」
その頃…
「グビッグビッ…ふう、たまには外で飲む酒も旨いのう」
ブワァッ!!
「うわっ!?なんじゃこの黒い羽根はー!?」
ツルッ…「あ」 パリーン!「わ、わしの酒がー!なんてこったい!」
………
「ほらほらぁ!どおしたのぉ?これで終わりイ!?」
「も、もう駄目ですぅ…!」
っぱ酒からであったのか
さっきミスって後編が消えちまった。
マタ-リ行くか…
今回の銀様はぬらりなしか
「あはははっ!これでとどめよぉ!」
ビューーン
「な、何!?…くっ、岩が飛んで来た!?」
ドーン
「お、お前は…子泣きのじじい…ですか…!な、なんで…」
「お前じゃな、ひどい事をしよって!」
「ちょっとぉ、いきなり割り込んできて、どういうつもりぃ?
おじちゃまの出る幕はなくってよ」
「む、なんて奴じゃ!わしは怒ったぞ!くらえロケット石化頭突きー!」
ビューーン
「なぁに?こんなの目を瞑っててもよけられるわよぉ」
ドサッ ←翠星石の前に落ちる。
「二人まとめて始末してあげるぅ!」
ババババッ!
「ああ! じじ…おじじ!そこをどくですぅ!このままではおじじもやられてしまうですよ!」
「くっ、なんてかたいのっ!」
「もういいですぅ!やめるですぅ!なんで翠星石の為にここまでやるですか!」
「……………」←石化中
「聞いてるですか!?さっさとどきやがれですぅ!」
「……………」←石化中…
「………やぁめた。
白けちゃったぁ。そういうの付き合ってらんなぁい。ばいばぁい」
バサバサッ
「行ってしまったですか…
はっ!おじじは、おじじは無事ですか!?」
「おじじ!起きるですよ、しっかりするです!」
「ふわぁ〜…」←石化解除
「ありゃ、奴には逃げられてしもうたか…」
「な、なんともないですか…」
「ん?お前さんは確か鬼太郎の所に居た…
スイ…スイ…そうじゃ炊飯器じゃ!」
「翠星石ですぅ〜!」
「おおすまん、そうじゃったな。
ん?お前さん泣いておるのか?」
「なっ!何を言うかですぅ!べべべっ、別に翠星石は おじ…じじいの為に泣いたりなんかしないですぅ!
こ、これは目に埃が入っただけですよ!珍しくも両目に入っただけですぅ!!」
「…?」
「そそ、それよりですぅ。お前なかなか見所があるですぅ。仕方ねぇ、翠星石のミーディアムにしてやるか、ですぅ!」
「ミーディアムとは、おばばが着けている指輪の事かの?」
「ま、まあそんな感じですぅ。ほ、本当は違う奴に頼…決めていたですが、どうしても翠星石のミーディアムになりたいみたいですから…そ、その…か、感謝するですよ!」
「よし、乗ったわい!」
そして…
「ありゃ!?この指輪どうやっても外れんぞ!?」
「当たり前ですぅ。その指輪は契約の証、無理やり外そうとすれば肉が削げるですぅ」
「なんじゃとー!せっかくこの指輪を質に入れれば、酒が買えると思ったのにー!
がっかりじゃあー!」
「ガ…ガーーーーーーン!………ですぅ……」
原作読んでないと分からないが、ねずみ男を骨女からかばう子なきを思い出した。
骨女と水銀燈はなんかかぶるな。
骨女の話は覚えてないな…
まぁ
>>86の人の作品に繋げられたからいいや。
そのうちネタが思いついたらまたレスするよ。
101 :
マロン名無しさん:2007/07/01(日) 15:05:40 ID:Wt8XXX+S
>>86 鬼太郎と真紅がどう出合ったというネタはどうかな?
102 :
86:2007/07/01(日) 15:10:12 ID:???
>>100 この調子でおねがいします。ネコ娘は雛苺かな?木綿や壁にもなついて壁のぼりとかやりそう。
>>101 真紅は・・・ベタな展開になるなあ。いっそこっちをネコ娘にするのも一つの手か。
鬼太郎が真紅と雛苺のミーディアム
ネコ娘は雛苺の元ミーディアムってのはどうかな?
104 :
マロン名無しさん:2007/07/01(日) 17:52:12 ID:Wt8XXX+S
お題:出会い
「父さん、どうですか?、湯加減は・・・」
「うーんちょっとぬるいのぉ・・・
鬼太郎、熱くしれくれんか?」
「はい、父さん」 コポポポ
「ふぅ〜やはり白湯も中々ええのぉ」
「カァカァ」 バサバサッ
「おっ?、妖怪ポストに手紙が届いたようじゃ」
「最近妖怪ポストに手紙入れる事も無くなりましたね。ありがとう」 カァカァ・・・バサバサッ
「鬼太郎、何て書いてあるんじゃ?」
「何でしょうか?。「まきますか?」「まきませんか」って書いてあるのですが・・・」
「ふーん、「まきますか」「まきませんか」のぉ・・・鬼太郎。
その手紙に返事すればいいのじゃろ?」
「えぇ、とりあえず「まきますか?」ってところに丸を書いておきます」カキカキ・・・
>>104 親父も鬼太郎も躊躇ないなーw
しかしこのスレ、俺を含めても4人位しか居ないのかな…
ちょっと寂しいね…
さて、続きはどうなる?
106 :
マロン名無しさん:2007/07/02(月) 01:02:19 ID:lMSdmGkt
ー一時間後ー
「父さん、ただいま帰りました。あれ?
父さん、その鞄?」
「おぉ鬼太郎、よく戻ってきた」
「どうしたんですか?、その鞄」
「うん、わしにも分からんよ、昼寝していて起きたらこれがあったんじゃ」
「でも、一体誰がこの鞄を・・・」
「うん、とにかく鬼太郎。早速あけてみるんじゃ」
「分かりました(ガチャッ)父さん、人形ですよ」
「何じゃと?」
「それにしても、この人形良くできてますね、まるで人間みたいです」
「むー?(スカートの中見た)くへへ・・・いかんいかん(真っ赤)」
「あれ?、ネジですよ父さん。背中にネジ穴もありますし。
きっとこれは人形を動かす奴みたいです」
「ネジのぉ・・・鬼太郎、早速ネジを回してみるんじゃ」
「はい、父さん」キリキリキリ・・・
真紅を登場しましたが、この後どうするか分からなくなってしまいました
>>105、あとを頼みます
108 :
105:2007/07/02(月) 02:50:05 ID:???
俺かー!?
今日は遅いんでまた明日…
>>105 俺を含め読者は結構いると思うぞ
おもしれー
書き込んでないだけで楽しみにしている俺ガイル
111 :
マロン名無しさん:2007/07/02(月) 14:00:33 ID:lMSdmGkt
あげときますよ
…キリキリキリ…ググ…
「へぇ、凄いものですねぇ」
「人間達の科学も侮れなくなったのぅ」
「本当に生きてるみたいだ…」
ペチッ!
「ちょっと!レディの体を舐め回すように見ているなんて失礼よ!」
「いてて…へぇ、この人形生きてるぞ」
「あら、随分飲み込みが早いのね。人間にしては珍しいタイプなのだわ」
「いや、ここでは不思議な事は珍しくないから。それに、僕は人間じゃないしね」
「中々面白い事を言う人間なのね。この真紅の下僕としてはまずまずの資質なのだわ」
「いや、だから…」
「私はローゼンメイデンの第5ドール、真紅よ。お前、名前は?」
「まあいいか…僕は鬼太郎、ゲゲゲの鬼太郎です。そしてこっちが僕の父さんです」
「ふむ、わしが鬼太郎の父じゃ」
…………ばたっ
「ありゃ、気を失ってしもうたぞ」
そして………パチッ
「嫌な夢を見たのだわ… め、目玉が喋って… ああ!思い出すだけでもおぞましい!」
「おお、目が覚めたようじゃな」
「ーーッ!!」
そりゃ誰だって気を失うよなwwww
「ななな、ここは一体なんなのだわ!?」
「お主、自分も普通の存在ではないくせに、わしを見て気絶するとは、情けないのう」
「!ん…こほん!わ、私とした事が取り乱してしまったわ。
ちょっと見慣れない事だから、戸惑ってしまっただけなのだわ」
「僕達は幽霊族なんだ。見た所君は妖怪では無さそうだね」
「さっきも言ったでしょう、私はローゼンメイデンの第5ドール、真紅なのだわ」
「それが分からんのじゃ、なんでわしらの所に来たんじゃ?」
「そ、それはホーリエが選んでしまったのだから、仕方が無いのだわ。
真紅としても不本意なのだけど…ホーリエったら、どうしてこんな普通じゃない者に…」
「わしらとお主に何か惹かれあう物があったのかのう?
例えばゲゲゲとローゼンが…いや、どうでもいい事じゃな…」
「そんな事より鬼太郎、あなたは私のネジを巻いたの。
それはこの真紅の下僕になるという事を意味しているのよ」
「うーん…そういう人を縛る事は、僕は好きじゃないなぁ…」
「そういう事を言ってるんじゃないの!もう決まった事なのよ!」
はらり…………
「黒い羽根……もう来たのね…
鬼太郎、残念だけどあなたはここで死ぬわ」
続きはまた後で…
続き楽しみにしてるよ!
117 :
マロン名無しさん:2007/07/02(月) 18:04:39 ID:lMSdmGkt
妖怪あげ男じゃ
118 :
マロン名無しさん:2007/07/02(月) 21:39:13 ID:lMSdmGkt
「ねねぇ、きたろー」
「ん、なんだい?雛苺」
「うにゅーが食べたいのー」
「うにゅー?、なんだいそれは?」
「うにゅーはね、黒くて赤くて甘いのなのー」
「く・・・黒くて赤くて甘い奴・・・。
父さん、真紅、翠星石、分かりますか?」
「うむ〜、わしもその食べ物は分からんのぉ・・・」
「私も知らないのだわ」
「すすす・・・翠星石はチビ苺の大好物なんて、分かるですぅ」
「じゃあそのうにゅーは知ってるか?」
「うぐっ・・・ええっと・・・あ〜もぅ!!。
翠星石はチビ苺の食べ物なんぞ知らねーですぅ!!」
「鬼太郎、いるー?」
「あぁ、ネコ娘」
「何じゃネコ娘、袋なんぞ持ってきおって」
「雛苺にお土産持ってきたのよ、雛苺はいこれ」 ガサガサ・・・
「わーい、うにゅーなのー!!」
「何と苺大福じゃったとは」
「おぉ・・・恐るべしネコ娘・・・中々やるですぅ」
「ネコ娘・・・恐ろしい子!」
「私は雛苺の元ミーディアムよ、最初の時は知らなかったけど」
「ふむ、やはりネコ娘は鬼太郎の嫁に似合いそうじゃのう・・・」
「ちょっ・・・ちょっと親父さん!(赤)」
「ちょいとチビ目玉!!、妖怪はぜってーネコ娘と似合わねぇですぅ!!」
「そうよ、それに鬼太郎は私の下僕よ、変な事を言わないで頂戴!」
「はぁ!?、何を言ってやがるですか!。
べべっ別に翠星石は・・・こんな妖怪を好きにならねぇのですぅ」
「にゃーんですってぇえええぇぇ!!!」
バチバチバチバチバチバチ
「やれやれ・・・三人とも落ち着きなよ・・・」
「けんかはめっめっなのー!!」
119 :
マロン名無しさん:2007/07/03(火) 02:24:06 ID:6A+a2one
保守
「鬼太郎、残念だけどあなたはここで死ぬわ。
…それが嫌なら…って聞いてるの!?」
「父さん、妖怪ポストに手紙が入ってたみたいですよ。カラスが持って来てくれました」
どたっ ←真紅こける
「鬼太郎、早速開いてみるんじゃ」「はい父さん」
「ちょっと!レディを無視するなんて、紳士にあるまじき行為よ!」
「え、ああごめん、僕がどうしたんだい?」
「……や、やっぱり何でもないのだわ…」
「そうじゃ鬼太郎、茶碗風呂を入れてくれんか?
風呂に入りながらゆっくりその手紙を読む事にするわい」
「分かりました父さん、すぐ用意しますよ」
そして…
「ふ〜、いい湯じゃの〜… ん?どうしたんじゃ?真紅」
「と、殿方がレディに、は、裸を見せるのはどうかと思うのだわ…」
「なんだい真紅、照れてるのかい?
父さんは何時もこの格好なんだから、気にする事無いんだよ」
「そうじゃぞ、ふむしかしワガママなだけのお嬢さんかと思うたが、
案外可愛い所があるではないか、鬼太郎の言う通り照れる事は無いぞい、ほーれほーれ」
(カ〜〜)「や、やめなさい!」「ハハハハ」
はらり…
「…! じ、冗談はここまでよ。鬼太郎、今度こそあなたは死ぬわ。
今度こそホントのホントなのだわ」
目が覚めたのでひとつ。
てかまだ続くのかよ!というツッコミをおそれつつ続く…
そんなツッコミはしない!
続きが凄く楽しみなんだ、ここを見てる皆も楽しみにしている!
「僕が死ぬって?一体どういう事なんだい?真紅」
「死にたくなければ、私と契約しなさい。真紅の下僕になるのよ」
「さっきも言ったけど僕は…」
ヒュッ!…ビィィーン!!
「なんじゃ!?包丁が飛んで来たぞ!?」
「来たわね」
「ぬいぐるみ!?ぬいぐるみが包丁を持って、宙に浮かんでおるぞ」
「しかし父さん、妖気を感じません!」
「まったくじゃ…一体どういう事なんじゃ!?」
「第一ドールの水銀燈の力によって動いてるの。妖気とかとは違うわ」
「そうなのか…でもあのぬいぐるみ、なんでバカ殿なんでしょうか…」
「わしも気になっとったが、敢えて触れなかったのだぞ鬼太郎!」
「ごめんなさい父さん…ってなんで僕が謝ってるんだ?」
「まったく悪趣味な水銀燈…もう少し空気を読んでほしいものだわ。
これじゃ雰囲気が締まらないじゃないの!」
シャーーー!!
「うわーバカ殿が襲って来たーw」
それではまた夜に来ますんで。
ちょっwwwwバカ殿wwww
126 :
マロン名無しさん:2007/07/03(火) 09:08:05 ID:6A+a2one
保守
チラシの裏にでも書いてろ低学歴
130 :
マロン名無しさん:2007/07/03(火) 16:09:35 ID:6A+a2one
保守
あらら…何か荒れてるね…
こういうスレはあんまりage過ぎない方がいいかもしれないなぁ。
続き書くかは様子見て決める事にするよ。
「父さん、どうしたんですか?、ため息なんかついて」
「うん、腹がそろそろ太ってきたんじゃ。
腹をなんとかせんとのぉ」
「ぷっぷー、チビ目玉も太る事があるようですぅ、大笑いですぅ(笑)!」
「翠星石、箸が逆になってるわよ」
「あっ・・・・」
「はぁ・・・目玉のお父様、運動をしたらいかがでしょうか?」
「うむ、真紅の言うとおりに運動した方がええのぉ」
「でも何か運動するものはあるのですか?」
134 :
マロン名無しさん:2007/07/03(火) 21:23:28 ID:6A+a2one
支援
いや嵐はスルーするのが一番よ
続きをおねがいいたしマッスル♪ビビビのビー
ひどい自演だこと
話は変わるけど、エンジュのあの性格だと夜叉が取り付くのかな?
138 :
マロン名無しさん:2007/07/04(水) 06:38:18 ID:yoebPpyD
保守
139 :
マロン名無しさん:2007/07/04(水) 15:40:06 ID:yoebPpyD
あげてスマソ、今度は翠星石の初登場の時
植物が枯れているところに如雨露で水をあげる鬼太郎
「やあ人間の皆さん、ボクはゲゲゲの鬼太郎です・・・」
「今日はこの如雨露を持っているドールのお話をしましょう・・・」
鬼太郎が如雨露を置く
「彼女は可愛いのですが・・・何と言うか・・・ちょっと口がわるいです・・・」
鬼太郎が振り向く
「でも、彼女は本当は優しいのですよ・・・もし彼女に出会ってしまっても優しくしてくださいね・・・」
鬼太郎が如雨露を持って立ち去る
140 :
139:2007/07/04(水) 22:13:55 ID:yoebPpyD
>>133 様子見てないで続きを頼む、もうネタが尽きてしまった
小学生のさくぶんがいっぱいだあ。
>>141 それを言ったらあの方が来てしまっ・・・ベアード様「このロリコンどもめ!」
来てしまった・・・・
143 :
様子見中…:2007/07/04(水) 23:15:32 ID:???
え?
>>133は俺じゃないよ?
俺のレスには
・・・←ではなく、………←を使ってるから見分けるのは簡単。
それはともかく、そろそろ投下しようか…でもまだイマイチまとまらんのだよな…
もう少し待ってくださいな。
>>143 あっごめん間違えた、あと子泣きじじぃは4期で確か滅多に使わない技があったな・・・どんなんだったっけ?
>>143 少し待ってるよ、楽しみにしてるから
他の人とネタ考えとくね
アストロン…もとい手を繋いだ仲間を石化させる術、の事なのかな…?
他にも手元の本によると1期では、敵にしゃっくりを移す、
「ひっくしゃっくの術」なる技があったとのこと。
そうそれだった!
「くっ、でもどうして僕を狙うんだ!?」
「簡単な事よ。あなたは真紅のミーディアになるのだから、狙われて当然なのだわ」
「そんな勝手な…うわっ」←攻撃よけ
「死にたくなければ誓いなさい。この薔薇の指輪にかけて私を護ると、
見た目はふざけてるけど手強いわよ、あの…ぬいぐるみ……(まったく…直視出来ないのだわ)」
「何を震えてるんだい、真紅」
「そ、そんな事はどうでもいいから!さっさと契約しなさい!」ペシッ!
「いてて、急に怒らなくても…悪いけど君と契約する気は無いよ」
「なんですって…死ぬ気なの?」
「別に君と契約しなくても僕は大丈夫って事さ。
くらえ!リモコン下駄!!」スコーン……パタリ…
「ほらね」
「…嫌らしい下駄ね!」スタスタスタ…パタン
「嫌らしい…?」
「何やらスネて鞄に籠もってしまったのう」
…ガチャッ…「鬼太郎!あなたを下僕にするまで、絶対諦めないわよ!」…パタン!
「結局うちに居座るつもりなのか…」
「うーむ、例え捨ててもいつの間にか戻って来そうじゃな…
寒気がしてきたわい…」
えっ鬼太郎契約しないんだwww
眠さもあって大したオチが思いつかなかったよ。
何と言うか、真紅と鬼太郎が契約するというシチュエーションが、どうしても思いつかないなぁ…
バカ殿は何と言うかね…安直と言うか安易だったね…
書きながら微妙なネタだとは思っていたんだけど、
まあ少しは笑える(それが苦笑にしろ)と思ったんで、そのまま行く事にしました。
しかしどうもスレが荒れる原因がここにあったような節もあるし、やっぱり微妙だったなぁ…
取り敢えず俺の書く真紅&鬼太郎編はここまでです。
>>150 何を言っている、GJだったよ!!
今後も楽しみにしてるさ!(リレー小説でも作ろうかと思った今日この頃
しょーもないネタが浮かんだのでひとつ…
「鬼太郎、紅茶がぬるい!」
ペチン!
「また髪ではたいた!父さんにも髪ではたかれたかれた事無いのに!」
「どーせわしには毛が無いわい…」
ねずみ男「親父さん…気にしてたんだな…
つーかよ、突っ込み所が違うだろ…」
153 :
マロン名無しさん:2007/07/05(木) 02:51:28 ID:Up0znX99
「はぁ・・・食いモン少ねぇなぁ。
流石に不景気だなぁ・・・これじゃあ取り越し苦労だぜ」
「そこの人、ちょっと待つかしらー」
「ん?、誰だ?、このビビビのねずみ男様を呼ぶ奴は。
って、誰も居ないか・・・帰るか」
「もしもーし、ここかしらー!」
「声がするけど姿が見えないー(棒読み」
「ちょっとーこっちを見れかしらー!(バイオリンを弾く」
「ぎゃああああああああ!!やめてくれええええええええ!!。
ちゃんと聞こえてるからその音はやめろおおおおおおおお!!」
「分かったかしら」
「はぁ酷い目に会った・・・んでお前誰だよ?」
「ふっふっふー、カナはローゼンメイデンで頭脳派の金糸雀かしらー」
「あっそ、ふーんで、俺に何のようだ?」
「あなたにミーディアムになって欲しいかしら?、ミーディアムになれば何でもできるかしら〜」
「ミーディアム?・・・ケッ!、俺は嘘つくガキがでー嫌いなんだ、ガキはとっとと帰れ」
「酷いかしら!、本当かしら!、いいから契約するかしら!」
「ったくしつこいなぁいい加減に・・・(待てよ・・・もし本当なら・・・これで金儲けが出きるはずだにひひひひ〜)。
よぉーしっその話乗った!、んで契約ってどうするんだ?」
「簡単かしらー、この指輪に口付けするだけかしら」
「確か、鬼太郎の奴も真紅って子にこうやってミーディアムになったんだな。
んじゃあ契約してやるぜえぇっとぉ〜・・・・金敏郎??」
「金糸雀かしら!ってか誰かしら!、早く契約しなさいかしら〜」
「ったくかしらかしらうるせぇなぁ、分かったよ契約してやるよ!」
以上、金糸雀とねずみ男の契約話でした
>>153 この2人だけは他と違って、自分の利益の為に契約って感じだよな。
そして相変わらずキャラが生き生きしてていいね。
俺の方はと言うと、次のネタが思いつかない…
リクエストがあれば、その方が楽かもなぁ。
お休みなさいです。
んじゃあリクエストするぞ
>>154 水銀燈が鬼太郎の観察をするって言う奴を頼むね
>>156 時間がかかっても楽しみにしてます!
こっちもネタを考えないとな・・・
158 :
マロン名無しさん:2007/07/05(木) 18:02:12 ID:Up0znX99
でも子泣きじじぃの為に働く翠星石は偉い・・・目から汗が出てきたぜ・・
なんだこの自演スレは
160 :
153:2007/07/05(木) 18:53:25 ID:???
>>159 いや誰もレスしないから自演に見えちまうのも仕方が無いよ・・・
なんか漏れの後ろに妖気が・・・うわ何をするやめn!!
>>160 そこは、「(君の)後ろに黒い影」(by4期予告編)だろう!
と、突っ込んでみるw
>>159 自演である、という断定が不可能なのと同時に、自演ではないと証明するのも…
fusianasanは勘弁してくれよw
162 :
160:2007/07/05(木) 19:16:37 ID:???
>>161 そうだった!、今4期のふくろさげの話見てた・・・・
股間が痛くなってしまった・・・
観察がだめなら大怪獣に変更したらどう?(リクした自分もネタを考えてる最中
よし、何とかできた、5期の次回予告風で
ゲゲゲのローゼン
「とんだ子がうちにやってきました」
「あなたを下僕にするまで諦めないのだわ」
「ほんとにしつこいのぉ真紅は」
「さて次回は何かな?」
シルエットにドールの姿が映る
サブタイトル(仮)「第六ドール、雛苺」
「ネコ娘に危機が迫る、そのドールと真紅の関係。
そして忍び寄る妖怪!」
「ドールと妖怪の正体はこれじゃ!!」
「誓いなさい。私のローザミスティカを護ると――。」
第六ドール:雛苺
妖怪:まくらがえし
やってみた今は反省している
そこで枕返しがくるw
一体どう絡むのか想像つかない…w
165 :
マロン名無しさん:2007/07/05(木) 22:51:49 ID:Up0znX99
鬼太郎3期のエンディングがアリプロ風にしたのを想像してみた・・・・
怖さレベルアップじゃないか!!
ゲゲゲのローゼン
「私も早く子供が欲しいな」
「でも雛苺の姿も結構似合ってたよ」
「や・・・やぁだ鬼太郎(\\\)」
「さて次回はどんな敵が出てくるかな?」
シルエットにドールの姿が映る
ED:おばけがイクぞ〜(歌:アリプロ)
「黒い翼を持つドールが父さんを誘拐する!」
「き、鬼太郎助けとくれ、ドールとその妖怪はこいつらじゃ!!」
「誓いなさい。私のローザミスティカを護ると――。」
第一ドール:水銀燈
妖怪:ぬらりひょん
「おい水銀燈、鬼太郎を偵察してこい」
「やぁよ、あなたが行けばいいでしょ、ぬらりひょん」
「おめえ、ぬらりひょん様に口応えする気か!」
「うるさいわねぇ朱の盆、言っておくけどご主人様は私なのよ、わ・た・し」
「ふふふ、言ってくれるな」
「ぬらりひょん様に謝れー!」
「うふふ、朱のぼぉん、顔が真っ赤よぉ?」
「元々こういう顔だ!」
「血圧高過ぎるんじゃなぁい?乳酸菌摂ってるぅ?」
「……はあ?」
「…はい、ヤクルトぉ♪」
「あ、どうも…っておい!ぬらりひょん様、こいつ全く使えませんぜ!」
「…わし、頭が痛くなってきたわ…」
「ヤクルト飲むぅ?」
「いらんわー!」
ぬらりひょん・・・
確かに水銀燈って面倒くさがりやって君の後ろに黒い影・・・うわなにをするやめr!
169 :
マロン名無しさん:2007/07/06(金) 05:01:26 ID:xdVhjD5b
支援
蒼い子初登場するとき
盆栽を手入れする鬼太郎
「やあ人間の皆さん、ボクはゲゲゲの鬼太郎です・・・」
「今日は翠星石の妹の第四ドールのお話です」
鬼太郎がはさみを置く
「その子は・・・男の子みたいな格好をしてますけど・・・彼女も女の子です」
はさみを持って立ち去ろうとする鬼太郎
「このボクが持ってるはさみより・・・大きいはさみを持っています・・・でも彼女の仕事はと言いますと・・・」
鬼太郎の背後に少年の姿をした少女が大きなはさみを持って立っている
「夢の庭師と言うことです・・・こういう蔦を切る役目ですが」
鬼太郎の顔が暗くなって後ろから蔦が動き出す
「その蔦で操る妖怪がいるので・・・気をつけてください・・・きっとあなたの夢の中にも・・」
171 :
マロン名無しさん:2007/07/06(金) 17:46:15 ID:xdVhjD5b
「ふぅ・・ひどい目に会ったわい・・・」
「水銀燈のミーディアムも弱すぎなのだわ」
「全くじゃ」
「次回はちょっと口が悪いドールが大活躍する話です」
シルエットにドールの姿が映る
ED:おばけがイクぞ〜(歌:アリプロ)
「えっ?、第三ドールも出るのですか?」
「大変じゃ、真紅とその子が奴に食われてしまった!、助けに行くのじゃ鬼太郎!!」
「はい、父さん!!。次の妖怪はこいつだ!!」
第三ドール:翠星石
妖怪:ふくろさげ
172 :
マロン名無しさん:2007/07/06(金) 22:30:56 ID:xdVhjD5b
一時待機する
ひょっとして、これはリク?
174 :
マロン名無しさん:2007/07/07(土) 00:08:26 ID:pNyEXYjz
いや、予告通りに作れという事かと思った。
違ったみたいで、ホッ…
そろそろネタ切れだし…
あっなるほど、残念だねリクなんだよ
しかし妖怪とドールに脈絡が無さ過ぎて、これはかなり難しいよーw
178 :
マロン名無しさん:2007/07/08(日) 18:20:34 ID:NdyvA/HU
保守
179 :
178:2007/07/08(日) 21:05:58 ID:NdyvA/HU
走ってくる翠星石
「よぅチビ人間たち、翠星石ですぅ!」
「今回はこの誇り高きドールの翠星石が働く話ですぅ」
翠星石が振り向く
「えっ?、何で働くかって?」
不機嫌な顔をして怒鳴る
「まだわかんねぇですか!、そんな事は自分の頭で考えろですぅ!」
ギャーギャー言ってる翠星石の隣に歩いてくる蒼星石
「皆さんこんにちは、ボクは彼女の妹の蒼星石です。何故翠星石が働くことになったのはですね・・「蒼星石!、何余計な事をいうですか!」
翠星石が画面に近づいてテレビに指を刺す
「いいからとっとと始めやがれですぅ!!、チャンネルは変えるなですぅ!!」
「気持ちのいい朝だなあ」
「鬼太郎、紅茶がぬるいわ」 ビビン!
「いてて、意外と威力があるなあ」
「おい鬼太公、おめえ随分と原作風味じゃないか」
「ぼかあ作者がネタ切れじゃないかと思うがね」
「鬼太公にしてはいいこと言うじゃないか。
俺は真紅ちゃんがいれば、どうでもいいがね」
「あっねずみ男、真紅をどうするつもりじゃ」
「鬼太公、正義の味方やってたって、腹は膨れないんだ。
真紅ちゃんを見せ物にすれば、たらふく食えるってもんだ」いひひっ
「まてねずみ男、そういう事は僕の正義の心がゆるさないんだ」
「うるせえっ邪魔すんなっ」ビビビビビン
「おお、いたいなあ」
「いこうぜ真紅ちゃん」
そう言って真紅をつかもうとするのと、ねずみ男が倒れるのとは、ほとんど同時だった。
「私に触れるなっ汚らわしいっ」
「はははっ彼女はきみの手には負えないよ」
ふはっ「なんだ、結局貧乏のままか、ひもじいなあ」
ははははっ
ゲッゲッ ゲゲゲのゲ
182 :
マロン名無しさん:2007/07/09(月) 01:23:15 ID:54EYWRbE
>>181 ネタが尽きたならアニメとか参考すればいい
自己顕示欲が旺盛な小学生ばっかだな
>>183 ば・・ばっきゃろ〜!、小学生とか言葉に発するな!
ベアード様の餌食になりたいのか!?
小学生がこの時間に書き込むはずねえ
中学も満足に通ってなかった低学歴ニートだろ
186 :
マロン名無しさん:2007/07/09(月) 11:52:30 ID:54EYWRbE
保守
187 :
マロン名無しさん:2007/07/09(月) 14:58:53 ID:54EYWRbE
ゲゲゲのローゼン
「欲で妖力にする妖怪・・・怖いですねぇ・・・次回もお楽しみに」
「妖怪とドールの正体は後でわかるのだわ」
「あっ、それはわしの台詞・・・(泣)」
シルエットに妖怪の姿が映る
ED:おばけがイクぞ〜(歌:アリプロ)
「水銀燈と心閉じた少女・・・彼女の身に・・・次回もお楽しみに」
「次の妖怪はまこいつじゃ!!」
「誓いなさい。私のローザミスティカを護ると――。」
妖怪:まくらがえし
188 :
マロン名無しさん:2007/07/09(月) 17:38:14 ID:54EYWRbE
保守
189 :
マロン名無しさん:2007/07/09(月) 21:36:04 ID:54EYWRbE
紅茶を入れてる鬼太郎
「やあ人間の皆さん、ボクはゲゲゲの鬼太郎です・・・」
「今日は雛苺のお話をしましょう・・・・」
鬼太郎が苺大福を乗せた皿を置く
「彼女はボクに何か隠しごとをしています・・・」
ポッドを持って立ち去ろうとする鬼太郎
「何故ボクに隠し事をするのかって?・・・・それは分かりません・・・」
鬼太郎が立ち去る
sage
現在進行形の鬼太郎を知らないので、ネタのほとんどが脳内で古畑任三郎に誤変換される。
192 :
マロン名無しさん:2007/07/10(火) 17:18:38 ID:e214J4HU
いつまで人大杉が消えるのだろ・・・
193 :
マロン名無しさん:2007/07/10(火) 19:03:41 ID:e214J4HU
194 :
マロン名無しさん:2007/07/10(火) 21:18:59 ID:e214J4HU
保守
やっと入れた。
>>182 一応新作は見てるが、旧作はあまり覚えてないし…
やっぱりリクは無かった事に…分不相応な事言ってゴメンナサイ!ゴメンナサイ!許して…
マタ-リ行くことにします…
今の所のネタを見ていると、ローゼン側の話が多いから、
鬼太郎側の話を投下すると、かえって浮いてしまいそうだから躊躇ってしまう。
アニメでも有名なエピソードだと、「妖怪大裁判」や「幽霊電車」、
「大海獣」、「いやみ」、「夜叉」あたりの話を考えている。
197 :
マロン名無しさん:2007/07/11(水) 07:04:39 ID:iUBPiuRD
>>196 また大杉になってしまった、俺はしばらくかちゅ〜しゃを使っていくよ
あんたも専用ブラウザを使ったほうがいい
ところで、ゼロの使い魔アニメの第7話ってアニメオリジナル?それとも原作かな?
俺それをネタにしようと思っているけど、どうかな?
ごめん、スレ間違えた・・・それではさらば
200 :
マロン名無しさん:2007/07/11(水) 20:43:07 ID:iUBPiuRD
カァカァカァ
カラスの鳴き声とともに鬼太郎の姿が現れる
「やあ人間の皆さん、ボクはゲゲゲの鬼太郎です・・・」
「今回は、ボクがローゼンメイデンというドールたち出会った話をしましょう・・・」
鬼太郎が歩いてる後ろに少女たちの影が現れる
「彼女たちはドールなのに、まるで人間の意思を持ってるみたいです」
鬼太郎が立ち止まる
「えっ?、何故ボクがそんなのに詳しいって?・・・・」
鬼太郎がニヤリと笑う
「実はもうボクは・・・・」
鬼太郎が指輪を見せる、鬼太郎の後ろにドールの影が
「彼女のミーディアムなのです・・・」
かちゅ〜しゃでやってるけど・・・早くブラウザで使いたい
とにかく1話書いてみるつもり
201 :
マロン名無しさん:2007/07/12(木) 02:21:49 ID:O9of3MFy
保守
202 :
マロン名無しさん:2007/07/12(木) 04:03:59 ID:O9of3MFy
203 :
マロン名無しさん:2007/07/12(木) 20:17:01 ID:O9of3MFy
ゲゲゲのローゼン
「ヒナはきたろーに感謝してるなのー」
「ありがとう、雛苺」
「わーいなのー」
「騒がしいわよ二人とも」
「さて、次回の妖怪とドールはなにかのぉ」
シルエットにドールの姿が映る
ED:おばけがイクぞ〜(歌:アリプロ)
「蒼星石!!、何でお前がそんなやつの見方になるんですか!?、目を覚ますですぅ!!」
「いかん、奴の力でお前の妹は操られとる!!」
「ごめん・・・・翠星石・・ボクはどうしても・・・。」
「次の妖怪はこいつなのだわ、油断は禁物よ!!」
「いかん鬼太郎の力では収まらんぞ!!」
「妖怪!、しっかりするですぅ!!。」
第四ドール:蒼星石
妖怪:たんたん坊「ふっ・・・ふっ・・・ふっ・・・」
204 :
マロン名無しさん:2007/07/12(木) 21:36:46 ID:O9of3MFy
205 :
マロン名無しさん:2007/07/12(木) 23:34:40 ID:O9of3MFy
保守
206 :
マロン名無しさん:2007/07/13(金) 14:20:41 ID:ovK3tehx
遊び終わって帰る子供を見る鬼太郎
「やあ人間の皆さん、ボクはゲゲゲの鬼太郎です・・・」
「子供と言うのは無邪気で可愛らしいところがあります・・・・」
鬼太郎が歩き出す
「今回はねこ娘の話をしましょう・・・」
鬼太郎の後ろからねこ娘の影が出てくる
「ねこ娘は人間界で働いて・・・・人間の世界にうまく溶け込んでいます・・・」
鬼太郎が立ち止まる
「ですが・・・今回のねこ娘は何か異変があるのです」
鬼太郎の顔が暗くなって後ろから小さな少女の影出てくる
「彼女は実は・・・ローゼンメイデン第六ドールのミーディアムだったのです」
207 :
マロン名無しさん:2007/07/13(金) 22:35:58 ID:ovK3tehx
「やはり人大杉のせいで誰もレスせんわい」
「管理人は何をやっていやがるのですか!?」
「落ち着いて翠星石」
「蒼星石の言うとおりだよ、ゆっくりと待っていよう」
「そのとおりなのだわ」
「ごろごろするのー」
208 :
マロン名無しさん:2007/07/14(土) 11:49:01 ID:p0G3un0r
保守
209 :
マロン名無しさん:2007/07/15(日) 18:07:44 ID:jhUEhyId
ってスレが落ちそうなのであげる
ってかもうネタが無い・・・・
最近のマロンにはこんなネタ師気取りの小学生しか居ないのか
211 :
マロン名無しさん:2007/07/16(月) 01:15:07 ID:NH6RDukE
やっと復活したですよ
うんやはりこういうのが一番じゃ
「ふ〜いい湯じゃ〜」
「父さん、最近妖怪が妖気を吸い取られて、絞りカスにされる事件が多いですね」
「ふ〜む、何やら不穏な空気を感じるのう」
「ふおん〜?」
「鬼太郎、紅茶はまだなのかしら」
「あ、そうだった。……あれ? 後一杯分しか無いや…」
「何じゃと!?昼は紅茶風呂にしようと思っておったのに…」
「当然私がいただくのだわ」「とほほ…」
「安心して下さい父さん。後で僕が買いに行ってきますよ」
「ヒナも行くのー」「わ、私も行こうかしら…」
「ん〜?真紅がそういう言うなんて珍しいのー」
「…ははーん、わしと2人きりになるのが怖いんじゃな?」
「ち、違うわ! たまには自分の目で品定めしたいと思っただわ!
断じてお、お父さまのお目々が怖いだなんて…!」
「まあまあムキにならずに。出かけると言っても横丁の中だから
一緒に出掛けても大丈夫ですね父さん」
「そうじゃな、妖怪相手に姿を隠す必要も無いじゃろう」
そして…
「じゃあ行って来ます父さん」
「いってきますなのー」
「さ、さっさと行きましょう…!」
213 :
212:2007/07/16(月) 07:30:54 ID:???
ありゃ、よく見ると脱字が多いな…
誤「ん〜?真紅がそういう言うなんて珍しいのー」
正「ん〜?真紅がそういうこと言うなんて珍しいのー」
誤「ち、違うわ! たまには自分の目で品定めしたいと思っただわ!…
正「ち、違うわ! たまには自分の目で品定めしたいと思っただけよ!…
こんな感じで訂正します。
…てか、いつの間にかまとめwikiが出来てる…!
これで俺の駄作もより永く残る訳ですね…ハハハ…
きらきー出てきそうな予感
215 :
マロン名無しさん:2007/07/16(月) 10:27:39 ID:NH6RDukE
いやいや、あんたのは駄作ではないよ
俺の作品のほうが駄作だよ
216 :
マロン名無しさん:2007/07/16(月) 16:04:15 ID:NH6RDukE
「翠星石、何をやっているんだい?」
「見ればわかるですよ蒼星石・・・翠星石は調べてるのですぅ」
「し・・・調べてるって何をだい?」
「チビ目玉を調べてるですぅ、あのじじぃはどうやって物を食べてやがるのですか!」
「うーん・・・確かにそういわれると、第十五話では目玉のお父さん
団子をつまみ食いしてたね・・・口がどこら辺にあるのかな?」
「だから調べてるのですぅ!、蒼星石も調べるのを協力しろですぅ」
「えぇ!?、確かにボクも気になるけど・・・」
「では、早速チビ目玉を調べ・・」「父さんの何を調べるって?」
「うわっ!、き・・鬼太郎くん!」
「げげぇ!、よ・・妖怪!。いつからそこにいやのですか!?」「さっき戻ってきたところだよ、それで、父さんの何を調べるんだ?」
「お・・・お・・・おーほほほほほ!、なーに言ってるのですぅ?。
ただ翠星石はその・・・蒼星石の恋の相談をしてるところですぅ!」
「って、ちょっと翠星石!!」
「あぁ、そうか・・・ごめんよ、話の邪魔だったね、僕はおばばのところに行ってくるよ」 カランコロンカランコロン
「ち・・・違うんだ鬼太郎くん!、話を聞いてよ!!」
「もう手遅れですぅ、さっ。早く調べるですよ」
「う・・・うん・・(なんか鬼太郎くんがかっこよく見えたのは気のせいかな?)」
「蒼星石!、なにを突っ立ってるのですぅ?、早くこっちに来るですぅ」
「えっ・・・あっ・・・う・・うん」
217 :
マロン名無しさん:2007/07/16(月) 20:15:32 ID:NH6RDukE
保守
>>217 スレが下の方に下がったからdat落ちするというわけじゃない(はず)。
定期的にレスがあれば、頻繁に保守しなくても大丈夫。
220 :
マロン名無しさん:2007/07/16(月) 23:16:06 ID:NH6RDukE
「蒼星石と鬼太郎が話すと区別がつかないのだわ」
「そ・・・そうかなぁ」
「うゆー?」
「区別がつくわい!」
「さて、次回はどんな話かな?」
シルエットにドールの姿が映る
ED:おばけがイクぞ〜(歌:アリプロ)
「最近、僕の事をどこかで見てるような気配がするんだ」
「妖怪の世界にもストーカーが出るのね」
「うゆー?、ねこーすとーかーってなにー?」
「雛苺にはまだ早すぎるわよ」
「・・・あれが・・・ゲゲゲの鬼太郎・・・」
「うん?、お主一体なにをやっとるんじゃ?」
第七ドール:薔薇水晶
今日も誰もレスしないなぁ
「ふう、ちょっと買い過ぎたかな」
「うにゅーもいっぱいあったなのー」
「くんくんのぬいぐるみまで置いて有るなんて、少し侮っていたようね」
「真紅は本当にくんくんが好きなんだね」
「…良い機会だわ、あなたにくんくんの素晴らしさを教えてあげる必要がありそうね」
「え…」
「そもそも鬼太郎は、くんくんを只の人形劇だと思って軽く見ているのではなくて?」
「そ、そんな事無いよ…(これは長くなりそうだ…)」
「良い事?くんくんは…」「うぅ?あー、なんか地面に落ちてるのー」
「(シャキン!)いや、あれは誰か倒れているんだ!」たたたっ
「あ、待ち?だ!?」
「まさかこんな所で鬼太郎にお目にかかれるとはな!」
「お前はまさか…ふくろさげ!? そうか、最近の事件の犯人はお前だったんだな!」
「その通り!お前の妖気も俺様が頂いてやるぜ!」
「うい?bセ!?」
「まさかこんな所で鬼太郎にお目にかかれるとはな!」
「お前はまさか…ふくろさげ!? そうか、最近の事件の犯人はお前だったんだな!」
「その通り!お前の妖気も俺様が頂いてやるぜ!」
「うい?もうひとり誰かいるの?」
「……!翠星石じゃないの!?何故あなたがここに…」
翠星石登場した!
224 :
マロン名無しさん:2007/07/17(火) 01:44:20 ID:2Ux22mFf
>>222 ところでなんかちょっと修正が必要だぞ?
225 :
222:2007/07/17(火) 01:45:50 ID:???
うわっえらく文字化けしてるなーw
ここからやり直し
↓
「(シャキン!)いや、あれは誰か倒れてるんだ!」たたたっ
「あ、待ちなさい!話はまだ…」
「かわうそじゃないか!どうしたんだ!?」
「き、鬼太郎か…やられたぜ、妖気を搾り取られちまった…」
「一体誰がこんな事を…」「ふふふふふふ…!」
「誰だ!」
「まさかこんな所で鬼太郎にお目にかかれるとはな!」
「お前はまさか…ふくろさげ!?
そうか、最近起こっている事件はお前の仕業だな!」
「その通り!お前の妖気も俺様が頂いてやるぜ!」
「そうはさせるか!」
「うい?もうひとり誰かいるの?」
「………!翠星石じゃないの!?何故あなたがここに…」
なんだあの玉袋のやつじゃないのか?
>>225 連続できないの?、続きが凄く楽しみにしてる
>>227 少しづつ即興考えてるから…ちょっと待ってくれ…
>>226 実はよく覚えてないんだ…良かったら少し教えてくれないかな?
続きに反映出来るかも知れん。
4期に出てきたふくろさげは臭い袋だけど本当は金玉らしい
ねずみ男が食われて、その後だんだんに食われてしまう
最後はぬりかべを取り込んだせいで股間が破れたというらしい゜
>>229 手元の「アニメ版 ゲゲゲの鬼太郎 完全読本」によると、
金玉なのは4期だけ?かも知れない。
資料は少ないが続きを書いてみる。
ご期待に添えられるかどうかは分からんが。
期待楽しみにしてる
「し、真紅…ですか!?」
「わーほんとなのー翠星石ぃー」
「こ、こら!ちび苺!抱きつくなです!」
「ひょっとして彼女は…」
「そうよ鬼太郎、彼女はローゼンメイデンの第3ドール、翠星石よ」
「ほほう…お前達、知り合いだったのか!」
「しかし、何故 彼女はふくろさげと一緒に…?」
「この人形と俺様の利害が一致したのさ」
「どういう事なのかしら?翠星石」
「う……そ、それは……アリスゲームを終わらせる為…です…」
「何ですって…」
「ふふふ、そういう事だ。では鬼太郎、早速お前の妖気を頂くぞ!」
「うわあああ!」
「きたろー!」
がく…
「く…僕としたことが油断した…妖気を吸われて力が出ない…」
「ふふふ…以前の俺様とは違うぜ!お前の妖気でパンクしたりしねぇ!
丁度いい、ついでにこの場で止めを刺してやる…!」
「翠星石ー!やめさせてー なのー!」
「こ、ここで……!やめる訳にはいかねーのですぅ…!」
「翠星石……
…大ピンチね、鬼太郎。どうかしら?
今こそ私の指輪に誓う時なのだと思うのだわ」
「し、真紅…ずっとこのチャンスを待っていたんだな…?」
「チャンスだなんて…人聞きの悪い事を言わないの!さあ誓いなさい!
…誓うんでしょ?…誓うのよね…?
…さっさと誓っちゃいなさい!」ぐっ!
「むぐぐぐっ!ふはっ」
「いい子ね、鬼太郎…」
「いい子ねって…強引だなぁ…
しかしここは君に任せるしか無さそうだ…」
「鬼太郎、後は私に任せて休んでいなさい。
…今度は私が相手よ!ふくろさげ!」
「ふはは!次はお嬢さんがお相手か!」
「いくわよ、ホーリエ!」
「遅い!俺様の敵では無いわ!」バキッ!
「きゃっ!」ズサッ
「………おかしい…ミーディアムを得たのに、全然力が出せない…?」
「だって僕、しおしおになってるもん…」
「し、しまった…
私とした事がついうっかりしてミーディアムの状態を忘れていたのだわ…」
「真紅けっこうマヌケなの…」
「おいふくろさげ、真紅達には手を出すなですぅ!」
「(ギロリ!)うるせぇ!お前の望みを叶えてやるんだ、口を出すな!」
「…くぅ…」
ああ…徹夜してしまった…
つづきはまた後で。
235 :
マロン名無しさん:2007/07/17(火) 10:24:41 ID:2Ux22mFf
ちょwwww真紅ひでぇなおいwwww
236 :
マロン名無しさん:2007/07/17(火) 18:50:11 ID:2Ux22mFf
鬼太郎たち、最大のピンチ(こーゆー時にねこ娘たちが助けに来るよね
237 :
マロン名無しさん:2007/07/17(火) 22:48:19 ID:2Ux22mFf
「妖怪!、こっちに来るです!」
「なんだよ翠星石」スタスタ
「ここに座るですぅ」
「もう座ってるよ、何のようだ?」
「とぼけるなですぅ妖怪!、蒼星石になにをしたのですか!?」
「な・・・なにをって・・・何もしてないけど?」
「ほざけですぅ!、今朝蒼星石を見たらずっとボソボソとお前のことを言ってたですぅ!」
「へっ?」「鬼太郎、あなたは蒼星石に好かれてるのよ」
「えっそうなのか?」
「きたろーのガールフレンドは蒼星石なのー?」「こりゃ雛苺、まだガールフレンドと決まっとらんぞ」
「やい妖怪!、蒼星石がおめぇを好きだとしても・・・この翠星石は見過ごすわけには行かないですぅ!!」
「ちょっ・・ちょっと翠星石、何を言ってるのかさっぱり・・・」
「きぃぃぃ!!、もう怒ったですぅ!!。蒼星石は絶対にお前には渡さないですぅ!、覚えてろですぅ!」
「あっ翠星石!」
「ぎやああああああああああああ!!(階段で転んだ」 ゴロゴロ
「うゆー・・・痛そうなのー・・」
238 :
マロン名無しさん:2007/07/18(水) 00:14:38 ID:TP4MMNRz
保守
239 :
マロン名無しさん:2007/07/18(水) 03:16:43 ID:TP4MMNRz
>>23 「続きはまだですかー?」
「落ち着きなって翠星石」
…………
「…このままでは勝ち目が無いのだわ…」
「ヒナももうだめなの…」
「僕が油断しなければ…」
「うー、翠星石はなんでこんな悪い事するなの!?」
「貴女、アリスゲームを終わらせる為だと言ったわね、どう言う事なの?」
「この古狸の力があれば可能なのです」
「古狸じゃねえ!ふくろさげ様だ!」
「そんな事はどうでもいいのですぅ(「なっ!」)、
こいつは妖気を吸い取って
人の欲望を叶える力があるのですよ!
その力で全員アリスになってしまえば、ローザミスティカを奪い合う必要が無くなるのですぅ!」
「お父さまの願いが欲望ですって?」
「う…言葉のあやですぅ…」
「全く、そんな事を考えていたの」
「ど、どぉーですか!翠星石の計画は完璧なのですぅ!」
「君は間違っている!」
「き、きたろー…」
「な…」
>>240 鬼太郎大丈夫か?
まぁ確かにローゼンの願いって欲望に見えるな・・・
ではまた後日…
244 :
マロン名無しさん:2007/07/18(水) 16:27:00 ID:TP4MMNRz
「わーい、きたろーのぼり〜!」
「わっ、ひ、雛苺危ないって」
「こりゃ雛苺!、そこはわしの特等席じゃ!」
「ブー!」
「鬼太郎、気をつけないと雛苺にのぼられるわよ」
245 :
マロン名無しさん:2007/07/18(水) 20:43:43 ID:TP4MMNRz
保守
「鬼太郎、貴方大丈夫なの…?」
「何とかね……そいつに…ふくろさげに望みを叶える力なんて無い!」
「ほーほほほ!お前の目は節穴ですか!出鱈目言うなでありますぅ!
現に古狸のお陰で、こうして蒼星石と一緒になる事が出来たのですよ!」
「うにゅ…蒼星石なんてどこにもいないのよ…?」
「それは全てふくろさげの見せている幻さ!」
「そ、そのチビ妖怪とおバカ苺は何を言ってやがるですかねぇ〜
あ〜滑稽ですー笑えるですー!」
「私にも何も見えないのだけど?」
「!…そ…そんな…し、真紅まで何言いだすのですか…!」
「むううー!何でヒナのゆう事はバカにして、真紅のゆう事はちゃんと聞くのよー!」
「ぐ、愚問ですぅ!チビ苺と真紅とでは言葉の重みが違い過ぎるですぅ!」
「貴女、言ってる事が矛盾してるわよ」
「う…いかに真紅と言えども間違いは間違いですぅ!」
「こいつがそう言ってるんだ、訳分かんねえ事言ってんじゃねぇよ!
