このスレは、『魔法先生ネギま!』キャラを用いたバトロワスレです。
<特徴>
他の多くのバトロワスレはリレー小説の形式を取っていますが、このスレでは異なります。
単独の作者による、長編SSスレとなっています。
現在、第13部まで完了。第14部途中打ち切り。次は15部となります。各長編SSはそれぞれ独立したお話となっています。
たまに、既に完結したお話のサイドストーリー、アナザーストーリーなどの短編が書かれることもあります。
<作者志望の方へ>
このスレでは、原則オープニングからエンディングまで全て書き終えた者が連載を開始できます。
見切り発車厳禁。頑張って書き上げましょう。
完成したら宣言の上、皆の了承を得て投下を開始して下さい。
<注意事項>
作品に対して内容にケチをつけたり、一方的な批判をするのはやめましょう。
こういう人が居ても、他の人は荒らしとみなしてスルーしましょう。
作者の都合もありますので、早くしろなどの催促はできるだけしないように。
次スレは原則
>>950を踏んだの人が立てること。
容量オーバーになりそうなときは、気づいた人が宣言して立てましょう。
基本的にsage進行。
過去スレ等は
>>2-5くらいに
____ ______ _______
|書き込む| 名前: | | E-mail(省略可): |sage |
 ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∩
, ─|l| ,/ノ
! ,'´  ̄ ヾ
! | .||_|_|_|_〉
! トd*゚ -゚|| ここにsageって入力するんだ
ノノ⊂ハハつ 基本的にsage進行…
((, c(ヾyイ なんで私だけバニー…
しソ
エヴァ「つぅか六百年生きた私がこの程度で死ぬわけなかろう。
面白い見世物だった。褒美に皆生き返らせてやろう。
実は全員すでに吸血済みだ。皆吸血鬼として復活せよ。」
全員復活
テンプレ終了です。
>>2の初代まとめサイト、銃器サイト1段目はリンク切れです。
あの騒動で他のまとめは載せないって決まってなかったっけ?
>>6 まとめサイト4さんが完全に補完してないんだからまだだよ。
998 :マロン名無しさん :2007/05/15(火) 23:52:34 ID:???
そして物語は新スレへ。
999 :882:2007/05/15(火) 23:53:03 ID:???
小太郎「読んでくれたみんな、ありがとな!!」
E N D
1000 :マロン名無しさん :2007/05/15(火) 23:53:37 ID:???
初?の1000&1ダブルget
実に綺麗な終わり方だったなw
前スレ終了sage
面白かったなw
みんな、そしてスレ建てた
>>1、心底乙!
>>1乙
今度から埋めるときはAAじゃなくリレーになりそうだなw
前スレで投下を宣言してしまった俺です
確認ですが、携帯厨な俺が作者14(14だよね?)を本当に襲名してもよろしいのでしょうか?
いいよ
問題なし
15 :
作者14:2007/05/16(水) 02:02:28 ID:???
ありがとうございます、じゃあ今から少し投下します
この作品を読むにあたって
作者が持ってる16巻までを参考にしています
以外な展開やどんでん返しを期待しないで下さい
仕事の都合上投下は不定期、しかも途中でめげて投下を中断する可能性がおおいに含まれます。更新は基本的に夜中です
投下スピードが遅いなどの意見が出たら素直に改善策を考えます
恐らく物語が進むにつれて矛盾などが出てくるかと思います。指摘は優しく
それではどうぞ
16 :
作者14:2007/05/16(水) 02:28:32 ID:???
「う……」
神楽坂明日菜(出席番号8)の意識が覚醒した
「あれ……ここ……?」
目を擦り、周りを確認すると、ここはいつもの教室だった
「ちょ……何で」
さらによく見ると、席は見慣れたいつものクラスメートで全て――正確には“座らずの席”を除き――埋まっていた
「ん……あれ?」
慌てて隣を振り向くと、近衛木乃香(出席番号13)がちょうど起き上がっていた
そしてそれがきっかけになったかのように、クラスメートが次々と起き上がった
「ここ教室……」
「確か……中夜祭が終わって……あれ、そこからは?」
「急に眠たくなって……あれ、首に何か付いてる……」
「何コレ取れない!?」
混乱する一同
その教室の、前方の扉が突然音を立てて開いた
「みんな静かに」
その人物とは
「た……高畑先生!」
かつての担任、高畑であった
「どういう事なんですか!?」
「何で私たち教室で……」
「この首のコレ何なんですか!?」
口々に高畑に質問をぶつける
「まあその質問にはあとで答えるから、とりあえず聞いてほしい」
そして高畑は一呼吸置いてから続ける
「君達には、これから殺し合いをしてもらう」
「へ?」
「まあそのリアクションが当然だろうし、何かのジョークだと思っているだろう。そこでだ」
高畑がそこまで言うと同時に、三人の人間が教室に入ってきた
そのうち両サイドは、黒いマントに全身を包み、黒いフードとマスクで顔を隠した年齢、性別不明の二人。そしてその二人に両腕をそれぞれ掴まれ、引きずられながら現れたのは
『ネギ先生?』
「ネギ!!」
『ネギくん!?』
このクラスの担任、子供先生ネギ・スプリングフィールドだった
18 :
作者14:2007/05/16(水) 02:56:38 ID:???
とりあえず触りだけ投下してみました。明日はもう少し投下できるように頑張ります(あくまで予定は未定)
各話のタイトルとトリップを付けてください。それと14は飛ばして作者15ですぅ。
各話のタイトルつけるってのは自由だろ。テンプレにないし。
そもそもなんで今までの作者が細々タイトルつけてたのか疑問なんだが。
ようやく新しいバトロワが始まったか、
どのような結末になるのやら……誰が生き残るのやら………カツモクして続きを待つ!!!
>>20 まぁ、タイトルはいらんが一回一話でもない限りどこで区切るのかははっきりさせた方がいいと思うけどな、話数だけでもつけるとかさ
まとめの人もその方がありがたいだろうし
まとめの人の都合を考慮して作者があれこれ気をつかうのは本末転倒じゃね
どうしても区切りたいなら投下1日目、とかでも構わないっしょ
作者氏は書きたいことを書いて下さい
おふ、凡ミスすまんですorzとりあえず前回投下分は「第一話」でございます
個人的には自分の駄作をわざわざまとめて下さる方なわけだから、その意向にはなるべく従いたいです。ともあれ本日の投下を開始します。時間がかかるのでしばらく風呂に入るなり時間を潰してからの閲覧を推奨します。それではどうぞ
第二話
「み……皆さん……」
「ネギ!」
謎の人物に固定されたネギの顔は、無惨に腫れ上がり、所々紫色に変色していた
「ちょっとアンタ!ネギを放しなさいよ!」
たまらず明日菜が席を飛び上がる
が
『勝手に席を立つな』
ネギを拘束していた人物の片方が、文字通り“目にも留まらぬ早さ”で右腕を突き出してきた
その手には、黒塗りの拳銃が握られていた
「な……」
尻込みしてしまう明日菜
『着席しろ』
明日菜は渋々、自分の椅子に座る
あれ、本物なの?――
そんなワケないじゃん……高畑先生がいるんだよ――でも――
教室が少し騒がしくなる
「はいみんなー、そろそろ聞いてくれ」
その高畑の一言に、再び教室が静まり返る。次の一言を待っているのだ
「んー、我々がいかに本気かという事を、ネギ君で証明する訳だが」
「ネギ君を殺す」
殺す
確かに目の前の人物はそう言った
「ちょ……先生、何言って……」
「そうだよ……てゆーか早くネギ君病院に連れて行ったほうが……」
口々に、まるで今聞いた事を忘れたいかのように発言していく生徒たち。だがそれに構わず高畑は続ける
「ネギ君は君達が殺し合う事に強く反対してね、それでまあみせしめに殺す事になった」
そして言うやいなや、高畑はその右の掌でネギの頭をわしづかみにした
「あぐ……」
「ちょっと先生!いいかげんにして下さ――」
「やめるネ!!」
誰かが高畑を制止しようとした声以上に大きなボリュームの声で被せてきた声があった
その声の主以外の全員が、一斉にそちらを向いた
「ち……超さん?」
視界にいたのは、席から立ち上がり高畑を睨みつける超 鈴音(出席番号19)だった
「やめるネ……」
今度は静かに、だが力強く超は言った
「……――」
「がぁぁ!!」
だが高畑はそれに、ネギの苦痛に悶える声をもって答える
「ネギ!ちょっと高畑先生いい加減にして下さ――」
明日菜もまた高畑を止めようとしたが
「っ――――」
高畑の指の隙間から、何かが明日菜を見ている
ネギの眼だった
「ぁ――――」
「やめローーーー!!」
ネギが明日菜に何かを伝えようとしたが、残念ながら超の絶叫に掻き消されてしまった
次の瞬間、何にも形容しがたい鈍い音が教室に響き
ネギの頭部がその凄まじい握力によって握り潰された
十歳の少年の死に方としては、あまりにも酷すぎた
長々とすみません、今日の投下はこれにて終了です、明日も投下できるように頑張ります
今回は超はいい人そう。
それはそうと間隔が長いね。確かノートに書いた文を携帯でうってるんだよね?
通学途中とか暇な時間に予めメールボックスに保存しとけばあとはコピーするだけだからかなり投下間隔を縮められるよ。
久々の長編に胸がウズウズしてまふ!!頑張れ!!作者15
どうも俺です。大学サボりました。こんなんだから最年長在学生になるんだろうな…まあ投下します
第三話
「嫌ぁぁーー!!」
誰かが叫ぶのと、ネギの遺体が地面に墜ちてその頭の中身を撒き散らしたのは、ほぼ同時だった
「ネギ君!ネギ君!」
「きゃああー!」
クラスの誰かが、本能的に教室の後ろの扉に手をかける。クラスのほぼ全員がそれに続いた
「早く開けて!」
「あ――開かない」
「何してんのよ早く!」
何日かが次々と扉を乱暴に引くが、それは不審なほどビクともしない
混乱状態に陥った教室に突如、銃声――この場にいる人間の“あくまでも大多数”が初めて耳にする音――が一つ響いた
「――ひっ!」
聴覚からあまりにも大きな信号が届き、たまらず全員が竦み上がる
『静かにしなさい』
先程明日菜に銃を向けた人物が、今度は天井に向かって発砲したのだ
さるさるの意味が分からないが支援しとくぜ
『着席しろ』
『着席しろ!』
その人物が二回言うと、ようやくその意味を理解した面々が慌ててそれぞれの席に着いた
「さて……ん?」
高畑が何かに気付いた
高畑の視線の先には、超の席
そこにあったのは、超が身につけていた服や装飾品の類“だけ”であり、超本人は消えてしまっていた
「あれ?超さん……」
クラスの何人かも気付き、その波がまた広がり、波紋を広げる
「……成る程」
その“原因”に、高畑は思い当たるフシがあった
「そん……な……」
ちなみにもう一人、葉加瀬聡美(出席番号24番)はその“理由”を“知って”いた。もっとも、それを受け入れる事はできなかったが
【超 鈴音・消失――残り30名】
とりあえず今日はこれだけです。
>>29氏のやりかたを試してみました。問題無さそうなのでしばらくこれでいきます。ありがとうございました
いつの間にか新スレになって、しかも新連載も始まってる!
とりあえず
>>1乙
そして作者15氏もがんばれ!超の消失って、今までありそうでなかったな・・・
この発想はなかった…
こんな形で超が脱落とはね・・・
シンプルイズベストの極みだなw
いや、超が消えるネタは、
第九部で一回やってると思うが
終盤の盛り上げ役としてでなく、なおかつ遺言を残すわけでもなくあっさりさっくり消滅したってのが斬新w
超が消失したことに気を取られがちだが、残り30人って事は、さよ参戦?
さよ・・・か?鈴音は使いかた様々だからなあ
>さよ参戦?
波平「さよう」
>残り30人
さよじゃなくて小太郎やココネなどの脇キャラが参戦だったり。
まさか……主催者の高畑が直々…てのは流石にないか。
久々の長編に俺も書く気出てきたぜー!!
あれ?確かこの辺に……あれ?…orz
これって先祖にあたるネギが死んだから超が消えたんだろ?
それにしてもこの発想は無かった…
どうも俺です。溜め込んでたCD聞いてました。このスレでリンキンパーク聞く奴いる?あっ、どうでもいいですかそうですか。じゃあBRAHMANって……ごめんなさい、投下します
第四話
「さて、これから君達がより円滑に殺し合えるようにいくつかルールを設けさせてもらった」
高畑がそう切り出すと同時に、銃を撃たなかったもう一人の正体不明が、何か藁半紙のプリントを配り始めた
『一枚取って後ろに回しなさい。足りないなら申し出て』
幸いにも、全員に滞り無く行き渡った
そのプリントには、ゴシック体の見出しで大きく
【バトルロワイアル】
と、書かれていた
「何…これ…」
「これから説明する事はそのプリントにも書いてあるから、万が一ルールを忘れたりした時はそれを読んでくれ。ではまず……」
ネギの血を拭わずに、それで染められた手で高畑は白いチョークを握った
ルール
全員で殺し合い、最後まで生き残った生徒が勝者となる。
舞台は世界樹を中心とした円形のエリア。これは時間とともに縮小していき、最終的には世界樹の中心から半径20cmとなる。このエリアの外を禁止エリアと呼ぶ。
このエリア縮小は一定時間ごとに縮小を一時停止する。その際は校内放送で知らせる。その時間は完全にランダムである。
生徒全員に装着された首輪は生徒の生死、位置を把握するための発信機であると同時に、ルール違反を犯した生徒に対してペナルティを与えるための装置を兼ねている。
ルール違反となる行為は以下のものである。
1、首輪を外そうとする。
2、禁止エリアに侵入する。
3、その他、円滑なゲーム進行を妨害した際はルール違反の対象となる。
ゲーム開始時、生徒はランダムに様々な地点へ転送される。転送先には支給品が置かれている
支給品の中には、食料、応急キット、武器が入っている。
最後まで生き残った生徒の生命は保証する。
以上
「質問はあるかい?」
ひとしきり説明した後、高畑はチョークを起き、生徒の方角を向いた
「……あの」
その声がした方向には、怖ず怖ずと挙手する綾瀬夕映(出席番号4番)がいた
「いくつか…よろしいでしょうか…?」
「何だね」
「この……ペナルティというのは何でしょうか?」
「首輪が爆発して死ぬ」
その言葉に、全員が驚く
「次は?」
「……この武器とは、全員違うものを持つのでしょうか?」
「そうだ、中身は強力な物から殺傷能力が皆無に等しい物まで色々用意した。役立ててほしい。他には?」
「いえ…もう結構です…」
「よし、じゃあさっそく始めようか」
生徒たちを突然、不思議な光が包んだ
今日は以上です。ところでACIDMANて知らない?あっ痛い痛い、石を投げないで、痛っちょ、ごめんってマジで
ちょwお前ノリ軽すぎw
宮崎吐夢でも聴いとけwww
半径20cmの死闘見てー!!!
ちょwww半径20cmってwww
おまいは俺の好きなナイトメアでも聞いとけ)ry
半径20cm・・・我が名は花京院(ry
どうせあれだろ?
最後は世界樹の周りを追いかけ回ってバターになるんだろ?
円形エリア斬新だな〜。
どーも、リンキン&ACIDMANリスナーです。ちなみに作者さん的に3rdはどーだった!?
ちょうど今「and world」聞いてたからビビったわw
円形斬新だよなあ
時間と共に、ってのは一時間毎じゃなくて刻一刻と狭くなってくってことでおkだよね?
作者、設定ともに斬新過ぎるwwwこれは期待するしかないな
あのデブと糞ガキ早く死なねぇかなー。別に一秒でも長く苦しんでからとかこの際いいからさー。あっ、どうも俺です
リンキンの3rdは部屋でかけっぱなしですとも。やっぱこのテの曲のセンスがすげえなこの人らは。個人的には8曲目がツボですた。それでは本日の投下でっす
第五話
「う……」
神楽坂明日菜の意識が覚醒した
「ここは……」
辺りを見回すと、何度か来た事のあるカフェの店内だった
「……あっ」
明日菜の視界に、黒い大きなショルダーバッグが飛び込む
ごそごそと中身を探ると、味気ないパン、赤い十字が描かれた箱、そして長い金属製のパイプが一本入っていた
「もしかして……これが武器!?」
これは正直、心細い
「――…………」
ふと明日菜は、目の前で帰らぬ人となった少年を思い出した
「ネギ……」
今際の際に自分を見たあの目、年齢に不相応な強さを持っていた少年が最後に見せたのは、ただ恐怖に怯える目だった
「どうして……」
どうして未来ある少年があんな最期を迎えなければならなかったのか
「ッ――」
気がつけば涙が一筋流れ
「うぁぁぁぁぁぁぁ!!」
そしてすぐに慟哭となった
しばらくそうして泣き腫らしていた
どれだけかはわからない
「明日菜?」
自分の名前を呼ぶ声で、明日菜は我に返った
「誰……」
涙を拭いながら振り向くと、そこには朝倉和美(出席番号3番)がいた
「……いつからいたの?」
「うーん、泣き始めた辺りから」
「そっか……」
朝倉は何も言わずに明日菜の隣に座った
「で、どうすんの?」
「な…何を…」
「現状。殺し合う?それとも自殺でもする?」
「……アンタは?」
「何とかして殺し合わずに脱出する。んでもって今回の事件を公にする」
「そっか……」
しばらく明日菜は考えた。そして泣き腫らした、だがそれでもなお力強い眼で朝倉を見つめ、こう繋げた
「アタシもそうする。それがきっとネギの敵討ちにもなるから」
それを見た朝倉は少しだけ笑うと
「よし、じゃあ行こうか」そう言いながら立ち上がった
「うん!」
明日菜もそれに続いた
今日は以上です。円形エリアに関しては、正直受け入れてもらえるか不安だったのですがよかったです。ではまた
なんとなく死亡フラグな予か…ゲフンゲフン
>>62 作者がそれ言っちゃダメだろwwwwwwww
68 :
どうも:2007/05/21(月) 01:31:26 ID:qAqYDj6j
こんばんわww
今日はじめてみましたが、
面白いです。
続きが早くみたいですww
がんばってくだせ〜www
これほど投下後のレスにwが付く作者も珍しいなw
>>作者15様
期待してるんだぜ?
どうも、蟻の戸渡りが虫に刺された俺です。昨日は投下できずにすみませんでした。休憩時間に投下です
第六話
「はぁ……」
柿崎美砂には、実感が無かった
ネギが握り潰された時も、そのあまりの光景に脳がフリーズしてしまった
そして今、バッグを下げながらこうして一人、何度か歩いた覚えのある道を世界樹方面へトボトボと進んでいるのだった
「殺し合いねぇ……」
あんなに仲が良かったクラスの皆がそんな事をする訳がないと、彼女は確信していた
きっとこれは学園祭の企画の一つなのだろう。あのネギだって工学部が作ったロボットなのかもしれない
実感がわかない理由はもう一つある
彼女がバッグの中身を見た際に見つけた武器
それは、赤い網に入った六つの熟れた「みかん」だった
食料と思しきパンと薬や包帯の入った箱、それらと別れて入っていたので、どうやら武器らしい
「……みかんみかんみかーん」
こうして歌う余裕さえある
「……しょうがない。行くか」
柿崎はみかんを一つ取り、農家の愛を噛み締めながらいつもと変わらぬ足取りで歩く
【柿崎、愛媛県産みかん所持・残り五つ】
今日は短いですが、キリがいいので投下しました。期待せずに次をお待ち下さい。それでは
鼻からアンチャン吹いたwwwwwwww
SEX MACHINEGUNS いいよね〜!!
「みかんのうた」知ってるあたりもさすが、でこぴん柿崎(笑)
作者15氏乙!
武器にミカンwww全く先が読めねえwww
ミカン!ミカン!ミカン!
ミカンの網は武器になるな
美砂様は間違いなく赤網タイツにするはず・・・
ダメだ…美砂が勝ち残る展開が思い浮かばん。愛媛ミカンって…
取りあえず果汁で目潰しか
ミカンをそのまま相手の口に突っ込めば、窒息させられるんじゃね?
なぁに、他ロワじゃ便座カバーで人が死んだぐらいだ
網で勝てないわけがない
>便座カバーで人が死んだ
そのロワについてkwsk
葉鍵だっけ?
交流所でわりと頻繁になるな>便座カバーで絞殺
85 :
>>1:2007/05/22(火) 23:45:19 ID:???
>>作者15氏
今やっと見ました。乙です。マターリがんがってください。
投下については作者側の都合もあるので、焦らず自分のペースで大丈夫でっせ。
あっらめ、そこはらめぇ!!
どうも、俺です。本日の投下でげす
第七話
「ところで、明日菜の武器はそれ?」
不思議なほど誰もいない道を歩きながら、朝倉は明日菜の持つパイプを指差す
「う〜ん……多分。朝倉は?」
「私はコレ」
朝倉はバッグから分厚いビニールでできた袋を取り出した
「……何?」
「“BASS STRINGS”て書いてあるから、多分エレキベースの弦だと思うけど」
「…………」
「まあ、これで人を殺そうとしたら、不意打ちぐらいしか思い浮かばないけどさ」
「ちょっと朝倉、いったい何考えてるのよ!?」
「あーハイハイ、冗談だっ……」
「ちょっと待って!」
突然、明日菜が何かを感じたのか立ち止まる
「……どーしたの?」
「何か聞こえた……」
「何かって……」
「こっち!」
「あっちょ、待ってよ!」
明日菜の後を追い、朝倉はコンビニに入った
【明日菜、鉄製丸型パイプ所持。朝倉、エレキベース用フラットワウンド弦所持・残り四本】
第八話
「どうだ?」
「駄目です、途中で首輪から警報と思われる電子音が発せられました」
世界樹が見える小さな公園に、エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル(出席番号26番)とその従者、絡繰茶々丸(出席番号10番)がいた。
「チッ、やはり無理だったか」
早く合流できた二人はまず、茶々丸の飛行能力を駆使して外に出れないかと考え、茶々丸を飛ばしてみたが、やはりそう甘くはないらしい
「まあ、とりあえずあの忌ま忌ましい樹に向かうとしよう」
「マスター、質問があります」
唐突に、いつもの無表情で茶々丸が質問した
「何だ?」
「我々に与えられた武器ならば、上手く運用すれば私を含む他のクラスメートを全員殺害する事も可能です。その選択肢はマスターの考えにおありでしょうか?」
あくまでも茶々丸は真剣である
「……必要があればな。行くぞ」
【エヴァンジェリン、破片式手榴弾所持・残り二つ。茶々丸、M4カービン所持】
本日はなんと二話同時投下。ただし量的にはたいしたことない
みなさんに質問ですが、今みたいに小出しにしたほうがいいのでしょうか、それとも何日かかけて溜め込んでから一斉投下のほうがいいのでしょうか?ご意見お待ちしております。それでは
>>90 マズは、乙。
俺としては前者の方がいい。
>>90 どーも。深夜に乙であります。
オレ的にも前者がいいかと。まぁ貴殿が、このペースつれぇ、オレの考えてたレベルじゃねェぞ!!と感じるなら後者もアリかと。
エヴァ様は毎回違和感のないクールなキャラですな〜。まさにバトロワにエヴァ様あり!!って感じ。
はぐれ人外コンビの動向にwktkだぜ
>みかんみかんみか〜ん
俺を悶死させる気ですか?
個人的にはどっちでも
結局のところ投下するのは作者さんなわけだし
あ、あと乙でした
GJ!
あと、筆の遅い書き手的にはゆっくりのんびりやってもらった方がありがたいっすw
96 :
マロン名無しさん:2007/05/23(水) 22:36:38 ID:0WjCJLLH
(`
'´  ̄ ヽ みなさん
|!|((从))〉 どう思います?この展開
'(||" -、リ カチッ
(),;
|E|
(` パイパン・・・
'´  ̄ ヽ 報道部、吸血鬼、ロボ
|!|((从))〉プハァーー・・・・・・・・・・・・・・・・・・
'(||" Д"リy~~~
(`
'´  ̄ ヽ ・・・・・どーよ
|!|((从))〉 何かドス黒い感情が
⊂'(||" 3 "リつ━・ わいてこねえ?
/// /_/:::::/
|:::|/⊂ヽノ|:::| /」
どうも、ついさっき牧場やぶりをしてきた俺です。じゃあ当面はこのペースを維持したいと思います。何かイレギュラーが発生しない限りはやっていけるので。それでは本日の投下です
第九話
「Sinking my body into the graveness of this gloomy season!」
一人寂しく歌いながら細い路地を歩くのは、柿崎美砂女史である
さすがバンドでボーカルをとるだけある。かなり高いレベルの歌唱力だ
「Ending incomplete with indications calm!」
聞く人がいないのが勿体ないくらいだ
「――……」
そういえばバンドでこの曲コピーしたなぁと思い、そういえばこの曲って確かコーラスいる――ようするに一人で歌うのは寂しい――よね?と思い出し、そこでようやく自己嫌悪に陥る
「……円〜、桜子〜、亜子〜、どこにいるのぉ〜……――あら?」
ふと正面を見ると、道の真ん中に誰かが直立している「あっ!」
反射的に、柿崎はそちらに走り寄った
「う……ひぐっ……」
釘宮円(出席番号11番)は、泣きながら大通りを歩いていた
「ネギ君……ひっ……」
眼の前で少年が殺された時、真っ先に逃げようとした一人が彼女である
「こ……こんなのっどうしろっていうのよぉ……」
彼女に支給された武器、それは2発装填のショットガンの銃身とストックを切り詰め、取り回しやすくした物だった
無論、ただの女子中学生には手に余る代物である。それでも同梱されていた説明書の通りに弾を装填し、あとは引き金を引くだけという状態までしてしまった上でこうして右手に握ったまま手放せないでいる
「誰か……助けてぇ……」そして何度目かの台詞を吐いた時
「あ……」
前方に、誰かがいた
「待って!」
反射的に、釘宮はそちらに走り寄った
【釘宮、短銃身ショットガン所持】
今回は、「一つのレスにどれだけ文字が入るか」の実験を兼ね、短めの話二つをドッキングさせてみました。結果、文字数より改行のほうがネックですが、まあそれはいくつかにわけて投下すれば無問題です
意見を下さり、ありがとうございました。皆様のレスが励みになります。それでは
乙!
確か32行の2KBまで入るんじゃなかったっけ?
乙
>>101 あまり改行がないと弾かれなかったか?
>>102 だね。字数は50字オーバーくらいに抑えるが吉
どうも、俺です。アメトーークを見ながら本日の投下です
第十話
「さてと、どうするか……」
龍宮真名(出席番号18番)は悩んでいた
支給された武器(と、思わしき物)はずばり、プラスチック製の“箸”である。しかしそこは彼女、それを武器と認識した瞬間から“あらゆるシチュエーションにおける最も友好的にこの食器で人を殺す方法”を想定する
だがふと考える
自分は、本当に自分以外を殺してしまえるのか
「まあいい、行く――」
誰かが近づいて来る!
すぐにそちらを見た
「あっあの……」
「……何だ、あんたか」
龍宮の視界には、怯えた眼でこちらを見る宮崎のどか(出席番号27番)がいた
「……どうした?」
「あの――その……」
「私が“何を持っているのか”警戒しているのなら、無意味だぞ。ホラ」
そう言ったと同時に、手に握っていた箸を差し出す
「いえっそういう訳では――」
だが、宮崎の緊張が少し和らいだのを龍宮は感じ取っていた
「あっ、そうだ。私はこんな物が鞄に」
そして宮崎はその手の内を明かした
瞬間、何故か宮崎の視界が突然暗くなった
「え゛」
彼女は知るよしもないが、彼女の両目にはプラスチック製の箸がそれぞれ一本ずつ刺さっていた
「悪いな。それは貰う」
刺したのは勿論、龍宮である
そのまま宮崎の足を掃い宮崎を倒し、上にのしかかった状態で箸を適当に前後左右に動かす
「――!!」
脳を掻き回され、宮崎の全身がびくびくと痙攣する
「こんなモンか」
箸を動かしていた手を離し、それでもまだ不可解な動きを続ける宮崎の上から退く
そして傍らに落ちている宮崎のショルダーバッグから、彼女の武器と応急キットを取り出し、自らのバッグにいれ、世界樹に向かって歩き出す
後には、まだ右足だけ動いている宮崎の死体だけが残った
【龍宮、箸放棄、P90入手・予備弾倉四つ】
【宮崎のどか、脳を激しく損傷し死亡――残り29名】
本日は以上です。アメトーーク見て寝ます。それでは
>>108 乙。
たつみー意外と簡単に乗ったんだなww
目が……!目がああああ!
乙
バラエティーみながら目ん玉ぐじゅぐじゅとは・・・
なかなか粋なはからいだな
このスレをみて感動した。そして俺も書こうと思った。
と、言うわけですいませんが質問。
ここって自分が書いてるっていうの何人くらいいんの?
そして書いてる職人さんは何使ってSS書いてる?
メモ帳で書いてる
>>112 ついこの前からプロットをねってる最中
書くとしたらメモ帳ですね
俺もメモ帳
半年くらい放置してたらいつの間にか消えてたんで書き直してるんだけどもね
何か久しぶりにグロ描写(か?)見た気がする
116 :
112:2007/05/25(金) 20:38:53 ID:???
>>113-115 ホントありがたいっス。メモ帳は盲点だった。wordはダメか・・・・orz
とにかく今日三章まで書き終わりました。なんとか夏までには・・・
>116
私はwordです。wordだと何か問題があるんですか?
118 :
112:2007/05/25(金) 21:12:41 ID:???
>>117 いや、仲間がいなかったから不安に思っただけ・・・
問題はないかと。。傷つけたらすまん・・・。
夏までには……か
俺にもそんな風に考えていた時期がありました
117です。
>>118 いえいえ、こちらの勘違いです。すいません。
私はそろそろ書き終えます。
高校生なんで、中間が終わったらラストスパートのつもり・・・。
121 :
112:2007/05/25(金) 21:50:52 ID:???
