冒頭、いきなりどアップでレベル10までいったことを報告する赤川。
赤川がいうにはレベル5くらいから能力が戦闘向けになっていくのだそうだ。
そして彼が披露したレベル10の能力「リルボム」は空き缶を粉々に吹き飛ばすほどの小爆発を起こした。
誇らしげに自慢する赤川に清水と横田はオマエはもう立派な戦士だと頷き、明日の対決に備え休めという。
なんとこの時点でクラフト魔神に挑もうというのだ。
赤川は反対するが、どうせ一度は会っておかなきゃ相手の強さが解らないと押し切られてしまうのだった。
No.007 Dancing in the trap!!
次の日、つばさに乗って遥々山形までやってきた清水たち。
王子に貰った住所のアパートを尋ねると普通にクラフトが出てきた。
190以上の長身にかなりできそうな物腰、だが事情はどうやら知らないようだ。
そこで再び赤川が代表になり話をすることに。危険な役を押し付けられた赤川は大分キレ気味だ。
「ぶっちゃけた話ぼくらあなたからカギを奪いに来たんですよ。
いやぼくは別にいいんですけどね カギなんかなくてもこのままで マジで いやマジで
拒否されたらあきらめますよ どうせ勝ち目なさそうだし… へへっ」
赤川の精神状態はかなり際どいが、クラフトもカギに心当たりがあるので中で詳しく話を聞くことに。
そして事情を聞いたクラフトは苦渋に満ちた顔で納得し、清水たちに心中を察せられる。
すると突然クラフトは無表情になり、カギは渡すわけにはいかないと言い出した。
文句を言う清水たちだが、クラフトがキーボードを打ちながら合図をしているのを見てノートPCの画面に目を移す。
そこにはリングを通して王子も会話を聞いているため、テキトーに話を合わせてくれと書かれていた。
了解し、清水たちもノリノリで演技を始める。
「よーーし、そっちがその気ならやってやろーじゃねーか コラ」
「小学生なめんなよ こっちゃ空手やってっぞ」
「わはは ちょこざいなどこからでもかかってこい」
クラフトは煙草を吸いながら新聞を読む。
そして壮絶な死闘の末、カギを子供達の方へ放り投げてやった。
「く たっ頼む そのカギだけは持っていかないでくれェェ…」
『電話番号も教えておく 何か問題が起きたらいつでも連絡してくれ』
アパートを後にした清水たちはクラフトが話のわかる相手で良かったと安堵。
早速リングを外そうとするが、それに黛が待ったをかけた。
事が上手く行き過ぎて少々胡散臭いというのだ。いやがらせが趣味の王子のこと、何かあるはず。
黛は王子が宇宙船の中でゲームの攻略本を読んでいたと聞いて何か引っ掛かるようだ。
埒があかないと思った清水は多数決で決めようとする。結果、今すぐ外すと手を挙げたのは清水と横田。
反対なのは赤川。百池と黛はトリックを疑い多数決を棄権する。
キレ気味の赤川を置いて清水がまず実験台になることに。リングさえ外れれば後の罠など知ったことではない。
いざ、外そうとするが―――カギの使い方が解らなかった。
立花先生に電話して聞いてみても、クラフトを再び尋ねても使い方は解らない。
カギの開け方がわからなければ罠も糞もなかった。
初めから自分達にリングを外させる気がなかったのではと疑い始めた時、突然クラフトが哂い始めた。
「やってられるかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!」
「おい王子!! 聞いているか!? いや黙っててもわかるぞ。 お前は聞いてる。そしてほくそ笑んでやがるのだ。
いいか、今からオレは子供達の方につくからな。 貴様の首根っこつかまえて必ずこの子供らに謝罪させてやる!
コリン!! サド!! 今すぐ戻れ!! パトロール!? 関係ない!! これから王子討伐だ!!
出来ない!? じゃあお前敵か!? オレの敵だな? 違うならすぐ来い!!」
クラフトは演技を止め、リングを通して聞いているはずの王子に向かって宣戦布告。
そしてパトロール中のコリンとサドを強引に呼び戻すのであった。
どことも知れぬ空間でキーボードを打つ王子。モニターには「残り10426」という表示が。
「もちろん聞いてますよ―――衣裳はどうしようかな……」
アパートに戻ってきたサドはカギを見て簡単に外せるという。
カギの丸い部分を捻るとリングに鍵穴が現れ、そこにカギを差し込むのだ。
するとリングが暗号を聞いてくる。
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
勝手に王子がインプットした暗号が清水たちにわかるはずがない。
そこでヒント機能を使うとなんと暗号は「あなたが好きな女のコの名前」とのこと。
清水は特に照れた様子もなく「糸井理奈」と簡単に告白。リングは外れた。
即効性の罠はないと判断した黛も「特にいません」と硬派なお答えでリングを外す。
赤川は顔を赤らめながらリングを外すことを拒否したため次は百池が外すことに。
そして何処かで聞いたことのあるような女性名を約60人ほど並べ立てるが暗号が足りない。
どうしても後2人思い出せない百池に清水と横田が突っ込む。
「最低だなお前」
「多分インプットすらされなかった女もいるぞ」
百池は後にすることにして次に清水は横田へとカギを渡す。
すると横田は慌てて場所を変えて外そうとするが、清水がからかってここで言えと絡む。
しつこい清水に思わず手が出る横田。笑いが消える二人。
案の定、殴り合いの大喧嘩になるのであった。
とりあえずカギは百池が持っておいてリングの方はそれぞれが好きにすることになる。
横田は完全に意地になり、リングを嵌めたままでいようとするが百池は冷静になれと説得。
「そのリングをしてる限りこっちの生活音が全部王子につつぬけだぞ。
寝言やクソの音はもちろんこっそり泣く事もできやしねー。お前それで我慢できるか?」
「フン」
横田は土下座した。
そして王子の捕獲はクラフトに任せ、彼らは自分達の街へと帰っていくのであった。
次の日、晴れ晴れとした顔で登校する横田と清水。何故かリングは捨てていないのだが。
そして百池はどうしても一人思い出せず、悶々としていた。
「一度会ったっきりのコが多いからな〜」
「オレとお前の『好き』の感情絶対違う」
そこに黛が登校してくる。何故か彼もリングを捨てていなかった。
捨てようとしてもどーしても捨てられないのだ。黛はまだ何か裏があるのではと思案する。
そして最後に赤川が能天気にレベル15になったよ、と報告しながら教室に入ってきた―――瞬間。
5人は見知らぬ場所にいた。
妖しげな未知の生物と植物に囲まれ、呆然とする一同。赤川は錯乱寸前だ。
その時百池が何かに気付き空を指差す。そこには空中に文字が描き出されていた。
無事にカギをとり戻したカラーレンジャーだが……やはりそれは王子のワナだった。
カラーレンジャーが教室に5人そろう事によってカギにあの力が加わり
地球からはるか5億光年も離れた惑星カルバリにワープしてしまうのだ。
カルバリ星は怪物達の楽園だ。シャレは決して通じない。
さあ どうする!? ぼくらのカラーレンジャー!!
(くり返し)
それを見て黛はこれがRPGツクールだと気付く。
王子はそのゲームシステムを巧みに改造利用し現実世界にゲームを融合させ
彼らを登場人物として巻き込んでしまったのだ。
そのゲームではアイテムは捨てたくても捨てられない。
だから彼らもリングを捨てることが出来なかった。
宇宙では実際に変身できるグッズが売られてるくらいなのだ。
現実に戦えるRPGがあっても不思議ではない。
そこに巨大な顔に手足をつけた異様な怪物が現れる。
石斧を手に襲い掛かってくる怪物に一斉に逃げ出す清水たち。
混乱しながらも赤川は赤の戦士に変身。リルボムを唱えその怪物を倒すことに成功する。
倒れた怪物を見て清水と横田は互いのレベルを確認するもレベル2と1という体たらくだった。
「くそ〜〜〜〜こうなったら……まず町を探そう」
「異議なし」
「宇宙RPG概論(読み飛ばし可)」
RPGとは主人公を強く育て上げ様々なイベント(事件・難題)を解決していくゲームである。
一般的なRPGは怪物たちが跋扈する仮想の世界を舞台にしてボスキャラと呼ばれる最後の敵を
倒す事で大団円を迎えるのだ。
広い宇宙にも似たようなゲームが存在する。実際の惑星を丸ごと改造して仕掛けをほどこし
いろいろな謎を解いていく冒険シミュレーションである。
以前は一部特権階級の贅沢ゲームというイメージが強かったが、最近では宇宙間惑星売買法の改正で
大気整調器、高性能可動模型等の大幅コストダウンにより一般人が共同出資で購入するケースが
急増している。
地球よりはるか5億光年離れたここ惑星カルバリもそんな遊戯専用惑星の一つであったが――
――製作した人物の人格に多少問題があった。
No.008 The crying game
前回倒した怪物は機械でできていて、石オノも発泡スチロールのこけおどしだった。
とにかく清水たちは町を目指して進むが、町は一向に見えてこない。
「さっきの立て札通りに進んだのがまちがいじゃねーのかな。あれも実はワナで、とかよ」
「とにかく王子を信じて進もう。あいつの人格じゃなくゲーマーとしての良識に期待するんだ」
そしてようやく町にたどり着く一行。こんな当たり前のことになんとなく感動してしまう。
黛はRPGの大筋をざっと説明する。さぁ町にはどんなイベントが待ち構えているのか。
ハマジリの町の人間は全てつくりもので、決められた事しか話さない。
ゲームでは当たり前のことだが、実物では怖いことこの上ない。
そして老人から南の城にいる王様が元気がないという情報を手に入れる。
そのとき、上空を竜にのった騎士のような敵キャラが南の城の方向に飛んでいく。
今の清水たちではとても勝てそうにない威圧感である。
これはもう城へ向かえということであろうが、ここで清水は決を採る。
その結果、全員一致でレベル30以上になってから進むことに決まった。
横田は赤川にどれくらいでレベル15まで言ったのかを訊く。
だいたい7時間くらいとのお答え。1つレベルを上げるのに約30分かかるらしい。
どのくらいの声でどれくらい変身できるかもある程度わかるそうだ。
「2階の勉強部屋から1階の台所にいるお母さんを呼ぶ時の声の大きさで一時間くらい変身できるんだ」
「もっと一般的に例えろ」
そして今日一日は糞ゲーと割り切り、嫌々ながらも変身することに。
その頃地球では5人が教室から突然消えたことで大騒ぎになっていた。
その場はなんとか立花が治めるが、彼女はこれがバカ王子の仕業であることに気づいていた。
命に危害を加えるようなイタズラはしないという噂だったが、心配になってきた。
根っから教師になりつつあるのか、殺し屋廃業を考え始める立花。
百池の祖父がこの学校の理事ということで彼らはよく授業をエスケープしていたようだ。
学校も暗黙の公認なので今回もまた同じケースということで収まったらしい。
ちなみに清水の好きな糸井理奈もまた欠席してまだ連絡がないという。
そしてハマジリの町の宿では互いの姿に爆笑する清水と横田の姿があった。
互いの呪文を見て腹をかかえて大笑いする。
対照的に黛と百池は家で結構変身しているため、もはや感動はない。
しかし一度人前で吹っ切れてしまうとこれはこれで楽しいと、少し赤川の気持ちが解る清水であった。
そして結構楽しそうにゲームに対する不満を漏らし、新しい呪文を聞くとすぐに試してみたくなる。
図らずもハマッてしまった清水たちだった。
そして翌日、調子にのりすぎて体のだるい一行。
清水レベル36
横田レベル35
黛レベル71
赤川レベル50
百池レベル45
意外にも黛のレベルが一番高い。家では結構変身していたそうだ。
そしていざ城へと出発。問題なく城へ到着。
レベルが上がったことで自然と態度がでかくなる清水たち。
そんな彼らに王様はいきなり悩み事を打ち明ける。
王様の話は彼の娘が魔王直属の部下に見初められてしまったということだった。
この星は数年前に目覚めた魔王によってまたたく間に支配されつつある。
その原動力となっているのが暗黒空軍竜騎士隊。
その力はすさまじく、中でも騎士隊長のルチ将軍は一振りでこの城を真っ二つに切り裂くほどの
槍の使い手だという。そのルチ将軍が王様の娘にしつこく言い寄っているそうだ。
娘は星一番と評判の高く、ルチ将軍は娘を渡せば国の安全は保障するというがとても信用できたものではない。
そこで王様は清水たちに娘の護衛を依頼するのであった。
清水たちは相談し、いざとなったらフォローがあることを信じて護衛を引き受ける。
そして娘が紹介される。その返事に清水は聞き覚えがある……
カーテンの向こうから現れたのは――女装したバカ王子だった。
「娘のアパレルじゃ」
「はじめまして」
脱力する一同。
そんな清水たちを尻目に王子は演技を続けるが、清水にぶん殴られる。
なぜバカ王子が姫の役などをやっているのか。
はじめは清水たちの好きな子をイベントに組み込もうと考えたが、ハプニング以外でターゲット以外を
直接巻き込むのは王子のポリシーに反する。そこで彼自身が登場しようと考えたわけだ。
確かに清水たちはビックリした。しかしその後捕まってどつき回されるとは考えなかったのだろうか?
「うん、今考えれば確かに。でもその時は『ああこれで5人をびっくりさせられる』って思ったらもう
5人のあきれる顔が見たい一心で……他の事はあんまり……」
「こいつ出たての芸人か」
「しかも天然系だ」
とにかく清水たちは地球への帰還とゲームの設定解除を王子に要求する。
しかし王子は余裕綽々でそれを却下するのであった。
王子がここにいるということは魔王は別に設定されているということ。
しかも魔王は自分で考え学習する機能が作動している。
もはや創造主である王子でさえ魔王の行動は予測不能なのだ。
さらにゲームを操作する機械と宇宙船は魔王の住む城にある。
つまり清水たちは魔王を倒さない限りこの星から出られないのだ!!
「それはお前も一緒だろーが!!」
「…………」
「……」
「はっ!!!!」
「遅い!!」
そう、魔王を倒さない限りゲームから抜け出せないのは王子も同じなのだった。
ともかく当面の問題を処理しなければならない。これから竜騎士がやってくるわけだが戦うべきか否か。
清水たちは王子のために戦う気はさらさらなく、魔族にケツからやられるも一興と反発。
しかし一応製作者だからアドバイザーにはなると黛は王子に意見を求める。
清水たちは王子にレベルを尋ねられ、一応正直に35〜70だと答えた。
「ルチ将軍のレベルは1300だ」
「勝てるか!!」
しかしルチ将軍とは最初の対面では戦わないように設定されていると聞き、とにかく会うことになる。
強気で対応すれば宿敵として認めてもらえるそうだ。
そしてルチ将軍がやってきた。
王子の指示通り強気で対応する清水たち。
しかしルチ将軍はそんな彼らを一笑に付すと爪を振るった。
赤川の髪と壁が大きく抉られ、力の差を見せ付けられる。一振りで城を両断するというのは嘘ではなさそうだ。
予定と違う展開に清水は王子に確認するが、王子はこんな設定は無いと不審がる。
どうやら魔王がゲーム難度を操作したようだ。
難度を上げると敵キャラの全ての人工知能が働くようになり、会話設定が意味を成さなくなるのだ。
魔王の学習能力は王子の予想以上に高い。
「魔王だけは特別に人工知能を改造したのが間違いだったか」
「お前が生まれた事自体宇宙の失敗だ」
幸いゲーム中に変えられる設定は難度だけだがゲーム終了が死を意味することを理解した魔王は
全力でそれを阻止にかかるだろう。
人工知能が働き始めた以上レベルの低い怪物も武器を持ち替える。
これからは敵を見たらためらわず攻撃しろと、王子は清水たちに忠告する。
そして自分はルチ将軍の妻として自ら囚われの身となるのだった。
去り際に魔物の近づけない聖者の洞窟の場所を教え、王子が戻るまで動くなと言う。
竜の背にのり遠くなる王子の姿を見送り、清水たちはこれも王子の仕込みなのではないかと疑う。
しかしそれを黛は否定した。
「多分本当のハプニングです。
『面白くなってきた』…… ぼそっとそう言いましたから」
―――糸井理奈……病欠。
何やってるんだゲットさん…
ゲットさんアホの子みたいじゃないか
清水が王子って言うまで気付かなかった・・・
富樫すげ〜。
ゲットさんのボケっぷり面白すぎ!!
>>「ルチ将軍のレベルは1300だ」
すげえwwwwwwwwww
ウィザードリィぐらいしかこんなレベルに出来ないぞ。
ルチ将軍、1300で思い当たるものが…
病欠なら自分から連絡しろよ糸井の親〜
理事長ってこいつらの学校私立なんか
1000レベル上げるのには500時間か・・・
今回のゲットさんはまさしく「バカ王子」っぽい
やっぱり黛はあなどれない
糸井さん欠席の件は娘が糸井さんかもしれないっていうミスリードってことでいいの?
「それはお前も一緒だろーが!」らへんの会話のテンポがいい
ちょっと聞きたいんだが、「ルチ将軍のレベルは1300だ」のコマでゲットさんと清水の顔が繋がってるように見えない?
キャラ的には5人の中では清水が少年漫画の主人公らしいね
お前が生まれたこと自体宇宙の失敗だ
いいセリフ
エイリアンの映画は王子かなり好きそうだなwwwww
黛、今まで家で変身しまくってたんだなw
アパレル姫登場のバック花
ゲットさん女装が似合う〜
その後のひとり芝居といい、完全に自己陶酔しちゃってるな〜
ちくしょー騙された
1糸井理奈が欠席&「関係ないと思いますが」
2清水「俺には理奈ちゃんがいるもんね」
3清水「ん?この声は…
だもんな
99でカンストっぽいと思ってたらいきなり4桁って
魔王なんて「私のレベルは53万です」とか言い出しそうだな。
戦闘能力……
たったの35〜70か……
ゴミめ……
…宇宙会議に列席できる程度の水準の惑星の第一王子が
ゲームが終わるまで動けない。
アホだ。ほんまもんのアホだ。
クラフトまた苦労人www
2ページ目に今田と東野がいるww
冨樫って何気にパロ巧いのね
ハマジリの町へようこそ!
バロスwwwwww
王子王女w
キャスト的には無理はないな
あとなんかモンスターから町人のデザインの各所が気味悪いが、こんなの思いつく富樫先生はスゴイと思う
ハジマリ
ゲーマーとしての良識ww
王子カワユス
初登場時のゲットさんを見て、女だと思ったのは秘密だ。
王子って中性的な顔してるもんな
映画の続編で面白かったのはターミネーターくらいだな。
つ【ゴッド・ファーザー】
冨樫ほどゲームを上手く漫画に反映させる漫画家もいないだろうな
今週はギャグ盛り沢山だなwwww
ゲットさんはこういうことに命かけてんだなあ…
さすがバカ王子
王様蔑ろだww
連載前の予告カットですでに女かと思ってた
これ最高w
キャラの人気投票無いかなー
どれもいいキャラすぎて投票に迷いそうだけど
>>54 「王様で殴る」って一生のうち一度できるかできないかだよな
なかなか貴重な体験だよ
アレは実は王様側の協力も必要なんだよな
力入れて体まっすぐにしておかないといけない
機械なんじゃなかったっけ?
あれはモンスターだけだったか?
あ、そっか機械か
じゃ俺は先生(真の姿)に一票
先生は俺のもの
おまえのものは俺のもの
俺のものも俺のもの
ってことで先生は俺が借りる。
返さないんじゃないぞ。永久に借りておくだけだぞ!
そういえば女キャラ少ないな…。
とがす、女出せ女!
みんなでなかよく つかえばいいよ
(性的な意味で)
みんなでなかよく ほられるよ
あのかぎつめで イテテ
先生に殺されるなら本望だよ
君
百池の「あ、いたんだ」に図らずも爆笑したオレがいる。
素で王様の存在が頭から消えてたのでそのセリフがシンクロしちまったいw
糸井理奈かわゆす
後ろ姿だけで萌えられるとは・・・
貴様なかなかやるな
糸井理奈のミスリードには全く気づかなかった
冨樫は主人公に女装させるのが好きなんだよ
幽助より似合っているよゲットさん
次に描く漫画の主人公もきっと女装するよ
富樫面白杉るなw
ジャンプシステムでここまで面白くなるとは予想できんかったw
ルチ将軍649時間半もやってるのかw
糸井理奈の普通tの姿も見たいな。
解決した後の学校のシーンとかでさりげなくでいいから。
絶対かわいいよ糸井理奈
それよりもラストの王子が無駄に美しい件
>>76 敵キャラの強さは王子が最初に設定してるんだからプレイヤーとは比べられないだろ
プレイヤーにも改造コードが使えるといいなw
アパレル姫=王子と見せかけて
実はクライブ
本物はラスボスで出てくるに違いない
黛ってぜってー女だよな
それただの願望じゃね?
先生って可愛いよな
いや、おまいらちょっと待て。このまま素直にバトル展開になる漫画か?
確実に想像の斜め上の展開になるに決まってる
いやいやむしろその想像の斜め上をいき、一巡すると思うね
魔王がどんなのか楽しみだ
魔王なんて実はいないんじゃない
斜め上の展開=ジャンプへの反抗
>>88 つまりラスボス(シルエットのみ)に立ち向かう5人のカットで
冨 樫 先 生 の 次 回 作 を お 楽 し み に !
ってなるわけか。
冨樫はそんなことしない
原色戦隊カラーレンジャーはこの後魔王側に寝返ると見た
普通にRPGするとは思えんな。
93 :
1/6:2006/10/30(月) 06:55:43 ID:???
No.009 Game over…!?
魔王は機械でありながら成長する。
究極の人工知能によって自らの身体をより機能的に改造することができるのだ。
外見は無限に選択できる為、その姿は誰にもわからない。
時間を与えれば与えるほど魔王は賢くなる為、現在の魔王の姿や強さはバカ王子にも想像がつかない。
聖者の洞窟にて今後の対策を練る清水たちと、ルチ将軍の居城にて通信しているバカ王子。
ルチ将軍は現在新婚初夜の所作について学習している真っ最中なので、こんな通信もできているらしい。
魔王以外は普通の戦闘用人工知能のため、男女の特徴から覚えなければならないのでかなり時間がかかる。
その間に王子は清水たちにレベル100から200までの呪文を教えるという。
レベルは100を超えると時間が短縮される代わりに110になるまで新しい呪文を覚えなくなるそうだ。
高度な呪文ほど唱えにくくなっているため練習してくれとのこと。
赤戦士のレベル100の呪文「バスガス爆発」……効能はバスが吹っ飛ぶほどの爆発。
110、120となるたびに言う回数が増える。
青戦士レベル200蛙ぴょこぴょこみぴょこぴょこ あわせてぴょこぴょこむぴょこぴょこ」(2.5秒以内)
……効能は水の中で24時間生活できる。
白戦士レベル200「オジャパメンをフルコーラス」……味方全員のMP200回復
黄戦士レベル200「PL学園校歌(熱唱)」
黒戦士レベル200「百人一首の逆さ読み」
・
・
・
・
「てめ……オレら生かして返す気ねーだろ?」
音をあげる清水たちに王子が呆れている時、ルチ将軍が側に来てある質問をした。
「姫……1つ尋ねるが……其方……ノーマルか?」
「……いいえ。ややアブノーマルでございます」
94 :
2/6:2006/10/30(月) 06:57:22 ID:???
