1 :
ばさらん:
3 :
ばさらん:2005/06/09(木) 22:05:45 ID:???
ネタバレ
緋の章1・運命の少年
20世紀の終わりに大いなる禍が起こり、すべての文明が歩みを止めた世界。
日本は300年続いた国王の圧制の元にあった。
山陽地方の砂漠の村、白虎の村では「運命の子供」と予言された、双子の兄妹が生まれた。
12年後、双子の兄「運命の少年」タタラが12歳の元服の時を迎えていた。
元服の儀式の夜、双子の妹の更紗はタタラに継がれた村の守護刀「白虎」に触ろうとするが、父親に叱責される。
泣き出した更紗は一人、砂漠に向かって走り出す。
そこで見たのは赤づくめの軍団、赤の王の兵団であった。
ふとした弾みで軍隊の前に飛び出してしまい、迎えに来た角じいもろとも殺されようとした時、
「砂漠の青い貴族」と呼ばれる遊牧民、揚羽が止める。
赤の王は、揚羽の片目を奪い、その場を去る。
揚羽はタタラへの期待の言葉を残し、消えていった。
更紗たちが村に戻ると赤の王の軍勢に蹂躙されたあとであった。
タタラの身代わりに殺された少年とタタラを盛り立てる声の中、
タタラのために何ができるかを考えている更紗であった。
3年後、赤の軍勢が再び村を襲撃した。悲鳴を上げ逃げ惑う村人たち。
そして今度はタタラは赤の軍に見つかってしまい、その首と白虎の刀は錵山将軍に獲られ、
父は赤の王に殺される。絶望する村人たち。更紗の胸には兄タタラに言われた言葉が心に浮かんでいた。
「わたしがいない時はおまえがこの村を守るんだよ」
更紗は小刀で髪を切り、村人たちに叫んだ。
「殺されたのは、妹の更紗。生きて王の死に目を見たい者はわたしに続け!突破する!」
「我知らず気づいた。更紗、おまえこそが『運命の子供』だということを!」
あら、なんか不思議な世界の話だなあ。未来物?
なんですか、この「お前こそ選ばれし勇者!」的な展開。
この作者、前はスケバン刑事もどき描いてたのに、路線変更か?
6 :
マロン名無しさん:2005/06/09(木) 22:34:13 ID:SmTd68nm
6
なんか、すごいな。今時じゃない感じ。
前の「巴が行く!」もどこかアナクロだったんだけど・・・。
なるほど、作品世界を現代じゃ無くせばってことか?
どのくらい続くの〜?
ちょっと絵柄が合わないな。とりあえず様子見。
しかしのっけからひどいことになってるなあ。
基本的に王族の圧政下で、散々苦しめられてて、父親も双子の兄貴も殺されて。
村自体も全滅だろ。なんかすごい運命背負わされてるなあ。「運命の子供」云々はおいといてもや。
ところで、わざわざ出てきて片目切られたあの人はスルーですか、そうですか。
片目を斬ったのは・・・
あのでかい目を描くのがめんどくさくて、少しでも手間を減らしたかったから。
絵が下手だな
しかし何故か惹かれる・・・
更紗にタタラか
バサラマダー?チンチン(AA略
ばさら‐だいしょう〔‐ダイシヤウ〕【伐折羅大将】
--------------------------------------------------------------------------------
薬師如来の十二神将の一。忿怒(ふんぬ)の姿をとり、多くは剣を持つ。
なんかこのままレジスタンスでも結成しそうな勢いだし
その内、その勇猛な戦いぶりから異名として広まるとか、そんなんだろ
ジャーンジャーン!
「!? ヒィー!バサラだ!バサラが出たー!」とかって
とすると「運命の子供」は全部で十二人か。
まだ何とも言えんが世界観がツボった
ひっっっじょーに侘しい砂漠という舞台設定も
耽美系の絵柄だとアラ不思議、なんと艶やかな夜の世界よ
なぜ梟なの?なんで梟なのよ??
普通鷹とかじゃないの?美形には似合わな過ぎるよ
超可愛いよーー!!
バーサラー
果てしなくつーづくー
灼熱のストーぉリート
歌ぁっておくーれよー
おーおおおバーサラー
とりかえばやかー
男装を通すハメになる更紗に惚れる娘を出して欲しい百合スキーの俺
絵が雑
少女漫画って何でか目がでかいよなー
壮大な物語の予感がする始まり方だけど
少女漫画って人気無くても打ち切りの心配はないの?
>13>14
BASARA(婆娑羅)
古い権威を否定し因習・拘束を排し
思いのまま 自由闊達に 生きる精神を言う。
語源は[Vajra]
ダイヤモンドのことである。
って1ページ目に載ってるよ。
だから仲間がつくとしたら十二神将じゃなくてエメラルドとかスネークボディとかそんなんだよ、きっと。
>16
確かに。気づかなかった。なんでフクロウなんか飼ってんだ?
>22
「巴が行く!」ってのが単行本7巻か8巻ぐらいまででてたし、小学館ってその辺甘そうな気がするから、ダメダメでも単行本3,4巻分ぐらいは行くんじゃないの?
地平線の向こうで悪そうに両手を広げてる赤の王に向かって走る皆。
「――私たちの戦いはこれからだ!」 田村由美先生の次回作に…
>16
鷹は夜間寝てるから。
28 :
:2005/06/10(金) 05:52:45 ID:???
少女漫画普段読まない男だけど、なんか少年漫画っぽくて惹かれた。
試しに継続して呼んでみようかな。
この先は仲間が一人も死なないようなぬるい展開になりそうだけど・・・
少女向けだけに
雑兵はガンガン死んでいきそうだけどね
少女向けであっても
いかにも少女漫画なキラキラした絵と刀でズバズバ切りあう
展開が違和感ありまくり。と、いうか俺少女漫画なんてろくに
読んだ事無いからどんなもんでもだめかもしれんけど。
「20世紀の終わりに大いなる禍が起こり」か…
ノストラダムスの予言は、やっぱり、あたるのかなああ
基本的に未来の話なんだよね?
だったら最後の方で戦車や爆撃機が出ることを予言しとこう。
十二神将っていうと強殖装甲しか思いつかない俺。
(´-`)。oOこのスレで何人がガイバー知ってるんだろう・・・・
もうすぐ2話目だ!
ゲトした人ネタバレキボン!!
お前ら少女漫画知らないから、少年漫画っぽいって言ってるんだろうけど、こういう展開の少女漫画は結構あるよ。渡瀬とか。
で、レイプ未遂事件とか途中で出会ったたびの仲間とぬるい恋愛したりして、なんとなく剣も馬もも使いこなせるようになって仇討てちゃいましたバンザーイ。
でもまだ終わったわけじゃない。私たちが理想郷を作ってくんだ。
なぜなら私たちは階段を駆け上ったばかりなんだから!未完!
みたいな終わりになるんだ。そうに違いない。
それにしても荒廃しまくりだね。
文明レベルも低下したまんまだし…。
北斗の拳みたいに核戦争でも起きたんだろうか?
とりあえずは少女漫画だしモヒカン男やハート様みたいなが出ないのは確実か。
バイオレンス・ジャック
マッドマックス
揚羽>なめときゃなおるって
更紗>どうやってなめるんだろう
更紗、おまえの指摘は正しい
ネタバレ
緋の章2・タタラの影
「タタラはここに生きている!皆をここへ!脱出する!!」
この声で村人は勇気づけられた。
他の村との謀反協力の証拠、敵、それらと更紗(実際はタタラ)の遺体をともに封じるため、長老が村を埋めることを進言する。
そのためには皆を岩山に逃がし、かねて仕掛けてあった火薬で発破をかける必要がある。
しかしどうやって皆をそこまでたどりつかせるか。
「わたしが正面に馬で出て、注意をひきつける」
更紗はタタラの乳兄弟ともいえる気の強い馬、夜刀に乗り、単身赤の軍をかく乱するおとりになる。
赤の軍は「運命の少年」タタラが生きていたことに混乱し、更紗の方に引き寄せられている。
一方、村人たちは岩山の方へ逃げるが、ナギが赤の兵につかまりそうになる。
危うい所を助けたのは揚羽だった。
赤の軍は混乱していたが、赤の王は冷静にタタラの行動には裏があることを悟り、兵を引かせた。
と同時に仕掛けた火薬が爆発し、村は瓦礫の中に消えていった。
残った赤の軍は灯台(どうだん)の砦に戻り、錵山将軍のとったタタラの首と白虎の刀を晒し者にする。
一方、揚羽はタタラ(更紗)に刀を奪い返す勇気と才覚はあるかと問い、そのためなら協力することを告げる。
タタラ(更紗)は揚羽に牛を千頭用立てることを依頼する。
時は流れ、灯台の砦の見張りはすさまじいものを目撃する。
牛の大群が砦に向かってなだれ込んできたのだ。混乱する赤の軍。
牛の大群の中の一匹にしがみついていたタタラ(更紗)は混乱に乗じ、刀を奪い返す。
しかし、それを見つけた赤の王がタタラ(更紗)を弓で撃ち、タタラの身を貫いた!
牛千頭って…無茶過ぎる
大丈夫かこの漫画。期待してるだけに不安になってきた
いやしかし混乱に乗じてと言うのなら馬より牛の方が得策だろう。
それより、牛千頭をさくっとそろえる揚羽、すごいよな。何者なんだろう。
誰か用意したんだろうね
揚羽って「旅人」って感じがするから、顔が広いのかも。
荒廃した世界という前提がいきなりグラついた
多分ちょっと足を伸ばせば
機械文明が残っているほど豊潤な世界が広がってるんだよ
蜻蛉…ププッ
作者特有のものだろうが
コマ外のちょっとした遊びとかが面白いな
貰った肉の欠片を失敬して「らっきー」な蜻蛉が超ラヴリー
牛の話は中国(だったかな?)の昔の故事にあったような気がする。
それにしても晒し首に、村爆破ですか……
けっこう悲惨な話になる?
いや、木曽義仲の故事だろう。
前の連載でも「義仲」ってキャラいたし。
巴の時は舞台が現代だったために
ブッ飛んだ展開にドン退きしてしまったが
これは前提がファンタジーだから
安心して浸れそうだ
赤の王ってロン毛で髪立ててるんだと思ってた
こんな砂漠地帯だったら牛一頭を買うだけでもすごい大金が要るんでしょ
そんなのを千頭も揃える揚羽は実は大金持ち?
ウホッ、一糸まとわぬ全裸
ナギ>自分の命を大切にできない者は他の命を守ることはできませんからね
何気に深い台詞が出てくるなあ。
かと思うと、灯台の砦って野球場まんま。あれは広島市民か?甲子園か?
牛での襲撃は故事だったのか。
何気に歴史ネタを織り込んでいくのかな、このマンガ。
母orナギor兄から貰ったお守りが、私を矢から守ってくれた
って展開に10バサラ
>>53 そういや貴族とか言っていたな
ボンボンの道楽か?
いや、実は、揚羽は、王族の一人なんだよ。
味方の振りして近づいて、後々、「ぐさっ」ってなるんじゃ…
実は追放された青の王とかいうんじゃない?
他にも黄の王とか緑の王とか出てくるのかな。
>>59 >王族の一人
俺もそうオモタ。ただ、スパイとかじゃなく赤の王の一族に昔王権を奪われた一族の末裔みたいな感じで。
なんか貫禄ある、顔広い、金持ってそう。
青い衣を纏っているのもそれっぽい。赤の王に対する、「青の〜」みたいな。
なるほど。
青い貴族=青の王の側近
青と赤は互いに敵視していて、赤を追い落とすため、揚羽はタタラの元についたということなのだよ!
隠密行動することを考えると、夜に寝てしまう鷹よりも、夜こそ活動時間のフクロウのほうが良いということか。
なかなかこの作者、考えてるなあ。
あれ、この作者、他作品に梟いなかったっけ?
気のせいだっけ? ビショップの輪は鷹だよね。
>45
>機械文明
どうなんだろうねえ。
もしそんなのがあったら、機関銃で一掃されてそうだが。
ラストサムライのようにかw
あれだ、タタラ一行は赤の王を倒すために「古代文明の遺産」を探す旅に出るんだ。
あの刀は遺跡を開く鍵になってるんだ。
きっと巨神兵とか飛空挺みたいな兵器が眠ってるに違いない。
ネタバレ
緋の章3・邂逅
赤の王の放った矢に撃ち抜かれ、牛から落ちてしまったタタラ。
牛に踏み潰されたかと思われたが、死骸が見つからない。
タタラは砦から逃げる牛の腹に隠れ、白虎の刀を持ち帰ってきたのだった。
しかしタタラの負った傷も深く、床に伏せていた。
一方、柚香たちは落折の里に使者に立つことを進言する。
それを見ていた揚羽は昔、預言者に
「命を賭けられるほどの女にいつかめぐり合えるだろう」
と言われたことをナギに話す。
「知らぬうちに会っているのかも」とはナギ。
ナギは星空を眺め、王朝の滅びを予感するのであった。
一方、更紗は床に伏せていた。それを見舞った長老はこの国の歴史を語る。
この島国は300年前までは戦国の世だった。
やがて現国王の祖先が各地を切り従え、京に都を置き、中央集権国家を作った。
現王はは15代目の鬱金王で、国は京を中心に、4つに州分けされ、それぞれ王の実子が統治している。
北は資源が豊富で未だ抵抗をしているらしい。長兄黒の王が対峙している。
かつての都、水に没した東の地は次子蒼の王が、3番目の白の王は戦を嫌い比叡山にこもり、
白虎の村も含めた都の西と南は末子赤の王の支配下である。
更紗はこの話を聞きながら、いつしか眠りに入った。
朝を迎え、更紗は揚羽に教えてもらった温泉に湯治に向かう。温泉でくつろぐ更紗。
そこへ、馬を連れた男が現れた。裸を見られたと思い、湯の中に潜る更紗。
皮肉を言いながら、早く上がれと男は言う。しかし更紗の服は男のすぐそば・・・。
結局、馬と一緒に入ることになる。温泉からの上がりしな、更紗は男に押し倒される。
男曰く「女は皆、こうすれば喜ぶ」
しかし、更紗は顔面パンチ一閃!「そうゆう女と一緒にすんじゃねえわ!」
男は自分を殴る女はいないと笑い、互いに名前を名乗った。男の名は朱理といった。
更紗は村人の元に戻った。
再び、湯治に向かった更紗はまたしても湯治場で朱理と出会う。
朱理は「オレと来い。これ以上ない贅沢をさせてやるぞ」と更紗を口説く。
しかし更紗は言う。「贅沢なんか興味ない。家族を殺した連中を討つ。それだけ。」
朱理は「仇を討ちたくなるような家族がいるのはいいな」といいながら、自分の家族を語り、
自分が跡を継ぐしかないと更紗に言う。
「正しい者は必ず勝つ」更紗を励ました朱理は、更紗の唇を奪う。更紗は驚いて走って逃げてしまった。
残った朱理はそれを笑いながら見つめ、先に繰り返した言葉を再び繰り返す。
「そうさ、オレが跡を継ぐしかない。この日本を治めるのは −赤の王 朱理− このオレだ。」
砦に戻った朱理は部下からの報告を聞く。
京から言われていた人足集めで集めた人の中に、白虎の村の生き残りが混ざっているようだと。
それを聞いた朱理は「タタラが来るな」と悟った。
一方、タタラは落折の里の飛車から、里が赤の軍の手に落ち、老人子供を除く、すべての村人を連れ去られたことを聞く。
その中には、柚香たちタタラの使者も含まれている。
救出を懇願されたタタラは角じい、ナギ、揚羽が止めるのを聞かず、助けにいくと決め、
赤の王を討つことを決意するのであった。
敵のボスと恋愛フラグか。お約束だな。
うむ。非常にベタだ。
一気にラブコメ漫画になったなー
いいけど
これが3年前の少年が成長した姿か
更紗の急成長ぶり(胸除く)にもビックリしたが
朱理はちっと老けすぎてやしないか
白虎ら四神に対応させるために
ボスクラスも4組用意したって感じだね
用意したはいいが、争いを好まない白とかはどう処理するのだろう
俺の予想
玄武はショボい&裏切り卑怯系
あんな胸では女と認めん。
朱理と対応させるためにも、主人公は朱雀のが良かったんでないの
すごいベタな話だ。
いろんなしがらみの中、
タタラと赤の王が協力して共通の敵日本国王を追い落とすか、
革命軍の主たるタタラと日本国王となった朱理が戦う。
こんな展開になるだろう。
ベタな展開は読み手に先が読まれやすいぶん、なかなか名作にはなりにくいが、
十分な説得力を持って描かれたならば、大傑作になる可能性を秘めている。
まだどっちに転がるかはわからんが・・・。
>77
ちがうよ、朱理が朱雀として仲間になるんだよ。
なるほど!既に青龍アゲハも居るし
案外小さく纏まりそうだな…
揚羽がヒーローなのかと思ったら・・・
いやでも赤の王がヒーローってのも流石に・・・
奪還作戦は当然のように失敗するんだろうね
これから出てくる男出てくる男が、更紗のことを好きになる、
逆ハーレム状態萌え漫画になるんだろ
タタラ時の更紗に惚れて
結果的に百合になる娘も出そうだな
>>83 俗な見解だが、どれだけの数と質を集められるかが焦点だな
とりあえずキャラ立ちし易い関西弁が出るに牛1万頭
更紗が本気になる前にキャッツ状態に移行するかもしれん。
更紗→相手を赤の王と知ってるのでデートの度に情報を引き出す。
赤の王→バカだから気付いてない。
ただ、これから更紗は対外的にはタタラとして出ることになるんだろ?
だったら、更紗に惚れる男はあまり出てこないような気がするが。
正直百合が大量に発生する気がする。
つか緋の章で死ぬんじゃね?>赤の王
>86
今までの描写だと、赤の王はかなり切れるぞ。
そんなあからさまな展開にはならん気が。
>82
ここは分岐ですね。
超絶天才系なら、成功。
ただそうなると話としては軽くなっちまうから、失敗して欲しいんだけど。
なんか15年後の少年漫画は上記ばっかりになってそうだけど
>>89 >赤の王はかなり切れるぞ。
まあ俺もキャッツは無いと思うが、でもバカにも色々あるからな。
ルパン三世とかな
そうだぞ。バカはバカなりにバカな悩み抱え持ってるんだ
なんつーか王と言っても立場的には王子なわけで
枕詞に「バカ」とかつけたくなるわけで
とりあえずカザン将軍に萌えとくか
>>93 猛者だなおまえ
そんな俺は1話目からナギ萌え
なんで盲目なんだろう?病気?生まれつき?
>93
そこはかとなく鰐の匂いがする。
96 :
:2005/06/12(日) 18:13:45 ID:???
結局恋仲になって、愛し合えば全て解決てってな感じでぬるく終わるんだろ。
このスレの ご愛顧 ありがとうございました
落折の里ってなんかで聞いたことあるような気がするんだが・・・・・
誰か知ってる人います?
>93
カザン将軍
牝鹿・・・・・捕らえて食しましょう
きゅうり・・・・・きゅうりの好きな女で?
なんか憎めんなあ。主人公の村蹂躙した張本人なのに。
ネタバレ
緋の章4・桜幻想
灯台の砦。そこにはタタラの母親が囚われの身となっていた。
母親への下衆なマネに対し部下に叱責した錵山将軍は、部下の非礼をわびるとともに、タタラがまだ生きていることを伝える。
自決をしようとしていた母は更紗がタタラの代わりに立ったことを悟り、まだ死ねないと自決を思いとどまった。
錵山将軍は人足100余名を連れ、京へ向かおうとしていた。朱理は津山まで見送ることにした。
錵山将軍は砦を出発し、タタラも襲撃の準備を整えていた。
揚羽は襲撃の無謀さに呆れながら、九州に行くといった。
タタラは揚羽に世話になった礼をいい、苦しい時はきっと助けにゆくと告げる。
それを聞いた揚羽は幸せに育った人だと評して笑い、仲間を見捨てない「運命の少年」を思った。
「『仲間を見捨ててはいけない。』それを弱みとするか、強みとするか。
強みとするならそれは何より敵にとって脅威となるだろうが・・・」
タタラは白虎の宝刀を手に初陣の鬨の声を上げる。
進軍道中、家族の墓のため、石を積む老婆と出会う。老婆はタタラへの期待を語る。
ナギはそれを受け、タタラの使命を語る。
「豊かなのは国王とその一族だけ。そんな世の中が正しいわけが無い。
あなたは赤の王だけでなく、国王とその一族黒・蒼・白の王も倒し新しい国を作る『革命の指導者』となるのです。」
更紗は思った。本当は皆自分が更紗と気づいているのではないか?それでもタタラが生きていると信じたいのではないか?
「革命なんて、国王を倒すなんて考えられない。柚香たちを取り戻し、赤の王を討って、あたしは更紗だとみんなに話すの。
そして、どこか静かな所に落ち着いて、一からあたしたちの村を作ろう。」
再び進軍道中、休憩場所として井戸を探すタタラ。ナギの言葉が重かったのか、目から涙がこぼれる更紗。
井戸つくと、そこに朱理がいた。数言、言葉を交わし、更紗は仇に会いに行くところと告げる。
それを聞いた朱理は親友からもらった植物の種のお守りを更紗に授ける。
どこかでいい土を見つけたら蒔け、そうして緑を増やすんだという朱理。同意する更紗。
「仇を討って生き残れ!」そう言ってその場を離れる朱理。
緑豊かな平和に統治された国、それを邪魔しようとする・・・互いの気持ちが交錯する、更紗と朱理であった。
タタラは津山峡谷で赤の軍を襲撃することとし、タタラと角じいは隊列に紛れ込むことにした。
タタラが出発する間際、長老はタタラに話した。。
「もし何かがあったら、九州桜島の朱雀の村を訪ねるのじゃ。おまえの携えとる白虎の刀は昔4本のうちの1本じゃった。
王朝に逆らってきた遠い我らの先祖が、いつか国を救うために集まろうと言い残し、追っ手を逃れ、4本の刀を持ってそれぞれの地に散っていった。
そのうちの1本が朱雀の村にあるはずじゃ。」
「刀はただの刀じゃが、それをもって集まる人間の力は・・・心は必ず強大なものとなり、国王すらも倒せるじゃろう。」
タタラは出発した。長老はナギに明日の出来事は見えているのかと尋ね、未来を知っても止められない運命を想うのであった。
翌日、隊列に紛れ込んだタタラと角じいは柚香を発見する。と、目の前に馬に乗っている赤の王がいるのを見つけてしまう。
手を伸ばせば足りる。今なら赤の王をやれる!
「赤の王、覚悟!」
背後から刺したが、それは赤の王の影武者であった。姿を現したタタラを討たんとする錵山将軍。
その刹那、柚香が2人の間に入り、タタラの代わりに切られてしまった。
動転するタタラ。今は走って逃げるのが精一杯。どうにか吊り橋まで逃げてきたが錵山将軍に追いつかれた。
吊り橋上で対峙する、タタラ勢と赤の軍。
と、長老が両者の間に立ち、吊り橋を切り落とそうとする。長老を一刀で切り伏せる錵山将軍。
しかし、吊り橋の縄は切り落とされてしまった。
吊り橋から落下する両軍。タタラや飛車、対岸では錵山将軍は助かったが、かなりの人数が橋の下へ落ちていった。その中には角じいの姿もあった。
柚香の臨終に臨み、自暴自棄になり、やがて塞ぎこむ更紗。
そんな更紗を一面の桜吹雪が覆い尽くすのであった。
「タタラよ、桜島へ行きなさい。」
幕はまだ、開いたばかり・・・
赤王の天才性を表現するためなのだろうが
側近は須らくヘタれた描かれ方をしてるな。今の所
カザンはそれが良い方向に働いている
タタラ(本物)の直接の仇は彼なのにね
って書いてる傍からカザン将軍の株急上昇ーーーーッ!
なんかカッコイイぞオッサン!
103 :
マロン名無しさん:2005/06/13(月) 00:18:12 ID:MyQTLbdK
初めてリアルネタバレ キタ―――(゜∀゜)―――!!
更紗焦ったら良い事無いよ〜 ヽ(τωー)ノ
百合の花一輪散った〜
うぉぉぅ
うっかりアゲてしまったよ・・・。皆と一緒に橋の下に逝ってきまつ
おかん更紗と全然似てへんw
魂の抜けた表情してるからな
平時だったら案外面影があるかもよ
カザン将軍は武人系おっさんキャラで好みだ
「負けるなよ 勇者は常に 強くあれ」みたいな辞世を詠んで
見事な死に様を見せてくれる事を今から期待してみる
いやね、勇者っていうか
治世側から見れば怪しい新興宗教団体か
ヘタすりゃテロリストみたいな存在だから
>>95 >>108 >>109 鰐の穴にカエレ!
でも赤の王に遺す辞世なら格好は付くな
そういう散っていった者達の想いを背負えば背負うほど
>>96みたいなチープな展開に流れ難くなるし
>108
死ぬかな・・・カザン将軍
オレ思うにあれは武人タイプだから母親に説得されて改心してタタラ側につくんじゃないか?
「タタラ本人と父親はオレが殺した。だからその分、おまえの為に力を貸そう!」
いずれにしても、タタラの母親がタタラ本人を殺した者のそばにいるって非常におもしろい。
まーくんのおばさん・゚・(ノд`)・゚・うあああああああ
個人的に更紗には男も女もどんとこいのハーレムを作り上げてもらいたい
114 :
109:2005/06/13(月) 01:09:17 ID:???
>>110 わ、私は鰐とは関係ねェーーッ(笑)
今月はまさにテンプレート通りの展開で特に語る要素もないが
桜幻想の演出の秀逸さでかなり印象に残った
後、目をひくのはやはり母親生存
これが大きなフラグになることは間違いない
と言ってもすぐ赤王にお目通しされるだろうから
タタラにとってはマイナス要素にしかならんだろうね
なんとなくリボンの騎士を思い出した
しかし揚羽ってのも訳わからんよなあ。
灯台の砦の件では協力したのに、津山の件ではそそくさと去ってしまうし。
村人たちは本当に死んだのは更紗と思ってるのかねえ。
おまいら少しは角じいの心配もしてやれw
しかしこの漫画、飛車角とか赤青とか白虎朱雀とか
名前がちと安易過ぎないか・・・
色んな予想が立て易過ぎる
村人は気付いてると思う
いくら似てても男女だし子供の頃から見て来ただろうし
角じいはカザン将軍とが印象がかぶるから消されました。
ある意味長老に殺された角じい…
やたらオッサンが格好いいなこの作品。
この先もイカしたオッサンが出てくる事を期待
核じいとおじいちゃんは死んじゃったのかな?
更紗がピンチの時に二人で現れる展開キボン
よかった・・・失敗してる・・・
垂れた橋に掴まる将軍がなんか可愛い…
乙女的ハーレム漫画になることが容易に予想されたが
今の所親父の園になってしまうそうな雰囲気だな
125 :
マロン名無しさん:2005/06/13(月) 22:01:03 ID:XcND0m/S
バサラは知ってるがなんでネタバレとか連載中とかなってるんだ?
もう終わった漫画だよなこれ??
まずは >1 嫁。
話はそれからだ。
まあageていう人に言ってもしかたないがなー。
ここsage進行なのか
ちなみに>1を読んだがバサラの漫画について語ろうとしか…
こりゃ関連スレに逝かんとわからんっちゅうことか?
関連スレでなく、参考スレか外部リンク行って来い。
ネタバレ
藍の章1・出発
更紗は仲間に置き手紙を残し、単身桜島へ行くことにした。
九州への移動手段は蘇芳の都からの船しかなく、蘇芳の都に向かった。
途中、検問があったが、運良く親切な旅芸人の一座に合流させてもらい、美人の芸人帰蝶の付き人として、検問を通過することができた。
マダム・バタフライに行くあてを聞かれ、更紗は九州と答えたが、九州への船は一般人は乗れない事を聞かされる。
更紗は一座と一緒に蘇芳の町めぐりをしていた。建物がいっぱい、人がいっぱい、緑もいっぱい。
また、赤の宮殿を遠目で見て、今の自分には九州の地よりも遠いと感じていた。
更紗は芸人一座の子供マリオと買出しに出た。活気ある市場。赤の王の本拠地がこんなににぎやかで豊かなことを意外に思う更紗。
と、マリオが赤の兵に捕まえられる。財布をかすめたと言うのだ。更紗は赤い鎧を見て、嫌悪感が生じたのか、手にあったトマトを投げつけた。
激昂する赤の兵を止めたのは垂れ目の男であった。大丈夫かい、と更紗たちに声をかけながらマリオからかすめた財布を取り上げる男。
と、そこへ帰蝶が現れ、馴れ馴れしく「四道ちゃん」と彼の名前を呼んだ。挨拶のあと、四道は去った。
帰蝶は更紗を抱きながら、目立つなタタラと注意する。タタラの名を知るもの?誰だ?
なんと帰蝶は揚羽の仮の姿であった。
一方、赤の宮殿では朱理が国王からの使者の相手をしていた。
タタラの件で国王はいたく立腹、領地没収、京へ戻れ、というものであったが、「使者は砂漠で迷い果てた」ことにしてしまった。
使者がどこかに連れて行かれたところに、四道が現れた。剣の稽古をしながらタタラの話をする二人。
四道はオレにタタラの始末を任せてくれと言った。
「いつでもおまえのために死ぬのが夢だ。」「・・・俺のために生きよ。その方がありがたい。」
四道は前にあげたオリーブの種について朱理に尋ねた。朱理曰く、あげたがフラれた。それ聞いてほくそえむ四道であった。
更紗は、九州への渡航手段を揚羽に問う。揚羽も船で渡ろうとした。他に手段もないこともないが・・・。
話は蜻蛉の雛たちのことになった。雛は4羽生まれたが、1羽、新橋は親からのエサにもありつけず、長生きできないといわれてしまう。
それを自分の生まれに重ね合わせた更紗は不憫に感じ、揚羽に新橋をもらっていいかと更紗丸出しで尋ねた。
揚羽は女装がイタについてるなと感心し、更紗はこいつもニブいなと思った。
そしてマリオはこの二人の会話を垣間見ており、揚羽が更紗をタタラと呼んでいたことを聞いていた。
翌日、更紗は揚羽とともに海に出た。呆然とし、そしてはしゃぐ更紗。
揚羽は海の向こうの異国船を指差し、国防について語った。国王は手を結ぼうとしているが、赤の王は密に対抗して軍艦を作っているらしい。
揚羽は泳ごうと服と眼帯をはずした。眼帯の下の目を見て、更紗は詫びる。
しかし揚羽は言う。「何か欠けているものの方が完璧なものより美しい」
更紗が揚羽の背中の焼印について揚羽に尋ねようとした時、四道が現れ、焼印の由来について語った。
「君が生まれる前くらいに遊牧民を一斉に狩った時代があった。多くは殺され、奴隷にされ、焼印を押された。
今も京から東は奴隷制が残っている。西にないのは赤の王の功績だね。」
更紗はそれを認めない風。四道は更紗が昔朱理にあげたお守りを持っているのを確認し、朱理喜べと内心思った。
更紗は四道に尋ねた。
「やるべきことがあって、やりたいことがあって、でもひどく犠牲を強いられることであって、
大事な人を亡くしたりしても、やらなくちゃならないんでしょうか。」
「オレの敬愛する友人ならばこう言うだろうな。
『考えるべきはするかしないかではなく、すると決めたことをいかにして成すか、それのみだ。
それでこそ犠牲も少なくなる。常に自分に問え。迷いはないか、最善を尽くしたか。』」
これを聞いた更紗は過去の自分の弱さと迷いから生じた過ちを思い出し、涙を流すのであった。
揚羽が海から戻り、四道と数言言葉を交わした後、四道は去った。
揚羽はタタラに四道の素性について語る。
「オレが昔、奴隷として使われていた家の息子、赤の王の従兄であり、腹心の部下。九州の守りを任されてる。仏の四道と人は言うな。
一たび戦となれば、文字どおり仏の山を築くヤローだ。おまえが赤の王より先にまず、倒せねばならないヤツだろう。」
その晩、マリオの不注意からマダム・バタフライの一座にタタラをかくまっているとの疑いがかかる。
ひとまず、舞台の間、時間を稼ぐことができたので、揚羽はタタラを舞台に紛れ込ませ、逃がすことにした。
舞台が始まり、舞を舞う揚羽。タタラも舞台で踊っていた。舞台のさなか、揚羽はタタラに九州に渡る方法を教える。
関門トンネル。
更紗は舞台を抜け、夜刀と新橋を連れ、マダムバタフライの支援をうけ、トンネルへ向かう。
「だがタタラよ、心せよ。その道は”試練の道”」
キルヒアイス?
四道ちゃんなかなか手強そうだな
赤の王陣営結構層が厚い・・・
揚羽両刀疑惑浮上。
「命を賭けられる女」を捜してたけど、やっぱ男でもいーやとか考えてそうだ・・・。
136 :
:2005/06/14(火) 00:32:08 ID:???
あんまり期待してなかったけどけっこうおもしろいかも。
でもどうせシドウとかも仲間になるんだろ。
「俺が間違ってた」とか言って
まあ少女漫画で死ぬ事はないだろうな
今月の揚羽見て冷静でいられるお前らって凄いな…
ウキャーーーーーーー!
こいつが九州編のボスだな。
で、そこで四道が仲間になるかどうかが第二の分かれ道だろう。
四道が仲間になれば赤の王も懐柔しやすそうだし。
でもそっちに転ぶと確実にストーリー陳腐になるよな…。
赤の王が為政者として必ずしも「悪」ではないと証明されちゃったからな
単に違う価値観を持つもの同士の「戦記」では、下手な奇麗事は命取りになりかねん
落ち込んで一人旅に出るあたりが凄く15歳だね
カザン将軍似顔絵うますぎ
基本は繋ぎの回だな
マリオ逝ってよし
九州への渡航手段がトンネル?
なんかすごいな。
揚羽が元奴隷ってのは結構キーポイントだと思うけど。
王族でないのは明らかだから王家の間者ではないだろうし。
しかも元の主人がタタラの敵でしょ。すごい因縁でいいねえ。
>140
またカザンの萌え要素が・・・
なんかロープレみたいだ
国王の使い(´・ω・`)カワイソス
>>139 今はまともな為政者みたいだが
三年前は偶然目の前に飛び出してきた少女の更紗とそれを庇った角じいを殺そうとし
揚羽の片目を奪うという暴君ぶりを発揮してたんだよねぇ
三年の間に何かあったのか?