>>120 そうですか。そして高校生で現在中間・・・私と同じですね。
とにかく完成を目指して俺も・・・。
というか、いまだクラスメートが死なない・・・どうしよ。
私も5月1日の時点で21人残ってて、これは・・・って思ってがんばりました。
お互いがんばりましょう!!
あ、117=120=122=123です
実は学生って多いのか
仲間がいてちょっと嬉しいw
俺も頑張るぞー
オレもメモ帳っす。まだ1、2話しか作ってないけど構想が膨れ上がり過ぎて・・・。書きたいシチュエーションとか舞台のロケーションとかでメモ帳がぐちゃぐちゃ。でもこうやって練ってる段階が1番楽しいな。現実の作家さんもこんな感じなんだろうか
126 :
112:2007/05/25(金) 22:04:01 ID:???
まき絵カワユス
あ、ごめん調子乗った
どうも、なんか盛り上がってる時によりによって俺です。つー事は俺は早く終わらなければなりませんか?そんな気は毛頭ありません
残念
それでは本日の投下です
第十一話
「ねぇ!」
柿崎に話しかけられた相手が、ゆっくりと振り向く
ピエロメイクをたたえた無表情な顔、まさしくザジ・レイニーデイ(出席番号31番)だった
「よかったぁー、一人で寂しかったのよー!」
発見した勢いでザジ――の手が余裕で届く範囲――に走り寄る
「いやー、誰もいなくって本当に困ってたのよ」
ザジが体をこちらに向け、互いに向き合う形になった
「やーホント寂しかったのって、何せもう何曲歌ったか数えるのも飽きたぐらい……」
そして柿崎は初めて、ザジが左手に大きな抜き身の刃物――マチェットと呼ばれるタイプ――を握っている事に気付いた
「…………それ、本物?」
「…………」
やはり無言で、ザジは一回だけ頷いた
殺し合い
この悪フザケ以外の何者でもない支給武器(みかん)のせいで、いまいちピンと来なかった現状が、柿崎の内で急に現実味を帯びてきた
「…………」
眼の前の道化師は、未だ無表情でこちらを睨みつけている
「お……落ち着いて……ねっホラ、私なんかコレだよ……ヒドくない?」
おぼつかない手で、例の赤い網をバッグから取り出す
「あはは……よかったら一つ食べる?あっ、別に毒とかそんなのはないから!さっき一つ食べたけど全然大丈夫……」
声が上ずっているのが自分でもわかる
「…………」
「…………」
「……とっとりあえずさ……その、左手のソレしまってよ……あ、危ないしさ……」
恐らく、柿崎のその一言がきっかけなのだろう
ザジの左手が、ゆっくり持ち上がってきた
「ひっ!ちょ、待っ――」
その手が工場の機械のような無機質な動きで、凶器を持ち上げる
「いっ嫌――!」
柿崎は後ずさろうとしたが、無情にも足が言う事をきかず、転倒してしまった
そこに道化師が一歩、近づいてきた
【ザジ、マチェット所持】
今日はこんなモンです。スカイガンナーやって寝ます。うん、「紅の豚」見てアガッた勢いだよ
133 :
112:2007/05/25(金) 23:21:11 ID:???
>>132 乙です。やっぱザジはゲームに乗るのか・・・
>>132 乙。
これでただの見せ掛けなら・・・
>>112 俺一時期まじめに書いてたけど、過度の特定キャラ優遇、文章力の無さにデータ全部消した。
今は構想を練りつつ、SSを読み漁る日々。
ところでコテハンの菱形より後ろの部分ってどうやってつけるんだっけ?
135 :
112:2007/05/25(金) 23:47:47 ID:???
>>134 優遇キャラが多くて誰を生かすか今だに困っている俺がいる・・・。
トリップは名前(例えば作者16)の後ろに#をつけてテキトーな文字列。
passwordでもおk。
>>128 俺は聞けないが別にOKだと思う
このスレ基本なんでもありだしw
>>132 ザジ……今回はボスになれるかしら?
そろそろ目指せ脱噛ませ犬
>>112 携帯のメールボックス
>>90 いまさらだが俺の意見を・・・
さすがに今のペースは遅すぎる感があるから、
もう少し速めでもいいんじゃね?
ま、作者の好きにしていいと思うけど
>>137 今までの投下ペースに慣れるの確かに遅く感じるな。
次の予約がきてたら加速してほしいとこだけど、まだまだ中盤って人が多いならのたくた投下してほしいな
投下の有無でモチベーション変わったりするし
きっと美砂の後ろに誰かいるんだ!
つまり背後霊・さよ死亡フラグか
どうも、俺です。やはりペース遅いですか……そういえば今までの作者は一回で俺の倍ぐらい投下してたもんな……努力します
それでは、本日の投下です
第十二話
高畑と謎の二人組は、誰もいない廊下を歩いていた
「ふぅ…………」
『お疲れ様です。高畑先生』
謎の片割れ――プリントを配った方――がそう労いながら正体をあらわし、言葉を続ける
「念話で報告がありました。すでに一人死亡したようです」
「……わかりました。葛葉先生」
『超鈴音に関しては、どう……しましょう?』
謎の片割れ――発砲した方――も顔を晒す
「とりあえず、最も警戒すべき要因が消えてよかったとしておきましょう。ガンドルフィーニ先生」
「……そうですね」
三人の教師が、廊下を歩いている
その先頭を歩く高畑が煙草に火を
「ん……」
点けようとして、自分の手がまだネギの血で塗られているのに気付いた
「すみません、ちょっと手を洗ってきます。先に行ってて下さい」
「……わかりました」
「ふぅ――」
いくら洗っても落ちない
「……」
血ではない何かが、どれだけ手を擦っても落ちない
「服…買い替えないとな…」
そんな事ではないのに、そう独り言をもって自らに嘘をつく
「……――ッ」
突然、高畑は眼の前の鏡を殴り、粉砕した
「最後にあんな眼をするなら――どうしてあそこまで“我々”に逆らった!」
独り言にしては大声だ
「少しでも――少しでも弱さを見せてくれれば――“あそこまでする必要はなかったんだ!そうせざるを選なくしたのは君だった!なのにどうしてあの時”――……」
その表情を窺い知る事はできない
「……すまないが、“我々”は引き下がりはしないよ」
やがて、高畑は砕けて飛び散った鏡を後にした
「ふぅ――」
いくら洗っても落ちない
「……」
血ではない何かが、どれだけ手を擦っても落ちない
「服…買い替えないとな…」
そんな事ではないのに、そう独り言をもって自らに嘘をつく
「……――ッ」
突然、高畑は眼の前にたまたま在った鏡を殴り、粉砕した
「最後にあんな眼をするなら――どうしてあそこまで“我々”に逆らった!」
独り言にしては大声だ
「少しでも――少しでも弱さを見せてくれれば――“あそこまでする必要はなかったんだ!そうせざるを選なくしたのは君の強さと頑なさだった!なのにどうしてあの時”――……」
その表情を窺い知る事はできない
「……すまないが、“我々”は引き下がりはしないよ」
やがて、高畑は砕けて飛び散った鏡を後にした
今日は以上です。時間をなるべく作りますので、生暖かい眼でいいんで見守って下さい。それでは
>>146 乙。。ミスは気にしない。。
>>148 #は直接入力でやるような・・・?一応俺もテストがてら。
やっと生存キャラ決まった。。落ちもようやく・・・
ただ今はくーふぇを漢字に変換すんのに苦戦・・・なんて初歩的・・・
投下乙
ちょ、待ってwww柿崎がwwwwww
>>148 #は半角だったキガス
プロット組んであるけど書く時間が無い俺…orz
うわー、ラジオ聞き逃した……録音とかないよな。
ウワァァン!だって何かものっそエラーが出たんだって!むしろよく二つで済んだなと。あっどうも、俺です。何か楽しそうだったなぁー、何でカラオケなんか行ったかなぁ俺……まあ投下です
第十三話
『……さん………ラさ…』
誰かが誰かを呼んでいる
「美空さん!」
「ぅん……い!?」
春日美空(出席番号9番)が、誰かに起こされた
「よかった……気が付いたんですね……」
「……桜咲サン?」
未だ寝ぼけてる美空の眼の焦点が、形容しがたい顔でこちらを見る桜咲刹那(出席番号15番)で合った。肉体が、自分がどこかに仰向けに倒れている事を感じている。続いて周りを見回し、それによって生じた疑問を手近な人物にぶつける
「ちなみに何で私は植木に埋もれてるんスかね?」
「……あの後、教室から恐らく魔法で転送されたのだと思います。私はここから少し離れた服屋にいました」
「テンソー……やっぱ“アレ”は夢じゃなかったんスね――っと」
美空は勢いをつけて転がり、植木から脱出した
「――桜咲サン」
「どうしました?」
「あのネギ先生、“本物”だったのかな?」
「………………あの“気”は間違いなく、ネギ先生のものでした」
「……マジッスか」
美空はどこと無く見つめた
「……んで、どうしまスかねぇ」
「私は、木乃香お嬢様を探します。よろしければご一緒しましょう」
それを聞いた美空は
「一人は寂しいっスからね、是非ともそうさせていただきますよ」
即答した
「ところで、私の分のバッグはどこっスか?」
「ああ……そこに……」
美空はそれを拾うと、中身を確認し
「さあ、行きまスか」
いつもと変わらぬ口調で言った
「……………………」
その緊張感の無さとは裏腹に、今にも泣きそうな眼を刹那は見た
そういえば表現に関する意見を見ました。オブラートの包み方がわからないんで直球だったんですけど、これからどんどんそんなシーンが増えます。どうしたらよいでしょうか……他にも指摘があればどんどん言って下さい。それでは
ありゃ〜ミスってたね。今度こそどうよ。
>>149 く〜ふぇとは・・・意外な大穴ネ!
おっ!今度はできた。以後名無しに戻ります。
>>157 乙カレー。
投下乙
何か美空が輝いてるwwwwww
そんな表現ってのはグロ?それともエロ?
どっちにしても投下の前に一言言っとけばある程度は何とかなるんじゃないか?
あ……どっどうも、俺です。あっあの…………その、何つーか……いっ今から、ととと投下するんです…………それでああああの……よかったら……み……みっ見に来て下さい!
第十四話
「明日菜!」
朝倉が入ると、そこには床に座って泣いている誰かさんと、その傍に明日菜がいた
「…………ハカセ?」
朝倉が近づいていくと、その誰かとはハカセこと葉加瀬聡美である事が判明した
「超さん……超さぁん……」
そういえば、ハカセは超に最も親しいクラスメートだった
「ハカセ、元気出して……まだどこかに居るかもしれないし」
「明日菜の言う通りだよ」
明日菜と朝倉が慰める
だがハカセは
「超さんは……もうこの世界には存在しません……」
「えっそれってどういう……」
明日菜の常人離れした感覚も、眼の前のハカセに集中していたせいか背後に立つ殺意には気付かなかった
今日も少なくてごめんなさい。その代わり明日はバイト休みなんで頑張ります。それでは
165 :
マロン名無しさん:2007/05/30(水) 01:46:26 ID:GA45D94z
1. 読まない ・・・説明書などを読まない。読む気などさらさらない。
2. 調べない ・・・過去スレ、ググるなど最低限の内容も自分で調べようとしない。
3. 試さない ・・・めんどくさいなどの理由で実行しない。する気もない。
4. 理解力が足りない ・・・理解力以前の問題で理解しようとしない。
5. 環境のせいにする ・・・自分が悪いのではなく環境が悪いと責任転嫁する。
6. 人を利用することしか頭にない ・・・甘え根性でその場を乗り切ろうとする。
7. バカだから ・・・バカだから。
どうも、俺です。さっきノーヘルで捕まりました。あと二点です。それでは本日分です
第十五話
大河内アキラ(出席番号6番)は、薄暗い公園を一人、下を向いて歩いていた
「…………」
不安に苛まれながら、役に立たないとわかっている支給品、軍手を両手に装備している。つまりそれほど不安なのである
それなりに大きな公園なのに、人間どころか鳥や虫等、あらゆる動物の気配が感じられず、自分の息遣いと足音、風でざわつく木々以外は耳鳴りしかしない
「…………はぁ」
そしてため息と同時に前を向いた時、“ソレ”を見つけた
そして
「うっ――うえぇぇぇっ!」
“ソレ”を認識した大河内が、公園の地面に思いっ切り嘔吐した
「〜〜〜〜――はぁっはぁっ……」
原因は
「な……那波さん……」
眼の前で木の枝に首を紐で吊って死んでいる那波千鶴(出席番号21番)の遺体だった
力を入れる必要が無くなった体中から、あらゆる液体が漏れだし、顔も苦痛に歪んだまま固まっている。紐が食い込んだ首には、何か――恐らく爪――で引っ掻いた痕が刻まれている
本質的に、この死に方は“決して楽に死ねる手段ではない”のである。彼女はそれを知っていたのだろうか。もはやそれを知る術は無い
「う……うう……」
鳴咽をと少々の胃液を口から漏らしながら、大河内はフラフラとこの場所から逃げ出した
【大河内アキラ、軍手装備】
【那波千鶴、首を吊り自殺――残り28名】
第十六話
逃げなければいけないのに、足が動かない
また一歩、無表情な道化師が近づいてき、そしてその左手を……!
「イヤァァァァァァ!」
「…………」
「こ、来ないでぇぇぇぇ!」
「…………」
差し延べてきた
「お願い助けてぇぇー……え?」
よく見ると、さっきまで持っていたマチェットは持っていない
「…………あの大きいナイフは?」
ザジは自分のバッグから、“鞘に入った状態の”ソレを取り出し、一言
「…………“しまえ”って言った……」
そして再びバッグに戻した
「な……」
「…………」
「何よソレェ!」
どうやら柿崎の勘違いだったらしい
「ちょっと、おかげで腰抜けたじゃないのぉ!」
安堵感からか、声も眼も少し涙ぐんでいる
「はっ早く手ぇ貸してよぉ!」
その言葉に従い、ザジは(ついさっきやったように)左手を差し延べ、それを柿崎は右手で握り、引っ張り上げてもらった
「も〜、本当にまぎらわしいんだから〜」
尻を手ではたきながら、随分と勝手な事を言う
「いやでもゴメンね何か、あっお詫びと言ったら何だけど、よかったらみかん食べる」
その提案に対してザジは
「…………」
首を横に振って答えた
「あっそ、でも一人はやっぱ嫌だから、しばらく付き合ってもらうわよ。いいわね?」
その命令に対してザジは
「…………」
首を縦に振って答えた
今日は以上です。佐藤が飲み会に誘ってこなければもっと更新できたので、悪いのは佐藤です。それでは
美砂ってばあぶねーあぶねーw
174 :
マロン名無しさん:2007/05/30(水) 03:25:53 ID:dw1Jq5aR
ちづ姉……・゚・(ノД`)・゚・
ザジと美砂……神タッグの予感!
ザジ美砂イイ!
ごめんなさい、寝落ちした。そして大学に遅刻した。そして原チャでこけた。なぁ、俺のバックミラー知らねぇ?
第十七話
釘宮が走り寄った相手
およそ中学生とは思えない、それこそあらゆる機関の代金を子供料金で済ませられる程の幼児体型と、二つに結んだ髪で誰であるか特定できる
「風香ちゃん!」
釘宮の呼び掛けに、鳴滝風香(出席番号番)が振り向いて、そして
「く、来るなぁ!」
右手のシングルアクションアーミーを釘宮に向けつつ叫んだ
「ッ!」
「そっそれ以上近寄るな!」
「お――落ち着いて……」
「うるさいッ!その銃でボクを撃つつもりだったんだろ!」
――しまった!
風香の指摘により、ようやく釘宮は手が白くなるほど銃を強くにぎりしめていた事に気付いた
そして、もはや事態は最悪に向かっていることも
「何だよ……本当に殺し合うのかよ……」
「ちっ違うの……コレは」
「何が違うんだァ!?いい加減にしろ!」
もはやどうしようも無くなった
その時だった
「やめるでござる!」
釘宮と風香のちょうど間に、誰かが割り込んだ
「長瀬さん!?」
「楓ねぇ!?」
それは、風香とは逆方向に中学生離れした、高い身長と恵まれた肉体の持ち主、長瀬楓(出席番号番)であった
「風香、それを下げるでござるよ……」
「なっ何だよ……楓ねぇまでボクを……」
「違う!話しを聞くでござる!」
「うるさいうるさいうるさい!」
「風香!」
「二人がそのつもりなら……こっちだって……!」
そして風香は、余っていた左手でグリップを握り、震える銃身を楓に向け、そして――
「ああああああああああ!」
「風香ーーーーーーーー!」
【鳴滝風香、シングルアクションアーミー所持】
ぐは、投下したあとで出席番号入れるの忘れてたのに気付いたorz
>>181 ドンマイドンマイ。そして乙。
つーか数日離脱してて見れなかったんだけど、ザジのはやっぱり見せ掛けだったのかよw
どうも、俺です。中耳炎になりました。痛いっす……まあ投下っす
第十八話
――何で私は殺した?
先程から、龍宮はそう自問するばかりだった
宮崎がバッグから見せた物があれば“勝てる”と思った瞬間、最悪の形でそれと、ついでに宮崎の命も奪った
そして今、椎名桜子(出席番号17番)に四発撃って殺した
不用意に近づいてきた彼女に、何も告げずに撃った
何のことはない。ただ“ま体が勝手に行動をおこした”のだ
――私は、こんなに簡単に人を殺せるのか
今まで数え切れぬ人をその手にかけてきたが、それなりに愛着のあるクラスメートまでごく自然にできたあって、今更ながら実感する
――そりゃあ、こうすれば確実に生き残れるじゃないか
自問しながら、自分の被害者の持ち主だったショルダーバッグを開け、中身を見る
――おいおい、“コレ”は無理だ。私には必要ない
龍宮は桜子の武器――電池式のスピーカー――には眼もくれず、その場を去った
ゲームは少しずつ、だが確実に進行している
【椎名桜子、銃弾を受け即死――残り27名】
中耳炎のとばっちりで頭痛までします。明日病院逝ってきますノシ
桜子記録更新中
乙
やっぱ桜子はそうなのか……
さてスピーカーのフラグを受け継いでくれるのは誰かな?w
さ、桜子ぉーーーっ!
またか…orz
絶望した!喪服の準備が全く無駄にならない俺の嫁に絶望した!
ま た か
(´・ω・`)すっかり野比玉子だな桜子
絶望した!!生存率が未だ0%の桜子に絶望した!!
>>185 遅ばせながら乙。。
な〜んだ、ザジは見せかけ・・・
ってかやっぱ桜子はパターンなんだな・・・もう0%地獄からは・・・
他にも0%がいること、ときどきでいいから(ry
夏美とか0パーセントなのに話題にもなりゃしねぇ……
>>193 え?ああ、すっかり忘れてた・・・
だけど夏美ってどう生存させていいかわかんなくない?
桜子は富田さんの位置だなぁ
>>194 生かし方に真剣に悩むのが夏美
死亡前提で死因に悩むのが桜子
>>196 後者のほうが華々しく死ねるパターンだよな。
俺なんて夏美は誰に殺されたのかも分からず死んだことになってるwwその割に桜子はまだ1度も出てないww
くそう、また一日空けちまった……気を引き締めねば
第十八話
「ハカセに何してるのよ!」
明日菜が背後を振り向くと、何かをこちらに向ける佐々木まき絵(出席番号16番)がいた
ちなみにその何かとは、あとは引き金を引くだけという状態のデリンジャーだ
「ちょ……落ち着きなよ……」
朝倉が諭すが
「ハカセから離れなさいよ!」
聞く耳は持たない
「ち……違うんです、まき絵さん!」
「ハカセ!早くこっちに来て!」
どうやらまき絵は、重大な勘違いをしているらしい
確かに、“泣き伏せるハカセを鉄パイプを所持した一人を含む合計二人の人間が囲んでいる”という光景を見れば、そう勘違いするのも無理はない
ましてやまき絵は、“デリンジャーという殺傷能力の高い武器を所持している”事実と
“これを使えばハカセを助けられる”というヒロイズム
さらに“神楽坂明日菜という信頼できる友人がそのような事をしている”というショックで、冷静な判断力をほぼ完全に喪失していた。平たく――朝倉が瞬間的に考えた事――言えば“ヤバイ”状況なのだ
だからこそ、まき絵は背後に近づく気配に気付かなかったし
「せいやあぁ!」
自分がその気配の主に投げ飛ばされた事にも、床に思い切り背中から叩きつけられて、デリンジャーを落とし
「大丈夫アルか!?」
「クーちゃん!?」
自分を投げた相手と明日菜の会話を聞いて、今まさに自分を床に押さえ付けているのがバカイエローこと古菲(出席番号12番)だという事に気付いた
「人の声がしたから、入ってみたアル。そしたら……」
――うそ
「……とにかく助かったわ」
――どうして
「コレはいったい、何事アルか?」
――このままだと
「えっと……」
――殺される?
「うああああああああああああ!」
突然、クーに伏せられていたまき絵が暴れ出した
「ッ!」
決して油断していたわけではないのだが、あまりに突然だったのでクーも弾き飛ばされてしまう
そしてまき絵は叫びながら這いずってさっき落としたデリンジャーに手を延ばし、そして
「あああああ!」
引き金を引いた
【佐々木まき絵、デリンジャー所持】
第十九話
正常に作動したデリンジャーの内部機構は、薬莢を叩き、弾丸を高速で飛ばす
そしてそれは、真っ直ぐハカセの額にめり込み、脳の中央あたりで停止した
「――――!」
だが、残念ながらそれよりも
「まきちゃん!」
まき絵の胸の中央をクーの右腕が背中まで貫通しているほうがインパクトの強い映像であった
まき絵がこちらに殺意を向けていると感じた瞬間、クーは再び彼女を捩伏せるために行動をおこした
だが、剣道の防具から硬いロボットまでひしゃいでしまう拳で、“うっかり本気で何の訓練も受けていない普通の女子中学生の胸部を正拳で突いて”しまえば、こうなるのは当然である
「アっ……」
慌てて力を抜いたクーの腕から、“手遅れだが一応はまだ生きている”まき絵の体がずるりと床に落ちる
「がッ――……」
口と鼻の穴から血を流し、胸の穴からは盛大に血を噴射しながら、まき絵はたった今、医学的に完全に死んだ
「ハカセ!」
ここでようやく朝倉が、ハカセが頭を撃たれて死んでいるのを発見した
「ま……まき絵?」
クーが恐る恐る、さっきまでまき絵だった“炭素や水その他の固まり”に話し掛ける
当然、返答は無い
「…………死んだアルか……?」
「……クーちゃん……」
「私が……殺したアルか……?」
クーは立ち上がり、まき絵の血で真っ赤になった手ともう片方の手、つまり両手で明日菜の肩を掴み、悲痛な目と声で――
「アスナ……私が……私がまき絵を殺したアルか?私が――答えてほしいアルよ――アスナ……」
「…………」
明日菜は答えられず、ただ目をそらした
「ッ――――!」
それを見たクーは明日菜の肩を掴んでいた手を離し、まき絵の血で染まる床に落ちるように膝を付け、そして
「…………一人にしてほしいアル……」
絞り出すように言った
「クーちゃん……でも一人は危な……」
「アスナ行こう」
明日菜の声を、朝倉が遮る
「で、でも……」
「いいから、ホラ!」
朝倉は明日菜の手を取ると、強引に外に連れ出した
【葉加瀬聡美、頭部に銃弾を受け即死】
【佐々木まき絵、胸部を腕が貫通し、死亡――残り25名】
今日は以上です。いつも使ってるCD屋が閉店するらしいです。悲しすぎる……orz
>>205 乙!!
くーちゃんまさか発狂END!?
どうも、俺です。下宿先のおばちゃんにプレステ2とソフトその他を貸したら、なぜかタイムクライシス3(ガンコン付)にハマってます。何だこの光景……
第二十話
朝倉に引っ張られていた腕を
「ちょっといい加減にしてよ!」
明日菜は無理矢理振りほどく
「何でクーちゃんを置いてけぼりにしたのよ!?」
朝倉は明日菜に背を向けたまま、何もアクションをおこさない
「ちょっと朝倉――……」
そして彼女を無理矢理振り向かせた時、明日菜は今まで見た事のないモノを見た
「――――」
朝倉和美が、泣いていた
「朝倉……」
彼女が今まで他人に弱さを、たとえたった一筋の涙であろうとも、見せた事があったろうか
「……一緒にいたって、何もできなかったよ」
掌でその一筋を拭いながら、朝倉は言う
「あのコが“ヘンな気”をおこさないように祈るぐらいしか……」
そしてまた、強い意思を内包した眼で明日菜を見据えた
「さ、行こう」
「……うん」
「な、何?」
村上夏美(出席番号28番)が、身を竦めて突然聞こえた音に反応した
「今のは……?」
爆竹が破裂したような音を、確かに聴覚が感じた
ちなみに正確には“口径の小さな銃の発砲音”なのだが、彼女にそんな知識があるわけもなく
「あっちから……」
支給武器であるボウガンのグリップをより強く握り、これから数多く展開される悲劇の一つに早足で向かった
【村上夏美、ボウガン所持】
つーわけで本日は以上です。それでは
>>作者15氏
乙。まき絵ーーーーっ(つДT)
いつも使ってるCD屋って立川の第一デパートのところか?
乙
脳内再生したら不覚にも噴いた俺orz
吊ってくるわ
>>211 それで当たってたらおまいはネ申だぞwwww
まき絵を殺したな!!!!
許さんぞ古!!!!
