仲村佳樹作品妄想スレッドです。
SS職人随時募集中
全年齢向けでヨロ。エロはエロパロへ(ただし21禁)
お約束
・当スレの書き込みは本スレにコピペ厳禁
暫定ルール
・荒らし、煽りは放置
・転んでも泣かない
・sage推奨?
>1
乙です!
ネ申もたくさんおられるし、ぱふ発売日も近いし
色々と楽しみがあってうれしいよ。
あちらの世界の電●女も、微力ながら参加させてもらいますねノシ
>>1 乙カレー
これで電●女が安心して読める。期待シテマツ
乙!
まとめサイトのURLは載せてよかったのかい?
8 :
6:2005/06/28(火) 21:38:40 ID:???
URL、テンプレにあったんだ、ごめんね
早とちりしますた…
もまいら、来ますたよ..._φ(・∀・ )っと。
10 :
1:2005/06/28(火) 22:19:45 ID:???
ルールに次スレの事入れ忘れてた orz
どこか抜けてるよな。自分・・・
>>1さん 乙です!
>1様乙であります
職人様をお待ちしております
+ ∧_∧
(0゚・∀・) + ドキドキ
oノ∧つ⊂) ワクワク
( (0゚・∀・) +
∪(0゚∪ ∪
+ と__)__)
>> 1乙〜。
マターリと保守
コミックス派だったのに、前号のネタバレでがまんしきれず本誌買ったもれ。
間に新刊発売があったが、あと6日が待ちどうしい。
職人さま、妄想を埋めるssを〜〜
えー、新スレ初で恐縮ですが
ふと思い浮かんだので、ネ申が来るまでの
保守も兼ねて、投下させてください。
妄想・コーンバレ
なーんてね…フフ。
思いっきり捏造入ってますので、
お嫌な方はスルー、見なかったことにしてやってください。
16 :
1:2005/06/29(水) 20:51:27 ID:???
「子供を産んだ覚えはない…と、言ったそうだ」
社長の言葉に耳を疑った。
産んだ覚えがない…なんて。もし彼女が聞いたら…。
「っ…なん…で…ですか…っ」
やっとのことでそう社長に返すと、社長はこう続けた。
「最上君に…デビューに際して保護者の許可をもらうように言った時、
彼女は…、自分の母親は、私がどこで何をしていようと興味なんてないんだと…
そう言っていたよ…」
その時、わずかに開かれた扉の向こうから何かを落としたような
音が聞こえてきた。
社長と俺とが同時に音の方向へ顔を向けると、
そこにいたのは…たった今…こんな話を聞かせたくない、そう思った…
彼女本人だった。
「最上さんっ」
17 :
2:2005/06/29(水) 20:53:03 ID:???
視線が絡んだ瞬間、少しだけ歪んだ微笑を残して走り去る彼女を
俺は無我夢中で追いかけていた。
あの表情、聞いてしまったんだ―…!
「待って!…今の話っ」
数メートル先でなおも逃げようとする彼女の腕をつかむと、
とたんに俺から逃れようとして彼女が暴れだす。
「離して!離してくださいっ…わかってたことなんですからっ
あの人は私のことなんてどうでもいいんですっ、そんなの…昔から
私が一番良くわかってるんだからあぁぁっ」
聞いているほうが痛くなるような想いを吐き出すように叫ぶ。
昔は…よく母親のことで泣いていた。
芸能界で再会してからは…一言も聞いたことがない。
だけどそれは、彼女の事情を知る人間がいなかったからだろう。
俺も、彼女にはそう思われている。
それを…彼女自身がもう気にしていないだなんて
そんなことは…あるはずがないじゃないか。
18 :
3:2005/06/29(水) 20:55:15 ID:???
「最上さんっ!」
とにかく落ち着かせないと。
感情が全身にまわって、爆発しそうに思えた。
肩をつかんで顔を覗き込むように名前を呼んだ。
落ち着いてくれ、頼むから。
だけど、彼女は俺の腕を必死に引き剥がそうとさらに力を込める。
「いいんですっ、誰も私のことなんかどうだっていいんだし、
私だって今さらあの人に何かして欲しいなんて思いませんっ
ううん、母親だけじゃなくて、誰にも何の期待もしてませんから!」
普段は彼女の心の奥底に隠されているだろう叫びが
ぱっと飛び散って、俺の中にもダイレクトで飛び込んでくる。
その悲痛な想いに、引き裂かれそうになる。
誰にも何も期待することはない、なんて…。
君はそうかもしれないけど、違う…俺が…俺だけは…っ!
「落ち着いて!」
19 :
4:2005/06/29(水) 20:57:27 ID:???
「いいから離してくださいっ、たまには1人になって泣いたっていいでしょう?
敦賀さんの前でみっともなくメソメソしたりしませんからっ、離して…っ」
「もう1人でなんて泣かないでくれ…!、俺が、ずっと…君のそばにいるから…っ」
「…何を…言ってるんですかっ」
「君は違っても、…俺には君が必要なんだ…!
昔あげた…あの石、まだ持ってるんだろう?
…呼んでくれ、昔みたいに…コーン、…って!」
初めて触れた彼女自身の激しい感情に引っ張られるように、
言うまいと決めていた…昔の出来事を…口にしていた。
落ち着かせたくて…俺を…見て欲しくて。
彼女は、動きを止め、目を見開いてわけがわからないという顔で
俺を…見上げた。
そこからは、時間の流れがやけにスローに思えた。
君がもし、俺と同じように…あの頃一緒に過ごした思い出を
大切に思ってくれているのなら…
もう…1人で何もかも抱え込んだり…しないでくれ。
キョーコちゃん…。
20 :
15:2005/06/29(水) 21:00:53 ID:???
どうもでした。
キャラが…人格交代したもようですw
ローリィがどうやってキョーコ母を調べたとか
そのセリフとか…あの…その…
そういう細かいところは…スルーで…オナガイシマス…。
それでは失礼します ノシ
カミサマщ(゚Д゚щ)カモォン
夢路?
↑
これでいいんだよね。
間違っていたらごめんなさい。
GJ!!
この話のような感じで、蓮=コーンバレしそうですね。
21です。
「……夢路?」でした。
調べずに書き込みしてすみません。
うわー、あのおかんはソレくらい平気で言いそうだ・・・
GJ!
電波・・じゃなかった、電●女の続き、ACT.6ができました。
落としていきます。
今回から、名前のところを「電●女ACT.● 数字」で続けていきます。
途中、連続投稿規制ひっかかるかも・・。では〜
【ACT.6 再会の迷宮(ラビリンス)】
朝からバイトを探していた。
夕方からの【だるまや】に間に合うように、
時間も考え、場所も近くから探さないといけない。
自分は高校にも行ってないし、16歳でも雇ってくれる所は
なかなかないので苦戦中。
部屋でバイト情報誌を見たりネットで探してみたり・・。
大将達と、ちょっと早めのお昼を食べたあと、私は商店街まで
バイト探しに出た。
「今、何時だろう・・?」
何件か回ったところで、時間が気になり、時計を見ようと
左腕を見る。
「あ、そっか・・時計・・・。」
左腕にいつもつけていた時計は、あの日壊れてしまったので
つけていない。
もらった時計は、やっぱり返したほうがいいんじゃないかと
思い、つけるのをためらっていた。
私は鞄から携帯を取り出し、時間を見る。
すると、『着信アリ』の表示。
「あれ?着信ありになってる・・・」
おかみさんから「戻って来い」という連絡だろうか・・・
私は、このときまで「敦賀さん」のほうからかけてくるとは思いも
してなかった。
12:43 敦賀さん
確認画面を見て、危うく携帯を落としそうになった。
何を話そう・・などと考える事もせず 慌ててかけなおす。
『留守番電話センターへ接続します・・・・』
かけなおすと留守電だった。
すぐに切ろうとしたが、掲示板での住人からの
『メッセ残した?』
の文字が頭によぎる。
「あ、あ、あの・・・あの!電車です!・・・じゃなかった
最上です!あの・・・電話もらったみたいで、出れなくてすみません・・。
あの・・・どうしよう・・・・また!そう!また電話します!」
メッセージを残すだけでも緊張して心臓バクバクだ。
電話を切ってからもしばらく手が震えていた。
電話は、15時にもかかって・・・・・・・きていた_| ̄|○
最初の電話でメッセージを残してから
すぐに【だるまや】に戻り、気をつけていたはずなのに
マナーモードを解除し忘れていてまた取り逃がしたのだ。
・・・・・私は馬鹿か・・・?
その後は、17時・19時とかかってきたのだけど、【だるまや】の
仕事中で出られなかった。
電話が気になって、いつもはしないような失敗の連続だった。
22時。馴染みの団体さんがお座敷のほうに来ていて、いつもより
長めに店をあけていたため、片づけが残っていたが
おかみさんが22時以降はいいからと私だけ早めにあげてくれた。
きっと失敗続きで様子が変だと気づき気を遣ってくれたのだろう。
部屋に戻ると、パソコンを立ち上げ、掲示板でみんなに報告する。
『今、バイトから上がりますた…_| ̄|
早く上げてもらいますた…
着信、何件も残しててくれたのに…
今からかけます 』送信っと。
こうして、誰かに報告してからでないと電話する決心がつかない。
送信してからもしばらくは携帯を手に、見つめるだけ・・。
〜落ち着いて。まず謝って、それからお礼いって、それから・・〜
電話で話すべきことを脳内整理する。
〜かけるわよ・・・・・だ、だめだ・・緊張する・・・どうしよう・・〜
なかなか通話ボタンを押すことができない。
決心がつかず、掲示板を見たり時計を見たりの繰り返し。
謝る・お礼・食事という文字がぐるぐるぐるぐる頭を駆け巡る。
まるで、迷路に彷徨いこんだみたいだ。
電話をかければ、きっと出口は見えるはずなのに・・・。
ふと着信履歴を見る。
12時・15時・17時・19時の「敦賀さん」の履歴表示。
それを見たら、なぜか勇気が出、通話ボタンを押すことができた。
1.2.3コール目。今度は留守電じゃなく男の人の声で電話は繋がった。
「も、もしもし?すいません・・・最上ですが、敦賀さん・・ですか?」
「あっ、やっと繋がった・・」
あの日以来、耳にする「敦賀さん」の声だった。
あの日初めて会って、たくさん喋ったわけではないけど
低くて優しい艶のある声は、しっかりと私の記憶の中に残っていた。
「なかなか繋がらなくてすいません。
何度もかけてくださってありがとうございました。」
「昨日の電話もすいませんでした!
メッセージ残さずきっちゃったりして・・、
そ、それに今日も遅くなっちゃって・・・・ホントすいません!」
なんだか私、謝ってばかりだ・・。
「いえいえ、こちらこそ・・タイミング悪くてごめんね。」
「時計!昨日届きました。こんな良い物を・・ありがとうございます。」
「無事に届いたようで安心したよ。こちらこそ、ごめんね。
あの時、君の時計壊しちゃって・・」
別に「敦賀さん」が壊したわけではないのに謝ってくれた。
「あの時は本当にすいませんでした。お時間取らせてしまって・・
それなのに、私ったら先に帰っちゃったりして・・・」
「ああ・・そんなこと気にしないで。
あの後すぐに俺達も帰ったよ。
あと、少し社さんと君のこと話してたんだ」
「え!?」
私のこと?何を!?と驚いたのだが
「あ、社さんって、メガネの・・・彼と、勇気ある子だって話をしてたんだ」
やしろさん、という名前に反応しての「え!?」と勘違いしたのか
メガネの男の人の説明をされた。
『れ〜〜〜ん・・時間〜移動するよ〜!』
電話の向こうから微かに遠くから呼ぶ、男の人の声が聞こえた。
「あ、ちょっとごめんね。うわさをすれば・・だ。」
そういって、「敦賀さん」は、受話器を手で塞いで、
「今、行きます!ちょっと待っててください」と返事をしていた。
どうやら、あのメガネの男の人が呼んでるらしい。
そういえば、私は最初に「今、大丈夫ですか?」と基本的な事を聞くのを忘れていた。
申し訳なくて、「あ、また後でもいいですよ。お時間のあるときで・・・。」
そう伝えると「敦賀さん」は、またあとでかけるよと言ってくれた。
電話を切ると、すぐに掲示板をリロードし、みんなに報告する。
手が震えて、なかなかうまくキーボードを打てない。
しばらくみんなと話をしたが、落ち着くどころか慌てるばかり。
今度かかってきたら、ちゃんととらなきゃ。
食事に誘わなきゃ・・・・
謝罪とお礼は完了した。あとは、最難関の『食事のお誘い』だけが残っている。
これを言うのが、一番緊張するわけで・・・
そうこうするうちに、携帯が光る。
着信音がなる前に反射的に、慌ててでてしまう。
そして、片手でキーボードをうち、みんなに伝える。
『kた』
「ごめんね、運転するので電話できなくて・・お待たせしました。」
車の運転・・・するんだ・・・。
ということは、あの電車をいつも使ってるわけじゃないのね・・
「すごく早かったですね」
「ああ、近かったからね。」
「なんか急がせてしまった様ですいません・・」
「平気だよ?いつもこれぐらいで着くし。」
それからしばらく、さっきの続きを話した。
あの日、一緒にいた社さんの事、電車の時の事、
俺がすぐに女性に注意すれば良かったのにごめんね、と謝ってくれたり・・
だけど、私は、食事に誘う流れに持っていこうと必死で
『時計のお礼に食事』が頭の中をめぐり、内容はあまり耳に入ってこなかった。
「あの・・・時計、本当にありがとうございました。」
『時計のお礼に食事』の『時計』クリア。
「ああ、気にいってくれた?」
「もちろん!・・・・でも・・・あの本当にコレ・・頂いた時計って
すごく高価なものですよね ・・・?
気を遣わせてしまってすいませんでした」
そういって、時計を眺める。
「ああ、あれの事なら気にしないで。
こちらこそ返って気を遣わせてしまったようでごめんね」
「いえ・・・あ、あの!お礼!」
『時計のお礼に食事』の『お礼』クリア
「え?」
もう後には引き返せない。腹を決める。
「と、時計のお礼と言ってはなんですが、よかったら食事ににいhmb、fjgろp」
最初のほうを勢い良く言ったものだから、後がつづかず噛んでしまった。
〜・・・・馬鹿か、私は・・・・〜
案の定、「敦賀さん」は「え?」と聞き返してきた。
落ち着け、私!
「え〜っと、食事、はどうでしょう?ご馳走、させてください」
今度はゆっくり、はっきり言えた。
「食事・・・?」
思ってもみなかったのだろう、「敦賀さん」は意外そう。
「はい。もし良かったら・・・でいいので・・」
弱いな・・・自分・・・
「気を使わなくても大丈夫だよ?本当にたいしたものじゃないし・・」
ああ・・やっぱりだめなのね・・・
「そう・・ですか・・・・」
そうよね・・・一度会ったぐらいの・・・しかも私みたいな子から
突然誘われて、OKする人なんて・・
「そうだな・・・割り勘、とかどう?
せっかく君が誘ってくれたんだから、是非お受けしたいんだけど
若いお嬢さんにご馳走させる、ってのはちょっと・・・ね?」
イタ━━━━━(゚ ∀゚ )━━━━━!!!!!
・・・じゃなくて、「へ?」思わず間抜けな声が出る。
「わ、割り勘というと・・・・・?」
「ご馳走になるまでは悪いので、自分の分は出すよ?どう?」
キタ━━━━━(゚ ∀゚ )━━━━━!!!!!
震える手で、掲示板に書き込む。
『おk』
「ほ、本当・・ですか?(夢、じゃないよね?)」
「本当。」
そう、しっかりと「敦賀さん」は答えた。
【ACT.6 再会の迷宮(ラビリンス)】おわり
とりあえず、これだけですが。
いま、続きを書いてます。ACT.8までの構想は固まりましたので、
これから書いて、また今日中に7、8(日付変わるかも)を投下しにきます。
キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!!
電車の時間キター(AA略
続きワクワク
【ACT.7 その名は禁忌(タブー)】
「敦賀さん」は忙しい人らしく、
「俺のスケジュール、調整してから電話するよ」と
最初の電話でしっかりとした日付は決まらなかった。
しかし翌日すぐに連絡があり、7月の19日に決まった。
「朝から迎えに行くよ。」といわれ、19日は朝から会うことになった。
私は、19日まで日があるので、短期バイトをすることにした。
今までは、長く勤められて・・・と考えていたので、
なかなか見つからなかったのだが、1日〜2日の登録制の単発なら
たくさん募集している。
私は早速、登録会に行き、バイトを詰め込んだ。
19日の為に、服や靴も買わなきゃいけないし、髪もどうにかしなきゃ。
それに・・・・
私は、「敦賀さん」から時計が送られてきた次の日、時計を持って
質屋に行った事を思い出した。
別に質入目的ではない。
ただ、時計がどれぐらいのものなのか知りたかったのだ。
試しに持っていくと質屋のおじさんはこういった。
「これは・・・‘普通は’30万はするんだが・・こりゃ、特注だねぇ。」
おじさんが言うには、この時計は、日本に50本限定であるらしいのだが
私が持ってきた時計は、文字盤が菫青石という青い石で作られていて
ほかでは見たことがないという。
しかも、その付加価値がついて、40万はくだらないということだった。
そんな高価な時計をくれた人を、そこらの店に連れて行くわけにはいかない。
最初は、貯金から少し・・と思っていたが、高校へ行くための貯金を
やっぱり崩したくない。
2週間、毎日働けば・・・。
そして、今日。
私はいつもは絶対に履かない、超ミニスカートをはいて繁華街に立っていた。
「もー!あんた、もうちょっと声出しなさいよ!!」
「もー!こっちじゃなくてあっちよ!」
「もー!学生に渡してどうするのよ!」
「もー!あんた、一体何日やってんのよ〜!」
もーもー うるさく言ってるのは、この仕事の先輩。
綺麗な人だが、なんだか口うるさくて厳しくてとっつきにくそう・・。
「今日、初めてなんです・・。」
「初めて!?もー!なんで、そんなはじめての子と2人なのよ!」
詰め込むだけ詰め込んだ単発のバイトは、新発売の商品を街中で配ったりする
キャンペーンガールだった。
今日の仕事は、新しくなったタバコのキャンペーン。
登録したときは、まさかこんな制服を着るとは思いもしなかったし、
こんな仕事とは思ってもみなかった。
しかも初めての仕事で、慣れない上に、この先輩・・・。
「お昼、行くわよ!」
「え・・?いいんですか?ここは・・?」
「今日は、2人しかいないからいいわよ。ほっといて。
人数多いときは交代で行くことになってるんだけど・・。
一人でもいいって言うんなら、いいわよ?」
「・・・・・いえ、一緒に行かせていただきます・・・。」
「はい、どーぞ。」
そういって、先輩はスタスタと歩き始めた。
初めてでどうしていいかわからない私は、仕方ないので彼女についてくことにした。
先ほど配っていた場所が見えるカフェに入り食事をしていると
「配ってるともらってくれない人多いけど・・・
ホラ、見てみなさいよ。
ほっといたら ああやって勝手に持ってくの。
仕事減って楽でいいわ〜」
先輩はそういって笑った。
「この仕事、長いんですか?」
「そうね〜3ヶ月だから長くはないと思うけど・・・あんたもすぐ慣れるわよ。」
「慣れる・・かなぁ・・・仕事よりもまず、このミニスカートが・・」
「確かに短かすぎるけどね。オヤジとかジロジロ見てくし・・・
一人でやってると、変な男寄ってくるから気をつけなさいよ」
まさか、だからお昼・・・こうしてくれたのかしら・・・?
「・・けど、あんた足 綺麗なんだからいいじゃない。
自信持ちなさいよ。」
「はい!」
それがきっかけで、私は先輩「モー子さん」と仲良くなった。
次の日も、モー子さんと同じ仕事で、その日は5人いたが
お昼は、モー子さんと一緒に取った。
「もー!あんた、そのモー子さんってやめてよ!」
「いいじゃな〜い。いっつももーもー言ってるからよ。今も言ってたし。」
彼女とのお喋りは楽しい。
私は今まで友達という友達がいなかったから彼女が初めての友達だった。
「そうだ!モー子さんって、どんな美容室行ってるの?」
「美容室?何?髪でも切りたいの?」
「うん。ちょっと・・・いろいろあって・・・綺麗にしたくて・・」
「いろいろって何よ?」
私は、あの日の事をモー子さんにすべて話した。
モー子さんは、「え〜!ちょっとその男、ヘタレじゃないの?」とか
「あんた騙されてんじゃないの?」と心配してくれたが、
最終的に、美容室を紹介してくれて、
服を買いに行くのも付き合ってくれることになった。
モー子さんは女優を目指していて、普段は単位制の高校に行っていた。
「こういう人目につく仕事してたら、もしかしたらスカウトされるかも
しれないでしょ?それに、こうして大声だして発声練習にもなるし
度胸もつくわ。ちょうどいいのよ、この仕事。」
夢を持って、努力をしている彼女がとてもうらやましかった。
私には何もない。
とりあえずは、高校へ・・と思ってるけど、その先どうしようかとか
何がやりたいとか目標がない。
それもこれもヤツに依存してたからだ・・・。
・・・・・・・・・変わらなきゃ・・・・・・・・・
「それじゃ、あまり長さは変えないで、少し軽くして・・
って感じでいいのかな?」
「はい。」
モー子さんの紹介してくれた美容室は、おしゃれで芸能人も来る
有名店だった。
予約を入れるのも大変らしいのだが、ちょうどモー子さんが
予約を入れておいてた日を譲ってくれたのだ。
「色は変えない?」
「う〜ん・・・ちょっと明るくぐらいで・・・」
「そうねぇ〜綺麗な髪だしねぇ〜変えるよりも、そうだ!
こんな感じ、どうかしら?」
そういって、美容師のおねえさんは 雑誌を取り出し
「知ってるかな?最近デビューした新人のアイドルでね・・
『七倉 美森』って言ってね、ちょっとお人形さん系でかわいいでしょ?
感じも似てるし、どうかしら・・・?」
と、黒髪ロングの子のページをさした。
「あ・・・ほんとだ・・・」
そういって、まじまじと雑誌を見ていると
「最近、あの『不破 尚』と噂になったんだけど・・・・」
「・・・・は?」
「この子。美森ちゃん。なんかね、『不破 尚』とマンションから
出てくる所、撮られたって・・・」
髪の毛をブロッキングしながら、美容師さんは続けた。
「マンションから出てきた・・・って事は・・・ねぇ?」
「切ってください!」
「・・え?」
「やっぱり、気が変わったので、切ってください。
最初に言ってたようにバッサリいっちゃってください。
で、色も。とにかくイメチェン!します!」
誰が好き好んでヤツの女と同じになんかするか!
私は変わるんだ。
もうヤツと一緒に暮らしてた時の自分(の髪の毛)とは決別して
新しく人生やり直すんだ。
【ACT.7 その名は禁忌(タブー)】おわり
ACT.7、その名は禁忌、おわりです。
本来なら、再会の〜で松がでてくる所ですが、なかなか出てきません。
今回も名前だけしか使ってないし。
で、もっと後に出てくるはずのモー子さんがやっとこ登場です。
モー子さんが出てきて、次の8では、やっとこあの方が出てきます。
次は、長くなりそうなのでやっぱ日付かわるかもです。では〜ヽ(´ー`)ノ
あ、キャンペーンガールの仕事は、あまり知らないので
変な所あったらスルーでおながいしますw
GJ!!!
モー子先輩、キタ━━━ヽ(゚∀゚)ノ━━━!!!! カコイイ!
松もちらりと登場で、いよいよスキビ色が強くなってまいりましたワクワク
続き、楽しみにまっとります〜。
>倉庫番ヽ(´ー`)ノさん
乙です!今頑張って書いておられる所なんですね!
モー子さんの登場、まさかこう来るとは。
てことは、オーディションは・・・? 続きが気になって寝れないかも。
_,.-‐‐、
/;::::::::::/
_ `X⌒ヽ //::::::/⌒) (⌒)
`X X⌒ _,../::/::::::::::::::::::::/ (´
/ ∨ / l:/::::::;_::::::::::::::`ヽ、 ゚
/ ,.'、二`l/:/ ヽ:::::::_,.-‐'
/ y'なi} |/、_´ヽ レ'7ヽ_,.-‐‐‐‐- 、
( ヾニツ 7,aヘ ! |フ /二ニヽ !
z‐一ヽ、 ,く} {にソ _」_ ! / ´二ニニメヽ、
/-`ー--、/k' ` ̄/ `! /´`ヽレ' \ ! >1000?
/ _,.ニづ i':::l::l` ̄´/´ |/二ニニヽ! リ
/ _,.-く l::人jへ/:! //-‐‐‐-`ヽ、 何それ食べられるんですか?
〈 _,.-‐'´ ` /:::/! 〈二ニヽ、 `ヽ !
/ ノ /:::/ ヽ、 )__,,,..二ヽ リ
〉‐-‐':..`ー-、_ /:::/ ( ノ´ ヾ!
/..::..::..::..::..::..::..::`ー/O/‐-‐一ヽ、__j ノ
!.::..::..::..::..::..::..::..;;,.-ニ二_:..::..::..::..::..::..::l
l.::..::..::..::..::..::./::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..:,'
\:..::..::..::../..::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..::./
`ヽ、____{::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..::.../ ―――それが気まぐれクォリティ
(ヽ、 !ヽ-‐‐‐-、:..::..::..::..::..::./
ヽ` ̄ヾ、 >、:..::..::ノ
(`ー-、__ !ヽー-‐' / `フ´
_,.-'" __ __ 「`T ̄T' |
`ー-∠___/_____人_人_人__ノ
1000取りそびれたよ・・・
+ ∧_∧
(0゚・∀・) + ドキドキ
oノ∧つ⊂) ワクワク
( (0゚・∀・) +
∪(0゚∪ ∪
+ と__)__)
前スレ梅祭り終了しますた
>46
ドンマイw
次があるさ
前スレ1001まで行ったね。
途中で容量いっぱいになるかと思ってた。
ネタ出しスレ住人の執念さ<1001まで
感動した
このスレにはソウルを感じる
>前スレ989
前スレ977ですが、こちらこそです。
アイデアをパクってごめんなさい。
私も初カキコだったので、笑ってくださる方がいて感激しました。
SS書ける神はすごいなぁ。
>倉庫番ヽ(´ー`)ノさん
めちゃめちゃGJ!
続きが楽しみです。
ACT.8、できました。
梅祭り、終わってしまった・・・参加したかったのに
結局、レス書くしかできなかったよorz
【ACT.8 危険地帯(デンジャラスゾーン)】
ちょっとした事で人生は、変化する。
それは、運なのか気持ちの持ちようなのか・・・。
そして、それはある日 突然やってくる。
「モー子さん!」
「・・・・・は?・・・ってあんた、キョーコ!?」
「おはよう!」
「おはよう・・・ずいぶん変わったわねぇ〜〜〜」
私は、昨日髪を切った。
腰近くまであった長さを肩につくぐらい短くし
色も、明るめのオレンジブラウンに変えた。
【だるまや】に戻ると、大将とおかみさんは
最初気づいてくれなくて。
「ただいま戻りました」と声をかけたらやっと気づいてくれて
おかみさんはすっごく驚いてたけど
「やっとキョーコちゃんも年頃の娘らしくなった」とかなんとか
喜んでくれて・・。
だけど、大将は茶髪が気に入らないのか
その日、まったく口を利いてくれなかった・・。
「垢抜けたわよ。ほんと。なんか別人みたい。」
「自分でも鏡見るたびにビックリするよ。」
「で?それがもらった時計?」
そういって、モー子さんは私の左腕に光る時計を覗きこんだ。
「・・・・・ものすっごく、高そうね」
「うん・・・ちょっと着けてると怖いよ・・・落としたりしないかな?とか
傷ついたりしないかな・・・って気つかっちゃって・・」
昨日、変わった自分を見て、時計を使う決心をした。
「敦賀さん」に会った時、やっぱり返そうかとも思ったのだけど
返すのも失礼だし・・・それよりも、これを着けていったほうが
あの人は喜んでくれると思ったから。
それに、外見だけだけど変わった自分に、少し自信がついたから・・。
外見を変えて、あの人からもらった時計を着けただけで
気持ちが前向きになって、仕事もいつもより楽しく思えた。
「ちょっと!君たち・・・・」
「はい?・・・ああ、こんにちは!
新しくリニューアルした『キュララ』です!どうぞ!」
サラリーマンらしき おじさんが声をかけてきたので
今日のキャンペーン商品の炭酸飲料を渡した。
「ああ、ありがとう。君たち、ちょっといいかな?」
「え・・あの・・・」
何だろう?やだ・・コレがモー子さんが言ってたエロオヤジかしら・・?
「すみません。仕事中ですので、お断りします!」
困っていると、モー子さんが先にピシャリと答えた。
「あ〜変な者じゃないよ。LMEってわかるかな?芸能事務所なんだけど
君たち、芸能界に興味あるかな?」
げいのうかい?
するとすぐに、モー子さんの態度が変わった。
すごい変わり身の早さにビックリしていると、おじさんは名刺と紙を差し出した。
LME芸能プロダクション
タレント部
主任 椹 武憲
T.sawara
紙はオーディションの応募要項などが記載されているものと応募用紙だった。
「今週末で、すぐなんだが良かったら受けにきてくれるかな?」
「はい!行きます!」
モー子さんは、応募用紙を受け取ると即行、返事をした。
「じゃあ、待ってるよ」そういって、おじさん・・いや、椹さんは行ってしまった。
「良かったね!モー子さん!すごいよ!」
女優志望のモー子さんにとって、大チャンスだ。
「何言ってんの!あんたもよ!」
「・・・・は?」
「ほら見なさい。2枚づつ・・・あるでしょ?
それに、あの人 君たちって最初から言ってたじゃない。」
「・・・・え?」
「LMEよ!LME!業界最大手よ!
オーディション受けるのだって、ちょっとやそっとじゃ
受けさせてもらえない所よ?そのLMEの主任自らスカウトしてきたんだから!
このオーディションもらったわ!」
モー子さんは、やる気満々だ・・・。
私は・・・・信じられなかった・・・。
自分がスカウトされるとは・・・。
確かに、まだオーディションを受ける機会ができただけで
芸能人になれると決まったわけではないけど・・・。
「ごめん、モー子さん・・せっかくだけど、私受けないよ。」
「どうして!あんたどうかしてるわよ。
受けたくても受けられない子たっくさんいるのに!」
「だって、私、芸能界に興味があるわけじゃないし・・・・」
それに、‘そこ’には、ヤツがいる。
もう会うこともない・・・いや、会いたくないヤツが・・。
「・・・・・あんた、変わりたいとか言ってたのは嘘?。」
「え・・?」
「あんた、人生やり直すとか言ってたじゃない?」
「うっ・・・うん言ってたけど・・・」
「まさか髪きって、イメチェンしただけで人生変わったとか思ってないわよね?」
「え・・・ううん!まさか!!」
「じゃあ、受けるわよね?」
半ば、脅しが入っていた。
「・・・・」
「受けるだけ受けてみなさいよ。
合格したらしたで、やるかやらないかは後でいくらでも考えて結論出せるし
オーディション受けて、他人の目にどう映るか見てもらうだけでも
今後のあんたにはいい機会だと思うわよ?」
「・・・・」
「あんたは自分に自信がなさすぎるのよ。
さっきの思い出してみなさいよ。LMEでたくさんの綺麗な人を見てきてる
主任がよ?こんな人でごった返す中であんたを見て声をかけた。
それがどういうことがわかる?」
「それは・・・こんな格好してるから・・・」
「あんたと私って友達じゃなかったんだ?」
「まさか!友達だよ」
モー子さんの意外な言葉に、慌てて答えた。
「友達なら、私の言うこと信じられるよね?」
そういわれると、私はもう反論することができなかった。
その日、帰りに二人で服を見にいった。
オーディション用の服と、「敦賀さん」との約束の日に着ていく服。
そして オーディション当日、私とモー子さんは
LMEの本社のドアをくぐった。
そこが危険地帯とも知らずに・・・・
【ACT.8 危険地帯(デンジャラスゾーン)】おわり
以上でACT.8終わりです。
補足しておくと、キョーコはLME=LORYS MAJESTICなんちゃら
ということに気づいておりません。
あと、モー子さんには、「敦賀さん」という苗字しか教えていませんので
今のところ、キョーコ=「敦賀 蓮」=俳優ということを知らないし
モー子さん=「敦賀さん」=俳優の「敦賀 蓮」ということに気づいてません。
7を投下したあと、あの人が出てきますって書いたから、
ローリィ?と思われたかもしれませんが椹さんでしたw
ローリィはズバリ!次・・・・もでませんw
オーディション、原作では、キョーコが椹さんに頼み込んで
うけさせてもらう所ですが電車では、反対にしてみました。
モー子さんが出てきた事によって、最初とまったく構成が変わってしまいました。
というか、8を書いてるときにコンビニに買い物に行って帰ってきたら、
モー子さんの口撃がとまらなくなり
本当は、受けさせるはずではなかったキョーコがオーディションを受けるのを
承諾してしまった・・。
前に、プリンセスあたりまでで終わるみたいな事書いてましたが、
蓮SIDEを「65、サイレント〜」からはじめちゃったので、予定が狂いました・・。
確実に長くなります。
今の構想予定だと、確実に「25、開いた傷口」以上はいきます。
もう、蓮SIDEのはじまりの「65サイレント〜」の前、「夜明けの呪文」までを
キョーコ編にしようかとも考えてます。
予定外に日曜まで時間ができたので、とりあえず書けるところまで書きたいと
思います。本誌発売までのつなぎになれば幸いです。
キタ Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!
そーかー、モー子さん&椹さんそーくるか〜
いつもご馳走様です♪GJ!!>倉庫番ヽ(´ー`)ノサマ
出てくるのがこの人とは!
オーディションということは、キョーコも芸能界入り?
いつコーンの正体に気づくのでしょう。
GJ!です!
キュララがこんな所で出てくるとはw
ヽ(´ー`)ノさま、GJ!!です。
毎回、楽しく読まさせていただいています。
テレビでドラマや映画、CMを見る度に
蓮やキョーコが演じたらどんな
感じだろう?と思ってしまいます。
今はマツ○ンの水○の薬のCMを
ローリィに変換して見ています。
ヽ(´ー`)ノGJ!
長くなるの大歓迎です。
だけど、早くハンバーグデートの回が見たいよー!
このスレのおかげで本誌発売まで潤ってます。
あと五日がんばれます。
スマソ、ここで聞くのもあれなんですが
1:今更なんですが、やっぱラブラブがいいですよね?
2:エロ書けないとは思うんですけど、もしエロ方面に進んだ場合
その部分だけエロパロに落としていいもんですかね?
ちと煮詰まって、蓮の方の話を考えてたら
エロに進みそうなエピが浮かんでしまって・・・
>倉庫番様
いつも楽しませていただいてます。
で。
1:ラブラブに1票
2:その方がよろしいかと。最終的にまとめサイトの方にまとめる時にはまた考えるとゆーことで。
個人的にはそのエロ切実にきぼんですw
自分もラブラブ&エロキボン。
エロは該当スレにってことで。
もちろんなくても十分おもしろいと思うけど、そういう展開も読んでみたいw
むずかしいかもしれないけど、エロ苦手な人が該当箇所を読まなくても支障ない
流れだと、なお良いのではないかと。
でも倉庫番様のやりやすいのが一番だとオモ。
私も65さんと同じです。
1 もちろん、らぶらぶ
2 エロ希望です。
もしくはマロン版、エロパロ版と
同じ話のバージョン違いとか?
これだと負担かけちゃいますね。
すみません。
>64
1、別にラブ無くてかまいません。
2、エロはむしろ無いほうが・・・。
と皆と違う意見を言ってみる。
でもホントの事だし…。
電○女ってスキビワールドに電○男話をほんのり加えたものだったのね。
ずっと、電○男をベースにキャラだけ替えてスキビ風味にするものだと思ってた。
一応断っておくけど文句言ってるんじゃないよ?
今まで勘違いしてたーってだけよ。
みなさん、ご意見ありがdです。
参考にさせていただきますです。
えっと・・・
SS倉庫のほうに書かせていただいてましたが、
電●女は、
『さわりの部分は、ネタ元の電●男とほぼ同じに進めていってますが、
今後、電●男の内容から徐々にスキビ世界に近づけていき、
最終的には電●男とは違う別の話になると思います。』
で進めています・・・。
スキビ原作は絡めず、電●男のキャラを変えただけのほうが良かったでしょうか?
もし、お気に召していただけないのであれば
今後、全く話の展開が変わってきますのでスルーでおながいします。(´ー`;)
とりあえず、完成してる分だけ(蓮SIDEひとつですが)落としていきますが
ちょとこれから先、考えてみます...λ
【ACT.67 ディープ・ショック】
「朝いちで業者に渡すから・・・・そうだな、都内なら夕方には届くと思うよ。」
「それじゃ、お願いします。」
朝から俺は事務所で俳優部門の松島主任に荷物を渡した。
「あれ?蓮、もう用意してたんだ?」
「ええ、たまたまうちにちょうどいいものがあったので・・」
そう答えて、詳しいことは社さんには話さなかった。
きっと、‘あの時計’を送ったといえば、
社さんの事だ、理由をしつこく聞いてくる。
それに、なんと言っても社長にそれを知られたくなかった。
社長に知られればきっと、余計な勘違いをされる。
‘そんなつもり’ではないんだ。あの時計を、贈ったのは・・・。
朝から分刻みのスケジュールで、息つく暇もなく、
彼女、『最上キョーコ』からの着信に気が着いたのは、深夜だった。
番号を携帯に登録していなかったため、最初は誰からだろうと
気づかなかったのだが、彼女に書いてもらったメモを見て、
彼女からの電話だとわかる。
「届いたかな・・?」
この時間、かけなおすのはさすがに彼女も寝ているだろう。
俺は、朝かけなおすことにして、ソファにもたれ
いつの間にか、眠りについていた。
なつかしい夢をみた。
あの子の・・・『キョーコちゃん』の夢だ。
「コーン、行かないで・・・」
そういって、俺の右腕を掴んでいる・・・。
「ごめんね」そういって振り返ると、『キョーコちゃん』が
あの子・・・電車で会った『最上キョーコ』の姿に変わっていた・・。
はっとして、目が覚める。
頬につたう生暖かい感触。
・・・・何、泣いてんだ・・・俺は・・・・。
懐かしい『キョーコちゃん』に面影の似た少女に出会ったからか。
あの子に会ってから、なぜか心がざわめく。
今まで考えようとしなかった『キョーコちゃん』の事ばかり
考えてしまう。
・・・どうかしている・・・・。
夢で彼女が掴んだ感触が、まだ右腕に残っている。
腕に目を移すと、そこには時計が光っていた。
翌日のスケジュールも分刻み・・いや、秒刻みだった。
この日は朝からロケで、共演者の新人の子のNGで余裕なく押し気味だった。
昼、一度 彼女の携帯に電話をかけてみたが出ず。
留守電にもなっていなかったので、そのまま諦め再度かけなおすことにした。
何度か、すれ違い、22時過ぎ。
次の移動先まで余裕ができた時だった。
やっと彼女と電話で話すことができた。
時計が届いた事を報告し、電話でのすれ違いを一生懸命電話口で謝る彼女。
きっと、電話の向こうで必死に頭を下げてるんだろうと想像すると
笑いがこみ上げてくる。
しばらく話をしていたが
「蓮!移動!早くしないと遅れるぞ」
社さんの声で、現実に引き戻される。
俺は、またかけなおすといい、電話を切った。
「蓮、なんかいいことでもあった?」
「・・・・え?」
移動中の車で、社さんが俺の顔を覗きこんで口を開いた。
「今日は余裕なかったからお前ずっと厳しい顔してたけど、
なんか今は、そうでもないな〜と思ってさ。」
「そうですか?ああ、もう次で終わりだな、と思ってるからじゃないですか?」
「そう?」
渋滞にはまらなかったからか、いつもより早く移動先に着き
次の仕事まで時間的に余裕ができたので
俺は、社さんから離れ携帯を取り出し彼女に電話した。
1コールで、彼女が出る。
待っててくれた・・?
なぜか、顔が緩む・・。
しばらく話をしていると、彼女が意外な事を言い出した。
「時計のお礼と言ってはなんですが、良かったら 食事に・・・・」
思わず、「え?」と聞き返す。
「えーと、食事はどうでしょうか?ご馳走させて下さい」
普段、女性に誘われた時は、やんわりと断る俺だが、
なぜだろう・・・・・
「そうだな・・・割り勘、とかどう?
せっかく君が誘ってくれたんだから、是非お受けしたいんだけど
若いお嬢さんにご馳走させる、ってのはちょっと・・・ね?」
そう答えていた・・・。
しかし、忙しい俺はすぐにスケジュールをあけることなどできない。
翌日、無理をお願いして社さんに調整してもらい、少し先だが
7月の19日をあけてもらう。
早速、彼女に電話をし、19日の話をする。
食事、ということだったので彼女の希望を聞くことにした。
食事に関して、俺は特にこだわりがない。
何が食べたいとか、どうしてもこれでなきゃダメだというのがない。
腹に入れば、何でもいい。時間をかけず、だと尚さら可だ。
「君の好きなものにしよう。」
そういうと、最初 彼女は遠慮してたが
「ハンバーグ!」
そう答えた。
それを聞いて、思わず笑ってしまう。
『キョーコちゃん』もハンバーグが大好きな子だった・・・・。
電話を切り、俺は考えていた。
まいったな・・・なんでここまで彼女とかぶる・・?
面影は、俺の気のせいだとしても
名前といい・・・好きなものといい・・・
偶然・・?
『キョーコちゃん』、確か彼女は、今年で16歳。
『最上キョーコ』もそれぐらいだ・・。
やっぱり、俺は『キョーコちゃん』が初恋だったのかもしれない
だから今、こうして思い出す・・?
思い出を切り捨てられなかったのも、そのせいか。
俺は今まで『キョーコちゃん』のことを考えようとしなかったが
それは、‘あの時’手に入らないとわかっていたから・・?
だから忘れようと・・・心の奥で・・・諦めようと・・・
・・・・もがいていた・・?
では、今・・
彼女と・・
『キョーコちゃん』と似た少女が目の前に現れた今・・・・
俺は━━━━━どうする━━━━━?
【ACT.67 ディープ・ショック】おわり
うわー、リアル更新に初めて立ち会ってしまった。
続きが楽しみ!
無理に電○男に絡めないでも倉庫番さんの
書きやすい方向でいってほしい。
すごくすごく楽しみですよ。
おおー
遅い時間なのにリアルタイムダタw
GJです
長文スマソですが、
倉庫番さんの電●女に限らず、SSに関しては
書く人は書きたいものを書き、
読む人は読みたいものを読む、というスタンスでいいと思っています。
だから書く方が投下する前からあれやこれや考えてもなあ、と。
住人の反応やなんかは結局投下してみないとわかりませんので。
電●女についてですけど、今までの流れから見ると、
あからさまにラブにしたりエロにしたりはしないほうが萌えな気がします。
あ、個人的な感想ですのでスルーで…。
79 :
78:2005/07/02(土) 02:52:41 ID:???
なんかすごい偉そうだorz
>77さんのおっしゃるとおり、
倉庫番さんの書きたいように書かれて良いと思うのです。
そういうことが言いたかったんだが…なんかおかしくなったorz
みなタン、どうもありがd
避難所スレのほうにも書きましたが、ちょと自信をなくしかけてた所ですた。
>>77タン
>>78タン
のお言葉で、少し気が楽になりますた。
こんだけ長ったらしく、投稿させてもらってる上、
スレなど、みなタンに協力していただいてる所もあるので
できれば、みなタンのご希望に添えるようなものにしたいと
自分で自分に勝手にプレッシャーをかけてますた・・。
うむむ・・やっぱちょっと自分、煮詰まってまつね・・。
では、続き書きにいってきまつ。
>>80 ( ´∀`)⊃旦 < まま、一杯ドゾ。 肩モミモミ。
>80
そんな気を使うヽ(´ー`)ノたんにラブ。
なんとか、浮上し続きに精を出しておりますです。
とりあえずオーディション編の前半ができたので落としていきますです。
【ACT.9 プリンセス革命(クーデター)-イヂワル姫-】
「ああ、君たち!待ってたよ!」
LMEの正面玄関を入ると、椹さんがすぐに声をかけてきた。
「おはようございます。今日はよろしくお願いします」
「ああ、頑張ってね。それじゃ応募用紙もらおうか?」
そういって、応募用紙を手渡すと、受付まで案内された。
受付で、番号のついたバッジをもらうと、オーディション
参加者のいる控え室まで案内された。
「う”っ!」
「どーしたのよ?」
「・・・綺麗な子がたくさん・・・・」
「そりゃ、芸能界目指す子が集まってるんだから・・」
周りを見渡せば、着飾った綺麗な子がたくさんで
自分に自信のない私は、気後れしてしまう。
モー子さんと適当に選んだ椅子に座り、今日の流れが書かれた
スケジュール表に目を通した。
「ねぇ、モー子さん・・・一次審査まで、なんか時間ありすぎじゃない?」
「え?・・・・そう・・ねぇ・・」
集合時間は、9時だった。
しかし、一次審査の開始は11時。
「・・・ねぇ、モー子さん・・・さっきから人・・・減ってない?」
「・・・え?・・・・・・・・そう・・・・ねぇ・・・・」
なんだか様子がおかしかった。
100人近くいた参加者が、少しづつ減っていってるのだ。
「みんな、トイレとか行ってんじゃないの?」
「あ、そうかもね・・・」
そう二人で話してると、ふわふわの巻き髪でフリフリのお洋服を着た
人形のような小さな女の子が近くにやってきた。
そういえば、さっきからウロウロしてたわね・・
この子も参加者かしら・・・?
それにしてもかわいいわぁ・・・お姫様みたい・・。
そう思ってジロジロ見ていると、
「こんにちわ。」
と声をかけられた。
「こんにちは。あなたもオーディションに?」
「・・・いいえ。」
そういって、ニッコリ微笑む姿は本当に天使のよう・・。
「お姉さまたちは・・・興味ないの?」
「へ?」
「蓮さまがいるわよ?控え室の外に。見に行かなくてよろしいの?」
そういって、控え室のドアを指差した。
私は何を言われてるのかわからず、キョトンとしていると
モー子さんが口を開いた。
「ああ、あの人ね。俳優として、興味はあるけど別に実物見てもね〜。
本人には興味ないわ。悪いけど・・。」
「そう?・・・合格ね・・・・」
女の子はそうボソリと呟き、
「それじゃお姉さまたち、またお会いしましょう!」
ニッコリ微笑んで去って行った。
私は何がなんだかわからず、モー子さんに尋ねる。
「蓮さまって・・・?」
「・・・あんた知らないの?俳優の・・・」
「私、芸能人良くしらなくて・・テレビも見ないし・・・」
「ふーん・・。あの『敦賀 蓮』をしらないなんて・・・
でも、知っといたほうがいいわよ。」
「・・つるが・・・・れん・・・・・・?」
「そう、ココの看板俳優。敦賀 蓮よ。」
「・・・・・聞いたこと・・ある名前・・・・」
「ああ、あんたの言ってた男も『敦賀さん』だったわね」
『つるが れん』・・・・聞いた事のある名前・・・。
確か・・・あの人も・・・・「敦賀さん」も・・・
下の名前は『蓮』だったような・・・。
「ねぇ・・・モー子さん・・・ちなみにその『つるがれん』とやらは
どんなお顔をしてらっしゃるの・・かしら・・?」
「どんな顔って・・・ここの俳優だから、その辺にポスターかなんか
あるんじゃ・・・・ってあった!あそこ!あれよあれが『敦賀蓮』」
そういって、モー子さんが指差したポスターに映っていたのは
紛れもなく、あの日 電車であった彼、「敦賀さん」だった。
「なsdfghjkl;:::!!!!!!!!!!!!!」
私は驚き声も出せず、
さっき女の子が「蓮さまが居る」といって指差していた
控え室のドアのほうへ駆け出した。
するとドアが開き、
「ちょっと蓮が居るって、ガセじゃな〜い!」
「もう、何なのよ!」
「誰よ、蓮いるって言ったの・・・」
そう口々に言いながら女の子が続々と戻ってきた。
私は、力が抜け その場にへたり込んでしまった。
【ACT.9 プリンセス革命(クーデター)-イヂワル姫-】おわり
【ACT.10 プリンセス革命(クーデター)-舞踏会への招待状-】
これは・・・どういう事・・?
ドアのほうへ勢い良く走り出し、その場にへたり込んだ私に
後ろから慌てて追ってきたモー子さんが声をかけた。
「ちょっと大丈夫?どうしたのよ突然!」
私は、地面にへたりこんだままモー子さんに尋ねた。
「ねぇ・・モー子さん・・・ここの住所って・・?」
「ハァ?住所?え〜っと・・・港区●●・・番地は知らないわよ!」
「ねぇ・・モー子さん・・・LMEって正式名称・・?」
「正式名称・・?えっとLがローリィーってのは知ってるけど
MとEはなんだったかしら・・?」
「・・・ろーりぃず・・まじぇすてぃっく・・えんたーていめんと・・?」
「あ!そうそうそれよ!何だあんた知ってんじゃないの!」
ゴクリ・・・。
すべてが一致する。
私はあの日の「敦賀さん」を思い出していた。
あの日、「敦賀さん」は、人目を避けるように電車に乗ってた。
彼を見た酔っ払い女の態度豹変といい、周りの女性達の様子もおかしかった。
警察で、「騒ぎになると困る」とも言っていた。
それにあの一緒に居たメガネの・・社さんの態度・・。
加え、「敦賀さん」の‘あの’容姿・・・。
すべて、辻褄が合う・・・。
私は・・・なんで私は今まで気がつかなかったのよ!
ヤツと決別してからヤツの姿を見ないようにと、
テレビや雑誌なんかに見向きもせず、芸能界の事など耳に入れようともしなかった。
ヤツと暮らしてるときも、なるべく見ないようにしていた。
ヤツが、「自分至上主義」だったから・・・。
他の芸能人・・たとえ、ジャンルが違っても、男の芸能人なんてテレビで
見てた日には、すぐ機嫌が悪くなって大変だったのだ。
「敦賀さん」が芸能人・・・
俳優・・・・
私は・・・・・?
そんな凄い人と私・・・・
地味な一般人・・・
・・・いいえ!ちょっと待って!
今、私は 何しにここに来てる?
オーディション!
そうよ、‘芸能人’になるためのオーディションに来てるんじゃない!
これは、偶然じゃない!
運命よ!
「敦賀さん」と出会ったのも・・・
こうしてオーディションを受けることになったのも
すべて、‘運命’よ!
でなきゃ、なかなかこんな偶然ないわ。
それに、敦賀さん!
あなたと出会ったのを、偶然になんかしたくない!
あなたに近づくために、このオーディションなんとしてでも受かって、
神様がくれた、この‘芸能界への招待状’・・私、いただくわ。
そしてあなたに相応しい所までのぼり詰めなきゃ!
私はそう決心し、モー子さんに‘全て’を話した。
【ACT.10 プリンセス革命(クーデター)-舞踏会への招待状-】おわり
オーディション編スタートです。
まだまだローリィは出てきませんが、マリアちゃん(=イヂワル姫)を出してみました。
ちなみに、マリアちゃんの罠にひっかかった参加者は、落とされてます。
今回で、キョーコが蓮=俳優ということを知ってしまいました。
しかも、芸能人になる気満々にさせちゃった・・。
最初の構想では、デート以降に知る、もしくは最後ま(ry
にしようと思ってたのですが・・。
では、続きかいていま〜すヽ(´ー`)ノ
職人さんGJです!
ここでコーンの正体知るってのは意外。
こっからのキョーコ楽しみです。
つか職人さんいつ寝てるんだ。乙です。
煮詰まってましたが、なんとか進めていってますヽ(´ー`)ノです。
>>92タン、ちゃんと寝てますよ〜
フリーで仕事してるので、時間が不規則なのでつ。
なので、昼夜逆転とかあたりまえで昼過ぎから寝てたりとかしてます。
では、プリンセス革命分、全投下いきます↓
【ACT.11 プリンセス革命(クーデター)-魔法-】
幼いころ読んでいた御伽噺。
魔法をかけられて、美しくなったお姫様は
舞踏会で王子様に出会い、恋をした。
魔法使いがかけた魔法は
0時を過ぎたら解けてしまったけれど・・・
30分前、私は電車で出会った「王子様」の正体を知った。
「王子様」の正体は、芸能界一いい男
誰もが認める、実力派俳優『敦賀 蓮』だった。
正体を知り、私は、このオーディションをなんとしてでも
合格して、芸能界への招待状を手に入れようと決心した。
オーディションに合格するためには、綺麗にならなくては!