今月の見所は カ ザ ン 萌 え だな。
毎月萌えてるけど。
>>148 つかまあ無礼討ちと為政者としての善悪は一応別物だからな。
あれだって見ようによっては「法に照らせば全員死罪のところを独裁者の裁量で片目で済ませてやった」と取れなくも無いし。
やはり少女漫画ならではなのだろうが、ウホッ色が強いな〜
>>150 それは良い方に捉えすぎでしょ。
敵意が見て取れるならまだしも敵意が無く実害の無い少女を殺そうとするのは正直どうかと…。
まぁ、あっさり見逃されたら揚羽も無事だし更紗が赤の王を恨む理由の一つが消えるので話の展開に困るんだが。
為政者としての政策と個人としての癇癪は別
有能で大多数の民衆の支持をキッチリ得られるが、個人としては年に一度くらい癇癪起こして人殺す人間と
個人としては聖人君子だが為政者として無為無策もいいとこな奴の評価を「為政者」の計りで比べれば前者の方がいいに決まってんだから
時代が時代だから、事実として無礼なことした(将軍の反応からしてそうなんだろう)人間斬るくらいじゃとても暴君とは呼べんし
信長タイプなんだろ
これから子供を殺しに行くぞって時に
無礼討ちを子供だからと看過するのもどうかなあ
俺が兵士なら士気が下がるぞ
あれは子供を殺してきた帰りでは?
>153
つか絶対信長がモデルに違いない羊羹
この作者信長好きだからねー。
のーこが出てきたりして。
信長って冷酷な男だとばかり思われてるけど実はかなり愉快な男だぞ
安土城を市民に開放し、自ら窓口に立って入場料を取り立てたらしい
ネタバレ
藍の章2・関門トンネル
かつては罪人が捨てられた処刑の地。踏み込んだ者たちは誰1人還らず、通り抜ける事はできないという関門トンネル。
怖気づいたか進まない夜刀、新橋を言い聞かし、進む更紗だが、トンネルに入って早々足元を踏み外した。
マリオは赤の軍に捕まり尋問をうけたが、口を割らない。が四道の尋問により、揚羽の関与が明らかになった。
連行される揚羽。本当に「運命の少年」ならば通り抜けてみろと心の中で思っていた。
落ちた更紗はロウソクに火をつけ、トンネル内を進む。
多くの分岐、蝙蝠、罠、落とし穴、虫の大群、髑髏に蛇。
ロウソクがなくなりパニック寸前まで追い詰められた更紗。
倒れ泣き崩れた更紗は新橋がミミズを食べるのを見、ナギとの会話を思い出した。
更紗は暗闇が怖くない、なぜなら鳥も虫の声も風も草のにおいもある。何もない暗闇はない。あるとすれば地獄・・・。
ここには蝙蝠も蛇も虫もいる。ここは地獄じゃない!
落ち着いた更紗は、体全部を神経にし、再び歩き出した。
ナギの言葉を思い出し、トンネル内を進む。
途中、地割れしている場所があった。夜刀は先に渡り、更紗もジャンプしたが届かない。あわやという所で夜刀が救いあげた。
と、背後に獣の気配。角じいの言葉を思い出す。
肝心なのは最初の一撃をかわすこと。人間でも動物でも急所は同じ。鼻っ柱をたたけ!
獣を退治した更紗は壁からの人の声を聞く。
「戦士よ。その手にあるは白虎の宝刀と見た。」
「わしは朱雀の羅生。その昔、時の暴君獅子王に逆らい、戦い敗れ、再起を誓い4本の刀を分かち、4方に散った。」
「わしは桜島に流れ、村を築いた。だが、仲間の一人が獅子王に通じ、裏切り、わしは王に差し出され、ここに捨てられた。」
「苔を食ろうても、岩をなめても生き抜き裏切り者を引き裂き国王を倒す。悲願成就!」
先の獣は獅子王が放ったもので羅生も犠牲になりかけたが、1か月見合っているうち友達になったという。
更紗は羅生の指輪を受け取り、先に進む。血が熱い。この体にも流れる戦う者の血。
やがて、洞窟は水につかる。泳いだ経験どころか大量の水も知らない更紗だが、
「人間は生まれる前から母のおなかの中で泳いでるものだ」という言葉を胸に、潜る更紗。
無事九州にたどり着けるのか?!
あの・・・すいません、これって関門海峡トンネルですよね?
なんでこんな入り組んでるの?
ますますRPG臭くなったな
それも良質の。
最初のダンジョンからこんなに盛り上がるRPGなんて
本当にあるならプレイしてみたいよ
@ トンネルに放り込まれた者達が、獅子王の放った猛獣から身を潜めるため。
A 関東が水につかるほどの地殻変動のため、トンネルも破壊された。
B 漫画だから。
もともとあったトンネルを獅子王が牢獄用(?)に、カスタマイズしたんじゃ…
C更紗がありえないくらいの方向音痴
D 川口弘(とそのスタッフ)が頑張った。
六 実は更紗は体が縮んでしまう呪いをかけられ、蟻の巣に入ってしまった。
たしかに「見事」としか言いようがないな
年月その他が想像を絶しすぎてる…
ていうか羅生何歳やねんw
生まれてはじめて洞窟入ってよお、
迷路になってるわ、罠はあるわ、虫はおるわ
って絶対気ィ狂うよこれ。
更紗の精神力って何気にものすごいんじゃないか?
フクロウが虫食ってるの見ても絶対ここまで冷静になられへん。
背中一面の虫・・・耐えられない
羅生すごいな。
俺、少女漫画でこんなシーンが拝めるなんて夢にも思わなかった。
なんかこの漫画、オレの少女漫画のイメージをことごとく崩してくれるんだよなあ。
(今回の羅生のシーンとかやたらイカスおっさんキャラ連発とか)
もっとなよなよしてるもんだと思ってたけどすごい漫画もあるもんだな。勉強になりました。
マリオ逝ってよし
朱理が信長寄りのラインハルトだとすると
対応するタタラは、やっぱその内民主主義に目覚めるのかね
・・・あまり唐突に選挙とか思いつくのもあれだしな
一度全軍壊滅してからの欧州あたりの巡遊編があると見た
少年て女の子も指すんだね。
おまいら揚羽の心配してやれよw
今回出てきた短歌って元ネタある?
>>174 四本集めた後にまた全滅したらもう立ち直れんだろ。
落ち延びるだけなら異国に渡るのもいいだろうが、戦力を外に頼むのはもっての他。
集める前なら全滅するほどの総力戦はやらかさんだろうし…。
>>174 ヨーロッパには渡れないんじゃないの?
外洋を航海出来そうな船がなさそうじゃん
造船技術と航海技術が低いと航海は命懸けだからねぇ
>>177 平忠度
このシーンには合うとも合わないとも言えん微妙な歌だな・・・
>>174 そんな無理矢理幕末に重ねなくてもw
まあ確かに、日本の近隣諸国は今も昔も民主主義を学べる場所じゃないが。
>>179 というか海外がどのような状態なのか気になるなぁ。
九州編→日本編→世界編みたくならないかなー。
飛躍しすぎか・・・
断片情報は確かに幕末っぽいけどな
南蛮渡来のグラサンとか異国の船とか弱腰の日本国王とか迎え撃つ気バリバリの赤の王とか…
異国の文明レベルはどうなってんのかね
暗く… 醜悪で ムダで みじめな 哀れな生涯…!
けれど 見事な
大げさかもしれんが、こういう表現もあるんだな、と、ちょっと感動した。
やはり四道はかなり手強そうだな
ガキの機微を操るのまで上手い
地味だが相当切れないと出来ないぞアレ
ナギって予言者だというけど、いったいどれだけ先の事が分かるんだろう。
更紗が危険にさらされた時、そのつど都合よくナギの言葉を思い出されると、
それはそれで何となく萎える。
ネタバレ
萌黄の章1・2人のタタラ
更紗たちは九州の海岸に打ち上げられていた。
羅生から受け取った指輪を家族に渡すため、太宰府に向かおうと、あたりの子供に道を尋ねたところ、太宰府に「タタラ」の名を騙る者がいることを知る。
夜刀の背に乗り、太宰府へ向かう道中、「タタラ」を名乗る少年と出会う。このあたりで徒党を組んでいるようだ。
更紗は「タタラ」の仲間に入り、津山峡谷で亡くなった筈の角じいが生存しているかもしれないという情報を得る。朱雀の村への気持ちがはやる更紗。
「タタラ」は太宰府へ皆で乗り込むことを提案する。太宰府の長官は話のわかる大人物で国の将来について話し合いたいと言う。
「タタラ」を名乗る少年。太宰府の長官。両方を怪しむ更紗。
一方、蘇芳の朱理は昨晩、蝙蝠がやたら飛んでいたとの報告を受け、タタラが九州に渡ったと悟る。
報告をくだらないものとした側近を粛清し、錵山将軍に後釜を側近の部下で蝙蝠の報告をしたサカキとすること、最近美女を囲っていることを聞いている旨を伝える。
四道は揚羽を拷問にかけていた。朱理は拷問部屋に入り、四道に九州へ帰るように言う。
揚羽は囚われの身ながら、言葉で朱理を挑発する。しかし動じない朱理。揚羽は赤の王も只者でないことを悟る。
四道は、タタラを探すのは案外簡単かもしれないと言う。それは・・・。
太宰府は九州全域の行政化に置く、外交・軍事の役所でその周りにはオリーブの林と町並が広がっている。
「タタラ」と二人っきりになった更紗は、「タタラ」に事情を聞こうとする。
実家に連れて行った「タタラ」は、事情を話し始めた。
太宰府長官四道が依頼したと。タタラの名を騙って人を太宰府に集めて欲しい、そうすれば金と母への薬を与えると。
更紗は、「タタラ」をなじり、皆に知らせようとするが、「タタラ」はそれを止める。母の病気を治す薬がもらえなくなるからと。
「オレのひいおじいちゃんは反逆者の大罪人で大昔処刑された。」
祖父は一生牢獄暮らし、父は奴隷扱いされ、奴隷制がなくなってからも奴隷扱い。母も苦労してきており、もう楽をさせてもいいのではないかという。
その話を聞いた更紗は曽祖父の名を聞き、関門トンネルで受け取った指輪を「タタラ」に渡す。
「羅生、あなたの身内は今や敵の手先だよ」更紗は彼とは離れた。
夜、集合場所に集まる「タタラ」とその仲間。更紗は見捨てることができなかったのか傍からその様子を眺めている。
と、「タタラ」の一団に弓矢が飛んできた。向こう側には赤の軍。タタラの名に集まる不穏分子を一網打尽するために、「タタラ」たちは集められたのだ!
「タタラ」はオレはちがうというが聞き入れてもらえない。様子を見ていた更紗は寸前まで迷っていたが、「タタラ」を助けるため飛び出し、叱咤激励する。
「ここに連れてきた連中、あんたが助けてやんなきゃ!そんな根性でタタラの名を名乗るんじゃない!」
その姿に、「タタラ」は更紗を本物のタタラであると理解する。
そして母から聞かされてきた英雄の話を思いだす。部下に裏切られても孤軍奮闘し日本の大将軍となった「百合若」。その象徴の緑の鷹の入った曽祖父の指輪。
そんな生き方は本意ではない。普通に平和に暮らしたい。けど・・・
「お母ちゃんの薬はどうしてくれんだよおお!」
そう叫びながら、赤の軍に弓を引く「タタラ」。更紗はそんな「タタラ」を馬に乗せ彼の母の元へ向かう。
しかし母はすでに世を去っていた。
泣きじゃくる「タタラ」を名乗っていた少年ハヤト。それを見ていた更紗はこんな国は正しくないと心を新たにするのだった。
ハヤトは母の遺書を見つけ、それを読んだ。そこには朱雀の村への地図と曽祖父を裏切った猩々一族に気をつける旨、そしてハヤトへの言葉が記されていた。
「神様は決しておまえにできないことを課したりしません。自分の血を信じて、まっすぐ歩いてゆきなさい。」
ハヤトはタタラと共に行くことを決意する。
一方、ハヤトとタタラが南に向かったことを知った四道。
「朱雀か。今度はオレが出る。」
初めての新規パーティーキャラ来た!
(実際は飛車とかがいたけど)
序盤はそこそこ頼れそうでいて
終盤では空気化or解説専門になりそうな雰囲気がプンプン(笑)
いやー、たむたむの描くヒロインいいね!
男らしくて!
・・・いや、誉めてるんですよ? ほんとほんと
ホモくせーホモくせーホモくせえええ
両刀と言えよバカ!!!
ホモも女も美味しく頂く揚羽カコイイ!!!
つか昔の武将がそうだよな
この百合若もなんかの話?
次回はいよいよ四道との対決かな。
ありがちなニセモノばなしやね
いや、これまでの描写を見るに揚羽はノーマルでしょ。
ていうか揚羽の心配してやれよw
ハヤト、これからレギュラーになるのかな。
タタラの相棒となるにしては、ちと魅力が足りん
>ハヤト
更紗に比べると幸せそうだからなあ。これから業を背負って行くのかもしれない。
今のままだと黄金の日本Jrで言うところの石松にしかなれん。
カザンたん(;´Д`)ハァハァ
前回はすごく見せるなあという印象だったけど、今回はハヤトのキャラが薄いせいかなんかいまいち。
田村、あんたやっぱおっさん描かんと駄目だ
まゆげ太えエェぇえェェエーえっっ
今後、ハヤトは更紗が女であることに気付き(更紗にふざけて抱きつくor着替えや風呂を偶然覗く)、恋愛フラグガ立ちます。
>>192 織田信長でさえそうだもんな
朱理の当て馬か・・・
ありえるな
やっぱ赤の王は有能で底も知れないけどすぐ人斬るのな
>>197 ひどいこと言うなヽ(`Д´)ノ
石松は魅力的なキャラだぞ
>>201 信長でさえというか、あの時代は小姓を愛するのが当然の時代ですよ
女だけしか愛さない秀吉の方が異端でした
まあでもあれが非民主主義制の強みの一つだからな
名前だけのサカキ氏にはプレッシャーもいいとこだろうが
俺もあまり目端の利くほうじゃないので、やっぱあの人の配下は嫌だな
「期待外れだったら斬るけどそれでも出世したいか?」くらい聞いて欲しいよな。
サカキ氏が母一人子一人で地道に生きられればいいってな奴だったら泣くぞあの抜擢は。
サ カ キ は 美 形
間違いない。名前だけしか出てこないのも怪しい
おまいらに絶対二度と出てこないサカキのことなんかより
生きてた角じいについてはなんかコメントないのか
角じいはどうやって九州に渡ったんだろ
落ちる→川→海→「ここは…九州か?」
>>209 今回斬られた奴と同じ格好の奴がモブで出てきて「こいつがサカキか?」って予想するのがせいぜいだろうな。
くだらないと判断したことでも律儀に報告するなんて
真面目な人だったんだね元警備隊長…
中途半端に出来る人が貧乏クジを引くのは良くあることかしれない
殺すのは良いんだけどさ、すぐに殺すのは勿体無いよね?
役立たずでも出来るが死ぬほどきつかったり死ぬ危険性の高い仕事、
例えば鉱山で死ぬまで強制労働させればいいんだし、人だって無限にいるわけじゃない。
殺す時も一刀で首を刎ねてるから苦しんだり死の恐怖を感じる暇も無かった筈。
朱理ってある意味で優しいというか甘い王だね。
ネタバレ
萌黄の章2・再会
四道は太宰府で婚約者・千手と会っていた。南へ赴くため、婚礼を延期させて欲しいと言う。了承する千手。
千手は赤の兵にタタラの容姿を尋ねる。しかし返ってくるのは得体の知れない返事ばかり。不安を感じる千手であった。
職場への道すがら、四道はタタラの処置について尋ねられた。「朱雀へ行くなら行かせてやろう。かつての反乱軍のイメージをもって訪れるなら、さぞ驚くことだろうよ。」
タタラとハヤトは南へ向かっていた。とそこに飛車が現れた。曰く、ナギたちは別府に向かっている、そこには赤の軍の軍艦があり、見ておいた方がよいと。
飛車にナギを守るよう伝え、タタラたちは別府へ向かうことにした。
別府に着き、軍艦とそれを作った赤の王の軍事力に圧倒されるタタラたち。ハヤトは火をかけようと言うが、タタラは前同じことをして失敗したバカがいるとそれを止める。
更紗は仲間に合流せず、一人で夜刀を連れ温泉に向かうことにした。
そこで再び朱理と出会った。彼の背には揚羽と同じ奴隷の焼き印があった。
更紗は素っ裸を見られたことに気づき、湯の中に飛び込んだ。朱理はそれを追い、湯の中で口付けした。湯から上がり、仇などについて語る二人。
と、岩陰から朱理に向かって矢が飛んできた。とっさに射手にナイフを投げる朱理。ナイフは射手に命中したものの、矢は左腕をかすめていた。
毒矢と判断した更紗は緊急処置を行う。朱理は黙り、目を閉じてしまった。
不穏な雲行き、そして家の水差しが自然に割れたことに不安を感じた千手は四道の宮殿へ駆けつけた。
嫁入り前の千手に夜更けに男の部屋へ来たことを咎める四道。千手はならば今すぐ妻にしてくださいと言った。
「私は親同士で決めた婚約者で、四道さまはわたしなんかより赤の王を愛されているのですもの。」
四道はその激しさに驚いた。そして彼女にこう返した。
「親に決められたのではない。私があなたを望んだのだ。」
「確かに赤の王に命を捧げているわたしですが、あなたのためでも死ねると思います。」
その言葉を聞き、千手は言った。
「死ぬことなど、えらくも何もありません!英雄になんかならないでください・・・」
これを聞いた四道は彼女の唇を自分の唇でそっと塞ぐのであった。
四道と千手は婚礼の儀を行い、互いのアクセサリーを交換した。
しばらくして、四道と千手は同じ床にいた。
四道は朱理について語りだした。
朱理は、預言者に「王に不幸をもたらす」と言われた子供で、王自らの手で奴隷の烙印を押した。すなわち我が子でなく我が奴隷だと。
王宮で育てられず、四道の親に育てられた。血筋・年少がゆえ最初は鼻持ちならなかった。
しかし、その性格・貪欲さ・大胆さにだんだん魅かれていった。
朱理が12歳で中国地方の国主として赴いた時、彼は3年間遊び呆けた。国は乱れ、家来は好き勝手をした。そして3年後、
「そろそろ悪い膿は皆出たかな」
朱理は悪事を重ねた家来を粛清した。彼は自分にのみ忠誠を尽す真の部下たちを待って選んだのだ。
四道は自分とは器の違う人間を見たと思った。
「彼こそは王たる王なのではないか!?」事実、彼はまもなく西日本を完全に掌握した。
四道は朱理と歩みたいと思うようになった。
「夢を見る・・・紅蓮の炎をどこまでも駆けてゆく、ただ1人の王の夢・・・」
千手は何も言えず、ただ「賢いかた・・・」とだけつぶやいた。四道は続けて言う。
「タタラもまた預言者に呪われた者。彼にも正義があろう。2つの正義がぶつかる時、いつの世も争いがおこる。
そして戦争に、準優勝というものはないのだ。」
翌朝、朱理は目が覚めた。更紗と朱理は軍艦について語り合う。
「見事な船だろう。」
「うん。でもバカだと思うな。異国と戦ったって絶対負けるもん。だって地球の反対側からここまで来てる人たちだよ。武器も技術もぜんぜん違うはず。
それに戦う時は自分の国を舞台にしちゃいけないって。自分の土地や家族が焼かれるのほどつらいことはないから。
昔あったある大国は、自分ちが戦場になったことがないから、いつでも強気でいられたんだってさ。」
朱理は自分の周りにそんなことを言う女はいないと感心する。
「まわりに人がいないのは、本人が悪いんだよ。」
朱理はますます更紗を気に入り、オレのそばにいろと誘う。断る更紗。朱理は鳥かごを取り出し、更紗に差し出した。
この鳥と笛があれば、手紙のやり取りができる。まずは文通ということだ。
その場を去る朱理。更紗もいつしか朱理に魅かれていた。
太宰府では四道が出発しようとしていた。千手に心配ならば木の枝に黄色いリボンを結んでおくように伝える。
冗談を言いながら出かける四道。千手は英雄になんかならないでと思うのであった。
タタラはハヤトと共に桜島を目指していた。道すがら、旅人に桜島の場所を尋ねた。曰く、そこだよ。しかし広がっているのは一面の海。
なんと桜島は、ふもとの村ごと沈んでしまったのだ!
>「まわりに人がいないのは、本人が悪いんだよ。」
この言葉、すごい重いよ。なんか本質を突かれた気がする。
物凄い勢いで四道ちゃんに死亡フラグが立った件について。
って今のタタラの戦力では逆立ちしても勝てそうにないが…
でも死ぬだろうな。うん
この予言の反証が立つまで俺は死道と呼ぶ
朱理も結構深い業を背負ってるんだね
更紗は反抗しても斬られないんだね。
三年遊びほうけたの、中国の有名な故事成語だよね。
楚の荘王の。
>鳥有り。南方の阜に止まる。三年動かず、飛ばず、鳴かず。 是れ何の鳥ぞや。
うまくこういうの挿話してるなって思う。
蒸気機関の軍艦を造れた事に驚いた
前話で鉄砲を配置して待ち伏せしていれば完璧だったのに弓矢を使ってたから鉄砲は造れ無さそうだったし
今まで出てきた街の様子だとそこまでの工業力は無いと思ってた
わたすぃもいい男と温泉つかりたいです(;´Д`)
ナギラスボス説浮上
>強引グマイウェイなヤツ
さむっ
四道の死亡フラグがものすごい勢いで立っている件について
千手がやたら芝居がかっているように見える件について
この二人だけなんか世界が宝塚な件について
更紗は英語ならってたの?
>227
朱理に呪いをかけた預言者=ナギ?
桜島が海の底ってこれまたすごいな。
っていうか朱雀の村人どこにおるねん。
>>231 ぽいよね
っつーかそうとしか見えん
占い師ってみんな長髪なのかな?
ナギは昔有名な軍師で〜的展開を密かに予想してたんだがなんか違いそうだな。
あと、益々幕末だな。
>>209 「二度と」というか一度も出てきてないぞw
ち ょ っ と ま て
朱理が毒ナイフ?にやられて更紗が手当てしてるとき 裸 か?
更紗かわいいよ更紗
>昔あったある大国は、自分ちが戦場になったことがないから、いつでも強気でいられたんだってさ。」
ふはw
異国がどこかはまだ分からんけど、技術的には欧州も行けそうだな
お姫様のくせに積極的な千手姫いいわ
でもあの行動力で戦場まで出向いて、死亡フラグびんびんの四道と一緒に死にそー
ココの皆様は四道はここで死ぬと考える派?
自分はココまで露骨だとむしろまだまだ生き延びると思うが。
敵方で唯一タタラのことに気付いてる男っていうポジションとかいいと思うが。
揚羽のラストバトルの相手とか。
ってかまだ始まったばっかで退場させるにはちと惜しいお人だ。
参謀的キャラっぽいから、まだしぶとく生き延びそうだよね>四道
>236
すっぽんぽんであたふたする更紗萌え
この際洗濯板でもよいってかその方がよい
ネタバレ
萌黄の章3・海賊船
同士を求め、たどり着いた桜島は朱雀の村ごと海に沈んでいた。
途方にくれるタタラたちは突然網で囚われてしまった。
赤の王の追手か猩々一族の手先かと訊いたが、むしろ両者に反感を持っている様子。正体はどうも海賊のようだ。
様子を見ることにしたタタラは海賊のアジトに連れて行かれた。アジトを隠す技術力に驚くタタラ。
港内に入るとアジトの船上では「死の踊り」が行われていた。足場悪い舳先で行われる決闘。敗者は鮫の餌となる。
仲間内の掟が厳しい海賊たちは、掟を破ると海賊の女長と「死の踊り」を行う。勝てればよいが海賊の女長は負けた事はない。
すなわち、「死の踊り」の執行は死刑を意味していた。
アジトの船に上がり、海賊の女長=茶々と対面した。異国へ売り飛ばすと言う茶々。
と、白虎の刀を見つけ、似たような刀を見たことがあると言う。
タタラは思い切って、自分がタタラであり、猩々一族・赤の軍と戦うため、同盟を結びに来たと告白した。
いまだ縄にくくられているタタラたち。その中でタタラは海賊の統率された動きとそれを取り仕切っている茶々に感心する。
たまたまタタラのそばを通りがかった老女は朱雀の村人の行く末を語った。多くは猩々一族と大型船で逃げ、陸に上がったもの、海賊になったものもいると言う。
茶々はタタラを歓迎会に誘う。歓迎会とは名ばかりの飲み勝負。茶々に勝てば売り払うのをやめるという。
タタラは茶々に子供を平気で売り飛ばせるのかと問う。
茶々は、我々に子供を売る親も多いと語る。その目には怒りがあった。怒りは力になると思うタタラ。
海賊たちは朱雀の村についても語った。朱雀の村は朱雀の刀を奉じる者が長と認められる。
タタラは一杯目を飲んだ。酒が急に回り、ふらふらになるタタラ。
とそこへ勝負を預けてくれと出てきた者がいた。角じいであった。再会に喜ぶタタラ。
飲み勝負は角じいに引き継がれたが、酒がきれたので引き分けとなった。と同時に倒れる角じい。実は角じいは下戸であった。
船の倉庫では酒は十分あることを知った茶々が男海賊をなじる。男海賊が角じいが下戸であると伝えると、いい部下を持っていると感心する。
猩々一族打倒は海賊にとっても悲願。タタラと組むなら従うと男海賊は言うが、自分を見て顔色一つ変えないのが気に食わないと茶々。
ハヤトは早く逃げようというが、タタラは逃げずにどうにかしたかった。ならばどうする?
突然、朱理からもらった鳥ががなり始めた。桜島での出来事をしたため、朱理に手紙を出すことにした。
朱理の鳥の足に手紙をつけ、飛ばす更紗。と、鳥は窓に止まり叫び始めた。「迷ウナ、負ケルナ、エライ、正シイ、最善ヲ尽クセ、戦エ」
更紗は朱理が自分に言い聞かせていたと思い、自分も負けないと改めて誓った。
タタラの採った選択は、茶々と「死の踊り」をすることであった。
どうしてそこまですると問う茶々。茶々が欲しいと思うからとはタタラ。
感心した茶々は目隠しして行うと言う。タタラにとっては無謀な戦い。
「ムリでもなんでも、こうするしかないって時もあるよね」
茶々も戦いながら自分の思いを語る。
「あたしに勝てるくらいの男なら、地獄の底だってつきあってあげるわよ!
一生海賊で終わってたまるか、一旗上げてやろうって気になるじゃない!」
と、決闘のさなか地震が起こった。転落するタタラ。哀れ鮫の餌と思った瞬間、ジャンプした鮫につかまり、茶々を水の中に引きずりこんだ!
水に飛び込む男海賊と角じい。水中ではタタラが勝負を決めていた。水上に上がった茶々は負けを認め、タタラに決意を皆に叫ぶように勧めた。
タタラの決意を聞いた海賊たちは同盟を喜んだ。角じいはそんな更紗の成長に感心していた。
一方、地震のためアジトを隠す仕掛けが壊れ、外から丸見えになった。
外には猩々一族の船が来ており、タタラの引渡しを要求していた。
角じいと簡単に再会出来たのがご都合主義だが、角じいが好きだし見せ場があったので良しとしよう。
もし、人から預かった鳥がそんな言葉ほざいたら・・・
俺なら交友関係見直すな。
角じいカッコイイ…!
これが唯一の魅せ場になりそうな所がなんとも…
角じい・・・・・・萌え・・・!
百合要員登場
角じいもイカしていたが、
勝負を止めた男海賊もなかなかいい味していると思うが。
>246
「迷ウナ、負ケルナ、エライ、正シイ、最善ヲ尽クセ、戦エ」俺的にアリ
「朱理エライ 朱理賢イ、朱理日本一」朱理最悪
海賊の長が女性って如何にも少女漫画な気がする。
角じいは今回漢を見せただけじゃなく
同時にウィークポイントまで見せて可愛さもアピールしたな(萌)
非常に美味しい魅せ場でした
カザン将軍を超えた
…少女漫画らしい話をしよう
初の百合要員が美形グラマーおねえたまというのにビックリ。超期待
なんか今回の話はご都合主義というかなんというか
「あー漫画だなぁ」という展開が多くて冷めた
女海賊の名前の元となった名前って、淀殿?
256 :
マロン名無しさん:2005/06/18(土) 23:52:24 ID:p2Pb+3pE
>255
そうやろ。相方は出てないけど。
257 :
マロン名無しさん:2005/06/18(土) 23:59:54 ID:p2Pb+3pE
ネタバレ
萌黄の章4・海の風神 陸の雷神
ナギたちは朱雀への道中であった。途中更紗を思うナギ。
「運命がおまえを翻弄するように見えても、運命は自分の手で綴ってゆくものなのですよ。」
桜島では猩々一族がタタラの引渡しを要求していた。と船上には激しい地鳴りがしていた。
陸を見ると赤の軍団が地平線を多い尽している。
西日本を制圧するとき精鋭をよりすぐり、逆らう者たちを踏みつぶしなぎ倒した、四道率いる完全武装した馬車軍団「雷神」である。
前に猩々、後ろに「雷神」。しかし船を捨てるのは海賊の名折れ、第一陸に上がって雷神から逃れられるわけはない。どうする?
一方、タタラは決して仲間を売ろうとしない海賊たちに心強さを感じ、タタラをそちらによこすと猩々一族に向かって叫んだ。
それを咎める茶々。しかしタタラは言った。
「前に猩々、後ろに「雷神」。ならば前へ進むしかない。なぜなら茶々たちは海賊じゃないか。」
タタラの意図を悟った茶々はタタラと共に猩々の船へ向かう。
猩々の船には兄弟の下の2人が待ち構えており、タタラたちを拳銃で撃とうとする。
その時、ハヤトと海賊たちが船に乗り込んできた!茶々が叫ぶ。
「この船を、ぶんどっておしまい!」
船上で戦うタタラと海賊たち。タタラは船中に女性と子供がいるのを発見し、茶々たちに猩々一族以外は敵じゃない、刀を引けと伝える。
ハヤトたちが猩々の兄弟の身柄を確保していた。
船中の女性や子供にタタラは言う。
自分は祖父に言われ、白虎の村から朱雀を訪ねた。長い砂の道を歩くうちによく知る親戚を訪ねるような気持ちになった。
すると女性たちも言った。おじいさんから白虎の村の話は聞いたことがある、互いの祖先が、よい村を作ろう、そしていつか日本の平和を・・・と言い合って別れたのだと。
タタラは朱雀の女性たちの言葉を聞き感動していた。我が祖先を知る者が遠い日本の端にもいる・・・。
「一河の流れ、一樹の陰。一見意味の無い人間関係でも、すべては前世から定められていた大切な約束事だということですよ。」
タタラは告白する。私は私怨で動いているような人間だと。しかし茶々はそれゆえ安心する。
「その年で国のため平和のためとか言われてもそれはきっとウソだから。」
258 :
マロン名無しさん:2005/06/19(日) 00:00:12 ID:ZcKeFNqu
船中の女性たちはタタラに猩々一族を追い払うことを懇願する。そして朱雀の刀を持つべきものの手に・・・。
タタラがここにいる羅生のひ孫のハヤトが本来持つべき者だというと、女性たちはどよめいた。
「雷神」が前進するのを見て、船を外海に進めると、そこには赤の水軍「風神」が待ち構えていた。
一方四道は、タタラの首実験につれてきた揚羽と朱雀の刀について語っていた。揚羽曰く
「浪漫だよ、浪漫。もともと4本の刀は王家の刀職人の作品だった。
そいつが4人の豪傑と共に反乱を起こし、5人が10人、100人、1000人。
敗れても想いはなお残る。物には念が宿り、それは血となり受け継がれ人を呼ぶ。
4本の刀をそろえた時、タタラは必ず強大な指導者となっていよう!」
戦況報告を受けた四道は命令する。
「1人残らず踏みつぶせ。」
「女子供は血を残す。踏みつぶせ。」
飴を食べさせていた蜻蛉を散歩に出す揚羽の傍らで、四道は朱理と千手にタタラの首を持ち帰ることを誓うのであった。
「風神」「雷神」の挟撃をくらい、船を破壊され、外へ追い出されるタタラたち。途中ハヤトとはぐれてしまい、岩陰に隠れる。
自分の無力感に苛まされるタタラ。そこへ蜻蛉が飛んできた。蜻蛉は飴玉をくわえてきた。飴には朱雀の紋章のようなものが描かれている。
そこで茶々は思い出す。猩々が赤の軍艦用に強力な大砲を購入した時、猩々も密に何門か買ったかもしれない。
その大砲なら「風神」「雷神」に対抗できる・・・。
場所を聞いたタタラは大砲を取りに行くといった。ムリも承知、大砲を入手してもどうしてもいいかわからない。けど・・・。
茶々は1時間待つことで納得した。角じいはそれ以内に戻らなければ自分の首をタタラといって差し出すという。
茶々は座木にタタラと一緒に行けと命じる。
「風神」「雷神」をかいくぐり、1時間以内に猩々から大砲を奪って帰る・・・。
そんなことができるだろうか!?
獅子は鼠を狩るにも全力を尽くす・・・
全力出しすぎ!
260 :
マロン名無しさん:2005/06/19(日) 00:49:28 ID:ZcKeFNqu
茶々マージョ説
261 :
マロン名無しさん:2005/06/19(日) 00:57:24 ID:ZcKeFNqu
そういや、潮以外の人間が獣の槍使うの初めて見た。
髭は伸びんのね。
となると坊主頭の人間がつかったらどうなるんだろう。
あと紫式部みたいな長ロングの人が使ったらどうなるんだろ。
262 :
261:2005/06/19(日) 00:58:48 ID:???
失礼しました。
できるわけないだろ。
一時間でどれだけ泳げると思ってるんだ。
でも、タタラが猩々一族に叫んだところから、
羅生のひ孫のハヤト、っていう流れは、読んでて、心にグッとくるものが…
あ、いや、「浪漫」のとこも、いいなあ、なんか、今月かなり内容が詰まってる感じがする。
船に辿り着けたとしてもどうやって大砲を取って来るつもりなの?
大砲って無茶苦茶重いから台車が付いていても成人男性と少女が一人ずつでは持ち運べないと思うよ
>「1人残らず踏みつぶせ。」
>「女子供は血を残す。踏みつぶせ。」
四道・・・
おまえ本気で鬼やなあ・・・
風神のっとちまえばいいのに
揚羽ってすげえな。
いま出てるキャラで揚羽と知り合いじゃないのってメチャ限られんじゃないのか?