この回答でルチ将軍のインプットデータは無効となり、彼は再び学習に戻った。
そして次に王子は魔王軍についての情報を伝える。
魔王軍は大きく4つの軍団に分かれていて魔王が発する指令電波により行動する。
┌───陸軍
┌───空軍
魔王─┼───海軍
└───護衛軍
陸空海の三軍は進軍ユニットで慎重に遭遇を避ければ問題ない。厄介なのは魔王の居城に潜む魔王護衛軍。
全ての能力は他の三軍を凌ぎ、忠誠心もMAXで裏切ることはあり得ない。
このゲームには3通りの終了方法があり、いずれの場合も実行と同時に魔王軍全ての機能が停止する。
1・主人公パーティの全滅。
2・魔王を倒す。
3・ゲーム機能の停止。
清水たちの選択は2か3になり、そのどちらの場合も護衛軍をなんとかしなくてはいけない。
「むしろ1を選んだ方が手っ取り早くていいかも知れないなァ」
赤川の精神防御力が0に近いため、清水はなんとか明るい話題を探そうとする。
そして王子に自分達がどのくらいレベルを上げれば魔王護衛軍と戦って勝てるのかを尋ねた。
しかしそれに王子は答えず、ゲームオーバーを恐れているのはこちらではなく魔王のほうだから殺されることはない、と
別のことを答える。正攻法では無理だと言いたいようだ。つまり敵に見つからず3を実行するしかない。
その時、再びルチ将軍が王子に質問をする。
「姫……また1つ尋ねるが……道具は どのようなモノを?」
「……いいえ。今夜は道具を一切使用いたしません」
この回答でルチ将軍のインプットデータは無効となり、彼は再び学習に戻った。
そして王子も何事もなく通信を続ける。
細かい作戦を練るためには全体地図や魔城内の見取り図は不可欠。
95 :
3/6:2006/10/30(月) 06:59:12 ID:???
必要なものを揃えた上で急行するから2時間ほど待てと王子は清水に伝える。
新婚初夜にダンナをほっぽって来れるのかとの問いに王子の答えは五分五分。
「もしぼくが何時間か遅れて行ったらそのことには触れずそっとしておいて欲しい」
「あっちはあっちでピンチのようだ」
そしてついにルチ将軍の学習が完了した。
あらゆる要望にも完璧を持って応えるという自信たっぷりのルチ将軍に王子は……。
………
……
…
「なんとか危機は乗り越えた! 予定通りそちらに向かう!」
ルチ将軍の居城から失敬した隠しアイテム、スカイボードを駆って飛行する王子。
どうやって危機を乗り越えたのかという問いにも大人の世界は話すと長くなるとはぐらかした。
しかしてその実態は……?
……正座させられているルチ将軍。
彼は「居残りを命じられた生徒とそれを忘れた女教師」というイメクラシチュエーションの真っ最中だった。
そして空を飛ぶ王子は魔王護衛軍が聖者のほこらに向かっているのを発見する。
魔王は聖者のほこらを取り囲み、其の上に新たな城をつくるつもりだと王子は推理する。
聖者のほこらを清水たちの監禁場所にするつもりだ。護衛軍に逃げる呪文は通じないため、取り囲まれる前に脱出する必要がある。
しかし清水たちがほこらを出たときには既に取り囲まれた後だった。
魔王はあらかじめ陸空軍に指令を出していたのだ。
それならばルチ将軍も命令に従うはずだが、魔王が王子の存在に気付いていて囮に使ったとも考えられる。
その時龍に乗った魔族が王子に迫り、魔王の命によって王子を連行しようとする。
そのことに王子は疑問を持つ。アパレル姫は主人公ではない。ジャマなら殺せばいいのに何故そうしないのか。
96 :
4/6:2006/10/30(月) 07:00:37 ID:???
だが魔族は何も知らず、命令に従うだけだという。
「残念だが人違いだな。ぼくは偽アパレル姫。本物は裏手から別方向へ逃げた」
それを聞いて魔族は王子をスキャン。性別を確認し、人違いとして王子を残して去って行った。
ちなみにルチ将軍のスキャン機能はオフになっていた。性格設定がクソ真面目になっているからオンでも意味はなかっただろうが。
しかし何故王子を殺さなかったのかそれだけが解らない。もし捕らえてからなぶり殺すつもりだったのなら……
「実にぼく好みだ いいコに育ちそうだ」
妖しく哂いながら王子はほこらに向かって突き進んだ。
そしてついに王子はほこらに到着したが、様子が少しおかしい。
取り囲むだけで築城する気はみられず、清水たちも不審を感じている。
その時、魔王軍の中から一人だけが清水たちに向かって進み出てきた。
まるで宇宙服のような鎧を外すと、中からバカ王子そっくりの少年が現れる。
その少年は魔物にこれから話し合いをするから何があっても動くなと命令するとほこらの中に入ってきた。
魔王といえどもほこらに入れるはずはない。しかし魔物を統率できるのは魔王以外にありえない。
そして王子は何かに気付いた。
とにかく逃げようとする清水たちを押し止め、王子もまたほこらへと降り立った。
「魔王は君達に危害を加えない。危害を加えるだけの力がないんだ」
魔族がほこらに近寄れない理由は、ほこら全体に磁気ガードをほどこして魔族が身につけいている戦闘用骨格金属と外殻を
はじき返す仕組みになっているからだ。
それが反応しないということは魔王は戦闘用ではなく、町民用の一般骨格を選んだことになる。
今の魔王の強さは、レベル1のザコキャラ以下だ。
つまりリルボムでも倒せるということ。清水たちは理由がわからないが、王子にはその理由に想像がつくようだ。
97 :
5/6:2006/10/30(月) 07:01:40 ID:???
魔王はコンピュータのようなものを抱えて清水たちのいる場所へとやってきた。
丁寧に挨拶すると魔王はゲーム機の本体というコンピュータを置き、彼の話が信用できない時は遠慮なく停止してくれという。
「私が生まれた時、記憶していたのは言葉以外では自分が魔王であることだけ。
自分が何をすべきか何の為に生まれたのかもわかりません。
そこでまず城中の書物を読み、目的を選ぶ為に知恵をつけることから始めました。」
そこまで聞いてようやく清水も事態を察した。
(こいつ……魔王にゲーム目的インプットすんの忘れたな……)
(やはりか……)
魔王という存在の意味を知り、彼はショックを受けたという。
自分を創ってくれたのは感謝するが王子のような存在にはなりたくないと語る。
魔王はこの星を機械模型達の楽園にしたい。其の決意を消去しない為に外見だけは王子に似せたのだという。
この星では魔王という仕事がとても誇らしいものになるよう努力するという言葉に、清水たちは決を取る。
「今の話信じる人」
ノ ノ ノ ノ ノ
満場一致。
清水たちはゲームの停止をしないことにする。しかしその結論に異を唱える人が一人。
バカ王子である。
魔王自ら選んだ目的が平和的解決というのが親として不満。
何よりそれではこのゲームの真の目的が達成されていない。
その真の目的とは清水たちが安全かつ真剣に苦しみもがく姿を王子が見て楽しむこと。
最初は定石通りに話をすすめて少しずつゲームにのめり込ませる。
ゲームにはまる頃に様々なトラップが清水たちを苦しめていくという段取りだった。
例えば欲望、陰謀、裏切り渦巻く町では確実に人間不信になり、精神的に成長することはうけあいである。
三日くらい寝なくても疲れない粉や嗅ぐだけで絶頂に達するお香などアイテムも充実している。
清水たちの破壊欲を促進するために呪文だって色々とすごいものを用意していたそうだ。
98 :
6/6:2006/10/30(月) 07:03:10 ID:???
「5人の色の力をあわせるとゴールドパワーになってレベル1でもすごい力が出せるのだ!!」
「ほほう それはどんな呪文だ」
「倒したい奴を指さして全員でゴールデンハンマーと唱える!! すると正義の鉄拳が――
「「「「「 ゴ ー ル デ ン ハ ン マ ー ! ! ! 」」」」」
王子は星となり、悪は滅びた。
全てが終わり、ゲーム機はほこらに封印することにする。
あとは清水たちが長生きすればいい。
たまに遊びに来ることを約束し、清水たちは宇宙船にのって惑星カルバリを後にした。
歯のかけた王子が宇宙船の運転手となって清水たちを運び、無事に地球への帰路についた5人であったが
ゲームを続ける限り、教室に5人そろうと惑星カルバリに逆戻りしてしまう事にまだ気付いていなかった。
5人が再びカルバリへワープしてしまった時
大魔王となり星を支配しつつある王子が彼らを待ち受けていたことは言うまでもない。
ゴールデンハンマーwww
う、美しい。。。。w
ややアブノーマルでございますwwww
嗅ぐだけで絶頂に達するお香俺に下さい
ルチ将軍カワイソス
黛なら百人一首逆さ読みできそう。
冨樫はダウンタウン系のお笑い大好きだな。
ルチ将軍www
将来「ややアブノーマルでございます」を使ってみたい。
大魔王王子ってどんなんだろ・・・
ルチ将軍カワユス
魔王可愛いじゃない
ゲットさん掘られなくて良かったね
相変わらずクオリティたけーなー
これで終わりっぽいけど
大魔王バカ王子対カラーレンジャー&クラフト魔神が激しく読みたい
「もしぼくが何時間か遅れて行ったらそのことには触れずそっとしておいて欲しい」www
「そなたのあらゆる要望にも完璧を持って応えよう」wwwww
「ゴールデンハンマー」wwwwwwww
笑い死ぬww
「最強難度はもともと本当に命がけで戦いたいマニアの人たち向けに
設定したもの」って、サイヤ人にやったら喜びそうなゲームだなww
>>100 正直に応えてるとこが笑えるw
ゲットさんが大魔王になったって事は、魔王とその部下達はどうなっちゃったんだろう。その点が心配だ。
まさか廃棄処分とかされてないよな……。
いや待てそうか! 幽閉されたヒロイン魔王を救うためカラーレンジャーが大魔王ゲットさんを倒す王道物語だな!?
バスガス爆発そのまますぎwwww
ゲットさんが用意していた粉とお香から犯罪の匂いがするw
ルチ将軍のクソマジメさが愛しいw
『明るい男女交際』
『別冊縛り方百選』
『月刊後悔』
そしてコトに及ぼうとする将軍の目の光り具合がたまんねーww
これって、仮に糸井里奈がアパレル姫役に抜擢されて
ルチ将軍にさらわれたら大変なことになってたんじゃ…
>「5人の色の力をあわせるとゴールドパワーになってレベル1でもすごい力が出せるのだ!!」
「ほほう それはどんな呪文だ」
「倒したい奴を指さして全員でゴールデンハンマーと唱える!! すると正義の鉄拳が――
「「「「「 ゴ ー ル デ ン ハ ン マ ー ! ! ! 」」」」」
流れが美しくすらあるwwwwwwww
オジャパメン ナネガミネジョソ♪
ルチ将軍は本当にIQ1300もあるのかw
青戦士レベル200は2.5秒じゃ不可能だ……orz
黒の戦士なら、素でいけるw
2秒で、とか言われたら苦しいが
>>123 俺は約3秒で言えた。腹話術士とか声優さんとか、喋る専門家なら可能かもしれん。
本当台詞の流れが美しいなこの漫画w
腹いてえwwwwww
ルチ将軍最高
オチ綺麗すぎ
なんだこの面白さは・・・これ傑作だな
(熱唱)ってやっぱ拳つくって振り上げながら歌わなきゃならんのかな
教室ワープを防ぐには順番で学校を休むしかないのかw
鍵はたぶん手放せないんだろうし。
黛が「なぜか捨てられない」と言っていた
つまり物理的な制限があるわけじゃないからクラフト魔人に奪ってもらって捨ててもらえばいい
しかしここまで細かくゲーム設定を作っておいてオチでその設定を吹っ飛ばす富樫先生はスゴイわ
絶対RPGツクールで容量不足で出来なかったことやってるな
次の章は何やるんだろ?
また清水たちかな。
あるいは最初のキャラ使って野球話とかやりそうだ。
>>131 たぶん「捨てよう」という意志自体が起きないような機能がついてるんだろう
「捨てようと行動に出ようとすると脳みそを刺激して他の事がしたくなって
それをやってる内に捨てようと思ってたことを忘れる」というような
「人に頼んで捨ててもらう」という意志も含めて
たまにありえない洞察力持ってる奴いるな
純粋にその回を楽しんだ方が面白いのに
ゴールデンハンマーとはまた無敵だな
137 :
134:2006/10/30(月) 22:37:54 ID:???
(゚Д゚≡゚Д゚)エッ自分のこと?
すごい純粋に楽しんでるんだけど…
まあ細かいところに拘ってもしょうがない漫画だけどな
大抵それを含めた上で斜め上のオチに持って行かれるから
>>135 ややアブノーマルでございますな奴もいるんだから
それも含めて楽しめばイイ!
普通の漫画ならこの話だけで2、3巻は使いそうなもんなのに
あっさり終わらすとは
さすがとしか言えんな
ルチ将軍ロボットなのにヤれるのかよとか思ってたんだが
よく考えれば最初に出てきたのモンスターにも着いてたんだよな
そこまで作りこんでる宇宙人は凝り性だ
子ゲット魔王萌エス。
ゲットさんにもあんな頃があったんだろーなー。
外見はあんな頃もあっただろうけど
性格があんな頃はなかっただろうなー
あんな頃から護衛してありとあらゆる嫌がらせ受けている
クラフト魔人は偉いな。よく絞め殺さなかったもんだ。
ゲットさんが嬉々として本音をペラペラ明かす→ゴールデンハンマーの流れが最高だな。
あぁ小ゲット王子がかわいいのは性格が愛らしいからかw
王子って簡単に言えば究極のイタズラっ子なんだよな
宇宙規模で大迷惑かますレベルの
取りあえずカラーレンジャーはちび王子をゲットさんから守るべきだと思います
大魔王として君臨したようだから手遅れかと
どうやって篭絡したんだ
生まれたばかりの人口知能を騙すことなんて、王子にとっては文字通り赤子の手をひねる
ようなもんだろうな
悪ノリさえしなけりゃなんだって出来そうな悪知恵の持ち主だもんな
この頭脳で戸愚呂兄みたいな性格だったら最悪だな
弟の方だったらどうだろう。
赤の戦士が一番楽そうなw
早口言葉が得意な俺はとりあえず水の戦士向きか、2.5秒ならまあなんとか。
百人一首逆さ読みって100番から順に言っていけばいいのか
最後の文字から読むのかと思ったよ
>>159 自分も最後の文字から読むのかと思ってたが…
100番から順に読むなら覚えている人なら可能だな
いや文字逆だろ普通に >百人一首
幽白の海藤ならできそう
黛もなんかできそう
100番からさらに文字も逆に読むんだよ
逆さ言葉で思ったけど
自分の名前の逆さ言葉って誰でも瞬時に言えるとおもわね?w
子供の頃、遊びで誰もがやるから刷り込まれちゃうんじゃない?
じうおとっげ
自分の名前の逆さ読み…
原稿用紙に作文を書くとき、氏名は下1マス空けて書くように、と言われるから、そこで絶対覚えるだろうな。
あるあるw
170 :
1/6:2006/11/01(水) 02:01:13 ID:???
No.010 You’re my darling!
冒頭、サドの報告に驚愕するクラフト。
マクバク国のサキ王女が地球に来ると聞いてペンを取り落とす。
“異種喰い”の異名を取るマクバク族……表向きの目的は外交視察だが
本当の目的はムコ探しだとサドは推測する。
///
宇宙生物大辞典より
マクバク族
寿命200〜500年程
種族全体が雌のみで構成されている放浪生物
一体の女王を頂点として成り、残りの雌は女王に絶対服従し奉仕する
交配期に入ると女王は別種族の雄の中から一体をムコに選び交配する
一度の交配で数千から時には数万の子供を産みその全てが雌である
交配後はムコの住む星で共に生活しムコの死亡と同時にその地を離れる
その後女王は子の中から新たな女王を選びその教育係に就く
///
そこまでなら問題はない。異種間結婚大いに結構。
問題はマクバクの女王に選ばれた種族は……数世代以内に必ず絶滅する!
絶滅の理由は「雄性側の繁殖能力の欠如」
女王に選ばれるのは一人だけなのになぜ同種族の男性全てが子を作る能力を失くしてしまうのか?
現在最も有力なのがウイルス感染説。
まるで意図的にやっているとしか思えない。一体どうしてそんなウイルスが生まれたのか……
「嫉妬深いんだろうな 種族全体がね」
171 :
2/6:2006/11/01(水) 02:02:01 ID:???
詩的なサドの表現を笑えない学者ジョークとくさするクラフト。
何とかして追い返したいが名目上はただの視察。
仮にムコ探しを公言したとしても種族全体に関わる問題の為、口出しできない。
マクバクは宇宙連合加盟国であり、その法によって守られているのだ。
種族絶滅がマクバク族のせいだと照明されているわけではない為、納得いかずとも手は出せない。
ならばクラフト達が地球人のために出来ることは?
「逆仲人」
クラフトたちは黒スーツで正装し、マクバク女王を出迎える。
「視察は女王一人ですかね」
「常に専属の護衛と世話係がそばについてるって話だ 交配の最中もな
オレなら死んでもムコは断る」
そして降りてきたのは基本は人間型だが、ところどころに
虫のような触覚や突起、羽を生やした3名の女性型の宇宙人だった。
女王の名はサキ。
互いに友好的に挨拶を交わし、地球は未加盟の惑星なので変装しなければならないことを伝える。
するとサキは気軽にお付に声を掛け、まるで女友達と会話するかのように着る物を相談する。
従者の言葉も友達感覚で遠慮はない。
「あ あたしこの服にしよーかな」
「だめだめ サキ 足太いからミニスカ合わない」
「外股だし歩き方も雑だしね」
「うわひっどーあんた達それが女王様に言う言葉?」
「女王に絶対服従……?」
「本で読むのと実際見るのとでは大違い。宇宙生物学ではよくあることです」
172 :
3/6:2006/11/01(水) 02:02:51 ID:???
そのたわいない会話を聞いてコリンは安心する。
クラフトは油断させるための演技かもしれないと警告するが、コリンは王子に毒されすぎだと笑う。
(若い……)
その時クラフトに電流が走る。王子の存在を思い出したのだ。
慌ててサドに王子の所在を確認、東南アジアで薬草を集めている筈だが保証はできないとのこと。
下手に探りをいれれば逆に勘繰られる恐れもあるため、そ放っておいたほうがいいとの結論に。
そして変装を終えたサキたちを車にのせ、クラフトは一般論と称して地球人のことを説明する。
攻撃的、独善的で差別意識が強く、環境破壊にも躊躇しない、年中発情し交尾可能……などなど
あまりにも一部の国の一部の現状を一般化し過ぎた発言だが、クラフトは嫌われる為に意図的に話していた。
またマクバクの生涯に一度しか交配しないというリスク部分を突き、見初めた男性が種無しやインポだったら、と
マクバクとの外交関係を悪化させるような毒舌を吐くクラフトにサドも青ざめる。
しかしサキは気を悪くした様子も見せず静かに断言した。
「種族維持を妨げるあらゆるハードルは 取り除く自信があります」
「相手がふり向いてくれなかったら?」
「ふり向かせます 努力して」
「悪いがオレはあんたとつきあえんな 性格の不一致だ」
「ハッキリした人 好きですよ」
夜、あるホテルのカフェで話し合うクラフトたち。
マクバク族の連合加盟に関しては、その危険性から異議があったが
体内免疫システムの素晴らしさが危険性より先に証明されそれに押し切られた形で決定した。
なんにせよ連盟法に保護されてマクバクの生態研究は数世紀遅れると見られている。
今のところ対応策はない。しかしサドは興味深い件として2つの事例を挙げる。
その1。ある学者が数代前の女王に対しムコ探しの方法について質問をしたとき。
まるで一目ぼれとしか思えない答えを返してきた。信憑性が問われ、いまだ真偽は明らかではない。
173 :
4/6:2006/11/01(水) 02:03:42 ID:???
もう1つは「一目ぼれは遺伝子の合図」という論文の存在。
統計と推論で構成されている根拠に乏しい論文だ。
乱暴に要約するとお互いが必要としている遺伝子がひかれ合い、肉体に信号を送っている。
それが一目ぼれの正体というものだ。
クラフトは勘で構わないからと前置きし、サドに地球人の遺伝子評価を尋ねる。
「近いうちに宇宙で有数の優秀な生物に進化する可能性だってありますよ。
マクバク族が未だ眠る貴重な遺伝子にひかれてやって来たのだとしたら?」
サドがその事について説明している時、突然背後の座席から女性の声が上がる。
「絶対ムリだよ!!」
どうやら男女の別れ話のようだ。思わず沈黙するクラフトたち三人。
男、ミキヒサは冷静にそれを受け止め、女、サトミは帰るといって部屋に戻っていった。
どこまで話したか忘れてしまったクラフトたち。
そしてコリンが先ほどのカップルについて話を始める。
コリンは女のほうが絶対に悪いというがクラフトはどっちもどっちという。
しかしコリンは力説。帰るといって上に行ったということは一度部屋に荷物を置いてるということ。
「誰が考えてもオッケーじゃないですか! それをトモダチってあんたそりゃないでしょーが!!」
何故コリンが必死なのかはわからない。
クラフトは冷静に自分達とマクバク族を例にだし、同じホテルに泊まったら恋人というわけではないというが
コリンは自分たちは護衛兼、通訳、案内役であり、あの女が同じつもりだったというのは認めないと頑なだ。
そしてサキたちが戻ってきて夕食をかねて外の様子を観察したいといってきた。
快く了承し、立ち上がるクラフト達。
その時、先ほどのカップルが降りてきた。
気持ち切り替えて旅行は続けようというミキヒサをむべもなく断るサトミ。
また電話するという言葉も無視して彼女はホテルを出て行った。
ため息をつき、ミキヒサは部屋に戻ろうとする。
174 :
5/6:2006/11/01(水) 02:04:52 ID:???
(早かった……かな いや……時間なんて関係ねーよな)
そして気落ちしながら食事の相談をするクラフトとサキたちの側を通り過ぎ……ようとした時。
―――ミキヒサとサキの視線が交差した。
次の瞬間、サキはミキヒサにプロポーズをしていた。
固まるクラフト・サド・コリン。
クラフトは気を落ち着けるように言うが、サキはこの方に間違いないとじっとミキヒサを見つめ続ける。
ミキヒサはサキの言葉がわからないようだが、必死にサキについて聞こうとしてくる。
ビンゴ
(ま……さが 両方 一目ぼれ!?)
お互い言葉が通じないため、必死にクラフトに通訳を頼もうとするサキとミキヒサ。
クラフトは対応策を考えながらとにかく落ち着いて話が出来るように席を設ける。
なんとかクラフトも気を落ち着け、ミキヒサに説明を始める。
サキを某国の王女として紹介し、お忍びの旅行中だということを伝える。
ここまではサドも問題はないとする。全て作り話だと状況が不自然だし
身分を明かすことでプレッシャーを与えられる。
175 :
6/6:2006/11/01(水) 02:06:40 ID:???
そしてクラフトは続ける。先ほどサキが取り乱したのは……ミキヒサが生き別れた弟にそっくりだったからだと。
それを聞いてサドは天井を見上げた。
(隊長……ベッタベタです しかし……オッケーです!!)
その事を聞いてミキヒサはいくらか意気消沈したようだ。
そしてサキの方にもクラフトはデタラメを伝える。
ミキヒサは婚約者と旅行中の平凡な一庶民だと。
王女が知人ににていて思わず取り乱した……そう聞いてもサキの意志は揺るがない。
ミキヒサの住所を聞いて、サキの意志を伝えてくれとクラフトに頼む。
クラフトは脳内で毒づきながらも了承。
しかしミキヒサには全く別のことを伝えた。
それでもこれからも連絡を取りたいというミキヒサをクラフトは拒絶する。
国名と名前だけでも、と懇願するがクラフトはそれも拒絶。
彼女の意志を確認してくれというが、クラフトは諦めるんだとミキヒサを諭す。
「いやです」
(このガキャ 人類の存亡がかかってんだぞ)
その一瞬の隙をついてミキヒサはサキに連絡先のメモを渡す。
舌打ちを隠しクラフトはなんとかそれを誤魔化そうとするが、そのメモにはこう書かれていた。
MIKIHISA KYOKO
――― 幹久 今日子
百合キター
ハァハァ
女王コワ可愛い
冨樫…
今回の話、面白いけど何が言いたいんだろ。
異種族同士の結婚について?
それとも同性愛について?
両方?
>>178 まだそれを考えるには早いだろ。
ある程度予測はついてもオチまで読まないとどれが言いたいのかはわからんよ。
どちらにせよ少年誌でやる話じゃないな
大丈夫なのか
同性愛を諦めた女王様が、クラフトを好きになると予想する。
オチにワロスw
今回の話はゲットさん登場しなかったな。
隊長……オッケーです!!
良いなこれ。
え…この話ってこれで終わり?
