1 :
マロン名無しさん:
●昼鳥テンプレ
_ V ∩___∩
∧昼∧ ,ヘ.´ `ヽヘ | ノ ヽ
( ´_ゝ`) !〈(ハヽ)ヾl | / ● ● | (⌒―⌒)
/ \ | l、゚- ゚ ノ ! | ,、_,、 | ( _●_) ミ 〇_〇 (゚ (エ)゚*)
/ / ̄ ̄ ̄ ̄/.lY|,) | | l゚(・)゚ l ,、_,、 彡、 |∪| 、`\∩_∩ (⌒-‐-⌒) ( ´・(ェ)・) ⊂)夲!つ
__(__ニつ/ FMV /<ノj|j,〉 リi lづ"/) l゚(・)゚ l (゚(Å)゚)っ (´(Å)`;;) (;・(エ)・) ( ・(,ェ)・) ( つ旦O く/_|j〉
\/____/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
よくわかんないSSよりちゃんとハァハァしようぜ
ジージェイ!ジージェイ!ジージェイ!
SS禁止は良くない。
アンジェリカのデコを吸いたい
にゅるちゅびっと
むねが1番カワイイっぽい
ビーチェのデコ?誌ね
8 :
マロン名無しさん:04/10/31 21:15:25 ID:o6GgbQm4
マターリageますかな。
9 :
1:04/10/31 21:56:17 ID:???
>>3 >>5 (;´Д`)ハァハァ+SSという事で、これはアニメスレの前スレと同じです。
そうでないと建てた意味がないんで。
11 :
マロン名無しさん:04/11/01 01:33:54 ID:m4D5am2w
ガイシュツ質問ですまんが、萌えBBSってどこかに移転してる?
全然つながらないんだけど・・・
検索してみても移転みたいな事は書いてないし。
こそこそ・・・
ほしゅ
16 :
マロン名無しさん:04/11/01 20:04:00 ID:T+8DQp+a
>>14 それは「萌え.JP」でmoe違いです。
専ブラだったので気が付かなかった。
本当にどうしたんでしょうか?
17 :
12:04/11/01 20:30:34 ID:???
19 :
マロン名無しさん:04/11/02 08:51:05 ID:HwE0yL05
>>17 Webトップに貼ってるリンクなんかが移動前と同じだったりして、相当に
慌てて移転した&避難所なのかなと言う感じですね。
但し10月末からに今に掛けて、いろんな鯖がバタバタして個人ページに
アクセス不能になってるのをよく見かけるようですが何かあったのかな?
ヒルシャ「トリエラ、日本の企業と共同開発した新装備を渡すよ。」
ヒルシャーは紙袋から一本のバトンを取り出し、トリエラに手渡す。
渡されたトリエラはバトンをまじまじと見るが、プラスチック製の
安っぽい彩色をした、ただのバトンにしか思えなかった。
ヒルシャ「このボタンを押すと、電飾が光りだす。この状態でバトンを回転
させると効果音が鳴る仕掛けになってるようだ。」
トリエラが指されたボタンを押し、バトンをクルクルと廻すと滑稽な音程の
電子音が鳴り出した。オレンジ色の電飾が円を描いて、目にうっとおしい。
トリエラ「新装備…ということは、任務で使用する道具ということですよね。
これはどう使うのですか?まさか、棍棒とかw」
ヒルシャ「正式名称は『トリエラシールドバトン』。高速回転させて、銃弾を
弾き返すそうだ。」
トリエラは廻していたバトンを落とした。表情が固まり、目が「マジ?」と言っていた。
ヒルシャ「バンダイがアニメ第2期のスポンサーに決定しただろ?だから、任務中にこの
バトンを積極的に使って視聴者にアピールをしなくてはならない。スポンサー
命令だから、拒否できないんだ。」
二人の間を冷たいつむじ風が隔てていった。
同じころ、ヘンリエッタはジョゼから八つ裂きフラフープを受け取って呆然となり、
リコは下半身の新パーツとして装備する戦車型脚部を見て、泣いてジャンに許しを乞うたという。
ワロタ
リコタンクは是非見たいな。
23 :
マロン名無しさん:04/11/02 20:48:08 ID:9FvXRuCQ
油揚げ
>>20 GJ
エッタのフラフープするの見たいなぁ。リコはアーマードコア状態かw
TOMYがスポンサーにつけば、各人に乗用ゾイドが支給されたのにな
なに?TONYにキャラ設定させてアニメ化だと?それはどうかと思うね
最近のはわからないなあ。
偏見で言うなら、
ヘンリエッタ→セイバータイガー(主人公だから)
トリエラ→レッドホーン(ショットガン→武骨→重装甲)
クラエス→グスタフ(輸送っぽい)
ぐらいでどうだろう。
ツインお下げ髪で、担当官を殺しかねない(殺したけど)機体ということで、
エルザ→バーサークフューラー
>>26 tonyがデザインすると、キャラ以外全てクソになる法則
>>29 あの三つ編みをキュウィィィンって回して戦うバーサークエルザ萌え〜
>>20 に修正と追加。
トリエラは廻していたバトンを落とした。『嘘でしょう?ヒルシャー…』と訴える眼差しで
ヒルシャーを見上げる。 困惑しながらも、ヒルシャーは取り扱い説明書を内ポケットにし
まいうと真面目な顔をして事情を話し出した。
>>20 の続き
アンジェリカは泣く。泣き声も無く、吐息は『ハァッ、ハァッ…』と切なく荒い。
両目を覆う両手の指の狭間から、しみ出す涙が部屋の照明光を照り返した。
しとり、しとり、と涙の粒が指と指の根元の間に溜まっては流れ落ちていく。
「嫌です。そんな服を着て、人の前に立つのは、嫌です。」
アンジェリカの泣き姿を見て、マルコーは胸を刺されるような感情を無視できなくなった。
おろおろと気持ちばかりをはやらせて、目の前の東洋人に部屋から出て行くように訴える。
「アンジェリカは疲れているんです。今も容態は良くない、ビデオを撮るのは後日にして下さい。(英語)」
必死になって頼みこむマルコーに向かって、東洋人は露骨に不快の表情を出して怒鳴り散らす。
「あのねぇ、さっきから言っているでしょう?今日中にこのビスチェを着たアンジェちゃんの映像を
本国にいるデザイナーに送らないと、製品の元になるオリジナルが作れないんだよ!
ビスチェを着て、ちょっとの間だけビデオの前に立ってくれるだけでいいんだよ!
何度言わせるつもりですか!」
マルコーが下手になって必死に頼み続けては、東洋人が怒鳴り声で返すの繰り返しが
病室の中で続けられた。
アンジェリカは自分が悪いんだという自己嫌悪に苦しみ、東洋人が持って来た
あのビスチェを着た自分をマルコーがどう見るか?という不安と羞恥心とに板ばさみと
なって、精神的に身動き取れなくなっていた。
堂々巡りの続く病室に、一人の東洋人と一体の義体化された少女が断りもなく入りこんだ。
次回
トリエラの すごい ハイレグ
33>> の続き
「マルコーさん、そんな雑魚を相手に下手に出る必要ないぜ。(伊語)」
冷めた流し目で東洋人(バソダイの社員)を一瞥すると、男はマルコーに事情の説明を始める。
「ジャンさんから、たった今お達しがありましたよ。バソダイの人間が持って
来た玩具を使う必要は無し。バソダイ社員の方々には直ちにお帰り頂くということです。」
そして男は、アンジェリカを見て、ニッコリした。ベッドの前まで歩み寄って、
掛けシーツの上に置かれたビスチェを手にとってつまみ、垂らして見る。
「(日本語)…このキワドイ露出はなんだ?布も薄いし、色が真っ白じゃあ中身が透けて見えるぞ。」
ビスチェは所々で素肌を晒す切り込みが入っていて、股間の部分にはわざわざ縦スジを作る
パットまで入れてある。明らかに、その手の嗜好を持つ男の目を意識した服だった。
「ああ、君は日本人かい?丁度良かったよ、このイタリア人を説得してくれないか?
これは『アンジェリカのエンジェルビスチェ』という商品のプロトモデルでね、小さいお友達と
大きなお友だち、両方に受けるモノというのがデザインのコンセプトなんだ。」
マルコーさんとハイドさん、それにバソダイの人がなんだか難しい話を始めた。私はすぐに退屈して
話が終わるまで、アンジェと遊んでいようと思いついた。
「おはようアンジェ!ねえねえ、アンジェは何もらったの?他にはなんかないの?」
「ジル…ジキル、来てくれたの。」
「どうしたの、なんで泣いてたのアンジェ?お腹痛いの?」
「ううん、なんでもないの。ぐすっ…そうだ、このティアラをあげる。」
アンジェリカが商品サンプルのケースを開けて、中からプラチナ色に輝くティアラを
取り出した。エメラルドやダイヤを模したプラスチック粒を多用する、下品なデザインだ。
アンジェリカのへそをぺろぺろしたい。
チュんチュん舌でつつきまくり
次の日下痢になるアンジェ。
ミミのへそ?埋めろ
スカラ─wwwヘ√レvv(゚∀゚)wwwヘ√レvv~─!!