猩々一族がどうしても猿にしか見えない
まあ名前もそのまんまだしな
浪漫だよ、浪漫。
これ今度使ってみよう
>268
>猩々一族がどうしても猿にしか見えない
浪漫だよ、浪漫。
ネタバレ
萌黄の章5・神風
タタラと座木は海の中を朱雀の本船に向かって泳ぐ。陸には「雷神」、海には「風神」、率いるは四道。赤の王が九州を制圧した時と同じ。
タタラは急ごうとするが泳ぎ慣れないため、なかなか進まない。座木は時間通りに戻ることができなければ、茶々を救うためにタタラを殺して赤の軍に突き出すという。
網に絡まるタタラ。それを助ける座木。座木は頼りないタタラに不信感を持つ。茶々と戦った時には何かを秘めてそうだったが・・・。
時間がかかりすぎることにいらだつタタラ。
四道は部下の報告を受けていた。タタラらしき死体はない・・・。
タタラらしい?らしいものとは何だ?我々はひどく基本的なことを見誤っていないか?
四道は揚羽に尋ねた。タタラは本当に少年なのか?
揚羽は「じゃなきゃなんだってのさ」という。続けて四道の心を見透かすように言った。
「更紗という少女はどこに消えたのだ。もしや彼女がタタラではないのか?ならば天下の赤の王はたかだか一人の女の子にてこずっていると・・・」
それを打ち消す四道。だが・・・。
タタラたちは鮫に隠れ、「風神」の中を行く。油断ならない座木の目。
ふとタタラは座木に茶々について尋ねた。座木は言った。
「茶々は海賊皆の茶々だ。オレは茶々のものだが、茶々はオレやタタラのものにはならない。
オレの親が茶々の親が守ったように、俺もそうするだけだ。」
それを聞いたタタラは、皆から心から服され、敬われる人になれるだろうかと思うのであった。
そうこうしているうちに朱雀の本船にたどり着いた。巨大な浮き船。人も家畜も生活も仕事もすべてあの中にあるという。
船の中ではハヤトが囚われており、猩々一族に尋問されていた。と、ハヤトの持っていた地図を水につけると印が現れることに気づいた。
そこが本物の朱雀の宝刀の隠し場所。なんと猩々一族は村の権力を握るため、偽者の刀を奉じていたのだ。用のすんだハヤトを猩々は殺そうとしていた。
一方、船中に忍び込んだタタラたちは倉庫に大砲があるのを見つける。座木は戻る方法を思案していたが、タタラは戻らないという。
なんと倉庫の中から大砲を撃ち始めたのだ!「風神」に向かって何発も撃ち込む。命中する船団。
茶々たちはそれを見て、タタラが大砲奪取に成功したことを悟り、移動を始めた。
四道は赤の王の「紅丸」を呼ぶことを考えるが思いとどまり、小船で対抗するよう命令する。
その律儀さが身を滅ぼすと思った揚羽であった。
意図せず逆賊になってしまった猩々一族は朱雀の人々にタタラを捕えさせ、自分たちは逃げようとしていた。
しかしハヤトがそれを咎め、偽の朱雀の宝刀を奉じていたことを皆に教えた。
どよめく朱雀の人々。と、老人がハヤトの指輪を見、羅生の子孫であると見抜く。
朱雀の人々は朱雀の刀を持たない猩々一族を責めたてようとしていた。
砲火はあれからずっと続いていた。見る影もなく破壊される赤の軍。タタラは白虎の村を破壊した赤の軍を思い、涙を流すのであった。
そして、時代の変化に呼応したのか桜島が噴火し始めた。
桜島の戦況報告を受けた朱理は、「紅丸」をタタラにぶつけようとしていた。
タタラ滅茶苦茶w
まあ、こうするのが正着だとはおもうが。
つーか砲術はどこで学んだんだ
タタラはなんで泣いたのかな・・・
なんか、嬉し泣きの要素殆どなさそうだ
「ここまできてしまった」みたいな哀しみの方を強く感じる
あーあ四道気付いちゃった>更紗=タタラ
もうこりゃ助からんな
俺軍事詳しくないんだけど
いくら懐に入りこまれたからって、あんな少人数相手にあんな簡単に船団が壊滅するもんなのか?
>278
大砲の威力がすごいってことだろうね。
意図していない朱雀の船からの攻撃だし。
これでも納得いかなかったら
浪漫ってことでw
あのメガカノン砲(だっけ?)っていつくらいの時代の武器なのかな。
なんか聞いたことあるし、実在する武器だよね。
朱雀の本船でかっ
座木
いかにも人を即死させそうな名だ
登場キャラ中半数以上に両刀の才能がありそうだな
>283
あんまりそうは思わないけどな
なんというかどいつもこいつも異性の相方いるし。
相方がいないのは
角じいと錵山(辞書登録した)
猩々ってホントへたれなのなw
>>284 異性の相方が居ることは両刀の妨げにはならんだろ
茶々と座木の関係すごくいいなー。
座木がすごくかっこいい。
茶々を守ってあぼんしそうな・・・・げふんげふん
死にそうな者は上から
四道(近々確実に死亡)、カザン将軍(死亡確率90%)、揚羽(70%)、座木(50%)
角じいは死にそうで死にそうに無いね
近いスパンじゃカザンは亡くならないだろう。
仇でありながらタタラの母親と繋がっているというポジションは
簡単に処理するには惜しい。
まあ、四道はどうしようもないがw
座木ってなんか巴の姉貴の相方に似てるような・・・
紅丸・・・なんか桜島に持っていっても大砲であぼーんな気が・・・
ネタバレ
萌黄の章6・国の真秀ろば
蘇芳の彦島の港に佇む朱理。そこへ千手が来て、なぜ四道を助けに行かないのかとなじった。
朱理は言う。四道にはタタラ討伐を任せた。頼まれもしないのに援軍に出れば四道の力を軽視したことになり、恥をかかせることになる。
加えて、蘇芳の都は諸外国に監視されている。攻めとるべき程度の低い国か対等に付き合える国か。
ほんの些細なきっかけで争いが起こるかもしれない蘇芳の都を離れるわけにはいかない。が・・・。
「桜島噴火の救助のため、紅丸で鹿児島に行かねばならない。そのついでに結婚祝いの祝砲をあげても、四道の邪魔にはなるまいよ。」
その言葉を聞き、浅はかだったと土下座する千手。朱理は共に行こうと誘い、桜島に向かい出航した。
一方、朱理と千手は四道について語らっていた。都作りに尽力した四道。
国づくりのため、共に歩んだ四道と朱理の歴史を思い、二人の絆をうらやむ千手であった。
そこへ急使が入った。タタラの部下と名乗る男が欧州商船を攻撃し、近海の欧州連合が蘇芳の都に向かっている、開戦のかまえだというのだ。
朱理は引き返すことにした。愕然とする千手。
蘇芳の都では、錵山将軍が避難の誘導を行っていた。しかし民衆たちは自分たちも都の為に力になりたいと言う。
その気持ちに感動し、涙を流す錵山であった。
蘇芳は外国船の砲撃に会い、炎の中にあった。激昂し、全船を沈没させようとする朱理。
砲撃を開始したその瞬間、関東の蒼の王より救援部隊が送られるとの報告が入った。
それを聞き、朱理は裏に蒼の王の陰謀があると悟り、紅丸を艦隊の真ん中に進める。
「異国ともめているヒマはない」
商船を攻撃した犯人を紅丸のマストの一番高いところにくくりつけ、皆を船から降ろした。
朱理は紅丸に残り、欧州連合艦隊の司令官に訴えた。
「欧州と我々を争わせ、その間にこの地を奪おうとする者がいる!引き金を引いたこの男はこちらで処分する。
しかし、そちらの商船を沈めた事は謝罪しなければならない!一国の王たるオレは頭を下げて詫びる気はない!オレの謝罪のしかたはこうだ!」
というと、紅丸は爆発した。欧州連合は話し合いのテーブルにつかざるを得なくなった。
しかし、これにより四道の援軍に向かう事は絶望的になってしまった。
桜島は依然噴火していた。パニックに陥り、絶望する朱雀の村人たち。しかしタタラはこの噴火を見て、応援してくれているような気がすると言った。
勇気付けられる朱雀の村人。タタラもまた、朱理からの手紙に勇気付けられていたのだ。
赤の軍は混乱の極みの中にあった。神に見放されたと感じる四道。今なら勝てると感じたタタラ。
後に”桜島の戦い”と呼ばれる決戦最終日。降灰の中、太陽は上った。
これ、数百年後の話だよなあ?
技術レベルはともかく、服装のセンスまで19世紀に戻ってるのはどういうことか?
軍艦自沈のシーンはカッコ良いんだけど、実際は一世一代の大博打だね。
この相手が19世紀の帝国主義国家やそれ以前の国家形態だったら、そのまま攻め取られてたと思う。
相手の軍人が紳士で運が良かった。
材料からなんからの技術はなくなってるだろうから、作りやすさで必然的に
そうなったんじゃない?<服装
カザンですよカザン
朱理が更紗を励ますつもりで送った手紙によって親友の窮地を招いてるって因果やな
>295
実際どうなんだろ。
欧州は連合を組んでるように見えるけど、実はバラバラで一触即発の状況だったのかも。
即ち、蘇芳を攻め取ろうとした国がその隙に別の国に攻められるとか。
そもそも更紗理論でいったら、とっくに攻め取られてる気がする。
それが作動しないということは国際法っぽいものがあるのか、他の抑制力があるのかはわからんが、
ともかく安易に戦争はできないのだろう。
異国船砲撃は確かに戦争の引き金となりうる行為だが、自ら同等の損失をすれば弓を引かねばならないとか
そういう暗黙の了解があるのかもしれない。
ともかく俺が言いたいことは蒼の王のイグアナタンハアハアということだ。
↑
はともかく、蒼の影がちらつき始めたね。
少なくともあの雰囲気はとてもまともな人っぽくないのだがどうなんだろうか。
あのう、私、更紗に萌えてるんですけど正常でしょうか?
>>301 正常
俺もタタラはじゅうぶん可愛いと思う
朱理慕われてるな・・・
やっぱ為政者としてはかなり有能かつ公平なんだろう
すぐ人斬るけど
前出た時から思ってたけど、千手ってイタイな。
なんというか挙動とか言動とか。
ちょっとなんか違う感じ。
で、この人が桜島いけなくなったことから、四道死亡確認
千手はあの痛さも含めて千手
良くも悪くも四道命で世間知らずのお嬢様という・・・
千手姫も自家用ボートぐらい持ってないのかな
>>304 >すぐ人斬るけど
一般大衆は近寄らなければわりと安全でしょう
でも、家臣にしたら戦戦恐恐だろうね
その話が広まると兵士の成り手が減っちゃいそうなので
少しは慎んだ方が良いとは思う
>>294>>296 でも、日本の場合は着物じゃなくて砂漠に適した服装に変化しているんだよね。
と言うことは、ヨーロッパの気候は大きくは変わっていないのかな?
もしかして、環境が激変したのは日本だけなの?
四道が死んだら千手は化けるかも
般若で復讐鬼〜
お嬢様育ち(お姫様育ちか)な分、怖いかもしれない。
>309
気候とかの問題じゃなくて、欧州海軍のトップが歴史オタクなのだろう。
あんなゴテゴテした軍服、余程のこだわりがなきゃ作る気にもならん。
最低でも300年以上前の服をわざわざ再現して、
それを仕事場で着るなんて歴史オタクを超えて変人の域に達しているねw
浪漫だよ、浪漫
ネタバレ
萌黄の章7・シグナル
桜島では更紗が朱理に手紙を送った。とそこへ座木たちがやってきた。
覆面をしているタタラにいい考えという座木。
しかしタタラは特段深く考えていなかった。
絶望していた村人たちを一気に活気づけたりする言動をするかと思えば、力仕事は全然駄目。
朱雀の村人からすれば、タタラたちは闖入者。
しかし、もうすっかり朱雀の村人に受け入れられている。
今、朱雀の船を握っているのはタタラなのだ。
「逆境を見方にする術を知っているのか・・・それは才能だ。」
タタラは座木と赤の軍の動向について話した。座木は撤退するかもしれないという。
撤退?そんなことはさせない。完全に全滅させる・・・・全滅?
「あたしはいつからこんなものの考え方をするようになったんだ?」
自分の変化に愕然とするタタラであった。
船に乗り松代という男がやってきた。知覧の村から来たという。
赤の軍に蹂躙されており、救援を求めている。
赤の軍の捕虜に青い衣に片目に眼帯をした男がいると聞き、揚羽が知覧に連れてこられていると悟ったタタラは、救出に向かうことにした。
単身出かけようとしていたが、ハヤトもついていくことになった。
四道軍の作戦会議、四道は間違っていたという。蟻一匹に象の大群では踏み残す。ゲリラ戦で行くべきだったのだ。
そして戦場にすべき場所はすでにおさえてある・・・。揚羽にも協力してもらうと揚羽に近づく四道。
揚羽は一瞬の隙をついて、四道を捕え、自分とタタラどっちが時代の流れにかなっているか、どちらが選ばれどちらが滅ぶか考えた事はあるかと問う。
四道は平然と、選ばれるのは赤の王一人と答えた。その答えに呆れ返り、四道を放す揚羽。
その様子を見ていた四道の部下は揚羽について語っていた。
揚羽は四道の家の稚児であったが、同い年の四道はそれを不憫に感じ、よく面倒を見ていたという。
「ならばなぜあんなに反抗的なのか?」「さあ、奴隷の気持ちなどわしらにはわからん。」
タタラたちは知覧の遺跡に着いた。
戦乱時代に築かれた城が残り、赤の王に抵抗した部族が数年間立てこもった場所。古くは特攻隊の基地があったという。
タタラは第6感だろうか、危険を感じていた。
タタラたちが遺跡を散策すると遠くで逆さづりにされている揚羽を見つけた。そして、いつの間にか松代が消えていた。
と、タタラたちに矢が放たれた。
茶々たちは座木と合流した。が、タタラたちが揚羽を助けに行ったと聞くとその足で知覧に向かった。
と激しい地鳴りが起こり、桜島が隆起し始めた。
タタラたちは矢の嵐から逃げ惑っていた。やがて追い詰められ、遺跡の仕掛けが働き、逃げ場がなくなった。
そこへ四道軍の一番手、佐賀の月漉が襲い掛かった。
とタタラは、服に隠しておいたダイナマイトを投げつけた!爆発し、壁に穴が空いた。
壁の向こうにはタロットの「吊るされた男」のような体裁の揚羽がいる。
タタラはハヤトに弓で揚羽を吊り下げているロープを切るように頼んだ。
ハヤトは何発も矢を放つがなかなか当たらない。タタラは敵方の弓矢での攻撃に応戦している。
ハヤトは母を胸に一念、矢を放つ。そして揚羽を吊るしていたロープを切ることに成功する。
揚羽を落としたことに満足したタタラたちは逃げようとするが、そこに四道の部下が現れ、タタラは祭月の武器に捕まる。
その様子を見ていた四道だが、そこに蘇芳からの急使が現れ、紅丸が沈んだことを告げた。
タタラのために朱理の一大事にそばにいられないことに怒る四道。
桜島が隆起し、風雲急を告げる中、揚羽は想う。
「四道よ、タタラよ、鳴っているのが聞こえないのか?桜島が告げている時代のシグナルに気づかないのか!!」
アゲハ〜〜ッ!
あれ?脳天から落ちたから死んだかと・・・。
四道ちゃん、根本的に戦略を誤っていた上に
修正後の方向性もなんか怪しいような…
天災が頻発する中明らかに崩れやすそうな遺跡で勝負って。
誘き寄せ方も果てしなく、セコイ
朱理の鳥さんはタフだなあ
>撤退?そんなことはさせない。完全に全滅させる・・・・全滅?
>「あたしはいつからこんなものの考え方をするようになったんだ?」
なんか更紗も本格的に修羅の道に入っちまったな。
何気にこういう以前と変わってしまった系(しかも決していい方向ともいえない)の台詞が出るってのはすごいな。
大砲にダイナマイト。朱雀船ってか猩々っていろいろがめとるなw
それに気づいてない赤も大した人材がいないような・・・
少なくとも四道は「うっかり」の素養を持っているようだw
タロットの吊るされた男
意味は犠牲と試練、献身と報われぬ愛
なんか揚羽の行く末が見えたような。
今月も更紗に萌えてしまいました。
>>320 >しかも決していい方向ともいえない
人としては間違った方向だけど、悲しいことに軍人としては一番正しい方向なんだよね。
味方に出来ない敵を殺さないで逃がした場合、
後々その者によって味方が殺されて被害が増える可能性がある。
人を沢山殺し続けなければいけない状況に心が耐えられるかどうかがこれからの課題だ。
実際の戦争でもその重荷や自身の死の恐怖から逃れる為に麻薬に手を出した兵士がいると聞いた事があるし…。
やっぱり揚羽がこの物語においてはキーパーソン?
元奴隷と見せかけてその前はどこぞの王族だったりして・・・
味あるおっさんがまた一人
普通にハヤトが凄すぎる
この腕、磨けばゴルゴ並のスナイパーになるぞ
主人公の凄すぎる仲間、ってだいたい、途中で…(以下略)
329 :
マロン名無しさん:2005/06/22(水) 23:06:34 ID:ZkWezPBz
死にフラグ
>四道ちゃん
なんでちゃんづけやねん
ハヤトがタタラの身代わりに四道に切られる絵が・・・
揚羽がタタラの身代わりに四道に切られる絵も・・・
>332
馬場のドロップキック。
ネタバレ
翠の章1・英雄
茶々たちは知覧に到着した。一方でタタラは祭月の武器に捕えられていた。
と大地震が発生し、タタラたちと四道軍は遺跡の下敷きとなり、茶々たちは足止めを食らってしまった。
瓦礫の中、四道は立ち上がろうとしていたが、傷もあって立てない。と、そこへ手を差し伸べたのは揚羽だった。
「なぜ逃げない」と聞く四道に「おまえの死に様を見届けたいから」という揚羽。
幼い頃の思い出を語る二人。揚羽は「鎧が重いだろう。大勢の血の重さだ。」と言う。
四道は重く感じた時は戦うものの最期の時と言い、生存者の探索をする。
と、タタラが生存していることを発見してしまう!
「部下は死に絶えても、なぜ・・・まだ生きているのか!」
四道は揚羽を制し、タタラに止めを刺そうとする。
死ぬぞと四道に言う揚羽。待っている人がいるから死なないと言う四道。
タタラと対峙する四道。タタラは白虎の刀を探すも見当たらない。
タタラがいつか赤の王を脅かすことを恐れ、剣を振るう四道。
赤の王を倒し、京に連れて行かれた仲間を救うまでは死ねないと逃げるタタラ。
千手の加護を受けた四道。自分の非力さを恨むタタラ。
しばらく応酬が続いたが、やがて四道はタタラに馬乗りになり、止めを刺そうとした!
千手の家では家人たちが語らっていた。と、新入りのメイドが千手のまじないのリボンをはずしてしまった・・・。
四道はタタラの胸に下げていた物を目にし、剣を振るうのを躊躇していた。
それは四道が朱理にお守りと渡し、そして朱理から更紗へと渡ったオリーブの種。
覆面をはがすと、まさしく更紗がそこにいた。そこで四道はすべてを悟った。
反逆者タタラは小さい少女。その少女の親の仇は赤の王朱理!
「お互いに何者か知らずに魅かれ合っているというのか・・・!」
桜島の噴火はまだ続いている。と激しい地鳴りが起こり、朱雀の村と共に朱雀の宝刀が海中より現れたのだ!
老女は時代の変化を悟った。
四道は思い直し、再び剣を下ろそうとしていた。
「朱理よ、それでも倒さねば・・・。これはタタラなのだ!」
剣をおろそうとしたその刹那、起き上がったハヤトの放った矢が、四道の首を貫いた!
矢を抜き、大量の血の吹く中、四道はタタラを見つめる。
「なぜ邪魔をする・・・。朱理と築こうとする国を・・・。なぜ、おまえがこの世に現れなければならなかった・・・。
朱理に知らせなければ・・・タタラは・・・。帰らなければ・・・帰らなければ・・・私は帰ります、千手・・・。」
「わたしの死が彼女に優しく伝わればいいけれど・・・」
タタラは呆然としていたが、やってきた夜刀の声に我に帰り、ハヤトと共に遺跡を脱出し、茶々たちの元へ戻った。
と、遠く瓦礫の上には揚羽が佇んでいた。四道との日々を思い出していた。
「奴隷の子供に優しいご主人様だったよ。あくまで一段下の者として。オレがうれしかったと思うか?
対等でありたかった。おまえにはわかるまい。もう永久に、わかるまい・・・」
えびの高原第3砦に、四道の遺体が運びこまれた。朱理たちとの無言の対面。
朱理は四道の最期の様を聞き、タタラにとどめを刺そうとした時、一瞬躊躇したことを聞くと、こいつがバカだと辺りの物に当たり散らした。
千手は無言の四道に目を開けてと言い、そのまま泣き崩れた。
一週間後、タタラたちは復興中の朱雀の村で療養していた。そこにはナギも合流した。
白虎の村の住人と朱雀の村の住人が協力して村ができていく。朱雀の宝刀を追って、これだけの仲間ができた。
白虎の長老と朱雀の羅生の言ったことには間違いなかった。感動したタタラだった。
朱雀の村にはウワサをきいて全国から助けを求めに来た人たちが殺到していた。
その一群から「タタラ覚悟!」と襲い掛かってきた者がいた。千手姫であった。
取り押さえられた千手はタタラに四道を殺されたことのうらみつらみを語り、殺してやると言う。
タタラはタタラで赤の軍が白虎、朱雀の村民にしてきた所業を訴える。
口論が続く中、ナギは千手におなかに子がいることを伝える。
タタラは千手を帰したが、ナギはこのまま帰すのかと問う。
「お腹の子供は四道の子。母に恨みごとを吹きこまれ、あなたを敵と狙うでしょう。このまま帰すのですか?」
「赤の王なら生かしておいたりはしないでしょう。」「赤の王と同じでないと、赤の王には勝てません。」
タタラは顔色変えず、残酷なことを言うナギをなじった。
「村が襲われた時、おじいちゃんが死んだ時、悪い未来が見えてたならば先に教えて!」
角じいはなじるタタラをとめ、そしてナギの目は泣きたくとも涙が出ないことを教えた。
それをきいた更紗は泣き叫んで砂漠に駆け出した。
自分はいつから平気で人を傷つけるようになったのだろう?死んでいった赤の兵にも家族がいる。
私たちのように愛する人を殺された者は殺したものを憎み・・・。じゃあどうすればいいんだ?
昔は兄に比べ自分の存在が軽すぎて悲しくて泣いた。今は逆、自分の存在が重すぎて・・・。
そんな更紗は幼き頃の自分たちの幻を見た。無邪気にタタラへの期待を語る、幼き更紗とまーくん。
幻の中のタタラの母は言う。
「がんばりなさい。いつも鏡に自分を映して真っすぐに自分を見つめられるよう、
恥ずかしくて目をそらす、そんな不正直な自分でないように」
「傷つけた人に認めてもらえるくらい、美しく、堂々と生きてゆきなさい」
皆が安心して平和に暮らせる国を作りたい。心に思い直すタタラであった。
ナギの先ほどの言もタタラを思った言葉であった。自分は決して正義の使者ではない。
それでも戦わなければならない。敗れていくものに対する礼儀だと。それをわかって欲しかった。
こうやって自分の考えや意見を確立していく。とはいえ乳離れするのは寂しいと言うナギと角じいであった。
ハヤトは千手のことを聞き、ひどく落ち込んでいた。自分は子供の頃に父を亡くしたのに、あの子は生まれる前から父を亡くしている!
そういうハヤトにタタラはけどそのおかげで私は生きている、ありがとうと言う。
タタラのためになったんなら・・・いいことにする。そういってハヤトは再び床に入った。
ハヤトが寝入った後、更紗は朱理からの手紙を受け取った。えびのの林田温泉郷にいるという。
更紗が行くと朱理もやってきた。いつもと違い、おとなしい朱理。
と更紗に抱きつき、うずくまった。「話できる人いないの?」と言う更紗の問いに、いない(いなくなった)と答える朱理。
朱理はタタラを早く殺すべきだったと後悔しながら更紗の胸にうずくまっていた。
朱理は更紗におもむろに関東行きに誘う。朱理がスケベということを言い訳にして更紗は断った。
「男がスケベでないと国は栄えない」「1人で栄えてれば」
こんな会話を繰り返し、親密になっていく二人であった。
翌日、朱雀の村に蒼の王の使者という西洋鎧の者が現れた。
使者が言うには、蒼の王はタタラ軍と同盟を組みたいという。
赤の王は異国とイザコザを起こし、賠償責任は全部国王にかぶせた。蘇芳の都に立てこもり、一戦交える様子。
蒼の兵は砂漠が不慣れ。タタラの力を借りたい。蒼の王直々に話がしたいので、関東の都「青監」に来られたし。
赤の王と蒼の王は兄弟であり、実の兄弟を討とうとするものに力を貸す気はないとタタラは断った。
それを聞くと蒼の使者は白虎の刀と青龍の刀を質に取っている、欲しくば青監へ来いと言う。
タタラは10日後いくと回答し、蒼の使者は去って行った。
蘇芳の赤の宮殿では蒼の軍が迫り亜相と錵山とサカキの小田原評定が続いていた。
と、朱理は頭を丸め、出家すると言い出した。なんの冗談をと言うと、朱理は真剣らしい。
朱理が言うには、朱理がこの国を納めるのに邪魔なものが2つある。タタラと身内。
朱理は関東に行って邪魔なものを取り除くと言う。
「俺が旅に出たことを20日間伏せろ。その間砂漠で蒼の軍を防げ!」
四道の仇討ち。心に秘める朱理であった。
一方、タタラも1人で関東に行くと言う。他の者は朱雀の復興=タタラの拠点作りという重要な仕事がある。
ひとまずタタラが単身で乗り込むことになった。どこからか揚羽も現れ、関東は朱雀より100年古いひどいところと言う。
タタラが行った後、こっそり後をつける角じいと飛車であった。
温泉で会った時に朱理の乗る船を聞いていた更紗はそれにあわせて別府へ行った。再会する2人。坊主頭に大笑いする更紗。
互いが互いにカムフラージュになるとも考えながら、東へ向かう2人であった。
次号休載らしい
あーん!四道様が死んだ!
四道さまよいしょ本&四道さまF.Cつくろー!って思ってたのに…
くすん…美形薄命だ…
・゚・(ノД`)・゚・うっうっう…ひどいよお…ふえーん!!
この間「今、時代は四道だ!」の葉書きを出してまだ2ヶ月じゃないですか!
どーして、どーして!?あれで終わり!?嘘でしょ!?
信じられないよおっ あんなハヤトごときに殺られるなんてっ!!
しぶとく生きてた羅生と差がありすぎるわっ!!生き還りますよね?ね?ね?
……泣いてやるぅ・゚・(ノД`)・゚・
私はあのおそろしくタレ目な彼が(例え 両刀使いでもさ!ヘン!)大好きだったんですよっ!!
四道さまあっ!死んじゃ嫌だああああああっ!!
先生のカバッ!!え〜ん・゚・(ノД`)・゚・
>340
おまいキャラが死ぬたびやる気か?
とはいえ、四道の死にっぷりすさまじいなあ。
あんなに強烈に血の飛ぶ少女漫画ってBASARAとペケで双璧なんじゃなかろうか?
え・・・?
サカキ?
ああ、名前だけかと思ってたが、一応出番あるのね。
>340
兄・タタラが錵山将軍に討ち取られたのが始まりだったから、
驚きはしないけど、確かに、少女漫画の壁みたいなものは、越えたような 気がする。
>340
私は、君が好きだ。
数字間違えた…
上が341
下が340
ナギは目が見えないのに千手の妊娠がわかったのは何故?
預言者としての超能力のおかげ?
ナギはなんでも知っている
ナギ医者だしなあ。
しかしナギも鬼な人だな。あそこでタタラが千手殺してたらどうしたんだろうか?
>340
コピペ改変乙。
……ぼ……………………………………………坊主?
ぼうずううううううぅぅぅhぅhhふぉあいへいいえほふぁpじゃおしhjふぉ!!!!!???
揚羽に泣いた・・・
なんというかこう・・・
・・・・・・切ない・・・
「わたしの死が彼女に優しく伝わればいいけれど・・・」
俺はここで泣いた。
今回神展開神台詞が目白押しだな。
序盤?のターニングポイントって感じだな
盛 り 上 が っ て ま い り ま し た
これがクライマックスでないことを祈る
>「話できる人いないの?」と言う更紗の問いに、いない(いなくなった)と答える朱理。
実はあまり信用されていなかった亜相と将軍カワイソス
>>347 殺しても問題無いし(殺せば禍根が残らないのも事実)
簡単なフォローはしても、それ以外の特別なことはしないでしょう
>>350 揚羽の四道への愛憎入り混じった感情が見て取れる良い台詞だよね
亜相はどうでもいいけど将軍は信用してあげて欲しい
戦闘中以外では可愛げのあるいいおじさんなのに(´・ω・`)
将軍たちのことも部下としては信頼してると思うよ
ただ泣き言を言える相手ではないってことだろうな
信用してなきゃ留守を預けたりはせんだろ。
四道と朱理は友人・親友だが、その他は主従だからな。
以前、揚羽に独裁者と煽られても平然としていたが、だんだん言葉でなく身をもって独裁者の孤独を感じて行くのであろう。
で、その孤独を癒す唯一の存在更紗は実は・・・
間違いなく朱理壊れるな。
ハンカチ解いちゃった侍女がヌッ殺されてないか心配だ
どうでもいいが王自らが暗殺者ってのはどうなんだ
四道×千手
一発ヅモっ!
敵同士愛し合うってのが漫画いかにもですが
わくわくしますな。
四道には生きて欲しかったのう。
いかにも漫画だわw
>360
人材不足・・・
朱理、粛清しすぎ・・・
ハヤトもえらい業を背負っちまったな。
タタラに抱きつきながら「タタラ 許さん」・・・・・
なんか凄い場面だと思った
揚羽の望んだ「対等」って、あくまで濃いめの友情のことだよな?
一緒に戦いたかったんじゃないかなあ
でも、四道は、自分の価値をそう甘くは見ないだろうから、
自分より上は、「朱理」だけで、それ以外の人は、みんな、下だと思ってたんだと思う。
そうすると、当然、揚羽は、下、ということになるから・・・
369 :
マロン名無しさん:2005/06/23(木) 11:59:01 ID:a2Cq9HW+
>>366 俺も俺も。
この展開で、朱理にとってタタラが最も許しがたい存在になったんだろうなぁ。
せつねー。
カザン将軍たんまた泣いてる(;´Д`)
>>365 こんな子供なのにねえ
あの葛藤するとこでハヤトが好きになった
例によって幕末で申し訳ないんだが
タタラ陣営と赤の王陣営が長州と薩摩に被ってしかたない
遺恨といい地理といい、わざとミスリードしてんのかね?
竜馬役は・・・
>タタラのためになったんなら・・・いいことにする。
この台詞を言うところも好き。
タタラって、上からものを言わないよね。
そこがタタラの良さなのかな。
あの鎧の使者って揚羽?
実際砂漠であんな格好したら・・・
マジで鉄板焼きになるよな。
>>372 それじゃあ、見た目からいくと角じいが西郷どんですねw
じゃあ、吉田松陰とか高杉晋作みたいな文人みたいなのも出てくるかな。
>高杉晋作みたいな文人
こいつを文人というかはともかく、鉄仮面のいうことが正しければ、
朱理が高杉みたいなことしとるぞ。
>赤の王は異国とイザコザを起こし、賠償責任は全部国王にかぶせた。
>374
確かに出てるコマはかぶってないが・・・
はやく次号読みたいなあ!
今月休載なんじゃなかったっけ
おおっと!
休載ですか。打ち切られたかとドキドキしたよ。
マダラかと思った
暇だし、蒼の王の人物像でも想像してみるか。
@民のことも国のことも全く頭にない真の阿呆。
例の欧州関連の陰謀も、部下に「あの国が欲しい欲しい欲しい〜」
とかってな我侭を言って無理矢理立案させた。
「しかしこの作戦では欧州に○○を取られてしまうのですが…」と口篭もる部下に「いいよそれくらい」と言い放つタイプ。
A民のことも国のことも全く頭にない阿呆だが、頭が悪いわけではない。
しかしその頭のよさを自分の個人的欲望を満たす為だけに使うので、尚更性質が悪い。
B実は真の国士。
朱理なりタタラなりに自分の理想を託そうとしているが、周りに侍る人間がすべからく日本国王のスパイなので
阿呆のフリをして見せている。『結果』の為なら自らが悪者になることを厭わない漢。
ああ、ちなみにBだった場合、例の陰謀に関しては
「この程度の危難を独力で乗り越えられぬ者に我が理想は託せん!」な感じの
アタル兄さん的厳しい兄心だった、というようなフォローが入ると…
>>358 最後までお互いに気付かせないって手もある
最終決戦で互いに瀕死の重傷を負った二人が
這うようにして約束の温泉場に辿り着き
霞む視界に手を繋いだところでENDとか
これから蒼の王に会うとして、その他に朱理の兄弟が後二人と親がいるよね。
その全員を倒す(or味方に引き入れる)、刀の所持者+現地の人々を仲間にする、更紗と朱理の正体がお互いにばれる、
その他の細々としたイベントを丁寧に描いていったらすんごい話が長くなりそう。
もしかしたらコミックスが20巻近くいくんじゃないの?
作者はそこまで長いのを描いたことが無いみたいだし大丈夫かねぇ?
今からそんな先のことでどうなるか分からないことを心配しているのはアホらしいってのは分かっちゃいるけどさ…。
矢を抜かなければもうちょっとは持ったんじゃないか四道
>>388 俺もおもた。軍人としてそういうのって基本じゃねーのかなーなんて
ハヤトがもし、あのとき、矢を射らなかったら、
四道は、タタラを殺していたんだろうか、って今、ちょっと思った。
なんとなく、四道は、矢が射られるのを待っていたんじゃないか、ってそんな気がする。
自分の親友の恋人が、親友の最大の敵だったら、
その恋人&敵を殺すことよりか、
自らが滅びることの方が望みやすい気がする。
いや四道の性格的にそれはないだろ。
「こんな時に傍にいてやれないとは」とかの台詞から見ても
朱理にとっての自分の存在がかなり大きいってことを自覚してるんだろうし。
それにぶっちゃけ現時点での朱理にとってのウェイト「四道>>>更紗」は確定だろ。
自分が居なくなった方が朱理のショックがでかいのに自分が滅ぶことを選ぶんじゃ
親友としても腹心としても本末転倒もいいとこだ。
今なら、更紗(タタラ)の死体を朱理に見せさえしなければ
朱理の恋も「あの娘どこぞでのたれ死んだかな…」とかって寂しそうに笑って終わらせられるだろうしな。
>390
朱理が恋人を選んで大望を捨てるようだったら、四道がここまで心服することは無かったと思う。
だから、迷いはしても、タタラ=更紗を殺すという結論は変わらない。
あと、「〜矢を射らなかったら」←この日本語変。
>>391 >「四道>>>更紗」
事実は多分そうだが、四道が、更紗の「朱理にとっての重要度」を過大評価してる可能性はあるんじゃね?