亜子「じわじわとなぶり殺してくれる!」
残念、正解は身元割れのため言えませんwそれでは本日の投下です
第二十一話
「クソ……クソ……」
長谷川千雨(出席番号25番)が、さっきからかなりの数の悪態をついていた
目覚めてしばらく歩いて発見したこのマンガ喫茶、千雨はすぐに転がり込んでパソコンのある席に陣取った
彼女の目的はただ一つ「外部との接触」である
だが、電源は入った。全ての機能が問題無く起動した。目的のインターネット・エクスプローラーもきちんとインストールされていた。ダブルクリックするとトップページへ繋がった
だが、URLを入力し、自らが運営するサイト「ちうのホームページ」に飛んだが、画面に浮かんだのは
「ページが存在しません」
の文字だった
その後も試行錯誤を繰り返すが、相互リンクを貼っていたサイト、常に頂点にいた複数のランキングサイトにいたるまで、まるで“最初から存在しなかった”かのように見当たらなかった
ならばとメールボックスを探すが、なぜかそれを開けない。掲示板も、ROMることしかできない
「クソ!」
試行錯誤するが、突然鳴り響いた電子音が、千雨の思考を遮る
「なっ!?」
それは、千雨の首輪から鳴っていた
「……――クソッタレがぁぁ!」
これ以上は危険と判断した実力派ハッカーは、パソコンの液晶ディスプレイを地面に盛大に叩き付けた後、床に置いていたバッグを持ち、手の届く所にあらかじめ置いておいた拳銃を握り、マンガ喫茶から去った
【長谷川千雨、ルガーP08所持、予備弾倉1つ】
本日は以上ざます。ベルセルク全部読み返すという夜中には普通やらないチャレンジ中です。それでは
一時期ネギまロワのコルカスみたいな扱いだった千雨に期待
>>218 まずは乙。
なんだ〜立川じゃないのね。あそこはいつも金券ショップ行くついでにお世話になってただけにちと悲しい。
どうも、俺です。昨日はバイト先でつまみ食いがバレてマネージャーと店長にかなり怒られて、始末書まで書かされ居酒屋で飲んでそのままフテ寝してしまいました、すまんです。つーか最近orzばっかだ
第二十二話
「きゃ!」
「むっ……て、ハルナですか」
「何だ夕映か……驚かさないでよ」
狭い路地裏で、綾瀬夕映(出席番号4番)と早乙女ハルナ(出席番号14番)が鉢合わせした
「つーかアンタ何それ?」
「あ、こっこれは……おそらく私の武器かと……」
赤面する夕映は、緑の文字で「安全第一」とプリントされた黄色いヘルメットを被っていた
「そ、それより、ハルナは何を支給されたのですか!?」
「んー、私はコレ」
ハルナはポケットからターボライターを取り出す
「まぁまだソッチのがマシだって」
「……確かに」
「とにかく今は、のどかが心配です」
「そだね、捜すか」
だが皮肉にも、ちょうど今まさにのどかが他界したところだった
【綾瀬夕映、安全ヘルメット装備】
【早乙女ハルナ、ターボライター所持】
しかも今日は大学に遅刻するわ、講義中に居眠りしたらガチで10年ぶりぐらいに夢精するわ、バイトに行ったら今度はサブマネージャーに説教くらうわ、俺よりつまみ食いしてた年下の後輩に中途半端な慰めかたされるわで散々です。もう寝ます。それでは
こういうこと書かなければいい作者なんだがな
続き楽しみ。
どうも、俺です。何より悔しいのは、全部自爆だという点です。ちなみに昨日はスカパーでACIDMANのライブ見てて投下できませんでした。私事すぎて申し訳ない
第二十三話
「あああああああ!」
誇張や言い回しではなく、本当に“瞬く間”の出来事だった
風香が引き金を引くよりも速く、楓は手にした中華包丁で風香の両手首を切断していた
正真正銘、本物の忍者であり、クラスの武道四天王と呼ばれるほどの楓なら容易な事である
「なっ!?」
だがそれでも楓が驚いたのは、彼女は“そのつもり”ではなく、狙いはあくまで風香が握っていたリボルバーだけであった。破壊はできずとも、風香の手から弾き飛ばせればよかった
「風香ぁ!」
この結果は、単に“楓の凡ミス”なのである。それで済むかどうかは別として
「手がっ手がああああ!」
風香の心臓の動きに応じて、その鋭利な切断面から血が大量に噴き出す
「ふ……風ちゃん!」
我に帰った釘宮が、風香に駆け寄る
「風ちゃん!?風ちゃん!」
「痛いっ痛いよおお……」
風香はショック症状をおこしており、すぐに処置を施さなければ危険だった
そして、それは不可能だった
「痛いよぉ……誰か……ふみ……」
「風ちゃん!」
ほどなくして、風香は釘宮に抱かれながらその命を散らした
「ふ……風ちゃん……」
「そんな……」
茫然自失の楓が、風香の亡きがらに歩み寄ろうとする
が
「来ないでッ!」
釘宮が大声でそれを拒絶する
「えっ――」
そして釘宮は涙目で楓――命の恩人――を睨みつけ
「何も――何も殺すことはなかったじゃない!」
「ち、違う……拙者は……」
「何が違うのよ!?アンタが殺したんじゃない!」
「せ……拙者は……」
その言葉が、楓の心に突き刺さる
「早くどっかに行って!」
「…………拙者は……」
「早く行ってよ!」
「あ…………」
その一言が決定打となり、楓は静かに、夢遊病者のような足取りで去って行った
【長瀬楓、ステンレス製中華包丁所持】
【鳴滝風香、ショック死――残り24名】
本日は以上です。それでは
乙。
tumannne
意外とまだ生き残ってるのが意外だなぁ。
どうも、俺です。まあここから少しずつ死ぬペースがアップしていく感じです。それでは投下です
第二十四話
「……マスター」
「わかっている。手を出すな」
「了解」
エヴァと茶々丸が何かを決めた直後
『うわあああああ!』
物影から、誰かが手斧片手に二人に――厳密に言えば一見弱そうなエヴァに――襲い掛かってきた
「フン――」
だがエヴァは、一世紀ほど磨き続けた合気道をもって、ごく簡単に相手を投げ飛ばす
『ぎゃっ!』
所詮、武器を持っただけで強くなった気でいただけの雑魚など彼女の脅威ではないのである
「貴様ァ、いったいどういうつもりだ?」
エヴァは口元を吊り上げながら、尻をついてこちらを見上げる和泉亜子(出席番号5番)を睨んだ
「ご……ごめんなさい……」
「おいおい、人を殺そうとしておいてそれはないだろう?」
「おっお願いやから――命だけは……」
「フン、とか言いつつまだその斧を手放さないのだな」
「あっごめんなさい!」
慌てて亜子は、自分の手の届かない所に斧を投げ捨てた
のに
「茶々丸」
「はい」
「もういい、やれ」
「了解」
エヴァは茶々丸に指示を送り、茶々丸はすぐに自分のバッグからM4を取り出し
「えっちょ、ウチ――」
安全装置を外し
「そん、待っ――」
狙いを亜子の額に定め
「助け――」
撃った
「マスター、質問があります」
「何だ?」
「和泉さんを殺害する必要があったのでしょうか?」
「……こいつといい、坊やといい、覚悟の無い中途半端な奴を見るのはまったく不愉快だ」
「…………」
「“だから”さ。お前の手を汚したのはすまなかったな」
「……いえ」
「………………行くぞ」
「了解」
【和泉亜子、頭部を撃たれ即死――残り23名】
本日は以上Death。それでは
乙です。亜子が乗るとはなかなか珍しくてよかったね。
乙
つーか亜子あっけなさス(´・ω・`)
もはや言い訳はしない。昨日はすまんかったです
第二十五話
「だ……誰かいますか……?」
音がした方向をたどり、夏美はなんとなくコンビニに入る
店内のどこにも、本来いるはずの店員がいない。そして、棚の向こう側から“何か赤い液体”が流れてきている
「な、何コレ……まさか……」
そして店の入口からは死角になっている場所が見える位置に来た時
「――――!」
夏美の主観より、客観のほうがわかりやすいだろう
1・まず夏美は、赤く汚れた地面に倒れているまき絵の死体、その傍で座り込むクー、さらにハカセの死体を発見
2・よく見ると、クーは右手に持ったデリンジャーの先端を己の右のこめかみに密着させていた
3・クーがその引き金を引き、至近距離で放たれた弾丸は頭部の中身と一緒に反対側から派手に飛び出す
4・瞬間、銃声が響いた
5・ここまでほぼ同時だったため、夏美の情報処理能力は過剰負荷のため、一時ダウン
6・当然クーは即死、大小のバラバラな穴が空いた三つの死体の出来上がり
7・信号を失ったクーの体が、仰向けに床に落下
8・固定の緩くなったクーの左眼球が衝撃で落下し、たまたま夏美の視線と向き合う
9・約26,974秒かけて、夏美は1〜8で発生した事象とその意味を認識
そして
夏美がボウガンを落とし、
「〜〜!」
言葉は出なかった
ただショックで胃の中身がほぼ全て逆流しただけだ
「――ッ――――ッ!」
口の中に酸味が広がる。さらに鼻にも少し流れて粘膜が痛い
だが夏美はそれらを意に介さず、力が入らなくなった肉体をなんとか動かし、膝をついて商品棚にうなだれる
ただ静かに、息をしゃくり上げる音だけが響いた
どれだけそうしていたかは夏美にはわからなかった
何とかこの地獄絵図から抜け出す意思を固め、立ち上がった時
「な……何コレ……」
目の前に、人がいた
この特徴的な髪の結びかたは、間違いなく明石祐奈(出席番号2番)である
「あ……アンタがまさか――」
危うくまたしても夏美の脳がフリーズするところだった、何とか踏み止まる
「ち、違う……違――」
だが祐奈は突然こちらに一歩踏み出し、同時に手を振り上げる
そこには、何か鋭い物が握られていた
【古菲、自殺――残り22名】
【明石祐奈、アイスピック所持】
本日は以上です。SSの書き方的なサイトを見たら、けっこう自分の書き方は間違っている事に気付いたorz読み難いなら音速で矯正します
まき絵とのどかが死んだ時点でもういいや
250げと
あんまうれしくねーな
乙です。ちづ姉に続いて古自殺か……自殺人がまだ増えそうな予感。
ゆーな死んだら、俺、怒る
夏美・・・死ぬなよ・・・
私、ネタないし(ry
まあまあ、先読みは無粋ってモンだぜ?
しかし先読みでもしないと書き込みのネタが尽きやすいのがロワである
>>252 禿げ同。
>>作者15氏
頼むからゆーなは生き残らせて。おながいします。俺の希望はゆ〜なだけなんですぅ。
要求も無粋
いつのまにか厨のすくつ←何故か(ryになったな。まあ、新参は半年ROMれと
ヒント:ネギロワは作品が完成してから投下開始
そうなんだよな。15氏は一応完結してる宣言で順番に投下してるだけだから。
今更変更は無理っしょ。
どうも、俺です。たしかに今から変更はメンdゲフンゲフンその後の展開とかあるんで、まあ贔屓のキャラが死んだら諦めておくれ。俺もハァハァしてるキャラを殺すから何気にツライのよ……
第二十六話
釘宮はずっと、風香の骸の横で泣いていた
「ごめんね……ッ、ごめんね……ごめんね……」
“風香を殺したのは自分の不注意だ”という自責の念が、彼女の口から謝罪の言葉を引き出していた
「ごめんね……ごめん…………」
やがて静かに立ち上がり、フラフラと歩き出した
釘宮が立ち去った後には、風香の肉だけが残された
「お……」
「お姉ちゃん……」
釘宮がいなくなった直後、鳴滝文伽(出席番号23番)が、双子の姉の遺体と対峙した
「ごめんなさい……私……」
文伽は目撃していた
いつも側にいた姉がクラスメートに銃を向け、その腕が、二人が最も信頼していた相手によって切断された瞬間を。そして、文伽が受けた衝撃はあまりに大きく、反射的にそこから走って逃げ出した
そして戻ると、全て終わってしまっていた
「楓ねぇ……どうして……」
そして文伽は、近くに落ちていた、まだ風香の手が付いたままの無骨な金属を手にする
姉の体の一部をグリップから引き剥がし、そして
「 く ぎ み や ま ど か ぁ ぁ ぁ ! 」
比重の違う感情がぐちゃぐちゃに混ざり合い、それらは一人に向けられた
【鳴滝文伽、シングルアクションアーミー拾得】
本日は以上デス。ジジイとババアのチャリ2ケツという今まで発想すらなかった光景を見ました。ワロスでした
×文伽
○史伽
乙です
史伽がSAA所持か、これはなかなかイイ展開
作者15様が投下している最中ですが、
私の書いていた作品が完成いたしました。
作者15様の投下が終わった後、
投下を始めてもよろしいでしょうか??
>>268 おお!!凄い尊敬!!OKなんじゃないの?まだ誰もいないみたいだし。。
俺も8月くらいには書き終えてぇなぁ・・・
>>268 wktkしまくりで待ってるから!
今のうちにじっくりと推敲して下さいね
美しい
なんと美しいんだ
私奈良重雄は
今、人生の中で一番輝いている
| 俺の立てたスレなんだ!!!
| age続けるんだ!!!
| 名スレにするんだ!!!
| きっと職人さんも来てくれる!!!
\___________ ____
∨ カタカタ____ ___
∧_∧ ||\ .\ |◎ |
(.#`Д´) || | ̄ ̄| |:[].|
∧_∧ ┌( つ/ ̄.l| / ̄ ̄/ ..| =|
∧_∧ ( TДT) |└ ヽ |二二二」二二二二二二二二」
( TДT) ( つ つ  ̄]||__) | || | ||
(つ つ / / / / ̄\ / || / ||
と_)_) (___)__) ◎ ◎.[___|| .[___||
∧
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|
>>1よ、もういいんだ・・・・・・・
| 本当に良く頑張った・・・もう充分じゃないか・・・
| 楽になっていいんだ・・・
| 忘れるんだ・・・何事もなかったように・・・・・・
>>263-264 「風香の肉だけが残された」に続いて、史伽が釘宮を逆恨みの標的にした、
というくだりで一瞬、釘宮が何かの誓いの儀式的に風香の遺体の一部でも
喰らって行ったのかと思ってしまった…
『予約』が入ったのはいつ以来だろうか……
wktkが止まらないんだぜ
リレーロワだと
>>252とかは即死亡フラグなんだけどなww
作者16ktkr
……せめて作者19までに入ろうと誓って執筆始めたあの頃が懐かしい……
執筆始めたよ宣言しては消えていった同士が多いからなぁ……
>>275 だがその手の意見が大量に出たらTAIKOUBOU化して疎まれるのがリレーロワだw
ちょwwずっと文のほうかと思ってたwwwヤベェ恥ずかしいwwww
第二十七話
「先生…………」
まるでゾンビのような足取りと、深い虚無と空無に沈んだ目で歩くのは、雪広あやか(出席番号29番)だが、とてもそうは見えなかった
「先生……ネギ先生…………」
さっきから、目の前で逝ってしまった最愛の人の名前を念仏のように呟いている
雪広あやかは狂ってしまった
――いいんちょさん!?
そんな彼女の様子に気付かず、四葉五月(出席番号30番)が彼女に走り寄ってしまった
――大丈夫ですか!?
「……ネギせんせい…………わたしがいながら………………せんせい……」
――いいんちょさん?
瞬間、あやかは五月の首に両手を伸ばし
――がッ!
一気に締め上げる
――いいんぢょッざん!やめデ……
雪広あやかは狂ってしまった
【四葉五月、窒息死――残り21名】
本日は以上です。ちょっと言い回しに懲り杉かもしれませんね……考えます。つーか予約て……まだ半分も逝ってねーっつーのorzいっそ一日交代で投下するか?
>>280 そう慌てる必要もあるまいて。予約がある→続けて読めるからwktkなんだな。オレはアンタのノリも文体も好きだぜ。気に入ってるんだぜ。
>>280 乙。
そんなに焦るなよ。マターリ行きましょや。
どうも、俺です。ペースアップの必要無し?じゃあそういう事でいきますよ
第二十八話
「…………」
「…………」
明日菜と朝倉は、ずっと無言で歩いていた
朝倉の数歩後ろを、明日菜がついていく形だ
「しっかし嫌な空気だねぇ」
「まったくです」
ハルナと夕映は、並びあって他愛ない話しをしながら歩いていた
「ん?あれって……」
「神楽坂さんと朝倉さんです」
『おーい、アスナー!』
「――誰?」
「あれは……」
後方を振り向くと、見知った二人がこちらに走って来るのが見えた
「いや〜、ようやく人に会えたよ〜」
「パル……」
「しかも、信頼のできる人です。正直、助かりました」
前方で、見知った四人が何か会話をしているのを、龍宮は見つけた
――ほら、獲物だ。今なら簡単に仕留められる
「べつに……殺す必要は……」
――何を言う?死ぬのは嫌なのだろう
「わ……私は……」
――さあ撃て!なぁに二、三秒撃てばやれるさ
「う……」
――撃て!
「うわあああああああ!」
世界が無音になった
ただ銃口からの光と、その向こうで断末魔の踊りを舞う人間だけが見えた
自分が殺した人間に、龍宮はゆっくり近寄った
早くも血の海になりつつあるそこは、もはや動くモノは何も無い
「う……うぁ……」
否、一人だけいた
あれほど動いても落ちなかった眼鏡にも、返り血が付着している
「……痛いよぉ…………助けて…………」
何か言っているが、よく聞こえないのでトドメを刺そうとした時だった
「……どか…………のどか」
「宮崎なら、私が殺したぞ」
「…………!」
――今、私は何を言った?
「どう……して…………」
「この銃はそこそこ強力でな、頂いたついでだ」
――やめろ!私はッ、私はぁ!
「いやぁ…………殺さないで…………」
「あああああああああああああああああああ!!」
彼女の命乞いを聞いた瞬間、龍宮は突然、出せる限りの大声で叫び、彼女の頭を撃った
「はぁっ、はぁっ、はぁっ…………」
弾倉が空になり、目標の頭は完全に無くなって誰だかわからなくなり、それでもまだ引き金を引き続ける
「私はっ、私だって、死にたくないんだ……私だって……」
完全に我を見失ったスゴ腕スナイパーは、世界樹へと向かう
【龍宮真名、予備弾倉残り3つ】
【朝倉和美、銃で心臓を撃たれ死亡】
【神楽坂明日菜、胸部に複数の弾丸を受け死亡】
【綾瀬夕映、頸動脈を撃たれ失血死】
【早乙女ハルナ、頭部に数十発の弾丸を受け死亡――残り17名】
本日は以上です。そういえばここらへんを書いてる時に思ックソ失恋して、そっからモリモリ筆が進んだんだよなぁ〜
主要メンバーが次々と…
暴走龍宮強いな
大したドラマも無く4人ものキャラが…orz
乙。
塚死にすぎ・・・まさか誰かの生存フラg(ry
>「私はっ、私だって、死にたくないんだ……私だって……」
いやいや、あんた殺せる人間クラスに片手指の数くらいしかいないと思う。
ここまで殺すッてことは、マナ死亡フラグか……と思わせて生き残ったらスゴイ
ゆーなは死なないと信じてるよ
裕奈死ねよ
今回最後まで生き残るのは
夏美・美空・アキラ・
あたりかな
そーいや、アキラって出てきたっけ?
アキラは確か最初の方でちづ姉の死体見て吐いたような気が…
>>292 ロワ補正ですっかり忘れてたが、確か公式回答だと楓や刹那は真名より強いんだよな
その刹那よりエヴァや超は強いし、案外両手数くらいの人間は真名を殺れるのかもしれん
エヴァは弱体化、超は学祭限定だから実質刹那、楓の二人だな
300
301 :
マロン名無しさん:2007/06/16(土) 22:14:01 ID:OK4WATJu
図書館組と超一味が全滅したな
木乃香は図書館組ではないと申したか
公式回答ってアレ随分古い時点での話じゃなかったっけか?
現時点で四天王中刹那が一番強いって話は無いと思うんだが・・・
刹那の本気が強いのって羽生えたのも含まれてるからじゃないの?
羽根あれば半妖化してより強・・・
・・・やば・・・マジレスしちゃった・・・orz
つまり
最強は楓
いやくーf(ry
メインクラスが一気に死んだなwwwwww
とりあえず乙
何か前も同じ様な質問あったけど…
執筆中の方は銃声とかどうしてる?
地の分で表現できればベストなんだろうけどそこまで文章力無いんだぜ
>>307 状況によって擬音入れたり、文で表現したり
文章力よりは状況の想像力の方が大事かもわからん
どうも、俺です。ケータイ大喜利に参加したけどダメだったw
第二十九話
振り下ろされた鋭いアイスピックは、とっさに差し出された夏美の腕を掠る
「いっ!」
腕の傷はたいしたことは無い。深さだけならせいぜい、誤って紙で指先を切ってしまった程度だ
何故、それだけで済んだのか
「あぅっ!」
正解は――夏美が足を滑らせ、背中から思いっ切り転倒したために、運よく回避できたのである
だが当然、致命的な隙が発生する
「ッ!」
案の定、裕奈はそのまま夏美の体に馬乗りになり、アイスピックを両手でしっかり握ってからまたそれをたたき付ける
だが夏美は寸前で、裕奈の手だけをうまく両手で掴み止めることができた
「まき絵の――みんなの仇ィ!」
なおも裕奈は、その全体重を鋭い凶器に込め続ける。その尖端は、夏美の顔に向けられている
文系である演劇部と、運動系の中でもかなり体力を消耗するバスケ部との差は歴然である
ましてや相手は上から力を直下に加え、しかもそこに体重まで加わっているが、こちらは純粋に腕力だけである
勝敗など、始めから決していた
「死ねぇぇ!」
もはや切っ先は目前である
“――!”
思わず夏美は眼前の恐怖から目を反らす
“あっ――――”
ちょうどそこに、ハカセの頭に穴が空いているという珍しい光景が飛び込んできた
“………………こんな……”
それと同時に
“死んだら…………こんな風になるの……?”
夏美の中に
“嫌……”
先程とは違う
『嫌ぁぁぁぁぁぁぁ!』
新しい恐怖が出現した
第三十話
「ぎゃっ!」
完全に捩伏せられていたはずの夏美が突然叫び、信じがたい力で裕奈を跳ね返した
『ああっああああっ!』
夏美はまだ叫びながら、さっき落としたボウガンをとっさに取り戻し
『あああ!』
引き金を引いた
「いっ!!」
放たれた矢はほぼまっすぐ飛び、裕奈の右腕と床を深く縫い付けてしまった
「いぐっがあああああ!?」
『ああ――あ……』
矢は太い血管を避けたものの、骨を砕いて貫通している
経験した物ならわかるだろうが、骨格が壊れるというのは独特の強烈な痛みを伴うのである
「いぃ痛いっ抜けない――!」
その激痛の中、競技用ではなく矢じりに反しのついた殺傷用の矢を抜くなど、一介の女子中学生には不可能だった
「よっよくも、この人殺し!」
その短絡こそ、己が身を滅ぼした最大の要因だとまだ気付かずに、裕奈は痛みをこらえながら、目の前で立ちすくむ夏美に言葉を浴びせる
『っ……』
その時、夏美には先の恐怖とは違う感情が、かつて彼女が経験した事の無い感情が芽生えた
「どうしてっ、どうしてみんなを殺したの!?」
『う……』
それは、怒りなどという稚拙な言葉で表すには足りなかった
『ウルサイ!』
次の瞬間には、夏美はボウガンを裕奈の顔面目掛けて思いっ切り投げ付けた
「がっ」
あまりに突発的だったため、裕奈は何もできずもろに直撃した
“私はっ私はやってない!”
第三十一話
そして決壊したダムのように、夏美の口から真実が叫ばれる
『私が来たらっ、くーちゃんもハカセもまき絵もみんな死んじゃっててっ、それで――それなのにアナタはぁぁ!』
切れた目尻を左手で押さえながら、裕奈は茫然とそれを聞いていた
『ナニが人殺しよっアナタ私に何したのよ!?』
「…………さい……」
裕奈が、ぽつりと何かを口から漏らした
「ごめん……なさい……」
涙でぐちゃぐちゃになった声で、静かに謝罪を漏らした
「ごめんなさい…………私……酷い事……を……」
俯いているので、涙と鼻水が顎の先端で混ざり合い、床に滴り落ちる
「ごめんなさい……“コレ”……“コレ抜いて下さい”……抜けないんです……」
謝罪はすぐに、懇願に変化する
「お願いします……抜いて下さい……もう何もしませんから……」
緩やかに血の流れる傷口を押さえながらひざまずく少女に、あの活発なクラスの中心の一人、明石裕奈の面影はなかった
『い……いまさらムシのいい事ばっか言わないでよ!』
だが夏美の口からは裕奈の望む言葉は出てこない
「ごめんなさいっ……申し訳ありませんっ…………許して下さいっ…………」
『あんたなんか……あんたなんか――!』
その先は、口で言う代わりに行動で示した
夏美は裕奈に背を向けると、足早に出口へ歩く
「ちょ――まっ、待って!お願い、抜いて、置いてかないで!ごめんなさい!行かないでっ!ねぇ!嫌、行かないでぇーーーーーー!」
【村上夏美、ボウガン投棄】
【明石裕奈、重傷・行動不能】
本日は以上です。まあ、キャラの強さはある程度想像で補完したりしてますけどね。それでは
>>309 やっぱ15さんはネ申だwwwww
描写がリアルってか生々しいね
緊迫感最高ー
超GJ!!!!!!!!!
次に激しく期待w
GJ!
こりゃ裕奈はザジ美砂に発見されない限りアウトだな
彼女に後付けされた原作補正が働くのはいつの日か‥‥‥
_, ::::::´ ̄ `::::丶、
, '´::::::::::::::::::::::、ヽ::丶::::\ _
,.イ::::::::::::::::::::::::::::::::::、:ヽヽ\::::ヽ:::丶
/'::::::,:::::::i:::::::::::::::::::::::::ヽ::';.:ヽ:ヽ:::::ヽ:::\
_ /,','.::::::,'::::::i:l::l:!:::::::::::::::::::::::i:::ヽ::ト::ヽ:::::',:::::::ヽ
/::ヾ;」::::::::!:::::::|:!:ト:ヽ::::::::::::::::::::ト;:::iヾ! ',::i::::::ト、:::::::゙、
/.::::::::/!:i::::::!:::::::iヾ 、ヽ\ ::::::::::::!弋i'⌒ ヾ! :::| ヾ、:::::'、
. /.::::::::,.'ィ:::!:i::::::ヽ::::|ヽヽ>‐丶:::::::::|! ,! |:::::l、 \::::',
,'.::::::::/ハ:::'、',::::::::ヽレベ、 \ \::::j / /⌒ヽ'|:::,' ! ヽ::'、
'.:::::::// ',.:::ゞ、:::::::ヾ ` _ 二 ヾ! ' // .!/ / ヾ;
i:::::::::/ ヽ::::入、:::::丶 / _ ィ イノ `
|::::::/ `i' r¬、::::::ヾ、// ┌ ' ´ ! /
|::::,' ゝゝゞ ニト-::丶、._ ! .} / ボクからもGJ!
|::,' `ー‐- くこニ ヽ ' /
|:′ ,エLニ=‐--`-: '´
.! /  ̄ ユ '──‐-、
遅くなってすみません。
みなさんからOKが出たようなので『作者16』を名乗らせていただきます。
最初に宣言したとおり、私は作者15様の投下が終わり次第、投下を始めますので、
15様はまったく急がなくて結構です。
実際私も読ませていただいてますし・・・。
>>307 強力な印象付けたい時は擬音+文
特に目立たないようにするときは文オンリー
そんな事言って置いて気分屋の俺・・・
>>316 今回は長くてよかったな。乙。
やっぱ尊敬・・・表現力が良すぎる・・・
>>316乙
ゆっ・・・ゆ〜なぁぁぁ(T_T)
こうなったらゆ〜な無傷生存ロワを俺が書くしか無いのか!?
>>320 期待してるぞ!
裕奈信者がウザイな。とりあえず厨房は黙ってろ
どうも、俺です。まあマターリいきましょうや。まだゆーな一応生きてるし。つーか急がないでいいっつったら本当に急がないよ俺はw
第三十二話
そして店内には、裕奈と絶望だけが取り残された
「そんな……誰かっ誰かいませんかぁぁ!?」
店の外に向けて有らん限りを叫ぶが、効果は無い
「嫌っ助けて……お父さん……」
続いて自立で矢を引き抜こうとしたが
「いぎっ――……ぁあ!」
体を動かしただけで、文字そのままの“骨が砕けるような痛み”が走る。実際、バスケのような激しいスポーツをプレイするには今後支障をきたすような大怪我なのだ
「お父さん…………お父さぁん………………」
叫び、痛みに歯を食いしばる。それを、どれほど繰り返したかわからなくなってしまったほど繰り返しているうちに、そのどちらを実行する体力も気力も絶えてしまった
ピ
えっ何?
“止まりかけていた思考が、その電子音によってたたき起こされる”
まっ……まさか……
“安っぽい電子音が、自分の首輪から発せられていピた”
い、嫌あああああああああああああ!
“自分にとってこの音がほぼ10ピ0パーセントの確率で最悪の結末をもたらす事を悟り、裕奈はさっきまでの消沈から真逆の半狂乱状態ピに陥った”
嫌っ誰か誰か助けてよおぉ!ねぇ誰か、お父さん!アキラ!亜子ぉぉ!死にたくなピいっ死にたくないよおぉぉぉ!
“だが無情にも、電ピ子音のテンポは徐々に速まっていく”
嫌っ嫌ピっ誰かっごめんなさいっもうあんなピ事しないからっ助けてピ助けて嫌あ死にたピくピないピピ嫌ピピぁピピピピピピピピピピピぁピピピピピピピピピピ
『あーあー皆、聞こえるかな。高畑だ。今、園内放送で君達に語りかけている。行動可能範囲の縮小が一時停止したのでお知らせした。今の内に休憩しておくといい、では、皆の健闘を祈る』
『そうそう、言い忘れてた。残り人数は17人だ。なかなか順調だ。では』
【明石裕奈、禁止エリア侵入まであと47cm】
本日は以上です。わかる人はわかると思いますが、今回は「パラサイト・イヴ」を参考っつーかオマージュっつーか……まあそんな感じですwwこう見えて実は年間で読む文字だけの本は三百超えるからね。それでは
GJ!!
祐奈間一髪て……でもこのあと人知れずアウトか?
GJ! これには痺れた!!
禁止エリア縮小はこの為かあっ!!
ぶっちゃけ俺は裕奈スキーだが、マジ震えたぜ!!
乙
そういや他のロワと違って定期放送て無いんだな
縮小の停止・再会ってランダム?
ここまでやっといてあっけなく裕奈が死んだら面白くないわなw
それはそれでアリだと思うがw
どちらにせよ初の濃密な見せ場。俺はここの調理次第で取捨選択する
あのルールが出た時点で、コレに近いシチュはやると思ったぜw
そういや、禁止区域近くの建物入る時はかなり勇気いるな。
下手すりゃ中にいる間に範囲狭まって袋の鼠。
個人的には双子を一緒に行動させてて片方だけ…ってのもアリかと思ったんだが
まぁ何にせよ乙
338 :
マロン名無しさん:2007/06/18(月) 23:45:02 ID:sMG6QmtE
半径1メートルのバトルってのも見てみたいもんだな(笑)
全員が殺し合いを否定して、しかし首輪を解除する方法も見つけられず……最後はおしくら饅頭状態に、とか?w
どうも、俺です。
>>337それと決定バージョンと、どちらにするか迷ったんだよw
第三十三話
「ひぅ……ひく……」
大河内はまるで迷子の幼子のように、泣きじゃくりながら一人歩いていた
どうしていいかわからず、ただあてもなく歩くしかないという点では、本当に迷子なのかもしれない
「大河内……殿……」
誰かが自分に話し掛けるるなど、望んでいても期待はしていなかった大河内は
「……――!だっ誰?」
とっさに声が聞こえた方角を振り向く
「すッすまない、驚かすつもりはなかったでござる……」
そこにいたのは、大河内の記憶によれば長瀬楓であり、実際にその通りである
だが、様子がどうにも変だ
「ど……どうしたの?」
そう言いながらも大河内は、様子見のために一歩交代する
「待ってほしいでござる!拙者はなっ何もしないでござるよ!」
だが、楓は必死で大河内をこの場に留めようとした
「せっ拙者は何もしないでござるから、行かないでほしいで……」
最後のほうは、よく聞こえなかった
「な、長瀬……さん?」
さっき大河内が楓に抱き、現在進行形で抱いている違和感
それは、楓がいつも放っていた、優しくてどことなく頼りになりそうな、例えるなら“父親”のような雰囲気が、まるで感じられなかった事が原因であった
本来は年相応なのかもしれない。だが、普段のイメージと、今にも泣きそうな表情でこちらを引き止める彼女は、そもそも別人ではないかと思うほどに噛み合わなかった
「そうか、安心するでござる……武器なら捨てるでござるから」
楓がどこからともなく――袖に仕込んでいたのだが、大河内にはそう見えた――出したそれなりの大きさの中華包丁が、地面に落ちた
「何なら、服もあらためるでござるか――?」
そう言いながら楓は、いきなりボタンに手をかけ、一つずつ外していく
「ちょっお――落ち着いて!」
これにはさすがに大河内も、走り寄って制止せざるをえなかった
「信じてくれるでっござるか?」
「う……うん」
「かっかたじけない!」
楓は本当に嬉しそうだ
「じゃあ――……」
「……どうなさったでござるか?」
「えっな、何でもないよ……じゃあ、一緒に行こうよ……」
「わかったでござる!」
楓の足元に落ちていた、赤黒い液体の付着した中華包丁に一抹の不安を感じながら、大河内は楓と並びあって――正確には、大河内の隣に楓が寄ってきた――歩き出した
本日は以上ですよの最近はあやまってばっかですよ。プレステ3欲しいけど、やりたいソフトはまだX箱360のほうが多いんだよな……それでは
作者15はアキラに思い入れがないはず!
大河内殿・・・・・orz
>>344 う〜むアキラと楓か・・・期待しておこう(・∀・)
乙
亀で申し訳無いんだが…
放送の時に誰が死んだかは言わないのか?
そんな決まりは別に無いはずなんだけど気になったんだぜ
>>347 呼称はなあ……
未だに原作に出てないのが山程あるんだよなあ……
そもそも原作からしていい加減だし、らしさが出てれはいいんジャマイカ?