そう思い、私は今、魔法使いに魔法をかけてもらっている。
「あんた随分、化粧映えするのね〜」
モー子さんはそう言いながら、手を動かす。
「これでヨシ、と。ほら、見て御覧なさいよ鏡。」
目を開けると、そこには綺麗に化粧をした自分が居た。
本当に、魔法をかけられたみたい・・別人だ・・。
「これ・・・私・・?」
「そうよ!感謝しなさい。私の腕に!」
「ありがとう!モー子さん!!!!!」
初めてのメイク・・。
ずっと、憧れていた。
こんな形で叶うとは、思わなかったけど・・。
「モー子さんって、メイクうまいんだねぇ・・・」
「そんなことないわよ。あんたが化粧映えするからよ。」
鏡に映る自分をまじまじと見つめる。
まるで、魔法にかかったシンデレラ・・・。
戦闘態勢は整った。
「王子様」は不在だけれど、舞踏会に乗り込む用意はできた。
「そろそろ時間よ。いきましょう」
私は、舞踏会へと足を踏み入れた・・・。
【ACT.11 プリンセス革命(クーデター)-魔法-】おわり
【ACT.12 プリンセス革命(クーデター)-舞闘会-】
私はモー子さんみたいに、
最初から芸能界を目指していたわけではない。
だから他のオーディションがどんなのかは知らない。
だけど、これだけはわかった。
お か し い
と。
何がおかしいって、社長の登場の仕方からして
おかしかった。
普通じゃなかった。
尋常だった。
急に、ファンファーレがなるかと思ったら、
サンバのリズムに合わせた踊り子さん達が
どこからともなく湧き出てきて、
「ここはリオ?」
と目をゴシゴシとこすっていると、クルクルと踊りながら・・・
「ローリィ・宝田です」と社長登場・・・。
芸能界って、やっぱりおかしいのよ!
というか、こんな社長のいる会社に‘あの’敦賀さんがいるなんて・・。
敦賀さんが不憫に思えてきた・・。
一次審査は、自己紹介や特技を披露するものだった。
私は、昨夜 オーディションを受けることを大将とおかみさんに報告し
特技を披露するために必要な、大将の「大事な包丁」をお借りした。
オーディションの話をすると、二人はかなり驚いていたけれど
「やれるだけやってこい」と・・大将は、そう言ってくれた。
大将から借りた包丁は、手入れが行き届いていてそれは立派なものだった。
自分の順番がやってきた。
こんな人前で披露するのは久しぶりで緊張する。
前に‘これ’を人前で披露したのは、
確か【だるまや】のバイトが決まった時。
おかみさんと大将の前で披露した時だったか・・。
あの時、おかみさん曰く、
‘めったに人を褒めることがない大将’
その大将が褒めてくれたのを 今でも、鮮明に覚えている。
「ほう・・綺麗な子じゃないか・・」
「・・・そうですね・・随分と・・・応募書類の写真と違いますが・・」
化粧で変わった私は、応募書類につけたスッピン写真とは別人だった。
「61番、最上 キョーコ、大根でバラを作ります!」
そういって、私は特技の桂剥きを披露した。
「おおおおおお・・・・・」
他の参加者や、審査員の連中が驚く中、私は夢中で大根を剥き続けた。
その時、私は大根に夢中だったから気づかなかった。
あのおかしな社長が、
私の手元ではなく、左腕に目を留めている事に・・・。
【ACT.12 プリンセス革命(クーデター)-舞闘会-】おわり
【ACT.13 プリンセス革命(クーデター)-心(ハート)に火をつけて-】
「凄い、特技だったわね・・」
「モー子さんこそ凄いよ!どうやったら覚えられるの?」
モー子さんの特技は、本をパラパラとめくっただけで
すぐに内容を暗記できる、一流女優でも絶対に無理であろう
神業級のものだった。
この特技のおかげか、二人とも一次審査を無事合格した。
スカウトしてくれた椹さんも、「君達なら絶対大丈夫だよ」
と太鼓判を押してくれて、ここまでは良かったのだ。
しかし、2次審査で思わぬ弱点を私は衝かれた・・・。
コンコン
「61番、最上キョーコ入ります」
そういって、扉を開けると、審査員と社長さんがずらりと
待ち構えていた。
「座ってください」
目の前にあった椅子に座るよう指示される。
「失礼します・・」
最初は他愛のない会話。
どうして、芸能界に〜とか何がやりたいか〜などの質問をされた。
私は、適当に当たり障りのないよう答えていく。
途中までは、かなりうまく乗り切っていた。
しかし、社長さんの意外な質問で私は躓く。
「君は、恋をしたことがあるかな?」
恋・・・・?
なぜ、こんな質問をするのだろう・・?
「・・・・はい・・・ある・・・と思います」
「あると、思います?どういう意味かな?」
「え・・っと・・・・」
「質問を変えようか?好きな人はいるかな?」
「・・・・・いる・・と思います・・・。」
私は、敦賀さんを思い出していた。
「いると思います?どういう意味かな?自分の好きな人のことだよ?」
「あ・・・それは・・・まだ好きか・・わからないからです」
そういって、私は自分の左腕に光る時計を見つめた。
「ふ〜む・・・正直に答えてくれるかな?今・・恋人は?」
「いません。」
「・・・そう。」
「それじゃ、君にとっての『愛』ってなんだね?」
「愛・・・・・愛・・・・わからないです・・・」
「・・・・・『愛』を一言で表すと君ならどう表現する?」
「・・・・・・・破滅と絶望の序曲・・・・です」
言いながら、社長さんの顔を見ると、今にも泣き出しそうな
子犬のような顔だった・・・。
私は、二次審査で不合格となった。
「元気だしなさいよ。芸能界に入れなくても、敦賀さんには会えるんだから」
「・・うん・・モー子さん・・・それじゃ頑張ってね・・」
モー子さんは無事に合格し、次の審査のため私達はそこで別れた。
モー子さんが去ると、後ろから椹さんがやってきた。
「最上くん!」
「椹さん・・・・」
「ちょっといいかな?」
そういって、私は椹さんにLMEの喫茶室に連れて行かれた。
「君の評価は、すごくよかったんだけどね・・
問題は・・その・・・二次面談での社長との話で・・・」
「何が・・・いけなかったんですか・・?」
聞かなくても、なんとなく理由はわかっていた。
「君は・・芸能人として一番、欠いてはならないものが欠けてる」
「芸能人として欠いてはならない・・もの?」
「君、愛は破滅と絶望・・そう言っていただろう?」
「・・・・はい・・・」
「そこが問題だったんだ。芸能人は大衆に愛されてこそ・・なんだ
だから・・・・・・」
・・・・・・・愛・・・・・・・・
愛しても、愛し返される保障がないのに・・・・?
どうやったら、人を愛することができるの・・?
血の繋がった人間にさえ・・・ずっと一緒に育ってきた人にさえ
愛されることがなかった私に、
どうやって顔も知らない人間を愛せと・・・?
「・・・・・・わかりました・・・・・」
・・・誰か・・・私に、愛を教えて・・・・
【ACT.13 プリンセス革命(クーデター)-心(ハート)に火をつけて-】おわり
【ACT.14 プリンセス革命(クーデター)-AM12:00-】
LMEを後にし、【だるまや】に戻った私は、
部屋にこもり、抜け殻のようになっていた。
即興でかけた魔法は、涙で崩れ 0時を待たずあっという間に解けた。
パソコンを立ち上げ、掲示板を開く・・。
泣き顔を見られず、人と話せる場所で私は、
元気なフリをして、住人と語り、気を紛らわす。
私は、オーディションを受けるということは、住人には話していなかった。
『もうすぐだね。コーンとの約束の日』
その文字で、敦賀さんとの約束を思い出す。
19日は、もうすぐそこだ・・・。
『コーンとあれから話した?』
コーン・・・敦賀さんとは、約束を決めた日以来、
メールでやり取りをしていた。
忙しいから、返事はすぐには出せないけど
電話よりは、すれ違いにはならないだろうから・・と
気を遣ってくれたのだ。
『コーンって、マジ何者だろうね?
会ったら、少しは謎がとけるかな?』
住人に黙っているのは、少し心ぐるしかったけど
敦賀さんの正体は、住人には報告しなかった。
パニックになるどころか、大変な事になってしまうから・・。
敦賀さん・・俳優さんだったとはね・・・。
忙しいよね・・?
忙しい人というのは、わかっていた。
だけど・・・・
声が聞きたかった。
私は無意識に敦賀さんに電話をかけていた。
『もしもし?』
敦賀さんの声で、我にかえる。
「あ!ご、ごめんなさい!!」
思わず、謝る。
無意識にかけて・・彼の声を聞くまで気づかないなんて・・
『どうした?』
電話の向こうから、優しい声が聞こえた。
「あ・・あの・・・・」
まさか、無意識にかけました。とは言えない。
『何かあった・・・?』
心配そうな声・・・。
「いえ・・何もないんですけど・・って、何もないじゃなくて・・」
用がないのにかけてきたと思われたくなくて、慌てていい訳を考える。
電話の向こうで、クスリと笑い声が聞こえた。
『・・・もうすぐだね』
「え・・?」
『19日。俺もちょうど君に電話しようと思ってたところだったんだ』
いつの間にか止まっていた涙が再び、溢れ出した。
敦賀さんの声が優しいから・・
敦賀さんの気遣いがわかったから・・・
『ハンバーグ、ちょっと遠いけど、いいお店紹介してもらったから
そこでいい?』
「あ・・・探してくれたんですか・・?」
『うん。社さんに聞いて・・』
「ありがとうございます・・・」
『楽しみにしてて?』
「はい!そうだ・・私、おめかししていきますが、驚かないで下さいね…」
きっと、私の変わりように敦賀さんは驚くだろう。
『そう?じゃあ、俺もおめかししていこうかな』
時計は0時を過ぎていた。
幼いころ読んでいた御伽噺。
魔法をかけられて、美しくなったお姫様は
舞踏会で王子様に出会い、恋をした。
魔法使いがかけた魔法は
0時を過ぎたら解けてしまったけれど・・・
王子様がかけた、恋の魔法は解けることなく・・・・・・・・
【ACT.14 プリンセス革命(クーデター)-AM12:00-】おわり
は〜やっと、プリンセス革命分が終わりますた・・。
難しかったです。ここ。
最初と構想が全く変わったし、ローリィ登場もあったしw
愛が云々とか・・・もう悩みまくって・・・
ちょっとくさくなってしまいますたねw愛のくだりは。
最後のAM12:00で、なんとかまた掲示板と蓮を
登場させることができてよかった・・・。
このまま今日中に、あと3つぐらい出来たらいいな〜と思ってます。
ではでは〜ヽ(´ー`)ノ
ヽ(´ー`)ノさん乙
∧_∧
( ・∀・) 今日あと3つも読めるんだ ワクワク
( ∪ ∪
と__)__) 旦~
でも無理はしないでね。
ヽ(´ー`)ノさん乙です!!
65でラヴエロに1票ノシした者でつが、前言撤回させていただいとくです。
もうほんとヽ(´ー`)ノさんの好きに書いていただいた方がよろしいかと。
つか本編みたく予想をことごとく裏切る展開で素敵すぎ(≧∇≦)♪
でも無理はなさいませんように、ホント。
いい意味で予想を裏切り、そう来るかーの連続です。
そして最後の蓮に萌えた。
これを言うの何度目だろう・・・?
倉庫番さん、GJ!
67です。
ヽ(´ー`)ノさんへ
エロアリ希望にしましたが、気にせず書いてください。
デート編が楽しみです。
こんなクオリティ高いのに、書くの速いなあ。うらやますぃ。
先が楽しみですー!!
倉庫番さん乙です
一点だけ気になったんですが、「尋常」って普通って意味ですよ。
>112
尋常“じゃない”と打ち消してあるので間違ってはいない。
尋常じゃないわ=普通じゃないわ
という意。
途中で送っちゃった。
>>114 >尋常だった
って書いてあるよ。
116 :
113:2005/07/02(土) 15:17:58 ID:???
あ、ごめん。
今読み返したら、打ち消してないね。
自分、脳内補完してたよ。
「……決めた」
「?…なにを決めたんです?」
「だから、決めたんだよ」
「だから、なにを決めたっていうんですか」
(にこっ、キュラララ)
(ギクッ、???!)
「ちょっ、敦賀さんっ!なにするんですかっ!!?」
「もう、はなさない」
やっぱり本誌発売前が一番キツイ〜。
でも今回は電●女があるから乗り切れる!
(といいつつ、ついでに謎の落としもの)
倉庫番ヽ(´ー`)ノ さん、禿げしく乙です!王子さま蓮に萌え萌え。
プリティ小悪魔マリアちゃんも登場で楽しみだー!
時計に気が付いたローリィがどう動くのか、気になります。
バレ読んだ。
萌え死ぬ!!!!
萌展開━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ゲホゲホッ・・・キ,キタ━━━━━┓
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━(゚∀゚)━!??
120 :
sage:2005/07/02(土) 21:11:02 ID:I4DqqhOj
リクエストして良いでしょうか?
モー子さんがキョーコに貰ったキョーコマスコット人形
を事務所で落としてしまう。それを拾う蓮。って話なのですが・・
出来ればちょっと乙女な蓮でお願いします!!
息抜きしにきますた〜〜〜ヽ(´ー`)ノスゥ〜(;´Д`)ハァ〜〜
今回のサブタイ・・・・
こりゃまた電●女蓮SIDEにはまるサブタイだな、と。フフ。
>>112タン
うわ〜ご指摘アリガトン。
おかしかった。 →おかしかった。
普通じゃなかった。 →尋常じゃなかった。
尋常だった。 →異常だった。
と直してお読みください。
修正確認はしたつもりだったのでつが・・・。ネテタカ・・?
さっき睡眠とったので、すっきりした頭で続き書いてきます〜。
次は、いつものキョーコ視点からちょっとそれましてローリィ視点となりました。
2日中に投下できる分は、これが最後となりました。
続きは、日付変わってからになります。(いつごろ投下するかは未定)
早いとこ、蓮にデートさせてやらんとなぁ・・・・・
【ACT.15 一蓮托生】
ふぅむ・・・・・・
「おじいさま!おじいさまってば!」
「ん?ああ・・・どうした?マリア?」
「ずっと考え事してらっしゃるけど、どうなされたの?」
ローリィは一枚の紙を見ながら、考え事をしていた。
今日は、午後から一日中こんな感じだ。
「ああ・・・オーディションの事を考えてたんだよ・・・」
「オーディション?」
そういうと、マリアはローリィの持っている紙を覗きこんだ。
「あら?このお姉さま・・・」
「マリア、知ってるのか?」
マリアは、ローリィから紙を奪う。
「・・・控え室で少しお話しただけよ?」
ローリィが持っていた紙は、キョーコの応募用紙だった。
「なんの話を・・・?」
キョーコの応募用紙を眺めながらマリアはニヤリと笑った。
「いつものように、‘審査’をしたの。」
LMEオーディション、それはスケジュール表にはない、謎の第一審査から始まる。
その謎の第一審査
・・・審査員はここにいる我が孫娘、宝田マリア・・この子である。
うちの看板俳優である、『敦賀 蓮』は、女性に人気があり
その蓮に近づく為、生で蓮を見る為という理由でオーディションに
応募してくる人間も少なくはない。
そんな、応募者を一次審査前に見抜き、落とすのがこの子の趣味・・・。
いや、仕事である・・・。
別に社長である自分が頼んだわけではない。
蓮に懐いているこの子が、勝手にいつの間にかやりはじめたことだ。
まぁ、自分も助かっているので、特に口出しはせず
好きにやらせている。
「それで?‘正式な一次審査’に居たということは、お前の‘審査’は
通過したわけだが・・・何を話したんだ?」
「ん〜特に、話らしい話はしなかったわ。
だって、そのお姉さま、蓮さまの事、知らなかったのよ・・・」
「・・・・蓮の事を・・・しらなかった・・・?」
「ええ。蓮さまの事を知らない人って、私はじめてよ。」
あの子が・・・蓮を知らない・・・・・?
いや、そんなはずはない。
あの子の左腕には確かに、蓮と同じ‘あの時計’が光っていた。
見間違えるはずはない。
あれは自分が蓮にプレゼントしたものだ。
確かに、日本に50本は同じデザインのものが出回ってはいる。
しかし、あの文字盤・・・・。
蓮の希望で変えた、『菫青石』の文字盤・・。
彼女の時計も確かに、蓮と同じ『菫青石』の文字盤だった。
あの石の文字盤で作られたのは、日本で・・・いや、世界でたった二つだけ。
蓮と、そして蓮と運命を共にする者だけがつけるはずの二つの時計。
彼女が蓮の熱狂的なファンで金を積んで、
蓮と同じ時計を作ったとも考えられない。
マリアは『そのお姉さま、蓮さまの事、しらなかったのよ・・』といっている。
これは・・・どういうことだ?
最上キョーコ・・・何者だ・・?
彼女は蓮を知らないというのに、蓮の時計の片割れを持っている。
蓮の時計の片割れを持っているのに、『恋人はいない』という・・。
『愛』がわからないと言う・・。
蓮とこの子はどういう関係なのだ・・・・?
【ACT.15 一蓮托生】おわり
GJ!!
毎回、わくわくして読んでます。
今、書いているので出来たら投下したいと思います。
一蓮托生=運命を共にすること、の回 おわりです。
どうでもいいけど、一蓮托生って
蓮キモ生
(ー蓮キモい)ってみえませんか?
みえませんか・・そうですか・・・逝ってきまつ・・・...λ
・・・ssのも貴方の発想力にもGJ!!w
キョコタン並かもしれませんぜ・・・(ニヤリ
>>127 もう、そうとしか見えなくなってしまいますたorz
たすけてえぇぇぇぇ…
それはともかく(笑)、ヽ(´ー`)ノ様乙です!!
倉庫番ヽ(´ー`)ノサマ乙でした!
まったり待ってるので続き書くの焦らなくていいですよー。
ゆっくり休んでください。
>>127 「ー蓮キモい」ワロタ。言われてみれば確かに見えるw
>>126 おぉ!ここにもネ申が!お待ちしています。
神々が投下準備中、お邪魔してもよろしいでしょうか?
初SSを書いてみたのですが。
>133
カムカム!カマン!
>134 ありがとうございます。なんか誘い受けになってしまってごめんなさい。
うっとりだな。
やっぱり俺様はカッコいい。
自分の出演する番組を見るのは好きだ。惚れ惚れする。
仕事終わって、家で一人じっくり見る。この時間は最高だ。
なのに、俺様のインタビューを割ってCMが入り込みやがった。
なんだよ。俺様の美しい顔を途切れさせたら、
返って視聴者の反感かってモノ売れねーぞ?
と。
画面を見ると、良く知ってる顔がやたら幸せそうな表情で映っていた。
あ〜!?キョーコ? 何えらそうにCMなんか出てるんだよ!
CMのあいつはプロモのときのような大化けはしていなかった。
垢抜けて可愛くなっているが、ちゃんと俺の知ってるキョーコの顔だ。
は?可愛い?
いや、化粧のせいだ、ま、多少だな。多少。うん。
それにしても、この表情。この顔は久しぶりに見たな。
テレビの中のあいつは、それはそれは幸せそうに、スーパーでカゴもって買い物をしていた。
実にキョーコらしい地味な役どころだな、おい。ま、似合ってはいるか。
画面変わって、部屋で電話をかけているキョーコが映る。回想シーン。
甘い男の声が、電話の向こうから聞こえる。
「明日、時間取れそうなんだ。会いに行ってもいいかな?」
「本当?うれしい!」
「君の手料理が食べたいんだ。」
「何がいい?何でも作るよ!」
「君が作ってくれるものなら何でも。だけどデザートは・・・分かってるよね?」
「きゃあんもう!彼ったら」
場面が戻り、やたらデレデレしたキョーコが、スーパーでかごを振り回して照れている。
なんだ、この変なCM?
CMのキョーコは浮かれながら、立ち止まり、
「デザートは、・・・これなのね。」と言いながらプッ○ンプリンをかごに入れた。
「デザートはプッ○ンプリン」
うがー!!!!なんだとおおおお!!!!
俺様が食いたくて食いたくてたまらないものを、生意気に宣伝してんじゃねー!
プッ○ンプリンかよ!よりによってそれかよ!
しかし、地味なCMだよな。こんな地味なCMやって売れんのか? グミコさんよ?
しかし、プリン食いてーな。
意外なことに、どうやらCMは評判いいようだ。
世の中分からんもんだ。
どうも一途な女の子っぷりが受けているらしい。
プロモのためのテレビ局廻りの間、スタッフがプリンプリンと話してるのを何度か耳にした。
「いいよなー、あのプリンの子。あんなに幸せそうにご飯作ってくれる彼女ほしいよ」
「だよなー。今時あんな家庭的な子いないよなー。」
「でも、あれ未緒だろ?」
「え!マジか? あー、でもいいよ、あんなに女に思われてみてーよ。」
「お前・・・。 あ、そう言えば、あの声って・・・」
スタッフの横を通り過ぎながら耳をそばだてる。
正直、悪い気はしない。
あのキョーコは間違いなく、俺様を思ってる。俺のモノだ。
あいつ、演技している間中俺のことを考えていたに違いない。
「今日はショーちゃんが帰ってくるかな? ショーちゃんの大好きなプリンを買って帰ろう
ショーちゃん大好き。ショーちゃんにご飯作ってあげるの幸せ。」
あれは、絶対、そう思って買い物しているあいつの顔だ。
俺のことを思っている女を見て、他のやつが羨ましがる。
気分いいじゃねーか。
しかし、プリンの話してんだから、買ってくるスタッフとかいないのかよ。
気がきかねーな。あー。あいついなくなって唯一残念なのはプリン食えねーことだよな。
しかしプリン食いてーな。
あいつのCMが流れ出して一ヶ月。話題も聞かなくなった頃、
俺様のファンサイトを見ようと立ち上げたPCで
ニャフーの芸能記事に目が止まった。
「プッチンプリンCMのあの声は?」
なんだ?
思わずクリックをする。いや、えっと、手が滑ったんだ。
俺様があいつの事気にするわけないだろうが!
「プッチンプリンCMのあの声は?
話題のプッチンプリンCMの第二段が完成した。
グミコ担当者は「今はまだ内容は言えませんが、次回CMも話題になると思いますよ。
前回、声の登場だけだった京子ちゃんの彼氏がついに登場します。
詳細は見てのお楽しみということで。」とCMの出来にも自信を見せた。
第一弾放映と同時に「あの声は、ひょっとして・・・」とネット等で騒がれ、
グミコにも問い合わせが殺到していたという「彼」の登場。第二段も話題沸騰必至?」
なんだコリャ?
あいつ、せっかくCMに映ってても、
声だけしか出られない程度の、売れないどこぞの男の方に話題取られてるのかよ?
情けねーな。ま、キョーコだしな。そんなもんか。
記事には次回作が来週からOAとあるけど、
次回もあいつでるんだろうか?下ろされたりしてないよな?
いや、下ろされててもいいんだけどな、別に。
あー、しかし、プリン食いてーな。
やっぱり、うっとりだな。
いつ見ても俺様はカッコいい。
自分の出演する番組を見るのは好きだ。惚れ惚れする。
仕事終わって、家で一人じっくり見る。この時間が最高だ。
なのに、俺様のインタビューを割ってCMが入り込みやがった。
なんだよ、俺様の美しい顔を途切れさせたら、
返って視聴者の反感かってモノ売れねーぞ?
と。画面を見ると、よく知った顔がまた映っていた。
あ〜?キョーコ? あ、例の新作か?
思わずテレビににじり寄る。
キョーコはエプロン姿。慣れた手つきで料理をしていた。
「久しぶりに彼がくる。好きなものは全部作ってあげるの。大好きな彼だもの」
とろけそうに幸せな顔をして、見事な包丁捌きを見せている。
包丁一本であそこまで見事に花柄にんじんを作れる女子高生ってのはめずらしいんだろうな。
まー、料理はうまいよな、親父の仕込みだもんな。
久しぶりにあいつの手料理食いたい気も、って、いや、しねーよ!
別に食いたくねーって!
ピンポーンと音がして、彼女がキラキラと顔を輝かせ、玄関に飛んでいく。
開くドア。彼女が敬うように見つめるその視線の先に―――・・・
がぁぁぁぁぁあああああああああ!!!!!!
なんだぁぁぁぁぁあああああああ???????
なんであいつが出てんだよ!名前も言いたくねーやつが恐れ多くもプッ○ンプリンのCMに?!
テーブルに並べられた料理を挟んだ二人。
一口目を食べるヤツの顔を、心配そうに手を組んで見つめるキョーコ。
ゆっくり味わってから、にっこり笑うヤツ。
溶け出すように有頂天に微笑むキョーコ。
その笑顔を見て、ヤツがキョーコの頬に手を伸ばし、くちびるを近づけ・・・
うぎゃーーーーー!!!!
何してんだよ、お前ら!
と、
くちびるが触れる寸前、巨大プリンが現れて二人を隠した。
どけよ、プリン!
お前は好きだ。でも今は引っ込んでろ!
「あまあま、とろとろ。デザートはプッ○ンプリン」
うるせーよ!
プリンが消えた画面には、照れたキョーコと男が映っている。
食後に、あーんとプリンを食べさせあっている。
体がわなわな震えてきた。俺の、俺のキョーコを、いや、プリンを。
俺がずっと食いたくてたまらなかったプリンをあいつが食べた。
許せん。俺様のキョ、じゃない、プリンを。
違う。俺はキョーコとヤツがラブラブなので怒ってるんじゃない。
プリンを、ヤツが、俺のプリンを食べたからだ。
ああ、そうだとも。キョーコなんかどうでもいいさ。どうでもいいって。
あああ、もう、さっさと番組始まれよ。テレビは俺様の美しい顔写しておけばいいんだよ!
って、なんで連続で同じCMが流れてんだよ?!
なんでそんな金持ちのスポンサーなんだよ、グミコ?
で、何で俺はまた巨大プリンに怒ってんだよ?
何が確認したいんだ俺さまは?
ってか、上手そうにプリンを食ってんじゃねー!!!!!
以上です。
難しいですね、SSって。
急に思いついて書いてしまったのですが、
意味の分からないところ沢山あるかも。ごめんなさい。
途中、プッ○ンプリン伏せそびれてるし。
蓮とキョーコ(ついでにリーダー)視点も最初考えていたのですが、
長くなりすぎるようだったので、松視点だけにしてみました。
ちなみにCMのバックでかかっている曲はブリッジロックの新曲。
キョーコ主演CMに採用が決まったと聞いたリーダーが
キョーコへの思いを込めて作った曲、という設定でした。あわわ。
えっと、今から投下されるであろう神々のSSで口直しをして下さい。
ペコペコ。
>>135-141 GJ!!!!!!!!!!!!
生投下遭遇ーーーーー!!
もはやプリン中毒なのかキョーコ欠乏症なのかわからない松かわええ(;´Д`)
リーダー視点を切にキボンです。もう是非是非。
かっわいーねwリーダーの曲聴きたいなwww
GJ!!
乙です!!
松かわいいよ松〜〜!
セリフのテンポとかが小気味良くて、かなり萌えさせて頂きました。しかしプリン食いてーなテラワロスwww
>135-141
禿げしくGJ!!!!!
蓮キョスキーだが松もけっこう好きな漏れには
とんでもなくナイスなSSですわ
これからもSS投下キボン!
初SSとは思えないよ!可愛くてGJ!
こんなCM見たい!
148 :
帰り道:2005/07/03(日) 01:38:24 ID:???
思い付いたので書かせてください。スルー推奨。
嘉月の役作りは終わり、キョーコを下宿先まで
送り届けるため、蓮は車を走らせていた。
蓮は心の中で思いをめぐらせる。
…バレたかな?…
助けるためとはいえ、キョーコを抱き締めてしまった蓮。
一瞬、蓮の気持が出てしまった。
それが伝わったのか、キョーコ君は黙り込んでしまった。
だから、今も無言だった。
信号が赤に変わったので、車を止める。
俺は彼女を見る。
彼女の向こうに“アイツ”がいた。
女が運転する車の助手席に“アイツ”は座っていた。
信号待ちで、偶然車が隣同士になってしまった。
ちっっ。
心の中で舌打ちする。
車のドア越しだが彼女と“アイツ”が隣同士。
向こうは、こちらに気付いたらしく、
“アイツ”は女に向かって何か言っている。
…バカか!!ドアが閉まっているのに聞こえるわけがないだろう!!…
俺が見ている方が気になったのか、彼女はそちらを見ようとした。
やばい!!
そう思った時には、俺は彼女の唇を強引にうばっていた。
“アイツ”を見せないために。
「つっ敦賀さん、なな何をするんですか!」
「これが、君に対する俺の気持」
信号をが青になったので、車を走らせた。
彼女は真っ赤になって、うつむいている。
…自分の気持を伝え、キスもした。
“アイツ”も役に立つことあるんだな…
うわあああ。
たくさん、コメントありがとうございます。おろおろ。ペコペコ。
感動。
初梅ネタに笑ってもらえた感激で、調子に乗ってss書いてみたら
読んでもらえたよー、褒めてもらえたよぉ。
うれしいよママン。
また時間できた時にリーダー分、書かせて頂きます。
ありがとうございます。
150 :
148:2005/07/03(日) 01:42:26 ID:???
割り込んでしまって、すみません。
まわりをよく見ろ、自分!
151 :
149:2005/07/03(日) 01:43:49 ID:???
>148
ああ、なんかややこしいことになって、ごめんなさい。
149=135〜141です。
ごめんなさい。
わー、ネ申がたくさんイル━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
GJGJ!! 今日から前夜祭?ワクワク
面白くて可愛いの書ける人いいなー
漏れは人間はおちゃらけてるのにシリアスしか書けない…
そして煮詰まってイル…
おつです。マロ〜ン担当、倉庫番4号です。
お久しぶりです。一日遅れましたが倉庫の移行作業しました。
1スレ目の電●女シリーズと、ゲームネタ以外を移してあります。
電●女とゲームネタは、ヽ(´ー`)ノからの指示待ちです。>どうすればいいの?
連続でネ申キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* !!!!!
蓮キョの起爆剤は松!本誌でも早く松出てこないかなぁ
ネ申様達いつもありがとう
7/5を待たずに萌えさせてもらってます
128=148=150
135さん、GJ!
初めて書いたとは思えない!すごい!
また書いてくださいね。
あと135さんへのレスのあいだに割り込んで
読みにくくしてしまい、すみません。
倉庫番(・ω・)ノ様
いつもお世話になってます。
148です。
何回も書き込みしてすみません。
「帰り道」、誤字脱字がありました。
訂正させてください。
9行目 キョーコ君は→キョーコは
21行目 “アイツ”は女に→“アイツ”は彼女に
倉庫番様、移動の時に訂正お願い致します。
毎回、誤字脱字。ホント、自分がいや。
>>156タン
訂正、承りますた〜
>4号タン乙です。
電●女、続きができましたよ、と。
みなタン、心配してくれてありがdでつ。
とりあえず、日曜の夜までは余裕がありますので、
かけるところまで、かいて落としていきます。
ブツ切れ投下で、読みづらいかもしれませんが
あとで、まとめたものを倉庫の方へ置いときます。(また後で連絡します)
では、避難所代わりスレでの予想を裏切りまくってゴメぽ・・・な
「天使の言霊」前・中・後編 投下いっきま〜す・・・
【ACT.16 天使の言霊−前編−】
言葉には、意味がある。
言葉には、不思議な力がある。
明日は、いよいよ敦賀さんとの約束の日だ。
私は、まだ前日というのに朝から落ち着かず
昼のバイトでも上の空だった。
「もー!あんたしっかりしなさいよ!」
「ん〜〜〜なんか緊張しちゃって・・」
「いまから〜?」
幼馴染以外の男の人と二人きりで、食事に行くことなんて
初めての経験だ。
しかも相手は、まだ一度しか会ったことのない人。
しかも、凄い人・・・。
「大丈夫よ・・・向こうがちゃんとエスコートしてくれるだろうし」
「うん・・・・」
敦賀さんは、紳士だと思う。
それは、ここ数日のメールや電話の対応でわかったこと。
「相手は20歳の男なんだから、16のあんたが気張らなくても大丈夫!」
「うん・・・・」
この間、敦賀さんの正体を知って、初めて敦賀さんの年齢もわかった。
「それに・・・向こうは、あんたが男慣れしてないのぐらい
きっと見抜いて知ってるわよ!だから大丈夫!」
「うん・・・・」
きっと、敦賀さんは華やかな世界の人だし
あんな容姿だし・・・
女性の扱いは、慣れてらっしゃるだろう・・。
他の女性と比べるとか、そんなことはしないだろうけど・・
というか、そういう対象として見られることはないだろうけど
やっぱり・・・少しは・・・良く、見られたいし・・・。
「あんたの良さは、外見とか育ちとか立ち振る舞いでは
量れないと思うし。
今でこそ、外見は地味じゃなくなったからあれだけど・・
敦賀さんが、外見重視の人だったら、
出会ったときのあんたなんて最初から相手にされてないと思うわよ?」
「モー子さん・・・・褒められてるのか貶されてるのかわかんないよ、それ」
「とにかく! 普段どおりのあんたで十分ってことよ!」
モー子さんの言葉で、少し気が楽になった・・。
【ACT.16 天使(モー子さん)の言霊−前編−】おわり
【ACT.17 天使の言霊−中編−】
私は【だるまや】の仕事を終え明日の用意をし、
掲示板を開いた。
掲示板の住人は、私が仕事をしている間に
明日の私の持ち物や、行動を掲示板上でアドバイスしていてくれた。
え〜っと、持ち物は・・・?
こんなものまで持ってくの?うそ!持ってないわよ・・・・
6時起床・・・あ、これは大丈夫・・。
というより、もっと早めに起きて
一仕事(新聞配達)していかなきゃいけないし。
『とにかくモチツケ』
『漏れのほうが緊張してきたよ(((((((;´д`)))))))ガタガタ』
『何かあったら携帯から連絡汁!』
『というより、10分おきに報告汁!』
『なんか心配だな〜。
といっても、気の利いたアドバイスとかできないが』
住人がいろいろ声をかけてくれる。
顔も見たことのない、赤の他人の自分にこうして親身に答えてくれる。
『今更だが、電車はコーンの事、好きなん?』
その文字に、一瞬 私の動きが止まった。
そして、私は 正直に思うままに答えた。
『もれ、実はコーンさんと付き合いたいとか
そういうところまではまだ考えてなかったりします
「この機を逃したら一生チャンス無いかも」
とも思うのも正直なところですが
でも、気持ちは確実に惹かれています
電話やメールでやり取りしたけど、コーンさんの人柄とか
伝わってきて・・・。
会ったら絶対好きになってしまうよ…_| ̄|○
もちろん彼女いるかもしれないし
それだと好きになったら辛い思いするかもしれないし
なんか苦しいよ。』
これが、自分の今の正直な気持ちだった。
『電車を見てると
や っ ぱ 人 間 中 身 な ん じ ゃ な い だ ろ う か ?
と思えるようになってくる
いや、電車が不細工とか言ってるんじゃなくて・・』
『電車、かっこいいぞ。
もう喪前は、もてない女じゃない。
中身のない地味なやつなんかじゃない!
素のままで充分だよ。
無理せず背伸びせずコーンと楽しい時間を過ごしてきてくれ。
コーンと会えたことで自分が変われるきっかけをもらえたんだ、
そう思えば 結果云々より電車にとっては意味のある出会いだったんだと思う。
で、うまくいったらもう二度とここには帰ってくるんじゃないぞ。
グッドラック ノシ だ。』
掲示板を見ながら、涙が出てきた。
『みんなありがとう。みんなのレス読んでると不思議と
なんでも上手くいくような気になってくるよ。自信が付くよ。
まずはお礼と自分の気持ちを確認する! 』 送信。
【ACT.17 天使(住人)の言霊−中編−】おわり
【ACT.18 天使の言霊−後編−】
掲示板で、住人達と話をしていると携帯が震えた。
「あ、メール・・・・・・敦賀さん・・・・」
メールは、敦賀さんからだった。
『こんばんは。起きてるかな?今、電話しても平気?』
私は、速攻返事を打つ。
『こんばんは!大丈夫です。起きてましたから・・・』
返事を返すと、すぐに携帯が震えだした。
「もしもし?」
『こんばんは。明日のことで電話したんだけど・・・平気?』
「もちろん、平気です!」
『明日・・10時に迎えにいくから。』
「あ・・場所ってわかります・・?」
『カーナビでチェックするから大丈夫だとは思うけど・・・
近くまできたら電話するよ。』
「はい!」
『それじゃ、お嬢さんが寝坊するといけないから、そろそろ切ろうかな。』
笑いながらそういった彼の声は、少し疲れているような気がして・・・
「寝坊なんて・・・敦賀さんこそ大丈夫ですか?
お仕事、忙しくて疲れてません・・・?」
それに、こころなしか掠れていた。
『ああ・・大丈夫だよ。ちょっと喋りすぎちゃって声枯れてるけどね』
「・・・私!のどにいいもの作ってきます!」
『・・あ、大丈夫だよ。気にしないで。それよりも、寝坊しないように・・ね?』
「・・・・はい。」
敦賀さんは気にするなと言ったけど、私は明日 早めに起きて喉にいい
アメ湯やしょうが湯を用意しようと考えた。
『じゃあ、明日・・・・・楽しみにしてるから・・・』
「・・・・・!・・・はい!」
電話を切っても、ドキドキは止まらなかった。
掲示板に報告して、住人にお休みと言って、パソコンを閉じても
電気を消して、目を瞑っても・・・
敦賀さんの言葉が 耳の奥でこだましていた・・・。
『じゃあ、明日・・・・・楽しみにしてるから・・・』
【ACT.18 天使(コーン)の言霊−後編−】おわり
本当は、この天使の言霊の回で、デートさせっかなぁと思ってたんですけど
天使の言霊だと蓮視点ならいいかもしれんが・・と思い
変えました。
で、今回は先に書いときますが・・・・
いよいよ次が、デートです。
ああ・・うまく、蓮とキョーコ動いてくれるかなぁ
(4時現在、まだ一文字も書いてないですw)
倉庫番ヽ(´ー`)ノさま、GJ!!!!!!です
蓮の声が掠れていたので、まさか風邪ひいた?
そしてデート編で看病な展開?
・・・と勝手に深読みしますたスマソ
何はともあれ次はいよいよデート編ですね
ワクワクしながらマターリ待ってます
何は
1スレ目から投下して、ブツ切りで繋がり悪いので
今までの電●女をまとめてみました。
フレームなど使ってません。携帯からも見れると思います。
DOCOMO FOMAではOKですた。
(アクセス解析ついてますが、リンク元解析のためですので気になさらないでください)
http://www.l-m-e.com/densya.html トップのギコネコの画像をクリックしてください。
キョーコSIDEの話は、KYOKO SIDE MENUで。
蓮SIDEの話は、REN SIDE MENUをクリックすると蓮SIDEのMENUに飛べます。
キョーコSIDEの話は、それぞれ最後のほうに、
NEXT ? BACK?の文字がありますが、
NEXT?をクリックすると次のACTに進めます。
BACK?をクリックするとKYOKO SIDE MENUに戻ります。
蓮SIDEも同じように、
NEXT?をクリックすると、次のACTに。
BACK?をクリックすると、REN SIDE MENUへ戻ります。
それぞれのMENUに、ACTごとにリンクしてあります。
※ ここにしかURL投下していません。
まだ、倉庫にもリンク貼ってないので、ご注意ください。
>>166タン
ありがdでつ。
深読みフフフ・・・
風邪・・どうでしょうねぇ・・・・
倉庫番ヽ(´ー`)ノさん乙、仕事早っ!
電車書いてサイトまとめやって
電車スレでレスして・・・
ほんとにいつ寝てるんだろう?
不思議な人だ
ヽ(´ー`)ノ様乙です〜
倉庫…倉庫見てきましたが倉庫…
全部のタイトル張ってあるってことは、
もうホントこの通りに進むと思ってヨイのでつか!?
ネ申 ヨ !! ヘ(´дヘ)(ノд`)ノ
ヽ(´ー`)ノ様乙華麗さまです
倉庫のタイトルリンク先が
全部埋まる日を楽しみに
憑いて逝きます
頑張ってください
最近「電車」という言葉を聞くと反応してしまう自分がいる。
かなり末期の電○女中毒。orz
倉庫番さんマジで乙。でも、本当にちゃんと休んでくださいね。働きすぎですって・・・(笑)
どもヽ(´ー`)ノです。
>>169タン
昼間とか寝てますよ。昼夜逆転でつ。それも、今日まででつが。
そのうち、製作日誌でも公開しますんで。
それを見ると、謎が解けますですよw
>>170タン
蓮SIDEを65から始めた事により、予定が狂いますた。
キョーコサイド、ACT.64まで続けます。ラスト64の構想は少し考えてあるので。
途中、行き当たりばったりなんで、変わるかもしれませんが
今のところは、
1〜64=キョーコ(ローリィなどサブキャラメインの回もあり)
65〜=蓮 になります。
今後の、原作のサブタイがどうなるかわかりませんが、
サブタイがカタカナの間は、蓮SIDEで使わせていただきます。
というわけで、みなタンには少なくとも あと40話以上
お付き合いいただくことになるかと・・・ヽ(´ー`;)ハハ
>>171タン
先は長いでつが、よろすくです。
とりあえず、本誌発売〜次号発売の間の暇つぶしになればと考えておりますです。
>>172タン
ヽ(´ー`)ノもです。中毒というのかわかりませんがw
仕事よりも、こっちに時間を費やしてますしw
>>173タン
まじ乙です。
ちゃんと休んでおりますですよw
電車では働き杉といわれてますが、
リアル仕事ではサボリ杉と言われておりますです。
これから(4日の朝から)本誌発売後数日は、
電車ストップしますんで その間、充電しますです。
では、一本投下していきます。
蓮SIDE 【ACT.68 ワンナイト・コネクション】
こんなはずではなかった━━━━━。
‘あの子’に出会ってから、俺は━━━━━。
こんな男だっただろうか・・?
もっと、自分は冷めた人間だと思っていた。
人と、あまり深く関わろうともしなかった。
黙っていれば、ただ・・・笑顔でいれば・・・
それで良かった。
黙っていれば、人は深く話しかけようとはしてこない。
笑っていれば、こっちの感情など見えることはない。
気持ちを押し殺して、ただ毎日笑顔を貼り付けて・・
ただ、自分とは違う人間を演じていれば良かった。
演じることは楽しかった。
自分が自分でなくなる瞬間。
自分を殺して、違う人間に生まれ変わる・・・その瞬間。
約束をした日以来、俺達はもっぱらメールでやり取りをしていた。
文面からでも、彼女らしさが伝わってきて
届いて、それを目にするたびに自然と顔が綻んだ。
何気ない日常を、楽しそうにメールで報告してくる彼女。
俺の事を気にしてか、電話をかけてくることはなかったが
珍しくその日は、夜遅くに電話がかかってきた。
「もしもし?」
『・・・・・あ!ご、ごめんなさい!!』
一瞬の間があいたあと、突然彼女は謝ってきた。
少し、声が・・・様子がおかしい・・・。
「どうした?」
何かあったのかと心配になる。
『あ・・あの・・・・』
言いにくそうにしている・・。
「何かあった・・?」
『いえ・・何もないんですけど・・って、何もないじゃなくて・・』
気まずそうな声で、慌てている。
ー別に何もなくても・・・かけてきてくれていいんだよ?ー
と言おうとした自分に、気付き口を閉じる。
何・・・言おうとしてるんだ・・俺は・・・・
電話の向こう、顔は見えない。
だけど彼女の様子がわかる。
きっと何かあったのだろう・・。
何か気のきいたことを言ってやりたいが、
何があったのかわからないので、何も言えず・・・。
ただ・・・彼女が元気がないというのに俺は・・・・・
‘俺に’電話をかけてきてくれたのが嬉しかった。
彼女とは一度会っただけなのに・・・
あまり深い知り合いではないのに・・・
『キョーコちゃん』と似てるからなのか
それとも、彼女・・『最上キョーコ』自身がそうさせるのか
俺の気持ちは確実に・・・・・・。
会えば、きっと━━━━━。
手の届く所に来たらきっと━━━━━。
俺は自分の気持ちに歯止めが利かなくなるかもしれない━━━━━。
「いよいよ明日だな〜楽しみだな〜〜〜〜」
「・・・・・・何がです?」
聞かなくてもわかっていた。
「何がって!デェトだろ〜?」
「・・・・・違いますよ」
「うそ言え〜!食に興味のないお前がだよ?
ハンバーグがおいしいところありませんか〜?なんて!
絶対!デェトだね!しかも、1日休みにしろ!な〜んてさ〜」
俺は、『最上キョーコ』と会うことを、社さんには内緒にしていた。
もちろん、あれからずっと連絡を取り合っている事も。
「最近のお前ってさ〜、携帯チェックばっかしてたもんな〜
いや〜なんか人事だけど嬉しいよ俺は!」
本当にこの人は、芸能人のマネージャーという自覚はあるのだろうか?
社長といい、この人といい・・・。
「しかし、大丈夫か?ちょっと声ヤバげだぞ?風邪とかじゃないよな?」
「喋りすぎましたからね・・・」
今日の仕事は、生トーク番組で・・・
おしゃべりな女性司会者に乗せられて、収録中ずっと喋らされていた。
少し、声が枯れてるな・・と自分でもわかるほどだ。
ほんと喋りすぎたな。いろいろと・・・。
『敦賀くんは、絶対もてるでしょう?』
『いいえ?もてませんよ』
『うっそ!絶対に、もてるわよ。』
『そんなことないんですよ?』
『またまた〜〜〜!恋人とかいるから、
気をつかってそう言ってるだけじゃないの?』
『恋人なんていませんって』
『またまた〜〜〜〜』
『いえ、本当に。忙しいので・・・』
『じゃあ、好きな人は? さすがに居るでしょ?』
『・・・・・・。』
『あ〜〜〜!その反応! 絶対居るわ!』
『いませんって・・・出会いがないので』
『うそうそ!敦賀くんなら、選り取りみどり女のほうが
寄ってくるでしょ』
『いや、寄ってこられませんって。本当に・・・』
『う〜んじゃあ、そういう事にしておいて・・・
好みのタイプの女性は・・?』
『・・そうですね・・・しっかりした芯の強い女性で・・
・・癒される・・人・・・かな?』
『あ〜〜〜〜〜れ〜〜〜〜〜〜?
この間より随分 具体的になってる〜!』
『そう・・ですか?』
『わかった。じゃあ、好きな人がそのタイプなんだ?』
生放送とは、本当に厄介で・・
やばい所もおかまいなしに放送されてしまう。
いつもなら、この手の質問は さほど気にもされなかったはずなのだが・・。
「何か今日はお前、余裕なかったな〜
いつもあの手の質問はサラっと返すのに・・。
ちょっと慌ててたぞ。やっぱあの司会者が言うように・・・・」
「違いますよ。」
恋人がいないのは事実だ。
浮いた話のひとつもないと、事務所の社長に残念がられるぐらい何もない。
ただ、『好きな人は?』と問われると・・・
いつもなら・・・いや、数日前ならきっと、ハッキリと答えられただろう。
「いない」と。
今は・・・・・・?
自分でもわからない。
確かに、‘彼女’に惹かれていっている。
だが、恋人にしたいとか・・・まだそこまでは考えてない。
というより、考えないようにしている自分がいた。
約束の当日。
『おはよう、蓮!』
電話で目が覚める。
「・・・・・・・・・・なんですか・・・?」
電話の相手は、社さんだった。
「ハハハ。お前が寝坊するといけないからモーニングコールだよ。
きっと前日、ワクワクドキドキで眠れなかっただろうから心配してさぁ〜
あ!ごめんな〜‘彼女’じゃなくて・・・
なんかさ〜俺までドキドキしちゃって・・・緊張しちゃってさ〜」
ガチャリ
俺は何も言わず、電話を切った。
あの人には付き合ってられない。
確かに、昨夜は眠れなかった。
彼女に確認の電話をしてから、なんだか少し・・・
体調が悪い・・・。
まいったな・・・こんな日に・・・。
しかし、彼女との約束を破るわけにもいかない。
重い体を起し、支度をして家をでる。
とりあえず、頭痛薬は飲んだ。
数時間すれば、きっと良くなるだろう・・・。
彼女の笑顔を見れば━━━━━。
蓮SIDE 【ACT.68 ワンナイト・コネクション】おわり
まず、スンマセン!
「デートは次です」とか言ってましたが、蓮SIDEを先に落としちゃいました。
ちょっとデート内容に変更が生じた?のでw
補足、社さんはデートの相手がキョーコとは知りません。
で、蓮なんですが・・・
原作で「大切な人はつくらない」となにやら、事情があるようですが
電車では、その辺 「スルー( ゚∀゚)ノ」させていただきます。
もうすでに電車の蓮は
彼女の笑顔を見れば━━━━━。
とかなんとか言ってる時点で、恋に落ちてるという・・・w
では〜ヽ(´ー`)ノ
うはwリアルで読んじゃったー!!
マジ乙ですヽ(´ー`)ノ様!!
うわぁなんか蓮SIDE、いつも思うけど
せつないね。
電車スレでの画像はどうからむんですか?
つか蓮SIDEヽ(´ー`)ノさん、伏線はりまくり?
わかりやすいのもあるけど
ちょっと気になる微妙な言い回しがあるよね。
【ACT.19 手のひらのブルー】
朝から雨だった。
新聞配達を終え、シャワーを浴び【だるまや】で大将たちと共に
朝食をとっていると、玄関から声が聞こえた。
「おはようございます」
来た!
「おはよう!!!」
「おはよ。ちょっと早かった?」
「ううん。さ、あがってあがって・・・モー子さん!」
朝早くからやってきたのは、モー子さん。
今日の敦賀さんとの約束の為、朝から出張メイクさんとして
来てくれたのだ。
「ちょっと考えたのよ、で早めに来たんだけど・・」
「何を・・?」
「ほら、相手は‘あの敦賀さん’じゃない?」
「うん・・。」
「電車の時の話からして、彼そのままで来ると思うのよね」
「・・・そのまま・・・?」
「敦賀さん、俳優でしょ?街中で見つかったら大変じゃない?
でも、電車の時は変装もしてなかったんでしょ?」
確かに、私はわからなかったが、周りの女性にはバレバレだった。
「だったら、一緒に居るあんたもヤバイじゃない?
彼が変装しないんだったら、せめてあんたが変装しないと・・と思ってね」
と言って、モー子さんはウイッグらしきものを鞄から取り出した。
「まぁあんたはメイクで別人になるけど・・、
たとえば見つかって噂になってもロングの子だったって事で
あんたが疑われることないだろうし。
って、まぁ一般人相手だからまず、詳しくバレる事はないだろうけどね。
それでも注意するにこした事はないから」
「・・・な、なるほど・・!」
さすが、モー子さん。女優を目指しているだけの事はある。
芸能界に疎い私には考えもつかないことだった。
「それ、ウイッグ?私つけたことないよ。」
「ウイッグじゃないわ。エクステよ。
で・・・コレをつけるので早めに来たってわけ。
せっかく髪切ったから・・とは思ったんだけど。
普通に髪は洗えるから。ただ、ちょっとコツがあるけどね。
とるのは簡単よ。また明日バイトの前にでも取ってあげるわよ」
そういって、エクステの説明をしてくれる。
「凄いね、モー子さん・・・こんなこともできるんだ?」
「まぁね〜、女優に必要なヘアメイクとかは一通りはできるよう勉強したから」
モー子さんの凄さを、痛感しつつ
私は、モー子さんに再び魔法をかけてもらうことにした。
化粧もつい最近、してもらったばかりでエクステなんて初めてで・・。
モー子さんがつけてくれたエクステは少し、ウェーブがかかっていて
今の髪の毛にあわせ明るめの色だった。
ついこの間までロングだったけど 短くなった、この髪に慣れていたから
なんだか不思議な感じ・・。
「うん、こんな感じもあんた似合うじゃない?」
出来上がって鏡に映った自分は、いつもと違う雰囲気で・・。
「あとはメイクをすれば・・・そこらのモデルよりいけるかもよ?」
そういって、モー子さんの手によって魔法をかけられた自分は
まるで、シンデレラのよう。
「それじゃ、私はこれで・・・がんばるのよ。」
「モー子さん!ありがとう!」
「どういたしましてー。まぁ、あんたが敦賀さんとうまくいったとき
借りは返してもらうから。そのつもりで。」
「借り?」
「そう。ドラマの主役でいいわ。敦賀さんに言っといてよね!」
「・・・・・。」
「じゃあね」
帰ろうとするモー子さんを私は引きとめた。
「あ!待ってモー子さん!」
「何よ、まだ何か・・・・」
「あるの!お願い、敦賀さんがくるまで・・・ここに居て?」
「いやよ。何で私が敦賀さんを待たなきゃいけないのよ・・」
「う・・・だって・・・敦賀さん来て二人で出かけたら・・・
大将たち何て思うか・・・・・」
「・・・・・・。あ、そっか。」
あっさりとモー子さんは了承した。
「そーね、じゃあとりあえず敦賀さんには近くまで来てもらって
出て行くときは、二人ででましょう。」
「・・・え?」
私は最初、意味がわからなかった。
「あんたがそこまで考えてるとは思わなかったわ。
でも、確かにそうよね・・アリバイ工作までは私も考えてなかったわよ」
と一人、納得しているモー子さん・・。
「ちょ、アリバイって・・・・そんなんじゃ・・・・」
そうこうしてるうちに、敦賀さんから電話が来た。
私は、モー子さんの指示通りそこで待っててくださいと言い、
モー子さんと二人で【だるまや】を出た。
「それじゃ、キョーコお借りしますね〜
‘もしかしたら家に泊めるかも’しれませんけど、そのときは
‘遅くても’21時までにはご連絡しますんで・・・」
モー子さんはわざと、私にわかるように大将たちに説明した。
もう、そんな心配いらないのに!