>392
ごめん… 「射られなかったら」だね
395 :
390:2005/06/24(金) 18:52:29 ID:???
あー… また間違えた。
「射えなかったら」か!
い・る 1 【射る】
(動ラ五[四])
〔上一段動詞「いる(射)」の五(四)段化。近世後期以降のもの〕「射る」に同じ。
「双瞳烱々として光彩人を―・り/経国美談(竜渓)」
いる 1 【射る】
(動ア上一)[文]ヤ上一
(1)弓で矢を飛ばす。
「弓を〈いる〉」「矢を〈いる〉」
(2)矢や弾丸を飛ばして目的物に当てる。
「けものを〈いる〉」「的を〈いる〉」
(3)ものに強く鋭く向けられる。
「厳しいまなざしが人を〈いる〉」「太陽の光が目を〈いる〉」
(4)(比喩的に)貴重なもの、望んでいたものを手に入れる。
「金的を〈いる〉」
スレ汚してごめん。
>384
北斗兄弟を思い起こすと・・・
蒼は碌なもんじゃねえな
ネタバレ
翠の章2・道行き
別府より伊勢行きの船に乗る朱理と更紗。楽しい一時を過ごす二人。更紗は女の子でよかったなとちょっと思っていた。
その晩、船中では奴隷が蒼の王の親衛隊に捕まっていた。蒼の王の親衛隊は「群青」といい、隊長は蒼の王の右腕と言われているらしい。
その様子を見た更紗は背に奴隷の焼印を持つ朱理の身を案じていた。
二人は伊勢からは饅頭を売りながら陸路を取った。緑がいっぱいなことに感動する更紗。
夜になり、森に差し掛かる。ふと子供の泣き声が耳に入り、声の元に駆けつけると、親子三人一家心中しようとしているところだった。
止めようとする更紗。今にも首を吊ろうとする男は蒼の国の惨状を語った。
重税・刀狩。反抗しようにも田畑を耕そうにも道具すらない。それでどうやって生きろと言うのだ。
この心中も村の皆で決めたこと。まわりを見なされ、わしらが最期だよ。
更紗と朱理があたりを見渡すと、あたり一面首吊り死体が覆っていた。
更紗は心中を止めようとするが、朱理は下手な情けは禁物、助けるなら根本から直さなければといい、更紗を制した。
とそこへ「群青」がやってきた。「群青」に見つかり、応戦する朱理。と、朱理の衣服が切れ、奴隷の焼印が見えてしまった。
親衛隊長は痺れ薬をまき、2人を捕え、名古屋に連れて行った。
名古屋では蒼の王と朱雀へ使者として行った伯爵がこれから行われるであろうレースについて語っていた。
「今年は何人死ぬことやら、楽しみじゃ、楽しみじゃ」
レース参加者控え室では参加者がお互いの腕自慢をしていた。毎年優勝者が出ないので、賞金も今や何億となっているという。
朱理と更紗はなぜかレース参加者の控え室の檻に閉じ込められていた。
と、奴隷たちがレースについて語りだした。
「このレースは優勝者なんか出ないように仕組まれているんだ。」
「このレースに出るくらいなら首をはねられたほうがまだマシだ」
「誰も生きては戻れない。このレースは殺人のための人間狩りゲームなんだ」
・・・無常にもレースは始まろうとしていた。
>男が女に金を使うのはあたりまえだ、気にするな
朱理、いらんこと言うな
作者はスキンヘッドフェチなのかもしれんなあ
なんかまた美形キャラが出てきたな
でもすぐ死にそう
うーん、蒼=名君説は無くなったな。
しかし、林の中には首吊り死体が一杯ってこれきついもん見せるなあ。
これかなりおぞましいぞ。
自然は蒼の方がいいけど、生きるなら赤の方がいいな。
蒼の王の親衛隊がなんで別府〜伊勢航路に乗ってるんだろ。
しかも伊勢行き。
実は蒼の王も密に赤の領地に入っていて、なんか仕込んできたのかも。
>400
というか蒼ってどうも国自体が駄目だから、政府関係のヤツは皆死ぬか逃亡すんじゃねえか?
親衛隊長だけでなく鉄仮面もそれこそ蒼の王も
ぼうずが気になって眠れない
騎士、単なるモブかと思ってたら結構地位高いのな
親衛隊はその内『月』シリーズの皆さんみたいに一網打尽かな・・・
禿になってショック……
ぼうず・・・
このままラストまでぼうずだったらどうしよう。
シリアスシーンで吹いちゃうよ・・・ぼうず・・・
助平なやつほど、伸びやすい、っていうから、安心しる!
>>402 親衛隊は鉄仮面と共に来ていたが別行動で赤の国の内情を探っていて
帰りは伊勢行きの船便を使ったって事で一応の説明はつくけど
奴隷が船に乗っていた理由が分からないよね
逃げるなら赤の国に行くのが普通なのに、何故伊勢行きの船に?
>409
え、奴隷は、元からあの船に乗っていて、そこから、降りて逃げようとして、
捕まったんだと思ってたんだけれど、違うの?
西は奴隷制が廃止されたのに、あの奴隷はどこ出身なんだ?
まさか人身売買・・・海賊・・・茶々・・・
>>410 ・あの船は別府発で伊勢着の船便。
・赤の王の国は奴隷制が無いが、その他の国々には未だ奴隷制が残っていて理不尽な仕打ちを受ける。
(ハヤトの家族みたいに心理的な差別は残ってるし、生活は厳しいようだが元奴隷という理由だけでは殺されない)
この二つの状況を鑑みると、
「元からあの船に乗っていて伊勢で逃げようとした」では奴隷の行動が不可解なものになるよ。
真相は別府行きの船に乗ろうとしたが、伊勢に着いたばかりの船に間違えて乗っちゃったんだと思う。
413 :
マロン名無しさん:2005/06/26(日) 00:01:36 ID:Ry172j+B
触手にしる
ネタバレ
翠の章3・鈴鹿殺人レース
レースは始まった。このレースは馬でも馬車でもどんな装備でも自由。
しかし奴隷は裸足で走らなければならない。朱理と更紗は裸足で走り出した。
朱理と更紗は隙を伺うが、鎧の騎士が沿道を固めていて逃げられない。
と、馬に乗った鎧の騎士たちが現れ、槍や弓矢を放ってきた。次々と倒れる奴隷たち。
「これは殺人のための狩りなんだ!皆殺しにするのを蒼の王が見て楽しむゲームなんだ!」
朱理は落ちてた槍を抜き、鎧の騎士を串刺しにし、馬に乗り、更紗を乗せ駆け出した。
やがて先頭集団に追いつくが、鎧の騎士たちも追ってきた。先頭集団の参加者にも容赦なく槍を放つ。
その上罠が多数仕掛けられ、屍の山が築かれてしまった。
と、騎士の群れが姿を消した。「コースの前半で全部殺してしまったらつまらんということか。」
リタイアしようとコースアウトしようとも、罠が作動し殺される。逃げ出せない。
「コースアウトもリタイアもない。おまえたちはひたすら走り続けるのだ」
レース参加者は一団となり、罠に気をつけながら慎重に進むと川に差し掛かった。川には網がはってあり、下って逃げるのは無理。
仕方なく川に入るとワニがいる!立ち往生する一団。
更紗は筏を作ることを提案する。協力して筏を作る一団。完成し、皆で乗ろうとするが、奴隷だから朱理は乗るなという。
更紗は筏に乗せられ、筏は岸を離れた。朱理は、肌脱ぎになるとワニのいる川に飛び込んだ!
と、岸には騎士団が現れた。川に逃げる奴隷たち。しかし彼らはワニの餌になってしまった。
騎士団は続けて筏に向かって火矢を放つ。筏を結んでいた紐が焼け、大破してしまった。
川に放り出された更紗は、朱理に救われた。参加者は半分になってしまった。
夜になり、夜明けまでレースは中止と告げられた。心の中の恐怖が増大する参加者たち。
朱理は、助かる手段はあるといい、騎士のマントを集めさせ気球を作った。
皆が薪を集めに行っている間に、朱理は更紗を連れ抜け駆けしようとした。
「オレと連中では価値が違う。おまえだけを助けたい。悪いか。」しかし更紗はそれを断った。
やがて、他のレース参加者に見つかり、皆気球に殺到する。重さに耐え切れず落ちる気球。
その上、騎士団に攻撃され、残りはたった4人になってしまった。
折り返し地点鈴鹿峠に着くと、4本の刀があった。その中にはなぜか白虎の刀が!そしてどこからか蒼の王の声がした。
「この地点で生き残れるのはたったの1人。戦って残り3人を殺せ。」
やっぱ蒼の王って碌なもんじゃねえぞ
蒼の王=ジャギ説
奴隷制のない赤の国をずっと見慣れてたからかもしれないけど、
他の国では結構、奴隷の身分は一段低いのな。一般市民から見ても。
結構きついかも。
朱理が修羅な面を更紗に見せたのは初めてじゃないか?
なんか不協和音だな。。。
確かに今回の朱理はいつになく耐えてるw
そろそろ朱理が赤の王って気付くのかな?
朱理・・・
| | | | |┃| :|
| | | | |┃|i | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ガタガタ |┃| < 鰐ってどんな生き物かって?フフ、それはね・・・
| | | |______|ミ | .i.| | ・・・あれ?開かない・・・?
| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | |┃|:. ,| \____________
| | | | |┃| i|
| | | | |┃| :|
| | | | |┃|i |
| | | | |┃|, :.|
|_|====――●==|_|______|┃| i|_______
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄
>421
w
誰かカザンのAA作ってやってくれw
互いに影響しあうのかね
朱理はもう少し弱い者のことも気遣えるように
更紗は逆にもう少し非情になれるように・・・と
ここで白虎の宝刀て。
タタラに返すんじゃなかったのかよ。
なんか蒼の王って全部ノリだけでやってそうだな。
案外、更紗=タタラに気付いてるんじゃないか蒼の王
で、バレてないと思ってる更紗の目の前に白虎の宝刀ぶらさげて幕の向こうでニヤニヤしてると。
俺はノリ説に一票
所詮白虎の刀はタタラを呼ぶ餌であって、
遺跡でタタラたちに見つかる前に確保だけしとけばいいのだから。
髪無いくせにかっこいい朱理はすごい
朱理は更紗の性格が分かってないねぇ。
あんな説得で納得するような少女じゃないって、
数回だけしか会った事無くても想像がつきそうなもんじゃん。
人に優しくしろとは言わないけど、
王様ならば相手が何を考え何を欲しているか察し、上手に説得する能力を身に着けなきゃダメだと思うよ。
独裁者は集団を操作するのは得意だけど
人付き合いは苦手なんだな
>>427 >髪無いくせに
お前はたった今全国のハゲを敵に回した
>428
>429
それでうまいこといってたんでしょうな。赤の王としては。
命令する→できないor言うこと聞かない→粛清
で、他人と対等の立場として立ち会うことがなかった。
四道とも朱理本人は対等と思っているかもしれないが、
傍から見れば紛れもない主従関係だ。
更紗との不協和音も問題だけど、それ以上に赤の内部で問題起きなきゃいいけどね。
ネタバレ
翠の章4・蛇王
無造作に置かれている兄の形見の白虎の刀を見て涙する更紗。
しかし、すぐに手にすれば怪しまれる・・・と思っていると、朱理が白虎の刀を手にした。安心する更紗。
朱理は刀を見て、蒼とタタラが繋がっているのかと疑う。
と、鎧の騎士の向こうから蒼の王が現れた。4人での殺し合いを促す蒼の王。
松虫とサーボは騎士たちに向かうが伯爵に返り討ちにされる。
なおも笑い、挑発する蒼の王に更紗は激昂し、剣を投げつけた。
更紗は人の痛みがわからないのに王だとぬかすなと叫ぶ。
蒼の王はおまえたちとは同じ「人」では無いという。民も奴隷も余の持ち物にすぎぬ。
「おまえは自分の靴一つに同情するか?」
更紗と朱理は追い詰められていた。とそこへ蘇芳からの急使が来た。
蒼の王の命を狙い、赤の王が精鋭と共に青藍に入ったという。それを聞き、青藍に戻る蒼の王。
親衛隊長=浅葱は蘇芳攻めを進言するが、王に却下される。小心と浅葱が言うと、慎めと言う伯爵。こちらも不協和音があるようだ。
更紗たちは隙を見て逃げ出そうとする。が、更紗は浅葱に捕まり、朱理は崖から落ちて死んでしまった。
ショックを受けた更紗は儀式の生贄に使うため、そのまま青藍の都に連れて行かれる。
青藍の蒼の宮殿に着き、更紗は儀式のため身を清められる。その間に伯爵から蒼の階級制度と儀式について聞かされる。
見た目は美しい都「青藍」しかしその礎にはたくさんの血。その中には朱理も・・・。怒りに震える更紗であった。
「タタラとしてじゃなく、あたしが許せない。必ず蒼の王を王座から引きずりおろしてやる!」
蒼の王予想の遥か斜め上を・・・
揚羽はどうも蒼の王の間者ではない事確定。
とはいえどこにでも顔を出せる旅芸人って立場ってすげえな。
ていうか設定がおいしすぎるような気がする。
更紗の格好かわいい。
お前は今まで食べたパンの枚数を(ry
とりあえず真っ先に暗殺しないといけないのは
知恵がありそうな浅葱と忠誠心もありそうな伯爵だね
と言うかこの二人が蒼の国編のボスでしょう
二人がいなくなれば蒼の王なんてバカ殿だからいつでも殺せるだろうし
ていうかおまいら朱理の心配を(ry
>>439 しょうがないなぁ。
これでいい?
_,l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l,,_
,.r'´,. -┐ ':..,゙ヽ
,r' ,::;:' ,ノ ヽ、 ゙:::.ヽ
,.' _.,:;:'___ _立_ ___;;ミ゙、  ̄ノ ̄| ̄
.l厄巳厄巳厄 i王i ,.巳厄巳厄巳l ,勹 .├‐''
l´ , "´  ̄ ̄ ̄ `'''′  ̄ ̄ ̄`.:`{ ´_フ ヽ、_,
| l ;;:.,. ::、. ... '゙|
,.-''、.,! ,.::' ヽ、:.゙、 ;;.:' '' ヽ | ,.、 __l__
./ 、/ `ヾー─tッ−ヽ'' kーtr─ツ'´〕. ヽ. |
/ {´i Y::::.. ` ̄ ̄´.: "i! ::. 、` ̄´ ゙:::.、} r、 l i,____
| ヾ_,,入;:::.. `'' " ´.::; .::i! ::.. ``` :. }ツl l
\ ノ ヾ ;:::. .:r'' :: ll! :ヽ;:..:. .: j,ノ ,! ┬‐┌,┴┐
ヽ',,;l ゙i ;::.. _ `ヽ、;;,,,,'.ィ'' _,, .::,;r'1,,,/ l__ ノl士
ッジ::::::| ゙ ,r'´:::;;;;;;;::> 弋´;;;;;::::ヽ'" |:::::゙'イィ ノ凵 l土
弍:::::::::::l /:::;r'´ ,,..-ー…ー-、 ヾ;:::'、 |:::::::::::ヒ
シ:::::::::::l i':::,! ´ __ ゙ l::::l:. |::::::::::ス __ヽ__‐┬┐
彡;:;:::::l l:::l ''''''''⇒;;;:, l:::l |::::;;ャ` ニ メ ,ノ
,r', 广'`ヽl:::l ::::. .:: ゙::. l::l ノ^i`、 l ̄l ハヽヽ
,イ(:::j i::;ヘ :;:. .:: l::l'" l:ヽヽ  ̄  ̄
|;:ヽヽ l::l ヽ ;:.... .. .. : /l::l ノ ,.イ
|;:;:;:;\\ l::l ', :;.:;::::::::::..::. / l::l,r'' /;:;:;|
つまり生きてるんだな
蒼の王の名前って出てきた?
赤の王=朱理
朱理が治める都=蘇芳
朱理の軍艦=紅丸
って赤系の色の名前から取ってるんだよね?
蒼の王の治めてる都=青藍
蒼の王の王の親衛隊=群青
はわかったけど、王の名前は?
そういえば、親衛隊長の名前の浅葱ってのも青系の色の名前だよね。
おい草なぎ剛が出てるぞ
>442
茜丸=別府〜伊勢の定期船モナー
>439
それよりも松虫とサーボ(ry
今回の更紗すごく鬼気迫ってるなあ。
そんな更紗タンハアハア
>438
ほんとに蛇王は力ないのかなあ。
浅葱は朱理とほぼ互角にやり合ってたし、伯爵もほぼ同格の力を持っているだろう。
そんな二人の上に立ってるんだから、それなりの能力はもってそうな気はするが・・・。
(小心者という描写を見せているのがちょっと怪しい気も・・・)
それより、浅葱と伯爵の間の不協和音。
これ必ずキーになるな。それが元で蒼は崩壊する予感。
>蛇王
蛇首に巻きつけるのやめ。
マジで窒息死するぞ。
>>448 ぶっちゃけ馬鹿の主君に仕える有能な部下たちという設定は
現実でも創作でもありすぎるほどよくある
上に立つ理由の根本が実力じゃなくて血だし
つかこれで朱理が死んだら凄すぎるだろ
朱理死んだんだよね?もうじき最終回かな?
>>448 個々の武と人の上に立つ器量、為政者としての実務能力は別個だからね
浅葱がそこそこヤる男なのは事実だろうけど、それを根拠に蛇王が色んな意味で凄い奴って予想はかなり無理がある
つか、これで奴その武力並ぶ者なしだったりDIO様みたいな切れるカリスマ悪党だったりしたら祭がおこるとオモw
朱理死んだの?ホントに?アッサリしすぎてたような・・・
もしかして打ち切(ry
漫画文法が通じない(AA略
おまいら実は漫画読んだ事無いだろw
あれでもし朱理が死んでたら、近所の大通り安木節で闊歩してやるよ。
死体をちゃんと確認したならともかく、頭まで潰れてるんじゃ「100%生きてる」と言ってるようなもんだ。
角じいだって生きてたしね
だからきっと更紗のおじいちゃんも生きてるお・・・・・
実は、朱理は本当に死んでて、
それで、蒼の王が偽物で、
本物の蒼の王は朱理にそっくりで、
「更紗と言ったか、我が弟の敵を一緒に討とうぞ!」ってなったりして。
なったりしたら、面白いなあ・・・ならないと思うけど。
妄想乙。意味わからなすぎ。
どうやら少数派らしいがあえて言おう
ハゲ萌えと
ハゲとオカマ
>434-461
要するに総括すると
蛇 王 タ ン ハ ア ハ ア
こういうことだな。禿胴だ。
ネタバレ
翠の章5・青龍
揚羽は蒼の宮殿にいた。揚羽の言葉を元に赤の王の似顔絵を作らせる。蒼の王とは似ていない。
そりゃあそうだろうねえとは浅葱。母君が違うからとは言うが・・・。
一方、赤の王が蘇芳を出たという情報にはまだ確証が得られない。
浅葱は赤の王の能力を評価した上で、揚羽の片目を奪った償いをさせたいと言った。その表情は蒼の王以上に残忍であった。
王城内には鎧騎士がいた。どことなく動きがぎこちないが・・・。
たまたま通りがかった浅葱は赤の王の似顔絵のビラを渡し、壁に貼れといい立ち去る。見つけた者には金十万。
「たった十万?バカにしやがって」鎧騎士はつぶやいた。
更紗は明日の晩の儀式への生贄にされようとしていた。それまでに蒼の王をいかにして叩くか・・・。
更紗の部屋に浅葱がやってきて、連れだった男の素性について尋ねる。
おまんじゅう屋という更紗。重ねて聞こうとする浅葱に更紗は「話すことなど何もない!」と言い切った。
浅葱は更紗の顎を鷲づかみにして、無理やり眠り薬を飲ませた。
割れた鏡の破片を握り、眠りに落ちるのを避けようとする更紗。
しかし次第に眠りにつこうとしている更紗に浅葱は儀式について語る。。
昔々、この土地は世界有数の繁栄と快楽を誇る巨大な都市であった。しかし世界の滅びの日に波に飲まれ崩れ落ちた。
今もこのあたりは湖沼が多く、たびたび洪水が起こる。死者の門の奥の湖には龍が住んでおり、それが水害を引き起こす。
龍をしずめるため蒼の王が神の力をもって祈り、生贄の心臓を取り出し、五体を裂いて龍に与える。
それは蒼の王が「神」であると龍神が認める限りそれは続く・・・。更紗は眠りに落ちた。
角じいと飛車はマダムバタフライの一行に混じり都に入った。
町の姿を知るには下の者の生活を見ろと、マダムに止められたが平民の門を潜った2人。
あたりに広がっていたのは死体・物乞いたち。まさしくスラムであった。
それを見て、蘇芳の方がよほどましと思った角じいであった。
蒼の王の元に浅葱と共に揚羽がやってきた。蒼の王は揚羽に自分のものとなれという。
しかし揚羽は「あんたは美しくない」といって断り、立ち去る。
荒れる蒼の王。どうも赤の王が青藍に来ていることがよほど不安なようだ。
おまえだけが頼りと浅葱に言う蒼の王。あなたは神という浅葱。しかしその表情には残忍さが見え隠れしていた。
翌日晩、儀式は始まった。死者の門の奥には墓場があり、その奥の湖には沈黙の塔と呼ばれる塔がたっていた。
儀式には人出が一杯。揚羽の舞が儀式を彩り、浅葱は香をたくよう指示した。神官たちも登場し、儀式は最高潮を迎える。
生贄の娘が祭壇に捧げられる。それはタタラ!角じいと飛車も儀式を見に来ていたが、香のせいか身動きがとれない。
神官たちの祈りと共に龍が姿を現した!蒼の王も現れ宙に浮き、龍を鎮めるため力を見せ付けようと、生贄の娘を宙に浮遊させる。
青龍の刀で生贄の娘の胸を切り裂こうとした時、
「そうか、それが青龍の宝刀か」
更紗は起き上がった。割れた鏡に握り締めることにより、何度も眠っては目を覚ましていた。
更紗は蒼の王より青龍の刀を取り上げ、儀式の種をばらす。蒼の王はロープにつるされており、龍はハリボテ。
この期に及んで自分は選ばれた人間という蒼の王。朱理も自分でそう言っていたが亡くなってしまった。
朱理も兄も父も母も亡くなってから気づく。「大切なことはなくしてから気づく」
更紗は蒼の王に謝罪を要求する。自分は悪くない、悪いのは浅葱という蒼の王。
化けの皮のはがれた蒼の王に民衆たちは罵声を浴びせ始めた。
「これまでか」
浅葱は蒼の王たちを吊り下げていたロープを切った。湖に落ちる二人。
蒼の王は神官に助けられたが、更紗の元には伯爵が!
毎度のことながら、更紗がんばるなあ。
活劇しすぎだろ、女の子なのに。
なんだ鎧の伯爵と揚羽は別人か・・・・
やっぱり浅葱が黒幕か?
それにしても蒼の王にいいところが全く無いね
ヘタレすぎる…
アミバ様と同じ愛しさを覚える
なんなんだ浅葱。
かなり凶悪な雰囲気があるな。
でも、この手のヤツって王いなくなったらどうすんだ?
ここって関東が水没した場所なんだよなあ?
沈黙の塔ってなんか見覚えあるような・・・
蒼の王=ヘタレ確定
揚羽は芸人として蒼の王とは付き合いしてるけど、本心からは付き合ってねえな。
まあ根本的に王族嫌いだからだろうけど。
けど王方の人間なのに浅葱と結構仲がいいみたいだ。しかも邪悪な雰囲気を知っているにもかかわらず。
なんか揚羽って人がわからなくなってきた。
更紗すげえ
なんか露骨に怪しい鎧騎士と神官がいましたよw
>>471 何を考えているのか分からないよね
タタラ側、国王側の両方に知り合いが居て、付き合いもそれなりに深いみたいだ
実は皆が揚羽の掌の上で踊らされてるとか?
シッ!
せっかく皆気付いてないフリs(ry
さて、最後鉄仮面が更紗を捕まえたわけで、更紗をどう使うつもりなんだろうか?
蒼の王の権威が失墜し、浅葱は蒼の王を見限った(しかも何か曰くありげに)。
伯爵がどう動くのかがポイントだな。
浅葱と伯爵は仲たがいしていている。
伯爵も浅葱同様蒼の王から離れて、国をのっとることも考えられるし、
逆に蒼の王のため事態鎮圧、更紗の処分を考えているかもしれない。
結構これ面白い分岐だぞ。
ていうか揚羽
「オレも美しい男は大好きだ」ってアンタ
今回の使える一言
「おまんじゅう屋さんだよ」
江戸文学を専攻してるんだが、浅葱色って新撰組の隊服で有名だけど、
もとは江戸の侍の服の裏につけられてて、“ダサい”の象徴なんだよなあ。
黄表紙や艶本で遊女が「田舎侍の相手なんて嫌だわ」みたいに思うシーンがあったよ。
色自体は私も好きなんだけどね。
色はともかくアサギはなんとなくダサい
髪型と顔があってないような・・・もさったいっていうか・・・
「母君が違われるからさ」が如何にもとってつけた感じするのは俺だけか?
他に真・蒼の王が居るんじゃないかなぁ・・・
で、浅葱は本当はそいつの部下だと
そのことを薄々勘付いてる伯爵は影武者蒼の王にしか恩がないので浅葱と対立してるとか
ネタバレ
翠の章6・動悸
更紗は伯爵に救われた。2人は小船に乗り、伯爵が言う「会わせたい連中」の元へ向かう。
途中、伯爵も儀式のネタ晴らしをする。このあたりの湖や川にはひそかに水門が作られ、時々わざと洪水を起こす。
龍がいるとふれこみ、人心を掌握するためだ。このあたりは龍の住処ということで立ち入りは厳重に禁じられている。その訳は・・・
「かつて栄えた文明の跡。古くさい王制を維持するために、蒼の王は昔の進んだ文化を皆に見せまいとした。」
滅んだ文明が良いとは言わんとは伯爵。しかし・・・。
「何も見せず、知らせず、暗黒の時代に民を押さえ込むことはもっと悲惨だ。」
伯爵は更紗を地下の遺跡へ招く。そこには、たくさんの民衆がいた。その中には松虫とサーボの姿も。
毎年レースの参加者の一部は伯爵に拾われているらしい。
ここは殺されたはずの奴隷、王に逆らった死刑囚、そういう連中の寄せ集めという。王を倒す時期を待って、地下で潜んでいた反乱軍。
更紗は自分の素性を話そうとするが、伯爵に止められる。今はまだその名を借りる時ではない、と。
反乱軍は密に地下道を掘り、その一部は青の大広場に通じている。その道中、伯爵は更紗に告げる。
「オレは青龍の刀を奉じていた一族の生き残りだ。」
関東の地が王族の支配下に落ちたのはほんの数十年前。青龍の刀を持って激しく抵抗した一族があった。
が、一族郎党皆殺しに会い、まだ子供だった伯爵のみが生きながらえたという。なぜ伯爵だけが生き残ったのか?
伯爵は珍しかったからという。珍しい・・・?
青の大広場では暴徒と化した民衆が王の門に押し寄せていた。貴族たちは風の音を魔物の声といい、民衆を一瞬たじろがせる。
とそこへ、伯爵と反乱軍が現れた!伯爵に救われた人々と家族は再会を喜ぶ。
伯爵は王の側に仕えながら、悪政を排除する機会を待っていたと叫ぶ。仮面を脱ぎ、なおも叫ぶ。
「望みは王家よりの独立!!」
仮面を取った伯爵は、黄金の髪に青い目というまさしく獅子の風体。我らには獅子がついていると意気上がる民衆たち。
伯爵は更紗に語る。
この戦いには容易に勝てるだろうが、北の黒、京都の国王が黙っていない。蘇芳に出ている蒼の軍も戻ってくるだろう。
赤の軍もどう出るかわからない。何十万もの兵を相手に勝ち目はあるのだろうか・・・。更紗は事の重大さに初めて気づく。しかし・・・
「時代があんたをよこした。その流れに乗ってみるのは悪くない。子供には良いものを残してやりたい。」
角じいはこの光景に感動していた。この動きがやがて全国に広がり、各地に立ち上がるものが出よう。
「その引き金を引くのは、タタラ。」
自分の村の平和のみを願っていた少女が運命の子供として日本を動かす、その成長に心感じ入る角じいであった。
一方、蒼の王は神官に連れられ蒼の宮殿に戻っていた。神官と差し向かいになる蒼の王。
神官の正体は朱理であった。蒼の王への恨みを述べつつ、一撃を加える朱理。
朱理は蒼の王をワニのいる宮殿の池の上に吊り下げ、その場を去った。吊り下げられた蒼の王に民衆は石を投げつけ続けた。
浅葱は宮殿から蒼の王を見下ろしながら言った。
「長い間、蒼の王としての役目、ご苦労だった。」
その言葉に、実は自分は真の蒼の王ではないと悟る蒼の王。では真の蒼の王は?
残忍な目で蒼の王を見る浅葱。蒼の王を結んでいたロープは切れ、蒼の王は池に落ちた。
蒼の王の死を確認した伯爵たちは独立を宣言した。歓声の上がる民衆。その中、更紗は王宮に死んだと思っていた朱理の姿を見つける。
王宮に駆け上がり、朱理に抱きつく更紗。感極まり泣く更紗。朱理は別れた後の話をし、接吻した。
と、あたりには轟音が響いた。洪水である。親衛隊たちが水門を開いたようだ。避難する民衆。
王宮をも洗い流す洪水。朱理と更紗は別々に流されてしまう。更紗に蘇芳の赤の王の宮殿を訪ねるように叫ぶ朱理。
しかしその声は届かなかった。
朱理はどうにか瓦礫にあがった。とそこにいたのは浅葱!
朱理を義弟と呼ぶ浅葱であった。
・・・次号休載みたい。
浅葱?
浅葱!
以前よりあからさまに怪しかったので浅葱には驚かなかった
むしろ驚いたのは義弟発言。義兄と言うと思った
朱理老け杉
浅葱・・・
ただものではなかったのか。
まて、こいつレギュラー化すんじゃねえだろうな?
四道でさえ死んだのにこんな嫌味な奴が出続けるのは納得いかんぞ。
伯爵っつーか鉄仮面ていうか獅子とでも呼ぶべきだろうか
彼の奥さん、萌え
鉄仮面はハーフか何かかね
浅葱の目の描き方がすげえええ
>>488 落ち着け
物語を引き締める為には純粋な悪役・憎まれ役が必須
そんなあっさりと浅葱を嫌ったら作者の思う壺だよ
よしわかったじゃあ浅葱なるたけ好きになるよ
あほですか
つ【草】蛇王ことニセ蒼の王追悼スレ【剛】
鉄仮面でかすぎ
漫画史上に残る程の憎まれ役だった偽蒼の王だけど
散り際の哀れさにちょっぴりしんみりとなっちゃったよ
ワニの池に落ちていく顔にも愛嬌あったもんね
はは、ははは、笑ってくれよ。
発売日間違えて本屋で「少コミ売り切れたんですか?」って言っちゃった。
500ゲット
なーんてねフフフ・・・
>昔の進んだ文化
なかなかしびれる見せ方するなあ
>499
少コミじゃねえ
別コミだ
>489
一水さんはおれのもんだ
なるほどね。
だからタタラに会いに来たのは浅葱じゃなくて鉄仮面だったのか。
>488
タタラや朱理とはくっつかずに裏から細工してきそう。
更紗と朱理in洪水
洪水で声が聞こえないなんてベタすぎるw
白虎、朱雀、青龍ときて残るは玄武か。もう一本で終わり、速w
玄武編で8話王朝打倒で6話あと一年ちょいだな。
ネタバレ
瑠璃の章1・寄生虫
義兄を名乗る浅葱に切りかかる朱理。受ける浅葱。交戦中、浅葱が語りだす。
長子相続が慣例となっている王家で末子に近かった父王が国王になれたのは兄弟を暗殺したため。
一方で自分が息子に暗殺されることを恐れている。
例を挙げると、蒼と黒の間にいた兄王がいた。
長兄たる黒の王は愚鈍な大男でさして恐れることはないと判断したが、
この兄王は生まれつき聡明で勉学をよくし、先を予見する力さえ持っていたという。
父はこの息子をおそれ、森の中で誤ったフリをして矢を射掛けた。王子は声もなく沈んだ。
この件があり、浅葱の母親は悩んだ。そこである人と相談し、生まれた浅葱を他の赤ん坊と取り替えた。
浅葱自身はそのある人の下で育った。そのある人とは・・・。
朱理は浅葱の身の上をなじる。しかし浅葱も朱理をバカだという。
王家に禍をなすと予言された子供をなぜ生かされているのか?