作者15氏を急かす気は本当にマジでリアルに無いけどあえて言わせてくれ
投下マダー?チンチン(AA略
もう眠いよ・・・
どうも、俺です。投下時間に関してはもうし訳ない……我ながらよく死なないなという生活だから
第三十四話
釘宮は後悔していた
“私――長瀬さんになんて事を……”
商店街の歩道を歩いている間に、ある程度冷却された頭でさっきの出来事を反すうして後悔しないほど、釘宮の神経は太くはない
“謝らなきゃ、ちゃんと……”
そしてまた、幾度目かの決心をし、その度に無意識に手の内にある銃のグリップを強く握る
み つ け た
「――えっ誰!?」
ただならぬ気配――釘宮でも感じるほどの気配を感じ、背後を振り向く
「風ちゃん?」
一瞬、目を疑う
そこには、ついさっき自分の手の届く所で死んだ存在の面影があった
「何を言ってるんですか?私ですよ」
ここでようやく釘宮は、最も合点のいく判断を下す
「……史……ちゃん?」
そのはずである。だが相手はそれを意に介さず、言葉を繋げる
「そうですよ。だってお姉ちゃんはあなたが殺したじゃないですか」
以外にも、釘宮は冷静にその言葉を受け止めた
「――――見てたんだ……」
その瞬間、釘宮は大きな力を腹部に受け、後方に吹き飛ばされた
「あがっ――――」
その勢いで、路肩に停めてあった誰かさんの車に背中から体当たりをする
風香にうり二つな彼女がシングルアクションアーミー(遺品)から放った弾丸は釘宮の腹部に当たり、彼女の“傷つくと危険な部分”をいろいろ破壊しながら貫通した
【釘宮円、重体】
本日は以上です。つーか投下を待っててくれてるの?べっ別にあんたのために投下してるんじゃないんだからね!……ごめんなさい、頑張りますorz
新作アニメの監督はぜひテックス・エイヴリー(アヴェリー?)の
スパークをプロトフォームに移植・復活させて作ってもらいたい。
誤爆した…ゴメン
作者15のところどころにうざい発言があるのが気にいらねー
358 :
田添:2007/06/21(木) 16:57:09 ID:UJcDtgDJ
いつも楽しく呼んでます
作者15さん、がんばってくださいd^^b
最後一行で危険な方向に妄想が及んだ漏れorz
乙
360 :
350:2007/06/22(金) 11:29:08 ID:???
見事に爆睡してたお(´・ω・・`)メガ4ツニミエルヤツハイジョウダオ
投下乙。「傷つくと危険な部分」を読んだ瞬間TVから「おっぱい」とか聞こえてきて色んな意味でもうやばかったお
そういった意味(どういう意味だゴルァ)でもGJ!
_ ノ 出席番号8番
_,, ---- 、_ | | /> ⌒`'⌒ヽ パイパンの
_,,-ァ''" ヽ、| レ'∠_, ) 神楽坂明日菜様が
/ /⌒"''ー 、 " 「 ⌒ ヽ、/)、 ⌒ヽ もったいぶり遅筆にお仕置きよ!
___/ ヽ ヽ、 { , 勹 `、ヽ )
,ン''フ { ̄ ⌒ヽ、 ヽ、`ヽ\/ ノ 、、 \\ ⌒Y⌒Y⌒
、/ / { ヽヽ、 ヽ、 \ ヽ、 ヽ、`ヽ i i トー 、ニニニ`、_
/ \/ / i ハ ヽ、 ヽ、、ヽ、 >、>、 ヽ`ヽ、 l\ \\`ー 、二二_ー‐‐‐‐‐‐‐‐‐
/ iニニ/ i | | ヽ ヽ`ヽミ >へ、,,_ヽ、ヽYヽヽ } ヽ ヽ \::.. \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
./ l イ| ト| \ヽ / >イ)⌒ト`l |ヽ))) | ヽ \ \::.. \ /
/ |.l ハ | |、_,,,,,,__ \ ヽ、, 〉 l レノ/ \ ヽ \::::.... ヽ、/::::::::
/ |l  ̄ヽ .トイ、 i个、 /// レ 「ヽl _,,-‐ヽ、 `ー、 ヽ、::::::..... `"''
{ !. トヾ、ヽヽヽ)i , -、 》⌒>' / ヽ、、 二二ニニニニニニニ
| ト、!ト`ヽ ` < ィ ) / 〃/ / __________\_/::::::::\:::::::::::::::::::
| ト\ヽ \,_ `ヽン ,イ// / i | ,,,,---ヽ :::::::;`> 、;;;;;;;;
| ハヽ `ヽ\`二ニ='ツク ,/./ ハ l (二" `ヽ<
|l ヽ_` (三三三ニア/ | i |  ̄"""'''''''''----`----、
/ニニニニニニ===ー''ァ彡ソ、 ノ i ___,,,,-----
362 :
どんだけぇ〜:2007/06/22(金) 23:25:04 ID:TUmNUFxo
こんです^^
作者15号さん期待してます
がんばってください><ww
ただ・・・楓のしゃべり方が・・・・
すいませんでした・・ごめんなさいほんとに
がんばってください
応援してます
一回の投下量は別に構わないと思ってるんだけどさ…
投下時間もうちょい早くしてくれると助かるんだぜ
ああ無理にとは言わないよ?
15氏の都合最優先で次の日読めばいいわけだしな
>傷つくと危険な部分
エロい方向に捉えた俺って…とか思ってたら意外とw
どうも、俺です。本当にマジで申し訳ないorzもっと早く投下できるように努めますorz
第三十五話
「美空さん、折り入って頼みがあります」
世界樹が見える通りを歩く美空に、刹那が話し掛けた
「何スか?」
「――――美空さんの武器を、私に譲っていただきたいのです」
美空の歩みが止まった
「はい?」
「……やはり、そうなりますか」
刹那が軽いため息をつきながら、ポケットから白い紙を取り出しす
「これが、おそらく私の“武器”です」
美空の目にはまず、不必要なほど太い「参加者別支給武器一覧表」という文字が飛び込んできた
続いて、自分の知っている名前と、その隣に印刷されている武器の名前や数――
「そして美空さん、あなたの武器は、このプリントに間違いが無ければ、〈カトラス(刀剣)×1〉とあります。できれば私に譲ってもらえませんか?」
あくまでも丁寧に、だがそれを補って余りある鋭い目で、美空を捕らえながらまた頼む
「で……できるわけ無いじゃないスか!いくらなんでも……し、信用できないっス!」
「それを承知の上で――こうして頼んでいます」
美空は、この桜咲刹那という人間が“ある特定人物”のためなら何でもするような人間である事を例の小煩いシスターから教わっている
そんな相手に、“最も得意な分野にある武器を渡せば”何をするかわからないと、美空は結論づけた
だが、向こうも引く気は無いようだ
「そこを何とか――」
「何をしている?」
現状を変えたのは、刹那でも美空でもない、第三者の声
【桜咲刹那、参加者別支給武器一覧表所持】
【春日美空、カトラス所持】
本日は以上です。それでは
口調からして龍宮っぽい・・・
美空ピーンチ!
うわ…
まだ残っていたのか?
このスレ。
乙
カトラスって聞いて某改造銃しか出てこなかったぜww
>>367 乙。
うん。そうだね。美空ピンチだね(´・ω・`)
どうも、俺です。まったく知らない人が同じシャツを来てるのを見ると気まずいですね。相手もこちらに気付いた時はなおさらです
第三十六話
そこに居たのは、刹那からすれば“闇の福音”であり、“不死の魔法使い”。美空からすれば“金髪ちび無口留学生”であるエヴァンジェリンと、その従者にしてオーバーテクノロジーの塊、絡繰茶々丸であった
「なかなか珍しい組み合わせじゃないか。えぇ?」
「こんにちは」
尊大な態度の主人とは逆に、茶々丸は二人に会釈をする
「お前達、いったい何をしている」
「我々は……ひとまず木乃香お嬢様を捜しながら世界樹へ向かっています」
「ほう……」
「あの、エヴァンジェリンさんは――」
「残念だが、近衛“は”見ていない」
「そうですか……」
ここでエヴァンジェリンが、刹那に問い返す
「貴様、近衛を見つけた後はどうするつもりだ?」
聞かれた刹那は、少し考えてから答えた
「お嬢様や、ほかの皆さんと一緒に何とか脱出しようと考えています」
「もし、それが不可能なら?」
刹那が想定し、美空が恐れている事態を“至極楽しそうに”不敵な笑みを浮かべながら、エヴァンジェリンは畳み掛けてくる
「それは――その時は……」
「まぁ、貴様ならどうせ近衛以外を殺して自害するだろう」
「…………」
それは、正解だった
そして、刹那は十中八九そうなるであろう覚悟をしていた
だから、刹那は美空の持つ剣を欲した
だが
「フン、本当に貴様にその覚悟があるのか?」
エヴァンジェリンは、刹那の心を揺さぶる
「どう――いう事ですか?」
「半端などうしようもない奴を立て続けに見てイラついているのだ。大方、貴様もそうなのだろう」
さっきの笑みは無くなり、見た目と不釣り合いな鋭い眼光で殺気を放つ姿は、ただ畏怖を体言していた
「私は――」
「だったら試してやろう」
彼女が、以外な一言を言う
「そこの春日美空を殺せ」
「なッ!?」
刹那が思わず声を上げ、美空の顔が青ざめる
「ちょっエヴァちゃん……いきなり何言い出すんスか……冗談キツイッスよ――」
「雑魚は黙っていろ――。刹那、愛するお嬢様を守ろうとするなら、コイツは邪魔以外の何者でもないだろう?」
「し、しかし……」
「そうか、武器がなければ面倒だな。茶々丸、アレを見せてやれ」
「了解」
茶々丸は再び、バッグの中から強力なアサルトライフルを取り出した
本日は以上です。大学辞めた途端にバイトのシフトがありえない事に……もう一人雇えよorz更新が深夜に及ぶ事が多くなると思いますが、懲りずに見守ってやって下さいorzそれでは
_,,t-‐‐-、,-‐‐-、
三'::::::............... .....::::::`y,.
ナ::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::ヾ
| ̄| V::::::::::::::::_{{ ({∫∬ノノjヾ:::::{
| ̄| | ̄| ナ::::::::::::::i`__,,,,,,,ァ_ _,,,,,_ t;;:ヌ
| | | | イヘ::::::(ヾ~!,ャt、 !'''i ィtン )=f }f ここからは、俺のルールでやってやる。
| | | | i {t)テ" ヘ' '___,イ ヽ_/ 介'
| | | | _,rヘ_,j|!' /ー--''! |' 本当に強い奴が生き残るサバイバル・ゲームだ
|,.ィ―'''' ̄ /| | /二ク !
/;;:::'';;::''::;;:/ { ! 、 ヾニン ノ\
/'''::::;r|''':::;;;| | ! \ _,,./|::;;'''\
/:;;/ |;;;''::;;| 丶\ `__>-ー´ !;;;:'''::iヽ、
i/ |'::;;;;''| 三 ―''" !''::;;;;| /ヽ
/⌒ヽ |;;''':::;| \ !;;::''|/ i
/ \{'';;;::''}  ̄二ニ= !::;;| |
/ヘ |;;:::::;{ ‐- !/ |
刹那ネタ、モロカブリ・・・
まぁ気にしない方針でいきます・・・
予想が外れたが美空のピンチは変わらないw
ちょwwwww大学辞めたってどーいうwwwwwwww
ここに投下している間に作者の人生が大きく変わってるww
やはりみんな食い付く所はそこかwww
まあ、人生いろいろあるからがんがれ
正直作者の人生には興味は無いんだが
>>383 同意。作者の身の上話なんか興味ない。「忙しくて投下遅れます」くらいなら別にいいが大学だかバイトとかいらない。
シャツがどうのこうのとか何を伝えたいの?
>384
いいじゃん、そのぐらい心広くもてよ
器小さい奴だな
今までの作者は作品だけ投下して無駄な情報は書かなかった。ここのスレではそのほうがいいと思うんだ。
読み手は純粋に作品を楽しみたいのに余計な話で台無しにしたくない。シリアスや感動的な話もそのせいで薄れる。
基本的に長編投下は如何に今までの話の流れを壊さずに投下するのかが大事だと思うんだ。
折角またスレが盛り上がってきたんだ、作者にオリジナリティーがあってもいいじゃない。
どうも、俺です。今日の更新ムリポのお知らせに来たんですが……
今までの作者様がほとんど「投下します」の一言だけだったので、それは味気ないかと思い何か言おうと思ったのですが、確かに調子に乗りすぎた時があったといまさらながら思います
そういう意見がある以上、自重していくべきだと思いますし、そのつもりです
貴重な意見、ありがとうございました。どうか見捨てずに最後まで付き合って下さいorz
おk、付き合うぜ!!wktkしながら待ってるぜ!!
さ、俺が作者17になれるのはいつの日か・・・
何が『ムリポ』だよ
調子に乗りやがって
今日はネタないから投下しない、って流れじゃなければいいとは思うけどな……
まぁガンガレ
なんつーか、ここまでの多くの自分語りが愚痴でしかないから嫌われたんだと思う。
例えばこれが「今日誕生日です」みたいなハッピーなネタなら周囲も普通に祝福したりする(はず)。
でも鬱な話を振られても誰も嬉しくないからね。どこかで愚痴りたい気持ちは分からんでもないけど。
まあ頑張れ。
こうやって(たぶんリアルの都合で)投下不可能な時に、それでも断りを入れにくる誠実さは好感の対象だから。
作品は楽しみに待ってます
今
>>392がいい事を言ってくれました!!拍手!!(パチパチ
>>392 同意。
15氏ガンバレ。俺も応援してるから。
>390
(・∀・)カエレボケ!
どうも、俺です。ただただ反省です……本日の投下です。
第三十七話
茶々丸はまだ安全装置はかかっているそれの銃身を片手で握り、刹那がグリップを握りやすいようにストックを前方に突き出す
「ほれ、貸してやる。早くしろ」
「ね……ねぇっエヴァちゃん……そろそろマジでやめてほしいんスけど……」
「雑魚は黙れと言っている」
この時点で、美空は発言権を失った
「それともアレか。貴様はお嬢様もそこの雑魚も、まとめて助けるつもりか?」
それは、刹那がもっとも希望する選択肢ではあった
「でっできるならば――」
「甘ったれるな」
エヴァンジェリンの声の、凄みというよりは切れ味が増した
「貴様もか、貴様もそうなのか、貴様も所詮はそうなのか」
「エ……エヴァンジェリンさ――」
その圧倒的な迫力に、刹那は気圧される
「そこまで言うのなら、試してやる。茶々丸!」
エヴァンジェリンは、まだ銃を持っている茶々丸に次の命令をする
「私が合図をしたら、すぐに春日美空を殺せ!」
「なっ!」
予想もしなかった発言に、刹那は驚く
「了解しました」
そして忠実な茶々丸は、銃を構えなおし、安全装置を解除し、フロントサイトとリアサイトを美空の額と合わせる
「え――ちょっ嫌――」
ようやく美空も事態を、すなわち命の直接的な危険を感じる
「刹那、そこの雑魚を救いたければ私を殺せ」
「エヴァンジェリンさん、やめて下さい!」
「ほらどうした!私の今の身体能力は最低だ。不死身ではないぞ!“殺せば死ぬ”ぞ!」
「そんな……闘う理由はありません!」
その時、今となっては忌ま忌ましい元担任の声が周囲にエコーした
『あーあー、皆、聞こえるかな。高畑だ。今、園内放送で君達に語りかけている。行動可能範囲の縮小が一時停止したのでお知らせした。今の内に休憩しておくといい、では、皆の健闘を祈る』
「フン、おあつらえ向きだ。“これでじっくり殺(ヤ)り合える”じゃないか」
「やめて下さい!何もここまで――」
『そうそう、言い忘れてた。残り人数は17人だ。なかなか順調だ。では』
「――!?」
その場にいた誰もが、程度の違いはあっても驚いた
「そんな……本当に……」
「刹那ァ、こんな所でまごまごしていたら、そのうちお嬢様も誰かに殺されるなぁ?」
「…………――美空さん。剣を貸して下さい」
美空のほうを見らずに、刹那は手だけ出した
「えっは、はい――」
慌てて美空は、おぼつかない手取りでバッグからカトラスを取り出し、刹那の手に差し出す
「フン、ようやくやる気になったか」
革でできた鞘が、刹那の手から地面に落下した
【春日美空、桜咲刹那にカトラス譲渡】
本日は以上です。それでは
なんか久しぶりに作者15氏のリアルタイム柿子見た希ガス。
んな事はどうでも良いが乙かれ。
面白いがなんかwktk感が足りない気がする……
やはり投下が不定期だからからかなぁ……
ここまで読んだ時点での感想を率直に
・投下量不足
これはスレ頭に書いてあった投下環境を判断すると、致し方無し
只、ある程度は携帯に書き写してから宣言するべきだったのでは?
・死の瞬間の描写は高水準
これは素直に褒めたい
・展開が読めない
それがいいか悪いかは別として
・場面転換が激しい
展開を把握し辛いので、やや不満
・空白改行の多用
味があって好きだ
・ストーリー>キャラ?
キャラがストーリーに合わせた行動を取ってる印象が強い
こいつがそんな事するか? と思ったのが何度もある
・人生頑張れ
以上。えらそうな意見ですまん
>403
#1さんおかえりなさい
405 :
ネギ好き:2007/06/26(火) 20:13:05 ID:mNEdhIkg
やばいです><
なんかもうすごい・・w
いつかこんな、やつ書きたいですww
まぁとにかく作者15さんあせらずがんばってくださいw
いつまでも、待ちますよ(つ´∀`)つ
406 :
田添:2007/06/27(水) 00:21:05 ID:UU8uA3r3
403
えらそーに何様なんすか?!
>>406 口調以外は普通の感想じゃん。
sageない安価付けないお前よりはましだろ、常考…。
どうも、俺です。そういう意見はすごくありがたいです。参考になります。それでは本日の投下です。
第三十八話
美しい歌声が、響いている
「――――……ふうっ」
惜しくも止んでしまったそれは、柿崎のものである
何故、彼女は歌うのか?
「…………」
今現在連れ合っている、ザジがリクエストするのである
ちなみにザジは一言も発してはいないのだが
「えぇっまだ歌うの!?」
「…………」
雰囲気で察した柿崎の言葉に、ザジは一回だけ頷いたのでどうやらそういう事らしい
「しょ〜がないなぁ〜、んっんっ――――」
かれこれ11曲目に突入である。柿崎もノリノリだが
二人は殺し合いとは無縁である。今はまだ
第三十九話
力の入らなくなった釘宮の体がずるずると弛緩していき、車体に血の軌跡を刻む
“痛い……”
頭をぶつけてしまったのか、それとも撃たれたショックなのか、視界がぐらぐら揺れている
『どうしてっどうしてお姉ちゃんを!?』
何かを言っているが、それを認識する余力は無い
『答えて下さい!』
もはや釘宮の聴覚は、あらゆる刺激をノイズとしか変換できない
『…………聞きましたか?もう14人死んだそうですよ。その中の一人は……あなたが――』
“ごめん、何も聞こえない――”
釘宮の世界が、だんだん白くぼやけていく
“もう――何も見えない――”
『もういいです、殺します』
そして、目の前にいる復讐の鬼は、その目的を果たすべく引き金を引いた
何もおきなかった
『ど――どうして……』
どれだけ力を込めて引き金を引いても、発射されるはずの弾がでない
『どうしてぇ!?』
コルト・シングルアクションアーミー
その名の通り、シングルアクション――すなわち、一発撃つごとに激鉄を起こす必要があるのが、機構面での特徴である
メカニズムを単純化することにより、信頼性を確保しているのである
当然、普通の女子中学生にそんな知識は無い
『出てよ!弾出てよぉぉ!』
“元の持ち主”は、説明書を見ながら“あとは撃つだけ”という状態にまでしたが、“今の持ち主”はそんな事を知る由も無く
『どうして!何でぇっ!』
パニック寸前になってしまった
釘宮の感覚が一瞬だけ復活した
“――――!”
そして隙だらけの“敵”を捕捉し
「ッがあああああああああああ!」
次の瞬間には、釘宮は“まだ握っていた”ショットガンを、撃った
『ぇぐっ!』
16ゲージの直撃を腹部に受けた相手の体が大きく飛び、地面に落ちた
同時に、飛び出した中身が相手のさらに向こうにびちゃびちゃと音を立てて飛び散る
即死だ
「……ああ…………」
どうして釘宮は撃ったのか、本人にもわからない
「ご……」
ようやく手から離れた銃を無視して、自分が殺してしまった相手に這い寄る
「ごめ……ん……ね……」
自分に残された全ての力を搾り出し、前へ進む
「…………………ね……」
が、それだけでは足りず、すぐに釘宮の息も絶えた
【鳴滝史伽、腹部を銃で撃たれ即死】
【釘宮円、失血死――残り15名】
本日は以上です。それでは
ドラえもん・・・・
魔界・・・・
, ,:‘. 。 + ,..
’‘ + ,.. . ..; ', ,:‘
. .; : ’ ' ,:‘.
あ あ ,:‘. +
.. ' ,:‘. . ...:: ’‘
’‘ .; こ ん な に 検 察 を 応 援 し た い
。
. 。 気 持 ち に な っ た の は ,:‘. 。
'+。
初 め て で す .. ' ,:‘.
:: . .. .. ' ,:‘.
/⌒ヽ
/ =゚ω゚)
つまらん
この辺になると荒らしが湧くのは様式美だな
俺は楽しませてもらってるぜ
どうも、俺です。今日の投下はちょっと無理っぽいです……申し訳ないです
明日もちょっと微妙かもです。本当に申し訳ないです……それでは
また投下お預けか・・・楽しみなんだがな、まだまだ終わらなそうだな
いっそのこと作者16氏と同時進行で投下しちまえば?その方がいい
と、馬鹿なことを言ってみる俺
>>419 それはよくないだろ・・・・・・。
と、あれから三ヶ月ほど作品投下を待っていた俺が言ってみる。
昔から木になってたんだけど
何で携帯から投下する人覆いの?
>>423 ニートじゃないからずっとパソコンの前に座ってられないから
425 :
ネギ好き:2007/06/29(金) 15:57:03 ID:d+g+rjE7
424>>
おもろしろい事言うけど
ちょっとむかついた・・・www
作者15さん
がんばってくださいな
>>425 半年ROMってから出直して来い
あれ?俺釣られた?orz
>>425 お前いい加減変なコテ使ってないでsageろ。
あれ?俺も釣られた?
どうも、俺です。二日も開けて申し訳ありませんでした。本日の投下です。
第四十話
「がッ!」
刹那が、背中から派手に落下した
「どうした、その程度か?」
果たし合いが開始されすぐに、刹那は一直線にエヴァンジェリンとの間合いを詰めた
相手は歴戦の猛者、だが“気”の力を使わずとも、十数年鍛えた己の剣があれば大丈夫とタカをくくり、まったく構えず仁王立ちの相手に真っ向から突撃した
だが、エヴァンジェリンが一世紀近く研き続けた技に比べれば、刹那の剣など残念ながら子供の遊戯と同格である
刹那は剣を振りかぶり、そして振り下ろしたつもりが、片手で見事に飛ばされてしまった
「くっ!」
「そんなヌルい剣筋で、しかも“殺意ゼロ”とは私も甘く見られたものだな」
「ッせや!」
すぐに立ち上がり、より研ぎ澄ました一撃を放つ「うむ、それだ」。しかし
「が、全く甘いぞ」
今度は地面に一直線に叩き伏せられる
「あぐっ!」
左腕の関節をきめられ、身動きは不可能になった
「あぐ――ぁっ――」
「まったく、天下の神鳴流もこの程度か。がっかりだよ」
そして最強の吸血鬼は、刹那の心に迫る
「貴様、まさかその程度の覚悟で“守る”などとほざくつもりか?」
「わっ私は――」
「どうせ、剣の届く者全てを守るというのは建前なのだろう?確かに、他人の前で「私はお嬢様以外の、あなた含む全員を殺します」なんて言いづらいだろうなァ」
そして、普段なかなか見せないような満面の笑顔で囁く
「そんな調子ではお嬢様は守れんなぁ。まあ、このまま二度と剣を握れない手にすれば余計な考えもできなくなるか」
そしてエヴァンジェリンは、刹那の腕を締め付ける力の向きを少し変更して
刹那の肩を外した
「――ああああッぐがあああああああああ!」
本日は以上です。それでは
乙、そしてGJ
まさかの刹那死亡か?
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/27(水) 19:55:30.55 ID:UsZupWdo0
ブス「私が死んでも代わりはいるもの」
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/27(水) 19:56:01.01 ID:1NjuRLzK0
ブス「あなたは死なないわ。私が守るもの」
9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/27(水) 19:56:09.73 ID:lg2k6sek0
ブス「あんたバカァ?」
どうも、俺です。今日の投下です。
第四十一話
鈍い音は、悲鳴に掻き消されてしまった
「この程度でそんなに叫んでいては、先が思いやられるぞ」
力の入らない刹那の左腕をなおも絡めながら、エヴァンジェリンは笑む
「これから貴様の腕の、骨を砕き、腱を断ち、筋を裂くのだ。“まだこのくらいで泣かれてはつまらん”じゃないかぁ」
「がッ……めて下さ――い!こんな事をし、て何の意味が――」
「この“くだらんゲーム”は殺し合いだろう。貴様は“奴”の話しを聞いていなかったのか?貴様はとっととその剣で私を切ればいいだろう!」
そう、右手にはまだカトラスを握りしめていた
だが、刹那は善良である。刹那の心が、一歩踏み入れる事に関して“覚悟を決めかねて”いた
「やれやれ、肘の一つも再起不能にされればやる気になってくれるかな?」
そしてエヴァンジェリンが力を入れると同時に、刹那の肘から嫌な音(人間の肘関節が砕けそうになり、太い腱がちぎれそうになり、筋繊維が裂けそうになる音)が鳴り
「ぅあああああ!」
「ひっ……うぇぐっ……」
“彼女”は幸運にも、世界樹のある広場――つまりゴール地点――からのスタートだった
「ひんっ……ひっぐ……」
目の前には、巨大すぎる世界樹。柵に背中を預け、外からは見えない位置でうずくまって泣くしかないのが今の“彼女”である
「嫌……ひぅっもう嫌やぁぁ……」
時折聞こえる正体不明の音と、不気味に光る大樹が、“彼女”の不安を加速させていた
「――――せっちゃん?」
突然何か嫌な予感を感じた“彼女”が、涙とか液体で酷い事になっている顔を上げた
「………………うぅ、ひっせっちゃぁぁん……」
“彼女”がもっとも欲している人の名前が、鳴咽の間を縫うようにこぼれる
「ウチ……どうしたら……」
“彼女”に支給された武器の事を考えれば考えるほど、“彼女”は“これでやるべき事は一つ”のように思えてならない
本日は以上です。それでは
なんつーか…やっぱ美空は空気なんだな……
乙
第四十二話
村上夏美は、一言で言うと後悔していた
「私……なんて事を……」
突然降り懸かった理不尽な状況に勘違いで危うく殺されそうになった事が重なり、“つい”裕奈にキレてしまった
戻ろうかとは思う。だが、葛藤を抱えたまま一歩ずつ確実に裕奈から離れている
さっき聞いた放送によれば、今のうちに戻って裕奈を助ける事も可能らしい
だが、夏美は戻ろうとはしない。本人は決して認めないだろうが、これが彼女の“結論”である
「ごめんね…………ごめんね……」
涙は涸れるらしいが、まだその気配はない
かちゃ
「うっ動くな!」
誰かが誰かに銃を突き付けた
ちなみに突き付けているのは長谷川千雨で、突き付けられているのは村上夏美である
理由は至極単純で、道を歩いていた千雨が弱々しく歩く夏美を発見し、気付く様子もないのでどうしようか迷い、“とりあえず”銃を突き付けたのである
「っ誰?」
そして千雨は、振り向いた相手が村上夏美であり、その様子が尋常ではない事に気付いた
「おま……どうした?」
「わ……私……」
そして夏美は、不用意にも千雨の胸に飛び込んだ
「おまっ、ちょっ!?」
「私――私――ッ、とんでもない事を!」
胸の中で泣く少女という映は、まるで安いトレンディドラマのようだった。千雨が銃さえ握ってなければ
“ど、どうすんだコレ……?”
おふ、宣言するの忘れてたorz本日は以上です。それでは
一流はMacを選ぶ
それは、クリエイティブな才能と
ソフトの性能を最大限に引き出すOSの素晴らしさが理由だ。
同じ作業をWinとMacですると
Macのほうが数倍良いモノが数倍速く出来上がるのだ。
プロは、数々のアプリケーションを同時に
しかも素早く使いこなさなければならない。
なおかつアイデアの閃きの邪魔をしないことが大事だ。
そして短時間で最高のクオリティを作り上げなくてはいけない。
失礼な言い方かもしれないが、
単体ファイルを一つのソフトで作業するレベルのアマチュア。
ワードやエクセル程度のビジネス、ネットサーフィンやブロードバンド閲覧程度の
ライトユーザーにはやはりMacの良さは理解できないだろう。
乙!
夏美の動向にwktk
まとめサイト4管理人も後れ馳せながら更新乙!
>まとめサイト4管理人氏
>作者15氏
共に乙です。
どちら様も今後に期待してます。
遅くなりました。本日の投下です。
第四十三話
とりあえず千雨は夏美をなだめ、ちょうどあったベンチに夏美と自分を座らせ、両人ともおちついたのを確認してから何があったのかを問いただした
「…………ふーん」
「私――どうしたら……」
「まぁ……それは別に正当防衛だろ。勝手に妙な気起こした相手が悪い……と思う……」
「でも……」
「……だったら助けに行ったらどうなんだ?」
「そ、それは……」
「まあ、私には関係ない。勝手にしろ」
千雨が、冷静を必死で保ちながらベンチから立ち上がる
「どっどこに行くの?」
「…………関係ねぇだ――ろ……」
「……どうしたの?」
よく見ると、千雨はこちらを見ていない
「…………?」
千雨の視線の方向に、目線を向ける
そこには
「いいんちょ!」
歩いて近寄ってくる見知った顔、雪広あやかの顔があった
「いいんちょ、無事だったんだね!」
ベンチから飛び上がり、夏美は迎えに行く
「てめぇソコ動くんじゃねぇ!」
その大声に、夏美は驚いて立ちすくんでしまう
さらに驚くことに、千雨はさっきの銃を、夏美にやったよりもよりしっかりとあやかに突き付けている
本日は以上です。この話の続きはまた仕事後に投下します。それでは
ピカ━━━━(゚∀゚)━━━━ドン!