止めを刺してやる!ふはは!」
「翠星石、本当にこれでいいの!?」
「し、真紅…」
「望みを叶える力なんて無い!」
なんてかっこいい台詞!、このスレの作品しか読んでるとwww
だんだん5期の鬼太郎とアニメローゼンメイデンが脳内で聞こえてくるwwww
248 :
マロン名無しさん:2007/07/18(水) 22:27:29 ID:TP4MMNRz
ゲゲゲのローゼン
「あの人に私のこの想いを伝えたいv」
「でも公衆電話が少なくなったからね」
「に゛ゃっ!!そういうことじゃ!!」
「違う意味よ鬼太郎」
「さて、次回の妖怪はなにかのぉ」
シルエットに妖怪の姿が映る
ED:おばけがイクぞ〜(歌:アリプロ)
サブタイ:「奮闘!蒼星石は用心棒!!」
「えっ蒼星石がバイトをするって?」
「しかもあの子汚いねずみの仕事らしいわよ」
「ありえねー話ですぅ!、なぁんでくそねずみのバイトを手伝うのですか!?」
「用心棒じゃよ、こいつから町から守るためにな」
妖怪:大百足
5期のぬりかべの話の予告をパロってしまった・・・・
249 :
248:2007/07/19(木) 00:04:51 ID:TP4MMNRz
>>246 ところで鬼太郎はちゃんちゃんこ使わないの?
「鬼太郎の妖気を手に入れた俺様は無敵だせ〜!」
「うわあ〜」「くっ」「きゃっ!」
「翠星石、もうやめるんだ。こいつは君の欲望が力の源なんだ!」
「うるさいですぅ!欲望って言うなですぅ!」
「例え望みを叶える力が本物でも、こんなやり方、お父さまは認めないわ。
だって、誇り高きローゼンメイデンに人を傷つける事は許されないもの」
「ど、どーせこいつらはヨーカイですぅ…」
「鬼太郎は真紅のミーディアムよ。それ以上でもそれ以下でもないのだわ」
「……!」
「それじゃ、そのミーディアムとやらの最期を見届けるがいい!」
「うう…!」鬼太郎の頭を掴んで持ち上げるふくろさげ。
「鬼太郎!」
「きたろーを放せーなのー!」ポカポカポカ!
「邪魔するなっ!」バシッ「あぁっ!」ばたん、きゅ〜
「ち、ちび苺…!
も…もう怒ったです……」
ふくろさげの前に立ち塞がる翠星石。
「何だ?俺様に文句でもあるのか?」
「てめーはもう許さんですぅ!」
ふくろさげ死亡フラグですな
あっ鬼太郎は食われてないか・・・
鬼太郎ブチ切れまであと少しだな
252 :
マロン名無しさん:2007/07/19(木) 01:34:16 ID:QPdZAoBM
>>246 ふくろさげがパンクしないって言っても閻魔大王から貰った妖気で負けたんだよね?
「俺様を許さんだと?これはお前さんが望んだ事なんだぜ?」
「翠星石が間違…じゃなくて、てめーのやり方が間違ってたのですぅ!」
「や、やめるんだ翠星石、君の敵う相手じゃない…」
「こんな…翠星石でも心配するですか…と、とんでもねーお人好しですぅ。
笑えるですねー……」
「で?俺様をどうする気だ?」
「(キラ-ン)既にてめーの弱点は計算済みですぅ!」「何!?」
「てめーの!弱点は!ここですううーー!!!」
チーーーーーーン!!!
「ーーーーーーーーー!!!
ほ、ほーっ、ホアアーッ!!ホアーッ!!」
パタリ…………
「今だ!ちゃんちゃんこ!!」ぐるぐるぐる…
「おーい鬼太郎ー!」「みんな…」
「帰りが遅いんで心配して皆で探しに来たんじゃ」
「な、なんと、ふくろさげではないか!もう動けないようじゃが…」
「あとはこいつを封印して、ちゃんちゃんこに吸い取った妖気を皆に返せば解決です」
「よくふくろさげ相手に1人で勝てたのう」
「このローゼンメイデン第3ドールの翠星石の力があればこそですぅ!」
「貴女のせいでこんな事になったのよ、少しは反省しなさい」
「は、はいですぅ…」
>>253 感想:ギャー!、これ見てる男の諸君らは股間が痛いですぅ!
男の大事な場所だし・・・
「罰としてこの真紅の身の回りの世話を、住み込みでやってもらうわ」
「え、何を言ってるんだい真紅、うちにそんな余裕は…」
「ふぅ…鬼太郎、貴方は真紅のミーディアムになったのよ。
つまり下僕よ、いちいち文句を言わないの」
「仕方ねえですねー、まあそんなに悪い妖怪じゃなさそうですしー。
真紅の家来というのは納得出来ねえですけど…」
「と、父さん…」「とほほじゃのう…」
はははははっ(その他の方々)
ー終ー
>>255 面白かった!!GJ!!、いつも楽しい作品をありがとう!
翠星石の登場とふくろさげを絡めつつ、真紅の契約も盛り込んでみた。
思ったより長編になったな。
おまけ 後日
妖怪アパート、子泣き爺の部屋。
「あーいそがしいですー!」
「おい翠星石、酒が無くなってしもうた。すまんが買って来てくれんかのう」
「う……す、素直に鬼太郎と契約しとけば良かったですぅー!」
おわり
さて次回は…
「ドイツから新たなドールがやって来た!」
登場する妖怪はヒミツじゃ!
やるかも知れないしやらないかも知れない…
期待しないで待たないほうがいいかも…
258 :
マロン名無しさん:2007/07/19(木) 02:11:46 ID:QPdZAoBM
>>257 ドイツから新たなドールって・・・蒼星石なのか?
259 :
マロン名無しさん:2007/07/19(木) 17:51:54 ID:QPdZAoBM
あげて鬼太郎
260 :
マロン名無しさん:2007/07/19(木) 21:57:36 ID:QPdZAoBM
261 :
196:2007/07/19(木) 23:24:37 ID:???
以前に予告していた話を、とりあえず次回予告でテスト。
ゲゲゲのローゼン
「父さん、大変です。 僕の所に逮捕状が来ました。」
「親父さん、本当に偉い事になったのだわ。」
「何ぃ、鬼太郎の元に逮捕状が出ているのじゃと? そんな馬鹿な、何かの間違いじゃ!」
「この事件には、きっと誰かが仕組んだ冤罪事件に違いないですぅ!」
「そうですよ、父さん。 うわ、僕に何をするry」
次回、ゲゲゲのローゼン。 妖怪大裁判・前編
「僕は無実だーー!!」
第4期の妖怪大裁判の予告をいじっただけだから、あまり変わらないなぁ。
>>261 真紅はおやじのことは「目玉のお父様」って呼んでいるぞ
263 :
マロン名無しさん:2007/07/20(金) 00:10:03 ID:MVotF+3K
誰か猫町切符の話書いてくれないかな?
ガサガサッ………
「なーんでカナがゴミ漁りなんかしなければいけないのかしらー!」
「つべこべ言ってないで食い物見つけろよー、
俺が餓死したらお前さんも困るんだろうが」
「いっそ餓死してくれた方が、他の人と契約し直せて助かるのかしら!」
ぐぅ〜〜…
「う…このねずみが餓死するのを待っていたら、カナが先に餓死してしまうかしら…」
ちゅちゅちゅ!
「ギャー!ネズミー!かしらー!」
「おお、何か情報を手に入れて来たみたいだな、
ふむふむ…ほう、そいつは面白そうだな」
「いつまでもネズミと話してないで、自分でも探して欲しいのかしらー!」
「まあまあ、聞けよ金棒」
「カ・ナ・リ・アなのかしら!わざとらしく間違えてるかしら!」
「ああわりぃ、偵察ネズミ情報によるとだな、妖怪横丁によそ者が来たらしい。
人形のような奴で、何でもドイツか来たんだとか…」
「そ、その話は本当なのかしら!?」
「ああ、確かだぜ…あ、おい!?
どこに行くんだよ?」
「ちょっと用事を思い出したのかしらー!
早退させてもらうのかしらー!」
「早退って…
飯の時間までに戻って来いよー」
また明日。
266 :
マロン名無しさん:2007/07/20(金) 06:08:29 ID:MVotF+3K
うーむオリジナルのドールか?、それとも薔薇水晶か!?
267 :
マロン名無しさん:2007/07/20(金) 15:03:58 ID:MVotF+3K
保守
パタパタパタッ
「この辺の掃除は、これ位かな…♪」
「蒼星石、お前さんは本当によく働いてくれるのう」
「いえ、僕も好きでやっている事ですから
(って、僕は何をやっているんだろう…すっかりこの生活に馴染んでしまった…)」
「どうかしたのかい?」
「え、あ、いえ、何でもないです、お婆さん
(…僕はどうすればいいのだろう…やはりアリスゲームがお父さまの望みなら…)」
「ああ、そうじゃ!今日が家賃の回収日なのを、すっかり忘れておった!」
「僕が行ってきますよ」
「そうかい?悪いのう…なるべく厳しく取り立ておくれよ」
「え、厳しく…ですか?」
「最近滞納が目立っておってなぁ、このままじゃここの経営も危ういのさ」
「そうなんですか…分かりました。厳しく!ですね、行って来ます」
………コンコン
「呼子さん、家賃の回収に来ました」
ガチャ… 「あれ?今月は蒼星石なのか。悪い!今持ち合わせが無いんだ!」
「え…そうですか…じゃなくて!払ってもらわないと困るんです!」
「無理なもんは無理!今度必ず払うからさっ!」 バタン!!
「あ、ちょっと…仕方無いなぁ…えーと次の部屋は…
はあ…子泣きのお爺さんと翠星石の部屋だ…きっと払えないんだろうな…」
今は3人体制なのかな?
がんばって行こう。
270 :
マロン名無しさん:2007/07/20(金) 19:44:10 ID:MVotF+3K
うむ、がんばっていくぞ!、我ら妖怪ドールズでがんばるぞ!
(アリスゲームをすると鬼太郎が下駄とか投げて止めるかな?)
271 :
マロン名無しさん:2007/07/20(金) 22:49:28 ID:MVotF+3K
>>269 砂かけババァは蒼星石のミーディアムだからおばばのことは「マスター」って呼ぶぞ
>>271 ちょっと迷ったんだよね。
「マスター」に訂正しとくよ。
そう言っても住人の人たちは払わないんだな
274 :
マロン名無しさん:2007/07/21(土) 00:30:52 ID:9AfVhVVu
続きわくわく
コンコン…
「あのー、今月の家賃を…」
バーーン!!
「今月も来やがったですかー!家賃に回す金なんかねーですよぅ!!
……って、蒼星石ですか!?」
「うん僕だよ…」
「むむむむ…妖怪婆め翠星石が居るのをいい事に、蒼星石を送り込んで来やがったですか!」
「ち、違うよ、僕が自分から手伝っているんだよ」
「そうですか…」
「その様子だと家賃払えそうも無いね…」
「ぐ…無理です…!どんなに翠星石が稼いで来ても、
この穀潰しで甲斐性無しのおじじの酒代に消えていくのですぅ!!
も、もうこんな生活嫌ですぅ!」
「何も泣かなくても…」
「…鬼太郎の所に帰りたいですぅ…!」
「え、鬼太郎…(ポッ…って僕、何赤くなってるんだ…)」
「そ、そうです!」「な、何だい…にやにやして…」
「蒼星石も一緒に鬼太郎の家に行くですよ!この際です、翠星石が許すですぅ!」
「な、何を言ってるんだ翠星石…」
「翠星石がこの生活から抜け出せて、蒼星石も大好きな鬼太郎の所に行けるですぅ。
一石二鳥ですぅ!」
「べべ、別に僕は鬼太郎さんの事が好きだとか…コホン!
…いいかい翠星石、マスターとの契約はドールにとって凄く大切な事なんだ。
君は子泣きのお爺さんと、僕は砂掛けのお婆さんと契約したんだ。
そう軽々しくマスターを見捨てはいけないよ。そもそも…」
「うう…蒼星石なら分かってくれると思ったですのに!
もーいいですぅ!どーせ悪いのは翠星石ですよ!」
バターーン!!
「うわっ…やれやれ、仕方無いなぁ…
次はかわうそさんか…」
コンコンッ……
「う、行ったでありますか…」ガチャ…
「やっぱりもう一度説得してみるですぅ…」
…………
「はい、今月の家賃」
「ああ、かわうそさんありがとう!ちゃんと払ってくれて!」
「いや、別に喜ばれる事でも…そうだ、蒼星石ちゃんはドイツ生まれなんだっけ?」
「はい、そうですけど。それがどうかしたんですか?」
「いやぁ何でもな、妖怪横丁にドイツからよそ者が来たらしいんだ。
随分無口で虚ろな目をしていたらしいぞ」
「え…ま、まさかそれはお父さま……いや、まさかそんな事は…」
今日はこれにて。
278 :
マロン名無しさん:2007/07/21(土) 04:58:44 ID:9AfVhVVu
ゲゲゲのローゼン
「ふわーーーーーーーん。妖怪ーーー!!。」
「どうしたんだ翠星石。何があったんだ!。」
「チビ苺が・・・チビ苺がいきなり翠星石を殴りやがったですぅ!!」
「なんじゃと!?、雛苺がそんな暴力を振るうとは?」
「これは何か裏がありそうね・・・」
次回、ゲゲゲのローゼン。 妖怪邪魅とガマ仙人!
「何があったんだ!?雛苺!!」
279 :
マロン名無しさん:2007/07/21(土) 16:53:38 ID:9AfVhVVu
鬼太郎たち出番無いな・・・
280 :
マロン名無しさん:2007/07/21(土) 20:40:03 ID:9AfVhVVu
281 :
マロン名無しさん:2007/07/21(土) 23:58:09 ID:9AfVhVVu
保守
「どうしたんだ?蒼星石」
「いえ…僕、ちょっと行って来ます」たたたっ
「えらい慌てぶりだな…余計な事を言っちゃったのかな…」
バタン…
「………翠星石にも聞こえてしまったですぅ…!
これは、真紅達に報告しない訳にはいかないですね…!」
……………
「はあ〜〜♪これ〜が〜〜お〜と〜この〜〜…♪」
「ちょっとぉ!耳障りなんだけどぉ!」
「なんだと!おめぇ、ぬらりひょん様の熱唱を何だと思ってやがる!」
「あー、全くあんた達、歌と言ったらド演歌ばっかで私の趣味に合わないのよぉ!」
「おめぇが何か歌えと言ったんだろが!」
「あんた達に少しでも期待したのが間違いだったわ…」
「ふはは!中々に言ってくれるではないか水銀燈よ!
しかぁし!わしの歌はまだまだこんなものではないわぁ!!」
「よっ!ぬらりひょん様ー!」
「ちょ、まだ歌うつもりぃー!?付き合ってらんないわぁ…」
………
「…いえーい!…ってあれ?水銀燈の奴、自分だけ逃げやがったな!…あ」
「ほほぅ?お前も逃げたかったのか朱の盆よ」
「ひーー!ぬらりひょん様ゴメンナサーイ!!」
今日はこれだけです。
>>261 妖怪大裁判、楽しみにしてるよ。
ドール達をどう絡めるかが難しい所だと思うけど。
284 :
マロン名無しさん:2007/07/22(日) 03:51:31 ID:6J2Gu57N
鬼太郎「雛苺が食べてる苺大福っておいしいね」
雛苺「きたろーと一緒に食べるうにゅーはおいしいのー」
おやじ「何事も平和じゃのぉ」
真紅「あら?、今日は紅茶がおいしいわね」
鬼太郎「ところで翠星石、蒼星石が何かそっぽ向いてるけどさ。僕って嫌われてるのかな?」
翠星石「ニヤリ・・・そうに決まってるですよ妖怪!、妹がおめぇみたいなお人よしを好きにならねぇのですぅ!」
おやじ「そうなんじゃこいつはお人よしだし世間にも疎い、父親として鬼太郎の行く末が心配じゃ
やはりいっその事ねこ娘を嫁に貰わんとな」
鬼太郎「父さん、またその話ですか?。悪い冗談はやめてくださいよ父さん」
蒼星石「そ・・・そうですよ、まだ鬼太郎くんには早すぎます!、だからその話は無効です無効!」
おやじ「んー?、蒼星石お前がそんな事を言うとは珍しいのぉ。ははーんお前まさか鬼太郎に恋をしておるな?」
蒼星石「ドキッ!)えっ!?、いや、その・・・あの・・えっと・・・(真っ赤」
真紅「顔が赤いのかバレバレよ、蒼星石」
翠星石「ガーン!、そ・・・蒼星石!い、いつからこんな妖怪を好きになりやがったのですか!?、双子の姉として悲しいですぅ!」
鬼太郎「(これはとんでもない事になったな・・・、だけど翠星石と蒼星石ってどこが似てるのだろ?)」
はい俺も今日はこれだけっす。
>>261 俺も妖怪大裁判楽しみにしてるよ、あれ、確か映画で恥ずかしい名前の妖怪がいたな
>>283 えっ?ぬらりひょんて音痴だったの?
>>283 いや、成り行きで音痴設定になっちゃたよ。
ぬらりひょんには悪いけど…
>>286 でも今日はこれだけなの?、でも続きは楽しみにしてるいよいよ鬼太郎たちの出番だ
288 :
マロン名無しさん:2007/07/22(日) 18:59:41 ID:6J2Gu57N
今日の鬼太郎、ぬらりひょんの住処変わったな、あのビルはどうしたんだ?
……………
ばさっばさっ…
「…まだ頭の中に演歌が響くわぁ…」
キイィーーーーーーン
「…なぁに?」
ガン!!「ぶっ!!」
キーーン………
「いったぁーい!…な、何なのぉ!?……あれは…翠星石の鞄…?
この私をひき逃げするなんて、いい度胸ねぇ…!」
……………ばさっばさっ…
「ふぅん、鬼太郎の家に向かっていた訳?それにしてもあの急ぎよう…
何だか面白そうじゃなぁい」
……………
「鬼太郎、昼飯は何にしようかのう?」
「それなら父さん、いいものが有りますよ、これです。
“みょみょ屋のごはんでっせ”ですよ!」
「ふむ、わしらがCMに出ておるアレ…」
「お父さま、そう言う会話は好ましく無いと思うのだわ」
「そうですよ、それにあのCMに出てるのは、あくまで僕達の偽物です」
「むむ、そうじゃったな…」
ドンガラガッシャーン!!
「な、何事じゃー!?」
>>288 ぬらりひょんから初期のシリアスさが薄れて来たな。
何かビミョーに俺のSSっぽい事やっててワロタw
291 :
マロン名無しさん:2007/07/22(日) 23:45:48 ID:6J2Gu57N
「ちょっとぉぬらりひょん!、いつから私のアジトがこんな風になってるのよぉ!?」
「ええいうるさい!、文句なら朱の盆に言え!。大体ついつからお前のアジトになったんじゃ!?」
「ま・・まぁまぁお二人とも、落ち着いてくださ・・・「「お前(あんた)のせいでこんなアジトになったのだ(よぉ)!!」」
「これでもう乳酸菌採れないじゃないのぉ!!」
「お前の知ったことか!!」
喧嘩するほど仲がよ「「良くないわ(よぉ)っ!」」
292 :
マロン名無しさん:2007/07/23(月) 04:23:14 ID:eE53SLhI
>>289 えっあのCMに出てた鬼太郎って偽者!?
ってか鬼太郎の家にガラスなんか付けてたっけ?
293 :
マロン名無しさん:2007/07/23(月) 18:43:11 ID:eE53SLhI
保守
VIPでやれ
カスが
「ああ!翠星石なのー!」
「何という有り様じゃ、家の中がメチャクチャじゃわい…」
「ぷはっ!ししし真紅!大変ですぅ!」
「落ち着きなよ翠星石、何があったんだい?」
「きー!お前みたいな女ったらしの妖怪には関係ねーですぅ!」
「え、何で僕が…」
「そんな事を言いに来た訳では無いのでしょ、翠星石。
さっさと本題に入りなさい」
「う、そうでした。実は…ドイツから来たらしいのです…」
「何が来たなの?」
「お父さま…かも知れないのですぅ」
「お父さまが…?アリスが生まれた訳でも無いのに? それはあり得ないのだわ」
「でも蒼星石は探しに飛び出してしまったのですぅ」
「考えられるとしたら…第7のドールが…」
「それはマズいですぅ!」
「どういう事なんだい?話が見えて来ないんだけど」
「ぺっぺっ!妖怪には縁もゆかりもねー話ですよ!割って入るなですぅ!」
「ヒナは?ヒナはー?」
「ちび苺もピーチクパーチクうるせーですぅ!黙って聞いてろですぅ!」
「びえーーー!!」
「兎に角この噂、気になるわね。確かめたほうがよさそうだわ」
女ったらしかい鬼太郎はwww(確かに女には弱いからな)
「そうと決まったら、早速捜しに行くですぅ!」
「そうね、善は急げなのだわ」
「あーん、ヒナも行くぅー!」
だだだだだっ!!………
「嵐が去ったのう…」「ですね…」
……………
「………お、お父さまが近くに……!?
……お父さまに会うのはこの水銀燈だけよ……!」
ばさっばさっ………
……………
「そーさくたい♪そーさくたい♪」
「こら!ちび苺!真面目にやれですぅ!
全く、ちひ苺には事態の重大さが全然分かっていないですぅ!」
「それはそうと翠星石、どこを捜せばいいのかしら?」
「ぎくっ…え、えーとそれはですねぇー…
この妖怪横丁のどこかという事しか分からないのですぅ…」
「ちょっと、それじゃ全然話にならないじゃないの!」
「翠星石にそんな事言われてもです…」
「翠星石いつもこうなの」
「いちいちうるさいちび苺ですねー!」
「ふう…仕方無いわね、こうなったら手分けして捜す事にしましょう」
>>298 「全く、ちひ苺には事態の重大さが全然分かっていない」のところで「び」が「ひ」になってるよ
ってかもうそろそろ妖怪300だ
300 :
マロン名無しさん:2007/07/23(月) 21:57:09 ID:eE53SLhI
>>261 そう言えば、妖怪大裁判はどうなった?
>>298 メモ帳かテキストの奴とかで書いてないの?
301 :
マロン名無しさん:2007/07/24(火) 01:40:50 ID:LjxKeDHB
保守
>>300 うん。まったくの即興。
しかも他の事しながらだから時間がかかる。
誤字脱字が目立つのはご愛嬌という事で…
303 :
マロン名無しさん:2007/07/24(火) 08:16:19 ID:LjxKeDHB
>>302 うん、それ分かるよその気持ち・・・さてとこっちはお題リレーを考えないと
・・・気になったんだけど、この中で絵を描く人っていないよな?
>>303 すごく…描けないです…
と、冗談はさて置き、続きのネタを仕込むのに時間がかかるかも知れない。
まあすぐに書き込む可能性もあるけどね。
305 :
マロン名無しさん:2007/07/24(火) 20:09:22 ID:LjxKeDHB
ゲゲゲのローゼン
「コンクリートに詰められて大変でした」
「うっかり人間の女の子に優しくするからよ」
「そうかなぁ?」
「そうに決まってるですぅ!」
「さて次回はなんじゃろう?」
「それは後のお楽しみなのだわ」
ED:おばけがイクぞ〜(歌:アリプロ)
「誰も居ない深夜のホーム、あるはずの無い終電車」
「お客は妖怪とドールだらけなのー」
「ゆうれい電車出発進行じゃ!」
「次は地獄〜地獄〜・・・(注:蒼星石です)」
「ひーひっひっひっひっ(注:翠星石です)」
「乳酸菌採ってるぅ?」
妖怪?:ゆうれい電車
306 :
196:2007/07/24(火) 23:24:04 ID:B7mEBrGi
>261で予告版を書いていた者です。
只今、妖怪大裁判の話を執筆中で、
特に裁判でのシーンの鬼太郎の弁護側のキャラの数と、
天狗ポリスに服を剥ぎ取られて裸にされた鬼太郎が、
猫娘や真紅、蒼星石あたりに合流するシーンでの反応とかに、
思い浮かばなくて苦労中...。
第4期みたいに2話完結でするつもりなので、もう少し待って下さい。
>>306 期待が膨らみます。
しかし、それに比べて俺の作品の考え無しな事…
まあ即興は即興で書いてて楽しいけど。
>>307 いやいや、あんたのも期待が膨らんでる
俺のほうが考えなしだよ、あとは絵を描く人が1人いればいいな
309 :
マロン名無しさん:2007/07/25(水) 02:32:44 ID:TJpKBfeV
保守
310 :
マロン名無しさん:2007/07/25(水) 09:59:42 ID:TJpKBfeV
|
(ノ3`) 父さん、妖気を感じます!
311 :
マロン名無しさん:2007/07/25(水) 19:57:53 ID:TJpKBfeV
ほゲゲゲ
312 :
マロン名無しさん:2007/07/26(木) 00:10:58 ID:oKdHiAT8
「う、手分け…ですか…?」
「そうよ、このままじゃ埒があかないもの。何か問題でもあるの?翠星石」
「べ、べつにぃー…翠星石は何の問題もねーですけどぉー…
(うう…人見知りの翠星石は1人なんて、絶対無理ですぅ…)」
「ならいいじゃないの、ここからは別行動よ」
「ああ〜…えーとぉ…えーとですねー……そ、そうです!」
「うい?」
「真紅はちっとも分かってねーですね、ちび苺には1人で捜すなんて無理ですよ!
やっぱり手分けして捜すのは止めた方がいいと思うのですぅ」
「むー!ヒナ1人でも大丈夫だもん!」
「だそうよ翠星石」
「そ、そー簡単にちび苺の言う事が信用出来るかですぅ!」
「……ふぅ、そこまで言うのなら、いいわ」
「分かってくれたですか!」
「雛苺、私と一緒に来なさい」
どたーー!
「そういう事じゃないですぅー!」
「………じゃあどういう事なのかしら?」
「……あ、ちび苺何ですか?…え?ちび苺はあっちに行くですかー?
奇遇ですぅー!翠星石も同じ方向に行こうと思ってたですよ!
仕方ねーですねー!一緒に来るがいいですぅ!」だだだだっ!
「…全く、素直じゃないんだから」
1人じゃさびしいって額に書いてあるよ翠星石よ
ところでねずみ男はどした?
315 :
マロン名無しさん:2007/07/26(木) 04:46:40 ID:oKdHiAT8
「いい?鬼太郎、猫はドールの天敵なのだわ!」
「じゃあねずみはどうなの?」
「ねずみは・・・そうねぇ・・・単なる下心だけに汚れた害動物ね」
「うえあっ!、そりゃねぇぜ真紅ちゅわーん」
何つまらんもん書いているんだ俺は・・・OTi_
316 :
マロン名無しさん:2007/07/26(木) 20:20:55 ID:oKdHiAT8
ちとまとめ見てきたけど、絵描きのところに関係ない絵を描いた奴があった
しかもリンク元に、
「google 怪しい 商品」ってw
318 :
316:2007/07/26(木) 21:17:17 ID:oKdHiAT8
本当だ「google 怪しい 商品」って書いてあったwww
>>313 どうだい?続きはどなった?
やっぱメモとかの所で書いたほうがいいんじゃないか?
320 :
マロン名無しさん:2007/07/27(金) 00:51:41 ID:qNCUGheX
保守
……………
鬼太郎の家
「真紅と雛苺、帰って来ませんね」
「たまには静かな昼飯というのも悪くはなかろうて」
「そうですネ」
「こんにちわ」
「やあ、ネコ娘じゃないか。どうしたんだい?」
「一緒にお昼ご飯食べようと思って。おかずを作り過ぎちゃったの」
「へえ、こりゃ美味そうだ」
「そう言えば雛苺や真紅が見当たらないけど」
「彼女達は誰か知り合いを捜しに行ったみたいだよ」
「あら残念ね、せっかく真紅達と一緒にお昼ご飯食べられると思ったのに」
「何だか嬉しそうだね、ネコ娘…」
「えー?全然そんな事無いわよー!」
「…やれやれ、真紅達が来てから、鬼太郎の周りがやたらと色気づいてしまったのう…」
「何ですか、父さん」
「いや、何でもないわい。どれ、食べるとしようか…」
「何だ何だ?いい匂いに誘われて来てみれば、鬼太郎の家だったのかよ」
「に゙ゃ!」「あ、ねずみ男」
「俺にも食わせろよ」
「あんたねー!厚かましいにも程があるんじゃない!」
>>319 いや、俺には即興の方が気負いが無くて合ってるから。
それと気が乗らない日もあるんで、毎日レス出来るとは限らないです。
そこの所をご理解頂ければ。
鬼太郎と真紅が二人きりの場合
「鬼太郎、紅茶がぬるいわよ、淹れなおして!」バチッ
「いたた・・・何も打つことは無いだろ?」
「分かってないわね、いい鬼太郎・・・紅茶は熱いのが美味しいのよ、ほらっ早く淹れなおしなさい!」
「やれやれ・・・分かったよ」
>>319 うむ、分かった、気が乗る日に頼むよ(今頃大裁判を作ってる奴ももう出来上がる頃だろな)
324 :
マロン名無しさん:2007/07/27(金) 17:31:33 ID:qNCUGheX
保守
325 :
マロン名無しさん:2007/07/27(金) 23:30:02 ID:qNCUGheX
ゲゲゲのローゼン
「瀬戸と言えば花嫁じゃな」
「私もお嫁さんに行きたい」
「でも、牛鬼のお嫁さんは大変だよ」
「鬼太郎の牛鬼なら・・・」
「はぁ・・・次回の妖怪は何かしら」
シルエットに妖怪の姿
ED:おばけがイクぞ〜(歌:アリプロ)
「えっ?雛苺がバイトをしてるって?」
「お金を貯めて働いているだって」
「珍しい事もあったのね」
「ヒナのヘソクリを盗んだドロボーさんがいるのー!、ぜったい許さないなのー!」
妖怪:逆柱
>>325 瀬戸の花嫁w
俺の今期イチオシだわw
今日は疲れてるんでまた明日。
327 :
マロン名無しさん:2007/07/28(土) 03:17:41 ID:XfDWXEI2
ごめん、まだ1人が入れてなかった
ゲゲゲのローゼン
「瀬戸と言えば花嫁じゃな」
「私もお嫁さんに行きたい」
「でも、牛鬼のお嫁さんは大変だよ」
「鬼太郎の牛鬼なら・・・」
「(鬼太郎くんのお嫁さんか・・・いいかも(ポッ)」←蒼星石
「はぁ・・・次回の妖怪は何かしら」
シルエットに妖怪の姿
ED:おばけがイクぞ〜(歌:アリプロ)
「えっ?雛苺がバイトをしてるって?」
「お金を貯めて働いているだって」
「珍しい事もあったのね」
「ヒナのヘソクリを盗んだドロボーさんがいるのー!、ぜったい許さないなのー!」
妖怪:逆柱
328 :
マロン名無しさん:2007/07/28(土) 19:23:20 ID:XfDWXEI2
保守
329 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 00:53:18 ID:qdejGZJf
331 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 04:02:52 ID:qdejGZJf
保守
「へへっ、いいじゃねーか。
カナの奴がいきなり飛び出しちまってよー、食いもんも見つかんねえし」
「どーせカナちゃんに嫌らしい事でもしようとしたんでしょ」
「なんだとぉ!この俺様を見損なうなよ!」
「お生憎様、元からあんたの評価なんて最低よ」
「まあまあ落ち着くんじゃ、して ねずみ男、何があったんじゃ?」
「それがよぉ、ドイツからよそ者が来たって話を聞いた途端に一目散だぜ?
訳分かんねえよ」
「父さん、そう言えば翠星石も似たような事を言ってましたね」
「ふむ、少々気になるのう、どうやらただ事では無さそうじゃ」
「雛苺大丈夫かしら…」
「ほんじゃあ俺達もいっちょ繰り出すか!
シーハーシーハー」
「ってあんた!いつの間にか全部食べてるし!」
「なかなか美味かったぜ」
ズバッ!!
「いってええ!!」
「せっかく鬼太郎の為に作ったのにぃー!」
「あれ?作り過ぎて食べきれないから持って来たんじゃ?」
「あ…!」「いひひ…お熱いこって」
「み、皆が心配よ!私達も行きましょ!鬼太郎!!」
「ええ!うわあ〜〜………」
>>330 急かさないでくれよw
予告編で言ってたんだっけ「瀬戸の花嫁」って…
思いっきり自爆してしまったorz
>>333 そうか・・・自爆か・・・
っておい!!、今日って日曜だよな!?、あの方が出てくるぞ!!
335 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 15:45:58 ID:qdejGZJf
今日は鬼太郎やんなかった・・・『このロリコンどもめ!(泣)』
雪が降る夜の外国の都会に現れる鬼太郎
「やあ人間の皆さん、ボクはゲゲゲの鬼太郎です・・・」
「今日は・・・第七ドールの話です・・・・」
鬼太郎の足元に結晶が生えてる
「彼女が居るときに・・・毎度毎度ボクの足元に紫色の結晶が生えてくるのです・・・」
鬼太郎の後ろから第七のドールの影が出てくる
「もし彼女が現れたら気をつけてください・・・狙われますから・・・・」
鬼太郎が指を刺す
「アリスゲームを邪魔する妖怪を狙いますからね!!」
鬼太郎の前から紫色の結晶が鬼太郎を隠す、そして結晶が割れる
337 :
マロン名無しさん:2007/07/29(日) 23:41:19 ID:qdejGZJf0
保守
338 :
マロン名無しさん:2007/07/30(月) 04:40:36 ID:oEOIjDxN
ゲゲゲのローゼン
「お客さんこってるなのー」
「あ〜そこそこ・・・」
「まだバイトしてるのかい?、僕にも・・・」
「鬼太郎には私が!」「えぇっ!?」「だ・・・だったらボクも!」
「さっ!次回は一体何なのですぅ!」
ED:おばけがイクぞ〜(歌:アリプロ)
サブタイトル「アリスゲームの真実」
「ドールたちの危険なゲーム・・・かけるのはローザミスティカ・・・そしてアリスゲームの真実・・・」
「鬼太郎・・・私もうだめかもしれない・・・」
「しっかりするんじゃ!真紅」
「絶対君を死なせない!、そんな危険なゲーム!、僕が消してやる!」
(ちなみにこの話ぬらりひょんが出てきます)
>>339 まぁあんま期待しない方がいい
それより続きはどうしたの?
五期ネタが多いな。
原作やアニメ三期〜四期の鬼太郎知ってるのはいないのか………
342 :
マロン名無しさん:2007/07/30(月) 19:11:15 ID:oEOIjDxN
>>341 原作とアニメ3期〜4期知ってるのは、妖怪大裁判を作ってる人じゃないかな?
しかしその人どうしたんだろうか・・・・
俺の場合、3期は再放送で幾らかと劇場版、4期はリアルタイムだったが殆ど失念…
鬼太郎って奴はアニメよりも原作の方が強烈に記憶に残るからな…
所で俺のSS、無駄に長いよな。
もう少し取捨選択を考えた方がいいかも知れん。
344 :
マロン名無しさん:2007/07/30(月) 21:03:32 ID:oEOIjDxN
>>343 まぁそうした方がいいんじゃないかしら〜
俺はあんたのSSの続きを期待してるよ(そういう俺もアリスゲームの真実を書かないと名)
345 :
マロン名無しさん:2007/07/30(月) 23:43:07 ID:oEOIjDxN
OPを作っといた・・・あとはアニメローゼン6話と5期の鬼太郎を参考にする
落ちている薔薇の花びらを拾う鬼太郎
「やあ人間の皆さん、ゲゲゲの鬼太郎です・・・」
「今回は真紅たちが言っているアリスゲームの話です・・・・」
鬼太郎の顔が怒っている
「アリスゲームは・・・彼女たちが立派なアリスになるために・・・」
鬼太郎の後ろからドールたちの影が出てくる
「ドール同士で戦い・・・勝ったものがアリスになるのですが・・・」
鬼太郎が首を振る
「僕はそんなゲームは反対です・・・ローザミスティカを奪い合う残酷なゲームをね!」
鬼太郎が霊網ちゃんちゃんこを投げる
>>343 まぁ期待しない方がいいよ、あと続きはもう考えたか?
プープー………
「フゥ〜日本妖怪の総大将であるこの俺様のアジト…それがいまや…。
これか!?、このザマってか!?、あぁ!!?」
「いやあの…そのぉ〜…」
「ぬらりひょん、朱の盆に怒ったってしょうがないわよぉ。大体あなたがあんな鬼太郎とか言う子に負けるからよぉ」
「(ブチッ)うるさいわい!、お前が何もしてないだろが!!」
「せっかく計画に乗ってやったのに何よその態度ぉ!!」
「おめぇ!ぬらりひょん様になんて事を言うんだ!、おめぇが鬼太郎を倒せよ!」
「やぁよ、私は誇り高い第一ドールよぉ…私の作戦なら、鬼太郎も倒せるわよぉ、
それに・・・真紅たちのローザミスティカも奪えるチャンスだわぁ」
「ぬ・・・ぬらりひょん様・・・どうします?」
「仕方が無いものだ・・・水銀燈、お前の作戦に乗ったぞ・・ふふふふふっ・・・」
「じゃあ・・・作戦はこうよぉ」
………
OP「ゲゲゲの鬼太郎」泉谷しげる
………
はい今日はここまでよ
>>306 ずっと待っているがどうなったんだ?
>>343 無駄には長くないよ、とりあえず続きを待ちながら、メモ帳にSS製作中・・・
348 :
マロン名無しさん:2007/07/31(火) 16:18:14 ID:sI34DIRd
保守
349 :
マロン名無しさん:2007/07/31(火) 23:53:31 ID:sI34DIRd
「アリスゲームの真実」
………
ゲコゲコゲコ・・・
「ほら、さっさと起きなさい、朝の7時を過ぎたわよ!」
「いやーだっこ〜!!(泣)」
「もううるさいなぁ・・・真紅に雛苺、もうちょっと静かにしてくれよ・・・ふあ〜」
「あら鬼太郎、やっと起きたわね」
「当たり前じゃ!こう朝からギャーギャー騒がれたら眠れんわい!!」
「ぷぷーチビ目玉はそんなんだから団子と間近がえられるのですぅ!(ゲゲゲの鬼太郎第5期の第15話参照)」
「くっわしが一番気にしとることを言いおって!、お前のその口の悪さでは、
鬼太郎を婿にやれんのぉ」「キー!!言いやがったですねこのチビ団子!!」
「まぁまぁ二人とも・・・はぁ」
………
「鬼太郎、今日は紅茶風呂にしとくれ、久々に入りたいのでのぉ」
「はい、父さん」 「お父様、その紅茶は私が飲むのよ、勝手にお風呂に使わないで頂戴。
鬼太郎、その紅茶を淹れて頂戴」
「とほほほ・・・わしの紅茶風呂が〜・・・」
…………
とぼとぼ…
「うーん、なかなか見つからないですねえ」
「ヒナもう歩けないのー!」
「bノ決まってるのよ。
ヒナ、もっともっと妖怪さん達に“ききこみちょうさ”した方がいいと思うの」
「う、あんな恐ろしげな妖怪共に話かけるなんて、出来る訳ないですよ!」
「くんくんもいつもやってるのよ?2ノ決まってるのよ。
ヒナ、もっともっと妖怪さん達に“ききこみちょうさ”した方がいいと思うの」
「う、あんな恐ろしげな妖怪共に話かけるなんて、出来る訳ないですよ!」
「くんくんもいつもやってるのよ」
「人形劇と一緒にするなです…
って、あ…何勝手に話かけてるですかぁ!?」
「あのね、ヒナね、ドイツから来た人?を捜してるの、知ってたら教えて欲しいなの」
「ばっ、ばか!雛苺!すぐその妖怪から離れるのですよ!…」
「ああ知ってるよ」
ずでーーーー!!
「こんなにアッサリと…悩んでたのがバカみたいです…」
「どうしたの?翠星石」
「…な、何でもないです…」
「あの妖怪さん凄く親切だったのよ。ドイツの人、広場に居るって。
早く行きましょ!」
「全く、勝手に話を進めやがってですぅ…」
…………
とぼとぼ…
「うーん、なかなか見つからないですねえ」
「ヒナもう歩けないのー!」
「あー!うるさいですねー!これだからちび苺と組むのは嫌だったのですぅ!」
「ひどーいなの!翠星石が無理矢理一緒になったくせに!」
「そーだったですかねー?」
「む〜、歩いてるだけじゃ見つからないに決まってるのよ。
ヒナ、もっともっと妖怪さん達に“ききこみちょうさ”した方がいいと思うの」
「う、あんな恐ろしげな妖怪共に話かけるなんて、出来る訳ないですよ!」
「くんくんもいつもやってるのよ」
「人形劇と一緒にするなです…
って、あ…何勝手に話かけてるですかぁ!?」
「あのね、ヒナね、ドイツから来た人?を捜してるの、知ってたら教えて欲しいなの」
「ばっ、ばか!雛苺!すぐその妖怪から離れるのですよ!…」
「ああ知ってるよ」
ずでーーーー!!
「こんなにアッサリと…悩んでたのがバカみたいです…」
「どうしたの?翠星石」
「…な、何でもないです…」
「あの妖怪さん凄く親切だったのよ。ドイツの人、広場に居るって。
早く行きましょ!」
「全く、勝手に話を進めやがってですぅ…」
コポコポ・・・
「あら?、今日は中々の具合ね」
「いつも紅茶を淹れてるからね」
「うぅ・・・やはり白湯が慰めをしてくれるわい・・・(泣)」
「お・・・お父様!、せ・・・攻めてレディの前では入浴しないで欲しいわよ!(真っ赤)」
「そ・・・そうですぅ…いやらしいったらありゃしないですぅ!(真っ赤)」
………
「しかし、困ったことになったのぉ・・・」
「何がですか?」
「ぬらりひょんじゃよ、あいつが第一ドールのミーディアムとすれば、わしらも奴と戦うときは気をつけんと」
「確かにそのとおりね、あなたの宿敵が水銀燈のミーディアムなら・・・」
「恐らく、アリスゲームをやるかもしれないですぅ」
「確かに・・・以前、水銀燈と戦ったときに物凄い妖気を感じた・・・今度戦うことになったら・・・」
「ところで、チビ苺の姿が見えないですね」
「うん、またねこ娘の所に行ったんじゃろ、心配せんでもええ」
「それならていいですが・・・」ピピン!!!「ーッ!!、父さん、妖気です!!」
「なっなに!」「なんですって!?」
………
「むぐぐ〜!!」「もう静かにしろってんだよ、いい所に連れてってやるからよぉ!!」「どこに連れて行こうとするのかね?、ねずみ男」
「ギクッー!、ゲッき・・・鬼太郎に真紅!!」「っておい!、翠星石もいるですぅ!」
「ねずみ男、雛苺をどこに連れてくつもりだ!?」
「へへへへっ俺は強い者の見方なんだよ」
「雛苺を返しなさい、ねずみ!」
「へっ!、返して欲しかったらこっちにこーい!」「むぐぐー・・ぷはっ!、きたろー真紅ー!助けてなのー!!」スタタタッ
「鬼太郎!、雛苺を助けに行くのじゃ!」「はい、父さん!」ピョン
「わしはアパートに行って、皆に知らせに行ってくるわい!、翠星石、アパートに行くぞ!」「分かったですぅ」ビュウウウン
「真紅!、僕たちはねずみ男を追いかけよう!」「ええっ!、行きましょう!」
ピャンピャンピャンピャン、ピャン(鬼太郎3期のアイキャッチ)
と、今日はここまでっス・・・
356 :
マロン名無しさん:2007/08/01(水) 22:05:42 ID:QO+Foqu0
保守
357 :
アリスゲームの真実:2007/08/02(木) 01:24:40 ID:EYaA6DBZ
チャンチャンランラ テンテンテテンテ チャララン ドゴーン!!!(鬼太郎4期の後半が始まるアイキャッチ)
……………
妖怪アパート
「なんじゃと!?、ねずみ男が雛苺を!?」
「ギャー!、顔が近すぎですぅ!」
「しかし、ねずみ男が雛苺を誘拐するとは変じゃのぉ・・・」
「何か裏がありそうですぅ!」
「とにかく!、わしらも行くぞ!」
「翠星石!、急ぐぞ!、鬼太郎の危険を感じるわい!」
「急ぐですぅ!」
……………
森の中
ベチャッ…ベチャッ…「ねずみ男の奴・・・こんな森の中まで何の目的なんだ?」
「まったく・・・お陰で靴が泥だらけよ!」「雛苺を助けた後靴を拭いてあげるよ」
ハラリ…
「これは・・・黒い羽!」
「思ったとおりね…こんな事をするのはあの子しかいないわね…」
……………
nのフィールド
「あーあ・・・しっかし水銀燈の世界はきったねぇなぁ・・・
俺の部屋と同じだなぁ」
「ねずみ男ぉ・・・あなたの部屋と一緒にしないで欲しいわねぇ」
「いえいえ・・水銀燈先生、滅相もございません!、しかし水銀燈先生も大胆な事をしますね〜」
「うふふ・・・これで真紅たちを倒せるわねぇ、でも問題は・・・ゲゲゲの鬼太郎・・・
ねずみ男、私はちょっと行くけどちゃんと見張りなさいよぉ・・・それから・・・その・・・。わ・・・私のフィールドでトイレしないでよぉ!(赤)」
「えっ、もうそりゃないよ〜ションベンしたいのによお!」
ババババッ!
「いいわねぇ!!」
「は・・・はい」
バサバサッ
はい今日はここまで
>>352 どうかな?、4期のアイキャッチを再現したけど・・・
360 :
マロン名無しさん:2007/08/02(木) 21:27:31 ID:EYaA6DBZ
>>352 結局、俺たち2人だけになってしまったね・・・
362 :
アリスゲームの真実:2007/08/03(金) 01:18:36 ID:SX6qW4eG
………
「酷い荒れてるな、ここは一体・・・」
「ここは水銀燈が作った彼女の心を映す世界よ。あの子らしい悪趣味な世界だわ」
「彼女の世界・・・・寂しい世界だね、水銀燈・・・きっと寂しいんだな・・。
壊れた人形だ、直せばすぐによくなるのに・・・・」
「あなたは優しいのね、私たちだって、いつこうなるか・・・」
「アリスゲームは負けたらどうなるんだ?」
「ただの人形に戻るか、それともその子のようになるか・・・」
「そんな・・・なんでそんな酷い戦いをするんだ、何の目的で・・・「決まってるじゃなぁい、お父様に会うためよぉ」
ババババッ!
「真紅!(真紅を抱いてよける」「き・・・鬼太郎!?(照)」
「髪の毛針!!」ババババッ!
「中々やるじゃなぁい、ゲゲゲの鬼太郎ちゃん」
「「水銀燈!?」」
「いらっしゃい、ようこそぉ私のフィールドへ」
「水銀燈、何故こんなことをするんだ?「それはお前たちを倒すことだ!」
「「ーッ!」」「ここがお前たちの墓場だ鬼太郎、真紅」
「ぬらりひょん!、やっぱりお前の仕業か!、水銀燈、雛苺を返してもらうぞ!!」
「なら、条件があるわぁ・・・雛苺を返す代わりに真紅のローザミスティカを渡しなさぁい」
「どこまで性根が腐ってるんだ!!、水銀燈!。こうなったら僕が相手だ!!「お前の相手はこの私だ鬼太郎!!」
カキンッ!!!
「鬼太郎!!」
「真紅!、ぬらりひょんの相手は僕に任せて!、君は雛苺を頼む!!」
「分かったわ!」「おしゃべりしてる暇あったら、ローザミスティカをもらうわぁ!!」
ババババッ! 「くっ!」「真紅!!」
「ははははっ!、小娘は手を出せないようだな鬼太郎!、ここでくたばるが良い!」
カキンッキャンッ!
ここ2日程来られんかった。
そろそろ続き書かないとな。
>>359 4期の後半アイキャッチ、覚えてないや…orz
365 :
アリスゲームの真実:2007/08/03(金) 23:18:19 ID:SX6qW4eG
「(何とか、水銀燈に攻撃しないと・・・)リモコン下駄!!」
ヒューン、スパァン!
「リモコン下駄が、効かない!」
「残念ねぇ、だけどここは私の世界、全て私の思うまま。あなた達の命もね」
………
「ふぁ〜、ねみぃな〜・・・・あーあ、雛苺を捕まえて何になるんだよ、
けど鬼太郎の奴があいつらと暮らしているのが良く分かるぜ・・・・」
「スー・・・スー・・・」←寝てます
「寝顔がこんなに可愛いのにな・・・なんかバカらしくなってきたぜ」
トントン「ん?、何だよ?、俺になんかよう・・「ニャーニャニャニャニャ!」
ズバババババババババッ!!
「いてえええええええ!!!、誰だよ!?。ゲェね・・・ねこ娘!!」
「わしらもおるわ!!」「翠星石もですぅ!」
「なっなっ何でおめぇらここが分かったんだよ?」
「お前の足跡と鬼太郎と真紅の足跡をたどって行ったら分かったんじゃよ!」
「あんたはいつもいつもこうつまんないことばかりやるのよ!!、雛苺を返しなさい、さもないと!!」
「わわわっ分かった返すよ返しますよ!」
………
ババババッ!
「キャッ!」「真紅!、くそっ!」
「もう1度言うわぁ、ローザミスティカを渡しなさぁい」
「死んでも・・・嫌!!」
「それならお望みどおり死なせてあげるぅ・・・さようなら真紅ぅ」「真紅、逃げろ!!」
ジャキン、ビュウウン!
「ぬーりーかーべー」ズゴゴゴゴゴ「なっ!何!?」
366 :
アリスゲームの真実:2007/08/04(土) 02:28:03 ID:jw7Y0/ac
「鬼太郎、真紅、助けに来た」
「ぬりかべ!」
シュルルルルル
「鬼太郎、真紅、乗りんしゃい」
「この、邪魔されてなるもの・・「オンギャー!!」
ズドーン!←ぬらりひょんの上に落ちる
「ぎゃああああああ!!」
〜他の仲間の攻撃も出したいけど長くなるから中略〜
「そ・・・そんな・・・この世界で・・・私が・・・」
「まだ自分が負けたことを分かってないの!」
「待てよねこ娘、もういいだろ」
「もぅ、鬼太郎はお人よしなんだから・・・」
「水銀燈、君がアリスになるのは勝手だけど、君のやり方はアリスとはいえない」
「ーッ!!」
「どうしてそう真紅たちのローザミスティカを奪おうとするんだ、アリスになるなら別の方法が・・・「うるさい!!!」
「あなたに何が・・・何が分かるの・・・妖怪の分際で・・・私は・・私はお父様に会うために絶対に真紅たちのローザミスティカをもらうわぁ!!、
今日のところは引き上げるわ!、今度戦うときにあなたの最後よ!」
バサバサッズルズル・・・(ぬらりひょんを引きずって帰っていく)
「・・・・」
「きたろー・・・」
……………
鬼太郎の家
「・・・・」
「鬼太郎、どうしたの?」
「真紅、そっとしといてあげて・・・」
「無理もねぇですぅ・・・でも翠星石はアリスゲームを止めさせたいのですぅ・・・」
「しかし残酷な話じゃのぉ・・・そのアリスゲームが命を奪い合うと言うのはのぉ、
父親のやる事ではないのぉ・・・・」
「でもそれがお父様の望みなのだわ・・・」
「そんなの残酷よ!、私は絶対に反対よ!そんなゲームは私が止める!」
「ねこ娘」「にゃっ?、鬼太郎」
「(ニコッ)僕も同じだよ、アリスゲームは止めてみせる、なるべく早く」
「鬼太郎・・・」「うむ」
「しゃ・・・しゃーねーなーです!、この翠星石もお前の意見に賛成するですぅ!、感謝しやがれですよ?」
「誰も翠星石の話なんか聞いてないのー!」
「キーっ!、言ったですねチビ苺!!」
「本当の事を言っただけなのー」
はははははっ(鬼太郎とねこ娘と目玉おやじ)
……………
ぬらりひょんのアジト
「いたたたたたたたた!!、こっこら朱の盆!、もうちょっと優しくしてくれんか!」
「えぇ!?、これでも優しく張ってるのですが・・・辛抱してくださいよ、このシップだって高いんですから」
ペタペタッ・・・
「あいったたたたたた!!、くそ・・・鬼太郎め・・・今度こそ必ず貴様を倒してみせる!。あたたたたた・・・・」
「そういえば水銀燈の奴がいませんね」
「ふんっ!どこかで乳酸菌でも飲んでいるんだろ!。おぉ痛い・・・」
ぬらりひょん:子泣きの石化で腰を大怪我、二ヶ月まで直らない
……………
どこかのビルの屋上
「(何よ何よ・・・妖怪のくせに・・・アリスの事が何が分かるのよぉ!、
妖怪のくせに・・・妖怪のくせに・・・妖怪の・・・)」
ポワワワン←鬼太郎の事を思い出してる
(カ〜〜ッ)「な・・・なんで私が鬼太郎で赤くなるのよぉ!?、で・・・でも・・・(・・・ポッ)」
ー終ー
ゲゲゲのローゼン
「アリスゲーム・・・まさに残酷なゲームですね」
「きたろートランプやるのー」
「あ゛ーまだババですぅ!」
「あがりなのだわ」
「さて次回はなんじゃろうな?」
シルエットに妖怪の影が映る
ED:おばけがイクぞ〜(歌:アリプロ)
「もうすぐバレンタインデーですね父さん」
「うむ、女の子が男にチョコを渡す週間じゃな」
「鬼太郎にチョコ渡したいな」
「無理だと思うわよ」
「に゛ゃう!」
「ねこには先起こされねぇですぅ!」
妖怪:天邪鬼
……………
「なかなか知っている人がいないのだわ…
…あら?」
「全然見つからないのかしら…」
「金糸雀じゃないの、こんな所で何をしているの?」
「あ、真紅…な、何でもないのかしら…!」
「隠さなくてもいいわ。捜しているんでしょう?