・・そう私は思っていたけど、このモー子さんのアリバイ工作が
後で役に立つとは、この時 思ってもみなかった・・・。
「じゃあね、さっき言ったように21時までには連絡、してよね。
あ、連絡がなかったら・・・私がどうにかしておくわ。」
【だるまや】が見えなくなったところでモー子さんは
そういって、去っていった。
敦賀さんの車が見える。
『黒のポルシェ。わかるかな?』
きっとあれだ・・・。
私は、バッグからコーンを取り出し手のひらでそっと握り締める。
『電車、かっこいいぞ。
もう喪前は、もてない女じゃない。
中身のない地味なやつなんかじゃない!
素のままで充分だよ。
無理せず背伸びせずコーンと楽しい時間を過ごしてきてくれ。
コーンと会えたことで自分が変われるきっかけをもらえたんだ、
そう思えば 結果云々より電車にとっては
意味のある出会いだったんだと思う。
で、うまくいったらもう二度とここには帰ってくるんじゃないぞ。
グッドラック ノシ だ。』
掲示板の住人の言葉が、私の背中を後押しした。
【ACT.19 手のひらのブルー】おわり
>188
ここでもモー子さんはモー子さんなのねw
GJ!
7月5日本誌発売+ヽ(´ー`)ノのタイムリミット・・というわけで、
まだデート前だというのにこれだけ落として、とりあえず電車の運転をストップします。
運転再開は、本誌萌え充電が切れそうになったら・・って感じです。
本来なら、デートの回まで落として、ストップできるはず・・だったのですが
ちょっとデートの回の構想中、違うエピを思いつき内容変更。
それに伴いデートの回に入るための説明みたいなもんが必要になった為、
結果・・・デートが伸びてしまいました。
しかも、その最終結果でデートの回にあたるサブタイが
「呪われた夜」になってしまうなんて・・・orz
きっと、今日投下分の蓮SIDE 68と、キョーコSIDE 19で、
続きがどうなるか予想できた人もいらっしゃるかと・・。
>>183タン
>>184タン
乙です。アリがdです。
伏線と言えるのか謎ですが、所々にあ〜この為にこうしたのか〜
という事にはなってます。そのため、もう行き当たりバターーリで・・・
変更変更でスマソです。
それでは、これからしばらく電車停止のため、名無しに戻りまっす。
ネ申の皆様の本誌萌えSSを楽しみに待ってまつ。
長々とシツレイしますた〜〜〜では〜ヽ(´ー`)ノ~~
寝る前にもう一回だけと思ってリロったらリアル投下キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
倉庫番ヽ(´ー`)ノ様、乙華麗です!
キョーコの変身ぶりに蓮がどういう反応示すのか凄い楽しみだー!!
モー子さんのアリバイ工作が役に立つ…云々の下りに目が釘付けですw
どんなことがあるのかワクテカしながらまた次回の投下を楽しみにしてます!
ぐはぁ(;´Д`)
こんな気になる所で運転停止かー!ツライな・・・。
しかも気になる一文を残して!
泊まり?泊まり?泊まりなの?ってワクワクだよ!
というわけで運転再開楽しみにしてます。
倉庫番ヽ(´ー`)ノさま、GJ!!!!です
出勤前に覗いたら、電車が投下されていて
(*゚∀゚)=3ムッハーな状態ですw
色々複線が貼られてて、どう回収するのかな?
なんてまたまた妄想してまつww
デート前に電車停止・・・こんな所で
生殺しwにされるなんてオモてもみなかった
でも今日には本誌が嫁るので(発売日ゲトーの方スマソ)
なんとか生き延びられそうです
続き禿げしく期待してます
そして他のネ申の皆様の投下も楽しみにしてまつ
ヽ(´ー`)ノさま、GJ!!です。
いいところで、運転停止とは。生殺しですよ。
早く続き、読みたいです。
キョーコがコーン(石)を持っているということは
キョーコ=キョーコちゃんとわかってしまうのかな?
モー子さんにはすべて話たんですね。
味方は一人でも多いほうがいいですもんね。
運転再開、楽しみにしています。
アイデアが浮かんでも、それを形にするのは難しい。
それが出来る神の皆さんはすごい。
私が思い付くのは“日本版ロミオとジュリエット”
や「はいから○んが通る」を蓮とキョーコで
演じたら似合いそうぐらい。
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| ネ申募集中!! |
|________|
∧∧ ||
( ゚д゚)||
/ づΦ
ヽ(´ー`)ノさん色々ありがとうございます
なにやら注文が多いようですが、無理せずに
自分が楽しいと思える範囲で対応してくださいね
本スレが怖いよー(´д`)
>202
まとめサイトへいって呟いておいで――…
いくつの祭りが同時開催なんだw
マロンは平和だねー。
マターリみんな楽しめていいよね。ほんと良スレだなぁ。
私はもう本スレ行くのやめようと思ったよ。
私の行く他のスレでも本スレは雰囲気悪い時あるけど
ネタバレスレはまったり妄想スレになってたりするよ
バレスレじゃないけど妄想スレって意味でw
本気で本スレだめになった。
今後はこっちを本スレだと思うことにするよ。
ほんと本スレ、空気嫁ない自己中なやつ大杉。
208 :
マロン名無しさん:2005/07/05(火) 09:03:30 ID:V9B7CTPA
ほんと、本スレは我儘な厨の巣窟だよね。
あんな不快な所見なくても、こことまとめサイトがあるからいいよ。
「使いたい人が使ってください」というスタンスならば、
使いたくないと言う人が2chにスレ立てするのに
文句言うのは止めて欲しい。
エロパロのまとめの時にも思ったけど、倉庫番の人は勇み足しすぎ。
作ってから意見を聞くんじゃなくて、作る前に意見を聞いてください。
少数意見をスレの総意ととるのもやめてください。
今回のケースでも、「ネタバレスレが欲しい」という意見の後、
2chの難民で、という意見もあったでしょう。
あなたの労力には感謝しますが、十分な話し合いをせずに
先走ったことが今回の混乱の原因であると自覚してください。
これからSS投下しようと思います。
書いてる途中でほっといたものですが、
ネタバレ読んで慌てて書きました。
PC持っていないので、PHSから投下になります。
コピペ機能がないため、1レス書くごとに投下ですので
間が空くと思います。
住人の皆様に、ご迷惑おかけします。
申し訳ございません。
書き込みたい方は気にせず書き込んでください。
「写真と誘導尋問?」です。4か5レスあります。
この書き込みの後、本編書いて1レスごと投下します。
微エロ?かもなので、いやな方はスルーしてください。
解禁時間まで間に合うかな?ちょっと過ぎるかも。
おいでませщ(゚Д゚щ)カモォォォン
LME事務所ビル内にあるベンチに、蓮とキョーコは座る。
「俺に頼みたいことって何?」
「敦賀さんと写真を撮りたいんです。撮らせて下さい!」
勇気を出して言う。
「いいよ。で、そのカメラで撮るの?」
「は、はい」
キョーコの手には使い捨てカメラが握られていた。
「二人一緒の写真を撮るとすると、誰かに頼むしかないけど
みんな急がしそうだからやめよう。カメラを乗せる物はないし。
あ、現像に出した時、店員に見られる可能性がある。
そのカメラでは、撮らないほうがいいかもしれないな」
しょぼくれるキョーコ。
「デジカメと三脚、持っているから今度撮ろう。
プリンターもあるからすぐに出来るよ」
喜ぶキョーコ。
…ほんと、わかりやすい子だな…
思わず微笑む蓮。
「だから今は俺の携帯のカメラで撮ろう。場所、変えようか」
「ここじゃ駄目なんですか?」
「どうせなら、二人っきりのほうがいいだろう?」
>209
倉庫番さんは難民スレ立てに文句なんて言ってないんだから
その言い方ってどーなのかな?
スレの総意って2chで何言っとるだw;
今回のネタバレスレは時間の制約上拙速でよかったとオモ。
難民がイイ人は次回難民に作ればいいんだよ。
需要があれば残るし、なきゃ落ちるよ。
それだけの事なんだから目ぇ吊り上げちゃだめだ〜めw
>210
カモーン щ(゚д゚щ)(屮゚Д゚)屮 カモーン
蓮は誰も来そうもない階段にキョーコを連れていく。
階段に二人並んで座る。
携帯で撮ろうとしたが、座っていても身長差があり、
上手く画面に入らない。
キョーコを膝の上に乗せて身長差を少なくする。
後ろからやさしく抱き締めた。
「つっ敦賀さん!」
「撮るからレンズのほう見て」
パシャッ!
画面には笑顔の蓮と真っ赤な顔のキョーコが写っていた。
蓮は撮った写真をキョーコの携帯に送る。
「誰にも見られないようにね」
小さく頷く。
「ねぇ、どうして俺と写真撮りたかったの?教えて」
耳元で囁く。
「そっそれは…」
「教えて」
もう一度、訊く。
しばらくして小さな声で
「…好…きだ…から」
と答える。
「何が好きなの?誰かと写真を撮ることが好きなの?」
キョーコを首を振る。
「じゃあ、何?」
「………」
キョーコを逃がさないように、ぎゅっと抱き締めながら
「あぁ、もしかして、俺のこと好きなの?」
思わず逃げようとしたキョーコだったが、
蓮にきつく抱き締められているので、出来なかった。
「どうなの?」
「そ、その通りです」
「はっきりと、君の口から聞きたい。言って」
キョーコは体の向きを変え、蓮の顔を見る。
「私、敦賀さんが好きです。付き合ってください」
「はい。これからよろしくね」
…うれしい!敦賀さんがOKしてくれた!
身体中の血液が沸騰しちゃいそう…
…君は知らないことだけど、好きになったのは俺が先。
君に俺を好きになって欲しくて、いろいろ努力したんだよ。
君を手にいれるためならなんだってするさ…
「今日の夜、空いてる?」
「えっ、は、はい。空いてます」
「じゃあ、泊まりにおいで。デジカメで写真とりたいし、
一秒でも多く一緒にいたい」
「でも」
迷うキョーコ。
「俺達、恋人だろう?」
「行きます!泊まりに行きます!」
「いろいろ教えてあげるよ。いろいろとね」
微笑む蓮。
その微笑みは敦賀蓮のものではなく、別の男のように見えた。
210です。
>>212 >>214-216 アンカーあってるかな?
一番最後の行に出てくる?人は
今回判明した、例の人のつもです。
写真についてですが、昔、聞いた他人の会話で
キム○クの写真を撮ったフィルムを現像にだして
かえってきたとき、キム○クの写真だけなかったそうで、
その人は現像忘れではなく、絶対店員が盗ったんだと
言っていたので、参考にしました。
プライベート写真とかこういうところから流れるのかな?
いつも変なもの書いてすみません。
さて、花ゆめ買いに行きます。
>>217 写真屋に勤めていましたが、その店で現像・プリントするような店でない限り
中身の確認まではしてないですから、お店の人というより、プリントした人が
犯人かもね。
でも、欲しかったらもう1枚プリントできるんだから、ないっていうのはおかしい。
一応人様の写真を勝手に持ち出すのは規則で禁止されているので、ばれたらクビ
ですが、ないとはいいきれないのでそのあたりから流れる可能性はあります。
213です・・・割り込みゴメソorzorzorz
210さんGJ!!
ラストがまるでサスペンスの様だ・・・w
217です。
>>218さん
くわしく教えていただき、ありがとうございます。
何も知らないのに勝手に想像して書いてすみません。
>>219さん
こちらこそ、ぽちぽち打って書いているので
ご迷惑おかけしました。すみません。
倉庫の削除人です。
まとめサイト、本日23時頃より一旦《仮閉鎖》します。
SS倉庫について詳しい事はまた連絡します。
以下、私信レスにてスレ汚しすいません。
>倉庫番 2号さん、4号さん。
これを見たらスキビ@2CH倉庫番臨時スレまで来てください。
SS1本、投下します。
キョーコが激しく偽者です。
【偽者が嫌な方・アホな文章が嫌な方 激しくスルー推奨】でお願いします。
書いてる最中、自分はアホだと確信しました。
「ねぇ、お姉様。蓮様って素敵な胸板してらっしゃると思わない?」
「え?・・・む・胸板?」
突然飛び出したマリアちゃんの衝撃発言に私は言葉を詰まらせてしまった。
マリアちゃんってば敦賀さんの上半身の裸でも見たのかしら・・・?
「蓮様、鍛えてるだけあって引き締まった体してらっしゃるのv」
「そ・そう・・・(汗)」そういえば敦賀さんの自宅にトレーニングマシーンがあったわね。
それで体を鍛えてるんだわ、きっと。・・・って何?この話題・・・。
「うふふふふ。将来、あのたくましい身体に抱かれる日が来るかと思うと・・・。
想像するだけで胸が高鳴るわ〜vすっごく、た・の・し・み〜♪」
・・・ブフォっ!(←キョーコ、飲みかけのジュースを吐き出した音)
―――――なに・・・?今の発言は。現代の子供ってこんな言葉を当たり前の様に使うものなの?
「・・・マ・マリアちゃん。意味、理解して言ってるの・・・?」と、私は恐る恐る尋ねてみた。
で、返ってきた言葉は「もちろんよ、お姉様♪」という想定外のものであった。
・・・う・・嘘でしょう?
私の小さかった頃といえば『将来の夢はショーちゃんのお嫁さんv』という程度のものだったわよ・・・。
決して『抱かれてみたい』なんて思わなかったわ。
・・・って何であんな奴の事を思い出さなきゃならないのよーーー!!!
バン!バン!バン!バン!バン!(←キョーコ、地面を踏みたたく音)
「どうなさったの、お姉様?」
キョーコは脳内妄想でゴキブリな松太郎を踏み潰す事に必死になっていた。
「・・・ふぅ。さっきのマリアちゃんの『あの』発言には参ったわ」
今時の子供って皆あんな事を考えるのかしら。教育者は一体何をしているの・・・?
と、そんな事を考えながら事務所内を歩いていると見覚えのある人物を発見してしまった。
向こうも私の存在に気付いた様子。
「やぁ、キョーコちゃん。久しぶりだね!」
声を掛けてきたのは社さんみたいだったけれど(←眼中に無かったらしい)私の目は
敦賀さんの姿に釘付け状態。正確に言えば、敦賀さんの・・・鎖骨と胸板になんだけど・・・//////
ああ〜もぉぉ!マリアちゃんのせいで敦賀さんの変な所?に目が行っちゃうじゃないの〜/////
今日の敦賀氏の衣装は露出度が高かった。・・・やっぱ夏だからね♪(←?)
どうしてこんな時に限ってそんな露出度の高い服を着ているの?もしかして・・罠だったりする?
敦賀さんの綺麗な鎖骨とたくましい胸板が私の目にはとても眩しすぎると判っているのに
何故だか目が離せない。ああ、そんな自分がとっても嫌だわ・・・。
しかも脳内でマリアちゃんの言葉がグルグル廻っている。ちょっと?言葉は違うかもしれないけれど
私の脳内、今こんな感じ・・・・。
『敦賀さんに抱かれたい・・・抱かれたい・・・抱かれたい・・・抱かれたい・・・』
――――――非常にヤバイ状態だわ・・・どうしよう?(大汗)
「・・・っさん。最上さん!・・・どうした?大丈夫?」
いつの間にか敦賀さんが心配そうに私の顔を覗きこんでいた。
恥ずかしい・・・。考え事に夢中で気付かなかったわ・・・////////
「すみません。考え事をしていただけですから・・・・大丈夫です!」と答えた瞬間・・・・!!
カァーーーーッと顔が火照っていくのが自分でも判った。
だって敦賀さん、私に蕩けるような笑顔を向けていたんだもの。
・・・で、目が合った瞬間恥ずかしくて、つい敦賀さんからサッと目を逸らしてしまった。
「本当に大丈夫?顔が赤いから熱でもあるんじゃないか・・・?」
敦賀さんは本当に心配そうにしている。自分が今、敦賀さんに対して邪まな心を持っていると知ったら
この人はどうするんだろう?・・・って絶対に知られたくないけどね。
「・・・って最上さん、聞いてる?」
はっ!!また考え事に夢中になって話を聞いてなかったわ。「すみませ・・・」と敦賀さんに
謝っている最中、私は彼に抱き上げられていた。いわゆるお姫様抱っこというもの。
「具合が悪そうだから医務室に連れて行くよ。・・・いいね?」
「・・・はい・・・/////」
敦賀さんがあまりにも真剣な眼差しを向けて言うものだから、私はそう答える事しか出来なかった。
・・・どうしよう。すっごくドキドキしてる、私。
だって今、敦賀さんの顔が物凄く近くにある。それに・・・・む・胸板が私の目の前に・・・/////
今まで敦賀さんと至近距離で接した事はあるけれど、というか覆いかぶさられた事が何度か
あるけれど『男』としてこんなに意識した事は無かった気がする。きっとマリアちゃんの『胸板』と
『抱かれたい』発言のせいだわ・・・。胸板マジック!恐るべし!!(←かなり動揺中w)
医務室のベッドに下ろされた私は、やっと敦賀さんの胸板から解放された。
良かった。あのままの状態が続いていたら私、頭がおかしくなるところだったわ・・・。あっ!お礼、言ってない。
敦賀さんに運んで貰ったお礼を言おうと顔を上げた瞬間―――・・・
「・・・・んっ・・・」
私は敦賀さんにキスされていた。・・・何?もしかして私の心の中、見透かされてた?
唇が離れた瞬間に見た彼の表情は・・・妖艶そのものであった。
「仕事を終えたら迎えに来るから、それまで大人しく寝てるんだよ。いいね?」
敦賀さんはそう言い残して医務室から出て行った。
やっと敦賀さんから解放された・・・。『胸板&鎖骨&キス』思い出すだけでも恥ずかしいぃぃ。
マリアちゃんがあんな変な事言い出すから悪いのよ。それに敦賀さんも変な色気漂わせちゃって・・・。
・・・って、何だか眠くなってきたわ・・・。疲れたのね、きっと・・・。
キョーコは深い眠りに落ちていった。
―――3ヶ月後―――
ごめんね、マリアちゃん。敦賀さんに抱かれる事を夢見てたのに、私なんかが彼の恋人になって
×××するような関係になっちゃって・・・。
(コミック4巻表紙・蓮&キョーコが初めて×××するような関係になった朝、参照)
今の私、敦賀さんにメロメロ状態です・・・////。彼だけは絶対、誰にも譲れません!!
本当に、本当にゴメンね?
終わりですよ(・・・変なの書いてゴメンねw)
リアル投下注意報━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
GJです!!
胸板萌えマリアちゃんに萌え、かつもらい萌えするキョーコに激しく萌え
読んでる自分がメロメロ状態w (ごめんはしゃぎすぎ…)
古風な考えと萌えの板ばさみ
いいっす
ゴチになりました
マリアちゃん、ナーイスアシストw
(もちろん本人計算外なわけだが)
本誌読んでから、白蓮でも裏に黒蓮を感じ取ってしまう…。
GJです!!
自分、気持ちがキョーコになっちまっていたよ、d!
GJ!!
今コミック読み返してコレは白、これは黒とか
判定して遊んでる自分がいるよ・・・w;
ここで言うのはどうかとは思いましたが
言わずにはいられない。
とうとう某所に入れなくなりました(号泣
>234
言わないで
悲しくなるし追い討ちかけるのはよそうよ
>234
泣かないで
自分も悲しいよ…ほんとに
ところでぶった切りますが
投下します
まったく大したものではありませんが、
これくらいのことしかできないので。
ここに来るすべての人に捧げます。みんなありがとう。
ちょっとだけ微エロですけど笑ってお納めください。
おっと、もちろんスルーでおながいしますよ…
前にあった、消毒ネタちょっとお借りしました、スマソです
237 :
1:2005/07/06(水) 00:30:53 ID:???
TBM。数あるスタジオの中のひとつ。そのドアの前。
今日ここで、敦賀さんがドラマを撮影しているという。
私はついさっきまで、別のスタジオで「やっぱきまぐれロック」の収録があった。
それが終わったので、ここに来たんだけど…。入っても怪しまれないかな。
いくら私も芸能人の端くれとはいえ、
ここの現場では敦賀さん以外に関係ある人がいないし。
まあ、いっか。撮影現場に興味がないといったらそれは嘘になるし。
だいたい、私に「見においでよ」と言ったのは敦賀さん本人だ。
とりあえず覚悟を決めてそろそろとドアを開けた。
数日前の夜、もうそろそろ寝ようかというときにケータイがぶるぶると震えた。
こんな時間に誰が、と一瞬びっくりしたけどすぐ止まったので
とりあえず着信じゃないことにホッとして、改めて
ケータイを見たら、敦賀さんからのメールだった。
「こんばんは、もしかしてもう寝てたかな?夜遅くにごめん。
○日、君もTBMにいるっていうから、よかったら撮影見においで。
勉強になると思うよ」
238 :
2:2005/07/06(水) 00:32:02 ID:???
なんてもっともらしく書いてあるから…私も…ついのこのことやって来てしまった。
やっぱり…撮影現場に入れるっていうのはスゴク魅力的…。
それなりにドラマのお仕事もこなせるようになってきたけど、
敦賀さんには…まだまだ及びもつかないから…勉強できるなら、って。
ドアを開けてそっと中を伺うと、すぐ左の壁際に社さんが立っていた。
「あれ?キョーコちゃん、どうしたの?蓮に用意?」
「こっこんにちはっ…いや、あの…敦賀さんが…参考になるから見においでって…」
なんとなく恥ずかしくなりながらここに来たわけを話すと、
社さんは少し考えてから、そうなの…?と不思議そうに私を見た。
「今日は来ないほうがよかったかもしれないよ…?」
え、どういうこと?思いがけない社さんの言葉に、不安な気持ちがむくむくと湧いてくる。
「なな、なんでですか?…敦賀さん、わざわざ日にちを指定してまで私に…来いって」
「そう…、蓮のヤツ、何考えてるんだろう…まあ、とにかくあと30分くらいで終わるから
そういうことなら見ていったらいいよ。えと…文句は、蓮に言ってね?」
社さんはそう言って私に微笑むと、
電話をかけてくるから、と、スタジオの外に出て行ってしまった。
私はといえば、社さんの不可解な発言に…なんだか不吉な予感がしてきていた。
239 :
3:2005/07/06(水) 00:33:04 ID:???
「じゃあ次のシーンで今日最後ねー、なるべく1回でよろしくー!」
スタジオの奥を見ると、順調に撮影が進み、社さんの言うとおり、
もう少しで終わりそうなところまできているようだった。
それにしても…さっきの社さんの言葉…「文句は蓮に言ってね」って…なんなんだろう。
今日は来ないほうが…っていうのも引っかかる。
少しもやもやした気持ちで、撮影を遠くから眺めていると、ちょっとした異変に気づいた。
さっきまで、わあわあ言っていたのが一変、がらりと雰囲気が変わって、
今、撮影中シーンに出てくるのは、どうやら敦賀さんと…その相手役の女優さんだけみたい。
ん?なんだか…これは、ラブシーン、ぽい?
放送開始前で、詳しいことを聞かなかったので内容はほとんど知らないんだけど
敦賀さんが言うには、軽いサスペンス仕立てのラブコメディ、らしい。
聞いたときには、あまり気に留めてなかったけど…ラブコメディの主役…。
そう思い出したのと同時に、スタジオの撮影では、敦賀さんと相手役の女優さんが
キキキ、キスをしていた。
240 :
4:2005/07/06(水) 00:34:35 ID:???
うひゃあ…。
み、見てしまった…。
なんだか変な感じ。
ドラマやなんかで見たことはあるけど、こうして目の当たりにするのは…
初めてじゃないけど…その…そういう関係になってからは初めてだったりする。
な、なんかスゴク恥ずかしい。
自分も、…その…敦賀さんとそういうことをしてたりするわけで…。
脳裏に「敦賀さんとしているそういうこと」が、ぱっと浮かんだ。
途端に顔から火が出そうになって、私は慌ててスタジオを出た。
廊下を突っ切り、普段は誰も使わない階段を少し下りて、踊り場で、
なんとか頭を冷やそうと壁に額を押し当てた。
わざとだ。敦賀さん、わざと私を呼んだんだ。ああいうシーンを撮るっていう日に。
だから社さん、文句は蓮に、って。
信じられない、…何なのよっ、敦賀さんは。絶対面白がってやってる。
初めて会ったときからイジワルはひどかったけど、
ここ最近は、ちまちましたものがエスカレートしてるような気がする。
それにしても…こんな状態で顔合わせられないよ…。
絶対に、からかわれるに決まってる。私が見に行ってたの、わかってるだろうし。
もちろん、途中で消えてることも。
「わああぁぁあ、もう、どうしようううぅぅっ」
「何を?」
241 :
5:2005/07/06(水) 00:36:08 ID:???
…1人で壁に向かって
頭を打ちつけながら叫んでいたら
耳慣れた声が後ろから…後方上から降ってきた。
ひっ…
「つ、敦賀さんお仕事、撮影は…っ」
「終わったよ」
何とか振り向いて応対しようとしたら、
その前に、後ろから腕を回されて、
ぎゅううと音がしそうなくらい抱きしめられてしまった。
「なんで逃げるの?」
「ににに、逃げてないですよ、そそそそれより、こんなところでこんな」
「誰も来ない、知ってるくせに」
敦賀さんが耳元でクスクス笑う。
まだ私は彼に捕まったまま、低音で囁かれて…さっきよりも体温が上がりそう。
「最後のシーン撮るまでは見てたのに、…妬いてる?」
な、なんてことを。そんな私は公私混同もできないヘンな女じゃないですってば!
…敦賀さんじゃあるまいし。
「ち、違いますよっ…あれは演技じゃないですかっ、そんな
お仕事とプライベートを混同したりしませんよっ」
242 :
6:2005/07/06(水) 00:37:30 ID:???
「…ふーん?…じゃあ、なんで逃げたの?」
っ…い、言えない…いつも…あなたとしてることが頭に浮かんで離れないなんて。
「キョーコ、ちゃん?」
「だから逃げてないですってば、なんでもないですから放し…っひゃあっ」
敦賀さんの腕と低音攻撃から逃げようともがいていたら、
耳の下、髪の生え際に生暖かいものと…皮膚を吸われる感触、少しの痛みを感じる。
っ…またそんなところに…っ。
それに…やだ…そこにそうされると…。
「ここで…そんなことしないでください…っ…聞いてます?敦賀さん…っ」
「聞こえないなあ…」
「敦賀さんっ」
「…静かにしないと、誰かに聞こえるかもよ?」
なおも下に唇が移ろうとする。もう…ダメ。
力が抜けそうになるところを、上手く抱え込まれて、
身体を敦賀さんの正面に向けさせられる。
ああ…いつもの…パターンになりそう…。
指を顎にかけられて、強引に唇を重ねさせられた。
ああやって…私が首が弱いってわかっててやるんだから…反則だ…。
243 :
7:2005/07/06(水) 00:39:26 ID:???
「ん…」
最初はただ唇が触れたりお互いを挟むようにしていたのが、
口づけがだんだん深くなるにつれて、
薄く開いた唇の隙間から、ときおり息と一緒に声が漏れてしまう。
大きな手で頬から耳を塞がれると、口の中の絡み合う音が響いて…。
「っは…、こ、こんなところで…やめて…くださいって言ってるでしょう…」
「可愛い恋人に消毒してもらおうと思って」
ようやく唇が離れて、いつにもましてイジワルな敦賀さんを少し睨みながら
抗議するように呟くと、彼はしれっとした顔でそう言った。
は?消毒?
「何のですか…」
「見ただろ?キスシーン」
「っ…別にそんなのどうでも」
「やっぱり妬いてる」
っっ…
244 :
8:2005/07/06(水) 00:40:51 ID:???
もう!
「お仕事に妬いたりするわけないじゃないですかっ」
どうしても私がさっきのシーンに嫉妬してることにしたいんだ、この人は。
「俺は嫉妬するよ…言わないけどね、君が口を利いた人にも、君の持ち物にも
君が好きなものにもみんな嫉妬してるよ…」
だからどうして貴方はそういうことを素面で言えるんですか…信じられない。
「っ…何言ってるんですかもう…、あっ、ほら社さん待ってるんじゃないですか?
そうでしょう?」
「今日はもう終わったからあとは帰るだけ」
「ででででも社さんを送っていったりするでしょう?私も帰らなくちゃ」
「一緒に帰ろう」
嫌な予感。
「ど…どこに…?」
「俺の部屋」
そっと見上げると…それはそれは艶かしく笑う恋人の…顔。
245 :
236:2005/07/06(水) 00:44:05 ID:???
捧げますとか言って全然だめぽじゃんw
いやはや…お粗末さまでした。
でも、何かしたかったんです。
これくらいのことしかできないから…。
みんな大好きだ ありがとう!では失礼します
GJ!!
がんばろうね、みんな〜 ←何を(泣笑)
>>236 GJです!!
微エロで好みです、また書いてくださいねw
自分もみんな大好きだ!
ほんと何にもできないけど壁になるから・・・某所より
>236
GJ!!
本格的に自覚した蓮ならこれくらいはしそうな予感!
良いネタがあったらこれからも投下してクレクレ
>>245 GJ!夜の帝王チックな蓮だー!
初々しい反応のキョーコが可愛いです。
>>241 >公私混同もできないヘンな女
公私混同するようなへんな女←の方が正しいと思うんだけど…
ここだけ気になっちゃったの。ごめんね。
>>236 GJ!!
芸能界らしいシチュで禿萌です〜。
本誌の黒でラヴな蓮を想像してしまった(*´Д`)
あっと、自分234です
ごめんね、もう泣かない(`・ω・´)
自分に出来ることやります、
SS書けないけど(や、実は1本投下した…)、萌えて萌えて萌えまくります
がんがろうね、本当にみんな大好きです
251 :
236:2005/07/06(水) 01:02:56 ID:???
うはww間違いwwワロス
みなさん感想ありがとうございます。おまいらダイシュッキ
黒っぽく書きましたよー
もともと蓮はキョーコにはときどき黒っぽかったですよね?
元は…「キョーコ大好き」な蓮なんですけども
>249
そのとおりですorz
別の場所にも間違い見つけるしよ…
「公私混同するようなヘンな女」ですね
もしくは
「仕事とプライベートの区別もつかないようなヘンな女」
ですかね…
公私混同しちゃダメですよ…キョーコタン
ご指摘ありがとうでした
252 :
247:2005/07/06(水) 01:03:05 ID:???
付けたし
最初の・・蓮に用意?が、用事?のことなのかな?とだけ気になったw
253 :
236:2005/07/06(水) 01:04:34 ID:???
あ、そですww
用事です。用事。
もうだめぽ自分
脳内変換してください…orz
他にはないか…?最近よくやるんだ…
おう、がんばろうぜ!(つД`)ノ
管理せずにいられない、ってくらいに面白いネタ考えてやるー!
>>237 闇帝王、蓮キター!
メールのやり取りにも萌え。
白蓮スキーな個人的にはかなりショッキングだった本誌。
うおー!情けない系蓮は自家発電するか・・・。
イヤイヤ、ヤリ○ンは本命にはデロデロってのもよくあるぞい・・・>254
>254
大魔王かつ夜の帝王な蓮も好きだが
個人的にヘタレ入った蓮がかなりツボなので
SSの投下をお待ちしていますノシ
254でつ。
>>255 「本命にはデロデロ」って、なんかすごそうだw
ヤリ○ンでもなんでもいいけど(オイ)結局は社さんの予想が正しかった
ということか…。こわいな、過去聞くのw
>>256 ヘタレ蓮、たまりませんですな。書きたい〜。でもネタ切れ気味orz
あんな大きいこと、言っておいてね・・・フフフ。
でも、こんな時だし、意地でもひねり出す!
自分も、普段はスレに投下しない人種なのですが、
今回の流れに耐え切れず、今急ごしらえで妄想中です。
15号を読んで書いているのですが、微エロ且つ、暗すぎて
住人の皆様のお目汚しになりそうなのですが………
書けたら恥をしのんで投下しまつノシ
>258
щ(゚Д゚щ)カモーン!!!
258です。259さんdです。
とりあえず、さっさか書いて来たので、5レス投下します。
15号の帝王蓮からの妄想でキョコ視点ですが、本気でダークなので、
嫌な方はスルーよろしくです。
タイトルは『束縛』です。
261 :
束縛・1:2005/07/06(水) 03:17:44 ID:???
「キョーコ」
彼がいつものように名前を呼んで、体重を掛けてくる。
右手は、私の頭の横で手を組み合わせて、躊躇いもなく
降りてきた左手で顔の輪郭を確かめるように触れる。
頬を撫で擦ったかと思うと、親指で唇をなぞり、顎を軽くくすぐって………
じらすような指の動きに、私が身を捩って目をぎゅっと瞑ると、
彼はクスリと微笑って、耳元に唇を寄せた。
「―――キョーコ、可愛い」
私がこうされることに弱いと知っていて、彼はわざと、一層声を低めて、優しく甘く囁く。
最初の頃は、彼に与えられる感覚についていくのが必死で、
何かを考えている余裕なんてなかった。
だけど、次第に慣らされていく内に、彼の要求もどんどんと一段上のものに
変わってきて、気付けば、教えられた通りに反応をしながらも、
彼の次の動きに注意を払う余裕も出て来たりして。
そして、今更ながらに気付いてしまう。
そう、今、私に触れているこの男が、物凄く手慣れているということに。
262 :
束縛・2:2005/07/06(水) 03:18:12 ID:???
勿論、彼も一人前の、いえ、それ以上と言っても良い位の男である訳だし、
過去に『何も』なかったなんて幻想を抱いている訳じゃない。
彼自身が、こんな関係になる前に、馬鹿正直に私に告げたんだもの。
この感情は、過去に付き合ってきた彼女『達』となんか比べ物にならない位なのだと。
本当に君を愛しているんだと。
でも………それは確かに彼は『恋愛経験』がないのだという証拠でもあるのだけれど
………そんな事を言われて喜ぶだなんて、本気で思っているのかしら。
彼の言葉の背景に、彼が気にも留めていなかった『彼女達』の影がちらつく。
それなのに、恐らく両手から溢れるであろう程に重ねてきた経験を、
私は、この身で嫌という程味あわされている。
―――止めて、そんなに手慣れた指で私に触らないで。
言いたいはずの言葉は、いつも、他ならぬ彼自身に覚え込まされた味によって、
口を噤まされてしまう。
263 :
束縛・3:2005/07/06(水) 03:18:31 ID:???
「――――何を考えているの?」
瞳を堅く閉じて目を背け、全ての感覚から感情を遮断しようとしているのに、
この男はまたしても、低く声を凄ませて囁きかけてくる。
「………何でもないです……っ」
「じゃあ目を開けて?」
「………………………」
黙ったまま、唇を噛み締める。
私が従おうとしないのを見て取ったのか、軽く吐息を付いた彼は、
今度は声の調子に切なさを混じらせて、私の首に顔を埋めた。
「キョーコ、余計なことを考えないで……俺のことだけ考えていて?」
そんなの、とっくの昔から…………だから、苦しいのに。
そして彼は、またあの言葉を呟く。
「君を誰よりも愛しているよ―――どんな女の子とも比べものにならない位にね
―――こんな気持ちは、今まで誰にも覚えたことはない」
264 :
束縛・4:2005/07/06(水) 03:18:50 ID:???
うっすらと瞳を開けると、背後の照明によって影のように見える男が、
私をじっと見ていて、瞳を合わせると、口元だけでにっと笑った。
もう見慣れてしまった………けれど、普段の穏やかな物腰からは想像も付かない程に、
妖しい雰囲気を漂わせる男。…………座った目に、劣情を剥き出しにした男。
「何で………私を選んだんですか………?」
私は、込み上げる衝動を堪えながら、途切れ途切れに呟いた。
「貴方なら、他にいくらでもいるでしょう……?私より美人で、胸もあって………」
「俺を夢中にさせているのはこの胸だよ?こんなに、いつまでも触れていたく
なるような感触は………初めてだ」
ほら、また。
貴方にとっての私が、ただ『初めて』を与えた女に過ぎないのならば。
また『私以上』に彼に満足感を与える女の子に巡り会うのかも、しれないでしょう?
そうしたら、私も貴方の昔の『彼女達』になるのでしょう?
265 :
束縛・5:2005/07/06(水) 03:26:52 ID:???
それでも、彼に決定的な否定を与える事が出来ない私は、
とっくの昔に、彼の深みに堕ちてしまっているのだろう。
「―――だから、絶対に逃がさないよ――――」
彼の束縛が、この瞬間の私を縛り付けるのに、
確かな安心感など、私の心には一欠けらも降ってはくれない。
それでも、これまで誰にも束縛されることのなかったこの男を、
この身一つで雁字搦めに出来るならばと願い、夢中に応えようとする私は、
多分、とっくにこの男の毒に冒されてしまっているのだ。
囁かれる言葉はこのうえなく甘いのに。
込み上げる身体の衝動に紛れて、私は一粒、本物の涙を落とした。
あわわ、本当にこんなお目汚しでスマソ
ちょっと頭に血がのぼってるんだと……
という訳で新たな萌え妄想を待ちつつ、ROMに戻りますノシ
ネ申キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
GJです!!!素晴らしい!見事ですよー萌えました!!
話戻して申し訳ないけど、某サイトに入れなくなって悲しすぎるorz
痛い奴だと言われるのを覚悟で書くが、正直209がこうなったことをどう考えているのか聞きたい。
GJですーーーー!!
ダークな蓮様光臨━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
でもキョーコには毒すぎかも…ちょとカワイソ? そこがまたヨロシ
269 :
254:2005/07/06(水) 04:06:10 ID:???
>>260 GJ!!!いらっさいませ、SSスレ。
色っぺー!ちょっと鈍い帝王蓮と、苦しいほど蓮に惚れちゃってる
キョーコがイイ!また、ぜひとも書いてください。
実際恋人関係になったら、キョーコのが苦しそうだなぁ…。
こんな素晴らしい作品の後恐縮ですが、自分も書けたので投下してもいいでしょうか。
白蓮が書きたかったのに、黒蓮に侵食されまつた…(黒ってほどでもない?)
しかも困ったときの社視点…。お目汚し御免!
「ここで一枚、お便りを紹介しまーす!
最近ますます綺麗になったと思う京子ちゃんですが、その秘密を教えてください。
東京都のPN、カムバックさんからのお便りです。どうもありがとうございます〜」
「でっ、京子ちゃん。業界でもけっこう評判になってるみたいやけど、
ほんまのところはどうなん?やっぱりこれ?これか?」
「これって(笑)親指立てても、ラジオじゃ伝わらないからね。
で、京子ちゃん。実際どうなん?」
「もう、お二人とも勘弁してくださいよ〜!ないです、ないです」
「ほんまかなー?絶対おるよな、これは」
「うんうん、おらへんわけがない」
「いませんって、ほんとに」
「じゃあ、好きな人は?」
「………、え?いませんよー、残念ながら」
「あっ!今つまった」
「ほんまやっ。止まってもうたらあかんわ〜。バレバレやん」
「違いますって!」
「ほな、京子ちゃんの好みのタイプの男性は?」
「好みのタイプですか?……んー、そうですね…」
「ええねんで、好きになった人がタイプやいうても」
「ほんまや。そのほうが帰った後、波風たたへんやろうしな(笑)」
「んもう、違いますってば〜。そうですねぇ……意外性のある人、かな?」
「意外性?これまた難しいほういきましたで」
「ほんまですねぇ、これはもっと詳しく突っ込んどかんと。リスナーも
ぽっかーんとしてますよ、きっと」
「えー?(笑)だからですねぇ、たとえば……機械がすごく得意そうに見えるのに
機械クラッシャーだとか。恋愛百戦錬磨、みたいな顔して実は恋愛音痴、とか」
「おっ、今度は一転して具体例きましたよ!」
「しかもなんかみょ〜にリアルですよ」
「もう、だから、たとえばですってば〜〜!あんまり突っ込まないでくださいっ!」
271 :
2:2005/07/06(水) 04:08:18 ID:???
だから、今この場でコレを聞いている俺達はどうすればいいの、キョーコちゃん……。
蓮の車で次の現場に移動する途中、ラジオから聞こえてきたのはおなじみの女の子の声。
人気アイドル二人組のトーク番組に出演していた彼女は、持ち前のバラエティ感を発揮して
テンポよく会話をつなぎ、番組も盛り上がっていた。
……が。車内の空気はすでに冷え切っている。
「さ、さすが、キョーコちゃん。何言いだすか予想がつかないよね〜。あはははは」
心なしか乾いた笑いになってしまうのも仕方がない。
彼女のまわりの機械クラッシャーって、俺くらいなもんなんだよな……。
(というか、こんな特異体質そうはいないし)
隣の運転席の男のまわりが、どんどん不機嫌オーラに満たされていくのを感じながら、
俺はひたすら神に祈っていた。どうかこのまま無事、現場につきますようにと…―――。
「変わった趣味ですよね、機械クラッシャーに恋愛音痴なんて」
だからお前、その皮肉めいた笑みはやめろ!敦賀蓮にはイメージってものがあるんだぞ。
って、今俺が言ったところで、どうにもならんだろうけど……。
「たまたまだろ、たまたま。頭に浮かんだイメージを口にしたってだけで
深い意味なんてないんだよ、うん。お前だって、その手の質問はいつもさらっとかわしてるだろう!」
別に俺があせる必要はないはずなのに、この流れてくる汗はいったいなんなんだ?!
「たしかに、綺麗になりましたよね……彼女」
おっ、めずらしい。お前がキョーコちゃんに対してそんなに素直な感想をのべるなんて!
「そうだよなぁ、ほんと!眩しいっていうか。まさに成長期って感じで、目が離せないっていうか」
その反応が嬉しくて、ついおおげさに話に乗ったのが間違いだった。
「……そうですよね。どこかの馬の骨に持ってかれても困りますもんね。LMEとしても」
車内の体感温度は一気に氷点下まで下がろうとしている……。
馬の骨、って今、ものすごく強調しなかったか、蓮。前々から密かに思ってはいたが、
お前のその裏側には海より深い闇色が……やめよう、考えるのは。それが身のためだ。
272 :
3:2005/07/06(水) 04:09:13 ID:???
「でも、恋愛音痴といえばさぁ……なぁ、蓮」
「なんですか、社さん」
ハンドルを握り、前を向いたままのこの俳優の表情の変化は読み取れない。
「またまたぁ。百戦錬磨に見えて恋愛音痴、なぁんて男もそうそういないと思うんだけどな」
「……何が言いたいんです」
俺のからかい言葉に、ちょっとすねたように顔を赤らめて反応する蓮を見て
俺は確信した。凍死の危機脱出!(ありがとう、キョーコちゃん!)
「いったい、誰が恋愛音痴だっていうんですか」
「ほー、お前がそういうこと言うんだ」
やや回復した車内の気温に気を抜いて、強気に出たのがいけなかった。
「へぇ…―――じゃあ、本気出してもいいんですね」
だから…お前……。
ごめん、キョーコちゃん。お兄さんにはもう、止められません……。
そうこうする内に、車は現場に到着。
蓮、そのトゲトゲしたオーラは現場ではちゃんとしまうんだぞ。
後から、とばっちり受ける覚悟は出来てるから……。
これから先のことを思うと……はぁ〜〜〜〜〜。がんばろう、俺。
がんばろうキャンペーンってわけでもないですが、浮かぶままに書き出し〜。
次こそは白蓮を召喚するぞ!(無理ポな予感)
>>270 GJですーう!! ああ社さん大好き〜〜。癒されるぅ。
黒い人にはぜひ本気出してもらいたいと願うキョーコのごろ
しかし「携帯クラッシャー」と「恋愛音痴」の順が逆だったらまだよかったのかもね、キョーコちゃんw
274 :
260:2005/07/06(水) 06:17:36 ID:???
はい、誰もいない隙にコソーリ戻ってきてしまいました。
レスくれた方dクスでした。
本来は270神様のようなほのぼのが好きなのですが……
もやもやが収まりきらずに束縛蓮サイドが書けてしまったので
これだけ投下していきます。
今回は特別にもやもやしてしまったんで、多分常駐にはなれないんですが、
陰ながら、癒して下さる神を応援しておりますでつ、では4レスいきます。
「キョーコ」
彼女の名を、舌の上で転がすように、味わうように、口にする。
決して逃さないように、細く白い手首までもを捉えるように重ねた手を絡ませて。
そうしながら、空いている方の手で、彼女の感触を確かめていく。
微かに強張っている身体を解けさせたくて、顎の下を軽く掬うようにして持ち上げると、
一瞬力が抜けたように身を震わせた彼女は、すぐに瞳をぎゅっと瞑った。
「―――キョーコ、可愛い」
いつまで経っても羞恥を捨てない彼女が、可愛くて仕方がない。
この行為を重ねてきた過去は、捨ててきたはずだった。
だけど今の俺には、彼女に与えるものが何もないから、
彼女を縛る術すら思い付かずに、彼女を染め上げてしまいたくて。
ただ、ひたすら彼女を求める。貪る。自分の知る限りの欲望を曝け出して、
思い付く限りの甘い言葉を囁く俺は、きっと必死で滑稽に見えるだろうけれど。
それでも、決して彼女は、最後の用心深さを捨てはしないから。
どうすれば心を独占できるのか分からないまま、彼女の身体に唇を落とす。
俺が初めて開かせた身体は、日毎に艶を増し、鮮やかに咲き誇り始めている。
潤んだ瞳が、熱い吐息を吐く唇が、益々俺を煽っていく。
形は同じような行為や動作でありながら、ただなぞるように通り過ぎていった
愚かな過去の経験とは、比べ物にならない位の激しい衝動。
彼女に対して感じる愛しさは、俺にとって唯一の真実なのに。
少しずつではあっても、俺の衝動に馴染んできた、柔らかい身体を
今更他の男共に取られたりでもしたなら、きっと俺は気が狂う。
だから彼女が俺から離れられなくなるようにと、一層深く、彼女を求める。
例えこのまま、心を許してくれなかったとしても、今更手放すわけにはいかないから。
俺の身体を求めるだけの繋がりだとしても………構わない。
――――俺はとっくに、身も心も君に囚われてしまっているのだから。
彼女を縛ることが出来る術を知る事が出来るのならば、
俺はどんなことでもするのに―――
「―――何を考えているの?」
どれだけ攻め立てても、決して瞳を開けまいと……俺の存在を認めまいとするかのような
彼女に苛立ちを覚えて、耳元で囁きかけた。
「………何でもないです………っ」
「じゃあ目を開けて?」
「………………………」
ふっくらとした唇を噛み締めて、彼女は黙る。
どうしたら俺を見てくれる?せめて身体の快楽を与える男の存在を認めてもくれないの?
俺は軽い絶望感の中、彼女の甘い香りに惹かれて、首筋に顔を埋める。
「キョーコ、余計なことを考えないで……俺のことだけ考えていて?」
それが、心からの信頼でなくともいいから。
君にとって代えの効かない存在だと、今だけでも俺に信じさせて。
「君を誰よりも愛しているよ―――どんな女の子とも比べものにならない位にね
―――こんな気持ちは、今まで誰にも覚えたことはない」
心のありったけの思いを篭めて、また耳元で囁くと、彼女が薄っすらと瞳を開けた。
やっと黒く濡れる瞳を見せてくれたことが嬉しくて、微笑んでみせる。
こんなにも快楽に身体を熱くさせることができる男は、俺だけだろう?
だから、もっと求めて………その瞳に俺以外の存在を映さなくなるまで。
「何で………私を選んだんですか………?」
それなのに……彼女は睫毛を震わせながら、残酷な言葉を吐く。
「貴方なら、他にいくらでもいるでしょう……?私より美人で、胸もあって………」
「俺を夢中にさせているのはこの胸だよ?こんなに、いつまでも触れていたく
なるような感触は………初めてだ」
いつまでも、受け入れて貰えない想い。
君の身体が目当てで抱いているんじゃないんだ。
だけど、心を支配してしまいたいから、心も身体も全て俺で満たしてしまいたいから。
その柔らかい胸が包んでいる心臓の鼓動を、もっともっと上げさせてしまいたいんだ。
俺の、底なしに深い独占欲に恐れをなしたのか、何を言っても無駄だと思ったのか、
彼女は再び息を吐いて、また瞳を隠してしまう。
「―――だから、絶対に逃がさないよ―――」
そう、そろそろ諦めてくれるかな。
俺は君を引き止めるためならばどんな手段も選ばないんだから。
俺がこれ程必死に、君を繋ぎとめようとしているのに、
彼女は、次の瞬間、俺の首に回した細い腕一つだけで、
俺を雁字搦めにして、絡め取ってしまう。
それは、どんな言葉にも勝る、甘い束縛。
だけど、俺が何よりも、求めていたもの―――
279 :
260:2005/07/06(水) 06:34:27 ID:???
朝から爽やかじゃないものですみません。
それでは今度こそ本当にノシ
神がいっぱい!!
GJ!!!!
元気が出てきました!
ありがとうございます!
みなさん、大好きです!
朝っぱらから( ・∀・) <エロいな
たくさんキテル━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
ネ申の皆さんGJ!!!
レスが伸びててびっくりした
電車の続きが読みたいよ(´・ω・`)
>284
もれも。
こうなった事が悔やまれてならない。
人に優しく、突っ込みも優しく、基本的にはマターリで。
みんななかよしでおねがいします。
今は、この言葉を胸にがんがろうな。
雰囲気悪くなるかもしれないけど、言わせてください。
>209以外は、スルー推奨でお願いします。
自分は、倉庫番様にハヤバレスレを作ってほしいとお願いしたものです。
>>209 倉庫番様への言い掛かりはやめてください。
ハヤバレスレは自分がお願いし、自分がURL投下しました。
倉庫番様は言われたから作ってくださっただけであり、
けして勇み足ではありません。
責めるなら自分を責めてください。
ただ自分が急いで投下したのにも理由があります。
あの時間でダラダラと作るか作らないかの議論だけで時間とスレを消費するよりも
早めに作って、そこで議論したほうが建設的だと思ったからです。
>209、少数意見がスレの総意と思うなという発言ですが、
あの時間ですべての意見を聞く事は無理だと思います。
2CHですし。
それに209の意見もスレの総意ではないでしょう?
本当は黙ってスルーが望ましいのはわかってますが、
やりきれません。
倉庫番様がここまで勘違い発言されても黙って身を引いてるのに
自分は我慢できませんでした。
スレ汚し、すいませんでした。
倉庫の・・・・・・
倉庫番さんの作品が消えてる
電車はまだ生きてるけど…続き、私も楽しみにしてました。
こんな結果になってしまって本当に残念でなりません。
漏れらは漏れらに出来ることをやるんだよ。
>>285に禿同。
ここはマロン、妄想と萌えの宝箱
職人さんはSSを投下し、住人は萌え狂う
それが今一番大切なことじゃないか。
ここの流れを乱さないように、作品を投下できる容量を
少しでも多く残したいから・・。
作品以外の話はスキビ2chの避難所でやりましょう?
その為に、倉庫番さんたちが避難所を作ってくれたと思うから。
291 :
290:2005/07/06(水) 13:26:11 ID:???
>>286 倉庫番ヽ(´ー`)ノさんも、スレに気を遣って
あえて出てこられないのではないかと思います。
292 :
209:2005/07/06(水) 14:49:37 ID:???
>>286 あなたが依頼したのであろうとも、先走りして作ってしまったのは
倉庫番の人。
それとも倉庫番氏は2chのスレを見てなかったとでも?
もちろんあなたの責任も重いけどね。
どっちかというと作ったことより、作った後の対応の方が問題かな。
「使いたい人が使う」というスタンスならば、使いにくいという人や
2chがいいという人の意見も尊重できたはず。
なのに、自分叩きに脳内変換してたのは被害者意識強すぎ。
この場合も、より責任が重く、悪質だったのは、倉庫番氏よりも
本スレ住人を我が儘といって叩いてた人だけどね。
倉庫番氏は2chのまとめサイトを作る覚悟が足りなかったね、という印象。
ただし、サイト運営はその人の自由意志ですから、
やりたくなくなったのならやめればいいとは思うよ。
今までご苦労様でした。
>209
あなたの意見はわかったけど、ここの雰囲気が悪くなるだけだよ
私はまったり楽しみたいのです
一番の被害者はここを楽しみにしているみんなです
295 :
仲直り 1:2005/07/06(水) 15:14:21 ID:???
「もう……知りません」
瞳に涙を浮かべた彼女はそう言って去っていった。
事のおこりは、そうほんのささいなこと。
食事に気を使わない俺と、それを心配して声をかけてくれる彼女。
いままで幾度となく繰り返してきたやり取り。
世話をやいてくれる彼女の気配りが、正直うれしくもあって、
最近はわざとそういう風に話をもっていっていたことも否定はしない。
そんな、いつもどおりのやり取りのはずだった。
仕事が多い時期で、お互いピリピリしていたこともあるかもしれない。
売り言葉に買い言葉で、ついきつめのやり取りをしてしまった。
だからって……どうしてこうなってしまうんだ?