乙カレー
お待たせしました。第四十三話の続きを投下です
「なっ何やって――」
「黙ってろォッ!」
千雨の頭の中は、全力で回転していた
その回転の原動力は、主に
雪広あやかは、何の前触れもなく突然現れた。普段から礼儀を弁えている彼女なら一言ぐらい声をかけるはず
雪広あやかは、いつも常に他人を意識した優雅な歩きかたをする。しかし、これはどう考えても優雅とはほど遠い
雪広あやかは、本気で愛していた少年を目と鼻の先の距離で殺された。さぞかしショックであろう
雪広あやかの位置からは確実に見えるはずの千雨の銃に対してのレスポンス無し。通常の神経では考えられない
[結論・こいつはおかしい]
という思考が働いたためである
「ちょっと!」
「黙れっつってんのが聞こえねぇかぁ!」
だが、あやかは銃も二人の言い合いも無視してこちらに歩いてくる
「いいんちょ、どう……し……たの?」
夏美も、異変に気付いたようだ
「来るなッ、撃つぞ!」
千雨は両手でグリップをしっかり握り、あやかに警告し続ける
「いいん……ちょ……?」
一方の夏美は、ゆっくりと近づいてくるあやかに対し、まだ直立不動だ
そしてまた、夏美の思考が止まる寸前
『村上ィ!そいつから離れろ!』
その声で我にかえると同時に、あやかが自分の首に手を延ばしている事に気付く
「い、嫌――!」
慌てて夏美は、転げそうになりながらも千雨まで走り寄る
「――――クソッ逃げるぞ!」
「あ、待って!」
走り出した二人を追い掛けるように、あやかも走り始めた
本日は以上です。それでは
456 :
マロン名無しさん:2007/07/04(水) 10:32:08 ID:A4cQhTXh
千雨はやっぱり男前だ!
これは…ザジちうに変わる新たなカポーの誕生か?
何にしてもwktk
つーか夏美の扱いがヒロイン級なのに感動した!
つーか夏美の扱いがヒロイン級なのに絶望した!
どうも、俺です。ちょっと今日の投下は無理になりました……何度も申し訳ないですorz
>>作者15氏
乙!
正直、投下ペース慣れてきた!焦らず頑張れ〜
特に人生…
夏美の扱いは確かにヒロイン級w
夏美の生存にwktk
ところで、このロワ書いてるひとたちに質問、
全話分ワードで書いて、何枚分くらいになる?
38〜42話くらいの予定。ワードは余計な機能があるからメモ帳で書いてる。
>>462 ワードで書くなら1レス分(54字×32行)で1枚って事なの?
正直、メモ帳にコピーしといた方がいいと思うぞ
ワードだとバイト数が膨らむから、本来ならもう少し書けるのに無理矢理区切る羽目になるよ
1レス分ごとにメモ帳作っておくと投下の際に格段に楽になる
話数に関してはあまり気にしなくていいんジャマイカ?
気になるなら歴代作者様の話数の平均値を計算しとき
>>462 とりあえず俺の場合は全50話予定で一話につき4〜5枚を意識してるな。
だから200〜250枚くらいになりそう・・・無駄に長い・・・
まだ五分の一だし・・・
>>464 俺はwordで書いた文をコピーしてない・・・やばいかな?
自分は少数派だろうが、ワードパットで書いてる。
ワードほど重くもなく、メモ帳と違って字の並び方が(多少)ブラウザ表示に近くなる。
(メモ帳は、原稿用紙に文字並べてるような感覚だからな……)
って、最近よその(リレー式の)ロワにかまけて、ネギま進んでないや。
>>463〜466
いろいろと参考になる意見アザ〜スm(_ _)m
残り4分の1修正とかしながら頑張るぜぃ!
メモ帳にちまちま書いてる俺が来ましたよ
学校いる時に浮かんだ話をノートの端に書いてるんだけどノート失くしてorz
作者20までには名乗りを上げたいんだぜ
俺のってテンポ重視だから、1話1KBいかないのもあれば7〜8KB近い話もあるな。
そんなこんなで100話超えそうな勢いだが……ていうかプロット段階で超えてるし……
ちなみに俺はメモ帳で書いてますな。
それと少し
>>462さんの質問と被るかもですが、メモ帳で書いていくとみなさん容量どんくらいになりますかね?
34羽で1羽3-9kb
完成部分はzipで固めてる
書いてるのに容量を計らないおよび計りかたがわからず困ってる俺が来ましたよ
普通に容量わからないんだよ。
釣りじゃないぞ・・・どうすればわかるんだろうか?
教えて下さればありがたい・・・
どうも、俺です。本日の投下です。
第四十四話
「…………」
「…………」
アキラと楓
お互い、普段からあまり話したことが無いので、並び合って歩いても会話がはずまないのは当然と言える
だが、今の二人は道のど真ん中に誰かの物であるはずのショルダーバッグが置かれているという状況と対峙しており、それに関して考えあぐねているから二人とも黙っているのである
「…………誰のでござろうか?」
「…………さあ?」
ようやく会話があった
「……開けてみる?」
「……何かの罠かもしれぬ――拙者が開けるでござる」
「…………気をつけてね」
しかし、会話は必要最小限の量で終了し、かわりに行動が発生した
「…………どう?」
「……これを見るでござる」
楓が取り出したのは、小太刀と呼ばれる短い刀だった
「…………刀、だよね?」
「武器を放置したままとは……腑に落ちないでござる」
第四十四話
「…………」
「…………」
アキラと楓
お互い、普段からあまり話したことが無いので、並び合って歩いても会話がはずまないのは当然と言える
だが、今の二人は道のど真ん中に誰かの物であるはずのショルダーバッグが置かれているという状況と対峙しており、それに関して考えあぐねているから二人とも黙っているのである
「…………誰のでござろうか?」
「…………さあ?」
ようやく会話があった
「……開けてみる?」
「……何かの罠かもしれぬ――拙者が開けるでござる」
「…………気をつけてね」
しかし、会話は必要最小限の量で終了し、かわりに行動が発生した
「…………どう?」
「……これを見るでござる」
楓が取り出したのは、小太刀と呼ばれる短い刀だった
「…………刀、だよね?」
「武器を放置したままとは……腑に落ちないでござる」
楓は立ち上がり、アキラに向き合って言った
「これは大河内殿が持っているでござるよ」
そう言いながら、楓はアキラに小太刀を差し出す
「えっいや、私は――」
「せっかくだから、護身用に頂いておくでござるよ」「う……うん……」
そしてアキラが小太刀を受け取った
その時
『――――!』
「……?」
道の向こうから、誰かが走って来ている
『――、――ッ!』
「あれは……千雨殿と村上殿でござるな」
『――ら、――――――ッ!』
「何か言って――」
『お前ら、早く逃げろォッ!』
「「――ッ!?」」
二人の目には、必死で走る千雨と夏美と、それを追い掛けているようにしか見えないあやかが映った
『逃げろ!コイツはヤベェ!』
考えるより先に、楓とアキラは走り出した
千雨たちと同じ方向に
ぎゃふ、またダブリorz本日は以上です。それでは
乙です!
面白くなってきた〜!!
続きが気になる!
乙!
盛り上がってきたね〜
お疲れさんどす。
乙!だけでは流石に作者15氏も飽きそうなのでたまには京都弁にしてみました。
楓は村上殿じゃなくて夏美殿、じゃなかったっけか?
なんか俺の脳内補完なんで間違ってたら申し訳ないんだが
あと、乙
どうも、俺です。本日の投下です。
第四十五話
「マスター」
まさに刹那の腕が破壊させる寸前、茶々丸が主人を制止した
「がああっ――!」
もっとも、破壊される寸前できめられた関節は、刹那の脳に過剰な痛みを送り続けている
「……何だ、茶々丸」
「すでに桜咲さんの戦闘能力は失われています。それ以上は“無駄な労力を消費するだけ”かと」
「…………フン、労力という程の力など使ってないがな」
エヴァの気が削がれて刹那の腕を解放した瞬間、誰も見てなかった存在がこの場にいる
「ぅぁああああああ!」
刹那が“それどころ”ではなくなり
エヴァが“興味”を無くし
茶々丸が一瞬“注意”をそらした隙に、それ――春日美空――は、茶々丸の持つM4を奪いに、一直線に走った
「しまっ――!」
あまりに一瞬の出来事だったのと、美空の必死さが加わった脚力のせいで茶々丸の反応が一瞬(しかし、この状況下においては致命的)贈れる
よって美空は、茶々丸が引き金を引く前に銃身を掴む事ができた
全ては一瞬の出来事だった
美空に食らいつかれた茶々丸の人工頭脳は、電子的な速度で最適な対処法を導き出す
だが、いくら茶々丸でも多少は揉み合いになるし、そうなれば“うっかり発砲して”しまう
全ては一瞬の出来事だった
「くっ!」
茶々丸は無防備な美空の腹部に蹴りを見舞い、自由になった銃の狙いを美空の頭部に定め、引き金を引いた
全ては一瞬の出来事だった
飛び散る美空の頭の中身から目をそらすと、カトラスを振りかぶる刹那が見え、茶々丸がそれをデータに照らし合わせている途中で、それが振り降ろされた
全ては一瞬の出来事だった
さっき茶々丸が“うっかり”放った弾丸は、エヴァンジェリンの胸を貫通していた
全ては一瞬の出来事だった
「はっ――はっ――はぁっ――……」
刹那の目に、茶々丸に撃たれた美空が見えた瞬間、刹那はその身を衝動に支配され、次の瞬間には茶々丸の頭部の上半分が転がっていた
「ッ、エヴァンジェリンさん!」
我に返った刹那は、“そういえばさっき倒れた”彼女に駆け寄る
「がっ、がハァ――!」
胸を押さえて苦しみ、血の混じった息ではなく息の混じった血を口から吐く
どこからどう見ても致命傷
「エヴァンジェリンさん!」
「まったく――まさかこの私の最期が――よもやこんな形とはなぁ……」
「エヴァンジェリンさん……喋っては……」
「刹那……見誤るな…………自分を…………お前は……強くなる……」
「…………」
「……世界樹を…………目指せ…………」
「世界樹……どうして…………?」
「クソ…………何も見えん………………何……も…………――――」
【春日美空、頭を撃たれ即死】
【絡繰茶々丸、人工知能を損傷・大破】
【エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル、胸部を撃たれ死亡――残り12名】
本日は以上です。それでは
さぁさぁ、盛り上がってまいりました!!
乙デス
贈れる、ですか、そうですか
ちゃんと校正してるんですかね
誤字の指摘はらめえwwwww
大半のSS職人が涙目になるううぅ〜〜〜っ!!
ただ、ちょっと作者15氏に聞きたい事が。
改行の仕方とか凝ってるなあ、って、いつも思うんだが、
文末の句読点を省いたり、段落の頭にスペースを入れないのはわざとなの?
個人的な意見で申し訳ないが、その辺の決まり事をしっかり守ると
更に見栄えのいい文章になると思うんだけど……。
段落頭のスペースは、紙媒体ならともかくネット上のSSでは省略されがちだけど。
文末句読点省略は確かに特異なクセだねぇ。
どうも、俺です。投下は無いですがお答えします
ノートに書きなぐったSSをメールボックスに打っているのですが、そのノートに空白も(。)も無いのでそれをそのままコピペしているからだと思います
SSのサイトも見たのですが、そういう基本と思われる部分はちゃんと見てませんでした。反省してますorzこれからの投下では改善していきます
あと、誤字スマソorz投下前に一通り読むんだけど詰めが甘いか……
492 :
489:2007/07/07(土) 14:27:51 ID:???
>>491 わざわざ臨時に返答頂きありがとうございます。
こちらとしては文体に特色を出す一環なのかと思ったので質問させて頂きました。
>>490氏のおっしゃる通り、段落頭スペースはネット上ではあまり使われてません。
この辺は貴方の好みで決めれば良いと思います。
これからも頑張って下さい。最後までお付き合い致します!
PCに比べて携帯なら一行の文字数が少ないから、携帯閲覧が主体のSS書きで一段落が長くなりがちな人を中心に、段落頭スペース入れる人は多いかもな
実際俺もそうだったし
そ〜んなの関係N(ry
どうも、俺です。本日の投下です。
第四十六話
「エヴァンジェリンさん!」
動く片手だけで彼女の体を揺するが、反応はない。
「そんな…………。」
――どうしてこうなったのか。
――自分が所詮半端な覚悟しか持たなかったからか。
――だから、一瞬でも美空さんの“仇を討ったつもり”でいたくせに、茶々丸さんを切ったことを後悔しているのか。
――私は……。
「――っがぁ!」
しばらく自身を喪失していた刹那だが、気合いとともに外れた肩を無理矢理はめ込む。
「――――〜〜……。」
痛みが引いても違和感は感じる。さらにあれだけ痛めつけられた肘が不安だ。
だが、今の刹那はそれどころではない。
――3人を無駄にしないためにも、お嬢様を……!
歪んだ前向きさが、彼女を突き動かす。
「…………ごめんなさい。」
最後に刹那は、二人と一機のうちのどれかに謝り、カトラス片手に歩み出した。
第四十七話
走馬灯というのは、死に際に今までの記憶が“一瞬”にして再生されるモノらしい。
「えへ……おとうさん……みんな……」
だが、裕奈はさっきからそれらしきモノをかれこれ十分にわたって見ていた。
しかももはや記憶ではなくなり断片的に、自分が男になっていたり、親友であるはずのアキラに食べられたり、どこぞのスパイと一緒にドンパチやらかしたりと、もはやめちゃめちゃである。
「さっきはごめんね…………。」
ちなみに今見ているのは、夏美が助けにきてくれるという希望的妄想である。
「おとうさぁぁん……。」
すぐに夏美が、愛する父親にすり替わる。
「うん……幸せに……なろうね…………。」
いきなり、シーンが自分と父親との結婚式になった。周りには、親友や亡き母までもが自分達を祝福している。
「みんな……ありがとう………………」
ピー
ここは中等部3ーGの教室であり、今は“ゲーム”の進行を監視する指令室となっている。
「行動可能範囲の縮小が再開されました。」
所狭しと置かれた機材の一つ、デスクトップパソコンに座る男――弐集院光――が大声で言った。
「あっ、ほぼ同時に一人脱落です。」
そして言った相手――用意された椅子に座らず、黒板を隠すように配置されたモニターを眺める高畑――に、付け加えた。
「そうか、誰ですか?」
「えーとっ……明石教授の娘さんです……。」
「わかりました、残りは11人ですね。」
そして、簡単な報告が終わった瞬間……。
「高畑先生、よろしいですか?」
高畑の傍らに、それなりに慌てた様子の瀬流彦が駆け寄った。
「どうしました?」
「それが……手違いで、生徒に支給された武器の説明書が入ってなかったんです。」
「武器の種類は?」
「えっと――。」
【明石裕奈、禁止エリア侵入によるペナルティにより、死亡――残り11名】
本日は以上です。それでは
は・・・初めて作者15氏の生投下見た・・・乙!
裕奈死んだか・・・一波乱もありそーだな・・・
乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙
ゆ〜な死んじまったのかよ。逆襲っていうか奇跡の生還を期待してたのに(´・ω・`)
乙!
食人アキラで噴いたのは自分だけじゃないと思いたい
著作権法違反のニコニコ動画で課金する民度の低い日本人w
お前ら普段中韓の事を批判しまくっているけどこれで人の事を言えなくなるな
まぁ日本文化自体が韓国や中国のパクリだし
日本独自の文化なんて何もないんだよアホ
日本人は弱いくせに調子に乗るな
まあ、先進各国で当然やってる法による統治を行うための状況適応改正なんで騒ぐ問題じゃない。
中華にも劣るパクリ野郎どもには脅威だろうけどね。
>>496のネタが全部分かった俺wwwwwww
俺が言えるようなことじゃないんだけどさ
なんかどのキャラも死に際あっさりしてる様な希ガス
だからどうってわけじゃないんだけどね……
どうも、俺です。今日の投下も無理になってしまいましたorz申し訳ないです…
44 タレント(コネチカット州) 2007/07/06(金) 11:20:52 ID:tkRImAnCO
幼なじみの結婚式でケーキ入刀の時、
会場が静まり返ってる事にも気付かず他の友達と乳首を出しながら
「ウェディングケーキ乳頭!!ケーキにナイフが挿入されます!!アーヒャヒャヒャヒャ!!!!」
と騒いでいたら、俺らの席にスポットライトが当てられた。
投下がないと恐ろしく閑散としたスレだな。今日こそ投下はあるかしらん
連載中はこんなものさ
他ロワと違ってフラグ整理とかの雑談はあんま意味ないしな
逆に連載ない時の雑談っぷりはロワスレの中でもトップクラス
確かに前スレでは雑談だけで300位埋めたっけ?
ああ、あの伝説の埋めリレーねw
あれは触れちゃダメだろ
くそ……また間空けちまったorz度々申し訳ないです
第四十八話
「こっちでござる!」
このままではラチがあかないと判断した楓は、進行方向を大きく曲げて4階建ての小さなビルに入った
「二人とも、こっちに!」
楓が開けたガラス製のドアに、アキラが誘導する。
「むっ村上!」
「待って――!」
先行する二人とは違い、追われているのは引きこもりと文科系である。必死で走っているが、とくに夏美の息が上がっている。
そして、あやかが少しずつ距離を縮めてきている。
「クソ、村上捕まれ!」
とっさに千雨は少しスピードを落として手を差し出し、延びてきた夏美の手をしっかり握る。
「ごめんっなさ――。」
「いいから走れって速く!」
二人はもう少しでたどり着く。
そこに誘う楓とアキラの声も聞こえる。もうすぐだ。
「もっ――ダメ……」
「うるせぇ!わざわざ引っ張ってんだから走れよ!」
そして、その中に飛び込んだ。
二人に続き、最後まで外にいたアキラも飛び込む。
「くっ!」
直後、楓がドアを全力で閉め、絶妙なタイミングで施錠したのとあやかがドアに衝突したのはほぼ同時だった。
あやかがドアをこじ開けようと、前後に取っ手を揺さぶるが、その程度では開かない。
やがて諦めたのか、あやかは去っていった。
「はぁっ!はぁっ!」
「二人とも、大丈夫でござるか!?」
周りを見回すと、どうやらここは書店のようだ。
「な……何とかな……。」
「とにかく、一度奥まで行くでござるよ。」
そして四人は立ち上がり、休める場所を探す。
ほどなくして発見した事務所に、四人は入った。
「ふぅ……助かったぜ。」
「しかしあのいいんちょの様子、尋常ではなかったが……。」
「知るかよ。狂ったんだろ。」
二人ある古いソファーの片方にアキラと千雨が、片方で夏美が寝ており、その傍らに楓が立っている。
「村上さん……大丈夫?」
「うん……でも…………疲れた……」
「そっか……」
本日は以上です。それでは
(`
'´  ̄ ヽ
|!|((从)))
'(||" 3 "リ
(っ つ
./ ) スゥー・・・
( / ̄∪
(`
'´  ̄ ヽ
|!|((从)))≡つ=つ ∧_∧
'(||" 3 "リ=つ≡つ.;)
>>511 (っ ≡つ=つ ≡つ(っ つ
./ ) ≡つ=つ ( / ̄∪
( / ̄∪ ババババ
乙!
こうなると夏美とアキラがどんなやり取りを交わすのだろう
更に楓が地雷だし、千雨が苦労しそうだ
乙
がんばて
518 :
マロン名無しさん:2007/07/11(水) 15:54:23 ID:+acDwrcm
脱出グループ候補が出来たか
どうも、俺です。本日の投下です。
第四十九話
「……?」
「ん、どしたの?」
歌に飽きた柿崎が、最後の一つとなったみかんの皮を剥きながら黙々と歩いていた時だった。
ザジが立ち止まり、前方の交差点を睨んでいる。
「……――!」
「あら、あれは龍宮sぐぇ!?」
柿崎がそれを見た瞬間、ザジに襟首を掴まれそのまま建物の陰に引っ張り込まれた。投げ込まれたと表現してもいいかもしれない。
「ちょっ苦し――」
そして同時に、連続した銃声が爆ぜた。
「きゃああああああ!?」
鈍い発砲音と、弾頭が地面や壁に跳ねる音が続く。
「何、何なのコレ!?」
数十発飛んで来て、発砲は止んだ。
「いやっ助けて!」
だが、まだ柿崎はまだパニック常態だ。ちなみにみかんはまだしっかり手に持っている
「……――――。」
ザジは少し思案した後、自分のバッグからマチェットを取り出した。
「――! ねえ、どうするつもりなの?」
鞘を地面に落とし、抜き身のそれを握りながら、体の力を抜いた姿勢で立つ。
そして一言
「………………すぐに戻るから……」
そして、通常の人間には出せない速度でザジは飛び出した。
「チッ…………。」
殺し損ねた。
だからこうして龍宮は、銃を構えながら少しずつ近づいている。出てきたら撃つ。出てこなければ出向いて撃つ。
出てきた。龍宮はすぐに引き金に力を込めた。
だが、出てきたそれは龍宮が想定していたよりもはるかに疾く、しなやかだった。
「なっ!?」
【柿崎美砂、愛媛県産みかん所持・残り一つ】
本日は以上です。それでは
みかんどーすんだよw
あれだ、みかんの皮をしぼって魔眼を封じるんだ
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´∀`)< ツマンネー
( ) \_____
| | |
(__)_)
やっぱザジは人外か。
何の驚きも感じないわけだがw
wktkして待ってますぜ
テラみかんwwww
どうも、俺です。本日の投下です。
第五十話
龍宮は銃を撃つが、相手は体を捻り全て回避する。そして、相手が何かを振り上げた。
「チッ!」
龍宮も上体をそらして避ける。何かがさっきまで龍宮の首があった位置を通過した。
そのままバックステップで距離をとる。相手の追撃はない。
「……貴様か。」
ゆらりと佇む相手は、普段からどことなく警戒していた者だった。
ただ者ではないとは直感していた。だがここまでとは思ってはいなかった。
「――――――。」
龍宮は、何年かぶりに冷や汗をかいていた。
さっきの一振りでわかっていた。あれは決して素人がむやみに振り回している類のものではなく、完成された刃物による戦闘術である。先程の身体能力を加えて考慮すると、強敵なのは間違い無い。
「…………。」
予備動作ほぼゼロで、銀色の髪をした無表情がこちらに突撃してきた。
「もう……やだぁ……」
柿崎はずっと、泣いていた。
さっきまで一緒にいたはずのザジが突然飛び出し、飛び出した方角から銃声が何度も響いている。時折、甲高い音を立てて自分を遮蔽している壁に当たるのは弾丸だろうか。
「だっ誰かぁぁ…………。」
そして、唐突に辺りが静寂に支配された。
それまで銃声で聞こえなかった自分の泣き言が聞こえたので、柿崎も冷静さを取り戻す
「おっ終わった……きゃあ!?」
まったく気配無しで陰から人影が出てきたので、柿崎は驚くが
「なんだザジさんか……って、大丈夫!?」
すぐに安堵し、またすぐに先程とは違う意味で驚く。
ザジの本来左目がある場所から、血が流れていた。
涙を意匠したメイクに取って代わろうとしているかのように、かなりの量の赤い涙が滴っている。
「……一発当たった。」
「当たったって――ちょっと診せて!」
柿崎が慌てて傷を見る。明らかに左目は潰れて失くなっていた。
「大変――ちょっと座って!」
強めに言われたので、ザジは思わず従う。
柿崎は自分のショルダーバッグにみかんを突っ込み、入れ代わりに小さな箱を取り出す。
その中には、主に外傷の応急処置に使えそうな品々が収まっていた。
柿崎はまずガーゼで血を拭き、もう一枚のガーゼで傷を押さえ、さらに包帯を何重にも巻いて固定していく。
最後に包帯の両端を付属のハサミで切り、しっかり結んで柿崎が何とかできる範囲での治療が終わった。
「…………ありがとう。」
「ありがとうじゃないよ…………どうして……こんな…………。」
柿崎は泣いた。さっきとは意味の違う涙を流し、ザジの胸に頭を預けた。
「…………ごめん。」
「こんな無茶……やめてよ…………。」
あとはそのまま、柿崎はザジの胸で泣くばかりになった。
ザジは何もせず、ただ泣き声も綺麗だとなんとなく思った。
本日は以上です。それでは
みかんwww
この発想はなかったwwww
もちつもたれつだな
まとめサイト4ってのが見つからないんだが、誰か教えてくれないだろうか?
どうも、俺です。本日の投下です。
第五十二話
「そういえば……ちづ姉どうしてるんだろ?」
夏美の何気ない一言に、アキラが微かに反応する。
「ねぇ、誰か見てない……?」
「拙者は見てないでござる。」
「俺も知らねえな……お前は?」
至極当然のように、話題がアキラに振られる。
「私は……」
知っている。ついさっき見たのだから。
「…………私も……見てない……」
「そっか……無事かなぁ?」
無事も何も、これ以上大事には至らないという場所に千鶴はいるが、アキラは言い出せなかった。
「……ちょっと、外見てくるね。」
いたたまれなくなったアキラは、小太刀を握って一人で店内に出た。
「ちづ姉……」
「彼女は強い。きっと大丈夫でござるよ。」
「とにかく、これからどうするか考えようぜ。」
アキラは目的もなくフロアをうろつく。
ふと、自分が今【スポーツ】のコーナーにいることに気付く。
「……――――」
その中の一冊、水泳の専門誌を手に取り、小太刀を平積みされている雑誌の上に置き、ページをめくる。
自分も、頑張ればいつかこんな風に取材を受けたりしたのだろうか
自分も、頑張ればいつか首から金メダルをぶら下げて、喝采とストロボに笑顔で答えていたのだろうか
自分もいつか――
アキラは静かに、雑誌を元の位置に静かに戻した。
不思議と悲しくはなく、虚しいだけだった。
三人の待つ事務所に、アキラは体を向け
ネギせんせい……
「――――〜〜――〜〜〜〜〜!?」
目の前に見えた、それが発した声を聞いた時のアキラを表現することはできない。
何せ振り向いた瞬間、視界の許すかぎりにあやかの顔が入り、さらに両手で首を締めてきたのだ。
「――――!!」
押し負けて、床に倒され、馬乗りになられる。
そしてあやかは、ついでに見つけた何かを
――それ、私の剣
刺した
――痛いっ刺され、お腹
刺した
――肩痛っやめて
刺した
――そこっ喉っ
刺した
―― 助け 誰
刺した
―― あ
【大河内アキラ、全身72ヶ所を刺され死亡】
本日は以上です。それでは
アキラが死んだ・・・運動部全滅
ラスボスになってクラス全員を喰い尽くすと信じてたのにw
まぁもう正直好きなキャラ残ってねぇしorz
敗者復活戦あるよな?
俺もギブだ。
なまじ作者15が下手じゃない分、趣味嗜好の違いがダイレクトに伝わってきて、もう限界。
だが、氏と趣味嗜好が似通っている読み手には良作だと思う。
だから、氏にはこれからも頑張って欲しい
ダイレクトにしないのって相当苦労するからなぁ
全員に出番与えようと無理矢理個性を強調させたりゲームに乗らせるためのオリジ過去話無理矢理ぶちこんだりした挙げ句行き着いた先が「ああ、うん、オリキャラ化っすね、さーせん」だった俺に言わせれば、無理矢理目立たせるとあんまりろくなことにならない
あれじゃね?目立たさせる方向性が違うとか?
なんつーか、華々しく散っていく奴がいないんだよな。誰かを助けて犠牲になるとかさ
代わりに死に至る瞬間の残虐性だかりが目立ってる気がする
おかげで、正直俺には脱出エンドが見えてこないw
全滅か、ゲーム成立か。バッドエンドしか見えないんじゃ、キャラ好きには厳しいのかもな
,,,,-――――-- 、
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 ̄ノ,;;>、 ` _ノ;;ノ!;;;/ニl:!-!:::;、::!
 ̄ レ'ヽー--  ̄,,‐l,イi;;;!.:r、::! ヽ!
`ー---r‐''"´ !''´リ ヽ!
_r''i;;l _,,ノ-‐;ニニユ、
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..,イ ;;;/; ! :::i;;//,,;;;,, /´ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ、
,' l ,;/;; | ::レ.:'´,;;;;;;;;;;;;;,/;;;;;;;;,,,, ,,,;;;;;;;;,, \
千雨の口調が……orz
ちなみに俺は全然イケるクチなんでwktkしっぱなしwww
どうも、俺です。口調とかは割と勝手な自己補完も入っちゃってる部分もありますorz本日の投下です。
第五十三話
「ねぇ……龍宮さんは?」
ずっとすすり泣いていた柿崎も落ち着き、ザジに質問する余裕を取り戻した。
「…………殺し損ねた。」
「そっか…………」
“くうぅぅぅぅ……”
「何、今の音?」
突然聞こえた唸るような音に、柿崎が顔を上げる。
「……」
「あれ――まさか……」
その音は、ザジの方向から聞こえてきた。
音の正体は何のことはなく、ただ単にザジの腹が空腹を訴えた――つまり腹の虫が鳴った――のである。
「……」
「……――ぷっ」
「……」
「あはははっははは、なっ何よソレェ!」
それまでの悲壮と緊張感とのあまりの落差に、柿崎が声を上げて笑う。
「〜〜〜〜」
「ちょっ顔真っ赤――あはははははは!!」
ザジの顔が、表情こそ相変わらずだが恥ずかしさのあまり赤くなっている。
普段が普段なだけに、そんなかわいらしい部分があったのかと思うと柿崎はまた可笑しくなってしまう。
「あはっダメッいぃ息が――!」
「〜〜〜〜」
「――はぁ、ごっごめんね。ついつい…………そうだ!」
柿崎は自分のショルダーバッグをまさぐり、中から皮を剥いている途中のみかんを取り出し
「ハイ、これ食べて。」
ザジに差し出した。
「――――いいの?」
「いいって、私もう五つ食べたし。」
「…………じゃあ――」
ザジは素直にみかんをゆっくりと受け取り、皮を全て剥いてから実を二等分し、さらにそこから一つをもいで口に入れた。
「――――おいしい。」
「……えへへ」
柿崎も思わず嬉しくなった。
「――――ッ!?」
突然、ザジがみかんを落とし、口を押さえてうずくまった。
「あれ?ど、どうし――」
ザジの口を押さえる手の隙間から、血が流れている。
「だっ大丈夫!?」
思わず柿崎が手を差し延べるが、ザジがその手を左手で全力で振り払う。
「痛ッちょっと何する――」
ザジが、残っている右目をそれ以上不可能なほど開いて、柿崎を見ていた
全身がガクガクと震え、不可解な量の汗を体中に滲ませ、さっき赤かった顔がどんどん青くなっていく
柿崎の手を振り払った左手を、今度は柿崎のほうに伸ばす。手先の震えはすでに痙攣と呼べる大きさになっている
そして
「どう――シ――テ――〜〜〜〜ッ!!」
直後、ザジは口から血を嘔吐しながら地面に垂直に崩れ落ち、そのまま動かなくなった。
【ザジ・レイニーデイ、愛媛県産みかんを食べ死亡】
本日は以上です。それでは
毒かよ!