…ドイツから来た…」
「なんだ、真紅も知っていたのかしら…
せっかく驚かせてあげようと思ってたのに、残念なのかしらー」
「相変わらず口の減らない子ね。貴女こそまだ何も調べがついてないのでしょ」
「す、すぐ見つかるのかしら!」
「…まあいいわ、さっさと聞き込みをするわよ」
そして…
「どうやら、広場に居るらしい事が分かったわね」
「急がないと雛苺や翠星石に先を越されてしまうかしら!」
「確かに全員一緒に行く方がいいと思うのだわ」
「そうじゃなくて一番先に会うのはカナなのかしらー!」
「あ、待ちなさい!」
………バサッバサッ…
「…うふふ…最初に会うのはこの私よぉ…」
>>368 GJでした。
なかなか楽しめたよ。シリアスもいいもんだねぇ。
>>371 いやー楽しんでくれてうれしいな、次からはリレー小説だから覚悟しないとな(やるかどうかは知らない)
あと俺も続きを楽しんでいるよ
373 :
マロン名無しさん:2007/08/04(土) 21:03:08 ID:jw7Y0/ac
保守
374 :
マロン名無しさん:2007/08/05(日) 01:35:43 ID:RuGV8aII
あげ
しょうもない小ネタ
蒼星石「こ・・・このロ・・・・ロ・・・(照)」
鬼太郎「どうしたんだい?、蒼星石」
蒼星石「えっ・・・いや・・・(赤)」
鬼太郎「はははははは」
蒼星石「ひっ・・・ひどいよ鬼太郎くん!笑うなんて!」
鬼太郎「ごめんごめん」
ー隣ー
ゴゴゴゴゴ・・・
翠星石「あぁぁんのぉぉぉ妖怪がぁああぁぁぁ・・・・(嫉妬)」
376 :
アリスゲームの真実:2007/08/05(日) 20:22:15 ID:RuGV8aII
おまけ:現在
「父さん、最近水銀燈がよく来ますね」
「ふむ、何だか寒気がしてきたワイ」
「水銀燈・・・あなたは何を考えてるのだわ」
「うゆー?」
「水銀燈!、いい加減に妖怪に抱きつくのはやめれですぅ!」
「とっとと離れなさいよ!」
「(いいなぁ・・・)」
「何か、鬼太郎の奴がハーレムだな・・・」
「そうかな・・・」
「大体鬼太郎は女の子に甘いのよ!」
「あらあらぁ、もしかしてやきもちぃ?、それとも高血圧?、乳酸菌採ってるぅ?」
「に゛ゃっ取ってるわよ!!、失礼ね!」
>>371 続きまだか?、質問だけど何時から何日にここに来るんだ?
378 :
マロン名無しさん:2007/08/06(月) 00:43:21 ID:PuiUz+le
保守
>>377 大体20時〜深夜ってとこかなぁ。
まあ昼間来られる時もあるけど。
時に、
>蒼星石「こ・・・このロ・・・・ロ・・・(照)」
この台詞の意味がいまいち分からんのだが…
>>371 あぁ、それは「このロリコンどもめ!」って言いたかったんだろ(でも恥ずかしくて言えなかったみたい)
今日はベアード登場したからね
……………
「広場に着いたですぅ!」
「ヒナもう歩けないのよ…」
「あー!翠星石なのかしらー!」
「金糸雀?こんな所で何してるですか?」
「彼女の目的も私達と同じなのだわ」
「真紅ぅー!会いたかったのー!」
「こら雛苺!抱きつかないの!
…ここが私達の最終目的地よ。会いましょう、皆で!」
「翠星石は真紅の言う通りにするですぅ…
でも、蒼星石が居ないのですぅ。どうするですか?」
「蒼星石の事、もうすでに会っているのかもしれないのだわ」
「そ、そうですね」
「あとはあの子……」
…バサッバサッ……
「あらぁ?それは私の事ぉ?」
「水銀燈…! …そうよ、貴女にも一緒に会う権利があるわ。
貴女はローゼンメイデンの第一ドールだもの」
「ふん…下らなぁい。そういう馴れ合いには付き合ってらないわ。
私が一番乗りよ!」
バサッ!
「くっ、水銀燈、待つのかしら!」
>>381 そういえば、妖怪って誰だ?、まさかベアードか?(ドイツだから)
たったったったっ…
「…!?」
「そ、蒼星石が倒れてるですぅ!?」
「あう…蒼星石、どうしたなの?」
「まさか、水銀燈にやられたのかしら…?」
「いいえ、そんな暇は無かったし蒼星石は気を失っているだけだわ」
「それじゃあ一体誰が蒼星石をこんな目に会わせたですか!?」
「…ひょっとしたら…この近くに居るのかも知れないのだわ…」
「この広場のどこかにいるの…?」
「どこ、どこかしら…?」
「妖怪共が多くて分からないですぅ!」
「…お父さまなの? …それとも第7ド…」
…ポンッ
「きゃっ!……って、鬼太郎?何故ここに…?」
「君達を辿って来たんだ……見つかったかい?」
「まだよ…」
「…そうか……」
ゲゲゲのローゼン
「第七ドール、薔薇水晶・・・恐ろしいですね」
「第七が来たとしたら・・・偉いことになったのぉ・・・」
「でも結構可愛いかったなぁ〜」
「やっぱお前はそんな事だと思ってたですよ」
「さて、次回は何かしら?」
シルエットにドールの影が映る
ED:おばけがイクぞ〜(歌:アリプロ)
サブタイトル「ねずみ男と第二ドール、金糸雀」
「えっ?、ねずみ男がミーディアム?」
「そうなのよ、真紅この子知っているの?」
「さぁ?」
「もうどーでもいいですぅ」
「それだめだよ翠星石」
「わしの出番が・・・・」
第二ドール:金糸雀
「鬼太郎…何か知っているの…?」
「実はドイツから来た者はあそこに居るんだ」
指を差す鬼太郎。
「………?鬼太郎…何寝ぼけた事言ってるですか?
あそこにはボロ服を着た木偶の坊が突っ立ってるだけですよ!?」
「うん、だから彼がドイツから来たんだ…」
「う…!ま、まさかあれがお父さまの転生した姿だとでも言うのかしら!?」
「あうぅ…ヒナ、あんなオジサン嫌ぁなのー!」
「………あれは何?鬼太郎…」
「彼はフランケンシュタイン……ドイツ生まれの人造人間さ…」
ガガーーーーーン!!!
「どー言う事ですかァ!?説明しやがれですぅ!!」
「説明も何も…彼はドイツからの貨物船に間違って乗ってしまって、ここまで来たらしいよ」
「そー言う事を言ってるんじゃ無いのですぅ…!」
「…た、確かにドイツから来た寡黙で人形のような奴…特徴は間違って無かったのかしら……」
「根本的に間違ってるですー!!」
「う、うーん…」
「あ…そ、蒼星石!気が付いたですか!」
「…翠星石?僕は何を………あああ!!
違う!こんなのお父さまじゃなーーい!!」
ぱたり
「また気絶したなの…その気持ち分かるの…」
貨物に間違って乗ったって・・・・・
えっ?じゃあ不法進入!?、いや俺だって嫌だよそんな親父ww
「あわわわ……し、真紅もなんとか言えですぅ!」
「ん?」「真紅が!立ったまま気絶してるですぅ!!」
「ひええなのー…」
「あんまりですぅー!誰ですかぁ!こんなデマ流したのはぁ!!」
「そうカリカリすんなよ。誰が悪いでもない、勘違いが重なった悲しい事件だったんだ」
「ねずみ男…」
「お前が言うな!なのかしら!」ポカッ
「いてて!俺だってネズミの話をそのまま言っただけだぞ!」
「まあまあ皆落ち着いて…そろそろ帰ろうよ」
「…結局、今日1日骨折り損のくたびれ儲けもいいとこですぅ……」
「期待してた分ショックも大きかったのかしら…」
「さあ帰ろう。真紅と蒼星石は僕が背負って行くよ」
「仕方無いですね…くっさい妖怪ネズミには任せられん事ですぅ」
「ちぇっ、どーせ俺は…ブツブツ…」
「ねずみ男、さっきはカナが悪かったのかしら。よくよく考えたらねずみ男は悪くなかったのかしら」
「か…カナリ“ヤ”〜〜!」
「ぎゃーー!抱きつくのはやっぱり駄目かしらーー!
それとカナリヤじゃなくてカナリアなのかしらーー!!」
「逃げるなよ〜カナちゅわ〜ん!」
「ははははっ」
「うゆ…そう言えば水銀燈はどうしたのかな…?」
>>387 確かに、ねずみ男が言う台詞じゃねぇなww
なんか、金糸雀が漢字じゃなくてカタカナになってるけど
……ぬらりひょんのアジト入り口
「いやー全く、西洋妖怪が攻めて来たって言うから何かと思えば…」
「くくく、フランケンシュタインの小物一匹、相手をする気にもならんわ!」
「流石はぬらりひょん様!歌も上手いしケンカも強い!」
「喧嘩とは少々下品よの朱の盆」
「はは〜失礼しました!」
「…ん?水銀燈め帰っておったのか」
「げげっ!ぬらりひょん様、水銀燈の奴魂が抜けかかってますぜ!」
「なんと…おい水銀燈起きろ、何があったと言うのだ?」
「…ん………!!」
「やっと起きやしたぜ…ん?」
ぷるぷるぷる…
「な、何を怒っておるのだ水銀燈よ?」
「!☆◎/?kた>:★ーー!!??」
ドッカーーーーン!!!
「うわー!水銀燈がブチギレたーー!!」
……………ゲッゲッ…ゲゲゲのゲ………
ー終ー
何と言うかしょーもないオチで終わりました…
こんなオチでどんだけ長編にしてるんだって感じだな…
ではまた次のネタでお会いしませう。
>>390 いや面白かったよ、次のネタっつったってリレー小説やるからまた会えるさ
あとは妖怪大裁判を書いてる人かな・・・。
(リレーつったって、最初は俺が考えたから最初は俺が書いとくよ)
>>391 リレー小説って具体的にどうすればいいんだ?
何か俺、オリネタをマッタリ考えてる方が性に合ってる気みたいだ…
以前リクとかほざいた事があるが、忘れたい過去…
具体的にって・・・まぁ何とかやれば良し「おい!何言ってやがるですか!」
394 :
マロン名無しさん:2007/08/06(月) 20:04:11 ID:PuiUz+le
保守
何気に思ったのが、牛鬼の話に登場するカルラ様はローゼン(実は他人の空似)、
バックベアードは雪華綺晶の契約者とか、これはこれでありと思ったりしている。
397 :
マロン名無しさん:2007/08/07(火) 00:26:20 ID:SjL6kzpO
398 :
マロン名無しさん:2007/08/07(火) 04:30:50 ID:SjL6kzpO
金糸雀初登場のとき(つーか忘れてた)
バイオリンを演奏してる鬼太郎
「やあ人間の皆さん、ゲゲゲの鬼太郎です・・・」
「今日は僕の友達、ねずみ男が第二ドールのミーディアムになった話です・・・・」
鬼太郎が演奏をやめる
「でも心配だなぁ・・・何せ彼はズル賢くて、金には目が無い奴なんですよ・・・」
鬼太郎の後ろからねずみ男とドールの影が出てくる
「あっそうそうその第二ドールの武器はバイオリンです・・・それが結構うるさい音を出しますので気をつけてください・・・」
鬼太郎のフィギュアを置く鬼太郎、そして振り返る
「良くあることですがね・・・」
399 :
マロン名無しさん:2007/08/07(火) 19:36:18 ID:SjL6kzpO
ラプラス「ところで、私の出番はありますか?」
ねずみ男「誰もおめぇの出番なんて期待してねーよ」
ラプラス「・・・くすん・・・」
ねずみ男「さてと、ウサギはほっといて保守だぜ」
400 :
マロン名無しさん:2007/08/07(火) 23:42:29 ID:SjL6kzpO
保守
フハーッ探偵を揃って見る薔薇乙女
402 :
マロン名無しさん:2007/08/08(水) 20:56:30 ID:03o+A+cB
保守
つーわけで、リレー小説やるっつった言いだしっぺの俺から
手紙を読んでいる鬼太郎
「やあ人間の皆さん、ゲゲゲの鬼太郎です・・・」
「今日はラプラスから招待状が届いたのです・・・・」
鬼太郎が手紙を置く
「えっ?、何故招待状をですか?」
鬼太郎がレーサー用のヘルメットを被る
「ラリーの招待状です、珍しい事もあるのですねw」
カァカァ・・・
「鬼太郎〜!」タッタッタッ
「やぁねこ娘って・・・どうしたんだい?、その怪我」
「うゆ〜・・・痛そうなの・・・」
「どうしたんじゃ、その怪我は・・・」
「怪我も何も無いわよ、今朝横丁で歩いてたらいきなりベアードの車に轢かれたのよ!!」
「何じゃと!?、ベアードじゃと!?」
「おかしいわね・・・ベアードは確か今はアメリカで娘と暮らしているはずよ?」
「そうだけど・・・のっぺらぼうや傘化け、世界の妖怪たちまでもよ!」
「世界の妖怪たちがじゃと?」
「おーい鬼太郎〜!」
「呼子じゃないか」
ヒラヒラ・・・
「呼子じゃないか」
………
OP「ゲゲゲの鬼太郎」泉谷しげる
………
「妖怪カーレース!」
………
……手紙……
拝啓・・・ゲゲゲの鬼太郎様へ、この度妖怪カーレースを開くことになりました。
場所はnのフィールドで開催いたします、是非あなたもご参加を。
ラプラスの魔より
「珍しいのぉあのラプラスの魔がレースを開くとな?」
「ベアードたちが参加するのも、無理は無いですね・・・」
「通りであんなに猛スピードで車を走らせてると思ったわよ!」
「うゆ?、まだ何か書いてあるのー」
「えっと何々・・・「優勝者にはくんくんの目覚まし時計をプレゼントしま・・・「なんですって!?」キラリーン
「ど、どうしたんじゃ真紅?」
「真紅・・・目が光ってるわよ・・・(汗)」
「鬼太郎!、レースに参加しなさい!」
「えっ!?」「参加しなさい!、これは私の命令よ!」
「やっぱり狙いはくんくんの目覚まし時計ね・・・」
「父さん、どうしますか?」「まぁ参加せんと真紅が収まらんわい・・・」
………
っとまぁ俺の活躍はここまで、
>>392、出番だよ
406 :
マロン名無しさん:2007/08/09(木) 03:57:41 ID:Nb50v3UK
保守
>>405 この続きを書くって訳ね。
俺、基本的に結末から考えるから、出だしが決まってると難しいかもな。
一応考えておくけど。
>>407 今動画見られね… o…rz
>>408 仕方ないでしょ?、俺たち二人だけになっちゃったし、妖怪大裁判作ってるとか言ってる
あいつは全然姿見せないから
>>409 うーん…そういう言い方はどうかな?
気が向いた時にレスするのが本来の形だと思うから、過剰に「あいつはどうした?」とか「続きまだ?」とか煽るのもどうかと。
無理して義務的にスレを伸ばすのは、結果的にスレの寿命が縮まると思うんだよね。
>>410 うっ・・・確かにそのとおりかもしれない、ここは慎重に伸ばしていこう
ここはまったりと慎重にだね
>>411 そうそう、まったりが一番よ。
その内に新しい人も来るかも知れんしね。
それとリレーの続きは時間がかかりそうなんで、すぐにレス出来るかどうかは分かりません。
414 :
>>413:2007/08/10(金) 03:17:06 ID:???
>>412 追伸:蒼星石は鬼太郎のことは「くん」付けで呼ぶからご参考に
>>414 蒼星石の性格を考えると、「鬼太郎さん」と呼びそうな気もするけど?
>>416 いや、想像なんだけどね。
思えば蒼星石はジュンの事を名前で呼んだ事があったっけ?
原作では無さそうだし、アニメはよく覚えてないが、「ジュンくん」?或いは「○○のマスター」と呼んでいたのかな?
ジュンの場合は13、4歳だから「くん」付けでもいいだろうけど、鬼太郎は見た目と実年齢が一致しない事を考えると、
蒼星石の性格からして、「さん」付けではないかと思った次第。
なるほど・・・アニメでの蒼星石はジュンの事は『くん』付けだよ
でも俺の場合は鬼太郎の事は『くん』付けだと思ってる、人それぞれだね
取り敢えず自分のしっくり来るように書くとするか…
いや、すぐに書き始めるという意味では無いけどね。
うむ、楽しみにしとるよ
時間かかりそうだな
421 :
マロン名無しさん:2007/08/11(土) 21:54:28 ID:FlxeOfkZ
保守
422 :
マロン名無しさん:2007/08/13(月) 22:30:47 ID:X1508aeA
どうしようもないネタ
鬼太郎「父さん、人間界にこんな飲み物がありました」
目玉おやじ「ほぉ〜どんなものじゃ?」
鬼太郎「これです」
水銀燈特性ヤクルト
真紅「水銀燈!?、何であの子が写ってるのよ!」
鬼太郎「流石に人間たちは物凄い勢いでこれを買っていました、なんか・・・「銀様最高」とか「銀様のためなら死ねる」とか変なことを言ってました」
真紅「・・・ただのオタクね」
目玉おやじ「わしゃヤクルト風呂は嫌いじゃ」
鬼太郎「僕もあんまり飲みたくありませんね・・・」
水銀燈特性ヤクルト(1900円)
8月○日に発売!
そーれそぉーれ乳酸菌飲料〜ハイッ!、飲みなさぁい
*実際に売ってませんので気をつけてください。
ー一方、それを買ったねずみ男とカナは・・・ー
ねずみ男「さぁさぁ!、男の人たち全員集まってください!、今回はなんと!あの水銀燈が写ってるヤクルトだよぉ〜!。」
金糸雀「欲しい人は2000円で売るかしら〜!」
ザワザワ・・・
水銀党「それ俺達に売ってください!!」
ねずみ男「はいまいどぉ〜」
金糸雀「まいどかしらー!」
ー水銀燈好きの方々に売っていたのだった・・・ー
「父さん、今日はお盆ですね」
「うむ、
>>419男の奴もお盆休みじゃろ・・・」
>>423 一応毎日見には来てるよ。
ただまあ…大袈裟に言えばプロットが全然定まって来ないのよ。
原作を参考にしようにも、紛失してるし…
ま、閃きが来たらすぐ書けるし、閃かなければ自力で考えるから時間がかかると。
そう言う事です。
>>424 いやリレー小説だから・・・交代交代でやろうよ
>>425 それもそうか…
取り敢えず2〜3レス分を気楽に考えるとしよう。
>>426 うん・・・俺も気楽に考えるよ
さてと・・・乳酸菌でも飲んで考えるか。
いやウサギのシチューなんかは・・・ラプラスの魔「!?(ビクッ!)」
あちーーー!何もやる気起きねーー!
暫し待たれよ!
>>428 まぁまぁ興奮するな、興奮すればもっと暑くなるんだよ
では銀様、あの台詞お願いします
水銀燈「乳酸菌採ってるぅ?」
430 :
マロン名無しさん:2007/08/18(土) 00:03:18 ID:JbH8cQ+k
ほんとネタが思いつかん…
まあ夏バテが治る頃には…
>>431 夏バテか・・・お大事に、熱中症には気をつけろよ(こっちは夕立のせいだネタが浮かばない)
今さっきまで、今までのシリーズの「妖怪いやみ」の話を見ていたのだが、
鬼太郎がいやみに生気を吸われた後の状態と、ドールの絡みは書き手にすべてが掛かっている話だな。
よく考えたら俺、原作の妖怪レースの内容を全然覚えてないぞ。
結構いい加減な設定をでっち上げる事になると思う(今に始まった事じゃないが)。
最近知ったのだが、「装甲騎兵ボトムズ」は、各脚本家が正にリレー形式で執筆してたらしい。
シリーズ構成も有って無いようなものだったとか。
>>434 アニメの奴でもいいよ(いやみの話は知らない)、知ってるのは4期の妖怪レースなんだ、
俺が最高な話なのは4期のおりたたみ入道だな
>>435 いや、アニメ版も覚えてない…
4期からもう10年たつものな。だから適当に行くぜ?行っちまうぜ?
適当でもいいよ
438 :
公共広告のCM出演 その1 :2007/08/22(水) 02:03:09 ID:WhRDUyTH
ある日、いつもの様に化けガラスが鬼太郎の元に手紙を届けに来た。
妖怪退治の相談もとい退治の依頼の内容ではなさそうである。
「この手紙を送ったのは、『社会法人 公共広告機構』?
どうやら、どこかの団体企業からの手紙ですね。 早速、読んで見ましょう。」
……手紙……
拝啓・ゲゲゲの鬼太郎様
始めまして、こんにちは。 今回、ゲゲゲの鬼太郎様に手紙を送らせて頂いたのは、
今年度のCMに出演させて頂く為です。
出演させて頂くCMは、環境問題と麻薬・覚醒剤による薬物乱用の問題をテーマにした物です。
撮影の日にちは、○月△日ですので、よろしくお願いします。
社会法人・公共広告機構
「父さん、この手紙の送り主である公共広告機構について、何か知っていますか?」
「ふむ、ワシの知っている限りの事なら、公共広告機構と言う団体企業は、
新聞やラジオ・テレビ等を通じて、社会をよくしようとする社会法人企業じゃよ。」
「目玉のお父様、その企業のCMは表現がストレート過ぎて、恐怖心を煽っているのが多いから、
時々怖いと思う所があるのだわ。」
「いくら伝えたい事があっても、あまりにも押し付けがましいと、かえって逆効果になってしまうですぅ。」
「確かに、真紅や翠星石の言っている事も、この企業のCMの特徴でもあるのじゃ。
実際にそれで、社会が変わる事は一人一人の心掛け次第だから、難しい問題じゃのう。」
「…僕がこの企業のCMに出演する依頼が来たのも、きっと何かの理由があるのかもしれませんね。」
>>438 桃屋の次は公共広告のCMの競演かww
まぁ確かに怖いな公共広告のCM
「話が脱線しているけど、鬼太郎君が出演するCMは環境問題と
麻薬・覚醒剤による薬物乱用の問題をテーマにしているけど、
今までに放送されたCMでは、「覚醒剤は、あなたの人生を粉々にします」と、
「ニッポンから緑が消える」のキャッチコピーが有名ですよね。」
「特に、環境問題と麻薬・覚醒剤による薬物乱用の問題のCMは、
公共マナーや家庭問題、いじめ問題よりも、ストレートに表現してしまうあまりに、
見る立場からすれば、恐怖心を大袈裟にしているように見える為に、反響があったりするものじゃ。
時には、蒼星石が言ったように、キャッチコピーも中々よい物もあるのじゃよ」
「・・・環境問題で、人間達が森林伐採などをしていて、他の妖怪達が棲み処が減ってきているから、
行き場のなくなった妖怪達の事を風刺したCMがありましたね。」
「確か、そのCMのキャッチコピーは「妖怪たちが泣いている」という物だったんじゃない?」
「確かに、地域限定CMであった作品じゃったな。 故郷の自然が失われていく現状に警鐘を鳴らした
自然保護のCMじゃったのう。」
今日はこの辺まで。 続きは、後日に投下します。
「なに、妖怪カーレースじゃと!?」
「下らねーです。そんなチラシ読んでる暇があったら働けですぅ……ん?
こ、これは…くんくんの目覚まし時計が賞品ですか…!
…おじじ!何としても勝て!ですぅ!」
「なんじゃ、興味があるのか?」
「翠星石は別に興味ないです。興味があるのは…ひひひ……」「…?」
「こほん!そ、そんな事より、賞金もでるですよ!これで家賃が払えるですぅ!」
「確かに…よし!わしらも出場じゃあ!!」
「おーーですぅ!!(くんくんの時計を手に入れれば、
真紅は翠星石に頭が上がらなくなるです。これを利用しない手はねーですぅ!)」
……………
「やあねこ娘、車の部品なんか集めてどうしたんだい?」
「あ、鬼太郎。実は私もレースに出ようと思って…」
「ええ!君が!?どうしてまた…」
「え、えーとそれは…(言えない!くんくんの時計で真紅をてなずけたいなんて言えない!)
し、賞金よ!私だって生活が苦しいもん!…じゃ、またね鬼太郎!」たたたっ
「……くんくんの時計が目当てかのう…」
「どうして分かるんです?」
「……やれやれ…全く真紅が来てからというもの…ブツブツ…」「あの、父さん?」
「いや、それよりもこのレース、一体何が目的なんじゃろうな?
わざわざくんくん時計を賞品にするとは…」
「そうですね、何か得体の知れないものを感じます」
>>438 およ?新作ですか。これは社会派の面白い作品になりそうな予感。
>>438 鬼太郎が出演とは・・真紅はたちも出演すんのかな?
444 :
「妖怪カーレース」5:2007/08/24(金) 03:24:14 ID:hJoc1IQ4
タッタッタッ・・・「ねずちゃん!、ビッグニュースかしらー!」
「何だよ、金縛り?」
「金糸雀!、そんなことよりこれを見るかしら!」
「んぅ〜どれどれ…ほぉほぉ……」「…でねでね」
「これはビッグだな!!」
「ねずちゃん!!」「金糸雀!、今すぐ車が捨ててある場所に行くぞ!」
「了解かしらー!!」
(きっひひひ、賞金があれば俺は丸儲けだ、それにくんくんの目覚まし時計も売れば・・・ビビビー!)
(くんくんの時計はカナのものかしら〜)
……………
「ぬ、ぬ、ぬらりひょん様〜!!(ドタッ」
「なんじゃ朱の盆、今松井が逆転ホームランを打つところ…」 カキーン「ほら、松井が打ったわよぉ「んで、何をあわてている?」
「そ・・・それが妖怪カーレースをやるのです!明日!」
「なぁに?、カーレースぅ?、やぁよめんどくさい」
「……ちなみに商品はくんくんの目覚まし時計だぞ…」
「なっ!?、ぬ・・・ぬらりひょん!、参加するわよぉ!」
「……なっちょっちょっちよっと待て、わしの車はまだ修理中だぞ!」「レンタカーでいいわよぉ!」
「あぁじゃあ俺、レンタカーに行ってきます〜…」たたたっ
「(ふふふふ・・・くんくんの時計は私のものよぉ!)」
445 :
441:2007/08/24(金) 12:35:30 ID:???
>>444 あ、悪い、アイデア不足で一つしか書けなかったよ…
しかしレース前はともかく、肝心のレース展開はサッパリ思いつかんな…
446 :
444:2007/08/24(金) 13:51:12 ID:???
>>445 なぁに、気にするなよ、肝心のレースの前半は書くから
後半は頼むよ
447 :
マロン名無しさん:2007/08/27(月) 23:57:17 ID:TEmppFRv
>>438 すまない・・・君もリレー小説に参加してくれ、無理なお願いだが
>>447 もともと無理のある企画だったんだよ…
そもそも、こういうものは、テーマを決めないで成り行きに任せるものでしょ。
そのうちネタ思いついたら続きを書けばいいよ。
マタ-リ行こ、マタ-リ。
>>447 う〜ん・・・いうとおりかもしれない
マターリと行こうか、マターリと・・・
その日は昼下がりから雨が降り始めた。
横丁から少し外れた廃寺の軒先で、真紅は雨宿りをしていた。
「全く、いきなり降って来るから、髪が濡れてしまったのだわ…」
独り言を口にしながら、おもむろにハンカチで髪を拭く真紅。
拭き終わると、改めて自分の居る場所を認識する事になった。
荒れ果てた境内、しとしとと降り続ける雨、塀の向こうには卒都婆が顔を出している。
気付けばまだ夕方という時間でもないのに、薄暗い。
真紅はこういった雰囲気が余り得意では無かった。
「雛苺でも一緒に連れて来ればよかったかしら」
一瞬そんな考えが頭をよぎったが、それでは散歩の理由が本末転倒だと思った。
一人での静かな時間を楽しむなら、むしろ今は理想的な状況なのではないのか?
ふと、本堂の中に目をやると、昼下がりとは思えない暗さで、本尊が存在すら確認出来ない。
荒廃しきった本堂の様子と相まって、いい知れぬ恐怖を煽る。
今の真紅には、とてもこの雰囲気を楽しむ余裕は、ありそうに無い。
真紅の孤独感と不安感が、頂点に達しようとしていたその時、不意に物音が耳を襲った。
「ひ…」思わず声が漏れる。
しかし、そこは沈着冷静な真紅の事。すぐに顔を引き締め、背筋を伸ばして思案を巡らせる。
傍目には、無理して体裁を整えようとしているように見えない事も無いが。
カサッ
再び音が聞こえた。やはり雨とは別の音のようである。
どうやら縁の下から聞こえて来るららしい事が理解出来た。
452 :
450:2007/08/28(火) 17:53:28 ID:???
いや、いつものワタクシです。
ちょっと違う感じに書いてるだけですよ。
あれまwww違う人かとオモタww
ところでテケテケって妖怪だっけ?
映画の学校の怪談に出てくるアレ?
あれって元ネタあるのかね。オリジナルっぽい感じがするけど。
元ネタはあるらしい、詳しくはテケテケって検索すればいいと思う
(じゃあリレーの続きは俺が引き続きに書いておくよ)
カランコロン・・・「他の妖怪たちもみんな車作ってますね、父さん」
「まったくじゃ・・・、わしらも早く夜行さんのところに行かなくてはのぉ」
ブーーーーーーーーーーン!!
「うわっ!」 「ひゃあ!」
「おんやぁ?、鬼太郎ちゃんやないか!」「…お前はテケテケじゃないか、まさかお前まで」
「そや、わても学校の廊下で走っている場合じゃないんや!、ほなこれで!」
・・・ブーーーーーーーン
「まさかテケテケの奴まで・・・」
「あの物凄いスピードで走るあやつも参加するとは・・・」
「鬼太郎、とにかく夜行さんの所へ行くんじゃ」
「はい、父さん!」
………………………
………夜行さんの家…………
「なるほど、しかしあのラプラスの魔が・・・」
「そうなんじゃ、何か嫌な予感がしてのぉ・・・」
「夜行さん、妖怪自動車を貸していただけませんか?」
「だがのぉ・・・、妖怪自動車は危険だぞ!」「覚悟は決めています!」
「…分かった、妖怪自動車を貸そう。ただし何としても勝つのだぞ」
「はい、分かりました!」
………………………
457 :
その2:2007/08/31(金) 14:04:35 ID:???
真紅は、縁の下を覗くかどうか迷った。縁の下は殊更暗いに違いないのだ。
決断するまでにどれ程の時間がかかっただろう。
いや、実際には5分も経過していないかも知れないが。
それでも、普段の真紅の判断力から見れば、決して早いと言えないだろう。
さて、いざ実行に移す段である。
縁の下を覗く為には、当然地面まで降りる必要がある。
階段を下りきった所で、真紅は、なるべく濡れないようにする為には、
地面に降りてすぐに縁の下に潜らなければならない事に気が付いた。
だが、意を決した真紅は、迷わず縁の下をくぐった。
思った通り視界は最悪だった。永遠とも思える闇に吸い込まれる様な錯覚を覚える。
「誰か居るの?」
問い掛けると言うより、どちらかと言うと自らを奮い立たせているように聞こえた。
冷静に考えれば、返事がある方が恐ろしい筈なのだ。
果たして闇の中から、問いに対する答えは返って来なかった。
多少安心を得た所で、段々と暗闇に慣れて来た目で、周囲を見渡す真紅。
小さな影が揺らいだ様に見えた。
思い切って蠢く影に近づく真紅。少なくとも大きさに関してだけ言えば、恐怖を感じる事は無かったからだ。
そして、影に対する視界のギリギリの距離まで近寄った所で、真紅は固まった。
「ミャー」
ところでその話の題名は何?
俺は今からねこ娘がまだ雛苺のミーディアムだったころの話を造ろうと思う
(リレー小説は一時休止)
>>458 3話目で明かそうかと思ってたんだが、「真紅と猫」、てとこか(何の捻りもねーなオイ…)。
ねこ娘と雛苺の話か…結構難しそうな気がするな。
>>459 いや、ローゼン1期と鬼太郎5期の4話を参考にするよ
真紅と猫か・・・ちょっ待てよ、真紅は猫が嫌いじゃないか
461 :
マロン名無しさん:2007/09/03(月) 22:41:59 ID:43/lTweV
保守
>>459 どうした!?応答しろ!。でわ明日の夜に書く予約しとく
>>462 ちゃんと見てるから安心してくれ。
続きが纏まらないだけだ…
464 :
マロン名無しさん:2007/09/06(木) 22:31:21 ID:rodGGZpy
{ ̄ ̄´厂``ヽ 、 ,.-‐─--_、
) | >{=ニ二_ ̄´ /
{ | ,. '’⌒´~,  ̄ 、`ー{
ノニ二'⌒ゞ< / / .i! i ヽ.
,イ ./ \_r'´ / ,j. ji }1 }j l
,べ { レイ´ ,{j ト K_八ト、 从从り
{ハ、ゞ{. ! { VJj ィf゚i:i〉 `'f:i〉ト、
`ス´\ト、 `こ二〕 `ー' __ `゙ j孑
厶 \ >一气 ソ:::... `´, ィ〔イ
,.- 、`>'´⌒ヽ.__ Y’ ィ'Tj::┬くリ ))
/ ,へ_Y V二>─仁ニ. Y’
. / ∠..__,人_ { ノ 冫/六,,__ | | ,ィ八
-〈二 -‐_= ̄} イ{/// / \`ゞー-‐<厶、.}
,.' ´,.. '"j ゞ.|// l |,.‐ '" \ `ヽ、
/ / / V |/ 、┬zァヽ ``ーyi、
/ j゙ ,.-‐-Y'´  ̄´ r‐}
l’ /,.ニニ={ -一 ''¨_,..`Tj
/ | / /j( i ! { ,) i _,.- '´ -' シ
\_/ /レ'// ,.ゞ亠'´ ゙、 ' ´ ノ´
ヽ_(ニく_/ L∠/ ノ _,.イ
がんばってねなの
>>462 良かった、もう来ないかとおもた、実は俺もどうやろうか考えているんだ
アイディアが浮かぶ会議をしよう(どこで?)
「ネタが無いのですぅ…」
「翠星石が心配する事じゃ無いよ」
「べ、別に翠星石は心配している訳ではないですよ…!
そんな事よりぃ!蒼星石は最近鬼太郎とどうなのですぅ?」
「ええ!?それこそ君が心配する事じゃ無いって!
…あ、そう言えばマスターに用事を頼まれていたんだ!さようなら翠星石…」
「あ……何か空しくなって来たですぅ…」
「やはりネタが無いと白湯もぬるいのぉ・・・・」
「父さん、心配しないでください。作者さんがネタができたそうです」
「いくらなんでも遅すぎだわ」
やっとネタが思いつきました、まったりとやってきます・・・
>>467 お、いよいよだな。
俺も続きを考えないと。
………妖怪アパート………
「いやじゃ!いやじゃ!、もう待てん!!」
ドシーン!!、ドガガガガ!!
「また子泣きじじぃが暴れてるぞーーー!!」
「いい加減にせんか!!」
「いやじゃあああああ!!、もう嫌じゃああああ!!」
「じゃから、何が嫌なんじゃ!!?」
「わしゃもうこの一人暮らしの生活は嫌じゃ、わしを世話してくれるメイドさんが欲しい〜!!」
ザザザザザーーーーーーーッ←(子泣きじじぃに砂がかけられる)
「アホかお前は!、大体そんな事を言う暇があったら家賃を払え〜!!」
「ヴっ・・・そうじゃ、鬼太郎のところに将棋を打ちに行くか!」タタタタッ・・・
「コルァァァァァァ!!!」
「にゃっ?」
………
OP「ゲゲゲの鬼太郎」泉谷しげる
………
ごめん・・・安部総理が引退するってことでびっくりしたからネタがぶっ飛んだ・・・・
そのうち考えとくね・・・ほんとごめんね
「ふふふ…安倍総理め、とうとう腹を決めたか!」
「やりましたね〜ぬらりひょん様。貧乏神を奴の元に送り込んで早数カ月…
長かった!」
「いよいよわしが政権に打って出る時が来た!
妖怪党を結成し、全国の八百万(やおよろず)の妖怪による組織票で総理の座はわしのものよ!」
「あ〜あ、お馬鹿さんねぇ。大統領選挙でもあるまいし
大体妖怪には住民票も選挙権も無いでしょぉ?
そんなので、どぉやって殴り込むつもりぃ?」
「………うるさい…!夢を語ってみたかっただけだ…」
「あぁ…ぬらりひょん様…おいたわしい…」
「次の総理には、是非とも人間と妖怪の格差是正についても考えてもらいたいものよな…」
カナ カナ カナ カナ……
それは夏の終わりの うたかたの夢…
472 :
素麺の鉄人:2007/09/14(金) 01:25:10 ID:???
「父さん、昼ご飯にしましょうか」
「うむ、そうじゃな。して今日の昼飯は一体何じゃ?」
「今日の昼ご飯は素麺ですよ」
「何じゃ、また素麺か…いい加減どうやっても飽きて来たのう…」
「私ももう飽き飽きなのだわ」
「真紅…君までそんな事言うのか…
最初は、麺を音立ててすするなんて絶対無理!なんて言ってた君が、
豪快に素麺をすするようになって凄く嬉しかったのに…」
「き…鬼太郎……(照れ)そ、それでも飽きるものは飽きるのだわ…」
「参ったなぁ…二人共、ワガママ言わないで下さいよ」
どたどたどたーっ!!
「たのもー!ですぅ!!」「す、翠星石?」
「こ、こんにちは。鬼太郎さん」「蒼星石まで!?」
「にゃん、実は私も来たの…」「カナもお邪魔するのかしらー!」
「へへっねずみ男様も来てやったぜー」「ニ゙ャー!威張るな!」ズバッ!「ぎゃー!」
「あらぁ?何だか面白そうじゃなぁい?」
「なっ!?水銀燈まで!?」
「一体この騒ぎは何事なのかしら?水銀燈、貴女まで来るなんて…」
「その問いには翠星石が答えてやるですぅ!
ここに居るみんなは、鬼太郎が素麺に飽きて死にそうだと聞いて、駆けつけたのですぅ!」
「死にそうだなんてオーバーな…」
「僕らに任せて下さい、鬼太郎さん!」
473 :
マロン名無しさん:2007/09/14(金) 04:56:51 ID:Q6zHWsoU
保守
474 :
マロン名無しさん:2007/09/15(土) 02:47:23 ID:a04kV6m8
あげます
よし、続きができた(と言ってもまだ少しだけど)
「第六のドール、雛苺!」
………
カーカーカー・・・・
「父さん、どうですか?。おかゆ風呂の湯加減は?」
「うん、なかなか乙なモンじゃよ、体がほかほかになるのぉ」
「そうですか、ところで真紅、君はいつまでそっぽ向いているんだ?」
「そうじゃよ〜、早く慣れてくれんとわしは悲しいぞ〜」
「な・・・慣れろって言われてもレディの前で入浴なんて・・・!!」
「無理もないか・・・」
タッタッタッ・・・
「おや、鬼太郎」
「おばば?」
「おや?、鬼太郎、いつから娘ができたんじ?」
ズテッ!←鬼太郎と真紅がすっ転ぶ音
「違うよ、彼女は真紅、ローゼン名電第五ドール・・・「名電じゃないわよ!、「メイデン」なのだわ!」
「ごめんごめん、で、おばば、何の用だい?」
「あっそうじゃった、子泣きじじぃは来とるか?」
「子泣きじじぃ?、まだ来てないよ」
「くぅ〜またやられたわい!!」
「また?」
「砂かけの、また子泣きじじぃに家賃を払えなくなったのか?」
「そうじゃよ〜、これでこれで会計したらもう500,000,000回もやられとる」
>>472 そうめんか・・・そういやしばらく食べてないな・・・
あまりの暑さで続きができない・・・
477 :
マロン名無しさん:2007/09/20(木) 01:14:03 ID:aZqRi5qb
>>471 もう続きはできた?
ってか俺は予告また書いてしまった・・・・(こんなつまらない予告でも見てってください)
ゲゲゲのローゼン
「どうでしたか皆さん、地下室に潜む妖怪って怖いですねぇ・・・」
「ど・・・どーんと来いですぅ!」
「ちょっと、そこは私の台詞よ!!」
「いつからだよ・・・」
「さて、次回の妖怪は何でしょうか?」←蒼星石です
シルエットに妖怪の姿が映る
ED:おばけがイクぞ〜(歌:アリプロ)
サブタイ:「高速妖怪と第八ドール!」
「学校の廊下を走る妖怪と第八ドールの儚い恋・・・それを引き裂く妖怪がいる」
「あ・・・あなたはまさか・・・!!」
「次回をお楽しみに!」
「まさかあやつが第八のミーディアムだったとはのぉ・・・」
妖怪:テケテケ
第八ドール:紅白鈴
翠「鬼太郎はその辺で寝っ転がっていればいいのですぅ」
鬼「いや、悪いよ…」
目「おい鬼太郎、ここはみんなに任せてみてはどうじゃ?」
鬼「父さんまで…まあ父さんがそう言うなら…」
水「うふふ…いい子ねぇ鬼太郎〜」
猫「ちょっと水銀燈!鬼太郎に近づかないでよ!あんた私達の敵でしょ!」
水「あら怖い、そんな事言って勝負に負けるのがイヤなんでしょぉ?」
鬼「え、勝負って…?」
蒼「あ、鬼太郎さんは休んでいて下さい!」
鼠「そんじゃ〜初めるかあ〜!」
金「何勝手に仕切ってるのかしら!」
雛「お先ーなのー!」猫「雛苺、一緒につくりましょ」雛「うーん♪」
翠「待ちやがれ!ぬけがけは許さねーですぅ!」
水「うふふふ…」
金「勝利はカナのものかしらー!」
蒼「よーし頑張るぞー。見てて下さい、鬼太郎さん!」
鬼「…なんだかとんでもない事になって来たぞ………」
取り敢えずこんな所で。
>>477 『紅白鈴』ってオリジナルか。焦ってググッちまったぜ。
所で、まとめへのリンクは定期的に貼った方がいいんだろうか?
テンプレとして
>>1にあればいいんだが、今のままじゃすぐ埋もれてしまう。
>>480 テケテケと紅白鈴の話はやる予定(?)かも、まだ雛苺の話が・・・
確かにな・・・まとめへのリンクは定期的に張った方がいいかもね。
ちなみに俺が書くテケテケは大阪弁になってるから(舞台は大阪じゃないよ)
オリジナルのドール出してごめんですぅ
真紅「・・・大変ね、あのおばあ様・・・」
鬼太「まぁいつもこうだから」
目玉「ふぅ〜、いい湯じゃった」
ねこ娘「鬼太郎、いるー?」
鬼太「やぁ、ねこ娘」
目玉「ん〜?ねこ娘、お前顔色が悪いぞ」
ねこ娘「だ・・・大丈夫、ちょっと疲れてるだけ・・・ってこの子誰?」
真紅「ちょっと、名前を聞くならまず自分の名前を言いなさい」
ねこ娘「ニャニー!!(シャー」
真紅「ね・・・猫!?、こ・・来ないで欲しいのだわ!!(ビクビク」
鬼太「真紅、もしかして君は猫が怖いのかい?」バチッ!鬼太「痛っ!」
真紅「いいこと、猫は私たち薔薇乙女の天敵よ!、猫がコワイだなんて・・・」
ねこ娘「ちょっとアンタ!、鬼太郎に何てことすんのよ!!」
真紅「猫の分際で私に文句を言うのかしら?、猫は黙っていなさい!」
ねこ娘「にゃ〜んですってすぇぇぇぇ!!?」
バチバチバチバチ・・・
目玉「やれやれ・・・真紅が来たら・・・(ブツブツ」
鬼太「父さん?、(ねこ娘の薬指に気づく)ねこ娘、その指輪僕のと同じのをはめているけど?、それどうしたの?」
ねこ娘「えっ?、あぁこれは・・・ひ・・拾ったのよ!(汗」
目玉「まさかねこ娘、お前・・・ねこ娘「あーそうだ!、私用事があったのを思い出しちゃった!、それじゃあ!」ダダダー
鬼太「・・・ねこ娘」
真紅「・・・・」ガチャっ←自分の鞄を開ける
鬼太「真紅、何やっているんだ?」
真紅「ホーリエ、ちょっとお願いするわ」
目玉「きゃ〜!」←転ぶ
鬼太「あっ!と・・・父さん!?、大丈夫ですか?」
目玉「くへへっ・・・目が回ったわい」
カラス「カーカー」 バサバサッ
真紅「カラスだわ、あっちへ行きなさい!」
鬼太「待てよ真紅、カラスは僕の友達なんだ」
目玉「鬼太郎!、カラスにねこ娘を調査するように頼むのじゃ!」
鬼太「わかりました、父さん。あの赤く光ってる奴と一緒に調査してきてくれ」
カラス「カーカー」バサバサ・・・
鬼太「じゃあ頼んだよ」
………
ここまでっス
何だか、ねこ娘がツンデレっぽいなw
さて、俺の続きをどうするか…
488 :
マロン名無しさん:2007/09/26(水) 05:35:29 ID:VGZqkZgG
まあ、そうなんだけどさ。
ここのSSだと、今まであんまりツンデレっぽく描いてなかったから、なんとなくね。
猫娘もすっかり時代に感化されたもんだなぁ(しみじみ)。
今せっかくネタが思いついたが途中から消えてしまった。
まくら返しがねこ娘をさらうところまでは考えたのに
どんまい!
俺たち2人だとネタが思いつかない、新しい人が来ないかな?
>>487 続きなんとか思いついたか、俺は今考え中・・・
493 :
マロン名無しさん:2007/09/30(日) 00:42:49 ID:ejAsH91L
>>492 まあ、気分次第だな。
「新しい人間よ、来いよ来い〜ですぅ」
「…何をしているんだい?翠星石…」
「蒼星石ですか。SSを書ける人間を勧誘してる所ですよ」
「へえ…」
「全くなかなか人間てものは、来ねえものですぅ」
「…どうでもいいけど腹黒モードだとみんな怖がるよ。せめてブリっ(ry
494 :
マロン名無しさん:2007/10/03(水) 02:09:31 ID:aHxhDo4F
>>493 そういう蒼星石も黒い・・・黒すぎだww
・・・はまだ製作中なので今日の夜にできあがりので待ってください
今ちょっとネタが浮かび上がってきました
そうか。俺もそろそろ…か…?
にしても誰も来ないな…もっとss作りまくれば人増えるかねぇ。
………ねこ娘の家らしき建物………
ねこ娘「(あの子怒ってないかしら・・・)ただいまー」ガチャッ
シーン・・・
ねこ娘「・・・ホッ、良かった寝てるみたい」ウトウト・・・
ねこ娘「私も眠くなってきちゃった・・・寝よう。おやすみなさーい」
………んで夜………
ねこ娘「………ニャー………ニャー(寝てます)」ヌーッ………
???「けっへっへっへっ、良く寝てるな。さすが俺が作った眠り煙幕だ!」
……ガチャっ
まくら返し「(ギクッ!?)」 シーン………
まくら返し「なっ・・・何だ空耳か、さーて・・・こいつを早く連れ去らなければ」ガシッ←ねこ娘を寝かせたまま抱く
ピョン、スゥー………
やっとまくら返しを出せた、つーかもう変態妖怪になってきた・・・次から雛苺を出すよ
……それを見てたカラスとホーリエの会話……
カラス「(またあいつか・・・)」
ホー「(またって何だ、それにあのねこ娘って女。やっぱりあの子のミーディアムだったか)」
カラス「(とにかく、こりゃあ鬼太郎さんに知らさないと。よし、報告しに行くぞ蛍精霊)」
ホー「(誰が蛍精霊じゃ!。ったく人工精霊だっつーの)」
ガチャッ・・・
カラス・ホーリエ「!?」
??「うゆー?・・・ねむねむなのー(ホーリエとカラスに気づく)あー!ホーリエなのー!」
ホー「(あ゛ー・・・やっぱ連れてくしかないのかよ・・・)」
じゃ〜かちゃ〜じゃか〜ちゃ〜じゃかじゃかちゃ〜ん
(ローゼンカットイン)
今回はここまで(ホーリエを男設定してしまった・・・スマソ)
>>496 そっちは続きはどうだい?、今製作中なんだけど
(こんな俺の駄作作品見てくれてありがとう)
>>500 いつも即興な俺は完全に気分次第なんだぜ!
ちょっと忙しくてな…
ホーリエの男設定は、真紅の性格的に考えて無さそうな気がする。
>>501 おいおい、気分次第かよwww
んじゃあ俺っ娘設定なんてどうだ?つーか人工精霊に性別ってあったか?
アマビエ「あたいの絵を描いてよ、雛苺。健康になるよ〜」
雛苺「分かったのー!」
アマビエ「ちゃんと綺麗に描くんだよ」
・・・一時間後・・・
雛苺「できたなのー!」
アマビエ「どんなのだい?、見せてよ・・・って」
雛苺が描いたアマビエの絵
↓甘エビ
[:■:]=>
(:::)
雛苺「アマーにそっくりなのー、おいしそうなのー」
アマビエ(・・・ムカッ)
ビビビビン!!