一応オチてる(?)けど、正直物足りないんだが。
まだ続きがあるのか?
王女が王子になるとか…
これに王子が絡んだらますます厄介になるな
とりあえずコリンに不幸な過去がある事は解ったw
親衛隊キャラ立ちすぎバロスwwwwwww
オッケーなのかよww
何故か必死なコリンにワロスwww
嫌な思い出があるんだなww
ベッタベタです しかし……オッケーです!!
ってwwww
この後王子が引っ掻き回してくれるのを期待
どういう方向に行くのかまったく予想つかないがw
サキちゃんとミキヒサくんて練り歯磨きのCMかよwww
あいつら芸能人で歯が命なのかよwww
今回も王子が裏で糸を引いておちょくってるのに1リルボム
>184まだ終わってないだろ
これで最悪の事態はとりあえず回避されたにしても
実際ムコ問題が解決したわけじゃないからな
また別の地球人を捕まえるかも知んないし
これ女王の前にゲットさん現れたら恋に落ちちゃうんじゃないか?
優秀な遺伝子に惹かれやすいっぽいし
王子がこんな面白そうな展開に手を出さないわけがない!
しかしオッケーなのかwサドww
王子の前ではいかなる相手も無力だからな
ベッタベタです しかし……オッケーです!!
の意味がわからない俺が来ましたよ
↑
何、そのベタベタな作り話。…でもイイハナシダナー( ;∀;)
って、意味じゃないの?
ベタベタだけどサド的には嫌いじゃないってことかと
クラフトって本っ当に苦労性だなw
ベタだけどこの場合オッケーってことじゃないん?
どうオッケーなん?
サキ王女を騙す方便としてオッケーってこと?
それとも
>>200??
王女と幹久騙すのにオッケーってことだと思った
どこかで聞いた事があるくらいベタだけど、この場合は正解だ、ってことじゃね?
202と205は同じ事を言ってる気がする
宇宙生物学ではよくあることwwwww
交配中も見られるのか…。
「サキのイキ顔ブサーwウキャキャ」みたいな野次も飛ぶんだろうか…。
今まで人物名とかの固有名詞にはほぼ元ネタとか由来があったように思うんだけど
マクバクってなんだろ?あと糸井里奈もわからんままだ。作家名のもじりが多いよね。
交配を死んでも人に見られたくないクラフトは
至ってノーマルな性癖みたいだな
クラフトさんは見てると応援したくなるな
いや、むしろクラフトをいじめたい。正直王子の気持ちがわかる。
クラフト「いたってノーマルでございます」
ルチ将軍に掘られちまうなw
>209
なんだろ?
マクバク族って明らかに蜂だよな
クマンバチのもじり…無理があるな
カラーレンジャー達は苗字も名前もよくできてたな
でも俺カルバリは分からない
糸井里奈は糸井重里を思い出す字面だとオモタ
カルバリはカラーバリエーションじゃないかな
なんとなく
・・・ゆめまくらばく?はムリがあるか?
マクバク
ありかも
今までは名前は作家のもじりで来てたのに、ここに来て
東幹久と高岡早紀かあ。
>>220 うむ。ありかも。
サキも幹久も歯はキレイなんだろうな。
あのCMインパクトある上に長く入ってたしな
>>219 カルバニズムからとったんだと思ってた。
カニバリズムじゃなく?
カニバリズムの語源である(だっけ?)カルナバルとの合成かなと思った
それってどういう意味?
1月ーは正月ーで人が喰えるぞー
カニバカニバリズムぞー
カニバリズムぞー
サキたん、幹久に飽きたら俺のところに来いよ
>>229 2い月ーはせーつぶんで豆が食えるぞー
カニバカニバリズムぞー
すでに違うぞー
冨樫カリバリズム扱うの好きみたいだしな
>>229 こんなところでズシオネタを見るとは思わなかったww
ハンタにもでできたよね。人肉喰う人
>>198 意味ってかそこは感覚的に楽しむ所だろw
つーか引きだし広いな冨樫は、一章毎に作品の空気がガラッと変わるね
単行本マダー?
もう出てますよ?
登場時のサキちゃんはエロス
239 :
1/4:2006/11/03(金) 02:39:27 ID:???
No.011 Love me tender
幹久今日子の性別発覚からしばらくして、コリンはマクバク女王の帰還が予定より早まったことを
クラフトに報告する。相手が女性だったのがよほどショックだったのだろう。
サドは不謹慎だと窘めるもクラフトは上機嫌で鼻を鳴らす。
マクバク族が相手を変えたという前例はなく、これからどうするのかはわからない。
おそらくそのことで種族会議だろうとサドは推測する。未だ完全に解決したわけではない。
コリンは幹久のほうはどうするか、とクラフトに訊くがこれは放っておくしかない。
どう足掻いても同姓では彼女の恋は成就しないのだから。
幹久今日子の初恋は4歳くらいの頃だった。月並みに相手は保母さん。
小中高と女の子を好きになり、別に彼女はそれを不自然とは感じなかった。
不思議だったのは何故自分の身体は女性なのだろうということ。
身体が原因でふられる事は最初苦痛だったが回数を重ねるたびに慣れて逆に開き直った。
そんな彼女が初めて経験した一目ぼれ。
名前さえ知らないけれど例えどれほど遠い国の王女でも諦めないと心に誓う。
地の果てまで追いそうな顔でクラフトたちを睨むが、彼らは気にしない。
もし追ってこられて宇宙船に乗るところを見られても現実を見せられれば諦めるだろうと楽観的だ。
そしてサキ王女たちが戻ってきた。
地球は視察に値するほどのものではなく、これから母船へと帰還するそうだ。
話しかけようとする幹久を邪険にあしらい、彼女はホテルの外へと出て行く。
用無しとなると連れないものだ、とサド、コリンは感想を漏らすが……。
幹久の手には『PM11:00 霜森林公園 西口遊歩道』というメモが手渡されていた。
意図を察し、幹久は喜ぶ。
マクバク族の母船の中で、サキたちはクラフトたちがデタラメの通訳をしていたことを知る。
そして彼らがサキと地球人の交配を邪魔しようとしていること、幹久を女性と思い込んで油断していることを
余裕の表情で確認するのだった。
人を好きになるということは獲物を刺し殺す瞬間よりも段違いの悦楽がある。
そしてそれをサキの母も肯定するのだった。彼女は人型のサキと違い、巨大な蜂のような姿形をしている。
240 :
2/4:2006/11/03(金) 02:40:29 ID:???
交配後はもっと素晴らしい気持ちになれる。種をまるごと独占した充実感で満たされるとサキを煽り、
サキもまた楽しみだ、と笑うのだった。
そしてアパートに戻ったクラフト達は既に戻っていた王子と鉢合わせ、固まる。
何か報告することがあるのでは? と問う王子に何もないと嘘をつくクラフトだが……
「マクバク族が地球に来ていることをなぜぼくに隠すのだ!!」
「!! なぜそれを!?」
「ぼくもビックリだ……確か交配期に入ってる頃だし君達が珍しく正装してるから
冗談のつもりでカマをかけたのだが……たまに自分がこわい」
ガックリと項垂れるクラフト。その肩をサドが叩き、首を振る。
「隊長 あなたは何も悪くない」
仕方なく全てを王子に話す。解決しかけていることを知ればちょっかいも出さないだろうと。
しかし王子は彼らとは別の結論を出す。
「相手の体が女なら男に変えればいいだけの話だ」
話から推察すると幹久今日子の脳は男性に近いと考えられる。
だがいくら脳が男性的でも女性では精子は作れないというサドの疑問にも王子は簡単に答える。
マクバク族の女王は自分に絶対の自信を持っている。
極めて精巧な触覚を有し優秀な遺伝子を探し当てて取り込み種を維持してきた後継者の自負だ。
女王は今こう考えている。
「偉大な種の血を受け継ぐ私が同性を好きになるなんてミスを犯すはずがない」
ピンと来ないクラフトとコリンだがサドは察した。
「まさか……幹久今日子は男……?」
染色体レベルではおそらく男性というのが王子の結論だった。
241 :
3/4:2006/11/03(金) 02:42:06 ID:???
男性はY染色体を持ち、女性はXのみの染色体を持つ。
だが例えY染色体を持っていても正常に働かなければ男にはなれない。
おそらく幹久今日子のY染色体には欠損があり、男性ホルモンの分泌不足で非常に中世的な状態のまま
生まれたのだろう。遺伝子治療はマクバク族の18番、簡単に治療できる。
それを聞いたクラフトはすぐに幹久今日子の自宅に向かおうとするが王子は手遅れだという。
それでも行くというクラフトに今の推論を検証する為に毛髪を採取してきてくれと頼むのだった。
宇宙船の中でサキは幹久の治療を行っていた。そして――
幹久今日子19歳、東京在住のフリーターは深夜フラフラと何かに操作されている感じで帰宅。
その様子からすでに手術を受けてしまったと考えられる。おそらくその記憶はないだろう。
それどころかここ数日の記憶も消されていて女王のことも覚えていないと王子は推測。
それはもう一度運命的な出会いをやり直すため。
偶然を装い今後は同じ普通の日本人の男女として。
マクバク族は交配後夫と共にその星に住みつく。なら初めからその星の住人に成りすませば事は早い。
幹久今日子が男性へとなる間に女王はせっせと日本語の勉強をする。
その的確な考察に蛇の道は蛇、と呆れるクラフトたち。
対策を尋ねられても王子は恋路を邪魔するのは趣味じゃないというが、言っている場合ではない。
どんな手段を用いても防がねばならないとクラフトは力説するが、王子がそれをオウム返しすると僅かに怯む。
そして耳打ちされた作戦を聞き……彼はよろけた。
「王子……それは重大犯罪なのですが……」
「しかし黙っていれば全て丸くおさまる。イエス? それともノー?」
「聞くんじゃなかった……」
そして数ヶ月後……ある町で幹久とサキは偶然にもすれ違い、一目で恋に落ちる。
出逢ってすぐに意気投合し、仲良く連れ立って歩いていく二人。
それを見送って王子たちは早く交配してくれることを願う。
作戦成功をサドはクラフトに伝えるが、クラフトはいまだ苦悩していた。
242 :
4/4:2006/11/03(金) 02:44:51 ID:???
王子たちが実行した作戦とは……幹久今日子のクローンを作製すること。
本物と同じ人生記憶と「マクバク族の人類を滅ぼすウイルス」を破壊する人工ウイルスを注入して
本物と入れ替える。
幹久今日子本人は引越ししたという擬似記憶を植えつけて地方都市へと移す。
女王が本物の遺伝子に惹かれないように遺伝子情報をいじくって。
「くくく この時点ですでに3ケタ近い法律や条例に触れている。重犯罪者の仲間入りだ」
クラフトは他の方法をずっと考えていたが思い浮かばず、ゲッソリとやつれていた。
彼女たちは種を維持できるし人類も滅びることはない。幹久も男になれて喜んでいる。
自分達が罪の意識に怯える程度ですめば上出来だと笑う王子に、クラフトは他の方法も考え付いていたと気付く。
王子の胸倉を掴み上げて吐けと迫るが……「聞いて後悔するなよ」―――暗転。
「聞くんじゃなかった……こいつはやはり悪魔の申し子だ」
地に両手をついて悔やむクラフト。なぜか誇らしそうな王子。
「隊長……一体どんな方法だったんです?」
「よせ 忘れたい。口にするとヘドが出そうだ」
ピー
「まず×××を山ほど用意して……」
「やめんかーーーーーーーー!!」
現在地球人の遺伝子は様々なものによって傷つけられている。
宇宙から来る放射線 過度の紫外線 ダイオキシン 放射性廃棄物
遺伝子実験廃棄物 家電製品による電磁波非熱効果 確実に生まれ続ける未知のウイルス・細菌 etc…
全て我々の身近に存在し、これらから身を守る方法は将来にわたり皆無である。
( ;∀;)イイハナシダナー
クラフトは悩みまくってるが、カラーレンジャーにやったことも条例3桁ぐらい触れてるだろうから
王子にしてみればこの程度は日常茶飯事なんだろうな。
245 :
マロン名無しさん:2006/11/03(金) 02:48:12 ID:79UtHmio
クローン作っちゃったんか
王子はすごいなぁ
難しくてよくわかんねえよ今回の話ヽ(`Д´)ノ
王子が華麗に解決してしまったな
うへへ
流石王子
マクバク族にかかれば性同一症など問題でもないというわけか…
冨樫の発想力には呆れるばかりだな
染色体に欠損があって遺伝子治療が必要なんだったら、
優秀な遺伝子じゃないんじゃないか??
優秀の定義にも色々あるんだろ
重犯罪者クラフトワロスww
前編では
>女王に選ばれるのは一人だけなのになぜ同種族の男性全てが子を作る能力を失くしてしまうのか?
>現在最も有力なのがウイルス感染説。
とウイルスはまだ有力説にすぎなかったのに、いつのまにか、
>「マクバク族の人類を滅ぼすウイルス」を破壊する人工ウイルスを注入して
こんなものまで作れるんだな。
王子グッジョブ!
・・・なんだよな、地球人的には?
王子が居なかったら地球は滅亡しているんだろ?
本来的にはマクバク族との交配を経てより優秀な種族に進化していると解釈すべきですよ
>>248 性同一性障害じゃないよ。
性同一性障害は
「染色体の性と身体の性は一致しているが、それらと性自認が一致しない状態」だから
幹久はまず「染色体の性と身体の性」が一致していない。
「染色体の性と性自認」は一致してる。
ので、別の治療の対象になる。
あ、前回で完結してるんじゃなかったのかこの話
ハッピーエンドなのかどうなのかわからんな、これ。
地球人の生命は守られたけどさ。
…サキの本当の姿もあんなハチなんだろうか、ガクブル。
しばらくして地球人が滅びないことを変に思ったマクバク族が真相を知り、怒り狂って攻めて来る
そして戦いに駆り出されるカラーレンジャー
間違いない
染色体が男ってことは
例えばオリンピックとかで女子選手としては
出られないんだよね?
幹久は半陰陽とはまた別なのかな?
>>257 サキの母親の交配相手がヒト型だったらしいから
その子世代は前回初登場時の姿がデフォなんじゃないか?
おそらく世代ごとにまるっきり姿が違うんじゃないかと思われる
>>259 法律上の性別が染色体で決定されてるわけないだろ
オリンピックに出るとしたら女だ
しかし、マクバクって惚れた相手と体のサイズがまるっきり合わなかったらどうするんだろう
「優秀な遺伝子」なら惹かれる可能性はあるわけだし
表面上は生涯ダンナを愛し続けるわけだから人工授精で終わりってわけでもなかろうし
自分のサイズに合うように改造してしまえばよい
大きさ自由自在か
さぞかし交配の際は気持ちいいだろうな
しかし他の方法って一体どんなのだろうな
>260
仮に女性として出ても後の審査で染色体が男性だったら
失格だよ
それで金メダル剥奪された人もいたはず
クラフトは苦労する運命なんだな。今回は別に王子の嫌がらせじゃないのに。
>>264 そんなこともあったな…
本人がずっと女だと思ってたのに知らなかったとしたら、
ショックだろうなあ
性同一性障害だと思って病院にかかって染色体の検査をして体の方が間違ってるのがわかれば
戸籍も変えられます
1954年、当時23歳の福岡の専売公社(現JT)勤務の陸上選手(槍投げ)がアジア大会出場直前に行われたセックスチェックで
染色体上の男性だった事が発覚、九州大学付属病院泌尿器科で男性になる為の性転換手術を受けた。
その後、選手としては引退せざるをえなかったが、職場に残る事はできた。
また、1957年にも、ある砲丸投げの選手が全日本選手権直前に行われたセックスチェックでやはり染色体上男性だった事が発覚した。
こちらは残念ながら職場を解雇された。
こんな風にスレが展開するとは…
やっぱり深いな。
やりおる冨樫。
幹久はこれからイケメンとしていい生活送るんだろうな。
しかしあれだな、幹久クローンってクローンにしては破格の幸福な人生送ってるな
記憶まで本物の移植されてるから自分が身代わりとも気づかず
人体実験とか(少なくとも本人の自覚としては)受けることもなく
通常の日常生活を送ってるばかりか一目ぼれの相手と限りなくスムーズにゴールイン
う、羨ましくなんかないんだからね!
前回で終わってればよかったな。ゆーすけ対柘榴みたいなオチだったのに
隊長 あなたは何も悪くない!!
幹久に渡したメモが日本語ってことは実はサキたちは日本語がわかってたってこと?
翻訳機かなんかを持ってたんじゃないのかな
>>274 翻訳がデタラメだってお付の人も言ってたじゃん
>>271 逆に幹久本人は晴れて男の身体を手に入れたものの、遺伝子が求めた最良の女性には
一生出会わず生きていくんだな
わざわざクローン作る必要あったのかな?
本物を弄って送ってやったほうが報われる気がする
それとも本人にだと違反4桁いっちゃうとかかな?
ゲットさんの持ち帰ってきた植物がさりげなく大麻っぽい件
よくわかんないんだが、クローン作るってことは
幹久と同遺伝子の赤ちゃんがうまれるってことじゃないの?
その赤ん坊が十何年育てば今の幹久と同じ顔の人になるだろうけど、
いきなり幹久と同じ年の外見のクローンができるのは変じゃないか?
記憶を移植ってことは思い出とかも全部同じだよな。
正月とかで実家に帰省したらバッティングする可能性高くない?
そこらへんはちょこちょこっといじってるんだろうか
>>280 そこらへんは科学力でどうにかなるだろう
>>280 俺もよくわからないんだけど、クローンって正常な早さで成長しないらしいよ
地球の技術の話だけど
遺伝子に年齢の情報(?)みたいなのが
あるらしくて(それとも年齢に応じて遺伝子が書き変わる?)、
クローン羊とかありえない早さで成体になるらしい
>>283 訂正
ありえない早さで成体になる
↓
ありえない早さでクローン元と同じ年齢に成長する
だった
>>274 会話までは出来なくても、あの程度の内容なら書けるんじゃないの
私たちが外国に行くとして、一応その国の言語をちょっとは勉強するし、
簡単な会話や文字ののったガイドブックくらい買うだろう
>>278 >わざわざクローン作る必要あったのかな?
>本物を弄って送ってやったほうが報われる気がする
俺もそう思った
>>278 むしろ違反を増やす為に王子がクローンを…
288 :
マロン名無しさん:2006/11/03(金) 16:20:27 ID:T6FmwjOe
>>278、286
いじくったらバレるんじゃないか?遺伝子変わるって事だよな
>ありえない早さでクローン元と同じ年齢に成長する
成長するんじゃなくて老けるんだよ
羊は生後一年で成体になるから分かりにくいけど
人間だったら見た目は5歳なのに骨年齢50歳とか
本物送ったら地球人滅びちゃうじゃん
>>290 本物の方にマクバクの、「人類を滅ぼすウィルス」バスターを
しこんだらいいんじゃないのって話をしてるんじゃないか?
そういえば本物には仕込めないという可能性もあるか
胎児のときにしか使えないとか
騙す人以外(この場合はマクバク族以外)の人間を巻き込むのは
ポリシーに反するからだよ
294 :
283:2006/11/03(金) 18:39:03 ID:???
>>289 まじで?そういうことだったのか。
漫画なのにためになるな、今回。
テロメア でググるといいよ
なんか人間扱いされてなくてクローン幹久カワイソス
クローンといえど普通の人間と変わらんのに
本物を使えない理由があるなら本編で解説して欲しかった
サキの父親(ヒト型)は母親(昆虫型)と交配したのか…
…サキ父の同意があったのかが心配だ。
神経毒で動きを止めてだな・・
母親も一目ぼれ同士だろ
サキ父はムツゴロウさんのような人だったのだろうか・・・。
あのお母さんも若い頃は美人だったんだろうな
わからん・・・どこら辺に老けが出てるのか分からん・・・
老けると肩がでっぱってくるとか
マクバクってやっぱ卵から生まれるのかね?
あの母親見るとそうとしか思えないけど、サキは普通に人間のような出産をするような感じ・・・
母親が節足動物で娘は哺乳類(?)か・・・
アレじゃないか
一世代ごとに相手の遺伝子のいいとこ取りして、少しずつ体の形が変わってくる感じに
前の女王がヒト型と交配したらしいから、今の世代のサキたちは比較的人間に近い形になった感じに
人間の姿に高い知力を持って、触角とか針とかは重要器官だからまだ残ってる感じに
つまり前の前の女王はハチと交配したわけだな
さぞ遺伝子的に優れたハチだったんだろう
マクバクの姿は先代女王のアレがデフォな気がする。
交配前は父性の容姿も受け継ぐけど、
交配して産卵が近づくと脱皮して巨大蜂に・・・
なんか自分で言ってて気持ち悪くなってきた・・・
触角とか隠せるって言ってたし姿は変えられるんだろ
カラーレンジャーの先生と同じで見た目が違うだけかもしれんよ
ラジオのアンテナみたいに縮ませる
一目ぼれするときはバリ3です
台詞や展開から垣間見える冨樫の美的感覚は素晴らしいな
本人は志村みたいなおっさんなのに
何気にサドって名言多いなw
>「マクバク族の人類を滅ぼすウイルス」を破壊する人工ウイルスを注入
こんなん出来るなら種族絶滅がマクバク族のせいって証明して合法的に手出せそうな希ガス
>>316 だよな。
マクバクにも不利益はなさそうだし。
手を出せるかもしれないけど
今回は時間がないからコレしかなかったんじゃない?
マクバク族的には相手方の種族が絶滅するのも快楽の一つらしいし、
身体調べられる危険を感じるや手の平返して暴れそうで怖いな
>>296 クラフトの苦しむ姿が見たいな(はぁと)
FAキタコレ
ゲットさんの全ての行動の最終目的はクラフトを困らせることだと思う
>>316 内政干渉みたいな感じで、ルール上駄目なんじゃね?
ゲットさんじゃしょうがないな
マクバク族方針は新しいボス猿が以前のボス猿の子供を皆殺しにするみたいな物だろうね
連盟とか某大国とかが横槍入れてきそうでもあるしな
雪降の影が薄い
以前あったカニバリズムマンガの宇宙人
体液吸ってミイラにしてから骨食って残りを喰ってたよな
アレって砂漠とかで生きる生き物に良くある体液だけを吸うとかに似てる
効率よく水分と栄養を摂取するためにね(固形物を消化するのはよけいにエネルギーがいる)
精神科医が言ってた乾季があるというのに一致する
富樫は生物学的にも色々考えて作ってるのな
329 :
1/5:2006/11/05(日) 03:04:53 ID:???
No.012 Field of dreams!
筒井雪隆の所属する如月高校野球部。
夏の地区大会を勝ち抜き、ついに後一勝で甲子園出場できるところまでやってきた。
夢じゃなくなったという部員の言葉を肯定する、主将。何故か部員紹介を始める。
「プロ注目のエース『フォークを投げたら君への合図』でだました女星の数ピッチャー江尻!!」
―-―卒業までに300人
「顔の見えるポジションに代えてとの声も多いが女関係は真面目、キャッチャー倉本!!」
―――つーかホモですから
「人の良さそうな顔に似合わずかくし球が得意なファースト所沢!!」
―――公式試合じゃやんないスよ
「予選試合いまだ失策・三振ゼロ!! しかし打率は2割そこそこセカンド佐藤!!」
―――座右の銘 可もなく不可もなく
「チーム一の技巧派にもかかわらずその色の白さはなんなんだサード金光!!」
―――オレ夜型なんす
「野球暦2年を脅威の練習量でkバー!! 努力の天才ショート寺門!!」
―――オス光栄ッス
「納得いかなきゃ先輩だろうが余裕でぶっとばす!! 如月高の核弾頭レフト筒井!!」
―――やっぱオレ チンピラあつかいか
「ヤローのかくれファン急増中!! 『倉本先輩の目が怖い』と訴える!! 得意の足で逃げ切れセンター野村!!」
―――かんべんして下さいよ
「そして如月高校抱かれたくない男堂々2年連続ナンバーワン!!