_
,'´, ヽ、
i ノノ)ハノ)
ノ从 ゚ヮ゚ノリ ぶおーん
( ⊃┳⊃
(_).;'´ `ヽ,
▽ !,, ノ从从ノ
( 'リ| ゚ -゚ノリ
≡≡≡ ◎―◎⊃⊃
>>35 の続き
「もらってもいいの、ありがとう。じゃあかわりにコレあげる。」
アンジェリカから貰ったティアラをトレーナーのポケットに突っ込んで、
紙袋からバトンを取り出す。アンジェリカは差し出された物の使い道がわからないでいる。
「これ面白いよ、廻すと音楽が鳴って、ピカピカ光って綺麗なの。ほらほら…」
ジキルはクルクルとバトンを廻しながら飛んだり跳ねたりしたので、バトンを持つ
手元が狂って、回転して勢いのついたバトンを放り投げてしまった。
「ありゃっ?」
放られたバトンがマルコーの後頭部を強く打って跳ね返り、部屋の隅に落ちた。
「ううっ!?…おい、ここは病室だ、遊びたければ外へ出て行け!」
ジキルは余所見をしていて、叱責を聞いていない。それよりも、アンジェリカが
がひどくショックを受けた表情で自分を見ている。「どうしたアンジェ、俺の顔に
なにかついているか?」 二人の日本人も、さっきまでとは違う目でマルコーを見ていた。
「マルコーさん…マルコーさん…」
「どうしたんだ、そんなに震えて、具合が悪くなったのか?」
「マルコーさん、…みが…髪が…頭が…」
3秒経て、ハッと事態を察したマルコーは自分の頭頂部をまさぐった。無い、何度探っても
そこに付けた物が無い!頭上の喪失感にうろたえるマルコーに、ジキルの善意が止めを刺す。
「マルコーさん!落し物だよ。はい、髪の毛!」
その場にいた、ジキル以外の誰もが声を出せないでいた。
>>36の続き
「マルコーさん、落し物だってば。要らないの、もらってもいい?」
「そっそれは俺の物ではない!そんなものは知らん!うっ」
マルコーは無意識に嘘を吐いた。誰が見ても、その落ちた人工の頭皮と頭髪は
マルコー自身の頭から離れ落ちた物である。自分が今直面する現実を否定した
いという卑小な願望が、口を突いて出てしまったらしい。
アンジェリカは不意にめまいを感じ、起こしていた身をベッドに落とすように倒れた。
「アンジェリカっ!アンジェリカ!…眠ってしまったのか?アンジェリカ!」
出来の悪い喜劇のような状況が一転し、笑い事では済まない…そんな気まずい雰囲気が
漂いだてる。バソダイの人は、ハイドさんと目配せを交わすと、そ知らぬ顔をして病室
を出て行った。私は落ちたバトンを拾って紙袋に戻し、ハイドさんの後に続いて病室を
出た。廊下の先から、お医者の先生と看護婦さんが早足でやってくる。きっとアンジェ
の病室へ行くのだろう。
用事を終えたジキルとハイドは次の目的地へ向かった。公社がよく利用する、軍の訓練場に足を運ぶ。
「トリエラだろ、ビーチェだろ、アンジェリカだろ、次のヘンリエッタとジョゼさんの所で
最後だな。」
「リコには伝えに行かないのですか?」
「ジャンさんの決定を伝えるんだぞ?リコはジャンさんと一緒にいるはずだから、
ついでに聞かされているに決まってるだろう。」
(リコは何をもらったんだろ?お菓子がいいなー。)
30分ほどして、二人の乗るタウンエース(ワゴン車)は訓練場にやってきた。
次回
アンジェの すごい スク水
アンジェリカを風呂でごしごししたい。
シャンプーが目に染みるとか言うけど思いっきりあわ立ててもこもこ
シャワーを嫌がるが気にせずガボガボ
風呂上りに桜色に染まる肌。「きれいになりました」
トリエラ?漂白しとけ
>>40 の続き
車をモータープールに停めて、二人は訓練場の管理事務所を訪れた。
「外来で入場している、ジョゼッフォ・Cという者を訪ねて来ました。
彼がどの施設を利用しているか教えて頂けますか?」
管理事務所に詰めていた、年配の職員はすぐに帳面をめくって調べて
くれた。引率一名を連れて、今は屋内戦闘の訓練に使う建物に居ると
教えてもらう。俺は職員の淡々とした対応に好感を持った。
「Grazie(ありがとう)」
老齢の男性職員は軽く会釈を返すと、机に戻って書類の整理を再開する。
彼の、締まった身体付きや、右手にある小銃ダコが、彼は老成した兵士である
と俺に推測させた。こういう男を前にすると、どうも俺は敬意みたいな感情を
自然と抱いてしまう癖があるみたいだ。
俺はすぐに教えられた建物に向かい歩き出した。ジキルは俺の前を小走りで行く。
まるで散歩に連れられた子犬のようだった。赤いトレーナーに付いたフードが
軽快にゆれている。重たいM2重機関銃の携帯をやめさせ、かわりにトカレフ拳銃
を与えて正解だったなと思う。
次回
ヒルシャーの すごい フンドシ
45 :
マロン名無しさん:04/11/06 02:27:38 ID:Ce9AnkPQ
age
次回
マルコーの すごい 育毛
10分ほど歩いたら、ジョゼの奴がいるという屋内戦の訓練施設が見えてきた。
「わたしあれ知ってるよ、キリングタワーって言われてるんだよ。」
「よく知ってるなー、俺はガイロンタワーと言う物だと思ってたぞ。」
その施設は5階建のビルを模した造りになっていて、屋上にヘリコプターからの
リぺリングで降りたり、ワイヤーを使って窓から飛び込む訓練などにも使える所
だ。モニター室から訓練者へ音声による指示を出したり、各部屋毎に照明や、
可動する標的を操作することもできる、充実した施設だったと覚えている。
建物に入ってすぐの角を右へ曲がり、奥にあるモニター室のドアの前に立つ。
俺はノックだけをして何も言わずにドアを開いた。部屋に入ると、ジョゼの背中が
目に入る。ジョゼの奴が部屋に入り込んだ俺に気づき、顔だけこちらに向けて俺を見た。
俺が軽く会釈をすると、ジョゼはコクリとうなずく仕草で意を返してきた。
「ジョゼッフォさん、訓練中にお邪魔して申し訳ありません。ジャンさんから通達があり
まして、バソダイ社の人間から渡された物を回収に参りました。」
「ああ、わかってるよ。彼から連絡があった。今はヘンリエッタにそれを使わせているか
ら、少しそこで待っていてくれ。」
(使わせてる?訓練に?そんな使える物を受け取ったのか?…)
どうにもジョゼの言っていることに納得できない俺は、ジョゼが注視するモニターに
目をやってみる。3階の廊下を映したその映像から、ジョゼは廊下も部屋も照明をか
なり弱くして、視界を暗くしているとわかった。だけど、複数台あるモニターのどこ
にも、へンリエッタは映ってはいなかった。
ふと、モニターの一つに動く人影が映っているのをみつけた。でもそれはヘンリエッタ
の訓練する姿ではなく、挙動不審で落ち着きの無い様子の、ジキルの姿だった。
>>47 の続き
「あの馬鹿め、何をしてやがる。すみません、すぐにつまみ出します。」
「待て、ヘンリエッタが近くに来ている。一緒に連れ出させよう。」
その時、ジキルは考えもなく建物内をさまよい続け、3階にまで上がって行った。
「はぁーっ、こんなに暗いとは思わなかった。…気持ち悪い。」
照明はぼんやりとした、弱弱しい光で壁から少しの範囲を照らしていて、それが
廊下の向こうまで点々と続いた。照明と照明の間は全くの暗闇である上に、物音
一つ聞こえてこないものだから、空気までが冷え冷えとした、寂しい雰囲気がする。
コツコツと自分の靴音だけを共にして歩いていたら、遠くから空気を切るような音が
聞こえてきた。
シャンシャンシャンン…
「…!なに?」
シャンシャンシャンシャン…
「なんなのぉ…はぁはぁ。」
シャンシャンシャンシャンシャンシャンシャン…!
「ヒッ!」
突然現れた人影! 廊下の曲がり角の先から、シャンシャンシャン!空気とこすれる
ような音をさせながら、コツリ、コツリ、一歩一歩をゆっくりと踏み出しながら、腰
を前後左右に激しくシェイク&リズミカルしていた。闇の中で、人影の目が綺羅利と光る。
>>49 の続き
目が合ってしまった… 腰を振る人影が、こちらに向かってきた。シャンシャンという
音は、近づくにつれてヒュンヒュンという音に変わって聞こえてきた。
(ジキル・・・?そこにいるの・・・)
腰をふる人影が、唐突に声をかけてきた。人影のまわりを、鋭いなにかがとても速い
スピードで回転しているのに気づいた私は身の危険を感じ、少し後ずさってから一目散
に来た道を引き返した。
「はっはっはぅっ!はっはっはぅっ!…やばいやばいよぅ。」
曲がり角で壁を蹴ってきり返しながら走る。すぐに、階段の踊場へ出るドアまで戻って
きた。安堵の気持ちがこみあげてきたままドアノブに手をかけた。…開かない!
「?なんで、どうして!開いてー!」
力任せにドアを叩き、ドアノブを乱暴に押し引きしても、頑丈で重いドアは開く様子が
無い。そうこうしている間に、ヒュンヒュンという風きり音が背後に迫った。
「嫌だーっ!」
腰をふる人影が紅い目をより強く光らせた。こっちをじっと見つめながら、まっすぐに
歩み寄りを始めた。
「助けてーっ、助けてーっ!うわぁぁあああん!」
バンバンとドアを叩きつけて叫んだその時、ヴォワーと音を立てて、照明が一斉に明るさを
取り戻して辺りを照らしつけた。腰をふる人影の正体が腰の動きを止めてなにかを掴んだ。
それは厚い刃物を円環状に加工した物で、どうやら腰で回転力を与えて相手を切断する武器
だとわかった。
>>50 ヘンリエッタは暗視装置のスイッチを切るとそれを顔から外した。
ドアの前で、赤いトレーナーを着た女の子が尻餅をついてこちらを見上げている。
(…何事かと思えば、子供の悪戯か。)
ヘンリエッタは女の子の手を引いて立ち上がらせると、無線でジョゼッフォに連絡を入れた。
訓練はひとまず休憩とし、自分の義体が邪魔をした詫びにと日本人が缶コーヒーをご馳走した。
ジョゼッフォにはブラック、ヘンリエッタには甘いミルクコーヒーを差し出した。
ベンチに座り、コーヒーに口を付けるヘンリエッタの肩にジョゼッフォが軽く手を載せた。
「済まなかったね、ヘンリエッタ。せっかく上手くいきはじめてた所で邪魔させてしまって。」
「あの人…」
「ん?どうかしたかい。」
「雰囲気が、一般人を装ってますけど、何だか警戒の電波みたいなものを出してる感じがします。」
ジョゼッフォはそれを聞いて、少し考えてからヘンリエッタに打ち明けるように話しだす。
「フランスから引き抜いた兵隊さんだよ。」
「外人部隊ですか?」
「今度、僕達とは別に、対ゲリラ作戦を主任務としたグループが発足されるのは聞いただろ?