雛苺「うわーーーん、痛いのーーー!!(大泣き)」アマビエ「これだから!、これだから最近の子はあたいと寿司のネタと一緒にするんだから!!」
適当なネタでごめんなさい!、これやってみたかったんだよ、本の出来心で・・
アマビエネタキタw
↑
カタカナばっかで読みにくいなw
505 :
マロン名無しさん:2007/10/09(火) 21:21:14 ID:DxQe5tM0
新人勧誘
雛苺「新しい人来て欲しいのー!」
鬼太郎「真紅、さっきから雛苺は何やってるんだい?」
真紅「私たちのSSを書ける人を勧誘しているのだわ、まったく無駄に決まってるのに・・・あの子ったら」
目玉おやじ「いや、そうとは限らんぞ。人間のやる事は分からんからの」
鬼太郎「けど、人間たちの心だと、僕らのSSを書きたい人や。そうじゃない人もいるし・・・
今書いている人たちも頑張っているわけだから、新しい人は来ないと思うよ」
目玉おやじ「やはり世間はわしら妖怪には冷たいのぉ・・・」
SSを書く人や絵を描く人を心待ちしています
よし、やっと思いついた今夜11時に投下予約するぞ
っと思ったけど、ネタが思いつかない・・・
>>504、すまないけど協力してお願い
>>507 まあ、無理するなよ。
俺はしばらく書けそうにない。すまん。
509 :
マロン名無しさん:2007/10/15(月) 21:27:59 ID:0bgfvDel
保守
>>512 見て来たよ。内容がこのスレにリンクしすぎだろw
ちょっと風邪を引いてしまって、喉が痛かったから病院行ったら風邪だったよ
(と言うより公共広告機構のSSを書いてた人はどうしたんだろうか・・・)
(´_ゝ`)…遠い目………
>>515 その悲しい目はやめてwww
まぁ話は変わるけど、次の日曜はねこ娘が主役だね
517 :
マロン名無しさん:2007/10/21(日) 21:34:03 ID:CGm+PvMZ
┌──┐
i二ニニ二i
{.!/.i人,从!〉
ヘ,!リ゚ -ヾソ<保守するよ・・・
⊂)_介」つ
〈__l__〉
〈_ハ_〉
ねこ娘も結構だが、ねずみ男の出番が少ないな。
奴いてこその鬼太郎だと思うんだが…
・・・鬼太郎のキャラソンを聴いている真紅・・・
||ヽ|| ゚ -゚ノ| ||「・・・」
ヘ,!リ(´Д,ヾソ「ふぁ〜・・・(あくび)」
||ヽ|| ::::::ノ| ||・・・プルプル
ゲシッ!!
Σヘ,!リ(`д,ヾソ「ゴヘッ!!」
||ヽ||#゚ -゚ノ| ||「鬼太郎!早く紅茶を淹れなさい!!」
ヘ,!リ(‘_,ヾソ「どうしたんだよ?、そんなに怒って・・・」
||ヽ||#゚ -゚ノ| ||「いいから紅茶を淹れるのだわ、私のミーディアムなら私の命令を聞きなさい!!、いいわね!?」
ヘ,!リ(´_,ヾソ「やれやれ、分かったよ・・・」
鬼太郎のキャラソン聴いてネタが浮かんだ
あげとく
スマソ、下品なカキコ引き出しちまった
>>522 気にするなっておかげで良いネタが浮かんだ
今夜中にできあがるww
翠「っきゃああああ!!」
子泣き「どうしたんじゃ、そんなに大声出しおってからに・・翠「どうしたもこうしたもねぇですぅ!!、こここここれを見るですぅ!!」
子泣き「ん〜どれどれ・・・こ・・これは!!」
翠「どどどどどどうしましょう!!、ここここのままではすすすすす翠星石たちは、ここここ交通事故で死ぬですぅ!!(パニクッてる)」
子泣き「嫌じゃ嫌じゃ〜!!わしはまだワインとか飲んでないのにこのまま死ぬのは嫌じゃーーーーー!!!」
蒼「何を騒いでいるのですか?、翠星石もどうしたの?」
翠「蒼星石〜・・・翠星石たちは交通事故で死んじゃうですぅ〜!!(泣)」
蒼「えぇ!?」
子泣き「そうなんじゃ〜!わしらはもうすぐ交通事故で死ぬんじゃ〜〜!!」
蒼(あっ・・・これを見たのか・・・はぁ・・)
子泣き「そうじゃ!どうせ死ぬんなら酒をいっぱい飲むんじゃ!!」
翠「おじじ!、翠星石はもう止めねぇですぅ!!、こうなったら翠星石も・・・ってアレ?蒼星石はどこですか?」
・・・その蒼星石はと言うと・・・
蒼「マスター、ボクは今から鬼太郎くんのところに行ってきます」
砂かけ「おや?、珍しいのぉ自分から鬼太郎のところに行くとは」
蒼(ごめん・・・翠星石、もうついていけないよ・・・)
526 :
>>521の参考(続きね):2007/10/27(土) 15:19:30 ID:ZGUjAKsa
翠「いいですか・・・助かるならもうこのアドレスをクリックするです・・・」
子泣き「こ・・・これで助かるなら」
翠「せーので行くですよ」
子泣き「よし、行くぞ翠星石!」
翠「1・・・」
子泣き「2の・・・」
翠&子泣き「せーのっ!!(スレを見て)・・・・」
子泣き「なんじゃこりゃ?」
翠「ふふん!、やーっぱり翠星石の人気は凄いですぅ!!参ったですか?じじぃ」
子泣き「なーんじゃ、ただの出鱈目じゃのぉ・・・びっくりして損したわい、よっこらせ」
ドテッ・・・←子泣き寝転がる
子泣き「翠星石、すまんが酒を買ってき・・・翠「お・・・おじじの・・・」
子泣き「なんじゃ?、何を怒っているんじゃ」←ゲシッ!!子泣き「あいたっ!!、な・・・何するんじゃ!!。か弱い年寄りを暴力するなんて!!!」
翠「おじじのバカァァァァァァァァ!!おめぇなんかとっととくたばりやがれですぅーーーーーーー!!!」ダダダダダッ
子泣き「す・・・翠星石・・・・びえーーーーーーーーん!!翠星石に嫌われてしもうた!!!(大号泣」
・・・その頃のおばばとアマビエ・・・
アマビエ「はっ!、ひらめいた!」
砂かけ「なんじゃ?、またかいアマビエ」
アマビエ「今日翠星石家出するよ!、そして鬼太郎に衝突するよ!」
砂かけ「またあのバカじじぃが泣かしおったか・・・(ズズー」
アマビエ「そうだね、ほら当たった、あれ翠星石の鞄だよ(ズズー」
・・・そして翠星石・・・
翠「もうおじじなんて知らないですぅ!、もうおじじの世話なんてしないですぅ!!、翠星石がおじじと契約したのが間違いでした・・・(鞄に乗りながら愚痴ってる」
おお?人が増えてる…のか?
>>527 いやいや、俺だから、まだ増えないから
・・・・誰かー!!SS書く新人来てくださぁい!!!
ああ、そうか…人来るといいなぁ…
まあ俺も近日中に書くと思うから。
>>529 人が来るといいね、さてと、ネタが思いついたぞ
鬼太郎には悪いけど、被害にあってもらおう
我々のSSで一番不幸な目に遭ってるのは誰だろう?
…やっぱり翠星石…か?
翠「おめーらが勝手に妄想してるだけなのですぅ!
そんな妄想ごとき、翠星石は痛くも痒くも無いのですぅ!」
蒼「妄想だなんて、本当の事を言っちゃあ駄目だよ、翠星石」
真「貴女達って、やっぱり双子なのだわ…」
ぬらりひょん「ふふふ、夢を見るのは良い事だ。わしなぞ四六時中、世界征服の野望を夢見ておるぞ」
翠「何でここでおめーが出てくるのか、ですぅ!」
真「いけないわ翠星石、あれこそ関わってはいけない妄想そのものよ」
翠「う…確かに近寄りたくないです…」
ぬら「ぅぬははははは………………………
水銀燈「そうよぉ、あーんなお馬鹿に比べれば、SSなんて可愛いものよぉ?」
蒼「仮にもマスターの悪口を言うなんて、君にはドールとしての誇りは無いのか!?」
真「はいはい、長くなるからここまで!」
翠「不毛な議論だったです…」
>>531 いやいや、鬼太郎かもしれない
鬼太「父さん、彼らが作っているSSで彼女は不幸に見えますかね?」
目玉「なわけないじゃろ、どう見ても幸せそうじゃわい」
雛苺「そーなのー、誰も不幸じゃないなのー」
鬼太「誰も不幸じゃないかな・・・ちょっと横丁に行って来るから父さんと留守番してなよ」
雛苺「うーん♪」
鬼太「うわ、うわあああああああ!!」←階段から転げ落ちる
ドスン、バタン!
目玉&雛苺「鬼太郎(きたろー)!!」
鬼太「いててて・・・今日はついてないな・・・」
目玉(もしかして一番不幸な目になっとるのは鬼太郎かもしれんのぉ・・・)
>>533 そのカキコのおかげでネタが浮かんだよ、ありがとう
この設定にさらに「怪物王女」のキャラも加えられないだろうか。
鬼太郎世界には馴染むだろうしローゼンキャラとのやりとりなんて面白そう。
姫と真紅のお茶会、水銀燈と令裡の夜の決闘、雛苺とフランドルは気が合いそうだし、翠星石はヒロにめちゃめちゃデレそうだ。
まあ、キャラが増えすぎて収集がつかなくなるだろうけど。
>>535 いや・・・それは流石に無理。
収集もつかなくなりますよマジwwってか俺その作品知らないっす
現在、SS書く人は俺を入れて二人だけ、人手不足と言う物ですよ
やっぱり無理か。
最近の過疎化も寂しいし、以前ここ用のSSを途中まで作った事があったんだけどもう一回やってみようかな。
>>537 それは助かります!大歓迎っス!
俺も頑張って続きを作ります
「ここは… 何処なの…」
水銀燈は霧の中にいた。あたりは真っ暗、1メートル先も見えない。
彼女はこのままここにいても仕方がないと判断し、移動することを決意。方向も全然判らないので今の向きのまま真っ直ぐ飛び続けた。
いったいどれだけ飛び続けただろう。変化は全くない。何処のフィールドなのだろうか?この空間に閉じ込められてしまったのではないのか。不安が胸をよぎる。
すると、遥か先に一条の光が見えた。とりあえず行ってみる事にした。
光はだんだん大きくなる。まずは様子を見た方がいいだろうか、距離を置いて着地しその光を凝視した。
光の中に何か…ある。人が立っているのが見えた!誰?
「!!」
確認した時、息が止った。
細身の体にふわりとした金髪、清潔な白いシャツ、うつむいているので表情は確認できないけど、ああ… あの人は
お父様!!
父ローゼンは彼女の淡い記憶の中にしか存在しない。しかし想いは強い。その出で立ちははっきりと覚えてる。
前は動けずにただ見つめるだけだった。でも、今は違う。そこまで歩いていける。そこまで飛べる翼もある。
トクン… トクン…
ああ… こんなに胸の鼓動が お父様… お父様… 今そこに行きます。
「お父様…」
あと数歩という所でつい呼びかけてしまった。
トクン… トクン…
鼓動がどんどん大きくなる。彼女は静めようと必死に念じた。しかし鼓動は収まらない。
トクン… トクン… ドン… ドン… ドン!
それでも音は大きくなる。
ドン!ドン!ドン! ドン!ドン!ドン!
いや、もうこれは鼓動ではない。騒音だ。あまりの音に彼女は一瞬怯んだ。
「きゃ!」
たまらず、その人物の足にしがみついた。ああ…恥ずかしい。お父様と会う時は目を真っ直ぐ見て笑顔で行こうって決めてたのに…
「お父様…私…」
彼女はゆっくりとその人物を見あげた。
「!?」
水銀燈はまたしても息を止めた。
愛している父ローゼンと服も髪も同じ人物。しかし顔は……その金髪から現れた顔は……………ぬらりひょんの顔だった。
「いや━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━っ!!!」
ドン!ドン!ドン! ドン!ドン!ドン!
「おい水銀燈!起きろ!起きぬか!」
「あわわ…ぬらりひょんさま〜 止めましょうよ〜。姐さん、寝てる時は起こすなって言ってたじゃないですか〜」
ここはぬらりひょんのアジト。何処にあるかは不明だが、昔造りのかなり大きな一軒家である。
ミーディアム契約を結んでいる水銀燈はそこの一室を丸々占拠していた。中には勝手に買いあさった家具や電化製品、乳酸菌飲料が大量に入っている冷蔵庫、実は隠れファンであるくんくんのグッズなどが置かれている。
このへん、鬼太郎の家で我が物顔で暮らしている真紅と大差ない。
この部屋は普段立ち入り禁止なのだが、今日はいきなり家の主がやって来て、彼女が就寝中と知るや手持ちの杖で鞄を叩き始めたのであった。付いてきた朱の盆が止めようとしているが気に返さない。
「うるさい!お前は黙ってろ!だいたいこいつは居候の癖に横柄すぎなのだ!まったく主であるわしを何だと思ってる!早く起きろ! ? ぐわっ!」
鞄に顔を近づけた瞬間、鞄が突然開く。不意のアッパーを喰らい、ぬらりひょんは悶絶した。
「いきなりあける奴がいるか!」
彼は激高した!が、現れた水銀燈の様子を見て固まった。般若のような表情で目を光らせ、後ろには目視可能な怒りオーラが溢れ、暴発寸前の空気を醸し出していたからだ。
「ぬ〜ら〜り〜ひょ〜ん」
「ははっ、はい!」
「あわわ…、姐さん…」
二人とも蛇に睨まれた蛙の如く、気圧されて壁まで後ずさりする。
「絶対起こすなって言ったわよねぇ。なぁにぃ〜、その杖?ひょっとして、それで鞄を叩いたりしたぁ〜?」
「な、何故わしがいちいちお主の言いつけを守らねばならんのじゃ!」
言葉で強がってみせるのが精一杯の抵抗だったのだろう。顔中に冷や汗が流れ、目は怯え、全身はがたがた震えていた。
「よくも私の夢をぶち壊してくれたわね!」
「おい!一体何のことだ?ま、待て、話せば判る!落ち着け!待ってください!」
ぬらりひょんは両手で待ったのポーズをし、説得を試みた。だが、対する水銀燈はこれ以上無いほど冷淡な目でそれを見据えていた。
「いかん!朱の盆、逃げろ!」
脱兎の如く走り出す二人。しかしマシンガンの様に発射された黒羽に追いかけられる!
「うぎゃ────────────────────────!!」
逃げた甲斐なく臀部にぶすぶす刺さる黒羽。あまりの痛みに二人はそろって飛び上がり、そのまま転倒した。尻を押さえて痛がる二人、そこに水銀燈がふわっと舞い降りた。
「どう、これでどっちが偉いかはっきりしたかしら?」
「すいません。すいません。すいません。すいません。」
正座をして何度も何度も頭を地面につける二人。少しは気が晴れたのだろうか、水銀燈はむすっとした顔で口を開く。
「で、一体何の用なの?つまんない事だったらただじゃおかないわよ」
「もう十分ただじゃすまなかったんですけど…」
朱の盆が軽くつっこむ。するとぬらりひょんが普段の調子に戻り話し始めた。、
「おお、そうじゃ!今度こそ鬼太郎達を倒す手段を見つけたぞ。無論、真紅達も一緒にな。お前も協力せい!」
「またぁ〜?いったいこれで何回目?いつもそんなのばっかじゃない」
やれやれといった表情で水銀燈は言い返す。
「今度こそ間違いない。理由は……これじゃ!」
卑屈になってた先程までとはうって変わりぬらりひょんは威勢を張った。次に懐に手を伸ばし、そこから出した物を水銀燈の目の前に突きつける。
「鏡?」
その手には一枚の手鏡が握られていた。
『 鏡爺と花人形 』
それではとりあえず序盤だけ。
もう少し先まで出来ていたんだけど、そこで登場させる予定の鏡爺がスレ既出である事に気付き頓挫、ファイルの奥に眠らせていた。
結果的にパラレル設定になってしまい、文章も怪しいところがあるけど細かい事は気にしないで。
きりのいいところまでまとまったら続き出すので期待しないで待ってくれ。
>>543 GJでした!、いよいよこのスレにもあのエッチな妖怪爺が出現ですなww
>>543 GJ。夢から覚める所でフイタw
パラレル設定とかシビアに考えなくてもいいと思うよ。
続編は気軽に作って欲しいな。
怪物王女か…俺もアニメは見てたが、原作は知らないんだよな。
ゲストみたいな感じで少しだけ出すとか。
その位の寛容さが、このスレにはある…かも。
他に馴染みそうな作品て、何があるだろうか?
『笑うせぇるすまん』とか『ぬ〜べ〜』とか…いや、やはり収拾がつかなくなるなw
日本ハムが負けてブルーな俺…水銀燈、慰めておくれ!
水銀燈「私には関係無いわねぇ、だって私はヤク○トファンだもの。あなたも飲むぅ?」
>>545 銀様ひでぇ・・・
ゲスト出演もありだな。ぬ〜べ〜だと鬼太郎と一緒に戦うかも
夜、粗大ゴミが廃棄されている海岸、そこで焚き火を起こしている二つの人影があった。辺りには煙が立ち上り、香ばしい匂いが充満 している。
そこにいたのはねずみ男と金糸雀。普段は残飯でもなんでも口に入る物は食べている二人だが、たまにはきちんとした物を食べよう、 と言う事で海に来ていた。幸いこの日の釣りは大漁で、串に刺された魚が焚き火の周りをぐるりととり囲む。
「ふー、久しぶりに腹いっぱいになった。いやー満足満足」
「うーん。海に来ればお食事には困らないけど、やっぱり卵焼きとかも食べてみたいのかしら」
「おいカナ、いちいち贅沢言うんじゃねーよ、まったく」
「ハイ、ご馳走様なのかしら。あーあ、眠くなったのかしら」
ハイエナがライオンの残し物をがっつくが如く、一心不乱に食い続けた二人は久しぶりの満腹感に気持ちも安らぐ。
「じゃ、とっとと寝ちゃえ。ここなら雨風は凌げるからゆっくり眠れるぜ。ま、鞄の中で寝ているおまえさんにゃ関係ねーだろーがよ」
「そうするかしら。じゃお休みなさい」
金糸雀はねずみ男の方をちらっと見た後、睡眠をとるため鞄の中に潜り込んだ。さっきまで燃え盛っていた火も小さくなって静寂が辺 りを包む。それを確認したねずみ男も大きなあくびをしてごろん、と横になった。
「あーあ、んじゃー俺も寝よーかなっと」
その時、ガラクタの山の方から僅かな音が響いた。
「ん?何だ。誰かいるのか?」
ねずみ男は上半身だけむっくと起き上がり周りを見渡した。いかんせん魚を食い散らかした後である。そう、彼が苦手なあの動物が群 れになって来る可能性もあるのだ。
彼はもう一度注意深く目を配った。静まり返る近辺。ああ、やっぱり気のせいだ、じゃゆっくり眠ろう、と思って再び横になった。
タタタタッ。突然、耳元を何者かが駆け抜けて音がした。今度は空耳ではない。
ねずみ男は飛び起き、急いでその方向を見ると走り去って行く人影を見た。暗くてどんな奴かはわからない。一体奴は何しに来たんだ ?いやな予感がして金糸雀の鞄のあるところを見た。
鞄が無い!
「あいつ!カナの鞄を持って行きやがった!待て〜!」
ダッシュで逃げる人影。ガラクタに躓いてよろめきながらもねずみ男は必死で食い下がる!追いかけっこは暫らく続いたが、そのうち 人影はガラクタの深い所へ逃げ込んだ。そこは粗大ゴミが多く転がっていて、小動物でもない限り逃げ出せそうな場所ではない。
「へへー、とうとう追い詰めたぞ」
ねずみ男は威勢よくそこへ乗り込んだ。
「?」
しかし、盗人を追い詰めたはずのその場所には誰もいなかった。辺りが再び静まり返る。彼は必死で周りを見渡したものの、動くもの は何一つ発見できなかった。
「くそ〜あいつ何処行きやがった!ん?何だこれ?」
その場を少しうろつくと足下に何やら光る物体を見つけた。屈んでよく見てみると、台座付きの鏡に星明りが反射したものだと分かっ た。それはどっしりとした重量感でかなり古そうであったがこんな場所にはふさわしくない立派な物だった。
「おぉ〜すげえ。これを高級品だと言って売れば結構な金になるだろうな。イヒヒヒヒ。カナに磨かせて綺麗にしとこう。いけねえ、そ のカナを探しにここまできたんだっけ。お〜いカナ〜!何処だ〜!」
再び声を上げて金糸雀を呼んだが答えるものは何も無い。すると突然、目の前の鏡が光りだした。ねずみ男は驚いて逃げようとしたが 、鏡から溢れる光りに包まれる。目の前が真っ白になり、妙な浮遊感を感じそのまま意識を失った。
「ん…ここは何処だ?」
暫らくしてねずみ男は気を取り戻した。周りを見渡すと、薄暗い森の中だった。
「ようやったと気付いたようじゃな」
暗闇の中から声が響き、呆然としている彼の前に見知らぬ男が現れた。その男は60歳くらいの人間の様な深い皺のある顔で、禿げ上が った頭に角のような突起があり、昔の百姓のような出で立ちをしていた。
その手には金糸雀入りの鞄を持っている。間違いない、さっき の盗人だ!
「おい、コソ泥野郎。このねずみ男さまの物を持ち出すたぁいい度胸だ!とっとと返しやがれ!」
ねずみ男が怒号を上げて鞄の返還を要求する。それに対し年寄りは半笑いを浮かべ答えた。
「わしは鏡に住んでいる鏡爺じゃ。このつづらに用があってのう。この中には魂入りの人形が入っとりゃせんかね?」
「(何故?)おうおう、そうだとも。だったら何だ!早く返せよ!」
「やはりそうか…やっと会えたな。そうと分かればこれを返すわけにはいかん!このまま帰ってはくれまいか」
「な〜に調子いいこと言ってんだよ!おりゃ、実力行使でいくぜえ〜」
痺れを切らしたねずみ男が鏡爺に飛び掛る!
「仕方ない…うりゃ!」
鏡爺が手を叩くとそこからぼんやりとした人型が現れ、目の前に立ちふさがった。
「おい、やるのかテメー。と、思ったら俺じゃないか。鏡!?いやーいつ見てもいい男だなー、ってそんな事言ってる場合じゃなかった !」
人型だと思った物は鏡に映った自分の姿だった。一瞬怯んだねずみ男が体制を立て直すと、目の前の鏡が分裂し、彼の周りを取り囲ん だ。それが徐々に横に動き出し少しずつペースを速めてくる。
彼は動いている鏡を見ているうちに目が回ってきて、頭が麻痺しフラフラ になった。頃合を見計らった鏡爺が一声あげると周りの鏡が一斉に光りだす。そして衝撃が襲って来た!
「うわ〜!お助け〜!」
ねずみ男はそれっきり気を失ってしまった。
「あれ?ここは何処だ」
目を覚ましたねずみ男は辺りを見回した。見知らぬ山の中で気を失っていたらしい。彼は頭のコブに気づき、先ほどの出来事を思い出 した。
「ちくしょ〜あの糞爺。次こそは…いけねえ!カナが危ない!でも、俺一人じゃ…」
再び挑んでも返り討ちに会う可能性が高い。こんな時、彼の行動パターンは決まっていた。
「父さん、お湯が沸きましたよ」
「は〜い、雛が注ぐのー!」
「ふー、朝風呂に入ると目がさえて気が引き締まるわい」
「鬼太郎、私の紅茶も入れて頂戴」
「ちょっと真紅!あなたいつも人使いが荒いのよ」
「あら猫娘、そう言うあなたはどうしていつもここにいるの?」
「うっ、それはその…」
朝、鬼太郎の家ではいつものやりとりが行われていた。一日のはじまりをのんびり過ごしている団らんの中、外から慌てて梯子を登っ て来る音がする。
「お〜い。助けてくれ〜。ゼー ゼー」
「あっ!ねずみ男なの〜」
「まったく。朝っぱらからうるさいわね」
朝の紅茶タイムを邪魔された真紅が不機嫌そうに横目で睨んだ。そのねずみ男のあわてぶりを見て鬼太郎がなだめる。
「少し落ち着いたら?今日はいったい何の用だい?」
「大変なんだ、実は……」
「なんですって、金糸雀が…」
真紅が少し声を荒げた。ねずみ男が身振り手振りで状況を説明する。
「そうなんだ。その鏡爺ってのがめっぽう凶暴でさ。俺も命からがら逃げてきたってわけさ」
「話からするとnのフィールドに入った様な感じね。妖怪にもいろいろいるみたいだから、私達に近い能力の持ち主かもしれない」
「命からがら、って割には怪我それだけじゃないのよ!何か怪しいわね」
猫娘が猜疑の目で睨みつける。なぜなら以前金糸雀とねずみ男で皆を騙し、真紅達のローザミスティカを奪おうとした事があったから である。単純な作戦のためあっさり見破られ、たいした騒ぎにはならなかったが。
「今度は本当なんだって!信じてくれよ!」
「父さん、どうでしょう」
「う〜ん鏡爺か…鏡をねぐらとする妖怪だと聞いたことがあるがよくわからんのう。砂かけなら何か知っているかもしれん」
「わかりました。それじゃあ横丁に行ってみましょう」
一同は情報を得るべく、妖怪横丁の砂かけ婆の所へと向った。
いきなりウィキにうpされていたので嬉しくて、予定を早め残りの作りおき+多少の書き足しを追加。
とりあえず次回も期待しないで待ってくれ。
>>552 Gjですた!!、これは続きを匂わせる!!
よし、俺も何とかできた、俺のも期待しないでね・・・
・・・鬼太郎ハウス・・・
真「それでここに来たって言うのね?」
目玉「ふむ、しかし・・・子泣きじじぃも翠星石もあんな嘘に騙されるとは情けないのぉ・・・」
蒼「双子の妹として恥ずかしいよ・・・あのスレは出鱈目なのに騙されるなんて、はぁ・・・(ため息」
鬼太「ははっそう悩んでちゃ仕方ないよ、それにこの様子だとそろそろ翠星石がやってくる頃だと思うよ」
真「あら、鬼太郎何故分かるのかしら?」
蒼(いや・・・何回も鬼太郎くんにぶつかっているからね・・・(苦笑))
雛「あー!、本当に来たなのー!」
ビューン!!、ドンガラガッシャーン!!
目玉「きゃ〜!!」
鬼太「あっ!!父さん!!」
ガチャっ・・・
翠「びえーーーん!!真紅〜聞いて欲しいですぅ〜!!」
真「ちょっと翠星石!、私はこっちよ!」
翠「えっ?・・・」←真紅と間違えて鬼太郎に抱きついてた
蒼「すすすすすっ翠星石!!、君はなんてうらやまっ・・じゃなかった・・・鬼太郎君と真紅を間違えちゃだめだよ!!」
翠「こっ・・・これは目にゴミが入って見えなかっただけですぅ!!」
鬼太「どうやって僕と真紅を間違えるんだよw」←ドゴッ!鬼太「モルスァ!!」
ー一時間後ー
翠「と言うわけで、しばらくお世話になるですよ、感謝しやがれですぅ!」
目玉「なんじゃ、また子泣きじじぃを捨てたのか?」
翠「捨ててねぇです!、あのクソ爺が悪いのですぅ!!」
雛「うゆ?、でも半分は翠星石のせーなのー」
翠「何ですってこのおバカ苺!!、オメェは黙ってろですぅ!!」
雛「びえーーーーー!!きたろー!!(泣)」
鬼太「翠星石、やめなよ。雛苺に八つ当たりは良くないぞ」
真「ハァ・・・またうるさい生活が戻ってきそうなのだわ」
目玉「わしゃ・・・頭が痛くなってきたわい」
蒼(アパートに戻ったら子泣きのおじいさん・・・いじけてるだろうなぁ・・)
今回はここまでってか短くてすみません!
翠星石を家出させちゃった・・・期待しないで待っててください
557 :
マロン名無しさん:2007/11/05(月) 02:32:07 ID:iuhwFd9i
保守
二人共、GJ!
久々にスレが賑わってて嬉しいね。俺も刺激されて来たよ。
「大丈夫かなぁ…」
「よいではないか鬼太郎よ。わしは何だかワクワクしてきたぞい」
「期待する、というには頼り無い面子だけど、私も賭けてみるのだわ
毎日同じメニューで、もう気がおかしくなりそうだもの」
「良く言ったですぅ!大事なのはフロンティアスピリッツなのですぅ!」
「うーむ、まともな開拓が成されればいいんだけど…期待しないほうが良さそうだ…」
………
「さ〜て、どう料理してくれようかですぅ」「ヒナも作るう!」
「ええい!チビ苺はひっこんでろですぅ!」「これ入れるのー」「あっバカツ!」
………
「♪…ふふっ、鬼太郎さん僕の素麺気に入ってくれるかな♪」
………
「おいカナ、それ取ってくれ」「ほい来たなのかしらー!」
………
「にゃぁ、これ以上鬼太郎に接近するには、正攻法じゃ駄目ね…となれば…」
………
「うふふ…うふふふふ……」
鬼・真「料理してる水銀燈って何かコワイ…」
………
一同「出来たァーー!!」
ーーーCMの後、いよいよ試食!ーーー
「どんなもんかのう?楽しみじゃわい!」
「早くして、もうお腹が空いて死にそうなのだわ」
「さて…まともな物が出てくればいいけど…」
「それじゃあ、まずは僕の作った素麺から…
僕のはダシから自分で取った特製麺つゆのあったかいにゅう麺です」
「…あ…う、うまそうだな〜……」…ずず〜
(ふふ、あまいですぅ蒼星石。鬼太郎達は普通の素麺に飽きたのですぅ。と言う事は…)
「うん、美味しいよ蒼星石…」
「本当ですか!鬼太郎さん!」「喜ぶのは早いわよ蒼星石」「え、何だい真紅」
「貴女にはがっかりなのだわ」「え…どういう事…?」
「貴女は知っていた筈よ、私達は普通の素麺に飽き飽きしていたと…」「あ…」
「理解したようね。そう、貴女は自分の腕に自惚れ過信し、
料理を食べてもらう相手の気持ちを考えていなかった。
見なさい蒼星石、あれが本当に幸せな顔に見えて?」
「言い過ぎだよ真紅…ずず〜、す、凄く美味しいよ!ずず〜………」
「ーーーーー!!…ごめんなさい鬼太郎さん!僕は、僕は…!
いいんです、無理して食べなくも!ええい、こんなものォ!!」
ガシャーーン!!「な、何も捨てなくても…!」
「いいえ、真紅の言う通りです。僕が間違っていたんです。一から修行のやりなおしですね…
鬼太郎さん、またいつか僕の作った素麺を食べてくれますか?」
また後で…(今日かは謎)
>>562 良くやった・・・良くやったよ・・(涙
蒼星石に萌えた・・・
明日投下予告。今日は眠くてもうだめだ…
>>564 奇遇だな、俺も眠くて続きが思いつかん・・・
おはよう。
ここんとこの寝不足がたたって帰宅直後寝てしまった。
じゃ、行くよ。
「おう、皆の衆、よく来たな。何か用か?」
「みなさん、おはようございます」
砂かけ婆は自分の店の奥で商品の整理をしていた。横にはそれを手伝う蒼星石もいる。目玉親父がひょこりと鬼太郎の頭から出て、これまでのいきさつを説明した。
「鏡爺か。そいつなら昔、わしの所へ来た事があったぞい」
「本当か!で、どんな奴じゃった?」
「ところが…わしはその時たまたま留守にしておっての、店番をお歯黒べったりに任せておったんじゃが…何でも、眠た子を起こすための薬『目覚めの砂』を買って行ったそうなんじゃ。その時の話を聞いた限りでは別に悪い奴には思えんかったが」
「うーむ、それだけじゃ何もわからんのう」
「何言ってんだ!皆騙されているんだ!あいつは大泥棒だ!詐欺師だ!凶悪犯だ!」
二人の会話にねずみ男が割って入り、罵詈雑言をまくしたてた。あまりの騒がしさに猫娘が、
「まったく、それ全部あんたのことじゃない」
と、つっこむ。その言葉に皆うんうんと頷いた。それで我に返ったねずみ男だが、ふたたび皆に金糸雀救出を懇願する。
「まったく、大勢で何話してるんですか〜」
今度は妖怪アパートの方より、翠星石と子泣き爺が歩いて来た。翠星石は皆に混ざり他のドールズに挨拶を交わすと、後より顔を赤らめたまま千鳥足で歩く契約者をちらりと睨む。
「この爺、朝っぱらから酔っ払っててしょーもねーですぅ。で、何の話だったんですか?翠星石にも聞かせろですぅ」
再び話が繰り返された。
「それは大変ですぅ。すぐに助けにいかなきゃですぅ!」
普段は毒舌で高飛車な翠星石ではあるがこういう時は仲間の身を一番心配する。たまにセコいちょっかいを出してくる事はあっても金糸雀は大事な仲間の一人であった。
「鏡爺か、そう言えば…」
すると、先程までぼうっとしていた子泣き爺が口を開いた。目玉親父が問いただす。
「お主は何か知っておるのか?」
「鏡の中に人を引きずり込む凶悪な妖怪だと聞いたことがある。様々な神隠しを起こし手をつけられずにいたが、百年程前に偉い僧に封印されたらしいが…」
「ほーれみろ。そうだ!間違いねえよ!」
ねずみ男がわが意をえたり、と言うように口を出した。妖怪達がわっとざわめく。
「う〜む、親父殿ならいざ知らず、子泣きに遅れをとろうとは…このおばば、一生の不覚」
「わしだって伊達に何百年も生きとらんわい!」
「今の話が本当ならば封印が解けたってことですかね、父さん」
「子泣きの話だけだって所はちと怪しいが、金糸雀がさらわれたって所は本当らしいからのう」
その様子にドールズ達も心配になり、一緒になって金糸雀の救出をせがんだ。
「わかった!では連れ戻しにまいろう!」
ついに目玉親父が決断した。ドールズの先頭に立ち、真紅がそれに続く。
「決まり、ね。で、どうやって行くの?nのフィールドなら店の鏡からでも行けるけど」
「それなんじゃが、鏡の中と外。両方から行ったほうが確立が高いと思うのじゃが」
「父さん、それはつまり鏡に入って行く組とゴミ捨て場の鏡そのものへ向かう組とに分かれるって事ですか?」
目玉親父は二班による別行動を提案した。今の所、フィールド内の何処にいるかもわからないし、鏡本体がいつまでも同じ所にあるとも限らない。そのため、行き先は同じでも手広く探した方が良い、と考えたのだ。
「うわー、お父さん頭いいのー」
「その方が良いわね。わかったわ、じゃあ私達はフィールドから行くわね。鬼太郎、貴方はボディガードよ。こっちに来なさい」
「何勝手に命令してるのよ!鬼太郎が行くなら私も行くわ」
猫娘が鬼太郎と一緒に行くと言い張った。だが、ねずみ男も黙ってはいない。
「なんだ。お前もこっちか」
「当然だよ。行って仕返ししなきゃ気が収まらねえ!」
「これじゃバランス悪いですぅ」
「ねずみ男なんかどうでも良いがわしと子泣きだけではのう…おおっ!ぬりかべ!お主も来てくれるのか」
「ぬりかべ!」
いつのまにかぬりかべが砂かけ婆の後ろに立っていた。
「これで三人、一反木綿に連れていってもらえば四人で決まりじゃねーか!」
「何勝手な事ぬかしとるばい!」ボコッ!
「いてっ」
同じく現れた一反木綿にねずみ男がどつかれた。
「二人ともすまんのう、行ってやってくれぬか?」
「わかったばい」
「ぬりかべ」
組み分けが決まった。真紅、雛苺、翠星石、蒼星石のドールズと鬼太郎with親父、猫娘、ねずみ男が鏡のフィールドより、砂かけ婆、子泣き爺、一反木綿、ぬりかべがゴミ捨て場に、それぞれ探しに行く事になった。
「じゃあ行ってくるでの、お主らも気をつけてな」
「おばば〜、また会いましょう」
ゴミ捨て場行きの二人を乗せて一反木綿が飛び立った。それを手を振って見送るフィールド組。
「じゃあ僕達も行きましょうか」
「いい?私の後に付いて来て」
そう言って真紅が店内の鏡に手をかざすと鏡の中が光りだした。
「行くわよ!」
そこにドールズが次々に飛び込み、鬼太郎もそれに続く。
「うへっ、本当に大丈夫かよ」
「今更何言ってんの!とっとと来なさい!」
猫娘はねずみ男の首筋を掴んで放り込み、最後に鏡に入った。全員が入ると鏡の輝きが消えた。
その様子を店の外より見守る一つの影があった。
「これは大変。ぬらりひょん様に知らせないと」
影の主は朱の盆。彼は報告するため足早に横丁を後にした。
「真紅、どうしたんだい?」
フィールドを飛び続ける一同。周りには無数の扉が浮いている。ドールズはここに入った瞬間に金糸雀の気配を察知、皆同じ方向に飛び始めたがさっきより様子がおかしい。それを見て、鬼太郎が問いかけた。
「真紅、君も感じる?」
そこに蒼星石が近づいてきて真紅と目を合わせる。
「あなたもそうなの?鬼太郎、私達はこの空間に入ればお互いの気配を感じる事が出来る。眠ってたりするとわからなくなることもあるけど、大丈夫、この先に金糸雀はいるわ。でも…」
「でも、何だい?」
「鬼太郎さん、その感覚が変なんです。何かこう…フィルターがかかっているみたいな、普通と違う、そんな感じなんです」
「まさか弱ってるんじゃ。金糸雀の身に何か…」
「そこまではわからないわ。私達は行くしかない、急ぎましょ」
一同はその方向に飛び続けた。
「何てこと…」
「うわー!雛初めて見たのー!」
「これは奇怪ですぅー!」
暫らくして目的の場所にたどり着いた。この扉の先に金糸雀はいる。しかし、その扉が異様だった。
普通フィールド内に浮かぶ扉は取っ手のある西洋風の形をしている。だが目の前のそれは、木の板を横につけ合わせた取っ手のない横開き式の入り口だった。周りが同じ形なだけに一際目立っている。
「これは日本の古い家で使われていた扉じゃよ、わしらには珍しくもないがお主達は初めてかな?」
目玉親父の問いに、ドールズは皆頷いた。
「なんとなく分かったわ。ここは多分、その妖怪が自ら造りあげた世界。自然に発生した他のフィールドとは違う」
「だから感覚が違っていたんだね」
「この先は何が起こるかわからない。皆用心なさい。行くわよ」
そう言うと真紅と蒼星石は意を決してそこに飛び込み、後の者もそれに続いた。若干一名、散々迷った挙句蹴飛ばされて押し込まれた者もいたが。
澄み渡った空、流れる川のせせらぎ、広がる田畑、それを包み込む山々と草原そして森。飛び交う虫とさえずる小鳥達。人の姿こそ見えないものの立ち並ぶわらぶきの家。降り立った世界は数百年前の日本の農村そのままの世界だった。
「…これはなんとまぁ、懐かしい眺めじゃわい」
皆で小高い丘の上に立ち、目玉親父が髪よりひょいと頭を出し辺りを見渡す。現代人が忘れてしまった古き良き時代、その情景がここにはあった。
「ねずみ男、君が来たのもここかい?」
鬼太郎が問いかける。
「ん?いや、夜で暗かったし、あっという間に追い出されちまったから…」
「要するにわからないってことね」
肝心な事を覚えていない事に対して猫娘が冷たく言い放つ。
「う〜む、こんな世界を造りあげた鏡爺とは本当にそんなに凶暴な奴なのかのう」
と、目玉親父は首を傾げてしまった。
一方、ドールズも見慣れぬ風景に戸惑っていた。鬼太郎の住んでるゲゲゲの森も自然豊かな場所ではあったものの、うっそうとした暗い感じは否めない。しかしここは違う。受ける開放感は今まで味わったことのないものであった。
「こんなフィールドがあるだなんて…」
「うわー!広い!広い!あっ!蝶々さんなのー!」
「あっ!雛苺、待ちなさい!」
雛苺がはしゃいで、虫を追いかけ森の方へ行ってしまった。真紅の呼び止めも聞かず、その姿は木の暗がりの中にすうっと消えていった。
「まったく、あの子ときたら…こんな時に緊張感のない」
「あれー?蝶々さん何処行ったのー?」
森の入り口で虫を見失った雛苺は更に奥へと入って行く。以前は怖かった森の雰囲気も、妖怪達と暮らす様になって以来抵抗がなくなっていた。見知らぬ世界を探索する喜びに心も弾む。
「ねー蝶々さん、出ておいでよー」
だが、その少女人形に迫る黒い影があった。
「お譲ちゃん」
「?」
「お譲ちゃんも人形だね」
次の瞬間、森に悲鳴が響き渡る!丘の上にいた一同は一斉にその方向を向いた。
「雛苺!」
「真紅、なんで一人にしたんだ!」
隣で走る蒼星石が非難する。
「言い訳はしないわ!雛苺が危ない!」
雛苺の無事を祈りながら、全員森の中へ入っていった。
「!!」
雛苺は、いた。ただし、一枚の長方形の鏡にはめ込まれて、身動き出来ず混乱しているようだった。その鏡は1センチ程の厚みしかなく、反対側に回ると後姿が見える。
「雛苺!何があったの!返事をなさい!雛苺!」
鏡をどんどんと叩く真紅、雛苺も中より何か叫んでいたがその声は誰も聞き取れない。
「ふ〜む、この中に閉じ込められているようじゃの」
そう目玉親父が言った時だった。鬼太郎の髪の毛がぴぴっと上をむく!
「危ない!皆逃げて!」
突如、地面より無数の鏡が立ち上った。それは一瞬で妖怪&ドールズの位置を把握し、次々と仲間を挟み込む!間一髪、鬼太郎だけがジャンプしてその難をかわした。だがその衝撃で目玉親父がバランスを崩し、髪の毛から零れ落ちる。
「ひゃー!」
「父さん!」
着地して辺りを見回すと、捕らえられた仲間達は全員雛苺同様、鏡に封じ込まれていた。
「大丈夫ですか父さん?」
「心配するな、しかし…これは一体…?」
「惜しいのう、お主も捕まえられれば話は簡単じゃったんじゃが…」
がさっ、と言う音と共に、奥の茂みより怪しい老人が出てきた。鬼太郎が横目で仲間の方を見ると、ねずみ男が指差し、必死で何かを訴えている。
「お前が鏡爺か。父さん、逃げて。何故こんな事をする!」
「そう言うお前さんは鬼太郎とか言う小僧か?わしの合わせ鏡をかわすとは流石じゃ。話に聞いた通り、どうやらこの中で一番強いらしいな…」
鏡爺はあごに手をやり、見定めするようにじいっと鬼太郎を睨みつけた。
「何故僕の名を…。一体僕らをどうするつもりだ!」
「落ち着きなさい。わしは争いを好まん。そこにいる人形達のどうだ…いや…みょうが…あれ?なんだっけ?」
鏡爺は何かを言いかけどもってしまったが、後ろにある茂みに少し首を傾けると、何か納得したような顔で言い直した。
「おお、そうじゃ、人形のろうざみすちかとか言う物を渡しなさい。さすれば全員無事に帰してやるぞい」
「? ローザミスティカの事か?そんな事出来るわけないじゃないか!」
「わしはそれを必要としておる。どうしても手に入れねばならん」
「ローザミスティカは真紅達の魂そのものだ!無くしたら永遠に眠り続けるんだぞ!」
「なぬっ!それは本当か?」
その言葉に鏡爺は一瞬動揺したようだった。しかし下を見て歯を食いしばると両手を広げ、体中から妖気を放ち始める。
「それでも…わしは…やらねばならん。邪魔するなら鬼太郎とやら、お主も容赦せん!」
広げられた手の平よりいくつもの鏡が現れ、円を描くように立ち並んだ。鬼太郎が身構える。
「一思いに決めるぞ。くらえ!妖術鏡地獄!」
鏡爺が手を前に振りかざすと鏡が一斉に向かって来た!下駄と毛針で迎撃するも数枚の鏡を割っただけ、あっという間に複数の鏡に囲まれる。
「しまった!」
鬼太郎が再び飛んで逃げようと上を見る。しかし目の前に突然、自分自身の顔が現れた。
「なにっ!」
「同じ手は通用せんよ。蓋をさせてもらう」
上方にもいつのまにか無数の鏡が待ち伏せていた。前後左右、そして上、周りの空間全てが鏡で覆われる。
「すまんな鬼太郎…。だが情けはかけん。はあっ!」
全ての鏡が鬼太郎目掛け突っ込んだ!そして閃光が走る!
「き、鬼太郎〜!」
離れて様子を見ていた目玉親父が叫ぶ。
光りが収まり、鬼太郎がいた場所には一枚の鏡がぽつん、と佇でいた。様子を伺いに鏡爺が近づく。
「終わったようじゃな……。どれどれ…。 !? いない!」
鏡の中には誰もいなかった!予想外の出来事に鏡爺はあせって周りを確認、そして身構える。
「お、おい…。ど、何処へ行った!」
「ここだー!」
声が響き渡る。すると鏡爺の前の地面が突如盛り上がり、中から鬼太郎が飛び出した!ロケットのような勢いのまま頭で顎を突き上げる!「ぐわっ!」鏡爺は吹き飛ばされた。
「地中にまでは置けなかったようだね」
「お、おのれー」
体制を立て直した鏡爺はふたたび攻撃態勢をとった。
「もう遅い!」
鬼太郎が一瞬早くちゃんちゃんこを投げつける!ちゃんちゃんこは目の前の敵を一気に包み込み自由を奪う。「むがー!」拘束され、鏡爺は立ったままもがき続けた。
「おお、鬼太郎!無事じゃったか!」
「ええ、鏡に飲み込まれるより早く、地面に潜れました。少しでも遅かったら僕がやられていたでしょう」
二人の後ろの方でぼわん、と言う音が連続して響く。捕らえられていた仲間達が次々と開放されていた。
「きたろー、ありがとうなのー!」
嬉しさのあまり雛苺が鬼太郎に飛びつく。
「あははは、わかったよ、雛苺」
何故か後ろの方で、猫娘がぷうと頬を膨らませていた。(私が先に行きたかったのに〜!)
「流石私の家来って所ね。ところで鬼太郎、戦闘中、私達を見て何を話していたの?」
「うん、真紅、実は…」
「ローザミスティカを…!?」
話を聞いた真紅は一瞬、眉をひそめた。
「この野郎、一度とならず二度までもこんな目に…、まったくふてぇ野郎だ!」
怒りが頂点に達していたねずみ男が身動きの出来ない鏡爺を思いっきり蹴飛ばした。バランスを失った鏡爺は、そのまま後ろの茂みに倒れこむ。するとごちん、と言う音がして、中から見慣れた姿の者が飛び出してきた。
「あいたたた…、なのかしらぁ…」
「金糸雀!」
「あ、あら、皆さん。御機嫌よう…なのかしら、おほほほほ…」
突如現れた探し人に皆驚く。金糸雀は皆の反応を探りながら、何故かおどおどしている様だった。
「カナー!よかったじゃねーか!」
ねずみ男が真っ先に抱きついた。
「ちょっと…、ねずちゃん、臭いの、かしら…」
「あの二人、何だかんだ言って、結構いいコンビですぅー」
湧き上がる仲間達。そんな中、真紅だけは険しい顔で金糸雀につかつか歩み寄ると、突如手持ちのステッキを突きつけた。
「し、真紅…」
「金糸雀、聞きたい事があるの」
「えっ?」
「この妖怪は何故、鬼太郎の事を知っていたの?何故、ローザミスティカを狙ったの?ローザミスティカを集めるならば、何故、貴方だけが無事でそこにいたの?答えなさい!」
「カナは…そのう…わからないのかしら…」
「まさか!」
皆一斉に疑いの眼差しを向けた。目玉親父が倒れこんでいる鏡爺をちらりと見やる。
「鬼太郎、鏡爺を話せるようにしてあげなさい」
「はい、父さん」
鬼太郎がそう言うとちゃんちゃんこの拘束が緩み顔だけが露出された。
「ふうっ、死ぬかと思ったわい。お主達、わしをどうするつもりじゃ?」
「もう何もせんよ。鏡爺、何でローザミスティカを欲しがったんじゃ?」
「? わしはそこの譲ちゃんに、人形のぎょうざみそしるを集めれば願いが叶うと聞いたもんじゃから…」
「!!」
「か〜な〜り〜あ〜、説明するですぅ!」
一点に冷たい視線が集中する。翠星石が両腕を広げ攻撃態勢に入った!
「カナ、ローザミスティカが欲しくって…ごめんなさいなのかしら〜!」
「皆心配してたですよ!また裏切りやがったのですか──────!」
怒り狂った翠星石が金糸雀を捕まえ〔以下自主規制〕ボロッ、ピクピク…「かしら…」パタッ!
規制くらった。
あと少しなのに
「ホント、いいコンビよねー、金糸雀、最近ますますアンタに似てきたんじゃないの?」
「そんな事、俺に言われたって…」
猫娘がぎろりと横を睨む。ねずみ男は恥ずかしそうに小さくなるしかなかった。
「まったく人騒がせな…。鬼太郎、帰るわよ。今ならまだ、くんくんの時間に間に合うわ」
「ほらっ、チビカナ!お前も来るです」
ドールズが帰ろうとした時、今だ拘束されている鏡爺が呼び止めた。
「ちょっと待ってくれ。すると願いが叶うという話は…」
「話は聞いておったろう?可哀想じゃが…」
「残念ね。貴方は騙されていたのよ。妖怪がローザミスティカを集めたって何も起こらないわ」
「そんな…おハナ…」
「おハナ?」
真紅がぴくっと反応した。鏡爺は下を向き、沈み込んでしまった。
「もういいじゃろ。自由にしてやりなさい」
ちゃんちゃんこは束縛を解くとすーっと鬼太郎の手元に帰る。鏡爺の落胆した様子に目玉親父が近づき、話しかけた。
「お主、何かわけありのようじゃの?」
今日はここまで。土曜以来、面白くって睡眠時間を削ってやってます。仕事があるってのに…。
15連チャン位で規制くらうようですね。次以降、後書きなしで止ってたらひっかかったと思ってください。それと書きやすいので後書きにのみこの文体にします。
次回なんですが、実はもうほとんど出来上がってます。なにせ思いついて、まず最初に書いた場所なんで。ああ…早く出したい。
そこを出せたらもう止めたっていい。ご都合展開120%で突っ走ります。
次回は…、次回こそは、でもやっぱり期待しないで待っていて。
あー面白かった!続きにwktk
にしても、ボキャブラリーが豊富でうらやましい限り(泣)
気を取り直して、おいらは鬼太郎に素麺食わせる事に勤しむのみ。
そういや真紅と猫も終わってないな…
>>582 期待して待ってるよ!、こんなに面白いSSを見たの久しぶりだ!
本当、ボキャブラリーが沢山ですな(オイ)
>>583 俺も同じ・・・家出の話まだ製作中、あと雛苺の話も未完成・・・
製作予定のテケテケ(オリジナルドール)との話もいっぱいたまってるよ・・・(泣)
>>579 譲→嬢 ハズカシイ
次は早いよ。ここがキモだ。
お二人さんもがんばって。
>>585 応援ありがとう、次回はいよいよ鏡爺の過去が明らかになる!