父王は息子同士が争っている間は我が身は安泰と考えた。朱理はその争いの種のため生かされている。
我侭で自由人気取りの朱理ですら、実は父の思惑通りに動いているコマ、道化に過ぎない・・・。
やがて浅葱は追い詰められた。そこで浅葱はつぶやいた。
「僕はタタラと組むからね」
驚く朱理。タタラには会わせないととどめを刺そうとした刹那、揚羽が割って入った。朱理は水に落ち、流されていった。
揚羽は先の話を聞いていた。蛇王の代わりにタタラを宿主にするつもりかと聞く揚羽。
浅葱は自分は誰かに寄生しないと生きていけないという。
タタラに信用されると思っているのかと重ねて問う揚羽。信用させると浅葱。
浅葱は語り始める。京都も王朝も腐りきっている。
タタラを操り、王族同士を争わせ、すべてを破壊してこの日本をキレイにしてやる。タタラにも死んでもらう。
そういって立ち去る浅葱の後姿に揚羽は時代の境目の現れる破壊者の姿を思うのであった。
「面白くなってきたじゃねえか」
陸に上がった朱理は白虎の宝刀を手にしていた。そして自分を生み捨てた、自分の母親と比べ、幸せなヤツとおもった。
そして朱理の元にやってきた朱鷺とともに、蘇芳へ戻っていった。
蘇芳の錵山邸ではタタラの母千草が家の掃除をしていた。曰く自分は客人でも囚人でもない、赤の軍に養われるのはまっぴらだと。
錵山が戻ってきた。人払いをし、買って来た服を見せる錵山。千草はそれに答えず、蒼との戦争及び自分の処遇について尋ねた。
錵山は千草が自分の元にいることを赤の王には知らせていないと言い立ち去る。
「赤の王には知らせていない。これは・・・・・裏切りか。」
赤の宮殿には蒼の軍の完全撤退が告げられた。亜相は実は赤と蒼を天秤にかけていたがしばらくは赤につくことを決意した。
青藍の沖に狼煙があがり、更紗は船に戻った。着替える更紗。
朱理と過ごした数日間を思い出し幸せに浸る。しかし幸せは皆で分けなければ・・・
「タタラになる!」
船上でみなでタタラのコスチューム、シンボルカラーについて語っていたが、陸で騒ぎが起こっているのを船の見張りが見つける。
駆けつけると親衛隊が浅葱を裏切り者として処刑しようとしている。タタラは浅葱を救った。
親衛隊たちは茶番の処刑を指示した浅葱の意図がわからず、逃げ出したが森の中で何者かに暗殺される。
浅葱は船中に運ばれ介抱される。早く放り出せという伯爵。
ナギは船中にある邪悪な空気を感じるのであった。
おいタタラ、それは人がよすぎだぞ。
何であんなやつ救ってやるんだ。
とはいえ、かき回し役っぽいヤツが入ってきてこれまで以上に話が膨らみそうな気が。
親衛隊・・・弱すぎ
国王は一体妻と子どもは何人いるんだろう。
あと、四道は朱理のいとこだけど
国王が兄弟を暗殺したのなら従兄はいないのでは?
四道は母方の従兄だったのだろうか。
浅葱がタタラに合流かー。苦手だ、こいつ。
強さ
揚羽>朱理>浅葱=鉄仮面>>>>>>>>>>>>>>>>蛇王
なんか国王って底知れない人物だな。
子殺しするわ、我が子すら保身の道具としか考えとらん。
でも、すごい発想だな。我が子が争ってたらわが身は安泰って。
タタラやハヤトの親とはぜんぜん違う。
いや、逆に底の知れた小物って印象を持ったんだが <国王
間を取って、底知れない小物ってことで。
色々あるな。
ま、とりあえず将軍ガンガレ
国王(黒と白含む?)側、赤の王側、浅葱側、タタラ・伯爵同盟側の四つ巴になってるね。
それに加えて、
浅葱:タタラ側の獅子身中の虫に
亜相:状況が不利になったら裏切る可能性が
カザン:忠誠心と千草への情とで板ばさみ状態
揚羽:真の目的は何?
と、どう動くか読めないのが四名も居る。
ホント、この先の展開が読めないね。
番外編・新橋、故郷へ帰る
蜻蛉兄弟揃い踏み!
自称面倒見のいい長男・日本橋
リボンがチャームポイント・柳橋
時代劇の見すぎ・竹橋
そこへ帰ってきた末弟・新橋。
兄弟たちは皮肉を言い、ママンは過保護で・・・。
けどしんばしは成長したんだよ。
自分でエサもとれるし、タタラとトンネルもくぐったし、海も渡ったし、
噴火も見たし、温泉にもつかったし、殺人レースにも出たし、
ワニさん見たし、龍も見たし、たくましくなったんですよ。
久しぶりの家族の賑わいにちょっと滅入って、タタラの元に戻ったよ。
タタラはもっと家族に甘えればって言うけれど。。。
しんばしはタタラのそばが好き。しんばしは自分の場所を見つけました。
なんか・・・こういうのは少年漫画にゃねえな
なごんだ。
誰かしんばしAA作ってくんない?
中休みとしてはいい感じ
521のいうとおり和んだ
しかし518の言うとおり陣営がたくさんあって、そのそれぞれに楔というか弱点があって、
どうにも話が広げられそうってのがすごいな。
しかも今、白虎の刀を持ってるの朱理だろ?
仮に玄武を取っても白虎を取り返すには朱理と戦わなければならない。
どう転んでも修羅の道だわなあ
浅葱の話では黒はボンクラッぽい。
でもこういうのに限って忠臣ぽいヤツがいそうな。
浅葱って「破壊者」って言うより「腐敗者」だよな。
親衛隊殺したあいつ何者?
>517
タタラおかんのために服を見繕ってくるカザン萌え
更紗に月よりの使者が・・・
>>527 それがちゃんとエピソードのネタになってて
しかもそれで自然にズボンに履き替える流れになってるのが凄い
ネタバレ
瑠璃の章2・Joker
タタラは船上で関東独立軍のリーダー雷蔵を皆に紹介する。たちまち打ち解ける雷蔵。
浅葱は床に伏せっていたが、その元に謎の4つの影「四君子」が現れた。かの方なる人物から派遣されてきたという。
浅葱は京都の様子を尋ねた。京では蒼の王の形だけの通夜が行われ、重臣は反乱軍を討つべしというが、国王は新しい妾に通っているという。
浅葱は四君子のそれぞれに命令した。
「竹」には黒の王の動向を探らせ「蘭」は自分の側におき「菊」には京に戻り報告させ、「梅」には赤の王の弱点を探させた。
浅葱は蘭丸に親衛隊の処理を頼もうとしたが、「もう、始末いたしました」
白虎の刀は手元にはないものの、今、タタラ軍には3本の刀がそろった。
残り一本を持つ者、また以前の持ち主たちを想うタタラ。
関東はひとまず街作りに専念するが、いつか共に戦おうとタタラに言い、雷蔵は青龍の刀を預ける。
茶々の提案で宴会が開かれた。和気藹々としている参加者。浅葱はそれを見て「吐き気がするほど美しい」と思った。
所詮ははみ出し者の集団、付け入る隙はいくらでもある、蛇王のように・・・と思う浅葱であった。
翌朝、雷蔵とタタラは剣の稽古をした。正式に習ったことは無いというがこの腕前は・・・。
タタラ曰く「角じいとチャンバラごっこはしてたけど」。それを聞き遊びの中に組み込まれていたと納得する雷蔵であった。
浅葱は重要な話があるとタタラを呼び出した。浅葱と二人っきりになるタタラ。
と、突然浅葱の部屋から悲鳴が上がり、皆が部屋に駆け込んだ。何もしていないと言うタタラ。
浅葱は身の上話を語りだし、蒼の王に受けた虐待などを聞き納得する一同。
しかし青藍での浅葱の振る舞いを知っていたタタラは嘘と見破り、不快に感じた。
浅葱は知っている情報を話し始めた。
国王は黒と赤に独立軍討伐を命じたこと。しかし両者とも兵を割けないので、当面攻めてこないから力を蓄えればいい。
鹿角一派が玄武の刀を持ってるらしいこと。蒼の隠し財産が宮殿の地下にあること。
タタラは浅葱の言動を不快に感じ、怒って部屋を出た。皆続けて部屋を出たが、ハヤトは浅葱に呼び止められた。
そして、彼にボソッと言う。「タタラが『わたしの家来たちに近づくな』と言った」
更紗は最近どうも朱理のことばかり考えるようになってしまっていた。
そこでナギに相談することにした。「男の子好きになっちゃいけないのかな」
ナギはちょっとびっくりして答えた。人を好きになるのは自然の摂理。偏った復讐鬼になるよりずっとまし。
問題はタタラ自身の心。
恋をして周りを傷つけ捨てることもできれば、あらゆるものを慈しむことができる人物になることもある。
もし前者のようになるなら・・・
「タタラの看板を下ろして、どこかへ行って下さい。皆に迷惑ですから。」
更紗は朱理に手紙を書き、朱理に飛ばした。しかしその鳥は蘭丸によって打ち落とされた。
手紙は蘭丸によって浅葱の元へ運ばれた。手紙を見る浅葱。その中の「朱理」という言葉に手が止まる浅葱。
蘭丸に少女・更紗の行方を調べるように命令し、その結果行方知れずとなっていることがわかった。
生贄の少女はタタラだったのか?とするとタタラは女?
タタラと赤の王が道連れで旅をし、恋文を交わす仲。ならば裏でつるんでる?否、それはありえない。とすると・・・
「知らない!お互いに何者か知らない!」
とんでもない弱点見つけ喜びに震える浅葱。浅葱は蘭丸に手紙の内容を書き換えさせ、朱理の元に飛ばした。
翌朝、タタラたちが炊事場に行くと浅葱が朝食を作っていた。
タタラは浅葱の振る舞いの一つ一つに過敏になっていた。
会議中にも見せるタタラとハヤトの間の不協和音。
船上、一人佇む浅葱。その元に蘭丸が現れ、西へ行った「梅」からの報告を伝えた。錵山将軍の下に・・・。
タタラは浅葱に明日中に船を出ろという。
浅葱は持ってた情報を伝えた。錵山将軍の元にタタラの母親が捕まっていると・・・。
うわ、うわ、うわああああ!
どうすんねん、こんなの仲間に引き入れて。
すべての情報は浅葱の元に・・・
こいつ・・
浅葱はなかなかな策士だね
いやいや、策士なんてもんじゃないぞこいつ
性質悪いってもんじゃないぞこいつ
相当悪質だこいつ
四君子のうち一人は女でタタラに惚れて浅葱を裏切って
浅葱の悪事を洗いざらい吐いて最期タタラの身代わりになって殺される
ラストと予想
まあ確かに仲良しこよしがキモイのも確かなので
当面の悪役として大暴れしてくれると楽しい。
四君子は一人くらい必ず裏切るだろうなあ。
○ 子分
× 家来
子供の価値観はよく解らん
蘭丸って女?
>ナギ「タタラの看板を下ろして、どこかへ行って下さい。皆に迷惑ですから。」
すごいズバっと言うねナギ様。
でも更紗が男を愛することを寛容したってのも意外な気が・・・
昔はプレイボーイだったというし、この人もよくわからんなあ>ナギ
浅葱が更紗と朱理の正体と関係を知ったシーン。
浅葱のゾクゾク感が出ててすごいいい。
あんなこと知ってしまったらゾクゾク来るよ。
当面は浅葱が話をまわしていくな。
ハヤトは以前の金太郎みたいな前髪のほうがよかった
腕相撲シーンの更紗のすごい顔にワロタw
ネタバレ
瑠璃の章3・CRISIS
浅葱に母は兄の仇の錵山将軍に捕まっていると聞かされるタタラ。
しかし母のことはあくまでタタラの私情。タタラ軍の皆は北へ向かう準備をしている。
迷うタタラは相談しようと茶々たちにナギか角じいの居場所を尋ねる。
素直に教える茶々であったが、同時に相談を求められないことに寂しさを感じるのであった。
タタラは錵山将軍に捕まっている母を思い、胸が締め付けられている。
ようやくナギや角じいの下にたどり着くと、2人とも自分のすべきことを行っている。
その姿にいつまでも2人に甘えずに自分で助けなければと思うタタラ。
とそこに公演のビラをまいていた揚羽に出会った。タタラはそれとなく揚羽にタタラの身内のことを聞きだそうとする。
その態度のぎこちなさに揚羽はタタラが思いつめてると感じた。
「1人で悩んでいると時々答えを間違えるぞ。そのために仲間がいる。いいことも悪いことも一緒に味わえばいい。」
揚羽はタタラを叱咤激励しその場を去った。しかしタタラはまだ思いつめていた。
タタラは一人で西に行くことにした。が、浅葱に見つかり一緒に行こうという。断るタタラ。
しかし浅葱は大声を出して、皆を起こしてしまう。一人で行こうとするタタラをなじる茶々たち。
関東も一人、今度も一人。共にいれば手助けもできる。なぜそれすらさせようとしない!
この国の歴史に立ち会っているという誇りと夢を与えてくれたタタラ。なぜ一緒に戦わせてくれない!
それでも一人で行こうとするタタラ。あげく茶々は剣を抜き無理でも引きとめようとした。
雷蔵はナギによる妻一水ののどの診察に付き添っていた。手術すれば直ると聞き、大変喜ぶ雷蔵。
ナギが去り、代わりに揚羽が雷蔵のテントに入った。なぜ浅葱はタタラの元に行ったのか尋ねる雷蔵。
それには答えず、揚羽は浅葱を不憫に思っているという。
「浅葱にいいようにされるならタタラは馬鹿だったということ」
これを聞きタタラを不憫に感じる雷蔵、そして揚羽の探している「命をかけられるほどの女」は見つかったのかと聞く。
心当たりはなくはないと言い残し、揚羽は去った。
残った雷蔵はタタラを案じていた。先の蒼の王は聡明ではなかったが、物静かな少年だった。
だが浅葱が来てから、心ある重臣から孤立し浅葱だけをそばに置くようになり、あのような人物になってしまった。
まさかタタラもそうしようと!?タタラには頼もしい仲間がいるから大丈夫だとは思うが・・・。
タタラの前で剣を抜いた茶々はそれでも一人で行こうとするタタラを切ろうとした。
と、そこに割って入ったのは浅葱だった。浅葱は母を助けようというタタラの意図を皆に言った。
それを聞いた茶々はタタラを平手で叩き、なぜそれを言わなかった、何だってしてやるのにとなじった。
加えて浅葱は言う。母を助け、錵山を討つことは赤の王の片腕をもいだことになると。
それを聞き、皆は西へ行くことに賛成する。
煽ったり、身を挺したりあんたは何をかんがえているかわからないと浅葱に聞くタタラ。
浅葱はただ赤の王を倒したいと言うだけであった。
浅葱は茶々に切られた傷のため先に床の中にあった。
床中で浅葱は考えていた。赤の王もタタラも強大にならないよう互いに戦力を減らさせる。それがあの方のためになる・・・。
茶々と座木は老女の占いを聞いていた。曰く西には魔の森がありタタラは呪われる。
その呪いを解くためには、茶々と座木の片方が命を落とすことになるやも知れぬ・・・。
茶々はそれを聞き、望むところという。座木はどちらかというならそれはもう決まっていると言った。
それを聞き、茶々は占いなんて当たらないと言った。何しろ西には森はない、あるのは砂漠・・・。
タタラの船は西に向けて出港した。途中寄港した伊勢で、熊野に国王たちが来ることを知る。
赤の王は来ないだろうが名代として錵山将軍が来るだろうと。
タタラは蘇芳には茶々と座木を偵察に行かせ、本隊は熊野で待機することにした。
蘇芳では赤の王の前で錵山将軍と亜相が今後の戦略について口論していた。
そのことは一切気にせず、更紗からの手紙を読み、返事を出す朱理。
と、不意に朱理の背後を取った侍女がいた。名を梅若という。
怪しんだ朱理は彼女に見張りをつけた。
茶々は錵山将軍の屋敷の中庭で物売りとして潜入していた。
そこにはタタラの母、千草がいた。
寄生虫浅葱
着々と根を張ってるなあ
それはそうとお母さん今何歳?若作りですな
こういう時代背景だと、
早婚が多そうだから
結構若いのではないかな>千草さん。
父親は結構老けてたと思うけど。
にしても更紗、全然父親を思い出さないよな。兄と母はよく思い浮かべるのに。
娘なんてそんなもんでそ。
茶々って我が我がって感じでうっとおしい気がする。
もう少し大人の余裕があってもいい気がするんだけどなぁ。
浅葱はほんと邪魔だな。
あのお方って誰だよ?
でもこいつのおかげでタタラが強くなるはず。
聡明ではないが物静かな少年時代の蒼の王(偽)を想像したらちょっと萌えた
将軍そろそろ退場かなぁ・・・
まあ朱理を一人ぼっちにしてその上でタタラ=更紗をバラす、みたいな作品作りしてるから
将軍には途中退場してもらわなきゃならないか
赤の王も蒼の王もタタラも明らかにトップの器じゃねーな
というか最前線に出張ろうとしすぎだw
ハゲの髪がある…
>552
蛇王タンはヘボヘボだから萌へるのです
>549
草葉の陰で一升瓶片手に背中で泣いている親父の姿を想像してしまった
>550
女の身で海賊の長だからな。
やっぱそれぐらいのアクというか、ないといかんのだろう。
それよりここは長年寄り添っていて、扱いも手馴れたもんだという座木のフォローに萌えるシーンではないかと
浅葱キモイ
浅葱くんカワイー
浅葱エモイ
>552
タタラの母がそばにいるってのが微妙なんだよなあ。
錵山がタタラにつく可能性は多少残ってると思う。
>553
やはり真のトップの器の持ち主は、最前線になかなか出てこない日本国王ですか。
浅葱くんエロカワイイ
>>553 浅葱の主がいい感じに謎めいてて期待大なんだが。
国王じゃなさげっぽいから外国勢力かな。
ネタバレ
瑠璃の章4・楔
茶々は錵山邸で千草を見つけた。てっきり牢か何かに入れられていると思ったが・・・。
茶々は千草にさりげなく近づき、助け出すことを伝え、商品を売り渡すと同時に、タタラから預かった折鶴を渡す。
それを見て、茶々が真にタタラの使いと見抜いた千草は商品の代金代わりと茶々にペンダントを渡した。
茶々はそれを必ずタタラに渡すと心に誓った。
そのころ、赤の宮殿では朱理が地下水路の建設の算段をしており、サカキにその総指揮を命じていた。
とそこへ大宰府より身重の千手姫がやってきた。千手は先の桜島の戦いで未亡人になってしまった。
四道の両親は千手の子供を引き取り、千手にはすべてを忘れ、どこかへ嫁げという。
しかし、千手は子供と引き裂かれるのは嫌だと日々泣き暮らしているという。
朱理は王宮の一室を千手に用意し、千手の子の父親代わりを買って出た。
地下水路の計画も四道の遺産。名に「道」の字がつくものは土木工事に携わるものという。
千手の子にも「道」の一時を授け、街づくりをまかせたい。四道との夢はまだ続いていると心に思う朱理であった。
千手が退場した後、亜相が朱理を寛大な心は結構だが軽率だと咎める。よくないウワサが立つと。
「実は赤の王の子・・・」
これを聞いた朱理は、自分ばかりか四道をも侮辱したと激怒し、亜相に噂を立てた者の舌を引きちぎれといい残し、その場を去った。
残った亜相に錵山がいう。かつて気に染まぬ部下を皆殺しにした赤の王。
近頃はサカキが重用され、自分たちもいつ地位がひっくり返るかわからない。
今は亜相が金蔵の管理をしているが、いずれサカキに変わるかもしれない。
そうなれば、今までの使途不明金を追求されるかもしれない・・・。
「身辺キレイにしておいた方がよろしかろう」
亜相は屈辱的な気分になっていた。
一方、朱理は亜相の元に来た梅若の見張りの報告を受けていた。
身元は間違いないが、錵山の家に足繁く通っているのが妙といえば妙・・・。
朱理は引き続き見張るよう言いつけた。
その晩亜相は荒れていた。辺鄙なところに飛ばされて、鼻たれ小僧の時分から面倒見てやってるのに・・・。
犬でも切って気を張らそうと中庭に下りる。なにやら犬がたかっている。そこを覗くと・・・
人間の死体が埋まっていた。これは何者という亜相。答える梅若。
「わたしがすりかわるために、殺して埋めました。蒼の王の命で。」
蒼の王は死んだはずという亜相にまだ生きているという梅若。
とそこへ梅若の見張りについていた男が亜相にこれは何事と迫り、赤の王に報告するという。
錵山の言葉が頭によぎる亜相。命令をという梅若。亜相は命じた・・・殺せ。
一撃で見張りを殺した梅若。そして、亜相に情報を伝える。錵山の元にタタラの母が・・・。
赤の軍に楔を打ち込むなら錵山と亜相の間。いとも簡単に亀裂が入ってしまった。
錵山はその晩朱理に王城へ呼び出されていた。タタラの母を捕えたと聞く、お手柄だったという朱理。
しかし錵山は知らないという。
亜相は錵山が懸想しかくまったというが、うまく懐柔して利用しようと考えていた違うか?と聞く朱理。
なおも否定する錵山。
朱理は錵山に蒼の王の葬式の名代に立つよう命じた。京から高野、熊野。女を連れて行く必要のない旅だ。
「留守の間、おまえの屋敷で何かあっても責任は問わん!滝にでもあたり身も心も洗い清めるのだな」
身辺をキレイにするべきだったのはあなたの方でしたなという亜相。
錵山は・・・落胆していた。
茶々は千草と話をしようと錵山邸に忍び込んだ。
錵山は千草に赤の王に千草をかくまっていたことを知られてしまったと伝えた。
しかも、そんな者は知らないと嘘までついてしまった。
今、タタラが目の前に現れたらその首を掻き切り、一騎当千の働きをする自信がある。しかし・・・
「あなたを 赤の王に 渡したくないのだ」
いい齢をして気が触れたとしか思えんという錵山。
一部始終を見てしまった茶々は座木にタタラの母は錵山と共に熊野へ向かうとだけ伝えた。
「錵山と千草に何かありそうなんて・・・言えるか!」
タタラの元には茶々からの連絡を受けた飛車が来た。飛車は千草のペンダントをわたし、軟禁状態だが元気と伝えた。
茶々と座木は錵山の行列につき、熊野へ向かったという。
と、浅葱は熊野で迎え撃つことを提言し、一同それで同意した。
紀伊半島・熊野
古く古事記・日本書紀にも登場するこの地は京都の真南にあり、神の里として長く信仰のメッカであった。
多くの人が参拝に訪れた彼の地は今も昔も死者の霊に出会えるという、極楽浄土に一番近い場所である。
熊野の地を目の前にし、不安な心持のするタタラ、魔の森に来てしまったという老女。
国王、そして錵山と千草が来るという熊野。
そして朱理もまた、亜相から錵山追討の兵を挙げることを提案されていた。
そうか・・・
蘇芳に森はないとは思っていたけど
魔の森って熊野か・・・
カザン将軍(・∀・)イイ!!
自分の中で主人公格に認定したよ
こういうの老いらくの恋ってのか?
てか将軍て幾つだ?
朱理らしからぬ温情に俺まで胸が熱くなった
しかしそれをも蹴らざるを得ないカザンの切なさ!
この二人の関係はもっと掘り下げて欲しいな
田村!あんたやっぱおっさんだ!おっさんを描け!
うん、今回の朱理いいよな
それにも増してカザンがかっこいいと言うか人間としての揺らぎを見せてくれて、すごく魅力的だ。
正直、殺すのもったいないよこれ
おっさんが渋い漫画が好きだ。
少女漫画でここまでイカすオッサンを描ける人も珍しい。
やっぱ死んじゃうのかね?
>>572 ちょwwwwww死亡確定?wwwwwwww
朱理か、もしくは出くわした更紗が二人を逃がすと予想。
いくらなんでもカザン殺さないだろ・・・少女漫画だし
そして朱理のピンチにさっそうと登場するのだ
なにが言いたいかっていうとカザン萌えですよ。
火山自決じゃなかったけ?
茶々は確かにウザイとこもあるけどいいアネゴだよな
タタラの気持ちを慮るところは結構ジンときたよ
更紗とお母さんがあれで似てるというなら茶々と朱理は姉弟だよ
浅葱萌え萌え
何気にサカキ大出世してるな、おい
亜相、お約束だな、おい
>579
ならば朱理と偽の蒼の王も兄弟だ
ネタバレ
瑠璃の章5・木の国
タタラたちが船を岸に近づけようとすると、海中から巨大な黒い塊が上がってきた!鯨である。圧倒される一同。
と、傍から小船と銛一本で立ち向かう男がいた。が、銛をはずしてしまい、小船を壊されてしまった。
救助に向かったタタラ。目の前には巨大な鯨の影。思わず刀を抜き、身構えるタタラ。
鯨は再び海の中に沈んだ。
鯨獲りの男は船の弁償をしろと因縁をつけてきた。小船を持ってってくれとタタラ。
銛一本で鯨に立ち向かう姿に感動したからという。
それを聞き、鯨に刀抜いたアホはじめてみたと笑う男であった。
鯨に銛一本で立ち向かう男の姿。タタラはそれを赤の王に立ち向かう自分たちに重ね合わせていたのだった。
熊野本宮に行くには先達が必要、そのためにまず那智勝浦に上陸する。
浅葱は自分に任せろといい、村長宅に案内してもらうフリをして、村人を質に取って村人を脅迫しようとした。
村人と入れ替わって、この村で待ち伏せすればよいという浅葱。
そんなやり方は、というタタラに、甘ちゃんでは赤の王に勝てないという浅葱。
タタラたちは村人たちに土下座して謝った。
が、村人たちはタタラたちに失望し、ガイドしないという。熊野の人間は権力にも武力にも負けない。が・・・
「けど、ゼニには動かんこともないで」
本宮の若旦那という先ほどの鯨獲りの男がガイドを買って出た。涙ながらに依頼するタタラ。
と、どこへでも行ってしまえと浅葱を叱るタタラ。
口先では謝っていたが、「そんなこといっていいのかな、更紗ちゃん」と思う浅葱であった。
ひとまず、猿轡に手を縄で縛り浅葱を同行させることにした。
熊野の山々には国王軍により非常警戒態勢がひかれていた。
ガイドについていき道なき道を歩むタタラたち。
休憩を入れようというガイドにまだ歩けるというタタラ。
しかし仲間たちは疲労困憊であり、ハヤトとの間には不協和音が生じている。
たまには仲間たちを振り返れと思う角じいであった。
日が沈み、野宿をしようとするが、タタラはまだ歩けるという。
一人旅じゃないと言われようやく周りを見渡し、仲間の状態を見、ここで野営することに決めた。
火は絶対絶やさないようにすることをガイドは注意し、皆寝入った。
更紗は眠れぬ夜をすごしていた。と何かが通り過ぎる気配がする。
兄タタラ、父、白虎の長老、柚香の影である。ここ熊野は死んだ人に会える場所。彼らも黄泉への道行か。
更紗は母を助けに来たが、津山と同じ過ちをしたらと兄たちに訴える。
兄タタラの影は仲間たちを指差した。仲間たちは熟睡している。
山道、湿気皆体験したことなかったはず。でも休もうとは言い出さなかった。感動する更紗。
翌朝、タタラの仲間たちは火の番をせずに寝てしまい飛び起きる。しかし、火は消えていない。
しかも皆の足には足の疲れに効くオオバコがつけてあった。
タタラが火の番をし、オオバコをつけていたのだ。
浅葱も差別されずにオオバコをつけてもらっていた。その心遣いにいい子すぎるのもイヤミと思う浅葱であった。
道中、道というより崖のぼりというところに差し掛かった。途中、手を滑らし崖から落ちそうになる正太。
腕をつかむタタラ。と、そこにマムシが忍び寄ってきた。動けない一同。
「ハヤト頼む!」タタラは叫び、ハヤトはマムシに矢を放ち、マムシを退治した。
ハヤトの腕をほめるタタラと一同であった。
雨が降り始め、さらに道を進むと土砂崩れにより道がふさがれていた。一行は全員で土砂を片付けることにした。
作業に励む一行。しかしガイドと浅葱は手伝わない。
ガイド「おまえ友達いてへんやろ」
浅葱 「僕にはそんなもの必要ないからね」
ガイド「コビてるくせに、それが本心なんや」
口げんかしているガイドと浅葱であった。
作業は順調に進んでいた。大きな障害も皆でやればすぐ片付く。心から理解したタタラであった。
タタラはガイドに鯨に立ち向かう時の心構えを聞いた。
ヤツはここの主みたいなもの。自分も食われるかもしれない。食われたら負け。
負けるのは嫌だから全力でぶつかる。向こうも全力で返す。
あとは、舟と銛と仲間と海と自分の腕を信じるだけ・・・。
タタラは黙って聞いていた。
雨が上がると虹が出た。そしてその眼下に神殿が見えていた。目的地が見え意気はやる一同。
ガイドは橋がなくなっているのに気がついた。またまた作業を任されるタタラたち。
木を切って筏をつくり川を下った。
ようやく目的地に着いた。頼まれた人足を連れてきたという。
土砂崩れを直し、橋を直す木も運び・・・。
ここに来てようやくガイドに働かされていたと気づき、憤るハヤトたち。
タタラはガイドのあまりのがめつさに憤りを通り越したのか、笑っていた。
ガイドは自分の名前と素性を皆に紹介し、国王一行の動向を知らせ、
さらに金次第ではさらに協力するという。
「錵山将軍という赤い巨鯨に挑む!弱く小さいあたしでも自分と仲間を信じて・・・!」
>85牛1万頭獲得!
なにこの浅葱改心フラグ、ふざけてるの?
>587
>改心フラグ
那智との会話か?
あんまりそうは感じなかったが・・・
どんな漫画もレギュラーが増えると、取り敢えず関西弁キャラが出るわけだ
とりわけ少女漫画では露骨に派手な容姿の奴が多い気がするが
気のせいだろうか…?
でもコイツは結構好きになれそうだ
と言っても地域イベントに留まるゲストキャラになりそうだけどね
>588
いや、遠からず浅葱が男を見せる時が来る!
浅葱株は今が買いどきだ!
とりあえず牛千頭分買っとく。
ついでにオッサン枠のカザンも買っとくか。
千草さんにつられて仲間入りするかもしれんし。
いやーカザンには死臭が漂ってる
今は買えないなぁ
それなら千草株買っとくよ
アッサリ信頼フラグ完全回復
子供は単純でいいやね
ていうかハヤト凄杉天才杉ゴルゴ杉
王の御幸に毒矢でもピンポイント射撃すれば
4ページで漫画が終わるぞ(内2ページは見開きの命中シーン)
つーかこの、容姿こそ不気味なんですが
異様に達観した発言のロリ娘に激しく萌えるのですが
>92
朱雀の刀の後継者なんだけどそういう気が全然せん。
朱雀の弓とかにした方ががよかったんじゃないのか。
>589
神官の息子だし、鯨と戦わないかんから熊野は離れられんよね。
>590
この時期のカザン株は生半可に買っちゃいけない。
買うならカザンと共に心中する気で買わないと。
ああああああ浅葱むっかつくわああああああああああああああああああ
ていうか浅葱は本当にあの方法が最善と思ったのか?
こいつの考えてることがほんとにわからん。
>593
不気味って言ってやるな。
ああいうのこそ終盤にとんでもない美人になってたりするんだ。
そのころには593の好みでなくなってそうな気がするが。
「マムシさんごめんなさい」
(・∀・)イイ
正太って何者?
>>597 最善だとは思ってないでしょう。
そこまでバカじゃない筈。
タタラの名声が高まりすぎるのを恐れたから早めに悪名も広める事によって
バランスを取ろうとしたってのが真の狙いじゃないか?
ハヤト復活!
あ〜さぎあさぎ♪
あ〜さぎあさぎ♪
>>601 ていうかただ単に気分の問題な気がする。
あーもうめんどくせ、やっちまえー みたいな
絶対アサギはワガママ・気分屋・気まぐれだ。
ストーリーとは何の関係もないが、読んで真っ先に思ったこと
褌の時代なんだな
女はノーパン?
607 :
85:2005/07/06(水) 23:40:11 ID:???
…………どうしようこの牛の群れ
>85
先物にひっかかった人みたいだ
ネタバレ
瑠璃の章6・白い馬に乗って
熊野本宮は役人だらけなので、那智はひとまずタタラたちを那智の所属している地元の不良集団「天狗党」のアジトへ連れて行った。
アジトにはリーダーの聖がいた。那智にタタラを紹介され、女の子と一瞬勘違いする聖。
それはともかく、聖はタタラたちを建物内に上げ、ここへ来た理由を聞くことにした。
母を助けにと言うタタラ。
「いや・・・それだけなんかな?身内を助けるために戦っとんのか?」
「錵山を倒し、赤の王の力を削ぎ、赤の王を打ち倒す!」
「自分の復讐が終わったらそれで終わりなんか?」
「それから・・・国王を打ち倒し、新しい世の中を作る!」
この言葉を聞き、天狗党ばかりか角じいたちの目の色もかわる。
聖はここまで聞き、協力すると言った。
聖は船に残しているナギたちを呼びに天狗党のメンバーの男を遣わし、神殿の地図を広げ襲撃の計画を立てる。
浅葱は密に蘭丸にメンバーをつけさすように命じた。
錵山と千草は那智の滝に着いていた。不意に錵山は千草のそばを離れた。明らかに千草を逃がす意図である。
千草は考えていた。このまま逃げればこの男は殺される。それは復讐が叶ったということか・・・。
しかし、なぜ「いい人」でありえるのか?形通り鬼ならば憎み続けることはたやすいのに・・・!
結局、千草は離れなかった。「最期を見届けるまで」
一部始終を見ていた茶々は、涙を流し座木に何があってもタタラを守ろうと誓いあうのであった。
船に残っていたナギたちは、天狗党メンバーに連れられ山道を登っていた。
先に進むメンバーの男。そこに蘭丸が現れ、男を殺害してしまった。
天狗党のアジトでは皆はしゃいでいた。と、聖がまだナギたちが着いていないことをタタラに知らせる。
少人数では襲撃もできない。あせるタタラ。
と、国王の行列やってきた。村人たちは国王たちに嫌悪感を持っている様子。
国王の行列は神殿に入る。それを覗き見るタタラたち。
行列の中には錵山もいる。しかし千草は見つからない。
とそこに茶々たちが現れ、千草も来ていることを伝える。しかし人数が無いことには襲撃も・・・。
「眠り薬なら持ってるけど」浅葱が言った。
眠り薬を赤の軍の晩飯にまぜ、眠らせることにした。
台所に紛れ込み、赤の軍の食事に眠り薬を混ぜる茶々。
しばらくして、夕食をとろうとする錵山の元に投げ文が投げ込まれた。投げた主は・・・・・浅葱!
赤の宿舎前ではタタラたちが襲撃の準備をしていた。
聖は全員にナギの木の葉をお守りとして持つように伝え、タタラに言う。
昔から時代が大きく動く時には決まって熊野が見え隠れしてる。
今回乗り切ったら、熊野はタタラに味方する!
タタラたちは赤の宿舎に侵入した。赤の兵は皆寝ている。
一番奥の寝所まで行き、御簾に向かった時、御簾の奥から声がした。
「親切な投げ文があったのだ。めしは眠くなるから食うなと。」
気がつくとタタラたちは赤の軍に囲まれた。
「赤の王の前にその首を供えて、我が腹かっさばこうぞ!」
そのころ、千草は騒動に目を覚ましていた。
一方、待機中の聖に民記がつぶやいた。白い馬に乗って不浄の輩が来る・・・。
白い馬とは波。不浄の輩とは?