あの女の子はそれに配備されるために簡易な義体化を施されている。」
>>51 の続き
ジョゼッフォはヘンリエッタの隣に腰掛け、二人で一緒にコーヒーを飲む。
「再来月から本来の活動を開始する事になったんだ。義体15人に外部からスカウトした
担当官が13名、いずれも軍隊か特殊部隊出身の実戦闘経験者だそうだ。」
「でも今日は何故ここへ来たのですか?」
「ジャンの命令で、あのフラフープを回収に来たんだ。なんでもスポンサー企業の人間に
叩きつけて返すためらしい。」
フラフープを回収したことでほぼ任務は達成された。ジョゼとヘンリエッタに謝りを入れ
て、俺とジキルは訓練場を後にした。公社に戻り駐車場へ向かうと、日本企業の人間が乗る
車が数台、すれ違いで出て行った。俺はジキルに義体棟へ戻るように言いつけて、ジャンの
もとへ向かう。時間は昼飯時に入ったばかりで、今日はまだまだ仕事があるのだ。
ジャンの前で午前中の仕事の結果報告と、午後のスケジュール確認を始めた。
「えー、午後2時より日本のアニメーション監督3組が来訪、公社の中を案内します。
スタジオズブリの宮崎パヤオ氏、義体に是非ともインタビューしたいと、特にリコと
接触したがっています。次にプロダクションGIより押井護氏がお越しになります。
GI側で製作した強化装甲服を義体に着せてみたいとか…最後にサソライズから
腐良野氏が御出でになられます。強化人間と義体の違いを知りたいとのことです。」
>>51 の続き
公社へ招待した日本のアニメーション監督3人の経歴やデータを斜め読みして、
ジャンは俺に質問を投げかけてきた。つまり、ジャン自身もよくわからないのだ。
「ふむ、3人とも日本に限らず、世界のアニメファンの間での知名度は抜群だと
わかった。で、どれに作らせればヒットするアニメ映画ができるんだ?」
「さあ?俺にもわかりません。漫画とアニメとかは、子供の頃から縁がありません
でしたから。義体どもの方が我々よりよほど詳しいと思いますよ。」
それから30分ほど議論をした結果、一番安い予算で1時間半の映画を作れる監督に
ガンスリンガー・ガールの劇場用アニメーション製作を発注することに決まった。
製作予算はバソダイから引っ張る段取りがついていたので、後は公社がいくらピンハネ
できるかが重要な課題として扱われていた。いい映画を作って興行収入を得ようなんて
考えは、ジャンも俺もハナから持っていなかったんだ。
「ところでジャンさん、帰ってきた時にリコを見たんですが、…足がおかしくないですか?」
「あれも日本企業が持って来た試作品だ。逆間接脚は通常の脚部に劣らない速度で走ることが
できる上に、きり返しの動きが通常脚より優れている。リコでテストするが、上手く
いくようなら一部の義体にアレを導入することも検討している。」
「やめましょうよ、恥ずかしいですから。」
ジキルとハイド 第3射 終わり
ツマラン ◆TJ9qoWuqvA はひょっとして地雷ゲーACNBを掴んだクチか?
で・・・フ ロ ー ト 脚 の リ コ た ん マダー?
原作のレギュラーメンバー達を架空の同僚という視点から書いてみたいと思い、
ジキルとハイドというフラテッロを使ったSSを書いてきた。
しかし、技量不足により良い物は作れなかったので、第一部完結として打ち切ります。
もっと腕を上げた頃に再開できれば儲けものかと思う。
>>53 俺はサイレントラインと共に生きるから、NBのことは忘れました。
>>54 文章の構成力はイイと思うぞお。
た・だ・し、ネタのパンチ力が弱いな。
オリジナルキャラ(ジキル&ハイド)を登場させるならパロディだと正直物足りないな・・・
それと最初シリアス路線じゃなかったか?
漏れは『条件付け』で多重人格をテーマにするのも面白いなと感心してたんだが・・・
そうだな・・・まともなACユーザーならNBのことは忘れよう
つうか憶えていたくないな、あの糞ゲーはな・・・
リコたんホバー脚装備の巻
公社の手術室でリコは薬で眠らされ、技師たちによって両足を取り外された。
でも、古くなった脚の換わりに取り付けられたのは、前のと同じ細くて可愛い2本足
ではなかった。逆に、リコの体をその大仰な機械に取り付けると言った方があう。
リコの下半身はホバークラフトに換装された。
義体技師「下半身の交換は終わった。ホバークラフトの慣性に慣れるまでは不自由を
感じることも多いと思うが、ジャンの指導があれば、なんとかできるだろう。」
ジャン 「ええ、そうしてやりたいものです。」
夕暮れ時になって、リコは目を覚ました。両目の目じりに塩がかすかに残っている。
ダラリとぶらさげた手で目元をこすった。ぼんやりとした視界が晴れると、自分の
体がゴーカートのような、小さな車輪のついた乗り物に生えているという有様だった。
ある日、リコがジャンを訪ねて公社のオフィスへやって来た。
「へへへ、見ろよ、ジャンさんのラジコンが部屋に入ってきたぜ。」
「おー恐!誰かさんみたく轢かれないように気をつけないとな。」
リコの耳には職員たちのささやき声もしっかりと入っていたが、あえて無視して
無感情を装った。こみあげる恥ずかしさを顔に出さないように、ジャンに殴られる瞬間の
記憶を、フラッシュバックのように意識の奥底で再生するのを繰り返した。
トイレに排泄物を捨てて部屋に戻るとき、ちょうどドアを開いたヘンリエッタに出くわした。
ギィィッー、ドアの前までホバー走行していたリコの前に、突然ドア板がせりだしてきた。
リコは急停止をかけるも、慣性に乗っていてすぐに止まることができす、ドア板に激突した。
バゴンッ!ゴッ!
「あべしっ!」
ホバー脚の最初の餌食はヘンリエッタだった。一旦開いたドアにリコホバーが激突し、
その時の衝撃でドアノブを握った手を手首から骨折、ドアにぶつけて鼻をつぶした。
リコたんホバー脚装備の巻
二人目の犠牲者にはジャンが選ばれた。
「リコ、付いて来い。」
「はい。」
ジャンの少し後ろをリコホバーが低速で付いていった。医務室に行くということを
リコもわかっていたので、ジャンがどこで立ち止まるかも大体見当がつく。
「あっ、課長、この間の件ですが。」 ドムッ!
「ぐぁっ!」
ホバー脚の装備で体重が100キロ近くになったリコが2脚の時と同じ速度で歩
いても、なにかにぶつかれば、生ずる衝撃は4倍ということが証明された。
後ろから追突されたジャンは5メートルの距離を転げ回り、全身打撲で一週間の
入院を強いられることとなった。病室へ見舞いにやってきたリコに、ジャンが目
を細めて言った。
「リコ、ホバーが嫌なら、正直に言えとあの時に言っただろう。嫌だったなら何故
言わんのだ。」
病室にはリコとジャン以外誰も居なかった。ジャンはリコの頬をさすって愛撫をする。
(ジャンさんが、私の足をホバーに替えてみたいと言うのを、私が断るなんてできない。)
リコはジャンの手の平の感触と、愛撫の快感を受け止めながら、ただ黙ってジャンにされるが
ままでいた。
リコたんホバー脚装備の巻
最後の犠牲者にはトリエラが捧げられることとなる。
下半身をホバー脚に換装してから一ヶ月が経過し、リコもホバークラフト脚の
独特な動きに大分慣れてきた。高速ホバー走行中の状態からの狙撃を遜色なく
こなせるまでにこぎつけ、実戦投入も間近と皆が評価するまでにホバー脚を使いこなした。
ある日のことだった。運動場に幾つも並べた三角コーンの間をリコホバーが左右交互に高速
走行ですり抜けていく訓練を終えたあと、リコホバーの後部にトリエラが乗り込んだ。
リコホバーは義体棟のシャワー室を目指し、砂煙を巻き上げて運動場を疾走した。
「うわははぁーっ!リコ、すごいスピードだよ!」
「トリエラ、曲がるときはしっかりつかまってないと落っこちちゃうよ。…!!!」
建物の角を曲がったすぐそこで、ロレンツォ2課長の犬が脱糞の最中だった。
「くぅーん、くーん。」
(わんわんが…!!!危ないー!)
リコは1ヶ月の間で培った技術を総動員して、急停止を試みる。ギリギリのバランスを
保持して転倒せず、制動距離を最小限に抑える360度モンキーターンを成功させて、
リコは犬の糞の5cm手前で停止することができたが、犬自体はとうに逃げ出していた。
「あれっ?」
さっきまで背後にいたはずのトリエラが、自分の前方上空を飛翔している。
トリエラは鳥の翼のように両腕を広げて、クラエスの畑がある方へ落ちていった。
「しぇぇぇぇぇぇぇっ!?!?!?!?」
トリエラがクラエスのハーブ畑に突っ込んだ時、飛行機が墜落するときのような音が
したものだから、公社の人たちが大勢でトリエラを見に来た。もちろんクラエスも
やって来て、収穫直前のハーブがぼろぼろの屑になっているのを目の当たりにて、
…しばらく私と口をきいてくれなくなった。
リコたんホバー脚装備の巻
ジャンさんが退院した。お仕事に復帰したジャンさんに「ヤブサメ」を上手く
やり遂げるところを見せることができて嬉しい。
「リコ、後で私のデスクへ来い。」
また、いつものように殴られるのだろうと思ったけど、ジャンさんは私を見て、
哀れんでいるのだとわかった。わたしはホバーの出力を抑えてジャンさんの部屋
を訪れる。
ジャンは自分とリコの目線の高さを合わせるためにひざまずき、リコの手を取った。
「すまなかった。義体としての機能性を求めるあまりに、お前の意志をないがしろに
しすぎていた。」
「ジャン…さん…?」
「ホバークラフトか…こんなものをお前に無理強いした私は、どうかしていたのだろう。」
ぽろり、ぽろりぽろっ、我慢する暇もなく、リコの目から涙がこぼれ落ちる。
「違うんです。」
リコは泣いていることをジャンに悟られないように、思いっきりの笑顔でジャンに応える。
「無理強いなんかじゃないです。私は、ジャンさんが望むことを叶えたいと思ったから、
ホバークラフトの脚を上手く使えるように、一生懸命になって練習しました。もう、
ジャンさんを後ろにお乗せして走ることだってできるんです。」
リコたんホバー脚装備の巻
「休むことも、仕事の内だ。」
ジャンさんはそんな事を言って、私を旅行に連れ出してくれました。
ホバー脚が大きいから助手席に座れなかったのは残念だけど、私は
後ろにジャンさんを乗せて、湖の上をモーターボートみたいにとても
速く走った。私もジャンさんも水着に着替えて、一日中遊んだ。
「ジャンさん、もっとぎゅっとつかまってください。重心が後ろにあると危険です。」
「リコ、もう少しスピードを落としてくれ。」
日が暮れると丘に上がり、湖のほとりにある別荘で夜を過ごした。私とジャンさん以外
は誰もいない山の中で、ジャンさんが私だけのために一緒にいてくれたことは何よりの
思い出になった。公社に帰ったら、私の足は元の2脚に戻されるみたい。
でも、こんな幸せをもらえた私は、もういつジャンさんのために死んでもいいと、
強く心に刻んで眠った。
リコたんホバー脚装備の巻 完
今月3日のガンスリイベントと、双葉文化祭でガンスリ本買ってきました。
いやー、やっぱり構成が俺より上手い人なんていっぱいいるいる!