なんとか話をしたくて、仕事のわずかな合間に電話をかける。
いつもなら、多少遅めでもあわてて出てくれる彼女の声が聞こえない。
無機質なコール音と、そのしばらく後に続く留守番センターのアナウンスだけ。
そわそわした空気が伝わるのか、社さんにもだいぶからかわれるし……。
はぁ〜〜〜、どうしたものか。
296 :
2:2005/07/06(水) 15:14:56 ID:???
結局、悶々とした気分のまま仕事を終え、事務所に報告に立ち寄ったその日の夜。
仕事が残っているという社さんと別れ、駐車場へと向かって歩いているときだった。
―――…目の前に、彼女がいる。
「お疲れ様です、敦賀さん……」
少し気まずい表情を浮かべながらも、丁寧にお辞儀してくれる彼女。
「お疲れ様…どうしたの、最上さん?」
会えた嬉しさと、まず何から言ってよいものか分からない気持ちが混在する。
女の子、しかも年下相手にケンカなんて、我ながら大人気ない……。
君と会ってから、君への想いを自覚してから、俺は驚かされっぱなしだよ。
今まで知らない自分がどんどん出てきて、制御できなくて。
こんなにも、他人に心動かされる日が来るとはね―――…。
「朝のこと、ごめん。俺のこと心配して言ってくれたのに」
「いえっ、そんな……。こちらこそ、すみませんでした。お忙しくて
他に考えたいこと、いっぱいあるんですよね。それなのに、しつこくしてしまって」
一日考えていた色々な謝罪の言葉も、彼女の前では意味はなく。
どうしてだろう、彼女の前では嘘がつけない。
どんなに飾り立てた言葉も、完璧に作り上げた笑顔も、いかに無意味なものか
思い知らされる。
297 :
3:2005/07/06(水) 15:15:37 ID:???
「それで…その。もし、ご迷惑でなければ、お夕飯ご一緒しませんか?
私、おごります!」
きゅっ、と右こぶしを握り締め、力強くこう誘ってくれる彼女がもう、なんというか……。
愛おしくってしょうがない、とはこういう気持ちか。
また新たな感情を知ってしまった……。
上目使いでこちらの様子を伺う彼女の目線に耐えられず、思わず顔をそらして
一つため息をつく。それが彼女にまた誤解をあたえてしまったようで。
「すみません、ずうずうしいですよね……。ごめんなさい、お忙しいのに呼び止めてしまって」
すごすごと引き返そうとしている彼女をあわてて呼び止める。
「最上さんっ!いや、違うから……その、ありがとう」
振り向いて微笑んだその顔に、またも軽いめまいを覚える。
まいった…―――。だから、なんなんだろう、この気持ちは。
一緒に駐車場に向かいながら、夕飯について相談する。
いくら誘われたとはいえ、女の子におごらせるなんてできないし。
かといって、君が提案してくれるように、今、俺のマンションで作ってもらうのも……。
わかってる?俺も一人の男だってこと?
何を誰とどこで食べようか、こんなに思案している自分がなんだかおかしい。
君に出会ってから、新しい自分にもどんどん出会って。
その状況が、楽しくもあり、興味深くもあり、そして、怖くもある。
それでも、出会ってしまったら、もう戻れない。戻る気もない。
だから……いつか君に伝えよう。俺のそばに、いてほしいと。
なんだか、いろんな気持ちがぐっちゃになって……。
でも、泣くもんかっ。チクショウ。
GJと言ってもらえるのが私の喜び。
良スレだね、と言ってもらえるのが私たちの誇り。
そーだの〜自己満足で自分の妄想を吐き出してたら
たまたま喜んでくれた人からGJをもらって大喜び。
最近結構生活楽しいぞ。でも仕事しろ、自分(汗
>>295-297 GJ!!!!!!!!!!!
黒蓮もステキだが、やっぱ情けない蓮も好きだー。
299追記。295GJ!!
2人ともかわいい♪
えええいちきしょーGJ!!!だーーーー!
白タソかわいいよ白タソ
GJ!
微妙にヘタ蓮キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
大魔王に夜の帝王、乙女、ヘタレ
一粒で何度も美味しいキャラだな蓮は
>>303 「へた蓮」の響きがツボにはまりましたw
でもへたれより帝王のがスキ
GJ!!
蓮もキョーコもかわいい!
こっちがときめいちゃうよ。
坊といる蓮は黒?
305
説明不足だった。
坊には素顔バレているので
黒蓮ですよね?
>209
おまえ立派な荒らしだよ。このスレにはいらない奴。おまえに読ませるなんてもったいねー。
どっか行ってくんない?
キョーコの役作りの時に出てきた「目が笑ってない」蓮も
黒っぽい
今号のスキビでキョーコが帝王のなすがままなSSが読みたいなw
>306
私も黒だと思う。
「ぅうん?何だってェ?よく聞こえないなあ」の時も
黒だったのかなあ
だいたい意地悪するときは黒だったんだろうね。無自覚黒
>>309 それはむしろエロパロで…(*´Д`)
>>311 じゃあキスだけ教えられるVerをマロンでw
それ以上をエロパロで(*´д`)
誰か、神サマ〜
今号萌えのところ未来予知でごめんなさい
オチてないのでなんだかおかしいですよ
スマソね
314 :
あめふり:2005/07/06(水) 16:17:13 ID:???
目を覚ますと、外は既に明るくなっていた。
昨夜ここに来たときには真夜中近くて
眠ったのは…何時だったのかな?
時計を見る余裕なんてなくて。
隣を見ると、敦賀さんはまだ夢の中。
無防備で穏やかな笑顔が、胸のあたりをくすぐる。
思わずほっぺたにそおっと口付けてしまった。
「ん…」
敦賀さんは、私の唇が触れた瞬間だけ身動きして、
すぐにまた眠りに戻っていく。
こういうときの敦賀さんは、本当に可愛い。
…起きてるときは…なんだけど。
本人に言うと、ちょっと怒られそうだ…。
人の寝込みを襲うのが趣味なの?と
逆に迫られそう。
あらためて、カーテンの隙間から外を見ると
同時に窓を叩く水音がかすかに聞こえる。
「あ…雨降ってるんだ…」
隣で眠る敦賀さんに聞こえないように呟いた。
晴れてたら、ドライブだったのに。
「天気予報外れちゃったな…」
ドライブは残念だけど、一緒にいられるだけでも幸せ、かも。
「オフが合うなんて本当に久しぶり…だもの」
ね、敦賀さん。
もう一度ベッドにもぐりこむ。
こっちを向いて寝ている敦賀さんの腕の中に
身体を収めた。
伝わるぬくもりが、ゆっくりと眠気を呼び起こす。
雨の日は、こうやってくっついて過ごすのも
悪くないよね…。
あ、1レスに収まった、よかったよかった
スレ汚しでごめんなさい〜
自分でタイトルつけておいてなんだが
SaGa2のあめふらし思い出したorz
>>314 うわぁ、静かで可愛いSSですねぇ(´-`) こゆの大好き
萌えました。GJです〜
なんでSaGa2・・・w;
でもGJ!!
明日は七夕。
白蓮と黒蓮、どう過ごすんだろう・・・w
黒蓮(帝王)が彦星で、白蓮(乙女)が織姫?w
>>318 ぶはっwwやめてくれー腹イタイ。
七夕から連想するのが白蓮、黒蓮なのはこれいかに。
ヒロインのキョーコたんは?
(どっちにしろ、ロマンテックな展開はのぞめそうにないが…orz)
もう駄目かもしれないけど、今後管理人さんが投下する時には名無しで投下してもらうわけには行かないのかな?
管理人で投下したら荒れそうだしそれを強調することがいやだという人もあるのかもしれないし。
もいら(317)白蓮がキョコタン口説いたら?
or黒蓮がキョコタン口説いたら?
・・・のツモリだったんだが・・・
そんなナルシー蓮は嫌ぁぁぁ>318
>319
だってキョーコたんちっとも恋愛に走ってくんないんだもん
てか今回の「──…私…─────」って恋愛フラグだったりする?
323 :
319:2005/07/06(水) 17:23:22 ID:???
>>321 スマソ、あたしもおもっきし勘違い・・・。
だからラブ萌えが書けないのかorz
最初白蓮でも、あっというまに黒蓮化しそうだなw>キョーコ口説き中
>>322 だったりする?(・∀・)
ああ、なんか今、にやり、としてる夜帝王蓮が浮かんだよ・・・。
キョーコたんが危ない!(蓮キョ推進派と違うんかい)
>>295 GJです!!
完結しているのに続きを激しく読みたい自分がいる・・・
白蓮イイ!!
>>314 GJ〜です!!
じっくりマターリ読んだw
すごく可愛い話w
スレの今後の展開にハラドキしながら、懲りずに投下〜。
(休みだからって暇だな自分)
白蓮スキーの無謀なる挑戦。最初にあやまっときます。ほんまスンマソン…orz
「キス…―――した事…ある?」
低く甘さを含んだ声で放たれた言葉が私の意識を支配する。
えええっと……この状況はいったい…何???
あなたは嘉月で、私は美月、っていう設定でいいんですよ…ね???!
でも…――これは誰?これまで見てきた嘉月とも敦賀さんとも違う気が……。
っていうか、こんな至近距離で妖しく艶かしく見つめないでー!!
パニックする思考回路をなんとか押さえ込み、美月のキャラクターを
必死で思い出す。今でこそ本郷家で使用人のごとく使われている美月だけど
元はれっきとしたお嬢様。ということは……おやすみなさい、や
いってきます、なんかのキスは家族と経験済みのはず!
そう自分なりに考えて答えただけなのに……どうしてこうなるの?
327 :
2:2005/07/06(水) 19:07:22 ID:???
「ありますよ、キスくらい」
負けるもんか、と気合いを入れ、勇気を振りしぼってつぶやいた言葉が
終わるか終わらないかのタイミングで、唇をふさがれる。
「んっ、〜〜〜???!!!」
唇から伝わる熱さ、感触に頭の中は完全に混乱状態。
それでも、息苦しさからなんとか逃れようと自然に手で
たくましい胸板を押しのけようと試みる。が、両の腕で左右を押さえ込まれ、
手のひらで頭を優しく固定され、組み敷かれたこの状態で
なにをどうにも出来ない状態。
様々な感触を与えられ、ようやく息苦しさから逃れた頃には、
頭の中は真っ白になっていた。
い、いったい、今、なにが起こったのかしら……。
キッチンに寝転がったまま、呆然としている私を見て
「大丈夫?」
クスリと笑って、ようやくその大きな体をのけてくれた瞬間に、
なんとか後ずさりして、1メートルほどの距離を保つ。
だから誰?!!この獲物を前にしたハンターのような目をした男は―――…?!
「ごめんね。風邪、うつしちゃったかもしれないね?」
ゆっくりと近づいてくるその目があまりに怖くて、でもそらすことは出来なくて。
じりじり後ろにさがる。が、無常にもその方向には流し台があって、
自ら壁際に追い込まれていることに気が付いたときにはもう遅い。
私の体の両側の壁に手を付いて、追い詰めた状態にした男が耳元でささやく。
「でも…―――生意気なこと言う、高校生にはおしおきしないと……ね?」
終わりです(え?)
中途半端なのは承知ですが、これ以上は私では無理!(泣き逃)
他の本誌萌えネ申の降臨をお待ちしております。
>328
グジョーブ!!
ドキがムネムネしますw
逃げないで続きを―…
キョーコの周りの害虫駆除する黒蓮をみてみたいです
>>328 GJ〜!
自分も続き読みたい・・・エロパロでw
333 :
328:2005/07/06(水) 21:44:59 ID:???
うわー、なんかもう半端なもん投下してごめんなさい…orz
なんとかスレは通常営業状態にしたくて、あせってしまったかも。
レスありがとうございます〜。
続き・・・自分も読みたいです(オイ)
どなたか、続きエロパロで書いてくださらないかな。
(自分で書けないのでずうずうしくもリクしてみるテスト)
>328
GJ!! どんなお仕置きするのかな・・・
あの初なんですが、しかも恋愛要素無いんですが投下します。
「れーーーーんーーーいい加減ご飯食べようよー」
暑いさなか、余計暑苦しい声が聞こえたのはお昼の時間をかなり回った頃だった。
その年齢とは思えない声で社は言う。ただ、力が無いのは仕方がない。
「だから、食べてきてくださいって言ったでしょう?」
もう何度も言った台詞をもう一度繰り返す。
敦賀蓮は持っていた台本のページ数が全く進まない事に脱力していた。
食事を取らないのは癖と言ってもいい。
もちろんお腹が空けば食べようと思うし準備もする。
その空腹を今は感じていない、それだけだ。
「ダメだ!俺は決めたんだから。蓮が食べるまで俺も食べない。
マネージャーとして責任があるんだ!」
この会話を何度繰り返したことだろう。
社は何を思ったのかしらないが急に「蓮が食べるまで俺も食べないぞ!」と言い出した。
最初は「はいはい。」と毎日の事の様に流していたのだが、
朝ごはんからずっとこの調子でだらけた声を聞かされる。
仕事の出来るマネージャーだと認めているがどこかずれている。それが社である。
どこかあのコに似てきたかなと蓮は思う。
「・・・はぁ・・もう仕方がない。いいですよ。食べますよ。」
蓮がパタンと台本を置いて立ち上がるとだれていた社が勢い良く立ち上がった。
こういう所が子供っぽいのだけれど、それも自分の為にやってくれていることだから
蓮は社を面倒だとは思わないし、憎めない。
「じゃあ何にする?」
「社さんが決めていいですよ。俺は何でも・・・」
「それがダメなんだよ!!何でわかってくれないんだ?食事は基本だって。
蓮が食べるっていう意識をだな・・・」
社がクドクド説教をしようとしていたとき蓮の表情がふっと変わった事に気がついた。
自分ではなくその向こう側を見ている。
視線が先に向いている。なんだろうと社が振り向くとそこにあるのは大画面のテレビ。
別に珍しいものではないし、芸能事務所なのだからテレビは一日中ついている。
社も蓮にならってそちらを見た。
336 :
335続き:2005/07/06(水) 23:12:00 ID:???
テレビの中では平凡な少女が額に汗を浮かべて座っている。
遠くで聞こえる風鈴の音が懐かしい。
脚を子供のビニールプールの中でバタバタさせて夏の縁側で美味しそうに素麺を食べるのだ。
美味しそうに、涼しそうに、額の汗を拭きながら。
それだけだった。
けれど、それは十分だったようだ。蓮の顔を見ていればわかる。
夏によくあるような短いCMだったけれど、
見た人がつい笑いを零してしまうようなそんな顔をこの少女は見せる。
「京子ちゃんの新しい奴か。」
「ですね。」
画面が夏のCMから切り替わって、全く別のものになっている。
それでも蓮の表情には余韻があった。
「社さん、お昼何にします?」
「だからー・・・」
「俺、素麺かなーって思ってるんですけど?」
蓮が笑って言う。
普段は大人びているくせに、急に年相応な顔をしたりして社でさえ時々掴めない。
あの少女の影響だろうか
ふいにそんな事を思ったがそんな事考えるだけ無駄だと空腹の体が訴える。
20歳過ぎた男二人が何を思って揃って素麺を食べに行かなきゃいけないのか
と聞かれれば、そうさせる力があの少女にはあるのだと答えるしかないだろう。
社は笑いを噛み殺しながら蓮の後ろをついていく。
今度は京子ちゃんに蛋白質系のCMに出てもらうように事務所に話してみようと考えながら。
337 :
335終:2005/07/06(水) 23:12:28 ID:???
ああ、すいません。(ノд`;)以上です。
恋愛要素一切無くて、しかもキャラが偽者ですいません。
色々間違いがあると思いますがスルーしてください。
失礼しました。ニゲロ
マロン初投下でつ。
何せ初めてなものでスレ汚しでしたらスマソ(´・ω・`)
神々降臨中で(゚Д゚;≡;゚д゚)場違いも甚だしいですがどうぞヨロ。
多分5レスくらいです。
339 :
338:2005/07/06(水) 23:18:46 ID:???
>337
割り込みしなくてヨカタ。
>335-336
神キタ─wwヘ√レvv〜(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜─ !!!
今日リアルに夕食が素麺だったのは必然だったんだな(*´Д`)ハァハァ
ではいっきまーす!
もちろん帰りは俺が車で送っていくにしろ、彼女の住んでいるという「だるまや」と言う店の前には止められない。
そうすると必然的に少し前で降ろすことになって、彼女は雨に打たれ濡れてしまう。
俺は必死に彼女を少しでもこの部屋にいさせる理由を自分で付けると、彼女に言ってみた。
「雨、激しいし帰るのもう少しおさまってからにしたほうがよくないかな?」
「う〜ん、でも敦賀さんにご迷惑を掛けてしまいますし・・・」
「俺は大丈夫だから。それに最上さん傘持ってないし、ね」
後押しの如く付け加えた。
「・・・・・・でも」
「それとも君は俺に襲われるとか思ってるの?君ってそんなにエ」
「では雨がもう少しおさまるまでいさせてもらいます」
また少しいじめてしまったが、からかわれて必死になる彼女が可愛く見えて仕方がなかった。
そんな俺は重症だろう。
>340
ゴバーク('A`)スマソそれ4だったよorz
では改めて。
「ガチャ」
ドアを開けると彼女が立っていた。手にはスーパーの買い物袋をさげていた。
どうやら俺に食事を作りに来たのだろう・・・社さんの頼みで。
「最上さん、どうしたの?」
俺は敢えて驚いた風に聞いてみた。彼女の反応が見てみたかったのだ。
「あの・・・、えっと。お食事を作りに来たんですが・・・」
「また社さんにでも頼まれたのかな?別にそんな律儀にやらなくても」
自分で言った事ながら少し凹みそうになっていたそれを遮った彼女は。
「いえ、頼まれてません。ただ私個人的に作りに越させていただいたんですけれど・・・ご迷惑でしたか?」
少し下から覗き込むように聞かれて俺は一瞬焦る。
彼女は時々こう言うことを無意識やってくる。そのたび俺は焦ってしまうのだ、俺の理性が持つのかどうかと。
焦ったのは一瞬。どうにかこみ上げてくる感情を抑え、彼女に答えた。
「いや。迷惑なんかじゃないよ」
「よかった〜。断られたらどうしようかと思いました」
どうやら彼女に俺の葛藤には気付かれていない様子だった。
しかし、こういう葛藤も時間の問題なのかもしれないけれども―――。
それから俺は彼女を家にあげた。
すでにキッチンの場所を知っている彼女は俺に「台所をお借りいたします」と言い、奥へと消えていった。
彼女がこの部屋に来てからもうどれくらいなのだろうか。もう数えることも出来ない程だろう。
俺の家のキッチンを彼女が迷いもなく辿りつける。
今の俺にはこのことでさえも気持ちを高ぶらせることは簡単なのだ。
要するに彼女のことばかり考えているという事は確かだった。
俺がリビングについた頃彼女はすでに料理の準備を終え、食材を切っていた。
そんな彼女を見てから、俺は静かにソファーに座りしばらくの間ずっと彼女の背中を見つめていた。
・・・・・・さん、・・・るがさん。
その声に気付き目を開けると彼女がいた。どうやら俺は寝ていたらしい。
彼女の奥からはいい匂いがたちこめていた。
「敦賀さん?起きましたか?」
俺は寝起きでまだ十分には回っていない脳で彼女の言葉を少し時間を掛けて理解し、答える。
「最上さん。・・・寝ちゃってたみたいだね。食事、一人で作らせちゃったみたいでごめんね」
「いいえ。それはいいと言うか、それを私が勝手に作りに来たわけですから手伝わせるなんて出来ません」
律儀な彼女らしい意見だった。俺は少々顔を綻ばせた。
「・・・じゃあ、食べようか」
「はい」
彼女の元気な声が部屋に響いた。
食事を終えようとした頃、ちょうど雨が降ってきた。
「雨が降ってきちゃったね。帰り大丈夫かな?」
「はい」
そう返事した彼女だったが傘を持ってきた気配は感じられなかった。
もしかしてこの雨の中を傘もなしに帰るのだろうか?
もちろん帰りは俺が車で送っていくにしろ、彼女の住んでいるという「だるまや」と言う店の前には止められない。
そうすると必然的に少し前で降ろすことになって、彼女は雨に打たれ濡れてしまう。
俺は必死に彼女を少しでもこの部屋にいさせる理由を自分で付けると、彼女に言ってみた。
「雨、激しいし帰るのもう少しおさまってからにしたほうがよくないかな?」
「う〜ん、でも敦賀さんにご迷惑を掛けてしまいますし・・・」
「俺は大丈夫だから。それに最上さん傘持ってないし、ね」
後押しの如く付け加えた。
「・・・・・・でも」
「それとも君は俺に襲われるとか思ってるの?君ってそんなにエ」
「では雨がもう少しおさまるまでいさせてもらいます」
また少しいじめてしまったが、からかわれて必死になる彼女が可愛く見えて仕方がなかった。
そんな俺は重症だろう。
食事を終え片付けをしていると雨は更に激しくなっていた。
ますます彼女は帰れなくなったわけだが、
俺としてはこの雨がもう少しだけ長く降ってくれることを願うばかりだった。
片づけを終え二人で途中に会話をしながらテレビを見ていた。
「最上さんはあの・・・」
その会話を向ける相手の方を見ると彼女は寝ていた。
その寝顔は俺を安心させてくれると同時に、自分の中の熱い感情が湧きあがってくるものだった。
俺は君のことがすきなんだよ。
彼女の顔に掛かっている髪を直しながら、俺は心の中で言っていた。
この言葉を声を出して、彼女に向けられるその日がくるまで。
彼女がちょっとでも俺のことを好きになってくれるその日がくるまで。
もう少しだけ、彼女を独り占め出来るこの雨が降り続いてくれればいいなと思う自分がいたのだった。
346 :
338:2005/07/06(水) 23:27:39 ID:???
今日、何年かぶりに禿しく雨に打たれて思いついた。
個人的には蓮が起きた時、「朝●ち」の描写を入れたかったんだが、
禿しく板違いだったためにやめた('A`)
スレ汚しスマソかった。
>>335-336 GJ!! 逃げないで〜w
すんげ可愛い蓮に萌え。素麺食べたくナターヨ
>>341-345 これまたGJ!! 個人的に夕食サービスのシチュ好きなんですよー
板違いの方はエロパロに、ぜし(^m^)
>335
GJ!!
CM見ると食べたくなるよね…わかるよ
蓮かわいいなw
>338
GJ!!
板違いワロス
今度は該当板でよろしくw
今日いぱーいだねー
まあええことよ
希望だしてもいいですか?
蓮が『ハニカミ』に出演したらデート相手はキョーコだった。
のが見たいでつw
作品てんこ盛りー
>335
夏らしい爽やかな雰囲気を届けてくれてありがd
>341
美味しくいただきますた
こってり味をゑロパロでお待ちしております
うわ、それおいしいな。
「仕事だから」とここぞとばかりに迫る黒蓮読みたい
夜の帝王から大魔王に変身する蓮の話を読んでみたい
>328さんに勝手に続けてみましたw
そういうのがダメポな方はスルースルー
注:・・・ここに持ってきてるんだから
さほどのモノじゃないのですよ〜ゴメソ〜
座り込んだ私の両脇には敦賀さんの腕。
背中は台所でふさがれ、これ以上下がる事も出来ずに
艶やかで皮肉な嘲笑いから目を逸らせないでいると、
・・・ふいにまた敦賀さんの親指が唇の上をなぞっていった・・・
掠められただけなのに・・・触れたソコは火がついたみたいにアツイ・・・
痺れるような感覚に気を取られていると、
親指が戻ってきて、唇の中に差し入れられて・・・
??!?敦賀さん、一体何を・・・???
「キスしたことある、ねぇ・・・
君くらいの年頃だと、まだ早いんじゃない・・・?」
唇に埋め込まれた親指がやわやわと舌をさする・・・
え・・・コレ、何・・・?なんでこんなにアツくなるの・・・
抜き差しされる指の感触しか分らなくなっていると、
すっと唇から指が抜けていき・・・
いきなり寂しくなった感触に我知らず敦賀さんを見上げて。
多分私は涙目だったと思う・・・
いきなり抱擁されて、キスされて追い詰められていたぶられて。
逃げ場のない今に一杯一杯で。
「・・・気持ちよかったの?・・・子供のクセに・・・」
深い闇の底を覗いたような瞳が、冷たく笑った。
・・・もう、逃げ場はなかった・・・私は・・・
結局寸止めでゴメソw;
許して〜〜
おまいさん達が待ち望んでたものが倉庫に届きましたよ。
次回の展開すごそうだぞ!
>356
(;´Д`)ハァハァハァアン
モエシチュ万歳
>354
続きGJ!!
…とオモタけど寸止めかYO!! orz
>358
へへ。ゴメソ(汗
・・・続きは書けたらエロパロ方面で書いてみるけど・・・出来るかなぁw;
期待はしないでおくんなまし・・・
さてお昼休みの人のいない時間にこっそり投下。
360 :
1/6:2005/07/07(木) 12:11:29 ID:???
事務所で社さんが打合せの間、ロビーで暇をつぶそうかと思った。
・・・ひょっとしたら彼女が通りかかるかも知れないしね。
角を曲がろうとすると、向こうから彼女の声が耳に飛び込んできた。
ちょっとラッキー、かな?・・・一緒にいるのは琴南さん?
「えーあんた、次のドラマ・・・キスシーンって?!」
ん??それって??!
琴南さんの台詞を聞いて、俺は物陰に立ちすくんでしまった。
おずおずとしたキョーコちゃんの声が聞こえる・・・
「いやぁ・・・ねぇ?準主役もらっちゃって・・・
せっかく仕事来たのに嫌なんて言えないし・・・(汗」
「・・・ていうかさ、アンタ経験あるの?・・・キス(照」
「ある訳無いじゃない、そんなの!!」
・・・そーいや以前そんな事言ってたね・・・
ドラマの相手役がファーストキスって・・・え"っ・・・
361 :
2/6:2005/07/07(木) 12:12:01 ID:???
「・・・アンタはそれでいいの?アンタの事だから、
最初は好きな人とロマンティックに、なーんて夢見てたんじゃないの??」
「・・・確かに昔はそうだったけど、ね。
今は・・・もう誰かの事好きになるなんて考えられないし・・・」
「なーんか、アンタの事見てる男が聞いたら泣き入るかもね、その発言(クス」
「やだなぁ、モー子さん、そんな人いる訳ないじゃない!」
「そうね、ブリッジロックのリーダーとか?
彼にその話したら、先に自分と!とか言うかもよ?」
「まっさかー(ケラケラ 光さんは親切な先輩ってだけだよ〜
第一演技じゃなきゃキスなんて出来ないもん・・・」
「・・・あ、そういえば敦賀さんにはその話したの?」
「・・・なんで?今特に仕事頼まれてる訳じゃないし、
敦賀さんいつも忙しいから会う機会って特にはないよ?」
「・・・いや、だって・・・いっつもアンタ敦賀さんのこと
お世話になってる先輩って言ってるじゃない・・・」
362 :
3/6:2005/07/07(木) 12:12:36 ID:???
・・・まさか、琴南さんは俺の気持に気が付いてる?!
それ、まずいなぁ・・・と内心焦っていると、
キョーコちゃんのいたって平静な声が聞こえてきた。
「え?確かに敦賀さんにはDarkMoonの前からお世話になってるけど
今回の仕事とは全然関係ないよ?」
ぐさっ。あ、痛い・・・なんか刺さった気がする・・・
「私は敦賀さんにとってはただの一後輩だしー。」
がこん。うっ・・・頭の上に何か落ちてきた気が・・・
「第一私元々は敦賀さんに嫌われてるもの。
最近は私に対しても大目に見てくれてるみたいだけど・・・
自分から危ない橋は渡りたくないわ・・・(汗」
・・・君は未だに俺が君を嫌ってると思っているのか・・・?!
嫌いな後輩を家に上げたりご飯を作ってもらったり
家に送っていったりetcetc...するか、普通?!
・・・ぷつん・・・頭が真っ白になったと思ったら・・・
何か切れた音がしたよ・・・
363 :
4/6:2005/07/07(木) 12:13:09 ID:???
琴南さんと別れてこちらに向かって歩いてくる
彼女の二の腕を物陰からふいにつかんだ。
「・・・やぁ。久しぶりだね。」
「っ・・・!?敦賀さん??」
ニヤリと微笑んで見せると・・・彼女はピキッ・・・と強張って。
「最近どう?」
「え・・・っと・・・あ、新しいドラマの仕事が入ったんですよ!
2時間ドラマの準主役なんですけど・・・」
「・・・がんばってるんだね?どんな役?」
「ヒロインのライバルで、主人公を取り合う役なんです!
結構出番あるんですよ。キスシーンとかまd・・・アッ・・・」
「・・・へぇ・・・」
364 :
5/6:2005/07/07(木) 12:20:09 ID:???
腕に絡まった俺の手を振りほどこうとするのも忘れて
彼女は真っ赤になって俯いてしまった。
「・・・でもさ、君以前キスしたことないって言ってなかった?
そんなんでちゃんと役をこなせるの?」
「・・・出来ると思います!頑張ります!女は度胸!!」
「いや、度胸とかじゃなくてね?」
・・・頬に手を当てて上向かせて。
俺が口の端の微笑を深くして絡め取るようにじっと見つめると・・・
君は目を泳がせたまま、硬直している。いっそ好都合だよね・・・
・・・視線を絡めたまま静かに唇を奪った。
泳いだ視線が一気に正気に戻ると、
君は俺の胸を押し返そうと一生懸命腕に力を入れている・・・けど。
・・・女の子の抵抗って、ほんと可愛いよね・・・(クスクス
365 :
6/6:2005/07/07(木) 12:21:06 ID:???
充分に堪能した後ゆっくりと唇を離すと、
彼女はしばし呆然として・・・
「・・・っつつるるつ敦賀さん・・・??!?
一体何するんですかーーー!!!」
・・・うん、相変わらずイイ肺活量だね。
「何って、演技指導だよ?」
「・・・こんな演技指導がありますか!!??」
「だって、君、キスしたことなかったんでしょ?
そんなんでいきなり演技に臨んだって無理だって。
でもこれで大丈夫だと思うよ?(フフッ」
敦賀さんの意地悪、いじめっ子、夜の帝王、バカーーー!!!
・・・と散々罵りながら首まで真っ赤な彼女は走り去って行った。
俺だって君の発言結構ショックだったんだから、
この位の意趣返し、いいだろう?
・・・この気持は隠すつもりではいるんだけど、でも。
やっぱり君のファーストキスは他の誰にもやりたくなかったしね――…
366 :
おまけ:2005/07/07(木) 12:23:45 ID:???
打合せの終わった社さんは。
「蓮・・・お前、頼むから場所考えてくれよ・・・(泣」
キョーコの声がしたんで、引き返してきたモーコさんは。
「あれって、やっぱり・・・やっぱりよねぇ。
前から疑わしいとは思ってたけど、ね・・・」
***
今晩は電○が来る気がするので今の内にこっそりこっそり・・・
なんかありがちなネタでごめんw;
七夕ネタでどなたかいらっしゃいませぬか〜?
>359
GJ!!!
帝王・蓮 いいねえ!!
でも途中の傷つく蓮も萌え
>359 GJ!!
がこん。に禿ワロタw ←3等身になってるとこ想像しちまったよトホホ
354の続き期待して松(^m^)
369 :
マロン名無しさん:2005/07/08(金) 02:00:46 ID:/RnYZ7DC
ネ申降臨期待あげ〜
あの〜
いつもはロム専の者なのですが
只今、身の程知らずにもSSを書いています。
恐らく本日中の投下となりますので
駄作イラネな方は華麗にスルーして下さい。
>>370 щ(゚▽゚щ)イヤッホウ お待ちしております!
アチラのあまりの流れに、旅に逝こう……と本気で考えましたが、
職人さん方に勇気もらいました。GJ!
ストックあさってみたら、なんとか一個あったので、待ち時間のつなぎに投下してみます。
ありきたりネタかもしれませんが、すんません。
「京子ちゃん」
そうはじめて呼びかけたときの君の顔が忘れられない。
口をぽかんとあけて、乙女にあるまじき呆けた顔のまま固まっていたっけ。
けっこうインパクトがあったな。君に惚れているはずの俺が、思わず噴出してしまうほどにはね。
「な、なんでしょう。なにか、私、気に障ることでもいたしましたでしょうかっ??!」
われに返ったとたんに涙目で問いかけてくる君だけど、それはないんじゃない?
「そんなに変かな……俺が京子ちゃんって呼ぶの。現場で最上さんっていうのも不自然かと思って」
Dark Moonの撮影も順調に進み、今は後半にさしかかっていた。
俺のせいで撮影が押してしまったこともあり、より気合を入れて日々撮影に向かっている。
どこかしらピリピリムードだった現場も、初回放送から良い数字が出たこともあり、
今は良い方向に活気付いている。
「京子ちゃんって、本名は最上さんなの?」
先ほど前室でスタッフと何気なく交わされた言葉。
「え…?はい、そうですけど。どうしてですか?」
戸惑いつつも答える彼女に、そのスタッフはこう答えた。
「だって、敦賀君がいつもそう呼んでるから」
372 :
2:2005/07/08(金) 23:02:19 ID:???
本名がばれたからといってすぐに何か影響があるわけではないが、業界内での名前が京子な以上、
それ以外の呼び方をすれば、まわりの気を引いてしまうのは当然なわけで。
「だから、俺もまわりにあわせたほうがいいのかなと思ったんだけど……嫌だった?」
「いえっ、もちろんそんなことないですっ!お気を遣わせてしまって申し訳ありません……」
そう言って目をそらせ、顔をほんのり赤らめる彼女。
ついつられて赤くなってしまう自分の姿がらしくないことは分かっている。
「でも……」
「ん?」
何かをつぶやきかけた彼女に、すばやく反応しすぎたらしい。
「いっ、いえ、なんでもありません」
と、そのまま言葉を飲み込んでしまった彼女をほおっておけるわけもなく。
「気になるじゃないか。何?」
自分では促すための笑顔だったのだけど、彼女にはそう映らなかったらしい。
そんなに萎縮しなくても……。慣れているとはいえ、ちょっと傷つくな。
そんなこちらの心情を知ってか知らずか、またも少し涙目になりながら彼女はこう答えてくれた。
373 :
3:2005/07/08(金) 23:03:03 ID:???
「いえ…その……実は嬉しかったんです。敦賀さんが最上さんって呼んで下さるの。
京子ももちろん私の名前ですけど、それは仕事場での私で。最上の名前で呼ばれると
私自身に呼びかけられてる感じがするというか…。その、こんなこと言うのもおこがましいですけど、
はるか遠い存在の先輩である敦賀さんが、なんだか近くに感じられる気がして…―――」
そう言ってさらに顔を赤くした彼女に、今度は自分が言葉を失った。
彼女がうつむいてこちらを見てくれないのも、今はありがたい。
きっと自分の顔も同じくらいに赤くなってしまっているだろうから。
「じゃあ、仕事場では京子ちゃんで、それ以外の場所は今までどおりでいい…かな?」
なんとか平静をよそおってそう伝えた言葉に、彼女は嬉しそうにうなずいてくれた。
ただ、君は気がついていないかもしれないけれど、いつも俺は同じ気持ちで呼んでいるよ。
誰よりも気になる存在で、誰よりも俺の気持ちを揺さぶって、誰よりも……愛おしい、
君の名前を。
なんだか失恋したみたいに、まだぽっかり穴があいてる気分ですが、
(ゆえにだいぶ前のストックを引っ張り出してしまった…)
もうSSなんて書かないなんて、言わないよ絶対〜。
駄作乙
ごめん、探したんだけど見つからなかった。避難所ってどこの板にある?
>>371 GJ!!
実は気になってたんですよ、そこ。
ダクムンの撮影現場でも「最上さん」って呼んでるから…。
原作でそこんとこフォローしようとしたら、やっぱ寄り道になっちゃうから
あえてスルーしてるんだろうなあ。
…はっ、実は伏線のひとつ!?
>>370 待ってるよん щ(゚Д゚щ) どんとこーい
>375
駄レス乙w
>371
書いても書いても自分が納得いくかどうかは
また別の問題だと思うよ。
向こうとこっちで気がつきゃ20本超えで落としたけど
駄過ぎてご迷惑か?とかいつも思うし
今だって書いたものに自信なんて持てない。
でも、元々ここってそういう場所かな?って。
たまたま湧いちゃって書いちゃって落としてみて。
ダイレクトな感想がもらえりゃ恩の字かなって思う。
私もちまちま書いてこうかなって思うんで
似た事思ってる人がいたら、嬉すぃな・・・w;
>>371 GJ!!
自分も何げに呼び方気になってた。
ダクムンスタッフやキャストに突っ込まれないのかなっ?ってオモってたので…
蓮だけが『最上さん』って苗字呼びするから、あの2人はどういう関係だ?
なんて展開にならないかなぁ〜。ある意味噂になりそうな感じなのにw
381 :
380:2005/07/08(金) 23:55:46 ID:???
書き忘れ…
>>370щ(゚Д゚щ)カモーン
楽しみに待ってるYO!
382 :
371:2005/07/09(土) 00:39:07 ID:???
レスありがd。
空回り中なので、しばらく頭冷やしてくるノシ
383 :
370:2005/07/09(土) 01:14:12 ID:???
遅くなりましたが何とか完成致しました。
無駄に長くなってしまったのですが
よろしければお納め下さい。
タイトルは「第2の衝撃」です。
ーーそれは本当に最悪なタイミングだった…。
以前、連ドラで相手役だった女優と再度共演が決まったと聞いた時、ドラマ収録時、彼女の秋波をすべて無視していた過去があるだけに嫌な予感がしていたのだが意外にもスムーズに撮影は進みラストカットを残すのみになった。
384 :
370:2005/07/09(土) 01:16:44 ID:???
ラストカットは彼女が俺に向かって走って抱きつき
俺も彼女を抱き締め返すとゆう、まぁ、ありがちなシーンだ。
今まで何事も無く進みラストカットとゆう事もあり
油断があったのだろうか、本番中、抱きついた彼女が
俺にしか見えない角度でフッっと微笑むと突然
首に痛みが走り、首には彼女が咲かせた赤い花が咲いていた。
「私の気持に気付いていながら、しらん顔した罰よ。」
少しすねた顔をしながらも笑って彼女は去って行き
俺は俺で掌で首筋に咲いた赤い花を押さえつつも苦笑いで終わった。
それだけの事だったんだ…。
それから数日後。
事務所の地下駐車場で社さんを待っていると
すぐ近くをワゴンが停まり中からピンクツナギが元気に降りてきた。
「送って頂いてありがとうございましたっ」
ニコニコと元気よくワゴンの中に話しかけると中からブリッジロックの光くんが
「いいよ、いいよ、どうせ仕事の通り道だし、キョーコちゃんの為ならこんな事、お安いご用だよw」
と、嬉しそうな顔をして答えていた。
……ふ〜ん。
俺と会っている時と違って随分と明るく笑っているじゃないか。
なんだか、面白くないな…。
385 :
370:2005/07/09(土) 01:19:48 ID:???
最近なぜか彼女から避けられている気がしてならない
自分がいるだけに、どうしようもなく沸き上がる
不快感を覚えながらも、2人はそんな俺に気付かずに
親しげに別れの挨拶を交しあい、光くんを乗せたワゴンは
次の仕事場へ向かい、彼女はこちらに向かって歩き始めた。
歩き始めた彼女はすぐに俺の存在に気付き、いきなり顔を引きつらせた。
「あ゛っ 敦賀さん…(汗」
「やあ、最上さん久しぶりだね、元気だった?(キュララ☆」
「はっはいっお久しぶりですぅ〜っ(ビクビク」
「……最上さん……。
この間から聞こうと思っていたんだけど、最近俺の事を避けていない?」
386 :
370:2005/07/09(土) 01:23:33 ID:???
「ーーっそっそんな事ある訳が無いですっ!!
たったまたまタイミングが合わなかっただけですよっ
あっっ私もう時間が無いので失礼しますっ」
そう、一気に巻くし立て、慌てて逃げ出そうとする
彼女の腕を掴んで引き寄せ、目をしっかりと見据えて
彼女に話しかけた。
「ーーー今の君の態度は避けてるとしか
言いようの無いモノだと思うんだけど…?」
「ーーそんな…そんな事は……。」
腕の中に閉じ込められて逃げ場の無くなった彼女は
視線をさ迷わせ、最後にはうなだれてポツリと呟いた…。
「……すみません……。
敦賀さんのおっしゃるとうりです……。」
下を向いてしまった彼女に安心させる様に微笑み問かける。
「最上さん…。
何か理由があるなら、怒りはしないから教えて欲しいな…。」
問いかけに促されるように彼女はおずおずと
俺を見上げ、口を開いた。
>370
待ってます。
>371
GJ!!
芸名で呼ばないとだめだよね。
この作品を読むまで気付かなかった。
ありがとう。
私の場合。
ネタ浮かぶ(この時が一番楽しい)
↓
勢いで書く(うまく文章に出来ず苦しい)
↓
SS投下(どきどき)
↓
返事もらう(うれしい&間違い発見で落ち込む)
という感じかな。
388 :
370:2005/07/09(土) 01:31:54 ID:???
「あの…。
この前から、敦賀さんと会ったり、見掛けたりするたびにダークムーンごっこの時の、あの時の敦賀さんを思い出してしまって、なんだか…。
何だか胸がモヤモヤして、それで敦賀さんと顔を会わせるのをできる限り避けていたんです…。」
顔を赤らめながらポツリポツリと話す彼女の告白を聞いているうちに、胸の奥がじんわりと暖かくなり自然に笑みがこぼれた。
ーー俺の想いは誰にも、決して知られる訳にはいかない。
しかし、押さえ付けても育ってしまうこの気持ちはどうすればいいのだろうーーー?
彼女としっかり話をしたくて彼女の両肩に手を置き、体を屈めて目線を合わせ話しかける
「最上さんーーー。」
未だに顔を赤らめている彼女に向かい、語りかけようとしたところ突然彼女は「あっ…。」と、呟き、赤らめていた顔を更に真っ赤にさせて低い声で更に続けた。
「…敦賀さん…。
その首にあるモノって…。」
瞬間。
頭の中が真っ白になり
次の瞬間に今の今まで存在すら忘れていた赤い花を
手で音が鳴るほどの勢いで隠し、思わず立ち上がり後ずさって
彼女を見ると、そこには正に未緒がいたーー。
「も、最上さん…!?
いやっコレは……っ」
389 :
370:2005/07/09(土) 01:33:42 ID:???
「やっぱり敦賀さんも、そうなんですね……?」
「やっぱりって…最上さん話を…っ」
「今の今まで違う違うと信じてきたのに、この間のごっこの時から思っていたんですけど、敦賀さんて随分と女性関係が豊富でらっしゃるんですね…?」
彼女から発せられる黒いオーラと何よりも、言われの無い、何とも形容しがたい焦りが先行して言葉を失っていると、それを肯定の証しと受け取ったのか彼女は更に言い募る。
「なんて事なの…っ
アイツといい敦賀さんといい、どうして私が好意を覚えた人達ってこんななの…!?
てゆーか男ってみんなこーなのかしらっ!?」
彼女から発せられた、あまりと言えば、あんまりな発言を聞き、とにかく落ち着かせようと、肩に手を置こうとするが彼女の手によって弾かれる。
「触らないで下さいっ!!」
「も、最上さんっ!?」
390 :
370:2005/07/09(土) 01:35:02 ID:???
「そんなーー。
何人もの女性に触れたのか判らないような手で私に触らないで下さいっ!!」
彼女の目は雄弁に『この女の敵がっっ』と語っており
次の瞬間、言葉をはさむ隙も無く「失礼しますっっ」とゆう言葉と供に立ち去ってしまった……。
敦賀 蓮。
人生で2回目の『テンパる』を体験するが、未だに打開策は見付かっていないーーー。
終り。
あはははは!!!
Gj!!
ありそうな話だよ・・・w
392 :
370:2005/07/09(土) 01:39:15 ID:???
なかながとスレ汚しをしてしまってすみませんでした。
371
慣れない書き込みにレスを付けて下さってありがとうございます。
私は貴方がいたから書けました。
また素敵なSSをまっています。
GJ!
>彼女の目は雄弁に『この女の敵がっっ』と語っており
今のキョーコならこういう感想抱くだろうなー
>370さん
割り込んでしまい、すみません。
GJ!!です。
本編に出てきそうな話ですね。
美月(逸美だっけ?)がやりそう。
395 :
135:2005/07/09(土) 02:02:50 ID:???
>370
GJ!
>『この女の敵がっっ』
めっちゃワロタ。
直後に愚作で申し訳ないのですが。
プリンCM、リーダー編、書いてみました。
思ったとおり長くなってしまいましたが、投下させてください。
ブリッジロック、リーダー以外のキャラがよく分からないので
勝手に作ってしまいました。
不快な人いたらごめんなさい。
「気まぐれ」収録後。
いつもどおり、京子ちゃんに近づいて、
いつもどおり、「今日もいい天気だね。」と話しかけ、
いつもどおり、たった一言二言言葉を交わし、
いつもどおり、食事を断られたあと、
いつもどおり、メンバー三人での食事中のこと。
急に、慎一が聞いてきた。
あ、慎一ってブリッジロックの残り二人の一人ね。
「リーダーってさ、何で京子ちゃん好きなの?」
「あ、確かに、不思議だよなー。彼女のどこがいいの?
リーダーって地味好きだった? それとも、鳥好き?」
割り込んできた、失礼なこいつはもう一人のメンバー雄生。
「なんだよ、いい子だぞ?」
彼女がけなされると、ちょっと必死になってしまう。
「彼女のいいところ、ね。えーっと。たくさんあるんだけどね。
たとえば・・・。そうだ、お前ら、あの鶏の被り物、かぶってみたことある?」
「いや、ないけど? えっ、まさかリーダーって・・・」
急に雄生が深刻な顔をした。ん?なに?
居住まいを正して、雄生が続ける。
「リーダー。そういう趣味なら仕方ないかもしれないけど・・・。
でも、やめといたほうがいいと思うよ。
俺の高校の同級生にもいたけど、見つかった時、大変だったし。」
「??? 雄生、何言ってんだ?」
「リーダー・・・、着ぐるみ被ってみたってことは、匂いフェチなんでしょ?
そりゃあ、そういうフェチには着ぐるみなんてパラダイスだろうけど。
高校のときのそいつは好きな子の体操服のにおい嗅ごうとして、
こっそりかぶってるところを見つかって大騒ぎに・・・って、おわぁ?!」
思わずはたいてしまった。んなわけあるか!
「違うって! この前さ、彼女に言ってちょっと着させてもらったんだよ。
あの鶏ってね、めちゃ重いんだよ。暑いし。
あれ着て動くのは男でもかなりキツいと思った。
しかも、坊をやるってピエロやるみたいなもんじゃん?
汗だくではぁはぁ言いながらみんなを笑わせてさ。
誰も彼女自身を見てくれはしなくて。
絶対、しんどい仕事だと思うんだよ。
彼女まだ16だし、もっとチヤホヤされたいだろうに。
なのに、彼女、現場で嘆いたことないんだよね。
着ぐるみ脱いだあとも、ぐたーっと伸びたりせずに
汗だくでもシャキっとして、スタッフに気持ちよく挨拶してるんだよ。
気持ち隠していつもニコニコ。けなげじゃん?」
俺は、力説した。彼女は健気でがんばりやで、素敵な女の子だと。
・・・が。雄生は女を見る目がない。まったくない。
「いや、単に彼女、坊役気にいってるんじゃない?
実際、楽しんでるだけだと思うよ。
彼女、かなり変わった子みたいだしね。何せ未緒だし。」
脱力。
「お前な・・・。分かってないな。じゃあ、最初のときの事、覚えてるか?」
「最初?」
「最初の収録のとき、彼女、急に坊やらされて、
訳わかんない中で必死になってるのに不破にいびられて、
結局、彼女の方が叱られて、おろされたじゃん?」
「ああ。」
「あの時さ、たぶん彼女、泣きそうになってたと思うんだよね。
着ぐるみきたまま、トボトボ背中丸めて歩いてどっか行っちゃったんだよ。」
「そうだったの?」
「そう。でも、30分後くらいに戻ってきたときには、もう普通の顔してた。
で、ペコって頭下げて、『ご迷惑おかけしました』って。
どこかで一人で切り替えてきたんだろうね。
健気で、一生懸命なかわいい子なんだよ、絶対。
レギュラーになってからだって、気にしてずっとみてたけど、いつも礼儀正しくて、
素直で、表情クルクル変わって可愛くて、優しくて。あ、そうそう。この間も・・・」
「・・・ストップ。もーお、分かったから。も――いい。」
彼女の魅力を15分ほど語ったところで雄生が止めてきた。
あ?こんなんじゃ彼女の魅力は語りつくせてないぞ?
まったく、雄生は。せっかく興が乗ってきたのに。
と。
それまで黙っていた慎一が口を開いた。
「あのさ、リーダー? そんなに好きなら、
もっとちゃんと話かけたりとかした方がいいと思うよ?」
慎一はちょっと哀れんだように、俺を見ている。なんで?
「ん、なんだ?会うたびに話しかけてるよ。食事は断られ続けてるけど。」
俺がそう言うと、慎一はさらにため息までついた。だからなんでよ?
「えっとね。実はこの前、偶然事務所の廊下で彼女にあってさ。
話の流れでリーダーのイメージ聞いてみたのよ。
で、あのね。言いにくいんだけど・・・」
「っ!」
つ、続きは?
聞きたいが聞きたくないが気になるますえん、あわあわ。
「彼女ね、リーダーはとっても優しくて気遣いやさんだと感心していたよ。」
「え?ホント?」
えっ? 好印象なの? 俺、舞い上がっていいの?
慎一はさらに続けた。
「彼女ね、こう言ったんだ。
『光さんは収録があるたびに私に気を使って話しかけてくれるんですよ。
私みたいな鶏ごときじゃ話す話題も分からないらしくて、
いつもお天気の話で始まるんですけどね。
それなのに、そうまでして無理して毎回話しかけてくれるんですよ?
それで、社交辞令でお食事まで誘ってくださるんです。
さすがグループのリーダーは違いますね。尊敬してます。』
だって。」
ガーン ―――・・・ マジデスカ――――。
いや、だって。「今日も言いお天気だね。」しか話しかけるきっかけが・・・
緊張するんだもん(泣)
そんな悲しいお知らせを告げられて一週間後。
俺に最高のお知らせが飛びこんできた。
今日は間違いなくお天気以外の話ができる。
「京子ちゃん!」
「あ、光さん。おはようございます。」
ふかぶか頭を下げ―――ようとして、胴体が曲がらない彼女。
今は「気まぐれロック」の収録前。もう、鶏の胴はつけている。
「最上さん!CM主演決定おめでとう!」
「ええ。本当に今日も良く晴れて・・・え?あ、ごめんなさい、今何か?」
うっ・・・。ホントに天気の話題しかないと思ってるね?
―――・・・負けるもんかっ!
「いや、CMおめでとうって言ったの。
でね、俺達、そのCMのイメージソング作ることに決まったんだよ!」
「え?プリンのですか?」
「そう。共演だね。俺、すごくそれが嬉しくて。
今、京子ちゃんへ俺の思いを込めて歌詞を・・・―――」
「え?」
「あ、あ、えっと、あのね?
えっと・・・京子ちゃんが気にいるような曲を・・・きっと作るからね。」
「はい。楽しみにさせていただきます。」
うーん。いまいち。つか、俺、ヘタレ?
でも、大丈夫だよ、たぶん。
思いは口で直接言えなくても、曲できっと伝わるはずだもん。
先週はまたまた「今日はよくふるね」と話しかけてしまった。
情けないな。でも、大丈夫。めげたりしない。
今週はついに彼女への告白曲・・・じゃない、ブリッジロックの新曲が完成したのだから。
京子ちゃんのCMへの曲提供が決まったとき。
慎一と雄生は「よっしゃ!リーダーのために最高の曲を!」って
最大限に協力も努力もしてくれた。
雄生なんて「打倒京子!」のハチマキを三枚作ってきた。
・・・いや、なんか違うんだけど。でも嬉しいよ。
完成した曲のタイトルは「青いきらめき」
俺の中の彼女のイメージ。彼女への思い。
そしてサブタイトルは・・・―――「鶏の歌」
サブタイトルを聞いた二人は一瞬固まったけど。
そのあと吹き出して。
「まあ、飛べない鳥だからいいんじゃないの?」と言ってくれた。。
ありがとう。俺は最高の仲間を持った、世界一しあわせなリーダーだよ(涙)
「青いきらめき―――鶏の歌」
はじめて見た君は涙を隠していた。
そっと一人で泣いていた。
そのときからね、僕はずっと見つめてた。
君のなみだを僕が乾かしたくて。
まだ青い君のこと
平凡な女の子だとみんな見逃して
そのきらめきに、誰も気づかない。
一途でいつも一生懸命。
喜びも怒りも驚きもクルクルと
顔に表わす、君の魅力に。
哀しさだけは人に見せない、切ない君を僕が守れたなら。
飛べない鳥と思い込んでる君だけど。
天使の君は羽ばたける。
僕はそれを知ってるよ。
空を飛んだなら、地上はきっととてもちっぽけに見えるはず、
みんなが君の事をまぶしく見上げる
そんな日が必ず来る。
君と二人で、二人きりで。
いつか大空に飛んでゆきたい。
放映された新開監督のCMは、素の京子ちゃんの良さを前面に出していた。
平凡な女の子が、好きな人を思ってキラキラ幸せそうな笑顔で
とびっきり可愛くみえる。
そんなCMと曲が上手くはまって、京子ちゃんも、曲も、プリンもヒットした。
京子ちゃんは、やっぱりとてもかわいかった。
素のままの彼女の良さを撮るなんて、新開監督は本当に鬼才なんだと思う。
そりゃあ、不破のプロモの京子ちゃんも良かったけど・・・ね?