「不浄の者、赤い血の穢れがやって来る!」
赤の軍を伴い、錵山のため、赤の王が熊野にやってきたのだ!
錵山に囚われる母・千草。そしてタタラ。風雲急を告げる!
・・・次号休載
なんか今回はどこからコメントしていいものかわからんぐらいてんこ盛りだな。
しかしこの異常な盛り上がりといい、
王族一家を含めた全キャストが熊野に集結しつつあるのを見ると、
打ち切り臭がプンプンするのだが
どさくさまぎれで国王殺して、赤の王とも和解。
俺たちの戦いは始まったばかりだ!
完
田村先生の次回作にご期待ください。
ょぅι゙ょ巫女民記ちゃんは打ち切り回避のテコ入れだったのか
>不浄の者、赤い血の穢れがやって来る
あれ?また生理?
生理と朱理って似てるね
赤だしな。
>587
浅葱の改心があるとは今号を読む限りとてもじゃないがあるとは思えんが
>612
国王まで殺したら戦いそのものが終わっちまうw
ところで今回出てきた聖。
こいつをどう思う?
頬を染めるカザン萌え(*´д`)
でもまあアレだな
その内作者の説教臭い主張の為にみっともなく殺されると思えば
浅葱もカワイソウに見えるというかこれくらい許してやろう・・・とか思えない?
聖か。
目だけだと、静御前(巴の姉ちゃん)に見えるな。
…てのはともかく、曲者っぽい。
裏切り者系ではなさげだけど今後の動きが気になる。
でも今回はやっぱりカザンだろう。泣けた。
いまだにナギが黒幕な気がしてならないのは俺だけ?
絶対アイツ裏切るよ。アイツがラスボスだ!
きっと最終決戦の時に目が開かれて妙な力を発揮するんだよ。
那智萌え〜
あの髪型はどうなってるんだろう?
本能寺の変ぽい事件になっていくのかな
ナギの目を開かせるな!('・ω・´)
ナギはずっと怪しかったけど
更紗に「恋愛でダメになるなら出て行け」みたいなこと言ったあたりから
信じられるようになってきた
浅葱ってタタラを操って国王らを倒すつもりだったよね?
周囲を大軍でしっかり囲まれていて全滅しそうなほどのピンチなんだけど…。
(漫画だから切り抜けるとは分かっちゃいるが)
当初の計画から変更したの?
民記タンが巫女なら大神官の息子である那智とは将来結婚とかしそうだな
民記たんムチムチボイーンになるかな
>621
ある意味卑怯者やな。誘導尋問。
聖が「おれの一存で熊野はあんたに味方するからな」って言ってるけど、
聖ってそんなに偉いんか?若造だぞ?
てかそもそも熊野ってすごいんか?歴史的にも?
お母ん逃げろよ
>614
民記ちゃんも大人になったちゅうことやw
>630
聖が偉いのかはともかく、熊野はすごいんじゃない?
というか、有力寺社の力。
茶々も因果やな。
これはタタラにしゃべれんて
なんでみんな西の言葉なんだよw
カザンいいなあ。
千草を逃がそうとするカザン。
逃げないことで2,3日共に過ごせることに涙するカザン。
「よいみやげができた
赤の王の前にその首を供えて
我が腹かっさばこうぞ!」
この漫画読んでて、最もノリノリになった台詞だ。
でもお母さんにちょっとむかついた。
だって夫と息子殺してんだよ?しかも娘の敵だし。
ベッドに誘って小刀刺せよと思う。
相変わらず見せ方がうまい。
>614の指摘はともかく、最後に不吉な予言とともに赤の軍を見開きで見せるのはうまいなあと思った。
民記タンハアハアハア
ネタバレ
瑠璃の章7・魔の森
錵山は部下に千草を連れ出すように伝えた。那智の滝で逃げなかったことを激しく後悔する千草。
こんな母は捨てていけという声を最後に千草は連れ出され、錵山は御簾を切りタタラたちの前に姿を現した。
対峙する錵山とタタラ。そこにタタラには荷が勝ちすぎると茶々が割って入った。
錵山と千草の関係をタタラに言わなかったために生じた事態。
茶々は錵山の相手をし、タタラには母を捜すよう、座木たちにはタタラを守りきるように言った。
乱戦状態に入る両軍。タタラは錵山を倒すというが、茶々は譲らない。茶々は錵山に切りかかった。
朱理は熊野に上陸し、大砲を山に運ばせていた。錵山を討つなと進言するサカキ。
チャンスは与えた、しかし自分に隠し事をしたことが罪という朱理。
ならば告白していれば許したかというサカキに朱理は「許すわけがなかろう!」と言い切り、先を急ぐ。
残ったサカキに亜相が語りかける。錵山を見逃せば部下へのしめしがつかない。
先を急ぐ朱理の元に意外な情報が舞い込んできた。錵山がタタラと交戦中というのだ!
錵山軍とタタラ軍は交戦中。そしてタタラは赤の兵に捕まった。危機一髪のところで、那智隊が現れ、救われた。
那智は尚も母を追おうとするタタラを止め、撤退しようとする。とそのとき砲弾が撃ち込まれた!
爆発に巻き込まれ目を負傷するタタラ。座木と浅葱はタタラを救うべく砲弾の中を逃走する。
ようやく出口にたどり着いた時には弓矢隊が待ち構えていた。身を挺し矢面に立つ座木。
とそこへ聖が割って入り、矢をすべて叩き落した!
聖は弓矢隊に大砲の攻撃をしているのが赤の王である事を伝え、逃げるなら逃げろ、まだかかってくるなら相手すると叫ぶ。
「我が紀の国は武蔵坊弁慶を生んだ土地じゃあーっ!」
赤の軍は砲撃を続けていた。朱理は国王に逆臣の徒を討ちに来たのみ、手出し無用と伝える。訝しげな国王とその側近たち。
黒王にも同様のことを伝えようと馬を走らせる朱理に、同行したサカキは尋ねる。
錵山追討は表向きで国王の金蔵・僧兵の巣窟であり、強大な権力を持つ熊野を焼くのが目的だったのかと。
朱理は否定する。しかし火の行く手まで責任はもてないという。恐ろしい方と思うサカキであった。
一方、ナギたちの元に居た夜刀は急に走り出した。向かう先はおそらく本宮と道を進めるナギたち。
座木たちは追っ手から逃れる途中、屋敷の中に忍び込んだ。そこには車椅子の女性と菊音という従者がいた。
通り抜けようとしていただけという座木。女性は菊音に裏口を案内させた。タタラを背負い去る座木。
女性は浅葱に語りかけた。「あのかわいい子がタタラなのね?」
浅葱は答えた。「はい、白の大姉。いえ白の王よ。」「世界はあなたのために」
座木はタタラを木の陰に置くと、白い衣をかぶり、おとりになって駆け出した。
しばらくして、タタラは気がついた。聖によると座木はおとりになって建物に戻っていったという。
茶々を救いに行ったと気づいたタタラは起き上がろうとする。
聖は必死に止める。座木はタタラに救ってもらおうなんて思っていない。
大将の為に命を懸けようとしている。いい仲間を持ったと。
しかしタタラは「どんな時でも誰のためでも死んでいい理由なんかない」と叫び、夜刀に飛び乗り去っていった。
一方、錵山と茶々の対決はほぼ錵山の勝利で決着がついていた。もう動けない茶々。
死を覚悟した時、白い衣をかぶった男が現れた。座木である。
茶々と座木、二人に死ぬなと心の中で叫びながら夜刀で駆けるタタラであった。
座木カッコいい!
千草さんは本当に血迷ってたな
ばかばか
将軍、千草さんとくっつくとかって選択肢は本当に考えてないんだなぁ
たったあれだけの交流で満足するのか・・・
こりゃ仲間にするのはまず無理だな
あとは実に怪しい白の王初登場と
グジャグジャの更紗がテラモエスってとこか
更紗が目をケガしたのって盲目のナギに関係する何かの複線・・・
考えすぎか?
白の王って女性なのか
っていうか浅葱のスポンサーはこの人っぽいな
白の王は気弱でヒョロヒョロな引きこもりタイプの青年を期待してたのになー
白の王なんかキモイけど
菊音には非常に萌えるものがあるんですけど異常ですか?
ていうかソバカス萌え
>644
やはり、カザンは赤の王に対する義理というか忠誠心が大きいんじゃないか。
カザンから見れば赤の王は紛れもなく才気あふれ、実際に事もなした若さ漲る王で、
武人として惚れてこの人についていこうと思ったんだろう。
なんかの漫画の台詞にあったような気がするが
「そう簡単に生き方は変えられない。大人とはそういうものだ。」
まさしくこの心境じゃなかろうか。
王族北斗四兄弟説を唱えていたオレとしては、
白の王はトキみたいに主人公サイドにつくと予想。
それが朱理、タタラどちらにつくのか見えないのが難点。
蒼の王は最初正解だと思ってたんだけどなあ・・・。あんな逃げ方されるとは思わなかった。
ジャギ以上に性質が悪いw
白の王は車椅子を使っている時点で病弱決定。
黒の王は未だ正体を見せてないけど絶対裏があると予想。
千草さんの方が実は揺れていたんだよなあ。
折角タタラが実は更紗と悟ったとき、生き延びることを決意した。
それは間違いなく更紗のサポートのためだと思う。
実際、自分の立場を利用して赤の情勢を探ったりもしていたように見える。
しかしそうならば、身を売ってでもカザンに取り入るべきだろうし、
那智では逃げるべきだった。
まあ、たとえ落ちぶれても仇に身を売るほどには落ちぶれたくないと思っていたのかもしれないが。
しかし、カザンの人柄が千草の行動をゆがめるほどに影響を与えていたことは事実で、
何を言いたいのかわからなくなってきたが、
ともかく俺が言いたいのは
「大人の恋愛は難しい」ということだ
そんなことより誰か茶々の心配を(ry
盲目フラグが立ったので、タタラは南斗白鷺拳の奥義を習得します。
いやいや、心眼剣取得フラグですよ
少年バトル漫画だったらベタな展開だ
部下追討を口実に熊野破壊か・・・。
しかも敵味方関係なしに砲撃って
ものすごい事すんな朱理。
>653
最期は四道の陵墓の一番上の石を積む係ですか?
なんちゅうか、折角茶々が身を挺してタタラと座木を逃がしたのに
わざわざ、火の中に飛び込んでいくってどういうことや!
タタラの親も含め、おまいら全員アホじゃ!スカタン!
あさぎー
ネタバレ
瑠璃の章8・残像
茶々は錵山に倒され戦闘不能、座木と錵山が交戦中、タタラは戦いの場に夜刀に乗って向かっているという状況。
聖たちもタタラの後を追っていった。聖は馬上でタタラについて思った。
人は救世主として崇拝し、集まってくるのではなく、泣きながらよたよた走るタタラをほっとけないのだと。
タタラも赤の王について思っていた。自分は砂漠の土地を治めていて、緑が欲しいはずなのに山を焼いている!
破壊の鬼!誰も殺させない!
座木と錵山は刀を合わせていた。茶々に逃げるよう促す座木。しかし茶々は起き上がれない。
その女は三途の川を渡るあたりという錵山に怒りの剣を振るう座木。お互い切り合い距離をとる。
傷を押さえながら、座木は茶々との昔の思い出を思い起こしていた。
母を早く亡くし、海賊の頭領の子ながら女性ゆえ頭領になれない茶々。
座木はそんな茶々の悔しい思いをずっと見つめ続けてきた。
茶々は男のやることをし、男より強くなることで頭領を目指した。
頭領を決める戦い。茶々は30人抜きをしていた。残る者は座木だけ。座木は・・・戦うことなく茶々を頭領と認めた。
座木の望みは唯一つ。茶々と共に在ること。茶々の影となること。それは茶々の生まれた夜明けから決めていた!
座木の刀が錵山の刀もろとも錵山の顔面を捕らえた。崩れる建物の中、倒れる錵山。
座木は茶々を抱き、脱出しようとするが、床も崩れ、動けなくなってしまった。
千草は赤の兵たちととも建物から脱出しようとしていたが、赤の兵たちは建物の崩落の巻き添えになった。
解放された千草は兵の剣を抜き走っていった。
タタラは座木のそばまでやってきた。しかし床が抜けていて、座木のところまでたどり着けない。
座木は茶々をタタラに向かって放り投げた。受け取るタタラ。座木のいた床も壊れ、座木は火の海に消えていった。
遠く命のともし火の消えるのを感じたナギ。泣き叫ぶ茶々。タタラは覚悟を決め座木の沈んだ火の海に・・・跳んだ!
朱理は一服しつつ、サカキに錵山を呼ぶように命じた。錵山はタタラの母を囮にしてタタラと戦っているのだと。
サカキは直ちに錵山の救助に向かった。
討たれた錵山は千草と出会った。錵山はその場に腰を下ろし、討てと言う。
タタラに味方できないかという千草に、赤の軍にこの者ありと知られた錵山、それはできないと断る。
サカキがその場にやってきた。サカキは朱理の考えを伝える。しかし・・・
「わたしはタタラの母と知って、千草どのに心を奪われたのだ。断じて、断じて千草どのを利用などしていない!!」
錵山は千草に介錯を頼む。錵山の心に赴任した頃の赤の王との思い出が浮かぶ。
赤き旗 身の熱きこと 火の如く 徒野の坂 とく駆けゆかむ
あの世でも駆け続けようと心でつぶやき、錵山は刀を自らの腹に刺した。千草は持っていた剣を振り下ろした。
将軍錵山の最期である。千草は錵山の死体に阿弥陀如来の姿を見、祈るのであった。
ハヤトたちも聖に合流し、タタラの行方を聞く。聖はタタラをなじりながらおいてきたという。そばにいたらと嘆くハヤト。
と、そこに馬に乗った人の影。タタラが戻ってきたのである!座木も命は取り留めているよう。
急いでアジトに運ぼうとするが、近くを赤の軍が通り過ぎる。先頭は赤の王。
しかしタタラの目には映らない。タタラの目は・・・見えなくなってしまった。
あーん!錵山将軍が死んだ!
錵山将軍よいしょ本&錵山将軍F.Cつくろー!って思ってたのに…
くすん…髭オヤジ薄命だ…
・゚・(ノД`)・゚・うっうっう…ひどいよお…ふえーん!!
この間「今、時代は錵山将軍だ!」の葉書きを出してまだ2ヶ月じゃないですか!
どーして、どーして!?あれで終わり!?嘘でしょ!?
信じられないよおっ あんな座木ごときに倒されて切腹するなんてっ!!
結局死ななかった茶々と座木と差がありすぎるわっ!!生き還りますよね?ね?ね?
……泣いてやるぅ・゚・(ノД`)・゚・
私はあの老いらくの恋に落ちた彼が(例え タタラの仇でもさ!ヘン!)大好きだったんですよっ!!
錵山将軍っ!死んじゃ嫌だああああああっ!!
先生のカバッ!!え〜ん・゚・(ノД`)・゚・
↑はともかく・゚・(ノД`)・゚・
>661
コピペ改変乙。
聖の「よたよた走って」というところが、なんか胸に来た。
カザン・・・・・最期まで熱いオッサンだった・゚・(ノд`)・゚・
誰が凄いって夜刀が凄いよ
あの万能馬め
>661
髭オヤジ薄命ってなんやねんw
お悔やみ申し上げます
もっと器用に生きればいいのになあ。
まあ、それゆえに愛され、信頼されたのかもしれんが。
最後に愛した人に介錯してもらったのが不幸中の幸いかもしれん。
合掌
黙祷・・・
これでサカキが死んだら赤の王本格的に孤立するな
しかしあれだけぶっとかった死亡フラグを力技でヘシ折るとは・・・タタラ恐るべしやね
個人的には、座木か茶々のどっちかくらいは死んでた方がストーリー的には深みが増すって気もするが・・・
ま、これはこれで面白いかな
一応目と引き換えにしてる訳だし
>あの万能馬め
なんとなくヘンデク=アトラタン思い出したよ
>668
>しかしあれだけぶっとかった死亡フラグを力技でヘシ折るとは・・・タタラ恐るべしやね
禿胴。
しかし、赤の王側ばっかり死んで、タタラ側全然死なんな。
ちょっとタタラ有利すぎか。
まあそれぐらいしないと国王に勝てないわなあ。
>浅葱
>あの人大将だって自覚ないからね
おまえよくわかってるよ、浅葱。
タタラが茶々・座木の為に火の中に飛び込んだように
赤の王も自らカザン将軍のとこに行ってたら
カザン将軍は生き延びたかも?
>671
坊主朱理ならともかく赤の王がそんなことしようもんなら回りが全力で止めるだろうね。
そこが王族とタタラの違いのひとつであろう。
しかし、魅せるおっさんの代表格のカザンが死んだことは
赤の軍どころか作品的に大きな痛手のような気がするがいかがだろうか。
角じいに頑張ってもらうさ
絶対カザンと千草は二人で逃亡すると思ってたのに・・・すげえ展開。
こんな良いキャラ惜しげもなく殺すとは。
千草はどうするんでしょうね
タタラ軍に入るのか
カザンとともに心中するのか
それとも別の道をとるのか
赤の王がますます信長になっていく・・・
そのままいくと家臣に討たれるから
信長の真似もここらへんで終了でしょう
結局死んでしまったか。
まぁ死ぬのは予想通りだったんだが自害してしまうとは
思わなかった。
でも、仮にカザンがタタラを討ったとしたらどういう展開になったんだろ。
赤の王の命令にそむいた責任とって結局自害してしまうのかな?
子供二人も失って生きる気力もなくした千草さんと心中か?
実はこの漫画でマジ泣き・゚・(ノД`)・゚・ したのは今回が初めてです
国王このまま黙ってるのかな。
何かしてきそうな気がするんだけど。
カザン株売り抜けしそこなっちまった。
まあ、まだ浅葱株があるからいいや。
きっとこれから浅葱はいいヤツになっていって、人気うpの筈!
ネタバレ
瑠璃の章9・予感
朱理はサカキから錵山の最期の報告を受けていた。激昂し、周りの家臣に八つ当たりする朱理。
家臣たちは今回の熊野の件ではかなり反抗的な考えになっていた。サカキはなだめようとするが、皮肉を返される。
朱理はもっとも大切な部下の要を失うという取り返しのつかないことをしてしまったと思うサカキ。
邪魔者が消えたと亜相は喜んでいた。
朱理は砲撃を続けさせていた。名目はタタラ討伐である。
千草は錵山の死体を目の前にして、立ち尽くしていた。死体の錵山にタタラの秘密を語った千草。
そこへ角じいが救出にやってきた。角じいもナギも更紗のそばについているのかと聞く千草。
「ええ!」角じいは答えた。
「はじめは一人で立ち上がったものが、今は多くの仲間に恵まれています。あの子は間違いなく運命の子供でした。」
それを聞いた千草は更紗はさらに成長せねばならない、それには母は妨げになるかと角じいに言い、一緒に行くことを断った。
あの子にあわせる顔がない、一目会って抱きしめれば、ただの子供に戻してしまうかもしれないという千草。
「これ以上愚かな母になりたくないのです」
更紗に負けないよう強く生きて、きっと更紗を見守るという千草。
「親子が幸せに、平和に暮らせる時代をきっと作ってください・・・」
角じいに伝言を頼むと、千草は去っていった。
タタラは角じいの伝言を聞き、母のことはこれで終わりにすることにした。
赤の軍の状況を聞き、消火と村人の避難を手伝うよう指示するタタラ。
角じいはタタラが泣かないことに驚いていたが、ナギは皆を傷つけてしまったことに自分を責めていると見抜いていた。
浅葱はタタラを介抱しながら、事態を整理していた。
赤の錵山がなくなり、赤の王は両羽をもがれたのに等しい体裁となった。
予想外だったのはタタラ。タタラが飛び込まなかったら茶々と座木は亡くなっていたのに。
「さすがにあれにはびっくりしたよ。バカバカしくてさ・・・。」
砲撃はいまだに続いており、天狗党のアジトも巻き込まれそうになっている。
と聖はへたり込んでいる那智を見つけた。さぼってたとなじる聖に那智は
「人間刺したり切ったりすんのは初めてやったんや」
と言った。それを聞いた聖はそれは那智がそんなことする必要が無いくらい幸せだったということと言い慰めた。
「けど、そうとちゃう人間もいてる」
聖は那智と共に神殿に向かった。
それを聞いたタタラは浅葱と共に2人を追った。浅葱の馬に乗るタタラ。
タタラは泣いていた。浅葱は彼女を慰めた。そんな行動をしてしまったことに戸惑う浅葱。
浅葱は白の大姉の言葉を思い起こし、これは朱理が惚れてる女、これは朱理に惚れてる女と自らに言い聞かした。
那智と聖は神殿に到着し、2人の父親に兵を出せと談判しに来た。赤の王が内輪もめと説明したから手を出せないという父親たち。
聖は一生のお願いと頭を下げる。かっこよく生きるとつっぱって家を出た家出息子がとなじる聖の父親。
尚も頭を下げ続ける聖。
「かっこええちゅうことはそういうこととちゃうんや」
そこにタタラがやってきて、頼み込む。我々は山を降りる、タタラを追い出したと赤の王に知らせて欲しい。
ただ、動かせないけが人がいる。その者だけはここにおいてやって欲しい。
聖の父は聖に頭を下げるのはタタラのためかと問う。黙って頭を下げ続ける聖。
那智は言う。「燃えてんのはここや!熊野なんやで!!」
だが聖の父は王族に兵は向けないという。しかし・・・
「神殿まで攻撃するというなら話は別やが」
それを聞いた聖と那智はようわかったわと神殿を飛び出した。そして火矢を神殿に向かって放った!
これを赤の軍の攻撃と勘違いした神殿の人々。
「自分とこは自分で守らな、熊野の力をみせちゃろかい」と待機していた兵を繰り出す父親たち。
その数、山3つ分以上!圧倒され、赤の軍は撤退し始めた。いつか丸焼きにすると心に思う朱理。
撤退途中、朱理は浅葱に出会う。浅葱は朱理の一番大切なものを奪うという。それは・・・
「かわいい女の子。」
それを聞いた朱理は更紗の身を案じるのであった。
青藍では揚羽が京都の瓦版屋太郎と会っていた。昨今の日本の状況を語る太郎。
今後大きくなる可能性のあるのはタタラと赤の王。タタラのキーを握っているのは揚羽という太郎。
自身は一生傍観者のつもりだが、揚羽はいつか表舞台に出るはずという太郎。
揚羽はひとまず、タタラの見舞いに熊野へ行くという。それを聞き、蘇芳にも行けと太郎は言った。
近いうち必ず西で何か起こるという太郎。揚羽は西に向かうこととした。
一方、朱理はサカキに更紗の捜索を命じていた。
「更紗・・・更紗捕まるなよ。あんなやつに捕まるな!」
次号休載
千草さん・・・あんたまた話をかき回しますかw
ひじりんかっこいいんじゃん!
>688
うん、聖は男を上げた。
いつかおれの一存で熊野はタタラにつくみたいなこと言ってたわりには
結局親に頭下げな何もできんのかいと意地悪は言っておくが。
カッコイイとはこういうことさ
今回一番カッコいいのは親父ーズだろ。
「熊野の力、みせちゃろかい!」
浅葱に恋愛フラグが立った…
那智・・・幸せやったんやなあ
「わたしたちは あなただけを守ることを誓い合ったのです」
お兄ちゃんタタラ可哀相すぎる
でもナギの「我知らず、気付いた」(うる覚え)の台詞はどういうこと?
シッ!
自作自演放火ワラタ
お父ちゃんのイケズ
聖と那智いいなぁ。阿吽の呼吸っていうか。
アサギの恋愛フラグ萎えた。恋愛にする必要性はあったのかと。
当て馬的存在だったら恨むぜ田村先生
あーさぎあさぎ♪
あーさぎあさぎ♪
え、普通に
更紗が(自分がタタラと知らずに)気付いた
って取ったけど?
>>695
ああ、なるほど。
自分もあのときはナギが主語だと思って読んでた。
揚羽もっと出してや!
>703
今までよくわからん立ち位置だったけど、最後のフリで本格的にストーリーに絡んでくる予感。
ところであれだけ打ち切りフラグが立っていたけど打ち切りしのいだみたいね。
はじめからそんなものなどありえなかったのか・・・
更紗が男のフリをしていることを差し置いても全然もててないw
カップリングが少ないよね。浅葱参戦でやっとそれらしくなってきたというかw
千草さんはどうなるんだろうか。
なんかこのまま作者に忘れさられてフェイドアウトされてしまいそうな気が・・・
それより主人公が失明しそうだっていうのに
何でお前らそんなにスルーできるのよ
何気に兄・タタラがものすごい非人道的な環境におかれていた件について。
妹のダミーって。しかも両親どころか世話人もそれを意識していたって。
絶対グレるぞ、こんなん。
>707
>653,654
>>705 周りにいる男が男だからね
揚羽だと精神的に大人すぎるから釣り合わないし
逆にハヤトは子供っぽいから弟にしか見られない
那智・聖はあまり女に興味が無さそう
角じい・ナギ・飛車(影が薄いね…)・座木・雷蔵は最初から対象外
太郎ってどうなんだろうか。
京都の瓦版屋っていうだけあって情報は速そうだけど、
ストーリーに絡んでくるのかな。
とってつけた状況取りまとめキャラのような気もするが。
>>707 どうせ一時的
見えないということは朱理とのすれちがいの小道具に使えるから
けっこう長引くかもな
それと触覚や聴覚で戦えるようになって戦力アップ
流全次郎の頃からのお約束
この漫画少年漫画っぽいノリが多いからありうる
>>713 >それと触覚や聴覚で戦えるようになって戦力アップ
ああ、コレありそうだな。見るんじゃない、感じるんだ!!!!
触覚か
目隠し那智「ぼよんぼよんや。これは姐さんやな」
茶々「……(怒)」
残念、ハヤトのおしりですた
タタラ(兄貴の方)は「運命の子=更紗」ということ知ってたんかな…。
知っていようがいまいが、あまりにも不憫だ。
父親や村人はともかく、母親は運命の子とか関係なく
タタラ・更紗の双子を平等に扱ってほしかったから、
千草さんの「わたしたちはあなただけを〜」は悲しかった。
ここにきて兄貴タタラが一番の好きキャラになるとは…。
更紗が母親からも自立した今、兄貴のことなんて触れることなく話は進んでいきそうだけどな。
ネタバレ
緑青の章1・野に下る
朱理は地下水路の工事現場にいた。現場監督のサカキに檄を飛ばす朱理。
千手も四道の遺産の地下水路を一目みたいとやってきた。
と、台車の石が崩れる事故が発生した。駆けつけ、救助を手伝う赤の王朱理。
なかなか進まない工事に朱理はアイデアを出した。チーム割して競争させる。一番のチームには賃金100倍!
それを聞き気勢が揚がる。「人はこうして使うものよ」
弁当を届けにきたサカキの母もやってきてアットホームな雰囲気に・・・。
活気ある蘇芳。よい都だと心の中の四道につぶやき、好物の饅頭屋に入る。
と、公園に死体が上がったと聞く。死体は亜相の側女を監視させていた男。死因は泥酔にて溺死という。
四道、錵山に続きまたしても赤の王は人材を失ってしまった。人材不足。更紗の声が頭に響く。
「まわりに人がいないのは、本人が悪いんだよ」
朱理はしかし思い直す。自分は間違っていない。町を作り、タタラ・家族を退け、日本を手中に治める。
しかし、更紗が今ここに居たらなんと言うだろう・・・。
自分の想像以上に更紗に心魅かれている朱理であった。
サカキはたまたま男の死体に刺し傷があった事に気づく。検視をした警備隊長の元へ行くサカキ。とそこで耳にしたのは・・・
「逆賊を討つ話だよ」
国王に弓引く赤の王はもはや立派な逆賊。バックには蒼の王も国王もついている。
亜相はサカキを勧誘するが、サカキは断る。しかし、唯一の肉親を質に取られては、サカキも従うほかなかった。
タタラは湯ノ峰温泉に入っていた。タタラの目の状態について聞く角じい。自信がないとナギ。
しかし師匠である芭蕉先生に見てもらえればというナギ。しかしその行方は知れず・・・。
温泉でリラックスしているタタラの元に突然ハヤトがやってきた。背中を流すというハヤトにまごつくタタラ。
と、イノシシがいると聞き、ハヤトは狩りに行った。イノシシのことを言ったのは揚羽であった。
「見られたら困るんだろ」揚羽はタタラが女ということを知っている!?
揚羽は続いて、剣の稽古に付き合っている浅葱の元に寄った。一番腕が立つからとタタラが剣の教師役に指名したという。
人の使い方がわかってると感心した揚羽は浅葱の変化にも感心する。「僕だって成長しちゃうからね」
そいつあ、いい。そして思惑とは裏腹に、浅葱がタタラを成長させていくのだ。心に思う、揚羽であった。
「タタラは磁石だ。光る鉄だけが集まってくる・・・」
揚羽は蘇芳に向かった。
蘇芳の夜。ふと千手に起こされる朱理。城より外を見ると、兵に囲まれ、弓矢が放たれた!
「敵は赤の王ぞ!」
と、朱理の側に梅若が来た。侍女のはずが男性!これですべてが瓦解した。仕組んだのは・・・蒼の王!
サカキが鎧姿に剣を手に王の部屋までやってきた。朱理は側用人に千手を逃がすよう指示する。
朱理に斬りかかるサカキ。応戦する朱理。しかしサカキはわざと斬られようとする。その姿にすべてを悟った朱理。
自分はくたばらないこと、地下水路を完成させることを命じ、朱理はわざとサカキに斬られ、窓から落ちていった。
街を走る朱理。昼の饅頭屋に入るがそこにも追手が!懸命に逃げる朱理。しかし・・・
「どこへ・・・誰のところへ・・・誰も・・・いない。オレはたった独りか」
未だ街を走る朱理。そこへ工事現場で助けた者たちが現れた。
工事現場で救われたこと、異国の船から身を挺して都を救ったこと、なによりこの都が好きだ。
その言葉に感動する朱理。しかし、その手を振り払い走っていった。
「オレは、世界に並びなきただ一人の王だ!」
海辺にたどり着き、その場に止めてあった船に乗り込む。
怪我をしている朱理に診ようかと言う老人。名は芭蕉と言った。船は沖縄を目指し岸を離れていった。
一方、目の見えないタタラは何者かにベッドの上に押さえ込まれていた。その正体は・・・・・浅葱!
浅葱!
おまえ、ほんっとうに最低やな!
人材不足に嘆いているけど、気まぐれで家臣を殺してたんだから当然じゃん。
そして、殺されたくない家臣が謀反を起こすのも必然でしょ。
自業自得だし、謀反を起こされるとは考えてなさそうだし、すんごいマヌケに感じる。
>590
なるほど、「男」を見せるとはこういうことか。
って、ふざけんなヴぉけえeeeee!
俺、蘇芳に住みたくなった
朱理いつかは家臣に討たれると思ってたけど遂にか・・・
阿相はちょっと役不足だったけど人材がいないからしょうがないか
でもいずれ返り咲いてタタラと戦うわけよね?
更紗の目を治すために芭蕉先生を探してるんだろ…
朱理の転がり込んだ船の持ち主が芭蕉って、この人だよな?
また上手いこと出会いフラグ立ったな
朱理ってあんなに平民と仲良かったのか
じいの饅頭屋の名前が「じいの店」でワロタ
役不足指摘きましたー
野に下る って章題がなんともいえん。
しかし一般市民にも一目で顔見た朱理と分かるほど
出歩きまくりだったのか…家来、大変だな
>>728 最近の辞書では認められてるみたいだからもういいだろ
あれだけ部下殺しまくってて自分が討たれる可能性考えていなかったってのがまぬけだ。
今回の件で少しは部下にやさしくなるだろうか。
それとも「役立たずは殺す」が「疑わしいやつは殺す」になるのか。
更紗との今後のやり取りで決まりそうな気がするなぁ。
>>732 更紗に出会って、感化されてきてる以上は>「役立たずは殺す」が「疑わしいやつは殺す」
はないと思う。むしろそれを交わし、どう上手く使うかを考えるようになるんじゃないかな。
というかそうなって欲しい。自業自得なのは分かるが不憫だ朱理・・・
まんじゅう屋のじいに裏切られたところはちょっと寂しかったよ。
でも芭蕉先生と出会ったようだし更紗と対面は絶対あるよね。
そんなことより四君子って男なんか?
おれの菊音タンは男なんか?
……泣いてやるぅ・゚・(ノД`)・゚・
それだけ錵山と四道がしっかりしてたってことだ。
要がいないのにいる時と同じ振る舞いしてたらこうなるわな。
それより朱理シンパの奴がどうなるのかだな。
千手まで殺されたら立ち上がれんぞこれ。
>まわりに人がいないのは、本人が悪いんだよ
みんな、周りに人はいるか?
おれも周りに人が来てくれるように頑張る。
わたしはむり
俺も無理そう
でもこの事件後朱理はどうするんだろう?
王の座をこのまま明け渡すとは思えないな
>740
統治者の立場を奪還しないと、
巨大な鯨が、これじゃあ、鯵か秋刀魚だ…
揚羽タシーロ疑惑
743 :
ばさらん:2005/07/14(木) 06:29:42 ID:???
作者急病のため今号休載だってさ
もしかしてこれで朱理が更紗の仲間になって共に王家を討とう!とかならないよな?
更紗の目を治せるかもしれないという芭蕉先生に朱理が先に出会ったのはそのフラグじゃないよな?
王家を討つのは有り得ないけれど、
別の何かと一緒に戦うのは有りかも。
朱理のことだから、父王を倒して自分が国王になるんじゃないかな。
んで、タタラに惨めったらしく敗北or降伏(の演技)。
国民が王家を見限るように仕向けて、そして自分はどっかに行っちゃう、とか。
出来れば、いつかは更紗を普通の女の子に戻してあげてホスィ
さっさと赤の王に返り咲いて真っ赤な鎧を身にまとった朱理に
盲目更紗が抱きついて、それを見た何も知らないタタラ軍( ゚д゚)ポカーン
そんなカオスきぼん
>747
「タタラ!あんた、ホモだったの!?」ってなるね。
更紗は最後までタタラという男のままで正体明かさないのかね?
更紗って小さくて細いイメージなんだけど本当にみんな気付いてないのかな?
兄ちゃん(タタラ)も男としては華奢な感じだったから…。
何とかごまかしきれているのでは。
わかってる人もいるんじゃね?