勉強になりました。
ハァハァ前スレではあんなに沢山のSS職人がいたのに、なんで新スレの方に
は来てくれないんだろう。宣伝不足だろうか?
ここは掃き溜めですか?
63 :
参〇九:04/11/07 22:26:48 ID:???
*********************************************************************
□□□GunslingerGirl 〜ガンスリンガーガール〜 萌死小劇場 ■■■
−−「絞め技一本!」−−
*********************************************************************
そこは前線本部として使われる安ホテルの一室。
外では子供の遊ぶ声、少し離れた海から市場のゴミを失敬しに来た
カモメの鳴き声もしている。
【蛭】・・・良い天気の日だな。こんな日は平和に終わって欲しいよ。
【鳥】そう思うときに限って望みは叶わないものですよ、ヒルシャーさん。
・・・ちょっとキツかったかなとトリエラは少し後悔する。
案の定、最近は頻繁に見られなかったヒルシャーの、まるで犬が黄昏れる
ような暢気な顔が少し緊張した直後に、もの悲しく哀愁さえ感じる顔になる
・・・ヒルシャーさんの可愛らしい顔なんだよなぁ。
トリエラはそう思う。
【蛭】・・・でも努力ぐらいはするとしよう。
【鳥】では私は事前に予定していた例の格好に着替えますね。
いつものアレじゃブルース・ブラザースだと思われますから。
鳥−蛭組の今日の任務は接近偵察だった。
【蛭】ああ・・・取り敢えずその方が平和を迎える事が出来そうだ。
・・・ところで僕はメン・イン・ブラックだなぁと思っていたんだが・・・
ヒルシャーが真面目に返したであろう返事を、いつものようにトリエラは
クール、かつ冷酷に聞き流す。
64 :
参〇九:04/11/07 22:27:22 ID:???
【鳥】そうでしょうかね・・・ところでヒルシャーさんは?
【蛭】僕はこのままで行こう。この方が何かととけ込める。
そう言いながらヒルシャーはスーツの襟を引っ張って見せる。
【鳥】良いですね男の人は。とりあえず上着着ていれば取り繕えるから。
【蛭】でも楽しみは少ないよ。女性は何を着てもファッションになる・・・
【鳥】そうでしょうか?例えばいつものスーツは私としては・・・
【蛭】いやぁ・・・君には似合っている。でも逆に僕のスカート姿はお笑いだ。
【鳥】そうですかぁ〜?捜査や襲撃に必要な時もあったりして。
トリエラが悪戯っぽい微笑みをしながら茶化す。
【蛭】・・・冗談はよせ。僕のこの顔では児童合唱団の寸劇にもならないよ。
【鳥】でもオリガさんと一緒なら仲間の女性に見えると思いますよ。
【蛭】・・・・・・・それは彼女に失礼だ。
ちょっとムッとしたようなヒルシャー
【鳥】ふふっ・・・一度やったらヒルシャーさん、意外と目覚めたりして。
65 :
参〇九:04/11/07 22:28:27 ID:???
掃除は行き届いてるものの、いかんせん古さが目立つホテルの一室。
ティーンの少女が着替えを始め、それを見ないようにと窓の外を
見ている年齢以上に煤けて見える男。
事情を知らない者から見たら、なかなか驚きの光景だろう。
ふと・・・ヒルシャーの胸元を凝視するトリエラ。
【鳥】・・・でもヒルシャーさん。ネクタイぐらいは変えた方が良いと思います。
【蛭】ん?何かまずかったか?
不思議そうな顔をして答えるヒルシャーに、呆れた顔でトリエラが言った。
【鳥】ヒルシャーさんの「勝負ネクタイ」かも知れないですけど、その柄、
大きな仕事で使いすぎです。それに地味なのに比較的目立つ模様だし。
【蛭】・・・参ったなぁ。残念ながら日帰りだから換えを持ってきてないんだ。
【鳥】もう!服を気にしない独身男の王道ですね。
自分の首からサラリと取ったネクタイを差し出すトリエラ。
【鳥】ほら、私のに絞め変えてください。
【蛭】でも君のそのネクタイは、この間ミラノに行ったときの帰り道に
君から欲しいって買ったものだろう?
【鳥】かまいません!接近時にバレて、このホテルが「HEARTBREAK HOTEL」に
なるよりはいいでしょう?
困った顔をするヒルシャーと彼の「いつもの表情」に苛立つトリエラ。
66 :
参〇九:04/11/07 22:29:03 ID:???
【蛭】でもなぁ・・・それは僕が絞めるには派手だろう?
【鳥】ヒルシャーさんは地味過ぎなんです!
地味過ぎて遠くから見てもすぐヒルシャーさんだって判りますよ。
【蛭】すまない、ウチのオフクロの趣味なんだ。「地味が一番」って・・・。
下を向き、大きくため息をつくヒルシャー。
あ〜、トラウマなんだなと納得した表情のトリエラ。
【鳥】ヒルシャーさんみたいな地味なスーツには・・・
そういってネクタイを持ったトリエラはヒルシャーの肩を持って鏡の
方に向けると首の辺りから自分のネクタイを垂らして見せる
【蛭】おお・・・良いなぁ。
【鳥】ね!そうでしょ?地味なスーツには派手なネクタイ!一発決めなきゃ!
鏡に向かうヒルシャー。
トリエラから貰ったネクタイを締めながら・・・何故か鼻歌が。
【鳥】ほら〜、これから修羅場かもしれないのに気分も変わるでしょ?
【蛭】そうだなぁ・・・余りに決まりすぎて、普通のイタリア人の男みたいに
街で可愛い女の子を見たら声を掛けたくなるなぁ。
何とも言えない爽やかな日の当たる部屋の昼前。
ネクタイを絞めている御機嫌なヒルシャーには、そう言った瞬間、唇を軽く
噛んだトリエラの動きが一瞬止まった様子を伺う事は出来なかった。
67 :
参〇九:04/11/07 22:29:51 ID:???
【鳥】あ、ヒルシャーさん・・・
【蛭】ん???
【鳥】それじゃ長さが変です。
【蛭】う〜ん、元々は君に合わせた長さだろうから・・・
【鳥】ううん・・・締め方をちょっと工夫すれば・・・
そういってヒルシャーの正面に立ち、ネクタイを一旦解いて首に巻くと、
普段ヒルシャーがしない巻き方で締めるトリエラ。
【鳥】こう絞めれば・・・
そういいながらキゥゥゥゥゥっとネクタイを締め上げるトリエラ。
【鳥】女の子の方から寄ってきたりして〜〜〜っ!
【蛭】ち・・・ちょっとトリエラ・・・絞めすぎだ!
【鳥】ふふ・・・ごめんなさい。でも女の子には油断は禁物ですよ。ちょっとした
緩みでもボロが出ちゃう事ありますから。
さっきから窓の外にいた太った猫が、その様子を見て一瞬驚いた顔をした。
・・・しかし事情が掴めたのか、大きなあくびをしてノコノコと歩いていった。
【蛭】と、トリエラ・・・少し緩めて・・・いいか?
【鳥】そうですね〜。 余り他人に隙を見せない程度に緩めて下さ〜い。
そう言いながらヒルシャーとは逆方向に振り返り、眉間にシワを寄せて
舌を出してベ〜〜〜をするトリエラ。
少し上がっているトリエラの両肩を見ながら、僕は何かトリエラが怒る様な
事をしたのかな???とクエッションマーク噴出中のヒルシャー。
【鳥】(小声で)もう・・・この朴念仁・・・
68 :
参〇九:04/11/07 22:31:33 ID:???
そう言いながらトリエラはリップグロスを持ってバスルームに行き鏡に向かう。
【鳥】でも・・・そんなところが好きなんだな。
そうじゃなきゃ絞め殺してたよ・・・と思いながらトリエラはグロスを引く。
褐色の肌、そして少し赤黒い唇にのせるピンクの水っぽい輝き・・・。
これは・・・ヒルシャーさんの好きな色・・・だから私に・・・一番合う色。
【Fin】
こ の 話 は 前 に も 読 ん だ 憶 え が あ る ぜ !!
パロディ系よりもシリアス系のSS職人で新しい住人入って来ないかなあ・・・
70 :
マロン名無しさん:04/11/08 11:50:48 ID:/xcHztgf
なんか殺伐としてるなあ・・・
これじゃ書こうと思う人が少なくなっちゃうよ。
>>69 まじめな提案なんだけど、自分で書いてみては?