「さあ、上がってくれんか」
一同は鏡爺の家に案内された。そこはこのフィールドの平地の村の外れ、田畑の脇に位置していた。他の無人の家と同様、木造の古い造りで横開きの扉を開けると囲炉裏や釜戸がすすをかぶったまま放置されているのが確認できた。
「何ですかこれは!汚い家ですぅ〜」
「申し訳ない。わしも昨日まで長い間ここへは帰ってきておらんかったからな。とりあえず茶でも飲んどくれ」
と、家の主は桶の中の水を鉄瓶に入れ、囲炉裏の中でお湯を沸かし始めた。その周りを一同が取り囲む。
「わざわざこんな所まで…。紅茶はないの?まったく早く帰りたいものだわ」
帰りそびれた真紅が不満を漏らす。蒼星石がなだめた。
「まあまあ、お爺さんが僕達には是非、って言ってくれたんだし」
「あっ!鞄があるのー」
ここは昨晩金糸雀が運ばれて来た場所なのだろう、雛苺が奥にあった鞄を指差した。その言葉に反応した鏡爺は申しわけなさそうにぼそっと質問した。
「お主達、じょうせんめいれいと言う人形は皆あのつづらに入っているのかな?」
「ローゼンメイデン、よ。つづらって何?私達は確かにあの鞄で寝ているのだけど…」
「つづらって言うのは昔の収納箱の事だよ。鏡爺は鞄そのものを知らないみたいだね」
真紅の質問には鬼太郎が答えた。
「そうなのか。わしが知りたいのはそのかだんとか言うつづらを持っているお主ら人形の事なんじゃ。何か関係があるとしか思えん」
「? 私達の事って?」
「それにはいろいろわけがあっての…」
目玉親父が鬼太郎から飛び降り、とことこと鏡爺の前に歩み寄った。
「では、お主のわけとやらを聞かせてもらえるかな」
「どこから話そうか…」
鏡爺は記憶を確認しながら、ポツリ、ポツリと語り始めた。
わしはこの世界で暮らしている妖怪じゃ。本体は昨晩そこの男が見た鏡。そこから現世へ出入りをし、この世界を通して他の鏡へと移動する事も出来る。一人でいるのは退屈での、鏡より表の世界、人々の生活を見るのが好きじゃった。
中でも人間の子供は良い。あいつらが無邪気に遊んでおるのを見ると、わしまで元気になれる。女の子なんかが鏡を見つめると、中で年甲斐もなく照れてしまう。子供を見守る事、それは無常の喜びじゃった。
「なんかいやらしいですぅ〜。こいつはロリコンですか!」
「まあまあ。で?話を続けなさい」
子供達が困っている時、手を貸しやる事があった。山の中で迷子になった子供を水溜りなどからここに呼び込み村の鏡から帰してやっ たり、長雨などで遊び場がないと嘆いていたらこの場所で遊ばせてやったり。まあ、わしのことをはっきり教えるわけにはいかなかった がな。
「えっ、じゃあ人を神隠したって話は…?」
鬼太郎が驚いて鏡爺を見る。
「神隠し?何の事じゃ?人間を招いた事はあったが帰さなかった事など一度もないぞ」
「あの子泣きのジジイ!ガセネタ掴ませやがったですぅ〜!」
変わり映えのない生活じゃったが楽しく暮らしていた、そんなある時じゃった。
言い様のない感覚に襲われてわしは表に出た。
すると近くの丘に、眩いばかりの光りが集まっておった。あそこで何か起こってる、そう確信したわしはそこに向かった。普段何もないこの場所に異様な空気が満ち満ちておる。そこで一瞬のつむじ風が吹き、思わず手で顔を隠した。
再びこの場所を見ると、丘一帯が花畑に変わっていたんじゃ。花は紫色の綺麗な薔薇じゃった。唖然としたわしに再び突風が吹きぬける。それは花弁を舞い上げて空に撒き散らしおった。
一瞬、何も見えなくなったが風が収まり、後の光景がわしを驚かせた。宙を舞う花吹雪、渦を巻くように押し倒された草、その中心に花に包まれてその娘は横たわってた。
「に、人形…?」
わしは近寄ってその娘を抱き上げた。
その人形は見たこともない白と黒の異国の服を身に纏い、白く輝く長い髪で、頭には花畑と同じ色の薔薇をつけた黒い布切れを被り、透き通るような肌をしておった。
「これは…一体?ん、涙?」
人形は目を開かんかったが泣いておった。更に驚いたのはその人形が喋ったのじゃ。
「お父様…どうして…私を…」
そう、確かに呟いた。その娘には魂が入ってたんじゃ。魂入りの人形なぞさほど珍しくもないが、こんな場所に来るなんてただごとではない。
「真紅」
話を遮って鬼太郎が真紅に目を向けた。真紅は軽く頷く。
「そうね…私達と同じでその姿の人形と言ったらあの子しかいないわ…」
皆の脳裏に浮かぶのは冷酷な笑いを浮かべるあのドール。
「うん、それって水銀燈なのー」
「これはたまげたですぅ!あのヤローめ、何でこんな所に出てきやがったですか」
「分からないわ…。でもこのフィールドは普通のものではないわ。水銀燈があの状態のまま動き出したことを考えると、イレギュラーなもの同士何か反応したかもしれないわね」
一斉に話始めたドールズを諌めるように蒼星石が言う。
「まだ話の途中だよ。お爺さん、続けてください。」
「おい、お主は誰じゃ。何故ここにいるんじゃ。お父様とは誰じゃ。おーい!」
その人形に呼びかけて必死に起こそうとしたんじゃが、遂に目覚めんかった…。
このまま放り出しておくわけにもいかんし、わしはその人形を家に連れて帰る事にした。その体はとても軽く、すぐ壊れそうで大事に大事に運んだんじゃ。とりあえず座敷に布団を敷いて、その娘を寝かしつけた。
「なんとまあ不思議な事があったものよ。おい、お主はどうしてここに来たんじゃ?」
無論、返事はなかった。それから丸一週間、この娘は目覚めんかった。この娘の顔を見るたびに、あの涙が忘れられない。
わしはこれからどうするかを考え、結論を出した。この娘を、起こしてあげよう。次の日から目覚めさせるための手がかりを、あちこち探し歩き回る日々が始まった。
ある日は人形作りの達人、ある日は霊媒師、人間、妖怪を問わずいろんな奴に聞きまくった。しかし効果的な方法は何一つ見つからんかった。
「…まだ起きんのか。まあええ、ずっと待っておるぞ」
そうこうしている内にわしは、この娘の名前さえ知らん事を思い出した。一緒に生活するうえで呼び名がないと不便じゃ。わしはこの娘に名前をつける事にした。
「その名前とは…まさか」
目玉親父がそう言った後、皆は息を飲んだ
花畑から現れた人形。そうだお前は「おハナ」じゃ!
「おハナ、おはよう」
「おハナ、行ってくるぞ」
「ただいま、おハナ」
「おハナ、おやすみ」
やはり名前があると便利じゃ。
…………………………………………………………………………
一陣の風がひゅーと間を通り過ぎた。
「おハナ〜!?」
「まあ、百年以上前の事だからの…。当時の日本では普通の名前だったはずじゃ」
目玉親父がいちおうフォローを入れるが、おハナと言う響と水銀燈のイメージのアンバランスさに皆言葉を失う。何人かは声を出して大笑い。他のメンバーもこみ上げてくる笑いを必死で堪えていた。
「みんな、笑っちゃ悪いわよ。ぷぷっ、水銀燈がおハナ…おハナ…」
真紅も収めようとするものの、おハナと呼ばれ不機嫌そうな水銀燈を想像して吹き出した。
鏡爺は何で笑われているのか分からず、ちょっとばつの悪そうな顔をしていたが再び話し始めた。
いつのまにか、おハナがいる生活がわしの日常になっておった。朝目覚めたらおはようと声をかけ、夜眠る時はお休みを言う。妖怪として生まれたわしは天涯孤独の身じゃが、まるで孫が出来たような気分じゃったよ。
目覚めの方法は見つからんままじゃったが、今思えば、あの頃が一番幸せじゃった。目覚めたらどんな顔で微笑んでくれるんじゃろう か、毎日楽しみじゃった。
ととけっこう よがあけた
まめでっぽう おきてきな
おはよう
これは、昔から伝わる目覚めのわらべ歌じゃ。わしは毎日この歌を聞かせ待っておった。そして何十年経っただろうか……あの日がや ってきたのじゃ。
「おハナ、今日は南の方に目覚めのお札と言うのがあるらしのいので取りに行ってくるぞ」
わしは、いつものように声をかけてから出かけようとしていた。すると玄関に行った時に、寝床から微かな吐息を聞いたんじゃ。
「!?」
そして急いで駆け寄った。僅かばかり口元が開き、瞼が開きそうになってるではないか!
「おい、おハナ、起きるのか!返事をしてくれ!」
待ちに待った瞬間じゃ、わしも興奮しておっての、少々乱暴に揺すってしもうた。
ゆっくりと瞼が開いた。想像していたとおり、本当に澄んだ目をしておった。ただ今の状況が把握出来ないと見えて不思議そうな顔を しておったがな。
「…おとう…さま?」
開口一番がそれじゃった。まあ仕方がない。わしは顔を近づけて、いきさつを話そうとしたんじゃが…
「誰?お父様じゃないわ!」
急に叫んだかと思うと、布団から飛び出おった。更に逃げようとしたがうまく歩けんらしく、壁の方まで這いずって行きおった。がた がたと震えておって、振り向いた顔は怯えておったよ…。悲しかった…。しかし、理解してもらおうとわしは必死に話しかけた。
「落ち着きなさい。わしは確かにお前さんの親御さんじゃない。とりあえず話を聞いてくれんか」
「いや!近づかないで!助けて、お父様!お父様は何処!何処にいるの!?」
取り乱すハナを静めようと小一時間、やっと冷静にわしの言う事を聞いてくれた。
「ようやっと落ち着いたか。おハナ、怖いことなんかありゃしない。わしはお前の味方じゃ」
「本当に…?貴方は誰なの?ここは…何処?」
「わしは鏡爺。ここは…」
その時じゃった。
「やっと見つけましたよ。」
聞き覚えのない男の声が玄関の方から聞こえた。振り向いてみると見たことのない妖怪が立っていたんじゃ。そいつは、鴉のような黒 い服を着て顔は兎そのものじゃった。
ここでドールズは一斉に息を止めた。真紅がポツリと呟く。
「ラプラスの魔…?」
「いきなり誰じゃいお主は!ここはわしの家だぞ!」
「これはこれは失礼しました。私はラプラスの魔と申す者。以後、御見知りおきを。」
そう言って奴はわしにお辞儀をした。へりくだった態度だったが目がわしをあざ笑っておった。
「名前なんぞどうでもいいわい!どうしてここにいるのかと聞いておるんじゃ!」
「おや?誰だと仰ったから答えただけなのにその言い方、野蛮ですね。ま、こんな辺境の島国で生きていたら仕方ないのかもしれません が…。この汚い家、まるでウサギ小屋ですね」
「なぬーっ!そんなこと、お主にだけは言われとうないわい!」
「やれやれ、冗談も分からないのですか。私は貴方になど用はありません。ここに来たわけはほら、そこの…」
奴はおハナのほうを向きおった。そのやりとりを、あの娘は声を出さず見ておった。
「貴様!おハナに何をする気じゃ!」
わしが怒鳴ると奴は鼻で笑い、無視して直接おハナに語り始めた。
「おハナ…?ふっ、ひとつ教えておきましょう。貴方の名前は水銀燈。誇り高きローゼンメイデンの第一ドール、水銀燈です」
「私は…水銀燈?」
「いやあ、見つからずに苦労しました。どうやらここは特殊なフィールドのようです。貴方が目覚めなければ、ずっと分からないままだ った」
奴は後ろに手を組んだままで歩きもせず、すうっとおハナに近づいた。おハナが怯えとる!
「ひっ!」
「ま、待て!おハナー!」
わしは奴に飛びかかった。が、何かの力によって弾かれてしまった。
「ぐっ!」
「…まったく無礼な。この人形は神聖なるアリスゲームに参加する身、本来ならこんな場所で長い間寝ているはずではなかった」
奴は横目でわしを一瞥し、さらにおハナに近づいた。
「さあ、参りましょう。偉大なる貴方の父、ローゼンがそれをお望みです」
「…お父…様が?」
その時じゃった!何処からか茶色のつづらが現れおハナを飲み込んだ!
「何!?いやーっ!」
「おハナー!」
そのつづらは宙を舞い、家の壁をブチ破り彼方に消えおった。わしはただ、見送るだけしか出来なかった。
「おハナ…、おハナ…」
やっと目覚めたというのに…やっと話せたというのに…おハナ…
「貴様ー!よくもおハナを」
「おや?私は狂った事象を本来あるべき姿に戻しただけです。逆恨みされても困ります」
わしはもう一度掴みかかろうとした。が、再び跳ね返された。すると、体が金縛りにあったように動けなくなってしまったんじゃ。
「無駄だと言うことが分からないのですか。さて、用も済んだし本来なら帰るところですが、貴方の存在、このフィールドが再び面倒な事態を起こさないとも限らない」
そう言うと奴は、一枚の札を出しおった。
「これは封印の札と言うものだそうです。とりあえず貴方には大人しくしてもらいましょう」
奴が札を宙に放り投げるとそこから現れた暗闇がわしを包み込んだ。
「うわーっ、おハナー!」
「さようなら、そしてお休みなさい。長い眠りにね…」
それっきり覚えていない。わしは札によって封印されたのだ。
そこまで話が済んだところで静まりかえる一同。猫娘、雛苺、金糸雀はしくしくと泣いていた。
「そんな事って…酷すぎるわ…」
「えーん、お爺さんかわいそうなのー」
「雛苺、泣かないで、カナもカナも…」
驚愕の事実に皆ショックを受けていた。そんな中、真紅が話を切り出す。
「お爺さん、水銀燈…いえ、おハナは目覚めた時翼は生えていた?」
「翼?翼と言うと鳥の羽ような物か?そんな物なかったよ。お主達にも生えてなかろう」
「そう…」
そう答えを受けると、何かつらそうな表情をして下を向いてしまった。鬼太郎が声をかける。
「どうしたんだい?真紅」
「別に…何でもないわ」
そっけなく真紅がかわす。しかし隣に居た蒼星石にはその意味が分かっていた。
「真紅、水銀燈の翼が無いってことは、その後君の…」
「わかってるわ」
そこには触れないで、と言う様に真紅は話を遮った。
規制中。これは携帯から。1、2時間程投下見送り。
でもこれでサブタイの意味がわかったかな?
真紅は思い出していた。水銀燈と初めて出合った日の事を。
百年以上前、真紅はサラという娘と契約していた。同時代に目覚めた翠星石、蒼星石との戦いが続いていた中、突然水銀燈がサラの部屋に現れたのだ。
当時の水銀燈はアリスゲームの事もローゼンメイデンの宿命も知らなかったが、自分の名前と第一ドールである事は知っていた。それは長い間疑問だったが、今の話で理解出来た。
その後、水銀燈の身を案じ、面倒をみてやったのだが、結果的に二人の気持ちにすれ違いを起こし、確執を生んだ。水銀燈の翼はその時に生えたものだ。なぜもっと彼女の気持ちを考えてやれなかったのだろう。その件については未だに悔やんでいた。
「水銀燈のヤローは爺さんの事は覚えていたのですか?」
今度は翠星石が話を振った。真紅はそっと答える。
「それは…多分無い。過去の事を尋ねた事があったけど、お父様の事以外覚えてないようだったわ。この出来事、ショックだったんでしょうね」
「鏡爺、そこまでは分かった。では何故お前さんは今になって蘇ったんじゃ?」
しんみりとした空気の中、目玉親父が続きをうながす。鏡爺は語り始める。
その日もまた突然じゃった…
ドン!ドン!ドン! ドン!ドン!ドン!
わしはいきなりの騒音で目が覚めた。あれ以来一体どれくらい経ったのじゃろう。わしの意識が封印されていた間、体はおそらく普通の鏡として残っていたはずじゃ。
意識が戻った以上、まだ壊れてはいないのだろう。そしてわしの意識に直接語りかけてくる声がする。
「おい鏡爺!起きろ!起きぬか!」
「なんじゃい、お主は。わしを起こしてどうする?」
「ふっふっふ…目覚めたようだな。わしは妖怪の総大将、ぬらりひょんじゃ。お主に、ちと聞きたい事があってな」
声の主はぬらりひょんと言う妖怪じゃった。評判のよくない奴で、わしも名前ぐらいは知っていたが…
「わしは伝説の鏡『照魔鏡』を探しておる。鏡妖怪の長老であるお前なら知っておろう」
「!?
『照魔鏡』とは魔を操つると言われる伝説の鏡。詳しくは知らんが絶対に表に出してはいかんと聞いている。そんな物騒な物の場所などお主に教えるわけにはいかん!」
「ほほう…では場所は知っているのじゃな」
寝起きだったからかつい口を滑らせてしまった。じゃがあの鏡の開放は阻止せねばならん。
「教えるわけにはいかん!あんな物解放したら、何が起こるかわからんぞ」
「そうか…。では、こうしよう。お前の封印を解いてやろう。どうだ?昔のように動き回れるぞ」
わしは一瞬迷ったが、気を取り直した。
「駄目なものは駄目じゃ!そんな事ならこのまま眠っておるわい!」
「聞きしに勝る頑固爺よ…。それじゃもう一つ。お前、おハナと言う人形はどうなった?」
「!?」
突然起こされて忘れておったが、ハナの名前を聞いてわしは気が動転した。
「お主、おハナを、ハナを知っておるのか?」
「昔、わしの部下の蛇骨婆に相談に来たそうではないか。どうしたかと聞いておる?」
「ラッキョウと言う兎の妖怪にさらわれて居なくなってしもうた…。何か、何か知っておるのか!」
「そう…居なくなったのか。ふふふ、じゃあ今の居場所を知っていると言ったらどうする?」
「なに!本当か!本当に知っておるのか?」
「あ〜あ本当だとも。どうする?『照魔鏡』の場所さえ教えてくれれば直にでも会いに行けるぞ」
その時のわしは冷静ではなかったんじゃ。奴の約束を真に受けてしもうた。
「おハナ、おハナに会わせてくれ───────────!!!」
わしは封印を解いてもらい、『照魔鏡』が埋まっている寺まで奴らを案内した。
「ふむ…この石碑の下に埋まっておるのじゃな」
「ああ、間違いない」
「朱の盆!やれ!」
「はい!ただいま」
奴は朱の盆と言う手下妖怪に穴を掘らせた。暫くしてそやつの歓喜の声が上がった。
「ぬらりひょんさま〜!見つけました!」
「おお!でかした。早く持って来い!」
厳重に閉じられている箱が見つかり、ぬらりひょんに渡された。奴がその箱を開けると、中から手鏡が現れたのじゃ。禍々しい気をぷんぷんさせておった。
「これが『照魔鏡』か…くっくっく…これでわしの野望も叶うわい」
それを聞いてわしは少し後悔した。じゃが、これでおハナに会えるかと思うといてもたってもいられなくなっての。
「これでいいじゃろ。約束じゃ。早くおハナの居場所を教えてくれい!」
「ん?おぉーそうだったな。約束は守らねばな…」
奴は懐に手を伸ばした。するとわしに向かって白い粉を投げつけてきたんじゃ。
「ぐわーっ!こ、これは塩か!」
「その通り、塩は銅をさびさせる。昔の鏡は銅で出来ておる。お前のような鏡妖怪は塩に弱いらしいな。」
わしは悶え苦しんだ。意識が遠のき本体の鏡に戻ってしまった。気を失う前、わしは必死に問いかけた。
「おのれ〜!わしを謀りおったな!まさかおハナの事も…」
「もちろん知らんよ。お前がご執心と聞いたから名前を出したまでだ」
「くっ…」
わしはもう話す力も残ってなかった。
「ぬらりひょん様、こいついかがいたしましょう?」
「もう用はないが…せめてもの情けじゃ、壊さず捨てておけ。そうだな、潮風が吹く浜辺あたりがよかろう。がーはははははは!」
「それで魚食ってた俺達の前に現れたってわけか」
複雑な表情をしてねずみ男が問いかけた。事実を知ってしまった以上、責め続けるわけにもいかないのだろう。
「すまん、お主がハナ、ハナと言っておるのが聞こえてきて、おハナをさらったつづらと同じものがあったから…」
「ハナじゃなくてカ・ナ!しっかりしてほしいのかしら」
金糸雀が不服そうに詰め寄る。
「てめーがそんな事言える立場ですか!そんなじーさんをてめーは騙したんですね」ギュ〜!(と、頬をつねる)
「痛いのかしらー」
「それにしても…皮肉なものですね」
鬼太郎がそう言うと、皆黙ってしまった。何の意味か分からない鏡爺だけがきょとんとしている。
おハナ=水銀燈であり、ぬらりひょんとミーディアム関係を結んでいる。もし水銀燈がいつものようにぬらりひょんの傍にいたら、労せずして感動の対面が出来たはずなのだ。居場所を知っていると言った嘘もある意味本当だ。
いや、鏡爺がこうして無事な今、水銀燈と 会わせるのはそう難しい事ではない。ぬらりひょん共々待っていればあっちから攻めてくるのだから。
しかし、水銀燈に会わせる事は本当に良い事だろうか。鏡爺は思い出を極端に美化しているが、今の邪悪な水銀燈を見たらショックをうけるのではないのか。一様にそう考えていた。
「お主達、さっきおハナを知っているような事を言ってたな。このとおりじゃ!何でもいいから教えてくれい!」
鏡爺は皆の輪の中心に入り何度も何度も土下座した。鬼太郎がそれを止めようとする。
「鏡爺、やめてください」
「頼む、わしにはこれしか出来ん。お願いじゃ!」
水銀燈への思いは想像以上に大きかったのだ。その様子に一同はむせび泣いた。
「仕方ない。鏡爺、多少酷な話になるが教えよう」
目玉親父が潤んだ目で意を決した…
ドーン
その時、家の外で大きな音が鳴った。同時に大きな揺れが皆を襲う!家はぎしぎしと音を立て、屋根の一部が崩れ落ちる。
「地震!?」
「きゃ!なんですかー」
「わー揺れてるのー」
「な、何だ、こりゃーよー」
「鬼太郎!助けて!」
一同騒然となる中、鬼太郎が一瞬早く冷静に戻った
「父さん、外で何か起こった様です」
「うむ、このままここに居ては危険じゃ!皆、表に出よう」
目玉親父の合図で一斉に表に駆け出す。すると…
「お主ら一体どうしたんじゃ!」
別行動をしていたはずの砂かけ婆、子泣き爺、一反木綿、ぬりかべが目の前に倒れている!
「おお、親父殿、皆も一緒か!」
目をくらくらさせながら、砂かけ婆が気が付いた。真紅が問いかける。
「どうしてここに来られたの?」
「それが、分からんのじゃ。わしらはその鏡の前に行った。すると鏡の中から黒い霧みたいなものが出てきて、それに包まれた所までは覚えとるんじゃが…」
「お爺さん!何かやったの!」
真紅の問い先が鏡爺に変わった。
「お主らはわしとずっと一緒だったじゃろうが!わしは何もしとらん!」
「じゃあこれは一体何?」
「わしが聞きたいくらいじゃ!こんな事今まで一度たりとも無かったわい!」
ドーン!
再び地震が起こる。さっきより若干大きいようだ。
「うわっ!まただ!」
ドールズは空を飛んで揺れを回避したが、妖怪達は立っていられない。
「えっ?何かしらー、あれ」
一足早く宙に飛んでいた金糸雀が、遠くを見て呟いた。つられて皆も同じ方向を見る。
遠くの方で何か蠢く物体があった。驚く皆をよそにそれは深く屈み飛び上がった。空の彼方まで上ったそれは、一度最高点まで達し豆粒のように小さくなったが、落下してくるに従いその巨体をはっきり見せ付けた。
ド・ドーン!
着地した!最大級の揺れだ!妖怪達は散り散りに吹っ飛び、宙にいたドールズも風圧で飛ばされた!
「うわあ─────っ!」
「痛えーっ!」
辺りを大量の砂埃が覆った。一寸先も霞んで見えない。皆は飛ばされた場所で動く事もままならず、そこから呼びかけあい仲間の安否を確認する事しか出来なかった。
「あっ!鬼太郎なのー」
「雛苺!大丈夫かい?おーい!他に誰かいないかー」
「鬼太郎!ここよー」
「猫娘も無事か」
暫らくすると少しずつ視界も晴れ、仲間同士が次々合流していった。おのおのダメージは軽いようで、とりあえず皆は安堵した。
しかし、油断してはいられない。先ほどのやつは間違いなく近くにいる。やつが再び動き出せばまた先ほどの二の舞だ。いや今度こそ誰かが犠牲になるかもしれない。緊張の糸が張り詰める。それを破ったのはねずみ男の叫びだった。
「あわわわ…、出た──────────!」
皆は一斉にその視線の先を見た。
先程の衝撃でひび割れた大地、その上に、山のような巨大な妖怪が立っていた。
高さは30メートルぐらいあるだろうか、お盆のような丸く平たい頭に醜悪な顔があり、首から下は雲の絵のような手足が付いている。その目は爛々と輝き、足元で驚愕している皆を見下ろしていた。
※
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F:SekienUngaikyo.jpg (こいつがゴジラぐらいの大きさで立っている、と脳内補正でおねがいします)
「なんとあれは雲外鏡!」
少し後方に居た鏡爺が驚嘆の声をあげた。
「なに!あれが雲外鏡じゃと!」
「父さん、雲外鏡って?」
鬼太郎の問いには鏡爺が答えた。
「鏡の中の世界における最悪の化け物じゃ。あいつがその気になればわしの世界なんぞあっという間に壊されてしまうぞ」
「こんな妖怪がいたただんて…」
真紅達ドールズもあっけにとられていた。ダイダラボッチや蛟竜など今までにも巨大妖怪と対峙した事はあったが、今回はフィールド内部の話である。自分達の世界がいつ何時脅かされるかもしれないのだ。
「がはははは、今日こそ決着をつけてやるぞ鬼太郎!」
雲外鏡の方から聞きなれた笑い声が響く。その声の主は雲外鏡の右手に抱えられていた。そう、もちろん…
「ぬらりひょん、またお前か!」
「今度と言う今度は年貢の納め時だな、鬼太郎。鏡の世界でこの雲外鏡に勝てる奴はおらん。お前たち、まとめてあの世に送ってやる! 」
「そうだそうだ!やっつけてやるー」
その手の中からぬらりひょん、そして朱の盆が表れる。
「ぬらりひょん!貴様と言う奴はー!いったいわしに何の恨みがあるんじゃ!」
その会話に鏡爺が割って入った。無理もない、つい先日、騙された挙句殺されそうになったのだ。
「おお、鏡爺か。やはり命は大切にするもんじゃな。お主のおかげでこやつらを簡単に鏡の中に集められたわい。『照魔鏡』の事といい 、お主には感謝の言葉は言い尽くせない。がはははは」
「な、何をー!降りて来い」
「あら、おばかさんがい〜っぱぁい。ねえ、ぬらりひょん。あいつが鏡爺なの?」
そんなやり取りの中、ぬらりひょんの後ろから別の人影が現れた。銀色の髪、黒い翼をもつその姿を確認するや鏡爺は愕然となった。
「そうだ、奴がここのフィールドの主だ。もうすぐいなくなるがな。奴が鬼太郎達を集めてくれたおかげで勝利は目前だ。お主もローザ ミスティカという物をあっさり集められるだろう」
「ふーん…そこのお爺さん、とりあえず礼を言っとくわ」
とは言ったものの水銀燈のその態度に感謝の欠片もなかった。
対する鏡爺は魂を抜かれたかのように硬直していた。手は振え、顔に冷や汗をかき、やっとのおもいで呟いた。
「あ…、お…、おハナ?」
話の続き、雲外鏡を倒した!水銀燈が思い出した!めでたし、めでたし。やっほ〜い!
一度は封印を考えたこの話が出せた。次がクライマックスのはずですが、良い展開が思いつきません。時間がかかるでしょう。もし止っ たままだったら、上の一文で勘弁してください。
ひとつだけ。もし、このSSを読んで「お花」「花」「花子」等等の名前の人や関係者が気分を害されたら申し訳ありません。
薔薇乙女と昔の日本女性名から合わせて考えた場合「おハナ」が一番妥当と考えたのでこうなった次第です。更に言うならば三期鬼太郎 の鏡爺の好きな子の名前が「おハナちゃん(夢子の祖母)」だったとこからもきてます。
この先、話を収められるかどうか…。次回は…待たないで。
>>608 面白かった!Gj!!、俺も「あっ通りで」と思い出したwww
でも鏡爺と水銀燈の間にそんな過去が・・・あれ?、おかしいな・・・目から水が流れて止まらないよ・・・(泣
>>608 良かったよ。いつか続きを見られるといいな。
水銀燈の過去話と鏡爺からませ方がうまいね。
このスレ今ならageたいけど…それだと荒れるかな…?
611 :
マロン名無しさん:2007/11/10(土) 20:52:35 ID:5bcpvC/k
とりあえずageときます
>>610 もちろん考えてはいるよ。
ただ、ここから先は王道展開しかないので演出が難しい。
時間をかけていくよ。
「うん、楽しみしているよ」
「ありがとう…ございます………くっ!」たたたたっ!
「あっ、蒼星石………行ってしまった……」
(待っていて下さい鬼太郎さん!いつかきっと僕は至高にして究極の素麺を生み出してみせる!)
「うおおおおーーーー!!」…………
「我が妹ながら、大きくなったものですぅ………必ず帰って来るですよ…!」ぐっ
「さあ!勝負はまだ終わってないですよ!次は誰ですか!」
「はいはーい!次は私ー!!」
「ほお、次はねこ娘の素麺か。こりゃ楽しみじゃわい」
「私の素麺はこれよ!」ドン!
「こ、これは………!な、なんていい香りなんだ…!
さっきまで殺伐としていた空気が、一瞬で穏やかなティータイムのように………ってオイ…
どう見ても、どんぶりに淹れた紅茶に素麺が浮かんでいるようにしか見えないんだけど………?」
「鬼太郎に近づ…じゃなくて外堀を埋め…でも無くて真紅が喜んでくれそうな、紅茶素麺を作ってみたの」
「へえ………(ごくり)………さ、さーてどんなものかな………」ずず…「う(不味い…)」
「ちょっとねこ娘!これは一体何なの!」「気に入ってくれた?」
「冗談じゃないわ!これは紅茶に対する冒涜よ!こんな物を食べさそうだなんて!」
「そ、そんな私はただ真紅に喜んでもらおうと……」
「下手なお芝居はおよしなさい!貴女の魂胆なんか見え見えなのだわ!」
「うぅ………そ、そうよ!私は鬼太郎と仲良くなりたかったのよ!」
………
「まるでお嫁さんとお姑さんみたいなのー」「女の戦いは恐ろしいですぅ…」
>>613 あ、タイトル入れ忘れた…
「素麺の達人」その4 ね。
>>612 そっか。でも王道でも今までのテイストなら、十分面白くなりそうだと期待。
俺のSSなんか同じスレに並べるのが恥ずかしいよ…
連投スマン。
「達人」では無く「鉄人」だったorz
>>614 いや、あんたのSSも面白いよ
俺の方が駄作だもん・・・家出の話は後回しにして、テケテケの話を今から製作する
まぁ期待しないでまっててね
>>616 そんな事無いよ。
よく考えたら、自分を貶めるレスはスレの雰囲気を悪くしちやうよね。ごめん。
判断は他の人に委ねるとしよう…
所で、コテかトリップ付けた方が、お互い呼び易いかな?
荒れる原因になる恐れもあるけど…
>>617 ・・・ちょっと荒れると怖いから番号で呼び合う事にしようよ
たとえばSS○号とか
>>618 SS○号…それはそれで荒れたりして…w
取り敢えず現状維持にしとく?何かあったらその時にと言う事で。
>>619 やっぱりこのままの方が良いと思うな
という訳で、一部テケテケの話ができた今続きを製作中だから待っててね
べ、別に楽しみROMってたりしねーですぅ!
勘違いするなですぅ、人間!
古い旧校舎の廊下を歩く鬼太郎
「やあ人間の皆さん、ゲゲゲの鬼太郎です・・・」
「皆さんは古い学校には妖怪が潜んでいるっていうのご存知ですよね?・・・・」
鬼太郎が再び廊下を歩くと後ろから足音が聞こえる
「真夜中の学校、そして誰も居ない時に彼らの時間があります」
鬼太郎が止まってから話す
「今回は、その学校に出てくる妖怪の中から、僕の知り合いと第八ドールの話をしましょう」
鬼太郎の後ろからピンク色の光と長い髪のドールが現れる
「そいつは、廊下で早く走り、最も人間たちが恐れられている妖怪」
「もう皆さんは知っていますよね?」
夜中の学校の隣にある木でできた古い校舎がひっそりと佇んでいる。その校舎の中に子供たちの騒ぐ声がする。
「ねぇ・・・本当に出るのかな?、噂のあれ?」
「バカ!、弱音を吐いてどうするのさ!?。だから俺たちはそれを確かめるんだ!、噂の奴を」
「本当に居ると思うの?、廊下を走る妖怪が?」
そう言い争いながら彼らはカメラを持ってたり、虫を捕まえる網とかを持っていたりする。すると、彼らの後ろからヒタ・・・ヒタ・・・と足音が聞こえてきた。
「お・・・おい、今、足音が・・・」
1人の子供が2人に話しかける、3人が振り向くと誰もいない。また歩くと足音が段々音が大きくなっていく。
ヒタ・・・ヒタ・・・ヒタ・・・
嘘だろ・・・誰も居ないだろ?。なぁ誰か居るのかよ?。
すると、いきなり後ろから声が聞こえた「こんな時間に何をしているんや〜?」と不気味な声がした。
「な・・・なぁ、振り返るか?」
「いやだよ!怖い!」
「うるさい!いっせーのーで!。で行くぞ!」
彼らがついに振り向いた、なんと後ろからピンクに光っていて。恐ろしい顔の妖怪が素早く廊下から走ってきた。
「こら!!、こんな夜遅うに学校にいたらあかんやろがァァァァァァ!!!」
「「「で・・・出たああああああああああああ!!」」」
妖怪の姿を見た子供たちがおお泣きながら旧校舎から出て行った。すると妖怪は走るを止めて、戻っていきながらグチを言っている。
「まったくこれやから最近の子供は・・・昔はええ子が沢山おったのに。わての噂でこんな夜遅くまでここに来るやなんてとんでもない子達や」
ブツブツ言いながらその妖怪が教務委員室に入ろうとしたときに女の声がした。
「あの・・・すみません」
「ん?、誰や〜?、だめやろう。こんな夜遅うに女の子が1人って・・・あり?」
彼が話しかけたが、回りは誰も居ない。いたずらか?と思った妖怪は教務委員室に入ろうとしたときに肩をポンポンと叩かれた。
後ろを振り替えたら小さなピンク色の髪を流した照れている少女が立っていた。
「お嬢ちゃん、ここは危険やから帰りんさい。最近は物騒やから」
「いえ・・・わたくしはその・・・あなたに・・・えと(照」
もじもじしながら少女は彼に話しかける。
………
OP「ゲゲゲの鬼太郎」泉谷しげる
………
『高速妖怪と第八ドール!』
今日はここまで、やっとオリジナルドール出せた
次回は期待しないで待っていてください
>>627 いやいや、期待させてもらうよw
オリジナルのドールを考えるのも面白そうだけど、
考えてみたら第7ドールもまだなのに、第8ドールが出てきた訳だな。
>>606 「こんな妖怪がいたただんて…」 →「こんな妖怪がいただなんて…」 マタヤッテシマッタorz
ところで
>>148を参考にスレの宣伝を考えてみたんだがいかかでしょう。
↓おすすめにあるローゼンSSスレあたりに投下したら反応あるかも。
ただ荒らしが増える可能性もあるからお二人の意見を聞きたいな。
真紅 「誓いなさい。この薔薇の指輪に…」
鬼太郎「? 悪いけど君と契約する気は無いよ」
真紅 「そうでないと貴方はここで死ぬわ。ほら、包丁を持ったぬいぐるみがそこに…」
鬼太郎「リモコン下駄!」≡≡>※<秒殺 「ほらね」
真紅 (何なのよこの子は!)
「ローゼンメイデン」と「ゲゲゲの鬼太郎」のコラボを大真面目に考察するスレ「ゲゲゲのローゼン」
ミーディアム ドール
鬼太郎─────────真紅 「鬼太郎、紅茶を入れなさい」─────雛苺「きたろー!大好きなのー!」
子鳴き爺─────────翠星石「このジジィ!いつも酔っ払っているですぅ!」
砂かけ婆─────────蒼星石「はぁ…、今日も家賃を取りにいかなくちゃ」
ねずみ男─────────金糸雀「今日も食事は残飯なのかしらー」
ぬらりひょん───────水銀燈「ぬらりひょんは私の部下よ♪」
興味あったら来てください。SS職人新戦力求ム。
本スレ
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1182478343/ まとめサイト
http://www36.atwiki.jp/thcojude88/pages/1.html
>>628 ちょっとこれは・・・おすすめにあねローゼンSSスレに出したら
これは流石に新人は来ないでしょう・・・ローゼンSSスレに迷惑がかかる
俺は反対に一票かな(ごめんなさい)
次は
>>627の意見を聞きたいな
いや、単なる思い付きだから、気にしないで。
ネタが思いつかず思考が変な方向に向かってしまったらしい…
指摘されて冷静になったよ。
632 :
627:2007/11/13(火) 03:09:33 ID:???
レス遅れてスマン。
俺は…やはり止めた方がいいかも、と思う。
現状おすすめで繋がってるんで、興味ある人なら来てくれるかも知れないしね。
そして俺は、向こうのスレが代替わりした暁に、関連スレとしてテンプレに貼られる事を期待してたりする…
眼中に無いかもしれんがね…orz
………
「だったら堂々と勝負すればいいのだわ!私の事なんか関係無いはずよ!」
「………し、真紅…。………そう…よね、私どうかしてたわ……。
次、素麺を作る時は、心を込めて鬼太郎の為に作るわ」
「いや、素麺じゃない方が僕は………」
「ありがとう真紅」「お礼なんか必要ないわ。その事に気付けたのは、貴女の強さなのだから」
………
「ねこ妖怪も脱落ですか………それにしても真紅と来たら、易々と天敵の妖怪を懐柔してしまったですぅ………
まさに真紅恐るべし、なのですぅ…」
「さて、お次は誰の素麺かのぅ?………んん?」
コソコソ………
「こりゃ!ねずみ男に金糸雀よ何をコソコソと逃げるようにしておる?」
「げ、あーいやー…その、何だ…」「つ、追加の食材を取りに行ってくるかしら!」
「おかしいのう、もう完成した筈ではなかったのか?」
「そんな事言ったかしら!?覚えて無いかしら!」
「あ〜〜〜!!」「いきなり大声出さないの雛苺。一体何事?」
「うゆ〜、カナ達の素麺がスッカラカンなのー!」
「………」「さてはねずみ男(と金糸雀)、これが目的だったんだな?」
「でへへ、ばれた?」「お腹が空いてたから、つい味見をしすぎたかしら………」
「別に怒ってないよ、寧ろ不良在庫がさばけてたすかる位さ」
「しかし、わしらは食べられるだけで幸せだったんじゃのう……それを飽きた等と……」
「言われてみればその通りなのだわ。私達にも奢りがあったのかも知れない………」
疲れた…
>>634 やはりそのオチで来たかwwww
今頭の中でネタがどんどん生み出してきた、あとはまとめて書くことにするか
朝の鬼太郎ハウスでは、いつものような騒がしい日常が訪れてた。
鬼太郎と目玉おやじがぐっすり眠っているところに、ドゴッと鬼太郎の上に何かが乗っかった。
「きたろー!もう朝なのー、起きてなのー!」
「く・・・苦しいよ雛苺、重いからどいて・・・(苦」
鬼太郎の腹の上に乗っかって話しかけているのは第六ドールの雛苺だった。
重いという言葉に雛苺は頬をぷぅっと膨らませて怒る。
「むぅー!ヒナ重くないもんっ!。起きないきたろーが悪いもんっ!」
「あははは・・・ごめんごめん、だけど毎日僕のお腹に乗っかって起こすのはやめてね」
「うゆー、だったらきたろーもちゃんと自分で起きるのー」
「うん・・・これからそうするよ(苦笑」
そう鬼太郎が言うと雛苺はにっこりと笑い頷いた、隣で寝ていた目玉おやじもやっと起きた。
「ふあ〜・・・鬼太郎よ、こんないい朝にはまず紅茶風呂にするかのぉ、早速紅茶風呂を頼む」
「はい、父さん」
「鬼太郎、お父様の紅茶のお風呂は後にして。私の紅茶を淹れて頂戴」
鬼太郎の後ろから窓際に座って本を読んでいる第五ドールの真紅が鬼太郎に命令をするが目玉おやじが真紅に反論を出した
「こりゃー!真紅、わしの紅茶風呂の方が先じゃよ!」
「いいえお父様。私の紅茶の方が先なのだわ」
「2人ともいい加減にしてくださいよ、雛苺、僕は真紅の紅茶を淹れるから、君は父さんの風呂をお願いするよ。」
「了解なのー!」
おやじと真紅の言い争いを止めて鬼太郎が紅茶を淹れに行き、雛苺が目玉おやじの風呂の準備を始めた
すると鬼太郎がハッと何かに気づいて、いきなり自分の下駄を手に持ち出した
「真紅、危ないから窓から下りて」
そう言われた真紅は、ヒョイっと窓際から降りた。真紅が下りた後に鬼太郎が下駄を投げる構えをする
窓の外からキラーンと鞄が飛んで来た、こっちに向かってきていたのだ
「リモコン下駄!!!」(ビューン!!・・・ガコッ!!)
鬼太郎が叫んで下駄を投げつけると、下駄が猛スピードで飛んでくる鞄に当たった。
すると鞄のスピードが落ちて、そして段々と窓から入っ来て床に着地した
ガチャッ
「いきなり何しやがるのですか!?このお馬鹿妖怪!!。翠星石の大事な鞄に下駄を投げるなと何回言わせれば気が済むのですか!?」
鞄を開けて。思い切り鬼太郎に怒鳴るのは第三ドールの翠星石、怒鳴っている翠星石に真紅に紅茶を淹れてる鬼太郎が話す
「下駄を投げるなって言われてもね。君が猛スピードで入ってきたら家がめちゃくちゃになるじゃないか」
「キー!、よくも言いやがったですね!!。いつ翠星石が家をめちゃくちゃにしたのですぅ!、何時何分何年何曜日何日何ヶ月ですか!?」
「あら翠星石、あなたがこの家をめちゃくちゃにしたのは貴女が来てからおよそ十ヶ月で200回もよ。忘れたのかしら?」
それを見ていた真紅が紅茶を飲み終えて宥めながら言う。ギクッとした翠星石はもう言葉も出なかった
それを聞いていた鬼太郎と雛苺と目玉おやじは感心した。
「真紅すごいのー」
「うーむ、そこまで数えていたとはのぉ・・・」
「ある意味すごい天才ですね。それはそうと翠星石、また子泣きじじぃに怒って来たのかい?」
鬼太郎が翠星石に話しかけると、いきなり翠星石が涙目になり真紅に抱きついた。
「うぅ・・・聞いてください真紅ぅー!!、あのジジィが・・・翠星石が汗水たらした溜まったへそくりを酒を買うかねに全部使ってしまいやがったのですぅ!!。これでまた今月の家賃払えなくなってしまいました!〜(泣」
「はぁ・・・まったく、相変わらず貴女はそうなると家に来るわね。今度からは子泣きのおじい様に見つからない所にしまえばいいのだわ」
「う゛っ・・・そっそんな事したら翠星石も分からなくなるですぅ・・・でも、これで家賃が払えなくなれば、あのババァにもうアパートから追い出されちまうのですぅ!!」
今日はここまで、テケテケはまだかって思っている人、もうちょっとしたら出すから
待っていてね。
ここで早分かりオリジナルドールのご紹介します
名前:紅白鈴(くはくりん)
姿:髪と体系は水銀燈と同じだが、顔は美人でピンクの服を着ていて下はミニスカートを履いている、翼はない
髪の色:ピンク
性格:誰にも優しいが照れ屋でモジモジしてるが、面白い人(妖怪)が好きで告白することもシバシバ・・・
真紅たちの呼び方:「○○お姉さま」と呼ぶ。雛苺や金糸雀には「ちゃん」付けする
ミーディアム:テケテケ
何体目ドール:第八ドール
続きはまだ考えてないこともない、でもあんまり期待しないで待っていてせぇ・・・
ふむふむ。
しかし、ひとつだけ言わせてもらおう。
水銀燈だって美人だぞ\( `・ω・´)ノ=3
鬼太郎も薔薇乙女も好きな俺としてはなんか、得した感じのスレだな
「……………」
「へ…へへへっ、まあ そうしんみりすんなよな!俺はただ気付いて欲しかっただけなんだ…」
「ねずみ男達は、わしらの忘れてしまった大事な事を、思い出させてくれたようじゃな…」
「そうですね、父さん。僕は自分が恥ずかしいですよ」
「私もよ。蒼星石に酷い事を言ってしまったのかも知れない……」
「大事な事を思い出させてくれてありがとう、ねずみ男、金糸雀」
「カナ達は、そんな大層な事した訳じゃないのかしら。余り誉められると照れるのかしら…」
「………ねぇ?浸ってる所に悪いんだけど、端から見てるとどっちも単なるお馬鹿さんよぉ?」
「何だとぉ!てめえ、俺とカナを馬鹿にするのか!」
「だって、ねぇ?ただツマミ食いしただけでしょぉ?それにいつもの口車じゃないの。…プ」
「………ふむ」
「……言われてみればその通りだなぁ。僕達は何を感動していたんだろう?」
「ちょっと金糸雀!私の後悔を返しなさい!」
「あ、居ない………」「全く…呆れたコンビなのだわ……」
………
「いよいよ残すは、翠星石&雛苺と水銀燈の2食だね」
「翠星石の素麺は最後ですぅ!実力者は最後に来ると相場が決まっているのですぅ!
……だからここは水銀燈に任せた!ですぅ!」
「……ふん、翠星石に指図されるのは気に入らないけど、まぁいいわ」
「次はいよいよ水銀燈か………」
「うふふふふ…鬼太郎……私がたっぷりと楽しませて あ・げ・るぅ」
銀様の素麺のイメージが何かよく分かってきた・・・
ところで
>>642、この際君もオリジナルドールを考えてみるのはどうだい?
オリジナルねえ…
今は止めとくよ。思いつかないし。
いずれ気が向いたら……ひょっとして……
「ちょっと、水銀燈!鬼太郎に馴れ馴れしくしないで頂戴!」
「ふふ、なぁにぃ?真紅、貴女ひょっとして焼き餅焼いてるの?か〜わい〜」
「そ、そんなんじゃ無いのだわ!いいから離れなさい!」
「やぁよ、ふふふ、あの真紅をここまで嫉妬させるなんて、中々やるじゃないの鬼太郎……フゥ」
「あひぃ……や、やめてくれよ、僕は何も………そ、それよりも、君の素麺は!?」
「はぁ………つまんない男ねぇ。まぁいいわ、はいどぉぞ」
コトッ
「くくく(泣)、我が息子がつまんない男呼ばわりとは、親として情けないのう……」
「何言ってるんですか、父さん!止めてくださいよ……
……これが君の素麺か。何だ、思ったより普通じゃないか。僕はてっきり………」
「あは、イケナイ物でも想像してた訳ぇ?」
「いや、そうじゃなくて……」
「はて、わしらの分が無いようじゃが?」
「あんた達は鬼太郎の後よ」
「水銀燈、何を企んでいるの!?」
「なによぅ真紅、邪魔しないでくれるぅ?さぁ鬼太郎、食べていいわよぉ」
「鬼太郎も鬼太郎よ!嫌なら嫌とはっきり言えばいいのだわ!」
「うーん、嫌と言う訳では……」
「まあ!本当に女なら誰でも甘いのね!これが私のミーディアムだと思うと情けなくなるのだわ……」
「そんなんじゃないってば……。じゃ、食べるよ………ずずっ」
つづく
うーん、改めて見ると悪乗りしすぎたか……
>>647 いやいや、そんなことないって。女に弱いと言うのを再現していておもしろい!
うーん・・・だめだネタが消えた
また考え直しだよ、二人とも今から投下できなくてごめん!
(そろそろ感想スレを立てようかな・・・)
>>650 間違えた、感想・雑談スレの事を言いたかっただけなんだ
>>651 つまり、こういった雑談とSSとでスレを分離するって事?
何か過疎りそうな気がするけど……
>>652 うーむ・・・それはそれでいやだな
とりあえず今は続きを考えないと・・・
まとめサイトもあることだしこのままでいいんじゃないかな。
別に制限があるわけじゃないし、スレ落ちしない程度にのんびりいこうよ。
>>654 それもそうだね(笑)
やっと続きが浮かんできたただいま製作中・・・(たぶん今夜の0時には投下予告します)
予告していたけどごめん!、まだ書いている途中なんだ・・・
明日までには何とか・・・ごめんなさい
>>654、何とか続きできた?
>>656 「こら!催促するんじゃないかしら!」
「予告の予告……と言うのもおかしな話なのだわ」
「無理するこたぁねーですよ。人にはそれぞれ自分のペースってもんがあるですからね」
「本スレの方では、メインのSSが終わった時がスレの終焉だなんて言われてますね、父さん」
「ふむ、こっちは続けれるといいのう」
>>657 本当にごめん、必ず絶対続きを投下するから
>>658 無理に書く事ないって。疲れると楽しめなくなってしまうからね。
>>656 「 ◆FKC6cvT7ss はまだ書けないですかね。父さん」
「ふーむ。何でも予想以上に話が大きくなりすぎてまだ時間が必要じゃと言っておる」
「先週は勢いあったんですけどね」
「8月に思いついて書置きがあったからのう。何でもあと3回と言う話じゃ。来週ぐらいには一つぐらい出したいもんじゃのう。期待しないで待っておくとするか」
「鬼太郎、どんなもんじゃ?」
「……あれ?味が無い……?」
「ふふふ、だってそれ、麺だけよぉ。本番はこれから」
「あ、そうなのか………。で、どうするんだい?」
「ねぇ、鬼太郎。最近あなた……」「ハッ、水銀燈、貴女まさか!?」
「乳酸菌……摂ってるぅ?」「やっぱり……」
「乳酸菌?一体何の事だい?」
「うふふふ……それはねぇ」トポポポポッ………
「あ、あの〜〜〜…水銀燈それはまさか………」
「そうよ、ヤクルトよ。はい、あ〜〜ん」
「へ、こ…これを食べる!?いくら何でもこれは…むぐっ!!」
「よぉく噛んで食べるのよ」
………ずずっ………
「じ、地獄絵図なのだわ………」「き、鬼太郎……」
………
「………うぷ………ご馳走……さ…ま……」
うむむむ…オチが思いつかんなぁ。
「うにゅー・・・翠星石かわいそうなのー」
それを慰める雛苺に翠星石はちょびっと恥ずかしくなった。それを見て少し笑った鬼太郎が話しかける
「翠星石、泣いたって仕方ないよ。子泣きじじぃはいつも酒に遣うからね、君にも紅茶を淹れてあげるよ」
ま、そんなこんなでいつものような一日であったが。今日はいつもと違っていた。
それは今日の昼ごろに、ねこ娘が手紙を持って鬼太郎ハウスにやってきた。
「鬼太郎、居るー?」
「やぁねこ娘」
「いらっしゃいなのー!」
「ふぅ・・・相変わらず暇ね貴女って」
「ニャッ!!、余計なお世話よ!」
真紅の発言に顔を真っ赤にするねこ娘に目玉おやじが話しかける
彼女の手には手紙が握っていたのだ
「してねこ娘、妖怪ポストに手紙が入ってあったのか?」
665 :
↑間違えた:2007/11/18(日) 01:09:39 ID:???