でも、そのうち女だってばれてえらい目にあいそうだな
今の状態で朱理がタタラと組むとは思えん。
だって親友と重要な家臣殺されたんだぞ。桜島取られたし。
タタラと組んでる蒼の王はクーデターの仕掛け人なんだぞ。
タタラとは戦うことはあっても組むことは絶対ないだろうね。
ここで赤の王とタタラが組んだりしたらご都合主義だわ。見限るね。
いや、赤の王とタタラじゃなくて
朱理と更紗が組むんじゃ
ネタバレ
緑青の章2・新天地
タタラは浅葱に押さえ込まれていた。しかしタタラには何者かはわからない。声を上げるタタラ。
と、新橋が暴れだし、浅葱の顔に飛び掛った。
少しびっくりした声を上げた浅葱は、タタラに接吻してその場を去った。
間もなく角じいとナギがやってきた。タタラはパニックに陥っていた。
ナギはタタラをなだめ、励ます。目を悪くしたのは感覚を磨くためのよい期間だと。
落ち着いたタタラは再び床についた。
蘇芳にいた揚羽は芭蕉の消息を伝えるため梟を飛ばしていた。都はクーデターの中にあった。
一方、千手は赤の兵によって亜相の元へ連れられようとしていた。
そこを揚羽が救った。再会を喜ぶ二人。と、揚羽は千手に四道の子供がいることを聞く。
揚羽は千手を抱きかかえ、千手と四道の子は命に変えても守ると誓う。二人は都を出ることにした。
亜相は玉座に座り、赤の王捜索の命を出していた。そこへ国王からの使者が来た。
北の桃井。四大老の一人である。亜相は手柄と思い、赤の王を追討したことを桃井に語る。
が、逆に亜相たちは捕らえられた。王族に刃を向けたためである。
蒼の王のことも語るがとうに亡くなったと言われ、梅若など知らないと言われる。
亜相たちは牢に入れられ、蘇芳は国王の直轄地として桃井が治めることとなった。
命乞いをしたサカキは五体をへし折られ、街に放り出された。
町民にも卑怯者とそしられ、石を投げられる。母は身をもって守ろうとするが、サカキはいいという。
「地下水路を築かなければ」
サカキは町民に白い目で見られながらも、一人で地下水路の工事を行っていた。赤の王の帰りを望んで・・・。
赤の兵による検問を抜けた朱理は丸2日眠ったあと、目を覚ました。城での生活と勝手が違う生活。
腹が減ったと叫ぶと、芭蕉の女弟子に足蹴にされた。名はユウナという。
赤の王のときと同じような振る舞いをするがバカじゃないのと返される。
ユウナをよい兵になれるというと、芭蕉に皮肉られる。
挙句、甲板掃除を手伝わされる朱理。船は沖縄に向かっていた。
タタラは目の見えない中でも感覚をつかもうとしていた。音や匂いで周りの情景は浮かぶ。
今度襲ってくるヤツがいたら見極めてやる。
タタラは将来のことも考えていた。東北・関東との同盟。これでやっと赤の王を討てる・・・。
とそこへ衝撃的な知らせが入った。赤の王が討たれた!
それを聞き呆然とするタタラ。赤の王は我が手で・・・。
それを見た聖はこれでショックを受けるようならタタラを見限ると那智に語った。
浅葱は梅若の報告を受けていた。勝ち誇る浅葱。朱理は逃げ延びたという梅若にそれでいいという浅葱。
愛しい更紗はタタラ、そして自分の女にしてやる。・・・邪念が渦巻く。
芭蕉の消息を聞いたナギは沖縄に行くことを提案する。まだ呆然としているタタラ。
ナギはタタラに茶々の見舞いに行くように言った。
茶々は怪我で床についていたが、石で作ったバーベルで体を鍛えていた。
茶々はタタラに会えたことに喜び、自分の無力感を語った。役に立ちたいと語る茶々にタタラは自分に情けなさを感じた。
タタラが沖縄に行くことを聞いた茶々は知り合いに手紙を一筆書くという。これで沖縄への足は確保できた。
その晩タタラは作戦会議を開いた。飛車は蘇芳、ハヤトは鹿角、京都は聖たち、そして浅葱は関東へ。
浅葱はタタラと共に沖縄へ行くという。断るタタラ。
タタラは新橋の様子から襲ったのは浅葱と悟る。関東で何回も会っているから女と気づいたのかもしれない。
ならばなぜそういわない?ともかく浅葱とは腹を割って話しなきゃと思うタタラであった。
浅葱も何かの視線を感じていた。ナギである。苦手と感じる浅葱。
沖縄には行けないが、タタラ軍に根を張ろうと思った浅葱であった。
・・・作者沖縄取材旅行で3回分休載だってさ
浅葱ヌッコロ!!
千手姫と揚羽がくっついて一緒に四道の子を育てたりすんのかな
そうなると揚羽は今までみたいに色々動き回れる立場じゃなくなっちゃうね
>>752 >だって親友と重要な家臣殺されたんだぞ。桜島取られたし。
国益の為にはこのような個人的な感情を抑えて外交政策を行えるのが真の優秀な為政者
朱理の元ネタと思われる信長は勝てない戦だと即刻撤退して和睦する合理的冷静さがあった
でも、朱理にはそのように割り切れる精神的余裕が無いのは同意
>757
とりあえず、桜島には連れて行くんだろうなあ。
その後は千手は落ち着けるところに落ち着いて、揚羽はまた旅に出るんじゃなかろうか。
>758
でもよ、自分を追い落とした蒼の王と組んでいるタタラに助けを求めるってなんか間違ってないか?
じいの娘さんを見てくれてた旅の名医って芭蕉先生のことなんだろうな〜
そう思うとなんだか…
>>760 そうは言っても全てを敵に回して戦うのは無謀なので
停戦や同盟可能な所とは停戦や同盟して敵を絞るのがベストなのは事実
耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍ばねばならないって時はある
問題は仮に朱理が停戦や同盟を望んでも相手が受け入れてくれない事でしょう
国王・白・蒼・タタラ共に絶望
黒は朱理をどう思ってるかは分からないな
上手くいけば味方に引き込めるか?
黒はなんか呂布みたいな単体で鬼のように強いイメージがある
なんでだろう
四人の王子の中で誰かが更紗に味方すると予想
でないと国王になんてとても手が届かないだろ・・・
それにしても今回南斗白鷺拳フラグがまたしても立ちましたね
感覚を鍛えるって相当怖いぞ
浅葱ってなんであんなに朱理を目のかたきにしてるんだったけ?
>764
おいおい、白女性だったろ
4人も王子はおらんよ
>765
目のかたきっていうか力ある勢力皆嫌いっぽい
カザンだけはガチ
コマの隅で繰り広げられる、ダディ蜻蛉と息子新橋のふれあいが(・∀・)イイ!!
肩乗りフクロウってこの時代、一般的なのかな?
揚羽と更紗の関係を疑わないのか朱理…
ってか、朱理は揚羽と面識あったっけ?
今のところ、四道に尋問されてた時だけだな
>763
愚鈍な大男。
ここに強さが加われば呂布じゃないか?
亜相ご苦労さん
呂布って愚鈍かな
確かに頭いいタイプではないだろうが・・・
>>766 ああそうだ、白は女性だった・・・なんかニューハーフっぽくて女として数えてなかった
>>770-771 更紗が隊列の前に飛び出して、揚羽が左目を斬られた時の事なんざ
赤の王としては、記憶にはないんだろうねぇ…
>>769 フクロウたち可愛いよね。
朱理の赤い鳥は結局どうなったんだろう?
え〜〜〜〜
伝書鳩ならぬ、伝書梟やらなんやらの鳥が上空を舞まくっておるのだね・・・
梟って本当にあんなに頭いいもんなのかな
ほんとにあんな感じだったら、ファービーを軽く超えてるよね。
何かに似ていると思ったらファービーだったか!
妙なトークも何となく似てるよね。
785 :
santathelittlehelper:2005/07/18(月) 14:45:55 ID:wMrNfLvj
かざんとやちよの 漢字はなんですか。
>santathelittlehelperさん
錵山と八千代と書きますよ。
サカキさんがんがれ
ユウナってお姉系っぽいけど、朱理にこの手のキャラが絡むのって初めてのような。
芭蕉先生は朱理=赤の王に気づいてそうだけど、ユウナは気づいてないのかな。
>764,766,775
ここで死んだはずの第二皇子の登場ですよ。
ネタバレ
緑青の章3・ハリケーン
朱理たちは那覇港についた。芭蕉とユウナは沖縄大統領・安里やたくさんの人に出迎えを受けていた。
町に出、いろんな産物に触れ、おおはしゃぎする朱理。その様子に子供みたいと笑うユウナ。
「やっぱりこの国欲しいな」
性質の悪い子供と思う芭蕉であった。
町には大統領選挙が近く候補の看板があちこちに並べられている。沖縄は大統領制なのだ。
芭蕉は朱理に選挙でも王になれたかと尋ねる。王は生まれつきのものと答える朱理。
一面に広がるサトウキビ畑に砂漠の都を思い出す朱理。
島国で同じく太陽に焼かれながらなぜこうも違うのか・・・。
芭蕉の邸宅に着いた。そこには芭蕉門下の塾生・今帰仁がいた。
朱理を日本人と聞き、スパイではないかと怪しむ今帰仁。日本は力ずくで奪い取ると豪語しているという。
朱理はそれを受け、攻め取るには容易いと言った。兵も砦もない。
今帰仁がこの国に軍が無いというと、朱理は国を守る気が無いといい、一時間もかけずに奪い取るという。
魔除けの石を踏んでると朱理を足蹴にする今帰仁。刀を抜こうとする朱理に素手で構える今帰仁。
喧嘩が始まろうとした時、芭蕉は二人に水をかけ仲裁した。
元気が有り余ってるからと芭蕉は朱理に畑仕事を命じた。
朱理はユウナの結婚相手について芭蕉に尋ねた。ユウナは安里大統領に嫁ぐと言う。
人にはいろいろ事情があると言って去る芭蕉。朱理は畑を前にため息をついていた。
沖縄では安里、運天の両大統領候補が演説を行っていた。
日本と話し合いで友好関係を築くと言う安里に沖縄の誇りを守るため日本と戦うと言う運天。
それらを聴きただの中傷合戦と切り捨てる朱理。
一方畑は朱理の苦労もあって、芽が出た。と芭蕉が窓を板で打ち付けている。台風である。
いつものことという芭蕉になぜ対策を立てないと朱理は家を飛び出し、畑に出た。
嵐の中、柵を作ろうとする朱理。その姿に心打たれたユウナは朱理を手伝った。
しかし、嵐のせいでなかなかうまくいかない。天はおれを笑っていると朱理は感じていた・・・。
翌日、台風は過ぎ去り、朱理の耕した畑もすべて流されてしまった。
自分で作ったものを壊される気分はどうだと聞く芭蕉。そんなものはいくらでもあるという朱理。しかし・・・。
「自分の手でかね」
芭蕉の問いにただいやとしか答えられなかった。
ユウナが生きてる芽を見つけた。喜ぶ朱理、が・・・。
「何を喜んでいるのだ。オレは畑を耕すために生き延びたわけじゃない。
オレは王だ!王だ・・・。王とは・・・。王とは・・・。」
一方、更紗たちは、茶々の伝手でエリックの船に乗ることになった。
しかし時期悪く、台風に巻き込まれ、船は難破し、更紗だけ海に流されてしまった。
更紗は岸に流された。そこで口論する声を聞く。「あんたは売国奴だ」と。挙句、刃傷沙汰になったようだ。
更紗は再び気を失った。がまもなく、島民・今帰仁に発見された。
沖縄は異国なのか・・・
しかも、ある意味日本より進歩している・・・
芭蕉先生って、朱理が赤の王だって、見抜いてるのかな。
見抜いているんだろうな。
見抜いているからこそ皮肉を言ってからかってるんでしょう。
ユウナは安里大統領に嫁ぐことになってるのか・・・
大統領悪者の予感・・・
朱理全然懲りてないのね
らしくていいけど
エリックって外国人?
ありがとうございます!
あぁこの漫画か
戦闘シーンはみられるものじゃなかったがなかなかだったな
更紗単独で沖縄上陸キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
朱理とユウナ恋愛フラグキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
>796
どう考えても借金のカタだよなあ
朱理と更紗とユウナの泥沼三角関係フラグキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
あのパイナップル頭なんか危うくない?
腕に覚えがあっても刀に素手で向かうだなんて・・・
>日本と話し合いで友好関係を築くと言う安里に沖縄の誇りを守るため日本と戦うと言う運天。
安里が異様に臭うんですけど
朱理も更紗も沖縄に来て…やっぱ再会&ラブシーンがあるのよね
今までは敵同士として追いつ追われつしながら、何度も出会って
今度は沖縄で会うのか
なんかすげー
ユウナ
おじさまって呼んでる人なんかとけっこんしたいかー
なんでうれしそうなんだ
沖縄で会うなんて恋愛フラグ全開ですね。
>>806 政治家はまだ出来ないけどきっと覚えます!
>>806 実は安里おじさまはカザン将軍や角じいみたいにカッコよくてかわいいおじさまかもよ
ネタバレ
緑青の章4・シナリオ
更紗は芭蕉邸に運ばれ介抱を受けていた。
更紗は今帰仁が芭蕉先生と呼んだことから、介抱しているのが芭蕉とわかり、
芭蕉に目の治療を受けるためナギたちとともにやってきたと言った。
連れも無事だといいねと言う今帰仁に、芭蕉は言った。
ナギは子供のころから自分の人生を知っている子供だった。事故では絶対死なないと。
更紗は流れ着いた場所で口論していた者たちがいたことを話した。
と、そこへ今帰仁の兄で大統領候補の運天がやってきた。秘書の新垣を探していると言う。
そこに、新垣刺殺の情報が入った。新垣の死体を目の前に安里を怪しむ今帰仁。
滅多なことを言うなと今帰仁を止めつつ、日本と安里の間の密約を知ったため消された可能性もほのめかす。
更紗は目が見えない所に未知の場所に来てしまったことに不安を感じながら、他の五感で沖縄を感じていた。
更紗は機織の側に行った。機を織る音に故郷の村を思い出していた。
今帰仁が機織の部屋にきて、更紗と数言会話を交わした後、更紗は自分の部屋に戻った。
機を織っていたん今帰仁の母は言う。運天が心配だと。全力で走り出すと周りが見なくなるからと。
その頃朱理はユウナとともに沖縄の政治の中枢・首里城に向かっていた。
「オレのためにあるような名だな」
朱理は芭蕉に叱られた。背中の焼印を後生大事に背負っているからそんな不健康な発想が出るのだと。
そこへ安里大統領がやってきた。朱理は首里城にむかって立小便をしていた。連れションとしゃれこむ安里。
朱理は戦の備えがまったくされてないこの城が気に食わないと言う。そもそもこの国にはなぜ軍隊が無いのかと聞く朱理。
安里はなぜ必要と聞き返す。日本が攻めてきたときにどうすると言う朱理。
戦わずに住む方法を考えると言う安里。この国を戦場にはしたくない。
「国民の命と財産を第一に守る。それが一国の長たる者の使命だろう」
朱理は沖縄に来て自身の持っていた価値観が大きく揺らいでいた。自分は何を一番に考えていた・・・?
今帰仁は大統領選挙前夜祭の闘牛用の牛の世話をしていた。そして傍らにいた更紗に頼みごとをした。
兄の秘書を殺した犯人探しを手伝って欲しいと。早速演説中の安里の元に更紗を連れて行く今帰仁。
しかし安里の声は、岸で口論していた声ではなかった。
続いて、今帰仁が尊敬する兄の運天の元へも行った。運天の声を聞く更紗。そして気づく。あの時の声だと。
運天も察したらしく、更紗を夜釣りに連れ出した。船の上で2人きりになる運天と更紗。
日本人の始末は日本人の手でということで、運天は更紗の始末を日本人の殺し屋にゆだねる事とした。
日本人の殺し屋?そう、実は運天こそ日本と繋がっていたのだ!
そして運天は安里暗殺の決行日を殺し屋に伝える。前夜祭の最中、薬で牛を暴れさせ、その中で暗殺するという。
続けて運天の真の狙いを語りだす。
殺し屋は日本人、運天は国民の奮起を促し、日本と戦争を始める。
しかしそれは形だけの戦争。犠牲者の少ないうちに降伏し、日本に占領される。
その後、運天は沖縄領事となる。抵抗したと歴史に残れば、沖縄の誇りは保たれる・・・。
更紗は、日本人の殺し屋・鳥の子兄弟に捕まり、川の中に頭を押さえ込まれていた。
と、懐より箸をとりだし頭を押さえていた手を刺し、その間に川の中に逃げ込んだ。
岸に上がった更紗は安里を救おうと前夜祭の行われる那覇に向かって進む。
平和そうなこの国も、日本と同じように火がくすぶっている!
更紗は必死になって那覇へ向かう。助けるものは誰もいない。自分はタタラと自身を鼓舞し進む。
那覇では、もうすでに前夜祭は始まっており、メインイベントの闘牛が始まっていた。
更紗も会場入りしたが、鳥の子兄弟に見つかり、追い詰められた。
と、闘牛場の上にかかっているロープを伝い逃げた。そして、真ん中まで行くと、安里に逃げるよう叫んだ。
しかし、更紗に捕まっていたロープは兄弟の一人によって切られ、更紗は牛の間に落ちてしまった。
もう兄弟のもう一人が木の上より安里を狙っていた。
会場に来ていた朱理はそれを見つけ、もっていた得物を投げつけ、大声で叫んで大統領に警告した。
その声を聞き、更紗もまた声の主の名を叫んだ。
「朱理いいーーー!!」
次号休載みたい
なんか理屈をこねてるけど、要は沖縄領事になりたいってことだけなんだろ。
運天市ね
安里の方がいい者か
さすがおじさまだな
俺は元々運天のが怪しいと思ってた。
安里がいい人かどうかは知らんが。
なんで更紗がスペインの闘牛知ってるんだ
しかもイメージ付きで
にしても牛が好きな作家だなw
それにしても更紗のいる前で計画を話すなんてバカだな運転は。
せめて更紗の最後を見届けてから帰るとかしろよ。失敗した時の事を考えてない。ツメが甘い。
でも単純に為政者として見ると安里も手緩いよな
硬軟織り交ぜるのが外交ってもんだろ
具体的にどう手を尽くしてるかがあまり描かれてないから
甘ったるい左翼みたいに見えちゃうんだよな>安里
運天の方は
>>812の言うように大統領になりたい欲がメインぽいから論外だし
俺が沖縄人だとしたらどっちに任せるのも正直不安(それでも現状日本の政治家よりはマシに見えるのが・・・orz)
首里城を要塞化する意味は無いしこのままでも問題無いんだけど
(首里城まで攻め込まれた時点で敗北が決定しています)
制海権を維持する為の海軍力の増強と
敵軍の上陸を水際で阻止する為に港に砲台設置は必須ですよ>安里大統領
おまいらなに堅苦しい政治議論なんてやってんですか?
我らがヒロインとヒーローが出会いそうというのに
自分の中ではヒーローはカザン将軍、ヒロインは千草さんになっちゃったので
今はヒーローとヒロインがいませんw
今帰仁のお母さんと安里大統領が再婚するに1000トガイー
今帰仁純朴でかわいい〜
更紗のこと好きになるのかな
825 :
マロン名無しさん:2005/07/20(水) 23:14:15 ID:Nvdn0cIJ
箸が武器になるのか甚だ疑問w
>825
自分の体で実験してみろ
しかし、殺し屋の名前が鳥の子兄弟って・・・
何でこんなかわいい名前なんだ?w
>817
お約束ですからw
>817
殺すための大義名分作りでは?
「これを聞かれてしまったからには仕方がない」的な
>820
城を要塞化する意味が無いってのがわからん。
どの時点で負けとするかの違いのような。
即ち、大将の首をとられた時点で負けか市民が蹂躙された時点で負けか。
大将の首とするのなら要塞化する意味はあるんじゃないのかな。
でもそれは王家至上主義の考え方から脱却していないことの現れになるような。
そこからの変化がひとつのテーマだろうね。
ところで日本でも城の要塞化の意味は無いのか?日本と沖縄の国土の違い?
しかし更紗も大変じゃの〜〜
目隠し状態で何キロも走ったり、人ごみ分け入ったり、追っ手から逃れたり。
ちょっとすごすぎるな。
>>829 確かにどこで負けにするかは異論はあるでしょうが、
援軍の見込みの無い篭城戦で兵糧攻めされたら城はほぼ確実に落ちます。
(寡兵で篭城してるのに大軍を打ち破れるのなんて真田一族ぐらい)
だから、国の中心部(首里城)まで攻められた時点で奇跡でも起きない限り挽回は無理です。
よって、その建設に費用を回すよりも港に砲台設置等や海軍の増強に資金を使うのがベスト。
(使える資金や資材には限りがありますから)
城の要塞化自体が無意味なんじゃなくてどこを要塞化するかが問題なんです。
前線(島だったら港や上陸可能な場所、陸続きだったら国境線に近い城)の防衛能力強化が最重要って事。
前線が突破されなければ中心部が襲われる事は自軍の裏切りが無い限りはありえませんからね。
>>828 うん、それはそうなんだけど、話してしまった以上は絶対殺さなきゃいけないわけで。
そこで生死を見届けずにわけの分からないヤツに任せるのもなんだかなー、と。
>821
ヒーローとヒロインの話は出ませんな
まだ出会ってないからね。
>823
>85の二の舞になるに100ぱいなっぷー
ネタバレ
緑青の章5・火群
更紗の目を覆っていた包帯が取れ、闘牛場の中心で太陽のまぶしさに動転する更紗。
今帰仁はそこへ割って入り、牛の突進を食い止める。その場を去り、大統領暗殺の企てを安里に知らせようと走る更紗。
鳥の子兄弟の一人は尚も大統領めがけ矢を放つが、ユウナ達によって妨げられる。
更紗は兄弟の片方に追い詰められた。兄弟が得物を振り上げた刹那、何者かによって斬られた!
朱理である。会えるわけがないと思っていた朱理に会えて呆然とする更紗。
兄弟の弟分は沖縄の人々につるし上げられ、自決した。
牛の様子を確認した安里は皆に演説をする。日本の挑発に乗らず、戦わずにすむ方法を考えよう。民衆は大喝采を上げた。
その様子に更紗は自分達の選んだ大統領を信じ、助け、自分の国が好きと言えたらどんなにいいかと思うのであった。
そして、安里に近づき、運天による暗殺計画を安里に教えた。
そこへ運天が近づき、戦いの準備をすることを告げ、更紗の言うことを聞くなと言った。
安里は更紗に暗殺計画のことは他言しないように伝え、後は任せろと言った。
更紗は芭蕉の手当てを受けた。芭蕉は朱理に更紗との関係を尋ねると、
「婚約者だ」
それを聞き呆然とする今帰仁とユウナ。全身ドロドロでと恥ずかしがる更紗。
朱理は更紗を連れ、海辺へと出かけ、二人は海の中で・・・抱き合った。
夜になり、火の傍らで語らう二人。
更紗は朱理が白虎の宝刀を持っていることに安心し、浅葱が更紗に手を出していない様子に安心した。
一文なしになってしまったことを更紗に言う朱理。朱理らしい、大事な人を足蹴にした報いと言う更紗。
そして、尚もへこたれない朱理にすごいと言う更紗。
朱理はおもむろに肌脱ぎになり、更紗に背中の焼印を火で焼きつぶすよう頼んだ。
松明を持つもやはりできないと言う更紗。
朱理は焼印の由来について更紗に語る。焼印は父親が押したもの。
その父親を否定して生きてきたが、結局はその手のひらでイキがっていただけだ。
焼印を消すことによって、生まれ変わる。それを更紗にやって欲しい。
更紗は松明を朱理の背中にあてる。
朱理は蘇芳を追われた晩を思い出していた。
家来は裏切ったが民衆は助けようとしてくれたことに感動していた。
しかし王のプライドがそれを許さなかった。それも親からもらったものなのに。
赤の王の名も砂漠の土地も親からもらったもの。そんなものにしがみついていたとは・・・。
オレは生まれ変わり、自分の力で天下を取り、絶対的な支配者となってやる!
事はすんだ。こういうときにそばにいれることを喜ぶ更紗。そして更紗はもう一人の焼印の持ち主を思った・・・。
揚羽は千手を連れ、道を進んでいた。揚羽は連れて行きたい場所があると言う。
そして四道がなぜ死んだのかを千手は知らなければならないと言う。
タタラに殺されたと言う千手に、ならば子供も同じ道を歩ませてしまうと言う揚羽。
揚羽は千手に賢く時代を見つめなければならないと言う。なぜなら千手は母親だから。
「国の未来を築くのは、救世主でも、王でも、英雄でもない。母親という人たちです」
続けて、揚羽は自分の素性を明かす。自分は四道の家の奴隷だった。
王族を恨み、国の滅亡を願ってきた人間。四道がいなければ・・・。
「憎しみは続かない」
人に会い、誰かを愛せば、消えてしまう・・・。
揚羽は心の中でタタラに問う。
憎しみでは何もつくれない。それがわかっているか。そして、進むべき道が見えているか・・・。
千手が誰の味方かと問うと、今はなんともという揚羽。
まだタタラの口からどういう国を造りたいのか聞いていない。まだ聞いていない・・・。
沖縄の民衆達は警備の算段の話をしていた。更紗はこの国について考えていた。特権階級も貧富の差もなく平和だ。
更紗はタタラ軍の皆に教えたいと思った。国王もいない、投票で代表を決める国。皆一緒で平和な国・・・。
更紗はふと気づく。自分は国王を倒すといっていてもその後、どうすればいいかわからなかった。
しかしここに一つの見本がある!新しい日本の見本が!
朱理は芭蕉の治療を受けていた。大統領について尋ねる更紗。時間を稼ぐしか方法がないという芭蕉。
日本国内は火種だらけ。内乱が起これば日本も沖縄にかまってられない。
外国に力を借りればそちらが攻めてくるおそれがある・・・。
朱理は戦ってみればよいと言うが、芭蕉は沖縄の歴史をもって否定する。
大昔の大戦の際、沖縄は激戦地となった。数百年前の天変地異以上の被害があった。
十何万という死者が出て、そのほとんどが女子供だったと言う。
「沖縄人は戦いは・・・いやなんじゃよ」
その言葉に蘇芳を焼かないと決心した時の心境を思い出した朱理。
更紗は安里がいる限り大丈夫な気がすると言う。鳥の子兄弟の2人もやっつけた・・・。
2人?朱理は刀を持ち、外へ飛び出そうとする。鳥の子兄弟は3人だ!しかも最も恐ろしいのは長兄生成蜘蛛!
大統領は傷を負い倒れていた。芭蕉は絶対死なせないと叫ぶ。
側近達は日本と全面戦争と騒ぎ立てる。それを止めようとする安里。
混乱の中、朱理は力強く安里に宣言した。
「オレにまかせろ大統領。沖縄は守ってやるぞ」
更紗がかわいすぎる件について
素の少女に戻った更紗はかわいい
更紗をみつめる朱理の目がステキ
マジで惚れてる二人。
ばれる時が大変だね。
>815
「わたしはわたしの知っているあらゆることをあの子に教えてきました」ナギ談
こいつらラブラブすぎるな。
・・・浅葱がいないとなんか気分がいい。
好感の持てるラブラブっぷりで、なんか(・∀・)イイ!!
なんで安里は運天が自分を暗殺しようとしたことをばらさなかったのかな
なんか裏でもあるのかな
タタラが民主主義に目覚めたことはスルーですか?
揚羽、千手をどこにつれてくつもりやねん
キナたん恐ろしいよキナたん
ユウナ… いいな…
背中焼きプレイ
マニアックな・・・・・
「国の未来を築くのは、救世主でも、王でも、英雄でもない。母親という人たちです」
いいな、これ・・・名言だな
更紗と朱理なんか普通にラブラブでいいんだけど
ナギたちはどうなったのよ?
更紗単独行動=朱理とラブラブ だね。
開き直った運天は強いぞ
正直沖縄戦より天変地異のがごまんと死んでそうなイメージあるんだが
実は大した事なかったのか天変地異?
>855
沖縄戦で、少なくとも、4人に1人…
知ってて言ってたらごめん。
天変地異はまあ天変地異だからねえ…。
戦争で人が大勢死ぬのを忌避するのとは別の話だろう。
でも、西日本が砂漠になり関東は沈没(大津波が襲ったらしい)ってのを鑑みると恐ろしい被害と思われる。
いきなり津波が襲ってきたのなら非難が間に合わず23区民の大半は死んだ筈。
そして、世界中で同規模の被害だろうから他国が日本に食料を輸出する余裕などある筈が無い。
現在の日本の食料自給率は40%前後で、これに天変地異での食料の生産性の低下を考慮すると、
食料自給率は大幅に低下し、場合によっては10%を下回った可能性もある。
以上の事から、天変地異による直接の死者とその後の餓死者の合計は五年以内に人口の八割前後に達したでしょう。
これは日本本土の推測だけど、沖縄の被害も甚大な筈で死者数の比率は25%を上回るのは当然でしょう。
>852
日本全国のオバタリアンおよびその予備軍に聞かせてやりたい台詞だな
ある意味不可避な天変地異ならともかく
人間同士の殺し合いで島民の1/4死んだらそりゃ語り草にもなろうぞ
素手で牛の突進止める今帰仁ってすごくね?
>自分の力で天下を取り、絶対的な支配者となってやる!
進歩したんだかしてないんだかよくわからん台詞だな
まあ親離れはできたようだが
ユウナに蹴られた人の顔がひどいことになっている件について
しかし朱理は何でいつもいつもこう自信満々なんだ?
沖縄守るってどうするつもりやねん
ネタバレ
緑青の章6・幽霊船
国王軍の船は奄美大島沖にたどり着いた。と、霧が発生し、その中から船が一艘やって来る。
赤い帆でボロボロの船。人の気配はないがドラが鳴っている。
「幽霊船!?」
船上が混乱したところに船底に穴が開き、どこからか火もついた。大混乱の中、国王軍の船は沈んでしまった。
奄美の実験の結果をユウナから聞いた朱理はユウナに船を出すことを依頼する。
沖縄に行く船の中でのユウナの働きぶりを見て必要な人材とユウナを口説くが、ユウナは大統領が心配と固辞する。
運天は町で自説の演説をしていた。しかし反応がまちまち。日本からは国論をまとめろとの催促。
運天も考えていた。誇りを保ったまま国を焼かずに多くの民を殺さないためにはほかに方法が無い。
宣戦布告の後早くに降伏して無血開城する。これ以外には・・・。
芭蕉と更紗は安里の看病をしていた。日本人として恥ずかしいと言う更紗。王族が支配している限りは駄目だ・・・。
芭蕉はしかし一方で安里と話し合いを通じて戦いを避けようとする人もいる、十把一からげにするもんじゃないという。
ともかく、城の周り・屋根裏・床下は手足れの者で固めているから大丈夫と言う。
しかし、更紗は本当に大丈夫かと一抹の不安を感じていた。更紗は朱理に会えてぼんやりしている・・・。
沖縄を守ると見得を切ったがどうする気だと問う芭蕉。計画は進行中、国土を戦場にはしないと言う朱理。
「オレは負ける戦はせん」
その表情に戦鬼の顔をみ、まだまだと思う芭蕉であった。
安里には多くの見舞品が届いていたがその中に焼き物があった。厨子甕。沖縄の骨壷!
それを見たユウナは激昂し、朱理についていくことにした。
眠っている大統領の側につくユウナ。そこへ今帰仁が見舞いにやってきた。
ユウナは今帰仁に暗殺の黒幕は運天というのを更紗と朱理が話しているのを聞いたと言う。
「本当ならあたし許さないわ」
今帰仁は朱理の元にやってきていきなり胸倉をつかみ、兄がなんだと問い詰める。
ならば更紗が闘牛場で襲われたのはなぜと問い返す朱理。
朱理は所詮兄弟とは別物と言う。しかし更紗がそれに反駁する。自分も兄を尊敬し、大切だった・・・。
今帰仁は運天の元へ行き、事実を問いただそうと飛び出そうとする。それは無駄と止めるユウナ。
運天には運天の考えがある。しかしそれは運天の考えであって、今帰仁の考えではない!今帰仁の考えは何!と問うユウナ。
朱理と一緒に日本を叩こうと誘うユウナ。日本人の手下になるのはイヤと言う今帰仁。
ユウナは手下ではなく仲間だといい、空手の腕を役立てて欲しいと口説く。
今帰仁は運天の潔白を証明するために、行くことにした。
その晩、那覇港では朱理たちの出航の準備が進められていた。
なにか不安を感じる更紗に、沖縄を守りきった褒美に更紗が欲しいと更紗に抱きつく朱理。
更紗は幸せを感じつつも、感覚がぼんやりしていることに不安を感じる。そう、心には何かの警報がなっているのだ。
更紗は昼の厨子甕の件を思い出していた。
なぜあんな物を送り込んできたのだ?嫌がらせ?そんな無駄なことをする?とすれば・・・。
更紗は船を下りた。安里が心配だから、後から追いかけると。
そういう更紗に朱理は手にしていた白虎の刀を渡した。
気のすむようにしろ!しかし自分だけは助かれ!と言う朱理。
一人で残すとは正気かと言う今帰仁にああ見えても結構しっかりしてると言う朱理。
しかし朱理は別離の不安を感じていた。
更紗は安里の元に急いでいた。嫌がらせでなく死の宣告だとしたら間違いなく殺られる!
「戻って来い!タタラ!」
城に着き、安里の部屋に入ると見張りが眠ったようになっている。と安里の床には蜘蛛が!
更紗は蜘蛛を刀で刺し殺した。毒蜘蛛であった。見張りは死んでいた。
安里をどこかに移すことを進言する更紗。今は動かせないと言う芭蕉に一刻も争うと押し切る更紗。
更紗たちは船で安里を玉泉洞に運んだ。
聖地だから運天には手を出しにくいという芭蕉に日本の刺客には関係ないと更紗。
と、付き添いの肩に蜘蛛がいるのを見つける更紗。
尾けられたかもしれないと思った更紗は見張りを強化するよう依頼するとともに、今後の対応を考えていた。
その表情を横目で見ていた芭蕉は更紗にも戦鬼の形相を見てしまうのであった。
幽霊船は赤の王の呪い。そんな噂が蘇芳の国王軍には広がっていた。
実際には、朱理が化粧してボロ船に乗り、今帰仁たちが海中から日本船に穴をあけていたのだ。
沖縄線の先鋒は旧赤の軍。しかし紅丸も風神もない今、日本には船が無い。船がなければ沖縄にはこれないのだ。
業を煮やした桃井は沖縄の陰謀と判断し、一気に攻めることを決断する。
一方、安里の側にいた更紗は刺客の存在を悟り、刀を構えた!