これは辛い・・・OTL
そんなんありかー!!!
ちょwwwwwwザジwww
みかんのロシアンルーレットだったのか……?
柿崎がいいんちょと同じタイプに狂いそうだな。
美砂悪運強すぎwww
あれっ?でも強運役なら桜子ry
(`
'´  ̄ ヽ
|!|((从))〉 アーニャちゃん、胸が大きいからって
'(||"∀"リ いいことばかりとは限らないですぅ
(`
'´  ̄ ヽ
|!|((从))) (なぜなら、お前が私より胸が大きくなったら
'(||"∀"リ 心臓麻痺で死ぬんだからな)
(
どれに毒が入ってるか区別できないならみかんは武器じゃないよなw
ていうか説明書も付けてやらない主催者鬼だろw
そしてザジも死亡率100%を維持、か……
ザジさん、重度のみかんアレルギーだったか。
いや、きっと口内炎に染みてあまりの痛さにorz
573 :
570:2007/07/15(日) 23:50:38 ID:???
反省はしている、後悔はしていない
ってことで吊ってくるわ ノシ
上の方で、手違いで武器の説明書が〜って言ってたのはこれのことだったわけか?
どうも、俺です。本日の投下です。
第五十四話
「――これです。」
瀬流彦が高畑に見せた白い紙には、次のように書かれていた。
【ザ・ロシアンみかん!】
見た目こそ愛媛県産みかんだが、最後の一つには猛毒が混入されている。それ以外の五つを上手く使って相手を信用させ、ここ一番で最後の一つを食べさせよう!
ただし、間違って自分で最後の一つを食べないように注意するんだ!食べるとかなり苦しいぞ!
「……なるほど。」
「…………どうしましょう、?」
「まあ、ちゃんと食べてくれれば問題は無いでしょう。」
「……わかりました。」
そして、瀬流彦は自分の仕事に戻った。
「…………ふう……」
「…………あれ?」
ザジが死んでいるのは明白だった。
「も……もしもし…………?」
体を揺さぶるが、反応は無い。
ようやくそれを認識した柿崎は
「いやああああああああああああああああああああ!」
叫びながら、“世界樹の反対方向に”走り出した。
「あああああああいやああああああああ!」
せっかく綺麗な声なのに、そんな出しかたをしては勿体ない。
そうこうしているうちに、柿崎の首輪から電子音が鳴り始める。
「ああぁああああっ、あああああああ!」
だがそれに気付かずに、柿崎は侵入禁止エリアに自ら――――
【柿崎美砂、禁止エリア侵入によるペナルティにより死亡】
本日は以上です。それでは
ちょwwwww待てwwwwwwwwwwwwwww
これは俺の中で0部のザジに匹敵するwwwwwwwwww
おーい・・・
ぽかーん・・・
流石にあっさり死にすぎじゃね?意外性も死の描写もいいんだけど個人的にはなんか足りないような……
まあこういうロワもあっていいと思うけど
てかもう50話越してたのか。あと誰が生きてるんだ?
スクロワの奈良を思い出したぜ
美砂が…美砂が……orz
クソつまんねえ
さっさとうせろ
駄作野郎
後が控えてんだ
え
ろ
野郎
>>579 ボンドサコロコロをパロってくれてたら堪えきれず吹き出してた
それにしてもこの作者15、ノリノリである。
正直、早く終わってほしい
まとめて投下して早く終わらせて欲しい
書き終わってもいない屑だろうから無理だろ
592 :
587:2007/07/16(月) 07:06:15 ID:???
待てwww俺は誉めたつもりだがwww
ゴチャゴチャ言ってるやつらどうせ自演かただの厨だろ
いい加減スルー能力のひとつでもつけろや
乙!
そしてザジ記録更新・・・・・orz
ロシアンみかんの発想は正直すごいと思うぞ!
ありゃ
ロシアンみかんと似たようなネタが俺の書いてるのにも出てくるわ
まあいいや
誰が生き残るんだろうな、wktk
生還率ゼロの桜子、ハカセ、ザジ、美砂が脱落した今、残った夏美に期待
今いるの夏美あやかちうせつなこのかたつみや楓まどか??
くぎみーは死んだだろ
どうも、俺です。本日の投下も無理になりましたorz本体に、度々申し訳ありません
本編はせいぜい2レスで投下に5分もかからないだろうに、
わざわざ断りにはこれて投下はできない理由って何だろうねえ
それもわりと頻繁に
確か、ノートか何かに書いた完成原稿から携帯に書き写して投下してるんじゃなかったっけ?
まあ、投下宣言を早まったみたいだな。携帯に全てのデータを書き写してからが真の完成ということ。
過去に作者3氏が携帯投下をしてた筈。作者3氏の投下速度は標準的だった。
まあ、今さら辞められたら生殺しにほ程があるから、なんとか早めに投下して欲しいな。
頑張れ作者15氏!
<作者志望の方へ>
このスレでは、原則オープニングからエンディングまで全て書き終えた者が連載を開始できます。
見切り発車厳禁。頑張って書き上げましょう。
完成したら宣言の上、皆の了承を得て投下を開始して下さい。
<作者志望の方へ>
このスレでは、原則オープニングからエンディングまで全て書き終えた者が連載を開始できます。
見切り発車厳禁。頑張って書き上げましょう。
完成したら宣言の上、皆の了承を得て投下を開始して下さい。
<作者志望の方へ>
このスレでは、原則オープニングからエンディングまで全て書き終えた者が連載を開始できます。
見切り発車厳禁。頑張って書き上げましょう。
完成したら宣言の上、皆の了承を得て投下を開始して下さい。
>>604 そのテンプレも変えなきゃな。
作者15氏も一応書き終えてはいるんだよ。ただその書いた文がPC、携帯じゃなくてノートって所が問題なんだよな……。
ルールに「定期的に一定量の話を投下できる状態になってから」みたいなのも付け足したほうがいいかもな。
>>605 定期的ってのは厳しいのでは?
たとえば急に出張が入るとこもあるだろう。携帯だったらまだしも、家から持ち出せないPCにデータ入れてるとしたら投下できなくなるし。
だから、「長い空白の時間を空けず、一定量の話を投下できる状態になってから」
という感じにした方が良いかと。
>>606 そうなったら全投下でいいんじゃね?
頻繁に起こることでもないだろうし
おそいなぁ
>>606 その「急な用件」が1回2回なら誰も何も言わんさ。
どうも、俺です。本日の投下です。
第五十五話
刹那には気になる事があった。
一つは木乃香の安否。祈るしかない。
一つは左腕。二、三日は湿布を貼って安静にしておきたいがしかたない。
そしてもう一つは、自分が茶々丸を殺した瞬間、明らかに“気”の力を駆使していたことである。
「“しかし、エヴァンジェリンさんは魔力を封じられていた……気と魔力の違い? いや……”」
エヴァンジェリンは、普段から結界によって魔力を封じられていたのだ。それが原因であろう。
そして、最期に遺した“世界樹に行け”という言葉と、禁止エリアが世界樹を中心に縮小していくというルールから、刹那は一つ推測する。
「“おそらく、このゲームには世界樹がかなり深い部分で関係している――”」
強引な推測ではあったが、エヴァもその結論に至っていたからこそのあの遺言だったのではなかろうか。
「…………すぐ行きます、お嬢様……」
根拠は無いが、必ず大切な人に会えると刹那は確信している。それ故、歩調も力強く頼もしい。
瀬流彦は今、トイレにいる。
「……僕は、何をしているんだ…………」
彼は、迷っていた。
「教え子を殺し合わせて…………教師としても……魔法使いとしても…………僕は……」
手を洗い、ふと鏡を見る。そこにあったのは何の変哲もない、理想と良心と現実その他諸々が混ざり合った表情の自分の顔である。
「…………僕は……どうしたいんだ……どうしたらいいんだ…………」
そして彼は、揺らぎながら自分の役割に戻った。
宣言します。明日と明後日は連休なので、できる限りの投下をします。量も時間も未定ですが、このタイミングでこの指摘は奇遇だと思います。普段の数倍は投下してみせます。それでは
乙
まとめて投下か!!楽しみにまってるぜ!!
頑張れ!!作者15氏!!
乙〜
楽しみにしてます!
乙
作者15氏がんがれ〜
なんというか自演乙といって欲しいのかお前らは
今日は来ないのか?wktkしながら待ってるのに・・・
信じていいんだよな?
約束は破るためにある
待ってる間に質問
当然このスレって長編投下中は短編とか見づらくなるからアウトだよな?
作者15氏ホントに来ないな
どうも、俺です。本日の投下です。
第五十六話
「…………遅いでござる……」
ふと、楓が漏らした。
「大河内か、本でも読んでんじゃねぇか?」
「…………見てくるでござる。」
そして楓はドアの前に立ち、そこを開けた――
「な――」
――瞬間、慌てて閉めて、ドアノブを両手でしっかりと掴んだ。
「おい、どうし――」
千雨がそう言い終わる前に、誰かがドアを激しく叩き始めた。
「二人とも、逃げるでござる!」
ここでようやく、夏美が立ち上がり、後ずさる。
「おい、どうした!?」
「いっいいんちょでござる!」
楓以外の二人が息を飲んだ。
「クソ、入り口は一つじゃなかったのかよ!」
そう悪態をつきながら、千雨は自分の荷物を持つ。その間にも、ドアが激しく揺れている。
「ここは拙者が食い止める、夏美殿も早く!」
「そんな……おいていけない!」
混乱する夏美を前に、楓はドアを押し破られないように背中を押し付け、あくまでこの場に留まる気である。
「何してんだ村上、早くしろ!」
千雨が夏美の荷物を持ち上げ、叩き付けるようにその持ち主に押し付ける。
「――よし、こっちだ!」
千雨が、楓が抑えているものと対極にあるドアを開け、向こうに裏口のような簡素なドアを確認する。
「おい、お前はどうするんだ!?」
「必ずあとで追い付くっ――!」
楓の言葉が、途中で詰まる。
「きゃああああああ!」
首を刃物が貫通していれば、詰まるのも当然か
「が――ぁぁ――」
楓の口と首の穴から、血が吹き出す。
「早゛ッ――く゛――――」
楓の首から刃物が引き抜かれ、代わりに大量の血がびちびちと音を立てて床に滴る。
「うわああああああ!」
「いやああああああ!」
それと同時に、二人は逃げ出した
【長瀬楓、喉を小太刀で刺され死亡】
第五十七話
「クソッ!」
非常口と書かれたドアを、千雨が鍵を解除し、開ける。
「“クソッ、このままじゃすぐに追い付かれる――どうする!”」
ここで、千雨の視界があるものを捕らえ、頭がとある事を思い付いた
それは――
「村上、先に出ろ。」
「ご――ごめんなさ――」
そして夏美が一歩出た瞬間
「えっ?」
千雨は内部から再びドアを閉じ、鍵をかけた。
「ちょっと、どうしたの!?」
『…………行けぇ!』
千雨の思い付きとは――
『私が囮になるから、逃げろ!』
千雨の横には、上に通じているであろう狭い階段がある。
そこに誘い込めば村上一人なら逃がせると思った瞬間には、千雨はそれを実行した。
「嫌だよっこんなの嫌だよ!」
『行けって!お前は生き残れ!』
その時、二人の首輪から電子音が鳴った。
「――!」
『……時間がねぇ、早く行け。』
ドア越しに聞こえてくるくぐもった声は、投げやりな口調でそう告げた。
「――――ごめんなさい――」
『…………――……』
向こうの声は聞こえなかったが、夏美はそれに構わず、走り去った。
「へっ……二人っきりだなオイ……」
千雨の目の前には、不自然なほど全身が赤いクラス委員長がいた。
「そら、こっちだクソがぁ!」
叫ぶと同時に、あやかが走ってこちらに来る。
千雨が階段を昇る後を、あやかが猛スピードで追いかけてきた。
第五十八話
「はぁッハァッ……」
全速力で階段を駆け上がり、千雨の体力は限界であるが、それ以上は走らなくてもいい。
何故ならここは屋上、すなわちここから上は無い。
「は……はは……何やってんだ自分…………」
鉄柵まで行き、下に降りる手段が無い事を確認してからそこに座り、鉄柵を背もたれ代わりにする。
「はははは…………何でワザワザ……私が死ぬんだっつーの……」
首輪のカウントダウンは速まり、他人思いでお人よしで、それでいて恥ずかしがり屋な彼女の最期が近いことを告げる。
「ネギせんせい…………」
あやかも、屋上にやってきた。首輪の音など気にもとめていない。
「…………へ、誰が大人しく殺されるかよ…………」
千雨は、走りながらバッグからとり出していたルガーを両手でしっかりと構え、撃った。
弾丸はあやかの心臓を破壊して、そこに留まった。
それだけで、あやかは動かなくなった
「ざまぁ見ろ…………私は殺されるんじゃねぇ……一死ぬんだよ……」
もはや必要の無くなったルガーを、あやかの死体になげつける。
「あーあ……何であんなことしたんだ…………何で話しもロクにしたことのない奴のために…………」
あの時の千雨は、ただ必死で彼女を守ろうとした。それしか考えてなかった。
「……まあ、最期に善いコトしたんだ…………天国行きも期待できるな…………」
もはや千雨は、すぐに訪れる運命を受け入れていた。
「…………クソ……」
最期に彼女は、一筋だけ涙を流した
やっぱ死にたくねぇよ…………誰か助けてくれよぉ………………
【雪広あやか、心臓を撃たれ即死】
【長谷川千雨、禁止エリア侵入によるペナルティにより死亡】
本日は以上です。それでは
待ってた甲斐あったぜ!!二日連続生投下見れた!!乙!!
二人が死んだか・・・あと誰が生きてる?
>>632 楓姉のこと、死んだ時だけでいいから(ry
仮にも武道四天王の楓が……ずいぶんとあっさりとした死んだな
なつみと刹那とこのかと……誰だろ
龍宮は?
毎回でなくとも、要所要所で生存者リストみたいなのがあると連載追うのも楽かもね。
今後の作者さん、御一考のほどを。
>>621 とりあえず、今は見難くなるからアウトだと思うが、この先作者15氏が投下できない日が出来たら投下しても良いんじゃないか?
それに作者15氏が完結したら次作者16氏がすぐあるし。
そういえば、誰が生存してるのかわからんな
>>621 俺も投下のない日ならアリだと思う。
混乱を避ける為にどこかのロダにあげればベターじゃね?
生存リスト出すと伏兵が使えなくなるんだよなぁ……
「そいつが残ってたか!」
みたいに山場まで存在感を消したいなぁと思ったり……
>>640 魔法先生ロワイアルとかキン肉マンネタも作者が名乗り出ないから、短期集中っぽい投下だったからね。
作者16氏が名乗り出てる以上、今は自重してもいいんじゃね?
どうも、俺です。本日の投下です。
第五十九話
「くっ――」
脇腹から血を流しながら走っている彼女は、龍宮である。
「まさかあそこまでデキるとはな…………」
先の闘いで龍宮は重傷をおい、P90の弾も残り僅かである。
「はは……」
自嘲気味に笑いながら、シースルーの弾倉を見る。半分あるかどうかの上、予備弾倉は無い。
「まったく…………ん?」
そして龍宮は、音を聞いた。
「銃声――――」
後方から聞こえた
「――獲物が減ったか…………ありがたいな……」
重い足取りで、彼女は行く。
「はぁっはぁっはあぁ――――」
走る
「あ――」
勢い余って転倒しそうになる
「うっ……うぁああああああ!」
何とか立て直し、そのまま走りながら夏美は泣きはじめた。
自分のために死ぬ者から、目を背けるべく全力で走る。
自責、後悔、疲労、罪悪、そして少しの安堵が涙となり、夏美の目から雨のように流れる。
「み――みんな――――し、死ん――」
やがて、彼女は走ることを一時停止し、泣くことに専念し始める。
「私――――私ッ――!」
今の夏美と同じ状況に陥った経験が無いので、夏美の今の感情はわからない。
ただ、落ち着いた彼女はくしゃくしゃの顔を上げ、小走りで世界樹に向かったと記しておく。
第六十話
「もう、これだけしか残っていないんですね…………」
「そうですね。」
弐集院が担当しているディスプレイを見て、瀬流彦が感想を漏らす。
「…………これだけ……」
「責任を感じていますか?」
そんな瀬流彦に話しかける人物がいる
「あっお疲れ様です!」
高畑である。
「安心して下さい。全て終わればあなた達の記憶は消されます。後腐れは何もありませんよ。」
「そう……でした。」
「もう少しで、何事もなければ終わりますよ。」
そして高畑は去って行った。
「後腐れ無し――」
「正直、娘に負い目を感じなくて済みそうなので助かりますよ。」
そう言いながら、弐集院は立ち上がる。
「どちらへ?」
「ちょっとトイレに。」
彼は、少し急ぎ足で部屋を出た。
「――――」
瀬流彦は、それまで弐集院が握っていたマウスを握る。生暖かい上に湿っぽいが気にしない。
彼は人並み程度のパソコンの知識は備えている。目的の機能もすぐに見つけることができた
“イチかバチか――”
ごく当たり前に、その機能――新規メール作成が起動された。
「――よし!」
小声で喜び、早くも遅くもないブラインドタッチで長くも短くもない文章を打つ。
「あとは――」
ポインターを[送信]の部分に合わせ――
“頼む!”
クリックした。
[送信中]
“いいぞ……そのまま……そのまま…………”
[送信完了]
“やったぞ!”
すぐさま機能を閉じ、元の画面に戻す。そして続いてあるウェブサイトにアクセスした直後――
「何をしてるんです?」
瀬流彦の傍らに、弐集院が立っていた。
「えっと――その――――」
「どいて下さい!」
椅子ごと瀬流彦を押しのけ、ディスプレイの前に立った弐集院は
「――――どういう事ですか?」
瀬流彦を睨む。
「えっと……その…………」
「どうして、こんなサイトを見てるんですか!?」
弐集院が指し示した先には、[天国ドットコム]と書かれた大きな文字と、若い女性が下半身裸でM字開脚をしているというとてもわかりやすいページだった。
「いや〜、最近ハマッてて……そうだ、凄くカワイイ子がいるんですよ。見てみます?」
「今は仕事中ですよ! この事は高畑先生に報告しておきます!」
「いやぁ〜〜、ホントにすみません。」
瀬流彦は、ニヤニヤと笑いながら部屋を出た
「まったく…………真面目な人だと思っていたのに……………………おっなかなか……………………会員登録しとこう、うん。」
「……やった!」
瀬流彦は再びトイレの中で、しかし今度は喜んでいた。
「僕にできる事はこれくらいだ……あとは……」
彼は自らの無力に虚無を感じながら、事態を好転できたかもしれないという満足を噛み締めていた。
「……あとは、神頼みか…………」
神が存在するなら、少なくとも子供同士で殺し合いなどさせないだろう。
それでも、瀬流彦は祈った。
本日は以上です。それでは
乙
乙!
wktk
ぶっちゃけ引いた
弐集院の所はちょっと狙いすぎた感があったが期待はしてる。
エロネタはまじありえないと思う
雰囲気壊れるし
あーあ
最近夏だから厨がわきやすくなってるな
裕奈が死んだあたりからウザイのが増えたな。信者乙としかいいようがない。
キャラ厨はうざいな。自分の好きなキャラが残ってないから文句とか言う奴は消えてほしい
もう夏なんだなぁ
どうも、俺です。本日の投下です。
第六十一話
「もうすぐ……もうすぐ…………」
夏美の目には、あまりにも巨大な樹が見えていた。
今歩いている通りをまっすぐ行けば、すぐそこにたどり着く。夏美の足も自然と速くなる。
「やっと……帰れる…………」
千雨に代表される、自分が関わって犠牲になった人のためにも生き残るとかそのテのことを考える余裕は夏美には無く、ただ帰りたい一心で歩いている。
「帰るんだ……帰る――――」
だが夏美は、よりによって今一番遭遇したくない存在=他人を発見してしまった。
しかも、一見して様子が変だ。体のどこかから流血し、片手に銃らしきモノを持って体を引きずるように移動しているのだから、なおさらだ。
さらに夏美にとって不幸なことに、どうやら相手も気付いたようである。
そして、突如
「きゃ――」
夏美の右膝が、激痛を伴って後方に弾けとんだ。
「ちッ……」
後ろに感じた気配に向けて、龍宮は撃った。
だが、胸を狙った弾はかろうじて膝に当たっただけだった。
「いよいよやばいな…………」
どのみちあの傷なら失血死だと判断した手負いの仕事人は、ゆっくりその場を去った。
「うっ――うあ――」
それまで経験したことのない痛みを膝から感じながら、夏美は色々なことを考えていた。
“あたし――死ぬのかなぁ――”
それでも、這い進む
“ごめんね――何もできなかった――”
腕と無事な足を不器用に使いながら、少しずつ前進していく
“長谷川さんのこと――誤解してたなぁ――”
彼女の後に、赤い道筋ができる。
“ごめんねゆーな――ゆーなもきっとこんなに痛かったんだね”
だが、進むにつれて次第に力が抜けていってしまう
“コタロー君――本当に弟みたいに――少し違うかなぁ――”
それでも懸命に力を込めるが
“ちづ姉――――”
とうとう果ててしまい、視界さえも白くなっていく
“ああ――眠たい――”
「今日の晩御飯、何かな…………」
【村上夏美、失血死――残り※名】
本日は以上です。それでは
なんて……なんて地…いや静かな死に方なんだ夏美イイイ!!
生存フラグが立ったと思って下にスクロールしたら…なんてこったい
しかもなんという犬死に…
龍宮は脇腹から出血しても生きてるのに夏美は膝を撃たれただけで失血死っておかしくね?
まあ俺が人体の構造をよく知らないだけなのかもしれんが……
>>672 傷の浅い深いが関係してるんじゃないか?
止血しなければ遅かれ速かれ出血多量で死ぬが。
とここで空気を読まずマジレス
ハカセって生きてる?
>>672 マジレスすると、銃の種類、そして撃たれた場所と損傷の具合による。そういうことはありうる。
まあ、龍宮も早いとこちゃんとした専門家の手当てを受けなければ死ぬだろうが……。
この直後に倒れてもおかしくないし、あと数時間くらいなら持ちこたえてもおかしくない。
でもたぶん半日も持たんだろうね。失血のせいか、狙いも甘くなってるようだし
腹撃たれて半日放置の人も助かったしな
それにしても相変わらず隊長は強いなぁ…夏美に期待していたけど、こうなったら残りのせっちゃんに期待するとしよう。
まずは乙
残り?名か・・・これはこのかの大活躍パターンで誰か復活だな
第六十二話
ここは京都にある“関西呪術協会”の本部、もしくは近衛本家である。
その両方の長、近衛詠春が、廊下を側近と並び歩いていた
「メールが来たのはいつだ?」
「5分ほど前です。」
「ええい、どうして早く知らせなかった!」
「もっ申し訳ありません……」
「差出人は?」
「はい、匿名です。」
「送信元は、本当に麻帆良なんだな。」
「間違いありません。」
そして詠春は広い庭に出る。そこには、和装の使用人が数人いた。
「用意、できております。」
そのうちの一人が、複雑な呪文が描かれた呪符を詠春に渡す。続いてもう一人が、日本刀を渡す。
「じゃあ、行ってくる。」
詠春が呪符を掲げると、突然大量の煙が立ち込め、巨大な鷲の姿をした式神が現れた。
「半日で戻る――」
式神の背中に飛び乗り、詠春は東へ飛んだ。
ぐは、また宣言忘れたorz短いですが、本日は以上です。ここから一気にラストです。それでは
乙
投下乙
詠春じゃイマイチ頼りない
投下乙!
>>682 それは修学旅行の時のイメージだな・・・
アスナの回想ではがんばってたんだ!期待できる かな?
投下乙
詠春は薄幸そうなイメージがあるのは否めないがw
でもそんな詠春に期待
桜子ってどうやって死んだっけ?
正直覚えてないんだよorz
どうも、俺です。本日の投下です。
第六十三話
「ついに……来た…………」
刹那は今、世界樹広場の下にいる。
「誰かいないのか――?」
広場を組まなく探す。一つ上の段に上がり、くまなく探してまた上がる。それを繰り返す。
そして、最上段でそれを見つけた
「誰だ――?」
誰かが、倒れている。周りが赤いのは、血だろう
「――――――嘘だ――」
それが誰かわかった時、刹那はゆっくりと近寄る
「違う――違う――そんな――――――」
すぐに、危うい足取りで走りだす
「そんな――――そんなハズは――――――」
そして、その誰かは胸のちょうど心臓のあたりに刀が刺さっていることがはっきりわかった
「だって――――」
そして、刹那はその誰かの血溜まりに足を踏み入れ
「――――!」
膝をつき、カトラスを落として、その誰かの肩を揺する
「起きて下さい――――手当てをしないと――――――」
何度も反応を求めるが、返ってこない
「お嬢様――胸に私の夕凪が刺さっているので――抜くので手を柄から話して下さい――――」
呼びかけても、反応は無い
「お嬢さ――このちゃん――――ねぇ、起きて――――――」
刹那は何ども揺するが、反応は無い
「このちゃん――このちゃ――」
「もうやめろ、刹那。」
そんな刹那に、話し掛ける人物がいる
「――――龍宮か。」
「もうやめろ刹那、近衛は死んでいる。」
【近衛木乃香、夕凪で心臓を刺し既に自殺――残り※名】
本日は以上です。それでは
乙!
この展開は予想してなかった……
乙
こ、この展開はマジでいいな
本当に救いの無い話だよなあ。読者をどん底に突き落とす事に特化した話
だ が そ れ が い い
GJ!
>>695 ちょwwwww
すっげ和んだけど誤爆だよな?
めずらしい3人だな
即保存したぜw
この話、脱出エンドがそうやっても見えてこないのは俺だけでしょうか…?
>>698 はぁ?全ての人間が気付いてるとおもうが・・・?
そこが作者15氏のSSの面白さと俺は取ってるよ?
俺も脱出endは想像できない
誰が優勝するのか楽しみだ
まとめて読んだ。
このちゃん……。
つうか、最愛の幼馴染みで溺愛の対象でもある主君を守るために鍛えてきた刀でその主君本人が自殺しちゃってたとか、マジで鬱だよ……。
>>701 そこが作者15氏の特徴だな
脱出は無いとして誰が血に濡れた世界樹で一人発狂するか・・・楽しみだww
いや待て、これは絶対に自殺じゃない!っていきなり来たら馬ーだな。
今日は投下無いのかっ!!?
wktkしながら待ってる奴がどれだけいると思ってるんだっ!!?
>>704 おいおい、作者15氏を急かすなよ。作者15氏には作者15氏の用事ってのがなぁ)以下略
御免本当に作者15氏を急かす気は無いが、今日は後30分で家を出なければ成らないので投下あるかないか位は言って置いてほしい。
706 :
704:2007/07/24(火) 02:29:41 ID:???
>>705 お、おぉ、すまなかったな。そうだった。作者15氏、済まない。
ただ期待をしているだけなんだ。
投下できるか出来ないか言ってないからな・・・まぁそういう日もあるか。
>>706 まぁ「次は○○日ごろの予定です」とか
あると分かりやすいよな。
あと「最近は忙しい」とかあると
こっちとしても理解しやるいからよりいい。
708 :
704:2007/07/24(火) 02:37:04 ID:???
>>707 全面的に同意だな、そのほうがいい。以後の作者氏、ご検討を。
さぁ・・・やる気も出たし俺も続き書くか・・・あれ?無い・・・orz
自演、乙\(^O^)/
ほんと 自演乙 としかいいようがない
欝展開は悪くないがやはり単調でつまらんな。捻りもなければドラマ性もない。出会ったら即死。
もしまた別の作品を書くことがあるならその辺を意識してほしいな。
この流れなら聞ける
ドラマ性をつくるために、原作の性格や設定を飛躍させるのってどのくらいまで許容されるのだろうか
どんどん原作で仲良しこよしになってきてて、「実は○○な性格だから普段は○○だったんだよ!」的なキバヤシ理論を用いないと発狂以外で乗らせにくいんだが
発狂までいかなくても恐怖のあまり発砲、誤解が誤解を呼ぶパターンが主流じゃね?
なにより気になるのが、
ここの住人はどんな内容のバトロワを求めているか、という点だな
ネギまが題材なだけに、エグい内容だと少なからず反発があった気がする
かといって、キャラ重視でご都合的な展開でも不満が上がってたし・・・
過去ログ読んでも、おまいらどっちなんだよw としか言いようがない
>>713 それはそれぞれのキャラの持つイメージと
かけ離れてるときじゃないか?
俺は基本的にエグかろうと
このキャラならありそうかもって思えれば納得できる
またそういう風にもっていければ神なんだろうな
うーん……感情描写さえしっかり描けてたら、グロいのだって演出の一つだって納得できるな。
過去捏造とかだってそのキャラらしささえ出てたらこの話ではこうなんだ、って思える。
二次なんだから、細かいところにまで突っ込む気はない。
面白ければオールOKだ。
「ザジは実は魔族だった」と「アキラは実は食人だった」
どっちがリアリティや説得力があるのか?読み手が納得できる範囲なら捏造設定もありだな。
発狂とかもそのキャラらしい理由を説明すればいい。
「目の前で○○が殺され夏美は狂った」
これなら気の弱い夏美ならありえるがもしもエヴァだったらどうだろうか?