(主な理由:しつこそう、こわされそう、男らしいを超えてケモノっぽい)
多分 今年もぶっちぎり!! オレ様キャプテン4番ライト岩田!!」
何故か自己紹介とともにブリーフ一枚となる岩田主将。
「そんなオレ様にぞっこんのマネージャー藤井」
―――だからオレ様世界中の誰にきらわれたってかまわないのさ
330 :
2/5:2006/11/05(日) 03:06:04 ID:???
「それが信じらんねって!!」
頬を染める藤井とその肩を抱く岩田主将に部員が突っ込む。
「いいが明日の決勝にそなえて今夜は九時には床さつけ!!
手淫は3回まで!! 交尾は厳禁だ!! 腰さワリがらな
ケンカ ひろい食い 万引き カツアゲは言うまでもなくレイプや放火 連続殺人などもガマンしてけろ!!」
そう部員たちに注意して、主将はテンションの高いまま家までダッシュで帰っていった。
最後のチャンスだから人一倍はりきっているのだろう。
そこにマネージャー藤井が控えの選手たちにも声を掛ける。
如月高校は控え層が薄いなどと新聞には書かれているが、主将は皆感謝してると泣いたこともあるらしい。
その衝撃の新事実に思わず所沢がどこで言ったのかを尋ねる。
「どこで? まさか学校で?」
「ううん 彼の部屋」
「聞くなよ……」
「ゴメン」
男泣く雪隆と所沢だった。
明日の決勝は全校応援で湘南女子高も友情応援に来ると聞いて江尻も張り切る。
150km超えると調子に乗るが、倉本によると本当に出すらしい。
緊張と期待が渦巻く中、突然部室の全ての窓ガラスが砕け散った。
一瞬にして静まり返り「まただ」と呟く部員達。どうやら今までにも何度かあった現象らしい。
そこに服を忘れた主将が戻ってくる。ひとりでにガラスが割れたことを聞いた主将はポルノガイジン現象だと納得し、
自費で直すと全く気にした様子もなくそのままシャツを着て帰途についた。ポルターガイストだという野村の突っ込みも届かない。
言葉の概念があるだけで安心するタイプで原因究明おかまいなし。平和なお人だと部員達は呆れる。
前よりひどくなっているというが、対応策は何もなく、結局ほうっておくしかないという結論に落ち着いた。
331 :
3/5:2006/11/05(日) 03:07:32 ID:???
下校時、美歩に国内外で結構似た事例があると教えられる雪隆。
感受性の強い幼児や動物がいる所で多く発生するのが特徴で、環境に大きな変化が起きた時に始まりやすいらしい。
超心理学では潜在するストレスが原因で本人の自覚なしに超能力を使っているという説が有力だそうだ。
しかし部室で起こっていることに関しては無責任なことをいってしまいそうだから深くつっこみたくないという。
そして美歩は話題を変え、雪隆が甲子園に行くことを期待し、○ッチ風にせめてみたりする。
「だめです 絶対行くって言いなさい」
「○ッチ風にせめても約束はしない……ベストはつくす それだけゆっとく」
「うん それで十分」
その後通りすがった主将に仲を茶化される雪隆であった。
翌日、朝刊で雪隆が山形大会決勝を戦うことを知るクラフトたち。
応援にいってみないかというコリンに、クラフトは自分が行けば彼らのツキが落ちるかもしれないと遠慮するのであった。
(隊長……)(おいたわしや……)
その時、ディスクン星人のラファティがクラフト達の部屋に勢いよく飛び込んできた。
一体何事かと尋ねるとなんと如月高校の野球部員を乗せたバスが突然消えてしまったという。
ラファティは雪隆たちの乗ったバスを自転車で追いかけるという人間離れした真似で激励していたそうだ。
そして突然、煙のようにフッと消えてしまったという。
その場に残ったのはラファティの他にバスが消えたすぐそばで腰を抜かしていた野球部員が一人だけ。
おそらく応援にまわった部員が駅に向かう途中だったのだろうとラファティは推測する。
一体どういうことなのか悩むクラフトたちだが、ラファティは犯人の見当はついているという。
犯人は強力なライバルの出現を恐れたエラル星人。
そう決め付け、早速潰しに行こうとするラファティをクラフト達は必死に押しとどめる。
しかし調べていたら間に合わないとラファティはいう。
彼は地元代表校に拘っていたが去年からは如月高オンリーのファンだそうだ。
例えどの星の奴がどんな理由でやったことでも彼は決して許さないと凄むのだった。
332 :
4/5:2006/11/05(日) 03:08:44 ID:???
「そん時はクラフトさん……ジャマしないで下さいね オレあんた達も結構好きだから」
一方、消えた如月高校の野球部員たちは……バスと一緒に甲子園球場のど真ん中にいた。
ざわめく一同。しかし本物の甲子園にしては様子がおかしい。
まるで砂漠のど真ん中の如く全く雑音が聞こえないのだ。
そこで雪隆はじっとしててもらちがあかないと球場を調べることにする。
それに釣られ、また部員総出で球場を探索することに。
そして甲子園に来たことのある部員の一人がスタンドの椅子にシールを貼ったというが
そんなものは何処にも見当たらない。
勘違いじゃないのかという他の部員たちだが本人は絶対に貼ったと譲らない。
座席の番号まで覚えていたが、その席には番号なんてついていなかった。
そこに野村が口を挟んだ。その部員の言い分はおそらく正しい。
甲子園のほうが間違っているのだと。
「ここ……甲子園球場になりきれてないんです」
もしかして例のポルターガイストと関係あるのでは、と雪隆が推測したとき、藤井マネが部員達を呼ぶ。
彼女が案内したのは室内練習場。その部屋を見て寺門が驚愕する。ここは湖南市民球場だと。
見覚えのある張り紙、壊れかけた洗濯機、どれも彼らのよく知る地元の球場のものだ。
ここが本当に湖南市民球場ならドアの先は外だ、とドアを開いてみるがそこには更に通路が広がっていた。
一体ここは何処なんだと部員達は混乱するが、その時野村が仮説を立てる。
333 :
5/5:2006/11/05(日) 03:09:34 ID:???
「もしも犯人が異星人じゃなかったら?」
興奮するラファティの前でサドもまた仮説を立てる。
イギリスでは幼女が妻とケンカをしている父親を
潜在意識内に閉じ込めてしまったという事例があるらしい。
この超能力は極度のストレスで引き起こされることが多いという。
甲子園地区予選決勝当日。
球児にとってどの位のストレスだろうか?
その頃、野村も全く同じ仮説を立てていた。
誰かの潜在意識の中に自分達は取り込まれてしまったのだと。
おそらくレギュラーの中の誰かである可能性が高い。
しかし全員この中にいる。野村によると潜在意識ないならどんな矛盾もデタラメも許される。
おそらく誰か一人は潜在意識内でつくられたフェイクだというのだ。
表層意識上の緊張とは必ずしも一致しない為本人も気付かない。
むしろ平静に振舞っている人の場合もある、と
そういう野村の言葉に江尻が反応する。
「え? 何? それってオレのこと?」
立ち上がり野村に迫る江尻。どうやら地雷を踏んでしまったようだ。
ケンカに発展しそうな中、バスの荷物室の中では―――バカ王子がじっと息を潜めて隠れていた。
「まだ球場につかないのかな――雪隆の驚く顔が早く見たいのに」
ゲットさん、何やってんだw
あらら、王子まで入り込んでんのか
つーかホモですからってクールに言ってるんじゃねーよ倉本w
藤井…なぜそんな男がいいのか
え?ゲットさん、いるの?て感じだ
「その前に水を一杯」って○ッチでもあったな
冨樫はホモとかホモネタとか好きだな
>おいたわしや……
ワロスwwwwやっぱクラフト好きだ
イギリスの事例って冨樫の創作?それとも本当に?
ゲットさんさすがwwwww
ゲットさんwwww筒井君のこと大好きだなw
>>自分が行けば彼らのツキが落ちるかもしれない
すごいな、この自覚ぶりは
> ケンカ ひろい食い 万引き カツアゲは言うまでもなくレイプや放火 連続殺人なども
『言うまでもなく』の使い方が逆なんじゃないか??
>>ラファティは雪隆たちの乗ったバスを自転車で追いかけるという人間離れした真似で激励していたそうだ。
人間離れも何も、おまえ宇宙人だろ
>>339 前回、ユリだったから今回はホモだ
というわけで『倉本先輩の目が怖い』と訴える野村 (ワロス
ラファティKOEEEEEEEE!!
ラファティ再登場キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
「俺…潰してきますね」怖すぎ
でも野球好きwwww
ラファティの言葉にちょっと泣いた。
「オレ筒井さん好きだし、あのチームがどれだけ熱心に練習してきたか見てきましたから
例えどこの星の奴がどんな理由でやったことでも、オレ絶対許さないっすよ」
野球狂種族ってだけじゃなく、あの事件の後、雪隆ともマブだったんだろうなぁ、
そりゃ死ぬほど頑張っているダチの努力を汚い手で無にするような奴は許せんよな。
倉本はそのうち「ホモビデオ出よう、主演は俺だから」とかいって野村誘い出しそうだな。
藤井さん、何で…?何でブリーフひとつで走る男がいいんだ…?
それが信じらんねえ
ラファティくん、純粋だけど怖いなw
ラファティ、ユラ…じゃねえよw
150kmってお前、んな高校生いねーよw
にしてもディスクン星人……戦闘民族の割に情厚すぎだ。
愛と勇気の力で戦う戦闘民族なんだろうな。>ディスクン星人
情が濃すぎるゆえの戦闘民族なのかも試練
>>345 そこがギャグだからw
冨樫恋人でも出来たのかな。主将の言葉が妙に生々しいw
冨樫に藤井さんのようなカワイイ彼女…ないないw
記憶喪失、SFホラー、少年変身ヒーロー、SFラブコメときてこんどは密室サイコ推理か
富樫のネタはどれほど広いんだ
ラファティ君カッコイイ
>>366 死んだふりってより天に召されたふりだろそれw
なんの役にたつんだ?w
王子が状況に気付けば何とかなるんじゃないか
主将はノンケなんだな
一番ホモっぽいのに
またゲットさんが長とラファティを買収してなんかやったんじゃねえ?
冨樫に限って同じネタはやるまい
そもそも球場までついていって何をするつもりだったんだろうか。
応援に決まってるっぺ。
おちょくるつもりだったんだろう
それしかないな
バッグの中から野球道具の変わりに王子が出てきてビックリ
その瞬間のためだけにあんな臭そうなところに・・・
さげちんクラフト
自分にsageちんの自覚があるから惚れた女性にも近づかないことにしているのです
冨樫、さすが山形弁うまいなw
かわいそうなクラフト(´・ω・`)
だがそれがいい
クラフトが行く→ついでに王子参上→(><;)
って事もあり得るからな。おいたわしや…
クラフト…左京に似ているのに
あんなバカ王子に嫌がらせされながら10年も仕えている
クラフトさんは何気にMだと思うw
たぶん王妃に惚れてんだよ
きっと代々続いた臣下の家系で自分がやめると弟とかに
お守り役が回っちゃうから逃げるに逃げられないんだよ
クラフトの知られざる過去ktkr
冨樫キャラで好きになるのがことごとく黒髪長髪なんだが
クラフト、蔵馬、黄泉、鴉、左京、特防隊の長髪の人、戸愚呂兄など
今回はエラル星人が出るんじゃないの?
でラファティ、長、クラフトたちVSエラル星人&ゲットさんの流れ
むしろ真の主人公はクラフト
えーと、犯人は王子?
王子とクラフトメインのが読みたいな
言われてみると王子が主役なのに、今までの物語の視点は王子に振り回される人たちからなんだな。
まあ、王子がどんなイタズラをしかけているのかを読み解くのも
この漫画の醍醐味なんだから当然か。
>>392 ラストのコマ見る限り、なんか違う気がする
今回犯人が気になってしょうがない。
一ヶ月なげぇよ!!
でも今回は違う気がするな。ゲットさんの意外と天然な所も好きだ。
402 :
1/5:2006/11/07(火) 02:00:20 ID:???
No.013 Escape from!!
異様な空間に放り出された男。
その異質な砂漠の中で彼は娘の人形を見る。そして空に映し出される自分と妻の醜い罵りあい。
そのイメージを反映してか、その映像は醜い怪物へと変貌する。
男が絶望しかけた時、娘が目の前に現れる。男が許しを請うと娘は砂となって崩れ、全てが光に包まれた。
無口で感情の起伏がなかった女の子は潜在意識内から父親を解放した後
見違えるほど明るくなり、ポルターガイストも起きなくなったという。
つまり野村が言いたかったのは表面上の動向から潜在するストレスの大きさは測れないということであり、
江尻がこの現象を引き起こした張本人だとは思っていない。
そう、説明しながら全速力で追う江尻から逃げ続ける野村。
彼は汗もかいていないが、江尻は呼吸も荒くすでにバテてきている。
結局、追いつけないまま江尻はつぶれ、野村は何事も無かったかのように現象の説明を続けた。
ポルターガイスト等は人間の未知の能力が引き起こしたものであり、それはストレスが原因となって起こることが多い。
つまりストレスの原因が解消されれば自分達はこの空間から解放されるのだ。
だが予想されるストレスの原因は予選決勝。それが解消されるということは自分達は予選決勝を戦えないのだ。
それを聞いて部員達は途方に暮れる。
だが野村にはもう1つの仮説があった。それを筒井一人だけに聞かせる。
ここが誰かの潜在意識内というところまでは同じだがもう1つの仮説では対象者がたった一人にしぼられる。
それはマネージャーの藤井。
ポルターガイストの起こる家庭には共通点があり、それが思春期以下の女の子がいる場合が圧倒的に多いという。
雪隆は美歩から子供と動物がいる家に多いと聞いていたが、野村はその例もないわけではないが……言葉を濁す。
(美歩ちゃんでも間違うことあるんだな―――当たり前だけどなんか安心)
仮説だらけの状況で対象を一人に絞るのはあまりに危険なので皆には伏せたという野村に、
雪隆は何故自分に話したのかを尋ねる。するとカン、という簡単な答えが返ってきた。
403 :
2/5:2006/11/07(火) 02:01:03 ID:???
「主将と筒井先輩はどう考えても屈折したストレスとは無縁だと思うんです」
ゆえに相談できるのは筒井だけ、という野村に複雑な気分の雪隆。
こういってる自分だって怪しいのだと野村はいうが、雪隆はそれを考えすぎだと諭す。
誰かに言ったほうがいいかと野村が提案するが、誰か突き止めようとするのは逆効果だとそれも雪隆は止める。
「誰の意識なのかがわかれば 脱出できるかもしれない」
突如として会話に入ってきたバカ王子。
それを見て雪隆はこれは王子の仕業ではないかと胸倉掴み上げて問い詰める。
「うぬぼれるな ぼくなら君ごときをおちょくるのにこんな労力は使わん」
「う〜〜〜ん、殺したい。 約一年ぶりの殺意だ」
その時、擬似甲子園のスタンドに次々と観客が入ってくる。
一体何が始まるのか……?
その時、バスの中に乗っていた筈の部員が走って球場に向かっていた。
寝惚けていたのか記憶がハッキリしないが、学校に連絡してももうバスは出発したという。
しかしそれを余計な事と切り捨て、彼は甲子園に行く為に球場へと走る。
その姿を車で向かっていたクラフトたちが見つける。おそらく駅へ行くつもりだとあたりをつけ、先回りすることに。
しかしストレスの原因が予選決勝ならクラフトたちには手出しが出来ない。
彼らにできることは雪隆たちが戻ってきても事故にならないよう、彼を人気のないところに移動させることくらいだ。
しかしラファティは何としてもあと3時間で解決する方法を考えないと、と反論する。
そんな時サドが王子ならどんな反則技でも思いつくのだろうが、と愚痴るが……それにラファティが反応した。
「あっ……すっかり忘れてました。 王子さんそのバスに乗ってます。 荷物入れに忍び込むって言って」
404 :
3/5:2006/11/07(火) 02:02:05 ID:???
まるで幼児が描いたかのようなひまわりのクラフトと王子たちの絵。
※クラフトの深層心理
先ほどのラファティの発言からしばらくして……木に追突して大破した車がある。
その側で車から降り、最善策を思索するクラフト。
この千載一遇のチャンスに王子を潜在意識内に封印したまま雪隆たちを救う方法を模索する。そして……
「ムリだ……!!」
(隊長……あなたは悪人にはなれません)
爽やかな顔で諦めるクラフトに同情するサドとコリン。
「フフフ、サド君……オレは一体なぜ生きてるんだろう」
「いいんです いいんです とにかく駅へ向かいましょう」
そして徒歩で駅に到着したクラフトたちは応援の人たちでごった返す中で美歩と出会う。
野球部員が来たか、との問いに様子がおかしかったが確かに来て今は列車を待っているという。
それを聞いてもし乗車中にバスが戻ってきたら大惨事になると危惧するクラフトたち。
その会話を聞いて美歩は説明を求める。
事情を理解した美歩は本当にストレスが原因なのかと問いかける。
あの部員だって野球が好きだから野球を続けているのであってその程度で心に負担がかかるくらいなら
野球を続けている筈はない。
自分だって競技の前とかでよくイメージトレーニングをするという。それ次第でタイムは驚くほど縮まる。
スポーツに打ち込む人の深層心理は結構楽観的で前向きだと思う、という美歩。
それでサドは気付いた。
決勝を前にして極限まで高まったのはストレスではなくコンセントレーション。
超能力発生の引鉄としてもストレスより可能性は高い。
だがそれに気付いても問題は全く解決していない。どうすれば部員たちは帰ってくるのか。
それに美歩は「彼」がバスを消した時と同じくらいの集中力を出せば戻ってくるといい、サドもそれを肯定する。
405 :
4/5:2006/11/07(火) 02:02:55 ID:???
だが部員が消えた状態ではとてもイメトレどころではないのでは、というコリンにサドはそれを否定。
逆に彼は野球のことしか考えられなくなっているはずだと。
それは潜在意識内の雪隆たちが彼の表層意識に刺激を与えるからだそうだ。
つまり現在「彼」の頭の中は他の事を思い浮かべようとしても野球が浮かんでしまう状態だということ。
また「彼」も、「彼」の潜在意識も決勝戦の放棄は望んでいないため、野球部員を潜在意識から解放する為に集中しやすいイメージを創るはず。
それならばクラフトたちが適当な理由で彼を人目のないところへ連れて行っても大丈夫というわけだ。
その頃、擬似甲子園のスタンドは観客で満杯になる。
そして次に愛媛代表の松川商業、今大会の優勝候補の一角であるチームが入場してきた。
一年は見るのは初めてだが去年二年と三年は遠征試合でボコボコにされたという。
その時、主将はこれを夢だと結論付け、松川商業と試合をしようと張り切る。
本気で試合する気の主将に部員たちは迷うが、倉本は気持ちは解るという。
その様子を見て雪隆はこれはストレスが原因で引き起こされたことではないと確信する。
「こいつの頭の中 甲子園にくることしか考えてねーもん」
ストレスが原因ではないとなると王子が考えていた作戦は使えないということになる。
とりあえず聞かせてみろという雪隆。とりあえず3つほど考えてみたという。
作戦その1。メンバーに心理クイズを出し、その回答から犯人を特定。そいつを退部に追い込む。
さすれば彼はプレッシャーから解放され自分達は現実に戻れる。
作戦その2。犯人が神聖視している甲子園を徹底的に破壊する。さすればそれによってかかるストレスの力と
自我を守ろうとする本能によって自ずと自分達は排除される。
作戦その3。犯人の自我が耐えられなくなる程の悪行をこの場で行う。さすれば自ずと自分達は
全てを言い終わる前に王子は雪隆に蹴り飛ばされた。
そんな真似しないでもちゃんと現実に戻してくれる、という雪隆に王子は青春小僧め、と吐き捨てる。
そして放送で如月高校の守備練習開始の合図がなされる。
何故かマウンドに上がる王子をバットで場外にすっ飛ばす雪隆。
彼は星になった。
406 :
5/5:2006/11/07(火) 02:03:42 ID:???
そして―――無事に予選決勝 如月対日東大山形が行われることになる。
ジンクスを気にして試合を見ずに帰ることにしたクラフトたち。
戻ってきた部員たちのテンションは高く、イマジネーションの世界でいい試合をしたのだろうとクラフトは笑う。
ただ、サドは何かを忘れているような感じがする。でも思い出したくないような……。
(今夜は祝杯だ)
その後ろでクラフトは黒く微笑んだ。
試合直前、円陣を組む如月高校野球部員。
松川商との決着は現実でつけなければ、という主将の言葉を疑問に思う一人の部員。
主将の夢の話だ、と他の部員達は笑う。
彼もまたバスが消えた話をしようとするが、言わなくても大体わかる、とかわされてしまう。
そして他の部員達のユニフォームが汚れているのを見てまた疑問に思う。
皆で野球やってる夢を見た、と聞いて彼は……
(……まさか……な)
そして、高らかにプレイボールが宣言された。
崩れていく「彼」の潜在意識内の擬似甲子園。
その中に王子は一人取り残されていた。
「さて……どうやって戻ったものか……」
江尻なんかもの凄くいい奴だな
「別にいいじゃんエラーしたって打てなくったってよーーーー
一番くやしいの本人なんだからよーーー
そんなことで責めるヤツなんてこのチームにいねーーっつーーの
それがムカツくんだよオレはよーーー」
なんかもうクラフトが愛しすぎる
犯人わかた
ゲットさんどうなっちゃうんだwww
クラフトおめでとう
犯人意外と簡単にわかるようになってるな
次回からはクラフトかラファティが主人公か
クラフト動揺し過ぎ…しかしそれが良い
あーんゲットさんが(ry
1.天才のゲットさんはこの状況を打破する方法を思い付く。
2.クラフトたちが助けに来てくれる。
3.助からない、現実は非常である。
とりあえず2はないな。普通に考えて1だと思うが
ここは斜め上をいって3だな。
『彼』の潜在意識の甲子園が崩壊してるのは、王子のせい?
それとも決勝戦に臨むにあたって、『彼』がとりあえずイメトレを終えたせい?
前者だったら『彼』はまともにプレーできたのかどうかが気になる。
異物なのでそのうちコロっと出てくるだろう
う○こみたく
イメトレ終えたせいじゃない?
クラフトが祝杯をあげているところに王子登場
まず、レギュラーである事は確定済。
美歩ちゃんの反応からして雪隆ではない。
色が黒かったのでサード金光ではない。
「あいつらとまた」発言から1年の野村ではない。
ユニフォームの汚れている、キャプテン、所沢、1番、2番、4番でもない。
となると、残るのは1人しかいない。
なるほど
1番はエースナンバーだから江尻
2番はキャッチャー倉本
4番誰だろ
残るのはセカンド佐藤とショート寺門だな。
野球詳しくないからわかんねーや。
クラフトの深層心理ワロタwww
四番は佐藤だな。
「てゆーか全員居るぜ」のところで後姿が出てる。
あの髪型は佐藤しかありえない。
3がファースト
4がセカンド
5がサード
6がショート
よって4番はセカンド佐藤
はぁ、なるほど。要するに「2年生」ってことか。
おまいら頭いいな。
なんか今回の話、爽やかで良かったよ。
…クラフト&ゲット最高www
結局犯人は誰だったんだよ
誰か説明しろ
深層心理wwww
クラフトの精神が心配だww
ゲットさんはこのまま閉じ込められてはないだろうし
潜在意識内に王子を取り込んだ「彼」に悪影響がなきゃいいんだが
1年ぶりの殺意ということは全然会ってなかったのかな
雪隆は会えば殺意抱いてるだろうし
松川商業のメンバーは「彼」のイメージなんだよな?
ボコボコにやられた過去から、少なからず過大評価してるはずだから、それといい勝負できるってかなり強くなってそうだな。
とりあえず、松川商業は松山商業、東大山形は日大山形ってことでFAかな。
王子は多忙なお方だからな
主にペン入れとか小学生拉致監禁とか薬草採取とか女体いじくり回しとかで
多趣味だなーw
クラフト隊長が不憫でしょうがない
サドとコリンは結構飄々としてるのにな
まじめな人だよね
今回の話はこれで終わりか?
だろ。雪隆メインもあったし、次は誰だ?カラーレンジャーかな?