更紗とタタラ
書き分けうまいなあ
最後なんてタタラそのものだ。
けどすまん、更紗タンはおれのもんだw
白虎の刀返ってきたな
タタラモードの更紗かっけーー
うん、ここ更紗すっごくかっこいい
運天のこと話してたのは更紗なのに、何の疑いもなく朱理につっかかる今帰仁
今帰仁は女の子には優しいというかはっきりものを言えないっぽい
>871
人間そんなもんだ
軍隊が無い以上、奇策を使わないとしゃあないわな。
しかし幽霊船でいとも簡単に意気下がる軍隊というのもなんとも。
>>874 赤の王に対する負い目があるんじゃないかな、やっぱ
一応赤の軍は赤の王に絶対的忠誠を誓ってるんじゃなかったっけ?
だからやっぱり負い目もあるし、戻ってきて欲しいと思っている人もいるし。
>>871 今帰仁の中では兄貴>ユウナ>更紗>朱理なんだろうな。
ふと思ったが赤の王モードの朱理とタタラモードの更紗がタッグ組んだら最強なのでは・・・
しかしこの二人どこでお互いの正体知るんだろうか。沖縄でバレるのかな?
>>876 四道が率いていたエリート部隊はともかくとして、
下っ端の一般兵にまではそこまでの忠誠心は無いのでは?
だって、気まぐれで殺されちゃうしさ。
負い目なんて裏切って殺した(と思ってる)人間が化けて出てきたら殆どの人が感じるでしょ。
戻ってきて欲しい理由には桃井があくどいってのも含まれてる気がする。
なんか蘇芳の人々見てると重臣よりむしろ下っ端の一般兵や末端の人のほうに人気が高い気がする>赤の王
サカキの抜擢、奴隷制廃止なんかは末端の人のほうが恩恵高そうだ。
今帰仁って、朱理になつくようになるエピくるかな?
緑青の章7・約束
「沖縄を守ることが日本国王の力をそぐことになる」
更紗は刀を構え、暗殺者に備え、芭蕉は安里を洞窟の奥へ運んでいた。
と、更紗めがけてブーメランのような物が飛んできた。更紗はかわしたが明かりが消されてしまった。
混乱する付き添いたち。
更紗は目に頼らないようにした。と、新橋が鳴き、風が不意に生じた。刀を振るう更紗。
ちょうど生成蜘蛛の刀とあわさった。その場を去り、鍾乳洞の奥へと進む生成蜘蛛。追う更紗。
更紗は不快に感じていた。いきなり暴力で襲ってくる人種。赤の王も国王も皆同じだ!
更紗と生成蜘蛛は交戦中。きりがないと感じる更紗。一瞬の隙があれば・・・。
と、突然更紗の名を呼ぶ声がした。一瞬気を取られた生成蜘蛛。
更紗は生成蜘蛛の得物を鍾乳石に投げつけた。生成蜘蛛は鍾乳石の下敷きになってしまった。
声の主は角じいたち。そう、鍾乳洞の奥はエリックの隠しアジトだったのだ。
角じいが怪我をしていたため動けなかったというナギ達。
ナギと芭蕉は挨拶を交わしていた。と、更紗は何者と尋ねる芭蕉。只者とはナギ。しかし・・・
「わたしの見えるただひとつの光です」
生成蜘蛛は隙をついて逃げていた。そして、運天が幽霊船を退治に行くことを聞く。
更紗もそこへ行こうとするが、直前安里が更紗に話をしたいという。それは運天と語り合った日のこと。
二人は遠い桜の夜、水杯ならぬ泡盛で約束をかわした。
「今より我らは敵同士となる」
「わたしはできうる限り日本との穏便な和解をめざす。それがかなわぬ時は」
「わたしが日本と通じ、最小限の被害で沖縄を明け渡します」
「どちらかが 残ればよい」
「全力を尽します。そのために必要なら、あなたの暗殺だとて実行しますよ」
「日本はそうしろと言うだろう。だがそう簡単には殺されんよ」
「友よ、これだけは魂に誓おう」
「決して我が国土を灰にはせんと!」
「これより我らは敵となる」
運天は国の誇りを守るため、自分の誇りを捨て、鬼となった。
更紗は尚も行くと言う。どうするかはわからない。行ってから考えると。
運天は今帰仁が朱理の元にいることは知らないはず。このままだと兄弟で殺し合いをしてしまう。それだけは・・・。
馬に乗り、自身を重ね、兄弟の事を考える更紗であった。
運天は出航の準備をしていた。運天は日本から全面攻撃の脅しを受けていた。それだけは避けねば・・・。
更紗は運天の船に荷物にまぎれて乗船し、朱理に今帰仁を守るよう祈っていた。
朱理は服を脱ぎながら、船上で日本軍の動向を考えていた。
しかしその脱ぎっぱなしにしているところが今帰仁には気に食わない様子。
今帰仁のいい年してみっともないとの言葉に朱理は自分の誕生日がすぎてしまったことを思い出す。
例年、花火を揚げて町中で大宴会をしていたと言う。
年を聞き、実は朱理は自分より年下ということを知り、偉そうになる今帰仁であった。
一方、朱理の乗っている船の見張りは欧州の連合艦隊を見つけ、朱理の指示の元、合図をあげた。
欧州の船には紅丸の件でかかわったヘンリー卿が乗っていた。会話をかわす朱理とヘンリー。
朱理は誕生日の宴を開くから出席して欲しいと言う。派手にというヘンリー卿。
今帰仁とユウナははじめて朱理が赤の王であることを知った。
今帰仁は朱理になぜ沖縄の味方をすると問う。
朱理はやがて全日本を統治するという。
「そうしたら沖縄と友好条約でも結んで、末永く商売のやりとりでもしようぞ」
ユウナは感動し、朱理ならできそう今帰仁に話す。
その頃には今帰仁も希望の政治家になって沖縄のトップにいるはずと言うユウナ。
しかし今帰仁はわからないと言う。運天がわからなくなってきたから。
「誰よりも沖縄を愛し、正義感の強い兄さんが、日本に沖縄を売るなんて・・・わからない!」
運天の船は幽霊船を発見した。矢を放つよう命じる運天。今帰仁は船の先に立ち、攻撃をやめるよう訴える。
しかし運天は攻撃をやめなかった。朱理に救われる今帰仁。
一方、運天の船では更紗が刀を手に運天に攻撃を止めさせるように言った。
更紗を見つけた朱理は無茶をするなと止める。
しかし運天はもう遅いと言う。
海には日本軍が来ていた。全面戦争に突入する・・・。
次号休載です。
運天・・・・・
目的のためにはたとえ誤解されてもってとこか。
オレはこういう不器用なやつ、大好きだ。
安里と運天の誓いに泣いた・゚・(ノД`)・゚・
沖縄の歴史を考えると、絶対に住民を守ってやる、という気持ちがよくわかるんだよなぁ。
欧州
極東方面担当ヘンリー
運転株上昇中
これはおもっくそ直接選挙だが
議会制民主主義って本来これくらいの覚悟が要るもんなんじゃねーのと真面目にオモタ
結局今の日本がアレなのは「至上命題」が無いことに尽きるんだろうなあ・・・とも
マスコミも政治家もこぞってそこは頬かむりだから
何もかも曖昧なままでやってくしかない
カッコよさで政治やるのもかなり問題なんだが
「自国を戦場にしない」でもなんでもいいから浸透し切ってる国民の共通認識があると
ドラマの生み出しやすさがダンチなんだよな
今帰仁は、運転の一番近くにいたのに運転の真の思惑に気づかないのだろうか。
今帰仁じゃ素直すぎて無理か・・・・
しかし不器用だな、運転は。長生きしないぞこういう奴は
きなタンがカトちゃんの歌舞伎役者のキャラにしか見えないことについて
運転は覚悟完了してるっぽいな
まあでなきゃ人は殺せんか・・・
玉泉洞の奥がアジトだなんてなんと都合のいいw
やっと赤の王と気づいたみたいだ
>今帰仁&ユウナ
朱理の正体を知るものがまた・・・
兄弟同士殺し合いですか
何とかならないものか・・・
安里と運天は強敵と書いて「とも」だったのか・・・
こういう年の差を気にしない友情っていいな。
>895
とりあえず一緒にしてやんな
ネタバレ
緑青の章8・墓碑
海には日本軍が来ている。たいした数ではないという朱理。朱理はともかく覚悟を決めろと言う。死ぬ覚悟でなく殺す覚悟。
そして日没まで持ちこたえろといい、ユウナに覚悟が決まれば船を日本軍の真ん中まで進めろ命じた。
日本軍のほうに向かい始めた幽霊船を見、更紗は運天に協力して日本軍と戦うよう脅迫する。
運天は考えた。日本軍とは別に日本の監視がいる。幽霊船を討てばまだ戦争回避の望みがある。
運天は幽霊船を討つよう命じた。今帰仁が乗っていると言う更紗。わが身を斬るなら斬れと言う運天。
運天を脅しても無駄と悟った更紗はマストを切り倒そうとしたが、運天に止められる。
「あなたにも守りたいものはあるだろう。この手を地で濡らしても」
更紗はつかまり、船倉に閉じ込められた。
日本軍の方に幽霊船が接近してきた。船首に人が見える。攻撃の用意をしようとしたその刹那、船員達は気づく。
幽霊船の船首に乗っているのは赤の王!突然の赤の王の登場に動転する国王軍。
朱理は指揮する者の船へ幽霊船を近づける。そして、仲間達とともに指揮船を押さえようとした。
船上では琉球空手の使い手今帰仁、赤の王復帰を支持する赤の兵の裏切りもあり、船を押さえることができた。
そこへ運天の船が近づいてきた。他の日本軍の船の様子から、他に日本軍を命令している者がいることを悟る朱理。
運天は朱理の船に砲撃を開始した。今帰仁は海に飛び込み運天船に乗り込んだ。
交戦する今帰仁と運天。そのさなか二人の昔の日々を思い出す。
西表島は二人の父の死んだ場所。慰霊碑が立っている。そのはるか彼方には理想郷があるという。
運天は父の代わりに外へ出る。だから今帰仁が母と家を守るのだ。
今帰仁は運天を止めることはできなかった。船倉から脱出した更紗が運天に問う。
守りたいものの為に大切な人の血を流すのは本当に必要で正しいことなのかと。
わたしにそれを聞くのかと答える運天。
と、日本軍の砲撃が始まった。運天の船もろともに沈めようとする日本軍。
約束は反故にされたのか、それともはじめからそんなものありえなかったのかと考える運天。
日は沈み始めた。朱理はおもむろに日本軍の見張りらしき漁船に叫びだした。
沖縄のバックには欧州連合艦隊が控えていると。朱理が「あれをみよ!」と叫ぶ。
と大量の打ち上げ花火が打ち上げられ、大量の欧州艦隊の船影が写った!
それを見た日本の見張りは撤退した。
更紗と運天は事態が飲み込めていなかった。
更紗は安里がひそかに手を打っていたと思い、運天はともかく沖縄は守られたことで・・・自身の負けを悟った。
そこへ副大統領金城の船がやってきた。大統領暗殺未遂で運天を拘束すると言う。
運天は更紗を人質に逃げだした。
次号休載です。
我が手を血で濡らしても守りたい物か・・・
そりゃあるかもしれん。あるかもしれんけどや・・・
すまん、考えさせてくれ。
はったり野郎めw
しかし派手な演出が似合うな、朱理は
政治の鬼だな運転
弟が相手でも躊躇わんか・・・
誕生日の宴の花火か、アレは・・・
タイミング間違ったらすげえ格好悪いな。
あの運転の気概がいまの政治家にあれば…orz
ネタバレ
緑青の章9・悠久
運天は更紗を人質にして逃げることとした。更紗は船上で運天に問う。なぜすべて言ってしまわないのか。
運天は答えた。大統領は日本に負ける準備があった。沖縄を守ると言いながら、裏で運天及び日本と通じていたと。そんなこといえるのかと。
更紗はさらに尋ねた。それでいいのかと。ただ一人悪党になり、国を裏切った卑怯者として皆に誤解されたまま追われるだけ・・・。
運天が更紗を人質にとって逃げたことを知った朱理は激昂し、今帰仁に行き当たる場所を尋ねていた。
今帰仁は父の慰霊碑のある西表に行ったかもと答えた。
南の果て西表島は今も昔も自然の宝庫・無人島である。運天と更紗は森に入っていった。
運天に鉄面皮な表情が消えた。追われる身でも沖縄が守られうれしいのだろうか・・・。
実は父の墓参りと運天は言った。墓に手を合わせ、沖縄が守られたことを報告する運天。
慰霊碑は沖縄に向かって立っている。いつも沖縄を眺められるように・・・。
スコールの中、運天と更紗は岩陰で雨宿りしていた。更紗を石垣まで送るといい、自身は運を天に任せようと言う運天。
どこにいても沖縄を見続けるという運天。沖縄が本当にすきなんだと感じる更紗。
運天は貧乏くじを引いてしまったと更紗は思い、それを口にした。
しかし運天は自分で選んだことという。安里にあこがれ政治家になり、いつか超えようと思っていた。
今回の件ばかりは自分が正しいと思った。たとえ安里を殺すことになっても。しかし・・・駄目だった。
負けた者は去る。母には今帰仁がいる。あの子もそろそろ大人にならねば・・・。
更紗は不意に聞いてみたくなった。なぜかはわからない。しかし聞いて欲しくなった。そして実際聞いてみた。
自分はタタラである。しかし本物のタタラは双子の兄で、王族に殺されたので代わりに立った。
しかし皆にはそのことを明かさずだましている。話したいとは思っている。しかし今更どう言えば・・・。
運天は答えた。怖いのは皆を信用していないから。秘密を墓まで持っていくのなら黙っていればいい。
だが、信用されたかったら、ともに戦う気なら話してやらないといけない。
それで人が離れるならば、その程度の人間だったということ・・・。
更紗はその言葉に納得した。信じてないのは自分の方だった。帰ったら皆に話すと答えた更紗。
と、そこへ生成蜘蛛の得物が飛んできた!腹を割かれる運天。標的が運天に代わったと言う。
更紗は生成蜘蛛を追うが逃げられる。運天は瀕死になり這いながら慰霊碑に向かっていた。
海の彼方には理想郷があると言う。けれど運天にとっては
「沖縄こそが理想郷だったのだ」
今帰仁に話をしてあげないとという更紗。しかし運天は沖縄が見える所まで進もうとする。
ここからは見えないと更紗は思ったが、臨終の刹那、彼には沖縄が・・・見えた。
朱理たちがやってきたときには手遅れだった。更紗はただ今帰仁に運天は沖縄を愛していたと伝え、涙した。
更紗たちは本島に戻った。安里は異国の力を借りてもまた日本が出てくると危惧するが、朱理が眠る暇すら与えないと言った。
そして、ユウナを欲しいと言う。無事に帰ってくると言うユウナ。
今帰仁も沖縄を守るため朱理とともに日本に行くことを決意する。
その晩更紗と朱理は語らっていた。朱理は明日の朝、四国に行き一からやり直すという。一緒に行こうという朱理。
更紗はそれを聞き、明日一緒に行くと約束しながら・・・今晩船で出ることにした。
「更紗・・・、いいえタタラ。東北があなたを待っています」
次号休載
運天・・・
。・゚・(ノД`)・゚・。
政治の鬼だった時と表情があまりにも違うな
これが今帰仁の好きだった「兄」の顔なんだろうな・・・
泣いた…。
沖縄を愛し、沖縄を守ることに全てをかけて、最期はこれか。
まぁ、薄々先は見えてたけど…さ。
運天自身は満足してるってのが、また泣ける…。
田村さん、こういう人描くの本当にうまいな。
「運天実は悪人」の「ああ、やっぱりな」からこう転がすとはな…
更紗が、自分と兄のことを最初に明かしたのが運天というのは予想しなかったけど、
とても自然な流れだな…。
今までは、それぞれのエピソードで仲間が増えていくって感じだったが、
沖縄編では更紗の内面変化が大きいな。
心の成長というよりも、新たな視点で物事を見てどんどん開けていく感じ。
次の展開が楽しみだ。
西表島にいきてー
二つ確認
【沖縄こそ】ああ…運天【理想郷】
運天候補追悼スレ
今帰仁とお母さんは沖縄の人に
白い目でみられたりしてないかな
運天の真実をあかすことはできないだろうし
沖縄の人たちがそういうのを超えたとこにいてくれるといいな
国民?が少ないのがどっちに転ぶかだな
まあ安里もさりげなくフォローするだろうし大丈夫じゃないか
結局「見事さ」ってのは「覚悟」のことなんだろうな。
主義や思想が違っても、きちんと覚悟してる政治家は互いに尊敬し合える。
逆に、どんだけいいことを言ってても、あるいはやってても、覚悟の無い政治家は肝心なところで腰が引ける。
現代日本最上の政治家でも「覚悟なしの綺麗な政治家」でしか無い気がするんだよ。
漫画キャラと比べるのもアレだが、どう見てもヌルいし。
多分しばらく少女更紗には会えないだろう。
さらば少女更紗。
今度会った時は、
おれのもんだ。
920 :
マロン名無しさん:2005/07/29(金) 00:27:48 ID:3GXF7tQr
やっと朱理に味方が増えた
四道や錵山の穴が埋められるとは思えんが。
で、やっぱ更紗はこそっと朱理の元から離れるのねw
921 :
マロン名無しさん:2005/07/29(金) 00:42:22 ID:3GXF7tQr
>914
禿の胴
四国って初登場か?
次スレ950OK?
960でイインジャネ
>919
さてはお前、浅葱だな
次回、帰ったらやっぱ告白すんのかねえ、更紗。
多分受け入れられるんだろうが、離反するやつでねえかなあ。
というか、留守を守る浅葱がマジ心配なんですけど・・・
ネタバレ
白銀の章1・絆
更紗に置いてきぼりを食った朱理は四国への船の中、ご機嫌斜め。早速今帰仁と喧嘩をしている。
ユウナは日本に帰ってから連絡すればよいというが、連絡先はわからない、それどころか向こうは赤の王だと知らないと言う。
それを聞き、よく婚約と言えたものと唖然とするユウナたち。
今となってはみっともなくていえないという朱理にユウナは互いに苦しいときの心の支えにはなれないのかと問う。
続けて人を愛したことが無いのかと尋ねるユウナ。朱理は頭を冷やすためか海に飛び込んだ。
逆らう者への残虐非道で知られる赤の王。更紗との件が彼を変えてくれればと思うユウナであった。
千手と揚羽は目的地の青藍に着いた。そこには巨大な船が。揚羽は千手にここに住み、心置きなく子供を生むように言った。
と、そこへタタラたちが帰ってきた。そう、この船は朱雀の本船なのだ。仲間に歓迎されるタタラ。
茶々に夜に折り入って話があると伝えた後、客人とともに訪ねて来た揚羽の元へ行く。
そこにいたのは四道の妻の千手姫!桜島の戦い直後以来の対面である。
騒然とする一同。千手もタタラも揚羽をなじる。
揚羽は言う。戦争すれば未亡人や孤児ができる、その面倒を見る義務はないのかと。
千手は逆らうが、疲れがたまっていたのか気を失い、ナギが世話をした。
酷な事をするというナギに、オレは夢を見たかった、と揚羽は言う。四道の子がタタラの元で育つ夢・・・。
続けて揚羽はタタラに言う。片方だけが悪い戦争はない。自分のしたことの結果をしっかりと見ろと。
タタラは揚羽の言を正しいと認める。しかし戦わねばならない。自分の国を好きと言えるように。
沖縄土産を肴に、晩飯を食べるタタラ軍。その中、タタラは沖縄の国について語る。
身分差別がなく平和で投票で選ばれた者が政治を行う国。日本もそんな国にしたいとタタラは言った。
喝采を浴びせる一同。揚羽は黙ってそれを聞いていた。
千手は起き上がり、船を出ようとしていた。しかしタタラに見つかった。
くしを持ち襲い掛かる千手。タタラはかわしたが服が破け・・・女性の肌があらわになってしまった。
騒ぎを聞きつけ集まる茶々たちに部屋に集まるよう指示する。そして、自身の秘密について語りだした。
赤の軍に村を襲われたとき、双子の兄・タタラも殺された。
妹である更紗はとっさにタタラと名乗り、そのままタタラとして生きてきた。
わたしは運命の少年でない、更紗というただの女の子・・・。
一同は固唾を飲んで聞き入っていた。語り終わり、部屋を出ようとする更紗。
茶々はそれを呼び止める。みんなそれぞれにその告白について語り合う。皆の心は・・・。
「この中の誰も、あんたが『タタラ』だからついてきたわけじゃないよ」
「あんたがタタラでも更紗でもあたしらが好きなのはあんただからね」
兄タタラはもっと優秀と言うタタラに、じゃあ叩いたろとじゃれあう那智・聖。
揚羽は青藍の一件でうすうす気づいていた。千手は四道がタタラをしとめる際に躊躇した理由を悟った。
更紗は皆が事実を受け止めてくれたことに・・・感動していた。
タタラが自分で正体をばらして、がっかりしている浅葱の元に梅若が赤の王の動向の報告に来た。
赤の王は四国に現れた。しかしその前は沖縄にいた模様。
浅葱はこれを聞き、自分も沖縄に行くべきだったと後悔する。そして、蘭丸を四国へ飛ばした。
茶々と更紗は一緒に風呂に入っていた。恋愛話をする二人。こんな時代だからこの人と思えば、身を委ねるべき・・・。
一方ナギは周りがタタラを女性だからと甘やかさないかと心配する。東北に行くならそうも行かないと角じいは言う。
あの辺はある意味難しいところ・・・。
夜が明け、ハヤトからの連絡を待つタタラ。しかしなかなか帰ってこない。揚羽に東北について尋ねるタタラ。
しかし揚羽ですら入れない、徹底した排他主義という。
と、ハヤトの船がやってきた。しかし様子がおかしい。
船に乗り込み船室を覗くと、一面血まみれの中、正太が磔にされていた!
正太は生きていたが気がうつろ、うわ言のように言う。「あそこは化け物の巣・・・」
その様子に揚羽が言った。二人は何かタブーを犯したのかもしれない。
「ハヤトはもう生きてないかもしれんな」
こ、これは・・・・・ホラーやな
誰か千手に四道は女子供すら馬で踏み潰す極悪非道な人間なのだと教えてあげなさい
南から北へ一気に飛んだな。
イメージ的に沖縄編とは正反対のシビアな展開になりそう。
タタラに試練満載の。
>932
それ以上に揚羽が無茶しすぎだよ・・・
てめぇの夢だかなんだか知らないけどナギのいうとおり流れたらどうするつもりやねん
妊婦なめてんのか?
933の
>932は
>931ですた・・・
ユウナさんいいお姉キャラだ
やっと朱理をこういう角度で見てくれる人が現れたな。
マジで朱理には合ってるように思うんだけど
なんか浅葱が根を張るとか言ってたからもっと皆バラバラになってるかと思ってたけど
意外に変わってないなあ。
実は何らかの仕掛けは打ってたりしてね
何気に更紗と朱理がまったく別の土地めざすって初めてじゃね?
途中でタタラが四国行くとか朱理が東北行くとかあるのかな。
あまり必然性がないように思うが。
つーか今度会ったら身を委ねる決意しちゃったよ更紗
(;゚∀゚)=3
>938
919が泣くだろうな
だれかハヤトと正太の心配をって
正太って誰だ?
田村さんは「実は・・・」みたいな罪告白の流れ結構シビアに描く人だと思ってたけど
ここは漫画的にも無難に済ませたな
まあこいつらならこんなもんか(悪い意味ではなく)
正太は熊野で崖から落ちかけてウヒャーとか言ってた奴
ハヤトが居ない時にあんな大事な話して・・・・またすねそう
>>942 すねるだろうな。
生 き て れ ば な 。
あんな主要キャラがいきなり死ぬわけがない
主要キャラだよなあれ
>ハヤト
四道を射った時が全盛期な気が
だって朱理が与ると思われた
朱雀ポジションにあっさり就任しちゃった大人物だぜ?
今回のエピソードがテコ入れになるはずさ
ハヤトってタタラの第一の旅仲間の割りに扱い小さいな
・・・と思ったらイキナリ死亡推定扱いかよ。
多分生きてるんじゃないの?
で、再会の喜びもつかの間、タタラの身代わりに、て展開
ネタバレ
白銀の章2・虜
同盟を結ぼうと鹿角に送り出された正太とハヤト。
しかし正太は血塗られた船と共に磔にされ戻され、ハヤトは戻ってきていない。
角じいが船の様子を見て語る。これは呪いの構図。タブーを犯した二人とタタラたちへの警告だと。
タタラは軽く考えていた自分を責めようとするが、揚羽がフォローする。
「飛びこんでみなきゃわからんことも多いさ」
正太は何とか命は取り留めた模様。とそこに驚愕の一報が入ってきた!
赤の王、四国に現る!
赤の王のこれからの行動線を語り合う一同。一方、タタラはうち震えていた。
「赤の王が生きてた。それは、わたしがこの手で倒すためにだ」
タタラは指示した。船を北に向け、鹿角を目指せ!
赤の王が四国を落とした後は蘇芳奪回に向かうかもしれない。
が、朱雀の村が落とされるかもしれない!
鹿角と急いで同盟を結び、九州に戻り、赤の王に備える!
タタラは感じていた。赤の王との戦いは近いと。
浅葱は東北に向かうため、厚着の準備をしていた。
と、そこへ四君子筆頭の群竹が現れた。浅葱は東北と鹿角の様子を聞くが、鹿角には群竹も入れないと言う。
あの地の不気味さは行った者でないとわからない・・・。しかも彼の地には寒気も入り始めている・・・。
京の寒気にも命を落としかけた浅葱の体を気遣う群竹。
浅葱は尚もタタラと鹿角の同盟に協力すると言う。国王と赤の王にとって脅威だから。
「僕は面白いことに賛成さ」
鹿角の増長の柵近くに船を止め、茶々に後のことを託し、タタラは揚羽、浅葱、那智の4人で増長の柵に向かう。
柵の入り口で3名のみ通すといわれ、那智を置いて、風の坑道へ進む。門番は言う。邪心がなければ通すと。
道を進むタタラたち。と、不意に道の広い所につき、一同は驚愕する!
一面の黄金!共に道に入った商人は黄金を懐に入れている。
と、先へ進む道が閉じようとしているのに気づく。駆け込み、なんとか間に合った一同。
さらに道を進むと、大きな穴がある。「武器をこの穴に投げよ」
しかし周りは獣に取り囲まれている。浅葱は交戦しようとするが、タタラはそれを止め、武器を穴に投げ込んだ。
すると獣の姿は消えていった。
試されていることを改めて悟るタタラ。しかし・・・「こういうやり方は気に入らない」
一同がさらに道を進めると一同を踏み潰すほどの大きな岩が迫ってきた!
よけようとする仲間を制するタタラ。そして叫ぶ。
わたしたちはあなたがたを信じる!だからそちらもわたしたちを信じてほしい!
岩は目前で止まった。と、道の脇は仕掛けが作動していた。横によけていたら串刺しだった。
とたんにへたり込むタタラ。揚羽はタタラの気迫に成長を感じていた。
と、道に光が差し、兵と共に仮面の男が現れた。増長である。
タタラは自己紹介をしようとするが、増長はその前に商人を咎めた。懐のものを出せと。
商人がとぼけると盗人に踏ませる土地はないと商人の口に手を突っ込み、あごを砕き、殺してしまった。
殺すことはなかったというタタラに増長は言う。
黒の間者かもしれない。わしらは常に脅威に晒されている。用心に越したことはない。
部屋に通され、差し向かいになり、タタラと増長は会談する。
まず増長が言う。わしらは自分の国を守るためにのみ戦っている。それ以上の野心も欲もない。
「わしらは、この地を日本の一部だとは思っていない」
わしらは国のためなら血を流すことを恐れない。
命より大切なもの、自分の土地の平和と生きる自由と子孫の未来を守るためなら血を流すことは恐れないと・・・。
タタラもそれには納得する。しかし・・・しかし・・・
「それでも、命も一番大切だといってほしい。他人に血を流せと言える人は信じられない」
増長はそれを受け、返す。あなたがたもわしらに日本のために血を流せと言いたいのではないか?
タタラは黙り込んでしまった。代わって揚羽が言う。鹿角はいつまで黒の王と戦うつもりだと。タタラや関東と組んで国王一族を倒そうと思わないのか。
時代は確かに動いている。変えるのはタタラだ。
増長は交渉は決裂したと言い、タタラたちを帰そうとする。
タタラは増長の部下がハヤトの刀を持っているのを見つけ、ハヤトの所在を増長に尋ねた。
知らんと答える増長に、泊めてもらうよう交渉するタタラ。部屋の外に出ないことを条件に認めた増長。
部屋に通されたタタラは揚羽と浅葱とともに夜更けにハヤト捜しに出る。
一方、朱雀の本船では正太がようやく気がついた。当時の記憶をたどる正太。と、鹿角の夜を思い出す。
「約束を破っちゃいけない!夜に歩いちゃいけない!そこは化け物の巣なんだ!」
952 :
ばさらん:2005/07/31(日) 00:10:07 ID:???
次スレ私が立てましょうか?
それとも>960さんにお願いしてもいいですか?
>>952 立てられそうなら、ばさらんさんが立てちゃっていいんじゃないでしょうか
そのほうがトラブルも起こらなそう
なんだか任せきりになってしまって申し訳ないけれど・・・
東北こええ
岩とかどういう仕組みだよ
黄金に惑わされるなとか、武器を捨てろとかはまだしも、
岩を避けたら串刺しって… オイオイ…
ハヤトと正太もこんなふうに試されて、一応認められたのかな
だとしたら、けっこう見直すかも
955 :
ばさらん:2005/07/31(日) 04:23:49 ID:???
ネタバレしたのはいいけど、号数確認すんの忘れてたw
だれか今号の号数わかる人いたら教えてくれませんか?
確かに鹿角の態度はきついものがあるけど、
(あの坑道はいかんやろ)
なんというか、初めて出てきたきちんと国防というか国家を考えている地域だと思う。
外部の者に対する排他主義、ポリシー、教育。
鹿角からも学ぶことが多いような気がする>タタラ
・・・某北の国にそっくりと言うのは内緒なw
タタラの赤の王に対する怨念は深いね。
「生き残っていたのは自分が倒すため」
って普通に思うのはすごいぞ。
そのシーンのタタラ怖いお
何で角じいは呪いに詳しいんだ?
呪いマニアか?
唐突なんですが、実は沖縄編、わざと更新速度を2日に1回に落としてました。
(話のストックに追いつきそうになったというのが本当の理由なのだが)
実際やってみて、どんな感じですか?
個人的には2日に1回にしても2日目まで継続してレスがついている様でもないので、
1日更新の方がいいのかと思いましたけど。
ただ、章末や章の中でも起承転結の転と結の間、もしくは承と転の間は展開予想とかでレスが広がることもあるので
一日あけてもいいかなと思いました。
なんにしろ、話のストックがなくなりそうになったら更新スピード落としますのでご容赦ください。
(そんな事態にするのがいかんちゅうねんw)
いや、一度にあれだけの量あれば、1日1話ペースじゃストック切れる方が普通かと。
ともあれお疲れさまです。
(前に一度、長い話を勝手に前後編とかに分けちゃって、日をずらして貼るのはどうかと考えたことがあります。
連載中って雰囲気は薄れるけど、1話の長さがBASARAぐらいあると、
その途中までで語り合うのも結構面白いんじゃないかと思ったり。)
>2日目まで継続してレスがついている様でもないので
そう?
個人的には焦らずに二日目にレス付けれるの助かってたりするんだが・・・
あらすじ書きさんがしんどくないやり方をするのが一番かと。
個人的にも追い掛けるのに楽だから二日に一回の方が助かるが。
ばさらんが更紗をものにできるか楽しみにしていますw
966 :
ばさらん:2005/08/01(月) 21:46:06 ID:???
なるほど。結構皆さん2日に一回更新がいいみたいですねえ。
じゃあ今回からそうしましょうか。
>965
じつはねえ・・・15巻ぐらいから本命が出てくるんです。黒髪おかっぱが。
キャラって実はまだ半分ぐらいしか出てないよね。
ここからまだボコボコキャラが出てくる。
個人的にはもん太さんにもっと活躍して欲しかった。
活躍しないのがあの人らしいと言えばそうなのかもしれないが。
誰だっけそれ・・・>もん太
>969
沖で釣りをしていて、黒の軍につかまったのだす
更紗再生の時が一番の見せ場か。
後は柊との対峙と「心を〜」か。
そういえば、「あ〜ん、運天さまが死んだ」のコピペを貼るのを忘れてた
まぁ、腐女子が手紙を出すようなキャラじゃないし諦めよう
魅力的な名前付きキャラで次に死ぬのって誰だっけ?
>971
カロン、岩さん
・・・冗談はともかく、穂積・廉子かな
沖縄編の後半、スレに参加出来なかったー悔しい
BASARAは一話でボリューム満点だからどこから語ればいいか悩むね
沖縄編から 東北編キター
ぞくぞくして好きなんだよ
新橋とかハヤトとか泣かせる場面もあるし
さて次回、いよいよ連載中スレ中でおそらく最も問題あるシーンが出てくるのだが
実は手篭めちょっと期待しました・・・
977 :
971:2005/08/02(火) 22:21:48 ID:???
>>972 thx
やっぱりバカ息子と廉子さんで良かったんだね
なんか本家楽屋裏とか見てると、連載中スレ開始してから読んだ人も結構いるみたいだけど、
みんな大体どのあたりから連載追い始めた?
俺は柊対更紗から連載追い始めた。きっかけは彼女のススメ。
その彼女とは今も?
>>975 連載中スレでは問題シーンでもBASARAでは序の口っぽいけどな
>977
バカ息子言ってやんなw
あれでも本当はすごく強いんだ、もん太さんぐらいw
11巻までで1スレ消費か。
とすると3スレぐらいで完結だな。
スレ違いかもしれませんが、アニメ化っていつ頃でしたっけ?
たまたま1話見てアニメから入ったもので・・・。
このあたりが一番好きなんだよなー
展開が読めなくて、別コミ発売日が楽しみだった
アニメは、うちの方じゃ見られなかったけど、割りと後の方だった気がする
98年4月7日開始らしい
ほんとに最終回周辺だな
986 :
982:
レスありがd。ググればすぐ出てきた_| ̄|○スミマセン
あと5年もあるのか。結構遅かったんだな。