「目の前で○○が殺されエヴァは狂った」
あの性格上絶対ありえないだろう。逆に「ふん、雑魚が」とか言いそうだ。
こうやって色々なシーンを色々なキャラに当てはめて考えればいいんじゃない?
こういうシチュならこいつとこいつが発狂するとかいくつか候補が出てくるはず。
そうすれば今度は逆にこいつをどう発狂させようとか別の考えが出てくるはず。
なにが言いたいかと言うと書き手の腕次第。頑張ってくれ
とりあえず3-Aまとめ
ネギ…3-A担任。父を追うこと以外はどうでもいいと考えているため、唆されやすい。
明日菜…特有の生ゴミ臭と口先だけ性格で嫌われている。現在、薬物使用で服役中。脱獄と添い寝が得意。
木乃香…狡猾で残忍な3-Aのいじめの主犯。極東最強の腹黒さを持つ。好きな物はリストカット。
刹那…木乃香の下僕。鳥族に馴染みすぎて、あらゆる面で不自由している。背中には金属の羽。
亜子…度重なるいじめでやや鬱気味。首元の千手観音の刺青がチャームポイント。好きな物はヒロポン。嫌いな物はまき絵。
アキラ…3-A公認の食人鬼。基本は食人だが、実は虫でも何でも食べれる超雑食。
美空…改宗後、宗教詐欺の被害に遭っているが、自覚無し。
愛衣…いじめ目的で3-Aに編入されたが、アキラに養殖されているため、誰も手が出せない。
双子…3-Aのボロ雑巾担当。
超…カシオペアの故障で魔法先生に捕まり、ひどい拷問を受けている。
バトロワスレ住人の俺が言うのもなんだが、
正直いじめスレの住人は屈折しすぎで反吐が出る
昨日は寝落ちしちまったorzしかも今日も危うくorz
第六十四話
刹那が振り返ると、そこには脇腹が赤い龍宮がいた。
「……死んだ?」
「そうだ、それは明らかに死んでいる――」
荒い呼吸で、淡々と告げる。
「何を言ってるんだ龍宮、このちゃんは――」
立ち上がる刹那に、
「もういい、お前もすぐに送ってやる。」
龍宮は銃を向けた。
「…………貴様ッ。」
「……別に、殺した奴の分も生きるとかじゃなく、私は――――」
その台詞が途中で潰え、入れ代わりに、かつて龍宮が他人に見せたことなどない表情に代わった
「――なん」
じゃり
「――ッ!?」
何かが地面に擦れる音がして、刹那は瞬発力の全てを駆使して振り向く。
そこには――――
「……このちゃん?」
――――いびつな動きで立ち上がろうとする、木乃香がいた
ふらつきながら立ち、苦しそうな動きで、胸に刺さっている夕凪を少しずつ抜く。
「このちゃん!?」
今だかつて龍宮も刹那も見たことの無い瞬間
そして木乃香が、まるで操り人形のような動きで夕凪を全て引き抜く。
硬い音をたて、血みどろの刃が地面に落ちた。
そして木乃香が首を動かし、龍宮を見た
その目は――
【近衛木乃香、蘇生?――残り※名】
本日は以上です。それでは
コチノヒオウギ&ハエノスエヒロ・レクイエムですか?
他のロワスレ全然読んでないんですが、生き返りとかあったらどう扱われてんだろ。
遅い
乞食うざっっ
遅れたが乙
この展開はよみがえりかね〜?
0:00…赤い海からサイレンが響き、一つの村が消えた
>>724 最近完結したアニメロワでは蘇生したキャラか美味しいとこ持ってったけどわりと普通に受け入れられてた
誰かが魔法のアイテムで死んだこのかを操ってるのかな?
エヴァってくたばってたっけ。人形使いならいくらでも死体使ってエグいことできるんだが。
でもエヴァの死因が茶々丸の誤射で、刹那を世界樹に向かわせたのもエヴァという罠。
あの不死の魔法使いが、そんな。
いろいろできそうだが、そもそもそんな凝ったことする動機がないわなw
残っているのが誰か考えれば……あの人の仕業?
ってか誰が生き残ってるか覚えてない……。
どうも、俺です。本日の投下です。
第六十五話
相坂さよ(出席番号1番)は、全て見ていた。
首に何か――さよ自身は知るよしも無いが、一定範囲に入った霊体を強制的に地獄と呼ばれる世界へ落とす、最高の複雑さと高度さを要求する呪いである――を感じながら、さ迷っていた。
一応、スタート地点に自分のものと思われるショルダーバッグはあったが、さよの力では持ち運びは不可能であり、武器である小太刀を持つのも怖かった。
そのままさよは、最も信頼して依存している人
「朝倉さぁん……」
を探してさ迷った。
そして、見た。
朝倉とその他が、一斉に殺された瞬間を。
「きゃあああ!」
そう、朝倉たちを殺した射線に、さよは居たのだ。
だが、実体無き存在であるさよに弾が当たるわけもなく、彼女はそのままであった
「あっ朝倉さん!?」
気付いた時には、全て終わっていた。
「朝倉さん! 朝倉さんッ!」
やがてさよは、もしかしたら自分と同じようにどこかをさ迷っているのかもしれないと思い、辺りを探すが、どこにもいない。
そして
「よくも……よくも朝倉さんを……!」
この時点で、さよという霊体は強い負の感情により、悪霊の類に成り下がった。
そして全力で追い掛け、とうとう見つけた。
「間違いない――あの人が――!」
そして、憎き相手に攻撃するための“実体”を欲したさよは、すぐ近くに“空いている器”を見つけた。
かなり損傷しているが、欲は言えない。
そして、あとは欲するままに、器に入った。
【相坂さよ、近衛木乃香の死体に憑依】
本日は以上です。それでは
投下乙
さよとはwwww考えてなかったwwww
そうか?
予想してた人間は多いと思うが
さよ参加してたのか・・・
今回は生存者なしと予想
乙。
さよタン…
ってかさよって今度からゲームに出場する時どうなるんだろうね?
あのちびっちゃい人形に入っての出場とかだったら面白いけど(笑)
小刀とかを両手で持ってフラフラしながら「朝倉さんの仇ーっ!」とか言ってwww
作者15氏
乙
そしてあえて言う
まとめ管理人4さん更新乙
あああああああああああ
今バトロワかいてるんですけど
終盤辺りで頭が爆発しそう
なにこの見え透いた展開
定期age
>>747 >>749 こう流れるとつい言いたくなる。
GJ!と呼ばれるその日まで!
元ネタは堺さんがいつも深夜にやってる料理番組だ。
自分で一作書き上げるのって異常に大変なんだよな…
終盤まで辿り着けるだけで俺からしたら尊敬に値する
勿論今まで書き上げてきた作者さんたち全員に言えることだけど
おまけに、今さら修整なんてできない投下中に文句や指摘を散々受けるんだぜ
ほんと書き手に酷なシステムさ
内容に対しての文句は嫌だが文章に対しての指摘は嬉しいな。
ストーリーは修正きかないが文章は多少修正できるからね。
内容の指摘も次に何かを書く時の勉強になるから俺は歓迎だが
ただ、理由も無い一行叩きレスはキツいな・・・
どうも、俺です。本日の投下です。
第六十六話
「どうなって……いる……――ッ!」
我に返った龍宮が、木乃香に狙いをつけて撃った。
だが、木乃香は二十発近くの弾丸を受けても、よろけはしたが倒れたりはしなかった。
「なんだと…………」
「このちゃん…………」
“どうして、立っている!?”
木乃香は、頭の左半分を吹き飛ばされ、胴体のあらゆる急所を粉砕され、大腿骨がぐちゃぐちゃになって外に露出する程になってもまだ立っていた。
「く――くるな――」
そして、木乃香は歪んだ動きで龍宮に手を伸ばす。
「くるなぁぁ!」
龍宮は、奇跡的に残っていた二発を木乃香の残りの頭にぶち込んだ。
さすがに顎関節から上を失えば、倒れる。
「――――しまっ」
だが、一瞬をついて龍宮に向かってくる影がある
そして影は、手に持つ物を振り上げて、一瞬で振り下ろした。
龍宮が、影が刹那であることと、物がカトラスであることを認識する前に、終わった
袈裟切りにされた龍宮の切断面から、血が音をたてて吹き出す。
「ッッ――――!」
勢いで龍宮の背後に抜けた刹那は、返り血一滴さえかからなかった。
「が――ぁぁ――――!」
胸を押さえ、龍宮は苦しみ悶える。
たかが一回切られたぐらいでは、人間は即死できないのだ。
そこに、刹那が近付き
悶える龍宮の側頭部に、無造作にカトラスを突き立てた。
本日は以上です。それでは
投下乙
お…乙…
せっちゃん怖い…((((゜д゜;))))ガタブル
従来のさよならこれで静まるかもだが、悪霊らしき代物になってる今だと
ヨクモアダウチヲヨコドリシタナウラミハラサデオクベキカとばかりに刹那にも襲い掛かりそう。
よりによってそんなとこへ婿殿が到着したりした日にゃ
>>760 まずはお疲れさん。
>>763 まさしく最悪なパターンと言えるだろうなwまぁa春vsせっちゃんというのも見てみたいな。
某サイトの影響で詠春さんは優しいパパのイメージが脳内に定着してるから、それはちょっときついな……。
まあ、きつくてこそバトロワかもしれないけど。
どうも、俺です。本日の投下です。
第六十七話
「ッぁ――――!」
すぐにカトラスは引き抜かれ、穿かれた穴から様々な液体が流れる。
それでも龍宮は生きようと、地面に倒れてもまだあがいている。
「――!」
だが、それは無駄な抵抗であり
「――――ッ」
龍宮は、死んだ
刹那は、刹那が最も愛した人の形をした何かと対峙していた。
「あなただったんですね――――」
本来なら、恐ろしく隠密性の高い霊体である“彼女”も今なら、その禍々しい“気”によって痛いほど判別できた。
頭を失った肉体でなお這いずって、もう動かない龍宮にむかう。
刹那は“彼女”に近寄り、片手に握るカトラス――ではなく、愛刀である夕凪を逆手に持ち
「…………――――……」
ぼそりと何かを呟いて、夕凪を木乃香もろとも“彼女”に突き立てた。
刹那の“気”が込められた夕凪は、霊を退ける力を持つ。
そして“彼女”も、その存在を滅された。
ただ、悪霊となって人の肉体に乗り移るような魂の行き着く先は、地獄以外に無い。
“彼女”は、半永久的に苦しみ続けるだろう。もっとも、“彼女”にはそれを判断できる理性は残っていなかったが。
さっき龍宮を切った時、エヴァンジェリンに痛めつけられた関節がとうとう限界を越えた。
剣を振り抜いた瞬間、そこから腱がちぎれる音と感触がして、今は感じたことが無いタイプの痛みがそこを支配している。
それを気にせず、刹那はずっとうなだれていた。
ちなみに、刹那がいる場所は偶然にも木乃香が自殺するまでいた場所なのだが、刹那は知らない。
そして、刹那が何も思考できなくなった頃
「おめでとう、君が優勝だ。ちょっとついてきてくれ。」
刹那の視界が白く光り、次には――
【龍宮真名、側頭部を刺され死亡】
【相坂さよ、夕凪によって消滅】
【桜咲刹那、優勝】
本日は以上です。もうちょっと続きます。それでは
うおおおおおお!!せっちゃ〜〜ん!!
乙乙乙!!
せっちゃん生き残り杉
だがGJ!
乙。
まあ単純に戦闘能力と生命力の高さからいってせっちゃんは生き残りの確率高くて当然。
人気も高いしね。
あと、せっちゃんと言えば木乃香お嬢様で、行動理由がハッキリしてるぶん話を作りやすいだろうし。
乙。
せっちゃんは他の武道四天王と比べても
話を作りやすいよな。
龍宮なんかは悪役にしやすいから
死にやすいみたいだね。
乙
言いたい事があるが、まあそれは完結してからだな
乙乙おつotu
>>773 悪役にするのが難しいのに死にやすい古菲っていったい……
>>776 「ここは俺に任せて先に行け!」は専売特許アル
>>776 古菲は武器がないから
生存させにくいんだよね。
楓もこういう戦い向きの武器
が欠けてると思う。
龍宮か刹那あたりはこれっていう武器が
あるのが強みだな。あと好戦的だし。
武器ねえ・・・
学祭のせいで裕奈に銃持たせるとかなりヤバイという、
今までのネギロワにはない要素が出てきたが、まだ誰も反映させてないね
まあ、古菲と同じで死亡フラグ立てまくりそうだがw
>>780 多分大まかな流れはあの設定出る前に決めてたって人が多いんだろw
そっからがまた面倒な作業になるのがロワだし
>>778 “拳”という武器でさえ超と丸被りだからな……
初期ネギロワで毎度古菲がマーダー超にあっさり殺されてて吹いた
キャラ被りには厳しい世界だぜ……
数日くらいは、短編小話とかが読んでみたい気がするが。
そんなの用意できてる奴はいないんじゃねぇか
>>781 チャオはカシオペアとか
あるからまだ使いやすいキャラだよね。
古菲は(ry
>>782 ロワで短編は難しい希ガス
昼間から伸びが速いなw
>>782 そんなに準備がいい奴なんて居るのか?
>>785 武道四天王はこのスレでは、
他のネギまスレと比べても
殊更重要だからね。
忍者はサバイバルや隠密要素が多いロワではかなり強そうなはずなのに楓はすぐ死ぬよな。
楓は非道になれる要素が少ないからね
刹那なら「お嬢様を守る」
たつみーは「保身のためor仕事」
ってな理由があるけど。
古菲は(ry
>>787 いや、でも比較的多い死に方が
楓:「ここは拙者が引き受けた!」→相討ち
古:いつものノリで無防備に話かける→射殺
だぜ……恵まれてるじゃないか……
マーダーこのちゃんトンカチデストロイが読みたい。
マーダー本屋ちゃん本の角で撲殺探険記とかでもいい。
まあなにが言いたいかって言うと、意外なキャラが殺し役に回ってほしい。
>>790 過去の作品を見ると意外とある件。
しかし古は本当にいい子だよなぁ……。
古菲がマーダーになったのって0部だけじゃね?
>>792 基本的に人柄がいいからね。
人を疑うってことをしないから
実力あってもすぐ殺されちゃう
>>790 朝倉「……でもわざわざそんな凶器を使う必要があるんで?」
本屋「銃でも聖書でも人は殺せるでしょ?
本のカドで殴れと状況が命じたらそうするだけよ」
朝倉「……だからあんたらの部は嫌われてるんだよ」
お人好しすぎて死ぬのが古菲
現実逃避しすぎて死ぬのが桜子
馬鹿すぎて死ぬのが蒔絵
何でか第一放送で呼ばれやすいのが五月
しゃべらないからキャラがいまいち
掴みにくいよな
しかもどう見ても残酷キャラじゃないし
どうも、俺です。本日の投下です。
第六十八話
「う…………ここは……」
「世界樹の真下にある遺跡の最深部だよ。」
刹那の視界には、発光する木の根と、石造りの球形の壁、そしてよくわからない素材でできたよくわからない設備と魔法陣。それらの中心に、刹那はいた。
「もっとも、今も使われているから遺跡とは言わないかな。」
「高畑……先生…………」
刹那の前に、高畑がいつものように超然とした雰囲気で現れた。
「さて、君には説明しなくてはならないね。何故、君達は殺し合ったのか。」
「……」
美しく輝く世界樹を、校舎の屋上から見つめる一人の老人。
名を、近衛近右衛門と言い、麻帆良学園学園長や関東魔法協会理事長などを務める実力者である。
「……婿殿、久しぶりじゃな。」
ほとんど気配を感じさせず、その背後数mに詠春が立った。
「お久しぶりです、お義父さん。」
「連絡もせずに、突然じゃの。」
「娘が頑張っている学園祭ですよ。親としては見なければ。」
「じゃが、仮にもここは学校じゃぞ。“そのような物騒なモン”を持ち込むでない。」
二人の間に、生ぬるい風が吹いた。詠春の刀は、鞘からほんの少しだけ抜かれた状態――つまり、いつでも抜刀できる――にある。
「ところで、木乃香はどこですか? こっそり出し物に行って驚かしてやろうと思っているのですが。」
「さあのぅ…………」
「では、質問を変えます。」
「手短に頼むぞい。」
「――関西呪術協会会長として、『神木・蟠桃』を中心に展開されている大規模な結界と、神木に通じる道を全て封鎖している警備員に擬装した式神達について、当方が納得するに足り得る説明を要求する。」
また、ぬるま湯のような風が吹いた。
「――それは我が国の最高機密に当たる情報であり、貴殿の要求を受け入れる事は不可能である。」
「――――なるほど、ならば――」
詠春の刀が、しゅらりと音をたてて、鞘から開放された
「――押し通らせていただきます。お義父さん。」
「…………婿殿、お主、よもや若造のクセしてワシに勝つつもりか?」
「……お義父さん、貴方こそ、ご老体でありながら無理はなさらないほうがよろしいのでは?」
「後悔は先に立たんのじゃぞ」
「こっちの台詞だ」
世界でもトップクラスの“力”が、屋上というごく限定的場所でぶつかり合った。
本日は以上です。詠春のキャラは脳内補完が多分に含まれているのでご容赦。それでは
乙
いよいよ終わりの空気だな
乙
今回は詠春の活躍に期待
乙!
ずっと気になってた殺しあいの理由がついに明かされるか!
どうも、俺です。また投下が無理になりましたorz今日の分はまた明日まとめて投下します。申し訳ありません
うおおおおいっ!!?殺す気かぁ!?
まぁ報告乙
ぅおい!
これじゃまるで殺人マシーンだぞw
ともかく報告乙。明日にwktkしとくからw
乙
どうも、俺です。本日の投下です。本家ネギま!で明かされていない部分について言及していますので注意して下さい
第六十九話
「まず簡単に言うと、君達は言わば生贄だ。」
高畑が、静かに語り始めた。
「世界樹はそもそも、ずっと昔に立っていた普通の木なんだ。」
淡々と、語る。
「だが、木のあった場所で戦がおこり、その時に発生したあらゆる負の感情、怨念が込められた魂を吸収し、魔力を持つようになった。」
その様子は、どこまでも普段の高畑である。
「そして、その地を支配した時の者は、その力を領地の防衛に利用しようと考え、成功した。」
――――
「そして日本が統一された時、秀吉は実に500もの生贄を捧げ、その木に“蟠桃”という名を付け、この国を守る礎とした。」
刹那の、停止していた思考が少しずつ目覚めた。
「以来、隣国から飛んでくるミサイルを叩き落とし、海から来る潜水艦を圧し潰し、スパイをどこか別の次元へ弾き飛ばす変わりに、我々は生贄を捧げているのだが……」
「フン、逃げおったか…………」
4分の3を失った校舎の屋上――ちなみに、無くなった部分は分子レベルまで分解されたので瓦礫や破片は無い――で、学園長は悔しそうに呟いた。
「まったく、あと20年若ければのぅ……」
「ふう、危なかった……」
空を飛ぶ式神の上で、詠春が悔しそうに呟いた。
「やれやれ、あと10年若ければなぁ……」
本日は以上です。それでは
GJ!!
いよいよ結末か?とか思ってたら生殺しorz
(^ω^)じじいvs詠春に期待してたのに、思いっ切り端折られたおっおっおっ
きっとエヴァンジェリンみたいに長く生きすぎた
ために半妖怪化してるんじゃね?
乙!
820 :
ネギ好き:2007/07/31(火) 19:08:02 ID:vHIwcTBq
・・・・・
終わらなさそうに感じるのは
俺だけなのか・・・
とりあえず
乙
正直なところ
ロワが終わってからはあんまり興味がなくなる人が多いのが現状
まぁ俺は楽しませてもらってるが
何と言うか…秀吉は関西の人なんだぜ?
世界樹は埼玉なんだし徳川とか北条とか使ってそう……
チラ裏スマソ
823 :
マロン名無しさん:2007/07/31(火) 21:09:33 ID:VVTJSKpn
どうも、俺です。本日の投下です。
「――しかし、今年は異常気象のせいで大発光の年が早まってしまったのは説明したね。」
いつの間にか、刹那を囲むように多数の大人が立っていた。
「本来なら、来年の学祭終了時に生贄にするはずだった“31人”を急遽捧げる事になった。」
「なん……だと、じゃあ……」
「そう、3年A組の生徒達は全員、全国からえりすぐった上質な生贄なんだよ。」
呪文の詠唱を開始した大人達――このゲームを管理していた魔法先生全員――の中心で、刹那の頭は真っ白になった
「そして、生贄の魂は強い感情――つまり、その場に染み付くほどの怨みや悲しみ、怒り等の感情との相乗効果により、さらに世界樹好みの生贄になるんだ。」
「そんな……」
膝を付き、絶望する刹那になおも高畑は告げる。
「つまり、より絶望しながら死んでもらうために殺し合わせたのさ――」
大人達――瀬流彦、弐集院、刀子、ガンドルフィーニ、シャークティ、神多羅木――の手に、エネルギーが収束されていく
「――それと、ゲーム開始前に渡したプリントで、訂正しなければいけない部分がある」
「そんな…………」
「――……優勝者の命は保証するという部分だが、あれは嘘なんだ。」
「みんな…………」
「君も立派な生贄だ。その虚無は、さぞかし良い生贄になるだろう。」
そして、大人達の手から攻撃魔法が――――
本日は以上です。それでは
乙乙乙
も、もう殺す気か・・・wktkが止まらん
お… 乙です
刹那あああああ
いつ終わるのか分からないから、そろそろ言おうか
後半から書き急ぎすぎて雑になってるぞ。文章に序盤の頃のようなクオリティが無い
山場となるべきシーンが悉く単調なまま通過してしまってる
生贄の設定も、その必要性に関して説得力が弱すぎて首を傾げてしまう
全国から選りすぐりの生贄だとしたら、木乃香と裕奈を差し出した近右衛門と明石教授の心境は?
立場こそ違えど、孫と娘を死なせるのが分かってるのだから、相当な苦悩があって然るべき
それに、ここまで大掛りな事実に気付かなかった詠春って無能すぎるだろ。仮にも西の長が知らないとは
終始ズルズルと山場も作らずに平坦で、最後はストーリーからして練り込み不足
なあ、この作品には主役は存在しないのか? 悪役も含めて誰も目立ってないぞ
はっきり言うと、ゲーム終盤から萎えっぱなしだよ・・・
中盤くらいからの批判を受けて、急遽中身を変更したんじゃないか、と疑いたくなる
もう少し文章力そのもののスキルを上げるように、色んな作品を書いてくれ
これでおしまいでは歯痒すぎる。貴方の文には良い所もあるんだからさ
そーいや話を通じて活躍してるキャラがいないな。
でも批判ありまくりにしろ、完結できた作者ってひとまず尊敬に値するよ。俺は。
>>830 GJ!!
これだけ的確な批評を書けるくらいの頭があるなら
830氏もロワ書けるんじゃね?
とかいってみる
まぁ最終的にどうなるかに期待
いつになるか分からんが自分も候補として参加していいかな?
wktkが止まらない件。
せっちゃん・・・。
838 :
830:2007/08/01(水) 23:45:28 ID:???
酷い孔明の罠を食らった
どうも、俺です。貴重なご意見、ありがとうございます
ご指摘のように、書いてる途中でだんだん早く終わらせる事に意識を集中させてしまっていたと思います。
そこで、二、三日かけてこれからの投下分を見直してみようと思います。
投下中に非常識かもしれませんが、わざわざ意見を下さり、感想を言ってくれる方々に少しでも答えたいと決心しました。
とにかく、せめて自分で納得できるまで書き直していくつもりです。
こんな、作者の風上にも置けない駄目な奴ですが、どうか見捨てないで最後までお付き合い下さい
とりあえず真っ先に乙といっておく
その潔さ、嫌いじゃないぜ
843 :
マロン名無しさん:2007/08/02(木) 03:08:30 ID:wix+onmG
>>839 ここまで付き合って来たんだ。最後まで待つから頑張れ!
短編を投下するなら今の内か? 誰か用意してる人居ないかなあ・・・
やっつけで書いた短編ならあるが、需要ある?
馬鹿なことを……
需要など気にしたら負けじゃないか!
誰も短編準備はいないと思ったら・・・。
需要を気にしてたらSSなんて書いてけないぜ?特に長編はな。
投下しちまっていいんじゃねえか?
>>845。
848 :
845:2007/08/02(木) 12:38:20 ID:???
うぃ。じゃあ投下するわ
正直、勢いだけで書いた。反省はしていない
「ちっ……」
鬱蒼とした森の中。龍宮真名は己の首に付けられた首輪に触れながら舌打ちした。
この首輪、厄介な事に装着者の魔力や気を封じるような効力を持つらしい。おまけに起爆装置付きときた。
乗るか、乗らざるか?
魔眼が使えない状況では、自身の敗北も充分に考えられる。それだけ、このクラスには手練れも多い。
だが、それでも生き残るには、自分以外のクラスメイト全員を殺すしかない。
真名を決意されたのは、自分の配給武器が銃であったのも大きい。
能力を封じられているのは、他の異能者とて同じ。ならば、使い慣れた獲物を手にした自分の方が有利であろう。
「殺るしか無いか……」
苦渋の決断を下した真名は、重苦しい溜息をついた――
「誰かっ……! 誰か助けてっ……!!」
真名がその声を聞いたのは、クラスメイトを殺すと決意してから数十分後の事であった。
声の主は、村上夏美。これといった取り柄の無い、只の一般人だ。
彼女なら、容易く殺せるか――?
銃を握り締め、真名は慎重に声のした方角へと歩を進める。気配を探れない今、状況は自分の目で確認するしかない。
果たして、彼女は其処に居た。丸腰のまま、茂みの中にしゃがみ込む体勢で。
これなら、殺れる――!
真名が銃を構えようとした瞬間、夏美は再び叫んだ。
「誰でもいいっ! 誰かちづ姉を助けて……!! このままじゃ死んじゃうっ……!」
――む?
夏美の他に、まだクラスメイトが近くにいるのか?
残念ながら、今の真名には分からない。だが、夏美ははっきりとちづ姉と言った。
那波千鶴。夏美と仲の良いクラスメイトで、彼女もまた、脆弱な一般人だ。
瞬時に真名は思考を巡らす。あわよくば、二人を殺害する好機ではないか、と――
薄く口許を緩ませ、真名はゆっくりと姿を現した。
「どうした村上、何があった……?」
「龍宮さん!!」
真名の呼び掛けに顔を上げた夏美は、ぽろぽろと泣いていた。そして、縋るように名前を呼ぶ。
――いつでも殺してくれ、と言わんばかりの状態で。
そして、夏美は悲痛な表情で訴えた。
「龍宮さん、ちづ姉を助けて! ちづ姉ケガしてて動けないのっ!」
「……そうか」
と、真名は答えた。千鶴が怪我をした、と夏美は言っている。ならば――
「案内してくれ。誰にやられたのかも気になる――!」
やはり、自分以外にもゲームに乗った者がいたのだろう。情報を掴む事は重要だ。
――二人を殺すのは、全てを聞いた上でも遅くない。
そう判断した真名は、神妙な面持ちのまま夏美の頼み事を聞き入れた。
「あ……、ありがとう龍宮さん!」
夏美の表情に、微かながら生気が戻っていく。そっと涙を拭うと、夏美は立ち上がった。
「龍宮さん、こっち!」
銃を持つ真名に無防備な背中を見せたまま、夏美は森の奥へと駆け出していく。
ここまで警戒されていないと、却って真名の方が気を削がれてしまう。
だが、それでも――
二人を殺すという、真名の決意が揺らぐ事は無かった――
「それで、那波は一体誰にやられたんだ?」
夏美の後を追いながら、真名は情報の引き出しを図る。
「分かんない……。私がちづ姉を見つけた時には、もう……」
「意識はあるのか?」
「一応……。私、ちづ姉と会ってからパニックになっちゃって……」
と、夏美は一端言葉を止め、真名の方を振り返る。そして、恥ずかしそうに笑った。
「龍宮さんに出会えたお陰で、少しは落ち着けたみたい。ありがと、龍宮さん!」
「そ、そうか……」
あまりにも素直な夏美に、思わず真名はどきりとする。同時に、苛立ちを覚えた。
――やめてくれ。そんな目で私を見るな。
私は、お前を殺すつもりなんだぞ。だから、
だからそんな顔をしないでくれ――
真名の心に鈍い痛みが走る。と、その時――
「きゃあっ!?」
前方を走っていた夏美が、豪快につまずいたのだ。当然、夏美は勢い良く地面にキスをする。
851 :
いじょ。:2007/08/02(木) 12:43:08 ID:???
「おいおい大丈夫か?」
思わず真名は足を止め、くすりと笑ってしまう。
それが、油断であった。
タタタタタタタッ……。
一瞬、何が起きたのか、真名には理解出来なかった。
立ち込める、硝煙。
次々と自分の身体を貫いた、銃弾。
溢れ出す、血。
茂みの中からマシンガンを携えて笑う、女。
那波千鶴――
「が…あっ……!」
がちゃり、と真名の手から銃が落ちる。やや遅れて、真名は大量の血を吐き、地に伏した。
「ごめんね、龍宮さん……」
真名の銃を拾い、夏美はぼつりと呟く。その表情は、先程までの夏美とは別人のような、冷たい笑顔であった。
薄れゆく意識の中、真名は悟った。全ては、芝居だったのだ――
そして、夏美は引き金を引いた――
「うふふ。さすがは夏美ちゃんね。完璧な演技だったわよ」
全てが終わると、千鶴はにこにこと笑いながら夏美を労う。
「私なんて、まだまだだよ。ちづ姉のシナリオが良かったから、ちゃんと演じられただけだもの」
夏美は、冷たい表情のまま答える。
「さあ、次は誰が引っ掛かるかしら。この調子でどんどん殺しちゃいましょうね」
「うん……」
夏美は真名の亡骸を一瞥し、再び自分の役柄を演じていく。純真無垢な、殺人鬼の配役を――
終
演劇部設定を完全に忘れてたw
つーか夏美こえええええええええ
ひええええええええ!!!