もちろん、何度も見たけどね? そして買ったけどね、3枚ほど。
でも、素のままの彼女の方が俺にはずっと・・・―――。
しかも、俺の曲が流れる中、幸せそうに買い物をしてるなんて。
たまらないよ。幸せだよ、世の中すべてが大好きだ!
CMが流れるたびに俺はドキドキして。
第一弾CM放映の間、見るたびずっと舞い上がり、
「気まぐれ」の仕事中も幸せだった。
あいかわらず、お天気話でしか話しかけられないけれど。
そして、気持ちもまったく伝わってないようだけど・・・
―――かまわない。
だって、ここまで露骨に「鶏の歌」なんて言ってるのに
それでも彼女、ちっとも気付かないんだから。
「素敵な歌詞ですねー。」と言っただけ。
嬉しがりもしないけど、嫌がってもいない。
それって、俺がはぐらかされてるとか、彼女が鈍いとか言うより、
彼女が今はまだまだ全然、恋愛に心が向いてないってことなんだと思う。
なら、ゆっくりでいいさ。
今は、曲を気にいったと言ってもらえて、それで幸せだ。
せっかく協力してくれた二人には申し訳ないけど。
俺は満足なんだ。
そう。そう思っていたんだ。本当に。本当にそう思って満足してたのに。
一ヵ月後、俺は叩きのめされた。
CMに第二弾があるなんて知らなかったよ、俺・・・。
新開監督は鬼才じゃなくて、きっとただの鬼だ。
俺の曲で別の男とのアツアツシーンを見るなんて。
あの巨大プリンの後ろで・・・、どうなってたの、京子ちゃん?(泣)
あぁ。CMが流れるたびにしょぼくれる。
慎一。頼むから哀れむような目で見ないでよ。
いや、慰めもいらないから。
京子ちゃんのあれ、ただの演技だし?な?そうだろ?な?な?
で、雄生? ・・・ポルノビデオとかじゃ、俺、慰められないんだけど?
でも、気づかいありがとね、10本も。
え? あ、11本なの? え?一本はにおいフェチ物?
だから違うってのに。ってか、匂いフェチのビデオって何???
うん。だけど、本当にありがとう。二人とも。
俺は、素敵なメンバーに恵まれた世界一幸せなリーダーだよ・゚・(ノД`)・゚・
以上です。
「雄生」ってなんて読むんでしょう?
変換の都合上「おすなま」と入力していたら、こんなキャラになっちゃいました。
すみません、すみません。
そして、長々長々長々長々、さらに長々とすみませんが、
リーダー編と、蓮編が連動しているので、もう少し仕上げたら投下させてください。
一時間以内に投下すると思います。
起きてて良かった!!
神よ!!今夜は眠れないかも。10巻読み直しながら投下を待ちます!
407
雄生…。
ストレートに「たけお」もアリなのでは?
411 :
135:2005/07/09(土) 02:44:50 ID:???
>408
うっ。ご期待に沿えるかどうか。
でも、すごく嬉しいです。ありがとうございます。
>409、410
あ、なるほど。
でも、どちらも私のパソコンで変換しないんですよ。
うちのPCは「おすなま」が好きみたいです。
今から蓮編、投下します。
よろしければ、読んで下さい。
412 :
CM 蓮編:2005/07/09(土) 02:45:47 ID:???
蒼いきらめき?
この歌詞はいったい? 偶然か?
プリンのイメージソングだと渡された曲を聴き、
俺は何かマズイことがばれたかのように動揺した。
はじめて見た君は涙を隠していた。
そっと一人で泣いていた。
そのときからね、僕はずっと見つめてた。
君のなみだを僕が乾かしたくて。
そう、俺が彼女を初めて見たとき。
彼女は一人で泣いていた。
その涙を止めたくて、手に握らせたきらめく蒼い石。
クルクル変わる表情が可愛くて。
一生懸命で一途な彼女が愛しかった。
今もそれは変わらない。
413 :
CM 蓮編:2005/07/09(土) 02:46:22 ID:???
CM撮りは、やたら難航していた。
スケジュールの都合上、第一弾も第二弾もまとめ撮りする。
だけど先に撮っている第二弾分の恋人達の撮影がまったく上手くいかない。
料理を作ってくれている彼女の家に俺が訪ねていく。
そして最後にプリンを食べる。
その設定以外、全部即興。
音声は入らないので、好きにしゃべってかまわない、と言われていた。
しかし。
最初のシーンから上手くいかない。
彼女が・・・何度やっても、どうしても「未緒」になってしまう。
いつもは自分の演技に共演者を引きずり込む俺にも、どうにもできない。
分かっているよ。
健気な演技をしようとすると、あいつとのことを思い出してしまうんだろ?
「ラブミー部員にはきつい役だね。」
「すみません。何度も何度も。どうしたらいいのか・・・。」
「えっと、そうだね。他の人を思い浮かべてみたらどうだろう?
いろいろ優しくしてあげたい相手って、誰かいないかな?」
「優しくしたい相手・・・ですか?」
「そう。その人相手にご飯を作ってあげるんだ、と思ってみて?」
「・・・やってみます・・・―――」
アドバイスが効いたのか、次のテイクはかなりマシになった。
でも・・・、恋人をみる目には程遠い。
414 :
CM 蓮編:2005/07/09(土) 02:46:54 ID:???
「カ―――ット! もういい! しばらく休憩!」
監督の声がかかり、彼女は青い顔でセットから離れた。
俺はスタジオの隅で小さくなって座っている彼女のそばに近づく。
「敦賀さん・・・。ごめんなさい。ご迷惑をおかけして。
スタッフの方にも、監督にも・・・。私もう、どうしたらいいのか・・・―――。」
「大丈夫。さっきのは随分良くなってはいたから。
恋人って言うより、友人をみる目だったけど。誰を思い浮かべたの?」
「・・・モー子さんです。」
なるほど。どおりで。
「男の人のほうがいいんでしょうけど。
私、自分に恋人ができるなんて、想像できないんです。
誰かに尽くすなんて、分からない」
搾り出すような声で、それでも微笑んで見せようとする彼女に、胸が痛い。
「変なことを言うね。君は十分、一生懸命になることを知っているじゃないか。
苦手な俺のためにまで、看病したり、演技練習に付き合ったり
何も言わないのに、お弁当作ってくれたり、いろいろしてくれたじゃないか。
可愛い恋人を演じることは、きっとできるはずだよ。」
「・・・―――ありがとうございます。でも・・・。」
彼女は黙って首をふった。そして黙り込んだ。
415 :
CM 蓮編:2005/07/09(土) 02:47:41 ID:???
見ていられない。
不破なんて男のせいで、人を愛せないと思い込んでる君。
あんなちっぽけなヤツなど、相手にしなくていいと分からせたい。
君は・・・。素の君は、本当に人のために一途になれる子だ。
けれど、俺の言葉は君に届かない。
飛べない鳥と思い込んでる君だけど。
天使の君は羽ばたける。
僕はそれを知ってるよ。
空を飛んだなら、地上はきっととてもちっぽけに見えるはず、
みんなが君の事をまぶしく見上げる
そんな日が必ず来る。
だけど、今、俺には何もできない。
こそこそとスタッフの陰口まで聞こえてくる。
「やっぱ、無理なんじゃん?あの子。たまたま未緒役がはまってただけでさ。
演技、ドシロウト以下だよ。」
「無理だよなー。顔も大して可愛くないしな。
見た目に魅力あるわけでもないのに、演技力なかったら何のとりえもないじゃん。
何で彼女使ってるんだろうな、監督?」
「かいかぶって起用しちゃったんだろ。引けなくなってるだけじゃん?
休憩後、まだダメならさすがにおろすだろ。まったく・・・。」
416 :
CM 蓮編:2005/07/09(土) 02:49:00 ID:???
彼女にも聞こえているだろう。
それでも、彼女は泣きはしない。必死で、一点を凝視する。
手には・・・蒼いきらめく石を握りしめて。
「その石・・・ あのときの・・・だね?」
「はい。」
「おーい、蓮! 先にお前一人のシーン、撮ってしまうから。」
監督から声をかけられ、彼女を一人残してカメラの方に向かう。
うつむいた彼女を残したまま。
「コーン」ではなく、今の俺は、君に何がしてやれるだろう?
彼女は絶対に演じられる。それは俺が良く知っている。
演技の才能はある。人に尽くす気持ちも持っている。
アイツのせいで少し、上手く表に出せないだけだ。
まだ青い君のこと
平凡な女の子だとみんな見逃して
そのきらめきに、誰も気づかない。
一途でいつも一生懸命。
喜びも怒りも驚きもクルクルと
顔に表わす、君の魅力に。
哀しさだけは人に見せない、切ない君を僕が守れたなら。
417 :
CM 蓮編:2005/07/09(土) 02:51:30 ID:???
俺の単独シーンはあまりないから、撮影はすぐに終わってしまった。
もう少し、彼女に時間をあげたかったのだけれど。
彼女は・・・―――大丈夫だろうか?
スタジオの隅に目をやる、と―――
君は実に面白い呆けた顔をして、椅子に甘えていた。
えっと・・・―――、どんな妄想に入り込だのかな、お嬢さん?
監督と二人、声すらかけられずに、呆然と彼女を見つめる。
「頭に・・・、精神的なショックが、頭に来てるんじゃないよな?」
「大丈夫だと思います。ただの彼女の癖ですから」
ようやくこちらに気付いた彼女が、生き返った目をしている。
その目を見て確信した。
「つかんだんだね?」
こちらをまっすぐに見て、彼女がキッパリ言ってのけた。
「本番、よろしくお願いします!」
418 :
CM 蓮編:2005/07/09(土) 02:52:13 ID:???
俺は、この撮影が一生続いてくれればと真剣に思った。
彼女は、それはそれは可愛い、いとしい恋人だった。
いつもと逆で、俺のほうが演技に引きずられているのではないかと思うほど
甘いムードは加速していく。。
「蓮?」
「なんだい、キョーコ?」
「んーん、なんでもない。」
いつの間にやら、自然に名前で呼び合って。
一瞬。彼女が誰を思い浮かべているのかと疑問が頭を掠める。
それを吹っ切ろうと全力で演技に没頭する。
互いの演技の相乗効果で、そこはスタジオではなくなっていく。
俺は目の前の「キョーコちゃん」を見つめ、子どもの頃を思い出していた。
「コーン」と呼ばれた、あの頃。
あの頃の自分と、あのころの「キョーコちゃん」。
あのまま二人が、あの川原で、あのハンバーグ王国で大人になったなら、
こんな恋人になれたかもしれない。
現実は、あまりに違ってしまったけれど。
今、このときだけは、「コーン」と「キョーコちゃん」で・・・。
419 :
CM 蓮編:2005/07/09(土) 02:53:37 ID:???
「カ―――ット!OK!」
監督の声が響く。
たった一時間。
恋人同士だった二人は、ただの事務所の先輩後輩にもどった。
420 :
CM 蓮編:2005/07/09(土) 02:54:44 ID:???
現金なスタッフの賞賛の声に送られながら、現場をあとにする。
一時間分のフィルムの中から監督が気にいったシーンをつないでCMは作られる。
もう、役者の出番はない。終わってしまった。
「俺は今からプリンを買いに行く」
よく分からない気の聞かせ方をした社さんがタクシーで帰ってゆき、
俺は「最上さん」と二人きりの車を走らせる。
満足行く仕事の心地よい疲れと余韻の中、二人とも黙って。ただ、走る。
あっという間に、だるまやの近くまで、車は来てしまった。
「ありがとうございました。」
そう言って、シートベルトをはずす彼女に声をかける。
これが最後。
「お疲れ様。おやすみ、キョーコちゃん。」
驚いた顔をした彼女が、ゆっくり微笑んで返してきた。
「おやすみなさい、蓮。」
421 :
CM 蓮編:2005/07/09(土) 02:56:06 ID:???
車を降りて「最上さん」が窓の外から改めて挨拶をしてくる。
「送ってもらって、ありがとうございました。
それと、演技のアドバイスも。本当に助かりました。」
そうか。やはり、誰かを思い浮かべていたのか。
俺は、思い切って聞いてみた。
本心は隠して。からかうような口調で。
「誰を思い浮かべてたの?」
赤くなる頬を見て、聞くべきじゃなかったと胸が締め付けられる。
返事が・・・―――怖い。
「えっと、コーンです。あの石をくれた人。
子どもの頃しか知らないんですけど・・・。
あの人が大人になったところを思い浮かべて。
もし、コーンの恋人になれたら、って。」
「・・・そう。」
俺はそのまま車を発進させた。
422 :
CM 蓮編:2005/07/09(土) 02:58:34 ID:???
彼女から車が見えなくなるまで走り、路肩に車を止めて、目を閉じる。
そう。君の目はコーンを見てたんだね。
あの時、あの場所には二人がいたんだね。
叶わなかった未来の二人が、舞い降りていたんだ。
キョーコちゃんとコーンは、一時間だけ・・・
君と二人で、二人きりで。
いつか大空に飛んでゆきたい。
この希望を「敦賀蓮」が持つことは許されない。
もう二度とあり得はしない。だけど・・・
――ありがとう・・・―――
一生忘れない。
以上です。
はあぁ。なんかあざとすぎました。恥ずかしい。
期待してくださった方、がっかりさせていたらごめんなさい。
ちなみに。
リーダー編の 坊がどっかに行ってた30分、はもちろん
蓮のところで「てんてこ舞い」してた時間のことです。
上手く表現できなくて。
いやいやよかったです!GJ!
それにしてもリーダーむくわれないなぁ…
>>423 GJ!
リーダー編での変換話、ワロタw
ブリッジロックが作った歌もオリジナルだよね?
リーダーと蓮の気持ちに上手い具合にハマってて、
ほんとGJ!!でした
それから蓮編、切ねぇーー!!
松、リーダー、蓮と続くならキョーコ編も…
なんてリク出してみたりするw
>>423 乙〜。こういうシリーズものって好きー。よかったです。
で、結局のところ二人はチュ(´ε`)ーしたの??
リーダーって意外と人気あるんだなぁ。
自分はリーダーの顔も思い出せない位なんだが。
1回、食事に誘ってただけの様な気がするんだが(あれ恋心だったのか?)
ダメだ、他に思いだせない・・・orz
コミック読み直して出直してくるよ。
428 :
370:2005/07/09(土) 10:44:06 ID:???
深夜に投下してから反響を見るのが
怖くて、スレに来れなかったのですか
来てみて良かったですw
本当は最後の場面を社さんに目撃され大爆笑されるとゆー
エピもあったのですが更に長くなりそうだったので割愛しましたw
423
GJです!!
私もプリンのSS大好きだったので
続きが読めて幸せですw
よければ是非キョーコ篇も読みたいです。
スッッッッゴク良かったですよ、リーダー編、蓮編!!
蓮編ちょっとうるっと来たー。゚(PД`q)゚。
キョーコ編……ワクテカして良いですかw
>>370さんもGJです!!
楽しく読ませてもらいましたーw
370もぷりんSSもGJ!
「おすなま」テラワロス
かわいいな、おまい
降臨中
携帯からなので見えない…orz
参加したいよーウワァァンヽ(`д´)ノ
433 :
135:2005/07/10(日) 01:20:31 ID:???
コメントくださった方、ほんっっっとうにありがとうございます。
めちゃくちゃ嬉しいです。
キョーコ編、また書いてみます。
434 :
135:2005/07/10(日) 15:34:23 ID:???
キョーコ編、書いてみました。
なんだか、一人で投下しまくっててすみません。
これで最後ですので。
よろしければ読んでやってください。
「カ―――ット! もういい! しばらく休憩!」
迷惑をかけてしまった。敦賀さんにも、スタッフにも。
ショータローのプロモから私は少しも成長していない。
誰より監督に申し訳ない。
この仕事は敦賀さんの恋人役だから、
多くの有名美人女優さんの名前があがっていたらしい。
百瀬逸見が筆頭だったと、スタッフに聞いた。
ダークムーンの放送中だから、話題性で断トツだと。
それでも「未緒ならもっと話題になるだろ?」と屁理屈言ってまで
私を押してくれたらしい監督。応えたい、応えたいのに。
敦賀さんがそばにきて、慰めながらアドバイスしてくれている。
ありがたいけれど、けれど、尽くしたい男なんて・・・―――。
どんなに思っても、思い返してくれる保証もないのに、
何故尽くせる?何故愛せる? ・・・分からない。
敦賀さんが撮影に向かい、一人になって考える。
おろされるの、私?
ふと、ブリッジロックのメンバーが頭に浮かんだ。
光さん、CM決まっておめでとうって言ってくれたっけ。
あんなに応援してくれていたのに。
曲作りだって・・・頑張ってくれたって・・・―――
申し訳ない気持ちの中、私は雄生さんとの会話を思い出していた。
「京子ちゃん、リーダーね、今、京子ちゃんのイメージにあった曲作るって張り切ってるんだ。
いつもの何倍も必死で歌詞書いてるから。できたら是非、聞いてやってね!」
少し驚いた。
「私のイメージ・・・ですか?」
私のイメージで作ったらろくな曲にならないんじゃないかしら?
だって、世間の京子イメージは今、完全に未緒のはずよ?
「そう、リーダーは今、彼の京子ちゃんへの思いを書いてるんだ。
あのうんざりするほど暑苦しい思いを。打倒京子!ってハチマキして・・・」
へ?打倒?
それを聞いた慎一さんが飛んできて、雄生さんの頭をこずいてから
襟首をつかんで引っ張っていった。
ブリッジロックの三人は本当に仲がいい。いつもじゃれあってる。
「気にしないでね。こいつちょっと言葉の表現能力に問題あるだけだから。
えっと・・・リーダーね、京子ちゃんのCMに使われるんだから、
京子ちゃんの魅力に負けないようにって、いつも以上に頑張って作ってるんだ。 打倒、ってそういう意味だから。誤解しないでね?
あ、出来上がったら、是非、聞いてやってよ。リーダーの力作だから。」
私の魅力って。そんなものに負けるも何もないだろうに。
どういうことなの????
と、
不思議だったのだけど、出来上がった曲を聞いて納得した。
なるほど、歌詞の中に「坊」と「天使」を入れることだったのね。
あと「平凡な女の子」・・・これは、キュララのイメージよね?
モー子さんに比べて地味って、みんなに言われたもの。オーラがないって。
そっか。今までしてきた仕事を組み込んで歌詞を作ってくれるってことだったんだわ。
あとは、えーっと。さすがに未緒のイメージは入らなかったのね。
そりゃあそうだわ、あんなの入れたら、商品が売れないもの。
あとは・・・
それ以外、私に関わるところは―――なさそうね。
光さんの歌詞はラブソングで、私はそんなものには縁がないもの。
歌詞の女性のように思ってもらえることなど・・・ない。
しあわせ者ね、こんな風に思ってもらえる世間の娘さんは。
光さんってば、彼女への思いでも歌ってるのかしら?ふふ。
光さんの彼女はしあわせなんでしょうね。
彼は私にまでこんなに親切なのだから、
きっと好きな女性には本当に優しいでしょう。
・・・そうだわ。そうやって、私のイメージをもりこんで曲を作る、
なんて手間のかかることをしてくれたんだった。それなのに。
CM下ろされたら、光さんにも申し訳ない。
なんて報告したらいいんだろう?
・・・でも、ごめんなさい。私には無理なんです。
だって私には、こんな歌詞のような世界は縁がないもの。
私の涙を止めたい、なんて思ってくれる人は・・・―――
・・・――― いた!
急にひらめいた。
たった一人だけ、私の涙を止めようとしてくれた人がいた!
手の中にある石を見つめる。
コーンになら、尽くせるかもしれない。。
コーンが私の恋人なら・・・、きっとなんでもしてあげたいわ。。
たとえふられてもかまわない。短い時間でも一緒にすごせれば感謝したい。
コーンなら、そう思えるかも・・・―――。
本番は私にしては上出来だった。
本物の恋人かのように演じられたと思う。
敦賀さんの方は、さすが演技は完璧で、
途中から私は本当に敦賀さんと付き合っているかのような錯覚を起こすほどだった。
けれど・・・――― 敦賀さん、あれはないと思うわ。
途中、「蓮」に食事をおいしそうに食べてもらえて喜んでいるとき。
一度、敦賀さんの顔がそっと近づいてきた。
そりゃあ、色っぽい微笑を浮かべていて、本気っぽかった。
私は慌てて訳が分からなくなったくらい。
え?キス?キスするの? そりゃ恋人だものね?
で、でも、心の準備が・・・あああでもでも、役者だもの。ええい!
・・・と、
心を決めたとたん、動きが止まって辛そうな目をした敦賀さんの顔が離れた。
え、何で???
・・・――― あー、そうだったわね。
最近優しくされて忘れていたけど、
敦賀さんにとって私は、生理的に受け付けられない女だったんだわ。
いくら演技でも、キスはいやなのね。いくらプロでも嫌なものは嫌なのね。
そりゃーそーでしょうとも。
私だって、いくら演技でもショータローとキスシーンはいやだもの。
でも! せっかく乙女が覚悟を決めたっていうのにこの男は・・・!
嫌なら、最初からしなきゃいいでしょ!
出てきそうになる怨キョをしまって撮影を終えた私は立派だと思う。
敦賀さんは、終わったあと、監督にも突っ込まれていた。
「お前ー。せっかくいいシーンだったのに、なんで寸止めなんだよ!
使える!と思って喜んでいたのにさ。まあ、上手くやれば使えるだろうけど。」
「すみません・・・。彼女まだ未経験なんじゃないかと思って。
初めてが仕事では、いくらなんでもかわいそうでしょう?」
ふんだ。はっきりいえばいいじゃないですか。こいつ相手はいやだって。
なんだか、やさぐれた気分になる。
監督は「ふ〜ん?」と探るような目で、敦賀さんを見ていたけど、
急に変なことを聞いた。
「そっかぁ。でも、蓮的には、蓮が最初の方がいいんじゃないの?」
へ?何で、敦賀さんが最初がいいの?
「な、何言ってるんですか、俺は別に・・・」
敦賀さんが少し慌ててる??? なんで?
「ん?だって、今後他の仕事でラブシーンやる可能性だって高いだろ?
嫌いな男優に、ぶっちゅ―ってやられたり、舌突っ込まれたりするかもしれんよな?
それが初なら、キスがトラウマになるかもしれん。」
「・・・―――な、なに言って・・・。」
「いや、だからさ、それと比べれば、最初は紳士の敦賀蓮サン相手のほうが
傷が浅くてすむはずだろ?
お優しい先輩の蓮的にはその方がいいんじゃないのかって聞いたんだけどな。」
「あ・・・そういう話でしたか」
「んー?そういう話ってどういうことだ?
ひょっとして、なんか別の理由で自分が最初がいいって考えてたのか?ん?
なんだ? はっきり言ってみ?」
監督は何かニヤニヤしているし、敦賀さんは絶句した後、
似非紳士スマイルで「考えすぎですよ。」と言っていたけど、
私には何のことかよく分からなかった。
敦賀さんに送ってもらい、一日が終わった。
キスのことはともかく、とてもいい仕事ができて、私は幸せな気分だった。
だるまやの二階で、改めて手の中のコーンを眺める。
ありがとう、コーン。また、助けてもらったね。
悲しみを食べてくれる石。この石にどれほど救われてきただろう。
「でも、不思議なのよ、コーン。」
私は手の中の石に話しかけた。
「大人になったコーンを思い浮かべようとしたらね、
どーしても敦賀さんになってしまうの。
ぜんっっぜん似てないのにね。
コーンはいぢわるしないし、大魔王にもならないし、夜の帝王でもないし・・・―――
まあね。おかげでとても演りやすかったけれど。
でも、不思議だわ。とても敦賀さんには言えないけれどね。」
ふと思う。
コーンにまた会えるんじゃないか、と。
もう会えないものと思っていたけれど、
また会って、また仲良くなれるんじゃないかと。
今度こそ、離れなくてよいのではないかと。
なんだかそんな予感がする。
以上です。
>426さんの疑問に答えてみました。
松編のようなドタバタにしたかったのですが、
蓮が絡む話はドタバタにできませんでした(泣)
長々と、お目汚しすみませんでした。
おー続きキテタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
GJ!!です〜
各人の思惑が読めて楽しかったです
監督もっと突っ込めーw
やさぐれるキョーコがなんともかわいいですね
神よ!GJでした〜!!
キョーコ編楽しみにしていたのでマジ嬉しい。
GJ!!
綺麗に話が絡んでいてすごく読み応えがありました〜♪
蓮編も切ないけど、周りにある愛情に全く気付けないでいる
キョーコ編がひどく切ない・・・・゚・(ノД`)・゚・
GJ〜!すごくオモシロカッタ!
特に自分の中ではリーダー編がかなりヒット!
文才ある…とオモw
かなり読み返した
次も期待してますw
448 :
426:2005/07/11(月) 01:01:28 ID:???
>435-442
うはぁ・・・なんか私の為に(?)ありがとうございます。
やっぱりしてなかったか。何となく流れで予想はしてたけど・・・。
ではまた別の作品でお会いできることを期待してます!(←強調w)
乙でしたー。
|ω・`)ソッ
誰もいないかな?投下してもいいかな…
車を降りて固まった体をほぐすように歩く。
マンションのエントランスに人気はなくて、ゆっくりと自分の部屋の鍵を回した。
そんな動作は当たり前で今まで何回も繰り返してきた動作だ。
しかし、何かが違うような気がする。
部屋に入って、明りが一つもついていない事にどうしてこうも気持ちが沈むのか。
自分は1人暮らしなのだから暗くて当たり前なのに。
一日の仕事を思い返して、新しい台本を開く。
長い台詞も難しい言い回しも慣れない言葉も今までは1人でこなしてこれた。
でも、相手役の台詞がどこからか聞こえてくるような気がしてつい耳を澄ましてしまう。
いるわけはないのになぁ。
蓮は深い息を吐いた。最近少し勘違いをし始めているような気がする。
1人を忘れる。誰かが傍にいるような感覚。
誰かと一緒に部屋に帰って、キッチンから美味しそうな匂いがして、
「お鍋ってどこにありますか?」って質問が投げかけられる。
高い場所に作られた棚に一生懸命手を伸ばしているその後ろから自分がひょいっと手を伸ばす。
「ありがとうございます」そう笑う彼女。
451 :
次:2005/07/12(火) 22:51:18 ID:???
いつの間にか自分自身の口元が緩んでいる。蓮は水を求めて立ち上がった。
自分の動作に付きまとう音がやたら大きく聞こえて1人であることを強調する。
この部屋はこんなに静かだっただろうか。
冷蔵庫を開けたら作り置きされた食事が目に入った。試しに冷凍庫を開けたら思った通り冷凍ご飯。
律儀に一食分にまとめられて、数日前の日付が貼ってあった。それは彼女が来た日。
君に会いたい。
この部屋にいつの間にか居ついてしまった残像がそんな思いを募らせる。
今にも携帯が光りだすんじゃないかと手に取った。でもこの時間なら彼女は寝ているはずだ。
ゆっくりと崩れるように寝転んだ。広い部屋だ。こんなに広い部屋だったなんて。
静かすぎる。広すぎる。
一番欲しいものがない部屋。
会いたい
もう一度呟くように願って、蓮は起き上がり寝室のドアを静かに閉めた。
明日会えますように。
|)彡サヨウナラ
お目汚し失礼しました。
>449
逃げてもムダだよ、見ちゃったよ〜w
GJ!! なかなか可愛い、そして切ない…。
明日会えることを漏れも祈るよ
GJ!!
なんかしんみりとせつなくてイイ!!
2人で過ごした暖かさに戸惑う蓮イイ!!
GJでした〜♪
み〜た〜よ〜www
GJ!!
「キョーコ大好きな蓮」が好きですよ…
会えるといいね
>449
良いですよ、悶々萌えモエ
社さーん、キョーコちゃんに
毎日のご飯当番言い渡して
GJ!!切ないけど暖かみのあるお話で、胸がキュンとしましたよ〜
蓮かわいいなw
459 :
370:2005/07/14(木) 17:04:07 ID:???
誰もいないのを見計らって投下します。
良ければ時間潰しにでも
読んで頂ければ幸いです。
タイトルは『マイナスポイント』です。
460 :
370:2005/07/14(木) 17:06:24 ID:???
「敦賀さんっ今日のご飯は星何個ですか!?」
最近彼女はウチに来てご飯を作る度にそう聞いてくる。
そして俺は笑顔でこう答える。
「ん〜今日は星2個半かなw(キュララ☆」
「えぇ〜〜っっ
また、2個半ですか〜っ
もうっ敦賀さんたら一体何が不満なんですか〜〜っっ」
とプリプリ怒るキョーコが可愛くてクスクスと
笑いながらもキッパリと言う。
「料理は最高に美味しかったんだけどね。
マイナスポイントがあるんで
どーしても星2つ半だね(キュララ☆☆」
「だからそのマイナスポイントを
教えて下さいって言ってるのにぃ〜っ」
キョーコと付き合うようになって半年近く。
仕事が不規則な俺を心配してか自分も忙しいだろうに
キョーコは時間を見つけては食事を作りに来てくれるのだが
以前、キョーコと食事をしながらみていた
料理バラエティ番組を見て彼女が戯れに
尋ねた料理の評価を『星2個半』と答えて以来
どうやらムキになっているらしい。
461 :
370:2005/07/14(木) 17:07:45 ID:???
「敦賀さんったらっ一体何が不満なんですか?」
「ダメだよ、キョーコ?
ソレは自分で考えないと(キュララ☆」
「そんな嘘臭い笑顔で言っても説得力がありませんっ」
真っ赤になって怒っていりキョーコが可愛くて愛しくて
思わず抱き締める。
「キョーコ?もしかして怒ってる?
ね、仲直りしよ?」
「もうっそんなんじゃ騙されないんですからねっ!?」
怒りながらも体を預けてくれるキョーコが可愛くてどうしても顔が笑ってしまう。
ねぇ 本当に気付いてないの?
一体何がマイナスポイントなのか。
付き合いだしてからもう半年もたつんだから
そろそろ“蓮”と呼んで欲しいだけなんだけどな―――。
それでも、顔を真っ赤にさせて怒るキョーコも可愛いから
もう少し。
もう少しこのままでもいいか―――。
終り。
462 :
370:2005/07/14(木) 17:10:02 ID:???
終りです。
マイナスポイントの原因を実は『呼び捨て』にするか
『裸エプロン』にすりか迷ったんですがw
こんなんになりましたw
463 :
370:2005/07/14(木) 17:14:35 ID:???
『裸エプロン』にすりかってナニよ?私。
あぁ…最後の最後にカッコわるいわ〜
。・゜゜(>_<)゜゜・。
GJ!萌えますた
甘甘でいいねえ〜
>『裸エプロン』にすりか
ワロタ
次は是非『裸エプロン』バージョンをヨロw
おおーいいですねえ…萌えww
GJ!!ですた!
ラブラブになったら「蓮」て呼ぶんでせうか…
「蓮、ごはんできましたよ〜」とかwwなんでそこだけ敬語か
>GJ!!
・・・裸エプロンver.もいいなぁw
乙ですた〜(・∀・)ノシ
あとぴんぽんぱんぽん♪
今電車が運行してますよ〜
電車はどこで見れるんでしょうか…。
ガンガッタけど、ダメだった…。
電車運行してるんだ・・・続き読みたい・・・orz
探そうにもどこをどうやって探すのか全く見当つかないよ(ノд`)・゚・。
今までのすら見れなくなっちゃってるし(´・ω・`)ショボーン
>466は、電車スレに電車が降臨したって意味だと思うよ。
続きはまだ、UPされてないと思うけど・・・
つか、荒らしが来るから教えられない、ここには出せない、って
内輪でこっそりやるつもりなんだったら、
>>466のような事は書かないでほしい。
473 :
470:2005/07/16(土) 02:02:34 ID:???
>>471 あぁなにやら勘違いしてたみたいです・・
電車スレに行けないのでよくわかりませんでした(´・ω・`)ありがd
>>472 確かに。知らない人にとっては情報与えられなきゃ何も分からないわけだし
情報が入ったら知りたくなる。
でも肝心の在り処は教えてもらえない・・・
隔離してるのにここで言ったら意味がないから当然なんだけど。
これでは生殺しだ・・・気になるよ・・・
つカルシウム
もうすぐ本誌発売ですねw
もう今号の萌話ネタ書いてくれる神はいないのかな?
>>473 ヒント 仲村3スレ内のどこかにURL落とされてまつ
ガンガって探して下さい
電車は、元の派生場所がこのスレだからここで話題にでてもおかしくないと思う。
事情があって続きの投下がなくなってしまったけど、
続きを読みたい人はたくさんいるだろうし。
事情をしらない過去投下分を読んで興味持った新規住人もいるかもしれない。
荒らし云々はスルーして、電車を読みたい人の為に誘導はかけたほうがいいと思うので
誘導→このスレの
>>2 にまとめサイトのURLがある。
そのURLの /TAKARADA.html を消して飛ぶと
電車を書いてる人のサイトに飛べます。
でもまだ読めないんだよね?・・・確か
連休中うぷ予定だったのではないかな?
今なら過去ログ探して掲示板に行くのがオススメかな・・・
誘導はヒント程度の方がイイとオモ。
過去ログをよく探せば判ることだし。
隔離された意味がなくなるんじゃないか?...と言ってみるテスト
簡易バレきてますよ
ほんとに簡易だったw
詳細もキテタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
バレもいいけど新作SSもそろそろ投下してホスィ
新作キタ Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!
と自分も言いたいw
グレン=T=コンラッド
370ですが以前話していた『裸エプロン』を素に
1本作ったのですがダラダラと長くしかも結局
『裸エプロン』にはなって無いんですが時間潰しにでも
読んで頂ければ幸せです。
ドラマ撮影を終えて事務所に戻り、一旦、蓮と別れて
スケジュール確認の為にデスクに向かうとそこには
ラブミー部のユニフォームに身を包んだキョーコちゃんがいた。
久しぶりに顔を会わせた事もあり自然と笑みが溢れる。
「やぁ キョーコちゃん久しぶり。元気だった?」
「はい 元気ですw
お仕事お疲れ様です。
社さん今日はもうお仕事はアガリなんですよね?」
「うん、あっもしかして蓮と待ち合わせしてるの?」
先程別れた蓮のいつになくにこやかな顔を思い出し
聞いてみると案の定、顔を赤らめて恥じらいつつも
キョーコちゃんが頷いている。
「はい…////。
あの…連ドラに入ってから敦賀さんまたご飯を食べてない
って聞いたんで、それで…////」
う〜ん かわいいなぁw
本来ならば担当俳優のプライベートにまで関わるつもりは
ないのだがこのカップルは付き合い始めの頃から知っている
だけに素直に応援をしたくなる。
「そっかぁ 蓮も幸せ者だなぁ
キョーコちゃんの美味しい料理を食べられて。」
彼女の料理の腕前を知っているだけになかば本気でそう
答えたのだが言ったとたんにキョーコちゃんの顔が曇った。
「そんな事無いんですよ〜(涙
いつも頑張って作ってるんですけど未だに敦賀さんから満点をとった事がないんです。」
「えぇ?
蓮、キョーコちゃんの料理に満点出してないの?」
「そーなんです(涙
何を作っても『料理は美味しいんだけど1つだけ不満点
がある』って言って何も言ってくれないんですよ〜
社さん、なんだか判りますか?」
どうやら真剣に悩んでいるらしい、元々、料理が得意な
彼女だけにショックなんだろう。
しょんぼりとうなだれる彼女を慰めようと言葉を探して
いるところで蓮が片手に四角い堤を抱えて入って来た。
「あぁ、やっぱりこっちに来てたのか」
蓮の目は扉側にいる俺を一切無視してキョーコちゃん
だけに暖かい視線を注いでいた。
…おい、ついさっきまでお前と13時間も一緒にいた
俺の立場はどこだ…?
「お疲れ様です。
敦賀さん もう帰れるんですか?」
先程のしょんぼりとした顔を今はうって変わって笑顔で答える。
健気だ…。
キョーコちゃん健気すぎてオジサン泣けてくるよ…!!
「お疲れ様。キョーコはもう帰れるの?」
「はいw
今日こそは満点を取ってみせますっ」
握り拳を作りガッツポーズを見せるキョーコちゃんを無意識になんだろーが、とろけるような優しい顔で見ている蓮。
…こんな顔してんのに何だって満点出さないのかね〜…。
「キョーコの作る料理は何だって最高に美味しいよ?
ただ1つを除いてね…。」
「…――だからその1つを教えて下さいって言ってるのにぃ〜」
蓮はキョーコちゃんの恨みがましい言葉をクスクスと笑いながら聞き流しニッコリ笑いながら続けた。
「ところで…ごめんキョーコ
実はこれから社長と話があるんで少し遅れるんだ…。
申し訳ないけど先に帰っててくれる?」
……は?
「そーなんですか?
じゃあ先にマンションに戻ってご飯作ってますね。
どのくらい時間かかりますか?」
おい、そんな話は俺は聞いてないぞ…?
ハテナマークが飛び交う
俺を置いてきぼりに蓮とキョーコちゃんの話は続いていく。
「遅くても1時間位で帰れると思うから…後、コレ。」
さっきから小脇に抱えていた包みをヒョイっとキョーコちゃん
に渡し、包みを受け取りながら不思議そうな顔をした
彼女に更に話を続ける。
「今日、仕事先で貰ったんだけど、キョーコが気に
なっている不満点のヒントになるんでキョーコに
プレゼントするよ(キュララ☆」
っておい蓮。
お前 今日は1日中ドラマ撮影で一体誰に何を貰ったんだ…?
「えぇっこの中にヒントがあるんですかっ!?」
悩みのタネだったんだろう。
包みを受け取って今にも開ける勢いの
キョーコちゃんを蓮がなだめる。
「あぁ 出来れば後で俺がいない時に見て?」
「えぇーっ何でですか?」
「何ででも。俺の楽しみがへるからね…。
じゃあ 早めに帰るから待ってて…?」
仕事でもめったに見せないような極上の笑みを浮かべ
ながら蓮は去っていった。
いや、別にいいんだがな?蓮。
お前 最後まで俺を見なかったな…。
少し担当俳優との信頼関係について思いをはせている間に
キョーコちゃんは包みを開けようとしていた。
「………あれ?コレって………?」
不思議そうな声にひかれてキョーコちゃんの近くへ行き
一緒に包みの中を見ると包みの中には純白のレースも
眩しいエプロンがあった………。
おい 蓮。
まさかコレは………。
キョーコちゃんは今や綺麗にたたまれたエプロンを
広げて見ている。
エプロンは胸当ての部分は大きなハート型になっていて
下の部分は丸い緩やかな楕円のカーブを描きながら
両端の結ぶ部分に繋がっている。
…料理を作る為のエプロンとしては布の面積が少ない上に
家事をするには不利な純白。
そして胸当ての中央には小さなフリルに囲まれたハート
型のくりぬきがあり、ソコはレースで向こう側が透かして
見えるとゆう何とも『アレ』なエプロンだった。
「かわいいエプロンだけどサイズが小さいし、あんまり
水や油に強い布地って訳でもないし…子供用のエプロン
なんですかねぇ…?」
キョーコちゃんはエプロンをまじまじと見ながら話し掛けて
いるのだが俺は広げられたエプロンに釘付けでロクな返事も
出来なかった。
コレってどっからどーみても『アレ』だよな……。
アイツ、どこで どーやってこんな物を手に入れたんだ?
今日はずっと撮影で外に出るヒマなんてなかったろーがっ
前から準備してったって事なのかっ!?そーなのかっ蓮っ!?
あまりの衝撃でクラクラする頭を抑えながらも
キョーコちゃんの様子を見ているとまったく気付いていない。
どーするんだこの場合?
こんな明らかに『アレ』なエプロンを前に気付いていない
娘に対して何を言えとゆーんだ一体!?
「…も、貰い物ってゆーし、そのへんは俺には分からないなー……
ところでキョーコちゃん、蓮の不満点てコレ見て分かった……?」
「さぁ…でも、考えてみれば敦賀さんのマンションで
お料理を作る時にエプロンなんて付けてかったから
エプロンを付けろって事なんですかねぇ……?」
「………………………………………………………
……………………………そうなんじゃないかなぁ〜?」
「そうですよねっ!!じゃあ早速新しくエプロン
用意してお料理作ってみますねっ!!」
「……そだね。
…試しにそのエプロン付けて見れれば……?」
いちかバチかの気持ちでキョーコちゃんに聞いてみると
キョーコちゃんはキョトンとした顔になった後
吹き出して笑った。
「やだ、社さんたらw
コレってどう見ても子供用じゃないですか。
私が着たらつんつるてんになっちゃいますよ?」
「……………………………………………………………
そだね。何を言っているんだろうな俺…………。
あははははははははははははは
……じゃっ俺、もう遅いんで帰るね……。」
「はいっ社さん今まで付き合わせてしまってすみませんでした。
お疲れ様でした〜w」
今度こそ満点を取れると意気込んでいるキョーコちゃんを
正視出来ず、俺はそそくさと事務所を後にして
夜空に輝く星を見てキョーコちゃんに思いをはせた。
――――多分、キョーコちゃんがキョーコちゃんである限り
蓮から満点を取る事は無いな………。
満点を取れずしょんぼりとうなだれていた彼女を思い出し
次に自分の担当俳優を思い出した。
蓮…。
お前、付き合い始める前は散々
『あの娘はまだまだ子供じゃないですか』だの
『4才も年下の女子高生に手を出すなんて犯罪ですよ』
なんて言ってたクセに今何をやってるんだ………。
星に向かい溜め息をつくがお星さまは何も答えてはくれなかった……。
終わり。
乙です!
リアルタイムで読んでた・・・そしてワロタ!
蓮、それ自分で買いに行ったのか?そうなのか?
GJです!
リアルタイムで読みました!GJ!
それにしても社さんも裸エプロンに詳しいなw
オヤジ化が進んでるなぁorz
新作乙です!
ほんと社さんの言うとおりだ……
現役女子高校生になにさらしとんねん、日本一男前な人気俳優(長)
……GJですww
500 :
370:2005/07/18(月) 01:04:54 ID:???
すみません…。
私なりに頑張ったんですが、どーしても
キョーコに『裸エプロン』を着せる事は無理でした…。
てか私の書く蓮て…orz
きっと帰宅時間をワザとずらしてワクワクしながら
帰ってみると『だるま屋』の割烹着を着たキョーコ見て
「マイナス50点!」
とか言うんだろーなぁ…。
>500
GJ!!
できればそのSSも読みたいです。
わくわくしながら家路を急ぐ蓮。そしてがっかりする蓮。
500
神!!ありがとう!!
2人の初めてのチューSSが激しく読みたい!
そんな希望を叶えてくれる神いないでしょうか。
500=370 GJ!!
キョーコ+裸エプロン…よっぽどのこと(記憶喪失とかw)がないと無理だろーな…
だるま屋カポー着は当然着物付きだよね? それはそれで(ry
酒とかかなぁ、やっぱり
催眠術とかは?
思い込み強そうだしw
誰かがちゃんと教えてあげたらキョーコタソやってくれるよ、多分
でもそんなんで蓮は嬉しいんだろうかww
で、
果たして
>>502さんのご要望にお答えできるかわかりませんが
似たようなものを書きましたので投下させてください
パターンとしてはかなりベタです…ので、
イメージ違っても怒らないでクレ…スルーしてくださいおながいします
507 :
1:2005/07/18(月) 14:32:51 ID:???
「君のことが…好きなんだ」
目の前の女の子に向かって…想いを言葉にする。
彼女が、何が起こったのかよくわからない、といった顔で
こちらを見ている。
空気がゆっくりと…流れている。
時間をかけて…迷った。
本当は想いを告げるつもりも、なかった。
だけど…もう自分の気持ちに嘘はつけない。
これからいろんなことがあると思うけど…
君が俺を受け入れてくれたら、乗り越えられる気がする。
ずっと…2人で。
「君が俺を好きじゃなくても…いいんだ」
困らせるつもりはない。
そんな顔をさせたくて言ったわけじゃ…ないから。
君がそう望むのなら、俺は尊敬する先輩のポジションでも…構わないさ。
自分のエゴを押し付けるわけにはいかない。
ごめんね…、急にこんなこと言ってしまって。
それくらい…君のことが好きだよ、もうずいぶん前から。
理性を総動員して押しとどめていた、それでもあふれる想いが、
思わず口をついて出るのを我慢できなかった程に。
508 :
2:2005/07/18(月) 14:34:15 ID:???
「最上さん?」
「…好きって…ほんと…に?」
こういうのを、天使が通り過ぎた、と言うんだろうな。
示し合わせたような沈黙の後に発した言葉はほぼ同時で。
「…ほんと」
彼女の肩に手を置いて、まっすぐ瞳を見つめる。
「わ…私…、好きとか、もうそんなのよく…わからない…んです」
身体が小刻みに揺れている。
うつむきながら彼女が紡ぎだす言葉に、寂しさと少しの安堵を覚えた。
他の誰かに…取られるってことも、しばらくはなさそうだ。
そんな考えが頭を掠めて、自分の浅ましさに苦笑してしまう。
できるなら、そんな君を…癒してあげられたら、と思ったんだけど…な。
「いいよ、そんなつもりで言ったんじゃない、ただ…覚えててくれたら、嬉しいけどね」
「でもっ」
なだめるように告げた言葉が、彼女によって遮られる。
同時に、彼女の顔がこちらを向いた。視線が絡み合う。
509 :
3:2005/07/18(月) 14:35:42 ID:???
「私…いつからかわからないけど…ずっと敦賀さんの近くにいられたらなって…
思うようになってた…、それが、もし好きっていう気持ちなら…」
敦賀さんのこと、…好き…なんです…。
彼女がそう言い終わらないうちに、俺は彼女にそっとキスをしていた。
さっき、俺が、好きだと告げたときの彼女の表情。
今、彼女の言葉を聞いた瞬間の俺も、多分同じ顔をしていたと思う。
拒絶すら覚悟していたから…嬉しくてたまらない。
頬に手をやって、顔を包み込む。
表面にゆっくり触れるように、自分の唇を僅かに押し付けて、彼女の感触を味わう。
柔らかくて、あたたかい。
至近距離じゃないと気づかない、彼女自身の甘い香り。
キスすらも躊躇われるような想いを抱いた相手とするのは…初めてだ。
事実上の…初恋がもたらす甘い幻想に直に触れたような気がして
…身体が震えた。
彼女の腕が縋りつくように、俺の腕に添えられた。
…初めてなのかな。
応える動きが少しぎこちなくて、それもまた…たまらなく愛おしい。
触れるだけの口付けを終えた後、唇をそっと離して目を開くと、
彼女が顔を真っ赤に染めてうつむくのが見えた。
510 :
4:2005/07/18(月) 14:37:03 ID:???
「つ、敦賀さんたらい、いきなりなんですから…っ……もう」
「…ごめん、もしかして…初めてだった?」
「っ、いけませんか…っ」
いけないことなんて、あるわけないだろう?
「…じゃあこれからも、俺とだけに、しておいてくれる?」
恥ずかしがって顔を合わせようとしない彼女が、とても可愛くて。
ご要望にお答えして、顔は見ないで身体をそっと抱き寄せた。
彼女の腕も…恐る恐る俺の身体に回される。
永遠に続くかと思うほどにゆっくりと、
彼女の存在を確かめ合うように抱きしめた。
それは…OKのサインだと受け取っていいのかな。
甘やかすと、つけあがるよ?俺は。
もう既に、目の前の君しか見えていないんだから…。
言葉にできない想いが、身体の温度から伝わればいい。
君も、君が受け入れてくれた自分も、大切にする。
…今まで以上に、これからも、ずっと。
511 :
506:2005/07/18(月) 14:39:12 ID:???
どうもお粗末さまでした。
繋ぎにでもしていただけたら幸いです。
ありがとうございました。
それでは失礼致しますノシ
>506
うわーたまらない〜!!超GJ!!!!
この続きが読みたいです。今回は触れるだけのキスなので次は・・・
つけあがる蓮さまを希望します。
質問
首筋チューくらいならここでOK?
朝チュンでもヤッてたらNG?
投下したいものがあるんだけど、大人向けにしてはぬるいが
ここに投下しても大丈夫なレベルなのか悩むのです。
全然オッケー
投下待ってますw
微エロぐらいならセーフじゃないかな?
503щ(゚ロ゚щ)カモーン
>513
OKだと思います。ぜひ読ませてください。
513が投下するまでの場つなぎに
1つ置いて逝きます。
ソレは彼女がいつものように俺のマンションに来た時の事だった。
「つーるーがーさんっ」
食事も終わり、ソファに腰かけて台本を読んでいた俺を
キョーコが呼びかける。
「ん?何だい?キョーコ。」
「すみませんが ちょっとソファに寝てみてくれませんか?」
「??????」
「いーから敦賀さん早くっ」
急かすように台本を取り上げられ、訳も分からずにソファに横になる。
「――で、後はちょっと腹筋して頭を上げて貰えませんか?」
「――――こう???」
意味が分からなかったがついつい言われたとうりに頭を上げると
頭を上げて空いたスペースに彼女が滑り込み気が付いたら俺は
彼女に膝枕をされた格好になっていた。
「――――――っっ!?」
「――――――っっ!?」
柔らかな足の感触を頭に感じ、驚いて彼女を見ると彼女は顔を
真っ赤にさせて、こう言った。
「―――こんな風に膝枕するのって夢だったんです。」
彼女らしい乙女ちっくな夢と、何とも色気のない誘導のギャップが
おかしくて笑ってしまった。
「こんなに良い夢の為ならいつでも協力するよ?でも――――。」
「でも?」
不思議そうに俺を覗きこむ彼女の顔を両手で挟んで近付け
そっと触れだけのキスをかわす。
「どうせなら 君からのキスも欲しかったな。」
「――――//////っ。
知りませんっっ/////」
真っ赤になった彼女がおかしくてクスクス笑って目を閉じる。
いつもは恥ずかしがりやの彼女が不意に見せてくれた可愛らしい
夢の相手がいつも自分であるようにと願いながら―――――。
終わり。
では、お言葉に甘えて投下させていただきます。
少々長くなったので、何回かに分けさせて貰いますね。
蓮VS尚で、結構痛々しい話になると思われます。
ここは、まとめサイト、または保管庫とかあるのでしょうか?
新参者でよくわからないのですが、もしあるのなら
この話は保管しなくていいですよ。
初書きなので、ずっと残るのは恥ずかしいのです。
―さてさて、芸能界一のいい男には、どんな『食っても嫌い』が隠されているのでしょうか?