意外と読み手と書き手の垣根は低いよ。このスレは特にそう感じる。
あと読んだ憶えがあるとかいうなら、元ネタ書いてよ。すげえ気になる。
>>70は話が通じなそうだから
>>69に聞くんだけど。
>>71 いや、
>>63-68は盗作じゃないよ。作者も参〇九だし・・・
GunslingerGirl ガンスリンガー・ガールSS書きの控え室 2の草稿だな。
でも内容が変った箇所が分からないな・・・ひょっとしてそのままか?
あー、夕べぽつりぽつり控え室 2に投稿していたら
一気に話が膨らんだのでこっちに投稿します。
やはりパロディ系なのだけどそれは勘弁な。
ジキルとハイド 第4射 『Richieste sessuali del anus』
その日の午前は、公社の運動場で義体どもに徒手格闘術の実践訓練を施していた。
本来はヒルシャー指揮下のフラテッロたち、俺とジキルのように、兵隊あがりと
簡易版義体の子供らだけでやることだったのに、ちょっとしたミスから、トリエラ
の相手まで俺がする事になっていて、肝心の俺の義体を教育することができなかったんだ。
義体棟の屋上から、クラエスが運動場の様子を眺めている。濃い灰色のラバーマットが
運動場に7枚ほど、適当な間隔を置いて敷かれている。一枚のマットに2組のフラテッロ
が集まって、担当官が格闘術の型を義体に教えたり、マットの上で組み手をしている。
義体と担当官が運動着姿で取っ組みあっているマットもあれば、担当官同士で関節技の
実演を義体に見せている所もある。それぞれの担当官は、自身が習い覚えた格闘術を義体に
教えているものだから、担当官が使う格闘術によって、義体たちはてんで別々の指導を受けて
いるわけだ。コマンドサンボ、マーシャルアーツ、少林寺拳法、カラテ、合気道、太極拳などなど。
クラエスがふと目を止める。よく見慣れた顔が一つ、マットの上で大人と睨みあっている。
「トリエラ…(なぜあの中にいるのかしら?)」
素手のトリエラを相手にする男は左手に陸上競技用のピストルを持ち、小刻みに動き回る少女の
の目を狙い続けている。トリエラは俊敏にステップ移動して銃口を(穴は開いていない)かわし
続けるも、男の狙いがすぐに追いついてしまい踏み込めないでいた。
不意に、男の反応が一瞬遅れる。トリエラはその隙を逃さず、男の懐を奪いに飛びこんだ。
75 :
73:04/11/08 22:57:22 ID:???
あっ……重なりそうなので後で投稿
>>74 余計な前置きしてスマ
自サイトでガンスリの下品パロディSSをUPして2日後、
氏ねメールの嵐を受けてファンの恐ろしさと現実の厳しさを痛感しました。
第4射からの脚本は完全オリジナル(若干のパクリを含む)と原作志向でいく予定です。
今夜もリコちゃんと相田センセに感謝の祈りを捧げたので寝ますね。
78 :
73:04/11/08 23:00:33 ID:???
この前は、万華鏡のことでリコにきついことを言ってしまった。
だから、今朝思い切ってリコに謝ってみた。
「……これからも一緒にいてくれるんでしょ?」
リコはあっさり許してくれた。
本当におおらかな娘だ。
えへへ。
その時、クラエスとトリエラが何か話しているのを小耳に挟んだ。
「クラエス。……アフリカの石って?」
「別に……何でもない」
私は、その時、ものすごく嬉しい気分だったのだ。
だから、僅かに曇ったクラエスの表情が、気になったのだ。
そうか。クラエス、いつもお留守番だから……。
私は、ジョゼさんに思い切っておねだりしてみることにした。
数日後、私は大きな包みを抱えてクラエスの部屋を訪れた。
「あら、ヘンリエッタ……その包みは何?」
「いつもクラエスお留守番だから、たまには外の雰囲気を……って思って」
「ヘンリエッタ、あなた時々妙なところで気が利くのね」
クラエスは苦笑いしているようだ。ふーんだ、どうせいつも私は自分のことだけで手一杯ですよーだ。
「ところでその中身は何なの?」
「クラエスが前に欲しがっていたもの。私もジョゼさんにお願いして買ってきてもらっただけだから、まだ中身を見ていないの」
「じゃ、一緒に拝見させていただくとしましょ。開けるわ……」
そこに鎮座していたのは。
79 :
73:04/11/08 23:01:23 ID:???
荒削りな彫刻。
刺青を思わせる、直線的な幾何学模様。
威嚇するように無表情な顔つき。
大地の民がその恩寵を表現したような、重量感。
「えへへ、アフリカの石…。ドゴン族の彫刻だって。フランス経由の輸入品だから、アメリカ人は関係ないよ?」
「…す、素敵ね。…でも、スニージーやハッピーの隣に彼を陳列したら、トリエラ、あまりいい顔しないかもしれないわ…」
眼鏡の奥のクラエスの表情は、午後の日差しに遮られてあまりよく見えなかった。でも、多分喜んでくれているのだろう。声が震えている。
その後、アフリカの彼はクラエスの菜園で作物たちを見守っているらしい。
名前は聞きそびれている。
80 :
73:04/11/08 23:02:29 ID:???
2
今日はよく晴れている。
洗濯のついでに、クラエスの畑仕事を手伝う約束だ。
彼は、やはりそこにいた。
「…………」
実際のところ、男性なのか女性なのかよく判らない。
それ以前に、性別なんてものがあるのかも判らない。
でも、何というか一目見たときから多分男性なんだろうなという感じがした。
そして、すっかり菜園のあるじの顔になっている。
「…………」
「……ヘンリエッタ。……言っておくけど、私はトリエラのように同じ彼を何人も揃える趣味はないわよ?」
「……判ってる……」
私は、なぜか全身がふるっと震えるのを感じた。
「……何体も揃ったら、呪われちゃいそうな感じ……」
その瞬間。怖い顔でトリエラは私をきっと睨んだ。
そして、彼のほうを見て、少し表情を緩めた。
「……彼がいると、課長の犬が花壇を荒らさないから助かるわ」
「……そうだね……」
「……彼、クスクスって名前にしたの」
「……へぇ、可愛い名前にしたのね」
「アフリカの料理の名前よ。ほら、せっかく畑にいるんだし」
「……ねえ、クラエス。……どんな料理なのかな?」
「さあ。本で読んだだけだから」
彼の周りにはアブラナが植えられていた。華やかすぎる花壇の観葉植物よりも、素朴なアブラナは彼によく似合っていると思う。
そして、いかにも春めいた可憐な黄色い花に囲まれて、彼も、そしてそれを見つめるクラエスも、ちょっぴり嬉しそうだった。
81 :
73:04/11/08 23:03:23 ID:???
3
ジャンは、花壇を見た。
花壇と言うか、「彼」の聖域のようだ。
「私、修道士の拓いた土に彼をお祀りしちゃったんですね」
「……ああ、結果的にそうなるな……」
「名前はクスクスと言います」
「……ああ、そうか……」
「では、私、検査がありますので……」
「……そうか。そうだったな」
クラエスが去った後も、ジャンはそこを去るのをためらうかのように立ち尽くしていた。
そんなジャンを見つけて、ジョゼは歩み寄った。
「兄さん」
「……何だ、ジョゼ」
「……僕はもう少し、ヘンリエッタとよく話をするべきかもしれませんね……」
「……まあ、結果的にクラエスは喜んでいるようだ」
「ニハッドは、これは『ユルグ』の像じゃないかと言っていますが」
「出自はともかく既に『彼』は花壇の主だ」
「……そうですか」
「名前はクスクスと言うらしい」
「……ちゃんとクラエスと頭韻・脚韻を踏んでいるんですね……」
「……今度、外出許可をやる。……クラエスにアフリカ料理でも食わせてやれ」
「そうするよ、兄さん……」
二人は、なおも花壇を見続けた。そこは公社の土地でもイタリアの領土でもなく、「彼」が鎮座まします「彼」の王国だった。
治外法権のその土地は「彼」の祝福で実りの豊かさを約束され、暗澹たる復讐の炎に身を焦がす兄弟は、その陽気さにしばし妬みを感じているようだった。
「……俺もリコを連れていこうか」
「そうするといい。兄さん……」
82 :
73:04/11/08 23:29:44 ID:???
>>76 :ツマラン ◆TJ9qoWuqvA にしつもーん!!
…冷やかしとか中傷が目的じゃなく読んでから判断を下すから、そのサイトのアドレスを教えれ
>>83 リニューアル中につき、白紙にしてあります。COOL ONLINEのサーバで
そのうち再建する予定です。
ttp://suminohu.cool.ne.jp/ メールが20件くらいきたので、
「俺ってすごいじゃん!」と口に出してメールを確認。
「市ね」の羅列が続くメールが延々と一つの出所から届いていました。
やっぱり下ネタは良くない。俺もう下ネタやめるよ、リコ。
頑張ってください。オレもSS考え中です。 援軍が来るまで持ち堪えてください。
俺も投稿したい。
でも卒論が終わるまで待っててくだされ。
クラエソの日記作者さん、いなくなっちゃったけど
…新しく住人も増えてきたし俺も投稿再開しようかなあ、どうしようかなあ?
…やっぱりもう少しROMってから答えを出そう、別に急がなくてもいいや。
90 :
73:04/11/10 21:50:34 ID:???
>>87 早速感想ありがとう。
&ドゴン族のブロンズ像ありがとう。
原作第18話のあとでヘンリエッタがボケかましたら……
という設定で話を考えていたら、案外クラエスはノリノリで楽しむんじゃなかろうか、
一方ヘンリエッタはボケておきながら諧謔的なクラエスの振幅についてこれず
単に戸惑うんじゃないか、他の担当官は……とか考えてたら
思いついたネタです。
アンジェリカとリコはそれが何か全く理解できず
ビーチェは全く無視するだろうと思ったんですが盛り込むに至らず。
やっぱギャグはずしてますかね。でも顔面グーで強襲するのはやめてくらはい。
>>85 >>86 >>89 読みたいっす。書いてください〜〜
>>89 他の掲示板の攻殻スレでバトーの日記のネタと
SSを投下していたのは見た。
名前は違うけど作風同じ。
>>91 クラエソの日記作者さんって違う板にいるのね。元気にやってるかな?