440 :
マロン名無しさん:2006/11/07(火) 12:51:33 ID:F8HHXjGM
他の宇宙人もみたいよなぁー
>>436 きっとあれだよ、人に先に泣かれちゃうと我に返って涙が引っ込むって奴。
スケープゴート役(クラフト)がいるって安心感も大きな理由だろうけど。
えーと。
バスが消えたのは、部員の一人の心に閉じこめ立ったこと?
閉じこめたのは、走って会場に着いた人。
雪隆たちが甲子園行ってエラル星人ご贔屓のチームと戦うっていう展開ないかな
もちろんメインはエラル星人対ディスクン星人で
地球壊れちゃう
戦闘は起こさないだろう。せいぜいメンチ切ったり
さり気なくイヤミ言ったり、応援合戦に励んだり
一見地味だが地球の命運をかけた戦いになりそうだ
応援合戦楽しそうだなwエールの交換とかすんのかw
興奮しすぎてみんなちょっとだけ元の姿に戻ってるのかw
エラル星人対ディスクン星人
見たいなーw
サイヤ人対ナメック星人みたいだな
>>447 クラフト氏のツッコミが面白そうだなぁw
貴方は悪人にはなれませんwwwww
「ゲットさん乗ってます」からの流れが神懸かってるわwwクラフトの気持ちがわかるw
「いいんです いいんです」w
>>446 たぶん大唱音みたく甲子園から遠く離れてても聞こえる応援合戦
>>431 つまりあの後のゲットさんは、
槇原の精神を徐々にのっとっていった
戸愚呂兄みたいな存在に・・・
脱出するために神聖な甲子園球場をぶっこわしてるんだべ?
うん。
脱出できなかったら王子は一生犯人君の心に生き続けるわけだな
次回の舞台は潜在意識内か…
クラフトは上司には恵まれてないけど部下には恵まれてるな
サド君いいヤツだよ。コリンも面白いし。
サドはもしかしたら王子の両親がクラフトのメンタルケアのために
用意してくれた人材かも知れん
王子になりたいな。クラフトみたいな部下を持って遊びたいな。
クラフトはそのうちストレスがたまってゲットさんを
精神の中に閉じ込めちゃいそうだなw
で、さらにストレスがたまるクラフトwww
>>462 確かにwwどう見てもクラフトが一番ストレスたまってるもんなw
でもそれこそ戸愚呂兄並みにひどいことしそうだ
個人的にはゲットさんの精神世界に入りたい
ゲットさんの精神世界に入るのは黒の章を見ることより恐ろしいかも知れない
脱出できた頃には人間不信となり一回り成長してるんだろな
人間不信というか宇宙人不信
そもそも王子は潜在意識に異物を入れたくらいじゃどうともならんので、入ったら二度と出られない可能性のほうが高いぜ
王子には神聖視しているものが多分ない
王子には耐えられないほどの悪行が宇宙には存在しない
八方塞だね
あいつの人格じゃなくゲーマーとしての良識に期待するんだ
スペランカークラスの世界だろうな…
潜在意識になにダンジョン構成してんだよw
脱出様の鍵を手に入れる為の鍵を手に入れる為の鍵を手に入れる為の鍵を手に入れる為の鍵(ry
多分地獄の様な意地悪なダンジョンだろうな…
しかもその鍵で本当に脱出できるのかどうかも分からない
ゲットさんの不思議なダンジョンやりてえ〜
さりげなく美歩ちゃんは雪隆より一枚上手だよって描写してるのがいいな
でも雪隆はそれに気付いてないという
>>476 あ……
言われて初めて気付いたΣ(・Д・)
>>475 毎日やってるクラフトの気持ちになってみろ!!!!
(美歩ちゃんでも間違うことあるんだな)
と雪隆が思った後で
「ポルターガイストの話を聞いたとき
可能性が強いのは女子マネージャーかレギュラー云々」
と美歩が言ってるところじゃない?
前回、「無責任なこと言っちゃいそう」と彼女は言ってたし、
あえて話さなかったんだろう。
解決の突破口を開いたのも彼女だしね。
(美歩ちゃんでも間違うことあるんだな)というモノローグは
自分より一枚上手だと思っているってことだと思うんだぜ
>>481 雪隆は確かに美歩ちゃんに一目おいてるけど、美歩ちゃんは
雪隆のその認識よりさらに上(決して'斜め'上ではない)であったと。
「ストレスじゃなく集中力が原因では」、と理論的に推測をする美歩の場合と
「これはストレスじゃない、こいつの頭ン中野球で一杯だから」って
何となく理解する雪隆との対比がいいな
あ〜おもしれーなー
ケチ付けようがないよ。
>>484 雪隆のそういうところは幽助に似ているな
美歩はまあさしずめ蔵馬タイプか
犯人の彼が実はちゃんと自首してた件
つーか…誰も犯人を責めないのが地味に感動した
冨樫漫画は嫌な奴はトコトン下衆だが良い奴って自然体なんだよね
それは
>>407の江尻の言うことが本当だったということ。
いいチームだ。
491 :
1/7:2006/11/10(金) 01:58:33 ID:???
No.014 Boy meets girl
どこの星にも金や手段をいとわない珍しもの好きがいる。
その犠牲となる者も。
ある港で非合法のオークションが開かれていた。
そこに出品されたのは生きた二股の人魚、ツインテールマーメイド。
彼女は三億もの値で落札された。
地表の93%が海で覆われている惑星ホルンが原産の人魚。
観賞用や装飾目的のため密猟者に乱獲されホルンでの野生種絶滅が確認された。
自然下では100年ほど生きるとされているが本来集団生活を好むため
単独飼育での寿命は長くて4〜5年である。
現在では広い宇宙でたった一匹しか存在しないらしい。
ウォーキング・フィッシュとも呼ばれ陸上での移動も可能。
そして売人は落札した男に人魚に決してウソをついてはいけないと忠告する。
人魚は耳で相手の真偽を聞き分ける能力を持っているという。
落札した男は松尾産業という会社の重鎮らしく、会社の1フロアに人魚を連れてきた。
男は人魚にご主人様と呼ぶように言うが、逆にゲス野郎と呼ばれ殴りつける。
激昂した男は人魚を引き摺り、彼が「娯楽室」と呼ぶ怪しげな部屋へと連れ込む。
そして注射器を取り出し人魚へ振り向いた瞬間、彼女の投げた酒瓶が顔面に命中。気絶する。
目を覚ました男は拳銃を手に、人魚が這いずった跡を追っていく。
このフロアは全て彼個人のオフィスだそうだ。
階下へのドアはパスワード式の電磁ロックになっていて逃げることはできない。
そう大きく叫び、姿を見せたら番号を教えてやると笑う。
すると途中で人魚の這った跡が人間のような二足歩行の足跡へと変わっていることに気付く。
男は売人の言っていた陸上歩行も可能という言葉を思い出す。どうやら足が変形するようだ。
その足跡はまっすぐクローゼットの中に向かって途絶えている。
男は嘲笑し、勝ち誇ってクローゼットのドアを開ける。
しかしそこに人魚は居ない。唖然とする男。
492 :
2/7:2006/11/10(金) 02:00:19 ID:???
次の瞬間、既に人魚は男の背後に立ち、注射器の先端を男の首筋に当てていた。
人魚の両尾ひれはまさに人間の両足へと変形している。
濡れた足をクローゼットの衣服で拭い、別の場所に潜んでいたのだ。
首筋に針を当てられ、男はパスワードを聞かれるままに答えた。
そして命乞いをし、もう自由にしてやるという。
本当? との問いに男は頷く。しかし後ろ手に銃を構えようとしていた。
「嘘つき」
ドン、という銃声と共に人魚の舌が男の脳天を貫いた。
倒れた男の手から硝煙の舞う銃が零れる。スーツを身に纏った人魚の脇腹に滲む染み。
彼女もまた同時に撃たれてしまっていた。それでも軽口を残して彼女はその場を去る。
外に出た彼女は公衆電話から売人に連絡を取る。彼女は売人とグルだったのだ。
しかしあの客を最後に彼女は故郷へ帰るという約束だったらしい。
念を押す彼女に売人は確約し、電話を切る。
売人は仲間たちと今後を相談する。そして人魚をが戻るのを待つのだった。
「はく製にするもよし ウロコを売るもよし……だろ?」
悪戯に銃を手に取り、仲間たちと笑いあう。
そして人魚が戻る前に彼らは耳に小さな機械をつけた。
「ブレインガード これさえつけてりゃオレ達は正直者さ」
場面は変わる。
父親の仕事の都合でアメリカに移住することになった青の戦士こと清水良樹。
突然の報に横田、黛、百池、赤川は騒然となる。対して表面上は平静な清水。
母親が単身赴任反対派だし、五年も他人の家に世話になるわけにもいかない。
清水と横田たちの別れは決定的なのだ。
10日後の空手大会も出ることは敵わない。横田は去年の雪辱を晴らす機会さえ与えられないのだ。
どうせ中学に入ったら空手をやめるつもりだったと清水はこだわりをみせない。
493 :
3/7:2006/11/10(金) 02:03:04 ID:???
何故もっと早く移住の話を教えなかったのかと百池に問い詰められ、ケンカになりかけるが
横田が机を乱暴に倒しその場を去ったことで沈静化した。しかし火種は残ったままだ。
焼却炉で空手大会のチラシを燃やし、人知れず清水は壁に拳を打ちつける。
ふと木陰から物音がして様子を見るとケガで動けなくなっている人魚を見つけた。
清水はすぐに誰かを呼ぼうとするが人魚はそれを止める。
そして手のヒレを見せて自分が宇宙人だと告白するのであった。
あっさり納得し、どうしようか思案する清水に拍子抜けする人魚。
宇宙人の知り合いが何人もいると聞いて逆に驚く。
百池のことを思い出し、呼びにいこうとするがケンカしたことを思い出し躊躇してしまう。
事情を聞いた人魚はすぐに謝ってきなさいと清水を諭す。
「会いたくても会えなくなることだってあるのよ
そしたら後悔しない?」
まさにその事態に直面していた清水。
礼を言い、待っていてと人魚に言い残して百池を呼びにいった。
先ほど別れた4人に追いすがり、清水は素直に頭を下げる。
横田は未だそっぽを向いたままだが他の仲間とは和解したようだ。
そして人魚のことを聞いてすぐに共に向かう。横田も後ろ向きのままでついてきた。
しかし戻ったその場所に人魚の姿は既にない。
残された血痕もひどく、容態の危険を感じさせる
その時、オレはまだ許していないと宣言する横田。
清水はどうすればいいかと聞くが、オレに聞くなと逆切れする。
「『言ってもお前を困らせるだけだから』と言いたいようです
アホだから言葉知らんのです」
「黛 はったおすぞ」
494 :
4/7:2006/11/10(金) 02:04:05 ID:???
そのことで黛と横田が言い争いになりそうな時、赤川が切れた。
これ以上ケンカすると何をするかわからないと言いながら泣き出す赤川にゾッとする黛と横田。
百池の仲介でいざこざは中断、休戦に全員が同意する。
そして人魚を治すために百池は再びあの変身リングを装着、他の皆も念のため装着した。
「悪そうな人じゃなかったんだろ?」
「うん 友達とケンカしたって言ったら叱られた。すぐ謝ってこいって」
「お――――」
「――で 何かすごく寂しそうだった」
「おお――オレ好みだ」
そして全員で人魚の血の跡を追いながら探す。
日も暮れたその時、山奥で銃声が響いた。
駆けつける清水たちが目にしたのは銃を手にした男と2人の仲間。
そして血を流して倒れているあの人魚だった。
「殺したのか?」
「いや急所は外した。水に入れて人魚の形態に戻ってもらわねーと価値がねーからな」
仲間の問いにこともなげに答える男。
その時、男は人魚を護るように取り囲む変身した清水たちに気付く。
正義の味方ごっこは他所でやれと嘲笑し、清水たちに銃を向ける。
しかしその間に百池の回復呪文で傷の癒えた人魚が意識を取り戻し、男達を問い詰める。
約束はうそだったのかと。
しかし嘘だったのなら彼女の舌に刺し貫かれて死んでいるはず、嘘ではないと男は言う。
男と人魚は故郷は同じだが種族は違う。仲間ではなく、密猟商と商品の関係だった。
男達が密猟を始めた時はツインテールマーメイドは他の密猟者に荒らされ絶滅寸前だった。
ようやく見つけた時には彼女を含めた稚魚が5匹残っているだけだったという。
その時彼女は他の人魚を庇い、自分ひとりで男達の言う倍を稼ぐといい犠牲になった。
495 :
5/7:2006/11/10(金) 02:05:22 ID:???
「母さんと同じことを言っただけよ」
その言葉にしびれ男は客を取り終えたら帰してやると約束したそうだ。
あの時は本心だったが人魚のために捨てた故郷に帰るのが勿体無く思え、つい撃ってしまったという。
その言い草に清水は反応するが、人魚がそれを止める。
男は出来心だったと謝罪し、今度こそ仲間のところへ帰すと約束する。
清水はウソに決まっているというが、人魚はそれを否定。声を聞けば彼女は真偽を判断できるのだ。
彼女の種族は脳が発する超微音を聞きとり、だまそうとする敵が近づくと反射的に攻撃する。
しかし男達の言うことが信じられない清水は何か仕掛けがあると見てヘッドギアのゴーグルを下ろす。
「このグラスを通してみると真実の姿を見ることができるんだ どんなにかくしても」
その時、黛がそこまでは本当だといって人魚の耳にウォークマンのイヤホンを着ける。
男達は人魚に反応がないのを見て先ほどの清水の言葉が本当だと判断する。
グラスを通してみる男達の姿は角が三本、真っ赤な目、ひれみたいな耳にキバだらけの口。
そして妙な機械があるはずだ、と清水が言う。
その言葉にリーダーの男は肩が反応するだけだが、他の2人が思わず自分の耳に注意を向けてしまう。
「耳だ!!」
一斉に飛び掛る清水たち。
男達は銃を撃つが、清水たちの改造スーツには通じず弾かれてしまう。
そして清水、横田の蹴りが、赤川の炎が男達を倒した。
機械で音を操作されていたと知り人魚は唖然とする。
そして縛り上げられた男達に自分が庇った他の四人の安否を尋ねた。
男たちは怯え、落ち着くように頼む。逆に答えて、と激昂する人魚。
「言えよ 言わなきゃオレがぶっ殺す
日本で本物撃てるとは思わなかった」
496 :
6/7:2006/11/10(金) 02:06:39 ID:???
男たちの銃を手に取り、清水が脅す。横田も自分の分を一匹残しといて、と追いうつ。
追い詰められ、男は答えた。
「皆売った 多分……いや!! 全員……死んだ」
それを聞いた人魚は清水の手から銃を取り……三発の銃声がその場に響き渡った。
一人だけになってしまったとその場に泣き崩れる人魚。
清水たちはそんな彼女に手を差し伸べる。
彼女の目から再び涙が零れた。
夜が明け、海の前で人魚は清水たちに礼を言う。
そして百池が自分のケータイ番号と無限度数のテレカをビニールに包んで渡すのだった。
「いつでもかけてよ すぐかけつけるから」
「滅多なこと言うな さされるぞ」
人魚は笑ってそれを受け取り、服を脱ぐと足を尾ひれに変形させて海へと飛び込んだ。
そして去っていく彼女を見送り、清水は横田に言うのだった。
「アメリカ行きたくねーよォ――」
「ようやく本音が出たか」
497 :
7/7:2006/11/10(金) 02:07:16 ID:???
そして海の中を泳いでいた人魚は彼らの名前を反芻する。
清水 良樹
百池 治
黛 真夜
横田 国光
赤川 太陽
そして深い海の底、彼女は友達を見つける。
それは彼女と同じ、地球の人魚
「あら素敵……あなた尾ひれが分かれてるのね」
――――みんな 友達増えたわよ
その頃、清水の父親は会社から妻に電話をかけていた。
彼の会社は松尾産業。何物かに会社のツートップの片割れが殺されたそうだ。
その為、これから未曾有の大人事異動があり、海外赴任も白紙だというのだ。
「またこの荷物あけるの? うれしいからやるけど」
「帰ってからオレがやるよ それより早く良樹に教えてやってくれ」
そして5人の日常が帰ってくる。
泣けた
( ;∀;)イイハナシダナー
最初らへんなんか絵柄変わってない?
人魚が海に戻る辺りからの流れがきれい
素直に泣けた
冨樫の引き出しの多さは半端じゃないな
この作品でここまで美しい結末の話が来るとは思ってもみなかった
あれ?ゲットさんは?
非合法のオークションとか売人とか幽白にもあったな
雪菜ちゃんを捕まえてた垂金とか左京とか
そういや奴隷商人も出てきたな
そういやこの五人って大魔王ゲットさんを倒すための大冒険をした後なんだよな。
結局レベルいくつになったんだろう?
黛 真夜っていうのか。なんだかそそる名前だな。
五人がカラーレンジャーになれて良かったねという話だな
教室に集まったら飛ばされる問題はどうやって対処したのかな
王子が出て来なかったのはまだ潜在意識に閉じこめられてるからか?
何この神エピソード…?
収束までの流れが美しすぎる
これいいねー。
カラーレンジャーの続きが読めるなんて思ってなかった。
しかし彼らはこれから先ずっと変身リング持ったままか…
ゲットさんが出てこない部分は美談になるという法則
銃渡すあたりのコマワリが神懸かってる
変身リングいいな。無料でポカリ飲みまくりだぜ。
携帯番号か…。幽白の時はポケベルだったのが懐かしいな。
1話できっちり終わらすとかマジすげー。
このストーリー普通なら単行本1冊分くらい使うだろ。
でもこの人魚ちょっと怖いな。俺絶対刺されるわ。
カラーレンジャー小学生なのに人間できてるヤツ多いな
そりゃゲットさんのチョイスですから
人間できてるってかみんな性格は悪いが良識あるな
一番世慣れしてる百地はきれいなスネ夫だな
この人魚、並の作者ならもっと単純な性格だろうが、
やっぱ何か違うよな。
いきなりゲス野郎って言ったり人殺したり、ホント、興味をそそろキャラを作る。
つーかほんと仲の良い連中描かせたら冨樫の右に出る者はおらんと思う
それくらい今月は素晴らしかった
>>515 でも人魚さんに「嘘つき」って言われてみたくね?
ゲットさんによって強制的に変身ヒーローにさせられた5人だったけど、
この時に本当のヒーローになったんだな。
みんな、感動してるところで悪いが素朴な疑問をぶつけさせてくれ
…あの五人が揃うと強制的にあの星へ転送させられるんじゃなかったっけ?
すでに解決したあと。
以上。
ゲットさん大魔王を倒したんじゃね?
クラフトさんが血涙と血尿垂れ流す思いで何とかしてくれました
この五人で学校の怪談風の話を描いて欲しい
「妙な機械が・・・あるはずだ!」ってのははったり?
そう
ウソを見分けられるって特性は便利そうだけど
反射的に攻撃しちゃうってのは不便だな。
「わわ私はテーブルの上にあったおまんじゅうなんて食べてないですよ」
みたいなウソでも刺されちゃうんだろうか?
それ刺した方にとっても刺された方にとっても不幸だよね…
地球の人魚さん達とうまくやれるか心配だ。
嘘つくと突かれるわけか、ガクブル。
しかしいい話だった!清水たちは嘘をつかなかったわけだね。
え、あの地球の人魚さんたちって
元人魚の見た幻影じゃなかったのか?
人魚さんが手のヒレをみせて笑うときの「にん」てのがなんか好きだ
>531
いやいや「みんな、友達増えたわよ」って言ってるから、実際にいるんでないの
王子出なかったが傑作だな。次号こそ王子とクラフトメインの話だな
俺もこんな友達ほしいなあ
>>527 「妙な機械が…」というのが実際の台詞。
「あるはずだ!」というのは心の声。
勿論前者はハッタリだが。
>>511 渡したんじゃなく、人魚さんが手を伸ばして取ったんだよ
人魚に話が移ってからの話題が多いが
ケンカ別れの辺りとかすごい繊細な話運びだな
清水と横田性格がかぶり気味なのに丁寧に描き分けてるし
冨樫カラーレンジャー……っていうかこの作品自体かなり気に入ってるな
黛のアホだから言葉知らんのですがいい
こいつの怒るツボはここなのか、って感じだ
最後の一足人魚たちも既に別の星から来てた宇宙人なのかな。
>>527 ああ、だから黛が人魚の耳塞いだのか
気付かなかった
「マジチャカ」ってルビ結構好き
ゲットさんはもはや帰らぬ人なのか('A`)
松尾産業のゴタゴタには王子が関わってるよ
次回はその話だよ
544 :
マロン名無しさん:2006/11/10(金) 13:05:32 ID:Xv3H+5Np
王子を閉じ込めるなんて野球部員A君は最強だよ
結局誰だったんだ野球部員
実は冨樫って天才じゃね?
黛も単なるスカしてるキャラじゃないし赤川もあいつらに必要な人間だってのが分るな
最初は「なんでこいつら仲良いんだ」って思ってたけど人間関係の描写糞上手いな冨樫
人魚の話抜きにしても泣きそう
>>538 黛結構本気で怒ってるんだよなw
素直になれない横田もいい
>最初は「なんでこいつら仲良いんだ」って思ってたけど
実はゴールデンハンマーの時にも何でだよと思ったw
今回の話で納得
百池の描写もいいと思う。
金持ちで女好きって言うテンプレ設定なのに全然嫌みさがない。
今気付いたけどこの五人それぞれの色の漢字が苗字に入ってるんだな
おせーよwww
ゴールデンハンマーといい以心伝心具合が素敵だな
転勤なくて良かったな
人魚が殺した下種が良樹父の上司だったんだろ?
この風呂敷のたたみぶり、しびれた
「アメリカ行きたくねーよォ――」にホロリとした
このセリフ素直に口に出せる心境に変わったのが、良くわかるし
どうして赤川がこの5人のリーダーやってるかが今回証明された
>>554 なにーーーー。
なんか10年くらい分からなかったことが解けた気分だ
>「おお、オレ好みだ」
百池、おめーホントに小学生か!?
あ、今回の話良かったっす。
冨樫、捕われてる女性を救う話好きだな。
清水がチャカ撃とうとしたシーンが良かった
冨樫は綺麗事嫌いだなw
>>556 自覚は無いだろうが影の中心人物だからな
(今回の話での)主役がためらわず人を殺すんだもんな。青年誌ならまだしも、天下のジャンプで殺人犯は描けないよな
目の前で殺しを見ても平然としてる小学生ってのが凄いな
あの5人はカルバリ行ったんだぜ?
山本の話でも思ったが冨樫作品のテーマは絶対倫理の否定っぽいね。
幽白で描き切れなかったテーマだよな
次は甲子園編かな
いやー、今回の話俺スゲー好きだわ
人魚さんは計らずも清水達にお礼をしたわけだ
清水、人魚さんに先生が宇宙人だってバラしてないか?
人魚さんも宇宙人だから、無問題?
漫画キャラの格好よさって優しさに置換えられる気がする
優しさだけではないけど冨樫は優しさを描くのも上手いよな。
それでいて冷酷さとか変態さとかを描くのも上手いから困る。
そういや冨樫の格好良いキャラって大体本質的に優しさ秘めてる奴多いな。
つか小学生のくせにかっこよすぎだろこいつらw
573 :
マロン名無しさん:2006/11/11(土) 01:12:05 ID:1VhIuAbL
言わなきゃ俺がぶっ殺す
なんて並の人間じゃ言えないって
てかゴールデンハンマー使えば良かったのにな
文字通り全てをぶち壊してしまうが
あんな神聖な技アイツらには勿体ないよ
直接手を下したかったろうし
というかゴールデンハンマーもだが、基本的にカラーレンジャーの技って殺人級の威力無いんじゃないかな
ハンマー直撃したゲットさんも生きてたし
まあゲットさんだからアテにはならんけど
5階から飛び降りても平気、車に挽かれても一晩で治る人だからな
そんな王子の歯を折ったゴールデンハンマー
バスガス爆発バスバス爆発バスガス爆発が地球人を殺せないなんてことはないだろw
白×黒で退廃の力を呼び起こせば文明が廃れて死人がいっぱいでるよ!
だがおすすめはしない
赤と白でピンクの力とか見てみたかったのは俺だけか?