ごめん!、タイトル間違えた高速ドールじゃなくて高速妖怪だった
「してねこ娘、妖怪ポストに手紙が入ってあったのか?」
「えぇ、この手紙を書いた人はとある学校の校長先生からなのよ」
「学校の校長先生が?」
「珍しいわね、妖怪とか信じない大人が手紙を出すなんて・・・」
そう、最近では科学の時代とか言っていて妖怪など信じなくなってしまった人間達が増えてきた。
その中でも一番妖怪を信じていないのは、人間の大人である(水木先生は妖怪を信じています)。
ねこ娘は鬼太郎に手紙を渡すと雛苺を抱き上げて座った。手紙にはこう書かれていた
ー拝啓、ゲゲゲの鬼太郎様へー
最近、うちの学校の生徒が取り壊し予定の旧校舎に入ったきり行方不明になりました。
私は、生徒たちの噂である。夜中の旧校舎の廊下で走る妖怪の仕業だと思いました。
どうか我が校の生徒たちを救い出してください、このままでは生徒の命が危ないのです
お願いします、お礼は譲りますので。
ー都立伊勢皆小学校校長よりー
手紙を読んだ鬼太郎一行は廊下を走る妖怪と言うと思い出した。真紅たちは全然分からなかったが
「父さん、どう思います?」
「やはり廊下を走る妖怪と言ったらあいつしか居ないのぉ・・・」
「私もあいつしか居ないって思ったのよ」
「ちょっと!、貴方たち何の話をしているの!?」
「話が読めねぇですぅ!、何のことだかサッパリわからねぇですぅ!!」
「ぬこー、廊下を走る妖怪さんって誰なのー?」
あまりの話の難しさに文句を言う真紅たち、それを目玉おやじが説明する
「ふむ、お前たちは知っているだろう?。廊下を走る妖怪『テケテケ』を・・・」
今日はここまで!、続きはまたいつか・・・
(注:これは映画学校の怪談をパロっています、ですが設定は違いますのでご遠慮ください)
あんま期待しないで待っていてください
高速ドール………それはそれでイイかもよ……w
>>668 イイのかよ!!・・・それよりまとめで素麺の鉄人にリンク元が付いたぞw
>669
まじだ……
しかしキーワードを見る限り、このスレの関係者のような気がしないでもないが…
『ですぅ 鬼太郎 翠星石 ゲゲゲ』………何でわざわざこんな検索ワードに…?w
肝心の続きは……時間かかるかも。
>670
うん、続きを待っている。こっちは書き直したりして製作している
あとまとめの第三のドール!翠星石にもリンク元がw(ってまとめで絵を描いてくれる人って中々居ないな・・・)
672 :
マロン名無しさん:2007/11/19(月) 06:01:32 ID:VRBr2e3r
保守
おーい>670と◆FKC6cvT7ssー!応答してくれ!
大丈夫かァァ!?
>>673 まだ起きてたりする。
今週中にはいける、かな?
>>674 おぉ〜待ちに待った続きだ!
俺が今書いてる奴はもうできてるけど、明日の夜に投下予約!
期待しないでくださいね
「テケテケ?、どっかで聞いた名前ですね」
「ヒナ、その妖怪さんは知らないのー」
「聞いたことも無い妖怪なのだわ」
やはり、真紅たちも知らなかった。ふぅっとため息をついた目玉おやじは、大声で誰かを呼んだ
「おーいココン!、こっちに来とくれ!!」
おやじが大声で「ココン」と呼んだ、すると、「ココーン」と言う声から、縄が付いた本がちゃぶ台に乗った
ココンとは、古今東西妖怪辞典。略してココンと言うのであった、ココンはページを開くとそこには恐ろしい顔をした妖怪の絵が書いてあった
真紅たちはそれを見てびびったが、鬼太郎たちが何とか落ち着かせて目玉おやじか説明する
「テケテケは、夜の旧校舎を速く走れると言う妖怪じゃ。誰かが居るときは恐ろしい顔をして脅かすと言うんじゃ」
ごめんなさい、今日はここまでです。
>>677 乙でした。
待たれているならつなぎの部分だけ出しておこうか。
話は少し前にさかのぼる。
場所は再びぬらりひょんのアジト。そこの一室で、ぬらりひょん、水銀燈が鏡の前に立っていた。その鏡は直径2メートルもある巨大な円形で、縁には髑髏を象った模様がある物々しい形相を呈していた。
「見よ。これが雲外鏡だ」
「何これ?ただ大きなだけの骨董品じゃない」
「そう、ただの骨董品だ。これが無ければな…」
ぬらりひょんは懐より先程の手鏡を出した。
「これは『照魔鏡』と言う伝説の鏡だ。これを使えば雲外鏡の封印を解くことができる」
「ふ〜ん、それをどうするのよ」
「こうするのじゃ!」
そう言ってぬらりひょんは『照魔鏡』の柄を持ち雲外鏡の前に照らし合わせた。すると…二つの鏡が共振しそれぞれ光りを放ち始め、同時に屋敷全体がゴゴゴと音を立て揺れだした。
「!! 何なのよ!」
「さあ、目覚めよ雲外鏡。貴様の封印を解いてやったぞ」
すると、地の底より響き渡るような低い声が部屋全体を包み込む。
《誰だ〜、俺の眠りを妨げる奴は〜》
「くくく…目覚めたか雲外鏡。わしはぬらりひょんじゃ。『照魔鏡』を持つ貴様の主だ」
《………主》
「そうだ、鏡世界最強の妖怪よ、お主はこれからわしの命令を聞きわしの為に働くのじゃ!」
《わかった、主よ、用があるならいつでも呼べ》
その言葉が終わると同時に鏡の光が消え揺れが収まり、屋敷は以前の静寂を取り戻した。
「これで雲外鏡はわしの物となった。後は鬼太郎どもを鏡の内部におびき出せば…」
そこまで言ったぬらりひょんは隣にいた水銀燈を横目でちらりと見やる。
「その役目を私がするって事?」
「そうだ、あのガラクタ人形の一匹でもさらってくれば奴らはのこのこやって来るだろう、そこを雲外鏡で一網打尽にしてやる!」
と、そこで廊下を慌しくやって来るドタバタと言う音が響いた。その音は部屋の前で急に静かになり、少し間をおくと扉よりぜいぜいと息を切らせた主の盆が現れる。
「ぬらりひょん様ー!大変です!」
「なんだ騒々しい。朱の盆、鬼太郎達に何かあったのか?」
「それが、奴ら鏡爺の空間に…」
身振り手振り大げさに、朱の盆は鬼太郎達の行動を伝えた。
「何だと!それは間違いないのか!」
「はい。誰かがさらわれたって言ってました!」
「それはそれは好都合。くくく…運もわしに味方しておるわい」
その会話に水銀燈が割って入る。
「何それ〜?あいつらフィールドに入ったって事?私は特にやることないの?」
「今となってはな…。どうだ?見物に来るか?奴らが無残に消えてく様を見に」
「真紅達が消えたらローザミスティカを集めるようだし、それに面白そうね…」
「決まりだ!朱の盆、出かけるぞ!」
準備を整えた三人は意気揚々と雲外鏡の中に飛び込む。
「あわわわ…」
「うわっ、おっきー」
空間の中には既に雲外鏡が待っていた。そのあまりの大きさに朱の盆は震えだし、水銀燈さえも一瞬たじろいだ。ぬらりひょんだけが平然とした態度でそれを見つめ、差し出された右手に悠々と乗り込み後の二人もそれに続く。
「行け、雲外鏡!目指すは鏡爺の空間だ!」
「なんだ水銀燈、何か怯えておるのか?」
「は〜?バカ言わないでよ。確かにこの先にあいつらがいるわね」
雲外鏡に運ばれる最中、水銀燈も気配のおかしさを感じていた。それと同時に感じる奇妙な感覚。遥か昔に嗅いだような懐かしい空気の匂い。だが、今の彼女にそれが何なのか知る由はない。
雲外鏡はフィールドの扉を吹き飛ばしつつ猛スピードで飛び続け、程なくして扉の前に着いた。
《主…主!》
「うん?」
《すぐ外に妖怪がいるんだが》
「何だそれは?見せてみい!」
雲外鏡の目からサーチライトのような光りが放たれる。その先にはガラクタ置き場に立つ砂かけ婆、子鳴き爺、一反木綿、ぬりかべの姿が映し出された。
「あ奴らも来ておったのか。雲外鏡、奴らをここに引き込めるか?」
《御意》
雲外鏡は左手をそこに押し込み皆を掴み強引に引っこ抜いたかと思うと、フィールド内部に放り込んだ。
「全員!まとめて!始末してやる!がはははは!」
そしてそのまま入り口を突き破り、鬼太郎達がいるフィールドへ降りていった。
週末までに残り出せるといいなあ。
◆FKC6cvT7ss
乙です!ついにクライマックスか!、この先の展開が楽しみだ。あとは素麺の人の続きがって返事もしなくなったな
今続きが思いついた、明日の朝に投下するよ
>>683 ちょW 1日2日来なかったからって、返事も無いはひどいじゃないかW
続きを考えているんですよ!
>682
楽しみにしてます。
>>684 ごめん、俺が前に居たスレで全然返事しなくなった人が居てね
それがトラウマなのかもしれない・・・本当にごめんなさい
>685
まあ、匿名掲示板の宿命だね。俺は今の所消える予定は無いぜよ。
ばたりっ!!
「き、鬼太郎ー!!しっかりするんじゃ!」
「完全にノビてるのだわ」
「何と……流石に鬼太郎の鉄の胃袋をもってしても厳しかったのか……」
「可愛そうだけど、あんまり同情出来ないのだわ」
「ふふふ、寝顔も意外とカワイイわよぉ」
「ばかもん!気絶しとるんじゃ!」
「あ〜ら怖ぁい。ま、楽しんだ事だし、退散させてもらうわ。
ばいば〜い」
「あっ!こりゃー!……行ってしもうたか……」
「全く。何しに出て来たのかしらね」
つんつんっ
「うう〜。きたろー、目を覚まさないの……」
どたどたどたっ!!!
「おめーら そこをどくですぅーーー!!!」
「翠星石!?一体何を!?」
「きたろー!これを喰らうがいいですうーー!!!」カポッ!
「これ翠星石!鬼太郎の口に“じょうご”なぞ はめ込んで、何をする気じゃ!?」
「いーから見てろですぅ!!」
「ひょっとして翠星石、あれを食べさせるなの!?だ、ダメなのおおーーー!!」
「おりゃあ!行くですよおーー!!」
ドバ〜〜〜………ごくごく……
「あう〜…ヒナ、とても見てられないなのぉ………」
「雛苺、あれは一体何だと言うの?………うっ!?何なのこの臭い……」
「わ、わしの無い筈の鼻がねじ曲がるうー!!」
ピク……
「あ、鬼太郎の指が動いたのだわ!」
「来た来たキターーーですぅ!!
ほーれほーれ、しっかり噛んで飲み込むですよーー!」
カッ!!
「うあああああああ!!!!!」
「き、鬼太郎!!」
「な、何じゃこの凄まじい妖気はっ!?」
「すっ、すっごい力なのーー!」
「まさかこれ程までとは、予想を超えてるですぅー!!」
ゴゴゴゴゴゴ……!!
「うおおああああああーーーー!!!」
取り敢えずこんな所で。
ラストスパート!
乙です!、なんか鬼太郎が暴走しそうな予感が・・・
「おハナ、おハナじゃないか〜!お〜い!わしじゃ!鏡爺じゃ!」
「鏡爺、行っちゃダメだ!」
鬼太郎の静止も構わず、思わぬ再会に鏡爺は手を振り駆け寄って行く。
「あれが鏡爺か。親父殿、これは一体どう言うことなんじゃ?」
「いろいろ深い事情があってのう…」
事の成り行きを知らない砂かけ婆が目玉親父に問いかける。同様に敵の二人も鏡爺の真意がわからず不思議がっていた。
「ねえ、あの爺さん、何嬉しそうにしてるの?」
「…わからん」
「約束を守ってくれるなんて、ぬらりひょん、お前本当はいいやつじゃったんだな〜」
「雲外鏡…やれ!」
冷酷な命令が下される。その合図で雲外鏡は鏡爺を踏みつけようとした。振り下ろされる巨大な足。それはあと1メートルの所でぎりぎり鼻先をかすった程度だったが、衝撃で鏡爺は尻餅をついた。
「お、おい…いきなり何をするんじゃー!」
「鏡爺、こっちだ!」
何が起こったかわからない鏡爺を、一反木綿に乗った鬼太郎が手を掴んで救い出す。
「おい、戻してくれ。あそこにはおハナが、おハナがいたんじゃー!」
「ダメです。今は行っちゃいけない!」
会話をしてる二人に突如突然雲外鏡が掴みかかってきた。迫り来る二本の腕を一反木綿は空中旋回でひらりとかわす。このままでは危険だ、そう判断した鬼太郎は大声をあげた。
「ここは危ない!みんな逃げるんだ!」
二人を乗せた一反木綿が飛び去るのを見ると、下にいた仲間達も一斉に避難を始めた。
「逃げ出しおったか。では、高みの見物といくか。雲外鏡、わしらをあの山の上に降ろせ。その後は…好き勝手に暴れてこい」
雲外鏡は手に乗った三人を近くの山の中腹に置くと、再び視線を皆の方へ向けた。そして地響きのような咆哮をあげると手当たり次第に攻撃を始めた。
その巨体に似合わぬ軽やかな動きで皆を追いかける。まず目に入ったのは宙を飛びひと塊になっていた五人のドール達。雲外鏡はそこを睨むと目から怪しい光りを発射した。
「!! 何?」
「ですぅ〜!」
辺りに響く凄まじい爆音。誰にも直撃はしなかったものの、光線を浴びた地面から巨大な爆煙が立ち起こる。
そこに一番近い位置を飛んでいた金糸雀がもろに爆風を浴びた。その激しい風圧に自分をコントーロール出来ず、近くの木に叩きつけられる。
「あ痛たたたーっ。はっ?」
金糸雀が上を向くと雲外鏡が間近に迫っていた。
「これはピンチなのかしらーっ!!!」
「カナ、こっちだ!」
いつの間にかそこに来ていたねずみ男が金糸雀を抱えると、一目散に森へ向かう。
「ねずちゃん…ぐすん…ありがとう」
「話は後だ。俺達だけでもどこか安全な場所へ行くぞ」
ねずみ男は死角になる場所を求め森の深いところへ潜り込んだ。
次に雲外鏡の目に入ったのは共に逃げていた砂かけ婆と子鳴き爺。二人の姿を確認するや今度はその大きな口から激しい炎を吹き出した。
「これはいかん!」
逃げ切れないと判断した砂かけ婆は手より砂竜巻を発射、向かう炎を何とか食い止め、子鳴き爺はその場で石化し高温に耐えた。しかし炎の勢いは更に増し、二人の防御も崩れそうになる。
「ぬりかべ〜!」
「おおっ!ぬりかべ。済まぬ」
地面よりぬりかべが現れ二人を炎から守る。だが、吹き荒れる紅蓮の暴風はぬりかべすらもあおりまくった。
「ぬ…り…か…べ……もう…ダメ…」
「うわ〜!」
ついに限界を超え、守っていた二人共々ぬりかべは一気に吹き飛ばされた。
攻撃対象を失ってもなお雲外鏡は暴れ続けた。目から光線、口からは炎、巨大な四肢を駆使してこの世界全体を縦横無尽に駆逐する。そのあまりの破壊力にぬらりひょんは笑いが止らない。
「がはははは!これだ、この力、圧倒的じゃないか。雲外鏡さえいれば鬼太郎はおろかベアードやチーさえも恐るるに足らん。一気に世界をわが手に入れてやる」
その頃、一反木綿に連れられた鬼太郎達は少し離れた山陰に隠れ攻撃の機会を窺っていた。
「ああ〜あいつ等。わしの世界をこんな風に…」
「鏡爺、今の所とるべき手段がありません。何か方法はありませんか?」
「そう言われても…、むっ、あれは…?」
鏡爺が遠くを見て何かを気付く。その視線の先にはちかちかと細かい光りが出ていて、そこには先程山に降りたぬらりひょんが立っていた。
「わかった!あれは『照魔鏡』じゃ!ぬらりひょんの奴め、あいつは『照魔鏡』で雲外鏡を操っているのじゃ!」
その確信した言い方に目玉親父が問いかけた。
「『照魔鏡』、お主が開放した鏡の事か?」
「ああ、『照魔鏡』が操る魔とは雲外鏡の事じゃったんじゃ」
「では『照魔鏡』を奴から奪いさえすればあの化け物を止める事が出来るのじゃな」
「推測でしかないがおそらく…」
「貴方達…ここにいたのね」
上方から声がした。はっとしてそこを見上げる四人。先程の攻撃で仲間とはぐれここまで来ていた真紅がいた。
「真紅、他の皆は?」
「…わからない。見ての通りあの状態だもの」
その視線の先には無残に破壊された大地があった。それを見た鬼太郎は反撃を決意、一反木綿の上に乗った。
「真紅、僕達ははこれからぬらりひょんの所に行く。君は鏡爺と一緒にここに隠れているんだ」
「何か策があるのね。私に出来ることはないの?囮くらいならなれるわ」
「しかし、それは危険すぎる!」
と、そこまで会話が進んだ所で真紅が後ろから迫る殺気に気付いた。無数の黒羽が背後から襲ってくる!真紅はひらり、と言う感じでそれをかわすと振り向いて羽の出先を睨みつけた。
「水銀燈!」
「見〜つけた。あらあら、みんなでかくれんぼ?私もまぜてちょうだ〜い」
「おハナー!」
勝ち誇った顔で水銀燈が現れる。彼女は真紅を追ってここまで来ていたのだ。そしてその姿を見た鏡爺は騒ぎ立てた。
「鬼太郎、残念だけど一緒には戦えないみたいね。ここは私が何とかするから貴方は行きなさい!」
「わかった、真紅、後は任せたぞ」
一瞬躊躇はしたものの、真紅の言葉を聞いて鬼太郎はその場から飛び立った。水銀燈はそんな事には興味がないとばかり一瞥すると、目前の真紅に向かって行く。
「鬼太郎ったら、あんな化け物相手に一体何をするつもり?ま、どうでもいいけど」
「水銀燈、貴方はこんなやり方で、そこまでしてローザミスティカを集めたいの?」
「当たり前じゃない。私はアリスになるのよ。アリスになってお父様に抱きしめてもらうの!手段なんか選ばない!!」
「私達は姉妹よ。争って何になると言うの?お父様はきっとそんな事は望んでないはずだわ」
「言いたい事はそれだけ?貴方の詭弁なんて関係ないの。私が勝てばそれでいいのよ!」
向かい合う二人の主張が真っ向ぶつかり合う。一方、下では鏡爺が相変わらず必死で訴えかけていた。
「おハナー、わしじゃ、覚えとらんのか?」
「この爺さん、さっきから何よ。馴れ馴れしいわね」
突き刺すような冷たい視線、水銀燈は数本の羽を威嚇発射した。足下をかすめた羽を見て鏡爺は腰を抜かす。
「ひいっ!…おハナ〜」
「水銀燈!止めなさい!そのお爺さんは…」
「邪魔よ爺さん。貴方に用はないから何処へでも逃げたらいいわ」
それでも鏡爺はその場を動かなかった。突き放されてもなお食い下がる。
「おハナ!聞いてくれ!わしは…」
「…いいかげん目障りね」
水銀燈が遂にしびれを切らした。
グサッ!
「ぐっ!」
飛び散る鮮血、左腕に黒羽が突き刺さった。鏡爺は苦痛にゆがんだ顔を見せ、腕を押さえひざまずいた。驚いた真紅が横に降りたち心配そうに気遣う。
「鏡爺!しっかりして」
「年寄りは縁側で孫と日向ぼっこでもしてりゃいいのよ。痛い目見ずに済んだのに」
「貴方、自分が何をやったかわかっているの」
真紅は怒りに満ちた顔で再び飛び上がり、空中で身構えた。
「あら、爺さんをやった事がそんなに気に入らなかったの?いじめるだけにしようかと思っていたけど、いいわ、貴方だけは私がジャンクにしてあげる!」
水銀燈も両翼を広げ戦闘体制をとる。バチバチとぶつかり合う視線。二人の激突が始まった!
ぬらりひょんの元めがけ、鬼太郎は一直線に向かっていた。山を越え台地を見下ろしついに宿敵が射程圏内に入る。
「ぬらりひょん!」
「来たな鬼太郎!」
ぬらりひょんもそれに気付く。飛び続け距離がどんどん縮まり後数十メートル、という所で、突然目の前に光線が走った!
「うわっ!」
あわてて一反木綿が急停止し何とか傷を負わずに済んだ。いつのまにか雲外鏡が戻って来ていたのだ。
「鬼太郎。主が『照魔鏡』を狙ってくる事など予測の範疇。だがこの雲外鏡をはたして突破出来るかな?」
ぬらりひょんが合図すると雲外鏡は光線を放ち始めた。一反木綿はそれを巧みに切り抜けるものの、激しい攻撃にとても先へは進めない。飛び道具に気を取られていると、今度は巨大な手が襲いかかってきた。
鬼太郎が髪の毛針で応戦するもののまったく効果はなく、バランスを崩しながらもかろうじてこれをかわしきる。
「鬼太郎、このままじゃもたんばい!」
鬼太郎は考えた。一反木綿の言う通りこの状況には打つ手がない。『照魔鏡』を奪おうにもがっちりガードされている上、多様な攻撃に逃げるのが精一杯だ。
かといって雲外鏡を相手するにもちゃんちゃんこでは相手が大きすぎ、下駄や毛針のような飛び道具でも微々たるダメージしか与えられないだう。切り札の指鉄砲も期待が持てない。
(そうなると…中か)
鬼太郎は過去、幾多の妖怪を体内より倒してきた。たとえ内部で消化やバラバラにされたとしても生命力のある彼は復活できたし、無防備なのでかえって攻めやすかったりするのである。
「一反木綿、僕を出来るだけあいつの顔、口の近くで降ろしてくれないか」
「鬼太郎、お前まさか…」
息子の考えを父は一瞬で理解した
「ええ、このままじゃ皆やられてしまいます。父さんはこのまま残っていてください」
「いたしかたない。十分気をつけるんだぞ」
鬼太郎は父を降ろすと飛び降りる体制をとった。一反木綿が攻撃の隙間を見計らい一気に飛び込む。クレーターの様な巨大な顔面が目前に迫ってきた!火炎は先程放ったばかり、今なら進入可能だ。
「ここだ!でぃや──────!」
鬼太郎は一気に大ジャンプ、その口めがけ一気に飛び込んだ。しかし…
バチッ!
突然、体を走る痛み。思わぬ衝撃に鬼太郎は意識を失った。雲外鏡が口より体の半分はあろうかと言う長い舌を出し、潜り込もうとする侵入者を一気に吹き飛ばしたのである。「鬼太郎ー!」目玉親父の叫びが響き渡る。
ぬらりひょんは声高に笑う。
「がははは!それも想定済み!伊達に今まで負け続けたわけではないわ!」
「…でも、それって自慢になりませんよね」
「余計な事を言うな」ゴッ!
朱の盆は頭を小突かれた。
「鬼太郎…、無事でいてくれ」
遥か遠くに飛ばされた鬼太郎を追って、目玉親父達は敗走した。
「何ムキになっているのよ。今日の貴方いつにも増しておかしいんじゃない」
「貴方だけは…絶対…許さない」
花弁と黒羽。真紅と水銀燈は飛び道具で互いを撃ち合っていた。しかしほとんどの攻撃はかわされ、それが間に合わない時は防御壁で守られる。既に幾度となく戦っているので相手の戦法はあらかた読めるのだ。すぐに膠着状態におちいった。
「水銀燈、貴方、鏡爺がどんな思いで貴方に呼びかけたのかわからないの」
「また爺さんの話?もう聞き飽きたわ!」
攻撃をしつつも真紅は話を続ける。その目は若干涙ぐんでいた。
「どうしてあんな事したの?お爺さんは貴方のために長い間尽くして、貴方を庇って封印されたのよ。長い間閉じ込められて元に戻ってもなお、貴方の事を思っているの!」
今だ当時の記憶のない水銀燈は、言ってる意味が理解できず顔をしかめた。
「本当に何よ。あの爺さんが私を思って、それが何だって言うの?今は私は一人でいいの。私に必要なのはお父様だけ。ドールも人間も妖怪も、みんないなくなってしまえばいいわ!」
「みんないなくなれって………貴方はそこまで愚かなの?以前の貴方はそんな子じゃなかったのに!」
鏡爺の話を聞いた後だったからか、真紅はつい昔の話を口に出してしまった。
「前の…私?」
その言葉で水銀燈の表情は厳しさを増し、怒りに体が打ち震える。何も出来ない自分をさらけ出したあの時。ジャンクと言われたあの屈辱。それは思い出したくもない彼女の心の傷だった。
「真紅、貴方はまた私をバカにするのね。そうよ、貴方は最初会った時からずうっと私を見下していた。本当にいやな女。私の前からいなくなれ!」
その両翼はいつのまにか龍に変化しており、交互に真紅を襲い始めた。荒れ狂う二頭の龍に真紅は防戦一方となる。
「くっ…、水銀燈…」
「どうしたの?戦いの最中に余計な事ばかり言ってるからよ!」
「鬼太郎ー!しっかりしとくれー」
森の中で大の字になっている鬼太郎を見て目玉親父が泣き叫ぶ。落ちた時木がクッションになったらしく幸いにも外傷は見られない。だがダメージは相当の様で、目を覚ますまで時間を要した。
「父さん…ここは…?うっ!」
先程強打された箇所だろうか、鬼太郎は苦しそうに胸を押さえた。
すると、森の奥からガサガサと音がして猫娘と雛苺が姿を見せた。猫娘は急いで駆け寄り心配そうに鬼太郎を見つめる。
「えっ…鬼太郎!大丈夫?」
「おお、お前達も無事じゃったんじゃな」
「うん、猫娘と逃げていたら、鬼太郎がぴゅーんと飛んでくのが見えたのー!」
さらに今度は反対側より、別の気配が近づいてきた。
「やっぱりここですぅ〜」
「!! 鬼太郎さん!」
今度は翠星石と蒼星石。二人も同様にこの場にたどり着いたのだ。蒼星石も苦しそうな鬼太郎を気遣う。
「となると、行方がわからんのは子泣き、砂かけ、ぬりかべか…。あいつら、さっき派手に吹き飛ばされておったからなあ…」
目玉親父は腕を組み考え込んでしまった。心配なのはやまやまだが雲外鏡が近くまで来ている。今は探しに行く余裕はない。
「ちょっとチビ目玉、真紅を忘れてはいませんか?」
「真紅はこの山の向こう、鏡爺と一緒にいる。ただ、今は水銀燈と戦っているはず。少し心配だけど、今はあの子を信じよう」
痛む胸を押さえ鬼太郎が答えた。
「鬼太郎さん、無理しちゃだめです」
「ありがとう蒼星石。でもこのままじゃ皆やられてしまう。ここにいるメンバーで何か打開策を考えないと」
「このメンバーか。ふ〜む、雲外鏡相手に勝ち目があるとは思えんし、やはり『照魔鏡』かのう…」
目玉親父は一同を見渡し、策を考えた。ぬらりひょんがいるのは山の中腹、後ろから攻めるのは難しい上回り込む最中に見つかる危険もある。
そして前には雲外鏡だ。光線と炎という飛び道具があり、それを抜けたとしても手と舌で攻撃してくる。こっちの攻撃はほとんど効かず動きも決してにぶくはない。
対して自軍は妖怪とドールそれぞれ三体。ドールは空を飛べるが一反木綿ほどの速さはなく囮としては危険だ。特殊能力はあるが攻撃はまず効かないだろう。万一誰か行けたとしてもぬらりひょんと朱の盆相手では分が悪い。
そこには鬼太郎が行くしかない。とするといかに撹乱するか…
「よし!考えがまとまった。皆の衆、危険じゃがこの作戦でいってくれぬか」
「…なるほど。わかりました。みんな、やってくれるね?」
鬼太郎の呼びかけに一致団結の声が上がった。
「…そう言えば他にも誰かいたような気がするんですが…?」
「うゆー?ヒナわかんない」
規制中
ピタ………
「!?」
「ふううぅぅ………」
「鬼太郎、落ち着いたのか……?」
「ううう……まだです……みんな…僕から離れて!!」
「ど、どうしたと言うのじゃ!?」
「ひょっとして翠星石はとんでもない事をしでかしてしまったですか………」
「きたろー、大丈夫なのー!?」
「いいから早く離れて……!」
「翠星石、雛苺!鬼太郎の言う通り離れるのよ!……これはただ事では無いわ!」
「み……みんな……あり……が…とう………」
「鬼太郎ぉぉぉ!!!」
「うあああああーーーーーー
げろげろげろぉーーーー!!!」
「………へ?」
「はあ…はあ…はあ………」ばたりっ!
「全部吐き出したです…ね……」
「また眠っちゃったのね…」
「今度こそ当分目を覚ましそうにないわい……」
「翠星石……貴女一体どんな素麺を作ったの?」
「翠星石は悪くないです!全部このおバカ苺が悪いのですぅ!」
「ヒナだけ悪者にするなんて、翠星石はズルいの!
翠星石のがいっぱいいっぱい いろいろ入れたくせに!」
「きーー!何を言いやがるですか!
おバカ苺の入れた、苺大福だのカルピスだのを中和する為に、
タバスコとか納豆とかその他諸々を入れる羽目になったのですぅ!!」
「それ全然中和になってないわよ………」
「…結局、気付け薬にもならなかったと言う訳じゃな……ここらでお開きとするかのう……」
「殆ど何も食べられなかったのだわ……。蒼星石の作った素麺を素直に食べれば良かった……」ぐぅ〜
翠星石、小声で「人様の作る料理に文句言うから、バチが当たったですよ」
「何か言ったかしら?」
「…あ〜………真紅、聞こえてたですか…」
「雛苺、翠星石。貴女達はここの後片付けをなさい!」
「こ、この惨状を、ですか……?」
「文句あるの!?」
「う…無いですぅ………」「なのぉ………」
……………
「しかし、殆ど何も食べられんかったわい……
そうじゃ真紅よ、お主が作ってみてはどうじゃ?」
「…私が!?」
「うむ、わしでは体が小さ過ぎて作れないからのう。それにお主の作った料理を食べみたいのじゃ」
「………お、お父さまがそこまで言うのなら……」
………3日後
「ハッ……。僕は一体………」
「ぉ…ぉぉ……目覚めたか、鬼太郎よ……」
「おは…よう…なのだ…わ……」
「…そうか、僕は水銀燈のヤクルト素麺を食べて……
更にその後恐ろしい出来事があった気がするけど……(思い出したくないような……)
あ、それよりどうしたんですか?二人共フラフラになって……」
「3日間マトモに食ってなかったからのう……。何しろ真紅の料理と来たら……」
「お、お父さま!!」ギロリ!
「ひ…ひぃぃ……な、何でも無いわい…トホホ……」
「?………ははは、良く分からないけど、僕が何か作りますよ」
「ありがたい、起きたばかりで悪いが助かったわい」
「そうと決まったら鬼太郎、すぐ作るのよ!」
「分かったよ。全く人使いが荒いんだから」
ははははっ………
終
「ぐ……」
「ほらほら、このまま握りつぶしてあげるわ」
遂に真紅が捕まった。水銀燈の背中より伸びてきた二枚の翼に万力のような力で締め上げられる。
「いいザマね…すぐには終わらせないわ。たっぷりと苦しみなさい」
体がみしみしと音をたてる。このままではいずれジャンクになるだろう。彼女は力をふりしぼり、人工精霊ホーリエを呼び出した。
「ホーリエ、お願い!」
一瞬の流星の如く走ったホーリエは水銀燈の懐へ飛び込む。勝利を確信していた水銀燈は思わぬ伏兵に翼を戻して身をかわした。その様子を見ていた真紅はダッシュで急接近し、勢いそのままにパンチを放った!
「あ─────っ!」
直撃を受けた水銀燈は地面に急降下し、そのまま大の字に叩きつけられた。
彼女が真紅に殴られるのは二回目、かつて真紅の右手を折り、それが復活した直後にやられて以来になる。またしてもこんな屈辱を…水銀燈はゆっくり起き上がり殴られた頬を手で拭うと、上にいる真紅をぐぐっと睨みつけた
「また…私を…殴ったわねぇ」
「それがどうしたと言うの。私にその資格があるかはわからないけど、お爺さんの心の痛みはこんな物では無かったはずだわ」
と、真紅が言い終わるや否や、水銀燈が無数の黒羽を放った。今度はこっちの油断をつかれた真紅はかわす事が出来ずに手で顔を覆いバリアでガードする。攻撃の衝撃がなくなり、バリアを解いて手を下げると、目前に水銀燈が迫っていた!
「!!」
「真紅ー!」
ガッ!頬に走る痛み。今度は水銀燈のパンチが炸裂した。その衝撃で体が吹っ飛び、真紅も地面に叩きつけられた。先程とは真逆の展開に、真紅は呆然としつつ頭上を見上げる。
「ど〜お?殴られると痛いでしょう。悔しいでしょう。何回でもやり返したくなるくらいにね!」
次に水銀燈は急降下し、再び真紅を殴りにかかった。真紅は襲ってくる右拳を左手で防御し、再び右ストレートで逆襲、が、寸での所でそれもかわされる。
二人は一瞬動きを止めた後、激しい殴り合いを始めた。相手を殺さんばかりの凄まじい形相で、遮二無二顔面を狙いあう。途中、それぞれ何発かクリーンヒットを決めたものの、相手を吹っ飛ばすまでには至らない。
二人に普段の冷静さはなく、互いが互いの目を見据え、感情のままに打ち合っていた。
時間が経つとリーチに劣る真紅がやや劣勢になってきた。不利を感じた真紅は、一瞬の隙を突き相手の胴に組み付く。そしてそのまま押し倒し、水銀燈の上に覆いかぶさるや顔や髪の毛をかきむしった。
だが水銀燈も負けてはいない。真紅の押さえ込みの力が弱まった頃を見計らい、体を回転させ上を取りかえすと頭を押さえつけ手を振り上げる。
「その顔、ズタズタにしてあげるわ!」
狂気の笑いを浮かべた水銀燈の爪が襲い掛かってきた。真紅は首を傾けてそれを交わし、バランスの崩れた水銀燈を回転させて再び上になる。そしてやはり相手の顔めがけ掴みかかるものの、水銀燈も下から手を伸ばし互いの顔面を掴み合う形になった。
「今日こそジャンクに、バラバラにしてやる!」
「絶対…負けない!」
身動きの出来なくなった二人は尚も相手の目を見つめ、それぞれの怒りをぶつけあう。度重なる格闘で真紅のボンネットも水銀燈のヘッドドレスもとうにずり落ち、その麗しい衣服は泥と草にまみれていた。
その戦いは華麗な武器戦闘であるアリスゲームのそれではなく、人形同士の泥臭いキャットファイトと化していった。
雲外鏡は鬼太郎を探していた。無論、トドメをさすためである。
「油断するなよ雲外鏡。何をしてくるかわからん奴だからな」
今まで何度も鬼太郎を追い込みながらもその都度逆転を許してきた。今度こそ…という思いからかぬらりひょんも相当慎重になっていた。
すると雲外鏡の目の前の森に突然、猫娘が現れた。彼女は挑発するかの様な招きの仕草を見せると、ささっと森の奥に引っ込んだ。
「……?」
その行動の真意がわからず雲外鏡が動けないでいると猫娘は別の場所に出現、同様にして消える。これが二度三度続いた。
「雲外鏡、そいつは囮だ!鬼太郎も近くにいるぞ!周り一面燃やしてしまえ!」
業を煮やしたぬらりひょんが叫んだ。猫娘がいた一帯に巨大な炎が放たれる。彼女がいかに素早かろうとこの津波のような火炎からは逃れる事は出来ないだろう。万事休す、しかし、炎が森を包む直前、苺の蔦が森の中より立ち上がる。
「きゅーん、猫娘の一本釣りなのー」
その場所より遥か遠く、雛苺が叫んだ。立ち上がった苺の蔦には猫娘がしがみつき、一瞬で雛苺の場所まで引き上げられた。
「鬼太郎、後は任せたわよ…」
無事着地した猫娘は雛苺を抱え、追撃されないようさらに遠くに逃げ出した。
その出来事にあっけにとられた雲外鏡の足下から突然、緑の柱が立ち上がった。それはわずかばかり雲外鏡の方へ傾きつつも頭上を越え上へ上へと伸びていった。
そして続けざまその横にも同様な柱が立ち上がり、それが五本六本と増加しまるで行く手を阻む壁の様に立ちふさがった。
「ほれ、白タオル、ちゃんと移動するですよ」
翠星石が一反木綿に乗り高速移動、連続で世界樹を生やしていたのである。
「?えーい忌々しい!雲外鏡、一気になぎ払え!」
命令で雲外鏡が手を一振りすると世界樹の列は枯れ草の様にへし折られた。
「やはりあっという間じゃったな…」
一反木綿の上、一緒に乗っていた目玉親父が呟いた。
「頼みましたよ二人とも…」
翠星石が空を見上げる。
>>702 乙。期待が高まった所で規制か………
こっちのは何とか終わった。後半は殆ど惰性だったな。
『真紅と猫』がまだあるが、次回作に『ゲゲゲの鬼太郎 対 薔薇乙女』なんてのを考えてたりする……
殆ど妄想の段階だけど。
その様子を見ていたぬらりひょんは注意深く辺りを見渡した。先程の動きはおそらく陽動、攻撃の主力は鬼太郎であるはず。だが移動手段である一反木綿はまだ下にいる。山の麓には何も変化はない。予測不能な展開に緊張が走る。
「ぬらりひょん様、あ、あれー!」
突然、朱の盆が上を見て何かを指し示た。頭上から何かが落ちてきている。目を凝らしてよく見ると、それは空中より自分に向かってくる鬼太郎だった!
「ぬらりひょん、覚悟しろ!」
「ききっ、鬼太郎!」
ぬらりひょんは理解した。先程伸びた世界樹は雲外鏡の上を越え、鬼太郎を直接ここに運ぶためのものだったのだ。おそらく最初の一本目の先に捕まりこの上で飛び降りたのだろう。
空中からの奇襲に成功した鬼太郎はあらかじめ脱いであったちゃんちゃんこを投げつけた。
「まだ甘いわ!何度も同じ手はくわんと言ったろう!」
自分を覆おうとするちゃんちゃんこ。だがぬらりひょんは懐よりピンポン玉の様な物体を取り出し、投げつけた。ちゃんちゃんこの中で爆発が起こる。それは小型爆弾だった。
ピカッ!ドカーン!
「うわっ!」
ちゃんちゃんこは飛ばされ、爆風にあおられ鬼太郎もバランスを崩す。
「今だ、朱の盆!鬼太郎を取り押さえろ!」
もう少しで地上、という所で怯んだ鬼太郎に朱の盆が掴みかかった。捕らえてしまえば後は雲外鏡で止めをさせる。しかし安心したのも束の間、第二の伏兵が現れた。
「行け!、蒼星石」
「だ───────っ!」
鬼太郎の背中に隠れ、蒼星石も一緒に来ていたのだ。彼女は鬼太郎の頭上を越え朱の盆の頭で踏み切ると、奥にいるぬらりひょんの腕目掛け庭師の鋏を突きつけた。
「痛っ、俺を踏み台にした!?」
「なんと!」
完全に不意を疲れたぬらりひょんは鋏の一撃をあび、『照魔鏡』はその手から零れ落ちた。それが地面に落ちる直前、蒼星石は鏡を掴んで鬼太郎に向かって投げつけた。
「鬼太郎さん、お願いします」
鬼太郎は鏡を取ろうとしたが朱の盆に邪魔され一歩出遅れた。ぬらりひょんも蒼星石を突き飛ばし再び鏡を取ろうと手を伸ばす。鏡の落下地点、二人が交錯した。
だが、互いの手が邪魔をして結局二人とも掴む事が出来ず、無常にも『照魔鏡』は地面に落下した。
ぱりん
小さな音を立て鏡が割れた。そして、中から黒い煙が現れすーっと消えてく。
「あああ…『照魔鏡』が…。わしの夢が…」
ぬらりひょんはがっくりとうなだれ、その場にへたりこんだ。
「鬼太郎さん…」
「ごめん、掴みきれなかった」
この事態を想定していなかった二人は割れた鏡を呆然と見つめていた。すると…
「!!」
突然、空気が変わった。得体の知れない邪悪な気配がこの一帯を包み込んでいる!
《ははははは、遂に、本当に開放されたぞ!》
世界全体を包み込むような大きな声が響き渡る。二人が振り返ると、そこには目を輝かせ嬉々とした表情の雲外鏡がいた。
「雲外鏡!」
《おお、『照魔鏡』を壊したのはお前達か。礼を言うぞ。これで何の束縛もなくなった》
「なにっ!」
《俺は魂を封じ込められていたため『照魔鏡』の命令に逆らう事が出来なかった。だがもう恐れるものは何も無い。これからは自由だ! 》
雲外鏡は次にぬらりひょんに顔を向けた。自分を見て不気味に笑うその顔にぬらりひょんはすくみ上がった。
《おい主》
「!!はい!」
《世話になったな》
ペシン!ぬらりひょんは塵でも掃われるようにふき飛ばされた。
「あ〜れ〜」
「ぬらりひょん様〜」情けない声を出して朱の盆が後を追いかける。
その二人が視界から消えると、雲外鏡はこんな事には興味は無い、とばかりに辺りを見渡した。
その様子を鬼太郎が注意深く見つめる。攻撃はしてこないものの自我を持ったこいつは何を考えているのかわからない。しかし、とても悪い予感がする。
「雲外鏡、お前これから何するつもりだ!」
《? 何をしようが俺は自由さ。とりあえずこの世界でもいただくとするかな》
「この世界を…?」
言葉の意味がわからず、鬼太郎はあっけにとられた。それをよそに雲外鏡は口を開け、深呼吸でもするかの様に大きく息を吸い込んだ 。
突然、辺り一帯を竜巻の様な暴風が襲う。その激しさに鬼太郎は立つ事が出来ず、蒼星石を抱きかかえながら地面にしゃがみこむ。
「鬼太郎さん、これはいったい…?」
「!! 見ろ!」
周りの草、そして大きな木までもが次々と根こそぎ空へと巻き上げられていた。宙に浮いたそれらの物は皆雲外鏡の口の中へ入っていった。それはまるでブラックホールが何でも引き込むが如く、この世界全ての物を飲み込もうとしている様であった。
「あいつは…フィールドそのものを食うのか…」
動く事もままならず、鬼太郎はただその様子を見続けていた。
その脅威はこのフィールド全土に及んだ。真紅と水銀燈も戦いを一時中断し、吹き飛ばされないように岩陰に身を隠す。
「くっ…何なの、この風は?」
「ぬらりひょんめ…、何をやったというの?」
二人はまだ、状況の変化を知らない。
今回はこれにて。ここまで大真面目にやってきましたが、ついにガンパロを連発してしまいました。いや…単純にやりたかったので…
残りは後二回、と言うわけで今回より後書きにてキャラ解説をやっていきたいと思います。
まずは鏡爺。原作に一回、アニメでは1期、3期、4期と出ています。ググっても伝承などは出てこないので水木御大のオリジナルではないでしょうか。
基本的に鏡の中に潜み、人間の姿を奪って鏡に閉じ込めます。(姿を奪われた人は透明人間になる)
性格は作中にもある通りロリコンで、可愛い女の子をこぞって好みます。ただ、原作と1期では単なる悪党妖怪なのですが3期、4期となるに従い子供を見守る良い妖怪になり、この作品でもそれを受けています。
とても水銀燈とは似合わぬ容姿なんですが、美女と野獣みたいな面白さを考えてこの様な設定にしました。
物語とはいえ封印され、殺されかけ、今回は打ち抜かれ、次回は…。俺も鏡に閉じ込められそう。
次に鬼太郎。いちおう話のツートップなのですがはっきり言って影が薄いです。
基本的に妖怪にトドメをさす役なのですが今回のようにシリアス展開の場合、のんびり生きている彼は深く絡ませにくい。
アリスゲームに対してはどう思っているのでしょうか、ちょっと考え付きませんでした。
それではまた。次回も期待しないで待ってください。
>>709 乙でした。
また暫らくROM生活に戻るよ
>>714 乙です!、鏡爺の水銀燈への想いに泣けました・・・
次は俺の番です、ちなみに俺の作品の中のテケテケはやさしい妖怪と言う設定です
本当のテケテケは恐ろしいみたいです(ちなみに映画のトラウマです)
>>709 乙でした!、これは予想外のオチwww
次回作も楽しみにしております!、あと真紅と猫も楽しみです
(このスレも700越えたな・・・あとちょっとで1000行きそうだ)
>>714 GJ!
途中割り込んしまいすまなかった。
俺も結構ガンダム見てる筈なのに、ガンパロは言われるまで黒い三連星しか気付けなかったorz
他には、νガンダムとサザビー……とか?
確かに鬼太郎組はシリアスに絡ませづらいよね。
どうしたものか……
あそうだ、確認しておきたいのだが、
この物語は本編の延長線上(ジュンとの契約を解いた)なのか?
それともパラレルワールドなのか?
原作がアレだからどっちにもとれるんだよね。
ここは各々の裁量でという事でおk?
>>718 契約を解いた後ではないかと俺は思う
そしておkします(ではそろそろ投下しますので期待しないでください)
「こんな妖怪が居ただなんて知らなかったわ・・・」
「うぅ気味がわりぃ妖怪ですぅ・・・」
「こ・・・怖いの」
「でも、何故行方不明の事件とテケテケが関係ないじゃない?」
「ふむ、やはりあの噂のせいかのぉ・・・」
「噂?」
「お父さま、噂って何なの?」
「うむ、あ奴には人間たちが作った噂話で人間たちに嫌われとるんじゃ、奴に捕まったら殺されて足を奪われると言う恐ろしい噂のせいでのぉ・・・」
「本当はあいつは夜遅くまで居る子を脅かして家に帰すだけのやさしい奴なんだ・・・」
おやじの次に鬼太郎が話し出す、すると「どこがやさしい奴なんだよ!?」と右腕にギブスをはめたねずみ男が乱入してきた。
「ねずみ男!」
「どうしたんじゃ!?、その怪我は」
「おめぇらが話してたテケテケにやられたんだよ!、カナの奴が旧校舎に入ったきりでよ〜。心配で入っていったらいきなり後ろから投げ飛ばされてあげくのはてにはこのざまだよ」
「嘘つくなですぅ!!、どーせまた金稼ぎで怪我しただけですよ!!」
翠星石の発言で一瞬ギクッとしたねずみ男は頬に汗を流してごまかそうとした。がねこ娘の引掻き攻撃と翠星石の蹴りであっさり白状した。
「あんたって奴は〜本当に息の根を止めた方が良さそうね!!(ギュ〜)」「いでででで!、ひげ引っ張るなよ!!」
ねずみ男のひげを本気で抜き取ろうとしているねこ娘が鬼のような顔で睨みつける。それを鬼太郎たちが何とか抑えた。
真紅が紅茶を置いてねずみ男に話しかけた
「ねずみ男、それで金糸雀は見つかったのかしら?」
「いや、学校中探し回ったんだが居なかったんだ、どこに行っちまったんだろうか・・・」
ねずみ男の発言にみんなが驚いたな顔をしていた、だか真紅と鬼太郎、親父だけは考えていた。何故、行方知らずの子供たちがテケテケと関係あるのだろう・・・それゆえにその旧校舎に入ったきり戻ってこなくなった金糸雀も気になっていた
真紅が鬼太郎と親父に話しかけた
「・・・鬼太郎、お父様、どうも何か謎があるわ」
「ふむ、確かに金糸雀が行方不明になるとは・・・」
「父さん、まずはテケテケに会って話をしてみましょう」
「うむ、とりあえず奴と話をつけて子供たちと金糸雀を捜すしかないじゃろ」
・・・・・
今回はここまでです、次回からやっと旧校舎に着きます
やっとテケテケ登場です・・・期待しないで待っててください
(何度も言いますがこれは映画学校の怪談のパロってます)
>722
学校の怪談かぁ。あのシリーズは面白いよね。
オリジナルドールがどう絡んでくるのか、作者はローゼンなのか、それとも……
そして、このスレのSSって大体被害受けるのが、翠星石か金糸雀かねずみ男なんだよなw
墓場鬼太郎のアニメも控えてるし、このスレもまだまだこれからだな。
>>718 オーベルテューレとは無理やり直結しているけどこっちは完全なパラレルワールド。
この話はゲゲゲのローゼンと言う架空物語の中盤から終盤あたりの1エピソードのひとつと設定している。
作中にねずみ&金糸雀が悪事の常習犯だったとか、ドールが他の妖怪とからんだとか書いたのはそのため。
真紅パンチももちろんそう。ローゼン見ている人なら意味わかるだろうし色々想像出来て面白いだろうと思ったから。
無論俺もおk。
>>724 なるほど了解です。しかし迷う所だな。
恐らく延長線上で行く事になると思うが、しばらく充電期間に入ると思う。
では。
充電期間に入るのか・・・べっ、別にさびしいなんて思ってねぇですぅ!!
(そろそろ投下しようと思いますがもうちっと待ってください。ちなみにあのインフェルノも出そうかと思います)
カー・・・カー・・・カー
そして鬼太郎たちは旧校舎に向かっていた。鬼太郎(親父)・真紅は一反もめんに乗っている、翠星石は鞄、隣には双子の妹であり第四ドールの蒼星石も居る。そしてねこ娘とねずみ男はカラスに乗せてもらっている
「目的地からすると、あの建物みたいですね」
「あれが昔の学校じゃ、昔の日本の学校は木でできていたんじゃ。それが最近コンクリートでできた学校が建っていてのぉ・・・古い学校は皆破壊しとるんじゃわい」
親父が鬼太郎の頭からヒョイっと飛び出していた。ドールズたちも話を聞いていて、なるほどと頷いていた。一反もめんが何かに気づき話しかけた
「ん?、見んしゃい、誰かが手を振ってるばい」
「とりあえず降りてみよう、一反もめん」
「分かったばい」
一反もめんがそう言うと手を振ってる人のところに降りてきた、鬼太郎と一緒にドールズとねこ娘たちも降りてきた。
「はじめまして、あなたがゲゲゲの鬼太郎さんですか?、私が手紙を出した校長です。」
「話は聞いています、子供たちは必ず救い出します。ところで、何故この旧校舎を取り壊すのですか?」
「はい、あれは確か今の校舎ができてない時でした・・・」
校長が昔起きた事件の事を語りだした
あれは40年前の夏の夜、杉田敏郎(仮名)と言う先生がこの旧校舎で泊まっていまして、すると突然電話がかかってきたのです。杉田先生はそれに気づき受話器を取りました。
「はい?、もしもし」
『ツー・・・ツー・・・ツー』
しかし電話に出たのにいつのまにか切れていたのですよ、杉田先生はいたずら電話か?と思って受話器を戻し、懐中電灯を持ち校内を見回っていました。
すると突然後ろから何かがついて来る音がして、杉田先生が後ろを振り向くと誰も居ないのです。ところが杉田先生が前を向いたとたんに誰かが杉田先生を切り殺してしまい。
「そしてそれ以来、この旧校舎に入る人は居なくなり、今日この旧校舎を取り壊す事になりました」
それを聞いた鬼太郎やねこ娘、真紅、蒼星石の顔が真っ青になる。しかし雛苺は怖がってねこ娘に飛びついた。
そして翠星石は鬼太郎の足を掴んでいた。
今回もここまで!。
ネタが思いついたのに・・・すぐに忘れちゃうなんて何で・・・(泣)
続きはまたいつか。あんまり期待しないで待っていてください
「わたくしの出番はまだでしょうか?」
730 :
マロン名無しさん:2007/11/24(土) 06:19:46 ID:HnEGS1am
保守
731 :
マロン名無しさん:2007/11/26(月) 02:34:35 ID:c86G0L2Y
ぬら「朱の盆!、朱の盆はおるか!?」
朱の「な、何でしょうかぬらりひょん様〜」
ぬら「ここのところ水銀燈の奴がおらぬが、あいつはどこに行ったんだ?」
朱の「姐さんなら12月にラジオをやるからしばらく家を空けるって出て行きましたけど」
ぬら「あやつめ、自分がご主人と言いながら人間たちが聴くラジオをやるだと!?。わしはそんな事初耳じゃわい!!」
朱の「ラジオならありますけど・・・どうします?、聴きますか?」
ぬら「お前一人で聴け!、わしは今から緊急あげ保守をせんねばならんのだ!」
朱の「このスレが落ちたら困りますもんね〜。と言うより鬼太郎を倒す事と関係ないじゃん・・・(ボソッ」
ぬら「聞こえとるぞ!」
732 :
◆FKC6cvT7ss :2007/11/26(月) 23:50:55 ID:AHmadTsn
続きなかなか浮かばないし
ずっと人大杉だし
あげとくか
別経由で久々にカキコ。
>>729 乙です。
死んだ本人しか知らない事実まで伝聞されてる所が、いかにも怪談って感じだ。
俺も新しいのを考えてるけど、出せるかどうかは……微妙…
いつもまとめ乙です。
>>733 うん、最初のあのメリーさんが出てくるときのシーンなんだよ、しかし何故最初のところで人が殺されるのかな?
