>>927 というか、もう一ヶ月も更新されてないはずだが>サイト
931 :
マロン名無しさん:04/09/21 18:14:38 ID:tDE+YKI8
まあなんだ。お題の募集だけ元気がよくて、作品は一本くればいい方って
落ちだろうな。
というわけで「絆」に一票。
932 :
マロン名無しさん:04/09/21 18:17:28 ID:eirifXD8
タイムリーなネタで
「逮捕」に一票
覚せい剤とかバタフライナイフとか絡めばカンペキ
なんだ、タイムリーって。
934 :
マロン名無しさん:04/09/21 18:48:48 ID:IRdL4dys
「田代」に入れたいところだけど、それはまずいだろうから
俺も「逮捕」に1票
935 :
マロン名無しさん:04/09/21 19:22:57 ID:Xwgi45Bg
なんでもいいけど「尊敬」に一票。
936 :
マロン名無しさん:04/09/22 00:03:11 ID:6L2rQObv
悪役に1票
937 :
マロン名無しさん:04/09/22 00:03:55 ID:jHdiEyFp
じゃあ逮捕に。
でも、これで作品来なかったら萎えまくりだな。
頭が悪い人には
スケジュールがわかりづらいと思うので
こまめに募集状況を発表したほうがいい
>>939 もう少し言い方無いのか。
そんな言い方して空気悪くするお前の人間性も低いがな。
>>940 わざとですよ>頭が悪い人
カッとくる人が必ずいると見越してのこと。
人間性を指摘されるまでもない
指摘されるまでも無く低かったか。
自覚してるだけでもえらいぞ。
>>942 このように
言わずにはおれない人がいるわけ。
944 :
マロン名無しさん:04/09/22 09:34:57 ID:tnm/h+ax
「生きる」に一票。
「絆」>913>929>931
「ボール」>914>921>924
「悪役」>916>922>926
「尊敬」>917>927>935
「逮捕」>932>934
「魔」>923
「食べ物」>925
「うんこ」>918
範囲設定
「マイナー漫画のSS」>920
締め切り以降の無効票>936,937,944
お題募集は締め切りました。
今回のお題
「絆」、「ボール」、「悪役」、「尊敬」
範囲設定:「マイナー漫画のSS」
↑はあってもなくても可。
締め切り;10/4(月) 0時まで。
まとめサイト:
http://odaisure.hp.infoseek.co.jp/ 奮ってご参加ください。
>>945 範囲設定ってなに?「マイナー漫画のSS」はお題じゃないの?
なんで?
自分が考えたんじゃないけどさ。お題と範囲設定を区別する
必要はないだろと思った。
「マイナー漫画のSS」は他のお題と傾向が違うから
扱いに困ってこうなったが、普通に集計してもいいのか?
よくわからんが。
>>947 自分は集計してもいいと思う。別に単語だけがお題だって
決まってるわけじゃないんだからさ。普通にお題で集計して
一票しか入ってないから除外していいんじゃない?
ようは、ボールのお題で『ドラゴンボール』ネタが多くなりそうだからって事か?
マイナー漫画の定義がいまいち曖昧な気がするが、一応範囲指定というのは面白い試みだと思う。
まあ、上級者用のルールって感じで俺らのようなにわかSS書きは無視してもいいんだと思うし…
マイナー漫画のSS推奨ってことじゃないの?
そういえば自分は
>>927ですが、4、5作品は読んだ気がしたよ
…………脳内乙?
ところで、今回みたいな複数のお題の場合、お題全部入れなきゃいかんの?
それとも、どれか1つでも入っていればOK?
どれか一つだよ。
誰かテンプレ作って。スレ立てやってみるから
お題が何個もあるのってウゼーな。
どれか一つに絞ったほうがよくね?
なんで?