“もぐら〜ず”の橋石と登場するのは、ご存じ敦賀蓮さんです。―
―迎え撃つのは、彗星の如く現れたビジュアル系シンガー不破尚さん。
梨木と共に登場です。―
この番組は女ゲストVS男ゲストの場合が多いのだが、今回は蓮の『ダークムーン』、
尚の新曲の宣伝時期が重なったためこうなったのだ。
と、建前上はなっているが、実のところはスポンサーの娘さんが蓮と尚の大ファンで
どうしても対決が見たいと我が儘を言ったらしい。
バラエティー向けのタレントではないのだが、大切な関連会社のスポンサーなので
両方とも断るに断れなかった。
「いや〜今回は珍しくいい男対決ってやつだな。俺は女の子の方が楽しいけど〜」
「クスクス 俺なんかですみませんね。橋石さん、よろしくお願いします」
「よっしゃ、二人で協力して不破っちに勝とうな」
和やかな大人二人組に比べて、梨木と尚の方は会話が進まない。
「尚君はバラエティに出るの珍しいね。ちょっとキンチョーしちゃってたり?」
「…そうですね」
実はバラエティ好きの松太郎だから、昔から“もぐら〜ず”の大ファンで
今も興奮気味だったりするのだが、何を話し掛けられても“不破尚”のイメージを
崩さないように黙っているしかない。
―敦賀蓮さんの大好物は―
1,すり下ろし大根の蜂蜜掛け
2,目玉焼きハンバーグ
3,スタミナジュース
4,ボイルした蟹
―不破尚さんの大好物は―
1,キャビア
2,プッチンプリン
3,湯葉
4,アワビのステーキ
蓮のメニューを見た瞬間、尚はスタミナジュースが嫌いな食べ物だと確信した。
なぜならば、1〜3までは幼なじみであるキョーコに縁がある物ばかりだからだ。
二人が電話を掛け合う程度には、仲がよいことは知っていたが
メシを作ってやるほどに進展しているとは思っていなかった尚は、少なからず
ダメージを受けた。
大根の蜂蜜掛けは、美味くもないが食べられないことはない。
目玉焼きハンバーグは、アイツの大好物だから選んだのだろうと考える。
だが、敵の目前に置いてあるアイツ作のスタミナジュースだけは誰が飲んでも不味い。
想像を絶するような味わいで、こみ上げてくる絶妙な野菜達のコンビネーションが後を引くのだ。
だが、これらを選んでくる辺り敦賀蓮と最上キョーコの親密度の高さが、見せつけられているかのようで
尚のむかつきゲージは只今急上昇中。
「尚君、最初は敦賀君に何を食べて貰おうか?」
「じゃ、明らかに怪しそうなスタミナジュースで…」
「ああ、俺も怪しいと思ってたんだ!敦賀君、グイッといっちゃってよ」
いっぱい飲めと囃し立てる梨木に従って、蓮は一気のみでスタミナジュースを飲み干す。
尚の想像とは裏腹にケロッとした表情だが、どうせ無理をして演技しているのだろう
腐っても俳優なんだからと思っていた。
その証拠に試し飲みした梨木は、リバースしそうになり慌ててバケツが運ばれて来たのだから。
「敦賀君は体調管理をしっかりしているから、毎朝これを飲んでるんだろ?」
フォローするかのように橋石が話し掛けると笑顔で応える蓮。
「不本意ながら一度、体調を崩してしまったことがありまして…その時に
このジュースを飲んだらすぐに回復しましたよ。それからは毎朝とは
言いませんが、飲むようにしています」
尚は余裕の表情で話す蓮に益々むかつく、なんだよ!そりゃーキョーコが
病気のお前に作ったとでも言いたいのかよ。
へっそんなクソ不味いジュース、俺だって何度も飲まされてんだよ。
角切り大根の蜂蜜味と共になっケッ!
「不破っち、敦賀君がキャビアを指定したんだけど…早く食べろよ〜?」
思考の渦に填っていたせいで反応が遅れてしまったが、結果的に大好物の
キャビアが苦手そうな演技に見えて良かったのだ。
今回尚の嫌いな物は、プッチンプリンということにしてある。
本当は大好物だが、イメージに合わない為、甘い物は好まない設定。
それに番組のためとはいえ、嫌いな食べ物など食べたくないのが本音だ。
その後、大根→湯葉→蟹→ステーキの順に進みお互い最後の品となった。
「では、目玉焼きの乗ったハンバーグですね」
蓮は淡々と食べ始めたが“もぐら〜ず”の二人は口を揃えて「似合わねぇ〜」と
味方である橋石まで声に出していた。
「へぇ〜…意外と子供っぽいもんが好きなんだ?」
今まで話し掛けることがなかった尚が、本日初めて敦賀蓮に話し掛けた。
挑むような目線を受け流し、にっこりと微笑み返す。
「ああ、子供の頃(から好きな娘が、大好きな食べ物だ)から好きなんだ」
()内は蓮の心の声だから、尚には聞こえていないが鋭く何かを感じ取った男は
イライラしてこめかみがピクピクしている。
「不破っち、こめかみが凄いことになってる…ということは、嫌いな食べ物は
次のプリンで決まりでいいぞ!敦賀君」
「そうですか、橋石さん」
敵のやり取りにハッと気付き、しまったと思う尚。
予定では大っ好きなプリンを美味しそうに食べて、実は嫌いな物でしたと
終わらせるはずだからヤバイ。
取り敢えず、久しぶりのプッチンプリンを堪能して決戦の時を迎える。
―では、先手敦賀蓮さん披露!―
「ババン!こっちはプッチンプリンだ。なっ敦賀君」
「そうですね。彼は甘い物が苦手そうですし…」
―後手不尚さん披露!―
「第一印象から決めていましたスタミナジュース!俺が飲んでも不味かったし」
「あれはちょっと色々な意味で凄そうだから…」
―それぞれの品が出そろいました。両者一斉に召し上がって下さい―
蓮がスタミナジュースを一口、尚もプリンを一口。
尚は忌々しくても自分のイメージを守るために、あの一言を言わなければいけないが
蓮だって同じはずだから、絶対に奴の方が先に言わせてやると睨み付けると
爽やかな微笑みを浮かべた敵が言い放った。
「珍味ではあるけど、美味しいよ」
何!?嘘付け!誰がどう味わっても不味いだろ!
クソー決まり文句でもコイツに「まいりました」なんて言いたくねー。
でも、周りの視線が痛すぎるんだ。しょうがない…
「…甘いの、駄目なんだ…俺…」
―勝者・敦賀蓮さんです―
「敦賀君、やったな!まっ俺様のナイスアシストのおかげだけどな」
「ええ、橋石さんのおかげですよ。俺には全然分かりませんでしたから」
「え〜、結局何が食っても嫌いなの?大根?違う?ハンバーグ?ブー?
ってことは蟹!? 何で〜?」
「いや、蟹の殻をハサミで切って身を取り出す作業が面倒で…わざわざ好んでは食べません」
「そんな理由かよ」
三人が盛り上がっている中、尚は屈辱に震えていた。
「はい、終了で〜す」
撮影の終わりが告げられるとスタッフが片づけを始めた。
“もぐら〜ず”の二人に挨拶した蓮は、控え室に戻ろうとしたが、待ちかまえていた尚に
行く手を阻まれた。
「やあ、お疲れ様。次の仕事があるから失礼するよ」
スッと通り過ぎようとする男の肩を掴む。
「待てよ。あんたキョーコに惚れたのか?関係ある品ばっかり出してアイツを知った気で
いるんなら見当違いだぜ。俺とキョーコはずっと一緒にいたんだからな。アイツは俺のもんだ」
実際はキョーコをただの家政婦代わりにして、一緒に暮らしていただけだが、蓮に
わざと誤解させようと以前は自分の女だったかのように振る舞ったのだ。
尚の挑発的な眼差しを軽くかわして、蓮は極上に微笑む。
「最上さんはとてもいい後輩だと思うよ。君はかなり彼女に執着しているな。
…いい加減にしろ。彼女はお前のものじゃない」
穏やかな空気は一変して凍てつく空間になった。
「今の彼女は自分の道を生きている。それくらい幼なじみならわかるだろ、『ショーちゃん』?」
「なっその呼び名、アイツはあんたに全部喋ったのか!?」
「さぁどうだろうね…お先に」
尚は、スタスタと歩いていく蓮の背中を悔しくとも見送ることしかできなかった。
一方、蓮は控え室の壁にもたれかかって溜め息をついていた。
社に好きな食べ物は?と聞かれて、ついついキョーコの手作りメニューを
言ってしまったのは迂闊だったのだ。
蓮は、まさかテレビ収録にそれが使われるとは思っていなかった。
分かっていれば、もっと無難なものを選んだだろうかと考えても、他の料理など浮かばない。
食に拘りのない蓮にとっては、どんな高価で美味しいと評判の料理でも腹に入れば同じだ。
しかし、キョーコの手作りご飯だけは別で、度々作りに来てくれるメニューは
ごく一般的な家庭料理でありながらも、とても美味しく感じられる。
それはきっと彼女の腕がいいこともあるが、一緒に食事をしているからだろう。
己の気持ちなどとっくの昔に自覚している。だが…
「過去を持ち込まない。俺の気持ちは隠すと決めたのに…彼女への想いは隠しきれないほど
大きく育っているのか…」
その時、遠慮がちにコンコンとノックされ、返事を返す。
礼儀正しく「失礼します」と頭を下げて入ってきたのは…
「最上さん」
そして二人の男の対決は、一人の少女によって勝敗が決められることになる。
続く
いいのかな?書き込んじゃっていいのかな!?
リアルタイム(゚∀゚)キタ!! 乙です!
こっから>513な展開が待ってるわけですね!?(*´д`*)-3 ムハ
ワクテカでお待ちしておりますw
うぁー!食わず嫌い王ネタ、松と蓮でイケると常々考えておったのですよー!
けど自分はたまーにしか見ないし、文章力もないしで、脳内妄想で終わってて…
ちゃんと文章で読めるなんてー!!
知らず知らずのうちにリクしたっけ?とか思っちゃいました。GJ!
大漁大漁w
>486>506>517>519 乙!
527の続き楽しみに待ってます。
当日発売がデフォの地域なのにめずらしく本誌前日ゲト
ネタバレを含むので次のメ欄は要注意でヨロ↓
で、このメ欄の台詞で何か書いてくださるネ申をきぼんしてみたいと思うで有松
>>532 それはエロパロで読んでみたいかも
新作 щ(゚Д゚щ)カモォォォン!
>>532 私もそれキボンしたかったw
萌えたよあれ
えーと、ごめんなさいキボンされてるのとは違うんですが…
少し前に本スレでちょこっとだけ話題にのぼっていた
ダイハツ車のCMをネタに1本書きました。
窓をコンコンするシチュエーションが酷似していたアレです。
もっと萌えに書きたかったんですが限界がきたww
誰もいなさそうなうちにささっと投下して去ります。それでは。
536 :
1:2005/07/20(水) 01:27:27 ID:???
食事を作りに来てくれる。
彼女の作った食事を一緒に食べて。
後片付けを2人で済ませて、彼女を送っていく。
恋人同士になっても変わらないパターン。
時々は、そのまま朝まで一緒に過ごしたいと思うのは…俺のわがままだろうか。
もちろん、そういう日がないわけじゃないし、俺も彼女も忙しい。
彼女に至っては、未だに下宿先から仕事や学校に通う日々が続いてるんだから
仕方ないんだけど。
明日は…俺はオフで、彼女は学校と仕事。
それにしても、よくやってると思う。
芸能人でありながら、彼女は実に有意義な学生生活を送っていたようだ。
もうすぐ卒業だと、残り少ない学生である時間を名残惜しそうにしていたけど
卒業すればもっと仕事ができるとわくわくしてもいた。
そういう君を見ているのは本当に楽しい。
一緒に過ごす時間が今より少なくなる、のは寂しいけれど。
君が俺を想うより何倍も、俺は君の事を想っているよ。
だから、こうやって独占欲みたいなものが出てきてしまう。
縛り付けてしまうのは彼女の為にならないことはわかってるし
社長にも釘を刺されてるけど
…せめて心の中で想うくらいは許してくれるだろう?
537 :
2:2005/07/20(水) 01:29:30 ID:???
「こうやって…何もしないまま大人しく帰しちゃうのはもったいないな…」
腕の中の彼女に囁く。
「なっ…さっきからさんざんしてるじゃないですか…っ」
「ちゅーをね」
真っ赤になった恋人をからかうように抱きしめた。
逃れようとじたばたする彼女を閉じ込めるようにぎゅうっと力を込める。
「他に何を…って敦賀さんっ」
「心配しなくても、今日は何にもしないよ」
「っっ…当たり前ですっ」
いつものように彼女を下宿先の居酒屋の近くまで送っていく。
道程は、彼女の新しい仕事のこと、琴南さんのこと、
ラブミー部のこと、くるくると変わる話を聞いているだけでも楽しい。
役者同士、芝居のことなんかでも議論になったりする。
そうこうしているうちに、すぐに目的地に到着してしまう。
そうだ、今度はきちんとドライブにでも、出かけようか。
いつになるかは…わからないけれど。
きっと楽しい。
君が一緒なら、なんだって…。
「さあ、着きましたよ、お姫様」
「今日はちょっと遅くなっちゃいましたね」
車を停めると、助手席側に回ってドアを開ける。
降りてきた彼女が俺を見上げて笑う。
少し、離れがたくて、身体を抱き寄せた。
538 :
3:2005/07/20(水) 01:31:09 ID:???
「つつ、敦賀さん?」
「なんでそんなに可愛いかな…」
「何言ってるんですか…誰かに見られちゃいますよ」
「別にいいよ」
「よくないですよっ」
言葉の応酬を繰り返しながら、それでも彼女の腕が
俺の身体にそっと回される。
自分の腕にも力を込めて、しばらく抱きしめ合う。
「私…敦賀さんの次のオフに合わせてお休みもらいますね」
「…そんなことできるの?君だって仕事がずいぶんあるだろう」
「敦賀さんほどスケジュールに余裕がないわけじゃないですから」
…どこまでも彼女の一挙手一投足に振り回される自分が
微笑ましくもある。
思いがけない申し出に、すっかりゆるみきってしまっただろう顔は
ちょっと見せられないかな。
それでも、最後に今日はいろんなことを我慢した、
そのごほうびが欲しくて、彼女の顔を両手で包むと上を向かせて微笑んだ。
539 :
4:2005/07/20(水) 01:32:40 ID:???
ややあって、彼女がそっと目を閉じる。
何度したかわからないくらいのキスを最後にもう一度。
彼女の唇を自分のそれでやんわりと撫でながら、
誘われるように少しだけ開かれた隙間に舌をもぐりこませる。
今日はこれで…おしまいにするから、もう少しさせて。
外というロケーションに、いつもより控えめながら
お互いの舌を絡ませあう感触がじわりと身体を侵食し始める。
「っ…ふ…」
彼女から紡ぎ出される甘い吐息が、
自分の本能をゆっくりと煽るのを感じて、
名残惜しくなりながらも唇を離した。
こんなところで…どうにかなっちゃうわけにもいかないし、ね…。
「…反則です…」
暗闇にうっすら浮かび上がる彼女の顔が、ほんのり上気しているようにも見える。
恨めしそうに、こちらを向いてそう呟いた。
「そう?」
「も、いいですから、車に乗ってください…っ」
照れたような彼女が、俺の身体をぐい、と押し返してそう促した。
「ごめんごめん、じゃあ、そろそろ帰ろうかな、おやすみのキスももらったことだし」
「…そうしてください」
540 :
5:2005/07/20(水) 01:33:55 ID:???
「おやすみ」
カバンを肩にかけた彼女に、そう呼びかけた。
彼女は相変わらず上司に向かうサラリーマンよろしく、ぺこり、と頭を下げて
「おやすみなさい…!」
そう言うと、笑って手を振った。
応えるように俺も手を上げると、彼女はそのまま下宿先の方向へ走り去っていった。
あーあ、行ってしまった。
ああいうキスをした後では余計に離れがたくなる。
わかっていたけど、どうしても止めることができなかった。自業自得だ。
自分の唇を親指でそっとぬぐった。
さっきまでの柔らかな感触が鮮明に蘇って、少しだけ寂しさに襲われる。
は…一体俺はどこまでわがままになれば気が済むんだろう。
想いを告げるまでは…そばにいたいと願い、
気持ちが通じ合えば…すべてを手に入れたいと請い、
何もかもさらけ出した後は、ただひたすら繋ぎとめたいと…。
誰に聞かせるでもなくため息をひとつついて、運転席にすべりこんだ。
これから帰る先の自分の部屋。
今は、広すぎる1人の部屋に寂寥感すら感じてしまう。
その部屋へ帰るために、1人で車を駆る。
今まで何の疑いも持たずにしていた行動。
いつか、2人で暮らしたり、そんなことも…できるんだろうか。
541 :
6:2005/07/20(水) 01:35:30 ID:???
キーを回してエンジンを始動させる。
さあ、帰りましょうか。
言い聞かせるように心の中で呟き、クラッチを切ってギアを動かそうとした
その時に、窓をコンコンと叩く音が耳に入った。
振り向くと…さっき帰っていったはずの彼女が、腕を伸ばして窓を叩いていた。
驚いて、慌てて窓を開ける。
どうしたの?忘れ物?
そう口を開こうとして、遮られた。
…彼女の唇で。
「忘れ物、でした」
数秒だけ触れ合った唇を離すと、
突然の出来事に驚いて何も言えないでいる俺に
そう言って、いたずらっぽく笑う。
そして、さらに耳元で、ぼそっと囁いた。
顔を離して、今度はいつものように鮮やかに微笑む彼女。
「おやすみなさいっ、また電話しますからっ」
542 :
7:2005/07/20(水) 01:36:53 ID:???
さっきと同じように、手を振りながら走り去っていく。
その姿を俺は…呆然として見送った。
とたんに顔が赤くなるのが自分でもよくわかった。
身体の力が抜けて…シートからずるずると滑り落ちそうになる。
なんだって…あんなこと。思わず口を手で覆ってしまう。
参った…。本当に…参ったな…。
彼女が耳元で囁いた言葉。
「おやすみなさい、蓮」
なんて。
失礼しました〜。
恋人同士になったら名前を呼ぶのかな?と思いつつ
なかなか想像できないorz
ありがとうございました。
リアルタイムで見ました。
激しくGJですっ!!
最後の呼び捨て死ぬ程萌えましたww
ウホッいいSS!
寝る前に覗いてよかったよ
>535さんありがとう
キスだけでもエロくてドキドキしましたよ!
続きをエロパロで読んでみたい…
513さんの続きも早く読みたいです!
きっと本誌萌えの神がいらっさるはず・・・なのでどさまぎのリク。
今号の「蓮&ローリィの睨み合い」でどなたか・・・plz・・・
あほなリクでもーしわけない(汗
でもなんかヘンなツボに入っちゃって・・・orz
変なツボって数字3つ?
いやいやそんな・・・
笑いのツボってだけですがなw;
さすがに数字板職人の猛者様はおらんだろーし、
見たいかどうかもびみょんかも・・・(汗
徹夜明けでラリった頭で書いています。
セリフだけの激しくチラシの裏ですが書き逃げします。
「あっっ敦賀さん敦賀さんw」
「ん?何?キョーコ」
「ちょっと こう、両腕をくんでみて貰えますか?」
「―――こう???」
「はいw
それで 後は 左手を自分の顎に当てて貰えますか?」
「?(まったく訳が分からないが言われた通りにする)」
「『う〜ん まんだむ。』w」
「………………………。」
「やだーっ敦賀さんたらこんなベタな遊びに引っ掛かっちゃってーw」
「………………………どうしてくれようかなこの娘は…………(怒」
「…………………………………え゛?
つ 敦賀さん!?何もこんな子供の遊びに………(ビクビク」
「キョーコ 今晩はウチに泊まれるんだろ?
楽しみだなぁ、ずっと2人っきりだね(キュララ☆」
「ひぃ――――っっ
敦賀さんごめんなさいぃーっ(泣」
その夜キョーコは散々敦賀さんから“おしおき”を頂いたとか頂いたかなかったとかw
終わり。
…………書いた自分をでえも思うけど、こんな『どうして〜』の使い方は間違ってるわ!!
とゆー訳で本物の神様降臨キボンヌ
532でつ。
>>550 GJ!! 仕事中なのにマジ吹きしてしまったww
きぼんした本人は大変満足しております。多謝♪
>>550 GJでした
蓮は簡単にひっかかりそうな気がしたよw
チャレンジャーがいるかはわかんないけどね
>>527の続きを投下します。
最初に書いた通り痛い内容の話です。
きっと苦手な人もいると思うので、前もって注意を促しておきます。
微妙なエロっぽい展開ですが、板違いだったら教えて下さい。
基準があまりわからないので、お願いします。
高校の授業が終わり、まっすぐにLMEの事務所へ向かったキョーコ。
本当は夕方から『ダーク・ムーン』の撮影があるので、直接そちらへ移動しようと
していたが、敦賀蓮のマネージャー・社に呼び出されて今に至る。
「ごめんね、キョーコちゃん!悪いけどこの紙袋を蓮に届けて欲しいんだよ。
あと、時間があったら夕飯も…」
両手を合わせて拝み倒す男に、そんなことしないで下さいと手を横に振る女。
取り敢えず社の頼みを遂行するために、蓮が今仕事をしていて更に『ダーク・ムーン』の
撮影もある富士テレビへと足を早めた。
「わざわざ届けて貰ってすまないね。そっか社さんは、月一LME総会の日だったか…」
月一LME総会とは、社長と全社員が集まり愛について語り合う会のことだ。
勿論、担当タレントの今後のスケジュールなども話し合うが、専ら話題は
いかに愛される仕事をこなすかである。【適当に作った会議です】
「はい、ですから夜ご飯のこともお願いされたので…作りに行ってもいいですか?」
「…いつも悪いね。俺ならきちんと食べるから、君が来てくれなくても大丈夫だよ」
「駄目です!この目で敦賀さんが食事をするところを確認しなければ、安心できません」
いつも通りのやり取りの後、結局一緒に夕食を取る約束をする。
移動もあるので、廊下を歩きながら撮影後の待ち合わせ時間と場所を決めていた。
今日の二人の出番が微妙にずれていたので、30分程キョーコが待たなければならないのだ。
「じゃ、20時半に俺の控え室で待ってて」
「はい、晩御飯のリクエストとかありますか?」
「君に任せるよ」
二人は、このやり取りを盗み聞きしていた人物がいたことを知らない。
なんだ?今の会話は…
物陰に隠れていた尚は、予想外の展開に眩暈がしそうだ。
実はもう二人は付き合っている?頭の中では、したくもない妄想が広がっていく。
キ「レンレン〜まずはぁ、ご飯にする?お風呂が先?そ・れ・と・も私?」
蓮「キョンキョンに決まっているだろ?今夜も君を眠らせないよ、マイスイートハニー」
キ&蓮「んー(ブチュッ)」
新妻よろしくフリフリエプロン姿のキョーコとなぜかサラリーマンスーツの蓮による
新婚ごっこが頭から離れなくなっていた。
「うがー!そんなわけねぇだろ。キョーコは俺のモンなんだ。俺の、おれの…」
頭を抱えて、大きく左右に振ると手に水滴が付いた。
不思議に思い、その正体を探ろうと掌を顔に這わせたら、何とそれは涙だったのだ。
泣きたくて流れたものではなく、幸せな二人を想像しただけで、胸が張り裂けそうに痛み
滅多に流すことがない涙が、頬に伝っている。
「なんだよ、これ…俺…すげー格好悪ぃじゃん…あは、アハハハ…」
廊下の片隅で崩れ落ちるように座り込み、頭を抱えていた尚が視線をあげた。
「このままじゃ済まさねぇ」
マネージャーの祥子が迎えに来ると彼女の腰に手を回し、ある時間に休憩が欲しいと
お強請りした。
熱い口づけと共にごり押しすればいつも、大人な彼女は「しょうがないわね」と言いつつも
尚の願いを聞き入れてくれるのだ。
未緒の傷メイクもキレイに落とし、自前の制服を着て帰り支度万全の状態で
時計を見ると19時50分であった。
共演者達の調子が良かったこともあって、撮影が早めに終了。
キョーコが今日のメニューは何にしようかな〜と考えていると、蓮がいつも
自分の手作り料理を食べている姿が思い浮かび、思わずふふっと笑みが零れる。
社の話では、ロケ弁などだと半分以上残してしまうという蓮も、流石に女の子が作った料理は
正しいフェミニストとして完食してくれるのだ。
たとえ生理的に気にくわない相手と認識されていても、最近は以前に比べればずっと優しく
接して貰えていると感じているキョーコだった。
まだ、嫌いな人間のカテゴリーに分類されているだろうと思うと胸がズキンと痛むが
初対面の頃の己の行動を振り返れば、それも致し方ないことで、これからは少しでも
良い関係を築けるように頑張ろうと握り拳に力を入れて気合いを入れてみる。
「まずは、美味しいご飯を作る事よね!前回が中華だったから、今度は洋食にしようかな…」
辿り着いた蓮の控え室、無人と分かっていても、礼儀としてドアをノックして入った…ら
人影を発見して驚きのあまり全身が強張った。
しかもその人物は、この世の中で最も恨み深き男・不破尚だったのだから。
ヤツは椅子にふんぞり返り、机に脚を乗せた偉そうな態度で待っていた。
「あ、あああんた!何でここにいるのよ!」
「そういうお前は?何でここにいんだよ!…あいつの女になったのか?」
「下劣なこと言わないで!敦賀さんに失礼でしょ」
徐に立ち上がった尚は、ゆっくりとキョーコに近づきドアのカギを掛け、彼女の顔の
両横に手をつくと閉じこめるようにすると男慣れしていないキョーコは、キッと睨み付けながらも
小刻みに震え手に持っていたトートバックをギュっと握り締めた。
「離れなさいよ、ショータロー!大体、勝手に敦賀さんの控え室に入り込むなんて
品性が疑われるわ!」
「うるせぇ!何でおまえが奴の所に来るんだ。キョーコ、おまえは俺のもんだろうが。
俺様が嫌いな奴は、おまえも嫌えよ!俺だけを見てればいいんだ」
「誰があんたの物よ。冗談じゃないわ!敦賀さんは凄い人よ。仕事に対する姿勢とか
尊敬できる先輩だもの。だから、敦賀さんのこと嫌いになんてならない。
大嫌いなのは、純情な私の心を弄んだあんたよ、ショータロー!」
バック越しに体を押し返そうと必死な姿+明らかに蓮>尚なキョーコの反応に、彼の
忍耐力が全くない堪忍袋の緒がプッツリと切れた。
数々の無礼な暴言と振る舞いをする男に対して、キョーコ必殺の悪霊共を召還しようと
したのだが、それよりもいち早く生暖かいものが首に触れ、その刹那に痛みが走り
手からボトリとトートバックが落ちた。
キョーコの視界には呪い対象物の右後頭部。
咄嗟には、自分の首にくっついているものの正体を、認識することなど不可能であったが
生々しい感触が鳥肌を立たせる。
「嫌!」
そして精一杯の力を込めてショータローの胸を押し返し、逃れて目の前にある姿見で
己の首を確認すると、ご丁寧にも他人の目に付く位置にクッキリと鬱血した痕が付けられていた。
あまりの出来事に目を見開いて、硬直しているキョーコを背後から抱きすくめると
今度は耳をベロリと舐める。
「ギャーーー!気持ち悪いのよ。何考えてんの、あんた!」
心底嫌悪感を表して身震いしていたキョーコは、ゴキブリのようにカサカサと逃げまどうが
あっさりと捕まり抱え上げられた体はソファーに横たえさせられる。
「おまえ、本当に色気がまったくねぇな。何だよ、その動きは…」
キョーコの両手を己の腕一つで封じ込め、尚は彼女の上に覆い被さると首もとのリボンを
スルリと取り去り、下に落とす。
服の上から胸に手を置き、成長具合を確かめると一つ溜め息。
「俺はでかい胸が好きなんだから、お前は努力しろよ」
‘あんたの好みなんてどうでもいいのよ’とか、‘触らないでよ!減るでしょ’など、言いたい事は
沢山あるのに舌が上手に働いてくれない。
最初は抵抗しようとしたキョーコだったが、今までに経験のないことに戸惑い上手く手足を
まったく動かせなくなってしまった。
そしてろくに抵抗出来ない少女に対して、調子に乗った男はしなやかな足を撫で、段々と上に来た
手が短い制服のスカートの中へ侵入しようとする。
「しょ、正気に戻りなさいよ!こんな色気のない女、相手にしないんでしょ!いやぁぁぁぁぁあ
…やだぁ、怖い、誰か…助けて…つ、る…が…さ…」
眉間に皺を寄せた男は、憎き敵の名を口にした少女の言葉を遮ろうと、唇を寄せ…
続く
おーい、ここで続きですかー?
でも、もっときわどくなるなら、あっち行った方がいいのかも。
Σ(゚Д゚) ココで続き?
続きはエロパロなんですか?と聞いてみるテスツ
銘酒生ごろし…w
つづき禿しくきぼん
うわっなにこれ!?
これって尚とくっついても蓮とくっついても後味最悪
もっと甘々なのキボン!
っつーかエロ書きたいならエロパロ行けばー?
あっエロパロじゃ駄目だからこっちに投下してんだ?
ごめんごめん
生殺しはツラいよ、続ききぼん〜ノシ
続きが18禁の内容になるなら、エロパロの方が良いのでは?
もしかしたら続きを今書いているのでは?
全部書けてから投下したほうがいいですよ。流れてしまうと探すのが大変だし
次の人が投下していいのか迷ってしまうから。
「続きは後日」くらい書いておいたらいいかも。
それじゃ、
>>564の作品キボン。
どれだけうまいのか見せて見せて。
>>564タンの作品を読んでみたいなぁ。
きっとものすごぉく文章うまいんだろうなぁ。
( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )<物凄く自信家さんネ!
全然、怖くないと思うけど。
つーか今仲村関係ってまた
全体的にチョッカイ出されてないか?
以前アチコチ荒れた後しばらくおとなしかったけど、
またここ1日位同じ様な匂いがするよ。
あんまり続くようなら
絡みスレのログから荒し対策コピペ持ってくっかな・・・?
>>571 っぽいじゃなくて荒しだよ
メル欄に気付かなかったの?
メル欄で荒らしとわかっているなら、なぜ荒らしに構うのか
職人さん、SSの投下をテカテカしながらお待ちしています
+ *
∧_∧ *
(0゚・∀・) +
oノ∧∪ ∪
(0゚(0゚・∀・)+ ワクワクテカテカ
∪(0゚∪ ∪
/ヽ_と__)__)/ヽ +
(0゚ ・ ∀ ・ ) ワクワクデカテデ
(0゚ ∪ ∪ +
と______)______) +
+ +
テデって何だよ間違えたよ
デカが正しいですごめんなさい
今、スレを見て驚きました。
二話目だけが、微妙にエロ路線で心配だったのですが…
このスレに投下するべきではありませんでした。
沢山の方に迷惑を掛けてしまってすみませんでした。
>>578 あ〜キニシナイで投下してくださいなー
続きワクテカでお待ちしておりますですよ
生殺しイヤソ…
◆3GspOfuLEA氏が心配するほどエロくはなかったと思います。
運悪くスレの雰囲気が悪くなってしまいましたが
このまま見離さず残りも投下して下さると嬉しいです。
582 :
500:2005/07/24(日) 02:07:59 ID:???
だんだんと悲しくなって来た…。
そんな気持ちでSSを書いたらもっと悲しくなって
きたんだけど書き上がったので投下します。
583 :
500:2005/07/24(日) 02:08:38 ID:???
――夢を見た――
蒸せかえる程の暑い夏。
ギラギラと照りつける太陽を和らげてくれた木陰の中で
涼しげな風と優しいせせらぎを聞かせてくれた川の中で
ほんの数日の間だけだったけど私に大切な宝物をくれたコーン。
―――あの頃に帰りたい―――
「――……コ キョーコ?」
気が付くと蓮が心配そうに私をのぞきこんでいた。
やだ、私、寝ちゃったんだ。
「キョーコどうしたの?」
「ごめんなさい…ちょっとうたた寝しちゃったみたい…。」
「違う そうじゃない……。」
584 :
500:2005/07/24(日) 02:09:36 ID:???
図らずも寝顔を見られてしまい動揺してしまのまま蓮を抱き締める。
「――本当になんでもないの。
ちょっと悲しい夢を見ただけ――。」
背中に腕を回すと蓮の手がそっと私の髪を撫でてくれる。
大丈夫。
悲しいのは今だけ。
明日になれば また いつもの様に笑える。
だから 今だけは ほんの少しだけ 泣く事を許して――。
終り。
585 :
500:2005/07/24(日) 02:14:37 ID:???
誤爆です すみません。
2以降は↓コチラです。
586 :
500:2005/07/24(日) 02:15:54 ID:???
図らずも寝顔を見られてしまい動揺してしまった私の頬を
両手で包み込むように挟み、ゆっくりと顔を上げさせると
蓮は心配そうに私の目を見つめながら口を開いた。
「――……泣きそうな顔をしていた……――。」
まるで自分が傷付いたみたいな顔をして私を見つめる蓮が
愛しくて、戻れない過去が切なくて、そのまま蓮を抱き締める。
「――本当になんでもないの。
ちょっと悲しい夢を見ただけ――。」
背中に腕を回すと蓮の手がそっと私の髪を撫でてくれる。
大丈夫。
悲しいのは今だけ。
明日になれば また いつもの様に笑える。
だから 今だけは ほんの少しだけ 泣く事を許して――。
終り。
>500
なんかもらい泣きしてしまった。
ホント、明日にはまた笑えることを祈りたいです。
今はとりあえず G J とだけ…。乙ですた。
>>500 深いな・・・なんかほろりときました。
GJ!
優しい言葉を掛けて下さった方々、ありがとうございます。
残りは全て書き上げてから、一気に投下したいです。
書き足す部分と修正したい個所が多いので、すぐにではありませんが
いつの日か必ず、続きを見て貰えたらと思っています。
多くの人に迷惑を掛けてしまって、本当に申し訳ないと感じていますが
よろしくお願い致します。
>513
щ(゚Д゚щ)カモーン
ちょっとスレの雰囲気を変えてみたくて久しぶりに書いてみたw
ストック持ちあわせてなかったんですよね、悲しい事に。
で、書き上げてすぐに投下しようとしたら・・・。
壷→専ブラに変えて初めての投下だった為
失敗か・・・?と思ったら規制中だったよ・・・orz
ヽ(`Д´)ノウワァァン!!誰だよ?暴れた奴!
で、規制解除を見て急いで帰ってきました。
なんかまたすぐ規制かかりそうな雰囲気だったので・・。
注意事項・・・変なナレーション・文章ヘタ杉が嫌な方
今すぐ、出口へGO!
私――――――実は前から試したくてしょうがない事があるのよね。
それは・・・敦賀さんに『膝カックン』をかますというもの。
敦賀さんの後ろ姿を見ていると・・・・あのスラッとした長い足を見ていると・・・・
何故だかそういう衝動に駆られてしまうの。う〜ん、そんな事を考えるのは私だけかしら?
只今ドラマで共演中の私達は休憩時間を控え室で過ごしている。しかも二人きり。
最近、気がつけば何故だか私の傍に居るのはいつも敦賀さんなのよね。・・・どうしてかしら・・・?
「クスっ。どうしたの?最上さん。変な顔して。」
「え?変な顔って・・・失礼な!」
と、こんなツマラナイと思われるやりとりさえも敦賀さんは物凄く楽しそうにしてくれる。
この人の考える事ってイマイチよく解らないのよね・・・。
しばらく雑談を楽しんだ後、敦賀さんが「何か飲物でも買ってこようか?」と言い出した。
そういえば喉、渇いたかも・・・。
先輩に対して悪いかな?とも思ったけれど「お願いしますw」と答えておいた。
そして敦賀さんはこの部屋の出口へと向かっていった。
私は・・というと敦賀さんの後ろ姿を静かに見送る事が出来ずにウズウズしている。
『膝カックン』を仕掛けたい!この考えが今、私の頭の中を支配している状態。
仕掛けたら恐ろしい事になるのは判っている、判っているんだけど!!
私はいつの間にかフラフラっと敦賀さんの後を追いかけていた。
この時の私は敦賀さんのおかしなフェロモンに侵されている事に気付いていなかった。
その結果、自分の判断力が鈍っている事も・・・。
よぅし、射程距離に入った!今だ、行け!行くのよ、キョーコ!!
自分の膝を敦賀さんの後ろ脚へと突撃させる。でも・・・。
「・・・あ・あれ?」
いきなり敦賀さんが方向転換して私の方を向いた為『膝カックン』が失敗に・・・。
それどころか、勢いに乗っていた私は敦賀さんにタックルをかました格好に・・・。
私達は何故か都合良く傍にあったソファーに倒れ込んだ。
(注?)恐らくその場に人がいたらキョーコタンがいきなり敦賀氏を押し倒し
破廉恥行為に打って出たように見えた事でしょう。
「・・・最上さん。俺を試してるの―――・・・?」 ←※彼は無表情です
今、私の頭の中は真っ白状態。敦賀さんの言葉さえも頭に入ってこない。
・・・だって・・・だって!敦賀さんが『下』で私が『上』よ?
キョーコタンは錯乱のあまり、敦賀氏から『離れる・どいてあげる』という行為をすっかり忘れていた。
そこへコンコンとドアをノックする音。そしてガチャリとドアが開いた。
「蓮、キョー・・・・」と声を掛けようとしていたその男、社クンは二人の姿・行為を見て固まる。
そして「・・・邪魔してゴメン・・・//////」という言葉を残し、その場から去っていった。
この時の社クン『俺の苦労が報われた』と思ったとか、思わなかったとか・・・(←どっちだ?)
そしてやっとキョーコたんは覚醒した。
「・・・キャーーーー!!ご・ご・ごめんなさぁぁぁい!! //////////」
早く!早く、退かなきゃ。敦賀さん、静かに無表情で怒ってるぅ。
でも退こうとする前に私の世界は反転していた。
つまり、ガシッと敦賀さんに掴まれ私の体が回転し・・・・。
私が『下』、敦賀さんが『上』という状態になっていたのよ。
「・・・・君って・・・本当に―――・・・(つくづく俺の理性を刺激する娘だな)」
『本当に―――・・・』の後に何の言葉が続くの・・・?というよりも、この状態は一体ナニ・・・?
頭の中で色んな考えを巡らせていると、急に敦賀さんの顔が私の顔に近づいてきた。
もう数センチでお互いの唇が触れ合うという状態の所で、”てしっ”と止めてやったけどね。
「つ・敦賀さん!!血迷ったんですか?!それとも嫌がらせですか?!
こんな現場、もしも敦賀さんの好きな人に目撃されたら誤解されちゃいますよ!!!」
・・・お願い、敦賀さん!正気に戻ってぇぇぇ!!と心の中で声を大にして叫んでいる私がここに居る。
「・・・嫌がらせ?それは君の方だろう?(君は無意識の内に俺を誘っているんだから・・・)」
「私・・・?」・・・そりゃ、いきなり敦賀さんに『膝カックン』を仕掛けようとした私が悪いわよ?
でもおかしなフェロモンを垂れ流して私の思考回路をおかしくさせる敦賀さんも同罪よーー!
でも、この状況・・・。頭の中がグルグルしていて、うまく考えがまとまらない。・・・えーっと、えーっとぉ・・・・。
「・・・もう・・・この際だから、誰に目撃されても構わない―――・・・」
敦賀さんは私の首筋に吸い付いてきた。
――――――えっ―――・・・?
その行為が妙に敦賀さんの香りを意識させる。頭の中がクラクラする。
・・・私は今、敦賀さんにこんな事をされているのに嫌じゃないのだろうか―――・・・?
そうこうしている内に私の唇と敦賀さんの唇が触れていた。何故だか抵抗する事さえも忘れていた。
でも口付けがどんどん深くなるにしたがって、私は何だか怖くなってきていた。
「・・・やっ・・・////こんな所でいきなりエッチな事する敦賀さんなんか・・・嫌い〜〜〜/////」
「『こんな所』じゃなく、しかも『いきなり』じゃなければ、犯ってもいいのかな?」
敦賀さんは、今までの敦賀さんでは無くなっていた。もしかして元に戻ってくれた・・・?じゃ、なくって。
私、今なに言った?もしかして言い方、間違えた?
「最上さん。今夜はよろしくね?・・・あ!今更、逃げようなんて考えても無駄だよ?
俺を煽った君が悪いんだから覚悟は決めておいてね」そう言って彼はニッコリ笑った。
敦賀さんに抵抗出来なかった自分。そして首筋に残る赤い痕。
それら全てが私の気持ちを示している。
私は今夜、敦賀さんから到底逃げられそうにない事を感じた。
(終わりですよw しかしタイトルはまったくもって意味不明ですな・・・)
>>593 GJ!
←※彼は無表情です にワロタw
逃げられないと覚悟したキョーコのその後をキボン!
カナーリ前に書いたものを発掘したんで投下。
593タンの作った波に乗らせていただくよ。
遠くで響く低い音に、自分の瞼が反応したのがわかった。
どうやら眠っていたらしい。
重い瞼は、その音の正体をすぐに確認したいと思っているはずの己の意思に反し、
時間をかけてゆっくりと開けられた。
ビルの隙間から見えた色は、白。
続いた赤や青の光は、綺麗な円を描いた後、夜空に消えた。
「……」
そういえば、今日はこのマンションからさほど遠くない場所で、規模の大きい
花火大会があると言っていたような気がする。
『すごいんですよ!何と言っても1万発ですから!』
他の女性ならばそこですかさず、「もしよかったら一緒に行きませんか」という
誘いの言葉を投げかけて来そう展開なのに、彼女は屈託のない笑顔を浮かべて
『私はテレビで見ますけど、敦賀さんはお家から生で見れますよ、きっと!』
とだけ言い残し、その場を去って行ってしまった。
スキップでもし始めそうな足どりや、本当に楽しみにしていると分かる態度が
可愛いと、素直に思った。
不意に。
『コーン…花火、一緒に見れないの?』
答えに詰まる自分の答えを待たずに、何でもないと、けなげに笑った幼い子ども。
その少女の瞳と、今日の彼女との面影が重なった。
「…もう遅い…かな」
視線の先には携帯電話。腕は自然に伸びていた。
酷く緊張している自分がおかしい。
でも、電話をかけた時の彼女の反応を想像すると楽しくて。
世の人は、こんな気持ちを何と呼ぶのだろう。
メモリーから呼び出した番号を確認し、大きく深呼吸。
1回…2回…3回。
『はいっ、最上です…っ…』
「やぁ。今日は早かったね」
そんな言葉をかけると、慌てた空気が電話越しに伝わってくる。
『ど、どうなさったんですか?』
「花火」
『…えっ』
「花火、一緒に見ようと思って。見てるでしょ、いま』
戸惑っているであろう彼女の姿を想像して笑う視界に、
ひときわ大きく開いたピンクの花。
「ほら。…君によく似た花が咲いたよ」
601 :
599:2005/07/25(月) 18:49:03 ID:???
終わりです〜。
なにやら尻切れですがキニシナイw
なんでも初めては緊張するね…
スレ汚し、失礼いたしました。
>>599 GJ!
と言いたい所だが続きが気になるじゃないか〜!
と言う訳で続きをキボンw
>>589 うわっ誘い受けウザッ!?
でもエロくないなら続き読んだげてもいいYO
もちろん感想もバッチリ書いてあげるvvv
続きまってあげてるのあたしだけだろうから〜
>603
メル欄になんて書かずに、堂々と書けば。
と、釣られてみる。
夏だね〜。
夏だな厨 【なつだなちゅう】
夏厨が出没すると放置ができず「夏だな」と言い出し
荒れの元となりスレ住民全体に迷惑をかける存在。
【特徴】
・とにかく文中に「夏だな」を入れないと気がすまない
・スレの流れや空気を読めず、反応してしまう
・普通のスレ住人は夏厨を放置しているのに自分だけが過剰に反応してしまう
・夏厨に反応している時点で夏厨と同類であることに気づいていない
夏だぜ!
>>607 なんでも厨を付ければいいってもんじゃないと思うが。
引き続き職人さんщ(゚Д゚щ)カモーン
>>610 テンプレコピペにマジレスせんでも
しかしこのコピペ、全部で何バージョンあるんだ?
「夏だな」と「夏だね」と「夏だねぇ」と「夏か」バージョンは見たけど
職人さんщ(゚Д゚щ)カモォォォン
ネタ止まりで文章にできない自分に_| ̄|◯
しっかしどうしても浮かぶネタは飛鷹くんとモー子さんなんだよなぁ…
本誌で蓮とキョーコでモヘモヘしているのに何故。
顎か、顎のせいなのか。
>>613タン、ガンガレ!(`・ω・´)
自分もネタ切れ中なんだけどね・・・orz
613 飛×モ、禿しくщ(゚Д゚щ)キボォォォォン
飛鷹くん×モー子さんは萌えです。うまく行ってほしい二人です。
出来れば頑張ってください
>>613さん
「新郎とその義父」なカンジの蓮と大将を見てみたい・・・
きっとこの二人ならプロ根性で意気投合してくれるだろうと思うんだけど。
でも自分じゃネタが全然思いつきません。
ひとつ乗って下さる神はいませんか!?
便乗リクを一つ。
ローリィと大将のお話を書いて下さるネ申はいらっしゃいませんか?
二人ともキョーコに幸せになって欲しいと思ってるんじゃないかと
妄想しています。だるまやにローリィが行くのはどうでしょう?
よろしくお願いします。
なぜかさだまさし思い出した…
親父の長い一日(だっけ?)
秋桜が先に浮かんでしまった(;A⊂)女将さん・・・
私が想像したのは
一升瓶片手に歌い踊る「愉快なローリィ&大将」
又は、ちびちびと無言で酒を酌み交わす「哀愁のローリィと大将」
私の妄想は今号の見開き睨み合いで、
蓮の代わりに大将が腕組んで仁王立ちorz
・・・どういう状況で睨みあうんだろう、ローリィ&大将・・・
どっちがキョーコのバージンロードの付添やるかとか??
>>622 蓮とキョーコをくっつけたいローリィと
「俳優なんてチャラチャラしたことやってる奴にキョーコはやれない」と頑張る大将
大将vs蓮でもローリィでも無いんですが大将ものが1つあったので
投下します。
駄文イラネな方は華麗にスルーしてください。
625 :
大将モノ:2005/07/29(金) 09:52:02 ID:???
ドラマ撮影の収録が終り休憩中、最上さんがヒョッコリと現れた。
彼女への想いを自覚して以来、これ以上彼女への気持ちが
大きくならない様に会うのを出来る限り避けていたのだが
会うとやっぱり目がいってしまう。
彼女は以前の辛い経験からか恋愛とゆうものに拒否反応
をみせているようだし。
俺は俺で自分の気持ちを育てる訳にはいかない…。
自覚したばかりの恋。
なかなか自分の気持ちに気が付かなかったのは気が付いたが
最後だと無意識でわかっていたからなのか…。
不甲斐のない自分につい笑ってしまう。
そうこうしているうちに最上さんが近付いてきた。
「敦賀さんおはようございます。」
「あぁ おはよう最上さん。
今日は確か最上さんの撮りは無かったと思ったけど、どうしたの?」
「えぇ 演技の勉強の為に見学をさせて頂こうかと思いまして…。後、ちょっとココで待ち合わせをしているんです。」
626 :
大将モノ:2005/07/29(金) 09:54:11 ID:???
「待ち合わせ?」
「はいv以前からの約束で今日は一緒に『だるま屋』に行くんです。」
「え?」
『だるま屋』って彼女の下宿先の店だよな?
俺でさえ店の近くまでしか行った事が無いのに彼女と一緒に
『だるま屋』に入れる程、仲のいい奴がここにいるのか?
彼女の思ってもみなかった発言に胸が締め付けられそうになる。
驚きや焦り、そして何よりも胸がコゲついてしまう程の嫉妬で
次の言葉が見つからない。
―――誰なんだ?
彼女の下宿先にまで入る事を許された男というのは…!!―――
我知らず周囲にいる他の役者陣やスタッフ達を睨み回していた所で
背後から社さんの声が聞こえてきた。
「蓮、事務所に確認をとったが今日はこのまま帰っても大丈夫――
あっキョーコちゃんv」
「お疲れ様です。社さんv
じゃあ今日はもう帰れるんですね?」
「うん もう大丈夫。
後は一緒に『だるま屋』に行くだけだよ。」
…………………………はい?
「ウチの大将、昨日から“社さんが来る”ってすごく楽しみに
しいるんですよw」
「本当?いや僕も楽しみにしていたんだよ
また大将と一局打つのを」
627 :
大将モノ:2005/07/29(金) 09:56:02 ID:???
「この間もそう言ってずっと2人で囲碁を打ち合ってましたものね
社さんて本当に囲碁がお好きなんですね。」
「うんヤツラはどんなに触っても壊れないしねw
じゃあ そろそろ行こっか?」
「はいw」
「……………………………………ちょっと 待って?そこの2人」
最上さんが無邪気に答える
「はい??
どうしたんですか?敦賀さん。」
「………その…一緒に『だるま屋』に行く相手って社さんなの?」
「ええ ウチの大将、囲碁が趣味なんですけど私も女将さんも
打つ事は出来てもそんなに詳しい訳じゃないから対局相手を
ずっと探していたんですよ。
628 :
大将モノ:2005/07/29(金) 09:59:51 ID:???
で、社さんが囲碁が趣味と聞いたんで、一度対局をお願いしてみたら
意気投合したみたいで…。」
「いや、この間お邪魔した時は結局朝まで打ち続けて危うく
現場に遅刻するところだったよ。」
「そーですよ。私が朝起きて下に降りて行ったらまだ2人で
打っているんですものビックリしましたよw」
「………………………………ふーん そうなんだ…………。」
「ええ そうなんですw」
「で、そうゆう訳で、もう撮影は終りだし、後は帰るだけなんで
大丈夫だよな?蓮?」
「…………………………ええ 大丈夫です。」
「そっか。じゃあキョーコちゃん行こうか?」
「はいw敦賀さんお疲れ様でした。失礼しますv」
「………………………………お疲れ様…………………。」
その後、嘉月は『囲碁が趣味』とゆう裏設定がもうけられ
休憩中には常に『囲碁入門』を読む敦賀 蓮が、いたそーな…w
終り。
629 :
624:2005/07/29(金) 10:05:47 ID:???
こんな下らないオチでごめんなさい…。
こんなスレ汚しの駄文しか書けない自分が嫌…。
後はネ申の降臨をお待ちしています。
>624GJ!激しくGJ!!読みやすかったし面白かったよ〜
囲碁を打つ社さん見たいつか蓮が囲碁をはじめたらもう誰の目にも20歳に見えませんねw
>>624 GJ!! あー禿ワロタwその手があったかw
蓮様アタマよさそうだから囲碁覚えるの早そうかもー。
頑張らないと社さんが馬の骨になっちゃうぞw
>624
GJ!!ヤキモチ焼きながら何も出来ない蓮・・・たまらんです。
>624
GJです!!頑張れ、落ち着け(前半の)蓮!
待ち合わせ相手が男だなんてキョーコちゃん言ってないですよ!!
GJ!!
なんかその後大将が
「社君はいい男だな・・・気も優しいし・・・
キョーコ、お前その気はないのか?」とか
「敦賀蓮?あんな顔がやたらと良くて隙の無い男は
女を幸せにする男じゃねぇ。俺は認めん!」とか
言っててくれないかな〜
そんでみんなでアタフタしてくれないかなv
・・・とかちょっと思ったw
∧_∧
(0゚・∀・) ワクワク
oノ∧つ⊂)
(0゚(0゚・∀・) テカテカ
∪(0゚∪ ∪
と__)__)
新作をお待ちしています
∧_∧ *
(0゚・∀・) + ワクワクテカテカ
oノ∧∪ ∪
(0゚(0゚・∀・)+ ワクワクテカテカ
∪(0゚∪ ∪
/ヽ_と__)__)/ヽ +
(0゚ ・ ∀ ・ ) ワクワクテカテカ
(0゚ ∪ ∪ +
と______)______) +
637 :
624:2005/08/01(月) 20:50:01 ID:???
レスを下さった方へ
ありがとうございましたvv
ウケて下さって幸せですv
そして新作を待つ間の場繋ぎに突貫でSSを書いてみました。
セリフのみのチラシの裏ですが時間潰しにどうぞ〜
「最上さん、お願いがあるんだけど、ちょっといいかな?(キュララ☆」
「な、なんですか?(ビクビク」
「新しく出来た嘉月の設定で『囲碁が趣味』とゆーのがあるんだけど…。」
「……ど?」
「俺なりに入門書を読んで勉強したんだけどイマイチ掴めなくてね
そこで君のところの大将にひとつ教えて頂きたいな…と、思ってね(キュララ☆」
「あぁ そんな事でしたら大将に頼むより社さんと打った方が
イイですよ?大将とだとウチに来なければならないし敦賀さんに
とってはお手間でしょうからw」
「………………………………………そう…………………………。」
「ええ そうですよv
ソレに社さんの腕は大将のお墨付きでものすごくお上手ですよ。
社さんがウチに来た時に私も時々お相手させて貰うんですが
親切で判りやすく教えて下さいますよ?」
「………………………………………そうなんだ…………………。」
「ええv
あっじゃあ敦賀さん 私、これから養成所でレッスンがあるので
失礼しますねv」
「………………………………………お疲れ様……………………。」
終り。
639 :
624:2005/08/01(月) 20:54:48 ID:???
んで、この一部始終を柱の影からローリィと社さんが吹き出すのを
こらえながら見てたりして…w
だから 私の書く蓮て……orL
>624
GGGGGGGJ!!!!!!!!!
哀れな蓮萌え(*゚∀゚)=3ハァハァ
GJ!しかし社さんは悠長に構えてもいられないんじゃないか?サタンがくるぞw
ところでだるまやって全部ひらがなじゃなかった?余計なつっこみでごめん。内容はかなり楽しかったです!
GJ!
蓮、報われなさ過ぎる・・・w
社さんには身の危険を覚える前に橋渡し役に回るのをお勧めw
今からでも遅くない、大将に洗脳工作を開始するんだ!