>>74 の続き
(やはり、餌を放ると食いついてくる。)
トリエラの相手をする俺は、意識してトリエラに晒した体の左側、無防備になる死角に顔だけ向け、
トリエラが一気に間合いを詰め寄る様子を、ずっと目で捉え続けた。時間にすれば一秒にも満たない
この瞬間を、俺の脳はスローモーション映像をコマ送りするように処理している。
(左手で銃を持つ手を捻る、右腕で俺のわき腹を捕らえてタックル、…上半身しか見てないな。)
腰から下の半身を左方向に90度捻って向きを変え、、トリエラを迎撃する態勢を整えた俺は、
どうして今日、ジキルを教育する貴重な時間をトリエラに使うことになったのか、考え直してみた。
ああ、昨日のことだったから、まだ覚えている。昨日の午後は義体たちに数学の授業を教えていた。
「これで、等比差数列というものは数と数の間の比が同じ、つまり全ての数がひとつ前の数の?倍に
なっている数の集まりだとわかると思う。わからない奴は手を上げてくれ。」
黒板を教鞭でパチパチと叩き、俺は15人の義体どもをぐるりと見渡す。3人が理解した様子で
ノートにテキパキと黒板の内容を写し取り、4人が退屈そうにうわのそらでいる。2人がタバコを
を吹かして授業が終わるまでの時間を潰し、あとの6人は全員が寝ていた。床や机の上で横になる
馬鹿もいた。俺のジキルは…かろうじて、椅子に座った姿勢を保ち、夢と現実の世界を行き来する
のを繰り返している。焦点の合わない半目で宙を睨み、コクリコクリと頭を上下させ続けていた。
ケータイ変えたら長文が書き込めねぇ〜 せっかく話書き込めるのにぃ〜
アレ? 100レス超えないと即死でしたか? 一応保守。
2ch版都市伝説が発生している・・・
公社の中には小さな講堂といった造りの部屋があって、俺はそこで週に3回、2時間ずつの授業を
行っている。俺とジキルが属するヒルシャー班の義体たちは全員が13歳から15歳くらいの女の子
なんだが、みんなが訳有りの過去を経て公社に連れてこられ、体の大部分を義体化した。幸いどの娘
も簡単な読み書き計算に加えて、初等学校で習う程度の教育を受けていた。だけれど、彼女らが背負
う使命を果たし、任務を全うするには、それだけでは全く不十分なんだ。
一つ一つの物事に筋道をつけ、順序立った物の考え方ができなければ実際の仕事はおろか、そのため
の訓練さえ効率の悪いものになってしまう。だからこそ、こういった基礎的な学業を疎かにさせるこ
とはできないということで、学のある担当官が交代で、義体たちに勉強を教える。
そうこうする内に授業を終える時間を迎えた。
「今日の授業はこれで終わりだ 各自でよく復習をしておけ」
義体どもが一斉に筆記用具をしまい始める。寝ていた義体もその物音で目を覚まし、帰り支度を始め
た。となりの奴と話し出す娘、タバコを携帯灰皿に押し込む娘、こいつらの立てるざわめき声と物音
にかき消されないように、俺は腹から強く短切に怒鳴り上げる。
「以上 解散っ!」
黒板を拭き、テキストをまとめて、俺は出入り口へ歩き出す。机の下から通路側にはみ出でている頭
を見つけて、しゃがみこんでそいつの顔を覗いた。ジキルと同室の義体、ミュウという少女がいた。
まだ寝息をたてて目を閉じている。俺は立ち上がって、その寝顔に軽い蹴りを放りこんだ。
「馬鹿が!」
ガツッと鈍器で殴ったような音が聞こえた。俺のつま先を額に受けて、ミュウは後頭部を後ろの段差
に強くぶつけて目を覚ますと舌打ちし、歯と歯の間で息を吸いながら、俺を睨み上げてきた。
「ハイドさん」
不意に、ジキルが背後から俺を呼ぶ声に振り返ってしまった。。
「なんだよ?うっ…!?」
ジキルの左目と俺の左目が速い速度ですれ違う。
ハイドが背中を見せた隙にミュウが立ち上がり、ハイドの腰めがけて、体あたりをかました。
バランスを崩したハイドはジキルを長椅子に押し倒す形で倒れこんだ。ミュウがハイドのふとももに
お返しの蹴りをひとつお見舞いし、部屋の外へ走って逃げ出して行く。
「痛っつ…!!!待てガキ!」
「ハイドさん 重いよ」
激しく痛むふとももをさすり、顔を歪めてハイドは立ち上がると深くため息をついた。
「ねえ 今日はトリエラちゃんを迎えに行く日だよ」
「そうだよ さっさと向かわないと遅れてしまう」
「わたしも行く」
「駄目だ 遊びに行くんじゃない」
蹴られた時にばら撒いてしまった手荷物を拾い集めた。
「部屋に戻ったら 今日の分のテキストをよく復習しろ」
時間を惜しみ、早足で歩き出した途端に勢い良く袖を引っ掛けてつんのめった。つながれた鎖の長さ
を越えようとして、首から真っ直ぐに鎖を張る犬のように、つなぎ止められている感がある。
右袖を見ると、ジキルの小さな手が俺の右袖をつまんでいた。手が首輪、腕が鎖というところか。
「離せっ」
俺はジキルの手を振りほどき、部屋を出た。ジキルの奴は未練たらしく、ずっと後に付いて来る。
(甘やかし過ぎたか?)
内心にそう呟き、しびれを切らしたという演技を混じえて掌を振り上げた。
「さっさと失せろっ 目障りだ!」
ジキルは無言で俺に何か訴える表情を見せた。しばらくして、義体棟の方に向かって歩いて行った。
静脈血のような赤黒い髪と、動脈血のように鮮やかな赤色のトレーナーが夕日に照らされて、綺麗だ
と感じたことを覚えている。見えなくなるまで見届けた後、俺は足早に駐車場へ向かっていった。
「トリエラちゃんのお迎え♪お迎え♪」
仕事用のタウンエースとは別に所有している車、フォルクスワーゲンのゴルフという車に乗って、俺
はトリエラを迎えに行った。トリエラが通う大学は、公社から車で1時間の場所にある。
>>99 の続き
トリエラを迎えに車を走らせる間、俺は色々な考え事をした。
当初は、義体の特性ゆえにその寿命をもって5〜6年とされていた初期の義体たち、
ヘンリエッタ、リコ、トリエラ、クラエス、彼女らの延命を可能にしたのが、
時間の経過による技術改良の進展と、主に日本などの外国と提携することで得られた、
薬物以外の手段による条件付けと脳の制御手法だった。特に日本のマイクロマシンを
使った脳制御はとてつもなく高いコストがかかるものの、従来の薬物による全ての害から
義体たちを解放できる利点は素晴らしく画期的なことらしい。と言っても、失われた記憶
までは甦ることはないし、使い捨てを前提に義体化したジキル達には関係の無いことだ。
1年前、俺が公社で働きだしてからまだ2、3ヶ月という頃に、トリエラは全身の義体を
換装した。それまでの物よりも一回り大きく、手足の長い義体に、とにかく体中全部を取
り替えて生まれ変わった。顔立ちもどことなく大人の女風に作られていて、胸には、きっ
かりサイズ88cmのたゆやかな乳房まで付いていた。88cmという数字は、恐らくヒルシ
ャーさんが強硬に主張したんだという冗談まで飛び交った。課員のみんなの前に、着飾
った姿でお披露目されたトリエラを拍手が包む。俺なんかはその時、ずーっと下っ端だか
ら人の輪の一番後ろに立ち、トリエラを見てゴクリと唾を飲んだ。いい女だ、息を呑んで、
服の上からもわかる乳房の丘や、尻の丸みを描く曲線を目でなぞって楽しんでいた。
100レス突破!即死は回避か・・・。
ツマラン ◆TJ9qoWuqvA 、文章は上手くなったのだからもっとネタを熟考しる!
中途半端に続けるよりエロかパロディかどちらかに方向を絞れ!
または思い切ってシリアス路線に転向するかだ。
相変わらず内容が下品だと酷評するぞ・・・
・・・漏れも投稿再開しようか迷ってるけどどうするべ?
【ジャンとリコの青い空】
下町でひっそりと営業する、さびれたホテルに逗留を続けていたラバロは数枚の
書類と写真を鞄にまとめ、外出した。
「お食事は どうなさいます?」
フロントで番をする老婆が、しわがれた声で、出かけるラバロの背中に尋ねた。
「夜までには戻る 夕食は用意しなくていい」
公社を告発する資料を俺が持っていることに、もう公社の連中は気がついているだろう。
自分の所在を把握される前に、これをマスコミに引き渡せれば、俺の勝ちだ。
いや、勝ったところで、命は無いだろうがな。
路面電車に始まり、乗り合いバスと徒歩で、落ち合う約束の場所へと向かう。
あの橋を渡れば、記者と接触する場所に指定した駅前のカフェーまで5分とかからない。
カツン カツン カツン 長い陸橋を3分の1ほど進むと、陸橋下の歩道へと降りられる
階段があるところから、一人の子供が上がってきた。見覚えがある背格好だ。
「・・・リコ」
ラバロが気づいた時にはもう、リコはラバロが突く杖を蹴飛ばし、間髪入れずに胸倉を掴
んで目標の人物を担ぎ上げた。陸橋の向こう側から、猛スピードを出して走る乗用車がやって来る。
リコはタイミングを見計り、その乗用車の前にラバロの体を投げ込んだ。
バムッ!