>>956 同感。競作っぽくないし
各自で好き勝手やってるだけみたいだもんな。
それだったらわざわざお題決める必要ない。
そう思うんなら我を押し通すんじゃなくて他人に迎合する事も考えろよ。
何となくどのお題が行きそうか分かりそうなもんだろ。
>>960は何が言いたいのかはっきりさせるように。
あるいは、
>>960を翻訳できる人いたらよろすく。
別に競作のスレじゃないから競作っぽくなくてもいいっしょ
スレ立て乙!
さあ埋めるか
なあ、皆はどのマンガのSSが読みたい?
俺はベルセルクあたりで。
エアマスター
ハイスクール奇面組
読んでる住人は多そうだが
読みたがる住人も書きたがる職人もいないだろうな
ホーリーランド
トライガン
鉄腕アトム
サイボーグ009
969 :
マロン名無しさん:04/09/27 19:10:35 ID:ARTEqZlF
>>910だがやっと書き終わった。
だから載せさせてくれ。
お題は今更だが『新撰組』、『ジャンプキャラが主人公』。
マンガは『るろうに剣心』。
『強ケレバ生キ、弱ケレバ死ヌ』
瀬田宗次郎が京都に入ってからしばらくしたころのこと。
まれに自分を見る人がはっと驚いた目で見たり、避けて通られたりするのに気づいていた。
とはいえ、そんなに出歩くわけでもなし、人との関係に疎い宗次郎は気には留めることはなかった。
さてそんなある日、宗次郎は京都は三条大橋の上を歩いていた。
ここは京都の玄関口であり、ずいぶんと人通りも激しい。
宗次郎の知っている東京の日本橋と比して劣るものではない。
ぼうっと歩いているならすぐに人とぶつかるか、邪魔にされて
おしのけられてしまうだろう。
人に紛れながらすっと静かに宗次郎の横を行く男がいた。
男が脇を通り過ぎる瞬間に宗次郎は足をかけ、倒した。
倒れた男のふところからいくつか財布が転がり落ちた。
すりであった。
宗次郎はすりの襟首をつかみ引き起こし、顔を覗きこんだ。
40くらいのさえない男だ。
男の手口は相当手慣れているようで、それは転がり落ちた
財布の数が物語っている。
のぞきこんだ宗次郎の顔を見て、男が息を飲んだ。
「み、壬生狼!」
つぶやきとも聞こえる小さい悲鳴であった。
「みぶろ?」
その言葉は宗次郎にとって初めて聞くものだった。
二人の様子に人が集まってきた。
「あんちゃん、どないしはったん?」と問われて宗次郎は答えた。
「あぁ、すりですよ」
興味深そうに二人をとり巻いている野次馬に
「僕は急ぎの用事があるので、どなたかおまわりさんにこの人を預けてください」
とそれだけいって自分の財布を拾うと、宗次郎はその場を後にした。
なにしろ宗次郎は先頃、天下の大久保卿を殺害したばかりなのだ。
大騒ぎになって警察に一緒について行くのは避けたかった。
こういう場合は人に任せてさっさと行ってしまうのが一番だ。
何回か同じようなことがあると人は気になるものだ。
感情のないといわれている宗次郎でもそれは例外ではない。
「ねぇ、志々雄さん」
「なんだ?」
「どうも僕に似ている人がいるみたいです。なんでも『みぶろさん』だか『みぶろうさん』だかという名前で」
言いながら宗次郎は自分の顔をなでた。
自分に似ている人がいるということはなんだか不思議な気分だ。
「なに?」
変な顔をして志々雄が宗次郎を見つめている。
「たまに僕の顔を見てびっくりしたような顔で逃げていく人があるんですよ。
そういうときはどうやらみぶろさんに間違われているみたいなんです。
みぶろさん、きっと借金取りかなにかしてる人なんでしょうね」
言い終わる前に志々雄もその隣にいる由美もはじけたように笑い出した。
「どうかしたんですか?志々雄さんも由美さんも」