>734
あれ自体は定番の怪談だからね。映画本編とは関連無いし。
所で、雪華綺晶の人工精霊が「スゥーウィ」と「オルフェ」と言うらしいが、出典がよく分からない。
ウィキペディアからも消されてるし。何か知ってる?
>>735 マジでか!?、でも俺。そのドールだけは知らないんだ・・・知ってるのは何でも食うだけしかね
(今現在、やっと続きを製作中。いつ投下するかは分からない)
>736
そっか…
こっちの次回作は何とか目処がつきそうなのだが、投下はまだ先になりそうだ。
しばらくは雑談スレと化すかも…って人大杉はいつになったら終わるのか…
>>737と◆FKC6cvT7ss
よし、人大杉のときのために避難用を作ろうかな
どうかな?(専用ブラウザ使っているのは俺と
>>737と◆FKC6cvT7ssだけかな?)
739 :
737:2007/12/01(土) 12:42:59 ID:???
>738
いや、まあ大丈夫だろう。住人は全員見られてるようだし、俺もなんとか。
740 :
738:2007/12/01(土) 15:26:42 ID:???
>>739 ところでどうよ?、そっちは投下予約なら今のうちだぜ
鏡爺と花人形の人も今は続きを考え中
そして俺も今考えてがんばって書いてる・・・
741 :
◆FKC6cvT7ss :2007/12/01(土) 20:18:52 ID:Z1BWXUJz
こっちはしばらく無理。
毎日ロムはしてるからお二人の作品に期待するよ。
742 :
739:2007/12/01(土) 21:04:02 ID:???
>>740 一週間以内に投下出来れば御の字、と言っておこう。
743 :
マロン名無しさん:2007/12/01(土) 23:27:25 ID:i/q+L7AK
あげ
ちょっと遅れたけど
>>741 確か前、新人を勧誘する広告を作ったよね?、あれもし次スレができたら使おうと思うんだ、いいかな?
745 :
◆FKC6cvT7ss :2007/12/03(月) 21:57:24 ID:N4SCMz12
次スレの1にでも貼るのかい?
それなら問題なさそうだね。
このまま没らせるなら使ってもらった方がいいな。
確かにテンプレにちょうどいいね。
こっちはドラクエ4が忙し…ひーゴメンナサーイW
>>746 翠「キー!続きも考えずにゲームをやりやがってですぅ!」
蒼「落ち着いてよ翠星石!」
「ふむ、とにかくその旧校舎に入った子供たちも心配じゃ」
いきなり鬼太郎の頭から飛び出した親父を見てびっくりする校長がしりもちをついた。が、真紅が説明をしたら、校長は胸を押さえながら話した
「とにかくお願いします!、もし生徒たちの身に何かあったら私は校長を辞めさざる終えません!。生徒たちを助けてください!」
「分かりました、子供たちは僕たちが助け出しますから。安心してください」
鬼太郎のその言葉に校長は涙を流した。しかしねずみ男が校長に近づいて言った。
「きひひひ、あの校長先生ぃ?」
「はい?」
「もし子供たちを助けたらあのお礼のほo・・・・(ズバッ!、ゲシッ!)イテェェェェ!!」
お礼を言おうとしたねずみ男がねこ娘の引掻き攻撃と翠星石の蹴りで倒れた。真紅は呆れながら鬼太郎に話しかけた
「鬼太郎、早くその旧校舎とやらに行きましょう、校長先生、案内して頂戴」
「はっ・・・はい」
今回はここまで、続きは多分今夜か深夜あたり・・・
連レスごめん、まとめにあるリレー小説の事で2人に聞きたいのだけど・・・
751 :
マロン名無しさん:2007/12/04(火) 21:16:46 ID:ZhlnkUWz
保守
752 :
マロン名無しさん:2007/12/04(火) 21:28:40 ID:3QBY7yMW
なんで昔のスレが上がってきてるの?
>>752 いや、昔のスレじゃないよ。現行スレだけど・・・
754 :
◆FKC6cvT7ss :2007/12/05(水) 12:39:50 ID:zXXXC3rr
鯖が移動したのか。これでスッキリするな。
>>755 今頃どうしたんだい?無期停止中かと思っていたんだが…
>>754 IDがなんか目立つw
758 :
マロン名無しさん:2007/12/05(水) 21:39:33 ID:zXXXC3rr
あ
入力間違えた。
どうやらアクセス規制に巻き込まれた模様。
PCでは暫らく無理そうだ。
>>757 俺はイマイチ気が乗らないなぁ…
まあ
>>759氏も規制中らしいし、無理しなくてもいいじゃないか。
というか、このスレ自体俺はリレーっぽいと思ってる。
>>761 他の人のSSも(作品によるが)反映しているからだと思う。
後で各作品が繋がってゆくか?なかなか楽しみじゃないか。
>>762 確かにその通りだな、続きを考えるのにどうかしちまったな俺は
今から続きを考えてる浮かんだのは
旧校舎の入り口に鍵をかけようとする→すると鍵が勝手に開く
っと映画のシチュエーションを忘れずに使おうと考えてる
764 :
763:2007/12/06(木) 23:18:54 ID:???
とりあえず続きは明後日の夜に投下します、期待しないで待っていてください
始まりは妖怪アパートの廊下での、この一言だったね。
「蒼星石、たまには何か食べにでも行くってのはどーです?」
「え……」
ああ、翠星石。僕は固まってしまったよ。なぜかって?君が誰かを外食に誘える程、生活に余裕が無い事を僕は知っていたからさ。
そんな訳で僕は君に尋ねたんだ。
「翠星石、今月の家賃も払えないのに外食だなんて、どういうつもりなんだい?」
思わず強い口調になってしまったよ。家賃の徴収がすっかり板についてしまったらしい。
語気を強めた事を悔いた僕をよそに、君は動じない。何がそうさせたのか、この時の僕には知る由もなかった。
「まあ、翠星石の気が乗らないのなら、無理にとは言わないですが」
君は軽く流すと君のマスターである、子泣きのお爺さんの部屋の方に行こうとした。けど何歩か歩くと君は立ち止まった。そして僕の方に振り返って、こう言ったんだ。
「あ そうです、溜まってるおじじの家賃の事ですが、近い内にまとめて返してやると、おばばに伝えておいて欲しいのです」
君の言葉に僕は自分の耳を疑った。だって数百年分だよ?そんな急に返す当てが出来るとは思えないもの。
「そういう事ですから、よろしく頼むですよ蒼星石」
あっけにとられる僕にそう言うと、君は部屋に戻っていったっけ。今にして思えば、君は上機嫌で足取りも軽やかだったよね…。
きっとあの時、もっと君を追及していれば、あんな事にはならなかったのかも知れない。
あんな事には…
支援!
どーにも新作が纏まらんので、それとは別に思いついたのを、さわりだけ書いてみた。
>>765 水銀燈がヤバイw
>>768 おぉ!これは続きが気になるぜ!
俺なんて続きが全然出ない・・・
話は変えるけど
>>768は絵を描けるかい?
>>769 ちょっと書くけど、とってもじゃないがみっともなくて晒せません!
あしからず…
二人とも乙でした。
俺のターンは何時になるやら…
>>770 みっともなくてもいいよ、絵を描いてみてよ
まとめのトップ絵になるから
言い忘れてたけど、環境的にも絵のうpが出来ない。あきらめておくれ。
>>773 そうか・・・それは残念だ・・・。
アッー!まとめに絵描き掲示板があるの忘れてた
だがSSを楽しみにしてますぜ。お茶どうぞ
つ目
>>773 ところで題名の『走れ、庭師!』ってどんなのだい?
蒼星石が病気になった鬼太郎の為に走るって事か?。んなわけないかw
>>771 いつまでも楽しみにしてるさ、続きが浮かんでこなかったら新作を考えればおkだよ
SSを書くのこれで4人って事か
「はい、翠星石がそう言ってましたよ」
「あの酔っ払いが家賃を払うだって? はん! 全く持ってあり得んわな」
蒼星石のありのままの報告に対して、砂掛け婆は至極当然な反応を示す。
当然だ。数百年の滞納である。誰が信じられようか。報告している本人でさえ言っていて空々しいのだから。
「それで?その返す当てってのは一体何なんだい?」
一応程度に蒼星石に尋ねる砂掛け婆。その語調からは一分の期待も感じられない。
「それが分からないんです。僕が特に尋ねた訳じゃないという事もあるんですけど」
「ふん。どうせ返す当てなんか無いんだよ」
砂掛け婆は特に呆れたりがっかりした様子も見せなかった。期待していないのだから当然だ。
「ただ…」蒼星石が続ける。
「翠星石が上機嫌だったのがちょっと気になりましたけど…」
蒼星石の追加報告が多少意外だったのか、砂掛け婆は一瞬表情を変えるものの、すぐにいつもの厳しい表情に戻る。
「どうせ道端で金でも拾ったのさ。期待するだけ無駄に決まっておるわ。いつもの事じゃよ」
蒼星石も苦笑いを浮かべて頷く。確かに過大な期待を抱かない方が、精神安定上宜しいに違いない。マスターの数百年の経験に基づいての結論である事は明らかだ。
もっとも、蒼星石は期待値こそ砂掛け婆と大差ないものの、不安に関しては大きく上回っていた。
支援します!
そういえば最近・・・
>>746の姿が見当たらないな・・・
充電中だからしょうがないな、まとめの方の絵描き全然誰も来ないなw
誰も見てないのかな?
その日の夕方。
蒼星石は砂掛け婆家の夕飯の支度を手伝っていた。砂掛け婆家の食卓はかなり質素である。
蒼星石も特に不満がある訳でもないし、そういった事に理解があるので別に問題無いが、これが雛苺あたりだとどうなっていた事だろう。
もっとも、妖怪横丁に来てからのドール達の食に関する困窮振りを考えれば、却って羨ましがれるかも知れない。
蒼星石がちゃぶ台に食器を並べ終わり、ふと、外を見ると、どこかに出かける翠星石と子泣き爺が目に入った。
どこかに出かけるのかな。…そう言えば、最近割と夜に外出する事が多い気がするけど…。
…“朝帰り”…という一言が頭をよぎる。
「…な、何を考えてるんだ、僕は…」
あらぬ想像に悶絶する蒼星石。はたから見るとなかなかに不審者だ。
「何しとるんじゃ…蒼星石…」
砂掛け婆はやや呆れた表情である。
「え、あ…あははは。何でも無いですマスター。さあ、食べましょうか」
子泣き爺と翠星石がどこへ行くのか、気にはなったものの、これと言って何か確信がある訳でもない。
漠然とした不安は拭えないが、蒼星石はこれ以上深入りしない事にした。
…断じて深入りするのが怖い訳ではない。…多分。
>>779 俺だよ、俺。
ちょっとトリ付けてみただけだよ。
びっくりした、新人かと思ったよ。
さて、続きを楽しみにして支援するよ(俺の奴は全然思いつかない。しばらくは別のネタを考えるか)
AAであらわしてみた。
, -=― - 、
/ , ヽ
/ /{ ',
! , ,ト、',、 i
{ {. { ゚ノ,`.ヽ }
ヽ 」 "´ ` ´ ', /
`ゝ、 _―_ ノ_,,.. イー、
, ィ ´\/cヘ!_l\L!_}
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\/、_.ノー:! c |_」
|ー―‐ !_ ,_!/
T ― ' ,オ_」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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┌──┐
i二ニニ二i
i´ノノノヽ)))
W////ノリ<抑えろ!、抑えるんだ!・・・・
(つ⊂)
〈__l__〉
〈_ハ_〉
>>783 GJ。でも今回のSSはそっち方向には行かない、かも。
>>784 それはなんか残念、鬼太郎にデレる蒼星石が見てみたかった
ってかトリップ付け忘れてるw
このAA図を絵にしてくれる人が居たらお願いします
それから数日後、鬼太郎ハウスにて。
その日は翠星石と蒼星石が遊びに来ていた。翠星石は真紅や雛苺とだべり、蒼星石は目玉親父と将棋を指す。
以前は目玉親父の将棋の主な相手といえば子泣き爺だったが、最近では蒼星石が相手をする事が増えた。
「最近、子泣き爺の奴は付き合いが悪いのう。奴と最後に将棋を指したのはいつじゃったか…」
目玉親父が愚痴を漏らす。どうやら戦局は目玉親父に不利なようだ。蒼星石が相手をするようになってからというもの、目玉親父の戦績は連戦連敗である。
酒の勢いに任せた将棋を指す子泣きに比べて
蒼星石は理詰めで指してくる為に手強い。余りに勝てない勝負は面白くないものだ。
「こら、目玉のおじじ!翠星石のマスターをあんまり悪く言うなですぅ」
真紅達と話していた翠星石が目玉親父の愚痴に釘を刺す。その行動に一同は少々驚いた。
何故なら今まで翠星石の口からは、マスターに対する愚痴こそ数あれど、擁護する発言など皆無に等しかったからだ。
「貴女がマスターを庇うなんて珍しい事もあるものなのだわ」
真紅が皆の驚きを代表した形で言葉にする。
「べ、別にぃ。あんな酔っ払いの甲斐性無しでも、一応この翠星石のマスターですからね」
指摘されての照れ隠しの毒舌は、さすが翠星石となぜか安心してしまう一同。知ってか知らずか翠星石は続ける。
「あ、そろそろ翠星石は帰るです。ご馳走様ですぅ」
「帰るって、さっき来たばっかりじゃないか」
鬼太郎が驚く。
「今日はいつもより始まるのが…あ、いや、何でもないです」
翠星石は何か途中まで言いかけると慌てて訂正した。
「とにかく!これから用事があるですよ。おじじと出かけますです。さらば、ですぅ」
そう言い残して翠星石は早々に鬼太郎ハウスを後にした。あっけに取られる残された面々であった。
保守
そろそろクリスマスシーズンだな
さて、クリスマスのネタを考えますか。
お2人とも、続きを楽しみにしてますよ
早くも詰まったぜ。
まあ気長に行くとしよう。
規制まだ続いてる…
ナンテコッタ
>>791 うはwwGJ!
まさか絵にする人がいたとはww
ありがとうwまとめに追加しとくよ!
>>791 GJ…
よかった…俺のなんて太刀打ち出来んよ…
「…変だ」今日の翠星石に対する満場一致の印象を最初に口に出したのは鬼太郎であった。と同時に堰を切ったように騒がしくなる。
「翠星石の奴、どういう風の吹き回しじゃ?」
「雨…いえ、雪でも降るかも知れないのだわ」
「翠星石がお爺さんと仲良しになるなんて、ヒナ、びっくりしたのよね」
それはもう、好き勝手に喋る。一通り喋り終わると今度は蒼星石に視線が集まりだした。
「あの…僕にも何が何やら…」蒼星石は生真面目にうつむく。
「ふむ、そうか。…まぁ翠星石も成長したということじゃろう」
と、目玉親父がまとめかけたが、「はあ…だといいんですけど…」蒼星石は納得出来ない。
「何か気掛かりでもあるの?蒼星石」
その様子を見て真紅が言う。蒼星石は少々考え込んでから口を開いた。
「うん…関係あるかどうかは分からないけど、最近翠星石と子泣きのお爺さんが夜、二人で出掛けるんだ」
「何と、夜に二人っきりとな…」
「それは確かに怪しいのだわ」
蒼星石の話に、普段は余りやじ馬的な事を好まない真紅と目玉親父も多少の好奇心を刺激されたようだ。蒼星石はそれを制するように続けた。
「あ、いや、別に何かあると決まった訳じゃないから…」
(ふぅ…なんだか居心地が悪くなってしまったなぁ…)蒼星石は姉を少々恨めしく思った。
それから間もなく翠星石の小さな謎を振りまいた、その日の庭師姉妹の鬼太郎家訪問劇は幕を閉じたのだった。
>>795 えっ?、も・・・もうこれで終わりなのかい!?
でも乙でした!
>>794 コラコラ…一枚描いてもらえただけで十分有り難いじゃないか。
…で、どうなんでしょ?
「あぁ…鬼太郎さんの事を想っている時の、この胸の高鳴りを抑えられない…」
「なーにニヤニヤしてるですか、蒼星石」
「(ドキーーン!!)しゅ、しゅいしぇえしぇき!? い い い いつからそこにぃ…」
「ずっとここに居たですよ。全く、これは重症ですぅ…」
>>796 まとめ早業乙。
よくよく考えてみれば、あの絵の蒼星石はニヤニヤしてねえや…アチャ-
>>799 いや・・・あの絵を台詞を付けるとは見事なのだね
笑ったよwww、あの絵と台詞見てるとニヤニヤしてるのは俺だけ?
801 :
791:2007/12/13(木) 17:47:09 ID:???
>>794 漫画は量が多いのでキツイです
とりあえずトップ絵だけ描いてきます
>>801 期待してます。
昨日の絵、勝手に台詞を付けちゃいました。許してネ。
これはあるクリスマスの前の日だった・・・
鬼「そう言えば、そろそろクリスマスですね」
目「おぉ、すっかりもうその季節じゃの」
雛「わーい!、クリスマスクリスマスなのー!」
真「雛苺、騒がないの!・・・まったく、クリスマスだからって興奮するなんて。薔薇乙女として情けないのだわ」
鬼「相変わらず、素直じゃないな」真「鬼太郎、何か言った!?(キッ」
鬼「い・・・いや別に・・・(真紅が睨むと何か怖いな)」
真「あら、もうこんな時間ね(腕時計を見てる:夜行さんに作ってもらった)。雛苺、行くわよ」
雛「え〜ブーブー、ヒナまだきたろーと遊びたいのー!」
真「いいから早く来なさい!」
目「うん?、真紅よ。どこに行くのじゃ?」
鬼「(ハッ)まさかアリスゲーム!?」
真「早とちりしない事よ鬼太郎、ちょっとねこ娘の所に行くだけよ。ほら雛苺!、さっさと来なさい!」スタスタ・・・
雛「あーん!真紅待ってなの〜!」タッタッタッ・・・
ポツーン・・・
鬼「父さん、珍しい事もあるのですね。真紅がねこ娘の所に行くなんて」
目「うぅむ、今日は雪が降りそうじゃ、しかも大量のが降りそうじゃのぉ・・・」
今日はここまで!
続きがまだ考えてないのですぅ(ごめんなさい!)
期待しないでいて待っていてください!
806 :
マロン名無しさん:2007/12/14(金) 02:04:25 ID:NGCxm7Hz
あげ
妖怪アパートへの帰り道。道といっても鞄に乗り、空中を飛んでいるのだが。蒼星石は鞄をある程度開け、眼下に流れる風景を眺めつつ、姉の変わり振りについて考えていた。
何かにつけてマスターの愚痴をこぼしていた翠星石である。今の態度に違和感を持つなという方が無理というものだ。それは鬼太郎ハウスの面々も同様に。
では、翠星石と子泣き爺の間に何があったのか? ここで蒼星石の頭の中に様々な想像が溢れだす。
朝帰り…は置いておくとして、さて…
二人で協力して強敵を退け友情が芽生えた…?
…一番ありそうな線ではあるが、そういった話は風の噂にも聞かない。
子泣き爺の浪費癖が治ったのだろうか?
…いやいや、酒屋の酒は今でも子泣き爺に買い占められているとか… …本当だろうか?
単純に翠星石が成長し、人間(?)が出来て角が取れたのかも知れない。
…双子の妹が思うのも何だが、そんな翠星石は想像もつかない。と言うか気持ち悪いので却下。
…まさか、子泣き爺に何か弱みでも握られて、逆らえないのでは…
…何を考えているのだろうと、自分で呆れる。気が付けば腕を組み、しかめっ面でブツブツ呟いていた。
「コホン!」別に誰かに見られていた訳でもないのに、反射的に咳払いをして腕組みを解く蒼星石。
はあ…下らない事考えてないで早く帰ろう。夕飯の支度を手伝わないといけないし。
蒼星石は飛行速度を上げ、帰路を急いだ。
「ただいま、マスター」帰宅した蒼星石を出迎えたのは、目に涙を浮かべた砂掛け婆だった。
「えっ!…マスター!?」
・・・あの家賃でうるさい砂かけ婆が
一体何があったのだろうか!?、続きが気になる
>>801 さて、そろそろトップ絵ができあがっているでしょうか?
クリスマスパーティーで盛り上がる鬼太郎家。そこに…
?「さてさて、紳士淑女の皆々様、どうかご静粛に」
真紅「…ラプラスの魔!? どうして貴方がここに!?」
鬼太郎「ラプラスの魔…? するとこいつが鏡爺の言っていた…」
翠星石「一体全体何の用ですか! 回答次第じゃぁタダじゃおかねえですよ!」
ラプラス「フフフ、そう仰らずに。この様な賑やかな場、わたくしの中に流れる奇術師の血が騒いがない筈がございません」
真紅「…で?」
ラプラス「この賑やかなパーティーの余興と致しまして、今宵はわたくしの奇術をご覧に入れましょう」
目玉親父「ほほう、こりゃ面白い余興じゃわい。拝見させてもらうとしようかのう」
ラプラス「ではここで奇術のアシスタントをご紹介…。『きらきー』こと、薔薇乙女第7ドールのミス雪華綺晶!」
一同「え…そんないきなり…!?」
雪華綺晶「私はだぁれ? きらきー? ふふ…きらきー…それもまた、私を表すもの…そう言うことでしたら…」
鬼太郎「あの…いきなり混乱してますが?」
ラプラス「おやおや、この世に絶対的な価値観など御座いましょうか? 十人十色、みな見る物思う事違っていて当然なのですよ。お分かりになりましたかな、お坊ちゃん」
鬼太郎「おぼ…」
翠星石「ぷっ、チビ妖怪には似合ってるですよ、ぷぷぷ…」
笑いをこらえる一同…
鬼太郎「ム…そんな事より手品はまだかい?」
きらきー「…弱気…。焦ってはいけません…」
ラプラス「さあ、世にも不思議な奇術ショーの開幕です!」
>>804のクリスマスネタに便乗。続きは明日で。
>>809 マジレスになってしまうけど、余り催促するのは感心しないね。
>>811 すみません、つい・・・興奮してしまいましてはい・・・・。
このスレにもきらきー登場w・・・雛苺が食べられなければいいけど・・・
>>812 きらきーを出したけど、本編(?)とは多分関係ありません。
他のSSとは一切繋がらない、パラレルなお話って事で。
絵師の人も含めてみなさんGJです
携帯より応援カキコ
>>815 GJです!、トップ絵を描いていただきまことにありがとうございます!
早速トップに貼り付けます!
パチパチパチ……
真紅「何も無ければいいけど…」
ラプラス「折角ですから、どなたかにご参加頂くとしましょう」
金糸雀「ハイハーイ! カナがやってみたいのかしらー」
ラプラス「では、そちらのパッチリお目々の小さな紳士に、奇術をご体験頂きましょう」
目玉親父「なんと? わしでよいのか? そりゃ嬉しいのう。で、どうすればいいんじゃ?」
金糸雀「がーーん……。完全スルーかしら…!」
雛苺「うゅ、よしよし…なのね。影が薄くてもいい事きっとあるのよ」
金糸雀「全然慰めになってないかしらー!」
きらきー「…影が薄くても…」
金糸雀「アンタも余計な事繰り返すんじゃないかしらー!」
ラプラス「コホン。小さな紳士には皆様の前、こちらへ…」
目玉親父「ふむ、何だか照れくさいのう…」
ねこ娘「頑張ってー、親父さーん」
ラプラス「さて皆様ご注目、この手に持ちたるは、わたくし愛用の帽子で御座います。…ご覧の通り…種も仕掛けも御座いません。
この帽子を、失礼かと存じますが勇気ある小さな紳士に被せさせて頂きまして、お嬢さんのステッキを拝借…」
真紅「あ…いつの間に…! …もし壊したら貴方の帽子を踏んづけるわよ!」
ラプラス「このステッキで、ワン…ツー…スリー!…この通り、見事小さな紳士は消え仰せたのです」
一同「おお!」
鬼太郎「…あの、父さんはどこへ…?」
ラプラス「くくく…ここが文字通りこの奇術の“眼目”でして。はてさて、小さな紳士はどこへ行ってしまったか? 皆様、ミスきらきーにご注目を!」
きらきー「…ふふ、見て?私の右目にこんなに可愛いお目々が…」
一同「ギャーーーーーっ!!!」
『楽しい(?)クリスマス』…完。
>>815 良いですね。ありがとうございます。
これからも気が向いたら、スレを覗きに来てください。
>>817 うはwwwおまっwww
そのオチで来たwwwココア吹いちまったじゃねぇかwww
カナはやっぱ空気www
てかきらきーwwwww
「…ああ…蒼星石か……お帰り…」
砂掛け婆は返事をするのもやっと、といった様子である。慌てて蒼星石は砂掛け婆の元へ駆け寄った。
「どうしたんですか、マスター!?」
「う…蒼星石…、……子泣きが…子泣きの奴が……」
蒼星石の胸の鼓動が一気に加速する。蒼星石はその嫌な感覚を必死に抑えつつ、何とか真相を聞き出そうとする。
「子泣きの…お爺さんがどうしたんですか…? 何かあったんですか!? …まさか…」
「…その…まさかじゃよ…」
「…え……そん…な…」蒼星石は絶句する。
砂掛け婆は両手を蒼星石の肩に掛け、がっくりうなだれた。
「わしは…わしはどうすればいいんじゃ…!」
「落ち着いてください、マスター!」
蒼星石の動揺も激しいが、それでも彼女は健気にマスターを優先して慰めようとする。
「マスター…しっかりして。そりゃ悲しいのは分かります…。ぼ、僕だって悲しいですよ…!」
蒼星石は精一杯の力を振り絞って砂掛け婆に語りかけた。砂掛け婆が応える。
「…何で悲しいんじゃ?」
突然、砂掛け婆が素っ頓狂な事を言いだす。
「何でって…悲しいに決まってるじゃないですか…! だって子泣きのお爺さんが…。翠星石だって悲しんでるに決まってますよ!」
「わしゃ嬉しくて嬉しくてたまらんのじゃが」
「はあ?」蒼星石はマスターが突然何を言い出すのかと思った。「いくらマスターでも、言って良い事と悪い事がありますよ!」
「じゃが…あやつが家賃を払ってくれるなんて初めての事で、どうしたらよいやら…。…いかん…また涙が…」
…ようやく事態が飲み込めた蒼星石であった…。
>>821 ・・・・え!?、あの子泣きが家賃払った!?ww
何か怖いなオイwww
ってか子泣きが髪フェチだったのか
保守
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|し、真紅…無理しなくても…
\
 ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.,.' ´ ̄ `ヽ
{.!/.i人,从!〉
ヘ,!;(‘_,ヾソ
/jミj_:iミiつ
.G[_r__j
l. j j
.ィ/~~~' 、
、_/ /  ̄`ヽ}プルプル・・・
,》@ i(从_从))
||ヽ||#゚ -゚ノ| ||<黙ってて頂戴!
|| 〈iミ''介ミi〉||
≦ ノ,ノハヽ、≧
テ ` l.vjvj--テ
TTTT
・・・ってか真紅の足のサイズじゃ下駄は履けれないなw
書けるかな?
今日も無し。。。
>>824 真紅「全く、いやらしい下駄ね…!」
おおっ!
遂に解除きたか!
ならば少し出してしまおう
>>826 何が?
鬼太郎「だから無理しないでって言ったのに・・・」
>>825 おっそろそろ書くの?、制限は大丈夫か?
雲外鏡の猛威は続く。木や草、立ち並んでいた家々、吹き荒れる風が世界のあらゆるものを破壊して巻き上げる。
「く〜っ。雲外鏡のやつ、一体何を始めたんじゃ!」
陽動作戦を終え合流した目玉親父達は突然の出来事に対処出来ないでいた。
あれだけの巨体である、遠めにて雲外鏡に何か変化が起こったのはわかった。その後に起こった今の状態。目玉親父、猫娘、一反木綿、翠星石、雛苺は巨木の陰に身を寄せ合い巻き上げられまいと必死で抵抗していた。
しかし暴風はさらに勢いを増す。安全地帯だった巨木もばきばきという音と共についに根が浮き上がってきた。
「このままじゃ時間の問題よ。一反木綿!私達を乗せて飛び立てない?」
「無理言うんじゃなかよ。まとめて飛ばされてお陀仏よ」
「猫娘、気持ちはわかるが…風が止むのを待つしかあるまい。鬼太郎…」
遠くの山を見、目玉親父がこの場にいない息子を心配する。
「この風、速く止みやがれですぅ!…きゃ──────!」
長い髪とスカートが仇になったか、端にいた翠星石が風にあおられ宙に舞い上げられた。猫娘が助けようと手を伸ばしたがそれも届かず、上へ上へと巻き上げられる。
「翠星石!」
「こりゃいけんばい!」
一反木綿が危険を省みず飛び立とうとしたその時、一つの影が横をさっと通り過ぎた。その影は一瞬にして翠星石の所まで飛び上がると彼女の手をぐっと掴んだ。
「おじじ!」
影の正体は子泣き爺だった。彼は翠星石を引き寄せると包むように抱きかかえ、そのまま石化した。超重量と化した子泣き爺はそこで落下、見事翠星石を救い出した。
「もう大丈夫じゃ。この程度の風なぞわしはびくともせんわい」
「おじじ…怖かったですぅ」
子泣き爺は風にあおられる事なくその場にしゃがみこむ。余程恐ろしかったのだろう、翠星石はその腕の中で泣きじゃくった。
その様子に皆が安堵したのも束の間、遂に風を遮っていた木が引き抜かれた。隠れる場所がなくなり身を伏せ堪えようとするものの他の皆は一斉に吹き飛ばされそうになる。
「ぬりかべ!」
すると突然後ろの地面が盛り上がり、そこからぬりかべが現れた。ぬりかべは膝を付いて皆をガード、勢い衰えぬ風を背中に浴びたがその頑丈な体はそれに耐え忍んだ。
「おお、みんな大丈夫か?」
「砂かけ!お主も無事じゃったんじゃな」
そこに砂かけ婆も現れ皆と一緒なってぬりかべの前、風下に隠れた。
「暫らく気絶しておったがな。ぬりかべ、もう少し頑張ってくれい。親父殿、鬼太郎は?蒼星石もおらん様じゃが」
「二人はあの山じゃ。『照魔鏡』を奪いに行ったんじゃが状況が掴めぬ」
「やはり風が収まるのを待つしかないようじゃの…」
そのまま皆姿勢を低くして風に耐えていたところ、風上の方から叫び声が近づいてきた。
「うわわわわーっ!助けて〜!」
「かしらー!」
「あっ、ねずみ男と金糸雀なのー!」
ゴミくずの様に飛ばされてきた二人は宙をもがく様に手を伸ばし、ぬりかべの端に掴まった。風にあおられ鯉のぼりの様な状態になりつつもその手を離さぬようとに必死で堪える。
「そう言えばお前らもいたんじゃな。忘れとったわい」
「どうせどこかに隠れてたんでしょ」
あせる二人をよそに目玉親父と猫娘は普通に会話を始めた。だが悠長な事は言ってられないねずみ男は皆に必死に頼み込む。
「お、おい。このままじゃまた飛ばされちまう。助けてくれよ!」
「さて…どうする親父殿?」
「…仕方あるまい」
それを見かねた砂かけ婆がすっくと立ち上がり、両手を広げその場に巨大な竜巻を起こした。それによって風は遮断され中は無風状態に変化、横からの風に耐えていた二人は状況に対処出来ずそのまま地面に落下した。
「いてっ!」
「あ痛たたた…かしら」
「ほら、早くこっちに来んかい。これも長くはもたんぞ」
砂かけ婆が話しかける。二人はあわててぬりかべの前に移動した。
あ〜人大杉から長かった。
少しだけモチベーションが回復した。
>>831 ずっと長い間待ってたよ!
制限解除おめでとう!
「あの…嬉し泣きだったんですか…」
呆れ果てた顔で蒼星石が言う。呆れたと言っても、ホッとしたような拍子抜けしたような、変な気分だ。
「…う…うむ…。嬉し泣きかと言われれば、まあ、嬉し泣きなんじゃろうなぁ…。何せ初めての事でな…。期待もしとらんかったし…」
砂掛け婆が余りに嬉しそうに話すのを見て、蒼星石は自分の早とちりの事はどうでもよくなった。入れ替わりに子泣き爺が家賃を払ったという事実が驚きに変わってゆく。
蒼星石が砂掛け婆の家に厄介になる遥か以前から滞納されて来た家賃。人間とは違う時間を生きて来た薔薇乙女さえも及ばない程の歴史が、そこにはあるのだ。
その悠久の時を越えて来た家賃の未払いが、遂に終止符を打ったと言うのである。その歴史的瞬間に立ち会えたのだ。これが驚かずに居られようか。
「良かったですね、マスター。僕も嬉しいです」
と、そこまで言った所で蒼星石は考えた。冷静になってみれば薔薇乙女がやって来てから数ヶ月、その時期に重なるとは単なる偶然にしては出来過ぎてる。
「マスター、子泣きのお爺さんはどうして家賃を払う事が出来たんでしょうか」
「ふぅむ…、翠星石が上手くやってくれたんじゃろうか…?」
蒼星石としても翠星石が好影響をもたらしたというのであれば、それは望外の喜びなのだが、果たして…。どうにも悪い予感がする。それは砂掛け婆も同様だった。
「最近、お爺さんと翠星石とで、どこかに出掛けて行くのが気になるけど…」
「蒼星石も気付いておったか。そうじゃ、やはりあの子泣きが家賃を払うなんておかしいわい。どうかしとったわい」
喜びから冷めた砂掛け婆の口調が段々と愚痴っぽくなる。そして蒼星石に思いがけない提案が出される。
「のう、蒼星石よ。二人がどこへ行くのか、後をつけて確かめてはくれんか」
「くっ…、蒼星石、大丈夫かい?」
「ええ、何とか」
未だ山から動けない二人もまた飛ばされないように必死に身を屈めていた。鬼太郎はちゃんちゃんこを広げ、その霊力を使い蒼星石と身をくるみながら風をやり過ごす。
暫らくすると風の勢いが弱まってきた。先程までは風圧のため数メートル先も見られなかったが少しずつ視界も晴れてくる。そして遂に止んだ。
目の前には見るも無残な光景が広がっていた。木が覆い茂っていた森も、清流だった川もとうに消えうせ、山はその形を露にし、ただ地面を剥き出しにした台地と大きな岩だけが残る荒れ果てた死の世界。
そしてその中心には雲外鏡がいた。雲外鏡は腹を押さえ、ふうーっと大きく息を吐き出すと山の二人に話しかけた。
《おや、お前らまだいたのか。この世界にはもう何も残っちゃいないぜ》
「雲外鏡、お前何てことを!」
《そう怒りなさんな。こんなんじゃ腹の足しにもなんねえし、他に食いに行くからよ》
怒りの目で見つめる鬼太郎をよそに、雲外鏡は上を向きそのまま宙へ飛び上がった。その姿はあっと言う間に空の彼方へ消えていく。
「鬼太郎さん、あいつ何処に行くんでしょう」
「他に食いに行くって言ってたぞ。…まさか!」
二人は顔を見合わせた。今までの事から推測すると奴は何も無くなったこの世界を捨て、別のフィールドを食べに外に向かったのではないのか。だとしたら…
「このまま放っておくと他のフィールドが食われるんじゃ…」
「それじゃあ君達は、アリスゲームはどうなるんだ?いや、それだけじゃない。僕達の世界にもどんな影響があるか…」
鬼太郎は雲外鏡が飛び去った空をただ呆然と見上げていた。
こんだけ。
残りはまとめて出す予定なので期待しないで待っとくれ。
◎<わしゃ鬼太郎の頭以外乗ったのはじめてじゃ
,',i><iヽ
/((ノノリノ))
((ミi!゚ ヮ゚ノミ))<きたろーのぼり〜
.,.'U ̄U`ヽ
{.!/.i人,从!〉
ヘ,!リ(‘_,ヾソ<・・・重い(ボソッ
/jミj_:iミi}
.G[_r__jJ
l.vjvj
.TTTT
「僕が二人を尾行するんですか…?」
砂掛け婆の提案に蒼星石は少々戸惑う。
「そうじゃ。あの二人がどこで何をしているのか、突き止めて欲しい」
「尾行か………どうしても、ですか?」
「何じゃ、嫌なのか?」
難色を示す蒼星石に砂掛け婆は意外そうにする。
「嫌というか…余り詮索するのは良くないんじゃないかと思って…」
実に蒼星石らしい答えが返って来る。しかし砂掛け婆も引き下がらない。
「お前さんの気持ちも分からんではないがな…、わしは心配なんじゃ…。まさかとは思うがこの金、何か悪い事をして稼いだものだったら…」
「何を言い出すんですかマスター。そんな事ある訳ないじゃないですか…」
話が飛躍し過ぎだと思いつつ、頭の中には子泣き爺と翠星石が肩を組んでの悪企みの図が浮かぶ。
(いーっひっひっひ。おじじもワルよのう、ですぅ!)
(うひょひょひょ! 翠星石程ではないぞい)
実に似合う光景だ。怖いくらいにしっくり来る。
「そんなベタな…」
「何ブツブツ言っとるんじゃ?」
「あ…コホン。な、何でもないです…」
>>840 これはまた懐かしい台詞をw
子泣き爺と翠星石が言うのを想像したら吹いてしまったww
842 :
マロン名無しさん:2007/12/22(土) 22:15:22 ID:BQ8cLNC+
あげ保守
へぇこんなスレがあったなんて…意外だ
蒼星石は少々畏まってから続ける。
「ま…まあ、気になると言えば気になりますけど…」
「じゃろ?」待ってましたとばかりに砂掛け婆が言う。「今日はもう出掛けちまったから、決行は明日じゃな」
「あの…まだやるとは言っ…」
「ん? 何か言ったかい?」不気味な笑顔で優しく語り掛ける砂掛け婆。悲しいかな、そのプレッシャーに蒼星石は逆らえる訳も無く…。
「はい…。やります…」トホホ…、どうして僕はこうもお年寄りに弱いんだろ…。
砂掛け婆の言う通り、件の二人は今日はもう外出中なので、決行は明日以降に持ち越される事になった。
果たして蒼星石が見る事になるものとは? 大いなる謎と不安を感じつつ、夕飯の支度に入る蒼星石と砂掛け婆であった。
短いがキリが良いのでここまで。
>>843 ようこそ、薔薇と妖怪の かしまし横丁へ!
>>846 乙でした!、これからもがんばりましょう!
>>843 ようこそ!、最高の・・・真紅「最高の恐怖を味あわせてあげるのだわ」
って台詞取られた!。・・・とりあえずよろしくお願いします
翌日。
件の二人は明け方になって帰って来たようで、蒼星石も砂掛け婆も気が付く事は無かった。気付いたのは目覚めてから彼等の在宅の気配を察知したからだ。
「マスター、どうやら二人共もう部屋の中に居るみたいですよ」
「いつの間に帰って来たんじゃ。今夜も出掛けるのかのう?」
何故かひそひそ話になる二人。気分はすっかりスパイである。実際、普通に会話した所で彼等に聞こえる訳など無いのだが。
もっとも、このアパートの壁が特に防音性に優れているという訳でも無いのも確かではある。住人達からの建て付けに関する苦情も後を絶たず、不払いの一因はそこに有るようだ。
さて、その家賃不払い同盟の実質的な筆頭である子泣き爺と翠星石は眠りについたようで、彼等の部屋は沈黙につつまれた。程無くして「ぐお〜〜」とイビキが響いて来る。
ああ…いくら鞄の中とは言え、翠星石も大変だなぁ…。
蒼星石がそう思ったのも束の間、翠星石の可愛いと言えば可愛い、強烈と言えば強烈なイビキも轟いて来た。
翠星石…。ドールってミーディアムに似るものなのかな…。そこは余り似て欲しくないんだけど…。
溜め息まじりに蒼星石が呆れていると、砂掛け婆が何やら風呂敷包みを持って来た。両腕で抱えたそれは一歩進む度にカチャカチャと音を立てている。
「マスター、それは何ですか?」
蒼星石が尋ねると砂掛け婆はニヤリ、と笑みを浮かべて質問に答える。
「何って決まっとるじゃろ、尾行に必要不可欠な物じゃよ。まさかそのカッコで尾行する訳にもいかんしな」
「…それってもしかして…」
蒼星石は不安を口にするが、それをよそに砂掛け婆は風呂敷の結びを解く。果たして包みから現れたのはサングラスだとかコートだとか、所謂変装道具と呼ばれる品々であった。
「あぁ…やっぱり…。これ、僕が身に付けるんですよね…。はぁ…」
「当たり前じゃろが、これさえあれば、お前さんの正体がバレる事など絶対に無いぞ」
蒼星石のささやかな抵抗も、ノリノリの砂掛け婆に儚くも一蹴されてしまった。
翠星石がイビキww
おばば、絶対スパイ映画とか見たなwww
これは続きが楽しみだww
>>848 まめな更新 乙。
文章も丁寧にまとまっている。
続き待っているよ。
>>849-850 どうも。そう言ってもらえると励みになるなぁ。
即興でチマチマ書いてるのでこの先どうなるか。てか今日の分の文飛んでしまった…
(やっと収まったようね…)
岩陰に隠れ風をやり過ごした真紅は安堵のため息をついた。しかし状況が全く掴めない。この世界はどうなってしまったんだろうか?仲間は無事なのだろうか?不安に苛まれる。
「休み時間は終わりよ!」
「!!」
またも黒羽が飛んできた!真紅は前転でこれをかわすと空中で身構える水銀燈に向かって叫ぶ。
「待ちなさい!一体全体これは何?貴方達、このフィールドで何をしたの?」
「さあ?知らないわよ。これからいなくなる貴方には関係ない事よ。とっととジャンクになりなさい!」
「まだ…続ける…つもりなの…?」
再び無数の黒羽が迫り来る。なおも執拗な攻撃を受け、真紅も仕方なく反撃を開始した。
「あっ!いた!鬼太郎────!」
雲外鏡が去ってすぐ後、鬼太郎の頭上で猫娘の声が響く。一反木綿に乗り迎えに来たのだ。山の中腹で佇む二人を見つけると一反木綿は近くに降り立った。地面に降りた猫娘の肩には目玉親父も一緒にいた。
「父さん、無事だったんですね。ここにいないみんなは?」
「ふむ、真紅と鏡爺だけはちょっとわからんが他は全員無事じゃよ。それよりこれは一体どうした事じゃ?」
「実は…」
鬼太郎は事の成り行きを説明した。もはや自分達だけの話では済まない、世界全体の危機かもしれないのだ。
「それは…困った事になったのう。おや、あれは何じゃ?」
話を聞き終わったちょうどその時、目玉親父が宙を降下してくる何かを発見した。巨大な頭を持つ人型の物体。見間違うはずもない、それはこの世界から出て行ったはずのあの妖怪だ。
「雲外鏡!」
ドーン!
着地のショックでまたも地震が世界を襲う。山にいた一同はその衝撃で吹き飛ばされ、斜面を次々に転げ落ちた。その勢いは凄まじく、山の麓まで一気に運ばれる。
「くっ…、みんな大丈夫か?」
全身を打った痛みからなかなか回復出来ない中、鬼太郎が声をあげた。幸いにも致命傷を負った者はいないようだった。
「雲外鏡の奴…、出て行ったんじゃなかったのか」
「しっ!鬼太郎、様子を見てみよう」
目玉親父が鬼太郎を諭す。少しすると着地の衝撃で舞い上がった砂埃が収まってきた。その中で再び姿を現した雲外鏡は目をぱちくりさせながら周りを見回していた。
《…あれ?おかしいな。なんで出られないんだ》
その表情は狐に狐につままれたようだった。そのまま雲外鏡はどすん、どすんと地響きを立てながら2,3歩歩くとまた上を見上げた。
《ま、いいか。もう一回行ってみよう》
「待て!」
鬼太郎がいてもたってもいられなくなり大声で叫んだ。「?」その声に気付き、雲外鏡が視線を下に向ける。
「雲外鏡!君はここを出て他のフィールドもこのようにするつもりなのか?」
《またお前か、鏡の中の世界は俺の大好物なんだ。食わなくても生きてはいけるけどな》
「だったら止めるんだ。nのフィールドが消えたら外の世界にも影響が出るかもしれないんだぞ」
人や妖怪、ドール達、意識を持つ者の精神世界で構成されるnのフィールド。それが次々破壊される。その先に待つものとは…
《嫌だね。何をしようが俺の勝手だ。お前の指図なんか受けねえよ》
「なにっ。そんな事はさせないぞ!」
いきり立った鬼太郎が今にも飛び掛らんばかりに睨みつける。
《いちいちうるさいなあ。もうお前、消えろよ》
次の瞬間、雲外鏡は鬼太郎に向かい目より光線を放った。「うわー!」その凄まじい威力に周りにいた一同共々鬼太郎も吹き飛ばされる。
《あばよ。次に会ったら殺すぜ》
衝撃で誰も立ち上がれないのを確認すると、雲外鏡は薄ら笑いを浮かべながら再び空へ飛びたった。
「父さん…みんな、ごめんなさい。あいつには正直、歯が立ちません」
全身をかける痛覚。あまりの力の差を実感した鬼太郎は悔しさのあまり倒れたまま涙を流した。一足先に回復した目玉親父がそこにかけより言葉をかける。
「鬼太郎、一旦他の仲間達と合流しよう。みんなで話し合えば何か打開策が見つかるかもしれん」
「はい…父さん」
俺も少し更新しよう。
次こそはまとめて出すよ。
今更まちがい発見。
>>853の「狐に」はひとついらない
>>855 乙でした!、次こそ楽しみにしてます
鬼太郎「・・・父さん、真紅たちと出会ってからもう何ヶ月も立ちましたね」
目玉親父「うむ、思えば懐かしい思い出じゃのぅ・・・」
鬼太郎「最初に出合った時は「わがままな娘だな」と思いましたけど」
目玉親父「うむ、今となってはもう慣れたの。鬼太郎、真紅と雛苺が帰って来るまで(キョロキョロ)、紅茶風呂を淹れてくれんかのぉ?」
鬼太郎「はい、父さn・・・・真紅「鬼太郎、今帰ったのだわ。早く紅茶を淹れなさい」
雛苺「ただいまなのー!」
鬼太郎「あ・・・お帰り2人とも」
真紅「ほら鬼太郎、聞いてるの!?。さっさと紅茶を淹れなさい!」
鬼太郎「う・・・うん(苦笑いしながら紅茶を淹れる」
目玉親父(とほほ・・・わしの紅茶風呂がぁ・・・・)
雛苺「うゆー?、お父さんどうしたの?。泣いちゃめっなのー」
>>856 乙です。こちらこそ楽しみにしてますよ。
他のキャラが書きたくてウズウズしてきた。
禁断症状が出そう…
>>859 ・・・ゲスト出演ならいいけど、やりすぎはだめだよ
>>860 いや、他のドールや妖怪って事ね。
◆FKC6cvT7ss氏のSS読んでるとバトル物も書きたくなるし…
>>861 うぅむ、それならOk!
楽しみにしてるよ
もし、別のアニメキャラを出したいならゲスト出演でお願いします
話変わるけど、今週の鬼太郎はノリがぬ〜べ〜そのままだった。
>>863 マジでか!?、ぬ〜べ〜か・・・
俺のトラウマだったな・・・
「あ、いや、この服装で大丈夫……ひえええ〜〜〜………」蒼星石の泣きべそ混じりの悲鳴が響く…。
同日、夕方。
子泣き爺と翠星石の部屋が俄かに騒がしくなる。どうやら起床して出掛ける支度を始めたようだ。
並行してスパイ達の準備も仕上げに入る。と 言っても砂掛け婆が一方的に弄り回し、蒼星石はただ目を回すのみ、という構図なのは言うまでもない。
あーでもないこーでもないと、朝から休まず試行錯誤を続ける砂掛け婆の姿が眩しい。
「う〜む、お前さんにはこのコートは大き過ぎるかのう? それならこっちはどうじゃ?」
「はわわわわ〜〜………」
次第に蒼星石強行偵察形の全体像が明らかになってゆく…。
………
「よーし、完璧じゃ!」砂掛け婆が叫ぶ。彼女がそう言うのだから完成したのだろう。少なくとも彼女としては。
続いて彼女は蒼星石の全体像を視界に収めるべく数歩下がる。蒼星石は見るも無残…もとい尾行に最適な身だしなみに変身を遂げていた。
では現時点の、換装を完了した彼女のスペックを順に紹介しよう。
まずは横丁という地理での尾行に適した和装という事で、身長の近い砂掛け婆の着物のお下がりがセレクトされた。使い古された生活感滲ませる風合いが自慢の逸品である。
その魅力の前には横幅の違いなどは余りに些細な問題であり、指摘するのは余りに野暮と言うもの。
脚部には着物との相性も良く、かつ足音の静かな足袋を装備。普段から滅多に靴を脱がない薔薇乙女とは言え、足袋の高機動性を考えれば何ら問題にならないだろう。
頭部にはボーイッシュな蒼星石をより女の子らしく、より可愛らしく演出する為のリボンがコーディネートされた。着物の帯を転用するというアイディアも素晴らしい。
敢えて欠点を上げなければならないとすると、少々大柄な事と、厚い生地の為に自立が難しく、くたっとしてしまう事くらいだ。
更に首には目標の捕捉、監視、追跡用に双眼鏡を下げた。砂掛け婆愛用の品であり、彼女の両目の間隔に合わせて作られた特注品で、顔の小さな蒼星石には片目での使用が前提となる。
最後に砂掛け婆がスパイの必須アイテムだと言うサングラスを掛けさせる。幸いと言うべきか、これは両目の間隔が蒼星石にも問題無い汎用品のようである。
特記事項を上げるとすれば、小さくて丸いレンズのタイプである事か。よく漫画やアニメで胡散臭い人物が掛けている奴だ。それが前述の装備とも相まって独特のセンスを醸し出す事に成功している。
追記。愛用の帽子の着用は、彼女の外見を蒼星石たらしめる大きな要素である為、当然見送られた。
「どうじゃ蒼星石、完璧じゃろ!?」
「すごく…いいです…」
「ほれ、鏡でしっかり見てみい!」
急かされ恐る恐る鏡に目をやる蒼星石。ようやく掴めた自身の全体像に絶句する。
…何て恰好をしているんだ僕は…。こんな姿を見たらお父様はどう思うだろう…!? お、お父様〜〜……!!