ラバロの体は地に落ちる直前で、乗用車のバンパーに弾き飛ばされた。
反対車線との間を隔てる分離壁に頭から激突し、側頭部を割られて即死する。
乗用車はバックでラバロの死体のところまで戻り、中からスーツ姿の男が降りて、
ラバロの死体を写真に撮ると、乗用車に乗り込んで走り去っていった。
リコは車が走り出すところまで見届けてから、昇ってきた階段を降りていった。
昼食時に、ジャンさんと一緒にラバロのテーブルへ同席したことを思い出した。
ジャンは公社へ戻る前に、リコを連れてレストランに入った。
「好きなものを食べていい」
そう言うと、リコはしばらくの間メニューを眺めて、料理の写真を一つ指差した。
「ホットケーキ 食べてもいいですか?」
運ばれてきたホットケーキに蜂蜜と生クリームをかけて、リコは小さく切ったそれを
ほうばる。ジャンはコーヒーのカップを手に持ち、窓の外の夕日が差す街を眺めた。
「クラエスには 何も喋るなよ」
リコの口元についた生クリームを、ジャンが親指でぬぐい取る。
「むぐ…(ゴクン)はい」
ぬぐったクリームをなめて、ジャンは紙ナプキンで指をぬぐった。
(また親しい人間を殺してしまった 嫌な渡世だなあ)
>>102 今は投稿者もあんまりいないし、いいんじゃない?
とりあえずは、もっと話を短くまとめるように工夫します。
・・・・・・・・又か
107 :
102:04/11/14 21:55:22 ID:???
>>105 >相変わらず内容が下品だと酷評するぞ・・・
わりい、間違えた…「酷評されるぞ」だ。
文章の長短じゃなく内容が問題視されてるんだが……大きなお世話か。
投稿してない俺に言う権利はねえよな…構わず続けてくれや。 orz
ありがとう。明日からまた仕事なんで、今日はもう寝ますね。
投稿してるしてないにかかわらず、言いたいことは言った方がいいと
俺は思うよ。今度から長文は、控え室1の方に投稿しますんでどうぞよろしく
願います。
..
| ヽ、
|)ハノ)
|ヮ゚ノリ ダレモイナイ・・オドルナラ イマノウチ
|⊂
|
_
♪ .´ `ヽ
♪ ! !ノ从 i il ランタ タン
ヽ从゚ー ゚jリlハノ ランタ タン
( へ) ランタ ランタ
く タン
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♪ ,'´, ヽ、
♪ i ノノ)ハノ) ランタ ランタ
ヽノ从 ゚ヮ゚ノリ ノ ランタ タン
(へ ) ランタ タンタ
> タン
>>101 の続き
回想を切り上げ、ハイドは車の運転に集中力を取り戻す。
市街の中心部を抜けて、よく手入れされた並木通りの直線に入るとアクセルを
踏み込んで速度を上げた。トリエラを迎える約束の時間まで、残った時間は5分を
切っている。大学の敷地を囲む、黒く塗装された鉄柵が長く道の向こうまで伸びて
いるのが見えてきた。鉄柵の切れ目、大学の正門の前から少し過ぎた所に、ハイド
は車を駐車して車外に立つ。大学構内に入れ交う人々の中からトリエラの姿を探し
て、目線を振り出してみたものの、目印のツインテールは中々見つからないで時が過ぎる。
「トリエラのやつ 遅いな」
トリエラを出迎える約束の午後5時を20分過ぎてもまだ、トリエラは姿を現さない。
何かの事情で時間に遅れるような状況では、トリエラは必ず送迎の係に連絡を入れていた
から、いら立ちよりも先に、俺の胸に不安が湧き上がった。自分のポケットから携帯電話
を摘み上げて手に取り、トリエラの持つ携帯電話番号にかけてみる。
「失礼 トリエラ? 正門前まで迎えに来たけれど 君の姿が見えないんだ」
そこまで言うと、長い髪を下ろしたトリエラが、門の脇にできていた人だかりをかきわけて
現れた。辺りを一度見渡して俺を見つけると、手を振りながら駆け寄って来た。
112 :
マロン名無しさん:04/11/26 23:45:40 ID:slAZztQO
age
113 :
マロン名無しさん:04/11/27 21:21:05 ID:oBKxQm3I
チョンマゲ
つい久しぶりに覗いたら、なんですかこの寂れようは。
大王も出たからてっきり盛り上がってると思ったのに。
倉庫も漏れが出てから更新無い見たいだし・・・寂しいなあ。
>>114 新規や移住してきた活きの良い書き手も増えたけど、エロとシリアス系のみのようだから
パロディ系の職人は壊滅状態にあります。
確かにお寒い状況ですけど
>>114さん、久しぶりに書いてみませんか?
漏れが書くとなおさら寒くなります。
てかエロ覗いたけど上手い人がいますねえ。
ガンスリはもうエロとシリアスだけでやっていけそうだなこりゃ。
萌死劇場を堪能していた時期が懐かすぃ。
117 :
萌死屋:04/11/28 20:00:02 ID:???
充電中・・・と言いながら実は倉庫の更新待ちだったりして。(^^;;;;
マテールヨ。
つか攻殻スレ探してて偶然他板で見かけたときは声かけようかと
オモタ。
今気が付いた、
なぜ
>>115氏は漏れがパロディ系だとわかったんだろう。
カンシサレテル?・・・スーパーハカー?・・・・ガクガクブルブル
【ガンスリの本格萌え格闘ゲーム妄想】
@モーション毎にパンチラ満載
Aダメージを受ける度に服が破れていき、露出が多くなっていく。
Bお薬モード・ダメージを受けたり、攻撃をヒットさせると注射器型のお薬ゲージが
満たされていき、満タンになると使用可能になる。お薬が切れるまでの間、ダメージ
を受けても倒れない、攻撃が激しくなる等のボーナスが付く。アンジェリカのみ、
ゲージが短い。
C声優はもちろんアニメの人と同じ。ダメージ時の喘ぎ声はエロチックにする。
D中ボスキャラで、ピノッキオ登場。フランカ&フランコの爆弾支援攻撃有り。
各義体の隠し技一覧
ヘンリエッタ・弱P中P強P+弱K中K強K :ブチ切れ P90とシグの乱射
レバー右周りに一周後、弱P弱K:砂糖女 紅茶に砂糖一瓶入れて飲む
リコ・ 相手の近くで↓P連打 :マウントパンチ(低確率で鳥顔リコが見れるぞ!)
ベアトリーチェ・↓弱K中K強K同時押し+→か←:地面の臭いを嗅ぎながら這いつくばって移動
/ / // / l l lト ヽ ;ヽ ヽ ヽ
.l i // /,;'/ / ,;/;; / l ;li iヽヽ ';;i ;;;i ヽ
l l l l ;;;;/;;;/ / ,,;/;/ i i ;∧ 、ヽヽ;; ;;;i; ;;l ;;l
l li i ,;;;/;;/;;/ ,/;;;/ ノ ノ;;/ ヽ、_ヽ丶; ;i;;;;;l ;;;l
丶 li;;i;;;/;/;/"/"''ノ /;; / ''"丶"ヾ丶^' ;i;;;;l ;;;;l
丶 iヽi///==-、ヽ / ,,ゞ-==、丶ノ;;;;l , ;;;;;l
l; ,;;ヽY " i"ノ:::::i ' i ノ::::l".i ;;;;;;l ; ;;;;;;l
l ; ;;;i;;lヽ ヽ:::::ノ ヽ:::::::ノ .l ;;;;;;l ; ;;;;;;;l
l;; i ;;i;;l l '"" ̄  ̄""' l ;l;;;;l ;; ; ;;;;;;;l
ll l ;;l;;l、 l "〃 , "〃 .l ;;l;;;;l ;;; ; ;;;;i;;l
l;i l ;;;i;;lヽ l ヽ .l ;;l;;;;l; ;;;; ;;;;;;;;i;;;l
l:i l :::i:::l::::::l 、‐‐-、 l .;/;;;l: :::: ;;;;i;;;i;;l
、;i i ;;i;;;l;;i;;i;丶,, 丶" l /;;;;/; ;/; ;;;i;;/ノ <いえ、最近はアステルパーム使ってますから
ヽヽ:ヽヽlヽlヽヽ"ヽ,, _,,、イl/;ノ///;;;丿i;i;//
ヽヽヽヽゝゞ゙゙゙l ゙''‐--‐‐‐'''"" l\ ///ノ レl;レ
/:::l l::::::ヽ,,
,,-‐'/::::::::l /:::::::::l l"'-、,
,,-‐" //::::::::::l /:::::::::::l l 丶,,
/ //::::::::::::::l /::::::::::::::l l "''
122 :
115:04/11/29 19:38:18 ID:???
>>119 監視?ハッキング?そんな無粋なことしませんってw
>>120 藁かすのが狙いなら面白そうだが・・・。
っていうか格闘ゲームにしたら既にガンスリンガーじゃない……!
@モーション毎にパンチラ満載
パンツルックのリコとトリにはこれは無理か?
(ステージが進むと衣装が変更可能になるとか?)
Aダメージを受ける度に服が破れていき、露出が多くなっていく。
…おまいはそういうことばかり考えてるから「下品」だと言われるというのに……。
なあなあ、エルザとクラエスはあ?
/ / // / l l lト ヽ ;ヽ ヽ ヽ
.l i // /,;'/ / ,;/;; / l ;li iヽヽ ';;i ;;;i ヽ
l l l l ;;;;/;;;/ / ,,;/;/ i i ;∧ 、ヽヽ;; ;;;i; ;;l ;;l
l li i ,;;;/;;/;;/ ,/;;;/ ノ ノ;;/ ヽ、_ヽ丶; ;i;;;;;l ;;;l
丶 li;;i;;;/;/;/"/"''ノ /;; / ''"丶"ヾ丶^' ;i;;;;l ;;;;l
丶 iヽi///==-、ヽ / ,,ゞ-==、丶ノ;;;;l , ;;;;;l
l; ,;;ヽY " i"ノ:::::i ' i ノ::::l".i ;;;;;;l ; ;;;;;;l
l ; ;;;i;;lヽ ヽ:::::ノ ヽ:::::::ノ .l ;;;;;;l ; ;;;;;;;l
l;; i ;;i;;l l '"" ̄  ̄""' l ;l;;;;l ;; ; ;;;;;;;l
ll l ;;l;;l、 l "〃 , "〃 .l ;;l;;;;l ;;; ; ;;;;i;;l
l;i l ;;;i;;lヽ l ヽ .l ;;l;;;;l; ;;;; ;;;;;;;;i;;;l
l:i l :::i:::l::::::l 、‐‐-、 l .;/;;;l: :::: ;;;;i;;;i;;l
、;i i ;;i;;;l;;i;;i;丶,, 丶" l /;;;;/; ;/; ;;;i;;/ノ <エリスリトールの方が安全ですよ
ヽヽ:ヽヽlヽlヽヽ"ヽ,, _,,、イl/;ノ///;;;丿i;i;// ちょっと高いしお腹下りますけど
ヽヽヽヽゝゞ゙゙゙l ゙''‐--‐‐‐'''"" l\ ///ノ レl;レ
/:::l l::::::ヽ,,
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砂糖女エッタちん・・・。
アステルパームって人工甘味料だっけ?じゃエリストールも同じか?