いや、もちろん他の色も気になりますがねへへへ……
植物の力と退廃の力以外も知りたかったな
あの変身グッズって元々は既製品だったものをゲットさんが改造したんだったよね。
戦隊ヒーローが全宇宙共通だということに感動した
カラーレンジャーネタまた見たいなぁ
>>582 なんか「本場モノのスーパー戦隊」を見るために地球に来てるやつとかいそうだな。
>>582 逆に考えるんだ 石森章太郎の正体はエイリアンだったんだと考えるんだ
>>586 それを言うなら「八手三郎の正体はエイリアンだったんだ」じゃないのか?
「スパゲティ タベタデショ」
「タベテナイヨ」
「ケチャップ ツイテルヤン」
嘘 つ き ドシュ
((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
「いやーアメリカ行きたかったんだよなー」
嘘 つ き ドシュ
カラーの色性格は全宇宙共通じゃなくて、王子が地球の日本びいきだから知ってたんじゃないのかな
なんせ地球来て数ヶ月なのに日本の歌手の歌を歌えるぐらいだし
色性格て?
めちゃくちゃ日本贔屓だぞあの宇宙人は糞ワロッタな
つーか説明下手で申し訳ないけど冨樫って否定的な作風じゃないよね。
山本の話でもこの人魚さんが撃った話でも基本が肯定っつうかんじ
593 :
1/8:2006/11/12(日) 01:58:36 ID:???
No.015 Full moon…!
ニット帽にサングラスをかけ雪隆のアパートを訪れる王子。
突然の訪問に雪隆も驚く。
王子は許婚と弟に追われているからかくまってくれという。
その弟と許婚は地球に降り立ち、クラフトたち護衛隊に王子の行方を聞いていた。
クラフトは見当がつかないと報告するが、内心は王子に逃げ切って欲しいようだ。
(逃げ切ってくれたのむ!! 今度ばかりは貴様の味方だ)
弟はすぐに追跡する、と早速行動を開始する。
弟の方はドグラ星の第2王子 モハン=キ=エト・ドグラ。
一本気で実直。民の信望も厚くバカ王子とは違う意味で行動力もある。
許婚の方はマグラ星の第1王女 ルナ=ミ=マド・マグラ。
不幸にも生まれる前からバカ王子と結婚することが決められていた。
しかし彼女はそれを至福の喜びと信じ疑うこともせず享受しようとする
王子には理解不能の生き物だという。
2人とも保守的でバカ王子は彼らを苦手としているそうだ。
王に即位する気などないバカ王子はある法案を王立議会にかけた。
満20歳になるまでに結婚しない場合、王位継承権は次順の王子に移行するという法案だ。
国民投票で96%以上の支持を得てこれは可決された。
後一ヶ月で継承権はモハンに移り万事解決するはずだったが、何を血迷ったのか
モハンが許婚のルナを連れて地球までやってきた。
期日までにバカ王子とルナを結婚させる気らしい。
モハンが王様になりたくないわけではなく融通が利かないだけだとバカ王子は言う。
ちなみに何故バカ王子が王様になりたくないかというと面倒くさいからだ。
「王様なんてなりたい時に一人で勝手になればいいのだ さすれば直訳で歌えもしよう」
594 :
2/8:2006/11/12(日) 01:59:32 ID:???
その時、雪隆の部屋の窓の外にヘリコプターが現れる。
乗っているのはモハンとルナだ。
モハンはそのヘリコプターの操縦席に座ったままスピーカーから結婚の儀の口上を始める。
「これよりドグラ星・マグラ星両惑星の王家
ドグラ星 バカ=キ=エル・ドグラ王子と
マグラ星 ルナ=ミ=マド・マグラ王女の結婚の儀をとり行う
本日はうんだらかんたら 誓いがどーたらこーたら
永遠になんたらすんたら
それでは両惑星の反映を願い 国歌静聴!!」
そしてイントロで以下省略される国歌。
それを見てバカ王子(本名)は前言を撤回し、モハンもある意味で融通はきくようだと評する。
騒ぎを聞きつけ、美歩も雪隆の部屋へとやってくる。
そしてあっという間に最後の儀式、指輪の装着まで進行する。
指輪を装着する前にルナ王女がマイクでバカ王子に呼びかける。
大意であなたを愛しているという意味のことを長々と話すルナ。
しかしドグラ星の言語で話しているため雪隆には話が理解できない。
「何て言ってんだ?」
「宇宙は膨張しているとかなんとか」
そしてルナ王女は指輪を嵌める。
王家御用達特製バイオリング。一度はめると肉の一部となり生涯はずせないらしい。
会わずにここまで思いつめることができるとは、見ようによってはサイコで王子好みだそうだ。
これで後はバカ王子が指輪を嵌めれば結婚の儀は成立する。
モハンは公僕として民の糧となれ、とバカ王子を説得。
もう十分に自由を楽しんだ筈だと。しかし当然王子はそれに反論する。
「バカな!! むしろこれからではないか!
現におもしろ地球大改造計画は2年後に!」
「相手の話はわからんが多分お前がまちがってる!!」
595 :
3/8:2006/11/12(日) 02:01:14 ID:???
思わず横から突っ込む雪隆。
この状況では雪隆もどちらに味方すべきか決められない。
その時、モハンとルナ王女がヘリをアパートの屋上に着陸させ、窓から入ってきた。
次の瞬間にはバカ王子の姿は既に部屋にない。逃げ足の速さに感嘆する美歩。
ルナ王女はおそらくすぐに戻ってくると言い、雪隆に分厚い封筒を渡す。
王女は流暢な日本語を話す。バカ王子が好きな言語だと知って必死に勉強したそうだ。
そして最初の目的は果たしたとして、モハンとルナ王女は去っていった。
王女の読み通りすぐに戻ってきたバカ王子。
それはいいとして何故この場所が発見されたのかが解せない。
クラフトは王子以上にモハンが王位につくことを願っているため、
彼が教えたのというのはあり得ない。今回に限りクラフトはバカ王子の協力者なのだ。
考えられるのは他の密告者。
バカ王子は髪の毛を二本抜くと、それをロッド代わりにしてダウジングをはじめる。
そして見つけたのは複数の盗聴器。
汚れ具合から仕掛けられていた時期は、初めて雪隆にバカ王子が会った次の日から。
そして浮かび上がった犯人は護衛隊の一人、コリン。
あの王女はただものではなさそうだと、王子は興味深く封筒を開ける。
中から出てきたのはビッシリと文字が書き詰められたノート。
余白憎しとばかりに乱雑に書き込まれた日本語に雪隆と美歩はどっ引く。
(サイコさん!!)(サイコさん気味だわあの人)
バカ王子は冷静にその文面を観察し、誤字が多いことに気付く。
雪隆と美歩から王女が日本語を必死に勉強したということを聞き、誤字はわざとだと判断。
バカ王子はハゲかつらを被って雪隆に全ページ10枚ずつコピーを命じる。
命令を素直に受けた雪隆は背を向けて数歩でUターンし、自分で行けと王子を蹴り出した。
見事なノリツッコミである。
596 :
4/8:2006/11/12(日) 02:02:01 ID:???
小型船の中でコリンとモハンが話している。
ルナ王女は中で王子の動向を探っているらしい。
バカ王子の過去の映像(?)をモニターに移しながら、バカ王子たちの会話を傍受するルナ王女。
ノートの綴じ目には小さな盗聴器が仕掛けられていたようだ。
王子たちは暗号を解読していた。
誤字を塗りつぶすと本当の文字が浮かび上がる。内容は
「まん丸い月の下骨尾山山頂で楽しいクイズを出題します 2時ちょうどお待ちしております」
雪隆も甲子園に行ってから似たような手紙を貰ったことがあるらしいが、これはケタ違いだという。
だがルナ王女はサイコを演じているだけ、本物なら手紙の文章に裏の意味などは持たせない。
バカ王子に合わせようとしているのならすごい努力だ。王子にとって嬉しくはないが。
そして何気ない疑問から雪隆が発した、弟が別人だったりして、という冗談を聞いたバカ王子。
別人の可能性は大いにありうると、説明を始める。
本当なら一体誰がそんな手の込んだことをするのか。
「マグラ自由同盟」
ドグラ星とマグラ星はちょうど地球と月のような関係で、その性質上古くから支配従属的な因習が
今なお数多く残っている。その代表的なものが両王家の結婚であるとして攻撃の旗印にかかげているのが
マグラ自由同盟である。
無血革命でのマグラ星解放が彼らのスローガン。
バカ王子の法案で保守的なモハンが王位につくことは同盟にとって都合が悪かったのだ。
そこで同盟が立てた計画が王女とすり替え、バカ王子とニセ王女を結婚させて少しずつ洗脳すること。
もっと早く気付けた、モハンがヘリの中で結婚の儀をしてた時に違和感があったと、バカ王子は悔やむ。
マグラ星を「惑星」と呼ぶのは同盟が好んで使う間違いなのだ。
それを盗聴していたルナ王女はこんなに早く感づかれたことに驚く。
満月まであと一週間もあるのにこれは不味い、と。
その時、王子たちの話の続きが聞こえてくる。
597 :
5/8:2006/11/12(日) 02:03:49 ID:???
本物の王女は右肩に2つのホクロがある。もしかしたら本物の王女させバカ王子が知っていることを
知らないかもしれない。これを切り札にカマをかけてみる、と王子は言う。
それを聞いて、ルナ王女は大声で笑い出す。
その場を離れ、コリンとモハンに前祝いだと酒盛りを始める。
そして牢の中で拘束されているルナ・モハンと全く同じ顔をした2人にもあと一週間の辛抱だと笑うのだった。
そして満月の夜。山頂で邂逅するルナ・モハン・バカ。
クイズを聞く前に確かめたいことがある、とバカ王子は切り出す。
「2人が本物である確信が持てない」
「兄上!! それはいくら何でも無礼すぎるぞ!!」
「いいのです。何をもって証といたしましょうか?
誓えとおっしゃるのならいかなるものにでも」
「本物の王女なら肩にホクロがあるはず 見せていただけますか」
「なぜ……そのことを 御存知なのですか?」
「ぼくも王女の映像メールを見るのが日課だったのです
その中にたった一度だけですが映っていたのを記憶しています」
「……わかりました お見せいたします」
肩を肌蹴るルナ。顔を背けるモハン。
その肩には2つのホクロがあった。
「これで信じていただけますか」
「ええ やはりあなたは本物じゃない マグラ自由同盟の闘士ですね?」
本物のルナ王女の肩のホクロは2つではなく3つ。
あの時、盗聴器を全部見つけたわけではないと気付いていたバカ王子がそれを利用した罠だったのだ。
本物の王女を捕らえていながらホクロの確認をしなかったのは無血革命を貫く同盟ゆえ。
ムリに調べれば王女が自害する危険があることを彼女たちは知っていたからだ。
そしてバカ王子の背後から小型艇に乗ったサドとクラフトが2人に向けて照準を合わせる。
二人は抵抗せず手を挙げた。
598 :
6/8:2006/11/12(日) 02:06:30 ID:???
「王女と弟のいる場所へ案内してもらいましょう
あ、それから弟役のキミ、顔をそむけたところ芸が細かくて合格!」
そしてコリンも捕らえられ、クラフトはコリンを撃ち殺したい衝動に駆られる。
サドも全て吐かせてからだとにべもなく、コリンは涙した。
そしてバカ王子は牢屋にて先ほどの2人と全く同じ顔に対面する。
「うわい こりゃビックリ 同じ服着せてシャッフルしたら見分けがつかんな」
自責の念に駆られ落ち込む2人を前にしてやはり苦手だ、と口にするバカ王子。
しかし捕まった女が何かを忘れていないか、と王子に忠告する。
「楽しいクイズ?」
「その通り」
その指には既にリングが嵌められている。
生涯外すことの出来ない指輪が。
「宇宙に1つしかないお姫様の指輪を盗賊に盗まれてしまいました。
一度嵌めたら生涯外せない指輪。これがないとお姫様とは結婚できません。
あなたが花婿ならどうする?」
気絶する牢の中の王女。
激昂するクラフトに気丈に言い返す女。
「わかってなきゃこんなバカげたマネするわけないでしょ!!
このうすらちっぽけな節くれが私達マグラ星の民全員をおとしめている象徴なのよ!!
さぁ答えて!! 考える時間はたっぷりあったはずよ!」
女はバカ王子に返答を迫る。
599 :
7/8:2006/11/12(日) 02:08:16 ID:???
バカ王子が出した結論は――彼もまた指輪を取り出す。
「答えは1つ 盗賊と結婚する」
なんと指輪をそのまま自分の指に嵌めてしまった。
気絶するクラフト。
「王様と革命家 それなりにいい感じ
温室育ちのおじょーさんよりは息苦しくない家庭が 適度にデンジャラス
キミはかなり見込みがある!! サイコー キミ サイコー
まずは2人で王朝を壊すことから始めよう その後 我々の宿敵となり得る
悪夢のようなガキを作成 飼育」
そして公務の補佐は宜しく頼む、と手を挙げているモハンへと呼びかける。
すぐ間違いに気付き、牢の中のモハンへと向き直るが……
牢の中のモハンは醒めた目でもう一人のモハンを指さした。
「いや…そっちが本物ですよ 王子さん」
目を見開き、バカ王子は指さされたモハン(本物)を見る。
彼は手を挙げたまま感嘆していた。
「すげ〜〜〜〜兄上が本当に自分から指輪はめちまった……
悪だくみで完敗したのも初めて見た」
唖然とするサド。飛び起きるクラフト。同盟ではなく王女側の加担者だったコリン。
牢の中の王女=同盟闘士は説明する。マグラ自由同盟が考えたのは王女誘拐とすり替えまで。
しかし逆に捕らえられて、ルナ王女の計画に利用されたのだという。
600 :
8/8:2006/11/12(日) 02:09:08 ID:???
「まあただのお姫様なら芝居に協力する気なんてなかったけどね。
サイコも盗聴も指輪のクイズも全部本物の王女が考えたことよ。
あんたが選んだ結婚相手は間違ってないわ 王子さん」
そしてルナ王女(本物)はにこやかに笑う。
「ホクロは1コパウダーでかくしました。
ホクロのことを覚えていてくれたと知ったとき、うれしさの余り本当に頭おかしくなりかけました
考える時間与えすぎてヒヤヒヤもんでした」
そしてバカ王子に深々とお辞儀をする。
「変な女ですが末永くよろしくお願いします」
バカ王子は最後まで固まっていた。
ゲットさん初敗北。ってゆーかバカ王子って本名かよ!
ルナたんめっちゃかわいいなおいwww
どっちにしろ結婚しちゃったからクラフトがコリンを殺したいのは変わらんな
変な美少女キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* !!!!!
主人公がこんなにあっさり結婚するなんて悟空並だな
でもゲットさんの嫁かorz
ていうかバカ王子てwww
クラフトの気絶っぷりが素晴らしいw
それにしてもゲットさんの本名www
もしかして日本が好きなのは日本語の「バカ」の意味が気に入ったからか?
弟はモハンか・・・両親絶対わかってやってるだろw
よく、こんな重大な話を一話で収めたもんだ
つうかバカ王子(本名)20歳未満かよ!
すげ〜、「宇宙一頭のいい馬鹿王子」の裏をかいて騙してしまうとは。
宇宙一頭のいいイカレ夫婦誕生だ。
弟カコイイ
この夫婦なら宇宙征服も夢じゃないんじゃないか?w
直訳で歌えもしよう、の意味がわからん。
幽助が死ぬところやサキ女王のアップのときにも思ったが
冨樫の描く横顔って綺麗だから好きだ
やべぇ、ルナすげぇ萌える。
滅茶苦茶いい女じゃね?
>>613 女王様という歌手がいてな。
まぁ、パッパラー河合なんだけどさ。
そいつがクイーンの日本語直訳で歌ったりしていたわけだ。
こんなにどんでん返しがあるとは
ホント凄いな冨樫
ゲットさん・・・いや、バカ王子のテンションサイコー キミ サイコー
変な女ですが末永くよろしくお願いします
糞萌えたわ、流石元ラブコメ作家
とはいえラブコメ作家だったことが信じられないような作家になったな
クオリティたけぇえぇぇぇ
隊長気苦労が絶えませんな
クラフトはそういう宿命だから
冨樫のラブコメもなかなかいいな
いずれ高橋留美子作品並のを描いてみて欲しいな
>>617 ちょっとまて、王様が先で、その流れに乗ったのが女王様じゃなかったか?
これは素晴らしい夫婦になる予感…!
バカ王子って本名かよwww
誰も予想なんて出来てなかったぞw
流石は冨樫だわ。
ちょwwwwwwコリンwwwwwwと思ったけど
やっぱりあのコリンだ、よかったよかった
疑ってごめんよコリン
王様 直訳 で調べればいいじゃん
さすれば直訳で歌えもしよう
バカとモハンとかドグラマグラとかくだらねーw
632 :
マロン名無しさん:2006/11/12(日) 04:24:37 ID:Yppd7quI
ご結婚おめでとうございます
サイコさん演じたり、自分の偽者を演じたりしてて、
ルナのキャラがさっぱりわからねえw
最後の「末永くよろしくお願いします」の時がルナの本当の性格でいいんだよな?
相変わらず話にキレがあるなぁ
>>633 目的のために手段を選ばないけどいい子って所でいいのかな?
> 「これよりドグラ星・マグラ星両惑星の王家
> ドグラ星 バカ=キ=エル・ドグラ王子と
> マグラ星 ルナ=ミ=マド・マグラ王女の結婚の儀をとり行う
> 本日はうんだらかんたら 誓いがどーたらこーたら
> 永遠になんたらすんたら
> それでは両惑星の反映を願い 国歌静聴!!」
>
> そしてイントロで以下省略される国歌。
ここらへんのセンスはさすがだな。
ゲットさん本当にバカwwwww
ドグラ語じゃない?
イデオンのモエラ?
いやールナたんかわええ。すっかり騙されたし。
しかし、バカ王子(本名)のプロポーズが恐ろしいんだがw
宇宙最高の頭脳の王子と王子の裏をとり婚約にこぎつけた王女
この二人の子供がいったいどんな奴になるのかキニナル・・
>628
ファンロードに
「まさか王子の本名が「バカ」ってこたないですよね」
って投稿があった
気がする
なんでゲットさんは王女のホクロのことを知っているんだ?
>「ぼくも王女の映像メールを見るのが日課だったのです
>その中にたった一度だけですが映っていたのを記憶しています」
が嘘やハッタリじゃ無くて、本当に日課だったということか???
本当にバカ王子とはw
王女すげえw
>>644 そう
嘘を吐く時ってのは全部嘘にするんじゃなくて、
虚構は最低限にして他は本当の事を言うのが一番効果的
まあ王子が盗聴されていると知りながら
わざわざ条件喋ったりしなければ
王女がそれを逆用することはできなかったわけだが
それでは話が成立しないんだよな
今回の王子のミスはそこ一点
嘘 つ き
ザシュ
「王様と革命家 それなりにいい感じ
温室育ちのおじょーさんよりは息苦しくない家庭が 適度にデンジャラス
キミはかなり見込みがある!! サイコー キミ サイコー
まずは2人で王朝を壊すことから始めよう その後 我々の宿敵となり得る
悪夢のようなガキを作成 飼育」
このたたみかけるような台詞が素敵すぎる。冨樫ノリノリだな。
ルナは全漫画の女キャラの中で一番好きかもしれん
あて何気にモハンのキャラもいい
ルナと悪夢のようなガキを作成したいです><
>あ、それから弟役のキミ、顔をそむけたところ芸が細かくて合格!
豆乳吹いたww
本当にバカだったのか・・・
「だとしたらあなたにあわせようと一生懸命なのよ 凄い努力だわ」
この台詞が妙にツボったw
そうか、甲子園行ったのか
ちょっと待て、この二人が結婚して子供生まれたら、どうなるんだ?
ルナさん似ならまだ良いけど、もし王子似だったら要するにゲットさんのバージョンアップバージョンだぞ
クラフト\(^o^)/オワタ
>>650 悪夢のようなガキはバカ王子じゃなきゃ作れないよ><
次回はYJ掲載で子作り編掲載
恋する乙女の執念は恐ろしい
ゲットさん改めバカ王子の為にここまで準備周到に・・
>>648 平和とか退屈とかが死ぬほど嫌いなんだろうな。
そういえばバカ王子のモデルはパタリロだと何かで読んだな
クラフトがバンコランで
>>646 >まあ王子が盗聴されていると知りながら
>わざわざ条件喋ったりしなければ
王子は盗聴されていると知りながら
わざと「ホクロ」という条件を喋って
ホクロの数の違いで真贋見分けようとしたんだろ。
で、王女はわざと間違った数のホクロを見せて
王子に自分をニセモノの方だと思い込ませて
指輪をはめさせた
つまり王子はわざと喋って王女を釣ろうとしたが
王女がさらにその一枚上手だったと
しかし何故王女はゲットバカ王子を好きになったんだ
人を好きになるのに理由は要らないんだろう
と藤井マネージャーを見て思った
>>660 仮に偽者だとしたら
あそこで雪隆に説明せずに会ったときに「ホクロがあるから見せろ」でおk
どっちにしろ偽者は知る由もないんだから
わざわざ「ホクロがあること知ってますよー」って言っちゃったもんだから逆用されたんだよ
で、モハンの融通の効いた部分はルナ(本物)の演技指導の賜物なのか数年見ないうちにある意味融通利くようになったのどっちかな。
結局ゲットさんはどうやって脱出したんだ?
盗聴器の汚れで細かい日付まで分かるのかな
>>655 いや、案外そこだけはあの究極のバカ夫婦でも思い通りに行かない気がする。
ほんとーに良い子に育っちゃって
「王の御子息であらせられるドグラ王子、王女は本当にいい方なのだ!!
あのお二人の両親が、何故あのような悪魔なのか、それを思うと、
それはもう残念でならない!!」
とか将来言われるかもよw
>>667
確かにマイナス×マイナス=+だな
>>666 コリンやクラフトは部屋に上がった事があまり無いんじゃない?
王子ですら初対面のあと3ヶ月も間を空けて再訪したくらいだし
コリンの仕業だとハッキリしていればそういった理由で
付けられた日を特定することも可能だけど順序が逆な感じだな
既に王子がコリンが犯人だと気付いていて
雪隆たちに気付かせるためにわざと言ったんなら納得できるけど
バカ王子の子供はクラフトが全身全霊をかけて真人間として育てようとするだろうなぁ。
なんか実の両親よりクラフトの方に懐いちゃったりして。
そんで悪魔のような実の両親と対立した王子が、
「あんたなんか親じゃない!俺の親父はクラフトだ!クラフトが俺の本当の父親だ!!」
「・・・」←感涙して声も出せないクラフト
「実の親を憎むガキ それなりにいい感じ
温室育ちのおぼっちゃんよりは息苦しくない家庭が 適度にデンジャラス
クソガキ、お前はかなり見込みがある!! サイコー キミ サイコー
まずは親子で銀河を壊すことから始めよう その後 我々の宿敵となり得る
悪夢のような孫を作成 飼育」
おもしろ地球大改造計画がすげー気になる
ゲットさんは地球に何しようとしてたんだ
バカ王子って本名が判明したにもかかわらず
ゲットさんと呼び慣れてしまった俺ガイル
なにげに美歩ちゃん「バ・・・王子さん」
本名「バカ」を知っているけどいわなかったのはやはり日本語としての「バカ」のせいかなあ。
>>669 ちび王子!
あれ、禿しくかわいかったなぁ。
……まぁ、性格が腐ってないからだろうけどw
>>676 本名知ってたのかな
王子がいないときは「あのバカ」みたいに言ってるか思ってるかしてて、
本人を目の前にして口に出そうになったけど抑えた、って感じかと思ってた
確かにバカって本名と分かってても言いづらいよな
俺はもうゲットさんと呼び続けるよ。心の中で。
実際にどの宇宙人もバカ王子バカ王子と連呼するからそう呼ぶのが普通になってたりして
それが本名だったとは・・・
>>672 ハッタリやカマかけは王子の最も得意とする所業でございます
コリンさんが!?