蒼星石は心の中で泣いた…。
ー町の裏路地ー
ガサゴソ・・・
ねずみ男「はぁ・・・冬は毎回食い物がねぇなぁ・・・、これじゃあカナに食わせる分がねぇや。
カナの奴と出会ってからあいつ1人で鬼太郎の家に勝手に入ったのを思い出すぜ・・・」
ー今から下がって十ヶ月前の鬼太郎ハウスー
金糸雀「ふっふっふ、ここが真紅たちのミーディアムの家かしらー、汚い家だけど潜入かしらー!
おーっほっほっほっほっ!!」ダダダダダッ
金糸雀「誰もいないのかしら・・・。とりあえず、この家のどこかに隠れてれば真紅たちはきっと戻ってくるのかしら〜!。
さぁーて今から真紅たちを倒してローザミスティカを奪う作戦を立てるかしら〜!」
鬼太郎(背後から)「・・・誰だい君は?」
金糸雀「(ドキーン!)かっかしらー!?、もうバレたのかしらー!!誰かしらー!?」
鬼太郎「君こそ誰だよ?、僕の家に何のよう?」
金糸雀「ふっふっふっ・・・バレてしまっては仕方の無いことかしら!。カナはローゼンメイデン第2のドール!、1の頭脳派の金糸雀かしら!」
鬼太郎「へぇ君が第2のドールの金糸雀だね、真紅たちから聞いたよ。僕は・・・金糸雀「ところで聞きたい事があるのかしら、ここに真紅たちのミーディアム。「ゲゲゲの鬼太郎」って言う人を探しているのかしら!、どこにいるかしら?」
鬼太郎「いや・・・僕が・・・」
金糸雀(聞いてない)「どこにいるのかしらー!、鬼太郎!!。このローゼンメイデン1の頭脳派の金糸雀様が怖いのかしらー?。
隠れてないで出てくるかしらー!」
鬼太郎「あのー・・・」
金糸雀「何かしら!?、今カナは鬼太郎を探しているのかしら、黙ってて欲しいかしら!!」
目玉親父(ヒョコ)「ばっかもん!!、鬼太郎はここにいるじゃろう!!。少しは人の話を聞くんじゃ!!」
金糸雀「ギャーかしらー!!、目玉のお化けかしらー!!。来ないでほしいかしらー!」
目玉親父「失礼な!わしはこう見えても鬼太郎の父親じゃぞ!!」
鬼太郎「父さん、落ち着いてください。金糸雀だっけ?、君も落ちつ・・・あっどこに行くの!?」
金糸雀「ここは化け物屋敷かしら〜!、今日は撤退がじら〜!うわ〜ん!(泣きながら逃げる)」ピュー・・・
目玉親父「結局あやつは一体何しに来たんじゃろか」
鬼太郎「さぁ・・・何なんでしょう?」
ーそして今の裏路地ー
ねずみ男「きひひひひひ・・・あん時覗いてたときゃあ笑っちまったぜ!、思い出しただけで笑えちまう!」
金糸雀「ねずちゃ〜ん!、1人で何笑ってるのかしら〜?」
ねずみ男「おっ?、何でもねぇよ!。それより柿の種!、食い物は見つかったか?(金糸雀に近づきながら)」
金糸雀「か〜な〜り〜あかしら!。だめかしら、あっちに行っても食べ物は見つからなかったのかし・・・(ぽとっ)あっ!!」
ねずみ男「おぉぉぉ!?、これはビスケット!?・・・カナちゅわ〜ん?、もしかして俺を騙してそのビスケット1人で食うつもりだったのか?」
金糸雀「ちっ・・・違うかしら!、何を勘違いしてるのかしら〜?。これはねずちゃんの為に貰ってきたのかしら!」
ねずみ男「ふ〜ん・・・下手な嘘つくんじねぇよ。それより金糸雀ちゃ〜ん、そのビスケット半分こでどうだ?」
金糸雀「え?、半分こ・・・ねずちゃん・・・っていつの間にビスケットが食べられたのかしらー!!」
ねずみ男「へへへっごっそーさんでした〜さぁーて残飯探すか」
金糸雀「ごまかすなかしらー!、カナのなけなしのビスケット返せかしら〜!(ジタバタ)」
今日はここまでにしときます
次は水銀燈とぬらりひょんの出会ってからです、と言うより契約の奴ですが・・・
あんまり期待しないでください
>>866 それと乙でした!、蒼星石の着物姿を考えるとはお見事です!
次回も楽しみにしてます!
>>869 続き乙。紅白鈴も気になるけど…
そろそろ次スレが視野に入って来たね。
タイトルどうしようか。
>>870 まだその続きは考えてないの・・・ごめん
次スレねぇ・・・タイトルはいつもどおりでいいんじゃね?、パート2とか入れて
「ゲゲゲのローゼン 二丁目」
こんな感じかな?気が早いと言えば早いけど。
おぉそれいいね!、まぁ気が早すぎるっつーには早すぎるけど・・・
保守
と、その時、廊下から扉を開く音がした。会話も聞こえて来る。
「ほれ、おじじ、さっさとするですよ!」
「わかっとるよ。そんなに急ぐと転ぶぞ」
ドテッ…。
いよいよ外出するようだ。動向を監視する二人の緊張も高まる。と言っても砂掛け婆がワクワクしているのに対して、蒼星石は半ば死に体に等しい。
目標二人が部屋を出た事をドアの隙間から確認した砂掛け婆は、蒼星石を背にして小声で叫ぶ。
「よーし、蒼星石、出撃じゃーー!!」
こうなったらヤケだ。蒼星石は腹を括った。大きく深呼吸をすると顔を上げる。
「蒼星石、行きま〜〜っす!!」
掛け声も高らかに、そろりそろりとドアを開け部屋を出て行くのだった。
翠星石達がアパートの玄関を出るのを、廊下の曲がり角から見て、蒼星石も見つからないように注意しながら後を追う。
しかし玄関を出た所で蒼星石は立ち止まり、動けなくなる。途轍も無く恥ずかしいのだ。
「こんな姿、誰かに見られたらお嫁に行けない…じゃなくてアリスになれないよぅ!」
…とか何とか言っているうちに翠星石達の姿はどんどん遠のいてゆく。考えている暇は無さそうだ。勿論、この服装を脱ぎ捨てる余裕も着替えも無い。
蒼星石の頭の中に一つの結論が弾き出された。簡単な事だ。誰にも見つからなければ良い。と言うか、それしかない! 蒼星石は不退転の覚悟で任務に臨む決心をした。
一方、自分の着付けが蒼星石をそこまでの覚悟に追い込んでいるとは知る由も無い砂掛け婆は、呑気にお茶を啜っていた。
朱の盆(包帯巻いてる)「ぬらりひょん様・・・大丈夫ですか〜」
ぬらりひょん「大丈夫じゃないわい!!、水銀燈め・・・犬のぬいぐるみの腕が取れたぐらいで攻撃するなど・・・」
朱の盆「たかが犬のぬいぐるみですよね〜、それそれ位で怒るなんて姉さんも大人気ないですよ〜」
ぬらりひょん「まったくその通りじゃよ・・・あたたたた・・・」
あぁ・・・何でわしはあんな人形と契約してしまったのだろうか・・・
あれは朱の盆が鞄を持ってきた頃じゃった・・・
朱の盆「ぬらりひょん様〜〜!!」ドタドタ
ぬらりひよん「何じゃ〜朱の盆?。今忙しいから後にしろ、今ジャイアンツの○○が打つところだ」
朱の盆「そうじゃなくて!、鞄ですよ鞄〜札束が入ってるかもしれませんよ〜!」
ぬらりひょん「(札束?)よし朱の盆!、早速鞄を開けろ!」
朱の盆「は〜いぬらりひょん様〜」
ガチャッ・・・
ぬらりひょん&朱の盆「・・・」
ぬらりひょん「朱の盆よ・・・・」
朱の盆「はっハィィィ!!」
ぬらりひょん「これのどこが札束なのだ、ただの人形が入ってるだけではないか」
朱の盆「そうですね〜でもこの人形・・・かなりの美人ですよ〜(ポッ)」
ーしばらくお待ちくださいー
ぬらりひょん「人形に惚れてどうするんじゃこのバカモン!!。(一緒に入ってたネジを取る)ネジ?、とすると・・・これは人形を動かす奴だな、ネジを入れてみるか」
キリキリキリキリ・・・ググ・・・
ぬらりひょん「おぉこれは!!、生きてるぞ。ふふふ・・・いいこと考えたぞ、これで鬼太郎を倒すよう命令を出しておこう。オイ人形!、早速鬼太郎を抹殺して・・・(ゲシッ)ぶふっ!!」
あやつを目覚めさせたのが記憶に覚えとるが、その後の事は覚えてなかった。目が覚めたらいつの間にかミーディアムになっていた・・・
朱の盆「思えば懐かしいですね〜目覚める姐さんは美しかったな〜」
ぬらりひょん「懐かしくも無いわい!!、いきなりわしを蹴る奴のどこが美しいのだ!?。第一わしはあんなブス・・・(水銀燈「ブスって誰の事かしらぁ?」)ハッ!?」
朱の盆「あっ・・・姐さん〜戻ってらしたのですか〜?」
水銀燈(怒り寸前)「今さっきよぉ、それよりぬらりひょん〜ブスって誰に言ってたのぉ?」
朱の盆「は〜いそれは姐さんでーす」
ぬらりひょん「あっバカモン!!。本気でいう奴がおるか!!・・・・って、いやあの・・・これには」
水銀燈(大激怒)「2人とも屍にしてあげるぅ!!」
バババババッ
朱の盆&ぬらりひょん「ギャァァァァァァァァァ・・・・・!!!」
あぁ・・・今日もわしらは羽の餌食になってしまった・・・
出会ってからシリーズ・・・俺の書く番は終えました
ちょっとぶっ飛ばしてすみませんでした!
それから銀様ファンの皆様ごめんなさい!
次回は期待しないでください・・・OTZ
>>879 乙。その調子で他のメンバーもどうよ?
次スレのタイトル、もう一つ浮かんだ。
「ゲゲゲのローゼン 紅茶風呂2杯目」
どうかな?
それもいいね
他メンバーはむずいんだよな〜・・・
その他メンバーだとネタを考えてるのだけど浮かばないんだよごめん
882 :
マロン名無しさん:2007/12/28(金) 13:32:11 ID:nqDuLPaq
後は雛と猫、蒼と婆、翠と爺ですか?
>>882 そうなるね。
雪華綺晶も出したいと思ってるんだが、まだその時では無い。構想はあるけど。
ってレスしてから気が付いたが、おすすめ2ちゃん自重w
885 :
マロン名無しさん:2007/12/28(金) 15:35:38 ID:lTBShAp9
あげ
そう言えばここ一週間
>>850を見かけないな・・・
制限中かな?
>>886 呼んだかい。
年末で仕事が忙しくてね。ロムはしてるけどあまり顔は出せないんだ。
それと
>>884 俺がよく覗くからかな。けっこう楽しんでいたりする。
>>887 もうまとめて出せる頃か?
今年もいよいよ最後だしな・・・
・・・っておいおいww覗いてるんかいww
>>888 正月休みで出来るかどうか。
イメージはほぼ固まっているんだが時間がなかったし形にするのに苦労している。
まあ期待しないで待っててよ。
いやいや、期待してるよ
・・・っと言ったところで
χ~ ̄~κ
<(((从从)))ゝ
ノ. |,l!、゚ -$ノ| ヽ<・・・900・・・ゲト・・・
. ノ(,i``Y´i)ヽ
( /,.ノ人!lヽ )
ζ `~UU~´ζ
>>890 連レススマソ
まだ900いってねぇじゃん・・・OTZ
>>889 そう言う事かw
そして、誠に勝手ながら続きには期待させてもらうよ。
暇があればでいいけど。
「おっと、塩切らしておったのを忘れてたわい。偵察のついでに買って来てもらえば良かったのう」
勿論、その願いは、自身の全人格を賭けて任務に当たる蒼星石には届かない。
砂掛け婆の日常はともかく、ターゲットを追う蒼星石。アパートから数十メートル、幸いにして二人を見失う事無く、尚且つ人目に触れる事も無かった。
二人はアパートからここまでやや早足ではあるものの、特にペースを変える事無く歩き続けていた。終始楽しげに何か会話をしているようだが、ここからでは聞こえない。
会話の内容は気になるが、これ以上近づく訳にもいかない。尾行がばれてしまったら元も子も無いのだ。必要以上に距離を取っている嫌いはあるが。
しかし、どうしても翠星石にこんな姿を見られたくない。ふと、他の人物に見られ時の反応が頭に浮かぶ。
…いや止そう。寒気がする。見られるなら翠星石が一番ましかも知れない。
そうこうしているうちに辺りの人気もまばらになっていく。人気が無いのは尾行には不向きだが、誰かに姿を見られる危険性は減るので有り難い。
そうは思いつつも、二人がどこへ向かうのか、不安は増していく。こんな横丁の外れに何があると言うのだろうか。
太陽も山の向こうに沈みかけ、周囲は木々に囲まれ道も荒れたものに変化していく。
その時、二人に全神経を集中する蒼星石に、不意に背後から問い掛けが襲いかかった。
「蒼星…石…?」
「ひっ!?」慌てて両手で口を押さえる。心臓まで飛び出すかと思う程だった。翠星石達の方を見たが、こちらには気付いてないようだ。
安心したのも束の間、誰かにこの姿を見られてしまった事を認識した蒼星石。しかも自分の事を知っている者に。
蒼星石は声のした方に顔を向ける。ゆっくりと、少しずつ。胸の動悸を押さえながら。
目の前に居たのは良く見知った、それも絶望を覚えるのにこれ以上は無い人物だった。
それと時を同じくして2体のドールはなおも戦い続けていた。
「ふふふ…いつまで逃げてるつもり?鬼太郎も他の子も今日は助けに来てくれないようね」
バッタの大群のような無数の黒羽が一斉に向かってくる。それをかろうじて防御する真紅。反撃に転じたいのは山々だが世界の異変、仲間達の安否と気がかりが多過ぎてとても戦いに集中できる状態ではない。
「水銀燈、ここは一旦矛を収めて様子を見てみない?何か大変な事が起こっている気がするの」
「嫌よ。お互い一対一、どっちがアリスに相応しいか、今日こそはっきりさせるのよ!」
懸命の説得も空しく、水銀燈の攻撃はなおも続く。
猛攻を切り抜ける中、真紅の目にある物体が飛び込んできた。それは少し先の山の向こうの空の上、地面に降下してくる巨大な妖怪だと確認できた。
(あれは、………雲外鏡!)
ズゥゥゥゥン…
雲外鏡が地面に降りたと思われる場所から噴煙の様な砂埃が立ち上がり爆音が響き渡る。その衝撃は地震となってこの大地全てを揺り動かした。
幸いにも二人は宙にいたため直接的な影響は受けなかったものの、攻撃のリズムを崩された水銀燈が苛立った目で爆心地を睨みつける。
「あの化け物、まだ暴れているの?ぬらりひょんの奴調子に乗りすぎよ!」
「!!」
その直後真紅は突然、がくっと自分の力が抜けるのを感じた。驚き、左手の指輪を急ぎ確認する。戦闘中、ミーディアムの力を受けて輝く薔薇の指輪だが、その光りは今にも消えそうな弱々しいものへと化していた。
(鬼太郎、また何かあったのね)
今更ながらローゼンメイデンは指輪を介しミーディアムより力を貰う。真紅は鬼太郎の身の異変を感じた。実は少し前にも同じ事があった。世界を覆う嵐の前、ちょうど水銀燈の龍の攻撃を受けていた時だ。あの時も一時的に力の供給が止り、結果捕らえられた。
十分な力を受けられないと戦闘は苦しい。異変を知ってか知らずか、気を取り直した水銀燈がまたも真紅に視線を向ける。その目は獲物を狙う鷹のようだった。
「まあいいわ。お楽しみはこれからよ」
また小出ししておくよ。
>>895 乙でした!、まとめ追加いたします!
>>893 乙です!、なんか段々面白くなってきましたねw
_、,、,、_
`、r`=Y
, ' `ー '´ヽ
i´ノノノヽ)))
Wリ///ノリ<こんな姿誰にも見られたくないよ・・・
/J) ソCヽ,
O,仁丕]、O
し'ノ
| ̄ `ヽ ジー
|人,从!〉
|(‘_,ヾソ<・・・
|⊂
|
M
_、,、,、_
`、r`=Y
, ' `ー '´ヽ
i´ノノノヽ)))
Wリ;゚ワ゚ノリ
/J) ソCヽ,
O,仁丕]、O
し'ノ
by庭師、走る!より
「ホントに蒼星石な訳ぇ? なぁにその恰好。笑えるぅ!」
こちらの顔を見るなり彼女はいつもの高飛車な口調で嘲る。美しい銀髪に漆黒のドレスと翼、薔薇乙女の長女 水銀燈だ。
「え、何? あなたこういう趣味だったのぉ? ぷ…ちょっといくら何でもヤバくなぁい? その恰好…あはは」
水銀燈は笑いを堪えながら、いや、少しも堪えているようには見えないが、蒼星石を嘲り続ける。が、最早放心状態の蒼星石の耳には届いていなかった。
蒼星石の心の中はもう恥じらいとか羞恥心とか、とっくにそんなレベルを通り越して真っ白になっていた。何しろ姉妹の中でも飛びきり性格の悪い第一ドールに見つかってしまったのだから。
終わった…。
唯一その一言だけが真っ白な心の中をぐるぐる回っていた。
水銀燈は相変わらず蒼星石の身なりについて思ったままに喋り続けていた。蒼星石の周りを回りながら時には中腰になり、時には背伸びして体を捻りながら。
しかし、何を言っても反応が?ナも…無さそうだしぃ…ねぇ?」
水銀燈の話に蒼星石はハッとする。と、同時にまだ何かを喋り続ける水銀燈の口を慌てて右手で塞ぎ、素早く後ろに回り込むと左手で彼女の体を締め上げた。
「むぐぐ…!でも…無さそうだしぃ…ねぇ?」
水銀燈の話に蒼星石はハッとする。と、同時にまだ何かを喋り続ける水銀燈の口を慌てて右手で塞ぎ、素早く後ろに回り込むと左手で彼女の体を締め上げた。
「むぐぐ…!?」
余りに突然な蒼星石の行動に水銀燈はされるがままだ。更に蒼星石は道端の木まで彼女を引きずると、先程まで追っていた翠星石達の居た方を木の影から顔だけを出して見やる。
…誰も居ない。
痛恨。今日は何て最悪な日だろう! 得られた結果と言えば、この姿を水銀燈に見られたという事だけ。全身の力が抜けてゆく…。
不意に蒼星石の体がフワッと宙に浮く。そのまま前方に一回転して背中から地面にドサッという音を立てて叩きつけられてしまった。
>>895 乙。自分が小出しにしといて言うのも何だが、もどかしいw
>>896 おい!序盤は面白くなかったって事かい!
…嘘ですw ご愛読ありがとうございます。
ついでに
>>897も乙!
「ホントに蒼星石な訳ぇ? なぁにその恰好。笑えるぅ!」
こちらの顔を見るなり彼女はいつもの高飛車な口調で嘲る。美しい銀髪に漆黒のドレスと翼、薔薇乙女の長女 水銀燈だ。
「え、何? あなたこういう趣味だったのぉ? ぷ…ちょっといくら何でもヤバくなぁい? その恰好…あはは」
水銀燈は笑いを堪えながら、いや、少しも堪えているようには見えないが、蒼星石を嘲り続ける。が、最早放心状態の蒼星石の耳には届いていなかった。
蒼星石の心の中はもう恥じらいとか羞恥心とか、とっくにそんなレベルを通り越して真っ白になっていた。何しろ姉妹の中でも飛びきり性格の悪い第一ドールに見つかってしまったのだから。
終わった…。
唯一その一言だけが真っ白な心の中をぐるぐる回っていた。
水銀燈は相変わらず蒼星石の身なりについて思ったままに喋り続けていた。蒼星石の周りを回りながら時には中腰になり、時には背伸びして体を捻りながら。
しかし、何を言っても反応が返って来ないので、次第につまらなく感じて来た。何を言おうが無反応では味気ない。そこで、話を変えてみる事にした。
「あなた、ここで一体何をしてたのぉ? まさかその恰好を見せびらかしたいって訳でも…無さそうだしぃ…ねぇ?」
水銀燈の話に蒼星石はハッとする。と、同時にまだ何かを喋り続ける水銀燈の口を慌てて右手で塞ぎ、素早く後ろに回り込むと左手で彼女の体を締め上げた。
「むぐぐ…!?」
余りに突然な蒼星石の行動に水銀燈はされるがままだ。更に蒼星石は道端の木まで彼女を引きずると、先程まで追っていた翠星石達の居た方を木の影から顔だけを出して見やる。
…誰も居ない。
痛恨。今日は何て最悪な日だろう! 得られた結果と言えば、この姿を水銀燈に見られたという事だけ。全身の力が抜けてゆく…。
不意に蒼星石の体がフワッと宙に浮く。そのまま前方に一回転して背中から地面にドサッという音を立てて叩きつけられてしまった。
修正版です。スマソ
>>902 乙です、ちょっとアレ?と思った
いや、前半も面白いよ!
ここで鬼太郎とかに見られたらどうなってるだろうww(あの図・・・絵師に頼んで描いてもらおうかな・・・)
, ^@ ̄@^、
!iノ从ノ))))
ノ从∂ヮ゚从<・・・美味しそう・・・
( (とt,,,ξtつ) ヽ(◎;)ノ <わ・・・わしなんか食っても旨くないぞ!!
) )(,,ζ,,,,)( ( ( )
( ( ( UU ) ) ) / ヽ
多分こうなる・・・
こんな面白いスレあったんですね…個人的に金糸雀とねずみ男のコンビが好きです。
>>905 嬉しいカキコだね。
よかったらまた来て下さい。
鬼太郎「へえ〜、覗いてくれる人も居るんだ。嬉しいなぁ」
翠星石「あったりまえですぅ。この横丁は良い所なんですから」
蒼星石「以前は何も無くてイヤだ、とか言ってたような…」
翠星石「あ、余計な事を言うんじゃないですぅ! 今は好きなんですから無問題ですよぅ!」
雛苺「ヒナもヨコチョー好きぃ!だぁい好きなのー」
ねこ娘「私も雛の事大好きよ。ね」雛苺「ね」
一反木綿「いやーこの横丁も賑やかになって、よかばい よかばい」
子泣き爺「わしも殺風景だったアパートが華やかになって嬉しいぞ」
砂掛け婆「アパートがなんじゃったって? 家賃払わんくせに贅沢言うんじゃないよ!」
ねずみ男「始めは俺も何が何だかって感じだったよなぁ」
金糸雀「ふふん、それが今では…」
ねず・金「楽して、ズルして、頂きかしら〜〜。でゅわ〜!」
真紅「煩い!…そう言えば年越し蕎麦はまだなの、鬼太郎?」
目玉親父「年越し素麺ならあるぞ」
鬼太郎「止めて下さいよ父さん。素麺はもうこりごりですよ」
一同「アハハハッ!!」
蒼星石(え…そんな…しくしく…)
水銀燈「………」
ぬらりひょん「何を黄昏ておるのだ、水銀燈よ」
朱の盆「姉さんひょっとして来年が閏年だもんだから、計算めんどくせー! とか思ってたりして…」
水銀燈「きっ!」
ドガッ!バキッ!ボコッ!
ぬらりひょん「…真相は如何に……」
>>905 うれしいカキコですね。
そろそろ次スレができる予定(?)ですからまた来て下さい
>>907 ちょww蒼い子可哀想ww
でも今年は色々な事があったが、来年はねすみ男の年か・・・来年もよろしく!
明けましておめでとう!
早かった…orz
「痛ててて……あ」
背中をさすりながら上半身を起こした蒼星石の喉元に、水銀燈の剣の切っ先が突きつけられた。相当に怒り心頭のご様子である。
「どう言うつもり? 私を締め上げるなんていい度胸じゃないの。返答次第じゃ…」
剣を握る手に力を込める。納得させられなければ本当に首を刎ねそうな勢いだ。
彼女が納得するかどうかはともかく、蒼星石はこれまでの事情を全て話す事にした。この場をごまかせるような嘘など、咄嗟には思いつきそうもない。
「実は…かくかくしかじかで…」
「かくかくしかじか じゃ分かんないんだけどぉ?」
「あはは、古い突っ込みだなぁ…」
ポカッ!
……………
「あはは、…おっかしぃ」
蒼星石のこれまでの経緯を聞き終える頃には、いつもの人を小馬鹿にする水銀燈の顔に戻っていた。
「翠星石達は見失ってしまったし…今回は出直しかな…」
蒼星石は肩を落として呟く。本当には更に水銀燈に対して、今日見聞きした事は他言無用である旨を言いたかったが、逆効果に思われたので止めた。
水銀燈は翠星石達の消えていった道の先へ視線を向ける。
「確かこの先には…」
「何か知ってるのか、 水銀燈!?」
予期せぬ水銀燈の呟きに蒼星石は飛びつく。水銀燈は少し考えてから続けた。
「…この先には、空き家が一軒あるだけ。でも、最近は夜になると騒がしくなるわねぇ」
「それだ! ありがとう水銀燈。でも何で僕にその事を教えてくれるんだい?」
>>910 あめおめ!ことよろ!
今年もよろしくお願いします
1月1日、元旦。初日の出
雛苺「あめましておめでとうなのー!!」
目玉親父「うむ、あめましておめでとう」
鬼太郎「あめましておめでとう3人とも・・・って言うより真紅は寝てるけどね」
目玉親父「なんという光景じゃわい、鬼太郎の膝元で寝るとはのぉ・・・」
雛苺「最初真紅、「初日の出を見るまで寝ない」って言ってたのに・・・きたろー、真紅を起こすの?」
鬼太郎「う〜ん・・・起こすのは可哀想だけど。仕方ないな・・・真紅、真紅起きなよ。そろそろ初日の出が現れる頃だよ・・・(真紅を揺さぶる)」
真紅「スー・・・スー・・・」
目玉親父「まぁ無理に起こすのも可哀想じゃ。このまま寝かしとこう」
鬼太郎「それもそうですね」
雛苺「あっ!見えてきたのー!」
鬼太郎「(初日の出を見て)綺麗ですね、2人とも」
目玉親父「うむ、いつもながら綺麗じゃ」
雛苺「うわーい!!見れたのー!、やっと見れたのー!!」
鬼太郎(やっぱり綺麗だな・・・今年もよろしくお願いしますね父さん、雛苺に真紅・・・)
おまけ
真紅「鬼太郎!!、何故あの時に起こさなかったの!?(ペシッ!)」
鬼太郎「いたっ!、だってあの時君はぐっすり寝ていたじゃないか・・・」
こちらこそよろしく!
今年も良い年でありますように。
出来た出来た。
大吉は嬉しいけど75円て…
謹賀新年
あけましておめでとう!
>>917、今年もよろしくお願いします
さて、初夢ネタでも書くかな最初は誰にしよう・・・
リレー方式で行きます
初夢その1 雛苺&目玉親父
雛苺(苺大福に埋もれている)『わーい!うにゅーなのー!。うにゅーが沢山なの!』
目玉親父(雛苺の頭からヒョコっと出る)『ふむ、どれもうまそうじゃのぉ・・・よだれが出てしょうがないわい』
雛苺『うぃ?、お父さんいつからいたの?』
目玉親父『わしも何故かお前の頭に居たんじゃよ・・・どれから食べようかのぉ』
雛苺『これ食べるのー!!。いっただきまーすなのー!』
目玉親父『いただきまーす』
ー寝ている二人ー
雛苺「むにゃむにゃ・・・ヒナ・・・もう食べれないなの〜」
目玉親父「むにゃむにゃ・・・こりゃ〜雛苺〜しっかりするんじゃ〜むにゃむにゃ・・・」
妖怪横丁の外れ、鬼太郎ハウスでは鬼太郎親子、それに真紅と雛苺の4人でつつましやかに正月を祝っていた。
鬼太郎「さあ、お雑煮が出来たよ。今年は奮発したんだ」
目玉親父「こりゃあ豪勢じゃ、何とも美味そうじゃのう。…ふむ、雑煮風呂というのも悪くないかも知れんな」
真紅「お父様、今は美味しく戴きましょう」
目玉親父「たはは…ついつい癖が出てしまったわい…」
「いただきまーす」
雛苺「うゆぅ…こ、これは うにゅう よりも手強いのね…!」
鬼太郎「雛苺には餠が食べ難いかもね。小さくして食べるといいよ」
真紅「上品な味付けなのだわ。なかなかのものよ鬼太郎」
鬼太郎「そうかい?ありがとう。…あれ、雛苺?」
雛苺「う……、うーーん、んーー………」
目玉親父「いかん! 餠を喉に詰まらせたか! 鬼太郎!」
鬼太郎「は、はい! 雛苺、しっかりするんだ!」
どんどんどん!
雛苺「ん〜………」
真紅「背中を叩くくらいじゃ駄目なの!?」
ねずみ男「仕方ねぇ! ここは俺が吸い出してやる!」
「何でお前がここに居るんだー!」 ばきっ!! 「ヒナちゅわーん…」
目玉親父「浅い所に引っ掛かっておるかも知れんぞ、どうじゃ?」
鬼太郎「どれどれ…あ、ありました! ………取れた! ……ぁ」
雛苺「…う、うゆ…息が出来る…なの…?」
>>920 乙です!、では感想
今年はネズミ年だから来たのかねずみ男wwってか雛苺に手を出すなよww
さて、ここもだいぶ900すぎたな・・・
真紅「ああ雛苺、良かった…。余り心配させないで頂戴」
雛苺「し、真紅ぅ」
目玉親父「全くじゃ。冷や冷やしたぞい」
雛苺「みんな、ゴメンナサイなの…」
目玉親父「のう、鬼太郎。…ん? どうしんじゃ鬼太郎?」
鬼太郎「あ、いえ……何でも……」
目玉親父「……?」
後日…。
鬼太郎「ねえ、父さん。今まで気にしていませんでしたが、薔薇乙女達の食べた物ってどこに消えてゆくんでしょうね…?」
目玉親父「何じゃ? 藪から棒に」
鬼太郎「いえ…忘れてください…ハハ……」
(あれは一体何だったんだろう…)
>>921 乙。そういやねずみ年か、すっかり忘れてたw
>>922 5行目の親父の台詞に脱字が。
「どうしんじゃ鬼太郎?」→「どうしたんじゃ鬼太郎?」
>>923 おk、今から修正するよ
あと初夢シリーズはリレー方式だけど1つだけ書いてもいいよ(ただし少しエロくなりそうな時はR鑑定とかを入れてください・・・タハハ)
え…リレー?
>>925 まぁ・・・気分転換に書くだけ、初夢だからね
またリレーでごめん・・・
気分転換…ね…。う〜ん…。いやどうしたもんかね…。
それとR指定ね。今は違うけど。
えーとつまり、エロくしろ…と?
>>927 いや別にエロくしなくても良いよ
普通に書けばいいよ
翠星石「おじじから聞いたですが、年始に見る夢を初夢と呼ぶらしいですぅ。夢の庭師としては知っておきたい知識ですね」
蒼星石「うん知ってるよ。しかも初夢に出てくると縁起が良いとされるものもあるんだ」
翠星石「何だ、知ってたのかですぅ。…それで、縁起が良い物って何ですか? べ、別に気になる訳じゃ無いですよ! 庭師として知っておく必要があるだけですぅ!」
蒼星石「ふふ。縁起物とされるのは、一富士、二鷹、三なすび。このどれかが夢に出てくると、その年は安泰と言う訳さ」
翠星石「ほうほう…。不覚です…ちっとも知らなかったですぅ」
蒼星石「さらに四扇、五たばこ、六座頭と続くけど、これは余り有名では無いかもね」
翠星石「座頭…坊主ですか…。ぬらりひょんが初夢に出てきたら不幸になりそうですが…。あいつよく煙草を吹かしてるですし…」
蒼星石「…そ、それは…」
翠星石「一の富士ってのは山ですね。時に蒼星石はその富士とやらを見た事があるです?」
蒼星石「うーん、写真でしか見た事無いなぁ…」
翠星石「なぁんだ、どっちみち私達にはあんまり関わりが無さそうですね。みんなの初夢を覗くのは楽しそうですけど…うひひ」
蒼星石「こらこら! 覗き趣味は良くないよ!」
翠星石「じ、冗談ですよ。本気にしないで欲しいですぅ」
蒼星石「ならいいけど。それじゃおやすみなさい」
翠星石「おやすみなさいですぅ」
……………
鬼太郎「好きだよ、蒼星石」
蒼星石「…ぼ、僕もです、鬼太郎さん…。…ん……」
……………
翠星石「ひぁ…。そ、蒼星石の奴め何て夢を見ているですか…! 鬼太郎め許せんですぅ!」
……………
目玉親父「どうした鬼太郎。折角の正月だと言うのに顔色が悪いぞ」
鬼太郎「翠星石が大暴れする初夢を見ました…。今年も賑やかになりそうです…」
翠星石「ニヤリ…」
取り敢えず書いたけど、リレーは暫く勘弁。
あまり自分のペースを相手に押し付けない方がいいよ。
こういったスレの場合、下手をするとスレそのものへの情熱も一気に冷めてしまう事もあるから。
気を悪くしたらごめん。でも俺はこのスレを続けたいんだ…
>>930 うぅむ・・・確かに俺もどうかしてた、ごめんよ
今度から押し付けないようにしよう。
話は変わるけど今年でびっくりしたのはあのロリコン嫌いのベアード様が実はロリコンだったとは・・・
>>930 あれ?、何も反応しなくなったぞ
応答してれ!
・・・。
>>934 ごめん、気を悪くしてしまったかも・・・
一気に冷めてしまったよ、俺のバカ
お互い少し頭を冷やそうか…
そうですね、頭冷やしてきます(頭冷やす代わりに紅白鈴の奴を書いてきます)
そもそもトリップいらないのでは?
傍から見ていて鬱陶しい
>>k5cPi0x6EI
ここは君の個人サイトじゃないんだ
馴れ合いは程々に
>>938 ご指摘どうも。
自分としてもトリップを付ける流れを作ってしまい、気になっていたという事もあるので、
これを最後に必要な事情が発生しない限りは、トリップを封印する事にします。
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真紅「さようなら、『◆xdeiW7wM1M』……」
鬼太郎「いや別に居なくなる訳じゃないから!」
>>938 実は自分もトリップいらないと思いました
俺も封印します、あと馴れ合いは程々にしときます・・・
勢いあまってスレを間違えてしまった・・・
校長は言われるとおりに鬼太郎たちを旧校舎に案内した。不気味に聳え立つ旧校舎は誰かまた犠牲者が増えるのを、あざ笑っているように見えた
「これがここの旧校舎の鍵です、これが無いと旧校舎には入れないはずなのですが・・・」
「ふむ、つまり鍵がかかっているのにも関わらず子供たちはこの中に入って行ったそうじゃな」
「ですが・・・何故鍵が掛かっているのに子供たちは入ったのでしょうか?」
「と言うと、相手が鍵を解いてドアを開けて子供たちを誘うようにしたのね」
鬼太郎の質問に真紅が答える、全員は「あっなるほど」と言う表現をしたが、鬼太郎は真剣な顔で校長に話しかけた
「校長先生、鍵を渡してください。この旧校舎・・・かなり強い妖気を感じます」
鬼太郎の髪がぴぴっと上を向いた、ドアの前で何か異様に強い妖怪が居る。それだけでも妖怪でも無い者の気配も感じた
校長が鍵を鬼太郎に渡した。鍵を渡してもらった鬼太郎は鍵に鍵穴に入れようとしたその時に・・・
ガチャッ
鍵も入れても無い・・・勝手に鍵穴が開き、鎖が落ちた
「これは私たちへの挑戦かもしれないのだわ」
「うむ、みんな!。油断してはならんぞ!、中に入ってみるんじゃ!」
「勝手に指示するんじゃねぇですぅ!」
目玉親父が大声で言うと翠星石が文句を言った。しかし真紅たちはアッサリスルーして鬼太郎がドアを開けた。
「では、中に入りますから。僕の後についてきてください」
鬼太郎(目玉親父)がまず入って、次に真紅、翠星石、蒼星石、ねずみ男が旧校舎の中に入っていき。ねずみ男が旧校舎に入ったとたんに。
ガチャン!
と後ろから閉める音がした。全員が振り向くとドアの向こうには雛苺とねこ娘、一反もめんが残されていた。
「ちょっとねこ娘!、いきなり閉めるのはやりすぎよ!」
「チビ苺!、それに白タオル!。何勝手に閉めやがったのですか!?、早くドアを開けて入ってきやがれですぅ!!」
真紅と翠星石がドアの外に居る3人に怒鳴ったが、ねこ娘と雛苺はドアを叩き何かを言っているが聞こえない。
「2人とも、これは違うよ!。ボクたちは閉じ込められたんだ!」
真紅の後ろに居た蒼星石が叫ぶ。そう、つまりドアの外に居る3人はドアを閉めては無い、ドアが勝手に閉まったのだ。外ではねこ娘、雛苺、一反もめんがドアを開けようとしていた
「何で開かないのよ!?、さっきまでは開けれてたのに!!」
「真紅ー!翠星石ー!蒼星石ー!きたろー!。開けてなのー!!」
「こりゃいかんばい、何かの力でドアが開かなくなっとるたい!」
一反もめんがドアノブを開けようとするが、ビクともしなかった。その頃旧校舎の中では鬼太郎たちが廊下を歩き始めた、説明すると・・・鬼太郎は真紅を抱き上げて、彼の右肩には蒼星石が乗っているそして翠星石はと言うと
「くっせ〜ですぅ・・・お前毎回お風呂に入ってるのですか!?」
「うるせぇ!、俺はんなもんに入ってるわけねぇだろ!!。入ったりしたら死んじまう!」
「1回でも風呂に入りやがれですぅ!」
自分の鼻をつまみながらねずみ男の肩に乗っていたのだ。
今夜はこれだけです、やっと張れた・・・
長らくしてすみませんでした
14を間違えて13にしてしまった・・・
続きは期待しないで待ってください
水銀燈の、或いは気まぐれな呟き。しかし、普段の彼女からは、人に道を尋ねられて答える姿など想像出来ない。まあ、本当に気まぐれなだけかも知れないのだが。
「別にぃ。ただ面白いものが見られそうだと思っただけ。ま、既にこうして傑作を目の前にしてる訳だけどぉ」
水銀燈の言い回しに再び顔を赤くする蒼星石。今はここを、いや、彼女から離れる事が先決だ。
「じ、じゃあ僕は行くよ。教えてくれて助かったよ」
「あらぁ? 聞いてなかったのぉ? 私も行くのよ?」
ある程度予想された展開ではあったが、改めて宣言されると凹む。これ以上彼女と行動を共にして、心が挫けない自信など無かった。
と言って、これを拒めば、このままアリスゲームに突入する可能性だってある。この恰好でアリスゲーム…それは悪夢以外の何物でも無い。
「分かったよ…。くれぐれも翠星石達には見つからないように気を付けて」
「姉妹の劇的な再開…、って言うのもなかなか素敵よねぇ…そう思わなぁい?」
先行きに大きな不安を抱く蒼星石だった…。奇妙な組み合わせの二人の、奇妙な同行は始まったばかりだ…。
なんか段々、文章が支離滅裂になってきた。明らかに中だるみしてる…。
>>943 乙。次スレは970くらいかな?
その時はお願いするよ。
雛「りょーかいなのー!、次スレができたら一緒にうにゅーたべるのー!」
その任務受け入れるよ、んで鏡爺の作者は今頃元気だろうか・・・
鬼太郎(一発変換できた)だったらアリスゲームも様々な確執も片づけてくれそうだなーとオモタ
ところで寿命とかどうなんだろ?
人形たちの方が先に天寿を全うしそうだが。
>>946 筆も進まずただいま休みボケ中。
次来るのは後スレかな。
>>947 その辺の事も妄想してみたり。
鬼太郎や妖怪を絡ませれば、独自の解釈も比較的容易だろうしね。
そろそろ50をすぎたな、あとちょっとで970か
今現在続きを製作中・・・
「とにかく、まずは子供たちと金糸雀を探そう」
真紅を抱き上げてる鬼太郎がそう発言すると全員は「あー」と声を上げた。
「金糸雀の事すっかり忘れてたですぅ」
「そっそうだ!カナの命が関わっているんだったぜ!。カナー!」
「落ち着くんじゃねずみ男!、金糸雀はここのどこの階に行ったんじゃ?」
「えっと・・・確かあいつは2階に行ったまま行方不明になっちまったよ」
ねずみ男の答えに、鬼太郎一行は2階へと向かうが、鬼太郎たちの後ろからどんどんと音が聞こえた。
その音で翠星石はビクッとした。
「ひっ!、なっ・・・・何ですか!?今の音?」
「私たちの後ろのあの箱から聞こえたのだわ」
真紅が指を刺す物は、ロッカーである。掃除道具とかに入れるためにあるものだが真紅たちや薔薇乙女達は分からなかった。
ロッカーからまたどんどんと音がして、次に「開けてよ!誰か助けて!」と声も聞こえてきた。目玉親父は誰かが入っていると気づき鬼太郎に声をかけた。
「むっ、ロッカーの中に誰か居るみたいじゃ!、鬼太郎!ロッカーを開けるんじゃ!」
「はい、父さん!」
鬼太郎はそう言うと真紅と蒼星石を下ろしてロッカーに向かう。後ろではねずみ男と翠星石が止めるが鬼太郎はロッカーを開けた。するとロッカーから出てきたのは普通の少年で四年生ぐらいの年の子だった。
「君、こんな所で何をしているんだい?」
「えっ?」
鬼太郎が声をかけると少年は鬼太郎の方を向いた。
「僕はゲゲゲの鬼太郎、君は確か校長先生が言ってた行方不明になった相沢俊之君だね?」
「えっ?そうですけど・・・」
「一体どうしたんじゃ、この旧校舎のロッカーに入ったりして」
頭からヒョコっと現れ、目玉親父は少年に話しかけるが少年の反応はと言うと・・・
「うわぁぁぁぁ!!、目玉の化け物!!」
「何を言う失礼な!、わしはこう見えても鬼太郎の父じゃぞ!」
「あの・・・目玉のお父様、気絶してますよ」
蒼星石は苦笑いしながら声をかけた、見ると彼は目をぐるぐる回し口から泡をぶくぶく吹かせて気絶していた。
目玉親父は「ありゃりゃ」と声を出せなかった、鬼太郎は仕方なく少年をおぶって真紅たちの所に戻ってきた。
「鬼太郎、この子は何故あそこに入ってたのかしら?」
「きっと何か恐ろしいものを見たにちがいない・・・」
「まさかテケテケですか?」
蒼星石が言うが鬼太郎は首を横に振る、どうやらテケテケでは無いらしい。何か別の者を見たようでロッカーに隠れたと真紅はそう言った。
すると、今度は翠星石とねずみ男の背後から何かが倒れる音がして、2人が振り向くと骸骨が2人の背後に倒れてきた。
「きゃあああああああああああああああああ!!、ががががががががが骸骨ですぅぅぅがーいーこーつーでーすぅーーー!!」
「いでっいででででででで!!!」
ねずみ男は怖がってる翠星石に胸倉を掴まれ床にガンガンと叩かれいる、無理も無い・・・いきなり骸骨が倒れてきたら怖いと思う。
とりあえず今回もここで終了
次は行方不明になった子2人が出てきます
乙
ところでこのスレのドールズの性格はアニメ準拠?
原作とアニメじゃドールズの性格全然違うから(特に金銀蒼)その辺気になった。
>>954 俺のSSだとどっち準拠って言うか性格が崩壊してる…
強いて言えばアニメに近いかも。原作の蒼星石はコメディに不向きだしなぁ。
金糸雀って原作とアニメでそんなに違うかね?
957 :
マロン名無しさん:2008/01/06(日) 02:14:15 ID:F7U6tkdM
保守
夕暮れの林道をゆく影がふたつ。蒼星石は地に足を付け歩き、その右斜め後ろを水銀燈が地面から30センチ程の高で滑るように飛んでいる。
「それにしても…飛んだ災難だったわねぇ」
意外にも水銀燈から話し掛けて来たので蒼星石は戸惑ったが、水銀燈は更に続けた。
「もし私がぬらりひょんに同じ事されたら……絶っ対に殺す…!」
苦笑いで返す蒼星石。思えば水銀燈とアリスゲーム以外の会話をするのは初めての機会かも知れない。
「君らしいね。実は今のマスターの事を結構気に入っているんじゃないのかい」
冗談のつもりで言ったのだが、水銀燈を見ると殺気みなぎる形相でこちらを睨んでいた。かなり気に触ったらしい。
「私がぬらりひょんを何ですってぇ? つまらない事言うとジャンクにするわよぉ!?」
「あーいや、そんなつもりじゃ…」
必死に水銀燈をなだめる蒼星石は前方の灯りに気が付いた。
「ほら、あれ! 君の言っていた空き家じゃないか?」
蒼星石の指差す方を見ると、水銀燈は少し息をついて音も無く着地した。
「ふん。じゃぁさっさと行くわよぉ」
そう言うと目指す家屋へ向けて歩きだした。蒼星石も戸惑いつつ後を付いていく。そして先程より多少トーンを落として喋り始めた。
「今回の件、特に君に関わりがある訳じゃないと僕は思う。しかも君はこう言った騒ぎ事は余り好きじゃないだろう?」
水銀燈が歩みを止める。それに合わせて蒼星石も立ち止まった。数秒の静寂の後、水銀燈は半分だけ振り返る。
「さっきも言ったでしょ、ただの暇つぶし。…大した意味も無くてがっかりしたぁ?」
そう言うと、蒼星石の表情を確認する事も無く視線を前方に戻した。少し間を開けてから再び話し始める。
「…一度その時代に目を覚ませば、私達は自分の意志で眠りに付く事は叶わない。けど第7ドールが現れる気配は一向に無いわ。7体全てが揃わなければアリスゲームは始まらないと言うのに…」
>>958 乙ですww
いやぬらりひょんならともかく朱の盆がやりそうな気がするww
4期の話で背後から少女を抱きしめてたしww確かオロチの話だった気がする・・・
保守
妖怪たちとドールズってけっこう合うよなw
>>961 話考える上でも割とすんなり馴染む。しかしスランプだ。
続き少し遅れるかも…
>>961 俺もそう思ったww
>>962 こっちも続きが遅くなりそう・・・
紅白鈴のAAでも作ってきます
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|==ミ、
|ノ)))〉
| -゚ノlノ\
⊂) l|Vヽ!
|x lヽ
|∪†|
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,'´r==ミ、
| ,iリノ)))〉
|l〉l.;-;ノl
|!/'i)×i)
''y/+lヽ
しソ
紅白鈴「うっ・・・ぐすっ水銀燈お姉さま、どうして死んでしまったのですか・・・」
水銀燈(背後から)「勝手に殺さないでほしいわぁ;(この子私に似ているけど、性格が違うのよねぇ・・・)」
水銀燈とそっくりですが服装とスカートと性格は違います
>>961 鬼太郎は穏やかな性格で面倒見もいいからどんなドールとでも上手くやっていけそうw
実際このスレでも上手くやれてるよな。
「水銀燈……」
蒼星石は思いつめた顔をする。水銀燈は尚も続けた。
「じゃあ私たちがここにいる理由は何? なぜ目覚めたの? お父様の意志なの? それとも何か別の? …なら……」
何かを言いかけると、ふうっと息を吐いて再び視線を蒼星石へ向けた。
「なぁんて、…本気にしたぁ? おバカさぁん。この水銀燈にはそんなことどうでもいいわ。利用出来るものは何でも利用するの。今回だってそうよ」
「うまくいけば2つのローザミスティカを同時に手に入れられると言いたいわけか」
「ようやく理解したようねぇ。そうでなければこの私があなた達のおままごとに付き合ったりするわけないでしょぉ?」
いつもの相手を見下した口調。薄ら笑いを浮かべてはいたが、その瞳は憂いを帯びているようにも見えた。
蒼星石には水銀燈の真意はわからない。しかし、もしかしたら水銀燈も寂しいのではないか、そうも思えるのだ。
もっとも、仮にそうだとしても、彼女のプライドの高さは半端ではないので、そんなことを自分から言い出すことなど永遠に無いかも知れないが……。
「なら、僕はおとなしく利用されることにしようかな。とりあえずはその価値がありそうだしね」
「ふぅん。いい度胸じゃないの。それよりも……」
蒼星石を見ながら言葉を止める水銀燈。蒼星石はその様子に固唾を飲んで次の言葉を待った。
「ぷ…。 その恰好で真面目なこと言ってるとおっかしー! ほぉんとおバカさんにしか見えないわぁ」
「うるさいなー! もー!」
次スレなんだが、アニキャラ総合に引っ越したほうがいいのかな?
まあスレ主さんに任せるけど。
手前味噌だが、スレタイには『紅茶風呂2杯目』を推す。
>>967 何故にアニメキャラ総合?
漫画サロンからいきなり引越しかいww
>>969 キャラ系SSは向こうの方が向いてるかと思ってさ。
このスレのSSはアニメ設定に近いし。少なくとも俺のはね。
あっちの板だとIDも出るよね確か。まあ任せるよ。
971 :
>>970:2008/01/08(火) 21:15:50 ID:???
はや!
スレ立て乙。
ちょっとスレ立てるの早すぎたか・・・
990ぐらいに立てればよかったかな?
みんなの意見を聞いてみたかった気もするけど、まあいいんじゃないか。
980を超えると24時間で落ちるらしいし。
よし、それではみんな次スレにお会いしましょう
鬼太郎「次のスレが立って良かったですね、父さん」
親父「うむ、全くじゃな…」
真紅「喜ぶのはまだ早いわよ、鬼太郎」
鬼太郎「真紅?」
真紅「まだこのスレが埋ってないのだわ、私の家来として最後までちゃんと埋めるのよ」鬼太郎「そ…そうだね解ってるよ、真紅」
雛苺「うわぁ〜い!ヒナもうめうめするの〜!」
金糸雀「ねずちゃん!、ついに次スレが立ったかしらー!」
ねずみ男「おぉそのようだな・・・えっとかきの味噌汁」
金糸雀「金糸雀かしら〜!、何回間違えれば気が済むのかしら!?」
ねずみ男「どっちでもいいだろうがよ(金糸雀「ひどいかしらー!(泣)」)。さてと、早くこのスレを埋めちまうか、そろそろ980だしな」
金糸雀「今年はねずちゃんの年だから楽してズルして・・・」
ねずみ男&金糸雀「このスレを埋めてやるぜ(かしらー)!」
そして・・・
金糸雀「ねずちゃん!、スコップを持ってきたかしら〜」
ねずみ男「おめぇ・・・その埋めるじゃねぇぞ、つーかどっから持ってきたそのスコップ?」
金糸雀「男が細かい事を気にするなかしらー!」
ねずみ男「いや気にするだろっ!!」
R“鑑定”ではないよ、R“指定”だよ。
しかも別にエロくないよ! 想像するのは自由だけどね。
てことでタイトルからは外してくり。すんまそ
雛苺「♪うめうめー♪み〜んな〜でう〜めうめす〜るの〜♪」
鬼太郎「何の歌それ・・・?」
梅
埋め
梅1000ゲットなら長寿スレになる
埋めるかしら!
鬼太郎、さっさと埋めなさい!
ぬらりひょん、さっさと埋めなさぁい。痛い目に遭いたいのぉ!?
妖怪だけじゃたよりないですぅ、仕方ないから翠星石も埋めるのてつだってやるですぅ