GJ!!!!つか夏美こわっ!!
夏美…恐ろしい子…
>>854 余所のスレで書いてるから長編は無理っスサーセンw
>>856 俺だってよそで書きながら書いてるんだぜ?
一年かけてやっとこさ20話という終わりの見えなさだけどさ
昨日見れなかったことをこんなに悔やむ事になろうとは……
>>839 山場なんだし小出しにしないで一気に投下した方がいいんじゃないかな?
と、そんなことをオモタ
>>857 時間が取れなくてまだ一桁しか書いてない俺orz
書き始めて一年以上は余裕でw
短編投下します。
とある漫画のネギロワ風パロディ作品です。
あと時期的にぴったしでしょうか?
これは時間軸がずれたある未来のお話です。
8年前当時の麻帆良学園の中等部3-Aが巻き込まれた事件がありました。
そして今夜、その悪夢が再び復活する。
「もうすぐ日暮れか…… 。」
学園長室、学園長室の椅子に座る一人の若いスーツを着て長い髪の女性が言葉を漏らす。
彼女の名は明石裕奈。8年前のバトルロワイヤルで生き残った4人の生徒の一人。
あの事件生き残ったのは裕奈、超、エヴァ、のどかの4人だけだった。
その後裕奈は魔法先生となった、超も麻帆良に残った。エヴァは相変わらず登校地獄がかかったまま。のどかはネギと共に学園を去った。
いまの時期は日本で言う「お盆」死者があの世から帰る日。
世間では長期休み、もちろん麻帆良学園も例外なくお盆シフトをとっている。
と言うわけで裕奈は本日の宿直魔法関係者の最高責任者になっていた。
若い裕奈では不安という声があるが、エヴァ、超もいるので、安心して裕奈より年上の人間はエヴァ以外は本日は休みである。
あとエヴァや超は人格的に信用できない人もいるので裕奈が最高責任者になっていた。
裕奈は窓から日暮れを見ていた。学園に何かあるのなら、夜に大半は起こるからだ。
夕暮れを見つつ気持ちを引き締める。
「!!」
日が沈んで侵入者の気配を裕奈は感じ取った。学園の門の前である。
裕奈は残っている魔法宿直者にメールで連絡を取る。
「侵入者の気配あり、場所は学園の門の前、各自持ち場で警戒せよ。私は現場に向かう。」
裕奈は現場に向かう。彼女がこの行動に出られるのは超、エヴァの存在が大きい。
学園の門の前、そこに侵入者はいた。侵入者は黒いフードをかぶり、マントで体を包んでいた。
男か女なのか、若いのか年寄りなのかも分からない。
裕奈は侵入者を見つけ警告をする。
「すみませんが学園は夏期休暇中です、尚かつもう夜です。お引き取りを願えませんでしょうか?
それとも”学園”以外に用事があるのですか? もしそうなら命の保証はしませんが。」
裕奈は決まり文句ような言葉で話しかける。
「命の保証!? 貴方は私を殺せないよ。」
「なにい!?」
裕奈はいまでは麻帆良魔法関係者では最上位級の実力者。なのに目の前の人物は自信ありげに言葉を返す。
『女性……!?』
裕奈は言葉を聞いて以外に思う。
「ゆーな、余の顔、見忘れたか!」
「余だと!!」
どこかのお話でかって毎週行われていた台詞のやりとりが成される。
謎の女はフードが被った頭を上げ、顔を一瞬裕奈に見せる。
女の顔を見た瞬間、裕奈は凍り付く。
「そ、そ……、そんな……、どうして貴方がここに…。」
「ゆーな、こういう時はどうするか分かるだろう。早く土下座をしないか!」
「はっ、はいっ。ははっ。」
裕奈は目の前の女の言われるままに土下座をする。
「そう、貴方は私には逆らえない。
今日の学園最高責任者ゆーなよ、夜明けまでの10時間この学園をバトルロワイヤルの会場としてつかわしてもらうぞ」
女は裕奈に信じられない言葉を言う。
「それはできません……、貴方の言うことでも、あのゲームがいかに忌まわしく悲しく悲惨なゲームなのかをご存じではないのですか?」
裕奈は拒否の姿勢を見せる。
「安心しろ、ゆーな。今回の参加者は貴方達生きている人間ではない。だから誰も死なない、
貴方達はこの学園でゆっくり見物していれば良い。だが邪魔するときは容赦なく死ぬと思え。」
「どういう事ですか!?」
裕奈は意味が分からず聞いてみる。
「こういう事よ、でておいで、桜子ちゃん、まき絵ちゃん。」
女の言葉を聞いて、2人の人物が姿を現す、その人物とは8年前のバトルロワイヤルで死んだ佐々木まき絵と椎名桜子だった。
まき絵と桜子は黒いマントに首から下の全身を隠して現れた。
「久しぶりー、ゆーな。」
「ゆーな、似てきたね。あの人に。」
「いったい何をたくらんでいるのですか!!」
裕奈は怒声を黒フードの女にぶつける。
「敗者復活戦、彼女達は夜明けまでの10時間よみがえってもらい、バトルロワイヤルをしてもらいます。
ルールは夜明けまで生き残ること。もし生き残ったのなら、好きな生きている人間の体をもらうことができるのよ。
そうゆーなの体やノドカ・スプリングフィールドとか、貴方の受け持ちのクラスの生徒とかね。
希望者多数の場合はあの世に送り返した人間が一番多い人に決めます。」
「なんてことを……、私やのどかだけでなく私の生徒達まで。にしても……。
まき絵、桜子。貴方達、ゲームに乗って過ちを犯し、死してもなお罪を犯すというの……。」
裕奈は哀れみの目で2人を見る。
「なによ、なによ、なによ!! 生の世界で生きているゆーなになにがわかるのよ!!!」
まき絵は絶叫と共にマントをとる。続いて桜子もマントをとった。
「うっ、それは!!」
裕奈が見たのはまき絵と桜子の首に付いた紫の光り輝く首輪、
そして麻帆良学園の制服だが赤地が紫色の色に変わっている制服だった。
「これは、このゲーム参加者の制服、わかりやすいでしょう。間違いを防ぐ為よ」
黒いフードを被った女が言う。
「さあ、まき絵ちゃん、桜子ちゃん。学園に入って、ゲーム開始よ。」
「はいっ!」
2人は返事をして学園に入ろうとする。
サッ。
裕奈が2人の進路を両腕を広げてふさぐ。
「ゆーな、邪魔するの、あの人の言うことが聞けないの!?」
「私はあの人には逆らえられない、だが貴方達までの思うとおりにはさせない。
クリスタルウオール」
裕奈は魔力を発動させ、自らの前に水晶のように光る壁を作る。
「なんなの!? この壁は。けど私には武器があるもんね。」
まき絵は武器を取り出す、鞭だった。
「この鞭は普通の鞭じゃないのよ、当たれば電気が流れるんだよ。えーーい。」
まき絵は電磁鞭をクリスタルウオールに当てる。
が電流が逆にまき絵に襲いかかってくる。
「あがぁぁぁぁっ。
電気が私に流れるなんて、どうして……。」
「どいて、まき絵。私が崩しちゃうよこんな壁。」
桜子は背中にある槍を手に持ちかえ、壁に向けて振りかざす。
「でやああぁぁ!!
うわああぁぁぁっ。」
桜子も槍ごとの衝撃が自身に跳ね返ってきた。
「無駄よ、この壁はすべての攻撃を跳ね返すの、攻撃すればするほど自分を苦しめるだけだよ。」
裕奈がクリスタルウオールの説明をする。
「いい加減にしないか、ゆーなよ!」
黒フードの女が裕奈の反抗に語気を荒げる。
「こんな壁私に通用すると思うか? 崩してあげる。」
黒フードの女が魔力を発動し。クリスタルウオールに魔力をぶつける。
ガラスが砕け落ちるような音を立ててクリスタルウオールは砕け散った。
「さあっ、いくのよ。」
「はいっ、えへへへっ、本屋ちゃんの体は私がいただくよ。」
まき絵と桜子は学園に向かって走るが、再び裕奈が行く手を阻む。
「そこどいてよー! ゆーな!!」
「仕方がない……。」
裕奈は2人と闘う決意を決めようとする。
「よせ、ゆーな。その2人に手を挙げることは私に対して手を挙げることよ。」
裕奈はその言葉を聞いて手を出せなくなってしまった。
「ゆーな、邪魔、邪魔だよー、どいて、どいて、どいてよー!!」
まき絵は絶叫しながら裕奈を電磁鞭で何度も叩く。
「ぐっ、ぐうっ。私はこの学園と生徒達を守るのがいまの私の使命、例えこの命が尽きてもここから先へは通さない。」
「なら、死んでよーー、ゆーな!!」
まき絵が鞭を思いっきり裕奈に振りかざそうとした瞬間。
「魔法の射手 光の三矢(サギタ・マギカ セリエス・ルーキス)」
魔法の光の矢がどこからか飛んできてまき絵に当たる。
「きゃあぁ、痛い、痛い。」
その場にいた全員が矢の飛んできた方向を見る。
麻帆良学園中等部の制服を着た女生徒だった。
「雪ちゃん!!」
裕奈が叫ぶ、裕奈の担任するクラスの生徒だった。
私達の戦いはこれからEND
GJ。
しかし欲を言えばもう一節、のりP語全開で暴走するまき絵の図をば(ry
ツマンネ
それなんて聖闘士星矢??
エヴァンジェリン宇宙へーーッ!!
>>870 「宇宙へ来てみたはいいものの…息ができないでは……な…いk」
【エヴァンジェリン窒息死】
>>871 エヴァンジェリンは……二度と地上へは戻ってこれなかった。
「どうせもう活躍は出来ないだろう」と諦めたのでエヴァは考えるのをやめた。
,r- 、,r- 、
/// | | | l iヾ
/./ ⌒ ⌒ \ヽ、
// (●) (●) ヽヽ
r-i./ `⌒,(・・)⌒´ ヽ.l-、.
| | | ),r=‐、( | | ノ |\__/|. |\__/|
`| |ヽ ⌒ ノ| || / .▼▼▼ \ / \ |\_/|
| | | |\ `ー-‐'' / | | || | (●) (●) | | (●) (●) | /::::::::::::::::::::::ヽ
| | |/⌒llー 一ll⌒ヽ| ||. | 三 (_又_) 三.|. . | 三 (_又_) 三.| |:::::<・>:::<・>:::|
| | | r/\__/ヽi || ||. \ _ ^ _/ \ _ ^ _/ | ヽ::三(又)三/
| | | | | || || /ー(Ω)-\ /ー(Ω)-\ /:`ー(Ω)-':ヽ
全会一致で
お も し ろ く な い
作者15氏が投下分を見直しを行っているようなのでこの合間に報告させていただきます
大体5万文字ほどタイプしました
前回作が10万前後でしたが今回はそれより長くなると思います
完成予定は未定、作者さんの予約もいるようなので余所のものと平行でゆっくり書いていくつもりです
チラ裏みたいなこと書いてスイマセン
では、作者15氏、
>>268氏、一読者として期待しています
>>876 相変わらずすごいっすね……
俺、貴方の最初の作品が連載されてた時に書き始めたはずなのにな……
貴方のそのタフネス、僕は敬意を表するッ!
>>876 じっくり待たせていただきます!
作者15氏も頑張れ!
乙です
このさきだいぶwktkに困らないな!!
>>876 司書氏、いや、神乙です。
五万か・・・一万負けた・・・夏までとほざいた俺のアホめ・・・
とにかく頑張ってください・・・。wktkしながら待ってます。
>>880 >夏までとほざいた俺のアホめ
作者10までに入るぜとかほざいてた俺よりは遥かに賢いぜコノヤロー
>>877>>881 あれ……俺いつの間に書き込みを?
出版の話は?
かなり遅くなりましたが、2部の補完が終わりました。
大分補完ペースが落ちてしまっていますが、出来る限り早く他の部も補完したいと思っています。
本当に作者は書ききるだけですごいと思います。
自分も昔、こんなコテつけてた時期もありましたが…
1 :水先案名無い人:2006/08/17(木) 22:43:43 ID:7CD7hADj0●
「高菜、食べてしまったんですか!!!!????」
多分、僕の口の周りに微妙に唐辛子の味噌がついていたのだろう。はい、食べました。美味しかったです。と答えた。
すると、「うちの店は初めてですか?(答える間もなく)何故高菜を食べたんですか?
スープを飲む前に何故高菜を食べたのですか? ルールがあるじゃないですか。まずスープをというルールがあるじゃないですか!」
と18センチのまま一気にかましながら、持ってきたラーメンを手放さずにこう言った。
「これをお出しすることは出来ません。マナーに反する人はお帰りください」
唖然とした。「だってここに高菜が置いてあるから、食べちゃいけないなんて書いてないから食べました。
じゃあ、今から水を飲みまくりますよ。で、口の中を洗いますよ。それでも駄目なんですか?」と訊ねたら、また同じことを言われた。
長男を見たら、長男は「あちゃー」という顔で奥でもじもじしている。
そっか、わかった。次は旦那さんだ。3秒ほど無表情で見詰めたら、反応があった。
「お客さんは酒を呑みますか? 利き酒って知ってますか? 利き酒をする前に高菜を食べますか? そういうことです。そんな神経の人に食べてもらっては困るのです」
ここでまた奥さんがかまし始める。
「うちは看板も出さずに必死にやっているのですよ。スープを認めてくれないなら、やっていけないんですよ。
唐辛子が口の中に入っていたらまともにスープを味わってもらえないじゃないですか? そんな人にスープを呑んで味を判断されたら、もう終わりなんですよ、はぁーはぁーはぁっ」
とりあえず補完乙です
いままでのを読み返すのもいいなぁ
887 :
ネギ好き:2007/08/06(月) 12:09:08 ID:8h6vJI9L
・・・・ん?
な・・なにがあったん?
・・・・
845って、作者16なの?
詳細希望です><
って・・・・
作者15s・・・
あれで、終わったのか〜〜〜〜〜
845まで戻ったんなら、もーちょい戻れよw
まあ、作者15氏にはいつ頃再開出来るか、経過報告して欲しいところ
あんまり音沙汰無しのままだと心配になってくる
いちいちトリップが変わってすみません
作者16です
これからはこのトリップで統一します
作者15さんがいつ再開なさるかわかりませんが、
もし8月14日以前に話が完結してしまった場合、
私は合宿が9〜14日に控えておりますので
私の作品の投下は15日の夜からになるかと思われます。
個人の勝手な都合で申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
2日ぶりに来たが・・・
>>司書氏・まとめ4管理人氏
お疲れさんです。
>>作者16氏
wktk
上の画像……なんか怖い猫の写真に英語で文字が書いてあるけど、頭悪いからなんて書いてあるのかわからん。
まあ多分不幸の画像かなんかだよな。
お待たせいたしました。とりあえず自分では納得しました。本日の投下です。
第七十話
「ちょっちょっと待って下さい!」
刹那の危機を、誰かが制止した。
「――瀬流彦先生?」
ガンドルフィーニが、呟くようにその制止の主の名前を漏らす。
“ああ――やっちゃったか――”
瀬流彦は、心の中でそう思った。まるで他人事のようだが、彼の心情である。
「……どういうつもりですか?」
高畑のその問いは、当然であろう。魔法先生全員を一気に敵にまわし、あまりの重圧に、心身のあらゆる部分が危険を訴える。
瀬流彦の目的は、ずばりさっきメールを送った相手の到着までの時間稼ぎである。
「なっ何も、殺すつもりは――」
だが、瀬流彦以外の魔法先生が揃って瀬流彦に向けて力を向ける。それらは全て殺傷能力に優れた“力”である。
“やっぱりこうなるか……”
「……瀬流彦先生、気持ちは理解できます。しかし、これ以上は――――」
そこから先は、高畑は言わなかったし、瀬流彦も悟っていた。
「――――――僕は、できません…………開放」
突如、瀬流彦の背後から魔法の力が飛び出した。
無詠唱・遅延呪文
そう気付く前に、魔法先生達は各々の力を瀬流彦に向けて開放していた。
瀬流彦は撃たれ、切られ、貫かれ、そして絶命した。
最後の呪文を残して
その時、瀬流彦ではない方向から、“何か”を感じた
ほぼ同時に、全員の魔法先生がそっちを向く
さっきまで消沈していたはずの刹那が立ち上がり、その白い翼を広げて――
それは、見た者の本能さえ忘れさせてしまうほどの、美しさであった
本日は以上です。それでは
せっちゃん復活ktkr
いつ終わんの?
手首切れば一瞬だよ、さっさとやれば?
あやまちはくりかえしまsねから
乙なのれす
せっちゃんキター
せるひこに惚れた。wktkして待ってます。
どうも、俺です。本日の投下です。
第七十一話
白く、大きく、美しく、優雅で力強いその翼を、目一杯広げるその姿に、さっきの惨めな人間の面影は微塵たりとも残っていない
白い翼というと天使を連想してしまうだろうが、その程度の存在と比べようは無い
――瀬流彦のいわば“遺品”とも言える最期の魔法
その詳細は、刹那を対象とした“回復魔法”ともう一つ、身体能力強化魔法“戦いの歌”、以上二つの魔法である
そもそも瀬流彦は、大質量の巨大ロボットを一人で拘束できるほどの実力を持っていたのだ
それほどの魔力を、上記二つの魔法に全て注いだ結果、本来は長い時間をかけてリハビリしなければならない刹那の腕が一瞬で治り、そして――
「あ――――」
――シャークティの首を瞬く間に切断してしまう程の“力”を、彼女は手に入れた
本日は以上です。それでは
シャークティぃぃぃぃぃぃ!!
真っ先に乙といいますよ、私はね。
242 名前: 銀行勤務(群馬県)[] 投稿日:2007/08/08(水) 00:33:34 ID:5RTIsaEP0
頭いいな。
角が立たないように馬鹿の振りしてしっかり書きたいことを書く。
しかも結論は書かない。
乙なのです!
鮫茶先生…
また寝落ちorzくそう……
「な――――」
頭と胴体を繋ぐ部分から、血の噴水と化したシャークティの首よりも、まだ先生達は刹那のほうに注目している
そして、シャークティの頭が下に落ちた時
「美しい――――」
その全貌を現した刹那を見た誰かが呟いた
「貴様達――――」
美しき刹那は夕凪を中断に構え
「――許さん!」
そう言った直後、動いた。
「が――――」
神多羅木が、右肩から左脇腹にかけて切られた。その切り傷は脊髄まで達している。
「くッ、おのれ!」
果敢にも刀子が切り掛かるが
「――邪魔だ。」
次の瞬間には、刀子の剣は彼女の両腕ごと何処かに飛んでいっていた
「ああああっ!」
「先せ――」
彼女の身を案じたガンドルフィーニも、神でも懸かったかのようなスピードで迫り来た刹那の剣に、まるで薪のように見事なほど左右に二等分された
思考をある程度取り返した先生達が、後ずさる
「うっうわあああああ!」
弐集院にいたっては、背を向けて走り出した
本日は以上です。それでは
乙
刀子だけは微妙に生きてるのは、刹那の最後の情か?
乙
なんだか大変なことに
乙
あああ、一体これは・・・w
どうも、俺です。本日の投下です。
第七十二話
だが、弐集院も結局腹部を刺され
「がぁ――!」
刺さった夕凪はそのまま横に薙ぎ払われ、そこから色々な物をこぼして絶命した
「――やってくれたな、瀬流彦君」
あっという間に四人を殺し、一人を切った刹那は、血に塗れた夕凪を振るい、その汚れを飛ばす。
「――――高畑先生、後は」
刹那は、高畑に近付きながら――途中に悶え苦しむ刀子がいたので、彼女の頭に夕凪を突き立て、90度捻って、抜いた――告げる。
「貴様だけだ」
高畑は反射的に、両手をポケットに入れて“構え”る。その顔に、余裕は無い。
そして
「――ッ!」
刹那の体を、強烈な衝撃波が襲った。
居合拳
理論的にはでたらめとしか言いようのない技だが、高畑の場合は違う。
「くっ!」
弾かれた刹那は、慌てて宙に“飛んで”距離をとる。
やはり、高畑はさっきのように“勢い”で倒せる相手ではないようだ。
「こちらもいかせてもらう」
高畑は、ポケットに手を突っ込んだまま刹那に向かって“跳んで”きた
本日は以上です。それでは
乙!!
143 仕様書無しさん :2007/07/28(土) 12:45:50
結構適性というか能力が必要だからな。
構造化が中学数学、ニュートン力学としたら、オブジェクト指向は
微積分、相対論みたいなもん。
口先だけのノースキルには扱えないだろ。
でも自分では「ボクの能力では無理です」とは言えないし思いつきもしない。
だから「俺は無能じゃない。オブジェクト指向が使えないシロモノってだけ」
って思おうとしている。
精神の防衛機構だろ。
というか単なる馬鹿。
馬鹿にもそこそこ出来るようにするための技術じゃなくて、
頭いい人がさらに効率を上げるためのシステムだからさ。
扱う能力がないなら、使わない方がマシだしな。
どうも、俺です。本日の投下です。
一進一退の攻防とは、まさしくこの事だろうか。
高畑の居合拳を刹那は紙一重で回避し、高畑に切り付けるが、高畑もそれを回避し続ける。
「“くっ、やはり簡単には――”」
展開は、突如動いた
「あがっ!」
一瞬の隙をついた居合拳が、刹那の左頬をえぐったのだ
そのまま追撃を食らい、地面に倒れ落ちる
「ぐうぅ……ッ」
左が完全に露出した歯を食いしばる
「まっ、まだまだ!」
本日は以上です。明日は休みなので多めに投下できたらいいなとか考えています。それでは
ゲッ…頬っぺた持ってかれたのか、
この調子だと「ブラック・エンジェルズ」の神霊士みたいな事に…?
瀬流彦カッコヨス。乙です。
タカミチのパンチって刃物より切れ味がいいのかwww
必要な力は
頬の肉をえぐる>顎を砕く
歯とか全部吹っ飛んでそうだな
どうも、俺です。本日の投下です。
第七十三話
不幸だったのは、居合い拳の衝撃波が頬に当たったというよりむしろ“擦れた”という点であろう。
さらに喰らった追撃で、肋骨が二本ほど折れてしまった。
「あああああ!」
――だが、今の刹那にそんな事は関係無い。
左頬があった部分が痛むだけでなく、さっき舌で探った際に歯が数本ぐらついていたり折れていたりしている事もわかった。流れた血が服をぬめらせ、ひたすら不快。体のどこかに“何か刺さっているような”気がする。
それに構わず、刹那は持つ最大を駆使して高畑に迫る。
「刹那君……ここまでやるとは……」
詠春を乗せた式神は、強力な結界を挟んで世界樹の直上で滞空している。
「このくらいなら……いけるか――」
式神に乗った詠春は、複雑で長い呪文を唱え、そして式神から飛び降りた。
「はあ――はあ――はっ――」
刹那、“戦いの歌”の効果、終了
「は――はぁぁ――……」
高畑、スタミナ切れ寸前、体中に切り傷多数
「いやあああ!」
「ぬぅっ――!」
そして、突撃してきた刹那を高畑が迎え撃ち――
「ぐぅっ!」
深く切られた高畑の脇腹から鮮血がほとばしり、
「あう!」
鳩尾にカウンターを喰らった刹那が地面に落ちた
本日は以上です。昔読んだ格闘マンガで頬をえぐられた人がいたのでいけるかと思いました。それでは
そして真っ先に乙といえる俺は勝ち組
どうも、俺です。本日の投下です。
高畑はそこを押さえ、倒れそうになる体を無理矢理支える。
刹那は盛大に吐血しながら、起き上がろうと躍起になる。
「く――そ――――」
そういえば、刹那の手に夕凪が無い。それに気付いた彼女は慌てて探し、すぐ届く場所に発見する。
「……残念だったね」
必死に伸ばした刹那の手に、高畑の居合い拳が直撃した
「あぐあぁあああ!?」
「強かったね……だけど、終わりだ…………」
そして、今度は刹那の全身に当たる居合い拳を
放つ
刹那は完全に動かなくなった。
「――…………――…………」
まだ微かに呼吸はしているが、すぐに止まるだろう。
そして、高畑はその場を
「――これはどういう事だい?」
離れようとしたが、突如気配を感じて立ち止まった
「…………詠春さん」
「久しぶりだね、タカミチ君」
そこにいたのは、かつて共に戦った“仲間”であった
「…………ところで、木乃香はどこだい?」
「………………」
「木乃香のお友達はどこだい?」
「……」
「まあ、それはさておき」
「……――――ッ!」
「どうして刹那君を手に掛けた!?」
詠春は、全盛期とはいわないまでも凄まじい速度で抜刀し、高畑に切り掛かった。
「くぁっ!」
高畑はそれをぎりぎりで避け、距離をとる。
「……答えは、関西でじっくり聞かせてもらう」
本日は以上です。それでは
・・・刹那ぁぁあぁぁああ!!!!!
乙
今までで3-A全滅ってあったか?
おっと、真っ先に乙を言い忘れてしまったww
まだ刹那は死んでいないが・・・詠春によるな・・・
ちなみに前代未聞だが驚きもないな、これはww
作者15氏、兎にも角にも乙だ。
乙
>>943 ない
今までで最大のBAD ENDは生還者三名がそれぞれ死亡・発狂・胡蝶の夢の10部のはず
作者15氏乙!
>>945 おっと、一応6部は刹那以外は全滅なんだぜ?
いや・・・まて栄旬次第では全員復活・・・
いやないな。うん。そうだろう。
とにかく乙でつ。
>>946 一応指摘しておくが、第六部は木乃香と刹那が最後まで残り、刹那が自殺して木乃香が優勝だった。
ちなみに単独の優勝者がいるのは他に、第零部、第十二部、第十三部、前スレの魔法先生ロワがある。
あぁ〜あれは悲しい話だった
どうも、俺です。本日の投下です。
第七十四話
「…………」
「――――」
高畑と詠春という、かつて“サウザンドマスター”と共に幾多の戦いを乗り越えた、真の強者が睨み合う。
「詠春さん……見逃しては……」
「問答無用だ、手足は覚悟しろ」
そう言い捨て、詠春は一歩にじり寄る。
「仕方ないですね……」
呟いた高畑は、両手を胸の前でかざし、そして――
「むっ!?」
高畑から発散されていた“気”の質が、大きく変化した
「それは……“ガトー”さんと同じ……」
「苦労しましたよ――本気でいきます。」
直後、刹那を潰した時とは比べものにならない威力の拳圧が飛んできた
気と魔力を融合する最高技術“感卦法”
「ぐあああ!」
その力はまさにこの通りで、脇腹から出血している高畑以上に、詠春は追い詰められてしまった。
しかも、一撃で……
「ぐ――!」
大きく削れた足場の中に、詠春は倒れ伏す。
「すみません詠春さん……行かせてもらいます」
「ま――待て――――!」
高畑は、詠春を置いてその場を去るべく歩き出した
本日は以上です。次くらいで終わるかもです。それでは
乙!
って、ここから投下一日分で着地出来んの!?
取り合えずxktkしとく
>>948 うん。そうなんだ。素で間違えたんだ(´・ω・`)
補足さんくすorz
乙です!!
ここから一日でいけるのか…楽しみです
wktkして私も待っていますよ
どーでもいいことだと思うが今どんどん筆が進んでいるって人いる?
全話の文字数をどれくらいに抑えればいいか悩む俺がいるんだ……orz
ついにラストか
えいしゅん……
>>955 俺は筆がノリに乗ってる
その勢いで新たに面白いネタが思い付いたもんだから序盤から書き直しだぜファッキン
ちなみに俺は全話の文字数をコンパクトにするのは諦めた
逆に考えるんだ。「他の作者の方が綺麗にまとめてるから、俺は無駄な長さを個性にしちまえばいいか」と考えるんだ
959 :
955:2007/08/14(火) 03:22:02 ID:???
>>956 超乙!!!!
と、さっきスレに早速書いてきましたww
>>957 おお、意見が返ってくるとはww
ありがたいです。。
私は……文字数だけで四分の一行ってないから異常なんですよ……
回りくどいし…書き直そうかな……?
なるほど…意見本当に感謝です。
やはり同じ様に書いてる方がいると何か安心しますわww
960 :
956:2007/08/14(火) 03:30:30 ID:???
夜中なのに人おいですな〜
>>959 正直これほど早くレスがつくとは思いもよらずでしたよw
どうも、俺です。本日の投下です。
そして、歩き
「 !?」
高畑が振り向く、その眼には
「ガあああああああ!」
夕凪を振りかぶる、刹那がいた
「っぬぁ!」
高畑は全力で避ける。その甲斐あって、横薙ぎの剣筋は回避できた。
「ッまだそんな力が!?」
だが、刹那が満足に動かせるのはもはや翼だけである。それでも粉砕された腕で夕凪を握り、でたらめな剣を振るう
「だがっ、甘い!」
しかし、満身創痍で我を忘れた悪あがきが高畑に通じるわけはなく、すぐに夕凪が弾かれ、刹那もまた倒れる
「悪あがきも……終わりだ……」
「ふううう――――!」
もはや寝返る事すらままならない全身に、全霊を込めて睨む
「……まったく……そういえば君も…………人間ではなかったね――なら、その生命力も納得だ…………」
「ふぅうっうう!」
尚もつかみ掛かろうとする刹那に、高畑は
「今度こそ――終わりだ」
「刹那君!」
高畑の斜め後方から、詠春の声と一緒に何かが刹那の側に突き刺さる
それは、抜き身の刀。さっきまで詠春が握っていたそれだ
「しまっ――」
刹那はその柄をとっさに、ほとんど潰れた方の手で握り
「あアああああああ――――――!」
高畑に――!
どうやら次で終了です。それでは
乙っあ
乙!!
いよいよ終わりか・・・長かったな・・・
終わりが嬉しくもあり寂しくもある・・・複雑だ
とにかく作者15氏の締め方にwktkしながら待ってます!!