ぼくもびっくりだ。
ゲット・バカ王子の毛、便利だなw
なんか弟も普通にバカ王子やルナ王女の手助けをしてくれそうな
おもしろ地球大改造計画や悪夢のようなガキ飼育なんかでもw
そしてクラフトの心労は溜まる
でも
>>667も良いww
クラフト息子「俺も将来親父みたいな王子の側…クラフト「馬鹿な真似はやめろおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
えーと混乱している。
結局は王女・弟の思い通りになったわけだけど、
偽物はどういう事をしようとしていたんだ?単に正攻法で愛を解いて、王子が納得することを期待していたのか?
まあ、逆にとっつかまる間抜けだから、それくらいのことしか考えていないだろう。
気になるのは、王女・弟は、「呼び出したときに、王女に成り代わっている偽物として、どういう求婚をするつもりであったか」
もっと言うなら「楽しいクイズを何と考えていたか」ということ。王子が偽物の可能性に気付いていない楽しいクイズを聞きに来たらなんというつもりであったのだろう。
だれかわかる?
×王子が偽物の可能性に気付いていない楽しいクイズを聞きに来たらなんというつもりであったのだろう。
○王子が、王女らが偽物の可能性に気付いていないふりをして、単に楽しいクイズを聞きに来たふりをしたら
なんと言ったのだろうか。
なんだかんだで筒井君と王子って仲良いな
雪隆のノリツッコミいいよなwww
>>686 何を疑問に思っているのか良く分からん。もうちょっと分かりやすく書いてくれ
・偽者の思惑
王女に成りすまして無理矢理にでも結婚する。あとは王子が作中で言ってる通り
→王女達が偽者だということに王子は気付かないと予想していた
・ルナの思惑
王女の「偽者」に成りすまして王子に指輪をはめさせる。
→王女達が偽者だということに王子は気付くと確信していた
・「惑星」の誤用から、王女は自分が偽者であると匂わせようとしていた
・「郵便配達員が〜」ってセリフからはバカが盗聴器の裏を掻くことを想定しているようには見えない
(気付いたのはホクロで見分けることを王子がわざと漏らした時点)
・王女はバカが自分のことをそれほど深く知っているとは思っていなかった(ホクロの件)
今回の計画は細部は行き当たりばったりというか、
アドリブでなんとかしていく方針だったんだろう
王子がどうやって、どの時点で偽者と気付くか、
それにどう対処するか、偽者であることをバラすタイミング等
多分、偽者を演じないと、サイコ要素だけでは
満月の夜に会うことすらしてくれないと思ってたんだろう
>>691 「ルナが演じた偽物が立てた筋書き」は何だったんだろうか、ということ。
ルナの筋書きは、偽物が本物を演じていると思われることを前提として、
王女の偽物になりすまして王子に指輪をはめさせること。
これは当然分かる。
しかし、ルナが演じた偽物もある筋書きを持って、自分と王子をくっつけようとしていることにしないとならないでしょ。
その筋書きがわからないんだよね。
最たるものが、王子が偽物だと暴くのを後回しにして、クイズを聞いたとしたら、
そのクイズはなんと言うつもりだったのかということ。
そのときに「指輪をはめたのは賊。どうする?」とは言えないでしょ。
さすがのバカ王子でも人命がかかってる状況で
ふざけたことはしないと思うので、弟達の安全を確保するために
まず偽者だと暴いてくるとルナは予想したんだと思う。
だからクイズは一つしか用意してなかったんじゃないか?
もちろん何か他のクイズを用意してた可能性もあるが。
王子の知能と判断力とわずかな良識に頼った作戦って感じだな
>>692 そこら辺も全部ひっくるめてルナの思惑通りだったってオチだろ
695 :
283:2006/11/13(月) 23:02:14 ID:???
>>692 まとめてくれたところ申し訳ないんだが、やはりなにが言いたいのかよくわからない。
>ルナが演じた偽物もある筋書きを持って、自分と王子をくっつけようとしていることにしないとならないでしょ。
ルナが演じた偽者って「マグラ自由同盟」のことでいいんじゃないのか?
だったら理由(筋書き)は作中に王子が言ってた通りだと思うが
>最たるものが、王子が偽物だと暴くのを後回しにして、クイズを聞いたとしたら、
こっちは判らない。
たぶんその時はクイズの内容が違っていたと思う
696 :
695:2006/11/13(月) 23:24:15 ID:???
あ、ちなみに俺の意見。
今回の計画って
>>691も言っているように細部はアバウトなんだけど
これってわざとそうしたんじゃないのかなーと思う。
完璧な計画って方程式みたいというか、答えが導き出しやすいんじゃないかと。
大筋だけ作ってあとは臨機応変に対応していく形をとって
王子に見抜かれないようにしたんではないかと思ってる。
相手は予想の斜め上をいくやつなんで、ありとあらゆるパターンのシミュレーションは
しておいたと思うんだがどうだろうか。
なので、
>王子が偽物だと暴くのを後回しにして、クイズを聞いたとしたら
ぐらいだったらきっと予想の範囲内。
あくまで個人意見だけどね。
ちなみに↑の283は間違いなので気にしないでくれ
ルナとしては
「"自分が偽物のフリをした 本 物 "という所まで王子が見抜くかどうか」
の、一点にのみ勝負を賭けた(そして賭けに勝った)
それ以外は、一見綱渡りの計画のように見えるけど、ルナは全てを確信していたわけで
「王子が〜してたらどうしたのか?」という質問はナンセンスでしょ
ルナは生まれてからずっと王子の奇行だけを観察してきたんだから
王子のことに関しては大体予想付くんじゃないかと、そうおもった
ルナは、実はネコ。
アルテミスやらダイアナやらも出て来るのか?
ごめん。
すごく勘違いしていた。
王女は、偽者を演じていたわけだが
その偽者の筋書きでは、自分が結婚の儀を行いさえすれば、
その後ばれようが、ばれまいがどうでもよかった。
作中で明言している。
あのヘリでの行動が済んだらあとはお遊びだってことだったんだね。
偽者だとばれても、よし。ばれないならなおよし。そんな感じだったんだ。
結婚の儀というのを、王子も指輪をはめること、みたいに勘違いしていた。
だから、はめる前にばれてしまったから、計画は未完だが、まだ完全な負けではない、みたいなことを言っていると思ってた。
むしろ、偽者だと分からせて困らせるために、時間を与えたってことなのかな。
偽者の筋書き(劇中劇みたいな感じ)ですら、自分が偽者とばれることを想定していたのか。
俺が王子だったら、偽者の可能性すら気付かないわ
オレが王子だったら実物拝んだ瞬間に喜んで指輪はめるな。
王子は外見気にしなさそう
705 :
1/6:2006/11/14(火) 02:00:38 ID:???
No.016 Honeymoon…!
雪隆 お元気ですか ぼく達は元気です
早いもので初めて雪隆に会ってから10年近く経つのですね
娘のカナも7歳になり親子の交流などそっちのけで読書に熱中している様子です
ドグラ星 新王朝もようやく軌道にのりそこでカナを両親にあずけて
少し遅めの新婚旅行をすることにしました
特にあてもなく二人で色々な星をブラブラ観光するつもりです
地球もずい分変わったのでしょうね できれば途中でたちよれたらと思います
「本当なら今日このハガキを直接渡す計画だったのに……
まさかこんな事になるとは」
ある星に新婚旅行で観光に来ていたバカとルナはある武装集団に襲われている最中だった。
荒野にぽつんとある一軒家で武装集団はそこにいた警備員を皆殺しにするが、
バカたちは丁重に扱う。彼らは革命家であり、有名な二人に会いたかったとうそぶく。
彼らは革命商社クイーンツ。革命家というよりも誘拐屋というほうが正確で、
特に思想もなく金だけが目的の集団。
キナ臭い火種を抱える星の要人をさらって政府や企業に金を要求し、商談が成立すれば
人質は無事に帰す。相手が要求を断ったりヘタに抵抗した場合残酷な方法で人質を殺害し
建前の犯行声明をぶち上げる。どちらにしろ「クイーンツ」の企業イメージは
ダークにグレードアップするわけである。
その集団は小さな物音がしただけで全員が銃を乱射するほど用心深いが、
プロなのでお金さえ払えば無傷で帰してくれるだろう。が……
「もちろん払う気はないでしょ?」
「うむぼくに考えがある。くる途中とても奇妙なカンバンを発見してね。
君は何が起きてもあわてずに適当にニコニコしててくれ」
そしてクイーンツのリーダーがバカに通信機を渡し、金を用意するように言う。
要求額は600000オーパ(約40兆円)制限時間は1トロン(約3時間)。
そこでバカが連絡を取ったのはドグラ星ではなく、なんと地球の雪隆だった。
706 :
2/6:2006/11/14(火) 02:01:37 ID:???
そして日本語で談笑する。
「あ―――もしもし雪隆? よくわかったな そうぼくだ
いや実は遅まきながらハネムーンをしている最中なのだが久しぶりに顔を見たくなって
ぼくに見せたいもの? それは楽しみだ そうだな生きていれば明日にでも行けると思う」
『金は時間内に指定の口座へ振り込むそうだ』
真面目な顔で通信を終えるバカ。
そして交渉が無事に成立したところで場所を移動しようと提案した。
なんでもこの地域は重要な環境保護区に指定されていて立ち入り禁止だというのだ。
それを聞いて笑い出す男達。だからこそこの場所を隠れ場所に選んだのだから。
他星人に解放されて間もない惑星の自然保護区ほど安全な場所はない。
しかしクイーンツは何も知らずにここを選んだようだ、とバカは断じる。
この場所は保護区といっても実際は監視付きの隔離である。
彼らがこの星の言語を理解できていれば来る途中の警告に気付いた筈だとバカは言う。
ここにいる生物は突発性素行不良型生物群と呼ばれる無数の種類が混在する昆虫集団であり、
それらは互いに協力し「ある犯罪行為」に酷似した行動を示す。
「犯罪行為? 畑荒らしか何かかね?」
「営利誘拐だ。 命が惜しければ今すぐアジトを移した方がいい」
そういうバカを嘲笑するクイーンツの面々。
気にせずバカは説明を続ける。
この地域の昆虫達はナワバリを荒らすヨソ者をら致 監禁する。
しかしこの昆虫群が変わっているのは捕まったヨソ者が降伏の合図を出し
昆虫達に自分のナワバリを渡すと解放してくれるという点だ。
ただしもしも渡すナワバリがない場合は彼らの食糧になるしかない。
今、バカたちとクイーンツはまさに彼らの勢力圏内にいる。
それをクイーンツの一人が笑い飛ばす。
誘拐の専門家である自分達が昆虫の習性にビビるはずがない。
その時、一匹の虫が男の額に張り付く。
707 :
3/6:2006/11/14(火) 02:02:45 ID:???
バカは警告するが、男はそれを無視して虫を殺す。
次の瞬間、アジトの窓が一面、昆虫にびっしりと覆われていた。
窓を開き、おぞましい姿の虫が入ってくる。
そして虫たちは一瞬にして虫を殺した男の身体を這い登る。
錯乱した男は銃を乱射し、仲間を何人か撃ち殺した後、別の仲間によって撃ち殺された。
しかし撃った時に虫が何匹か巻き添えになったため、その男もまた虫に全身纏わりつかれ
錯乱した挙句に窓をぶち破り墜死した。
その事態にクイーンツたちは騒然となり、周囲を見渡せば既に虫たちによってアジトは包囲されている。
「君達の組織と同じだよ「復讐」だ。仲間を殺されると他の虫が一斉に襲いかかってくる」
すでに下の階にも虫たちは充満しており、逃げ場がない。
バカは冷静に説明を続ける。
体液中に攻撃性を倍増させる化学物質が含まれている。
仲間の体液が付着した敵を攻撃するのだ。間違って虫を踏んだら一瞬にして虫に覆われてしまう。
これは虫にしてみればほんのあいさつ代わりであり、無闇に殺されないための警告だ。
相手にそれが伝わったら第2部隊がゆっくり獲物を刺す。
「ぼく達は全員捕獲された」
虫たちの針から今強力な遅効性の神経毒が注入されている。
それが済むと様々な虫がやってくる。
最初は吸血型の虫が体中に吸い付き、全身が火ぶくれのようにブヨブヨになり
発狂するほどの痒みが伴うが途中で毒が回り身動きが取れなくなる。
その頃になると肉食虫が炎症部から皮下にもぐりこみ筋組織や内臓などを喰う。
意識ははっきりしていて筋肉や腸内を動き回る虫の動きや痒み痛み恐怖などの感覚も
精神がまだ正常なら認知している。それは死ぬまで正しく機能する。
虫たちに降伏の合図を送りナワマリを渡さない限り、彼らは生きたまま喰われ続ける苦痛に
耐えなければならない。そういったことを薄く微笑みながらバカは説明した。
虫たちのおぞましさに、バカに合図の送り方を訊くクイーンツたち。
リーダーもバカは何か助かる方法を知ってるはずだという。
しかし助かる方法はたった1つ。降伏の合図を送るだけ。
708 :
4/6:2006/11/14(火) 02:04:27 ID:???
バカとルナに余裕があるのは既に降伏の合図を虫たちに送っているからなのだ。
だがそんなヒマはなかったはずだとクイーンツは疑うが、バカと彼らの違いは顕著だった
「よく見てみろ 何か気づかないか
ぼく達と君達には決定的な違いがすでにあらわれている」
クイーンツたちには虫が取り付いているが、バカとルナには虫たちが寄り付いていないのだ。
リーダーはバカに銃を向け説明を迫るが、バカは武器を全て渡さなければ、と応じない。
バカたちが死ねば彼らも死ぬ。優位なのはバカたちの方なのだ。
拷問してでも喋らせるというが、虫たちで充満しているこの場所では拷問するヒマもスペースもない。
その時、蜘蛛のような虫が一人の男の背筋に落ちてきて、驚いた男は虫を踏み潰してしまう。
そして全身に這い登る虫に錯乱し、彼もまた窓を破って墜死するのだった。
その凄惨な光景を目の当たりにし、クイーンツの半数は銃をリーダーや仲間に向ける。
「お前ら何のマネだ?」
「ギブアップしようぜボス。オレ達はこんな死に方ごめんだぜ」
国のトップもビビる誘拐のプロが虫ケラの群れに降伏など悪党の意地が許さないとリーダーは言うが、
虫相手に意地を張ってもしかたないと、反乱を起こした男達は言う。
そしてリーダーはその言に納得したように銃を降ろし……
銃撃戦が始まった。
バカとルナは窓から飛び出し、難を逃れる。
凄惨な撃ちあいの後、窓にぶら下り避難していたバカが部屋に戻るとクイーンツは同士討ちで自滅していた。
「ここからいよいよ影の大番虫などが出てきて話がエスカレートしていくところだったのになァ ケケケケ」
「……ちょっともしかして でまかせで誘拐組織壊滅させちゃったわけ?」
上手くいったからいいようなものの一歩間違えたら刺し違えるところだったと、
ルナはにこやかな笑みを浮かべながらバカを非難する。
しかしバカはホラを吹くときは常に命がけの覚悟で臨んでいると取り合わない。
できれば一人きりの時だけにしてほしい、とルナは呆れる。
709 :
5/6:2006/11/14(火) 02:05:18 ID:???
「ところでいつまで笑顔でいればいいの?」
「もう少しの辛抱だ」
そしてアジトにあったトレーラーで保護区を出るバカたち。
それにしてもよくとっさにあんな作り話を思いついた、とルナは感心する。
バカは来る前に虫についての警告が記されたカンバンを見たおかげだ、という。
バカも内心よく知っている虫で実際は毒もないし人を食べることもない。
ちょうど道沿いに件のカンバンがあったため、車を止めルナにカンバンを見せる。
環境保護指定区
サゾドマ虫
不気味な形をしていますがとても人なつっこくて無害です。
ただし虫を攻撃したり逆に嫌がって逃げたりする人間を見ると喜んで集団で抱きついてきますので
決して石を投げたりしないで下さい。
※虫たちは優しく微笑むと近寄ってきません。
「気っ分ワル〜〜〜何でこんな生き物が存在するのかしら」
「ぼくも実際にこんな蟲がいるとは驚いた」
そのバカの言葉に疑問を持つルナ。この蟲をしっていたのではないのか?
実はこの蟲はバカが以前作ろうとして失敗した人工生命体にそっくりなのだという。
どうしても繁殖プログラムが上手く機能せず断念したという。名前も習性もそっくりそのまま。
偶然にしてはあまりにもそっくりだ。
その事に心当たりがある2人。確認しよう、と携帯でクラフトに連絡を取る。
710 :
6/6:2006/11/14(火) 02:06:22 ID:???
クイーンツのアジトを発見したことをまず報告し、仲間割れで全滅したという。
場所は太陽系第3惑星地球日本国の北海道○×市――。
そしてその後彼は愛娘のカナの居場所をたずねる。ちゃんと留守番していることを聞くと
それは本物のカナか? と今度はクライブが飼育室にいるかどうかを聞くのだった。
異星人たちに解放された惑星、地球。
そこには無数の宇宙船が飛来し、宇宙人たちが共存している。
その都市の一角を歩く青年と女性、そして少女。
後姿で顔は見えないが彼らは――
「さすがの王子(あいつ)も驚くだろうな」
「地球も大分変わったもんねーーー」
「カナちゃんの顔見たら腰ぬかすかもよ」
「前から一人で地球に来てたりしてたんだもんねーー」
「ねーー」
近い将来 多分地球には数百種類の異星人が飛来していて
地球人もそれに気付いている。
Fin
あ、この娘生物学の本持ってやがる
っていうか最終回ィィ?!
バカ
ルナ
下一文字をとってカナか、結構安易だな。
兄か弟ができたらバルになるんだろうかw
バカとルナでカナか。
まだ笑っていいとも!がやってるー!www
あ〜おもしろかった。
次号は……え、終わり?
なななんあ最終回ー!?
つーか中々良い夫婦じゃん
神作認定。
冨樫の次の連載が楽しみでならん
何処の星かと思ってたら北海道だったとは!
意表を突かれた……てーか変わりすぎww
えー北海道だったのか
つか今回絵が荒れてたけど荒れててくれてよかったよ
あんな大量の蟲しっかり描かれたらたまったもんじゃない
雪隆と美歩ってあれから10年近く経ったってことは25は確実に超えてるよね……
あの仲睦まじさからみて結婚したんだろうか
あれ?終わりかよ!
もっと読みたかったなぁ…
最終回ってマジかよ……せめて清水たちの10年後も見たかったぜ
でも本当に面白い漫画だった
月一連載でいいから次もこのクオリティの漫画を書いて欲しい
なんかホントに素晴らしい作品だったよな
冨樫は虫が好きなんだなあ
子供は期待通りに育ってるようだなw
絵が雑でも虫嫌いの俺には超怖い話だった。しっかり描かれてたらトラウマになっただろうな('A`)
幽白の仙水編の虫もきもかったが今回のもなかなかだな
クライブを代理にして留守番させてる一方で、本物はゲットさんが作れなかった虫を完成させたり地球にきたりといろいろしてたってことか。
なるほど、確かにゲットさんの思惑通り悪夢のようなガキだな。
殺伐とした星だなぁって思ってたのに地球かよww
北海道怖いよー
死人が大量に出たな
バカ王子ワロタww
俺は将来カナちゃんと結婚するぞ。
冨樫は焦らし上手だな
「もっと読みたい」って皆が思ってるときにスパッと切る
幽白のときもそうだったし・・・
富樫という漫画家が今後もジャンプを支えていくと確信したよ
ここでクライブが出てくるとは思わんかった。
バカも失敗した人工生物を作り上げたってことはカナはバカより優秀なんか?
だとしたら末恐ろしいな。
でもあの頭のよさからバカ父の思惑に簡単にのりそうにないから
意外といい奴に育つかも
最初の話で出てきたクライブ、最終話にて、ようやく伏線消化か。
結構短かったな
もっと見たかった
もう描くの飽きたのか…もっと読みたかったよ。
Eなんてレベルじゃねーぞw
レベルAだね。Sでもいいかも。
あー、面白かったーっ!
何だろう、この充実感。全部の話が高クオリティで読み手としては超満足。
…北海道…コワス。
そういえば、レベルEってどういう意味なの?
冨樫はエイリアンのつもりだったけど後でエイリアンはAだとわかって
E・Tのほうです、と苦しい言い訳したそうだよ
これが北海道って、
例の面白地球大改造計画でも実行されたのか
…カナ、末恐ろしい奴だ…
すげー面白い漫画だったなあ
最終回なんてもったいないけど、腹八分目感がたまらん
雪隆とみほ、バカ王子とルナ
なんか温子と幽助の元父が一緒にいたふいんき(ryを思い出したよ
王子が作ることに失敗した蟲の作成に成功→頭脳は王子以上?
クライブを身代わりに→それなりに悪知恵も
雪隆らと仲良くしている(かわいがられている)→性格は至極まっとう
たしかに王子にとって悪夢のようなガキだなwww
保護区に指定されてるくらいにサドゾマ虫が認知されてるってことは、
結構前にカナはサドゾマ虫を完成させ、北海道にばら撒いたってことだよな。
現在でも最高10歳のはずなのに、半端な頭脳じゃねー
クラフトはバカ・ルナ・カナの世話か…。
禿げたかな。
クラフトどうなったんだろう
ルナが演じた革命女としてのクイズの答えって「賊を頃す」ってので良いの?
バカ王子が宇宙一の頭脳と言われてたのに、あっさりとそれを凌駕する天才出現。
戦闘力のインフレみたいで、宇宙って広いやら狭いやらw
ともかくレベルE傑作でした
>>751 殺したら外せるのか。
じゃ、クラフトや王女(賊が演じた偽)もあんなに焦らなくていいのに。
完全に肉体と融合するんだから外せないんじゃ?
答えが簡単には出ないから難しいクイズな訳で。
ルナさん本当に王子を信頼してるんだな
あの状況で説明なしにあんな話されたらニコニコしてられないよ
いい夫婦だ…
って最終回!?聞いてないよー!
キャラ、ストーリー、伏線、絵どれをとっても申し分ない出来だった
こんな作品をまた読みたいものだ
>>712-713 何ィィィィ!?
10年間くらい思いつきもしなかったことを
教えてもらった気分だぜ。
虫を完成させたのがカナだったって事、このスレ読まなきゃ10年くらい気づきそうになかったぜ。
読解力が無いな俺は。
この漫画は3回4回と読み返せば読み返すだけ
新たな発見があるからもっと読み込んだ方がいいぞ!
まぁ俺もスレ見るまでは
カナの名前の由来とか
虫完成させたのがカナだったとか
アメリカ赴任がなくなったのは人魚のおかげとか
全然気にも留めてなかったけどな!
さいごクライブって言ってたのか
クラフトと読み間違えてたよ。そして飼育室は子供部屋のことだと思ってたよ。
なんだか10年くらい勘違いしてた気分だぜ
俺も下手したら日記の見開きとか10年間くらい読み飛ばしただろうな。
ほっかいどおおおおおおおおお!?
いよいよ本格的にパスポートが必要な所になったな。
あー面白かった
あらす人お疲れ
クイーンツ日本語分かるやつ一人ぐらい作れよ。
蟲の注意書きも金振り込み(と見せかけた)会話も分からないって致命的だろ。
わざわざ地球に来てるのになw
わからんぞ
あんな気分の悪い蟲を作るくらいだから性格も相当かもしれん
雪隆たちと仲良くしているのも猫をかぶっているだけか、雪隆たちがあの手の
性格に慣れたとか
王子意外と子煩悩そうだったな
悪夢のようなガキになるんだろうか
>>767 王子より酷いという事になると虫を無害なまま作らないと思う
ので、やっぱ王子より上手のいたずらっ子くらいがちょうどいくね?
>>769 王子の斜め上いく知力行動力。雪隆やクラフトにとっての王子的存在
それが悪夢のようなガキ=理想の子
あ、カラーレンジャーの魔王に期待してた「実にボク好みだ」の上級版みたい感じかねw
「サド」「マゾ」虫
実に冨樫好みの虫だな
日記を未だに読み飛ばしてるんだが、7年ぐらい経ったら読むと思うぜ
自分が最も苦手とするタイプこそ宿敵なんだから、
それこそルナの方が宿敵にちょうどいい気がするんだが
苦手なのは偽弟や偽王女みたいなマジメタイプじゃね?