初めて敦賀さんと出会って2年。
初めはとにかく、意地悪で 意地悪で 意地悪で ものすご〜く
意地悪で でも本当に嫌いにはなれなくて気になって……。
気が付いた時には大好きな人になっていた。
ものごころがつく前からずっとずっとショウタローを見つめ続けて
何も見えなくなって、総てを投げうって、そして、総てを失って…
カラッポな私に新しい目標を与えてくれ、幼い頃から気付かない
うちに繋がれていた枷を解き放ってくれた人。
貴方が私を快くは思っていない事を知ってるいる。
それでもいい。
それでもまた、人を好きなれた事が嬉しい。
あの人の事を想うだけで心が暖かくなり幸せになる自分が嬉しい。
目指す星は果てしなく遠いけど、その光が有る限り
私はもう道を迷わない。
GJ!ほんのり来ましたV
もうすぐ発売日ですが楽しみですねvv
そこでリクエストなんですが
『テスト通過のお礼としてキョーコを食事に誘う蓮』
なんてものが見たいです
>>643 なかなかかわいくてGJ♪
さて、便乗リク。
テスト通過直後、蓮「どうだった?」キョ「最高です!!」とゆーよーな会話をしてるのを
見た社長が、社さんと監督を呼びよせて3人でごにょごにょ…とゆー妄想が
とまらないんですけど文章にならないorz 誰か書いて〜
646 :
マロン名無しさん:2005/08/04(木) 19:59:38 ID:F0Ix9Iw+
>>624 >貴方が私を快くは思っていない事を知ってるいる
↑
>恋愛とゆうものに
↑
うるさく言いたくはないんだけども。折角だから綺麗な日本語で書いて欲しい。
推敲ぐらいできるでしょうに。素敵なお話だからこそ、こういうところで引っかかって
萌えられないのが残念なんだ。素直に萌え話キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!! とか言って
みたいので。!
>>646 >貴方が私を快くは思っていない事を知ってるいる
↑
ここのこと?
誤字脱字レベルはしかたないと思う。変換しそこないとか打鍵しそこないとかあるし。
言うをゆうとか一応を一様とかが気になるのはわからなくはない。
個人的には貴方の句点の後の!の方が引っかかったけど。
そんなことを言い始めたら、ここのssによくある
セリフの「〜〜ですw」の「w」が気になってしょうがない自分はどうしたらいいんだ。
表情やら情景やらを想像しながら読んでいると、
「w」が出てきた瞬間キャラの顔が2ch顔(・∀・)?になっちゃうんだよ。
さすがに自分だけだとは思うが。
649 :
646:2005/08/05(金) 23:43:34 ID:OZuy+aHu
アレー?
カキコ画面では真っ当に矢印入れたんだけども。何故にずれるかのう・・・orz
最後の!は打鍵ミスだね。人に突っ込み入れる以上ミスあっちゃならんよね。スマン。
だけどSSってテキストで貼り付けが基本なら推敲してもいいと思うんだよね。
SSが便所の落書きではないと思っているからこそ。
いや、ああいうことやっては何処までも棚上げ発言に見えるだろうけど。
>648
『w』も萎えれば「/////」も萎える<一読者として。
オバを気取る気はないけど、折角書くなら日本語で書いてくださいませ☆
>『w』も萎えれば「/////」も萎える
まぁ禿同なんだが、近頃の萌えヲタに正しい日本語を解くのは馬鹿馬鹿しい気もする。
2chだからってのもあるかも・・・
基本的には長文ウザーなとこだと思うから、
『w』や『/////』で描写が多少省けるのって
楽なんだよね・・・自分だけ?スマソw;
ひとつの「作品」と考えると、ちゃんと言葉で表現してほしいところ。
ギャグ調ならそんなに気にならないが、シリアス方面だとかなり浮いている<「w」や「/////」
さすがにセリフごとに「〜w」とやられると何だかなぁ。
会話の内容や流れで笑いや赤面なんかは読み取れると思うので、
できれば必要最低限、欲を言えば無しがいいな。
会話オンリーとかなら「w」あっても無問題?
>649
とりあえずここはsage推奨?らしいので、sageよろ。
確かにwも///////も萎える。ついでにvも萎える。
普通に本屋で売ってる小説ではこんな記号使ってないから、
目が慣れないんだよ…
まあ、あまり注文ばかりつけてると職人さんも投下しづらいだろうから程々に。
ということで神降臨期待。
>652
sage推奨?←なのでsage強制ではないのでは…。
前に書いたものを発掘したので置いていきますね。
参考:カエラはメールし放題!のガイドライン
-------------------------------
敦賀さんにおはようメール。
モー子さんに買ったよメール。
敦賀さんに来てメール。
椹さんにギャグメール。
敦賀さんにおねだりメール。
社さんから笑えるメール。
敦賀さんにウチクル?メール。
やっぱり敦賀さんに出かけよメール。
敦賀さんに教えておねがいメール。
マリアちゃんから遅刻しちゃうメール。
敦賀さんから超ごきげんメール。
大将から一言メール。
敦賀さんに見てメール。
社長さんからコスプレ自慢メール。またぁん!?
(・∀・)キョーコ!はメールし放題!
-------------------------------
以上、古い小ネタでした。
神の降臨をお待ちしてます。
>>655 何気に敦賀さんが多いですなw
しかし「ウチクル?」と言った直後に「やっぱでかけよ」か。
振り回されてる蓮(*´Д`)/lァ/lァ
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐【ちらしの裏】‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
あの〜ちょっといいですか?
SSに w とか //// とかを入れて書いていた者なんですが・・・。
そのマークを入れると多分読んでてムカつく人がいるかもしれないなぁって
なんとなく判ってましたけど・・・入れてました。故意に。
だからSSを書いている時、色んな意味で自分ってバカかもしれないなぁと思っていました。
だから『注意書き』を書いておいたのに・・・。
『スルー推奨』とか、『出口へGO!』とか。
読んでしまったという事は意味が判らなかったんですね?
あ、それから何か勘違いをされているような気がしたのでもう一言だけ。
私は人の文章をイチイチ指摘するような真似はしませんよ?
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐【ちらしの裏・終り】‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
>655
カワエエ…GJ!
しかしリーダーもっと頑張れ…。・゚・(ノД`)・゚・。
今から投下させていただきます。
全然萌え要素とかなくて、情熱●陸のインタビューっぽくしたんですが、
全く違う出来栄えになってしまいました(汗)
スルーお願いします。
662 :
661:2005/08/06(土) 13:14:12 ID:???
女優・京子。
来月20歳を迎える京子は、ドラマ史上最高視聴率を叩き出した「DARK MOON」の
本郷未緒役で鮮烈なドラマデビューを飾った。
新人とは思えないほどの圧倒的な演技力で視聴者を引きつけ、
今も尚、京子の本郷未緒は記憶に新しいはずだ。
「本当に勉強させていただいた作品です。DARK MOONに出演できて本当に良かった。
素晴らしい役者さんの演技を目の当たりに出来たり、伊達監督の指導を聞いたり。
私の女優としての基礎は、あのドラマにあります」
素晴らしい役者というのは敦賀蓮ですかという質問に、京子は真直ぐにインタビュアーを見た。
「彼だけではないですが。でも、確かに大きな存在でした。
今だから言えば…、私が未緒を演れたのも、敦賀さんのおかげです」
そう言って、彼女は微笑った。
京子はDARK MOON放送終了後、しばらくして敦賀連との交際が発覚した。
新人女優と人気絶頂俳優の交際発覚という事で、連日マスコミは2人を取り上げ、
世間の彼女に対する目は、温かいものだけではなかった。
「一時期は学校にも行けなくて。大変…でしたね、はい。でも、次の仕事もあったし、
何より支えてくれる人たちが居ましたから。こんなんじゃ潰れないぞ!って思ってました(笑)」
663 :
661:2005/08/06(土) 13:15:03 ID:???
そんな逆境を乗り越え、京子は次々にドラマや映画に出演し、演技力に磨きをかけ、
実力派女優の地位を確立した。
そして今秋公開、今年最大の話題作、鬼才・黒崎潮監督がメガホンを取る映画「秋桜」に主演する。
注目は何と言っても、京子初の純愛作品、そして相手役が敦賀蓮ということだ。
「初めての映画主演に、初めての恋愛物で、少しだけ戸惑いはありました。
だけど、とても良い雰囲気を監督初めスタッフが作ってくれたので、楽しかったです」
恋人役が実生活でも恋人だという事はどうでした?と聞くと、
「敦賀蓮という役者さんは、素晴らしいと改めて実感しました。京子としてではなく、
ちひろ(=役名)として、撮影中、ずっと恋をしてしまいました」
と、ちょっと恥ずかしそうに語ってくれた。
インタビューが終わり、最後に来月20歳の誕生日に挙式を控えている京子にスタッフから
少し早いお祝いのバラの花束を渡すと、目をキラキラさせ、うわあ!ありがとうございます!!と笑い、
19歳の可愛らしい京子の顔を見せてくれた。
女優・京子。
彼女は芝居を通し、これからも私たちを楽しませてくれるに違いない。
664 :
661:2005/08/06(土) 13:16:43 ID:???
お目汚し、すみませんでした!
神降臨、期待してます!!
661
GJ!! 素敵でした!
次の降臨も楽しみにしていますねっ
658さん、あなたのお話はちゃんとスルーしてるので安心してください。
?
ここはスキビファンが萌えをSSにして盛り上がる場所じゃなかったの?
最近は文句言う人大杉
こんな風じゃヽ(´ー`)ノさんみたいなプロの書いたSSしか受け入れてもらえないみたい
知らなかった、ヽ(´ー`)ノタンってプロだったんだ。
ヽ(´ー`)ノタンは持ち上げられてからどうも天g…
おっと、こんなこと書いたらブログで叩かれちゃう。
SSスレってどこも叩きと擁護のループだよ。
別にここに限ったことじゃない。
文句を言うやつもうざいがチラ裏書けばいいと思ってるやつもうざい。
そしてこんなことわざわざ書く俺もうざいわ!
出直してくらァ!
>672
あっついなぁw
まぁガードレール下のペイント位に思ってればいいんとちゃう?
好きな人は評価するし
嫌いな人はただの落書きっていうだろうし。
『作品』とか肩肘張らんとてけとーにいきましょ〜♪
プロだろうとアマだろうと関係なくない?
ss書きのプロってわけでもないわけだし。
何のプロなの?
上手いな〜とは思ったけど何かのプロとは知らなかった。
個人情報とかの話題は駄目なんじゃ?
677 :
祝辞:2005/08/08(月) 02:20:51 ID:???
気付いてるかな?
俺への態度も変わってる事に。
お前を変えたのは、多分・・・いや、絶対キョーコちゃん。
お前の視線、いつもキョーコちゃんを追ってた。
俺からの話題で、反応するのはいつも
キョーコちゃんの話題だよな。
それで、俺は大事な事を話すときは、
必ずキョーコちゃんの話題を前フリすることにしたんだよ。
お前が、話に食いついてくれるように。
最近のお前、ほんとキョーコちゃんの行動に振り回されてて
なんか年相応で、見ててお兄さん、楽しい・・・
いや、安心するよ。
今まで、浮いた話がなかったお前だけど、
それで俺もかなり、楽だったんだけど
初めての浮いた話がキョーコちゃんとだったから
俺は怒らなかったんだよ。
だから頑張ってお前のマネージャーとして立ち回った。
結果はコレだ。
以前のお前より、今のお前のほうが
人間らしくて、俺は好きだ。(変な意味じゃないぞ)
お前を変えてくれたキョーコちゃんに感謝の気持ちを込めて。
結婚おめでとう。
678 :
祝辞:2005/08/08(月) 02:22:18 ID:???
結婚した二人に社さんからの祝辞ということで
かいてみました。
突然思い立ったネタ、文章で
特に、直したりもしてませんが、良かったらどうぞ。
目覚めると君は居ない。
夢の中の君は、いつも微笑んでいて
それが、誰に向けた笑顔なのかわからないけど
毎日・・・毎日
俺の夢に出てくる。
掴もうとすると、君は消えてしまう。
ずっと君を見ていたいから
目が覚めなければいいのに。
でも、やっぱり夢の中の君ではなく
リアルな君に逢いたいから
だから、今日も俺は
君の姿を探して
君の姿を追って
声をかける
「最上さん!何してるの?」
「俺なんかに捕まらないで・・・・」
なんて、嘘。
本当は、気付いて欲しい。
気付いたら、君はどんな反応をするんだろう?
「最上さん、俺の事好き?」
またそんな意地悪な質問よしてくださいと
冗談だと取ってしまう君。
冗談じゃなく、本当に君の気持ちが知りたいんだけど
今は、まだ無理なんだろうか・・・?
って、やっぱり俺は矛盾してる。
捕まらないで・・と思ってるくせに
気付いて欲しいと思ったり、
君の気持ちが知りたかったり。
俺のこの気持ちを、伝える事は無いだろう。
だけど、君が誰かのものになってしまうのは
・・・・許せない。
自分勝手だとはわかってるけど、
これだけは許して。
君のファーストキスの相手になることを・・・。
679・680と続きましたが別物です。
すんません、急に思い立って書き込みしまくってしまいました。
10分〜15分で書いてるんで短くて読み応えないかもしれませんが
読んでいただけたら幸いです。
すんません、どんどん思いついちゃって
ガツガツ投下しちゃってます。
荒らしみたいになってるけど、違いますんで。
「最上さん、俺の事好き?」
また答えに詰まるような事を、あの人が聞いてきた。
その質問、前にもされたけど
あの時は、固まってしまって答えられなかったっけ。
嫌い・・ではない。
でも、好きですとも答えられない。
困った・・・・
どうしよう・・。
尊敬してます・・じゃダメなのかな?
って、どういう意味で敦賀さんは聞いてきてるんだろう?
そんなことを考えてたら、
ふいに敦賀さんの顔が目の前に・・・・
「ん・・・・・・!」
い、今のは・・・な、何・・?
き、キス・・・・・・・・?
突然の事だったけど
・・・わかってしまった・・・自分のキモチ。
敦賀さん・・・・・・・・
「好きです。敦賀さんの事・・・」
677
GJ!! 素敵です!ブラボーです!!
スッキリしてて読みやすかったです。
「好きです。敦賀さんの事・・・」
君のファーストキスを頂いたあと
思いがけない返事が返ってきた・・。
冗談・・?
いつも、俺がいじわるしてるから
これは、君からのいじわるなのか?
聞いておきながら、キスしておきながら
これからどうすればいいのかわからない・・。
「本当に・・・?」
何を言ってるんだ・・・俺・・・。
「ダメ・・ですか?」
本当に、どうしてくれようかこの娘は・・・。
君の言葉に、理性が飛びそうになる。
「いや、俺も好きだよ。君の事」
無意識に、作った笑顔になる。
ごめんね、まだ俺の本心は伝えられないんだ。
君の気持ちを聞きだしておいて
ズルい男だね・・・俺は。
「いや、俺も好きだよ。君の事」
そう言った敦賀さんの顔は、いつものつくり笑顔で
少し、落ち込んだ。
そういう意味ではなかったのか・・な・・?
敦賀さんにとっては、冗談だったかもしれないけど
敦賀さんのキスで、気付いてしまったこのキモチ
どうすればいいんだろう?
気付いてしまったら、もう止められない。
今はまだ、冗談で流されても・・・・
あなたのせいですからね!敦賀さん。
この責任は取ってもらいますよ?
絶対に、捕まえてみせます・・・あなたの事。
蓮の家って、誰が掃除するんだろうと妄想してて
なんかわけわからんのできました。
連投につぐ、連投すまんです。
689 :
sage:2005/08/08(月) 04:09:05 ID:JGkaMm2g
677さん 素敵作品ですよ。
寝る前にきたら こんなにお宝が・・。
キョーコ・蓮 萌えーです。
この家の掃除の仕事を始めてそろそろ1年になる。
とある有名人のおうちだそうだけど、
実際、誰の家なのかは知らされてない。
いつも、決まった曜日と時間に来て
「事務所の人間という人」の立会いの下、
1時間ほどで仕事は終わる。
殺風景な部屋で、この部屋の主の趣味もわからない。
部屋にいる時間が少ないのか散らかってる事もなく
キッチンにあるお酒とトレーニングマシンで、
年齢は掴めないけど男性だという事は確か。
洗濯なんかは自分でされている様子。
最初の頃は、キッチンやゲストルームが
使われている形跡はなかったけど
最近は、違って
キッチンに調味料が増えたり
鍋や調理道具が、低い位置に下りてきてるところをみると
「誰か」が作りに来てる様子。
ああ、これはきっと「女」が出来たんだな・・と。
そう勘付いてから どのくらいだっただろうか・・・。
BOOSTの一面に「敦賀 蓮」熱愛という文字が躍ったのは。
そして、その記事の写真で私は部屋の主を知る。
蓮様の部屋だったなんて・・・・・・・。
677さん 素敵作品ですよ。
寝る前にきたら こんなにお宝が・・。
キョーコ・蓮 萌えーです。
>667
GJ!!
起きててよかった!!
692
まちがえた・・・
677さんへのレスです・・・orz
最近の蓮さまはちょっと違う香りがする。
普段つけてる香水じゃなくて
もちろん、その香水は変わらずつけてらっしゃるみたいだけれど
その香水とまた別の香りが混じってて
ある日、気付いたの。
お姉さまの香りだ・・・。
お姉さまの香りと蓮さまの香りが混じってるんだ・・。
それに気付いてから、蓮さまを観察するのに少し視点を変えてみた。
蓮さま、お姉さまのことが好きなんだ・・・。
マリアの夢は、蓮さまのお嫁さんだったけど
お姉さまなら・・・。
でも暫くは許してあげない!
二人がちゃんと話してくれるまで・・・。
>>694 ウイルス?
チェッカーに反応したけど。
おぉ!!起きてきてみたら、ネ申 キテタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
すごいいっぱい投下されてる!
>>667さん 超GJです!!!
まだ出来そうだったけど何か変なの来たから投下終了しますね。
ウイルス怖いから(((((((;´д`)))))))ガタガタ
>694
マトメ崩壊時の2〜4号さんの発言ログ?
どちらかっつーとヲチスレ向きなネタかと。
>694
オイオイ 折角職人さん連続投下してくれたのに
クソレスしやがって・・・。
オマエイラネー
>>677 GJ!
萌え作品がイパーイでウハウハです(;´Д`)
次回の投下をお待ちしてます。
ネ申キタタタタタタ━━(━((━(((゚∀゚)))━))━)━━━!!!!!!
>>677 GJ!!!
たくさんあってビクーリ
いろんな視点があってとてもおもしろかったです〜
次はもうないのかな…よかったらまた来てください
677氏GJ!
よいねよいね!
>677,679,680,684,686,687,690,695
思いついてすぐ文章にできるってすごいなあ。
乙でしたー。
ここで電車女の続きが読みたい〜´・-・`
何でダメになっちゃったの?
> 何でダメになっちゃったの?
お前みたいのがいるからだYO!
> 何でダメになっちゃったの?
おめーみたいのがいるからだっつうの!
677さんの後で恐縮ですが
>655をみて思い付いた駄ネタを投下します
携帯からなんで見にくいor醜いですがお暇ならドゾー
655さんネタにしてすいません。
05/07/24 23:12
琴南奏江
題名:Re:最近お話ししてないぃぃ!
…あんたね、なんもないのにいちいちメールしてこないでよ!
後、口で言うならまだしも『モー子さん』って書いて送るのやめなさいよね!
05/07/24 23:20
琴南奏江
題名:Re:
…奏江でいいわよ
美容に悪いからもう寝るわ。おやすみ!
05/07/28 16:42
社倖一
題名:やっほー
社だよ。お昼にアドレス貰ったのに遅くなってごめんね
これで届くのかな?登録しといてね
05/08/01 20:22
石橋光
題名:そろそろ
仕事終わったかな?
明日はきまぐれの撮影頑張ろうねo(^O^)o
事務所でもなかなかキョーコちゃんと会う機会ないから毎週楽しみにしてるんだよ(^^)
05/08/01 20:30
石橋光
無題
えっ?そうなんだ〜!
おやすみ〜…(^-^)/~~
05/08/05 05:08
敦賀蓮
無題
わざわざ起こしてくれてありがとう。
俺が寝坊しているとでも思ったのかな?
05/08/01 05:11
敦賀蓮
無題
ふーん。君も社さんの言うことなんかいちいち聞いてないで無視してもいいんだよ?
ところで最上さん今日は撮影現場まで何で行くのかな?よかったら送っていくよ?
05/08/01 05:15
敦賀蓮
無題
OK。6時に事務所前で待ってて。じゃあね
以上です。駄ネタ失礼しました。日付は適当です。
リーダーとのメールは4通以上続かないとかいう妄想入ってます。
思いっきりリアルで遭遇してしまった。GJ!!
キョーコがリーダーに何て打ったのか、蓮あてのモーニングメールの内容は?…とか
いろいろ妄想できて良いヨイ♪
>>712さん
GJ!
リーダー・・・やっぱりそうなるのねw
蓮のちゃっかり具合に萌えました〜〜〜!
来てみたら
一気にたくさん神来てる〜〜!
みさなんGJです。
〉677さん
凄いよー 連続作品よかったです。GJ
続き希望。
〉709さん
GJ!です。
キョーコがなんて文章を送ったか
気になります。
GJ!
ああ蓮のメールに普通に萌えてしまった・・・
>>709さん
最高にGJです!
どのキャラクターもすごいイメージ沸きます!
中でも蓮のだけものすごいリアルに響いた…なんでだろ
>709
蓮メール禿萌えました。
んでもって、便乗すいません。
うちのおかんがメール打ちかたよく解ってなくて、それみて思いついた大将メールです。
メール初心者っぽさを表したつもり。
8/4 18:11
大将
[件名]
いいはもがはぃったから、きょうはできるだケハヤクカエッテコイ
[本文]
8/4 18:15
大将
[件名]
Re:解りました!!
[本文]
>今日はもう終わったので、7時までには帰ります。
>鱧楽しみvv
8/4 18:20
大将
[件名]
Re:解りました!!
[本文]
>今日はもう終わったので、7時までには帰ります。
>鱧楽しみvv
わかった、
大将…・゚・(つД`)・゚。
テラモエス
大将・可愛いよ。
親父スキーな自分には
萌え作品。
GJ〜!!
大将めんこいwwww
便乗で申し訳ないのですが、先日父から来たメールが可愛かったので改変。
キャラ崩してそうですが。
05/8/8 19:37
最上キョーコ
題名:すいません〜〜っ!
大将・おかみさんすいませんっっ!(>_<)
急にモー子さんとの用事が入ってしまったため、帰りが遅くなります。
食事して帰りますので先に頂いててください。
遅くても10時には帰りますので、心配しないで下さいね!
05/8/8 19:53
大将
題名:Re:すいません〜〜っ!
うん。(?_?)
気を付けろ。
05/8/8 20:14
大将
題名:Re:すいません〜〜っ!
うん。(;_;)
顔まちがえた。
大将カワイス
何だこの萌えメールwww
うは、大将テラモエスw
てか723のパパにGJダ!!
メールどころか携帯も持ちそうにないけどこんな大将イイなw
やべ顔がにやけてしまったw
729 :
624:2005/08/12(金) 23:14:36 ID:???
昨日とあるバラエティを見ながら思い付いたSSをなんとか書き上げたので
投下します。
チラシの裏なモノなのでスルー推奨でお願いします。
それは彼女との2人暮らしもようやく落ち着いた1ヶ月後。
いつもの様に彼女が作った夕食を食べている時に訪れた。
「突然ですが敦賀さん。」
「うん?」
「実は来月からしばらく家を留守にしますので家の戸締まりとか
お願いしますね?」
にっこりと微笑む彼女を前に俺は食べようとしていた海老フライを
箸から滑り落とした。
「やだ。敦賀さんたら意外にそそかっかしいんだから
今、新しいの持って来ま――。」
彼女が全て言い終える前に彼女の腕を掴み、詰め寄った。
「なんでっ!? どうしてっ?!
やっぱり まだ大将が許してくれなかったの!?
それとも社長!?
マリアちゃんっ…は俺たちの事を応援してくれたから違うとして…
誰かに何か言われたの?言われたのなら言って?
そいつが芸能界のヤツなら、どんな手を使ってでも裏も表も
歩けない様にするからっ!!」
一瞬。
何がなんだか分からないと言った顔をしていたキョーコはうつ向き
よく見ると細かく振るえ、気が付いた時には顔を真っ赤にして
大爆笑をしていた。
「キョーコっ!?」
俺の責めるような問掛けに声を詰まらせながらもキョーコが答える。
「ごっごめんなさい…でも、だって おかしくて………っ」
そう言ってキョーコは息も絶え絶えに笑い続けた。
俺は俺で、そんな彼女の笑う姿を見ているとさっきまでの
焦げ付くような焦りが消え失せ、ただ、彼女の腕を掴んでいた
自分の手のやり場に戸惑っていると、笑いを納めたキョーコが
自らの腕を引いて彼女の方から俺に抱きついて来た。
彼女の可愛らしい両腕が背中にまわり抱き締められている感触に
思わず体が固くなる。
「びっくりさせてごめんなさい。
今日、椹さんから新しい仕事を頂いたんですが、その仕事の関係で
家を留守にするんです。」
彼女の言葉に安堵しつつも今度は新たな不安が沸き上がる。
「仕事で留守にするって、どこかにロケしに行くの?しばらくって
期間はわかっているの?」
彼女の仕事が増える事は純粋に嬉しい。
しかし、彼女は仕事の先々で無自覚に自分の魅力を振り撒き
今ではアチコチに彼女を狙っている奴らがいる事を知っている
自分としては、それもまた不安なのだ。
「期間は1ヶ月です。
仕事の内容は今の段階では言えないんですが…ただ、もしかすると
1ヶ月よりも早く帰って来れるかもしれないんですが、私としては
絶対に1ヶ月います!!」
一体どんな仕事なのかサッパリ分からないがキョーコはやる気みたいだ
俺は1つ溜め息をついてキョーコの華奢な体を抱き締めかえす。
「俺としては1分1秒でもキョーコから離れたくないんだけど
しょうがないか…。
1ヶ月会えないのは寂しいけど我慢するよ……。」
キョーコはクスクスと笑いながらいたずらっ子の様な顔で見上げた。
「私も寂しいです。
でも、会う事は出来なくても、見る事は出来るかもしれませんよ?」
「―――キョーコ???」
その翌月。
バラエティ番組『黄金○説。』にて『1ヶ月1万円生活』にチャレンジ
しているキョーコが全国に流れた。
「おーさすがキョーコちゃん。節約料理も美味しそうだなぁ〜」
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
駄目だっキョーコ!!
そんなパジャマ姿でテレビに映ったら―――っ!!」
「う〜ん夜も手を抜かずに保存食作りか〜
キョーコちゃん気合い入ってるな〜」
「一体どんな奴が見てるかも分からないのに……っ」
「さっき知り合いの雑誌記者に聞いたんだけどキョーコちゃん
お嫁さんにしたいタレントランキングうなぎ登りだって言ってたよ」
「あぁぁぁぁっキョーコ!!
そんな笑顔を全国ネットに流しちゃ駄目だ―――っっ」
芸能界1イイ男 敦賀 蓮。
彼の気苦労はまだまだ続く。
終わり。
嗚呼・・・壊れたなぁ蓮。
お 終わりです(汗
今、放送しているのは男女2人で1万円生活だけど
もしもコレにキョーコがチャレンジしていたら間違いなく大魔王が
降臨するんでしょうねぇ…w
噴いた・・・GJwww
暇つぶしに書いてみたので、投下してみます。
スルー推奨です。
と、思ったらどっか行ってしまった。
出てきたら再度投下します、ごめんなさい。
740 :
738:2005/08/12(金) 23:49:54 ID:???
出てきたので、投下します。
お目汚しですので、スルー推奨。
∧__,,∧
( ´・ω・) …
>>739 マターリとお待ちしています
( つ旦o)
と_)___)
742 :
738:2005/08/12(金) 23:51:08 ID:???
時々。
誰にも言えないこの恋が苦しくなることもある。
彼は大人で甘やかしてはくれるけど、いつだって冷静だ。
彼が他の女の人に触れたり、抱きしめたりしているのを見ると
たとえ演技だとわかっていても、胸が痛くなる私がいる。
私が誰かに触れられたり、抱きしめられたりしても
あなたは何も言ってくれない。
「演技だからしかたがない」
それだけなのね。
私はあの頃から何も変わってないのかもしれない。
あのバカを信じて、一人きりの部屋で
帰るはずのないあのバカを待ちつづけていた頃と。
自分のものだと信じて、本当は手の届かない遠い星を
追い続けているのかもしれない。
ねぇ、お願い。
私の心はあなたのもので、あなたの心は私のものだと確信させて。
あの頃のように、一人相撲のような恋はもう二度としたくないの。
〜終わり〜
駄作でごめんなさい。
741ですけど、途中に変なの入れてすいません。リロードしてなかった・・・orz
待ってるので気にせず投下してください。
>>738さん
GJです。切ない気持ちが出ていて良かったです。
リロードが・・・また変な事書いちゃってたよ・・orz
>729
蓮が…蓮がぁ〜!(;´д⊂ヽ
こりゃ芸能界1イイ男の座も明け渡す日が近いかもしれないな。
大爆笑しました。
>738
しんみり…。
“誰にも言えない・・・”のフレーズに吐け!吐いてスッキリしろ!と。
切ない。
>741
一連の流れに違う意味で笑わせてもらいました。
ネ申のみなさんウマーでした。
夜中にこそっと投下していきます。
たわいもない日常話ですけど、暇つぶしにでもどうぞ。
747 :
1:2005/08/13(土) 03:09:08 ID:???
「今日は、これ、一緒に観ませんか?」
いつものように、彼女の作った食事を食べて
片付けを2人で済ませた後。
彼女がそう言って取り出したのは
ずいぶん昔の外国映画のDVD。
仕事とは別に、映画や本に触れた方が良いと言って
最近ではよく映画を観たり本を読んだりしているようだ。
「うん、…ああ、それ観たことある、な」
「えっ、じゃあやめましょうか、つまんないですよね」
俺の言葉を聞いて、
少し慌てた様子の彼女を不意打ちで抱きしめた。
大丈夫。
「つまんなくないよ?観よう、一緒に」
「つ、敦賀さんっ、…もう…」
顔を紅くして言葉に詰まる、恋人。
そんな様子が可愛くて、顔が緩んでしまう。
映画より何より、
俺は君と一緒にいられればそれでいいんだけど。
748 :
2:2005/08/13(土) 03:11:18 ID:???
「本当にいいんですか?面白くないですよね、わかってたら」
「いい映画って何回観ても面白いよ。君の勉強に付き合えて嬉しいし、
可愛い恋人と一緒に観るのも映画館デートみたいで悪くない。
こうやって暗くしてね…ペアシートみたいだろう?」
DVDをセットして再生ボタンを押した。
部屋の照明を落として、並んでソファに腰を下ろす。
本編が始まるのをぼんやり眺めていると、彼女が念押しのように
そう問いかけてきたので、言葉を選んで返してやる。
さすがに映画館には2人では行けないだろう?
本当は、連れて行ってあげたいところがたくさんあるんだよ…。
「…………」
「どした?」
「いいえ…」
可愛い恋人、っていうところに反応したようで、
頭から湯気でも出そうになっている。
本当にそう思ってるんだけどね?
どうも彼女にはまっすぐは届かないみたいだ。
もちろん、俺は忍耐強いほうだから
どれだけ時間がかかっても必ず届けてあげるけど…ね。
749 :
3:2005/08/13(土) 03:13:53 ID:???
照明を落とした部屋の中。
流れていく映像とストーリーに見入っていると、
隣から規則正しい呼吸音が聞こえてきた。
そっと目をやると、ソファにもたれて眠り込んでいる恋人の姿。
ちょっと忙しくて…。
そう言っていたっけ。
無理しなくてもいいのに…。
ここに来るのも、彼女の負担になってるのかもしれないな。
暗黙の了解のように、お互いの仕事の合間を見て
この部屋で2人で過ごす。
…無理させるつもりはない。
けど、少しでも時間があれば逢いたいと、
そばにいたいと思うのは俺のわがままなんだろう。
彼女はなかなか弱音を吐かない人だから
この部屋に…俺の隣にいるときくらいは、休んで欲しい。
…俺の言うセリフじゃ…ないだろうけど。
750 :
4:2005/08/13(土) 03:15:53 ID:???
「こっちおいで…」
すやすやと眠る彼女に囁くように告げて
抱き寄せると、自分の身体にもたれさせた。
投げ出された手をそっと握る。流れ込んでくるぬくもり。
そして肩に心地良い重みを感じながら、再び画面に戻る。
ごめん。
ベッドで寝かせてあげたいけど、もう少し待ってくれる?
君が選んできたこの映画…俺のすごく好きな映画なんだ。
だから、また…一緒に観よう。
751 :
746:2005/08/13(土) 03:18:53 ID:???
お目汚し失礼致しました。
…恋人設定の方がなんとなく書きやすくて…
それでは〜
前に本レスでキョーコが通い妻のようだというレスがあったので
それを元に書いてみたのですが、投下しても良いか悩む・・・。
753 :
729:2005/08/13(土) 13:30:30 ID:???
746、738
GJです。
私が蓮キョを書くとどーしても蓮がヘタレになってしまうので
おふたりのようなSSに憧れます。
通い妻本望です。
カモン!
_ ∩
( ゚∀゚)彡 通い妻!通い妻!
⊂彡
だぶん 想像してくれているものと違うかも知れないけど
投下させていただきます。
社さん視点で、本人たちは無自覚な状態です。
でも本人たちは出てこないです。
『スクープ!京子 敦賀蓮宅に通い妻!!』
お!遂に出たか。
蓮 喜ぶかな〜。
えーっと なになに。
『京子が敦賀蓮の自宅に通い妻をしているようだと聞き、敦賀の自宅にて待ち伏せをしてみた。
〇月某日午後7時頃 敦賀氏帰宅。
約30分後スーパーの袋を持った京子が敦賀氏のマンションに入って行った。
3時間ほどすると敦賀氏の車が出たきた。助手席には京子が乗っていた。
二人はプロダクションの先輩・後輩という間柄で、ドラマDark Moonで共演をしており、
その撮影時に親しくなったと思われる。
ドラマ関係者によると2人は現場でよく一緒にいたとのこと。
今回は泊まりこそしなかったが、かなり親密度が高いようだ。
本紙としては今後の2人が気になるところである。』
ふ〜ん。まぁおおよそ嘘ではないな。でもなんで熱愛報道じゃないんだろう?
しかしキョーコちゃんはマスコミになれてないから大丈夫かな?
まぁ 蓮がなんとかするよな。うん。
蓮の反応が楽しみだな〜。
蓮は自覚済みだけど、キョーコは無自覚な状態です。
『』内の内容は第3者から見た話なので蓮がキョーコに嫌がらせなど
出逢った当時を知らないです。
この後キョーコバージョンもあるので、今夜中には投下したいと思います。
sagaって何?
sageてsageて!
…ん…。非通知?事務所からだ。朝早くなんだろう?
事務所に来るようにと言われ、急いで向かった。
タクシー使って来いだなんて一体なんだろう?
しかも 裏口から入るようになんて。
私なんかまだ正面からでも問題ないと思うんだけどなぁ。
何かあったのかしら?
「あ、椹さん。おはようございます。何かあったんですか?」
「いや〜 うん。ちょっとね。とりあえず社長室へ行って。」
???一体なに?
コンコン
「おはようございます。最上ですが…」
「おおっ最上君。早かったね。早速だけど、何故呼ばれたか分かるかい?」
「…いえ。全く分かりません。」
…あの笑顔がコワイんですけど…。私 何もやってないよね?
「これを読んでごらん。」
ニコニコしながら渡されても怖さが倍増するんですけど。
まぁ これを読めば謎が解決するのよね。
えーっと なになに?
「なんですか!?これは!!通い妻ってどーゆーことかですか!?」
ちょっと待ってよ。一体いつ撮られたのよ。
「最上君 いつ行ったの?」
…あの…ワクワクしながら聞くことですか?
仮にも芸能プロダクションの社長さんなら問い詰めるべきでは・・・?
やっぱりこの社長はよくわからないわ。
「いつの間に蓮と親密な関係になったんだい?」
「そんな親密だなんて。まぁ敦賀さんのお宅へは何度か伺っていますが…。
伺うのは夜ばかりなので食事をするだけですよ。
社さんから時間が合うときだけでいいから敦賀さんの食事をお願いしたいって言われて。
敦賀さん1人だとあまり食事をしないようなのでちょっと心配なんですよ。」
「ホントに食事するだけ?」
「はい。」
「なぁ〜んだ。つまんない。だけど最上君。その状況は周りから見ると通い妻に見えるよ。」
「いえ。だから本当にそんなんじゃないんですって。私にとって敦賀さんは尊敬する先輩です。」
「俺としてはこのまま熱愛発覚でも構わんがね。」
ホントに分かったのかしら?・・・なんか不安だわ。
「ま、しばらくはマスコミがうるさいだろうけど、ケガをしないように気をつけて。」
「はい。それでは仕事があるので失礼します。」
通い妻なんてホントじゃないんだし、人の噂も75日って言うしそのうち忘れられるよね。
上手くまとまらなかったけど、強制終了です。
では、神々の降臨をお待ちします。
GJ!!
出来ればこの他にも蓮編も激しくキボンしますv
GJ!
相変わらずマネージャーらしからぬ反応の社さんに萌えw
そしてつれないキョーコに涙…
蓮編できれば見てみたいです。
一応確認ヨロシ?
朝○ち(描写はないが要素を含んでいる)の話しだったらエロパロの方でいいんだよね?
d
18号の発売も近い事だし、新作щ(゚Д゚щ)カモーン!!
作品というよりネタを。ドラ●エを知っていないとわからないかもしれません
ネタをネタと(ryな方は華麗にスルーで
レン(一匹)があらわれた!
レンの攻撃!レンは携帯の辞書でキョーコ達の弱点を調べた!
キョーコは情報を握られたヤシロは情報を握られたカナエは涼しい顔をしている
キョーコの怨キョトルネード!しかしレンは涼しい顔をしている!
カナエの攻撃!レンに85のダメージ!
ヤシロは手袋を外し全ての磁力を解き放った!
レンの携帯が壊れた!
レンのキュララスパーク!
平均250のダメージ!
全滅した
…キョーコが《甘い息》を覚えたら勝てるかも
駄文スマソ。本物の作品の投下まってます
>771
GJ!!
ワロタ モー子さんの攻撃ってなんだろう?
>771
GJJJJJJJ!
ハゲワロタ
>771
お、可笑しすぎる…ヒーヒー GJ!! あー苦しい
《甘い息》の一行が秀逸です
>771
ド●クエネタGJ!
昔、怨キョは8体集まるとキング怨キョになるだろうと信じていたのを思い出したよ。
なりそうだなw
ほす
特に意味はありませんが。場繋ぎになればと思います。
【敦賀蓮「ただいまと言う相手がいるのは幸せなこと」】
俳優、敦賀蓮(20)がCMキャラクターを務めるウイスキーの新CM
「ただいま篇」のオンエアが25日から全国でスタートした。
敦賀蓮扮する一人暮らしのサラリーマンが帰宅後、暗い部屋で1人
ウイスキーを飲みながら「ただいま」と呟くもの。
「ウイスキー」という少し高価なお酒で自分を励ます姿がなんとも寂しいが、
撮影スタッフは「見ていて抱きしめてあげたくなった。」と、女性心をくすぐるようだ。
「お酒は少し飲みます。でも記憶が飛ぶ経験はまだないですね。」と言う敦賀に
「ただいまと言う相手はいますか?」と記者から質問が入ると少し笑いながら
「うーん。ただいまと言う相手がいるのは幸せな事だと思います。」
と意味深な発言。
今後も別バージョンがオンエアされる予定。
2005/8/25
お粗末さまでしたm(_ _)m
お、ひさびさのニュースネタ♪
ネタもとを探したんですけど見つけ切れなかった、創作かな?
別バージョンの記事にも期待したい。GJ!!
780 :
778:2005/08/25(木) 21:05:17 ID:???
>>779ありがとうございます。
はい、創作です。書かなくてすいませんでした。
小説はかけないのでこういうニュースばっかり考えてます。
>778サン
ぷち妄想で続けてみました。
気を悪くしないで頂けたら幸いですw;
782 :
1/2:2005/08/25(木) 22:15:48 ID:???
インタビューを受けた夕方、
いつものように彼女に電話した。
「キョーコ、今大丈夫?・・・うん、キョーコは何時の上がりなの?」
地方ロケに出てる以外は毎日の、いつも通りのやりとり・・・のはずが。
『・・・私は今日はもう終わりましたけど・・・
でも!今日は敦賀さんの家には行きませんよ?!』
「・・・え?どうして?」
思いもかけない返事に少し焦っていると。
『どーして、じゃありませんよ!!
椹主任から聞いたんですけど、
敦賀さん今日のインタビューでちょっときわどいこと言ってたって。
あれじゃ張込みが増えると思うよ、大丈夫?って聞かれたんです。
大丈夫じゃないから、当分敦賀さんのマンションには行きません!』
「・・・やっぱり、駄目?」
783 :
2/2:2005/08/25(木) 22:16:28 ID:???
『公表はまだ嫌ですって言ってるじゃないですか・・・
まだ早いです!私、全然あなたに追いついていないんですもん!
・・・あ』
?いきなり会話が途切れた。どうした?と思っていると。
『よぉ、蓮。俺はそろそろいいだろ、って思ってるんだけどなぁ。
椹は泣いてるし、肝心の最上さんが絶対駄目!って言ってるし。
今回はあきらめろ、な?』
「・・・分かりました、社長」
キョーコの携帯に出た、多少残念げな社長。
社長もほんとは公表したがってるんだよな・・・
この件でおもいっきりお祭り騒ぎがしたくて仕方がなさそうなんだけど。
でも、キョーコはまだ駄目!って頑として譲らない。
もう君だってとっくに看板女優の一人なのにね・・・?
まぁいいさ。その内また別の機会もあるだろう。
ほとぼりが冷めるまでしばらくは
俺がキョーコの部屋に通おうか・・・
・・・早くキョーコは俺のものだ、って宣言したいなぁ。
いちいち虫を退治するのも疲れるんだよ・・・
お粗末さまでした(^人^;
もしよろしければ
別バージョンCMキボン〜♪
785 :
778:2005/08/25(木) 23:45:10 ID:???
まさかこんな素敵な小説を書いてくださるとは。
ありがとうございます。
えっと、お言葉に甘えまして別バージョンを考えてみました。
色々矛盾点はありますが何分素人ですので(-_-)
ウザければスルーしてください。
会社の商品サイトを見ている感覚でお願いします。
786 :
778:2005/08/25(木) 23:48:29 ID:???
ウイスキーCM「かっこつけない休日篇」
「ウイスキーというと高価、敷居が高いというイメージが強いと思いますが
そんなイメージを一新しCM第二弾ではかっこつけないお酒として位置づけています。
CMはまず一般的な休日の明るい午後。買い物を終えた敦賀さん扮する男性が
一人キッチンでおつまみを作ります。
お酒はもちろんウイスキー。
立ったまま手づかみで一口食べた後ウイスキーを飲む敦賀さん。
かっこつけない休日に溶け込めるウイスキーです。
○撮影秘話
前回とは対照的な明るい部屋のセットでの撮影となりました。
今回の見所はなんと言っても敦賀さんの料理姿ではないでしょうか。
熱いお鍋を触って驚いている所は実は素なんです。
敦賀さんもスタッフもつい笑ってしまいました。普段は料理する事は無いそうですが、
今回の為に自宅で包丁の使い方を練習したんだとか。
台詞は一切ありませんが敦賀さんのコミカルな動きが
ウイスキーの「かっこつけない」というコンセプトと合っていると思います。
出演:敦賀蓮「かっこつけない休日篇」
m(_ _)m お粗末さまでした。
>>778 さん
>>782 さん
GJ!!蓮のメロメロ感がナイスです。好きだー。
自宅で包丁の使い方を練習、というところに反応w
先生はもちろんアノ人ですよね。
すごいなー。SSとしてももちろんイイけど、CMのコンセプトとかそれだけでもすごいイイ。
なんかすごいリアルな気持ちになった。
GJ!!
>>782さん
GJ!
泣いてる椹さんがヘンなツボに入ったーw
778さんに触発されて、ニュースネタ投下します。
難しいですね・・・スルー推奨です。
791 :
790:2005/08/26(金) 11:55:26 ID:???
「好きな人にしか見せない顔もありますよ」京子、初写真集発売!
人気タレント京子(18)が初写真集「LOVE ME,KYOKO!」(ウマブックス、税込3150円)
を29日に発売する。
「素顔の京子」をコンセプトとしたこの写真集は、監督をあえて迎えず、
友人、マネージャー、周りのスタッフがクレジットを明かさず撮影をしているのだが、
その中には、女優・琴南奏江や俳優・上杉飛鷹もカメラマンとして参加しているというから、
かなり豪華だ。
一番の気になるショットは食事を作っている京子のショット。
今にも鼻歌が聴こえてきそうになるくらい、可愛らしい顔でフライパンを持っている。
もしかして、意中の人に作っているのか・・・?という質問に、
「料理、大好きなんです。だから、自然と笑顔になっちゃうというか。
それに、この写真集で参加してくれた人達は、本当に大好きな人達ですから、
好きな人にしか見せない顔もありますよ」と意味深?に話した。
京子は富士テレビ系ドラマ「愛の大嵐」(10月15日午後10時スタート)に主演が決まっている。
すいません。
もう一回だけ遊ばせてください!!MVPを知らない人には申し訳ないです。
【木南英生、京子 初共演で兄弟喧嘩】
TAISHOのチョコレートの新CMが好評だ。
バスケットプレイヤー兼モデルの木南英生とドラマやCMで活躍中の京子
を起用している。
「ケンカするほどチョコレート篇」では兄と妹が最後のチョコレートを巡って
兄妹ケンカを始める。一方「仲良き事はチョコレートかな篇」ではお互いに
チョコレートを差し出し「ごめん!」と仲直り。
実に仲のいい兄妹を演じている。
「かわいい、和む等好評をいただいています。木南さんも京子さんも一人っ子
ですが本物の兄妹のようでした。プレゼントのチョコレート寝袋にも多くの応募
が来ています。」(TAISHO広報担当者)
少し年上のお兄さんと妹の掛け合いはお茶の間に和やかな空気を与えているようだ。
2005/08/30
m(_ _)m お粗末さまでした。
>>790-792 禿げしくGJ!!
写真集もCMも見たくなっちゃったよ。キョーコ版、愛の大嵐もw
飛鷹くん撮影のキョーコは黒い悪魔風なのだろうかw
MVPって実は読んだ事ないんだけど、バスケ選手権モデルさんの話なのか〜。
読んでみようかな。
MVPは高校バスケットの話です。
モデルになるのは最後のおまけみたいなもので、木南さんは主人公ではないです。
795 :
793:2005/08/26(金) 13:43:11 ID:???
>>794 レスありがdです。
高校バスケの話なのですね。表紙の絵とかでスポーツ物というのは
知っていたのですが。また自分でも調べてみます。
「ショーちゃあん!ねぇねぇ、みてみてっ。このプリンねぇ、シンデレラプリンっていうんだよ!
すっごく可愛いでしょ〜〜」
「んだよ、うっせぇなぁ」
畳の上にだらりと足を投げ出したまま松太郎は、面倒くさそうに答えた。
先程まで、自分の母親と買い物に出かけていたキョーコが帰ってきたのだ。
「んもう、せっかく一緒に食べようと思って急いで持ってきたのにぃ〜。ねっ、一緒に食べよ」
そう言って、キョーコは机の上に2つプリンをならべ、プラスチックのスプーンを1つ松太郎に差し出した。
「このね、カリッとした部分が2時間ほどでとけちゃうから、シンデレラプリンっていうんだって」
プリンの側面のラベルを見ながら、キョーコはうっとりとした表情を浮かべている。
少女らしいロマンチストさを強すぎるほどに持つ、キョーコの性格を十分知っている松太郎は
また始まったか……と、少しばかりあきれながらもスプーンを手にした。
どんなに邪険な態度をとろうとも、決してそばを離れようとしないこの少女のペースに
いつの間にか巻き込まれている。それも、いつものことだった。
「さっき買ってきたばかりだから、まだ固いままだね〜。なんだか氷みたい、ふふ」
そうやって、とても楽しそうに、買ってきたばかりのプリンを早速開け、無邪気に
表面のカラメルをつついているキョーコ。その姿が、やけに子供じみている風に見え、
松太郎はスプーンをふたの上に乗せたまま、黙り込んだ。
「どうしたの?ショーちゃん。食べないの?とけちゃうよ、プリン」
ちょこんと顔をかたむけて、松太郎の目をまっすぐに見つめながらキョーコが話しかける。
松太郎が基本的に気分屋な性格なのを、キョーコもよく知っている。
こんな時は、あえて気がつかないふりをして、明るくふるまっていれば自然と機嫌もなおるのだ。
「ほら!この下のところもトロっとしてて、すごくおいしいよ」
そうほほ笑みかけるキョーコだが、松太郎はあぐらをかいたまま、下を向いてしまった。
797 :
2:2005/08/26(金) 15:48:47 ID:???
「ショーちゃんってばぁ。おいしいのに……」
すっかりふてくされてしまった松太郎に、気持ちがしぼんでしまいそうになる。
それをおさえながら、キョーコはある作戦を考えた。
「……ん?」
急に静かになった隣の少女が気になり、松太郎は顔を上げる。
すると、さっきまで元気すぎるほどにはしゃいでいたその少女は
自分に背を向け、ひざを三角に曲げ座っている。
その小さく丸まった背中を見ていると、自分がとても悪いことをしてしまった気がして
松太郎は、大きく息をはいた。
「おい、キョーコ……。キョーコ!……魔法がとけるぞ」
やや顔を赤らめながら、松太郎がかけた言葉に、キョーコは勢いよく振り返った。
顔にはひまわりがぱっと咲いたような笑みが浮かんでいる。
やられた……。
その笑顔を見て松太郎は、なぜか強くそう思った。
「はい、ショーちゃん。あーん」
にっこりと目の前に差し出されたスプーンに、一瞬ぎくりとなりながら、
もはや抵抗する気力のなくなった松太郎はおとなしく口を開けた。
ジャリッとした砂糖の感触の後に広がるこってりとした甘み。
「ねっ、おいしいでしょ」
そう屈託なく笑うキョーコに、松太郎は何も言い返すことは出来なかった―――。
798 :
3:2005/08/26(金) 15:49:35 ID:???
「尚!尚ってば。起きて。そろそろスタンバイしないと」
松太郎の目の前には、マネージャーの祥子の顔があった。
テレビ局の楽屋での待ち時間、ソファーの上で眠り込んでしまったらしい。
ぼんやりとした頭のまま、ソファーの上に体を起こす。
なんだってあんな夢を……表情を隠すかのように、口元に手をやりながら松太郎は思う。
あの時、自分にプリンを食べさせて笑っていたキョーコ。
当たり前のようにいつもそばにくっついてきて……笑いあって……なのに……今は……。
柄にもなく、昔の思い出にふけっていることに気がつき自嘲の笑みが浮かぶ。
「……プリン、食いてぇな」
ふと口をついて出た自らの言葉に驚き、松太郎はあわてて周りを見渡した。
不破尚がここで口にするには、あまりに不釣合いで、無防備なセリフだ。
幸い、別室にスタッフを呼びに行ったのであろうマネージャーには聞かれずにすんだ。
「〜〜〜くっそ。キョーコのヤツ……」
やり場のない怒りは、理不尽にも心の中の幼馴染に向けられるのだった。
799 :
4:2005/08/26(金) 15:50:45 ID:???
「はっくしょんっ」
芸能事務所LMEの一角に設けられたラブミー部の部室に大きなくしゃみがこだまする。
「なぁに、あんた。風邪?やめてよね。今、撮影中なんだから。うつさないでよ」
「ひどぉい、モー子さん。風邪は引いてないけど、なんだか急にむずむずしちゃって」
それぞれの仕事を終え、事務所に報告した後、たまたま時間のあった
キョーコと奏江は、部室で待ち合わせをしていたのだ。
「そんなことより、モー子さぁん!見て見てっ!このプリン、シンデレラプリンっていうのよ!
可愛いでしょ〜〜。さっき差し入れでもらっちゃった。私、大好きなの!一緒に食べよ」
「はいはい、もう。あんたは……」
「相変わらず少女趣味って言いたいんでしょ。いいもーん。
そうだ!なんで、シンデレラプリンって言うか知ってる?あのね……―――
<おわり>
京都に遊びに行ったときに買った情報誌に載っていた「シンデレラプリン」
見たとたんに、ちびキョーコとショータローが浮かんできましたw
タイトルからラヴ話を期待された方、申し訳ありません(逃)
800(σ´D`)σゲッツ!!
豊作豊作♥ GJ!
職人方ハゲGJ!
>シンデレラプリン
関係ないがツンデレラプリンに見えて仕方なかったw
職人さま方皆GJ!!
それぞれ違ったカラーで楽しかったです。
個人的に「ウマブックス」の言葉にうけたw
やっぱ。。あの方の「顔」?
遅レスですが…
>792
チョコレート寝袋ー!
木南本編に出てきてくれないかな
あの寝袋を一緒に使ってくれる彼女は見つかったのだろうか…
>804
馬の骨でもよろしくてよw
806 :
マロン名無しさん:2005/09/03(土) 17:24:37 ID:r/okxngv
揚げ
ほす
ネ申様の降臨まだ〜?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
お題を色々振ってみるのも
いいんじゃマイカ?