キシリトールなんかいいんじゃない?エッタちん
おなかゆるくなるのもエリストールと一緒だけど
【ガンスリの本格萌え格闘ゲーム妄想】
ボーナスステージ・対戦相手の義体を3人殺るごとに、ボーナスゲームに
チャレンジできるぞ!
3人殺害で…⇒エルザのパシリゲーム
ラウーロさんのために、制限時間内に次々と買い物をしていくゲーム。
時間制限は厳しく、間違った物を買うとその場で終了。ラウーロさんに
口汚く罵られる。奇跡的に最後まで買い物できれば、ラウーロさんが笑
顔で「これはお前の分だ、食べろよ」と言ってくれる画像が拝めます。
6人殺ると…⇒クラエスのヨーグルト食いゲーム
左からリコ、クラエス、エッタの順に座り、朝飯を食べるゲーム。
スティックとボタン連打で早く食べていく。最高一万点
SSを書くにあたって参考にしている映画や小説などはありますか?
私はナボコフの「ロリータ」とか、イタリア映画の「小さな唇」などを参考にしてます。
攻殻機動隊の小説版2冊なんかも。
古処誠二のストイックな文章。
田中啓文の描写力。
殊能将之のファナティックな危うさ。
とりあえず参考にしているのはこんな感じ。
ネタはネットで拾ってくる。
俺が書くときはクィネルを参考にしたな。
>>127 影響を受けるほど映画や小説は参考にしてないな。
ガンスリSSのネタに関してはオリジナルがほとんどで、むしろ似せないように考察する程度。
義体少女たちの内面、心理描写や組織の構成・銃火器の解説に苦労するぐらいか。
SSは文章だけで読者にイメージを伝えなくちゃならんので、読者が知らない物やキャラは、
描写するのに割く情報量が必然的に多くなる。(イメージを読者に脳内補完してもらえばかなり楽になる)
挿絵がわりにイラストが描ければずいぶんその苦労も減るんだが…。
世の絵師さんたちがうらやましいかぎりだな。
義体といえども、描画や演奏などの体を介して表現する技術は
訓練をしなければ身に付かないと言ってますね。
有力絵師を一流のブルーカラーに例えるなら、SS書きはホワイトカラーと
いうところだろうか?
ちわっす。エロパロの投稿者っす。
>>130 なるほどと思いイラスト描いてみました。
肝心のSSにまったく手がつきませんorz
こんな書き込みしてる暇があれば仕上げればいいんですけど根気尽きますわ。やっぱ。
二兎を追うもの一兎を得ずってことで。
133 :
130:04/12/02 01:05:26 ID:???
>>132 いやいや漫画が原作なんだからイメージ先行で、それから小説書いてもまったく問題ないねw。
ただしSSの内容と合ってなかったりした場合は拙いことになるが…。
それと作者の世界観が如実にあらわれるから、絵師としての腕が下手だと相当コキ下ろされるけども。
上手けりゃ逆に評価が高くなるな。
イラスト付きの小説が登場すれば、面白いことになりそうだ。
これまではエロ・パロディ・シリアスのみだった『SS書き控え室』に
イラスト部門を増設するきっかけになるかもしれないね。
>>127 『条件付け』や洗脳について参考になった映画だったら・・・
『フルメタルジャケット』のハートマン先任軍曹と”ほほえみデブ”の台詞だな。
あとは『時計仕掛けのオレンジ』かな。どちらも同じ監督の作品だが。
最近の映画は演出を参考にするぐらいで、脚本や原作まで眼を通したりはしてないな。
ガンスリSSに参考になりそうなゲームを挙げるなら、ニトロプラスの『ファントム』だな。
記憶操作による洗脳に加えて、中学生ぐらいの少年少女を殺し屋に仕立て上げる話だから。
135 :
132:04/12/02 07:06:20 ID:???
>ただしSSの内容と合ってなかったりした場合は拙いことになるが…。
>それと作者の世界観が如実にあらわれるから、絵師としての腕が下手だと相当コキ下ろされるけども。
……ぐはぁ。
>>134 なるほど!スタンリー・キューブリック映画にはそんなヒントがあったんだ。
ハートマン軍曹をジャンに、ほほえみデブをリコに置き換えてみれば面白いかもしれない。
「ふーるぅ、メイラァル・ジャケッツ…!!!」ドハンッッ!
ドラグノフでジャンを撃ち殺し、自身にも銃口を咥えて引鉄を引くリコ…!最高だ。
>>135 ・・・ま、無理してイラストに頼らなくても良いだろ。
読んだ限りじゃ表現力が乏しいわけじゃないから。
エロ・シリアス路線だからな、リアル志向の絵が問題視されるのは。
むしろパロディはキャラの特徴を捉えていればデフォルメしてもあまり制約がないだろ?
それは『がんすり保育園』見ればわかることだし・・・。
>>129 A・J・クィネル?
最近の作品は知らなくて漏れは『スナップショット』しか読んでないけど・・・。
他にも映画化される『燃える男』とか『メッカを撃て』とか書いてる匿名の作家だよね。
>>138 そうそう、でも今は匿名じゃないよ。
今度『燃える男』が映画公開されるけど
何故か『マイ・ボディーガード』って変な邦題になってる…。
>>139 原作は確かシチリア島が舞台だったはずだけど・・・。
主役のクリーシィはデンゼル・ワシントンで合ってる?
映画化されることは知ってたけどTVの予告CM見てても
タイトルが『マイ・ボディーガード』なので全然わからなかった・・・。
141 :
139:04/12/06 23:09:38 ID:???
>>140 あってるよ。
映画版の舞台は何故か南米に・・・。
まぁガンスリ好きにはとりあえず原作の方を手にとって貰いたいね。
初めてこのスレ来たんですが、映画好きなガンスリファンって多いんですね。感動しましたw
ここまで映画好きが集まってるって事は4巻でクラエスとジャンが観てた
映画もやっぱ知ってるんですね^^あの二人にはピッタリの映画だと思った。(ガイシュツだったらスマソ)
「燃える男」今度読んでみます。
143 :
マロン名無しさん:04/12/07 07:16:57 ID:RggZ/68M
ピノキオはさもおかしそうに笑った。「まったくきみは、隙というものがない。ぼくたち二人はよく似ているな、フランコ」
「悪魔と言われるほうがまだましだな」フランコは深い確信をもって応酬した。
ピノキオは顔を紅潮させた。「また、ご立派な話がはじまったな。自分の故郷に捧げた生命。銃を取り、雄々しき
反乱か?」その声には怒りがこもっていた。「そんなくだらん話はやめろ。きみはただ楽しんでいるだけだ。トランクの中に
爆弾を忍ばせて駆けまわる。まるで昔の映画みたいにな。殺しを楽しんでいるんだ。ぼくにはわかっている。きみは腕がよすぎて、
やらずにいられなかったんだ」
やっぱヒギンズは『鷲』よりもこれだと思う。
保守…というのも芸がないので3巻よりブルーノとピノッキオの会話パロを…
ブ「お前女の上に乗るのが好きなのか?」
ピ「ああ、大好きさ。特に泣いている女に無理矢理のしかかるのは最高さ」
ブ「この鬼畜が…メルセデスってのは女の子の名前だ」
ピ「ドイツ女もたまにはいいねぇ」
ブ「女には敬意を払え」
ピ「乗り放題なら多少は払ってやってもいいよ。でも…メルセデス、ジュリエッタ、アウローラ…女の子はもう、たくさんだ」
ブ「何だ最後のアウローラってのは」
ピ「近所のうぜぇ女の子」
ブ「とことん鬼畜な奴め…」
ワロタ
アステルパーmというとPHS機能付きのPDAかと思ふ
むう、寂しいのう……
>142 フライフィッシングをしていた所から、ロバートレッドフォードやブラピ
出演の、リバーランズスルーイットではないかと思います。
クラエスは釣り繋がりで来る物があって泣いていたとして、兄弟愛物なので案外
ジャンも途中で席を外さず、3時間に渡って映画を見続けて後ろでウルウル
していたかと思うと……
サンタ「ほーほーほ、メリークリスマス!」
エッタ「サンタさん!」
サンタ「良い子にしてたかな?」
エッタ「はい。今月は5人も殺したんです」
サンタ「・・・まぁ、よかろう。好きなものをあげるから、欲しいものを言ってみなさい」
エッタ「ジョゼさんの愛が欲しいんですけど」
サンタ「あー、・・・できたら靴下に入るもんにして貰えんかね?」
エッタ「じゃあジョゼさんの靴下を」
サンタ「人のタンスの中身もちょっと・・・」
エッタ「(チッ)じゃあジョゼさんとお揃いのファイブセブンを」
サンタ「今、舌打ちしなかった?てか銃器はダメ」
エッタ「ツカエネーナ。じゃあ子宮ください。ジョゼさんの子供が産めるように」
サンタ「今度はっきり言ったね。あのさぁ、この袋には子供向けのプレゼントしか入ってないんだよ」
エッタ「じゃあ、もういいです。結構ですから帰ってください」
サンタ「え?でもまだ・・・」
エッタ「いいから帰れ、白髭真っ赤に染め上げるぞ」
リコ「…ムニャムニャ…ヘンリエッタ〜、誰か来たのぉ…?」
エッタ「うん。ヒルシャーさんが」
>>151 (*´Д`)b GJ!! オチにワロタ
昼者 ついにエッタにまで足蹴にされて・・・・
154 :
マロン名無しさん:04/12/26 03:24:13 ID:UaJ0Z1gW
誰もいない・・・・age
いつもROMってます。