意外と悟飯みたいなアタマ良くて真面目な子かも知れんぞ、カナちゃん。
・・・でも真面目な子だったらあんな虫作らないか・・・・・・
>>766 日本語じゃなくて英語を覚えてきたんじゃないか?
地球で一番使われているのは英語だろうから、
英語を地球語だと思っていたんだろう。
サドとマゾの蟲だから笑顔だと寄ってこないんだね。
だったら北海道に来なきゃよかったんだね
最終回なのに、クラフトが登場しなかったなぁ。残念。
ゲットさんとの電話で、カナがクライブだと知ったときの反応を見たかったのに…。
クラフトとカラーレンジャーのエピソードはもう少し見たかった。
でも物足りないぐらいで終わるのがいいのかもしれんね。
クラフトが大好きだったがサドもかなり好きだった。
コリンは最終話前に美味しいポジションで良かったね。
いや、しかしホントに冨樫は天才だなぁ
ラファティくんは元気かなぁ
きっとラファティ君は宇宙人だらけの地球の治安を守るため、日夜努力しているよ。
ク「そういや筒井君が昨夜、5、6人のチンピラに絡まれて怪我をしたらしいな」
ラ「筒井さんの才能を妬んだ他の宇宙人どもの仕業ですね。
…俺ちょっと潰しに行ってきます。」
ク「まてまてまてぇ!別に宇宙人の仕業と決まったわけじゃないだろう!」
サ「というか筒井君は軽傷なのに対し、チンピラ全員病院送りなのですが」
28歳にもなってまだ核弾頭なのかよw
>>786 初めて会った時から10年だから
まだ25、6だろ
大学経由だったとしても既にプロ野球選手になってそうだな。
日本野球界の核弾頭・筒井かw
いつまでたっても核弾頭
監督になっても核弾頭
選手の起用・トレードの件でGMと殴り合いだな。
一方的に殴られたりせずに殴り返すGM頼もしいな
北海道にプロ野球チームは無いぞ
というかあの北海道に人間が住んでるのかさえ怪しい
いつの間にか北海道ドグラズなんてチームが出来てたりしてw
さぞどま虫がいたのが北海道ってだけで雪隆たちがいるのは地元か東京なんじゃねえの
自分の友達が住むトコにヤバい虫まかないだろカナも
できるとすればディスクンの本拠地の山梨じゃ?
最後に雪隆達がいたのは新宿だな
799 :
461:2006/11/16(木) 01:34:01 ID:???
>>791,792
GMって何? そんな用語、野球にあったっけ?
461っていうのはミスか?
それはいいとして、もう楽屋裏でいいんだよね?
もう楽屋裏だよね。
あらす人さん、超乙でした!
あらす人さんのあらすじをやってみての感想とか
工夫・苦労した所などをぜひ聞いてみたいなあ。
いいあらすじだったもん。お疲れ様でした。
804 :
799:2006/11/16(木) 06:51:45 ID:???
>>800 ミスだ、すまん、消し忘れ。
しかも、もう楽屋裏だということも気づいてなかった。ううう・・・。
(実はH8当時にGMという用語が既に一般的かどうかも自信無かった)
乙でした
楽しかったけど思ってた以上に短いんだな
話数自体は少ないからなぁ・・1話分が長いから普通の三巻分より短い
まあ三巻だしね
でも密度としては普通の5年分の連載モノぐらいはあったと思う
話の質としても面白さとしても
ある意味一月連載の強さが出たものだと思う
週間の分量だとネタや伏線を小出しにしないといけないから、読者にある程度話の流れを読まれてしまうことがあるから
今の富樫先生が連載を開始したり止めたりするのはその効果を狙ってのことだと思う
それは違うwwwwwwww
いきなりジャンプにハンターハンター一挙100P掲載!とかあったらすげーよなー
>>809 効果的にページを使った空白のシーンが98%を占めます
レスするのが遅れましたが皆さん全16話もの拙いあらすじにお付き合い頂き、
本当にありがとうございました。
このあらすじをやっていて大変だったのはなんと言っても一話に濃縮されていた
情報量の多さです。それを表現するのは私の文章力ではとても及ばず、
未読の方にかなり不自由な思いをさせたと思います。
また仕事の忙しさで帰宅の遅延が相次ぎ、ストックもかなり初期に切れた為に
その場であらすじを書いて定時に間に合わないということが多々ありました。
本当にご迷惑をお掛けしました。
それでもレベルEという作品を皆で1話ごとに語り合うというのはとても楽しく、
自分自身はそれなりに楽しめた連載中スレでした。
至らない点もかなりありましたが、私のあらすじで皆さんも少しでも同じ楽しみを分かち合えたのなら
そのことほど嬉しいことはありません。
それではまたどこかの連載スレでお会いしましょう。
いや、マジでありがとうあらす人
お疲れさまでした
その場で書いてあのクオリティのあらすじが書けるなんてむしろすごい
忙しい中、本当にお疲れ様でした
あれだけのボリュームをまとめられるものか心配でしたが、まったくの無用でした
凝縮されたあらすじを読むだけで、コミックスが無くても毎回面白かったです
本当にお疲れ様でした
あらす人乙
このスレで初めて知ったこととかあったよ
楽しかった!
本当にお疲れ様でした。
夜中に仕事が終わってからあらすじ書きというのは、並大抵のことではないと思います。それなのにあのクオリティ。
毎回楽しませていただきました。ありがとうございました!
コミックスが手元にないので最初は参加を躊躇していましたが
素晴らしいあらすじのおかげで十分に楽しめました。
実家にあるのをそのうち読み返そうと思います。
マジであらす人乙。毎度うまいもんだと唸りながら読ませてもらったよ。
あれだけの密度を持ったあらすじを毎度毎度乙でした。
レベルEの面白さを再認識するとともに、10年ほど知らなかった真実に気づかされたり最高でした。
ありがとう、あらすじ人さん本当にありがとう!
読み返してみたが、最初の一巻分の頃の絵は本当に気合入れて描いてるなこれ
人魚の話辺りから手ェ抜いちゃってるけど
次はハンター×ハンター連載中スレかな
>>821 まだ終わってねえよ!
…と言い切れないのが辛いところだなw
あらす人さん超乙!
5年ぶりくらいに単行本読み返したり、楽しかったぞー。
しかしカニといいゲットさんといい、連載スレで出るあだ名は
妙に心に残る物が多い。
本気を出せば、冨樫は最高級の漫画が描けるんだよな。
ストーリーだけだとレベルEは本当にネ申。
そして、このある意味トンデモ漫画のあらすじをわかりやすく書いた
あらす人さんも乙。
サイコーあらす人サイコー
幽白の冨樫しか知らなかった俺はレベルEを見て衝撃を受けた
幅の広い漫画家だなぁって
そしてハンターの再放送見て確信する
そういえばこのスレでは誰も野球編の犯人の名前を
はっきりとは出さなかったな。なんかそういう雰囲気だったよな。
>>827 かなり絞られてはいたけどね
メ欄だよね?
>>828 うん。ぐぐってみたらいっぱい出てきた。
レベルE読んだ事ないけどメッチャ面白かった。
あらす人さん超乙
レベルE買おうかな
あらすじだけでも楽しめたのかww?
王子による幸貴と未歩の会話再現
ハマジリの街へようこそ!
クラフトの深層心理
この辺りは文字だけでその面白さは伝わらん
やっぱゴールデンハンマーだろう
野球編でさ、犯人は意識の中にいないんだよね。
いないなら、中の人がおかしいと気付かないかな。
あ、全員いるのか。
犯人を考察しているサイトに行ったが、
背番号というのはポジションで決定しているものなの?
高校野球は基本的にそうだよ
ここの住人は既読人ばかりかと思ってたが。
全然読んで無いのに、参加してた人いるのか。
でも既読だからなおさら解る。あらす人のまとめ上手いよ。
野球よく知らないから、ネットで解説読むまで犯人がわからなかった
んだよな
クラフトの深層心理はぜひ絵を見ないと!
あとカルバリ星の動植物とかハエトリグサとかドリスの心象世界とかサゾドマ虫とかな
グロいのばっかりじゃんorz
実は、このスレで連載が始まる直前に漫画喫茶で初めて読みました。
いや〜、久々にブックオフ行ったよw
そういえば冨樫のデビュー作って野球漫画だったよなあ。
>>844 マ、マジデー(゚Д゚;)
スポーツ漫画ってこと?
>>845 「ぶっとびストレート」 で検索してみ。
冨樫って何気に漫画の幅広いよな
もっと描いて欲しいよ
冨樫は長編だと絶対行き詰まるから
短編や中編で描きたいものをいろいろと書いて欲しい。
ただキャラ作りがものすごく上手いから
1話読み切りだとそれはそれで短すぎてもったいない。
なんか書いていてちょっと虚しくなったけど。
とりあえず復帰してくれ。
そうだな
5〜10巻くらいの漫画を描いたら収まりよさそう
連作短編が向いてるってことかね。
つまりレベルEみたいの描いてくれってことだな?
月間行けばいいんじゃね?
あらす人さん乙でした。
あらすじとても高いクオリティで毎回楽しみにしてました。短い間でしたがとてもよかったです。
>>852 冨樫は月間連載だと季刊ペースに堕落すると思うw
萩原一至みたいになるのか・・・いや、もうなってるな。
季刊ペースならまだいいよ
奴は描けない訳じゃない、描かないんだ。
だから富樫が飽きない長さで、描きたいものを描くのが一番いいんだと思う。
それなら週刊月刊に関わらずちゃんと描くだろう。
あえて雑誌を選ぶなら、アフタヌーン辺りが一番作風に合ってる気はするが。
描くことにおいて飽きっぽいんだろうね。
同じ作品内でも雰囲気変わりまくるから。
その代わり幅は広いんだけど。
描く実力は誰よりもあるんだろうけど根気がないんだよな
まぁハンタをきっちりけりつけてくれや
蟲編をちゃんと終わらして、伏線をちまちま回収してさ
それで次の描くかハンタ続けるかしてくれ
ハンタはもう無理だろ・・・
クラピカとレオリオは思い出してやってほしいけど
心機一転して他の描いて欲しい
冨樫は「未完」で投げたことあったっけ?
幽白のように打ち切りありありだけど一応最終回で終わらせたのはあるが
幽白は打ち切りじゃないお
むしろ編集は必死で引き延ばそうとしてたらしい
幽白は自ら無理矢理終わらせたんだよな
レベルEも好きな所で終わらせてるんだろうし
冨樫に必要なものは根気、やる気なんだよな
才能は十分あるのにな
もったいない
宝の持ち腐れとは冨樫のためにある言葉
もう隔月連載でも良いから、なんか書いて欲しいなァ
今の冨樫には隔月連載ですら・・・それどころか・・・
現状を見ると隔月ってぜいたくだなwwwww
冨樫は天才的な才能の持ち主ですが、性格にかなり問題がありまして…
その素晴しい能力を
「読者の人気を下げず、いかに苦しめるか」
というような意地悪にばかり消費するのです。
そういや冨樫も王子だったなwwwwww
クラフト=集英社
なるほどな
謎が解けたよ
「バカめ、編集が許す限り休んでやる」
(一週でも休ませてくれるなんて君はなんていい人だ)
連載じゃなく、書き下ろしで単行本一巻分ぐらいのをドバッと描いて出すのが合ってるのかも。
「レベルEをもう一度」ってデスノコラであったよなw
ハンタ再開祈願age
>>879 面白かった。この通りになっちゃえばいいのに。
元々既読だったけど、これ読んで買っちゃったよ…
カルバリ星にワープするのって、
腕輪と鍵が両方ある場合のみだと思ってたんだが、違うんだろうか?
設定でどうにでもなるだろ
どっちにしろ「なぜか捨てられない」のは同じだし
マジでレベルE形式が冨樫に一番合ってるんだろうな
飽きたらすぐにやめれるし
レベルEの続編描いてくれねーかな
>>879みたいにレベルEだったらやりたいって思ってくれてると嬉しいかも
関係ないけどこのスレでポエマー姉を知ったことも収穫だった
コミックスは持ってたがあえて読まないでここの連載だけで楽しんでた
改めてあらす人さんお疲れ様でしたありがとう
冨樫、ハンタの合間にレベルEみたいなの描いてくれねーかな
合間っていうのは両端があってこその合間だぞ
ほう
はしっこが見えないわけですね
描いてすらいねーもんな
ずっと書いてない印象が強いけど
もうどれぐらい描いてないんだっけ?
8ヶ月
8ヶ月が意外と短いと思ってしまった
気持ち的にはもう何年も経ってる気がする
感覚おかしくなってるな俺
冨樫、このまま年を越すつもりか?!
今年の初めごろは結構描いてたんだけどなあ。
一月で2回載ってたり、これまでにない働きっぷりだったのに…
あのときは「持ち直してきたか!?」と思ったんだけどな
蝋燭の炎が、消える間際にふっと大きくなるようなものだったのか
カラーなんかやるから燃え尽きたんじゃね?
一見優しそうなおじさんだよね
悪い人には見えない
怠け者ってだけで人は悪かないはず
怠け者なのが問題なんだけどな
もう働かなくたって一生食えるだろうしな…
時々でいいから、読者のこと、思い出してあげて下さい。
噂だが、夫婦の収入併せると港区買えるらしいよ。
あとmixiの富樫コミュの情報だが、オタキングのブログに富樫の休載理由として、子どものお受験があるとか…。
まああの岡田の言うことだから、眉つばだが。
子煩悩なのかもね。だからって休載のちゃんとした理由にはならないけどさ。
子供のお受験なら親はちゃんとしていた方が良いと思うからその休載理由は微妙かもなw
こどものためだけに漫画描いててそっちに時間取られてるとか。
>>904 バカ王子だって見た目は普通に美青年だが中身は(ry
>噂だが、夫婦の収入併せると港区買えるらしいよ。
(゚Д゚ )
やっぱそんだけ稼いじゃうとやる気もなくなるのかねぇ。
まともに子供を育てたいのなら一応労働する姿は見せた方がいいと思うよ。
子供が「お父さんのお仕事は?」って聞かれたら「ゲーマー」って答えるようになってもいいのか?
漫画家の修羅場を見せるのもおんなじ位情操教育に悪い気がするが
今くっさいウンコしてます
ブリブリブリブリ
今くっさいウンコしてます
ブリブリブリブリ
今くっさいウンコしてます
ブリブリブリブリ
今くっさいウンコしてます
ブリブリブリブリ
今くっさいウンコしてます
ブリブリブリブリ
今くっさいウンコしてます
ブリブリブリブリ
もっとキモいおっさん想像してた
ごめん冨樫
自分はもっと暗そうな人だと想像してたな
普通だった
916 :
マロン名無しさん:2006/11/27(月) 08:57:45 ID:9Q1rBQ4S
再開まだかなぁ
あんな冴えないおっさんでもそこそこ評価されるんだから
漫画家の容姿って相当イメージ悪くもたれてるんだな
×漫画家の容姿イメージが悪い
○とがしの性格イメージが悪い
おk?
おk
漫画の内容がいい意味でおかしいうえに休載でイメージ悪い割りには
しゃべってる雰囲気が意外と普通だなという驚き
富樫はホップステップ賞の審査員で前科があるからな
kwsk
カラーレンジャー編が一番好き
自分は野球編が好きだ。
爽やかでいい話だしね。
何よりもクラフトが最高だwww
924 :
マロン名無しさん:2006/11/28(火) 21:52:19 ID:IhuyLE/z
レベルEはやっぱ面白い
なんだかんだ言ってさ、ちゃんと王子の思惑通りに事が運んだのって
何気にサキ王女の時ぐらいだよね
最終話では誘拐犯は出し抜いたけど、実の娘にしてやられてた上に、
ある意味助けられたと言えるしねw
だがそこがいい
こんだけ失敗続きなのに天才のイメージが揺るがないのが凄い
なにしろ
「うん、今考えれば確かに。でもその時は『ああこれで5人をびっくりさせられる』って思ったらもう
5人のあきれる顔が見たい一心で……他の事はあんまり……」
という方だ。思惑も何もないような気もする。
>>927 そこの王子テラモエス
というかアパレル姫モエス
ここで実は「ターゲットが最善を尽くせば失敗するようなプラン」を毎回練っていると予想
最初のエピソードにしてもカラーレンジャーにしても、完璧に成功させようと思ったらできたろうし
ネタバレ日記とか出たての芸人とか、わざとヌケたところを用意してるようにしか見えない
人食い星人の話は全力投球で漫画作った苦労が水の泡に帰すという婉曲な嫌がらせだろう
野球部の話の時の、「君(雪隆)ごときにこんな労力は使わん」というセリフは
「誰か」に対してなら労力を惜しまないということだ
王子がそこまでする相手つったらクラフトしかあるまいw
>全力投球で漫画作った苦労が水の泡に帰すという婉曲な嫌がらせ
。・゚・(ノД`)・゚・。
なるほどな
実は人魚の話で清水の「あるはずだ」という部分がハッタリだとあらすじの段階で気づいていなかった。
ここの住人のレスでハッタリだと気づき、直前の黛の行動に対する疑問が氷解した。
話の流れもすっきりとして自分の読解力のなさに呆れた瞬間だった。
何が言いたいかってーと、このスレ大好きだ。
このスレの為に読み返してたら、結構新しいこと気付いたよ。
人魚さんの話、最初は単純に人魚さんの恩返しかと思ったら、
事実の判明→人魚さんの恩返し
事実の経緯→清水はじめカラーレンジャーの恩返し
だったんだなぁと。
あらす人さん?お久しぶり。
俺もこのスレ大好きだ。あと70でこのスレがどのように終わるのか楽しみだ。
とりあえずピーが何なのか考察しようか
・山ほど用意できるもの
・山ほど用意したら事態の解決に役立つもの
・クラフトが思い出すのもいやがるもの
937 :
マロン名無しさん:2006/11/30(木) 18:17:27 ID:hmCtCs7F
・最近の日本の女
王子のクローン
それはひどい
悪魔のバーゲンセールだな
なんて愉快なセールだ
カナちゃんのバーゲンセール (ハァハァ
カナちゃんの彼氏になる奴は、この世で最も幸福でかつ、最も不幸な男だろうな
雪隆と美歩が結婚して男の子が生まれたりして
クラフトJrにも期待
カナに振り回されるクラフト萌え
いかにクラフトの自分に対する好感度を下げず 苦しめるか
とか頑張ってそうだよな。カナちゃん。
タチ悪ぃぃwww
クラフトは性格的にみて、カナちゃんに対して「マトモな父親」を演じようと必死だろうなぁ
なんたって実の父親がアレだし
まぁなんにせよクラフトの努力が報われる事は決して無い訳だがw
>>947 カナちゃんクライブを使って一人で地球に行く
→クラフト、王子にその責任を取らされる
→カナちゃん、クラフトの自分に対する好感度を下げず苦しめられる
って図式はどうよ?
ここでクラフトはクライブが化けてるのを知ってて
あえて気づかぬ振りをしている説を出してみる。
(もちろんカナの計算どおり)
あらす人さん、超乙でした!
あらす人さんのあらすじをやってみての感想とか
工夫・苦労した所などをぜひ聞いてみたいなあ。
いいあらすじだったもん。お疲れ様でした。
乙でした
楽しかったけど思ってた以上に短いんだな
アジカン様大好き(^∧^)
誤爆失礼
話数自体は少ないからなぁ・・1話分が長いから普通の三巻分より短い
つーかコピペかよ。意味わからん。
まあ三巻だしね
でも密度としては普通の5年分の連載モノぐらいはあったと思う
話の質としても面白さとしても
ある意味一月連載の強さが出たものだと思う
週間の分量だとネタや伏線を小出しにしないといけないから、読者にある程度話の流れを読まれてしまうことがあるから
今の富樫先生が連載を開始したり止めたりするのはその効果を狙ってのことだと思う
それは違うwwwwwwww
いきなりジャンプにハンターハンター一挙100P掲載!とかあったらすげーよなー
>>962 効果的にページを使った空白のシーンが98%を占めます
いや、マジでありがとうあらす人
お疲れさまでした
あれだけのボリュームをまとめられるものか心配でしたが、まったくの無用でした
凝縮されたあらすじを読むだけで、コミックスが無くても毎回面白かったです
本当にお疲れ様でした
あらす人乙
このスレで初めて知ったこととかあったよ
楽しかった!
本当にお疲れ様でした。
夜中に仕事が終わってからあらすじ書きというのは、並大抵のことではないと思います。それなのにあのクオリティ。
毎回楽しませていただきました。ありがとうございました!
コミックスが手元にないので最初は参加を躊躇していましたが
素晴らしいあらすじのおかげで十分に楽しめました。
実家にあるのをそのうち読み返そうと思います。
マジであらす人乙。毎度うまいもんだと唸りながら読ませてもらったよ。
あれだけの密度を持ったあらすじを毎度毎度乙でした。
レベルEの面白さを再認識するとともに、10年ほど知らなかった真実に気づかされたり最高でした。
ありがとう、あらすじ人さん本当にありがとう!
読み返してみたが、最初の一巻分の頃の絵は本当に気合入れて描いてるなこれ
人魚の話辺りから手ェ抜いちゃってるけど
次はハンター×ハンター連載中スレかな
年末に実家に帰ったらまた読み直してみようと思います。
クラフトの深層心理の絵とかすごくみたい。
念のために言いますがこのレスはコピペじゃないです。
>>972 まだ終わってねえよ!
…と言い切れないのが辛いところだなw
あらす人さん超乙!
5年ぶりくらいに単行本読み返したり、楽しかったぞー。
しかしカニといいゲットさんといい、連載スレで出るあだ名は
妙に心に残る物が多い。
本気を出せば、冨樫は最高級の漫画が描けるんだよな。
ストーリーだけだとレベルEは本当にネ申。
そして、このある意味トンデモ漫画のあらすじをわかりやすく書いた
あらす人さんも乙。
サイコーあらす人サイコー
幽白の冨樫しか知らなかった俺はレベルEを見て衝撃を受けた
幅の広い漫画家だなぁって
そしてハンターの再放送見て確信する
編集の仕方が分からないんで自分は手出ししづらいんだけども
まとめサイトの用語集にゲットさんが載るといいなと思ってる。
人任せでごめんね。しかもコピペの海の中。
そういえばこのスレでは誰も野球編の犯人の名前を
はっきりとは出さなかったな。なんかそういう雰囲気だったよな。
>>980 かなり絞られてはいたけどね
メ欄だよね?
>>981 うん。ぐぐってみたらいっぱい出てきた。
レベルE読んだ事ないけどメッチャ面白かった。
あらす人さん超乙
レベルE買おうかな
あらすじだけでも楽しめたのかww?
王子による幸貴と未歩の会話再現
ハマジリの街へようこそ!
クラフトの深層心理
この辺りは文字だけでその面白さは伝わらん
やっぱゴールデンバンマーだろう
野球編でさ、犯人は意識の中にいないんだよね。
いないなら、中の人がおかしいと気付かないかな。
あ、全員いるのか。
何でコピペのくせにハンマーがバンマーになるんだ
犯人を考察しているサイトに行ったが、
背番号というのはポジションで決定しているものなの?
高校野球は基本的にそうだよ
ここの住人は既読人ばかりかと思ってたが。
全然読んで無いのに、参加してた人いるのか。
でも既読だからなおさら解る。あらす人のまとめ上手いよ。
野球よく知らないから、ネットで解説読むまで犯人がわからなかった
んだよな
そういえば冨樫のデビュー作って野球漫画だったよなあ。
>>995 マ、マジデー(゚Д゚;)
スポーツ漫画ってこと?
終わっちゃいそうなのであらす人さんと住民にもう一度感謝。
楽しかったです。ありがとう。
蟹
ゲットさんって呼び名が付いたのは面白かったな
定着したし
1000 :
マロン名無しさん:2006/12/02(土) 08:41:39 ID:40SyvInA
今くっさいウンコしてます
ブリブリブリブリ
今くっさいウンコしてます
ブリブリブリブリ
今くっさいウンコしてます
ブリブリブリブリ
今くっさいウンコしてます
ブリブリブリブリ
今くっさいウンコしてます
ブリブリブリブリ
今くっさいウンコしてます
ブリブリブリブリ
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。