「宗次郎、おめぇあんまり俺たちを笑わすな」
笑いで息も絶え絶えになった志々雄が言った。
「壬生狼ってのは新撰組のことよ」
由美が宗次郎に説明した。
「新撰組?あぁ、新撰組ですか」
新撰組なら少しは聞いたことはあった。
ただ宗次郎にはあまり詳しくはわからない。
宗次郎の様子を見て由美はさらに言葉を継いだ。
「10年ほど前に京都で維新の志士と敵対した剣客集団よ。志々雄様も戦ったことが
おありでしょう?」
言うなり由美は志々雄にしなだれかかった。
「あぁ」
なにか思うところがあるのか、それともかつての日々を思い出したのか、志々雄は
言葉少なに返事した。
「剣客集団……。その人たち強かったんですか?」
宗次郎はいつもの通り笑顔を絶やさない。
だがその目は笑ってはいなかった。
「まぁな。維新志士が奴らに目論見を潰されたッてことは何度かあったな。
お前はその中の一人に雰囲気が似ている」
「へぇ、志々雄さんは知ってるんだ。今どこにいるんです?その人」
「新撰組が敗走している途中に東京で病気に罹って死んだと聞いたから
戦うのはもう無理だな。いくら俺でも死人とは戦えねぇ」
「なんだ、残念だなぁ」
笑いながら言っているためか志々雄にはあまり残念そうには聞こえなかった。
「志々雄さんとその人とどちらが強かったんです?」
「志々雄様に決まってるじゃない」
由美が強く言った。
「いや、結局そいつと戦ったことはなかったからな。だからわからん」
志々雄は苦く笑った。
「ふうん。でも僕も志々雄さんが強いと思いますよ」
「戦ってもいないのになぜわかる?」
「だって『所詮この世は弱肉強食、強ければ生き、弱ければ死ぬ』、でしょう?
志々雄さんが言ってたじゃないですか。だから志を果たせず死んだ人が
強いわけないんです」
笑ってはいたが強い口調で宗次郎は言った。
コイツはどこまで本気で言っているのかと志々雄は思った。
宗次郎に表れる感情は楽以外には滅多にないが、まれに表れたそれは大体が
笑顔の陰に隠されてしまうのだ。
「もし強弱を決めたかったらあの世で戦うしかねぇ」
志々雄はにやりと笑った。
「でも俺はまだそんなトコヘ行く気はねぇがな」
「じゃあ、あの世で志々雄さんが戦うのは数十年後ぐらいですね。
よぼよぼのお爺さんたちがよたよた戦ってるんですよ、きっと」
と言うと宗次郎はいつものように快活に笑った。
さっきのふとした拍子に見せた影はもうなかった。
その後思わぬ形で志々雄の真実は崩されるのだが、今の宗次郎には思いもよらないことであった。
とりあえずスレがログ送りになる前に
書けて良かったよ。旧スレでケリを付けたかったからさ。
新スレでSSないって言ってるヤツがいるけど
お題を決めてそれから2週間以内に書くってのは
遅筆なヤツに取っちゃキツイもんだよ。
実際自分が書き手になってみて
初めてわかるよ、こういうのは。
乙です。
みぶろさんのところ、宗次郎のキャラに合ってる上に、うまく新撰組の話題を引き出してる。
上手いなあ。
弱ければ死ぬって理屈も、らしくて上手い。
個人的には、あの世で戦うしかねぇのとこから先は蛇足だと思いました。
977 :
910:04/10/03 18:15:17 ID:???
>976
そうかな?自分的にその前で終わったら締まりがないかと
思ったからああしたけど。
宗次郎が沖田に似てるってところから思いついたネタで
書き始めたのはかなり前のものだけど
最後のあたりは全然思いつかなくて
ずっと考えてて思いついたのが二日くらい前だった。
なのでそこあたりがうまく書けなかったのかも。
(゚д゚)ウマー
979 :
マロン名無しさん:
age