お題かぁ・・・。
キョーコが手作り弁当を撮影現場に持っていき、現場の方々とお弁当を食したときの蓮反応とか?
もしその現場に蓮が現場にいなかったら社さんが大変なんだろうなぁ。うん。
810です。
ちょっと誤字発見。
2行目なんだけど1字抜けてた。
「キョーコが手作り弁当を撮影現場に持っていき、現場の方々とお弁当を食したときの蓮の反応とか? 」
が正しいです。
たぶん意味は通じてるんだろうけど、一応。
>810
逸美ちゃん絡んで、とかどーでしょね?
三角関係になるのか、
二人を生あったかく見守るのか・・・?
リーダーが可哀想な話が読みたい…
才あるネ申よ、私たちは降臨を待っている。
『お弁当』と『撮影現場』と『リーダー』で作ってみましたが
ヘベレケになってしまったのでスルー推奨でお願いします。
817 :
三題噺:2005/09/15(木) 08:38:30 ID:???
ダークムーンの放送開始が間近にせまり、最近はドラマの撮影と並行して
バラエティの仕事も増えて来た。
ドラマの宣伝を兼ねての出演なので文句も言えないが、やはり連日の
撮影で疲れているようだ…。
次の収録現場へ向かう途中、社さんが買ってきてくれたコンビニの
オニギリをほうばりながら以前、最上さんが作ってくれたお弁当を思い出す。
ダシ味の効いた玉子焼き、バジルの香りが鮮烈だった鶏の香草焼きに
健康を考えてか塩分を押さえつつも自然の味が濃厚な野菜サラダや
美しくカットされたフルーツ達 そして 何よりもそのお弁当を手渡してくれた
時の彼女の表情…。
「……食べたいな……。」
「…へ?蓮、今 何て言ったんだ?」
「いや…最上さんが作ってくれたお弁当、本当に美味しかったんで
また 食べたいなーと……。」
818 :
三題噺:2005/09/15(木) 08:39:10 ID:???
「へぇぇぇっ
食に関しては無関心・無頓着なお前が珍しい…
キョーコちゃんて本当に料理が上手なんだなぁ」
「ええ 本当にとても美味しかったですよ…。」
「そっかーvじゃあさっ
またキョーコちゃんに作ってもらうようにお願いしよっか?w」
「いえ 彼女も最近は仕事が増えて忙しいんですし、無理は言えませんよ。」
「そっかぁ…
でも そんな中でこそ自主的にお弁当を作ってくれたキョーコちゃんに
クラッと来たんじゃーないのか?蓮?(ニヤリ 」
「……社さん またその話ですか…。」
乙女の様にはしゃぐ社さんに本当の事など言える訳も無く今まで通りの
態度を崩さずに対応するが社さん相手にはもう何を言っても無駄な気がして
そのまま話を終らせて次のスタジオへ向かった。
819 :
三題噺:2005/09/15(木) 08:39:51 ID:???
収録現場へ向かい扉を開けると中はスタッフや出演者とその関係者で
ごったがえしていたがその中でピンクツナギがスタジオの奥からチラリと見えた。
―――最上さん?
「あれっ?おい 蓮、何処に行くんだ?」
番組スタッフと出番の確認をしていた社さんを置いて突然歩き出した俺に
慌てて後を付いてくる。
俺は先ほど見掛けたあのピンク色の影をおってスタジオの奥へ更に
進んでいくと、そこには食欲をそそる美味しそうな香りが漂っていた。
―――この番組に料理のコーナーなんてあったのかな?
不思議に思いつつも社さんと歩を進めるとそこにはどこかで見た記憶のある
3人組がセットの奥にある休憩スペースで食事をし、最上さんは甲斐甲斐しく
給仕をしていた。
「皆さん お茶が入りましたよ〜v」
「ありがとう キョーコちゃんv
このお弁当、本っっ当に美味しいよ」
820 :
三題噺:2005/09/15(木) 08:44:12 ID:???
「いえいえ これもラブミー部の仕事ですからvでも間に合ってよかったぁ〜v
今日は“きまぐれ”が3本撮りで、皆さん何も食べて無いのに次の
現場へ移動してしまってからマネージャーさんが青くなって相談されたんですけど
食材は収録で使った物しかなかったし、時間も無いしで間に合わないかと
思っていたから、間に合って良かったですv」
「いやっ本当に美味しいよっ」
「うんっソレに今回はマジでキョーコちゃんとマネージャーに大感謝だなっ!!
いつもならメシ忘れたっつってもコンビニオニギリで終るところなのに
こんなに うまい飯が食えるなんて思って無かったもん」
「あのさっキョーコちゃんっっ
良かったら、お礼にご馳走したいんだけど、今日の夜とか空いてる?」
「うぉ―――――っ
リーダーいきなり『今日の夜空いてる?』と来たか―――っっ」
「いやぁ〜もう春だねぇw」
821 :
三題噺:2005/09/15(木) 08:51:31 ID:???
「ばっばかやろうッそんな事じゃ無くて俺は純粋に……っっ///」
「「リーダー顔真っ赤w」」
「おっお前らまた俺の背が低いからってからかって――っっ」
「「いや、ソレ関係ないから」」
………ふ〜ん。
話の流れからすると彼等もウチの事務所なのか…。
「…社さん?」
「なっなんだっ?(ビクビク」
「参考までに伺いたいんですが彼等の名前を教えて頂けませんか…?」
「ぶ ブリッジロックって言って彼等3人とも石橋って名前の子達だよ…?」
「そうですか…。
因みにあのリーダーとか呼ばれていた ずば抜けて背が低くくて
あどけない子供の名前を教えて頂きたいんですが…?」
「…あ〜彼は石橋光くんと言ってブリッジロックのリーダーでついでに
言うとお前と同じ20才だ…って蓮、お前何をする気だ?」
822 :
三題噺:2005/09/15(木) 08:52:55 ID:???
「何もしませんよ?
ただ、その光くんとかゆう俺と同い年らしい小さい子に
まだ未成年である彼女を夜に誘い出すなんて非常識極まりないって事を
指導しなくてはと思いましてね?(キュラキュラ☆」
「いやっでも実際に連出してる訳じゃなくて誘っているだけだし
キョーコちゃん絶対に行かないと思うぞ…?」
「当たり前ですよ。
彼女はまだ16才なんですよ?
俺はただ いくら背が低かろうが子供っぽく見えようが辛うじてでも『大人』の
分類に入るらしい彼が そういった態度では他のメンバーにもしめしが着かなく
なる事をアドバイスしたいだけですよ(キュラレスト☆」
「………そーか…。(光くん悪いことは言わん今スグ逃げろぉーっ)」
その後 しばらくブリッジロックのリーダーはキョーコを見掛けるたびに
顔色を変えて逃げ出したとゆーw
>816様GJ!!!!!
リーダーをリクした813です。
あああ、やっぱりリーダーには可哀想が似合う(酷
不憫なリーダーに哀の手をw
いやぁ言ってみるもんだ。ありがとございました♪
萌えたー(*´∀`)
連ととリーダーのライバルとの初接触GJ!
蓮やってることと言ってること矛盾してるなw
限りなくチラシの裏な為スルー推奨でお願いします。
それはマリアちゃんの一言から始まった。
「お姉さま、私と一緒にクッキーを作って下さらない?」
「え?クッキー?」
突然の発言に驚いて聞き返すとマリアちゃんが頬を染めながら答えた。
「この間、お友達とクッキーを焼いたことをパパに話したら
パパが『食べたい』って言ってくれたんでクッキーを作って送って
あげるって約束したの。でも、こないだ作ったのは友達と
一緒だったから美味くできたけど、私1人だとちょっと自信が無くて…。」
順調に修復されているマリアちゃん親子関係に安堵しながら
私は笑顔で快諾した。
クッキーの生地を作り、ハートやお星さま、動物のクッキー型で
型抜きをした後、ドライフルーツで飾り付けしたり、デコペンで
メッセージを書いたりと楽しく、可愛らしいクッキーが沢山出来上がり
マリアちゃんと一緒になって歓声をあげた。
「すごい すごいっvこんなにいっぱいのクッキー生まれて初めてっしかも味も…」
マリアちゃんは手前に会ったウサギさんの形をしたクッキーを
1つ食べた後、両手を自分の両頬にあてて叫んだ。
「…………おいっしい〜〜〜〜〜っっv
お姉さまのお陰で大っ大っ大成功だわっありがとう お姉さまっ」
マリアちゃんはそう言いながら1番キレイに焼けているクッキーを
1つ1つ真剣により分けていた。
そんなマリアちゃんを見て思い付いた事があり、マリアちゃんに
向かって内緒話をするようにささやいた。
「ね マリアちゃん?
こんなにたくさん出来たんだから、皆にも食べて貰おうか?」
「皆に?素敵っv
おじい様や蓮様にも食べて頂くのっ」
それから
2人で作ったクッキーをラッピングし、バスケットに詰めて2人で
会社中の人達に配ってまわった。
社長や秘書さんに椹さん みんな喜んでくれて そのたびに私達は
嬉しくて楽しくてあちこちにクッキーを配っていると前方から
よく見知った2人が歩いてきた。
「あ――っ蓮様ぁ――っっvv」
こちらに向かって歩いてくる敦賀さんと社さんは マリアちゃんと
私に気付くと一気に表情が柔らかくなり歩を早めた。
「やぁ こんにちわ 今日は2人そろって、どうしたの?」
「蓮様ごきげんようv
あのねっ今日、お姉さまと一緒にパパに送るクッキーを焼いたの
蓮様も食べてみて?」
「クッキー?」
「はい。
社長の私室にあるキッチンをお借りしてたくさん作ったので
今、皆さんにお裾分けしてまわっているんです。」
「へぇ〜手作りお菓子なんて女の子らしいね〜」
社さんが興味津津にバスケットの中を覗きこむ。
「えっとねぇ 蓮様と社さんの分はコレとコレっv
2人ともお仕事の休憩中にでも食べてねっv」
そう言ってマリアちゃんは社さんに皆に配っていたクッキーと
同じサイズの包みを 敦賀さんにはそれよりも2倍の包みをを渡した。
「ありがとうマリアちゃん大切に頂くね。」
「味はお姉さまの保証付きだから安心してねv
あっと いけないっパパからメールが来る時間だわ。
蓮様 お姉さま 社さんもう失礼するわね ごきげんよう〜vv」
マリアちゃんは見ている方が幸せになってしまうかの様なかわいらしい
笑顔をたたえ、踊るみたいに軽い足取りで去って行き私達はそれを笑顔で見送った。
「マリアちゃんもキョーコちゃんのおかげですっかりパパと仲直りが出来た
見たいだね。」
「いえ、私なんか何にもしてませんよ///
結局、どんなに誤解があっても2人の間に愛情さえあれば問題は無いんです。」
不意に今まで どんなに愛を注いでも決して愛を返してはくれなかった
人達を思い出す。
母は私に『完璧』のみを求め、アイツは私を『家政婦』としか認めてなかった。
私がどれだけ愛情を注いだとしても相手側に私への愛情が無ければ奇跡も魔法も
起こらない。
認めるには辛すぎる事実を改めて実感し、今までの自分を滑稽に思う。
なんて バカな事をしていたんだろう。
なんて 無駄な事をしていたんだろう…。
「―――最上さん?」
気が付くと目の前には心配そうな敦賀さんの顔があり一気に現実へ連れ戻された。
「最上さん 急に黙りこんで、どうしたの?」
「いえっ何でもないです!!」
「そう?じゃあ ありがたくクッキー貰って行くね?」
「ええ どうぞv
マリアちゃんの愛情たっぷりですから絶対に美味しいですよ?w」
敦賀さんは私の言葉にクスリと笑い、クッキーを持っていない方の手でクシャっと
私の頭を撫でた。
「それだけじゃないだろ?」
突然の行為に私が目を見開いていると敦賀さんはそんな私を見ながら
神々しくも甘やかな笑顔で続けた。
「これはマリアちゃんと最上さんの愛情たっぷりのクッキーでしょ?」
思ってもみなかった敦賀さんの言葉に顔が赤くなる。
「えっでも私は作るのを手伝っただけだし そんな私の愛情なんて敦賀さんには
迷惑なんじゃないですか?」
「俺は貰って迷惑なモノは最初から貰わないよ?
欲しいモノだから、大切なモノだから貰うんだ。」
敦賀さんはそう言って私と同じように顔を真っ赤にした社さんと供に
次の現場へ向かって行き、私は1人ロビーで立ち尽くしていた。
敦賀さんの言っている事はクッキーの事だ。
そうに違いない だけど 先程まで考えていた事を否定してくれる発言に
思わず 涙が溢れそうになる。
私はまた人を愛する事が出来るのだろうか?
もし 愛する事が出来るのならば今度こそ今度こそ 間違わないように
踏み外さないように 恐れずに大切に大切に育ててみよう―――――。
終わり
>826タソGJ!
やっぱ黒くない(笑)マリアちゃんもかわええなー
クッキーをもらったパパの反応が見たい。
数年間の反動で親バカ炸裂してたりしてw
マリアちゃんカワイイ〜。エエ子や。
蓮もキョーコよりマリアちゃん好きになればよかったのに。
>835
いや、それこそ犯罪だし。とマ(ry
久し振りに覗いてみたらネ申の嵐……(*´д`*)
ガイシュツ気味な要望な上に、何様って感じですが、
SSに斜線やw等の記号使う方、話の内容でスルーというよりその文章自体が萎えというか受付ないので、
注意書きを一言頂ければと嬉しいです。
もしくはトリップ…。
>838
気に入らなければ途中で読むのやめればいいのに。
それすらも嫌ならNGワードに///とwでも入れとけば?
読むトコ無くなるかもしれんが安心はできるだろう。
何で職人がわざわざ個人のエゴイズムに付き合わねばならんのだ。
840 :
マロン名無しさん:2005/09/18(日) 01:58:07 ID:2eZ/ahv6
>838
叩かれると解っていて書いたコメントに見受けられるんですが・・・。
ホント何様?ってカンジですね。だったら読まなきゃいいのに
(839に私も同感です)
いちいちこんなことまで注意書きまでしなくては投稿できないのだろうか?
まぁ気持ちは解るけどな。SSに///やらvってすげぇ厨臭い。
あたしゃ途中で読むのやめてますから別にどうでもいいけど
ただ万人にマンセーされたがりのこのスレのふいんき(なぜかry)ってキモイ。
>>841 マンセーされたがりとか思ってしまう時点で貴方の性格の悪さが伺えますよ。
誰にも相手にされないから叩かれる様な事を書いているとしか思えませんね。
このスレの雰囲気がキモイなら来なきゃいいのに。
可哀相にそれすらも判らない人なんですね。
***********************************************************
無 駄 レ ス 終 了
***********************************************************
でも仲村関連のスレが怖いって言われるの解る。
良くも悪くも2chぽくない。それがキモイと思う人はいるでしょう。
スルーのスキルを取得しましょう。・・・自分含めて。
何事もなかったように続きどうぞ。
///とwが入る小説って駄作。
自サイトじゃない場所にUPするなら批判されるのも覚悟しなさいな。
846 :
826:2005/09/18(日) 16:43:34 ID:???
すみません。
私が///やvを使用したいた事を予め載せていたら
スレが荒れる事も無かったんですよね。
皆さんに不快な思いをさせて申し訳ないです。
843さんの黒くないマリアちゃんとゆー発言を受けて
「そーいえばマリアちゃんて黒よね」と思い出し(←ヲイ)
こんなモノを書いてみました。
一応 ///やvといった記号は入れてはいないのですが
前半はまったく同じ文章となるので
やっぱりスルー推奨でお願いします。
847 :
826:2005/09/18(日) 16:46:29 ID:???
それはマリアちゃんの一言から始まった。
「お姉さま、私と一緒にクッキーを作って下さらない?」
「え?クッキー?」
突然の発言に驚いて聞き返すとマリアちゃんが頬を染めながら答えた。
「この間、お友達とクッキーを焼いたことをパパに話したら
パパが『食べたい』って言ってくれたんでクッキーを作って送って
あげるって約束したの。でも、こないだ作ったのは友達と
一緒だったから美味くできたけど、私1人だとちょっと自信が無くて…。」
順調に修復されているマリアちゃんの親子関係に安堵しながら
私は笑顔で快諾した。
848 :
826:2005/09/18(日) 16:47:27 ID:???
社長の私室にあるキッチンをお借りして マリアちゃんが用意していた
材料を確認をしようと大きな紙袋から材料を出していると、どうもだんだんと
出てくる材料が怪しくなってきた。
最初の方は小麦粉や砂糖、バター等の基本的なお菓子の材料だったのだけど
その後 紙袋から出されたのは真空パックに入れられた体長10cmはある
トカゲの黒焼きや乾燥したムカデとサソリが入っている瓶達。
その他にも正体不明の植物の根や葉が数種類が次々と出されたのだ。
「……えーと……マリアちゃんこれは……?」
「これ?通信販売で買った“おまじない”の材料なの。」
マリアちゃんはニッコリとかわいらしい笑顔で答えた。
「…おまじない?」
「ええ だってせっかくパパに送るんですもの。
パパにはお仕事頑張って欲しいし、健康でいて欲しいし、なによりもパパに
『悪い虫』が付かないように念入りに作らなくっちゃ」
849 :
826:2005/09/18(日) 16:48:14 ID:???
無邪気に答えるマリアちゃんはやはりどこまでも可愛らしくて愛らしく
そして その手に握られたトカゲの黒焼きはどこまでも凶悪だった。
…マリアちゃんの気持ちも分かるけどやっぱり食べ物にアノ『食材』を入れるのは
仮にも飲食業を生業にする人達の近くで育った者として止めさせなくては…っ!!
「マリアちゃん。
おまじないをするなら一回食べて終わりの食べ物よりも、もっと身に付ける物の
方が効果的よ?
お裁縫なら私も得意だからクッキーは普通に作って一緒にお人形を付けて送るのは
どうかしら?」
「そっかぁ そうよねっ!
さすが お姉さまだわ やっぱりお姉さまに相談して良かった!」
私の提案を気に入ったらしくマリアちゃんは調理台に置かれた『おまじないグッズ』を次々と
片付け始め、当初の予定通りクッキーを作り始めたのだった――――。
終わり
850 :
826:2005/09/18(日) 16:52:59 ID:???
そして この後、最初に載せてあった話に戻る、とゆー感じです。
最後に長々とスレを汚してしまってすみませんでした。
>>846乙〜
今回荒れた(?)のは別にあなたのせいではなく
このスレに身勝手な奴らが多いから。(批判も擁護も)
よって気にする必要はないとオモ。
>846様GJ!!
やっぱマリアちゃんは黒よね〜(≧∇≦)♪
とか大喜びしてしまった自分834です(笑)
おかげで嬉しいオマケが読めて幸せ。乙ですた〜
マリアちゃんはあの容姿とのギャップがいいよね。
おまじないグッズを気持ち悪がらないのがマリアちゃんらしい・・・。
父はあの黒い部分を知らないんだろうなー。
>846GJでした〜!
蓮みたいな執事が欲すぃ。
羊の着ぐるみをかぶった蓮。
ローリィの華麗ななる1日がみたいな〜
ローリィっていくつなんだろうか・・・
53歳8ヶ月と12日くらい?
えらい細かいなw
蓮とキョーコがカラオケ行く話が読みたい!
蓮て何歌うんだろ?
ウケねらいで光ゲンジとか歌ってくれないかな〜
キョーコや蓮の年齢って光ゲンジ知ってるのか?
年齢でいったらオレンジレンジとか?
どっちにしてもイメージじゃないな〜
蓮なら洋楽なんじゃないかな?
実は音痴って設定だったら面白w
連は音痴だと信じて疑わない私が通りますよ、と。
そして生番組で突然歌わせられ、音痴っぷりをカミングアウトした上で
その場ですごいスピードで仕上がっていく蓮様
866
その時は是非ブリッジロックの歌を仕上げて欲しいw
>867
そしてやっぱりリーダーが不憫、とゆー流れに…(哀
リーダーもちょっと音痴っぽそうな気がするワタシは少数派?
私にとってリーダーはT○KIOのリーダーw;
いや、関西弁とかじゃなくて
のほほん感とかがね・・・なんとなくね〜
本誌発売直前記念(?)SS投下ーー!!!
っていう神はいないですか?(阪神優勝記念でもok)小ネタも歓迎。
前号ネタってーと
ぶちゃいく猫とかローリィ百面相とか?
逸美ちゃんが蓮にマジボレとかあるんだろーかw;
・・・と、ssにし難そうなネタを振ってみるテ(ry
めっきり投下が減ってカナシス。
www.l-m-e.com/larcenciel/patio.cgi
>873
レス自体も少なくなったよね。本スレ見ても。
今のペースの遅さが影響しているのかなー。
>875
押し倒した回まではどのスレも
すごく会話が弾んでましたが、
あの後からは「・・・長ぇ」ってな
感想ばっかでしたからねぇ・・・(トオイメ
今後に期待しましょうか...λ...
もうすぐ本誌発売だし、
展開しだいではここももっと発展するんじゃないかな
アオリのように進むことを希望しておこう
バレきてるよ!
バレキタ━(゚∀゚)━ッ!!
…あ、あれ、難民が無いよう(泣
今更ながらバレ教えてくれて
ありがトン!
突っ込んだらまた何か言われそうだし・・・
と釣られてみる。
ていうかもう見れないから何とも言え(ry
難民って落ちちゃったの?
気がついてなかったよ。
>884
難民で狼があばれてて蹴落とされたらしい
素人ちゃんでごめんなさい
狼って何ですか?
牛娘。
>>886 マジレスすると、
水曜だったかex10とゆー鯖がダウンしちゃって
そこに入ってた「モ娘(狼)」板の住人がごっそり難民に押し寄せて
スレ立てまくったので、スレ大杉で圧縮が来て
マターリしてたスレは軒並み切り落とされてしまった、と。
難民のスレ一覧見たら今だにモー娘関連のスレばっかだよ…
難民に立て直そうかと思ったけど
保守難しいかな?
何時間くらいで落ちる?
現状、10分で100下がってる感じ
たとえば00:24:21に立った新スレがもう258番手
このペースだと1時間あいたら落ちるカモ…
人数揃えてバレ萌え談義だけして、翌日来た時にはもうない
とゆー展開でもよければ、立ててみてもいいかもだけど
ex10が復旧するか難民2が立つとかしないとダメだなこりゃ
ニー速に立てるとゆー手もあるが…ぁイカン、ex10鯖だった
10分で100かぁ・・・さすが狼w;
前に鯖落した時もえらいこっちゃになってたよね〜
時々見てたスレが軒並み全滅してたぽ(汗
サロン重複はオススメできないし・・・
なんでもありとかだとマズーかな?
いや、私は早売り不可地域在住だけどさ〜
なんでもありは現在人大杉ちゅう
ウチも当日売り地域だorzお役に立てません
>>888さん
886です。ありがとうございます。
大変勉強になりました。
自分は早売り地域なのですが、バレ投下もきているし。
狼にはかないませんね。
本スレがあれば、大丈夫ですね。
2ch内にこだわらないならしたらばにでも立てるんだけどね。避難所。
マターリ進行できるようないいとこってないのかなー。
移動できそうなトコってもうクラウンくらいしか思いつかないよ… orz
今回は解禁までおあずけかー。
そしてみんな難民に行ってしまったのね…
ひさしぶりに竜×司読みたいな、とかおねだりしてみるテスツ
>896
ナカーマ(・∀・)人(・∀・)
ネ申待ってます!
クレパラ竜×司の希望が出ている中、蓮キョをお願いしてみる。
蓮キョ推進派としては今回萌えまくりだったんだが。
ネ申サマおねがいしますー。
☆
たまにはリーダーがいい思いをするSSをキボン
でもリーダーって薄幸が似合うから無理かなぁ…。
リーダーがいい思い=蓮がヘタレ
とゆー構図なら、なんとかなる…カモ??
ネ申 の ヨーカン
.__
ヽ|・∀・|ノ
|__|
| |
キョーコが蓮に質問するが蓮もわからない
そこにたまたまリーダーが通りかかり、質問に答える
「わー光さんって物知りですねー。」
リーダーの株が上がる。蓮、地団太を踏む って感じ?
蓮の知らないこと・・・故事・ことわざの類だろうか
臍を噛む、とかどう?
蓮「何を噛めばいいんだ…?」
とかw
…ごめん、なんかリーダーも解らなそうだとか思ってしまったorz
やっぱりどこまで行っても薄幸キャラなのかリーダー…
実はリーダーがお祖母ちゃん子で『落ちない汚れには重曹がよく効く』
みたいな話題でキョーコと盛り上がり、ソレについていけない蓮とか?
ごめん…コレでいい思いとは言えないよね。orz
イヤマテ!!リーダーはマルチタレントだ。
・・・ってことは、クイズ番組とか一杯出てるはず!
雑学の知識ならきっと・・・多分・・・ひょっとしたら・・・アルカモw;
えーとすみません…
904氏の「臍を噛む」に今号萌えをビミョーにからませて1本書いたんですが
どーしても蓮様をヘタレにすることが出来ず、回避してしまいました。
なのでリーダーの「いい思い」っぷりがイマイチかもなんですが、
せっかく出来たので投下させて頂きます
こんなんでもよろしければご笑納くださいm(_ _)m
あ、無駄に長くて5レスほどあります。お目汚しスマソ
では行きます↓
909 :
1:2005/10/09(日) 17:09:32 ID:???
「『ラグビー場では魔法の水が入っている』…や・か・ん、と」
「…随分真剣だね」
穏やかな昼さがり。
ラブミー部の部室には、某大手100円ショップで買ったパズル雑誌に真顔で取り組む
新人女優と、横で見守る抱かれたい芸能人ナンバーワンの姿があった。
空き時間を見つけてはキョーコをいじりに(笑)ラブミー部室を訪れるのが日課のように
なっている蓮だが、こうも相手にしてもらえないと機嫌も悪くなるとゆーものだ。
「楽しい? それ…」
「んー、パズル自体好きなんですけどね、ほら、コレ欲しいんですコレ♪」
ようやくパズルから顔を上げて、今解いているパズルの右下にある写真を指差すキョーコ。
「…香水?」
「今年出たばっかりのやつなんです。パズル解いて送ると、抽選であたるんですよー」
無邪気に答えるキョーコに、蓮は溜息をつく。
「君ねぇ…。そこそこ売れてきて、ギャラだって入ってきてるんでしょ?
自分で買えばいいじゃないか」
910 :
2:2005/10/09(日) 17:10:12 ID:???
本当は『そのくらい買ってあげるよ』と言いたいところだが…貰う理由がないとか
いって固辞されるのがオチなので、言うに言えない蓮であった。
「本当に今必要なものなら自分で買いますよ、基礎化粧品とか。
でも香水は…どうしても必要ってわけじゃないですし。
そういうものはクリスマスとか誕生日とか、特別な時までガマンして、やっぱり
どうしても欲しかったら買うことにしてるんです。
で、あとは、こーゆーので狙う、と。趣味と実益兼ねてていいでしょ?」
しまり屋の京都人らしいキョーコの発言に、思わず苦笑いしてしまう。
「100円ショップ三昧はいいわけ?」
「こっ、小銭はいいんですっ。いいじゃないですか、ささやかな楽しみなんですからぁ〜」
ぷいっと拗ねた顔をして、パズルに戻るキョーコ。
…当たらなかったら、クリスマスにでもプレゼントしようかな。
カリカリとシャーペンを走らせるキョーコの姿に、思わず笑みをもらしつつ
蓮がそんな事を考えていると。
「う〜ん…」
シャーペンを握る手が止まり、キョーコのうなり声が聞こえてきた。
「何、詰まった?」
「あと1問なんですけどね…」
眉をひそめて考え込むキョーコ。
「どんな問題?」
問いかける蓮に、顔を上げて一瞬口を開きかけ…何故か言葉を飲み込むキョーコ。
「あ…いや、いいです」
911 :
3:2005/10/09(日) 17:10:55 ID:???
「…それは…どういう意味かな?」
「…は?」
「…なんで言いかけたのに辞める?」
「…え…? …いえ…こ、こーゆーのはやっぱり自力で解くのがスジかな〜…とか…」
どうかお気になさらず。
ホエホエ〜と手を振って必至に取り繕いつつも目を泳がせているキョーコに、
浮上していた蓮の機嫌がまた下降を始める。
(言える訳無いっての…!! こんな事……!!)
急激に冷えてくる部屋の空気をひしひしと感じ取りながら、キョーコが焦っていると。
コンコン。
「京子ちゃん、そろそろ出るけど…」
「あ、はーい」
あわてて返事をしたキョーコの声に、ドアを開けたのは、光。
「すみません、わざわざ呼びに来ていただいちゃって。内線で呼んでいただければ
よかったのに…」
「い、いや、ついでだから、ついで…あ、敦賀さん。お疲れ様です」
「こんにちは」
誰だったっけ? と思いつつ営業用スマイルで答える蓮。
912 :
4:2005/10/09(日) 17:11:42 ID:???
「じゃあ敦賀さん、私これから仕事なので…敦賀さんはまだちょっと時間ありますよね。
もう少し休んで行かれますか?」
「…うん、社さんが迎えにくるからね。…撮影?」
「バラエティの収録なんです。ブリッジ・ロックの皆さんと」
ああそうか、ブリッジ・ロックのリーダーだ。
「じゃあ、これ、ここのカギ。出る時に、椹さんに預けといてくださいね」
「わかった。…頑張ってね」
「ありがとうございます。行ってきます♪」
「それじゃ、失礼します」
仲良く出かけて行く2人の姿を見送り…数分後、迎えに来た社がラブミー部室のドアを
開けると、冷凍室のようにキンキンに冷えた空気の中たたずむ蓮の姿があったとか。
「敦賀さん…よく来るの?」
駐車場に向かう通路を並んで歩きながら、光が話しかける。
「ええ。他の所だと落ち着いて休めないんですって。ほら、あそこあんまり人来ないし」
「そっかー、敦賀さんくらいになると、喫茶室とかでも視線が痛いだろーしなー」
「でしょ? ただでさえ忙しい人ですから、休める時休まないと…ね。
あ、だから他の方々にはナイショにしてくださいね?」
「うん、わかったよ」
たまの収録の時だけ、こうしてキョーコちゃんと並んで話が出来る。
しかも(お邪魔虫2人も同行とはいえ)事務所から一緒に行けるなんて機会は、ほとんどない。
それが他の男の話題だったとしても、幸せな光であった(やっぱり薄幸…)。
913 :
5:2005/10/09(日) 17:12:25 ID:???
「ああそうだ、光さん…『後悔した時に噛むもの』で2文字で上が『ほ』って、何でしょう?」
急に問いかけられて、あわててしまう光。
「何…あ、クロスワード? えーと、あ、『臍』だ、『ほぞ』」
「あーっ、『臍を噛む』かぁ。なるほどー。ありがとうございます♪」
「いえいえどういたしまして」
「さっきラブミー部室で解いてたんですけどね、最後の1問がどうしても解けなくて」
「そっかぁ。…って、敦賀さんに聞いてみなかったの?」
「いえその…敦賀さんに聞くと、律儀に携帯で検索してまで答えてくれるから…
申し訳なくて」
(てゆーか、敦賀さん日本語弱いから…聞くに忍びなかっただけなんだけどね)
先刻、とても言えなかった、理由。
何しろ蓮が日本語に弱いのは「坊」しか知らない真実。言える訳がない。
「そっかぁ。後輩思いのいい先輩だよねー」
「ですよねー。でも光さん、ことわざ強いんですねー。尊敬しますよー」
「いっ、いやぁ強いってほどでも…」
思わぬところで株を上げて、舞い上がる光の姿があった。
…その後、移動の際には必ずと言っていいほど雑学系の本を読んでいる、健気な光くんの姿が見受けられたとゆー話である。
おしまい。
914 :
908:2005/10/09(日) 17:13:58 ID:???
以上です。
すみません、基本が蓮キョ推進派なもので、リーダーの出番の方が少なくなってしまいました…
…で、でも株上げたから、赦して(滝汗
失礼いたしました。m(_ _)m
GJ!!
萌えますた!!
何気に株を上げるリーダー ナイスですっ
>>908 GJです!!
キョーコちゃんに問いかけられて、すぐさま答えてあげるリーダーかこええ〜。
ほのぼのなやりとりに、顔がにやけました。
部室に一人残されて、冷凍室化させている蓮にもこっそり萌えw
久々に神キタ!
普通に『臍(ほぞ)』を『へそ』と読んだ私は負け組 orz
それにしてもキョーコ、さりげにヒドイなw
>>908 いいですね〜ほほえましい感じです。
しかし5巻以降出ていないリーダーなのになぜこんなにも皆の心を捉えているのかw
再登場してくれたらうれしいのにな〜
私も『へそ』と読みました…
神GJ!
東京のリーダーを見るたびに、なぜか思い出す
ブリッジロックのリーダー。
なぜだろう。なぜなんだろう。
本編にそういう(モデルだとか)話題無かったよね?
今コミックス人に貸していて手元に無いから確かめ
られないんだけど。
>919
アナタ・・・ヒョットシテキョウノDASHノトクバンミテマスタネ??
なんでキャラが被るのかはきっと永遠のナゾ・・・
哀が似合う&ヒト良さそう、だからかなぁw;
そんな私は臍を書き込んだ904・・・
908さんGJでした〜
私の妄想はなんとな〜く、蓮の目の前で二人にやり取りさせて
ソレを見て低温になってる蓮&
「・・・今のお前の気持の事だよ・・・」と泣く社さん
・・・なんて方向に暴走してますた。
蓮キョスキーのはずなんだけど・・・なんでだろ〜(汗
908GJ!
>>920 >「・・・今のお前の気持の事だよ・・・」と泣く社さん
いい指摘ですね・・・
>810のお題にチャレンジしたつもりが、『手作り弁当』が僅かにかすった程度。
おまけに、お題から一ヶ月も経っていた事に驚愕。
そんなんですが、闇夜に紛れて投下しますね〜。
「そういえば今日の飯塚さんの差し入れ、美味しかったですね〜。
敦賀さんも社さんも召し上がりましたか?」
DARK MOONの収録上がりが一緒になったキョーコちゃんをいつものように送り届ける車中。
キョーコちゃんが何気なく問いかけてきた。俺はちらりと運転席の蓮を見遣る。
口元に柔らかい笑みを浮かべているが、口を開く気配は無い。
『何を食べたんだっけ』なんて思い出そうとしているのだろう。
俺は苦笑しつつ「うん、蓮も俺も戴いたよ」とキョーコちゃんに答えてから
「美味しかったよな、あの栗きんとん」と蓮に振る。
ようやく『あぁ、あれか』というような顔をして
「えぇ。疲れた時に甘いものはいいですよね」なんて返してきた。
「そうですよね。特に長丁場のシーンの後は、甘いもので一息いれられると癒されますもの。
それに、差し入れ戴くのって嬉しいですよね〜。次も頑張るぞー!って気になりまもの!」
「そうだね」
蓮の言葉にに同意するように話を続けるキョーコちゃんに、
柔らかく優しい声色で蓮が答える。
「私も皆さんが元気に収録に臨めるよう、差し入れしたいなぁと思うんですけど…。
お弁当かお菓子か。…う〜ん、何を作ったらよいですかね…う〜ん」
微笑ましく二人の会話を聞いていた俺は、ふと
「差し入れかぁ。そういえば今回は蓮もまだ…」と言いかけて、言葉を止めた。
何かが引っ掛る。何かが…
―――『何を作ったら』って事は手作り…!? 手作りなの、キョーコちゃん!?
「はい!以前、敦賀さんにお弁当を差し入れたのを喜んでいただけたようなので、
現場への差し入れも手作りにしようかなって思って…。
それに、人数が人数ですから、恥ずかしながらお財布と相談すると…手料理の方が…」
俺の「へぇ〜手作りを?」という問いかけに、キョーコちゃんは元気よく答えた後、
「えへへ」と少し恥ずかしそうに笑った。
好きな子が、例えスタッフや共演者とはいえ、他の男に手料理を食べさせようとしている事に、
蓮はさぞかし不機嫌なのではないかと心配になった俺は、恐る恐る運転席に視線を移す。
「…じゃあオレと一緒にどう?」
俺にとっても、そして恐らくキョーコちゃんにとっても予想外だったであろう蓮の言葉に、
二人同時に「へっ?」といささか間抜けな驚きの声をあげた。
「…それは、敦賀さんが私と一緒にお料理を…って事ですか?」
「―――まぁ、それもいいけど。でも“最上さんと俺の二人の手作りです”って
差し入れしたら、変な勘繰りをする輩もいそうだし、それはいつか機会があればって事で」
―――変な勘繰りをする輩とは俺の事か?
―――いやいや、そんな事よりも! 機会があれば二人で手料理作って差し入れしちゃうの?
「俺も差し入れを持って行こうと思っていたところなんだけど、何にすればいいか
悩んでたんだ。いつもは、その時々で評判になっているお店のデザートを
差し入れしたりしてたけど…ちょっとネタ切れでね。
かといって自分で美味しいデザートのお店を新規開拓っていうのも苦手だから…」
「あぁ。敦賀さん、食に興味ありませんものね…」
思わず俺は噴き出してしまった。蓮は苦笑しながらも
「君はよく知っているものね、俺の食事事情」などどシレッと返している。
「だからね、俺が軍資金を出すから、君は差し入れる物を選んでくれないかな?
で、それを君と俺の二人からって事で、差し入れする。どう?」
―――そう来たか、蓮!!
俺は、このわずかな時間に見事な作戦(?)を立てた蓮に、心の中で拍手を送った。
「でも、差し入れの品を選ぶのでしたら、お手伝いしますよ?
わざわざ連名にしなくても、敦賀さんからって事にした方が…」
「うん。でも君に選んでもらったのに、“俺からです”って差し入れるのは気が引けるんだよね」
「そうだよ、キョーコちゃん。何にするか選ぶのだって、結構面倒なものだよ。
それをお願いするんだから、結果的には二人からの差し入れって事だよ」
俺も蓮をフォローすべく口を挟んでみる。蓮の言い分も、俺のフォローもかなり強引だが、
キョーコちゃんの手料理阻止の為には、止むを得まい。
「それにさ。差し入れって色んな人が持ってきて、物凄い数になったりするでしょ?
“Aさんのを食べたら、Bさんのも食べなくちゃ”って気を遣う人や、
美容や健康の為に、甘いもの断ちしている女優さんにとっては、
あまり色々な種類の差し入れがあると、目の毒になるかもしれないから、
ここは二人で別々の物を、よりも二人一緒に、って方が喜ばれるかもね」
何だかもう訳のわからなくなってきた俺のフォローに、キョーコちゃんがハッとして顔をあげた。
「そういえば、モー子さんも以前、美容の為に
炭酸飲料もアイスクリームも控えてるって言ってました…」
俺は密かに琴南さんに感謝した。俺のフォローは真実味を帯びたのだ。
「だから、ここは敢えて共同戦線で行きませんか、お嬢さん?」
蓮が返事を促すように、首をかしげてキョーコちゃんの顔を覗き込むと、
しょうがないなぁというような笑みを浮かべて、キョーコちゃんが返事をした。
「…解りました。では、お言葉に甘えて、ご一緒させてください」
「そうと決まれば。早速、君のお勧めのデザートをいくつか選んでくれるかな?」
「今からですか?」
「うん。今からこのデパートの地下で、君のお勧めのデザートを何種類か選んで。
で、俺の家で試食会をしよう。その中から差し入れの品を決めて、
今度、二人とも撮りがある日に買いにくればいいでしょ。うん、そうだ。それがいい。どう?」
作戦成功に気を良くした蓮が、どんどん話を進めていく。
共同戦線を決めたものの、話がどんどん展開していく為、少々面食らっているようだ。
「試食会ですか?」
「折角だから、美味しいものを差し入れしたいしね。
二人からの差し入れなら、二人が美味しいと思ったものを選ばなくちゃ」
―――今度は試食を口実に、またお部屋にご招待かよ!!
俺が内心突っ込みを入れつつ、『その試食会の頭数に俺は入っているのだろうか』と
頭を悩ませている間に、車は目的のデパートの地下駐車場へ入っていった。
車を空きスペースに停めると、蓮が当然のように車から降りようとするので、慌てて止める。
いくら蓮キョ推進派な俺とはいえ、さすがにまだ一緒に買い物はさせられない。
DARK MOONの未緒役で注目を浴びているとはいえ、新人であるキョーコちゃんにとって、
蓮と噂になることは、売名行為だとバッシングを受ける可能性が高い。
妙な噂はキョーコちゃんの為にならないんだぞ、と蓮に耳打ちすると、
「そうですね、うっかりしていました」と言いながらシートに身を沈めた。
肩を落として寂しい笑みを浮かべる蓮を不憫に思いつつも、俺は任務遂行の為、
「じゃあ行こうか」と後部座席を振り返ってキョーコちゃんに声をかける。が、返事はない。
何故かキョーコちゃんまで重く沈んだ空気を漂わせて俯いていた。
「キョ、キョーコちゃん?」と再度呼びかけても、やっぱり返事はない。
―――ええっ!もしかしてキョーコちゃんも蓮と買い物に行きたいの!?
―――というか、むしろ俺と行くのが嫌なのか!?
「キョーコちゃん?」
三度目の呼びかけにも、やっぱり返事はない。俺と蓮は顔を見合わせる。
しばしの沈黙の後、唇をきゅっとかみしめて、意を決したようにキョーコちゃんが口を開いた。
「敦賀さんは『自分が美味しいと思ったもの』を差し入れたいんですよね」
「あぁ」
「そのために、買い物にをして、これから試食するんですよね」
「あぁ」
「…私の手作りの差し入れを止めさせて、既成の物をって事は
私の料理は敦賀さんにとって美味しくないって事なんですよね…」
「えっ?」
「という事は、今までお食事を作りに行っていたのはご迷惑だったのでは…」
しょぼーんとするキョーコちゃんに、
驚きで目を見張る蓮と、驚きで顎が外れそうな俺。
―――うわぁぁぁぁ!!
―――そうだよ、そう取られても仕方のない話の展開じゃないか、蓮!!
―――ち、違うんだよ、キョーコちゃん!
―――蓮は君の手料理を他の奴に食べさせたくないだけなんだよぉぉぉぉぉぉ!!!
蓮は一瞬目を伏せ小さなため息を吐くと、申し訳なさそうにつぶやいた。
「―――…ごめん。俺の言い方が悪かったね。そんなんじゃないんだよ。
君も俺と同じように、差し入れをどうしようか迷っていたみたいだから、
だったら一緒にどうかなと思ったんだ」
蓮の声に、俯いていたキョーコちゃんが顔を上げた。潤んだ瞳で上目遣いに蓮を見上げている。
―――うわぁっ。その顔は反則だよ、キョーコちゃん!!
―――頑張れ、蓮!! まだ耐えろよ!! 俺も一緒にいるんだから!!
蓮はちょっと困ったような笑顔を浮かべながら、そのまま話を続けた。
「一応ね、俺が材料を揃えて君に作って貰うってのいうのも考えたんだ。
それを“君からの差し入れ”って事にしても俺は構わないんだけど、君が気にすると思って。
だからと言って、君の手料理を“二人からの差し入れ”って形にすると、
“二人の手作り”同様、変な勘繰りをする輩もいそうだからね。
だったら一緒に何かを買って差し入れるのが自然じゃないかと思ったんだ」
―――うーん。確かに“手作りの差し入れ”を“二人”からってのは怪しさ抜群だよな。
―――他の人がそんな事してたら、俺も内心突っ込みいれるよ。
―――だがな、蓮。そもそも差し入れを共同でしなければ、何の問題もない筈なんだよ…。
俺は根本的な問題には気がつかなかったことにして、
キョーコちゃんがこの事に気がつかないように必死で祈った。
「それにね。これは俺のわがままなお願いなんだけど、
君の料理が美味しいって事は、出来れば暫くは秘密にしたいんだ。俺の密かな楽しみだから」
「―――…楽しみ…ですか?」
「あぁ。ほら、テレビや雑誌でお勧めのお店を紹介する時でも、
“本当に大好きなお店だからこそ、場所も電話番号も教えられません”っていう事があるだろ?
所謂、隠れ家的な存在。それと一緒。
君の手料理は俺の隠れ家的存在。だから、まだ暫くは誰にも教えたくないんだ、俺の隠れ家を」
―――うわぁ、キッザ―――!!
―――『本当に大好き』って何それ愛の告白!?
―――いいの!? 俺が同席してるところでそんな爆弾発言!?
思わず大量の砂を吐いてしまった。
俺は今すぐ車を降りて消え去るべきなのではないだろうかと思いながらも、
事の成り行きを見守るため、心を落ち着けるべく、砂を吐いた口元をそっとぬぐった。
「ホントに…?」
「ホント」
「迷惑じゃなかったですか?」
「全然。寧ろ、俺が迷惑かけてたんじゃないかって、心配」
蓮の言葉をキョーコちゃんは立ち上がらんばかりの勢いで否定した。
「それは全く無いです! 美味しそうに食べていただけるのは腕を振るう甲斐がありますから…」
「そう? なら良かった。じゃあ、これからも食事、お願いしてもいいかな?」
「はい、私でよろしければ喜んで!」
―――あれ? さっきの蓮の台詞はスルーなの? アレって愛の告白じゃないの? 違うの?
―――何なの、この二人!? もう付き合ってるんじゃないの!? もしかしてこれは俺への当て付け!?
「じゃあ、差し入れの件もOKかな?」
「はい。じゃあ早速、買い物に行ってきますね」
「あぁ、よろしく頼むね。じゃあ、社さん、申し訳ないんですが、よろしくお願いします」
はしゃぐ俺を他所に妙に落ち着いた会話を交わす二人を見て、俺は我に返って深いため息を吐いた。
よくよく考えれば、この二人はいつもこんな感じなわけで、
俺は何だか一人ではしゃぎ過ぎな気がしてきて、ちょっと恥ずかしくなった。
俺の様子をいぶかしんだのか、蓮が「どうかしましたか?」なんて聞いてきたので、
照れ隠しに「買い物ね、任せといて!」と強気な台詞を吐いて車を降りる。
だけど、やっぱり何だか悔しかったので、
運転席の窓から顔を覗かせ「じゃあ、頼みますね」と声を掛けてきた蓮に、
『大丈夫。試食用のデザートは二人分しか買わないよ』と耳打ちしてやった。
「―――…!?」
一瞬言葉を失くした蓮が我に返って「ちょ…社さん!! どういう意味ですか!!」と叫んだ時には、
俺は笑い声をあげながらキョーコちゃんをエスコートして歩き出していた。
以上です。長々失礼しました。
全てが強引な展開で反省。
社さん視点だと、適度に突っ込み入れられるから楽しかったです。
>923
GJ!!
うまいなあ〜
社さんがおもしろくてかわいい
イイヨイイヨー
朝からニヤニヤしてしまいました。
>>930氏、GJ!!
>>559の続きがずっと気になっていて待っています…
513さん、どうしているのかなあ。
続きをきちんと投下してくれるよね?
930さんGJですた♪
手料理の差入れ阻止!の二人がカワエエ・・・w
>まだ暫くは誰にも教えたくないんだ、俺の隠れ家を
ここでマジで砂吐きますた(*´д`*)サラサラサラ・・・
GJ!
で、蓮とキョーコの共同の差し入れを見て、
何で2人から!?と疑問に思うリーダー みたいな。
>>923 GJ!GJ!
かなり気に入りました!
私も読みながらニヤニヤしてしまったw
>922様ステキっ!
要所要所に萌えどころがあって興奮しまくりでした。
ちっとも強引なんかじゃなかったですよー。
>935
ダクムンにリーダーの入る隙間無し>哀
「きまぐれ」に蓮と逸美が番宣に来るとゆーのでキョーコ大あわて、
理由を聞いたリーダーが奮起して他2名やスタッフに口止めを徹底。
かなり綱渡りながら何とかバレずに終わってキョーコ大感激、
お礼に食事に誘われてリーダー大はしゃぎ…
…とゆーのを考えたが…気まぐれとダクムンって別局じゃんトホホorz
>>938 二次なんだし、最初に断り書き書いて、あえて設定無視して書いちゃえば無問題!
ってのは、甘い?
すごい楽しそうだ、そのてんてこ舞いな設定w
ダクムン宣伝でなくても、蓮主演の映画とかならいけるんジャマイカ?
読んでみたいよ〜(・∀・)
>938
ダクムン後に「話題の二人」で出てくれてもよろしくてよw
そんで内心怖々、でも役柄上しゃーなく
蓮にしぱーんとハリセンでつっこむ坊、とか・・・
終了後ロビーでリーダー&キョコ見かけてブリザードな蓮とか・・・
・・・見たいよ〜ぅ(・∀・)ノシ
942 :
938:2005/10/12(水) 14:25:41 ID:???
わぁ、なんか反響イパーイw
…実はリクのつもりだったなんて言えない…orz
ネタ出した責任とってがんがって書いてみますが
自分、カナーリ遅筆なので次スレぐらいになるカモ。
気長に待ってやっていただけると助かりマスm(_ _)m
…その間に本誌で急展開とかあってネタがポシャらないことを祈ってちょ
いやまてよ、かぶっても本誌急展開の方がいいか。うぅ〜んw
943 :
マロン名無しさん:2005/10/12(水) 21:30:09 ID:FyQMuLYw
なんとなくageてみる
状況が微妙に違うが、去年の大河の主演がMCやってた番組では、局を越えてPRやってたからそんなに
無茶な話じゃないと思う。
923 GJ〜〜♪
久々つぼにはまった〜
ドゾ(´・ω・`)つ旦
∧ ∧ シュッ! ガン!!
( ゚Д゚) ミ 从_∧
/ つ ====== 旦 )
〜/ ノ ( )
(/ し'
しょうがねぇなぁ〜
.∧∧⌒つ フキフキ
(゜Д゜;)ノ
(ノ□(ノ。゜ 旦
・・・お茶こぼしちゃモターイナイヨ(・∀・)!
>>938 先ほど某番組見てたら、他局で放送中の、事務所が
一緒でもない作品の主演をゲストに、映像使いまくりで
紹介してたんで大丈夫だ!
キョーコに初めてファンレターが届いてドキドキワクワクして読み進めていたら
実はファンレターを書いたのは蓮でキョーコが
『事務所経由までして嫌がらせは止めてくださいっ』
と、激怒する話を考えたんだけど、普通、事務所チェックでバレるよね…。orz
>>949 ちょっと可哀想だが、サワラさんを巻き込んでしまえばいいのでは?
>945-947
面白かった
他局の宣伝でも大丈夫だ!
犬HKの冬ソナなんて民放がアフォみたいに宣伝していたではないかw
最近投下少ないけど
次スレどうする?
970あたりでいいのかな?
>954
その辺でいいとオモ。
神様方の投下は本誌の萌えネタ次第なとこも
あるだろーしねぃ・・・
投下したいけど容量不安って方居るなら
早めに立てますよ〜
と言ってみる
そんなに心配しなくても容量不安なら自分で立てるか立つの待つと思う。
焦ってスレ立てて両方使われないままdat落ちというのは勘弁願いたいのだが。
まだ450KB未満だし、多少長くても大丈夫だとオモ。
970レスor480KB越えで次スレ、でどうかな?
あと本スレにちらっと関連レスあって思ったんだけど、
未来予想とか妄想とかはこっちに書いとくと
(羊)代わりにもなるしお題にもなってウマーじゃまいか?
>958
ドーイノシ
テンプレに明記してあると、萌え語りたい派としては助かるですよ
今回の、キョーコがコーンを蓮に渡すシーンを使っての
話はどうでしょう?>神さま
わざわざ注意書き入れないと書きたいことも書けないってのって嫌だな。
ルールなくても好きな時に好きな事を書き込めるスレであってほしいんだけど
理想論なんだろうな。
↑テンプレに反対してるわけじゃないよ。
>>961 一応ssスレだから、ss以外のことは書いちゃいけないかなと思ったりもするので、
「未来予想や妄想などもどうぞ」と書いてあると、ウマーかなと
もういっそのこと仲村佳樹総合スレでいいんジャマイカ?
とか言ってみるテスト。
>964
さすがにそれは・・・
本来の板にカエレと
言われてしまいかねないのでは・・・w;
スレタイを、
>>1の1行目に書いてある
仲村佳樹作品妄想スレッド
に変えちゃえば、万事おKのような…。
とゆー案はどうですか
SSのネタにつながる妄想・未来予想も受け付け
あたりでどーよ?
1さんの意見はどーなのかな?
自分は>966さんの案が一番間口広そうだなとは思うが、
スレ建て主さんがイイと思うスレタイ&テンプレでよいですよ〜
難民はネタバレ時には本スレから人が来て
微妙に殺伐とするんで、萌えや妄想をマターリと語るんなら
ココが一番無難のような希ガス・・・
970 :
969:2005/10/22(土) 20:59:10 ID:???
ごめん。
レス数見てなくて返事したらその人がスレ立てなきゃいかんというイジメを・・・。
責任もって自分が立てます。 _| ̄|○
でもちょっとだけ反応を見てみようかな・・・?
難民はテンプレに入れず?
でもGJですよ、969主。